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愛知県 扶桑町

平成19年第3回定例会(第5号 6月21日)




平成19年第3回定例会(第5号 6月21日)





 
 平成19年6月21日(木曜日)午前9時30分開議


 第1 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)


 第2 議案第31号 平成19年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)


 第3 議案第32号 平成19年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


 第4 議案第33号 平成19年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)


 第5 議案第34号 扶桑町遺児手当支給条例の一部を改正する条例について


 第6 議案第35号 町道路線の認定について


 第7 議案第36号 工事請負契約の締結について


 第8 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平


    和な世界の実現などを求める陳情書


 第9 日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書


追加日程


 第10 意見書案第2号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書について


 第11 議会閉会中常任委員会調査申出事項


 第12 議員派遣の件


           ──────────────────


本日の会議に付した案件


 議事日程のとおり


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出席議員(19名)


       1  番     千  田  成  年  君


       2  番     間  宮  進  示  君


       3  番     児  玉  孝  明  君


       4  番     高  木  武  義  君


       5  番     渡  辺     勝  君


       6  番     間  瀬  英  之  君


       7  番     新  井  三  郎  君


       8  番     片  野  春  男  君


       9  番     浅  井  捷  史  君


      10  番     千  田  勝  隆  君


      11  番     伊  藤  伊 佐 夫  君


      12  番     江  口  勝  敏  君


      13  番     近  藤  泰  樹  君


      14  番     千  田  金  房  君


      15  番     澤  木     昭  君


      16  番     小  林     明  君


      17  番     小  室  美 代 子  君


      18  番     高  木  鎬  逸  君


      19  番     大  藪  三  郎  君


           ──────────────────


欠席議員(なし)


           ──────────────────


地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名


     町     長     江  戸     滿  君


     副  町  長     関     芳  雄  君


     総 務 部 長     沢  田  峰  雄  君


     健康福祉部長      江  口  正  利  君


     産業建設部長      宮  川  信  夫  君


     会計管理者       長 谷 川  眞  一  君


     教  育  長     河  村  共  久  君


     教育次長兼学校教育課長 天  野  末  光  君


     政策調整課長      神  田  龍  三  君


     総 務 課 長     伊  藤     猛  君


     税 務 課 長     鈴  木  照  実  君


     住 民 課 長     鈴  村  能  成  君


     介護健康課長      古  池  光  正  君


     福祉児童課長      千  田  勝  文  君


     産業環境課長      吉  田  晴  宣  君


     土 木 課 長     近  藤  泰  治  君


     都市整備課長      松  浦  節  雄  君


     生涯学習課長      大  竹  幹  雄  君


     文化会館長       澤  木  晋  哉  君


     監査事務局長      田  内  幸  一  君


           ──────────────────


本会議に職務のため出席した者の職氏名


     議会事務局長      六  鹿     博  君


     議会事務局統括主査   千  田  茂  樹  君


           ──────────────────





◎午前10時00分 開議





○議長(大藪三郎君) おはようございます。


 若干予定の時刻より遅くなりましたが、ただいまから開会したいと思います。


 ただいまの出席議員は19人であります。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付しております議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定をいたします。


 次に、町長から発言を求められておりますので、これを許可します。


 江戸町長。


   〔町長 江戸 滿君登壇〕


○町長(江戸 滿君) おはようございます。


 さきの平成19年6月8日の一般質問に対する回答につきまして、訂正をさせていただきたく申し上げます。


 平成19年6月8日の一般質問におきまして、浅井議員より扶桑町役場の国民年金納付記録の保存状況についての質問がありました。そのときに、現在のところ、当町では昭和36年から平成3年までの保険料納付記録がありますが、それ以降のデータにつきましては、納付記録を社会保険庁へ磁気テープで提出していたことから、町にはデータを保存していないと回答をいたしました。それ以降、住民課年金担当におきまして再度データの有無につきまして調査してまいりましたところ、6月14日の午後5時ごろ、年金担当の端末に平成14年4月から徴収事務が社会保険庁に移管されましたが、それ以前の平成14年3月までのデータが保存されていることが判明いたしました。したがいまして、6月8日の一般質問の回答を、ただいま申し上げましたとおり訂正をさせていただきます。まことに申しわけなく存じております。陳謝申し上げます。


○議長(大藪三郎君) 以上で、町長の報告を終了いたします。


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◎日程第1 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)から日程第9 日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書まで





○議長(大藪三郎君) これより日程第1、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)から日程第9、日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書までがそれぞれ所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了しておりますので、この際、これを一括議題とし、各常任委員長からその審査の経過並びに結果について報告を求めることといたします。


 報告の順序につきましては、総務文教常任委員長、次に健康福祉常任委員長、産業建設常任委員長の順に報告を求めることといたします。委員長の報告に対する質疑につきましても、委員長の報告ごとに進めさせていただきます。


 それでは、これより千田総務文教常任委員長の報告を求めます。


 千田総務文教常任委員長。


   〔14番 千田金房君登壇〕


○14番(千田金房君) 議長の指名をいただきましたので、総務文教常任委員会委員長報告をいたします。


 委員会は、6月13日9時30分より役場大会議室において、委員7名及び町長を初め関係職員の出席を得て開催しました。


 当委員会に付託されましたのは、議案2件、陳情(所管部分)1件の3案件であります。


 審査の概要と結果を報告します。


 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)所管部分を議題として、補足説明なく審査に入りました。


 地域自治振興費(地域公民館建設費補助金)の4地区の内容が知りたいとの問いに、南新田29万9,000円、前野40万7,000円、福塚295万7,000円、小淵は現在の場所に増築し、大規模改修のため上限の500万円で、計865万9,000円です。


 次に、職員共済負担金の補正がされているがの問いに、共済費に関しては共済組合から出されている数字を補正計上しているとの答弁でした。一方的な負担増は、職員の生活に直結するので、共済組合に自助努力を促す旨の要望がありました。


 固定資産税補正では土地は何件で、どのように変更があったのかの問いに、年末までに現状の調査を行い、その後、畑から宅地、畑から商業的用地など124件の変更あり、当初からの見込みがずれた。


 北新田の墓地用地、土地改良の余剰地で10名ほどの名義になっているが、税の関係はとの問いに、適正にされている。課税しているかどうかなどは守秘義務であり、お答えできない。


 「あいち出会いと体験の道場」推進事業について、期間、人数、場所、継続性について、豊かな体験は、7月18日、8月6日、7日、8日、9月14日の5日間で、北中の2年生4クラス127人が対象で、職場は子どもたちが事業所を回って決めますので、まだ決まっていない。風紀上問題のあるところはやめさせます。賃金は無償です。町では、以前から規模は小さいが行っているので、継続できると思う。


 食育推進事業について、配布物はできているか、親への指導、予算はどうなっているかの問いに、親に対する啓発は行っていきます。テキストはありません。礼儀作法などに対する謝金があります。いずれも県の枠配です。


 柏森小学校土地購入費、ほかに小・中学校での借地面積は、また何筆かの問いに、31筆で1万3,119.56平米です。


 質疑終結、討論なし、採決の結果、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)所管部分は、賛成全員で可決されました。


 次に、議案第36号 工事請負契約の締結についてを議題とし、補足説明なく、審査に入りました。


 請負代金の耐震部分と大規模改修のそれぞれの積算根拠と補助金の内訳はの問いに、工事費については設計の段階なので契約とは若干違うが、耐震補強工事が2,393万4,750円、2分の1の補助率、大規模改修工事が8,740万9,350円、3分の1の補助率です。


 外壁等の塗装、RC壁とは、総点検はどのようにされるか。大規模改修は、施工前に総点検し、補修をしてから総仕上げをする。RC壁は、今ある壁を壊してつくり直す。点検は、ハンマーチェックで行う。大きな音がする工事、内部塗装は夏休みに行いたい。塗装工事は、飛散防止ネットを張り、外壁は土・日の子どもたちがいないときに計画している。


 瑕疵担保責任について、文化会館の例もあるので、期限が来る前に検査するべきではないかの問いに、瑕疵担保の関係は、約款の第33条では2年以内、重大な過失がある場合10年ということで、期限が来る前の検査は大変難しい問題で、10年間の間に問題があれば施工業者や設計士と相談して対処していく。


 扶桑中の工事は夏休みに集中しているが、クラブ活動も盛んであるので、くれぐれも万全を期してやっていただくよう要望がありました。


 質疑終結、討論なし、採決の結果、議案第36号 工事請負契約の締結については、賛成全員で可決されました。


 次に、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書(所管部分)についてを議題として審査しました。


 総務文教の所管が1番目と4番目である。住民の暮らしを守るのは当然であるが、この中の改悪という言い方が気に入らない。改悪をしようという考え方でやるわけがないと理解している。認められない。


 質疑を終結し、討論に入り、市場化テストなどについては、民間でできるものは民間でという観点で、民間の創意工夫に期待し、経費の削減を図って導入されたものをもとに戻すことは反対である。所管部分については、趣旨に賛成できないので反対する。


 討論を終結、採決の結果、賛成なしで不採択になりました。


 以上で、委員長報告を終わります。


   〔発言する者あり〕


○14番(千田金房君) 一部訂正させていただきます。


 地域自治振興費の公民館事業補助金のときに、前野の「40万3,000円」を「40万7,000円」と報告したようですから、3,000円の方で報告させていただきます。


○議長(大藪三郎君) これより、千田総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 質疑もないようですので、以上で千田総務文教常任委員長に対する質疑を終結いたします。


 次に、児玉健康福祉常任委員長の報告を求めます。


 児玉健康福祉常任委員長。


   〔3番 児玉孝明君登壇〕


○3番(児玉孝明君) 議長の指名により、6月12日の本会議において健康福祉常任委員会に付託されました議案4件の審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告申し上げます。


 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)所管部分を議題とし、その質疑概要は、元気なお年寄りでいるためには、地域の特徴を生かし、地域の中での介護予防事業の活性化策と、閉じこもり防止策はとの趣旨の質疑に対し、元気チケット、介護ボランティアポイント制の提案をいただいているので、内容を研究し、効果があるものであれば実施の方向で考えたい。老人クラブ活動の側面的支援やテイクテン事業、地域活動支援に努めるとの答弁がありました。


 次に、今回の補正予算を組むに当たっての配慮をただされたのに対し、人件費の精査、緊急的対応の部分、妊婦健診の内容変更に伴うもので、敬老祝い金の見直しは基本健診、介護保険繰出金、寝たきり老人の介護手当の増、少子化対策等を踏まえてのもので、御理解願いたい。低所得者等で国保、介護の減免については、20年度に向け研究していきたいとの答弁がありました。


 次に、国民年金の納付記録の保管と窓口相談についての質疑に対し、平成3年度までは被保険者台帳として保存、以降は磁気テープで提出したため記録はなく、14年度からは年金徴収業務が国に移管され、それまでの記録についても社会保険庁の指示で残す必要はないと聞いている。納付記録の問い合わせはあるが、未納問題に関する相談はないと答弁がありました。また、年金に対する不信・不満があり、十分な対応ができる体制をとるよう要望がありました。


 次に、妊婦健診についてただされたのに対し、昨年までは2回であったが、今年度からは5回増の7回とし、県下医師会の統一単価5,980円となったことにより、償還払いであったものが現物給付となった。2回目、3回目、6回目は血色素検査はないと答弁がありました。また、子育て支援として健診回数の拡大、完全無料化の要望がありました。


 以上のほか、人件費についてただされ、それぞれ答弁がありました。


 質疑終了後、討論として、補正予算を組むに当たり、住民の福祉、暮らしを守る配慮がないと反対。妊婦健診の回数増と福祉センターランニングマシン更新を評価し、賛成討論がありました。


 採決の結果、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)所管部分は、賛成多数で可決すべきものと決しました。


 次に、議案第31号 平成19年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とし、その質疑概要は、老人医療受給対象者の問いに、75歳以上、ただし障害者については65歳以上で、対象者数は2,997名、うち国保の方が2,531名と答弁がありました。


 支払基金への返還金は、平成18年度医療分を精算するもので、国保に波及することはない。支払基金が50%、残りの50%を国6分の4、県6分の1、町6分の1を負担すると説明がありました。


 次に、特定健診、保健指導事業が20年度から義務化されるが、その計画と基本診査との兼ね合いをただされたのに対し、国保は町、後期高齢者は広域連合であるが、今の段階では市町村が行うことで進んでいる。基本健康診査を引き継ぐもので、特別な項目については医師の判断が必要であると答弁がありました。


 質疑終了後、討論はなく、採決の結果、議案第31号 平成19年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)は、賛成全員をもって可決すべきものと決しました。


 次に、議案第33号 平成19年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、その質疑概要は、介護度別人数と限度額に対する利用率をただされたのに対し、要支援1が121人、要支援2が73人、要介護1が160人、要介護2が109人、要介護3が116人、要介護4が108人、要介護5が113人で、合計で前年比19人増の800人、利用率は62.2%から43.5%で、全体で53.2%との答弁がありました。


 次に、特別養護老人ホーム待機者状況をただされたのに対し、扶桑苑の6月4日現在で114名、うち町内の方が重複申し込みを含め66名との答弁がありました。


 次に、コムスンの利用者と不正事件の抑止力についての質疑に対し、平成12年11月から18年7月の間に5名が利用されたが、現在利用者はいない。適正化事業、任意事業については、実績効果を見きわめ検討したいと答弁がありました。


 次に、介護予防事業に関する質疑に対し、一般高齢者施策と特定高齢者施策を同じ会場で行うことはできなかったが、今年度からは同じ場所でも行えるようになったとの答弁がありました。


 質疑終了後、討論はなく、採決の結果、議案第33号 平成19年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、賛成全員をもって可決すべきものと決しました。


 次に、議案第34号 扶桑町遺児手当支給条例の一部を改正する条例についてを議題とし、本来、4月1日施行とすべきではないか。今回の改正に係る対象者は何名かとの趣旨の質疑があり、これに対し、4月1日施行すべきであった。対象者はいないとの答弁でした。


 質疑終了後、討論はなく、採決の結果、議案第34号 扶桑町遺児手当支給条例の一部を改正する条例については、賛成全員をもって可決すべきものと決しました。


 以上で、6月14日、健康福祉常任委員会での審査を終了しました。


 その後、江口健康福祉部長から国民年金納付記録について答弁以外の記録が見つかったため、委員会答弁を訂正したいとの申し出があり、6月18日、再度委員会を開催いたしましたので、その御報告をいたします。


 江口部長から、6月14日の健康福祉常任委員会で質問があった国民年金の納付記録の保持情報について、平成3年度までは被保険者台帳として保存しているが、それ以降については電算化が開始され、月2回、社会保険庁に磁気テープで提出するようになったので、記録は保存されない。平成14年度から年金徴収事務が社会保険庁へ移管され、それまでの記録は保存していないと回答しましたが、浅井議員の年金問題についての一般質問以降、年金担当で再度データについて調査したところ、6月14日午後5時ごろ、年金担当の端末に昭和36年4月から平成14年3月までのデータが保存されていたことが判明しました。したがいまして、6月14日の委員会の質疑におきます回答を訂正させていただきます。まことに申しわけございませんでしたと、訂正と陳謝がありました。


 この訂正に対し、記録が保存してあったことはよかったが、職責とし徹底調査すべきではなかったのか。全国で納付記録を破棄したところが1割ある。社会保険庁の指示内容と時期、廃棄指示の有無をただされたのに対し、担当が事務引き継ぎで、社会保険庁は記録を破棄してよいと聞いていたことにより、記録がないものと思い込んでいた。年金の電算データは全く頭になかった。平成14年の国民年金法の改正時、年金保険料収納記録簿について、市町村事務処理基準が改正され、受け付け処理簿及び収納記録簿は完結の日から3年間保存する項目が新たに追加された。それが社会保険事務所が破棄してよいという話につながったと今は考えている。前任の課長からも、収納記録は持ってはいけないと社会保険事務所が話があったと聞いていた。破棄の明確な指示は来ていないが、話の中であったということで、社会保険事務所では市町村で持ってはいけないという話になったものと思われると答弁がありました。


 納付確認したくとも、社会保険庁に電話がつながらない今、町に平成14年3月までの納付記録があることを住民に周知すべきとただされたのに対し、年金に関する一般質問以降、相談については広報無線を流している。今までも社会保険事務所へ直接電話をかけ、確認していたが、納付記録で確認し、社会保険事務所に確認しながら対応したいと答弁がありました。


 平成3年までのデータは台帳で、あとは磁気テープにあるのかとただされたのに対し、電算会社が平成4年3月まではインテック、平成4年4月から平成12年3月までは日本電子計算、平成12年4月から現在までNECネクサソリューションズにかわっており、業者が変わるときには前の業者の全データを吸い上げており、電子データ化されたものはすべて反映している。入力ミスがない限り、今の電算画面で個々の問い合わせに対し、名前、住所、基礎年金番号、納付記録という状態で見ることができると答弁がありました。


 以上、御報告申し上げます。


○議長(大藪三郎君) これより、児玉健康福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 質疑もないようですので、以上で児玉健康福祉常任委員長に対する質疑を終結いたします。


 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。


 片野産業建設常任委員長。


   〔8番 片野春男君登壇〕


○8番(片野春男君) 産業建設常任委員会委員長報告をさせていただきます。


 6月定例本会議において、当委員会に付託されました議案3件と陳情書2件について、6月15日午前9時30分から第5会議室において、町長以下関係の職員の出席を求め、審査を行いました。その主な内容と結果について報告いたします。


 なお、審査は担当課長から補足説明を受けた後、質疑、討論、採決の順で行いました。


 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)所管部分についてを議題とし、質疑を行いました。


 都市計画施設建設基金の残高は幾らで、19年度の予定はとの問いに、現在の残高は5,065万6,117円で、19年度末は23万8,000円の利子分が増額となると答弁がありました。


 土木課の職員1人減だが、当初予算のときの議決と現在と違うということは、議決の中身と違う予算の執行をしているということになる。どういうことかとの問いに、予算編成後、今回、事務事業の見直しなどで変動があり、均等に職務が遂行できるということで人事異動がされていると答弁がありました。


 当初予算は何人で、現在は何人かとの問いに、当初予算は11名で、19年度から10名のスタッフでやっていると答弁がありました。


 11人の職員で土木課の事業を進めていくということで議会は認めている。議会が知らないうちに10人に減らすことは、今回初めて知った。議会が否決したらどうするのかとの問いに、部長から、当初予算を組むときには、人事担当と調整をしながら予算を組んだが、事情が変わった。早い時期での精査ということで、今回、補正をお願いしたいと答弁がありました。


 土木課は議決した予算があるが、総務費の一般管理費386万2,000円は、1人ふやしていると思う。実際問題、このまま当初予算を執行していったら予算が足りなくなる。否決したら、予算が不足して仕事ができなくなる。補正予算の議決前に人事異動したら、議会は後から承認するだけになってしまう。要するに事後承認になる。議会は執行機関としての町長の下請機関でも従属機関でもない。


 委員長から、当初は11人で、わずか二、三ヵ月後で1人減ということは、相当な理由があると思う。その点についての町長の考えはとの問いに、町長から、予算執行の観点から、委員の指摘はそのとおりである。実際の問題をよく確認したい。事情があると思うので確認したいと答弁がありました。


 委員から、土木課はつらい立場にある。人事担当で人員配置をしたと思うので、酷かもしれないが、もっと早い時期に協議会など事前に報告すべきであった。話もなしに認めた中身と違う中身で仕事をやっていたらどうなっているのかということになる。だから、もっと早い時期に報告すべきであった。今回の補正は人件費だけだが、6月補正に各課から予算要望を出すように言われなかったのかとの問いに、財政から連絡を受け、各課で精査した中、今回提案するものはなかったと答弁がありました。


 住民からいろいろな要望が出ていると思う。その要求を少しでも解決するという立場に立つなら、補正予算要求をすべきである。都市計画総務費の人件費282万8,000円増になっている。どういうものかとの問いに、人件費は、人数の異動はないと答弁がありました。


 人件費は、都市計画税の充当はないのか。充当額が増額になるが、どの程度かとの問いに、人件費も入っている。人件費に全額充当するわけではないので、すぐには出ないと答弁がありました。


 大体でよいとの問いに、18年度の都市計画税の充当率から計算すると、97.6%ぐらいの充当率となる。19年度の当初予算の充当率からいくと74.28%であり、数字はふえると思うとの答弁がありました。


 都市計画税の補正がない。都市計画税を充当しないということかとの問いに、充当可能額は差額があるので、金額がふえても補正は必要がないと答弁がありました。


 都市計画税は充当しなければならないというわけではなく、充当することができるということである。市街化区域内の土地や家屋に対して税金がかけられている。そういう人にとってみれば、市街化区域以外に使うのは納得がいかない。例えば、緑地公園や犬山・富士線は、市街化以外にあるのに都市計画税が使われている。そういう金があるのなら、下水道の受益者負担の軽減に充てることも可能である。都市計画税を納めている者は不満である。都市計画税の充当額がふえたということになるなら、都市計画税の増額予算を出すか、都市計画建設基金の繰入金をふやすかしないといけないがとの問いに、言われることはわかるが、全体の事業の中で都市計画決定した緑地公園や犬山・富士線に充当してる。市街化区域に居住している人も利用しているということで理解をお願いしている。都市計画税は、市街化区域の人だけが納めるため不公平感もあるが、大きな意味でとらえていただきたいと答弁がありました。


 市街化区域は、市街化を促進する区域であるので、都市計画税を取っている。市街化区域の整備に財源が使われなかったら、納める意味がない。ここ数年、都市計画を決定した都市公園、児童公園はあるか。ないと思う。市街化区域の整備に都市計画税が使われていない。本気になって整備していくなら、必要な施設を都市計画決定して、税金を使っていけばよい。市街化調整区域に使わなくても、都市計画税を積み立てることも可能である。都市計画施設をつくって、税金を有効に活用していただきたいと委員から要望がありました。


 以上で質疑を終結し、反対討論として、今回の予算は固定資産税の増収だが、基金の繰り入れの減額に充てている。歳出は、人件費中心の予算である。住民の期待にこたえる立場にあるのなら、側溝修繕、舗装修繕、街路灯やカーブミラーをふやすことなどが可能である。住民の期待にこたえる予算ができるにもかかわらず、住民の要求にこたえていない予算なので、反対する。


 賛成討論として、今回の予算は人事異動に伴う人件費の精査ということで、大きな問題がないということで賛成をする。


 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)所管部分について可決されました。


 次に、議案第32号 平成19年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。


 下水道の供用開始が4月1日から始まったが、どの程度公共ますに接続されているか、供用開始された世帯はどれくらいか、下水道使用料は、当初予算と比べて見通しはどうかなどの問いに、6月12日現在で排水設備など確認申請書が210件、確認して接続された方が86件である。世帯は把握していないが、件数は2,020件ぐらいである。下水道使用料は、4月1日から15日までで接続が10件程度であり、実際に入ってくるのは7月であるので、わかっていないと答弁がありました。


 4月分、5月分は6月に徴収するのではないか。当初予算は1,100万円程度見込んでいるが、確保できる見通しか。受益者負担の調定はなどについての問いに、4月15日までの分を5月15日、4月16日から6月15日までを7月に徴収する。10件程度なので、かなり少ない。実績は出ていない。排水設備など、確認申請書の210件は早いペースであり、19年度末の当初見込み550件と考えていたので、使用料については確保できると考えている。調定は7月1日が基準なので、これからであると答弁がありました。


 2億3,000万円ほど当初に計上しているが、見通しは。人件費が189万8,000円減額されているが、職員は減ったのか。下水道の枝線工事の舗装復旧の工事はいつごろになるかなどの問いに、当初予算より少し多くなる見込みである。職員が減ったわけではなく、主幹が主事にかわったことなどによる差額である。復旧工事は早目に行いたいと思っていると答弁がありました。


 3月議会で問題になった供用開始以外の漏水検査はきちんとやられているかとの問いに、使用開始したところの漏水検査は全部やったので、20年度に予算を組んで検査をしていくと答弁がありました。


 現状、仮復旧したところはかなり沈下しているところがあるので、危険のないようにしてほしいと、委員から要望がありました。


 新川総合治水対策協議会の中で、浄化槽で雨水を貯留することができ、浄化槽を雨水槽に切りかえる指導をしているのかとの問いに、浄化槽の補助金の対象になるのは合併処理浄化槽であり、それに汚水をためることにより補助金を出しているところもあるが、当町では補助制度はない。今後、要望が多くなれば検討したいと答弁がありました。


 以上で質疑を終結し、討論もなく、採決の結果、全員賛成で、議案第32号 平成19年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は可決されました。


 次に、議案第35号 町道路線の認定についてを議題とし、担当課長の補足説明の後、質疑に入りました。


 町道1022号線のある開発の一角に防火水槽があるが、狭い道路に設置されている。移転するか、ふたをするとかでできないかとの問いに、ここは開発区域から外れている。開発者と総務課が折衝した結果、合意に達しなかったと聞いている。将来的には、防火水槽を別に設置し、従来の防火水槽は埋め戻しするという形で、道路として有効に活用していくことを考えていると答弁がありました。


 宅地開発に伴う道路だが、1,898平米の開発は土地の分譲なのか、建て売りなのか、1戸当たりの面積は。宅地開発の指導要綱に基づく1戸当たりの面積はなどの問いに、建て売りと聞いている。また1戸当たりの面積は、おおむね126平米から140平米であり、1区画当たり有効120平米以上と定められてると答弁がありました。


 面積がぎりぎりである。住民の生活環境を考えれば、よりよい環境とは言えない。もっと区画を広くするような指導をしなかったのか。また、40坪を切れている土地に建物を建てると、ぎゅうぎゅう詰めである。生活環境からいっても、12区画を11区画に減らせば面積が大きくなる。もう少し余裕を持つような指導をした方がよかった。


 道路幅員は4メートルだが、要綱はどうなっているのかとの問いに、県の開発要綱や町の指導要綱の基準を満たしているので、特にしていない。また、指導要綱には県の基準となっていると答弁がありました。


 歩行者の安全などの観点から、4メートル道路はすれ違うのにぎりぎりである。4メートルは最低基準であるので、もう少し拡張できなかったのか。業者の言うままという感じであるとの問いに、おっしゃることはわかるが、書かれている以上のものが提示されれば、やむを得ないと答弁がありました。それなら、宅地開発指導要綱なんか必要はない。最低基準でできるのだから、協議する必要はない。良好な生活環境のために指導要綱がある。業者と協議しなければ、指導要綱なんて絵にかいたもちである。もう少し住民の生活環境を守る観点に立ってやってもらわないといけない。開発の緑地はどこにつくられるか、事前協議の書類を出してほしいと要請がありました。


 事前協議の書類を提出するのに時間がかかるため、委員長として一たん議案第35号の審査を留保し、先に陳情書の、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書で、当委員会に付託された所管部分について審査し、その後で再度議案第35号の審査をすることについて、委員長から委員に同意を得て審査を続行しました。


 最初に、陳情書所管部分のパート?、最低賃金を引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇の実現についてを議題とし、質疑を行いました。


 貧富の格差が問題になっている。低賃金で働いているのが実情である。例えば、時間給700円で1日5,000円、25日働いても12万5,000円である。フルに働いてもその程度の賃金である。貧富の格差を改善していく上でも、最低賃金は時間1,000円以上を確保することが必要である。パート、派遣社員は正規雇用の半分だとか3分の1だと言われている。働く者が安心して生活していけるためにも、ルールにのっとった雇用形態にしていくことが必要であり、採択すべきだと思うと賛成意見がありました。


 愛知県では、最低賃金が694円であり、職種によっては800円以上のところもある。時給1,000円以上を要求する陳情であるが、今求められているのは雇用の安定であるので、最低賃金を大幅に上げるということになると、逆行することにもなる。早急な大幅アップは理解しがたい。パート労働は日本の実情の中で根づいてできたこともたくさんあり、正規労働者と同じにすることは、今までのパート労働の流れをとめかねない。雇用の安定を損ねるという部分から賛成できないと、反対の意見もありました。


 また労働者は、雇用形態が緩和、例えば派遣労働者の規制緩和が図られた結果、働けど働けど生活はよくならない。青年労働者は、アパートが借りられないから喫茶店で寝泊まりをしている。その一方、トヨタは1兆円の利益を上げている。劣悪な労働基準で働かせた結果である。労働者の犠牲の上にぼろもうけしている。パートよりも正規の雇用を希望している人がいっぱいいる。しかし、パートしか雇わないから、パートに甘んじている。現在の日本経済の仕組みは、資本主義のルールから逸脱している。月額15万円以上はささやかな願いである。これくらいは認めるべきであると、再度賛成の意見がありました。


 以上で質疑を終結し、討論省略、採決の結果、賛成少数で、最低賃金を引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇の実現についての陳情書は不採択と決しました。


 次に、所管部分のパート?、労働法の改悪に反対し、働く人の権利を守るについてを議題とし、質疑を行いました。


 ホワイトカラーエグゼンプション、要するに労働時間の規制を撤廃するということで、どれだけ働いても時間外賃金を払わないということが一つある。国会に出そうとしているのは、解雇は正当な理由がないと認められないが、企業が正当な理由はなく、解雇しても金で解決できるという法律に変えようとするものであり、労働者の権利が守られなくなる。過労死がさらにふえる。こういうことは、労働者の権利を守る立場からいったら採択すべきあると、賛成の意見がありました。


 注目されているホワイトカラーエグゼンプションの問題である。働く人の正当な権利をすべて否定するような立場ではないが、国際的なグローバル化の中で競争力を維持する必要がある。さらには、企業の経営計画の立て直しなどをする必要性が認められている。ホワイトカラーエグゼンプションの導入は、国としては導入されていないが、現状では前向きな審議がされている。働く人の間にも、新しい制度に見直していくということは、働くことの意欲とか生産性の向上が、企業にとっても、働く人にとっても、健康管理の面も含めて将来的にメリットがあると思う。今、むやみにこういう検討を取りやめることは、時期も早い。前向きにこの制度のよさを活用して、働く人の権利も踏まえて、企業努力目標を立てることも必要である。一部には、労働条件を阻害するという意見も聞くが、逆に労働者の働く意欲が向上し、健康問題も少なくなるというメリットもあるので、この陳情についてはむやみに賛成すべきではないと反対の意見がありました。


 また、聞いていると、どういう立場で物を言ってるかと思うと腹が立ってくる。企業側に立った物の言い方である。どれだけ働いても同じ賃金しかもらえないようなことが、働く意欲を上向きにさせるなんてあり得ない話である。働いても働いても同じ賃金では、身体だけを壊すだけである。なぜホワイトカラーエグゼンプションが今度の国会で出されなかったかというと、国民の反対があったからである。働く者の立場に立って物を考えたら当然賛成すべきである。雇用保険法における特例一時金の給付削減及び国庫負担の削減を行わないことだとか、ILO175号条約を早期に批准すること、どれをとっても、働く人にとってみれば当たり前のことであるとの賛成意見もありました。


 以上で質疑を終結し、討論省略、採決の結果、賛成少数で、労働法制の改悪に反対し、働く人の権利を守るについての陳情書は不採択と決しました。


 次に、日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書を議題とし、質疑、討論もなく、採決の結果、全員賛成で、日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書を採択しました。


 引き続いて、採択した本陳情書に対する意見書について審査の結果、原案のとおり承認されました。


 休憩の後、会議を再開し、一時留保していた議案第35号を議題とし、審査を行いました。


 宅地開発の審査会においては、分譲住宅なので、3%以上の緑地を設けるという計算書を出してもらっていない。指導ということで、緑地に関する誓約書を8月30日にもらっている。最近、図面を見たら4%以上の緑地の確保がされているとの答弁がありました。


 区画の中に緑地を設けてもしようがない。緑地を確保しなかったなら認められないと言わないのか。今までそういう解釈をしていたのか。個人の管理に任せて物が言えるのか。雨水はどうするのか。何のために宅地開発要綱あるのか。指導要綱に基づいて緑地が確保されていないのに事前協議が調ったなんてばかな話はないとの問いに、小規模な分譲はこういう形である。宅地内にプラスチックの水をためるものがあり、そこに水を流すことになると答弁がありました。


 以上で質疑を終結し、反対討論として、賛成しようと思っていたけれども、宅地開発指導要綱の最低基準を満たしているから認めざるを得ないと言い、120平米が最低基準だからといって126平米ほどの区画を認めている。緑地の問題についても、個々の家庭の垣根を緑地として認めるというものである。本当に緑地が確保されているとは言えない。良好な生活環境を保全するための条例や宅地開発指導要綱に照らしても、今回の開発は異常である。その上に立って、不当な宅地開発に基づく4メートル道路認定は認められない。最低でも4.6メートルを確保し、緑地もきちんと確保すべきであるので、道路認定には反対する。


 賛成討論として、いろいろ今後の課題というか、宿題がある。現状は工事も進んでいるので、今後しっかり指導していただくということを条件に賛成する。


 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で、議案第35号 町道路線の認定について、可決と決しました。


 以上で、当委員会に付託されました案件のすべてについて審査が終了しましたので、よろしくお願いをいたします。以上です。


○議長(大藪三郎君) 大変御苦労さまでございました。


 これより、片野産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 質疑もないようですので、以上で片野産業建設常任委員長に対する質疑を終結いたします。


 ここで、議事の都合上、15分間休憩といたします。


 11時12分まで休憩をいたします。


              午前10時57分 休憩








              午前11時12分 再開


○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


           ──────────────────





◎日程第1 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)





○議長(大藪三郎君) これより日程第1、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(大藪三郎君) 小室美代子さん。


   〔17番 小室美代子君登壇〕


○17番(小室美代子君) 議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)について、反対の討論を行います。


 今回、歳入歳出予算の補正は3,909万8,000円を追加しているところでありますけれども、これが本当に住民の暮らしや福祉を充実させているかという点で意見を述べたいと思います。


 今、私たち住民の暮らし向きというのは、本当に厳しいものがあると思います。定率減税の廃止、税源移譲によりまして住民税が大増税され、納付通知書を受け取った多くの方々が、何かの間違いではないか、計算違いではないかと、大きな怒りを持っているわけであります。特に年金で暮らす人などは、年金がふえないのに、結局負担だけがふえていくという状況です。若い人たちも、社会保障費の値上げ、年金、あるいは雇用保険、健康保険などの引き上げによって収入はふえないのに負担ばかりふえるという実態があって、生活はかつてない厳しさを経験しているというのが実態ではないかと思います。


 こうした国の大増税ラッシュ、負担増の中で、この扶桑町の中でもさらに負担がふえているのが介護保険、あるいは国民健康保険税、つまり雪だるま式にこの政府の税制改悪によって負担が重くなってきている、こういう実態です。


 高齢者の皆さんの中では、課税強化によりまして、これまで住民税など非課税であった方々が、均等割も含めて課税されるというような事態になっている方が多くふえています。それまでは、例えば無料で受診できたインフルエンザの予防接種、あるいは所得によって高額医療などの負担、こうしたものなどもふえてきているわけであります。


 また、障害者の皆さんの暮らしはどうでしょうか。障害者自立支援法によりまして応益負担が課せられているわけでありますけれども、19年度は一定の軽減措置があったものの、実態としては食費代などを含めると、自分で働いて得た賃金よりも施設に納める利用料の方がはるかに高い。自立どころか、家族などの支援がなければ自立できないというのが実態であります。若い世帯にとってどうか。扶桑町で保育料の値上げが連続的に行われ、そして所得税の強化によってさらに負担が大きくなっています。


 このような問題については、3月議会の当初予算のときにも指摘をして、そしてこうした人たちの暮らしを何としても守るような町政であってほしいということも要求をしてきたところであります。しかし、町長は、財源が厳しいというようなことを口実にして、結果的には住民に犠牲を押しつけ、痛みを押しつける、こういうような当初予算を強行的に行っているわけであります。


 しかし、今回の補正予算を見ますと、歳入歳出、先ほども言いましたように3,909万8,000円の追加でありますけれども、実際の内容は、町税で8,600万円余の増収、それによりまして、結局は財政調整基金からの繰入金を7,000万円ほど減額するというような内容になっているわけであります。


 私は、今ほど住民の方々が町に対して何とか支援をしてほしい、その声を上げている、切に思っている時期はないのではないかというふうに思います。もともと平成19年度の当初予算では、5億3,671万7,000円を財政調整基金から繰り入れる予定であったわけですから、私は当然こうした予算を住民の方々の暮らしを支えるために振り向けるべきだと。ですから、今回の7,000万円の減額をするのではなくて、先ほども言いましたように、収入の少ない高齢者の暮らし、若い世帯への子育て支援、障害者への自立を支えていく、このための私は補正予算の内容にすべきであったというふうに思うわけであります。


 町長は、いつもの議会終了時には、議会の意見を十分留意してというふうに述べるわけでありますけれども、もし本当にその気持ちがあるとすれば、私は今回、このような予算はあり得ないというふうに判断をしているわけであります。


 それぞれの委員会で幾つかの問題が指摘をされておりました。健康福祉常任委員会の中で、もちろん一定部分前進した部分、要望が取り入れられたところもあります。妊婦健診の回数増、これはもともと19年度当初予算では決まっておったわけですけれども、償還払いから現物給付に7回とも実施されると。ただ、医師会への単価がふえたというのは、非常にそういう面では残念でありますけれども、現物給付になったという点では、妊婦の方々にとっての財政負担は、いわゆる軽減とは言いませんけれども、実質的にはお金がなくてもそうした健診が受けられる体制ができたという点では、一つの前進だというふうに思います。


 福祉センターのランニングマシンの更新についても、本来だったらもっと早い時期に予算を組んで、住民の健康づくりに役立てるべきであったと思いますが、今回、こうした補正予算に組んでいるという点については一定の評価をしたいと思います。


 産業建設常任委員会で幾つかの問題が指摘をされております。特に都市計画税の使い方について、市街化区域の方々が納めた税金が、本来は都市計画区域に充当すべきところを、実質的にはそれ以外の事業に充てられているという点からいけば、非常に納税者にしてみれば不公平そのものだという思いは当然のことであるわけです。以前からも、そうした問題が指摘をされながら、なかなかその都市計画税の使い方について適正に執行するという点に配慮がされていないという点は非常に残念で、今後十分留意する必要があるというふうに思います。


 また、人件費の問題についても、委員長報告の中でもありましたが、当初予算の議決の内容と、実際にやられている4月における人事異動によって1名が減になったというようなことは、いわゆる議会軽視と言わざるを得ないと思います。


 以上の点を反対の意見として述べさせていただきましたけれども、本当に住民の暮らし向きを私はもっともっとしっかり受けとめて、どうやったらこの扶桑町でこれからも住み続けられる、安心して安全に住み続けられるまちづくりになるかという、この扶桑町としての施策を私は十分やるべきであるというふうに思いますが、この点に欠けているということを指摘して、反対討論とさせていただきます。


○議長(大藪三郎君) ほかにありますか。


   〔「議長」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 片野春男君。


   〔8番 片野春男君登壇〕


○8番(片野春男君) 私は、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論を行います。


 今回の補正予算は、人事異動に伴う人件費の精査が主な内容になっております。そんな中で、リハビリ用のランニングマシンをいち早く購入し、整備して、町民の健康増進に役立てるということ。さらには、教育振興費ということで、まず一つには国際化推進事業として、高雄小学校においては2年間、外国人を講師として招き、英語活動など外国の習慣と文化に親しむ事業を行うということ。二つ目に、豊かな体験活動推進事業として、山名小学校においては夏と秋に山県市内の伊自良川において宿泊体験をさせるということ。三つ目には、子ども食育推進事業ということで、柏森小学校においては食に対する正しい知識と能力を身につけさせるということ。四つ目には、あいち出会いと体験道場推進事業ということで、扶桑北中学校の2年生を対象にしまして5日間、主として町内の事業所において職場体験を学ばせるということで、学校教育を積極的に取り込んでいるということなどを評価して、賛成の討論といたします。よろしくお願いいたします。


○議長(大藪三郎君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) ほかに討論はないようですので、以上で討論を終結いたします。


 それでは、これより議案第30号の採決を行います。


 本案に対する各常任委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第30号 平成19年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第2 議案第31号 平成19年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)





○議長(大藪三郎君) 次に日程第2、議案第31号 平成19年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 討論省略の声もあります。討論を省略し、直ちに議案第31号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第31号 平成19年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第3 議案第32号 平成19年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)





○議長(大藪三郎君) 次に日程第3、議案第32号 平成19年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 討論なしの声もあります。討論を省略いたしまして、直ちに議案第32号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第32号 平成19年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第4 議案第33号 平成19年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)





○議長(大藪三郎君) 次に日程第4、議案第33号 平成19年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 討論省略の声もありますので、これより議案第33号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第33号 平成19年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第5 議案第34号 扶桑町遺児手当支給条例の一部を改正する条例について





○議長(大藪三郎君) 次に日程第5、議案第34号 扶桑町遺児手当支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。


 討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第34号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号 扶桑町遺児手当支給条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第6 議案第35号 町道路線の認定について





○議長(大藪三郎君) 次に日程第6、議案第35号 町道路線の認定についてを議題といたします。


 討論に入ります。


   〔挙手する者あり〕


○議長(大藪三郎君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 議案第35号 町道路線の認定について、反対の討論を行います。


 この道路認定については、1,898平方メートルの土地を分譲するという開発に伴うものであります。


 扶桑町には、良好な生活環境を確保するための条例と、それに基づく指導要綱がありますけれども、それに照らしてどうなのかという問題があると思います。


 今回提案されている道路の幅員は4メートルであります。町の宅地開発指導要綱によれば、歩行者の安全が確保され、自動車が円滑に通行できることを前提に幅員を定めなければならないと思います。当局の説明によりますと、県の基準が4メートルだから4メートルでいいんだという説明でありますけれども、それは最低基準であって、その最低基準を満たせばいいですよというのであれば、私は事前協議などする必要はないというふうに思います。そういう点では、良好な生活環境を確保するという観点で道路の幅員はどうあるべきなのかということが一つの基準にならなければならないというふうに思います。


 今回の道路認定に関連する開発については、1,898平方メートルを開発して12区画の分譲をすると。1区画、少ないもので126平方メートルで、多いもので140平方メートルということになっておりますけれども、扶桑町の宅地開発指導要綱によれば、最低120平方メートルは確保しなければならないことになっております。120平方メートルだから126でいいんだという、確かに基準はクリアしているか知らんけれども、しかし実際に区画を、例えば12区画を11区画に減らすことによって新たに1区画の面積をふやすということだって可能なわけであって、本当に120平方メートルの最低基準をクリアしておればいいという考え方で取り組んでいたら、結局、非常に狭い土地に住宅が密集するという結果になってしまうんじゃないかと思うわけです。そういう観点に立つならば、良好な生活環境を確保するという面にも反することだと思いますし、特に問題なのは緑地の問題であります。


 この開発によって、緑地については確保するということは確約してあったけれども、そのときには図面が出ていなかった。最近になって図面が出てきたら、1区画の中に緑地を、要するに垣根を設けるという程度でそれを認めるという、これでは本当の意味の緑地を確保するという点について言うならば、僕は反するんじゃないかと思うわけであります。


 そういういろいろな今回のこの道路認定に関連する開発というのは、本当に業者が横着なのか、扶桑町が生ぬるいのか、どちらかだと思うんです。そういう点から見ても、本当にこの道路認定することによって町が道路を管理しなければならないということになるわけであって、横着な業者だったら、私は横着な業者に全部責任を持たせてやればいいんじゃないかと、そういうふうに思います。


 そういういろいろな理由から、今回の道路認定については反対をいたします。


○議長(大藪三郎君) ほかに討論ありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(大藪三郎君) 間宮進示君。


   〔2番 間宮進示君登壇〕


○2番(間宮進示君) 議案第35号 町道路線の認定について、賛成の立場で意見を申し上げます。


 町道1022号線の認定ですが、この沿線は開発が終わりまして、既に入居も始まっているような状況にあります。道路幅の4メーターというのは、愛知県の開発基準そのものが開発区域面積の3,000平米以下の場合は4メーター以上というふうに定められておりまして、これは基準をクリアしているものであるというふうに感じます。


 なお、かつての土地改良で開発されたときの幅員4.6メーターというのは、ふたなし側溝部分を含めて4メーター60というふうに開発されたようですが、現況、愛知県の4メーターというのはのはクリアしているものと思います。


 なお、緑地に関してですが、各分譲地の中で大体4%程度の緑地を確保しているというふうに報告を受けておりますので、これに対して私は賛成としたいと思います。


 なお、今後、開発については、それぞれ課題はあるものの、さらに検討していく余地はあると思いますが、今回に関しては賛成いたします。


○議長(大藪三郎君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより議案第35号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第35号 町道路線の認定についてについては、委員長の報告のとおり可決されました。


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◎日程第7 議案第36号 工事請負契約の締結について





○議長(大藪三郎君) 次に日程第7、議案第36号 工事請負契約の締結について、これにつきましては討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第36号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号 工事請負契約の締結については、委員長報告のとおり可決されました。


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◎日程第8 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書





○議長(大藪三郎君) 次に日程第8、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情についての討論を行います。


 この討論につきましては、委員長報告が不採択の報告でありますので、それに反対の討論、原案賛成の討論から行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(大藪三郎君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書について、付託された常任委員会では不採択という結果になりましたので、不採択に反対し、採択すべきだという立場で意見を述べたいと思います。


 安倍内閣が誕生して、本当に国民、住民の暮らしが向上しているだろうかと、こういうことを考えたときに、私は安倍内閣のやっていることは小泉内閣の政治の延長線でしかないと思いますし、一層日本を危険な方向に導こうとしているという、この問題について意見を述べて、この陳情書について採択すべきだという討論をしたいと思います。


 小泉内閣が誕生したときに、自民党をぶっ壊す、改革、改革という言葉に多くの国民は期待をして、小泉内閣の支持率は非常に高いものがありました。しかし、その実体はどうなのかというと、自民党をぶっ壊すどころか、自民党の悪政をさらに広げていくというものになったんではないかと思います。


 この改革、改革という言葉を述べると、必ず国民に負担が押しつけられる、こういう政治が行われてまいりました。税制改革といって国民に大増税を押しつけ、一方、大企業や大資産家には減税を引き続き継続するという政治が小泉内閣の中で行われてまいりました。年金改革といって、年金の掛金は毎年毎年引き上げられながら、一方、給付は毎年減らされる、こういうことが改革の名で行われました。医療制度の改革といって、サラリーマンの自己負担が引き上げられました。このように、改革、改革と言いながら、実際には国民、住民に負担を押しつける政治が行われてきたと思います。


 地方自治体に対して何が行われてきたか。行政改革の指針を政府は明らかにして、各地方自治体に行政改革大綱の策定を押しつけてまいりました。国政においてだけでなくて、地方においてでも住民に負担を押しつける、サービスを切り下げる、こういうことを押しつけてまいりましたし、それをさらに促進するために、集中改革プランの策定を全国の地方自治体に押しつけてきたというのが実態であります。そのことによって、繰り返し言いますけれども、国民健康保険税も保育料も値上げされる。高齢者の皆さんの敬老祝い金まで廃止する。このように、負担は重くし、サービスは切り捨てるということが小泉内閣の政治、安倍内閣の政治で行われてまいりました。その結果、労働法制の改悪も相伴って、格差と貧困が進行するという状況が生まれてまいりました。今、本当に住民、国民が苦しんでいるとき、私はこれを解決する方向性を、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現を求める願いがこの陳情書に込められていると思います。


 最後に、私は安倍内閣の危険な方向に日本を導こうとするという点について意見を述べたいと思います。


 安倍首相が就任当初、自分の任期中に憲法を改定する、こういうことを言いました。そして、その憲法を変えるための手続法案を今度の国会で強行採決し、成立させました。憲法を変えるというその中身は、憲法9条を変えることを中心にしたものであります。自民党は、一昨年の10月に新憲法草案を発表しました。この草案によると、憲法9条を全面的に改定して、自衛軍を保持するということを明記しております。その後の動きを見てみましても、例えば最近になって、特に最近、アメリカのブッシュ大統領と会談する前に、安倍首相は集団的自衛権の行使について憲法解釈を見直しする、こういうことを言って新聞などでも報道されておりますけれども、有識者会議が開かれてきております。具体的、個別的なものについて検討するということで、例えば米軍の艦船に給油していたときに、アメリカの艦船が攻撃されたとき、日本の自衛隊がこれに応戦できるかどうか、こういうものまで集団的自衛権の行使について今までの解釈を変えようとしているわけであります。アメリカが戦争をしている、その艦船に給油をしていること自体、私は憲法違反だというふうに思いますし、そのときに米軍が攻撃されたら、日本の自衛隊も一緒になって戦争をする、これが個別問題の解釈として検討すると言っている、その一つの中身だと思います。この戦争をする国にしてはならないと思います。


 そういう意味からも、憲法の9条を変える前に、現在の憲法のもとでも、これまで政府自身が集団的自衛権は違憲だといっていたものを、無理やり合憲にして、アメリカと肩を並べて戦争ができる、そういう国にしようとしているのが今の安倍首相を中心とした一般的に言われるタカ派の政治家の人たちだというふうに思います。


 日本がなぜ憲法9条を制定したのか、あの侵略戦争で、もう再び日本は戦争をしないということを誓ったものだと思います。ですから、私は全世界各国から日本が信頼されるものだと思っております。そうした点からも、平和な世界を実現していくという上からも、憲法を変えさせてはならない、このことが込められている陳情書には、ぜひ採択していただきたいと思いますし、採択すべきだというように考えております。


 以上で、賛成討論とさせていただきます。


○議長(大藪三郎君) そのほかありますか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(大藪三郎君) 千田成年君。


   〔1番 千田成年君登壇〕


○1番(千田成年君) 私は、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書に対して、反対の立場から討論を行いますので、よろしくお願いします。


 まず、市場化テストとか、民間委託導入などについては、民間でできるものは民間でという観点から、その民間力と創造力を期待するものであり、経費の削減を図る今日、将来の財源を確保するために導入されたものであると認識しております。今これをもとに戻すことは、国民の暮らしを守る改革に逆行し、逆にまた水を差すものかと思い、反対といたします。


 次に、最低賃金、さらに均等待遇などの問題についてであります。


 最低賃金は、そもそもその地域の実情を十分に反映しているものであり、この基準額が余りにも高額、ましてや今言われている1,000円以上という大幅な値上げは、現在の雇用の安定を損ねる危険性もあるし、現実として理解しがたいと思います。ちなみに、愛知県は最低賃金が694円であります。全国でも4番目か5番目ぐらいの高レベルにあると思います。ちなみに、最低賃金の額におきましては、東京、神奈川、大阪などの県におきましては700円以上かと思います。さらに調べてみますと、産業別最低賃金についてもあります。現在、雇用が拡大している自動車、機械、製鉄、建設などの分野では800円以上になっている職種もございます。


 次に、我が国の行政の中で、均等待遇の問題が問われていますが、その考え方は、昨今徐々に理解されつつあります。しかしながら、この均等待遇に関する権利を主張する中には、それなりに個々の義務も生ずるかと思います。現状では、その機運は時期尚早かと思い、これにつきましても反対とさせていただきます。


 それと、ILO94号の問題であります。現在、競争入札が行われている中で、かえってこの問題を問う場合、国民に対しての不利益を生む障害も出るし、さらにその法整備についても、組織のスリム化を進める現状ではまだまだ無理が生ずるかと思い、賛成することはできません。


 労働意欲の向上は非常に重要なことでもあり、働く人の権利を否定する考えは毛頭ありません。しかしながら、その権利をすべて100%主張することにも無理もあるし、現実的には前に進まないと思います。


 次に、ホワイトカラーエグゼンプションについてであります。企業競争が激化し、ますますグローバル化が進む中で、企業の競争力を維持することはこれから大変重要であり、また可能なこととなります。コストの削減、有効な人員配置、労働者の健康管理維持などの面においても、これからの努力についてはメリットがあると考えております。有能な人材の確保、能力の有効活用、労働意欲の向上からも、こうした利点のための芽を摘む趣旨には賛成することはできません。


 それから、パートタイム労働の問題でありますけど、要するにフルタイムと同じ労働条件を求めるものと思いますが、日本のパート制度が確立されていた背景には、それなりにパート労働の自主性とか、そういうものがかなり根づいてきた面も多々あります。ILO175号の批准についても、現実としては日本の国情になかなかなじまない部分もあり、その批准を早急に考える部分についてはまだまだ早いのではないかと思います。


 以上の総合的な観点から、この陳情書につきましては反対の立場として討論させていただきました。よろしくお願いします。


○議長(大藪三郎君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。


 これより陳情書の採決を行います。


 本陳情に対する各委員長の報告は、不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。


 本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、住民の暮らしを守り、公共サービスの充実、格差の是正、働くルールの確立、平和な世界の実現などを求める陳情書については、不採択と決しました。


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◎日程第9 日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書





○議長(大藪三郎君) 次に日程第9、日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書について、これにつきましては討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。


 これより本陳情書の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は、採択であります。本陳情は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書については、採択と決しました。


○議長(大藪三郎君) 議事の都合上、ここで昼食休憩といたします。


 午後は1時ちょうどから再開をいたします。


 それでは休憩に入ります。


              午後0時01分 休憩








              午後1時00分 再開


○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、午前に引き続き会議を続けます。


 ここでお諮りいたします。


 先ほどの休憩中に、意見書案第2号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書について


          議会閉会中常任委員会調査申出事項


          議員派遣の件


の3案件が提出されました。


 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号及び議会閉会中常任委員会調査申出事項並びに議員派遣の件の3案件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。


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◎日程第10 意見書案第2号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書について





○議長(大藪三郎君) これより日程第10、意見書案第2号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書についてを議題とし、提出者 片野春男君の説明を求めます。


 片野春男君。


   〔8番 片野春男君登壇〕


○8番(片野春男君) それでは、意見書案第2号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成19年6月21日提出、扶桑町議会議員 片野春男、間宮進示、小林 明、浅井捷史、澤木 昭、千田成年。


 案文を朗読しまして提案説明にかえさせていただきます。


 別記、日豪EPA/FTA交渉に対する意見書。


 本年4月から開始された日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉に対し、オーストラリア政府は農産物も含む関税撤廃を強く主張するとみられている。豪州政府の要求とおり、農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府の試算でも、肉牛、酪農、小麦、砂糖の主要4分野で約8,000億円もの打撃を受け、関連産業や地域経済への影響を含めると、2兆〜3兆円規模となるとされている。


 また、食料自給は30%台に低下するなど日本の農業と食料は壊滅的な打撃を受けることになり、農林業の多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化を招くことになる。


 さらに、昨年、干ばつによって大減産となったようにオーストラリアの農業生産条件は極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食料不足、危機が心配されている中で、日本の食料安全保障を危うくする結果を招きかねない。


 よって、国におかれては、下記事項について実施するよう強く要望する。


 記、1.日豪EPA/FTA交渉にあたっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合は、交渉を中断すること。


 2.農産物貿易交渉は、農業・農村の多目的機能の発揮と国内自給による食料安全保障の確保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成19年6月21日、内閣総理大臣 安倍晋三殿、外務大臣 麻生太郎殿、農林水産大臣 赤城徳彦殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上ですが、よろしくお願いいたします。


○議長(大藪三郎君) 以上で説明が終わりました。


 ここでお諮りいたします。


 意見書案第2号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行います。


 これより意見書案第2号の採決を行います。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書は、原案どおり可決されました。


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◎日程第11 議会閉会中常任委員会調査申出事項





○議長(大藪三郎君) 次に日程第11、議会閉会中常任委員会調査申出事項についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題といたしました本件については、議会閉会中の総務文教常任委員会及び産業建設常任委員会の調査申出事項として、常任委員会の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の常任委員会の調査申出事項については、常任委員会の申し出のとおり議会閉会中において調査することに決定しました。


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◎日程第12 議員派遣の件





○議長(大藪三郎君) 次に日程第12、議員派遣の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題といたしました本件について、議員を派遣することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣をすることに決定しました。


 お諮りいたします。


 以上で、本議会に付議された案件の審議は全部終了しました。よって、平成19年第3回6月扶桑町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、これをもって平成19年第3回6月扶桑町議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。


              午後1時09分 閉会





 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。








      扶桑町議会議長








      扶桑町議会議員








      扶桑町議会議員