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愛知県 東郷町

平成19年第2回定例会(第3号) 本文




2007.06.08 : 平成19年第2回定例会(第3号) 本文


               午前10時00分開議
◯議長(星野靖江君)[ 3頁] ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 直ちに、お手元に配付した議事日程の順序に従い会議を進めます。
 また、本日は場内が暑くなっておりますので、上着の着脱は自由といたします。
             ─────────────


◯議長(星野靖江君)[ 3頁] 日程第1、これより昨日に引き続き、通告受付順6番の方から一般質問を行います。
 発言を許します。17番山口洋子議員。
            [17番 山口洋子君質問席登壇]


◯17番(山口洋子君)[ 3頁] 通告に従いまして、1番目から伺っていきます。よろしくお願いいたします。
 大きく印刷物についてと、もう1点伺いたいと思います。印刷物については3点に分かれておりますので、よろしくお願いいたします。
 1点目、広報とうごう422号、主要事業の概要について住民からお問い合わせがありました。その内容は、それぞれの事業は金額は幾らかということでありました。そして、金額がなぜ記入されていないのかということでした。議員がいただいた平成19年度の当初予算の概要にはそれぞれ金額が入っていますので、広報にもその気があれば書き込むことは可能だったと考えます。
 また、町長は施政方針で、私のまちづくりの基本的なスタンスは、まず透明性の確保によるわかりやすいまちづくりです、まちづくりを進めるに当たり、現在の町の施策立案や実施状況などの行政情報を積極的にお示しし、住民の皆様への説明責任を果たし、公正の確保と透明性を高めますと述べていらっしゃいます。その関連から、まず町長の考えを御答弁いただいた上で、次に当局の御答弁をよろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[ 3頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[ 3頁] 今、山口議員から広報紙とうごうの記事につきまして御質問をいただきました。大変広報紙の内容を精読していただいておるようで、うれしいことだと思っております。
 広報紙とうごうに限らず、私はできるだけ町の情報を皆さん方にお知らせしていきたい、このようにいつも申し上げております。そのように私は実施しておると思っております。今回の広報紙とうごうの、なぜこのようになったかというようなことにつきましては、これから詳細については部長の方から答弁させますが、内容を意識して変えておるというものではございません。例年のとおりに出している。そして、議員の皆様方には、今議員みずから申されましたように、詳細については各予算をお示ししてある。このような御質問があったときに、議員の皆様方からそこで御説明いただくというのもひとつの方法ではないか、このように思っておるところでございます。
 なぜこのような内容になったかということにつきましては、これから部長に答弁をしていただきます。よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[ 4頁] 続きまして、答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[ 4頁] 総務部長の真野でございます。
 それでは、山口議員の御質問にお答えしたいと思います。
 ただいま町長から概要について少し御答弁させていただいておるところでございますが、当初予算における主要事業の概要につきましては、毎年同様な内容で広報とうごうに掲載してきておるところでございます。
 それで、今年度どうかということでございますけれども、今年度につきましては、掲載方法を特に変更したわけではございません。主要事業の概要につきましては、実は例年広報とうごう4月号で掲載しておりましたものを、今年度紙面の都合上、広報とうごう5月号に掲載したということでございますので、お願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[ 4頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 4頁] 重ねて伺います。町長はさらに、絶えず町民の皆様の声に耳を傾け、できる限り情報を共有し、町民の皆様の創造的な意見を町政に反映させることができるよう取り組みますとおっしゃってみえます。これ例年のとおりやったとおっしゃいますけれども、やはり今私が申し上げるのが初めてなのかもしれませんが、少しずつは進歩していただきたいと思うんです。で、例年ということで去年のものも見てみました。一応入っていることは入っていますけれども、全体的に入ってはいません。要するに、安心して暮らせる福祉のまちづくりとか、大きいタイトルのところにはやはり入っていないんです。
 それから、2006年3月のバランスシートについては、結構かなり詳しいことが載っていますので、それを参考にされるんでしたら、概要のところまでしっかり載せるということが可能であったのではないかと思います。
 町長にさらに伺いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[ 4頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[ 4頁] 何も変わっていないのではないか、こういうようなお話であります。
 広報紙とうごうは、内容が随分変わった、こういうようなお話を私はあちらこちらからいただいております。残念ながら、山口議員はその1ページ、変わっていないのではないか、こういうようなお話であります。やはりすべて新しくしてしまうのがベターということではないかと思っております。今まで流れの中でいろいろなことが実施されております。そういう中で、いいことは、いい部分はそのまま残す。何もかもすべてが一新する、これがすべてではない、このように思っております。
 財政の表現方法もいろいろ工夫して出させていただいております。従来よりは皆さん方へお届けする情報が、内容はわかりやすくなっているという御評価をいただいておるところでございます。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[ 5頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 5頁] ここで今後の考え方を伺いたかったんですけれども、この調子ですと、何か新しいのは出てきそうにもないので、ちょっと先進地の例を御紹介したいと思います。
 これは、北海道のニセコ町というところの冊子なんですけれども、毎年町民に配られます。原価は幾らかと伺いましたら310円ぐらいだというお話でした。私たちがこれを取り寄せて買うと、1,000円で買いました。この内容は私たちがいただく概要よりももっと詳しいのではないか、写真も入ったりして、とても丁重なものができております。町としては、先進地としていいものが早くできれば、これを売ることもできるんですね。だから、職員としては、やはり先進地の先例をよく勉強していただいて、町民にもいいし財政にも役立つということをぜひ取り入れていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[ 5頁] 川瀬町長、答弁。


◯町長(川瀬雅喜君)[ 5頁] 今、先進地、すばらしいのをお持ちになって、それをまねたらどうか、このようにお話ありました。私たちの広報紙も、内容につきましては他の市町に比べて遜色はないと思っております。事実ホームページ、広報等、それなりにいろいろな賞をいただいております。職員は、それなりに工夫をしてしっかりとやっておる、このように思っております。他の市町がすべていいということではないと思っておりまして、当然いいことで私たちの町で取り入れるべきことは取り入れてまいりたい、そういうことは常日ごろ研究していきたい、このように思っておるところでございます。


◯議長(星野靖江君)[ 5頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[ 5頁] 総務部長の真野でございます。
 ただいま町長から御答弁がということでございましたが、総務部長もということでございましたので、私からも少し御答弁させていただきます。
 ニセコ町の財政についてのわかりやすい概要版の小冊子をということで御案内いただきました。ただいま町長から御答弁させていただきましたけれども、やはり新たな財源あるいは予算を必要とするような方法を今の段階で選択するということは、現在のところ避けたいとまず考えたいと思います。
 私どもといたしましては、予算や決算あるいは財政状況につきましては、従前から広報紙により住民の皆様にお知らせしてきておるところでございます。限られた紙面でございますけれども、効率面あるいは効果面、そういったところは工夫しながら、より住民の皆様にわかりやすい、あるいは見やすい、そういった内容でごらんいただけるようにということで努めておるところでございますので、どうか御理解いただきたいと思います。
 また、住民の皆様から実はいろいろな御要望をいただいておるところでございますが、そういった御意見につきましては、先ほど町長が申しておりますように、真摯に受けとめさせていただいて、いろいろな角度から研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[ 6頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 6頁] 今の予算の必要なものは現在は避けたいという答弁は、とてもよくわかりました。
 次にいきます。
 2番目、委員会や審議会などの会は幾つあるか、だれがやっているのか、報酬は幾らか、協働参画からも明らかにするべきではないか。また、重なった人たちが人選されているのではないかというようなことも聞かれています。公人なので発表すべきではないか、公募もすべきではないかという問い合わせがありました。どのようにお考えか伺いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[ 6頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 6頁] 企画部長の市川でございます。御質問にお答えさせていただきます。
 現在、法令、条例によりまして設置されている審議会等については、東郷町の方では17機関ございます。それから、報酬の額に関しましては、議員御承知のとおり、東郷町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例で定めてございますので、そちらに明記されているとおりでございます。
 それから、選任に重複があるという点につきましては、学識経験者、関係団体の代表から御意見を伺うという趣旨から、やむを得ない部分もあるかなとは考えております。
 それから、委員の人選につきましては、地元から推薦をいただく場合や当て職による選任が多い、こんなふうに思います。審議会等の性質によりまして公募を行う場合も考えられます。
 それから、委員の公表につきましては、私ども必要に応じて広報等でお知らせしている、こんなふうには考えております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[ 6頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 6頁] 今、公募については考えられるとおっしゃったかと思いますが、確認いたします。


◯議長(星野靖江君)[ 7頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 7頁] 企画部長の市川でございます。
 審議会等の役割とか性質によりましては、必要に応じて公募をすることもその審議会等で可能かなとは思っております。昨日も福祉部長の方から一部御答弁があったと思いますが、必要に応じて公募はしていきたい、こんなふうには思っております。


◯議長(星野靖江君)[ 7頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 7頁] ちょっと関連ということになると思いますが、職員名簿、以前はこういうものが出ていたんですけれども、どうして出さなくなったか伺いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[ 7頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 7頁] 企画部長の市川でございます。
 以前、今お示しいただきましたような職員名簿を作成しておりました。そうしたことにつきましては、個人情報の問題もありまして、名簿の流出等により、いろいろな業者等からの勧誘を受けたりとか、そういうトラブルも発生しております。そういう観点から配布するという形のものは現在行っておりません。内部的な管理という形では、人事秘書課の方で管理はしておりますけれども、住民の方とか表立って議員の皆様に配布するとか、そういうことは現在のところ考えておりませんので、よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[ 7頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 7頁] 今個人情報のことでおっしゃられましたけれども、個人情報保護法への過剰な反応を見せる実態ということで東京大学の先生が書いていらっしゃいますが、そのことについて国民生活センターというところに寄せられた苦情とか相談について紹介されてみえます。内容は、たくさん書いてありますけれども、1つ御紹介したいと思います。
 行政、町内会や学校教育機関などの現場での名簿や写真帳、電話帳、卒業アルバムなどがつくられなくなったり、法律上の問題点について心配しているケースがあるということなんですが、要するに、これは過剰な反応ではないかと言ってみえますが、どのようにお考えでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[ 7頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 7頁] 企画部長の市川でございます。
 そうしたお考えもあろうかとは思います。私どもの委員とか審議会の委員の方、それから、例えば私どもでも周知の必要な公人の方というのは広報で、駐在員さんだとか民生児童委員さんにつきましては、御本人の了解を得ながら、公人という立場で必要な情報については御提供している状況でございます。
 特に先ほど言いましたように、周知が必要な公人につきましては、これまでどおり広報等で私どもも周知はしていきたい、こんなふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[ 8頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 8頁] この方もおっしゃってみえましたけれども、公人なのである程度は出していくのは当たり前と思います。そして、その個人情報のプライバシーの関与ということにつきましては、法律でも言われておりますが、要するに氏名、住所、電話、そういう基本的なものはやむを得ない、出すということで、あと何が個人を特定することになるのかというと、その人の趣味だとか、体型だとか、それから何が好きだとか、そういうことでその人が個人的に特定できるものが個人情報を侵すということになるので、そこからは問題があるけれども、住所、氏名、電話などはいいのではないかという考え方なんですが、いかがでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[ 8頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 8頁] 企画部長の市川でございます。
 議員言われました、特に住所、電話番号という部分については、その必要性にもよると思いますけれども、それは先ほども言いましたように個人情報の重大な部分だと私ども考えております。当然その部分については、御本人の御了解を得た形での情報提供は必要だ、こんなふうに考えております。


◯議長(星野靖江君)[ 8頁] 次に移ります。17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 8頁] 3つ目、東郷町カレンダーについて伺いたいと思います。
 こういった、4月から配られる東郷町のカレンダーがあります。利用されているかどうかの実態をお調べになったことはあるでしょうか。それからまた、町民の声などお聞きになっていることがありましたら伺いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[ 8頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 8頁] 企画部長の市川でございます。
 町民カレンダーについて実態を調べたことがという御質問でございますけれども、私どもの方ではこれまで、利用頻度だとか使い勝手などの実態につきまして、これでことしで30号になりますが、特にそういった形での実態調査という形でしたことはございません。


◯議長(星野靖江君)[ 8頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 8頁] すみません、もう一つ答弁漏れと思いますが、どんなことを、町民から情報が入っていないでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[ 8頁] それを加えて、答弁、お願いします。


◯企画部長(市川常美君)[ 8頁] 申しわけありません。
 御意見という部分では、若干町長ファックスだとか投書等でいただいた部分もございます。そうした中では、町民カレンダーの配布について、私の家では一度も活用したことがないというような御意見をいただいている。いろいろなむだの削減できるものではないですかというような御意見をいただいたこともございます。
 若干そうした御意見をいただいたことはありますけれども、私どもの方から調査をしたということは、今のところございません。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[ 9頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 9頁] このカレンダーは1冊幾らかかっておりますでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[ 9頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 9頁] 企画部長の市川でございます。
 1冊当たりの作成費用ですけれども、デザインだとか企画内容によりまして年度ごとに若干ばらつきがございますが、発行以来の平均ですと220円程度でございます。なお、平成16年度以降の3年間につきましては210円と、同額の費用になっております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[ 9頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 9頁] 先ほど町民からのファクスとか投書などで、一度も使ったことがないので費用を別のところに使った方がいいのではないかというような意見があったとおっしゃいましたけれども、今後はどういうふうにされるおつもりでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[ 9頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[ 9頁] 企画部長の市川でございます。
 そういう意見もございますので、今後につきましては、こうしたものの必要性も十分検討していかなければならないとは思っておりますけれども、最近ではインターネットの急速な普及等によりまして、若い世代を中心に利用率も高まっております。町の事業に関する情報という部分では、町のホームページだとか、そういう部分でも容易に入手できるようになってきております。カレンダーの中では、私どもの年間を通しての行事だとかそういうものはPRしておりますけれども、そういう部分につきましても少し意義が薄らいできているのではないかとは考えております。
 今後は、そうした費用対効果の面から検証いたしまして、町長が言っております本年度行われる事務事業の見直しの中で十分検討していきたい、こんなふうには考えております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[ 9頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[ 9頁] ぜひよろしくお願いいたします。
 実は、ここのところで220円もし浮くんでしたら、ぜひ町民のためによくわかるように、財政のことを共有できるように、この冊子をつくる方向に、初め、もしこれ310円で220円では足りないのではないかと言われるんでしたら、200円分でも、枚数が少なくてもいいと思います。それから手づくりでもいいと思います。何とか町長がおっしゃるように、町民と協力して、協働してやれるような行政のためにも努力していただきたいと思います。よろしくお願いします。
 次、移ります。
 3番目、広報5月号の町政ニュース、パブリックコメント結果報告を読ませていただきました。
 東郷町障害計画、パブリックコメントの結果報告を読んで、計画書第4章第5節に、交流機会の拡充と地域社会での交流の促進は、とても格調高くまとめられ記載されていると思います。そこで、この住民アンケートだとか障害者団体ヒアリング、それから策定委員会など多くの方々の参加のもとに計画された東郷町障害者計画について、現状と課題ということが載っておりますので、ちょっと御紹介したいと思います。
 障害のある人にとって、人と人との交流は大きな心の支えになるだけでなく、生きがいや喜びに結びつく重要な役割を果たしています。そのためにも、障害者団体の活動が活発となるよう団体育成の支援が不可欠であるとともに、障害のある人が生産活動、ふれあい活動、生活の場での活動など、さまざまな場面でより多くの人々と交流を持てる機会の拡充に努める必要があると述べてみえます。大変よくまとまっていると思います。どのように対応されますか、町長と当局に伺いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[10頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[10頁] 質問通告書では、パブリックコメント結果報告を読んで、そこの中で2度重要なことと言っているがという表現と、私どもがそのパブリックコメントの内容の中で現段階ではお示しできないという回答をしているのはなぜかと通告をいただいております。今の御質問の内容を聞いておりますと、何か障害者計画そのものの内容についての御質問ともとれますが、現在通告書でいただいている方からまず御答弁申し上げますと、ちょっと議員が文脈を読み違えておみえになるのではないかと思います。
 パブリックコメントで町の考え方として私どもが記載しましたのは、町民の方から、障害のある人が機能を維持するために重要ですという意見をいただきました。それに対して私どもが回答する文章の中で、計画書第4章第5節2、交流機会の拡充と地域社会での交流の促進でも記載してあるように、そのことは重要なことだと感じています。一つの重要なことは、町民の方がおっしゃって、私どももそれは重要です、こういうふうに認めたわけでありまして、行政が2度も重要ですと言ったという御指摘は当たらないかと思います。
 さらに、そこでは御意見としまして、(仮称)障害者支援センターがあれば身体障害者福祉に大いに役立つと思われる。それをぜひ、いこまい館でつくってほしい、こういう御意見をいただいた。そのことにつきまして、大変重要ではある、必要性は感じておる。しかしながら、昨日から御質問いただいておりますように、いこまい館は全面的な見直しを今しておる最中でございまして、現段階での回答はできませんから申しわけない、こういう文脈でこれは書いてあると思います。
 そんなわけで、議員御指摘の障害者計画、非常にいい内容とお褒めをいただきました。これの実現に向けて今後努力していくと私ども思っておるわけでありますが、このパブリックコメントの表現そのものについて、その一部分だけでのやりとりではいかがなものか、このように思っておるところでございます。
 この方には、いこまい館の見直しの中にその意見を再度詳細にわたって御希望していただいたら幸い、このようにお伝えしてあるところでございます。また、既にいただきましたこの意見は、一意見として採用させていただいておるところでございます。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[11頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[11頁] 今のことを全部伺えばわかります。わかりますけれども、この方はわからなかったのではないかと私は感じます。
 町長は、現段階では言えない、回答できないと書かれていますと何か冷たく感じるわけです。だから、結局その障害者計画全部を読んで、こんなに大事だ大事だとおっしゃっているんだったら、いこまい館の計画をするときにも、皆さんの声を入れていきたいので参画していただきますとか、そういう表現があってもよかったのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[11頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[11頁] そのあたりのことについて舌足らずだ、こういう御指摘については、これは謙虚に受けとめさせていただきたいと思います。
 なお、印刷物につきましては、その紙面の都合上、いろいろと最小限の文字でその意思を読者の方にお伝えする、こういうようなことも必要でありまして、これを見ていただきますとわかりますように、紙面いっぱいに使って書いておるところでございます。その末尾に、「なお、いこまい館の利用方法につきましては平成19年度に意見募集や住民アンケートを実施する予定ですので、ぜひその際にも御意見をいただければと思います」、このように書かせていただいております。そして、この意見につきましては別途書面で来ておりまして、個々に回答させていただいておるところでございます。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[11頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[11頁] 紙面の都合のことはよくわかっております。けれども、今おっしゃったいこまい館のことで、予定ですというところも読みました。けれども、その後、回答することはできませんが貴重な意見として承りますというのは、何か持って回った意見だと思います。これだけまだあいているところもありますし、検討していく予定なので参画していただきます、それだけ書けば事が足りることじゃないでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[12頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[12頁] 今、山口議員が御指摘のことにつきましては、御本人にはしっかり文書で御通知申し上げておりまして、そして、私どものこの紙面を読んでいただいた読者の方々から、今、山口議員の御指摘のあったようなお話は今のところ聞いておりませんし、格別にこのことについて御迷惑をかけているというようなことはないかと判断しております。


◯議長(星野靖江君)[12頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[12頁] 実は、障害者計画の初めのところで町長はこうも述べてみえます。「障害者施策を進めていくその基本は、本町にお住まいの障害のある人が、この東郷町において日常生活や社会活動の中で自立した生活を営むことができるとともに、その能力を十分に発揮できる地域社会とすることもあると考えております。さらに、障害のある人も障害のない人も、お互いに理解し合い、自然に受け入れあえる町であってほしい。また、そのようなまちづくりを目指していかなければならないと考える」ということです。
 本当に全部を含めたいい文章だと思います。これはいい文章だけではいけないと思うんですね。この高邁な文章が、意識が本当に一緒だったら、このパブリックコメントの中にも同じような温かさが必要ではないかと感じるのですが、どうでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[12頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[12頁] どちらの質問になっていくのか私もよくわかりませんが、少なくとも障害者計画の私の冒頭のあいさつにつきましてはお認めいただいている、このように思います。
 計画あって、そしてそれをいかに実践するかというのは、私どもの最大の使命でありまして、私がそういう計画をつくり、皆さん方にもお示しをし、職員にも徹底する中で、残念ながら私がすべて一人でやっているわけではありませんで、多少の内容の理解の仕方の違い、温度差等々、いろいろあると思います。ましてや、私が直接的に全原稿を書くわけでもありません。そういうものを最大限にその担当担当が理解し事を進めていく、これが行政のあり方だと私は思っております。
 御指摘のように、ちょっと内容のニュアンスが違うのではないかというようなことは、それはそれぞれの理解の中の温度差の問題だと思っております。それをつくってくれた担当の方も、きっと今山口議員が申されました私の趣旨には賛成していてくれると私は確信を持っておるところでございます。
 今後、そういういろいろな多少の誤差といいますか、私のコピーのような考え方ではまいらないのも事実だということを御理解いただきたい、このように思います。


◯議長(星野靖江君)[13頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[13頁] このパブリックコメントの意見などの概要という住民の声と、それから反対側の方では町の考え方となっておりますけれども、これは町長は目を通していらっしゃらないのでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[13頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[13頁] 主ないわゆる新しい紙面、私がこういうような紙面にという、こういう部分についての大きな改装といいますか改革改善をした部分については、決裁ですべて拝見しております。しかしながら、全ページ私が見て、それを校正するというような仕組みにはなっておりませんので、御理解いただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[13頁] 17番山口洋子議員。


◯17番(山口洋子君)[13頁] 少なくとも、町の考え方というふうになっている部分は、一度目を通していただいて、温度差もなるべくないようにしていただきたいと思います。これは希望です。
 以上で終わります。


◯議長(星野靖江君)[13頁] お諮りいたします。
 ここで暫時休憩にいたしたいと思いますけれども、御異議ございませんか。
             [「異議なし」と呼ぶ者あり]
 御異議なしと認め、再開は10時50分といたします。よろしくお願いいたします。
               午前10時40分休憩
             ─────────────
               午前10時50分再開


◯議長(星野靖江君)[13頁] ただいまから会議を続けます。
 5番加藤啓二議員。
             [5番 加藤啓二君質問席登壇]


◯5番(加藤啓二君)[13頁] 議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
 平成12年9月の東海豪雨は、情報化時代における都市型豪雨として多くの教訓を残しました。幸いにも、東郷町は大した被害もなく済みましたが、この災害で東郷町地域防災の不備も多く検討されました。
 私自身も東海豪雨時に消防団長として災害対策本部での体験から、情報収集・情報伝達に防災無線の重要性を痛感いたしました。以前から通信情報計画は議会でも多くの質問があるように、町民の人命にかかわる大きな問題だと思います。
 災害時の通信情報は大変重要であると思いますので、これを町長に御意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[14頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[14頁] 今、加藤議員から災害時の通信手段の確保について御質問いただきました。
 過去、御指摘のように、この議会の場でもいろいろな方が御質問されております。私自身も、その通信手段については不安を持っておる一人でございます。特に加藤議員が消防団長として、実際の実務の経験の中からその必要性を今問題提起されますことは、僕は大変重いものと感じておるところでございます。
 御指摘のように、私ども今いろいろな防災に対する通信手段を持っておるように見えましても、いざ災害になりますとほとんど機能しないのではないか、このような危惧を持っております。そういう中でどういう方法がいいのか、今検討させていただくわけでありますが、まず一番恐れるのは、災害が起こったとき職員に参集連絡がうまくできるかどうか、もし参集しても現場のそれぞれの生の情報が収集できるか、またそれを分析し対策を出しても、各地区地区にそれぞれその通信ができるかどうか、そういうようなことがうまくいかないと、いざ災害になったときに被害が広がるばかりではないか、このように思っておるところでございます。そういった意味で、災害時でも役立つ通信手段の確保は大変重要だと私は思っております。
 現状につきましては部長の方から答弁させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[14頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[14頁] 失礼いたしました。総務部長の真野でございます。御質問について御答弁させていただきたいと思います。
 地域の防災の関係で通信の部分、特に無線の関係につきましては、大変重要なところと認識しておるところでございます。それで、その通信の施設整備の関係につきまして少し御説明させていただきたいと思いますが、現在の無線の整備状況等について、愛知県と県内の市町村をつなげております高度情報通信ネットワーク、これが地上系のアンテナ、そして衛星系のパラボラアンテナを実は役場庁舎の屋上に設置しておるところでございます。屋上をごらんいただくと御確認いただけるかと思いますが、これを平成13年度から15年度の3年間で整備してきたというところでございます。
 るる進捗状況について少し触れてまいりたいと思いますが、行政無線につきましては、公用車が7台、携帯用9台の16台でございます。そして、その他の無線につきましては、消防無線を持っておるところでございます。これは役場に1台、消防団の車両に6台を設置しておるというところでございます。
 それと、実は職員にどうだということになりますと、職員に対しましては、情報の伝達の参集の場合、こういった場合の参集の連絡につきましては一斉メール配信システムというのを導入しておりまして、これは既に導入済みということになっておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[15頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[15頁] 今後の通信情報計画はどのように実施するか、お尋ねいたします。


◯議長(星野靖江君)[15頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[15頁] 総務部長の真野でございます。
 今後の通信の情報計画はどのように実施するのかというお尋ねでございます。
 この計画につきましては、加藤議員御指摘のとおり、現在の整備状況では、実は必ずしも十分とは考えておりません。しかしながら、どうかということになるわけでございます。それで、今後の整備年度についてどうかということになるわけでございますが、実は今のところまだ決まっていないような、そういった状況でございますので、御理解いただきたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[15頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[15頁] なぜ決まっていないんですか、ちょっとお尋ねします。


◯議長(星野靖江君)[15頁] 素朴な質問。答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[15頁] 総務部長の真野でございます。
 現在使用しておる行政無線につきましては、実は老朽化が進んでおるということがございます。そして、電波法が改正されまして町が使用できる周波数が変更されてきておる、こういうことがございまして、考えていかなければならんというところは重々承知しておるところでございますが、平成28年までには更新しなければならないという必要に迫られておるということがございます。しかしながら、すぐにとはまいりませんので、財政状況を勘案しながら、見ながら計画してまいりたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[15頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[15頁] ちょっと財政状況のあれですが、現地との連絡が不能の場合には、住民の方に町からの情報が伝達できないのではないか、ちょっとこの辺お尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[15頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[15頁] 総務部長の真野でございます。
 地域の状況把握、こういったことや、あるいは地区から町へまたは町から地区への伝達手段といたしまして、車を使用するということでかなうと考えておるところでございますけれども、相当の時間を要するということになります。迅速で正確な情報を伝達するということは、被害の拡大を防ぐということや混乱を招かないということから大変重要なことだという認識をしておるところでございます。
 同時に、住民の方へ情報を伝えることのできる手段といたしまして同報無線システムというのが実はございます。これは、町内にスピーカーを複数設置いたしまして、町から一斉に情報を発信して住民の皆様にお知らせするというものでございます。国も県も自治体に対し整備を推進するというようなことでなっておるところでございます。
 それで、これについては、今町内にスピーカーを複数設置してと申し上げましたんですが、それぞれの地区にスピーカーを設置してスピーカーで流すということが一つの方法でございますけれども、各家庭に受信機を設置することによりまして、町から発信する情報を各家庭で同時に受信するという方法もあるようでございます。そういった方法があるということで、御案内させていただくということで御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[16頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[16頁] その今、家庭にという、もうちょっと詳しくその辺、どのような設備なんですか、ちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[16頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[16頁] 総務部長の真野でございます。
 現在、国におきまして全国瞬時の通報システムを進めておるというところがございます。これは、国ではジェイアラートと呼んでおるようでございますけれども、津波の警報、緊急地震速報、弾道ミサイル発射情報などといった場合に、時間的に余裕のない、そういった事態に関する緊急情報を人工衛星を用いて送信して、市町村の市町の同報無線を自動的に起動するということによりまして、住民の皆様に緊急情報を瞬時に伝達する、こういうシステムがございます。
 これを本町でも整備するという際には、先ほど申し上げましたようなことが可能になってくるということになってくるわけでございます。
 各家庭に受信機を設置するということになりますと、実は費用がかかってまいりますので、そういう点では、それぞれの御家庭にこの受信機を置くという方法もあるということを先ほど申し上げましたんですが、それには費用がかさんでくるということで、すぐにそういう体制がとれるかというと、これもいろいろその時点では検討してまいらなければならんと考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[16頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[16頁] 今の中で同報無線という言葉が出たんですが、同報無線計画はやはり検討されているんでしょうか、ちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[16頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[17頁] 総務部長の真野でございます。
 同報無線の整備計画はあるのかというお尋ねでございます。
 今のところは、まだ計画はございません。このことにつきましても、今後計画をしていく必要があるととらえておるところでございます。
 以上です。


◯議長(星野靖江君)[17頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[17頁] 先ほど費用が多額にかかるとおっしゃいましたが、どのぐらいの費用がかかるか、ちょっとここでお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[17頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[17頁] 総務部長の真野でございます。
 無線の導入費用はどれぐらいかというお尋ねでございます。
 実は正式に見積もりを徴収したというようなことではございませんけれども、整備に当たっては、同報無線では約2億円がかかるであろうと言われております。それと、先ほど申し上げましたように、各家庭に受信機を設置するという場合につきましては、またそれに加算されてくるということになりますので、それ以上の費用がかかると思われます。
 なお、行政無線、公用車への車の無線、ハンディタイプのものがありますが、災害対策本部と避難所用の55台程度と、各避難所にあわせて無線ファクシミリを整備します。こういうものを勘案しますと、またこれで1億5,000万円ぐらいかかるのではないかと実は試算しておるところでございます。
 いずれにしましても大変な費用がかかってまいります。今後の財政状況を見ながら、整備については慎重に考えてまいりたいと考えておるところでございます。
 以上で答弁とさせていただきます。


◯議長(星野靖江君)[17頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[17頁] 私が防災無線に関してここであえてまた質問したというのは、防災計画の中にも通信情報は重要な業務であると記載されているわけです。それに、これは人命にかかわるような問題で、私も体験して、それがあると思うんです。
 今、予算がない、計画をしている。私が7年前に体験して、その後にいろいろな提言をしたときにも、今の説明内容でいくとそれほどの思い切った内容はやっていないわけですね。これは、計画をしている予算に合わせてという言葉ではなくて、やはり積極的に取り組む。以前も議員さんが、この点、一番心配な点をまだ何も考えていない。今の答えのような苦しい答弁ばかりではやはりまずいと思います。
 ですからこれ、財源は十分措置して、県からの助成金とかいろいろある内容もありますので、それで年度計画でもよろしいですので、それから大きな設備でなくても、まず現場対応ができるような内容、そこら辺を重々考えて、今後無線に関しては積極的に町長に取り組んでいただきたいと思います。
 ちょっと時間が長くなるといけませんので、次の質問に入らせていただいてよろしいでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[18頁] はい、どうぞ。


◯5番(加藤啓二君)[18頁] 防災協定についてここで話させていただきますが、東郷町の地域防災計画(風水害・地震災害対策計画)の第3節の中の防災関係機関の実施責任及び処理すべき事務又は業務の大綱から、「町はまちの地域並びに住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災の第一次的責務者として、県、指定地方行政機関、指定公共機関、指定地方公共機関及び他の地方公共団体の協力を得て防災活動を実施する」とあるが、この中から、ちょっと東郷町の防災協定についてお尋ねしたいんです。


◯議長(星野靖江君)[18頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[18頁] 防災協定について御質問いただきまして、お答えしたいと思います。
 最近新聞紙上でも、各自治体がいろいろな業者・団体と防災協定を結んだという報道が散見されるところでございます。私ども行政としましても、緊急物資の備蓄につきましてはそれなりに年々準備をさせていただいておるところでありますが、大規模災害のときに決して十分な蓄えができるとは思えません。これは、お金が幾らあっても足りないと考えておるところでございます。
 そういう非常時に対しまして、各事業分野のそれぞれの機関と優先的に御協力いただく、いわゆる防災に関する緊急協定といいますか、そういうことの必要性はしっかりと私も持っておるところでございます。そして、実際私たちの町でも、その方向で順次進めさせていただいておるところでございます。先日も、土木関係と協定を結ぶこういう決裁書が上がってまいりました。徐々にではありますが、なるべく急いでいろいろな分野の方々の御協力を求める、そして住民の皆さんの安心できるまちづくりに努力してまいりたい、このように思っておるところでございます。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[18頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[18頁] 緊急時・災害時の協力団体及び民間等の業者間の防災協定は結ばれているか。また、防災協定を結ぶ基準があるか、ちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[18頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[18頁] 総務部長の真野でございます。
 お尋ねの緊急時・災害時の協力団体及び民間等の業者間の防災協定というのが結ばれておるのかということと基準はということでございますので、お答えいたします。
 現在の協定の締結状況につきましては、食料―米等の関係になるわけでございますが―確保といたしまして、救助物資の緊急調達に関する協定、これをJAあいち尾東農業協同組合、そして災害時要援護者の避難先の確保といたしまして愛厚ホーム東郷苑、イーストヴィレッジ、東郷春木ケアハウスと協定を締結済みということでございます。それぞれの施設に、可能な限り災害時要援護者の受け入れについて御協力をいただくことになっております。
 また、応急仮設住宅の建設や緊急消防隊等応援の集結場所を確保するため、祐福寺グラウンド、和合知々釜グラウンドの土地所有者の方々と、災害時には土地の使用につきまして御協力をいただくよう協定を締結しておるところでございます。
 なお、協定は結んではおりませんけれども、東郷町の薬剤師会、東郷町下水道指定工事店協力組合からも、御協力がいただけるという申し出をいただいております。
 次に、防災協定を結ぶ場合の基準はということでございますけれども、特に基準は設けておりませんけれども、道路の寸断や通信手段の途絶等を考慮いたしますと、町内あるいは近隣の市町にあります事業所・店舗等の御協力を得て協定を結ぶことが望ましいのではないかと考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[19頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[19頁] 今まだ検討中ということと、それから先ほど町長の方からも、土木関係の緊急修繕工事等の協定をということでしたが、この辺をもう少し詳しくお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[19頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[19頁] 総務部長の真野でございます。
 土木関係の協定はあるのかというお尋ねかと思います。
 緊急維持修繕工事に係る協定、これにつきましては、緊急輸送路や生活道路の確保等について、建設資機材、こういうものについては、専門的な知識を有している事業者との協定の締結が必要と考えておるところでございます。現在、関係者と協定締結に向けて協議中というところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[19頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[19頁] そのほかに協定の予定があれば、ちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[19頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[19頁] 総務部長の真野でございます。
 そのほかに協定の予定はというお尋ねでございます。
 現在、救急救護の面から、町内の医師会、また燃料の確保の面からはガソリンスタンドと、日用品の確保の面からは町内のスーパーと協定の締結に向けて御協力のお願いをしているところでございます。
 また、燃料を確保するということではLPガス事業者と、町民の皆様への情報提供の手段の一つといたしまして、放送事業者の方と災害時における放送要請に関する協定をも考えているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[20頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[20頁] 今、放送事業者という言葉が出ましたが、これはどこの放送事業者かちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[20頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[20頁] 総務部長の真野でございます。
 放送事業者はCCネットですか、中部ケーブルネットワーク株式会社でございます。ここと協定を考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[20頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[20頁] 先月、5月28日、日進市が交流先、長崎県木祖村と災害時の応援協定を締結したとの新聞報道がありましたが、東郷町では長野県王滝村との交流をしておりますが、このような協定を日進市にならって結ぶ予定があるか、ちょっとお聞きしておきたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[20頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[20頁] 総務部長の真野でございます。
 長野県の王滝村と交流をしておるというところでございますけれども、これは、王滝村のお考えもあろうかと思いますので、現在予定しておりませんが、今後は検討してまいりたいと考えておるところでございます。
 以上です。


◯議長(星野靖江君)[20頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[20頁] 今の答弁もそうですが、協定を含め、災害時の対応が十分か、ちょっとこれをあえてまた聞きたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[20頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[20頁] 今、加藤議員が私を見ておっしゃいまして、私に答弁をという無言の催促がありました。
 御指摘のように、防災無線、緊急時の通信手段、これにつきまして、本当にこの数年、進展していないという実感で大いに反省しておるところでございます。やはりまず計画をしっかりつくり、それに財政の裏づけをつけ実施していく、こういう手順をしっかりと踏んでまいらなければいけない、このように思っております。まず、私たちの町がどういう形態の通信手段を確保するか、これすらはっきりと決まっていない現段階でありますから、早急に検討・研究させていただきまして、どういう形がいいのか、またそれには費用がどれぐらいかかるか、財政計画等々あわせてまた議員の皆さん方にお諮りしていきたい、このように思っております。
 また、備蓄品に関しましても、先ほど申し上げましたように、これで十分という確保は非常に難しい問題だと思っております。やはり耐用年数といいますか、その賞味期間というものがございます。やはり更新をしなくてはならない、こういうような中で、4万町民すべての方に対応できることは難しい、私はこのように思っておる中でございます。そういう関係で、各事業者等といろいろな協定を結び、また土木関係者とは復旧の協定を結び、そういう手だてが十分されないと防災対策は十分ではない、このように思っておるところでございます。
 私どもには立派な防災計画があります。私自身の実感としましては、総合計画と同じようなものでありまして、それが実施できれば万全の体制になる、このようなことは思っておるわけでありますが、その内容たるや膨大なものがありまして、それに順次かかっていくということがどうもされていない現状におきまして、その内容をさらに精査し、一部の方々から、災害時に一番必要な自主防災の部分についても御指摘をいただいておるところでございます。そのようなものを含めて、今後4万町民の皆さんの安心と安全なまちづくり、この方面に十分配慮し行政を進めさせていただきたい、このように思っておるところでございます。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[21頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[21頁] 町長から前向きな意見をいただきましてよかったんですが、今、町長の言葉にもありましたように、当町の防災計画、私もずっと読ませていただきました。ただ、先ほども土木業者とか協定という言葉を使わせていただいた中には、非常に立派な書面になっているわけですが、私どもの体験とかいろいろなことを考えて、実践に向けた内容が非常に欠けている―欠けているという言葉はあれですが、現実的に風災害は大規模じゃなくても現実にあるわけです。
 そのときに、例えば消防団を含めたそういうものの人力的な活動、それから組織班も、ボランティアとか実際に向けたときのそういう組織図がないんですね。緊急を要する、例えば木が倒れた、堤防、ここらで言いますと床上水害、河川、それから愛知池とか堤防があるわけです。そのときに、やはり機械労力、機械を使うという想定の防災案がありません。それに備品も整えてありません。ですから、やはりそういうものを、実際に起こるという内容のものをもう一度検討されて、そういう協定を結ぶことによって業者に、やはり書面の中だけではなくて、実際こういうものは―事実これから都市型災害は起きます。特にこういう異常気象のときには。ですから、その辺をもう一度、防災計画の詳細の部分を見直していただいた内容でやっていただきたいと思います。
 防災計画までは以上で、次の質問でよろしいでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[22頁] はい、どうぞ。


◯5番(加藤啓二君)[22頁] 2番目の、東郷町の市街化整備、住宅地環境整備の件でお伺いいたしますが、平成22年の都市計画市街化区域の見直しで検討されている東郷中部(傍示本)開発及び東郷東部開発の事業推進は、東郷町の中で重要な課題であると思いますが、現在この地域の中部開発、東部開発の状況及び今後の取り組み方についてちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[22頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[22頁] 経済建設部長近藤でございます。
 本町におけます平成22年愛知県が行おうとしております市街化総線引きの見直し、これに向けてというお話でございます。
 まず、本町が市街化線引きの見直しの中に現在考えておりますのは、議員の地元傍示本地区でございます。まず、この地区の状況、経過でございますけれども、傍示本地区の開発につきましては、平成3年に本町におきまして約60ヘクタールの基本構想を策定させていただいております。平成6年9月に土地区画整理の準備委員会を地元の方で発足させていただいて、その後、地権者に対するアンケート調査等を実施いたしまして、平成7年度に地権者説明会を開催して、基本構想、アンケート調査の結果等を御説明させていただいております。
 そして、平成8年9月に開催いたしました準備委員会で、この傍示本開発の事業名を「東郷中部土地区画整理事業」と命名させていただいておるところでございます。
 準備委員会の開催につきましては、平成8年3月までに11回ほど開催させていただき、平成8年4月に発起人会が設立されております。以降、土地区画整理事業に係る仮同意の収集に役員の皆様方に努めていただいたところでございます。
 その結果、平成8年5月の時点では仮同意が60%、平成9年3月には78.1%、平成9年4月からは、愛知県の土地区画整理事業に関する基準であります同意率85%以上という数字に向かいまして、再度区域等の見直しを行わせていただいておるところでございます。
 そして、平成10年5月には、仮同意率が82.29%というところになってまいりましたが、残念ながら、愛知県の基準であります同意率85%以上ということには達することができませんでした。
 その後、住民委員会の役員さんも精力的に動いていただいたわけですが、全く仮同意率は伸びずということで、平成12年以降につきましては、この活動につきましては休眠状態にあるのが現状でございます。
 しかし、ここの今後という問題なんですが、ここ数年、住民委員会の後継者の方々、そして地権者の方々の方から同地区の開発を望む声が上がってきていることも事実であり、町当局としても認識しておるところでございます。
 このことから、町では再度、地元地権者の皆様と話し合いの場を持ち、当初計画60ヘクタールという大きなものですので、当初計画の一部の地域だけでも開発事業を進めることができないかと考えているところでございます。
 今後も、地元の皆様と協働して事業を推進するという考えでおりますので、議員も御協力をいただきたいと考えておるところでございます。
 そして、もう一方、東部開発の件でございます。昨日近藤議員の方からも少し触れられておりますけれども、東部開発につきましても、実は、中部地区と同じように、同じころに基本構想を策定させていただきまして、市街化にして開発をしていきたいということで準備を進めておりました。そして、第1ブロック、第2ブロック、第3ブロックというような区分けをさせていただきまして、おのおの開発計画を進めたい、こういう意向で私ども町当局も努力をしてまいりましたし、地元の役員の皆さん方も努力をしていただきました。その結果、第3ブロックという境川の南側三好町境のブロックにつきましては、仮同意を収集するというところまで事業が進んでまいりました。
 しかしながら、この区域につきましても、愛知県の基準であります85%以上という仮同意率が収集できなかったということで、平成12年の終わりだったか13年度に入ってからかというのは、ちょっと今、私の記憶にないわけですけれども、そのどちらかのころに、この開発を一応断念したいという意向が地元役員さんの方から我々の方に届けられたところでございます。それ以降につきましては、この区域におきましても、役場当局としても積極的な取り組みはさせていただいておらないのが現状でございます。
 そして、議員もご承知のように、ここ2年ほど前にインターチェンジに絡みますアクセス道路を利用した物流施設の開発が、愛知県の開発としてあの区域はメニューとして存在しますので、そういった部分の個別事業者による開発が少し出てきた。そして、現在の状況につきましては、それを利用した個別の開発事業者における開発打診がたくさん参っておるというのが現状でございます。しかしながら、これを開発してしまいますと、いわゆる沿道区域だけが発展してその裏側は全く発展ができないというような状況になりますので、町長が昨今特に力を入れて言っていただいております諸輪東部開発を進めていくんだという形の中で、現在模索させていただいておる状況でございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[23頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[23頁] 中部開発、傍示本開発、諸輪の開発、これは、場所が2カ所とあるんですが、東郷町全体のこれからの流れになるものですから、その中で今、東部開発の件で、東部開発は住居地域、要するに市街化区域の計画と、今のお話ですとバイパス沿いの産業開発という、ちょっとお言葉が2つ出たのですが、そこら辺の意味合いをもう少し詳しく教えていただきたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[24頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[24頁] 経済建設部長近藤でございます。
 この案件につきましては、昨日、近藤議員の中にもお答えしておりますように、東郷町の平成7年3月に策定させていただいております都市計画マスタープラン、この開発の中におきましては、諸輪東部開発については工業系の開発をしていきたい、こういった我々のいわゆるマスタープランに基づいて行いたい。ただし、今工業系と申し上げたのは、工業だけでなく、一部住居というような形の開発が可能であれば、これはそういう部分も取り入れたいとは思っておりますけれども、工業系と申し上げたのは、現在特に開発できる手法として、あの今の状況、法律の中でできる状況は、先ほども申し上げたインター道路アクセスに絡みます、30メートル道路に絡みます開発要件、物流施設、これしか今開発メニューはございませんので、現在のところは工業系。将来的にも、恐らくインターから近い、そういうような条件を考えれば、工業系の開発がベターであろうと思っておりますが、現実には非常に、議員も御承知のとおり、農振農用地区というようなことで、開発をしようとすれば大規模な開発をしなければいかんという形の中で、農振農用地区がどうやって外していけるのか、こういった大きな課題はあると私ども認識させていただいております。


◯議長(星野靖江君)[24頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[24頁] 今、東部開発、中部開発、過去の中には和合の蚊谷、北蚊谷を含めた計画があったとちょっとお聞きしておったんですが、そこら辺は今どのような考えですか。


◯議長(星野靖江君)[24頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[24頁] 経済建設部長近藤でございます。
 この案件につきましても昨日ちらっと触れたわけですけれども、平成7年3月の都市計画マスタープランの区域の中には、諸輪東部区域、それから傍示本の中核区域、それからもう1カ所、和合の蚊谷地区、この部分の開発をしていきたいという案を策定させていただいております。和合の蚊谷地区なんですが、実はこれは、議員も御承知のように、ダイエーが進出してきて、ダイエーがつくるという形の中であの開発を進めていきたいということで、地元にも少しお話をさせていただきながらしておったわけですけれども、結果的には、商工会がつくられたいろいろなプランもございますが、熟度が上がらなかったという形の中で、現在も休眠状態にあると思っております。
 ただ、現在我々がそこも集中的にと考えておらないのは、地元の熟度と、それから愛知県が平成22年にいろいろと見直そうという中で、現在この場ではっきりとどういう取り扱いをするということはまだお答えできない状況。ただ、基本的な愛知県の考え方というのは私どもに来ておりますけれども、そういった面を考えると難しいのかな。ただ、地元が確かにやるんだというような確固たる熟度が上がってくれば、私どももそれは取り入れざるを得ない。ただ、これが平成22年までに進められるのか、その先の見直しに取り込むのか、この辺はちょっと検討する余地があるのではなかろうかと考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[25頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[25頁] 東部開発は後の質問でもちょっと出ますのでこのぐらいにして、傍示本開発は、私の地元が傍示本でありまして、先ほど答弁にあったように、今休眠状態であるということから、要望があって、これをやっていきたい、ぜひやらなければいけないということでここで御質問させていただいた中ですが、この傍示本の計画されたエリアには、やはり今多くの問題が起きていたし、排水路、河川道路、めくら地、隣地境界の未整備、乱開発によるもの、産業廃棄物の投機等、地権者が意識が薄い部分によって開発が少なかった分が、今ちょっとその問題が起きていることも事実ですし、それと、あそこに都市計画の道路整備がまだ未定ですので、今、東郷町の尾三消防の東郷支所ですか、あの道路が1本だけで、実際あの道路の問題も含めて、この傍示本開発は休止状態でありますので、地元の皆さんと職員も含めて、エリア的には小さなものですが、整備をして東郷町の核になりたいと私は思っておりますので、行政の方の御協力をぜひよろしくお願いしたいと思います。
 これも終わらせて、次の質問に入らせていただきます。


◯議長(星野靖江君)[25頁] はい、どうぞ。


◯5番(加藤啓二君)[25頁] 次は、農家基準、農地取得の下限面積の見直しについてで、3条申請する場合50アール以上の経営面積が必要とされているが、現在東郷町の都市近郊農業の抱える問題から検討し、50アールが下限面積として適切か見直しが必要とされている。
 農政商工課の主な課題の中にも、農地法3条に関する5反施策の変更とあるが、ここら辺を、農地法3条の下限面積の見直し、経緯及び検討する面積がわかればお尋ねしたいのですが。


◯議長(星野靖江君)[25頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[25頁] 経済建設部長近藤でございます。
 農地法3条で決めます下限面積の見直しということでございます。
 本町の農業につきましては、議員も御承知のように、都市近郊区域ということで共通なさまざまな問題を抱えておるところでございます。農業従事者の高齢化、後継者不足、相続による農家の小規模化、農地の分散化傾向、それに伴います耕作地の放棄ということの増加等、いろいろな問題が農業に対しましてはございます。
 そのような実情を私どもとして受けさせていただきまして、第4次総合計画では、農業振興の計画の中で「農地移動の下限面積要件の見直しにより農地の流動化を推進する」と記載させていただいております。
 このことは、下限面積の引き下げによりまして、農地の売買や貸し借り等、流動化の促進が図られ、耕作意欲のある人に農地を集めることができ遊休農地の解消に努めていく、こういう目的からでございます。従来から、そういうことで本町の農政の課題とさせていただいておるところでございます。
 このような経緯を踏まえまして、現在、農地法3条下限面積の見直しを検討させていただいているところでございます。
 なお、農地法の規定によりますと、所有権移転等の下限面積につきましては、現在定められている下限面積が、地域の農業の実態を反映した妥当なものかどうかを、その地域の各農家の経営耕地面積規模農家数割合を基準として決められることとなっております。現在、対象となります町内農家の経営規模について、基礎資料を収集整理している段階でございます。
 その次に、検討する面積はというような御質問もあるわけですが、現在基礎資料を収集させていただいておるところでございますので、ここでどれだけに下げたいということの数値については発言を避けさせていただきたいと思います。ただ、この見直しに当たりまして、農地法施行規則第3条の4というところに一定の縛りがございます。この縛りをどこでクリアできるのかというような調査を今後十分させていただきまして、下限面積の決定者というのは愛知県知事でございますので、それらの資料を整理させていただいた段階で、愛知県と協議させていただいて決めていきたいと考えているところでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[26頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[26頁] ただいまの言葉の中に農家数が40%以上になる経営規模の把握ができていないことでしたが、ここで、現在の東郷町の総農家数及び今経営農家ですか、わかる範囲で結構ですので、ちょっとお聞かせ願えませんでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[26頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[26頁] 経済建設部長近藤でございます。
 私が持っておる資料がいささか古いので大変申しわけないんですが、農家につきましては、東郷町の農家約500ちょっとと記憶させていただいております。耕地面積につきましては約330ヘクタールというような数字だと記憶しております。これは正式な数字ではございませんので、およそととらえていただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[26頁] どうぞ、5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[26頁] 参考までに、東郷近隣市町の下限面積がわかればここでお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[27頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[27頁] 経済建設部長近藤でございます。
 近隣市町の下限面積の状況ということでございます。
 20アールというところが長久手町、それから尾張旭市、瀬戸市、春日井市でございます。30アールにつきましては、豊明市、刈谷市等がございます。それから、40アールにつきましては、日進市、大府市、東浦町。それから、50アールが東郷町、三好町。このほかにもございますけれども、重立った近隣につきましては、以上のような状況でございます。


◯議長(星野靖江君)[27頁] どうぞ、5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[27頁] 東郷町の農業の活性化から、農地の有効利用を図るために、把握ができ次第、県とよく協議して早速進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 最後の質問に入りますが、商工業振興施策の推進、特産物の開発についてちょっとお伺いいたします。
 現在、町内の工業関係者から切実な声として、新規工場用地の計画、工場拡張などを検討していただきたいとか要望があります。しかし、東郷町内には要望を受け入れるだけの工場用地がなく、また市街化調整区域の規制があるため、新規工場の新設・拡張がままならず、近郊の市町で工場建設され、会社自体も町外転出を真剣に考えている方がおみえになります。
 工場の問題に限らず、商工業の地域産業の件は町の財政にも大きくかかわる状態になります。町の現状収益を保ち収益を高めるためにも、産業振興の推進は重要な課題です。
 過去、東郷町は、まちづくりの計画で近隣市町と比べると商工業の活性化が余り検討されていると思えませんし、ちなみに参考ですが、三好町は昭和35年に施行した工場誘致奨励の条例によって、トヨタ自動車初め多くの工場、企業を誘致し、現在の三好町の財政基盤をつくっているわけですが、東郷町は、名古屋のベッドタウンを目的としたまちづくりが推進され、地域産業も、農業を中心とした農業振興地域計画がなされ、またその農用地も新たな地区計画の見直しの時期になりました。
 ここで町長にお尋ねしますが、今後町財政にかかわる商工業振興の推進、農業の活性化を推進した特産物の開発はどのようにお考えでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[27頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[27頁] 今、商工業の振興策、そして特産物の開発について御質問をいただきました。
 商工業の振興につきましては、私たちの町の将来を左右する、このように思っておるということは、いろいろな場所で私も申し上げておるところでございます。本町の商工業の発展につきましては、過去、私どもの町が名古屋市のベッドタウンという視点からの開発に重きを置いた、こういう現状の中で、他の市町に比べていささかどうかという思いを持っております。先ほど加藤議員が御質問になりましたこの傍示本地区、ここが東郷町の中心であろうかと私は思っております。その中心の活性化が若干他の市町と比べていかがか、いわゆる町の核となる部署が見当たらないのではないかという思いを持っております。
 ただ、そういった中で、議員から御指摘のように、東郷町の工場拡張の余地がないからよそへ出ていきたいというようなお話、実際私も聞いております。その用地の問題につきましては、先ほど御質問ありました農地の下限の問題、要は下限を引き上げて農地の流動化を図る、また線引きによります都市計画区域の拡大等々、大変課題が多くあります。そういった中で、将来商工業をいかに発展させるかということは、やはりそれなりの大きな計画を持って事に当たらなくてはいけない、このように思っておるところでございます。
 そういう中で、昨日来御質問がありました諸輪東部開発、そして今議員がお尋ねになりました傍示本の開発等々、順を追ってしなくてはいけない問題かと思っております。しかしながら、非常に課題が多いことも事実でございます。一朝一夕にできるという話ではございませんが、とりあえず私は、可能性として残っておりました諸輪東部地区開発を何とかまず動かしたいという思いで、関係者にそのようなお話をさせていただいておるところでございます。
 そういった中で、私たちの町の財政力強化のためにも、商工業の活性化は、今後本当に力を入れていかなくてはいけない、このように思っておるところでございます。議員は商工会の副会長という要職を兼ねておみえになります。今後商工会の皆様方ともよく話し合いをさせていただき、皆さん方の御要望にこたえられるよう、二人三脚で進めていきたい、このように思っておるところでございます。
 また、特産品の開発につきましても、私は就任以来いろいろなことで申し上げてまいりました。このことにつきましては、昨年は農協の方々がいちじくワインをつくっていただきました。そしてわずかな本数ではありますが、東郷町の特産品という形でそれが発表され、発売され、あっという間に売れてしまった、こういう現実を聞いております。私ども東郷町を代表する産物が果たして何かと問われたときに、私も実は思い当たるものが少ないのでありまして、皆さん方もこの思いは同じではないか、このように思っております。
 東郷町の特産品の開発は、今後、全町民を挙げて考えていかなくてはならない問題と私は思っております。やはり特産品の中でも農産物、工業製品等々いろいろな分野が考えられるわけであります。農産物は、当然農協が主役になって、多くの方々が賛同していただき、一、二の個人がするのではなくて、やはり町の多数の方々が参加されまして、これが東郷町の特産品だと自信を持って言える形のものをつくっていかなくてはいけないのではないか、このように思っておるところでございます。
 また、いかなる農産物、いいものをつくりましても、その販売に当たりましては、やはり商業の方々の力をかりないと十分な販売は難しかろう。こういうことを考えますと、商工業の方、農業関係の方、そして行政が三位一体になって全町挙げて取り組んでまいらねばならないかと思っております。議員御承知のように、特産品というものは、やはりそれなりの歴史を重ねないとできない、このように思っておるところでございます。その歴史を一歩一歩積み重ねるためには、やはり多くの方々の御賛同をいただき、力を合わせて進めなくてはいけない、このように思っておるところでございます。またいろいろな面で御指摘いただければ、検討をさせていただきたい、このように思っております。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[29頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[29頁] 町長の答弁の中でも、諸輪の東部開発の件でちょっとここでお尋ねするんですが、可能性は難しい、ハードルが高いということは重々承知はしておりますが、このハードルが高い、これは農用地でありますが可能性としてあるのでしょうか。ここでちょっとお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[29頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[29頁] 経済建設部長近藤でございます。
 可能性があるかと言われれば、可能性はあります。ただし、議員の言われておるとおり、諸輪東部につきましては、現在考えられておる区域、開発をできるだろうという区域につきましては、先ほども申し上げました農振農用地区でございます。2ヘクタール未満の農振農用地区を解除するという見直しをするということであれば、これは愛知県の許可事案でございますので、比較的―比較的ですよ、簡単と言いたいんですけれども、比較的解除がしやすい。ただし、2ヘクタールを超えていきますと、特に4ヘクタールを超えるというような数字になってまいりますと、これは大臣許可事案でございます。一般的に言えば、外すということは非常に難しい事業でございます。ただし先進地、愛知県内いろいろな区域がございますけれども、先進地で20ヘクタールとか25ヘクタールといったオーダーを一定なルールにのっとって、一定な開発の考え方を持って、ただし年数は5年、6年、長い期間をかけて外した実績はございますので、議員が御心配いただく中で、可能性がゼロのものを私どもがやろう、やろうと言っておるわけではなくて、可能性はあるということで、町長にも諸輪東部開発という言葉を出していただいておるのが現状でございます。
 ただし、何度も申し上げるようですが、このハードルは非常に高いハードルであるということは、皆さん方も御承知をしていただき、我々もその認識のもとで、今後いろいろな検討を加えていきたいと考えておるところでございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[30頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[30頁] 可能性がゼロではないということで少しはあれですが、やはりないもので一生懸命期待してもいけないものですからここであえてお聞きしたんですが、東郷町にはまだ農用地がたくさんあると思うんですが、これも同じような内容なのでしょうか。ちょっとその辺をお尋ねしたいんです。


◯議長(星野靖江君)[30頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[30頁] 経済建設部長近藤でございます。
 議員御指摘のように、東郷町は、従前から水稲農業ということで発展させていただいております。東郷町は、かなりの面積で農地の改良事業がされております。そういった関係上、農用地の指定というのはかなりの面積、農地面積のほとんどの面積が、いわゆる農用地、青地という状況になっております。
 この青地を外すというのは、どんな条件でも一緒です。例えば、一つの要件があって分家住宅を建てたいというような形の中でも、青地にしか土地がないというような中でも、青地の解除というのはそれなりの努力をしていただかないと解除してくれないということですので、この取り扱いは一緒なんですが、先ほども言いました県事案なのか、大臣事案なのかということは、これは大きな差がございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[30頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[30頁] もう一度、東部開発の農用地の解除の中で、大変難しいということでお聞きした中で、先ほど虫食い状態、簡単に言うと、30メートルバイパス沿いの許可が得られるという内容でいきますと、今、東部の場所に大きな工場とか、今言ったような面積内のことであればいいですが、質問にもありましたように虫食い状態になってしまった、そういうものを防がないと、今大きな工場とかまとめた計画案が進まなくなってしまうんです。やはりとめることはできないと思うんですが、そのような対策は何かお考えでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[30頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[30頁] 経済建設部長近藤でございます。
 個々の小さな開発をとめられるのか、こういう御質問でございますけれども、簡単に言わせてもらうと、とめることはできません。これは、法律的に抑えるとかそういった手法がございません。ただ、諸輪東部開発につきましては、地元の方に東部開発委員会、こういった委員会をつくっていただいております。個人の開発というのはなかなか相談にはないと思いますけれども、例えば2ヘクタール未満の開発をしたいというような御相談がある場合につきましては、まず地元の委員会の方にお話をいただいて、地元の委員会の方で、まあこの話は乗ってもいいよというようなことになれば町の方に個別の相談をしていただきたい、こういった形で窓口に御相談がある場合に申し上げております。ですから、そういった面で、地元の方である意味でそういった組織をつくっていただいておりますので、これによって100%とめられるかと言われると、それは少し難しいところがあろうかと思いますけれども、一定規模のものであれば、ある程度処理ができていくのではなかろうかという期待を持っているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[31頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[31頁] 難しさがよくわかりました。
 先ほどの町長の中で、町の財政強化という答弁がありましたが、開発による法人税等が町財政に及ぼす影響をここでお尋ねしたいんですが。


◯議長(星野靖江君)[31頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[31頁] 町の財政の中に占める法人税の割合等、こういうような観点からいきますと、やはり個人の住民税、個人の町民税、これだけにかかわる財政力は非常に弱いと言わざるを得ないのでないかと。例えば、個人の人がたくさん増えますと、それに伴ってインフラ整備に当然お金がかかります。入ってくるお金に比べインフラ整備に多大なお金がまたかかってくる、このようなことの繰り返しになってこようかと思います。
 そしてまた、収入というものについて、個人でだけに頼る、こういうことではなくて、法人に係る法人税、固定資産税等々、これにある程度の期待を持たないと、財政をその上にくまないと、安定的な強い体質はできない、このように思っておるところでございます。
 お隣の例で恐縮でございますが、三好町は実に法人税がたくさんありまして、財政的にも私たちの町に比べ圧倒的に強固な体質を持ってみえる、これは皆さん御承知のことかと思います。日進市も、財政的には結構強固と伺っておりますが、最近は、開発によるインフラ整備に多大なお金を要している、こういうような状況でございます。長久手町におきましても、やはり法人税の収入が結構なウエートを占めている、このように承っております。私たちの町、冒頭に申し上げましたように、商工業の振興というものについては若干おくれているかな、こういう状況でございます。これをぜひ他の市町のように当てになる財政収入にしていきたい、このように思っておるところでございます。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[31頁] 5番加藤啓二議員。


◯5番(加藤啓二君)[31頁] たくさん質問を伺いたいんですが、今、町長の中に商工という言葉がありましたが、私は農業も産業の一つだと考えておりますし、町長の言葉の中から特産物、これは非常にいいものだと思います。東郷町は名古屋市近郊の地域でありますので、商圏人口を持っている。ですから、やはりそういう特産物をつくっての販売が農業の産業にもつながります。そういうものはぜひどんどんつくっていただきたいし、協力をしていきたいと思います。
 財政が、やはり今町長の言葉からありましたように、アップしなければ、地域開発とかという言葉の中ではなくて、そうすれば、きょうの最初からの質問の中でも財政力が上がらないと整備は整わないことだと思いますので、この辺もきょうの町長の答弁の中から方向性の声をいただきましたので、これで私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。


◯議長(星野靖江君)[32頁] それでは、ここでお諮りいたします。
 暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             [「異議なし」と呼ぶ者あり]
 御異議なしといたします。
 それでは、再開1時15分といたします。
               午後12時02分休憩
             ─────────────
               午後 1時15分再開


◯議長(星野靖江君)[32頁] 休憩前に引き続き、会議を続けます。
 7番石川正議員。
             [7番 石川 正君質問席登壇]


◯7番(石川 正君)[32頁] 7番石川正でございます。議長のお許しがありましたので、通告書に従い、順次、今回3項目について質問させていただきたいと思います。
 質問に先立ちまして一言ちょっと述べさせていただきます。
 私は、去る4月の町会議員の選挙において議員に選出されました。今回がこういう質問は初めての経験でございます。いろいろふなれな点があるかと思いますが、その点はどうかよろしくお願いいたします。
 それでは、通告書に従いまして順次質問したいと思います。
 まず1件目は、県道名古屋岡崎線、通称岡崎街道と言われている県道でございますけれども、これの東郷工業団地入り口付近、地名でいきますと小坂という交差点の付近及びその近傍になろうかと思いますが、これの歩道の設置状況について御質問したいと思います。
 町長の施政方針で、東郷町は安全かつ安心なまちづくりということを掲げておられます。このためにも、交通の安全確保というのは、地域住民の安全で安心して暮らせるまちづくりには必要不可欠なことと考えております。特に県道名古屋岡崎線は、皆さんも御承知のように、新しくできております153号線と同等並みの非常に交通量の多い準幹線道路になっています。この道路は、近くには東郷製作所、工業団地、それから東郷高校、あるいは天白の方に通われる通勤者あるいは通学の学生さんが非常に多く、この道路を使って自転車あるいは歩行されているというのが実態でございます。
 この東郷工業団地付近は、現地を見られた方は御承知かと思いますけれども、ちょうどカーブになっているところで、その前後につきましては、かなり前から歩道が設置されています。私の記憶で申しわけないんですけれども、私もこのすぐ近くに自宅がありまして、道路拡幅とか、あるいは歩道の設置のために土地を県の方に供与した記憶がございますが、記憶でたどって申しわけないんですが、それから20年近くなっていると思いますが、一部なかなか歩道ができないということで、通行に非常に危険な状態がずっと長く続いていたと認識しております。
 したがいまして、こういう状況を踏まえて次のことについてちょっとお伺いしたいと思います。まず、当該地域の、特に東郷工業団地の前の当該地区の用地の買収状況がどうなっているのか、及びこの辺の歩道の設置の計画の見通し、この辺についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[33頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[33頁] 経済建設部長近藤でございます。
 議員の御質問の県道名古屋岡崎線でございます。
 県道名古屋岡崎線につきましては、愛知県の主要幹線道路でありながら歩道設置がされていない道路でございました。昭和56年ごろから愛知県により視距改良事業を初め、歩道及び幅員拡幅の整備が順次行われてきたところであります。
 議員のおっしゃるような区域でございますが、本格的に事業着手しましたのは昭和60年12月に都市計画道路名古屋三好線の一部線形を変更します都市計画変更を実施し、愛知県により県道瀬戸大府東海線の交差点幅員から工業団地までの約800メートル区間につきまして事業化がされ、積極的に用地買収が進められてきたところでございます。
 しかしながら、事業区間の中に単価の問題、土地の権利に関する諸問題などから、一部の方々の御協力がいただけない箇所が点在しているところでございます。このことから、事業効果が得られないということで国庫補助事業が打ち切られることになりまして、愛知県では平成8年度をもって事業を打ち切る、こういう状況になっておりました。
 しかしながら、地域住民の皆様方や地元祐福寺区からの整備を望む声が強くなってまいりました。このことから、町から愛知県に対しまして強い要望を申し上げ、再度国庫補助事業に採択をしていただき、平成17年度から用地交渉を再開させていただいているところでございます。
 議員が御指摘されております小坂交差点付近につきましては、平成17年度及び平成18年度において、愛知県の努力及び地権者の御理解によりまして用地取得をすることができております。
 このことから、愛知県では用地買収が完了しました小坂交差点付近、特に北側の整備を今年度9月ごろに発注し、平成20年3月末日までに完了したい旨、報告を受けているところでございます。
 ただし、今回工事を実施する付近につきまして、南側工業団地側で未買収の箇所がまだ2筆あること、それから東郷製作所社宅前の部分及び小坂交差点から少し離れた部分におきまして、東側の部分でございますが、用地買収が現在まだ完了しておりませんので、幅員16メートルという中の完成形にならない点については、御理解いただきたいと思っております。
 なお、未買収の箇所につきましても、今年度、愛知県と一緒に用地交渉を積極的に進めてまいりたいと考えているところでございますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[34頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[34頁] 今、やっと用地買収も終わって、平成19年度中に北側だけが開通するという非常にありがたい御回答をいただきましたので、ぜひ計画どおりに北側だけでも歩道を設置していただければ、最小限の安全確保はできると思いますので、その点はよろしくお願いします。
 引き続き、南側の方はいろいろ問題はあろうかと思いますけれども、地域としても地権者への説明とかいろいろなことで協力できることがあれば積極的に協力していきたいと思っていますので、ぜひ用地買収の方を強力に進めていただいて、できるだけ早く当初の計画どおりの拡幅及び歩道ができるように、当局の方にさらなる御尽力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、2つ目の質問に移らせていただきます。
 下鏡田地区の産業廃棄物の撤去ということについてでございますけれども、この件につきましては、従来から本会議でいろいろ各議員の方々が、その状況等いろいろ御質問されている件名でございますが、改めて再確認とか、その後の状況も踏まえて質問させていただきたいと思っております。
 やはり、特に環境保全という観点から、現状を見られた方はよく御存じだと思いますけれども、産業廃棄物の山がなかなか撤去されない状態で置いてある。近くには住宅もありますし田んぼもあるというような状況で、やはり環境保全上、あるいはあの近くを子供たちも通りますので、そういう意味で防犯上も余り好ましくないと考えております。
 この産業廃棄物のいろいろな管理については、多分管轄が県で、町がなかなか直接的にいろいろ手を出しにくいという点があろうかと思いますけれども、何といっても地元住民の環境保全とか、あるいは住むというのは、やはり町が先頭になっていろいろなことをやっていただかないとなかなか進まないという観点から、4項目ほどのことについてちょっと確認したいと思います。
 現時点における当該産廃物の撤去計画あるいは撤去の見通しについて、どのように考えておられるかお伺いいたします。


◯議長(星野靖江君)[35頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[35頁] 経済建設部長近藤でございます。
 実は大変答弁しにくいというのが本音でございますけれども、議員の御質問の今後の見通しということでございます。
 まず、産業廃棄物の指導権限というものは、議員御指摘のとおり、愛知県にございます。町といたしましては、愛知県の尾張事務所産業廃棄物対策課に対し、早期に問題が解決され、適正に処理されるよう引き続き働きかけてまいりたいと考えております。
 なお、愛知県尾張事務所産業廃棄物対策課の現時点の状況を確認したところ、産業廃棄物処理を藤田工業株式会社に委託した残りの関係業者に対し、現在粘り強く交渉していると聞いておりますが、一昨年行いましたように、関係業者の撤去ということにつきましては、今のところ具体的な撤去計画は決まっていないということでございます。そういうことでございますので、なかなか進んでいかないという状況で、地元の皆さん方には大変御心配をかけておりますけれども、先ほど申し上げたように、我々としては愛知県の方に積極的にお願いしていく、これしかなかろうと現在考えておるところでございます。
 なお、愛知県が交渉しております業者につきましては現在3社残っておりまして、この部分に藤田工業に委託した分撤去をしろということについて、愛知県が現在交渉しているということでございますので、御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[35頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[35頁] 今のところで最終的にちょっと確認したいところが1点ありまして、産廃は、今現在の法律では、産廃業者が自分で処理できなかった場合には、その依頼元の責任で撤去等の義務が生ずるとなっていると思いますけれども、今お話を聞きますと、今回の産廃は依頼元にそういうところまできちんと請求できるという位置づけにあると解釈してよろしいですか。


◯議長(星野靖江君)[35頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[35頁] 経済建設部長近藤でございます。
 一応、今現在行っておりますのは、いわゆる藤田工業に処理を違法に委託した業者、これが実は6社ありました。現在3社までは県の依頼を受けて昨年3月ごろ、その前の12月ごろにかけて、都合700台から800台程度の持ち出しをしていただいたところでございます。現在、先ほども申し上げました残り3社について、県が、自分たちが委託した量を持ち出しなさい、自分たちの責任を持って持ち出しなさいという指導をしているところでございますので、議員御指摘のような状況でのことで愛知県は指導しているというところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[36頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[36頁] ありがとうございました。
 じゃ次の、同じ産廃関係なんですけれども、当該産廃の場所は、一時保管ということで県から産廃の一時保管場所の認定を受けていると伺っておりますが、具体的に県が認可した産廃の一時保管の量、それと現在保管している量、これが、概略わかればお教え願いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[36頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[36頁] 経済建設部長近藤でございます。
 まず最初、廃棄物の現在残っている量はどのぐらいかということでございますが、現在の量につきましては、我々の推定では約1万3,000立方メートル、高さが約12メートル、面積で2,240平米、角度が約80%の概算と思っております。
 産業廃棄物の一時保管ということで県が許可をしておるという量につきましては、一応、尾張事務所の産業廃棄物対策課の方に確認をさせていただいたところ、約4,000立米ということでございます。これは、高さ約2メートル、面積が2,240平方メートル、角度50%の概算数値ということでございます。ですので、現在約9,000立方メートルが過剰保管という状況になっておろうかと理解させていただいております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[36頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[36頁] わかりました。
 それで今回撤去交渉されている、こういうことなんですけれども、そうすると、法令上は業者としては一時保管の量まではかなり義務づけられるということになろうかと思いますが、県は全量撤廃ということで業者と調整しているのかどうか、その辺のところをちょっとお聞かせ願います。


◯議長(星野靖江君)[36頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[36頁] 経済建設部長近藤でございます。
 全量を撤去という形で先ほど申し上げた6業者に対してお話ししているところではございません。6社の違法に委託をした業者に対して、自分たちが頼んだ量、これを持ち出してくださいという形でございます。ここの一時保管場所のものにつきましては、自社物の一時保管場所ということの許可でございますので、現在3社に交渉している量が何立方メートルという数字は聞いておりませんので、どれだけ出せるかということは確認しておりません。多分相当数は残ると思います。これはなぜかといいますと、持ってくるときは過剰積載で持ってくるんですね。持ち出すときは規定どおりの積載量で持っていく、こういう状況なんです。この間のときも現地を見ておりますと、持ってくるときは6立米ぐらいしか積めないのが倍の12立米ぐらい積んできます。それで、持って出ろと言われたときはトラックの荷台すれすれの6立米しか持っていきません。これは過剰積載できないという強い言い方をして、そういうことになっておりますので、恐らく全量はこの残りの3社で持ち出せるという状況にはないということと、自社物の一時保管ということで、藤田工業自身の自社物保管というものが残るであろうと考えているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[37頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[37頁] 大体感じはわかりましたけれども、今県が一生懸命やっておられるということなので、ぜひ町としてもバックアップのほどをよろしくお願いして、できるだけ早く撤去の方が進むようにしていただきたいと思います。
 次に、今一時保管ということなんですけれども、この中で一番問題になるのは、有害物質が入っているかどうかというのが最大のポイントになろうかと思いますが、この辺について、そういうものが含まれている可能性があるのか、あるいは含まれているかどうかについてちょっとお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[37頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[37頁] 経済建設部長近藤でございます。
 大変御心配な面だと私どもも思っております。昨年ですが、産業廃棄物の中から少し黒ずんだ水が出ているということを私ども確認させていただきました。そのことから、愛知県にお願いいたしまして、平成18年11月に水質検査をしていただいております。検査の結果につきましては、水質に問題はなく、カドミウム、六価クロム、砒素、水銀などの有害物質につきましては、すべて一応基準値以下という報告を受けております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[37頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[37頁] 有害物については一応基準以下ということなので、まずは一安心できるかと思います。
 次に、今回あのような産業廃棄物の非常に大きな山ができたわけなんですけれども、環境保全という意味から見ますと、類似のあのようなことが起きないために、やはりある程度の何らかの手だてが今後必要になろうかと思いますが、その辺について具体的にどう考えておられるか、見解をお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[38頁] 答弁、近藤経済建設部長。


◯経済建設部長(近藤賢治君)[38頁] 経済建設部長近藤でございます。
 今後こういった類似事件が起きないように再発防止の対策はというような御質問でございます。
 市街化調整区域内の土地で農地などの制約がない場合、事業者が産業廃棄物の収集運搬の許可や解体業者としての自社物の一時保管ということであれば、定められた一定の量の産業廃棄物を保管場所として置くことはできてしまうということが実情でございます。
 ただ、問題が起きているのは、事業者が決められたルール、いわゆる先ほどの新池の件じゃないですが、決められたルールを守られて、産業廃棄物を過剰に持ち込んでいただくということでトラブルが起きてくる、またそういった行為で起きてくると考えております。
 また、かわら土などの土取り現場でかわら土の採取をした後に産業廃棄物を持ち込むというようなケースもございます。
 なお、一定規模の土地の埋め立て等につきましては、平成17年12月に東郷町土質等規制条例を制定いたしまして、平成18年4月1日から施行し、事業者に許可申請や土質検査を義務づけさせていただいているところでございます。
 いずれにしましても、未然に防ぐためには早期発見が重要と考えているところでございます。東郷町といたしましても、今後、監視や巡回パトロールの強化に努めていきたいと考えているところでございます。
 しかしながら、何といっても一番身近な住民の皆さんの御協力が大切であろうかと思います。そのために通報の周知やその対応策を皆さんと一緒に相談をし、愛知県と連携を図りながら未然に防止し、また土地の所有者に対しましては、産業廃棄物の搬入防止の呼びかけをしてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[38頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[38頁] 今、担当の部長さんからいろいろ、住民へ啓蒙とか、そういうことを積極的にやっていくというお話がございましたので、それが功を奏して、同じようなことが起きないようにぜひ監視等努めていってほしいと思います。
 それでは、続きまして最後の質問にさせていただきます。
 巡回バスの利便性の向上ということですけれども、これはきのう、井俣議員が同じような観点から質問しましたが、類似性のある質問はきのういろいろ出ておりますので、それとは違った観点からちょっと御質問のことをしたいと思います。
 いずれにしましても巡回バスというのは、利用者等の現状を見ていますと、やはり高齢者であるとか、あるいは子供さんとか、いわゆる自分で車を持っていない人のいろいろ交通の手段として利用するというのが本来の目的かなということで考えますと、交通手段というよりも、福祉政策の一環の一つであるというような位置づけがかなり強いような感じもいたします。けれども、やはり運行する以上は、いろいろな面で採算性とかというのを十分考慮してやらないと、これまたいけないというのが実態だと思います。
 それで、この件につきましては、平成19年度の町長の施政方針にもありますけれども、いろいろな観点から総合的に改善等を検討していきたいと施政方針で述べられていますので、この辺についてちょっといろいろお聞きしたいと思います。
 まず、巡回バスの採算性、平成18年度の状況はきのう御報告いただきましたので、19年度あるいは20年度の現時点における採算性の見通しというのはどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[39頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[39頁] 昨日から町バスにつきましていろいろな角度から御質問いただいております。今また石川議員の方から御質問いただきました。
 議員御指摘のように、高齢化社会における町内の移動手段として、東郷町に合った交通網の整備は、大変大きな課題であると思っております。今後この町が公共交通機関によって移動手段を確保しなくてはいけないということは、名鉄バスと民間会社の撤退の様子を見ましても明らかであります。ましてや国のまちづくりの施策が地域コミュニティーごと、いわゆるそれぞれのコミュニティーの中での住民の移動手段について、円滑化法案等々、いろいろな新しい施策を打ち出しておる中でございます。今後は、町民の町内の移動をすべての方、いわゆるユニバーサルデザインに基づく移動手段と考えますと、やはり私どもが工夫してまいらねばいけないのではないか、このように思っております。
 この件につきましては、昨日も地域公共交通会議を創設し、そこの中で実際具体的にどういう形がいいのか研究してまいりたい、このように申し上げたところでございます。将来にわたって私たちの町のいわゆる高齢者の方々の移動手段の確保、そして私どもの地域の特異性であります通学手段、子供の安全等々を考えた交通手段の確保については鋭意研究してまいりたい、このように思っております。
 現状の平成19年度の見通しにつきましては、部長の方から答弁させていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[39頁] それでは答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[39頁] 総務部長の真野でございます。
 それでは、御質問にお答えしたいと思います。
 平成19年度の見通しはということでございますが、少し18年度の状況についても触れながら19年度を御案内させていただきたいと思います。
 平成18年度におけます歳出につきましては、委託料が3,444万円、そして燃料費等が約500万円というようなことで、合計で約3,950万円というところでございました。歳入につきましてはどうかということでございますけれども、料金収入が約348万円、市町村の振興事業補助金が352万円で、両方で合計で約700万円でございました。そうしますとその差、歳入歳出の差し引きでどうかと見ますと3,250万円のマイナスということになっておるわけでございます。
 これが、東郷町が利用者1人当たりに負担した経費を単純に計算いたしますと、平成18年度では、実は268円になってまいります。住民1人当たりでは約810円というようなことで申し上げたんですが、そういうことになろうかと思います。
 それで、平成19年度の見通しについてはどうかということになるわけでございますけれども、今後の改正等にもよりますが、利用者1人当たりの経費につきましては、同額程度がやはり必要になってこようと考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[40頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[40頁] それでは、平成19年度の見通しも、これからいろいろな検討会をやられるということで、現時点は18年度並みという見解だったと思いますけれども、それでは三好町とか、あるいは日進市、それから豊明市も同じような町内の巡回バスを運行されておりますが、他の町村と比べてその辺の、例えば採算性あるいは利用状況等は、東郷町はどんなものかということについてお伺いしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[40頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[40頁] 総務部長の真野でございます。
 それでは、お答えしたいと思います。
 状況について、他の市町もということでございましたけれども、利用人数等どんな状況かを少し御案内させていただきたいと思います。
 平成17年度につきましては10万6,327人、平成18年度は11万3,593人というようなことでございまして、18年は17年に比べますと7,266人、6.8%増ということになっておるところでございます。
 平成19年度の見通しにつきましては、18年度以上の利用になるようにというところで期待しておるところでございます。
 他の市町の巡回バスの利用人数についてでございますけれども、調べますと、平成18年度の各市町につきましては、日進市が42万5,000人ほど、三好町は25万5,000人ほど、豊明市は13万8,000人ほどということになっております。
 この比較につきましてはどうかということになるわけでございますけれども、それぞれの市町は、それぞれの事情によってそれぞれのバスを運行しておるという状況がございます。運行系統、運行の形態、運行の回数、さらには使用バスの車両なども違ってくるわけでございます。一概には比較できないというところがございますが、状況としては、ただいま申し上げましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[41頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[41頁] 今、日進市とか三好町、豊明市について、多分延べ人数だと思われますけれども、概略的にこういう町と比べて東郷町の利用者率というんですか、それは遜色ない、こう解釈してよろしいでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[41頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[41頁] 総務部長の真野でございます。
 先ほども申し上げましたように、それぞれ市町にはそれぞれの事情があって、それぞれの状況においてバスを走らせておるというところでございます。東郷町は東郷町で、最善の方法でどうかというところで意識しながら、いろいろな住民の方の御要望も承りながら進めてきておるというのが実情でございますので、そこをひとつ御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[41頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[41頁] それでは、現状とか利用状況はこれぐらいにしておきまして、先ほど冒頭でも述べましたけれども、平成19年度の施政方針で、広域化の検討も含め改善の検討を進めると言っておられますが、改善の検討の中には、やはり隣接した市町村との相互乗り入れ、あるいは鉄道路線への直接乗り入れ等、いろいろなことが考えられると思いますが、この辺について、具体的にどんなことを想定されて、どのような感じで検討を進めていこうとされているのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[41頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[41頁] 総務部長の真野でございます。
 それでは、少し触れさせていただきたいと思います。
 まず、日進市、三好町、豊明市との相互乗り入れの問題について、少し触れさせてください。御説明したいと思います。
 日進市、三好町、豊明市との相互乗り入れにつきましては、まず、現在の状況を御説明いたします。日進市の場合ですが、日進駅及び米野木駅には、既に本町の北、東の巡回バスがバス停を設置して、乗り継ぎができるようになっておるというところでございます。
 それと、豊明市では、豊明市内の薮田のところに本町の巡回バスのバス停を設置しております。逆に、本町の三ツ池には、豊明市のひまわりバスが乗り入れてきておるところでございます。ですから、そういうところでは乗り継ぎができるようになっておるということでございます。
 なお、三好町につきましては、現在のところ乗り入れをしておるというところはございません。ひとつ御理解いただきたいと思います。
 それと、鉄道路線への接続につきまして少し御説明させていただきます。
 現在、先ほど申し上げましたように、日進駅と米野木駅のみでございます。
 この関係で、少し触れさせていただきたいんですが、これも昨日申し上げたんですが、既に発表されております平成20年3月31日をもって名鉄バスの赤池−日進駅、赤池駅−押草団地−赤池駅の2路線が廃止されるという予定になっております。ですから、こうした状況を踏まえて、当然にこれは検討していかなければならんと考えておるところでございます。こういう部分については、十分検討してまいる必要があると思っておるところでございます。
 それと、私どもの巡回バスにつきましては、クローバー型ということでコースを設定して行っておるところでございますが、このコースを見直し、すべて鉄道駅に乗り入れてはというようなことも一部の方からは御意見として伺っておるところでございます。しかしながら、クローバー型のこの4コースほぼ同時発着については、実は、これは本町の巡回バスのすぐれた特徴であろうと私どもは認識しております。直ちにその部分も含めてすべての路線を鉄道の駅に接続するということは、条件がいろいろ出てまいりますので、なかなか難しいのではないかというところがございます。
 しかしながら、見直しを含めながら、将来的には検討してまいる必要があろうかとは考えておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 なお、この鉄道駅乗り入れにつきましては、すべてが鉄道の駅に結びつけば、本当に便利になって皆様方からも本当に喜ばれるというところでございます。それは重々理解できるわけでございますけれども、例えば名鉄バスとの競合の問題も予想されたり、そういうことも出てまいります。そうしたことで、可能性につきましては慎重に今後も研究してまいりたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[42頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[42頁] 今、具体的に相互乗り入れとか、私の鉄道駅の乗り入れとかということについては、これは具体的な一例として述べただけであって、それ以外にまだいろいろな改善案があると思うんですけれども、その辺についてどんなようなプランを持っておられるかというのをお聞きしたいというのが私の一番の願いでしたが、もう一度お願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[42頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[42頁] 総務部長の真野でございます。
 今申し上げましたが、ただいま申し上げたようなことで、将来にわたって具体的にどうだというところまでまだ御説明できるところまでは至っておりませんが、しかしながら、先ほども御答弁させていただきましたけれども、いろいろな条件をクリアしていく必要があろうかとは思っております。ですから、一つ一つ条件といいますか課題を整理しながら検討する必要があろうかと思っておるところでございますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[43頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[43頁] 今、真野部長の方から、現時点で具体的なそういうものはないというお話で、それはそれでいいと思うんですけれども、やはりこういういろいろな改善、検討していくためには、きちんとしたプログラムというんですか、いわゆるエベントをつくって、どういうステップで改善、検討していくのかというのが、物事を非常に効率的に進めていく、あるいは抜けなく進めていくという観点から非常に大事なことかと思います。したがいまして、この辺のいろいろ改善を進めていく、検討するというお話がありますけれども、具体的にそういうプログラムをいつまでにつくって、どのような格好で進めていくかということについて、試案等があればお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[43頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[43頁] 今後の私ども町の交通網整備についての御質問をいただいております。昨日来、皆さん方に部分的にはいろいろなお話を申し上げてまいりました。私自身、マニフェストの中で瀬戸大府線を縦断して走る基幹バスのような広域行政ができないか、広域行政でできないかというようなお話をさせていただきました。実際そのことにつきましては、過日、尾張東部地区広域行政圏協議会の中で各首長が集まったときに、私みずから皆さん方に申し上げました。このことにつきましては昨日ちょっと触れさせていただきましたが、各市町の首長さん、そして各市町の市町民の方々、それぞれ温度差が大変ありまして、なかなかすぐにはいかない状況である、このように昨日申し上げました。
 また、私どもの町には大きな総合病院がございません。そういう関係で、近隣市町にあります大型の医療機関への交通の手段等が不足している、これも重々承知しております。そのような交通ネットを張るためには、NPOの団体などがまず主体的に研究していただく、それを行政として手助けしてまいりたい、このように思っておるところでございます。この件についても昨日若干触れさせていただきました。
 そして、一番近々の課題としましては、来年3月31日に廃止されます名鉄バスの2路線の対策であります。バス乗り入れ要請の中には、鉄道駅への乗り入れという要望が大変多うございます。そういう中での鉄道駅へ連絡しておる2系統の廃止ということにつきましては喫緊の課題で、対策を立てなくてはいけない、このように思っておるところであります。
 しかしながら、名鉄バスは、現在の路線バスを収益の悪いところからどんどん撤退したい、このように思っているところでありまして、名鉄バスが撤退したそこへすぐ私どもが町バスを走らせるということは、自分たちが廃止すれば行政がすぐカバーしてくれるのではないか、こういう観点から、また新たなる廃止路線を生む、こういうことになりかねない情勢もそこにあるわけであります。そんなこともありまして、直ちに全バス鉄道へ乗り入れるというようなことは、決して交通網の充実にはつながらないとも考えられるわけでございます。そんなこともありまして、この鉄道駅の乗り入れにつきましては、慎重に検討させていただかなくてはいけない等々ございます。そのような課題を解決するために、冒頭に申し上げました会議が、ぜひ協議会が必要になってくる、こういうことでございます。
 それぞれの思いの中にはいろいろなことが考えられると思いますが、やはり冒頭に申し上げましたように、私たちの町の中で横へいつでも移動できるような、そういうネットワークが必要になってくる。これは町バスだけでは路線を幾らふやしても解決できない。いわゆる投資費用をかける割には皆さんのメリットは出てこない、このように思っておりまして、何らか違う形の交通ネットが張れたらいいなと思っております。そのようなことを有識者の方々に御意見をいただきつつ将来の東郷町独自の交通網として整備してまいりたい、このように思っておりまして、会議はなるべく早い時点に招集し、そこで逐次議論してまいりたい、このように思っております。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[44頁] 7番石川正議員。


◯7番(石川 正君)[44頁] 今、町長から交通審議会を通じてやっていくというありがたい御回答をいただいたんですけれども、やはり交通のそういう審議会をつくるというのも、あくまで目的を達成するための1ステップだと私は考えていますので、そういうことも踏まえてきちんとやっていくべきことのエベントというんですか、そういうのをやっていかないと、いろいろなことが効率よくいかないと思いますので、ぜひ緊急の当面やるべきステップは何があるか、それから中長期的にやっていくのは何があるかというエベントのスケジュールをしっかり描いて、その線に従って、必要なら毎年見直すとか、あるいは状況によってはやるべきことを追加するとかということをしっかりデザインして、この巡回バスを、少なくとも現在町民の足となっていますし、やはりある以上は、皆さんが有効に使ってもらえるということが最大のあれだと思います。
 交通機関というのは、皆さんも御承知かと思いますけれども、便利になれば絶対お客さんがふえるということは間違いありませんので、いかにして乗ってもらえるか、あるいは乗る場所があるのか、乗って行き先があるのかということを総合的に考えていただいて、少しでも皆さんがより使いやすく、安く使えるという方向を系統立てて検討していってもらえればいいなということをお願いして、私の質問を終わらせていただきます。
 どうもありがとうございました。


◯議長(星野靖江君)[45頁] お諮りいたします。
 ここで暫時休憩にしたいと思いますけれども、御異議ございませんか。
             [「異議なし」と呼ぶ者あり]
 開会は2時10分といたします。
               午後 2時01分休憩
             ─────────────
               午後 2時10分再開


◯議長(星野靖江君)[45頁] 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 13番中川雅夫議員。
            [13番 中川雅夫君質問席登壇]


◯13番(中川雅夫君)[45頁] 13番中川です。
 私は、4点について質問させていただきます。
 最初に、国民健康保険税についてお伺いいたします。
 1984年といいますと昭和59年、この年が印象に残りますのは、私が議員になって2年目だからであります。それぐらい昔の話だと思って聞いてください。
 1984年に政府が国民健康保険法を改悪いたしました。それまで医療費、つまりお医者さんでかかるすべての医療費の全体の45%が国庫の負担でありました。それがこのときに、1984年に定率国庫負担を医療給付費の50%にしました。医療給付費といいますのは、窓口で3割の負担がありますので、大ざっぱに言って医療費全体の7割のことです。それの半分だということになりました。ですから、国庫負担は45%から35%に、実に10%も引き下げられることになりました。
 これを境にいたしまして東郷町の国民健康保険特別会計は赤字の一途をたどっているのであります。それは、昭和56年からの決算をずっとプロットしてみました。数字としては平成17年までありますけれども、もう繰入金がどんどんふえるばかり。そして、この昭和59年以前は、58年、59年、60年と繰入金ゼロであります。そしてそれの前、昭和57年は300万円入れました。それの前の56年に1,000万円入りました。ですけれども、ずっと国民健康保険、東郷町はそれまで繰越金が7,000万円とか9,900万円とか、その59年に至りましては1億3,000万円の繰越金を持って、言うなら黒字で健全な国保会計の運営がされておりました。
 ところが、この1984年の国民健康保険の制度の改悪といいましょうか、それによって一挙に赤字に転落いたしました。それから東郷町は一度も黒字になったことはありません。
 この国保会計が、一般会計が非常に苦しい状況になっている原因だということで、1984年の法改正の問題を取り上げているのは、マスコミの中でもNHKの特集で上がりました。新聞の特集にも上がっております。このあたりの認識について、まず町長はどうお考えなのか伺っておきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[46頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[46頁] 国民健康保険税について御質問いただきました。大変超ベテランの中川議員が2年目の年に改正があった、このように今お話を承りました。私も通告を受けましてから若干そのあたりのことについて調べさていただきました。今、中川議員おっしゃるように、1884年以前は健康保険組合の制度が健康であった、84年以降は病気になってしまった、こういうようなお話でありました。1884年の……。


◯議長(星野靖江君)[46頁] 1984年。


◯町長(川瀬雅喜君)[46頁] ちょっとさかのぼり過ぎましたか。そのときの制度改革につきましては4点あったようであります。これを国保事務の手引というもので若干私なりに見てみましたら、退職者医療制度の創設、高額療養費制度の改善、特定療養費の創設、そして国庫負担の改正、こういうふうに書かれております。これはどういうことかというと、先ほど中川議員がおっしゃったようにパーセンテージ、いわゆる負担割合が変わったということでございます。しかし、その文言の中ではなかなか「改悪」という言葉は見当たらないわけでありまして、すべて「改正」と書いてあって、私もその前後の状況がよくわかりませんが、やはり国が制度改正をし法律を改正するということは、そのときのいろいろな諸条件すべてを包含して検討した中で、こういう方向にすると国政で決められたことではないかと思います。そういうその制度がそのときに実施され、現状があるというこのことについては謙虚に受けとめなくてはいけないと思いますが、そのときそのことが改悪というふうには断言できないのではないか、私はこのように思っております。よろしくお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[46頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[46頁] そのときの制度改正と言われるものが改悪であったということまで町長に認めていただこうとは思っておりません。ただ、この制度が変わったときから東郷町の国保が赤字の一途をたどったという事実だけは、これは認めていただきたいと思うのであります。
 その当時町長をやっておられました真野町長は、議会の議員を相手にいたしまして、私たち議員は年に1度、愛知郡議員大会というところで国に対して要望いたします。そのときに、この問題を放っておいてほかに要望することがあるかという、それぐらいの勢いで制度改正の問題について口を酸っぱくして我々議会に訴えられたことをきのうのことのように覚えております。いうならこのときの改正がどのようなものであったのか、これはぜひ肝に銘じていただきたいと思うのであります。
 そのことを前提にしないと、それ以後国保について健全な運営があるとか、あるいは国保は独立採算でやるべきだとかということを聞きましても、私にはたわ言に聞こえるんです。もう東郷町が国保の中で独立採算で一般会計の繰り入れをなくしてこれが自立して存在するということすら、とても考えられません。それぐらいひどい改悪だったということを、まず町長、とらえていただきたいということなんです。そのことについて、もう一度御答弁をお願いします。


◯議長(星野靖江君)[47頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[47頁] 改正当時に真野町長がそのことを本当に深刻に受けとめられ、こういう事実につきましてお話をいただきました。そのときの状況、あいにく私、実感としてはないわけでありますが、先ほど申し上げましたように、その改正以後、健康保険会計が赤字に転落し、それが現状も続いているということになる、このことについては認めなくてはいけない。そしてそれが、当初のその制度改正が改悪というふうにその時点にさかのぼって認めるという、これは結果論でありまして、結果としてこうなって、その結果を踏まえて、それを改悪だと決めつけるというのはちょっと違うかなと思いますが、その制度以降、先ほど申し上げましたように、保険制度が病気にかかって赤字になってしまった、繰出金を出さないと維持できない、この現実はしっかりと受けとめていかなくてはいけない、このように思っております。


◯議長(星野靖江君)[47頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[47頁] 町長の御認識を確かめたところで次の質問にいきます。
 その国保会計が現在黒字になりました。この黒字についてはいろいろ言いわけをしておられますが、やはり黒字になったことには間違いない。そして町長は、平成18年度黒字になった会計の、言うなら中に貯金ができたことを理由にされまして繰入金を削減されました。私はどうかと思います。2年連続の国保の大増税があったんです。そして黒字になったんです。これは上げ過ぎだということではないでしょうか。どうですか。


◯議長(星野靖江君)[47頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[47頁] 健康部長の小島でございます。
 中川議員は国保に関して精通されておられますので、ちょっと答弁するのが怖いような感じもいたしますが、私の方からは、一般会計の繰り入れの増額をすべきではないかという問いでございますが、先ほど、この話をしますと中川議員におしかりを受けるかもしれませんが、国保会計は独立採算というのが基本であります。そこで、その運営につきましては、保険税収入と国庫負担金等で賄うのが基本になっております。そこで、いわゆる法定繰り入れ分といたしまして、まず、中川議員も御存じのとおり、人件費の繰入金、そして出産一時金の繰入金、保険基盤安定繰入金が一般会計から繰り入れということで義務化になっております。
 また、医療費等の繰入金につきましては、市町村独自で実施しているものでありますので、この所得の少ない被保険者の増加や福祉医療の影響など諸事情を考慮して、一般会計から繰り入れをお願いしているものでございます。
 そこで、先ほどの御質問の関係は、平成19年度に関してということでとらえさせていただきまして、医療費等の繰入金につきまして、平成19年度におきましても予算編成の上で財源確保におきまして基金の全額を投入させていただきました。そして、まだ足りない分につきまして一般会計から医療費等繰入金として繰り入れをお願いしたものでございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[48頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[48頁] 3月の予算編成議会のときに、税金が高くなって、そして国保の中に貯金ができたことを理由にして、そして繰入金を減らすというのは間違いじゃないかということで、かなり町長ともやり合いました。これ、税金を上げ過ぎたんだから税金を下げることが先ではないか。繰入金は、それまでの制度的な問題も含めて歴史が物語っている繰入金ですから、これはきちんと入れていただくべきだということで申し上げましたけれども、町長は、繰入金は減らして税金はそのままということを選択されたんです。それは間違いじゃないですかと再度お伺いすることになります。町長の御見解を。


◯議長(星野靖江君)[48頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[48頁] 今、繰入金についてのお話をいただいて、部長の方からも答弁させていただきました。保険制度そのものが利益を上げる、こういう仕組みにはなっておらないということは、皆さん方も十分御理解いただいていると思います。制度設計のもとは、幾ら医療費がかかるか、それを会員の我々でどう負担するか、そして足らざるを国、県、自治体等々が分担し負担してやっていく、こういう基本的な制度になっております。
 今、平成19年度の繰入金についての御指摘をいただきました。しかしながら、これで国保会計が平成19年度黒字で万々歳で終わる保証は何もありません。医療費が高くなれば、また足らざるを何かしなくてはいけない。そのときには、やはり皆さん方でそれを頭割りで分担していくということは、事実上も実際上も難しかろう。そのときには、また繰出金で対応させていただかなければいけないとは思っております。
 そして、一つ問題なのは、その繰出金というもののもとは町税でございます。町税は、すべての町民の方々からいただいているわけでありまして、国保の会員だけではなくて、一般の健康保険組合、私どもみたいに共済組合保険、こういうところに加盟してみえる方々の税金もそこに入っておるわけであります。その税金を国保の会計に無計画といいますか、足らざるをどんどん入れていくという考え方は、私はちょっといかがなものか。これをするには、皆さん方と十分検討し合ってやっていかなくてはいけない、このように思っております。
 まず、繰入金で今の保険税を下げるという手段も確かに一手段かもしれませんが、その前の議論としまして、いかにして医療費を削減するかという議論が、私は町を挙げて起こっていただいた方が実際はいいのではないか、このように思っておるところでございます。


◯議長(星野靖江君)[49頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[49頁] その議論は3月の議会にもいただきました。そして、町長はそうやっておっしゃるんですけれども、私は今東郷町が取っている税金、国保税、非常に高いです。愛知県下で2位とか3位とかということを申し上げたわけですけれども、それぐらい高い税金を取っていて、そして平成18年度黒字になりました、19年度も黒字になる可能性があります。そうしたら、平成19年度黒字になったら、現在1億円から6,000万円に減らしたのを今度は4,000万円に減らす、そういうふうにも聞こえるんです。いかがですか。町長は、足らないかもしれないということだけおっしゃいますけれども、そうじゃないんです。また平成19年度も黒字になったらさらに減らすということを言っておられるようにしか聞こえません。
 そうではなくて、繰入金の問題は、言うなら、当面の帳じり合わせの問題ではなくて、この国保という保険が4,000世帯以上の加入者を持ち東郷町で一番大きな保険であります。医療保険の中で一番大きく、そしてこの国保に入れない保険者は、どこの保険にも入れない最終の保険なんです。そして、国の補助金が減ったことによって国保が成り行かなくなったことについて、国保の加入者だけで負担せよということは成り立たないということを何遍も申し上げたいと思います。いうなら税金からの投入が必要だということは、そういうことなんです。国保の加入者だけの問題ではないということを先ほど、1984年のということで申し上げた。そのことから国保の性格についてどう考えておられるのか、だから一般会計の繰り入れが必要だということまで申し上げて、そして今の議論に至っております。どうかもう一度お考え直し願いたいと思います。
 そして、最後にこの問題で伺っておきたいのは、町長は、今の東郷町の国保税高いという認識はおありですか。愛知県下で3番目です。そして、ここに資料を持ってきました。2004年ですから2年前、東郷町は11位でした。このときの1人当たりの国保は9万4,800円という数字が出ています。それが1年たったら2位になりました。このときの東郷町の国保は1人当たり9万7,097円。上がったのが、9万4,000円から9万7,000円に3,000円上がっただけで、一挙に11位から2位まで上がってしまったんです。なぜかといいますと、この9万何千円というところの国保を取っている市町村は、一生懸命下げることに努力したんです。だから、その中でただ上がってしまった、3,000円上がっただけの東郷町が11位から2位までぼーんと跳ね上がってしまったんです。各市町で1人当たりこれぐらいの国保を取っているところは、一生懸命下げることに心をくだいている、そういう御認識は町長にありますか。


◯議長(星野靖江君)[50頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[50頁] 今、繰入金の考え方につきましていろいろと御指摘いただきました。繰入金をだんだんなくす、こういうように決めて物をおっしゃいましたが、これはちょっと違うのではないかなと。これは先ほど部長の方からも申し上げましたが、法定繰り入れというものがあります。これにつきましては、人件費等繰入金、出産育児一時金の繰り入れ、保険基盤安定繰り入れ、これはもう法で決まっているわけですね。これは削減しようがないです。それで、もう一つあります医療費等繰入金については、各市町の実情に応じて繰り入れをする、こういうのが基本的な考え方ではないか、このように思っておるところでございます。
 そういう中で、3番目は高いのか、数字だけでいきますと3番目というのは随分上の方だと思います。そのことを実際起こってしまったその時点で、本当に中川議員に御活躍いただいて、これはいかんぞというその原因ができたときに、そういうようなことも検討された結果の今の3位ではないか、このように思っております。
 3位が単なる数字比較で高いか低いか、こういうことについては、若干問題ではないかと思います。そして、繰出金というのは、一般会計から繰り出すわけでありまして、一般会計の繰出金については、町の一般会計を含んで特別会計すべてにかかわる問題、その中で東郷町の一般会計からの繰出金、いわゆる繰入金、これは10億800万円、こういうことになっております。これは総予算の中の10.3%という高率になっております。この一般会計予算の中での総繰出金という部分につきましては、他の市町と比べて決して低いものではない。相当高いところに位置する繰出金であります。このように一会計の繰出金だけをとって、それを高い、安い、それの結果国保税が高くなったという議論も確かに必要かもしれません。しかし、財政全体の問題としてとらえて、そこの中でどれだけの繰出金に耐え得るかというような検討も必要ではないか、このように思っております。
 そういう中で、この保険制度そのものが病気のまま決していいとは思っていません。何とか少しでも健康になっていくように、今後も皆さん方の御意見をただきまして、改善すべきは改善していきたい、このように思っております。


◯議長(星野靖江君)[50頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[50頁] 2つおかしいです。つまり、国保会計が病気になったのは町のせいではないんです。ですから、町が健全にしようと思って国保税を上げて黒字会計にしようとしたら、べらぼうに高い国保税を取ることになります。現状はそれなんですよ。そういう認識は町長にありますかということをお伺いいたしたい。
 そして、町長は東郷町の国保税が高いという認識はありますか。これを下げなければならないという切迫した状況にありますか。それだけ最後に聞いておきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[51頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[51頁] 再度御確認をいただきました。東郷町が決めたのではなくて国が決めたということは、先ほど来御説明の中で重々わかっております。私どもが、国が決めたことについて、それをとやかく言う立場ではないということにも、私は当然だと思っております。ただ、そういう国が決めたことによって起こった現在の現象が、それが国保税が高い、こういうことになっている、この現実も私は認めるべきだと冒頭に申し上げました。その高いことについて、住民福祉という面から見たら安いに越したことはない。ですから下げる方向でいろいろ皆さん方の御意見、そして町財政の余裕、こういうものを総合的に勘案していい制度にしていきたい。要は、負担減につながるいい方法があれば、それは考えていくべき、このように思っております。


◯議長(星野靖江君)[51頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[51頁] これで国保についての質問はやめますけれども、私は、国保と介護保険料が高いということで署名運動をやってまいりました。そのときに、署名をとるときに、一人一人がその署名に協力していただいたときに、本当に半分怒られるような、もうけしからんと言われるぐらいの勢いで署名された方がたくさんおられるということをいつか町長に長々とお話ししたいと思いますので、よろしくお願いします。
 次に、後期高齢者医療制度の状況についてお伺いいたします。
 来年4月から75歳以上の高齢者を対象とする医療制度がスタートされます。この準備が行われています。これまでの進捗状況をお聞きしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[51頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[51頁] 健康部長の小島でございます。
 それでは、2項目めの後期高齢者医療制度の状況について、これまでの進捗状況との質問でございますので、お答えさせていただきます。
 昨年12月議会におきまして、広域連合の設置につきまして議決をいただいております。そして、本年2月14日に愛知県知事あてに県下全市町村の連名による設置認可申請が行われ、3月20日に許可がなされました。そして、同日に広域連合が設置されたところであります。
 そして、同日開催された設立総会の前に行われます広域連合長の選挙におきましては、県下の全市町村による選挙の結果、松原名古屋市長が選出されておられます。
 また、広域連合の事務局の職員体制につきましては、全員が市町村等からの派遣職員であります。そして、平成18年度の職員数におきましては14名が派遣、そして本年19年度におきましては25人でございます。その内訳につきましては、市町村からの派遣が16町村から21名、県から2名、国保連合会から2名という構成になっております。
 そして、7月9日、情報でございますが、こちらにつきましては開催予定の臨時議会がございます。そちらで議長、副議長、副広域連合長、監査委員、選挙管理委員等が決まる予定となっております。
 なお、実務的な準備事務につきましては、資格管理、保険料、給付関係につきましては、市町村の担当者から成る実務者検討会が5月に設置され、制度施行に向けたさまざまな問題の検討を行っているところでございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[52頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[52頁] 保険料の設定についてお伺いいたします。
 現実に、基本的にこの後期高齢者の医療制度については、今まで保険料についてはゼロだった人ばかりですよね。その方から幾らの保険料を取ることになりますか。


◯議長(星野靖江君)[52頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[52頁] 保険料につきましては、情報によりますと1割分として6,200円ということで承知はしております。まだ、これは決まったわけではございません。


◯議長(星野靖江君)[52頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[52頁] 1割分、6,200円だけでなくて、まだ所得割もあるでしょう。それについて厚生労働省が7%だとか8%だとかということもそろそろ報道されていますけれども、そのことについての情報はどうですか。


◯議長(星野靖江君)[52頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[52頁] 今ちょっと金額の話をしましたけれども、保険料の設定方法でございますが、後期高齢者の保険料につきましては、まず政令で定める。算定方法の基準に従って、広域連合が条例により定めることになっております。まだこちらの方が条例で決まっておりませんので、ただ、情報等によりますと今、現行の国民健康保険の仕組みを参考にしてということは伺っております。その参考につきましては、被保険者個人単位という形で算定させていただく。応益割、応能割という形で50対50という形では承知はしております。


◯議長(星野靖江君)[52頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[52頁] 先月、厚生労働省の方から、愛知県の例ではないですけれども、試算というものが発表されました。後期高齢者年金所得その他の所得で300万円の方で試算すると15万4,000円、実に所得の中の5%が保険料で消えていくような状況になります。今まで保険料ゼロだった方からこれだけの保険料を取ることになります。このあたりの町民に対する説明その他については万全でしょうか。


◯議長(星野靖江君)[52頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[52頁] 健康部長の小島でございますが、今まで各保険にそれぞれ入っておられまして、保険料というものを取られておったかなという形では思っておりますけれども、保険料につきましては、当然軽減の措置だとかいろいろな形のものが出てこようかなということで思っております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[53頁] 最後にお伺いいたしますが、後期高齢者医療制度の運営は、医療広域連合によって行われます。東郷町議会もこの広域連合に議員を派遣することになりますが、3年に1回しか1議席回ってこない制度になっています。現実に、何か今度7月に最初の議会が行われますけれども、だれが議員になったかも我々まだ聞いていません。そのあたりの運営というのか、きちんと行われていくということをもう少し保証される、そういう制度ははっきりしているんでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[53頁] 制度というものはございません。広域連合の事業報告を初めとするさまざまな情報につきましては、構成の市町村の担当課長が出席する課長会議において情報等が提供されてこようかと思います。
 そこで、構成市町村の議会に対しましては、それぞれ担当課を通じて情報をお示ししていきたい。本町におきましては、行政報告あるいは全員協議会で説明していきたい、かように考えております。よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 13番。


◯13番(中川雅夫君)[53頁] ちょっと待ってください。


◯議長(星野靖江君)[53頁] ただいま整理中です。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[53頁] 後期高齢者の医療制度の問題について、議会がどのように行われていくかということについて、連合の事業報告が議会に行われる制度をきちんとすべきではないかと思いますが、それについての制度は今ないとお答えになりましたけれども、これは本当に将来的にもない、言うなれば連合の報告は行わないということなんでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[53頁] 今、中川議員の御意見につきましては課長会議でという話をしましたけれども、そこの中でお話をし、その上部団体の方には伝えていきたいと思っております。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[53頁] 上部団体に伝わると、議会への報告はどうなるんでしょうか。町議会へです。


◯議長(星野靖江君)[53頁] 答弁、小島健康部長。


◯健康部長(小島富夫君)[54頁] 健康部長の小島でございますが、先ほどもちょっとお話を差し上げましたが、私どもの方に情報が入りましたら、議会へは行政報告だとか、全員協議会の方で説明をしていきたいという考えは持っております。いかがでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[54頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[54頁] 少なくとも行政報告を行うということは、約束としてとっておいていいですね。はい。町長もうなずいておられるから、よろしくお願いします。
 それでは、次の3番目にいきます。いこまい館の見直しについてお伺いいたします。
 いこまい館の見直しを全くの白紙の状態から始めるという方針とのことでありまして、今意見募集が行われております。しかし、そこにはもう指定管理者が定められておりまして、いこまい館は既に稼働している施設であります。ですから、白紙からの出発ということは、本来非常に難しいことにもなりかねません。そして、もう白紙というのは、観念的には白紙はありますけれども、現実には白紙からということはあり得ませんので、その点については明確になっているのでしょうか。ただ単に意見募集ということが今なされております。そういう状況からいきますと、具体的に有効な意見ということになりますと、あの施設はこうしてほしいとか、この施設はこうしてほしいという手直し提案ばかりになりませんか。そういう危惧はないでしょうか。その点について、意見募集の状況をお伺いしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[54頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[54頁] 企画部長の市川でございます。
 いこまい館の見直しにつきましては、昨日、方法につきましては石川議員への答弁で御説明させていただいております。現在、第1回目のアンケートを行っているわけですけれども、このアンケートの中からさまざまな御意見をいただき、その結果を検討委員会で御検討いただくときに、ある程度の方向性に集約した素案にして検討のたたき台としていきたい、こんなふうに御答弁させていただいております。その段階で、コスト面だとかそういう問題、それから住民ニーズの問題、こういったことについても当然含まれてくるんだろうとは考えております。ですから、その意見の中で、忌憚のない御意見を伺うということでございます。
 ちなみに、6月から始めましたけれども、今まで少しではございますが、このような白紙からということでの御意見のアンケートの考え方、コンセプトみたいな考え方についても御意見をいただいているものもございます。そうしたことから、私どもの御説明をした中での方法で何とか、白紙と言われる部分もあろうかと思いますけれども、いろいろな御意見を聞く中で、第2回目のアンケートのときに素案という形でお聞きするという考えでございますので、その方向で進めていきたい、こんなふうに考えております。


◯議長(星野靖江君)[54頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[55頁] いこまい館の見直しということで意見募集、非常に努力されておられることは重々わかります。住民ニーズだとか、それから維持管理費に見合うだけの施設利用ということが一つの大きなテーマだったので、これについての意見募集をしたいということはやはりあると思います。それで、これは一つの提案なんですが、実行可能なプランの提示を急ぐということはやはり必要だと思います。そして、住民の批判にゆだねるということも必要でありますので、少なくとも、今当局がこれまでに基本構想やコンセプトにかかわる問題についてまでさまざまな御意見をいただいているとこのアンケートに書いてあります。だったら、さまざまな御意見をいただいているその意見を系統立てて公表していただいて、そしてその意見に対する賛成、反対という意見募集も同時に行われてもいいのではないかと思うんですが、その点についてはいかがですか。


◯議長(星野靖江君)[55頁] 答弁、市川企画部長。


◯企画部長(市川常美君)[55頁] 企画部長の市川でございます。
 アンケートの中でさまざまな御意見をいただいている、こうした表現をさせていただいておりますけれども、これまでそういう部分については町長ファックスだとか、いこまい館で利用者のアンケート、それからほかの機会、いろいろな機会の中でさまざまな声が聞こえてきている、そういうことでのニュアンスで書かせていただいております。したがいまして、正式にアンケート、私どもから意見を聞くというアンケート調査という形で御意見をいただいたということではございません。ちょっと表現に語弊があったかとは思っておりますけれども、こうしたことから、改めて町民の皆様の多くの御意見を聞くために、今回第1回目のアンケートを、意見募集を実施しているということでございます。
 先ほども申しましたように、見直し原案にまとめまして、第2回目のアンケートとして町民の皆さんにも選択していただく、こういう予定でございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(星野靖江君)[55頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[55頁] 7月の末までこの意見募集を行うという予定であります。そして、意見募集が成功裏に、たくさんの意見が集まることを私も祈っております。ぜひ成功さていただきたい。もしこれ意見が集まらない、あるいは手直し程度の意見ばかりだったらどうしますかということまで老婆心が働いてしまいますが、そのときは7月31日を少し延ばしてでも頑張っていただけるように、それを最後に言っておきたいと思います。
 続きまして、今度その中に施設サービス株式会社との取り決め事項についてちょっとお伺いいたします。これは見直しということも含めてのことになると思います。いこまい館だけのことには限らないかもしれませんけれども、よろしく御答弁をお願いします。
 施設サービスとの取り決め事項の中で、私はここに3つぐらい思いつくまま書いたものですから、これがそのまま質問になるとは限りませんので、申しわけない。
 一番最初にちょっとお伺いしたいのは、まず、細かいことのようですが、施設サービスが思っていることと町が委託しようとしていることとの間でさまざまな行き違いが起こっているのではないかということをいろいろなところでお聞きすることがあります。非常に心配なんです。それで、この状況についてどうなのかということをお伺いしたい。
 一方で、東郷町はPFI事業ではそのような問題が行われないように、こういう委託は非常に難しいので、大変なお金をかけてそういう問題が起こらないようにということで契約いたました。確かに施設サービス株式会社との間での契約は、そんなにお金をかけて詰めてやったというような記憶もありませんし、さまざまな問題が出るかもしれません。現状についてお伺いいたします。どうですか。


◯議長(星野靖江君)[56頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[56頁] 今、施設サービス株式会社との契約について御指摘いただきました。私も就任以来、いろいろな角度から今まで私が疑問に思っていたことについて確認させていただいてまいりました。残念ながら、議員が今御指摘のように、そこに十分な調整期間といいますか、お話をすり合わせるというような、私ども役場の中にそういう調整機能が余り働いていないのではないかという思いがあります。いろいろなことにつきまして、若干私どもの考え方と会社の考え方がずれている部分がございます。その部分について、私就任させていただいて、役員を1人かえさせていただきました。これは、辞職に伴う交代ではありますが、新しい役員に入っていただきまして、より密接な関係で今後経営に携わって―携わるというんですか、経営をチェックしたい。このことにつきましては、昨年発表されました国の行政改革要綱、指導要綱の中にも、第三セクターを含むそういう関連企業の人件費等々について指導すべしという御指示もございます。私どもの町が株主といえども、全く別会社というような状況で株主だけで進んでいってはいけないのではないか、やはり私どもの町の財政の節減につながる方向で運営されていかなくてはいけないと私は思っておりまして、そういう方向でいろいろ調査をさせていただいておるところでございます。
 今後、より密接な関係ができて、双方が納得できるような形で運営できるように、そのあたりも見直しの中で考えていきたい、このように思っております。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[56頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[56頁] そのことで1つ非常に問題に感じますのは光熱水費です。光熱水費を仮払いの制度にしているとお伺いいたしました。これを仮払いにしたのは、それの前に、最適な委託料というものが役場の側でうまくはじき出せていないのではないかという前提を感じます。そして、会社との交渉の中で、光熱水費はもうかった分だけ後で精算して返してくださいという取り決めになりました。これは、経費節減の動機づけという面からいいますと非常に問題を残す取り決めではないでしょうか。また、管理権限のそれぞれの分界点を決める上でも非常に問題を残す取り決めであると思います。その点について、現状がどうで、これからもこういう形を続けていくおつもりなのか、お聞きしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[57頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[57頁] 今、中川議員の御指摘のことにつきましては、私も議員のときにそれをそちら側から質問させていただきました。そのときの説明では、消費税の二度払いになるというような御説明があったと私は記憶しております。それが今も続いておるということでありまして、私も光熱水費をなぜ先払いするのかということは疑問を持っております。経費節減で最も手近で、最もすべきなのが光熱水費の節減、こういうことであろうかと私は思っております。そのことを事前に先払いしてしまうと、果たしてそのことができているかどうか、こういうことが定かでなくなってしまう。
 そしてもう一つ言わせていただきますと、例えばこの庁舎の光熱水費を先払いする。実際、じゃ、光熱水費を使うスイッチ、蛇口をひねるのはだれかといいますと、職員であります。そうしますと、先払いした光熱水費の節減が職員の意識に係る、こういうことになろうかと私は思っております。これはやはり本末転倒しているのではないか、こういう理解でおります。
 現状の細かな数字がもし必要でありましたら、担当の方から説明をさせていただきます。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[57頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[57頁] あえて細かい数字は結構です。考え方だけでお願いしたいと思います。
 つまりはこれは、光熱水費を後で精算するというのは、何か合理的なようで余り合理的でない。それから、会社の権限、そして自主的なみずからの経営のあり方からいっても余りいい形ではないと思います。これはぜひ改善すべきだと思いますが、そのことについてまずお伺いしておきたい。
 それともう一つ、権限の問題ですが、会社の職員と役場の職員が同じ部屋で机を並べていることの問題点をやはり感じます。住民の側から見ておっても、やはりそれは混乱を来します。この問題を僕は今まで1回ですか聞きましたけれども、そうしたら最適な配置と考えておられるという答弁をそのときの町長公室長からいただきましたが、返す返す考えてもこれは最適ではありません。ぜひこれを改善するということの認識はおありか、一度お伺いしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[58頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[58頁] 中川議員、過去2回聞いたとおっしゃっていますが、私でないという、私にお聞きになったのではないですね。


◯13番(中川雅夫君)[58頁] そうですかね。


◯町長(川瀬雅喜君)[58頁] 御指摘の件につきましては、やはりいろいろと町民の方からも御意見をいただいております。例えば、町民会館の社会教育課の窓口へ行きますと、やはり会社の方、職員の方の区別が町民にはわかりません。そこに見える方すべてが町職員と思ってみえる方が大勢おみえになります。そういう中で、私の方へ届いている声は、何であそこにあんなに職員がおるの、こういうようなことで伝わってまいっております。これはほかの窓口へ行きましても、例えばアリーナに行きましても同じではないか、このように思っております。
 そのことにつきまして、私自身は、やはり何らかの方法でそのことが違う、区別していかなくてはいけない、今のようにどちらかわからないというような状況は避けていった方がいいと思っております。ぜひ改善の方向で検討させていただきたいと思っております。


◯議長(星野靖江君)[58頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[58頁] 町長が前向きに改善ということで、もう少し抵抗されるのかと思いましたから、何かすかーんと行ってしまうのが、本当にそれでいいのかなという感じがします。
 問題は、これ確認しておきたいんですが、同じ部屋にいるということが解消されますか。というのは、ここは職員ですよ、こっちは会社の従業員の方ですよということが明確になるようにするというのはいろいろあるでしょうけれども、やはり同じ部屋に混在して存在するような形というのは解消すべきではないかという感じはいたします。いかがですか。


◯議長(星野靖江君)[58頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[58頁] スペースの問題等あろうかと思いまして。しかしながら、部屋を変えた方がいい、これはそのとおりだと私も思っております。しかし、スペースの問題等々ございます。また、新しい予約システムが導入されます。そういうときにあわせまして、現在予約システムを各施設でやっていること自身が、私はいかがなものかなと思っております。予約システムは、今後コンピューターの中で自在にできる、こういう仕組みになってまいります。そうしたら、その施設の利用の受け付けはどこか1カ所でできないものか、これも十分あわせて検討してまいりたいと思っております。部屋を変えるということにつきましては、議員御指摘のように場所の問題等ありまして、変えられたら部屋を別々にしたい。しかし、それが無理な場合は、何らかの方法で区別化ができる、差別化ができるような形を考えてまいりたい、このように思っているところでございます。


◯議長(星野靖江君)[59頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[59頁] 施設サービス株式会社いこまい館の見直しの中でも一番重要なファクターになります。そして、この施設サービス株式会社との関係をきちんと整理できるということは、やはりいこまい館の見直しにとっても、将来的にも大きな問題になってくると思いますので、ぜひ力を入れてやっていただきたい。
 それと同時に、施設サービス株式会社は民間会社でありますけれども、あくまでも東郷町がお金を出してつくった会社でありますので、そして、株式会社自身が住民にとっての共有の財産でもあります。ですから、ここの会社を発展させることにやはり心を砕いていただきたいということを一緒にお願いいたしまして、この問題について終わります。
 最後に、巡回バスについてお伺いいたします。
 大勢の方が質問されまして、かなりもう町長答えることないよというような顔をしていますけれども、ぜひ地域公共交通会議、これについて、もう少しわかるように説明してください。


◯議長(星野靖江君)[59頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[59頁] 総務部長の真野でございます。
 再三言葉として出てまいりました地域公共交通会議、どういった会議なのかというお尋ねでございますが、これからの考え方の中でこうした会議を検討していきたいということで御案内しておるところでございます。平成18年10月の道路運送法の改正に基づき、地域のニーズに即した乗り合い型運送サービスの運行形態、サービス水準、賃金等について協議をする場として、地域公共交通会議が位置づけられておると伺っておるところでございます。
 行政と町内における住民の生活に必要な輸送の確保、そのほか、公共交通の利便性の増進を図り、地域住民などによる協議の場での合意によって、地域ニーズに応じた柔軟な交通サービスの導入を行いやすくするために、こうした会議が予定されると伺っておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[59頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[59頁] 一番最後に疑問が生じました。総務部長が伺っておる会議なんですか。総務部長が主催される会議ではないですか。


◯議長(星野靖江君)[59頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[59頁] 総務部長の真野でございます。
 説明というか、表現の仕方に少しそごがあったかもわかりません。内容的に、こうした会議であるということを御案内したかったがために、言い回しとしてそういう言い回しになってしまったというところでございます。内容的には、今申し上げたとおりでございます。


◯議長(星野靖江君)[60頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[60頁] 申しわけないです。一つ一つに姿勢があらわれますので、ぜひ自信を持ってやってください。
 巡回バスの問題ということでしたけれども、町長はこの問題を地域コミュニティー交通、そして移動の手段、円滑化法に基づく手段として、これからの地方自治体の仕事としてとらえ直すようなことをおっしゃいました。もう巡回バスについてという表題を上げたことが何か卑小に思えまして申しわけないんですが、町長の、今危機ということをおっしゃいました。それから危機意識を持っておられるということについても、今ここでもう一つ町長のお考えについて伺っておきたいと思います。どうぞ。


◯議長(星野靖江君)[60頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[60頁] 私が危機と申し上げましたのは、近い将来、高齢化社会がもっと進む、そういう状況がそこに想定される避けようがない現実がある、それに対して、今事を起こさないと間に合わない事態があるという危機感を持っておるわけです。
 交通網、御承知のように、東郷町の町バスを運営するに当たりましても、相当年月を要し検討し、やっと実施でき、現在の形ができている、こういうことでございます。やはり基盤整備、インフラの部分には随分その時間がかかる、こういうことでございます。
 地域円滑化法案、そういうようなことを申し上げました。将来これは、そういうまちづくりに必ずテーマとして上がってくることという想定がされます。それも意識してかかるのが行政であろう。それが、現在を見渡すと町バスという一つの交通手段に集約されてまいるわけでありますが、この際、将来を見据えた交通ネット、基盤整備を考えていかなくてはいけない。法令でそういうふうに位置づけされた会議が、これから各市町で設置され検討されていく中で、単なる町バスだけの有効性を問うのではなくて、もっと将来を見据えた御議論もいただかなくてはいけない、またいただくべき会議だと私は思っておるわけです。そういう中で、これは昨日も申し上げました、有識者会議というような、本当にそういう専門的な御意見、知識をお持ちの方々を主力にし、そこに住民の方も入っていただき総合的な検討をしていく時期であろう、このように思っておるところでございます。その節は、ぜひ議員の方もよろしく御協力のほどお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[60頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[60頁] 総務部長がおっしゃったかもしれないので、聞き漏らしたかもしれないので申しわけないんですが、この地域公共交通会議を立ち上げて、そして答申を得るまでの全体的なスケジュールがございましたらお知らせください。


◯議長(星野靖江君)[61頁] 答弁、真野総務部長。


◯総務部長(真野幸則君)[61頁] 総務部長の真野でございます。
 実際にはまだ具体的にいつからどうというようなスケジュールはでき上がっておりません。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[61頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[61頁] 町長にお伺いいたします。


◯議長(星野靖江君)[61頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[61頁] 計画ということにつきましては、先ほども石川正議員の方から、計画をしっかりつくらないと物事は進まない、このように御指摘をいただいております。やはりある目標年度を持ってすべきと私は思っておりまして、交通会議はできるだけ早くその概要を庁舎内で決めまして、喫緊の課題としましては、来年3月31日にバス路線が廃止されるわけであります。これが本当に喫緊の課題だと思っております。それに何らかの御意見がいただける形で進めるのがベターかなと。まず喫緊の課題を解決し、そしてその後に将来の交通ネットのあり方を考えておく、これが手順ではないかと思っております。できるだけ早い時点に立ち上げまして、少なくとも一、二年の間には形として計画がまとまっていけばいいのではないか、このように思っております。よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。


◯議長(星野靖江君)[61頁] 13番中川雅夫議員。


◯13番(中川雅夫君)[61頁] 最初に巡回バスの問題がこの議会で議論されましたときに、言うなら巡回バス必要だ、必要でないという議論をしたころから比べますと隔絶の感がいたします。そして、今この地域公共交通が地方自治体の非常に重要な仕事になりつつあるという御認識でありますので、ぜひそのことについても御期待させていただきたいと思います。
 また、スケジュールがいまだに決まらない、3月31日にやるのにいまだに決まらないというところに何となく不安を感じますね。言うならばこれ―悪口言って、町長怒らないでください―思いつきじゃないですか。


◯議長(星野靖江君)[61頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[61頁] 本当は声を大にして違う、怒るぞと言いたいんですが、来年3月31日に廃止されるということは、ことし2月に私ども関係者が集まって説明がありました。そしてすぐ、じゃ、その代案ということで考えられるのが、また町バスを1台ふやしてそのかわりをやればいい、こういうような解決策が一番現実味があり、早い話かとも思いました。しかしながら、それ以後、名鉄バスを交え県の御指導の中で会議をするに当たりまして、廃止した路線をすぐ行政が肩代わりすると、どんどんと赤字路線を廃止する動きがあるということがわかってまいりました。これは決して得策ではないということで、若干方向転換させていただいたのは事実であります。名鉄バスと競合し、互いに競い合って名鉄バスに撤退の口実を与えない施策の方が、私たちの町の福祉につながると思っております。民間会社とは競合するのではなくて、共存する形での解決策を模索していきたい、このように思っております。よろしくお願いします。


◯13番(中川雅夫君)[62頁] 終わります。


◯議長(星野靖江君)[62頁] お諮りいたします。
 ここで暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             [「異議なし」と呼ぶ者あり]
 再開は3時25分といたします。
               午後 3時11分休憩
             ─────────────
               午後 3時25分再開


◯議長(星野靖江君)[62頁] それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
 2番水川淳議員。
             [2番 水川 淳君質問席登壇]


◯2番(水川 淳君)[62頁] 2番水川淳でございます。議長のお許しがございましたので、通告に従いまして2点について質問させていただきたいと思います。
 今回の質問は、私の町会議員として初めてのものでございます。また、今回質問に立たれた新人議員6人の中では、私が一番最後ということで、今大変緊張いたしております。また、大変ふなれなことでございますので、わかりにくい点、あるいは失礼な点があるかもしれませんが、何とぞ御容赦のほどお願い申し上げます。
 まずは、小中学校の適正児童数、生徒数についてでございます。
 この春に新興住宅地として人口の増加が著しい西部地区に町内6番目の新設小学校が開校いたしました。単一校を分割した新設学校にもかかわらず、既存の高嶺小学校に次ぐ2番目に児童数の多い小学校の誕生ということで、少子化が叫ばれている昨今、我が東郷町にたくさんの子供たちが暮らすというのは大変喜ばしいことかと思います。
 さて、その子供たちもやがては当然に中学校に進学するわけでございますが、その増加する生徒数の対策として、今年度から春木中学校の校舎増築に着手されたわけでございます。一方、その他の学校に目を向けてみますと、諸輪小学校は、今年度全学年が2クラス、児童数は318名と、新しくできた兵庫小学校の584名のおよそ55%ほどの児童数になっております。また、中学校になりますとその差はさらに大きくなり、春木中学校では3学年で15クラス、543名、諸輪中学校は全学年2クラス、つまり全校で6クラス、178名で、春木中学校のわずか32%ほどの生徒数となっております。これは今年度の数でございます。
 今後この差はますます拡大されることが予想されますが、町として、この現状についてどのように考えておられるか、また今後どのように考えていくかをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[63頁] 答弁、杉原教育長、お願いいたします。


◯教育長(杉原辰幸君)[63頁] 教育長の杉原でございます。
 今、議員からもお話がございましたが、すばらしい兵庫小学校を御支援のもとに立ち上げていただきまして本当にありがとうございます。内外からも、とってもいい学校をつくられたねとうらやましがられおりますし、子供たちも嬉々として通学していてくれます。ありがとうございました。
 議員御質問の学区の適正規模につきましては、教育委員会といたしましても、これは大変重要なことと考えております。この考えのもとに、平成15年度に学区の見直しにつきまして、各団体、あるいは各層の皆様から貴重な御意見や多くの御要望、これをいただきまして、議員も御案内でございますが、23名からの学区適正化検討委員会で、町全体はどうか、また各それぞれの小中学校ごとにどうか、学区はどうあるべきかということで、資料をもとに十分な御検討をいただきまして今日に至っている、このように思っております。
 あのときの学区の適正化検討委員会の委員の一人として、議員御自身からも貴重な御意見をいただいたところでございます。その当時、確か平成27年度までの生徒数並びに学級数の将来見込みを資料としてお示しして御検討いただく中、春木中学校の学区につきましては見直しの必要はない、このような結論をいただいたと思っております。また、諸輪中学校の生徒数につきましては、平成15年当時より生徒数も徐々に増加しております。今後も若干ではございますが増加の傾向、このように見込んでいるところでございます。
 学区の児童生徒数の増減につきましては、これは教育環境を整えるという観点から常に大切なことでございますので、今までもチェックには気を抜くことなく努力してきたつもりでございますが、今後も慎重に配慮していかなければならないことと思っております。御理解のほど、よろしくお願いいたします。
 具体的なことにつきましては、部長より答弁していただきますので、よろしくお願いいたします。
 以上で答弁とさせていただきます。


◯議長(星野靖江君)[63頁] 答弁、藤野教育部長。


◯教育部長(藤野幹雄君)[63頁] 教育部長の藤野でございます。教育長の補足というような形で答弁をさせていただきます。
 まず、現状の生徒数でございますが、今議員も質問の中でおっしゃいましたので、重複する部分があろうかと思いますけれども、報告させていただきます。
 この5月1日現在の中学校の生徒数、学級数でございますが、東郷中学校が407人で13学級、春木中学校が543人で17学級、諸輪中学校が178人の6学級という状況でございます。
 議員おっしゃるように、諸輪中学校と春木中学校との比較でございますが、生徒数、学級数には、おっしゃったように確かに差が生じております。
 将来の生徒数、学級数の推計をさせていただきますと、現在の小学校1年生の児童が当該中学校に入学する平成25年度では、東郷中学校は510人の15学級、春木中学校は809人の24学級、諸輪中学校は235人の8学級になると見込んでいるところでございます。
 中学校の生徒数の平準化をすることは大変重要なこと、必要なことと考えておりますけれども、学区の見直しにつきましては、水川議員は検討委員会の委員でおられてよく承知のことと思いますけれども、児童生徒や保護者の方々の理解を十分得て行わなければならないことだと考えているところでございます。
 なお、諸輪中学校区の関係でございますが、県営諸輪住宅の建てかえに伴う未利用地の払い下げにより、住宅建設がされることが予定されております。これによりまして生徒数もさらに増加することを見込んでいるところでございます。
 以上で答弁とさせていただきます。


◯議長(星野靖江君)[64頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[64頁] 詳細の御答弁ありがとうございました。
 現状、先ほど申し上げたように、春木中学校とそれから諸輪中学校が非常に差があるということで、これは増加の傾向であるというものの、先ほど数字をお示しされたように、平成25年には春木中学校が809名、諸輪中学校が235名と、引き続き継続してこれは差が生じているという現実もございます。
 とりわけ中学校は部活動がございます。この部活動というのは、健全な青少年育成の非常に重要な意味合いを持つ活動でございますが、この部活動についても、例えば運動部を例にいたしますが、あちらには野球、サッカー、テニス、陸上、ボートとありますけれども、こちらにはボートしかないというような、そういった状況が想定されます。これはまさに地域格差と言えると思うんですけれども、この部分についてのお考えはいかがでございましょうか。


◯議長(星野靖江君)[64頁] 答弁、藤野教育部長。


◯教育部長(藤野幹雄君)[64頁] 教育部長の藤野でございます。お答えさせていただきます。
 おっしゃるように、部活動は大変だとは聞いております。特に諸輪中学校におきましては、部員数が少ないことによりまして、単独での部活動が困難であった場合もあったと聞いておるところでございます。
 例えば、昨年度でございますが、諸輪中学校のサッカー部員は2名でございました。そういったことから、東郷中学校との合同での部活動を行っていたということでございます。
 なお、今年度はその2名が卒業したということで部員数はゼロ、休部状態ということでございます。
 それから、部活動の県の中学校の総合体育大会などの参加につきましては、そのような状況から、単独チームでの参加が困難な学校に配慮いたしまして複数校による合同チームでの参加を認めておりますので、大会に出られないということはございません。そういう機会はあるということでございます。
 また、運動部以外の部活動でございますけれども、平成17年度におきまして諸輪中学校の吹奏楽部が、これも東郷中学校の吹奏楽部と合同で各種の大会に参加しておりまして、好成績をおさめたということも聞いております。ちなみに、こちらの方は昨年度からは単独で大会に出ていると聞いております。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[65頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[65頁] 大会に出られる、人数が少なくても合同で大会に出られる仕組みがあるというのは、大変ありがたいことかと思います。
 昨年、諸輪中学校のサッカー部の2名の部員が東郷中学校と合同で活動されているというような前例を今御説明いただきましたけれども、こういった場合、受け皿となる学校があって、またそこに行く生徒がいるという形になると思うんですが、受け皿となる学校では他校の生徒を預かる形となり、他校にて活動することになる生徒は、その学校まで移動する必要が生ずるわけでございます。その部分、例えば責任分担ですとか、それから安全配慮ですとか、そういったところについても今後、具体的には制度化するというような必要も出てくると思いますし、またそういったものが制度化されることによって、よりそういったいわゆる中学校間の部活動の交流といったものが盛んになって、さらに子供たちのいろいろな活動の幅が広がってくるんではないかと考えているんですけれども、その辺の部分についていかがお考えでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[65頁] 答弁、杉原教育長、お願いします。


◯教育長(杉原辰幸君)[65頁] 教育長の杉原でございます。
 まず1つ、今の御質問の前に、確かに部活、学校の規模によって、多くあるところとできないところがあります。それは、一律にどの学校も部活動を位置づけなければならないということではないんです。学校の実情、指導者の実情、それから施設の問題等から、その学校で可能な子供たちの要求、要望のもとに部活をセッティングする、こういうことになっています。ちょっと余分なことですが、そういう点でございます。
 それから、御質問の部活動、確かに一番大事なことは、子供たちがそういう友達とのかかわりから、技術的なものだけでなくていろいろな得るものはたくさんございます。そういうところで、制度化ということは、これは一つには一考の価値があるかもしれませんが、なかなか制度化まではちょっとできないのではないだろうか。むしろ、まず子供の部活動本来の目的が達成できるように、校長同士がよく理解し、部活指導の先生、これだけでなくて担任の先生も理解、要するに学校間の共通認識のもとに子供たちの部活動ができる。中学生ですので町内でありますから、送迎ということは、こういう時代ですから非常に危険なところがある場合はありますけれども、ボートでもちょうど愛知池まで自転車で通ったりしております。そういう状況で、必ず制度化まではちょっとできないにしても、より質の高い、しかも安全で子供たちに意義ある、価値のある部活動になるように、あり方というものについては、校長会でも再度私の方からも話題にしまして検討していただく、こういうことが必要なことかなというように思うところでございます。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[66頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[66頁] ありがとうございます。
 今後いろいろと御検討いただける、それから仕組みについて制度化が難しいというところについては十分理解できました。ただ、今教育長の御答弁の中で、学校で可能な範囲内での活動という部分、十分理解はできるんですが、それがゆえ、先ほど冒頭に申し上げたとおり、この小さな東郷町の中でややもすれば地域格差になりかねない、そういった事態があるという部分については、懸念として持っているということで、認識として持っていたいと考えております。
 それから、先ほど教育長の御答弁の中に出てきましたけれども、学区適正化検討委員会についての話でございますが、これについては平成15年度に組織され、私も委員として携わっておったわけなんですが、そのときには学区の編成等、直接該当する地域の親御さんからいろいろな意見が出されました。これは教育長も多分御記憶にあると思います。そして私も十分にそのときにいろいろな御意見をいただきました。しかしながら、委員会が始まって議論が進んできた後にたしか出たと記憶いたしております。これは、当該事案に関する当事者への事前の十分な情報の発信と事前の説明がなされていなかったことによる、その当事者の不安感から生じた問題ではなかろうかと思っております。
 今後、例えば、これ例えばですけれども、そういった学区適正化検討委員会などを設置するというようなお考えがあるようであれば、あるいはこういった学区適正化について何らかの形で検討を進めるということであれば、できるだけ抜本的に、長期的な視野に立った検討が図られるように、早目早目に検討に着手するべきかと思いますけれども、その点についてはいかがでございましょうか。


◯議長(星野靖江君)[66頁] 答弁、杉原教育長。


◯教育長(杉原辰幸君)[66頁] 教育長の杉原でございます。
 今議員のおっしゃられましたように、確かに要望等につきましては、検討委員会の途中から出てきたものが結構ございます。それも教育委員会の中でも報告をしつつ、これは議員も御承知のとおり、必ず検討委員会の方にもこのような御要望も出ているということはお示ししたと思います。そういう点で、ある意味では、これは当然私どもも予想しておりましたですが、町民の皆さん、とりわけ関係の校区の皆さんは、非常な高い意識を持ってくださった。そして、自身の子供さんだけではなくて、同じ例えば子供会の代表の方などは、そちらの方面からもまた話題を、要望として皆さんで御提供くださった。本当に生の大変な資料でございました。そういう点で協力してくださった、これは東郷町の学校、子供たちのために、教育環境整備という観点から率直な、おしかりのこともいただきましたけれども、生のお言葉をいただいた、これは事実でございます。
 それから、やはり今後、これはまだ東郷町も発展する地域でございますので、必要になるかもしれませんが、やはり早々に、まだ、平成15年度いろいろ検討していただきましてこのようになって、一番のピークはこの平成26、27年度であろう。こういうところで再度学区適正化検討委員会を持ってやりますよと、これは本当にあのときそれほど、あれまでに皆さんが真剣に、各界の各層の皆さんが、瀬戸市でも20名でなされた、うちは23名の皆さんで御検討いただいた。そういう中で再度、即時じゃということでやるということは、逆に子供たちにも、あるいは関係の地域の皆様にも不安と混乱を起こすことにもなるのではないか、こう思います。しかもピークはある程度読めております。そういう点からいくと、現段階では学区適正化検討委員会を再度セッティングしてというような考えは持っておりません。
 ただ、将来的にどういうふうに、都市計画の問題もあろうかと思いますけれども、どうにもならんとお隣の町のようになって来る場合には、それはまたやらなければならないことが起こるかもしれませんが、現段階では思っておりません。
 以上でございます。


◯議長(星野靖江君)[67頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[67頁] ありがとうございます。適正化委員会についての詳細の御回答ありがとうございます。
 それで、ちょっと別の切り口からになりますけれども、これは適正化検討委員会の中でも私自身が体験したことでございますし、また先般、関係者とお話をさせていただいたときにも少し感じたことなんですけれども、先ほど教育長が都市計画の話をちらっとされましたが、それに付随する、関連する部分なんですが、学校の適正児童・生徒数を考えるに当たって、長期的な社会増減ですとか、これがなかなか見づらくて、見にくくて、しかしながら大変な課題であろうかと思います。
 私の持っている学区適正化検討委員会の際の資料と、それから先般関係者とちょっと勉強させていただいた際に確認させていただいた資料を比較しますと、もちろん差はございますけれども、ほとんど差がなく、実に連携がうまくいっている、そういった感じも受けたんです。しかしながら、5年、10年というスパンにおいては、当然ながらその社会増減みたいなものについても大きな激変等も考えられると思います。そういった部分について、役場内部における部門横断的な情報共有によって、具体的に申し上げますと、今申し上げたように都市計画と学校教育がしっかりと情報連携するなどの対策というのは、今後の、ちょっと大きな話になりますけれども、地域格差等を考えるに当たってこういった対策は必要かと思われますけれども、その点についてはいかがお考えでしょうか。


◯議長(星野靖江君)[68頁] 答弁、杉原教育長、お願いいたします。


◯教育長(杉原辰幸君)[68頁] ちょっと通告外になってきたように思いますけれども、これは、やはり縦と横同じ庁内でございますので、連携を持っていくということは、今までもどうかということはよく伺っておりますが、冒頭申しましたように、これは非常に重要なことでございますので、今までも慎重にやってチェック機能をということを申したと思いますが、今後もやっていかなければいけない大変大切な問題だと思います。


◯議長(星野靖江君)[68頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[68頁] ありがとうございます。通告外にもかかわらず、ありがとうございました。
 地域格差という表現を先ほど来申し上げておりますけれども、普通この地域格差というのは、広範な土地を所有する自治体において、あるいは交通利便性の格差によって生ずる都市化、過疎化などが代表的でございますけれども、我が東郷町のように、決して広いとは言えない地域においては、未然の手当によっていろいろな情報の連携、情報の共有等によって、また長期的な視野に立った検討等で十分に対応していくことは可能かと思われます。資金の問題解決は、優先順位も高く、また重要なものであると思いますが、長期的な視野に立った施策も行政においては重要な検討項目であろうと思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げたいと思います。
 次にまいります。いこまい館の見直しについてでございます。
 昨日、それから本日も先輩諸議員がこのいこまい館の見直しという同じ質問事項で質問されておりますものですから、ひょっとすると重複する内容もあろうかと思いますが、私なりのスタンスに立って、同様でございますが質問させていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。
 地方の財政が大変厳しい状況の中、いろいろな面から既存の仕組み、枠組みを見直し、財政状況を健全化していくことは、我が東郷町のみならず、各自治体の大変な課題であろうかと思います。そういった意味から、各種の見直しについては大いに推進すべきことであろうと考えます。
 さて、平成19年度の町長の施政方針に掲げられておりますいこまい館の見直しに関する記述に、「投資に見合った効果」という表現が、実に具体的な表現だと思いますが、2カ所もございました。また、きのうの石川道弘議員の一般質問の際にも、投資効果に見合う検討を進めるとおっしゃられました。私もそうなんですが、恐らく町民の皆様も、町長の投資効果に対する非常に強い思い、意識を感じられているのではないかと思います。
 その町長が大変強く意識されている投資効果とは、具体的にどういったものと考えておられるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(星野靖江君)[69頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[69頁] 投資効果について強い思いがある、それについて説明をという御意見でございます。
 投資効果につきましては、これは私ども行政に携わるすべての人が意識すべきことでありまして、自治法の中に、最少の投資で最大の効果を上げると宿命づけられておるところでございます。その投資効果についていかがなものかと私が再三申し上げておる、こういうことでございます。
 いこまい館の見直しにつきましては、これは、いろいろな場所でいろいろな方々に既に3月議会、ひいては12月議会から申し上げております。施設をオープンし3年たちました。3年たったこの時期に、新しいことを始めた事業について見直すのは、私は、行政に携わる人たちにとっては必然のことと思っております。
 その投資効果についてどうだというお話でありますが、私ども行政が行う事業につきましては、営利が目的ではないことは皆さん方も御承知だと思います。採算ベースで投資効果をはかるのではなくて、投資に見合った効果を上げているかどうか、これを判断されるのは町民の方々であります。我々が幾ら、そこに投資した金額に見合った効果を上げておるとたとえ私どもが思っておりましても、それを受益される町民の方々が、何だこんなものと思われますと、それは全く投資効果が上がっていない、このようなことでありまして、一定の基準はないものと私は思っております。
 CSという考え方、顧客満足度という考え方から言う投資効果でありまして、これだけ投資した、例えば1億5,000万円投資したから1億円の効果、こういうものでは決してございません。そういう中で、4年目に入った今、それをしっかりと見直して、住民の皆様方に信を問いつつ、さらによい施設にしておこう、こういうことでございます。
 投資効果についての私の考え方でございます。


◯議長(星野靖江君)[69頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[69頁] ありがとうございます。
 私自身が実は民間企業出身でございまして、また町長も民間企業御経験者だと聞いておるものですから、その部分である意味共通認識をされるところかなという部分でちょっと御質問させていただきたいと思うんですが、投資効果を前提として見直しをされる、これは、先ほど申し上げたように投資効果に見合ったというような形で見直しを進められる前提でございますが、投資効果を前提として見直しをされるのであれば、何らかのビジョン、例えばこれだけの収益が必要であるが、今はこれだけ足りない―これ民間企業の考えかと思いますけれども―あるいは、これだけの利用者数では行政サービスとしての十分な投資効果を得られていないため、年間あるいは月間に何人以上の利用者を確保できるためどのようにしたらよいのか、そういったものを示されるのが本来の見直し策の姿のような気がします。
 今回の見直しについては、とかく経費のみクローズアップされており、その前提においての見直し、とりわけ行政サービスを提供する施設、今町長おっしゃられたように、行政サービスの部分において、そういった行政サービスを提供する施設についての見直しでありますが、これややもすると偏った形での見直しになりかねないと懸念しておりますけれども、この点についてはいかがでございましょうか。


◯議長(星野靖江君)[70頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[70頁] 今行政の方から見直しに当たって、例えば利用頻度、利用客等々、計画を先に示すべきではないかというお話がありました。
 議員御承知のように、いこまい館は町民交流施設として建設されました。当初計画によりますと、年間利用者が30万人と見込まれております。現在は半分であります。こういう点からいって、まず第1に、投資効果が上がっているかどうかという一つの尺度になろうかと私は思っております。
 また、先ほど申し上げましたように、CSという部分からの投資効果でありますから、議員が今おっしゃるように、幾ら投資したから幾らもうける、こういうことではなかろうかと思っております。ましてや町の財政全体的な問題の中で1億5,000万円という営業経費が、私どもの財政に与える影響はいかがなものか。果たしてそれだけのお金を町民の皆様方がそのように理解し、受益として満足していただいているかどうか、こういうことが問題であります。
 そして、その住民の皆様がどういうふうに今の建物を改善したら満足していただけるかということを直接的に御意見をいただくわけでありますから、私は、今やっておる方法で住民が喜んでいただける施設に順次直していく、この方法でいきたいと思っております。


◯議長(星野靖江君)[70頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[70頁] 今の御答弁の中で、満足しているかどうか、まさしくそのとおり、見直しについてはこういったものが絶対に必要かと思われます。しかしながら、この満足しているかどうかというのは、いこまい館だけ、いこまい館という施設のみに限ったものではないと考えております。
 例えば、町内には公共施設が多数ございますが、なぜ今回いこまい館だけ、これ平成17年度のデータで恐縮ですが、10万899人もの利用者がいる。先ほど30万人の利用者を見込んだとありますけれども、逆に10万899人もの利用者がいるいこまい館だけ、今回全面的に見直しに着手されている、この部分が私としては疑問な部分でございます。
 同じ平成17年度のデータになりますが、町民会館は6万8,146人、総合体育館は10万3,221人、愛知池総合運動場は2万3,037人と、主要な施設の中で一番利用者が多い、そして一番新しい施設であるわけです。いこまい館を特化した形で見直しに着手をされた具体的な部分についてお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[71頁] 答弁、川瀬町長、お願いします。


◯町長(川瀬雅喜君)[71頁] 幾つかの資料の現状について御調査いただき、まことにありがたいことだと思っています。
 今議員が申されましたアリーナにしろ、町民会館にしろ、これはそれなりの長い歴史の中でその目的を十分に達している、このように理解されます。といいますのは、体育館につきましては、今申されましたように10万人の方々が御利用いただいております。その御利用の方々から体育館の内容、運用が悪いというような御意見は、今のところ、もしあったとしても少数意見であろうかと思います。町民会館におきましては、あそこで生涯教育の情報発信をさせていただいております。いろいろな意味での催し物もさせていただいております。そういう施設は10年も15年も前からそこにあるわけでありまして、いこまい館に限りまして申し上げておるということでは決してございません。
 そういう施設が基本としてある中で、それに重複するような施設をまたつくったというこの現実を忘れてはいけない。そして、そのつくるコンセプトといいますか目標としまして、33万人を想定した施設が現状10万人、これは大いなる問題であろう、このように思っております。
 1億5,000万円の今の運用経費は、33万人に使っていただけるための投資と私は理解しております。それが10万人ということは投資効果は3分の1、数字でとらえるとこういうことかと思います。民間の考え方はこうであろうと私は思います。


◯議長(星野靖江君)[71頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[71頁] ありがとうございます。
 行政サービスを提供する施設でございますので、先ほど来、民間の場合ですと投資に見合った効果、33万人利用のところを10万人ということで、いろいろな比較が、民間の比較と行政サービス上の比較がいろいろちょっと今混在していて私の頭もこんがらがっている状態なんですけれども、重複した施設をつくったというお話が今ございましたものですから、ここの部分についてちょっといかがお考えかというところを伺いたいと思うんです。
 平成17年11月、日進市にはにぎわい交流館というのができました。そして、それに先立つ半年前に、平成17年4月に長久手まちづくりセンターというのができております。これは他の市町でございますが。ここにおいては、各種市民団体、市民活動の拠点としてつくられたということで、町民交流拠点いこまい館ができた後に、他の近隣市町が右にならえ、後に続け、こんな施設は絶対にこれからの将来にわたって必要であるというような判断からつくられた施設ではないかと考えておるんですけれども、そういった部分について、他の近隣市町のこういった市民・町民交流拠点と、それから東郷町の持つ町民交流拠点の比較と、そこの部分についての東郷町としての考え方について、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[72頁] 川瀬町長、答弁お願いします。


◯町長(川瀬雅喜君)[72頁] 私は、現在のいこまい館、町民交流拠点としてつくられた施設を他の市町と、それを同率で比較するというようなことについては余りしたくないといいますか、しても、それぞれの市町の状況が違うわけでありますから、単純比較は難しかろう、こういうように思っております。
 議員御承知のように、現在のいこまい館は、私どものまちづくりビジョンであります第4次総合計画、この中の第4章にぎわいと交流によるまちづくり、ここの中の町民交流拠点、こういう位置づけでつくられております。現在その施設、建設以来何も変わっていないわけでありますから、今そのときに採用されました考え方、遊びや学びを通していこい、集い、つくるを基本理念とした交流拠点施設、こういう位置づけの施設であります。
 しかし、その内容を私が重複したと申し上げましたのは、その施設の内容におきまして、町民会館の中にあります和室等、ホール等、会議室等、余りにも類似した施設がそこに包含されているのではないか、そのあたりがまた利用者が少ない1つの原因になっているのではないか。こういうようなものもあわせてその部分をどうしたらいいか、こういうことを町民の皆さんに御意見を伺っておる、これが今回の見直しであります。
 その中で、さらに先ほどの中川議員のお話もありました、コンセプト等の見直しはというようなお話もありました。このコンセプト等につきましても、町民の皆様方から、それは時代おくれだ、こういうふうにした方がいい、こういうような御意見がありましたら、それは検討委員会の中でしっかりと検討していただくことだと考えております。


◯議長(星野靖江君)[72頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[72頁] 私も、この質問に関しての冒頭に申し上げたとおり、間違いなく見直しは必要だと思っております。昨今の地方行政を考えれば、あらゆる面で見直しは絶対に必要なものであると考えておりますので、しっかりした形で見直しを推進していただければと考えております。
 それに関連してですが、先ほど挙げさせていただきました町民会館、先ほど重複したというような表現をされましたけれども、町民会館、それから総合体育館、愛知池総合運動場、先ほどデータがなかったものですから出しませんでしたが、東郷ボートハウスなど、いこまい館以外にたくさんの公共施設がございますけれども、この各種施設の投資効果の検証ですとか、それから見直しについてはどのようにお考えで、また今後どのような形で見直しを図っていかれるのかというところもお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[73頁] 答弁、川瀬町長。


◯町長(川瀬雅喜君)[73頁] 今御指摘の施設の見直しは、当然、順次進めなくてはいけない、このように思っております。私は、平成19年度は20年度を財政健全化元年と位置づける準備年と申し上げてまいりました。その中で既に全事業の見直しを職員の皆さんにお願いしているわけであります。全事業の見直しの中に当然そういうようなもろもろも入ってくる、このように思っておるところでございます。
 むだはできるだけ改善し経費の有効化を図っていきたい、このように思っております。ぜひ御協力をお願いしたいと思います。


◯議長(星野靖江君)[73頁] 2番水川淳議員。


◯2番(水川 淳君)[73頁] 絶対的な数字として年間延べ10万人を超える人たちが利用している。これは有料利用者だけで、東郷町のホームページには無料利用者ということで、平成18年度に4万7,247名無料の利用者もいると乗っておりました。これを加えればその数は15万人。先ほど数字が少し出ましたけれども、15万人に届く利用者がおみえになる。東郷町にとっては大変活用されている、大変町民にとっては重要な施設と考えております。
 昨日、井俣議員が一般質問でも出されましたけれども、NPO団体の積極的な行政参画も今後の地方行政を考えるに大変重要な取り組みになると考えます。そういった活動についても、活動拠点が必要であり、現に多数の団体がいこまい館を拠点として地域活動に参画いたしております。また、そういった市民活動の拠点は、将来を見据え必要であるということで、先ほど出しましたけれども、日進市には日進にぎわい交流館ができ、長久手町には長久手まちづくりセンターがございます。
 冒頭に申し上げましたが、何度も重複になりますが、財政状況を考えれば、いろいろなところで見直しが必要であると思いますが、この地域活動の拠点となりたくさんの利用者がいるいこまい館の見直しが、偏った形にならないよう、あまねく公平な町民の目線に立った見直しとなりますよう強く希望しまして、私の一般質問を終わります。
 ありがとうございました。


◯議長(星野靖江君)[74頁] お諮りいたします。
 議事日程のとおり、本日分の一般質問を終わりたいと思います。
 通告受付順11番以降の方の一般質問は6月11日に継続して行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
             [「異議なし」と呼ぶ者あり]
 御異議なしと認め、よって、通告受付順11番以降の方の一般質問は、6月11日に継続して一般質問を行うことに決しました。
 以上で本日の日程は終了いたしました。
 6月11日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。
 本日はこれをもちまして散会します。
               午後 4時07分散会