議事ロックス -地方議会議事録検索-


三重県 津市

平成 5年  6月 定例会(第2回) 06月22日−04号




平成 5年  6月 定例会(第2回) − 06月22日−04号 − P.0 「(名簿)」








平成 5年  6月 定例会(第2回)



           平成5年第2回津市議会定例会会議録(第4号)

           平成5年6月22日(火曜日)午前10時開議

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                議事日程(第4号)

第1 上程議案に対する質疑並びに市政一般質問

 報告第15号 専決処分の報告について

 報告第16号 専決処分の報告について

 報告第17号 専決処分の報告について

 報告第18号 専決処分の報告について

 報告第19号 平成4年度津市継続費繰越計算書について

 報告第20号 平成4年度津市繰越明許費繰越計算書について

 議案第58号 津市伊勢湾ヘリポートの設置及び管理に関する条例の制定について

 議案第59号 津市職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部の改正について

 議案第60号 工事請負契約について

 議案第61号 財産の購入について

 議案第62号 財産の購入について

 議案第63号 平成5年度津市一般会計補正予算(第1号)

 議案第64号 平成5年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第65号 平成5年度津市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                会議に出欠席の議員

 出席議員

    1番 竹田 治君       2番 若林泰弘君

    3番 佐藤岑夫君       4番 竹沢陽一君

    5番 阿部健一君       6番 梅崎保昭君

    7番 中村 治君       8番 大西禧夫君

    9番 篠田耕一君      10番 岡野恵美君

   11番 駒田拓一君      12番 小林賢司君

   13番 田村宗博君      14番 小倉昌行君

   15番 中川隆幸君      16番 西川 実君

   17番 佐藤肇子君      18番 岡本文男君

   19番 川瀬利夫君      20番 日野 昭君

   21番 吉田 修君      22番 岩本 勝君

   23番 西浦澄夫君      24番 安藤之則君

   25番 北野 薫君      26番 伊藤 昭君

   27番 山岡祥郎君      28番 小林 弘君

   29番 井ノ口昭太郎君    30番 山舗公義君

   31番 稲守久生君      32番 森 錦一君

   33番 田中 巧君      34番 小田新一郎君

   35番 川合 務君      36番 岡部栄樹君

 欠席議員

   なし

             会議に出席した説明員

   市長                         岡村初博君

   助役                         近藤康雄君

   収入役                        松下憲夫君

   市長公室        市長公室長          森 貞夫君

               企画調整課長         宮武新次郎君

   プロジェクト推進部   プロジェクト推進部長     藤波津三君

               プロジェクト推進次長

                              森 恒利君

               兼プロジェクト推進課長

   総務部         総務部長           宇田川和風君

               総務課長           糸川洪司君

   財務部         財務部長           大河内徳松君

               財務部次長兼財政課長     西口清二君

   市民部         市民部長           家城隆一君

               市民対話課長         三井征一君

   環境部         環境部長           伊庭弘大君

               環境管理課長         伊藤和佳君

   福祉保健部       福祉保健部長         澤田信之君

               福祉管理課長         川村麒一郎君

   同和対策室       同和対策室長         中山邦彦君

   産業労働部       産業労働部長         片岡次夫君

               労政監兼商工課長       小柴淳治君

   競艇事業部       競艇事業部長         岡部高樹君

               競艇事業部次長

                              森 茂樹君

               兼管理課長

   検査室         検査室長           濱口文吉君

   都市計画部       都市計画部長         小河俊昭君

               都市計画管理課長       木村 正君

   建設事業部       建設事業部長         錦 金則君

               街路公園課長         加藤博敏君

   下水道部        下水道部長          福森 操君

               業務課長           奥山直猛君

   消防本部        消防長            奥田 久君

               防災調整担当参事

               兼消防本部次長        大杉忠司君

   収入役室        参事兼副収入役        別所正継君

   三重短期大学      三重短期大学学長       丹羽友三郎君

               三重短期大学事務局長     野田武義君

   水道局         水道事業管理者        河合安雄君

               水道局次長兼総務課長     米澤和郎君

   教育委員会       教育委員           國府谷 濟君

               教育長            荒木 務君

               教育次長           伊東武年君

               管理課長           谷中 憲君

   監査委員                       鈴木 有君

               監査事務局長         坂口賢次君

             職務のため出席した事務局職員

   事務局長   平松利幸君       事務局次長   岡山彰一君

   議事課長   大西一治君       調査課長    豊田精一郎君

   主査     中村研二君       主査      工藤伸久君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) 前日に引き続きただいまより本日の会議を開きます。

 直ちに日程に入ります。

 通告順による総体質問を続行いたします。17番 佐藤肇子君。

         〔17番 佐藤肇子君 登壇〕



◆17番(佐藤肇子君) おはようございます。朝一番に質問させていただきますことをうれしく思っております。私は、社会党議員団を代表して質問させていただきます。

 まず初めに、議案第58号津市伊勢湾ヘリポートの設置及び管理に関する条例の制定について。いよいよヘリポートが開設される運びとなり、既に職員が派遣される準備が進められていると聞いています。株式会社として発足後の派遣職員の身分はどのようになるのでしょうか。

 また、それに伴って給与の支払いについての取り扱いはいかがでしょうか。

 また、出向する職員の人数、期間、労働条件、勤務条件はどのようになるのでしょうか。

 議案第63号般会計補正予算の中勢北部サイエンスシティ第1期事業計画に係る環境影響評価調査委託料について、これまでの論議で大体了解をいたしました。ただ、このアセスが、鳥類、鳥の仲間が34種類も抜けていた中部ロイヤルゴルフ場のアセスの二の舞にならないよう、きちんとした調査をお願いしたいと思います。計画策定に生かすことを前提に行われるはずの環境アセスメントが、環境合わすメントになってしまっている例が多いのが現状です。残念なことですが、津ゴルフ増設に係る長野川流域調査にしても、全部とは言わないにしても、重要な部分で合わすメントだと私は感じています。このサイエンスの事業が方々から期待され、津市が主体で、しかも期限つきの事業であるだけに、市民団体から、あれも抜けてる、これも抜けてるといった指摘を後で受けなくても済む調査と、その結果を計画決定に生かせる運用を心からお願いしておきます。

 市政一般に移ります。

 地方拠点都市指定を受けて以後の進捗状況については、サイエンスの方はよくわかりましたが、北ビルの方は、3月議会でいろいろ論議のあった後、どのように進展しておりますでしょうか。

 次に、3年前、女性の教育委員が誕生し、今年度からは人権擁護委員も女性が1人入りました。しかし、まだまだ女性がふえてきているとまではいかず、公募あるいは団体推薦で入っている市政モニター、消費者モニター、そのような委員会を除くと、横ばいの状態が続いています。青少年問題協議会、市史編さん委員会、リージョンプラザ運営協議会、文化振興基金運営協議会、文化財保護委員会、都市デザイン委員会など、まだまだ女性がもうちょっとふえてもいいんじゃないか、女性の意見を聞いていただいた方がいいんじゃないかと思われるような委員会もたくさんあります。男女の比率や年齢など注文をつけていただいて、女性をふやしていただく努力をしていただけませんでしょうか。

 また、女性が1人とか2人とか入っておりましても、ほとんどの委員会で同じ人になっていることがございます。これは男性でも言えることだと思います。団体の長というふうなことになっておりますと、えてしてそういうことになりがちでございますけれども、その人が悪いとかどうとかというのではなくて、より多くの市民の意見を聞くという立場から、同じ人に偏らない工夫はできないものでしょうか、お伺いいたします。

 次に、長野川流域調査研究中間報告と、津ゴルフ増設問題についてお伺いしたいと思います。

 議論の前に、まず現状がどうなっているかを見ていただきたいと思います。現状の認識をしっかりしていただかないと、たとえ結論が同じでも、その後の対策はまるっきり違ったものになってくると思うからです。(提示)ほとんど同じ写真がございますので……。

 まず、この大きい方の写真から見ていただきたいのです。この大きい方の写真は、先日6月9日の朝、ちょうど8時ごろの写真です。私たちが到着したときには、まだこの右上の方のこの水門のところからこちらへ出る大井水路の上流の水門、ここのところはまだあけられておりませんでしたので、もっと乗り越えておりました。到着してすぐにこの人がここの水門をあけて、やっとここへ、この下流、長野川に落とす方に大井水路の上流の水を流したために、これだけの溢流で済んでおります。

 その後、この入はこちら側の待口川の方に入る水門を閉めて、そして大井水路の下流の水門をいっぱいあけ、その時点でこの越流は大体やっと何とかおさまったという状態です。このせきのこのぐらい、四、五センチ下になったというふうに思っております。この日は、前日の11時ごろから雨が降り出しまして、8時までの雨量は34ミリ、7時から8時までは6.5ミリで、そう大した雨ではなかったと思います。

 次に、小さい方の写真でちょっと見にくいかわかりませんが、(提示)この小さい方の写真ですが、この小さい方の写真は、昨年の4月の27日、晴れた日です。前日もほとんど降っておりません。その晴れた日の写真ですけれども、仕切り板が外されているのがわかっていただけると思います。仕切り板が外されているために、水はほとんどせきのぎりぎりのところまで来ております。この状態で30日にかなり降りました。私たちは、最初30日は、初めはせきがちゃんと仕切り板が入れられてて、そして雨が多かったもんだから途中で外されたというふうに思いました。ところが、前後しますけど、その30日の写真も一緒にあわせて見ますと、どうもこの仕切り板のずれてる位置だとか、それから上に乗ってる木だとかから考えてみましても、このままの状態で雨が降り出したというふうにしか思えない状況です。要するに、この状態では、ほんの少し雨が降っても、せきというか、仕切り板も入れてないですし、乗り越えてしまうということです。

 そのときに、水道局の方では恐らく取水をしていらっしゃると思います。どしゃ降りの雨が急にたくさん降り出す、そういう状況でない限りは、取水をされていると考えて間違いないと思います。

 もう少しこのせきの現状について、どういうふうになっているかをちょっと図で説明さしていただきたいと思います。(提示)ちょっとこれ見にくいんですけど、この農業用水のAのところは、上流ですけれど、これが、農業用水のAが流れてきます。普通のときは青い矢印で書いております。普通のときは、大体大井水路、上から流れてきて、そしてここせきとめられておりますので、大井水路の下のところへ流れていきます。非常にたくさん雨が降ってきたときはどうなるかといいますと、この大井水路の水は、こちらの水門の1と2とありますけれど、2を開けて下へ落とし、1を閉めます。そしてこの3の水門を全開します。あけた上で、多分前後はすると思うんですけど、下の方のこの水門を4の水門で長野川の本流へ落とす、こういうことになります。そうしないと田んぼに水があふれるという形になりますので、必ずこちらの操作も必要になってくるわけです。

 ちょっとここで見ていただきたいのは、せきの下に青の矢印も書いております。これは何かといいますと、常時待口川のせきの真下からかなりな量の水が流れているのを私たちは発見しました。要するに、これは普通の水のときですけれども、普通の水量のときでも、待口川の下から水がいつも入っている、こういうことになっております。

 そこでまず、この待口川の越流ぜきのことから質問に入ります。私たちは、三重大の土木の先生にお願いして、年間何回ぐらい越流することがあるのか計算していただきました。その後、全く別の計算のやり方で再度計算をしていただきました。そうしましたら、やはりちょうど日にちそのものは多少はずれますけれども、やっぱり昨年は19日という計算の結果が出ました。

 初めのシミュレーションは、蒸発量とか保留量で計算する方法で、2度目のは、最大降雨強度とピーク流出係数から割り出されています。待口川へのピーク流出係数は、ゴルフ場が0.35、山林が0.15と見ておりまして、この方法での計算はどうにか私でも理解できましたので、先ほどの写真、6月9日のときの流量を計算してみましたら、0.462でした。大井水路の上流側の流量が0.144、この数値は概要版には出ておりませんけれども、報告書には明記されております。この0.144ですので、当初水門は閉まっておりましたので、全体の流量は0.606となり、あふれていたのは当然だったと説明がつきますし、ピーク流出係数も大体納得のいく数字です。

 そこでお聞きいたしますが、調査報告及び津市の意見、洪水時以外は越流しないとされた根拠は何でしょうか。洪水時とはどのくらいの雨量のときを言うのでしょうか。また、せきを乗り越えることが年にどのくらいあると予測されているのでしょうか。

 次に、ゴルフ場の増設により、当然せきを乗り越えることはふえると予想されるのに、その予測が全くなされてないのはなぜでしょうか。

 さきの先生に依頼して行ってもらった計算では、31回と出ています。嘉古部池の調整能力はかなり大きいとのことですので、多少差し引く必要はあるとは思いますけれども、それでも普通に言う洪水時のみというような回数ではありません。

 また、調査報告及び津市の意見では、待口川の水は大井水路下流へ流れるので、水源への影響はないとしていますが、大井水路下流への流下能力0.517は、既に図で説明いたしましたように、手動による5ヵ所あるいは4ヵ所の水門操作がなされて初めて確保される数字ではないでしょうか。そしてこれらの水門操作には、大体下の水門の操作も含めますと、15分程度はかかっております。

 2番目に、農薬及び肥料等の影響についてお伺いいたします。

 初めにADI値を基準とされるということについては、今のところそれにかわる基準がありませんので、いたし方ありませんが、ADI値以下だからと安心するのは危険ではないでしょうか。ADIは、人が一生涯それを摂取し続けても影響を受けることがない量とされていますが、WHOなどは発がん性や特殊毒性にはADIを設定できないとしています。また、毒物に対する感受性が高く、かつ体重の割に水を多く必要とする乳幼児にそのまま適用するのは危険です。どのようにお考えでしょうか。

 ロ、ADI値が明らかでない農薬も使われていると思いますが、どんな農薬が使われているのかお教えください。

 ハ、農薬の総合的リスク、複合汚染について、全員協議会では複合汚染の危険性のある農薬については同時に使用するようなことはいたしませんとおっしゃいました。しかし、実際のゴルフ場においては、何種類もの農薬がそう日を置かずにまかれております。水溶性の高いものや残留性の高いものなどいろいろです。同時に使用するかどうかの問題ではないと思いますが、いかかでしょうか。

 ニ、全窒素、全リンの流出が大変多いです。三重大学の谷山先生の調査、1991年6月から’92年5月までの48回にわたる排水口のところでの調査では、これ津ゴルフの場合はH−5の排水口ですけれども、全窒素で中間報告の最高値0.66ppmを超えたことが25回、全リンが、同じく中間報告の最高値0.95を超えたことが2回もあります。協定が結ばれているが、指導されたことはあるでしょうか。あったなら、それはどういう内容のものであったのでしょうか。

 長野川から取水している水は、現在の津市民にとって大切な飲み水です。これから生まれる子供たちにとってもそうです。ここにいる私たち全員があの世へ行った後も、恐らくそれこそ子々孫々にわたって長野川の水を飲み続けるでしょう。

 市長さん、もし計画地が美里村でなく、津市内であったとしたら、今回のように水源保護のためには好ましいことではないとしながらも、やっぱりお認めになるでしょうか。美里村地内だからこそ、いろいろ難しいことがあるというのは、私にも理解できます。市民だって理解はするでしょう。しかし、津ゴルフの増設をやむを得ないとするのなら、それなりの対策をきちんととらせることを条件にしていただきたいのです。すなわち、ゴルフ場の排水が入らないようにしてほしいということに尽きます。ゼロにすることは無理にしても、せめて待口川の水だけでもカットしてほしいし、水門などの操作を自動化すべきです。

 取水口ゲートの自動化は、先日来の御答弁で慎重に考慮するということですのでお願いするとして、取水口や待口川の水門を自動化するだけでは、ゴルフ場からの排水の流入を防ぐことはできません。そのことは、最初にお見せした写真からもおわかりいただけることと思います。それだけではなく、待口川の真下からは、常時かなりの量の水が流れ込んでいることも申し上げました。待口川からの流下能力を改善し、かつ水門操作の自動化を業者にさせるべきだと思いますか、いかがでしょうか。

 対策の2つ目として、待口川の水を入れないようにしても、柳谷川の排水は入ってきます。片田貯水池の栄養塩類は、もう既に限界に近くなってきています。活性炭処理などで農薬も多少は吸着させることができると聞いていますし、窒素、リンもかなり除去できると聞いています。先ほども申し上げましたが、津ゴルフからの窒素、リンの流出は、平均的なゴルフ場よりも多いのです。また、年を経るごとに流出量が高くなるというデータもあります。柳谷川の方の排水口に活性炭処理などの装置をして、窒素、リンの除去をすべく業者にこれも要求すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 次に大きい4番目で、老人保健福祉計画についてお伺いいたします。調査報告を見ますと、リハビリの要求及び必要性が高く出されています。その内容も、本格的な機能訓練より、日常動作の維持や残された機能の維持向上を図ることを必要としています。福祉計画の中で、リハビリ教室や訪問機能訓練などをどのように考えておられるでしょうか。

 次に、寝たきり老人への歯の訪問診療を歯科衛生士さんの活用によってぜひ実現していただきたいということです。ことし1月より開設された訪問看護ステーションによる訪問看護が好評です。寝たきり老人への歯の訪問診療については、以前にも質問し、御検討いただいていることと存じますが、その後の経過をお聞かせください。また、歯科衛生士さんの活用についてもあわせてお考えでしょうか。

 3、サービスの目標量設定に当たってお伺いいたします。事前調査が終わり、いよいよ目標量を決定する計画策定の作業に着手されていることと思います。目標量を決定するには、そのサービスを利用したいあるいは必要としている人がどれだけいるかが基礎になります。しかし、利用の希望や利用度は、そのサービスの中身がどれだけ知られ理解されているかで大きく違ってきます。また、サービスの内容が充実することで必要度も増すと思います。調査結果は、いろんなサービス、特に在宅福祉のサービスが、入浴サービスを除いて、その対象とする家庭にすらまだまだ十分には知られていないことがうかがえます。必要な人が本当にいつでも、どこでも、だれでもサービスを受けられるようにするには、目標量を決定するに当たって、そのあたりを十分考慮する必要があると思いますが、いかがでしょうか。

 また、寝たきりゼロ作戦について。既に寝たきりになっている人を起こすことは難しいと思います。しかし、半分寝たきりの人を完全な寝たきりにしてしまわないことが大切なのですが、介護者にとっては、完全な寝たきりの方が楽だという一面も現実にあります。家族の意識改革も必要ではないでしょうか。また、介護者が一人では、入浴や車いすへの移動も無理な場合もあります。そういう場合のヘルパー派遣も必要になってくるのではないでしょうか。

 4番、再度計画決定に当たって、ぜひ市民への説明会をお願いしたいと思います。以前にも要望いたしましたが、より広い市民層にこの計画を理解してもらい、計画に参加してもらうことは有意義なことだと思います。有名な講師など呼ばなくても、リージョンで自前でやれば、お金もそれほどかからないと思います。考えてはいただけないでしょうか。

 5番、療育センターの改築と機能の充実について。療育センターの老朽化は非常に甚だしくなっています。築後50年近いとかで、木造ですので、シロアリもわき、床はもう既にでこぼこになっております。建てかえ計画の検討は進んでいるでしょうか。

 また、現在は肢体不自由児が対象のために、他の発達障害のある子供を受け入れられません。そのうちダウン症など知能障害の子供については、一定の月齢になっても歩けないなどの理由で受け入れていただいておりますけれども、情緒障害の子供は受け入れられないのが実態です。対象枠を拡大していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それとともに、以前は近隣市町村の子供もいましたけれども、ここ数年は市内の子供だけでいっぱいで、申し込みがあってもつらいけれど断っているのが現状だと聞いています。近隣市町村の子供も受け入れられるよう、定員の拡大も検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 6番、おもちゃ図書館は、子供の発達を考えたおもちゃを通して、障害児と健常児が触れ合い、一緒に遊ぶ中で、障害児の発達を促そうと、ボランティアの人たちの手で毎月2回、土曜日の午後、ふれあい会館で開かれています。津市のおもちゃ図書館は発足して2年で、運営はボランティアの方々ですが、設置主体は社会福祉協議会で、全国的なものです。参加者は平均20人から30人、おもちゃの貸し出しもしております。発足してまだ日は浅いのですけれども、ボランティアの方々の熱心さもあり、県内のおもちゃ図書館の中でも、その活動が注目されています。しかし、現在使わせていただいているふれあい会館は、大変狭く、おもちゃの置き場所にも困っておられるのが現状です。何とか場所を与えていただけないでしょうか。

 7番目に、ごみ減量対策の一つとして、生ごみの堆肥化にボカシの普及へ取り組んでいただきたいということでお願いいたします。私の友人で、農家から畑を借りて野菜をつくっている人がいます。彼女は数年前からコンポストを庭に据え生ごみの堆肥化をしているのですが、その彼女が昨年、コンポストもええんやけど夏場が困るんさな、石灰や醗酵促進剤をまいてもハエやウジがわくし、臭うなるやろ、少々のことは我慢せんならんとは思うんやけど、いなかならともかく、狭い町場では近所に悪いしな、そやで夏はやめとんのさ、何とかもっとええ方法ないんやろかと相談を受けました。で、私は何か別な方法というのにずっとこだわり続けていたのですか、ことしになって、ある新聞で、ボカシによる生ごみ堆肥化が好評という記事を読んで、5月に大西議員と一緒に岐阜県の可児市へ視察に行ってきました。

 そのときのものがこれですが、(提示)まず現物を見てください。これがボカシです。このボカシは、EM菌という有効微生物群をぬかともみと糖みつにませて乾燥させたものです。ぬかは醗酵を促進するためのもので、もみは乾燥させるものだそうです。これはたまたま可児市で買ってきたものじゃなくて、その後その友人たちが既にずっと取り組んでおりましたので、岐阜市の方から買ったものです。これを毎日生ごみの上に振りかけて、毎日毎日生ごみが出るたんびにこれを振りかけまして、そして10日間ぐらいたったところで、さらに10日間を寝かせて土中に埋めると、良質な有機肥料になるというものです。コンポストより肥料化は二、三倍早いそうです。

 でき上がった堆肥のもと、それがこれです。(提示)ちょっと議場で朝からごみのバケツをあけるというのは、本当に申しわけないと思うんですけど、これ漬かり過ぎた漬物のにおいかしますけれど、決して腐敗臭はしませんので、ちょっと勘弁してあけさせてください。こんなんです。これが我が家の6月の3日から6月の12日まで、これ2度目ですけど、したごみです。これはいつでも土に入れられるようになっています。

 ちょっとこれ申しわけないんですけど見てください。(提示)これ実は魚のあらも、それから鳥肉の脂身だとか、そういうふうなものも入れておりまして、一番最初の生ごみについては、もう既に20日たっておりますので、普通だったらとてもじゃないけれど、そんな漬物の漬かり過ぎたにおいどころじゃないはずなんです。要するにこれは大豆が納豆になったみたいに、醗酵しているというわけです。EM菌というのは嫌気性の菌だそうですので、密閉式の容器に入れて、この2個のバケツをローテーションさせて使っているわけです。

 私もこれを実際やってみまして、非常にいいと思いましたのは、台所の中に置けますので、朝でも夜でも、その都度生ごみが出たときにすっとそこに入れて、そしてさっきのボカシを振りかけたらいいと。雨が降っても全然苦にならないわけです。

 それと、もう一つは、これは男の人には余りわからないかもしれませんけれど、毎日夏になりますと、いやでも応でも外のごみバケツに生ごみを捨てにいかんならんわけですけど、そのときにあの嫌な腐敗臭をどうしてもかがなあかんわけです。それをかがなくてもいいということは、すごく私にとってはありがたいんです。皆さん男の方だから臭い臭い言われましたけど、私ら女性にとっては、ぬかみそのにおいなんていうのは、そう苦にならないにおいなんです。だから、そういう意味では、本当に楽になったと私自身感じております。

 可児市では、コンポストヘの助成は、購入金額の3分の1、限度額3,000円ということで、既に6年ほど前から制度化していたそうです。ところが、やり始めても途中でやめてしまう人が多く、いま一つごみ減量にはつながっていなかったのだそうです。

 そんな中で、市民で自宅の庭でボカシをつくって、その普及に取り組む人があらわれ、そこで可児市ではごみ減量に有効だということで、昨年度300グラム100円のボカシを市が買い取り、地域の自治会や婦人会、生活学級に出かけ、説明して無料で配布して回る一方、昨年の5月半ばから、環境課と11の連絡所の計12ヵ所で、この1袋300グラムで100円のボカシを売っているんだそうです。

 1袋で4大家族の生ごみを約20日から1ヵ月処理できます。昨年度可児市内だけで、何と50回のボカシ行脚をする中で、平成3年までは、家庭用可燃ごみが毎年6%前後の伸び率であったのが、平成4年4月より平成5年3月までに1,246トンの減量につながり、約2,500万円の経済効果を上げたそうです。

 ボカシは、現在可児市の世帯中約2割に定着していますが、これを何とか5割にしたいと、それはもうすごい意欲でした。可児市にならって、岐阜市、恵那市等でも、市ぐるみの取り組みが始まっており、先日の新聞では、愛知県の豊明市でも取り組み出したと報じていました。取り組みに当たって、ほとんどの市がボカシを最初の1回は無料で配り、説明会などで普及に努めているそうですか、コンポストに比べはるかに安い費用で済む上、10人のうち7人は続けてくださっているということです。我が津市でもぜひ取り組んでみていただきたいと思いますか、いかがでしょうか、当局の御見解をお聞かせください。

 8番目に、鎮江市との友好都市提携10周年記念事業についてお伺いいたします。大型観光バスになったとのことですか、車は10年もすれば随分みすぼらしくなってしまいます。岐阜市では、市が広州に少年用の野球場を、あわせて一般からの募集でグローブやバットを贈ったそうです。バスではなく、もっと残るものにすべきではなかったのでしょうか。

 最後に、三重県文化会館跡地問題その後の交渉経過についてお伺いいたします。市長は18日の御答弁で、現在のところお示しできるような具体案は持っていないと言われました。しかし、普通の市民のだれ一人、県文の跡地も警察になってほしいと思っている人はおりませんし、多くの人が出入りし、交流と出会いの場であるとともに、地域の活性化の大きなかなめとして期待をしている場所です。ちまたでは、拠点都市と同じく、あそこに何を持ってくるかが、あるいはペンペン草を生やさずに済むかどうかは、市長の政治生命にもかかっているというふうなうわさも聞きます。もう少し具体的な御意見をお聞かせいただきたいと思います。

 以上で私の壇上からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。

         〔市長 岡村初博君 登壇〕



◎市長(岡村初博君) 地方拠点都市指定にかかわりまして、津駅前北ビルの進捗状況はどのようになっておるのか、こういうことでございますが、当計画につきましては、既に御承知のとおり、準備組合が設立されております。県都の玄関口にふさわしい施設づくりを目指しまして、都市型ホテル、商業施設、駐車場を主体とした複合機能を有するところの高層ビルを建設しよう、こういうものでございます。しかしながら、この事業におきまして、核と予想するところのホテル経営の主体となるもの、あるいはキーテナントの確保が、事業化を推進する上で大変重要である、こう考えております。したがいまして、これまでもホテルの進出につきまして種々強力に要請活動も行ってきたところでございますが、昨今の経済情勢等から決定にまで至っていない、こういう状況でございます。

 こうした状況を打開していくためには、現在準備組合において、具体的に建設コスト等を含めた事業収支、事業手法の見直し、あるいはキーテナントの確保策等の検討を行っているところでございます。今後、地方拠点法のメリットを最大限に生かしながら、再開発事業としての事業認可を得るための事業計画の確定を早急に行ってまいりたい、こう考えておる段階でございます。いろいろと折衝しておる相手先もありますけれども、これらにつきましてはまだ未確定でございますので、具体的なお名前は避けさせていただきたい、こう思います。

 次に、長野川流域調査研究の中間報告にかかわりまして、御質問あるいは具体的な御提言等もちょうだいいたしまして、越流の関係あるいは農薬、肥料等につきましては、担当からそれぞれお答えさせていただきたいと思いますが、もしこれが津市内であったならば、市長は恐らく認めないであろう、こういうふうにおっしゃっていただきましたが、そのとおりでございます。しかし、残念ながら私どもの及ばないところにあるわけでございますので、いろいろとそれに対する対応策をということで今日まで努力をしてきておる、こういうことでございます。

 そこで、具体的にいろいろとそれぞれの問題点等につきましても御指摘をちょうだいいたしておりまして、それら等、御意見等拝聴した中におきまして、それらの問題を含めて、私どもは、県に対しましてあるいは美里村に対してあるいはまた業者に対しまして、いろいろと万全の対応策を講ずるようにということを具体的にひとつ取り入れた形の中で対処していきたい、こう思っておるわけでございます。

 細部の御質問については、それぞれ担当からお答えをさせていただきます。

 次に、鎮江市との友好問題でございますが、今回バスでということにつきましては、既に全員協議会で申し上げたとおりでございまして、相当長期間にわたりまして、鎮江市側と協議を重ねた結果ということでございまして、鎮江市側もそれにつきましては同意をいたしております。御指摘のように、半永久に残るような形のものということにつきましても、随分いろいろと検討をしたわけでございますが、適当な形のものが双方から提案がなされなかった、こういう結果でございます。しかし、過去9年間、大変いろんな面での友好促進が続けられてきておりまして、私は、鎮江市並びに津市との友好都市提携は、市民の皆さん方の間に経済も含めて広がりを見せておりまして、大変喜んでおるわけでございまして、今後10周年を契機として、さらにまた20年、30年というふうな形の中での発展の中で、双方がそれぞれの形の結果として残るものがなされるであろう、このように大きく期待をいたしておる、こういうことでございますが、当面とりあえずの10周年という形の中では、バスでいかざるを得なかった、こういうことでございますので、御了承いただきたいと思います。

 県立文化会館の跡地の問題につきましては、一応私どもとしては御承知のとおり丸之内・中央地区の地区更新計画において、C地区といたしまして、公共公益系の整備地区として位置づけているところでございます。御案内のとおり、津市の中心街に位置しまして、地域の活性化あるいはまた発展に今日まで寄与してきたことは、非常に大きなものがあると認識をいたしております。したがいまして、今後といたしましても、津市としての地域振興に役立ち、都心、文化ゾーンとしての機能を高める施設等、アミューズメント機能の集積が必要と考えております。したがって、関係部局の意見を集約しなから、高次複合型公共施設を研究してまいりたい、こう考えております。

 しかし、県におきましては、津警察署の改築整備問題もあるわけでございまして、津警察署といたしましても、現地でより整備を進めていきたい、こういう強い希望もあるやに聞いておるわけでございます。したがいまして、それらとの調整をどのように進めていくのかということが大変重要な課題である、こう考えております。したがいまして、それぞれの考え方をいろいろと状況等考えてまいりますと、少なくとも2分の1というのが、私がかねがね本議場でも申し上げておるように、津市のものとして、そして地域住民、地区の人々が寄りやすい、そういうものにしていく、こういう考え方を持っておる、これを基本にベースに置いておる、こういうことでございますので、御了承いただければと思うわけでございます。

 ただ、しかし、津警察署にいたしましても、昨今の交通情勢あるいはまた治安情勢等々で、より広い地域あるいはより全体を見て便利な地域ということで、他の地域に移るということになりますならば、この土地については、当然私ども津市としてこれは大いに活用できるものになるのではないかな、こう考えてもおりますが、あるいはまた県営でもって私どもが考えておるようなものがさらにまた整備された形で進められる、こういうことになりますれば、それはまた当然私どもとしては歓迎すべき問題であろう、こう思ったりもいたしておるわけでございます。十分よく県とも協議をしながら進めてまいりたい、こう思います。

 残余は担当からお答えいたします。

         〔市長公室長 森 貞夫君 登壇〕



◎市長公室長(森貞夫君) 議案第58号に係ります職員の出向・勤務条件につきましての御質問にお答え申し上げます。

 株式会社伊勢湾ヘリポートヘの職員の派遣につきましては、ヘリポートが津市の施設でありますこと、また当該団体の事業が行政と密接な関係を有し、公共性の強いものであると考えることから、現在2名の職員を派遣しております。派遣に当たりましては、当該団体を支援するため、専門的知識や経験を有する職員を派遣しておりますが、その身分取り扱いにつきましては、市の職員の身分を有したまま職務専念義務免除の取り扱いにより対応しているところでございます。

 次に、その勤務条件につきましては、開港後は運用時間が午前7時から午後7時まででございますので、一部交代制勤務となりますが、4週8休制の趣旨にかんがみ、連続休暇にも配慮をしながら、勤務の割り振りの中で、週40時間体制は確保できるものと考えております。また、年次休暇などにつきましても、内部努力や工夫などによりまして取得できるものと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

 次に、審議会、行政委員会等への女性の登用につきまして2点ほど御質問いただきましたので、お答え申し上げます。

 本市におきましては、平成3年3月に策定されました津市婦人の行動計画におきまして、意思決定の場合の女性の社会参加の促進をより一層進めるため、審議会等への女性の登用促進を掲げ、女性委員のいない審議会等の解消、さらには20%以上の登用率を目指し努力しているところでございます。現在、本市の審議会等への女性の登用率は19.9%となっておりますか、昨年6月に実施した調査以降、新たに設置されました生活排水対策懇談会、高齢化社会対策懇話会、ごみ減量等市民会議等におきましては、25%以上の女性の登用率でございます。御所見のクオータ制につきましては、現段階におきまして一気に実現することは困難かと存じますが、今後審議会等への女性の登用を促進するため、人材の育成、発掘に努め、また同じ人に偏らないようにしてまいりたいと存じますので、御理解のほどお願い申し上げます。

         〔プロジェクト推進部長 藤波津三君 登壇〕



◎プロジェクト推進部長(藤波津三君) 議案第58号にかかわりまして、給与の支払いの取り扱いにつきまして御質問を賜りましたので、お答えを申し上げます。

 派遣職員の給与の支払いの取り扱いにつきましては、当初の立ち上がりを順調にいたしたいとの考え方、あるいは公の施設の管理業務等の関連もございますので、職員を派遣させていただきたいと存じておりまして、その給与につきましては、本年度につきましては市で負担したいと存じております。その後につきましては、5年度の収入実績等を見る中で、6年度の収支見通しについて検討いたしまして、会社との負担区分について整理をし、対応していきたいと存じております。

 なお、会社の運営等はその会社の職員によってなされることが望ましいと考えておりますけれども、今後3年間をめどに順次そうした体制が図られますよう努めてまいりますので、その点につきましてもあわせて御理解を賜りたいと存じます。

         〔水道事業管理者 河合安雄君 登壇〕



◎水道事業管理者(河合安雄君) 長野川流域調査研究中間報告と津ゴルフ場増設問題についての中で、待口川の越流せきについて4点、及び水源保護のための具体的な対策を業者に要求すべきでないかという中での1点についてお答えをいたします。

 まず、洪水時以外は長野川に流れないとされた根拠は何かということでございますが、本調査におきまして、洪水とは、大雨が降り、河川の流量が増加するという概念で使用しておりまして、量的な基準で提起しておりませんが、待口川流域と大井水路の流下能力の差が洪水時に長野川に越流するという水量と判断しております。したがいまして、通常時には大井水路へすべて流れるということでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 続きまして、洪水時とはどれぐらいの雨量を言うのかということでございますが、洪水時とは、越流せきを越流するときと認識しており、具体的な数値、例えば時間雨量がどれだけかといった量的な基準は示されておりません。したがいまして、大雨が降って河川の流量が増加し、越流せきを越えるというような意味でございますので、よろしくお願いします。

 続きまして、増設により越流せきを越えることがふえると予想されるのに、その予測がないのはなぜかいうことでございますが、過去における降雨パターン、それから水の流出パターン等を踏んまえた分析が必要とされますが、これまで待口川の経年的な流量測定は行われていないなど、分析に用いるデータの制約から、確度の高いシミュレーションモデルの製作が困難であったため、その予測ができなかったことによりますので、御理解をいただきたいと思います。

 続きまして、大井水路下流への流下能力毎秒0.517は5ヵ所の水門操作がなされた後の数字ではないかということでございますが、大井水路の流下能力につきましては、大井水路の構造、すなわち水深、流積、勾配、水量の形態をあらわしますところの粗度係数等を踏んまえ算出されたものでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 続きまして、水源保護のため具体的な対策を業者に要求すべきではないのかの中で、待口川からの流下能力の改善と自動化ということでございますが、流下能力の改善につきましては、水源保護審議会でも御指摘をいただいており、大井水路の流下能力を高めるための改善は貴重な施策であると考えております。しかし、現状では、大井水路は地元水利組合の管理下にあり、水道局が直ちに関知できるものでございません。美里村とも十分協議調整を図りながら、事業者に対して強く要求をしていきたいと考えております。

 また、待口川と大井水路にあるゲート及び取水口の自動化につきましては、先日の竹田、梅崎両議員さんの御質問でお答えしたところでありますが、より一層の安全管理をするためにも、御提言いただきました趣旨を十分踏んまえ、今後関係機関と協議を行い、慎重に調査研究を重ねていく所存でありますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。

         〔環境部長 伊庭弘大君 登壇〕



◎環境部長(伊庭弘大君) 長野川流域調査研究中間報告と、津ゴルフ場増設問題についての農薬及び肥料等の影響について、そのうち特殊毒性や発がん性について、ADI値はないのではないか、ADI値は特殊毒性、発がん性について考慮していないが、それについてはどのように考えておるのか、また、乳幼児や病人に対しそのまま適用するのは危険ではないかという御質問にお答え申し上げたいと思います。

 ADI値というのは、人が毎日この量の農薬を摂取しても一生無影響であろうという最大値でございまして、動物で慢性毒性試験をしており、病理学的、生化学的に無影響な最大無作用量を求めて、その上に安全係数100分の1を掛けて算出されたものでございます。慢性毒性には、特殊毒性である発がん性等をも含み、これらを病理学的に、また生化学的に調査研究され、ADI値が求められたものでございます。ADI値は、安全率を考慮した上で、1日当たり体重当たりのミリグラム数で表示されておりますので、すべての人に適用可能な数値であると考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 次に、ADI値が明らかでない農薬も使われていると思うが、どんな農薬が使われておるのかにお答え申し上げます。ADI値につきましては、一般に公表されておりませんが、厚生省が示しております水道水の水質目標は、ADIなどをもとに設定されております。現在、津ゴルフ倶楽部におきましては、この水質目標を遵守するよう、協定に基づき指導しております。なお、現在ADIを把握してない農薬といたしましては、トリクロホスメチル、フルトラニルなどがございます。

 次に、農薬の総合リスク検討の必要性はないとされた根拠はという御質問にお答え申し上げたいと思います。農薬の毒性につきましては、農薬の種類ごとに設定されたADI値により個別に評価されているのが現状でございます。農薬に関する水道水の水質目標や農作物の残留基準についても、同様に個別の農薬で定められております。したがいまして、これらの例によりまして、長野川流域調査研究中間報告におきましても、個別評価したものでございます。

 次に、全窒素、全リンの流出が多いが、協定に基づき指導されたことはあるかという御質問にお答え申し上げます。全窒素につきましては、協定に基づく水質調査によりまして、過去に一度、施肥の減量などについて指導を行っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 次に、水源保護のため、具体的な対策を業者に要求すべきではないかの中で、柳谷川に入る排水は活性炭で窒素、リンの除去をという御質問にお答え申し上げたいと思います。窒素、リンの対策につきましては、協定に基づきまして、水質の監視や肥料の使用の把握により、一応の成果を得ておりますので、引き続きこれらにより対処してまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 次に、ごみ減量対策のうち、生ごみ堆肥化にボカシの普及への取り組みをという御質問にお答え申し上げます。西部清掃工場に搬入される可燃ごみのうち、生ごみの占める割合は約25%となっており、このような生ごみを堆肥化することは、有機肥料として花木や野菜などの肥料として有効利用されるとともに、焼却施設の負担の軽減に役立つものと考えております。現在、生ごみの自家処理を推進するために、家庭用のコンポスト化容器、ボカシ等による堆肥化が実施されております。本市におきましては、昨年12月より、30名の方にコンポスト化容器のモデル使用をお願いし、その効果を調査いたしております。報告によりますと、虫の発生は冬季より少々ふえてきていると答えた方が現在ふえておりますが、においにつきましては、ふたを閉めてる状態での悪臭はほとんどの方がしないと答えてみえます。また、ごみの減量効果でございますが、62%の方が半数以上減ったと回答してみえ、モデル使用をお願いしている中には、畑などに生ごみを埋め、以前から収集に出していない方も見えますので、家庭から出る可燃ごみの半分近くが減量されるものと考えられます。

 このような結果から、可燃ごみの減量効果も大きいものと思われまして、その使用状況についてもおおむね良好なものと考えております。

 また、可児市等ではボカシを使用して生ごみの堆肥化を進めており、大きな反響を呼び、簡単にできて、有機肥料としての効果も大きいものと聞き及んでおります。本市といたしましても、ごみ減量の一環として、生ごみ堆肥化を重要なものと認識し、コンポスト化容器とともに、このボカシにつきましても並行して調査研究してまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。

         〔福祉保健部長 澤田信之君 登壇〕



◎福祉保健部長(澤田信之君) 老人保健福祉計画についてお答えいたします。

 最初に、老人福祉センターを利用してのリハビリ教室や訪問機能訓練等につきましてお答えしたいと思います。現在、老人保健センターや西部市民センター等に機能回復訓練室がありますが、その利用につきましては、簡単な運動のためという目的で利用していただいているのが現状でございます。機能回復訓練につきましては、その指導を専門とする理学療法士が、まず個人個人の体調や機能の状況を見きわめた上で、基本的な訓練の方法、時間、回数等のメニューをつくり、その行程に従って行うべきものと認識しております。ただ、理学療法士につきましては、その数も少ないことから、老人福祉センターや西部市民センター等へ派遣することすらできないのが現状でございます。このようなことから、御質問の機能回復訓練等につきましては、本計画の中へ組み入れ作成してまいりたいと考えておりますので、御理解お願いいたします。

 次に、在宅寝たきり高齢者を対象としました訪問歯科診療事業につきましては、現在、津歯科医師会と、早い時期に実施できるよう鋭意協議を重ねているところでございます。この事業が開始となったときには、歯科医師とその歯科医院に勤務する歯科衛生士とがペアとなっていただき、訪問歯科診療を行っていただくことを基本として考えております。しかし、今後ますます歯科衛生士の活用が必要となることから、その事業内容を勘案いたしまして検討してまいりたいと思いますので、御理解お願いいたします。

 保健福祉サービスにつきましては、いつでも、どこでも、だれでもが利用できることが基本となると考えております。このことから、高齢者保健福祉計画の作成に当たりましては、各事業ごとの市民のニーズ量を把握し、計画を作成してまいりたいと考えております。特に寝たきりゼロ作戦では、1つに機能回復訓練の充実、2つに脳卒中情報システムの整備、3つに介護を支える要員の確保、4つに健康教育等の充実がその骨子となっておりますことから、これらの重点項目に十分対応できるよう努めてまいりたいと思います。

 いずれにいたしましても、今回計画に関しまして御質問いただきました趣旨は、重要な部分でありますことから、それぞれの事業につきまして、サービスの目標の設定に努めまして、十分検討してまいりたいと思います。

 次に、計画策定に当たって、ぜひ市民への説明会をという御質問にお答えいたします。高齢者保健福祉計画の作成に当たりましては、高齢者のニーズを基礎とすることはもとより、市民の皆様や関係者の方々の御意見を踏まえながら作成することが必要であると認識しておりまして、本市におきましても、より広く市民の皆さんのニーズを把握するためのアンケート調査等を実施するとともに、各関係機関や市民等の代表者によります方々で構成いたします津市高齢化社会対策懇話会や、直接の担当者であります市保健婦、看護婦を初め、ホームヘルパー、在宅介護支援センター職員などの意見も参考にし、計画作成作業を進めているところであります。今後しかるべき時期に、市議会の皆さん方の御意見を拝聴させていただくとともに、あらゆる機会を通じて、より多くの市民の声をお聞きし、計画に反映してまいりたいと存じますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

 療育センターの改築と機能の充実について、老朽化が著しい、早期建てかえと対象児童の拡大をについてお答えします。津市療育センターにつきましては、昭和50年4月より障害を有する児童の療育訓練施設として今日まで利用されておりまして、本年6月1日現在、利用定数20に対し15人の児童とその保護者が通所しております。当センターは昭和26年に建築された旧立誠保育園を改築して使用しているため、築後四十数年が経過し、老朽化が著しく、また駐車場の確保が困難になってきているなどの問題が生じております。このような現状を踏まえ、当センターの持つ役割を果たせる施設となるように、施設の機能及び設備の充実を図り、また利用者の利便性に配慮した施設整備が必要であると認識しております。

 現在部内において、現施設の移転も含めて施設の機能面や整備後の運営体制及び運営費用の問題、また国県補助の問題等を検討中であります。また、対象児童の範囲拡大という観点からは、機能面において精神薄弱児通園施設も含めた施設としての整備、あるいは市外からの利用希望についてどのように対応し、その利用負担はどうあるべきかなどの問題の検討が必要となってまいりますので、他の類似都市における事例も研究しなから、本年度中に計画をまとめ、早期着手に向け努力を続けてまいりたいと存じます。よろしく御理解賜りたいと存じます。

 次に、おもちゃ図書館につきましては、障害を持つ児童及びその保護者と健常児が、おもちゃを通じて楽しく安全に遊びなからコミュニケーションを図り、友達や仲間づくりができるよう願う触れ合いの場として運営を開始されたのでありまして、ボランティアサークルや学校福祉関係サークルの協力を得て、おもちゃの製作及び運営をしていただいているものであります。

 事業内容につきましては、県下でも先導的な事業として御活躍をいただいておりますが、その活動場所につきましては、ぶれあい会館の設置目的及び規模等から、十分なものとは考えられない状況であります。そこで、常設の場所をとの御質問でありますが、今後福祉施設の新設及び改築時等におきまして、多目的に活用できるスペースを確保し、有効に活用できるよう努めてまいりたいと存じます。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。



◆17番(佐藤肇子君) ちょっと順不同になるかわかりませんが、再質問させていただきます。

 まず、女性の登用のことについてですけれど、一気にクオーター制無理だとしても、団体の長で構成されている委員会というのは、壇上でも申し上げましたように、えてして男性ばっかりになる可能性が大きいのでございますので、団体によっては女性を出してもらうような要請もぜひしていただきたい、そういうふうに思います。その団体の役員の中に、長は男性でも、ほかの方には女性がおられるというところもあると思いますので、ぜひそういうとこら辺からでもお願いしたいと要望しておきます。

 それからヘリポートですけれど、昨日も、いつまでもおんぶにだっこじゃあかんよというふうなお話も出ました。同じことは、職員の派遣にも言えると思います。これからもこういうふうな事例というのはふえてくると思いますので、なるべく早く職員を引き揚げて、自前で営業していただけるよう、御指導をお願いしたいと思います。

 鎮江市へのバスの件ですけれど、今回は時期的にももう無理だと思いますけれども、次に機会があるようでしたら、せめて小公園だとか時計台だとか、もっと後世に残るものを今後はぜひ考えていただきたいと思います。

 県文の跡地のことですけれど、もっと具体的に県と交渉していただいてるんだと思うんですけど、そこのとこがちょっときちっと見えてこないというのか、何か市民としては非常にその辺が不安なわけです。全部警察になってしまうんじゃないのかなというとこら辺を、本当にそこら具体的に心配してるわけです。それと、仮に津市にということになったとしても、あそこのあの広い土地がいつまでも何にもされないまま荒れほうだいになってしまうんじゃないのかしら、そんなふうな心配をしてるわけです。そんなことがないように、精いっぱい努力するよというふうにきちっと言っていただければ、それはそれで、必ずしも津市立のものが建つだけが最高というか、べ夕ーだとは思いませんので、それは県の第二文化会館やったって悪いというわけじゃないんですから、それはよろしいんですけど、その辺が、あのままほっとかれるんじゃないだろうなとか、警察だけになるんじゃないだろうなとか、そんなふうな不安が払拭されたら、そこのところはそれで結構でございます。

 長野川の流域調査とゴルフ場増設の問題についてですけど、要するに洪水ということに対しての概念が、報告書の中でおっしゃってることと、一般的な通常の市民の概念とはまるっきり違うということです。だから、新聞にも、洪水時以外は流れないというふうに書かれてしまいますと、一般の市民は、あっ、そうか、数年に1回しか流れへんのや、大丈夫やというふうに、あの文からは見てしまうんです。洪水というのは大体そういうふうな概念ではなかったんでしょうかね。だからそれが、いや、そうじゃないのよ、洪水というのは、大雨が降って河川の流量がふえてせきを乗り越えるのが洪水さとおっしゃるのなら、それはそうなんでしょうね、そういう意味ではね。

 だけど、それじゃやっぱり、津市の言ってるのはそんなことなんよというふうなことで認識をみんなが新たにせなあかんということになるんと違うのかなと思います。やっぱしどう考えても、洪水というのは、あっても年に本当にたまにあるということにしかならん、そういうふうに私は思います。この辺はどういうふうに考えてみえるんでしょうか。

 それからもう一つは、農閑期のせきというのはどうなってるんでしょうか。実はこれは私たちは余りこのことについては思ってませんでしたら、ある方から、冬見とったらいつでも仕切り板は外してあるよというふうなことを聞いたんです。それで、えっと思って調べてみたんですけど、何か私たちが撮った写真は全部春から夏にかけてでありまして、冬のが全然なくって、その辺がどうやったのか、私も全くわかりません。農閑期のせきというのは、大雨時の対応と同じようになっているのか。要するに仕切り板はいつもはめてあって、そして雨がどどっと降ってきたときにすぐ対応できるようになっているのかどうなのか、もしわかっておればせひ教えていただきたい。

 それから待口川の越流を防ぐのには、5つの水門を操作せんとあかんのと違いますかという質問に対しては、ちょっと答弁が食い違ってたように思います。私は実際自分が見に行った状況、あの写真の説明からも、いろんな水門を操作して初めて津市の言ってる越流しないという状態になるというふうなことを申し上げたんで、もし違うようでしたら反論してください。そうでなければ、これはこのままで結構です。

 それから壇上でも、せきのコンクリートの下から、待口川のせきの真下からいつも水が漏れているということを申し上げましたが、そのせきから漏れてるのは、伏流水なのか、あるいはせきのコンクリート、護岸とか、それから待口川のせきのところのコンクリートのところから漏れているのか、これもできましたら教えていただきたいんですが、実はこれ私たちは伏流水なのか、それとも漏れとるのか、調べようと思って実は9日の日は水を取りに行ったんです。そうしたら、この間申し上げましたが、越流しててとても取れませんでしたので、ぜひ教えていただきたいと思います。

 農薬の問題ですけど、ADI値とか、このことについてはあるいはもう見解の相違なんかもしれません。要するに世界保健機構なんかでは、発がん性というのはADI値だけでははがれないよ、それだけでは言えないよというふうに言っているということだけは申し上げておきたいと思います。

 それから乳幼児のことにつきましても、ADI値をそのまま当てはめられないというのは、これは常識だと私たちは思っております。ですから、これは答弁結構でございます。

 複合汚染とか総合リスクのことについては、個別評価しかしてませんというのは、こんなの当たり前のことなんです。だから、個別評価しかしてないから、複合汚染の危険性はあるんじゃないですかというふうに申し上げてるんです。ADIが100分の1だというふうなことをおっしゃいましたけど、100分の1として計算する。

 100分の1何でするのかといったら、飲み水以外にも人間はいろんなところから、発がん性のあるものだとか、そういう慢性毒性のあるものを摂取する可能性があるから、飲み水についてはわざわざ100分の1にしているわけです。そういうことですから、いろんな農薬が、一遍調査したら二、三種類の農薬が出てくるのが現実なんです。だから、複合汚染とか総合リスクも考えとかないけないでしょうというふうに私は申し上げてるので、一つ一つの個別評価しかしてませんというのは、これは返事になりません。

 協定書の問題ですけど、協定書の第3条には、昭和62年7月1日に水道局がゴルフ場に与えた採水に関する同意書というのかあるんですけど、この同意書に記載されている事項の中に、全窒素は0.4?/リットル以下、全リンは0.03mg/リットル以下というふうに書いてあるんです。

 これを私が見ましたときには、随分厳しい基準を設けられたんだなというふうに思いました。これは恐らく当時62年7月といいましたら、ゴルフ場のことについてそれほど問題にされてなかった時期です。そういう時期において、水道局の側が、ゴルフ場ができる以前の小川のきれいさをここに求められた、基準として上げられたのだろうと思いますし、それは水道局としての誠意というのか、やっぱりそうだと思うんです。厳しい基準を設けられたんだと思うんです。そのことを私は評価したいと思いますし、そのことをしたことをあかんなんて言うているんじゃさらさらありません。

 そうではなくって、そういうふうな基準を設けられた、そのことに対しての現在努力がどんなふうになされているのか、そこのとこを聞きたいんです。それはこれを守り切るということは難しい、かなり無理だろうということは私だってわかります。だけども、今の指導というのは、先ほど谷山先生の調査も申し上げましたけれど、かなりずっと超えてるわけですよね。もう少し具体的な指導というのが必要じゃないんでしょうか。特に谷山先生は、この周辺、近隣の3ゴルフ場についての調査をずっとなさったんですけど、津ゴルフについては、窒素、リンの流出が飛び抜けて多いんです。そういうことからも、ぜひもっと厳しい努力が必要だというふうに思いますが、どうでしょうか。

 実は初めに見ていただいた写真の6月9日の朝に、私たちは待口川のせきのところと、それからH−7の排水口、というのは、嘉古部池の排水路からと、それからH−7の排水路との合流点のちょっと手前、H−7の方ですけど、それと柳谷川のH−4という排水口の3ヵ所で採水をして、検査をしていただきました。その結果、大変気になる検査の結果が出てきて、市民グループの中では、今不安が広がっています。

 それはどういうことかといいますと、県が指針を出しておりますけど、正確には、ゴルフ場における病害虫雑草安全防除暫定指針というんですけど、それに載ってない農薬が検出されてきたということです。一つはキャプタンで魚毒性がC、発がん性が高いとアメリカの科学アカデミーが発表しているものですけど、キャプタンが待口川で0.75ppb、それからH−7のところで0.6ppb、それから柳谷川のところで1.4ppb出たんです。もう一つはクロロタロニルというんですけど、これも魚毒性がCで発がん性の危険性が高いとされているものですけど、これはH−4だけですが、0.009ppb検出されました。もちろんこれは厚生省の基準に比べたらはるかに低いものですし、低い値ではあるんです。

 でも、もしかしたら指針が守られてないんじゃないかというふうな心配は非常に高いわけです。確かにたった1回の検査で指針が守られていないというふうに決めつけてしまうのはどうかなというふうには思います。だけど、実際にこういう値が出てきてるということは、やっぱりその疑いが非常に高いんじゃないかなというふうに思うんです。

 それでお願いがあります。ぜひ、次に雨が降ったら、私たちが検査をした地点の水を調べていただきたいんです。これは雨が降っている最中あるいは降ったすぐ後。降り出して何時間も降り続いた後では、全部流れてしまいますので、ぜひその降雨時あるいは降雨直後のどちらかで調べていただきたいんです。私たちもできたら一緒に調べさせていただきたいと思いますけれど、やっぱりこういうふうなことは基準が守られているからええとか悪いとかというんじゃなくて、この魚毒性Cというのは、河川に入るようなところでは使用しないというふうに決められている農薬なんで、だから県の方でも暫定指針で使わないというふうに決めてあるんだと思いますので、こういうのが出てきたということにつきましては、ぜひ調べていただきたいと思います。

 それからもう一つ、ぜひゴルフ場側に指導していただきたいのは、この協定書の中での水の検査というのが、降雨後数日後というふうになってるんです。先ほども何回も申し上げてますように、雨が降った後数日してしまってからでは、農薬なんかもほとんど流れ去ってしまって出ない。窒素、リンもかなり低くなるという状況がございます。やっぱりこれは降雨中あるいは降雨直後に調べるようにぜひ指導いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それから最後に流下能力の改善と水門操作の自動化についててすけど、これは市長にお答えいただきましたので、それでほとんど結構なんですけれど、私たちがシミュレーションをお願いしたところでは、昨年で31回というふうに申し上げたんですか、昨年というのは、ここ10年間で後ろから3番目に雨量が低い年なんです。だから、普通はそれよりも多いということにもなりますので、この点についてはぜひこれを条件にして頑張っていただきたいと思います。

 次に、ごみ減量のことですけれど、私もこのボカシのことを知らなかったら、恐らくこの議会でコンポストヘの助成をお願いしていたと思います。本当にそう思うんです。だけども、可児市の課長さんの、今になってしまってはコンポストは本当に粗大ごみで困ってるんですというふうなことをお聞きする中では、ちょっとやっぱりモニター使用は続けていただくとして、もちろんあのよさもあるんです。畑が非常に広いところなんかですと、抜いた草の処理なんかもあそこでできますので、そういうよさはあるんですけれども、このボカシの方が非常に手軽だというふうには思います。

 実は私の友人たちが、全くの偶然ですけれど、5月の1日に岐阜市へ職場の仲間と視察に行っておりまして、既にいろんなことで実験を始めておりました。普通のごみ用のポリバケツと、それからポリ袋と、それから密閉容器とでやってみたらしいんですけれども、普通のごみバケツの方はやっぱり小虫がわいてきたそうです。どうしても密閉容器の方がいいということやと思います。ポリ袋ですと、魚の骨はやっぱり気になってよう入れやんだらしいです。ボカシがうまく全体に振りかけるのがうまくようできなかったし、毎回ゴムで縛るのが非常に面倒やったんで、やっぱり密閉容器にしたとかというので、彼女らは津市内を走り回りまして、どこの容器が安くてええかというので、今のところは、あるプラスチックメーカーの支店を見つけて、そこからまとめてちょっと値引きもして買っているみたいです。

 ボカシの生産は特許ではないのでだれでもつくれるということですけど、需要に供給が追いつかないという状態が続いていたらしいんですが、私たちが視察に行ったときに、ちょうど恵那市の授産所の方と福祉課の方とが見えておりまして、授産所でボカシをつくることにしたというふうなことで、実際実地にいろいろ聞いてみえました。豊明市では、農家のお母さんたちが農家の庭でつくるようになったみたいです。

 可児市の課長さんのお話で非常に心に残ったことは何かといいますと、ごみ減量のことを根づかせるのには、1番に手軽であること、だれでもできることと、2番目に経済的であること、3番目には、夢があったり楽しみがないとだめなんです、ごみだけ減らせ減らせといってもなかなかだめなんですわと言われたんです。とれた野菜、咲いた花が違うんですというふうにおっしゃって、土がよいとなかなか腐らないというのでね。

 実際、私たちはそのボカシの肥料でつくったキャベツと、それから普通のキャベツとを腐る実験というのか、それをしたのを見せてもらったんです。片一方はもう本当にふたあけただけでとてもじゃないけどにおえませんでしたし、もう片一方の方はちょっとぬか漬けのようなにおいがするだけで、もとの形が残っておりました。これは大西さんも一緒に見ておりますので、確かです。そんなんで、可児市の方でも最初は団地のお母さんたちは取り組んでくれたけれど、農家の方々は、そんなん今でもごみは畑に埋めとんのやで、そんなん要らんというので取り組んでくださらなかったんだそうです。たまたまそれが団地のお母さんが借りてボカシでつくってる横へ農家の人が見えてて、団地のお母さんの素人の野菜の方がええもんで、一体あんたら何使うとんのということから、そんなら私も使ってみるわというんで、今その農家の人でもどんどんふえていってます、そういうふうなことをおっしゃってみえたんです。

 土のない人にはどうしてるかというと、農家から市が畑を借りて、そして市民農園として有料で貸し出してるそうです。そのほかには、アパートの人たちは農家の人と契約して、できた野菜と物々交換も始まっているそうです。そんなことで、今2割に定着しておって、5割にするなんていうのは大変なことだと思うんですけど、だから5割に絶対してみせるんやということで、本当に私と大西さん、あの意欲には本当圧倒されて帰ってきたんですけれど、そのぐらいの取り組みがやっぱり意欲的にも必要なんだろうなと思いますし、ぜひやってみてほしいなと、これは要望しておきます。

 リハビリのことですけれど、4年前からちっとも進んでないような気がするんです。もっとも4年前は保健福祉計画というのが具体的にはなっておりませんでしたので、ですからこれは要望しておきますけれども、やっぱり骨折で入院してて帰ってきたときとか、それから脳の疾患で手術されて帰ってきたときとかというときに、寝たきりにさしてしまわん。1ヵ月間寝かしてしまったら、もうお年寄りはだめなんですよね。だから、退院してきてからすぐのリハビリをどうするかというのが、物すごく大事なことやと思うんですけど、そのためにも、それは確かに理学療法士が少ないということもわかりますけれど、何とか軌道に乗せるようにぜひ頑張っていただきたいと思います。

 歯の訪問診療については、退職した衛生士さんの活用ということも考えていっていただきたいというふうに、これも要望しておきます。

 説明会につきましては、もう何回も申し上げておりますので、それ以上は言いたくないんですけど、いつも行政から選んだ人ばっかの意見を聞くというんじゃなくって、やっぱり決定する前に聞かしてもらえるということは、これ人間すごいうれしいことなんですよね、何もそこで意見言わなくっても。だから、こういう恐らく自信持って出される計画だろうと思いますし、多分そのことについて、そんな基本的なところでいちゃもんつけるような人なんて恐らくいないだろうと思うんです。ぜひそういうところからでも、不特定多数の人に、こうこうこんなものをつくります、皆さんよろしくということをぜひやっていただきたいというふうに私は思ってるんですけど、これも要望にとどめておきます。

 療育センター、ぜひよろしくお願いいたします。現場のお母さんや保母さんたちの声も聞き入れていただきたいと思いますし、今給食の設備がありませんので、少ない人数だし給食というのも大変だと思いますけど、保育園との連携の中で、何とかしていただけるようなことがございましたら、そういうことも研究していっていただきたいと思います。

 おもちゃ図書館も、ぜひ場所を与えていっていただけるように考えていただきたい。今すぐにはかなり無理だろうということはわかっておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 以上、幾つか再質問さしていただきました。よろしくお願いいたします。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎水道事業管理者(河合安雄君) ただいま再質問いただいておりますが、3つばかりございますので、洪水の概念についてということでございますが、本調査における洪水につきましては、先ほどお答えさせていただいたことでございますが、何ミリの雨があった場合に洪水というような形は言っておらないわけでございまして、本調査の中で、過去にあった洪水がもし増設後にどのような形で量の変化をするかという予測をされておるものでございます。

 2番目につきましては、農閑期の対応等につきましては、仕切り板の管理については、同じように年中されているように思います。今後につきましても、注意深く私どもも見守っていきたい、このように思っております。

 それから3番目の待口川の水漏れでございますけども、中間報告にでもあったわけでございますが、地下水の挙動につきましては、非常にわかりにくいということで、明確な結果か出るかどうかわかりませんが、現在調査をしておるところでございますので、御理解をいただきたい。

 以上でございます。



◎環境部長(伊庭弘大君) 農薬の総合リスクの検討について質問いただきましたので、お答え申し上げたいと思います。

 そこで、農薬につきまして、三重県の普及農産課の方にちょっと照会をしたわけでございますが、農薬というのは登録制度により3年ごとにいわゆる試験をして更新される制度となっており、新しい農薬ほど厳しい試験が行われていると。それで一応農薬というのは登録制度によりまして、基本的に一応クリアしておる、そういうものでございまして、今回の毒性につきましても、いわゆる性質が違うために個別の判断でやってよろしいと。その毒性につきましても、個別でするのが一応基準であるために、現時点では総合的には一応定まっておらない。それでございますので、水道水についても個別でやっておるのが現状でございます。

 次に、協定にかかわりまして、同意条件を守らせているのか、また同意条件の基準、指導しているのか、こういうことでございますが、水道局が事業者に与えた同意条件につきましては、協定の責務の中でその遵守をしておりまして、これに基づく報告によりそれぞれ対応しておるところでございます。また、その指導につきましても、当該ゴルフ場からの排出水につきましては、協定に基づきまして、水質監視と事業者からの水質検査結果の報告により、排出水の実態を把握し、その中で必要に応じて指導を行っておるのが現状でございます。この場合の判断といたしまして、水道水源にかかわる水質、その他環境を汚染し、またはそのおそれのあるときを一応の目安として指導しておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



◆17番(佐藤肇子君) ちょっと答弁漏れがあるように思うんですけど、水質検査はしていただけますか。ちょっとそれだけ答弁いただいてから、ちゃんとした再質問させていただきたいと思います。



◎環境部長(伊庭弘大君) どうも答弁漏れがございまして申しわけございませんでした。

 一応従来は雨が降った後、ある一定の期間を置いてというところで水質検査をしておりましたんですけども、御提言の趣旨よくわかりましたので、検討して前向きで実施の方向で水質検査をしてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いします。



◆17番(佐藤肇子君) まず覚えてることから。私が水質検査をしていただきたいと申し上げたのは、もちろん今後の水質検査に係る指導もそうですけれど、それは今後協定でうたわれております年7回、4月から10月までですか、の水質検査に降雨後数日間となっておるのを、降雨中あるいは降雨直後に変えてほしい。それも質問いたしました。でももう一つ重要なんは、この間の検査の結果、県の指導指針に出ていない農薬が出てきてるから、今度雨が降ったら、もしかしたら今晩かもしれませんけど、雨が降ったら調査していただきたいというふうにお願いをしたんです。そのことに対しての御答弁はないように思いますので、それはどうなってるんでしょうか。

 それから窒素とリンの同意条件について、必要に応じて指導もするのでというふうにおっしゃいましたが、聞き取りの段階で、ゴルフ場の側に指導したんは、窒素が2.0やったかを超えたときに1回あったというふうにお聞きしております。そうしますと、2.0というと本当かなり高いですし、一体この水道局の出された同意書というのは、あんなもんあのときのことさというふうに一体環境の方ではなっておるのか。

 やっぱり私は、たとえそれが非常に厳しいものであり過ぎたとしても、やっぱり柳谷川の水というのは、もともとそれぐらいのきれいさやったと思うんですね。確かにこの間私全協で資料を請求いたしましていただいた資料の中では、落合橋でしたか、あの辺とか、長野川の本流では、同じような1.0ぐらいの窒素は出てます。出てますけれども、ゴルフ場ができる前の柳谷川というのは、もっとずっときれいだったはずです。といいますのは、あの柳谷川の流域には家も少ないですし、田んぼもそんなにありません。だから窒素の0.4、それから全リンの0.03というのは、十分その河川としてクリアできてた数字やと思うんです。だからこそ、水道局はそういうふうな数字をあの時点、62年の当時出されたんだと思いますし、やっぱりそういう同意書がある以上は、そこへ向けていくというか、そういうふうな意味での指導をもっとしていただかんならんのと違いますか。その辺についてはいかがなんでしょうか。

 それから越流の問題、洪水のとらえ方の問題については、そういうことになってるのでしたら、それはそれで結構ですが、要するに私は洪水という概念は、一般的にはそんな越えたんが洪水というのでは通りませんよということだけは申し上げておきたいと思います。

 それから中間報告の本文の中には、こんな記載がございました。大井水路のゲートのことですけど、越流せきのせき堤幅は4センチ弱、高さ1メートル前後であり、湛水量はわずかであるため、待口川の流量が大井水路下流水路の流下能力0.517立方メートル/sを超える流量となれば、待口川の水位が上昇し、短時間で越流せきを越えて長野川本流へ入ることになるというふうに本文には書いてあります。

 要するに、雨が降ってきて0.517を超えたらもうすぐ越えますよということを本文にはちゃんと書いてあるということです。だから、どうしてもこの越流せきの流下能力を高めることがどうしても必要だし、自動化も必要だということが言えると思います。そのことについては、もうくれぐれも、これはもう市長さんにお願いするということになるんだと思いますけど、お願いしておきます。何もそのことについて津市が負担をする必要はないと私は思っております。

 それからほかのことでですけど、ちょっと言い忘れたことがあります。ヘリポートヘの職員の派遣のことについてですが、出向についてやっぱり今後も組合と十分協議をしていただきたい。このことをお願いするのを忘れておりましたので、これについてお願いしておきます。

 以上よろしくお願いいたします。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎環境部長(伊庭弘大君) 水質検査のことでございますが、県の指導で今までやっておりましたんですけども、いわゆるおっしゃられるようにそういうことでございますので、降雨中、降雨直後ということについての水質検査は、今回に限りまして水道局と協議しなから実施してまいりたい、そのように考えております。

 それから、さきに指摘された農薬につきましてですが、いわゆる当該ゴルフ場で使用されている農薬ではございませんと。ダイアジノン、キャプタン、T.P.Nというのは、いわゆる三重県のゴルフ場における病害虫雑草安全防除指針におきまして使用できない、そういう農薬ということになっておりますが、先ほども申しましたように、水道局と協議しながら調査をしてまいりたい、このように考えております。

 次に、協定にかかわって、全窒素、全リンについての質問をいただきましたんですけども、それでなしに、同意条件を守らせるかというところで先ほどもお答え申し上げましたんですけど、環境部といたしましては、全窒素につきましては、いわゆるリッター当たり1ミリグラム、全リンにつきましては0.1mg/リットルを目安として使用しておるところでございます。

 いわゆる昨年の平成4年7月に、調整池ではございますが、全窒素で2mg/リットル程度検出されたために、施肥の減量などについて厳しく指導してまいった、そういう経過がございまして、同意条件を守らせるのかということで、先ほどもお答え申しましたが、水道局が事業者に、それについて、環境部はそんなもんか、ほったらかしにしておくんか、そういうふうな趣旨だったかと思いますが、水道局が事業者に与えた同意条件につきましては、協定の責務の中でその遵守を規定しておりますので、これに基づく報告等によりまして、それぞれにおいて対応されているもの、このように考えておりますが、今後水道局とともども協議しなから同意条件を守らせていきたい、かように考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。



◆17番(佐藤肇子君) 水質検査ですけど、やっぱり使ってはいけない農薬が使われている、そんなん使ってるはずないとおっしゃったんですが、使ってるはずない農薬が出てきたから、私はできるだけ早く調査をしていただきたいというふうにお願いを申し上げてるんです。何も使っていい農薬が出てきてこんなこと言うわけないでしょう。使ったらあかん農薬が出てきてる、だからもしかしたら協定違反かもわからん、そういう疑いがある、だからできるだけ早く、今度雨が降ったら。そうじゃなかったら、相談しながら対応しますわって何回も雨が降って次行っとったら、これはもう調査になりませんわね。だから、すぐに、もしかしたら今晩かわかりませんわねというふうに申し上げたんです。そうでなかったら調査の意味がないです。

 現実に私たちはきちんと‐‐‐私はしてませんけど、定められた方法にのっとってちゃんとした検査をしてもらってます。その上での数字ですので、確かに、それとさっき私はダイアジノンは申し上げませんでした。これは何で申し上げなかったかというと、これが出てきたのは待口川だけなもんですから、待口川だけはこの3つの調査地点の中で流域に田んぼもあるんです。それで、もしかしたらゴルフ場と違うかもしれない。だからあえて私は申し上げなかったんです、ここで。だけども、ほかの2つのところについては、特にキャプタンについては、3地点とも出てますし、クロロタロニルというのは少ないとはいえ、これはゴルフ場の排水だけしか出てこないところなんです。地点がね。ですから、なるべく早く調査をしていただきたいと申し上げてるので、こういう調査というのは、日にちを置いてしまったら調査する意味が何にもないです。ぜひこれはもう一遍答弁お願いしたいと思います。

 それからもう一つ、窒素とリンのことについて、協定の中に同意書のことも書いてあるし、遵守するというふうに書いてあるから、対応されていくものと思うと言われました。これはやっぱり減量していってもらうように、施肥を少なくしてもらうような指導をきちんとしていただかない限り、今までの例を見ても、対応されていくはずないと私は思います。その点についていかがでしょうか。



○議長(稲守久生君) 答弁を求めます。



◎環境部長(伊庭弘大君) 水質検査について早く実施したらどうかということで、県の病害虫の雑草安全防除指針に載っとらんであかんじゃないかというそのことが出とる、こういうことでおっしゃられますもので、そのように真摯に受けとめまして、今回に限り、いわゆる水道局と協議しながら、早急に実施してまいりたい、このように考えております。

 それから施肥の減量でございますが、おっしゃるとおりでございまして、今まで年間の目標数値を出させまして、その中で月々の実施を見ながら、年々施肥については減量がなされておる、このように思っておりますし、これからもそのように厳しく指導してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆17番(佐藤肇子君) それでは、もし今夜、きょう雨が降ったら、もうきょうしていただくというふうにとらえておいてよろしいんですね。それを確認……。



◎環境部長(伊庭弘大君) 試験薬があるかないか、ちょっと私も専門でないのでわかりませんけども、もしあるようであれば、今晩雨が降ったら実施したい、このように考えております。



◆17番(佐藤肇子君) 試験薬があるかないかは、試験するのは後でもええんです、採水してもらえば。冷蔵庫へちゃんと入れておきましたら、検査するのは後でいいんです。採水だけとにかく今度雨が降ったらそのときにしていただきたい。それをくどいようですけど確認だけさしていただきたいと思います。



◎環境部長(伊庭弘大君) おっしゃる趣旨はよくわかるんですけども、最近の水質検査については、水量が一定量要りますので、冷蔵庫に入った分だけでできるできやんか、ちょっとわかりませんもんで、採取してきてその日のうちに検査するというのはできるかと思うんですけども、その辺でございますが、今の趣旨を十分踏まえまして、採集したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆17番(佐藤肇子君) そうしましたら、冷蔵庫はどこにでも大体ありますので、皆さんで手分けして冷蔵庫へためることをしてでも、すぐに次の水を取っていただくということで終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(稲守久生君) 午さんのため、暫時休憩いたします。

         午前11時47分休憩

         午後1時再開



○副議長(岡部栄樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 総体質問を続行いたします。28番 小林弘君。

         〔28番 小林 弘君 登壇〕



◆28番(小林弘君) 各派代表の最後のしんがりを務めさせていただきます。市民クラブを代表して、8点ほどお伺い申し上げます。

 若干余談になりますが、岡部議長のもとに私が質問させていただき、しかもなお当局のトップであられる岡村市長も、もともと敬和地区の方だ、ますます敬和地区の発展につながるのではないか、こんなことも考えております。早速質問に入ります。

 まず、にえざき・なぎさまちプランについてお伺いいたします。具体的に申し上げますか、まず当プランの背後地、早速敬和地区に入りますが、橋内東部地区の区画整理事業でございます。港湾審議会に諮るについても、あるいはまたにえざきプランのアクセス道路の確保としても大変密接で重要である、こう思われるわけでございます。特にアクセス道路としての津港跡部線の堤防までの延長が予定されているわけですが、既にこの計画道路より、今までの都市計画道路より16メートル拡幅されて、現在のところは土地区画整理事業の中で取り扱われるというように伺っております。

 そこで、この土地区画整理事業のB調査、そしてさらに本年度に行われたアンケート、これをC調査とも呼ばれておるそうでございますが、そのいわゆるアンケート調査の結果はいかがであったでしょうかお伺いいたします。

 それから第2点目は、実は三重県の方で、北の何とか21でしたね。それに対抗して中南勢地域に三重ハイライフフロンティア構想というものが県の方で打ち出されております。この構想は、多分皆さん御承知だと思いますが、中南勢地域の活性化を図るためのものであり、対象地域は、津、久居、松阪及び周辺20町村、特に沿岸部は、人間と海との共生という理念のもとに、津市から明和町にかけての海岸部において、波の穏やかな海岸の特色を生かした海岸ニューフロンティアの形成を図るというふうにうたってございます。

 しかも、本年度‐‐‐平成5年度にこの部分の総合利用を念頭に置いた伊勢湾岸域総合調査を行うと聞いておりますが、この調査は当然このにえざき・なぎさまちプランもエリアとしては入っておるわけてございますが、そもそも三重県のこのニューフロンティア、ハイライフフロンティア構想の沿岸調査の中に、にえざきプランも含まれたものとして調査をされるのか、あるいはそれはそれ、県は独自で新たにゼロから調査をするんであるというのか、いずれなのか、どういう形で県がなされるかのその動きをお示しいただきたいと思います。

 もし、これがにえざきも含めたという、いわゆる先ほど申し上げた後者の場合であれば、当然にえざきプランも県のこの施策の中に組み入れていく必要があると思います。いかがでございましょうか。

 それから18日の竹田議員の方からも、にえざき・なぎさまち計画に対しての今後のあり方で、若干私どもと角度は違いますが、質問がなされました。基本的に世の中の動向は同じでございまして、いわゆるバブルの崩壊によって経済状況が変化してきた、そしてまたいろんなニーズも変わってきたということで、当初の計画とおのずと違った形での計画変更をしなきゃならんのじゃないかな。ましてや県の構想の中で、どう枠組みの中に入り込むかといういわゆるドッキングを含めた中でのにえざきプランの計画の変更は、当然なされなければならないと考えるわけでございますが、それについての市長の見解をお伺いしたいと思います。

 質問の2点目、第4次総合計画策定準備に向けてお伺いいたします。第3次総合計画があと1年半を残すと。後期基本計画の説明を受けたのが、まだそれこそ半年ぐらいのような気がするんですが、そのぐらい日々も早くたっていっております。まさに今年度第4次総合計画の策定準備にかかるというふうに伺っております。したがいまして、まだ期間は残っているとはいうものの、この10年間、厳密に言えば8年の間に、この第3次総合計画に盛り込まれた、特に都市計画、プロジェクトに関する部分でございますが、概念的なものは別として、具体的に何一つ実施されていないというのが正直な評価であろうかと思います。

 たしか全員協議会のこの後期計画の説明のときにも、私は申し上げたと思いますが、各プランどれをとってもすばらしいものばかりでございます。しかし、その内容も、いろんな地区、それからいろんな世代と、非常にみんなの声を聞いたという非常にバランスのとれたものではあります。確かに16万市民のすべての声を聞き入れようとすれば、これは当然のことであります。実施されていないと今ちょっときついことを申し上げましたが、北ビルの用地の面だとか、若干の具体化も見られているわけでございますか、8年間それなりに第3次総合計画を一歩でも進めるという意味では、随分努力をなされた。その後は種々ございますし、それに対する功績は十分認めたいと思います。

 したがいまして、今日までの御苦労は十分認めつつ、あえて申し上げたいんですか、もうそろそろ何か一つでも実行する段階に入ってもいいのではないか、こう思うわけです。市民全体の声を全部聞き入れていくことは、それを実現していくということは、それほど、きのう、それから18日の質疑の中でもあったように、当然財政的にも不可能なことであります。したがいまして、あすの津市にとって当面何が一番大切か、何から一番取り上げていかなければならないか、いわゆる順序づけのようなことも含めた中で、何をひとつ実行に移すか、こんなことをそろそろ絞り、決断していただく時期が、第4次総合計画の中では当然絞っていかなければならないと思うわけですが、その点の御見解を伺いたいと思います。

 さらに、第3次の総合計画の中での反省点がございますれば、お聞かせいただきたいと思います。

 したがいまして、続いてその反省点を踏まえた上での第4次総合計画策定準備に向けての基本姿勢をお伺いいたしたいと思います。

 この問題の最後ですが、若干話がずれるかもしれません。基本姿勢に向けての意欲の問題でありますが、第3次総合計画のもとでは、これは当然のことですが、人口予測が2000年に16万8,400入となっております。これはデータから出たことだろうと思います。6万2,700世帯となっておりますが、第4次に向けては、これからいろんなほかの部面でもさわっていこうと思うんですが、人口30万を想定した大きな将来フレームの中で第4次総合計画をとらえていただきたい、こんなことも重ねてお伺いいたしたいと思います。

 質問の3番目の拠点都市法指定に関して、これは18日、昨日及びきょうととたくさんの方々からいろんな質問がなされております。私が質問通告に出さしていただいた項目のことも、ほとんど答弁がされております。したがいまして、質問項目のほとんどの部分を割愛させていただきます。

 ただ一点、じゃ具体的に何か目玉があるのかとか、あるいはこれが津市で全国17と14でしたっけ、三十幾つの中で、同種の事業の中で、津市がこれがキャッチフレーズになるんだという決め手に対しての明快なお答えはなかった。当然これからそれをやっていくんだというそれぞれの御答弁でございました。そしてその中で、18日以来の質疑の中で、そういう意味ではお気づきの点がございましたら、私どもも耳を傾けたいというふうな御答弁もございました。

 したがいまして、気づいた点を一つだけ申し上げたいと思いますが、地域振興整備公団のいわゆるプロジェクトの中に、残念ながら三重県では上野新都市と松阪の工業団地は入っておりますが、北部サイエンスシティ構想は入ってないんですね。入ってないからいけないというんじゃなしに、そういった気づきの点、それから今後津市のよさをPRしていくという意味でも、この整備公団とのこれからのかかわりをどう持っていかれるつもりか。あるいは今既にそこへのアプローチをしておるというふうなことかあろうかもしれませんので、整備公団に対する今後の姿勢、今までの何か経緯があればお示しをいただきたいと思います。

 続きまして、そのいわゆるお気づきのそのいい商品に仕立て上げる。奇しくも3月議会で助役さんが申されました。平たく言えばいい商品をつくればいいんでしょうと言われた。いい商品をつくるという観点から質問を通告の中で申し上げていることを今からしたいと思います。

 この誘致を有利にしていくためにも、また拠点都市法の本来の目的であるただ単にでき上がったものを売ったらいいんですよというんじゃなしに、それを中心として、その地域、町づくりの中でどう生かしていくかというその本来の精神に合致するという意味でも、昔から懸案になって、一度具体化をしかけたこともあろうというふうに聞いておりますが、いわゆる参宮線の一身田下庄間の新駅を考えてみてはいかがかなというふうに考えます。当然大きな窓口にはなれないでしょうけれども、サイエンス構想の一つのアクセスの一端として、しかもこれを中心とした町の発展、それからきのう来の質問も出ておりますが、第2名神、リニアを亀山ににらんだ中での、亀山に一番近い参宮線であるということも含めて、大いに検討していただく価値があろうかと思うんですが、以上2点をお伺いいたします。

 次、4番目、水道事業についてお伺いします。今期から新しい水道事業管理者、水道局長さんになられたということも含めて、昨年の9月に質問さしていただいたことも若干重複するかもしれませんが、新たにお聞きいただきたいと思います。

 安くておいしい水を供給していただいている、この津市水道に対しては、昨年9月でも同じようなことを申し上げました。先人の努力も含め、水道事業に携わられる方の努力に対しては、本当に心から敬意を表しております。

 そんな中で質問に入りますが、このたび、これも県の調査費が出たというふうに聞いておりますが、美里地内に、ちょうど取水口のまだ上になろうと思いますが、小規模生活ダムが計画されております。これに対して津市のこれは簡易水道なのかあるいは農業用のダムなのか、ちょっとその辺も私勉強不足なんでございますが、それに対する津市の取水に対する影響があるのかどうかということを、もしわかればお示しいただきたい。

 それからもう一つ、同じ長野川水系からのことでございます。先日の全員協議会の中でも、津ゴルフに関連しての調査の中でも、現在でも四十何%しか長野川水系から水は取らないんだ、将来展望はないんだという、水資源という意味での長野川に対するある程度の限界説をはっきりとおっしゃっておられます。

 したがいまして、当然今後の水源対策として何を考えなければならないかということで、まず具体的に9年度スタートされるとするオフィスアルカディア部分の水は、新たな水源でなくてもいいのかなと。3月議会のたしかうちの川瀬議員の質問の中にも同じようなことを触れたと思います。たしかそのとき市長の答弁では、県水の確保の予定が8万6,000トンで、それは10年ぐらい先のことだと。当面は暫定的にどうするかというと、雲出川流域の水源地の拡張で何とか対応できる、こういうふうに伺っております。それで対応できるのかどうかということをさらに確認をしたいと思います。

 それから、それは当面アルカディアに対する対応かできるかどうかという次元のものでございますが、もっと基本的な中で、9月にも申し上げましたように、雨水排水のリサイクル利用を町づくりの中で生かしていくということを提言さしていただきました。あれから1年近くたちますが、前向きにという答弁をいただいておりますので、今日に至るまでの間にどの程度の取り組みをなされたのか、もしその経緯があればお示しをいただきたいというふうに思います。

 それから通告質問のハとニになりますね。これは一括してお伺いいたしますが、水道は、これも繰り返すようですが、独立した公営企業とはいうものの、何度も言うようですが、津市の行政と一体となって、市民の利便、町の向上に取り組んでいかなければならない、こういうふうに思っておるわけですが、この点は十分理解されていると思います。したがいまして、津市の将来像、将来フレーム、先ほどの第4次総合計画のときにも申し上げましたように、その中で津市は必ず将来30万都市になるんだという、その30万都市に向けての水道がついていけるような、決してほかの部分ではいけるのに、最後のところは水問題がネックになりましてなということがゆめゆめないように、津市の発展にいつも水道かついていけるような、そんな意味の水資源の確保に向けて御努力をいただきたいというふうに思います。

 そういう意味で、町づくりの中でこれから水道がどういう役割をしたらいいのかということも含めまして、水道だけの対応じゃなしに、例えば時には建設とのいろんな協議、あるいは時には下水、農林とのいろんな協議の中で、町づくりの中で水道のあり方、役割の仕方ということも、全庁的な中で協議を進めていただきたい、こんなふうに思うんですが、御見解をお伺いいたします。

 5番目、農業政策についてお伺いいたします。これは基本的に農業後継者の問題に対しましては、新農政のあり方の中でアンケートをしているというふうなことも聞きました。アンケート調査結果によってこれから検討していきたいというふうな答弁がたしか田村議員の質問の答弁で出ておりましたので、重複は避けますが、これからの農業政策は、はっきり言って後継者問題だとか、それからいわゆる遊休地の問題というのは、もう既にこれ10年ぐらい前から言われていることなんです。

 今職員の方もいらっしゃいますけども、私10年前はまだ議員をしてなかったので、いろいろ調べておりましたら、ちょうど昭和58年の3月に、津市21世紀ビジョンというのが三菱総研の編集で、サブリーダーに現在の幹部の方がいっぱい並んで書いておられました。そのときにはっきりと‐‐‐10年前ですよ。そのときにはっきりと、津市の農業の1番、後継者不足、2番目、農地の資産的保有の傾向があると。あれから10年たっておるんです。ですから、今この時点で後継者がどうのこうのというようなことは、はっきり言えば遅いというふうな気がします。それも、しかもなおアンケートの結果を見てということ、そんなことでいいんでしょうか。アンケートは、はっきり言いまして、あすの津市の農政を動かす方向づけの材料にはなれ、決め手にはならないというふうに理解しております。ぜひ抜本的な農業政策が、これからこうやるんだというふうなものがあれば、お示しをいただきたいと思います。

 そんな中で、具体的に申し上げますと、一つの例でございますが、つい最近松阪のJA‐‐‐農協の主体でやっておりますが、ウエストパーク松阪というのができました。ここにはいろんな農業を中心とするイベントかできたり、それから実験で物をつくったり、ハムを加工したりとか、そういう施設と、それからそれに付随する、きょうの午前中の質問にも出たような市民農園を併設したり、そういうふうな計画をしてるそうであります。総事業費10億2,000万円で第1期工事が終わりまして、中央競馬会、国市の補助を受けて、松阪市農協がスタートしております。

 そんなことだとか、あるいはもう一つの例は新潟県の高柳町では、町立の滞在型の農村型リゾートという施設もやっております。いろんなことで、これからの農業はただ作物をつくるということと、今までのこの農地と、そして地域性をどう生かしていくかという、そんな方向での試行錯誤や努力をしているのが現実でございます。余りつつある農地をいかに活用するか、そんな工夫がいろんな角度から現実になされている。総合的な農業振興という見地から検討をいただければいかがかと思います。

 さらにもう一点は、経済環境委員会の中でも、過去に私一度触れておりますが、今後の農地の多面的な利用というか、農地の町づくりの中でどう生かしていくか。もっと具体的に言いますと、例えば圃場整備をするときに、将来この地域が町づくりの町の発展につながるというところであれば、制度上の問題はあろうと思うが、少なくともその農業道路が将来町の動脈になる可能性のあるところは、少なくとも用地買収ぐらいはしておくぐらいの前向きな、それこそ先を見た先行投資的なことも取り入れていく必要があるんではないか、こんなことを申し上げました。

 この2点についてお伺いしたいと思います。

 次に、学校問題でございます。教育問題あるいは学校の施設の問題になろうかと思いますが、津市のドーナツ化現象ということも先日新聞にも載っておりました。大型の団地開発、いろんな影響があって、学校施設のアンバランス化というのがこれはもう出てきております。片やがらがらになったり、片やプレハブ対応をしておる、これが現状ではなかろうかと思います。そんな中で、これから、第3次総合計画の中にも出ておりましたが、学校施設の開放ということが大きなテーマになっておりました。これもアンバランスをどう市民の生活の中に活用していくかという一つのテーマであろうかと思いますが、今まで開放状況、どのように利用されてきたかというようなことをまずお示しいただきたいと思います。

 それからもう一つは、私、数年来言い続けてまいりました学校施設の複合化利用、田岡教育長のときでございますが、もうその内容のことは省略します。十分委員会でも、二、三年前の本会議でも申し上げましたので、理解をしていただいているという前提のもとで進めていきますが、いわゆる学校施設の複合化に対して、10年かけてこれから検討していきますというお言葉をいただいております。あれから数年たっております。どのような検討がなされたでしょうか。お答えをいただきたいと思います。

 それからもう一つは環境教育でございます。文部省が作成した環境教育指導資料ですね。これも最初に高校生、それから小、中と一応行き渡って、初めての経験ではありますが、環境教育というものが曲がりなりにも取り入れられてきたことは事実でございます。それに対してどのような効果というか、即効の効果は出るものではないんですが、もしあればお示しいただきたい。

 そんな中で、本当の申し上げたいテーマは、エコスクールの問題です。教育というものは、口で環境を守りなさいということよりも、現実に自分たちの生活の場で環境に気遣いをしているというものがあるということの方が、100回の説法よりも子供たちの心を動かす。そしてまた真の教育になるという意味で、これも文部省の方が調査をしております。今年度から財政支援もあるやに聞いております。

 要するに、エコスクールというのは、環境学校施設ということです。例えば雨水をためて少なくともトイレの水に利用するとか、あるいは太陽エネルギーの導入だとか、いろんなことが具体的にはあろうかと思います。環境に配慮した学校施設をどうつくっていくか。当然新設のものがあれば問題はないんですが、聞くところによりますと、学校整備計画の中で来年度の予定の建設のものは、設計も終わっているというふうに聞きますので、残念ながら、少なくともその次の新設のものには、環境を配慮した学校建設というものも取り入れていただく必要があろうかと思います。さらにまた、既存の施設の中でも、簡易に取り入れることができるものがもしあれば、どんどん導入していただきたい。もう一つ欲を言えば、どっか1校モデル的に改造することができればな、こんなふうにも考えております。御答弁をお願い申し上げます。

 7番目の高齢者福祉及び保育所行政についてお伺いをいたします。アンケート調査、そしてさらに今度の計画に対する質疑は十分なされましたので、これも割愛さしていただきますが、私初めあのアンケート見たときに、なかなかいいことをするなというふうに感心しておったんですが、あれ裏を返してみれば、何か老人福祉法の改正で、その計画を本年度中に義務づけられておる、そのためのアンケートであったというふうな理解をしております。動機はいずれにしろ、アンケートをとられて、そして津市の独自の老人保健福祉計画を策定なさるということはいいことでございます。

 したがいまして、老婆心ながら申し上げておきますが、義務づけられたことで仕方なしにやって、まあできてみたものは調査費だけ使って、やっぱり金太郎あめのような、愛知県でも岐阜県でも同じようなものができ上がらないように、結果的に同じ傾向であるということもある程度認めますが、ゆめゆめ今までの調査のような形で処理をなさることのないように、老婆心ながらここで意見を申し上げたいと思います。

 それからもう一つは保育所の問題であります。現在11ヵ所の保育園があります。聞き取りの段階で、いやいや決して余っておるわけではないんですよという具体的なことは伺いました。しかし、基本的には出生率が1.5の時代になってます。それから女性の結婚の晩婚化といいますか、高学歴化も含めまして、1.5がまだまだこれから下がっていくだろう。その将来のために、保育所のそんなことも含めた中での再編成ということも、あるいはまた先ほどの教育の問題でも出ました、学校施設とも同じように、複合化利用というようなことも含めての御検討いただく時期が来たのではなかろうかと思いますので、見解をお伺いしたいと思います。

 最後に、ごみ減量問題について。これも活発な質疑が交わされたり、いろんな答弁がなされました。最後にはボカシの話も伺いました。環境部長、3月の質問のときに、コンポスト問題についてはおおむね良好だという返事を聞いておると。18日の竹田議員のときにも、おおむねと、ちょっと胸がどのぐらい大きなったんかなと思ったんですが、きょうの午前中の答弁の中で、60%以上の人から半数減ったと、さらに具体的な御答弁をいただきました。

 ボカシを導入するしないということは、これは別個にしても、これだけコンポストに対する評価はきちっと出てるわけですから、しかも四日市も6月からとりあえず1,000基を導入ということで始めるそうでございます。何もよそがやるからやるというんじゃなしに、津市自体もそれだけの評価がアンケートの中に出てるわけですし、もう少し具体的に言いますと、あのコンポストというのは、実は最近私もあるチラシを見ましたら、どこやらのディスカウントショップで3,980円で出ておりました。大量に買えばそのぐらいで、チラシでなくても購入できるんじゃないかと思います。仮に半額の負担をして、1,000基のコンポストを導入したとしても、40万なんです。改めて予算を組む必要もないと思います。いろんな基金の果実で十分対応できる範囲の事業じゃなかろうかと思います。これは要望にしますが、ぜひ早急に導入していただきたいと思います。

 それから、一つだけ質問を申し上げたい。これはごみの有料化に、21日の田村議員の質問に対してちょっと揚げ足を取るような形で申しわけございませんが、市長さんの答弁は、ごみ減量の対策はいっぱいあって、それができなかったときには有料化も考える、こういう答弁でございました。その後の助役さんの答弁では、ごみ減量市民会議の中で4つの項目を上げられて、4番目に減量化も検討課題に入っていると。この辺に市のトップの方々の基本的な考え方がどこでどうずれておるのか、整理をしていただいて、どういう姿勢でごみ減量化を検討していただくのか御答弁をいただきたいと思います。

 以上で壇上からの質問終わります。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(岡部栄樹君) 当局の答弁を求めます。

         〔市長 岡村初博君 登壇〕



◎市長(岡村初博君) にえざき・なぎさまちプランにつきましてのB調査結果につきましては、担当からお答えをさしていただきたいと思います。

 なお、第2点として、県が調査しまして、三重ハイライフフロンティア構想、こういうものを一応策定をいたしておりますが、その中で、その後それをフォローしていくという形での伊勢湾岸総合調査ということを5年、6年にわたりまして進めていく、このように私ども聞いておるわけでございまして、当然その三重ハイライフフロンティア構想を策定される段階におきまして、私は当該正式の委員でもあるわけでございますから、津市の構想その他等については、すべて県に対しまして事務的に申し出てございますし、さらにまた必要なときには、私も発言をいたしておりまして、津市の問題等については十分県に対しては話をいたしてございます。したがいまして、当然にえざき・なぎさまちプランにつきましても、ウオーターフロントとしての位置づけがなされておるわけでございますから、十分私どものプランに対しましても調査の対象として考えていただける、このように考えております。

 具体的には、やはりこの席で何遍も申し上げておりますように、運輸省関係の港湾計画の改定、この作業が進まなければ、公共事業としては進んでいきません。また、港湾整備あるいはまた埋め立て等は、知事の権限の問題でございますので、したがって、県に対しましてより港湾計画改定がスムーズにいけるように、私どもとしては計画を充実したものにすべく努力をいたしておる、こういう段階でございますので、御了承いただきたいと思います。

 次に、第3次総合計画の実績はどうだろうという御指摘もちょうだいしたわけでございますが、当然私どもとしては第3次総合計画審議会委員の皆さん方の御審議をちょうだいして進めてまいりました。しかし、その中でやはり大きく私どもとしては12ほどのプロジェクトといいますか、それを掲げてきておるわけでございまして、その12のプロジェクトにつきましては、既に実行に移されたのもございますし、あるいはまたこの中勢北部サイエンスシティ構想のように、いよいよこれから進むという段階にまで来た、こういうところもございます。この間には、バブル経済という形で、非常に経済か活発といいますか、金がだぶついたといいますのか、要は不動産関係の投機的な形での経済の活性化があったわけでございますが、それが一咋々年の秋以降、急激な落ち込みとなり、今不況になっておる、こういう状況でもございますし、したがって、第3次総合計画で策定いたしました構想等についても、足踏みをしておる、こういうものもございます。しかし、幸い100周年等で具体的に事業の完成をしたものもございまして、大体において大きなプロジェクト12の中では、大体6割方はできてきおる、このように思っておるわけでございますが、今後ともそれらを十分踏まえまして、第4次総合計画に取り組んでまいろう、かように考えております。

 次に、拠点都市指定にかかわりまして目玉があるのかということでございますが、まさにオフィスアルカディアは目玉の一番大きなものであろう、このように考えております。したがって、私どもは地域整備公団に対しまして常に接触をいたしておる、こういうことでございまして、私どもの条件が整わなければ、やはり公団としても乗り出してくるわけにもまいらんであろう、こう思っておりますので、公団とのすり合わせは今後ともより一層密にしなから対応してまいりたい、こう考えております。

 私どもは公団という形はとらなかったわけてすが、片田工業団地と津市に力がなければ、公団等にお願いせんならんかもわかりません。しかし、私どもはそれだけの力があったから、50ヘクタールにわたりましても私どもの力で完遂することができた、こういうことでございますので、どうぞひとつ、上野市なんかも新都市については相当広域な土地でありましたし、あるいはまた大企業等が所有している土地もあったりいたしまして、なかなか大きな構想に対する対応が困難である、こういうことで地域整備公団はやはりそれが専業ですから、したがって対応していただいた、こういうことだと思いますし、松阪につきましては、県の方から中核工業団地造成のために大変熱心に取り組んでおられた、こういう経過もございますので、どうぞひとつそういう点御理解をもちょうだいいたしたい、こう思うわけでございます。

 それから紀勢線につきまして御提言をちょうだいいたしました。この問題も古い話でございまして、私も実は県会議員当時、昭和46年ごろにもこの新しい駅をつくれないかということで、大変熱心に運動された同僚の方もお見えになった、こういうことでございまして、当時はまさに亡くなられた木村先生、斉藤先生と、運輸省にかかわって大変有力な方もお見えになったんですけれども、しかし、残念ながら、やはり当時国鉄は大変な赤字を抱えておりましたし、その他もろもろの諸条件、十分満たすという段階ではなかったと思いますので、今日までそういうことはただ地元の御要望あるいはまた私どもの運動としては実績はございますけれども、残念ながら実っていなかった、こういうことでございます。

 そこで、やはりリニア新幹線等が亀山等に想定されるということになりますと、これまた大変この地域全体がクローズアップをしてまいろう、こう思っておりますので、リニアハイタウンというふうな、こういうネーミングはどういたしましても、そういう形でのひとつゾーンとしての位置づけもできんかな、こんなふうなことで既に私どもはいろいろと今後の対応も十分視野の中へ入れながら進めていこう、こう思っておるわけでございます。

 今回の拠点地域指定によりまして、あの地域が大変皆さんの御協力でスムーズに進んでいく、あるいはより今後発展していくという段階におきましては、そこへ地域に立地するいろんな状況、姿の中で、この問題も今後の課題になろう、こう思っておりますので、十分私どもの視野にあることをひとつ御理解いただきまして、今後とも御鞭撻を賜りたいと存じます。

 農業政策につきましても、後継者育成の問題等についてもいろいろと御所見ないしあるいはまた御質問等もちょうだいしたわけでございますが、なかなか農業後継者の問題は、単に津だけの問題ではなくって、県全体あるいは国全体におきまして大変大きな課題となっておるわけでございまして、それらをどうするかということで、県においてもいろいろと三重県農林漁業後継者育成基金等も創設されたりいたしまして、いろいろと施策を進めておられます。新規就業者激励大会とか、男子高校生と先進農家の交流会開催とか、いろいろソフト面等における諸施策を展開しておる、こういう状況であるわけでございます。

 私ども独自のものといたしましては、県の農業改良普及事務所、今名称ちょっと変わりましたけれども、等々中心になりまして、いろいろと農業後継者確保のための施策あるいはまた特産品等の創出、製造その他等々努力をいたしておる、こういう段階でございます。

 また、農地が余っておるのではないか、そういう土地をどうするか、こういう問題もあるわけでございまして、私どもにおきましては、一部地域を除きましては水田が中心である、こういうふうなことでございまして、また畑作等につきましては、それぞれ高野尾地区あるいは大里地区等においては、その地域の特産としての苗木とかあるいはまたその他ハウス栽培その他等々、あるいはまた橋内等におきましては、露地野菜栽培等あるいはナシその他いろいろと各地域によって異なった形で対応がなされておりまして、いわゆる転作地域の問題につきましては、どちらかといえばいわゆる計画転作等も比較的少ない地域ではないかな、こんなふうな感じもいたしておりますが、農協等中心になって、景観の問題等につきましても取り上げていただいて、種々施策も講じていただいておる昨今でございますので、そういう用地につきましては、今後、過日北海道の上富良野町との提携の中で、ラベンダーがああやってきれいに咲いておったりもいたしますので、そういうラベンダー等についての提携する中で、市民の目の触れるような形での対応も今後できないか、こんなこともひとつ考えていきたいな、こう思ったりもいたしております。

 また、昨日も御質問ありました公園の問題等につきましても、やはりこれからそういう土地がお貸しいただけるというところがあるならば、それらの活用、利用さしていただく、こんなふうなこともやはり当然考えていかなきゃならんのではないかな、このようにも考えておりますので、今後ともひとついろいろとまた御提案等ちょうだいできれば幸いに存じます。

 なお、圃場整備につきまして、道路先行等すべきではないかということですが、かつて上津部田で団体営の整備をいたしたときには、もうそのつもりで事前にそういう圃場整備の段階におきまして道路を確保いたしまして、それに対して先行して対応する、こんなふうなこともしたことがあるわけでして、当然私どもとしては考えなきゃならん課題である、こう思っておりますし、また今回の拠点にかかわりまして、既に地区の皆さん方の御理解等によりまして、三宅一身田線等における県道のつけかえの用地確保についても、既に確保されておるという現況でございまして、これらにつきましては区画整理組合の皆さん方と協議をしながら、ひとつスムーズにそういう形のものが進められるよう努力してまいりたい、かように考えております。

 いずれにいたしましても、農業政策につきましても十分今後とも考えてまいろう、こう思っておりますので、御提言方よろしくまたお願いを申し上げたいと思います。

 ごみ減量にかかわって、私と助役との発言のニュアンスが少し違うのではないかというふうな御質問をちょうだいしました。私ども、ごみ減量につきましては、基本的には、だれであろうととにかくやらせなきゃならん、こういう方向では努力をしておるわけでございまして、それを具体的にどういうふうにしていくかということについて、若干いろいろと御指摘をちょうだいいたしましたように、いろいろ言ってるけども、なかなか具体的に何も出てこないんじゃないか、こういうふうにおっしゃられる点があろうと思います。私もそう思っております。言ってるんだけど、一つも実効上がってないじゃないか、実際には数字上がってるじゃないか、ごみの排出量上がってるじゃないか、こんなふうなことも感じます。

 しかし、幸い古紙の関係のやつでも、補助金ということになりましたら、年々やっぱり上がってきておりますし、これも4,000トン台ぐらいまで来ておるわけですから、それなりのやっぱり成果はあったということでありますし、コンポストについては、本年度の夏場の状況を見まして、そして地域の皆さんの御意見等も拝聴して、そして進めていくべきであろうと思いますし、なおしばらくお時間もちょうだいしたいわけですが、金額的にはそう大きな金額ではない、こういうふうにおっしゃってもいただきましたので、私どもとしてもその問題については十分前向いて検討してまいろう、こう思っておりますが、なお有料化の問題につきましては、やっぱりいろんなことを手だてをお互いやって、市民の皆さんにも十分PRして、それでなおかつ状況が変わらんということになれば、やっぱり私どもとしては財政の問題も含め、ある程度有料化をすることによって、より一層市民の皆さんがごみに対する御認識を深めていただく、そういうことによって結果としてごみの減量につながっていく、こういうことになれば一番いい進め方であろう、こう思っておりますので、なおしばらくそういう問題について積極的に取り組んでいきたい、その上での有料化、こんなふうなことになろうと思いますし、さらにまた場合によれば、粗大ごみ等につきましては、粗大ごみの収集については、これは毎日でもないわけですから、それらについては、一歩踏み出した形のものは何かできないかというふうなことも考えられる、こう思っておるわけでございまして、いずれにいたしましても、経費の問題もさることながら、廃棄する場所、それがだんだんなくなってきてるということを強く市民の皆さんにも御認識をいただきながら協力をしていただく、こんなふうな施策の展開を図っていかなきゃならん、こう思っております。

 漏れました残余についてはそれぞれ担当からお答えをさしていただきたい、こう思います。

         〔都市計画部長 小河俊昭君 登壇〕



◎都市計画部長(小河俊昭君) にえざき・なぎさまちプランにかかわりまして、橋内東部地区のB・C調査につきまして御質問をいただきましたので、お答えさしていただきます。

 橋内東部地区の市街地整備につきましては、平成2年度に調査A、面積約143.8ヘクタールを行いまして、市街地整備基本構想を策定し、平成3年度には調査区域を約50ヘクタールに絞りまして、調査Bを行い、現況測量及び基本計画案を作成いたしました。また、平成4年度には、地区住民の方々の町づくりに対しましての御意向、御意見等を把握するためのアンケート調査を行っておりまして、このアンケート調査につきましては、関係自治会長さんを初め住民の方々の御協力によりまして、82%とかなり高い回収率を得ることができました。その概要につきまして若干御報告をさしていただきます。

 まず、地区の生活環境の改善方法につきましては、下水・排水路等の整備が約55%、次いで道路の整備、街灯の設置等の順となっておりまして、土地区画整理事業の必要性につきましては、約55%の方が必要であると答えられております。また、事業に対する協力度につきましては、約17%の方が進んで協力すると答えられておりますが、そのときにならないとわからない、場合によっては協力すると答えられている方が約72%でございますため、今後とも事業につきましてのPRをより一層推進していかなければならないと考えております。

 今後の予定といたしましては、アンケート調査の結果はもとより、今日までの調査結果、財政面、事業効果並びに事業施行期間等々勘案いたしまして、区域を50ヘクタールからさらに絞りまして、都市基盤の整備を図ってまいりたいと考えておりますが、土地区画整理事業は、個々の財産、さらには将来の生活設計にも関係いたしますことから、住民の方々と十分協議しながら進めてまいりたいと考えております。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

         〔市長公室長 森 貞夫君 登壇〕



◎市長公室長(森貞夫君) 第4次総合計画の基本姿勢につきまして御質問いただきましたので、お答え申し上げます。

 第4次総合計画の基本姿勢を明確にするためには、21世紀初頭に至る経済社会の変化等を念頭に置き、現行計画に基づく町づくりの成果と課題を踏まえながら、本市に求められる役割を整理把握した上で、新しい津市のグランドデザインを検討していく必要があると考えております。

 また、去る4月28日に県知事の地域指定を受けた地方拠点法につきましては、整備目標を今後おおむね10年間といたしている関係上、新しい総合計画の計画期間とも相当重複することになり、その広域的な地域整備のあり方についても、十分考慮した町づくりが不可欠とされるところでございます。

 このため、新しい総合計画の策定準備として、三重大学との共同研究によります町づくり長期展望調査を実施するとともに、現行計画の総合的な点検に取り組んでいこうとするものでございます。したがいまして、第4次総合計画の基本姿勢につきましては、以上申し上げた準備活動の結果を踏まえた上で明確にしてまいりたい、このように存じておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 次に、30万都市に向けての町づくりを基本理念という御提言の中にもありましたように、先ごろ地方制度調査会において政令指定都市レベルの権限を持った中核都市の創設を求める答申がなされたところであり、対象都市の要件として、30万という人口規模要件も設定されているところでございます。このため、県都として、国にも認められるような都市にするのが目標ではないかとの御指摘だと思いますが、本市においては、これまでの県都あるいは中南勢地域の中心都市にふさわしい都市活動が展開されるよう、基本プロジェクトを中心とした施策の着実な具体化に努めてきているところでございます。

 また、地方拠点法に基づく地方拠点都市地域の整備に際しましては、地域の自立的成長を牽引し、一体的な地域整備の中核をなす役割が期待されているところでございます。このため、総合計画の策定の過程におきましては、御提言の観点も踏まえ、広域的な視野から、本市の果たすべき役割を念頭に置いた所要の検討を行ってまいりたいと存じます。

 なお、将来人口の目標を示す人口フレームについては、今後科学的な推計方法を用いた予測を行い、その結果を踏まえながら、政策的な観点から判断してまいりたいと存じますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。

         〔水道事業管理者 河合安雄君 登壇〕



◎水道事業管理者(河合安雄君) 水道事業につきまして、5点につきましてお答えいたします。

 まず、美里村地内小規模生活ダムによる影響はということでございますが、御指摘の件につきましては、関係機関に伺ったところ、本年度は建設省の本調査を受けたいというように聞き及んでおります。本件につきましては、本市水道事業に与える影響は少なからず考えられますので、現在実施しております長野川流域調査研究の調査結果を踏んまえ、関係機関と十分協議をし、調整を図りながら対応を考えてまいりたいと存じます。

 続きまして、長野川からの給水の限界があるため、今後の水対応はという中でございますか、その中で、平成9年スタートのアルカディアの給水はどうかという御質問でございますが、その計画や規模、進行状況等、関係部局と十分協議を行い、現在県で進められております広域水道整備計画に基づく受水の時期等も勘案し、その整合が図られるよう考えてまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。

 続きまして、雨水、排水のリサイクルの研究、他部門との連携をということでございますが、水のリサイクルにつきましては、常に御意見、御提言をいただいているところでございまして、水道局におきましては、将来における水のリサイクル等研究を図るために、本年2月に津市水道局水のリサイクル等の研究会を発足させ、現在先進都市等の事例を中心に調査研究を進めております。

 なお、民間では、鈴鹿市のガソリンスタンドが洗車などに使った排水の再利用、また東京都の墨田区においては、雨水の利用、多摩地区では中水の利用を図るなど、リサイクルを推進していると聞き及んでおります。今後さらに調査研究を行いまして、全庁的な取り組みの中で、関係部局と十分協議し、対応してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 続きまして、津市の活性化に寄与すべき水道管の先行整備をということでございますが、水道管の整備、すなわち安全な飲料水の確保は最も基本的な社会基盤の一つであり、市の発展に欠くことのできないものであることは十分認識しているところでございます。したかいまして、このことを踏んまえ、道路の新設、拡幅、改良等事業化の進む中で、地域の将来性を見た上で、可能な限り配水管の整備を進めるところでありますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。

 続きまして、30万都市に対応できる水資源の長期的な展望をということでございますが、最近の水需要は、生活様式の変化等多様化により、年々増加しております。このため、平成22年を目標とした広域水道整備計画の経営変更が本年3月30日に認可を受け、本年度から事業に着手し、平成10年度に一部給水、平成17年度に全部給水の予定と聞き及んでおりますので、本市の水需要に対応できるものと考えておりますが、将来にわたって安定給水を図るためには、御指摘を賜りました趣旨を十分踏んまえ、人口の伸び、開発等十分に勘案しながら、今後も水資源の確保に当たって調査研究を進めてまいりたいと考えますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。

         〔教育長 荒木 務君 登壇〕



◎教育長(荒木務君) 教育問題として3点御質問いただきましたので、お答えを申し上げます。

 1点目の学校施設の開放状況につきましては、現在小学校21校、中学校6校で屋内運動場の開放を行っております。平成4年度の利用実績は、小学校21校、中学校5校で開放が行われ、延べ3,185件、5万8,712名の方々にバレーボール、バドミントン、卓球などスポーツ活動の場として幅広く御利用をいただいております。

 次に、環境教育の効果でありますが、各教科特別活動で環境教育を進めることによって、地球の環境の問題への意識が出ておりますし、自分たちの身の回りの生活問題についての関心が、小学校低学年から中学校に至るまで高まりつつあると言えます。この教育は、長い展望を持って着実に進めていく必要があるものでありますので、今後とも各教科、特別活動等で計画的に進めていきたいと存じます。

 なお、文部省では、エコスクールをつくるための調査研究を平成5年度から2ヵ年計画で実施し、エコスクールづくりの手法などを提言する方針であると伺っております。

 続きまして、3点目の学校施設の複合化利用についてでございますが、近年の出生児の減少等や大型団地の開発等によるドーナツ化現象等と相まって、市内の小中学校においても、教室のアンバランスが生じ、一部の学校においては余裕教室が生じていることも事実でございます。しかし、一方では、チームティーチング等指導方法、学習方法も多様化してきており、新たな需要も生じております。

 また、生涯学習社会に移行しつつあります今日、地域における学習需要の増大に対応した学校施設づくりが求められているところから、文部省におきましても、平成5年4月に余裕教室活用指針が策定されたところでございます。このような状況を踏まえ、当市におきましては、一部の小学校で余裕教室を地域の郷土資料館として利用しているところもございます。今後引き続き条件整備を図りながら、学校施設の効率的な利用に向け努力してまいりたいと存じますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。

         〔福祉保健部長 澤田信之君 登壇〕



◎福祉保健部長(澤田信之君) 保育所行政について、出生率1.5の現状と保育所の今後につきましてお答えいたします。

 御提言いただきましたとおり、昨今の出生数、出生率の低下に伴います児童数の減少には著しいものがありまして、本市におきましても、昭和51年に1万3,906人の就学前児童が、平成4年には1万649人と3,257人、23.4%の減少となっております。このことから、その時期の要保育児童の状況に応じた保育定数のあり方や、多様な保育ニーズに応じた保育所機能の充実などを図ってまいったところであります。

 御質問の保育所の有効的な活用を図ってはとのことでありますが、現在の保育では、年齢別、クラス別保育が主体でありまして、基本的には乳児室及び保育室合わせまして最低5室が必要でありますことから、現在定員数の減によりまして空室が生ずるに至らない状況でありますことから、高齢者施設との複合的な活用は困難であります。しかしながら、今日の高齢化社会を十分認識いたしまして、今後施設の有効的な活用を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解をお願いいたします。



◆28番(小林弘君) 一通りの御答弁をいただきました。理解したものから整理していきます。

 順序は不同になりますが、ごみ問題の件で、環境部長さんからの答弁は、私も求めなかったのでいただかなかったので、それはいいんですが、市長さんが答弁の中で、とにかく一つでも減らす方向を一つずつでも着実にやっていけよ、こういう熱意のことは聞かしていただきました。だからそれは意欲だけじゃなしに、じゃもっとこの近辺何があるか。例えば四日市はコンポスト、久居市はごみの分別。分別は、昨年の10月に名張、青山町でもやってます。久居市は今モニターてきですが、’95年から全市で実施すると。この近辺でもいろんなところでいろんなことをもう具体的に進めておるんです。

 それからこれはちょっと飛びますが、四日市の場合は、リアルシステムドイチェランド、要するに企業ぐるみでごみを回収しようとする今度のドイツの政令ができましたね。それに基づいて、助役さん初め環境部長さんが視察に行かれるので、行ったのかな、もう帰られたのかな。

 外国へ行くことが是非とは言いませんが、私が常々申し上げているように、調査費を盛って、そしてアンケート調査あるいは調査結果によって云々というよりも、むしろそれぞれの分野、ごみだけにもかかわらず、どうしたら自分たちの町づくりの中で進めていけるのかという、そんなことに視察に行っていただくのは結構なことなんです。ちょっとごみだけの問題から飛びますが、そういった姿勢でごみ問題にも取り組んでいただきたいな。この近辺を見ても、全国をどこ見ても、名古屋はいろんな意味で先進地でございます。どうか国内外を問わず、どんどんといいものを吸収していただいて、着実にその中で進めていただきたいな、こんな強い要望を申し上げておきたいと思います。

 それから保育所行政についても、それはそうですね。部屋があいたからというて、その部屋だけ一つ使うわけにもいきませんし、それに保母さんというのは、0歳児とか1歳児、2歳児によって、何人に対するという一つの基準がありましょうから、それはあいたものを使えというふうな短絡なこともいかないと思いますが、しかし、出生率が減っていくということも事実でございますので、今の答弁のまさにとおりで、それをいかにこれから検討していただくかということで結構だと思います。

 それから教育長さん、開放施設の状況はそんなものでしょう。ただ、いろいろ声を聞く中には、なかなか夜なんかの場合には、今もう学校に当直の人もいらっしゃらないので、使いにくいと。使いやすくすることが是か非かということは、また議論があるんですが、せっかく開放するには、使いやすくて、そしてまた責任を持って使っていただいて、本来の学校施設としての教育に弊害にならない形でどんどん活用されるのがこれは理想でございますので、建前はあっても、実際申し込みに行くと、あんな面倒くさいこと、二度ともう借りにいくのは行きたないな、こういう気持ちになるようなものは、あるとすれば、これからの反省点としていただきたいと思います。

 それから複合化利用に関しては、いろいろ空き部屋があるとことないとこと、当然私壇上で申し上げました。ドーナツ現象によって学校の格差あります。だから、それはそれでいいんです。しかし、世の中の流れが今どうなっとるかということなんです。

 といいますのは、前も言いましたけども、東京都なんかでは、もちろん土地が高いということもありますが、学校と特別養護老人ホームが一緒になってできとんのが上野でもあるんです、品川区でももうじきできます。文部省と厚生省と違いますから‐‐‐そんなもの玄関変えるだけでちゃんとクリアしとるんです。だから、何も今津市の土地の状況でそれを導入しようというんじゃなしに、そういうことも現実に同じ日本であるということを十分認識していただきたい。ましてや、若干違いますが、三重県でもどこやらでありましたよ。ちょっと資料不足ですのでそれは省略しますが……。

 それからもう一つは、エコスクールに関して、私、教育長の答弁を聞くだけなら、私が壇上で申し上げたんと一緒なんです。2年計画をしております、手法を提言する方針でありますと文部省は言ってます。だからどうなんですか。だからこそ、エコスクールに対して、来年度の新築のものは無理だとおっしゃるから、その次のものにでも取り入れてもらったらどうですか。あるいは既存の施設の中で導入するものがあるのか、さらにもう一つ言えば、それをモデルにする学校ができないか、ここまで具体的に聞いておるんですよ。今のは、私の質問に対する答弁になっていないと思います。恐れ入りますが、もう一度御答弁をいただきたいと思います。

 その点だけよろしくお願いします。

 それから農業政策について、これは市長の方から答弁いただきました。だから、これはこういうことなんです。要望だけ言っておきますが、例えば今まではっきりいってこれからの農業問題は、農業基本法ができたころとは違ってるんです。そしてもう一つ極端に言えば、農産物の自由化だとか、それから食管問題抜きにしても語れないのも事実なんです。基本的にそれがあるんです。だから、津市のなせる中で、津市の農業に従事する人たちが、少なくとも後継者になる人が、よく漁業でも言います、魚はとれへんけども、マリンスポーツのインストラクターとして漁業に従事したいという、こんな意味の発展もあるんです。

 ですから、農地をいろんなブランド化だとか作物のこと、こんなことははっきり申し上げて、それが決め手にはならない。ましてや、後継者のためにいろんな研究会をしたり、高校生を集めてと、ソフト面で対処できるものなら、ソフト面で前進しとるものなら、もっと兆しが見えております。ソフト面じゃだめなんです。だから、津市のこの100平方キロメートル、その中の農地がどのように配置されてて、そして町づくりの中にどう生かしていくか、そのために農家の方にどういう協力してもらうか、どういう夢を持ってもらうか、そんなことも含めた上での土地政策ということなんです。この前も私言いました。極端な話が、余っているところ、農地をグラウンドにしておいて、それをいざというときの遊水地にすると。どこがどうとは言いませんが、そんなことも考えられるんじゃないですか。

 それから、もちろんこれは津市が主体でやるのか、農協さんにお願いするのか、あるいは民間で進めるのか知りませんが、市民農園もその一つだと思います。競艇場には、大阪地方からあるいはいろんなところから都会から人が集まってきます。榊原温泉もほとんど京阪神から人が来ます。津市に仮に市民農園があれば、京阪神からたくさんの都会人たちが、そういった生活をいわゆる短期的な農業リゾートを求めて来るんじゃないかな。これも一つの案だというふうに言っております。

 そういう意味でのソフト面だとか小手先の問題だけじゃなしに、津市の農業をどういうふうにしていくかという意味でのこれからの検討をこれも要望しておきます。

 道路、都市づくりとの先行取得等のことは、前向きにやっていただくということで、期待しておきます。なぜかというと、よく言われるのは、鈴鹿やほかの町見なさいよ、ちゃんと農業政策を町づくりにつくっとるやないか、津はあほやな、津の町の道路はようならんなと、私ども耳が痛いように聞きますので、そういう意味での前向きな姿勢をこれからも期待したいと思います。

 水道のことですが、水道局長、一生懸命答えていただきましたが、基本的なことは理解していただいていると思います。

 したがいまして、ちょっと物足りなかったのは、水資源の再利用等の問題で、もっと検討されとるのかなと思いましたが、現在進行形であるということである程度理解をしますが、したがいまして、いろいろ先進地で、墨田区の問題もお調べになっておると思いますが、それをやっぱり現実的に提言できるように、あるいは住宅建設や学校教育の先ほどのエコスクールの方にも連携、リンクして、実用化を具申できるような動きもしていただきたいな。

 なぜ建設の方かといいますと、これ建設も関係あるんです。建設省の方がやっぱり省エネ住宅というのを民間の住宅、公団等にやっぱりこれからどんどん支援をしていくということも、新聞紙上で見ております。ちょっと余談になりましたが、したがって、水道局長のおっしゃったそのとおり全庁的な中で、水資源の確保があなたとこの仕事としてはメーンであるけども、それから教育の問題にも建設の問題にも、水を中心としたことはいろんな形で研究していただいて、全庁的にそれを啓蒙し、進めていただきたい、こんなふうにこれも強くお願い申し上げておきたいと思います。

 拠点都市に向けても、目玉はアルカディアですというのは、これははっきり言って答弁になっておりません。そういう意味で伺ったんじゃないんです。もし私の聞き方が悪かったようであればおわびもしたいと思いますが、そうじゃなくて、三十幾つある中で、津市がそれに、それこそ条件はいいんだからと助役さんもおっしゃった、条件もいいんだからいい商品をつくれるはずだと。じゃそれにはどうしたらというふうなことでの目玉という意味で、アルカディアが目玉になることはもう言うまでもないと思います。

 ただ、一つ、地域振興整備公団は、力のないところの町はあれだけど、津市の場合は、片田工業団地にしたってちゃんとうちでやれたから、いろいろ具申はするけども、上野とは違いまっせと、こういうふうに先ほどの市長の答弁で私理解したんですが、その辺、地域振興整備公団は、何もどうしてもここへというわけでもないんですけども、ちょっと姿勢がもう一度、それも含めた中で、津市はこうなんですよという姿勢をもう一度明確にしていただければなと思います。具体的にこうだと言えなければ、それはそれで結構です。

 次に、第4次総合計画について、これはほとんど公室長さんの方から4次のことに関しては答弁いただきました。3次の反省点のことに関しては、市長から答弁をいただきましたが、私実は壇上で、都市計画、プロジェクトに対しての反省点、どのぐらい進んだかというふうにお伺いしたいですが、市長さん、どうも全体の計画の反省という意味で6割とお答えになったと思うんですが、はっきり申し上げまして、都市計画の6つ7つ上がってますね。新町の周辺のだとか、橋内東部のどうのこうのと、あれはほとんど着手されてないし、6割というのはどういう意味で市長おっしゃったのかなと思うんです。もしこの総合計画全体の6割だという御見解であれば、まあまあひいき目に見てそんなもんかなぐらいでおきますが、都市計画プロジェクトで6割ということであれば、これはとんでもない答弁だと思いますので、確認をしておきたいと思います。

 それから第4次総合計画の策定に向けての公室長の中で、中核市の話も出ました。同時に広域連合というのも、ちょっと形違いますけど、いろいろされてますね。それからパイロット自治体にしたって、20万都市でなきゃ対象にならない。何か最近、以下でもいいというふうになってますが、とにかくこれからの国の施策で日本の動きのうねりの中で、やっぱり30万都市というのは目標であり、あらなきゃいけないんです。そんなもの言うとっても小林さんできようかさと言われればそれまでですが、4次総合計画の中に、それぐらいの目標を持たなければ津市はどうなりますか。県庁の所在地なんですよ。県庁の所在地でありながら、中核都市の対象外になりますよということであれば、21世紀に向けて夢を持ちましょう、夢を持ちましょうで、片やが夢とっといて夢持ちましょうと言う。まさにそんなことでありますので、できますれば、プロジェクトを今までのたくさん分散していたものを何とか一つ仕上げようという、その意欲だけは公室長から感じられました。そして三重大学の先生といろいろ協議をしなから、教えてもらいながら、これから第4次総合計画の策定に向けていく、その手法はすばらしいです。いいんです。

 だけども、基本構想の中に、何か一つを仕上げよう、いろんなこれもしてほしい、あれもせな、いろいろ、先ほど壇上でも言いましたように、16万市民の声を全部聞いて全部しようと思ったら、無理なんです。一つ動かしていこうというその基本姿勢はわかりますが、その中でやっぱり30万都市というのを明確に認識いただけるとありがたいんですが、その点どうでしょうか。答弁がこれもあれば結構です。お伺いしたいと思います。

 もう時間が余りないので、最後にえざき・なぎさまちでございます。県のハイライフフロンティアですか、これは当然私もいいんだからという市長の答弁でございました。しかし、このにえざき・なぎさまち計画ですね、ずっと6年間ぐらいの流れ、その都度その都度の市長さんの答弁を伺いますと、まず数年前の全員協議会で市長さんおっしゃった。何やかんや言うて、言ってしないようでは津市はだめじゃないか、とにかくやらなきゃいけないのだ、やりましょうという強い発言がなされて、私全員協議会のときに思わず拍手をしそうになったことがございます。

 それから次に、バブルが崩壊して、民間が思うように乗ってこなかった。これも現実、事実なんです。そんなことは市長さんおっしゃらなくても、時代の流れはわかっておるんです。そして最後には、去年の9月の質問のときには、いやいや県の港湾計画の改定に向けて一生懸命努力するんですと。そのすぐ後に、三重県知事が、記者会見で、9月のその後の11月に、津市のやってることは裏づけないし、議会の中でも反対が出てる、こんな計画は、おまけに津市は今まで独自にやっとるものは何もない、みんな県のばっかりのものだ、ちょっとえらい言葉が足りないけど、こんな記者会見の発言がありましたね。

 そうは言いながら、港湾計画にのせて、とにかく私も委員だから会期延長してでも頑張るんだとおっしゃっておった市長の12月のたしか決算委員会のときの発言。ことしになってみたら、3月の議会では、いやいや1年延びました、松阪からの広域のことでもありますので、津市だけのことじゃございませんので、1年延びました、次はいつになるかわかりませんと。そういうことです。竹田議員の18日の質問に対しては、いやいや埋め立てありきということをもう申しませんと。

 結局、その都度その都度、あの力強い津市のこの海に開かれた町をと言ったものが、いろんな情勢はあろうけれども、その都度その都度市長の答弁変わってきとるんです。きょうの私の質問に対しては、当然県の事業に……。それならもっとわかってることであれば、にえざき・なぎさまちはこの三重県の松阪以南のどこでしたか、津までのこの湾岸の調査の中で、ぜひウオーターフロント等のあり方として、こうやっていきたいんだというふうなことをおっしゃられないで、いやいやそれはそうなんですと。何かにえざき・なぎさまちに関して市長の明確な態度が、そのときそのときによって変わっていくような、大変失礼ですが、懸念をするわけです。

 今ここで一度、にえざき・なぎさまちプランに関して市長の明快なお気持ち、立場をお示しいただきたい。

 以上で、少し長くなりましたが再質問終わります。



○副議長(岡部栄樹君) 当局の答弁を求めます。



◎市長(岡村初博君) にえざき・なぎさまちプランにつきましては、私としてはぜひ実行したい、こう考えておりますから、いろんな条件がハードルもありますけれども、私としては進めたいということで、県に対しても国に対してもアプローチをしておる、こういうことでございますから、どうぞひとつ御理解いただきたいと思います。

 これは、私は今のところにえざき海岸が津市民にどれだけ親しまれておるかということを考えてみた場合に、御指摘にも言われてましたように、道路がやはりアクセスも悪いわけですから、本当に日の出のとき、そのときは確かに市民の方たくさん見えますけれども、それ以外はほとんどの方、津海岸というものは余り親しみを持っていない。散歩される方はもちろんお見えになりますし、いろいろあります。

 しかし、もう少しやっぱり我々としてはこの海を見直していくべきであったのではないかな、こんなふうな感じをいたしておりまして、そのための一つの方法としては、特に中部国際空港とかそういうことが出てまいってきておりますから、どうしてもやはり何らかのとっかかりはつくらなきゃいけない、こう思っておるわけですから、従来のなぎさまちプラン、多少の変更はあったとしても、ぜひ港としての機能も持ったものにしていきたい、こういうふうな気持ちは変わっておりません。

 いろいろと御意見はあります。ありますけれども、それはぜひ進めていきたいな、こう思っておりますし、残余のなぎさの関係についても、幸い国の方で、この前の議会でしたか、その前の議会でお示ししたような海岸整備事業ができてきておるわけですから、それらもうまくかみ合わせていけば、期間的には長期間かかるかわかりませんけれども、やはりいつかは金が生きてくる、花が咲くときがある、こう思っておりますから、決してその都度変わっておるわけじゃないんです。相手の状況が変わったり、いろんなよその状況が変わってきておる、こういうふうに御理解をいただきたいと思います。

 それから第3次総合計画につきましての、私は都市計画というふうには、第3次総合計画の中で私どもが計画がたくさんありますけれども、その中で大きな計画としては12ほど掲げておりますので、それについて大体できたものもあるし、これから進もうとするものもあるからということで、6割ぐらい、こういう表現使わさせていただきましたので、御了承いただきたいと思いますが、答弁漏れてお答えすることありましたら、担当部の方からお答えさせていただきたいと思います。

 地域振興整備公団につきましては、御案内のとおり、私どもとしてはせひひとつ整備公団の事業として取り組んでいただけるような条件整備を進めて、一日も早くそういう形にしていきたい、これが本音でございますから。それからそれ以外の残った地域については、やはり私どもとしては将来を展望した形の中できちっとそれぞれのゾーン等もある程度組み合わせながら進めていかなきゃならん、こう思っております。以上でございます。

 それから30万都市の問題等につきましても、現在の人口16万人、久居を入れまして20万人、それから周辺町村入れて、一志も入れまして大体二十七、八万、これらを合併することによる30万都市なのか、あるいは現在の市域の中における30万都市を目標とするのか、同じ30万都市でもいろいろなケースが考えられます。したがいまして、現在16万の都市を現在の市域の中で30万都市というのは、これは無理です、正直言いまして、現在の情勢からいきまして。したがって、合併もひとつ考え、さらにまた市域の中にそれぞれの機能分担的な土地利用計画を充実していくことによって、そういう方向に、中核の都市としての、県都としての姿を持っていこう、こういうことになりますならば、それはまた手法も進め方も変わってこよう、こう思っておりますから、いろいろなことを想定しながらひとつ第4次も考えなきゃならんと思いますが、第4次というのは我々だけではできません。やはりそれをベースにして、県なり国なりに対しましても、アピールする力もあって、そしてそれによっていろんな諸事業も対応していく、こういうことがあり得ますから、余りかけ離れすぎても、これはやっぱり問題にもされない場合もございますし、したがって、従来の人口動態その他等の推計の中から出てくるものも当然尊重しなきゃならん、こういうことに相なるわけでございまして、政治的には30万都市目指そう、これは私は結構だと思っておりますし、私どももそう思っております。

 しかしながら、その中身については、やはりある程度もちろん目標といいますか、目標を高く掲げて、これは結構であるわけですからやりたい。しかし、そういう点について即30万都市という形での対応になるか、あるいはもう少しいろいろな推計、統計をかみ合わせた中での人口フレームになるか、それはもうしばらくお時間をちょうだいしなきゃならんし、また市民の方からの御意見も拝聴しなきゃならん、こう思っておりますので、御了承いただきたいと思います。



◎教育長(荒木務君) エコスクールにつきまして御質問いただきましたが、これにつきましては、今後経費面、技術面等考慮の上、可能性を研究調査してまいりたいと存じますので、よろしく御理解いただきたいと思います。



◎都市計画部長(小河俊昭君) 都市計画のプロジェクトの中での進捗状況はとの御質問でございますが、第3次後期基本計画の中で提言しております都市改造の中で、6点ほど計画をいたしております。その中で、津駅前、大門、新町、橋内東部等につきましては、現在までに地区更新計画あるいはA調査、B調査等をやっております。ただ、この中で、橋内地区につきましては、調査研究中でございます。

 それと、市街地形成の促進でございますが、これにつきましては、昨年、一昨年の線引き計画の中で計画をいたしておる、こういう状況でございます。よって現時点におきましては、いわゆる諸々の調査研究を行いまして、それに基づき、さらなる地元等の調整によりまして事業化に向けて努力をしていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆28番(小林弘君) 大体理解させていただきました。にえざきの計画につきましては、後にしましょう。

 30万都市のことで、当然今の状態で30万は無理だと市長さんおっしゃいました。そのとおりなんです。だけども、合併も含めてそんなことも取り組んでいきたいと。その辺にやっぱり着眼を置かれたということは、さすがすばらしい市長さんだと思います。

 私どもは広域合併を前々から議会で重ねて言ってまいりました。しかも、その中で広域合併をしたときには鉄道高架をすることによって、奥に広くなった町をどういうふうにしていくかというふうなことも毎回言ってまいりました。そういうことによって、いわゆる緑のマスタープランにしたって生かされてきますし、そしてアーバンゾーンを真ん中につくることによって、その町の中心がそれぞれの役割分担ができるというふうな、そんな中ての30万都市は必ずできるんじゃないかなと思うんです。

 これも揚げ足を取るようですが、化石の町と言われたのは20年前で、私は今住みやすい町だというふうに言ってますときのうおっしゃられましたが、少なくとも私より若い昭和21年生まれ以降の人間は、津市はまだ化石の町だという認識しております。この辺も素直に耳を傾けていただきたいと思います。

 したがいまして、合併も含めて結構、いろんな形で前向きに、夢でもあるけれども、30万都市に向けていろんな方策をとっていただくという意欲を十分に理解して評価さしていただきたいと思います。

 それからにえざきのこともやっていただきたい。それこそ状態が変わってくる。そしてあり方も、中部国際空港へのアクセスという新たな需要も出てきました。そして3月の議会で贄崎の贄は神様の捧げ物やでどうのこうのとおっしゃって、大きな声では言えないがとおっしゃったけども、やっぱり岩田川の改修に向けて、あの埋め立ても活用するといった総合的な複合的なすばらしいビジョンを市長持っておられるんだから、そんな小声で言わなくても、大きな声でそれもこれから言っていただいて、にえざきを津市の発展のために進めていただきたい。この2点を要望します。

 したがいまして、若干、もう答弁要りませんが、都市計画の方、アクセスが悪いからこれも問題やと。そうしたら、これから調査をしてまだ17%の人しか理解を得られてない土地区画整理の中でアクセスを考えておったんでは進みませんよ。ですから、あのアクセス道路の津港跡部線は、それともし区画整理事業がこのままアンケート調査の中で10年以内にはできないなということであれば、あのアクセスは街路として単独で考えなければ、今の市長の意欲に水をさすことになります。この辺もよく御理解いただいて検討していただきたい。

 以上で終わります。(拍手)



○副議長(岡部栄樹君) 暫時休憩いたします。

         午後2時40分休憩

         午後2時53分再開



○議長(稲守久生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 総体質問を続行いたします。3番 佐藤岑夫君。

         〔3番 佐藤岑夫君 登壇〕



◆3番(佐藤岑夫君) 本議会最後の質問者として質問をさせていただきます。どうぞ最後までよろしくおつき合いのほどお願いいたします。

 私は、報告第20号と議案第58号及び市政一般について、10点にわたって質問します。さきの質問の方とダブる部分もあるかと思いますか、どうぞ御容赦願います。なお、少しさきの質問者との関連で関連質問をさせていただく部分がございますので、よろしくお願いいたします。

 報告20号については、安東贄崎線と栄町鳥居町線の各道路工事について、繰り越しが避けられなかった理由を伺っておきたいと思います。

 議案第58号津市伊勢湾ヘリポートの設置及び管理に関する条例については、3点にわたって質問します。

 第1点、本条例第28条、29条で、罰則を定めています。第6条の離陸、着陸、停留の届け出について、無届けであったり、虚偽の届け出をした場合と、第11条の無許可で格納庫を使用した場合も、1万円以下の過料に処することになっていますが、自動車の駐車違反並みの軽い罰則で条例の遵守を担保できると考えた理由は何か。

 第2点、ヘリコプターの運航基準については、運輸省がガイドラインを定めていますが、以前にも指摘したとおり、このガイドラインは、主に操縦士の安全運航の心得を説くだけで、安全運航についての誘導無線や誘導灯、ヘリポート等の安全施設の基準を定めているわけではありません。この点は、一般の航空機の運航基準と比べて大きな差があります。

 そこで、運輸省でも、ICAO‐‐‐国際民間航空機関の定めたヘリコプターの運航基準に準じて、日本の運航基準を検討しているということですが、現在の運航基準が、ヘリポートの管制行為一般を認めないだけでなく、ヘリコプターとの間の無線交信さえ認めないというのでは、ヘリポート設置者として安全対策をとろうとしても、手も足も出ないわけです。

 そこで、運輸省の運航基準の見直しの内容の一つとして、最低の安全対策として、ヘリコプターとヘリコプター基地との無線交信を認めることを設置者として要求していく考えがあるかどうか伺っておきます。

 第3点、万一ヘリポート周辺で事故が起こって、市民や民間会社に損害が発生した場合どのように対処するかは、この条例で定めてありません。しかし、事故が起こらないという保障はないわけですから、事故が起こる場合も想定しておかなければならないと思うのですが、いかかですか。そのような場合にはどのように対処されるつもりか伺います。

 次に、市政一般について質問します。

 第1点、中部ロイヤルゴルフ場の問題について、設計協議について伺います。発言通告では事前協議としましたが、設計協議の誤りでしたので訂正させていただきます。

 その1、会社は一部面積を除外して設計を変更する意向と聞いていますが、どの程度の設計変更かお答えいただきたいと思います。

 第2点、これまで指摘してきたように、貴重な生物等に対する保護対策は不十分だと思われますが、津市はこの問題についてどのような意見を県やゴルフ場会社に述べてきたのか、県の指導でどこまで改善されたのか、カスミサンショウウオ、オオタカ、チュウサギなど、個々に述べていただきたいと思います。

 第3点、ゴルフ場会社と土地の賃貸借契約を結んでいた一部地権者が、会社の契約違反を理由として賃貸借契約を解除し通告したところ、会社は、この地権者に処分禁止仮処分を行い、現在係争中です。今度の設計変更には、この係争中の土地が含まれているのかどうかお尋ねします。

 大きい2番目、安東贄崎線の道路工事と栄町鳥居町線の工事計画について質問します。

 その1、問題は、鳥居町の住民が安東贄崎線に出るにしても、栄町鳥居町線に出るにしても、勾配がきつ過ぎて出られない。従来の生活道路としての堤防道路と同じ機能を回復してほしいという地元住民の希望を入れるかどうかです。3月議会で問題を指摘されてからの地元住民との話し合いなど、当局の取り組みを伺います。

 第2点目、県立文化会館の開館に伴う道路事情などにこれらの問題が影響しないかという心配の声も聞かれます。当初の予定どおり完成できるかどうか見通しを伺っておきます。

 大きい3点目として、津駅北部市街地再開発と区画整理について伺います。

 その1は、3月議会後、関係住民から要望書が出され、それに基づいて話し合いが行われたと聞いております。住民からは、みずから行うつもりのない市街地再開発区域に勝手に指定して、住民に立ち退きを強制しようとしているのは、市の一方的な措置だから、建設大臣に対する異議申し立てを取り下げるつもりはない、もしどうしても立ち退けというなら、区画整理による換地処分ではなく、代替地を要求するという要望書が出されています。これに対して市当局はどのように答えているのか。

 第2点目、話し合いの中で、代替地の要求というのはかなり強く主張されていたはずです。もはやあれこれの言いわけでは済まないところへ来ているのではありませんか。場合によっては、区画整理事業そのものを拒否されることもあり得る重大な問題です。津駅北部の再開発や区画整理事業全体に影響を与えかねない重大な局面に来て、まだ住民の要望を満足させる案を提示できないでいるということは、怠慢のそしりを免れません。住民要求にどのようにこたえていくつもりか伺います。

 その3点目、津駅北ビルだけでなく、15ヘクタールの区画整理区域全体を拠点都市法に基づく拠点地域として指定する意向であると聞いていますが、そのことによって区画整理事業全体にどのような影響があるのか、また、個々の地権者の権利にどのような影響が出るのか伺っておきたいと思います。

 大きい4番目の質問として、生活保護行政等について質問します。生活保護を初めとして、生活困窮者の救済策については、年金制度等の不備もあって、今でも多くの問題を抱えています。その問題に対処するに当たっての原点は、憲法第25条だと思います。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」第2項「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」

 この憲法の規定は、国民がどんな原因で生活に困窮しておろうと、それを救済するのは国の責任であることを明らかにしています。かつて朝日訴訟判決で、プログラム規定だからそのうちやればいいなどと言われたことがありますが、その判決からさえ26年経過し、世界の経済大国を誇る今の日本国にその言いわけは通用しません。

 最近、秋田地裁で、秋田県加藤人権裁判と呼ばれる裁判の判決が出されました。国・厚生省は控訴しましたが、この判決の要旨とそれについての感想を述べてください。さらに、顧みて、津市の生活保護行政で反省する点はなかったかどうかについても伺っておきます。

 その次の質問です。生活保護法第27条は、「被保護者に対して、生活の維持、向上その他保護の目的達成に必要な指導又は指示をすることができる。」と規定していますが、この指導、指示については、同法第2項では、「被保護者の自由を尊重し、必要の最少限度に止めなければならない。」としています。また第3項では、「被保護者の意に反して、指導又は指示を強制し得るものと解釈してはならない。」とまで厳格に規定しています。果たして本市の福祉事務所がこの生活保護法の精神を正しく受けとめているでしょうか。27条の趣旨に反する指導、指示をしたことがないと断言できるかどうか伺います。

 4点目、生活保護受給者Xさんの事例について伺います。Xさんは下半身を切断し、身体障害者等級第1級に該当する障害者ですが、自動車も運転できるし、若干の介助があれば普通の生活ができます。障害者年金だけでは足りないので、不足分について生活保護を受けています。頑張って勉強し、今は他府県で福祉を専攻する大学生です。ところが、お父さんが脳梗塞で倒れたので、大学を1年間休学して帰省し、看病に専念することにしました。Xさんは、他府県で自動車の保有を認められ、購入費については社会福祉協議会から借り受け、返済金については生活保護費の特別加算を認められていました。ところが、津市福祉事務所は、他府県の借金は三重県には関係ないと言ったのです。この件については、Xさんとの交渉で是正される見通しにはなりましたので、だれに責任があったのかなどと申し上げるつもりはありません。

 ただ、国の制度である生活保護が、府県の違いによって取り扱いが違うということは、本来あり得ないことですから、Xさんから話を聞いた段階で県に問い合わせるとか、集団的な検討をするとか、被保護者に有利な取り扱いをするための親切な取り組みがもっと早くできなかったのかと残念に思います。大学を休学するというのは、よくよくのことです。休学したからといって勉強をやめるわけでありませんから、Xさんは依然として自立した大学生としての出費を余儀なくされています。

 ところが、親孝行しようと看病のために帰省して父母と同居したために、不利益な取り扱いを受けたのであります。自分の障害者特別手当を車の返済金や生活費に回さなければならない、勉強に充てるお金は当面犠牲にしなければならないという仕儀に相なっているわけであります。不当なことだとは思わないでしょうか。この点について、福祉保健部長のお考えを伺っておきたいと思います。

 第5点目、生活保護申請書の窓口備え置きの必要性について当局のお考えを伺います。

 恥を忍んでという言葉がありますが、生活保護を申請するというのは、よくよくのことです。ところが、厚生省の悪名高い適正化指針で、生活保護申請者には同意書の提出を強要し、資産、預貯金を調査する権限を委任させ、親族に扶養の意思の有無を確かめることまでしています。この点で全くプライバシーは認められていません。

 そのよくよくのこととして生活保護を申請に行っても、窓口には申請書は置いてありません。相談に乗ると称して行われる別室での面談は、それだけで申請者に圧力を加えます。事情聴取の中で人格を傷つけられたと憤慨し、二度と福祉事務所に行かないという人の声を私は再三聞いています。意図的に担当者が人格を傷つけたとは私は思いません。ただ、傷つきやすい人が窓口に来ているのだという配慮が足りないだけです。憤慨して帰ったら、その人は申請の意思がなかったとみなされます。だから、だれでも事情を聞かれる前に生活保護を申請する意思を表明する権利を認めてもらいたいのです。保護申請書の窓口備え置きは、憲法25条と生活保護法の趣旨を守るためにも、絶対に必要な条件です。この点について改善を求め、御見解を伺うものです。

 6点目、「公的扶助研究」という雑誌がありますか、その第154号に載った川柳と称するものについて質問します。テレビや新聞で一部が報道されましたので、御承知のこととは思いますが、あえて引用します。「救急車自分で呼べよばかやろう」「医者に行くちょっとぐらいは我慢しろ」「休み明け死んだと聞いてほくそえむ」「金がないそれがどうしたここ来んな」「ケースの死笑い飛ばして後始末」「泣きなから異動してきてはや3年」「母子家庭知らぬ男があぐらかき」、このようなたぐいの川柳であります。

 ケースワーカーが加入する団体が、機関誌でこのような川柳と言えないようなものを発表したことが世間に衝撃を与えています。私も第1報をテレビで見て驚き、かつ怒りを禁じ得ませんでした。人の弱点をあざ笑い、攻撃し、人をさげすむような内容は、本来川柳の定義からは外れるものでありますが、それを論じるのがここでの主題ではありません。

 さて、一体ケースワーカーにさきに引用したようなものを川柳と称してつくらせた今の福祉行政の実態は、いかなる状況なのでしょうか。長らく福祉の仕事に当たってこられた福祉保健部長のこの川柳を読んでの感想と、福祉行政に携わる者としての心構えについて伺っておきたいと思います。

 この項の最後に、生活困窮者への下水道負担金徴収について伺います。質問通告で下水道使用料と書きましたが、負担金の誤りでしたので訂正します。乙部に在住のAさんは、老齢でひとり暮らし、下水道は来ても水洗便所にする資力もありません。いろいろ窮状を訴えましたが、結局下水道負担金は徴収されました。このような場合の解決策として、本人が資力を回復し、もしくは相続または譲渡を受けた者に資力があることが判明するまで、一時的に支払い猶予制度を設けてはどうか。当局の御見解を伺います。

 大きい質問の5番目、下水道事業の推進について伺います。

 第1点は、志登茂川処理区の計画についてです。これまで我が党は、繰り返し流域下水道の矛盾、具体的には志登茂川処理区の矛盾を指摘してきました。

 第1に、北は鈴鹿市との境界、河芸町東千里から西は芸濃町忍田、南は安濃町今徳まで、なぜこれほど広い地域から汚水を集めて処理しなければならないのか。豊かな自然の中で無理なく汚水を処理できる環境にある農村部から、わざわざ環境保全の上で問題の多い海岸沿いに、高い費用をかけて汚水を運んでなぜ処理しなければならないのか。

 第2に、区域を外れたところでは、集落排水や合併処理浄化槽など事業がどんどん進むのに、流域下水道の区域に編入されたところでは、その事業の到達を待つ以外に道がありません。

 第3に、小規模の計画に比べて投資額当たりの普及率の向上が極めて少ない。見かけは、規模の大きさによる利点があるように見えながら、実際には投資効率が大変低い。

 こうした大きな問題点以外にも、発生する汚泥の量の多さや、事業が特定の地域に偏らざるを得ないなど、問題点を数え上げれば切りがありません。いよいよ処理場の位置が確定し、事業が本格化する時期に至りました。そこで改めて伺います。

 第1に、この際、計画の抜本的な見直しを急いで行うべきではないかということです。これまでと違って、計画の見直しについて、県当局は極めて柔軟な態度であると聞いています。既に津市が策定し県に提出した全域下水道化構想でも、大里地区を集落排水事業を導入する独立した処理区に設定しています。これは、大いに歓迎できる見直しであります。

 計画の見直しが可能なのであれば、中途半端な見直しではなく、抜本的に見直すのが当然ではないでしょうか。もちろん他の町村にわたる部分についても、遠慮せず思い切って見直しを求める、そういう態度が必要ではありませんか。志登茂川処理区という考え方で事業を進めるのであれば、その地域は、河芸町の計画対象区域、白塚、栗真、一身田、江戸橋駅西を含む橋北の各地域だけに限り、それ以外の津市内の区域、芸濃町全域、安濃町全域については、他の手法で進めていただくべきであると考えます。御見解を求めたいと思います。

 第2に、今回津市がつくった全域の計画の中で、例えば一身田、豊野の2つの集落及び大里川北町については、流域計画から外されています。理由は、人口密度が基準に達していないからだということです。ところが、この集落を通って豊野団地あるいは川北団地へは、流域の管路が布設されることになります。管路は通るがその沿線の集落は計画から外す。これでは全く合理性に欠けます。再検討すべきではありませんか。

 第3に、下水道計画から外れた部分については、合併処理浄化槽を普及することになります。全市で3,127戸です。計画の可否については、ここでは論じません。そこで、こうした地域については、合併処理浄化槽の普及について特別の措置を講じ、下水道区域並みの経済的負担で水洗化の工事とその後の維持管理ができるようにすべきではありませんか。

 第4に、関係住民への計画の説明について伺います。既に明らかにされたように、現在主として漁業関係者の理解を得る努力が払われ、さらに自治会を通じて処理場立地地域の関係住民への説明も行われているとのことであります。特に関係住民への説明については、自治会長あるいは自治会役員への説明はもちろんですが、一般住民に対しても、開かれた場での説明が必要なのではないでしょうか。お考えを伺います。

 次に、雲出川左岸処理区橋南地域の面整備について伺います。軒を連ねていなから、対象になる家と外される家が生じるような面整備上の差別を改めよと、前議会で駒田議員が求めました。これについての市長答弁が各紙で報じられましたが、紹介しますと、指摘された点はなるべく整合性がとれるよう整備区域の手直しをする‐‐‐中日新聞。下水道区域の手直し検討、不公平の指摘受け市−−−朝日新聞。津の雲出川左岸下水道区域を手直しへ−−−読売新聞。岡村市長は、整備区域の見直しを約束した‐‐‐伊勢新聞となっています。

 そこで質問ですが、市長にこの見直しをどのように進めているのか伺うものであります。

 大きい質問の6点目ですが、国道163号線、旧県道津上野線の整備について伺います。旧県道津上野線が国道に昇格したことについて、当局の御努力に敬意を表するものです。私たちも、建設省に直接陳情したかいがあったと喜んでいます。ところが、実際の整備は、期待したようには進んでいません。

 そこで、1つ、通学路の安全対策について、道路拡幅や歩道の整備、電柱の移設など、これまで出されている切実な住民の要望を県国にどのように上げているのか。

 2つ目、三泗交差点の渋滞解消策としてのバイパスの建設計画について、今後のスケジュールはどうか。

 以上の2点について伺います。

 大きい7点目として、中勢北部サイエンスシティ計画について質問します。この議会でも数々の不安や疑問が提起されました。さらに、積極的な提案もあったことは認めます。拠点都市指定の有効期限と事業進捗の見通し、県内外に極めて多くの競争相手を予想しなければならないこと、中勢バイパスの用地買収との税制上の差、つくるよりも売ることの難しさ、それに、それに対するさまざまな期待であります。

 オフィスアルカディアのセールスポイントは何かと問われて、市長は、基盤整備、良好な住宅環境、高い水準の労働力、外国人労働者受け入れ体制の整備、教育機関や交通手段の有利さなどを上げられましたが、これらの条件は、競争相手のすべての地域がそれぞれに知恵を絞るところです。セールスポイントとは、こうした一般的な条件の水準のことではなく、ほかでは期待できない特徴のことを言うのではないでしょうか。御見解を伺いたいと思います。

 さて、これまでの論議を前提にして、端的に次の諸点について伺います。

 第1点、156ヘクタールの第1期計画の完成は、約10年先という見通しです。ところで、最終498ヘクタールの完成までを何年と考えておられるのか。

 第2点、最近の経済情勢の変動のサイクルは、せいぜい5年です。同じ経済条件が5年以上続くとは考えにくいのですが、そんな情勢のもとで長期にわたる投資の保全が可能と考えられるのかどうか。

 第3に、競争相手が多く、立地条件も飛び抜けているとは言えない条件のもとで、例えばオフィスアルカディアの場合、現在、企業の意向を調査中ということです。ここに至ってまだ対象企業の意向さえわかっていないというのは、いかにも心細い限りですが、もし今回の調査で思わしくない結果が出た場合、計画を見直すことがあるのかどうか。

 第4に、地権者など直接的な利害関係者の意向を大切にすることはもちろんですが、交通、環境など、広い地域に影響をもたらす計画として、関係地域の住民にその計画を説明し、理解を求める必要があると考えますが、その意思、計画があるかどうか伺います。

 質問の8点目、兵丹池の悪臭対策について。夏場に向かって悪臭と蚊の発生に悩まされている上浜町6丁目の兵丹池は、農業用ため池でありますが、十分な管理が行われているとは言えず、どぶ池の状態になっています。そこで、ヘドロのしゅんせつ、雨水と生活雑排水の分離など当面の対策と抜本的な対策を求めるものでありますが、いかがでしょうか。

 質問の9点目、一般特定行政庁への移行後の建築指導について。一般特定行政庁への移行に伴い、仕事が大幅にふえる中で、精力的に仕事をこなしていただいていることにまず感謝したいと思います。ところで、市内に高層建築物がふえる中で、先住者と施工者との間のトラブルも増加していますが、3点について質問します。

 1つ、特定行政庁への移行に伴って体制が整えられましたが、各係の人員配置と現在の体制で十分かどうかについて伺います。

 2つ目、施工者と住民とのトラブルにどのように対処しているのか。施工者に対する指導の内容も含めて具体的に答弁願います。

 3点目、仮称津市中高層建築物の建築に係る紛争の処理に関する条例について、その制定の必要性を以前に質問し、私たちの条例案を示してあります。当時の建設部長は、特定行政庁に全面的に移行する段階で、なるべく早期に条例制定を図りたいと答弁しておられるが、現在までにどのように検討されたのか。

 質問の最後に、津市・鎮江市友好都市提携10周年記念事業について伺います。先日、全員協議会で説明されたばかりですから、経過を省略し、簡単に質問します。

 1、鎮江市・津市友好会館の建設協力が潤洲飯店の改築から、金山飯店の増改築にかわり、その計画に対する協力依頼が撤回された段階で、この話は一たん終わったのではないか。

 2、それまでの経緯が市議会に報告されなかった理由は何か。

 3、津市はなぜ大型バスの提案をしたのか。

 4、バスは現物を調達するのか、金銭で供与するのか。どのような方法で相手方に渡すのか。

 5、バスの金額は幾らで、財源を何に求めるのか。

 6、外国に対する公金支出または財物の供与は、どのような仲介を経ても、それが地方自治体の支出負担行為である限り、地方自治法232条経費の支弁、232条の2寄附又は補助という規定と、地方財政法に触れるのではないか。もし触れないというのなら、バスの提供がどのような意味で地方公共団体の事務に属するのか。また、その支出はどのような意味で公益上必要がある場合に当たるのか。

 質問は以上であります。どうぞ御答弁のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。

         〔市長 岡村初博君 登壇〕



◎市長(岡村初博君) 下水道事業にかかわりまして、従来からの御主張のもとに、今回の志登茂川処理区について、御所見も含め数多く御質問をちょうだいいたしましたが、その中で、橋南地区の雲出川左岸処理区にかかわって、従来御指摘をいただき、あるいは御意見等ちょうだいしましたことについて、どのように対応することができたかということで、私の方へ御質問をちょうだいいたしましたので、お答えをさしていただきたいと思いますが、橋南地区の認可区域の設定につきましては、前回の議会でもお答えさしていただきましたように、旧管区域をそのまま認可区域といたしました経緯もありまして、御指摘をいただいて、その後関係機関と協議、調整を行ったのでございますが、現段階での進捗状況では、区域を連檐する形にする問題については、少し今の段階では難しい、こういう現況でございますが、しかし、同じ区域の反対側の住居については、片一方が前同士でありながら、片一方が区域に入って、前が入ってないというような問題につきましては、一応その前の住宅等につきましては可能である、こういうふうなことで一応の調整がついた、こういうことでございまして、その点不十分ではありますけれども、しかしながら一部手直しができた、こう思っておりますが、今後とも、やはり御指摘いただいたような問題等については、十分県に対しましても手直しができるようにということで努力をしていきたい、こう思っております。

 また、学校等の公共施設につきましては、施設の改善等にあわせまして関係機関と協議を図っていきたい、かように思っておりますが、いずれにしましても、基本的には現認可区域の進捗率を終えることが最優先と考えておりますので、面整備の推進に最大限努力いたしますとともに、少しでも早く次期認可区域の見直しができるように、下水道整備促進を図っていきたい、こう思っております。特にまた大きな地域としては、高茶屋地域等につきましても、地元の大変期待が高いということでもございますので、今後とも努力をいたしてまいりたい、こう思っております。

 次、中勢北部サイエンスシティにかかわりまして、セールスポイントはどこでも同じではないか、したがって、もっともっとすぐれた点、それらをやはり創出していくべきではないか、こういうふうな御所見といいますか、御意見であったように思うわけでございまして、確かにそれぞれの地域がそれぞれ知恵を絞って競い合うということに相なろう、こう思っておりますが、これは今日までの日本におけるいろいろな新産都市指定とかその他いろんな指定等があったわけでございますが、しかしながら、それぞれやはり知恵を出し合いなから、非常にスムーズに成功した地域もあるし、あるいはまたそのまま残っていった、こんなところもありますし、うまくいったというところといえども、またその後の経済構造の変化等によりまして大変変遷をしたような地域もあるわけでございまして、したがいまして、私どもといたしましては、そういう前例もありますから、したがって、永続できるように、あるいはまた地域と一体となったように、そしてなるほどできて進出してよかった、こう言われるような、いろんな面での整備を積み上げていかなきゃならん、こう思っております。したがいまして、今後ともいろいろと私どもなりに勉強もしなきゃならんわけでございますけれども、どうぞひとつ、いろいろとお気づきの点は、また御指示、御教示等をちょうだいできれば幸いだ、こう思っております。

 今ここで何がどうだ、こういう特定したお答えはできかねますけれども、以上申したようなことで私どもはセールスポイントの創出に努力をしていきたい、こう思っております。

 ただ、気候であるとか、あるいは人口動態であるとか、あるいは地形とか、環境とかいうことになってまいりますと、やはりそれぞれまた違いますし、あるいは大阪圏、近畿圈、それら等の中間地点という立地がどのように作用していくか、それらも考えられますし、あるいはまた第2名神の、大分将来の問題になろうと思いますけれども、問題、あるいはまたリニア新幹線等の停車駅等の問題等が、これまたある時期特定の場所等が駅等については示されてきた場合におきましては、どういうことに相なりますか、そこらもやはり選定の企業進出の相当大きなこれからのインパクトになろう、こう思うわけですから、したがって、それらも含めて私どもとしては十分意を用いながら進めていかなければならん、こう思っております。

 したがって、いろいろと決められた期限はございますけれども、これはやはり計画段階でそういう形で一つの私どもとしての目安、目標ということに相なろうと思いますが、思わしく、うまくいかなかったときは見直すこともあり得るのかということでございますが、少なくとも津市の地域内、極めて従来の集落からも至近の距離にあり、しかもまた鉄道あるいはその他等から考えましても、決して不便な地域でもございません。とりわけ中勢道路等が開通をいたしますと、非常に地域としては多目的といいますか、何にでも使える地域であるわけでございまして、したがいまして、私どもとしては十分いろんな諸計画が実現し得る地域だ、このように考えております。したがいまして、今どういうふうにするのかということは申し上げかねますけれども、十分計画に耐え得る、こう考えております。

 また、より広い地域の住民等にも説明会を開く等の考えはないのか、こういうことでございますが、当面は何と申しましても、やはり地域住民の地権者の皆さん方、直接関係のある地域の皆さん方の御協力をちょうだいするのが第一でございますので、今の時点におきましては、そこまでいたす考えはございません。かしかし、ある程度固まってまいりますならば、より広範な地域の皆さん方にも御協力をちょうだいしていく必要があろう、こう考えております。その時期等については、また今後機会があれば御連絡申し上げる時期もあろうかと思いますか、今の時点におきましては、当面直接地域の皆さん方の説明等通じながらの対応をしていきたい、こう思っております。

 以上で壇上からの私の答弁は終わりまして、あと担当部長からお答えをさせていただきます。

         〔建設事業部長 錦 金則君 登壇〕



◎建設事業部長(錦金則君) 報告第20号平成4年度津市繰越明許費繰越計算書中、第8款土木費都市計画費の安東贄崎線及び栄町鳥居町線両街路改良事業にかかわりまして、それぞれ繰り越しが避けられなかった理由はどの御質問いただきましたので、お答えさせていただきます。

 安東贄崎線街路改良事業につきましては、当初予定いたしておりました用地の取得の一部が困難となりまして、年度内での執行が見込めない状態となりましたことから、補助事業枠の調整をするために、公有財産購入費及び補償費を工事請負費に振りかえました。また、栄町鳥居町線街路改良事業につきましては、道路設計に係る地元調整に日時を要しまして、いずれも3月末までの完了が困難となりましたので、繰越明許をお願いいたしたものでございますので、よろしく御理解のほど賜りたいと思います。

 続きまして、都市計画道路安東贄崎線の事業に対します御質問についてお答え申し上げたいと思います。当事業につきましては、地元の皆様に対しましての工事説明の際、本線への取りつけ道路並びに生活道路の改良などの課題をいただいておりましたが、昨年度内に結論を見出すことができなかったものでございます。地元におかれましては、当事業に対しまする窓口といたしまして委員会を設置されておりまして、私どもといたしましては、当委員会との意見調整を図るべく、今日まで庁内の関係各課との協議も行いながら、実現あるいは実効性のある改良案を検討してまいってきておりますので、今後も引き続きまして誠意を持って地元調整を行ってまいりたいと考えております。

 また、工事完成の影響につきましては、先ほども申し上げましたとおり、誠意を持って地元の皆さんとの話し合いを進めさせていただく中、御理解を得るべく、完成目標年次に向け努力してまいります所存でございますので、何とぞ御理解賜りたいと思います。

 続きまして、国道163号の整備について2点ほど御質問いただいておりますが、まず、通学路の安全対策につきましてお答え申し上げます。国道163号の通学路の安全対策に関してでございますが、県の方で策定していただいております特定交通安全施設等整備事業の中で実施していただいているところでございますが、今後におきましては、国道163号の整備の事業主体となります県の道路維持課並びに津土木事務所に対しまして、従前どおり要望をしてまいりたい。さらには、歩行者の安全確保をすべく歩道整備に向けましては、沿道住民の皆様方の御理解と御協力をも求めつつ進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。

 続きまして、三泗交差点の渋滞解消策といたしましてのバイパス建設計画についてでございますが、現在南河路地内国道163号のバイパスといたしまして、津港殿村線の整備につきましては、中勢バイパスと平面交差する計画もありまして、以前から三泗交差点付近の交通渋滞緩和のための方策といたしまして御指摘をいただいているところでもございますが、現道の交通量も日増しに増加してきておりまして、交通渋滞を引き起こしていることなどから、県といたしまして、平成3年度より予備調査を実施し、さらに本年度県単事業といたしまして、測量調査を実施し、関係諸機関と十分に調整を図った上で、事業化に向けて努力していきたいとの意向でございますので、津市といたしましても、一日も早い事業化に向けまして今後ともより一層の要請を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。

 以上でございます。

         〔プロジェクト推進部長 藤波津三君 登壇〕



◎プロジェクト推進部長(藤波津三君) 議案第58号にかかわりまして数点御質問を賜りましたので、お答えを申し上げます。

 まず最初に、1万円以下の過料で条例の遵守が担保できるか、こういう御質問でございました。条例第28条におきまして、無届けの使用等の違反があった場合には、市長の判断におきまして1万円以下の過料に処することといたしておりますけれども、これは地方自治法の規定によるところでございまして、施設の管理上の秩序維持の趣旨から設けられたものであるというふうに理解をしておりまして、担保の一つであるというふうに存じております。

 ただ、これは御承知のとおり行政罰でありますので、不法な者に対しましては、刑法上の刑罰あるいは民法上の損害賠償という方法もあるわけでございますので、それぞれの実情に応じまして対応してまいりたいと考えております。

 続きまして、運輸省のガイドライン、それから国際民間航空機関の運航基準に基づきますガイドラインの検討についてということで御質問を賜りました。ヘリコプターの事故防止に関しましては、幾つかの事故を契機といたしまして、運輸省におきまして、御指摘のように安全対策につきまして、操縦者、運航業者に強く指導されていると聞いておりまして、国際民間航空機関が1990年に見直しを行いましたヘリコプターの国際運航に関する新しい運航基準をもとに、検討会の中間報告がなされておりまして、基本的には操縦者の安全意識の徹底、航空機への救命無線機の搭載、フライトデータ、レコーダーの搭載等の事項が運輸省のガイドラインヘ盛り込まれるものと聞いており、現行の法律の中では、運航業者等に安全運航義務責任があろうかと存じておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 そこで、無線機を設置したらどうかという御提言がございました。無線機の使用につきましても、他のヘリポートにおきましても使用されておる例は少ないというふうに聞いておるわけでございますが、経費も相当かかるんではなかろうかと存じますけれども、一つの検討の対象にはしていきたいというふうには考えております。

 それから最後にヘリポートの設置者の事故の場合の賠償責任ということで御質問を賜りました。事故の際のヘリポート設置者の賠償責任についてということでございますが、先ほども申し上げましたように、基本的には操縦士に運航にかかわります安全義務が具体的に法律に明記されておるところでございまして、操縦士はそうしたことの認識のもとに運航していただいておるというふうに考えておるわけでございますが、不幸にいたしまして予測できない事故が発生した場合におきましては、操縦士あるいは飛行場の側からも運輸省の方へ事故報告をすることにされておりますので、こうした報告により、航空事故調査委員会により原因等の調査が行われるのが基本的なシステムと存じており、この結果をまつということになるものと想定しておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

 また、未然の防止ということにつきましては、日々の点検、施設の管理等十分留意をしていきたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 今後、先進地の事例などを参考にいたしまして、運航に関しての情報交換等のために、公共用ヘリポートの設置者の間におきまして、連絡組織等をつくるのも一つの方法として検討できるのではなかろうか、こんなふうに考えております。よろしく御理解をいただきたいと存じます。

         〔都市計画部長 小河俊昭君 登壇〕



◎都市計画部長(小河俊昭君) 中部ロイヤルゴルフ場につきまして2点ほど御質問をいただきましたので、お答えさしていただきます。

 中部ロイヤルゴルフクラブのゴルフ場造成事業につきましては、ゴルフ場等の開発事業に関する指導要綱に基づきまして、開発事業設計協議申し出書を平成4年2月3日に三重県に送付し、現在三重県において審査が行われております。現在、事業者から事業計画を変更したい旨の協議がございます。その内容といたしましては、開発予定区域内で地権者の同意が得られない部分を開発区域内から除外したいというものでございます。地権者の同意が得られない箇所は2ヵ所ございまして、面積は約3,700平米でございます。変更に係る事務処理につきましては、三重県の判断を受けて慎重に取り扱いを行いたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 次に、紛争中の土地は設計変更に含まれているのかとの御質問でございますが、事業者が変更したいとしている部分につきましては、先ほども説明さしていただきましたように、同意の得られていない部分の変更でございまして、紛争中の土地につきましては、変更の内容には含まれてはおりませんが、事業計画の中には入っております。

 次に、津駅前北部地区市街地再開発と区画整理につきまして数点御質問をいただきましたので、お答えさしていただきます。津駅前北部地区市街地再開発事業につきましては、議員の皆様方を初め地区住民の方々に対し、大変御心配をおかけしておりますことをおわび申し上げます。

 その後の住民との話し合いの経過及び住民の要求にどのようにこたえているのかとの御質問でございますが、地区の住民の皆様方は、1戸建ての土地を求められておりますことから、その御意向に沿うべく種々検討しましたが、現時点におきましては、地区住民の皆様方の代替地の確保をすることにつきましては、地区住民の方々が希望される位置での土地の確保、代替地を提供していただく方の御負担、土地の登記、代替地移動後に換地で再移動すること等代替地の接道条件の確保等の問題が生じてまいります。

 したがいまして、これらの問題を解決して町づくりを行うには、土地区画整理事業の換地手法により行うことか良策であると考えております。土地区画整理事業の換地手法であれば、土地区画整理事業の照応の原則により、地区住民の方々の権利の保障がなされるものでありますので、市といたしましては、地区住民の方々の御不安を解消するために、国県へ重複決定をお願いし、御理解をいただいたものでございます。

 このような市の考え方につきまして、平成5年1月より説明会及び個別訪問を行い、地区住民の皆様方に御理解をお願いしたものであります。しかしながら、地区住民の皆様方からは、平成5年4月27日付で代替地の確保を求める要望書が提出されたものでありますが、要望内容につきましては、現状において市が土地の確保も行っておらず、また具体的な区画整理の図面の提示もできていないことに対する地区地元の皆様方の御不安を反映したものであると考えております。

 このようなことから、地区住民の皆様方には、再度説明会を開催し、先ほども申しましたように、代替地提供における問題点、また土地区画整理事業の換地手法であれば、照応の原則に従い、再開発区域周辺は換地が確保されることとなり、地区住民の皆様方の御意向に沿うことができることについて説明をさしていただいたところでありますが、地区住民の皆様の御要望といたしましては、街区構成の図面が提示されていないため、いま一歩理解しにくい面もあり、提示された段階においてさらにいろいろな話し合いに応じていきたいとのことでありました。したがいまして、早期に街区構成の図面を作成し、地区住民の皆様方の御理解を得ながら土地区画整理事業を進めるよう、誠心誠意努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、拠点都市指定との関連についての御質問でございますか、地方拠点都市地域の中の拠点地区といたしましては、津駅前北部地区市街地再開発事業と、土地区画整理事業の区域合わせて基本計画での位置づけを予定しておりますか、この指定によりまして、市街地再開発事業につきましては、補助対象の拡大等の支援があり、また土地区画整理事業につきましても、国庫補助の重点配分が期待されますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 次に、一般特定行政庁へ移行後の建築指導について数点御質問をいただきましたので、お答えさしていただきます。一般特定行政庁への移行に伴いまして、建築指導の体制についての御質問でございますか、移行以前の建築指導課の職員体制は13名でありましたが、移行に伴う業務増加により4名を増員し、現在17名体制となっております。係につきましては、移行以前より設置されている建築審査係及び建築指導係に加えまして、建築防災係を新設して、不特定多数の人が利用する特殊建築物について、定期報告に基づき現場調査及び現場パトロールにより建築物の防災指導を行っております。

 また、津市福祉環境整備指針に基づく指導、駐車場附置義務条例に基づく指導を建築審査係で行い、中高層建築物に関する行政指導を建築指導係でそれぞれ人員を増加し、体制強化を行い、住みよい津市の町づくりを推進していきたいと思いますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 次に、施工者と近隣住民とのトラブルについてどのように対応しているのかとの御質問でございますが、現在建築指導課の窓口において、用途に関係なく、3階以上の建築物に対し、近隣住民へのトラブルの原因となる日影、工事中の騒音、排水、電波障害等について説明をし、未然に紛争を防ぐよう、事業者あるいは設計者に対し指導を行っております。しかし、なお調整がつかない場合におきましても、事業者と地元とのさらなる協議の場を持てるような指導を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解をのほどお願い申し上げます。

 次に、仮称津市中高層建築物の建築に係る紛争の処理に関する条例の制定をとの御質問でございますか、議会でもたびたび御指摘をいただいておりますが、条例の制定となりますと、他法令の関係や基準法との問題等整理しなければならない課題が多々ございます。先進都市におきます事例等の研究を重ねておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。

         〔環境部長 伊庭弘大君 登壇〕



◎環境部長(伊庭弘大君) 中部ロイヤルゴルフ場その後の経過についての中で、貴重な生物に対する保護対策は不十分であり、改善を求めてはどうか、こういう御質問でございましたので、お答え申し上げます。

 中部ロイヤルゴルフ場の計画に係る環境影響評価に関する手続につきましては、既に終了しております。したがいまして、御指摘のカスミサンショウウオ、オオタカ、チュウサギ等の動物の保全のための措置は、平成3年12月に作成された環境影響評価書で示されております。カスミサンショウウオ、チュウサギ、オオタカ等に対する保護対策につきましては、県は、知事の附属機関である環境影響評価委員会で十分審議した上で、事業者に意見を提示しているところでございます。したがいまして、本市といたしましても、当委員会の審議結果を評価いたしますとともに、今後事業者と締結を予定している環境保全協定の中へ可能な限り盛り込んでまいりたい、このように考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、下水道事業の推進にかかわって市長さんの方からお答えを申しましたんですが、合併浄化槽の部分についてお答え申し上げます。

 下水道事業の推進にかかわりまして、処理区域外については、小型合併処理浄化槽で対応することになっておるが、下水道並みの費用でとの御質問でございますが、現在、本市におきましては、小型合併処理浄化槽設置者に対する補助金制度を平成3年度から実施しております。このようなことから、この制度の活用によりまして対応してまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

         〔福祉保健部長 澤田信之君 登壇〕



◎福祉保健部長(澤田信之君) 生活保護行政についてお答えいたします。生活保護の実施につきましては、法の目的に基づき、誠意を持って対応いたしてきておりますが、今後もその趣旨に沿った保護行政を推進していきたいと考えております。

 秋田県加藤人権裁判の判決を教訓にとのことでありますが、このことにつきましては、日常の訪問活動におきまして、保護費の中から蓄えをすることによって最低生活基準以下の生活が行われないようよく話し合い、今後ともこの判決を踏まえ、被保護世帯との信頼関係が保たれるよう取り組んでまいりたいと思います。

 次に、指導、指示についてでありますが、日々の訪問活動におきまして各家庭に対し本人の自主性を尊重しながら、生活の維持向上、その他保護の目的達成に必要な助言や指導を行っているところであります。その指導方法につきましては、原則として口頭で行いますが、必要と判断するものにつきましては、文書で行っておりますが、法の趣旨に反する指導、指示を行っておりませんので、よろしく御理解をいただきたいと存じます。

 次に、Xさんの事例につきましては、一部対応のおくれがあり、御迷惑をおかけいたしましたが、被保護者と生活保護担当者との人間関係を密にいたしまして、必要な扶助に対し速やかに対応いたしますので、御理解をお願いいたします。

 次に、保護の申請についてでありますが、相談に来られる方は、生活の困窮のみならず、健康上あるいは精神的に不安に直面し、多くの問題を抱えていることが多くあります。親切丁寧な対応を行い、相談内容を十分にお聞きし、不安を取り除くよう努力いたしております。今後ともプライバシー保護に配慮し、相談室内で申請書に御記入いただきたいと考えておりますので、よろしく御理解をお願いいたします。

 川柳についてでありますが、当市では当該雑誌は購買いたしておりませんが、新聞報道等の内容につきましては、福祉行政に携わる者として非常に残念なことと受けとめております。

 以上でございます。よろしく御理解をお願いいたします。

         〔下水道部長 福森 操君 登壇〕



◎下水道部長(福森操君) 生活困窮者への負担金徴収に関しまして、資力が生じるまで支払い猶予制度を設けるなどの考えはないか、こういうことでございます。御質問いただきましたので……。

 負担金の取り扱いにつきましては、受益者負担金条例及び同施行規則の負担金の減免条項に基づき対応している状況でございます。生活保護法第11条第1項第1号に規定いたします生活扶助を受けている受益者に対しましては、本人から減免申請の提出と、生活保護証明により減免しているのが現状でございます。そこで、負担金の支払いに関しましては、とにかく相手方の状況によりまして、一時的に納期を延長するとか、あるいは今後も個々の状況を踏まえまして慎重に対応してまいりたい、こういうふうに考えておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

 それから流域下水道の抜本的な見直しはできないかということでございますか、流域下水道の縮小ということでございますけれども、下水道化構想策定におきましては、一部の見直しを行いましたが、基本的には志登茂川処理区は流域下水道事業で、県と1市3町が進めております関係もございまして、抜本的な変更はできないところでありますので、どうかその点ひとつ御理解を賜りたいと思います。

 それから大里川北と豊野が外れた理由ということでございますが、下水道化構想から大里川北、豊野が外れた理由につきましては、現在の流総計画におきましても、川北・豊野地区は外れているものでありますけれども、今回の見直しの中でも、面整備をせずに幹線の取り入れられる部分につきましては、見直しを行ったものであります。そういうことでございますので、ひとつ御理解を賜りたいと思います。

 それから一般住民の説明はどうかということでございますけれども、現在地元の代表あるいは漁業組合の代表との調整を行っているところでございます。現在、協議調整が具体的になってくれば、当然一般住民への説明も必要かと考えておりますので、その点よろしく御理解のほどお願いしたいと思います。

 以上でございます。

         〔産業労働部長 片岡次夫君 登壇〕



◎産業労働部長(片岡次夫君) 御質問のありました兵丹池の悪臭対策につきましてお答えさせていただきます。

 津市におきましては、市街化区域内に位置する農業用のため池が15ヵ所存在しており、そのほとんどにおきまして、ため池の流域内に団地等の開発がなされており、生活排水等の流出先がため池となっているところであります。御指摘いただきました兵丹池も同様でありまして、流域内において上浜町地内に位置します兵丹池団地及び大谷町地内に位置します緑が丘団地等が既に造成されており、生活排水を含む雨水が兵丹池に流入しておりますが、農業用ため池であり、用水量確保の観点からも、余儀なくされているところであります。

 こうしたことから、かんがい期の水の動きはもとより、かんがい期以外につきましても落水を行い、水に動きを与えて、水質浄化に努めておりますものの、生活排水の流入が悪臭の一つの原因となっているものと思われます。兵丹池につきましては、受益者地がすべて市街化区域であり、現時点では上浜地内の農地約6ヘクタールを受益地とする重要な農業用施設となっております。用水と雨水の分類等の対応策につきまして、今後関係各課と協議いたしますとともに、他市町村の類似施設の現況等の調査を含めまして検討を重ねてまいりたいと存じますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

         〔市長公室長 森 貞夫君 登壇〕



◎市長公室長(森貞夫君) 津市・鎮江市友好都市提携10周年記念事業につきましての御質問にお答え申し上げます。

 第1点目の協力依頼が撤回された段階でこの話は終わったのではないかという御質問でございますが、友好会館建設への協力に係る基本的な考え方といたしましては、今までの市民間交流の成果を踏まえまして、節目となる友好都市提携10周年を契機として、さらに市民レベルの交流を推進し、両市の友好関係の一層の発展に寄与しようとするものでございます。御案内のとおり、友好会館建設への協力は実現できなくなりましたが、当該事業は、10周年記念事業の一環として位置づけられたもので、友好都市のきずなをより一層強くしようとする精神には変わりございませんので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、御指摘の市議会への報告はなかった件につきましては、状況の変化等により経過報告ができず今日に至り、議員の皆さん方に多大な御心配をおかけしましたことをおわび申し上げます。

 バスの変更につきましては、さきの市議会全員協議会において御報告申し上げましたが、何分このたびのような外国との調整につきましては、不なれなこともございまして、また相手もあることから、合意形成も必要でございましたので、一定の協議か終わった段階で御報告を申し上げたかったという次第でございます。さらに両市の協議を進める中で、極めて重大な変更が生じ、その都度調整が必要であったという経緯がございますので、御理解を賜りたいと存じます。

 また、3点目の大型バスの提案の主な理由といたしましては、来年4月に鎮江市で開催される予定の10周年記念式典までの残り時間を考慮し、記念となる実現性の高いものであること、急速に進展しつつある中国の高速道路事情等を勘案した結果、バスが妥当と考えたものでございます。その後、鎮江市長からも御賛同の書簡をいただいておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 第4点目のバスは日本で現物を調達か、金銭供与かにつきましては、現時点におきましては、現物調達という方向でございますが、国内で調達する方法と、通関手続を省くため、中国国内の合弁企業との交渉に代行能力のある商社を通じて調達する方法も検討しているところでございますが、いずれにいたしましても、最も安全かつ確実で有利な方向で行いたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 次にお尋ねの財源につきましては、これまでも御答弁申し上げております津市国際交流推進基金の活用を考えており、またこの基金の中には、これまでボートからの繰入金のほか、一部特定の寄附も一千数百万円ほどちょうだいしていますことから、この財源を中心に進めてまいりたいと思っております。今後この事業の趣旨を市民の皆様方に積極的に呼びかけ、御賛同の御寄付もお願いしてまいりたいと考えております。

 また、バスの経費につきましては、正式な見積もり額ではありませんが、約2,300万前後となるものと考えております。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

 次に6点目の外国に対する公金支払い、または財物の供与と地財法の規定につきましてお答え申し上げます。地方自治法上の公益上必要であるかどうかという公益性につきましては、市民団体等が訪中した折に、利用上の便宜が図られ、高速道路等の充実により効率的な中国旅行が可能になるばかりでなく、今回の事業を通して市民の国際交流への関心を喚起することができ、国際化への対応が一層促進されるものと考えております。

 次に、地方財政上の問題につきましては、今回の記念事業の実施に当たり、最少の経費によって最大の効果を得るための努力をしたい考えでございます。

 なお、国際交流に関しましては、自治省から、地方公共団体における国際交流のあり方に関する指針という通達がございます。この通達に示されている国際交流事業の視点と目標につきましては、第1点目といたしまして、住民の国際認識理解を醸成すること、地域イメージを国際レベルで高揚させること、国際社会における地域アイデンティティーを確立すること、これらを踏まえ、地域産業、経済の振興を図ること、5点目に、地域にとって必要な情報を収集提供すること、次に6点目に、地域における行政主体として、国際協力を行うこと等が上げられております。これらを主たる目標として、国際交流事業を進める必要があると述べられております。

 本市におきましても、この指針と、三重県国際交流推進大綱に基づき、平成4年6月に津市国際交流推進計画を策定し、地域レベルでの国際交流の推進に努めているところでございます。また、国際交流事業は、異文化との交流を通じ、住民に新しい視点と刺激を与え、地域産業、経済の振興に資するという点で、公益性があると考える次第でございます。

 いずれにいたしましても、進展する国際化社会に対応すべく、自治省の指針との整合を保ちながら、世界に開かれた地域社会づくりを推進していきたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



◆3番(佐藤岑夫君) 初めに、市長から答弁をいただいた橋南の下水道の面整備の手直しの問題について伺いますが、先ほどの御答弁では、具体的にこういう手直しをするというお答えではなかったように思うんですね。それで、前議会で駒田議員が求めたのは、主として八幡町の中で下水の面整備区域に入るところと全然入らないところが、同じ町内でも出てくる、そういうような不公平については正すべきではないか、こういうのが前回の要求の趣旨だったわけですね。

 その後の手直し、検討の中で、例えば道路に管が入っている場合に、その道路の片側が面整備区域に入っていて、片側が入っていない場合は、その道路に面している部分に限って手直しをするとか、そういう部分的な手直しのことについては検討していると。それについては了解したいと思うんです。当然のことだというふうに思うんです。

 問題なのは、これまでの下水道計画そのものに矛盾があって、今の状況の中では、住民の中に不公平感が非常に強いというその部分については、単に隣接している部分についてというような手直しでは、住民の不満を解消するということにならないのでないか。そういう点では、いわば小さな手直しということで対応できない問題であるかもしれないわけですね。つまり県の認可したその区域を変えるということになるわけですから。

 そういう点で、現在認可された区域の進捗率を高めて、一定の段階が来たときにその点については見直しをするんだというのは、それは説明としてはわからなくはないんですが、住民の不満はそれではなくならない、そういうふうに私たちは思うんです。

 ですから、県は多分認めないだろうというふうに言われるのか、それとも具体的にこの区域についてはこういう理由で、認可区域ではないけれども、見直しをしたいという意向を県に届けて、その上で県が認めないという結論を出したのかどうか、その点だけはちょっと確認をしておきたいというふうに思うんです。

 県が多分認めないだろうというのではなくて、津市としてはこういうふうに見直しをしたいけれども、認めるかどうかという、そこまで言ったのかどうか。それが私の聞きたかった検討の中身の問題であります。

 それからサイエンスシティの問題についてお答えになりましたけれども、結局セールスポイントについては、具体的にこうするというお答えはなかったように思うんですね。今の時点で、これまでよそと競争して勝てるだけのこういうセールスポイントがありますというのがなかったわけですから、それは今の時点でありませんというふうに言われれば、それ以上のことは申し上げにくいわけでありますけれども、しかし、単に将来のさまざまな動きの中で、何かそこに期待できるものが生まれてくるのではないかみたいな表現をされました。例えば第2名神だとか、リニアの例も挙げられたわけですが、しかし、それはいわば不確定な部分だと思うんですね。その不確定な部分に頼って、これだけの大きな計画を進めていっていいのかどうかというふうに私たちは思います。

 その点で、言葉は悪いかもしれませんけれども、この計画というのは、はっきりとした見通しを持たないままの見切り発車のような、そういう感じがするわけですね。これまで10年間眠っていた計画がようやく生きてきたという地元の期待の声もありますから、それはその期待の声には、一面ではこたえなきゃいけないということはあるんでしょうけども、単に拠点都市法の指定を受けたから、これで行くんだというような形で、バラ色の夢だけを描くというのは、ある意味では無責任だというふうに私は思うんですけれども、そういう点ではもっと地に足のついた計画をきちっと検討していくべきだ、こういうふうにこの点については意見を申し上げたいと思うんです。

 あと、質問の順序に従っていきますか、1番目の中部ロイヤルゴルフのその後の経過の問題についてですが、その中で特に環境部にお伺いしたいんですが、貴重な動物の保護対策というのを、以前にその保護対策そのものがずさんだ、ゴルフ場会社は県の認可を得る前に勝手に保護区をつくったと称して、カスミサンショウウオの卵のうを捕獲してそこへ放った、こういうふうに言われたわけですね。

 私、先日現地を見てきました。今はいわば乾燥した荒れ地になってます。通水もされていない。カスミサンショウウオというのは、前々から指摘しているように、田んぼのような湿潤な土地と、それから落ち葉に覆われた雑木林が隣接しているところでしか生息できない。ところが、ゴルフ場会社が設置したあの保護区というのは、隣の雑木林はゴルフ場以外の山です。他人の土地を当てにしてこれを保護区と称するという、それだけでも詐術だと私は思うんですが、しかし、その後が問題です。全然通水もしないで、いわば田んぼのような湿潤な場所ではないというところにその卵のうを放ったわけですから、私も短い時間そこらあたりを探してみましたけれども、サンショウウオの成虫は一切見つかりませんでした。見つかったのは、ただ溝の中にいたザリガニだけであります。

 そういうような状況を津市の環境部は確認をされているのかどうか、現状を。その現状を見た上で、県に対して、県があのゴルフ場会社の出した保護計画を今認めるかもしれないという状況にあるわけですね。もちろんこれについては研究者からも県に対して直接意見書が出されていることを私は知っています。さっき部長は答弁の中で、専門委員会の決定と言われましたか、評価書の中に出されている評価委員会の審査結果を評価する、こういうふうに言われましたね。

 その県の評価書を定めるときの専門委員会の中に、両生類の専門家は一人も入っていないということを指摘されて、それに対して県は一言も答えられないでいるわけです。専門家が入っていない評価委員会が、カスミサンショウウオの保護計画について専門的な意見を出せるはずがない。にもかかわらずああいう無謀な計画を立てた。そのことについて、津市環境部がそれを評価するという態度であるということはどういうことなのか。今の部長の答弁は納得できません。

 私たちは、これまで少なくとも私たちが出した意見を県に上げてくださいというふうにお願いをしてきたはずです。津市としての独自の立場に基づく意見は、一度も言ってこられなかったのかどうか。

 さらに、前に竹田議員が質問をしましたけれども、津市独自に専門委員に委嘱してはどうか、こういう提案もしています。そういうことも検討されなかったのかどうか。その点については再度答弁をお願いしたいというふうに思います。

 2番目の安東贄崎線関係の問題については、ただいまの御答弁で一応了解しておきたいというふうに思います。地元の人たちはやっぱり不安を持っていますから、納得得られるような地元との間の協議を進めていただきたい、こういうふうにお願いをしておきたいと思います。

 3点目の津駅前の区画整理の関係ですが、一応これまでの経過については答弁でわかりました。問題は、地元の人たちが求めているのは、今隣同士仲よく暮らしているのに、区画整理の換地という手法でいったら、どこへ換地をもらえるかわからないでしょう、そうなると現在の栄町4丁目のあの一部の人たちの近隣関係も壊れてしまう、だから私たちをそっくりよそへ移転できる場所を確保してもらえませんか、こういうのが代替地の要求なんですね。

 それは津市がそれに見合うだけの土地を取得していない段階で、何とも答えられないというふうにいえば、それはそのとおりかもしれません。しかし、少なくともあのCブロックの人たちは、Cブロックの内部に換地をもらえないことだけははっきりしているわけですから、それに見合うだけの保留地を市が取得しなきゃいかん、これもはっきりしてます。区画整理を進める以上ですね。

 だから、そういう努力をした上で、住民の皆さんが納得の得られるような形での説明をしてほしいというふうに私は思うんです。地元の皆さんの要求もそうだと思います。

 ですから、最終的に地元の皆さんが街区の図面も示されて、大体あなた方はこの位置へ換地をもらえるというような段取りになるでしょうと。これは将来の区画整理審議会の審議事項ですから、当局としてそこまで約束はできないかもしれませんが、少なくともこのあたりでしょう、そんなに駅から離れないでしょうというところまで説明をしなければ、納得されない性質の問題だというふうに思うんですね。それは、部長も言われた地元から出ている要望書にも書かれてるとおりですね。市街地再開発計画なんていうのは、住民自身は何にも考えなかったところへ、市が一方的に再開発計画の網をかけたんだから、私たちがそこからもともと出ていかなきゃいけない義理は何もないんですよ、だけども、ここまで計画が進んできたから、一定の協力はします、出ていけと言うなら出ていきます、だから出ていく場所だけはきちっとしてください、これが住民の人たちの要求だと思うんです。

 それも聞けませんということだったら、それだったらもう建設大臣に対する審査請求も取り下げないし、これからやろうとしている全体の区画整理の区域の中に、あのCブロックは入れていりませんと。そういうふうに一番もとのところへ戻ってしまうのではないかということを私は恐れます。ですから、そうならないように、当局としてしっかり取り組んでいただきたい。この点については、今の時点では要望にとどめておきます。

 生活保護行政の問題です。私はここでは一点だけ、生活保護申請書の問題で再質問をしたいと思うんです。これまでこの問題は私は何度も言ってきました。問題は、生活保護を申請する権利が申請者の側にあるんだ、それは例えば戸籍住民課の窓口ヘ行って戸籍謄本を申請する権利と同様なんです。だから、私は今から生活保護を申請するという意思表示をまず申請者がすることが保障されなければならない。私は、相談室で親切に応対をしていただくことまで否定するわけではありません。さまざまな制度説明をしなければわかってもらえない人もいる。あるいは他法優先の原則があるから、生活保護というふうに来られたけれども、実際にはいろいろ説明をしたら、他の制度があって、その制度の適用を受けられるということで納得して帰る、こういうケースがあることもこれは理解します。

 しかし、そのときには、あなたのこの申請書はもう不必要になったでしょうということで確認をして、本人に申請書を返せば済むことです。言葉は悪いですが、紙代で済むことなんです。だから、窓口に少なくとも申請書を備え置いてください。そのことは、津市福祉事務所が生活保護を受給する権利は憲法や生活保護法で認められた国民の基本的人権の一つです。そのことを認めるかどうかに係ることです。このことを何回も繰り返し要求してきたのに、いまだに認められないということは、私に言わせれば憲法感覚が希薄だというふうに言わざるを得ない。さっき私はわざわざ引用しましたけれども、憲法25条は、「すべての生活部面について」というふうにはっきりとうたってるんですね。ですから、そのことをきちっと理解をしていただきたいという、そういう観点で、この点についてはもう一度答弁をお願いしたいというふうに思います。

 それから下水道の問題については、先ほど橋南の面整備の問題について触れましたけれども、志登茂川処理区の問題については、県の方も手直しを今度の段階で一定したわけですよね。ですから、先ほど例に挙げたところは、前は入ってなかったけれど今度は入った、こういうことがあるわけですよ。

 だから、全体として今県に見直しを求めていくチャンスでしょうというのが、私の質問の趣旨です。そのときに、具体的に矛盾があるところ、管路は通るけれども面整備はしないというところですね。そういうところについてはきちっと注文をつけて、津市としての計画を県に上げていかれるべきではないですかというのが一つです。それ個別の問題ですね。

 それから、流域下水道計画そのものについては、これまでのいろいろな経過の中から、建設省も少しずつ考え方を変えてきているわけですよ。例えばかつては人口10万人以上擁する市町村区域でなければ流総は認めないというふうに言ってきたけども、今は3万人の規模でも認めるというふうに変わってきてるでしょう。それだったら、3万人の人口フレームあればいいわけですから、津市の一部と河芸町の一部で3万人の人口の区域のところで志登茂川流域を定めて、それからはるか管路を引いていかなきゃいけない芸濃町であるとか安濃町であるとか、そういうところでは別の制度による下水道計画を立ててもらう。そうした方がその地域も早く下水道が建設できるという、そういう状況だということを説明したわけですね。

 このことはこれまで何度も繰り返し言ってきてるわけですから、そういう観点に立って見直しを進める、少なくとも検討を内部的にしていくつもりがあるのかどうか。その検討結果を県に上げていくつもりがあるのかどうかだけ再度伺っておきたいというふうに思います。

 国道163号線の問題については理解をしました。できるだけ早く実現をしていただくようにお願いをいたします。

 それから兵丹池の悪臭対策の問題についても、いわば初めて問題を提起したわけですから、これから検討をして進めていただくということで、できるだけ早く具体的な対策がとれるようにお願いをしたいというふうに思います。

 それから9点目の一般特定行政庁へ移行後の建築指導の問題についても、私は現実の高層建築物の建築に伴って起こっているトラブルの問題については、今の対応はそれは手続的といいますか、市に与えられた法的な権限の枠の中では、難しいだろうということもわかってます。しかし、現実に私自身が幾つかのビルの建築の問題について、住民の人と一緒にいろいろ交渉する中で、やっぱり一番困っているのは住民の人たちなんですよね。だから、市としてできるだけ援助をするという態勢をつくるためにも、ここで条例をつくるということは必要だというふうに思うんですよ。

 ずっと検討してというふうに言われましたけれども、私たちが提起した条例案も、他の都市の条例案を参考にしてつくった条例案なわけですから、それをあなた方が検討していただいても結果は同じことになるだろうというふうに思うんですが、今の法律の制約の枠の中で、地方自治体として条例を持つということになれば、残念ながら緩やかな範囲の規制であったり、あるいは調停あっせん機関を設けるなどの措置しかできないだろうと思うんです。しかし、それでも、住民から見れば、市がそれで頼れるところに変わるわけですから、そういうふうにぜひ進めていただきたいというふうに思うんです。この点については、早く進めていただくようにお願いをしておきます。

 最後に、津市・鎮江市の友好都市提携の問題です。私たちは、国際交流一般を否定するという立場から物を言っているわけではないということを念のために断っておきたいというふうに思うんです。ただ、中国との交流の問題については、前に他の議員からこの場所で申し上げましたけれども、天安門事件以来の人権抑圧の体制というのは、今日も変わっていない。そういう状況の中で、一地方都市といえども、中国との間の交流を無原則的に進めていくということについては同意できません。しかも、人的な交流であるとか、あるいは技術の交流であるとか、確かに国際交流として実を結ぶ面がないとは言いませんけれども、いわば今回のように、金銭的な供与というのを伴うということになれば、慎重を要するというふうに私は思うんです。

 先ほど、自治省の通達に基づく内容を部長述べられましたけれども、本当の意味での国際理解を進めていくとか、国際交流を進めていくという、そういう観点に立ったときに、もう一方で大事なことは、もともとその地方自治法や地方財政法で規定されている地方自治体としての公金の取り扱い、あるいは市民の財産についての取り扱いの原則を踏まえた上で対応すべきだと。そういうことであえて地方自治法や地方財政法というふうに言ったわけですね。

 地方財政法の第4条では、「地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要且つ最少の限度をこえて、これを支出してはならない。」こういうふうに規定しています。一方、地方自治法の第2条では、地方公共団体の行うべき事務が制限的に列挙してあります。ですから、外国に対して物品を供与するということが、地方自治体の事務に属するのかどうかということと、それに対して金品の支出をすることが地方財政法の原則に違反しないのかどうかということをわざわざ聞いたわけですね。このことについては、直接のお答えはなかったように思うんですが、その法の規定に対してはどのように考えておられるのか。その点だけを再度お答え願いたいと思います。

 以上で再質問終わります。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎市長(岡村初博君) 下水道の手直しにつきましては、担当部長からお答えをさしていただきます。

 今回の拠点都市によりますところのセールスポイントといいますか、そういう面については、まだまだ環境が不確定な段階での見切り発車ではないのか、こういうふうなことで御懸念をちょうだいいたしておりますが、私どもはいろんな方策を講じながら、やはり少しでも他の地域よりすぐれた、そういう条件をつくり出していく努力をしながら、ひとつ今後対応してまいろう、こう思っております。

 具体的な形になるかどうかわかりませんか、とりあえずやはり中勢道路の整備というものができ上がりますと、大変23号線へのアクセスあるいはまた近畿自動車道芸濃インターヘのアクセス、これら非常に便利な形になってきますし、したがって私どもは中勢道路をその期日までにぜひひとつ、既に事業認可を受けておるのでございますので、早く整備を促進をお願いしたい、こういうことで今強く要請をしておる、こういうことでございます。その他、やはり何と申しましても、片田地域等の御協力というものが、片田工業団地の企業誘致に当たっては大変非常に大きなセールスポイントになったようにも感じております。そういう点につきましては、大里地域の皆さん方もそういう点で地区の方々が大変好意的に受けとめていただいておるし、一日も早くそういうものが成功するようにというふうな御意向もちょうだいいたしておりますし、そういう点は非常に大きなセールスポイントになろう、こう思っておりますので、どうぞひとつ御理解をいただきたいと思います。

 以上で終わります。



◎下水道部長(福森操君) 橋南地区の面整備の手直しの件でございますが、県に対しまして協議したかということでございます。県の協議につきましては、具体的に図面をもちまして県に対しまして協議してまいったわけでございます。行いましたところ、やはり結論といたしまして先申し上げますと、見直しはどうも認めていただけないようでございます。

 と申し上げますのは、やはり現在の見直しにつきましても、余り大幅な見直しというものについては、事業認可の中の逸脱をしているという考えもございますし、また今市長が申し上げましたように、いわゆる管が走っているその一角地につきましては、これは県としてはやむを得ないだろう。こういうふうな見直しにつきましては認めていただいておりますし、また学校等の公共公益施設につきましても、やむを得ないだろう、こういうふうな見解を示されているわけでございます。

 しかし、大幅というんてすか、全然大きな見直しになりますと、それよりはまず第1事業認可をした区域の整備率をせめて50%以上あげるのが基本的な考えじゃないか、こういうことが県の強い意向でございまして、今まで駒田議員からも御指摘を受けました、また市長も答弁いたしましたように、私たちも誠意を持ちまして県と事務的に何遍も交渉してまいったわけでございますけども、やはり県としてもそういう基本的な考え方、あるいは建設省の方の事業認可にしましても、その50%以上の整備率を上げないと無理じゃなかろうか、こういうことでございますので、この問題につきましても私たちはできる範囲で何とか御期待に沿えるように努力していきたい、こういうふうに考えております。

 それからもう一つでございますけれども、志登茂川の処理区の見直しについてはどうかということでございますが、今回の見直しといいましても、あれはあくまで下水道の整備の基本構想ということでございます。しかし、現在は下水道計画として生きているわけでございます。しかし、将来の基本構想ですから、マスタープランですから、将来は市の考え方としてはああいうふうな形で進めていきたい、こういうことで、現在、将来土地利用の考えから、一部の見直しを図ってきたものでございます。そういうことから、基本的には、現在流総計画もあります関係で、どうしても無視して見直すということは、基本的に参りませんので、ひとつその点御了承いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(稲守久生君) 答弁の途中でありますが、お諮りいたします。散会の時刻が迫ってまいりましたので、この際会議時間を午後6時まで延長いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、午後6時まで延長いたします。

 総体質問を続行いたします。当局の答弁を求めます。



◎環境部長(伊庭弘大君) 中部ロイヤルゴルフ場にかかわりまして、貴重な生物に対する保護対策が不十分じゃないか、その中に産卵場所と考えられる水田等について、水がないやないか、また隣の所有権は違うやないか、こういう現況を見ているのか、こういう御質問でございました。本年の2月に現地へ行きまして確認をいたしております。

 次に、県の環境影響評価委員会にいわゆる専門家がいないやないか、県に聞いても返事か来ない、さきにも、津市でいわゆる移植を検討してみたらどうか、そういう御質問でございますが、公害の防止と自然環境の適切な保全に資することを目的とした三重県の環境影響評価の実施に関する指導要綱に基づきますもので、かつまた県は、知事の附属機関である環境影響評価委員会でございますので、本市といたしまして、県の環境影響評価委員会の判断によって対処してまいりたい、このように考えております。

 したがいまして、今後は環境保全協定を締結する中において、その中に盛り込んでまいりたい、それによって対応してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◎福祉保健部長(澤田信之君) 生活保護受給申請書を窓口にということでございますか、生活保護の申請につきましては、プライバシー保護に配慮し、相談室でお話を伺い、申請書に記入していただく方法で対応してまいりたいと存じますので、よろしく御理解をお願いいたします。



◆3番(佐藤岑夫君) まず、中部ロイヤルの問題ですか、今の答弁は、私の再質問の趣旨にきちっと答えてないというふうに思うんですね。

 まず私が言ったのは、現地を確認したかというのは、今で時点で現地がどうなっているかを確認したかということですが、ことしの2月にそういう田んぼやということは確認しましたということでは話にならんと思いますね。あの時点では、田んぼのような状態になって水も張られていました。そこに卵のうが放たれたとしたら、もしかしたら生息の可能性がその限りではあったかもしれない。しかし、今は乾燥した荒れ地になっていますよ、そんなところではカスミサンショウウオは保護できないでしょうというふうに私は言ったんです。それを津市環境部として全く確認していないとすれば、無責任だと思うんですね。県の評価委員会の決定といいますか、それに従うということでは、津市独自の環境を保全していくという立場というのは何もないことになると思うんです。

 さらに、専門委員がいないということについても、津市としてはそれは確かに何も言えないかもしれません。私が言ったのは、専門委員もいないような中で審査された評価書に津市は従うのですかという意味なんですよ。ですから、あなた方かそういうような態度でいる限り、かわいそうだけれども、カスミサンショウウオは全滅せざるを得ない。そんなことで本当に市民に負託された行政をやっているというふうに言えるんですか。環境保護行政については、もっと厳しい目でやっていただきたいと思います。きょうはもうこれ以上議論はしません。

 それから生活保護の問題についても、やはり答弁は従前と繰り返しなんですね。私は相談室で親切に応対していただくことは当然だと思ってるんですよ。しかし、生活保護の申請に来たということを意思表示をする機会をその前に与えてほしいと言ってるんです。いわゆる相談室へ入っていくだけで萎縮をする人もいるんですよ。せめて自分の住所と名前だけは、まず申請書に書く、そのために窓口へ置いてください。それはそんなに難しいことなんですか。厚生省がそうしてはいけないというふうに指導しているわけはないでしょう。私たちは本省に確かめてあります。厚生省は、生活保護申請書の取り扱いについては、それぞれの福祉事務所の取り扱いにゆだねる、こういうふうに答弁してるんです。あなた方いつか、昔に厚生省から何らかの指導を受けたかもしれないけれども、今の厚生省はそんな指導してませんよ。ですから、そのことについてはもう一度答えてください。

 下水道の問題については、納得のいかない部分もありますけれども、きょうはこのぐらいにしておきます。

 じゃ、以上2点だけ。



○議長(稲守久生君) 答弁を求めます。



◎福祉保健部長(澤田信之君) 先ほども答弁さしていただきましたように、福祉の心を持ちましていろいろ申請に来られた方のお話を伺い、相談室で申請書に記入していただきたいと思いますので、よろしく御理解をお願いいたします。



◆3番(佐藤岑夫君) 以上で終わります。



◆11番(駒田拓一君) 関連=下水道の橋南の面整備の手直しについて、若干補足的にお聞きをしておきたいというふうに思います。

 前の議会で市長が、やはり手直しをせないかんなというふうに答弁されたのは、現行の整備地域のあり方に、これは明らかに矛盾がある、このままでは行政の公正さに欠けるというふうに判断されたからこそ、ああいう御答弁をなされたんだというふうに私は理解をしていたわけです。

 そういう意味では、市長の考えも踏みにじられているというふうに、今の答弁を聞いて思いましたんですが、具体的に一、二お聞きしておきたいというふうに思いますが、下水道部長が、今、管が入る地点での一角、その辺は救済というんでしょうか、認めていきましょうというふうなことになったというふうに聞きました。それは一体戸数にすれば何戸ほど対象になるんでしょうか。実際に県に図面を持っていかれて、ここの部分、ここの部分というふうなことで詰められたというふうなお話ですので、その対象になる戸数はどれだけなのかということです。

 それから問題は、旧の管が入っているところが対象になったというのが今回の整備地域だということで、改めて言われましたので、お聞きをいたしますが、旧管の入っている藤枝線、藤枝町・八幡町一帯、幹線延長958メートル、最大管径83センチとありますが、この藤枝線の起点と終点を御説明いただきたいというふうにいます。それが2つ目です。

 それから、進捗状況がせめて50%になるまでは、手直しをすべきではない。それは急いで50%に近づけよというふうなお話だったと思うんですね。そういうことであるならば、指摘をしました大手ショッピングセンターは、進捗状況が全く進んでいない中で、しかも区域外であるにもかかわらずこういうことを認めていくというのは、矛盾ではないでしょうか。前回のお話では、許可基準の内規はまだできていない、これは検討中だと言われたんですね。内規もできていないのに特例措置を認めるというのは、それは明らかにルールを無視したことだということに今の時点ではなってくるんではないでしょうか。

 先ほど、一般の民家はだめだ、しかし、区域を外れておろうと、お金を出すという人については認めるということであるならば、これは貧富の差によって行政の上で差をつけるということになりませんか。ですから、進捗状況50%まで待てというんなら、サンバレーも待ってほしい。違います。その辺のあなた方の答弁の矛盾は、どのように判断なされているのか。そこをあわせて御答弁をいただきたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎下水道部長(福森操君) 50%というでございますけども、やはり県が申しますのは、大幅な事業認可という区域を逸脱しまして、それで区域外に大幅な見直しして、それを単独でやっていくということには、やはり今の現状の事業認可区域をせめて50%まで進捗するのが先決じゃなかろうか、それより、それだけ市として努力してほしいというのか県の考え方でございます。

 そこで、今御質問いただきましたように、対象戸数といいますのが、図面を持っていったときは31戸、いわゆる駒田議員か申されました箇所の対象にしましたのが31戸でございます。そういうことでございます。それからサンバレーのことでございますけれども、サンバレーにつきましては、改築の計画がございまして、そこでサンバレーで何とか改築をするにつきましては、公共下水道に接続流入さしていただけないかということで話はやっていたわけでございます。そこで、サンバレーが来られたとき、私の方もやはりサンバレーの方に対しましては、事業認可区域外でございますし、そういうことから、サンバレーにお話し申し上げましたところ、本来としては基本的には事業認可区域外でございますが、しかし、いわゆる下水道法の中に、真にやむを得ない場合は区域外でも受け入れることはできる、こういうことが書いてございます。そういう観点から、サンバレーにつきましては、自分ところでその浄化槽を増設して建築基準に合わせた浄化槽を建築するか、あるいはその区域外でございますから、その流入管につきましては、これは私の方の計画に基づいた管径、それから管の施工につきまして直接やられてどうか、こういうことであればしても、接続については一応うちだけじゃなくて、やはり下水道管理者である県の了解も求めた上で許可をやむを得ないということでいったわけでございます。

 そういうことから、本来は、法的には事業認可区域外でありますけれども、自分とこでぜひともやらしてほしい、こういう結果になりまして、県の方も御了解いただきまして、許可受けましたもんですから、それでやっていただいたと。

 しかし、反面、こんなこと言ったら大変失礼な言い方かしりませんが、現在も下水道整備を行いましても、今現在の流域下水道の中でも、やはり汚水量というのは非常に少ないわけでございます、供用開始いたしましても。なかなか各戸浄化とか、そういうものをされていても、やはり流域下水道に流入していただける改造というのは、なかなか進まないのが現状でございまして、そういう観点からも考えますと、非常にその負担割合というのは、流入計画水量の負担割合で参りますので、少しでも流入して、それだけの流入量がふえてくれば、使用料の管理面からも非常に助かる面もございます、メリットとしましては。

 しかし、本来法律的には、今駒田議員が申されましたような矛盾した認可区域外で受けるということもあります。金のない者は受けられないのかということでございますけれども、やはりそこにおきましても、私の方ではやっぱり事業認可という区域を優先して整備していかなきゃならんという基本的な考えもございますので、そのほか私は申し上げましたけども、その同じ道路に面した一角地で管が通っている場合、これは県の方でもそれはやむを得ないものだろうと。この管といいますのは、家庭の汚水を受けられる面管ということでございますけども、そういうのはやむを得ないことだろう。区域外であってもやむを得ない。

 しかし、その区域外のとこでありながら、そこまで面管がないところのマンホールまで引っ張ってくるということになりますと、今サンバレーのような形になるわけでございます。そういうことでございますので、それでひとつ私の方でもできる限り、そういう面につきましてもできるだけそれを入れていきたいというふうに考えて検討しておりますし、現在のところで見直しというのは非常に難しいということで、それより早く整備率を上げることに全力を挙げていきたい、こういうふうに考えております。

 それから藤枝線の起終点でございますけれども、これにつきましてはちょっと今起終点がはっきり私の方で手持ち資料がございませんので、後刻また申し上げたいと思いますので、恐れ入りますがよろしくお願いいたします。



◎市長(岡村初博君) 3番目に御意見ちょうだいしました点につきましては、ただいま下水道部長が答えたとおりでございますが、このサンバレーにかかわる問題につきましては、私も業者からといいますか、サンバレーの社長から直接要請を受けました。

 そこで、御指摘のとおり、行政の不公平ということは当然私どもも考えておりますし、ただしかし、現在の状況の中で、たとえ少しでもそういう区域を広げていくということにつきましては、大変重要な課題である、こういう認識をいたしておりますし、業者負担でやったといたしましても、それは市の公共のものにする、こういう条件、あるいはまたその前の関係するところでそれを利用したいというふうな段階においては、それを利用さしていただく、そういうふうな二、三のきちっとしたといいますか、そういう条件はつけて許可した、こういうことでございまして、もちろん先ほど部長が申したように、県とも協議もいたしておりますし、また先ほどのように早く流末処理場はできましたけれども、まだまだなかなか今の段階では流入する汚泥が少ない、こういう現況もございまして、それらを考えてまいりますと、より経済的だろう、このようなことで許可した、こういうことでございますので、決して大企業だからそれを許可した、こんなふうなことではございませんので、どうぞひとつ御理解をちょうだいいたしたい、こう思います。



◆11番(駒田拓一君) 私は、よくなる人をねたんでいるんではないんです。等しからざるを憂えるんです。そこなんです。

 大幅な見直しというふうな表現をあなた方は使っておられますけども、私がこの問題をとらえたのは、これは見直しではないでしょう、もともと入れていなければならないところを何らかの手違いで落としてしまったんではないか、だからそれは手直しでしょうと。今その手直しを31軒ですか、御答弁になったのは。その程度のことですわ。

 なぜ藤枝線の起点と終点をお聞きしたかというならば、前回に指摘をしました八幡町の北とそれから藤枝の入口、八幡町の真ん中ぐらいまでは、すこんと抜けたんですね。その抜けとるところは、旧管が入ってないから入れなかったんだとおっしゃったんです。そうでしょう。旧管が入っておったら入れるわけでしょう。旧管入ってるじゃないですか。これは確かめやんことには、私は自分で入れたわけではありませんので、この958メートルの対象外ですよと言われれば、それはいたし方がありませんけれども、藤枝・八幡町一帯ということは、八幡の北から藤枝まではずっと家ももともと連檐しとったとこです。津で一番人家も連檐をし、かつ旧家も多かったところですね。

 ちなみに、そのときに八幡さん、この表現でいきますと、当時は県社八幡神社と言ったそうですか、ここに下水管を埋設することについて、八幡神社並びに氏子の承認と知事の許可を得たとあるわけですね。そうすると、氏子のど真ん中である八幡の真ん中が抜けとるわけがないんです、常識で言うならば。そしてそういうところを調べもしないで、大幅な見直しは50%進捗するまではあかんとおっしゃるんですね。せっかく藤枝からずっと八幡へ向けて、その反対かもわかりませんけれども、今度でも幹線を入れていく。入れていくのに、その今言った真ん中部分だけは面整備をしないという、その不合理さは、経済的に言ってもそのロス大きいでしょう。だから、それは見直しではなくって手直しじゃないかと。31軒救済されたことによって、のこぎり歯状がどれだけ緩やかになるかは知りませんけれども、一番大事なところであなた方は見落としておいて、そして現在つくられておる図面を絶対のものとして、その不備を指摘した者に対してそれはできませんよというふうにおっしゃる、そこが一番私は物事をゆがめているポイントになっていると思うんです。

 県も、いやいや50%急げというふうにおっしゃられたそうですが、私は県のどなたがおっしゃったかって教えてほしいと思うんです。それは今だれだれ部長ですとかって、そんなあほなことは出てくるわけはありませんけれども、というのは、そういう不備あるいはミスというんでしょうか、手直しを必要とする部分があるならば、それの是正まで拒むような、そんな態度ではないですよというのが、私どもに対する正式な答弁なんです。

 つまり、この前も市長も御理解いただいたように、それはおかしいわなというふうな部分は、どうぞやってくださいと。それが今の下水道法で言うところの区域の見直しには入りませんと言ってるんです。その辺は見直しなのか手直しなのか、私が指摘しているような部分も含めてだめだと県が言っているのかどうなのか。その点確認をしたいと思います。



○議長(稲守久生君) 答弁を求めます。



◎下水道部長(福森操君) 県といたしましては、あくまで手直しというのか、現在の橋南地区の事業認可区域が、私らで聞き及びますと、もう既に私が来たときにはその下水道区域が、事業認可区域が設定されておりました。しかし、あの状態見たときには、非常にこういう駒田議員かおっしゃいますようなぎざぎざがあった、それは事実私も見ております。

 なぜそういうことになったのかということで、事業認可の区域につきまして聞いたところ、今言いましたように、当初は単独公共下水道でやるつもりでいた、その区域を流域下水道区域に編入した、その編入したことによりまして、とりあえずその編入の段階におきましては、県の指導を受けまして、とにかく最小限度に抑えて早く事業化を図るように、整備を図るようにすべきである、こういう意見があったということは、これ第三者から聞いたわけですけれども、しかし、現在におきましては、そのぎざぎさにつきましては、そういうもう一つ排水管が入っていたから、その排水管を優先されたということも聞き及んでおります。

 そういう聞き及び方をして今日に来ているわけでございますけれども、それが前のやつが手直しであったということでございますけれども、そこの実質に言いますと、やはりその区域を設定したら、その当時が市で区域を設定したわけでございます、事業認可区域を設定したわけですから。県に言わせれば、自分とこで設定しておいて手直しするとは何事だ、今現在の事業認可区域を一日でも早くその整備率を上げて変更に持ってくるように優先的にやるべきじゃなかろうかと。これは県としては法律的な、事業認可区域というのは法律上決められているわけで、これは補助事業を受けるためには、一つの認可区域を決定しなければならんことで、それを優先されると。その状態におきまして、大幅な‐‐‐大幅なといいますのは、大幅な手直ししても、これをやはり建設省へ持っていくということについても、県としては行政指導上やはり説明がつかないだろう、こういうことを県では言われるわけでございます。

 そういうことで、私たちもできる限りの範囲内で御期待に沿えるように努力はしていきたい、あるいはこれからの整備についても、管のいわゆる通っている、排水管が通っている管の一角地あるいはそういう真ん中に挟まれた地域とか、そういうものをできるだけ大幅な手直しの区域といいますか、そういうものにつきましても対処をしていきたい、こういうふうに考えておりますので、ひとつ御理解賜りたいと思います。



◎市長(岡村初博君) 駒田議員さんのおっしゃられることもよく私どもは理解ができる面が多いわけですので、部長段階といいますか、あるいは課長段階での話では、大分ちょっと詳しく話出てましたけども、県と国との関係とか何かメンツの問題とか、いろんなようなそういうような要素があるように感じます。

 それはもうそこへおいて、ひとつ助役とよく一回調整さしていただいて、少しでも、これは受益者負担金の問題等にかかわってもきたりする場合がございますので、やっぱり同じような地域でおっしゃるようなことというのは、非常に問題ありますから、やっぱり私どもとしてもひとつ手直し、見直しと、日本語いろいろと解釈のしようありますけども、より合理性を求めるということは必要でございますから、ひとつ助役等でいろいろとそういう経過も踏んまえて、調整できる面があれば十分調整して、御期待にこたえられるような努力をさしていただきたい、とりあえずはそういう気持ちでお答えをさしていただいておきます。



◆11番(駒田拓一君) 実は私は案外人かいいもんですから、そういうふうに市長におっしゃられると、ありがとう、よろしくお願いしますわと、いつもそうやって言うて、半年たってあれどうやったやろと言うたら、それはあかんのさということになるもんで、かなり相当大事なとこは詰めとかなあかんぜと言われるもんですから、もう失敗は繰り返すまいと思って何遍もこんなお話をさしていただいておるんですか、前回の市長答弁が後退したというふうには私は受けとめないでおきたいというふうに思います。

 今の市長の発言を私は本当に信頼と友誼に基づいて理解をして受けとめておきたいと思いますが、見直しとか手直しとかというのは、法律の用語に何もないですね。全くないです、下水道法読んでも。ですから、スタートにおいて市の下水道部の作図の点でミスがあったというならば、これはやっぱり改むるにはばかることなかれということで、それは是正してほしいし、そのことで、メンツであるとか何であるとかというふうなことは捨てていただきたい。そうでないと、除外された住民こそ被害者になるわけですね。あと3年辛抱したらいいというものと違って、これ外されたら、もう15年ですわね、早うて。少なくとも20年は救済されやんというふうな見通しがあるわけですから、そういう意味からいうて、やっぱり一つの地域で同じ生活をしておりながら、隣とうちとで差がつくというのは、私はやっぱり差別だと言われてもやむを得ないところだと思いますので、その点改めてお願いもしておきたいと思います。

 あすから委員会も始まりますので、あすからの委員会でもう少し詳しく御意見もあるいはまた御質問もさしていただきたい、このように思います。ありがとうございました。



○議長(稲守久生君) 以上で通告順による質疑は終わりました。

 他に御質疑等はございませんか。



◆19番(川瀬利夫君) 議事進行について=ただいま上程中の各案につきましては、熱心に質疑が交わされ、当局の答弁によって一応了解されたことと存じますが、なお詳細検討のため関係常任委員会へ審査を付託されたい。以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(稲守久生君) ただいまの川瀬議員の動議は成立いたしました。動議のとおり決することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、議案第58号より第65号に至る各案につきましては、関係常任委員会へ審査を付託いたします。

 付託議案の朗読は省略いたしますか、会議録にはこれをとどめます。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                付託議案表

                総務財政委員会

 議案第58号 津市伊勢湾ヘリポートの設置及び管理に関する条例の制定について

 議案第59号 津市職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部の改正について

 議案第60号 工事請負契約について

 議案第61号 財産の購入について

 議案第62号 財産の購入について

 議案第63号 平成5年度津市一般会計補正予算(第1号)

         第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

          歳入 全部

          歳出 第2款 総務費

         第2条「第2表 債務負担行為補正」

         第3条「第3表 地方債補正」

 議案第64号 平成5年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第1号)

                教育厚生委員会

 議案第63号 平成5年度津市一般会計補正予算(第1号)

         第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

          歳出 第3款 民生費

             第10款 教育費

                経済環境委員会

議案第63号 平成5年度津市一般会計補正予算(第1号)

         第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

          歳出 第4款 衛生費

             第6款 農林水産業費

                建設水道委員会

 議案第63号 平成5年度津市一般会計補正予算(第1号)

         第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

          歳出 第8款 土木費

 議案第65号 平成5年度津市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) 次に、既にお手元に配付いたしましたとおり、今期定例会に請願1件が提出されました。つきましては、本日の日程に追加し、直ちに上程議題に供したいと存じますか、御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、本日の日程に追加し、上程議題に供します。

 お諮りいたします。本請願につきましても、当局議案同様に関係常任委員会へ審査付託いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、関係常任委員会へ審査を付託いたします。

 付託請願の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                請願付託表

                教育厚生委員会

 請願第2号 「はり・灸」治療費助成制度(施設費払い制度)の導入を求める請願

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) 本日はこれにて会議をとどめます。

 明23日より27日までは、各常任委員会開会のため会議を開かないことにいたします。

 6月28日の日程は、各常任委員会へ審査を付託いたしました各案の審議であります。

 本日はこれをもって散会いたします。

         午後5時15分散会