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愛知県 扶桑町

平成19年第6回定例会(第2号 9月 7日)




平成19年第6回定例会(第2号 9月 7日)





 
 平成19年9月7日(金曜日)午前9時30分開議


 第1 一般質問


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本日の会議に付した案件


 議事日程のとおり


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出席議員(19名)


       1  番     千  田  成  年  君


       2  番     間  宮  進  示  君


       3  番     児  玉  孝  明  君


       4  番     高  木  武  義  君


       5  番     渡  辺     勝  君


       6  番     間  瀬  英  之  君


       7  番     新  井  三  郎  君


       8  番     片  野  春  男  君


       9  番     浅  井  捷  史  君


      10  番     千  田  勝  隆  君


      11  番     伊  藤  伊 佐 夫  君


      12  番     江  口  勝  敏  君


      13  番     近  藤  泰  樹  君


      14  番     千  田  金  房  君


      15  番     澤  木     昭  君


      16  番     小  林     明  君


      17  番     小  室  美 代 子  君


      18  番     高  木  鎬  逸  君


      19  番     大  藪  三  郎  君


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欠席議員(なし)


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地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名


     町     長     江  戸     滿  君


     副  町  長     関     芳  雄  君


     総 務 部 長     沢  田  峰  雄  君


     健康福祉部長      江  口  正  利  君


     産業建設部長      宮  川  信  夫  君


     会計管理者       長 谷 川  眞  一  君


     教  育  長     河  村  共  久  君


     教育次長兼学校教育課長 天  野  末  光  君


     政策調整課長      神  田  龍  三  君


     総 務 課 長     伊  藤     猛  君


     税 務 課 長     鈴  木  照  実  君


     住 民 課 長     鈴  村  能  成  君


     介護健康課長      古  池  光  正  君


     福祉児童課長      千  田  勝  文  君


     産業環境課長      吉  田  晴  宣  君


     土 木 課 長     近  藤  泰  治  君


     都市整備課長      松  浦  節  雄  君


     生涯学習課長      大  竹  幹  雄  君


     文化会館長       澤  木  晋  哉  君


     監査事務局長      田  内  幸  一  君


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本会議に職務のため出席した者の職氏名


     議会事務局長      六  鹿     博  君


     議会事務局統括主査   千  田  茂  樹  君


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◎午前9時28分 開議





○議長(大藪三郎君) 改めておはようございます。


 ただいまの出席議員は19人であります。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程につきましては、一般質問のみであります。よって、日程表を省略させていただきましたので、よろしくお願いをいたします。


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◎日程第1 一般質問





○議長(大藪三郎君) これより日程第1、一般質問を行います。


 最初に、伊藤伊佐夫君に質問を許します。伊藤伊佐夫君。


   〔11番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○11番(伊藤伊佐夫君) 皆さん、おはようございます。


 平成19年9月議会の一般質問をさせていただきます。


 台風9号が首都圏を直撃し、被害が出ているようでありますが、被害が最小限になることを願うものであります。


 それでは、さきに通告いたしました5項目について質問させていただきます。


 1項目、保育園に看護師を配置することについて。


 新聞報道によりますと、厚生労働省は少子化対策の一環として、子どもの健康や安全を守るため、看護師の専門性を生かした保健的な対応へのニーズの高まりがあると判断し、私立の認可保育園1万1,200ヵ所すべてに看護師を配置する方針を決めました。また、公立の保育園についても、運営する市町村に配置を促すことになりました。今後5年間に全保育園に配置を終える考えであります。保育園に通う子どもだけでなく、在宅で子育てをしている近隣の親や妊娠・出産に不安を持つ女性の相談に応ずるなどの役割が期待されると思います。扶桑町としての今後の取り組む考えについてお伺いをいたします。


 2項目、デマンドタクシーについて。


 デマンドタクシーとは、自宅と目的地を送迎する地域限定の便利な交通システムで、全国34の市町村で開設をされております。事前登録した町民であれはだれでも利用可能であります。運行地域は町内限定で、30分前までに電話予約すれば、希望の乗り場に来てくれる。


 その一つである広島県の世羅町では、商工会が補助金を受けて運営をしております。路線は5コース、マイクロバスを使い、料金は片道300円、1日平均132人、ことし7月では3,184人が利用したようであります。


 この周辺市町におきましても、江南市にはいこまいCAR、大口町はコミュニティーバス、小牧市では、これは以前に質問させていただきましたがミゴン、犬山市、北名古屋市、豊山町はそれぞれあおい交通で運行されております。あおい交通の松浦社長は、事業者としては採算が大事なのは当然であるが、乗っていただく工夫もしなければならない。もうけのためというより、市・県がやってくれといえばやれるよう努力する。しかし、当社の体力では、小牧市を中心としたこの範囲がそろそろ限界と、去る8月27日の中日新聞の記事で述べておられました。


 高齢者を含め、町民の町内の足が確保されていないのは、近隣市町では扶桑町だけであります。ぜひ早い機会にシステムを構築し、特に高齢者にとって住みにくい町にならないことを願うわけでありますが、いかがでしょうか。


 3項目、観光資源・観光ルートの開発について。


 先月、地域の懇談会の中である方から、扶桑町で自慢できるものということで、地域性もあったとは思いますが、守口大根、つまおり傘、扶桑緑地公園という話があり、すべて山名三郷にあるので、大変に誇りに思うとのことでございました。


 さて、振り返りますと、隣の犬山市は国宝犬山城、明治村、リトルワールド、ウ飼いなどたくさんの観光資源を有しております。しかし、犬山城は別格として、他の多くは近年につくられたものであります。扶桑町においても、観光資源を開発することは可能であります。それは、これからも歴史はつくられていくからであります。そこで、新たな観光資源の開発、観光ルートの開発についてお伺いをいたします。


 1点目、木曽川源流地域、三派川地域など沿川地域との交流について。


 木曽川の源流は、長野県木祖村の鉢盛山で、源流部では味噌川とも呼ばれております。法的には木曽川水系の本流で、1級河川、いわゆる木曽三川の一つであります。延長は227キロメートルで、岐阜県、愛知県、三重県を流れて伊勢湾に注いでおります。この木曽三川の河口は、最終氷河期には現在よりも海面が百数十メートル低く、河口は伊勢湾口にあったものが、約1万年前には急激な温暖化によって海面が急上昇し、海岸線が、西は養老山ろくまで、北は大垣市、岐阜市付近まで浸入していたようであります。三つの大きな川が狭い地域に集中し、極めて水害が発生しやすい地理条件があり、水との闘いの連続でありました。現在でも、決して油断はできないと思います。


 さて、こうした木曽川の存在と意義について、木曽川学研究協議会もつくられ、研究が進められているところでありますが、木曽川沿川ブログなどを見ますと、木曽川の自然環境ウオーキングコースには扶桑緑地公園を通るコースも紹介されており、ほかにもいろいろなコースが紹介されております。扶桑町は、木曽川流域の自治体との交流についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。


 2点目、小淵の渡しについて。


 扶桑町の歴史文化散策マップにも掲載されている小淵の渡しについて、観光資源が少ない我が町で、地域では渡しを復活させたところもあり、扶桑町でも検討してはどうかという意見もいただいているのであります。そこで、イベントを企画するとか、広く町民から意見を求め、新たな観光資源の開発、観光ルートを広げる考えはないかについてお伺いをいたします。


 4項目、特別支援教育について。


 障害のある児童・生徒たちの自立や社会参加を支援するため、一人一人のニーズを把握し、児童・生徒が生活や学習の困難を改善・克服できるよう、必要な教育を行う学校教育法が改正をされました。新しい制度の中では、現実にどのように変わったのか、また現状はどうなのか、マンパワーなどの体制の整備はできているのかについてお伺いをいたします。


 5項目、自販機の持つ特殊性を活用したまちづくり施策の推進について。


 自販機は、現在、国内に551万台設置されており、清涼飲料や酒などの飲料自販機が約半数を占めております。年間売り上げは約6兆8,300億円もあり、コンビニ業界の売り上げと同様の非常に大きな市場となっております。スピードと利便性を求める社会にあって、手軽に商品を購入できることもあり、大きく拡大をしてきました。一方で、景観を損なう、エネルギーを無駄に消費している、犯罪を誘発するといった批判を浴びてきました。


 こうした中、省エネ化も進み、この15年で消費電力も半分になりました。また、機器が丈夫になり、犯罪もピーク時の4分の1に減少しました。


 さて、自販機の歴史は意外と古く、紀元前のエジプトの寺院に置かれていた聖水自販機が起源で、硬貨の重みで自動的に一定時間水が出てくる仕組みになっていたのであります。日本で現在残っている最古のものは、切手とはがきを販売し、ポストを兼ねるものでありました。最近では、社会貢献機能を持つ自販機が次々に登場しております。そこで、以前にも災害時における飲料の提供できる自販機の設置を提案させていただきました。


 ことし7月の能登半島地震において、輪島市で被災者が利用したことが報道されております。そこで、自販機の常時通電していることを活用し、扶桑町のまちづくりに一役買ってもらってはどうかということで、次の自販機を導入する考えについてお伺いをいたします。


 一つ、災害時救援対応型自販機、子どもの登下校見守り自販機、AED内蔵型自販機、情報発信型自販機、これはコマーシャルや周辺地図とか、あるいはグルメ情報などが出てくる自販機であります。募金機能つき自販機、これは共同募金とか、そういうところに募金できるような、おつりを募金できる自販機であります。広告機能つき自販機、これは買ったものがゼロ円、ただ。なぜかと申しますと、それには印刷されている広告が施されている、そういう自販機で、無料で買えるという自販機であります。この7番目のたばこ自販機については、今後、ICカードがないと買えなくなるということで、登録をして、未成年者にたばこを販売しないと、こういう自販機であります。まだ、いろいろほかにも自販機がありますが、例えば携帯電話で購入できる自販機など、公共施設を訪れる方々の利便性と最新の機器を提供し、行政の先進的に取り組む姿勢を示していただくことができないものか、お伺いいたします。


 以上、5項目について明快なる答弁をお願いいたします。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) おはようございます。


 伊藤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。


 最初に、保育園の看護師配置についてでございます。


 保育園の保育士の数につきましては、児童福祉施設最低基準等によりまして、ゼロ歳児はおおむね3人につき1人以上、1歳児以上3歳未満児はおおむね6人につき1人以上というようにされております。保育園の職員配置につきましては、保育士のほかにゼロ歳児9人以上を入所させる保育園にあっては看護師、または保健師1人を置くこととされており、ゼロ歳児6人を入所させる保育園にあっては看護師、または保健師1人を置くように努めることとされております。この基準によりまして、本町の保育園は保育士、調理員以外の職員の配置をしているという状況にあります。


 国においては、風邪ぎみの子どもやアレルギー障害の子どもなどへのケアを図るために、平成20年から5年間で全国約1万2,000個ある私立保育園すべてに保健師を配置する方針を決めております。全国に約1万1,600ヵ所ある公立の保育園につきましても、運営する市町村に配置を即すると言っております。


 今後は、この保育園のもちろん適切な運用に努めるわけでありますが、看護師の配置につきましては、ただいま申しましたような現況にありますので、当面この国の方針、特に人件費負担や、あるいは厚労省の方針の実態を見きわめていきたいというふうに考えております。


 次に、デマンドタクシーについてでございます。


 デマンドタクシーを運行する多くの市町村におきましては、合併に伴う面積の増加により、地域交通や市街地への運送を含めた地域公共交通施策が背景にあると認識しております。運送の方法としましては、伊藤議員言われるように、自宅と目的地を送迎する方法や、タクシー乗り場を設置しまして、そこから目的地まで送迎するなど、自治体によりましてあり方はさまざまであります。また、コースデマンド、メンデマンドなど、要求される目的地の設定も多様でありますし、車両につきましても、タクシーのほかバス運行する市町村もあるわけであります。


 このデマンドタクシーなどを含めまして、我が町に合った町民の足を確保することから、現在、交通弱者と言われる方々を対象に、その方たちの行動に合う方法を、現在、巡回バス等あわせて検討している状況にあります。


 以前、担当課が民間業者と意見を交わしておりますが、民間業者の目線からでは、扶桑町の場合、面積が狭くて、集落の強弱があまりないし、人を運ぶ目的地が顕著でないなどの観点から、民間参入する理由はかなり厳しいという意見をちょうだいしておりますし、相当の財政負担を行政が考えないと、民間運行というのはかなり難しいなどの意見を聞いております。


 いずれにしましても、地方公共交通はおっしゃるとおりその町に合った運行や方法を考えなければなりませんので、他の市町の方法を参考にしながら、扶桑町としての目的や方法などを確立したいと存じております。


 次に、観光資源ルートの開発という点において、まず木曽川の存在と意義についてでございます。


 木曽川は、長野県木曽郡木祖村の鉢盛山南部を水源としまして、長野県から岐阜県、愛知県、三重県を経て伊勢湾に注ぐ木曽川水系の本流1級河川でございます。大昔より、この木曽川、揖斐川、長良川の三河川流域では、極めて水害の発生しやすい地理条件でありまして、治水対策の先人たちの苦闘の跡で残されているわけであります。その後、明治、大正時代に入りまして、ヨーロッパより多くの雇い技術者を招き入れて、近代的な河川工事が実施されたり、木曽川水系の豊富な水量を利用して電源開発や水資源の開発も進められまして、水不足に悩まされていた地方の利水のために、木曽川の水利用がなされているところであると認識しております。


 昭和になりまして、流域自治体が競って河川公園等の整備に努めまして、中京地区の行楽地として多くの方が楽しんでおります。


 この歴史ある木曽川につきまして、行政や大学や市・町民が参加をしまして「木曽川学」として、木曽川を中心に自分たちのふるさととして、過去・現在・未来における木曽川の存在と、その意義を明らかにしようとする学問も生まれておることを承知しております。当町におきましても、先達によって残された貴重な歴史的な遺産群を大切にしながら、研究していくことが必要であるというふうに思っております。


 それから、沿川との交流についてでありますが、木曽川を含む三派川の地域との交流につきましては、平成12年度に木曽川沿川濃尾連携の会として、国土交通省、愛知県、岐阜県及び扶桑町も入った関係9市町で設立されておりまして、県境を越えた、官民一体となった地域連携をモデル的に実践をして、ネットワークづくりを行っているわけであります。また、この木曽川沿川濃尾連携の会として、中部ブロック地域づくり交流連携会議にも出席をし、観光地域づくりとか、あるいは文化交流計画についての勉強会を行って、当町としてもそのネットワークに入って実施をしておるところであります。


 この木曽川沿川濃尾連携の会などの活動によりまして、木曽川郷土自慢観光物産展などを行い、木曽川源流地域である木曽郡南木曽町、大桑村、王滝村、木祖村、白川村の参加によりまして、木曽川上流部及びより広範囲な連携と活動が広がっていっていると思います。


 いずれにしましても、この地域の文化、産業、自然を活用した施策を広域で連携をし合って進めていくという方向にあります。それらについて、今後もそういう活動に参加をし、そういう点を強めていきたいと思っております。


 それから、小淵の渡しでございますが、小淵の渡しは扶桑町史によりますと、鎌倉時代から渡船場として、小淵から各務原の前渡まで渡っていたとされ、大正末期まで利用されておりました。その後、昭和45年4月に町文化財に指定されまして、史跡として碑が残されております。この時代の流れによりまして、昭和39年に犬山頭首工が整備され、川の流れや流量も変化をし、川底は昔と比較して、低下してまいりましたし、また河川法の制限ありまして、簡単に整備するということはかなり難しくなってきておりますが、申し上げましたような歴史と現況にありますので、この歴史的町文化財として、その保存に努めていかなければならないというふうに思っております。


 次に、特別支援教育につきましては、後ほど教育長から答弁を申し上げたいと存じます。


 最後に、自販機の持つ機能の活用についてでございます。


 平成18年末現在におきまして、自動販売機は全国で約420万台が設置され、議員言われるように6兆7,300億円を超える販売額があります。町内におきましても、台数等の把握はなかなかできませんが、多数の自動販売機が設置をされております。


 御質問にありますように、現在、さまざまな機能をあわせ持った自動販売機が登場しております。例えば情報発信型の自動販売機でありますが、これは電光掲示板つきの自動販売機に文字情報を表示する仕組みのものでありますし、多くは商品情報やニュースなどが提供されていると伺っております。これを使用すれば、平常時は防災の呼びかけや自治体からのお知らせなどを提供して、いざ災害時におきますれば災害情報を発信するということも可能であろうと思います。そのほかにも、社会貢献機能を持った自動販売機が初めて設置されたと承知しておりますし、町内ではあまり設置されていないように認識しておりますが、今申し上げましたような社会貢献機能を持った販売機が設置されておるわけであります。


 それから、設置する業者も、新しい自動販売機を導入するにも費用が必要でありますし、採算面などを計算されるでしょうから、一般に普及していくためには、まだまだ時間がかかるものと判断をします。


 一方、町の公共施設内にあります自動販売機は、福祉団体が設置したものや、たばこ税の納付事業者が設置したもので占められておりまして、今後、機種変更される折にこういった話が出るか、あるいはまたそういうことを話し合いたいというふうに思います。


 また、たばこ自動販売機につきましては、日本たばこ協会が成人のみに発行する非接触型ICカードの読み取り装置を搭載した成人識別機能つきのたばこ自動販売機を来年3月から全国で本格導入が始まりますので、販売業者の方にも呼びかけていきたいと考えております。本町まちづくりには、どういった自動販売機を活用すれば一番よいか、今後、先進的な事例を研究しながら進めてまいりたいと考えております。


○議長(大藪三郎君) 河村教育長。


○教育長(河村共久君) おはようございます。


 伊藤議員さんの特別支援教育についてお答えをさせていただきたいと思います。


 平成18年6月に学校教育法等の改正が行われ、平成19年4月から障害のある児童・生徒等の教育の充実を図るため、従来は障害種別ごとに設置されておりました盲・聾・養護学校の制度を複数の障害種別を教育の対象とすることができる特別支援学校の制度に転換するとともに、小・中学校等に在籍する教育上特別の支援を必要とする児童・生徒に対しまして、特別な教育、つまり特別支援教育を行うことが明確になりました。


 小・中学校におきまして、特別支援学級設置数の増加、平成18年度より通級による指導の対象障害者にLD/ADHDが加えられたことにより、障害のある児童・生徒の受け入れ機会が増加しているところでございます。


 扶桑町におきましては、特殊学級を特別支援学級と名称変更いたしました。それから、普通学級に在籍する支援を必要とする児童・生徒に対しまして、特別支援員を本年、19年度につきまして27名の配置を行っており、適切な対応を行っております。以上でございます。


   〔11番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 伊藤伊佐夫君。


○11番(伊藤伊佐夫君) 再質問をいたします。


 今、第1項目めの保育園に看護師を配置することについてでありますが、扶桑町では現在、配置基準に合ったことで行っておると、おおむねそのような答弁であったと思いますが、要は看護師を配置してほしいというニーズは高いわけでありますし、当然厚生労働省もそういうことで、今後5年間かけて配置を促していくということでございますけれども、全国で1万1,600ある公立の保育園において、もう既に3,000ヵ所、すなわち約4分の1は配置をされておるわけですね。扶桑町は7保育園ありますけど、まだ担当にお聞きしましたところ一園もそうした看護師は配置をしていないという現状ですね。これは数字だけの問題ではないんですけれども、4分の1ということは、そんなに田舎でもありませんから都市部ということを考えれば、1ないし2名は配置されておってもいいんじゃないかなと、数字からいきますと、そういうふうに思うわけです。ですから今後、マンパワーも必要でありましょうけれども、ぜひそういう要望もあるし、厚生労働省も方針であるから、そうしたきちんとした明確な方針を持って、今後臨んでいただきたいと思うんですけれども、その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。


 2項目めのデマンドタクシーでございますけれども、今後の扶桑町にとってのあり方について検討していくということで、もう既に何年か検討されてきておる。そうした中で、近隣市町におきましては、先ほども申し上げましたように、すべてそういう町内の交通システムを試行錯誤しながら進められて、犬山市でももう始まりましたね、コミュニティータクシー。ですから、そうした一遍近隣市町の現状がどうなっているかということを、当然御承知だと思いますけれども、お伺いしたいと思います。


 やはり車に乗れなくなる人はふえてきますし、あるいは次の今度質問に出てくると思いますけれども、実際、自転車とか徒歩で行くといっても、非常に歩道の関係もあって危険な道路も多いわけでありますし、そうした現状も踏まえますと、高齢者に対して優しい交通システムを私は構築していくべきだと思うんですけれども、一度近隣市町の状況について再度お伺いをしたいと思います。


 3項目めの、観光資源・観光ルートの開発についてでございますが、国土交通省も観光立国日本ということで、来年度には観光庁を創設するという方針を固めたようでありまして、町においても観光立国推進基本法に基づいて、観光資源の開発をしていくということは非常に重要であると思いますし、まして国際観光都市犬山に隣接する地域でございます。そうした地の利を利用したものに観光ルート、先ほど申し上げたのはほんの一例でございます。ですから、その辺の考えですね。


 これは前の運輸大臣だった二階さんの出された本ですね。「草の根の観光交流」という中で、神田知事がこれを発刊されたときに述べられておる。「愛知県は世界に開かれた国際交流大都市圏として生まれ変わる歴史的な年を迎えております。既に万博も開催されまして、また愛知万博跡にはこうした大規模プロジェクトの成果を引き継ぎ、世界有数のものづくりの地域である特性を生かした産業観光資源をアピールし、観光立国の一翼を担うべく国際的な観光交流空間づくりに取り組んでまいりたいと考える」、このように愛知県知事も述べられております。そうした点において、もちろん町長さんがいつもおっしゃられるように、国には国の方針、愛知県にはそうした方針がございます。ですから、扶桑町の身の丈に合った観光ルートの開発は可能であろうというふうに私は思いますけれども、その辺の考えについてお伺いをしたいと思います。


 山名の渡しについては、なかなかそうした状況、すぐとはいきませんけれども、それはほんの一例でございまして、いろいろほかにもあると思います。例えば守口大根の里とか、そういうふうにして売り出すとか、いろんな扶桑町にしかないものがあると思いますから、そうした点についての取り組み姿勢についてお伺いしたいと思います。


 それから自販機の関係ですけれども、お聞きしますと、今扶桑町は社会福祉に幾らか還元されますよという形をとっておられるようですけれども、そういうシールを張ったり何かしておられるというような話でございましたけれども、それはそれでやっていただければよろしいと思うんです。そのほかに、もう一つ今言ったいろんな機能を持った自販機を公共施設、やっぱり人々の訪れる機会も多いわけですし、そうしたところにこういう先進的な機械を設置して、そしてもちろん社会福祉にも貢献しますよ、赤い羽根募金にも協力しますよ、わずかなお金でも寄附できるような機能を持ったものを設置することは私は可能じゃないかと思うんですけど、その辺はいかがなもんでしょうか。


 それから4項目めの特別支援教育についてでございますけど、これは現在、27人も配置して、特別支援教育をやっておられるということですので、これは状況を見きわめながら進めていただきたいと思います。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) 再質問にお答え申し上げたいと思います。


 最初に、保育園における看護師の件でありますが、先ほどお答え申しましたとおりでありますが、町の現状は、一番ゼロ歳児が多いところは高雄西保育園でありまして、現在2名ですね。先ほど申し上げましたように、国の規定によりますれば、9名以上のところは保健師を1名置きなさいと、これは義務規定であります。それから、今、国が出した方針は、我々にとりましては義務規定では決してありませんので、即するというところであります。もちろん規定がそうであるからというような漫然とした考えは決して持っていないわけでありますが、いわゆる合法的に行われておるということが1点と、それからもう1点は、国がそういう方針を出したということは、やはりそういう看護師を置いて、保育のところをきちっとやっていこうというような情勢判断が入ってきておるというふうに見るわけですので、そういう時代的な変化、現状というものを頭に置いて、今後そういうところをきちっとにらみながら進んでいきたいと申し上げたわけでありますので、現状においては私は間違った判断じゃないと自分で思っておりますので、御理解をお願いしたいと思っております。


 それからタクシーでございますけれども、これは近隣市町等も今きちっと調べておりますので、それからまたそのほかの状況も調べて検討をさせております。現状では、申し上げたように、いろんな観点から交通弱者という方々を対象に、何らかいい方法がないかというところを詰めるべきであるという、焦点にあるということをお答え申し上げたわけであります。


 確かに多くのところがやっているんですが、外から見るほどでもない部分も正直あると思います。いろんな苦悩を抱えながら、問題点を抱えながらやっているというのが、調査した実情でもあると思っております。


 3番目に、木曽川の観光資源の点でありますが、私は観光という名前をすればそうかもしれんが、むしろ、今木曽川はいわゆる歩道ができ、あるいはスロープで足の悪い人もそこをたどっていけば入れるというようなルートもできましたし、バードウオッチングを含めまして、あるいはまたあそこの地域の大変な自主的な努力によって多くの人があそこで散歩するなり、自然を楽しむような状況が生まれてきております。そういうことをこれからはもっともっと生かしていく方向は求めないかんという認識は持っております。したがいまして、観光といいますか、むしろそこにおいて交流の場所というんですか、そういうような方向に行く一つの町における資源の場所であろうというふうに認識は持っておりますので、今後そういうことをにらんで整備を進めるべきじゃないかという認識は持っております。


 ただ、河川のところでありますので、国の関係もありますし、あるいは上下流の連携の問題等もございますし、簡単にすぐはなかなか難しい内容だろうと思いますが、そういう長期的な視点に立ったものを持って、人が集う、交流をする、そういう場所という特色を生かしていくという方向だろうというふうに思います。


 それから、自販機の件ですが、これは2点ありまして、1点は普及度といいますか、そういう点の現状が1点あると思いますし、もう1点は業者との関係という点があると思いますので、そういうような点を踏まえまして、今後、機会あるごとにそういう実情を見ながら、まちづくり的な視点から活用できるものはしていこうということをお答え申し上げたわけであります。


   〔11番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 伊藤伊佐夫君。


○11番(伊藤伊佐夫君) 看護師の配置の件でありますけれども、5年後にすべての保育園にという国の方針でございますので、当面、私立の保育園ということでございますけれども、当然公立もそういう方向性は示されたわけでありますので、ぜひとも今後取り組む姿勢を持って取り組んでいただきたいというふうに思います。


 それからデマンドタクシーの件です。私は一例を申し上げただけで、デマンドタクシーというのはね。だから、扶桑町に合った、この真ん中を名鉄を走っていまして、3駅があるわけでありますから、南北はある程度いける。東西、ここを何とかしていかなきゃいけないのかなという、私はそういう考えを持っておりますけれども、この江南市はいこまいCARをまたちょっと、この10月1日から予約便というのをつくりまして、これは江南市の9月の広報に載っております。それで、御承知のように江南厚生病院ができます。そこへの助成ということも、いこまいCARはいこまいCARとして、2日前に予約をすればできる。いろいろ載っております。広報ですから、御承知だと思いますけれども、そういうこともあります。ですから、当然扶桑町も近いですから、隣がやっていると、そういうこともまた出てくるということもございます。


 ですから、私が今心配しているのは、このまま何もなしで扶桑町のお年寄りはどうなんだろうと。我々も、もし車も乗れない、自転車も乗れないとなったらどうなるんだろうと、こういうふうに心配するわけであります。ですから、当然必要なことは認識していらっしゃるので、研究を今進めておられるということですが、全部この周辺地域は何らかの形でシステムが試行錯誤されながら今進められて、いろいろ大口町でも悪いところは直していって、今試行錯誤で来ておるわけです。ですから、扶桑町としても、もちろん相当の費用は覚悟しなければいけませんけれども、どこを切って何をやっていくかということは考えていただかなきゃいけないと思いますけれども、私は必要であるというふうに認識をしておりますので、ぜひ早い機会に、それこそ本当に試行でもいいと思います。一度やってみる、どういう形がいいのか。ぜひ研究をしていただきたいと思います。これはまた、次回にも質問させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


 それから自販機は、いろいろ機種も出ております。まだまだ進化していくと思いますので、ぜひそうしたものを何かがあったときにはそれが役立つということもありますので、これも行動を起こしていく。答弁は、私はある面、どちらでもいいと言ったら失礼かもわかりませんけれども、要は我々が聞いたことは、行動を起こしていただくということが一番大事だと思います。ここでいい答弁をいただくということよりも、むしろどういうふうに質問したことをきっかけに行動を起こしていただけるかと、これが私は一番大事だと思いますので、ぜひそうした姿勢で臨んでいただきたいことを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。以上でございます。


○議長(大藪三郎君) 以上で、伊藤伊佐夫君の質問を終結いたします。


 それでは、次の質問者、新井三郎君に質問を許します。新井三郎君。


   〔7番 新井三郎君登壇〕


○7番(新井三郎君) 議長のお許しを得ましたので、さきに通告いたしました2項目の内容に沿って質問させていただきます。


 1項目めは、コンプライアンス制度の導入についてであります。


 コンプライアンスというのは、御存じのように法令遵守、法律や社会的な常識・通念を厳密に守ることとされています。一般的には、民間企業の監督官庁に対する贈賄や反社会的な勢力との接触を禁止することを指しています。


 1997年当時の第一勧業銀行が総会屋への利益供与が発覚したこと、また銀行の大蔵省(当時)日銀への接待攻勢が明るみに出て、金融機関を中心に日本の企業にコンプライアンスの活動を強化することが相次いだことは御承知のとおりだと思います。具体的には、公務員の贈答や取引先への過剰接待の停止で、社員にマニュアルを配付して事件の未然防止を図る企業が一般的になっております。それにあわせて、市町村の各地では、行政事務や事業執行が法令等に適合しているかどうかをチェックするとともに、不当要求や職員が対応に困る言動に対する適切な対応をアドバイスするコンプライアンスマネジャーを導入したり、また法令等にのっとった事務事業の執行方法や不当要求への対応を盛り込んだコンプライアンス条例を制定した市町村が多くなっております。今後、扶桑町にもコンプライアンス制度の導入があるのか、また職員個々の意識改革が重要である町の考え方をお聞きしたいと思います。


 2項目めは、自転車専用道路の整備についてであります。


 けさの中日新聞県内版には、北欧のデンマークが自転車専用道路の整備について記載されておりました。しかし、これは環境の問題に取り組む内容でしたが、今回、私は6月定例会の一般質問で伊藤議員が、自転車の安全利用の推進について3点にわたって質問されております。再度、安心して通行できる歩道や自転車道の方向性についてお尋ねしたいと思います。


 自転車に絡む事件の増加を受けて、国土交通省や警察庁は、新たな自転車利用環境のあり方を考える懇談会を設置し、スタートしていると聞いております。道路整備のあり方について、これを踏まえて対策のガイドラインとなる自転車通行環境整備計画(仮称)が策定されております。これまでは、自転車の問題は長らくわきに置かれてきましたけれども、自転車の安全利用のためにはスペースの確保が前提でありますが、現状の扶桑町では無理なところもありますが、とりあえず自転車・歩行者道など、自転車と歩行者が混在している道路は現状では町内にどれほど箇所としてあるのか、また距離にしてどれぐらいか、お聞きしてみたいと思います。


 また、自転車通行環境整備計画が策定されたときには、今の自転車道は標識だけではなく、カラー舗装にすることが義務づけられておりますので、その整備の方向性をお聞きしたいと思います。


 以上2項目について質問させていただきました。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) 新井議員の御質問にお答え申し上げます。


 最初に、コンプライアンス制度の導入の件でございます。


 コンプライアンスは、一般に法令遵守と訳されております。法令の基本は、もちろん憲法でありまして、憲法は地方自治も含む日本国の基本的な形や、国や自治体や住民の基本的人権を侵してはならないこと、公務員が全体の奉仕者であることなどについて定めております。我が国の一番基本的な法令であります。この国の法律、自治体の条例、規則など、すべての法令は、憲法の理念を実現するために定められているものであります。これらのものは、すべてコンプライアンスの対象であるわけであります。コンプライアンスの基本的な意味は、これら法令等をしっかり守るということであります。


 そこで、御質問のありました法令等に沿った事務事業の執行方法や不当要求への対応についてでありますが、まず職員の基本的姿勢が一つ問題であります。職員は、全体の奉仕者であることを深く自覚しまして、住民から信頼をされる職員となれるよう、ふだんに公務員としての資質の向上に努めなければなりませんし、常に公共の利益の増進を目指して、公正な職務の遂行に当たらなければならないと思います。


 それから、身の回りの仕事で、コンプライアンス上の問題が見つかるようでありますなら、上司に報告をして、適正な処理をしなければなりません。


 不当要求の対応ですが、町におきましては、扶桑町不当要求行為等対策要綱があります。職員の責務としまして、公正な職務の遂行を損なうおそれのある行為を求める要求があった場合は、これを拒否しないといけないとあります。これを拒否し、直ちに所属長に報告する義務があります。同時に、不当要求行為発生時の措置として、警察への通報等の措置も行わなければなりません。不当要求等の行為への警告及び法的措置も要綱に明記されておりますし、業者に対する指名停止等の処分や、行為者への告訴・告発等の法的措置も講ずるものであります。


 現在、町では、犬山警察署と不当請求行為に対する扶桑町が行う契約等からの暴力団排除に関する合意書(案)締結を協議中であります。


 以上申し上げましたところから、コンプライアンスの基本的な意味である法令等をしっかり守る質の高い職員づくりと環境づくり、それとともに警察との連携の構築に努めてまいりたいと考えているところでございます。


 この制度の導入という観点でございますが、コンプライアンスマネジャー制度は、町の行政事務や事務執行が法令・規則に適合するかどうかをチェックする新しい制度でございます。コンプライアンスマネジャーには、警察官とか県職の執行、それに警察官OBの起用があると思います。実務としては、不当要求対策や交通・防犯対策、条例や要綱・規定等の見直しなどを担当してもらうというケースが多いようであります。現在、コンプライアンスマネジャーの導入は検討しておりませんが、扶桑町不当要求行為等対策要綱に示されました不当要求行為等対策リーダーである課の長が中心に、担当の行政事務執行が法令・規則等に適合しているかどうかをチェックするとともに、不当要求行為等に対しましても連絡調整・指導及び適正な対応を行っているところであります。


 これと直結とは思いませんが、ことしより犬山署のOBを総務課の交通防犯指導員に迎えまして、長年培った交通安全や防犯の知識を町行政に生かしていると、活躍していただいている現況はございます。


 次に、自転車専用道の整備についてでございます。


 近年、自転車は環境負荷の低い交通手段として見直されまして、健康志向の高まりを背景にニーズが高まっております。その一方で、交通事故全体数の減少傾向に比べまして、自転車の事故というのは増加傾向でありまして、特に歩行者と自転車の交通事故が増加しております。このため、自転車・歩行者が安全・安心して通行できる道路環境を構築していくということは大変大事であるというふうに思います。


 車道での対応としまして、自転車専用の通行空間が確保できる幅員の場合は、自転車専用通行帯の設置、それから車道の車側端のカラー舗装化などによる視覚的分離対策を行うことができます。歩道での対策として、歩道の幅員が十分ある場合は、道路構造において自転車の歩行通行可の規制や、自転車通行の部分指定などの交通規制と、カラー舗装等による視覚的対策を行うことができます。


 しかし、一方、歩道の幅員が不足している場合は、歩行者と自転車の通行帯を分けることができないために、自転車の歩行通行可規制を実施している歩道では、自転車利用者に対しまして、歩道における歩行者優先、それから車道寄り通行等のルールの徹底を図る指導・啓発を実施すること。あるいはまた、自転車の歩行通行可規制を実施しない歩道では、歩道上では自転車に乗らず、押して歩くように、また自転車利用者に対してそういう指導・啓発を実施していくことがあります。


 歩行者・自転車・車、それぞれ異なった性状のものが道路を利用していくということには、まずもって安全が第一でありますので、今申し上げましたようなルールを守るというようなことがどうしても必要であるというわけであります。ただ、現状はいろんな観点から非常に難しい、構造上ありますので、今後もこういうことに関する問題、あるいは関心を持ち続けながら、ケース・ケースで研究し、必要なときには警察とも協議しながら、よりよい環境整備を目指していく、それに努めていくというふうに考えております。


 若干、カラーの問題、現状そういうところがどの程度あるんだというような御質問がありましたけれども、担当者の方でわかれば答えてもらうというふうに思います。


○議長(大藪三郎君) 宮川産業建設部長。


○産業建設部長(宮川信夫君) 御質問の中で、箇所とか距離がどの程度あるかということでございましたので、状況におきましては、扶桑町内におきまして、現在歩道の中で自転車が通行できるというような混在しておる歩道でございますが、そういうものが県道におきましては4路線、それから町道におきまして4路線ということで、延長にしまして約13キロというような状況になっております。これは、県道にしても町道にしても、ある程度歩道が整備されたところで、一応警察の方の通行可という標識、許可がされた道路がそのような状況になっているというものでございますので、よろしくお願いします。


   〔7番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 新井三郎君。


○7番(新井三郎君) 御答弁をいただきましたので、再度質問させていただきたいと思います。


 まず1項目めのコンプライアンス制度の導入については、先般、7月18日に総務文教常任委員会で香川県の多度津町に視察研修に出かけて、その報告は委員会調査報告書でも確認されていると思いますけれども、その町によっては事情も違って、コンプライアンスに対する取り組みも違ってくると察していますが、扶桑町、または近隣市町では職員に対する言動による被害に対応できないことが近年発生していると聞いております。こうした対応は、現在はマニュアルや規則等で対応し、職員は承知していると思いますが、こういったことは担当責任者、または課長、部長に相談し、対応の助言をいただいているのか、まずその辺をお聞きしたいと思いますし、先ほど町長の方からもお話がありましたように、コンプライアンスマネジャーにつきましても、多度津町では警察官のOBが兼ねて法務官という名前のもとに嘱託で常勤雇用をしているような話も聞きました。当局では、先ほど言いましたように、警察官のOBの方が1名お見えになると聞いておりますが、今のところは防犯と交通指導ということで、コンプライアンスマネジャーとしての位置づけも必要ではないかと思いますが、再度この辺についてお聞きしたいと思います。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) 今、コンプライアンスの現状につきましては、議員言われるとおり、このような内容はそれぞれの市町の状況、もっと広く言いますと、地域状況、例えば広く言えば関西地域とか、あるいはここらの尾張なり、そういうような地域とか、そういうものも関連性はあるとは思います。


 それで、町の現状におきましては、もちろん職員が悩むという問題は日常多様な業務をやっておりますので、あるわけですが、厳密に不当要求をされてという観点におきましては、私は現状はよい状況にあると思っております。ただ、やっぱりその種の問題は隠れみの的な姿で出るということもございますので、その辺の判断、またなおかつ初期の判断が非常に大事でありますので、最初に申し上げましたように、そういうときには速やかに報告する。また、それを一人で受けて、一人で考えるということがないようにしていくことを基本にして、そういう指導もしておりますし、あり方を職員も現在とっておると思っております。


 そういう総合的な状況から、もちろんそういう専門的な方がおられるということは最も望むところではありますが、これは経費もかかりますし、したがっていま少し、我々自身でのきちっとした対応というものを進めながら、また全般状況のそういう不当要求の現実というものを少し煮詰めておってもいいというような全般判断をしておるわけであります。


   〔7番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 新井三郎君。


○7番(新井三郎君) 続いて、2項目めの安心して通行できる歩道や車道についての質問をさせていただきたいと思います。


 新しくできた新愛岐大橋線道路、または犬山・一宮線の県道については、自転車と歩行者が安心できる歩道や車道になっていますけど、一方町の中に入った町道では歩道と自転車道の区別がつかない箇所が見受けられます。例えば例を挙げますと、扶桑駅から高雄団地西交差点までの道路は、通勤帰宅のピーク時には自転車は歩道を走っていますし、自転車は歩行者を見ると遠慮がちに避ける気遣いをしていますけれども、先般もお話ししましたように、この地点では歩行者を避けたことによって車道に出て自動車と接触したということも聞いております。こんなことで、危険の高いところがふえておりますので、こういった注意しがたいところは特に整備できないかということと、自転車利用者への教育のあり方もお聞きしたいと思っております。


 自転車環境整備についても、間近に策定されますと、自転車専用レーンにはカラー塗装が義務づけられますけど、現状一番心配しているのがインターネットのパブリックコメントで、歩道や自転車道は段差、電柱、標識、道路の破損など障害による箇所が多いと聞いております。特に段差、陥没の多いところはバリアフリーに置きかえる必要があるのではないかと思っておりますが、これもお金のかかることでございますので、逐次そういった方向ができるのか、もう一度お尋ねして、質問を終わりたいと思います。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) まず歩道・車道の点につきましては、それぞれが安全な通行ができる、そういう道路形態を求めるということは、最も理想でありますし、大事であると思いますが、しかし、もう十分御推察のとおり、また御意見の中にありますとおり、現状というものが既にあるわけでありまして、その現状の中でそういうものをどう求めるかということになりますと、申し上げましたように、1点はそれぞれの歩行者、あるいは自転車に乗る人、あるいは車に乗る人のそれぞれがルールを守って、大事なことは事故を起こさないことでありますので、そういう点を我々は強調し、あるいは必要によっては時期を設けて運動を展開していくというような努力をしていくということが1点と、それから構造上の問題につきましては、とても一気にはそんなことはできませんので、願ってもできませんので、したがいましてケース・ケースに応じて、より安全な策を、必要なら若干の投資をして、順次改善していくといいますか、そういう道をとらざるを得ないんじゃないかと、現状はですね。


 つい最近、御承知だと思いますが、東京都の方で歩道と車道とを区分しようということで、これについては東京の方が、東京全土ではありませんけど、ある部分で、現在の3車線化、広い車道を狭めて、そこにきちっとした自転車の走るところをつくろうという案を出しましたね。ところが、そこの地元地域が猛烈な反対をやっておりますね。大変難しい問題だということでありますし、ただこの場合は、実際やろうという費用まで算定をして、そういう施策を打つんですが、今度は逆の現状という、現にそこに道路があり、商店街があり、いろんな人が通行しておるという実態がありますから、そこからやっぱりこういう弊害が非常に多いというような問題が出て、なかなか解決ができない。現実には、そういう問題も生まれておりまして、実態にあわせて我々はケース・ケースで対処していかざるを得ないと、こういうふうに正直思っております。


○議長(大藪三郎君) それでは、以上で新井三郎君の質問を終結いたします。


 ここで、議事の都合上、10時55分まで15分間の暫時休憩といたします。


              午前10時38分 休憩








              午前10時55分 再開


○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 次の質問者、高木鎬逸君に質問を許します。高木鎬逸君。


   〔18番 高木鎬逸君登壇〕


○18番(高木鎬逸君) 議長のお許しをいただきまして、さきに2点ほど質問通告を出した内容につきまして質問させていただきます。


 早急な般若用水の改修というふうに初めは書いておきましたけれども、早急じゃなくて、これは続けてやっていただかないかんということでございます。


 皆さんも御存じのように、県営畑地帯総合土地改良事業ということで、今から15年ほど前に般若用水バイパス工事といたしまして、約48億で工事が行われてきたのであります。その経緯を申しますと、江南市の方から順次バイパス工事を行いまして、ことしで一応国が補助金をもう見直すとしてできないので、この19年度で般若用水の畑地帯総合土地改良事業が終わったということが国・県から通知が来たということで、なっております。


 そうしますと、扶桑町といたしましては、いよいよ全然、来年の20年から扶桑町内の般若用水の改修にだんだんと上ってこないかんということですが、終わってしまったということになりますと、扶桑町だけ今まで江南市、犬山市、それから一宮市ですけれども、負担金を江南市の方へ出してきた工事ですが、扶桑町が全然手をつかずに終わってしまったということになりますと、本当にどうなっておるかということになりますので、聞くところによりますと、以後は新規事業で一応引き継いでいく予定ということで国・県の方から聞いておりますが、これも県営でございますので、やれるかやれんか本当にわからせんということでございます。


 ですが、19年度の町長さんの予算説明の中では、20年度から事業が行えるように当初予算の中で調査・研究を行っていくという説明がありましたが、私も大変心配しておりますが、事業が中断してしまいますと、幾ら新しい事業でも改修工事が恐らくできんようになってしまえせんかということを大変心配しております。


 江南市の方は、扶桑町の方から予算をいただいて、その分担金をもらって今の工事が終わってしまったのでよろしいですが、扶桑町の分は全然手つかずですので、これは本当にしっかりと頑張ってやっていただかないかんということになります。


 その条件が一応つけられておるんですが、般若用水系に0.9トンの貯留池をつくらんことには、県とか国が工事にかからんというようなことで、県とか国が逃げておるところでございますので、恐らくこのことにつきましても、その対応をきちっと早いところ土地を借りるなり、買収するなりして、そのような条件をクリアして、工事を続けていかないかんと思います。


 一番心配でございますのは、新規事業を国の方へ申請して、この工事を行うということですので、そうしますと、今まで続けてきておった工事なら続けていけるということですけれども、ここで打ち切っちゃって、新しい事業に持っていくということになりますと、恐らくここで1年とか2年というブランクができてくるんですわね。そうなってきたときに、果たしてこの工事が進められるかということになっておることを本当に心配しております。特に今、旭有機の中とサンファインだったんですけど、今はイオンと間のところを般若用水が暗渠で通っておりますが、イオンの暗渠の中は、私も現地調査を五、六回行ったんですが、かなり土管というか、そういうものが割れて崩落しておるところが大体二、三ヵ所あるんですわ。そこが早急に工事を行っていただかないと、大雨とか地震とかそういうもので崩落してしまいますと、あそこで埋まってしまったら、般若用水の水の行くところがないです。あれだけ田んぼとかそういうところが水びたしになっておるところが、あそこで一応とまってしまったら、本当に上はダムみたいになってしまいまして、本当に大変なことになるということですので、町長は早急にこのことについて、15年も続けてきておる県営畑地帯総合土地改良事業ですので、それをこのまま続けてぜひとも20年度の予算に県営でやっていただかないけないと思っております。扶桑町の分担金というは割合少ないんですけど、それでも48億からの金のうちのかなりの、大体10%ほどの町負担ですけれども、その中の3.6ぐらいが扶桑町負担ですので、相当の負担を今までしてきておりますので、それが扶桑町地内で全然手をつけられておらんということですので、ぜひとも本当に真剣に取り組んでいただいて、私はやっていただかないかんというふうに思っておりますので、調査・研究をしてというようなことではなくて、早急にこれはやっていただかないかんというふうに思っておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 2番目でございますけれども、地震災害時の人員確認が最重点ではないかというようなことを題目にさせていただいておりました。


 なぜかと申しますと、地震が揺すりまして、その人員がどこにどれだけ見えるとかなにかということにつきましては、本当に大変でございます。これを扶桑町民3万3,000人が3時間以内に全部把握できる体制を整えていただかなければならんと思っております。本町では、いざというときにどのような体制で人員を把握できるかということをお聞きしたいと思っております。


 先般いただきました扶桑町地域防災計画地震対策計画というのを全部くまなく読ませていただきまして、この中には本当にすばらしいことが全部書いてあります。ですけれども、人員の確認をしていただくということが全然載っておりませんですね。本当にこれが一番重要だと思うんですわね。なぜかと申しますと、阪神・淡路大震災のときは本当に悲惨だったということを聞いております。隣のところまで火が燃えてきたんですけれども、中に人がいるかいないかわからんと。そうした中におられて、これでいよいよ燃えてしまう、体も燃えてしまうといって燃えられた方が相当たくさん見えるというふうに聞いております。


 先回の中越沖地震のときに、テレビでもやりましたが、各自治体の区長とかそういう人たちが全部名簿で拾って、きちっと把握せられたと。それによって、だれそれがどこそこのうちにまだ来ておらんと。確かにあそこのうちにまだ見えたで、あそこへ助けに行かないかんということで、自治体で体制を整えて助けられた人が、約70%の方が助かったということですので、私はこの扶桑町でも人員名簿に従って、各自治体で今ずっとたくさんございますので、だれそれは無事か、ここに見えるかというふうにチェックしていただくということで、3万3,000人の人が3時間以内に全部名簿でチェックしてもらうと。そういうことを確立していただかんと、あそこの人が見えんか、おらっせるか、どこへ行っておらっせるかということになりますと、無駄なことになっております。


 先回もテレビで見ておりましたけど、中に見えますかどうですか、こうですかといって一軒一軒回って歩いて、この間も助けようかとか、そういうことをやってみえたんですけど、そんなことしなくたって、きちっと人員さえ、地域で確認するぐらい本当にわけなしですので、きちっと地域で確認していただければ、どこそこのうちにだれそれが見えるということなら、すぐそこへ全員でぱっと走っていけるということですので、元気かどうだということを確認していただくのが最重点ではないかというふうに思って、今回取り上げたんですけれども、その辺を本町としては今現在、そういうことについてどのような制度があるか、これからつくっていかれるか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) 高木議員の御質問にお答え申し上げます。


 最初に、般若用水の改修、その継続ということでございますが、県営畑地帯総合土地改良事業般若地区は、平成5年度より事業が始まりました。そして、昨年度までに用水路、畑かんでありますが、この改修1万2,070メートル、それから排水路、これは般若用水と小淵排水でありますが、その改修が4,725メートル、それから農道の舗装が840メートル実施してまいりました。今年度の事業実施予定箇所は、江南市内の用水路3,400メートルと、小淵排水路除じん機付近の改修など小規模な工事や補償など、残務処理的な事業が予定されております。


 それからまた、県営畑地帯総合土地改良事業は、議員御指摘のとおり、今年度で国が事業を廃止すると。そうなると、般若用水路は未改修のまま残ってしまうことになります。町としましては、引き続き県営事業として事業を実施するように、強く今要望しておるところでありますが、しかし、きちっとしたまだ回答をもらっておりませんので、そういう点におきましては、まだこれは回避されていないというふうに判断をしております。


 その理由としましては、平成5年の畑総の採択時に調節池の整備をするということになっておりましたけれども、その事業が具体化されていないというようなことも入っております。


 これに関しましては、今年度は候補地の選定、関係地主の調査、それから基本設計のための資料収集、それから国・県の補助金などの調査を進めて、来年度にはその用地の改修及び効率的な調整池設置のための地下水位や土質調査など基本事項を調査していきたいと考えて進めてきているわけであります。


 申しましたように、現在もいろんな機会をとらえて県に強く要求をしているところでありまして、この事業の現状、それから今後に対する危惧の認識は、議員の認識と全く一緒でありますので、これをきちっと進めてまいりたいと思っております。そして、並行してこの用地調査等を進めて、この調整池の事業化と、それから用地改修のめど、これらも立てまして、県に対して強力な事業再開を働きかけて、そして改修工事が着手できるように万難を排して努力していきたいと思っております。


 次に、震災・災害時点の人員掌握の件でございます。


 現在の扶桑町の地震防災対策ですと、東海地震等地震発生が前もって予測される場合は、東海地震の観測情報、注意情報、予知情報等発表に合わせて、役場内では非常配備体制をとりまして、各地区自主防災会長、区長、駐在員等と連絡をとり合いながら状況の把握に努めるという計画になっております。


 しかし、直下型の地震など事前予測がなしに発生する場合は、町内の全住民の状況確認については、地震発生によりまして、職員の登庁、災害対策本部の立ち上げ、災害応急対策の実施という流れになりますが、大きな地震になればなるほど登庁できる職員も少なくなってくるでしょうし、災害対策本部の立ち上げる時間も要するというようになってくるだろうと思います。さらには、電話等の通信手段の途絶、増幅などによりまして、情報伝達もスムーズにはなかなかできないというようなことも予測されます。そのような場合には、各地区の住民の被害状況の把握において大変重要で、また中心的に期待されるものは、やはり自主防災組織とか、あるいは町内会等、地域のコミュニティーを生かした状況把握、平たい言葉では助け合いということが大変大事だろうと思っております。


 このようなことを踏まえまして、自主防災会議などでは自主防災組織が地域の防災活動のかなめとして、地域住民の被害状況の把握と行政とのパイプ役として活躍していただくようにお願いをしているところでございます。


 このような現状にあるわけでありますが、議員言われるように、実際に災害・震災が発生した場合は、まず第一に状況の把握というのが優先されるわけであります。その中でも、やはり人的な状況の把握がより優先されると思います。したがって、そういうところはしっかりにらんでおく必要があるというふうに認識しております。


 ただ、具体的にそれをどういうふうに把握するかというのは、今申しましたような非常的な実態の状況でありますので、対策本部から連絡をとり、あるいはまた現場派遣をして、そしてあらゆる手段を尽くして的確な人的状況の把握をしていくという現状にあると思いますし、そういうことが極めて大事だということを認識しておく必要があります。


 現在はまだそこまでは至っておりませんが、今後、進む方向としては、そういうような状況を取り入れた訓練をできれば最良であると思いますが、これはなかなか訓練上は難しいところがあると思いますけれども、そういう方向をにらまにゃいかんだろうというふうに思っております。


   〔18番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 高木鎬逸君。


○18番(高木鎬逸君) 般若用水の改修ですけれども、副町長の関さんがずっと10年も前からよく知ってみえますので、町長はこういうことについてはあまり御存じないんですけど、ちょうど関副町長がよく立ち会って知ってみえるので、本当に早急に江南市を巻き込んで、江南市からも強く言っていただかな本当にいかんです。それでないと、これは恐らく江南市の方はやってもらわなくても水が来んでいいぐらいのことになってしまうと大変ですので、絶えず江南市が、今まで江南市の方の工事をやった分の分担金が扶桑町からたくさん出ておりますので、江南市を巻き込んで、県の方で本当に新しい事業だなんていうと、新しい事業を最近立ち上げるなんていったってなかなか、今、国とか県の方ではその気になってこないので、私は本当に苦慮しておるところですので、また扶桑町が悪い言葉で言うと、小さな町ですので、県の方に押されてしまって、工事がやれへんなんてことになりますと、今までお金をつぎ込んだのが何もならんようなことになったら大変ですので、先ほど申しましたように、この貯留池をつくらんことには新規事業で県は国の方へ申請してやらんと言っておるので、そんなばかげたことを言っておってはいかん、ちゃんとそういうものをやるということにしてあるので、その辺はしっかりと県の方へ説明をして、関副町長、笑っておってはいかんですよ、本当にこれ。ですから、ひとつしっかりとやっていただかないかんと思います。


 それから、災害のときの人員確認ですが、町長さん、やっぱりこれでは今後新しいシステムを講じてやられると言われたんですけど、名簿がなくてチェックできえせん。各地域の自治会なんかでも、名簿がなくて、やっておるうちに大変ですので、きちっとした扶桑町3万3,000人の名簿がありますので、各自治会ごとに名簿をきちっと金庫の中でも、各自治会へ名簿を出すと何やら法とか何やらにひっかかるでいかんとおっしゃれば、名簿をぴしっとつくっておいて、いざといったときにぱっと各自治会へ名簿を持って走ってきて、この名簿でチェックしてくださいというぐらいのシステムをつくっておかんと、これはなかなか、特に新しい人がたくさん見えますので、毎日名簿を確認して、いざというときに一人も落とさんというようなシステムを確立しておかないかんというふうに思いますが、どうでしょうか。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) まず般若用水の件ですけれど、江南市のこと、これは全くそのとおりだと思っております。


 それから、江南市長にはそういう意図を伝達し、江南市はもっともなことだと。一緒になって応援するということは言っておりますので、また明後日、そういう機会がありますので、もちろん江南市長もおりますので、話をして、私の方から県に対して強く要求するような準備をしております。続けていきたいと思います。


 それから、次に人員掌握との関連の具体的なお話でございますけど、なかなかそういう点は難しいところが現状あると思います。地域の方なり、あるいは皆さんがすべてそういうふうに認識いただければいいんですが、御存じのとおり個人情報保護等の関連もありますので、その辺を考えて、自治法の中できちっといけるような道を進めにゃいかんのじゃないかと思います。そういう点において、非常に平たいんですけれど、やはり近隣がお互いに交流をして、状況を知っておくと。また、町は幸い、都会地と比べますと、そういう点においては非常にすばらしい状況にあるというふうに思いますので、そういうところを生かして掌握をしっかりやっていくというようなこと。


 あるいはまた、それはそれとして別な側面でいきますと、実際に起こった状況というのは、事実そういう状況になるという状況であります。したがって、なかなか絵にかいたようには行きがたいところがあるように思います。


 それからもう1点は、全部ではありませんが、町の中でもそれぞれの自治会、コミュニティーでそういうことに配慮して、自主的にそういうものを準備しておられるというところもあるように思います。以上です。


   〔18番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 高木鎬逸君。


○18番(高木鎬逸君) 今の般若用水は恐らくそれだけしっかりと県の方へ要請して、続けてやっていくという町長のあれですので、よろしいですけれども、地震の人員確認ですけど、もう少ししっかりとした災害時点の人員確認の名簿というものを持っておらないかんですよ。個人情報とかなんとかで、地域へ出せばそういうことが出てくるでいかんですけれども、地震が揺すった、それ名簿で確認していくというのを、町の近く、小淵なら小淵、南山名なら南山名、北山那なら北山那というところの地域の自治会の名簿を持っておって、それを金庫にしまっておけばいいがね。個人情報にはならせんで。それでもってすぐに各自治会へ持っていって、これで確認と言ってくださればすぐできちゃうと思うんですわ。それでないと、3人や5人やそこらでやっておったときなんか、名簿がないとわからへんですので、きちっと人員確認は重要だと思いますので、その辺をもう少ししっかりと把握できる体制を今後とっていただかいかんというように思います。でないと、後からの援助とかそういうもろもろのことは後からでもできるんですけれども、命に別状のある、本当に1時間とか3時間というときに、命を落とすか落とさないかということですので、よそを空回りしておるよりも、どこそこのだれがおるんだけれども、ここに来ておらんということをきちっと把握できる体制をちゃんとつくっておいていただかないかんというふうに思いますけど、どうですか。もう少し前向きにそういうことをやらないかんと。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) なかなか難しいところもあると思うんですが、名簿がしっかりしておるから必ずしも人員掌握がすっといくということにも、これは災害の実態からなかなかならんだろうと思うんで、実際の状況というのは、多分がたがたと来て、そしていろんな状況が生まれるんですが、その中で人的なことにつきましては、まず自分の身内のところはどうなんだと見てということが起こるでしょうし、その次は近所ですね。ちょっと余裕ができると、もう少し離れたところに人の関心が移っていくというようなことになるんじゃないかと思いますね。したがいまして、名簿を広げて、名簿上でチェックしていくというのは、そういう段階ではなかなか起こりがたいんだろうというふうに思われますし、それから別に町が名簿を出さないとか、そういう趣旨じゃありませんが、人的な名簿的なものは、全部はありませんけれど、現在の自治会等においては世帯等の把握ぐらいはできていると思います。世帯内のことは別としましてですね。そういう把握があれば、その世帯、あるいは近隣でそれぞれ把握ができると思うし、なおかつ個々の全員がどういうところにおって、本当に健在だというものを総合的にとらえるのは、初動より相当ずれた時点に起こるんじゃないかというような感じも実態としてあるんじゃないかと。ですから、初動は当座は身の回り、そしてなおかつそこで命を何とか救わにゃいかんというところにまず焦点が行くと。それと並行して、全体把握というものが行われるんじゃないかというふうに私は思っているわけでありますので、人員掌握というのは、何度も申し上げますが、非常に大事でありますので、我々はそういう要素との関連で、そういうところが不意のために、一つの大事な生命に影響が及んでくるというようなことがないような点から、やっぱり施策を考えていくということはやらにゃいかんというふうには認識しております。


   〔18番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 高木鎬逸君。


○18番(高木鎬逸君) 一言だけあれですけれども、先回の中越沖地震のときに、この間も聞いておりますと、防災の各自治会の人が班の名簿を持っておりまして、名前を全部チェックしてよかったと。そうしたら、2人か3人が全然わからないと。それなら全部集まって、そこを重点的に調べよということで、やっぱり家の下敷きになっておったと、そういうことをいち早くできる。そういうチェックをしてないと、身内とか親戚とかごたごたやっておったら、とてもじゃないが時間が半日やそこらはじきに来ちゃうんですわね。ですから、名簿によってだれそれは元気だとずっとやって、だれそれが来ておらんと、そこへ全部重点的に行けということになりますので、その辺を町長、なかなか難しいとか、そういうことじゃなしに、しっかりとそういうことをやるという体制を整えてもらわないかんと思いますので、ぜひとも、これ以上申しませんけれども、しっかりとしたそういう体制を今後つくっていただいて、一人の生命を、早くわかって助かるというようなことが今まで現実に阪神でも中越沖地震のときでもそういうのはたくさんあったんですので、事実でございますので、ここに書いてある防災計画はそれから動くことですので、第一の重点が皆さんの命ですので、その辺をしっかりと今後、そういう制度をつくっていただきたいと思いまして、質問を終わります。


○議長(大藪三郎君) 以上で、高木鎬逸君の質問を終結いたします。


 それでは、次の質問者、近藤泰樹君に質問を許します。近藤泰樹君。


   〔13番 近藤泰樹君登壇〕


○13番(近藤泰樹君) 議長のお許しを得ましたので、通告のとおり質問させていただきます。


 昔から、日本は空気と水はただと言われてきましたが、このごろは大分様相が違ってきました。その原因は何だろうと考えますと、人口の大都市集中化、高層ビルの都心への集積などの集中立地型になってきた。それから、経済活動の発展に伴い、人間の予想できないことがたくさん生じるようになってきました。地球温暖化などによる自然現象の変化が著しく、特に台風の大型化、一極集中型のゲリラ豪雨というようなことが考えられます。


 そこで、安全面について触れてみますと、災害や危険な状態になる前に、できるだけ被害が少なくなるように考え、行動する、すなわち危機管理をすべきだと思います。危機管理といってもいろいろな部門、いろいろな状態が考えられますが、その中で3点ほどお伺いいたします。


 第1点目は、災害問題で、最近、中越沖地震で多くの被害が起きました。扶桑町も、東海・東南海地震が起きたときには被害は免れないと思います。特に災害弱者の保育園児、小・中学校への対応は万全でしょうか。町内の小・中学校は、地震が起きたときの対応はどのようになっていますか。また、児童と親さんたちにどのように周知されていますか、お聞かせください。


 また、東海地震への緊急対応についてとか、避難所の場所をホームページに載せたり、児童と親、それに町民全体に周知できる方法をされたらいかがでしょうか。


 先日、9月1日に高雄小学校において防災訓練が実施されました。役場、消防署を初め各自治会の方々など多くの方々が参加されました。もちろん議員の皆さんもほとんど参加されたと思います。いつ起きても不思議ではない震災に備える意味でも、大変重要なことと思いますが、このような訓練は不断の努力の上に、何度も何度も行うことが必要だとも思います。私自身、ボランティア団体の一員として参加をいたしましたが、各ボランティア団体との交流、訓練の意味からも重要な事業であると思います。そこで、町長はこの防災訓練の意義をどのように考えてみえますか。また、ボランティア団体との協働強化や、他の校下への周知など、この防災訓練で障害となった問題点はなかったですか、今後の課題等をお伺いいたします。


 第2点目は、巾下用水の治水についてお尋ねいたします。


 先々月より東川地区、巾下用水付近の水田が埋め立てられ、家が建つ予定になっております。また、旧小島製作所跡には35軒の家が建つ予定で、今造成中です。今まで田んぼとか工場用地内で浸透したり保水していた水の行き場所はどうなりますか。そこで、巾下用水の排水能力はどれぐらいありますか。田んぼの埋め立てとか、35軒の造成により、雨水の増量はどれほどとお考えですか。今まで、田んぼや畑地を宅地化することは、冠水能力を著しく低下させることはだれでも理解ができるわけですが、扶桑町は過去から県内でも大変評価されている総合治水対策として、水田埋立防止協力金制度などを実施しておられますが、ここ数年の制度運用状況をお聞かせください。また、浸水被害を減少させるため、今後このような宅地化による雨水対策はどのような方法をお考えですか、お聞かせください。


 3点目は、防犯についてお尋ねいたします。


 最近、引ったくりが柏森近辺で多発していると聞いております。また、高雄地区では侵入盗、空き巣が多いそうです。住居侵入盗などの犯罪発生率は、愛知県の中でも犬山・扶桑は大変高く、ワーストテンの中に入るそうです。扶桑町内で防犯パトロール隊を結成して、夜回りなどをしている地区が大変多くなり、現在では18チームが活躍されています。そのせいもあって、去年と比べると犯罪件数は減少傾向にあるようです。また、愛知県では、安全なまちづくり条例を制定され、平成16年度より実行されております。県は、各市町村でもその地区に合った安全なまちづくり条例を検討・制定するよう指導があったと聞きますが、町長はどのようなお考えですか、お聞かせください。


 以上3点についてお願いいたします。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) 近藤議員の御質問にお答え申し上げます。


 最初に、地震への応急対応でございます。


 今年は、能登半島地震、新潟県の中越沖地震等さまざまな災害が日本各地で発生をしました。本町におきましては、東海地震、東南海・南海地震が起きた場合は大きな被害が予想されるわけであります。


 御質問の保育園、小・中学校ともに、定期的に避難訓練等災害に対する訓練を実施しております。さらに、小・中学校では児童・生徒を保護者へ引き渡す訓練も実施している現状にあります。また、緊急時の連絡先なども年度当初に取りまとめをしまして、警報発令時等緊急に引き渡しの必要がある場合など、広報無線での連絡にプラスをして、必要に応じ活用し、速やかな引き渡しをしている次第であります。


 また、ホームページでの避難所などの周知ですが、以前より避難所等の掲載は実施しておりますが、今後ともそのような媒体を有効に活用して、防災の啓発を進めてまいりたいと存じます。


 防災訓練につきましては、これは非常に大事でございます。今後も、さらなる充実をしていくようにしたいと考えますが、ただその意味から、今年、訓練では、昨年の訓練が雨天より防災訓練が実施できなかった反省から、雨天時においても体育館で実施するように、腹案として計画をいたした次第であります。


 また、ボランティア団体との連携強化や、他の校下への周知につきましては、現在の訓練におきましても、ボランティア団体の参加や広報紙において住民の防災訓練への参加は広報しておりますが、今後のより有意義な防災訓練のあり方につきまして、今以上に住民・ボランティアが参加していただける訓練を企画することに努めてまいりたいということも課題であるというふうに思っております。


 次に、巾下用水の治水の件でございます。


 この巾下用水は、高雄字羽根地内において、木津用水より取水をしまして、柏森の字花立地内まで扶桑町内の延長が約2.5キロメートルの用水であります。この用水の流域におきましては宅地化が進みまして、用水沿いの水田までもが埋め立てられて、排水路としての役割が増加しておるわけであります。この巾下用水の断面は極めて狭く、排水能力が低いにもかかわらず、流域の都市化によりまして、従来地下浸透していた雨水が用水路に流れ込んできて、道路冠水等の冠水被害が発生している現況にはあります。高雄南公園から下流部分はおおむね毎秒3トンの流下能力で改修が完了しましたが、まだ十分な能力だとは思いません。また、下流の大口町地内の断面をより大きな断面で接続することはなかなか難しいわけであります。その対策としまして、東川地内の道路のもとに貯留施設を設置したり、水田の持つ遊水機能を活用することを目的に、水田埋立防止協力金を交付するなどの施策を行ってきております。


 また、宅地開発事業者に対しましては、宅地開発の指導要綱によりまして雨水の貯留等の指導を行って、個人住宅には浸透ますの設置をお願いして、補助金を交付しておるわけであります。


 平成18年1月より500平米以上の開発につきまして、御承知のように特定都市河川浸水被害対策法によりまして、開発による流出量の増加部分を貯留浸透することが義務づけられました。このような状況の中で、町としまして浸水被害のない町を目指しまして、河道の整備だけでなく、貯留施設の設置などを含めて、よりよい方法を引き続き模索していかなきゃならんというふうに思います。


 また、浸透ますの設置、あるいは宅地開発指導要綱及び特定都市河川浸水被害対策法を遵守していただくことを指導してまいりたいと存じております。


 次に、愛知県の安全まちづくり条例の件でございます。


 現在、扶桑町では町内における交通安全と犯罪の撲滅を目的としまして、扶桑町交通防犯推進協議会を置きまして、委員を中心として、県民運動期間を初めとした各種啓発活動を行っております。また、自分たちの地域は自分たちで守るという意識から、町内18地区にボランティアによる防犯パトロール隊が設立されました。各地域の状況に合った活動を活発に展開されております。町としまして、啓発資材の提供とか、情報の提供等、側面的な支援をやっております。これらの住民活動のおかげもありまして、昨年と比較しまして、7月末現在で交通死亡事故はゼロ件でありまして、また街頭の犯罪発生件数は約30%の減少となってきております。しかし、一方において、空き巣を初めとする住宅対象の侵入盗、これは依然として件数が多いし、決して油断できる状況ではありません。また、今年に入って引ったくりの被害もふえております。そういう現況にあります。


 犬山署管内の犬山市・扶桑町では、平成17年に犬山・扶桑安全まちづくり推進協議会を設立しまして、地域安全活動を効果的に推進するために、警察と自治体と事業所と地域住民が一体となって、連携・協力して、安全なまちづくりに向けて努力しているところであります。


 これらの取り組みは、平成16年に制定されました愛知県安全なまちづくり条例の目的に沿ったものでありまして、今申し上げましたような県条例にのって、さまざまな活動を展開しておる現況にあります。こういう現況を踏まえまして、この条例の制定そのものにつきましては、近隣市町の動向とか、あるいは現在の取り組みとの関係において、その必要度を慎重に検討していきたいというふうに現在は思っております。


   〔13番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 近藤泰樹君。


○13番(近藤泰樹君) 再質問をさせていただきます。


 第1点目の防災のところで、インターネットを見てみますと、近隣では江南高校が東海地震への緊急対応についてということが載っておりました。地震が起きたときの状態ごとに事細かに指示されております。例えば在宅のとき、登校のとき、授業中のときなど、いつ地震が起きても、その指示に従い、少しでも素早く安全な場所に避難するように指示がしてありました。また、災害用伝言ダイヤルの利用方法や、AEDの置いてある場所とか、使い方が載っておりました。扶桑町も、広報無線や広報「ふそう」等を使い、PRに努められておりますけれども、町民の皆さんにもっと意識を高める方法を考えて実行してほしいと思います。


 それから、9月1日の防災訓練は、毎年暑い日で、去年はたまたま雨でしたけれども、参加される人たちも大変です。いつ地震が起きるかわかりませんので、今後も少しずつ方法を変えながら続けていってほしいと思います。要望しておきます。


 第2点目の、巾下用水の治水のところでは、今までにもちょっと雨の量が多いと、高雄南公園前の交差点のところに水がたまるし、それから覚王寺前のパチンコ店の手前が水浸しになります。KHKの手前から丹羽消防署の西に土管が通っていますが、排水能力はどれくらいありますか。また、そこの排水能力が問題ではないでしょうか、お尋ねいたします。


 3点目の防犯のところでは、愛知県安全なまちづくり条例を見ますと、第3章に犯罪防止に配慮したまちづくりを目指し、個人・民営・公営の家を建てるとき、泥棒に入られにくい家にするよう指導したり、都市計画を定めて遂行するように書いてありました。また、第20条では、学校等における児童の安全を確保するようにうたってありました。町民の皆さんに防犯をPRし、扶桑町に合った条例を定め、町ぐるみで安全・安心なまちづくりを目指したらどうでしょうか。


 第2点目の回答を聞いて、再質問を終わります。


○議長(大藪三郎君) 河村教育長。


○教育長(河村共久君) 江南高校の例をホームページ等のことをおっしゃいましたので、扶桑町の取り組みを少しお話をさせていただきたいと思います。


 学校ごとのホームページには載せてないとは思いますけれども、同じように時間帯によりまして子供たちの動き、それからそれに合わせて保護者の動きですね。例えば家を出る前に地震が起こったらどうか、あるいは集合場所へ集まっているときに起こったらどうか、それから登校中だったらどうか、在校中だったらどうか、下校中だったらということで、それぞれの場面ごとに子供の動き、それから保護者の動きというようなことを、これは文書でもって年度途中に学校ごとに徹底をしております。


○議長(大藪三郎君) 宮川産業建設部長。


○産業建設部長(宮川信夫君) ケー・エイチ・ケーのところの排水の能力というような御質問かと思いますが、記憶で多少のことはあれでございますが、たしか1トン程度の排水能力があるというふうに記憶はしておりますが、これも最終は五条川の方へ流れるというルートになっておりますので、五条川の流量というんですか、水位等によっても若干の変化が考えられるということで、ある程度の状況ではいいかと思いますが、五条川が例えばもう満水状態になるという状況になりますと、その時点で果たしてそれが問題があるかないかと言われますと、なかなかここで問題があるとかないとかいうことは非常に難しいかというふうには思っておりますが、現状ではある程度の量はそちらの方へ流せるというようなことで理解をしておりますので、よろしくお願いします。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) 最初の町民の意識高揚という点は同感でありますので、これからも意識高揚に我々は努めにゃいかんというふうに思います。


 それから条例ですけれど、先ほど申し上げましたように、安心・安全なまちづくりということは基本でありますので、大事な条例ということになります。がしかし、その内容的に安心・安全というのは、県で条例を定めて、その条例を受けて物事を、特にこれは連携ということが大事な分野がたくさんありますので、そういうことを進めているわけですが、今議員おっしゃったように、町としての特色がそこに安心・安全という観点からどのくらい、どういう事項があるのかというようなことがかなり大事なところじゃないかと思います。その辺をやっぱり見きわめ、現段階では、安心・安全という点においてはイコールじゃないかという認識はかなり強いということを理解していただきたい。


○議長(大藪三郎君) 以上で、近藤泰樹君の質問を終結いたします。


 ここで、議事の都合上、昼食休憩といたします。午後は1時から再開をしたいと思いますので、御協力をお願いいたします。休憩に入ります。


              午前11時50分 休憩








              午後1時00分 再開


○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 次の質問者、浅井捷史君に質問を許します。浅井捷史君。


   〔9番 浅井捷史君登壇〕


○9番(浅井捷史君) 議長のお許しを得ましたので、さきに通告しました扶桑町議会9月定例会においての一般質問を、次の5項目について行いますので、よろしくお願いします。


 最初の質問は、先月、8月26日に開催されました新扶桑町総合計画シンポジウムに出席して気がついたことについて質問させていただきます。


 そのときの案内状に、「新扶桑町総合計画(案)を公開し、町民の皆様と共有化を図り、シンポジウムを通じて計画内容について説明する」と書かれてありましたが、出席者がどの程度、その内容を理解・把握されたとお考えになっているか、お伺いしたいと思います。


 また、当日出席されました方々、案内状を出された方は、どのような方々に出されたか、これもお伺いしたいと思います。


 新扶桑町総合計画(案) ─ 今の資料ですね ─ とディスカッションの絡み、その後行われましたディスカッションでありますけれども、いまいちマッチしていなかったように思いましたが、どうだったでしょうか。一部のパネラーは、大変失礼ですけれども、新総合計画の中身を御存じなかったのではないかなあと思うわけでありますが、きちんと周知しておられましたかどうか、これもお聞きしたいと思います。


 今後、今回のようなシンポジウムとか説明会を開催する計画予定はありませんか。当然、広報「ふそう」とか折り込みなどでは、町民への周知・浸透はされると思いますけれども、いまいち理解を得るには大変難しいんではないかと思います。新総合計画の発表される前でも後でも構いませんので、ぜひ町民の皆さんに知らしめるためにも実施していただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。


 新総合計画の冊子、ダイジェスト版の配布がされるわけでありますけれども、配布先はどこにどのようにされるおつもりか、これもお聞きしたいと思います。


 それと、今回の新扶桑町総合計画シンポジウムでは、従来でしたら第4次ということになると思いますが、表示が全然ありませんでしたが、その取り扱いは今後どのようにされますか、これもお聞きしたいと思います。


 それと、その新総合計画との絡みで、具体的な実施計画の策定が行われると思いますが、どのような手順で議会なり町民にお示しになるかということもお聞きしておきたいと思います。


 新総合計画に対するパブリックコメントがなされたというふうに認識しておりますが、その成果はどのようになっておるか、これもお聞きしたいと思います。


 当日、終了後、アンケートが実施されたと思いますが、どのような結果内容が出ているか、お聞きしたいと思います。


 次は、2項目めの広報「ふそう」の表紙についての質問であります。これは皆さん御存じのように、ここ2年間、子供たちの絵が掲載されておりますが、2005年の10月号から「10年後の扶桑町」というテーマで表紙に絵が掲載されて、かれこれ丸2年になります。何かが子供さんたちから訴えられていると思いますが、何か気づかれた点はありませんでしたか。また、絵にはその裏書きといいますかコメント、この絵はどういうものですよというような説明書きというものがついていましたかどうかということです。新総合計画にそのようなことが反映された内容などがあれば、お伺いしておきたいと思います。


 3項目めは、町民プールについてであります。これは以前にも質問させていただきましたが、ことしの夏は特に暑い日が続いたわけであります。19年のことし、利用者数の実績はどのようになって、既に終わっているわけなんで、集計は出ているということでお伺いしておきたいと思います。


 4項目めは、ワーキングプアについてであります。


 扶桑町での実態、こういうことがあるのかないのか、それをとりあえずお聞きしておきたいと。またあと、再質問はさせていただきたいと思います。


 それから最後の5項目めは、公共下水道事業についてであります。


 端的に質問します。19年度供用開始された地区、場所があるわけですが、その加入状況はどのようになっているかということであります。


 また、受益者負担金の納入もなされておるわけでありますけれども、その状況はどのようになっておりますか、お伺いしたいと思います。


 高木地区、特に東地区でありますけれども、今後3ヵ所で、この一般質問の通告書を書いている後でもまた1ヵ所工事をするよというような案内ですね。枝線工事の施工の予定が配布されておりますが、今後、進捗状況と、これから供用開始になるわけですけれども、それに向けての今後の予定をお伺いしたいと思います。


 以上5項目について、答弁をお願いいたします。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) 浅井議員の御質問にお答え申し上げます。


 最初に、新扶桑町総合計画関連でございます。


 幾つかございます。


 新扶桑町総合計画(案)を公開してのシンポジウム、出席者はどの程度理解されたかという点でありますが、御存じのとおり総合計画原案の段階におきまして、計画を広く町民に周知をし、共有化を図るとともに、継続的かつ自主的なまちづくり活動の展開に向けたきっかけとなるための一般公開によるシンポジウムを開催いたしました。今回のシンポジウムでは、基本構想部分での今後の10年間で目指すべき政策の方向性、その中心はどんなまちにしたいのか、理念、あるいは将来像であります。それからどんなまちづくりを進めるのか、目標、施策体系の概要説明であり、基本的な考え方を御説明したものでございます。


 また、参加町民に対しましてのシンポジウムのアンケート結果になりますが、内容につきまして、「満足」「まあまあ満足」「普通」とお答えされた方が7割以上でありまして、こういうアンケートの数字だけでは、御賛同を得たというふうに読み取っていいんじゃないかというふうに感じ取っております。


 次に、出席者はどのような方でありましたかということでありますが、この新扶桑町総合計画原案でのまちづくりの基本理念、御承知のように「郷土愛と協働愛で築く自治のまち」に基づき、今回のシンポジウムでは町民と行政の信頼関係のもと、それぞれの責任と役割を自覚し、お互いに尊重し、協力しながらまちづくりを進めていく上での「協働のまちづくり」をテーマとして実施をしました。現在、地域での環境美化、コミュニティー関係、福祉関係等、町民の皆様お一人お一人が地域社会にかかわり、自主的で自発的な活動によるまちづくりを実現しようとしているところから、今回、広報「ふそう」にして全世帯にお知らせするとともに、各区長、駐在員を初めコミュニティーの役員の方、民生委員の方、衛生委員の方、防災会役員、あるいは参加していただいた未来会議の方などにお声がけさせていただきました。


 次に、ディスカッションでかみ合いが不透明でなかったかという点でございますが、今回のシンポジウムでのパネルディスカッションにつきましては、まちづくりビジョンでの基本理念にありますように、「協働」を一つのテーマとして実施しましたので、パネラーの皆さんには事前に総合計画の概要について周知をいたしておりますが、パネルディスカッションの中で総合計画全般について意見等を求める手法もありましたけれども、時間的制約もございますので、申しましたように、扶桑町における住民協働、住民参加の現状、課題及びパネラーの皆さんの活動とこの原案計画に対する意見をいただくということにいたしました。


 次に、今後の予定でありますけれども、説明会は町の政策形成において、町民への説明を行うことにより、公正の立場及び透明性の向上を図る上で重要と考えております。今回、そういう中で、今後のまちづくりを推進するという機運を高める機会をということも含めましてシンポジウムを実施しました。広報紙、ホームページ、パブリックコメントを実施して町民の意見を求めることに努めたことで、総合計画における住民周知といいますか、あるいはそれに関する御意見というものにつきましては一区切りというふうに考えております。今後は、それを踏まえた上で、それをより精査し、完成をさせていくという進め方になるわけであります。


 それから、新総合計画冊子の配布先でございますが、総合計画として町民と共有できることが重要であります。行政の考え方や取り組みについて、住民に的確にお伝え申し上げますとともに、まちづくり活動と連携を図るため、できるだけ身近なところで情報が得られるよう、総合計画のダイジェスト版を各世帯に配布したいと考えております。


 次に、総合計画の名称でございます。


 新扶桑町総合計画では、「第4次」の名称は使用しないのかということでございますが、策定のスタート時には扶桑町を取り巻く環境が大きく変化してきているんじゃないかと。特に地方分権の進展など、一つの転換期にあるというような認識のもとに、「新扶桑町総合計画」というような名称を使用させていただいたことでございますが、その計画策定の過程において、どの時期のものか明確ではないのではないかとか、またこれまでの扶桑町総合計画の継続的な経緯を踏まえて、現時点では第4次扶桑町総合計画等の名称がそういう点においてより素直であるというふうに思っております。


 次に、実施計画の件でございます。


 今回の総合計画の構成につきましても、第3次と同様に基本構想、基本計画、実施計画の3層構造ででき上がっております。その中の実施計画の件でありますが、基本計画で定められた施策について、向こう3年間で実施する具体的な施策、事業の内容を定めるものであります。また、毎年度見直しを行うローリング方式を採用し、予算編成など本町の経営の方針の指針となるものでありますことから、新扶桑町総合計画原案をもとに取り組むべき施策、事業の実施計画を現在策定中でございます。


 次に、パブリックコメントでございます。


 扶桑町総合計画の意見募集手続に関する実施要綱に基づきまして、8月1日から9月5日の期間、総合計画の素案につきまして意見募集をいたしました。その中で、今回、町民3名様の意見をいただいております。今後、町としましては、提出された意見の概要及びこれに対する町の考え方を広報紙、ホームページで公表していきたいと考えております。


 最後に、アンケートについてですが、アンケート結果内容につきまして、今回のシンポジウムでは「協働」をテーマにしたこともありまして、シンポジウムで印象に残った内容について、3割弱の方々が協働、住民参加の必要性や重要性を考えておられます。また、そのほかにもパネルディスカッション、財政などが上げられています。特に協働による取り組みに関しましては、地域活動、近所づき合い、安全活動などの御意見をいただいております。今回のアンケート調査で得た協働に対する意識の把握に努めるとともに、御意見等につきましても、これからのまちづくり、地域づくり活動への参画意欲の向上につなげていきたいと思いますし、行政と町民との協働の姿を目指しまして、町民、あるいは各種自主組織と行政のパートナーシップの構築に努めていきたいと考えておるところであります。


 次に、広報「ふそう」の表紙の件でございます。


 総合計画は長期的視野に立ちまして、町民と行政が扶桑町の未来の姿を共有して、その実現に向け、総合的かつ計画的な財政運営を図り、町の現況や将来の見通しをもとにまちづくりの方向性と将来あるべき姿を明らかにし、その将来像を実現するために取り組むべき施策を体系化したものでございます。町民と力を合わせ、確実にその実施をしていくための指針となるものであります。


 その中で、新たな発想、知恵を生かしたいということから、扶桑町の将来を担う小学生・中学生たちによる「10年後の扶桑町」をテーマに絵画を募集しました。その子供たちが何に着目しているか、また10年後に抱く扶桑町の将来像に対するイメージやキーワードの抽出・整理をさせていただきました。子供の絵画から読み取ったキーワードとしては、思いやり、あるいは愛、それから自然、花、活気、環境などといったものがあります。町のまちづくりビジョンを検討する上で参考とさせていただいたものであります。


 なお、小・中学生から募集いたしました絵画につきましては、純粋な気持ちを絵にあらわしてもらうことから、コメントの記入はいたしていないわけであります。


 次に、総合計画に反映したものはあるかということでございますが、新扶桑町総合計画に反映したものにつきましては、子供の絵画や作文の文面、また中学生まちづくりアンケートからキーワードを抽出して、基本構想でのまちづくりビジョン、まちの将来像において活用を図ったつもりでございます。また、募集しました絵画につきましては、将来を担う子供たちの視点も入れることから、作成された総合計画の中での基本構想、基本計画等におけるイメージを膨らませるという意味合いからも、今後掲載予定をしているわけであります。


 次に、町民プールについてでございます。


 平成19年度の町民プール利用者は5,263人で、平成18年度の6,005人より減少しております。今年度は、全体的に猛暑であったものの、プール開放の前半が雨天で、あるいは台風で休業となったことも減少の原因かなというふうにも思っております。


 また、平成17年度4,823人、平成18年度6,005人で、平成19年度は天候の事情もありましたが5,263人で、そういう意味では17年度よりは増加しております。


 町民プールは、昭和49年7月の開設以来、町民の皆様に親しまれてまいりましたが、開設から33年経過をしておりまして、御承知のとおりいろいろな部分が老朽化してきております。また、同時に、近隣市町、あるいは名古屋市近郊に新しいプール等が開設されまして、住民の多様化するニーズに必ずしも的確に対応できない現状であると思います。昭和50年前半には3万人を超えた町民プールの利用者も、最盛期のおおむね現状は7分の1程度に落ち込んでいるわけであります。将来的には、町民プールについては学校プールを利用したプール開放の継続の方法等も視野に入れまして、検討を進めていきます。


 ワーキングプアにつきましてでございます。


 ワーキングプアは、働いているにもかかわらず、生活保護の支給額に満たない収入しか得られない方のことでございますが、愛知県の最低賃金というのは694万円ですので、フルタイムで週5日働いた場合は生活保護の水準を上回りますが、パートタイムや労働日数が少ない場合は水準を下回るということになります。


 当町におきまして、ワーキングプアと思われる方の人数などの実態につきましては、正確に把握しておりません。また、県においても実態を把握していないというふうに聞いております。


 ワーキングプアの状態を脱するためには、正規雇用として就業することが一番大事でありますが、県が行っております若者就業支援ネットワーク推進事業がその対策の一つとして有効と行われます。具体的には、11月1日から2日にかけまして、個人相談や適性診断などと企業説明会を組み合わせたヤングジョブキャラバンが一宮市で行われます。また、11月29日には、地域の若者の自立を支援するためのニートサポーター研修も同じ一宮で行われます。町は、これらの事項を広報紙に掲載し、住民への周知を図りたいというふうに予定しております。


 なお、犬山の公共職業安定所におきましても、毎週水曜日に若者の就業への不安を取り除くために、専門のカウンセラーによる相談業務や、中・高年齢者などを対象にしまして、3ヵ月間の試行的雇用を通じて適性や能力を把握して、雇用のきっかけづくりを図るトライアル雇用などの事業を行い、雇用の増進に努めている現況もあります。これらの事業につきましても、広報紙に掲載をして、住民への周知に努めたいと存じております。


 公共下水道につきまして、最初に利用状況ですが、本町の公共下水道につきましては、もう御承知のとおり、平成10年に下水道法及び都市計画法の事業認可を99.4ヘクタール取得して、平成10年度より事業に着手しました。その後、現在223.1ヘクタールの許可区域の整備を進めて、そのうち、整備が完了した柏森、斎藤の各一部約120ヘクタールについて、平成19年4月1日に供用開始をいたしました。


 この利用状況ですが、平成19年4月1日現在の供用開始地区対象世帯数は2,454世帯です。平成19年8月末現在の接続世帯数は376世帯となっております。その接続率につきましては、15.3%でございます。今後も生活環境、都市環境の改善と公共用水域の水質保全を目標としまして、接続率の促進を図るよう、啓発等に努めてまいります。


 次の御質問の受益者負担金の納入状況ですが、8月末時点で2億9,265万4,400円の納付がありました。8月末時点での現年分の収納率は91.2%であります。


 次に、納付実績の中身分析ですが、全体の8割の方が5年一括で納付されております。その納付額の割合は、全体の87.5%になります。それから納付前納付奨励金の支払いが見込みよりも増加したため256万5,770円を下水道事業費の工事請負費から流用させていただきました。今後は、受益者の方々に引き続いて負担金納付への御理解、御協力をお願いしながら、収納率の向上に努めてまいりたいと思います。


 具体的には、口座振替の依頼件数が現在10件と少ないため、納め忘れのない口座振替の利用者をふやすことです。また、延滞金の発生前に努めて督促を行うことで、納付への御理解を得られやすいことを考えておりますので、よろしくお願いいたします。


 それから、高木地区の工事の進捗状況ですが、平成17年度事業で扶桑中学校北側から青木川までの一部を除いた区域について、面整備工事を行いました。高木地区のこれからの予定は、今年度事業で青木川から県道草井・羽黒線までの、一部町の保健センター北側の区域を除いた区域については、今後、面整備工事を行っていきます。また、平成17年度及び今年度工事以外の区域につきましては、扶桑5号幹線工事 ─ これは推進工事になりますが ─ にあわせ、平成20年度から平成23年度を目標に、計画性を持って、効率的に順次面整備工事を進めてまいります。


 また、供用開始時期ですが、平成17年度及び今年度面整備を行う区域につきましては、平成20年度に約13ヘクタールの供用開始を予定していきたいと思っておるところでございます。以上です。


 ワーキングプアの答弁の中で、愛知県の最低賃金「694円」ですが、「694万」と表現したそうでありますので、訂正させていただきます。


   〔9番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 浅井捷史君。


○9番(浅井捷史君) 少し再質問をさせていただきます。


 1項目めにつきましては、答弁の中にありましたけれども、せっかく10年間の総合計画を策定するわけでありますので、この間、パソコンのプロジェクター使用の説明もいいんですけれども、資料が全然なかったということで、目と耳だけでのことだという説明になっておりました。果たしてああいうものがどの程度理解されたのかなあということでありますけれども、趣旨はいろんな細かいことを申し上げましたけれども、説明会等をもっと細かい間隔で、せっかくの計画でありますので、皆さんに説明されたらどうかなあということが趣旨であります。


 それから、パブリックコメントについて少し触れられておりましたけれども、この総合計画以外のパブリックコメントの問題もあると思うんですけれども、今後、このようなものをどのように対処されるかというところもお聞きしたいと思います。


 それと、2項目めの絵だけで何も、あとは絵を提供していただいたということだけだったんですけれども、そういうときに、やっぱりこの絵は何を言おうとしておるのかなあというようなコメントだとか、そういう裏書きというのが必要ではなかったかなあと。これは後のお話ですので、そういうふうに私個人は思います。


 3項目めはプールの話であります。これも前も申し上げましたが、今、再質問で少し取り上げようかなと思っておる答弁をいただいちゃいましたので、差し控えるわけであります。


 今問題になっているあいち共同利用型施設予約システムというようなシステムなんかも、どっちかというと無用の長物ということでありますので、プールなんかもそのような形にならんように、いろいろ対処していただきたいということを要望しておきたいと思います。


 4項目めのワーキングプアにつきましては、今御説明にありましたように、生活保護を受けておる方よりも少ない賃金という理由づけがありますけど、これは現代の風潮といいますか、パートの事業者が多いということとか、派遣店員ですね。そういうことなんかで、インターネットなんかも開いてみても、これを読めば読むほど悲しい現実だと。こういうものがもし現実に、扶桑町では把握してみえない、愛知県についても把握していないということなんで、どうのこうのということは言えないと思うんですけれども、もしこんな現実があるとすれば、本当に悲しいことだなあというふうに思います。


 それと、NHKの1時間番組で取り上げられてやっていましたけれども、それをたまたま見ておったわけですけれども、それでも相当感動ということはないんですけれども、どういう世の中なのかなあということを思いました。


 最後の5項目めの公共下水の事業なんですけれども、今資料といいますか、ここに持っておるわけですけれども、先ほども申し上げましたように、高木は一斉に工事が始まるという状況にあります。三つの業者が同時ぐらいにやるという工事予定の案内が来ているわけなんで、生活道路ももちろんですが、当然不便といいますか、影響はあるわけですけれども、極力少なくするような御配慮を、事故なんかが起こったら大変なことでありますけれども、そういう配慮をしっかりとしていただきたいということを要望しておきたいと思います。


 今、再質問で答弁が少し必要な部分をお願いしたいと思います。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


○町長(江戸 滿君) 御要望の内容もあったと思うんで、的確になるかどうかでありますが、受けとめたところを申し上げたいと存じます。


 総合計画のあの種の説明会について、細かい間隔でやったらどうかという御意見ですが、もちろんその物事があるときには、物事の目的がありますし、またその目的が達成されるように我々はやるべきなんで、そういう点においては今後もこの種のときには、今申し上げたような趣旨のところを神経を使ってやりたいというふうに感じております。


 それからパブリックコメントですが、今後どのようにやるかということでありますが、今具体的にこういうことをこういうふうにやるという内容じゃないと思いますが、基本的にはパブリックコメントというのは今後そういう方向を重視し、やっていく方向に全体の環境があるし、また大事なことであると思いますので、事業内容とか、そのケース・ケースに応じて、その必要性、あり方について検討しながら、全体としてそういうことを前向きにやるというような考えで進みたいというふうに思います。


 それから絵の裏書きの件ですが、先ほど申しましたような趣旨でコメントをやっておりませんが、別の面では、絵ですから、ある意味では絵をもって表現をするというのは一つの芸術の領域だと思うんで、その絵からそれぞれが子供たちの未来に対する思い、感受性を酌み取っていただければよろしいんじゃないかというふうにも思いますし、私も改めてその幾つかの絵を見まして、酌み取り方はいろいろありますが、中には子供もそういうことがどういう意味かというようなことが酌み取れるような表現というんですか、例えば例で言えばごみだとか、そういうようなものを織り入れたものもありますので、そういうことから子供たちの素朴な気持ちを酌んでいただければありがたいというような気持ちであります。


 最後に下水道の件ですが、工事によって住民に多大な迷惑をかけてはいけません。何らかの支障といいますか、そういうものは通常の状態よりはあるのかもしれませんが、事業を計画するときに、そういうことはやっぱり配慮していく心がけは持ちたいと思っております。


   〔9番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 浅井捷史君。


○9番(浅井捷史君) 最後の公共下水の事業について、もう少し質問したいと思います。


 先ほど3地区同時にやるということであります。日にちも先月からの日にちになっていますけれども、終了が平成20年1月24日と、3地区ともそういう日にちになっております。これ同時にこれだけの場所の工事をやられるということになったら、本当に迷惑という以上な迷惑といいますか、差しさわりがあるのではないかと思うんですが、具体的な工事の日程は、割り振りというんですか、順番はどういうふうにされるわけですか。同じ工事の期間になっているわけですけれども、そこら辺を少しお聞きしたいと思います。


○議長(大藪三郎君) 宮川産業建設部長。


○産業建設部長(宮川信夫君) おっしゃるとおり、高木地区に集中したということでございますが、一応これも計画の中で今年度進めていくということでございまして、たまたま3工区といいますか、3地区に分かれておるような格好ですが、その辺は十分業者の方へも、そういう地元に支障がないような配慮をしながら進めていくということで指導しながら行いますので、その辺は御理解が賜りたいと思います。


 特に割り振りといいましても、それぞれ業者の方も一応工期内で進めていくということの中で、あくまでも当然生活道路でございますので、そういうことを配慮しながら工事の方もきちっと進めていただきたいというふうで、また指導をしていきたいと思っておりますので、よろしく御理解が賜りたいと思います。


   〔9番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 浅井捷史君。


○9番(浅井捷史君) そういう事故だとか、そういうのが起こらんように、最善の注意をしてということなんですけれども、そういう程度の説明ではなかなか理解といいますか、大丈夫かなあというのが払拭できませんので、これ本当にヘルスバンク周辺から、とにかく愛岐線の向こう側ですね。それから一犬線と旧道の間全部一斉にやると、青木川の向こう側ですね。一斉にやるということなんで、大変な工事になると思いますので、きちんと計画というか、ローテーションを決めて、ここはこういうふうですよと地元の方に、私という質問者よりも地元の方にこうこうこういう手順でやりますからというようなことで、多分駐在員には同じものが行っていると思いますけれども、ぜひそういう具体的な資料とともに、こういう工事をしますとか、そういうことでお示しいただきたいと思いますが、最後にそれだけお聞きして質問を終わります。


○議長(大藪三郎君) 宮川産業建設部長。


○産業建設部長(宮川信夫君) 確かに今おっしゃるようなことも十分承知をして、うちの方も進めておるつもりでございますが、その辺は地元の区長さん等とも十分調整をしながら進めさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(大藪三郎君) 以上で、浅井捷史君の質問を終結します。


 引き続き、次の質問者、間宮進示君に質問を許します。間宮進示君。


   〔2番 間宮進示君登壇〕


○2番(間宮進示君) 議長のお許しをいただきましたので、さきに通告いたしました2項目について、端的に質問をいたします。


 まず1項目めの学校関係についてですが、去る4月に文部科学省が実施いたしました全国学力テストがありました。その集約結果は出たのでしょうか。たしかこれ9月ごろに出るようなお話でした。また、その結果、参考点とか、あるいは反省点などはあったでしょうか。


 集約結果を公表したいとか、あるいは公表しないなど、情報がふくそうしているようですが、扶桑町ではいかがでしょうか。公開はされるのでしょうか。


 次に、町内の各小・中学校にはAEDが設置されておりますが、先生方に対する訓練はできているとは思いますが、いかがなものでしょうか。


 2項目め、老人介護施設について。


 高齢化社会の到来とともに核家族化が進み、高齢者だけの家庭、あるいは独居老人もふえております。町内には幾つかの介護老人福祉施設、保健施設、あるいは特定施設などがありますが、その施設の収容人員と現在の入所希望数はどのくらいあるでしょうか。


 町内では、建築途中で事業計画中止になったり、あるいは特別養護老人ホームの計画も中止になったりいたしました。介護というのは、先ごろのコムスン問題でも疑問視されました24時間支えられるための施設でございます。介護保険のもとに、扶桑町では高齢化社会をどうとらえ、どう取り組んでいく予定か、お尋ねいたします。以上です。


○議長(大藪三郎君) 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) 間宮議員の質問にお答え申し上げます。


 2点、大きくございましたので、最初の学校関係、学力テストにつきましては後ほど教育長の方から御答弁を申し上げます。


 私の方からは、老人介護施設について申し上げます。


 現在、扶桑町内の老人介護施設としましては、介護老人福祉施設として特別養護老人ホーム「扶桑苑」、介護老人保健施設としまして「ゆとり」、そして介護型医療施設としまして山田外科内科がございます。また、特定施設入所者生活介護としまして、有料老人ホーム「永遠の郷」、そして地域密着型サービスとしましては、認知症対応型共同生活介護、認知症高齢者グループホームというわけですが、このグループホーム「扶桑苑」「はなえくぼ扶桑」「ほほえみ扶桑」「もみの木」の4ヵ所がございます。それから待機者に関しましては、特別養護老人ホーム「扶桑苑」では、入所定員80名に対しまして待機者が100名、介護老人保健施設「ゆとり」では、入所定員86名に対しまして待機者が15名、指定介護療養型医療施設としての山田外科内科では入所定員6名でありますが、待機者は現時点ございません。また、有料老人ホーム「永遠の郷」では、入所定員30名に対し、待機者は6名。それから認知症高齢者グループホーム4ヵ所のうち、グループホーム「扶桑苑」は入所定員9名に対し、待機者が4名、それからグループホーム「はなえくぼ扶桑」は入所定員9名に対し、待機者は1名、残りのグループホーム2ヵ所については待機者は現在ございません。


 また、町内の施設につきましては、介護保険の円滑な運営が実施されるよう、扶桑町第3期高齢者保護福祉総合計画で、平成18年度から20年度までの計画の中で位置づけておりますが、新たな施設整備の計画はございません。なお、施設配置に当たりましては、介護老人福祉施設及び特定施設等につきましては、町の意見も尊重し、県が認可、許可指定を行うということでございます。


 また、認知症対応型共同生活介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護などの地域密着型サービスの指定につきましては、市町村が指定を行うということになっております。


 いずれの施設につきましても、現状を把握しながら適切な介護サービスが提供できますように、また円滑な介護保険の運営ができるよう検討しながら、尾北北部圏域保健医療福祉推進会議で調整をしまして、平成21年度から23年度までの計画であります扶桑町第4期の高齢者保健福祉総合計画に今後反映をしていきたいと考えております。


○議長(大藪三郎君) 河村教育長。


○教育長(河村共久君) それでは、間宮議員さんの1番目の学校関係についてお答えをさせていただきます。


 まず学力テストでございますけれども、当初の予定では、結果は9月に出るということでございましたが、今のところ文部科学省からの連絡は入っておりません。採点が手間取っているという報道もありましたので、多少おくれるのかなあと、こんなふうに思っております。結果が来れば、扶桑町の学校の教育実践につきまして、あるいは子供たちの家庭での生活につきまして、さまざまな観点からの検討ができると思います。参考とするところ、反省とするところにつきましては結果待ちというところでございます。


 それから3番目の、集約結果の公開につきましてでございますが、以前、小室議員さんからも同様の説明がございました。そのときお答えしましたように、序列化を招くような数字の公表は一切いたしません。ただし、教育実践や子供たちの生活の実態につきまして、私たち教育委員会は町民、保護者に説明責任があると思いますので、結果を分析し、扶桑町の子供たちの傾向の特徴を広報等を利用してお知らせをする予定でございます。自治体によりましては、公表をせよという一部の方の声に苦慮した結果、文部科学省に結果受け取り拒否というようなことを決めた教育委員会もあるとか、商業紙で読んだことがございますが、扶桑町におきましては、教育実践の反省と今後の取り組みに生かすための学力テストであるという基本姿勢をとり続けてまいりたいと思っております。


 それから、学校関係の2点目、AEDのことでございます。


 今年度、AEDを5月8日に購入しまして、6小学校に設置をさせていただきました。先生方の訓練ですが、丹羽消防署の指導のもとに、各学校単位で実施をいたしました。6月4日の柏森小学校から始まり、8月6日、扶桑中学校まで6小・中学校の先生方全員が受講しております。以上でございます。


   〔2番議員挙手〕


○議長(大藪三郎君) 間宮進示君。


○2番(間宮進示君) ありがとうございました。少し再質問させていただきます。


 学力テストについて公表するということは、先ほどもおっしゃられたように学校の序列化につながるということで反対ということで、わかりました。


 しかしながら、場所によっては学校の平均点を上げるために、一部児童のテストを提出しなかったというような学校も何か東北の県ではあったやに報道なんかでも聞きました。そのことは、扶桑町にはないと思います。扶桑町、比較的中学校の生徒さんの場合、管内でもトップ級というふうに認識しておりますので、テストの結果がどうであれ、優秀な子供さんたちが育っていくというふうには思っております。


 そんな中で、新聞によりますと、学力テストに対する教育委員会の議論が低調だったのではないかというような記事もありましたが、扶桑町ではそういった議論はされたと思いますが、いかがだったでしょうか。


 それからAEDにつきまして、先生方の訓練は既に終了したということで、大変結構だったと思いますが、子供用のパッドは小さいと聞いておりますが、これは備えてあるでしょうか。


 それから、小・中学校のグラウンドというのは、日曜日、社会人体育で利用されますが、地元の方のグラウンド使用のときに、いざというときにそれを使うことができる場所に保管されているか、あるいはAEDを表示されていますかということをお尋ねいたします。


 それから老人介護施設について、入所待ち、それから施設の収容数、それぞれ数字の差はありますが、扶桑苑さんが80床に対して100名待ちというのは非常に多いなあという印象を受けます。このあたり、ほかの方ではそれほど極端に入所待ちの方がお見えになるわけじゃないですが、ちょっと収容数よりも待ちの方の方が多いというのは異常だなという印象は受けますが、このあたりのとらえ方はいかがでしょうか。


 いずれにしても、介護しなければいけないお見えになる家庭というのは大変なことでして、できる限り家族の方、あるいは周辺の方、そういった周りの方は安心できる生活環境をつくってあげることが大事だなと思います。扶桑町の方でも、町が計画してつくるということはできないにしても、そういった施設希望があったときには、積極的とは言えないまでも、そちらの方向に向けていただけるように希望したいと思います。以上です。


○議長(大藪三郎君) 河村教育長。


○教育長(河村共久君) まず学力テストに対する教育委員会でのいろいろ話し合いが低調であったというような報道があったということでございますが、当扶桑町におきましては、結構いろいろな場面でこの学力テストにつきまして話し合いをいたしました。ただ、教育委員さん方全員が学力テストの意味合いを今までの教育実践の反省と、それから今後の教育実践に生かすということを理解しておりましたので、そういう意味では反対意見がございませんでしたので、そういう意味では低調と言ってもいいかもしれません。しかし、皆さん、そのお考えを同調の上で、いろいろなことの話し合いをしたことは事実でございます。


 それから結果の公表につきましても、話し合いを既にしております。ただ、先ほども言いましたように、実際の結果がまだ来ておりませんので、分析をした結果、どういうような文面で公表するかというような検討はまだしておりませんので、それはまた分析結果が出たところで話し合いの土俵に乗せるという手はずになっております。


 それからAEDにつきまして、子供用のパッド、小さいものということですが、学校にあるものは小さいものをつけてございます。


 それから場所ですけれども、学校の構造等いろいろありますので、必ず玄関のところに置くというような位置決めはしておりません。したがいまして、学校に任せておりますが、校舎があいているときは、外部の方も使うことが可能でございます。校舎があいているということは先生が職員室には必ずおりますので、職員室に飛び込んでいただければ、ここにあるよということですぐわかるわけでございますが、夜間だとか、あるいは休日等で学校の先生がいない、校舎が閉まっているという状況のときは、ちょっとほかの方の利用はできないという状況でございます。申しわけございません。


○議長(大藪三郎君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(江口正利君) 扶桑苑で100名の待機者ということでございますが、これは町外を含めて100名の方が待機ということなんですね。実際は、町内だけでいきますと57名の方が待機ということです。かといって、扶桑苑以外でも町外の施設へ扶桑町民の方が入所希望してみえる方もございます。そういった方で、全体的に町民の方で待機してみえる方としては130名程度だということですが、ただこの関係につきましても、入所の要望を数ヵ所に希望を出してみえるという方がほとんどでございますので、実質的には40名程度の方が待機してみえるんじゃないかということで考えております。そういったことで、第4期の計画の中ではそういったことも考えて対応していきたいというふうに考えております。


○議長(大藪三郎君) 以上で、間宮進示君の質問を終結します。


 ここでお諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。


 本日はこれにて延会いたします。御苦労さまでした。


              午後2時02分 延会