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三重県 津市

平成14年  7月 定例会(第2回) 07月01日−01号




平成14年  7月 定例会(第2回) − 07月01日−01号 − P.0 「(名簿)」








平成14年  7月 定例会(第2回)



       平成14年第2回津市議会定例会会議録(第1号)

       平成14年7月1日(月曜日)午前10時開会

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◎市長(近藤康雄君) おはようございます。招集に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日は、市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方には何かと御多用の中、御参集いただきまして厚くお礼を申し上げます。

 去る6月16日の市長選挙におきまして、市民の皆さんの御信任を得まして、引き続き市政を担当させていただくことになりました。御支援をいただきました皆様に、この場をお借りをいたしまして、改めてお礼を申し上げたいと思います。

 希望、そして前進を心といたしまして、市政の発展に努めてまいる所存でございますので、どうぞこれまで同様、議員の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 さて、本定例会におきまして、御審議いただきます案件は、専決処分の承認など報告11件、条例の一部改正を初めといたします議案15件、決算の認定2件の計27件でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

 以上、甚だ簡単ではございますが、招集に当たりましてのごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いを申し上げます。



○議長(梅崎保昭君) おはようございます。7月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様方におかれましては、何かと御多用の中、御参集を賜りまして厚く御礼を申し上げます。

 先般の市長選挙において、多くの支持を得られ再任されました近藤市長に対して、心よりお喜び申し上げます。おめでとうございます。

 また、同日行われました津市議会議員補欠選挙におきまして、当選されました岡幸男議員、小菅雅司議員、村田彰久議員を迎えての議会でもございます。

 市民生活を取り巻く社会情勢は大変厳しいものがあり、本市の将来を決定づける諸課題も山積しているときだけに、市民の負託にこたえていける議会として、十分議論していただき、津市の発展のため、御尽力賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 市長におかれましては、より積極的な指導力を発揮していただき、市民の願いにこたえていかれることを強く期待するものであります。

 さて、本定例会に提出されます案件は、先ほどの市長のごあいさつにもございましたとおり、報告11件、議案15件、認定2件でございます。また、追加議案もあると聞き及んでおります。いずれも重要な案件でございますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りまして、適切、妥当な結論が得られますようお願い申し上げますとともに、議事運営につきましては、格別のご協力をお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。

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          議事日程(第1号)

第1 議席の指定及び一部変更

第2 会議録署名議員の指名

第3 諸般の報告

第4 会期の決定

第5 常任委員会委員並びに特別委員会委員の選任

第6 組合議会議員の選挙

   津市ほか4箇町村衛生施設利用組合議会議員

第7 提出議案の上程−−施政方針及び議案説明

 報告第16号 専決処分の承認について

 報告第17号 専決処分の承認について

 報告第18号 専決処分の承認について

 報告第19号 専決処分の承認について

 報告第20号 専決処分の報告について

 報告第21号 平成13年度津市継続費繰越計算書について

 報告第22号 平成13年度津市繰越明許費繰越計算書について

 報告第23号 平成13年度津市水道事業会計予算繰越計算書について

 報告第24号 津市土地開発公社の経営状況について

 報告第25号 財団法人津市社会教育振興会の経営状況について

 報告第26号 株式会社伊勢湾ヘリポートの経営状況について

 議案第73号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について

 議案第74号 津市企業立地促進条例の一部の改正について

 議案第75号 津市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部の改正について

 議案第76号 津消防団員等公務災害補償条例の一部の改正について

 議案第77号 工事請負契約について

 議案第78号 工事請負契約について

 議案第79号 財産の購入について

 議案第80号 財産の購入について

 議案第81号 財産の購入について

 議案第82号 訴訟の提起について

 議案第83号 平成14年度津市一般会計補正予算(第3号)

 議案第84号 平成14年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第85号 平成14年度津市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第86号 平成14年度土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第87号 平成14年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)

 認定第1号 平成13年度津市駐車場事業会計決算

 認定第2号 平成13年度津市水道事業会計決算

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          会議に出欠席の議員

出席議員

      1番 伊藤恵美子君      2番 鈴木雅彦君

      3番 坪井年明君       4番 梅崎保昭君

      5番 竹沢陽一君       6番 村田彰久君

      7番 前田勝彦君       9番 岡村 武君

      10番 竹田 治君       11番 豊田光治君

      12番 橋村清悟君       13番 田中勝博君

      14番 佐藤肇子君       15番 安藤之則君

      16番 岩本 勝君       17番 小菅雅司君

      18番 小林賢司君       19番 小野欽市君

      20番 日野 昭君       21番 大西禧夫君

      22番 岡 幸男君       23番 田矢修介君

      24番 田端隆登君       25番 中村勝春君

      26番 田村宗博君       27番 田中 守君

      28番 川瀬利夫君       29番 井ノ口昭太郎君

      30番 稲守久生君       31番 山岡祥郎君

      32番 川崎正次君       33番 中川隆幸君

欠席議員

      8番 藤井弘二君

          会議に出席した説明員

   市長                        近藤康雄君

   助役                        高橋広幸君

   収入役                       河合安雄君

   市長公室        市長公室長         小河俊昭君

               市町村合併担当理事     米澤和郎君

               IT担当理事        山田耕作君

               検査担当理事        谷本光敏君

               市長公室次長        大市正志君

   サイエンスシティ推進部 サイエンスシティ推進部長  村田佳美君

               サイエンスシティ推進部次長 黒宮英二君

   財務部         財務部長          稲垣武年君

               財務部次長         吉岡泰三君

   市民生活部       市民生活部長        青木 淳君

               人権担当理事        澤田信之君

               市民生活部次長       正次幸雄君

               環境部環境部長       北岡万睦君

               環境部次長         佐藤良克君

   福祉保健部       福祉保健部長        小菅賢造君

               福祉保健部次長       吉川 淨君

   産業労働部       産業労働部長        坂口賢次君

               産業労働部次長       野田俊和君

   競艇事業部       競艇事業部長        糸川洪司君

               競艇事業部次長       三井征一君

   都市計画部       都市計画部長        木村 正君

               港湾・海上アクセス担当理事 錦 金則君

               都市計画部次長       西田 豊君

   建設部         建設部長          後藤 巧君

               建設部次長         亀井美明君

   下水道部        下水道部長         草深昭一君

               下水道部次長        平井秀次君

   消防本部        消防長           上村 仁君

               消防次長          濱口幸春君

   収入役室        副収入役          小柴淳治君

   三重短期大学      三重短期大学学長      雨宮照雄君

               三重短期大学事務局長    眞弓純一君

   水道局         水道事業管理者       平松利幸君

               水道事業担当理事      曽我清和君

   教育委員会       教育委員長         土川禮子君

               教育長           田中 彌君

               教育次長          宮武新次郎君

               教育総務課長        小柴勝子君

   監査委員        監査委員          岡部高樹君

               監査担当理事        森 茂樹君

          職務のため出席した事務局職員

   局長       野田武義君   次長兼議事課長 野崎精一君

   議事調査担当主幹 蟻戸正裕君   主事      瀧 宣彦君

   主事       吉住充弘君   主事      浜田耕二君

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○議長(梅崎保昭君) ただいまから平成14年第2回津市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 これより日程に入ります。

 日程第1、議席の指定及び一部変更を行います。今回の補欠選挙により当選されました3名の方々の議員の議席の指定及びそれに伴います議席の一部変更を、会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、6番に村田彰久さん、17番藤井弘二さんを8番に変更し、17番に小菅雅司さん、22番大西禧夫さんを21番に変更し、22番に岡幸男さん、以上のとおり、議席の指定及び一部変更をすることに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、ただいまのとおり議席の指定及び一部変更をすることに決定いたしました。

 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員につきましては、会議規則の定めにより2番鈴木雅彦さん、18番小林賢司さんを御指名いたします。

 日程第3、諸般の報告を行います。今期定例会に議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり、通知に接しましたので、御了承をお願いいたします。

 次に、監査当局からお手元に配付いたしましたとおり、監査報告がなされておりますので、ごらんおき願います。

 次いで、過般開催されました全国市議会議長会並びに東海市議会議長会において、全国市議会議長会より30年以上市議会議員の職にあるものとして、稲守久生さん、また全国市議会議長会並びに東海市議会議長会より15年以上市議会議員の職にあるものとして、竹沢陽一さん、佐藤肇子さん、日野昭さん、川瀬利夫さんがそれぞれ表彰の栄に浴されました。

 ただいまから、表彰状の伝達を行います。



◎事務局長(野田武義君) 被表彰者を代表されまして、稲守議員、御受領をお願いいたします。

     〔稲守久生議員 被表彰者を代表して表彰状の伝達を受ける〕(拍手)

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               表彰状

                            津市  稲守久生殿

 あなたは市議会議員として30年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第78回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします

   平成14年5月28日

                       全国市議会議長会会長  小泉昭男

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               表彰状

                            津市  竹沢陽一殿

 あなたは市議会議員の要職にあること15年鋭意市政の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります

 よって本会表彰規程によりこれを表彰いたします

   平成14年4月25日

                       東海市議会議長会会長

                       富士市議会議長     前島貞一

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               表彰状

                            津市  佐藤肇子殿

 あなたは市議会議員の要職にあること15年鋭意市政の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります

 よって本会表彰規程によりこれを表彰いたします

   平成14年4月25日

                       東海市議会議長会会長

                       富士市議会議長     前島貞一

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               表彰状

                            津市  日野 昭殿

 あなたは市議会議員の要職にあること15年鋭意市政の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります

 よって本会表彰規程によりこれを表彰いたします

   平成14年4月25日

                       東海市議会議長会会長

                       富士市議会議長     前島貞一

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◎事務局長(野田武義君) 議長からお祝いの言葉がございます。

     〔議長 梅崎保昭君 登壇〕



○議長(梅崎保昭君) このたび、全国市議会議長会から稲守議員が議員在職30年以上、また全国市議会議長会並びに東海市議会議長会から竹沢議員、佐藤議員、日野議員、川瀬議員がそれぞれ議員在職15年以上にわたり市政の発展、振興に寄与された功績をたたえられ表彰の栄に浴されました。

 5名の皆様方に対し、市議会を代表いたしましてお祝いの言葉を申し上げさせていただきます。

 皆様方は、激動する社会情勢の中、長年にわたり市政の発展に多大なる御尽力と御努力をされてまいりました。

 今後は、直面する市町村合併、中部国際空港へのアクセス、市街地活性化対策等の諸課題にもその識見を発揮され、さらなる市勢の発展のために、豊富な経験と卓越した手腕を発揮していただきますとともに、健康にも御留意され、市民に開かれた議会として、より一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げさせていただきまして、甚だ簡単ではございますが、お祝いの言葉とさせていただきます。本当におめでとうございました。(拍手)



◎事務局長(野田武義君) 続きまして、市長からお祝いの言葉がございます。

     〔市長 近藤康雄君 登壇〕



◎市長(近藤康雄君) 表彰を受けられました皆様方に対しまして、私からも一言お祝いを申し上げます。

 稲守久生議員には、議員として30年以上、また竹沢陽一議員、佐藤肇子議員、日野昭議員、川瀬利夫議員には、議員として15年以上の御活躍をいただき、表彰を受けられました。心からお喜びを申し上げます。

 稲守議員には30年、竹沢議員、佐藤議員、日野議員、川瀬議員には15年の長きにわたりまして市民の皆様方から負託を受けられ、市政の発展に大変御尽力をいただいてまいりました。

 この間社会経済情勢も大きく変化をいたしました。地方自治を取り巻く環境も変わってまいりました。この中にありまして、皆様方には多くの御労苦がおありだったと推察いたしますが、議会活動を通じまして、市政の円滑な運営と健全な発展に御努力をいただきました。その御功績に対しまして、深甚なる敬意を表するところでございます。

 どうか皆様方におかれましては、今後とも御健康に十分御留意をいただきまして、豊かな文化をはぐくみ、21世紀に躍動する美しい県都の実現のために、より一層御指導、御協力をいただきますようお願いを申し上げまして、甚だ措辞ではございますが、私のお祝いの言葉といたします。

 おめでとうございました。



◎事務局長(野田武義君) 被表彰者を代表されまして、稲守議員からお礼の言葉がございます。

     〔30番 稲守久生君 登壇〕



◆30番(稲守久生君) 本会議前の貴重なお時間、しかも大変僭越ではございますが、ただいま表彰を受けました5名を代表いたしまして、一言お礼の御あいさつを申し述べさせていただきます。

 このたび、全国議長会から30年以上、並びに15年以上の表彰、また他の4名の皆様方は、東海議長会からも15年以上の永年表彰を受け、ただいま梅崎議長からその伝達を受け、身に余る光栄に存じております。その上、議長、市長からは、心温まるお祝い、激励のお言葉をいただき、この上もない喜びに浸っております。

 きょう、このように表彰の栄に浴しましたのも、先輩、同僚の皆さん、そして当局関係各位、あるいは事務局の皆さんの温かい御理解と御協力があったこそでございます。この場をお借りいたしまして、心より熱く御礼を申し上げる次第でございます。

 きょうここへまいりますまでには、幾つかの出来事、思い出もございます。昭和40年、私が村で議席を得ましたときに、津市の商工会議所は三谷祗賀さん、田中覚さんを初め、津市は債権整理から脱却したけれども、今から周辺の合併を1日も早くしないことには町が活性化しない、非常に危機説をされました。

 当時、日本鋼管の誘致が決定しており、さらには日本石油の誘致も取りざたされ、三重県の企業庁におかれましては、三菱総合研究所の手によってすばらしい贄崎の海が開発される計画が決定しておりました。私は当時、津市の北野薫さん、安藤之則さんと津市のことについていろいろ勉強させていただく機会がございました。昭和42年には北野薫さんが市会議員に当選されまして、幻の道路と言われました久居豊里線の計画、当時岡村県会さんと必死になって御努力をいただき、1日も早く豊里の合併をやらなければならないとおっしゃっておみえになりました。昭和46年には角永市長が5期目の選挙に当選するには、少なくとも48年までに豊里は合併したい、協力をしてほしい。豊里が行っている郷友会に補助を出すようなことは津市ではできないが、それ以外のことはなんでもやってくださいということで、必死に我々に運動されたのでございます。

 当時村は、大きく合併に傾きました。しかしながら大きな反対もございまして、議会中に傍聴に乗り込んだり、高野尾地区では、昼夜拡声器で反対運動がなされたのでございます。その大きな理由は、当時既に豊里村は大和開発がネオポリスの計画をいたしておりました。しかも南山は熊谷組、川北山は団地が既に決定をしておりました。現在のサイエンスシティの場所は当時、津市の北部丘陵地ということで、団地開発やら三重大学の誘致、試験場の誘致も取りざたされたりしておりまして、豊里村が津市に行かなくても安芸郡では一番大きな町になるのではないかというのが反対の理由でございました。その上、村長は年を取っているし、頼りない、村会議員が津市に入っていったらもみくちゃにされて大変なことになるというのが反対の理由でございました。

 私は、当時、責任者の1人といたしまして、だれが責任を持つかというのは、この私が持つと生意気なことを申し上げ、合併にこぎつけたのでございます。安芸郡の町村会、議長会では河芸の阪順融、芸濃の林町長は「おいらはお呼びがないけれども、将来はみんなのために合併をしなきゃならないだろう、先に行っておいらの場をつくっておいてくれ」と激励、励ましの言葉をいただいたのでございます。

 だが、津市へまいりまして、49年の未曾有の大水で合併どころの騒ぎではなかったんでございます。昭和56年ごろには少し落ち着いてまいりましたので、本会議で合併の質問をいたしますと、当時の市長は、「それはなかなか相手のあることで難しいことだ」というような答弁でございました。昭和62年に我が市民クラブが結成されましたときに、川瀬議員が中心になって津市の将来の発展には、やはり合併問題というのが大事だ、国鉄高架も大事だ、贄崎も大事だけれども、この3本でいこうやという話がございました。平成の5年には、私は、岡村市長とともに海外視察に出かけましが、そのころ津市は鎮江の姉妹提携もできたし、あるいはブラジルオザスコの姉妹提携もできた。残るは合併やなということを申しましたら、岡村市長は、「合併は必要だけれども、政府が悪いんだ、合併ができないようにしている」と、「広域行政で周辺の町村は不自由をするところは何もない、こんなことで合併はできやん」と市長はおっしゃった。私も全くそのとおりだと思いましたが、今日は国の合理化政策、地方分権、合併のことが取りざたされる時期に向かってまいりました。

 私どもも本日の感激を胸にいたしまして、さらに研鑚して津市の発展のために邁進する所存でございますので、どうか皆さんの温かい御指導、御協力を賜りますことをお願いいたしまして、お礼の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手)



○議長(梅崎保昭君) 次に日程第4、会期についてお諮りいたします。今期定例会の会期を本日から7月19日までの19日間と定めたいと存じます。御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、本日から7月19日までの19日間と定めます。

 続いて日程第5、常任委員会委員並びに特別委員会委員の選任を行います。

 本件は、御承知のとおり補欠選挙による当選に伴うものであります。

 最初に、常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、教育厚生委員会委員として、村田彰久さん、小菅雅司さんを、建設水道委員会委員として、岡幸男さんをそれぞれ御指名し、教育厚生委員会は委員会条例のとおり9名とし、建設水道委員会は1名欠員といたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、指名どおり決定いたしました。

 次に、特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、中部国際空港海上アクセス・市街地活性化等、まちづくり調査研究特別委員会委員として、岡幸男さんを、環境問題調査研究特別員会委員として、小菅雅司さんを、介護保険調査研究特別委員会委員として、村田彰久さんをそれぞれ御指名し、環境問題調査研究特別委員会及び介護保険調査研究特別委員会は委員会条例のとおり8名とし、中部国際空港海上アクセス・市街地活性化等、まちづくり調査研究特別委員会は1名欠員といたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、指名どおり決定いたしました。

 次に、日程第6、津市ほか4箇町村衛生施設利用組合議会議員の選挙を行います。

 一応、事務局長に朗読させます。

     〔事務局長 野田武義君 朗読〕

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       津市ほか4箇町村衛生施設利用組合議会議員の選挙

 津市ほか4箇町村衛生施設利用組合規約第5条の規定により、同組合議会議員の選挙を行う。

               記

 1 津市議会議員の中から選挙すべき者        1名

                            平成14年7月1日

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○議長(梅崎保昭君) 本件は、組合規約第5条の規定による議員数に欠員が生じたため、本市議会議員の中から1名を選挙しようとするものでありますが、幸い各位の御同意を得ますならば、議長から指名いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、津市ほか4箇町村衛生施設利用組合議会議員として小林賢司さんをご指名いたします。

 小林賢司さんを当選人と定めることに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認めます。

 よって、小林賢司さんが津市ほか4箇町村衛生施設利用組合議会議員に当選されました。

 議事整理のため暫時休憩いたします。

     午前10時28分休憩

     午前10時30分再開

     〔議案第88号配付〕



○議長(梅崎保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 お諮りいたします。お手元に配付いたしましたとおり、当局から議案第88号が提出されました。

 つきましては、本案を本日の日程に追加し、直ちに上程議題に供したいと存じます。

 御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、議案第88号を本日の日程に追加し、上程議題に供します。

 一応、事務局長に朗読させます。

     〔事務局長 野田武義君 朗読〕

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 議案第88号 津市助役の選任につき同意を得るについて

 津市助役に次の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第162条の規定に基づき、本市議会の同意を得たい。

 平成14年7月1日提出

                            津市長 近藤康雄

               記



住所
氏名
生年月日
職業
欠格条項該当の有無(地方自治法第164条)


東京都新宿区大久保3丁目12番1−303号
高橋広幸
昭和34年5月13日
(前)国家公務員
なし





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○議長(梅崎保昭君) 引き続き市長から上程議案に対する説明を求めます。

     〔市長 近藤康雄君 登壇〕



◎市長(近藤康雄君) ただいま追加上程になりました議案第88号津市助役の選任につき同意を得るにつきましては、小林利行助役の退職に伴います後任につきまして、高橋広幸氏を選任いたしたく同意をお願いするものでございます。

 同氏は、昭和57年3月大学を卒業後、同年4月に旧建設省に入省され、同省河川局河川計画課係長総務庁人事局係長、建設大臣官房人事課係長、新潟県警察本部交通指導課長、国土庁長官官房総務課長補佐、米国スミソニアン研究所派遣、建設省建設経済局総務課土地収用管理官付、同省中部地方建設局総務部総務企画官、建設大臣官房政策課長補佐、日本下水道事業団企画総務部総務課長、同部企画課長、建設省都市局都市計画課都市計画企画官などを歴任され、平成13年1月からは、国土交通省総合政策局建設振興課労働資材対策室長の要職につかれるなど、幅広い御活躍をされており、識見豊富で人格的にも優れ、適任者であると考えるものでございます。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(梅崎保昭君) 以上で説明は終わりました。

 ただいまの議案第88号に対し、御質疑はございませんか。

     〔11番 豊田光治君 登壇〕



◆11番(豊田光治君) おはようございます。日本共産党議員団を代表して、ただいま提案されました助役選任同意案件について、質問いたします。

 まず、この案件によれば、連続して3人の方が国土交通省からということです。このことから、助役ポストが国土交通省の指定ポストにならないか危惧するところでありますが、この点について、2点お尋ねします。

 まず第1点は、津市職員を含めて、内部登用の努力はされたのかお伺いします。日本の経済は深刻な状態にあり、津市もその例外ではありません。倒産やリストラによる失業、自営業では仕事がない、商店街も寂しくなるばかり、こういう叫び声が市民の間から聞こえてきます。これら深刻な時期だからこそ、津市の抱える問題を身をもって体験している自前の人材の登用がぜひとも必要と考えるのですがいかがでしょうか。

 2点目として、他省庁からの人選についての経過はどうであったのかお伺いします。津市市政上の諸課題としては、高齢者福祉、教育、まちづくり、農林水産業の活性化等々さまざまな問題があります。私どもは天下りには反対でありますが、百歩譲って中央省庁へ働きかけるとしても、国土交通省以外への働きかけはなかったのか、このあたりの経過についてお尋ねいたします。

 次に、大きな2番目として、天下りの弊害について、2点お尋ねいたします。まず、第1点は、津市の自立的な発展のためには、天下りは決してプラスにはならないと思います。助役を三、四年務められて、本省へ帰られてしまうという今までの経過から見ますと、知識や経験の蓄積が津市に残らず、その都度振り出しに戻ってしまうのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

 次、2点目で、中央からの若いキャリアと呼ばれる人がやってくることによって、職員の士気への影響をどのようにお考えか御見解をお伺いします。以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(梅崎保昭君) ただいまの豊田議員の質問に対する当局の答弁を求めます。



◎市長(近藤康雄君) 助役の選任につき、お答えを申し上げます。

 野村氏、小林氏、今度の高橋氏と続きましたから、豊田議員御所見の御心配もあったように思います。

 でも、助役をどこから選任するということは、お話しにありましたように、国土交通省に限った問題でもございませんし、もちろん職員から、それから市内の民間の方とか、いろいろ幅広いところから、適材を求めるのは当然だと思っております。

 私が今度、高橋さんを国土交通省からお願いをしたということになりますけれども、これは私自身が今の津市の抱えております諸課題を考え、それから助役でございますから、市長の足らざるところと言いますか、そういったところも補佐してほしいし、それから何かあればもちろん代わって指揮を取っていただかなきゃなりませんし、いろいろなことを考えまして、私はこのたびこの高橋氏をそういう意味から一番津市に、私にとっても適材であるとこんなように判断したわけであります。だから国土交通省から、「それでは」というふうな形ではございません。

 それから人選の経過でございますけれども、そういう意味で、私はうちの諸課題を考えますときに、経験等々を考えまして、国土交通省で、それから中部地建等でこういったような問題、また土地感というのでしょうか、そういったような有無とかいろんなことを考えまして、私は彼に白羽の矢を立てて、そして議員の皆様方にお話し合いをしたわけであります。

 「白羽の矢を立てる」という言い方は変ですけれども、彼をと思った経過を、やはり私も国土交通省には、いろいろと関係もございますし、人物をというふうに御相談を申し上げる方とかたくさんいらっしゃいますので、そういった情報を駆使いたしまして御提案を申し上げているわけでございます。

 それから、知識経験が、私は逆にそういったいろんな経験を持っていらっしゃる方、また違った切り口でものを考えれれる方、そういった方の知識経験が我々に残っていくというのでしょうか、そういったものは、津市の職員等への1つの蓄積になっていく、外との交流ということは私はそういうことにメリットがあると思います。その方の経験を持っていただいてお願いするということではなしに、我々がそういうところから何かを得て成長していく、これが私も今の財務省の、前の大蔵省ですけれども、何かからたくさん県に在職中もいらっしゃいました。そういう方から私が得た1つの地方自治等に対するものの見方というのは、私自身にとっても非常に糧になったとこんなふうに思っているわけであります。

 それから最後に、「士気への影響は」というふうにおっしゃられました。確かにいつも助役のポストというの、ここと決まっておれば、助役のポストだけではなしに、ほかもそうでありますけれども、確かに3役になるという、少し上昇志向が損なわれるということにも、それはやはり御懸念のとおりだと思います。でも私はときの問題に対応し、ときの市長にパートナーとして信頼される人物が出てきたときには、最初に申し上げましたように、何もどこからと決まった問題ではございませんので、そういう意味では、切磋琢磨の士気にはちっとも僕は支障になることはない。大いに頑張っていただいて、助役とか、そういった主要ポストを意識されるということは、非常にいいことだとこんなふうに思っております。よろしく御審議いただければと思います。



◆11番(豊田光治君) 市長の見解を伺いましたけれども、少し私の質問の仕方が悪かったのかもわかりませんが、人選の中央省庁への働きかけの中で、国土交通省への働きかけの経過ではなくて、その他の省への働きかけはなかったのかという意味も込めてお伺いしたわけでありますけれども、これは答弁は要りませんので、若干意見を述べさせていただきたいと思います。

 まず、助役ポストが国土交通省からの指定ポストにならないかという点でありますけれども、私どもが再三指摘してきたように、国の今の大借金の大元は国と地方で推進してきたむだな大型開発型の公共事業、こういうふうに私どもは思っているわけですが、サイエンスシティ事業や競艇事業、これにしても先行きは極めて厳しいものがありますし、これから始めようとしている海上アクセス港についても、その採算性が危ぶまれています。このような状況のときに、さらにまた国土交通省から選任となれば、ますます福祉や教育、こういう問題が置いてきぼりになるのではないか、こういう危惧をするわけです。

 次に、天下りについて言いますと、天下りそのものが中央省庁のスリム化であって、そのしわ寄せを地方に押しつける、こういう意味も持っていると思います。そして政府がさきにアメリカと約束をしてきました600兆円の公共事業、これを推進する布石の1つであるというふうにも考えざるを得ません。さらに今、この議会でも意見書が出されたように、鈴木宗男疑惑など、中央省庁で外務省を初めとして、中央省庁全体で自浄能力が欠けてきている中、そういう中で、また一般的にも天下りの批判がされている中で、あえて人材を中央へ求めるのはやめるべきだと私どもは考えております。中央へ依存せずに、地方分権を真に身のあるものにしていくためには、市長がよく言われるように自立できる体制を地方でつくっていく、このことこそ、一層大事ではないかとこういうふうに考えます。以上、意見を申し上げて終わります。



○議長(梅崎保昭君) 他に御質疑はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 続いて、御意見、討論はございませんか。



◆3番(坪井年明君) 議事進行について=ただいま上程中の議案第88号につきましては、先ほどの当局の説明により、了解されたことと存じますので、常任委員会付託を省略し、直ちに採決されたい。以上の動議を提出いたします。

     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) ただいまの坪井議員の動議は成立いたしました。

 本動議を議題といたします。

 最初に、議案第88号は常任委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、常任委員会付託を省略し、直ちに採決を行います。

 議案第88号に対し、原案に同意を与えることに御賛成の方は御賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立多数であります。よって議案第88号は原案に同意を与えることに決します。

 議事整理のため暫時休憩いたします。

     午前10時45分休憩

     午前10時55分再開



○議長(梅崎保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 お手元に配付いたしましたとおり、今期定例会の議事説明員として、助役高橋広幸さんを追加いたしたい旨の通知に接しましたので、御了承をお願いいたします。

     〔助役 高橋広幸君 入場〕



○議長(梅崎保昭君) お諮りいたします。助役から発言の申し出に接しております。

 つきましては、これを許可することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、助役の発言を許可いたします。

     〔助役 高橋広幸君 登壇〕



◎助役(高橋広幸君) 先ほど、議員の皆様方の格別な御高配によりまして、選任の御同意をいただきました高橋広幸でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本会議の貴重なお時間をいただきまして、大変恐縮に存じますが、お許しをいただきましたので、一言就任のあいさつを述べさせていただきます。

 津市は美しい海や山、川など豊かな自然に恵まれるとともに、県都としての都市機能も充実しており、大変暮らしやすいまちと伺っております。私自身、津市でのこれからの生活を大変楽しみにしているところであります。

 津市は今、近藤市制3期目のスタートラインに立ったところでありますが、私といたしましても、助役としてのスタートラインに立ち、本市が目指している豊かな文化をはぐくみ、21世紀に躍動する美しい県都の実現に向け、皆様とともに諸施策に取り組まさせていただくことは、身に余る光栄であります。

 さらに現在、市町村合併という津市の将来を左右すると言っても過言ではない重要な課題に取り組まれているところであり、このような極めて重要な時期に、助役という役職を拝命いたしましたことは、その重責に身の引き締まる思いでございます。若輩の身ではございますが、誠心誠意近藤市長を補佐し、職員の皆様とも力を合わせ、津市政発展のため全力で取り組んでまいる所存でございます。議員の皆様方におかれましては、何とぞ格別の御指導、御鞭撻をいただきますよう、心からお願いを申し上げます。

 簡単ではございますが、以上をもちまして就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(梅崎保昭君) 続いて、当局から提出の報告第16号から第26号までと議案第73号から第87号に至る各案並びに認定第1号、第2号を一括上程議題に供したいと存じます。

 御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、報告第16号から第26号までと議案第73号から第87号に至る各案並びに認定第1号、第2号を一括上程議題に供します。

 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

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 報告第16号 専決処分の承認について

 報告第17号 専決処分の承認について

 報告第18号 専決処分の承認について

 報告第19号 専決処分の承認について

 報告第20号 専決処分の報告について

 報告第21号 平成13年度津市継続費繰越計算書について

 報告第22号 平成13年度津市繰越明許費繰越計算書について

 報告第23号 平成13年度津市水道事業会計予算繰越計算書について

 報告第24号 津市土地開発公社の経営状況について

 報告第25号 財団法人津市社会教育振興会の経営状況について

 報告第26号 株式会社伊勢湾ヘリポートの経営状況について

 議案第73号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について

 議案第74号 津市企業立地促進条例の一部の改正について

 議案第75号 津市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部の改正について

 議案第76号 津消防団員等公務災害補償条例の一部の改正について

 議案第77号 工事請負契約について

 議案第78号 工事請負契約について

 議案第79号 財産の購入について

 議案第80号 財産の購入について

 議案第81号 財産の購入について

 議案第82号 訴訟の提起について

 議案第83号 平成14年度津市一般会計補正予算(第3号)

 議案第84号 平成14年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第85号 平成14年度津市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第86号 平成14年度土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第87号 平成14年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)

 認定第1号 平成13年度津市駐車場事業会計決算

 認定第2号 平成13年度津市水道事業会計決算

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○議長(梅崎保昭君) 引き続き、市長から施政方針並びに上程議案に対する説明を求めます。

     〔市長 近藤康雄君 登壇〕



◎市長(近藤康雄君) 平成14年7月定例会の開催にあたり、市政運営の基本方針と本年度の施策の大綱につきまして、私の所信の一端を申し述べ、皆様の御理解と御協力をお願いいたしたいと思います。

 まず、今回の市長選挙におきまして、皆様から温かい御支持、御支援をいただきましたことに心より深く感謝を申し上げますとともに、市政運営の重責に改めて身の引き締まる思いでございます。

 私は、平成6年7月の市長就任から今日に至るまで、市民の皆様の幸せと希望にあふれる豊かな暮らしの実現のため、誠心誠意市政運営に尽くしてまいりました。本市の発展を願う市民の皆様の気持ちを心に刻み、その期待にこたえるべく今一度初心に立ち返り、日々努力を重ねながら精進してまいる所存です。そして、議員各位をはじめ市民の皆様とともに津市の未来を拓き、21世紀を歩む決意を新たにいたしております。

 さて、我が国は長引く景気の低迷、少子高齢社会の急速な進展、地球規模での環境問題、国際化や情報化の進展など、極めて厳しい社会経済情勢のもとで、歴史的な転換点を迎えており、私たちはさまざまな重要課題に的確に対処し、適切に構造改革を進めていくことが求められております。

 地方公共団体につきましても、景気低迷に伴う市税収入の落ち込みや地方交付税制度の改革等により、極めて厳しい財政運営を強いられる現状にある中で、市民の参加意識の高まりや、地方分権のうねりの中で、行財政能力の一層の充実強化が求められています。

 私はこのような状況を踏まえ、これまで2期8年にわたって市民の皆様が安全に安心して暮らしていける津市の基盤づくりや、行財政能力の充実強化に一貫して取り組んでまいりました。それは一朝一夕に成し遂げられるものではありませんが、地道な取組の結果、飛び立とうとする飛行機に例えれば、これまで誘導路から滑走路へと出て加速し、そしてあと少しで離陸というところまできていると思います。平成17年3月という合併特例法の期限、中部国際空港の開港時期等を考え合わせますと、特に3期目のこの時期は、津市のみならずこの地域の将来の発展にとって極めて大切な時期になると考えています。

 それぞれの重要課題に対して、どのように取り組むか、そしていかに市民の皆様の御協力を得られるかによって、この地域の将来の発展の可能性が大きく左右される、そう申し上げても過言ではないと考えます。

 なかでも最重要の課題が市町村合併であります。本格的な地方分権が進展し、自律と自立をキーワードとする地方分権型社会が実現しつつあります。それは自らの選択に基づき、自らの望むようなまちづくりができるという意味で自由ではありますが、反面その結果が悪くともだれも手を差しのべてくれないという意味で、厳しさが伴う自己責任の社会でもあります。そのような中、日常生活圏の拡大や、基礎的な自治体とされる市町村間の体制面、財政面等での格差の存在等を背景とし、国・地方を通ずる厳しい財政事情や地方交付税制度の改革を直接的な契機として、市町村合併が喫緊の課題として提起をされています。私も住民の生活に一番身近な基礎的な自治体である市町村が1つの行政の単位として、専門性を備えて、効率的に行政サービスを提供していくためには、おおむね30万人以上の人口を持つことが必要と考えております。私たちの津市やその周辺の地域において地域の一体性や行政の望ましいあり方を考えた場合、現在、任意の合併協議会を組織しております津市・久居市・安芸郡・一志郡の11市町村におきまして、平成17年3月の合併特例法の期限までに合併を果たすことが望ましいと考えています。

 この地域は美林に覆われ、出で湯湧く山地と穏やかな伊勢の海、そして、これらをつなぐ清流と緑野が一体となった豊かな自然環境の中に、住宅や産業業務施設等、さらには県都としてさまざまな都市機能が集積しており、個々の市町村の垣根が取り払われ一体的視点のもとに行政活動や住民の活動が展開されれば、より効果的、効率的に行政サービスを提供することや、より大きな舞台の上で活発な経済活動や生活、文化、余暇等の諸活動を展開していくことができるようになると考えます。また同時に、地域のイメージアップを図りつつ、活力がありより魅力のあるまちづくりを進めていくことができるものと考えます。

 私たちは先般、県による合併重点支援地域の指定を受け、現在新たなまちづくり構想の策定や事務事業の一元化にかかわる調整に向けた作業を進めております。10月には再度、地域懇談会を開催するなどして、皆様方との議論を深め、本年中を目途とする法定協議会の設立に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 それぞれの市町村の置かれた環境や行財政事情は大きく異なっておりますので、合併に向けた過程におきましては、多くの苦労を伴うことと思います。しかし今その苦労をいとい合併に背を向けた場合、やがて行政サービスの提供に支障が出るような事態が生ずることも予想されるなど、将来に大きな禍根を残すことにつながりかねません。これまでの経緯や目先の損得にとらわれ、自らの立場に固執することはもはや許されない、そう考えます。

 国と地方の新しい関係を、そして新しい地方自治のあり方を自らが構築していくとう気概を持ち、津市はこの地域のリーダーとして、この当面する最重要課題を何としても平成17年3月までにやり遂げなければならない、そういう決意をいたしております。

 次に、長い間の市民の夢の実現であります「レッ津!夢みなと」プランでありますが、中部国際空港への海上アクセスの実現により、紀伊半島側の玄関口としての拠点性を高め、サイエンスシティ事業と連携するなどして、これらを生かしたまちづくりを進めるとともに、親水型の海浜公園やマリーナなど魅力ある施設整備とその利用を通じ、海に親しむまちづくりを進めることが重要と考えます。また同時に、港から近接する中心市街地へ向けた回遊性を高める工夫を凝らし、中心市街地活性化の起爆剤となるよう市民の皆様の御提案をいただきながら、協働して取組を進めてまいりたいと存じます。

 港の整備は中部国際空港が開港する平成17年3月には、海上アクセスが実現するようなスケジュールで進めていくことが必要であり、そのためには時間的な余裕はあまりありませんが、6月中旬には、三重県県土整備部及び津建設部と本市の3者により、この港の整備を一体となって進めていくための新たな組織体制を立ち上げたところであり、今後早急な取組を進めてまいりたいと考えております。

 当面の大きな課題となる漁業補償については、環境等の調査が終了次第、課題解決に向け、関係各位の御理解と協力を得ながら、全力で取り組んでまいる所存であります。またあわせまして、三重県とともに防波堤、護岸、ターミナル、駐車場などの整備に向けた取組を行うとともに、運行事業者であります両備運輸株式会社との船舶建造や、運行内容等にかかわる協議を進めるほか、空港島においては、中部国際空港株式会社など関係団体に対しまして利便性のある諸施設の整備について、強く要請してまいります。

 さらに中勢北部サイエンスシティ事業であります。この事業は産業面の足腰が十分には強くない本市にあって、新たな産業の集積を図り、魅力ある就業の場を確保することによって、津市で生まれ育った若者が地元で仕事につくことができる環境と、津市が自立し、持続的に発展していくことがきる強固な経済力を実現し、活力があり、心豊かな暮らしができるよう取組を進めているところであります。平成12年秋の分譲開始以来1年半余り経過し、これまでに11社の企業に立地を決定していただいているところであります。良好な交通条件や基盤整備など多くの企業に高く評価していただいており、厳しい経済環境の中で現時点では成約には至っていないものの、幾つもの引き合いに対応しているところであります。

 このため、このたび議案として上程をいたしておりますが、県の取組と連動しながら、さらなる立地促進に向け津市企業立地促進条例を改正し、情報通信関連などの成長が期待できる分野の企業立地に対して新たな奨励措置を講ずるとともに、東京、大阪、名古屋での産業人交流会議の開催などのPR活動を充実するなど、厳しい経済環境の中ではありますが、積極的な企業誘致を進めてまいります。これとともに、情報拠点となる津市地域情報センターとの連携や、県による国際IX構想と連携したインターネット相互接続点の構築に向けた取組を推進し、情報先進地域として機能充実に努めてまいりますほか、中勢グリーンパークの整備や住宅用地の分譲開始など、住み、働き、憩うの多様な機能が一体となった新都市の形成に努力を重ねてまいります。

 また、4月より業務を開始しております中核施設、あのつピアにおきましては、優れたビジネス支援環境のもと、起業家支援室や賃貸オフィスに、株式会社サイバーウェイブジャパンを初め、順次ベンチャーや企業が入居しております。今後とも企業や大学等の研究、研修、情報交換の場として、また起業家やベンチャー企業の育成の場としてより一層の活用を促してまいります。

 さらに教育の充実であります。地域づくりの原点は人づくりにあります。さまざまな面で国際競争が激化する中で、あすの我が国の競争力の中核となり、将来の郷土を担っていく子供たちをしっかりと育んでいくことが極めて重要です。このためには、子供たちが基礎学力を確実に身につけ、それをもとに自ら学び、自ら考える力を育成する学校教育を推進することは何よりも大切であり、このために必要な教育改革を積極的に推進してまいりたいと考えております。

 以上、申し上げました諸課題の対応のほか、下水道排水対策などの都市基盤の整備やごみ対策を初めとする環境対策、福祉の充実など、将来の市民生活を支える各種社会基盤をバランスを取りながら的確に整備することによって、安全で安心できる暮らしづくりに努めてまいりたいと考えております。

 一方、行政運営に当たって私が常に最大の関心を払っている点は、市民の皆様からお預かりした税を市民の皆様の暮らしにとって最も有効に活用していくという視点であります。一定の行政サービスを提供していくためには、その裏で不可避的に一定の行政コストがかかってまいりますが、そのコストを最小に抑えつつ、市民全体の視点から最大の行政効果が得られるように、全体のバランスをとって各行政サービスの内容を考えていくことが大切と常々肝に命じているところであります。

 行政サービスの提供に当たっては、行政の関与の必要性を十分に考慮し、公的部門の肥大化と民間部門の活力の低下を招くことのないよう努めていかなければなりません。このため、公私の役割を明確にするとともに、事務事業を見直し、職員数も合理・効率を図るなど、津市行財政改革大綱に基づく取組を今後とも着実に進めてまいりたいと思います。

 中でも、変化の激しい時代の中、求められる行政サービスも常に変化を遂げているわけでありますから、現在行っている事務事業が市民ニーズに適合しているのか、目的どおりの効果が得られているのか、効率的に実施されているのかなどの観点から絶えず見直しを行っていくという事務事業評価に引き続き取り組んでまいりたいと思います。特に、市民サービスの内容やそれに伴う費用負担のあり方について、市民の皆様自身が判断できるような仕組みづくりについても検討してまいりたいと考えております。

 行政サービスの担い手であります職員につきましては、1人1人の職員が常に市民の立場から物事を考え、新たな課題に積極的にチャレンジする姿勢と行動力を備えていることが必要であります。そのため、あったかハートの行動派のメインメッセージのもと、市役所ビッグバーン計画を強力に推進し、意識改革に取り組んでまいります。これからの行政を進めていくに当たっては、市民の皆様との協働が不可欠と考え、これまでも市民の皆さんが自治会を組織して、自分たちでできることは自分たちでやっていただき、市はそれを応援するという手法があり、これも伝統的な協働の一形態ですけれども、市民の皆様が地域で生活していくに当たっては、自助の精神が基本となり1人1人の力では対応しきれない事柄について、行政の役割として、市民全体の利益になるように処理していく、というのが民と公の望ましい関係であると考えます。そして行政と市民が地域をよりよくするという熱い思いのもとに、ともにビジョンを掲げて共有し、そしてそれぞれの責任を明確にし、それぞれの役割を果たすという関係をつくり上げることが必要であります。

 今後私たちは、例えば港づくりや、これを起爆剤とした中心市街地の活性化など、さまざまな重要課題への取り組みを進めていかなくてはなりません。これらの取組を成功させるためには、行政と市民がただいま申し述べました協働の考え方に立って、ビジョンを共有しつつ、それぞれの役割を果たしていくことが極めて大切であると考えます。

 市民の皆様、1人1人の熱い想いをまちづくりに結集し、皆様と手を携えてこそ、あすの津市の発展を築いていけるものと確信し、協働の理念に基づく市政の運営を一層確かなものとしてまいりたいと思います。そして輝かしい未来の創造に向けて、目標を高く掲げ、「希望そして前進」を合言葉に一歩一歩着実な市政運営に努めてまいる所存です。

 道は前にあります。実行です。今後とも議員並びに市民各位の一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。

 なお、本年度の予算につきましては、当初は骨格予算でありましたが、今回の補正予算編成に当たりまして、市民生活に密着した道路、交通安全施設など生活関連事業の推進、旧三重県運転免許場跡地の取得による市民交流拠点づくりの推進、元気な高齢者づくりを推進するためのふれあい基金への積み立てや老人福祉施設建設補助を通じた高齢化への対応(仮称)教育振興ビジョン策定や、短大及び小・中学校の施設整備による教育の充実などを柱といたしまして、総額で約22億円程度の補正予算を提案させていただいているところであります。

 今後とも中長期的な視点に立ったまちづくりへの計画的な投資に努力してまいりたいと存じます。

 それでは、今年度における主な施策につきまして、既に予算の議決をいただいているものもあり、重複する部分もあるかとは存じますが、その概要につきまして、4つのまちづくりの目標に沿ってご説明をさせていただきます。

 まず、第1の目標である生き生きとして魅力のある県都づくりについてであります。津のまちに活力を呼び込み、経済的にも自立した都市として持続的に発展していくことで、多くの人々が交流する魅力ある県都づくりを進めてまいります。冒頭でも申し上げました、「レッ津!夢みなと」プランにつきましては、第4次津市総合計画中期基本計画の最重要課題として、全力で取り組んでまいります。また港づくりは新しい都市の魅力の創造であるとともに、中心市街地と連動することによって、都市に元気を与えるものと考えます。中心市街地は厳しい局面に置かれているのが現状でありますが、本市のにぎわいと活力を創出する核として活性化を図っていく必要があると考えます。そのため市民の皆様の御意見を伺いながら、津の海との連携や多様な市民活動を活かしたまちのにぎわいづくりについて、NPO等の関係団体を初め、市民の皆様と協働した取組を進めてまいりたいと考えております。

 さらに本市の都市活動を支える基軸であります津港跡部線につきましては、港と都心を結ぶ新しい本市の玄関口として、フェニックスの植栽など都心との一体感を高めつつ、本年度末の供用開始を目指して整備を進めてまいります。

 一方津駅周辺地区において進めております津駅前北部土地区画整理事業につきましては、地域の皆様の御理解と御協力のもと、都心核にふさわしい良好な都市環境の形成を目指し取組を進めているところであり、建物移転等、事業の推進を図ってまいります。なお一部の方から御意見をいただいているところでありますが、今後とも誠意ある対応に努め、ぜひとも御協力、御理解をいただいてまいりたいと考えております。

 また都心の魅力を高めていくためには、市街地の整備改善とともに、都市商業の振興が必要であります。このため津市商業・サービス業基礎調査の実施を通じまして、空き店舗等の実態状況の把握に努めますとともに、空き店舗対策事業や音楽によるまちなかにぎわい事業など、タウンマネージメント機関などと連携した振興策を講じてまいりたいと考えております。商業の活性化にはそれぞれの個店の魅力が奏でる商店街全体の魅力づくりが不可欠でありますことから、津商工会議所が実施する逸品逸サービス開発事業や商店街が取り組むイベント事業等につきまして、積極的な支援を継続してまいります。

 次に、本市が自立的な発展を遂げてまいりますための地域経済の活性化についてであります。中勢北部サイエンスシティ事業につきましては、冒頭に申し上げたとおりでございます。一方中小企業を中心とした既存の産業や地場産業につきましては、株式会社津サイエンスプラザ、三重産業振興センター等との連携を通じた新商品、新技術の研究開発の促進や地場産品の内外への情報発信の拡充などによる販路の拡大を図りながら、経済構造に対応した企業の経営革新を促してまいります。

 農林水産業につきましては、食糧需要の多様化への対応や従事者の高齢化、後継者の減少等、課題の多い状況にあります。このため農林業におきましては、生産基盤等の整備や経営規模の拡大を図る中核的担い手農家の育成を引き続き進めるとともに、市場競争に耐えうる地域の特色ある農産物の生産を促進してまいります。また水産業におきましては、安定した漁獲量を確保するため、稚貝などの中間育成、放流事業を通じつくり・育て・とる沿岸漁業の振興を図ってまいります。

 次に、地域経済の活動や広域的な交流の活発化を支える交通体系の整備についてであります。本市を含め中勢地区の南北幹線軸として重要な役割を担う中勢バイパスにつきましては、津港跡部線から国道163号南河路バイパスまでの区間の本年度における供用開始に向けた整備を促進するとともに、国道163号以南の事業化に向けた取組を進めてまいりますほか、国道・県道の継続的な整備を促進してまいります。

 外郭環状道路の一環をなす栗真海浜線につきましては、平成17年度の供用開始に向けて事業を進めますとともに、接続する河芸町島崎町線の栗真海浜線以南の区間につきましては、国道23号の渋滞解消とともに、地域連携を深める重要な道路でありますことから早期の事業化に向けて、地元を初め、県などとの協議・調整を進めてまいります。それとともに、都心環状道路の一環を成す阿漕浦野田線につきましても、地域の皆様の御理解をいただきながら、事業化に向けた取り組みを進めるなど、域内交通体系の整備に努めてまいります。

 次に、情報ネットワークの形成です。情報通信技術の飛躍的な発展は、社会経済活動や行政サービスのあり方、さらには私たち1人1人の日常生活に大きな変化をもたらしつつあり、市民生活の向上と豊かな地域環境を形成するための手段として、より一層の活用が期待されているところであります。このため本市におきましては、津市情報化推進計画に基づいた取り組みを着実に進めてまいります。4月に開業いたしました津市地域情報センターにつきましては、津リージョンプラザや会館などの利用案内、これら施設の予約などが行えるシステムの導入により、順次サービスが開始できるよう鋭意準備を進めています。

 これとともに、生涯学習支援システムとして、公民館の講座やイベント等の情報を提供するなど、行政情報や地域のさまざまな情報を発信しながら、株式会社津サイエンスプラザとも協働し、多様なIT機能を発揮する情報拠点施設として活用を図ってまいりたいと考えております。また情報化の推進は、さまざまなシステムが市民の皆様に日常的に利用されてこそ、その成果が得られるものであります。このため自由に情報機器を操作し、IT体験ができるよう、地域情報センターのIT市民広場やアスト情報センターの活用を促してまいりますほか、昨年度に引き続きIT講習を実施するなど、市民や広域圏民の情報リテラシーの向上に努めてまいります。ぜひ多くの方々にご参加いただきたいと思います。

 次に、本市の貴重な財産であります海を生かしたまちづくりの展開についてであります。贄崎海岸におきましては、「レッ津!夢みなと」プランの推進とともに、防災機能の向上と市民の憩いの場となる親水機能を併せ持つ海岸として、安濃川から岩田川まで約2.2キロの間の海岸堤防の改良を行うふるさと海岸整備事業を促進してまいります。御殿場海岸におきましては、津市御殿場観光レクリエーション整備計画に基づき、アクセス道路の整備を進めるとともに、来月11日に開催いたしますビーチバレーボール大会などを通じ、本市の代表的な観光地として、県内外へPRに努めてまいります。

 津モーターボート競走場につきましては、去る5月に第2期工事が完了し、新たに最新の競技情報を発信する情報センターに、よりゆったりと観戦していただく指定席等を備えたスタンド棟として全館完成をいたしました。これに伴い、11月には待望のSG競走を開催いたします。レースを成功に導かせるとともに、今後とも経営の合理化に取り組みながら、広く施設の有効利用を図るなど、魅力あるレジャー施設となるよう努めてまいりたいと思います。

 次に、第2の目標である安心して暮らしやすい都市づくりについてであります。将来にわたって市民の皆様の暮らしを支え、安全で安心できる生活環境を実現していくために、重点的に進めていかなければならない都市基盤をしっかりと選択し、その整備を行っていくことが必要であります。まず、治水対策への取り組みです。海に面した低地に市街地を形成する本市は、これまで幾多の災害に見まわれてきた経緯があり、治水対策への取組は重要な課題であります。さらなる排水能力の向上と浸水の防止を図るため、引き続き五六川の改修事業に取り組むほか、上浜都市下水路、栗真町屋都市下水路の整備や排水路、排水機場の計画的な整備を進めてまいります。

 下水道事業につきましては、快適な生活に不可欠な社会資本として、第4次津市総合計画中期基本計画に基づき、平成17年度の普及率45%を目指した重点的な取組を進めてまいります。流域下水道雲出川左岸処理区におきましては、高茶屋、半田、藤方、新町地区等の処理区域拡大に努めるとともに、流域下水道志登茂川処理区につきましては、稀少動植物など自然環境に配慮した浄化センターの整備を促進しながら、白塚、上浜地区等の面的整備に取り組んでまいります。さらに大里地区の農業集落排水事業につきましては、10月の供用開始に向けて、各家庭におきます排水施設の整備を促してまいりますとともに、下水道未整備地域における合併処理浄化槽の設置促進に努めるなど総合的な下水排水対策を進めます。

 市民生活の根幹を支える上水道につきましては、安全かつ安定した給水が行われるよう引き続き、老朽管、石綿管の更新整備に努めます。また、先月より高茶屋浄水場の維持管理業務につきましては、一部民間委託を実施いたしましたが、今後ともサービスの水準維持に努めつつ、一層効率的な事業運営を図るよう努力を重ねてまいります。

 さらに安全で快適な日常生活をおくるためには、生活道路の整備が欠かせません。そのためバリアフリーにも配慮しながら、道路拡幅、歩道整備など安全で利便性の高い道路整備に取り組んでまいります。とりわけ通学路などの道路環境につきましては、危険箇所の把握に努めつつ、安全な歩道機能の確保等を積極的に進めてまいります。これとともに、交通事故を未然に防止するため啓発活動に努め、市民の交通安全意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。

 次に、環境問題についてであります。環境と共生した社会を築き上げていくことは、21世紀を歩む、私たちの大きな課題であり、その解決のためには、私たち1人1人の環境問題に対する認識と、市民、事業者、行政が一体となった環境に配慮した構造が大切であります。ごみ対策につきましては、ごみゼロ社会の実現を目指し、まずごみを出さない取組が何より必要でありますことから、市民の皆様の御協力をいただきながら、引き続きリサイクル資源の分別収集を行うとともに、ごみダイエット塾の開催や西部クリーンセンターに設置いたしました環境学習センターの活用等による啓発活動に努め、ごみの減量化、リサイクル化の徹底を図ってまいります。処分できる残余量が急速に減少いたしております白金環境清掃センターにつきましては、減量・減容施策を講じ、延命措置に力を注いでおりますが、処分できる残余量は減少してきており、非常に厳しい状況におかれています。このため新たな最終処分場の確保が急務であり、広域圏における重要な課題として、その取組を進めてまいりたいと考えております。既に白山町地内に候補地を選定し、環境影響調査を実施してまいりました。完成までの期間を考慮いたしますと、一刻の猶予もなりません。早期実現に向け、圏域市町村と協働しながら、関係地域との合意形成を積極的に進めてまいりたいと考えております。

 可燃ごみを処理いたします西部クリーンセンターにつきましては、本年12月から適用されるダイオキシン類の発生規制の強化に向け、4月より新炉の稼働を開始したところであり、さらに既設炉一基の改修を進めます。それとともに焼却余熱を利用した発電を行うなど安全で環境負荷の少ないごみ処理に向けた取組を進めてまいります。環境保全対策といたしましては、環境基本計画の推進を図るとともに、生活排水対策や市民の参画による環境保全活動、クリーンエネルギーの導入を促す住宅用太陽光発電システムの設置に対する支援などに取り組んでまいりますほか、公用車については低公害車への更新を進めます。

 一方、本市の事務事業に関しまして、環境改善につきましては、ISO14001の認証取得に向け、推進体制の整備など諸準備の期間を経て、本年3月から環境マネジメントシステムの運用を開始、6月には外部の審査登録機関による初動審査を受けたところであります。10月には認証取得ができるよう着実な取組を進めてまいります。さらに地球温暖化の防止に資するため、津市地球温暖化対策実行計画に基づき、温室効果ガスの排出を計画的に抑制してまいります。また環境保全協定を締結している工場や産業廃棄物処理施設につきましても、引き続き、大気、水質等の実態を把握しながら、監視、指導に努めてまいりたいと考えております。

 次に、緑と潤いのある都市空間の創出についてであります。御好評をいただいております中勢グリーンパークにつきましては、市民のレクリエーションの場として、そして自然にふれあい、自然に親しめる総合公園としてより一層多くの方に御利用いただけるよう、駐車場など順次整備を行い、平成18年度の全体区域の開園を目指してまいります。さらに(仮称)北部海浜公園につきましては、地域の皆様のふれあいと憩いの場となりますよう、多目的広場を備えた公園として平成15年度の完成に向けた整備を進めてまいります。そのほか、津偕楽公園やお城公園の改修等を進め、市民の緑化意識の高揚にも努めながら、総合的な緑化の推進に取り組んでまいります。次に、都市景観につきましては、本年度において、本市全域はもとより地域レベルでの景観形成の方向性を示し(仮称)津市景観形成指針の策定を行い、津市らしい魅力ある都市景観の形成に努めてまいります。

 一方、市営住宅につきましては、高齢者や障害者にも配慮した(仮称)雲出2号館の完成を目指しますとともに、その他の施設につきましても、順次計画的な改修を進めてまいります。

 さて、大災害など予期しない事態が起きたとき、被害を最小限にとどめ、市民の安全を確保してまいりますために、日常におきます防災対策は極めて重要であります。自守防災組織につきましては、災害時に地域住民が一体となって防災活動が行えるよう、20地区での結成を想定し、これまで7地区での結成に努めてまいりました。今年度は、新たに2地区での結成に向けた取組を進めております。防災資機材等の支援とともに、常日ごろから防災に対します意識を高めていただけるよう、積極的に働きかけてまいりたいと存じます。さらに想定されております東海地震等の地震災害、また記憶に新しい一昨年の東海豪雨等の風水害など、不慮の大規模災害に的確に対応していくため、地域防災計画の見直しを行うとともに、浸水想定図などを含む防災地図の活用を促すほか、避難所等の見直しを進めながら、災害時において適切な行動が取れますよう、事前対策を講じてまいります。また複雑多様化する各種災害に的確に対応するため、高規格救急車の更新、救急救命士の養成など救急救助体制の充実を図る一方、防災対策に関する情報の提供を行うなど、火災予防に努めてまいります。

 次に、第3の目標である文化に育まれた心豊かな人づくりについてであります。冒頭にも申し上げましたが、人づくりはまちづくりの基本であり、子供たちがより充実した学校生活を送り、心身ともに健やかに成長していけるよう教育環境、教育内容の充実等、その取組を強化していかなければなりません。このため教育改革を市政の重要課題の1つにとらえ、確かな学力の向上など生きる力を育むことを基本として、津市単独の非常勤講師の活用など学習支援推進プロジェクト事業等の諸事業を積極的に進めるとともに、学校施設の計画的な改修整備などに努めてまいります。とりわけ全国9校の1つとして、文部科学省より指定を受けました南が丘小学校における新しいタイプの学校運営の在り方に関する実践研究事業につきましては、保護者を初め、地域の皆さんが学校運営に参画できるシステムづくりを行いながら、自主・自律を基本とした学校づくりへの取組を行ってまいります。

 地域文化振興につきましては、11月のオープンを目指した(仮称)一身田寺内町地域ガイダンス施設の整備に併せ、寺内町の歴史文化が一層理解されるよう一身田寺内町案内ボランティアの養成に努めてまいります。また県立美術館を初め、市民団体との連携のもと、ニューヨーク公立図書館所蔵の図巻を初め、本市にゆかりのある絵画資料を展示する(仮称)津八幡宮祭礼図巻展の平成16年度の開催に向けた諸準備を進めてまいります。さらに市民の多様な学習ニーズに対応するため、生涯学習やスポーツに係る振興計画の策定を行い、生涯学習の基盤づくりを着実に進めてまいります。

 一方、三重短期大学につきましては、開学50周年という節目を迎え、11月には記念式典を開催いたしますとともに、少子化、高学歴化を初めとする環境変化に対応した大学のあり方について、引き続き検討を進めてまいります。今後の施設整備等に対応するため、財源を確保すべく基金を積み立ててまいります。

 さて、市民活動は、ふれあいのある地域社会づくりを目指すコミュニティ活動、郷土の伝統・文化を保存・継承する文化活動を初め、福祉、環境、教育などあらゆる分野において活発な活動が展開されてきております。身近な問題を解決しようとする取組から社会的な貢献活動に至るまで、自主的、自発的に取り組まれております皆様方の熱意に改めて敬意を表しますとともに、これらの活動の高まりを積極的に支援してまいりたいと考えております。このため市民の交流、活動にかかわる情報収集、発信を行いながら津市市民活動センターを拠点とした活動団体間のネットワークづくりに努めてまいりますとともに、地域間交流、国際交流につきましては、市民レベルでの交流を促進してまいります。

 10月には、NPOの方々によりまして、本市と神戸市、世田谷区、さらには米国シアトルの4カ所をインターネットやテレビ会議システムで結び、「草の根NPOの挑戦:シアトル発日本まちづくりの思想」と題しましたテレビ会議が開催されます。本市の市民活動について、世界へ情報発信をする絶好の機会となりますことから、積極的な支援を行ってまいりたいと思います。またさまざまな市民活動を支える拠点といたしまして、このたび津市白塚市民センターがオープンいたしました。ぜひ多くの方々に御利用いただきたいと思います。さらに高茶屋地区の旧運転免許試験場跡地につきましては、コミュニティ活動など、多様な市民生活を支援する場としての活用ができるよう整備に向けた取り組みを進めてまいります。本年度中に土地の取得を行うとともに、地元住民の御意見を伺いながら、魅力ある施設整備につきまして検討してまいりたいと考えております。

 市民活動の拠点づくりにつきましては、これまで津市市民交流計画に基づき、機能充実や施設整備に努めてきたところであり、一定の成果が得られてきたものと考えますが、多くの方に御利用いただいており手狭となっています会館につきましては、今後も地域の皆様の多様な活動に対応できる施設として活用いただけるよう改修整備等を検討してまいりたいと考えております。

 男女共同参画社会の実現に向けた取組につきましては、津市男女共同参画推進条例に基づき、市民の皆様の参画をいただきながら、本年度末を目途に基本計画の策定を行い、協力連携して施策の推進に努めてまいります。人権が尊重される明るく住みよい社会の実現に向けた取組につきましては、すべての人々が人権尊重についての理解を深めていただけるよう、人権啓発事業を展開するなど、津市人権施策推進プランに基づく諸施策を進めてまいります。

 最後に、第4の目標である健康で人に優しい地域づくりについてであります。すべての人が健康で生き生きとした生活を送るためには、1人1人の日ごろからの健康に対する取組とともに、保健医療にかかわる環境整備が必要であります。このため、乳幼児から高齢者に至るまで生涯を健やかに暮らすことができるよう、各種健康診査、予防接種、生き生き健康サロンなどの実施を通じまして、ライフステージに応じた健康づくりを支援してまいります。また4月より実施いたしました夜間のこども応急診療につきましては、小児科専門医による夜間の一時救急医療として、非常に多くの方々に御利用いただいております。利用者の御意見をお聞きするとともに、今後の利用者の推移を見極めながら、充実策を検討してまいりたいと考えております。

 国民健康保険事業につきましては、国におきましても医療制度改革等さまざまな議論が進む中でありますが、引き続き事業の適正な運営により一層の努力をしてまいります。一方、少子高齢化が着実に進む中、社会福祉につきましては、子供たちが健やかに育つことのできる環境づくり、高齢者や障害者が地域社会の中で自立した生活が送れるよう、社会全体で支える仕組みづくりが求められてきております。地域福祉につきましては、地域ぐるみで支え合う福祉サービスの提供、そのために必要な福祉コミュニティが形成されますよう横断的なサービスの提供方法や市民参加の方法等について検討しながら、地域福祉計画の策定に向けた取組を進めるとともに、津市社会福祉協議会、関係団体、ボランティア等との連携を図りつつ、社会ニーズを勘案した柔軟なサービスの提供が可能となるよう努めてまいりたいと考えております。

 次に、高齢者福祉についてであります。津市高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画が平成15年度より新たな計画としてスタートをいたします。本年度が見直しの年度に当たりますことから、次期計画におきましても、引き続き介護保険制度の円滑かつ適正な運用が図られるよう努めてまいります。また在宅介護支援センターを中心とした介護予防、生活支援事業の充実を図るとともに、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らしていただけるよう、高齢者の元気対策として地域が一体となり在宅の高齢者の生きがいや健康づくりを促進してまいります。

 障害福祉につきましては、ホームヘルプサービスなど在宅福祉サービスを中心とした事業の推進に努めるとともに、精神障害者福祉施設の円滑な実施や平成15年度からの支援費支給制度への移行が適切に行えるよう対応を図ってまいりたいと考えております。

 児童福祉につきましては、少子化の進展や保護者の就労形態の多様化に伴い、子供を安心して育てていくための社会的環境や仕組みを整える必要がありますことから、引き続きエンゼルプランつに基づき、相談事業や保育事業の充実に努めるなど子育ての総合的な支援に取り組んでまいります。とりわけ保育内容、保育環境につきましては、延長保育、一時保育などに加え、4月から休日保育の実施に取り組んだところであり、今後とも利用者のニーズを見極めながら、多様化する保育ニーズに的確に対応してまいりたいと考えております。

 また津市市民活動センターに設置したあそびの広場の開催日を5月からふやすなど充実に努めてきたところであります。これとともに近年、社会問題化しております児童虐待につきましては、津市児童虐待防止等ネットワーク会議を通じ、虐待の予防、早期発見と児童の適切な保護に努めてまいります。また母子家庭や父子家庭、低所得者等の福祉につきましては、引き続き生活の安定と向上の支援に努め、自立を促進してまいりたいと思います。

 以上、今後の市政運営に臨む基本的な考えと重点施策について申し述べてまいりました。

 国及び地方公共団体はいずれも大変厳しい財政状況に直面しております。先日、ある地方公共団体におきまして、起債の発行に際し、引き受け先となる市中の銀行団との発行条件が折り合いがつかず、起債を見送るという事例がありました。これは他の自治体と比べて、信用力を低く評価され、高い利回りでの発行を求められたということに伴うことであります。この事例が如実に示しておりますように、地方公共団体もこれまでのようないわば護送船団の時代は終りを告げ、まさに自己責任が問われる時代となってきております。財政の健全性の確保に対する配慮を怠れば、自らの経営に大きな影響を及ぼし、自らを追い込む結果となってはね返っていかねないということをしっかり認識していかなければなりません。

 私は、これまでも将来に向けた投資をしっかりと行い、生活、文化、福祉、環境、教育などの社会基盤をバランスを取って的確に整備する一方で、財政の健全性にも十分配慮しながら、まちづくりを進めてまいりました。自立した地方政府を築き上げるためには、自らの責任と負担において節度ある行財政運営に努めることが不可欠である、そういう信念からであります。改めてこのことの大切さ、市政に対します責任の重さを認識をいたしているところでございます。

 ビジョンを共有し、目標を高く掲げ、これに基づく1つ1つの施策を1つ1つの仕事として確実にこなしていくこと、まずそのことが私どもに与えられた使命です。そして1つ1つの施策に夢を抱き、その夢の実現をあすの津市の輝きにつなげていくこと、これが今を生きる私たちの責務であると思います。今こそ市民の皆様とともに手を携え、ともに汗をかき、ともに時代を駆け抜けてまいりたいと考えております。そして「津市が好きです」、「津市に住んでよかった」と誇りを持って語っていただける魅力ある都市へと成長していけるよう、都市像であります豊かな文化を育み、21世紀に躍動する美しい県都の実現に渾身の努力を傾けてまいります。

 皆様の温かい御支援と御協力を心からお願いを申し上げます。



○議長(梅崎保昭君) 説明の途中でありますが、午さんのため、暫時休憩いたします。

     午前11時46分休憩

     午後1時再開



○議長(梅崎保昭君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。

 引き続き、上程議案に対する説明を求めます。

     〔市長 近藤康雄君 登壇〕



◎市長(近藤康雄君) ただいま上程になりました報告第16号から第26号まで及び議案第73号から87号まで並びに認定第1号及び第2号を一括ご説明申し上げます。

 報告第16号から報告第19号までにつきましては、専決処分の承認であります。これらはいずれも市議会を召集してご審議をお願いするいとまがなかったため、専決処分をいたしましたので、本市議会に御報告申し上げ、承認をお願いするものであります。

 報告第16号は、平成14年度津市一般会計補正予算(第2号)、報告第17号は、平成14年度津市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でありまして、いずれも債務負担行為の補正を去る5月28日に専決処分いたしましたもので、三重県産業廃棄物税条例が施行されたことに伴い、産業廃棄物税負担事業について、期間及び限度額を定めたものであります。

 報告第18号は、平成14年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)でありまして、去る5月31日に専決処分いたしましたもので、歳入歳出予算について補正したものであります。補正の内容を申し上げますと、平成13年度の同会計の決算見込み額において、歳入歳出差し引き1,562万8,000円の不足が生じましたもので、同額を平成14年度から平成13年度へ繰上充用しましたもので、補正後の歳入歳出予算の総額を125億9,435万1,000円としたものであります。歳出は、第6款前年度繰上充用金1,562万8,000円の計上、歳入は、第2款国庫支出金1,362万7,000円、第3款県支出金200万1,000円を計上したものであります。

 報告第19号は、平成14年度津市水道事業会計補正予算(第1号)でありまして、債務負担行為の補正を去る5月28日に専決処分いたしましたもので、先ほど報告第16号でご説明しましたとおり、産業廃棄物税負担事業について、期間及び限度額を定めたものであります。

 報告第20号から報告第26号までにつきましては、専決処分の報告であります。

 報告第20号、工事請負契約の一部の変更につきましては、津モーターボート競走場スタンド棟改築第2期工事の工事過程において、調度品の一部変更等により、契約金額を42万4,544円減額し、32億7,787万3,585円に変更したものであります。

 報告第21号、平成13年度津市継続費繰越計算書につきましては、継続費の逓次繰越の状況でありまして、上浜都市下水路築造事業については1億5,603万1,874円を、栗真町屋都市下水路築造事業については1億9,691万8,357円を、(仮称)雲出2号館建替事業については69万8,449円をそれぞれ平成14年度へ繰り越しいたしましたもので御報告申し上げます。

 報告第22号平成13年度津市繰越明許費繰越計算書につきましては、事業の進捗状況から、報告記載のとおり、一般会計で12事業7億1,795万円を、下水道事業特別会計では2事業14億1,882万2,000円をそれぞれ平成14年度へ繰り越しいたしましたもので、御報告申し上げます。

 報告第23号平成13年度津市水道事業会計予算繰越計算書につきましては、報告記載のとおり事業の進捗事業から1事業1億7,220万円を平成14年度へ繰り越しいたしましたもので、御報告申し上げます。

 報告第24号から第26号までは、津市土地開発公社、財団法人津市社会教育振興会及び株式会社伊勢湾へリポートの経営状況を報告するものであります。

 報告第24号は、津市土地開発公社の経営状況でありまして、その概要について御説明申し上げます。まず平成13年度の事業報告についてでありますが、公有用地取得事業等といたしまして、西部清掃工場用地等取得事業ほか6件で、合わせて1万3,335.49平方メートルの用地の買収と補償を、土地造成事業といたしまして、中勢北部サイエンスシティ第1期事業で1,987.30平方メートルの用地の買収、道路工事等を行っております。さらに土地等の処分といたしまして、津駅前北部土地区画整理用地ほか8件、合わせて5万6,364.80平方メートル、また中勢北部サイエンスシティ第1期事業で1万3,232.54平方メートルの売却等を行っております。

 次に、平成13年度の決算でありますが、収益的収入は、25億1,398万8,047円、収益的支出は24億8,565万5,791円でありまして、この収益的収支を損益計算書で見ますと2,833万2,256円の当期純利益となります。資本的収入は借入金が17億7,467万9,298円で資本的支出は41億4,545万5,118円でありまして、収入の不足額23億7,077万5,820円につきましては、当年度分の損益勘定留保資金21億4,019万1,014円等により措置しております。また平成13年度末の保有資産といたしましては、89万1,881.54平方メートル、138億4,080万3,029円となっております。

 続きまして、平成14年度の事業計画につきましては、岩田池公園整備用地取得事業ほか6件の用地買収と、中勢北部サイエンスシティ第1期事業の用地買収、造成工事等の予定であります。

 次に、平成14年度の収益的収入及び支出につきましては、収入は25億9,328万2,000円を見込んでおり、津駅前北部土地区画整理用地ほか5件の売却を予定いたしており、支出は主に事業原価で25億6,930万8,000円を見込みましたので、予定損益計算書におきまして、2,397万4,000円の当期純利益となります。また資本的収入及び支出につきましては、収入は借入金が28億3,733万5,000円で、支出は岩田池公園整備用地取得事業等で13億2,044万6,000円、土地造成事業費として8億4,584万7,000円を見込んでおり、資産購入費、償還金等として31億8,176万円を見込んでおります。

 次に、財政状況でありますが、予定貸借対照表におきまして、資産の部では、流動資産は154億1,900万6,994円で有形固定資産を含みますと、資産合計は154億1,969万6,363円となっております。負債の部では流動負債が4億6,873万7,072円で固定負債は137億1,914万4,838円となり、資本の部では基本金が1,000万円、準備金が12億2,181万4,453円で、負債資本合計は154億1,969万6,363円となっております。

 報告第25号は、財団法人津市社会教育振興会の経営状況でありまして、その概要について、御説明申し上げます。まず平成13年度の事業報告につきましては、施設の利用状況といたしまして、小中学生が子供会活動など9,150人、一般では1万2,640人などで、合計2万7,215人の利用がございました。次に平成13年度決算につきましては、収入は市補助金4,602万6,000円、事業収入は施設使用料等で779万3,341円等で、収入合計は5,506万589円であります。支出では事業費3,035万8,014円、管理費1,922万6,479円等で、支出合計5,383万8,644円であります。

 続きまして、平成14年度の事業計画について、概要を申し上げますと、学校週5日制を踏まえ、既存事業を小学生がより参加しやすい内容に見直しをしまして、自然体験教室とかサマーキャンプ、スポーツ体験スクールなどを土曜日、日曜日を中心に引き続き開催して、年少リーダー研修会、子供会育成者研修会も計画いたしております。

 次に、平成14年度の収支予算につきましては、収入では運営諸経費に対する市補助金と施設使用料などで5,531万5,000円、支出では事業費3,399万7,000円、管理費2,003万4,000円等で、合計5,531万5,000円となっております。

 報告第26号は、株式会社伊勢湾ヘリポートの経営状況でありまして、その概要について御説明申し上げます。まず、平成13年度の営業の概況でありますが、ヘリコプター燃料を29万9,022リトル販売しており、ヘリポートの利用状況といたしましては、着陸回数は合計で895回となっております。次に会社の状況につきましては、資本金は9,630万円、発行済み株式総数は1,926株でそのうち1,000株を津市が所有しております。会社の財務状況でありますが、貸借対照表におきまして、資産合計は1億2,604万9,297円、負債は預り金等で809万8,436円、資本は1億1,795万861円でありまして、負債資本合計は1億2,604万9,297円であります。次に会社の営業実績でありますが、損益計算書におきまして、営業損益では純売上高は航空燃料販売額及び施設管理委託料で4,370万3,381円、売上総利益は2,667万2,965円で、営業利益は812万6,264円であります。営業外損益では、受取利息等の営業外収益で59万2,747円で、経常利益は871万9,011円となっており、税引き後の当期利益は579万5,954円となっております。

 続きまして、平成14年度の事業計画といたしましては、津市からの受託業務として、ヘリポートの施設維持管理並びに会社事業として、航空燃料販売業等を行うこととしており、予算につきましては、収入は津市からの管理委託料、航空燃料売上高など、合計3,923万2,000円、支出は人件費、一般管理費、航空燃料仕入費など合計3,652万4,000円を予定しております。

 議案第73号委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正につきましては、本年8月から児童扶養手当て受給資格認定等の事務が、三重県から委譲されることに伴いまして、同手当ての支給にかかわり、障害児童等の障害の状態を審査するための認定医師について、追加設置しようとするもので、平成14年8月1日から施行しようとするものであります。

 議案第74号津市企業立地促進条例の一部の改正につきましては、本市における企業立地を促進するための奨励措置として、平成10年4月に制定したところでありますが、今日の経済状況の中で、地域産業の振興や雇用の促進を図るためには、次代を担う先端的産業を誘致していくことが重要でありますことから、今後成長が期待できます産業に対する奨励措置を新たに講じるなど、奨励措置を改正しようとするものであります。

 改正の内容を申し上げますと、事務所、研究所の立地については、業務拠点地区に限定していましたが、これを中勢北部サイエンスシティ地区全体に拡大し、情報通信関連分野等に係るものについて、企業立地奨励金及び雇用促進奨励金を拡充しようとするものであります。また情報通信関連分野の事業用に産業業務施設等を賃借する事業者について、雇用促進奨励金のほか、情報通信関連分野賃借奨励金を新たに設け、家賃、通信回線使用料及び事業用設備購入費に係る奨励金を交付しようとするものであります。さらにこの条例の効力の執行について、平成15年3月31日限りを平成19年3月31日限りに改正し、その他条文を整備しようとするもので、交付の日から施行し、施行の日以後に行われる事業者の指定の申請に係る奨励措置について適用しようとするものであります。

 議案第75号津市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部の改正につきましては、関係政令が改正されたことに伴い、所要の改正を行うもので、退職報償金の最高額92万1,000円を92万5,000円に、最低額13万6,000円を14万円に引き上げるもので、交付の日から施行し、平成14年4月1日から適用しようとするものであります。

 議案第76号津市消防団員等公務災害補償条例の一部の改正につきましては、厚生年金保険制度と農林漁業団体職員共済組合制度の統合によりまして、関係法律が廃止されたことに伴い、条文の整備のため改正を行うもので、交付の日から施行しようとするものであります。

 議案第77号及び議案第78号につきましては、いずれも工事請負契約でありまして、去る5月31日に条件付一般競争入札を執行いたしましたところ、それぞれ落札者が決定いたしましたので、議案記載のとおり契約しようとするものであります。

 議案第77号平成14年度公下補第2号船頭排水区雨水幹線築造工事につきましては、2億685万円で不動建設株式会社三重営業所と契約しようとするものであります。工事の概要を申し上げますと、内径450ミリメートルから1,650ミリメートルの管を延長約540メートルを推進工法等で施行するものであります。

 議案第78号平成14年度公下補第1号阿漕ポンプ場(ポンプ設備)築造工事につきましては、3億3,075万円で株式会社酉島製作所名古屋支店と契約しようとするものであります。工事の概要といたしましては口径1,500ミリメートルの雨水ポンプ1基、減速機、原動機等を設置するものであります。

 議案第79号から議案第81号までにつきましては、いずれも財産の購入でありまして、議案記載のとおり購入しようとするものであります。

 議案第79号は、津市西部クリーンセンターの焼却灰を廃棄物処理センターへ搬送するため、焼却灰運搬車2台を購入しようとするもので、去る5月31日に条件付一般競争入札を行い、中部日産ディーゼル株式会社から2,433万9,000円で購入しようとするものであります。

 議案第80号は競争用モーター65基の購入でありまして4,157万1,075円で、また、議案第81号は、競争用ボート65隻の購入でありまして3,494万4,000円で随意契約により、いずれもヤマト発動機株式会社から購入しようとするものであります。

 議案第82号訴訟の提起につきましては、中央浄化センターの敷地内に、高洲町706番3の土地が存在していないことの確認等を求める訴えを提起しようとするものであります。訴えに係る経過及び請求の内容を申し上げますと、中央浄化センターの用地は、昭和43年に津養魚株式会社から購入したところでありますが、登記簿等で調査したところ、本件土地の所有権が同社のままとなっており、公図上、同センターの敷地内に存在するかのように表示されていることが判明しました。しかしながら、同社との売買契約書の添付図面には、売買対象部分が表示されており、その範囲にある同社所有のすべての土地を売買対象としたものであることがわかることから、本件土地は同社から購入した土地の中に含まれているものと考えられます。また、本件土地には平成13年12月17日付けで、根抵当権設定仮登記がなされています。こうしたことから、本件土地が第三者に譲渡されることなどを防止するため、差し急ぎ津地方裁判所に処分禁止の仮処分の申し立てを行い、処分禁止の登記が去る5月28日になされたところであります。つきましては、同センターの敷地内に本件土地が存在していないことの確認を求め、仮に存在しているのであれば、所有権移転登記手続並びに根抵当権設定仮登記の抹消手続を求める訴えを提起しようとするものであります。

 議案第83号平成14年度津市一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算並びに地方債について補正しようとするものであります。まず歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ21億7,850万9,000円を計上し、補正後の予算総額は486億1,513万8,000円となるものであります。

 歳出から款の順序に従いまして御説明申し上げます。

 第2款総務費は、4億4,353万6,000円の計上で、市民の皆さんの交流拠点づくりのための旧三重県運転免許試験場跡地購入費、短期大学施設整備のための財政調整基金積立金等であります。

 第3款民生費は、3億6,911万5,000円の計上で、元気高齢者づくり事業のための地域社会福祉基金助成金、老人福祉施設整備事業補助金、国民健康保険事業特別会計への繰出金及び保育所改修事業費等であります。

 第4款衛生費は、2億5,088万円の計上で、各種予防接種、健康診査等事業費、ごみ収集車両購入費及び焼却灰搬送車運転業務委託料等であります。

 第6款農林水産業費は、3,306万6,000円の計上で市単用排水路改修工事費、市単土地改良事業補助金及び沿岸漁業経営近代化促進対策事業補助金等であります。

 第7款商工費は、299万9,000円の計上で、中心市街地活性化基本計画改訂事業費等であります。

 第8款土木費は、10億26万5,000円の計上で、交通安全対策を重点にしました道路維持工事費及び道路新設改良事業費のほか排水路改良工事費、栗真都市下水路土地購入費及び市営住宅維持修繕料等であります。

 第9款消防費は、2,672万5,000円の計上で、耐震性防火水槽設置事業費であります。

 第10款教育費は、5,192万3,000円の計上で、(仮称)教育振興ビジョン策定事業に係る教育特性調査業務委託料及び学校施設維持修繕経費等であります。

 次に、歳入について御説明申し上げます。

 第11款分担金及び負担金は、152万円の計上で、市単用排水路改修事業負担金であります。

 第13款国庫支出金は、5,350万5,000円の計上で、保育所整備費負担金、健康診査事業負担金及び都市下水路築造事業補助金等であります。

 第14款県支出金は、5,515万9,000円の計上で、健康診査事業負担金及び情報通信技術講習事業費補助金等であります。

 第16款寄付金は、3,000万円の計上で、短期大学施設整備寄付金であります。

 第17款繰入金は、19億1,308万3,000円の計上で、財政調整基金及び土地開発基金繰入金であります。

 第18款繰越金は、前年度繰越金で7,000万円の計上であります。

 第19款諸収入は、854万2,000円の計上で、健康教育総合推進モデル調査研究受託事業収入及び肝炎ウィルス検診料等であります。

 第20款市債は、4,670万円の計上で、排水施設整備事業債及び消防施設整備事業債等であります。地方債の補正は消防施設整備事業債の追加などを行うものであります。

 議案第84号平成14年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ1億円を計上し、補正後の予算総額は、105億8,846万1,000円となるものであります。歳出は、国民健康保険事業運営基金積立金の計上、歳入は、一般会計繰入金であります。

 議案第85号平成14年度津市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算並びに地方債について、補正しようとするものであります。

 まず、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,620万5,000円を計上し、補正後の予算総額は、84億2,903万5,000円となるものであります。歳出は、単独公共下水道事業費等で、歳入は、公共下水道建設費補助金及び公共下水道事業債等であります。地方債の補正は、公共下水道事業債の限度額の変更を行うものであります。

 議案第86号平成14年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、産業廃棄物税負担事業の債務負担行為の補正をしようとするもので、期間及び限度額を定めようとするものであります。

 議案第87号平成14年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算及び債務負担行為について、補正しようとするものであります。

 歳入歳出予算は、歳入歳出それぞれ561万円を計上し、補正後の予算総額は、3,565万5,000円となるものであります。歳出は、道路舗装工事費及び公共桝設置工事費等の計上、歳入は、一般会計繰入金及び受益者分担金であります。次に、債務負担行為の補正は、産業廃棄物税負担事業について、期間及び限度額を定めようとするものであります。

 認定第1号平成13年度津市駐車場事業会計決算につきましては、業務状況におきまして、利用台数は、46万5,260台であり、前年度に比べて15万5,333台の増加でありました。また、1日の平均利用台数は、1,279台でありました。

 次に、決算について御説明申し上げます。

 まず、収益的収入では、営業収益は、2億834万1,710円、営業外収益は、52万9,365円、事業収益の総額は、2億887万1,075円となるものであります。

 一方、収益的支出では、営業費用は駐車場管理費及び減価償却費1億4,093万4,749円、営業外費用は、企業債利息等7,222万8,855円、事業費用は、総額2億1,316万3,604円であります。

 次に、資本的収支につきましては、資本的支出のみで、企業債償還金1億584万1,174円、他会計借入金133万3,617円で、支出総額は、1億717万4,791円であります。資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億717万4,791円は、過年度分消費税資本的収支調整額4,727万5,508円、当年度分損益勘定留保資金4,284万4,788円などで補てんをいたしております。

 次に、損益計算書につきましては、収益的収支を消費税抜きで計算するもので、当年度は429万2,446円の純損失となり、前年度繰越欠損金と合わせまして、7億4,814万6,352円の当年度未処理欠損金となるものであります。また欠損金処理計算書につきまして、繰越欠損金として7億4,814万6,352円を翌年度へ繰り越しするものであります。

 次に、貸借対照表につきましては、まず資産の部で資産合計は25億1,148万7,202円、負債の部は負債合計2億3,811万3,483円、資本の部は、資本合計22億7,337万3,719円となっており、負債資本合計は、25億1,148万7,202円となりまして、資産合計に一致するものであります。

 認定第2号平成13年度津市水道事業会計決算について御説明申し上げます。

 まず、平成13年度の水需要は、給水戸数が前年度に比べ744戸増加となりましたが、年間有収水量は、約87万8,200立方メートル、3.1%の減少でありました。

 経常収支におきましては、収益では、給水収益が増収となり、費用では県営水道受水費の節減及び受託工事費の減少などにより支出減となりまして、1億24万9,320円の純利益が生じました。

 次に、決算につきまして御説明申し上げますと、まず、収益的収入では、営業収益は、給水収益、受託工事収益等で、45億1,130万7,460円、営業外収益は、新規給水加入金等で、1億6,511万5,945円、特別利益は、過年度損益修正益で、9万3,335円で、事業収益の総額は、46億7,651万6,740円となるものであります。

 一方、収益的支出では、営業費用は維持管理費、受託工事費、一般管理的経費及び減価償却費等で、40億4,693万7,115円、営業外費用は、企業債利息等4億7,505万6,063円であります。また、事業費用としては、総額45億2,199万3,178円の支出であります。

 次に、資本的収支につきまして、資本的収入では、企業債7億3,920万円等で、収入総額は、10億1,652万8,407円であります。

 これに対しまして、資本的支出は、建設改良費14億9,332万4,163円等で、支出総額は、18億9,280万5,888円であります。なお資本的収入額は、前年度繰越額3,750万円を超えた額が資本的収入額となり、資本的支出額に対し不足する額8億3,877万7,481円は、過年度分損益勘定留保資金4億7,281万2,505円及び当年度分損益勘定留保資金3億1,232万2,979円等で補てんをしております。なお棚卸資産購入限度額の執行額は1,593万2,997円であります。

 次に、損益計算書につきましては、収益的収支を消費税抜きで計算するもので、当年度は1億24万9,320円の純利益となり、繰越利益剰余金へ加算しますと、5億9,017万4,207円の当年度未処分利益剰余金となるものでございます。また剰余金処分計算書案につきましては、純利益のうち、1億円を利益剰余金処分額の減債積立金といたしまして、翌年度繰越利益剰余金は、4億9,017万4,207円となります。

 次に、貸借対照表におきまして、資産の部で資産合計は、222億9,073万5,525円、負債の部は負債合計9億2,705万4,540円、資本の部は、資本合計213億6,368万985円であります。なお、負債資本合計は、222億9,073万5,525円となり、資産合計に一致するものであります。

 以上で上程議案に対する説明を終わります。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。



○議長(梅崎保昭君) 以上で説明は終わりました。

 本日はこれにて会議をとどめます。

 明2日から8日までは、議案精読のため会議を開かないことといたします。

 7月9日の日程は、上程議案に対する質疑と市政一般質問であります。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後1時36分散会