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愛知県 豊山町

平成24年  9月 定例会(第3回) 09月10日−02号




平成24年  9月 定例会(第3回) − 09月10日−02号







平成24年  9月 定例会(第3回)



1.議事日程

   (平成24年豊山町議会第3回定例会)

                           平成24年9月10日

                           午前9時30分招集

                               於 議場

 日程第1 一般質問

2.出席議員は次のとおりである(12名)

  1番   岩村みゆき         2番   今村一正

  3番   安藤春一          4番   筒井俊秋

  5番   坪井武成          6番   水野 晃

  7番   大口司郎          8番   野崎隆子

  9番   尾野康雄          10番   青山克己

  11番   粟田昌子          12番   熊沢直紀

3.欠席議員は次のとおりである(なし)

4.地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(15名)

  町長      鈴木幸育   副町長     坪井豊治

  教育長     松田康朗   総務部長    近藤鎮彦

  総務課長    小川徹也   税務課長    堀尾政美

  経済建設部長  長谷川徳康  建設課長    平岩 満

  都市計画課長  櫻井充一   生活福祉部長  早川晴男

  福祉課長    堀場 昇   住民課長    二村 勲

  教育部長    坪井 悟   生涯学習課長  水野典昌

  学校教育課長  飯塚泰行

5.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)

  事務局長    安藤光男

  書記      安藤真澄

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     午前9時30分 開議



○議長(筒井俊秋君) どうも皆さん、おはようございます。

 きのう少し雨が降って、朝晩はちょっと過ごしやすくなりました。

 きのうは町制40周年の記念事業で「なんでも鑑定団」ですか、が収録されたと聞いております。何かいいものを、私は内容を見ませんでしたけれども、何か面白いものがあったかなと思っております。

 ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、別紙でお手元に配付いたしましたとおりであります。

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△日程第1 一般質問



○議長(筒井俊秋君) 日程第1、一般質問を行います。

 ここで時間制限について申し上げます。答弁時間を除き30分といたします。

 10名の通告がありましたので、通告順に基づき、10番青山克己君の発言を許可します。

 青山克己君。



◆10番(青山克己君) 10番青山です。

 改めまして、おはようございます。

 早速、議長からお許しをいただきましたので、通告に従いまして、いじめ対策について質問させていただきます。

 大津市のいじめによる中学生の自殺問題が、今、大きな波紋を社会に広げていることは、皆さんご承知のとおりでございます。

 報道の中での先生や教育委員会の説明には、我々一般人から見て、納得ができかねるところが多々ございました。その後の新聞やテレビからの情報により、その背景には、そうしなければならなかった教育界の仕組みもあったようであります。

 以前にも多分申し上げたと思いますが、勉強だけが学校のすべてではなく、人づくりこそが教育の本分ではないかと私は考えておりますが、いかがでしょうか。成績だけではなく、人生においては、それぞれの個性や得意分野で自立・活躍することも、大切な生き方の一つであると私は思っております。

 さて、一口にいじめといっても、その中身は、暴力、脅迫、強要、窃盗、器物破損など、それぞれが犯罪として十分に容認される事柄ばかりでございます。

 さて、大津市での問題について、学校側、教育委員会の対応・説明について、教育関係者としてどのように見て、どのように感じられているのか。また、仮に本町において、こうした問題が発生した場合の対処法、マニュアルはあるのかお尋ねをいたします。

 それに、担任の先生に生徒からいじめの相談があったりしたとき、問題が発覚した場合でも、評価が下がるのではということで、どう指導すればいいのか、先輩や上司に相談ができないとかという報告も聞いておりますが、そうしたことは、豊山町においてはないでしょうか、いかがでしょう。

 また、生徒の90%がいじめの経験があり、90%がいじめる側の経験があると聞いておりますが、本町においては、どのような状況になっているのかお尋ねいたします。

 いじめは、学校内だけの問題ではなく、一般大人社会でもあり得ることであります。子どものころの教育で、いじめは悪いことだ、れっきとした犯罪であるということを十分確認させることができれば、また善と悪との区別を十分に理解することができていれば、犯罪の数も、今より改善されるのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。

 いじめは、学校だけの問題ではなく、生徒、学校、保護者、そしてそれを取り巻く社会全体の問題としてとらえていく必要があると思います。今後、対処していく必要があるのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。

 以上でございます。

 よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 教育長。



◎教育長(松田康朗君) それでは、お願いをいたします。

 いじめ対策について、6つのご質問にお答えをいたします。

 1つ目の大津市での問題について、どのように感じているのかというご質問でございますが、児童・生徒がみずからの命を絶つということは、理由のいかんを問わずあってはならないことであり、深刻に受けとめているところであります。いじめは決して許されないことであり、またどの子どもにも、どんな学校でも起こり得るものであります。このようなことが二度と繰り返されないためにも、学校教育に携わるすべての者が、この事案を教訓に、いじめ問題の未然防止に向けて努力しなければならないものであると考えております。

 2つ目の対応マニュアルの問題についてお答えをいたします。

 いじめに代表される問題行動等への対応については、早期発見・早期対応を旨とした対応の充実を図る必要があり、児童相談所、警察等の関係諸機関との連携を図りつつ、児童・生徒一人一人に応じた指導・支援を積極的に進めているところであります。こうした現行の対応は、長い間の教育的な経験から定着したものであります。議員の言われるような深刻な事案に合致するようなマニュアルはございません。しかし、「指導の手引き」はこれまでにも関係省庁から出されたものがありますので、これらを参考に、近日中に策定してまいりたいと考えております。

 3つ目のいじめに対する取り組みをちゅうちょさせるような心理の有無については、私はまずあり得ないことだろうと考えております。といいますのは、現在、町内の職員間でいじめ問題への対応について、共通理解をしていることがあるからであります。それは学校内において、校長の指導のもとで緊密な情報交換や共通理解を図りつつ、一致協力して対応すること、日ごろから全教職員の目で児童・生徒等が発する危険信号をとらえるようにすること、さらに、問題が生じた際は、一人で抱え込むことなく、組織的に対応することの3つを申し合わせているからでございます。

 4つ目の子どもたちのほとんどが「いじめる」、あるいは「いじめられる」両方の経験を持っているのではないかというご質問につきましては、本町に係るデータがありませんので、かわりにある研究所の調査結果を紹介させていただきます。

 国立教育政策研究所が2004年から2009年にかけて行った調査結果で、小学校4年生から中学校3年生までの6年間の間に、いじめと無関係でいられる児童・生徒は1割しかいないという報告がありました。

 5つ目の子どものころの教育で、いじめは悪いことだと十分に認識させること、すなわち善悪の区別をしっかりと理解させることが、犯罪の数を減らすことにつながるのではないかとのご質問でございますが、ご承知のように学校教育の基本は、将来を担う健全な児童・生徒の育成にあり、いじめを初めとする問題行動等を減らしていくためには、学校教育活動全体を通じて、お互いを思いやり、尊重し、生命や人権を大切にする態度を育成し、友情の尊さや信頼の醸成、生きることのすばらしさや喜びを体験させることが大切であると考えております。特に道徳教育や奉仕活動等の体験活動を初め、生活経験を豊かなものにする試みが重要であります。このようなことからも、議員のご質問については、当然重要なことであると認識しております。

 6つ目のいじめ問題は一つの社会問題ととらえることが必要ではないかというご指摘についても、同感であります。いじめの問題は、学校だけで解決できるレベルのものもありますが、ネット上のいじめ等の難しい問題も起こってきており、関係機関との連携は欠かせないものと考えております。

 町教育委員会としましては、児童相談所、警察、弁護士等、専門家や多様な専門機関との円滑な連携を図り、地域社会の組織的な取り組みを推進してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 青山克己君。



◆10番(青山克己君) ご答弁をいただきました。豊山町においては、学校の中でのそうした先生とのトラブルとか兼ね合いはないということで、非常に一致団結していじめ問題に取り組んでみえるという姿勢を今お聞きいたしまして、まずは一安心しておるところでございます。

 このお答えの中にございましたように、いじめ問題は未然に防止するということができればいいわけなんですが、残念なことに、これ発生しないと、それがわからんわけですね。できるだけそういうことがないように、道徳教育とか、そうしたことを重点的に進めていただきたいと思います。

 今、保護者の中では、学校や教育委員会に相談するより、警察へ直接相談したほうがいいというような傾向が大変多くあると聞いております。要するにこれは、保護者がそういう態度をとるということは、学校に対する信頼感がかなり薄れているのではないかというとり方も、できるのではないかと私は思っております。いじめ関係なんかですと、身近にみえる学校の担任の先生などにまず相談をできるというような体制づくりが、まず一番大切ではないかと私は思っております。

 また、マニュアルについて、現在まだ豊山町では作成されていないということをお聞きいたしておりますが、今、どこの学校でも、いじめ対策に対する取り組みを充実させねばいけないということで、岐阜県の可児市では、いじめの背景には家庭や社会問題もあるが、義務教育の現場で起きたいじめは、最終的には市の責任であるとして、子どものいじめの防止関係に関する条例案を9月議会で提出されるというようなことも、新聞紙上に書いてございましたし、またいじめの防止や把握等の連携を速やかにするために、市や小学校の責務として、保護者には、いじめは許されないことだ、それは許してはいけないことだということを家庭で教育をするというような、いじめに対する特化した条例も、兵庫県の小野市では制定されていると聞いております。

 また、9月6日の中日新聞に、国においても今、いじめ絡みで児童・生徒が命を絶つというケースが後を絶たないということで、文科省では、いじめ問題は学校や教育委員会だけに任せておくのではだめだとして姿勢を転換し、国が積極的に役割を果たすということが大切であるということで、総合いじめ対策ということを公表しております。内容については、先生たちももうご存じだと思いますが。9月中には犯罪として取り扱われる事案は、早期に警察に相談・通報するよう周知徹底をするということ、また10月中には生命・身体にかかわる事案は、教育委員会から国へ速やかに報告する、国も速やかに指導・助言をするようなルールづくりをしていくと。いじめの加害者に対する出席停止を活用するもの、またそれに対する問題点も検討をこれからしていくと。それから、問題を隠さず、実態把握や対応が促されるよう、学校評価、教育評価の留意事項を提示するというようなことが発案されているようでございます。

 そうしたものを参考として、今後も少しでも早くいじめに対する豊山町としてのマニュアルなり指導方法を確立していただきたいと思っております。

 本当に悪い言い方ですが、一般的に教育界はすべてを隠すような性質があるということを前々から言われているのですが、先生たちはそういうものはお耳に入っていないでしょうか。きょうのご答弁をお聞きしていますと、豊山町においては、そういう傾向がないように私は受け取っております。

 それで、この中で、学校の子どもたちの「いじめる」「いじめられる」という両方の経験に対する調査が、まだ町ではされていないということでございますが、今後そうした調査をされていくお考えはあるのでしょうか。

 一応以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) 6点ご質問があったと思いますので、順次お答えを申し上げたいと思います。

 最初の道徳教育を中心に、もっともっとやっていく必要があるのではないかというご質問でございましたが、全く同感でございます。道徳教育も一つの方策であると思っております。決してそれだけでは十分ではございません。

 2点目、親御さんの中には、すぐに警察へ届けるんだというようなことが多く見受けられるが、どうなのかということでございますが、これが即すぐに学校との信頼関係が薄くなったからではないかという見方は、これはちょっと短絡的であろうと私は考えております。

 実はいじめの発生件数は、私は平成19年の10月から統計をとり始めておりますが、次第に減っている傾向にございます。最初のころは50件台ぐらいありましたが、今は30件台ぐらいでおさまるようになってまいりました。これが私はすべてよい傾向であるとは思っておりませんけれども、こうしたいじめを解決するときには、必ず親御さんと学校、すぐ子どもの周りにおる者がよく情報交換をして、対応してということで解決できております。

 また、幸いなことに、報道されているような部類の、余りにも深刻な、余りにも犯罪性の高い、そういう事案がなかったことは、大変幸いでございました。

 3点目、対策の中の一つである、可児市、あるいは小野市の防止条例の関係でございますが、これは人権問題としてとらえられて、市全体、市ぐるみで取り組むのだという大きな意欲のあらわれで、私も歓迎はしております。どんなふうに展開されていくのか、これからよく見守って、よい点があれば、私どもの町でも取り入れていくような方向で考えてみたいと思っております。

 それから、4番目の文科省のさまざまな提案が、近ごろ出されたということでございます。新聞等で皆さんもご承知だと思います。学校に任せておくだけではだめだとか、教育委員会に任せておくだけではだめだという言葉があるようでございますが、私は学校現場は、一番いじめを防ぐための最前線として非常によく頑張っておっていただけると、このように認識しております。さまざまな国が国としてできる、国の立場でできる、そういう施策が発表されたものと思っておりまして、私どものほうにも、その幾つかは、換言されたことがあれば、大変うれしいことであると考えております。

 5番目、教育界は隠すという、そういう特徴があるのではないかという、大変厳しいお言葉でございますが、少なくとも私自身は、そのようなことはないと思っております。特にいじめに関連しまして、そのようなことをすれば、いずれ大きな問題に発展することは目に見えておりますので、これは決してやってはいけないことであると思っております。

 いじめを蔓延させない一番大きな秘訣が、私は2つあると考えております。いじめを減らしていく秘訣ですけれども、結論から言えば、当たり前のことかもしれませんけれども、2点あると思っております。

 まず1つは、いじめがどうして発生するか、発生状況、そういったものをよくしっかりと認識することであります。そして、いじめの発生のメカニズムを踏まえた対策を、関係者ぐるみで考案するということが必要であろうと思います。

 あと、つけ加えで申し上げますならば、私たち関係者が慢心を捨てることだと思います。つまり油断禁物だということであります。もう前々から言われておりますように、いじめはだれにでも、どの学年にでも、どの学校にでも、すべて起こり得るというふうに論評されております。私は真実であると思っております。また先ほど議員にご紹介申し上げました、ある研究所の9年間にわたる調査から、それも明らかになっております。そういうことを踏まえて、関係者が心を引き締めて、そういう対策をしていくことが大事であると思います。

 6点目、「いじめる」「いじめられる」の調査、豊山町ではきちっとした悉皆調査が今のところございませんので、10月に行う予定で今準備をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 青山克己君。



◆10番(青山克己君) 大変力強いお答えをいただきまして、心強く思っております。

 いじめも、年々減ってきておるという傾向にあるということでございますが、中には、いじめの方法もだんだんと手が込んできて、表へ出ないようないじめも発生しているのではないかということも心配するわけでございます。

 また、さっき言い忘れたんですが、携帯やネットによるいじめということも、大変深刻な問題となっておると思います。先日、教育委員会のほうで、豊山町でも保護者向けにこういう冊子を出しておられるようでございます。大変すばらしい内容が書いてございますし、これをしっかり読んで、家庭で教育をされたら、こういうネットによるいじめも、少しは減るのではないかと思いますが、これを出されて、父兄の方たちがどれくらい活用されると言うとあれですが、そういうことはお調べになったことはあるのでしょうか。こうした大変いい資料なんですが、こういうものも活用されなければ何もなりませんので、やはりこういうものを発行された以後、どのように父兄が利用しているかということも一度お調べをいただきたいと思っております。

 また、先ほど先生の中で少し誤解があったようでございますが、学校や教育委員会任せにはできないということを僕は言ったようでございますが、それはそうではなく、そうしたところだけに問題を提起するのではなく、一つの問題が起きたら、やはりその周囲の町ぐるみでそういうものに対処していくという体制づくりが、大切ではないかというように私は考えておりましたので、そのような発言をしたわけですが、よろしくお願いをしたいと思います。以上でございます。

 それでは、最近、これ余談になるのですが、「地獄」という、こういう本が最近出ていること、ご存じでしょうか。これ小さい子のあれなんですけれども、昔は、昔話か何かで、うそ言うと閻魔さんに舌を抜かれるよとか、そういう話を僕らは聞いて育ったわけです。要するにそれも一つの道徳教育だと思うんですが。

 なかなか言うことを聞かん子どもが今たくさんふえておるそうですが、この「地獄」という本で、地獄のありさまとか何かを説明しているわけなんですが、うちも保育園や幼稚園の孫に見せるのですが、大変怖がって、よう言うことを聞くようになります。もう地獄は嫌だと。こういうおどしみたいな教育が、果たしていいのか悪いのかわかりませんが、やはりそうしたことも、幼年期に少しずつ取り入れていく必要もあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) 4点あったと思います。

 1点目ですが、表に出ないいじめがあるのではないかということでありますが、これは当たり前のことでありまして、子どもたちが心の中で、自分自身で頑張って解決していったというようないじめのたぐいも、あってしかるべきではないかと思っております。先ほど申し上げました件数は、少なくとも学校の教員が家庭からの連絡、本人からの連絡、それから第三者からの連絡、さまざまな手段でもって知り得て、そしてそれを努力して解決していったものの数でありますので、子どもたちが、心の中で自分なりに解決できた、そういういじめのたぐいも、カウントされないものでありますが、あったと私は考えております。

 携帯やネットのほうの問題でございますが、本町で言えば私の記憶では2件ぐらいあったと思っております。昨年ではなくて、もっと前の古い時であったと思っております。これもさほど大きな規模ではありませんでしたので、既に親御さん、本人、よく反省していただきまして、短期間のうちに解決できたことを覚えております。

 それから、3番目のリーフレットの活用の度合いはどうかということでございますが、私はまずこれを出すということが大事だと思っております。そして1年に一度でございますが、これは自前ではいけませんけれども、いじめ問題等対策委員会というところで、十数名の者が知恵を合わせて、力を合わせて作成したものでありまして、いじめる側、いじめられる側の問題点を家庭が発見しやすいように、そういうふうに作成したつもりでございます。実はそれをどのようにどこまで活用していただいたかは、統計はとってございません。また一度、学校のほうにも尋ねてみたいと思っております。

 それから、幼年の「地獄」というような書籍を使った指導でございますが、議員には情操教育の一つとしてご紹介賜ったものだと思っておりますが、一度研究をしてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

     (10番青山克己君「ありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 青山克己君の質問が終わりました。

 次に、3番安藤春一君の発言を許可いたします。

 安藤春一君。



◆3番(安藤春一君) 議長の許可を得ましたので、2点質問いたします。

 地域力の育成・継続を。

 経済や科学、文化の水準が高まる一方で、集う、話し合う、助け合う、こういった地域のつながり−いわゆる地域力が、著しく低下しております。このことは、町行政へも徐々にはね返ってくるものと思います。今こそ先人が当たり前のように行っていたこと、つまり情報を伝える、声をかけ合う、見守る等々を、町行政と地域住民が一体となって取り組むことが大切である。

 まず、情報を伝えて知らしめる。それには、やはり広報・広聴制度の有効的活用と充実に尽きると思います。この制度が的中して、成果を上げた典型的な事案は何かお尋ねします。広聴では、フィードバックは的確になされてきたか、また広報掲示板の老朽化や新増設の必要性等の現状チェックは大丈夫か。さらに、広報の紙面−記事でございますが、の充実やマンネリ化防止の試みはなされてきたか。

 次に、声をかけ合う。民生児童委員を初め地域の一人一人がお互いに声かけをする。近ごろは声をかけても訪ねても反応がない。それもそのはず。人が住んでいない。知らない間に空き地・空き家と化している。ゆっくりではあるが、全町的に広がる可能性は少なくない。このまま放置すれば、地域力の弱体化を招き、ひいては町の行政運営に支障を来すケースも想定されます。私有財産に配慮しながら、空き地・空き家管理条例の検討を始めた市町もあります。

 さきの議会で、同僚議員から質問があったが、条例は時期尚早とのこと。「転ばぬ先のつえ」と申しますが、実態調査ぐらいは実施するときが来ているのではないか、町長の見解を問うものでございます。

 3つ目は、見守り。ひとり暮らしや高齢者は当然のこと、子どもたちへの気配り、目配りも大切と思います。登下校時に痛ましい交通事故や事件が、全国レベルで相次いでおります。これにいち早く呼応して、通学路などの安全点検、見直しをした市町が多い。さらに、下校時に一斉放送を流して、地域ぐるみで子どもの見守りを呼びかけている市町もあります。高齢者による見守り隊を結成した市町など、これらの先進的な事例を見たり聞いたりして、現行以上の手は打たれたかお尋ねします。

 25年度予算に望む。

 前回は12月議会で質問しました。意図するところを十分酌みとっていただくための期間を考慮して、今回は9月で取り上げました。

 「キラリと輝く町政」のさらなる推進のため、文字どおり住民生活に必須となる小さなことにも配慮を欠かさないようにお願いしたいと機会あるごとに指摘してきましたが、現場の状況を多面的に調査・検証して、予算に反映することを望みます。とりわけハード面においては、現場の調査は不可欠なことと思います。ソフト面においては、マンネリ化したものはないか。人の集まりの悪い事業はないか。中でも子ども対象の事業は、当局のよく言われるフレキシブルかつ新鮮さが求められておるのではないかと思います。

 財政の厳しいとき、つまり「お金のないときは、知恵−アイデアを出せ」と昔からよく聞く名言であります。決して無視できない重さを感じるものであります。当然のことではありますが、決算監査の指摘事項を初め、24年度現行予算の進行状況の効果や反省を踏まえた、生活密着型の予算を期待して、町長の考えを問うものです。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 2点のご質問に順次お答えしたいと思っております。

 まず、1点目の広報・広聴制度の有効活用と充実について、この中身に4つご質問がございますので、お答え申し上げます。

 まず、1つ目の広報につきましては、本町では広報紙、広報掲示板、ホームページといった一般的な広報媒体に加えまして、町独自の媒体手段として、ケーブルテレビを活用した広報も行っております。

 2つ目の広聴につきましては、町民の皆さんから直接ご意見・ご質問をお寄せいただく「町民の声」と、私が町民と直接お会いし、お話をお聞きする「町長との対話」の制度を設けております。

 また、総合計画を初めとする町の各種の計画の策定時には、町民アンケートやグループインタビュー、パブリックコメント等を実施しております。

 さらに、昨年度からは、無作為抽出による町民の方にお集まりいただき、町行政についてのご議論を行っていただく町民討議会議を開催いたしております。昨年度の町民討議会議では、42人の方にお集まりいただき、2日間にわたり第4次総合計画についての議論をしていただきました。また、会議におきましては、町の施策について、参加者と町担当職員による意見交換を行ってきました。本年度の町民討議会議は、9月30日と10月14日に、防災と公共交通をテーマに開催いたします。昨年の会議においては、防災と公共交通に対する町民の皆さんの関心が高かったことを受け、本年度会議のテーマ設定としたものでございます。ご質問にもあるように、広聴制度におけるフィードバックを行った結果によるものでございます。

 また、「町民の声」につきましても、必ず私が目を通し、匿名のものでない限り、必ず回答を行っております。私ども「町長との対話」につきましても、ご意見を住民の方から私自身もお聞きし、私自身がその場で判断し、応対するという形でフィードバックを行っております。

 なお、計画策定時に行った町民アンケートやグループインタビュー、パブリックコメントの結果についても、できる限り計画に反映するよう努めるとともに、仮に反映できない場合であっても、その理由を付した上で回答をさせていただいております。

 3つ目の広報掲示板についてお答えいたします。

 広報掲示板につきましては、自治会等の地元から要望があったものを第一優先に、老朽化が進んでいるものについては、順次、掲示面の張りかえ、補修等を行っております。今年度では、現在までに中学校南側にある掲示板と神戸児童遊園の掲示板の修繕等を行っております。今後も経年劣化が著しい掲示板につきましては、順次、掲示板自体の修繕・取りかえを行ってまいります。

 また、広報掲示板の設置箇所は、各地区1カ所を原則としています。広報掲示板の設置箇所をふやすことは、地区ごとのバランスの観点から、現時点においては考えておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。

 4つ目の広報紙の充実についてお答えいたします。

 広報紙につきましては、年間の編集計画を作成し、各月、異なるテーマで特集記事を組んでおります。また、担当職員を広報編集技術の向上を図るための研修に参加させるとともに、他市町村の広報編集を参考にするなどして、広報紙紙面の魅力の向上と充実に努めております。

 2点目の地域力の弱体を招きかねない空き地・空き家の実態についてお答えいたします。

 全国レベルで見れば、人口減、住民の高齢化に伴うひとり暮らし高齢者の増加などにより、居住実態のない空き家や家屋が撤去された空き地が多くなり、地区、または集落単位での地域力の弱体化が顕著な地方があるということは承知しております。しかし、本町の実態からすると、そのような地方・地区と同列にあるものではないと考えております。

 実態調査については、5年に一度の住宅・土地統計調査が来年度、国によりまして行われる予定でございます。本町といたしましては、この集計結果データを国から入手したいと考えております。

 3点目の地域での見守りについてのご質問にお答えいたします。

 現在、子どもたちの登下校時の安全確保については、小学校、PTA、安全見守り隊や下校時の自主防犯パトロール隊、町防犯協会によります定期的な見守り活動として取り組まれております。

 また、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯に対する地域での見守り活動としては、町におきましても、地域老人クラブの活動として取り組まれている事例もございます。

 今後、このような取り組み団体の活動を核として、さらに地域での見守り活動に発展し、地域力の向上につながっていくことを期待いたしております。

 次に、25年度予算についてのご質問にお答えいたします。

 本町では、全政策・施策に目標数値を設定し、この目標数値に対する達成水準を検証・評価することで、総合計画の進行管理を実施しております。この結果につきましては、町のホームページ等で公表させていただいております。また予算は、この進行管理に基づき編成をしております。

 具体的には、担当課は毎年度9月と3月に、総合計画の数値目標に対する事業評価を、事業の達成度、成果、効率性の観点から評価・検証を行います。この担当課の事業評価をもとに、さらに総務課がヒアリングを行い、評価の適正や客観性を担保し、最終的な当該事業評価とした上で、次年度予算への反映を行っております。

 また、平成22年度からは、行財政運営に関する有識者懇談会を開催し、第三者機関による各種補助制度や扶助費制度の事業評価・見直しも行い、あわせて予算への反映を行っておるところでございます。

 実際の予算編成では、町の財政状況や社会状況を勘案した上で、進行管理や有識者懇談会の評価結果の予算への反映を編成方針として、全庁周知を行っております。また予算査定においては、財政担当による事前調整、副町長・総務部長査定、そして私の町長裁定と3段階の査定段階を経て、予算内容についての精査を行っております。

 今後も限られた財源を有効に活用し、選択と集中に基づく予算編成・執行に努めてまいりたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 安藤春一君。



◆3番(安藤春一君) まず、広報掲示板でございますが、お答えをいただきまして、大筋理解しましたが、今後、新設するときは、1地区1個と言われましたが、新しくする場合は、掲示物が風雨に耐える設計でお願いしたいと。自治会長さんや区長さん、いろいろな人に手数をかけないように、区長さんで例をとると、いろいろな、町長初め皆さん、区長さん、苦労が多いですけれども、理解してみえると思いますけれども、いろいろなこういう掲示物をナイロンで工夫してやってみえるけれども、そういうことのないようにお願いしたい。

 それから、広報の内容、大変詳しく丁寧な答弁をいただきましたが、たった今、先輩議員から、いじめの問題でるる質問がありました。広報の記事をよく見せていただきますと、私の見落としもございますが、交通安全月間とかそういうものは、判で押したように必ず載っている。今のいじめの問題は、特にやかましいさなか、子どもの関係の子育て応援デー−これ県が決めておりますけれども、食育月間、あるいは虐待防止月間、障害者応援週間というか、このようなのは基本的な、住民の方は失礼ですけれども、中身まで見なくても、タイトルぐらい見れば、ああこういうことがあるから虐待は気をつけなければあかんというふうに、新聞でも見出ししか見ない人が多いと思いますけれども、こういう基本的な記事は、ぜひ周知していただきたい。余り見かけないように感じますけれども。

 それから、FDAの問題、町長初め大変努力していただいておりますが、FDAのPR記事、くどくど言いません、ずばり春日井市の広報、読者を引きつける、読みたくなるレイアウトで、非常にいい記事だと思いました。

 また、研修に行ってみえるという話ですが、我々議会も毎年研修に参加しておりますが、広報担当者は年1回以上か、何回ぐらい研修を受けてみえるかお尋ねしたい。

 それから次に、空き地・空き家の問題でございますが、25年度の宅地統計調査を仕入れるというようなことをお聞きしておりますが、この前、20年か19年に逆算すれば、宅地統計調査を、今のお答えから逆算すればやっておりますね。そのときの数字で結構ですので、豊山町内の空き地・空き家は、一戸建てが何軒、長屋建てが何軒、お聞かせいただきたい。

 ある町では、全体の9%の空き家があるという、これは20年の調査ということでございますが、全体の9%の空き家があるということをお聞きしております。なぜ私がこだわるのかといいますと、皆さん周知のとおり、1年か何年前でしたか、志水地区の該当建物を利用して、今はやりのインチキ商法というか、弱い人を盾にして起きた問題、幸いにして自治会の素早い対応と町の的確な判断、文字どおり自治会と町の協働で未然に防いで、事なきを得た問題がありますが、これも今後も起こらないとは限りません。私は一定程度の収容能力のある長屋建て−つまりアパートとか小型マンションのたぐいは、特にマーク、要注意が必要と思って質問いたしました。

 次に、見守りの件でございますが、積極的な積極策を促す意味で、実例をちょっと申し上げます。

 岐阜県の岩村町で非常にいいことをやっているという町民からの知らせがありましたので、早速問い合わせましたら、今、恵那市に合併したということで、恵那市のほうに問い合わせたら、恵那市はもう岩村どころか、もうすでに全市的にやっていると。どういうことかと申しますと、今の防災無線などを利用して、これから子どもが帰るから、みんなで一人一人気をつけて見守ってくれということを放送で流していると。これは社会教育委員会の委員さんが発案して、そして方法論は、青少年健全育成会議とPTA連合会で詰めて、平成18年からやっていると。見守りもやっていると。もちろんPTAや母親の付き添った、そういうものもございますが。

 また、近い周辺市町の実例は、ここは平成19年から実施されておりますが、小学校16校で町教育委員会が募集したら、750人の見守り隊の登録があったと。もちろん高齢者でございますが。市のほうの負担は安全のための保険料だけで、あとは本当にボランティアということで聞いております。また私もじかにその光景を、あるとき車の中からではございますが、見ましたが、ガード下をくぐっておるときは男の人が付き添ってみえて、今度、次の交差点に行って男の人が帰るなと思ったら、女の人がおって、バトンタッチして、切れ目のない見守りをしてみえるので、すごいなと思いました。

 次に、予算の関係でございますが、体系的に本当にきちっとやってみえますが、現実の問題に目を向けますと、非常に小姑的なことでございますが、一例を挙げると、前にも他の議員さんからちょくちょくあったように記憶しておりますが、町道の地下の消火栓とか貯水槽などの位置を示す黄色の枠ですね、あれがはげてしまって、全然見えんようなところが幾らでもありますけれども、まさか点検をやってみえないと、そんな失礼なことはよう言わんですけれども。やってみえれば、私ならば、あれ一目見たら、本当に気になってしようがないや。個人的なことならともかく、ましてや公の施設ですので、ほうっておくわけにはとてもいきませんと。そういう気持ちになるのがまともな気持ちではないかと思いますけれども。なぜここまでまたこだわるといいますと、今まで他の議員さんからもたくさん質問がありました。防災問題、住民の高まる防災意識と機運を、こういうことがあるとそぐことに、水を差すことになるのではないかと。見た目も悪いと思います。総合計画で景観の問題がありますけれども、見た目も悪い。だから当初予算できっちりと準備していただきたいと思います。

 それから、「財政の悪いときは知恵を出せ」、これはただの飾り文句ではありません。町の「小さくてキラリと輝く町政」の一端は、町の内外に示す、そのためにも財政の苦しいときはアイデア政策、目玉政策がより求められているのではないでしょうかね。

 先般、新聞報道でございました、小牧市が人工排せつストーマ装具の保管場所を確保、専用の棚を設けて設置したと。こういうことが新聞に載っておりましたが、これなどは実にタイムリーで、お金も余りかからないように聞いております。

 余分なことかもしれませんが、余分なことではないと私は思いますが、岩倉市でもこのような動きがあったと。たまたまかどうか知りませんが、さきに報告のありました勉強会、勉強会で行われた、両方とも勉強会のメンバーでありますが、こういうタイムリーなアイデアといいますか、金がかからなくてうけるというようなことも、一つの例ではないかと思います。



○議長(筒井俊秋君) 副町長。



◎副町長(坪井豊治君) 広報掲示板につきましては、現在、製品化された掲示板を使っています。要するに二次製品ですね。ガラスつきのほうは役場の掲示物、長期間掲示する、職印が押してあるのですので、ガラスつきでやっています。

 それで、地区の掲示板は、町の掲示板、あるいは新栄コミュニティの掲示板、商工会の掲示板等についても、すべてガラスなしとなっています。

 区長さんはビニール袋で掲示されるということですけれども、そのぐらいのことは、区長さん一生懸命やってみえるということを、皆さんも十分理解してみえますので、そういう形で今後も、何とか雨よけ対策については、区長さんみずからお願いしてやっていただきたいというふうに、かように考えています。

 それから、広報ですけれども、春日井市と比較されて言われましたけれども、広報につきましては、それぞれ担当者の意向、あるいは町の方針等、研修を受けた本人のとらえ方によってさまざまな広報がありますが、コンテストもありますので、最優秀作品と比べれば、町の広報については、議員にとっては不満かもわかりませんが、私はこの間、近隣の広報を見ている限り、町の担当者が作成しています編集後記については、ほかの自治体の職員に絶対負けないというふうに自信を持っています。それだけ町の職員が、編集後記を作成するに当たって本も数多く読んで、一生懸命勉強しているというふうに思っています。

 ただし、レイアウトの仕方だとか写真の撮り方等については、まだまだ課題があるというふうに思っています。

 それから、消火栓の黄色の線については、たしかほかの議員が質問されたと思いますが、消防団の活動の中で引いてもらうことになっていますので、そういう答弁をしていますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) あと広報、今、副町長からのお答えをいただいておりますが、あとやはり非常に月1回ということで、ボリューム、内容、かなりたくさんのことを情報として掲げなければなりませんので、そういう点で、やはり自由なレイアウトというんですか、そういう強調的な編集はなかなか難しいというふうに考えております。

 なお、またそれぞれのさまざまな強調月間とか週間、本当に1年間いっぱいあります。それにつきましても、例えば紙面の一番上段のところとか下段のところに帯で入れるとか、そういう工夫はできると思いますので、これは今後考えていきたいと思います。

 それから、研修回数でございますが、……すみません、研修回数は、また総務課長のほうから答弁させます。

 あと、住宅・土地調査結果の件でございます。これは、こちらも以前ちょっと議員さんのご質問にお答えしたことがあると思うんですが、これは人口1万5,000人未満の町には公表されません。データは総務省が持っておりますので、それを改めて申請をして、取得しなければ手に入りません。空き家に関する情報でございますので、それはできません。

 ただ、これはあくまでも空き家の外見的な調査をするものであるし、全町全部を網羅しているものではございません。4分の1程度のエリアを網羅したものでございます。これは全国的にもちろんそのとおりなんですけれども、特別、悉皆で調査するものではございませんので、これはそういう点では統計処理をした上での、例えば全国で空き家率が13%とか、そういう統計になっております。

 ただ、この近隣の1万5,000以上の市町につきましては、公表されておりますので、また見ていただければ結構かと思います。

 それからあと、見守り活動につきましては、さきに町長にも答弁していただいておりますが、非常にたくさん豊山町でも団体の方が活躍していただいております。これがやはり不断的な見守り活動につながっていくということが一番、地域力という観点からすれば大事なことではないかと思っております。

 それからもう一つ、小牧市のストーマの装具の備蓄についておっしゃられたケースでございますが、これは災害時にストーマという、ちょっと病気でそういう装具が必要な方が、避難所生活をするときに、2日も3日も同じものを使うと、やはり炎症を起こしたり感染症の危険がございますので、そういう場合に、避難所なんかに備えつけたらどうかということでございますので。そういう点では、何でもかんでも備蓄ということではございません。またストーマのほうも、それぞれの方に合ったものでなければなりませんので、そういう点、今後、災害の関係につきましては、いろいろ考えていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 小川総務課長。



◎総務課長(小川徹也君) 先ほど広報の関係で、研修の回数につきましてお尋ねがありました。今年度は職員のほうが異動しておりますので、年2回を予定しております。1回につきましては、5月にデジタルカメラの関係の写真撮影に係る研修のほうに行っております。もう1回につきましては、まだ時期については未定ですけれども、愛知県のほうで開催する広報のレイアウト研修に参加してまいる予定でございます。

 それからもう1点、特集記事についてのご質問がございました。子育てとか食育に関する特集については、既に組まさせていただいておるところでございます。ただし、特集に関しましては、年12回というふうに回数は限られておりますので、紙面上の都合もございますけれども、先ほどご質問がありましたいじめの問題については、今後、特集記事等を組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 安藤春一君。



◆3番(安藤春一君) 副町長から編集後記の話が出ましたが、私もこれについては、お答えいただくまでもなく、さらっと担当者に1回以上言ったことがあります。本当にうまいこと書くなと言って。だから、私は広報の紙面にけちをつけているわけではございません。今、総務課長が答えられましたが、いじめの特集でなくてもいいし、虐待防止月間ですとか交通安全週間とか、あれと同じで、タイトルだけでもいいので、基本的なところを載せてもらいたかったと、そういうことを言っているわけで、広報は非常に上手ですよ。ただ、春日井市のあれが非常によかったと。だから、豊山町が悪いという意味ではなく、春日井市が本当にわかりやすかったから、そういったことがあるというようなことで、非常に広報はできはよろしいと。ただ、基本的なところはもう少し、特に子どものことは載せていただきたいなと思って質問しました。

 それから、消防団の件ですけれども、お金、予算は当然町だわね。消防団が奉仕というか、やられるけれども、予算は町ですね。だから、当初予算にしっかりと組んでいただきたいと申しましたけれども。

 それから、広報掲示板、答弁いただきましたので、これ以上言いませんけれども、ただ、現在、世間一般を見て歩きますと、第1次は豊山町と同じようなおっぱのまま、第2次の掲示板は、申しわけ程度といいますか、15センチぐらいのひさしがついている、雨にかからないように。それで最終は副市長も答弁で言われましたようなガラス張りですわ。町の公示板ばかりでなくして、地域もガラス張り、雨にかからないということは、現実に事実ですので、申し上げておきます。こういうところが多いと。

 それから、見守り隊もいろいろな団体があることは承知しております。通学路の問題で、全国的に事故が多いし、見直しした市町が多いという質問をしましたけれども、全然触れられていなかったんですけれども、これ新聞でも大分前に、即見直したという市町がかなりあります。それで私もたびたびくどくど申しておりますが、標識の古いもの、通学路ですね、交通を守ろうという標識がもう本当に見えないと。そういうものとか、曲がったものやゆがんだもの、車がぶつけたか、それから通学路が変わって、昔の通学路にもそのまま立っておると。そういうところもありますけれども、本当に点検されたかどうか。これ細かい問題ですけれども、車が来ると、私もたまたま今、委員をもらっておりますので、立っておりますけれども、狭い道で車が来て、子どもが気をつけても、物理的に無理なぐらい狭い道路もありますけれども、そういう極端に狭い道路とか、生垣などの植栽がすごく出っ張っておるところがありますね。そういう危険箇所を、身近なもので即できると思いますけれども、そういうところはぜひ点検して対処していただきたいと。

 以上ですが。



○議長(筒井俊秋君) 答弁ありませんか。

 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) 広報につきましては、今度とも私ども職員の技術と技量を磨きながら進めてまいりたいと思います。



○議長(筒井俊秋君) 坪井教育部長。



◎教育部長(坪井悟君) 通学路の安全点検のご質問がありました。通学路の安全点検と見直しにつきましては、本年4月以降に登下校中の児童等に死傷者が発生する痛ましい事故が多発したということから、5月に文部科学省のほうから、通学路の交通安全の確保を求める文書が出され、県の教育委員会からも同様の依頼がありました。これを受けまして町教育委員会では、各小学校から通学路の危険箇所を集約しまして、8月初旬に警察署、町の道路管理者等の緊急合同点検を実施しております。現在はその結果に基づきまして、今後、対応可能な対策について検討を加えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 安藤春一君の質問が終わりました。

 それでは、10分間の休憩をしたいと思います。10時45分、お願いいたします。

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     午前10時35分 休憩

     午前10時45分 再開

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○議長(筒井俊秋君) それでは、休憩を閉じ再開いたします。

 次に、11番粟田昌子君の発言を許可いたします。

 粟田昌子君。



◆11番(粟田昌子君) 11番粟田昌子です。

 私は、通告に基づきまして、子育て支援策について質問いたします。

 いろいろと調査し、勉強しましたところ、豊山町の保育園は現在、問題山積で、数年先には保育園運営にも支障を来しかねない状態にあり、保育の質も低下していることがわかりました。そしてその解決は、ひとえに町長と副町長の肩にかかっていると確信するに至りました。特に町長のツルの一声ですべてが変わると思いました。

 そこで、4点について質問をいたします。

 町長のマニフェストには、子育て支援が第一に掲げられていますが、なさっていることは、町長が目指されていることとは全く逆ではありませんか。

 その1つは、子ども育成の拠点−しいの木児童センターや北館さざんかや南館ひまわりの職員配置の問題です。

 子育て支援の中核として設置されたしいの木の児童センター、最初は子ども育成係として正規職員が2名配置されました。北館さざんかにも南館ひまわりにも、正規職員が2名ずつ配置されました。しかし、現在ではしいの木児童センターには正規職員はいません。臨時職員のみです。ひまわりに異動となった正規職員1名が、北館さざんかもしいの木も南館ひまわりも面倒を見なければならないのが実態です。

 子ども育成の拠点しいの木児童センターに正規職員を置かないで、よりよい子育て支援策が期待できるのでしょうか。最初に申し上げましたように、マニフェストでは子育て支援を第一に掲げておられます。それと真逆のことをなさっていると思います。改善すべきであると思いますが、いかがですか。

 2点目は、3歳児以下の保育の充実です。これもマニフェスト違反です。

 3歳児以下の保育が充実しているとお考えですか。ただ希望する人をだれでも受け入れるだけが保育の充実でしょうか。受け入れても、その子のベッドがない、いすがない、おもちゃが足りない、その上お部屋の広さも十分でないと、ハードウエアーも整備されていないのでは、保育の充実とは言えないと思います。私には、子どもの人格・人権を大切に考えていないのではないかと思われます。これも改善を求めます。

 3点目は、現在の保育園は30代・40代の保育士が極端に少なくて、運営に支障を来し始めていると思います。早く手を打たないと大変なことになります。その危機を回避するために、私は保育士の受験資格は年齢幅を広げよ、また経験を積んだ中間年齢層の非常勤職員に正規職員への門戸を開けと申し上げたいのです。

 経験豊かな中間年齢層には、すぐにでも園長になれるような人たちがいます。園をまとめる人材が不足している現在、一考を要します。県の教員採用受験資格年齢ですけれども、それは県の教員採用試験制度に倣ったほうがよいと思いますが、いかがでしょうか。

 4点目は、豊山の保育の質問を高めるためには、採用試験のあり方も再考すべきであるということです。

 本町の採用試験は、筆記試験と面接ということですが、実技も取り入れるべきではありませんか。即戦略が必要とされているにもかかわらず、スキル不足、そういう実態があるそうです。これも教員採用試験に倣ったほうがよいと思います。

 以上4点についてお尋ねいたします。町長のマニフェストには、「小さくてさん然と輝くまち豊山町」と書いてあります。どうぞ本当に「さん然と輝くまち」になるような答弁をお願いいたします。

 以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 子育て支援施策の改善に4つのご質問をいただいております。順次お答え申し上げたいと思っております。

 まず、1つ目の児童センター・児童館の職員体制についてお答えいたします。

 児童センター・児童館は、児童福祉法40条の規定によります児童福祉施設でございます。子どもに健全な遊びを提供し、その心身の健康を増進し、情操を豊かにすることを目的といたしております。

 また、児童センター・児童館には、保育士、幼稚園教諭などの資格を有する者を置かなければならないと定めております。したがって、法で規定する職員を基本に配置しております。また、非常勤職員に対しては、愛知県が主催する児童厚生研修会に参加させ、児童厚生2級指導員の資格取得を支援していますので、何ら正規職員と変わらないものと考えております。

 いずれにしても、正規・非常勤を問わず、子どもたちに対して職員の熱意が伝わるような指導が問われると思いますので、より一層指導してまいります。

 2つ目の3歳児保育の備品等の充実のご質問でございます。

 3歳児以下の保育室のいす、おもちゃなど備品等が整備されていないとの指摘ですが、いすやおもちゃなどは、必要に応じて補充しており、不足はないものと考えております。

 次に、ベッド数に関してお答え申し上げます。ご質問いただいた8月31日現在ではゼロ歳児は10人、1歳児は34人が在籍しております。

 保育園は、生後6カ月以上、ゼロ歳児から受け入れておりますが、このゼロ歳児は匍匐できる子とできない子など個人の成長の差が大きい上に、昼寝の時間もさまざまでございます。匍匐できる子にベッドを使用することにより、転落するなどの危険も潜在するため、ベッドを使わない保育も行うとともに、昼寝などはベッドのほかに保育室の畳部分も利用しております。こうしたことから、ベッド数については、園長やクラス担任の協議のもと、ベッドを配置しており、乳児数のすべての人数分を用意しておりません。

 なお、豊山保育園のゼロ歳児室に6台、1歳児室には2台のベッドを設置しております。

 今後も保育士の意見を取り入れながら、さらに快適で安全な配慮に心がけ、児童の健全な人格形成や育成に極力努めて保育園を運営してまいります。

 3つ目の保育士の受験資格についてお答えいたします。

 保育士につきましては、これまで経年的に高年齢に推移したことから、保育士の新規採用については29歳以下という年齢制限を設け、比較的若い層を対象としております。

 しかしながら、現在の保育士の年齢分布からすると、30歳代・40歳代が若干低い傾向になっております。また今後は数年にわたり複数の保育士の定年退職が見込まれ、保育士の年齢構成を平準化するための対応が、必要になってくるものと認識いたしております。

 よって、今後の採用計画の中では、園長や副園長の人事、各保育園における保育士の配置、保育士の年齢や経験年数のバランス等の多様な見地から、採用形態について検討を加えていく必要があると考えております。

 非常勤職員の正規職員への門戸については、現在も開いているものと認識いたしております。本町の受験資格を満たし、採用試験に合格すれば、正規職員としての任用を行っております。ここ数年でも2名の者が本町の非常勤保育士から正規保育士となっております。

 また、中間年齢層非常勤職員の正規職員への登用については、多様な採用形態の中での一つの検討事項と考えております。

 4つ目の保育士採用試験における実技試験の導入についてお答えいたします。

 本町の保育士採用試験は、社会人としての一般教養を図るための教養試験と、保育士としての専門知識の習得度をはかるための専門試験を行います第一次試験、そして第一次試験合格者を対象に実施する面接と論文試験の第二次試験となっております。

 保育士採用の応募に当たっては、保育士免許の取得、その見込みがあることを前提といたしております。保育士免許を取得した段階で、受験者は保育士として必要な実技能力を有しているものと言えますので、現時点においては、実技試験については実施を考えておりません。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 粟田昌子君。



◆11番(粟田昌子君) 答弁をお聞きしまして、まず第1点ですが、児童センターの件でございますが、そうしますと、臨時職員だけで児童センターしいの木は運営されているわけですが、予算を立てたり支援計画を立てたりするのは、どなたなのでしょうか。臨職でそういうことができるのでしょうか。今その問題がないようなことを言われましたが、資格のある保育士、幼稚園教諭など、そういう者を置いておくから、臨職であっても大丈夫だということをおっしゃっているのですけれども、しかし、あそこは一応、北、南、そして中央と。中央が一番拠点になっているわけですし、そこで予算とかそういうものを立てていくわけでしょう。そういう支援計画などは、どなたが立てるのでしょうか。形の上ではいいかもしれませんが、やはり問題があると思うんですね。そのことも1点あります。

 それから、3歳児以下の保育の備品等というか、ハードウエアーの整備なんですけれども、やはりこれは、問題がないようには思えるのですが、しかし非常に、はいはいする子もいれば、まだはいはいはできない、いろいろな子がいて、ゼロ・1・2歳児、その辺を一緒に保育するのは非常に困難だそうです。なかなか大変なんですね。

 そして、極端に一時保育がふえているそうですけれども、どういう人たちが、どういう条件なら、私たちにとってみれば、なるべく大勢の人、希望すればすぐ入れるような、そういう状態はとてもありがたいことなんですけれども、どういう人たちが、どういう条件であるならば預けることができるのでしょうか。そのこともお聞きしたいと思います。

 それと、やはりお部屋が狭いという、今の人数をお聞きして、びっくりしました。ゼロ歳は10人、1歳は34人が在籍していると。大変ですね。狭いところにごちゃごちゃでしょう。本当にこれは何とかしなければ、やっぱりもとのように分散したほうがいいように私には思えますね。やっぱり個人の成長の差が大きいですから、だから小さいときが一番大事なんですよ。

 豊山町の保育行政をどのようになさるおつもりなのか、どういう子どもたちを育てていきたいのか、そういうところをお聞きしたいです。今まで町のいろいろ財政問題もありまして、経済性や合理性を追求した保育行政をされていると思うんですが、人件費を削減するのが一番たやすいことであります。手早いということで、臨職がふえているのですけれども、でも乳児の集中保育には、やはり無理があったと思いますね。こんなに集中してしまって。冨士保育園には比較的ゆったりとしたお部屋がありますね。ああいう乳幼児向けの部屋があると思いますけれども、もとのように、本当に今申し上げたように分散したほうがよいのではありませんか。運動会なんかでも、兄弟姉妹がいる場合に、やはり豊山保育園と他の保育園とかけ持ちの方がいらして、父母のほうでも園のほうでも、やりくりが大変だということをお聞きしています。これも改善すべきだと思います。どう思われますでしょうか。

 私の愚痴みたいではありますけれども、豊山町のやり方ですね、これがどうも私、何年も長いことになりましたが、議員という立場にありまして、ずっと見てまいりましたら、どうも場当たり的なところがあるように思うんですね。しっかりした保育観というか教育観、それを持ってやっているのかな、そうは思えないというふうに私には感じられます。

 時代の変化についていけないと言ったほうがよいのかもしれませんけれども、例えば旧伊勢山保育園からひまわりになったとき、障害者施設で、やっぱりあれは無駄遣いだったなと。すごい高価なおふろとかいろいろありましたよね。たちまち消えてしまいましたよね。福祉の杜ができたから要らなくなったとか、ああいうことはわかっていながらやったのですから。だから、ああいう無駄遣いとかね。それで今でも発達障害の子どもたちの通園施設になっているわけですね。でも、あのひまわり園ですけれども、やはりあれはもう少し考えてつくるべきであったと私は思いますよ。

 というのは、やっぱり障害を持っている子は、あれができたときに説明があったと思うんですね。あの保育園とひまわり園を兼用していいと。どっちに行ってもいいし、一緒に行ったり来たりしてもよいというふうに説明があったと思うんですが、いわゆるああいう障害を持っているお子さん、その親御さんとかおじいちゃん、おばあちゃんにしてみれば、余りみんなに知られたくないんですよ。だから、そういう意味で、私は親心だと思うんですよ。そんなみんなに知らせたくないですね。それが保育園と併設されている、あるいは隣接されていれば、すぐ保育園にも行けるし、両方できるわけです。軽い子の場合なんかは特に。だから、そういうことも考えて、親心のことも考えて、その子どものことも考えて、そこにきちっとつくればいいのに、あそこにあいたからそれにするとか、そういう考えだったのかな。余り保育をどのようにしていったらいいか、発達障害の子をどういうふうにしていったらいいかというような、そういう深い考えを持ってなされたとは思えなかったのです。今でもそういうことを時々聞きます。だから保育園の中に障害者施設がある場合、あるいは隣接してある場合と、今のようにぽんと離れている場合とでは、非常にそこにちょっと大変さがあるようですよ。

 それから、もう本当に愚痴ですけれども、豊山保育園の増設のときも、何だかおかしいなと思ったんです。だから、私たち議員は、これから力をうんとつけて、もうああいうのを出される前に、私たちでこういう園舎にしてくださいと言えるようになりたいのですけれども、あれ欠陥のある園舎になってしまったでしょう。後から改修しましたね。ああいうのも本当に無駄遣いだと思うんですよ。外階段しかなくて、あれでいいとおっしゃたけれども、結局は改善したでしょう。隣の園舎とつながってなくて、独立してつくってですね。ああいうことも私は、やっぱりちょっと、もっとよく考えてなさらないといけないと思います。

 それはどこに問題があるかというと、やはり現場の声を聞いていないということですよ。現場の声を聞いてください。保育士の意見を聞きながら、取り入れながらとここに書いてあります。今の答弁にそういうのがありましたね。「今後も保育士の意見を取り入れながら、さらに快適で安全な配慮に心がけ」と書いてあります。だから、これを実行してください。何をするにも現場の声をよく聞いて、取り入れて、そしてそういうものを改修する場合でも、あるいは新しい園舎を建てる場合でも、そういうふうにしていってほしいな。やっぱり現場の声がないと、そういうものができてしまうのではないかなと私には思われます。これは別に構いません。答弁は要りません。私が考えることです。

 それで、保育士の臨時職員ですけれども、こういう声があります。新人のフォローを臨時職員にさせていると。そのために、こんなばかなことはないと言ってやめていった方もおられる。そんな何で私が正規職員の指導をしなければならないのと。優秀な方はさっさと豊山に見切りをつけて、他市町に変わっていかれる方がいらっしゃるということを聞いて、とても残念に思います。これはやっぱり正規職員と臨時職員の格差、待遇の非常な違い、こういうところから来ているのではないかと私は思います。いかがでしょうか。

 それから、採用の仕方、ここが一番、私が訴えたいことであります。保育士の人数ですね、一番大所帯の豊山保育園は、全員で34人いるのですが、正規職員が11人、臨時職員が23人、臨時職員が正規職員の2倍ですね。青山保育園は、保育士全員で12人のうち正規職員が5人で臨時は7人、ここも臨職のほうが多いですね。冨士保育園では、保育士は18人いらっしゃるのですが、正規職員が9人で臨時職員が9人と同数ですね。でも、全体から見ても、どうしても臨時職員が正規職員を上回っているわけなんですね。多いのです。

 それで、年齢構成を見ると、正規職員は20代が一番やっぱり多いのですね。豊山保育園では5人、それから青山では2人、それから冨士保育園では5人と。それで30代・40代というのは、今の答弁では少しばかり少なくなっているというふうにありましたけれども、かなりこれ、30代・40代は本当にいないのですね。30代・40代は3つの園を合わせても、わずか5人ですよ。50代も全体で8人しかいないのですよ。それで20代が12人いるのですね。そうすると、全体の比率から見ても20代が48%。だから、やっぱり臨時職員が20代の職員を指導しなければならないような事態が生じてくるのですね。そのことが理解できます。これはどうしたらいいのでしょうね。今の答弁で少し前向きの答弁があって、ちょっといいな、うれしいなと思ったのですが、やはりこの体制を変えていかなければならないですね。

 本当にちょっとだらだらしますが、若い臨時職員でも即戦力が求められているわけですよ。でも、本当に役に立たない人がいるそうですよ。子どもを前にしても何もできない。スキル不足ですね。スキルがないのですよ。だからその採用の仕方、だから臨職でも、どなたが試験官になっているのでしょうか、臨時職員の面接などは。臨時職員を採用するときでも、やはり面接は、もし女の人がいなかったら困るのです。そこには保育園の園長先生がいらっしゃったほうがいいのですよ。そうすれば多分、大体わかりますよ。専門で何十年もやっていらっしゃる先生から見れば、この人はどうかと。本当に困るそうですよ。子どもを前にしても突っ立っているのですって。歌えないしゲームはできないし、弾けないし、それでは困る。そういう人を採用してはだめです。試験官はどなたでしょうか。それで、気力がないというか、だから子どもが遊ぼうと言ったって、遊んでいらっしゃいというような感じで、全然対応できない。それであの先生遊んでくれないと。もうわかっているらしいです。外で遊ぶのは嫌な先生だって。だから、そんな人を雇うようでは困るのです。やはり園長先生に同席してもらったらいいと思いますが、いかがでしょうか。これご答弁お願いします。

 それからもう一つは、臨時保育士もなかなか見つからなくて、いつもチラシが入りますね。それでこのごろは、仕方がないから園児のお母さんが雇用されます。それは悪いことではないと思いますが、そのあり方があるのですね。というのは、採用された、そしてその方が、去年、自分の子どもが担任してもらったその先生と一緒のクラスに入るのだそうです。そういうことが生まれているということです。園が違えばいいのですけれども、同じクラスで一緒に今度は保育をする、そういうケースが出てきていると。これはちょっとやりにくいのではないですか。私がその場だったら、去年、あの子のお母さんだったのに、一緒に今度保育に携わるというようなことは、精神衛生上は余りよくないですよ。いろいろ、だからストレスやフラストレーション、そういうものが重なっていくわけです。そうすると楽しい職場ではなくなりますよ。ですから、やっぱり楽しく働ける職場にしないと。それが子どもたちのためになるのですよ。保育士の環境を整えるということは、子どもたちのためなんですよ。それが子育て支援ですよ。形だけ整えて、臨職をたくさん雇って、これでいいですよというような、それで何でも構わずにやっているという、そういうのがちょっと問題です。中身をよく考えてください。

 それで、採用試験ですけれども、これは隣の町も実技はあるそうですよ。そういう実技試験はしませんよとおっしゃっていますけれども、やっぱり二次試験には実技も入るそうですよ。豊山だけみたいではないですか。

 それで、これは保育士の採用とはまた違いますが、教員試験は先生がご存じだと思うんですが、昔は若くなくてはなれなかったのが、今では58歳までいいとか、愛知県でもそう書いてあります。それで二次試験が厳しいのですよ。本当に専門のほうを物すごくやるのですね。それとコミュニケーションをとる、そういうことでグループディスカッションやら、もちろん個人面接はありますけれども、そういうものも入ってきているわけです。かなりグループで討論をさせるとか、そういうこと、もちろん論文もあるのです。かえって一次よりも二次のほうが難しくなっています。

 だから、私もこれは安易に、もう一次通ったのだから、ああいいですよ、立派ですねではだめだと思います。ちゃんと実技を入れてください。いかがですか。やっぱり教員試験みたいにやってください。

 何かいろいろと言いたいことばかりでごめんなさい。いやもうすぐ園長先生になられる方がいなくなってしまうのではないですか。今8人しか50歳以上の方がいなくて、しかも勧奨退職とかそういうので、早期退職される方もいらっしゃるわけですよ。それに豊山の保育のことを問題に思っている人もいるわけですよ。そういう方は早くやめてしまうのですよ。だから、何とかして本当に定年まではいてほしいし、定年まで考えて、もうすぐだという人もいますから、だから本当に全体をまとめる人が必要ですよね。

 今、副園長さんっているでしょうと私は聞きましたよ。そうしたら副園長先生はいらっしゃるそうです。でも、その方は自分でクラスを持っているから、ほかのことはできないと。当たり前ですよ。クラスを持っていらっしゃる人が全体を見ることはできません。だから園長先生の見習いがいないということですよ。急に平から園長になっても困ってしまうとおっしゃっています。だから、やはり今までのように、総括保育士というんですか、何かそういう主任制度ですか、そういうフリーの立場の人を設けなければいけないと私は思います。どうでしょうか。

 2回目の質問を終わります。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 基本的なことだけお話し申し上げ、中身たくさんございますから、それぞれの立場でご答弁申し上げます。

 保育園問題につきましては、やっぱり時代の趨勢といいますか、かなり変わってきております。それから、保護者の方々の生活様式も変わってきております。当然ながらそれに対応できるような保育をしなければならない。こういうところで、当然ながら職員採用についても、基本的には当然、その技術者という方は、それぞれ資格を取る前に、それぞれの自治体へ行ったりして実技もやられております。保育士ばかりではありません。保健師もそうです。そういう方々が、それぞれ自治体へ行ったり、いろいろなところへ行って、実技を実際にして、それが保育士、あるいは保健師等々の免許の条件になってきておるんですね。ですから、これはやられておると思っております。

 確かに、今お話にありましたように、他の自治体では、実技といっても運動をやるとか、いろいろなことも形態は知っております。当然ながらそれぞれのライセンスを取る前に、それぞれの方が、そういう経験をしていってみえるということで初めてその資格がとれるということですので、当然ながら我々はそれをやられておると、まずはこれを基調にしております。

 それから、今までの保育の状況を考えてみますと、以前はある程度長期にわたって考えればよかったのですが、今は短期で考えなければならないという、これが時代の変遷だと思っております。当然ながら今お話がありましたように、ライセンスを持っていれば、当然、資格があるから、それはできると。我々としてはその方に期待をしておるわけなんですね。これは当たり前の話だと思っています。事務職と技術職の違いはあると思っています。当然ながら私どもは、その技術者に対しては、技術者なりのものを持っておるから、それはそこを大いに発揮してほしい。それで当然ながら保育園では、いろいろな打ち合わせもされております。当然ながらうちのほうからも、そういう園長会議もやりながら、園長さんの意見は聞いておる。そういうこともやっておりますが、それはどこの保育園の臨時保育士か、どこからお聞きになったかわかりませんけれども、我々はそういうのは園長から周知しておると。このように自負しております。

 当然ながら諸問題がいろいろあるということは、園ごとに園長の責任でもってやらせております。中身的な内容は我々のほうにも入ってくるのは、うちのほうの部長から返ってくるわけなんですが、当然ながら中身の実態を調整した上での言葉だと、こういうふうに思っております。当然ながら僕自身も、特に一番苦になるのが、朝の登園ですね。父兄が送ってみえる。中には横着な人もみえます。車で送ってみえて、シートベルトとなし、たばこをくわえて携帯電話ですね。それで子どもがおりて、ぽっと行くのです。だから、園長なり保育園の者は、朝、必ず迎えよということは、これ言っております。私もよく遠いところでも車を置いてじっと見ております。これは見ておるから言うのですね。だから、それではいけない。だから親御さんも、勤めに行かなければならないかもわかりません。けれども、余裕を持ってやってほしいと。こちらからもお願いしたいと、こう思っています。だから保育に対しては責任を持って、自分の仕事だと思ってやってほしいということは、絶えず言っておりますので、そういう点だけご理解賜りたい。細かいことは、後からまた担当のほうから説明します。



○議長(筒井俊秋君) 副町長。



◎副町長(坪井豊治君) まず、予算の調整権は、町長の権限となっています。ですから町長が調整し、議会に提案し、議決をいただいて執行してまいります。

 それで、今までいろいろな町行政の施策にいろいろご批判をいただきましたが、例えば豊山保育園の増築についても、きちんと議会に説明させていただいています。それから建築基準法の問題があって、増築ですと既存の建物から全部含めて改修しなければあかんということで、莫大な費用がかかるということで、独立して建築をさせていただいて、後から2階の廊下をつくったという状況であります。

 それから、障害者施設についても、福祉会のその議論がされる前に町は設置していますし、それはきちんと議会にもお話しして設けてきました。それで福祉会は、設けられて二重になりますので、二重は無駄だということで、町のほうは廃止をさせていただいています。ですから、議員が言われるような、町はめちゃめちゃやっておるのではないかということは決してありませんので、きちんとその都度その都度議会にお諮りして、方向性を見出して執行をいたしていますので、その辺はご理解をいただきたいというふうに思っています。

 それから、保育園の問題ですけれども、かつては豊山町、保育園が5園あって、3園にしましたけれども、保育を取り巻く環境も変わっていまして、私の団塊世代の子どもたち、団塊ジュニアのころは5園であれでしたけれども、その後、子どもも減って、その子どもが減ったことによって、保育士を養成されている短大が、愛知県からもほとんどなくなってしまったのですね。全部4大に移行したと。極端なことを言いますと、名古屋市立の保育短大も廃止になっていまして、今は草ぼうぼうになっておるというような状況ですし、お隣の自由学園やなんかもなくなっていますし、そうしたことから、保育士そのものの数が減っているのですね。そうした中で今、待機児童ゼロということで、名古屋市は今度、全待機児童をなくされますと、保育士のとり合いになるわけですね。臨時職員についてもですね。

 そうしたことで、町は現実、採用試験をしましても、4人採用するのに7名の応募しかないとか、そういう状況になっていまして、保育士そのものが不足しています。それでそうした中で、町も臨時保育士の採用には四苦八苦していますが、議員が言われるような歌も歌えん、ピアノも弾けん、何もできんという臨時保育士がいるという、今、初めて聞きましたけれども、そういうことが事実なら、きちんと対処します。今度の契約更新のときに、きちんと対処させていただきます。

 そうした中で、採用も58歳までは教員試験とかはありますけれども、いろいろな採用形態を検討しないとあかんというふうに思っています。例えば園長を公募にするとか、いろいろな方法があると思いますけれども、これは人事管理の問題もあって、いろいろさまざまな視点に立って検討を加える必要があるというふうに考えています。もうそういう時代になっていることは、私ども十分承知しています。勧奨制度があって保育士のベテランの人が何人かやめていくということも知っています。本当はずっと新卒から豊山町にお世話になって、ましてや園長までなった人が、勧奨でやめるということは、よっぽど家庭の事情でない限り、道義的に私自身、個人的にはですよ、どこまでどういう事情かわかりませんけれども、許される問題ではないというふうに思っています。そういう人を園長にしたほうも悪いというふうに思っていますけれども、やっぱり人間として、豊山町にお世話になったし、定年まできちんと豊山町のために働いていただく、またその環境づくりは私たちに求められていることでありますが、本人の自覚も大切だというふうに思っています。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 町長、今の質問の採用の試験官はどなたかということですけれども。

 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) 議員からたくさん質問していただきました。漏れることがありましたら、また後で担当の課長のほうから答弁させていただきます。

 まず、児童センター・児童館の件でございます。

 確かに正規職員につきましては、今ひまわりに保育士の正規職員が1名配置されています。しかしながら、総合福祉センターには2人の事務職員を配置しております。したがいまして、児童センターにつきましては、そちらの事務職の2人、またひまわりに勤務している職員が双方、調整・連絡をとっております。また予算につきましても、予算要求は、生活福祉部につきましては私のほうからしますけれども、担当からもその資料は上がってまいります。資料の作成につきましては、先ほど申しましたひまわりの正規職員、または総合福祉センターに勤務しています職員等々、調整しながら、予算はこちらから計上してまいっております。

 続きまして、保育園の問題でございます。

 まず、施設面の件でございます。ゼロ歳児・1歳児ということで限ってご説明申し上げます。ゼロ歳児、それから1歳児の子どもを入園させる保育所といたしまして、必要な施設というのは、まず乳児室、または保育室、それから医務室、調理室、便所となっております。乳児室につきましては、1人当たりの面積は、これも基準が定まっております。1.65平方メートル以上。保育室につきましては、1人当たり3.3平方メートル以上となっております。また乳児室・保育室には、保育に必要な用具を調えることとなっております。したがいまして、面積ですけれども、先ほど言いました乳児室は1.65平方メートル以上、匍匐室は3.3平方メートル以上となっており、いずれもこの面積についてはクリアをしております。

 続きまして、今、ゼロ歳児・1歳児は、豊山保育園で集中保育、これは平成22年9月から実施いたしております。今2年を経過いたしました。将来的には各園の物理的な要素等々を配慮する必要があるとは思っておりますけれども、当面は豊山保育園で行ってまいりたいというふうに思っております。

 続きまして、新人の正職員の件でございます。

 豊山町においては、新規採用職員も各クラスを担任していただいております。そこでわからない点、問題点、さまざまが発生するとは思いますけれども、その点については、園長、また先輩の職員に相談をしておると聞いています。非常勤職員の方が新人教育をしているというようなことは、こちらは聞いておりません。よろしくお願いします。

 続きまして、非常勤職員の面接でございます。非常勤職員の面接につきましては、福祉課長並びに園長、それから福祉課の担当職員が入って面接を行っております。

 続きまして、非常勤職員の方が、前年度の担任の保育士と同じ園に通っているという問題でございますけれども、非常勤職員につきましては、基本的に住所地がありますけれども、そこの住所地とは違う園に採用してまいっておりますので、基本的にはないと思っています。ただ、正規職員等の異動が発生すれば、そういう事例も発生することはあるかとは思っております。

 続きまして、副園長のことでございます。副園長につきましては、ことしから各園に副園長を配置しました。副園長の職務ですけれども、園長を補佐し、園長の職務を代理する職となっております。また現在は、副園長はクラス担任をすべて兼務しております。今後については、それぞれ保育園の事情がございますので、保育園の事情−例えばクラス配置、それから業務の内容等を考えて職員の配置等々を検討してまいりたいと思っております。

 私からは以上です。



○議長(筒井俊秋君) 堀場福祉課長。



◎福祉課長(堀場昇君) 私のほうから、少し質問以外でまだお答えをしていない部分について、少し答弁をさせていただきます。

 ゼロ歳児の保育、入所の条件でございますけれども、1日6時間以上働いてみえる方で、月18日以上勤務をしている方に、6カ月から保育入所の承諾のほうをさせていただいております。

 それから、運動会の1園集中ということで、運動会等は小さなお子さんがみえる方につきましては、豊山保育園のほうで運動会のほうに参加をしていただいて、もう少し大きなご兄弟がみえる方につきましては、それぞれの園の場合もありますし、豊山で一緒に小さなお子さんとお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒という場合もあります。そういったこともあるものですから、運動会につきましては、ご案内のほうもしておると思いますが、豊山保育園の運動会は9時から始めて、小さい子を代表とした遊戯等を先にさせていただきまして、それから青山・冨士につきましては、9時40分から、少し40分の時差を設けまして開催のほうをさせていただいているところでございます。以上だったと思います。

 それと、ひまわり園でございますけれども、ひまわり園に行きながら保育園に行ってみえるお子さんというのは、当然おみえです。ひまわり園は1カ所しかありません。議員が言われるように、保育園に併設があればいいかなというふうには思いますけれども、部屋の状態も、保育園につくる部屋の関係もありますし、それぞれ3カ所つくるということもあります。人数的なものもありまして、現在の南館ひまわりで行っている、ひまわり園が適当ではないかというふうに担当としては思っております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 粟田昌子君。



◆11番(粟田昌子君) いろいろとご答弁いただいてありがとうございます。

 要するに私が申し上げたいのは、町長・副町長の決断にかかると思うんですが、やはりこの人事の問題ですね。このことで保育士の採用資格、採用試験、そういう年齢の幅も広げて、大いに臨職の方にも門戸を開いてほしいというのが一番なんですね。

 それで、いろいろお聞きして、仕方がないなと思う点もありますし、改善ができるのではないかと思うところもあるのですが、1つ私、副町長がおっしゃったしいの木ですけれども、しいの木の予算を組んだり、そういう事業計画ですね、そういうのは、ちょっと臨時の職員では無理ではないかというふうに思うんです。それはここの議会でも認めてもらっているということですが、しかし具体的にその現場の人が現場のことを考えていくのには、やはりそこにきちっとした職員がいなければだめだと思うんです。だから多分、館長さんなりが大変だろうと思うんですが、そういう現場のことをよく理解して、形式的ではなくて、その辺をもう少し酌んでほしいなと思います。それは答弁は要りません。

 町の体制としては、今非常に大変なところにあると。園長先生も早くやめてしまうのはなぜかと。それは倫理的な面、いろいろなことを考えると、そう簡単にはやめられないのではないかということですが、しかしそれは、突然、平の職員から園長になっても、本当に困ってしまうわけですよ。どういうふうにまとめていったらいいか。ですから、そういう苦労が非常にあるということを知ってほしいと思います。

 それで、やはりさっき申し上げたように、もう少しフリーで園長のやっていることを学ぶことができる、そういう、前にあった総括ですか、そういう保育士を必要としていると思うんですけれども、総括主任ですね、主任の保育士をやっぱり設けてほしいと。フリーの人が必要だということを申し上げたい。これからどうしても保育士の採用に当たっては、いろいろ考えなければならないと思いますので、ぜひ思い切って試験には園長先生も面接官・試験官になってくださるように。それで実技試験もやってください。それから年齢の幅をぐっと広げてください。そのことを申し上げて私の質問を終わります。



○議長(筒井俊秋君) 答弁はいいですか。

     (11番粟田昌子君「ちょっといただけたらお願いします」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 最後にお話がございましたけれども、ご意見として伺っておきます。

     (11番粟田昌子君「ありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) それでは、粟田昌子君の質問は終わりました。

 次に、5番……

     (発言する者あり)

 昼食時間が迫っておりますけれども、坪井武成君の質問をしていただいて、その辺のところで昼食休憩としたいと思いますので、よろしくお願いします。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(筒井俊秋君) 5番坪井武成君。



◆5番(坪井武成君) 5番坪井武成です。

 それでは、議長に発言の許可をいただきましたが、完全に昼になるかというように思いますが、できる限り午前中に終わりたいなという努力をさせていただきます。終わらないかもしれません。ひとつご了承のほどを。

 9月は防災の月、あるいは9月1日、防災の日ですね。そういったようなことで、先日も南海トラフ巨大地震の関係で、非常に大きな予想が発表されました。私も非常にその辺は心配をしております。

 今回、私は、最悪といいますか、理想といいますか、最悪のことを考えた防災に関することで質問したいと思っております。今まで防災については2回ほどやっておりましたが、今回、パート3になりますかね、ということになるわけですが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 災害対策に万全を期していただいて、ひとつ避難所の考え方を考えてもらえんかと。一考を願う、こういうことでございます。

 ことしも九州方面に甚大な被害をもたらしました。続いて関西方面、これも大きな被害が発生をいたしました。いずれも予想をはるかに超えた大雨が原因で、現在ではこういった雨、ゲリラ豪雨だということを言われるようになっております。ちなみに、先月の8月14日でしたか、京都・大阪方面での雨量、非常にたくさん降りまして、私もちょっとマスコミに目を疑ったのですが、時間雨量140ミリ、24時間雨量400ミリということです。これは非常な雨量でして、10年前、私のほうも東海豪雨に見舞われましたが、それをはるかに超えるものです。こうしたゲリラ豪雨ですね、これらが毎年この日本のどこかで、あちこちで発生をするようになっております。昨年もたしか和歌山でゲリラ豪雨がありまして、非常に被害が出ました。

 こうしたことから、本町も決してこれは例外ではないと私は思っております。風水害とか、あるいは地震災害、本当に災害はいつ発生するかわかりません。災害は忘れたころにやってくるというのが一般的に言われております。けれども、私は最近、災害はそのうち必ずやってくると。私はそれが現在ではないかというふうに思い、そういう心境でおります。

 先般も住民の方、これちょっと女性の方がお茶飲みながら、私の横で6人ばかり集まって話してみえたのですが、大山川が決壊したら、どこへ逃げるかと。逃げるところがないわねと。東海豪雨のときは、恐ろしくて避難所へ行けなかったという話がありました。それでまた、震災で家が壊れたらどうするだねということですね。そういった話がされておりました。私の横ですので、よく聞こえました。

 しかし、こういう関心を持っていただくということは、非常に住民の方、心配して、事実こういう関心を持ってみえるなということで、私は喜んでおります。

 町は、もしかのことを想定し、対策に万全を期すのは言うまでもありません。町長は災害に関しても一生懸命取り組んで、職員もそれにこたえるべく頑張ってみえるわけです。525ページ、こんな厚さですね、525ページにも及ぶ立派な地域防災計画を見ても、それはわかります。むしろ私は、これが「絵にかいたもち」で済むように願うものですね。こんなもの、効力があってはいかん、使うようなことがあってはいかんというふうに私は思います。

 しかし、万が一を想定した場合、先ほどの住民の話から考えましても、近くて行きやすい強固な施設はないか、民間事業所を避難所とすることはできないか、それをお願いすることはできないか、こういうことです。

 特に青山地区の避難所は、さざんか、新栄小学校では実態に合わない場合があります。行きにくい、行けないということですね。そういう場合が生まれます。

 また、災害でまず一番問題になるのは、環境衛生面のトイレの不足ということが言われております。最近は下水道を利用した、地震での液状化にも対応できるマンホールトイレがあります。本町はちょうど下水道工事を進めているさなかでございます。この機会にそうしたトイレを避難所へ設けられてはどうでしょうか。

 そこで、1つとしまして、避難所を周辺の民間事業所へ協力を求めたらどうでしょうか。例えば青山地域にも西側に事業所があります。あるいは大山、こちら豊山のほうへ越しますと、ボーリング場やら大型店舗があります。こういったところもどうでしょうと、こういうことです。

 それから2番目として、一時的に逃げる場所として、41号線、大山川南北の高台歩道部分ですね、歩道部分は高くなっておりまして、高台歩道部分はどうでしょう。あるいは将来的に高速道路は、そういう避難する場所に使えないだろうか、こういうことです。

 3つ目として、現在、磯吉浦の倉庫にある、防災計画に載っておりますね、8つのマンホールトイレ、これはどういうトイレですか。これからはもっと増設していきますかということです。

 4番目、大水時の大山川水位−これは上青山のあたりですね。上青山は昔からよく聞いておりました。私らの小さいときにもちょっとありましたけれども、その以前にも、あそこがよく切れるのですね。もうそれから改修はされましたが、上青山あたりに自動的に役場で感知できる装置をひとつ、今ないと思いますので、ありますか。なければ設備をお願いします。こういうことです。

 5番目、もちろん携帯電話の時代ですね。今は皆さん携帯電話を持ってみえます。緊急速報メールを知らない住民の方がほとんどではないでしょうか。現在の普及状況、あるいはまたこれらのPRをされたらどうでしょうかと、こういう質問でございます。

 以上で終わります。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 災害対策に万全を期し、避難所の一考をということで5つのご質問をいただいておりますので、順次お答え申し上げます。

 大山川では、100年に1回と言われた東海豪雨でも、堤防から溢水するような事態とはなりませんでした。また愛知県が策定した新川圏域の河川整備計画に基づきまして、さらに改修が進められているところでございます。今後は新川への接続部の川床掘削、右岸中堤の撤去、中流部の調整池、最上流部の河道改修等、さらに改修が進められる予定でございます。

 こうした状況の中、大山川が決壊する可能性については、限りなくゼロに近いものと考えております。また本町のハザードマップにおける浸水地域は、側溝、排水路、下水等の一時的なはんらんによる内水被害を想定したものでございます。大山川の溢水によるものではございません。

 以上を踏まえた上で、ご質問いただいた5つの質問についてお答え申し上げます。

 まず、1つ目の避難所を周辺の民間事業所に対する協力要請についてと、それから2つ目の41号線高台歩道部分への避難について、あわせてお答え申し上げます。

 本町の浸水想定区域においての浸水深は、最大で2.5から3メートル未満となっております。また、当該浸水地域は、ごく限られた範囲となっております。仮に最大の浸水深となった場合、自宅2階への避難が可能である浸水深となります。また、そのような事態が予想される場合について、町から避難指示、避難勧告を出してまいりますので、事前の避難場所への移動は十分可能であると考えております。したがいまして、避難所の民間事業所への指定、41号線高台歩道部分への避難につきましては、現時点においては考えておりません。

 3つ目のマンホールトイレについてでございます。

 マンホールトイレは、下水道に直接接続して利用する簡易トイレのことでございます。し尿を一定量ためる貯留式−いわゆるくみ取り式と比較すると、し尿回収の必要がないため衛生面にすぐれ、継続的に利用できます。

 本町では、平成20年度に避難所となります小・中学校及び供用施設への設置用として、合計8個のマンホールトイレを購入し、災害時の簡易トイレとして配備しております。

 今後につきましては、東日本大震災の被災地域における避難所でのトイレの現状・問題点を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。

 4つ目の大水時の大山川水位(上青山あたり)の自動監視装置についてでございます。

 大山川の水位を監視する体制としては、町の水位計が久田良木川との合流部に愛知県の水位計が、トイザラスの南西の大山川堤防に設置されております。下流部の比良新橋には、新川の最上流部の水位を監視する愛知県の水位計が設置されております。これらの水位計の情報は、町設置のものは庁舎内の監視パネルにより、県設置のものはインターネット上で常時監視可能な体制となっております。

 大山川の水位の把握は、新川との合流地点と、その上流部の水位を把握することが重要であり、現在設置されております水位計での水位の把握で十分であると考えます。したがいまして、上青山地内への水位計の設置に向けて、河川管理者である愛知県に増設の要望を行うことは考えておりません。

 5つ目の携帯電話による緊急速報メールについてでございます。

 本町では、平成24年5月から防災メールの運用を開始しております。平成24年9月1日までの4カ月間で登録された町民の方は、158名となっております。

 この防災メールの町民への周知については、5月の運用開始時及び防災月間でもあります9月の広報でお知らせしております。これは3ページに掲げております。また、町のホームページでも、防災メールの運用開始後も継続して登録手続の周知を行っております。今後も引き続き防災メールの周知に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) ここで昼食時間になりますので、質問の途中でございますが、再質問は午後1時から行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、休憩に入ります。

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     午前11時58分 休憩

     午後1時0分 再開

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○議長(筒井俊秋君) 午前中の休憩を閉じまして、5番坪井武成君の再質問から始めます。

 5番坪井武成君、発言を許可します。



◆5番(坪井武成君) 5番坪井です。

 それでは、午前中に続きまして再質問をさせていただきます。

 午前中は再質問、これしようかなと思っておりましたが、食事をしておる間に腹が膨れまして、忘れてしまったというのが現実でございます。やっぱり腹が減っておっては、なかなかいら立つのですけれども、食べたらゆったりとしてまいりました。

 それでは、再質問をいたします。

 これ答弁をお聞きしておりまして、非常によくわかります。こういう答弁で、私も答弁をつくるなら、こういう答弁しかできんだろうなと思います。それはよくわかりますが、例えばこういう日常の、きょうのようなこういう日で、こういう中でつくっておったらこういう答弁になると思うんですよ。土砂降りの中でつくっておったら、こんな答弁にならんと思うんですよ。そういう緊迫感がある、私も質問で言っております、万が一ということを言っております。本当に万に万が一、こういうことがあった場合には、何じゃ知らん、ようはやったんですけれども、想定外だったなんていうことは言えませんね。

 だから、本当に言いましたように、この答弁は答弁でいいのですが、やっぱり将来にわたって、もっと検討していくというようなつもりになっていただきたいなというように思います。近い将来とか近いうちになんて、この間いろいろやられておりますが、私は近いうちとかではなくして、将来でいいんですよね。将来にわたって、こういうことはひとつ考えていってほしいということを思います。

 時間をいただきましたので、ちょっとしゃべります。

 41号線の避難の問題ですね。現時点では考えておりませんで結構です。結構ですが、私はこれ言いますのは2回目です。もう3年か4年、調べておりませんが、3年か4年前に私、一遍言ったと思うんです。逃げるところがないので、41号線でも逃げるのかという言い方をしました。そうしたら、それから県会でも言われましたね。ほかにも言われております。最近はどうです。高速道路の広くなった場所に逃げる。これは津波の関係ですけれどもね。こういうことになってくるんですよ。ですから、私、言うんです。将来でいいんです。今はいかん、結構です。そういう気持ちでやっていただきたいなということを思います。

 自分の身は自分で守る、町長もこれいつも言ってみえますわ。自分の身は自分で守る、当然のことです。自分で守らないといかん。だけれども、行政がやれるところまでは助けないといかんと思うんですわ。想定外にならんようにと思います。

 私らも言いましたように、先ほども質問で言いましたが、町長はもちろん、職員の皆さんも住民の声を聞いてみえるということです。ところが私らは、もっとやっぱり、私ここを本当にやめてから思うんです。住民の声がよく聞こえるんですわ。よく言ってみえるんですわ。そうすると、そのころとは全然違う。違うんですよ。ありがたいことか、どっちかは知らんけれどもね。それで、ちょっとこの辺、もうちょっと説明といいますかね、説明いただけんですか。

 新川への接続のところで、大山川のあれですね、新川接続部のところで右岸中堤撤去というのは、あれ中堤ありますね、中にあります、ちょうど川が分かれるところね。あそこですかね。あれの撤去、それから中流部の調整池というと、庄内から来るこっちのほうの池かなという気がします。それから、最上流部の河道改修ということですね。これちょっともう少し具体的に、どこでどういう改修をやるかという説明をお願いしたい。

 それで、今ここで思いましたが、最近また大山川の中、木が大分大きくなってきておるんです。何本かある。これ一遍また県のほうへお願いします。前ちょっと言いましたけれどもね。何年か前に言いましたが、また大きくなってきておるんですわ。これやっぱり障害になると思いますので、県のほうへひとつ要請をお願いします。

 それから、マンホールトイレ、結構ですね。私の思っておるというか、あるいは知っているマンホールトイレとちょっと違うんですけれども、まあ結構でしょう。またこれ将来的に8つと言わずに、もう少しふやしていってもらうということも、状況に応じて考えていってください。水位計もいいです。

 それから、携帯の防災メールですね。これ158名。当然これまだ4カ月ですからね。158名というのは当然のことでしょう。しかしながら、これもPRすれば、もっともっとふえると思います。私もこれ実はインターネットで出してやったんですよ。やったというと格好がいい、私がやったわけではない。これ孫にやってもらった。これどうやってやるんだと言ってやったんですが、実はそういうことです。ですから、やっぱりある程度年長者にもやれるように、もっとPRしてもらって、こういうことでやってくださいよと、わかりやすくならんかなという気がするんです。もしやれないなら役場へきてちょうだいと。役場でやりますよというぐらいのサービスをしてもいいのではないですかね。なかなか、どうやってやるんだという人は多いと思いますよ。ですから、これが158名が来年ぐらいは1,580になるかもしれんし、もっとふえるかもしれん。ひとつそういう努力をお願いいたします。

 以上です。考え方をひとつよろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 細かい部分については、また担当のほうからご説明申し上げますが、基本的にまず河道改修の中で言われた今現在の立木ですね、これはもう既に一月ぐらい前から県のほうには言っておりますが、その実態がちょっとわかりません。僕は県のほうに、町で切る、そのかわり費用をくれと。そこまで、この前、ちょっと河川の所長に会いましてお話ししたら、はい、やりますと。そういうことでしたので、それ以降、おかげさまでむちゃなあれはないものですから、これは私ども、絶えず現場は見ております。そういう中で、十分かんがみて残った一つでございます。偶然この席で一緒の話になりまして、大変遅くなったということは申しわけございません。

 それから、マンホールトイレの件でございます。これはやっぱりこれから下水が普及すれば、もっともっとこれやっていかなければいかんだろうと。当然ながら避難所だけではなくて、他のところに必要な場合もあるかもわかりません。これも一つの考え方だと思っております。要は河川の場合ですと、どうしても中州ができる。これをとらなければいかんということで、うちも突飛な発想をいたしておりまして、また近々に河川の所長さんがお見えになる。そのときに、絶えず言っておりますが、要は庄内の河床が上がってきておるんですね。中州がいっぱいできた。あれをとにかく撤去すると。洗堰からあふれないようにしてくれと。これがちょうど12号台風のときにあふれた、こういう問題もありますので、これは絶えず気をつけてやっております。県にしろ国にしろ、なかなか今予算が厳しい中で、なかなか進捗しないというのが現実でございます。私どもも、言われる前に苦にはしておりますし、実態だけは、私も自分の目で見させていただいております。

 当然ながら町も全体的なことを考えますと、先ほどの携帯のメールですね、これも当然ながら本人さんでやれなければ、やはり相談していただければ、このような対応はさせていただきます。これは一方的に、私どもも携帯で、まず最初に名古屋市のほうへ入りまして、それから今回、豊山町のやつも、防災訓練の関係ですが、入ってきております。そういうものもこれからは時代だろうと思っています。当然ながら緊急の場合には、手段としては緊急放送を使わせていただきます。サイレンも吹鳴します。当然ながら避難勧告も出します。これはできるだけ情報を早くつかむ。最近ですと、今、携帯でもそうですね、ここらあたりに雨雲が接近しておりますという、こういうものも入ってまいります。ですから、情報も非常に早くなったとは思っております。できない人には、これは非常に難しいかと思いますが、登録だけしておけば、そういうものが入ってくるだろうと、このように思っておりますし、これからもご利用いただきたいなと、このように思っております。

 それから、先ほどの川の改修の箇所の内容ですね。これについては、また部長のほうから説明をさせますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。

 私どもも、できるだけ豊山町のことにつきましては、毎年出しておりますハザードマップ、これにはどこがどうだと。これも先ほどご答弁申し上げました。結局、U字溝の上にグレーチングのところにプランターを置いたり、そういうところが詰まって、一気に水が来ると。普通ですと十分排水できるだろうと思っていますが、要は大山川が天井水になったときには、非常に難しい部分もございますが、以前に比べると、そういう点も早く情報がキャッチできる、早く対処する、次の手を打つ、これは当然我々の責務だと思っています。これはやっていきたいと、こう思っております。またいろいろな面でご意見等ございましたら、またお知らせいただけたらと思っております。

 細かい部分については、部長のほうから説明させます。



○議長(筒井俊秋君) 平岩建設課長。



◎建設課長(平岩満君) 今ご質問の例えば大山川の左岸中堤の撤去につきましては、久田良木川の合流点の北名古屋市地内、ヤマケンのコンクリート屋さんのもう少し南側になるんですが、そのあたりの護岸で一部護岸が設置されていないところがあります。そこについては、民間の工場があるんですけれども、この工場の用地もすべて買いまして、中江川というんですかね、と大山川の間をすべて、用地を、堤防を撤去して調整池の機能を持たせたものにするという計画になっております。この調整池の機能を持たせて、下流部のところについても、沈むような構造、水田があるんですけれども、沈むような構造になっております。庄内川方面につきましては、庄内川の洗堰から新川の間については、55万トンの調整池がもう既に設置されております。参考に、庄内川は高さで言うとTP−東京湾の満潮の水位の起点のことをTPということであらわすのですけれども、庄内川はTP10メートルで設置されておりますが、新川方面については、TP5.25メートルで設置されておって、より早く調整池に大山川等の水が入るような構造になっておるということになっています。

 続いて、中流部の調整池という、これも県の構想ですが、空港内の敷地でA地区というところがございました。神明公園のすぐ東側になるんですが、神明公園のわきにまずフェンスがあります。その奥、滑走路方面約100メートルちょっとぐらいのところに、またフェンスがあります。その間について、大山川の水を一時ためる調整池を県が考えておるということでございます。

 あと、最上流部の河道改修でございます。今現在、大体、大山川のかなり上流まで行ったのですが、野口大山のあたりまで今、大山川の改修計画がされております。大山川の改修について、上流部までやりますよということでご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) 携帯用の防災メールのことでございますが、ことしから始めまして、ぜひ多くの方に登録していただけないかなと思っております。

 先ほど町長に答弁していただいていますが、もしわからなければ、役場へご相談いただくことも結構ですし、また私どものほうから、地域の老人クラブの会合とか、そういうところにお呼びいただければ、ご説明させていただきます。ちょっとなかなか、機種の問題とか、それからフィルターの問題、強弱の問題でいろいろありますものですから、ぜひ困られましたら、ご相談をいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 坪井武成君。



◆5番(坪井武成君) ありがとうございました。

 大山川の中の樹木ね、今、町長も一月も前に言っていたと。非常にありがとうございます。きのう私が通った段階では、まだ生えておりましたので、またひとつその辺よろしくお願いします。

 それから、私、今回の質問、将来にわたってと何度も言いますが、将来にわたって、ひとつこういうことなんですね。念頭に置いて、ひとつ考えていっていただきたいということですね。それで今、説明を受けた大山川の関係のことも、よくわかりました。ありがとうございました。

 ということで、将来にわたって考えてください。よろしくお願いします。終わります。



○議長(筒井俊秋君) 坪井武成君の質問が終わりました。

 次に、1番岩村みゆき君の発言を許可いたします。

 岩村みゆき君。



◆1番(岩村みゆき君) 1番、公明党の岩村です。

 議長のお許しが出ましたので、私は2点質問をさせていただきます。

 まず1点目、地域支え合いネットワークの条例策定について。

 今、地域では、自治会やさまざまな団体が活動し、高齢者や要援護者にいろいろな支援が行われておりますが、必ずしも相互に連携して支援しているわけではありません。情報が共有されていないからです。情報の共有化はできないのでしょうか。

 しかし、その一方で、プライバシーの問題や個人情報保護の点からも、気を使うデリケートな問題でもあると思います。

 私は8月に大阪府箕面市に視察へ伺いました。箕面市は自治体でふれあい安心名簿条例、災害時特別宣言条例が制定され、地域力を高める試みとして、全国から注目を集めています。行政中心から、行政・市民一体の防災体制へとかじを切る取り組みを伺ってまいりました。

 箕面市では、個人情報保護法の過剰反応により、学校の連絡網すらつくれなかった。そこへ新型インフルエンザの流行。やはり緊急連絡網は必要です。がしかし、情報が漏れるのも怖い。そこで、行政が安心して名簿がつくれるよう後押しをして、手助けをしました。要援護者や高齢者が災害時に救えるよう、災害時特別宣言条例もつくりました。

 東日本大震災の後、地域のきずなとかが見直され、住民の意識も高まっております。要援護者の救助体制を、住民の方より質問されたことがありました。それだけでなく、今は自治会の加入率の低下にも頭を悩ませています。私もお話を伺ったときに、「自治会に入るメリットは何でしょうか」と聞かれたときがありまして、ちょっと答えに窮しましたけれども、一番のメリットは、災害のときであると思います。隣にどんな人が住んでいるのかわからなければ、助けることもできません。しかし、要援護者の方の名簿も、新しく引っ越してきた方の名簿も、自治会にはありません。行政からは提供できないので、自分たちでつくるしかありませんが、理解は得られるのでありましょうか。このような条例があれば、名簿もつくりやすくなるのではないか。協働の体制づくりにもいいきっかけになるのではないか。

 そこで、豊山町でも、このような条例をつくってはどうか、見解を伺います。

 次、2点目、いじめ問題について。

 大津市の中学2年生の男子生徒が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題は、今になって大きな社会問題として波紋を投げかけています。この間、さまざまなメディアが連日報道し、次々と情報が流れてきます。中には興味本位な報道や一方的な情報もあり、インターネット上では非難・中傷も広がっていると言われています。どこに正解があったのか、軽々しく語ることはできませんが、中学2年生の未来ある子どもが、いじめに苦しんでみずから命を絶った重い事実に、本当に心が痛みます。

 文部科学省は、「いじめとは、当該児童・生徒が一定の人間関係のある者から心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としています。大人の世界でも人間と人間のぶつかり合い、摩擦やあつれきが生まれます。そのはけ口にいじめがあるとすれば、いじめはどこにでも起こり得ます。どこの学校でも、だれにでも起こり得るという前提に立って、初めて迅速・的確に対応できるものと思います。

 また、いじめは、いじめる側が100%悪い、たとえその人にどんな理由があったとしても、いじめていい理由にはならない、100%いじめるほうが悪いのであるという認識で取り組んでおられることと思うが、大津では悲劇が起こってしまいました。

 その一方で、問題に真っ先に対処すべき教員を取り巻く環境は、厳しいものがあります。文部科学白書2010が指摘するように、教育以外にも多くの労力が割かれている実態も看過できません。悲劇を繰り返さないために、以下の点をお聞きします。

 1、今回の大津の事件をどのように認識し、いじめについてどのように考えているか。

 2、本町におけるいじめの実態とその取り組みについて伺う。

 3、現場の教師などの負担軽減と教師・スクールカウンセラーのスキルアップはどのようにお考えか。

 4、我が町からいじめで苦しむ子どもをなくすために、考え方を伺います。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 2点のご質問をいただいておりますので、順次お答えをいたします。

 まず、1点目の地域支え合いネットワークの条例制定についてのご質問にお答えいたします。

 大阪府箕面市の箕面市ふれあい安心名簿条例、これは平成22年4月1日に施行されております。本条例の制定に当たっては、個人情報保護に対する意識の高まり、あるいは個人情報保護法の誤った理解−いわゆる過剰反応のために、箕面市では電話番号等の個人情報の提供に対して不安感を覚える市民が多くなり、学校の緊急連絡簿や自治会の会員名簿が作成できないという背景があったものと認識いたしております。

 このような背景のもと、自治会などの地域団体が条例で定める手続にのっとって作成した名簿には、市が認証を付与することにより、個人情報の漏えいに対する不安感を和らげることが、本条例の目的であると理解いたしております。

 ご質問は、このような条例をつくってはどうかということでございますが、本町においては、箕面市のような課題−つまり名簿の作成ができなくて困っているというような声は、現在までのところ把握しておりません。

 また、団体への認証制度を設けても、最終的な情報の管理は団体にゆだねられることになり、個人情報の漏えいに対する不安感の緩和にはつながるものの、個人情報の管理そのものに対する効果は不透明であると考えております。

 ご承知のとおり自治会等の地域団体は、5,000人を超える組織でない限り、個人情報保護法の義務規定の対象にはなりませんし、豊山町個人情報保護条例の対象にもなっておりません。したがって、仮に個人情報保護法があるので自治会名簿を作成することはできないのではないかといった法令の誤った理解があった場合、その都度、適切に説明することにより、対応が可能と考えております。

 次に、災害時の特別宣言条例についてでございます。

 箕面市の災害時特別宣言条例は、平成24年3月28日に施行されております。本条例は、災害発生後、災害対策本部長である市長の宣言によって、さまざまな分野での災害時だけの特別な対応を可能とするものと認識しております。具体的には、業務・施設等の休止、契約・処分等の期限延長、市庁舎の仮移転のほか、議員の言われる要援護者の安否確認が規定されております。これは平常時に要援護者名簿を密閉及び封印した上で、地区防災委員会が運営する避難所に備えつけておいて、災害時に地区防災委員会が封印を解除して、安否確認を開始するというものであります。

 本町における災害時要援護者の安否確認については、豊山町地域防災計画及び災害時要援護者支援体制マニュアルにおいて定めております。

 豊山町地域防災計画においては、あらかじめ自主防災組織、地域の福祉関係者などと連携して情報の共有に努めることとしております。また、災害時要援護者への登録の申し出をいただく際には、名簿情報を自治会、自主防災会及び民生委員・児童委員等に提供することに対する本人の承諾も得ております。したがって、災害時においては、地域防災計画及び災害時要援護者支援体制マニュアルに基づき、町が必要に応じて要援護者の名簿情報を自治会や自主防災組織等に提供することが可能であると考えております。

 また、その他の業務等の災害時における対応については、今後、災害時業務継続計画、BCP策定時において、定めていきたいと考えております。

 いずれにしましても、個人情報保護の理解を深めていく取り組みが肝要であると考えております。個人情報の適正な取り扱いを周知するとともに、町民の皆様の安全のために、必要な情報については、個人情報保護条例等の趣旨に沿って、適正に情報の提供を行うよう努めてまいりたいと思っております。

 2点目のいじめ問題につきましては、教育長から答弁をさせますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) それでは、2点目のいじめの問題に関する4つのご質問については、私のほうからお答えをいたします。

 1つ目の大津の事件をどのように認識し、いじめについてどのように考えているかについてでございますが、児童・生徒がみずからの命を絶つということは、理由のいかんを問わずあってはならないことであり、子どもたちに、いじめは絶対に許されないことであると認識をしっかりと持たせなければならないと考えております。

 2つ目の本町におけるいじめの実態とその取り組みについてお答えをいたします。

 毎月、町内の小・中学校から私どものほうへいじめの報告をさせておりまして、平成23年度の場合は、4小・中学校合わせて39件の報告がございました。これらは何らかの方法で教職員がいじめとして把握をし、その解消に向けて努力・対応したものでありまして、いずれも保護者と教員との協力と指導によって、現在のところすべて解消させることができております。

 現在、町内小・中学校においては、校長の指導のもと、複数の目、綿密な情報交換、早期発見・早期対応を合言葉にして、懸命に取り組んでおります。

 また、対策会議を定期的に開催したり、教育相談週間を設けたり、いじめが蔓延することのない環境づくりを心がけております。

 3つ目の現場の教師などの負担軽減と、教師・スクールカウンセラーのスキルアップについてお答えをいたします。

 議員のご質問の趣旨は、現場教師の負担軽減をどのように図るのか、また教師、スクールカウンセラーのスキルアップをどのように図るのかという視点でとらえさせていただきますと、町教育委員会としての支援のあり方をどうするかということに焦点化されます。

 教育委員会の学校への支援としましては、大きく言えば、学校における取り組み状況を点検し、助言すること、効果的な研修を通して、教職員にいじめを見抜くだけの意欲と眼力を育成することの2つを取り上げることができます。

 いずれにしましても、学校と家庭と地域と町教育委員会が、密接な連携を図って対処していくことが、重要なかぎとなるということは言うまでもありません。

 4つ目のいじめで苦しむ子どもをなくすための方策についてでございますが、学校における取り組みの充実策としましては、1つ、実効性のある指導体制を堅持すること、2つ、いじめを受けた児童・生徒へのケアと柔軟な対応を心がけること、3つ目といたしまして、家庭・地域社会からの支援を、日ごろからの教育活動に導入するとともに、家庭や地域社会に対する啓発を怠らないことが考えられます。

 人間の基盤を育てることを基本方針として教育活動を推し進め、いじめが発生するメカニズムを研究し、予防的な手段を実施することが大切であろうと考えております。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 岩村みゆき君。



◆1番(岩村みゆき君) 今、ご答弁いただきましたが、ネットワーク条例のほうなんですけれども、箕面市の条例をそのままこの豊山町に持ってきて、つくってほしいということを言っているわけではなくて、住民の規模も職員の数も全然違いますので、名簿条例をつくって、一々町が認証してということは、そういうことではなくて、東日本大震災の後も、地域のきずながもう大切だ大切だと言われていますけれども、じゃ具体的にどうすればいいのかという住民の方の心配もあるわけですね。これ行政がなかなか立ち入れないところですけれども、町ぐるみで、豊山町はこんなに住民を守りたいと思っているのだというような、アピールのような感じの条例を私は思っていたのですけれども。

 もちろんこのような名簿も、自分たちで動かなければならないんですけれども、実際に動いてみえるわけですね。でも、なかなか理解が得られないというところが現状なんです。町には、そういうことは言わないということですけれども、私にはそういう声が聞こえてきますので、そういう声はあると思います。行政も後押しというような感じで、条例によって手助けできるのではないかなというふうに思っております。

 それで、どうしてなかなか理解が得られないのかなというふうに考えるときに、やっぱり個人情報保護法の誤解というか、過剰反応というか、きょうはっきり町長がおっしゃってくださいましたので、わかると思いますけれども、個人情報取り扱い事業者というのが法規制の対象になるわけですが、これは5,000人を超える組織が対象となるわけですので、一般の自治会とかは対象にはならないということが、やっぱり住民の方はわかってみえないので、いや名簿つくるからと言ったら、もう個人情報だという感じで、ぱたんと切られる場合があると思いますので、ここにも書いてありますけれども、広報というか、そういうことをもう一回お願いしたいなと思います。

 じゃ、質問に行きますね。

 箕面市のふれあい安心名簿条例は、以前からご存じであったか、ちょっとお聞きしたいです。それで検討の価値はあるのではないかなというふうに思いますので、お話を、行って聞いてきたかどうかということと、以前から知っていたかということ等で、箕面市のほかにも、こんな条例をつくっているよというような自治体はご存知かということをお聞きしたいです。

 あと、いじめ問題なんですけれども、いじめはだれにでも、どこにでも起こり得るものでありますので、昔のように特定のちょっと気をつけなければいけない子どもさんを念頭に置いた指導だけではいけない、限界があるということで、対策はおのずから児童全員、子ども全員を対象にしたものとなりますので、本当にその中で、最前線である現場の先生のご苦労はどんなだろうかということは、もう想像できます。

 しかし、いじめで苦しむ子どもをなくすために、みずから命を絶たないために、すべての子どもたちにとって、学校が居心地のいい場所になるように、いじめをエスカレートさせないために何をするべきかということを、考えていかないといけないと思います。その中でいじめは、いじめる側が100%悪いという、そういう意識を子どもたちに認識してもらいたいと思います。

 先ほども言いましたけれども、風潮では、いじめられる側にも何か原因があるのではないかというような世間の風潮もありますけれども、そうではなくて、たとえその人にどんな理由があっても、いじめていいことにはなりませんので、いじめは、いじめるほうがもう100%悪いという、このことをはっきり申し上げておきたいのですが、このことは教育長も同じ認識であられるかどうかということをお聞きしたいと思います。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) まず、箕面市の関係でございます。

 箕面市に限らず、各自治体では、いろいろな条例とかいろいろな要綱とか、いろいろなものをつくっておると思います。今回、箕面市のお話を承ったものですから、箕面市をインターネット等々で調べたり、直接電話して確認したりした中身をお答えしたということでございまして、中身的な細かい部分につきましては、また総務部長のほうからご説明申し上げますが、そういうような点で箕面市のことを調べたということだけは、ひとつよろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 教育長。



◎教育長(松田康朗君) 岩村議員のお尋ねのいじめる側が100%悪いのではないか、そういう認識を持っていただきたいということでございますが、私は大変賢察のきわみだと思っております。同感でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) 箕面市のふれあい安心名簿条例につきましては、平成22年4月1日に施行ということでございまして、私も正直なところ、ちょっと最近まで知らなかったというのが現実でございます。

 また、インターネットで検索をいたしますと、こういう条例がたくさん出ているときは、一連にばっと出てくるのですけれども、ちょっと余りほかには見当たらなかったものですから、やはりこの箕面市は、そういう課題というんですかね、に対して、特別な対策としての条例を制定されたものではないかなというふうに考えております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 岩村みゆき君。



◆1番(岩村みゆき君) 教育長の同じ認識ということが、ちょっと、ありがとうございます。うれしかったです。

 ちょっと順番が前後しますけれども、いじめ問題についてなんですけれども、私は教育は、「協育」という言葉が大好きなんですけれども、「協育」は「協力」の「協」に「育む」という字なんですけれども、3つの力で協力して子どもをはぐくんでいくということで、教師、保護者、地域の3つの力を合わせて子どもを見守っていきたいという言葉が本当に大好きで、本当にそうだなというふうに実感しております。

 今、お母さん方も仕事を持っていて、忙しいお母さんを見ると、子どもも気を使って、ついつい悩みを打ち明けられなくなるんですね。そういうときに地域のおじさん、おばさんが、だれだれちゃんがしょんぼりしているのを見かけたよというような声かけができればいいなというふうに思っております。地域全体で子どもをはぐくんでいけたらなというふうに思っています。そのためには、どこにどんな子どもが住んでいるのかという、先ほどの地域のコミュニティの問題にもなってきますので、条例ということも考えてほしいなというふうに思っています。それで、私も自分だけで子どもを育ててきたというふうには思っておりません。親の知らないことも本当にいっぱいありますので、お母さんたちとのネットワークや地域の方の力をかりて、子どもを育ててきたんだなというふうに、本当に今、実感しております。先生の目、保護者の目、地域の目で、子どもがいじめに苦しむことのないよう取り組みをお願いしたいと思います。

 それで、条例のほうなんですけれども、本当に箕面市自体が大阪の中でも田舎のほうにあるというか、緑が豊かなんですけれども、都市部の梅田へ電車で30分ぐらい、新興住宅地でありながら緑も多くて、人口もふえてきているという地域性が、ちょっと豊山町と似ていると思いますので、そういう問題提起というか、抱える問題もちょっと似ていると思いますので、本当に検討の価値は十分にあると思いますので、ぜひとも電話だけではなく、行ってお話を伺ってきていただきたいなというふうに思います。

 それで、ここ題名に何で名簿条例としなかったかというと、地域支え合いネットワーク条例としたのですけれども、これをネットで引きますと、東京の中野区の条例が出てくるんです。中野区も中野区地域支え合い活動の推進に関する条例というものがありますので、本当に今、住民の皆さんが意識を持っている今、その条例を出すことのほうが、私は意義がすごく深いと思います。「鉄は熱いうちに打て」ではないですけれども、住民の皆さんが意識のあるうちに、名簿がつくれるような状況をつくったほうがいいのではないかなというふうに思っております。

 本当に今、少子高齢化の急激な進展で、本当に基礎的なコミュニティである家庭におけるリスク対応能力の減少、単身化を初めとする社会的な孤立の危機という、将来的かつ構造的な課題に直面しておりますので、全国的な問題でありますけれども、どうやったら命を守れるのか。これによって、これが特効薬というわけではないと思いますけれども、アピールの一つとして、手だての一つとして、検討の価値は十分にあると思われますが、その辺どうお考えかよろしくお願いします。それを質問にしたいと思います。お願いします。



○議長(筒井俊秋君) 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) 地域の力というんですかね、今だんだん希薄化して、お隣同士でも話もしないとか、どこへお勤めとか、そういうこともわからないような、そういう状況は見受けられると思います。特に先ほどおっしゃられましたように、箕面市も田舎からだんだん住宅が建ってきて、新しい方が入ってきてというような状況からすると、豊山町も確かに今、新しい住宅がどんどんふえて、そういう意味では混在してくる状況は見受けられます。

 いずれにしましても、やはり今、昔のことを言うとちょっといけませんが、ただ助け合いというのも、何か不足するものをお互いが融通し合ってやってきた、隣近所でやってきたという、昔はそういう状況でしたね。ですが、今はもう個人だけでもサービスが非常に行き届いておりますので、一人だけでも食事もできますし、すべてのことがそろってしまうと。そういうことで、他人の世話にならなくてもできてしまうというような、こういう社会情勢もございます。ですから、やはり確かに地域のきずなというのは、こういう災害のときに改めて感じさせられるのですが、何もないときは、やはり余りそのような感じがしない。別に一人で、自分だけでも生きていけるというような感じがしますので、そういう点では、こういう中でそれを求めていくためには、やはり地域の行事とか、それからいろいろな活動をされるときに、やっぱり子どもからご高齢の方まで出てきていただいて、いろいろそういうことでやっていただくとか、そういう地道な作業が一番大事ではないかなと思います。

 そういう点では、いろいろな地域コミュニティ活動とか、そういうことも町としては支援をしておりますので、そういう点、条例をつくったからといって、それに魂を入れて、どういう施策をするかということも考えていかないと、手が出せなくなりますので、そういう点、今後やはり地域の力を、やっていくためにも、いろいろと考えてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) わかりましたか。いいですか。

     (1番岩村みゆき君「はい、ありがとうございました」と呼ぶ)

 3回目の質問を終わります。

 次に、12番熊沢直紀君の発言を許可いたします。

 熊沢直紀君。



◆12番(熊沢直紀君) 12番熊沢直紀です。

 それでは、1つだけ質問をさせていただきます。豊山町の太陽光発電の設置状況をお伺いいたします。少し前置きが長いのですが、よろしくお願いをいたします。

 福島原発事故以降、原発は怖い、再生可能エネルギーは安全でクリーンだという空気が広がっています。マスメディアは、原子力発電をゼロに誘導したいような報道を常時しております。

 そうした中で、昨年8月に成立した再生可能エネルギー特措法に基づく固定価格買い取り制度−これはFITというそうですが、7月から始まっており、経済産業省の総合エネルギー調査会は、太陽光や風力を中心に、再生エネルギーを2030年時点で3割程度に引き上げる計画を検討しておるとのことであります。

 ヨーロッパの国々が再生可能エネルギーに注目し、再生可能エネルギーを拡大するために、最初にFITを導入したわけですが、ヨーロッパは天然ガス輸入の40%、石油の30%をロシアに依存しています。ロシアは2006年1月にウクライナと価格交渉でもめて、天然ガスのパイプラインをとめております。また3年後の2009年1月にもパイプラインをとめています。1月の一番寒いときにパイプラインをとめているのです。ヨーロッパはガス燃料のセントラルヒーティングの家が多いので、凍死してしまう可能性があるので、死の恐怖に直面をするのです。このことがわかっていて、ロシアはあえてパイプラインをとめるのです。

 FITによる再生可能エネルギーの導入の背景には、ロシアへの依存度を下げるというエネルギー安全保障の発想があるとのことです。1990年にドイツがFITを始めましたが、始めた当時は買い取り価格がすごく安く、だれも設備をつくろうとしなかったそうです。

 そこで、ドイツは2000年に買い取り価格を大幅に上げました。すると多くの企業が風力発電や太陽光発電の設備の製造を始めました。

 風力発電では、5、6年前まではデンマークのベスタスという会社が世界の3分の1のシェアを持ち、ドイツのシーメンスも風力に参入しました。また、太陽光はQセルズやソーラーワールドといった企業がドイツで育ち、Qセルズは5、6年前にシャープを抜いて世界一のシェアを誇っていたとのことです。

 ところが、風力発電やソーラーは、ハイテクの技術が要らないため、中国企業がすぐまねをし始め、風力では中国のシノベルという会社がデンマークのベスタスを抜き、今年中には1位になるとのことであります。

 欧州での太陽電池は、今や74%は中国と台湾の企業がつくっており、ドイツのQセルズは、この4月に倒産したとのことであります。アメリカにおいても、中国製品の安さに負け、メーカーが昨年からどんどん倒産をしており、オバマ大統領のペット・プロジェクトとまで言われた太陽光パネル会社ソリンドラ社までが倒産をしています。

 8月23日付の中日新聞朝刊には、「JX日鉱日石エネルギーとパナソニック傘下の三洋電機が合弁で設立した薄膜型の太陽電池メーカー三洋ENEOSソーラーを、10月にも清算する。低価格を武器にして攻勢をしかける中国メーカーなどとの競争に勝ち抜けないと判断をして、シャープも工場の規模を見直し、堺工場に集約する。パナソニックは国内向けは好調だが、欧州は太陽電池の補助金制度の見直しが響き、10月から現地生産を3割減らす方針」との報道がありました。

 また、9月7日付中日新聞にも、中国製の太陽光パネルについて、「中国は世界最大の太陽光パネル生産国で、生産量の8割は欧州に輸出をしている。安さが武器の中国製太陽光パネルについて、EUが不当廉売調査を始めた。反ダンピングというらしいのですが、米国も5月に反ダンピング関税を課すとの仮決定をした」との報道がありました。

 このように再生可能エネルギーは、ヨーロッパの産業振興ではなく、中国の産業振興になっているのであります。今後は日本の各再生エネルギーメーカーもどんどん弱体化していくものと思われます。

 その一方、電気料金に転嫁された負担だけはふえていきます。東京電力管内では、負担をキロワット時あたり2円ほど上げると言っていますが、ドイツの負担額は2円を超えており、イタリアは1.5円とのこと。結局電気代に上乗せされたヨーロッパの人々の負担分は、中国に支払っているようなものと言えるのです。

 日本の買い取り価格は、10キロワット以上の太陽光発電で、1キロワット時あたり42円と非常に高い設定に決まりました。これからは必ずもうかるこの事業に、ソフトバンクなどの営利目的の事業者がどんどん参入するでしょう。事業者は利益を重視しますから、最初は国産の太陽光発電装置を購入するでしょうが、時期が来れば、ほとんど中国製の製品を設備するものと予想されます。

 ドイツは、ことし3月に事業者が行う大規模発電の買い取り量に制限を加え、買い取り価格をさらに下げることを決定しております。2016年には、さらに大型設備の価格は10円以下に下げる予定とのことであります。

 日本は、固定価格買い取り制度−FITを欧州より十数年おくれで推進するわけですが、本当にこれでよいのでしょうか。また、電力が不足しても過剰になっても、停電が起こるとのことです。風力と太陽光は風任せ・太陽任せだから、発電量が大きく変動いたします。そのため、こうした変動で生じる電力の需給ギャップを埋めるための送電線網が必要となりますが、ヨーロッパのように整備されていません。ヨーロッパは余れば外国へ売り、足りなければ外国から買うための送電線網が完備されています。日本は、西日本が60サイクル、東日本が50サイクルとなっています。家電製品は両方のサイクルに対応しているのですが、工場の設備は対応しておりません。このように問題点が非常に多いのです。

 9月4日付中日新聞朝刊には、「エネルギー環境会議−議長として古川元久国家戦略担当相でありますが、を開いて、2030年に原発ゼロにした場合、太陽光などの再生可能エネルギーの発電量を、現在の1,060億キロワット時から3,500億キロワット時にふやさなければならず、送電線網の整備なども含めると、総額50兆円の投資が必要だとする経済産業省の試算が報告された」との報道がありました。50兆円も投資して、なおかつ産業に必要な安定した電力が本当に供給されるのでしょうか。

 今、日本の原子力はほとんどとまっていますから、水力が5%で、残り90数%が天然ガスと石油と石炭であります。関西電力の大飯原発3・4号機を除いて原子力発電をほとんどとめましたから、従来停止していた火力発電機まで使いながら電力供給を維持しているのが現状だと思います。また、天然ガス、石油等の価格高騰で、消費税の1%強の金額約3兆円を輸入国に余分に支払っている現状があります。

 ちなみに、2011年度の貿易収支は、輸出額が総額65兆5,547億円、輸入額は68兆474億円と2年連続で増加をし、2兆4,927億円の赤字となっております。化石燃料の価格高騰分の3兆円が影響しているとのことであります。中東の輸入国の都合で燃料が輸入できないようになれば、即座に火力発電に支障が起きます。

 福島で大変な原発事故がありましたが、政府やマスメディアは放射線を非常に危険なものとして扱っています。元電力中央研究所理事で東京大学の服部禎男工学博士は、300ミリシーベルト・パー・アワーの放射線を受けることで、傷ついたDNAが一番修復され、元気になると述べておられます。つまりがん細胞が死滅するということです。科学界ではこれは世界の常識になっているのに、日本ではこの常識が封印されていると述べておられます。また、ラジウム温泉やラドン温泉の効用はどうなったのでしょうか。

 原子炉から出る使用済み核燃料は、茨城県東海村や青森県六ケ所村にある再処理工場で再処理をする計画であります。再処理されたMOX燃料−これはプルトニウム・ウラン混合酸化物というそうですが、これを使用する高速増殖炉「もんじゅ」も開発中であります。現在までいろいろな事故が起こっていますが、ささいな事故をマスメディアが大きく報道するため、開発が進んでいません。「もんじゅ」の完成は人口太陽をつくったとも言えるのです。日本の核燃料サイクル完成のため、また世界核燃料サイクルのため国家戦略として国を挙げてなし遂げなければならないものと思います。脱原発はエネルギー政策としては最悪で、ますます国を衰退させるものと言えると思います。

 以上、先進地ヨーロッパにおける再生エネルギーの現状と原子力発電の必要性をるる述べましたが、あえて皆様に再生エネルギー先進国の現状と原子力発電の必要性を知ってもらうためであります。

 さきの新聞等の報道において、全国的におおむね10%程度原子力発電をしなくても電力に余裕があったとの報道がありました。数年前、政府は25%のCO2の削減を世界に向かって公約しましたが、どのようにして今後削減をしていくのでしょうか。火力発電を原子力発電に置きかえてCO2削減を推進するのではなかったのでしょうか。これに関する報道を、マスメディアはまるっきりしていませんが、どうなったのでしょうか。

 福島原発事故は、津波によって主電源が不通となり、予備電源のディーゼル発電機が水没したため冷却不能になり、水素爆発が起こったのです。予備のディーゼル発電機を津波による影響を受けない高い位置に設置すれば、今後こういった事故は起こらないのではないでしょうか。また、なぜすぐ近くの女川原発は事故に至らなかったのでしょうか。万全を期せば原発は安全に使用できると思います。

 今後のエネルギー政策は、国家の安全保障の観点から考えなければなりません。世界情勢、CO2の削減、化石燃料の枯渇を見据えて、原子力発電は今後も安全を確実にして利用していくべきと思います。

 以上、前置きが非常に長くなりましたが、私は再生エネルギーの普及には賛成であります。本年度の予算にも、住宅用太陽光発電補助事業として240万円−これは30基分でありますが、前年度予算の6割であります、が予算計上されております。現在までの太陽光発電装置の民間の設置件数と公共施設の設置状況及び今後の対策をお伺いいたします。

 以上であります。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 太陽光発電設備に関するご質問にお答えいたします。

 現在までの民間の太陽光発電設備の設置件数及び公共施設の設置状況及び今後の対策についてお答え申し上げます。

 本町は、平成16年度より豊山町住宅用太陽光発電システム設置費補助金交付要綱を設け、太陽光発電設備の設置促進に努めてまいりました。平成24年8月末現在、この補助制度により設置された太陽光発電設備は113件となっております。

 なお、補助金の交付を受けずに設置された設備の数は把握しておりません。

 公共施設への設置状況は、平成14年度に総合福祉センター北館さざんかに設置済みであり、また現在、新栄小学校に設置工事を行っているところでございます。

 今後の対策としましては、当面、現在の補助制度を予算の許す範囲で継続していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 熊沢直紀君。



◆12番(熊沢直紀君) それでは、再度質問をさせていただきます。

 民間の家庭用の太陽光発電が113件になっておるとの答弁であります。なかなか遅々として余りふえていかない、恐らくこれ8年ぐらいたっておるのですが、余りふえていっていないような感じもします。新築なんかのときには、それは考えられる方もみえると思いますが。

 始まった当初、私の記憶の範囲内では、1件当たり40万円ぐらいの補助があったようにも記憶しておるのですが、これがここ最近、非常にどんどん下がって、これは他市町との兼ね合いもあって下げてみえたか知りませんが、今30件で240万円といいますと、単純に8万円ですかね、相当安くなってきた経緯を、改めてお答え願いたいと思います。

 それと、新栄小学校で今、設置工事をされているとのお答えでありますが、これは屋上ですか、どの辺になるか、ちょっと私もはっきり記憶がないので、改めてお願いしたいと思います。

 それと、総合福祉センターしいの木、ありますね。あれちょっと聞きましたら、平成11年8月に完成と聞いております。この施設の建設に当たり、当時は今の常任委員会の名称が文教建設委員会だったと思うんですが、そこで私も太陽光をしいの木に設置したらどうですかといろいろ論議した記憶があります。一応、太陽光設備をしやすいような設備を、前提の設備というんですかね、たしかするというような返事をいただいて、これは建設されたと私は思っておるんですが、その辺、どんな設備を前もってしたのか。今後、あれから11年引くと13年たっておるのですが、しいの木に太陽光発電設備をするという話が一切出てきておりません。いつ話が出るかというふうにも期待をしておったのですが、今回こういう形でちょっと質問をするわけですが、よろしくお願いしたい。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 確かに太陽光発電につきましては、当初、出た当時は非常に高かったわけなんですね。まず町も、その当時の皆さん方が個人個人で先にやられたところもたくさんございます、そういうところを見ながら、町もやっぱりこれからは太陽光の時代だと、こういうようなことで補助制度を設けました。近隣の自治体を見てみますと、よそよりも豊山町は1年ぐらい遅くまで、ある程度補助は高かったわけなんですが、やはり近隣との調整ということも考えまして、同じような形をとりました。

 それと、もう一つは、昨今は機器の改善といいますか、こういうものも非常に経費的にも安くなってきたと、こういうこともありまして、そういうのも若干合わせまして、一般家庭ですと、屋根に乗せられる範囲というのも、どうしても限度があります。一番いいのは切妻の屋根が一番たくさん乗るわけなんですが、合掌の建物ですとなかなか乗らない。こういう問題もございまして、私どももできるだけ近隣の自治体と合わせました。こういうようなことで、ここ2、3年になると思います。そういうような形をとっております。

 それから、しいの木の平成11年のお話がございました。これは上に乗せられる構造、これはとっております。そこで乗せようとすると、かなり面積も大きいものですから、何かいい補助金がないかなということも実際は心の中にありますが、あれだけ大きな面積ですと、それよりもまずは民間の人に先にやっていただきながら、他の公共施設も、できる範囲はやっていこうかなと。こういうことで、財政計画も立てながら、今後の課題だと、このように思っております。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 熊沢直紀君。



◆12番(熊沢直紀君) 経緯は私も知ってはおるのですが、民間に対する補助のほうは継続されていくと。金額はまた安くなるかもしれんでしょうけれども、そんなふうに理解はしておりますが。

 固定価格買い取り制度で1キロワット当たり42円の買い取り制度は、これ決まっておるわけですが、これから何年続くかわかりません。ドイツみたいに、もうどうしてもやりくりできんようになって、下げていかれるケースは、もう目に見えておると私も思うんですけれども、そういう意味では、公共施設も、ほとんどの施設に1キロワット時当たり42円の固定価格は、買い取りとして利益的に受けられるわけですから、率先して公共施設にも設備をされてはいかがかなと思うわけであります。

 事業系は皆さんこぞって、どうもやられるような感じもしております。最初に質問したように、それがほとんど中国製になっていくような気もしておるんですけれども、新聞紙上をにぎわわせておりますように、シャープも非常に落ち目になっておる状況で、台湾に買収されるような感じも聞いておりますけれども、そんな中で、これは言いにくい話ですけれども、補助制度の中に、本当は国産に限るとか、何らかの制限を設けてもいいような感じが、今ちょっと頭によぎりましたので、あえて申し上げるのですけれども。

 民間も1キロワット当たり42円と固定されておるんですから、何年間続くかわかりませんが、恐らく30件できかないかもしれんですわね。当然そうなれば、補正予算も組まれて対応はされると思いますけれども。

 とにかく公共施設の太陽光発電を、やっぱり率先してやっていただきたいから、あえてこういうふうに申し上げるので、しいの木は、それならいつやっていただけるのでしょうか。もう13年待っておりましたけれども、答弁をお願いしたいと思います。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) まず、私ども今考えるのは、技術的にもかなり進歩してきておりまして、太陽光を蓄電できんかなと。

     (12番熊沢直紀君「蓄電はできるでしょう」と呼ぶ)

 ええ、それでももっと安くなるだろうと、こういうことを思っておりまして、まずは学校の施設を先にやろうと。こういうことを念頭に置いて計画を立てております。当然ながら財政的なことも考えなければいけませんし、そういうところも含めながら、事業計画をつくりながら検討してまいりたいと、このように思っています。



○議長(筒井俊秋君) これで熊沢直紀君の質問が終わりました。

 次に、2番今村一正君の発言を許可します。

 今村一正君。



◆2番(今村一正君) 2番、公明党の今村でございます。よろしくお願い申し上げます。

 今回は防災訓練のあり方について、若干質問をさせていただきますが、質問に入ります前に一言申し上げますが、昨年の3月11日に東日本大震災が起こりまして、あすでちょうど1年と半年という区切りの日にちにもなるわけですが、なおかついまだに復興に対して一生懸命に頑張っていらっしゃる皆さんのおみえになることに関して、非常に心からお見舞いを申し上げると同時に、何らかのエールを送っていきたいなと、このように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 この東日本大震災にも代表されるような大震災ですとか台風、またゲリラ豪雨、こういったものが、いつ私たちの地域に襲ってくるかわからないわけであります。それが近年の災害であります。やれ3・11以降、地震に対する防災対策等が大きく全国的にも取り上げられまして、全国の自治体、また一般の会社・企業でも、何をおいてでもその対策に今取り組んでいるというのが現状であります。

 本町も、行政・住民が防災に対する意識改革を進め、さまざまな対策に取り組み、地域防災計画で災害に対する対応などの机上のプランは、詳細に立てられております。しかし、いざ災害というときに、果たしてどこまでこの机上プランどおりに、計画どおりに対応ができて、取り組みの成果が十分に発揮できるであろうかということは、全くの未知数であります。大事なことは、実際の災害に即した訓練、どこまで実施されているかということであります。今回はこれを問題提起させていただきます。

 私は、ご存じのようにことしの5月、防災士の講習を、私と岩村議員が受けたわけですが、その中でのお話の中に、防災訓練には大きく3種類あると、このように言われております。

 1つが、いわゆるDIG−図上訓練ですね。DIGですとか避難所HUGなどのいわゆる図上訓練。中におって想定していろいろ訓練をする図上訓練が1つ。

 2つ目には、普及啓発ですとか地域の連携などを主とする、いわゆる今やっている自主防災ですとか、行政による総合防災訓練。これをいわゆる実働訓練といいます。だから、図上訓練と2番目が実働訓練ですね。

 3番目に私が申し上げたいのは、実際の災害を想定した実技訓練ということです。

 これは3つあるのですが、今、豊山町では、学区ですとか一部地区の自治会ですとか、それから学校などの各団体がやっていますし、町としても年に1回、防災訓練をやっております。この内容を考えた場合に、今申し上げた図上訓練、実働訓練、実技訓練という3つの中から言えば、私は2番目の実働訓練に該当すると、こういうふうに思っておるのです。いわゆる普及啓発を中心とした防災訓練であるのではないかなと。この訓練自体も、啓発という一つの大きな趣旨からすれば、絶対にこれは必要であります。これも必ずやらなければいけないのです。

 先ほど申し上げましたように、災害というのは、いわゆる机上のプランどおりにはやってきません。当たり前のことです。まさに不意打ちという状況でやってくるわけですが、そういった意味から、先ほどからも話に出ておりましたが、平時の防災訓練、これの中に1の図上訓練と3の実際の災害を想定した実技訓練を行う必要があると、このように今、認識を改めております。

 そこで、4点について質問をさせていただきますが、まず1点目は、今申し上げました3種類の防災訓練、豊山町は今、2の実働訓練を中心にやっておりますが、1と3をどういうふうに関連づけて今後取り組んでいく予定か、それに対して、どういうふうな見解をお持ちなのかということを1点お伺いします。

 2番目に、3月の定例会で町長のほうからご答弁がありました、非常配備の正副班長による図上訓練、BCPの必要性の研修、また施政方針でもおっしゃっていました、この秋にやられるという予定の防災講演会など、防災意識の向上について、この秋、どのように取り組んでいく予定か、その点もお聞きします。

 3番目に、参考資料として、実際、大震災があった場合に、初動期チェックリストというのを理事者側にはお渡ししてありますが、皆さんにはありませんけれども、その優先順位などを決めて、例えば役場で実態に即した防災訓練を、抜き打ちにやってみたらどうかと。役場の職員を対象にやってみたらどうかというのが3点目であります。

 それから4点目に、現在はほとんど実施されておりませんが、先ほどの3を中心とした実技訓練を中心としたものを、できればやっていただきたいのですが、来年度以降の町の総合防災訓練に対して、新しい訓練内容を何か計画しているかどうか、この点もお聞きします。

 以上4点、お尋ねをします。よろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 防災訓練に関する4つのご質問にお答え申し上げたいと思っております。

 まず、1つ目の3種類の防災訓練についてでございます。

 3種類の防災訓練は、いずれも防災意識の高揚、災害対応能力の向上など、防災力を高めるための重要な訓練であると考えております。

 本町の地域防災計画や総合防災訓練、また地区における自主防災訓練に反映できるよう調査・研究を進め、内容の充実を図ってまいりたいと考えております。

 2つ目の正副班長による図上訓練やBCP研修、防災講演会などの意識向上についてでございます。

 図上訓練につきましては、本年11月に開催します。内容は、実践的であることを第一とし、体験型研修による防災対応力の向上につながるものとしてまいります。参加対象者は、災害対策本部の運営に係る非常配備班の班長及び副班長でございます。

 また、BCP研修につきましては、平成25年度以降、当該策定業務に携わる職員を対象に実施してまいる予定でございます。

 次に、防災講演会につきましては、なかなかご多忙の先生を今お願いしておるということでございまして、日程が二転三転いたしておりまして、12月中旬に地域防災研究の第一人者でございます名古屋大学の福和教授を講師に招聘し、開催する予定でございます。町民の皆さんを対象に、社会教育センター・ホールで実施してまいります。あわせて、当日は社会教育センター・ホワイエにおいて、東日本大震災等の地震災害パネル展を開催し、さらなる防災意識の高揚・啓発に努めてまいる予定でございます。

 また、今年度は、防災と公共交通をテーマにした町民討議会を開催いたしたいと、こう思っております。討議会では、無作為抽出の中から応募のあった50名の町民の皆さんに、豊山町で発生する災害想定などを討議していただきます。また、ご議論いただいた内容については、地域防災計画や総合防災訓練の参考にしてまいる予定でございます。

 3つ目の初動期チェックリストでございます。

 本町では、平成25年度からBCP業務継続計画について、策定準備を開始する予定でございます。したがいまして、ご質問のあった初動期チェックリストの項目に沿った初動訓練の実施についても、BCP業務継続計画を策定する中で検討してまいりたいと考えております。

 4つ目の総合防災訓練における新規の訓練内容についてでございます。

 平成24年度は、防災意識高揚のため、救命士・消防士の具体的な救護活動を再現する救急救助活動を追加するとともに、避難所での保健所の活動を紹介する師勝保健所コーナーを新たに設置しました。平成25年度以降につきましては、これまでの訓練内容の実績を踏まえ、見直すべき事項を点検し、防災上の新たな課題を見出しながら、より時勢に即した実践的な内容となるよう、毎年度、検討を続けてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 今村一正君。



◆2番(今村一正君) ご答弁いただきました。非常に簡潔にご答弁いただきまして、ありがとうございます。

 時間がありますので、私、説明をしばらくやりたいと思います。

 まず、最初の3種類の防災訓練のとらえ方と相互関係ですが、いわゆる図上訓練というのは、先ほどのお話の中で、本年11月にやられるということですので、これはぜひお願いをしたいと思うんですが。

 もう1つ、防災訓練の中で新たに取り入れていただきたいのは、避難所のHUGなんですね。HUGというのは、英語でハグと言えば、抱きしめるというか、あれですけれども、これは静岡が防災対策上つくった言葉でありまして、HUGのHというのは、ローマ字でHINANJOと書くと先はHですから、避難所のHですね。それからUは運営のUです。避難所運営のUです。Gというのはゲームです。これHUGと書くから英語かと思ったら、私も調べましたら、避難所運営ゲームというのがHUGなんですね。この頭文字をとったわけなんですけれども。

 もし、震災があった場合に、避難所に自主防災の方とかいろいろな方が行きます。そこでやっぱりすぐには、この前から言っているように行政は対応できないわけですから、自主防災の方々が中心になって、そこで要するに避難所をどういうふうに、ここに高齢者を置こうとか、ここにトイレを持ってこようとか、ここを何にしようとか、いろいろなことを想定したものを、この避難所HUGという訓練でやるというんですね。だから、行政のやられる図上訓練、DIGだとか図上訓練とは、若干意味合いが異なっておるわけなんですが。行政のDIGは、これは町全体のことをやるわけですから、こっちから避難路をつくろうとか、いろいろなことをやるわけですけれども、このHUGというのは、実際に避難所で、どういうふうな場所にどういうふうに物を置こうか、じゃあなたはこっちから入るようにしようか、ここにトイレを置いて、ここにあれしようかとか、そういったものですので、これは先ほど言った3番目の実技訓練の一つの大きなポイントなんですね。これはぜひいずれ、すぐにはやれないと思いますが、このHUGについても、先ほど町長のご答弁でおっしゃっていましたように、総合防災計画の中で今後ぜひ取り入れていただきたいなと思うんですが、この点についても、まず第1点目、このHUGの取り扱いについて、どのようにお考えになるかというのを、1つお伺いしておきます。

 2番目の実働訓練というのは、今実際やっている訓練でございますので、取り立てて言う必要はないと思いますけれども、これはこのまま継続していけばいいと思いますが。

 3番目の実技訓練でありますけれども、これはこれからの懸案事項でありまして、先ほど申し上げましたように、今回取り上げましたのも、この実技訓練に対する当局の考え方をお聞きするのと同時に、ぜひこれは前向きに、前向きにという表現がいいかどうかわかりませんが、積極的に取り組みを開始していただきたいということが、今回の質問のポイントでございます。先ほどの答弁で若干不十分と感じておりましたので、再度この実技訓練の必要性について、また今後の取り組み方についての町長なりのご決意をお聞かせいただければと思います。それが2点目です。

 今回、質問のタイトルは、本当に役立つ防災訓練とはというようなことを言ったわけですが、なぜそういうふうに取り上げたかといいますと、今の総合防災訓練もそうです、学区の自主防災の訓練もそうですが、やっていて、いろいろな人からいろいろな声が聞こえるのですが、その声の何点かをご紹介しますと、30年以内とは言っているけれども、大地震が間もなく来るだろうと言われているのに、こんな訓練だけでいいのかと。はっきり言って、こんな訓練、役に立つのかということを言っているわけです。これは私が言っているわけではないですからね。だれと言われたら、それはえらいことですから、言いませんが。

 それから、いろいろな訓練をしています。消防車が来たり、またどこかの自衛隊のヘリコプターが来たり、いろいろな訓練をしていますけれども、これは防災ショーじゃないかと。防災祭りじゃないかというような言い方をしている人がいます。だから、こういうこともやれるんだ、やれるんだというのをショー的に見せている。それから訓練がマンネリ化はしていないかねと。

 それで、参加する方が、ある程度地域のほうには、地域の自主防災のほうから何名出してくれという形で出ますけれども、言ってみればそういった方々はほんの一部でありまして、その参加している人々も、どこまで自覚を持って参加しているんだろうかと。一般の参加者、それ以外の人は、本当にぱらぱらしか目に見えないけれども、これでいいんだろうかというようなことも言っています。

 それから、実際に地震が来たときは、何もかも一遍に来るわけですから、今のようにまず高所救急車が来て、あれが来てこれが来てと、順番どおり来るわけではないので、それは同時多発的に起こるわけだから、それに合ったような訓練はどこかでやっておるのかなと、こういうことですね。

 それから、障害者ですとか、特に目のご不自由な方々、それから聾唖の方々も含めて、障害者に対しての配慮。例えばこの前、聞かれたのですが、例えば障害のある方が訓練にお見えになったと。それで災害対策本部に行ったと。私たちはどうすればいいのかということ。災害対策本部の人は手話はわからんわけですわ。わかる人がおればいいのですよね。だから、隣に手話通訳者さんがついて、今この人はこういうふうに聞いているんですけれどもと。これは実際のときに手話通訳者さんがつくなんていうことは、それはないとは言いませんけれども、極めて可能性は少ないと。そういった障害者に対する配慮。先ほど同僚議員からもありましたけれども、寝たきりの高齢者の方だとか、そういった要援護者に対する訓練、これも実際はやられてないと思う。やっているかもわかりませんけれども、私の目には、この2の実働訓練の中ではやられていないと思います。

 まだまだありますけれども、非常にこういった声が寄せられております。確かに防災訓練と言いますと、いろいろなものを登場させまして、消防車ですとかクレーン車ですとか、いわゆるプロの方々による救助の様子をいろいろと見せてくれます。これはありがたいけれども。近年、東京では戦車が銀座を走ったといって有名になったことがありますけれども。この前は自衛隊の方が役所まで歩行で行ったと。そうしたら、役所に行ったら帰れ帰れと言う。これはあえてコメントしませんが、そういうのもあります。

 また、阪神大震災の例を見た場合に、先ほども言いましたけれども、被害というのは同時多発的に起きるわけですので、今、訓練で我々がしているように、地震発生直後に1カ所に、警察も消防も関係の防災機関がわっと来るなんていうことは、100%ないわけですね。これは今はそういう訓練ですから、しようがない、そういうシナリオでやっていますから、これはしようがないのですけれども。

 そこで、一番に本当に重要な役割を果たしますのは、前から言われていますように、自主防災だとか自治会だとかを中心とする隣近所の住民が、避難者に対する救助では一番重要な役割を果たすわけなんですね。やはり言ってみれば、住民による住民のための防災訓練、実技訓練。いろいろ想定した大がかりの訓練であったとしても、それは消防車が到着して後の訓練でありまして、その到着をするまでに、おれたち住民は何をするんだということで、住民が実際にやる訓練を、もうちょっと実働訓練は考えたらどうかなと思うんですね。この点について、先ほどはこれから検討していくというお話でしたが、再度、町長のほうのお考えなりを、ぜひお聞かせいただきたいということであります。

 それから、2番目の今後の防災計画についてでありますが、先ほど言いましたように、ぜひ図上訓練はやっていただきたい。これはできれば、参加者は今度は正副班長だけですけれども、できれば地域住民の代表の方にも、これに参加してもらってやれるような形を、今度とれるようであれば、来年度以降でも取り上げていただきたい。というのは、地域住民が参加すると、豊山町の状況は、ここで災害が起こったら、こういうふうに逃げなければいけないとか、いろいろな状況がわかるわけですので、申しわけない、正副班長さんがわかっておっても、実際に動くのは地域の方ですので、実際、自分たちの役場の中だけでのいろいろな指示だとかいろいろなことはできますけれども、実際に動いていただくのは、やはり住民の方とか地域の方が中心になりますので、極力そういったものを取り上げていただきたいなと。そういったふうに、今後この図上訓練に地域の方も入れたらどうかということに関して、ぜひもう一度、3点目、4点目ですか、お聞かせください。

 それから、防災講演会でありますが、通告をしました後の9月の広報に載っておりまして、載るなら載ると言ってくれれば通告はしない。まあそれはそれでいいですけれども。

 この名大の福和先生ですけれども、非常に有名な方でありまして、もうご存じのとおり本当に日程が立て込んで、やっと、よくこれとれたなと思って非常に喜んで、町長のほうもご尽力いただいたと思うんですが、私どもの党も、例の3・11以降、福和先生もそうですし、片田先生ですね、もう皆さんご協力いただいて、防災講演会などでやらせてもらっております。

 ただ、前回、福和先生がおいでになったときに、町のほうの行政の認識も浅かった。住民の認識も浅かった。雑な言葉で言えば、福和先生は怒って帰ったと。何じゃこれはと。豊山町はこんなものかと。そんなことは言いませんよ、あの人はね。だけれども、そういうような気持ちで帰られた。だけれども、またおいでいただくということは、非常に豊山町も状況が変わったんだなと。この震災で住民意識も変わったんだなと。それを見にいきたいなという気持ちでおみえになるかもわかりませんので、ぜひこの講演会は大成功するように、私もいろいろなところでPRしていきますけれども、この大成功のために、豊山町としてどのように9月、10月に取り組んでいかれるご予定であるのか、その点もお聞きをいたします。

 町民討議会議、これはご答弁いただきまして、非常に大事なことだと思います。防災問題というのは、どこでもやっぱりやらなければいけないし、優先順位からいくと、今の段階では防災問題、それから公共交通の問題、これは豊山町にとっても非常に大きなテーマでありますので。

 なぜ大事かというと、前々から課長はおっしゃっていますように、ここは非常に一番大きなパブリックコメントなんですね。内輪のいろいろなことをやるのに、パブコメ、パブコメと言って、ネットとかいろいろなことをやっても、はっきり言ってパブリックコメントは、ゼロないし1、2、3ぐらいですわ。違っておったら、そんなことないと言ってくれればいいですけれども、私の知る限りはそれです。ただ、これはやったという、パブリックコメントをやりましたという、まあ申しわけないけれども、行政の非常に型に乗った、ルールに乗った、やったよと。やったけれども、来なかったんだよと。パブリックコメントを寄せない住民に責任を転嫁するのではなくて、パブリックコメントを寄せてもらえない当局は、反省しなくてはいかんと思います。なぜ私たちのところにコメントが来ないんだと。この辺を、全然立ち位置を変えて考えないと、やりました、来なかった、でも実際いろいろな審議計画を出すときに、パブリックコメントを途中でやりましたよと。でも来なかったんですと。そんなのでは計画倒れになってしまいます。意味ないと思う。

 先ほどうちの同僚議員が箕面市のことを言っていました。発想は、これは首長からの発想です。その首長が発想した一番大もとになったのは、市民との対話の中でいろいろな問題が出てきて、それはやらないといかんなと言って、役所に帰って担当の部課長を集めてPGをつくったんですね。それでPGをつくって、原案をつくって、それを2回、各地域に出向いて、パブリックコメント対話集会をやって、こういうのをやるよ、やるよと。いろいろな意見を吸い上げて実施したのです。

 だから、パブリックコメントというのは非常に大事なものですので、それは私は今の豊山町においては、町民討議会議というのは非常にいい場所であると思いますので、ぜひ大成功していただきたいし、これをどんどん取り上げていただきたいなと。取り入れていって、次の豊山町の計画に役立てられるような、いわゆる生きた町民討議会議をぜひやっていただきたい。

 それから、抜き打ち訓練ですが、これはぜひやってもらいたいのですが、先ほどチェックリストと言いましたけれども、これお持ちになっていると思うんですが、これ実はいろいろなところから集めてもらったやつを、これ40項目ぐらいあるのですけれども、今から40項目やりますと5時までかかりますので、議長はとめられるけれども、この中の2項目だけ、ちょっと私、聞きますので、町長ではなく担当部署でも結構ですから。

 1つは、非常参集要員、二次・三次もありますけれどもね。非常参集要員が家族の死傷、来る途中で橋が落ちておるとか、また火災に遭っているとか、そんな場合であっても、必要な数が集まってこられるような態勢をとっていますかということが1つ。

 もう1つは、どこでもそうですけれども、いざというときに集まってこられる職員の方は非常に少ないわけですけれども、例えば2割から半分の人員だけが来た場合に、最低限の必要な業務を継続する体制はできていますかと。

 この2点だけお伺いしますので、検討中なら検討中でも結構でございますので。非常に大事なことだと思います。

 それで、町の防災訓練に対して新規の内容ですが、これは先ほど、2回目の質問で終わりますので。新規の内容についてでありますが、確かにことしは消防本部から救急現場のAEDですとか、保健所からの災害避難所のいろいろなコーナーはありました。これはいろいろ言っているとまたあれになりますが。

 先日、あるよその自治体の総合防災訓練を見に行ってきました。訓練内容というのは非常に多種多様でありまして、30項目近くありました。いろいろな会場でやったのですが、メーン会場で行われた中に、埋まっている車両からの救出とか、瓦れきからの救出、倒壊家屋からの救出訓練、さらには自衛隊が来て、上からロープを伝っておりて、機上で救助訓練していく。けが人なんかのトリアージなんかもやっていました。これは確かにすばらしいものでした。すばらしいからどうだったと。ああそうかと。私はこのとき思ったのは、先ほど一番言いましたように、この瓦れきからとか倒壊家屋からとかヘリコプターから、これ全部プロがやったわけですから、やれて当たり前なんです。一番大事なことは、さっき言いましたように、プロが到着するまでに住民が、例えば倒壊家屋があったら声をかけてあげるとか、ジャッキでちょっとでも上げて浮かしてあげるとか、そういう訓練をする場所を、どこかでやっぱり一回つくってあげたらどうかなと思うんです。おまえたちやれと言っても、住民はなかなかできませんので、できれば町主導でも結構ですので、そういう訓練をぜひやるような計画で今後も取り組んでいただきたいと思います。

 新しい訓練について、例えばこういう訓練はどうですかというご提案だけさせていただきますが、例えば災害時のインフラ断絶による不自由生活の体験、2時間なら2時間とか、ガス・水道・電気、インフラを全部とめて、もちろん交通機関、バスもとめて、実際どれだけ苦労するのだという、大がかりですから、すぐにやれとは言いませんけれども、案ですから。

 それから、災害時の要援護者、先ほど言いました障害者、高齢者、これの避難誘導ですとか、情報伝達訓練、これもぜひやっていただきたい。

 それから、先ほど言った住民参加による倒壊家屋だとか転倒した家具とかロッカーの下から、どうやってロッカーに挟まれた人を救出するんだといったようなこともやったらどうか。

 この前、自治体で非常に関心したのは、中学生の代表が参加しておりました。やっぱり子どもも巻き込む、巻き込むという言い方は非常に語弊がありますけれども、参加していただいて、一緒に訓練をするという、そういう形でもいいのではないかと思いますね。

 それから、避難所HUGの訓練、こういうこともやったらどうかということを申し上げまして、2回目の質問とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) たくさん細かいことをご質問でございますので、細かい部分につきましては、部長のほうからご答弁申し上げますが、基本的なことをお話ししたいなと、こういうふうに思っております。

 私もあるところから防災の、阪神・淡路の大震災、あるいは東北のほうの未曽有の大災害、こういうところの細かい話は、あるところからルートで一通り聞いておりますし、先ほどお話がございました福和先生の講演につきましても、なかなか日程が、あの先生、忙しくて、無理無理あるものを使って、何とかしてくれということをさせていただきました。ようやくこの日程が決まりました。

 そういうことでございまして、私どもも当然、先ほどから言われております一番の基本は、やっぱり自分の命をまず自分で守るというのが、一番大事だと思っています。

 それから、今お話がございました地域の連帯といいますか、地域の災害に対する心を一つにする、これが一番重要なことだと思っております。当然ながら、それぞれの家庭でそういうことは常時お話をしていただきたいなと、こう思っております。当然そこでは、子どもさんがおみえになれば、子どもの言うことが正しい場合もあります。実はこの前、テレビでやっておりました。宮城のほうの子どもさんが避難するときに、それを自分たちは学校では訓練したと。ところが親は、ああ大丈夫、大丈夫と。ところが実際に津波が来たと。だから、子どもも考えるのが大事だと思っています。だから、そういうものをまず家庭から、そして地域に広げるために、本町も21年に地域防災組織を立ち上げました。これをもっと有効に活用していただいて、ご参加いただきたい。これが一番の基本であります。

 そういうところの内容を見てみますと、役員が1年で済んで、まあよかったと。こうではなくて、やはり地域のために、そして自分たちのために、ご協力賜れればなということを思っておりますし、願えれば、そういう方々にもっと協力的にご参加いただきたいなと、こう思っております。

 当然、先ほどから言われております図上訓練だとか、あるいはいろいろな問題がございます。先ほど言われたように職員が来るときに、助けてくれと言えば、やっぱりそこへ目を向けなければならないと思っています。そして応援を求める。これは絶対必要なマニュアルだと思っています。当然ながらそういうことも必要でございますし、一般的に言う命は一つしかございませんが、この命を大切する。このためには、やっぱり子どもたちにも言い聞かせ、そして子どもの、やっぱりテレビを見ておりまして、つくづく感じました。火事の訓練を2回、2回より3回だと。このように思いました。そのテレビを見ておって、本当に子どもさんが親にどう説得しようかという、そのときに家族の手を持って逃げる。これがやっぱり訓練の中身だったと、こう思っております。これはぜひともそういうところまで行きたいなというのが希望でございますし、当然ながら物事を行う場合には、絶対準備力が必要だと思っています。心の準備だろうが物の準備だろうが、当然ながらそれは必要だと思っております。ちょっと僕らもよくいろいろなところで言っております。例えば倒壊した家屋にバールがあっても、下の台座がなければ上がらないんですね。だから、小さな木のこわっぱでも捨てるんじゃない。これはしまっておけばものになると。こういうようなこともよく話しておりますし、いろいろな面でやり方は多種多様だと思っております。

 そういうようなことを含めて、今お話ございました中身を、十分これからの課題だと、こういうふうにも思っております。課題も本当から言うと遅しと思っています。

 そういう中で、実は東南海地震が南海トラフで、うちのほうは固定的に6強の震度が示されております。極端に言うと、液状化になるんだろうということを言われておりますけれども、当然そういうことも、皆さん方、理解していただいておると思っておりますが、ああ人が言っておるのでいいわではなくて、やっぱりそれは体で体験し、実習すべきだと、こういうふうに思っておりますので、総体的にはそのような心で臨んでいかなければならないと思っております。

 詳細につきましては、部長のほうから説明させますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 副町長。



◎副町長(坪井豊治君) 地震の関係につきましては、町長が答えられましたが、南海トラフによって豊山町地域は震度6弱から震度6強に変わりました。このことによって、今までの豊山町の防災計画を、根底からつくり直さなくてはならない事態になっています。この見直しを含めて、議員が言われていますBCP、業務計画の策定も今考えていますので、この中でいろいろな問題を取り上げ、最終的に豊山町の町民がどうされるべきだということも含めて、心構えも含めて、計画を策定してまいりたいというふうに思っています。

 したがいまして、具体的にBCP初動期チェックリストの36項目のうち、2項目を挙げて、どうだと言われましたが、この辺も私としましては、最初の家族の死傷、あるいは落橋、火災があったとしても、必要な人数を集められるかという問題についても、この辺もどういう状況が生まれるか、あるいは職員の心構えも踏まえて、アンケートも必要だというふうに思っていますので、その辺も踏まえて、計画の中で具体的に策定してまいりたいというふうに、かように考えていますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 近藤総務部長。



◎総務部長(近藤鎮彦君) 私のほうから、図上訓練の関係をお答えさせていただきます。

 11月に予定をしておりまして、まずは正副の班長で災害非常配備の研修を受けてみたいと思っております。

 どちらにしましても、私どものほうも非常に、まだまだそういう災害対応の経験も少ないですし、やはり能力のほうも十分あるとは言えません。ですから、やはり研修という形をとりまして、まずそういう知識・ノウハウを十分蓄えた中で、訓練のほうに入っていきたいというふうに考えております。

 ですから、やはり私どものほうも、正副班長ですから課長以上でございますが、ただBCPの話からしますと、私たちも欠ける場合だってありますので、やはりその次に対応できるような者も養成していかなければなりません。まして地域の方にご協力願うことも十分考えられますので、そういう点は今後、何回かやるうちに、そういう内容のほうをふやしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 今村一正君。



◆2番(今村一正君) ありがとうございました。

 いろいろな質問をさせていただきましたけれども、25年度以降に検討していくということで全部丸められましたけれども、別にそれはそれでいいのです。実際に今から目の前にあるのを料理するわけではないですから、今から材料を持ってくるわけですので。

 もう1回だけお聞きしたいのは、実技訓練に何とか取り組んでいただきたいなという、そういうことを中心に、ひとつ町長のお気持ちですか、それをひとつお聞かせいただいて質問を終わります。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 確かに我々が9月の防災の日、大正12年の防災の日ですね、この中身を、豊山町は豊山町の身丈に合った訓練しかできません。ということで、中学校でやらせていただいております。大きな自治体になりますと、先ほどお話ありましたように、機動力でどんとやると、こういうことですが、それよりもやっぱり僕が今考えておるのは、地区の防災組織、これをうまく生かした形の実働訓練が一番ベターだろうと、このように思っております。これは何回でもお話を申し上げて、ご協力賜れるようにしてまいりたい。実働訓練についても、機動力よりも、地域の人と一緒になった避難、それから例えば津波的には、ここらは90%以上大丈夫だと思っておりますが、いろいろな形のものを視野に入れながら、そういう訓練をすべきだろうと、こう思っておりますので、それはひとつ、どこまでできるかというのは、いささかわかりませんけれども、そういうものをモデルにしていきたいと、このように考えています。

     (2番今村一正君「ありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(筒井俊秋君) 今村一正君の質問が終わりました。

 これで3時15分まで休憩をいたします。3時15分に再開します。

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     午後3時2分 休憩

     午後3時15分 再開

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○議長(筒井俊秋君) それでは、休憩を閉じ再開いたします。

 9番尾野康雄君の発言を許可します。

 尾野康雄君。



◆9番(尾野康雄君) 9番尾野康雄です。

 議長のお許しが出ましたので、2問、質問させていただきます。

 まず1問目、小学生の英語学習について。

 小学生の英語学習を、1年生入学当初から学習することを提案します。

 豊山町の各小学校では、現在は小学5・6年生の英語授業が週に1時限、外国人教師により実施されていますが、さらに低学年からの授業を希望します。高学年の生徒には週2時限程度の授業実施を提案します。

 県営名古屋空港となった今では、国内線のみの就航ですが、空港のある町豊山町として、国際社会に対応できる人材の育成は、ほかの市町よりも先駆けて取り組むことも大事と考え、町として子どもたちを後押しできることが一番と考えます。

 続いて、2問目、学校の電気一括消灯設備、戸締り一括装置の導入について。

 学校の施設内の電気配線回路を1カ所にまとめた消灯設備の設置があれば、施設内の電気の消し忘れはなくなり、省エネにも配慮でき、先生の手間も省けると考えます。

 また、戸締りに関しては、施錠はされていなくても、戸締りができていれば、無施錠でも防犯意識・管理意識は伝わると思います。戸締り確認装置を設置されることを提案します。

 以上2問です。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) それでは、2点、私のほうでご質問にお答えいたします。

 まず、1点目の小学生の英語の時間数を増加させるという議員の提案についてお答えをいたします。

 議員が言われますように、教育目標の一つとして、児童・生徒を取り巻く社会の国際化も急激に進んでいることから、異なる価値観や文化を持つ人々とともに生き、国際視野に立って世界に貢献できる日本人を育成することは、極めて重要なことであると私も認識しております。しかし、これは英語学習を充実することだけで達成できる問題ではなく、国が示す教育の基準としての学習指導要領を、十分に実践することが必要であります。

 ちなみに、現在、町内の学校で行われております英語にかかわる授業には、小学校の外国語活動があります。中学校では教科としての英語があります。

 したがいまして、議員の言われるように英語にかかわる授業だけをさらに増加させるということは、学習指導要領や、あるいは学校教育法等に教科ごとの時間配分の制限があることから、相当無理が生じることになります。

 そこで、現実的な解決策としましては、例えば3・4年であれば、総合的な学習の時間の活動内容を工夫することにあると思われます。しかし、これにしても、中学校の英語につながる系統性・計画性を確保しなければならないことを考えると、研究途上の問題だと言わざるを得ません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 2点目の学校の電気一括消灯設備、戸締り一括装置の導入についてのご質問にお答えをいたします。

 議員のご質問の趣旨は、電気一括消灯設備、戸締り一括装置等を導入すれば、施設管理が容易にできるとともに、省エネ対策や防犯対策にも効果が上がるのではないかというところにあるととらえさせていただきました。

 現在、本町では、地球温暖化対策として、平成23年4月に策定した豊山町職員環境保全行動指針に基づいて施設の節電に努め、一定の成果を上げてまいりました。

 学校施設の防犯対策につきましては、校長室や職員室を初めパソコン教室、図書室など、重要書類や貴重な備品が保管してある部屋にはセキュリティーをかけており、そのほかのところは、日々の週番活動等で補っているところでございます。

 議員は新しい機器の導入を求めておられますが、現実には付随設備を考えると、相当高額な支出を迫られものと考えられます。厳しい財政状況にある中でありますので、新たな出費は控えさせていただき、これまでの対策をよく見直し、関係職員の意識の高揚に努めてまいりたいと考えますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 尾野康雄君。



◆9番(尾野康雄君) 9番尾野康雄です。

 ご答弁ありがとうございました。

 2点目の学校の電気一括消灯というのは、僕、中学校のすぐ東側に家があるもので、よく犬の散歩なんかで歩くと、トイレとか部室とかいろいろなところの電気が、だれもみえないのに消し忘れといいますか、それがよく目立ちますので。先生方も、部室なんかは東の隅のほうにあるもので、そこに行かないとわからないということもあって、学校全部の消灯をするのではなく、そういう離れたところの、わざわざ先生が出向いていって見なくてもわかりやすいように、職員室かどこかに、消えておるか消えていないかとわかるやつをつけておいていただいて、ああ、あそこはついておるので消さなあかんなとか、そういうつもりでこれは言いました。

 それと、施錠というのは、教育長にも一遍ちらっと言ったことはあるんですけれども、門が開けっ放しのまま帰られて、そのままになっていたことも2、3回見かけましたので、それで僕、教育長のほうに、こういうことがあるよと言ったのですけれども、またその後にもありましたので、これは大したことではないけれども、言っておいたほうがいいかなと。それで、先生はわからんのだけれども、学校から帰られるときに、校舎ということで、学校の周りをぐるっと一回りして見ればいいのだけれども、そんなことはしないと思うんだね。そうすれば、門は3カ所か4カ所なもので、4カ所ありますね。4カ所ぐらいなら、門をぴたっと閉めた状態だと電気が消えるとか、そういう簡単な装置でもあれば、先生がわざわざ出向かんでもいいのではないかなと。こういうつもりで一括で装置をつけたらどうかと、こういう要望というか提案です。だれもいないのに門があいておるとか、そういうことでは用心も悪いということで、これはこういうことです。この後、気をつけて、教育長、どういうふうに答えられるかしらないけれども、今後どう対策されるかわからんけれども、これはこういうふうでお願いします。

 それと、小学校の英語学習についてですけれども、これは文部科学省のほうで学校の授業内容は決まっているだろうとは思いますけれども、今の小学生というか、うちの孫を出してはいかんかもしれんけれども、テレビで見ておっても、今は英語が結構入っている。色にしても赤とか青とか言わずに、レッドとかブルーとか、そういう言葉を使って、身近にそういう英語というのが入ってきておるもので、小学校でも今の5・6年生から1人の先生が回って教えてみえるということだけれども、今の世間一般では、もう英語も結構出てくるし、ユニーへ行っても、アナウンスは日本語と英語で流れておるし、そういうこともあって、これからの子どもは英語も必要ではないかと。1年生から基本的な英語の単語だと言ってどんどん教えんでも、簡単なところから教えてもらうと、楽に英語に親しめるのではないかと。

 これもこういうことを思いついたのも、全然覚えがないのですけれども、テレビで見たのか新聞で見たのか、低学年から学校で英語を教えておるようなことをちらっと言ってみえましたもので、ああうちの豊山町としても、こういうことをやったらいいのではないかなと、そういうふうに思って、ぜひこれは、新栄小学校だと一輪車なんかを推奨してみえて、それも授業の中でどういうふうに時間をとって教えてみえるか、僕もよく知りません。そこまで調べていない。でも、豊山小学校とか志水小学校も、そういうことを推奨してみえることがあるかないかわかりませんけれども、そういう時間がとれればとって、低学年からでも教えてもらうといいのではないかなと、そう思いまして質問させていただいた。どういうふうに今後されるか、また答弁をお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) 第2質問の前半の部分でありますが、学校関係の施設部分に大変関心を持っていただきまして、非常に議員からご指摘いただいて、学校のほうに言った覚えがございます。またその後も、ちょっと不十分ではないかというご指摘がございましたので、改めましてその点につきましては、再度、学校のほうへ指導してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 それから、2点目の小学校の英語を低学年の2年生あたりからどうですかというお話でございますが、私たちはすべて教育活動を法規に基づいて行っております。小学校の教育課程は、学校教育法施行令、それから施行規則、そういった法規と文部科学大臣が公示いたします学習指導要領に基づいて行われておりまして、議員がおっしゃられる小学校の2年生の英語という時間は、ここに当然含まれてはおりません。

 したがいまして、先ほど答弁の中で総合的な学習の時間を工夫したらというのは、これは特に3年生・4年生のことを指して私は申し上げました。といいますのも、総合的な学習の時間は、1・2年生はございません。3・4年生からございます。

 そういうことでございますので、今そのように申し上げましたが、もしどうしてもということであれば、どんな解決策ができるかなといろいろ考えてみますと、それは先ほどちょうど一輪車の例を出されましたが、あれはいわば業間体育というような名前の中での一つの活動なんですね。その学校が特に特色として打ち出したい、特に特色として子どもたちに力をつけたいというような部分の活動ということなんですね。それと同じように考えれば、考えられるわなというような印象を今持ちました。

 したがいまして、議員のおっしゃいましたこと、一つのご要望があったということを学校のほうへも伝えまして、一度考えてみたらどうかという助言をしてみたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 尾野康雄君。



◆9番(尾野康雄君) 9番尾野康雄です。

 大変進んだ答弁をしていただきまして、ありがとうございます。何だかちょこっと希望がわいてきました。最初の答弁のときに、こういうことは相当難しいというふうに答えられておるので、がくっときたのですけれども、今の教育長の答弁を聞いて、これは少しでも学校のほうに言ってもらって、週に1時間かそこらでも時間をとってもらって、そういうふうに、もう簡単なことから取り組んでいって、3・4年生から英語の授業ができるようなことを言ってみえたもので、できるだけ子どもは早い時期から英語に親しませるというか、そういうふうにしてもらうといいのではないかなというのが僕の希望ですので、よろしくお願いします。これで終わります。答弁聞いて……。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) 議員のお気持ちを酌んで懸命に考えてみましたのが、先ほどの答弁でございます。したがいまして、例えば総合的な学習の時間に英語の授業をやるという、そういうふうにおっしゃられますと、ちょっとイメージが違います。強いて言いますならば、国際理解と言えば、自国文化を理解し、他国の文化も理解し、今のこのグローバルな世界を考えた場合に、もちろんそういう外国語の言葉にも関心の高い、それから資質能力も高い児童・生徒を育ててまいりたいというような意味での国際理解という中で扱うとか、そういう意味であって、英語そのものを授業として扱うというイメージでは、私は申し上げたつもりはございませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。



○議長(筒井俊秋君) 尾野康雄君の質問が終わりました。

 次に、7番大口司郎君の発言を許可します。

 大口司郎君。



◆7番(大口司郎君) 7番大口司郎です。

 通告に基づきまして、町民の目線で1点の質問をさせていただきます。

 初歩的な質問になるかと思いますが、やはり町民のご要望が高い質問でございますので、よろしくお願い申し上げます。

 国民健康保険制度について。

 国は、国民健康保険法を定め、適用除外者を除くすべての国民を被保険者とし、市町村は特別会計を設け、運営を行っています。税は、国及び地方公共団体の法規によって徴収されていますので、公平・平等を重んじなければなりません。

 平成23年度決算によりますと、町民1万4,770人、5,884世帯の中で国民健康保険被保険者の占める割合は31.9%であり、一般会計繰入金は歳入総額の15.7%に上っています。

 当町は、7、8年前は国保使用のない健康世帯に、還付にかわる現物支給を行っていましたが、行わない理由は何でしょうか。町民からの声として、「一般の保険は還付金とか割引があるのに、国保は払うだけなのか」という強い言葉を聞きます。国保が行っている特定健康診査事業もありますが、他に得策はないのか。

 最近の新聞報道によると、生活保護費の半分を占める医療扶助がクローズアップされています。生活保護受給者は医療費が無料となるためです。以前、ラジオ放送で健康保険制度に対する不平不満が数多く出ている現状に対応すべく、さまざまな話し合いがあり、その中で、費用をかけずに行える事業として、健康表彰事業−健康番付をつくり、年1回広報紙に掲載するなど考えられていました。当町はどのような考えを持ってみえるのか所見を伺いたい。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 国民健康保険制度につきましてお答え申し上げます。

 記念品につきましては、平成18年度まで、保険税の滞納がなく、保険給付を受けなかった家庭を対象に、国保財政に寄与したこと及び医療機関等にかかることなく1年間を健康で過ごされたことに対し、顕彰の意味から行っておりました。しかしながら、保険給付費が急増し、国保財政を安定される観点から、経費節減の一環として、平成19年度以降、廃止することといたしました。

 国民健康保険は、保険者が地方公共団体や公法人であり、営利性を持ちません。一定の対象者に加入が強制されることや、保険税・保険給付は法定化されていることなどから、一般の私保険とは異なっております。さらに、国民健康保険では、黒字になったら還付金を支給するとか、保険税を割り引くという制度は法定化されておりません。

 本町の国保財政は、平成23年度の決算を見てもおわかりのとおり、決算剰余金は4,422万5,000円ほど出ており、見かけ上は黒字の運営となっておりますが、これを支えているのは一般会計からの法定外の繰入金1億6,828万4,000円でございます。法定外の繰入金を除けば赤字運営となります。一般会計からの法定外の繰入金が増大することは、決して健全な財政運営とは言えません。

 特定健康診査・特定保健指導は、疾病の予防や重症化予防を重視し、増大し続ける医療費を抑制するための制度でございます。健全な財政運営を目指すためには、医療費の抑制対策は欠かせません。

 本町では、保健センターとの連携で進めている特定健康診査・特定保健指導、がん検診の要精検者を対象とした健康診断補助事業、今回の被保険者証の更新にあわせたジェネリックカードの配布などを通して、医療費の抑制策を進めております。

 健康表彰事業などをご指摘されておりますが、本町が取り組むべき最重点課題は、特定健康診査の受診率のアップと考えております。平成20年度から始まった特定健康診査の受診率は、平成20年度が29.1%、平成21年度が29.4%、平成22年度31.1%、平成23年度は28.7%と伸び悩んでおります。特定健康診査の受診率の向上を目指していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 大口司郎君。



◆7番(大口司郎君) 記念品というんですかね、過去にそういうものが支給されておりまして、平成18年以降は廃止をされたということなんですが、国保財政安定のためという理由だということでした。

 やはり国保会計は、一般会計からの繰入金が年々増大しておるということで、非常に他の住民−31.9%以外の住民とのバランスの問題もあるのではないかなということは思います。

 国保会計の安定的な財政運営をすれば、またそういうことも考えられるのではないかなと思うんですが、国保自身は年々赤字が多くなるというふうに考えますし、黒字になるような可能性はまずないのではないかなと。国保の応益ではなくて、応能のほうの比率を高くすれば、また別だというふうに思うんですが、またそれも非常に難しい状況にあるのではないかなと、こういうふうに思うんですが。

 今、受診率の問題を町長おっしゃいましたが、町の最重点課題だと。これが受診率のアップであると、こういうことでございますが、その割には非常に受診率が低い。受診率が高くなることによって、健康が維持されるというような大まかな話ではないかなというふうに思っております。

 この受診率が伸び悩んでいるわけ、どんなところにあるのかなと。こういうふうに考えると、何か理由があるのか、方策に欠点があるのか、また今後、受診率のアップについて、何かそういう方策があるのかないのか。

 また、保険給付を受けなかった家庭は、応能の部分の比率の高い方が多いのか、応益比率のほうの方が多いのか、その点も、もしわかればお聞かせいただきたいというふうに思っております。



○議長(筒井俊秋君) 二村住民課長。



◎住民課長(二村勲君) まず、最後の3番目の受診者の方の応能割の多い方、それから応益割の多い方ということまでは、調べておりません。

 それから、受診率の伸びない原因はということでございますけれども、20年度から始めて、徐々には一応拡大はしているんですね。例えば集団検診を2期−春と夏にやったのが、秋もふやすとか、それから土曜日を入れたりとか、それから医療機関を、町内の4病院から西春日井全域に広げるとか、そういうことをやっているんですけれども、なかなか伸びないのが現状でございます。それで、この原因は何かということでございますけれども、特定健診の前は成人病健診という健診をやっていまして、これは保健センターで、これは国保だけとは限りませんけれども、そのときの受診率からそんなに伸びていないだろうというふうに思っています。

 ですから、私ども研修なんかで、よく特定健診の受診率を上げるという方策は何かということで、いろいろ聞いてくるのですけれども、それはもう保健師が手を引っ張ってくることがないと伸びないということを聞いていまして、かなり難しいんだなというふうに思っています。

 今後の方策ということで、なかなか難しいんでございますけれども、やはり声をかける、行政側から広範に声をかけるということから始めないと、なかなか難しいのかなというふうに思っています。ですから、これは私としてはでございますけれども、ただいま50になった時点の方の対象に電話をし、受診をさせるとか、とにかく受診率の高い層は、やはり病院へよく行きますので、高い層の方からせめるとか、今後、受診率のアップ、最終目標は65%という大きな目標がございますので、なかなか端っこも見えないような数字なんですけれども、地道な活動を通して、少しでもポイントを一ずつ上げていきたいというふうに思っています。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 大口司郎君。



◆7番(大口司郎君) どうもありがとう。

 実は国保会計の増大していく要因というのは、いろいろな要因があるというふうに新聞紙面でも記載されておりますが、日本の医療費は37兆円以上と言われておりまして、これはすごい数字ではないかなと思うんですが。

 ただ、ここ最近、糖尿病の方が多くて、人工透析、これは一つの例ですね、国保を使う、保険を使うという、37兆円という中でですね。国民健康保険、豊山のことだけではありません。こういう例もありまして、一例を挙げますと、人工透析が世界一だというふうに記載されております。医療機関も、先ほどご答弁でもありましたが、薬のジェネリックカードを使うということで、国保を少しでも安くということなんですが、これは人工透析自身が国民健康保険を圧迫しておるという直接の要因であるかないかということなんですが、新聞紙面によりますと、人工透析は、医療機関でおやりになっているのが1人500万円ぐらい年間にかかると。保存治療だと60万円ぐらいでできる。ただ、医者が、高い治療費のほうが楽で高額な収入があるというような部分も記載されておりまして、これも一つの例でございますが、そんな国保、保険を使うということですね、そういう部分もありまして。

 実は先ほどの特定健康診査事業ですけれども、これは受診対象が町民全体になっておるわけで、国保を使わない、国保給付を受けなかった家庭も受けた家庭も、平等に健康診断ができる事業だというふうに思っております。ですから、どこで差をつけるかということなんだけれども、なかなか差をつける得策がないみたいでございますね。何かいい案があれば、ぜひお聞かせいただきたいというふうに思っております。

 たまたま今回、議会の2常任委員会が10月10日に尼崎のほうへ視察に行きます。ここの中で、先ほど課長がご答弁いただいた、健康診断を勧める非常に前向きな成果を上げておるという資料をちょうだいしておりまして、これを見させていただきますと、やはり先ほど60数%目標だとおっしゃっていましたが、非常に子どもさんから大人まで、健診を非常に前向きに勧めておるということで、ぜひこれ我々勉強に行きまして、またもしあれでしたら、その資料をまたいただいてまいります。これよろしかったら、また提供しますので、見てください。「健診すすめ隊」というのが誕生しまして、若い子たちが歌を歌いながらキャラクターをつくって「健診すすめ隊」、「すすめスズメ」という仲間だそうですが、こんなのがありまして、いろいろ前向きに健康診断を皆さんに勧めておると、こういうことでございます。

 何かこれに対してお話があれば、ぜひお聞かせいただきたいと思います。私はこれで終了します。



○議長(筒井俊秋君) 二村住民課長。



◎住民課長(二村勲君) 私、突然に伺いまして、いい資料を何か提供していただければ、ぜひ参考にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 大口司郎君の質問が終わりました。

 次に、8番野崎隆子君の発言を許可いたします。

 野崎隆子君。



◆8番(野崎隆子君) それでは、発言通告に基づきまして、3点について質問いたします。

 まず最初に、3歳未満児保育の保育・入所に関してお尋ねします。

 新しい家やマンション・アパートが立ち並び、若い層の転入がふえて、家計のために働く母親もふえて、保育要求が現在とても強くなっている中で、今、豊山町のゼロ歳児保育はどうなっているのか、1歳児保育はどうなっているのか、2歳児保育はどうなっているかについて、少しお話をさせていただきたいと思います。

 まず、ゼロ歳児保育です。

 豊山保育園1園集中保育のために、定員は15名のところですが、現在10月1日入所児童を入れて12名の入所が決まっています。これにさらに11月になって、11月1日から職場復帰をするために1名、それから現在、認可外の保育園に預けながら入所待ちの方が1名で、2名が待機している現状になっています。この方たちが今どういう状況かと言えば、臨時の保育士が見つからなければ保育所に入所できないという状況ですね。

 では、1歳児保育はどうなっているか。

 これも豊山保育園に無理無理1園集中保育をしました。建物を建てているときは30人定員でというふうに実施してこられたのですけれども、広さを考えれば36人入るから、それだけは見るぞというふうに言われまして、広さ的には可なんですが、現在、10月1日段階で36人いっぱいになる予定になっています。またさらに現在、1人の人が一時保育、14日しか豊山町では一時保育は使えませんので、それを利用しながら、ちびっこランドみたいなところにも預けながら、入所を待っているという方もいらっしゃいます。また、これから職場復帰も含めて途中入所がふえる時期ですけれども、このままではもう満杯で入所できないし、部屋もないですね。1歳児は1カ所しかやっていないので。

 では、2歳児保育はどういう現状にあるかといいますと、豊山保育園は、定員30人が今、満杯になっています。冨士保育園は、同じように施設はちゃんとそろっているのですが、今のところ2歳児は6名の入所です。定員はいっぱいあいていますけれども、ここも1人の保育士で見る人数は6名なので、保育士がいなければ、入所要求があっても、今のところは入れない状況になっています。

 こういうふうに見ると、ゼロ歳児も1歳児も2歳児も、保育士がいない現状がとても明らかになってくるというふうに思います。

 それで、2年前に、何度も言いますけれども、お母さんたちの反対を無視して、年度途中で統合、1園集中保育を強行したときの最大の理由は、待機児童をつくらないということだったはずです。しかし今、保育士の不足が常態化していて、保育の現場は大変なことになっています。副園長でさえ担任を持って、ぎりぎりで、もう余裕がなく、経験が必要とされるフリーの保育士でさえ、臨時保育士で行っている現状です。

 だから、お母さんたちの子育て相談に耳を傾けてあげるゆとりとか、そういう空気は、とても感じられません。これは今まで何度も指摘してきたように、正規の保育士が足りないことが根本原因だというふうに思います。総定員に余裕があり、部屋もあるのに、保育士が足りないために入所できないなんて、極めて不自然で異常だと思いますが、町長はどう思われますか。

 以下、具体的にお聞きしていきたいと思います。

 まず、一番最初、臨時の保育士が不足していて、年じゅう臨時保育士探しをしている現状をどう思われますか。あと1人か2人の正規保育士を採用の段階でふやしておけば、当面乗り切れるのではないかという思いを持つのですが、どうでしょうか。

 2番目には、30代・40代の中堅の経験者の採用枠を設けてはどうかという問題です。

 3つ目には、ゼロ歳児・1歳児の入所希望待機児、今、現にいる方たち、これからどういうふうにやっていくのかについてお聞きします。

 4番目は、すべての保育が今、豊山保育園に集中していて、もう部屋は満杯、一時保育は部屋が2階に設けられている現状です。一方、冨士保育園には空き部屋があるというふうに、偏りができています。施設は冨士保育園にも十分整っています。満杯のゼロ歳児・1歳児保育を、冨士保育園で再び実施してはどうかと思いますが、いかがですか。

 それから5番目には、豊山保育園で実施している一時保育、これを空き部屋のある冨士保育園に移して、負担を平均化してはどうかと思いますが、いかがですか。

 それから6つ目は、副園長の担任制をなくして、フリーの保育士として全体を見渡せるような配慮がどうしても必要と思いますが、いかがですか。

 以上、この6点についてお尋ねいたします。

 2つ目には、社教センターの利用者サービスが後退していないかについてお尋ねいたします。

 3つありますので、お聞きします。

 平成23年に公衆電話が撤去されて、しばらくしてからウオータークーラーも撤去されました。住民からは、「昨年の10月ごろの夜、社教センターで会合が終わって、家に迎えに来てという連絡をしようとしたけれども、そのとき携帯電話を忘れてきたことに気づき、事務所の電話を貸してほしいというふうに頼んだけれども、貸すということにはなっていないので、役場の公衆電話を利用してくださいということで、真っ暗な夜道を歩いて、役場の東のコンビニの前まで行ったけれども、この対応には無性に悲しくて、腹が立った」という意見を聞いています。

 それから、「突然2階のウオータークーラーが撤去されていて、体を動かして汗をかいた後、水を飲もうとして、そのウオータークーラーがないことに気づいた。お金も持ち合わせていなかったので我慢したけれども、つらかった。忘れた者が悪いということではなくて、熱中症が懸念される昨今、何とかならないか」という声をいただいています。

 3つ目には、「最近、自動販売機が変わって、年寄りが飲めるものが減って、炭酸飲料ばかりがふえた気がする。年配者も飲みやすいものをふやしてほしい」という、これは投書もされたそうですけれども、意見も聞いています。

 こういう要望を聞いていて思ったのは、撤去された理由や、要望をどのように考えておられるかお聞きしたいと思います。

 なお、既に改善されていれば、その旨きちんとご説明をお願いいたします。

 3番目は、米海兵隊オスプレイが小牧基地に立ち寄るかもについてお尋ねいたします。

 米軍海兵隊普天間基地にCH46輸送ヘリにかわって、垂直離着陸機MV22オスプレイの配備計画が強行され、現在、岩国基地に待機しています。垂直に離着陸できるヘリモードと固定翼モードを、同じプロペラの角度を変えて機能するものですが、エンジンが停止したら安全に着陸できる確証が得られていないようです。

 オスプレイは、開発試験段階から墜落事故を繰り返している欠陥機であると言われています。最近もモロッコやフロリダでは墜落事故が相次ぎ、沖縄県民を震撼させています。

 アメリカの議会でも、オスプレイの主任分析官が、「エンジンが停止した場合に安全に着陸するオートローテーション能力が欠如している」「米連邦航空局の基準を満たしていない」というふうに証言しています。

 日本の航空法では、オートローテーション機能のない回転翼機は飛行が禁止されています。オスプレイのような回転翼機は本来ならば飛行が禁止されるものです。

 ヘリ機能と固定翼機能をあわせ持つ複雑な輸送機のオスプレイは、操縦が難しいだけでなく、構造的な欠陥があると米国の関係者が繰り返し指摘し、実際、アメリカ国内では、オスプレイの配備の見直しや訓練の中止が相次ぎ、ニューメキシコでは安全性を懸念する住民の反対で、飛行訓練そのものを中止しています。ハワイでも、同様に中止しています。

 それが普天間基地に配備されれば、そこを起点に沖縄県内と日本各地を飛び回ります。沖縄県民と日本各地の住民の命を危険にさらすことは間違いありません。沖縄県や山口県、岩国市などの反対表明は言うに及ばす、全国知事会も、この危険なオスプレイ配備反対の緊急決議をしています。超低空飛行訓練ルートは日本列島各地に及び、全国で大問題になっています。配備そのものをやめさせる以外に、命を守る道はないと思います。

 CH46ヘリコプターは、現在でも時折、小牧基地に舞いおり、どこかへ飛び立っていきます。そのCH46ヘリの代替であることから、正式に普天間配備となれば、危険なオスプレイが小牧基地・県営名古屋空港に飛来する可能性は否定できません。周辺自治体にも呼びかけ、全国の自治体とともに、日本に配備させないよう力を尽くされるべきではないでしょうか。町長の賢明な見解と対応についてお聞かせください。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) 3点のご質問についてお答えいたします。

 まず、1点目の3歳未満児保育の保育・入所に関して、6つのご質問をいただいております。順次お答え申し上げたいと思っております。

 1つ目の保育士が不足していて年じゅう保育士を探している現状をどう思うか、あと1人か2人の正規保育士をふやせば、当面乗り切れるのではないかというようなご質問にお答えいたします。

 ご質問のとおり、臨時保育士は常時募集しております。この臨時保育士の配置は、主にゼロ歳児といたしております。

 ゼロ歳児につきましては、6カ月経過すれば随時受け入れることしておるため、定数分の保育士を前もって確保することは、財政的な負担が伴いますので、その都度、臨時保育士の公募をいたしております。

 2つ目の30代・40代の中堅職員の採用枠を設けてはどうかということでございます。

 現在の保育士の年齢構成の分布は、30代・40代が若干低い傾向になってきております。また今後は、数年にわたり複数の保育士の定年退職が見込まれ、保育士の年齢構成を平準化するための対応が必要になってくるものと認識いたしております。

 よって、今後の採用計画の中では、園長や副園長の人事、各保育園における保育士の配置、保育士の年齢や経験年数のバランス等の多様な見地から、採用形態について検討を加えていく必要があると考えております。

 30代から40代の中堅経験者の採用枠についても、多様な採用形態の中での一つの検討事項であると考えております。

 3つ目のゼロ歳児・1歳児の入所希望待機者を具体的にどうするのかについてお答えいたします。

 ゼロ歳児につきましては、10月上旬に12人となるため、既に臨時保育士1名を採用して対処しております。なお、定数15人まで、可能な限り臨時職員を採用して対応してまいりたいと考えております。また、1歳児については、9月末に35人になる予定でありますが、定員36人までは町は受け入れてまいります。

 なお、定員枠を超えた入園申請は、待機児童となりますので、認可外民間保育所を探していただくようにご案内をいたしております。

 4つ目の保育が豊山保育園に集中しており、満杯のゼロ歳児・1歳児保育を冨士保育園で再び実施してはどうかについてお答え申し上げます。

 ゼロ歳児・1歳児の保育園集中は、平成22年9月の実施から2年を経過いたしました。将来的には各園の物理的な要素、児童数などを考慮する必要があるとは思いますが、当面、冨士保育園でのゼロ歳児・1歳児保育を再開する考えは持っておりません。

 5つ目の保育園で実施している一時保育を冨士保育園に移して、負担を平均化してはどうかについてお答え申し上げます。

 一時保育には、保護者の傷病等による緊急一時保育、入園要件を外れ、就労による非定型一時保育、保護者の精神的・肉体的負担の軽減による私的理由一時保育がございます。

 現在、一時保育を中心に実施する園のあり方について、検討する時期でもあると認識をいたしております。

 6つ目の副園長担任制をなくし、フリー保育士として全体を見渡せるような配置が必要についてお答えいたします。

 今年度から各園に、園長を補佐し、園長の職務代理とする職として副園長を配置しましたが、副園長はクラス担任と兼務をしております。現在、業務が集中している園については、次年度以降のクラス配置数や業務内容をかんがみて、職員の配置について検討してまいりたいと考えております。

 2点目の社会教育センターについては、教育長から答弁をさせます。

 3点目の米海兵隊オスプレイが小牧基地に立ち寄るかについてお答え申し上げます。

 オスプレイを日本に配置されないよう力を尽くされてはとのご意見に対し、私の現在の考え方を述べさせていただきます。

 ことしの7月末に山口県の米軍岩国基地に到着したオスプレイは、早ければ9月にも沖縄へ搬入され、訓練が始まると新聞報道により確認をいたしております。

 そもそもオスプレイは、老朽化したCH46ヘリコプターの代替の機体であり、ヘリコプターと固定翼飛行機を融合した輸送機として開発されたものと聞いております。米海兵隊では、災害や紛争地域から民間人の救出等に活用するものとして、配備の計画が進んでいるものでございます。

 配備に向けて、国と米政府とは、日米安全保障条約に基づき、適切な調整が行われており、同時に機体の安全性の評価についても、意見交換がなされていること等について、新聞報道等により情報を得ております。

 このように、日米間で責任ある対応に向けた協議が行われておりますので、現時点では航空自衛隊小牧基地と関係のないオスプレイの配備については、私自身、行動を起こす考えはございません。

 2点目の社会教育センターについては、教育長から答弁させます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 松田教育長。



◎教育長(松田康朗君) お願いいたします。

 2点目、社会教育センターの利用者サービスが後退していないかに関する3つのご質問について、私のほうからお答えいたします。

 1つ目の公衆電話の撤去についてのご質問にお答えをいたします。

 社会教育センター1階ロビーに設置してあった公衆電話は、平成22年6月に、設置者であるNTT西日本から、コストに見合う利用が見込めなくなったため廃止するとの申し出があり、検討の結果、申し出を受け入れることとし、施設利用者への周知期間を考慮して、平成23年3月31日をもって公衆電話が撤去されました。今後、窓口での申し出があれば電話を使用していただきますが、電話料金のご負担をお願いいたします。

 2つ目のウオータークーラーの撤去についてのご質問にお答えします。

 平成24年6月に2階ホワイエに設置してあったウオータークーラーが壊れました。このウオータークーラーは、平成8年7月に設置したもので、古くて交換部品もないため、7月に撤去しました。今後も設置する予定はございません。

 3つ目の自販機の変更についてのご質問にお答えします。

 社会教育センターは、高齢者から一般、子どもまでの幅広い年齢の方々に利用されており、自動販売機の商品にも、利用者に見合った品ぞろえが求められると考えます。今後、利用者から商品の要望を聞かせてもらえれば、当方から自販機の管理を行う総務課を通じ、設置業者に対して要望をお伝えします。よろしくお願いいたします。



○議長(筒井俊秋君) 野崎隆子君。



◆8番(野崎隆子君) ご答弁ありがとうございました。

 では、まず第1問目の保育について再質問させていただきます。

 9月の広報に、25年度保育士の募集が載りました。採用枠は1名です。これは退職する人の補充分の募集なのか、増員分の募集なのかについて、まずお聞きします。

 これたった1名ではなくて、あと1名か2名ふやせば、もうちょっと楽に保育体制が回るのにと。本当に残念でなりません。なぜかというと、正規保育士という分母が大きくなれば、臨時保育士の採用が本当に少なくて済むので、楽になるんですね。どうしても私の顔は副町長か町長に行ってしまうのですけれども、本当に考えてほしいのです。

 万年、保育士不足で、新聞広告を出しても、なかなか人が来ない。その保育士探しに胃の痛くなるような思いをしている担当部署、もう私、しょっちゅう聞きにいくので、入れますか、入れますかと。すごくわかるのですが、大変なんですね。本当、年がら年じゅう保育士を探していて。

 それで、保育士不足が深刻なのは、ゼロ歳だけではなくて、ゼロ歳・1歳・2歳の3歳未満児の保育なんです。ここで本当に、町長も副町長も知ってみえるかどうかわからないですけれども、今、臨時の保育士が本当に見つからなくて、1週間毎日働いてもらえる人が見つからないので、1週間を2つに分けて、2人の人が1週間の保育に入っているんですよ。子どもにとっては、保母が変わるのですよ。こんなこと、普通の子育てをちゃんと考えている役所の保育園で考えられますか。もう人数だけおればええだろうという子育てではだめなんですよ。午前中もたくさん同僚の議員、言われましたけれども、こんなことって、恥ずかしくて外では言えないような現状なので、本当に正規の保育士、たった1名と言わず、2名、3名とふやしてほしいです。

 それで、町長にも前から言っているんですけれども、お話ししたときに、正規の保育士を頼むと、30年、定年になるまで財政的負担が伴うので、ふやせないというふうにおっしゃっていますけれども、こんな現状になっていても、まだ補充の分しか保育士はふやさないのでしょうか。もう一度どうしても聞きたいと思います。

 それから、2番目の問題で、採用年齢が昭和58年4月2日以後に生まれた人か新卒という条件に豊山町はなっていますので、29歳までの人しか受験資格がありません。午前中も出たように、本当に保育士の年齢構成は50歳以上が8人で、30代から40代が5人、1人育休中に入っていると思います。あとは20代だというふうに、バランスがとても悪くなっています。どこから見ても、これは中堅の職員が不足しています。

 例えばですけれども、ちょっと春日井市を調べてみましたら、春日井市は、まず普通のは、26歳までの受験資格者と、2つ目の枠として、35歳から45歳の受験資格を持っている。その採用試験、二本立てでやっているんですね。これは、どこの自治体もですけれども、過去数年、子どもが減ったときに、正規の保育士を採用してこなかった、そのアンバランスを解消しようというふうで努力をしているんですね。経験があって即戦力になる職員を確保しようと努力しているわけです。豊山町についても、ぜひお願いしたいと思うんですが、どうでしょうか。もう絶対要りますよ、これ。

 3つ目は、ゼロ歳児保育についてお尋ねします。

 今、12人まで保育はできますよというふうに言われていますけれども、私、その後で言いました。あと1人保母さんがいれば、3人は入れますけれども、2人の人がもう待機で待っていますよ。保母さんが見つからなかったら、この人たち、正規の職員なんだけれども、職場復帰ができないという状況です。待機児童をつくらないと言いましたよね、副町長。ぜひ保育士さん探し、本当にやってみてください。大変ですよ。お願いします。

 それで、1歳児が35人ということは、だれか1人が退園されるのかなというふうに思っています。あと1人の枠は入園できるということなんですね。この辺もぜひ考えてほしいと思います。

 4番目は、ゼロ・1歳児、満杯の保育についてです。

 豊山保育園も3つの保育園も、ともに見学させてもらってきましたけれども、1歳児保育、1部屋に30人でつくったところを、広さでやれば36人入れるからと言って、今18人ずついます。もうそこで寝たり起きたり食べたり、子どもたちはやるわけですから、それはもう大変ですよ。それが2クラスあるわけです。

 保育の経験者ならだれしも、もうちょっと小さい集団で、ゆったりとした保育がしたいね、保育されたいねというのは、どこの人にも聞く言葉です。入れればいいという問題ではなくて、質もぜひ考えてほしいと思います。

 だから、一度集中保育でやるという方針を決めたので、もうこれは変えないということですか。要求がふえたら、合ったように変えるべきではないかなというふうに思いますが、いかがでしょう。

 5番目、一時保育についてです。

 私が行ったときには、豊山保育園、たまたま出産前利用の方が見えていましたけれども、一時保育の部屋は、普通は1階につくるのですけれども、部屋がないので2階に今は設定されているんですね。お母さんは出産前の利用なので、おなかが大きいので、「2階まで上がらなくてはいけないけれども、大丈夫、ゆっくりでいいからね」と言って気を使っていらっしゃいました。現在、空き部屋がある冨士保育園への移行も、もちろん来年度からですけれども、一時保育、考えられてはどうかなというふうに思います。

 それで、いろいろな私の質問に対して、検討する検討するという答えをたくさんいただいていますけれども、もう来年どうするかという緊急の問題ですので、早急な検討をぜひよろしくお願いいたします。

 それから6つ目に、副園長をクラス担任と兼務というのは、もう無理です。副園長本来の職務−園長を補佐して全体を見渡せると、今、答弁いただきましたけれども、やっぱり副園長が何で担任を持っているかといったら、正規の保育士がいないからなんですよね。そこにどうしても根本原因が行くんです。副園長の職務の人にまで担任を持たせなければ、担任を持っていない保育士が足りないということなんですよ。そこのところを、おなかに落ちるように、本当によく考えてほしいと思います。

 それで、今、フリーの保育士、臨時職員がやっています。本当にそのことを、フリーの保育士と言えば、経験を持って、どんな月齢のクラスにも入れるような保育士のことを言うんですけれども、今は臨時の方がやってみえます。

 子どもを育てるところに、もう少しお金を使ってほしいなというのが私の思いです。明確な答弁をお願いします。

 社教センターの問題についての2回目です。

 公衆電話の件では、きちんと対応していただいていて、ありがたく思います。もうきのうでしたかね、「私、電話を借りられてよかったよ」という声も私のところに届いております。ただ、一度断られた人には、心に傷が残っていて、なかなかその傷が消えないみたいなところがありますので、何でもかんでも電話を使っていいよではないですけれども、何らかの形で広報をされるといいかなというふうに思いますが、どうでしょう。

 それで、ウオータークーラーは、今、1つだけは1階の文化協会の前の柱の陰のところにあります。年配で体操に参加されている方たちは、通常2階を使いますので、1階にわざわざ、ちょっとした休憩におりていって、お水を飲むというわけにはいきませんので、どうしても2階にあるといいなというふうに思って、復活を要望します。

 また、豊山町のウオータークーラーは水道直結なので、水の安全も確保されているというふうに思います。ぜひ再開を期待したいと思います。これできないのは予算上の問題ですかね。買うと高いからなのかなと思いますが、ご答弁をお願いします。

 それで、ジュースとお茶の自販機の件ですけれども、ちょっと見に行きましたら、中身のわかりにくさを補うために、ここはスポーツ飲料が入っている、お茶というシールが張ってありました。とても細かく気配りされていると思います。中身の要望については、また窓口へ出していくということで、そういう話を伝えていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 3つ目、オスプレイの問題です。

 そう簡単に、関係ないことは知らんという答弁をくださらないようにしてください。

 きのう沖縄では、10万1,000人の規模で「オスプレイ来るな」という県民集会が開かれました。去る6日、米南部のノースカロライナ州ジャクソンビルの市街地に緊急着陸したという記事が、8日付の中日新聞にも載りました。原因は調査中とのことですけれども、またこれは人為的ミスというアメリカの報告を、そのまま日本国民にするのでしょうか。

 オスプレイは、通常2つの回転翼が垂直状態のヘリモードで離陸して、水平の航空機モードに移行して、逆に航空機モードからヘリモードに転換して着陸するようになります。4月のモロッコと6月のフロリダ州の墜落事故は、いずれもこの転換モード中に発生しています。操縦ミスでは片づけられない構造的な欠陥があることは、もうアメリカでは常識になっています。

 オスプレイは、普天間基地配備を強行しようと岩国基地に持ち込まれて、今、12機が待機しています。全部では24機の配備計画ですけれども。このたび普天間基地では、5とおりの着陸パターンが明らかになりました。いずれも沖縄の人口密集地上空での転換モード飛行が予定されています。

 オスプレイは、25メートルのプールよりも大きな機体で、それが上空からもし落下してくるということを想像してみてください。とても容認できるような代物ではないと思います。

 どんな理由があろうとも、国民や住民の命や財産、安全が脅かされる可能性があれば、その芽を早く摘み取って、安心してもらえるように働くのが、行政の役割ではないでしょうか。

 県営名古屋空港の米軍の利用回数、2009年18回、2010年20回、2011年27回、このことは、愛知県がはっきり出しています。以前から米軍ヘリのCH46は、小牧基地に立ち寄っていることも確認されています。キャンプ富士に米海兵隊が行く途中に寄るのではないかというふうにも言われています。米国防省環境レビューの報告書では、そのキャンプ富士に分遣隊を派遣して訓練を行うというふうにしています。オスプレイが代替機になれば、立ち寄る可能性は十分にあり、とてもよそごととは思えません。転ばぬ先のつえとなる政治が必要であり、町長は最も大きなお力をお持ちです。その立場で持てる力を発揮してください。傍観者であっては無責任と思われます。大事なときですから、改めて町長のご意見をお聞かせください。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) まず、保育園の募集の内容からお話もございました。

 私もいつも窓口で入るときに、募集募集と書いてあるから、それは確認しております。確かにある議員のときに、副町長もちょっと申し上げました。なかなか今、そういう学校自体が、変化もありますし、なかなか人がお見えにならんというのが現状であります。我々も以前、保育士をされておったような方にも、お声をかけたりはいたしております。やはりそういう技術者というのは、なかなか自分の家のいろいろなご事情もございますし、何とか我が豊山町で働いていただけんかというようなことも言ってはおるわけなんですが、そういう事情がどうしてもありまして、非常に難しさがあるということでございます。

 当然、臨時についても正規についても、なかなか厳しい。それで結果も、私どもが採用通知を出しても、途中でまたリタイアされる。こういうのも実はあるわけなんですね。それは何らかの要因があるということで、申しませんが、いろいろな事情があるということでございます。

 私どもも、そういうようなことで、今、時代的にもかなり変わってきておりますし、当然ながら豊山町の雇用形態もかなりまた変わってくるだろうと。当然ながら新しい開発の大きな問題もありますし、そういう中にそういう方々がお見えになることも視野に入れながら、今までの状態ではなしに、もう少し突っ込んだ調査はすべきだということで、今、考えております。ここでこうだということは、まだ言えませんが、当然ながら人があって物事がやれるということは重々承知しております。こういう点について、努力をしてまいりたいと、このように思っています。

 あと、細かい中身につきましては、また部長のほうから説明させます。

 それから、オスプレイの関係でございます。確かにきのう、どのニュースを見ても、沖縄で多くの方が参加されまして、オスプレイのプラカードを持ってやられておりましたニュースは見ました。

 私どもも、ただ豊山町一人の力では、なかなかこれできないと思っています。現実ここには航空自衛隊小牧基地、それから当然ながら岐阜基地、いろいろあります。こういうところとの流れがどういうふうになってくるかということも、私どもも県に聞いてみても、まだわかりません。こういうことしか返ってきません。実情はよくわかっております。事故もあったということ、それから不時着があったということも承知しています。このオスプレイをどのようにするかということ、これについては、私の一存では非常に難しいと思っておりますので、これだけはご理解賜りたいと、このように思っております。

 あと細かいことは、福祉部長のほうから説明させます。



○議長(筒井俊秋君) 小川総務課長。



◎総務課長(小川徹也君) 保育士の今年度の採用分について、1名の募集を行っておりまして、その部分について、退職者補充分か追加分かということでご質問がございました。これにつきましては、退職者の補充分として予定しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(筒井俊秋君) 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) ゼロ歳児・1歳児の保育の対応というご質問から、まず答えさせていただきます。

 ゼロ歳児につきましては、先ほど答弁されましたけれども、10月上旬には12名となります。定数は豊山町の保育園運営要綱に定めてございます。豊山保育園では15人となっておりますので、15人までは可能な限り入園の対応をしてまいりたいと考えております。

 また、1歳児につきましても、同じように運営要綱で豊山保育園に36人というように定めてございますので、36人までは受け入れてまいりたいというふうに思っております。

 続きまして、ゼロ歳児・1歳児の集中保育を変えてはどうかというお話でした。

 これにつきましても、平成22年9月から実施して、まだ2年しか経過しておりません。そうしたことから、今のところゼロ歳児・1歳児の豊山保育園での実施というものを、他の保育園に変えるという方向は、今、考えてはおりませんので、よろしくお願いいたします。

 5番目の一時保育の件につきましては、現在、豊山保育園で緊急一時保育、非定型一時保育、私的一時保育を行っています。また、青山保育園・冨士保育園では、緊急一時保育をそれぞれ実施しております。中心的に行っているのは、今、豊山保育園で行っております。この件につきましても、今後、中心的に実施する園のあり方については、検討してまいりたいと思っています。これにつきましては、できる限り早い時期で行っていきたいというふうに考えております。

 最後、副園長のフリー化というお話です。

 副園長につきましては、今、プレイングマネジャー的なことということで、担任を持っていただいております。その副園長のフリー化ということでございますけれども、3園ありますけれども、3園それぞれ子どもの数、クラスの数、職員の数、それぞれ異なっております。したがいまして、すべての副園長をフリー化という方向は考えてはございません。クラスの配置数や業務内容を見ながら、そこら辺の検討をしてまいりたいと考えています。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 野崎隆子君。



◆8番(野崎隆子君) 保育の話ですけれども、もう何があっても、根本的には本当に正規の保育士不足が一番大きな根本問題だと思うんです。それで、中堅職員にも受験枠を広げたらどうかという提案もさせていただきましたし、その辺について、検討というか、ありませんか。保育士はこんなに足りないのに、財政的な問題があるから、やめていった人の分しかふやせない状況が続くのですか。例えば副園長の担任をなくそうと思っても、なくせるだけの保母さん、正規の保育士がいないんですよ。もうふやさなければ、にっちもさっちもいかないという、ここら辺の言葉で言えば、そういう状況に今、保育園が来ているんです。そのことを、やっぱり町のトップにはきちっとわかってほしいなというふうに思います。それがまず1点。

 それから、ゼロ歳児の保育ですけれども、今、12名までは満員になりました。保育士もいます。それで待っている13人目に入る人、14人目に入る人は、臨時の保育士を探さないと入れないけれども、それは入れるようになるんですか。そのことについてお答えください。保育士がいなかったら、本当にみんなで必死に探さなければ大変だと思います。

 保育の話では、その2つです。

 それから、オスプレイについては、町長の先ほどの見解も伺いましたけれども、平和団体などが愛知県に申し入れたときに、愛知県の知事は、「沖縄の配備後に県営空港の利用をウエルカムとはいかない。慎重に政府から事情を聞く。安全上の問題点があれば、使用を認めるわけにはいかない」とも答えています。基地を抱える町なんですから、もちろん豊山町だけでやれなんて言っていませんし、近隣の市町と一緒になって対応をどうしてもしてほしいなと。よそごとではないというふうに私は思っていますので、この点についても、知事の答えもありますので、もう一度、町長の見解をお聞きして、2点について質問して終わります。



○議長(筒井俊秋君) 町長。



◎町長(鈴木幸育君) まず、オスプレイの基地の考え、3つの中身を言われました。その内容は私も承知しております。これはいかんと思って、実はちょうど県へ行ったときに、それとなく部長のほうにもお話を申し上げました。これでは県営空港のほうは何ぞやということにもなりますので、自分としても、いいとか悪いとか、非常に難しい中身でございます。知事も多分そういうことがあって、あのようなご発言をされたのだろうと、こう思っておりますので、知事のほうの発言はそうかもしれませんが、私としては、今のところウエルカムの考えは持っておりません。よろしくお願い申し上げます。

     (8番野崎隆子君「知事もウエルカムとはいかないとおっしゃった」と呼ぶ)

 ええ、そうですよ。それはわかっています。

 それから、採用状況でございます。

 これも非常に、先ほどもどうすべきかということは、今ちょうど過渡期に来ておるかなということは、事実思っています。人がないと、なかなかこれは難しいと思っていますし、いろいろなところに、以前は、かなりずっと前ですね、そのときにも保育士さんがなかなか足りなくて、いろいろなところにセールスに行ったものでございます。学校で張り出してもらっても、なかなか来ない。ほかのほうに行ってしまう。これはやっぱり小さな町であるかなというのは、ちょっとひがみ根性ですが、大きなところへ行ってしまうと。こういうのが事実あるわけです。たとえ10円高くてもそっちへ行ってしまうと。こういう悩みもあります。こういう点をやっぱりこれからの課題だと思っています。時間も余りないかもわかりませんが、考えることは考えなければいかんと。こういう時代に来ておるということだけ申し上げます。



○議長(筒井俊秋君) 早川生活福祉部長。



◎生活福祉部長(早川晴男君) ゼロ歳児の保育の件で、10月上旬には12人ということで、この臨時保育士は、先ほどもご答弁申し上げましたように、もう既に採用して対処してまいります。残りですね、定数15から12名引いたら残りの3人のゼロ歳児ということで、万が一申し込みがございましたら、こちらも保育士の確保については、最大限の努力をして、保育士の確保をしながら、受け入れてまいりたいというふうに考えています。

 以上です。



○議長(筒井俊秋君) 野崎隆子君の質問が終わりました。

 以上で一般質問を終わります。

 本日の日程は全部終了いたしました。

 明日は9時30分より議案質疑を行います。

 本日はこれにて散会といたします。ご苦労さまでした。

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     午後4時39分 散会