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愛知県 武豊町

平成19年  6月 定例会(第2回) 06月19日−05号




平成19年  6月 定例会(第2回) − 06月19日−05号









平成19年  6月 定例会(第2回)



●議事日程 (第5号) 平成19年6月19日(火)午後2時00分開議

 日程第1 各常任委員会委員長報告(付託案件審査の経過及び結果)

 日程第2 委員長報告に対する質疑

 日程第3 討論・採決(議案番号順)

       議案第25号 平成19年度武豊町一般会計補正予算(第1号)

       議案第26号 平成19年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

       議案第27号 武豊町総合計画審議会条例の一部改正について

       議案第28号 武豊町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

       議案第29号 工事請負契約の締結について「思いやりセンター建設工事」

       議案第30号 工事請負変更契約の締結について「武豊小学校北校舎耐震改築工事(仮設校舎建設工事)」

 日程第4 意見書第3号 米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書

 日程第5 委員会の議会閉会中の継続調査について

● 本日の会議に付した事件

  〔議事日程に同じにつき省略〕

● 本日の出席議員(18名)

   1番 小寺岸子君    2番 石川義治君    3番 鈴木一也君

   4番 南 賢治君    5番 佐伯隆彦君    6番 石原壽朗君

   7番 江本重忠君    8番 中川 一君    9番 小山茂三君

  10番 本村 強君   11番 加藤美奈子君  12番 小西幸男君

  13番 森田義弘君   14番 加古猛二君   15番 大岩 保君

  16番 岩瀬計介君   17番 梶田 進君   18番 梶田 稔君

● 本日の欠席議員(なし)

● 職務のため出席した者の職・氏名(2名)

   議会事務局長   宮地 修君

   同 書記     青木純二君

● 説明のため出席した者の職・氏名(35名)

   町長       籾山芳輝君   副町長      石川憲夫君

   収入役      厚味孝一君   教育長      澤田雅司君

   総務部長     田中敏春君   厚生部長     奥村正雄君

   産業建設部長   家田敏和君   教育部長     小森順一君

   総務課長     大岩一政君   人事秘書課長   高須直良君

   企画情報課長   小坂延夫君   防災交通課長   森田英則君

   税務課長     中川和久君   収納課長     吉川満則君

   住民課長     西田紀夫君   富貴支所長    重野文男君

   福祉課長     原田行雄君   児童課長     都築正文君

   指導保育士    榊原直美君   環境課長     各務正己君

   健康課長     藤田光雄君   産業課長     石川幹夫君

   土木課長     羽村房雄君   都市計画課長   中川和男君

   下水道課長    川合茂夫君   水道課長     須田 実君

   出納室長     内田有治君   学校教育課長   菅田豊宏君

   学校給食センター         生涯学習課長兼

            永田金次君            川野光雄君

   所長               中央公民館長

   歴史民俗

            榊原英樹君   図書館長     青木 律君

   資料館長

                    町民会館

   総合体育館長   辻田誠一君            大岩利康君

                    事務長

   総務課

            山本雅彦君

   統括主幹

                          〔午後2時00分 開議〕



○議長(岩瀬計介君) 

 皆さん、こんにちは。

 議員並びに理事者各位には、ご多用のところ全員のご出席を賜りまして、まことにありがとうございました。

 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よろしくご協力願います。



△日程第1 各常任委員会委員長報告



○議長(岩瀬計介君) 

 日程第1は、常任委員会の委員長報告であります。

 さきに各常任委員会に審査を付託しました案件を議題として、各常任委員会の委員会審査の経過と結果のご報告を願います。

 最初に、文教厚生委員長、登壇して報告を願います。

     〔文教厚生委員長 小山茂三君 登壇〕



◆文教厚生委員長(小山茂三君) 

 ご指名をいただきましたので、去る6月12日の本会議におきまして、文教厚生委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についてのご報告をいたします。

 当委員会は、6月13日午前9時より全員協議会室において、委員全員、また町長初め関係理事者出席のもと開催されました。

 当委員会に付託されました案件は、議案第25号を初め議案4件であります。

 初めに、議案第25号 平成19年度武豊町一般会計補正予算(第1号)歳入及び歳出部門の当委員会所管事項においての主な質疑として、3款民生費、障害者自立支援給付費、介護訓練等給付費について、事業の詳細はとの質疑に、具体的に詳細部分までは把握していないが、今回の補正予算の内容は、グループホーム、ケアホームへの補助金125万5,000円余り、対象者は利用実績により7人分、それと小規模の通所授産施設への通所授産施設利用奨励金支給事業費補助金が24万2,000円余りとの答弁。

 補助事業の事業内容を確認した上での補正予算と考えるが、どの段階でチェックし補助するのかとの質疑に、事業全体については十分把握し切れていない状況にあり、反省点である。事業内容と補助金の適正な執行については、事業者からの補助金申請時、補助事業完了報告書提出によりチェックを行っており、これは補助事業に共通した取り扱いであると答弁。

 補助事業の活動状況の把握はとの質疑に、事業者から補助金の申請、完了報告がされるため、その段階で状況把握や事業の適正を含め確認を行っているとの答弁。

 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 次に、議案第26号 平成19年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、町の予算に占める電算システムへの支出が大きいが、今回のシステム開発を含め、他市町と共同で開発することを検討したかとの質疑に、システム自体メーカーが異なっており困難であるが、歳費削減を考え、検討していくとの答弁。

 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 次に、議案第29号 「思いやりセンター建設工事」工事請負契約の締結についての主な質疑として、社会福祉協議会のほかにどのような団体が入るのかとの質疑に、旧分庁舎には、土地区画整理組合、長尾部、社会福祉協議会及び社会福祉協議会に関係する団体として、地域福祉サービスセンター、ボランティアセンター、武豊社協指定居宅介護支援事業所、武豊社協ヘルパーステーション、共同募金会であり、このうち土地区画整理組合を除く7団体が入るとの答弁。

 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 次に、議案第30号 「武豊小学校北校舎耐震改築工事(仮設校舎建設工事)」工事請負変更契約の締結についての主な質疑として、当初より確認審査に時間がかかることが予想できたと考えるがとの質疑に、過去のさまざまな確認申請の事例等を調査し、2カ月間あれば確認済証がおりてくる想定していた。見解の甘さを反省すべき点もあるが、結果想定外の時間を要したとの答弁。

 責任の所在はとの質疑に、耐震構造計算偽装事件を受けて、チェックをしっかりとしていた県に対しても、またコンサルタント業者、工事請負業者、リース請負業者のいずれの所管においても責任の所在を問うことができないとの答弁。

 工期延長に伴い、子供への負担をどのように軽減するかとの質疑に、仮設校舎において扇風機を近日中に設置する予定との答弁。

 再発防止策はとの質疑に、国土交通省から確認検査業務の認証を受けた指定確認検査機関に申請する等対処していきたいとの答弁。

 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。

 以上で、文教厚生委員会に付託されました案件の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。

     〔降壇〕



○議長(岩瀬計介君) 

 どうもありがとうございました。

 次に、産業建設委員長、登壇して報告を願います。

     〔産業建設委員長 中川 一君 登壇〕



◆産業建設委員長(中川一君) 

 ご指名をいただきましたので、去る6月12日の本会議におきまして産業建設委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を報告させていただきます。

 当委員会は、6月13日午後2時から全員協議会室において、委員全員と町長初め関係理事者出席のもとに開催されました。

 当委員会へ付託されました案件は、議案第25号1件であります。

 議案第25号 平成19年度武豊町一般会計補正予算(第1号)、主な質疑は、記念事業として例年とは違うイベントは考えられないのかとの質疑に対し、セーリングというスポーツを通し、海という環境の大切さを伝えること、次世代の子供たちにきれいな海を残す気持ちと行動することが欠かせないと思っていると答弁。

 愛知県からの説明が遅く補正になったということだが、なぜ遅れたのかとの質疑に対し、組織の設立総会が2月16日にあり、愛知県及び衣浦港振興会などの準備取りまとめの調整が計画どおり進まず、組織の設立が遅れてしまったことが原因と答弁。

 今後も子供と親との交流事業を継続して計画していくのかとの質疑に対し、継続していくためには引き継いでいかなくてはいけない。当面は、子供会と社会福祉協議会との話し合いが続くのではないかと思っていると答弁。

 来年度からは衣浦港振興のための行事を町単独で考えていくのかとの質疑に対し、あくまでも関連市町一体として行っていき、新たな建設が可能となる高度利用建設促進重要港湾に格上げすることが大目的であると答弁。

 イベントは子供たちを対象にということだが、どういったツールを通じて知らせていくのかとの質疑に対し、連絡方法は、広報たけとよにより通知する。170名のうち100名は、例年どおり社会福祉協議会を通じ子供会へ募集の通知をする。70名については、学校から子供たちへ申込書を渡す形で行うと答弁。

 採決の結果、全員賛成で原案どおり委員会可決と決しました。

 以上、産業建設委員会に付託されました案件の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。

     〔降壇〕



○議長(岩瀬計介君) 

 どうもありがとうございました。

 次に、総務企画委員長、登壇をして報告を願います。

     〔総務企画委員長 梶田 稔君 登壇〕



◆総務企画委員長(梶田稔君) 

 ご指名をいただきましたので、去る6月12日の本会議において総務企画委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についてご報告させていただきます。

 当委員会は、6月14日午前9時から全員協議会室において、委員全員と町長初め関係理事者出席のもとに開催しました。

 当委員会の付託案件は、議案第25号を初め議案3件であります。

 最初に、議案第25号 平成19年度武豊町一般会計補正予算(第1号)の歳入及び歳出部門の当委員会所管事項については、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で原案どおり委員会可決をしました。

 次に、議案第27号 武豊町総合計画審議会条例の一部改正についてを議題として質疑に入りました。

 主な質疑としましては、現在の第4次総合計画策定時には審議会を何回開催したかとの質疑に、企画情報課長から、諮問から答申まで計5回開催と答弁。

 審議途中に委員がかわった場合は、人数変更があるのか、また、委員の構成はどのように考えているのかとの質疑に、企画情報課長から、任期は残任期間であり、増減はないと考えている。また、委員構成は従前を基本とするが、公募の方を全体の1割程度、3名ほどを考えており、それも踏まえて全体で調整を図り、対応したいと答弁。

 採決の結果、全員賛成で原案どおり委員会可決と決しました。

 次に、議案第28号 武豊町消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で原案どおり委員会可決と決しました。

 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過と結果について報告とさせていただきます。

     〔降壇〕



○議長(岩瀬計介君) 

 どうもありがとうございました。

 以上で委員長報告を終わります。



△日程第2 委員長報告に対する質疑



○議長(岩瀬計介君) 

 次に、日程第2、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 ないようでありますので、これで質疑を終わります。



△日程第3 討論・採決(議案番号順)



○議長(岩瀬計介君) 

 次に、日程第3は、討論及び採決であります。

 議案第25号から議案第30号の6議案については、討論の通告がありませんので、以上で討論を終わります。

 これより採決を行います。議案第25号 平成19年度武豊町一般会計補正予算(第1号)について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(岩瀬計介君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第26号 平成19年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(岩瀬計介君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第27号 武豊町総合計画審議会条例の一部改正について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(岩瀬計介君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第28号 武豊町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(岩瀬計介君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第29号 工事請負契約の締結について「思いやりセンター建設工事」について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(岩瀬計介君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第30号 工事請負変更契約の締結について「武豊小学校北校舎耐震改築工事(仮設校舎建設工事)」について、委員長の報告どおり原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立全員〕



○議長(岩瀬計介君) 

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。



△日程第4 意見書第3号 米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書



○議長(岩瀬計介君) 

 次に、日程第4、意見書第3号 米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書を議題とします。

 提出者、登壇して提案理由の説明を求めます。

     〔17番 梶田 進君 登壇〕



◆17番(梶田進君) 

 ただいまご上程をいただきました意見書第3号 米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 お手元に意見書の案文が配付されておりますので、案文の朗読をもちまして提案理由の説明とさせていただきます。

 米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書。

 パリで開催された国際獣疫事務局(OIE)第75回総会は、5月22日、米国のBSE(牛海綿状脳症)リスクについて、「準安全国」に相当する「管理されたリスク」に認定するとの決議を全会一致で採択した。

 米国のBSE検査は、日本の全頭検査と異なり、その検査率は1%以下である。さらに、米国では、飼料規制も日本のように牛の危険部位を含む肉骨粉を焼却することなく、牛以外の家畜に与えている。

 現在、米国産牛肉の輸入が制限されているが、2003年12月にBSE感染牛が発見されたことが原因である。2005年12月の輸入再開にあたり、BSE病原体が蓄積しやすい危険部位の除去とともに、20か月齢以下の若い牛に限るという条件が日米で合意された。

 しかし、輸入再開後の2006年1月、危険部位の混入が起こり再び輸入は停止。半年後に再開してからも、条件に合致しない牛タンが持ち込まれ、5月18日に輸入された米国産牛肉の中に、生後20か月以下とする輸入条件に違反する可能性のある内臓肉が見つかり、輸入再開後4例目の輸入停止となった。

 このようなずさんな米国のBSE管理の状況は、食品安全委員会も改善を求めているが、まったく改まっていない。

 このような状況の中で、たとえOIEが米国を「管理されたリスクの国」としたとしても、輸入条件を変更することは決して認めるべきではない。

 記。

 一、日本と同様の全頭検査体制を実施し、製造工程を日本向けに限定したものにするなどの措置をとるまで輸入をストップし、米国産牛肉の輸入再開には慎重に対応すること。

 二、生後20か月以下の牛に対する全頭検査に対する補助制度を打ち切ることなく、平成20年8月以降も継続して、食の安全を確保すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成19年6月19日、愛知県武豊町議会。

 なお、提出先といたしまして、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、厚生労働大臣あてといたします。

 議員各位の賛成をもちまして採択いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(岩瀬計介君) 

 提案説明は終わりました。

 これより質疑を行います。質疑はありませんか。

 ないようでありますので、これで質疑を終わります。

 お諮りをします。本案については、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩瀬計介君) 

 異議なしと認めます。

 本案については、梶田 稔君から討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 梶田 稔君の登壇を許します。

     〔18番 梶田 稔君 登壇〕(拍手)



◆18番(梶田稔君) 

 私は、ただいまご上程いただいた米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書について、日本共産党議員団を代表して、賛成する立場から討論するものであります。

 意見書が述べているとおり、パリで開催された国際獣疫事務局(OIE)第75回総会は、5月22日、米国のBSE(牛海綿状脳症)リスクについて、「準安全国」に相当する「管理されたリスク」に認定するとの決議を全会一致で採択いたしました。

 米国のBSE検査は、日本の全頭検査と異なり、その検査率は1%以下であります。さらに、米国では、飼料規制も日本のように牛の危険部位を含む肉骨粉を焼却することなく、牛以外の家畜に与えています。

 現在、米国産牛肉の輸入が制限されていますが、これは平成15年12月にBSE感染牛が発見されたことが原因であります。平成17年12月の輸入再開に当たり、BSE病原体が蓄積しやすい危険部位の除去とともに、20カ月齢以下の若い牛に限るという条件が日米で合意されました。

 ところが、輸入再開後の昨年1月、危険部位の混入が起こり、再び輸入は停止。半年後に再開してからも、条件に合致しない牛タンが持ち込まれ、ことし5月18日に大阪港に到着した米国産牛肉の中に、生後20カ月以下とする輸入条件に違反する可能性のある衛生証明書のない内蔵肉(冷凍センマイ)が見つかり、輸入再開後4例目の輸入停止例となるなど、違反が相次いでいるのが現状であります。

 このようなずさんな米国のBSE管理の状況は、食品安全委員会も改善を求めていますが、全く改まっていない状況であります。

 このような状況の中で、例えOIEが米国を管理されたリスクの国と認定したとしても、輸入条件を変更することは決して認めるべきではありません。

 BSE市民ネットワークの高谷順子代表は、BSE対策後退の動きについてとんでもないとして、「アメリカは、実は世界で一番BSEが危険な国かもしれないのです。感染原因の牛の肉骨粉を今なお流通させており、BSE牛がごろごろしているのではないか。日本人は変異型ヤコブ病(狂牛病)にかかりやすい遺伝子を多く持っているのです。20カ月以下のBSE検査をやめることは、アメリカの基準に合わせる上での突破口ではないか。アメリカには逆に全頭検査を求める必要があり、日本は世界に誇るBSE対策を続けていく必要があります。」と述べています。

 農林水産・厚生労働両省は、6月13日、アメリカ産牛肉の輸入をめぐって5月に実施したアメリカの対日牛肉処理施設28カ所の査察結果を公表しました。ラベルの張り間違えなどの問題が判明しましたが、出荷記録上、対日輸出条件には影響しないとして、アメリカ側の主張を追認した内容となっています。

 検証期間終了に当たって、日米共同声明の発表文を公表し、条件違反はシステム上の問題ではないとして、4月の日米合意に基づき、日本が輸入時に実施してきた全箱検査を取りやめ、抜き取り検査に変更するとしています。

 また、衛生証明書に記載がない不的確品の出荷が発覚したことを受けて、日本向けの出荷を禁止していた3カ所の施設に対しては、デモンストレーションとインタビューなどによって改善措置の体制が整備されているとして、出荷再開も容認しています。

 前述のように、昨年夏の輸入再開以来、アメリカから条件違反の牛肉の出荷が続出していますが、輸入条件の月齢条件の撤廃を迫るアメリカ言いなりに日米協議を再開することは、食の安全・安心を求める国民の理解を得ることは決してできません。

 お隣の韓国でも、5月に搬入されたアメリカ産牛肉に、牛海綿状脳症(BSE)対策に伴い、米韓が取り決めた輸出条件を満たさない肉が混入していたことがわかり、韓国農林省は、6月5日までに、アメリカ産牛肉の輸入を全面的に中断いたしました。韓国は、この4月に約3年半ぶりに輸入を再開したばかりであります。

 韓国は、BSE問題でアメリカ産牛肉の輸入を停止していましたが、昨年、生後30カ月未満の骨を除いた肉に限り輸入を認めるとアメリカと合意していました。その後もこの条件に違反する肉の輸入が続き、輸入再開がおくれていたものであります。

 昨日の東京新聞は、厚生労働省食品安全委員会プリオン専門調査会の吉川泰弘座長とのインタビューを含む特報記事を大きく報道しています。その中で吉川座長は、「米国の背景リスクが変わっていないのに、輸入条件を緩めても安全かと諮問されても、大丈夫ですと答えるのは難しい。問う方も問われる方も論理破綻する」「特に飼料規制が強化されなければ、BSE病原体は国内で循環し続けることになる。米国が業界の反対で規制強化をやらなかったことは、大きなマイナス材料だ。この懸念はOIEもわざわざ注釈をつけて指摘している」と述べています。

 また、昨日、全国食健連(全国食糧と健康を守る運動全国連絡会)と農民連(農民運動全国連合会)は、農林水産省と厚生労働省を訪ね、米国産牛肉の輸入条件緩和に反対し、国内BSEの安全対策を続けるよう申し入れました。

 全国食健連の坂口正明事務局長ら代表は、「アメリカはBSEの汚染源となった牛肉骨粉を規制していないし、安全ではない」「食品安全委員会が示した2つの条件が結果として破られている。輸入条件緩和など絶対にすべきではない」と批判し、全箱検査で国民の安全を守るべきだと訴えました。

 食の安全は、直接、私たちの健康や時には生命にかかわる重大問題であり、おろそかに対応することは許されません。この意見書の論議に当たって、今政府で対応を協議しているところだから、それを見守りたいとの意見があったようですが、協議の最中だからこそ意見書を提出する意義があるわけで、何事もない平常時に意見書を出すことこそはばかられることは、議員なら容易に理解していただけるものと考えるものであります。

 食の安全を求める国民の切実な願いを無視して、全頭検査と危険部位の除去という大切な輸入条件を撤廃する動きがある今だからこそ、この意見書を提出することの必要性と重要性がいつにも増して重大となっていると考えるものであります。

 議員各位の積極的なご賛同を得て、本意見書が採択されることを期待しまして、私の賛成討論といたします。

     〔降壇〕(拍手)



○議長(岩瀬計介君) 

 以上で、討論を終わります。

 これより採決をします。意見書第3号 米国産牛肉の輸入再開に慎重を期することを求める意見書について、原案を可とすることに賛成の諸君は起立を願います。

     〔起立少数〕



○議長(岩瀬計介君) 

 少数賛成であります。よって、本案は否決されました。



△日程第5 委員会の議会閉会中の継続調査について



○議長(岩瀬計介君) 

 次に、日程第5、委員会の議会閉会中の継続調査についてを議題とします。

 お手元に配付の別紙、議会閉会中の継続調査事件一覧表のとおり、各常任委員会より提出されました。

 お諮りをします。別紙、議会閉会中の継続調査事件一覧表のとおり、議会閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩瀬計介君) 

 ご異議なしと認めます。よって、別紙、議会閉会中の継続調査事件を、議会閉会中の継続調査とすることに決しました。



△町長閉会あいさつ



○議長(岩瀬計介君) 

 以上で、本定例会に付議されました案件の審査はすべて終了しました。

 閉会に当たり、町長より一言ごあいさつ願います。

     〔町長 籾山芳輝君 登壇〕



◎町長(籾山芳輝君) 

 閉会に当りまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月5日に開会しました平成19年第2回武豊町議会定例会もすべての議事を終え、ここに閉会の運びとなりました。

 会期中は、町政諸般にわたり多くのご質問やご議論、そして貴重なご意見やご提言を賜りまして大変ありがとうございました。今後、的確な行政の推進に向けて参考にさせていただきたいと思っております。

 また、ご提案申し上げました諸議案につきましては、慎重なご審議の上、いずれもご可決を賜りまして、まことにありがとうございました。今後とも住んでみたい、住んでよかった武豊町の実現に向けて諸施策の推進に全力で取り組む所存でありますので、議員各位の一層のお力添えをお願いするものであります。

 さて、ことしは例年より少々おくれまして梅雨入りとなりましたが、早い梅雨明けになるだろうと予報されており、雨もめり張り型であるともお聞きをしております。そして、間もなく夏本番であります。7月から8月にかけまして、各地区で夏祭りや盆踊りなど、多彩な催しが予定されております。それぞれ盛大に開催がなされ、多くの皆さんがこの夏を存分に楽しんでいただきますようご祈念を申し上げるものであります。

 同時に、台風や集中豪雨による被害が心配される時期でもあります。大地震への備えも含めまして、日ごろからの対策強化に努めてまいりたいと思っております。

 来る8月26日には、町内4小学校を会場に各区の自主防災会を中心とした防災訓練が実施されます。議員の皆さんにもぜひご参加をいただきたいと思います。

 そして、3号地最終処分場整備計画に係る環境影響評価準備書について7月9日までの縦覧、そして7月23日までが意見書の提出期間となっております。また、住民説明会も本日の中央公民館を含め3回予定されております。議員各位におかれましては、適切なるご判断を賜りますようお願いを申し上げます。

 なお、昨日までの縦覧者は、役場環境課、富貴支所合わせまして10人となっております。5カ所全体では33人という状況であります。

 なお、意見書は、現時点では1件提出がされているとお聞きをいたしております。

 最後になりましたが、議員各位におかれましては、この夏の暑さに体調を崩さないよう健康管理に十分ご留意をいただきますとともに、町政発展のためさらなるご指導とご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。

     〔降壇〕



○議長(岩瀬計介君) 

 どうもありがとうございました。

 これをもって平成19年第2回武豊町議会定例会を閉会します。

 どうも長時間ご苦労様でした。

                          〔午後2時32分 閉会〕

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

          平成19年6月19日

            武豊町議会

              議長

              議員

              議員