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愛知県 阿久比町

平成24年  6月 定例会 06月21日−04号




平成24年  6月 定例会 − 06月21日−04号







平成24年  6月 定例会



          阿久比町議会第2回定例会(第4号)

1 議事日程

   平成24年6月21日(木)午前10時30分開議

   第1 議案第24号 阿久比町印鑑条例及び阿久比町手数料条例の一部改正について

   第2 議案第25号 東部知多衛生組合規約の変更について

   第3 議案第26号 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

   第4 議案第27号 平成24年度阿久比町一般会計補正予算(第1号)

   第5 意見書案第2号 愛知県民の安全を守るため、大飯原発3・4号機の再稼動を認めず、原発からの撤退へのあらゆる努力を求める意見書

   第6 意見書案第3号 子ども・子育て新システムによる保育制度改革案を撤回する意見書

   第7 常任委員会の閉会中の継続調査について

   第8 議会だより編集特別委員会の閉会中の継続調査について

   第9 議会運営委員会の閉会中の継続調査について

1 会議に付した事件

   議事日程に同じにつき省略

1 会議に出席した議員(16名)

     1番  山本和俊君    2番  渡辺和幸君

     3番  新美秀夫君    4番  竹内一美君

     5番  都築重信君    6番  二井登喜男君

     7番  澤田道孝君    8番  渡辺 功君

     9番  沢田栄治君    10番  久保秋男君

     11番  大村文俊君    12番  勝山 制君

     13番  杉野 明君    14番  辻 忠男君

     15番  鈴村一夫君    16番  三留 享君

1 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名

 町長          竹内啓二君   副町長         間瀬政好君

 教育長         鳥居久男君   総務部長        榊原章夫君

 民生部長        竹内昌弘君   建設経済部長      新海俊彦君

 教育部長兼学校教育課長 長坂雅夫君   総務課長        河合 廣君

 検査財政課長      榊原敏彦君   防災交通課長      宮崎剛典君

 政策協働課長      野崎秀幸君   税務課長        井土和久君

 住民福祉課長      梛野若光君   子育て支援課長     戸松英志君

 健康介護課長      新海茂之君   産業観光課長      竹内 淳君

 建設環境課長      新美博章君   上下水道課長      神野光由君

 会計管理者兼出納室長  片岡延彦君   社会教育課長      大村勝幸君

1 本会議に職務のため出席した者の職氏名

 議会事務局長      中川輝幸    書記          鈴木紀子

     午前10時30分開議



○議長(勝山制君) 

 ただいまの出席議員16名です。

 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。

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○議長(勝山制君) 

 日程第1、議案第24号阿久比町印鑑条例及び阿久比町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。

 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。

     [文教厚生委員長 大村文俊君登壇]



◆文教厚生委員長(大村文俊君) 

 議案第24号阿久比町印鑑条例及び阿久比町手数料条例の一部改正については、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。

 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。住民基本台帳法の一部改正をする法律が平成21年7月15日に公布されてから今までかかった理由はとの質問に対して、公布の日から3年以内に外国人住民を住民基本台帳法の適用対象に加えるものとされており、システム改修や改正内容の周知など準備期間であり他法令とともにあわせて行いたいとの説明がありました。

 印鑑登録ができないものはとの質問に対して、職業、屋号、資格、その他氏名または通称以外の事項をあらわしているものは登録できないとの説明がありました。短期滞在、永住の違いはとの質問に対して、3カ月以上の滞在期間の在留カードが交付されている外国人が対象となり、住んでいる場所以外では入国管理局が管理することとなりますと説明がありました。

 その後、採決を行った結果、討論、意見はなく、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。



○議長(勝山制君) 

 これより質疑に入ります。

     [発言する者なし]

 これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。この際、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。

 これより議案第24号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     [賛成者起立]

 ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第2、議案第25号東部知多衛生組合規約の変更についてを議題といたします。

 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。

     [総務建設委員長 新美秀夫君登壇]



◆総務建設委員長(新美秀夫君) 

 議案第25号東部知多衛生組合規約の変更については、総務建設委員会に付託されていましたので、審議の経過と結果を報告いたします。

 提案理由は、住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行において、外国人住民を住民基本台帳法の適用対象に加えることとされたことに伴い、規約の変更が必要となったためです。

 審査に当たり、再度町当局から説明を受けました。委員からは関連質問がありました。その後、委員会内部において審議をいたしましたが、討論、意見もなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。



○議長(勝山制君) 

 これより質疑に入ります。

     [発言する者なし]

 これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。この際、討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。

 これより議案第25号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     [賛成者起立]

 ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第3、議案第26号愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題といたします。

 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。

     [文教厚生委員長 大村文俊君登壇]



◆文教厚生委員長(大村文俊君) 

 議案第26号愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。

 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。その後、採決を行った結果、討論、意見はなく、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。



○議長(勝山制君) 

 これより質疑に入ります。

     [発言する者なし]

 これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。この際、討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。

 これより議案第26号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     [賛成者起立]

 ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第4、議案第27号平成24年度阿久比町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。

 本案については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。

     [総務建設委員長 新美秀夫君登壇]



◆総務建設委員長(新美秀夫君) 

 議案第27号平成24年度阿久比町一般会計補正予算(第1号)のうち、総務建設委員会に付託されていました部分について、審査の経過と結果を報告いたします。

 審査に当たり、再度町当局から説明を受けました。委員からの主な質疑は、現在、業者から各地域へ直接支払われている資源ごみの売却金を7月からは業者が町に支払い、町から各地へ支払うことになるが、各地への支払いが遅くなるのでは。また、資源ごみの数量のチェックについての質疑があり、各地区への支払いは翌月に支払う。また、資源ごみの数量は回収業者の販売先への納入伝票で確認するとの答弁があった。また、防犯カメラの設置場所への質疑に対し、宮津公園といたちだ公園に設置するとの答弁がありました。

 その後、委員会内部において審議をしましたが、討論、意見もなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。



○議長(勝山制君) 

 文教厚生委員長。

     [文教厚生委員長 大村文俊君登壇]



◆文教厚生委員長(大村文俊君) 

 議案第27号平成24年度阿久比町一般会計補正予算(第1号)のうち、文教厚生委員会に付託されていました部分について、審査の経過と結果を報告いたします。

 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。学校保健課題解決支援事業の内容はとの質問に対して、生活習慣、早寝早起きの徹底、阿久比町寝る子は育つ復活計画として月1回のノーテレビ、ノーゲームデーの制定・啓発・実施、家庭用時間割の作成、講演会を9月と11月の2回予定しているとの説明がありました。道徳教育総合支援事業の内容はとの質問に対して、南部小学校が推進校として教員の授業力向上、地域保護者との連携を図り、道徳教育の充実を図るとの説明がありました。教育振興環境整備事業費の学校教材備品の内容はとの質問に対して、コピー機、ゲーム、パーテーション等9品目を通級教室に購入するとの説明がありました。また、通級教室はとの質問に対して、普通学級に在籍する生徒のうち、一部の授業におくれが出ている生徒をマンツーマンで指導する教室であるとの説明がありました。

 その後、採決を行った結果、討論、意見はなく、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。



○議長(勝山制君) 

 これより質疑に入ります。

     [発言する者なし]

 これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。この際、討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。

 これより議案第27号を採決いたします。

 本案に対するそれぞれの委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     [賛成者起立]

 ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第5、意見書案第2号愛知県民の安全を守るため、大飯原発3・4号機の再稼動を認めず、原発からの撤退へのあらゆる努力を求める意見書を議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。13番。



◆13番(杉野明君) 

 提案理由の説明の前に、各議員の皆さんに一言言っておきたいと思います。再稼動はもう既に始まっておりますが、この意見書が可決されるというのは、非常に大きな意味があると思います。皆さんもご存じのように、きょうの新聞でも報道されましたように、既に再稼動の準備段階で事故が起きております。13時間後の事後報告ということでありますので、大変国民の皆さんも不安に思っているというふうに思います。それと同時に、原発からの撤退ということが大事だというふうに思いますので、再稼動については決まりましたけれども、提案をさせていただきます。

 前置きはこのぐらいにしまして、案文を朗読し、提案理由とさせていただきます。

 愛知県民の安全を守るため、大飯原発3・4号機の再稼動を認めず、原発からの撤退へのあらゆる努力を求める意見書。

 国は4月9日、関西電力大飯原発3・4号機(福井県)の再稼動について、関西電力からの「安全性向上」への工程表を大筋で了承、“電力不足”状況を精査したうえで再稼動判断に踏み切ろうとしています。

 福島原発の事故原因も、事故収束の見通しも明らかにならない時点での再稼動の強行は許されません。

 政府の「新基準」(3基準)は、新たな安全対策として防潮堤かさ上げなど中長期の時間がかかるものが含まれていますが、実現ではなく計画を出せば認めるというものです。

 世論調査でも、国民の62%が再稼動に『反対』と回答し、政府の安全審査を「十分でない」と回答した方は84%に達しています(「毎日」4月2日付)。また、愛知県の中小企業経営者へのアンケートでも、「時期尚早」を含め再稼動に反対する意見が7割近く(「中日」4月2日付)を占めており、国民の多数が再稼動に反対しています。こうした世論に背を向け、再稼動を強行することは、政治への信頼をさらに失墜させることになることは明らかです。

 福島原発事故は、原発から100km以上離れた地域の人々をも苦しめています。福島原発の事故でも放射性物質は同心円状に広がらず、風向きや地形によって拡散することが明らかになっています。大飯原発からは北西の風に乗って数時間で放射性物質が愛知県に飛来する危険が指摘されています。同じ状況にある岐阜県議会は5月8日、「原子力発電所に関して国の慎重な対応を求める意見書」を政府に提出しました。

 よって、住民の安全が確保されない大飯原発3・4号機の再稼動は認めず、原発からの撤退へのあらゆる努力を行うことを地方自治法第99条の規定により提出します。

 平成24年6月21日。

 愛知県知多郡阿久比町議会。

 なお、採択されました暁には、議長に提出先につきましては、一任いたしますので、よろしくお願いいたします。



○議長(勝山制君) 

 これより質疑に入ります。

     [発言する者なし]

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。16番。



◆16番(三留享君) 

 本案に対する反対討論を行わせていただきます。

 関西電力大飯原子力発電所3、4号の再稼動につきましては、野田総理大臣が現実的な判断をし、再稼動に向けて動き始めましたので、言及はいたしません。

 原子力発電からの撤退について私の所信を申し上げ、反対討論といたします。

 そもそも我が国の9電力会社による原子力発電所の設置は、今から約40年前、二度にわたる石油危機による世界的な大混乱の中で、エネルギー資源が皆無である我が国のエネルギーの安全保障を考慮して「国策民営事業」として導入されたものであります。また、現在の立地は過疎地対策として地方の要望も受けて決定されたものであります。

 不幸にも昨年の大震災、巨大津波に際し、設備的な不備と対応のおくれ、政府の対応のまずさによる事態の悪化により立地地元の皆さんに多大な辛苦を与えてしまいましたが、我が国と国民はその恩恵に浴し、長期にわたって世界で最も豊かな生活を享受してきたのは、紛れもない事実です。そのことは決して忘れてはならないと思います。

 こうした豊かな私たちの生活を実現しているのは、世界第3位の経済力であり、この経済力は質と量にすぐれた電力に負うことが大であります。その電力の約30%を支えるのが原子力発電です。この現実を前にしても、即座に原子力発電を全面撤廃しろという意見がありますが、現実的ではないことは明らかです。

 原発反対の立場の人は、対策として節電と再生可能エネルギーへの転換を挙げますが、節電は短期的にはある程度可能であっても、長期的には国内産業・経済を空洞化し、子どもや孫などの未来の生活を奪うことになります。また、再生可能エネルギーにつきましては、現状わずか約1%の発電比率を短期間に引き上げるのは、到底無理なことです。また、石油や天然ガスによる火力発電への再転換は、燃料費として年間約三、四兆円の財産を海外に流出することになりますし、中東諸国等産出国の不安定な政治情勢や輸送するシーレーンに対する中国の軍事的な動きを見るとき、我が国の経済を危険なものに落としかねません。

 また、世界で最も効率的なエネルギー使用を誇る我が国ですが、我が国の石油や天然ガスの購入増は、世界的なエネルギー価格の高騰を招き、外貨の少ない国々の人々の生活を直撃しています。エネルギー多消費国の日本は、世界各国に対する影響にも配慮しなければならないと思います。

 長期的な我が国のエネルギー需要と、再生可能エネルギーや新たに発掘されつつある新エネルギーを含めた供給体制など、長期的な展望に立った計画の中で、安全を十分に確認できる原子力発電所は、それなりに位置づけして使用していくのが現実的な選択であると思います。

 今我が国の国民に求められるのは冷静な対応だと思います。その点で排除しなければならないことの一つが、マスコミや一部識者が使う「原子力ムラ」という心ない言葉です。原子力関係の構造的な問題はあるにしても、原子力に携わる技術者や専門家の多くは原子力利用による国益や社会への貢献を目指して取り組んできたまじめな人々であります。この人たちをおとしめ排除することは、損失こそあれ何の利益にもなりません。既に電力事業や原子力関連産業では技術者の流出が起こり始めているといいますし、大学の原子力関係学部への入学者が2年連続で減少しているといいます。

 原子力発電を社会が受け入れるには、国の中長期的な方向性の中での役割と意義、すなわち必要性、技術的な安全性、実施主体や制度の機能とその信頼性、原子力安全に対する安心感が必要だとされています。野田総理声明の翌日の世論調査では、再稼動への賛成意見が反対意見を上回っています。原子力に関する「不信と否定の空気」を一日も早く払拭して、信頼を取り戻していただきたいと思います。それが、原子力発電の設置が加速する世界の中にあって、原子力発電先進国である我が国の責務でもあると思います。

 以上をもって本案に対する反対討論といたします。



○議長(勝山制君) 

 次に、賛成討論の発言を許します。14番。



◆14番(辻忠男君) 

 ただいま上程されています愛知県民の安全を守るため、大飯原発3・4号機の再稼動を認めず、原発からの撤退へのあらゆる努力を求める意見書案について賛成討論を行います。

 この意見書案では、福島原発事故は原発から100キロ以上離れた地域の人々をも苦しめています。原発の事故でも放射性物質が同心円状に広がらず、風向きや地形によって拡散することは明らかとなっていますと指摘しています。おとといのNHKのクローズアップ現代でも私、見ておりましたが、本当に安全を無視した再稼動ではないかという意見が数多く寄せられている報道がされておりました。

 大飯原発の現地では、多額な原発の交付金を受け取り、さらに原発に関連する仕事に従事している住民が多く、原発の再稼動に対して、議会は苦渋の選択をされたと思います。現に、大飯の現地でのアンケート調査によっても、やむを得ず生きていかなければいかん、だからやむを得ないのだという、決してもろ手を挙げた賛成ではありません。さらに、関西の広域連合では、当初反対の立場でしたが、政府や財界からの再三にわたるおどし的説得で、暫定的に再開を容認するかのような声明を出しました。しかし、暫定的、臨時的と言いながらの再稼動は、何の安全対策もない状況下であることと、福島原発事故の原因がいまだに明らかにされていない、そういった中での再稼動は、国民の命と暮らしを守る立場から見逃すわけにはいきません。

 大飯原発3号機・4号機には、福島原発で起こった水素爆発への対策はとられていません。水素は非常に漏れやすい物質で、その検知装置が大飯原発1号機・2号機はついておりますが、3号機・4号機は3年後でよいとされています。果たしてこの3年間、既に事故がいろいろあるようですが、3年間本当に事故が起こらないのか。このような重大な安全対策がされないままでの再稼動は許されません。今こそ原発依存から脱却し、大胆に自然エネルギーの開発を推進すること。さらに原発立地自治体や周辺の地域に対して、自然エネルギーの研究・生産の事業所を大々的につくり、雇用を確保することが何よりも必要と思います。

 今、この自然エネルギーの研究・開発は、世界的な経済不況に対してのいわば特効薬になる可能性すら示しています。

 以上、賛成討論といたします。



○議長(勝山制君) 

 これをもって討論を終結いたします。

 これより意見書案第2号を採決いたします。

 本案は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。

     [賛成者起立]

 ありがとうございました。起立少数であります。よって、意見書案第2号は提出しないことに決しました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第6、意見書案第3号子ども・子育て新システムによる保育制度改革案を撤回する意見書を議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。14番。



◆14番(辻忠男君) 

 ただいま上程になりました意見書案第3号子ども・子育て新システムによる保育制度改革案を撤回する意見書について、案文を朗読して提案理由の説明にかえさせていただきます。

 子ども・子育て新システムによる保育制度改革案を撤回する意見書。

 現在の保育制度は「保育に欠ける子ども」を自治体が責任を持って措置する義務を課せられています。ところが、政府は、「保育所の待機児童解消の目玉」として、保育園・幼稚園を一体化しようとしました。しかし、反対が多いために保育園・幼稚園の一体型の「総合子ども園」を導入しようとしています。「総合子ども園」は、0歳から2歳は受け入れなくとも良いとされています。これでは、0歳から2歳児の待機児童が8割以上を占めている待機児童はなくなりません。しかも、市町村は保育園に措置する責任がなくなり、待機児童数さえ把握しなくなることも考えられます。

 今、野田内閣は、自ら掲げたマニフェストを投げ捨てて、消費税10%への大増税をしようとしています。さらに、日本経団連は10%増税の翌年から、毎年、1%ずつ値上げをして、19%まで値上げするとの提言を出しています。

 「社会保障と税の一体改革」といいますが、まさに「社会保障と税の一体改悪」がその正体と言わなければなりません。

 いま東日本大震災の被災地では、復旧・復興に向けた、懸命な努力が続けられています。生活と生業の再建に立ち上がろうという被災地まで情け容赦なく襲いかかる大増税と社会保障の改悪は、常軌を逸した冷酷な政治と言わなければなりません。

 暮らしも、経済も、財政も壊す「社会保障と税の一体改革」の名のもとでの保育制度の改悪に反対するものであります。

 国・自治体が責任を負わなくなる「子ども・子育て新システム」の撤回を求めることを地方自治法第99条の規定により提出します。

 平成24年6月21日。

 愛知県知多郡阿久比町議会。

 なお、提出先については、議長に一任します。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。



○議長(勝山制君) 

 これより質疑に入ります。

     [発言する者なし]

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。

     [発言する者なし]

 次に、賛成討論の発言を許します。13番。



◆13番(杉野明君) 

 ただいま上程されている意見書案第3号子ども・子育て新システムによる保育制度改革案を撤回する意見書案について、改革案の問題点を指摘し、賛成討論といたします。

 第1に、この改革案は待機児童の解消にならないという点であります。全国で保育所が見つからず仕事をやめたという悲痛な声が上がっております。保育所を利用する児童は212万人、認可外施設の入所児童数は18万6,000人。待機児童は依然として増加しており2万6,000人もいます。

 待機児童ゼロ作戦から10年、民間保育所が3,192カ所ふえましたが、民営に置きかわっただけであります。しかも、05年調査では、約16万人もの定員オーバーで入所させている現状であります。保育所をつくるのではなく、民営化や条件緩和をしてきたのが実態であります。

 国は公立の建設費補助をやめ、運営費も一般財源化するなど公的保育から手を引きました。新システムは、市町村が保育のニーズを把握するといいますが、政府は待機児童数を把握し、待機児童解消に必要な認可保育所をつくるべきであります。

 第2に、公的保育の実施責任の問題です。

 児童福祉法第24条は、市町村に保育の直接的な実施義務を明記しています。政府はこれを削除し、保育を「確保するための措置」を講じなければならないとして、市町村の役割は今までどおりと説明しておりますが、ではなぜ削除する必要があるのか。新設される総合こども園には、待機児童の8割を占める3歳未満児の受け入れを義務づけておらず、幼保一体化で待機児童は解消されません。

 第3に、保育が介護保険のようになることの問題であります。

 保護者は、保育の必要度について市町村から認定を受けますが、入所するには保育所と直接契約を結ぶ必要があります。

 介護保険は、ご存じのように要介護度で利用限度が定められ、それを上回れば自己負担、また利用限度枠内でも利用料を払えなければ使えないという問題があります。保育は短時間と長時間の2つのタイプしかなく、短時間と長時間をどこで区切るか明確にはなっておりません。パートタイム労働者が短時間と認定された場合、通勤時間等で利用時間をオーバーするとどうなるかも明確ではありません。保育料は応能負担といいますが、パートの給料が全部消えると悲鳴が上がるほど保育料は高く、ほとんどの世帯が児童手当から天引きされ、不足分の請求書が届くことになります。

 優先入所が必要な場合は、市町村があっせんするとなっておりますけれども、入所できる担保が明確になっておりません。保護者は、所得や障害など優先入所が必要な事情を書いた認定書を持って保育園を回らなければなりません。保護者が保育所を選ぶのではなく、逆に保育所から選ばれるようになります。

 第4に、保育の市場化の問題です。

 新システム法案は、株式会社をはじめ、多様な事業者の参入を認め、株式配当も認めております。利益を出そうと思えば、人件費を削ったり保育の質を落とすことになります。営利企業と保育とは絶対に相入れないものと思います。

 第5に、総合こども園は、3歳以上児に質の高い学校教育を提供するというふうに言っておりますが、幼児期にどういう保育・教育を保証するかは、幼稚園・保育所ともに積み上げてきた歴史と経験を尊重し、専門的、国際的な知見も踏まえて検討すべきです。拙速な幼保一体化は禍根を残します。

 新システム法案は、消費税増税がスタートしなければ施行されません。子育て世代の貧困率は12.7%、母子家庭では48%になっております。子育て充実に充てると言いながら、子育て世代に増税が直撃するのでは、少子化に拍車をかけることになります。子育てへの安心と希望を奪いながら大増税を押しつけることは断じて許されません。

 以上をもちまして本意見書案の賛成討論といたします。



○議長(勝山制君) 

 これをもって討論を終結いたします。

 これより意見書案第3号を採決いたします。

 本案は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。

     [賛成者起立]

 ありがとうございました。起立少数であります。よって、意見書案第3号は提出しないことに決しました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第7、常任委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。

 各常任委員長から会議規則第70条の規定によって、お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第8、議会だより編集特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。

 議会だより編集特別委員長から会議規則第70条の規定によって、お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。

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○議長(勝山制君) 

 日程第9、議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。

 議会運営委員長から会議規則第70条の規定によって、お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。

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○議長(勝山制君) 

 これをもって本定例会に付議された案件の審査は全部終了いたしました。

 よって、平成24年阿久比町議会第2回定例会を閉会いたします。

     午前11時14分閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

     議長      勝山 制

     署名議員    渡辺和幸

     署名議員    新美秀夫