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愛知県 扶桑町

平成20年第3回定例会(第5号 6月19日)




平成20年第3回定例会(第5号 6月19日)





 
 平成20年6月19日(木曜日)午前9時30分開議


 第1 議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)


 第2 議案第25号 扶桑町監査委員に関する条例の一部を改正する条例について


 第3 議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について


 第4 議案第27号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例について


 第5 議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について


 第6 議案第29号 町道路線の認定及び廃止について


 第7 議案第31号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例について


 第8 議案第32号 工事請負契約の締結について


 第9 請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願


 第10 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平


    和な世界の実現などを求める陳情書


 第11 介護職員の人材確保の意見書採択を求める陳情


 第12 過剰な農薬取締法により、植物からなる、農業用有機資材を締め出す不法な行政


    指導の改善を求める意見書提出に関する陳情書


 第13 地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を


    求める陳情書


追加日程


 第14 議会発議第1号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について


 第15 議会発議第2号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について


 第16 議会発議第3号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について


 第17 意見書案第2号 介護職員の人材確保に関する意見書


 第18 意見書案第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書


 第19 意見書案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書


 第20 議会閉会中常任委員会の調査申出事項について


 第21 議員派遣の件について


        ――――――――――――――――――――――――


本日の会議に付した案件


 議事日程のとおり


        ――――――――――――――――――――――――


出席議員(16名)


       1  番     千  田  鉄  朗  君


       2  番     間  宮  進  示  君


       3  番     矢  嶋  惠  美  君


       4  番     ?  木  武  義  君


       5  番     千  田  勝  隆  君


       6  番     大  藪  三  郎  君


       7  番     伊  藤  伊 佐 夫  君


       8  番     近  藤  泰  樹  君


       9  番     千  田  成  年  君


      10  番     片  野  春  男  君


      11  番     児  玉  孝  明  君


      12  番     新  井  三  郎  君


      13  番     間  瀬  英  之  君


      14  番     小  林     明  君


      15  番     ?  木  義  道  君


      16  番     浅  井  捷  史  君


        ――――――――――――――――――――――――


欠席議員(なし)


        ――――――――――――――――――――――――


地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名


     町     長     江  戸     滿  君


     副  町  長     関     芳  雄  君


     総 務 部 長     長 谷 川  眞  一  君


     健康福祉部長      江  口  正  利  君


     産業建設部長      宮  川  信  夫  君


     会計管理者       伊  藤     猛  君


     教  育  長     河  村  共  久  君


     教育次長兼学校教育課長 天  野  末  光  君


     政策調整課長      神  田  龍  三  君


     総 務 課 長     古  池  光  正  君


     税 務 課 長     鈴  木  照  実  君


     住 民 課 長     鈴  村  能  成  君


     介護健康課長      久  世  信  樹  君


     福祉児童課長      千  田  勝  文  君


     産業環境課長      吉  田  晴  宣  君


     土 木 課 長     近  藤  泰  治  君


     都市整備課長      今  枝  文  雄  君


     生涯学習課長      大  竹  幹  雄  君


     文化会館長       澤  木  晋  哉  君


     監査事務局長      松  浦  節  雄  君


        ――――――――――――――――――――――――


本会議に職務のため出席した者の職氏名


     議会事務局長      六  鹿     博  君


     議会事務局統括主査   千  田  茂  樹  君


        ――――――――――――――――――――――――





◎午前10時18分 開議





○議長(浅井捷史君) 改めまして、おはようございます。


 ただいまの出席議員は16人であります。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付しております議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定しました。


 ここで諸般の報告を申し上げます。


 去る6月13日に開催されました学校給食調理場建設等調査特別委員会において、特別委員会の委員長には片野春男議員、副委員長には千田勝隆議員が選出されましたので、報告いたします。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第1 議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)から日程第13 地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書まで





○議長(浅井捷史君) これより日程第1、議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)から日程第13、地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書までがそれぞれの所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了しておりますので、この際、これを一括議題とし、各常任委員長からその審査の経過並びに結果について報告を求めることとします。


 報告の順序につきましては、総務文教常任委員長、福祉建設常任委員長の順に報告を求めることにいたします。委員長の報告に対する質疑につきましても、委員長の報告ごとに進めさせていただきます。


 これより、近藤泰樹総務文教常任委員長の報告を求めます。


 近藤泰樹総務文教常任委員長。


   〔8番 近藤泰樹君登壇〕


○8番(近藤泰樹君) 改めまして、おはようございます。


 議長の指名により、総務文教常任委員会の委員長報告をさせていただきます。


 当委員会は、6月11日午前9時30分、役場大会議室において、委員8名及び町長を初め関係職員の出席を得て、当委員会に付託されました5議案、1請願、1陳情書を審査いたしました。


 主な内容を報告いたします。なお、審査は、担当から補足説明を受けた後、質疑、討論、採決の順で行いました。


 議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を議題とし、給食費改定資料に基づき補足説明を受けた後、質疑に入りました。


 委員より、主食が40%、副食が60%ということだが、主食は主に小麦の値上がりが大きい。食育プランを教育の観点から考えているか。食べればよいというだけでは大変心配である。極端に上がったものを違ったものにかえて豊かな食をお願いしたい。希望する議員だけでも試食がお願いできないかの質疑に、食育については、内閣府の方で、22年までに都道府県は100%、市町村は50%が推進基本計画をつくることになっている。子どもが喜んで食べるにはどうしたらいいか、調理場では努力をしています。食べられればよいということで調理はしていません。試食については受け入れる準備はありますと答弁がありました。


 さらに、給食の値上げは今さら遅いのではの問いに、平成12年に値上げをして今まで何とかやってきましたが、昨年から小麦が上がり、その後、しょうゆや加工品が値上がりしたのでお願いするものですと答弁がありました。


 副食の値上がりが大きいがよいかの問いに、副食が大きく値上がりしていますが、主食の値上がり率でお願いしていますと答弁がありました。


 地産地消の対応をどのように行っていくかの問いに、地産地消も地元業者に呼びかけしております。全く地元を取り入れていないわけではありませんと答弁がありました。


 裁判員制度を簡単に説明してほしいの問いに、裁判員候補者は扶桑町の選挙人名簿から無作為に選ばれます。当町は候補者を136人選出する予定になっており、各市町村から選ばれた候補者の中で、1裁判ごとに裁判所がくじで候補者を6名選びます。今回の補正予算は、電算システム上で動かすためのシステム構築料の金額変更ですと答弁がありました。


 候補者に選ばれても断れるかの問いに、特別な事情がない限り断れないが、70歳以上の人や学生などと重い病気の人は断れますと答弁がありました。


 名簿をつくるシステムですかの問いに、無作為抽出をして、そのデータを電子媒体化するシステムです。名簿を紙ベースの手で作成することも可能ですが、扶桑町だけが独自のフォーマットを使うことができない。国の規格に合わせて対応しないとシステム化した処理ができないと答弁がありました。


 無作為抽出の後の流れはわかっていますかの問いに、本年9月1日までに候補者の員数割り当ての通知が役場に来ます。10月15日までに候補者予定者名簿を裁判所に送付します。11月初めから裁判員候補者への通知が始まります。来年の5月から裁判員制度が実施され、1裁判ごとに6名がくじにて選ばれますと答弁がありました。


 裁判員の権限はどれくらいあるかの問いに、権限はわかりませんが、裁判官と審理に立ち会い、被告人が有罪か無罪か、どのような刑にするかを議論、決定しますと答弁がありました。


 選出後の適格・不適格の問題について国から指導が来てますかの問いに、何も聞いてません。裁判員になった人は裁判所で決定するので、役場では知り得ませんと答弁がありました。


 介護をしている人が選ばれたら裁判員にはなれないと思いますがとの問いに、136人が無作為に抽出されているので、個人の事情は考慮されていない。選出された通知があったとき、正当な理由が認められたときには辞退は可能ですと答弁がありました。


 地域とはぐくむモラル向上事業ですが、どんな内容で進めていくのかの問いと資料請求があり、改めて提出されました。


 地域とはぐくむモラル向上事業の目的は何ですか。どういういきさつで決まったのかの問いに、国から県に話があり、県は尾張部、三河部でバランスよく割り振りをして、町に打診がありました。山名小学校でことしから教育研究事業を予定していたので、山名小学校に確認した上で受託することにしましたと答弁がありました。


 先生方の負担がふえないかの問いに、さほどふえないと思います。逆に、この予算により研究がしやすくなりますと答弁がありました。


 山名小学校の補修ですが、校舎はいつできたか。この際、原因を調べてやるべきものはやらないといけないのではの問いに、本館の建設は昭和53年度で、ほぼ30年経過しております。大規模改修が予定されていますが、今回は漏水した部分だけ仮の修繕をしますと答弁がありました。


 山名小学校の大規模改修はいつですかの問いに、平成23年度以降の早い時期を予定しておりますと答弁がありました。


 悪くなったらその都度予算請求するのですか。徹底した原因究明はしないのかの問いに、構造上の問題だとは考えない。防水は10年耐用です。押さえのシンダーコンクリートが打設してあり、伸縮目地の亀裂から雨漏りがあったと思いますと答弁がありました。


 雨漏りは10年対応年数ですが、庁舎も含め、定期的に早目に行った方がよいのではないかの問いに、施設管理者の判断により、まだもつものは先延ばしにして、時期が決まっているものは最小限度の修繕でとどめますと答弁がありました。


 質疑を終結し、反対討論として、学校給食の値上げは、諸物価高騰の折に町も一緒になって住民の暮らしを直撃するようなことではなく、町で負担をして住民の暮らしを応援する観点から認められない。賛成討論として、今回の補正は、人事異動に伴う人件費の精査が主である。さらに、裁判員制度についてもスタートしたばかりである。住民にも周知されていない。今後とも住民の不安を払拭するためPRをお願いしたい。学校給食の問題では、最近の諸物価の高騰の中で7年間値上げをしないで最小限度にとどめたことは評価できる。学校の改修問題で、30年、40年経過するとほころびも出る。平成23年からの大規模改修までに十分点検と検討をしていただき、万全の体制で事業を進められることを要望して、賛成する。


 討論終結、採決の結果、賛成多数で可決いたしました。


 議案第25号 扶桑町監査委員に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明なく、質疑に入りました。


 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により審査に付されたときの内容と、扶桑町に適用される基準があると思うがどうかの問いに、平成19年6月22日に公布され、平成20年4月1日よりその一部が施行されることに伴い、健全化判断を行うため、決算内容に健全化判断比率の監査を加えるものです。四つの指標があり、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率が監査の4指標ですと答弁がありました。


 審査に付されたときとは、扶桑町に適用される基準があると思うがの問いに、地方公共団体の長は、毎年度、前年度の決算の提出を受けた後、健全化比率とその算定基礎事項を記載した書類を、監査委員の審査を付し、その意見をつけて当該比率を議会に報告し、かつ公表しなければならない。なお、決算証書類、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書等については、地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公共団体の健全化に関する法律に網羅されており、削除し、条文の整備をしましたと答弁がありました。


 四つの指標の内容はの問いに、実質赤字比率については18年度までの実質収支比率となり、定義は、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率、連結実質赤字比率の定義として、全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率、実質公債比率の定義は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模を基本とした額に対する比率、将来負担比率の定義は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負担の標準財政規模を基本とした額に対する比率でありますと答弁がありました。


 町長に報告とあるが、町長はどうするのかの問いに、議会に報告し、公表することになりますと答弁がありました。


 18年度について作成できないのかの問いに、今回の指標は、従来の算定式から変更点があることや、将来負担比率を算定するためには一部事務組合の決算数値を算入しないといけないことなどから、平成19年度決算審査においては、財政健全化法に定める4指標に適応したものを作成したいと考えると答弁がありました。


 よその市町では公表しているところもあるので、扶桑町でも公表できるのではの問いに、扶桑町単独で計算できないので、19年度からということで考えていると答弁がありました。


 質疑終結、討論なし、採決の結果、賛成全員で可決いたしました。


 議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、6月10日の本会議の質問の補足説明がありました。


 寄附金の定義については、法令上明確な定義は見つからなかった。所得税法の78条の第3項で、金銭は信託に関して使われる用語だと思う。寄附物品の寄附金額取り扱いで、町県民税の寄附金控除の対象となる金額は所得税における寄附金控除と同様の取り扱いである。領収書等とは、寄附金受領証明書、町民税、県民税寄附金税額控除申告書のことを示している。資料「国等に対して相続財産を贈与し、相続税の非課税規定の適用を受けた場合」と「寄付手続き中に死亡した場合」と「寄付金控除試算(個人)(ふるさと納税)」について説明がありました。


 寄附金の定義を教えてほしいとお願いしたが、答えになっていないとの問いに、調べたが、法令上見つからない。参考となるのは所得税法78条の第3項であると答弁がありました。


 定義がわからないと聞かれたら困るのではないかとの問いに、条例には定義があるが、地方税法には定義がない。寄附金と想定されるものは町で具体的に考えていくと答弁がありました。


 香典を寄附する場合、所得税の控除になるかの問いに、寄附する人が喪主であれば控除できると答弁がありました。


 学校指定団体、法人は額が大きくなるのではの問いに、寄附金を団体が集める中、要綱等相手側の予算状況により助成金を決めていきたいと答弁がありました。


 適用は1月1日だが、寄附の状況はの問いに、状況はつかんでない。例年の人、一人は把握していますと答弁がありました。


 公的年金からの特別徴収は住民に周知することが重要である。年金からの徴収は選択制にすべきと思うが、どのように考えているのかの問いに、税法の改正は毎年広報でPRしている。今回は8月号に予定している。住民に直接かかわってくるので、1月の申告のPR時にも周知すると答弁がありました。


 45条の2が新設されている。天引きの例外はあるが、選択して納税ができないかの問いに、年金相当分だけである。他の所得があれば、普通徴収での納税ができる。特別なケースがあれば、上級機関とも協議していきたいと答弁がありました。


 質疑を終結し、討論に入り、反対討論として、町民税の年金天引きには反対である。上場株式の譲渡の損失は金持ち優遇税制と考えるので、反対する。


 賛成討論として、地方税法の一部改正によるもので、事務執行上、改正せざるを得ないので、賛成する。


 討論終結、採決の結果、賛成多数で可決いたしました。


 議案第27号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明なし、質疑なし、討論なし、採決の結果、賛成全員で可決しました。


 議案第32号 工事請負契約の締結についてを議題とし、補足説明なし、質疑に入りました。


 安全対策費は幾らかの問いに、積算単価表については公表できない。コピーの提示ができないと答弁がありました。


 請負工事費に入っているのかの問いに、入っていると答弁がありました。


 安全対策の中身は公表できないかの問いに、共通仮設費の中に仮設建物費、工事準備費、環境安全費、屋外整理清掃費が入っているが、工事仮設計画についてはまだ提出されていないと答弁がありました。


 補助率の関係で、耐震以外は補助対象になるか。トイレは全部改修か。予定価格と落札価格が開き過ぎている。説明してほしいの問いに、耐震改修の補助金は、今のところ2分の1である。政府の方では3分の2になる動きがある。トイレの改修は3分の1である。トイレブースは取りかえ、一部段差解消も行う。仕切り板の取りかえ塗装もします。一部洋式にする。入札は正常に執行できたと考える。結果的に低い落札率であったと答弁がありました。


 外壁の耐震壁は、北と南では南側が半分である。耐震性に問題はないかの問いに、南側は採光の関係で窓面が多い。建物全体のバランスで、建物の北側で耐震を持つ計算であると答弁がありました。


 東棟と西棟のトイレの男女の境が違うが、東棟はコンクリートか。音とか問題はないかの問いに、西棟トイレも男女の区切りがある。東棟は構造計算のコンクリートである。音は大丈夫であると答弁がありました。


 総額1億6,000万円が1億になっている。大規模改修と耐震の二つを一緒にやるから安くなったのか。業者は赤字覚悟なのか。手抜きも考えられるのではの問いに、予算上は耐震補強等改修工事となっている。内訳として、耐震補強工事、大規模改修工事となっているが、設計図書等については一括発注である。補助金絡みで項目を分けている。設計は、県の基準単価等により適正に積算している。設計事務所と監督者と連絡をとりながら監督していくと答弁がありました。


 着工が20日なので高騰はないと思うが、入札後、材料の高騰があった場合、どのような基準で協議をするかの問いに、今のところないと思う。現時点の契約なので、変更契約も可能であると答弁がありました。


 トイレの段差解消は障害児のためかの問いに、東棟の1、2、3階の中央のトイレを施工する。一部は洋式化にする。車いすはブースの中まで入れないと答弁がありました。


 公共施設は避難所にも使われるので、車いすが入れないのはおかしい。介護者がいないことも想定されるが、検討されたかの問いに、ブースの前までは車いすで行ける。介護者がいなければ、先生や支援員が手助けする態勢をとっていくと答弁がありました。


 運動場は資材置き場にするのかの問いに、資材置き場は西棟と体育館の空き地等を使うから、運動場は使用しないと答弁がありました。


 質疑終結、討論なし、採決の結果、賛成全員で可決。


 請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願を議題とし、紹介議員より補足説明がありました。


 世帯単位の課税から個人単位の課税ということで、所得税法56条は古い家族制度の名残である。家族の従業員にかかる経費を認めないということで問題がある。世界の情勢を見ても、従業員は家族であっても事業所得の必要経費である。妻であれば86万円、子どもは50万円の控除しか認められていない。家業を手伝っていこうという気持ちになれない。青色申告や白色申告によって経費を認める、認めないということは法のもとの平等に反する。ぜひこの請願を取り上げていただきたい。


 質疑に入り、56条の趣旨はどういうものかの問いに、56条の趣旨は、家族の従業員は必要経費として認めないということです。考え方として、現在の時点で中小零細業者が所得を分散できるようなことはない。家族の必要経費を青色申告では認められている。白色申告でも認めるべきである。世帯単位の納税は古い家族制度の名残である。後継者の育成とか中小零細業者への支援ということで重要になってくると意見がありました。


 ほかに意見もなく、質疑を終結し、討論に入り、反対討論として、所得税法第56条の趣旨は、家族間で所得を分散して税負担の軽減を図ることを防止すること、租税回避行為の防止のみを目的としている。たとえ家族間でも、報酬の適正さやその状況が合理的に検証できるのであれば、個人単位課税の原則を尊重し、必要経費に算入することを認めようと、事業に専従する親族に対する報酬に限り57条が導入されたことにより、56条の意義は大きく失われた。56条は、立法の経緯や趣旨も、家族観や社会通念の変化により、その意義が制定当時とかなり乖離した内容となっており、個人が中心に据えられる現在の社会において、56条の規定がなじまないものとなっていることも事実である。直ちに56条を廃止すべきとの考え方ではなく、適用要件の二つをともに満たすことなく租税回避目的ではない場合には56条の適用範囲から外すなど、まずは56条の解釈や適用を現在の社会に合致したものへと変えていくべきである。以上の理由から本請願については賛成できない。


 賛成討論として、家族といえども従業員である。それを認めていない。非常に不自然である。中小零細業者の家族が後を継いでやる人が少なくなってしまう。扶桑町では多分、10人以下の従業員の会社が10%程度減ってきている。県全体では2%なので、扶桑町は後退していることを考えてほしい。家族従業員に対する必要経費と認め、中小零細業者を育成してほしい。


 討論終結、採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。


 住民の暮らしを守り、公共サービスの低下や格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書(所管部分)を議題とし、委員より、内容的には、公共サービスの低下や公務員の削減は行わない。住民サービスを強める。大企業、財産家優遇税制をやめて、消費税は増税しない。子どもの30人学級の実現、私学助成の拡大をする。憲法9条の改悪に反対する。道州制は大型公共事業をすることがねらいである。小さなまちづくりとはかけ離れていると意見がありました。


 ほかに意見もなく、反対討論として、例えば30人学級実現、教育予算の増額はできないと思う。憲法9条の改悪反対は扶桑町ではなじまない。道州制は国で検討されている。自衛隊の募集をやめる、職場体験による生徒の自然体験活動をやめることなど、一地方自治体にはなじまないため、反対する。


 討論終結、採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。


 以上で当委員会に付託されました案件のすべての審査が終了いたしました。


○議長(浅井捷史君) これより近藤泰樹総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) まず一般会計の関係からお尋ねしたいと思いますが、ただいま委員長の報告によりますと、電算システムの構築料の補正予算は金額変更だという答弁があったという報告がされたわけですけれども、本当なんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 先ほど述べたように、そういう答弁がありました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) そういう前提で採決したんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) それ以上意見が出ませんでしたので、採決しました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) それ以上意見が出ないって、当局の答弁だよ、僕が言っているのは。そういう答弁でしかなかったんですかと。そういう前提で採決したというんなら、こんな採決は間違っているんじゃないですか。補正予算の中身は金額変更だけじゃないですよ。金額変更なんか、つけ足しだがね。そんな程度の審査しかできてなかったんですか。そんなことでは、もう一遍審査し直してくださいよ。そんな審査の仕方、あるかね。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 先ほど委員長報告で申し上げましたように、意見が出され、それ以上意見が出されませんでしたので、委員長としてこれを了として採決をとりました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) その委員長としてって、委員長はどういう認識に立っておるんですか。これを了としたといって、そういう認識に立っておるということ。金額変更だけじゃないでしょう。一番大きな原因は、国庫支出金が計上されているというところに一番大きな補正の要因があるがね。金額変更って、2万1,000円金額変更しただけだよ。実際には、一番大きな要因というか、今度の補正のこの構築の一番大きな要因は、国庫支出金が計上されているというところに一番大きな要因があるんだがね。それを、その国庫支出金のことは何の説明もなしに、質問したら、国庫支出金が計上されて、その分の財源内訳を変更したということと、金額的に2万1,000円減額したということじゃないですか。それを抜きにして金額変更だけだと、そういうことを真に受けて採決するなんて、もう一遍、委員会を開き直してきなさいよ。委員長として、こんな委員長報告はありませんわ。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 暫時休憩をとっていただけませんか。


○議長(浅井捷史君) その場で暫時休憩します。


             午前10時56分 休憩








             午前11時01分 再開


○議長(浅井捷史君) 休憩を閉じ、会議を続けます。


 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 裁判員制度を簡単に説明してほしいという問いの中では、補足の回答としまして、システム構築料金の金額の変更がありましたというプラスの説明でした。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) さっきの委員長報告は、今回の補正予算は電算システム上で動かすためのシステム構築料の金額変更ですという報告をしたんだよ。違うがね。補足説明じゃないがね、これ。この補正予算は金額変更ですよと言っておるんや。仮に補足説明だとしても、そうしたら、補足前の今度の補正予算の中身は何なんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 休憩をちょっとお願いします。


○議長(浅井捷史君) その場で暫時休憩します。


             午前11時03分 休憩








             午前11時04分 再開


○議長(浅井捷史君) 休憩を閉じ、会議を続けます。


 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 電算システム上で動かすためのシステム構築料の金額変更ですという答弁があって、それ以上の答弁はありませんでしたので、質疑もしませんでした。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) だから、一番最初に、それを前提にして採決したんかと。そうしたら、そうですと言うから、それは違うんじゃないかと。予算の中身は、歳入で国庫支出金が増額されて、歳出で一般財源で見ていたものを、一般財源を減額して国庫支出金を特定財源に振りかえたんだがね。そこが一番の今回の補正の中身だがね。金額変更というのは2万1,000円を減額しただけだよ。2万1,000円減額して、全額国庫支出金でこの構築料を賄うという予算だがね。そこが今度のこのシステム構築料の補正の根本だがね。その根本をどこかへやって採決したんかということなんや。そんな予算の審議の仕方ってあるかというの。だから、要するに、委員長が議案の中身を頭に入れずにやっているでいかんのだわ。


 前へ進んでいきませんので質問しますけれども、監査委員に関する条例の一部を改正する条例の関係でお尋ねしたいと思いますけれども、委員長報告の中で、要するに地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づいて、決算審査をするときにあわせて実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の四つの指標を監査委員に付すということが報告されたというふうに思うわけですけれども、この中で「地方公共団体の長――要するに扶桑町の町長――は、毎年度、前年度の決算を受けた後、健全化比率とその算定基礎事項を記載した書類を監査委員の監査に付し」ということが報告されたわけですけれども、健全化比率とは何ですか。この健全化比率というのは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の言葉にあるんですか。


○議長(浅井捷史君) その場で暫時休憩します。


             午前11時10分 休憩








             午前11時12分 再開


○議長(浅井捷史君) 休憩を閉じ、会議を続けます。


 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 北海道の夕張が破綻した事実がありますけれども、そういうふうにならないようにということで、この健全化比率というのが設けられたというふうに思っております。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) そんな言葉が地方公共団体の財政の健全化に関する法律の中にあるかということを聞いておるの。そういう言葉が、この地方公共団体の財政の健全化に関する法律の第何条にあるんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 私も法律の何条にということはちょっと詳しくはありませんのであれですけれども、この健全化比率という言葉そのものは、小林さんが言われるようには載ってないと思います。これは夕張みたいに破綻しないようにということで、法律上には載ってない言葉だと思います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) それは法律上には載ってない言葉だと言うけど、だけど、これは法律に基づいて説明しておるわけでしょう、健全化比率というのは。僕はそんな健全化比率なんていうのはないとは思うけれども、だけど、当局の説明というのは、この地方公共団体の財政の健全化に関する法律の説明をしているんじゃないんですか。


○議長(浅井捷史君) それでは、11時30分まで休憩します。


             午前11時16分 休憩








             午前11時31分 再開


○議長(浅井捷史君) 休憩を閉じ、会議を続けます。


 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 四つの指標があり、総称して健全化判断比率というふうに説明がありまして、途中で健全化比率というふうに言ったのは健全化判断比率、「判断」が抜けておりましたので、申しわけありませんでした。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 法律の言葉なので、きちんと報告してもらわんとだめだと思うんですよね。


 次に、町税条例の一部を改正する条例についてお尋ねしたいんですが、公的年金からの特別徴収、要するに年金から住民税を天引きするというものですが、公的年金から天引きされるときの税金の納期はいつなんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 委員会のときには、そういう質疑もありませんでしたし、答弁もなかったので、わかりません。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) これは住民の方の権利にかかわる問題に関連してくるんですわね、納期がいつなのかということは。年金から天引きされる日が納期なのか、あるいは年金から天引きした、今の言う社会保険庁が税金を翌月の10日までに町に納付せないかんという、その翌月の10日が納期なのか、これによって大きな問題が生じてくる場合があると思うんですわね。例えば町民税の減免規定がありますわね、町税条例の中に、何条か忘れましたけれども。減免規定があるんだけれども、要するに災害だとかそういう場合に税金を免除してほしいとか減額してほしいという申請書を出すには、納期の7日前までに出さないかん。納期が過ぎてしまったら、もう減免の対象にならんです。だから、年金から天引きされる日が納期なら、それから7日前に減免申請を出すということになる。そうすると、減免が適当だというふうに判断されれば、税金が減額されたり免除されるということが言えると思う。だけど、10日だと思っておって、年金から税金が天引きされてから減免申請を出したって、もう天引きされたこの税金は減免の対象にならないんですわね。だから、そういう住民の権利にかかわる問題について、どうして総務委員会で検討されなかったのかなあというふうに僕は思ったんですが、そういうことは一切なかったんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) ありませんでした。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 住民から出てくることについては、一生懸命インターネットから何かから引きずり出しているだろうと思うけれども、そういう研究する人がいながら、住民から出てくる請願に反対するためにそういうパソコンで一生懸命反対理由を考える人がいながら、今度のこういう住民の権利にかかわる問題について総務委員会で審議がされなかったというのは不思議で仕方ないですわ。


 高雄小学校の大規模改修工事の契約の関係でお尋ねしたいんですが、僕も傍聴をしておりました。審議の過程でトイレのバリアフリーの問題がかなり論議されていたわけですわね。何人かの委員から、障害者のためのバリアフリーのトイレは何とかならんのかという趣旨の発言が出たわけですわね。そうしたときに、委員長として、委員会の取りまとめとして、当局に対して、こういう意見もあるから、ひとつ検討していただきたいという前提で採決をした方が各委員の意思がきっちり反映されるんじゃないかと。ところが、そういうような形で、各委員からはいろいろな意見が出たけれども、当局の答弁の言いなりになって委員会の採決がされたんじゃないですか。絶対にバリアフリー化をすることができないというような答弁なんか、なかったんじゃないですか。どうなんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤泰樹委員長。


○8番(近藤泰樹君) 委員長になって初めての経験ですので、なかなか気が回らない点も、今、小林議員さんから言われましたことに関しては、なかなか気が回らなかったという点もあります。


 それからバリアフリーの件に関しましては、ブースの前までは車いすで行けるということで、介護者がいなければ、先生や支援員が手助けする態勢をとっていくと前向きの答弁がありましたので、了といたしました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 僕は前向きじゃなく後ろ向きだと思う。それに対して、ここは避難所にもなるんだから、もう少し考えるべきじゃないかという意見も出たわけですよね。だから、僕は、絶対にこれはもうバリアフリー化は不可能だということであれば、それは仕方ないことだと思うんですよ。だけども、答弁は、先生なり介護者が車いすでトイレのところまで、要するに便器のところまで連れていくということをやらにゃいかん。自分一人ではトイレには行けないわけだ。要するに、言われてきたことは、障害者が一人ででもトイレに行けるようにしたらどうなんだと、そういう趣旨で僕は質疑や意見が出てきたと思うんです。委員長報告には書いてないけど、1億6,000万ぐらいの予算があって、約1億円ぐらいの工事費だと。まだ金があるんじゃないかと。差し引きしたって金があるんだから、そういうようなことはできんのかという意見まで出たわけですわね。委員長報告には書いてないですけれども。そういう意見が出たんなら、僕は委員長として各委員の意見を尊重して取り回しをすべきだと思うんです。


 委員長として初めてだからと言うけれども、5月22日の臨時議会、その前に議長、副議長、監査委員、各委員会の委員長、副委員長をどう決めましょうかといったときに、桑政クラブは何て言ったの。ことしはうちの方で全部いただきますと。新米だからできないなんていう、そんな言いぐさはないよ。桑政クラブで全部いただきますと言っておいて、今になって新米だから十分できませんでしたでは、何のために委員長をよこせと桑政クラブは言ったんですか。きちんとやってもらうのは当然だと思う。僕は、審議の内容を聞いていたら、当局も一度検討してもらうという答弁ぐらいはあってしかるべきだというように感じた次第です。


 次に、陳情書の関係でお尋ねしたいと思いますけれども、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書を議題として、委員よりということで意見があったということですけれども、実際は意見を求める前に何か求めたんじゃないですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 提案者と紹介議員の違いの件かと思いますけれども、私の認識不足でありまして、申しわけなかったと思っております。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 僕は陳情書のことを言っているんです。陳情書で、委員からの意見を求める以前に、委員長から質疑を求めますということを言われたんじゃないですか。僕は傍聴しておってそういうふうに聞いていましたけれども、違うんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 質疑を求めてはいけないのですかね、意見を聞くという行為は。反対に質問してはいけないのかもわかりませんが……。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 質疑と意見と同じだと思っているんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 意見と質疑は違いますので、委員長として質疑という形であれしましたことをおわび申し上げておきます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 僕は、質疑というのは、あるときはあると思うんですわね。陳情書を審査をする上で当局に対して実態はどうなのかというようなことで、当局に実態について質疑する場合はあると思うんですわ。それがなかったらわからへんでね。だれに対して質疑するのかわからないような、ただ質疑を行いますというだけでは。この陳情書を審査する上で、この陳情書の疑問点について当局に対して実態はどうなのか質疑を行いますというような形でやるんならまだいいけれども、いきなり質疑を行いますと言われて、だれに対して質疑するのか。提案者というのか、陳情書の提出者がいるわけじゃないし、質疑はできないと思うんです。提出者に対してはね。だけど、実態をつかむ上では当局から説明を求めるという場合だって、僕はあると思うんですわね。


 だから、僕はこれから今後の審査の仕方として一遍議長に要望しておきたいんですが、陳情や請願というのは、審査する上で、請願や陳情者が委員会に参考人として陳述させてくれという申し入れがあったら、やっぱり積極的に各委員会で陳情者や請願代表者に出席を求めて意見を聞くという形で審査していく必要があるんじゃないかと。そういうことをやれば、今回のような事態というのは生まれなかったと思うんです。だから、会議規則か委員会条例にそういうことは規定されておるわけですから、積極的にそういう形での請願書や陳情書の審査をするよう取り計らっていただきたいと思います。


 それと、請願書の関係を聞くのを忘れておりましたのでお尋ねしたいんですが、先ほど委員長が言われた、提案者に補足説明がありましたら説明してくださいということを?木議員に求めたんですわね。実際、?木議員が答えたというか、説明したんじゃなかったのかなと、僕、ちょっと記憶間違いかもしれないですけれども、紹介議員と提案者とは違うんですわね。だから、紹介議員に対して、紹介した理由だとか、そういうものの説明は受けてもいいと思うんだけれども、提案者に質疑を行うというようなことはおかしな話で、議案なら提案者が必要だけれども、請願書はあくまで紹介議員なんですから、その辺の取り扱いを間違えんようにして審査してもらわんといかんのじゃないかというふうに思うんですけれども、委員長、どういうふうに思っているんですか。


○議長(浅井捷史君) 近藤委員長。


○8番(近藤泰樹君) 先ほども言いましたように、自分の認識不足で言葉を間違えましたことをおわび申し上げます。


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑はありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑もないようですから、以上で近藤泰樹総務文教常任委員長に対する質疑を終結します。


 議事の都合上、ここで昼食休憩といたします。


 午後は1時から再開いたします。


             午前11時53分 休憩








             午後1時00分 再開


○議長(浅井捷史君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 次に、新井三郎福祉建設常任委員長の報告を求めます。


 新井三郎福祉建設常任委員長。


   〔12番 新井三郎君登壇〕


○12番(新井三郎君) 議長の御指名をいただきましたので、福祉建設常任委員会の委員長報告をいたします。


 当常任委員会は、6月12日木曜日9時30分より、役場大会議室において、委員8名及び当局から町長初め関係職員の出席を得て開催いたしました。


 当委員会へ付託されました案件は、議案4件、陳情4件の合計8件であります。


 以下、審議の概要と結果について、主な内容を御報告いたしたいと思います。


 まず議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)についてを議題といたしました。


 当局からの補足説明はなく、直ちに質疑に入りました。


 質問の内容は、不動産売払収入が計上されている。売り払いするまでの経過はどうなっているか。当局側からは次のような答弁がありました。添付資料の不動産(土地)売り払い箇所の位置図に基づいて、2ヵ所あり、小さい方が高雄字下山23番の1、面積は2.14平米、一方の大きい方が25番の1、面積は19.31平米。単価はいずれも5万2,000円で合計111万5,400円の積算。これは昭和33年にもとの県道一宮・犬山線を改良するために生じた。この区間は、小字が五つ、畑尻、酉ノ川、宮島郷、下山、大渕が結びついており、公図上、不接合となっていたことにより整理ができなかったことによるものである。平成18年まで家が建っており人が住んでいたが、今回更地となり、整理する必要が生じたことにより進めてきたとの答弁であります。


 また、土地改良区に編入されず、昔、道路であったところが畑になっているようなところがあるのではないかとの問いに、昨年、一昨年と柏森で2ヵ所整理した。現在、高雄地区で1ヵ所調査しているという答弁であります。


 いつまでも放置するより、調査し、実態をはっきりしておく必要がある。赤道は昔、建設省の土地であったが、町で管理することになった。町に払い下げられたという形になっている。昔から登記されていない部分がたくさんあると思われる。そういうものをきちんと整理する必要があると要望があった。


 次に、住民課職員人件費の給料が216万1,000円補正されているが、職員がふえたことによる補正か。また異動は何人か。人事異動は1人。異動により職員数はふえてはいない。主事が主幹にかわり、主幹から統括主査にかわった内容である。


 保健センターの職員が退職により1名減と聞いたが、歳出で323万2,000円の賃金増は理解ができないとの問いに、職員人件費は、成人保健で3名、母子保健4名となっているが、退職者分は成人保健に含まれている。賃金については、時間当たり1,360円掛ける6時間掛ける月当たり22日で、7月から3月の間で2名分を見込み、合計323万1,360円を計上しているとの答弁であります。


 臨時職員は何月から雇用するかの問いに、臨時職員は7月から9月までの雇用契約で、以降3月までの更新でお願いするつもりという答弁でありました。


 子ども医療費の補正は、10月から小学校卒業までを現物給付するためのものか。今後の計画はとの問いに、計画として、7月に受給者証を印刷し、7月から8月までの期間に名前などのデータの入力、9月には住民への周知、また医師会などとの調整を行い、受給書証を対象者に郵送する予定であるとの答弁でありました。


 審査委託料はどこに支払うものか、扶桑町ではできないものかの問いに、審査の委託料は1件当たり55円80銭で連合会に支払うものである。現物給付に伴うレセプト審査であるとの答弁でありました。


 これに伴って、レセプト審査は今まででも行っているが、新たに必要かの問いに、今まで償還払いであったものを現物給付するため、国保連合会に委託する内容。10月から1月までの4ヵ月積算しているという答弁でありました。


 次に、今までも保険者として7割分の審査はされているので、10割になっても一緒ではないか。なぜ償還払いから現物払いにするために新たに委託料が要るのかの問いに、請求事務のためにレセプト審査が必要となると思う。レセプトを分けて審査することになり、10割分でもレセプト審査料が必要となり、今回補正予算として計上しているという答弁でした。


 償還払いは、保護者や職員にとっても煩わしい。中学校の入院の場合、費用がかさむため、保護者負担を考えれば入院だけでも現物給付にならないかの問いに、受給者証を配付するため、入院、通院を別々の扱いにした場合、医療機関では混乱することになるとの答弁でありました。


 中学校通院まで拡大し、現物給付する気持ちはないかの問いに、愛知県下では63市町村中19市町村が中学校卒業まで拡大している。扶桑町は県下でも中の上と考えている。当面はこのままでお願いしたいという答弁でした。


 現在でも19市町村が行っているし、傾向として拡大する自治体がふえてきている。以前は乳幼児医療において扶桑町は先進地であったが、今後も先進地として対応してほしいという要望でした。


 産業環境課の関係で、当初予算に地球環境保護の予算が計上されているが、どういう状況か。委託料が組まれていた。環境基本計画策定委託料の状況の問いに、5月に入札が終わり、業者が確定している。今後、基礎資料等について打ち合わせを行っている段階。その後、庁内のプロジェクトにより協議をし、アンケート調査の内容についても業者に検討させているという答弁でした。


 赤道の件、町内にはまだあるという話、要望すれば払い下げが受けられるか。条件はあるのかの問いに、町道として必要でなければ払い下げするが、測量する費用がかかりますので、町としては積極的に行わないという答弁でした。


 測量費用は払い下げ費用に加算されますかの問いに、測量費用は原因者負担になりますとの答弁でした。


 環境基本計画策定に当たり、江南市は57運動のような具体的な事業をしている。今後、地球温暖化対策はCO2削減が町にもかかわってくると考えるが、町としての取り組み、目標設定はしていくのかの問いに、先般、町のマイカークラブも産業環境課職員がエコドライブとアイドリングストップ等の話をした。国の目標にも入っているので、取り組みを考えていきたいとの答弁でした。


 車のCO2対策には電気自動車もある。宣伝・補助等も必要ではないかの問いに、基本計画の中で助成の必要なものは取り組んでいきたい。財政とも相談しながら進めていくという答弁でした。


 以上で質疑を終結し、反対討論として、予算の追加は2,302万3,000円ということになっているが、実際、まだ学校教育施設建設基金繰入金を減額するということから見ると、財源的には住民の要求にこたえていける財源がありながら、住民の期待にこたえるような予算になっていないというのが最大の理由である。例えば、いろいろな制度でほかと比較し、中の上であるからよいなら、ほかでは各小学校区に一つずつの児童館があるが、扶桑町には一つもない。それの調査費すら組んでいない。保健センターの保健師が退職し、それにかわって6ヵ月以上も臨時職員で対応するやり方は地方公務員法の趣旨に反することで、正規の職員を採用するべきである。たんぽぽが中心となり、ケアホームの建設が進められている。3,500万円の事業費のうち、国と県で1,500万円の助成、残り2,000万円は父母の方が負担される。用地は無償提供されると聞いている。支援する予算がない。全面的支援をすべきである。町は関係ないというような対応の仕方の平成20年度一般会計補正予算に反対します。


 賛成討論として、今回、子ども医療費の窓口負担をなくすということで印刷製本費等が含まれ、10月から実施されることについて評価し、賛成します。また、特に地球温暖化対策として町で目標設定をしていただくことを要望し、この予算に賛成します。


 討論終結、採決の結果、賛成多数で、議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)については、可決すべきものと決しました。


 次に、議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題といたしました。


 当局からの補足説明はなく、直ちに質疑に入りました。


 特定世帯についての説明の問いに、国民健康保険加入者世帯のうち、後期高齢者医療に加入者が移行することになり、単身世帯となる者の世帯を特定世帯と言うという答弁でした。


 後期高齢医療に移行し、残された世帯が単身世帯の場合、平等割が半額となる内容であるかの問いに、そのとおりである。平等割を5年間半額とする内容であるとの答弁でした。


 発生した月から5年間適用されるが、5年先でも継続されるかの問いに、継続されるとの答弁でした。


 年度途中の取り扱いはどうなるかの問いに、月割り計算になるとの答弁でした。


 その内容は条例に入っているかの問いに、条例に入っていないが、法律で定められているという答弁でした。


 その法律を示してほしい。また、3人世帯はどうなるかの問いに、今、法律についてはわからないが、今回の内容は単身世帯に適用されるものであり、3人世帯の場合は適用されないとの答弁でした。


 歳出についてはどうかの問いに、国保については後期高齢者医療支援金にて75歳以上の医療費分を支払う。国の公報によれば、今までの老人保健拠出金に比べ幾分少なくなるとの答弁でありました。


 第23条の内容はどういうことかの問いに、国保税の減額6割・4割軽減の内容との答弁でした。


 国保税について医療分、支援金分、介護分として分けているが、もし支援金分が不足した場合はどうなるのか。後期高齢者医療制度への負担金の問いに、会計上一つであるため、他から入れることになるという答弁でした。


 現役世代負担と高齢者世代とを対立させる国のやり方である。他の保険者でも同じである。たとえ医療、支援金、介護を分けても、支援金は請求された分を支払うことはおかしい。特定世帯が国保財政に与える影響はとの問いに、退職者医療の廃止、75歳以上の方が後期高齢者医療への移行による税の減少、収納率の変化など、医療制度が大きく変わり影響は読みづらいので、20年度実績でしか判断できないとの答弁でした。


 以上で質疑を終結し、反対討論として、今回提案されている国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、後期高齢者医療制度に伴って改正されていると思う。提案理由には、地方税法の一部改正に伴い条例を改正する必要があるので提案しますとなっているが、中身は後期高齢者医療制度の導入によって改正が必要になったと思う。今、後期高齢者医療制度が国民の大きな怒りを買って、直ちに廃止せよという世論が高まってきているのが現状だと思う。これまで国保に加入していた人たちが後期高齢者医療制度に強制的に加入させられ、65歳以上の一定の障害を持つ人たちも、75歳にならなくても強制的に加入させられている。こういうことが起きているのが現実的であり、保険料は年金から天引きされるなど、何一つ高齢者にとって見たらよくなることはないというのがこの制度である。こうした制度を前提とした国民健康保険税条例の一部改正には反対します。


 賛成討論として、一人残された方をどう救済していくかがねらいであり、少しでも対策がとられたことは、後期高齢者の制度を前提とする、よりベターな取り組みと考えている。将来まだ足らないという声が出てくるかもしれないが、滑り出しの取り残された方々に対する措置としては救われるという思いもありますので、この条例には賛成します。


 討論終結、採決の結果、賛成多数で、議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、可決すべきものと決しました。


 次に、議案第29号 町道路線の認定及び廃止についてを議題としました。


 当局からの補足説明はなく、直ちに質疑に入りました。


 隣接地は将来的に開発区域に含まれていますかの問いに、現在はこの部分であり、確定したものはないとの答弁でした。


 認定路線図のとおりとなり、このまま残ることになりますかの問いに、南側に確定したものはありませんが、確定してくれば町道路線の認定廃止をしていくとの答弁でした。


 1025号線道路は現在工事はできているかの問いに、開発道路及び1025号線道路は5月末に完了していますとの答弁でした。


 1025号線道路は舗装してあるかの問いに、1025号線道路は現状が舗装されていなかったので、砂利道であるとの答弁でした。


 認定及び廃止についてはいつからですかの問いに、本議会可決後、告示された日となるとの答弁でした。


 以上で質疑を終了し、討論省略、直ちに採決の結果、全会一致で本案は可決すべきものと決しました。


 次に、議案第31号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたしました。


 補足説明はなく、質疑に入りました。


 表現がわかりづらい。例えば中学生部分を「義務教育終了時」などとした方がわかりやすいと思う。読んでわかる表現にできないものかの問いに、前の条例を生かしながら改正するため、こうした表現になる。新規であれば表現できると思うとの答弁でした。


 前の条例を尊重した改正であるが、一般的にはわかりやすい表現が好ましいと思うがの問いに、原案でお願いしたいとの答弁でした。


 条文そのものは、6年生までと中学生と学年によって取り扱いが違うことから分離したというのが今回のねらいかの問いに、現物給付と償還払いの区分をしたとの答弁でした。


 以上で質疑を終了し、賛成討論として、今回の条例改正は、小学校までを現物支給とするということで改正されるもので、一歩前進したという点で賛成するけれど、この子ども医療費無料制度については、中学校卒業まで通院も無料にするべきであることを要求し、賛成討論とします。


 ほかに討論もなく、討論を終結し、採決の結果、全会一致で本案は可決すべきものと決しました。


 次に、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現など求める陳情書について(所管部分)、?の最低賃金を引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇を実現してください。?.労働法制の改悪に反対し、働く人の権利を守ってくださいを議題としました。


 直ちに討論に入り、賛成討論は、いずれも妥当なことで採択すべきと考えている。


 反対討論としては、トータル的に見て、公共サービスについて、民間でできることは民間でやる。安い単価で行政サービスが提供できる。最低賃金も7月1日から改正される。時給1,000円以上という要求は実際厳しい。産業構造的に高賃金になると人件費の割合がいろいろな生産物に影響を与えることから、企業が残れるか。労働者の待遇を放置することは考えていないが、1,000円はどうか。公共的なサービスについても、民でできるものは民でやるという考えである。ホワイトカラーエグゼンプションはまだ導入されていない。厳しく取り締まられている。現場は常用型で動いている。労働者は常用型を選ぶことから差別とはならない。採択すべきではない。


 採決に入り、賛成少数で、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現など求める陳情書について(所管部分)は、不採択すべきものと決しました。


 次に、介護職員の人材確保の意見書採択を求める陳情についてを議題としました。


 意見として、最近マスコミでも報道されておりますが、介護の費用が削減され、介護職員を雇うことすらできなく、福祉法人等をやめることが起きている。障害者自立支援法や介護保険法で費用を抑えてきていることが大きな問題。介護に必要な費用、報酬を十分確保し、介護職員が介護に手を尽くせるような体制づくりが必要と思う。そういう意味で、介護報酬を引き上げるということが介護職員の人材確保につながることから、この陳情は採択すべきと思う。


 次の意見として、介護に携わる人の待遇をよくし、介護に携わる方を多くするためにも、ぜひ意見書を出していただきたい。


 3点目の意見は、介護士が半減しているのが現実で、介護職員は低賃金である。政府も放置できないということで、インドネシアから1,000人受け入れ、3年間の研修で資格が取れなければ返されるという現実があることから、介護職に人材確保ができるよう意見書を出すべきと思う。


 以上で採決に入り、賛成全員で本件は採択すべきものと決しました。


 次に、過剰な農薬取締法により、植物からなる、農業用有機資材を締め出す不法な行政指導の改善を求める意見書提出に関する陳情書についてを議題としました。


 各委員から次の意見が出されました。


 資料が少なく、判断できない。継続とする。


 2.中身を見ると、緑源は商品を仕入れて販売している。農薬取締法を緩和されることにより、自分のところの商品を農薬として取り扱えるような体制にしていただけないかということが読み取れる。これで検討せよというのが無理である。


 3.単純にタイトルを見て感じるところは、農薬を使う方で門戸を広げてくれというように見受けられる。現状では消費者の立場からどうかと思われる。保留と言わずに不採択としたい。


 4.判断できないものを、わからないから不採択はどうかと思う。審議未了ではどうか。


 以上、結論が出せないことから、本件は審議未了としました。


 次に、地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書についてを議題としました。


 各委員から次の意見が出されました。


 陳情項目の中の?に国直轄による公共事業の拡充というのがある。地方分権からすれば逆行しているようである。また、?の事務所・出張所の整備充実と執行体制に見合う必要な職員で、どこまでが必要な職員かわからない。人員をふやしてくれということが読み取れる。改革が叫ばれている中でどうかと思われる。


 賛成討論として、今、政府で財政再建といった行政改革が言われている。実際行われていることは、行政改革に逆行することが行われているように思います。行政改革はだれのために行うかというと、国民のために行うものであって、行政改革の名によって国民に痛みを押しつけることが行われてきている。公務員に痛みを押しつける、これでは行政改革とは言えない。三つの項目が書かれているが、国民の生活水準向上に向けてということを忘れてはならない。地球環境、災害の問題を考えると、国民の暮らしと国土の環境保全、防災優先に転換することが言われている。三つ目、それを遂行していこうと思えば、組織を充実強化していくことが必要なことであって、この陳情を採択すべきと思います。


 反対討論として、国民生活の水準向上というまくら言葉はあるが、仕事を減らすな。そのために必要な人員の確保に結びつけている。名古屋国道事務所だけの話ではないと思うが、1級河川でも地方へ管理を振り向けようとする時勢である。したがって、この考え方には賛成しかねるところがあり、不採択としていきたい。


 採決の結果、地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書については、賛成少数で不採択すべきものと決しました。


 以上で福祉建設常任委員会に付託されました案件は全部終了しました。


 委員長報告を終わります。


○議長(浅井捷史君) これより新井三郎福祉建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


○15番(?木義道君) 扶桑町の子ども医療費支給条例、議案第31号ですが、小学校の入・通院無料で、窓口でも無料であるということで評価をしておりますが、義務教育終了まで医療費も入・通院無料にして、中学校の通院も無料にして子育て支援をするということに関して、どれくらいの費用がかかるという当局の答弁であったか、そういう論議がされたかどうか、お聞きしたいと思います。


○議長(浅井捷史君) 新井委員長。


○12番(新井三郎君) ここでも発言したように、文言のことについての質疑であったというふうに考えております。費用のことに関しては出ませんでした。


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑もないようですから、以上で新井三郎福祉建設常任委員長に対する質疑を終了します。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第1 議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)





○議長(浅井捷史君) これより日程第1、議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


   〔14番 小林 明君登壇〕


○14番(小林 明君) 扶桑町議会議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算に反対をいたします。


 今回提案された予算は、2,302万3,000円を追加して、歳入歳出それぞれ79億9,302万3,000円にするというものでありますが、実際に財源的に見ると2,302万3,000円だけでなくて、歳入において451万1,000円を減額しておりますので、実際の財源としてはもっとあったものであります。この予算が住民の期待にこたえる内容のものであるかどうかという点から見たときに、私は非常に大きな問題があると思います。今、住民の皆さんの生活実態は、政治における小泉内閣以来の行政改革路線なるものによって、増税と社会保障の切り捨てが行われて、非常に生活が圧迫されているという状況が生まれる一方、原油の高騰など諸物価の高騰によって、ますます住民の暮らしが追い詰められているという状況下にあると思います。質疑の中でも、私はそういう住民の生活実態から出発して予算は組むべきだということを主張しましたけれども、残念ながら、そういう住民の生活実態は無視される予算であるということが質疑の中でも明らかになったと思います。


 子どもの医療費無料制度においては、小学校卒業まで窓口負担なしという予算が組まれております。そうした点で一定の評価をするものでありますが、残念ながら、中学校卒業まで他の市町村が既に入・通院とも無料にしているところが生まれているにもかかわらず、扶桑町ではそのことについていまだ実施するという考え方を持っておりません。その理由として、愛知県の市町村の中で中学校卒業まで入院も通院も無料にしているという市町村は19市町村で、扶桑町の子どもの医療費無料制度は中の上だということで、子どもの医療費無料制度を中学校卒業まで入・通院無料にするということを拒否しておりますが、そういう言い分で拒否するならば、扶桑町の最低水準である児童館建設は、もう中も上も下もない全く最低水準でありながら、児童館の建設は全く検討していないということは、当局自身が矛盾に陥るものであると言わざるを得ません。児童館の建設について言うならば、学習等供用施設を併用して有効に活用するというような言い分でありますが、学習等供用施設を児童館的な役割を果たさせるという点から見ても、学習等供用施設の設置目的に反するものでありますし、学習等供用施設を住民が利用しようとしても実質的に制限されるという状況が今日生まれております。この学習等供用施設で当面の間、児童館もなかった時代に学童保育を行うという程度であったものが、今では学習等供用施設を学童保育をする施設として位置づけられるという全く不当な行政が進められていると思います。そうした点、今回の予算を見てみますと、学習等供用施設を児童館的な役割を果たすという姿勢のみに立って、住民の要求にこたえる調査費さえ組んでいないというのが今回の補正予算の中身であります。


 ケアホームの建設についても、知的障害者の皆さんの親御さんが亡くなった場合に一体だれが面倒を見てくれるだろうかという心配の中から、たんぽぽで働く人たちの保護者の皆さんが中心になって、ケアホームの建設を進めていこうという運動を始めました。県の方から補助金が出るという制度があるということから駆け込みで県に対して補助申請書を提出するという努力が生まれてきております。現在、この補助金が交付決定されるかどうかということは私自身も定かでありませんけれども、しかし、知的障害者など障害者の皆さんへの福祉事業というのは、本来、地方自治体が行わなければならない事業であります。にもかかわらず、たんぽぽの保護者の皆さんが中心となったケアホーム建設について、扶桑町としてはこれまで何の援助もしてこなかったということが言えると思います。そうした点で、私は、こういう住民の皆さんの運動を支える今回の補正予算であるべきにもかかわらず、そうした予算も皆無だということが言えると思います。


 今回の補正予算の中で、保健師が退職するということから、それを補充するための賃金が計上されておりますけれども、しかし、地方公務員法では臨時的な任用は6ヵ月が原則であります。これは、その職務そのものが臨時的な職務だということから出発したものであって、保健師の職務は恒常的なものであります。ですから、そうした恒常的な仕事を臨時の職員で補充するというやり方は、私は地方公務員法の趣旨に反するやり方だと思います。保健師を正規の職員として採用すべきでありながら、賃金で賄うという予算には納得できません。


 今回の補正予算の中に、学校給食費の1食当たり20円の値上げが計上されております。諸物価の高騰によって、学校給食の質を維持していこうと思えば、現在の給食費では維持できないという状況に陥っているということは理解いたしますけれども、先ほど言いましたように、住民の皆さんの生活が大変苦しい状況に追い込まれているという中で、私は、この20円分の値上げは町が助成して保護者の負担を軽減させるべきものだと考えております。そうした点では、これを保護者に負担させるという対応の仕方であって、この予算には賛成をすることができません。


 一番最初に申しました基金の減額についても、本来ならば、学校教育施設建設基金を充当して大規模改修事業というんですか、工事等に充てる、こういう財源であって、その事業費が減額した中で学校教育施設建設基金の財源が不要になったと、繰り入れが不要になったということから減額されるべき性格のものだと思います。これだけ451万1,000円の減額は、学校教育施設建設基金で減額するということは私は間違いだと思いますし、仮に減額するということになれば、財政調整基金において減額すべきであると思います。


 いずれにしても、これだけの財源が余ったということで減額されたわけですけれども、余ったわけではないと思います。住民の皆さんの期待にこたえる財源があるということを証明したものだと思います。


 最後に、幾つかの点で述べましたけれども、この補正予算に計上されているものすべてに反対するものではないということを述べておきます。自治総合センターコミュニティ助成金が1,670万円予算に計上されております。さらには、先ほども言いましたように、子どもの医療費無料制度の窓口負担をなくしていくというための予算が計上されておりますので、そうした幾つかの部分について否定するものでないということをつけ加えて、反対討論とさせていただきます。


○議長(浅井捷史君) ほかに討論はありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 片野春男議員。


   〔10番 片野春男君登壇〕


○10番(片野春男君) 私は、平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場から討論を行います。よろしくお願いいたします。


 今回の補正予算は2,302万3,000円追加するもので、その主なものは、まず一つには自治総合センターコミュニティ助成金として1,670万円が計上されております。また、新規事業として裁判員候補者名簿作成システム構築委託金が全額国の補助として行われることがありますが、これはいろいろな問題点が内包しております。したがいまして、適正に運用されるようにPRを望むものであります。


 次に、地域とはぐくむモラルの向上事業については、100%県の補助事業として行われるもので、県下で9校のうち山名小学校がその一つとして指定を受けております。この事業は、学校・地域・家庭の3者が一体となって、自然体験や社会体験を通じて思いやりの心や社会貢献の心を養う事業で、その成果について大いに期待をするものであります。


 次に、学校教育施設建設基金繰入金については、小・中学校の大規模改修事業を行うための基金の積み立てをするもので、適切・妥当な措置というように思います。


 次に、母子等福祉医療費支給事務費については、子ども医療費の入・通院の現物支給を、今まで小学校就学前までであったものを本年の10月から小学校6年生まで拡大されるもので、これは一歩前進したものと評価するものでありますが、今後、中学生まで拡大されることを期待するものであります。


 山名小学校整備費として屋上防水改修工事については、さきの本会議でも突っ込んだ質疑が行われましたが、以前にも改修工事が行われ、今回は2回目であり、その発見も火災報知機の作動により雨漏りが発見されたと聞いております。が、これは構造上の問題がありはしないか。原因を的確に究明するなど、徹底した調査をお願いしたいものであります。


 学校給食賄い材料費については、実質的には値上げをされるもので、過去の経過を見ますと、平成12年4月に小学校が195円を205円、中学校が225円を235円と、いずれも10円の値上げでありました。その後、諸物価の値上がりなど、いろいろな諸事情もありましたが、今日まで約7年間据え置きし、何とかやりくりされてきました。が、最近において、特に海草類、てんぷら油、乳製品、めん類など、食材の原材料が異常な高騰により、成長期にある子どもに一定のカロリーを確保するためにはどうしても値上げをせざるを得ない限界に来ており、今回9月から実施ということで、小学校が205円を225円に、中学校235円を255円と、いずれも20円アップするものであり、これらの値上げにつきましてはやむを得ない措置であるというように考えております。


 このほか、人事異動に伴う人件費の精査によるものがあり、以上の理由から、今回の補正予算について賛成をするものであります。以上です。


○議長(浅井捷史君) ほかに討論ありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより議案第24号の採決を行います。


 本案に対する各常任委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第24号 平成20年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第2 議案第25号 扶桑町監査委員に関する条例の一部を改正する条例について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第2、議案第25号 扶桑町監査委員に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第25号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号 扶桑町監査委員に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第3 議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第3、議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


   〔14番 小林 明君登壇〕


○14番(小林 明君) 扶桑町議会議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について、反対をいたします。


 提案理由においては、地方税法等の一部改正に伴い条例を改正する必要があるので提案しますというものでありますが、その中身は、多くは地方税法が改正された中での条文の整理だと思いますけれども、新たにふるさと納税と言われる寄附金等について所得控除から税額控除にするということや、年金等からの町民税を特別徴収するだとか、上場株式における配当所得の税率を本来6%であるけれども3%にするという特例が設けられているとか、いろんなことが含まれておりますが、私は特に三つの点が問題があると思います。


 一つは、年金からの町民税の特別徴収であります。今、年金から天引きされているのは、所得税、介護保険料、そして75歳以上になると後期高齢者医療制度の保険料、これはまだ実施されておりませんけれども、国民健康保険税が65歳以上の世帯においては年金から天引きされる。受け取る年金はこういう形でどんどん減ってきているのが実情であります。せっかく一生懸命働いて働いて働き続けて、老後は年金でゆっくり暮らそうと、こう思っていた今の高齢者と言われる人たちにとってみたら、年金から税金も保険料も天引きされる、もうたまったものではないと思います。老後の生活を不安を持って生きていかなければならない、そういうところに今追い込まれているのではないかというふうに思います。そうした点から見ても、このような強制的な取り立て、私は本当にひどいやり方だと思います。生活が苦しいから、ちょっと税金を納めるのを待ってもらえんだろうかということすら言いにくくなっているのが実情であります。こういうやり方が強行されるならば、延納すら認められないというようなものになってしまうのではないかと思いますし、町民税の減免制度を活用して何とか税金を軽減してほしいという方にとってみても、年金から天引きされるということは減免申請を非常に出しにくいということが生まれてくると思います。そうした点から見ても、年金からの町民税の天引きというのは本当にむごいやり方だと私は思います。そうした点からも、この町税条例には反対をいたします。


 今、政府においても財政再建だとかいうことを言っております。つい先日も、消費税の増税も考える時期が来たんだということで、福田首相は消費税の増税をほのめかすという状況になっておりますが、今の5%では財政再建はやっていけないという理由であります。しかし、財政破綻をつくり出した最大の原因は何かということを見なければならないと思います。この財政破綻をつくった最大の原因は、無駄と言われるような大型公共事業をどんどん借金で行ってきたというところに一つの問題があるわけであります。それが私は最大の要因であると思いますし、財政再建というならば、ぼろもうけをしている大企業の減税をそのまま温存するなどというようなやり方で財政再建などということは言えないと思うんです。それを消費税の増税で国民に責任を負わせるというやり方、さらに大金持ちに減税をする、こういうやり方。歳出においても、国においては軍事費を5兆円も毎年のように計上するということが行われ、そういうところこそメスを入れて削減をしていくということをやれば、財政再建というものは可能だと私は思います。


 このように、財政再建が難しい難しいと言いながら、国の制度においては、今回提案されているように、上場株式の配当所得の税率を本来6%でありながら3%に減らしていくような特例が設けられております。まさに大金持ち、大資産家への優遇税制そのものであります。上場株式の譲渡損失の翌年度の配当所得からの控除ができる。一般の国民の給料が500万円あったものが、ことし400万円になってしまったら、翌年の所得から100万円控除してくれるかというと、そんなことはやってくれるわけではありません。中小業者は、ことしは去年と比べると100万円所得が少なかったから、来年の所得からこの100万円を控除してくれるかというと、そんなことはありません。上場株式の譲渡というか、そういう取引ができるような人というのは、一般住民にはそんなにいないと思うんです。本当に特定の人に対して、要するに大資産家、大金持ちにだけ優遇する、損失を翌年の所得から控除できるという、こんなばかなことは私はないと思います。そういう点から、今回こういう条例改正がされているものでありますから、扶桑町税条例の一部を改正する条例には反対をいたします。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「議長」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 千田成年議員。


   〔9番 千田成年君登壇〕


○9番(千田成年君) 議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。


 今回の改正は、地方税法の一部改正に伴うものであり、多分に条文の整理が大きく入っております。この改正は、ただ単に扶桑町だけが押しつけられるものでありません。内容を見ましても有益な項目も多々入っているわけで、全体を眺めまして、業務執行上、改正せざるを得ないという制度でありますので、賛成をいたします。


 一つつけ加えさせていただきますならば、当局も広報において十分なPRをされるというふうに聞いておりますけど、今後とも町民の不安を払拭するために、十分なる情報の公開と対応に積極的に動かれることを要望いたしまして、賛成討論といたしますので、よろしくお願いいたします。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより議案第26号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第26号 扶桑町税条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第4 議案第27号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第4、議案第27号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第27号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第5 議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第5、議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


   〔14番 小林 明君登壇〕


○14番(小林 明君) 扶桑町議会議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論を行います。


 この程度の改正だから賛成だという、住民にとってみたら年金から天引きされるという非常に大きな痛手がありながらこの程度という、そんな感覚を持っている人と私は違います。


 今回、国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、提案理由においては、地方税法の一部改正等に伴い条例を改正する必要があるので提案しますということになっておりますけれども、実際は後期高齢者医療制度の導入に伴って改正が必要になったというものであります。


 この条例を見ますと、確かに特定世帯においては、平等割が2万500円のものを1万250円ということで減額になっております。後期高齢者支援金のところにおいても、同じように半額になっております。この条例が、後期高齢者医療制度に伴って多くの国民が怒りを持って、年寄りは早く死ねというのか、うば捨て山ではないかというような、こうした声が上がって、政府・与党が見直しせざるを得ないというところに追い込まれて、今回、この条例が地方税法の一部改正に伴い改正する必要があるという形で提案されてきたものであります。


 もともとは後期高齢者医療制度を導入しなければ、このような条例改正はなかったと思います。後期高齢者医療制度が導入されていなくても、例えば65歳以上だとか75歳以上の世帯の平等割は半額にしますよということになれば別ですけれども、今回のものは後期高齢者医療制度が前提で出されてきたものでありますし、この後期高齢者医療制度は、こうした一部の見直しだけでは根本的に解決するものでありません。そういう点から、私は後期高齢者医療制度は廃止すべきであると思います。結局、この対象になるのは、2人世帯で、1人が75歳に達して、もう1人の方が75歳未満であると単身世帯としてみなして半額になる。だけど、2人世帯以外に3人おれば、結局は対象にならないわけであって、そういう点から見ても後期高齢者医療制度というものがいかに住民にとってみたら不利益なものであり、国民健康保険税条例を改正するというのか、減額するそのものは問題はないと思いますけれども、しかし、そのことによって後期高齢者医療制度の問題点が解決するものではありませんし、後期高齢者医療制度を廃止すべきだという立場から、この国民健康保険税条例の一部を改正する条例に反対をいたします。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 新井三郎議員。


   〔12番 新井三郎君登壇〕


○12番(新井三郎君) 議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をさせていただきます。


 今回の税条例の一部改正は、国民健康保険に加入されている方が後期高齢者医療制度に伴い75歳以上の方が移行されることにより、残った方が単身の場合、1人残された方を特定世帯を規定し、どう救助していくかというのがねらいであり、医療と後期高齢者の支援金について世帯平等割を5年間2分の1を導入、少しでも対策がとられたことは、後期高齢者の制度を前提とする取り組みと考えております。将来、まだ不足しているという声も出てくるかもしれませんが、スタートした制度の改正で救われたという方もおりますので、この条例の改正には賛成とさせていただきます。以上です。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより議案第28号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第28号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第6 議案第29号 町道路線の認定及び廃止について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第6、議案第29号 町道路線の認定及び廃止について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第29号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号 町道路線の認定及び廃止については、委員長の報告のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第7 議案第31号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第7、議案第31号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


   〔15番 ?木義道君登壇〕


○15番(?木義道君) 議案第31号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例について、意見を申し述べて、賛成討論をさせていただきます。


 扶桑町は福祉のまちを標榜する、そうしたまちでありますから、当然、子育て支援、子どもの医療費の支援をしていく、そういう体制で、この4月から小学校の入・通院、そして中学校の入院まで無料になりました。この10月からは窓口での小学校の負担がなくなっておりますが、ぜひとも中学校まで、義務教育終了まで入・通院とも無料にする。そういった方向性を持って子育て支援をお願いしたい、そのように思います。以上です。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 大藪三郎議員。


   〔6番 大藪三郎君登壇〕


○6番(大藪三郎君) 簡易採決の案件で出てくるのも異例かと思います。しかし、先ほど賛成ではありますが条件つきで討論をしていただきましたので、私は条件つきではなく、もろ手を挙げて今回の改正について賛成の立場を表明しておきたいと思っておるところであります。


 今回、よくぞ私どもの要望を受け入れていただきまして、現物支給の改定に踏み切っていただきました。今回はそのこと自体に大変重きを置いておるところであります。今回の改正、町民の皆さんも大変大喜びだと思っておるところでありますでありますので、条件なしで今回の条例そのものに大賛成をするところであります。


 以上、2人目の賛成意見とさせていただきます。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより議案第31号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第8 議案第32号 工事請負契約の締結について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第8、議案第32号 工事請負契約の締結について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第32号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号 工事請負契約の締結については、委員長の報告のとおり可決されました。


 議事の都合上、ここで14時40分まで15分間の暫時休憩といたします。


             午後2時22分 休憩








             午後2時39分 再開


○議長(浅井捷史君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第9 請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第9、請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願書について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


   〔11番 児玉孝明君登壇〕


○11番(児玉孝明君) 請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願書につきましては、採択すべきではないという立場で討論を行います。


 所得税法第56条の趣旨は、家族間で所得を分散して税負担の軽減を図ることの防止、租税回避行為の防止のみを目的としております。たとえ親族間であっても、報酬の適正さやその状況が合理的に検証できるのであれば、個人単位課税の原則を尊重し、必要経費に算入することを認めようと、事業に専従する親族に対する報酬に限り57条が導入されたことにより、56条の意義は大きく失われたと言えます。所得税法56条は、立法の経緯や趣旨も家族間や社会通念の変化によりその意義が制定当時とかなり乖離した内容となっており、個人が中心に据えられる現在の社会においては、56条の規定がなじまないものとなっていることも事実であります。がしかし、直ちに56条を廃止すべきとの考え方ではなく、56条の適用条件、生計を一にする及び従事したこと、その他の事由、この二つをともに満たすことなく租税回避目的でない場合には56条の適用範囲から外すなど、まずは56条の解釈や適用を現在の社会に合致したものへと変えていくべきであると思いますので、本請願につきましては賛成することはできません。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


   〔15番 ?木義道君登壇〕


○15番(?木義道君) 請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願書を採択すべきという立場で、賛成討論を行います。


 まず、この56条の法律が、先ほど賛成討論でもありましたように、かなり古い家族制度をもとにした世帯単位での課税を念頭に置いた条例であると思います。そして、今の趨勢では、家族といえども従業員として必要経費とみなす、そういった各国の状況があります。韓国でも、当然、家族といえども従業員である。そして、この56条ができたいきさつは、先ほどの採択すべきでないという討論に関しましても、かなり時代おくれになってきておるシャウプ勧告をもとにした要領のいい納税者に対する抜け道封じであると、そのようないきさつからでき上がっておるものと思われますが、現在の中小零細業者を救済する。そして、男女共同参画基本法ですか、それと法のもとの平等、そうした観点からも、この56条は廃止をすべきである。そして、本当に中小零細業者の支援をしていく。青色申告でも白色申告でも家族の労働は必要経費とする。そして、後継者が年間の控除は50万円しかない。本当にこれで自分の家業を継いで頑張ってやっていこう、そういう気になるかどうかですね。そして配偶者は86万円。いざとなったときに、何か事故とか障害が起きたときに、その50万円、86万円でしか補償が算定されない。それと、加工賃なんかにしてもそういうことで抑えられてしまう。中小零細業者をこれからも引き続き支援していく、そうした立場でぜひ採択をすべきである、そのように思います。以上です。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより請願第2号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、請願第2号 「所得税法56条の廃止をもとめる意見書」提出を求める請願書については、不採択と決しました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第10 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第10、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 間宮進示議員。


   〔2番 間宮進示君登壇〕


○2番(間宮進示君) 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書に対して、つまり不採択の立場で討論をいたします。


 この陳情書の多くの項目について、国や地方自治体への意見を出すよう求めており、項目はいずれも大切なものばかりではあります。口幅ったい言い方ではありますが、政治・行政を進める上で、政策の目標をあえて一言で言えば、国においては日本の平和な繁栄であり、町においては住みよい豊かな郷土づくりであります。このことは万人が認めるところであると思います。しかし、行政は国・町とも全体を見きわめながら進めねばなりません。財政豊かなバブルな時代ならともかく、今は消費税ですら聖域ではないと思います。このことは、民間といえども立場の違いはあっても同じような状況であると思います。一方で、行政改革は効率のよい行政を進める上で必要欠くべからざる施策であり、長い目で見れば国民や町民のためでもあります。行政の施策は、財政のバランスやそのときの時代の流れを酌み取りながら進められるべきであり、現実はそのような配慮でなされているものと考えます。言いかえれば、住民によかれと思っての施策の遂行かと思います。個々の陳情項目については、導入や進め方において意見の異なるところであり、賛成できません。特に最後の憲法問題、道州制の導入反対、自衛隊の否定ともとれる内容の陳情は全く考えの違うところであり、この陳情を採択はできません。


 以上、反対討論といたします。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


   〔15番 ?木義道君登壇〕


○15番(?木義道君) 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書を採択すべきであるという立場で意見を申し上げます。


 まず、住民の暮らしを守って、安全・安心の公務公共サービスを拡充する。これは、地方自治体の住民の暮らしを守る、福祉を充実させる、そうした意味においても、この書かれておる自治体への要望については検討すべき内容である、そのように思います。


 そして、最低賃金の問題、労働法制の改悪、最近の派遣労働とか非正規雇用の問題につきましても、いろんな面で弊害が出ております。そうしたことに対して的確に対応していかなければならない。これは地方自治体の役目である、そのように思います。


 そして、最後の憲法問題につきましては、扶桑町は非核平和宣言をしているまちであります。憲法9条の改悪は、当然、戦争へと道を開く、そうした内容であること、そして、財閥が望む大型公共事業を推し進める道州制、そうしたものには反対をしていく。そして、自衛隊も現在は存在は認めておりますが、平和利用を目的にした平和的な活動を推し進める。そうした意味で現在の訓練のあり方、そういうことにも問題が出てきておる、そのように思います。


 以上のような観点から、ぜひ当然採択すべきということで、討論を終わります。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより陳情書の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は、不採択であります。よって、原案に対し採決を行います。本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書については、不採択と決しました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第11 介護職員の人材確保の意見書採択を求める陳情





○議長(浅井捷史君) 次に日程第11、介護職員の人材確保の意見書採択を求める陳情について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 これより陳情書の採決を行います。


 本陳情による委員長の報告は、採択であります。本陳情は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 よって、介護職員の人材確保の意見書採択を求める陳情については、採択と決しました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第12 過剰な農薬取締法により、植物からなる、農業用有機資材を締め出す不法な行政指導の改善を求める意見書提出に関する陳情書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第12、過剰な農薬取締法により、植物からなる、農業用有機資材を締め出す不法な行政指導の改善を求める意見書提出に関する陳情書について、本陳情に対する委員長の報告は審議未了であります。本陳情は、委員長の報告のとおり審議未了とすることに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、過剰な農薬取締法により、植物からなる、農業用有機資材を締め出す不法な行政指導の改善を求める意見書提出に関する陳情書については、審議未了とすることに決しました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第13 地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第13、地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 伊藤伊佐夫議員。


   〔7番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○7番(伊藤伊佐夫君) 地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書について、不採択の立場で討論をさせていただきます。


 陳情項目1の、国直轄による公共事業の維持・継続、拡充については、地方分権一括法の制定に伴って時代は中央から地方へと流れが進む中、中央集権的な国直轄による公共事業の維持・継続、まして拡充を行えということには疑問を持たざるを得ません。


 2項目めの、公共事業による国土の環境保全・防災を否定するものではありませんが、欧米諸国に比べ、道路などの社会資本整備は一定の整備が進みつつありますが、下水道、都市公園、住宅などの生活基盤整備は50%と大変におくれており、同時進行で進めていきたいと考えます。


 3項目めの名古屋国道事務所の機構整備と執行体制の拡充と必要な職員の確保につきましては、執行体制を拡充すればそれなりの人員配置が必要となり、人件費もかさむことになります。今さまざまな改革が叫ばれているとき、果たして国民の皆さんの御理解が得られるでしょうか。私は、公務員改革が議論されるとき、大変厳しいと言わざるを得ません。


 以上の理由により、地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書につきましては、不採択とさせていただきたいと思います。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


   〔14番 小林 明君登壇〕


○14番(小林 明君) 地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書は採択すべきと思いますので、その立場から討論をさせていただきます。


 つい先日も山形・宮城内陸地震が起きて、大きな被害が発生いたしました。国はこうした災害に対して国民の生命と財産を守る責任があると私は思います。しかし、実際には、今、行財政改革と称して、国民の生命や財産を守る、そういう体制をどんどん切り捨ててきているというのが私は実態だと思います。地方分権だと言いながら、実際は地方に財源の移譲も行わない、そういう状況が生まれているのではないかと思います。特に三位一体の改革と称して地方交付税を削減する、国の負担金を削減するということを行って、地方に地方分権という名によって国民の災害から生命と財産を守ることを押しつけるような、こういうやり方が今進められているのではないかと思います。


 ここで言っていることは、陳情項目の中にもありますが、国民の生活水準向上に向けて国直轄による公共事業の維持・継続・拡充を図ること。私は、災害から住民や国民の生命・財産を守るという立場に立って考えるならば、必要な直轄事業は維持・継続、さらには拡充をしていくということは当然のことだと思います。


 陳情項目の三つ目の、公共事業推進の第一線に立つ国土交通省名古屋国道事務所出張所の機構整備充実と執行体制に見合う必要な職員の確保を行うことということが陳情項目の中にありますが、今、行財政改革という名によって職員の人員削減が強行されているということや、あるいは国の出先機関を廃止するというようなことが行われている状況のもとで、先ほどから申しましたように、住民の生命と財産を守るという事業を進めていこうとするならば、出張所の機構整備や充実、執行体制を整えるということは当然のことだと思います。そうした立場からも、この陳情書は採択すべきだと考えるものであります。


 以上で討論を終わります。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより陳情書の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、地方切捨を許さず、名古屋国道事務所の執行体制等の拡充を求める意見書提出を求める陳情書については、不採択と決しました。


 ここで、追加案件がありますので、暫時休憩とします。5分程度お願いしたいと思います。


             午後3時04分 休憩








             午後3時06分 再開


○議長(浅井捷史君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 ここでお諮りいたします。


 先ほど休憩中に、議会発議第1号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について


         議会発議第2号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について


         議会発議第3号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について


         意見書案第2号 介護職員の人材確保に関する意見書


         意見書案第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書


         意見書案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書


         議会閉会中常任委員会の調査申出事項


         議員派遣の件


の8案件が提出されました。


 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議会発議第1号、議会発議第2号、議会発議第3号、意見書案第2号、意見書案第3号、意見書案第4号、議会閉会中常任委員会の調査申出事項及び議員派遣の件の8案件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第14 議会発議第1号 扶桑町農業委員会の委員の推薦についてから日程第16 議会発議第3号 扶桑町農業委員会の委員の推薦についてまで





○議長(浅井捷史君) これより日程第14、議会発議第1号、日程第15、議会発議第2号及び日程第16、議会発議第3号の3案件の扶桑町農業委員会の委員の推薦についてを一括議題といたします。


 扶桑町農業委員会の委員の任期が平成20年7月19日をもって満了となります。農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により議会が推薦することになっておりますので、お手元の発議を議会事務局長をして朗読させます。


○議会事務局長(六鹿 博君) それでは、朗読させていただきます。


 まず朗読の前に、議会発議第1号の訂正をお願いしたいと思います。第1号の方の住所でございますが、「北羽根159番地」となっております。これを「北屋敷159番地」に御訂正をお願いしたいと思います。まことに申しわけございません。


 それでは、朗読させていただきます。


 扶桑町議会発議第1号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について。


 農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号に基づき、下記のものを推薦する。平成20年6月19日提出、扶桑町議会。


 記、住所、扶桑町大字高雄字北屋敷159番地、氏名、間宮直彦、生年月日、昭和13年8月30日。


 提案理由、扶桑町農業委員会の委員の任期が平成20年7月19日をもって満了となるので、議会の推薦を得る必要かあるので提案します。


 続きまして、扶桑町議会発議第2号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について。


 農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号に基づき、下記のものを推薦する。平成20年6月19日提出、扶桑町議会。


 記、住所、扶桑町大字南山名字森48番地、氏名、栗木菊利、生年月日、昭和10年11月25日。


 提案理由は先ほどと同様でございます。


 扶桑町議会発議第3号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について。


 農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号に基づき、下記のものを推薦する。平成20年6月19日提出、扶桑町議会。


 記、住所、扶桑町大字斎藤字北中10番地3、氏名、大藪敏英、生年月日、昭和6年7月21日。


 提案理由は同様でございます。以上でございます。


○議長(浅井捷史君) 以上、朗読説明しました。


 ここでお諮りいたします。


 本案につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 これより採決を行います。


 日程第14、議会発議第1号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について、推薦することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。


 次に日程第15、議会発議第2号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について、推薦することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。


 次に日程第16、議会発議第3号 扶桑町農業委員会の委員の推薦について、推薦することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第17 意見書案第2号 介護職員の人材確保に関する意見書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第17、意見書案第2号 介護職員の人材確保に関する意見書についてを議題とし、提出者 新井三郎議員の説明を求めます。


 新井三郎議員。


   〔12番 新井三郎君登壇〕


○12番(新井三郎君) 意見書案第2号 介護職員の人材確保に関する意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成20年6月19日提出、扶桑町議会議員 新井三郎、間瀬英之、小林 明、伊藤伊佐夫、大藪三郎、間宮進示、千田勝隆、千田鉄朗。


 別記を朗読し、提案説明とさせていただきます。


 別記、介護職員の人材確保に関する意見書。


 本格的な高齢化社会を迎え、介護サービスに対する国民の要求・期待はますます高まっており、介護を担う人材の安定的な確保は必要不可欠となっている。


 しかし、介護労働者は低賃金、長時間労働、人手不足で休暇もとれないなど厳しい現実に直面し、このままでは生活できない、将来に希望が持てないなど、退職に追い込まれるケースが続出している。


 後期高齢者・要介護認定者数の増加などから介護職員は大幅に増加が必要とされ、介護に携わる人たちがやりがいを持って働ける環境づくりは喫緊の課題である。


 よって、介護職員が誇りと自信を持って働けるよう、また安心して生活できるよう労働条件や福利厚生の向上に全力を挙げ、次の事項を実現するよう強く要望する。


 記、(1)全労働者の平均を大きく下回っている給与水準の是正、労働環境の整備など介護従事者の待遇改善の総合的な取り組みを進めること。


 (2)介護職員の人材確保に必要とされるよう介護報酬の在り方を見直し、適正な報酬体系を確立すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成20年6月19日、衆議院議長 河野洋平殿、参議院議長 江田五月殿、内閣総理大臣 福田康夫殿、総務大臣 増田寛也殿、厚生労働大臣 舛添要一殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。


○議長(浅井捷史君) 以上で説明が終わりました。


 お諮りします。


 意見書案第2号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。


 これより意見書案第2号の採決を行います。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号 介護職員の人材確保に関する意見書については、原案のとおり可決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第18 意見書案第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第18、意見書案第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書についてを議題とし、提出者 ?木義道議員の説明を求めます。


 ?木義道議員。


   〔15番 ?木義道君登壇〕


○15番(?木義道君) 意見書案第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成20年6月19日提出、扶桑町議会議員 ?木義道、小林 明、矢嶋惠美。


 別記を読み上げさせていただいて、提案とさせていただきます。


 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書。


 75歳以上の高齢者と65歳から74歳の重度障害者を対象とした後期高齢者医療制度が4月から実施されました。この制度は、医療費削減を目的にしたもので、高齢者と障害者に大きな負担と医療内容の制限が大きな特徴です。


 具体的には、?収入ゼロでもすべての加入者から保険料を取り立てる。?年金から保険料を徴収する。?2年ごとに保険料が見直しされ、どんどん上げられる。?滞納したら保険証を取り上げ、医療を受けられなくするなど、高齢者の生活実態を全く無視した負担と徴収を徹底しています。


 また、医療の中身は、?これまで義務化されていた健康診断は、行政の自由裁量とする。?「保険でかかれるのはここまで」と治療費の「定額制」を導入し、必要な検査や治療を受けにくくする。?「退院支援計画」で病院追い出しを進める。?「延命治療は無駄」とばかりに「終末期治療」の費用を削減するなどあらゆる場面で差別医療が導入されました。


 このような制度に対して、「高齢者は医者にかかるなというのか」「早く死ねというのか」「うば捨て山の制度だ」など全国で大きな怒りの声が巻き起こっています。新聞各社の世論調査では「評価しない」と答えた人が7割を超えています。530を超える自治体の議会から中止・廃止などの意見書が国に提出されています。愛知県を含む6割以上の都道府県の医師会は、この制度に対し反対や批判の態度を表明しています。


 そもそも病気になりがちな高齢者の医療については、長年の社会貢献にふさわしく国と自治体が財政負担し、高齢者が安心して必要な医療を受けられるようにすべきです。


 後期高齢者医療制度は、憲法25条の生存権、憲法14条の「法の下の平等」を踏みにじる高齢者差別法そのものであり、廃止するしか解決の道はありません。


 よって、扶桑町議会は政府に対して、後期高齢者医療制度を廃止し、元に戻し、医療制度について国民的な議論を行うよう求めます。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成20年6月19日、内閣総理大臣 福田康夫殿、厚生労働大臣 舛添要一殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。


○議長(浅井捷史君) 以上で説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 伊藤伊佐夫議員。


○7番(伊藤伊佐夫君) ちょっとお尋ねいたしますが、この後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書なんですが、この制度を廃止した場合には前の老人保健制度が残ることになると思うんですけれども、そうした場合に、今、後期高齢者医療というのは新聞等でも報じられておるとおり、高齢者の方の約75%が保険料が下がる、そうした仕組みになっておるわけですけれども、当然、扶桑町でも多くの方が今までの国民健康保険料よりも下がるということになると思うんですが、前の制度に戻すということになれば、当然、高くなる、上がるということになるんですが、どのように住民の方に説明されるんでしょうか。


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


○15番(?木義道君) お答えします。


 資産割を含めた保険料の算出ということで、そうした資産割の部分に関しては、そうした資産を持っている方に関しては安くなるということもありますし、今、議員が言われたように、7割ぐらいが安くなるということはまずあり得ないと思いますね。新聞報道でも、収入の少ない人の方が保険料が高くなる。収入の多い人の方は安くなる。そういった現況だと思います。それはたしか厚生労働省の調べでも出ておると思いますので、ちょっとそこのところは認識が違うんだろうと思います。以上です。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 伊藤伊佐夫議員。


○7番(伊藤伊佐夫君) 参議院の方では後期高齢者医療制度の廃止法案が可決されましたが、その中身というのはどういった内容ですか、御存じでしょうか。


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


○15番(?木義道君) 現在の後期高齢者医療制度はすぐに廃止をする。そして、もとの老人保健制度に戻す。しばらくの間の年金天引きはやめる。そのほか、あと細かいところもあったかと思いますが、そのように承知しております。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 伊藤伊佐夫議員。


○7番(伊藤伊佐夫君) 実際、その中身というものは、当然、それは廃止と言われるんであれば、対案を出されるのが、私は国民に対してのやはりそういう義務があると思うわけですけれども、実際、その法案の中身というものは、必要な法制上の措置、その他の措置を講ずるものとしているだけで、政府に対して廃止案を提出させて国会に提出を義務づけておると。まるっきり政府に丸投げしておるような中身であるということですね。そしてまた、10月1日より年金天引きを中止して、来年の4月1日から老人保健制度に戻す、こういうことを規定しているわけですね。やはり私は対案を出すべきじゃないかと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


○15番(?木義道君) 現在の後期高齢者医療制度のひどさといいますか、それで福田内閣の支持率も20%ぐらいまで落ち込んできております。結局、国民に納得のできないような法案を実施して現場に混乱を来しておる。だから、まずもとに戻せというのが先にあると思いますね。対案がないからそのまま続けていくという方法じゃなくて、悪い制度はとりあえずやめよ。そこで、今までやっておった、財政的な問題もあるんでしょうが、これは財源は確保の仕方がいろいろあると思いますが、結局は現場、非常に国民の怒りが沸騰しておる。この制度をそのまま対案がないから続けていいか、そういう問題じゃないんですね。結局は、もとに戻して一たん返って、もう一度国民的な議論をやろう、そういうことが重要であって、対案がないからだめだということではないと思います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 伊藤伊佐夫議員。


○7番(伊藤伊佐夫君) この後期高齢者医療制度につきましては、10年前からいろいろ議論されてきましたし、2000年の参議院の委員会では、共産党を除く民主党を含む与野党は附帯決議をしております。そこでは、今の老人保健制度では高齢者医療体制は確保できないということで、新たな高齢者医療制度をつくらなきゃならないと、このように決議をされております。ですから、そうした長い年月をかけて議論されて導入された制度じゃないんですか。


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


○15番(?木義道君) 自民党、公明党の強行採決ででき上がっておる。確かに民主党とかほかの党も参加したかもしれませんが、十分に審議を尽くさず、医療改悪法を成立させた、ここに一番問題があると思います。日本共産党は、一貫してこうした問題に対して反対の立場をとっている。本当に国民のためになる医療制度を提案しております。そういう意味において、過去のそうした愚行が原因であると思います。


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑はありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 片野春男議員。


○10番(片野春男君) 現在、国会において、それぞれ一部手直しがされておるわけです。例えば低所得者に対する保険料の軽減措置ということで、今年度は85%に拡大しようということ。それからもう一つは、保険料の年金の天引きのことですけれども、これも子どもらの親族の預貯金から引き落とししよう、今そういうような見直しがされておるんですけれども、こういうような見直しに対する見解をどのようにとられてみえますか。


○議長(浅井捷史君) ?木義道議員。


○15番(?木義道君) この廃止を求める意見書にも書いておりますが、保険料を一時的に下げるということだけが今回政府・与党の、それで後期高齢者医療制度の汚名を挽回しようと、そうしたところがあると思いますね。結局、大もと、根本はどんなことなのか。本当に保険料を一時的に下げるだけでは、また2年後にはどんどん上がっていく、こうした医療体系になっておるということで、75歳以上を後期高齢者と決めつけて別枠で保険制度に追い込むと、そういうところが根本の問題であって、当然、医療の制限であるとか、終末期の問題であるとか、そうした根本、大もとが間違っている制度は部分的な見直しでは解決しない。本当に国民の医療を目指すんであれば、そうした大もとを変えていく。その場逃れの提案では本当に解決していかない、そのように思います。


○議長(浅井捷史君) ほかありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結いたします。


 これより意見書案第3号について討論を行います。反対討論を先にやります。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 伊藤伊佐夫議員。


   〔7番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○7番(伊藤伊佐夫君) 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書について、反対の立場で討論をさせていただきます。


 高齢者の中でも特に75歳以上の方々の医療をどう確保し、安心した医療を実施していくかという議論が10年前からなされ、2000年の参議院の委員会では、先ほど申し上げましたが、共産党を除く民主党を含む与野党で附帯決議において、今の老人保健体制では安心の高齢者医療が確保できないということで、新たな高齢者の医療制度をつくらなきゃならないという決議をされて、お互いの議員の中で共通認識があったというふうに思うわけであります。その後もさまざまな議論があった上で後期高齢者医療制度は成立をいたしました。民主党の小沢代表も、自由党時代に70歳以上の新しい高齢者医療制度をつくるべしと、このように政策提言をされております。


 4月から始まったこの長寿医療制度は、高齢者医療が抱えるさまざまな問題を解決するため、先ほども申し述べましたように、長年にわたって多くの関係者が議論を積み重ねた上で導入された制度でありますので、病院治療から在宅医療への流れを定着させるといった給付面での改革を掲げる一方、負担面では大きく言って三つの不公平を改善する内容となっておるわけであります。具体的には、世代間の公平、世代内の公平、地域間の公平であります。廃止法案を出すのであれば、当然、具体的な対案をきちっと提示しなければいけないと思うわけであります。


 今回、野党は廃止法案と言っており、本法案が可決をいたしましたが、しかし、この法案が成立しても廃止になるのでしょうか。法案の中身は、政府が必要な法制上の措置、その他の措置を講ずるものとしているだけで、政府に廃止法案を作成させて国会に提出を義務づけている、こういった内容であります。必要な措置の具体的な中身を政府に丸投げして、対案を出さない極めて無責任な内容であります。


 また、この法案は10月1日に年金天引きの中止とともに、来年4月1日までに老人保健制度を戻すことを規定しています。仮に10月1日から戻すということになった場合、当然またシステムの構築をしなければなりませんし、本当にそれが間に合うんですか。


 また、単に廃止ということになれば、今までの制度が残ることになりますし、そうすれば約75%の人たちが保険料が下がる。それに値上げシステムを構築されるというんでしょうか。扶桑町でも、ほとんどの人たちが今までの国保税よりも安くなっております。せっかく安くなった保険料をもとの高い額で支払うことになりますが、このことをどのように説明されるのでしょうか。もとに戻せば国民健康保険の財政赤字はますます膨らみ、大幅な保険料の値上げか、一般会計からどんどん繰り入れをふやすことになり、世界一の長寿国になった日本が誇れる国民皆保険制度の維持は極めて困難になって、高齢者の医療の確保ができなくなり、それこそ、うば捨て山、孫捨て川になる、このように私は思うわけであります。


 後期高齢者医療制度は、確かに問題点がないわけではありません。政府の方で低所得者への保険料の軽減が決まっております。また、資格証明書の発行につきましても、多くの所得があっても払わない人と、そのような内容に改正をしたようであります。骨格は崩さずに、特に低所得者の保険料の軽減策や保険料の徴収のあり方については、年金から天引きするのか選択制にするのかというところは検討が必要かと思います。年金からの天引きという発言を最初にしたのは民主党の菅さんであります。平成8年6月の厚生労働大臣のときに年金からの天引きを検討と言ったのであることも申し添えておきます。


 以上で後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書の反対討論とさせていただきます。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


   〔14番 小林 明君登壇〕


○14番(小林 明君) 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を採択すべきという賛成の立場で討論をさせていただきます。


 私も意見書の提出者として名を連ねておりますが、この後期高齢者医療制度について、昨年の12月定例議会でも、私ども日本共産党議員団は後期高齢者医療制度の中止撤回を求める意見書を提出させていただいて、残念ながら否決となってしまいました。


 75歳になりますと、今までの国民健康保険、あるいは他の医療保険から切り離されて、別の保険に、後期高齢者医療保険に強制加入させられる制度でありますし、この後期高齢者医療制度がどういう目的で導入されたかといえば、この意見書の中にも述べられておりますように、医療費を抑制する、削減するということを第一にしたものであります。


 この後期高齢者医療制度は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて実施されているものでありますけれども、これまでの国民健康保険とかいろいろな医療保険などでは、医療費を削減するという目的ではなくて、国民の健康を保持する、そのことが目的で法律ができていたわけですけれども、後期高齢者医療制度は医療費の適正化という名によって、実は医療費を削減するということを目的にした法律であります。これは第1条に書いてあるわけであります。そういう点から差別医療が導入される。それで、保険料は容赦なく年金から天引きする。保険料を払うことができなければ、これまでは高齢者については保険証はどんな理由があっても取り上げてはならないという禁止規定があったにもかかわらず、今度は保険料を納めることができない場合は保険証を取り上げるということも可能にする、そういうものであります。本当にこのような医療制度に対して、高齢者の人が怒りを持って大きな抗議の声を上げるのは私は当然だと思います。


 今の75歳以上の皆さんは、直接戦争に出かけた方や、あるいは戦時中、本当に苦しい中で生き抜いてきた方ばかりであります。こういう人たちは、あの戦争が終わった後に荒廃した日本を復興させるために並々ならぬ努力をしてきたと思います。本当に汗水垂らして働いて、そして今の日本を築いてきた方ばかりだと思います。そうしたことを考えると、テレビでも75歳になれば医療費がただになる、こういう制度にしたらいいじゃないかというような声も出ているように、私は、高齢者になったならば国民みんながお祝いをして、本当に安心して老後が暮らせるような、そんな世の中にするということが本来の政治の役割だと思います。ところが実際には、何年前から論議されてきたのか知りませんけれども、公明党の坂口厚生労働大臣の時代に後期高齢者医療制度を創設するということで閣議決定がされたわけであります。この附帯決議で、老人保健制度は問題があるから新たな高齢者医療制度をつくるということが、日本共産党を除いた他の政党で附帯決議がされたという話ですけれども、高齢者医療制度をつくる、この点では一致されたかしらんけれども、保険料を年金から天引きする、医療の中身を74歳以下と75歳以上を区別し差別する、このようなことで附帯決議がされたわけではないと思います。そういう可能性があったから、日本共産党は附帯決議に反対したわけであります。


 この後期高齢者医療制度の導入について、政府の言い分を、先ほど反対意見を述べられた方は世代間の公平だとか言いますけれども、この後期高齢者医療制度を導入した本当のねらいは何なのか。医療費を削減する、その削減の対象は、今の高齢者の人たちも削減の対象になっていますけれども、実際には、団塊の世代と言われる人たちが75歳になったなら医療費を8兆円減らすというんですわね。そのうち後期高齢者の人たちは5兆円減らすというんです。そこに一番の問題があるわけで、世代間の公平だなんていうような話じゃなくて、今の人たちに本当に大きな影響を及ぼす制度であるということははっきりしていると思うんです。政府のいろいろなプランを見てもはっきりしているわけであって、そういう要するに年をとれば医療は十分しなくてもいいですよというような、こういう制度が根本に横たわっているわけであって、そういう医療を差別する、国民に医療費をどんと負担させる、こんな悪い制度は直ちに廃止するのは当然だと思うんです。廃止することがいかんというならば、こんな制度を温存せよということにつながるわけであって、対案を出せという言葉は、政府や、あるいは自民党、公明党が野党に対していつもそう言うけれども、結局、対案を出すということで悪い方向に引きずり込もうというねらいでしかないと思うんです。悪い法案を若干修正させて引きずり込んでいこうというねらいから対案を出せと言っているだけであって、もともと悪い法律はない方がいいわけであって、そういう点では、この後期高齢者医療制度そのものを廃止する法律が最も今の時点では有効だと思います。


 この後期高齢者医療制度の廃止法案が成立したとしても、この制度は残るというんですけれども、廃止されればこの制度は残らずに、もとの老人保健法に戻せということを言っているわけであって、この老人保健法そのものも、これですべていいというものではありません。当然もとに戻した上で国民的な論議をする中で、どういう医療制度を構築していったらいいかという論議をした上で、私は新たな制度を確立していけばいいと思うんです。今の悪い制度を温存するような、そういうものであってはならないというように思います。


 そういう意味で、後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書は採択すべきだというように思います。以上で討論を終わります。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかに討論もないようですので、討論を終結いたします。


 これより意見書案第3号の採決を行います。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、意見書案第3号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書については、否決されました。


        ――――――――――――――――――――――――





◎日程第19 意見書案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書





○議長(浅井捷史君) 次に日程第19、意見書案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書についてを議題とし、提出者 児玉孝明議員の説明を求めます。


 児玉孝明議員。


   〔11番 児玉孝明君登壇〕


○11番(児玉孝明君) 意見書案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成20年6月19日提出、扶桑町議会議員 児玉孝明、片野春男、千田成年、千田勝隆。


 別記、この意見書を読み上げまして、提案とかえさせていただきます。


 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書。


 平成18年6月の健康保険法の一部を改正する法律により、75歳以上の後期高齢者等を対象とした後期高齢者医療制度が本年4月1日から導入された。


 この制度は、75歳以上の高齢者と65歳以上75歳未満で一定の障害のある人を対象とする独立した医療制度で、高齢者の医療費を社会全体で支える新たな公的医療保険制度として創設され、都道府県ごとにすべての市町村が加入して設立された広域連合が運営を行っている。


 この制度導入に当たって、法施行直前に一定の激変緩和措置が設けられたものの、高齢者に新たな負担が生じることや低所得者への配慮に欠けること、かかりつけ医の導入など多くの問題点が指摘されている。後期高齢者医療が従来の診療報酬とは別の体系に分けられるため、高齢者の受けられる医療が制限され、医療内容が低下するなど高齢者の暮らしと健康に悪影響を及ぼすことが懸念される。


 また、保険基盤の安定を図るための新たな公費支出など、市町村の財政負担が多大となることも危惧される。


 準備のおくれや制度の周知不足などにより、保険証の未到達や保険料の徴収ミス、年金からの保険料天引きをめぐるトラブルなどが相次いでおり、混乱がこれ以上広がれば制度は信頼を失い医療崩壊につながるおそれもある。


 よって、国におかれては、すべての高齢者が安心して医療を受けることのできる医療制度とするよう実態を十分に検証し、明らかになった問題点については早急に抜本的な見直しをされることを強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成20年6月19日、衆議院議長 河野洋平殿、参議院議長 江田五月殿、内閣総理大臣 福田康夫殿、厚生労働大臣 舛添要一殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上でございます。


○議長(浅井捷史君) 以上で説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) この意見書を提出するということは議員の議案提出権などの権利でありますので、提出することそのものを否定するものでありませんけれども、これまで私ども日本共産党議員団が意見書なり、あるいは条例制定なり、条例の一部改正なりを提案するときに、いつも保守系の議員は、事前にどういう内容なのか提示していただきたいという意見があって、今回も私ども日本共産党としては、後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書について事前に各会派の代表にその案文を提示させていただきました。ところが、きょう突然、朝の議会運営委員会で後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書を提案したいということが言われたわけですけれども、それぞれ各会派の信頼関係を、そういうやり方をすれば壊してしまうものではないかと。私ども日本共産党は、こういうふうに意見書を出したいのでということでこれからもやらせていただくつもりでおりますけれども、今までのそういう自分たちの主張と今度とった行動とは矛盾するんじゃないかと思うけれども、一体どう思っておるんですか、そういうことは。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) その点につきましては、申しわけないと思っております。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 申しわけないで済む問題やないがね。廃止を求める意見書、一方、見直しを求める意見書。両論併記するという形で一本で、双方が賛成すれば全会一致でその意見書は通るわけだ。この中身を見たって、要するにかなりの問題点があるということを指摘されておるわけですよ。そういうお互いに意見を出し合って一つの案としてまとめようという意識がないわけなんだ。そういう認識、意識がないためにそういうやり方をするわけなんです。だから、私はそういう今回のやり方は、悪い言葉で言えばやみ討ちをするようなものじゃないかと思います、提案の仕方がね。


 具体的な中身についてお尋ねしますけれども、この後期高齢者医療制度の運営はそれぞれの都道府県単位の広域連合が行っているわけですけれども、しかし実際、政府は当初どのように考えていたんでしょうか。最初から県単位の広域連合で運営するという考え方に立っておったんでしょうか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) そのことにつきましては承知しておりません。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) これは、各都道府県が運営するということを政府は当初考えておったんです。ところが、都道府県が一斉に運営をするということを拒否したために、広域連合という形で、本来、都道府県が実施するというものを市町村を巻き込んで広域連合をつくるという形ででき上がったものなんです。


 この制度において「激変緩和措置が設けられたものの」というのは、具体的にはどういう激変緩和措置が設けられたんですか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 具体的には承知しておりません。申しわけございません。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 先ほど廃止を求める意見書の質疑の中でも、かなり10年前からどうのこうのというのが、実際にはわからないと思うんですよね。そういう経過というものをずうっと調べてみなわからん話であって、しかし、そういうこともまだ議員になったばかりの?木義道さんに質問するというようなことも行われたわけだから、実際、?木さんは的確に僕は答弁してくれたと思うけれども、激変緩和措置は承知しておりませんという、これでは本当に納得できないですわね。


 「医療内容が低下するなど高齢者の暮らしと健康に悪影響を及ぼすことが懸念される」ということで、最後に「よって、国におかれては、すべての高齢者が安心して医療を受けることのできる医療制度とするよう」という、悪影響が及ぼすことが懸念されて、安心して医療が受けられる医療制度というのは、どんなような制度が考えられるんですか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 悪影響があるということは、安心できないということです。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) だから、安心できないから、安心できる医療制度というのはどういうものなんですかということです。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 悪影響があるだろうというところは取り除く、そういったことになると思います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 具体的にどういう制度であれば安心して医療が受けられる制度になるんですかということ。要するにこの後期高齢者医療制度というのは、一つの医療の問題で言うならば差別医療がされるというところが根本じゃないですか。例えば今までの住民基本健診が、この後期高齢者医療制度が導入されたために、40歳から74歳までの人の健診は特定健診と保健指導だと。75歳以上の方の健診は、広域連合の任意で、やるかやらんかは広域連合が決めればいいということで法律で義務づけられていないんですわね。生活習慣病と言われる人たちは住民健診の対象外なんでしょう。74歳の人は、高血圧だとか糖尿病だとかいう病気を持っていても住民健診が受けられる。ところが、75歳になったら排除されちゃう。具体的に言うなら、そういうようなことはやめよというの。74歳と75歳、みんな同じように健診が受けられるというなら、40歳から受けられるような制度にすればいいがね、今までと同じように。糖尿病だとか高血圧とかそういう病気の治療は、これもことしから始まってあまり批判が大きいがために、生活習慣病と言われる病気に限って、月額6,000円の医療給付費で頭打ちすると。だけど、実際にはもっともっとそれを拡大していくというのが政府のねらいだと思うんです。心臓が悪かったら、この人は心臓が悪いけれども、こういう心臓治療にはこれだけしか医療費はかけちゃいかんよと、頭打ちだよと。骨粗しょう症の患者には、こういう治療でこれだけしかやっちゃいけませんよという形で、包括診療報酬払いという方式でやろうとしているのが政府の考えじゃないんですか。そういうところに問題があるわけであって、だから、そういうところを具体的に言ってもらわないと、この「安心して医療を受けることのできる医療制度」というのはどういうものなのかと具体的に僕は説明していただきたいと、今言ったようなこと以外にあったなら。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 「安心して」というのは、人によって多分違うと思いますので、やっぱりどなたも安心という感覚が持てるというような制度にせよということを言っているわけで、いろんな問題点は指摘されておりますので、そういったものを何とか見直しをしてくれという趣旨のことでございますので、答えになっているかどうかわかりませんが、そういうことでございます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 「医療制度とするよう実態を十分検証し、明らかになった問題点について早急に抜本的な見直しをされることを強く要望する」ということですけれども、「明らかになった問題点について」というのはどういう認識でおるんですか。ここに書かれておることだけを言っておるんですか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) この前段に書いてありますように、実態を十分に検証してということで、まだこれから出てくるかもわかりませんし、まだわかっていても手がつけられていないというような部分がございますので、それは問題があったということで、問題を感じたときにどうするかということはまた別になると思うんですが、問題については今のということでここに書かせていただきました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) 問題点、どういう問題か、ここに書いてあるようなことで、今後、問題が出てくるというようなことも含めてということだというふうに受け取りますけれども、そういうことが明らかになったら「早急に抜本的な見直しをされることを強く要望する」という、「早急に抜本的な見直しをされること」というのはどういう意味合いなんですか。廃止も含めるんですか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 私としては、廃止を含めるということはないです。そういう意味合いは持っていないつもりですが、ただ、今問題点がそういう形になれば、廃止されるのは国の方ですから、それはちょっと何とも言えないこと。私としては廃止までは、何かとこの制度をよくしていただきたいなと思っておる、そういう趣旨で書いてあります。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


○14番(小林 明君) だって、医療費を削減するという後期高齢者医療制度の目的を変えない限り、今までの国民健康保険なり、ほかの健康保険でも国民の健康を保持するとか、そういうことが目的で定められておったわけであって、今度の後期高齢者医療に関する法律というのは、そういう国民の健康よりも医療費削減を前提にした制度なんだがね。まずそこを変えるということになると、やっぱり根本的には見直しだけでは変わらないんじゃないですか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 私としては、そうは考えておりません。できることからやって、何とか今よりもよい制度にしていけばよいんじゃないかということを思っております。


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑はありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 矢嶋惠美議員。


○3番(矢嶋惠美君) 私も見直しを求める意見書、けさ拝見しまして、先ほどの小林議員と同様ですけれども、基本的には国民・町民の人たちにとって何が一番いいかということの意見書になるだろうと思います。そういった意味で、やはりなるべくなら扶桑町議会として全員一致でこういう形のものを出していけたらいいなあと、まず思います。


 まず、小林議員とちょっと重なりますけど、私もこの文章を先ほど読ませていただいて大変気になりましたのは、先ほど御質問がありましたような、「早急に抜本的な見直し」というところですけれども、本当に抜本的な見直しという、いわゆる単なる見直しじゃなくて、抜本的という抜本的な意味合いですね。中身についてまず御質問を、かぶりますけれども、あえて御質問をさせてください。お願いします。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 先ほど申し上げたようなことになると思いますが、私としては、廃止ということは念頭には置いておりませんということでございます。


     〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 矢嶋惠美議員。


○3番(矢嶋惠美君) これは、私としてはというのは、児玉さんお一人の意見ということでとってよろしいんでしょうか。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 今提案したものからいいますと、私としてはという言い方をさせていただきました。


     〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 矢嶋惠美議員。


○3番(矢嶋惠美君) それでは、私、じゃあ、私として理解しますのは、この4名の方というふうにとってよろしいでしょうか。それとも児玉さんでしょうか、そこをちょっとお聞かせください。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) 個別に聞いてもらわないとわからないです。私がほかの方のことをどうのこうの言うことはできませんので、個別に確認していただければと思います。


     〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 矢嶋惠美議員。


○3番(矢嶋惠美君) 結構でございます。じゃあ、児玉さんということで受けとめさせていただきます。


 そうしましたら、それはいいですけれども、「抜本的な見直し」という言葉の意味合いですけど、やはりこれは根本的なということですよね。基本的なという部分だと思うんです。先ほど18号のところでのやりとりをいろいろと伊藤議員さんの話も聞いて、私、思いましたけれども、まず問題がないわけではないと、そういう言い方をされておりました。答弁の中でね。この医療制度そのものに問題はないわけではないという答弁がありましたけれども、ここの文章では「多くの問題点が指摘されている」という表現になっております。そこに大きな言葉のずれがあります。「問題がないわけではない」というのと「多くの問題点が指摘されている」では、大分内容が違うような気がします。それについて1点お願いします。


 それから、骨格は崩さず見直しをするという御答弁もありました。骨格は崩さず見直しをするということについても、それは18号の方で伊藤議員さんが言われたことです。


   〔発言する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 今の議題でお願いします。


○3番(矢嶋惠美君) いやいや、だから、そういうことでいいますと、そういった中身でこの見直しを求める意見書を、こちらの方が基本的に抜本的な見直しをされるということのような意味合いで言うと、非常に廃止という、私は廃止だけを言っているのではありません。そういう言い方としてどうなのかなあという、骨格ということとそこの部分ですね。抜本的な部分のところが大変気になっております。


 それで、基本的にこの文章を、本当に急なことなので、中身まできちっと読み切れておりませんけれども、先ほど来ずっと出ておりますけど、私もこれが10年前から検討したきたそういうものであるということは十分承知しておりますけど、しかし、ここに至って非常に問題があるということがわかってきたわけです。国民の人たちも、私たちも、みんなこれでいいのかというふうに今現状なってきて、それぞれのところでやはり見直しだとか廃止だとかなってきたので、やはりきちんと間違いについては素直に認めて、現実にそぐわないものについてはきちっとやっていくということの姿勢が本当に大事じゃないかなと思っております。そういった意味で、小手先の、もう今ここに至って部分的な見直しというだけでは、もう十分に解決はなかなかされないんじゃないかという意味で、私は見直しということではなくて、やはり基本的に廃止の方で、一たん廃止をして、もう一回きちんとここでおっしゃるような抜本的な見直しをきちっとしていくべきだろうというふうに思っておりますので、そこの部分が本当になかなかこの意見書に簡単に同意ができなかったという理由でもありますし、意見といえばそういう意見でございます。


 この後期高齢者については大変危惧しておりますのが、今まで意見が出ておりませんでしたけど、やっぱり日本人特有の支え合いとか、家族への思いやりとか、そういうのが私、あったと思うんです。そういう何か家族制度そのものが、こういう年齢制限で区切ることによりまして、非常に何か殺伐とした思いがするということは、つい最近、やっぱり高齢者の方にお聞きしました。夫婦でありながら、本当にここで切り捨てられていくというような思い、そういう家族特有の支え合いみたいなものが切れていくと。そういった意味でも、本当に先ほど来ありますけど、根本的にこれを一回全部、一たん目的を含めてですけれども、やっぱり変えてほしいという御意見もありました。なので、私は本当にそうだろうと思います。日本人が従来大事にしてきたそういった思いとかいうのは、いわゆる制限医療と申しましょうか、年齢的差別といいましょうか、そういうものについて出されていくというのは大変残念に思いますので、大変申しわけないですけど、これについてそういう意見とさせていただきます。


○議長(浅井捷史君) 矢嶋議員に申し上げますけれども、今、質疑中でありますので、討論的な発言でありますので、それの答えも必要でありますか。要りませんか。


○3番(矢嶋惠美君) すみません。じゃあ日本人特有の支え合いとか家族の思いやりということについての見解がもしありましたら、お願いいたします。


○議長(浅井捷史君) 児玉孝明議員。


○11番(児玉孝明君) その点については必要だと思います。


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑はありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結いたします。


 これより意見書案第4号について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(浅井捷史君) 小林 明議員。


   〔14番 小林 明君登壇〕


○14番(小林 明君) 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書について、反対をいたします。


 私は、提案の仕方に対して非常に憤りを感じております。これまで私どもがいろいろな議案を提案するときには、事前にその案を提示してもらいたいというようなことが言われておりましたが、そういうことを言う人たちが、今回、全く事前にそんな話を一言も、案文も示さず、さらには意向も、こういう案文はできてないけれども、こういうことを考えているんだというその意向も示さずに、突如としてけさ議会運営委員会が開かれたら提案すると、こういうやり方に私は憤りを感じているものであります。


 今、後期高齢者医療制度の問題で、住民の皆さんが本当に75歳になったならおれたちは切り捨てられるのか、早く死ねと言うのか、何で75歳で区切るんだと、もうさまざまな疑問や怒りの声が上がっていると思います。そういうならば、私は住民の皆さんの意向を考えて、扶桑町の議会として廃止も含め、見直しも含めて一本に意見書をまとめるという努力をするのが当たり前だと思うんです。その最大の役割を果たさなければならないのは、私は議長だと思います。日本共産党や矢嶋さんも含めて、こういう意見書が出るよ。そのことを矢嶋さんはその時点では賛同されるかどうかはわかりませんけれども、日本共産党としてはこういう意見書を出しますよと、その前の議会運営委員会のときに言っておるわけであって、議長も承知しているかと思うんです。その後に桑政クラブの方からこういう見直しという形で意見書を出すと言っておるけれども、この二つを一つにまとめるということはできんのかという役割を、調整する役割を果たすことが必要だったというように私は思います。だけど、残念ながら、そうしたことがされずに、一方は否決する、一方は多数ですから可決されるだろうと思いますけれども、そういう調整ができなかったということが、住民の皆さんの本当に期待にこたえているものなのか。こうしたやり方は、僕は党利党略的なやり方じゃないかという気さえ持つわけであります。


 いずれにしても、この後期高齢者医療制度については、先ほどからも繰り返し述べさせていただきましたけれども、医療費を削減するということが一番の目的であって、そのための医療の差別を75歳以上の方は受ける。今まで74歳までは必要な医療が受けられたけれども、75歳になると医療が制限される、こんな制度は私はなくすしかないと思うんです。


 保険料についても2年に1度見直される。自動的に上がる仕組みをつくってあるんですよね。後期高齢者の比率が高くなれば高くなるほど、保険料は上がる仕組みをつくってあるんです。ですから、たとえ激変緩和だといって保険料の軽減措置をとったとしても、どんどん保険料は自動的に2年に1遍上がっていくような仕組みをつくっておいて、これでは根本的な解決にはならないと思うんです。


 私は、そういう意味では、この後期高齢者医療制度というのは、見直しでは問題が解決できない。一たんこの後期高齢者医療制度を廃止して、廃止した上でどのような医療制度をつくっていったらいいかということを、十分国会の中でも国民的な議論も含めて考えていくべきだというように思います。


 この後期高齢者医療制度が廃止されて、もう一度本当に高齢者の皆さんが老後を安心して健康で暮らせるような、そういう制度を模索していくべきだと思うんです。ところが、2年前の6月に後期高齢者医療制度を含めた健康保険法の一部改正の法案が自民党と公明党の手によって、審議が十分尽くされていないにもかかわらず強行採決されて可決・成立したというこの経過を見ても、やはり一度廃止すべきだというように思います。ですから、後期高齢者医療制度の見直しでは今日の多くの国民の怒りにこたえるものではないと思います。ですから、後期高齢者医療制度は撤回しかないという立場から、見直しを求める意見書には反対をいたします。


○議長(浅井捷史君) ほかに討論ありますか。


   〔「議長」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 片野春男議員。


   〔10番 片野春男君登壇〕


○10番(片野春男君) 私は、意見書案第4号を採択してほしいという意見で、討論をしたいと思います。


 まず最初に、このような意見書については、従来の慣例としてできるだけ早く出せということ、これはもっともな話です。ちょっと実態を申し上げますと、おととい、桑政クラブを開きました。その中で役員の間では出したらどうだというような意見になりまして、それについては、やはり皆さんの御意見を聞くということで、けさ9時からそれぞれお集まりいただいて十分検討しました。その中で一応出してもいいじゃないかという結論に達したんで、けさ、議運に提出するということでお願いしたわけですけれども、いろいろ反省してみますと、これはさっき議長という話があったんですけれども、桑政クラブの会長としてまことに申しわけなく思っております。今後は十分そういう点も考慮・検討しながら進めていきたいと、こんなことを思っておりますので、よろしく御了解をお願いしたいと思います。


 それから賛成意見としましては、意見書案第4号に書いてあるとおりで、今、細かく申し上げることはありませんので、十分御理解していただきまして、賛成したいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(浅井捷史君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) ほかに討論もないようですので、討論を終結いたします。


 これより意見書案第4号の採決を行います。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(浅井捷史君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、意見書案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第20 議会閉会中常任委員会の調査申出事項について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第20、議会閉会中常任委員会の調査申出事項についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題といたしました本件については、議会閉会中の福祉建設常任委員会の調査申出事項として、常任委員会の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の常任委員会の調査申出事項については、常任委員会の申し出のとおり議会閉会中において調査することに決定しました。


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◎日程第21 議員派遣の件について





○議長(浅井捷史君) 次に日程第21、議員派遣の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題といたしました本件について、議員を派遣することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣をすることに決定しました。


 以上で、本議会に付議された案件の審議は全部終了しました。


 お諮りします。


 これをもって平成20年第3回6月扶桑町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(浅井捷史君) 御異議なしと認めます。よって、平成20年第3回6月扶桑町議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。


             午後4時31分 閉会





 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。








      扶桑町議会議長








      扶桑町議会議員








      扶桑町議会議員