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愛知県 豊山町

平成25年  6月 定例会(第2回) 06月10日−02号




平成25年  6月 定例会(第2回) − 06月10日−02号







平成25年  6月 定例会(第2回)



1.議事日程

   (平成25年豊山町議会第2回定例会)

                               平成25年6月10日

                               午前9時35分招集

                               於議場

 日程第1 一般質問

2.出席議員は次のとおりである(12名)

  1番   岩村みゆき         2番   今村一正

  3番   安藤春一          4番   筒井俊秋

  5番   坪井武成          6番   水野 晃

  7番   大口司郎          8番   野崎隆子

  9番   尾野康雄          10番   青山克己

  11番   粟田昌子          12番   熊沢直紀

3.欠席議員は次のとおりである(なし)

4.地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(15名)

  町長      鈴木幸育   副町長     坪井豊治

  教育長     松田康朗   総務部長    近藤鎮彦

  総務課長    小川徹也   税務課長    堀尾政美

  経済建設部長  長谷川徳康  建設課長    蟹江敏彦

  都市計画課長  櫻井充一   生活福祉部長  早川晴男

  福祉課長    堀場 昇   住民課長    二村 勲

  教育部長    坪井 悟   生涯学習課長  水野典昌

  学校教育課長  飯塚泰行

5.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)

  事務局長    安藤光男

  書記      安藤真澄

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     午前9時35分 開議



○議長(筒井俊秋君) 皆さん、どうもおはようございます。

 梅雨になったんですけれども、空梅雨で、雨が少し欲しいというような状況でございますが、きょうは一般質問ということでございます。よろしくお願いいたします。

 第2回定例会2日目であります。

 ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、別紙でお手元に配付いたしましたとおりであります。

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△日程第1 一般質問



○議長(筒井俊秋君) 日程第1、一般質問を行います。

 ここで時間制限について申し上げます。答弁時間を除き30分といたします。

 10名の通告がありましたので、通告順に基づき、8番野崎隆子君の発言を許可します。

 野崎隆子君。



◆8番(野崎隆子君) まず最初に、体が不自由なために自席での発言などにご配慮をいただいたことに深く感謝申し上げます。

 病気療養により半年ぶりの一般質問になりまして、かなり緊張しております。最後まで順調に質問ができるよう、本当に心から願っています。どうかよろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 頑張ってください。



◆8番(野崎隆子君) ありがとうございます。

 それでは、通告に基づきまして、3点質問させていただきます。

 まず、1点目です。町立保育園の民間委託導入の検討は見過ごせませんという問題についてです。

 3月議会の町長の施政方針で、今年度、青山保育園を含め、総合福祉センターさざんかの指定管理者制度導入を検討する表明をしていらっしゃいます。町立保育園の民営化など豊山町始まって以来のことで、とてもびっくりしました。歴代の町長が、子どもの育ちは公立保育園で責任を持つとして、町の直営方式で保育園を運営してきました。紆余曲折はあったと思いますが、親にとっては安心して預けられる保育園でした。なぜ今、突然の指定管理者制度導入を検討する必要があるのか、保育士不足を言うのであれば、過去数十年にわたって、正規の保育士を採用してこなかったことにこそ問題と責任があるのではないでしょうか。

 今回の指定管理者導入・イコール民間委託・イコール民営化は、自治体が住民の生活と安心を守る人権保障の機関から法的責任を投げ捨てる弱肉強食の企業任せ機関へと大きくかじを切ることになり、この方針転換はどうしても納得できません。町の責任放棄、民営化に道を開く指定管理者制度導入のための検討ではなく、思い切った正規保育士の採用や非正規保育士の待遇改善を進め、待機児童の解消など、保育の充実に取り組むべきだと思います。ご所見をお伺いいたします。

 2問目です。社会教育センター等公共施設の階段や段差に適切な手すりの設置や改良をについて伺います。

 昨年9月の敬老会に、私が赤十字奉仕団としてボランティア参加したとき、皆さんから出された要望をもとに質問をするものです。

 2階のホールへ上がるとき、多くの方はエレベーターを使うより、「いいわ、自分で行くから」と、階段を利用されていました。ところが、階段には手すりらしいものがありません。南北玄関口の段差にもありません。手すりがあったらどんなに上りおりが安全・確実にできるか、私自身この体になって、身をもって感じることが多くなりました。高齢者や身障者などが安心して利用できる階段は、健常者も安心して利用できると思います。

 けがをしたときや体調がすぐれないときの不自由なのは人によって左右まちまちですから、上りと下りは反対側になり、両側か階段中央に必要になります。学校も含め、公共施設全体の調査をされ、ぜひ改善していただきたいと思います。

 3番目、救急安心カードの普及についてです。

 私は、平成22年12月議会で、町に救急安心カードの普及を求めました。当時は、やる意思がないそっけないご答弁でしたが、平成24年度から老人会が、救急医療キットとして普及に努めておられます。しかし、会員でない人や老人会のない地区の人は蚊帳の外に置かれ、せっかくの事業の恩恵が受けられない現状です。災害弱者などの病歴や薬、家族の連絡先などの救急隊員などへの伝達法として、多くの自治体にこの制度は広がっています。町の事業として進められたほうが、より確実な普及を図ることができるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 野崎隆子君の質問が終わりました。

 野崎議員に申し上げますけれども、不自由ですので、着席のままの質問でも結構だと思いますので、ご無理なさらずに座ったままでもいいかと思いますけれども、その辺は。



◆8番(野崎隆子君) ありがとうございます。2回目の質問からそうさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 承知いたしました。

 答弁をお願いいたします。

 町長。



◎町長(鈴木幸育君) おはようございます。

 野崎議員の顔がようやく見えて、一緒に仕事ができることを感謝申し上げます。

 それでは、3点のご質問をいただいておりますので、順次ご答弁申し上げたいと、このように思っております。

 まず、1点目の指定管理者制度の導入についてお答えを申し上げます。

 指定管理者制度につきましては、平成15年、地方自治法の改正に伴いまして、公の施設の管理について、従来の管理委託制度にかわって導入された制度でございます。管理運営を広く民間の法人やその他の団体にも任せることができ、議会の議決の経て指定管理者を指定することができます。

 指定管理者制度の目的は、多様化する住民ニーズに、より効果的・効率的に対応するため、官民の適切な役割分担に基づき、官民パートナーシップのもと、複数年度にわたり公の施設の管理運営を指定した団体に委ね、町民に対して、低廉かつ良質なサービスを提供するとともに、経費の節減を図ることにございます。

 なぜ今、総合福祉センター北館さざんか、青山保育園の指定管理者制度導入の検討をするのかについてお答えを申し上げます。

 この地区は、人口増加が著しい地区でございまして、保育の需要が著しく伸びております。早急に方策を講じなければならない時期になってまいりました。

 再整備に当たりましては、民間事業所のノウハウなどが活用できる指定管理者制度を視野に入れるべきと考え、導入に向けた検討を、本年4月16日から、豊山町総合福祉センター北館さざんかと青山保育園に係る指定管理者導入プロジェクトチームを設置いたしました。

 なお、導入する場合については、保育園やなかよし会の保護者及びコミュニティ施設利用者等への説明会などを開催いたしまして理解を深めてまいります。また、議会に対しても保育園設置条例の改正、指定管理者の承認の議決を要することになります。

 ご質問にあります公立保育園で責任を持つ保育園の運営につきましては、たとえ指定管理者に委託して管理することになっても、本町は、保育園の設置者として、児童の入園手続、保育料の決定など管理責任を負うことになります。

 したがって、指定管理者制度によって保育行政が低下することはないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 2点目の社会教育センター等公共施設の階段や段差に適切な手すりの設置あるいは改良についてのご質問でございます。

 平成6年以降、改築等を行った公共施設につきましては、この年に制定された高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律、いわゆるハートビル法に基づき、身体障害者用の駐車場あるいはスロープの整備、バリアフリー対策など、高齢者、身体障害者等が円滑に施設を利用できる対策を講じております。

 社会教育センターは昭和63年に建築したもので、ハートビル法に適合しない箇所もあります。部分的に改修する方法もありますが、総合的に構造物の強度を判定する必要もございます。したがいまして、将来的に大規模改修を行う際には、ハートビル法に適合するよう改修をしてまいります。

 なお、学校の階段につきましては、中学校の一部階段を除き、全て片側に手すりが設置済みでございます。

 次に、3点目の救急安心カード(医療キット)の普及についてのお答えを申し上げます。

 救急医療情報キットにつきましては、保険証番号、かかりつけの病院、病歴等を記入した用紙をケースに入れて冷蔵庫に保管し、キットがあることを示す目印のシールを玄関と冷蔵庫の扉に張っておくことによって、万一の緊急時に、駆けつけた救急隊の有益な情報となるものでございます。

 この救急医療情報キットにつきましては、平成24年度から、老人クラブ連合会と地区老人クラブが自主的事業として、希望者に救急医療情報キットの配付を行ってまいりました。

 老人クラブ連合会等では、今年度以降も新規や未加入者に対して継続の事業として実施し、地区の老人クラブ等への加入促進と会員同士の見守り活動を目的に、事業を継続していく予定と聞いております。

 本町としましては、平成25年1月の広報で、こうした救急通報の方法やキットの保管などをイラストでわかりやすく掲載いたしました。

 なお、必要な情報を用紙に記入し、任意の容器に保管し、保管場所を明示しておけば、そのデータで緊急時の搬送がより速やかに行うことができるようになります。特にキットを購入しなくても、簡単に用意することができるものと考えております。

 したがいまして、本町としましては、本年度以降も広報などを活用し、救急医療カードなどの啓発に努めてまいりたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 野崎隆子君。



◆8番(野崎隆子君) すみません、それでは、座ったままで失礼します。

 2回目の質問をさせていただきます。

 まず、保育園の民営化導入検討についてですけれども、今、親の世代の雇用状況は非正規が多く、不安定なため、リストラされて、生活苦などで一家そろって、いつの間にかいなくなることも珍しくなく、小学生のみならず、既に赤ちゃんから自治体が居場所をつかめないという子どもたちがふえています。営利企業の参入になれば、なおさら手を差し伸べることが難しくなります。

 経済的困窮などによる子育て困難家庭やひとり親家庭への支援など、身体的にも経済的にも困難を抱えている人を、本当は自治体が把握し、手を差し伸べるべきところ、砂がこぼれるようにぼろぼろと抜け落ちていってしまっている、何と悲しい現実でしょう。町の方針転換、民営化は、公立保育園の果たすセーフティネットの役割を投げ捨てることになるのではないかと、とても危惧するものです。今こそ、町政は、福祉に温かい心を取り戻すときではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 次に、社会教育センターの問題など、公共施設の手すり設置についての2回目の質問を行います。

 小学校の階段の手すりがどうなっているのかを見せていただきましたところ、左右いずれか片方しかないようです。両方に手すりがあると、安全に安心して利用できるようになると思われますので、ぜひ検討をお願いいたします。

 次に、高齢者や障害者の利用も多いコミュニティ施設は、2階建てのさざんかとひまわりにはエレベーターが設置されていますが、東部学習等供用施設にはありません。いつでも設置できるように、建設当初から設置スペースが確保されており、現在は倉庫として利用されています。防衛省の援助を受けていることから、補助基準等により改修時には一定期間の経過が必要であるとのことでした。その時期はいつでしょうか、お尋ねいたします。

 3つ目の救急安心カードについてです。

 これはもう本当にお願いになるのですが、老人会と協議されて、必要な方にできるだけ普及できる方法を考えていただきますようお願いいたします。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 細かい点も若干ございましたので、担当のほうから説明をさせます。よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) 保育園と北館さざんかの指定管理者制度導入に向けて、関連というか、公立保育園の福祉ネットの放棄というようなご質問だったと思っております。その件に関してお答えいたします。

 先ほどもご答弁申し上げましたとおり、指定管理者制度になっても、青山保育園に関しましては、本町が設置者として、設置者の責任を当然有しております。したがいまして、指定管理者制度導入後、問題が生じましても、指定管理業者から、その都度、問題点を豊山町に報告をしていただき、豊山町で解決できることは解決して、そういうネットワークも構築してまいりたいと考えております。

 続きまして、救急安心カード(医療キット)の推進でございますけれども、この件につきましては、本町といたしまして、老人クラブ連合会、また地区連合会、地区老人クラブのほうにお話を申し上げ、普及が進むようにしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 坪井教育部長。



◎教育部長(坪井悟君) 今のご質問にありました、まず、学校の手すりの関係でございますが、町長の答弁にもありましたように、片側には原則手すりがついておりますので、現状としてはこういう方向でいきたいと思っております。

 それから、東部学習等供用施設のエレベーターの関係でございますが、補助が終わった段階におきまして、今後、研究対象として考えていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 野崎隆子君。



◆8番(野崎隆子君) 3回目の質問をします。

 まず、公立保育園の民営化の問題ですけれども、非常に残念なことに、今は国が音頭をとって規制を緩めて、企業の参入を進めようとしています。やっていない自治体はどこだというふうに名前を挙げて言うほど、営利企業の参入を企てていますけれども、営利企業の参入を許すことは、保育の質の低下と崩壊をもたらします。どんなにニーズに応えることができますよと言われても、保護者のほうにとってみたら、どんなにいい保育を提供されたとしても、その分、高い保育料、10万円近い保育料とかということを払わなければならなくなれば、自分の経済状況に合わせて、自分の払える中でしか選択できなくなるわけです。子どもの受ける保育に格差が生じてしまうんですね。今までは全部が町立保育園だったので、本当にどの子も同じように保育を受け、育つことができました。そのことが大きな問題だというふうに思うんです。

 児童福祉や保育に企業の営利追求の論理や利潤追求が働くことは、どうしても似合わないんですね、教育に対してもそうですけれども。営利企業が参入した保育園では、経営不振を理由にした突然の廃園や、保育士の大量離職などという事態が今、全国で生まれています。そのときに、町が責任持ちますよと言われても、説明会を開いてどうこうするということぐらいしかできないというふうに思うんです。

 どうしても町長に子どもたちを守る立場を貫いてほしいと思うんです。検討自体をやめて、正規の保育士を増員するなど、保育園の役割を充実させてください。ぜひともよろしくお願いいたします。

 それから、社会教育センターの手すりの問題ですけれども、まず、東部学習等供用施設のエレベーターについては、補助金の縛りがなくなるのは何年でしたか、供用施設全体もそうですけれども。そのときが来たらやれるだろうという、そのときが来たらではないけれども、その時期だ、その時期だという返答をされてきたと思うんですが、東部学習等供用施設ですから、町の方も使われますけれども、諏訪地域の方たちはもっとたくさん使われるべきで、待ってみえるんですね、ずっと。だから、何年度になったら、箱はできているけれども、そこにエレベーターが入るのはいつなんだというふうに首を長くして待っておられますので、いつごろからは検討が可能になるのか、ぜひお答えをお願いして、検討をいただきたいと思うのですが、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 坪井副町長。



◎副町長(坪井豊治君) 保育園の指定管理の問題でございますけれども、議員言われましたのは、恐らく横浜市が待機児童ゼロで、株式会社のお話だと思いますけれども、私どもは株式会社を参入させるんじゃなくして、現状の青山保育園と児童館、なかよし会あるいはコミュニティ施設について、全体として指定管理はできないかということを今、検討を加えています。

 指定管理になると、いろいろな弊害が生まれるんじゃないかというご指摘がありますけれども、確かに長所もありますし、デメリットもあります。それはこれから検討しまして、少しでもデメリットを少なくして、指定管理ができる体制に検討を加えていきたいというふうに思っています。

 指定管理にすれば、ほかの自治体等も検証させていただいていますけれども、プロジェクトのほうですね、日曜日も保育が可能になったりとか、長時間保育は、今私どもは7時までですが、それを時間を長くすることも可能になろうかというふうに思っています。

 いずれにしても、責任は町にございますので、ご心配が少しでも解消できるように、これから具体的に詰めてまいりますが、その辺も踏まえまして検討してまいりたいというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 坪井教育部長。



◎教育部長(坪井悟君) 東部学習等供用施設につきましては、平成26年2月に補助金の関係はなくなります。エレベーターの設置につきましては、先ほども申し上げましたように、それ以後に研究をしてまいりたいと考えております。



○議長(筒井俊秋君) 教育部長、時期は平成26年の2月で終わるんですか。エレベーターの設置は、その終了後に決めるということですか。もう終了後に施工するということか。

 坪井副町長。



◎副町長(坪井豊治君) 東部学習等供用施設のエレベーターの設置の件でございますけれども、補助金がつかなかったので、補助金の建物であれ、エレベーターはつけなかったという議論があったかということは、私ちょっと承知していませんけれども、単独でもつけられたはずですので、建設する当時に必要はないという判断を下したというふうに私自身理解していますので、ちょっと調査をしてみます。本当に必要なのかどうか、そういう経緯があったかということも含めて、一度調査をかけたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 副町長、そうすると、エレベーターは検討すると、こういう解釈でいいですか。



◎副町長(坪井豊治君) 調査をしまして、必要であればそのような対処をしなければならないというふうに考えております。

     〔「つけてくれという要請はしておったよ」と呼ぶ者あり〕



○議長(筒井俊秋君) それでは、野崎隆子君の3回の質問が終わりました。

 次に、2番、安藤春一君の通告順位でございますが、質問に関しまして少し手違いがございましたので、ここで10分ほど休息をとりまして協議をさせていただきたいと思いますので、10分間、10時13分まで、少し休憩したいと思います。よろしくお願いします。

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     午前10時3分 休憩

     午前10時19分 再開

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○議長(筒井俊秋君) それでは、休息を閉じまして再開いたします。

 その前に、議会が9時半の予定が、5分ほど協議しておる関係でおくれました。まことにその辺のところが申しわけなかったと思っております。また、途中で休憩をいただきましたけれども、10分というのが少しまたそれも延びておりましたので、まことに申しわけなかったということで釈明させていただきます。

 それでは、通告順位は2位、安藤春一君の質問になります。

 安藤春一君。



◆3番(安藤春一君) 3番安藤です。

 それでは、通告に基づきまして質問させていただきます。

 防犯カメラの設置について。

 平成24年版豊山町統計集によると、本町の盗犯発生件数は、平成19年269件、20年は390件、21年は353件、22年は281件、23年は313件と、年度によって若干の増減はあるものの、増加傾向にあります。

 また、5月3日の中日新聞では、西枇杷島署管内で、ことしに入って空き巣被害が急増しており、4月末までの暫定件数は、前年同期の3倍を超す114件に上っております。愛知県内の警察署管内でも、守山署に次いで本町がワースト2位になっているという話であります。本町でも、ことし1月から3月までに16件の空き巣被害が発生しており、前年同期の5件と比べて大幅に増加しております。

 町では、夜間の防犯パトロールの強化や防犯警戒ステッカーの配付などの対策を講じておられますが、町民のさらなる安心・安全、そういったことのためにも新たに防犯カメラ設置に取り組んだらどうかと、取り組んでいただきたいというふうに思います。空き巣被害だけでなく、凶悪犯罪やごみの不法投棄、さらには交通事故のひき逃げ等、そういうことにも役立つというふうに考えております。

 いずれにしても、こういった社会問題が、防犯カメラが証拠となり、今は人の気持ちとしては余り歓迎はしていないですけれども、証拠、証拠という時代ですので、防犯カメラが証拠となり、事件の解決に向けて役立っていることは、新聞等いろいろなニュースでも明らかになっているところであります。

 防犯カメラには、当然、物事にはプラス・マイナスの心配なことがありますが、個人情報等、そういう問題もありますが、やはり犯罪の抑止とプライバシーの問題、てんびんにかけてどちらを優先するかと、難しい問題があるとは思いますが、現実には、各市町において防犯カメラの犯罪抑止力が証明されていることや、本町の空き巣被害の発生状況、そういった問題を踏まえて、防犯カメラの設置は、前向きにでなく、即実現させていただきたいというふうに思っております。

 本町の人口は、5月1日に1万5,000人を突破しました。大変喜ばしいことでございます。本町のまちづくりが多くの方々に受け入れられたあかしでもあるというふうに受けとめております。そうした多くの町民を裏切らないためにも、また町長が特に平成25年度は勝負の年だというふうに勝負をかけてみえる、航空宇宙産業を立地するための「安全・安心、快適なまち」と、そういったイメージをさらにつくり上げ、定着させるためにも、ぜひ防犯カメラの設置に向けて取り組みを進めていただきたい。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 犯罪抑止あるいは町の安心・安全、一層の推進のために防犯カメラの設置に取り組むと、この考えはないかというようなことでございます。お答えを申し上げます。

 近年、本町の盗犯発生件数は、残念ながら確実に増加しております。とりわけ、ことしに入ってからは空き巣や車上狙いが多発している。町防犯協会と豊山自主パトロール隊による防犯パトロールを強化していただいております。また、町独自の取り組みといたしまして防犯ステッカーをつくりまして、防犯への啓発活動も強化しているところでございます。しかしながら、犯罪件数の減少にはつながっていないのが現状でございます。

 町としては、ますます凶悪化・多様化する犯罪を抑止するためには、現状の取り組みでは限界があるものと考えております。さらに犯罪対策を強化するためには、新たな取り組みが必要であるとことも認識いたしております。

 ご質問の防犯カメラの設置に取り組む考えはないかとのことでございます。

 防犯カメラを設置することによる犯罪抑止効果は相当高いことが証明されております。現状の防犯対策を一層強化するには、防犯カメラの設置を検討する取り組みが必要であるとは考えております。本町の行政面積と町民の生活範囲、犯罪の発生状況から、最も効果的な設置場所、方法などを検討しますと、主要幹線道路に面した町有施設内に設置し、施設外の幹線街路を記録する防犯カメラが最適ではないかと考えております。

 しかしながら、防犯カメラの設置及び運用については、個人情報保護に関する多くの課題がございます。今後、設置に向けて早急に内部で課題を整理しながら、犯罪の抑止と犯罪解決の一助になる効果的な設置場所の選定や運用方法等について取り組んでまいりたい、このように考えております。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 安藤春一君。



◆3番(安藤春一君) 3番安藤です。

 大変前向きといいますか、それよりも打てば響くというような答弁であると、私は受けとめました。

 しかしながら、私に与えられた時間を有効に使って、私の意見とか要望とかいろいろ取りまぜて質問等をさせていただきます。再質問、2回目です。

 以前、伊勢山地区で、まだ記憶に新しいと思いますけれども、ひまわりから児童遊園ですね、児童公園、あそこの間で、夜間だと思いますが、ひき逃げ事故がありました。これは新聞等で皆さん、ほとんどの方は周知のとおりだと思いますが、そのときに、事件の手がかりの中で、ある町民の方、というより私の知人ですけれども−−が防犯カメラのデータを警察のほうへ協力して提示したと。捜査に協力したということを本人から聞きました。もし、ひまわりの施設に適切な位置に防犯カメラが設置してあれば、もしやということも考えられたのではないかと思います。

 したがって、民よりも官が率先して、まず、お答えにもありましたように、町の要所要所に設置を始めて、そして、もう少しその範囲も広げていけば、それでさらに、前に新聞で見まして、他の議員さんからもあったように記憶しておりますが、市町によっては、防犯カメラを設置したら奨励金をというか、助成をしていると。そこまでこぎつけていただければすばらしいなと思います。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 個人的な防犯カメラにつきましては、まず、官公庁等々を優先した検討を進めてまいりたい。その後について、それをどうするかということは、その後に対処したい、こう思っております。



○議長(筒井俊秋君) 安藤春一君。



◆3番(安藤春一君) 3番安藤です。

 くどいようですが、前に一度、私質問したと記憶がございますが、神明公園の防犯カメラの件、現状で十分だというお答えだったというふうに記憶しておりますが、夏が来て、またぞろ花火遊びとか、いろいろなわいわい、行き場がないのか、同情する余地もありますけれども、やはり公共の人に迷惑をかけているという観点からいけば好ましくない。花火遊びを主として、回を増してきました。シルバー人材センターの掃除の人のぼやきも聞くようになりました。

 私も、私ごとで恐縮ですが、最近、朝の散歩を始めました。大山川沿いの運動場ですか、砂地のグラウンドですね、そこには花火の跡がよく見受けられます。また、小高い丘に飛行機のような白いモニュメントがありますね、そこでも見ました。こういった花火ばかりではありません。これは多くの人からも言われていますが、犬のふん害ですね。皆さん、最近は持っていく人も多いですが、まだまだ持っていかない人が多い。そういう犬のふんでも、防犯カメラが捉えれば逃げ場がないですから、ぜひ考えていただきたい。

 シルバー人材センターの方々の小まめな仕事ぶり、そうしたことによって本当にほかの公園に比べて劣らないと。むしろ、よそより、しかもきれいで、大変よく手入れされていると。それで、いろいろな花が咲いて、最近ではタケノコが、今は伸び切ったんですけれども、四季の移り変わりも感じられると。散歩とか親子連れとか、皆さん、そういった四季の移り変わりを感じる、本当に癒される公園であるというふうに思っております。

 それだけに余計、今の花火とか犬のふん、そういった公益の精神に反する行為ですね、難しいこともありますが、こういうことをできるだけ除去する方策をとっていただきたいと。それには、やはり一番手っ取り早いのは、防犯カメラの充実、すなわち機能を広めるとか増設するとかいうのが一番の打開策となると思いますが、町長、どうですか。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) ただいまのご質問の件でございます。

 当然ながら、一人一人のモラルが、どうしても社会に大手を振ると、こういうようなことでございます。当然ながら、犬のふん害についても、規律ある方はきちっとやられておりますし、それから花火についても、やっぱり親がついてきて、きちっとやられればいいわけなんですが、やっぱりそういうモラルというのが非常に今、社会的にも若干欠けているんじゃなかろうかと思っております。

 私も当然ながら、そういう施設については、絶えず職員には、朝見るぐらいの気持ちでおれということを言っております。当然、きれいであって、みんなが楽しく使える、喜んで使える、こういうものが大切だと思っておりますので、ご意見については重々心してまいりたい、このように思っております。

     (3番安藤春一君「終わります」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 安藤春一君の質問が終わりました。

 次に、1番岩村みゆき君の発言を許可します。

 岩村みゆき君。



◆1番(岩村みゆき君) 1番岩村みゆきです。

 それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に基づき質問をいたします。

 私は、高齢化社会への取り組み、健康寿命の延伸についてです。

 豊山町の高齢化率もとうとう20%を超えました。人口もふえ、子どももふえていますが、やはり豊山町でも高齢化はどんどん進んでいると実感しているところです。

 高齢化により一層心配されるのは、医療費などの増大ではないでしょうか。厚生労働省が発表したオレンジプランには、認知症になっても住みなれた地域で暮らそうという方針が出されております。さらに自治体に負担がかかることが予想されます。

 今、ADL(日常生活能力)を保ち、健康寿命を延伸することが注目されています。町民の皆様が元気に生き生きと暮らすことが私の願いでもあります。今後、この高齢化社会に豊山町はどう取り組んでいくのか、将来を見据え、何に力を入れていくつもりなのか。

 健康寿命は、高齢期だけの健康問題ではなく、生涯にわたるライフステージに応じた健康づくりが大切であります。個人の健康は、地域社会など社会環境の影響を大きく受けるので、幅広い視点からの健康対策の環境整備が求められます。

 そこで、健康寿命を阻害する因子と思われる低栄養、ロコモティブシンドローム、認知症予防の観点から質問いたします。

 1、低栄養状態になると、筋肉や内臓などの働きが衰え、免疫力も低下するため、特に、高齢者は、地域で自立するためには低栄養を予防することが大切であります。どのように予防していくのか、現在どのように調べ、対策をとっているのか。

 2、東京都老人総合研究所の食品摂取多様性スコアはご存じでしょうか。非常にこれはわかりやすいと思いますが、これを利用してはどうでしょうか。

 3番目、食品摂取多様性スコアを広く普及するために、健康手帳に記載してはどうでしょうか。

 4番、認知症の対策で何が重要と考えているか。

 5番、地域で孤立やひきこもりになると認知症になる可能性が高くなると言われているが、そういう方たちの対策はどうするのでしょうか。社会参加を促す対策は考えていますでしょうか。

 6番、シニアピアとして傾聴ボランティアが行われている自治体もありますが、傾聴はご存じでしょうか。

 7番、傾聴は、今後、私は必要とされるものだと思いますが、豊山町にはなじみが薄いのではないでしょうか。「傾聴とは」という講習を行ってはどうでしょうか。

 8番、ロコモティブシンドローム、これは運動器症候群ですが、高齢者が要介護になる4分の1は、転倒による骨折や関節疾患などの運動器の障害である。メタボの次はロコモとも言われておりますが、広く普及活動を行ってはどうでしょうか。

 9番、豊山チャンネルを使い、ロコモ体操など健康体操運動を展開してはどうでしょうか。

 最後、10番、健康寿命延伸のため、私の質問以外に、ほかに考えている施策があればお願いいたします。

 以上、たくさんになりましたが、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 高齢化社会への取り組み、健康寿命の延伸について、10のご質問をいただいております。順次お答えを申し上げたい、このように思っております。

 まず、1つ目の高齢者の低栄養予防と対策についてお答えを申し上げます。

 まず、予防や対策についてお答えをいたします。

 地域包括支援センターでは、毎年、要支援・要介護者を除いて、65歳以上の高齢者に対して、生活機能調査の基本チェックリストを配付し、半年間の体重の減少や身長・体重により低栄養状態の状況を把握しております。このうち、低栄養状態者には、健康教室や訪問指導で改善に向けた支援を行っております。

 また、一般の方や元気高齢者を対象に、保健センターと地域包括支援センターでは、栄養士を講師にした各種教室や団体事業の支援派遣をいたしまして健康維持や予防につなげております。

 2つ目の東京都老人総合研究所の食品摂取多様性スコアの存在についてでございます。

 栄養をバランスよく摂取するための食品摂取多様性スコアについては、承知をいたしております。

 3つ目の食品摂取多様性スコアの健康手帳への記載についてお答え申し上げます。

 保健センターが発行しております現在の健康手帳は、生活習慣病を防ぐための栄養摂取方法等について情報提供を行っておりますが、今後、新たに健康手帳を作成する場合は、食品摂取多様性スコアの有効性を検証した上で、健康手帳へ盛り込むことを考えてまいります。

 4つ目の認知症の対策で重要なことについてお答え申し上げます。

 認知症の対策は、認知症の予防・早期発見・早期治療が重要と言われております。予防事業としましては、介護予防教室など多くの事業を実施しております。昨年度からは、65歳到達者を対象にキラリ65歳教室も開催いたしております。また、早期発見や早期治療のためには、認知症に対する周りの理解を普及していくことが重要なことから、町民の方々や事業所を対象に、認知症サポーター養成講座に多くの方が参加してもらうために呼びかけを行っております。

 また、社会福祉協議会が実施しております小・中学生対象の福祉実践教室でも、認知症に関する知識を深めるための講座を開催するなど、幅広い方を対象に周知に努めております。

 5つ目の地域で孤立やひきこもりの方の社会参加を促す対策についてお答えを申し上げます。

 町の高齢者自身のひきこもり対策として、地域包括支援センターは、地域介護予防活動支援として、健康ホットサロンや男の料理教室など予防事業を行っております。また、ひきこもり状況の確認は、地域包括支援センターが毎年65歳以上全員に配付する基本チェックリストの状況や未回答者に対する訪問を実施し、町の事業を紹介するなど、ひきこもり防止に努めております。

 6つ目のシニアピア・傾聴ボランティアの存在につきましてお答えいたします。

 傾聴とは、相手の話を否定することなく、ありのままに受けとめ、共感・受容して聞くことであると考えておりますが、高齢者の仲間同士で傾聴ボランティアとして活動している状況は、現在把握いたしておりません。

 7つ目の傾聴に関する講習などを行ってはどうかということにお答え申し上げます。

 ひきこもりで日常的に会話の少ない方や認知症予防としても有効と言える傾聴は、聞く側、話す側も元気になるとも言われております。講習の開催について今後検討してまいりたい、このように考えております。

 8つ目のロコモティブシンドローム、これは運動器症候群でございますが、普及活動についてお答えを申し上げます。

 保健センターが昨年に実施した第2期とよやま健康づくりアンケートの結果においても、成人・高齢者の運動不足が上げられております。ロコモは、加齢によりまして骨、関節、筋肉といった運動機能が衰え、日常生活の自立度が低下し、介護が必要になったり移動が困難になったり、メタボや認知症を誘発するおそれもあります。ロコモ予防だけではなく、メタボ予防の観点、また認知症予防のために運動習慣をつけることが大切だと考えております。毎月の広報では、保健センターと地域包括支援センターの情報コーナーにおいて、健康と運動のコラムも掲載しております。今後においても、ロコモを含め、幅広い内容で普及啓発に努めてまいりたいと思っております。

 9つ目の豊山チャンネルを使いまして、ロコモ体操など健康体操運動を展開してはどうかについてお答えいたします。

 ロコモの状況は、片足立ちで靴下が履けない、家の中でつまずいたり滑ったりする、階段を上がるのに手すりが要る、青信号で渡り切れないなどのチェックで自己診断ができます。

 豊山チャンネルでロコモ体操など健康体操運動を展開してはどうかのご質問ですが、当面は、現在実施しております教室でのロコモ体操などの上映を検討していきたいと考えております。

 10番目の健康寿命延伸のためのその他の施策についてお答え申し上げます。

 他の施策については、先ほどご答弁申し上げましたように、町では、低栄養や認知、健康指導などの広報による啓発、元気教室、ボールクラブ、音楽クラブ、美味しく食べて健康教室など、各種教室を実施しております。

 以上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 岩村みゆき君。



◆1番(岩村みゆき君) 非常にたくさんの質問、すみませんでした。

 今回の質問は、厚労省の健康日本21の第2次の計画の中から、たくさん目標がありましたけれども、高齢者の健康についてというところをピックアップして質問しました。社会生活を営むための機能を高齢になっても可能な限り維持していくため、なるべく要支援・要介護になることをおくらせて健康寿命を延ばしていく、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を延ばすことがこれからは重要になっていくんではないかなというふうに思います。

 豊山町の人口を見てみますと、65歳以上の方が平成22年4月と比べて300人ふえています。自分でも、こんなにふえているんだというふうに非常に驚いたわけなんですけれども、ふえるのは、全国的にこれは自然なことなので、仕方ないことなんですけれども、豊山町の包括支援センターの方たちにも、本当に使命感を持ってよく地域を回っていただいておりますが、こんなに高齢化が進む中、何か新しい形を考えて、もっと施策をふやしていかなければならないと思うのは私だけではないと思います。

 低栄養に関してなんですけれども、先日、2013ウェルフェアがありまして、そこの健康大学で、愛知淑徳大学の健康医療科学部の榎准教授の講演をちょっと聞いてきました。

 初めは、私も低栄養の危険性ということは余り認識していなかったんですけれども、榎先生の話を聞いて、高齢者が要介護に陥るのは、痩せ、低栄養の方のほうが危険度は高いと。高齢期には、わずかなきっかけで低栄養状態に陥りやすくなるんだということを言っておられました。

 これは自分の家の話で恐縮なんですが、私もすごく反省をしたんですけれども、82歳の母親と住んでおりますけれども、やっぱり年をとると、食べる量が少なくなるということもありますし、好きなときに食べるんですね、おなかがすいていなかったら食べないということで。また、古い人間ですので、昔の食事というか、ご飯と漬物さえあればもうそれで済んじゃうという感じがありますので、1年ぐらい前なんですけれども、あるとき、ちょっと血液検査をする機会がありましたが、何と血清アルブミンの値が低かったと。普通に生活しているんですけれども、つまりは栄養失調の状態だったということで、そのときは自覚症状もなくて、ちょっと食べ物に気をつけないけないねということ、そこで済みましたけれども、本当に高齢者の方は気をつけていかなければいけないなというふうに思いました。

 食品摂取多様性スコア、資料で出せばよかったんですけれども、これを見ると、10種類の栄養をとるといいものを分けて載せてあります。1番が魚介類、2番が肉類、3番が卵、4番が牛乳、5番が大豆製品、納豆や豆腐など、6番が緑黄色野菜、7番が海藻、8番が芋類、9番が果物、10番が油脂、バター、マーガリンや油ということで、これを見て、ご飯と漬物だったら0点だなということで、これを見れば一目瞭然ですので、一週間で2点か3点だったらちょっと気をつけようと、7点、8点を目指すように気をつけようということですので、ぜひとも健康手帳のほうにも考えていただけたらなというふうに思います。

 低栄養を防ぐには、一日3食バランスよく食べることが大切ですが、朝食をとる方の生活習慣実態調査の結果が5月号の広報「とよやま」に載りました。

 毎日朝食を食べている青年の数字が改善しております。きっと何かのアプローチをされたからだと思いますけれども、第2質問の1番目にしますけれども、青年向け、成人向け、どのようなアプローチだったのか。青年の数字は改善しておりますけれども、成人は悪化しております。成人向けには新しいアプローチの方法を考えなくてはならないと思いますが、新しく考えておりますでしょうか、いるなら内容を教えてください。

 高齢期における体力の維持は、地域社会で、より健康で自立して暮らすための本当に重要な条件だと思います。栄養状態は、高齢者の体力に直接結びついております。その点から見ても低栄養の危険性をもっと知ってもらう必要があるのではないかと思います。

 また、病気という観点ではなくて、介護が必要になった主な原因ということで、厚労省の平成22年国民生活基礎調査の概要では、要支援者で見ますと、骨折・転倒が12.7%、関節疾患が19.4%、高齢による衰弱が15.2%、これだけを合わせると、もう47.3%、およそ半数の方になりますので、要支援予防・要介護予防の観点から、ここを予防するということが非常に重要になるんではないかなというふうに思います。

 第2質問の2番目になりますけれども、今、豊山町も健康計画を策定中と思いますが、そこにロコモティブシンドロームや低栄養の危険性をのせてはいかがでしょうか。お願いいたします。

 それから、認知症のほうに移りますが、高齢者の生きがいづくりや社会参加を促すことが孤立を防ぎ、それが認知症の予防、介護予防になるのではないかなと思います。いろいろ豊山町もやっておりまして、3番目の質問にさせていただきますけれども、キラリ65歳教室の参加者は何名でありましたでしょうか。あわせて、認知症サポーター養成講座を受けられた方の人数もお願いいたします。

 認知症予防という観点で、私は本当にシニアピア・傾聴ボランティアに非常に注目しております。元気な高齢者の方がそうでない高齢者の方のお話を聞くというボランティアなんですけれども、まずは人の話を聞く、耳を傾けるという、そういうボランティアもあるということを、まず皆さんに知ってもらいたいということです。何も得意なものはないけれども、人の話を聞くだけならできるわという方がおられるかもしれないです。年をとっても、ひきこもらずにボランティアで社会参加していく、お話を聞くうちに、訪問した相手の方が、この方ちょっと対応が、返事がおかしいわということで、早い気づきもできるんじゃないかということで、認知症の早期発見もできる、このボランティアがあるということは、認知症予防のためには一石二鳥じゃないかなと。

 また、ボランティアに参加される方、生涯教育に参加される方、町の行事に積極的に参加される方はいいんですけれども、余り外に出ない方をどうしていくのか。そのまま、危険性が高いまま、ひきこもって、おうちの中にずっと置いておくのか、そういうところにでも、こういう傾聴ボランティアだったら入っていけるんじゃないかなということを思っております。

 また、人は話をすることで心が軽くなる、心が浄化されるといいます。話を聞いてもらうだけですっきりするということも大いにあります。しかしながら、介護保険を使ってのヘルパーさんは、やることが決められていて、のんびりお話を聞く時間は余りないのが現状ではないでしょうか。元気な高齢者の皆さんにボランティアをしてもらう、話を聞いてもらう、元気になってもらう、こういうことがこれからは必要なんではないでしょうか。

 ということで、第2質問の4番目に、認知症サポーター養成講座のように、定期的な傾聴ボランティアの養成講座も検討されてはどうでしょうか。

 また、健康日本21で、ロコモティブシンドロームを認知している国民の割合を、平成24年17.3%から34年度では80%にするという国の目標が出ました。この点で、ロコモ体操をつくり、豊山チャンネルで決まった時間に流す、町民の方にロコモ体操をしてもらうところを撮影して流す、こういう豊山チャンネルの活用もできるし、見る方もふえると思いますし、ロコモの認知度は上がりますし、健康に運動ができる、これもまた一石二鳥、三鳥だと思いますけれども。

 もう一つ重要なことは、運動は高齢者になってからではなく、本当は私たちの年代、40代、50代から始めるのがよいとされます。私もちょっと運動しないといけないなというふうに思っておりますけれども、80歳になってもトレーニング次第ではエベレストにも登れるようですけれども、早いうちから、要介護の視点からは40代だそうですので、この点から見ても、仕事で忙しい年代ですので、第2質問の5番目で、豊山チャンネルを使うといいと思いますが、どうでしょうか。

 以上、5点を2回目の質問とします。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) 2回目の質問をたくさんいただきました。漏れておりましたら、また後で教えていただきたいと思います。

 まず、低栄養とかメタボ等のアプローチはどのように行っているかというご質問だったと思っております。

 これにつきましては、保健センターで行っておりますけれども、脱メタボ集中講座ということで、それぞれ3つのテーマ、「健康的な食生活を身につけましょう」「家でもできる運動習慣を身につけましょう」「ウオーキング体験に参加して、みんなで町内を歩いてみましょう」というような3つの項目を設けまして、それぞれ講座、またウオーキングなどを行っております。

 続きまして、2点目の第2次の健康づくりの策定に向けて、低栄養とかロコモ関係を計画の中に入れたらどうかというご質問につきましては、今、確かに検討しております。それで、平成24年度にアンケートも実施しております。アンケートの中身、それから今後に向けた健康づくりに関して検討しながら、そういったものを入れるかどうかについてもさらに検討をしてまいりたいと思っております。

 3点目のキラリ21の参加者は何人かというご質問でしたけれども、37名の参加者がございました。これは総数で37名ということです。また、認知症サポーター養成講座につきましては、765人が参加していただきました。これも総数でございます。

 第4点目でございます。傾聴の講座の話で、傾聴講座を継続して行ってはどうかというご質問だったというふうに思っております。

 本町といたしましては、まず、傾聴というものはどういうものかということで、講習を行っていきたいと考えております。継続については、今後のことというふうに考えておりますので、とりあえず当面は、まず傾聴に関する講座を行ってまいります。

 最後、5点目だったと思います。豊山チャンネルの活用というご質問でありました。

 豊山チャンネルの活用につきましては、先ほどの町長の答弁にもありましたけれども、現状といたしましては、豊山チャンネルでロコモ体操を流すんではなくて、今行っております教室でのロコモ体操の実態というか、教室での撮影と申しますか、そこで上映してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 岩村みゆき君。



◆1番(岩村みゆき君) ありがとうございます。

 一番最初のほうは、メタボ対策でアプローチをされたんでしょうか。毎日朝食をとることを習慣化するようにしますというところで改善が見られていたので、栄養に関してだけ、特別若い方に何かされたのかなというふうに思ったんですけれども、ぜひとも栄養に関してを重点的にではないですけれども、何かされたのかなというふうに思ったものですから、その点だけもう一点と、健康施策に関しては、本当にたくさん質問してしまいましたが、健康に関しては、本当に幅広いので、しようがないかなと思いますけれども、町も幅広く教室を開いておりますけれども、確かに豊山町は元気な方が多いです。1人当たりの医療費も、平成22年は愛知県で7位でしたでしょうか。これも町民の方の意識が高いのと、行政も今までバランスよく対策がなされたからだと思いますけれども、だからといって、今このままの状態でいいのでしょうか。

 昨年から始まったキラリ65歳教室ですか、余りの人数の少なさに、ちょっと広報の仕方も考えたほうがいいのかなということで、総数が37人ということで、やっぱり新しい施策を何か、新しい取り組みが必要だと思いますけれども、その辺をどうお考えでしょうか。

 あと、やっぱり高齢化が進みますので、65歳以上の方が今以上にふえますので、家族のあり方というか、おひとり暮らしの方もご高齢家庭の方も多くなり、だんだん変わってきておりますので、十分わかっていると思いますけれども、その対策はやっぱり必要ではないかなというふうに思います。

 これは例えばなんですけれども、本当に豊山町、バランスよく運動も栄養も口腔ケアも必死にやっていただいておりますので、元気な方が多いんですけれども、バランスがよ過ぎるので、何かに特化して、特徴のある対策も考えられてはどうかなというふうに思います。

 例えば、豊山町といえば「運動」みたいな、イチローのふるさとだから「運動」みたいな感じのように、何かでキラリと光る対策をしてはどうでしょうか。そうすることによって健康寿命が延び、医療給付費の伸びが抑えられて、1人当たりの医療費も愛知県で私は1位になることも夢ではないと思います。それだけの素養は、人は、豊山町にはあると私には感じられますが、最後の質問ですけれども、町民全体での健康増進運動を広げていかれてはどうでしょうか。この辺はいかがお考えでしょうか、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) まず、成人への健康事業というお話でした。

 豊山町は、高齢者、それから子育てのお母さん方、また成人に対する健康等には今、重点的に取り組んでおります。青年期につきましては、今、特別そういう教室・講座は開いておりませんけれども、今後、そういうことを内部で検討もしながら、必要であれば、そういう講座も検討してまいりたいというふうに考えております。

 また、トータル的に、さまざまな検証を、それから講座をしてはどうかというお話でございますけれども、特にスポーツというお話もありましたけれども、豊山町は、まず、健康予防につきましては、ことしから、乳がん検査においては、昨年までは40歳、45歳というような節目で行っておりましたけれども、40歳、45歳から60歳までは毎年というように、がん検診を拡大もしております。さらに、ヒトパピローマウイルス検査もことしから30歳から40歳で行ってまいります。こういうことから、豊山町として、住民の方の健康維持・健康管理に対する事業はこれからも進めてまいりたいと考えています。

 以上です。

     (1番岩村みゆき君「ちょっと答弁が違う。運動についてあれなんですが」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 堀場福祉課長。



◎福祉課長(堀場昇君) それでは、特徴のある教室、それから町全体として広げると、そういったことについて少しお話をさせていただきたいというふうに思っております。

 特徴ある教室ということで、今、一次予防事業としまして、地域包括支援センターが元気教室というものをやっております。こちらにつきましては年12回、毎月1回あるということでありますけれども、そちらでは、健康運動について、指導士とか介護士が見守りをしながら、いろいろと筋力低下予防の運動を行っておりまして、月1回に20名ほどの参加がありまして、もう少し輪を広げてほしいというような要望もございます。今後において、教室を2つに割って実施をするだとか、そういったことも考えていきたいというふうに思います。

 町全体でもそうなんですけれども、先ほども町長のほうからの答弁もありましたように、そういった元気教室でのロコモの運動だとかそういった体操を、今後豊山チャンネルとか、そういったもので放映をするなど、少しずつ町民の全体の輪に広げていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 答弁漏れありませんか。

     (1番岩村みゆき君「結構です」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) それでは、岩村みゆき君の質問が終わりました。

 ここで15分ほど休憩したいと思います。

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     午前11時12分 休憩

     午前11時25分 再開

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○議長(筒井俊秋君) 休憩を閉じ再開いたします。

 次に、10番青山克己君の発言を許可します。

 青山克己君。



◆10番(青山克己君) 10番青山です。

 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。

 小学校高学年(5年、6年)の教科担任制についてお尋ねをいたします。

 まず最初に、表記の教科担任制について、教育長の基本的なお考えについてお尋ねをしたいと思います。

 小学校での教科担任制に取り組んでいるところは、全国的にもまだまだ少数であるということですが、今後、この豊山町のさらなる学力の向上、授業の質の高さ、さらには、児童に生活と学習の両面から、きめ細かく指導ができるのではないかなど、導入を考えていくメリットは十分にあると思いますが、いかがでしょうか。

 また、教科担任制の中学校への進学後も、担任制というシステムにスムーズに移行できるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 もちろん、全教科を担任制にというのではなく、国語、算数、社会と限定されたものであり、高学年の授業内容も高度化してくるため、教える側の力量も問われることになるなど、専門の教科の先生の授業がより効果的になるのではないでしょうか。

 また、学級担任と教科担任という複数の目で児童を指導することができれば、より児童の生活や学習にきめ細かくかかわっていくことが可能となると思いますが、いかがでしょうか。お尋ねをいたします。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) それでは、小学校高学年(5・6年生)の教科担任制についての4つのご質問に、一括して私のほうからお答えをいたします。

 現在、原則、小学校は学級担任制をしております。中学校は教科担任制を実施しているわけでございます。

 町内の小学校において、専門性の高い教師がいる場合には、一部の教科について、年間を通じて特定の学年の全学級を指導している場合がございます。このことは、毎年実施しているわけではございませんが、一部の教科について教科担任制を取り入れているということになります。

 文部科学省が毎年実施しております公立小・中学校における教育課程の編成・実施状況調査の中に、教科等(一部)の担任制の実施状況(小学校)という項目がございます。その結果によりますと、一部教科で教科担任制を実施している学校が年々増加しているとの報告がなされております。

 小学校における教科担任制につきましては、これまでに幾つかの先行研究が既に報告されております。その研究成果として、生徒指導面での効果が上がるということ、教師の授業づくりに関する負担の軽減ができるということ、小中連携がより推進できるのではないかということ、また、教師の専門性がより高められるということなどのメリットが明らかにされております。

 その一方で課題もございます。人的な問題や学級数の問題から、弾力的な授業運営が難しいということ、児童との人間関係の構築に時間を要するということ、時間割を調整しようとするときに作業が煩雑になるということ、あるいは教科担任との打ち合わせ時間が持ちにくいということなどが指摘され、上げられております。

 このような状況から、教科担任制につきましては、まだまだ解決すべき課題が幾つかありますが、今後、先進地域等全体的な状況に注視しながら検討していくべきものと考えております。よろしくお願いをいたします。



○議長(筒井俊秋君) 青山克己君。



◆10番(青山克己君) さきの5月28日の新聞にも報道されておりましたけれども、小学校が英語を正式教科にするというようなことが提唱されております。こういうことが進んでまいりますと、やはりある程度の部分的にではございますが、教科の担任制ということも進んでくるのではないかというふうに思っておりますし、また、今のお答えの中にありましたように、全国的にも年々そういうところが増加しているというようなご報告もございましたように、メリットの面だけではなくてデメリットの面もあるとは思いますが、やはりこれから学童の成績を上げていくには、これは絶対必要なことではないかというふうに思っております。

 お答えの中にありましたデメリットの部分の人的な問題や学級数の問題というところですが、ここをもう少しご説明いただきたいと思います。

 デメリットの面もたくさんございますが、このデメリットの部分を見てみますと、学童を中心とした考え方でなしに、やはり先生方とか行政側からの考え方でそういうふうになっておるということで、学童を中心にして、何とか学童の成績を上げてやろうという意欲ですね、そういうものを持って、前向きな検討をしていただきたいというように思っておりますが、いかがでしょうか。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) 2番目のご質問の最初のところ、メリット・デメリットあると思うが、絶対に必要であるという議員のお考えをお聞きしました。実は、私もそのように考えております。

 まず、その点からいきたいと思いますが、元来、学級担任制ではなくて教科担任制を、特に小学校の高学年に導入したほうがよかろうというふうに考えられている背景が、実は簡単に言ってしまうと2つございます。

 その1つは、子どもたちの成長の問題があります。

 子どもたちの成長が、皆さんもご存じのように、10歳ごろから思春期を迎えるようになってきてしまっているというようなことですね。昔と違って、子どもたちの成長が早まっている。したがって、5・6年生の多くがもう既に思春期を迎えているということ、これが教科担任制を取り入れてもいいじゃないか、取り入れたほうがいいのではないかと考えられていることの一つであります。

 ご存じのように、思春期というのは、発達段階の一つとして、肉体はどんどん大人に近づいてまいりますけれども、心と体のバランスが不安定になる、そういう時期だというふうに思っておりまして、このような発達段階に入った児童に対しては、たった一人の学級担任が全教科、そして多くの人数の子どもたちを抱えて授業を進めていくということよりかは、複数の目で、一定の少ない数であっても、教科担任的なそういう要素を取り入れてやったほうがよいのではないか、効果が上がるのではないかと言われているということは、一つ背景にございます。

 それから、思春期は、どうしても親離れ、あるいは教師離れといいまして、横の関係のほうへむしろ子どもたちの関心がいきやすい時期でもあります。そういったことも一つ、発達の段階からいって理由になっていると思われます。

 それから、もう一つ、理由の背景の一つは、やっぱり高学年になってきますと、教科内容、つまり学ぶ内容もだんだんこうかになってまいります。それは議員もおっしゃっておられます。したがいまして、一定程度の専門性が要求されてくるということでございます。先生方にとってもなかなか全教科オールマイティというわけにはいかない先生もあるかもしれません。それから、理科離れ・理科嫌いの子どもたちもふえてきている現実もあります。

 そういったことを考えていきますと、私は、教員の特性をうまく組み合わせることができれば、議員のおっしゃるような、一部でもいいから、できるところから進めていくというのはどうだろうかというご提案に対しては、賛成の意を表したいと思っております。

 それから、私の答弁の中の人的な問題や学級数の問題からということでありますが、たとえ2つや3つの教科にいたしましても、教科担任制でやろうと思いますと、その部分だけどうしても固定的になってしまいますので、一担任だけで授業を進めている学級担任制のさまざまな学校運営とは、ちょっと違ったものをどうしても考慮しなければならなくなりますので、そこに縛りが出てくるという意味であります。

 それから、人的な問題というのは、これは教科を専門に教えようと思いますと、やはり免許状を持った方がふさわしいと思うんですね。そういった意味で、小学校の場合ですと、中学校と違いまして、免許状を教科全部にそろえるなんていうことはまず不可能であろうと思われます。

 したがいまして、その辺のところを、どう言ったらいいでしょうか、考えまして、人的な問題、学級数の問題、さまざまあって、なかなか運営が難しくなりますね、カリキュラム変更とか授業の変更等が少しやりづらい点もありますよねということを申し上げたわけでございます。

 それから、学童を中心にということをおっしゃられました。これは決して行政だけの、つまり大人の側の理論だけで申し上げているのではありません。先ほど背景でも申し上げましたけれども、そういう背景があるからこそ、学童のため、子どもたちのために必要だからこそ、例えば、ほかのさまざま加配の先生なんかもございますので、そういった方々のお力をおかりしながら、中学校でやっている教科担任制の一部を小学校でもやっていけたらというふうに考えている次第でありますので、決して大人の側の理屈だけで申し上げているのではありません。子どもたちの学力がより伸びやすいようにというふうに考えておるところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 青山克己君。



◆10番(青山克己君) 大変にご理解をいただいて前向きなお考えであること、よくわかりました。ありがとうございました。

 我々が送ってきた小学校時代と子ども自体変わってきておりますし、今ご答弁にありましたように、やはり思春期が早まってきておるということと、周囲の環境もかなり変わってきておりますので、そうしたことから、なかなか教育自体も難しくなってきていると思います。今の教育長のお考えで、前向きに取り組んでいるというふうに私は理解いたしております。

 どちらにいたしましても、やはり学童のためになることなら、どんどんと積極的に取り組んでいただきたいと思いますし、ただ検討するだけのことではなく、実施に向けた検討ということを切にお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) ただいまのご発言の中に、実施に向けた検討ということがございました。るるお話をしておりますけれども、私もこれには強い関心を持っております。学校現場のほうへもこういった私の意図もしっかりと伝え、実施に向けた検討ができる限りできるようにしていきたいと考えます。よろしくお願いいたします。

     (10番青山克己君「ありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 青山克己君の質問が終わりました。

 次に、12番熊沢直紀君の発言を許可します。

 ここで正午を回るかもわかりませんが、熊沢直紀君の質問を終了したら昼食にしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 熊沢直紀君。



◆12番(熊沢直紀君) 12番熊沢です。

 それでは、1点質問をさせていただきます。

 道徳の教科化についてであります。

 道徳の教科化は、2007年の第1次安倍内閣の諮問機関、中央教育審議会でも取り沙汰をされましたが、慎重な意見が多く、見送られました。政権がかわって、昨年よりの第2次安倍内閣発足により、再度道徳教育の教科化が議論・提言されてきています。

 政府の教育再生実行会議が、いじめ対策の提言に道徳の教科化を盛り込んだことを受け、本年4月5日には、道徳教育の充実に関する懇談会を開き、挨拶で、下村文部科学相は、道徳教育は子どもたちの豊かな人間性を育む上で不可欠だと強調されています。また、「心のノート」を全面改訂し、それを来年4月より、全ての小・中学校で教材として使えるよう準備しているとのことであります。

 本年4月18日付の読売新聞、道徳の教科化の調査によりますと、「賛成」は84%で、「反対」はわずか10%、賛成する理由については、「他人を思いやる心が育つ」が52%、「社会規範が身につく」は35%、「いじめ防止につながる」が9%などとなっています。参考に、学校週6日制についても調査しましたが、「学力向上等につながり賛成」は79%とのことであります。

 なぜ道徳の教科化が必要かについて少し述べますが、現在の道徳の時間の実態は、各教科の格下扱いをされているらしい。実際、道徳の時間を潰しても保護者からは文句は一切出ないけれども、国語や算数の時間を潰せば、勉強がおくれるといったクレームが寄せられるとのことであります。

 また、道徳の時間は未履修が一番多いとのことであります。特に、中学校では、小学校以上に道徳の時間は他の行事に振りかえられており、学校全体でレクリエーションをするといったことが平気でまかり通っているとのことであります。私の中学時代を思い出しても、同じようなことがあったように記憶をいたしております。

 さらに、道徳は教科でないので教科書がなく、副読本を使っている。教科だったら検定教科書が無償で1冊ずつ子どもたちに配られるが、学校でまとめて買って棚に置いておき、何年も使い回すということが行われているところもあるらしいです。しかも、副読本の内容は各学年違いはあるが、全て児童・生徒個人に考えさせるだけで、最後の指導的な言葉がないらしい。

 教師の考えを述べ指導すれば、やってはいけない教え込みをやりましたねと言われ、指導ができない状況であるとのことであります。少しでも教師が、「こうしましょうね」と言ったら、教え込みだと批判される、これでは子どもたちの道徳性はなかなか育たないのではないでしょうか。

 るる述べましたが、それぞれについての教育長の所見をお伺いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) それでは、議員からご質問の道徳の教科化についてのご質問に、私からお答えをいたします。

 道徳の教科化につきましては、平成25年2月26日に、教育再生実行会議の第1次提言が報告され、その後の道徳教育の充実に関する懇談会では、「心のノート」の内容について、教員の指導力向上について、道徳の教科化に向けての論点整理についてなどが検討されていると伺っております。

 道徳の教科化に関する世論につきましては、議員が取り上げられたもののほかにもさまざまなものが出されつつありまして、現在のところ、世論の動向がいまだ決まっていない、定まっていないものと感じておるところでございます。

 さて、町内の各小・中学校では、年度初めに道徳教育の全体計画を立てまして、全教師が協力して道徳教育を展開しております。また、道徳の時間そのものにつきましても、全学年が定められた標準時間以上実施しており、議員の言われるようなことはないものと捉えております。

 道徳の副読本の取り扱いにつきましては、どの学校も学年ごと、1人1冊配付し、他学年と共有して活用させることはしておりません。

 最後に、道徳の時間というものは、教育活動のさまざまな場面で培われた道徳性を補ったり、深めたり、道徳的価値に目覚めさせたり、自己の生き方について考えさせたりする時間であると認識しておりまして、教師側からの一定の考えを植えつけてはならないものと考えているところでございます。しかし、道徳以外の教育指導の中では、教師の考えを述べ、直接的な指導をすることは多々あり得ることであると考えております。

 以上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 熊沢直紀君。



◆12番(熊沢直紀君) 12番熊沢です。

 想像したような答弁をいただきました。

 質問の内容で正確に答えをいただいておりませんが、教科化をしたほうがいいかどうかということを、教育長の考えをちょっとお聞きしておるつもりだったのですが、明確な答弁をいただけませんでした。教科化したほうがいいかどうか、もう一度、教育長の考えをお尋ねしておきます。

 それから、今の「心のノート」、副読本ですね。副読本は、まとめて豊山町で購入しておるということで、皆さん各一人一人へ行き渡っているということ、ちょっと安心をいたしました。

 それから、教師側から一定の考えを植えつけてはならないものと考えておるというような答弁をいただきましたが、中学生以上はどうかしれませんが、小学校におきましては、やっぱり保護されている児童でありますので、当然、イデオロギー的には除いての話なんですが、やっぱりよい考えはこうだと。要するにモラル、道徳ですね、道徳はこういうものだということをやっぱり植えつけることが私は必要だと思います。植えつけてはいけませんと言って、それぞれ考えて、いろいろな人間性がありますからいろいろな考えはあるでしょうけれども、やっぱりこういうほうがいいという内容を植えつけたほうがいいように思います。

 極論になりますが、以前、テレビか何かでちょっと見た記憶もあるんですけれども、人殺しはなぜやってはいけないの、これ極論過ぎるんですけれども、いけないものはいけないという言い方ではいかんかもしれませんが、いいことはいい、悪いことは悪いという、やっぱり指導ですね、植えつけることは必要だと思うんですが、それを、いろいろな考えがあるので自由に考えて行動してくださいじゃ、教育という、教え育むことにはつながっていかないように思いますけれども。

 実は、先日の7日に、豊山小学校の平手校長より案内をいただいておりましたので、私も父兄参観にちょっと行ってきました。5時限目に2年1組で道徳の授業があるということで参観をしてきました。

 昼からだということで、父兄の方々は、4人ぐらいしか2年1組にはお見えにはならなかったんですが、内容は「ぼくにできること」、家の中で自分でできるお手伝いを見つけようという2年生のあれなんですけれども、やっぱり2年生では、そわそわしてなかなか授業に集中していない子も二、三人見えましたけれども、よう頑張って先生もやってみえるなということで、いろいろ授業も進んでいったんですけれども、あるときに、子どもさんの答えにお金のことが出てきたんです。お手伝いしたらお金をもらうというような話になりまして、そのときに、そこそこ言われるなと思ったのは、小学生がお手伝いしたら「お金をくれ」なんていうことは一切言ってはいけませんという、これは指導的な言葉をされたんですけれども、それはいいなとは私は理解したんですけれども、最後に、やっぱり生徒の意見を聞きますと、やってよかった、きれいになってうれしいとかそういうようなこともありましたんですけれども、やっぱり先生の指導としては、「家へ帰っても自分で進んでお手伝いしたほうがいいですよ」ぐらいの言葉が欲しかったなという感じはしました。

 それと、私もこの質問を出すに当たって、1年生から中学校3年生までの教科書に全て目を通しました。やっぱり中身は、感動する内容は余り多くはないですね、本当に。事情説明ばかり多くて、何か無理やりつくった内容が非常に多かったように思っております。ちょこっといいなと思ったのは、王貞治選手の書いた文章がちょっとあったのは心に残っておりますけれども、本当にこれは大部分書き直してつくり直したほうがいいなという感じを受けました。

 日本のこれからの行く末をよくするためには、やっぱり道徳は、本当に基本的な教科化をして、確かに算数やら国語も大事ですけれども、一番基本的な人間の生き方みたいなことを指導して、先生が、これはいけないことだよ、こういうことがいいことだよということをはっきり教えることが、これ植えつけさせることは必要なんですという私は立場におりますけれども、やっぱりいろいろな考えがあるからという答弁をいただきましたけれども、非常に残念に思っております。

 だから、これをどうせよこうせよと本当は言いたいんだけれども、それが今は豊山町の教育委員会でなるものではないんでしょうけれども、少なくとも本の内容、これから変わっていくという話ですけれども、本当に子どもに対する道徳時間は非常に大事にあつかっていただいて、一度もほかのほうに、運動会の準備とかそういうことで時間を割いたとか、そういうことはないという答弁をいただきましたが、それは信用するとしましても、やっぱり教師の考えというか、この世の心事といいますか、こうしたらいいということをやっぱり植えつける教育をするのが本当の教育だと思いますが、教育長、どうでしょうか。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) 4点ばかりあったと思います。

 第1点目でございますが、教科化についてどうなのかということでございます。

 私は、今まだ国で議論されている途中ですので、極論を言うのは避けたいと思いますが、道徳は、現在の学習指導要領で示されている位置づけであろうと、あるいは今後なるかもしれない教科化であろうと、必ずしっかりと取り組んでいかなければならないものだというふうに考えております。そして、町内の学校でも、道徳に取り組んでいただきまして成果を上げていただいた学校はあります。また、学校評価等の保護者からの評価でも、それは認められているところであります。

 数字を申し上げますと、例えば平成22年度の場合ですが、4校に共通な設問で、「学校では豊かな心を育む教育活動が積極的に行われているか」というご質問に対しまして、4校の保護者、4校というのは小・中学校全部でございますが、保護者のおよそ80%が肯定的な回答をしていただいています。大変心強いと思いました。また、協力的だなということも感じました。それが私の考えでございます。

 2つ目、少し説明不足で誤解があったかもしれません。また、答弁でも説明不足があったかもしれませんが、「植えつけてはならない」という言い方には少しやっぱり無理があったかもしれませんので、ちょっと説明をし直したいと思います。

 議員が読まれたかどうかわかりませんが、私たちは、学校教育法施行規則第74条に学習指導要領というものが規定されておりまして、その学習指導要領の道徳に関するところ、第3章がございます。第1が目標、第2が内容、第3が指導計画の作成と内容の取り扱いというふうになっております。

 今話題になっております先生が自分の考えを、こうすべきだよと言って子どもに話すべきか、話すべきでないかというようなことについて触れた部分がありますので、それを読み上げてご紹介にかえます。

 第3の指導計画の作成と内容の取り扱いの3、「道徳の時間における指導に当たっては」というところがありまして、この4番目にこう書いてございます。「自分の考えを基に書いたり討論したりするなどの表現する機会を充実し、自分とは異なる考えに接する中で、自分の考えを深め、自らの成長を実感できるように工夫すること」と書いてございます。

 それから、4番に、「道徳教育を進めるに当たっては、学校や学級内での人間関係や環境を整える」、ちょっと省略しますが、生徒の日常生活に生かされるようにするということ。授業を公開したり、授業の実施や地域教材の開発に協力者を得るなど、地域との相互連携をしっかりと図っていきなさいという趣旨のことが助言として書かれております。

 私どもはこういったものを参考にしながら、道徳の授業の手法を考えているところでございます。どうでしょうか。

 それで、先ほどの答弁の中で私が申しましたように、道徳以外の教育指導、たくさんございますね。教科もございます。特別活動もございます。そのほかたくさんございます。そういった道徳の時間ではない部分では、手法として、具体的ないろいろなトラブルとかよい出来事も起きるわけでございますので、これはよかったね、あれはよかったねというような、こんなような直接的な指導や、それから言葉を子どもたちに投げかけることはあるということでございますので、道徳の時間ではこういうことで、それ以外ではこんなふうにという、それは一つの手法の問題であるとご理解賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 熊沢直紀君。



◆12番(熊沢直紀君) 12番熊沢です。

 ちょっと文章を読み上げられたので、すーっとなかなか理解できなかったんですが、文部科学省が来年度は新しい内容の「心のノート」を出すということ、非常に期待しておりますので、それが出てからどうなるかということをまた見守っていきたいと思います。

 やっぱり先生の質もいろいろあると思うんです。いろいろな優秀な方やら優秀でない先生方もお見えになりますので、教師の考えを植えつけるというのは難しい点もあるかもしれませんけれども、今後ますますよくなっていくことを期待しておきます。

 時間も来ましたので、最後に、実はきょう、うちのメールを確認しましたら、私の愛読しておる致知出版社からの便りが来ておりますので、ちょっとだけ読んで終わりにします。

 「ある高校で夏休みに水泳大会が開かれた。種目にクラス対抗リレーがあり、各クラスから選ばれた代表が出場した。その中に小児麻痺で足が不自由なA子さんの姿があった。からかい半分で選ばれたのである。だがA子さんはクラス代表の役をおりず、水泳大会に出場し、懸命に自分のコースを泳いだ。そのとき、背広姿のままプールに飛び込んだ人がいた。校長先生である。校長先生は、懸命に泳ぐA子さんのそばで、頑張れ、頑張れと声援を送った。その姿にいつしか生徒たちも粛然となった」、こういう文章のメールが送られてきておりました。

 これに対して、もしこの文章が小・中学校の中で載っておったら、先生はどう言われるか知りませんが、こういうことが載っておりましたので、こんな内容のようなものが多ければもっと感動する人間もふえて、ますます日本がよくなるだろうと思っております。

 以上で質問を終わります。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) よい話をありがとうございました。

 先ほど1点落としましたので、お答えさせていただきます。

 内容的には感動的なものが少なかったという感想を言われました。

 私どもが使っております「明るい心」「明るい人生」、後で作っておっていただきますけれども、そういったところにも私たちは感想を述べるチャンスはございますので、議員のご意見も一度お伝えしたいと、このように思います。

 それから、先ほどのメールが送られてきた内容ですが、大変いいお話であると思いました。しかし、子どもたちはその受けとめ方はさまざまであります。

 それで、私は、先生も含めてでありますが、人の心が育つのは、やっぱり人によって育つんだと思っております。機会あるごとに学校側にこのようなことを働きかけて、一層道徳教育がよくなるように頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 熊沢直紀君の質問が終わりました。

 これで午前中の一般質問は終わります。

 午後は1時5分より再開いたします。

 それでは、休憩に入ります。

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     午後0時5分 休憩

     午後1時5分 再開

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○議長(筒井俊秋君) 休息を閉じ再開いたします。

 なお、野崎隆子議員は、体調が芳しくなく、午後はお休みしたいというような申し出がありましたので、お知らせ申し上げます。

 それでは、次に、5番坪井武成君の発言を許可します。

 坪井武成君。



◆5番(坪井武成君) 5番坪井です。

 それでは、午後の1番というようなことで、両まぶたが仲よくなるような時間帯で、私はどうもこの時間帯にはまるようでして、しかしながら、大きな問題をちょっと言いますので、ひとつ我慢して聞いていただきたいと思います。豊山町の将来の一端となるような大きな問題だと、私はそう思って質問をいたします。

 航空宇宙産業中心のまちづくりをと、こういうことでございます。

 かねてより、航空宇宙産業や関連産業の誘致について幾度も質問をしてきました。本町の置かれる地域性から考えますと、これは避けて通れない大きな課題であります。

 そうした中、先般、企業立地推進基礎調査報告書、今、手元に持っておりますが、なるものが配付されました。県下市町村の企業誘致に対する優遇策をまとめられ、そして町の方向性をまとめたものだろうと思っております。これは大変詳細に調査されて、各市町の対策がまとめられております。豊山町の将来を考えた場合、こうした調査を参考とした将来計画を持たなければいけないというように思います。

 そこで、今回、私はこの質問をしたいと前から思っておりましたが、その時期が来たと思って、きょう質問をいたします。

 それには、町長が今回こうした報告書を出されまして、同時に、航空宇宙産業の集積地として、平成25年度は本町の大事な年だと、町政を担う大事な年だから、再度町政を担うというように表明をされました。こうしたことで、私も心強く思いました。と同時に、期待を込めて質問をしたところです。

 そういうことでございまして、前置きが少し長くなりましたが、さて、航空機関連企業としては、業種が業種だけに、かなりの敷地面積を必要とします。そこで、さきに打ち出された空港ターミナル西側の航空機の生産・整備、この拠点の誘致並びに広域防災拠点、そうした位置づけを考えた場合に、先般発表された面積では、将来的には狭小ではないだろうかと私は思います。

 そこで、国や県の用地も利用されるなら、豊山町の用地も利用計画に持ち込んでもよくないだろうかと私は思います。そして、出されたこの報告書におきましても、本格的な稼働になれば広大な敷地が必要となり、従業員の増加も相当見込まれ、指定された区域及び周辺地域は現状のままにはとどまらない、この計画の範囲内ではとどまらないということを、暗にこの計画で、将来の用地不足を言っていると思います。

 そこで、プールやグラウンドも二十数年経過しました。老朽化すれば、あるいは狭小にでもなれば、再建しなければならないときがやってきます。そうしたときのことも含め、将来計画を考える必要があると思います。

 特にプールについては、超高齢化社会、午前中にもほかの議員からありましたが、65歳以上が20%を超すような話もありますけれども、そのとおりですね、超高齢化社会を迎えている現在、健康づくり、健康維持、そしてリハビリと幅広い利用もされるようになってきております。したがって、年間利用ができる全天候式といいますか、そういったプールを必要とする時代になっております。

 したがって、プールやグラウンドをほかに移して、用地を関連産業に利用させることは、そうした考えはお持ちになりませんかということでございます。そうしたことを将来へ向かっても、今から考える必要があると思いますが、そこで町長のお考えをお聞きします。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 航空宇宙産業中心のまちづくりにつきましてご質問がございました。

 愛知県の民間航空機の生産・整備拠点の誘致事業において、現在の計画用地では将来的には手狭になるんじゃないかと思われると、こういう中で、スカイプールあるいは豊山グラウンドを移転させて航空宇宙産業用地として活用したらどうかと、こういうご質問でございます。

 このたびの愛知県による民間航空機の生産・整備拠点を誘致するプロジェクトにつきましては、本町を飛躍へと導くものであると確信いたしております。その成功のためには全力を尽くしてまいる所存であることは、さきの3月議会の施政方針でも述べさせていただいたとおりであります。

 したがいまして、当面は、現在計画されている区域で、事業者が着実に事業展開できるよう、本町としてもしっかり支援していくことに全力を傾注してまいりたいと思っております。

 将来的には、想定以上に事業が好調となり、さらなる用地手当てが必要となったときには、隣接するプール、グラウンドの用地や都市計画マスタープランで産業立地を誘導すると位置づけている地区などを活用する可能性を含めて、さまざまな状況を勘案しながら、適切に判断してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 坪井武成君。



◆5番(坪井武成君) ただいまのご答弁、私が質問しましたプール、グラウンドの用地も含めて、将来にわたり適切に判断してまいりたいというような答弁だと受け取ったわけですが、そういうことですと、本当にこれからの豊山町の将来、空港なしにはおれん、航空関連産業なしにはおれない、そういった将来を酌んだご答弁をいただいたなと私理解をいたします。

 そうすると、これ、再質問といいますか、少しお話をさせていただきます。

 当然これ、平成の初めごろだったですか、プール、グラウンド、もちろん町長も携わり、副町長も携わり、私も携わった。これ皮肉なことといいますか、ちょうどここにおります3人以外の方、その方たちは携わってみえないですね。これ皮肉なことだなと私は思うんですが、そういうところにあって、今、そのプール、グラウンドを私、壊して変えよと、こういう質問をしておるんですね。

 私、答弁を聞く前に思ったんですけれども、これはとろいことを言っておれと、一生懸命、昔、苦しくて叱られて、議会からも叱られてやったじゃねえかということを念頭に答弁されるかしらと思ったら、非常にありがとうございます。

 そんなようなことで、あの当時からいいましても、プールはまあなんですが、グラウンドなんか狭いから、フェンスをかさ上げしてやりましたけれども、今もっと体力ができ、日本人が大きくなって、豊山町民も大きくなる、グラウンドは狭くなってきておると私は思っております。そうすると、やっぱりプールだけじゃなしにグラウンドも一緒にやらないかんじゃないかなという時期が来ると私は思っております、くどいようですが。

 そして、やっぱりこの西春日井郡一町の小さな豊山町になりました。小さい中だから、余計住民生活といいますか、福祉といいますか、それも全体を含めてきめ細かな行政が必要になると思います。今もやっていただいておりますが、もっと必要になる、もっとやってほしい。それにはどうだというと、財政問題があります。一番もとになる財政、私いつも財産のことをよう言うんですけれども。

 そうすると、そういった今、航空関連産業、空港があることによって、位置的にも非常に有利にある、豊山町を左右させるぐらいの位置に来る航空機産業、そこをもっと拡大をして、したがって、将来の財政力に結びつけるといいんじゃないかな。そして、プールとかグラウンドとか、これらのそういう交渉の中にあわせてやっていってほしいなという気でおります。

 その辺、私今言いましたことも、やっぱり含んでいただけておるなと、答弁を聞いて思っておりますが、適切に判断をしてまいりたい。一番のくせ者はここだわね、適切に判断していく、この辺をもうちょっと聞きたいと思うんですが、いずれにしても、私思うには、さっき言うように、小さな豊山町には何もできんです。ですから、やっぱり県の主導、県と十分協議しながら、町の将来をやってもらわないかん、まちづくりの建設に向けてもらわないかんというように思っておりますが、その辺の考え方、同じようでございますので、一つ適切に判断してまいりたいということですね、これは前向きに適切に判断していきたいというように私なりに解釈をいたしますが、そのようでよろしいでしょうか。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 今の末尾のご質問の件でございます。

 豊山町にとって、本当に昭和15年当時の飛行場のできた時代から、もう70年を経過しておる。そういう中で、飛行場の変遷もこれ3回にわたりまして、第3次拡張で現状になっております。そういう中で、豊山町も飛行場があっての今だと、このように理解しております。

 当然、当時は、地権者の方々には、一夜のうちに調印をさせられた、こういう思いもあろうかと思っております。けれども、その間、豊山町には飛行場問題では紆余曲折ございました。中部空港ができた、この問題の中で、さあどうしようという、こういう問題もございました。

 その中で、ちょうど今、三菱が新しい航空機の開発をする、これについては年々数がふえてくるだろうと思っております。その時期というのは、私どもがやる事業ではありません。三菱さんとの調整をしながら、当然ながら、物が小さな物ではない、大きな物でございますので、現実、知事からお聞きしておるのも大きな規模を言われております。そのことがありまして、3月18日に知事の要請をいたしました。これを含めて、この豊山町は飛行場行政あるいは北部市場行政、こういうもの、よそにはないものがある。これは豊山町の大きな宝だと、このように思っております。

 ですから、当然ながら、私どもは知事なり県の関連の方々にもいろいろなお話を申し上げ、豊山町もやはり汗を出さなければならないと思っています。県もひとつ一肌かみしもを取ってください、これもお願いをいたしております。

 そういう中で、この豊山町も航空機産業、つまり愛知県の航空機産業をこの地でやるということは、今の時期しかないと。ですから、当然ながら、私どもも県から技術者もいただいております。その技術者ともども県にも物が言えるように、これからの大きな課題だと、こういうように思っておりますので、ご承知のとおり努力しなければならない、こう判断いたしております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 坪井武成君。



◆5番(坪井武成君) 町長、重々、十二分にご理解をいただけておりまして、本当に県のほうと十二分に調整をしていただいて、将来といえども、近い将来もあれば遠い将来もあります。したがって、その辺、様子を見ながら進めていっていただきたいということで、要望して終わります。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 答弁はいいですか。

     (5番坪井武成君「いいです」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 坪井武成君の質問が終わりました。

 次に、6番水野晃君の発言を許可します。

 水野晃君。



◆6番(水野晃君) 6番水野晃です。

 議長のお許しを得まして、通告に基づき1項目、豊山町の公共交通のあり方について質問いたします。

 私は、平成24年3月定例会一般質問で、以下の質問をいたしました。

 高齢化社会を迎え、高齢者に必要な公共交通の現況を考えると、将来に不安を感じます。これからの公共交通に求められるのは、高齢者に優しい利用目的に合った交通体系の構築ではないでしょうか。病院、薬局、リハビリ施設等を網羅した循環バスこそ、交通弱者が求める地域密着型公共交通と思います、このような趣旨の質問でした。

 そのときの当局の答弁をまとめてみますと、「高齢者や障害者の外出支援策については、既存タクシーの活用、社会福祉協議会との連携、デマンド運行とあわせて、平成24年度に検討を行う。検討に当たっては、グループインタビューを実施する。利用者の声をできる限り酌み取るように努める。地域公共交通会議には、高齢者、福祉代表者も委員として参加されていることから、学識経験者やバス運行業者と一緒に議論を深めていく。広域交通については、近隣自治体や関係者と情報交換を密にしながら、地域全体の公共交通がよりよいものになるように研究を行っていく」とあります。

 1問目として、平成24年度の上記検討結果について、具体的な説明を願います。

 町長は、平成25年第1回定例会の施政方針で、「公共交通については、地域公共交通総合連携計画に基づき、引き続き、利便性の向上に取り組む。公共交通実態調査の結果を踏まえ、名古屋市バスとの連携を含めた新しい公共交通のあり方を検討する」と述べられております。

 2問目として、名古屋市バスとの連携について、新しい公共交通のあり方をどのように考えてみえるかお聞きします。特に、名古屋市バスとの連携については、名古屋市交通局と正式な会合が一度でも行われたのかお尋ねします。

 私は、1年ぶりに公共交通について質問しておりますが、1年の間で各自治体の公共交通のあり方に変化が見られます。その変化とは、公共交通の見直しであります。私も豊山町の公共交通のあり方について、自分自身の考えに変化があらわれております。その要因は、乗り合い型交通システム「コンビニクル」が開発され、各自治体でも導入され始めたことです。

 とよやまタウンバス及び公共交通について、以下9問の質問をいたします。

 1、高齢化社会の地域密着型バス運行のあり方について。

 家から目的地まで行くことができるバスが必要ではないか。

 2、老人専用タクシーの運行は可能か。

 3、バス料金(一日乗車券、定期券、老人割引等)の見直しについて。

 4、現行の運行経費について。

 5、循環バスのメリット・デメリットについて。

 6、オンデマンド運行について。

 7、近隣市町との共同運行について。

 8、タウンバスの路線見直しについて。

 9、小さな町の理想の公共交通について。

 以上、当局のお考えをお尋ねいたします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 公共交通のあり方について、大きく3つのご質問をいただいております。順次お答え申し上げます。

 まず、1つ目の地域公共交通会議における平成24年度の検討結果についてお答えを申し上げます。

 昨年度は、乗降調査や利用者へのヒアリング、町民アンケートを中心とした詳細な公共交通実態調査を行いました。調査においては、デマンド運行、タクシー・福祉サービスとの連携を想定した新たな仕組みについて調査項目に取り入れました。今後、その調査結果を詳細に分析した上で、公共交通施策に生かしていきたいと考えております。

 また、町民討議会議では、公共交通についての議論を行っていただくとともに、近隣自治体での広域的な公共交通について研究する機会を設けました。

 2つ目の名古屋市バスとの連携については、昨年の6月に、名古屋市総務局や市交通局との会合を持ち、町への市バス導入の可能性についての情報交換を行いました。

 名古屋市バスは、市営交通事業経営健全化計画に基づいて、赤字解消などの対策を進めています。また、名鉄バスやとよやまタウンバスなど、既にある地域の公共交通との競合も含めた調整も必要となってまいります。この件につきましては、今後、名古屋市を中心とした広域連携のあり方を考えていく中で、名古屋市の総務局や交通局と連携しながら取り組んでまいりたい、このように考えております。

 それから、3つ目のとよやまタウンバス及び公共交通の現状から、今後のあり方について幾つかのご質問をいただいておりますが、ご承知のとおり、先ごろ、空港隣接地における民間航空機の生産・整備拠点の整備計画が発表されました。今後、数年以内に非常に多くの従業員の方を初め、本町への来訪者が増加することが十分予想されます。これに対応するため、町として、どのような公共交通のあり方が適切であるのか、関係機関との調整を進めてまいります。

 本町は、小さな町域に、年齢、性別を初めいろいろな立場の方、多様なライフスタイルの方々が住んでおられます。全ての町民の皆様にとって、生活に必要な移動を気軽にかつ安全にできるような移動手段として確立することが、本町が目指す「にぎわいとやすらぎのアーバンビレッジ」の実現に資するものである、このように考えており、理想の公共交通のあり方であると考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 水野晃君。



◆6番(水野晃君) ご答弁ありがとうございました。

 平成24年度に行われた町の公共交通の検討結果について、いろいろ前向きなご答弁をいただきました。今後の公共交通施策に多面に生かしていただきたいと思います。

 その中で今、町として優先に考え、実行すべき検討項目があると思います。それはデマンド運行ではないかと思います。答弁では、デマンド運行も調査項目に取り入れられています。

 さて、そのデマンド運行の調査についてですが、答弁の中では、調査したのか、審議されたのか、その辺がちょっと不明でございました。例えば、豊山町地域公共交通利用実態調査アンケート、この中でもデマンドについては記載がございませんでした。それから、平成24年地域公共交通会議においても、デマンド運行についてはテーマに上っていなかったように、会議資料から見ますと思いますが、どこでデマンド運行について話し合いが持たれたのか、そこら辺をお聞きいたします。

 今後、豊山町の高齢者の公共交通の担い手がデマンド運行ではないかと、私は強く思います。デマンドは、循環バス、近隣自治体との広域交通より効率性が高いものではないかと思います。1年前は、先ほど申し上げたコンビニクルが市場に出てまだ間もないときでありまして、私は循環バスを1年前には要望いたしましたが、現在一番効率的にいいのは、このデマンド運行システムではないかと思っております。オンデマンド交通システムの利便性については、当局も熟知されていると思います。オンデマンド運行の是非をお聞きいたします。

 次に、名古屋市バスとの連携について。

 市バスの乗り入れに積極的に名古屋市と話し合いを持っていただいておるわけでございますが、市バス延伸については賛否もございます。先ほど申し上げました地域公共交通会議におきましても賛否がございましたと思いますが、その辺を少しかいま見て抜粋してみますと、「住民アンケートによる名古屋市バスの延伸に関する調査について、現在ある名鉄バスや名古屋空港直行バス、タウンバスなどにはそれぞれの役割があるが、そのようなルートに影響を与えないような形で、別の役割として名古屋市バスが入ってくるルートがあるのではないかという考え方で、名古屋市交通局に申し入れた。例えば、如意車庫を経由するというルートがあるのではないか。今後の名古屋市との調整の中で反映させていきたい」、これは事務局からの委員さんへの説明でございます。

 また、ある委員さんは、「具体的なルートを町民に示すのは危険であると思う。直接ルートを示したり、名古屋市バスはどうかという話をするのはやめたほうがよい。もし実際に行うというならば、市バスの延伸があおい交通や名鉄バスにどのような影響を与えるかということをよく考えないと、思わぬ反響が出る」と。

 また、別の委員さんからは、「名古屋市バスとの延伸について、もし実現されたら、名鉄バスへの影響は大きい。現在は単独で運行しているが、それが不可能になる可能性もある。提案するときには負担についても示すべきであると思う。仮に名古屋市バスが乗り入れた場合、豊山町に新たな費用負担が発生すると見込まれる。1人当たりの負担がどれぐらいなるのか、タウンバスの負担例もあわせて示しながら問うことが望ましい」、このように委員さんは言っておられます。

 しかしながら、市バスの豊山町への延伸というのは、町民の皆さんが望んでみえることと思いますので、しっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。

 次に、9項目の質問をしましたが、9の理想の公共交通について集約して答弁を町長からいただきました。

 今回、公共交通のあり方についての質問で、ともかく高齢者のための交通システムといいますか、交通対策が必要ということで、6番目に質問いたしましたオンデマンド運行についてが重要項目と私は思っております。私は、高齢者の理想の公共交通はオンデマンド交通と、現時点で思っております。豊山町は、法令的にオンデマンド運行が可能な町であります。再度、当局はどのように把握されておられるかお聞きいたします。



○議長(筒井俊秋君) 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) 今回、地域公共交通会議を開きまして、その中でさまざまな論議がされております。今回、アンケートをとったり、ニーズにつきましてもいろいろと調査を行っております。

 まず1点、オンデマンドの関係でございますが、まず、とよやまタウンバスは巡回バスじゃございません、路線バスです。ですから、一般的にオンデマンドが普及というか、オンデマンドの考え方を持ち込んでいるのは、やはり巡回バスがなかなか−−もちろん巡回バスで採算が合うなんていうことはほとんどあり得ないことでありまして、かなりが自治体が負担をして運行しているという状況にございます。その巡回バスですら、やはり難しいところをオンデマンドという考え方でやってみえるという自治体が今、なかなかまだまだ普及はしていないんですが、検証段階でやっております。

 デマンドというのは、基本的には乗り合い型です。乗り合い型になりますから、1人で使われるものであれば、これはタクシーと一緒になってしまいますので、やはりある程度、とまる場所を複数回調整しまして、そこを拾っていくというやり方ですね。あくまでも予約が必要です。予約が必要で、それをシステムで処理をして、何時にどこどこの場所に出てきてください、もちろん停留所はつくりませんから、一定程度バスなり運行の乗り物がつけるところじゃなくてはいけません。ですから、基本的にはドア・ツー・ドアという、利用者にとってはそれくらいの利便性はあるわけなんですが、実際のところ、家の前まで行くということはなかなか難しいと思います。

 ですから、結局、そういうどこどこまで何時に出てきてくださいということで予約をします。帰りは何時ごろということになりますので、またそれも予約が必要です。それを管理システムのほうで調整をして、バスなりタクシーみたいなちょっと小さいものもそうですけれども、そういうものを運行していくということで、あくまでも乗り合いになるように調整して行われる。ですから、確かに利用者が一定程度あれば、すごく巡回バスよりも効率性が高い、経費が削減できるということになります。

 それで、もう一つは、やはり一番大きな問題は、管理システムをつくらなければいけない。それには人も要りますし、コンピューターのサーバーも必要ですから、そういう点では非常に経費がかかります。

 先ほど議員がおっしゃられましたコンビニクルというのは、東京大学なんかが研究しているものでございまして、それを複数の自治体で共同にやろうという、そういう取り組みで、また、運行しているバスにつきましても、少なくともGPSを使っての位置情報、何時ぐらいに着けるかということを全部調整をしてやっている、効率的に運行しようということが行われているものでございますので、それが豊山町のこの狭い地域という事情もありますし、さまざまな条件的なところもありますので、そういうのが全て効率性につながるのかというと、なかなか難しいと思います。

 現在、豊山町の場合は、路線バスのタウンバスが、非常にそういう点では効率的に、町の負担の経費も少なくて済んでおりますので、そういう点が一番理想的な今の公共交通ではないかというふうに考えております。

 なお、あと例えば、高齢者の方とか、そういう一つ使いにくい方、当然ながら、これから高齢の方がふえれば、車に依存される方も少なくなってきまして、やはり公共交通機関を利用していただかなくてはいけませんが、前の議会で答弁させていただいたように、福祉サービスとしてやる部分と、それから公共交通としてやる部分をきちっと明確にしないと、やはり公共交通と言われる部分につきましては、一定の採算性というんですか、経費の問題も出てまいります。効率的にきちっとサービスができるかというところをよく検討しなければいけないというふうに思っております。

 あと、市バスにつきましては、確かに豊山町も空港に関して、これから市バスが入っていただければ、空港利用の方も含めて、非常に活気が出てくるんじゃないかという予想はできます。ただ、やはり市バスも事業者なものですから、きちっと採算というか、なかなか採算は合わないんですけれども、やはり一定の税金を使う道として理解できるような形態じゃないと、なかなか難しいと思います。そういう点、何を理由に市バスの延伸をこれから考えていくかということは、やはり今後、豊山町がいろいろ航空宇宙産業の進展に伴って従業員の方がふえるところに、そういう足としての公共交通機関をまずは考えていきたいというのが、この前の公共交通会議での考え方ということになります。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 水野晃君。



◆6番(水野晃君) 水野晃です。

 先ごろ豊山町の人口が1万5,000人を超えました。そして65歳以上の人口が3,028人、そして65歳以上のひとり世帯が215世帯と、ことしの5月1日現在の統計でございますが、また、尾張市町村交通災害共済組合の交通災害共済会加入者数、これが平成23年4,347名、平成24年が3,521名であります。その中で、70歳以上の加入者数は、平成23年986名、平成24年923名であります。70歳以上の申請被災者数ですが、事故を起こされたという、事故というか、自分で転んでけがされたということなんですが、平成23年2名、平成24年6名という数字になっております。70歳以上で統計をお願いしたわけですけれども、自転車の転倒事故は、申請被災者数を大幅に上回っていると予想されます。

 今現在、人口の2割は65歳以上でございます。そして、MRJの本格稼働が始まりますと、いつも当局も我々も新聞紙上とかそういうことで説明ありますけれども、豊山町内は多分交通事故が多発するんではないかと、そういうこともやはり車の数を考えますと、これは予想されることでございます。

 豊山町のような小さな地域では、本当は自転車のほうが便利という考え方もあると思います。しかし、高齢者の自転車事故は今後減ることはないでしょう。自転車事故による加害者・被害者の立場を考えると、どうしても自動車運転者に重責が課せられてしまいます。しかし、高齢者に自転車に乗らせない、乗せないとは言えません。ますます高齢者がふえ、徒歩でも安心はできない状況がやってくると思います。

 私の言っているオンデマンドは、高齢者というふうに言っていますが、これは福祉のためのものではありません。とにかくいずれやってくる高齢化社会のためのものでございます。これの対応策の一つがオンデマンド交通ではないかと、そう言っておりますので、福祉は福祉、介護タクシーは介護タクシー、これは別問題でございます。

 今は健康な方が、年をとってきますと、当然病院へ行かなくてはいけません。町内にある病院でどうしてもだめだというのがありますよね。例えば眼科、豊山町にはありません。あと、もろもろ整形外科も豊山町からちょっと出ないと、高齢者の方で本当に足が痛い、腰が痛いという人は豊山町では手術はできない状態です。しかし、豊山町からちょっと行けば、1分、2分豊山町から出れば、そういう病院があるわけです。定期的に行かなければいけない病院、そういうときに、例えば月曜日、ワゴン車を利用したオンデマンドであれば、最低5人は乗れると思います。5人同じ時間帯で乗って、そして病院まで行く。終わったら眼科へ行くと、そういうことが可能になるわけです。

 現状では、名鉄で済衆館病院、そしてタウンバスで小牧市民病院ということでございます。とにかくオンデマンド交通は、病院への通院、そしてスーパーなどへの買い物、高齢者の安全を守ってくれる交通手段だと思います。

 先ほど、オンデマンドは非常に費用が高いような答弁をされておりましたが、実際、大体概算として、もし豊山町でオンデマンドをやるとしたら、タクシー、最初は1台から2台、そして乗り合い料金は1回300円ぐらいと試算したら、月に幾らぐらいの町の負担がかかると算定されておられますか。ただ算定されずに高いとか言われると、非常にこれも困るんですね。

 さて、近隣市町のデマンド交通運行について、当局はどのような認識を持ってみえるか。

 小牧市の巡回バスの見直しは、昨年12月21日付中日新聞で、記事に出ております。デマンド交通実験運行、1年間の実験運行です。ことし8月から実施されます。このデマンドは年齢制限がありません。誰でもいいんです。小牧市民じゃなくてもいいように聞きました、どなたでも乗れると。そんなふうに運行会社から確認をとりましたが、それから岩倉市は、ことし10月より、65歳以上と障害者の方を対象にデマンド運行を開始されます。これは、岩倉市の場合は実験運行ではなく、当分やられるような、当分という、今、期限はございません、そんなふうにお聞きしております。これは入札がありました。オンデマンド運行する会社の入札があり、それをかち取ったといいますか、デマンド交通に前向きな会社なんですね。

 とよやまタウンバスは、運行からことしで11年を迎えます。乗り合いバスとして、名鉄バス、あおい交通の2社が我が町の公共交通の主体です。とよやまタウンバスの運行許可、約11年前、名古屋空港がセントレアへ移りまして、名鉄バスの便数が激減し、さあどうするかといったときに、当時の役場の職員が非常に努力され、この乗り合いバス、タウンバスの運行許可が非常に短期間で国土交通省から認可を得たと、そういうふうに聞いております。そのときに、運行許可をとれたおかげで、豊山町もそうですけれども、近隣市町も巡回バスが非常にスムーズに運行しておるわけです。とにかく乗り合いバス、貸し切りバスではなく−−貸し切りバスもお持ちですが、乗り合いバスの運行許可をとられたタウンバス会社ですね、本当に町民は大変助かっているわけです。

 また、タウンバスについては、北ルートの見直しが町民から要望もあります。これは、昨年10月14日に行われた町民討議会議、それでも指摘があったと思います。また、その町民討議会議の内容の中に、デマンド交通までは論議されなかったと記憶しております。

 当局が率先して考え、実行することが、安心・安全、「キラッと輝く豊山町」であると思います。公共交通の一つの対策として、高齢者の安全輸送対策として、デマンド交通システムの研究調査を早急に実施し、早期の運行を強く要望するものであります。答弁がありましたら、よろしくお願いします。

 これをもちまして質問を終わります。



○議長(筒井俊秋君) 小川総務課長。



◎総務課長(小川徹也君) 多くの質問をいただきましたので、答弁漏れがあるかもしれませんけれども、まず、公共交通、デマンド交通についての基本的な考え方を述べさせていただきます。

 まず、公共交通は、基本的に、あらゆる立場の方が平等に利用できることが前提であるというふうに考えております。したがって、特定の年齢や立場の方のみを対象にした公共サービスというのは、今のところ難しいんじゃないかなというふうに思っております。

 そうした中で、高齢者を初めとした、いわゆる交通弱者と言われる方、こういった方に対する公共交通の充実はどうするんだという話がございますけれども、既存のサービスですね、現状の要介護者に対するタクシー利用助成でありますとか、あるいは通院送迎のサービス、これに加えまして、今後、デマンド交通の検討の中で考えてまいりたいというふうに考えております。

 それから、近隣の市町村でデマンド運行している自治体があるというご質問がございました。この周辺では、小牧市、あるいは先ほども議員がおっしゃられましたけれども、岩倉市、この2団体で実証実験に入ったというふうに聞いております。ただ、小牧市の場合は、桃花台の路線の巡回バスを廃止して、そこに新たにデマンド交通の実証実験を開始した。あるいは岩倉市さんは、今のところ巡回バスがございません。この中で、初めて岩倉市の中の自治体が行う公共交通として、今回新たにデマンド交通の実証実験に入るということでございます。

 それぞれ小牧市さん、岩倉市さん、地形も違いますし、あるいは人口規模も違います。それに豊山町のように路線バスを走らせている自治体と巡回バスを走らせている団体では、事情が異なるとは思いますけれども、そういった実証実験、各近隣自治体が行っている実証実験の結果も踏まえながら、豊山町の今後のデマンド交通の中で、それも踏まえながら検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 水野晃君の質問が終わりました。

 次に、11番粟田昌子君の発言を許可します。

 粟田昌子君。



◆11番(粟田昌子君) 11番粟田昌子です。

 私は、本日、通告に基づき2つの質問をいたします。

 まず第1に、これは同僚議員も質問いたしましたが、青山保育園を含め、総合福祉センターさざんかの指定管理者制度の導入を検討するについて質疑します。

 1点目、検討作業の進捗状況ですが、現在どのように進んでいるか、これをお教えください。

 それから、2つ目ですが、指定管理者制度を導入した場合、どのようなメリットがあり、またどのようなデメリットが考えられるでしょうか。

 3点目、公立の保育園を指定管理にする理由には何があるのでしょうか。

 4点目、保育園運営とさざんかの管理は同じ事業者ですか、このことをお尋ねいたします。

 第2の質問でございます。新事業を実施した後の検証についてです。

 本町でも、スカイプールや供用施設などは指定管理者制度のもとで運営されていますが、指定管理者制度導入後は検証はなされたのでしょうか。

 PDCAのシステムは機能しているのでしょうか。プラン、ドゥまでは順調でも、その後のチェックと、それを受けてのアクションはどうなっているのでしょうか、検証結果をお聞かせください。

 また、航空館boonの職員体制についても、初めは臨時職員だけで十分やれるとおっしゃっていました。その後、正規職員を配置し、退職した後も次々と再任用職場としています。初め、正規職員は必要ないとおっしゃっていたことは何だったのでしょうか、場当たり的ではありませんか。

 その後、再任用職場は二、三カ所ありますが、私はそれが悪いとは申しておりません。そのシステムや実際について検証はなされたのか、その検証結果はどうだったのか議会に報告していただきたいと思います。

 以上、的確なご答弁をお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 指定管理者制度の2点のご質問にお答え申し上げます。

 まず、1点目の町長の施政方針、青山保育園を含め、総合福祉センターさざんかの指定管理者制度の導入を検討すると、こういう中で、4つの区分にご質問いただいておりますので、順次ご説明申し上げます。

 まず、1つ目の検討作業の進捗状況につきましては、4月16日から豊山町総合福祉センター北館さざんかと青山保育園に係る指定管理者導入プロジェクトチームを設置いたしました。また、プロジェクトチームの検討作業は、設置の同日に第1回目、5月7日に第2回目、5月23日に第3回目を実施し、5月29日に先進地である小牧市へ調査に出向きました。

 2つ目の指定管理者制度のメリット・デメリットにつきましては、一般論としては、メリットは、民間の活力を導入することによって、多様化する住民ニーズに対応するために民間のノウハウやアイデアを活用でき、住民サービスの向上が図れること、経費の節減等が図れると言われております。また、デメリットは、保育士が本町の採用した職員でないこと、業務の範囲や仕様の協定事務が必要となり、事務量が増加することなどと言われております。

 3つ目の指定管理者に対する理由についての質問にお答え申し上げます。

 総合福祉センター北館さざんかや青山保育園のある青山地区の人口が著しく増加しております。このため、総合福祉センターのコミュニティ施設、児童館と青山保育園の今後のあり方を研究する必要が急務と考え、再整備をするに当たって、民間事業所のノウハウなどが活用できる指定管理者制度を視野に入れて検討を始めたところでございます。

 なお、指定管理者に移行することになっても、保育園の設置者は豊山町であり、入園手続、保育料の決定などの管理責任は町が負うことになります。

 4つ目の保育園とさざんかの管理者については、さざんか、児童館、放課後児童クラブ、保育園はそれぞれの設置条例を設けており、個別に指定管理者とすることも可能であり、複合施設を一体的に管理する観点から、同一の業者とすることも可能であります。こうしたこともプロジェクトの検討課題としております。

 次に、2点目のスカイプールや供用施設について、指定管理者制度導入後の検証はなされたか、この質問に対しお答え申し上げます。

 両施設とも、平成19年度から指定管理者制度を導入しております。平成21年度までの第1期の指定管理が終了し、現在は、平成22年度から平成26年度までの5年間について指定管理を行っております。

 豊山町公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第8条の規定に基づき、毎年度終了後に、両施設の指定管理者から教育委員会へ事業報告書を提出させており、管理業務の実施状況及び利用状況、使用料または利用に係る料金の収入の実績、管理に係る経費の収支状況等について検証しております。

 事業報告書の検証の結果、指定管理導入時より両施設とも利用者数、利用件数が増加していることが確認でき、特に豊山スカイプールについては、近隣市町の利用者からも評判がよく、利用者が大幅にふえております。施設の美しさ・安全性の面から、情報誌にも取り上げられる予定でございます。

 指定管理者としては、業務の質とサービスの向上を図るため、随時連絡調整会議を行っております。また、いずれの指定管理者も自己評価に基づいた改善策を策定し、次年度の業務実績に反映させております。

 次に、航空館boonの職員体制につきましては、航空館boonに限らず、各職場への職員配置につきましては、正規職員、再任用職員、臨時職員の構成、人数等を踏まえました上で、変化・多様化する行政需要や住民ニーズに対して最も効果的・効率的な対応となるよう配置いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 粟田昌子君。



◆11番(粟田昌子君) ご答弁をいただきまして、お尋ねしたいことがあります。

 プロジェクトチームを設置して、4回ですか、そういう検討をしておられるようですが、小牧市に調査に行かれたということでございますが、この一つの市だけでなく、私はそれ以外の市町も見る必要があると思います。それぞれ事情が違いますし、そこのいろいろな意味での違いがありますので、それに事業者もさまざまだと思うんです。ですから、私は、今後、やはり小牧市以外にも、近隣あるいは少し離れたところ、あるいは県外ということもあり得るかもしれませんが、その調査をする、視察するという、そういう計画はお持ちですか、それを1点お聞きします。

 それから、指定管理者制度というのは、管理者制度やらいろいろな制度がございますけれども、豊山町としては指定管理ということで取り入れていますね。公設民営とかFPIとかいろいろありますが、そういうことをしていますが、豊山町という自治体の減量化・スリム化を図っているのでしたら、その管理者制度を取り入れることに対しては、私は反対です。子育てに関しては、ふさわしくないと思います。目先のコストダウン、人件費の削減は、将来しっぺ返しがあると思いますよ。どういう人間を育てたいと思っているのか、いわゆる人を育てるというのと施設を管理するというのとは違うと思うんですよ。ですから、保育園に関しては非常に難しいものがあります。

 現在の保育園の体質、制度的な面でも内容の面でも非常に劣っている。これははっきりと申しまして、体制的には、表面的に人は満たしていると言われますけれども、いろいろと問題を含んでおります、現場の方もそうおっしゃっているんですから。

 ですから、そういうことから見れば、それは指定管理者でやったほうがむしろ刺激もあるし、いいんじゃないかという意見もあると思います。私もそんなふうに考えたりもします。しかし、問題山積であっても、一般の方々は、役場でやっていることだから、行政のやることだからと言って、やはり町立の保育園に対する信頼というのは物すごく大きいと思います。だから、すぐに指定管理というわけにはいかないんじゃないか、あるいは民営化ということにもいかないと思います。

 忘れていけないのは、豊山町の乳幼児をどう育てるか、これを忘れてはいけない。保育・教育の問題ですので、それに対して町はどう思っているのか。

 私から言わせれば、保育の質を高めることにもう少し神経を使ってほしい、レベルアップを目指してほしいと思うんです。どうでしょうか、見解をお聞きしたいと思います。

 要するに、今の答弁をお聞きしていまして、役場ではもう手に負えなくなったから、いろいろな面で大変だから、行政の能力を超えたから、だからもうこれは民間に預けるんだと、そういうふうにしか私には受けとめられませんでした。ご見解をお聞きしたいと思います。

 それと、多様なニーズ、これは本当にそうだと思います。非常に多様なニーズがあります。しかし、私たちが忘れてならない視点は、子どものニーズですよ。子どものニーズは親のニーズとは違います。確かに、指定管理者にすれば、夜遅くまで子どもを預かってもらえるとか、そういうことができます。しかし、子どもは、乳幼児は、それでいいのでしょうか。すごく疑問が湧くんです。必ずしも親のニーズ・イコール・子どものニーズではありません。そこも要注意だと思います。それに関してのご見解はどうでしょうか。

 一応それだけにしておきます。ご答弁お願いします。



○議長(筒井俊秋君) 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) それでは、保育園の指定管理者制度についての再質問について答弁をさせていただきます。

 まず、1点目のプロジェクトチームの調査の関係です。

 現状では、まず、小牧市に調査を行いました。今後、町で実施している団体のほうに調査を行ってまいりたいというふうに考えております。最低でももう1カ所はやっていきたいというふうに考えております。

 2点目の指定管理者制度の導入について、コストダウンありきではだめだというご指摘、また人を育てる観点で導入すべきであるというようなご指摘もあり、また、保育士の質の問題もございました。

 確かに公立保育園の最大のメリットというのは、安心・安全に尽きるというふうに私たちも思っております。しかしながら、時代の流れは急激であり、町民の保育に対する要求も複雑多岐にわたってきているのも現状であります。現在も保育士は相当努力して、豊山町においては、障害者保育、一時保育、それから長時間保育、土曜日の保育といった保育サービスの向上を図っております。

 しかしながら、先ほども申しましたように、時代の流れに沿った園の運営が必要というふうに思っております。そうしたことに対しては、やはり民間の事業者の力をかりるのがよりよい方向ではないかなというふうに、豊山町として理解をしておりますので、今のところ、指定管理者制度導入に向けた検討を行っております。

 最後ですけれども、保育士の質を高めるレベルアップという観点ということでございますけれども、現在、保育士につきましても、さまざまな研修に努めております。豊山町単独の研修だけではなく、近隣市町合同での研修も行っております。そうしたことから保育士の質は高めておりますし、決して劣っているものというふうに思っておりません。先ほど申しましたように、障害者保育、一時保育、それから土曜日の保育等も含め、さまざまな事業を行っておりますので、他の市町に負けることはないというふうに思っております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 粟田昌子君。



◆11番(粟田昌子君) 担当部署では本当にご努力いただいているんです。それはよくわかります。しかし、現実いろいろなこと、本当に問題がたくさんあって、こんななんだなということも感じます。知らされております。

 ですから、私は、本当に教育の質・保育の質を高めるというのは大変なことなんだなと思います。一概に指定管理にするのがだめとは思いません。どっちがいいか私もわかりません。しかし、決して豊山町は諦めてはいけないと思います。

 そして、もう一つ、だから、お聞きしておきたいことがあります。

 それは、指定管理者制度を導入する場合に、まずは青山保育園、それからさざんかに導入するとおっしゃっていますけれども、そういうときに地域的公平性、どういうふうにお考えですか、住民間の公平性。

 結局、将来的には、豊山保育園も冨士保育園も指定管理者制度にするというふうにお考えなのでしょうか。そうでないと、そういうところにいろいろな−−そして事業者はどんなふうにするのか。同じところに全部するのかあるいは別なのか、競争させるのか、いろいろなことがあると思います。この地域的公平性とか住民間の公平性、こういうことに関してはどのようにお考えなんでしょうか。

 そのことを一つと、もう一つ、航空館boonのことですが、前にもこういうこと、苦情的な、こちらのほうに関係があるので、そちらから答弁いただいていますからね。航空館boonの人事のことにつきましては、これは本当によかったなとは言えないような人事だと思いますよ。それで、余り細かいことは申し上げませんが、これからそういう配置のこともよく考えて、そのことをよく考えてしていただきたいと思うんです。

 大体、私はばかにされたと思ったんですよ。だって、最初は、あそこに正職員は必要でしょうと言ったときに、いや、必要ありませんよ、3人のパートがいるからこれでいいとおっしゃったんですよ。それで何で変わっていってしまうんですか。そのときにおっしゃった、その責任はどうなんですか。私にしてみたら、私はばかにされたと思っていますよ。そのことについて、副町長、ご答弁ください。あなたがおっしゃったことですよ。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 坪井副町長。



◎副町長(坪井豊治君) 名指しされましたのでお答えしますけれども、まず、名指ししていただいた前の指定管理者制度についてですけれども、まず、さざんかについて実施していきたいと。将来的なことは、一気に3園やることもできませんし、いいか悪いかという、実際にやりかけてからの問題もあろうかと思いますし、まず、さざんかについて指定管理を前提に、今プロジェクトを立ち上げたところでございます。

 指定管理者制度の法制度ができましたときに、参議院の総務委員会で総務副大臣が、このときにメリットをいろいろ上げられているんですね。決して法を立ち上げるときにデメリットは言われません。メリットのみ言われています。そこの中の一つに、質の高いサービスが提供できる。質の高いサービスというのは、人的な意味も含めて、質の高いサービスができると言われています。

 東京都なんかは、ほとんどの区で指定管理者制度が導入されています。けさの話もありましたですけれども、横浜なんかは待機児童ゼロにするために株式会社を参入させたんですね。いろいろ言われていますけれども、私もいろいろニュース等見ていますけれども、例えば、色紙なんかも大量に仕入れて安く買う方法があるとか、そういうメリットも言われていますけれども、豊山町は、まず、さざんかについて指定管理に向けたプロジェクトを今立ち上げて、調査・研究させています。

 それから、航空館boonの体制ですけれども、当初、航空館も含めて、神明公園を建設する際に、どういうふうに管理していくかという問題がございました。

 当時は、管理費に非常に金がかかるという見積もりがされていました。その中で、町としましては、3,000万円以内で管理をしていきたいというふうにお答えさせていただいているというふうに認識しています。そうした中で、当初は三菱のOBの方を嘱託職員でとパート職員2人を雇いました。その後、いろいろ変遷がありまして、雇用は、政策的な問題もありますし、それはもう既に解決、済んでいることでありまして、今さらぶり返して私に答えよと言われても困りますけれども、いずれにしましても、適正に管理をしてまいりたいというふうに考えています。

 来年卒業する職員からは、年金制度の、まだ65歳定年というのも決まっていませんし、実質上、年金制度が繰り下がってきますので、来年卒業する人は、今ですと職員分も入りますけれども、来年からは入りませんし、そういうことも含めて、極力再任用職場をふやして、働きやすい職場環境に努めてまいりたいというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 答弁漏れはいいですね。

     (11番粟田昌子君「地域間の公平性とかはどうなんですか」と呼ぶ)

 堀場福祉課長。



◎福祉課長(堀場昇君) それでは、地域間の公平性について少し説明をさせていただきます。

 指定管理者制度に仮になったとしましても、町のほうからいろいろと保育に対しまして指定管理者に、こういった保育をしてほしい、こういう費用の徴収は町がしますけれども、運営だとかそういったものをやってほしいという話をさせていただきます。その中に、園長会だとか打ち合わせ会だとか、そういったものも当然定期的に実施をするということになってまいりますので、青山保育園が指定管理者制度になった施設に移行したとしても、豊山保育園、それから冨士保育園と公平性はあるという、保育園ということで不公平ではないと、同じ町が運営をする保育園であるということで公平だというふうに思っております。

 以上です。

     (11番粟田昌子君「細かいことは委員会でお聞きします」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) それでは、粟田昌子君の質問が終わりました。

 これで2時45分まで休憩に入ります。

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     午後2時30分 休憩

     午後2時45分 再開

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○議長(筒井俊秋君) それでは、休憩を閉じ再開いたします。

 次に、9番尾野康雄君の発言を許可します。

 尾野康雄君。



◆9番(尾野康雄君) 9番尾野康雄です。

 議長のお許しが出ましたので、1点、通告により質問させていただきます。

 交差点の改良について。

 名古屋・豊山・稲沢線を社会教育センターから南進し、旧道へ入る豊場の交差点が、新しい道路の開通により、進入路が夜間で雨天時などは特に見にくい。以前は、近くにあった横断歩道もなくなり、少し北側と南には大型の街路灯があり、距離が近過ぎることもあるが、カラー舗装交差点にするなどの工夫が欲しい。

 また、この交差点を北進してすぐに左折、役場方面へ行く場合、進入口からすぐにカーブで直進となる。進入口の道路幅を少し広くする工夫などはできないか、お聞かせください。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 交差点改良についてのご質問でございます。

 まず、1点目の県道名古屋・豊山・稲沢線と町道55号線、57号線との交差点部の見通しが悪いことから、県道から町道への誘導にカラー舗装交差点にするなどの工夫をできないかと、このようなご質問でございます。

 最近、国道・県道で信号交差点を中心に、注意喚起のために路面標示の設置が多く見られるようになっております。その設置基準は、特別に定めがないものと聞いております。しかし、設置に際しては、信号交差点かつ交通事故が多く見られる交差点を中心に実施していることを確認いたしております。

 一般的に、県道と町道のような生活道路が交差する箇所については、県道の車道外側線を生活道路へ巻き込む形で処理されております。これが交差の目安になるものと考えます。したがいまして、当該県道から町道へ単に誘導するためのカラー舗装等は困難と考えます。

 2点目の県道名古屋・豊山・稲沢線と町道2号線の交差点の幅員を広げることはできないかというご質問でございます。

 道路形態で決定する技術的基準である道路構造令では、交差点部の形状について、互いに交差する交通流は、直角またはそれに近い角度で交差するように計画しなければならないと、このようにされております。これは、交差する車道を横断する距離が短く、交差部分の面積を小さくすることにより、見通しがよくなり、安全性の向上が図られるからでございます。

 ご質問の交差点は、この基準に基づき直角に交差しており、現在の形状が最も適当と考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 尾野康雄君。



◆9番(尾野康雄君) 9番尾野康雄です。

 ご答弁ありがとうございました。

 今、町長から答弁いただきましたけれども、後のほうの交差点は、直角に入るようにという、その基準に基づいてできているということで、これでいいんじゃないかというような答弁でしたけれども、山田ふとん店のところから旧の道に入るところ、あれは車が入るときに、やっぱり道路もちょっと狭いし、曲がって入るということもあって、車同士が当たりそうになる、事故が起きそうになるということで、ふちによけられると思うんですけれども、ガードレールにこすってしまうと。

 これを質問したのは、現実に、新田町内の人ですけれども、私、運転してこすってしまったと。あれ何とか広げてもらうようにできんかと。僕もそういう話を聞きましたもんで、ちょっと見に行きましたら、ガードレールに何カ所かこすった跡がありました。多くの人がこすったというか、大きい事故は起きていないけれども、車でこすったような跡があるということで、あれを広げてもらえんかという、町内の人の要望がありましたので、じゃ、一般質問でということで。

 現状を見てみますと、花壇ではないけれども、大きな木が1本植えてあるところがありますね、角、三角地のところに。あそこのところは町のものか県のものかわかりませんけれども、あそこのところをちょっと下がってもらって広げてもらうと、豊山町民が利用するのに利用しやすいんじゃないかなと。直角にといっても、少し北へ下がって直角にできれば、別に道路は基本に基づいて直角じゃないかなというふうに僕は思います。

 それと、ちょっと説明悪いけれども、山田ふとん店があって、旧の八百九のほうへ行く道ですけれども、あそこも昔は横断歩道があって、東から西、西から東へ渡る人も見えたと思うんですけれども、今は、僕はこれから役場から家へ帰るときでも、北から南へ向いていくと、あそこの山田ふとん店へ入るところが、夜だと特に交差点があるというところがわかりにくいもので、今のところは事故は起きていないと思うんですけれども、これから先、そういう事故が起きるかもしれんということで、道路にカラー舗装で交差点があるよという標示をしてもらうとか、交差点の上に街路灯はないことはないんですけれども、もっと交差点に明るい街路灯をつけてもらうとか、何かそういう工夫、さっきの答弁では、できないよというような答弁でしたけれども、何かこれから先、工夫なんかしてもらえんかなというふうに思って要望しているんですけれども、何かかんこできないでしょうか。

 住民の人が通るのにちょっと狭いし、危ないと思うということも言われるし、町長があれなら建設部長に何か、そういうことがかんこしてできるかできんか、もしやるんだったらどのようにできるか、ちょっと聞かせてもらえませんか、お願いします。



○議長(筒井俊秋君) 長谷川経済建設部長。



◎経済建設部長(長谷川徳康君) 最初にお話ありました旧県道と県道の交差する部分の直角にというところの件でありますけれども、実は、この形にしてありますのは、安全対策を含めて、現在の形にしておるということです。南側の部分にも旧の県道部分が大きな歩道だまりになっておりますし、北側のほうは大きな歩道になっていると。通学路にも指定されておりますので、交差点が広がれば広がるほど、車が早いスピードで交差点のほうに進入してくるということで、そういう速度を緩めさせるという効果を狙って、こういうような形状になっているというのが実際でございます。

 確かに、この形になってから、私も直接連絡を受けたこともございまして、通られた方がガードレールにこすって、それは会社の車であったものですから、町のガードレールを壊したということで問い合わせがあって、やりとりをしたことがございます。これはゆっくりと、この道は結局、かつては県道でございましたけれども、幅員が5メートル程度の狭い県道が町道に降格されて、町が管理して、地域の道、生活道路というふうになったわけでございますので、ぜひ入り口で減速をしながら、大きな道に出るときは、ゆっくりと左右を確認していただいて通行するという習慣にしていただけんかなというのが、私どものほうの本旨であります。

 もう一点、北側に2本程度植栽部分があって、アスファルト舗装に最近した部分がございます。これは、県の用地でありますが、町のほうがその部分は管理をさせてもらっています。そこの部分を少し削りながら歩道として広げて、車道を拡幅できないかというふうな話ありましたけれども、どちらにしても非常に短い直角の部分になりますので、そこを無理に広げると、やはり通学時間帯とか、そういうときには危険が増すんではないかなというふうに考えておりますので、その辺だけご理解をいただけんかなと思っています。

 あの形にすることによって、以前はなかったような道路照明灯も、ちょうど直角交差しているすぐ南側、あと反対側のほうにも、交差点を照らすための明るい道路照明をわざわざ実はつくったという経過がございます。その辺を現地で確認をしていただきながら、少し見ていただけんかなと思っています。

 もう一点、旧の豊場の街道と交差するところのご質問ですけれども、実は、以前の生活習慣からしますと、旧の県道を交差するときに、あの道を使われるという方が非常に多かっただろうと思いますし、現在もそういう生活習慣の関係から、同じように渡りたいなというふうに思われる方が多いというのは私のほうも理解をしております。

 それで、新しい県道が実は開通する前に、これも少しご確認をいただきたいんですけれども、豊山小学生から社会教育センター向きに行く場合には、そこの交差点に向かって、交差点注意という路面標示をしておりますし、北側のほうにも交差点注意という路面標示を、普通のところはやらないんですけれども、ここに限っては、あえて路面標示をしていただいたということが、もともとの生活習慣でこの交差点を使われる車、通られる方が多いだろうということを想定しながら、路面標示もカラー舗装ではございませんけれども、道路に、交差点注意という標示をさせてもらっているということもございますので、その辺、少しご理解をいただきたいなと思っています。

 どちらにしても、16メートルの県道と、ここは4メートル程度の町道でありますので、かつては県道も6メートルとか7メートルぐらいの道路と4メートルの町道が交差するところであったんですけれども、現在は16メートルの県道と4メートルの町道と交差するということでありますので、以前とは全く交通量も違いますし、車のスピードも相当違うというふうに思っておりますので、とにかく通過されるときには注意をしていただくということは考えておりますけれども、ここの交差点に限って路面標示で色をつけたりとかということを、ほかの交差点と差別化してやるということはとても難しいですし、県の基準からも、県土さんのほうもそれをおやりになるということは、今のところないだろうというふうに考えておりますので、その辺だけは、少し現在の形が違ったということをご認識いただいて、生活していただくことが肝要かなというふうに思っております。

 それと、あと以前は、そこの交差点に横断歩道があったのは確かでございますが、実は、ここ複雑な交差点、先ほどの直角交差点、直角に取りつく部分と旧道との交差点、かつてはなかったわけですので、通学路も含めて横断歩道を設置しましたが、これは新しく道路ができた段階で、北側に横断歩道のほうは移動させてもらいながら、その辺も委員会等でご説明をさせていただいたという経過がございますので、ここについては横断歩道を設置したりすることも、現状では困難かなということは一定程度結論ついておりますので、その辺もご理解をいただきたいなと思っています。

 以上で、すみませんが、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 尾野康雄君。



◆9番(尾野康雄君) 9番尾野康雄です。

 ご答弁ありがとうございました。

 先ほどちょっと聞くのを忘れていましたけれども、車道外側線は生活道路の巻き込み型処理をされているという、この巻き込み型の処理されている、これどういうことか、ちょっとよくわからなかったので、これを一つ後で教えてほしいということと、豊山の町民の方ですけれども、今の交差点、道路の幅が狭いというところのことですけれども、その人の話によると、北から南に向いて行って、新しい道路に出るのは一方通行にして、入るのは商工会のところから入って、あそこの入り口のところだけ一方通行にしたら、そういう案はどうだということを言われましたけれども、僕も余りそれはどうかなと思ったけれども、そういう案も町内の人は考えてみえる人もおるということで。ということは、あそこを何か改良してほしいということだと思うんですね。

 だから、くどいようだけれども、何とかそれで承知してもらえんかとか配慮してもらえんかじゃなしに、これから先、状態・状況を見て、考えてやっていくとか、そんなような答弁が欲しかったんですね。初めからだめだめと言うと、何か言っても……。

 なので、あそこの山田ふとん店の角の信号機のところの交差点ですけれども、道路に描けんのなら、せめて交差点があるよということがわかるように、人とか車が渡ってもわかるように、大きな交差点だとよく明るい街路灯がついていますわね、交差点には。そういうのだけでもつけてもらえんか、それをちょっとお聞きします。

 それから、巻き込み型に処理されておるという意味がちょっとわからんので、それもよろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 長谷川経済建設部長。



◎経済建設部長(長谷川徳康君) 先ほど、答弁の中で、車道外側線が生活道路に巻き込むというふうに答弁、町長のほうからいたしましたが、現状を見ていただくとわかるんですけれども、車道側に、ちょっと歩道に沿った形で、外側線、白線が描かれておるんですけれども、それが生活道路との交差部については歩道も巻き込んでおりますので、緩く歩道が道路側のほうにくるんと巻き込んでいるということなんですね。ですから、それは走っていくと、そこで交差点になっていくんだなということがわかるということなんですが、ただ、そもそものこの県道は、16メートル県道でありますので、相当車両の速度が速くなっておりますし、4メートルの交差部は、例えば40キロで走られている方には、4メートルの道路で巻き込むところの目印というのは、相当注意をしないとわからないということは、気持ちはわかるんですけれども、実際には、そういう路側帯を外側線という形で巻き込んで書くというふうな形でしか、こういうような道路については難しいかなというのが現状であります。

 もう一点、県道の開通に伴って、商工会へ入る道は、かつては一方通行道路だったものを解除させてもらいました。それは、生活道路として、先ほどからお話があったT字路で直角交差するところという道路の使い方が、やはり皆さんにとって余り好都合じゃないだろうという配慮も若干あって、もう1本北側の道路を皆さんがお使いになりやすいように一方通行を解除したということがございます。

 あと、新田とか中之町に行く側のほうは、従来どおり、全て一方通行になってございますが、それは道路に対して入ったり出たりするほうが、やはり相当危険が伴うだろうということで、従来どおりの規制の形になっているということは、開通に伴って、いろいろとご意見があった中で、少しあえて検討したところであります。

 もう一点、山田ふとん店のところに、少し明るい照明灯はどうかというふうなお話が先ほどあったと思いますが、かつては豊山町としては大きな交差点だったものですから、交通安全灯の形で、交差点を照らすような形にしておりましたが、そこの部分をT字交差する側のほうに道路照明を移動したということがございます。その距離もそんなに遠くはございませんで、すぐ近くでやるわけにはいかんものですから、T字交差の側のほうで出入りするのに注意をしていただくということで、そちらのほうに道路照明を移設して、明るい今の形のものをつけさせてもらっておりますので、山田ふとん店の前のところについては、そういう大型の道路照明は少し困難かなと思っています。

 ただ、町の防犯灯なんかもございますので、また一度、明るさとか皆さんのご不便なんかを確認していただきながら、その辺、また少しは検討させていただくことはあるかなと思っております。

 以上です。

     (9番尾野康雄君「終わります」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 尾野康雄君の質問が終わりました。

 次に、2番今村一正君の発言を許可します。

 今村一正君。



◆2番(今村一正君) 2番、公明党の今村でございます。

 通告に基づき質問をさせていただきます。

 第4次の総合計画がスタートしまして3年が経過したわけでありますが、特に策定に取りかかった平成19年度、この時点からこの年度までに、相当町を取り巻く環境というのは変わってきております。特に、きょうも二、三の同僚議員からありましたように、豊山町の人口が1万5,000人になったと。たしか平成19年度の計画策定の時点では、1万4,800人ぐらいが平成31年度の第4次の総合計画の終了時点の人口だと、そういう推計でいろいろなものが組み立てられたわけでありまして、この1万5,000人というのは平成40年度の予定の数字でございましたのが、いいほうに転換したんですから、これはまあありがたいことだと、このように思っております。

 したがいまして、これから第4次の後期計画を立てるわけなんですが、そういった基本的な数字、そういったものも全面的に見直しながら、後期計画を大幅にやはり検討し直していく必要があるんじゃないかなと、このように思っておりますので、ひとつその辺を中心に今回はお聞きをしたいと思っています。

 1点だけ、第4次総合計画の中で、住民協働という項目があります。これについてはボランティアですとか、住民、官学との連携は、少しずつではありますが、目に見える状態で進んできているのが現実であります。

 その中で、私が一つ危惧するのは、産業界と官、産官の連携というのが限定されているんじゃないかなと。余り大きく広がっていない。これは地元企業との連携、ご存じのように、今、町を取り巻く環境は大きく変わってきていますので、特定の企業とじゃなくて、地元企業との連携、他のそういった連携も必要じゃないかなと、このようにも思っております。

 町長のおっしゃるように、宇宙航空産業、これはこれから中心になっていく、豊山町の発展のコアになっていく、それはもう間違いないことでありますので、これのこういった関連と協働を進めることは、これはむしろぜひどんどん前向きにやっていかなければいけないし、遅過ぎるんじゃないかなというぐらいな感もします。

 そこで、次の7つほどちょっとお聞きをしたいと思いますが、先ほど言いました基本計画の中で、産学官連携強化と、こういうことをうたわれておりますが、その中に産官情報ネットワーク形成事業、または調査・研究、こういうことがございます。この3年間でのこの事業についての取り組みと成果についてお聞きをいたします。

 2番目に、総合計画の実施計画シートというのがありますが、ここの中に、航空宇宙産業を核としたネットワーク会議の開催等が計画をされています。このネットワーク会議について、過去3年間、参加団体ですとか議題、またその成果などがどのような形で豊山町の事業の中に生かされてきているのか。要するに、この成果を、ひとつ3年間を振り返って聞かせていただきたいと。

 それから、3番目に、町内企業、行政、企業間とのネットワークは、これは本当にまちづくりの上でこれからは必要であると、このように思っております。

 そこで、ネットワーク参加の企業というのは、ほとんどは大手だと思います。航空宇宙関連産業の中心だと思いますが、町内企業には、大きく3つに分けてあるんですが、1つは、商工会に加入されている企業、それから商工会と法人会、両方に加入されている企業、もう一つがどちらにも加入されていない企業。私は、今回重視したいのは、3番目のどちらにも加入されていない企業、こういった町内の3つのパターンをどのように町としては実態把握をしているか、これもお聞きをします。

 そのような企業、特に1、2については、商工会ですとか法人会ですとか、そういった形で連携はとれていると思うんですが、どちらにも属していない企業とは、要するに、町の総合計画でありますとか都市計画でありますとか、そういった情報提供、逆に企業からの要望や意見、こういった情報交換というのはなされているのか、これをちょっと危惧しておりますので、この点についてお伺いをします。

 同時に、関連しますが、5つ目で、過去3年間で、地元内外、要するに地元で活動されている企業の方から寄せられた要望とか意見とか、そのようなものはどういったものがあって、どのくらいの件数があったのか、これもご報告をお願いしたいと。

 それから、6つ目に、行政主導で町内企業との名刺交換会、こういった交流の場を設けていってはどうかということもお尋ねをします。

 最後に、企業、住民もそうですが、非常に関心を持っております。きょうも幾つも多くの質問も出ました。要するに、調整区域を含む用途地域の変更に関して、今後のまちづくり、また地区計画、そういったもののあり方について、今、現時点で話せる範囲内でのご答弁を頂戴いたしたいと、このように思っております。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 企業との連携で、協働のまちづくりをにつきまして、7つのご質問をいただきました。

 初めに、企業との連携による協働のまちづくりに対する概括的事項を申し上げ、以下、順次お答え申し上げたいと思っております。

 第4次総合計画では、町民や企業、団体の皆様とまちづくりの目標を共有し、それぞれの役割と責任を認識した上で、ともに施策の実現に向けて取り組んでいくことを目標といたしております。この実現の方法を具体化したものが各基本施策に掲げる対話と協働によるまちづくりの考え方であり、産と学との連携のあり方については、企業、大学等の役割として定めております。

 こうした中、これまで防災の分野では、アピタ名古屋空港店、安藤組、秋田組、共立建設、赤ちゃんデパート水谷、セッツカールトンとの災害時協力協定といった形で産官の連携を進めてまいりました。また、空港の分野では、町商工会の事業者に対する空港利用助成や名古屋空港ビルディングとのイベント開催や案内といった連携を進めております。そのほかでは、学校教育での町内企業にご協力いただいております中学校の職場体験事業、夏まつりでの町民ふれあいコーナーなどについても、産官の連携の成果であると考えております。

 次に、7つの質問について、順次お答え申し上げたいと思っております。

 初めに、1つ目の基本計画の施策、産学官の連携強化の産学官情報ネットワーク形成事業と産学官調査・研究の取り組みと成果、その2つ目の航空宇宙産業を核としたネットワーク会議について、あわせてお答えを申し上げたい、このように思っております。

 産学官情報ネットワーク形成事業と産学官調査・研究については、協働によるまちづくりの一つの施策として、本町の特徴である航空宇宙産業の強化・育成を目的として、特に構想としたものであります。

 調査・研究につきましては、これまで名古屋空港周辺進出に関するアンケート調査や企業立地推進基礎調査などの調査・研究を行ってきました。しかしながら、情報ネットワークの形成については、名古屋空港周辺環境対策協議会や県営名古屋空港協議会、アジアNo.1航空宇宙産業クライスター形成特区推進協議会等、既に空港に関係した団体・協議会が複数あること、愛知県が民間航空機の生産拠点誘致プロジェクトを推進していることから、個別企業・団体との調整は行っているものの、ネットワーク形成といった形では、現時点において構想の実現に至っておりません。

 3つ目の商工会加入企業、町法人会等の実態については、豊山町商工会第30回通常総代会資料によりますと、平成24年度末現在の商工会加入企業は、個人が245、法人が322、合計567事業所となっております。また、町法人会の加入企業数は183事業所であります。そのうち商工会との同時加入企業数は151事業所となっております。商工会、法人会とも加入していない企業は356事業所となっております。

 4つ目の企業等の情報交換については、第4次総合計画では4名、都市計画マスタープランでは1名の民間事業者の代表の方に審議会委員として計画策定に参画していただきました。

 第4次総合計画では、本町のまちづくり、特に経済振興に大きな役割を担っている企業の代表者による総合計画有識者懇談会を設置し、企業側の見地から、本町の特性や課題に対する認識、今後のまちづくりに向けた意見や提案、要望等をいただいております。

 5つ目の過去3年間の地元内外の企業から寄せられた要望や意見につきましては、4つ目の質問でお答えいたしました総合計画有識者懇談会では、空港利用の促進・PRや空港施設の有効利用、また空港施設への動線の確保等に関する意見をいただいております。

 6つ目の町内企業との名刺交換会等の交流の場につきましては、毎年、各団体代表が互礼会実行委員となり、商工会主催で1月4日に新春互礼会を開催いたしております。この会は、各団体の親睦と発展のため、商工会会員を初め、企業関係者、県・町議会議員、各種団体代表者など80人前後の方々が参加しております。町からも私と副町長、教育長の3名が参加させていただいております。

 この新春互礼会では、企業活動について、毎回、とても率直な意見交換をさせていただいております。企業ニーズを把握するため、こうした場を設け、情報交換を密にすることは、今後も必要と考えておりますが、町主催の名刺交換会等の交流の場を設ける考えは、今現在はございません。

 7つ目の調整区域を含む用途地域の変更についてでございます。

 市街化区域と市街化調整区域を区分する、いわゆる線引きにつきましては、計画的なまちづくりを行うための根幹をなすものであります。その見直しに当たっては、適正な制限という視点に立って、その必要性について厳密に検討すべきものであると思っております。また、用途地域についても同様でございます。

 このような線引き、用途地域の性質を踏まえた上で、平成22年3月に策定しました都市計画マスタープランは、おおむね20年後の将来像を展望し、今後10年間の都市計画の方向性を示すものであります。したがいまして、当面は、都市計画マスタープランに基づき、まちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 長期的に、社会経済情勢の変化や土地利用状況を注視しつつ、都市の発展の動向、人口及び産業の将来の見通しの確実性等を総合的に勘案し、見直しの適切な時期を見きわめてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 今村一正君。



◆2番(今村一正君) 最初に、これまで実施してきた産官の連携についての成果をいろいろと聞かせていただきました。若干質問の趣旨とは違う答えをいただきましたんですが、これはこれでやっぱり町が取り組んできた、いわゆる官と産業界との一つ一つの結びつきという形で、これは大きな成果が出ていると、防災とかいろいろな面にも役立ってきているんで、これはこれで評価をさせていただきますが、これから再質問に入らせてもらいますが、ちょっと若干細かいことになりますので、町長が最後にまた一言言っていただくのは結構ですので、この第4次総合計画を策定した責任者がおりますので、総務の方に若干お聞きをしたいと、このように思って、総務、聞きますけれどもいいですか、責任者。

 まず、1、2についてでありますが、ただいまの答弁では、調査・研究には取りかかってきたようであると。ただ、ネットワーク形成については、さほど進展していないし、構想の実現にはなかなか至っていないとの答弁がありました。

 ネットワーク形成事業と調査・研究の施策は、航空宇宙産業の強化育成に特化したものであると、このように私は思いますし、当局もそういう考えで平成19年度から第4次総合計画を立てたものであると、これは当然の形であります。町の大きな流れからいくと、航空宇宙産業、きょうも何回も出ておりましたが、これに特化をして、いろいろなものをそれにくっつけていく、これは正しい判断だと思っておりますが、しかし、なかなか計画したときの状況は遅々として進まないという状況を答弁で今お聞きしまして、1つは、産学官の取り組みという形で錦の御旗を揚げたんでありますが、このままでいいのかと、これで十分と思っているかどうか、この点をひとつお聞きしたいということと、いろいろな方が今、豊山町にも関係しております。

 例えば、学との関係で、学泉大学ですとか名古屋大学ですとか、いろいろな方が関係しておりますので、その中で、外部からこういった連携についてのアドバイス、産官の連携についてのアドバイスとかノウハウとか、そのようなものを受けるような考えはないか、そういう形で1回考えてみたらどうかというような形もちょっと2点目でお伺いします。

 何しろ、このネットワーク企業、これは相手が相手でございます。非常に大企業ばかりで、既に空港関係で今もご答弁ありましたように、多くの推進協議会ができております。ですから、町が主導して、このような大きなところにあれやれこれやれと言うことはできないと思いますが、そういった中でも、これをうまく航空宇宙産業の発展のために、同時に、町が先に伸びていく大きなまちづくりを計画するために、こういうところと連携するためにはどうやったらいいかという、そういった連携のノウハウ、アドバイス、これも受けたほうがいいんじゃないかなと、このように思っていますので、この点についてのご答弁をいただきます。

 3番目の企業の実態調査と言われる形ですが、先ほども言いましたように、当然、法人会、商工会に加入しているところは、連携はある程度とれるんですが、要するに加入していないところは、今のご答弁では、356と非常に大きな数字になっています。豊山町で活動している企業は約770ぐらいじゃなかったかなと思うんですが、約半数ぐらいが商工会にも法人会にも関与していない、いわば単独で事業展開されていると。

 それで、私が一つ提案をしたいんですが、このような加入していない企業に対してアンケートをとったらどうかと。いわゆる町と一緒にまちづくりを進めていきましょうよと。そのためには町に何か要望することがありますかとか、今の町に対する意見ですとか、先ほどあった要望というのは、いわゆる大きな団体の会議の中での要望ですから、当然、航空宇宙産業に関係して出てくると思いますけれども、それ以外の例えば先ほど尾野議員の白線とかそういった道路のことだとか、言われることもあるかもわからないですから、そういうところにアンケートをとって、もちろん内容は考えなければいけないですけれども、それで1回、町内で活動している企業の方々の意見を総括してみるということも一つの大きな次のアクションに移るための試金石じゃないかなと、このように思っております。

 4つ目の情報交換についてでありますが、ご答弁では、審議会や有識者懇談会にも代表の方が来ていらっしゃると、そこで意見・要望もお聞きしたと。

 そこで、ちょっと意地悪な質問ですが、有識者懇談会が過去3年間で何回開かれたのかと。また、そこで話されたことに対して、ほとんどの審議会なんかはネットで情報公開されているんですが、この有識者懇談会はどこを探してみても情報がありませんので、この情報公開についてやるのかやらないのか、また、今までこうしてきたよということがあれば、ひとつお伺いをしたいと思います。

 それから6点目の名刺交換会についてでありますが、本町では、長い間、年頭に賀詞交歓会を商工会が中心になってやられておるというのは、それは知っています。だから、これが悪いと言っているわけじゃないです。賀詞交歓会は賀詞交歓会で、いろいろな人と友好の場を図るということで私はいいと思います。

 ただ、先ほど町長ご答弁にありました。その中で企業といろいろな話をしていると。ことしの賀詞交歓会に来ている企業は、企業さんという形で言ったりして、大変語弊がありますが、4社なんですね。空ビルとかJAXAとか、一番大事な航空宇宙産業の中心の企業さんは来ておられない。

 当然、ほかの先ほどの356団体のその他の企業さんもそれに参加しておりませんので、そういった意味でやったほうがいいんじゃないかと思うんですが、これ要望でございますので、ひとつそういう努力もまた町のほうで研究していただいて、ぜひ考え方をお聞かせいただきたいなと思いますが、これについては答弁は要りません。これは私、とりあえず要望として今お出しをさせていただいております。

 7番目のまちづくり、これは今回の質問のタイトルとはちょっと方向が違っていましたので、これ以上お話を聞くつもりありませんけれども、いずれにしても、きょうも午後から、同僚議員のほうからそういった立地の問題、いろいろな問題を提案されました。それも含めて、早い機会にある程度の方向性を出してやったほうがいいんじゃないか、町民に、住民にもそれを報告できるような形でやったほうがいいんじゃないかと思いますので、これをこういうふうにしてくださいよという要望も含めて行いますので、これについての答弁は結構でございます。

 それで、その前の5つのことについてのご答弁のほうをぜひお願いをしたいと、このように思っております。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 小川総務課長。



◎総務課長(小川徹也君) まず、産官学の取り組みはこれで十分と思うかというご質問でございました。

 先ほど、町長が答弁されましたとおり、名古屋空港の周辺環境対策協議会や県営名古屋空港協議会、あるいは特区の形成推進協議会等、既に官と産を包括した団体協議会が複数ございます。また、愛知県が現在進めております航空機の生産拠点の誘致プロジェクトでは、官である愛知県と本町、それから産業界、研究会がそれぞれ意見交換、情報共有をとりながら進めているものでございます。という意味で、愛知県が進める本プロジェクトは、まさにただいま議員より質問がありました航空宇宙産業の発展とともに、空港周辺をより活性化するという目的を持った組織でありまして、第4次総合計画に掲げます実質的なネットワーク会議に当たるものと考えております。したがって、本町が今なすべきこと、目指すべきことは、まずはこのプロジェクトの推進、成功にあるというふうに考えております。

 よって、類似の構成あるいは目的のネットワーク組織を新たに形成するよりも、現時点においては、このプロジェクトにおいて、産官学の取り組みを行っていきたいというふうに考えております。

 それから、また外部からのアドバイス、ノウハウの提供を受けたらどうかということでございますけれども、そうしたアドバイスやノウハウの提供などにつきましては、このプロジェクトの中で必要になってくるものと考えております。愛知県と協議しながら、必要なノウハウの提供を受けてまいりたいというふうに考えております。

 それから、企業が町と協働していくためには、どのような意見を持っているか、アンケートをとるべきではないかというご質問でございましたが、第4次総合計画の目標は、「人」がキラリと輝くまち、「産業」がキラリと輝くまち、「生活空間」がキラリと輝くまちと、3つのまちづくり重点目標を掲げているところでございます。産業はもちろん、企業は法人という意味で「人」でございまして、社会インフラの整備といった面で、「生活空間」とのかかわりも非常に大きいものとなっております。第4次総合計画の後期基本計画策定に当たりましては、企業アンケートを実施し、企業の意見等を把握した上で、それを後期計画に反映していく方向で現在検討をしているところでございます。

 なお、アンケート調査の実施に当たっては、事業者には個人事業主と言われる企業も多いこともございまして、町民アンケートとの重複を避けるためには、同じようになってはいけないものですから、アンケートの対象企業につきましては従業員数や資本金等、一定の事業規模によって何らかのフィルターをかける必要があろうかと、今のところは考えております。

 それから、第4次総合計画に当たって、有識者懇談会は何回開催されたかというご質問でございますけれども、第4次総合計画策定時の平成21年に実施をしておりまして、回数については1回でございます。

 主な懇談の内容につきましては、本町の特性や課題認識、今後のまちづくりに向けた意見や提案、企業と行政の協働によるまちづくりの展開の3つでございます。この懇談会の概要につきましては、町のホームページの町政情報の計画・指針の総合計画の項で、また議事録につきましては、同じく町政情報の審議会・委員会議事録の第4次総合計画審議会のほうで現在も公開しておりますので、ご確認いただければと思います。

 それから、第4次総合計画の後期計画の策定に当たりましては、今回は構想部分の変更はございませんで、あくまでも基本計画部分の見直しに当たりますことから、現時点において、後期計画の策定においては、有識者懇談会の開催は予定してはおりません。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 今村一正君。



◆2番(今村一正君) 最後の平成21年に1回だけというのは、ちょっとこれは寂しいですから、何のために設置したのかという、大体審議会とか委員会といえば設置しなければいけないという法的なものもあるけれども、設置はしたが実は動いていないとか、出てきている顔ぶれを見たらほとんどみんな一緒だとか、非常に硬直的なところがありますので、これはぜひ進めていただきたいなと思います。

 最後の質問ですが、全体的なことをお聞きしますが、そういった形でいろいろなことをこれから推進していくに当たってですが、いろいろな課題が一つ一つあります。きょうも町長のご答弁の中で、これをするにはプロジェクトチームをつくっていく。ところが、これからの課題というのは、いろいろなものが複合してくると思うんです。例えば教育部だけの学校だけの課題じゃなくて、学校のこれをこうしようとしたときには、当然建設のほうもかかわってくるし、福祉のほうも総務のほうもかかわってくる。ですから、単独で行政の事業を推進していくということは、非常にこれからは難しいし、危ないなという、そういう気持ちがします。

 そういった意味で、全庁的に何かのプロジェクトチームをつくる場合、1つの部署、1つの箇所だけに任せるんじゃなくて、全体でプロジェクトチームをつくって、ここをコアとしてまちづくりを進めていただきたい。

 そのプロジェクトチームのメンバーは、若い人にしていただきたいです。わしゃ若いとみんな言うかわからんけれども、みんな定年前ですから若いですから、私から見ればみんな若いんだけれども、本当にこれから10年、20年先の豊山町というもののプランニングをするんだったら、大変申しわけないですけれども、やっぱり30代、40代の若い人が、自分たちがプランニングしたものを、退職されるときにこういうふうに花が咲いたという、一つの大きな歴史をつくって、おやめいただくときにはそういった誇りを持ってやめていけるような、そういうためには若い人でもってプロジェクトチームをぜひつくっていただきたい。

 その中で、先ほども言いましたようなアンケートというのも、これはもうぜひ豊山町が町で活用している多くの人と一緒にやっていくためには、これはぜひやっていくべきだと思いますし、それをそのままにしておいては、これは片手落ちのまちづくりの事業となりますので、ぜひその2点、まず若い人を中心に全庁的にプロジェクトチームをつくっていただきたいということと、それからその中で、アンケートも含めて、いろいろなものをどんどん前向きに取り組んで計画をしていって、事業を実現していただきたい、こういうふうに思っていますので、この点に関して、最後に町長のほうからご答弁をいただいて、質問を終わりたいと思います。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 先ほどご質問の中で、要望というような形で一つありました。

 実は、互礼会の問題でございます。これは商工会が実施されておりますが、これが1月4日ですと企業が大半休みなんですね。ですから、これは再三、日にちをもっと延ばしたらどうだと、こういうことをお話し申し上げてきております。こういう点については努力すべきだと、このように思っておりますし、また、商工会にも伝えてまいりたい、このように思っております。

 私も、特に、今いろいろご質問いただきました中で、平成25年度は大きな年である、それに伴う中身がたくさんございます。町の行政運営全般に大きな影響を与える、これまちづくり、こういうものを調整・実施するに当たりましては、全庁的体制、これはご質問あったとおり必要不可欠だと、このように認識しております。そして、学識経験のある大学の先生からの助言・指導、こういうものも極めて有意義なことでありますし、できるだけご参加を賜って、ご指導いただきたい、このように思っております。

 これまでも平成22年度に策定しました豊山町第4次総合計画、これにおいても全庁全ての部課長を委員として、総合計画策定委員会を設定しております。計画策定にある調査、研究、調整等を行いましたが、その調査・検討に当たりましては、官学連携提起をしておる愛知学泉大学の先生のご助言・ご指導をいただきました。

 今ご質問でございましたように、若い職員、つまり10年ぐらいの選手を中心とした者がやるというのは一番ベターだと、このように思っておりますし、私どもも県に派遣しておる職員も10年クラスの者を派遣いたしております。一番脂の乗ったところでやるべきだと、このように思っておりますので、そういう点は視野に入れております。

 それから、特に現在、愛知県が空港ターミナル隣接地に、民間航空機の生産・整備拠点、こういうのを誘致するプロジェクトが進められております。このプロジェクトにつきましては、投資規模が非常に大きな、600億円ぐらいにはなるんじゃなかろうか、それとか、人も2,000人からもっとふえるんじゃないかと、このように想定されております。これからの豊山町のまちづくりにも大きな影響をもたらす、こういうことが豊山町にとっての平成25年度が節目だ、このように思っております。こういう点について、もう少し全庁的にいろいろな意見を踏まえて、それぞれのところに要請活動もすべきだ、このように考えております。

 今後は、実際に立地する航空機生産・整備拠点が本町にどのような影響を与えるのか、そのためには当然分析もしなければなりません。それに伴う事業内容も展開しなければならない。このようなことで全庁的に取り組んでまいりたい、このように思っておりまして、それは先ほど来のご質問でございましたように、何々課だけではだめだよ、全庁的にやるべきだと、そのとおりでございますので、そういうように努力してまいりたい、このように思っております。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 今村一正君の質問が終わりました。

 以上で一般質問を終わります。

 本日の日程は全部終了いたしました。

 本日これにて散会といたします。

 ご苦労さまでございました。

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     午後3時44分 散会