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三重県 三重県

平成19年第2回 6月定例会 06月29日−05号




平成19年第2回 6月定例会 − 06月29日−05号









平成19年第2回 6月定例会



                平成19年第2回

              三重県議会定例会会議録



                 第 5 号



            〇平成19年6月29日(金曜日)

          ──────────────────

             議 事 日 程(第5号)

                   平成19年6月29日(金)午前10時開議

 第1  議案第1号から議案第31号

         〔委員長報告、討論、採決〕

 第2  請願の件

         〔採決〕

 第3  議案第32号から議案第34号

         〔提案説明、討論、採決〕

 第4  議提議案第1号

         〔採決〕

 第5  意見書案第1号から意見書案第5号

         〔採決〕

 第6  検討会設置の件

 第7  議員派遣の件

 第8  閉会中の継続審査及び調査の件

          ──────────────────

             会 議 に 付 し た 事 件

 日程第1  議案第1号から議案第31号

 日程第2  請願の件

 日程第3  議案第32号から議案第34号

 日程第4  議提議案第1号

 日程第5  意見書案第1号から意見書案第5号

 日程第6  検討会設置の件

 日程第7  議員派遣の件

 日程第8  閉会中の継続審査及び調査の件

          ──────────────────

             会議に出欠席の議員氏名

 出席議員  51名

    1  番            山 中  光 茂 君

    2  番            津 村    衛 君

    3  番            森 野  真 治 君

    4  番            水 谷  正 美 君

    5  番            村 林    聡 君

    6  番            小 林  正 人 君

    7  番            奥 野  英 介 君

    8  番            中 川  康 洋 君

    9  番            今 井  智 広 君

    10  番            杉 本  熊 野 さん

    11  番            藤 田  宜 三 君

    12  番            後 藤  健 一 君

    13  番            辻    三千宣 君

    14  番            笹 井  健 司 君

    15  番            中 村    勝 君

    16  番            稲 垣  昭 義 君

    17  番            服 部  富 男 君

    18  番            竹 上  真 人 君

    19  番            青 木  謙 順 君

    20  番            中 森  博 文 君

    21  番            末 松  則 子 さん

    22  番            中 嶋  年 規 君

    23  番            真 弓  俊 郎 君

    24  番            北 川  裕 之 君

    25  番            舘    直 人 君

    26  番            日 沖  正 信 君

    27  番            前 田  剛 志 君

    28  番            藤 田  泰 樹 君

    29  番            田 中    博 君

    30  番            大 野  秀 郎 君

    31  番            前 野  和 美 君

    32  番            水 谷    隆 君

    33  番            野 田  勇喜雄 君

    34  番            岩 田  隆 嘉 君

    35  番            貝 増  吉 郎 君

    36  番            山 本    勝 君

    37  番            吉 川    実 君

    38  番            森 本  繁 史 君

    39  番            桜 井  義 之 君

    40  番            舟 橋  裕 幸 君

    41  番            三 谷  哲 央 君

    43  番            中 村  進 一 君

    44  番            西 塚  宗 郎 君

    45  番            萩 野  虔 一 君

    46  番            永 田  正 巳 君

    47  番            山 本  教 和 君

    48  番            西 場  信 行 君

    49  番            中 川  正 美 君

    50  番            藤 田  正 美 君

    51  番            岩 名  秀 樹 君

    52  番            萩 原  量 吉 君

   (42  番            欠        番)

          ──────────────────

          職務のため出席した事務局職員の職氏名

   事務局長               宮 村  由 久

   書記(事務局次長)          神 田  要 文

   書記(議事課長)           青 木  正 晴

   書記(企画法務課長)         内 藤  一 治

   書記(議事課副課長)         岡 田  鉄 也

   書記(議事課副課長)         池 山  マ チ

   書記(議事課主査)          鈴 木  さおり

          ──────────────────

            会議に出席した説明員の職氏名

   知事                 野 呂  昭 彦 君

   副知事                望 月  達 史 君

   出納長                土 橋  伸 好 君

   政策部長               戸 神  範 雄 君

   総務部長               福 井  信 行 君

   防災危機管理部長           中 西  正 明 君

   生活部長               安 田    正 君

   健康福祉部長             向 井  正 治 君

   環境森林部長             小 山    巧 君

   農水商工部長             中 尾  兼 隆 君

   県土整備部長             野 田  素 延 君

   政策部理事              長 田  芳 樹 君

   政策部理事              高 橋  陽 一 君

   政策部東紀州対策局長         坂 野  達 夫 君

   環境森林部理事            松 林  万 行 君

   農水商工部観光局長          大 森    久 君

   県土整備部理事            高 杉  晴 文 君

   企業庁長               横 山  昭 司 君

   病院事業庁長             田 中  正 道 君

   副出納長兼出納局長          堀 木  稔 生 君

   政策部副部長兼総括室長        山 口  和 夫 君

   総務部副部長兼総括室長        真 伏  秀 樹 君

   総務部総括室長兼室長         稲 垣  清 文 君

   防災危機管理部副部長兼総括室長    若 林  隆 博 君

   生活部副部長兼総括室長        南      清 君

   健康福祉部副部長兼総括室長      太 田  栄 子 さん

   環境森林部副部長兼総括室長      長 野    守 君

   農水商工部副部長兼総括室長      大 森  秀 俊 君

   県土整備部副部長兼総括室長      山 本  浩 和 君

   企業庁総括室長            林    敏 一 君

   病院事業庁総括室長          東 村  良 重 君

   総務部副室長             坂 三  雅 人 君



   教育委員会委員長           山 根  一 枝 さん

   教育長                安 田  敏 春 君

   教育委員会事務局副教育長兼総括室長  鎌 田  敏 明 君



   公安委員会委員            永 井  康 興 君

   警察本部長              大 庭  靖 彦 君

   警察本部警務部総務課長        福 島  隆 司 君



   代表監査委員             鈴 木  周 作 君

   監査委員事務局長           天 野  光 敏 君



   人事委員会委員            稲 本  節 男 君

   人事委員会事務局長          溝 畑  一 雄 君



   選挙管理委員会委員          浅 尾  光 弘 君



   労働委員会事務局長          吉 田  敏 夫 君

          ──────────────────

               午前10時0分開議



△開議



○議長(岩名秀樹君) ただいまから本日の会議を開きます。



△諸報告



○議長(岩名秀樹君) 日程に入るに先立ち、報告いたします。

 付託議案の審査報告書並びに請願審査結果報告書が所管の委員長から提出されました。

 次に、議案第32号から議案第34号が提出されましたので、お手元に配付いたしました。

 次に、議提議案第1号が提出されましたので、お手元に配付いたしました。

 次に、意見書案第1号から意見書案第5号が提出されましたので、お手元に配付いたしました。

 以上で報告を終わります。

          ──────────────────



△政策防災常任委員会審査報告書


議案番号件名
2こころのふるさと三重を目指したイベント基本構想策定委員会条例案
11特別会計に関する法律施行令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

                政策防災常任委員長  稲垣 昭義

          ──────────────────



△健康福祉病院常任委員会審査報告書


議案番号件名
3病院事業の在り方検討委員会条例案
4三重県がん対策推進協議会条例案
31三重県ユニバーサルデザインのまちづくり推進計画の策定について


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

               健康福祉病院常任委員長  中村  勝

          ──────────────────



△環境森林農水商工常任委員会審査報告書


議案番号件名
5特定産業廃棄物事案に関する調査検討委員会条例案
6三重ブランド認定委員会条例案
7三重県農村地域資源保全向上委員会条例案
8三重県中山間地域等直接支払制度検討委員会条例案
10貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例案


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

            環境森林農水商工常任委員長  末松 則子

          ──────────────────



△県土整備企業常任委員会審査報告書


議案番号件名
14三重県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案
24三重県宅地開発事業の基準に関する条例の一部を改正する条例案
29住民訴訟に係る弁護士費用の負担について
30住民訴訟に係る弁護士費用の負担について


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

              県土整備企業常任委員長  青木 謙順

          ──────────────────



△教育警察常任委員会審査報告書


議案番号件名
9三重県教育改革推進会議条例案
28三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例案


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

                教育警察常任委員長  北川 裕之

          ──────────────────



△総務生活常任委員会審査報告書


議案番号件名
12郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案
13政治倫理の確立のための三重県知事の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例案
19三重県母子福祉センター条例等の一部を改正する条例案


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

                総務生活常任委員長  竹上 真人

          ──────────────────



△予算決算常任委員会審査報告書


議案番号件名
1平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)
15選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
16三重県職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案
17三重県県税条例の一部を改正する条例案
18三重県離島振興対策実施地域における県税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例案
20三重県環境学習情報センター条例の一部を改正する条例案
21三重県民の森条例の一部を改正する条例案
22三重県上野森林公園条例の一部を改正する条例案
23三重県都市公園条例の一部を改正する条例案
25公立学校職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案
26三重県営鈴鹿スポーツガーデン条例の一部を改正する条例案
27企業庁企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案


 本委員会において、上記の議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定した。

 ただし、議案第1号については、別添附帯決議を付した。

 よって、ここに報告する。

                     平成19年6月29日

   三重県議会議長  岩名 秀樹 様

                予算決算常任委員長  西場 信行



「議案第1号 平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)」に対する附帯決議



 平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)には、津南警察署庁舎及び鳥羽警察署庁舎の改修・建替えに要する費用として警察署庁舎整備費2億5,734万6千円が計上されている。老朽化あるいは耐震度が不十分な警察署庁舎の整備を早急に行うことは、県民が安全・安心を実感するため必要なことである。

 しかし、今回の提案に至るまでに今後の警察署の在り方や2つの警察署の整備方法、場所などについて、警察本部として県民及び県議会との議論を十分に行い、説明責任を果たしてきたとは言えない。特に、津南警察署については県久居庁舎を改修し移転する計画となっているが、県民サービスの利便性を確保する観点も含め知事部局の組織の在り方とも関連する内容となっている。したがって、今議会において集中して議論があったように、十分に地域住民の理解を得られるよう関係部局が連携し、この移転・改修の説明を周知・徹底するように強く求める。さらに、このような大規模な移転・改修を行うに当たっては、住民サービスが低下することのないよう十分に配慮することが必要であると考える。

 加えて、今後このような説明不足ともとれる事柄がないよう重要な政策決定に当たっては、従来の官が一方的に決める方法ではなく、ガバナンスの観点から、十分に県民や議会の意向を踏まえるよう強く求める。

 よって、本県議会は、県当局に対し、下記の事項について強く求める。

                  記

1 今回の警察署庁舎整備の予算執行に当たっては、地域住民や関係市への説明責任を十分果たすこと。

2 移転・改修・建替え等の公共施設の整備に当たっては、県民サービスの利便性を確保するよう努めること。

3 重要な政策決定に当たっては、ガバナンスの観点から十分に県民や議会の意向を踏まえること。

  以上、決議する。



平成19年6月27日

                          予算決算常任委員会

          ──────────────────



△請願審査結果報告書





請願審査結果報告書



(新 規 分)



 健康福祉病院常任委員会関係


受理
番号件名提出者紹介議員審査結果



国民医療を守るための意見書の提出について
津市桜橋2丁目191番4
 みえ・医療と健康を守る会
  会長 中嶋  寛
山 本   勝
三 谷 哲 央
藤 田 正 美
森 本 繁 史
中 川 康 洋
萩 原 量 吉
採択




パーキンソン病、潰瘍性大腸炎の公費負担について
四日市市天カ須賀5丁目1−6−6
 NPO法人三重難病連
  会長 北條 ます
               外2名
舟 橋 裕 幸
永 田 正 巳
末 松 則 子
奥 野 英 介
今 井 智 広
真 弓 俊 郎
採択



          ──────────────────



△環境森林農水商工常任委員会関係


受理
番号件名提出者紹介議員審査結果



日豪EPA/FTA交渉について
津市広明町415−1
 食とみどり、水を守る三重県連絡会議
  議長 谷山 鉄郎
舟 橋 裕 幸
中 森 博 文
中 嶋 年 規
奥 野 英 介
今 井 智 広
真 弓 俊 郎
採択



          ──────────────────



△議案第32号

   公安委員会委員の選任につき同意を得るについて

 公安委員会委員に次の者を選任いたしたいから、警察法(昭和29年法律第162号)第39条第1項の規定に基づき同意を得たい。

  平成19年6月29日提出        三重県知事  野 呂 昭 彦



  住    所                 氏   名

桑名市大字額田782番地の13            水 谷 令 子



提案理由

 公安委員会委員の選任については、県議会の同意を要する。これが、この議案を提出する理由である。

          ──────────────────



△議案第33号

   人事委員会委員の選任につき同意を得るについて

 人事委員会委員に次の者を選任いたしたいから、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定に基づき同意を得たい。

  平成19年6月29日提出        三重県知事  野 呂 昭 彦



  住    所                 氏   名

亀山市天神二丁目3番20号            楠 井 嘉 行



提案理由

 人事委員会委員の選任については、県議会の同意を要する。これが、この議案を提出する理由である。

          ──────────────────



△議案第34号

   収用委員会委員及び予備委員の選任につき同意を得るについて

 収用委員会委員及び予備委員に次の者を選任いたしたいから、土地収用法(昭和26年法律第219号)第52条第3項の規定に基づき同意を得たい。

  平成19年6月29日提出        三重県知事  野 呂 昭 彦



収用委員会委員

  住    所                 氏   名

津市渋見町787番地44               降 籏 道 男

伊勢市楠部町263番地80              北 岡 雅 之

松阪市本町2329番地               浦 川 拓 也



収用委員会予備委員

  住    所                 氏   名

津市一身田上津部田1504番地17          室 木 徹 亮

四日市市西松本町13番4号            森     智



提案理由

 収用委員会委員及び予備委員の選任については、県議会の同意を要する。これが、この議案を提出する理由である。

          ──────────────────



△議提議案第1号

   政治倫理の確立のための三重県議会の議員の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例案

 右提出する。

  平成19年6月29日



                  提 出 者  中 川 康 洋

                         水 谷   隆

                         山 本   勝

                         森 本 繁 史

                         三 谷 哲 央

                         中 村 進 一

                         萩 野 虔 一

                         藤 田 正 美

                         萩 原 量 吉



   政治倫理の確立のための三重県議会の議員の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例

 政治倫理の確立のための三重県議会の議員の資産等の公開に関する条例(平成七年三重県条例第五十八号)の一部を次のように改正する。

 第二条第一項第四号中「、貯金(普通貯金を除く。)及び郵便貯金(通常郵便貯金を除く。)」を「及び貯金(普通貯金を除く。)」に、「、貯金及び郵便貯金」を「及び貯金」に改め、同項第五号を削り、同項第六号中「証券取引法」を「金融商品取引法」に改め、同号を同項第五号とし、同項第七号から第十号までを一号ずつ繰り上げる。

   附 則

1 この条例は、平成十九年十月一日から施行する。ただし、第二条第一項の改正規定(同項第四号に係る部分を除く。)は、証券取引法等の一部を改正する法律(平成十八年法律第六十五号)の施行の日から施行する。

2 この条例による改正後の第二条の規定の適用については、この条例の施行の日前に有していた郵便貯金(通常郵便貯金を除く。)及び旧郵便貯金(郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成十七年法律第百二号)附則第三条第十号に規定する旧郵便貯金(通常郵便貯金を除く。)をいう。)は、預金とみなす。



提案理由

 郵政民営化法等の施行及び証券取引法の一部改正に伴い、資産等報告書等の記載事項についての規定を整備する必要がある。これが、この議案を提出する理由である。

          ──────────────────



△意見書案第1号

   日豪EPA/FTA交渉に関する意見書案

 上記提出する。

                     平成19年6月29日

                   提 出 者

                    環境森林農水商工常任委員長

                      末 松 則 子



          日豪EPA/FTA交渉に関する意見書案



 本年から開始された日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉では、オーストラリア政府は農産物も含む関税撤廃を強く主張してきている。オーストラリア政府の要求どおり、農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府の試算でも、牛肉、乳製品、小麦、砂糖の主要4品目で約8,000億円もの打撃を受け、関連産業や地域経済への影響を含めると、2兆円から3兆円規模になるとされている。

 また、食料自給率は30%台に低下するなど日本の農業と食料は壊滅的な打撃を受けることとなり、農林業の多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化を招くこととなる。

 さらに、昨年、干ばつによって大減産となったようにオーストラリアの農業生産条件は極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食料不足・危機が心配されている中で、日本の食料安全保障を危うくする結果を招きかねない。

 よって、本県議会は、国において、日豪EPA/FTA交渉に当たっては、日本農業に多大な影響を与える重要品目を交渉から除外するなど、下記の事項を実現するよう強く要望する。

                  記

1 日豪EPA/FTA交渉に当たっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖等の農林水産物の重要品目を除外すること。

2 オーストラリア政府が重要品目の取扱いについて十分な配慮をしない場合は、交渉継続について中断も含め厳しい判断をもって臨むこと。

3 農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食料安全保障の確保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立すること。



 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成19年6月29日

             三重県議会議長 岩 名 秀 樹

(提 出 先)

  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、財務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣

          ──────────────────



△意見書案第2号

   安心で安全な医療を受けられる制度の堅持を求める意見書案

 上記提出する。

                     平成19年6月29日

                   提 出 者

                    健康福祉病院常任委員長

                      中 村   勝



   安心で安全な医療を受けられる制度の堅持を求める意見書案



 我が国は、いつでも、どこでも、誰でも、公平で良質な医療を受けることができる国民皆保険制度を維持してきた。

 しかし、急速な少子高齢化、経済の低成長への移行、国民生活や意識の変化など、我が国が直面している大きな環境変化を受け、医療制度改革が行われている。

 その結果、経済的に余裕の無い年金生活者や低所得者をはじめとして、国民の負担する医療費が増加し、所得格差による医療格差が懸念される状況となっている。

 また、高齢社会を迎える中、高齢者自己負担の増加や、医療を必要とする高齢者のための長期入院施設である療養病床が削減される方向に進められ、さらにはへき地の医療機関や産科、小児科等の医師不足や看護師不足が深刻化し、国民が安心して受けられる医療提供体制が崩れようとしている。

 よって、本県議会は、国に対し、国民に多大な負担を求めることなく、安心で安全な医療を受けられる制度を守り、国民の生命と健康を確保することにより、国民が「格差」に苦しむことなく、安心して暮らせる社会とするため、下記の事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。

                  記

1 所得格差によって生じる医療格差を是正すること。

2 経済的に余裕の無い年金生活者や低所得者の患者負担増を行わないこと。

3 国民の生命と健康を守るための医療費財源を確保すること。

4 療養病床の削減においては、医療を必要とする高齢者に配慮すること。

5 医師・看護師不足の解消を図ること。



 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成19年6月29日

             三重県議会議長 岩 名 秀 樹

(提 出 先)

  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣

          ──────────────────



△意見書案第3号

   パーキンソン病及び潰瘍性大腸炎の難病患者に対する医療費公費負担制度の維持を求める意見書案

 上記提出する。

                     平成19年6月29日

                   提 出 者

                    健康福祉病院常任委員長

                      中 村   勝



   パーキンソン病及び潰瘍性大腸炎の難病患者に対する医療費公費負担制度の維持を求める意見書案



 平成18年度のパーキンソン病及び潰瘍性大腸炎に係る難病医療費助成の適用範囲の見直し問題に関し、平成19年度中は従前のルールどおり、医療費公費負担制度を維持することができたが、来年度以降も現行の制度内容を維持できるかが懸念されるところである。

 しかしながら、パーキンソン病及び潰瘍性大腸炎ともに特定疾患に指定された当時と比較すると研究は進んでいるものの、原因究明には至っておらず、患者数も増加傾向である。難病患者の就労問題についての進展もなく、医療費助成は難病患者にとって命綱である。

 また、123疾患の難病のうち医療費助成が受けられるのは45疾患にすぎず、多くの難病疾患の患者が新規指定の要望を行っている。

 よって、本県議会は、国に対し、平成20年度以降もパーキンソン病及び潰瘍性大腸炎の難病患者に対する医療費公費負担制度を維持するよう強く要望する。



 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成19年6月29日

             三重県議会議長 岩 名 秀 樹

(提 出 先)

  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣

          ──────────────────



△意見書案第4号

   「年金記録」問題の徹底した解決と年金制度の信頼回復を求める意見書案

 上記提出する。

                     平成19年6月29日

                   提 出 者

                       日 沖 正 信

                       大 野 秀 郎

                       舟 橋 裕 幸

                       三 谷 哲 央

                       中 村 進 一



   「年金記録」問題の徹底した解決と年金制度の信頼回復を求める意見書案



 公的年金は、国民の高齢期等における生活を支える重要な制度である。ところが、年金保険料の納付記録の管理がずさんであったという実態が明らかになった。社会保険庁の不祥事が国民の信頼を大きく裏切ったことは誠に遺憾であり、今回の問題によって国民の年金不信は一層高まっている。

 政府は、「年金時効特例法」と、コンピュータ内の5,000万件の納付記録(いわゆる「宙に浮いた年金記録」)の統合、年金相談体制の強化、第三者委員会等の設置等の対策を打ち出した。

 しかし、保険料を納めたにもかかわらず「記録が無い」と言われるような者への救済対策は十分とは言えず、確実な救済が求められている。

 よって、本県議会は、国に対し、国民がこれまで納付した保険料に見合った年金が確実に受給でき、年金制度の信頼を回復するよう、総力を挙げて次の事項を含む施策に取り組まれることを強く要望する。

                  記

1 未納扱いになっている者の納付記録を復元するため、全国の社会保険事務所や市町村に散在している元台帳とコンピュータのデータとを照合して、コンピュータにすべての納付記録が正確かつ確実に入力・管理されるように講じること。

2 すべての加入者に納付履歴を送付して緊急チェックを依頼するとともに、本人と結び付いていない納付履歴についても、工夫して情報の提供を行い、注意を呼びかけることによって、速やかに納付記録を是正・統合すること。

3 完全に納付記録が消失してしまった場合にあっても、元雇用主や加入者側の証言など周辺の状況に基づき、「第三者委員会」によって受給者の立場に立って総合的に判断すること。

4 外部有識者の「検証委員会」によって、これまでの年金記録の管理・事務処理にかかわる問題について、速やかに経緯、原因、責任等を明らかにすること。



 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成19年6月29日

             三重県議会議長 岩 名 秀 樹

(提 出 先)

  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣

          ──────────────────



△意見書案第5号

   国立大学法人運営費交付金の見直しに関する意見書案

 上記提出する。

                     平成19年6月29日

                   提 出 者

                       日 沖 正 信

                       大 野 秀 郎

                       舟 橋 裕 幸

                       三 谷 哲 央

                       中 村 進 一



   国立大学法人運営費交付金の見直しに関する意見書案



 現在、経済財政諮問会議、財務省等から、大学教育改革や国際競争力の強化等に向けて、国立大学への財政支援を専ら成果主義、競争原理に基づいたものに改めることを求める提言が相次いでいる。

 本年5月には、財務省が、財政制度等審議会において、国立大学法人運営費交付金の配分の見直しに関する試算を公表した。その内容は、平成18年度の科学研究費補助金の配分割合により算定したものとなっており、87の国立大学のうち74の国立大学で交付金が減少し、本県の三重大学をはじめ50の国立大学では交付額が50%以上減少するものとなっている。

 しかし、大学の役割は、研究だけではなく、教員・医師等の人材の育成、産学官の連携を通じた地域経済、文化振興や地域社会への貢献など多方面にわたっており、本県においても、三重大学と連携して地域の課題に対する取組が実施されるなど、研究費の獲得額等だけで評価すべきものではない。また、経済効果の面からも、地域における国立大学の存在は大きなものとなっている。

 よって、本県議会は、国において、国立大学法人運営費交付金の見直しに当たっては、地域における国立大学の存在は、当該地域に文化的かつ経済的に大きな役割を果たすものであることにかんがみ、国立大学の地域社会への貢献に十分配慮したものになるよう強く要望する。



 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成19年6月29日

             三重県議会議長 岩 名 秀 樹

(提 出 先)

  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

          ──────────────────



△委員長報告



○議長(岩名秀樹君) 日程第1、議案第1号から議案第31号を一括して議題といたします。

 本件に関し、所管の委員長から、順次委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。政策防災常任委員長 稲垣昭義君。

       〔政策防災常任委員長 稲垣 昭義君登壇〕



◎政策防災常任委員長(稲垣昭義君) 御報告申し上げます。

 政策防災常任委員会に審査を付託されました議案第2号こころのふるさと三重を目指したイベント基本構想策定委員会条例案外1件につきましては、去る6月21日に委員会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、本委員会で特に議論のありました事項について申し述べます。

 初めに、2007年版県政報告書案及び県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案に係る事項についてであります。

 今般示されました第二次戦略計画の最終案では、施策を実現するために考慮すべき事項として、県が他の主体に期待することや外部要因が明記され、第一次戦略計画に比べてよりわかりやすいものとなっています。しかしながら、こうした事項はややもすれば施策目標が達成されなかった場合の理由として安易に用いられがちです。施策の評価に当たっては、施策を展開するために取り組む事業などを十分に分析し、目標が達成されなかった場合でも、その理由として他の主体の動向や外部要因を安易に用いることのないよう要望いたします。

 一方で、社会情勢の変化などを的確にとらえ、県が他の主体に期待することや外部要因を十分に精査し、施策を評価する県政報告書などの中で柔軟に見直していくことも検討されるよう要望いたします。

 また、重点事業では4年間の事業費が、舞台づくりでは4年間のプログラムの想定事業費がそれぞれ明記されましたが、今後、評価の段階で、当初予定した各年の事業費と実績額が比較できるよう配慮するとともに、特に、多様な主体の参画によりプログラムを見直し、進化させていくとする舞台づくりについては、プログラムがどのように進化したかがわかる仕組みを構築されるよう重ねて要望いたします。

 次に、県と市町の地域づくり支援会議の設置についてであります。

 今般、県と市町が連携を強化し、地域経営の視点から多様なパートナーシップにより取り組む効果的な地域づくりの推進を図る目的で、県と市町の地域づくり支援会議が設置されました。市町が行う地域づくりのための具体的な支援策などについては、この会議の中で検討されるものと期待するところですが、一方で、会議の開催が目的化し、形骸化することも懸念されます。この会議が魅力ある地域づくりの推進に寄与する実りあるものとなり、市町の首長の意見が十分に反映された真に温かみのある支援策などが検討される場となるよう要望いたします。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 健康福祉病院常任委員長 中村 勝君。

       〔健康福祉病院常任委員長 中村 勝君登壇〕



◎健康福祉病院常任委員長(中村勝君) 御報告申し上げます。

 健康福祉病院常任委員会に審査を付託されました議案第3号病院事業の在り方検討委員会条例案外2件につきましては、去る6月25日に委員会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、当委員会の審査において特に議論のありました事項について申し述べます。

 初めに、2007年版県政報告書案及び県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案に係る事項についてであります。

 近年増加している児童虐待は大きな社会問題となっております。県でも、平成16年4月に、児童虐待の未然防止や早期発見、早期対応などについて規定した子どもを虐待から守る条例を策定し、児童虐待に対して様々な取組を行っているところであります。

 児童虐待においては、虐待の事実の早期発見が非常に重要でありますが、虐待が主に家庭内において行われることから、ややもすると、行政も含め外部関係者が気づくことが遅れ、手遅れになる事案があります。虐待の早期発見のためには、虐待に気づいた近隣住民等からの通報が重要になってまいります。県当局におかれましては、虐待が疑われる事案を発見した県民から直ちに関係機関に通告いただけるように、さらなる啓発を行うことを要望いたします。

 次に、2007年版県政報告書案及び県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案以外の事項のうち、四日市市の保健所政令市移行についてであります。

 四日市市においては、地域保健法に定める保健所政令市への移行を表明し、平成20年4月の保健所設置に向け準備を進めているところであります。県は、法で保健所や保健所政令市が行うと定められている事務とともに、地方分権の推進と住民の利便性を高める観点から、県固有の事務を除いた事務について移譲する予定です。このたび四日市市からは、三重郡内の保健所事務について事務委託を受けたい旨、県当局に要望があったところであります。

 事務委託を実施するためには、個別の法律の項目ごとに委託が可能かどうかの判断と、地元関係者間での十分な議論と合意の形成が必要であります。県当局におかれましては、今後、関係省庁や地元市町との協議を進め、地元市町の意向に沿った適切な支援を行っていただくことを要望いたします。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 環境森林農水商工常任委員長 末松則子さん。

       〔環境森林農水商工常任委員長 末松 則子さん登壇〕



◎環境森林農水商工常任委員長(末松則子さん) 御報告申し上げます。

 環境森林農水商工常任委員会に審査を付託されました議案第5号特定産業廃棄物事案に関する調査検討委員会条例外4件につきましては、去る6月21日、委員会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、本委員会で特に議論のありました2007年版県政報告書案及び県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案に係る事項について申し述べます。

 まず、地球温暖化防止に関する問題についてです。

 昨今、世界じゅうで異常気象による甚大な被害が頻発しているところであり、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの増加による地球温暖化への取組が喫緊の課題となっています。県にあっては、総合的に地球温暖化防止対策を進められているところですが、温室効果ガスの抑制に当たっては、産業部門や家庭部門での対策と相まって、森林分野における吸収減対策についても推進することとし、全体的な温室効果ガス抑制対策を講じられるよう要望いたします。

 次に、獣害対策についてです。

 県内各地において、猿やイノシシ、シカ等による農林産物被害が深刻化しており、農林業者の生産意欲の減退、生活環境への悪影響が顕著になっています。県におかれては、農水商工部と環境森林部が連携を深め、次期戦略計画における取組を明確にして、獣害対策を推進されるよう要望いたします。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 県土整備企業常任委員長 青木謙順君。

       〔県土整備企業常任委員長 青木 謙順君登壇〕



◎県土整備企業常任委員長(青木謙順君) 御報告申し上げます。

 県土整備企業常任委員会に審査を付託されました議案第14号三重県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案外3件につきましては、去る6月22日、委員会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、本委員会において特に議論のありました事項について申し述べます。

 初めに、2007年版県政報告書案及び県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案に係る事項についてであります。

 まず、都市計画区域マスタープランについては、平成16年度までにすべての都市計画区域を対象として策定されておりますが、その改訂に当たっては、市町村合併等社会情勢の変化に対応したものとする必要がございます。県当局におかれましては、現在、改訂の基本方針を検討されていますが、改訂に当たっては、地域住民、関係市町と十分調整をとりながら取り組まれることを要望いたします。

 第2点目は、景観づくりについてであります。

 平成25年の伊勢神宮式年遷宮に向けて、県内外からの多くの来訪者を迎えることからも、美しい景観づくりを県内全域で展開することが必要となっております。このため、三重県景観計画(案)の運用に当たっては、計画に定める景観づくりの目標や基本方針に基づき、地域の実情や地域住民の意見が十分に反映するなど、県民や市町とともに景観を生かしたまちづくりが展開されていくことを要望します。

 次に、企業庁長期経営ビジョン骨子案に係る事項についてであります。

 県当局におかれましては、企業庁のあり方に関する基本的方向の具体化として、一市供給地域における水道用水供給事業の市水道事業への一元化、加えて水力発電事業の民間譲渡に向け、目標年度を設定されたところであります。水と電気は長期にわたり、安全・安定供給を継続することが求められていることを念頭に置き、関係部局とともに課題の検討、整理を十分に行い、地域への影響等も考慮し、適切に進められることを強く要望します。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 教育警察常任委員長 北川裕之君。

       〔教育警察常任委員長 北川 裕之君登壇〕



◎教育警察常任委員長(北川裕之君) 御報告申し上げます。

 教育警察常任委員会に審査を付託されました議案第9号三重県教育改革推進会議条案外1件につきましては、去る6月22日に委員会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、当委員会で特に議論のありました事項について申し述べます。

 まず、三重県教育改革推進会議についてであります。

 会議での議論が現場と乖離することのないよう、現場の状況に基づいた議論ができる人をその構成員に含めることが必要であると考えます。その上で、国の教育改革を踏まえながらも、真に三重県らしい教育改革が議論されるよう要望します。

 次に、2007年版県政報告書案及び県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案に係る事項について申し述べます。

 1点目は、交番、駐在所の整備計画についてであります。

 第二次戦略計画の重点取組として、犯罪抑止の最前線拠点である交番、駐在所の緊急整備がありますが、来年度以降については箇所数のみが示されております。県民にとって最も身近な交番、駐在所の緊急整備であることから、地域住民の十分な理解を得ながら進めるよう要望します。

 2点目は、博物館等を含めた文化振興策の検討における教育委員会としてのかかわり方についてであります。

 今回、博物館等を含めた文化振興策の検討は生活部において行われますが、教育委員会におかれましては、生涯学習や学術研究の観点から、また、これまでの提言や現在までの運営の実績を踏まえ、博物館等のあり方に関して積極的に関与されるよう要望します。

 3点目は、特別支援学校が抱える問題についてであります。

 本年4月から特別支援教育が開始されましたが、特別支援学校への通学希望が増加し、特に北勢地域においては、教室の不足をはじめ様々な問題が生じております。中長期的な問題も含め今後多くの課題がありますが、まずは特別支援学校における教育環境の緊急的な整備を強く要望いたします。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 総務生活常任委員長 竹上真人君。

       〔総務生活常任委員長 竹上 真人君登壇〕



◎総務生活常任委員長(竹上真人君) 御報告申し上げます。

 総務生活常任委員会に審査を付託されました議案第12号郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案外2件につきましては、去る6月25日に委員会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 予算決算常任委員長 西場信行君。

       〔予算決算常任委員長 西場 信行君登壇〕



◎予算決算常任委員長(西場信行君) 御報告申し上げます。

 予算決算常任委員会に審査を付託されました議案第1号平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)外11件につきましては、6月21日、22日及び25日に該当の分科会で詳細な審査を行った後、6月27日に委員会を開催し、関係当局の出席を求め、締めくくり総括質疑を実施し、慎重に審査を行いました結果、議案第15号、17号、18号及び26号の4件については全会一致をもって、その他の議案については賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 以下、予算の内容と審査の過程において特に議論のありました事項について申し述べます。

 まず、6月27日に実施した本委員会において、各分科会で特に議論のありました事項に関し、各分科会の委員長から報告がありましたので申し述べます。

 政策防災分科会からは、「美し国 三重」イベント(仮称)の総合推進について、特に最大のパートナーである市町と構想の段階から十分に協議し、連携を図りながら進めることなどを要望する旨の報告がありました。

 教育警察分科会からは、議案第1号平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)の関係分のうち、津南警察署の整備を含む警察本部関係予算について、地域住民や県議会に十分な説明がないままに進められていることから、採決を見送り、予算決算常任委員会の本委員会での採決にゆだねる旨の報告がありました。

 総務生活分科会からは、施設の老朽化、狭隘化が目立つ県立博物館について、今後も広く県民の意見を反映させるべく広聴機能を充実させ、真に県民が求める博物館として構想を検討されるよう強く要望する旨の報告がありました。

 引き続いて実施した締めくくり総括質疑におきましては、健全な財政運営の推進、博物館構想の検討、志摩市の治安対策の推進、津南警察署等の移転、整備に関し、住民や議会への説明責任の遂行、大型公共事業の見直し、森林環境税の検討、私学振興予算の効果の検証などの意見が出され、集中的に議論されました。

 特に津南警察署の移転整備に関連して、本委員会の複数の委員から、議案第1号平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議案が提出され、全会一致で採択されたところです。

 本委員会の附帯決議といたしましては、老朽化が著しく、あるいは耐震性が不十分な警察署庁舎の整備を早急に行うことは、県民が安全・安心を実感するため必要なことではありますが、関係当局において、県民及び県議会との議論を十分に行うなどの説明責任を果たしてきたとは認められず、さらに、このような大規模な移転、改修を行うに当たっては、住民サービスが低下することのないよう十分に配慮することが必要であるとの立場から、1、今回の警察署庁舎整備の予算執行に当たっては、地域住民や関係市への説明責任を十分果たすこと、2、移転、改修、建て替え等の公共施設の整備に当たっては、県民サービスの利便性を確保するよう努めること、3、重要な政策決定に当たっては、ガバナンスの観点から十分に県民や議会の意向を踏まえることの3項目について強く求めるものであります。

 県当局におかれては、これら本委員会や各分科会での議論や意見を十分踏まえ、今後の県政運営に生かし、県民しあわせプラン第二次戦略計画をさらに推進されるよう要望いたしまして、予算決算常任委員会の審査報告といたします。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 以上で委員長報告を終わります。

 委員長報告に対する質疑の通告は受けておりません。



△討論



○議長(岩名秀樹君) これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許します。23番 真弓俊郎君。

       〔23番 真弓 俊郎君登壇〕



◆23番(真弓俊郎君) 日本共産党三重県議員団を代表しまして、この討論に参加させていただきます。

 議案多数ですが、次の三つに大きく分けて討論を行いたいと思います。

 まず第1に、議案第16号三重県職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案、第25号公立学校職員に関するもの、第27号企業庁企業職員に関するもの、これらの3議案についてまず行いたいと思います。

 これらは、4月19日に国会で成立した雇用保険法等の一部を改正する法律に伴ったものですが、これまで一般労働者が自己都合で離職する場合、6カ月働くと得られた受給資格を倍の12カ月までいきなり延長するというものです。安易な給付、循環的な給付を防止するというのが理由ですが、離職前の賃金の8割から5割しかもらえない手当をもらうために、6カ月の短期離職を繰り返す人がどれだけいるというのでしょうか。もともと自己都合でやめた人には、3カ月たたないと給付を受けられないという制限が既に設けられています。給付期間も、これまでの改悪によって、自己都合でない場合は最大で330日もらえたものに対して、150日まで減らされてきました。今度は資格要件まで差別化されることになります。

 このように、離職せざるを得ない人の生活を保障するという雇用保険法の原則に反する悪法に対し、国会で賛成したのは自民、公明の2党だけ、私ども日本共産党をはじめ社民党、国民新党、そして民主党までもが反対をしています。国の悪政をそのまま職員に押しつけるこのような条例には断固反対といたします。

 二つ目は、議案第20号三重県環境学習情報センター条例の一部を改正する条例案、第21号県民の森、第22号上野森林公園、第23号都市公園条例、これらの四つに関しまして反対討論を行います。

 管理を新たに指定管理者に行わせることを目的とする条例案です。この導入については、制度そのものが持つ根本的な問題があります。その一つは、これまでの県管理で、少なくとも住民福祉の増進、均等なサービスを提供するなど、公的責任は重視をされてきました。ところが、新たな指定管理者制度では、民間の経営手法により利益追求が優先されることとなり、住民サービスの後退につながるおそれがあります。既に導入されている県立文化会館では、貸し館の成績ノルマが重視され、本来の文化施設としての独自の文化発信が大幅に削減されているとの声も出ています。

 その2は、チェック体制の問題です。指定管理者は、指定されるときには議会の議決が必要ですが、指定後は議会の審査、議決対象から外れ、チェック機能が及びません。こうしたことから、指定管理者制度の導入によって莫大な税金を投入してきた県立施設の運営が、県民の福祉向上ではなく利益第一主義になってしまう危険性をはらんでいることを改めて指摘をしたいと思います。

 その3は、公園は自然史博物館としての機能も有しています。これから新たな博物館の論議をしていこうというやさきに、多くの県立公園を民間に丸投げしてしまう。これでは、新たな博物館構想から自然史分野が最初から抜け落ちてしまいます。

 最後に、議案第1号補正予算について反対の討論を行います。

 県債113億8000万円、当初と合わせて単年度過去最高の958億7770万円。県債残高は本年度末で9806億円となります。借金財政に一層の拍車がかかってしまいます。しかも、その中身を見ると、土木債が93億5800万円、農林水産債が8億9900万円、ほとんど9割以上が公共事業債です。ある新聞報道の見出しに、「道路重点、ワクワク遠く」とありましたが、県単独の道路事業費、補正で25億7915万円で、06年度比で9.1%増。熊野尾鷲道や中バスなど、直轄道路事業費は49億円の追加、その一方では、県民の身近な生活道路の安全対策など、維持管理予算は先送りになってしまっています。

 その大もとには、式年遷宮という宗教行事に乗っかって、しゃにむに幹線道路網をつくってしまおうとする知事の思惑があります。県から国への要望の中にも、さらに5000億円もの投資を求めている始末です。今議会では、知事の予算決定のプロセスそのものに対する疑義が噴出をしています。幹線道路整備だけではなく、突然文化施設になった博物館、住民には全く説明もされずに決められた警察署の移転、県民の声が遠くにしか感じられないこの補正予算です。

 知事は選択と集中と言われましたが、県民の意思、要望をしっかりとつかむ、このことが抜け落ちている今度の補正予算。ぜひとも県民の意思、要望をもう一度しっかりつかまえ直して出直していただきたい、これを訴えまして、私の反対討論とさせていただきます。

 どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 40番 舟橋裕幸君。

       〔40番 舟橋 裕幸君登壇〕



◆40番(舟橋裕幸君) おはようございます。新政みえの舟橋裕幸でございます。

 新政みえを代表し、本会議に上程されております議案第1号平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)外すべての議案に賛成の立場で討論に参加をいたします。

 議案第1号平成19年度三重県一般会計補正予算(第1号)は、本年第1回定例会で成立した骨格予算である本年度予算に肉づけをするものであります。また、他の議案にも、県民しあわせプラン第二次戦略計画最終案の着実な実現を目指した環境整備のための議案として提出をされています。

 思い起こしますと、野呂知事1期目の4年間は、就任早々RDF貯蔵槽爆発事故に始まり、産業廃棄物不法投棄事件、そして最後にはフェロシルト事件と、ごみに始まりごみに終わる象徴的な事件が発生するとともに、過去の県政の負の遺産処理に多くの労力を費やした苦難の時期でもありました。本年4月、知事選挙において再選を果たされ、いよいよ野呂知事の思いが実現できる時期が到来したと言えます。

 ただ、議会に特別委員会が設置されるほど南北格差はより明確になるとともに、交付税の減額など、厳しい県政運営は変わるものではありません。

 こうした中、県北部を中心とした産業集積活用ゾーンでの元気な企業活動に引き続き期待をするとともに、県南部を中心とする自然文化活動ゾーンで、御遷宮、世界遺産を核とした集客産業の拡大、発展が南北格差解消対策の一つとして喫緊の課題であります。

 熊野古道が世界遺産登録をされ、多くの観光客が東紀州を訪れ、地域の活性化に大きく貢献をいたしました。そして、いよいよ平成25年には御遷宮が行われます。これを県南部の活性化にぜひともつないでいかなければなりません。過去、三重県は御遷宮を県南部の活性化の糧として活用してまいりました。幸い、周辺の県で大きなイベントや社会資本整備も少なく、三重県へ国の支援を得やすい環境でもあります。御遷宮を宗教という狭義な発想から、こころのふるさと三重を大々的に売り出し、県南部の活性化を図る手段という大義を重んじるべきであります。そのため、議案第1号の補正予算における幹線道路網の整備や、議案第2号こころのふるさと三重を目指したイベント基本構想策定委員会条例案に期待するところであります。

 また、県南部は農林水産業中心の地域であり、農林水産物は重要な観光資源でもあります。今議会で何人かの議員より質問があったように、農林水産業の重要性を十分御認識の上、県南部の活性化に向けた取組がなされることを期待いたします。

 知事就任以来提唱されてきたスローライフや文化力を具現化するため、新たな文化振興策の検討に入ると提案されています。知の拠点整備も大切でありますが、県民が経済性、効率性を追求し、物の豊かさを追い求めた20世紀型社会から、真の心の豊かさを実感できる21世紀型の暮らしの実現に向けた施策を第二次戦略計画に求めていきたいと思います。

 もちろん、前提として、医師、看護師不足に象徴される医療体制の課題解決、いつ発生するかもしれない大規模地震対策、少子・高齢社会への対応など、県民の安心・安全に対する願いを早期に実現されるよう期待いたします。

 最後に、新たな博物館構想や予算決算委員会で議論になりました警察署の整備問題についてであります。

 知事は常々、新しい時代の公は、行政だけでなく多様な主体の参画を前提として公共の役割をとらえ直し、みんなで一緒に公を担っていくことで住みよい地域社会をつくろうとするものです。行政によるガバメントから多様な主体によるガバナンスへと県政を展開することを目指すとおっしゃってみえます。異を唱えるものではありませんが、このたびの提案は、少々知事の思いと乖離した方法であると指摘せざるを得ません。今後、重要な政策決定においては、ガバナンスの大切なパートナーの一翼を担う県議会と十分議論していただくことを要望し、賛成討論とさせていただきます。皆様の御賛同をよろしくお願いします。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 以上をもって討論を終結いたします。



△採決



○議長(岩名秀樹君) これより採決に入ります。

 採決は2回に分け、起立により行います。

 まず、議案第2号から議案第15号、議案第17号から議案第19号、議案第24号、議案第26号、議案第28号から議案第31号の23件を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。

 本案をいずれも委員長の報告どおり決することに賛成の方は起立を願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも委員長の報告どおり可決されました。

 次に、議案第1号、議案第16号、議案第20号から議案第23号、議案第25号及び議案第27号の8件を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。

 本案をいずれも委員長の報告どおり決することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも委員長の報告どおり可決されました。



△請願の審議



○議長(岩名秀樹君) 日程第2、請願の件を議題といたします。

 本件に関する関係常任委員会の審査の結果は、請願審査結果報告書のとおり、採択3件であります。

 お諮りいたします。本件は議事進行上、委員長報告を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認め、本件は委員長報告を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。



△採決



○議長(岩名秀樹君) これより採決に入ります。

 請願第1号から請願第3号の3件を一括して採決いたします。

 本件をいずれも委員会の決定どおり採択することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立全員であります。よって、本件はいずれも委員会の決定どおり採択することに決定いたしました。



△追加議案審議



○議長(岩名秀樹君) 日程第3、議案第32号から議案第34号を一括して議題といたします。



△提案説明



○議長(岩名秀樹君) 提出者の説明を求めます。

       〔知事 野呂 昭彦君登壇〕



◎知事(野呂昭彦君) ただいま上程されました議案第32号から議案第34号について説明申し上げます。

 これらの議案はいずれも人事関係議案であり、公安委員会委員、人事委員会委員及び収用委員会委員の選任について議会の同意を得ようとするものです。

 以上、甚だ簡単ですが、提案の説明といたします。何とぞよろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。



○議長(岩名秀樹君) 以上で提出者の説明を終わります。

 お諮りいたします。本件は人事案件につき、質疑並びに委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認め、本件は質疑並びに委員会付託を省略することに決定いたしました。



△討論



○議長(岩名秀樹君) これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許します。52番 萩原量吉君。

       〔52番 萩原 量吉君登壇〕



◆52番(萩原量吉君) ただいま上程されました議案第33号の人事委員の選任に当たりまして、私たち日本共産党県議団は、楠井嘉行氏の選任同意に反対であることを表明して討論に参加します。

 そもそも人事委員会委員というのは、委員は人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ人事行政に関し識見を有する者云々という言葉が地公法第9条でも指摘をされているところであります。残念ながら、私たちは、この楠井嘉行氏はそういう立場の人ではないというような点を私自身も見てまいりましたし、とりわけ、この人は県職員出身の弁護士でもありますし、一貫して県当局の立場から、県政擁護の立場、むしろ県民や県職員などからの訴え等、それに反対をし立ちはだかってきた人だと、そういうふうな印象を強く持っているわけであります。

 とりわけ私が問題にしたいのは、四日市の商工共済協同組合、あるいは四日市の商工貯蓄共済組合が破綻をしたときに、この自己破産の相談を受け、そして、本当に四日市の大変な被害者、1400人余り出ているはずであります。この負債総額26億余り、損害額としてはもっと大きく膨れ上がるわけでありますけれども、そのときに、残念ながら、この楠井弁護士が、それこそ大きく問題にするどころか、これを隠ぺいするような形で、とにかく一夜にしてその事務所をもぬけの殻にして、職員に箝口令をしいて、そしてこの問題が公になることをむしろ遅らせて、解決が破綻をせざるを得ないという事態になってきました。

 この点では、佐賀県あたりとは全然違うわけでありまして、最近皆さんも御承知かと思いますが、佐賀県では同じようなこのような破産に対して、佐賀の顧問弁護士は、むしろ被害の状況を発表すると同時に、役員たちへ刑事、民事の責任追及を呼びかけたというような中から、解決も随分、三重県とは全く違って進みまして、今回被害者の皆さんに方に対して全額返済されるというような、そういう解決がされてきているわけでありますが、三重県の場合には、全くこれらに対して、県の知事の認可の団体でもありますし、また、それこそ毎年のように監査等が行われていたはずでありますのに、粉飾決算が見抜けない。しかも、いまだに補助台帳などデータ、伝票などが隠されたままといったような実態になっていることを私たちは強く指摘もしてきました。

 特に、この被害者の会の皆さん方が楠井弁護士のところにも出かけていろいろと要求したわけでありますけれども、その人たちを追っ払うような形で、まさにまともに応対する態度も示さない。社会正義を守るべき弁護士の風上にも置けないような人だというのは、この被害者の会のニュースでも厳しく指摘をされているところであります。この点については、私もかつて議場で県当局の責任を強く要求もし、県知事に被害者の会の皆さんにも会えということを要求してきましたけれども、この楠井弁護士と一体となってこのような問題解決をむしろ遅らせてきている。その意味で、この楠井弁護士の責任は極めて大きいと私たちは指摘をしたいわけであります。

 これがこの人事案件に対する同意をしない理由でありますけれども、私たち、今回の提案に対して、すべての人をよく知っているという立場ではありません。よく知らないから賛成というのは本当に無責任かもしれませんが、ある意味では、この人事案件については、よく知っている人だからこそ明確に反対をせざるを得ないというような点をはっきりと表明して、討論を終わるものであります。皆さんの御賛同を強く訴えて終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(岩名秀樹君) 以上をもって討論を終結いたします。



△採決



○議長(岩名秀樹君) これより採決に入ります。

 採決は2回に分け、起立により行います。

 まず、議案第32号及び議案第34号の2件を一括して採決いたします。

 本案にいずれも同意することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも同意することに決定いたしました。

 次に、議案第33号を採決いたします。

 本案に同意することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立多数であります。よって、本案は同意することに決定いたしました。



△議提議案審議



○議長(岩名秀樹君) 日程第4、議提議案第1号政治倫理の確立のための三重県議会の議員の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。

 お諮りいたします。本件は議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認め、本件は趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。



△採決



○議長(岩名秀樹君) これより採決に入ります。

 議提議案第1号を起立により採決いたします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。



△意見書案審議



○議長(岩名秀樹君) 日程第5、意見書案第1号日豪EPA/FTA交渉に関する意見書案、意見書案第2号安心で安全な医療を受けられる制度の堅持を求める意見書案、意見書案第3号パーキンソン病及び潰瘍性大腸炎の難病患者に対する医療費公費負担制度の維持を求める意見書案、意見書案第4号「年金記録」問題の徹底した解決と年金制度の信頼回復を求める意見書案及び意見書案第5号国立大学法人運営費交付金の見直しに関する意見書案を一括して議題といたします。

 お諮りいたします。本件は、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認め、本件は、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。



△採決



○議長(岩名秀樹君) これより採決に入ります。

 意見書案第1号から意見書案第5号の5件を一括して起立により採決いたします。

 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。



△検討会設置の件



○議長(岩名秀樹君) 日程第6、検討会設置の件を議題といたします。

 お諮りいたします。三重県議会基本条例第14条第1項の規定により、お手元に配付の一覧表のとおり、政策討論会議を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認め、よって、お手元に配付の一覧表のとおり、政策討論会議を設置することに決定いたしました。

          ──────────────────



△検討会設置一覧表



1 政策討論会議


(1)設置目的

   喫緊の政策課題について、県民の視点に立った独自の政策立案や政策提言に関する調査・検討を行うため

(2)定  数  15名以内

(3)構成議員  議長が指名する者

(4)設置期間  平成23年4月29日まで


          ──────────────────



△議員派遣の件



○議長(岩名秀樹君) 日程第7、議員派遣の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本件は、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認め、本件は、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。



△採決



○議長(岩名秀樹君) これより採決に入ります。

 本件は、お手元に配付の一覧表のとおり派遣することに賛成の方は起立願います。

       〔賛成者起立〕



○議長(岩名秀樹君) 起立多数であります。よって、本案はお手元に配付の一覧表のとおり派遣することに決定いたしました。

          ──────────────────



△議員派遣一覧表



1 近畿自動車道紀勢線建設促進協議会大会


(1)派遣目的

   近畿自動車道紀勢線の早期完成を目指し、和歌山県と三重県が一体となって活発な活動を展開するとともに、情報交換など協力して事業の推進を図るため、両県知事及び関係市町村長が組織する「近畿自動車道紀勢線建設促進協議会」が、平成19年度事業計画・収支予算を決定するとともに、大会決議を行い、国、関係機関等に要望活動を行うため開催する「平成19年度大会」に出席する。

(2)派遣場所  東京都

(3)派遣期間  平成19年8月

(4)派遣議員  議会運営委員会で了承した10名以内


          ──────────────────



△閉会中の継続審査・調査



○議長(岩名秀樹君) 日程第8、閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。

 本件は、政策防災常任委員会外6常任委員会並びに議会運営委員会の各委員長から、お手元に配付の閉会中の継続審査・継続調査申出事件一覧表のとおり、それぞれ閉会中も継続してこれを行いたい旨の申し出がありました。

 お諮りいたします。本件はいずれも申し出のとおり認めることに御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩名秀樹君) 御異議なしと認めます。よって、本件はいずれも申し出のとおり認めることに決定いたしました。

          ──────────────────



△常任委員会閉会中継続審査・継続調査申出事件一覧表



政策防災常任委員会

1 県政の総合企画調整について

1 地域振興の推進について

1 東紀州地域の対策について

1 科学技術の振興について

1 危機管理の推進について

1 防災対策の推進について



健康福祉病院常任委員会

1 社会福祉対策の総合的推進について

1 保健医療行政の推進について

1 病院事業の運営について



環境森林農水商工常任委員会

1 環境行政の推進について

1 林業の振興対策について

1 農業の振興対策について

1 水産業の振興対策について

1 商工業の振興対策について

1 中小企業の育成対策について

1 観光の振興対策について



県土整備企業常任委員会

1 公共土木施設の整備促進について

1 都市計画、住宅、下水道、その他土木行政の推進について

1 公営企業(病院事業を除く)の運営について



教育警察常任委員会

1 学校教育の充実について

1 体育・スポーツの振興について

1 生涯学習及び文化財保護行政の推進について

1 警察の組織及び運営について



総務生活常任委員会

1 行財政の運営について

1 生活文化行政の総合的推進について

1 雇用安定対策について



予算決算常任委員会

1 予算、決算等県財政について





△議会運営委員会閉会中継続審査・継続調査申出事件一覧表



1 議会の運営に関する事項について

1 議会関係の条例及び規則等に関する事項について

1 議長の諮問に関する事項について

          ──────────────────



○議長(岩名秀樹君) 以上で、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。



△閉会



○議長(岩名秀樹君) これをもって、平成19年第2回定例会を閉会いたします。

               午前10時53分閉会



□閉会に当たり、議長 岩名秀樹君、知事 野呂昭彦君は、それぞれ次のあいさつを述べた。



○議長(岩名秀樹君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月7日に開会いたしました平成19年第2回定例会も、付議されました案件をすべて議了し、本日ここに閉会の運びとなりました。

 議員の皆様におかれましては、平成19年度三重県一般会計補正予算等の諸議案をはじめ当面する県政の諸課題について終始熱心に御審議を賜りますとともに、議事運営に格別の御協力をいただきましたことに深く敬意を表し、心より感謝を申し上げる次第であります。

 なお、当局におかれましては、予算決算常任委員会の附帯決議など、審議の過程において議員各位から述べられました意見、要望等を十分に尊重され、今後の県政運営に格段の御努力をいただきますようお願いを申し上げます。

 結びに当たり、議員並びに理事者各位おかれましては、暑さに向かう折から、ますます御自愛の上、なお一層の県政進展のため御活躍をくださいますようお願い申し上げ、閉会のごあいさつといたします。(拍手)



◎知事(野呂昭彦君) 閉会に当たりまして、私からも一言ごあいさつ申し上げます。

 議員の皆様方には、去る6月7日開会以来、本日まで終始御熱心に御審議をいただき、提出の全議案を議了いただきましたことに感謝いたしますとともに、人事案件につきましても御同意をいただき、厚く御礼申し上げます。

 本議会を通じまして議員の皆様方からいただきました貴重な御提言や御意見、附帯決議等につきましては、これを十分尊重いたしまして、今後の県政の推進にさらに努力をいたしてまいりますので、格別の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 議員の皆様方におかれましては、御健康に十分御留意の上、なお一層県政発展のため御活躍くださいますようお祈り申し上げまして、簡単でございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。(拍手)







   地方自治法第123条の規定により署名する







     議長      岩 名 秀 樹





     副議長     桜 井 義 之





     署名議員    山 中 光 茂





     署名議員    津 村   衛





     署名議員    村 林   聡