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愛知県 扶桑町

平成17年第4回定例会(第7号 9月28日)




平成17年第4回定例会(第7号 9月28日)





 
 平成17年9月28日(水曜日)午前9時30分開議


 第1 議案第39号  平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)


 第2 議案第40号  平成17年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


 第3 議案第41号  平成17年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)


 第4 議案第42号  平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)


 第5 議案第43号  平成17年度扶桑町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)


 第6 議案第44号  扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例について


 第7 議案第45号  扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制


           定について


 第8 議案第46号  長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定に


           ついて


 第9 議案第47号  扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


           例について


 第10 議案第48号  扶桑町サングリーンハウスの設置及び管理に関する条例の一部を


           改正する条例について


 第11 議案第49号  扶桑町総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改


           正する条例について


 第12 議案第50号  扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正す


           る条例について


 第13 議案第51号  扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につい


           て


 第14 議案第52号  扶桑町基本構想について


 第15 議案第53号  愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増


           減及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について


 第16 議案第54号  愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減


           少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について


 第17 認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について


 第18 認定案第2号 平成16年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について


 第19 認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい


           て


 第20 認定案第4号 平成16年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について


 第21 認定案第5号 平成16年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ


           いて


 第22 認定案第6号 平成16年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について


 第23 認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定に


           ついて


 第24 同意案第5号 扶桑町教育委員会委員の任命について


 第25 同意案第6号 扶桑町教育委員会委員の任命について


 第26 専決第4号  専決処分の承認を求めることについて


 第27 議案第55号  工事請負契約の締結について


 第28 請願第2号  義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小に関する請願書


 第29 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書


 第30 愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書


 第31 市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情書


 第32 地方の財政力を強化し、義務教育費国庫負担制度を維持することを求める意見書


    の提出についての陳情


 第33 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書の採択を求める陳情書


 第34 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情


    書


 第35 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書


追加日程


 第7 議案第45号   扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の


            制定に対する修正案の提出について


 第36 意見書案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見


            書について


 第37 意見書案第5号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について


 第38 意見書案第6号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について


 第39 意見書案第7号 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書について


 第40 意見書案第8号 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書に


            ついて


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本日の会議に付した案件


 議事日程のとおり


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出席議員(18名)


       1  番     間  瀬  英  之  君


       2  番     渡  辺     勝  君


       3  番     新  井  三  郎  君


       4  番     澤  木     昭  君


       5  番     千  田  勝  隆  君


       6  番     千  田  成  年  君


       8  番     近  藤  泰  樹  君


       9  番     高  木  武  義  君


      10  番     千  田  金  房  君


      11  番     浅  井  捷  史  君


      12  番     片  野  春  男  君


      13  番     大  藪  三  郎  君


      14  番     伊  藤  伊 佐 夫  君


      15  番     高  木  鎬  逸  君


      16  番     小  林     明  君


      17  番     小  室  美 代 子  君


      18  番     江  口  勝  敏  君


      19  番     児  玉  孝  明  君


           ──────────────────


欠席議員(1名)


       7  番     間  宮  進  示  君


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地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名


     町     長     江  戸     滿  君


     助     役     亀  井  政  寛  君


     収  入  役     近  藤  祐  康  君


     総 務 部 長     沢  田  峰  雄  君


     総務部参事       加  藤  雅  士  君


     厚 生 部 長     江  口  正  利  君


     経済建設部長      関     芳  雄  君


     教  育  長     河  村  共  久  君


     教育次長兼教育課長   六  鹿     博  君


     企画人事課長      長 谷 川  眞  一  君


     まちづくり政策課長   大  竹  幹  雄  君


     総 務 課 長     古  池  芳  広  君


     財 政 課 長     神  田  龍  三  君


     税 務 課 長     河  村  忠  生  君


     住 民 課 長     鈴  村  能  成  君


     保健福祉課長      土  井  秀  敏  君


     環 境 課 長     千  田  勝  文  君


     土地改良課長兼経済課長 吉  田  晴  宣  君


     土 木 課 長     近  藤  泰  治  君


     都市計画課長      宮  川  信  夫  君


     下水道課長       松  浦  節  雄  君


     生涯学習課長      天  野  末  光  君


     文化会館長       伊  藤     猛  君


     監査事務局長      田  内  幸  一  君


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本会議に職務のため出席した者の職氏名


     議会事務局長      間  宮  寿  彦  君


     議会事務局長補佐    千  田  茂  樹  君


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◎午前10時30分 開議





○議長(江口勝敏君) 改めまして、おはようございます。


 ただいまの出席議員は18人であります。


 間宮進示君は欠席の届けが出ております。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付しております議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定します。


 報告します。


 扶桑町監査委員から報告がありました平成17年8月分における例月出納検査の結果報告書の写しをお手元に配付させていただきました。


 遠藤生きがい課長補佐は、公務のため、欠席の届けが出ております。


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◎日程第1 議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)から日程第23 認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について及び日程第26 専決第4号 専決処分の承認を求めることについてから日程第35 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書まで





○議長(江口勝敏君) これより日程第1、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)から日程第23、認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について及び日程第26、専決第4号 専決処分の承認を求めることについてから日程第35、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書までがそれぞれ所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了しておりますので、この際、これを一括議題とし、各常任委員長からその審査の経過並びに結果について報告を求めることにいたします。


 報告の順序につきましては、経済建設常任委員長、総務文教常任委員長、厚生常任委員長の順に報告を求めることにいたします。委員長の報告に対する質疑についても、委員長の報告ごとに進めさせていただきます。


 これより、高木経済建設常任委員長の報告を求めます。


 高木鎬逸君。


   〔15番 高木鎬逸君登壇〕


○15番(高木鎬逸君) 皆さん、おはようございます。


 議長の指名によりまして、経済建設常任委員会委員長報告を行います。


 当委員会は、平成17年9月20日9時30分に、町長、助役、所管の部課長、関係職員の出席のもと、委員6名全員出席し、開催いたしました。


 当委員会に付託されました議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分を初め4案件の審査が終わりましたので、その主な内容と結果につきまして報告をいたします。


 最初に、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分を議題とし、当局より補足説明を受けた後、質疑に入りました。


 委員より、人にやさしい街づくり整備計画は単年度だけのものか、長期的な計画なのかの問いに、今回のこの事業については単年度ですが、人にやさしい街づくり推進費補助金でシステムがあるので、その都度、補助金をもらいながら事業をしていきたいと答弁がありました。


 人にやさしい街づくりの本があるが、その実施計画をつくっているのかの問いに、人にやさしい街づくりは実施体制ということで、内部的な関係する課、建設、厚生の係長と補佐クラスを中心に検討している段階です。例えば役場のトイレ、憩の家のスロープ、422号線の改良とか、県に人にやさしい街づくり計画があるので、その前段階として、各市町に人にやさしい街づくり計画が必要となってきますと答弁がありました。


 推進体制で、各種団体が推進委員会の組織をつくることになっているがどうかの問いに、各関係課、土木課、都市計画課、総務課、教育課等の係長クラスでプロジェクトをつくって、関係団体として社会福祉協議会、高齢者団体、障害者団体等に呼びかけをしていきたい。前段階の状況であると答弁がありました。


 何年度に計画がつくられるのかの問いに、17年度からとの答弁がありました。


 実施計画をきちんとつくっていかなくてはいけないのではないか。例えば扶桑駅東の歩道の県道等は自転車が通るときには非常に危険であるとの問いに、内部的な組織をつくって、今そのことについても民間と協働して、人にやさしい街づくりのためにも、実施計画をこれによって策定していきたいと考えているという答弁がありました。


 次に、不動産売り払い収入はどういう経過かの問いに、家を建てようと地主の方が調査されたときに、屋敷の中に赤道が入っていることがわかった。過去を調査した結果、昭和30年の道路改良の際に払い下げをされていなかったことがわかったと答弁がありました。


 あそこの道路の用地買収にはいろいろ問題があったみたいである。拡幅したとき、この土地について無償で払い下げるというような約束があったのではないかという問いに、調査した結果、払い下げということで売却処分の議決をいただいていたが、その後、処理ができなかった。当時、赤道は国の方から町に払い下げ、町の名義に変えて個人に払い下げるために、事務がなかなかスムーズに進めることができなかったのではないかというふうに推測しておるという答弁がございました。


 無償で払い下げる場合、議会の議決が必要と思う。当時はどのようになっていたのかの問いに、昭和35年10月22日提出で売却処分という議決をいただいているという答弁がありました。


 今回の補正予算で、当初見込んでいたより財源がふえている。経済関係の予算が全く計上されていない。何もやらないと理解してもよいのかという問いに、例年ですと、融資保証料の助成とかの関係をお願いしていますが、今回は補正する必要がなかったという答弁でございました。


 中小企業対策としての手だてを打つ必要があるのではないか。扶桑町の中小小売業者の育成を図っていくための手だてをするべきであると思う。農業、商工業にしろ、地域経済をどう発展させていくか関心を払わなければならない。扶桑町の中でどのように消費ができるか、まちづくりを研究していく必要があるのではないか。そのようなこともされていない。結局、当初予算どおりで事を済まそうとしているのではないかという問いに、現在、大学の先生にお願いし、柏森商店街の活性化を考えており、核となる空き店舗対策、人が集まるように模索している。店舗については、契約まで至っていないが、これから最終的なことを決めていく。店舗で行うメニュー選びをしてもらい、安全面からカラー舗装等を検討し、歩道と車道の区別をするラインを検討中であるという答弁でございました。


 道路橋梁費について、道路照明設置工事で、老朽化しているところにつけかえるということだが、場所はどこなのか。補正前は3基100万円でしたが、補正後、2基150万にふえているが、積算の根拠はの問いに、当初は100万円で3基は電柱に取りつける前提であったが、実際は2基を立てかえるということで、古いのでということで発注しました。新しく予定しているものは、高雄中郷地内と北東川地内を予定している。いずれも48年の建設ですので、古い1基50万円の予算で考え、もう1基は柏森西屋敷地内にあり、3基を予定しているという答弁でございました。


 942号線ほか422号線の工事をするのかの問いに、942号線は、高木医院の北側の道路改良ということで補正をお願いしているという答弁でございました。


 高木医院のところは緑地帯となっているがの問いに、緑地帯となっている部分を道路として利用しますとの答弁でございました。


 4メートル幅員で、現況1.2メートルで2.6メートル拡幅であるが、土地を購入するのかという問いに、土地の購入はなく、高木医院跡地の防火水槽用地代金が81万6,640円ということでございました。斎藤・南山名線は1,627万3,580円という答弁でございました。


 この補償金でございますが、1,464万円とあるのはどういう状況なのか。現況と計画とどのように違うのかの問いに、現在、高さ15メートルの防球ネットがつくられているが、それを越えて誠信高校の中の植樹帯にボールが来る。今回、歩道部分にボールが落ちてくるので、学校側は5メートルフェンスを上げることによってボールの飛来を防止することができるということであったという答弁でございました。


 道路にかからない部分も補償するのかの問いに、公共道路である一般交通への安全性の確保を目的とする考えで、補償対象となると答弁がございました。


 こんなことを前例としたら、どんどん補償が膨大になる。高さは20メートルだが、延長で1,000万円もかかるとの問いに、風圧を受けるため補強も必要となる。1,400万円の中には門扉とかリサイクル用費用があります。今回の防球ネットは810万円を予定していると答弁がございました。


 今回、一般財源だけで3,600万円ほどの補正をしているが、財源が出てきたのでやるのか、財源がなかったらできないではないか、どうかの問いに、斎藤・南山名線は3月まで交渉したが、補償の問題が出てき、最終的には間に合わなかったという答弁がございました。


 当初予算で見込んでいなかったということは、引き続き用地買収を進めていくことができなくて、財源が出てきたから予算ができるようになったというのではないかという問いに、当時、補助金の対象とならないか相談する要素があった。土地購入費等の県の補助金の対象とならないか検討している状況であったし、補償の合意も得られていなかったため、当初予算には間に合わなかったという答弁でございました。


 次に、北中学校の交差点の工事はいつ完成するのか。信号機はいつごろかということですが、工事はほぼ終わり、交通安全施設が少し残っている。点滅信号を普通の信号にするよう申し入れている。通学路になっているので、信号機の設置を目指していきたいという答弁でございました。


 それで質疑を終結し、討論に入りました。


 反対討論として、ここに提案されている第4号の補正予算は、新たな財源が確保されてきた補正予算である。地域経済をどう活性化されていくかという点については、力を入れていない。経済課関係の予算は計上されていない。当初予算において、商工職員を3人から2人減らしたということから見ても、地域の経済を振興させていく点で全く手だてが打たれていない予算になっていると。土木費で補正が組まれたのはいろいろな事情があったにせよ、斎藤・南山名線の用地買収補償費は、もともとイオンが進出したことにより交通量がふえたということを考慮して歩道の整備を進めなければならない。斎藤・羽黒線の交差点の改良も、公の金を使わなければ交通安全対策を講じることができない状況で、企業の責任が問われていない。企業に一定の責任を果たさせるべきであるという考えに立つと、今回の補正は問題点があるということで反対しますと。


 続きまして賛成討論として、議案第39号 平成17年度一般会計補正予算に対し賛成します。国の経済状況は底がたく推移する中、扶桑町の予算も個人・法人税の増額が見込まれるものの、地方交付税、臨時財政対策債の減額が見込まれる苦しい状況は続くものと思われます。その中、道路照明装置の設置、区画線及び中心びょうの設置、誠信高校西の歩道整備など、扶桑町の安全・安心まちづくりが少しずつ、一歩ずつ確実に行われていると思われますので賛成いたしますということでございました。


 討論を終結し、採決の結果、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分は賛成多数で可決いたしました。


 続きまして、議案第41号 平成17年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、補足説明後、質疑に入りました。


 繰越明許の2,235万円の雨水基本計画の進捗状況はどのようになっているかの問いに、町の案として県に提出してあります。県から返答が来ておりません。12月までに決定すると思いますという答弁でございました。


 柏森駅前も水がつくから、青木川の拡幅を。中島調整池からカルコスまでの河道改修をすべく要求を県にという問いに、調整池対策等用地買収もわずかながら行ってみえますという答弁でございました。


 下水は、汚水処理施設整備交付金をいただいてみえると思うが、下水でまちづくり交付金を使うと、商店街もまちづくり交付金を使えたのではないかという問いに、下水道事業における地域再生計画は、国の三位一体改革の推進により下水道事業の補助金が削減される中、地域の自主性・裁量性が高い汚水処理施設整備交付金制度が平成17年4月1日に施行された地域再生法に位置づけられていますという答弁でございました。


 質疑を終結し、討論省略で採決の結果、議案第41号 平成17年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は全員賛成で可決しました。


 続きまして、認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定(所管部分)について質疑に入りました。


 まず土木課からですが、道路占用使用料が予算より30万円ふえている。平成16年度の1月から3月までと、15年度1月から3月までの申請件数はの問いに、実績報告どおりの件数でございますが、15年度はここに資料がございませんのでわかりませんが、収入額がふえているのは、砂利採取のときに鉄板の占用料が当初より多く使用料がありました。1月から東海木材の側溝とかそういうものに鉄板を入れるということで、申請が新たにあったということでふえたという答弁でございました。


 舗装済みが92.9%で、ほぼ整備済みとあるが、草が茂っているところがある。側溝にふたがかかっているので、害虫が発生したりする。ふたをグレーチングに検討したらとの問いに、未整備の7%は、町内のはずれか、行きどまりの道。舗装修繕は、一応地区からの要望は2,690メートルありますが、現在の道路は土地改良で幅員が4.6メートルと4メートルという道路でございまして、昭和30年代当時につくられたもので、車の状況が最近と違っておりますので、有効に使うためにふたをかけています。ふたをかけますと地区での清掃が大変困難である。それにつきまして、ジェットを使用して清掃をしていますという答弁でございました。


 畑の草や樹木が道路にはみ出して通行の障害になっている。管理者の責任と思うが、認識はどう考えているかという問いに、道路を円滑にするために、今後総務課とタイアップして注意して行っていきたいという答弁でございました。


 柏森駅及び商店街が浸水をしておる。浸水対策として、商店街道路に貯留槽の設置をしないのかの問いに、柏森駅前、江口商事さんのところは、柏森2号下水路が機能するには青木川の改修が必要であります。駅前広場の貯留槽の効果は、現在雨が多く降っていないので、効果はまだわからないという答弁でございました。


 続きまして、土地改良分として、農地転用寄附金が予算対比増となっているが、どうしてかという問いに、農地転用が予定より多かった。転用面積は3万6,219平米で、1平米当たり38円を町へ寄附してもらっておるという答弁でございました。


 どうして寄附金をされることになったのかということでございますが、農地転用をする際に金を支払わなければならないのか。何でだということでございますが、土地改良事業に職員を初め財政支援をいたしております。区画整備、畑かん施設に投資もしておる。農地以外にこの土地を使用する場合には、決済金として、その見返りとして寄附金を受けているということでございますという答弁でございました。


 農地転用寄附金は、畑かん維持管理費補助金の特定財源とすべきではないかという問いでございますが、今後、検討したいという答弁でございました。


 高木、斎藤、柏森工区の進捗 ─ これは土地改良ですね。進捗状況を説明してもらいたいという問いに、昨年11月25日に権利者会議を開催し、許可申請書をことしの3月に尾張農林水産事務所に提出を行いました。一宮支所での審査は終わったのでございますが、6月に県の農地計画課で審査が行われている段階ですが、県の担当者がかわられたので、慎重に審査されているということでおくれているという答弁でございました。


 今年度、土地改良の予算が計上されているので、審査がおくれると住所変更などの町の事務に支障はないのかという問いでございますが、それにつきまして、9月7日に、助役、それから土地改良区理事長が早急に審査を終了してもらうように県農地計画課へお願いに行ったという答弁でございました。


 換地計画書ができているのに、愛岐線沿いの田を埋め立てる工事をされている。本当にこれはおかしいと思う。その分、権利者への配分金が少なくなる。工区の役員さんが口約束をしたが、できずに組合員の反発を受けることになり、本換地がおくれてきた原因の一つにもなっているのではないかと。町としても指導してもらいたいという意見がございました。


 経済課として、勤労者生活資金貸付金収入500万円、勤労者住宅資金貸付金元金収入100万円が歳入となっている。住宅資金の借り入れができる金融機関が、小牧の東海労働金庫では、遠くで不便だから借りに行く人がいないんじゃないかということでございます。生活資金など高利で借りている人が多く見えるのに対して、低利への借りかえなんかを本当は手助けをしてあげたらどうかということでございます。


 続きまして、農業振興に対する町の考え方を教えてくださいという問いに、農業振興全体としては、山名地区、高雄東部地区等農業振興区域をつくっており、農業の保全に努めていっておる。ただ、高雄東部地区の一部に固まった地権者の方で、開発を希望されている地区もあるようですが、今後は検討してまいりたいという答弁でございました。


 続きまして農業委員会は、転用委員会でなく、扶桑町の農業の振興について協議をしてもらいたい。都市近郊型の農業として、生産者と消費者とが交わりを大切にした農業政策に努め、新鮮な農産物などの販路に努めていただきたいという問いに、これまでの農業委員会は、確かに農地転用が中心の仕事になっていたところがあるが、ことしから委員さんもかわられたことであり、扶桑町農業のあるべき姿を考える場所ともなるようにしたいという答弁でございました。


 都市計画課といたしましては、緑化推進費も行革の対象となっているではないか。緑化の計画をつくっているのか。緑化基本計画に沿ってやっていないのではないか。柏森山も保全地区として残すようになっているが、どんどんアパート等ができ、なくなっている。扶桑町には緑化を推進する、緑化に関する条例もある。平塚の森についても同じことが言える。大きな木はなかなか育たないので、切ってはいけません。温暖化、環境問題の上からも積極的に推進していただきたいという問いに、平成6年度に緑の基本計画を作成しています。緑化計画に沿った形で今後はやっていきたいという答弁でございました。


 少し前までは産業まつり等でハナミズキを配ったり、それからヒマワリのコンクールなども行い緑化推進事業を行っていたが、今は全く後退しているではないかという問いに、現在は配布をしていない。数年前より配布をしてないという答弁でございました。このことについても、しっかりとやっていただきたいということでございました。


 地主が売りたいと申し出た場合、公園等に町として買う体制はどうか。土地開発公社などを利用していく方法もあるのではないかという問いでございますが、現時点では事業の先行投資は難しい。地主の考え方もあり難しい問題であると認識しているという答弁でございました。


 都市計画税の充当先について問題がある。本来、都市計画税は、市街化区域内の都市計画事業に投資すべきものであるという意見でございました。


 住民道づくり懇談会は何回開催したのかとの問いに、平成14年度2回、15年度5回、16年度1回、5月22日に最終に開催したという答弁でございました。


 この住民道づくり懇談会は、住民の意見を取り入れるという形で発足されたと聞いているが、当局が示した案に導くために、住民参加という口実でつくったのではないかという問いに、そのような意図はなく、最初よりルート決定等から参画していただいていますという答弁でございました。


 本当に住民の意見を聞く気があったら、懇談会の人たちに、みずからが調査できるような費用を町が持って、みずからが調査するようなことを保障しなければならなかったのではないか。当局が示したものに対して、よいか悪いかを言うだけの懇談会になってしまったのではないかとの問いに、道づくり懇談会は、行政が形をつくるのではなく、個々の意見を策定段階から聞くということでスタートをしたという答弁でございました。


 質疑を終結いたしまして、反対として、歳入の関係では、見込める収入を予算として計上してこなかった。道路占用料も、都市計画用地交渉委託金もそうである。いろいろな角度から見込めるものは、すべて予算に計上するという立場で予算を編成すべきであり、不十分であった。農業問題にしろ、中小企業問題にしろ、真剣になっている姿が決算を見ても見受けられない。雨が降れば各地が浸水するおそれがあるが、地域に即した個々の実情に合わせた対策がされていない。都市計画税は、市街化区域内の人から徴収しているものであり、市街化区域でないところに使われている。都市基盤整備は、市街化区域の中で整備を図っていくものであり、今のような使い方は納得できない。道づくり懇談会は、新愛岐大橋をあそこの位置に決定するために住民の意見を聞くと言っていたが、当局の考えを押しつける組織である。懇談会の役割を果たしていなかった。今なお地元では建設反対のポスターが張ってあるのを見ても明らかである。以上のことから、16年度の決算認定に反対であると。


 賛成としまして、16年度の予算は、歳入面では、三位一体改革で地方交付税、臨時対策債など大幅な減収、歳出面では、第3次扶桑町総合計画に基づき予算が編成され、スタートしました。しかし、一般会計で歳入98億8,319万8,505円、歳出で95億5,866万5,981円と、実績ベースではマイナスになっている。歳入面では、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金の新設、町税、地方譲与税、町債が増加、地方交付税、使用料、手数料、県支出金が減少した。このような厳しい中で、犬山・富士線整備事業、柏森駅周辺整備事業、商工会に大型店舗進出対策補助金の交付など行われ、着々とまちづくりが構築されつつあると思うので賛成しますということでございました。


 続きまして、認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定、所管部分については、賛成多数で決しました。


 認定案第5号 平成16年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、補足説明もなく質疑に入り、平成16年度に雨水基本計画の支払はしていますかの問いに、支払いはありませんという答弁でございました。


 繰越明許は幾らかの問いに、決算書330ページの1,535万円の繰越明許費とは別に、700万円の国庫補助金を加えた2,235万円が繰越明許をしたことになります。調書の中では国庫補助金は入っていないので、繰越明許費繰越額は1,535万円という答弁でございました。


 以上で質疑を終結し、討論もなく、認定案第5号 平成16年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、全員賛成で認定と決しました。


 続きまして、議案第55号 工事請負契約の締結について質疑に入り、入札実施の告示はいつかの問いに、7月20日で、ホームページに掲載、建通新聞へ連絡しましたと。


 公共下水汚水幹線工事の推進工法とはどのような工法かの問いに、泥濃工法で行い、SH工法の約半分の期間でできる。1日に5メートルから6メートル進むということで答弁がありました。


 入札しても、どこの業者が落とすかわかっていたのではないかということで、また予定価格に近い99.6%の率で落ちている。次に、推進工事が1日5メーターから6メーター進むと、30日から35日で完成するのではないかという問いに、工期は、契約議決の翌日から、平成18年3月17日までで、ストックヤード等の準備をしなくてはなりませんということですが、ストックヤードというのはなかなか難しいことですが、聞くところによりますと、何か物を置いたり、そういうものをやるということだそうでございます。そういう準備をしなきゃいかんもんで日にちがかかるということです。


 どうして工期を長く見込まないといけないかの問いに、天候等の予期しないことを予定して工期をとっています。建設業法の見積期間は、5,000万円を超えるときには15日以上をもって行い、今回は15日以上ありますという答弁でございました。


 通行どめの予定はどうかということでございますが、今回は片側通行で工事を行い、なるべく皆さんに迷惑がかからないようにいたしたいということでございました。


 以上で質疑を終結し、討論なく、議案第55号 工事請負契約の締結については、全員賛成で可決いたしました。


 以上で、経済建設常任委員会の主な報告を行わせていただきました。どうもありがとうございました。


○議長(江口勝敏君) これより高木経済建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔「議長」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 片野春男君。


○12番(片野春男君) 1点だけお尋ねします。


 高雄東部工区の開発についての質疑ですが、どのように行われましたか、お尋ねいたします。


○議長(江口勝敏君) 高木鎬逸君。


○15番(高木鎬逸君) そのことにつきまして、委員長報告で申し上げましたが、まとまった土地で開発というようなことをされているところもあるということで、今後ひとつ検討していきたいというような答弁でございました。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑もないようですから、以上で高木経済建設常任委員長に対する質疑を終結します。


 次に、伊藤総務文教常任委員長の報告を求めます。


 伊藤伊佐夫君。


   〔14番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○14番(伊藤伊佐夫君) 議長の指名により、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。


 総務文教常任委員会は、去る平成17年9月21日、役場大会議室において午前9時30分より、欠席届があった間宮委員を除く他の委員全員、町長初め関係職員の出席のもと開催をいたしました。


 本会議で当委員会に付託されました議案の主な質疑の内容と結果について、報告をさせていただきます。


 初めに、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分について、補足説明を受けた後、質疑を行いました。


 委員より、平成17年の地方交付税決定額は平成16年度の確定値等に基づくもので、今回の数値は確定値かとの質疑に、基準財政収入額は、平成16年度の統計調べに基づき、倍率、伸び率を掛けて調製される。基準財政需要額は、平成17年4月1日の確定値で、例えば人口では平成12年の国勢調査値に補正係数を掛けて、道路延長では、道路台帳上の数値に補数係数を掛けて算出される。数値は、昨年のように災害等があり、国の予算補正があれば変わってくるが、それがなければ確定値であると答弁があり、次に、繰越金の2分の1以上を財政調整基金に積み立てたと聞いたが、実質の割合はどれくらいかの質疑に、繰越金3億2,453万2,524円の2分の1で、1,000円以上の端数を切り下げた額であると答弁がありました。


 次に、町債償還元金の臨時財政対策債年次償還金で1,858万円を本年6月に補正するべきであったと説明があったが、どうしてこういうことが起こるのか。また、年に2回、9月・3月と聞いているが、今回のことで利息を余分に払うことにならないかとの質疑に、3月8日付で借り入れを決め、3月31日に借り入れをしたので、本来、6月補正をすべきであった。今まで償還年数20年、据え置き3年であったのが、償還年数10年、据え置きなしで契約したので、6月補正でお願いするべきだった。利息を余分に払うことはないと答弁がありました。


 次に、警備委託料について、見積もり、契約は施設ごとに行うのか、一括で行うのか。機器の設備は別の見積もりになるのか、設備費はどうなるかとの質疑に、契約は予算科目があるので、小学校4校、中学校2校、他の施設は施設ごとに契約する予定である。見積価格は、学校で月額2万6,000円、ほかは月額1万5,000円という見積もりとなっている。機器は学校によって異なるが、機器の設置費用は業者持ちで、契約解除した場合も、業者負担で撤去となる。警備費用の中にメンテナンス費用もすべて含まれ、月額幾らということになると答弁がありました。


 また、小・中学校の設備数に差はないか。仕様書に町の考えと差がないか。テスト、検査は実施するのか。この時期に警備委託料が増加している。学校全体を含めた警備にしなくてよいのかとの質疑に、設備数は各学校で若干ばらつきがあるが、こちらで部屋を指定して警備できる見積もりをとっている。機器設置後のテスト、検査は当然確認する。警備料がふえるが、役場や他の施設でもガラスを割られたケースもあり、個人情報流出の問題等もあって、その対策である。学校敷地内全体となると、犬・猫が通るだけでも感知してしまうと答弁があり、委員より、警備の目的が盗難防止なら、町関連の施設はどうするのかとの質疑に、体育館、プール等もあるが、薬品、個人情報保護をということで最小限にとどめていると答弁がありました。


 委員より、委託はしても管理責任は町当局にあるので、しっかり管理・監督してほしいとの意見が出されました。


 次に、要・準要保護児童援護費について、小・中学校で重複している方はあるのか。家庭数はどれぐらいかとの質疑に、経済的な理由により生活困難な方を援助している。生活保護を受けている方、児童扶養手当が支給されている方等に給食費等を援助している。重複している方もある。家庭数は、今わからないが、当初見込みでは小学校74人、中学校27人だったが、今回補正で小学校104人、中学校40人を想定し、お願いしていると答弁がありました。


 次に、委員より、法人町民税に関連して高雄東部開発の考え、優良企業を誘致することについての質疑に、41号線沿いは以前からの課題である。財政的には歳入は必要と思うが、現実的には農業振興地域であり、法的には難しい。特性地域については、構想を持って対応したいと答弁がありました。


 以上で質疑を終結し、討論省略、採決の結果、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分は委員全員賛成で可決となりました。


 次に、議案第44号 扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑を行いました。


 委員より、平成15年6月の総務省の指針では、受託者の規制が述べられていた。今まで受託者として罰則規定の適用があったものが、指定管理者になると適用を受けなくなるのはおかしい。本会議で今後検討していくとのことだったが、どうなったかの宿題を残したまま議案を提出してもらっては困る。いま一度明確に述べてほしい。国の法律により、罰則について条例の方が厳しくなっている等の質疑に、国の法律は国民の責務を主体に規定されているが、行政の責務については関連法である行政機関の個人情報の保護に関する法律により制定している。このため、町の実施機関と受託者の規制のために町の条例があり、一定の権限を持つ指定管理者を町の実施機関と同じように規制するのは無理があるので、出資法人等と同等の扱いにした。条例に罰則を規定していないところもあり、55条の罰則については、条例の中で義務づけるのは限度があるという見解を示した著書もある。現在、規定を受けていた団体が規定を受けなくなるのは規制緩和になるという点については、今後よく検討していきたい。今回は協定書に個人情報を守らせる規定を設けることで行っていきたいと答弁がありました。


 以上で質疑を終結し、反対討論とし、実施機関としない点があり、今回、指定管理者となれば、罰則規定が除かれ、抑止力がなくなる。町の管理と指定管理者では、この条例で違うので賛成できないと討論があり、賛成討論として、新しい法律は委託でもない。すべて責任を持って行うものの、受託でもなく、55条の適用はないが、それ以上の責任を持つもので監視が厳しくなる。責任の重い制度であるので賛成すると討論があり、採決の結果、賛成多数で可決となりました。


 次に、議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてを議題とし、質疑を行いました。


 委員より、12条で規定してある秘密保持の関係で、「指定管理者は、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止その他保有個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない」とあるが、講じているかどうかの確認はどうするのか。監査の対象になるのかの質疑に、第8条で、「実地に調査し、又は必要な指示をすることができる」となっており、実績報告書が提訴されるので、それが監査の対象になると答弁があり、また委員より、第2条では、原則は公募であり、町長が認めるときはこの限りでないとしてあるが、その場合はどのようなことを想定しているか。また、ただし書きの方が優位にならないかとの質疑に、町全体の施設を総点検し、平成18年度導入施設、19年度以降導入検討施設、当面直営とする施設の3段階に分けて検討した。18年度導入の4施設については、法律上、今後は委託できなくなった。その団体の今までの経緯やサービスが低下しないことは明らかなことなのであるが、具体的には社会福祉協議会やシルバー人材センターなどが考えられると答弁があり、他の委員より、民間参入を前提とした法であり、利益の上がる見込みがないと民間から参入してこないと思うが、経費の試算はしているのか。具体的に、老人憩の家はどうか。指定管理料は年度協定で決めていくのか。また、指定管理料のうち、消費税の対象はどこからどこまでになるのか。指定管理を取り消すことは書いてあるが、相手からやめたいと申し出があったらどうするのかという質疑に、指定管理料の予算立てを今後することになるが、まだ全部の計算はしていない。3年間の限度額は決めるが、単年度で整理する。現在の予算を下回るものと考えている。消費税については、通常の分類によって対象が決まることになるが、細部についてはこれから詰める。経費について、具体的に老人憩の家ということで考えてみると、サービス向上の面は別として、実態から見て大幅に経費削減できるという要素がない。法によって平成18年9月までとなっているので、方針を決定しないといけなかったわけだが、指定でいくか直営でいくかを考えた場合、制度全体では指定管理者に動いているということを考慮して進んでいる。相手が指定管理者を辞退の申し出があるような場合は、協定書によって取り決める。すぐにやめる場合は直営になるが、通常は数ヵ月前に申し出ることになると思うと答弁がありました。


 次に、文化会館は利益の上がる施設なのに、18年度からやらないのは残念。応募資格は決めてあるのか。フローチャートの中で、任意指定の場合には選定委員会は開催しないとなっているが、形としてはやるべきではないのか。委員会にもかけず、何もなしで決めてしまってよいのか。選定過程の透明性を高めるために、選定委員会の公開ということは考えていないのか。リスク分担ということで、備品などの分担はどのように決めているのか。経営努力ということで、利益が上がった場合どうするのか。指定管理にすると、幾らもうけても向こうの利益になるのではないか。そうすれば、本会議での債務負担行為ということはどうなるのか。戻すということになれば、逆に、損したら補てんするということにならないか。町に戻すというのではなく、利用料を値下げすべきではないかなどの質疑に、応募してもらうための情報の提供は、第2条にもあるように、広く告示していく。任意指定の場合は総合的に審査するが、選定委員会は開催しないことになる。公募の場合は開催することになるが、提出された資料も特に秘密書類はないと思うので、会議は原則公開ということで考えている。第4条にもあるが、最終的には議会の議決を経ることになっている。備品については協定書の中に入れていく予定だが、高額のものについては町負担にする方向で考えている。経営努力で利益が上がった場合、今回指定管理する施設は特別にもうけが出るような施設ではないが、一定以上の利益が上がったときは、この制度は経費削減のこともあるので、戻すようなことも考えている。債務負担行為については、限度額を決めるということなので、その範囲であれば問題はないと考える。全国の事例を見ても、選考基準の中で利益の戻しについて、入れているところもあり、新しい制度なので、すべての条件など情報をしっかりと周知して募集する必要があると考えていると答弁がありました。


 次に、他の委員より、社協と指定管理者の関係、指定管理者の身分はどうか。町長が認めればだれでもよいのか。社協の中に公務員がいる場合、指定管理者になるとどうなるのか。選定委員会は何人で、どのような構成か。9月28日の議決で10月1日すぐ施行となるが、これでよいのかなどの質疑に、総合福祉センターの両者の関係については、社協と事業課で協議中である。行政改革の一環で、指定管理者が町にかわって施設管理をやることになる。選定委員は、原則として町職員五、六人になるが、専門的なことがあれば有識者も任命できるようになっている。施設ごとに条件が違っているので、何人と規定はできない。指定管理者には個人以外の団体がなれることになっているが、第2条で「効果的に達成できるものと認めるとき」とあるので、しっかりとした法人になってもらう予定だが、今回は任意指定を考えている。管理者が町長にかわって権限を持ってやっていくことになる。部門部門で力を発揮してもらえるものと考えていると答弁がありました。


 委員より、新しい制度でもあり、運用面でうまくやってほしいとの要望が出されました。


 以上で質疑を終結し、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定については可決となりました。


 次に、議案第46号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定についてを議題とし、補足説明の後、質疑を行いました。


 委員より、取扱要領1の(2)ア前号に伴う保守、点検等の業務期間は1年であるのか。長期とはいつまでの期間であるのかとの質疑に、保守点検は商習慣上定められた耐用年数である。町の契約は単年度であり、1年を超えるものは長期となると答弁がありました。


 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、議案第46号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定については可決となりました。


 次に、議案第51号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑もなく、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、議案第51号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については可決となりました。


 次に、議案第52号 扶桑町基本構想についてを議題とし、質疑を行いました。


 委員より、期間の延長について、中身をどうするのかとの質疑に、総合計画は町の基盤となるものだが、合併問題もあって期間延長せざるを得なくなった。期間延長することの中身の影響として、理論上はそごがあるかないかという点はあるにせよ、実際問題として直接困る問題が発生してくるという実態にはないと答弁があり、質疑を終結、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、議案第52号 扶桑町基本構想については可決となりました。


 次に、議案第53号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題とし、質疑もなく、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、議案第53号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更については可決となりました。


 次に、議案第54号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題とし、質疑もなく、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、議案第54号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更については可決となりました。


 次に、認定案第1号 扶桑町一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、補足説明を受けた後、直ちに質疑を行いました。


 委員より、実績報告書に補助事業等専門委員会での調査・研究での取りまとめは全項目の調査研究後になるとあるが、具体的にはいつか。私立高等学校授業料補助金で30人減っているのはなぜか。中学生を海外派遣しているが、中学生の視点から見たまちづくりに参加してもらう考えはないか。教育委員会は年12回公開で開催しているが、周知されていないのではないか。ピアノの調律手数料があるが、何台か。調理場が老朽化して、食器洗浄機のオーバーホールなど修繕費用が多額にかかる。委託等運営方法について早期に結論づけが必要ではないかなどの質疑に、専門委員会で取りまとめは16年度に引き続き本年度も調査・研究している。早い時期で年度内と考えているが、項目的には難しいものもある。私立高等学校授業料補助の当初予算人数は実績を踏まえた人数で、平成15年度は251人、平成14年度は234人である。平成16年度の予算作成時には平成15年度の実績はわからないので、平成14年度の実績を重視し、幅を持たせて242人とした。教育委員会の公開については、知らない人が多い。昨年は1人傍聴があった。広報で周知を図りたい。ピアノに関しては12台だが、費用の中にはクリーニング手数料も入っている。学校給食の調理場については、直営か委託か最重要課題である。方向的には、職員の問題はあるが、将来的に民間委託方式との考えを持っている。まちづくりの中学生の参加については、関係部局と相談をし、機会があれば実現させたいと答弁がありました。


 さらに委員から、いすを投げ、先生が追いかける元気な子どもがいるようだが、校内での喫煙状況、対応はどうか。校内が草でぼうぼうとの声があるがとの質疑に、いすを投げたかどうかわからないが、支援員により助かっていると聞いている。学校敷地内の喫煙状況は、昼間における喫煙は聞いていない。先日、高雄小学校南門付近にたばこが散乱している話を承った。土曜の夜から朝にかけて、若者が酒を飲んで騒いでいたようである。その中に中学生がいたかもしれないが、特定はできていない。近くの家の方には、発見をしたら警察に連絡するようお願いをした。学校もパトロールを行っている。草刈りについては、小学校はPTAで年1回実施していると答弁がありました。


 委員より、不法行為を防止するため照明灯を設置するよう要望が出されました。


 次に、町バス借り上げ料について、年間利用数と利用料は。人的交流という面の意義もあると思うが、受益者負担という考えで、半額負担か全額負担ということで完全実施するのか。障害者団体の利用など、町長が認めたら無料になるのか。周辺であまり格差ができてしまうと、住民は敏感なので納得がいかない。抵抗がある。特にほかに削るところもあると思うので、はい、そうですかというわけにはいかない。バスを廃止することで交流までなくしてはならないとの質疑に、年間150台の利用で869万4,000円使っている。職員から提出された案をもとに、専門委員会や住民の参加する行革懇談会などそれぞれの意見を吸収しながら検討してきており、方向的にはこれでいく。利用形態や目的などを精査していくと答弁がありました。


 委員より、行革の名のもとにみんなが楽しみにしていることをなくす提案は、今の段階では反対せざるを得ないので、別の方法を考えていただきたいとの要望が出されました。


 次に、職員研修の効果は。地方公務員法第39条の研修の目標の方針は立てているかとの質疑があり、職員59名を参加させた。評価など特別にしていないが、研修ごとに個々に復命させている。研修計画については、昨年度計画をもって、目的、職員資質の向上、階層別に、新規、専門職、自治大学への派遣などをしているが、法改正に伴うものはつくっていないので、今後作成していきたいと答弁がありました。


 次に、放置自転車に関連して、木津用水の駐輪場の管理が悪いと指摘してからかなりの月日がたつが、だれが指示をして、どうなっているか報告をせよとの質疑に、9月9日に回ったが、まだ処理されていないと答弁があり、その後、即刻処理をするとの報告がなされました。


 次に、愛知県災害無線連絡協議会の負担金について、高額ではないか。内容はとの質疑に、年間の運営費である。パラボラアンテナ、モーター等維持管理費、技術者の養成費用などである。協議会の人件費は入っていないと答弁がありました。


 次に、害虫駆除についてはどこを実施するのか。樹木の害虫など定期的実施をとの質疑に、害虫駆除は庁舎の給湯室と食堂である。樹木については、別にシルバーに委託をしていると答弁がありました。


 委員より、回数をふやす要望がありました。


 次に、悪質滞納者に対して行政サービスの停止はできないのかとの質疑に、税の滞納者は商工業の貸し付けを受けられないが、サービスの停止は困難であると答弁がありました。


 次に、「ふそうエコプラン」について、目標達成ができなかったで終わってよいのかとの質疑に、目標は年度内であるが、ケース・ケースで対応すると答弁がありました。


 次に、耐震診断について、赤色回転灯が昼間は回転していないことについて、情報ネットワークの共有、事務の効率化はできているかについて、住民から、いす・机貸し出しの要望の対応についての質疑に、耐震診断は100件で、補助は9件であり、診断により補助を受けて改修している。補助の利用PRをしていく。赤色回転灯については、太陽電池を利用している方は、夜のみ回転している。情報の共有は、まだ完全な状態ではない。今後、全体での共有化に努めていきたい。机・いすの貸し出しは、総務課と体育館で行っていると答弁がありました。


 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、認定案第1号 扶桑町一般会計歳入歳出決算認定については、委員全員賛成で認定となりました。


 次に、認定案第2号 平成16年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、質疑もなく、討論省略、採決の結果、認定案第2号 平成16年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、委員全員賛成で認定となりました。


 次に、専決第4号 専決処分の承認を求めることについてを議題とし、質疑もなく、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、専決第4号 専決処分の承認を求めることについては承認となりました。


 次に、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小に関する請願書を議題とし、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小に関する請願書は採択となりました。


 次に、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情を議題とし、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は採択となりました。


 次に、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とし、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は採択となりました。


 次に、市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情書を議題とし、反対討論として、扶桑町は1万6,000円の助成をしており、所得制限もない。江南市、犬山市では1万円、大口町は2万円だが所得制限がある。他の市町に劣ることはないとの意見があり、賛成討論はなく、採決の結果、賛成者はなく、市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情書は不採択となりました。


 次に、地方の財政力を強化し、義務教育費国庫負担制度を維持することを求める意見書の提出についての陳情を議題とし、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、地方の財政力を強化し、義務教育費国庫負担制度を維持することを求める意見書の提出についての陳情は採択となりました。


 次に、国の責任で30人学級の実現を求める意見書の採択を求める陳情書を議題とし、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、国の責任で30人学級の実現を求める意見書の採択を求める陳情書は採択となりました。


 次に、教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書を議題とし、反対討論として、昭和22年3月に施行されて約60年たつが、その基本法に基づいて進められてきた。最近の犯罪の低年齢化、2学期制の導入、学校現場の指導の低下などがある。国を愛する心、ふるさとを愛する心、また家庭・地域のつながりも大切である。そうした点で、現在の基本法で抜け落ちているところを時代に合ったものに改正していく必要があると考えるので、この陳情には反対とする。また、賛成討論として、教育基本法は原則、無視できないものがある。教育の理念をなくすような改正は必要ないと思うので、この陳情に賛成をする。


 以上で討論を終結し、採決の結果、賛成少数で、教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書は不採択となりました。


 次に、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書を議題とし、討論省略、採決の結果、委員全員賛成で、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書は採択となりました。


 以上で総務文教常任委員会の委員長報告といたします。


 なお、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する請願1件、陳情2件は採択されましたが、意見書提出は同趣旨のため、当委員会に諮り、各委員賛成で、まとめて1本で提出することになりましたので、あわせ、御報告させていただきます。以上でございます。


○議長(江口勝敏君) これより、伊藤総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。


 ありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑がないようですから、以上で伊藤総務文教常任委員長に対する質疑を終結します。


 次に、澤木厚生常任委員長の報告を求めます。


 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) 議長の指名により、9月定例本会議において厚生常任委員会に付託された議案8件と認定案5件を、9月22日第5会議室において午前9時30分より、委員全員出席と、町長を初め関係職員の出席を求め開催しました。その主な内容と結果について、次のとおり報告します。


 議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分を議題とし、担当課長の補足説明を受けた後、質疑に入りました。


 高雄西保育園、保健センターの土地購入は、町税等が増収したから購入すると思われる。以前から買い取りの要望があったかの問いに、土地購入は以前から申し出があった。借地上に建造物があるところは買っていくという方針である。当初から予算を組むのが本当だが、金がないということで、今回は財源的にできたため計上したと答弁。


 警備委託料では、福祉センターは夜間だからよいが、保育園のセキュリティーは完全に目が届かないのではないかの問いに、セキュリティーの対応は、保育園は7保育園すべて、また全室を対象としている。対応は十分と承知していると答弁。


 セキュリティーではどういう体制になっているかの問いに、セキュリティーは、農協の扶桑支店の1室を借り、そこを拠点として、何かあった場合に対処すると答弁。


 セキュリティーについては、警察に通報してから現場に行くかの問いに、警察に通報前に施設に行き、必要があれば警察に通報すると答弁。


 高齢者保健福祉総合計画策定委託料の差額の理由はの問いに、高齢者保健福祉総合計画策定委託料は、今回落札した業者が、小牧市・犬山市で委託を受けており、その業者だけが極端に安かったと答弁。


 病気で休んでいる職員のかわりの臨時職員で、1人に対して1人だが、周りの職員に負担がかかる。保育園でも問題がある。職員配置についての町長の考えはの問いに、適正な配置が必要だが直ちに対応できるか検討するとの答弁。今年度の予算編成では状況の変化があり、補正で余裕ができたということだが、1年間の幅の中で見詰めるのではなく、5年、10年で見詰めるのかである。比較的長期の運用を考えていく。直面のことだけで判断していくのかと思うと答弁。


 高雄西保育園及び保健センターの残りの借地はどれくらいあるかの問いに、高雄西保育園は、地主3名で1,688平方メートル、保健センターは、地主2名で732平方メートルと答弁。


 今、残っている部分と、また買収単価を今回と前回と幾らか教えてほしいとの問いに、保健センターは、中央部分を、平成15年度に694平方メートルを、1平方メートル当たり6万8,500円の単価で購入。今回も同じ単価で計上している。東側は借地である。高雄西保育園の単価は、今回5万3,600円で計上しているとの答弁。


 15年度の単価と同じということだが、その根拠はの問いに、保健センターの中切254番で276平方メートルのうち266平方メートルを購入するが、全部買うことはできない。単価については、交渉すると答弁。


 買い上げの要望に応じたが、残りについても要望はあるのかの問いに、他に要望は聞いていないと答弁。


 老人憩の家のバリアフリーの工事の進捗状況と工事の内容はの問いに、老人憩の家のバリアフリー工事は、人にやさしい街づくり補助金をもらって執行します。9月30日に入札を予定しており、工期は90日です。工事の内容は、スロープの設置、手すり工事、身体障害者用トイレの設置、和室の壁の塗りかえを予定している。また、老人憩の家の図面は協議会に提出しますと答弁。


 聞くところによると、生きがい課の職員4人はぐあいが悪いとのことだが、報告がないがどうなっているか。対応はどうするかの問いに、課長が7月28日から病休で、介護保険担当主査が本人の希望で9月14日付で退職した。さらにもう1人体調が悪く、休みがちである。課長はすぐに対応できないが、退職者の補充を早急に行うようにお願いしている。もう1人は、これからの様子を見ると答弁。


 それで業務ができるかの問いに、高齢者保健福祉総合計画を策定しなければならないが、やれるように努力していくと答弁。1対1のやり方には支障が出てきている。高齢者保健福祉総合計画は今回3回目だが、すごい事務量である。部長が職員の仕事を把握しながら仕事をしてほしい。町長から、組織においての人は生身の人間であるので、病気・けが等をするが、予測することができない。健康管理に十分配慮が必要である。今回、生きがい課において、肝心の課長が病気となり、組織としては痛手である。1名は希望で退職。そのまま放置しておけないので、依願退職の1名分を早急に補充する。また、その職員は即戦力と考えている。課長の問題が残るが、3ヵ月の期間があるので、そこをしのいで、医師等の意見により判断していくと答弁。


 今までの人事体制の考えは、1人がやめればパートで補うようなやり方である。職員の管理体制を確立していかなければならない。老人憩の家は設計管理が終わっているので、設計図面を見せてほしい。靴箱にいすが置いてあるが、低いいすでは意味がない。腰までのいすだとか、靴べらを置くとかを考えてほしい。


 以上で質疑を終結して、討論を行います。


 反対討論として、今回の補正では、町長が住民の暮らしを守る立場に立って編成すべきだと思っているが、財政問題を理由に方向を示していない。今回の補正予算でも財源は厳しくない。その気になれば、乳幼児医療無料化の年齢の引き上げ、精神障害者の入院費の助成を障害者医療と同様にするなど、置かれた立場と人のことを考えるならば、やるべき仕事はたくさんある。財政問題を長期的なことを理由にしてやろうとしないことに納得がいかない。今回の補正予算は、そういった意味で住民の立場に立ったときどうかと考えれば、不十分が残ると指摘して、反対討論とします。


 賛成討論としまして、個人や法人の町税がふえ、財政に多少は余裕があると思えるが、一過性のものである。その中、セキュリティー、土地購入費等最低限の対応はできたということである。おおむね適正な補正がされているので、賛成します。


 以上で討論を終結し、採決の結果、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)所管部分について、賛成多数で可決しました。


 次に、議案第40号 平成17年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。


 保険基盤安定繰入金は、国の負担がなくなり、県が4分の3になり、調整交付金は国が10%から9%、療養給付費負担金が40%から36%になり、新たに県の調整交付金が5%となったことは、三位一体改革で国が減額して、県が増加になる。交付される割合は一緒だが、県の負担制度は今後義務づけられていくのか。国民健康保険税の一般と退職は見込み違いだったのかの問いに、県の調整交付金の関係は、県は9月議会で条例制定をする。配分については、国と同様に交付すると聞いている。交付時期は3月下旬。国民健康保険税の当初予算は、前年度の本算定を基礎に積算している。平成16年度と同様に、一般が減、退職者が増となった。1年間あるため、読み違いがあったと分析していると答弁。


 当初時点で退職者数の把握は必要である。国が2分の1、県は4分の3となるが、時期はこれまでと違ってくるのか。県に任せていくことは、県の考えで変わっていくのか。県の財政状況で変わるものかの問いに、調整交付金は、金額的に国の水準で交付する。10月以降に説明があると答弁。


 以上で質疑を終了し、討論に入ります。討論省略、採決の結果、議案第40号 平成17年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、全員賛成で可決しました。


 次に、議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。生きがい課課長補佐より、資料により介護保険制度改正について補足説明を受けた後、質疑に入りました。


 介護保険制度改革の基本的な考え方について、町長はどう考えるか。今回の見直しは、施設と在宅を公平にということで、食費と居住費が介護報酬の対象から外れ、自己負担が必要になった。お金がなければますます低所得者にとっては負担増になるとの問いに、一般的にはそう考えるが、介護保険制度は、保険給付の増加など非常に厳しい状況にある。そうした中で、給付も引き続き受けられないのは明らかである。制度の維持は厳しくなってくる。現状の中で実態をとらえ、最大限の追求の中でこうした考え方になってくる。他方で、弱者についての制度の歯どめ、激変緩和措置を講じていると答弁。


 今回の改正を否定しないが、負担はふえてくる。軽減措置、限度額の適用は今までの方が対象で、新規は対象外か。ショートステイ、デイサービスはどうなるかの問いに、新規の方も対象となります。ショートステイも対象となりますが、デイサービスは対象となりませんと答弁。


 利用者負担において、第3段階までの方が対象となるが、第4段階の軽減措置はあるかの問いに、第4段階では、高齢夫婦世帯の居住費・食費の軽減がある。夫婦の一方が入所し、個室に入った場合に、在宅で生活される配偶者の収入が一定額以下となる場合に、食費・居住費が引き下げられる。具体的には、市町村民税世帯の年間収入から施設の利用者負担を除いた額が80万円以下となること。世帯の預貯金が450万円以下となることですと答弁。


 第4段階は施設と利用者との契約になっているので、施設がこの制度を受け入れない場合はどうなるかの問いに、この制度は第4段階の人も施設との契約ですが、施設ごとに利用料が違いますが、扶桑苑の場合、食費で言いますと基準が1,380円ですが、実際には1,450円と70円高いわけですが、施設によっては高い場合も安い場合もありますが、実態に合わせて、基準に合ってくれば対象になります。施設側の都合で対象外となることはありませんと答弁。


 施設によって、上限幾らというものはないかの問いに、施設の上限の歯どめはありませんと答弁。


 施設によって軽減することはないということもあり得るのではの問いに、それはないと思いますと答弁。


 施設によっては利用者の自己負担もあり得るわけでしょうの問いに、具体的には詳細は示されておりませんと答弁。


 今回の経過措置というのはどういうことですかの問いに、このチラシの経過措置のことを言っておられると思いますが、被保険者証の裏面表記の標準負担額、減額認定者証が廃止されたことを示していますが、被保険者証自体が廃止されたのではなく、被保険者証が有効であることを言いたかったわけです。標準負担額減額認定者証が廃止され、10月1日から新しい制度になる。本来なら、被保険者証を交付しなければならないが、そのまま古い保険者証を使うことができるということです。


 以上で質疑を終結し、討論省略、採決の結果、賛成多数で、議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案どおり可決しました。


 議案第43号 平成17年度扶桑町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。


 補足説明なし、質疑省略、討論省略、採決の結果、賛成全員により議案第43号 平成17年度扶桑町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を原案どおり可決しました。


 次に、議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。


 補足説明なし、質疑に入ります。


 地方自治法第244条の改正について説明してください。


 指定管理者制度としては、平成15年9月2日に改正が施行され、考え方として、地方から国へ、公の施設の管理の仕方について要望が強かったと聞いていますと答弁。


 平成15年を基礎として3年以内ということは、18年度からでよいかの問いに、法的な期限というものは18年9月ですが、年度中となりますので、18年度から考えていますと答弁。


 老人憩の家を初めとする4施設に関して、従来、地方自治体が担っていたが、民間の指定管理者にするかの問いに、制度の考え方は、民間も団体も含め考えていくものです。事業目的を考えると、効率的・効果的運営かつ住民サービスの向上がありますが、四つの施設が当てはまるか難しいが、法的に直営か指定管理者かどちらかを選択せざるを得ないが、前段の考え方も含め、目的も判断しながら考えていきたいと答弁。


 三位一体改革の考えの中でこのような制度ができたと思うが、指定管理者制度で据え置くことをどう考えるかの問いに、素直に申しますと、なかなか難しいものと思っています。この制度は公募が原則で、ただし書きの条項が認められれば任意指定もできるが、公募でも任意指定でも期限がある。期限は、3年から5年である。はっきり答えるとなると、期限を区切って、その期限が来れば、公募であれば毎回相手が変わってくると町長の答弁がありました。


 四つの施設は、将来的に民間ということは考えていないのかの問いに、必ずしもそうでない。この制度は公募が原則であるが、任意指定のただし書きがある。期限が区切られているので、期限が来たら考えると町長の答弁。


 自分の持っている資料では、監査等のチェック機能がない。住民の権利が保障されない。個人情報の流出が心配である。議会への報告義務もない。兼職の規制もない。腐敗の危惧もある。最終的には地方独立行政法人化することである。町長はどう考えているか、お尋ねしたい。


 そうした危惧はそのとおりである。この制度はパーフェクトではない。運用面で対応する必要がある。運用、チェック機能、監査事項等は、協定で整理ができると考えている。弊害が出ないように行う必要があると答弁。


 指定管理者ということで、公募によるものに移行していくのは問題がある。これまでのサービスが維持されることを確認しておきたい。社会福祉協議会を指定管理者にしていく考えを確認したい。営利を目的とすれば、サービスが悪くなるとの問いに、今回新しい指定管理者制度ができて、社会福祉協議会の業務は委託管理から指定管理に移行してくる。公募を原則としているが、任意指定をお願いしている。サービス低下はいけないという認識はある。信頼性の置ける相手である必要があると町長が答弁。


 利用者の苦情は、直接的に指定管理者である社会福祉協議会となるが、町の対応はの問いに、直接的には指定管理者だが、最終的には町が対応しますと答弁。


 老人憩の家は2人で管理しているが、実質的には1人である。補佐的な人を置くような考えを持って、指定管理者に業務を行わせることを考えていかないか。有料のボランティアも考えていかなくてはいけないと思うがの問いに、老人憩の家は2人ですが、実質的に1人です。組織としては常駐していないが、社会福祉協議会の指示に従ってやっていく。住民の方にも協力してもらうと答弁。


 いざというときはどういう形をとっているかの問いに、現在、いざというときの対応は、囲碁を毎日利用している人に声をかけて協力を呼びかけていると答弁。


 四つの施設の条例改正ですが、提出議案はいつ出されるのかの問いに、施設の名称、指定管理者名、期間を12月議会に提出していくと答弁。


 指定管理者制度は大切だと考えるが、その施設でどのようなことをやっていくのかが問われる。効果は即理解できないが、経費節減できないのではないか。例えば、その嘱託職員だけでできない場合、人件費は増となる。経費の効果だけで考えてはだめでないか。新しい事業はその中でできるか。拡大できるかの問いに、今ある事業を行う上で考えれば、一方で社会福祉協議会、そして町の検討といったロスがあります。そのようなロスを考えると、指定管理の中で一元的に行うことで効率的・効果的に行うことができると答弁。


 今までの必要人員を確保しながら、事業拡大をできるようにしていくのかの問いに、目的達成の面を考慮し、中身はしっかり運営できるよう進めたいと答弁。


 以上の質疑を終了し、討論省略、採決の結果、賛成多数で、議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、原案どおり可決しました。


○議長(江口勝敏君) 12時になりましたけれども、もうちょっと……。


   〔発言する者あり〕


○議長(江口勝敏君) それじゃあ、皆さんそういう意見もありますので、委員長の報告の途中でございますけれども、ここで昼食休憩といたします。


 午後は1時から再開いたします。


              午後0時00分 休憩








              午後1時00分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 じゃあ澤木さん、午前中に続いて登壇して報告してください。


   〔4番 澤木 昭君登壇〕


○4番(澤木 昭君) では、午前に引き続きまして報告をさせていただきます。


 その前に、訂正字句、発表させていただきましたことについて訂正させていただきます。議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてというところで、もちろん原案どおりですけれども、討論省略と申しましたけれども、討論がありましたので、そのところを修正させていただきます。よろしくお願いいたします。


 では、続きまして議案第48号 扶桑町サングリーンハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし質疑に入ります。


 今までの必要人員を確保しながら事業の運営をしていくのかの問いに、中身は十分管理運営していくのが大切。人員については、事業目的に沿って変わってくると答弁。そういうところが見解の相違であり、不安を感じている。仕事量、責任の度合いも変わってくる。時代が変わってきている。協定の中身は、相手方の了解が前提であると答弁。


 以上で質疑を終了し、討論省略、採決の結果、議案第48号 扶桑町サングリーンハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、賛成全員で可決しました。


 議案第49号 扶桑町総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。


 再確認ですが、指定管理者は公募によることが原則だが、基本的には任意指定でいくのか、住民サービスの点からもこれまでどおりかの問いに、今の予定では、だれを指定管理者にするのかは決めていないが、流れとして信頼がある社会福祉協議会が有力であると答弁。


 指定管理者の条例を認めるには、任意指定が前提であるとの問いに、そういう前提で考えていると町長が答弁。


 以上で、質疑終結、討論省略、採決の結果、賛成全員で、議案第49号 扶桑町総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、原案どおり可決しました。


 議案第50号 扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑に入ります。


 公の施設とはの問いに、住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設ですとの答弁。60歳以上の高齢者ですね、住民には違いありませんね、住民の福祉のためということですね、ということで了解。


 以上で質疑を終了、討論省略、採決の結果、賛成多数で、議案第50号 扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり可決しました。


 続いて、認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定(所管部分)についてを議題にします。


 補足説明がないようですので、質疑に入ります。


 保育料1億2,299万71円の階層別ではどうなっているかの問いに、階層別は出していないと答弁。


 保育料の引き上げを考えているが、3歳未満児の保育料を引き上げるとどれくらいの影響があるか、保育料をどうしようとしているのかの問いに、ことしの4月1日の数字は、3歳未満児98人、3歳児239人、4歳・5歳児489人、計826人で、この数字で3歳未満児の引き上げを検討していると答弁。


 3歳児、4歳・5歳児は保育料を変えないということかの問いに、検討段階ですが、3歳未満児の保育料を3万7,700円のところを5万200円、3歳児は1万6,500円を2万3,200円、4歳・5歳児は1万3,700円を2万100円ですと答弁。


 保育料を据え置いて、16年度は県内でも低いということは承知している。子育てを支援していく意味からも、子育てしやすい環境をつくる上で、保育料を財政面で支援していくことが必要である。少子化を考えるなら逆行するのではとの問いに、子育て支援が大事だという点はわかる。保育料は近隣市町並みがいいわけではなく、それぞれの市町の特性があるべきである。担当の方で具体的に検討している。本質論ではないが、合併という方向が流れとしてあるので、厳しいなりにも努力しているということを示していくという考え方もあると町長の答弁。


 社会福祉協議会の会員については、駐在員に依頼しているとのことだが、強制的のようにも思える。普通会員と賛助会員の区別はどうなっているのか。集金の仕方の得策はないか。不必要な児童遊園は返したらどうかの問いに、社会福祉協議会の会員についてはいろいろな意見があるので、この意見を参考に進めていく。児童遊園地は44ヵ所あるが、全域で必要だと考えているので、現在のところ返すことは考えていないと答弁。


 児童遊園の管理の把握をしているかの問いに、児童遊園の管理については、駐在員にお願いしている。そこから地区の子ども会、老人会等に管理委託しているのが現状であると答弁。


 粗大ごみの収集ですが、実施して3年になる。1点につき1,000円だが、現実にやっている値下げも含め検討したらどうか。歳出の関係で、NTTに粗大ごみの収集を委託しているが、何件ぐらいか。し尿収集手数料の中の件数、調定額、収入未済額、不納欠損額を定期的なものと臨時的なものとに区別して教えてほしい。46万4,881円の民生手数料を廃止したらどうか。特に徘回高齢者家族支援サービスも無料にしたらどうかとの問いに、粗大ごみは1点1,000円ですが、1回につき5点までなので、家の建てかえ等では処理できない。料金的には近隣市町と一緒であるので、このままでいきたい。多量ごみについては江南市が対応しているので、今後考えていきたい。NTTの委託料は、受付件数が1,496件で、15年度は1,436件です。処理点数は3,263点、15年度は2,953点で増加してきている。し尿収集手数料の件数は、1月定期が971件、臨時が78件であるが、調定等の内訳は把握していない。民生手数料ですが、徘回高齢者家族支援サービス手数料は、応分の手数料をお願いしたい。ホームヘルパーについて国の制度は撤廃されたが、町単独で低所得者の減免制度を行っている。介護予防地域支援事業というサービスメニューを検討している中で給付していきたいと答弁。


 国民年金の実績報告書を見ると、年々収納率が悪くなってきている。町の収納業務は国に移行したが、どういう対応をしているか。国民年金の受け取り額は34億9,674万5,100円になるが、1人当たりに換算すると幾らくらいになるかの問いに、国民年金受給者の1人当たりの額は、単純に計算すると63万3,928円です。保険料の収納は現実的に国が対応しているため、町は広報等でお願いしている程度です。年1回、社会保険庁から2人来庁して納付相談を行っていると答弁。


 タクシーの助成件数だが、障害者の利用が204人というのは対象者の何%か。老人タクシー助成は80歳からだが、どれだけの人が申請して、24枚使い切っているのは何人かの問いに、老人のタクシー助成は、対象者1,256人で885人に交付している。2冊目の対象者は436人で32人に交付している。障害者のタクシー助成は395人が対象で204人が申請していると答弁。


 高齢者はタクシーの利用希望が多い。高齢者世帯では、80歳以上だけの交付は不十分である。枚数をふやしたりしてできないかの問いに、年齢については、犬山、江南市では85歳からなので、現状でお願いしたいと答弁。


 申請をして24枚使い切る人は少ないので、必要枚数を配付すればよい。もう一度考える意思はないかの問いに、利用状況については担当者より実態を申し上げたが、平均寿命も上がっているので、年齢についても考えていくと町長の答弁。


 資源ごみの収集回収は5円だが、近隣はどうか。補助単価を上げれば回収量が多くなるのではの問いに、単価については2市2町は5円だが、江南市は6円である。収集量は、ここ2年は1,900トン程度であり、補助金の単価を上げても変わらないと思うと回答。


 乳幼児医療の関係で、扶助費が5,792万2,805円あるが、年齢別に分けるとどういう状況かの問いに、乳幼児医療費の年齢別は作成していないと答弁。


 乳幼児医療費の年齢別は作成していないのに3,000万円必要になる根拠は何かの問いに、乳幼児医療の年齢別は難しいので、3歳児の数値を基準に、4歳児は3歳児の90%、5歳児は4歳児の90%で積算したと回答。


 実際には3,000万円も必要ないと思うが、責任を持っていますかの問いに、施策そのものを否定しているのではなく、いろいろなことを行う時代が終わり、選択の時代の方向に進んでいる。多様化するニーズにスクラップ・アンド・ビルド、知恵を出して考えるべきと町長より回答。


 他に質疑もないので質疑を終結し、討論を行いました。


 反対討論としまして、平成16年度の社会情勢を振り返ると、住民の暮らしは厳しく、今も続いている。特に高齢者や自営業が社会的にも厳しい状況に追い込まれてきた。子育て支援も言われる中、町がどういう施策をしてきたか注目してきた。子育て支援も大事なのは、乳幼児医療費無料制度の就学前までの拡大であると考えるが、検討すらしていない。高齢者、障害者の暮らしを支えていくという点では巡回バスが必要である。タクシーの助成券は、必要な人にきちんと配付することが重要であり、高齢者、障害者の暮らしを支えていくことになるので、もっと充実すべきである。老人憩の家や総合福祉センターの管理運営の問題で、社会福祉協議会に委託しているが、独自事業ができるような予算措置がされていない。敬老祝い金年齢の引き上げもそうである。財政問題を理由にして、諸制度ができないような状況ではないと考える。問題は、いかに住民の立場に立った行政を行うかが基本である。ぜひ改めていただきたい。保育士の配置も不十分である。今後、保育料の値上げなど、子育て支援を充実していくことからもやめていただきたいということを強く忠告し、反対討論とします。


 賛成討論としまして、財政は上っ面だけを見ていると悪くないと感じるが、中・長期的に吟味すると厳しい状況にある。16年度決算は、住民のために最大限努力されていると思うので、賛成します。


 討論終結、採決の結果、賛成多数により認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について原案どおり可決しました。


 認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。


 補足説明がありませんので、質疑に入ります。


 国民保険税の滞納状況で、滞納世帯はどの程度の収入があるのかの問いに、所得で言うと、一番多いのは100万円から200万円、その次が200万円から300万円というところである。全世帯なので、退職も含むと答弁。割合はの問いに、全体の滞納額が4,698万4,000円である。その中で100万円から200万円は1,161万6,150円、200万円から300万円は912万8,850円、300万円から400万円が832万900円で、100万円から400万円が多い。3分の2が100万円から400万円の所得の滞納世帯である。それぐらいの収入では国保税が払えないので、減免制度を充実する必要がある。現在の減免制度は所得割だけなので、資産割も含めたものにしたらどうか。平成16年度に税率等を改正したが、資産割を減らす傾向にある。いろいろな方向で減免を考えていくと答弁。


 均等割と平等割を引き上げたが、一般と退職は前年よりどれくらい増加したかの問いに、一般分では、均等割が15年度1億3,429万5,000円で、前年度と比べて4,363万5,000円、平等割が2,322万6,000円、退職の均等割が1,596万5,000円、平等割が722万7,000円増加したと答弁。


 およそ9,000万円の増になるかの問いに、均等・平等割だけでいけばそうである。8,000万円の予定が9,000万円になった。


 他に質疑もないようですので、討論を行いました。


 反対討論として、国民健康保険は所得が少ない自営業者が加入している保険である。この年の国保税の引き上げは大変であった。決算の中でも伝わってくる。均等割、平等割の値上げは、住民にとって大変であった。滞納状況を見ても、所得の少ない人の滞納は多い。国民健康保険者を苦しめたので、反対します。


 賛成討論として、16年度で税率改正をした。中身を見ても妥当である。今後、高齢者社会になり、医療費もかさんできている。担当者も頑張ってやっているので、賛成とします。


 以上で、討論終結、採決の結果、賛成多数により認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、原案どおり可決しました。


 認定案第4号 平成16年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。


 補足説明はなし、質疑省略、討論省略、採決の結果、賛成全員、認定案第4号 平成16年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、原案どおり可決しました。


 認定案第6号 平成16年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。


 補足説明がないので、質疑に入ります。


 実績報告書205から206ページの居宅介護と居宅支援の住宅改修の件数が、それぞれ70人と19人ですが、住宅改修の中身はの問いに、住宅改修は、手すり、段差解消、和式トイレから洋式トイレへの変更等です。限度額は費用額で20万円、1割が自己負担になるので、9割が保険になると回答。


 他に質疑もないので終結し、討論を行います。


 討論省略、採決の結果、賛成全員で認定案第6号 平成16年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、原案どおり可決しました。


 認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題にします。


 質疑省略、討論省略、採決の結果、賛成全員で認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について原案どおり可決しました。


 以上で当委員会に付託されました案件のすべてについて審査を終了しましたので、報告を終わります。ありがとうございました。


○議長(江口勝敏君) これより澤木厚生常任委員長の報告に対する質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 2点ほどお尋ねしたいと思いますが、第1点は、生きがい課の職員が退職したということや、あるいは長期の休暇をとっているという方や、時々病気のために休む職員がいると、こういうことが報告されたわけですけれども、生きがい課の職員は一般会計の職員と介護保険特別会計の職員がいるんですけれども、この職員の会計別の内訳はわからないですか。


○議長(江口勝敏君) 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) まず第1点目の生きがい課の職員の中ですが、今報告しましたように、そうしたいろいろな件につきましては十分私が理解しておりませんので、そこのところを担当の方にひとつお願いしたいと思いますが。


○議長(江口勝敏君) 暫時、この場で休憩いたします。


              午後1時25分 休憩








              午後1時26分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) 申しわけございません。このことについては、委員会において詳しく説明がないというふうに感じておりました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 一般会計の職員が5人、介護保険特別会計の職員が5人いるというふうに僕は理解しておるんですけれども、仮に一般会計の職員の人ばかりが3人だったら、残りは2人しかいないわけですわね。現在、職員が。仮に、一般会計と特別会計の職員が退職したり休んだりしておる人が、分かれておるといっても2対1でいずれかが、5人おったところが2人減るから3人の職員で仕事を実質的にやっているというのが実情だと思うんですわね。そういうような状況のもとで、本当にまともな仕事ができるのかと。それこそ時間外勤務をしなければ対応できないだとか、あるいは休憩中、昼休み時間中にサービスで仕事をやらなければ対応できないというような状況になれば、ますます職員の健康を害するような状況をつくり出す結果になると思うんです。ですから僕は、実態というものを本当は厚生委員会できっちりと把握して、議会の意見として職員を補充することを強く求めていくべきだったというふうに思います。


 退職者の理由が自己都合によって退職したという話ですけれども、自己都合というんですけれども、一般的には自己都合だとか一身上の都合だとかという理由でやめますわね。僕らが、例えば今度副議長を辞任するときに、都合により辞職いたしますといって。だけど、実際は申し合わせなんですよね。今回、職員が1人退職したというのも自己都合だというけれども、実際の理由というのは別にあるんじゃないかと思う。そういうようなことについて、僕は実際には別の理由があってやめたというふうに理解していますけれども、その辺はどういうふうに委員会としては、この退職者職員の状況についてつかんでおるんですか。


○議長(江口勝敏君) 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) 今、小林議員のおっしゃることについて、委員会におきまして、そこまで深く審査しておりませんので、了承していただきたいと思います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 退職された方が、正直言って、前に税務課におったときにもちょっと問題ありというか、事務を直ちにやらないがために、法人税の還付の延滞金まで払わなければならないという事態を起こした職員だと思うんですけれども、僕は、職員の配置については適材適所に配置して職務に励んでもらうということが必要だと思うんです。ところが、実際問題、適材適所でやられているかどうかが、僕は今度の職員が退職した要因になっておると思うの。だから、そういうようなことについてもきっちりと人事管理というものをやっていく必要があると思いますし、本当に適材適所で対応をして、職員の能力を十分発揮してもらうということが必要だと思います。


 2点目の問題ですけれども、保育料の関係で、3歳未満児について引き上げして、3歳児、4歳児、5歳児は引き上げしないと、そういうような報告がされましたわね。3歳未満児で3万7,000円のものを5万幾らに引き上げるとかいうことが報告されたわけですけれども、例えば保育料、3歳未満児でいくと階層区分がA、B、C、Dとあるんですが、具体的には階層Aは生活保護世帯ということで保育料は徴収しないということで、Bは市町村民税非課税世帯が1,300円になっているんですわね。先ほど報告されたのは、高い部分の3万7,000円のやつを5万幾らに引き上げるだとか、3万2,300円のものを幾らに上げるかというような報告がされたと思うんですが、C階層、B階層は、3歳未満児でも当局の考えとしては引き上げをしないという説明だったのでしょうか。一度、その辺の説明を再度お願いしたいと思います。報告をお願いします。


○議長(江口勝敏君) 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) まず、今の職員の退職された理由につきましては、私は恐らく小林議員もおっしゃられている内容かと思いますけど、私が、個人的でございますけれども、職員の配置されているのは、それぞれの能力に合わせながら、恐らく適材適所等に配置されて、もちろん業務遂行されていらっしゃると思いますけれども、当然、職場名がありますので、それぞれそのときによっては、例えばかわった年の月については非常に苦労されているかと思いますけれども、それはそれといたしましても、多分、健康管理ということについては、それぞれ体調そのものが悪くなる場合もありますけれども、私としては当然適材適所に配置されまして、そして職員の方々が努力されているというふうに考えております。


 それから、今の保育料の値上げ、このことについては私も不勉強でございますけれども、後ほど勉強させていただきまして、内容等、いわゆる各世帯の収入によって段階的に値上げ、あるいはそういうことであると思いますけれども、そういうことについてもしっかり私が勉強をさせていただくということでよろしくお願いしたいと思います。


○議長(江口勝敏君) この場で暫時休憩いたします。


              午後1時35分 休憩








              午後1時37分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) 委員長報告にありましたように、この3歳児、あるいは4歳・5歳児は保育料を変えないという課の答弁で、そしてこれ以外のことにつきまして町側は検討しておりますということでございます。検討するということですね。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 3歳未満児だけじゃなく、要するに全年齢、全階層に当たって値上げするというふうに理解していいんだわね。そういう方向で検討を進めているというふうに理解すればいいんですか。


○4番(澤木 昭君) はい、そうです。


○16番(小林 明君) そういうことのようですので、この値上げの理由なんですけれども、委員長報告を今聞いていると、合併のこともあって、保育料の値上げも合わせていかないかんというような御報告がされたというふうに私は理解しておるんですけれども、正確にもう一度報告してもらえないでしょうか。


○議長(江口勝敏君) 澤木 昭君。


○4番(澤木 昭君) 再度、この場で読ませていただきます。


 本質論ではないが、合併という方向が流れとしてあるので、厳しいなりにも努力しているということを示していくという考え方もあると町長の答弁ということで、ここで報告しました。やはりこれは、町の財政が厳しい中でいろいろな検討をされながら、こういう3歳児とか4歳・5歳児、先ほど申しましたことについて報告しましたことも含めて、町側としてはいろいろ検討されたことの内容だと思います。そのようなことで町長の発表があったと思わさせていただきます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 結局、行政改革、行政改革と言うけど、合併のためにその地ならしをするというのが、保育料のことを見ても明確になったというふうに僕は思いますので、これ以上質問しません。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で厚生常任委員長に対する質疑を終結します。


           ──────────────────





◎日程第1 議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)





○議長(江口勝敏君) これより日程第1、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算に反対の立場で討論をさせていただきます。


 今回提案された一般会計補正予算は、3億2,416万7,000円を追加して79万7,228万3,000円とするというものであります。この地方自治体が、地方自治法の定めのとおり、そこに住む住民の皆さんの福祉を増進するという仕事が本来の地方自治体での役割であります。そうしたときに、今、住民がどういう状況にあるのかということをつかんだ上で予算を編成し、住民の福祉を増進する仕事をしなければならないというふうに思います。


 今日、長い間の不況とあわせて、小泉内閣による改革の名によって住民の皆さんの暮らしが破壊されつつあるという状況だと私は思います。小泉内閣が誕生して以来、構造改革なくして明るい見通しはないんだというようなことが盛んに言われてまいりましたけれども、小泉内閣のもとで行われた改革によって、明るい展望が開けるどころか、お先真っ暗という状況が生まれてきているというふうに思います。医療保険の改悪、年金制度の改悪、介護保険の改悪、どれをとってみても住民にとってみたら負担を押しつけられ給付は減らされる、こういうことが改革の名によって行われてまいりました。その上、所得税や住民税の配偶者特別控除の廃止だとか、あるいは定率減税の半減だとか、年金生活者においては老人控除の廃止だとか年金控除の縮小だとかいうような形で、住民の暮らしは今大変な状況に陥っていると私は思います。


 こうした状況のもとで、いかに住民の皆さんの暮らしを守り、福祉を充実させていくかということをまず第1に考えて予算を編成しなければならないというように思いますが、そうした点については全く今回の補正予算では配慮されていないと言っても言い過ぎではないと思います。


 これまで江戸町長は、財政が厳しいから行政改革を推進するんだと、このようなことで行政改革なるものを強行してきております。ことしにおいても、広報の配布を管理職の者に配布させてシルバーの人の仕事を取り上げろだとか、敬老金の支給の年齢を引き上げるだとかいうような形で、住民いじめを行政改革の名で行ってきているというのが現状であります。その行政改革の根拠が、今度の補正予算で私は崩れたというように思っております。


 当初予算では町税を38億2,536万6,000円。今回、当初予算よりも2億2,825万2,000円増額の補正をしました。地方交付税においても、当初予算では6億3,800万円のものを1億3,933万4,000円増額いたしております。繰越金は1億5,000万円で、補正が1億7,453万2,000円の増額をいたしております。このうち、財政調整積立金は繰越金の額の2分の1を積み立てるということで、一応6,227万3,000円積み立てますので、実質的に可能な財源は1,227万3,000円となっております。特別会計の繰入金が2,756万4,000円、補正で増額されております。このように、新たな財源が生まれております。その主なものについて、今言ったものを合計しただけでも4億円も増額になっているというのが現状であります。この4億円の財源を、住民の皆さんの暮らしを守る、福祉を増進させるために使っていくと、これが私は本来の地方自治体の姿だと思いますけれども、残念ながら江戸町長は、そうした住民の暮らし、福祉を増進させるという点については全く無関心で、行政の責任者として本当に情けない思いを私自身しているものであります。


 この実際の、今回提案された補正予算と、昨年8月に提出された行政改革を推進していく根拠としての財政フレームを比較しても、行政改革の根拠が崩れてきているということを改めて指摘したいと思います。


 16年度の財政フレームにおいては、町税は37億2,800万円でありました。だけど、実際には決算は38億1,800万円で、財政フレームよりも9,000万円多いわけであります。地方交付税についても同じように、財政フレームでは8億7,100万円でありましたけれども、決算では8億9,600万円、2,500万円の増になっております。財政調整積立金はどういうふうになるかと、そういう財政フレームによりますと、財政調整積立金は5億3,300万円で、決算では6億3,500万円で、財政調整積立金、要するに町の財源として新たに、財政フレームよりも1億200万円も増額になっております。17年度の財政フレームと予算を比較しましても、財政フレームでは17年度、町税は36億9,900万円でありました。ところが、今回提案された予算を見ますと40億5,400万円であります。この差額は3億5,500万円になります。地方交付税においても、財政フレームでは5億9,200万円でありましたが、地方交付税の今回提案された予算は7億7,700万円であります。1億8,500万円の増であります。財政調整積立基金については、財政フレームでは3億4,900万円と言いながら、予算では6億8,700万円で3億5,800万円の増であります。このように、財政は厳しい厳しいと言いながら、使う財源がありながら住民の皆さんの要求にこたえない、これが今回の予算の特徴であると同時に、江戸町政の特徴でもあると思います。


 一方、この財源が、新たな大なる財源として4億円以上も生まれてきたということが、財政調整積立基金からの繰入金を1億9,139万6,000円減額する、地方債も5,270万円の減額をするという形で予算を調製されておりますけれども、財政が厳しい、財源がないと言っておきながら、当局は財政調整積立基金の繰入金の減額だとか、町債の5,270万円の減額の理由として、財源に余裕ができましたので減額させてもらいますといって、これまで議会や住民に言ってきたことと全く矛盾する提案説明を行ったわけであります。そのことは、住民の皆さんに使う金はありませんよと、そのことを裏返したものだというように思います。財源が余裕ができたけれども、住民の皆さんに使う金はありませんので、これだけ繰入金を減額させる、町債を減額させるというものでしかないというように思います。


 この財政が厳しいという根拠が崩れたら、今度、町長は何を言い出したかと。10年、20年先を見越して財政が厳しいと。何の根拠も示さずに、私はそういう言いわけにしか聞こえません。財政が厳しい、厳しいと言っておれば、住民の要求を聞き入れなくても済むというつもりで、もう今でさえ根拠は崩れているのに、10年、20年先の見通しなんか立つはずないじゃないですか。今でさえ、その年の見通しもつかないのに、10年、20年先の見通しもつくはずがない。それなのに厳しいと、こんな言いわけは、結局、住民のためには町政を進めないというものでしかないと私は思います。今やるべきことをやらないで、将来何をやるのかと。個々の問題については、全体を眺めて、全体の中で考えなければならないといって、個々の問題については何も考えない。多様なニーズがあるから、それにこたえなければならない。個々のニーズがあって多様になるわけであって、その個々のことにこたえずに、多様なニーズにどうやってこたえるんだと。全く、実際言っていることは何もやらないと、こういう結論にしか達していないと思います。


 本当に今やらなければならないことは、子育て支援であり、高齢化社会を迎えた中での高齢化社会に対応する行政をどう進めるのか、この扶桑町の地域の経済をどう振興させていくのか、こういうようなことを私は考えていかなければならないと思います。にもかかわらず、今回の補正予算では、そうした予算が全く計上されておりません。この土木費の中で、斎藤・南山名線の用地買収費が計上されておりますし、それに伴う補償料も計上されているわけですけれども、これは本来、イオンが進出することによって交通量がふえてくることはわかり切っておるわけですから、開発行為の申請の出た段階で協議をして対応すべきことであったと思いますが、そうしたことを十分やらずに、こういうところに金を使う。住民の福祉、暮らしの問題には金は使わないけれど、こういうようなところに金を使う、これを僕は住民の立場に立ったときに認めることはできません。


 この個々の問題についてはやむを得ない部分があると思いますし、予算を組まなければならない部分があるとは思いますけれども、今回の補正予算の特徴として、今申しましたようなことが上げられるというように思います。そうした点から、今回の一般会計補正予算の第4号に反対をいたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 一般会計補正予算(第4号)についての賛成討論をさせていただきます。


 随分と言いたい放題なことを聞いたわけですが、私は言いたい放題言えるということも、後の皆さんがこの予算を通してくれるからだろうという前提で心置きなく反対論が出るわけで、楽な立場だなあというふうな気持ちで聞いてはおりました。


 それはともかくも、今回の予算、先ほどからも出ておりますように、総額3億2,416万7,000円のそれぞれの追加補正ということで、懸命に努力がなされたかと思います。支出の面におきましても、いろいろとやかくといいますか、表現が悪いですが、見通しが悪いんじゃないかとか、もっと年度当初に厳しく予算見積もり、歳入見積もりをすべきではないかというような言葉も各質問の中から上がっておりました。


 しかし、結果的には、今、特に東海地方、愛知県あたりは名古屋を中心として全国的にも経済的に元気さを発揮しておりまして、万博が大成功に終わったように、その元気さを如実に物語っているわけであります。それから派生をして、町税、個人税、法人税も予想外に大きく伸びたということが一つ上げられると思います。


 これは、年度当初に、各担当スタッフも、町の当局側も、財政担当課も厳しく経済見通しの分析をしながら、この歳入予算を組み立てておると思います。しかし、経済見通しというのは、御承知のとおり、専門家でもなかなか当たらないわけでして、ましてや、片手間に経済見通しをやろうと思っても、せいぜい新聞のニュースか人の書いたものを読んで、ああそうかという程度のことで、予算を立てる段階では、結果を見て批判はたやすくできるわけですが、見通しはなかなか立てにくいという中で今回の見通し、うれしい、プラス方向に大きく右肩上がり方向での増収と一部なっておるわけですが、これは見通しが悪かったという責めよりも、日本の経済、冒頭言いましたように、特にこの地方の経済活動の思わぬ活発化による恩恵だったということが言えるんではなかろうかと。そこまでなかなか見通しは難しいんではなかろうかということを前提に、決して予測は甘くなかったけれども、いい方向に転がってきたというふうに私は見ておるわけです。


 問題は、そういうふえた予算を補正としてどういう方面に使っていくかということが問題であろうかと思います。歳出を若干眺めてみますと、なかなか苦心の跡も見受けられます。先ほど、最後に反対討論の中では、斎藤・南山名線の歩道確保のための拡幅工事、これがやり玉にも上がっておりましたが、なるほど、私の質問の中でありましたが、イオン進出のためにどうしてもやらなきゃならんという理由もありました。聞いてみますと、町当局もイオン側に相当交渉をしたようです。これは相手があってのことですし、精いっぱいやってきたと思います。しかし、こちらの要求が達成できなければ拡幅できない、歩道も確保できないということでは、現実問題、毎日毎日危ない目をしておる町民の安全を考えるならば、やはり限度というものがありまして、ある程度は見切りをつけて町が踏ん切りをつけなきゃいかんと思っております。それがたまたま歳入の方も好転をした中でぱっと決断をした、これは一つの、町長のいつも言われる安全・安心の町政づくりというか、住民の安全・安心確保という一端のあらわれではなかろうかと思っております。ぜひともこれは早急に実施をしてほしいと思うところであります。


 安全といえば、そのほか、金額は細かくなってくるかもしれませんが、土木の方では、道路街灯の増設、あるいは白線とか中心びょうの予算の増、そういう面で安全確保の努力が随所に見受けられておるわけです。あるいは、警備保障の予算確保といいますか、災害防止のための防犯対策の確保という面で、相当苦心の跡が見受けられておるわけです。


 その他、中には福祉センター、あるいはそのほかの借地を前から地主さんから買い取ってほしいと言われてきたのが、厳しい予算でなかなか色よい返事ができなかったのを、この際、思い切って購入の予算をつけるとかいうことで、思い切った面も私は見受けられると思います。ですので、全体としては、町民の皆さんからの日ごろはできなかったことを、今回、悪く言うと大盤振る舞いという面もありますけれど、そういう悪い面ばかりの指摘ではなしに、いい面で考えれば、長年の地元の方々の要求がかなえられたということから見れば、町長の思い切った予算配分、歳出配分だと思っております。


 ただ残念なことには、問題にもなりました、臨時財調のど忘れか何か知りませんが、据え置き期間があったと勘違いをしての計上忘れで、6月計上するのが急遽今回になったというような面もあります。4月早々に町長が旗を振って、役場は変わるという号令をかけた後に、こういうことが現実の問題として起こってくるということは何が変わったんだと、本当に変わったのかと、腰を据えてやっているのかという叱咤激励の言葉は、賛成の立場からも言わなければならないという面もあります。


 しかし、そういう面は、今後二度と繰り返さないということをお願いして、全体としては歳入の増を安全面、あるいは住民の長年の要求を満たすという面で確保していただいたというふうに理解をしておるわけです。したがいまして、全体としては、当補正予算には賛成をするものであります。


 以上、賛成討論といたします。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 浅井捷史君。


   〔11番 浅井捷史君登壇〕


○11番(浅井捷史君) 私は、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)に賛成の立場で討論をします。


 先ほど、小林議員の反対討論の中、数字がるる述べられていましたが、まあ間違いないものだと思います。


 今回の補正は、歳入歳出にそれぞれ3億2,416万7,000円を追加するものであります。


 歳入での主な内訳は、町民税での個人の均等割、所得割が税率改正などにより8,695万9,000円、法人税割が村田、旭有機材、CKD、デコラックスなどの業績向上により1億4,864万1,000円、それと地方交付税の1億3,933万4,000円の増などであります。


 歳出では、財政調整基金積立金1億6,226万7,000円、それと防犯警備委託料として、その箇所は総合福祉センター、七つの保育園、四つの小学校、二つの中学校、児童デイサービスセンター、保健センター、給食センター、公民館、図書館、文化会館、体育館に対し、それぞれ半年分として総額241万2,000円、それから高雄西保育園土地購入費3,853万9,000円、保健センター土地購入費が4,014万1,000円等々となっております。道路照明灯も3基から5基にふえるとか、区画線などの設置工事費などが350万円、北中横の道路改良工事費の補正も330万円追加されております。先ほどからお話が出ていますように、町道斎藤南山名線、それと柏森の旧高木医院横の土地購入費と補償金、これは誠信高校のフェンスでありますけれども、そのトータルが3,173万1,000円ということが提案されております。それから、建築が昭和58年で22年経過しています。私が日ごろ最も心配している総合体育館に対しての改修工事で、第1アリーナの上の屋根部分防水工事と1階女子トイレの改修工事などで1,158万6,000円などが補正予算として提案されております。


 歳入での法人税割につきましては、少しでも長期間、業績が好調に現状維持ということで、維持することを願いたいと思います。歳出につきましても、すべて必要欠くべからざるものばかりであると考えます。


 以上のような理由で賛成討論とさせていただきます。終わります。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんね。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第39号の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第39号 平成17年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)は、原案どおり可決されました。


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◎日程第2 議案第40号 平成17年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第2、議案第40号 平成17年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより議案第40号の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第40号 平成17年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第3 議案第41号 平成17年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第3、議案第41号 平成17年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより議案第41号の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第41号 平成17年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第4 議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第4、議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


   〔17番 小室美代子君登壇〕


○17番(小室美代子君) 議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、反対の討論を行います。


 介護保険制度は5年に1度見直しをするということで、現在見直しがされているところであります。国会においては、既に介護保険法の改悪が行われているわけでありますけれども、具体化はそれぞれの市町村の中で来年の4月以降実施されることになるわけでありますけれども、しかし、この改正の前倒しとして今回、この10月から、特別養護老人ホームなど施設に入所する場合に、いわゆる住居費と食費を保険から外すと、こういうことをやるということにしてしまったわけであります。それに伴います今回の補正予算ではありますけれども、実際、この中身が本当にひどい内容であるということをまず指摘をていかなければならないと思います。


 政府は、今回のこの住居費とか、あるいは食費を保険から外す理由として、在宅介護と施設入所の公平を保つためにというような理由をつけているわけであります。そうしたことから、この施設に入所している人の部屋代とか、あるいは食費は保険から外すということですけれども、そうなりますと施設入所者に係る費用というのは、現在負担している費用よりも倍以上の負担をしなければならなくなってくるわけであります。現在、大体、特別養護老人ホームに入所をしております方々は、1割の負担という原則から見て、これを計算いたしますと、およそ三、四万円ぐらいの費用を負担している。しかし、所得によってはゼロという方も見えるわけでありますけれども、その費用が1ヵ月7万から9万円に大増額になるわけです。もし、こうなりますと、それこそ年金をもらっている人でも年金で賄えないと、こんな事態になってくるわけです。そうしたことを国会でも大論戦があったわけでありますけれども、そうしたことに対して、今回、激変緩和措置というものを導入するということで、今回の補正予算があるわけでありますけれども、それにしても減額措置をするということであり、これまでの費用どおりにいかないと。実質的には、減額したとしても1ヵ月1万5,000円〜2万円というような、段階によっては負担がふえてくるわけであります。


 そうした点でも、この介護保険制度の大改悪は許せないわけでありますが、私は町長の考え方にも非常に大きな疑問を持っております。この介護保険制度の今回の改正についてどう考えるかという見解を求めたところ、町長としては、この介護保険制度を維持していくためにやむを得ないというような判断をしておられるわけであります。


 しかし、もともと介護保険というのは、介護は大変だということで社会的にも大問題になり、これを公的に支援をしていこうということで、若いときから収入に応じた保険料を負担してきたわけであります。いざ介護が必要になったときに、負担する金がなかったら利用できないなんていうのは、まさに、保険とはいえども、実際は保険としての役割を果たしていないと言っても言い過ぎではない制度でもあるわけです。


 給付がふえてきて、将来維持ができないというようなことを言っておられるわけでありますけれども、給付がふえてきているのは、一つは高齢者がふえて介護認定者がふえているということと、そして在宅で自分らしく、人間らしく生活していく上で必要最小限の介護を受けていくために何が必要かということを前提にして、このサービスを受けているわけで、余分な介護を受けているわけでも何でもないわけです。余分なサービスを受けているわけでもない。そういう給付がふえていけば、当然、それなりの国の責任を本来なら果たすべきでありながら、介護保険制度の改悪で利用者が利用できなくなるような方向に持っていくことに対して、やむを得ないという考えというのは、到底納得できないというふうに私は思うわけであります。


 そもそも介護保険制度を導入したとき、これまで国が高齢者のために支出していた財源を使っておれば、高い保険料だとか高い利用料などという問題は回避できたわけなんです。消費税を導入する際にも、高齢化社会のために備えるんだと言いながら、実際には、高齢者のためにそうした消費税が使われているかというと、使われていないのが現実の姿であるわけです。


 そうした点でも、介護保険特別会計、介護保険制度、こうした制度は、本来なら、必要な介護がだれでもきちんと受けられる、そういうふうに国に対しても要求していくべきだし、また当面、町がそうしたことになるように、町としての措置も必要になってくるというふうにも思うわけでありますけれども、町長の見解は、そうではないようであります。そうした点でも、そうした考えは改めていただきたいということを厳しく指摘しておきたいと思います。


 今回の補正そのものが、こうした予算を組まなければ、少なくとも負担限度額を軽減していくということにはならないので、この問題はそれはそれとして通さなければいけない問題だとは思いますけれども、しかし、先ほどの繰り返しになりますけれども、町長の介護保険に対する認識の違いから、私はどうしてもこの予算に対して反対をせざるを得ないということを言って、討論にかえさせていただきたいと思います。以上です。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 浅井捷史君。


   〔11番 浅井捷史君登壇〕


○11番(浅井捷史君) 議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)に賛成の討論をします。


 この補正は、制度改正に伴うものであります。ことしの10月から介護保険制度の見直しが始まりますが、制度は施行から5年が経過しており、それなりに老後の生活を支える制度として定着しつつあります。


 しかし、財務の中身は年々悪化して、費用も発足当時の2倍にならんとしております。こんな中、保険料の上昇を少しでも抑えるため、所得の低い方の負担に配慮しながら、今回は利用者の方に対する緩和措置の補正であります。したがって、賛成します。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第42号の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第42号 平成17年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決されました。


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◎日程第5 議案第43号 平成17年度扶桑町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)





○議長(江口勝敏君) 次に日程第5、議案第43号 平成17年度扶桑町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより議案第43号の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第43号 平成17年度扶桑町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決されました。


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◎日程第6 議案第44号 扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第6、議案第44号 扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 児玉孝明君。


   〔19番 児玉孝明君登壇〕


○19番(児玉孝明君) 議案第44号 扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例について、反対をいたします。


 扶桑町個人情報保護条例は、一昨年の総務省政策統括官からの地方公共団体における個人情報保護対策についてで、実施機関としていない機関についても条例の対象としていくのが望ましいとの助言から、個人情報の取り扱いに伴って生じるおそれがある個人情報の権利・利益の侵害を防ぐことを目的とする罰則が設けられていると理解しておりますが、今回の条例改正は、管理主体が変わることで罰則の対象から外れ、住民の権利・利益が侵されることへの抑止力が低下すること、施設によって管理主体が指定管理者と町で違いが生じることから、条例制定時の考え方とは違ったものになること、両罰規定まで検討する必要があることと、質疑・答弁においても今後検討していきたいとの課題を残したままでの提案から、この改正案には賛成できません。以上です。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 第44号の本件につきましての賛成討論をさせていただきます。


 何せ指定管理制度は、全く新規の新しい、きのうきょう降ってわいたような法律ではありませんが、昨年できた新しい法律で、町としては適用させる条例をつくるのは今回がもちろん初めてであります。


 その中で残念なことには、執行部側、当局側が、いろいろ我々が審議の中で聞いても、なかなか明快な答えが返ってこなかったというところに一つ大きな残念なところがあります。しかし、よく考えてみますと、三位一体政策の中で、官から民へ、町あるいは公の税金を少しでも有効活用する中で、民の活力を導入せよというのがこの制度であるわけです。したがって……。


   〔発言する者あり〕


○13番(大藪三郎君) 議第44号、個人情報の関連のものでありまして、要するに個人情報の保護という条例で、44号の方なんですが、今言われる罰則規定を適用させない、要するに委託者は、法解釈はそのようですが、委託・受託関係にないところに罰則規定の55条ですか、それを適応させないということにあります。ですから、適用させないから、指定管理者は勝手気ままにやってもいいということではなくて、逆に罰則規定が適用されないので、余計責任が重いんだよという重責を課しておると私は理解をしておるわけです。


 したがって、今の反対討論の指摘では、指定管理者にすることによって、かえって責任が軽くなるんではないかという見方とは逆に、私は、そのことによって責任が重くなるんだという見方をしております。したがって、この新しい改定案につきましては賛成の立場であります。以上です。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


○16番(小林 明君) 議案第44号 扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例に反対をいたします。


 今回提案されている中身は、罰則の問題については具体的に何も触れられていない。ただ52条の改正を、「出資法人」というものを「出資法人及び指定管理者」というようにするという中身でありますけれども、実際、質疑等を聞いていて私は、当局の答弁は全く不十分で、町当局の見解が明確になった段階でこの条例を提案すべきであって、撤回すべきだというように申しました。


 質疑の中でも言いましたけれども、例えば同じ公の施設でも、町が直営する施設と指定管理者が運営する施設で、町が直営するのは職員が直接事務をやるわけで、指定管理者は扶桑町の職員ではないと。だから、町の職員は、秘密を漏らした場合、罰則の対象になるけれども、公の施設の管理運営をしている指定管理者の職員が秘密を漏らしても罰則の対象にならないというのは、これはどうしても理解できない。同じ町の公の施設を管理運営するのに、町の職員であったら罰則の規定が設けられ、町の職員でなければ、管理運営を直接しておった者でも罰則規定は適用されないと、こんなばかな話は、僕は社会通念上おかしな話じゃないかなというように思います。そういう点から見ても、この指定管理者と同じように町の職員も罰則規定がなければそれはそれでいいんですけれども、町の職員は罰則され、指定管理者の職員は罰則規定が適用されない、こんな矛盾した話が僕はないと思います。


 そういう意味で、このまま当局の説明を了として賛成するわけにはまいりませんので、反対をいたします。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第44号の採決を行います。


 本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立多数であります。よって、議案第44号 扶桑町個人情報保護条例の一部を改正する条例については、原案どおり可決されました。


 ここで暫時休憩いたしますが、この場でちょっと休憩をお願いいたします。


              午後2時34分 休憩








              午後2時36分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


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◎日程第7 議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定について





○議長(江口勝敏君) これより日程第7、議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてを議題といたします。


 本案については、先ほどの休憩中に、議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定に対する修正案が提出されました。


 これより、議案第45号に対する修正案についてを議題といたします。


 提出者、小室美代子さんから説明を求めます。


 それでは、提案前ですので、事務局長から説明をさせます。


○議会事務局長(間宮寿彦君) 大変申しわけございません。提案に入る前に私の方から、この一部改正の修正案の関係の3枚目の方の修正案と原案というのがございます。それがてれんくれんになっておりまして、修正案の方を原案、それから原案の方を修正案というふうで訂正をお願いしたいと思います。大変恐縮に存じますが、よろしくお願いをいたします。説明もそのようにお願いをいたしたいと思います。以上です。


○議長(江口勝敏君) それでは小室美代子さん、お願いします。


○17番(小室美代子君) 議長のお許しをいただきまして、提案の説明をさせていただきます。


 扶桑町議会議長 江口勝敏殿。提出者、扶桑町議会議員 小室美代子。賛成者、扶桑町議会議員 小林 明。


 扶桑町議会議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定に対する修正案の提出について。


 上記の修正案を、別紙のとおり地方自治法第115条の2及び扶桑町議会会議規則第16条の規定により提出します。


 提案の理由といたしましては、経費節減は住民サービス向上に反するためということであります。


 中身でありますけれども、扶桑町議会議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定の一部を次のように修正する。


 第4条第1項第2号中「最大限に発揮させるとともに、その管理に係る経費の縮減が図られるものであること。」を「最大限に発揮させること。」に改めるというものであります。


 3枚目につきましては、原案としましては、先ほども言いましたように、「最大限に発揮させるとともに、その管理に係る経費の縮減が図られるものであること」というのを修正して、「最大限に発揮させること」というふうに出させていただいておりますので、よろしくお願いします。


○議長(江口勝敏君) 以上で修正案の説明は終わりました。


 ここで3時まで精読休憩といたします。


              午後2時41分 休憩








              午後3時00分 再開


○議長(江口勝敏君) 休憩を閉じ、会議を続けます。


 これより質疑を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


○13番(大藪三郎君) 一つだけちょっと質問をしたいと思います。


 提案理由に、経費の節減は住民サービスの向上に反するためということでこの修正案が出ておるわけですが、修正箇所というか、原案を見ますと、公の施設の効用を最大限に発揮させるとともに、その管理に係る経費の縮減が図られるものであることといううたい方をしておるわけで、ただ一方的に経費だけを安上がりにしようと、サービスに係る費用を、サービスはどうでもいいから経費を縮減しようということを言っておるのではなくて、最大限に発揮させるとともにと、これ両立させようという意味だと私は解釈しておったわけですが、その辺はどう解釈をして提案をされたのか、お聞きします。


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


○17番(小室美代子君) 先ほどの提案理由のときにも申し上げたんですけれども、結局、経費を節減するということと、サービスを向上・充実させていくということとは相反するものだというふうに私どもは理解をするわけです。


 例えば経費節減というのはどういうことがあるかといえば、端的に言えば人件費ですね、そうしたところをカットする。結局、そのことが利用する側の立場に立てば、サービスの提供を受ける側に立てば、少ない人数というのがどれだけサービスが低下していくかということは、私は火を見るよりも明らかだというふうな認識のもとに立っておりますので、そういう意味でも、先ほど言いましたように経費節減とサービス向上は相入れないものだというふうな解釈をしておりますので、よろしくお願いします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


○13番(大藪三郎君) 経費を節減ということは、要するに効率をよくせよという意味だろうと思っております。その意味は、例えば100万円かかるやつを10万円削るとかいう意味ももちろん経費の縮減にはなるわけですが、同じ100万円かけるのを、今100万円かけて100というサービスをしているのを、同じ100万円かけて105のサービスにする、110のサービスにする。少しでも効率よく資金を展開させてサービスを上げていくというのも経費の縮減と見られるわけです。要するに効率よく資金を運用するということになると思うんで、その辺も含めれば、これは当然のことではなかろうかと。最大限に効果を発揮させるということと、別々に書いてあればなんですが、そういう意味で、「それとともに」という接続語で書いてあるということは、両立させよという意味に解釈できませんか。


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


○17番(小室美代子君) 経費の節減ということは、もちろんむだ遣いをせよとか、そういう意味ではないですね。当然むだなことはやめるべきだし、そうした経費の見方というのもあるとは思います。


 それは、改めてここに「経費の縮減」と書かなくても、本来、地方財政のあり方としては最少の費用で最大の効果を上げていくんだという大原則がありますので、その原則にのっとって、この指定管理者制度を導入する際には、そうした原則にのっとった上で、公の施設の効用を最大限に発揮させていくと。いわゆる住民サービスを最大限に生ませていくと、実施していくということだけで私は十分だというふうに解釈をしておりますので、よろしくお願いします。


 やはり指定管理者制度というのは、民間ということもあり得ることですわね、一般的なこととして、条例の中でも公募ということがありますのでね。もし万が一、民間というような形になったときに、住民サービスの向上という口実と経費の節減ということになれば、当然営利を目的とする民間が参入すれば、人件費の抑制というものは企業としてあり得る形態だと思うんですね。そういうことのないようにしていく上でも、住民サービスを向上させるということが最大のねらいでなければならないということで、今回の修正案をこのように出させていただいたわけですので、お願いいたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


○14番(伊藤伊佐夫君) 今いみじくも小室議員がおっしゃいましたけれども、最少の経費で最大の効果を上げるということはおっしゃられました。それにつきまして、地方財政法の第4条に、地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要かつ最少の限度を超えてこれを支出してはならないと、このように規定してあるわけでありまして、今おっしゃられましたように、やっぱり両論ですね。最少の経費で最大の効果。ですから、ここの場合ですと最大の効果を上げて、そしてなおかつ経費の縮減に努めなければならないと。皆さんの大切な税金であると。小室さんが大原則を言われたのであれば、当然私はこうした条例の中にもそういう精神はうたっていくべきだと思いますが、その件についてはどのように解釈をされるのでしょうか。


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


○17番(小室美代子君) 先ほども言ったとおりですけれども、今回の指定管理者制度の導入の目的が、もちろん任意の指定もありますし、それから公募で管理者を選定していくという方法もあるわけです。その中で、民間活力という問題から考えたときに、一般的には民間というのは営利を目的とするのが常だと思うんですね。非営利団体ならいざ知らず、一般的な民間が参入した場合にね。そのときに、一つは経費の節減をやってくれよということをうたえば、当然それは何で経費を節減するかといえば、人件費が主に出てくると思うんです。それはもう理屈抜きでそうだと私は解釈をしているわけです。


 だから、あえてこういう条例を出してくるのであれば、私はこうした経費の節減などというものは入れなくて、住民サービスの向上をするために、この指定管理者制度を導入するんだという立場に立っていくべきだというふうに考えて、この修正案を出しておりますので、お願いします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


○14番(伊藤伊佐夫君) いずれにいたしましても、私は地方財政法の精神からいって、両論を規定すべきだと思いますが、見解がかみ合いませんので、終わります。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑もないようですので、以上で質疑を終結いたします。


 これより、議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定について討論を行いますが、本案について、ただいま修正案が提出されております。したがいまして、修正案の討論と採決を先に行います。


 修正案の討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 議案第45号に対する修正案に反対の討論をさせていただきます。


 まず第1点は、先ほどの質疑の中でも述べましたように、これは経費の節減だけをやれという貧乏くさい条文ではなくて、あくまでも最大の効果を発揮させるのがねらいだということが第1点ということと、例えばこういう解説書もあるわけで、指定管理者を決めるときは期間を2年から5年ぐらいのあれで決めるわけですが、特に期間を設けよということで国も法的に規制をつけたのはこういう趣旨が入っておるという解説があるわけですが、ちょっと読んでみますと、「指定に期間を設けたのは、最少のコストで最大の効果を上げているかなど、指定管理者による管理が適切に行われているかどうかを地方公共団体が見直す機会を設けることが適当と考える」ということで、契約しっ放しでいつまでもいいよというと、見直しする機会がないと。期間を設けて、その都度、本当に一生懸命やっておるかどうかを見直す機会を与えることが期間を設ける一つの大きな目的だということをうたっておるわけです。


 そういうことからか考えても、原案のような表現で発揮させるとともに、その管理に係る経費の縮減が図れるものであることというような表現は、何ら奇異なものではないし、冒頭に振り回した表現はおかしいんですが、貧乏くさい、ただただ金を押さえ込むという趣旨ではないと。要は、最大の効果を発揮できるような管理者を指定したいというのがこの条文のねらいだというふうに解釈をするわけです。したがいまして、今回の修正案には反対をいたします。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についての修正案に賛成をいたします。


 公の施設の管理を指定管理者に行わせるという指定管理者制度がなぜ導入されたのかということを一度考えてみる必要があると思います。


 財界が、民間にできることは民間にということから、小泉内閣に対して要求を突きつけているわけであります。官から民へということで、小泉改革の流れがつくられてきております。要するに、官から民へということは、公共の仕事を民間にやらせて、民間が公共の仕事を金もうけの対象にする、これが指定管理者制度の導入の本当のねらいだと私は思います。


 そういう点から見ると、金もうけしようと思ったら経費を節減するということは一つの金もうけの手段だというふうに思います。そういう点から見ても、経費の節減と公の施設の設置目的は相反するものだというふうに思います。


 公の施設というのは、住民の福祉を増進させる目的を持って、その利用に供するための施設だということでありますし、そして指定管理者というのは公の施設の設置の目的を効果的に達成するため必要と認めるとき、条例の定めによって指定管理者に公の施設の管理を行わせることができるという地方自治法の規定があるわけでありますけれども、今申しましたように、この指定管理者というのは営利企業も公募によって参入が可能になるものであって、問題は町長が指定するかせんかという問題があるわけですけれども、そういう利潤を追求する株式会社等にも管理を委託することができるという制度のもとで、その管理に係る経費の節減を図られるものであることという指定の基準がそういうように定められれば、結局この公の施設を利用して金もうけをさせるということも可能になってくると思います。


 そういう点からも、この住民の福祉を増進させる目的を持って、その利便に供するための施設で、あえてここで管理に係る経費の縮減を図ることを明記するということは、結局は住民の皆さんに対するサービスを低下させざるを得ないものになってしまうと、こういうものであるわけで、この経費の縮減の部分を削除する修正案はぜひ、この公の施設の設置目的を達成する上からも必要だと思いますので、賛成していただきたいというように思います。


○議長(江口勝敏君) 他にありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第45号に対する修正案の採決を行います。


 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、議案第45号に対する修正案は否決されました。


 次に、原案の討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 今申し上げたことと反対のことになりますけれども、公の施設については、もともとは地方公共団体が管理・運営するということになっていたわけですけれども、法の改正によって、公の施設の管理を委託することができるというようになりました。委託する先がどういうものかというと、地方公共団体が出資している法人、あるいは公共団体、または公共的団体に委託することができるというふうに地方自治法が改正されて、その後にまた公の施設の管理・運営について法律が改正されて、今申しましたように営利企業も参入できる指定管理者制度が導入されたわけであります。


 公共的団体、あるいは公共団体等が管理する指定管理者となる場合については、私どもは反対するものではありません。サービスが低下されないという保証があればね。だけども、この条例は社会福祉協議会のような公共的な団体のみならず、この条例によれば、営利目的の企業も参入できるものでありますから、この営利企業の参入できる条例は、営利の目的のために指定管理者を指定するというものは除こうという趣旨からいくならば、やはりこの管理に係る経費の縮減を図るという部分は削除して、本当に公の施設が公の施設を利用する住民のサービスの向上を図っていく中身でなければならないというように思います。


 そうした点で、その管理に係る経費の縮減というのは、住民サービスの向上に相反するものだと考えて、この原案に反対をいたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 原案に対して賛成の立場であります。


 先ほどの討論の中でも触れましたように、新しい制度で、どちらかというと暗中模索のところもあります。他市町の条文なんかを眺めてみますと、さらにもっと詳しく、あるいは読めばわかるような詳しい条文のところもあります。しかし、それは他市町のことでありまして、扶桑町として十分検討された今回の指定管理者制度を発足させるための条文であります。


 今後、いろいろ質問の中でも解明できにくかったこと、あるいは不明瞭なところが現実にあります。ずばり回答が出なかった点もあるわけでして、その辺は十分研究の余地は残ってはおると思いますけれども、今回の指定管理者制度の手続の滑り出しとしては、当面これで発足できるのではないかと思っておるところであります。


 したがいまして、先ほど触れましたように、修正するところも、私どもは考えておりませんし、原案のとおり可決することを賛成といたします。ちょっと言い間違えましたが、賛成討論であります。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第45号の原案の採決を行います。


 原案に賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、議案第45号 扶桑町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定については、可決されました。


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◎日程第8 議案第46号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第8、議案第46号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第46号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定については、原案どおり可決されました。


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◎日程第9 議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第9、議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 千田勝隆君。


   〔5番 千田勝隆君登壇〕


○5番(千田勝隆君) 議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に反対して、討論をさせていただきます。


 私も、指定管理者制度の検討は、町民と行政の協働による自治のあり方や、地域経営の手法・手段などとして大きな可能性を持っており、公共の担い手を考えるよい機会であると考えており、今回の指定管理者の指定手続に関する条例に関しては、異を唱えるものではありません。


 しかし、指定管理者制度とは、単に施設の管理を任せるのではなく、むしろその施設をどう活用して収益を上げながら管理していくのかという視点が大変重要であると思うのです。逆に言えば、そのようなことのできない施設に指定管理者制度を導入すれば、施設の管理に関する権限も委任して行わせるものでありますから、現場での仕事量が大きくふえることとなり、それに対応が追いつかなければ、結果として公的サービスのレベルが落ちてしまうということも危惧するものであります。


 施設によっては、指定管理者制度を選択せず、あえて直営を選択し、個別に業務の一部委託を行っていく方法があると思うのです。


 指定管理者制度は、地方分権の自主・自立、そして協働という住民自治の発想が根底にありますが、現段階のこのような施設においては、あえて直営を選択し、そこにかかわる人たちと行政が、公を担うのは公務員だけではなく、この町に暮らす、かかわるすべての方が何らかの形で公を担うという姿をつくり上げていただきたいのです。


 このような理由から、本47号及び後段の議案第50号 扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についても同様の理由から、あわせて議案に反対し、討論とさせていただきます。ありがとうございました。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


   〔17番 小室美代子君登壇〕


○17番(小室美代子君) 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。


 地方自治法の一部改正によりまして、公の施設の管理を、直営でいくのか、あるいは指定管理者に委託していくのかということが、いわゆる平成15年度以降の3年後、来年の18年度までに決めていかなければならないという法の枠があるわけです。本来、私どもはこうした老人憩の家、あるいはサングリーンハウスとか、総合福祉センター、あるいは高齢者作業所、こうした公の施設というのは、本来直営でやるべきだと考えております。しかし、現状は既に社会福祉協議会に委託をしているという現実があるわけです。それを全く無視するということはできないわけです。それは、そこで働く人たちの労働に対する権利も当然あるわけです。そういう立場から、厚生委員会でも幾つかの問題を指摘させていただきました。


 特に、指定管理者を選ぶ際の基準として、営利を目的としない団体への指定ということについて、町長にその見解を伺ったわけであります。それに対して町長は、基本的には任意指定をお願いしたいということと、それから今までの経緯から見て、信頼性の置ける相手として、現在、管理を委託している社会福祉協議会を考えているというような回答が寄せられました。


 そういった点で、私は本来だったら直営でやるべきだというふうには思いますけれども、現状から見てそういうふうにもならないことから考え、そして営利を目的としない社会福祉協議会にこの管理をゆだねていくということを信じまして、そしてさらに、今後は協定書の中に現状のサービスが低下しないということについても明記していきたいというような答弁を聞きましたので、この老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、賛成をしたいというふうに思います。


 以下、48号、49号、50号についても、同じような立場で委員会でも質疑をし、当局の答弁を、町長の基本的な考え方をいただいておりますので、あえて討論はいたしませんけれども、賛成の立場をここで表明しておきたいと思います。よろしくお願いします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎君。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 何か話がややこしいようなメンバーで討論ですが、小室さんだけにせっかくの賛成討論をしていただきましたので、我々は我々として賛成討論をちょっと触れておかないといかんなあという気もいたしましたので、一言だけ触れさせていただきます。


 どうも話がややこしいわけで、町長を擁護している人が町長が提案をした原案を否定しておると。逆の立場とまでは極端なことは言いませんが、若干町長を支えるには腰を引いておる私どもが積極的に賛成の意を述べておるということでは、どうも話が逆転して、しかもその間に小室さんが反対討論に出てくるかと思ったら、あに図らんや賛成討論だったということになると、やはり私は私でちょっと触れさせていただきたいと思ったわけです。


 要は、今回のスケジュール、資料でもいただきましたが、また今小室議員も賛成討論の中で述べられましたが、現在、委託をしておる業者が実質的にはそちらへ移行するのではないかと。制度はもちろん変わっても、実質運用は当面は変わらないということで、その中で今後の本当のあり方を逐次手探りをしていくんではなかろうかという気もしておるわけで、その点は町も、せっかく指定管理者制度をこの4事業所にしては選択をしたわけですので、しっかりと官から民への制度を最大限に活用し、民活を図っていただきたいと思う気持ちから、賛成討論をさせていただきました。以上です。


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第47号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数でございます。よって、議案第47号 扶桑町老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第10 議案第48号 扶桑町サングリーンハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第10、議案第48号 扶桑町サングリーンハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより議案第48号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第48号 扶桑町サングリーンハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第11 議案第49号 扶桑町総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第11、議案第49号 扶桑町総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより議案第49号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、議案第49号 扶桑町総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第12 議案第50号 扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第12、議案第50号 扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 浅井捷史君。


   〔11番 浅井捷史君登壇〕


○11番(浅井捷史君) 先ほどの条例改正につきまして、本案に反対という討論がありましたので、あえてこの条例の一部改正に賛成の立場から討論をさせていただきます。


 公の施設の管理に指定管理者制度を導入する地方自治法の一部改正が、平成15年6月に公布、9月2日に施行されて、既に2年ちょっとたっているわけであります。これは、小泉構造改革の流れの中で、自治体のあり方を変えると。「官から民へ」の一環として考えられたものです。


 3年間の猶予期間があって、平成18年9月までに指定管理者制度に移行するか、また直営を維持するか選択しなくてはなりません。既に導入している自治体も数多くあるわけであります。実はお隣の大口町さんでも、これは要らんことかもしれませんけれども、もう既に施行が9月2日で、その次の年には大口町老人福祉センターが直営委員会という名目で指定管理者制度を導入しておるわけであります。


 何が言いたいかというと、先ほどから内容についてはいろいろな問題がありますよと。今後、煮詰めないかんところも多々あるということであります。12月議会には中身的、詳細についてはまた提案されるようです。どうも、これと来年の9月ということでタイムリミットが近づいたので、あたふたしておるというような感じがしないでもありません。来年の9月ということでありますけれども、年度初めからやるということでありますので、これはますます慌ただしいということになると思います。


 こうした猶予期間があるものでも、早目に余裕のある対策をとっておれば、今回のような事態にはならないと思います。


 12月の議会では、しっかり質疑などをしまして、問題点を少しでも払拭しようということになると思いますけれども、そういうような点を指摘しながら賛成とさせていただきます。


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第50号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) 起立多数であります。よって、議案第50号 扶桑町高齢者作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第13 議案第51号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第13、議案第51号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第51号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第14 議案第52号 扶桑町基本構想について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第14、議案第52号 扶桑町基本構想について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 扶桑町議会議案第52号 扶桑町基本構想について反対をいたします。


 今回、この基本構想についての提案の中身は、計画期間を「平成8年から平成17年」であるものを、「平成8年から19年」に改めるという、2年間延長するものであります。


 この提案理由を見てみますと、全く都合のいい、自分たちが責任を負わないという姿勢がありありとうかがえると思います。


 読んでみますと、「現行の第3次扶桑町総合計画の基本構想の計画期間が平成17年までとなっているが、新扶桑町総合計画を策定中であり、期間延長を行う必要があるので提案します」と。新扶桑町総合計画の策定中でありといって、何で去年から仕事をやらなんだの。仕事をやっておれば、こんなことをわざわざ書かなくていい。自分たちが仕事を合併合併といって、合併問題とは別個に16年度の予算審議のときには総合計画の策定は進めていきますと答弁をしながら、その仕事をやらずに、今になって新扶桑町総合計画を策定中であり、期間延長が必要だと、こんな虫のいい話がどこにあるんですか。


 正直言って、江戸町長は当時おりませんでしたので、町長の責任とは僕は言いませんけれども、この合併が破綻する当時の町長や助役がこんなもの当然責任をとるべきなんです。責任をとった上で、こういう理由で提案させてもらうというならわかるけれども。何の責任もとらずに、自分たちがやってこなかった、合併合併といって自分たちのやるべきことをやらずに、議会にこんなことを提案するんですか。議会に提案するのだって、まず自分たちが責任をとって、その上に立って提案してください。それだったら僕は賛成します。そのことも何も明らかにせんで、認めてくれなんていう、そんな人のいい人間ではありませんので、私は反対をいたします。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより議案第52号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立多数であります。よって、議案第52号 扶桑町基本構想については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第15 議案第53号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第15、議案第53号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第53号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第16 議案第54号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第16、議案第54号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第54号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第17 認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第17、認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小室美代子さん。


   〔17番 小室美代子君登壇〕


○17番(小室美代子君) 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論をさせていただきます。


 まず、平成16年度の社会情勢を、私はいま一度振り返ってみる必要があるというふうに思います。


 小泉政治のもとで、本当に国民の生活は大変ではなかったでしょうか。特に国民の年間収入というものが前年度よりも減っているというのが大きな特徴でもあったわけです。さらに、構造改革という名のもとで、不良債権早期処理ということで、金融機関の貸し渋り、あるいは貸しはがしということで、中小零細企業の相次ぐ倒産は、史上最大という状況でもあったわけであります。


 収入が減っている、営業が成り立たない、こういう中において、その一方では負担もどんどんふえていました。例えばサラリーマンの医療費の本人負担が2割から3割へと引き上げられていく。そして、保険料についても、それまでは月額の計算で算出されていたものが、年間収入、ボーナスも含めて徴収をするというような負担増が行われていたわけです。定率減税の2分の1をカットするということで所得税も強化され、あるいは配偶者特別控除の廃止によりまして、今言った所得税の増税が行われていったわけです。高齢者の問題にいたしましても、年金控除、あるいは老年者控除の廃止・縮小で増税を求めている。こうしたことを見ても、国民のあらゆる階層に政治は負担の増大と、そしてサービスの後退を推し進めてきたわけであります。


 こうしたときこそ、私どもは16年度の予算審議の中でも、扶桑町民の暮らしを守っていくこと、このことが基本になった予算でなければならないということを繰り返し主張したわけであります。こうしたときにこそ支えていくことが必要なんだということを要求したわけであります。


 しかし、残念ながら、この平成16年度は、例えば住民負担の問題で言うならば、町民税の均等割の増額、2,000円を3,000円に引き上げた内容になって、それを実行したわけであります。税収がふえて景気がいいなどと言っている方も見えるようでありますけれども、町民税の場合、特に個人の場合は決してそうではないわけです。収入は減っているけれども負担がふえている。税制改革という名のもとでそうした現象が起きてきているわけであります。そうした点でも、本当に住民に対する犠牲を押しつけたものであったと言わざるを得ないわけであります。


 国民健康保険も、後から触れるわけでありますが、16年度の一般会計で、私どもは町からの繰入金をふやして、国民健康保険税の値上げをストップさせるべきではないかと、こういうような指摘もしたわけでありますけれども、残念ながら9,000万円という、今まで河田町長時代のときには1億円を維持していきたいと言っていたにもかかわらず9,000万円しか繰り入れを行わず、そして結果的には国民健康保険税の値上げという、住民への負担を増大させたということも、この16年度で行われているわけであります。


 そうした点で、本当に私は住民の暮らしがどうなっているかということを考えたときに、もっと町の財源を有効に活用しながら、その手だてをしていくべきであったというふうに思います。


 特に、歳入面で見るときに、二言目には財政が厳しい、厳しいと言いながら、住民の要求を押さえているという事態は、相変わらずこの16年度も進められてまいりました。しかし、この決算を見ると、例えば町税は当初予算は36億3,500万円であったわけですけれども、実際の収入済額は38億1,000万円、あるいはたばこ税も2,000万円以上もの増収になっているわけであります。当初予定していた財政計画よりも、さらに増収があるということを考えてみるならば、そうした予算を使ってでも住民への暮らしを守る立場の執行をしていくべきであったというふうに考えております。


 個別の問題について幾つか触れていきたいというふうに思います。


 まず、保育問題について触れさせていただきたいと思います。


 16年度の決算の状況を見ながら、審議の中で、来年度の保育料の値上げのことが示唆されております。本当にこれが実施されたならば、3歳未満児の方で年間にして14万、15万もの大幅な値上げになりますし、3歳児、4歳児でも、8万から7万、6万というような大幅な値上げになる層が非常にふえてくるようなことになっていくわけであります。


 子育て支援ということが言われ、財政的にも支援をしていこうという状況が全国的に広がっている中で、このような考えというのは絶対改めていただきたいというふうに私は思います。


 驚くことに、この審議の中で、保育料の値上げの理由に、合併の中で相手先を考えたときに、非常に厳しいことではあるけれども、努力をしているんだというようなことを示すために値上げが必要なんだというような発言が出て、本当にびっくりしたわけですけれども、住民の暮らし向きよりも合併を優先させるために値上げするような考えというのは、絶対に私はやるべきではないし、認められないというふうに思います。


 今は、本当に財政支援が必要で、そしてそのために何をすべきかという点を考えると、乳幼児医療費の無料制度の年齢引き上げ、これも当然やっていく必要があるというふうに思います。


 厚生関係で言いますと、障害者への医療費助成の差別を撤回すべきだということを繰り返し要求をしてまいりました。がしかし、残念ながら相変わらずほかの障害者とは別の障害者医療費助成制度を行っているのがこの扶桑町の実態であります。通院費2分の1が結局自己負担になっているという状況があるわけです。


 こうした点でも、私は財政が厳しい厳しいといって、なかなか差別を改善しない状況があるわけですけれども、今回の決算の中でもきちっと予算と、そして執行状況を的確につかんでおれば、非常にたくさんある不用額、こうしたものをもっと有効に財源を立てていけば、今のような問題というのは、その気になれば私は解決していく問題だというふうに理解をしているわけであります。


 敬老祝い金の年齢の引き上げが行われて、結局、いよいよ自分の年になればお祝い金がもらえると思っていても、毎年毎年先送りになっていく。こういうようなことは、本当に私はお年寄りに対して冷たいやり方、仕打ちだと批判せざるを得ないわけであります。


 次に、16年度の特徴は、先ほど来から言っておりますように、財政難を理由にして、あらゆる面で一律カットというものが起きて、例えば保育園の運営にしても、学校にしても、図書館にしても、住民サービスに直結するところの経費をカットしたりしているというのも特徴です。私は、むだなことは当然省かなければならないんですけれども、カットしていいものと、してはいけないところがあると思うんです。これほど町当局が何から何までカットしなければならない財政状況かどうかということを考えたときに、決してそうではないということを指摘しておきたいと思います。


 それから、タクシーの助成の問題についても、本会議で何度も質疑をさせていただいております。この扶桑町に公共交通機関というものが、名鉄電車しかないわけでして、当然、町内を本当に自分の車がない、車の運転できない人にとっては非常に不便な町でもあるわけです。山名地域、小淵でもそうでありますけれども、医療機関や買い物先も非常に遠い。それは別に小淵や山名だけではありませんですね。高齢者の人、障害者の人がそうしたところを利用するときに、非常に難儀をしている。今度、農協もなくなってしまって、一体どうすればいいんだというような悲痛な声も出ているわけですけれども、そうしたときの交通手段として、私は本来だったら町内を巡回するバス、公共施設も結んだそうしたものが必要ではあるわけですけれども、残念ながらまだ実施に至っていない。


 じゃあどうするかというと、そうした方々への足の確保としてはタクシーの助成というのは一つの有効手段だというふうに思っております。しかし、その枚数というのは、本当に必要な方にとっては不十分な内容であります。そうした点でも、私はタクシー助成、高齢者にしても障害者にしても、必要な方がもう少し安心して通院や買い物などもできるように、枚数をふやしていく必要があると訴えてまいりましたけれども、残念ながらそうしたことにはこたえていただいておりません。


 16年度の執行の中では、いわゆる道づくり懇談会というものを設置いたしまして、そして新愛岐大橋の位置を検討するということが行われたわけであります。


 私は、この道づくり懇談会が設置される際に、前町長に対して、最初から位置を決めて、そして最終的に決定をこの道づくり懇談会に求めているんではないかと。いわゆる町の意思決定を隠れみのにして、こうした懇談会で決定をさせようとしているんじゃないかということを指摘したわけでありますが、当時の町長は、位置も含めて検討する機関だと。住民の皆さんの意見を聞いて決定をしていきたいと、こういうふうに言っていたにもかかわらず、結局は先に位置を決定し、そしてこれをいかにも住民の人が認めたんだよという形をつくるために、道づくり懇談会が設置されたというふうに解釈しております。現に、そういうふうにやってきたわけです。本当に私は、住民の意思を無視したやり方だなあということをつくづく思っております。


 現に、今でも橋の位置の問題については納得できない、町当局の進め方、県の進め方は全く住民の意見を無視しているという反対の声が上がってきている現状を見ると、この16年度に開かれた道づくり懇談会、これは私は住民の意向を無視した設置機関でもあったという点で、到底このような出費の執行は認めることはできないというふうに指摘をしておきたいと思います。


 それから、財源が厳しいということを言いながら、新たな財源を確保するための努力がどれだけ行われたかということを見た場合に、正直言って「やっている」とかいう言葉は聞くんですけれども、実際何も目に見えてこないというのが現実です。町おこしの問題についてもそうでありますし、それから例えば不況にあえぐ中小零細業者、あるいは商店の方々の営業をいかに守って発展させていくかということについても、結局は大型店の出店をもろ手を挙げて賛成し、そして結果的には本当に中小零細業者の営業そのものが危うくなってきているというような逆の方向の道筋をつけてきた16年度であったのではないかというふうに思っております。そうした点でも、本当にまちづくりを真剣に考えていく必要があるということを厳しく指摘しておきたいと思います。


 細かい問題になりますけれども、先ほども新扶桑総合計画策定の問題が厳しく指摘されたんですけれども、委託業務を行ったにもかかわらず、実質的にはそういう作成をするという段取りを本気で考えていなかったということ。合併合併と、住民の意向を全く無視するような形で合併に走って、本来の業務をやってこなかったということは、厳しく指摘をせざるを得ません。


 町当局の仕事ぶりを見ておりますと、机の上に書類が乱雑して、資料を欲しいと思っても、書類の山積みでなかなか出てこないと。もう少し整理をして、てきぱきと仕事ができる体制づくりを考えていく必要があるんじゃないかということで、特に先進地を視察しながら改善をしたらどうかという提案をさせていただいて、それにのっとって旅費を組んだにもかかわらず、全くそういうことに本気で取り組む意思がなかったのか、未執行に終わっていると。私は、もっと書類を整理して、パソコンなんかを活用しながら資料づくりをしておれば、もっと人的にも余裕の持てるものができるんじゃないかというふうに思っておりましたけれども、現段階ではそのような意思が全くないのかどうか、とにかくそういうことについてはあまり関心がないことは本当に残念でならないと思います。


 バスの借上料の点で、16年度は869万円もかかったということで、来年度以降、有料化を検討していくということについて、委員会の報告では、障害者や高齢者の交流の場を減らしてしまうわけで、ぜひ全廃とか有料化ということについては検討してはどうかという意見が出たことに対し、行政改革のアドバイザーや職員の意見でもあるので、何とかこれは予定どおり進めていきたいというような回答だったように、委員会の報告で聞き取れたわけです。私は、議会で住民の代表として声が出ている、その声には耳を傾けないで、実態を知らないような職員の意見だとか、あるいは行政改革のアドバイザーの声を優先するなんていう姿勢は、全く住民無視の姿勢ではないかというふうに思います。そうした点でも、そんなことはぜひ改めていただいて、住民の意見、福祉の向上の立場からも、今後、このバスの借上料というのは当然、扶桑町のバスをなくしてしまった、その交換条件として民間のバスを借りて、そして外郭団体にも貸していきたいということは条件だったんですよ、もともとは。それが過ぎたら、今度はそれを廃止するなんて、はしごをかけたけれども、そのはしごを抜いてしまうようなものですわね。ちょっと例えは悪いかもしれませんけれども、そういうようなことは絶対にやめていただきたいということを厳しく指摘をしておきたいと思います。


 幾つか述べましたけれども、いずれにしても厳しい社会情勢の中で、町長が本気になって住民の暮らしを守る内容で予算執行したかということを見たときに、決してそうではないということを指摘したいと思います。


 もちろん、このすべてに反対しているわけではありません。学校の耐震工事は、子どもたちの生命を守る上では必要なことであります。災害から子どもたちの生命を守るということ。あるいは、環境問題を考えるならば、合併浄化槽がこの年から復活されたということは、当然のことでもあるというふうに思います。


 子育て支援の問題で、斎藤保育園では一時保育の準備がこの年にも行われたわけでありますけれども、しかし多様化する子育て支援の要求に対しては、今後ももっともっと取り組んでいただきたいというふうに思います。


 ですから、改善できたことについては評価をさせていただきますけれども、全体としては改革の名による住民サービスの低下、住民の負担増となっている今回の平成16年度一般会計歳入歳出決算認定については、賛成することができませんので、よろしくお願いをいたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 高木鎬逸君。


   〔15番 高木鎬逸君登壇〕


○15番(高木鎬逸君) 私は、認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の討論をいたします。


 先ほど細かいことをたくさん、前のお方が指摘されましたので、私は賛成するに当たりましては、いいことを取り上げんことには賛成になりませんので、16年度の本当に重点的に施策をして、いいことを取り上げられたことに対しまして、賛成討論を行います。


 魅力あるまちづくりを上げられ、全町民の気に入るようにアンケートなどされ、町民の意識調査、中学生にもアンケートをされ、施策を検討されたように伺っておりますが、やはりアンケートされて、皆さんがこれならいいとか、そういうものをしたらどうだ、また議員でもそういうことがいいというようなことが言われたら、それは絵にかいたもちではだめでございますので、やはり本物でなければなりません。行政改革でも、目に見えたものでなければ、私はならんと思っております。


 行政改革といって、何でかを削るなんていうことだったらだれでも行いますので、行政改革をやったらどれだけ成果があったというようなことをなし遂げていただかなければならんと思い、17年度、今後に対して大いに期待しておるところでございます。


 生活基盤、生活環境についても、大きく目を引くのはやっぱり柏森駅北広場の整備工事、それから地震に対しては、地震災害に備えて避難場所の小学校に防災倉庫とかを設置され、多少なりとも私は安心しておるところでございます。


 民家におきましても、木造家屋の耐震診断も100棟が無料で行われましたが、これは耐震審査をやれば、みんな悪いところばっかなんですけれども、やるに対して、お金が200万とか300万とかかかってまいりますので、これに対しては30万か60万の補助があるんですけど、それでは到底耐震は行えませんので、これに対しても相当の補助を出して、本当の悪いうちは直さないかんということをお願いしたいのでございます。町当局も、このことにつきまして、万全に怠らないようにお願いするのであります。


 ごみの減量ですが、エコクラブ「ひまわりの会」などで、多くの方々の協力で減量に努めてみえて、本当に感謝するところでございますが、減量も、気を緩めるとすぐ多くなってしまうんですね。ですから、監査委員の指摘にもありましたように、あらゆる面から万全に取り組んでいただきたいというふうに思います。絶えずこのことに対しても取り組んでいただきたいと。


 治水対策でございますが、この扶桑町は水が来るというのは、やはり青木川、般若用水系でございます。これはやはり改修がまず第一であります。これは県の改修でございますので、県に強く言っていただかなきゃなりません。青木川の改修なんかでも、経済建設なんかでもありましたが、ちょっとずつ土地を買って、ちょっとずつしかやらん、そんなようなことではやはりだめですので、きちっとこれを県に言っていただかないかんというふうに思います。


 都市計画道路として犬山・富士線が工事が行われた、もう残り分もちょっとありますが、今後頑張っていただきたいというふうに思っております。


 防犯についてですが、特に去年からことしにかけまして、各所に盗人が入って住民も大変困っているんです。ですけど、のぼり旗を立て、各地に防犯パトロール隊なども活躍をしていただいているおかげで、少しずつ減ったみたいでございますが、油断は禁物でございますので、行政と町民が連絡をとり合って、行政もこのことにかなり力を入れて、今後していただきたいというふうにお願いするものであります。


 保健福祉につきましては、高齢者に対し、介護サービス等の実態調査などで支援に力を入れてみえますが、これも、うちではなかなか介護できないことですので、このことに対しても力を入れていただきたいと。


 それから保育園にエアコン、4園に給食用冷凍庫なんかを入れかえられて、衛生環境に万全を図られてみえますが、大変これはよろしいと思っております。


 次でございますが、子育ての支援に力を入れ、少子化に前向きに取り組んでみえるかのようにも見えますが、将来に向けて、子どもは本当に宝でございますね。ですから、今、日本じゅうが何を言っておるかというと、日本じゅうが少子化に取り組んでいるんです。総理大臣でも政府でも少子化に力を入れないかんと言っておるのでございますので、私はこのようなときに水を差すような保育料の値上げをするなんていうようなことは、私はもってのほかだと思っておるんですわ。少しでも多くのお宝、子どもはお宝ですわね。お宝をみんなで育てようではありませんかと。ですから、このようなことに水を差すようなことをしないで、少しでも皆さんの負担を少なくして、お宝を育てな、将来に向かって子どもが少なくなったら困ってしまいます。ですから、これに対して本当に強く力を入れていただきたいというふうに思っております。


 高齢化の健康を守っていただくために、インフルエンザの予防接種は本当に効果があります。これは満点でございますね。よくやってみえます。ですが、欲を言えば全町民にこのインフルエンザの予防接種をしていただければ、風邪を引かなくて済みますと、厚生の方のお金が少なく済む。そうしますと、それも大変よくなるということでございまして、この辺もやっぱり力を入れていただきたいと。


 次でございますが、産業振興は大変難しいことでございます。中小企業のことは本当に難しい。ですけど、町内の中小業者は、不況の動きから少しも抜けずに、今は大変困っております。これにもう少し、言われてやるようなことではなくて、力を入れて、足立区なんかは中小業者に対してどうしてやっているかというと、各職員が各方面に飛んで、それに対して仕事量とかいいものをどんどんとやっておると。これは小さい商工中小業者なんかでもたくさん仕事ができれば、税金もようけ払うようになってくると、ひいては増収になってくるということでございますので、この辺でも本当に私は力を入れていただきたいというふうに思っております。


 商工振興資金にも、保証料と利子の補給なんかも行ってみえるが、今後も中小業者に対して温かい政策を願うものでございます。


 次に教育・文化の施設整備と、国際交流ですが、中学生がオーストラリアの方へ勉強に行かれるということは本当に私はいいことだと。なぜいいかというと、外から日本を見たときに、どれだけ日本の国はどうだということがわかります。ですから、この国際交流の中学生のオーストラリア、これは本当にもう少し多くやっていただきたい。行きたい方はたくさん見えますので、行きたい方の多くを私は、財政が厳しいとおっしゃるけれども、そのように取り組んでいただきたいと思います。


 去年から、各小学校に1人ずつの5名の支援員が配置され、労力に力を入れてみえるんです。これは大変に結構だと思っております。


 次に、地震に備えるために耐震改修工事を山名小学校校舎、扶桑小学校の体育館、扶桑中学校の体育館に行われ、このことにつきまして、古い校舎でございますが、今後も計画的に行っていただきたいというふうに思っております。


 給食調理場についても、本当に多くのものが老朽化しておりますので、このときにはオーバーホール工事や改修工事などが行われ、万全を図ってみえますが、今後は計画を立てて、先の見えるようにお願いするものであります。


 学校週5日制が行われておりますが、まだ成果はわからないんですが、これは今後の課題だというふうに思っております。


 次に文化会館でございますが、ことしはちょうど10年目を迎えています。今までの運営は私は本当にすばらしくよくやられたと思っております。やはり扶桑町は内外で文化のまちと言われたくらいでございまして、本当に扶桑町は文化のまちで、文化会館もすばらしい運営だということを聞いております。今後も、恥じない文化活動を進めていただきたい。


 昨年と同じことを言って、まことに私は大変残念でございますが、どういうことかと申しますと、収入未済額が昨年とほぼ同じ2億881万7,958円と、多くなっております。去年はこのようなことも不満がある方がたくさん見えるので、トップの方にぜひともそのようなことに携わっていただきたいということをお願いしておきましたが、恐らくトップの方がこのことにたくさん携わって歩かれたと思っておりますが、それでもこれだけできるということは、本当に残念でございます。特に不納欠損、もらえないお金が1,230万4,833円となっておりますが、これは本当に大変なことだと思います。なぜかと申しますと、これが町民の方にわかったときには、町民の不満は私は増すばかりだと思っております。ですから、去年も言ったんですが、やはりこれは力のあるトップの方が、どうしてお金を払っていただけないでしょうか、おたくはどうでしょうか、本当にお金がないんでしょうか、それともどうですかということに対して、私がここで言うだけではなくて、自分で本当にこれは一生懸命頑張っていただきたいというふうに思います。


 これからも、本当に私はこのことについて心を痛めるばかりでありますが、前から本会議、委員会などで言っておるところであります。


 次に農業政策でございますが、本会議、委員会などでも、農家から消費者に新鮮な減農薬の野菜を販売したら喜んでいただける、各地でやっているんです。私たちも委員会でも研修に行ってきて、本当にどこでも喜んでみえるんですわ。各地で行政が力を入れられてみえる、よそもやってみえるんですね。住民も本当に喜んでみえるということを聞いてきております。本町もこうやって私が聞くだけでなく、よいことと思われたら、私は実行にすぐ踏み切っていただきたいということでございます。


 結びに当たりまして、監査委員からの審査の結果及び意見を重く受けとめていただいて、必ず17年度に反映して、町民の負託にこたえていただくことを願い、賛成討論といたします。よろしく。


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより認定案第1号の採決を行います。


 本案に対する各常任委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、認定案第1号 平成16年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定については、認定と決しました。


 議事の都合上、ここで暫時休憩いたします。


              午後4時24分 休憩








              午後4時35分 再開


○議長(江口勝敏君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。


           ──────────────────





◎日程第18 認定案第2号 平成16年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第18、認定案第2号 平成16年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより認定案第2号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立全員であります。よって、認定案第2号 平成16年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定しました。


           ──────────────────





◎日程第19 認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第19、認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に反対の討論をいたします。


 平成16年度は、委員長報告の質疑・討論の中でも明らかなように、国民健康保険税の値上げをした年であります。この値上げによって、国民健康保険税の住民への新たな負担が増加したことによると思われるこの収入未済額が、現年度分で、昨年と比較すると392万6,239円の増加になっております。これは結局、所得の少ない方に対する値上げが大きな要因になっているんじゃないかというふうに思います。


 均等割、平等割の値上げをしました。これは、所得にかかわらず国民健康保険税の中に算入されるわけですから、所得の低い人にとってみたら大変なものでありました。


 私どもは、国民健康保険税の値上げをしないで住民の皆さんの暮らしを守る施策を講じるべきだということを強く要求してまいりました。


 以前は、一般会計から1億2,000万円の繰り入れが行われておりましたけれども、河田町長になってから、3,000万円減らして9,000万円の繰り入れしか行わないという状況のもとで、国民健康保険の会計が大変な状況になったということから値上げを当局が強行したというように思います。そういう点から見ても、収入未済額がこれだけふえるという要因でもあったわけで、引き続き来年度に国民健康保険税の値上げが行われる可能性が十分、行税改革大綱の国民健康保険会計の見直しという部分を見ますとあるわけで、これは見直しというだけで、実際は国民健康保険税を値上げするというものであると思います。そうしたことはやめるべきだというように思います。


 要するに、行政改革を推進するというのは、合併の地ならしをしていくということのようでありますけれども、合併するかしないかは住民が決めることであって、その地ならしをするなんていうことはもってのほかだと思います。


 16年度の国民健康保険特別会計が、住民の置かれている状況のもとで、住民の暮らしを守るというものでなかったということで反対をいたします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 新井三郎君。


   〔3番 新井三郎君登壇〕


○3番(新井三郎君) 認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論させていただきます。


 国民健康保険特別会計というのは、16年度の決算を見ますと大きく伸びております。15年度より16年度は2億400万円も増になり、26億1,381万4,671円となっております。前年度より、大きく8.5%も伸びていることになります。国民健康保険だけが大きく伸びてはいけませんので、それだけ多くの方々が病気にかかったということになります。健康を保つことに努めなければなりません。それにはどうしたらよいかを国保においても考えるとともに、よいと思いましたら早く実行に移していかなければならないと思います。


 国民健康保険としては、住民の健康管理を積極的に進めていかなければならないと思います。そうすることにより住民は、日常生活において、元気で病気などは忘れてしまい、また、その相乗効果と言えるのは国民健康保険の会計が赤字になりかけるとすぐに値上げを考えるんですが、その前にやることが多くあると思います。毎年、人間ドックに力を入れられ、健診を受けられる方もふえてまいりましたが、今後は希望者全員が受けられる方向で考えていただきたいと思います。


 次に、収入未済額が1億8,194万円、もらえないお金、いわゆる不納欠損額は930万1,162円、このようなことが住民に知れ渡りますと、正直者がばかを見るということで、何とか手を打たなければなりません。国民健康保険税につきましても、納めない方々に、病気なったとき、国民健康保険税は自分のためにあるんだということの説得に力を入れていただくようにお願いして、以上を申し上げまして賛成討論とさせていただきます。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより認定案第3号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、認定案第3号 平成16年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定しました。


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◎日程第20 認定案第4号 平成16年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第20、認定案第4号 平成16年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声があります。討論を終結いたします。


 これより認定案第4号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、認定案第4号 平成16年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定しました。


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◎日程第21 認定案第5号 平成16年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第21、認定案第5号 平成16年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより認定案第5号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立全員であります。よって、認定案第5号 平成16年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定しました。


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◎日程第22 認定案第6号 平成16年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第22、認定案第6号 平成16年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより認定案第6号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございます。


 起立全員であります。よって、認定案第6号 平成16年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定しました。


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◎日程第23 認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第23、認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。


   〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論省略の声がありますので、討論を終結いたします。


 これより認定案第7号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立全員であります。よって、認定案第7号 平成16年度扶桑町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定しました。


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◎日程第24 同意案第5号 扶桑町教育委員会委員の任命について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第24、同意案第5号 扶桑町教育委員会委員の任命について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより同意案第5号の採決を行います。


 本案を同意することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第5号 扶桑町教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに決定しました。


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◎日程第25 同意案第6号 扶桑町教育委員会委員の任命について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第25、同意案第6号 扶桑町教育委員会委員の任命について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより同意案第6号の採決を行います。


 本案を同意することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第6号 扶桑町教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに決定しました。


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◎日程第26 専決第4号 専決処分の承認を求めることについて





○議長(江口勝敏君) 次に日程第26、専決第4号 専決処分の承認を求めることについて、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより専決第4号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、専決第4号 専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認されました。


           ──────────────────





◎日程第27 議案第55号 工事請負契約の締結について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第27、議案第55号 工事請負契約の締結について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより議案第55号の採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号 工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。


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◎日程第28 請願第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学校規模の縮小に関する請願書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第28、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学校規模の縮小に関する請願書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより請願第2号の採決を行います。


 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学校規模の縮小に関する請願は、採択と決定しました。


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◎日程第29 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第29、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情は、採択することに決定しました。


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◎日程第30 愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第30、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情は、採択と決しました。


 この際、会議時間を17時30分まで延長いたします。


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◎日程第31 市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第31、市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情書の討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 大藪三郎さん。


   〔13番 大藪三郎君登壇〕


○13番(大藪三郎君) 私学助成の本陳情に反対討論をいたします。


 御承知のとおり、本町は私学助成につきましては年額1万6,000円補助をしております。大体、昨年度で200人を超える方々が、これの補助を受けられておるようであります。もちろん、受ける側にしてみますれば、たとえ1,000円でも2,000円でも多い方がいい、これは人間の心情としてよく理解をするところでありまして、ましてや年々上がっていけばそれにこしたことはないわけですが、やはりそれも限度がありますし、相場というものもあります。


 翻って近隣の市町を眺めてみますと、市の犬山、江南あたりでも年額1万円というのがずっと据え置かれておるのが現状であります。大口町は、これも御承知のとおり、年2万円の高額を出しておりますが、扶桑町のように所得制限なしというわけではありませんで、所得制限が大口町の場合はあります。そういうことで比較をしてみますと、1万6,000円という扶桑町の補助金額は、現在でも決して引けをとるものではないと自負をしております。もちろん授業料は、公立高校と比べますと私立は、大体、公立高校が9,600円ぐらいですか。それに比べ、私立高校は3万円強というようなことで3倍ぐらい学費が高いわけであります。その心情はよくわかるところでありますけれども、町も精いっぱい補助を出しておるということであります。


 本年、例えば収入が非常に思わぬ伸びたとはいうものの、こういう制度は年々続けていかなければならん制度でありまして、上げれば、ことしだけというわけにまいりません。町の収入の方は、多かったり少なかったりというでこぼこもあります。したがって、ちょっと見通しがいいなと思ったときに上げたり、あるいは逆に翌年は下がったりということではいけないわけで、福祉対策というのは恒久的に続けていかなきゃならんというものを考えると、現状維持がやはり町の精いっぱいのところではなかろうかと思いますので、これの引き上げの陳情につきましては反対をいたします。以上です。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) 市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情書は、採択すべきだという意見を述べさせていただきます。


 この陳情書の文面の中にも、私学の初年度納付金は公立高校の5.3倍、金額にして50万円以上の差があると、こういうことが述べられております。今、反対討論の中でも、公立の授業料は9,600円に対して、私学の授業料は3倍以上にも上るというようなことが述べられましたけれども、教育の機会均等という原則から、扶桑町の私立高校生授業料補助制度条例が私はできているというように思います。そういう点で、今、高校というのはほとんどの子どもが入学しているわけで、本当に義務教育化されたような状況だというように思います。そういう点からいくと、公立と私立の経済的な格差を是正していくことが必要だと思います。そういう点からいっても、私学助成の充実を求める陳情書は、教育の機会均等という立場から採択すべきだというふうに思います。


 現在、扶桑町は、年額1万6,000円の授業料の助成をしているわけですけれども、17年度の予算を見ますと371万2,000円の予算になっております。これを例えば2,000円アップして1万8,000円にしたとすると、46万4,000円の財源で可能であります。4,000円アップして2万円にしたとしても92万8,000円で、その拡充は可能であります。


 扶桑町の授業料助成というのは、当初、制定されたころは、定時制の高校生に対しても同額の助成を行っていたわけであります。サンファインの従業員で定時制の高校に通っている方にも助成していたわけですけれども、それは現実になくなったということからいっても、当時の予算額は今ここで定かではありませんけれども、多分、当時の予算額をかなり下回った額になっているんじゃないだろうかと。当時の予算額を確保すれば、私学助成の拡充は財源的にも可能だというように思います。


 そうした点から、低いところだけを見るのではなくて、やはり愛知県全体を見て、さらに進んだ方向で愛知県の市町村を引っ張っていくぐらいの気概を持って行政に当たっていただきたいということを要望しておきます。


○議長(江口勝敏君) ほかにありませんか。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対し採決します。


 本陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立少数であります。よって、市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情は、不採択と決しました。


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◎日程第32 地方の財政力を強化し、義務教育費国庫負担制度を維持することを求める意見書の提出についての陳情





○議長(江口勝敏君) 次に日程第32、地方の財政力を強化し、義務教育費国庫負担制度を維持することを求める意見書の提出についての陳情について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、地方の財政力を強化し、義務教育費国庫負担制度を維持することを求める意見書の提出についての陳情は、採択と決定しました。


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◎日程第33 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書の採択を求める陳情書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第33、国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書の採択を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書の採択を求める陳情は、採択と決定しました。


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◎日程第34 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第34、教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情の討論を行います。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


   〔14番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○14番(伊藤伊佐夫君) 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書について、反対の立場で討論をさせていただきます。


 教育基本法の前文には、日本国憲法の精神にのっとりとありますように、憲法と密接に関連した法律であります。中教審の答申による国を愛する心や宗教教育などにつきましては、私は慎重に論議すべき問題であると考えますが、今一番大切なことは、教育のあり方を根本的に議論していくと同時に、現在の基本法で抜け落ちておりますところの学校教育への家庭の参加やいじめ、不登校、生涯教育、職業観の育成などを取り入れ、制度疲労が進んでおる学校教育の立て直しを図る必要があると考えますので、この陳情には反対とさせていただきます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 千田成年君。


   〔6番 千田成年君登壇〕


○6番(千田成年君) 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。


 平成15年3月には中教審におきまして、教育基本法の見直しと、その基本計画の策定を求める答申が出されました。それ以降、多くの課題がある中で、各方面で慎重な議論が重ねられてきたことは周知のとおりです。


 しかしながら、この教育基本法の論議の中では十分な討論がまだなされていなく、一部では拙速な改正を求めるような動きもあると聞いております。そうした中、近年、犯罪の低年齢化、学力の低下、あるいは障害児の教育の対応などのさまざまな問題を抱えながらも、この教育の理念に対しては幾多の努力が積み重ねられてきたことは大きな意義があると思っております。こうした拙速な教育基本法の改正を論じるのではなく、この基本法の精神を生かし、21世紀を担う子どもたちを健全に育てるためにも、教育そのものの理念に向けたさらなる努力が必要かと思います。


 以上の観点から、当陳情書につきましては採択すべきと思いますので、よろしくお願いします。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 小林 明君。


   〔16番 小林 明君登壇〕


○16番(小林 明君) ただいま賛成の討論がありましたけれども、少し観点を変えて意見を述べたいと思います。


 現在、憲法の9条を変えるという動きが強まっております。憲法と密接に関連する教育基本法を変えるという動きも強まっております。特に、憲法9条を変えていく、要するに戦争をできる国にしていこうと思えば、教育もそういう方向で教育をしていかなければならないわけで、そういう中で、公共の精神だとか愛国心だとかいう中身で教育基本法を変えていこうという動きが強まっているわけでありまして、教育基本法そのものを本当に実践していくという立場こそ、子どもを育てていく上でも重要なことだと私は思います。


 そうした点で、教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書は採択すべきだということを申し上げまして、討論とさせていただきます。


○議長(江口勝敏君) 以上で討論を終結いたします。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対して採決いたします。


 本陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書は、採択と決しました。


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◎日程第35 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書





○議長(江口勝敏君) 次に日程第35、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより陳情の採決を行います。


 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本案は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を求める陳情は、採択と決定しました。


 ここで、議事の都合上、18時まで時間延長させていただきます。


 ここで追加案件がありますので、議事の都合上、暫時休憩いたします。


              午後5時11分 休憩








              午後5時31分 再開


○議長(江口勝敏君) 休憩を閉じ、会議を続けます


 ここでお諮りいたします。


 先ほどの休憩中に、意見書案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見書について


          意見書案第5号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について


          意見書案第6号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について


          意見書案第7号 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書について


          意見書案第8号 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書について


5案件が提出されました。


 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号から第8号までの5案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。


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◎日程第36 意見書案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見書について





○議長(江口勝敏君) これより日程第36、意見書案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見書についてを議題とし、提出者、伊藤伊佐夫君の説明を求めます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


   〔14番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○14番(伊藤伊佐夫君) 意見書案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成17年9月28日提出、扶桑町議会議員 伊藤伊佐夫、片野春男、江口勝敏、大藪三郎、児玉孝明、千田成年。


 別記の案文を読み、提案にかえさせていただきます。


 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見書。


 三位一体改革の最大の焦点となっている義務教育費国庫負担制度をめぐっては、中央教育審議会での集中審議をもとに中間報告がなされたところである。しかし、その論議は平行線のままであり、依然として制度の廃止を進めようとする動きがある。今後の最終答申まで予断を許さぬ状況となっているが、本制度の見直しが進めば義務教育に影響が出るのは避けられないと考える。


 義務教育は、国民として必要な基礎的資質を培うものであり、憲法の要請に基づくものである。このような義務教育の基礎づくりは、国の責務であり、義務教育の全国水準や機会均等を確保するために設けられたのが義務教育費国庫負担制度ある。


 この制度が廃止されれば、税源の偏在性の問題などから負担金削減に見合う財源が確保されず、現在の教育水準が維持できなくなるおそれがある。また、地域により教育の質に大きな差が広がり、教育の機会均等の確保が大変難しくなる。


 一方、現在の学校教育はいじめ・不登校などの問題が山積している。このような状況を打開するため、また、子どもたち一人一人に、きめ細かなゆきとどいた教育を保障するには、学級規模縮小が不可欠である。各都道府県ごとに学級規模縮小は進んでいるものの、その配置教員等の財政負担の責務は本来国が負わなければならないと考える。


 よって貴職においては、平成18年度の政府予算編成期にあたり、義務教育費国庫負担制度の堅持をするとともに、学級規模の縮小をはかり、そのために十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成17年9月28日、内閣総理大臣 小泉純一郎殿、財務大臣 谷垣禎一殿、文部科学大臣 中山成彬殿、総務大臣 麻生太郎殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上でございます。よろしく御賛同のほど、お願い申し上げます。


○議長(江口勝敏君) ここでお諮りいたします。


 意見書案第4号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより意見書案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持と学級規模の縮小を求める意見書について、採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。


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◎日程第37 意見書案第5号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について





○議長(江口勝敏君) これより日程第37、意見書案第5号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてを議題とし、提出者、伊藤伊佐夫君の説明を求めます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


   〔14番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○14番(伊藤伊佐夫君) 意見書案第5号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成17年9月28日提出、扶桑町議会議員 伊藤伊佐夫、片野春男、江口勝敏、大藪三郎、児玉孝明、千田成年。


 案文をもって別記を朗読し、提案にかえさせていただきます。


 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書。


 私立学校は、公立学校とともに国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、国においても、学費の公私間格差是正を目的とした私立学校振興助成法を昭和50年に制定し、文部省(現文部科学省)による国庫助成たる各種助成措置を講じてきたところである。


 しかし、地方自治体では、財政難を理由とした私学助成削減の動きが急速に広がっている。愛知県においても、「財政危機」を理由として平成11年度に総額15%、生徒一人当たり約5万円に及ぶ経常費助成(一般)の削減がなされた。


 その後、県の私学関係予算は、国の私学助成の増額ともあいまって、単価では増額に転じつつあるが、総額抑制は続いており、15%カットの傷跡は深く、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっている。このままでは、学費と教育条件の公私格差が一層拡大し、緒についた教育改革にも重大な影響が出ることは必至である。


 さらに、長引く不況で、私学に通わせる父母の経済的負担はもはや耐え難いものとなり、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が急増している。また、私学を選びたくても選ぶことができない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっている。


 このような私学を取り巻く厳しい状況の中で、都道府県における私学助成制度の土台となっている国の私学助成が果たす役割はますます大きくなっている。


 昨年は、国の「三位一体改革」により私学助成の「国庫補助制度」廃止・一般財源化の動きが起こったものの、最終的には制度が存続されるとともに、今年度予算は、前年度比5億円増(0.5%増)の1,033億5,000万円で過去最高となった。


 しかし、現在もなお、国で具体化されつつある「三位一体改革」では、私学助成を含む国庫補助を削減・廃止し、地方交付税による財源措置に代える方向が示されており、これでは私学助成制度の根幹が揺らぎ、私学が大きな打撃を受けることは避けられない。


 貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な父母国民の要求にこたえ、「米百俵」の精神で、学校と教育を最優先とする施策を推進することこそが望まれている。


 よって、当議会は政府に対し、国の責務と私学の重要性にかんがみ、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持するとともに、私立高等学校以下の国庫補助金とそれに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。


 併せて、父母負担の公私格差を是正するための授業料助成の充実と、専任教職員増など「教育改革」の促進を目的とした特別助成の実現を強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成17年9月28日、内閣総理大臣 小泉純一郎殿、財務大臣 谷垣禎一殿、文部科学大臣 中山成彬殿、総務大臣 麻生太郎殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上でございます。よろしくお願いいたします。


○議長(江口勝敏君) ここでお諮りいたします。


 意見書案第5号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより意見書案第5号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について、採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。


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◎日程第38 意見書案第6号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第38、意見書案第6号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてを議題とし、提出者、伊藤伊佐夫君の説明を求めます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


   〔14番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○14番(伊藤伊佐夫君) 意見書案第6号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成17年9月28日提出、扶桑町議会議員 伊藤伊佐夫、片野春男、江口勝敏、大藪三郎、児玉孝明、千田成年。


 別記の案文を朗読し、提案説明にかえさせていただきます。


 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。


 私立学校は、公立学校とともに県民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、県においては、学費と教育条件の公私間格差是正と父母負担軽減を目的として、「経常費2分の1助成(愛知方式)」、「授業料助成」など、各種助成措置を講じてきたところである。


 しかし、県の財政難のなかで、平成11年度に経常費助成が総額15%カットされ、授業料助成も対象家庭が縮小された。その後、県の私学関係予算は、国の私学助成増額を土台に、単価では増額に転じつつあるが、総額抑制が続いており、平成10年度実績は回復されておらず、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっている。その一方で、公立教育費は平成10年度実績を上回るなど充実が図られており、このままでは、学費と教育条件の公私格差が一層拡大し、教育改革にも重大な影響が出ることは必至である。


 さらに、長引く不況の影響も重なり、私学に通わせる父母の経済的負担はもはや限度をこえており、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が急増している。また、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっている。


 私立高校は、生徒急増期においては、生徒収容で多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県下の「公教育」を支えてきたものであり、それは、長年にわたる県政の最重点施策でもあった。確かに、県の財政難には厳しいものがあるが、そうした時だからこそ、公私立間で均衡のとれた財政措置をとることが求められている。


 貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な県民の要求にこたえ、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれている。


 従って、当議会は、私立高校等への経常費助成を増額するとともに、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を充実すること、併せて、教育改革の促進を目的とした「教育改革充実補助」を一層拡充されることを強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成17年9月28日、愛知県知事 神田真秋殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上、御賛同のほど、よろしく申し上げます。


○議長(江口勝敏君) 以上で説明が終わりました。


 ここでお諮りいたします。


 意見書案第6号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより意見書案第6号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について、採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。


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◎日程第39 意見書案第7号 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第39、意見書案第7号 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書についてを議題とし、提出者、伊藤伊佐夫君の説明を求めます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 伊藤伊佐夫君。


   〔14番 伊藤伊佐夫君登壇〕


○14番(伊藤伊佐夫君) 意見書案第7号 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成17年9月28日提出、扶桑町議会議員 伊藤伊佐夫、片野春男、江口勝敏、大藪三郎、児玉孝明、千田成年。


 別記の案文を朗読し、提案説明にかえさせていただきます。


 別記。国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書。


 第7次(高校第6次)教職員定数改善計画で、「標準法の一部改正」がなされ、各自治体の判断で少人数学級の実現が可能となった。


 その結果、全国の大多数の都道府県に少人数学級編制が広がり、義務制の少人数学級未実施は2都県を残すのみである。愛知県においても2004年度より小学校1年生で35人学級が実施されている。また、愛知県で独自に少人数学級を実施しているのは6市(名古屋、犬山、一宮、碧南、安城、豊田)2町(吉良、長久手)である。


 しかし、その一方で、国の予算措置がともなっていないため、都道府県あるいは市町村間で義務教育諸学校の学級定員というきわめて大切な教育条件に格差が生じてしまっている。これは教育基本法に規定された「教育の機会均等」の理念からいっても問題と言わざるを得ない。また、現行法では、少人数学級実施のための常勤講師採用はできないため、専科教員や教務主任を担任に配置せざるを得ない等、教育現場でも数多くの問題が生じている。


 こうした問題の解決のためには、国の責任で予算措置を行い、30人学級を実現することが必要である。新聞報道にもあったように、文部科学省も少人数学級実現の方向にあり、5月10日に行われた中教審の義務教育特別部会では、少人数学級を肯定的に捉えた様々な資料が出されている。その中では、「地方からの要望」として、「少人数指導で、子供が分からないことを言えるようになった」「30人学級にならないものか。地方に任せるという形になっているが、格差もある」「30人以下の学級、少人数指導などを実現して欲しい。教育にお金をかけて欲しい」などの声が紹介されている。また、先行実施された市町村では、「子どもへの声かけが増えた」「児童の理解が深まった」「担任に一人一人よく見てもらえるようになった」等々、少人数学級に賛意を示す声が圧倒的多数を示している。


 すべての子どもたちにゆきとどいた教育を進めるため、また、教育基本法第10条に示された教育行政の目的を達成するため、次期教職員定数改善計画に学級定員の改善を盛り込む等、国の責任で30人学級を実現することを強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。平成17年9月28日、衆議院議長 河野洋平殿、参議院議長 扇 千景殿、内閣総理大臣 小泉純一郎殿、文部科学大臣 中山成彬殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上、御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。


○議長(江口勝敏君) 以上で説明が終わりました。


 ここでお諮りいたします。


 意見書案第7号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。


 これより意見書案第7号 国の責任で30人以下学級の実現を求める意見書について、採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。


           ──────────────────





◎日程第40 意見書案第8号 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書について





○議長(江口勝敏君) 次に日程第40、意見書案第8号 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書についてを議題とし、提出者、浅井捷史君の説明を求めます。


   〔挙手する者あり〕


○議長(江口勝敏君) 浅井捷史君。


   〔11番 浅井捷史君登壇〕


○11番(浅井捷史君) 意見書案第8号 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書について。


 上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成17年9月28日提出、扶桑町議会議員 浅井捷史、小室美代子、高木武義。


 別記を朗読して説明にかえさせていただきます。


 別記。教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書。


 中央教育審議会は2003年3月20日、答申「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」を遠山文部科学大臣に提出しました。戦後の歴史の中で「教育の憲法」である教育基本法の明文改正が答申されたのは初めてである。


 その後、与党の協議会及び検討会で討論が進められ、2004年6月には「愛国心」の取り扱いについて両論併記した「中間報告」がまとめられた。現在、文部科学省が「仮要綱案」を検討会に示し、具体的な改正案の立案作業が非公開のまま進められている。


 教育基本法は、民主的で文化的な国家を建設し、世界の平和と人類の福祉に貢献するという憲法の理念に対し、前文で「この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」として教育の重要性を訴えている。そして戦前の教育の反省に立ち、第1条において教育の目的を「人格の完成」とし、第3条において「教育の機会均等」を定め、第10条においてそのための条件整備を教育行政に求めている。その結果、義務教育の保障、僻地教育や定時制通信制教育、障害児教育の改善、私学助成、各自治体で進められている少人数学級のとりくみなどにみられるように、戦後さまざまな問題を抱えながらも、その理念を実現すべく努力を積み重ねられてきた。


 いま教育行政に求められていることは、教育基本法の目指す理念や内容が、戦後どこまで実現されてきたのか、実現できていない原因と実現のために必要な施策は何かなど、これまでの教育施策を総点検することだと考える。


 よって、政府におかれては、教育基本法の改正ではなく、教育基本法の掲げる理念の実現に向けて最大限努力するよう強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成17年9月28日、衆議院議長 河野洋平殿、参議院議長 扇 千景殿、内閣総理大臣 小泉純一郎殿、文部科学大臣 中山成彬殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。


 以上、よろしくお願いいたします。


○議長(江口勝敏君) この際、会議時間を18時15分まで延長いたします。


 以上で説明が終わりました。


 これより質疑に入ります。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 質疑もないようですから、以上で質疑を終結します。


 これより意見書案第8号について討論を行います。


   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 討論もないようですから、討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 意見書案第8号 教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書について、賛成の諸君の起立を求めます。


   〔賛成者起立〕


○議長(江口勝敏君) ありがとうございました。


 起立多数であります。よって、本案は可決されました。


 お諮りいたします。


 以上で、本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。


 以上をもって、平成17年第4回9月扶桑町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(江口勝敏君) 御異議なしと認めます。よって、これをもって平成17年第4回9月扶桑町議会定例会を閉会いたします。


 ありがとうございました。


              午後5時57分 閉会





 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。








      扶桑町議会議長








      扶桑町議会議員








      扶桑町議会議員