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愛知県 阿久比町

平成28年  6月 定例会(第2回) 06月03日−03号




平成28年  6月 定例会(第2回) − 06月03日−03号







平成28年  6月 定例会(第2回)



         阿久比町議会第2回定例会(第3号)

1 議事日程

   平成28年6月3日(金) 午前10時開議

   第1 一般質問

1 会議に付した事件

   議事日程に同じにつき省略

1 会議に出席した議員(13名)

     1番  都築重信君    3番  山本恭久君

     4番  新美正治君    5番  田中千代子君

     6番  都築清子君    7番  澤田道孝君

     8番  竹内 強君    9番  勝山 制君

     10番  沢田栄治君    11番  山本和俊君

     12番  久保秋男君    13番  三留 享君

     14番  渡辺 功君

1 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名

    町長        竹内啓二君   副町長       間瀬政好君

    教育長       石井勝巳君   総務部長      野崎秀幸君

    民生部長      蟹江信裕君   建設経済部長    新美清司君

    教育部長兼学校教育課長       総務課長      関 真人君

              田中清高君

    検査財政課長    新美良幸君   防災交通課長    細川貴義君

    政策協働課長    大久保英俊君  税務課長      竹内久敬君

    住民福祉課長    新美利満君   子育て支援課長   竹内 康君

    健康介護課長    鈴村みえ子君  産業観光課長    宮本英二君

    建設環境課長    新美利幸君   上下水道課長    鈴村欣司君

    会計管理者兼出納室長        社会教育課長    青木 敦君

              新海和重君

1 本会議に職務のため出席した者の職氏名

    議会事務局長    雉野義弘    書記        長谷川博美

     午前10時00分開議



○議長(久保秋男君) 

 ただいまの出席議員13名です。

 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりでありますので、よろしくお願いをいたします。

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○議長(久保秋男君) 

 日程第1、一般質問を行います。

 10番 沢田栄治議員の質問を許します。

     [10番 沢田栄治君登壇]



◆10番(沢田栄治君) 

 皆さん、おはようございます。

 始める前に、本年4月に起きました熊本地震では多くの方が亡くなり、今なお避難されている方々が大変な苦労をされています。皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

 本日、こうして一般質問をしている私が幸せだと認識しなければいけないと思います。避難された方々が一日も早く以前の生活に戻れますよう、復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

 それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に基づき、大きく3点について質問させていただきます。

 1点目、ホール棟・食堂棟建設の進捗及びオープニングについて伺います。

 2点目、防災行政無線の管理と使用について伺います。

 3点目、ふるさと納税返礼品について伺います。

 それでは、1点目のホール棟・食堂棟建設の進捗及びオープニングについてを伺います。

 新庁舎建設工事が議会承認を得て、平成26年6月から準備工事が始まり、庁舎棟、多目的ホール、食堂棟、外構工事の順に建設が計画され、平成29年3月末までに外構整備工事完成で、全体竣工を3月17日の予定でスタートしました。

 新庁舎建設の第1段として庁舎棟が昨年末に完成して、本年1月4日より事務機能がスタートいたしました。第2段として旧庁舎を解体して、ホール棟・食堂棟の建設がスタートしています。来年度末までに完成予定ですが、現在の進捗状況と、今後完成時のオープニングについて、以下、小さく6点質問いたします。

 ?現在、工事計画のおくれはないか、進捗状況は。

 ?予算どおりに建設できていますか。

 ?ホール棟・食堂棟の弱者対策及びサービス面は。

 平成27年第3回の定例会において、同僚議員よりホール棟・食堂棟の建設について一般質問がありました。その中で、オープニングセレモニーの質問について、町長より記念行事的なものについては、多目的ホールが完成し、全ての工事が完了する時期に合わせて計画していきますとの答弁がありました。それを受けて、?完成記念日を決定していますか。

 ?オープニングセレモニーの予定内容は。

 ?当初予算の中で何を実施しますか。

 それでは、大きな2点目、防災行政無線の管理・使用についてを伺います。

 各地域に災害時、町から情報伝達のアイテムとして防災行政無線が平成12年に設置され、翌年4月から使用可能になりました。平成12年9月に大雨による洪水で、植大地区を初めとして町内に洪水被害が出ました。これが東海豪雨と命名され、時間雨量が100ミリほどの災害のため各地域の方々が苦労されました。その後、これが大きな要因となったとは思いませんが、その後防災行政無線が設置されました。今思うと、東海豪雨が発生する前に防災行政無線が設置され機能が発揮されていれば、早い情報により住民の家財道具など被害が軽減できたのではないかと思いました。その後、本町が設置してから、近隣市町や他県にも普及が見受けられました。防災行政無線、戸別受信機を含めて多額の費用をかけ、住民に耳からの安心・安全を届けています。

 現在、15年が経過しています。私の大古根地区で昨年10月と本年4月に不具合が生じました。現状の保守管理と地域での使用について、以下、小さく3点質問をします。

 ?15年が経過します。不具合の報告はありますか。

 ?維持管理の予算が計上されていますが、保守内容は。

 ?防災行政無線ですが、地域の使用規則はありますか。

 それでは、大きい3点目、ふるさと納税返礼品についてを伺います。

 本年3月議会において、同僚議員よりふるさと納税の一般質問がありました。現状、返礼品制度はなく、平成28年度より導入との回答であります。近隣市町が既に返礼品制度を取り入れている現状では、少し遅きに感じられます。以下、1問質問させていただきます。

 ?ふるさと納税検討会の内容は。

 以上で通告内容の質問を終わります。よろしくお願いいたします。



◎町長(竹内啓二君) 

 私のほうからは1問目のホール・食堂棟建設の進捗及びオープニングについてお話をさせていただきたいと思います。

 町民の皆様方のおかげをもちまして、新庁舎のほうは完成することができ、業務が今行われております。本当に感謝を申し上げる次第でございます。そして、現在ホール棟と食堂棟の建設に向けて全力を傾けているところでございます。この?期工事のホール棟・食堂棟の建設につきましては、旧庁舎の備品等を搬出後、ことし1月12日より解体作業に入り、現在はホール棟の基礎部分を施工中で、工程どおりに進んでおります。

 今後につきましても、現場作業員の確保、資材調達など滞りのないよう現場の工程管理をしっかりさせ、今年度末に完成する予定です。

 2点目の予算どおりに建設できているかについてお答えをいたします。

 現時点で建設工事の根幹的な部分の設計変更による工事費の増減はありません。また、契約約款のスライド条項に基づく施工者からの労務費、資材の高騰による工事費の増額請求もありませんので、全体事業費の範囲内で完了できると考えております。

 3点目のホール棟・食堂棟の弱者対策、サービス面はについてお答えをいたします。

 ホール棟につきましては、全体を段差のない大きな平面空間としております。いわゆる「花道部分」についてもステージを段差のない計画で進めております。また、車椅子を利用されている方の観覧スペースにつきましては、この議場傍聴席のように最初から場所を決めていませんが、主催者が設定できるように無理のない座席配置になっております。また、身体の不自由な方が利用しやすい多目的トイレも設置をいたします。

 食堂棟につきましても、ホール棟と同様に段差のない平面計画で、多目的トイレも設置をいたします。食堂のサービス面につきましては、食堂の運営業者も決定し、今後協議を進めてまいりますが、広く一般の方にもご利用いただくことを想定しております。

 1番目の質問の?完成記念日を決定しているのかについてお答えをいたします。

 建設中の多目的ホールについては、平成29年3月30日に竣工式を、新庁舎・多目的ホールを含めた全体工事の完成記念式典とあわせて実施する予定をしております。なお、同日に一般の方を対象とした多目的ホールの内覧会も予定をしております。

 5点目のオープニングセレモニーの予定内容はについてお答えをいたします。

 現在、町内部に「新庁舎・多目的ホール完成記念行事実行委員会」を設置いたしております。新庁舎及び多目的ホール全体工事完成後の記念行事について、その委員会で検討を進めております。

 完成記念行事の実施日でございますが、平成29年4月8日土曜日を予定しております。

 事業の内容としては、町制60周年の山車祭りの際に山車祭り実行委員の方から、新庁舎が完成したときは、山車を役場に持っていってお祝いしたいという声をいただいたこともあり、町文化財でもあります5台の山車による祝い込み、阿久比産のモチ米を使った23行政区の代表による餅つき、縁側モールからの餅投げ及び多目的ホールのこけら落としとしてのコンサートなどができないものかと検討をいたしております。

 6点目の当初予算の中で何を実施するかについてお答えをいたします。

 平成28年度の当初予算には、竣工式、記念式典の費用として記念式典招待者及び内覧会入場者への記念品代を計上しております。

 完成記念行事については、平成29年度当初予算での対応を基本に考えておりますが、準備等の都合により今年度において執行すべき費用が生じた場合には、補正予算にて提案させていただき、ご審議いただくことになりますので、よろしくお願いをいたします。

 私からは以上でございます。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 2問目、防災行政無線の管理・使用についての1点目、15年が経過します、不具合の報告はについてお答えします。

 防災行政無線(同報系)は、役場の親局1基とオアシスセンターの副親局1基、そして50基の子局が各地区にあります。

 防災行政無線の最近の修理、不具合の状況は、平成25年度の修理は2件で、どちらも自局放送への切りかえスイッチ等の接触不良でした、平成26年度の修理はございませんでした。平成27年度の修理は2件ございまして、自局切りかえスイッチ部プリントパターンのアース配線の断線と、放送が流れないというものでした。

 昨年10月の大古根地区での不具合は、ジャックのちょっとした接触不良であったようで、町職員が現場に行ったときも確かに作動しませんでしたので、すぐ業者に点検を依頼しましたが、機器等には何も異常なく、修理が必要ではありませんでした。

 今年度は、4月に配電盤のヒューズが切れていたというものが1件ございました。

 このほか、昨年の大古根地区のように不具合の連絡を受け、現地で確認をしたところ異常なく正常に稼働していたというものが、大体毎年1回程度ありました。設置から15年が経過し老朽化が進んでいますが、保守点検により不具合の件数も少なく抑えられている現状でございます。

 2点目、維持管理の予算が計上されていますが、保守内容はについてお答えします。

 今年度の防災行政無線保守点検委託業務の契約額は401万7,600円で、同報系、移動系、Jアラートの全てを一括して契約しています。内容につきましては、年2回、各1週間程度の日数をかけまして保守点検を実施しております。点検項目は、大きく分けて13項目あり、電波に関する出力や周波数などの専門的な値の測定から、各種機器類の動作試験、親局と各子局との送受信動作試験、アンテナ、スピーカーの取りつけ状況など細部にわたり点検を行っております。

 3点目、防災行政無線の地域の使用規則はについてお答えします。

 現在、使用規則ではありませんが、阿久比町防災行政無線(同報系)目的外使用マニュアルがあり、それにより運用を行っております。

 3番目のふるさと納税返礼品についてお答えします。

 ご質問の「ふるさと納税検討会議」につきましては、平成27年度に4回開催し、本町での返礼品制度実施の可否やその方法について検討をいたしました。検討結果につきましては、本町においてもふるさと納税返礼品について実施することが必要であり、寄附申し込み、寄附金の決済、返礼品の発送等を一括して業者に委託する方法が適当であるとの報告がございました。

 これを受けまして、現在平成28年9月1日の事業実施を予定し準備を進めております。これまでの経過につきましては、3月に一括方式による募集要項を定め、プロポーザル方式による業者選定の手続を開始し、5月9日に申込業者4社によるプレゼンテーションを審査の上、委託業者を決定しました。

 今後は委託業者と調整の上、返礼品受注希望者への説明会を実施し、阿久比町の特産品を中心とした返礼品について選定していくとともに、一般への周知を図り、実施に向けて準備を進めてまいりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



◆10番(沢田栄治君) 

 時間がありますので、再質問を順次させていただきます。

 まず、大きな1点目のホール棟・食堂棟の建設に関して、またオープニングについての再質問をさせていただきます。

 先ほどの答弁の中に、完成記念日がもう決定されているということですが、今後、町がどこまでの記念日に対して主体性を持って記念日をされるのか、なかなか難しい質問かと思いますけれども、主体性を持ってどこまで町がやられるかということをお答えいただければと思っております。よろしくお願いします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 先ほど町長のほうからも来年3月30日の完成記念式典を行うというご説明、答弁がございました。それにつきましては、4年もの間、住民の皆さんには駐車場など大変ご迷惑をおかけいたしましたが、この新庁舎建設事業の無事完了を町内外の皆さんにお知らせする意味を込めまして、町が主催をしていきます。また、同日開催予定のホール内覧会につきましても、町民の方々に一刻も早くごらんいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 ありがとうございます。

 その記念日をされるに当たりまして、日程も決まっておるということでございますので、このお祝いの気持ちを周りの方等にお話しを聞いても、今の新庁舎、庁舎棟が完成したことにはすごい皆さんが興味を持っておられまして、今一生懸命建設をされておりますホール棟、食堂棟に関しては、まだまだ形が見えない状況でございますので、なかなか皆さん興味が、この今、議場と一緒なんですけれども、この建物に関しては興味があるんですけれども、それ以外なかなか皆さんの興味がございませんので、このお祝いの気持ちを披露するに当たりまして、この町民、また各種団体にこのことをどのように伝えていかれるのか、もし政策等がありましたらお願いいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 新庁舎及び多目的ホールの建設は、ひとえに町民の皆様のご理解により進めさせていただけたものと思っております。その完成の喜びを町民の皆様とともに分かち合うことは、誰しもが望むことではないかと思っております。

 町政の主役であります住民の皆様と町行政が協働して記念事業を実施できるよう、さまざまな機会を通じまして、町民の皆様やご協力をいただきます各種団体等の皆様へ参加を呼びかけてまいりますので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 先ほど本年度予算の事業費の中で、使えるものは使っていかれるということなんですけれども、47億3,000万円の事業費でございますけれども、この新庁舎が全て事業完成をするに当たりまして、町内、町外からの寄附等のお祝いですという形で声がかかっているものがありましたら、報告をいただきたいと思います。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 寄附をこれまでいただいた実績といたしましては、町内の個人の方から現金のご寄附のほうが1件、それと法人のほうからも同じく1件ありました。このほかに、お一人の方から絵画6点、そしてもう一人の方からは絵画4点のほうをいただきました。また、2階の庁舎棟とホール棟をつなぐ壁面のほうが完成しましたら、そこに飾るモニュメント、そちらのほうを一つ団体のほうからいただくことになっております。ご寄附いただいた方々にはこの場をおかりして心からお礼申し上げます。

 以上です。



◆10番(沢田栄治君) 

 個人、また法人からのご寄附をいただいておるということなんですけれども、それは一方的、向こうのほうの方からいただいたということで、町のほうから大きな事業でございますので、町のほうから寄附等に関しての発信をされておるのかお伺いいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 ご寄附のほうは申し出ていただけることは大変ありがたいことでございます。しかし、町はこれまでも寄附の申し出に当たりましては、受領してよいものかどうか検討をいたした後に、お願いをしていただいているという、そういう状況でございます。特に事業者の場合、町との関係に誤解を招くようなことがあってはいけませんので、町側から寄附をお願いするようなことはしておりません。

 寄附行為はあくまでも寄附をしてくださる方のお気持ちに応えていくべきものと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 何点か質問ある中で、次どんちょうの話をさせていただく予定でおりますが、今、町長の答弁の中からお祝いの一つのセレモニーということで、山車をひとつ持ってきていただきたいということと、それから餅つき、餅投げと、それからホールでのコンサート的な内容をということで、今予定をされております。

 私どものほうも山車組がございますので、その件は5月の末において話をさせていただきまして、できるだけ地元としてもお祝いの気持ちということで、参加をさせてもらおうという気持ちで思っております。ですけれども、なかなか地域柄、季節柄もございますので、温度差があるような状況の声が聞こえてきております。

 ですので、できるだけお祝いの気持ちということを思いながら、お互いがウィン・ウィンという言葉はいかんですけれども、業者や行政のほうと、それから地元のほうができるだけこの大きな庁舎完成記念ということで、半世紀に一度あるかないような事業でございますので、できれば町長の言葉の中から、その60周年のときのお祝いの言葉があったということだけでなくて、それぞれの山車組のことに関しましても皆さんに半々というんですかね、気持ち的なものを私どももお祝いの気持ちで参加させていただこうと思っておりますので、町側のほうもそれをちょっとかみ砕いてお気持ちを伝えていただければ、ほかの山車組さんたちのことにもいい方向に向かうかと思いますので、また町長もし答弁いただけたらよろしくお願いいたします。



◎町長(竹内啓二君) 

 ありがたいお言葉ありがとうございました。

 先ほど答弁させていただいたのは、このような形で進めさせていただいてということでの答弁でございますが、やはり山車組云々ということを外しても、町民の方たちが本当に今回のこの庁舎建設、ホール建設におきましては大変賛同していただいて、本当に気持ちよく建設のほうを進めさせていただいております。

 ですから、今は、私どもは最後の完成に向けて事故のないように全力を傾注しているという状況でございますが、できた暁にはやはり町民の皆さんに完成を喜んでいただきたい、それでそのときにご協力をいただける団体として、阿久比町の文化財である山車をやはり新しい今から時代をつくっていくこの阿久比町の新庁舎へ向けて、歴史ある山車が集まってくるという企画を受けていただける方向で今進んでおります。それに対しましては、本当に私どもとしてこの上ない喜びであって、今後その事業ができるまでにはいろいろと山車組さんを初め、公安委員会を初めいろいろと調整が今から必要になってくると思いますが、町長として、ぜひともよろしくご参加していただき、気持ちよくこの庁舎へ5台の山車を並べていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。



◆10番(沢田栄治君) 

 町長の気持ちを聞きまして、できるだけ気持ちよく、今以上に参加をさせていただこうと思って、また帰りましたら報告をさせていただきます。

 それでは、引き続きどんちょうの件でお聞きいたします。

 舞台の必需品といたしまして大きなどんちょう、高額のものがございます。このデザイン応募等を出されておるかと思いますので、そのきっとプロポーザルをされたと思うんですけれども、その内容的なことを決定の内容と、それからもし票数というんですかね、どういうふうに決められたかわかればよろしくお願いいたします。

 やっぱり1点、じゃ先に、去年でしたかね暮れから住民にそれぞれホームページ等でどんちょうの9点ですよね、これちょっとホームページから選んできたんですけれども、9点あるんです。これが今1、2、3、4点載っていまして、あと5点、これで9点あるんですけれども、この中でどんちょうを決定はされて、発注がもう動いているかと思うんですけれども、最終的にこれネットで今ホームページに出ているんですけれども、これが決定をされておるんですよね。

 要するに阿久比の誇りという名前で、これが3番という商品かな、これがもう決定されて動いておりますので、このことについてデザインの応募の決定の内容と、それぞれ区民からの投票がされたと思うんです。だで、その最高トップだったのか、いやいや違うよということをもし説明がいただければお願いをいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 どんちょうのほうのデザインにつきましては、プロポーザル方式で事業者の決定を行いました。

 まず最初に、プロポーザルに参加を表明した事業者のほうから、デザイン案を三つずつ出していただきました。それについて、幅広い年代の方、阿久比中学校の中学生、そして阿久比高校の生徒の皆さんにもお気に入り投票として投票をしていただきました。その後、外部委員3人を含む7人の審査選定委員会におきまして、事業者からのプレゼンテーションを受け、お気に入り投票の結果を尊重しつつ、事業者とデザインを決定いたしました。

 なお、決定したそちらのほうのデザインですが、そちらのほうは人気投票でも最高得票、投票総数3,364票ございましたが、そちらのうちの648票を得た1位でありました。ちなみに2位のところは563票でしたので、よろしくお願いいたします。



◆10番(沢田栄治君) 

 この今、部長が答弁いただきましたこれもホームページの中、載っておるんですけれども、阿久比町新庁舎建設の多目的ホールのどんちょう製作事業者選定プロポーザルの実施要綱ということなんですけれども、この中に値段が出ているんですけれども、実際最終的にこのどんちょうの費用と事業者または決定した要因ですかね、をお答えいただければ。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 どんちょうの製作委託業者決定したのは、先ほども申し上げましたが、選定委員会のほうで決めております。決定したのは株式会社川島織物セルコン、京都市にある会社でございますが、そちらのほうで契約金額は2,999万1,600円で契約をしております。それ以上のことはちょっと私かわったばかりで申しわけありません。



◆10番(沢田栄治君) 

 まあ高額の3,000万円弱ということで大変な金額でございます。大事に使わないかんと思っております。

 その高額な商品というか、どんちょうでございます。これは一つのまたアグピーに次ぐ、阿久比町の中の一つの顔になるかもわかりません。かなりのデザインでございますので、皆さんこういうデザインですけれども、これがこのホールが完成したときには、これがある程度大きなインパクトになるような状況になろうかと思います。

 せっかくでございますので、この高額な商品でございます。寄附をしていただける個人、もしくは団体を探そうとする気があるのか。それとも、これはなかなか3,000万円出してくれる企業がもしなければ、複数でもどんちょうにネーミングができるのか。それとも町の中の条例でそれはできないよということであれば、初めからそれを運動することはできんと思いますので、せっかくこれね、半世紀に一遍あるホール棟の中に、もうどんちょうというのは一遍だけのものだと思いますので、町の予算をできるだけあれしながらでも、声がかけられるなら、なかなか職員の方は大変かと思いますので、町長、副町長始めとする方々にできるだけ声がけをいただくことがベストかなと思いますけれども、まずはそれが、方向性がどうかということをお尋ねいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 すみません、先ほど申し上げましたとおり事業者等いろいろ誤解を招くといけませんので、町のほうからの寄附のお願いということはする予定はございません。

 もし、気持ちがあるのであれば、町議さんはちょっと公職選挙法に触れますので難しいと思いますが、互助会のほうであれば大丈夫と思いますので、ぜひよろしくお願い、こういうことを言うと公職選挙法にひっかかっちゃいますので、そういうこともできますので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 まあ、なかなか先ほどは行政としての立ち位置の回答でございましたので、私どもが例えば大手の電車もあります、それから大手の企業も今、草木等にあります。等々に例えば、今ならまだ名前が入りますよというぐらいのことを言ってもいいのかお尋ねいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 先ほどから申し上げていますとおり、町のほうから言うことはございませんので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 それでは、最後の大きい問題にします。

 今後、ホール棟、それからまた食堂棟が完成をされます。その運営方針はある程度決められておるのかお聞きをいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 食堂棟につきましては、ことしの4月に運営事業者が決定しております。現在、その運営につきまして協議を進めているところでございますが、職員だけではなく、一般の方にも利用しやすく、また災害時には炊き出し等の協力を得られるように進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



◎教育部長兼学校教育課長(田中清高君) 

 私のほうからはホール棟につきまして回答させていただきたいと思います。

 新しいホール棟につきましては、以前南館を解体して、そのかわりにつくったという経緯もありますので、阿久比町中央公民館多目的ホールとして中央公民館の一部として、阿久比町の直営で運営を考えております。

 新ホールの運営につきましては、現在役場内部の関係課が集まり検討しておりますが、住民の皆さんの利用につきましては、これまでの公民館の利用基準、利用手続に貸し出しを考えております。多くの皆さんにご利用していただけるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 また、公民館ですので、社会教育法における公民館施設は営利目的の貸し出しはできませんので、興行等には使えないかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



◆10番(沢田栄治君) 

 それでは、大きい2点目の防災行政無線についての再質問をさせていただきます。

 先ほど答弁いただきましたけれども、15年が経過をしていますが、不具合の内容でございますけれども、ある程度の詳細的なスイッチが悪いとかいう報告はございましたけれども、地域的にどこの地域が出ているかということをわかっておればお願いいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 不具合の状況でございますが、平成25年度、自局のチャイムが鳴らなかったというものが2件ございまして、そちらのほうが白沢台中央公園、それと福住の県神社のところで発生しております。それで平成26年度は特にございませんでした。それで平成27年度の不具合ですが1局は自局放送ができないというもので、そちらは白沢台中央公園、それでもう1件も無線放送が流れないというもので、それは草木保育園でございました。

 それと、今年度の不具合につきましては、自局放送でチャイム、マイク等、放送した後に一瞬音が出るけれども、その後音が出なくなるというものが1件ございました。こちらのほうは先ほど議員さん言われたとおり大古根地区のほうでございます。

 以上です。



◆10番(沢田栄治君) 

 点検項目の中には直接音を出されて点検をされているのか、それとも電子的というか電気的に発信をされておる中で、それが通電をされていればオーケーなのかわかりませんけれども、私どもその音が出て初めて安心感を得られますので、スピーカーの各子局ですか、ついている音を出しながら、苦情が出ない程度の正常に作動しているというやり方は、現在の中、行っておるのか、いないのかお聞きいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 先ほどの答弁の中で、年2回、定期点検を各1週間くらいかけて行っております。そちらのときは町の親局のほうから各地区にある子局、そちらのほうへ通信点検を行っております。また、その際、当然業者の方が子局のほうへ行っているわけなんですが、その各地区にある子局で放送用のマイク部分、放送を流すと先ほど言われたように周りに迷惑かかりますので、よくマイクテストをやると思いますが、手でたたいたりしてスピーカーから出る音、そちらのほうを確認しております。そういうことでよろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 町のほうから発信をしたものが届いているということで、そこの現場でマイクを握って出ているかどうかということですので、本来向こうから声が出ているかどうかというのはわかりませんよね。だで、まあ発信をしているという状況だけであって、例えば向こうの、要するに町のほうから防災行政無線ですので、通常のまあ頻繁ではいけないですけれども、ごみゼロありますよとか、そういう放送は必ず今入れていますよね。そういう意味で年に一、二回はこの防災行政無線が正しく作動しているかというテストマイク的なことをしたらどうかということなんですけれども、私の質問とちょっと違いますかね。

 以上です。よろしくお願いします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 議員さん言われるのは、町が無線を発信して、それがそのまま音で流れるかという、そういう意味ですか。そちらのほうにつきましては、はっきり言いましてこの業務点検、先ほど言いましたように高額な金額であり、半年に1回、実際音を出しております。

 そのほかにも今度6月23日にまた緊急地震速報、シェイクアウトの訓練の試験放送を流します。そのときにはっきり言いまして、地区のほうで実際音が鳴っているかどうかを注意して聞いていただきたいと思っております。もし不具合があれば、また申しわけないですけれども、町のほうへ連絡のほうよろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 使い方のマニュアル的なお話を聞かせていただくんですけれども、まあこれはあくまでも災害時のための防災行政無線ということでございますので、それは発信的なものは、町のほうからはそれに付随することと、また大きく年に何遍かある運動会ありますよという類いのことは聞いております。それ以外に、各地区で個別にマイクとしてスピーカーを使わせていただくことが多少は今現状あります。

 先ほどのマニュアルの内容でございますけれども、たしか私どもも平成12年のときには、地域の行政協力委員さんの範疇でということで、多少そうやって動いてきたような記憶がございますけれども、今そのマニュアルがございますなら、マニュアルの内容的なもので説明ができる範囲内で結構でございます。よろしくお願いいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 先ほど言いました阿久比町防災行政無線(同報系)目的外使用マニュアルの内容でございますが、あくまでも議員さん言われたとおり、あの防災無線は災害の情報を伝達することを目的にしておりますので、目的外で使えることをこのマニュアルでうたっております。

 そのマニュアルのほうでの適用範囲としまして5項目設定しております。

 まず、選挙の投票案内、そして町が主催する行事、それと犯罪発生の告知、それと行方不明、身元不明者の情報提供、それと最後に地区が主催する行事等、この五つの項目になっております。地区が使用する場合については、天候等の状況により行事の開催が中止かどうか判断がつきにくい場合など、必要に応じて区長さんの判断により最小限の放送を行うとしておりますので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 なかなか町のほうから今言うように、使っていいとか悪いということは言えないと思っておりますので、現況の中でそれぞれの地区が判断させていただきながら、現状ぐらいで使わせいただきます。

 それから、最後にこの件に対しての最後でございますけれども、たしか1塔についておるスピーカーの数がたしか四つばかりだと思うんです。それで、スピーカーの向きによって音が聞き取れない場所等があるんですけれども、その対応的なことは、まず苦情があるかないかなんですけれども、もし聞き取れない場合の対処方法があれば、よろしくお願いいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 スピーカーの向きで音が聞き取れないという、そういう連絡ですが以前はございました。でも、最近はそういう連絡は入っていないかと思いますが、もしそういう聞こえないという地区がありましたら、町のほうで一度調べまして音が聞こえるような方策も考えていきたいと思っておりますので、そういうことあれば、ぜひご連絡のほうお願いしたいと思います。



◆10番(沢田栄治君) 

 それでは、大きい3点目、ふるさと納税返礼品についてを伺います。

 今日のたまたまでございますけれども、皆さん、朝、中日新聞を目を通された方見えるかと思うんですけれども、返礼品制度に関して今日一般質問するに当たりまして、ちょっと大きくしてきたんですけれども、転売されないお礼をということで、皆さん読んだかと思うんですけれども、これがかなり華美になってきておりまして、返礼品が。

 そのことが今日たまたま朝の一番の新聞で載っておりましたので、少しはしょって読ませていただきますけれども、ふるさと納税のお礼としてお金にかえやすい商品券や家電製品などを贈るのは、本来の趣旨に反するとの批判が出ていることから、総務省が特典の実態調査に乗り出したことがわかったと。

 だで、まあどんどんと返礼品制度がスタートする中で、それぞれの町に対しまして、最初はそれぞれ生まれ育ったふるさとに多少の恩返しをしたいということに対して、仕事をやり始めたりする時期になったときには地域のために住民税等を残そうということで、ふるさと納税が行われたわけでございますけれども、内容的には小さく育ったときにそこで恩恵を受けて、都会に出るなりして、また自分が仕事をやる中でお返しをしたいということなんですけれども、最終的には自分が生活をしとる中でも、インフラにしてみても、それなりに税金の使い道の中でおる状況ですので、生まれたからでなくて、途中でおっても、結局その中の市町におりますので、なかなか税金の使い道というのは難しいところがあるんですけれども、東京一極集中じゃないですけれども、お金と人ができるだけ集まるところに集まってしまって、過疎化的なことを一つは防ぐ一端の方策でもあったかと思うんですけれども、それは国の制度でございますので、そこまでのことは言及しませんけれども、せんだっての同僚議員の一般質問の中のことに関しまして、再質問だけさせていただきます。

 まず、阿久比町におきましては、ふるさと納税はやっておりました。町長の心余るお手紙と、それから広報に載せるという一つのやり方でやってきました。それを受けまして、今回一つのまた委員会が立ち上がりました中で返礼品制度を設けるということで、ネットの中にもこれも載っておりますけれども、動いてきております。ふるさと阿久比寄附金事業の一括代行委託プロポーザルの募集ということで、これは実際もう動いてきているかと思います。

 先ほどの答弁の中にもありましたけれども、まず町としてこの返礼品制度を受け入れる理由をお聞きいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 この返礼品制度をどうして受け入れたかというご質問でございますが、ここ3年間のふるさと阿久比応援寄附金のまず町外の方からいただいた実績なんですが、平成25年度は5件の73万円、平成26年度は6件の76万円、平成27年度は10件で79万8,000円でございました。

 一方、阿久比町の方が、阿久比町の住民の方が他市町村へ寄附した金額と町民税の税額控除額、こちらのほうですと、平成25年度は寄附された金額が391万5,600円で、税額控除額が36万7,857円、平成26年度につきましては寄附額が271万7,196円、税額控除額が49万7,718円、そして平成27年度は一気にふえまして2,574万6,100円、税額控除額が305万4,226円でございました。

 つまり、町税からの控除額、平成27年度につきましても305万円余りの税金のほうが減額となって大きく影響しておりますので、そちらのほう何とか食いとめなければならないなと、そしてふるさと納税の返礼品につきましては、新聞、テレビ等でも大きく報道されていますとおり、実施市町村が全国的に年々増加しており、昨年隣町の活況ぶりが新聞にも掲載されておりました。

 このままでは町税へのマイナス影響が大きくなると考えまして、財源の確保のため返礼品を実施することに決定いたしましたので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 きっと苦渋の決断でということの意味的なことと今は理解をさせていただきました。

 このまま現況でいきますと、なかなか我が町の中にふるさと納税をしていただける数字と、他市町にふるさと納税がされてしまうという金額の差がどんどん出てきておるということで、悪い意味じゃないですけれども、それの返礼品制度を取り入れて、多少阿久比町に対しての興味を持っていただこうという方向かと思いますので、今からそれがプロポーザルで事業者等を決定されていく時期に入りますので、できるだけ阿久比町にある製品、商品等で、他市町の方がそれを望んでいただけるようにしていただきたいとは思っております。個人的な意見を言いますとちょっとまた目的が違いますので。

 最後にお聞きいたします。

 事務一括代行業務の概要書に定義してございますけれども、本業務の目的について、返礼品の一部町外より調達してもよいと私は考えるんですけれども、例えば目玉のあるところの地域は、それなりに強いかと思うんですけれども、なかなか阿久比町にいたしましては、全国でこれはというなかなか手を挙げるほどのものがあるかどうかございますので、枠を外れて町内のものでなきゃいけないのか、多少町内にかかわることであるものが製品、商品として取り込むことができるのかお尋ねをいたします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 プロポーザルをやるときに、業者のほうに求めた要件としまして、返礼品については阿久比町等で生産されたものという記述でお願いしました。そちらのほうで、本町で生産等したということでなっておりますが、あくまでも返礼品につきましては、良識ある対応を求めるという総務省通知もございまして、町に全く関係のない商品については取り扱うことは好ましくないと考えております。

 しかし、本町を初め近隣市町で広く生産されています商品、例えば知多牛だとか、梅、そういうものであれば、近隣で生産されても町内で販売されている商品等については、町に関係する商品として検討の中に入れてまいりますので、よろしくお願いします。



◆10番(沢田栄治君) 

 このふるさと納税、最初のスタートとなかなか日がたっていくに当たりまして、内容がちょこっと方向性が変わってきているかのような現状でありますけれども、この私どもの阿久比町におきましても、今の部長の答弁がございますけれども、できるだけマイナス要因が少ない方向で手を打っていただきながら、阿久比町の特産品をPRしていただきながら、何とかいい方向に向かっていけるように私どももまた知恵がありましたら出させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(久保秋男君) 

 この際、暫時休憩をいたします。

 午前11時10分より再開いたしますので、お願いをいたします。

     午前10時54分休憩

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     午前11時10分再開



○議長(久保秋男君) 

 休憩前に引き続き会議を再開します。

 13番 三留 享議員の質問を許します。

     [13番 三留 享君登壇]



◆13番(三留享君) 

 議長のお許しが出ましたので、私は1点、熊本地震の教訓をいかに生かすかということで、阿久比町の地震対策、防災対策について、集中して質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 本年4月に発生した「熊本地震」は、震度7の強震が二度も襲う未曽有のものでありました。熊本県初め被災市町は阪神淡路大地震、東日本大地震の教訓を踏まえ、防災計画を充実させていたとのことですが、それでもこの地震から学ぶことが山のようにあると反省しています。

 本町には約700ページに上る阿久比町地域防災計画が作成されており、このうち地域防災計画についても230ページにわたって多角的な対策が定められております。

 自然災害は時により人間の想像を絶する被害をもたらします。今回の熊本地震における被災自治体の反省を参考として、本町の地震災害対策について、以下、10項目の質問をいたします。

 第1項目めは本町の大規模地震発生の確率と余震の推定についてです。

 今回の熊本地震は、本震と思われた4月14日の地震が前震で、その2日後に本震が襲ってきたため被害が甚大になったことが特徴でした。国土交通省においては本震と余震の基準見直しまで考えるに至ったとのことです。

 そこで、この項目について4点質問いたします。

 1点目は、本町の地震防災計画が前提としている大規模地震の内容。

 2点目は、その前提の根拠。特に本町の地下に存在する活断層の有無。

 3点目は、国の本震、余震の基準変更と本町への影響。

 4点目は、政府の地震調査委員会がプレート境界地震だったと判定した去る4月1日の三重県南東沖地震の本町への影響。

 以上。

 続いて、第2項目めの質問をさせていただきます。

 第2項目めは町災害対策本部について質問いたします。

 災害発生時に被害が甚大なものになるか、最小限に抑えることができるかを分ける大きな要因は、災害対策本部が適切に機能するかどうかです。今回の被災自治体においても、司令塔がしっかりしていなければ住民の心も折れるとその重要性を強調しています。今回の熊本地震では五つの市町の庁舎が使用停止に陥りました。本町の災害対策本部に関し、二つの機能について質問いたします。

 1点目は、ハード面の質問で、現マニュアルにおける対策本部の設置場所と耐震・耐火性について。

 もう一つは、庁舎が使用不能となった場合の代替本部についての準備があるかどうかです。新庁舎は十分な耐震構造となっているはずですがお聞きいたします。

 2点目の機能はソフト面で本部職員の配置体制についてです。

 熊本市の場合、震度6以上の地震が発生した場合に、4号配備と言われる最高レベルの非常参集体制がありましたが、16日未明の本震時には二、三割程度しか参集できなかったということです。忘れてならないのは、災害発生時には行政職員も被災者となります。町外に居住している職員も多くいます。地震防災計画による配置と実際の参集者をどのように想定しておりますか、お答えいただきたいと思います。

 3項目めの質問は町災害対策本部の実施業務に関しまして、三つの分野についてお聞きします。

 1点目は情報の収集と発信方法についてです。

 ここでは集中する情報の内容と連絡方法。それから、情報担当要員が不足したときの対策についてどのように考えておりますか、お答えいただきたいと思います。

 2点目の分野は、本部の必要資機材の確保状況についてです。

 一つは主な資機材の内容。

 二つ目は最近特に必要性を強調されておりますけれども、電話、パソコン、インターネット等の通信機器の問題。

 三つ目は食料、あるいは毛布等の職員の生活必需品について、どのような状況になっておりますでしょうか。

 3点目の機能は救援物資の備蓄状況です。

 救援物資では、一つは飲料水、食料の備蓄状況。二つ目は毛布、間仕切り、テント、暖房など居住必需品。三つ目は復旧資材の備蓄状況を教えていただきたいと思います。

 そして、その上で現在の備蓄で問題ないか。それから、備蓄場所を複数化する配慮はなされているか。スーパー、コンビニエンスストアとの連携はどうか。それから、国・県への支援要請方法は明確になっているか。

 以上についてお聞きいたします。

 続きまして、第4項目めの質問は飲料水の確保対策と給水体制についてです。

 熊本地震では約1カ月以上も断水しているところがあります。

 本町の場合、一つは上水道による給水が不能となったときの給水体制をどうしているか。

 二つ目は被災時の専門業者の応援体制はどうなっておるか。

 三つ目は水道基幹管路の現状、いわゆる老朽化とか不具合箇所とかいうことがあると思いますが、それについてお聞きいたします。

 これにつきましては、厚生労働省の調査によれば、平成27年3月現在、水道の基幹管路、いわゆる主要水道管の耐震適合性がある管の割合は、全国平均で約36%にとどまるそうです。また、某大学の調査では、規模の比較的小さい自治体では耐震設計の水道管がほとんど布設されていないと報告もされております。本町の基幹管路はどのような状態になっているのか、お聞きいたします。

 続いて、第5項目めは業務継続体制について質問いたします。

 熊本地震では、災害時にも住民票や罹災証明が発行できるように業務継続計画を作成して、さらに住民データをバックアップしてすぐに対応できた自治体と、計画を策定しておらず、罹災証明の発行が大幅におくれた自治体とがありました。

 本町では業務継続計画が策定されておりますでしょうか。また、バックアップデータの保管はどのようになっておりますでしょうか。そして、それらの事務に必要な関連機器と人の配置はどのように考えておられるんでしょうか。

 以上が第5項目めの質問です。

 第6項目めは外部からの救援物資の集積と配達体制についてお聞きいたします。

 今回、政府は東日本大震災の教訓として、支援物資は避難者一人一人の手元まで確実に届けなければ意味がないとの考えのもと、被災自治体の要請を待たずに救援物資を送るプッシュ型支援を採用して、本震当日の16日から90万トンの食料輸送を開始しております。しかし、本震による被害の拡大は行政職員の多くを被災者に変えたため、マンパワーが不足してさばき切れず、熊本市の集積場では3時間から6時間もの荷卸し待ちが発生しております。

 また、県の計画で定められていた益城町の支援物資集配所が地震で使えなくなったことや道路事情の悪さ、被災地と送り手の双方の混乱などにより、救援物資が被災者のもとに迅速に届けられなかったケースも多々発生しております。

 これらの反省に立って2点お伺いします。

 1点目は、政府のプッシュ型支援体制が実行された場合、本町の対応は問題ありませんでしょうか。

 2点目は、避難者のニーズに的確に応えるためにiPadなどのタブレット端末の配布も考えられているようですが、本町はどのように考えておりますでしょうか。

 以上が6項目めの質問です。

 続いて、第7項目めは近隣自治体との支援協力体制についてです。

 被災自治体は、応援体制は近隣からの体制を組むことが一番有効だったとしていますが、本町は近隣との協力体制ができておるのでしょうか。

 続いて、第8項目めはボランティアの受け入れ態勢についてです。

 全国から善意のボランティアが駆けつけてくれますが、対応する職員が不足して混乱するケースも多く、ボランティアの受け入れを制約、または断る自治体もあったと報告されています。本町のボランティア受け入れ態勢は大丈夫でしょうか。

 9項目めは自衛隊・警察・消防との連携についてです。

 これらの組織に対する要請する内容や判断基準、それから担当の窓口との連携は大丈夫でしょうか。

 最後の10項目めですが、10項目めは自主防災組織への指導・アドバイスについてです。昨日の山本議員の質問ともダブる点がありますけれども、よろしくお願いします。

 大規模な災害が発生したときには、行政が十分に対応できないことは言うまでもありません。現実にはそれぞれの世帯や隣組、各地区自主防災組織などの対応が被害を最小化する有効な対策になります。本町には23の行政区があり、防災関係の役員が毎年かわる町内会も多くあります。各地区自主防災会に対応を委ねるといたしましても、各地区の実態を正確に把握し、実効性のあるものへと指導やアドバイスをすべきだと思います。

 次の点の確認はされておるかどうか、お聞きします。

 1点目は、各地区自主防災組織の体制・内容と訓練。

 2点目は、個人及び自主防災会の備蓄品の内容。

 3点目は、避難者収容能力の現状と不足対策。

 4点目は、避難所に来ない人の把握方法と救援物資の配達方法。

 以上、冒頭の質問を終わらせていただきます。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 1、熊本地震の教訓をいかに生かすかの1問目、本町の大規模地震災害発生の確率と余震の推定についての1点目、地域防災計画が前提としている大規模地震の内容についてお答えします。

 本町の地域防災計画における想定は、南海トラフで発生が危惧されている大規模な海溝型地震を前提としております。

 愛知県が平成14年度と平成15年度において実施した愛知県東海地震・東南海地震等被害予測調査の調査結果により、東海地震、東南海地震及び東海地震と東南海地震の連動について想定をしております。東海地震における本町の揺れは最大震度6弱、東南海地震における本町の揺れは最大震度6弱、東海地震と東南海地震の連動における本町の揺れは最大震度6強を想定しております。

 次に、愛知県が平成23年度から平成25年度の3年間で実施した愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査の調査結果により、南海トラフで繰り返し発生している地震のうち、発生したことが明らかで規模の大きい五つの地震、それを重ね合わせたモデルとして、過去地震最大モデルを想定しております。この過去地震最大モデルでの本町の揺れは最大震度6強を想定しています。

 また、「命を守る」という観点から、補足としてあらゆる可能性を考慮した理論上、最大想定モデルについても想定をしております。この理論上最大想定モデルにおける本町の揺れは最大震度7を想定しております。

 2点目、前提の根拠、特に活断層の有無についてお答えします。

 想定の前提は、先ほど申し上げました、愛知県が平成14年度、平成15年度において実施した愛知県東海地震・東南海地震等被害予測調査並びに愛知県が平成23年度から平成25年度の3年間で実施した愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査の調査結果を前提にしております。

 また、本町に係る三つの活断層に関して、平成8年度に愛知県が実施した知多北部・衣浦東部地域の活断層調査結果によりますと、大高−高浜断層においては、活動間隔が1万年から1万7,000年程度と推定されております。また、加木屋−成岩断層は、活動間隔は約2万年と推定されております。もう一つの阿久比東部撓曲(とうきょく)については、この数十万年で活動していないと推定されています。

 以上のことより、本町に係る活断層による直下型の地震発生の可能性は高くないと考えられております。

 3点目、本震、余震の基準変更と本町への影響についてお答えします。

 熊本県で相次ぐ一連の地震活動において、観測史上初めて震度7の地震が同じ地域で短期間に2回観測されたことや、気象庁が当初「本震」としていた揺れが後になって「前震」に変更されるなど、異例の事態となりました。

 地震災害は過去の経験則が当てはまらない場合があるという観点から、今後、国において基準の見直しが検討されるのか、その動向を注視しながら、本町も対応を検討してまいります。

 4点目、平成28年4月1日、三重県南東沖地震の本町への影響についてお答えします。

 平成28年4月1日11時39分ごろ、三重県南東沖にてマグニチュード6.1、最大震度4の地震が発生し、本町では震度2を観測しました。幸いにして被害はありませんでしたが、南海トラフ巨大地震の想定震源地で起きた地震であるため、その関連性が危惧されました。

 本町への影響はとのご質問ですが、先ほどお答えしたとおり、南海トラフでの巨大地震に対する被害想定をしておりますので、本町の地域防災計画は4月1日の地震により計画を修正する必要はないと考えております。

 南海トラフでの巨大地震はいつ起きても不思議ではありませんので、この地震を受け、各所属において地震災害によるマニュアルを見直し、職員の初動対応に関する再確認と再点検を行いました。また、備蓄物資のさらなる補充など、早急な対応を図ってまいりますので、よろしくお願いします。

 2問目、町災害対策本部(地震対策推進本部)についての(1)、設置場所と耐震・耐火性の?、現マニュアルにおける対策本部設置場所と耐震・耐火性についてお答えします。

 新庁舎建設につきましては、旧庁舎が耐震性に劣り危険性があり、役場機能が成り立たないなどの理由により、防災拠点としての機能を備えた新庁舎建設が急務であるということから、議員の皆様始め住民の皆様のご理解をいただき、このように建設することができました。どうもありがとうございました。

 災害対策本部の設置場所は、庁舎2階の201会議室になります。新庁舎は建物自体の揺れを軽減し壊れにくくする免震構造となっております。この免震構造は、建物自体だけでなく室内での被害も大幅に減少させます。また、耐火性に関しても万全を期しておりますので、災害時における防災拠点として十分機能を果たせるものと考えております。

 ?、庁舎使用不能となった場合の代替本部についてお答えします。

 新庁舎は震度7にも耐えられる設計になっており、庁舎が使用不能となることは想定しておりませんが、熊本地震のように震度7の地震が短期間に2回も発生するなど、これまでの経験則を超えた想定外の事態が発生するとも限りません。万が一庁舎が使用不能になる事態が発生した場合には、野営による災害対策本部を設置することになると考えております。

 (2)、本部職員の配備体制の?、「地域防災計画」による配置と実際の参集想定(行政職員も被災者化、居住地事情)についてお答えします。

 災害対策本部における配置体制につきましては、町長が本部長として災害対策本部の事務を総括します。副本部長には副町長及び教育長がつき、本部長の補佐をします。災害対策本部員には各部長及び消防団長がつき、災害対策本部の事務に従事します。なお、本部長である町長が発災時に登庁困難な場合、もしくは登庁に時間を要する場合は、職務代理者として、第1順位に副町長、第2順位に教育長、第3順位に総務部長となっております。課長以下の職員及び消防団副団長以下の消防団員は、円滑に災害対策業務に従事するために、任務分担に応じて班編成され、その職務を遂行します。

 職員の参集につきましては、休日、あるいは夜間などの閉庁時において、東海地震注意報の発表や警戒宣言が発令されたとき、また町に震度6弱以上の地震が発生したときは、全職員が自主的に参集することになっております。

 職員の居住状況につきましては、町内在住職員が86人、隣接市町に居住する職員は91人、そのほかの地域が38人という状況でございます。

 参集においては、職員が被災者になる可能性を見込む想定方法は今後の検討課題となりますが、居住地事情によって職員の参集時間に差は出るものの、原則的には全職員が徒歩、自転車、バイク等あらゆる手段を用いて、迅速・安全に参集することを目標としております。

 3問目、町災害対策本部の実施業務についての(1)、情報収集と発信方法の?、収集内容と連絡方法についてお答えします。

 自主防災会からの被害状況等の情報は、自主防災会に貸与してあります簡易無線機などを使用して、町災害対策本部で取りまとめを行います。また、団体、企業につきましては、災害時優先電話により情報の伝達・収集を行います。住民の皆さんへの情報伝達は、防災行政無線、広報車、ホームページ等により情報提供を行っていきます。愛知県や国に対しては、愛知県防災情報システムを使用して、情報収集・報告等を行います。

 このほか、災害時における情報の収集・伝達等について、協定を結んでいるボランティア団体の「阿久比アマチュア無線非常通信連絡会」の協力をいただきまして、アマチュア無線による情報の収集と発信を行います。

 ?、要員不足時の対策についてお答えします。

 災害発生が夜間など閉庁時の場合、初動の災害対策本部に従事する職員数が少ないことが予想されますので、登庁した職員は、まず最初に201会議室の災害対策本部に集合し、本部担当職員が確保できるまで本部事務に従事をいたします。

 (2)、必要資機材の確保状況の?、資機材内容についてお答えします。

 災害対策本部運営のための主な資機材は、職員参集状況を示すボード、避難状況や被害状況等を示すホワイトボード、防災行政無線の移動無線局、防災行政無線の移動系基地局、防災行政無線の同報系親局、簡易無線基地局、災害時優先電話機、災害時優先携帯電話機、衛星携帯電話機、県内行政機関との連絡用の愛知県高度情報通信ネットワークの携帯用無線電話等となっています。

 ?、電話、パソコン、インターネット等通信機器についてお答えします。

 現在、災害対策用として災害対策本部で使用できる電話は、非常時優先電話、災害時優先携帯電話、衛星携帯電話、県内行政機関との連絡用の愛知県高度情報通信ネットワークの携帯用無線電話端末があります。

 パソコンは災害対策本部の設置と同時に本部に設置して、災害時における情報の収集やインターネット回線と接続し、情報の収集配信等を行い、情報をスクリーンに映し出すことも可能です。

 ?、職員生活必需品(食料・毛布等)についてお答えします。

 町職員には以前から災害に備え、各自が最低3日分以上の食料と水を備蓄するよう徹底しております。そのほか寝袋等災害対策用品を準備している職員もいます。

 (3)、救援物資の備蓄状況の?、飲料水・食料(何人分、何日分)についてお答えします。

 町防災倉庫で備蓄している飲料水は500ミリリットルペットボトル9,680本で、1日一人3リットルで換算しますと1,613人分の1日分になります。食料につきましては、地域防災計画では1日2食2日分の5,000人分を想定して備蓄するようになっておりますが、現在アルファ米1万7,300食とクラッカー5,600食の合計2万2,900食、約5,700人分の2日分を備蓄しております。

 ?、居住必需品(毛布、間仕切り、テント、暖房等)についてお答えします。

 毛布は町内4小学校と丸山防災倉庫などに719枚、間仕切りは丸山防災倉庫に70部屋分、テントはスポーツ村防災倉庫などに15張りを配備しています。暖房につきましては、備蓄資材としての器具は持っておりません。

 ?、復旧資材についてお答えします。

 平成28年4月1日現在、町ではくい木、板材、土のう袋、シャベル、掛矢、発電機、投光器、防水シート、バール、チェーンブロックなどを配備しています。

 ?、現在の備蓄で問題はないかについてお答えします。

 備蓄品の種類や量については、どれだけ備蓄すれば問題がないのか判断が大変難しいと考えております。4月1日の地震発生後、すぐ備蓄量などを再点検いたしました。住民の皆様の安全・安心のため、今回の補正予算に備蓄品の補充などを計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

 ?、場所を複数化する配慮はなされているのかについてお答えします。

 現在、備蓄食料の保管場所につきましては、丸山防災倉庫1カ所となっております。保管場所の分散化については今後検討してまいります。

 ?、スーパー、コンビニエンスストアとの連携はについてお答えします。

 物資の調達につきましては、アピタ阿久比店、ピアゴ阿久比北店のほか、町内の複数の事業者と、また生活協同組合、コープあいちとも協定を締結して災害時の物資の確保対策をしております。しかし、コンビニエンスストアとの協定はまだありませんので、今後連携を図れるよう進めていきたいと考えております。

 ?、国・県等の支援への要請方法についてお答えします。

 国・県への支援の要請方法は、県内の市町村及び防災関係機関に配備されている愛知県防災情報システムを利用して要請を行っていきます。

 次に、5問目、業務継続体制についてお答えします。

 すみません、4のほうは建設経済部長が後ほどやりますので、すみません。

 飛びまして、5問目に移ります。

 業務継続体制についてお答えします。

 (1)、業務継続計画の策定につきましては、行政が被災し資源制約下であっても、災害対応等の業務を適切に行うためのものであり、あらかじめ策定しておくことが求められております。現在は、計画として策定しておりませんが、災害発生時には町災害対策実施マニュアル等に示されている役場庁舎の管理に関する危機管理対応と、平成25年4月に策定した新型インフルエンザ対策業務継続計画にある、職員の40%が出勤できない場合を想定した、非常時優先業務の整理を参照して対応することとしております。

 今後は、内閣府から平成27年5月に示されました「市町村のための業務継続計画作成ガイド」に従いまして、早急に策定するよう検討してまいります。

 (2)、必要な事務関連機器と人員配置につきまして、まず事務関連機器は、新庁舎が免震対応かつ非常発電設備を備えていることから、災害の影響は少ないと想定しております。また、住基情報システム等のデータにつきましては、クラウドサービスを使用した日々のバックアップ及び月1回の磁気テープの遠隔地保存の二重の管理をしております。

 人員配置につきましては、町災害対策実施マニュアル等で想定します職員の参集状況などを考慮しながら、災害対応及び役場としての基本的な機能が停滞することのないよう努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。

 6問目、外部からの救援物資の集積と配達体制についての1点目、政府のプッシュ型支援体制への対応についてお答えします。

 熊本における一連の地震災害に対し、国は被災地域から具体的な要請を待つことなく、支援物資を緊急輸送するプッシュ型支援を展開しました。一方で、支援物資供給に携わる熊本県庁の職員が不足し、支援物資が市町村に届かない事態が生じていました。こうした物資の滞留は災害時における大きな課題の一つでございます。

 県を通じて、国より供給される支援物資を、確実に町内の避難所に届けるための支援物資供給に従事する人員を一人でも多く確保するには、ボランティアを受け入れると同時に、避難所への配送については、災害時における緊急物資輸送等に関する協定を結んでいる協力事業者にも協力を要請してまいります。

 2点目、避難所にタブレット端末配布についてお答えします。

 情報の伝達・収集に大変便利なタブレット端末は、今年度予算において検査財政課がタブレット端末を購入して、日常業務への活用のほか、災害発生時における被災状況の情報収集、伝達ツールとしての活用など、さまざまな可能性を今後研究する予定になっております。

 避難所へのタブレット端末配布についても、今後の研究課題の一つとさせていただきますので、よろしくお願いします。

 7問目、近隣自治体との支援協力体制についての、応援体制は近隣からの体制を組むことが一番有効としているがについてお答えします。

 災害が発生した場合における相互応援につきましては、平成27年3月26日、知多5市5町におきまして、「知多地域災害時相互応援協定」を締結いたしました。この内容は、食料、飲料水及び生活必需品並びにこれらの供給に必要な資機材の提供、救援及び救助活動に必要な車両、資機材等の提供、被災者の救出、医療、防疫、その他応急復旧等に必要な物資、または資機材の提供、救援、救助活動及び応急復旧に必要な職員の派遣、被災者の受け入れなど協力体制を図っていくことになっております。このほか、ほたるサミット参加市町と「災害時における相互応援に関する基本協定」など、自治体間の応援協定を結んでおります。

 8問目、ボランティア受け入れ態勢について(対応する職員が不足。制約または断る自治体もある)についてお答えします。

 本町では、地域防災計画に基づき、町(住民福祉班)と阿久比町社会福祉協議会が連携を図り、必要な資機材を整備し、災害ボランティアセンターを保健センターに開設いたします。開設運営は、町と社会福祉協議会が合同となり、町内のボランティアコーディネーター及び県の広域コーディネーターの協力を得て、ボランティアの受け入れ、支援要請の内容把握など、災害対策本部との情報連携を密にして、災害ボランティアセンターの態勢を図ります。

 また、東浦町と合同で両町の社会福祉協議会と防災ボランティアの協力を得まして、防災リーダー・災害ボランティアコーディネーター養成講座を開催したり、災害ボランティアセンター設置訓練を毎年実施しております。

 9問目、自衛隊・警察・消防との連携についての要請する内容と判断基準についてお答えします。

 自衛隊・警察・消防の各機関には、救出救助活動、捜索活動、治安維持、交通規制、消火活動などに対応していただきます。要請等の可否に関する明確な数値基準はなく、被害状況を鑑みながらの判断となります。なお、自衛隊については、原則として愛知県を通じて派遣要請を行うことになっております。

 10問目、自主防災組織への指導・アドバイスについての1点目、各地区自主防災組織の体制・内容と訓練についてお答えします。

 自主防災組織の体制は、毎年4月の行政協力委員会において、自主防災組織図の提出をお願いしております。組織体制の内容は、自主防災会会長、副会長、防災リーダー、会計、理事、情報班、警防班、警戒班、避難誘導班、救出救護班、給食給水班の編成で組織されております。

 町といたしましては、地域の防災の担い手と育成のため、防災リーダー養成講座を開催するなど、地区の防災力向上に向け取り組んでおります。また、地区からの要望がありましたら、半田消防署阿久比支署や防災ボランティアあぐいによる出前講座も開催していきますので、ぜひ活用していただきたいと考えております。

 2点目、個人及び自主防災会の備蓄内容についてお答えします。

 地区の防災力向上のため、町は平成16年度から地区が整備する資機材購入のための自主防災会資機材補助金事業を実施しております。資機材の配備を支援していきましたので、町はこの補助制度を活用して購入された資機材については把握しておりますが、それ以外の装備品、備蓄品については把握しておりません。装備品の状況等について、一度各自主防災会にアンケートを行いまして、調査の結果はほかの地区と共有していただき、各地区が資機材購入を検討する際の参考にしていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 一方、個人の備蓄品につきましては、食料と水については、以前は三日分備蓄しましょうと啓発してきましたが、平成27年度から1週間以上生活できるよう準備しましょうと、広報や研修など機会あるごとに周知を行っています。しかし、実際にどれくらいの方が備蓄されているのかわからないところですが、これからも自助としての備蓄品について、しっかり広報を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 3点目、避難者収容能力の現状と不足対策についてお答えします。

 現在、屋内の避難所については25カ所が指定されており、収容可能人員は最大5,050人、避難場所については公園、グラウンドの29カ所が指定されており、収容可能人員は最大2万5,550人となっております。収容人員を超えた場合の対策としましては、あきのある別の避難所、避難場所へ移動していただくことになります。

 また、知多5市5町で、「知多地域災害時相互応援協定」を締結しており、お互い被災者の受け入れを行うようになっていますので、必要に応じて関係市町と調整を行います。

 4点目、避難所に来ない人の把握方法と救援物資の配達方法についてお答えします。

 ことしの防災訓練では、各地区で安否確認フラッグを掲示しての避難と避難情報の収集を行い、町災害対策本部への情報伝達訓練を行う計画をしております。災害時には、この訓練のように避難所には来ないが、救援物資が必要という人の状況につきましても地区で把握していただき、町災害対策本部へ報告していただくことにより、支援物資を避難所に避難されている人の分と合わせて避難所へ配送することになります。

 救援物資の配達方法は、「災害時における緊急物資輸送等に関する協定」により、「協力事業者」にも依頼していきます。

 以上です。



◎建設経済部長(新美清司君) 

 それでは、私から4問目の飲料水の確保対策と給水体制についてお答えをさせていただきます。最後になりますので、もうしばらくおつき合いをお願いします。

 1点目の水道による給水不能時の給水体制についてお答えします。

 巨大地震によって、町内においても多くの世帯で断水することが予想されます。断水が発生した場合には、町が所有する給水タンク4基を使用し、職員により応急給水を実施いたします。応急給水の水源としましては、八ケ谷、草木、高根の各配水場及びエスぺランス丸山南駐車場にある飲料水兼用耐震性貯水槽の4カ所がございます。英比小学校にも飲料水兼用耐震性貯水槽はありますが、水道水の流入量が少なく、貯水槽内の水の循環が悪いため、この貯水槽は現在のところ生活用水としての利用を考えております。

 各水源から給水タンクに受水し、町内4小学校において給水を実施する計画でございます。タンクの水量がなくなれば速やかに再搬送し、断水が解消されるまで応急給水を継続的に実施いたします。

 応急給水実施につきましては、広報車や防災行政無線、あんしん防災ネットなどいろいろな方法で住民の皆様に情報提供を行いたいと考えております。

 次に、2点目、被災時の専門業者の応援態勢についてお答えします。

 被災時における上水道の復旧には専門知識・技術を持った専門業者の協力・応援が非常に必要となります。

 災害発生後、「災害時における応援出動に関する協定書」に従い、上水道指定工事業者の被害状況調査を行った後、対応可能業者には速やかに応急復旧にかかる必要な資機材の調達と作業人員の確保を依頼し、応急復旧作業に当たります。応急復旧に当たっては、町職員の指示のもと仮設配管の設置などを実施し、少しでも早く通水できるようご協力をお願いしたいと考えております。

 続きまして、3点目、水道基幹管路の現状(老朽化、不具合箇所)についてお答えします。

 本町の水道管は、昭和57年ごろと平成7年から平成21年にかけて、その多くを整備してまいりました。現在、口径75ミリ以上の配水本管を含む水道基幹管路の総延長は約130キロメートルとなっております。

 耐震対策としましては、過去の漏水箇所や設置年が古く老朽化した配水管などを考慮し、震度7程度でもつなぎ目が抜けない耐震管へと計画的に布設替工事を行っているところであります。本町における口径75ミリ以上の配水本管を含む水道基幹管路の耐震化率は、平成27年度末で25.91%となっております。

 今後も計画的に配水管布設替を実施し、耐震化率の向上に努めてまいります。

 以上です。



◆13番(三留享君) 

 非常にたくさんの質問を短期間にまとめていただきまして、ありがとうございます。

 二、三、今後の研究課題というものも見つかりましたし、それを除きましては非常に本町の対策というのは充実した対策になっておるなということで、ひとまず安心しております。しかしながら、やはり机上の対策と実際の事象に遭ったときとはまたいろいろ違うと思いますので、おさおさ怠りなく、また準備していただきたいと思います。

 時間もありませんので、ちょっと一、二だけ質問させていただきます。

 まず、一つは要員の問題です。

 先ほど町内外の勤務の実態等々のお話しありましたですけれども、これは言ってみれば正職員だけの数だと思いますけれども、本町の場合はパートさんとか、あるいは嘱託職員とか、そういった方は戦力に入っていないのかどうか。また、入っているとしたならば何か訓練等やっておるのでしょうか、その点お聞きします。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 先ほど申し上げた人数は正職員でございまして、パート職員、臨時職員については入っておりませんので、よろしくお願いします。



◆13番(三留享君) 

 それから、2点目は水道の問題ですけれども、先ほどのご答弁で阿久比町の適合化率というんですかね、これ25%台ということで、全国平均からはやっぱり10%ぐらい下回っておりますので、ぜひご答弁のとおり、計画的にやっていただきたいと思います。

 それから、救援物資の備蓄ですけれども、これは今後の研究課題ということもお話しされておりましたけれども、やはり私は今の丸山の防災倉庫、食料はそこだけと思いますし、毛布等は小学校にも分散されていると思いますけれども、やはり民間の、特に輸送業者さんが町内にも存在しておりますので、民間の倉庫とか、あるいは配達の民間の方もある程度組み入れると、そういった計画をすべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 先ほども答弁させていただきましたが、緊急時における輸送の協定を結んでいる協力業者もございます。まだ、そういう協定を結んでいない業者につきましても、今後協定を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆13番(三留享君) 

 それから、やはり最大のポイントというのは、自分の住んでおる身近な隣近所とか、あるいは町内の自主防災組織だと思います。これで先ほどのご答弁の中で、これから各備蓄内容等については、各自治体、地区の実態をアンケートをとるというふうなお話ありましたけれども、これまではやはり各地区のそういういろんな備蓄状況とか体制とか、そういったことを各地区の方が集まって比較検討するというような場はなかったんでしょうか。



◎総務部長(野崎秀幸君) 

 町としては、特に地区で何を配備しなさいとか、そういうことは言っておりません。あくまでも各地区の自主防災会が資材を装備するための補助金、または活動するための支援をするための補助金を出しておりまして、各地区の自主防災会の中でそういうことを協議されていると思いますので、よろしくお願いします。



◆13番(三留享君) 

 各地区にはやっぱり非常にこういう問題に詳しい方もおりますので、ぜひお互いにそういう情報交換をするというような場を設けて、より実効のあるものにしていただきたいと思います。

 以上で私の質問は終わりとなります。

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○議長(久保秋男君) 

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 次の本会議は6月6日に開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

 お疲れさまでした。

     午後0時07分散会