議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 武豊町

平成21年  6月 定例会(第2回) 06月16日−05号




平成21年  6月 定例会(第2回) − 06月16日−05号









平成21年  6月 定例会(第2回)



●議事日程 (第5号) 平成21年6月16日(火)午後2時00分開議

 日程第1 各常任委員会委員長報告(付託案件審査の経過及び結果)

 日程第2 委員長報告に対する質疑

 日程第3 討論・採決(議案番号順)

       議案第36号 平成21年度武豊町一般会計補正予算(第2号)

       議案第37号 平成21年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

       議案第38号 武豊町障害福祉サービスセンターの設置及び管理に関する条例の制定について

       議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定について

 日程第4 意見書第9号 「非核日本宣言」を求める意見書

 日程第5 意見書第10号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書

 日程第6 意見書第11号 労働者派遣法の抜本改正を求める意見書

 日程第7 意見書第12号 「核兵器廃絶」を求める意見書

 日程第8 意見書第13号 生活保護の母子加算の復活を求める意見書

 日程第9 意見書第14号 消費税の増税は行わず、食料品の非課税を求める意見書

 日程第10 委員会の議会閉会中の継続調査について

● 本日の会議に付した事件

  〔議事日程に同じにつき省略〕

● 本日の出席議員(18名)

   1番 小寺岸子君    2番 石川義治君    3番 鈴木一也君

   4番 南 賢治君    5番 佐伯隆彦君    6番 石原壽朗君

   7番 江本重忠君    8番 中川 一君    9番 小山茂三君

  10番 本村 強君   11番 加藤美奈子君  12番 小西幸男君

  13番 森田義弘君   14番 加古猛二君   15番 大岩 保君

  16番 岩瀬計介君   17番 梶田 進君   18番 梶田 稔君

● 本日の欠席議員(なし)

● 職務のため出席した者の職・氏名(2名)

   議会事務局長   宮地 修君

   同   書記   青木純二君

● 説明のため出席した者の職・氏名(30名)

   町長       籾山芳輝君   副町長      田中敏春君

   教育長      澤田雅司君   総務部長     大岩一政君

   厚生部長     小坂延夫君   教育部長     各務正巳君

                    次長兼

   企画政策課長   廣澤不二雄君           高須直良君

                    総務課長

   防災交通課長   須田康正君   税務課長     中川和久君

   収納課長     吉川満則君   住民課長     西田紀夫君

   次長兼              子育て支援

            藤田光雄君            鈴木政司君

   福祉課長             課長

   指導保育士    榊原直美君   環境課長     大岩利康君

   環境課

            杉江保光君   健康課長     羽村房雄君

   統括主幹

   産業課長     石川幹夫君   土木課長     田中泰資君

   次長兼

            森田英則君   上下水道課長   川合茂夫君

   都市計画課長

   会計管理者兼

            内田有治君   学校教育課長   菅田豊宏君

   出納室長

   学校給食センター         生涯学習課長兼

            須田 実君            都築正文君

   所長               中央公民館長

   歴史民俗

            横田秀史君   図書館長     榊原清貴君

   資料館長

                    町民会館

   総合体育館長   辻田誠一君            澤田仁志君

                    事務長

                          〔午後2時00分 開議〕



○議長(小山茂三君) 

 皆さん、こんにちは。

 議員並びに理事者各位には、ご多用のところ全員の出席を賜りまして、まことにありがとうございました。

 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よろしくご協力を願います。



△日程第1 各常任委員会委員長報告



○議長(小山茂三君) 

 日程第1は、常任委員会の委員長報告であります。

 さきに各常任委員会に審査を付託しました議案第36号から議員提出議案第2号までの4案件を一括議題として、各常任委員会の委員会審査の経過及び結果のご報告を願います。

 最初に、総務企画委員長、登壇して報告を願います。

     〔総務企画委員長 梶田 進君 登壇〕



◆総務企画委員長(梶田進君) 

 ご指名をいただきましたので、去る6月9日の本会議において、総務企画委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についてご報告いたします。

 当委員会は、6月10日午前9時より全員協議会室において、委員全員と町長初め関係理事者出席のもと開催いたしました。

 当委員会に付託されました案件は、議案第36号を初め議案2件であります。

 初めに、議案第36号 平成21年度武豊町一般会計補正予算(第2号)の歳入及び歳出部門の当委員会所管事項について、主な質疑と結果について報告いたします。

 主な質疑として、予算化された修繕料3万2,000円の使途はとの質疑に投票用紙を数える計数器の点検料との答弁。

 印刷製本費の支出分36万5,000円の使途はとの質疑に、印刷製本費の使途は、選挙運動用ビラ用証紙7万1,400円、投票済証6万8,827円、投票用紙7万1,925円、入場券11万250円など、9項目の支出であるとの答弁。

 減額補正された83万1,000円は何に使われる予定であったかとの質疑に、主なものは選挙公報であるとの答弁。

 無投票により使用されない印刷物はどのようになるかとの質疑に、次回使用可能なものは保管、機密文書は廃棄処分、他は再利用するとの答弁。

 投票済証を町民の皆さんに配布できないかとの質疑に、希望の方には総務課にてお渡ししているとの答弁。

 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。

 次に、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定についての主な質疑の内容と結果について報告します。

 主な質疑として、議会での可決を求めるならば、提案前に他の議員にも理解を求めるべきであると思うが、なぜしなかったのかとの質疑に、相談したから賛成するということは正しいと思っていなかったと考えていたからとの答弁。

 皆で議論することが大切だという視点が欠け落ちていたということかとの質疑に、地方自治法に基づき提出した。この条例がよいものであれば修正動議として出てくるものと考え、提出したとの答弁。

 議員はだれのために働くのか、議会はだれのためにあると思うかとの質疑に、町民目線で判断されたいとの答弁。

 町民目線であるならば、町民の審査権の請求とか町民の役割とかを入れるべきではないかとの質疑に、町民まで巻き込んでの条例ではなく、議員レベルでということであるとの答弁。

 第14条に身内に関する事件について委員の除斥を定めているが、どのような場合を想定しているのかとの質疑に、自治法第117条の議員除斥を参考にしているとの答弁。

 可決後に問題があれば改正すればいい。既に改正の意見が提案されているにもかかわらず、あえて今議会で制定するのか理解に苦しむ。規則にのっとって提出したならば、規則にのっとって修正を。他の議員も政治倫理の必要性を認識しているので、一たん取り下げて全議員と議論するなり、もう一度出し直すなど考えられないか。3人だけの案を通そうとするのか、わからないとの質疑に、無理やり押し通そうとしているわけではない。意見があるならば修正動議を出せばよいというのが議会のルールであると解釈している。この議案を早急に成立させたい理由は、昨今の政治不信を感じる中、町民目線で見れば早急に必要なことと考えているとの答弁。

 半田市議会では、10回にわたって議論されて制定に至ったと聞いている。質疑の中で本条例の語句の認識がずれている気がする。認識がずれたまま早急に制定すべきか。修正案を出せばよいという3人は、完璧で修正するつもりはないのかとの質疑に、頑強に自分たちが正しいとの認識はない。十分だろうという認識はある。各議員の見識において理解していただく中で、なぜ反対かということを明確にすることが議員の責務と考えているとの答弁。

 本来、全員協議会で議論が可能ではないか。5人の審査会で審査するのは。各派代表者会を利用せず、審査会を立ち上げる意図はとの質疑に、全員協議会で協議するのが望ましいとは思うが、深く専門的に審査を進めるために、少人数で進めることが望ましいと考えた。各派代表者会議のように年功序列ではなく、一番たけた議員が選出されればよいという考え方であるとの答弁。

 なぜ今倫理について条例を設けるのか。町民にいたずらに疑惑、憶測を招くおそれがある。現在どのような事例が武豊町にあるのかとの質疑に、3条の政治倫理の基準は当然である。これが守られないのが世の中の事実である。本町には事例はないとの答弁。

 質疑終了後、休憩、採決の結果、少数賛成で委員会否決と決しました。

 以上で、総務企画委員会の審査の経過と結果についての報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(小山茂三君) 

 次に、文教厚生委員長、登壇して報告を願います。

     〔文教厚生委員長 大岩 保君 登壇〕



◆文教厚生委員長(大岩保君) 

 ご指名をいただきましたので、去る6月9日の本会議におきまして、文教厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を報告させていただきます。

 当委員会は、6月10日午後2時より全員協議会室において、議員全員と町長初め関係理事者出席のもと開催されました。当委員会に付託された案件は、議案第36号初め3件であります。

 議案第36号 平成21年度武豊町一般会計補正予算(第2号)歳入及び歳出部門の当委員会所管事項につきましては、10款教育費関係について、理科支援員等配置事業委託料の検証についての質疑に、報告書を作成していますと答弁。

 報告は、他校、知多半島範囲までしているかとの質疑に、受託事業のため、教育委員会が県に報告しているので、他市町へも間接的に行っていると答弁。

 衣小へ意見として戻ってきているかとの質疑に、学校課長としては意見は伺っていないと答弁。

 教育長より、理科支援員の配置により、実験の準備の手間が省ける。理科室がきれいになった。理解について力が入ったと答弁。

 学校施設耐震について年次がはっきりしていないがとの質疑に、改築か補強かの結果が出た上で、早く対応したい。今回調べさせていただき、武中の完成と同時にいけるよう努力したいと答弁。

 教師用パソコンの2台はリースで借りているものと同じものかとの質疑に、同じ仕様で考えていると答弁。

 3款民生費204万8,976円の支払い内容とその根拠の質疑に、半田市どんぐり園助成単位額890円、1人、算定日数22日で23万4,960円、半田市椎の木園120円、1人、22日1万560円、セルプアゼーリア250円、4人、22日26万4,000円、なかよしホーム440円、1人、30.4日16万512円、愛光円GHCHサポートセンター2,830円、1人、30.4日103万2,384円、泰山寮90円、1人、30.4日3万2,832円、花火大会430円、1人、30.4日15万6,864円、セブンハウス430円、1人、30.4日15万6,864円で、合計204万8,976円となっております。また、各事業所に過去2年間の実績を確認し算定しておりますと答弁。

 障害者自立支援対策臨時特例交付金におけるこの制度はいつまであるかの質疑に、今回は21、22、23年度でございますと答弁。

 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 議案第37号 平成21年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 議案第38号について、条例は理念的、包括的な内容になっており、その他的内容は規則にゆだねているが、その趣旨はの質疑に、他市町村を参考に作成しましたが、利用者のニーズに迅速に対応できるように、定員や開所時間などを規則で定めておりますと答弁。

 平成22年以降も従来どおりの社会福祉協議会の指定管理で運営していくと理解してよいかの質疑に、平成22年以降もそのままであります。これまでの長年における運営に対するノウハウ、通所者やその保護者との信頼関係。利用者の多くが環境変化への対応が苦手であるため、指定管理者及び直接従事者の変更に伴う施設環境や処遇方針の変更は好ましくない。「六つ蔵せんべい」の製造による事業推進による理由からですと答弁。

 規則において、運営における管理体制が書かれて、指定管理者に丸投げしているようだが、最終責任は町にあると解釈してよいかの質疑に、そのとおりでありますと答弁。

 定員35人になったときの町内外の比率の想定はされているのか。半田養護学校の卒業生の数が大きな要因となり、一たん通所されると、長期に利用される状況になると思います。増員になる10人中三、四人が町内の方になればと考えていると答弁。

 工賃8,000円(平成20年)余りに対し、1,500円、3,000円の負担は大きいと考える。平成21、22年度の工賃アップのための事業展開の展望はあるか、また、町独自の利用料の軽減措置の考えはあるかの質疑に、「六つ蔵せんべい」の販売拡大について、贈答用のものや通販を考えております。また、障害者に対してさまざまな町の施策がありますので、それらを勘案して全体として考えていきたい。現在、通所されている方々は、利用料に対する理解はされている、むしろ通所生や保護者は法定化されることによる環境変化を気にされていますと答弁。

 多賀保育園の跡地利用について、授産活動の場として利用の考えはあるかの質疑に、現在のところ考えておりません。土地の所有者との問題や建物の耐震について検討しなければならないと答弁。

 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 以上で、本委員会に付託されました案件の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。

     〔降壇〕



○議長(小山茂三君) 次に、産業建設委員長、登壇して報告を願います。

     〔産業建設委員長 加古猛二君 登壇〕



◆産業建設委員長(加古猛二君) 

 ご指名をいただきましたので、去る6月9日の本会議におきまして、産業建設委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果の報告をさせていただきます。

 当委員会は、6月11日午前9時から全員協議会室におきまして、委員全員と町長初め関係理事者出席のもと開催されました。当委員会に付託されました案件は、議案第36号 平成21年度武豊町一般会計補正予算(第2号)の歳入及び歳出部門の当委員会所管事項の1件であります。

 主な質疑として、緊急保証制度の申請をしたが、審査に通らなかったケースはとの質疑に、保証協会でチェックを受け融資を受けられなかったケースはあるが、件数は把握していないとの答弁。

 緊急保証制度を使えるという企業が産業課へ申請してくるのかとの質疑に、町産業課へ書類を申請していただき、認定を受け、添付書類の不備がないかチェックし、保証協会へ移るプロセスとの答弁。

 制度利用後に利用者への経営安定化が図られているかとの質疑に、金融支援は最大不可欠な施策、浅く広く側面的な支援を行うことにより、町内事業者の経営の安定化が図られていると答弁。

 制度利用者の効果の確認はとの質疑に、運転・設備資金それぞれの資金用途が異なり、一律的な測定はできませんが、確定申告における経営状況や適宜聞き取り調査をしている。これらの情報を商工会と共有することにより、連携を図りながら対応していくとの答弁。

 採決の結果、全員賛成で原案どおり委員会可決と決しました。

 以上で、産業建設委員会に付託されました案件の審査と経過の報告とさせていただきます。

     〔降壇〕



○議長(小山茂三君) 

 ありがとうございました。

 以上で、委員長報告を終わります。



△日程第2 委員長報告に対する質疑



○議長(小山茂三君) 

 次に、日程第2、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 ないようでありますので、これで質疑を終わります。



△日程第3 討論・採決(議案番号順)



○議長(小山茂三君) 

 次に、日程第3は討論及び採決であります。

 議案第36号及び議案第37号については、討論の通告がありませんので、これより採決を行います。

 議案第36号 平成21年度武豊町一般会計補正予算(第2号)について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(小山茂三君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第37号 平成21年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(小山茂三君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次の議案第38号については、小寺岸子議員から討論の通告がなされていますので、これより討論を行います。

 小寺岸子議員の登壇を許します。

     〔1番 小寺岸子君 登壇〕



◆1番(小寺岸子君) 

 私、小寺岸子は、議案第38号 武豊町障害福祉サービスセンター設置及び管理に関する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。

 障害者福祉は、平成14年まで実施されていた措置制度から契約に変更になったことにより、他人に決められた人生ではなく、障害者自身が自分の人生を選択できるようになりました。障害者自立支援法は、まさに障害者の自立を応援する国の仕組みです。大きな柱として、生活支援と就労支援があります。

 今回提案された障害者福祉サービスセンターでは、これまでの授産という考え方から就労移行支援事業という目的を持って、個々の障害者に応じた個別支援計画を策定し、一般就労・職場定着支援が求められています。障害のある方が地域で暮らすために、地域で働く応援をするという役割を担うこととなります。さらに、利用者の賃金アップも求められています。利用者にとって重要な支援だと思いますので、充実させていただきたいと思います。

 今回、一般会計補正予算で、障害者自立支援対策臨時特例基金給付費205万円が上程されました。これは、町外施設を利用されている方の事業所への補てんです。既に障害者自立支援法に移行された施設を利用されている方がいるということです。もちろん利用負担額は1割です。武豊に暮らしながら、使う施設によって負担額に差があり、不均等が発生していたことになります。

 多賀授産所では、これまで町の単独費2,800万円で運営されていましたが、障害者自立支援法に移行することで、町の予算は4分の1、約700万円で運営できることとなります。今後は、全体の利用者の不均等の是正をしつつ、障害者自立支援法の目指す「障害者が地域で安心して暮らせる社会の実現」を目指し、本町に足りないグループホーム、小規模作業所など、個別の課題に取り組む必要があります。武豊町に暮らしてみえる障害者が、地域で安心して暮らせる社会の実現を目指して、さらなる努力と計画的な支援をお願いしたいと思います。

 全体の障害者福祉の向上を願って、議案第38号 武豊町障害福祉サービスセンター設置及び管理に関する条例の制定について、賛成討論といたします。

     〔降壇〕



○議長(小山茂三君) 

 議案第38号に対する討論は終わりました。

 これより採決をいたします。

 議案第38号 武豊町障害福祉サービスセンターの設置及び管理に関する条例の制定について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(小山茂三君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次の議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定については、お手元に配付した事件撤回請求書が、6月12日付で、当該議案提出者から議長あてに提出されております。

 お諮りをします。ただいま申し上げました事件撤回請求を議題とし採決をしますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小山茂三君) 

 異議なしと認め、これより採決をします。

 議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定に係る事件撤回請求について、これを可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、事件撤回請求は否決されました。

 ただいま議員提出議案第2号の事件撤回請求が認められませんでしたので、議員提出議案の討論及び採決をします。

 議員提出議案第2号については、加古猛二議員、本村 強議員、佐伯隆彦議員、梶田 稔議員、小寺岸子議員、鈴木一也議員から討論の通告がなされておりますので、これより討論を行います。

 加古猛二議員の登壇を許します。

     〔14番 加古猛二君 登壇〕(拍手)



◆14番(加古猛二君) 

 私は、政和クラブを代表して、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定について、反対する立場で討論をいたします。

 武豊町議会の長い歴史の中、政治倫理に触れるような事案は発生していないと思っています。なぜ、この時期に唐突に条例制定を提案されたのか、全く理解できません。議員全員にかかわることであり、全員協議会、各派代表者会議、議会運営委員会、議員懇談会等に、なぜ諮られなかったのかという基本的な議案質疑に納得するお答えがいただけませんでした。

 また、条例全般にわたり、内容の不備と疑問点が数多く指摘されたにもかかわらず、明快な回答もなく、内容の変更に応ずることは考えていないとのかたくな態度でのお答えでした。

 このような進め方では、民主主義は成り立ちません。議員相互の意思疎通も図ることなく、他市町の条例を丸写しでは、武豊町議会の尊厳にかかわる問題です。

 よって、議員提出議案第2号に対する反対討論とさせていただきます。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 次に、梶田 稔議員の登壇を許します。

     〔18番 梶田 稔君 登壇〕



◆18番(梶田稔君) 

 私は、日本共産党議員団を代表して、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例に賛成する立場で、以下討論するものであります。

 私ども日本共産党は、みずからを厳しく律し、企業・団体献金を1円も受け取らず、思想信条・政党支持の自由を侵す憲法違反の政党助成金も受け取りを拒否して、国民からの個人募金と党員の党費、機関紙活動などの収益をもとに党活動に取り組んでいるところであります。

 過日の議案質疑の冒頭において、提案されている政治倫理条例の趣旨は全く同感であり、若干の点を除いて批判すべき点はありませんと述べたとおりであります。

 しかし、今の時期に、今の武豊町議会に、なぜ突然提案されたのか、その真意を疑い、厳しく批判するとともに、議会のあり方、議案提出という議員に与えられている権限の行使に当たってのあるべき姿など、合意形成の努力のなさに苦言を呈したところであります。

 半田市や阿久比町で既に制定されている同種の条例を丸写しにし、「町政」と言うべきところを「市政」と表現したままに提案理由を説明するなど、議会を冒涜する態度に憤りを持って抗議したところでもあります。

 条例案を検討するに当たって、いわゆる先進事例を参考にして、武豊町における必要性・重要性等を勘案して、必要な修正を加えて案文を仕上げる手法は、一概に否定する必要はありません。参考にすべきは大いに参考にすべきであります。とはいえ、今回の条例提案の経緯は余りにもずさんであり、人をばかにしているとしか言いようのないものであります。

 また、文言についても修正し、提出し直すことを提案しましたが、受け入れていただけませんでした。大いに疑義の残るところであります。

 しかし、政治倫理を確立するという当然の趣旨には、反対する理由はありません。条例提案の経緯におけるずさんなこと、文言にいささかの疑義を残していることなど、不十分な内容を指摘し、その点を十分考慮し、遺漏のない運用に当たるべきであることを申し添えておきたいと思います。

 また、政治倫理を確立するという当然のことは、議案質疑の折にも申し上げたとおり、条例のあるなしにかかわらず、議員たるもの公私にかかわらず襟を正して活動すべきことは言うまでもありません。世間の実態を見ても、政治倫理条例を制定しているところは、概して何らかの不祥事が発生し、その反省として政治倫理条例を制定したという経緯が見受けられます。政治倫理条例なるものが制定されていなくても、全議員が住民の負託にこたえて立派に活動していることこそ誇りにし、自慢にすべきであります。

 お隣の半田市のように、政治倫理条例が制定されているにもかかわらず、12名にも上る多数の市議会議員がラベンダー事件という不祥事を引き起こしている事実を目の当たりにするにつけ、政治倫理条例そのものの無力さを実感せざるを得ません。

 6月11日の午後、南議員ら「情熱」の3名がそろって拙宅へ来訪して、事件撤回申請書を提示し、「ご迷惑をかけました」と陳謝して、条例案を撤回する旨のあいさつがありました。撤回の理由として、ただいま提案された理由のとおり、「今回、我々会派『情熱』が提出しました議員提出議案について、その提出方法等が余りにも唐突であり、また、議会全体にかかわる条例でもあるため、議員全員で協議した上で制定すべきと思います」としたためられていました。当然のこととして、賛意を表明したところであります。

 ところが、ただいま事件撤回の動議を多数をもって否決いたしました。不適切で不当な内容の条例案を撤回するということにどうして反対するのか、私には理解に苦しむところであります。

 今回の一連の経緯は時間の無駄とも言える内容ではありましたが、今後の議会運営の教訓として生かすべきものであることを指摘して、私の討論といたします。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 次に、本村 強議員の登壇を許します。

     〔10番 本村 強君 登壇〕



◆10番(本村強君) 

 私は、公明党議員団を代表して、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定についてに、反対の立場から討論をいたします。

 今回の議案上程につきましては、余りにも唐突過ぎるように思われてなりません。議員としてのモラル、倫理規定を定めようとする本条例が、我が武豊町議会に本当に必要であり、真剣に成立させようというお気持ちがあるのであれば、提出者3人だけの議論ではなく、議員全員の一人一人と話し合いをし、意見を聞いていこうという真摯な気持ちが必要であっただろうと思っております。

 場合によっては全員協議会で皆さんの意見を聞き、足らざるは補い、蛇足の部分は調整し、議員全員の賛同をいただきながら、結果として議員全員が提案者となれるような協議が必要であったと思っております。

 質疑の中でもただしましたが、第1条にその目的は定められてはおりますが、答弁からもその目的をつかみとることができず、第6条、第11条の審査会の構成や審査の請求を議員だけにしか認めていないというのは、提出者がよく言われる町民目線という点からも大きくかけ離れ、まさに言葉の遊戯であると言わざるを得ません。

 さらに、第2条の議員の責務の中に、自分の意見を言わせていただく機会があれば追加をしていただきたい条文も準備をしておりました。その機会を得ませんでしたので、ここでは割愛をいたしますが、いずれにしても、今回の議員提出議案の上程、そして、そのプロセスは極めて拙速であったと、このように断じて、「泣いて馬謖を斬る」ではありませんが、反対の討論といたします。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 次に、鈴木一也議員の登壇を許します。

     〔3番 鈴木一也君 登壇〕



◆3番(鈴木一也君) 

 会派「情熱」として賛成討論をさせていただきます。

 まず、先ほど否決されました武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の撤回については、今議会での議案質疑、総務委員会の各議員からの質問や、そのほかにも建設的なご意見等、数多くいただき、我々「情熱」の中でそれらの諸問題を真摯に受けとめ、いろいろ検討してきました。

 その結果、この倫理条例が武豊町議会に必要か否かも含め、皆さんの質問を十分考慮し、もう一度最初から全議員で協議していきたいと思い、今回の撤回を決めました。

 これまでの質問では、条例の内容そのものより、提出の方法に問題があったと考えます。また、この条例は議会全体にかかわる条例であり、事の重大性を再認識し、断腸の思いで今回の撤回を決め、撤回請求を出しました。しかしながら、結果は否決、採決により賛否を決めなければなりません。

 我々が提出した条例が他市町の条例と類似している点等、武豊町自身の独自性がないとの指摘はありますが、大筋での内容についてはさほど異論がなかったかと思います。そこまで反対する理由とはいかがなものか残念でなりません。正直、反問権でもあれば伺いたいところです。

 私は、この議案を今議会に提出しようと聞いたとき、「えっ」と思いました。あって当たり前、武豊町議会が発足した当初からあると思っていたからです。そんな当たり前の条例が武豊町にはなかったということです。これまでの質問にも幾つかありました。なぜこの時期にという質問です。私にとっては、なぜ今までなかったかという疑問です。

 国会議員、地方議員を問わず、政治倫理の遵守は強く求められていることは当然であり、みずからを律することが政治倫理を遵守する第一要件であると言われております。このことからも、政治倫理を遵守して議員活動をされている方々からしてみれば、本条例があって何ら不利なことはなく、粛々と議員としての活動をしていけばよいことであり、より町民に対しての安心感が生まれると考えます。

 我々「情熱」としても、すべての議員諸君が提出者となるような議案となるように再度検討していただき、納得のいく形で提出すべく、撤回請求を出したわけであります。しかし、撤回請求を拒否してまで本条例案を永久に葬り去ろうとする方に対しては、この条例があっては都合が悪いことでもあるのかと探られても仕方がないと考えます。やましい議員活動の妨げになると思われても当然のことと考えます。

 私たちは、今、みずからこの条例を制定し、武豊町の議員は全員胸を張って堂々と議員活動に専念するべきと思います。

 我々議員は、規律を遵守し、武豊町の発展のため、武豊町の安心・安全のため努力しているという事実を誇りに思い、今まで以上に武豊町議会を盛り上げていくときではないでしょうか。そのためには、自分自身を再度律する意味でも、この武豊町議会議員の政治倫理に関する条例を可決し、今後の議員活動の範としていくべきではないでしょうか。議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 次に、佐伯隆彦議員の登壇を許します。

     〔5番 佐伯隆彦君 登壇〕(拍手)



◆5番(佐伯隆彦君) 

 私は、個人として、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定について、反対の立場から討論させていただきます。

 平成21年6月議会に、武豊町議会会派「情熱」より、唐突に武豊町議会議員の政治倫理に関する条例が上程されました。

 私は、議員の政治倫理に関する条例に対し、決して不要論を打ち上げるものではありません。品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正の疑惑を持たれるような行為はしていないと言えます。しかし、議会人としてまだまだ未熟なところがあり、法の拡大解釈やルールの自己判断などについて一点の曇りもないとは言えず、疑問がつくと思います。そういう意味で、なくてもよいとは言えないと考えるところです。

 しかしながら、人が人に疑いを持ち、その行為が違反していると決めることに関する規則については、裁判員制度がまさに慎重を重ねるように運ばれていますが、同じように慎重でなければいけないと思います。

 そして、6月9日の質疑において、多くの議員から質問が繰り返し行われ、多くの問題点について指摘がなされたところです。そして、その指摘に対する答弁に大きな問題がありましたことを申し添えたいと思います。

 1つは、全議員の身分に関する問題であり、全員協議会などで議論しながら進めたらどうかの問いに、しかも、半田市の例で、全協で十数回も議論した上で制定された旨の説明に対し、3人で十分に議論してつくりあげた条例なので全員で協議する必要はない、また、修正に応じるつもりもないという答弁であり、「情熱」でつくったものを押しつけるがごとくの言動でした。

 1つは、無会派の扱いであります。会派制をとっているから、審査委員は会派から選出した委員で占有するとのことで、一方的な審査になる危険性が指摘された上に、議員以外の有識者を委員にという意見もはねつけられました。偏った審査の危険があるわけであります。ほかにも、なぜこの時点での提出なのかなどの疑問もあり、私としてはとても賛成できる条例ではないと判断するものであります。

 そして、先ほど本議員提案第2号に対し、事件撤回請求があったところであります。私たち町民クラブは、この議場に入る前に議場判断ということにさせていただきました。

 私は、町民クラブという会派を代表している立場なので、会派を運用する立場でいろんな考えをしていかなければなりません。そういう意味で、今回はこの場では個人として、そういう判断をさせていただいたということを伝えまして、反対討論といたします。

 以上です。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 次に、小寺岸子議員の登壇を許します。

     〔1番 小寺岸子君 登壇〕



◆1番(小寺岸子君) 

 私、小寺岸子は、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。

 この条例が提案されたときに、最初に思ったことは、私自身の議員としての資質についてです。私は、6年前、なぜ現場の思いが行政事業に反映されないのかと疑問に思い、町民の声を届けるために議員になりました。この6年の言動はどうだったのかと。

 私は、議員は町民のために働き、議会は町民のためにあると思っています。

 町民は、地方自治法第11条で住民の選挙権が保障されています。議員は町民の直接選挙によって選ばれ、住民全体の代表として議会を構成し、議会活動を通じて住民の個別意思を総合して、町としての意思を形成する任務を有します。議会は、住民から直接選挙で選ばれた一定数の議員で構成される合議体であり、議会における議決の形で表されます。

 そして、町民にはもう一つ、地方自治法第13条第2項で、議会の解散請求権及び主要公務員の解職請求権が定められています。日本国民たる普通地方公共団体の住民は、この法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の議会の議員、長、副知事、もしくは副町長、選挙管理委員、もしくは監査委員または公安委員会の委員の解職を求める権利を有すると定められています。

 よって、議員、議会と町民の関係は、常に切り離すことのできない関係であると言えます。町民は選挙で議員を選んで終わりではなく、議員と議会の動きに注視し、問題があれば解職を求めることが、権利として、義務として与えられています。

 私は、議員の政治倫理条例を制定しなければいけないような議員が存在すること自体が問題であると考えています。

 会派「情熱」からは、早急に必要な条例であるという説明がありましたが、議会の答弁からは、早急に必要な理由が理解できませんでした。もし、本当に議員の政治倫理条例の制定が必要だとするならば、条例を制定する当たり、地方自治法の観点からも、町民の調査請求権を欠かすことはできません。議会運営は議員主導で考えられることが多いのですが、本来は町民の参加を欠かしてはいけないのだと思います。

 私は、町民の視点の欠けている条例案に賛成することはできません。条例は町の決まりであり、すべての町民が守るべきものです。条例の条文の一つ一つにはそれぞれの思いが込められています。

 しかし、今回、南議員、石川議員、鈴木議員から提案された条例案からは、条例案に至るまでの経緯、条文それぞれへの思いが伝わってきませんでした。未完成な条例案に賛成することができないため、議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定について、反対の討論といたします。

     〔降壇〕



○議長(小山茂三君) 

 これで議員提出議案第2号に対する討論を終わります。

 ただいまの議員提出議案第2号につきましては、冒頭での委員長報告のとおり、総務企画委員会での採決は否決とされましたことを申し添えます。

 それでは、議員提出議案第2号の採決を行います。

 議員提出議案第2号 武豊町議会議員の政治倫理に関する条例の制定について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。



△日程第4 意見書第9号 「非核日本宣言」を求める意見書



○議長(小山茂三君) 

 次に、日程第4、意見書第9号 「非核日本宣言」を求める意見書についてを議題とします。

 提出者、登壇して提案理由の説明を願います。

     〔6番 石原壽朗君 登壇〕



◆6番(石原壽朗君) 

 ただいまご上程をいただきました意見書第9号 「非核日本宣言」を求める意見書について、提案理由を説明させていただきます。

 お手元に案文が配付済みですので、案文を読み上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

 意見書第9号 「非核日本宣言」を求める意見書。

 核兵器のない平和な世界を実現するため、いま国内外で大きな努力が求められている。

 世界の平和と環境の保全は全人類の共通の願いであり、武豊町でも「非核・平和都市」宣言を制定している。

 2000年5月、核保有5カ国政府は「自国の核兵器の完全廃絶」を「明確な約束」として受入れ、世界は核兵器廃絶の希望をもって新たな世紀を迎えた。しかし、それ以後9年を経た今も、「約束」実行の道筋はついていない。今なお、世界には膨大な核兵器が維持・配備され、核使用を示唆する発言さえくりかえされている。新世代の核兵器開発が行われる一方、北朝鮮の核実験にみられるように拡散の危険も払拭されていない。

 こうした状況を打開するために、2010年の核兵器不拡散条約(NPT)の再検討会議に向けて、新たな準備が開始されている。日本政府はヒロシマ・ナガサキを体験した国として、核兵器の廃絶の努力を世界によびかけ、促進する強い義務がある。

 また、その努力を実らせるためには、みずからも証として「核兵器をもたず、つくらず、持ち込まず」の非核三原則を遵守し、世界に範を示さなければならない。

 私たちは、日本政府が「核兵器廃絶の提唱・促進」と「非核三原則の遵守」をあらためて国連総会や日本の国会など内外で宣言し、非核日本宣言として各国政府に通知し、核兵器のない世界のための共同の努力をよびかけるよう求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 平成21年6月16日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先といたしまして、内閣総理大臣、外務大臣としたいと思います。

 議員各位の賛同をもって採択されるようにお願いを申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 提案説明は終わりました。

 これより質疑を行います。質疑はありませんか。

 ないようでありますので、これで質疑を終わります。

 お諮りをします。ただいまの意見書につきましては、この際、委員会付託、討論を省略して、直ちに採決をしますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小山茂三君) 

 異議なしと認め、これより採決をします。

 意見書第9号 「非核日本宣言」を求める意見書について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(小山茂三君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。



△日程第5 意見書第10号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書



△日程第6 意見書第11号 労働者派遣法の抜本改正を求める意見書



△日程第7 意見書第12号 「核兵器廃絶」を求める意見書



△日程第8 意見書第13号 生活保護の母子加算の復活を求める意見書



△日程第9 意見書第14号 消費税の増税は行わず、食料品の非課税を求める意見書



○議長(小山茂三君) 

 次に、日程第5、意見書第10号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書から日程第9、意見書第14号 消費税の増税は行わず、食料品の非課税を求める意見書までの5議案をこの際一括して議題とします。

 提出者、登壇して順次提案理由の説明を願います。

     〔17番 梶田 進君 登壇〕(拍手)



◆17番(梶田進君) 

 ただいま上程をいただきました意見書第10号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書から意見書第14号 消費税の増税は行わず、食料品の非課税を求める意見書まで一括して上程されましたので、順次意見書案を朗読して、提案理由の説明にかえさせていただきます。

 意見書第10号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書。

 昨年4月から実施されている後期高齢者医療制度は、政府による部分的見直しがおこなわれたにもかかわらず、制度の見直し・廃止を求める声が広がっている。

 既に、制度の見直し・廃止を求める意見書は、667の地方議会で可決されている(2009年3月3日現在、中央社会保障推進協議会調べ)。愛知県を含む多くの医師会は、政府に対して撤廃・見直しを求めている。野党4党共同提出の廃止法案は参議院で可決され、現在、衆議院において継続審査となっている。

 そもそも後期高齢者医療制度は、国の医療費支出削減をねらい、高齢者に重い医療費と保険料の負担、差別的な医療給付を押し付けるものであって、一部高齢者の一時的な負担軽減をはかる政府の「優遇措置」によって抜本的に改善されるものではない。

 また、この間、年金天引きでない普通徴収被保険者の保険料滞納が多数発生しており、この制度の欠陥が露呈している。

 よって、武豊町議会は、後期高齢者医療制度を廃止し、あるべき医療制度について財源問題も含めて国民的な議論を行うよう求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 平成21年6月16日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣あてといたしたいと思います。

 次に、意見書第11号 労働者派遣法の抜本改正を求める意見書。

 深刻な経済危機のなかで、大企業による解雇・雇止めの嵐が吹き荒れている。厚生労働省が5月1日に発表したところによれば、昨年10月から今年6月までの非正規労働者の雇い止めなどの人数は、全国で20万7千人余にのぼり、うち愛知県は3万5千人余を占め最多となっている。最近は、事業縮小や工場閉鎖などを理由とした非正規労働者の転籍・解雇も加わり、雇用崩壊というべき深刻な事態にある。

 一方で、共同通信社の調査によれば、トヨタやキャノンなど、日本を代表する大手製造業16社が、4万人を超える人員削減をすすめながら、この6年半で内部留保−−ため込み利益−−を17兆円から33兆6千億円へと過去最高にまで増やしている。さらに、この不況下でも、大手16社のうち5社が株主への配当を増やし、5社は配当を維持している。大企業には体力があり、雇用を守るという社会的責任を果たすべきである。

 派遣労働者の拡大は、政治の責任である。1999年には派遣労働が原則自由化され、2003年には製造業派遣が解禁された。大企業を中心に正規労働者の非正規労働者への置換えが進み、厚生労働省の調査では、今日では非正規労働者が日本の労働者の3分の1に急増している。

 非正規労働者の増大は、ワーキングプア増大の主な要因となっている。このことは社会全体の活力を失うことになりかねず、若年世代においては、将来の生計の不安定化を招き、国の将来にも重大な影響を及ぼすことが心配される。

 よって、政府に対し次のことを要望する。

 労働者派遣方法の改正は、「?登録型派遣は専門業務に限定し、原則禁止 ?製造業への派遣は禁止 ?違法企業に直接雇用・正規社員化の義務 ?均等待遇のルールを確立」で行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成21年6月16日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣といたしたいと思います。

 次に、意見書第12号 「核兵器廃絶」を求める意見書。

 2010年春の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、核兵器のない世界を実現するために、国内外で大きな努力が求められている。

 2000年5月、核保有5カ国政府は「自国の核兵器の完全廃絶」を「明確な約束」として受け入れ、世界は核兵器廃絶の希望をもって新たな世紀を迎えた。しかし、いまなお世界には膨大な核兵器が維持・配備され、核使用を示唆する発言さえくりかえされている。

 こうした状況を打開するために、日本政府には広島・長崎の人類史上未曽有の惨劇を体験した唯一の被爆国として、核兵器の廃絶の努力を世界によびかけ、促進する強い義務がある。

 また、その努力を実らせるためには、みずからも証として「核兵器をもたず、つくらず、持ち込まさず」の非核三原則を遵守し、世界に範を示さなければならない。

 オバマ米大統領が「核兵器のない世界」をよびかけ、「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動すべき道義的責任がある」とのプラハ演説での表明を真摯に実行されるよう期待するものである。

 よって、政府に対し次に措置を求める。

 1.2010年春の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、核保有国が2000年5月の核兵器廃絶の「明確な約束」を実行し、核保有国をはじめすべての国の政府がすみやかに核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結すること

 2.「核兵器廃絶の提唱・促進」と「非核三原則の厳守」をあらためて国連総会や日本の国会など内外で宣言し、各国政府に通知し、核兵器のない世界のための共同の努力を呼びかけること

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 平成21年6月16日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先は、内閣総理大臣、外務大臣といたしたいと思います。

 次に、意見書第13号 生活保護の母子加算の復活を求める意見書。

 母子家庭の生活に追い打ちをかけるように今年4月1日、15歳以下の子供を養育する母子世帯への生活保護母子加算が全廃された。2005年以降、段階的廃止により支給を打ち切られてきた母子家庭は10万500世帯、そのうち5万3200世帯は、この4月から打ち切られた。

 そもそも母子加算は、「配偶者に欠けた状態にある者が児童を養育しなければならないことに対して、社会的参加に伴う被服費、片親がないことにより精神的負担を持つ児童の健全な育成を図るための費用」として制度化されてきたものである。

 政府は、加算打ち切りの理由として、生活保護を受けていない母子世帯の収入との整合性を図り、母子加算受給の母子家庭に「就労を促すため」と説明している。

 しかし、母子家庭の6割がパート等の不安定雇用であり、1割以上がダブルワークしているにもかかわらず、母子世帯の平均収入は一般の勤労世帯の4割程度にとどまる厳しい環境にある。

 よって、国におかれては、憲法第25条を守り、「健康で文化的な最低限の生活を保障する」ために、生活保護の母子加算の復活を強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 平成21年6月16日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣といたしたいと思います。

 次に、意見書第14号 消費税の増税は行わず、食料品の非課税を求める意見書。

 政府は、2009年度税制改正関連法案の付則に、2011年度から消費税率引上げ・増税を明記し、今国会で成立させようとしている。

 最近の世論調査では、2011年度からの消費税の増税について、「評価しない」が6割から7割を占めている。

 昨今、景気悪化や物価高騰などによって、国民の暮らしは厳しさを増している。消費税の増税計画は、国民の生活不安を掻き立てて消費をさらに冷え込ませ、中小企業の経営難を増大させるものとなる。しかも、消費税は、低所得者ほど負担率が重くなるという「福祉破壊」税であり、政府が言う社会保障の財源としては全くふさわしくない税金である。

 経済危機のなか緊急に実施すべきは、家計を応援し、内需拡大につながる庶民減税である。消費税の逆進性の大きな要因となっている食料品への課税をやめ、食料品非課税が求められている。

 よって武豊町議会は、国会及び政府に対し、消費税率の引き上げを行わないこと、食料品は非課税にするよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成21年6月16日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣といたしたいと思います。

 議員の各位の賛意をもって、以上5意見書の採択をいただきますようお願い申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(小山茂三君) 

 提案説明は終わりました。

 ただいま提案のありました意見書第10号から意見書第14号までの質疑を一括して行います。質疑はありませんか。

 ないようでありますので、これで質疑を終わります。

 ただいまの意見書第10号から意見書第14号までの意見書につきましては、この際、委員会付託、討論を省略し採決をしますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小山茂三君) 

 異議なしと認めます。

 それでは、意見書第10号から意見書第14号までの意見書について、順次採決をします。

 初めに、意見書第10号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。

 次に、意見書第11号 労働者派遣法の抜本改正を求める意見書について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。

 次に、意見書第12号 「核兵器廃絶」を求める意見書について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。

 次に、意見書第13号 生活保護の母子加算の復活を求める意見書について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。

 次に、意見書第14号 消費税の増税は行わず、食料品の非課税を求める意見書について、原案を可とすることに賛成の議員は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(小山茂三君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。



△日程第10 委員会の議会閉会中の継続調査について



○議長(小山茂三君) 

 次に、日程第10、委員会の議会閉会中の継続調査についてを議題とします。

 お手元に配付の別紙議会閉会中の継続調査事件一覧表のとおり、各常任委員会より提出されました。

 お諮りをします。別紙議会閉会中の継続調査事件一覧表のとおり、議会閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小山茂三君) 

 異議なしと認めます。よって、別紙議会閉会中の継続調査事件を議会閉会中の継続調査とすることに決しました。

 以上で、本定例会に付議されました案件の審査はすべて終了しました。

 閉会に当たり、町長より一言ごあいさつを願います。

     〔町長 籾山芳輝君 登壇〕



◎町長(籾山芳輝君) 

 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月2日に開会しました平成21年第2回武豊町議会定例会もすべての議事を終え、ここに閉会の運びとなりました。

 会期中は、町政諸般にわたり多くのご質問やご議論、そして、貴重なご意見をいただき、また、ご提案申し上げました諸議案につきましては、慎重なご審査の上、ご可決を賜りましてまことにありがとうございました。今後とも総合計画の目指す将来像、「心つなぎ みんな輝くまち 武豊」の実現に向けて、諸施策の推進に全力で取り組んでまいりますので、議員各位の一層のお力添えをお願いをするものであります。

 さて、一般質問にもありましたが、新型インフルエンザについてであります。

 世界保健機関では、南半球への拡大が進み、世界的大流行を宣言、警戒水準が最高の6に引き上げられました。

 昨日、米国に在住の常滑市出身の女性が日本に帰国され、詳細検査の結果、新型インフルエンザに感染されたことが確認されました。本町では、現時点で予防対策として、マスク5,000枚を調達することができました。さらに6,000枚の追加注文をしているところであります。

 なお、小・中学校の修学旅行については5校で終了しております。そして、昨日から最後の武豊中学校の生徒が2泊3日で関東方面に修学旅行中にありますが、現在のところ、特段感染等の緊急連絡は入っておりません。一刻も早く終息することを願うものであります。

 次に、環境施策の一環として、環境省が実施する電気自動車等に係る実証実験事業に応募をいたしました。その結果、昨日から6月29日までのおよそ2週間にわたり、電気自動車をお借りをすることができました。

 この事業は、環境省が地方公共団体に貸し出し、その普及を図ろうとするもので、車種はスバルのステラ、軽自動車であります。本日、議会終了後、北玄関に配備させていただいておりますので、ぜひごらんいただけたらと思います。

 なお、運転につきましては、登録した職員のみになっております。

 もう一点、万博関連の交付金を活用しての国際交流事業であります。

 万博関連では、ことしが恐らく最後の事業となりますが、国際交流ネットワークを中心に検討が進められてきまして、この8月下旬にネパールを4泊6日の日程で訪問する計画にあります。募集は、町内の児童・生徒12名を対象にしておりまして、総費用の半額程度を補助する予定であります。有効な交流が図られ、国際的な見識が深められますことを期待するものであります。

 さて、当地域も梅雨入りとなり、間もなく夏本番を迎えます。7月から8月にかけまして、各地区で夏祭りや盆踊りなど多彩な催しが予定されております。それぞれ盛大に開催がなされ、多くの皆さんがこの夏を存分に楽しんでいただきますようご祈念を申し上げるものであります。同時に、台風や集中豪雨による被害が心配される時期でもあります。大地震への備えも含めまして、日ごろからの対策、強化に努めてまいりたいと考えております。

 来る8月30日には、町内4小学校を会場に、各区の自主防災会を中心とした防災訓練を予定いたしております。議員の皆さんにもぜひご参加をいただきたいと思います。

 最後になりますが、議員各位におかれましては、この夏の暑さに体調を崩さないよう健康管理に十分ご留意をいただきますとともに、町政発展のためさらなるご指導とご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。

     〔降壇〕



○議長(小山茂三君) 

 ありがとうございました。

 これをもって、平成21年第2回武豊町議会定例会を閉会します。

 お疲れさまでした。

                          〔午後3時10分 閉会〕

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

          平成21年6月16日

            武豊町議会

              議長

              議員

              議員