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愛知県 扶桑町

平成18年第4回定例会(第5号 6月21日)




平成18年第4回定例会(第5号 6月21日)





 
 平成18年6月21日(水曜日)午前9時30分開議


 第1 議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)


 第2 議案第38号 平成18年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)


 第3 議案第39号 平成18年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)


 第4 議案第40号 平成18年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


 第5 議案第41号 平成18年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)


 第6 議案第42号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条


          例の一部を改正する条例について


 第7 議案第43号 扶桑町母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について


 第8 議案第44号 扶桑町乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について


 第9 議案第45号 扶桑町老人医療費支給条例の一部を改正する条例について


 第10 議案第46号 扶桑町障害者医療費支給条例の一部を改正する条例について


 第11 議案第47号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について


 第12 議案第48号 町道路線の認定及び廃止について


 第13 請願第1号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利


          等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の


          改正を求める請願書


 第14 請願第2号 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書


 第15 最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に


    関する陳情


 第16 憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情


 第17 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情


 第18 愛岐大橋線整備対策特別委員会の報告について


追加日程


 第19 意見書案第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び


            金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する


            法律」の改正を求める意見書について


 第20 議会閉会中常任委員会調査申出事項


 第21 議員派遣の件


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本日の会議に付した案件


 議事日程のとおり


           ──────────────────


出席議員(19名)


       1  番     千  田  成  年  君


       2  番     渡  辺     勝  君


       3  番     児  玉  孝  明  君


       4  番     高  木  武  義  君


       5  番     近  藤  泰  樹  君


       6  番     間  瀬  英  之  君


       7  番     千  田  金  房  君


       8  番     片  野  春  男  君


       9  番     浅  井  捷  史  君


      10  番     千  田  勝  隆  君


      11  番     伊  藤  伊 佐 夫  君


      12  番     間  宮  進  示  君


      13  番     大  藪  三  郎  君


      14  番     新  井  三  郎  君


      15  番     澤  木     昭  君


      16  番     小  林     明  君


      17  番     小  室  美 代 子  君


      18  番     高  木  鎬  逸  君


      19  番     江  口  勝  敏  君


           ──────────────────


欠席議員(なし)


           ──────────────────


地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名


     町     長    江  戸     滿  君


     助     役    亀  井  政  寛  君


     収  入  役    近  藤  祐  康  君


     総 務 部 長    沢  田  峰  雄  君


     総務部参事      加  藤  雅  士  君


     厚 生 部 長    江  口  正  利  君


     経済建設部長     関     芳  雄  君


     教  育  長    河  村  共  久  君


     教育次長兼教育課長  長 谷 川  眞  一  君


     企画人事課長     伊  藤     猛  君


     まちづくり政策課長  大  竹  幹  雄  君


     総 務 課 長    河  村  忠  生  君


     財 政 課 長    神  田  龍  三  君


     税 務 課 長    鈴  木  照  実  君


     住 民 課 長    鈴  村  能  成  君


     生きがい課長     古  池  光  正  君


     保健福祉課長     土  井  秀  敏  君


     環 境 課 長    千  田  勝  文  君


     経 経 課 長    吉  田  晴  宣  君


     土 木 課 長    近  藤  泰  治  君


     都市計画課長     宮  川  信  夫  君


     下水道課長      松  浦  節  雄  君


     生涯学習課長     天  野  末  光  君


     文化会館長      澤  木  晋  哉  君


     監査事務局長     田  内  幸  一  君


           ──────────────────


本会議に職務のため出席した者の職氏名


     議会事務局長     六  鹿     博  君


     議会事務局長補佐   千  田  茂  樹  君


           ──────────────────





◎午前10時00分 開議





○議長(江口勝敏君) 皆さん、おはようございます。


 ただいまの出席議員は19人であります。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付しております議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定します。


           ──────────────────





◎日程第1 議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)から日程第17 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情まで





○議長(江口勝敏君) これより日程第1、議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)から日程第17、住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情までがそれぞれ所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了しておりますので、この際、これを一括議題とし、各常任委員長からその審査の経過並びに結果について報告を求めることにいたします。


 報告の順序につきましては、経済建設常任委員長、総務文教常任委員長、厚生常任委員長の順に報告を求めることにいたします。委員長の報告に対する質疑についても、委員長の報告ごとに進めさせていただきます。


 これより、小林経済建設常任委員長の報告を求めます。


 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 経済建設常任委員会委員長報告を行います。


 当委員会は、6月定例会本会議において付託された議案3件と請願書1件、陳情書1件を審査し、審査が終了しましたので、その結果と審査の主な内容を報告いたします。


 審査の結果は、議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)の所管部分と議案第40号 平成18年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第48号 町道路線の認定及び廃止については原案を可決いたしました。請願第1号は採択と決し、陳情の陳情事項1及び3は不採択と決しました。


 審査の主な内容は以下のとおりです。


 議案第37号 一般会計補正予算の所管部分は、人事異動と給与改定に伴う人件費の精査、公共下水道事業特別会計への繰り出しも下水道課の人事異動と給与改定に伴うものであります。


 質疑は、人事は適材適所で行われなければならないが、どのようにしているか。事故繰り越しの関係で、399号線は暗いが、照明灯の設置はなどが主なものでありました。当然、適材適所で行っているが、長期にわたって同じ部署にいる職員も、全体の仕事を理解してもらうために定期的な異動も行っている。照明灯は県に設置するよう要望しているなどの答弁がありました。


 質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員賛成で可決いたしました。


 議案第40号 公共下水道事業特別会計補正予算も一般会計補正予算と同様に、人件費の精査に伴うものです。


 質疑は下水道工事と供用開始にかかわるもので、扶桑中学校北側はこれから詳細設計をして工事に入る。供用開始は19年度以降になるとの答弁でした。


 質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員賛成で可決しました。


 議案第48号 町道路線の認定及び廃止については、現地を視察した後に質疑、討論、採決の順で審査をいたしました。


 質疑は、道路の形態を決めたのはだれか、廃止道路と新設道路の面積は、特定の団体からの圧力はなかったか、道路をつくるより埋め立てが先行しているのでは、道路が合瀬川の管理道に突き当たるが管理道の管理は、県道(ZENT前)に接続するが安全対策は、新設道路は道路形態を保てられるか、道路管理規則に沿って工事をさせるのかなどでした。


 答弁の要旨は、道路形態は開発業者の提案で、国道41号線との交差点から離れる形態であり、了承した。面積は52.09平方メートル増加し、増路の整備は道路管理規則に沿って開発業者が承認工事として行い、寄附を受ける。現場は埋め立てが先行したが、町道部分の土砂を撤去させ、承認工事として認めた。現在の町道も合瀬川に突き当たっているが、接続していない。道路形態が変わっても、合瀬川の管理道に接続する考えはない。安全対策は、県道に接続するので県と協議するが、今後の課題。新設の道路の土地は登記簿上も町のものになり、道路形態は変わらないというものでした。


 委員から、疑惑を持たれないような土木行政を進めるよう意見が出され、委員長から、埋め立ては宅地造成であり開発許可が必要で、脱法行為を認めてはならない。土地の造成についての条例も検討されたいと要望しました。


 質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員賛成で可決しました。


 請願第1号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書について、委員の意見を求めましたが、意見、討論もなく、採決の結果、全員賛成で採択することに決しました。


 最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情の所管部分の陳情事項1.現行の地域別最低賃金を生活保護基準(18歳・単身者)以上に引き上げること、当面、時間額1,000円以上、日額7,400円以上、月額15万円以上として、その実現を図るよう国に働きかけることについて委員の意見を求めました。委員からの意見はありませんでしたが、地域最低賃金はその地域の実力を反映しているものであって、この基準額があまり高額になってしまってはよくない。ましてや時間給1,000円以上という大幅な値上げは、雇用に水を差すことになりかねない。安定雇用の確保ができなくなるから採択に反対との討論がありました。


 採決の結果、採択すべきに賛成の委員はなく、陳情事項1は不採択に決しました。


 陳情事項3.パート、アルバイトなど非正規労働者と正規労働者の均等待遇を具体化するために、ILO第175号条約の批准とパート労働法の抜本的な改正を行うよう国に働きかけることについて委員の意見を求めました。委員の意見はありませんでしたが、国内情勢は均等待遇について徐々に理解が広がっているが、パートの持つ自由性は雇用側とともにパート側にも有効に利用されている。均等待遇の権利はそれなりに義務を生じるものであり、そこまでの機運にはまだない。パート労働に関するILO第175号条約の批准や国内法の整備は国内情勢として時期尚早であるので、採択に反対との討論がありました。


 採決の結果、採択すべきに賛成の委員はなく、陳情事項3は不採択に決しました。


 以上で、委員長報告とさせていただきます。


○議長(江口勝敏君) これより小林経済建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑もないようですから、以上で小林経済建設常任委員長に対する質疑を終結します。


 次に、大藪総務文教常任委員長の報告を求めます。


 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) それでは、総務文教常任委員会の委員長報告をさせていただきます。


 本委員会は、6月14日の9時30分より大会議室におきまして、委員7名全員、並びに説明のため町長初め関係職員の出席を得て開催したわけであります。


 当委員会へ付託されましたのは、町提案の議案3件、それから請願1件、陳情3件の合計7案件でありました。


 その審査結果につきましては、議案3件につきましては可決、請願、陳情の計4件については不採択と決したわけでありますが、その審査の概要を御報告したいと思います。


 まず、委員会の議事日程確認後、90分間休憩に入って、その間に議案審査に関係する文化会館、図書館の雨漏り状況、それから柏森小学校の用務員室の現況などについて現地調査をいたしました。その調査終了後、11時から委員会を再開し、その内容を御報告するわけでありますが、まず日程第1の議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)の所管部分を議題といたしました。


 まず、当局からの補足説明がありました。介護サービス事業特別会計廃止に伴う会計処理については、財政上、本来は繰出金で出金し、一般会計の繰入金で受け入れるべきだが、3月末日で会計簿を廃止・閉鎖されているため、現状では雑入での受け入れが適当であるとの説明でありました。


 また、山名小学校児童が5泊6日で実施する「豊かな体験活動推進事業」については、材料費等を補助金で賄うなど検討し、保護者の負担を従来に近いものにしたいとの説明でありました。


 次いで、質疑に入りました。


 まず防災関係で質問がありまして、花立地区の自主防災組織育成事業の購入品、組織の現状と情報交換などについて質疑があったわけであります。これに対し当局から、備品購入は標旗、それから腕章、ヘルメット、トランジスタメガホン、担架、救急箱、発電機、コードリール、投光機、倉庫、ハンマー、バール、シャベル、のこぎり、リヤカーなど十五、六品目で、総額76万6,000円ほどだということ。それから、自主防災組織の現状は町内31組織でありまして、その中には複数の地区が合同で組織しているところもあるということでありました。なお、組織間の情報交換は、年度当初の会議で行っていることなど、答弁があったわけであります。なお、防災に関する講演会については、今後の検討課題との答弁でありました。


 ここで委員から、発電機のガソリンエンジンについて、無煙ガソリンは3ヵ月ほど過ぎると悪くなり、かかりが悪くなると。使わないときはキャブレターからガソリンを抜いておくように指導されるといいと指導意見がありました。これは、我々一般にも通用することかと思うわけであります。


 次に、文化会館の雨漏りについて、きょう現場を見てきたが、来年度施行でよいか心配だとの質問があり、当局は、そのような心配もあって繰り上げ計上したものだが、何とかまだ現状でもつと考えている。まず調査・設計が必要である。心配されることが起きないよう、最大限の注意を払って事が起きないようにしたいとの答弁でありました。これに対し委員から、苦労はあるが、十分心して管理・運営されたいと注文がつきました。


 次いで、柏森小学校耐震工事の予定価格の決定方法と市場価格との関係はどうかとの質疑に、算出した設計金額からどれだけの割合で足切りをするかということで予定価格を決定している。市場価格との関係は、市販の物価版で調査したり、設計段階で見積もり等を聴取したりして市場価格と比較していると答弁がありました。


 次に、教育費国庫補助が交付金に変わった理由と、このような案件についての質問があり、国の制度が変わったためであること。ほかには、まちづくり交付金、下水道交付金、浄化槽関係の交付金があるとの答弁でありました。


 なお、委員から、前もって事業認定をしなければもらえないような交付金がふえてきており、官報等の情報収集をしっかりやってほしいと注文がつき、以上で質疑を終結、討論はなく、直ちに採決の結果、議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)(所管部分)については、賛成全員で可決と決したわけであります。


 続いて日程第2、議案第42号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたしました。


 補足説明があり、通勤範囲の改定は、複数就業者の就業場所から勤務場所への移動と、単身赴任者の赴任先住居と帰省先住居との間の移動が追加されたこと。例えば議員が自宅から就業場所、就業場所から役場へ出勤する場合、就業場所から役場までの部分が今回追加されたとの補足説明でありました。


 質疑に入り、議員が家族の入っている病院や施設を経由して役場へ出勤した場合は、病院等から役場の移動区間は対象になること、それから事前の申請は必要なく、状況判断するとの答弁でありました。


 以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第42号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例については、賛成全員で可決と決しました。


 次に日程第3、議案第47号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題といたしました。


 これにつきましては質疑はなく、討論省略し、直ちに採決の結果、議案第47号の本案は全員賛成で可決と決したわけであります。


 次いで、以下、請願と陳情の審査に入り、まず日程第4の請願第2号 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書を議題といたしました。


 本請願は質疑を省略し、直ちに討論に入りました。


 反対討論があり、その概要は、信教の自由は憲法でだれにも保障されており、もちろん小泉さんにもあるわけで、国の行事として公式参拝と明言しているわけではなく、平和を祈る不戦の誓いであり、この姿勢に異論はない。また、国際的にも議論のあるところだが、参拝は心の問題であり、国民性から来る一つの文化でもある。外から言われることはない。したがって、請願には反対というものでありました。


 そのほか賛成討論はなく、直ちに採決の結果、採択することに賛成者はありませんで、この請願書は不採択と決しました。


 次に日程第5に移りまして、最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情の所管部分を議題といたしました。


 所管部分は3項目のうち第2項目で、これはILO第94号条約の批准を求めるものであります。これにつきましても質疑を省略し、直ちに討論に入ったわけでありますが、反対討論がありまして、その概要は、ILOの第94号条約は、公契約を締結する場合、契約先労働条件より有利な内容で契約することを決めたもので、競争入札制度を採用し、少しでも安価な契約を目指す今の制度の目的とはなじまない。監視機関も必要で、組織のスリム化をねらう現在の状況では無理がある。したがって、この陳情の所管部分については反対するというものでした。


 賛成討論はなく、直ちに採決の結果、採択することに賛成者はなく、この陳情の所管部分は不採択と決しました。


 次に日程第6、憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情を議題といたしました。


 質疑を省略し、討論の結果、反対討論があり、その概要ですが、日本は決して戦争をねらったり、国民の権利を奪うことを計画しているのではない。国の平和、国の権利の行使は、日本の安全・安心が大前提である。穏やかならぬ日本周辺の動きには身構えなければならないが、このことは児童をねらう犯罪に住民が一体となって警戒態勢をとることと変わりはない。時代に合った制度の見直しが必要と思い、この陳情には反対するというものであります。


 そのほか賛成討論はなく、採決の結果、採択することに賛成者はなく、本陳情は不採択と決しました。


 続いて日程第7、住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情を議題といたしました。


 質疑省略、討論の結果、反対討論で、地方自治体の財源確保は必要であり、同感である。しかし、市場化テストについては推進すべきであり、これに反対の趣旨の陳情には賛成できない。


 そのほか賛成討論はなく、採決の結果、採択することに賛成者はなく、本陳情は不採択と決しました。


 以上で、本委員会に付託されました7案件についての審査を終了し、11時43分、委員会を終了したわけであります。


 以上で、委員長報告を終わります。


○議長(江口勝敏君) これより大藪総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑もないようですから、以上で大藪総務文教常任委員長に対する質疑を終結します。


 次に、伊藤厚生常任委員長の報告を求めます。


 伊藤伊佐夫君。


   〔11番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○11番(伊藤伊佐夫君) 議長の指名により、厚生常任委員会の報告をさせていただきます。


 厚生常任委員会は、去る平成18年6月15日午前9時30分から第5会議室において、町長初め関係職員出席のもと開催をいたしました。当委員会に付託されました案件の 審査が終了しておりますので、その主な審査の内容と結果について報告をいたします。


 初めに、議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)(所管部分)を議題とし、質疑を行いました。


 委員より、雑入ということからいえば総務委員会の議論になるが、実態は介護サービス会計の内容である。会計処理に問題はなかったか。厚生関係の事業なのに、雑入にすると中身がわからなくなる。雑入ではなく、介護サービス特別会計が廃止となったとしても、繰入金として補正処理すべきだったと思うがどうか。出納閉鎖後は会計を動かせない。処理が間違っていたのではないかなどの質疑に、本来、平成17年度の剰余金は一般会計への繰り入れ、繰り出しで処理し、歳入・歳出をゼロにして処理しなければならなかった。反省している。補正の内訳は、自立デイサービス委託料3月分が31万6,980円、平成17年度特別会計清算金2,245万7,414円、自己負担金収入12月から3月利用分108万1,005円、食事代48万円、介護給付費2月利用分445万1,002円、3月利用分464万7,966円、委託料清算金504万4,685円の合計3,847万9,052円と答弁があり、さらに実務を進める中で雑入での処理をお願いしたいと答弁があり、委員より、3月31日で処理することは不自然である。5月31日までで処理すべきであったと思うがとの質疑に、考え方はそのとおりである。出納整理期間を設けるよう規定しておけばよかったが、現実にはしていなかった。総務委員会での雑入の取り扱いについて、3月31日までに処理しなければならなかったが、年度が変わってしまっているので、手法としてはこの方法しかないという判断であった。御指摘の点について深刻に受けとめている。反省を踏まえてこのような処理をすることを御理解いただきたいと答弁がありました。


 次に、福祉有償運送協議会設置に関して、なぜ6月補正なのか、設置要綱はできているか、移動制約者は何人いるのか、町内利用可能な福祉車両台数、有償、無償運送の実態はどうかなどの質疑に、設置要綱はできている。移動制約者は要支援者136人、要介護者は625人、身体障害者937人、知的障害者114人、精神障害者72人、内部障害者はつかんでいない。福祉車両全体数は不明。有償運送は、たんぽぽ保護者会によるほっとサポートクラブが実施していたが、基本的に白タク行為を適法化していくため、ふそう福祉会が引き続き実施したいということで4月17日に文書が提出された。それに基づき、6月に補正予算を提出した。平成17年度実績では、送迎サポートを88人が利用しており、片道122回。無償運送は、社会福祉協議会のボランティアによる移送サービスが、平成17年度では利用者が9名、延べ187回、スタッフ6名と答弁があり、さらに委員より、運営協議会の広域化は検討されたのか、運営協議会はいつ開催するのか、運送主体は法人が必要条件か、移送事業での対象者はどういう人か、利用者負担はどう変わるかなどの質疑に、運営協議会は7月の終わりに開催を予定している。資料が膨大になることや、中部運輸局愛知運輸支局職員の輸送課長の予定をとるのが難しいと聞いているが、9月までに許可をとり、10月から実施していきたい。岩倉市は17年度に設置し、開催している。一宮市と稲沢市は一緒に開催しているが、扶桑町ではふそう福祉会1件だけの申請であり、広域化は考えていない。法人格は必要である。計画している対象者は障害者であり、ふそう福祉会に登録すれば利用できるが、主にたんぽぽの利用者が対象で、タクシー業界の絡みもあって、町が積極的に動くことは考えていない。また、移動制約者全体や高齢者は対象としていない。利用料については、現在、町内片道200円、町外は1キロ当たり50円加算される。利用料の今後についてはまだわかっていないが、国のガイドラインによると、輸送対価はタクシー料金の2分の1が目安である。たんぽぽの送迎バスは、管理運営の面から往復300円の負担となっているとの答弁がありました。


 次に、障害者自立支援法による利用者の負担が厳しい。6月補正で支援すべきではなかったか。社会福祉法人減免で試算されている法人減免の負担額、たんぽぽの減免は法人が手続をしないと減免の対象にならない。法人負担分を町で支援していく考えはないか。施設利用料、食事代は幾らか。障害者が自立していく上での具体的な収益事業は考えているのか。障害者の親が亡き後、子どもの行く末はどうなるかなどの質疑に、法人負担額は4月分で11万8,938円、たんぽぽの施設利用者負担額は、町内は4月分で37万7,592円、相互利用及び町外分では5万5,329円、食事代は1日450円で4人分は補助があり、1人150円。通所者は4月1日で33人、計画は35人であった。6月に入り、34人になった。予定どおりいけば、厳しい中ではあるが、何とか頑張ってほしいと思う。努力しても運営が厳しいという状況であれば、運営費補助を検討していきたい。また、障害者の将来について、親が亡くなった後が心配である。施設面でいえば、グループホームなどの入所施設を考えてほしいと聞くので、行政として協力していく。収益的事業では工賃も月額1人5,000円程度であり、収益を図るということでは民間雇用が望ましいと思う。


 障害者自立支援法は、きちんとした目的のもとに制度の持続性、安定的な運営という観点に立っている。低所得者に対する配慮もなされている。そういう中において実態がどうかということが大切である。まだ制度が移行したばかりであり、移行中のものもある。国も3年に1度見直すとしている。もう少し制度の現状を確認し、推移を見ていきたいと答弁がありました。


 委員より、障害者の親は自分が亡くなった後を心配している。20歳以上になれば障害年金を月7万円程度もらえるが、その人が自立して生活していこうにも行き場がないし、親に蓄えがあると減免の対象にならない。福祉に携わる職員としてきちんと認識してほしい。収益事業の一例として、咲き終わったランを回収して、株分けをして育て、販売し、また回収するサイクルできる事業など、具体的に立ち上げてほしいとの意見が出されました。


 次に、健康推進費の関係で臨時職員人件費と説明があったが、保健師がやめると、障害者自立支援法の関係や特定高齢者の認定作業のことを考えると大打撃である。住民基本健康診査の受診率を上げていくための手だてをどう考えるのか。保健師の退職理由は何か。職員体制は整うかなどの質疑に、結婚による退職であり、嘱託員は保健師と看護師を考えている。保健師1人がやめることで1.5人分を見込んでいる。住民基本健康診査は、今年度から7月から10月までと1ヵ月早く実施し、対象者に個別に通知する。PRについては、広報無線とチラシを考えているが、7月からということなので、受診率を上げる方法を検討していく。本人に直接郵送するので、あとは健康に関心を持って受診をしていただくことが大事であると答弁がありました。委員より、重要な基本健康診査となるので、広報無線だけでなく広報車でのPRもしていく必要があるとの意見が出されました。


 次に、老人保健システム変更委託料の関係で、システムの変更期間はいつからか。老人保健の対象者と2割負担者の人数は何人か、またその中で3割負担となる人は何人になるのか。前期・後期高齢者の把握はできているかとの質疑に、システムの変更は低所得者の区分1の所得が65万円から80万円に変更となる。8月から実施なので、それに間に合うよう変更する。70歳以上の現役並みの負担は10月以降となる。老人保健対象者は2,987人で、2割負担している人は182人である。3割負担となる人は182人よりはふえると思うが、実際には本算定のときでないとわからない。前期・後期高齢者の内訳はまだ把握できていないと答弁がありました。


 以上で質疑を終結、反対討論として、平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)(所管部分)について、ことしの4月から障害者自立支援法がスタートし、この社会情勢の中で子育て支援が大きな社会問題となっている。税制改革や国民の負担増が強化される。そうした中で、扶桑町が住民の暮らしをどう守っていくかが問われている。今回の一般会計補正予算は、住民の暮らしを守っていくという立場で編成されていない。


 子育て支援でいえば、近隣市町が4月から乳幼児医療費助成制度の拡大を実施している。やる気があれば、6月に繰り上げて実施することは可能である。障害者自立支援法では、応益割の受益者負担に障害者の不安と怒りがあることを考えたら、支援すべきであった。財源は税収も予算より増収となっており、繰越金も当初予定よりふえている。そういう財源を使えば対応できたと思う。


 雑収入についても、本来、介護の関係なので、厚生委員会で十分議論すべきであった。繰入金で処理することが妥当であった。


 老人保健システムの変更は、高齢者に負担を求めていくことになる。国が決めたから仕方がないという姿勢は残念である。


 健康推進費で保健師が退職し、嘱託職員報酬、賃金が計上されているが、事業の内容からいえば、正規の職員を採用して、健康づくり、健康予防を充実していただきたいことを要望すると反対討論がありました。


 賛成討論として、今回、介護サービス特別会計の廃止に伴い、雑入という間違った処理をされたが、今となってはこの方法で仕方ない。国が進める負担増については、町として支援を続けていくことを要望すると賛成討論がありました。


 以上で討論終結、採決の結果、平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)(所管部分)については、賛成多数で可決となりました。


 次に、議案第38号 平成18年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、委員より、国民健康保険税の本算定はできているかとの質疑に、まだできていないとの答弁で、質疑を終結、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で可決となりました。


 次に、議案第39号 平成18年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とし、委員より、医療制度改革がされるが、医療費の抑制がねらいである。町長はどのような認識で受けとめているのか。10月から現行一部2割負担から3割負担になる。あるいは、所得控除の改正により負担がふえる。本人負担がふえれば公費負担が減ることになる。それを試算した上での予算計上をしているのか。老人保健加入者で国民健康保険と社会保険の本人及び被扶養者の分析はできているのか、どんな病気が多いか、それに対する健康法はどうかとの質疑に、現時点ではそこまで試算して計上していない。今までの実績では、改革があっても医療費が減っていない現実がある。当初予算では、制度改革がまだ明確でなかったので加味することができなかった。病気はがんが一番多い。あとは糖尿病等が多い。老人保健加入者の内訳は、月の平均が全体で3,126人、国民健康保険が2,627人、国保組合が30人、政府管掌保険が258人、健康保険組合が146人、共済組合が65人である。本人か被扶養者であるかまでは分析できていない。


 医療費制度改革の基本は、国の医療費に対する財政問題がある。すなわち、少子・高齢化になってきている。医療費の増加は、国民の負担としてはね返ってくる。そういう現状の中で制度を持続していくということになると、何らかの方策を考えていかざるを得ないと答弁があり、委員より、がんは早期発見ということで検診を受けたらよいのではないか。糖尿病は予防できる。老人に対し健康方法をPRしてはどうか。老人の病気は肺炎も多い。予防接種をすると5年は肺炎にかからないと聞くので、予防接種の補助を実施してはどうかとの質疑に、今まで糖尿病教室を実施しているが、今後も続けていきたい。予防重視ということで、今後は何歳以上は健康診断を受けなくてはならないという流れになってくる。肺炎の予防接種については、実情を調査し、研究していく。今年6月30日にテイクテンを総合体育館で実施するので、健康保持、病気予防を進めるために底辺の拡大を図っていきたいと答弁がありました。


 以上で質疑を終結、賛成討論として、賛成はするが、意見を述べたいとのことで、今回の補正予算は過年度分の精算が主である。国の法律に基づいて予算措置をせざるを得ないことは認識している。しかし、老人保健に対する町長の認識は改めていただきたい。昨日、医療費制度改革の関連法案が成立した。これは、高齢者の負担を増大させ、長期療養型ベッドを減らしていくというひどい中身である。町長は国の財政問題を視野に入れながら、持続的に制度を維持していかなくてはならないという見地に立っているが、次から次へと負担がふえていくと国民は生活が維持できなくなるし、健康を守っていくというシステムが崩れていってしまうのではないかと心配をしている。少子・高齢化に見合う国の税金の使い方を改めて考え、負担ばかりふやしていく改革ではだめということを認識してもらいたい。町長として、住民の安心や生命を守る立場で医療費制度改革を見ていただくことを要求するとの討論がありました。


 以上で討論終結、採決の結果、委員全員賛成で議案第39号 平成18年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)は可決となりました。


 次に、議案第41号 平成18年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、質疑もなく、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で可決となりました。


 次に、議案第43号 扶桑町母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とし、委員より、居住地特例の導入について具体的に説明を、また居住地特例の該当者はいるかとの質疑に、国民健康保険法第116条の2第1項各号に規定する病院とか診療所への入所者は、施設のある市町村が医療費を支払っている。8月1日からは、入所した前の住所地の市町村が払うことになる。母子家庭では居住地特例の該当者はいない。障害者と福祉給付金はあると答弁がありました。


 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で可決となりました。


 次に、議案第44号 扶桑町乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とし、委員より、条例の改正は県下一斉か、コロニーとか昭和病院に入院した場合はどうなるかとの質疑に、県下8月1日より一斉の実施となる。各市町で調査して県に報告することになっており、今のところ、該当者はないと答弁がありました。


 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で可決となりました。


 次に、議案第45号 扶桑町老人医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑はなく、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で可決となりました。


 次に、議案第46号 扶桑町障害者医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とし、委員より、居住地と住所地とは違うのかとの質疑に、一般的には住所地は住民登録地、居住地は住んでいるところという表現である。基本的には、取り扱いとして住民基本台帳上の住所であると答弁がありました。


 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で可決となりました。


 以上で、厚生常任委員会に付託されました案件の委員長報告といたします。


○議長(江口勝敏君) これより伊藤厚生常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 扶桑町福祉有料運送協議会の件でお尋ねしたいと思いますが、協議会の設置要綱がつくられておるということで、きょう、議員のところにその設置要綱が配付されておりますけれども、この設置要綱の委員、第3条ですが、協議会は次の委員により構成するということで、1から10までそれぞれ委員の選出母体が定められておるんですけれども、この委員はどうやって選ぶことになっておるんですか。その点、委員会としてはどのように論議がされたんでしょうか。


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


○11番(伊藤伊佐夫君) この設置要綱は提出はされましたけれども、設置要綱にある委員の選任については特に意見もなく終わっております。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 予算では委員に謝金を出すことになっておるんですわね。この要綱で見ると、だれが一体その委員を決めるのか、あるいはどうやって選出するのかということが何も書かれていないですわ。こんな要綱でどうやって委員を決めるんですか。例えば地域住民の代表が委員になるわけですけれども、一体だれが代表なんですか。代表の中から選ぶんじゃないんですか。だから、要綱は体を成していないですから、再度要綱を作成して、再度議会に提出してもらいたいと思いますけれども、議長、そういう方向で取り計らっていただきたいと思います。


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


○11番(伊藤伊佐夫君) その辺の協議会の委員の構成についてまでは、委員会で突っ込んだ審査はしておりませんが、委員会の中では特に中部運輸局の職員、愛知支局の課長さんの予定をとることが難しいということはありましたけれども、特にこの中で審査されておりませんので、今、小林議員から要望あったことについては議長に一任をさせていただきたいと思います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 委員会に当局が間違ったものを出してくるなんて思いもせんと思うんですわね。だから、そこまでなかなか気がつかないというのは当然だと思うんです。当たり前のものを出してきているんだという前提で審査すると思うんですよ、一般的には。だけど、よく読むと、協議会は次の委員により構成するということで、この構成する委員はだれが選ぶのかということが何も書いてないじゃないですか。予算を見れば、町から謝金を出すんだから、委員に。その委員は町長が委嘱するとかいう項目を書かないかんがね。だれがどうやって委員を選ぶのかということを書いてないじゃない。だから、まともなやつを出してください。議長、そういう方向で手配していただきたいと思います。


○議長(江口勝敏君) ただいまの小林議員の質疑に対し、当局の方にも私の方からきちんと申し入れをさせていただいて、また厚生常任委員長の方にも報告をいたすようにいたします。


 ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) ほかに質疑もありませんので、以上で伊藤厚生常任委員長に対する質疑を終結いたします。


           ──────────────────





◎日程第1 議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)





○議長(江口勝敏君) これより日程第1、議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)に反対の討論をさせていただきます。


 今回提案されている歳入歳出予算の補正の金額は776万5,000円を追加するというものでありますけれども、実際の中身はそんな生易しいものではないというふうに思います。


 歳入において、基金からの繰入金が減額されております。それの最大の中身は、財政調整基金からの繰入金を4,564万3,000円減額するというものであります。


 これまで町当局は、住民に対して財政が厳しい、財源が不足する、金がないということを繰り返し言って、住民に新たな負担を押しつけ、これまでつくり上げてきたサービスを次から次に壊してくるということを行ってきましたし、これからもそういう理由で行政改革なるものが強行されようとしております。本当に金がないんだろうか、財源が不足するという状況になるだろうか、このことを私は深く考える必要があるというふうに思います。


 6月号の広報「ふそう」で集中改革プランが住民に公表されました。その中身も、結局は毎年、扶桑町の財政は財源不足を生じる。だから改革をしなければならないということで、使用料や手数料の引き上げというような形も見直しという名で行われようとしておりますし、これまでのサービスもさらに切り下げていくという、あるいは切り捨てていくという方法が示されております。


 しかし、18年度の予算、今回提案されている予算を見ますと、現段階で歳入不足ということで提案されている中身は、財政調整基金繰入金の9,710万2,000円であります。しかし、質疑の中でも明らかになったように、昨年度の繰越金が2億7,500万円ほど出てくるということが明らかになりました。そのうちの半分は、地方財政法によって積み立てが義務づけられております。要するに1億3,750万円、これは積み立てしなければなりません。9,700万円マイナス1億3,750万円、差し引きすると4,000万円余りの余剰金が出るんじゃないですか。集中改革プランの財政試算によると、行政改革をやっても、要するに住民に負担を押しつけ、サービスを切り捨てても、なお2億1,000万円の財源不足が生じる。要するに、赤字が生じるといって住民の皆さんにそういう形でうそをつき、おどしているというものでしかないと思うんです。実際には、今の予算でいけば4,000万円の余剰金が出る。にもかかわらず、住民には2億1,000万円の赤字が出るといっておどしているにすぎない。これが今度の予算の中身だというように思います。


 さらに、町税の個人町民税がどうなるのかということについても質疑を行いました。当初予算では、14億1,141万7,000円の個人町民税の歳入予算が組まれております。実際には、現在の調定でいくと収入調定が15億1,065万5,500円だという答弁がありました。当初予算の収納率98.5%を掛けますと、14億8,799万5,000円の個人町民税の収入見込みが立つわけであります。現在、予算に出てきていない町民税の個人分だけでも7,000万円の財源があるということが質疑の中で明らかになったと思うんです。そういうことを考えたときに、財源がない、財源がないといって住民の要求を抑えるどころか、住民に新たな負担を押しつけ、サービスを切り捨てるという、こんなことは絶対にやるべきではないし、それをやめて、財源を住民の皆さんの要求にこたえる、その要求を実現していくために使うべきだと私は思います。


 障害者の皆さんが、今、障害者自立支援法によって本当に苦しんでおります。例えば、これまで無料でたんぽぽで働くことができたものを、わずか二、三千円の工賃の収入しかないにもかかわらず、3万円近くの利用料を払わなければそこで今までどおり働くことができないという、こんなむごいことはないと思うんです。なぜこういう人たちに手を差し伸べて、この人たちが安心してたんぽぽに通所して働くことができるように、そういう施策を講じないんですか。障害者の皆さんへの利用料の軽減措置を講じることは、こういう財源があるんですからできないはずはないと思います。


 今、少子・高齢化と言われて、特に出生率が1.25という状況のもとで、日本の人口が減るという深刻な事態になっていると思います。これを食いとめなければならないと思うんです。これを食いとめるためには、若い世代の人たちが子どもを産み育てる環境をつくることが必要だと思うんです。そのためには、子育て支援を本当に本気になって取り組むことが求められていると思います。しかし、町のやっていることは、保育料を値上げする、学童保育も有料化する、小学校・中学校の自然野外教室の助成を打ち切る、子育てを妨害するようなことばかりやっているじゃないですか。実際に金があるんだから、こんな子育てを妨害するようなやり方は直ちにやめて、保育料の値上げもストップする、学童保育の有料化もやめて、児童館をつくって子どもたちが安心してそこで生活できる環境をつくる、このことが求められていると思うんです。予算があるんですから、金はあるんですから、そのことは可能だと思います。


 18年度の土木費の予算、道路特定財源として確保されている額と、僕が計算すれば、特定財源がすべて土木の道路財源として使われていないと思うんです。そのぐらいぎりぎりの状況です。道路の舗装を直してほしい、側溝を直してほしい、側溝を新しくつくってほしい、街路灯を暗いところにつけてほしい、住民の要求はいっぱいあると思うんです。この要求になぜこたえないんですか。財源がないないと言いながら、実際には財源があるんですから、私は今回の補正予算の中でもそういう住民の要求にこたえる予算が提案されるべきものだったと思います。しかし、残念ながらそうしたことは基本的にはほとんど組まれていないというのが今回の予算であります。


 予算の執行について意見を述べたいと思いますけれども、5月31日に柏森小学校の校舎耐震補強工事の入札が行われました。14社の指名競争入札で行われることになっておりました。ところが、1回目の入札で、既にその段階で3社が入札を辞退しました。要するに11社で入札をしたわけですけれども、落札せずに2回目の入札に入ったわけでありますが、2回目の入札に8社の入札辞退が出てまいりました。2回目は3社でしか入札が行われませんでした。予定価格が4,537万6,000円、落札価格が4,500万円、予定価格に対する落札率は99.92%でありまして、予定価格と落札価格はもうほとんど変わりはないと。防衛施設庁の官製談合が問題になったときでも、落札率97%、98%が問題になったんです。ところが、扶桑町の入札では99.92%、ほぼ100%に近い落札率で工事の契約がされたわけであります。


 扶桑町の契約規則に基づく指名競争入札の事務取扱要綱では一体どうなっているのか。3,000万から1億円以内の工事については、10社以上の参加による入札が行われなければならないことになっているんです。ところが、今回の柏森小学校の校舎耐震補強工事は、最終的には3社の入札で行われたんです。これは事務取扱要綱に照らしても、3社で入札はもうできないことになっておるんです。ですから、入札に参加する業者が3社しかなかったなら直ちに契約を中止して、新たに指名競争入札でするんなら新たに業者を指名して、10社以上で入札を行うべきであったんです。にもかかわらず、たったの3社で4,500万円の工事を入札させるなんていう、こんな不当なことを認めるなんていうことはできないと思うんです。私はそういう意味では、町当局がいかに住民の税金を何とも思っていない姿勢がありありとうかがえる、予算の執行の面でそういうように思えてなりません。全く無責任です。


 介護サービス事業特別会計の廃止の問題でも、私は無責任だと思うんです。何も3月31日に廃止しなくても、会計の出納閉鎖期間は5月31日なんですから、5月31日までこの会計を存続させておけばよかったんです。事業をやらないということはもう条例で決まっておるわけですから、事業は18年度はやらないということで、17年度の処理については、出納閉鎖期間まで特別会計を持っておればこういう事態にならなかったと思うんです。介護サービス事業特別会計が3月31日で閉鎖されたために、実際に17年度においての介護サービス事業特別会計の収入がどれだけだったのか、支出がとれだけだったのか。これはもう廃止されて一般会計の雑入に入っちゃっておるわけですから、一体どういう状況だったかと把握をするのに非常に難しいと思うんです。こういうような形で、本来なら調定で歳入調定をしておきながら3月31日に歳入調定減をして一般会計の雑入に入れてしまうと、利用料を雑入に入れてしまうと。こんなやり方はないと思うんです。そういう意味では、予算の執行面における問題についても適切に行われるべきだと私は思います。


 今回の予算が基本的には人件費の精査だというようなことでありますけれども、実際この補正予算を組む上では、住民の要求にいかにこたえるかという立場で予算を組むべきでありながら、そうした予算の組み方がされておりませんので、反対の意見とさせていただきます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 18年度の一般会計補正予算(第1号)につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。


 今回の補正予算は、先ほど討論の中にもありましたように、776万5,000円の追加で総額82億576万5,000円とするものであるわけですが、この中には教育費の1,200万円余の補正が大変目立つわけであります。これは御承知のとおり、図書館の陸屋根部分の防水工事に735万、それから文化会館の雨漏り対策の設計委託に312万8,000円というものを含んでおるわけで、これらを私ども委員会として現地を調査してみたわけでありますが、よくぞこれまで我慢して使っていたものだなあと思うぐらいの状況でありました。言うなれば、予算をもって早く上げて修理をしておくべきではなかったかという感じを受けたわけで、遅きに失したぐらいだと思っているところでありますが、これも緊縮財政の中で我慢に我慢をしてきた結果だと思っておるわけで、しかも来年度以降に予定をされておった内容であるようですが、それを繰り上げ計上したのではないかということでありました。それは適切だったと思うところであります。繰り上げ計上したのは、現場の状況を見て適切だったと思ったわけであります。施行までには現状の雨漏りが拡大しないように十分注意をしていただきたいと思うところであります。


 また、柏森小学校の用務員室の解体も含まれておるわけですが、民間だったものを使用してきた老朽家屋でありまして、地震の心配が叫ばれている昨今、またちょうど用務員さんも外へ出たいという申し出があったようで、この時期に補正はやむを得えない措置だと思っております。


 全体としては、先ほども触れられたように、人件費の精査が多くあるわけですが、これは全体としてしっかり精査をされているという感じがいたします。ただ、雑入の会計処理につきましては、その前の段階での適正処理を反省しなければならないところでありまして、猛省を促したいところであります。


 補正予算は、見方によっていろいろ切り口はあるわけですが、全体として容認できるものであります。したがって、以上、賛成討論であります。終わります。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で、討論を終結いたします。


 これより議案第37号の採決を行います。


 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第37号 平成18年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決されました。


 議事の都合上、ここで11時30分まで暫時休憩いたします。


              午前11時15分 休憩








              午前11時30分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


           ──────────────────





◎日程第2 議案第38号 平成18年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第2、議案第38号 平成18年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、これより議案第38号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第38号 平成18年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第3 議案第39号 平成18年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第3、議案第39号 平成18年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、これより議案第39号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第39号 平成18年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第4 議案第40号 平成18年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第4、議案第40号 平成18年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、これより議案第40号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第40号 平成18年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第5 議案第41号 平成18年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第5、議案第41号 平成18年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、これより議案第41号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第41号 平成18年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第6 議案第42号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第6、議案第42号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第42号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第7 議案第43号 扶桑町母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第7、議案第43号 扶桑町母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第43号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号 扶桑町母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第8 議案第44号 扶桑町乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第8、議案第44号 扶桑町乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第44号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号 扶桑町乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例については、原案どおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第9 議案第45号 扶桑町老人医療費支給条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第9、議案第45号 扶桑町老人医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第45号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号 扶桑町老人医療費支給条例の一部を改正する条例については、原案どおり可決されました。


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◎日程第10 議案第46号 扶桑町障害者医療費支給条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第10、議案第46号 扶桑町障害者医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第46号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号 扶桑町障害者医療費支給条例の一部を改正する条例については、原案どおり可決されました。


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◎日程第11 議案第47号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第11、議案第47号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第47号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、原案どおり可決されました。


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◎日程第12 議案第48号 町道路線の認定及び廃止について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第12、議案第48号 町道路線の認定及び廃止について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第48号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号 町道路線の認定及び廃止については、原案どおり可決されました。


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◎日程第13 請願第1号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第13、請願第1号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより請願第1号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、請願第1号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書については、採択と決しました。


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◎日程第14 請願第2号 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第14、請願第2号 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書につきまして、反対をしたいと思います。


 この請願は、憲法第20条、信教の自由と、国際信義の両面から靖国参拝の中止を求めているわけでありますが、信教の自由は、言われているとおり憲法でだれにも保障されたものでありまして、押しつけはできないわけであります。もちろん小泉首相にも個人的には信教の自由があるわけでありまして、決して国の行事として公式参拝と言っているわけではありませんし、また参拝は平和を祈る不戦の誓いであると表明しているのであって、このことは平和を求める私どもの気持ちと何ら変わりはありません。ですから、この姿勢に異論はありません。


 また、国際的にも議論の激しいところでありますが、参拝は心の問題であり、日本の国民性から来る一つの文化でもあります。そんな思いからいえば、参拝について外部からとやかく言われる筋合いのものではないと思っているところであります。


 したがって、靖国参拝については容認の立場でありますので、この請願には賛成できないものであります。


 以上、反対討論といたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


   〔17番 小室美代子君登壇〕


○17番(小室美代子君) 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書に賛成の立場で討論をさせていただきます。


 1946年に公布されました憲法、御承知のように、あの侵略戦争の反省の上に、再び過ちを繰り返さない、こういう誓いをもって公布されたわけでありますけれども、その第20条で信教の自由について定めているということは御承知のことと思うわけであります。この憲法に照らすならば、靖国神社、これは日本の侵略戦争の遂行に大きくかかわってきて、当時、戦争中は精神的な支柱にもなった神社でもあるわけですけれども、これを内閣総理大臣が参拝するということはまさに憲法違反でもあるというふうにも思うわけであります。


 今、この首相の参拝について、中国、あるいは韓国だけではなく、国際会議の中でも批判が集中してきているというふうに言われて、実際、日本の外交は非常に深刻な事態になってきている、このようにも言われているわけであります。


 歴史的に見て、責任を持つ国家が心からの謝罪と反省、行動を示さなければならないというようなことが、今も言いましたように、国際会議の中でも指摘をされているところでありますけれども、日本の財界団体の一つ、経済同友会からも、こうした首相の靖国神社参拝に対して中止を求める意見も伝えられているところであります。


 そもそも靖国神社は、請願にもあるわけでありますけれども、「1945年8月までのアジア諸国に対する日本の侵略戦争の遂行に大きくかかわり、その精神的支柱となったのが靖国神社であるということは、日本国民も、また国際社会もひとしく認識しているところである」というふうにありますように、昨年、この靖国神社の問題についてアメリカのメディアも報道しているわけですけれども、靖国神社の中にある戦争博物館「遊就館」というものがあるわけですが、この中で第2次世界大戦を正当化するような展示を行っているということがあるわけですけれども、そうしたことについてアメリカからも憂慮する意見が出されている。日本の政府が唯一の頼みとしているアメリカでさえも、こうした小泉首相の参拝問題について憂慮する意見が出されているというふうにも報道されているわけです。


 このような状況の中において、今も言いましたように、外交の行き詰まり、国際的にも批判が高まりつつある事態の中で、多くの人たちが小泉首相に靖国参拝中止を求める意見を出されているのは当然であると思います。


 そうした点でも、今の国際的にも、日本の憲法を照らし合わせてみても、小泉首相に靖国神社参拝の中止を求めることは急務と考えますし、またこうした請願者の請願趣旨というものは当然尊重すべきであるし、賛成をしているものであります。そうした点からも、ぜひこの中止を求める請願書を採択し、そして意見書を提出すべきだという立場から、この請願書に賛成をいたします。


 以上で討論を終わります。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で、討論を終結いたします。


 これより請願第2号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は採択であります。よって、原案に対する採決を行います。


 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立少数であります。よって、請願第2号 小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書提出についての請願書については、不採択と決しました。


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◎日程第15 最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情





○議長(江口勝敏君) 次に日程第15、最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情についての討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 片野春男君。


   〔8番 片野春男君登壇〕


○8番(片野春男君) 私は、最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情について、反対の討論をいたします。


 討論は陳情の各項目ごとにしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


 まず第1項について、地域別最低賃金は、中央最低賃金審議会の目安額を参考に、各県ごとにその地域の実態も調査の上で毎年決められております。愛知県の場合は時間額で688円と、全国47都道府県中4番目という水準にあります。参考までにですけれども、東京が714円、神奈川が712円、大阪が708円と、最低のところは岩手、沖縄、宮崎、鹿児島、秋田、ここらが608円ということになっております。したがって、地域の実態も調査の上、決められている地域別最低賃金は、その地域の実力を反映しているものであって、もちろん各企業とも守らなければならない最低基準であります。この基準額が地域の実態以上にあまり高額になってしまっては、違反が続出することは明らかというように思います。ましてや、時間額1,000円以上という大幅値上げでは、雇用に水を差すことになりかねますし、景気の動向にも悪影響が予想されます。したがって、安定雇用の確保こそが重要な課題と考え、反対します。


 次に、第2項について申し上げます。


 ILO第94号条約は、例えば本町が契約業務を締結する場合、契約先団体の労働条件より有利な労働条件で契約することを決めたものであります。基本的には、競争入札制度を採用している今日、少しでも町民にとって有利な契約、すなわち少しでも安い契約を目指す制度の目的とはなじまないというふうに考えます。また、違反がないか監視する機関も必要だと言われており、組織のスリム化を願う現在の状況は無理があります。したがって、陳情の第2項についても賛成することができません。反対します。


 次に第3項については、パートタイム労働者の待遇をフルタイムの正規労働者と均等にさせるのがこの項の目的でありますが、国内の情勢は均等待遇について徐々に理解は広がっているものの、パートの持つ自由性は雇用側とともにパート側においても有効に利用されているのが実態であるというように思います。また、均等待遇の権利の実態はそれ相応の義務も生ずるものであり、そこまでの機運にはまだないのではないかというように思います。したがって、パートタイム労働に関するILO第175号の批准や国内法の整備などは、国内情勢として時期尚早であるというように思います。


 以上、1、2、3項目とも反対し、討論とします。以上です。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情に、採択すべきという意見を述べさせていただきたいと思います。


 小泉内閣が誕生して以来、構造改革だとか規制緩和ということが叫ばれて、雇用関係における規制緩和ということも行われてまいりました。そのために、非正規労働者が年々増大する、正規労働者が減少するという状況が生まれてまいりました。その結果、特に大企業などはあのバブル期のときよりもぼろもうけをするという状況が生まれてきております。要するに、労働者を低賃金で劣悪な労働条件のもとで働かせて利潤を上げるという風潮が高まってきたわけであります。こういう中で、労働者の生活と権利を守っていく上では、私はこの陳情書は当然採択されるべきものだと思います。


 最低賃金の問題について言うならば、陳情書の中で時間1,000円以上、日額7,400円以上、月額15万円以上ということが言われておりますけれども、例えば最低賃金が15万円でどうやって健康で文化的な生活を営むことができるのかということを考えたときに、時間給1,000円、日額7,400円、月額15万円というのは、最低でもそのぐらい保障するのが当然だと私は思います。


 陳情の第2項においては公契約の問題について触れておりますけれども、今、国においても、地方自治体においても、入札によって契約がされるわけですけれども、安かろう悪かろうでは話にならないわけでありまして、当然そこで働く労働者の生活を保障できる労働条件のもとで、いかに適正な契約を結ぶかということが私は問題だと思います。今やっていることは、結局、そこに働く労働者の労働条件を全く無視して、生活がもうぎりぎりできるかできないかというところまで賃金を引き下げたり、あるいは労働条件を劣悪にして、ダンピングをして契約をするというような事態も生まれてきていると思います。そうした点からいっても、この公契約における、そこで働く労働者の生活を守っていく上からも、私は第2項においても、当然ながら採択すべきものだというふうに思います。


 3項について言うならば、要するにパートタイムだとかアルバイトだとかいう非正規労働者と正規労働者の賃金や労働条件の格差を問題にしているものであります。同一労働同一賃金という原則に立てば、非正規の人であろうが、正規の人であろうが、同じ仕事をやっておれば当然同じ賃金をもらうのが当たり前だと私は思います。非正規労働者だからといって差別されたり、劣悪な労働条件によって働かされるということは許されないと思います。正規労働者であろうが、非正規労働者であろうが、均等の待遇を受けるのは当然であるわけで、だからILOも日本の政府にそういう差別的な待遇を是正するよう勧告しているものだと思います。そういう点からも、陳情書の3項においても当然採択すべき事項だと考え、この陳情書は採択すべきだと思いまして、意見を述べさせていただきます。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で、討論を終結いたします。


 これより陳情書の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対する採決を行います。


 本陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立少数であります。よって、最低賃金の引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇実現に関する陳情については、不採択と決しました。


 ここで議事の都合上、昼食休憩といたします。


 午後1時から再開いたします。


              午後0時00分 休憩








              午後1時00分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


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◎日程第16 憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情





○議長(江口勝敏君) 次に日程第16、憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 陳情の、憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情、何か「てにをは」が抜けておるような気がしますが、これに対しまして反対の立場で意見を申し述べたいと思います。


 憲法改正は、御承知のとおり大きなうねりとしてあるわけですが、自民党とか、あるいは日本自体も、戦争をねらって憲法改正をしようとしたり、国民の権利を奪うことを計画しているのでは決してないわけであります。言うまでもなく、国の平和、国民の権利の行使は、日本の安全・安心が大前提であります。近年の穏やかでない日本国周辺の動きには身構えざるを得ません。このことは、児童をねらう犯罪に住民が一体となって警戒態勢をとることと何ら変わりはないわけであります。そのためには、時代に合った制度の見直しも必要であると思っているところであります。もちろん戦争には反対です。しかし、無手勝流の無防備な平和主義は現実的ではありません。よく言われることですが、あのスイスでも軍隊はあり、徴兵制度もあります。無防備だから慈悲深く見てくれるというような甘いものではないわけであります。ですから、この陳情には賛成できません。


 以上、反対討論といたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


   〔17番 小室美代子君登壇〕


○17番(小室美代子君) 憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情について、賛成の立場で討論をいたします。


 アジアで2,000万人、日本国内で310万人ものとうとい命を奪った第2次世界大戦、この戦争から、世界は国際紛争の解決のためであっても武力を使うことは選択肢にすべきではないという教訓を導き出したわけであります。そして、日本は二度と戦争をしないということを誓い、戦争放棄と戦力を持たないということを規定した憲法、特に9条を含む憲法が制定をされたわけであります。


 ところが、今日、政府と政権党は、憲法9条を中心とした立場で改憲をしようという動きが強まってきているところであります。集団的自衛権を容認し、自衛隊の海外派兵と武力行使を可能にする。これは、日本がアメリカに従って、戦争をしない国から戦争する国に変えていこうという最大のねらいが憲法の改憲にあるというふうに思います。戦後61年、世界の中で日本は武力に頼らず、紛争解決のために努力してきたわけでありますが、こうした日本が憲法を改憲することによって、根本的にその立場を転換して、軍事優先の国家へ向かうおそれもあるわけであります。


 陳情書にもありますように、今、全国各地で憲法を守り生かそう、こうした運動が広がってきています。扶桑町でも、既に昭和60年6月に扶桑町非核平和宣言を行いました。その中で、平和と国際協調を理念とした平和憲法の精神と、そして人間らしく生活できる真の平和実現を願って、我が扶桑町は平和行政を積極的に推進するということで議会が議決をしているわけであります。もとより、公務員は憲法を尊重し、擁護する義務を負っているわけです。国民の権利や自由を保障し、暮らしを守ること、これが公務員としての立場であります。そして、これを推進していくために、平和主義、基本的人権の尊重、国民主権の憲法3原則を守り生かす、このことがどうしても必要だ、こういう立場で陳情書も出されているわけであります。そうした点からも、私はこの陳情書を採択し、そして意見書を提出していく必要があるわけでして、ぜひこの陳情書を採択していただきたいということで、賛成討論といたします。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で、討論を終結いたします。


 これより陳情書の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。


 本陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、憲法を生かし、住民の暮らし守る行政推進求める陳情については、不採択と決しました。


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◎日程第17 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情





○議長(江口勝敏君) 次に日程第17、住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 新井三郎君。


   〔14番 新井三郎君登壇〕


○14番(新井三郎君) 陳情、住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情に対し、反対の討論をします。


 第2項の市場化テストなどについては、民間でできるものは民間でという観点で、民間の創意工夫に期待をし、民民はもちろん、官民の競争入札をも視野に入れ、あわせて経費の削減を図る制度の導入にあり、この大改革を反対すべきではありません。


 また、陳情は慎重審議を求めていますが、民主党の修正案も導入するなどして審議は慎重に進められ、5月26日に衆・参両議院で民主党も賛成し、可決を見たものであり、審議は慎重になされたものであります。


 一方、第1項の地方財源を保障する制度の充実については同感でありますが、今述べましたように、第2項については請願の趣旨に賛成できませんので、この陳情書を採択することには反対いたしたいと思います。


 以上で、反対討論とさせていただきます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情について、採択すべきという立場で討論をさせていただきます。


 小泉内閣が誕生して以来、構造改革とか、民間開放だとか、官から民へとか、いろいろな形で規制緩和を進めてまいりました。その結果、どういう状況が生まれてきているかということが最近特に問題になってきております。賃金の格差もそうでありますけれども、都市と農村との格差の拡大という地方自治体間の格差の拡大が大きな問題になってきていると思います。その一つに、三位一体の改革があるんではないかというふうに思いますが、三位一体の改革は結局地方交付税を減額する、要するに、国から地方への財政支出を削減するということを最大の目的にしたものであります。そのために地方交付税が年々減額されるという状況になっておりますし、扶桑町のみならず、全国的にそういう方向が生まれてきております。


 住民の福祉を増進するという地方自治体の役割を果たしていくという立場に立つならば、私は当然、地方自治の拡充、地方自治体の財源を確保する。そのために地方交付税は削減するな、国庫負担金、補助金をもっと充実させよという要求は、地方自治体として当然のことだと思います。そういう意味からも、平成19年度地方財政計画に立ってというこの第1項については、採択すべきものだと思います。


 この官から民へというような形で、例えば郵政事業の郵政民営化も官から民へという名のもとに行われてまいりました。結局、今の郵政民営化においても、国民へのサービスが本当に保障されるかというと、そうではない方向に動いてきているのは明らかであります。官から民へということで、本来、公的機関が行うサービスを民間に行わせたらどういうことが起きるかというと、結局、民間に行わせるということは、利潤を追求することを目的にするわけですから、サービスは低下したり、住民への新たな負担を押しつけるなりして、利潤を追求せざるを得ないというふうに思います。そういう意味では、官から民へということで公的サービスを利潤の追求する民間にやらせるというのは問題があると思いますし、市場化テストも、公的なサービスを民間企業、要するに金もうけ企業が参入できるような方向にしていくものであって、本来、国が果たさなければならない役割・責任、地方公共団体が果たさなければならない役割・責任を、市場化テストという名で放棄するものにつながってくると私は思います。そういう点から、2項目についても当然、住民の暮らし、安全を確保できる方向に地方自治体や国が責任を果たさなければならないと思います。


 そういう観点から、私は住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情は採択すべきだというように考えるものであります。以上です。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で、討論を終結いたします。


 これより陳情書の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。


 本陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める陳情については、不採択と決しました。


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◎日程第18 愛岐大橋線整備対策特別委員会の報告について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第18、愛岐大橋線整備対策特別委員会の報告についてを議題とします。


 これより、愛岐大橋線整備対策特別委員会 高木委員長の報告を求めます。


 高木鎬逸君。


   〔18番 高木鎬逸君登壇〕


○18番(高木鎬逸君) 議長の指名によりまして、愛岐大橋線整備対策特別委員会の委員長報告をさせていただきます。


 平成18年5月25日午前9時30分より、扶桑町役場2階大会議室におきまして実施いたしました。出席者は、愛岐大橋線整備対策特別委員会委員長初め10人でございます。町側といたしましては、町長初め8名出席をしていただきました。


 都市計画道路愛岐大橋線(一般県道草井・羽黒線)は、江南市地内より木曽川にかかる愛岐大橋線を起点とし、扶桑町を経由して大口町地内の国道41号線に至る主要幹線道路であり、愛岐大橋から扶桑町大字南山名・仲畑交差点までの間と主要地方道一宮・犬山線から国道41号までの区間は、順次供用開始され、平成11年度は名古屋鉄道犬山線の跨線橋が完成したところであります。


 その後、未開通区間でありました南山名・仲畑交差点より主要地方道一宮・犬山線までが、交通の分断による都市機能の低下や経済活動の障害等々による弊害が多く、早期全線開通が強く望まれておりました。


 この都市計画道路愛岐大橋線の早期全線開通に向けて、扶桑町議会といたしましても、昭和63年5月に発足された愛岐大橋線整備対策特別委員会などの中で何度も協議・審議を重ねていただき、昭和46年に都市計画道路として都市計画決定されて以来、35年の月日が過ぎました。


 平成18年4月24日(月)に、待望の全線開通を迎えることができました。これにより愛岐大橋と国道41号が結ばれ、円滑な交通が確保されたことから、周辺道路の交通混雑の解消や地域の交通安全が図られるとともに、尾張北部地域の産業・経済や文化の発展に大きく貢献するものと期待されているところであります。


 ここで、委員の方から質疑やら要望が出されましたのを取り上げてみました。


 愛岐大橋線の信号機設置も重要だが、人命優先なら、現に事故の起きている北中の北の交差点の信号機設置を重視したいという意見もございました。


 愛岐大橋線が開通して交通の便がよくなり、これから扶桑町はどんどん変わっていくと思うということもございました。


 南山名・仲畑交差点東側の町道へ入るところが、雨が降るたびに水が引かず、冠水して困っておるという意見もございました。


 南山名・仲畑交差点の交差点改良はどうなっているかという御意見もございました。


 愛岐大橋線と町道399号線交差点の信号機設置及び道路照明灯設置について、議会として意見書を出したらどうかということもございました。


 愛岐大橋線が開通しても、役場前の県道草井・羽黒線や斎藤地内を通る県道斎藤・羽黒線の交通量や流れは大きく変わっていないように思うという意見もございました。


 愛岐大橋線が開通して、歩道も広く、違法駐車の心配もあるのではないかという多くの意見が出されました。


 その主な回答といたしまして、南山名・仲畑交差点東側の町道の冠水部分については、町道のレベルを調整しながら、本年早い時期に工事を発注するということでございます。


 南山名・仲畑交差点の交差点改良は、交差点南側のイオン側については、イオン出店当時に出入り口の導線として一部道路拡幅がされ、平成15年2月に愛知県に対し事業者より寄附受納願が出されたということでございました。愛知県の道路用地として、そのゼブラゾーンについては、反対側交差点の拡幅がされれば放線的にすり合う形になると愛知県から聞いているという答弁がございました。


 また当時、仲畑交差点北側においても、愛知県より部分的な交差点改良の話があり、関係地権者に協力のお願いに上がったが難しく、拡幅は断念した経過があるという話もございました。いずれにしても、愛知県は実情はわかっているので、関係地権者の御理解がいただければ予算的なものは対応するという話がございました。


 愛岐大橋線と町道399号線交差点の信号機設置及び道路照明灯設置は、愛知県としても信号機設置については道路構造上の問題には対応すると聞いており、道路照明灯設置については、引き続き愛知県と協議を進めていきたいということでございました。


 愛岐大橋線が開通しても、交通量や流れが大きく変わっていないように思うがとの問いについては、町の見解といたしましては、交通量は分散して減ってきていると思うという回答もございました。


 多くの意見が出されまして、本当に委員の方は御苦労さまでございました。


 ここで、愛岐大橋線整備対策特別委員会といたしましては、所期の目的を達成いたしましたので、委員会を廃止してはどうでしょうか。委員にお諮りし、賛否をいたしましたところ、全員賛成で委員会は廃止と決定いたしました。今後の要望事項につきましては、議会全体で行っていきたいということで終わらせていただきました。


 最後になりましたが、愛岐大橋線全線開通に対しまして、扶桑町議会議員の皆様方、関係者の皆様方の格段の御協力、御努力を賜りましたことに、愛岐大橋線整備対策特別委員会委員長といたしまして深く感謝するとともに、厚く御礼申し上げます。


 以上をもちまして愛岐大橋線整備対策特別委員会委員長の報告といたします。まことに長い間、ありがとうございました。


○議長(江口勝敏君) これより、高木委員長の報告に対する質疑を行います。


 質疑ありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑もないようですので、以上で高木委員長に対する質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 愛岐大橋線整備対策特別委員会については、委員長の報告のとおり調査終了であります。よって、特別委員会を廃止することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、愛岐大橋線整備対策特別委員会については廃止と決定しました。


 ここで追加案件がありますので、暫時休憩いたします。


 35分まで休憩させていただきます。


              午後1時24分 休憩








              午後1時35分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 ここでお諮りいたします。


 先ほどの休憩中に、意見書案第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書について


          議会閉会中常任委員会調査申出事項


          議員派遣の件


 の3案件が提出されました。


 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第6号及び議会閉会中常任委員会調査申出事項、並びに議員派遣の件の3案件を日程に追加し、議題とすることに決定します。


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◎日程第19 意見書案第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書について





○議長(江口勝敏君) これより日程第19、意見書案第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書についてを議題とし、提出者 片野春男君の説明を求めます。


 片野春男君。


   〔8番 片野春男君登壇〕


○8番(片野春男君) 意見書案第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成18年6月21日提出、扶桑町議会議員 片野春男、小林 明、高木鎬逸、浅井捷史、伊藤伊佐夫、大藪三郎、児玉孝明、間宮進示。


 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書。


 ここでちょっとお願いしたいのは、この意見書案は非常に長いので若干割愛するので、よろしくお願いいたします。


   〔発言する者あり〕


○8番(片野春男君) 扶桑町議会は、国会及び政府に対し、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」を下記のとおり改正することを強く要請する。


 記。第1、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」の改正につき


 (1)現行法の上限金利を、利息制限法の制限金利まで引き下げること。


 (2)現行法における、日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。


 第2、「貸金業の規制等に関する法律」の改正につき (1)現行法第43条のみなし弁済規制を撤廃すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成18年6月21日、衆議院議長 河野洋平殿、参議院議長 扇 千景殿、内閣総理大臣 小泉純一郎殿、総務大臣 竹中平蔵殿、法務大臣 杉浦正健殿、金融担当大臣 与謝野 馨殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上です。


○議長(江口勝敏君) 以上で説明は終わりました。


 ここでお諮りいたします。


 意見書案第6号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) これより意見書案第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書について採決を行います。


 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。


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◎日程第20 議会閉会中常任委員会調査申出事項





○議長(江口勝敏君) 次に日程第20、議会閉会中常任委員会調査申出事項についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題といたしました本件については、議会閉会中の厚生常任委員会及び経済建設常任委員会の調査申出事項として、常任委員会の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の常任委員会調査申出事項については、常任委員会の申し出のとおり、議会閉会中において調査することに決しました。


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◎日程第21 議員派遣の件





○議長(江口勝敏君) 次に日程第21、議員派遣の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題といたしました本件については、議員を派遣することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣をすることに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 以上をもちまして、本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。よって、平成18年第4回6月扶桑町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、これをもって平成18年第4回6月扶桑町議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。


              午後1時42分 閉会





 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。








      扶桑町議会議長








      扶桑町議会議員








      扶桑町議会議員