議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 長久手市

平成17年第4回定例会(第4号12月 8日)




平成17年第4回定例会(第4号12月 8日)





 



         平成17年第4回長久手町議会定例会(第4号)





平成17年12月8日(木)午前10時00分開議





1.本日の議事日程


 日程第1  諸般の報告


        説明員の追加報告について


 日程第2  一般質問


        (個人質問)


        前 田 幸 明 議 員


        伊 藤 克 彦 議 員


        淺 井 光日出 議 員


        加 藤   武 議 員


        小 池 みつ子 議 員





1.本日の会議に付した事件


   議事日程に同じ





1.会議に出席した議員


   議 長 青 山 作 市   副議長 川 上 孝 一


   1番  吉 田 ひでき   2番  原 田 秀 俊


   3番  川 本 勝 幸   4番  前 田 幸 明


   5番  神 野 和 子   6番  伊 藤 祐 司


   7番  石 井 芳 樹   8番  吉 田 日 勝


   9番  丹 羽 茂 雄   10番  淺 井 光日出


   11番  小 池 みつ子   12番  水 野 とみ子


   13番  加 藤   武   15番  川 合 保 生


   17番  浅 井 良 和   18番  正 木 祥 豊


   19番  伊 藤 克 彦   20番  中 野 文 夫





1.会議に欠席した議員


   な し





1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者


   町長       加藤 梅雄   助役       伊藤 祥子


   収入役      川本 保弘   教育長      青山 安宏


   参事       夏目 吉昌   町長公室長    田中 憲二


   総務部長兼選挙管理委員会参事   民生部長     青山  宏


            近藤  務


   建設部長     加藤 具己   消防長      近藤 武彦


   教育部長     山田 幸弘   企画課長     福岡 久申


   総務課長兼選挙管理委員会書記長  福祉課長     加藤八州夫


            山下 幸信


   産業観光課長   山田 三行   なんでも町政サロン室長


                             柴田 典隆





1.職務のため議場に出席した者


   議会事務局 局長 山木田宣彦   議会事務局 補佐兼議事係長 水野  悟








               午前10時00分開議





○議長(青山作市君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 日程第1、諸般の報告を行います。


 今回の定例会に説明員として出席追加の通知がありました者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたから、御了承願います。


 以上で諸般の報告を終わります。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 日程第2、一般質問を行います。


 昨日に引き続き個人質問を行います。


 まず、前田幸明議員の個人質問の発言を許します。4番前田幸明議員。


            [4番 前田幸明君質問席登壇]


○4番(前田幸明君) おはようございます。きょうはくしくも12月8日ということで、かつての開戦記念日ということでありまして、私は、今日のこの平和をかみしめながら、そして、先人の御努力に感謝をしながら質問に入りたいと思います。


 まず、1項目めでありますが、地方分権に対応する行政改革についてお尋ねをいたします。


 政府・自民党の改革が速度、勢いを増しているところであります。当然、地方に対する改革も地方分権に対応する形で推進されようとしております。地方にとりましては権限が強化される一方で、同時に地域に対する責任の増大を余儀なくされるところであります。そこで、昨今、マスコミでも話題になっている次の点についてお伺いをいたします。


 1点目、役場三役の制度、権限の見直しについてお伺いをいたします。


 政府の地方制度調査会の答申素案によれば、地方分権に対応すべく、民間の経営手法を生かした副町長制の施行や収入役の廃止が提案されております。本町にとって、その対応策など、所見をお伺いしたいと思います。


 2点目、入札制度の改善についてお尋ねをいたします。


 こちらも地方分権が推進される中、限られた財源を有効に活用しなくてはなりません。一層の入札制度の改善が必要と思われるところでありますが、私の前9月議会での質問に関連し、次の点について質問をいたします。


 一つ目、入札制度について、今日までどのような改善が行われてきたのか。その効果はいかがでしょうか。また、改善の余地があれば、それは何でしょうか。


 二つ目、落札価格(率)が他市町と遜色がない、こう発言されましたが、その根拠は一体どのようなものでしょうか。あわせて、予定価格について、あらゆる契約に対応する積算システムが構築されているのかどうか、お伺いをいたします。


 三つ目、指名業者の業績動向や経営状況は把握されておるのかどうか、お伺いをいたします。


 四つ目、指名業者を選任する際、その社会的貢献を勘案しているのかどうか。


 以上、お尋ねをいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) おはようございます。


 前田議員から最初に御質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。


 役場の三役の問題でございまして、これは確かに地方制度調査会等でもいろいろ議論されているところでございまして、地方自治法の改正等も視野に置きながら、いろいろ論議がされております。私どもとしては、確かにこの問題につきましては、非常に重要課題だというふうに受けとめております。しかし、今直ちにということはもうちょっと慎重に考えたい。今はペイオフも実施されておりますし、本町基金も多額に上りますので、そういった管理体制等も、これも重要なことでございますので、この問題については慎重に検討して、法改正の状況を見ながら実施していきたいというふうに思っております。


 以上であります。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) では、入札制度の改善につきまして、4項目にわたり御質問をいただきました。私の方からお答えいたします。


 1点目、入札制度につきましては、最近では、昨年11月からBランク工事について、郵便入札の試行導入をしました。また、予定価格の事前公表を導入いたしました。郵便入札の効果といたしましては、入札参加者の負担の軽減と入札契約事務の効率化、競争性の向上が効果としてあらわれております。また、予定価格の事前公表の効果といたしましては、入札及び契約手続の透明性の確保や入札回数の減少による事務の軽減が図られております。


 今後の入札制度の改善の余地としましては、一般競争入札及び公募型指名競争入札の対象となる金額を引き下げている自治体もあり、今後はその方向も検討課題とさせていただきたいと思います。


 2点目、落札率につきまして、本町では、予定価格に対し、平均で96%程度となっています。これは、予定価格を厳しく設定している結果であると考えています。


 次に、積算システムについてですが、下水道、土木関係の工事については、設計書の積算システムが構築されていますが、その他のものにつきましては、愛知県建設部が発行しております積算単価表並びに建設物価調査会が発行しております建設物価及び業者見積もりなどにより積算をしております。また、予定価格の設定につきましては、実例価格、需給の状況、履行の難易度、数量の多寡、履行期間の長短などを考慮して定めております。


 3点目、業績動向や経営状況は特に把握していませんが、工事等競争入札参加資格申請の際に、国土交通省の地方整備局から出されております経営事項審査の総合評定通知書を提出させるほか、申請書には資本金、職員の数、平均完成工事高、工事実績等を記載させるようにしております。


 4点目の業者選定につきましては、特に社会的貢献を勘案してはおりませんけれども、前年度の成績評定、それから、受注実績、過去の工事実績等参考にするとともに、社会貢献ということでは、環境配慮ということでISOの認定証の提出を求めております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 先ほど町長から御答弁をいただきました。


 最近、民間におきましても経営組織、こちらが本当に関係者の努力ということもありまして、変わってきております。これは時代の求めに応じてということもあるんでしょうけれども、執行役員制度とか、あるいは社外監査役、社外役員、こういったように大きく変革を遂げてまいりました。


 一方、行政はといいますと、今後の地方分権によって業務の拡大が予想される中で、従来の三役制度を維持していていいのか、こういうことを実は私、心配しておりまして、そういった矢先にこのような地方制度調査会の素案が出てまいりました。私は、まことに結構なことだというふうに判断しておりますが、はたで町長のお姿を拝見する中で、本当に毎日お忙しい時間を過ごされておる。本当に細かい雑事に至るまできめ細かに対応されている。これ、はたから見ていてある種、気の毒にも思うわけでありますが、一方で、今後この制度が実施されますと、本来の町長の仕事であります政策決定あるいは政策検討というところにじっくりと時間をかけていただける。そんな気がしておりますので、施行に当たって十分検討されるとおっしゃいましたが、ぜひ、その方向で進めていただきたい、こう思います。


 しかし、この地方自治法の改正案が2006年で、施行が2007年度の計画だということですので、本当に町長がその時点でその場所に座っておられるかどうかわかりませんし、また、私も当然のことながら、ここにいるかどうかはわかっておりません。そういう意味で、いずれにしても、施行に際しましては混乱がないように、条例の改正とか、あるいは規則の改正、そういったものが伴ってくるかと思いますけれども、対応準備を慎重にと町長はおっしゃられましたけれども、本当に対応を要望させていただきたいと思います。


 本件については、特に答弁は要りませんけれども、御意見がありましたら、お聞かせいただきたいと思います。


 それから、入札制度につきまして、まとめてお伺いをさせていただきます。


 入札制度の改善という場合、先ほど助役もるるおっしゃられましたんですが、一つに談合防止、こういったものがあろうかと思いますけれども、先ほどの御答弁の中にはそういう言葉は出てまいりませんでした。そういう意味で、先ほどの御答弁内の郵便入札の実施ということについては、私はそれなりに効果はあるんじゃないか、こんなふうに思っております。


 郵便入札の話が出ましたので一つお聞きいたしますが、現在、調べたところ、契約金額部分のいわゆるBクラスに限定されているようですけれども、今後そのランクを拡大されるおつもりはあるのかどうか。例えば、Aランクは難しいにしても、Cランクまで拡大される予定があるのかどうか、お伺いをいたします。


 当然のことながら、入札制度の改善といった場合、私は、一つに談合防止というものもあるとは思うんですけれども、それがすべてではない。私は、この質問の中でお尋ねしましたように、むしろ、指名業者の登録、いろんな公的な内容で指名業者を決定されておるということをおっしゃられましたんですが、そういう中で最近大きな出来事がありました。


 それは、本町にとって本当に有力な指名業者の一つでありました東証第1部上場の勝村建設株式会社が倒産したことであります。この倒産の経緯と現在の状況について、総務部長がいいですか、簡単に説明をしていただきたいと思います。


○助役(伊藤祥子君) 郵便入札制度について、今後、ランク拡大の計画はありやということでございますが、ランクを一気に拡大することより前に、対象となる工事の金額の見直しを、できたら引き下げの方向で検討していきたい。それから、ランクについては、経審の点数のもう一度のチェックをやっていかざるを得ないのかなと、この2点について検討委員会でまたやってまいりたいと思います。一気にランクの拡大ということは今は考えておりません。


 以上です。


○総務部長(近藤務君) それでは、勝村建設のこうなったことの背景と今はということでございますが、御案内のように、ことしの7月7日に刑法の事件で、入札妨害罪という形で新聞紙上をにぎわせたところであります。この勝村建設さんは以前から景気の冷え込みというような形で入札の落札といいますか、請け負いが、非常に受注が減少しておられたようでございます。そこのところによって、東京都の発注した水道工事の入札をめぐる談合事件で幹部が逮捕されて全国市町村が指名停止処分を行ったことが相次いだということで、それが重荷となって自力再建を断念したというふうに報道されております。


 それで、今現在ということでございますが、先ほど申し上げましたように、7月7日に逮捕されまして、本町では7月21日から来年2月20日まで7カ月間の指名停止をいたしました。それで、勝村さんにつきましては、ことしの9月29日に東京地裁で民事再生法の適用を申請された。それから、ことしの10月4日に東京地裁から再生手続の開始の通知があったということでございます。それで、ただいまはどうかといいますと、裁判所の方に再生計画案の提出を12月末に予定されているという形が現在に至る経過でございます。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 勝村建設さん、今、総務部長から御説明されたようでありますが、暴力団がこれに関与しておったということもあわせて聞いておりまして、とんでもない事件だな、こんなふうに思うわけです。ここに最新の「会社四季報」のコピーがあるんですけれども、勝村建設、資本金が30億円であるということで、平成14年から本当に大きな赤字を出しておるんですね。ちょっと申し上げますと、最終利益が平成14年が12億円、それから、平成15年が26億円、平成16年、これがちょっと立ち直りまして9,400万円の黒字計上をしております。それから、平成17年が26億円の赤字、そして、そういった談合問題が発覚して平成18年、来年の3月期が36億円の赤字、単年度で資本金を上回る債務超過という形になって倒産したということであります。12月いっぱいまでに再生計画を出すということなんですが、大方の見方では経営再建に暗雲、厳しい、こういう評価がされております。


 一方で、こういった状況の中で勝村建設が本町の入札に際しまして平成16年度から、それまではほとんど応札はなかったんですね。それが例のまちづくりセンターの受注を皮切りに長中の耐震工事まで以降8回入札に参加をして、5件の落札をしております。これは非常に大きな落札率だろうと思うわけですが、このこと自体からうかがえるように、勝村建設は行き過ぎた受注活動を行い、そして、同社の体質も相まって、東京都の談合事件というのは起こるべくして起こったと、こういうふうに判断すべきではないでしょうか。


 まさに今、国会でマンション、ホテルの耐震強度偽装問題が審議されておるところであります。私は、こういう会社が本町のいろんな施設の建設に携わったということに対して、非常に残念な思いがしておるわけでありますし、また、そういったところがつくった建築物、施設が本当に品質的に大丈夫なのか、そんな思いがしておりますが、その後、再チェック、あるいは検査資料等の記録を見直されたのかどうか、お伺いをしたいと思います。これは全体にかかわることですから総務部長でいいですか。建設部長でも結構です。お願いします。


○建設部長(加藤具己君) 建設部の方では橋梁の工事を1件応札しておったと思いますけれども、それについて、設計自体はこちらがやっておりまして、適正な検査を行っておりますので、そういった再検査というようなことは行っておりません。


 以上です。


○総務部長(近藤務君) 他課の、全般的にわたってお答えいたしますが、今、建設部長が申し上げましたように、本町といたしましても監督員、そして検査員という形で、そういった制度で監督をし、検査しておりますので、勝村建設という特定の建設会社に対して特別な見直しということはしておりません。今のところ、そういったことを行うという考え方もしておりません。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 私がなぜこんなことを聞くかと申しますと、まさに今問題になっているのが検査機関を信用する余りに、専門家だから信用したらいい、そういうことが裏にはまって偽装事件が起こってきているわけですね。調査とかチェックというのはまず疑いを持って調べる、間違いがないのか、欠陥がないのかと。そういうことを前提にしてチェックをされないと真相は出てこないんじゃないか。まさに今問題になっているのがそういうことだろうと私は思います。


 それから、この勝村建設さんが行ったものがいわゆる本町のあすを担う子供たちの教育施設の施工を行っておる。私は、それを保護者の皆さんがお聞きになったらいい気持ちがするでしょうか。暴力団を使った談合をしたような会社が本当に教育施設、こういったところを担当したということ、余りいい気分は持たれないんじゃないかと思います。


 私は、前9月議会で、いわゆる公共事業というのは社会貢献事業であると、こういうことを提言させていただきました。もうそろそろ新しい時代の新しい感覚での公共事業を行うべきではないのか。現在、本町でも広報を通じて指名業者の募集をされておられるようですけれども、本当に業者選定に当たっていえば、先ほど助役がおっしゃられたように、ISO14001、環境問題をやっておる。そういうことだけでいいでしょうか。私は、障害者の雇用に積極的な会社だとか、あるいは男女共同参画の推進を図っている会社、こういうところを社会貢献の価値観として配慮するべきではないのか。そういう意味で勝村建設を公的な資料に基づいて指名業者にされたということについては、まさしく過去の業績等から勘案しても、これは本当に問題があったんじゃないか、そんな思いがしております。


 そうすることによって、おのずと談合というような低俗な概念もいずれはなくなってくるんではないのか。私は、こういう意味での改善を望みたいと思っておるんですけれども、もう一度所見を伺いたいと思います。


○助役(伊藤祥子君) 私どもの今入札に関しましての審査の基準は、公的な機関による一定程度、客観的な評価による数値化された表で行っております。地域に対する貢献度というのはさまざまございます。例えば、環境面、それから、先ほどおっしゃられましたいろいろな法に基づくまちづくりに関するボランティア活動、いろいろございますけれども、それらは今、数値化されておりませんし、メニュー化されてなく、しかも、公的な機関を通しての一律評価表にはなっておりません。ということで、今私どもがやるとすれば、非常に主観的な面から見ていくことになろうかと思いますが、主観的なチェックで早々に決めてしまうと、またそこに一つの制度の誤りを引き起こさないとも限りません。全国的に見れば、県レベルですけれども、そのような数値表も出ているようでございますから、今後は資料等を取り寄せまして研究をさせていただきます。


 私ども、広域で入札の参加申し込み、まさに今その事務をやっておりますけれども、一緒に事務を進めております近隣市町とも協議をしまして、勉強を少しさせていただく時間が欲しいと思います。


 以上です。


○教育部長(山田幸弘君) 私どもが長中の耐震工事を発注したときにはそういうことは判明していなかった段階で事務を進めたわけであります。結果として勝村建設がそういうことに至ったということは非常に遺憾なことであるというふうに思っております。今後はそういうことのないようにしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 次の2項目めの質問を許します。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは、2項目めに移りたいと思います。医療費削減対策についてお伺いをいたします。


 厚労省が発表した医療費抑制に向けた医療制度改革の試案は、患者の窓口負担割合の引き上げや高齢者の負担をふやそうとする制度改正であります。本町住民にとりましては、4月からの健康保険税の増額に加え、まさに一難去ってまた一難の心境であろうかと思います。本来、同制度改革は、保険機関、医療機関、患者が一体的に推進しなければ成功は至難の技と思うし、また、制度改革と同時に、医療現場のむだを排除する努力が肝要と思われます。この点で行政として、対患者、対医療機関、そして行政みずからがどのような改善努力を図ってこられたのか、また、今後図ろうとされているのか、お伺いをしたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、医療費削減対策についてお答えいたします。


 医療費削減対策としましては、病気にならない健康づくりが最も大切と考えております。それに伴いまして、本町はおのおの健康づくりを実施しているところであります。例えば、老人保健法に基づきます健康診査、健康教育、健康相談、訪問指導などを実施しています。特に、健康診査事業は生活習慣病の早期発見、早期治療を目的として実施をしており、受診者は年々増加をしているところであります。国保事業としましても、健康診断の一部助成を行っているところであります。また、生活習慣病の予防を目的として、健康増進法に基づき健康の保持・増進を図るため、健康づくり計画を策定し、現在、食事、運動、たばこ、歯の健康、元気、心を課題として取り組んでいるところであります。


 続きまして、健康な高齢者を創出することも重要と考え、介護予防事業や生涯学習事業を積極的に推進しております。具体的には、温泉を利用しましたアクア教室や、歩行浴室を利用したあったかサロン事業の実施、高齢者の生きがいづくりとして年4回実施しています長生学園事業、それから、生涯学習講座の開講などを行っております。また、国保事業としましても、健康体操や温泉を利用した歩行運動といった体力づくりを行っております。


 最後に、直接的な医療費抑制といたしましては、保険者への医療費通知、またレセプト点検などを行いまして、適正な医療費の支払いに努めておるところであります。今後も引き続き、努力をしていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 民生部長には、本当に答弁のための答弁をいただきまして、ありがとうございます。いろいろ改善をなされておるということでありますけれども、私は、きょうは実例をもって、本当にそういう改善が行われておるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。


 実は最近、ある住民の方が私を訪ねてこられまして、ある開業医で実はこれだけの薬をいただいたと、ちょっときょう持ってまいりましたので、一遍見ていただきましょうか。ざざっとあけますよ。(袋に入った薬を机上にあける)これだけの薬です。ちょっと後ろの方は見えないですけれども、ちょっと見てください。


 その方は「薬は要らない」と言ったんです、その医療機関で。「なぜか」と言ったら、「私は副作用が怖い。そして、不足の栄養素があれば、食物からとりたい」とおっしゃられた。それでも、そのある医療機関が半強制的といいますか、「まあ、とにかく飲みなさい」ということでこれだけの薬を与えられたと。2,800円だそうです。


 それで、この薬の内容を見てみますと、これは武田薬品のアリナミンですね。それから、エーザイのユベラNソフト、こういう薬だそうです。それから、同じくエーザイのメチコバール、これすべてビタミン剤なんですね。これを毎食後1錠ずつ飲みなさいと、こういうことを強制されたと。強制といいますか、助言されたということで、「私はこの薬は要らないから、前田さん、引き取ってください」ということで私のところへ持ってこられた。私も要らぬもんですから、きょうこうして持ってきたわけです。ビタミン剤ですから、風邪にもよく効くと言われますので、風邪を引いておられる方はぜひ後でお越しいただきたいと思います。お分けします。


 それで、民生部長にお尋ねしたいのは、こういう医療機関の実態、こういうむだがあるということについてどうお考えになるのか、ちょっと答えてください。


○民生部長(青山宏君) 大変な量で、多分お帰りになるとき重たかったかなと思います。


 直接的にといいますか、医師が医療現場で行う医師の医療行為ということになりますので、私の方からコメントを言える立場ではございませんので御遠慮申し上げたいと思います。今のこの量を見ますと、私もいささかちょっと過大かなという感は持っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) この3種類の薬ですが、その筋の人に聞きますと、超有名な薬だそうですね、先発品という形で。私にも薬剤師の友人がおりますので、これを保険薬価辞典で調べてもらったんです。この前私は、ジェネリック薬品の促進をということで民生部長にお願いをしました。これ調べましたら、アリナミンに該当するのが沢井製薬のアリアロンF25という薬だそうです。それから、ユベラNソフトは、これも沢井製薬のケントンSという薬、それから、エーザイのメチコバール500というのは東和薬品のメコバラミン500「トーワ」という薬なんですね。これはすべて成分はほとんど変わりない、同じだということをおっしゃられました。


 それで、問題は値段ですが、先発のこの三つを3錠合計いたしますと、1錠ずつ言うとちょっと差しさわりがありますので合計で言いますと、先発の方が45円31銭、それから、後発の方が18円90銭、実に41.7%なんです。いかにジェネリック薬品が安いかということがわかるわけですけれども、この件について、民生部長は本当に医療機関に対し、あるいは医師会に対して、こういう話が議会から出たと、そういうことをその後、お話をされたでしょうか、お伺いをします。


 それから、そんな折にある新聞の11月3日付で、余り開業医のことを言いますと毒を盛られるといけませんから、ちょっと差しさわりがあるかもしれませんけれども、これは新聞に出たことですので申し上げます。開業医の収益が34%、それに対して民間病院が1%の利益率です。それから、ついでに言いますと、勤務医は本当に薄給で苦労されておる。いろんなところへ行ってバイトもされておられる。こういう現状なんです。正直言って、皆さんよりも給料が安いかもしれません。そういう中でこういう記事が出ました。先ほどの件にあわせて、民生部長、ちょっと発言をお願いしたいと思います。いかがですか。


○民生部長(青山宏君) それではお答えをいたします。


 ジェネリック薬品が今の話で薬価が40%ぐらいですか、の単価だということは私も知っておるわけであります。幅はあるようでありますけれども、これにつきましては、昨今の情勢、テレビなんかでもよく宣伝されるようになりまして、大分使用も伸びているというふうにお聞きしております。現在、厚労省の発表によりますと、16年度では47%強使用されているというデータもあるようですので、そういう点では今後、徐々に切りかわっていくかなというふうに思っております。


 私どもも、さきの医療機関にそういう薬を使えということをお話ししたかということにもつながりますわけですけれども、はっきり言いまして、まだ私どもから直接、医療機関にそのことは申し上げておりません。しかし、今の状況等を考えますと、私ども、機会を見つけて、何らかの方法で申し上げたいなというふうには思っております。今後、具体的な方法をちょっと検討したいと思います。


 それと、私がコメントするわけでも何でもないわけですが、開業医の所得がアップして、病院の経営が悪くなって、勤務医が大変だということは新聞報道等でも十分理解はしております。そんなことでよろしいですか。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 先ほどからいかに医療のむだが多いかということをお話しさせていただいております。本当に国がいろいろ制度改革をされておりますけれども、本当に制度ばかりが先行する中で、本当に現場における、地方における医療のむだがいかに多いかということを申し上げておるわけでありますけれども、次は、行政、保険機関の実態の一例を紹介させていただきたいと思います。まさに、私の実体験です。


 ことしの夏に私は健康診断を受けました。そうしましたら、左の肺に異常がある。精密検査を受けてくれと。私もたばこを吸う方だもんですから、いよいよ来たかということで最寄りの医療機関へ駆け込んだんです。そうしたら、即レントゲンですよ。レントゲン撮ったら異常がなかった。「CTも撮ってみるか」とおっしゃるもんですから、念のためにCTを撮りました。そうしたら、おかげさまというんでしょうか、特に異常はありませんでした。それで6,800円何がしかを会計で払って帰宅をさせていただきました。


 そうしたら、いよいよ怒りが込み上げてきまして、私は、短期間の間にレントゲンの放射を2回受けました。これは保健課が「レントゲン写真がここにあるから、それを持って医療機関へ行ってください」と、そういうことがなぜ案内できないのか。そういう案内を受けたら、私は真っ先にここへ来て、レントゲン写真を借りて、そして医療機関へ参ります。そういうこともなくして、そういった例を紹介させていただきましたが、こういった基本的な改善がなされていないで、本当に改善ということが言えるんでしょうか。私は、本当に国民健康保険税あるいは患者負担割合、こういったものをふやすのも結構ですけれども、まずは、関係機関が一緒になってむだをなくす、そういう努力をしない限り、本町の健康保険機関も早晩立ち行かなくなるんじゃないか、そんなふうに思うわけですが、民生部長いかがでしょうか。


 もちろん、患者の側にも責任があります。医者へ行って異常がないと。異常がないと言われたら、かえって心配になって別の医者へかかる。そんなことはあってはならない。初めから信用のある医者に行ってください。そういったことについても、本町の健康保険が大変厳しい状況だと、そういうことについても、住民の方に医療費削減に向けての啓発とかPR、そういったことも必要じゃないでしょうか、お答えください。


○民生部長(青山宏君) 健診でという話であります。健診の場合はどうしてもチェック、安全を見込みますので、少し異常があると要チェックというふうになってきます。大体が再検査を病院で受けられると異常がないというケースが多いかなというふうには理解しております。その後、レントゲン撮って、CT撮って、異常がないということについては、私がどこが悪いかということは言えませんので、これについてはコメントは控えたいと思います。


 確かにおっしゃるように、大変検査、薬等も多いかなというのは実感して思っております。答えにならなかったかと思いますけれども、ただ、健診の写真等を有効に利用できないかということについては、一度、担当の方とまた相談してみますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは、3項目め、教育の制度とソフト(質)の充実についてお伺いをいたします。


 私は、この場では過去、一貫して教育の制度やソフト面についてお伺いをしてまいりました。今回もこれに従って、最近の問題点についてお伺いをいたします。


 1点目、学力向上について。


 少子化が進む中、子供は将来の有力な国・地域の資源である。こういう観点に立って、次の質問をさせていただきます。


 1番目、習熟度別授業の実情はどのようか。伸ばすべき力は伸びているのか。


 2番目、世界14位の読解力についてはどのようか。学校図書の学校ごとの貸借ローテーションはその後検討されているのかどうか。


 3番目、キレる子供たちの実態と学校での対応、指導はどのようか。


 4番目、子供たちが将来選びたい職業というのは何でしょうか。教師はどのような位置にあるのでしょうか。


 それから、2点目、失礼しました。これ?と書いてありますが、?に御訂正をいただきたいと思います。教育委員会について。


 1番目、教育委員会は、いささか乱暴かもしれませんが、本町にとって本当に必要なのかどうか。


 2番目、教育委員の公募は無理かどうか。無理とすれば、ネックは何でしょうか。


 3番目、教育委員会の活性化の改善計画はあるのかどうか、お伺いをいたします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、学力向上と教育委員会について、計7点御質問をいただきましたので、順次お答えしたいと思います。


 まず、学力向上の1点目、習熟度別授業についてでありますが、小学校で算数の学習において、単元ごとのまとめに習熟度別の授業を実施しているところがあります。


 2点目、読解力については、これは小中学校両方ですが、朝の時間帯に朝読書などの取り組みをし、まず、子供が本を読む習慣化を図っております。また、小学校においては、読書週間を設けるなどし、読書好きの児童を育成しています。さらに、読解力の育成を図るため、話すこと、聞くことの取り組みや、国語科では物語などの心情表現、情景描写を通して正確に理解するよう指導しております。


 学校図書の貸借ローテーションにつきましては、学校へ一応お聞きしました。子供たちは図書館へ借りにたくさん行っていることや、学校図書館の図書は大体同じような本が入っていることから、手間がかかる割に子供たちの利用頻度が少ないと予想されますので、今のところは考えておりません。


 それから、3点目、キレる児童についてですが、どこの学校にも数名います。大体把握しておるだけで20名以上はいると思います。多い学校については、町の非常勤講師をつけております。そして、担任だけでなく、学年、学校全体で連携してその子供への対応や指導をしております。校内の研修では、該当の児童生徒への対応について、適切な指導方法をケースごとに考えていくようにしております。また時々、愛知医大の先生、心のアドバイザーから専門的な立場からの指導も受けながら、よりよい方法で対応するようにしております。


 それから、4点目の、先生という職業についての人気度はということだと思いますが、実際には調査しておりません。わかりませんが、採用試験などの割合から見ると、結構人気が高いと思っております。


 それから、教育委員会についてですが、今後の教育改革、各自治体の教育委員会制度も見直されております。今後は、教職員人事や学級編制など義務教育に関することや生涯学習など、市町村の権限と責任が拡大することを考えると、必要だと思っております。


 それから、公募についてですが、教育委員会の公募は、現時点では難しいと思っております。レーマンコントロールにより政治的中立の確保、継続性、安定性の確保など、地方行政の基本的な制度として、今のところ定着しております。公募するとこのようなことが崩れるおそれを危惧するからであります。


 それから、改善策ですが、現在、確かに国の示す方向に従う縦割りの集権型の仕組みになっているとか、会が形骸化しているなど問題が指摘されております。教育委員会としては、文部科学省が提唱している課題の学習や、身近な町内の教育課題など学習し、いろいろな人と話をしなければいけない等、課題にしております。急にはできないかもしれませんが、活性化に向けて検討していきたいと思っております。


 以上であります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 時間が迫ってまいりましたので、とりあえず、まとめて質問をさせていただきます。


 読解力は日本は第14位ということなんですが、1位は北欧のフィンランドという国だそうです。実は、この国も日本と同じく資源に恵まれなくて、唯一の天然資源である森林も、最近は環境問題、環境保全という観点から、伐採を控えているそうです。本町のことは申しません。今では携帯電話が生産量、普及率とも世界のトップを走っている。そして、もう一つの資源が子供だそうです。子供たちへの教育ということです。この国では伸ばす力は徹底的に伸ばす。そして、落ちこぼれは絶対につくらない。休日、放課後を問わず、先生方がもう必死におくれている子供たちのレベルアップを図っている、塾などありませんから。そういったことでかなりの教育効果を上げているということです。


 そして、教育の基本はやっぱり読書からということで学校図書の充実を図っている。私は、読解力向上にしても、キレる子供たちにしても、先ほど教育長がおっしゃられたように、このあたりにヒントがあるんじゃないか、そんな思いがしております。


 せんだって、南中の文化祭にお邪魔をさせていただきました。その中で英語スピーチとか、あるいは生徒の力作の展示物を拝見させていただきました。本当に現場の先生方の御努力で伸びる力は伸びている、そんな思いで帰らせていただいたわけですけれども、一方で、まだまだ本当に潜在の力を持っている子供がいるんじゃないか。ぜひ関係者の、私ども議員も含めて、一層の努力を期待させていただきたい、こんなふうに思うわけです。


 時間がないもんですから、教育委員会についてお尋ねをいたします。


 冒頭で、地方制度調査会の素案の中に、教育委員会についても指摘がありました。これは従来の自治法でいいますと、農業委員会とともに設置が義務づけておるということですが、国の指針として本当に必要があるのか、機能しているのか、存在価値はあるのか、そういうことを国としては、もう一度地方に問いかけているんじゃないか。私はそんな思いがしております。私ども議員は、少なくとも、いわゆる住民の皆さんにそれなりのお約束をしてこの場に出席をさせてもらっているわけです。現在の教育委員の皆さんは推薦という形で奉職されておられますけれども、教育委員になられた時点で相応の決意はお持ちだと思います。長久手の教育をどうしようか、私はこうしたい、そういう熱い思いがあるはずです。そういうことを語っていただく場が持てないでしょうか。そういうことも含めて、一から教育委員会の存在意義、あり方、これを考えていただく時期ではないでしょうか。


 以上、お尋ねします。


○議長(青山作市君) 持ち時間が5分切りました。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) それでは、フィンランドで読書が非常に盛んであるということですが、実は、学力調査でもフィンランドが1位を占めているということは御存じだと思います。ここはとにかく、今言われたように、先生が一生懸命になってやっているということはよく私も知っているわけですが、ここも教員になるまでの過程が日本とは随分違っている。ですから、日本も先生になるまでにどういう体験をさせるか、教員になってからの免許の更新制をどうのこうのと言っておりますが、その前の問題ではないかと私は思っております。


 それから、教育委員会制度についてですが、言われましたように、確かに16年3月の時点で地方分権時代における教育委員会のあり方というところで、各地方に教育委員会の設置を任せたらどうだという、そういうような話もありましたけれども、今回の中教審の答申などを見てみましても、教育委員会の機能をやっぱり強化しなきゃいかぬ。地方分権ということで教育に係るいろんなことが地方へおりてきますので、教育委員会を強化しながら現在の位置を保っていこうと、そういうような方向も出ておるようであります。


 町の教育委員さんも最近はいろんな、それこそレーマンというか、方が出てきていただいておりますので、いろんな意見を出しておっていただきます。いろんな人と話し合いをしていかなきゃいかぬのじゃないかという、そういうところへもつながっていると思いますので、先ほど言いましたように、急ではないかもわかりませんが、少しずつ改善させてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありますか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは最後に、フィンランドの子供たちに一番人気の職業は教師だそうです。


 それだけ申し上げて、私の質問をすべて終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(青山作市君) これをもって前田幸明議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩いたします。


               午前10時58分休憩


            ──────────────


               午前11時05分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、伊藤克彦議員の個人質問の発言を許します。19番伊藤克彦議員。


            [19番 伊藤克彦君質問席登壇]


○19番(伊藤克彦君) それでは、質問させていただきます。


 最初は、万博を振り返るということで、185日間の万博が終わって、何か胸の中にぽっかり穴があいたような、まだ夢を見ているような、そんな感じがいつまでもしていて困ってしまいます。最近では、夜おふろから出て、星空のついでに東の空を見ると、大観覧車の赤い火がいつまでもその残像を残しちゃって困っているんです。そんなときに山田市造さんの「万博の門前町としてこれからのまちづくりを」という声が聞こえてきました。誘致活動もしないまま主会場となった長久手の名前は、日本はおろか、世界にも聞こえたようです。知れ渡ったようです。


 そんな万博を振り返ったとき、何が成果であったでしょうか。今思い出して、何かやり残したことはなかったのでしょうか。今後のまちづくりにつなげていくものは何か、町長に伺いたいと思います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 続いて当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) 万博のことにつきまして、万博を振り返るということで御質問いただきました。議員のおっしゃるとおりだと思っております。非常に2,200万人余という、この地にもう二度とこのような人が訪れるということはないだろうと思うんですが、20万都市が三ケ峯の一角にできたと同じぐらい、特に後半にかけましては連日大にぎわい、大盛況ということでございまして、非常にああいったイベントが後半盛り上がるということは非常にすばらしいことだと思っておりますし、皆さんもそういう評価をなさっておりまして、大成功であったということが言えるわけであります。


 本町として、やり残しがあったかなかったかということ、これは私は精いっぱい努力を町民の皆さんとともにしたと思いますので、そういう思いはありません。本当にすばらしい万博であって、地元としても、町民の皆さんも、長久手のボランティアを数えても1,900人を超えるという多くの人がいろんな形で万博に、ボランティアを通して参加されたというふうに思いまして、世界各国あるいは全国各地の方々と触れ合いをなされて、万博ならではという体験をなされたというのも大きな成果であろうと思っております。そして、議員もおっしゃったように、長久手の名が全世界へ、今回は120カ国余の参加もありますし、機関も7機関参加したということで過去の博覧会史上最大のものでございました。そういったこと等からもしまして、広く長久手の名が世界に、全国各地に知られたということも大変なことであると、後世に、私ども子孫が誇りを持って長久手で万博が行われたということが語れると思っております。


 さらに、ハード面を考えますと、その代表的なものはやはり東部丘陵線、リニモが開通したということであります。もうこれなどはこういった大きなイベントがなかったら、恐らくなかなか開通がこういう短期間にできなかったであろうと思いますとき、非常に大きな長久手町の機軸になったと。あるいは道路が、御富士線等も長久手インターができまして、新たに県においてつくっていただきましたし、県道田籾名古屋線も一挙に整備されました。丸根はそのままですけれども、瀬戸大府東海線も引っ張ってくることができました。等々ハード面をとらえましてもかなりの博覧会効果というのがあったというふうに思っております。


 町民の皆さんがいろんな形で参加されたということは先ほど申し上げましたが、町としましてもサテライト会場等やりまして、博覧会へ来られた遠方の方も立ち寄っていただいたということも大変意義がありましたし、町民の皆さんがあそこでいろいろな交流をされたということも大変意義があったんではないかと思いますので、言ってみれば、非常にこの機会というのはもう二度と経験できない185日間でしたが、町民の皆さんがそれぞれの思い出を残された。大変すばらしかったと思いますので、私は大変意義があったというふうに思っております。


 以上であります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 町長も触れられましたけれども、サテライト会場の件ですが、サテライトで当初予定したとおりのような成果が得られたかどうか。それを今後、住民に公表されていくのかどうか、そのあたりのことをお伺いします。


 それから、今回の万博が成功して心底私がよかったと思うのは、もし、赤字になったら、町長はインフラ整備がうまくいっているという見解のようですが、私は、県道名古屋田籾線の真行田交差点のあたりとか、それから、今度、交流施設ができるファーマーズマーケット、瀬戸大府東海線が開通しなかったというのがどうも万博絡み、その前にやっておくべき事業ではなかったのか。あれが返す返す、それから、春日井長久手線の県道整備、こういう大事業の前に必死になってそれを推進しないと、黒字になったから見込みがあると町長は思ってみえるかもしれませんが、なかなかこういう世の中だと長久手のインフラ整備はできないと思いますので、そのあたりどう思っておられるのか。


 それから、豊明市の都築市長は、万博の成果を湾岸とかああいう道路が豊明にできて非常にインフラ整備が進んだことが万博の成果として挙げられるというようなことをおっしゃっておられました。町長も今、東部丘陵線のリニモと、中根インターができ、御富士線ができたことを新聞紙上で、非常にインフラ整備という言葉を使われずに、そういう整備が進んだことを長久手町の文化度を引き上げたというふうに言っておられますが、私はどうもその辺の、文化度を上げられたというのがわかりませんので、そういうものはやっぱり社会基盤整備がされたということであって、長久手町の文化が上がったんでしょうか、見解を少し教えてください。


 それから、万博の理念を今後、「自然の叡智」にこだわるまちづくりといつも表明されております。そうならば、町長自身、町自身、住民自身にプレッシャーをかけるためにも、前回、環境都市宣言をして万博主会場の長久手のまちを今後つくっていこうというのを提案したところ、「環境都市宣言はする気がない」と答弁されましたが、私は、2005年に万博があったということをもとに、自分自身にプレッシャーをかけて行政を進めていった方が、本当に田園バレー事業もやれると思います。どうして環境都市宣言をされないのか。今ちょうど環境基本計画の見直しをやられております。完成のときには私は、小牧市の市長が環境都市宣言をできたと同時にやられました。ぜひ長久手もやってほしいんですが、やりたくないという理由をお聞きしたいと思います。


○町長(加藤梅雄君) サテライト会場につきましては、公表といいますか、それはもう実績報告で公表していけばいいと思っておりますので、今そういったことについては万博推進室の方で博覧会の総括ということでいろいろやっておりますので、公表といいますか、町民の皆さんには発表することになっております。


 それから、博覧会開催前に瀬戸大府東海線とか、あるいは春日井長久手線等々やっておくべきだったと御指摘を受けましたが、もっともなことでして、当然私どもも一生懸命陳情を重ねました。田籾名古屋線のちょうどぶつかるところですね、色金山のところなんですが、あれは随分と陳情いたしましたし、県当局におかれましても検討されましたが、どうしても色金山の掘削とか、それがいかなきゃ斜橋で、愛知用水が下を通っていますが、またいで前熊の方へ向けて橋をかけるとか、あらゆることを検討されてやろうとされましたが、とても時期までには間に合わないし、大変な工事費もかかるということで、ああいった交差点の一部を信号改良というようなことでやりまして、現実に通過交通の数を数えられまして、県としては説明をされまして、やむなきことに至っております。私どもとしては懸命に努力しましたが、できなかったことは私どもの力足らずだったということかもしれませんが、財政が非常に厳しいときでありましたのでできませんでした。


 それから、文化度の見解でございますが、私は、道路も一つの文化だと思っておりますので、このことをオンリーワンで文化どうのこうのということではありませんが、それは新しい道路ができる。多くの人たちがそこを通過する、あるいは本町を訪ねるということになりますので、私は、道路も一つの文化であるというふうに思っております。


 それから、環境都市宣言ですが、ちょっと私記憶がないんですけれども、やらないと言ったということはないと思うんですが、もし、そうであったら御訂正をさせていただきますが、もうこれは皆さんとの総意でやろうということならやればいいというふうに私としては思っております。その点私が誤解をしておりましたら、大変申しわけないと思っております。


 以上であります。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 万博で長久手がどのように潤ったかという観点から振り返ってみますと、町当局は、交通渋滞もなく、ボランティア精神も養われて、いい面もあったと。経済的な面ではどういうような見方をされているのか、伺いたいと思います。


○町長(加藤梅雄君) 長久手の税収がどれだけ上がったとか、収入がどれだけ上がったということにはなかなか数字的には結びつきませんが、国あるいは県、あるいは協会等々から長久手へ投資した金は莫大な金額でございまして、これは大いに長久手が、博覧会が開催されたことによって形も変わりましたし、これは数字であらわせないほどの効果はあったと、物心両面にわたって効果はあったというふうに思っております。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○19番(伊藤克彦君) いいです。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 田園バレー事業は住民が前面に出るような進め方をしてほしいということで、現在のところ田園バレー事業は役場がしゃかりきになって進めているように見えてなりません。そこには住民も、農協も出る幕がないような感じがします。長久手温泉の組織に田園バレー事業が組み込まれるようです。その担当者を公募されたようです。そのことは議会にも何にも知らせていただいておりません。第三セクターが温泉以外の事業も議会に知らせずに何でもやれるような第三セクターなんでしょうか。それから、都市と農村の交流ということがバレー事業にうたわれておりますが、都市住民の「農あるくらし」はいつごろからできるようになりますか。農地の貸し借りの指導はもうされているんでしょうか、伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) それでは、田園バレー事業に関連しまして三つの御質問をいただいておりますので、順次お答えをさせていただきます。


 まず1点目につきましては、株式会社長久手温泉におきまして、平成17年9月29日に開催されました同社の臨時株主総会におきまして、定款の一部変更が議決をされましたことによって、農産物の生産、加工及び販売が可能となりました。


 2点目につきましては、既に市民農園や長久手農楽校、食と農を考える会などに多くの方々が参加していただいておりますので、また、19年度にオープンを予定しております田園バレー交流拠点施設において、さらに多くの都市部の方々に上郷地区へ足を運んでいただけるものと考えております。


 3点目の、農地の貸し借りの指導につきましては、既にNPO法人の農業参入などがあります。また、長久手農楽校のOBの方も予定をされておるというようなことで、このようなことを今後も引き続き進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 長久手温泉の中に農業部門ができるということですが、定款を変更して田園バレー事業ができると。それはそれでわかりましたが、長久手町の税金を多大に使って今度の交流施設をつくる、ファーマーズマーケットをつくる、道の駅をつくる、その土地の値段だけでも数億円の税金が注ぎ込まれておりますが、それを温泉会社が利用して、5年後には40万人でしたか、16万人でしたか、数値はちょっと確かではないんですが、利益を上げるまたは損をする、そういうのが全体の住民のどこにプラスになって返ってくるのか、私はなかなか理解できません。本来、日本各地にある産地直売所は農業者が、農協等が主体になってやっているんですが、長久手のように自治体というか、役場がこういうのに多大な税金を注ぎ込んでやるという、それも直営ではなくて株式会社に任す。株式会社からもうかった場合の利益配分は住民にあるんでしょうか。そのあたりをじっくり話していただいて進めないと理解が得られないのではないでしょうか。


 それから、都市住民との交流を市民農園でやるというふうに今答弁されましたが、市民農園は農業特区が全国に広がって、もう町や農協が市民農園をやる、続けるメリットがなくなったんじゃないですか、どこでもやれるんですから、だれでもやれるんですから。だから、今後とも市民農園を続けられますか。もうあれ以上拡大しないということは今までの答弁で聞いております。


 それから、田園バレー事業の主体は一体どこなのか。だれが主体になってこの総合計画の一事業を進めようとしているのか。


 それから、ついでに言いますけれども、「自然の叡智」にこだわるまちづくりの大きな柱に田園バレー事業が入っておりますが、そうだったら、豊明市は来年の春から生ごみの堆肥化事業を市主体で始めて、都市住民の生ごみを農業者に渡して有機栽培をやって還元し、交流を図るという、よく田園バレー事業と似たことをやろうとしておりますが、私が何度提案しても、当町は循環化といいますか、堆肥化には、コンポストを補助しているというだけで、一歩もそれ以上進みません。長久手町の3分の2は土地のない都市住民で、コンポストがあっても使い道がないと思いますが、その線から一歩前へ出てやるべき時期に来てないでしょうか。


 それから、田園バレー事業を進める中で町独自の特産品の項目もありますが、なかなかそんな長久手が急に考えて売れるものはありません。ほとんどの農地が田んぼなんです。荒れているところは畑地なんです。そこでどういうふうにやるかというと、やはり住民をもっともっとやる気にさせる施策が必要だと思います。


 私が考えるには、福岡県でも滋賀県でも、減農薬と有機栽培でやったところには補助金とか協力金を出しておいしい作物をつくらせる。どうしても農薬と化学肥料を使わないと生産力が落ちるんです。その分を協力金でカバーして、消費者には安全でおいしい食を提供する。田園バレー事業で産地直売所を後発でつくって成功するにはこういう先進地のことを見習ってやる必要があるかと思います。


 それから、このサテライト会場の敷地を買うとき、総務委員会で反対者が多かったんですが、私は、町長の「福祉農園、社会的弱者のための農園をつくる」という一言で賛成に回って可決したことを覚えております。今この田園バレー事業を始めると、社会的弱者に対する施策がどうしても後ろへ行っちゃうんですよね。もっと前面に出して、これも売りの一つとして産地直売所をやると私は成功するかと思います。


 それで、ついでに全部言っておきますけれども、田園バレー事業のあの田園の風景はとても心を和ませて、売りになるんです。温泉へ入った人に畑まで実際に足を運ばせて、実際に虫の食っている葉っぱを見ていただく、帰りにふろに入っていただく、そういう観光的な施策も必要かと思いますが、そのときにあのきれいな田園風景の真ん中に、何度も言うようですけれども、ダンプの駐車場があって、非常に朝早くから私の家まで聞こえてくるんです。あそこのダンプは特別な音がするんです、もう知っているかもしれませんけれども。そういうひどい騒音を早朝からまき散らすのが田園バレー事業の中心にあるんです。課長は何度も対応していると言うんですけれども、これは農業振興地域で農地法違反で、法律を犯しても米の収入よりもたくさんの地代が得られるから地主はそれをやっていつまでもやめないんです。これを許しておいたら、ほかの人もどんどんそういうことが起こることがあると思います。その辺は自制されているんでしょうけれども。そういうことに関してもきちっとした対応を早くとってほしい、田園バレー事業を進めるために。


 それから、またついでに言いますけれども、こども塾の南側で土取りが今始まっております。こども塾も大分できてきました。すぐ坂を下ったところの竹やぶが土取りで今荒れて無残な形をしております。最近の情報では、東郷町が土取りの条例と、それから、埋め戻すときの条例をつくって、役場の職員がそれを監視できる。それに違反した場合は罰金が科せるという条例を提案したようですが、フェロシルトの問題もあり、県に任せておいたら安全な長久手町はあり得なくなります。ぜひ長久手町もつくって、身近にいる町の職員がチェックする体制が必要ではないかと思いますが、以上、とりあえず質問します。


○建設部長(加藤具己君) 合計で7点ほどの御質問をいただいておりますけれども、まず、1点目のファーマーズマーケットの、あれだけお金をかけて会社にやらせるということでございますけれども、利益が出れば、当然、株主である長久手町にも配分はあるものと考えております。


 それから、2点目ですけれども、市民農園のメリットがなくなってきておるのではないかということでございますけれども、議員の言われるように、だれでもできるようになったということでございますので、前の答弁でも言ったかと思いますけれども、やはりそういうことを一般の農地を所有してみえる方にも推進していくようなことを町としてもやっていくことで、より皆さんに、都市の方に農業に携わってもらえるかなというふうに思っておりますので、そういったこともやっていきたいということを思っております。


 田園バレー事業の主体はどこかということですけれども、当然長久手町ということになりますので、よろしくお願いいたします。


 それから、田園バレーを進めていく中で特産品ということで、住民をやる気にさせるということは当然でございまして、きのうも御答弁させていただきましたように、12月15日には第1回目といいますか、初めての講演会等をやって、これからそういった農業者の方々にお知らせをしていきながら、ともどもこれからも頑張れるようなふうにしていきたいというふうに考えております。


 福祉農園につきましては、計画の中で当然考えていかなきゃならないということで、関係機関とも協議をするということで再々お答えをしておりますので、そのようなことで御理解をいただきたいと思います。


○産業観光課長(山田三行君) 前熊の農地の中にあるダンプ置き場ですが、違法転用ということで指導しておるところですが、県とともに指導強化を進めていきたいというふうに思っております。


 それと、土取り条例につきましては、現在、長久手ではみどりの条例に基づいて指導しておるところですが、必要とあれば、今のみどりの条例、細部にわたって見直し等も検討していきたいというふうに思っております。


○議長(青山作市君) 再質問2回目はありませんか。


○19番(伊藤克彦君) ありません。次へいきます。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 美しいまちづくりは順調に進んでいますか。


 美しいまちづくり条例が制定されましたが、以前に比べてまちは美しくなったでしょうか。万博で町を訪れた人の感想はどうでしょうか、把握されていたらお願いします。それから、これからも美しい長久手町にするために、何か施策を考えてみえたらお答えください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) 美しいまちづくりにつきましてお答えいたします。


 美しい長久手にするための施策ということで御質問というふうにとらえまして、美しいまちづくり条例第6条の規定によりまして、今年度から景観法に基づく景観計画の作成に着手いたしました。今年度はまちの景観の現状を整理するため、アンケート調査、公募住民によります景観資源の発掘、ワークショップなどを行い、平成18年度中に景観計画を策定する予定でございます。


 それから、町の方へ見えた方々の感想ということですけれども、直接お聞きしているということはありませんけれども、ボランティアさんの方々に協力していただいて、リニモの駅、それから、万博駐車場などに出向いていただいて花の水やりなどをやっていただいたもので、さぞかしきれいになったというふうには思っていただいておると考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 美しいまちづくり条例ができたときに大いに期待したんですが、長久手町の動きというのがどうにも見えてきません。政務調査費をたくさんいただいておりますので、インターネットを初め情報を取り寄せて見てみますと、各地では盛んに我が町の残したい景観、それから、これから進めてこういう景観をつくりたい、そういうような催し物、ぜひ我が町にも取り入れて、住民が参加してできる町。それから、つい最近では、オープンガーデンといいまして、長久手には随分立派な庭がたくさんあります。それをオープンにしてお客様として住民を招き入れて交流を図りきれいな町にする。そういうことを進めている町もあります。


 特に私が気がつくのは、ここでいろんな議員も言われていますが、県道と町道の整備のあり方の差。愛知県の県道はもう夏になると草ぼうぼうで見るに耐えない状況になります。片や、長久手の町道はきれいなんです。田原市なんかは里親制度をやっていまして、街路樹1本ずつに里親の名前をかけてその周囲をその人が責任を持って自由に管理し、花を植えたりする制度。私は、万博で養ったボランティア精神を今度まちづくりに引き継ぐための一つの案として、街路樹の里親制度を取り入れたらどうでしょうと提案するものです。


 それから、以前に提案してこれも断られましたが、ハノーバー万博へ私は行けませんでしたが、行った議員の話を聞くと、剪定した樹木をチップ化してそれをその街路樹の下に敷くと草が生えないということで、破砕機の購入をシルバー人材センターに求めたところ、町は拒否されました。このたび瀬戸市では2台も、もう既に1台あって、それが公園に置いてあるんです。住民は、自分のところで剪定したのをその公園へ持ってきてチップ化して持ち帰り、それを垣根の下に敷くと草が生えない。これこそまさに土にかえる循環型社会の典型です。長久手町はみどりの条例とか生け垣補助制度等を持っておりながら、伸びてくる生け垣を剪定したのをすべて燃やす。瀬戸市は37万トンの枝打ちで切ったのを減らしたというふうに聞いております。どうして長久手は万博主催地で叡智を追及する、こだわる町なのに、私の提案するのが悪かったら、内緒でいいので買っていただけぬでしょうか。


○建設部長(加藤具己君) まず、3点ほどの御質問というふうに考えております。


 まず、1点目の残したいところというお話ですけれども、先ほど御答弁差し上げました、ことし行っている調査の中で、公募して応募していただいた委員の方と景観資源の発掘ということで「長久手の風景探検隊」と称して町を回っていただいて、そのようなことを調査の中で今やっておる最中でございます。そういったことを今後18年度の中で生かしていきたいというふうに思っております。


 それと、県道と町道の差ということでございますけれども、言われるとおり、県道と町道の差はかなりあるというふうに思っております。それで、長久手町でもできる範囲のところで県道の部分も委託を受けながら、管理をさせていただいておる状況でございます。里親制度については、一度研究させていただきます。


 それから、あと3点目の街路樹のチップ化についてですけれども、都市公園の管理を行う中で公園のところで出たものについてはチップ化をいたしまして、一部は植栽の下に置きましてやっておることもあるんですけれども、ただ、それも逆に結構苦情がありまして、そういったこともあって、やれるところとやれないところとあるというふうに自分は認識いたしております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


○19番(伊藤克彦君) ありません。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 4項目めは、リニモをピーチライナーにしてはならないということで、万博で何時間も待たされたリニモも、万博が終わり乗客は減りました。予想の半分以下の乗客だそうです。万博跡地に都市公園ができれば増加するかもしれないけれども、そんなに多くは見込めないと思います。長久手町も多額の税金をリニモに投入したので、何としても健全経営となって、間違ってもピーチライナーにしてはならないと思います。見込み違いの原因と対策について伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 企画課長。


            [企画課長 福岡久申君登壇]


○企画課長(福岡久申君) それでは、リニモの件につきまして、御質問に答弁させていただきます。


 乗客数の見込み違いの原因といいますか、利用者が伸び悩んでいる原因といたしましては、通勤、通学での利用を予定しておりました方々が、万博開催時の混雑によりまして、他の交通手段にて通勤、通学をされ、現在もなおそのリニモの利用を控えてみえるのではないかというのが第1番目でございます。


 そうした対策につきまして、愛知高速交通株式会社といたしましても、学生の利用促進のため定期券の出張販売や、通勤者利用のため、リニモ沿線におけるパーク・アンド・ライド等の取り組みの検討を現在行っているところでございます。


 また、愛知県におきましても、リニモ沿線を対象として、パーク・アンド・ライドの取り組み、リニモの有効活用や交通の利便向上の方策を地域の方々とともに考えていくフォーラム、ワークショップを現在行っております。


 こうした中で出されました意見を参考にしながら、この中に私どももオブザーバーというんですか、参加させていただいておりますので、私ども町としましても、この内容につきまして、愛知高速の方、あるいは愛知県の方に意見を提案していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 仮にの話なんですが、3万人予定の乗客が1万5,000人だったら、黒字になる期間が倍に延びるだけであって、つぶれるということはないでしょうか。そういう計算はされたことがありますか。償還期間が倍になるだけであって、1万5,000人から減らないという、そういう数値さえ確保すれば、これはピーチライナーにはならないのかどうか、その辺が心配なので聞きます。


 それから、私、口を開けば、県会議員にもいろいろお願いしました。どういうことかといいますと、科学技術センターをつくる予定が、お金がなくなって広場だけになる予定の陶磁資料館南駅のあの広場を、北ゲートの広場とか、青少年公園の駐車場を月曜日から金曜日まではサラリーマンに無料開放し、土日は公園利用者が使うから、勤務もしないから、アオキスーパーみたいに、その通路には雨が降ってもかからないのをつくるぐらいのサービスをしていただいて、本当なら、壊すときに動く道路も駐車場からリニモ駅まで通すようにと県会議員に頼んだのですけれども、もう既に撤去の予定で、動く歩道はだめだったんですが、そういうことを県の敷地にやるように頼んでおります。だから、長久手町も古戦場駅とか芸大通駅とか、一番僕が言うのは公園西駅の田んぼ、公園西駅が一番乗降客が少ないと思いますが、今田んぼはきれいに、もうあすにでもトラクターが入って起こせるほど回復しております。今まで畑だったところはそのまま土が盛ってあります。万博協会は金持ちなので、1反当たり100万円近い金を1年に出したそうですが、実際、米は1反当たり7俵ぐらいしかとれないので、計算すれば10万で、実益は10万ないんですから、その倍ぐらいの金を愛知高速交通か長久手町が出して土地を借りて、極端に言えば、利用客には無料でその駐車場にとめられるぐらいにしてリニモの利用は図れぬものだろうか。これは私の提案ですが、いかがでしょうか。副社長が答えてくださっても結構です。


○企画課長(福岡久申君) まず、今の1万数千人で採算はどうかということでございます。この数値に関しましては、今ちょっと愛知高速交通からいただいておりませんが、ただ、私どもとしましては、当初の建設費が約1割以上減っております。それと、愛知高速の人員等も当初よりも結構少なくしてやっているということの中で、再度その辺の数値の見直しをしてくれということでこちらの方から要望しておりまして、その辺が出ましたら、今のお尋ねには答弁できると思いますが、今の段階でちょっとお答えできませんので、ひとつお願いします。


 それともう1点、月曜日から金曜日までサラリーマン等へのパーク・アンド・ライドですが、これは現在県の方、先ほど申しました県の方でワークショップ形式で行っております。これに関しては、今ホームページ等、ニュースでも流れておりますが、来年1月から3月までの3カ月間、万博会場駅の北側のところを無料で3カ月間利用者を募ってその意見等をいただきながら、その意見で今後どうしていくのかということを今模索しているような状況でございます。そうした中でそうした意見等も、私ども職員も入っております。出資をしております名古屋市、長久手、瀬戸、日進、豊田、ここの職員もみんな来ておりますので、そうしたものをまた一体となって利用者の促進を図っていきたいと考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


○19番(伊藤克彦君) ありません。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) では、最後の質問をさせていただきます。南部小学校予定地の雑木林の伐採は「自然の叡智」にこだわるまちづくりなのでしょうか。


 私は、雑木林に入り、やぶこぎをして歩いてみました。あちこちにジネンジョを掘った穴があり、気をつけたんですけれども、新しい穴は避けたんですけれども、古い穴に落ちてしまいました。大きな木はコナラとかアベマキのようですが、低木には鳥が運んできたと思われるムラサキシキブとかウメモドキ、そのほかいろんな木が生えておりました。私は、この林が残ったとしたら、学校に降った雨をこの林の南側に集めて小川をつくり、一番低いところに池をつくり、その池はトンボ池と名前をつけ、雑木林には巣箱をかけ、野鳥の観察をするのにとってもいい林だと思いました。林の中には町長の好きなこども塾の基地もつくればいいと思っておりました。各地で特色のある学校づくりが進んでいる。町長は、「自然の叡智」にこだわるまちづくりを表明されております。万博記念の森や公園緑化を進め、緑豊かな町をPRしたいと言われております。教育長は、なぜかこの町長の声が聞こえなかったようですね。残してほしいという住民の要望も聞こえなかったようですね。「雑木林は関係ない」と学校建設検討委員会にも連絡せず、雑木林を伐採した。こういうやり方は一昔前のやり方ではないでしょうか、お伺いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、南部地区の小学校予定地の雑木林の伐採について御質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。


 万博の「自然の叡智」の理念にこだわり、学校という教育現場において、日本古来の森づくりを児童みずからがかかわり、実践することにより、児童の自然に対する認識能力を高めることが可能になります。そのためには植樹による緑化を推し進める必要があります。開校までのタイムスケジュールから伐採する時期に来ていましたので、御理解を願いたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 教育長の言われるのは住民の声が聞こえてないからそういう、計画の日程が詰まっているから伐採したという答弁になると思います。教育長は、住民の6,000人を超える「残してほしい」という声に対して、どうしたら残せるかと、そちらの方で考えられたことはありますか。私は、始めからないと思って、あれば、こういうひどい仕打ちにはならないと思います。よく言われておりますが、役人は、住民の要望を断ることは非常に得意なんですが、住民の要望をいかに実現するかということは苦手だそうです。聞くと仕事をやらないといかぬもんですから、断った方が楽でいいんですよ。だから、一度でも森を残す方法が一つぐらいあるか考えられたことがあるかどうか、それをお伺いします。


 それから、森づくりのシンポジウムを宮脇さんと町長と教育長が森のホールでやられたんですけれども、私は初めから、すっと顔ぶれを見て、遠慮させていただきました。宮脇さんは、シイ、タブ、カシ、これしか言わない鎮守の森の先生なんです。それは確かに縄文時代から照葉樹林というのはアジアの亜熱帯地方から日本まで覆っていました。それが人間の生活で武蔵野のような雑木林からこのあたりの里山みたいな風景になりました。それはそれで自然が十分、日が入ればカンアオイなんかが育って、ギフチョウなんかが育つんです。このシイ、タブ、カシの鎮守の森を小学校につくってどうするんですか。


 瀬戸市の山口川の堤防に宮脇さんが、愛知万博の関係で海上の森が主会場に決まっているときに木を植えられました。見られましたか、山口川の堤防を。もうすごい森林になって、最近困ってしまって、下の方は全部切ってすかして、暗くて危険です。


 私は、小学校の土手にこんな鎮守の森をつくったら、変な人がそこへ行って犯罪につながりますよ。学校は外から見えて、だれからも監視できて安全なところにすべきなんです。それをあの大きな斜面にシイ、タブ、カシの鎮守の森をつくってどうするんですか。


 それから、宮脇さんは、いろんな方が万博の市民会場に呼ばれているのに、この元教授だけが呼ばれてなかったんです。なぜですか御存じですか。町長、なんか仲よしさんだそうですね、きのうの話を聞くと。宮脇さんはなぜ環境問題をテーマにした万博に呼ばれなかったんですか。


 それから、森づくりのシンポジウムで町長と教育長と宮脇さんがやれば、結論は初めから出ているんじゃないですか。シイの木の雑木林をどのようにして残したら長久手のプラスになるかということを一つも考えずにおいて、住民の意見を聞いたまちづくりをやるなんておこがましいですよ。あれは近隣の人が、長久手の人が山の幸を求めてずっと60年前まで、戦争に負けたころまでは、切って再生して使ってきた雑木林なんです。それはそれで貴重なものです。


 それを区画整理組合がやるベース、高さ、真っ平らな小学校をつくろうとするから沈没するんです。今だって低いところへ流れてきた水はちゃんと処理されているんです。そこを教育の場にすれば長久手の名は、公園に木を植えたり、万博記念の森をつくるよりも、ああ、長久手に万博の理念を引き継いだ小学校が今度できる、あそこへ行くと鳥の巣箱がかかっていて、鳥がひなをかえしているそうだ。トンボ池もある。それから、自由時間に低学年はその林の中で子供の基地をつくって遊べる。こんないいチャンスはなかったでしょう。土地区画整理組合も大喜びなんじゃないですか、土地が高く売れて人がたくさん住みにきてくれて。どうしてこういう売りの方を考えずに、教育長はただ切ってしまえと。私は残念でなりません。どうしてもっと広く、どうしたら残す方法があるかというふうに考えられなかったのか、お答えください。


○教育長(青山安宏君) まず、住民の理解ということからお答えさせていただきたいと思いますが、10月4日にシンポジウムを開かせていただきました。大勢の方に来ていただいて講演の後、宮脇先生、町長、私といろいろお話し合いをさせていただきました。予定した時間よりもオーバーして、もうこれで話が尽きるまで会を開きました。それで十分理解が得られたんではないかというぐあいに思います。それからその後、やっぱりおかしいじゃないかということで、教育委員会の方へそういう話をしにおみえになった方はありません。


 それから、鎮守の森ということですが、宮脇先生の木はシイ、タブ、カシだけじゃなくて、いろんな木がまじったそれこそ雑木林だと思います。その場に、議員が言っておみえになります雑木林に巣箱をかけ、野鳥の観察ができる林の中の学校がまさにできるんではないか。特色ある学校がそうやって自分たちでできるという、そういうようなメリットがあると思います。


 それから、宮脇先生が万博期間中にどうして呼ばれなかったかということは私は承知しておりませんが、私たちがいろいろシンポジウムにかけていろんな話し合いをしている間もなかなか日程がとれない。なぜとれないかというと、海外の方へ出かけられて、長久手町の現地視察をしていただいたときも、帰っておみえになった明くる日に現地視察していただいたという、そういうような状況があって、大変お忙しいということではないかなと、これは想像ですよ、想像で私はそういうぐあいに思っております。


 それから、ただ自然を残すということも、それは確かに理はあると思いますが、それよりものり面、これから植樹しようと思っておりますが、愛情を込めてみんなで植えて、育てていくということも十分万博の理念にかなっているんではないかなというぐあいに思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 愛知県館の館長の山根一眞さんが言っておられましたことですが、愛知県館の真ん中にコナラの大木が1本植わっていましたね。あれは夜中にトレーラーで八草へ出て、八草から山口の方へ回って愛知県館の中庭に苦労して運んで植えたんです。どうして苦労したかというと、ホトケドジョウという絶滅危惧種が小川にすんでいたので、それを守るために、そのまま引っ張らずに大回りして植えた木なんです。そこへムササビがやってきたんです。それが愛知県が目指す自然保護、自然を大事にするという理念、万博の一番大事なやつだと私は聞いてきました。


 その話、教育長は知っていましたか。そういう教育長ではやっぱり教育を安心して任せられませんわ。愛知県がつくった愛知県館のそういういわれすら知らないで、シイ、タブ、カシにしてはだめなんです。変質者が子供を引きずり込んだり、学校周辺にそんな鎮守の森をつくってどうするんですか。もう答弁要りません。これで終わります。


○議長(青山作市君) これをもって伊藤克彦議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩いたします。


               午後0時05分休憩


            ──────────────


               午後1時15分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、淺井光日出議員の個人質問の発言を許します。10番淺井光日出議員。


           [10番 淺井光日出君質問席登壇]


○10番(淺井光日出君) それでは、議長のお許しを得て、通告書に沿って質問をさせていただきます。質問席に立ちますと大変緊張しており、言うことが思うように言えないと思いますが、執行部の御理解ある温かみのある答弁をひとつお願い申し上げ、質問をさせていただきます。


 まず、香流川堤防上段の歩道と車道の整備計画はどうなっておりますかということについて。


 岩作地区で香流川に沿った区画整理を31〜32年前から行う予定で、東は安昌寺前から、西は雁又川、現在の小学校の東になるわけですが、までの県道から香流川の間を計画して、各分会から2名ほどの世話人を選び、まず、同意書をいただくことから始めようということで始めたわけでありますが、なかなか思うようにならず、20年を経過し、平成5年より岩作第一土地区画整理組合が発足して、雁又川から藪田交差点まで、現在の青山酒店の交差点ですが、県道と香流川の間のウナギの寝床と言われる細長い約700メートルほどの、4.7ヘクタールの地権者から平均で33%の減歩を調達していただき工事に入り、愛知県の指導、町役場の指示により、香流川に沿って歩道を3メートル、緑地帯を1メートル、道路幅を6メートルとるように指示されるままに工事も進み、12年間の年月をかけ、ことしの4月1日で組合も解散できました。万博開催中は車道と歩道の区別でのんびり自転車等で走れるので安全だという利用者からの喜んだお声をいただきました。


 そこで、色金保育園西側で寺山橋北の田畑が宅地造成され、その申請時点にどのような指導と指示をされたのでしょうか。今はほとんど家が建ちましたが、歩道と車道の幅を何メートルにでき上がりと見ておられましたか。また、現在、田畑となっておるところの宅地化もこれから進めようとしておる、測量中ということを聞いております。宅地造成されても同じ指導と指示をされておられますか。香流川に沿って歩道と車道の区別はされるのでしょうか。現在の新築の色金保育園の南側はそのようにでき上がっております。


 また、色金保育園東側の新富士浦橋から旧富士浦橋の間が歩道と車道が入れかわっておるのですが、どうしてでしょうか。また、富士浦橋から東の整備計画はどのように進める予定でおられますでしょうか。向田橋から東側は歩道もなく、畑となっておりますし、西側は月決めの駐車場となっております。また、東島橋から手前は歩道と車道の幅は十分とってあり、あとは整備待ちの状態になっております。


 長久手温泉ござらっせの北から万博会場の公園西駅まではまことにきれいに整備され、私もあの整備された道路を万博会場に自転車で何回となく利用させていただきました。長久手町民の体力増進に香流川に沿った歩道だけでも早急な整備をと、香流川周囲を歩いている町民の声としてお尋ねいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) それでは、御質問いただいた歩道の件について、お答えをさせていただきます。


 寺山橋北側の既に造成が完了いたしました箇所につきましては、都市計画法に基づく開発許可申請により、計画をされた区域内に6メートルの車道が設置されております。これで町への道路移管ということを終えておるような状況でございます。この開発では堤防上の歩道は区域に含まれておりませんので、そのままの状況であります。香流川沿いの町道につきましては、基本的に川側に歩道を設置していますが、富士浦橋、新富士浦橋の間におきましては、道路改良工事の際に地元との調整の中で住宅地側に設置をいたしたということになっております。富士浦橋から東の整備につきましては、愛知県の河川整備事業として、現在、未買収地の用地交渉を行っており、早期実現に向けまして愛知県と連携しながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 今、部長からお聞きしましたのは、県の指導ということですが、今なぜこれを私が取り上げたかということですけれども、それは我々の進めた岩作第一土地区画整理組合の事業として、香流川に沿った歩道は3メートル、道路は6メートルとりなさいという指導で進めてきたわけですから、せめて私がお願いするというのか、願望としてというのか、香流川に沿った町の一貫した方針というのか、県の指導はもちろんですが、町としての一貫した方針というのはどのようになっておるのかということです。あるところは道路だけの6メートルしかとれない。あるところは歩道しかとれない。私が雁又川から今の前熊橋、真行田交差点のあそこの間をはかりましたら2キロ800という長さなんですが、それだけの長さ、短いといえば短い、その間の香流川に沿った方針というのはとれなかったのだろうかと。というのは、我々が区画整理で33%の減歩も出して道路、歩道を整備しなさいという県の指導、町の指示に沿ってやっておるんだから、今の宅地造成されたところもなぜそういう一貫性のとれた工事ができなかったのかをお伺いいたします。町民からの声で質問させてもらうのが現状です。お願いします。


○建設部長(加藤具己君) 今御質問の、区画整理でやってきた中で、なぜここがそういう同じようなことができなかったかということでございますが、区画整理自体は組合施工ということで、事業計画の中で組合員の皆様の了解を得ながらやってきたわけでございます。


 それで、今回御質問の箇所につきましては、個人の業者の方が都市計画法に基づく開発許可申請を出されて事業を行われたものですから、堤防の部分を区域には当然入れないという形になるもんですから、そこのところまでは及ばないということで、結果的に車道といいますか、区域の中までは指導できても、外はそのままになるということで、最初に御答弁させていただいたように、遊歩道といいますか、河川道路という形になっておるもんですから、これは最終的に道路を移管されたわけですから、今後、整理的に見てといいますか、どういうふうにするかということについては、今御質問のところについては、都市整備課の方で今計画しておる香流川の緑道整備については、上流の東島橋から上流をやっておるもんですから、そういったことで一貫したという形には若干ならないというふうには思っております。


○議長(青山作市君) 再質問2回目はありませんか。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 町は町の方針があるからということですから、私も余り突っ込むことはいたしませんが、できるだけひとつ一貫性のとれた方針で、せめて歩道だけでもこういうふうにやるというような方針で立てていただければありがたいということで、万博主会場のおかげで大変に歩道も車道も整備され、初めて長久手町においでいただいた方々からは「きれいな町ですね」と驚かれる方が大変多いということを自分で身をもって体験しております。我が町は、特に岩作地区、香流川に沿って発展もこれからと思いますために、一貫性の計画を進めるべきだと思いますが、町としての今後の計画予定を、できるだけひとつ前向きな進め方をしていただきたいということですが、もう一度ちょっとその点で。


○建設部長(加藤具己君) 先ほどお答えしましたように、上郷地区といいますか、東島橋から上流については、歩道の計画に基づいて今後は計画をしていきたいというふうに思っております。それから、それよりも下流といいますか、そういったところにつきましては、先ほども御答弁しましたように、愛知県の河川整備事業として、道路のないところについては未買収地の用地交渉を行っていくということで御理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○10番(淺井光日出君) いいです。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 初めて長久手町役場、文化の家等に見えた町民の声として、ちょっと町民に対して不親切な点があるというような声を聞きました関係で質問させていただくわけですが、こんなこと質問しなくてもいいじゃないかということですが、現実からいいますと、気がついた点、それから、町民から言われた点を町の役職の方に2〜3、「この点は直してよ」と言ったんですけれども、それが仕事が忙しかったのか、忘れられたと思って、私はきょうの質問をするわけです。


 第1として、私たちの町長久手は新町民が続々と入ってきております。その新しい町民に対してもう少し気配りができないものかという点で、庁舎の西出口の不備ということで挙げますと、まず1階の西庁舎の入り口、最初、自動ドアで、入りますとすぐぱっとあきますわ。その次が小さい字で「押す」と書いてあるアルミのドアですけれども、たまたまそのときはおばあちゃんと娘さんというか、お嫁さんというか見えて、最初は自動ドアだから、次も自動ドアだと思って一生懸命床を踏んで押していたんですわ。そこへ私が入ってきて、「ああ、申しわけない、このドアちょっと重いからごめんなさいね」と言って押してあげたら、「ああ、本当、ありがとう」と言われたんですが、そのときに言われたことが、「もう少し大きな字で押すと書いてあったり、わかりやすい字で教えてくれたらね、ありがとうね」と言って入っていかれたことがあります。


 それで、次の案内板の不備というのは、町の職員が自分の役場の中をまず見ていただきたいんですが、毎日使ってみえるからその点が気がつかぬのかなと。私が正面から入ってきて、四角のマスに3人人が立っておるわね、エレベーターのマーク。「これ何のマークかね」と聞いたら、町の職員さんから「さあ何だったね」という返事が返ってきました。だから、百貨店でも、大きな役所へ行っても、まず入ってきたら、自分の行くところはどこかなという、エレベーターに乗りたいんだけれどもどこかなという、そのエレベーターの表示すら職員がわからぬから、初めての人はわかりにくいんじゃないかなというのが私が思ったことです。


 それから、正面駐車場の出入り口の不備。たまたま万博の関係でボックスがその下に置かれています。あそこへ入ってくる人は大きく矢印を回って、出る人は小さい矢印で出るようになっておるんですけれども、入るところのマークがちょうど下へ二重になっておる、書いてある。あれで見にくかったのと、運転手という立場を考えていただきたいんです。あそこで出る人と入る人がぶつかる寸前だったんです、あのボックスの横で。だから、そういうのを見ますと、僕もいろいろなところを見て矢印を見ておるんですけれども、運転手から見やすい、入りやすい表示ができないものかなというのを提案させてもらいます。


 それから、正面駐車場満車時の案内不備ということで、これは名前はちょっと伏せさせてもらいますが、ある担当に見てもらいました。大体月曜日から火曜日が庁舎に見えるお客さんが多いんです。満車でぐるぐる回っておって、次の駐車場はどこなんだかと思ったら、「裏にあります」と言われたらしいです。裏へ行ったら、田んぼ道通っていくのが物すごく行きにくかったらしいです。「よく見れば、簡単に5分で来られるところが10分もかかっちゃった」という新しいお客さんの声です。だから、駐車場の案内でも、正面入って満車だったら、丸い大きな掲示板で矢印で「第2駐車場が生きがいセンターの裏にあります。生きがいセンターから裏側が今度は第3駐車場になっておる」という案内がないんですわ、僕もいろいろ言われて歩いてみて。今度、生きがいセンターの裏側はポールでとめてあるわね、農道へ出られないように。多分、衝突する危険性があるということでポールを立てられたと思うんです。衝突する危険性というのは、防災用具の倉庫になっておるわね。あれを動かすと見通しがいいんですわ。そうすると「ああ、北側に駐車場があるんだな」という見通しがあるんだけれども、そういう面のちょこっとの気配り、例えば、正面玄関入ってきて、ぱっと見て、自分がどこへ行こうかと。看板がぶら下がっておると、1階の右側は児童課、環境課、左側は住民課、福祉課と、2階へ行けば総務課、安全課、3階へ行けば都市整備課があるんだ、下水道課があるんだという案内がわからぬです。そうしたら、案内嬢がみえるじゃないかと言われるんですけれども、新しい方の声を聞くと、「聞く前にまず目でぱっと見える方法をとってもらえぬだろうか」と言われて、僕も正面から何遍も入って、どこの課に行けばいいかな、まずその案内がないんですわ。確かに壁に張ってあります。だけどわかりにくいんですね。そういうことを考えますと、町民からの苦情、要望等、職員に話したことがあるけれども、やっていただけなかった。


 もう一つ枯れ木の件で。「こんなこと簡単だ、おまえ、何を見ている」と町民に言われたのが長久手小学校の入り口のところの枯れ松、それから、古戦場の枯れ松、それから、血の池の枯れ松。「なあ淺井さん、あんたも百姓やっとるでわかると思うけれど、枯れ松というものは長く立っておるとすぐ次へ移っちゃうから、すぐ切ってくれよ。町の役場の担当課に言ったけれども、もうどれだけになると思う。ちっとも切ってくれぬけどな」というのが現状だったということで質問させていただきました。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) 幾つか御質問いただきました。順次お答え申し上げます。


 庁舎西側の出入り口につきまして、建物の構造上、外側のみ自動扉となっております。内側の扉は手動となっておりますので、その表示をはっきりするとともに、扉は既に老朽化しておりますので、たてつけも悪く重くなっております。できる範囲内での改善は図らせていただきたいと思っております。


 次に、庁舎の案内板等がわかりにくいということです。正面ロビーに受付案内があり、お困りのお客様がいれば、積極的に席を立ち案内するように指示をいたしておりますが、今のお話では方位案内がずれているためにわかりにくい。建物の構造のこともございますので、一度現地確認して、つけかえが、移動が可能かどうか等、勘案させていいだきたいと思っております。


 正面駐車場出入り口につきましては、舗装面への表示、あわせて管理ボックスに表示しております。今のところ、万博前と支障のない形で比較的スムーズに通行がなされておりますけれども、実際に危険な状態に出会ったということでございますので、もう一度リスク回避の安全点検をしてみたいと思います。


 駐車場の案内につきましては、第1駐車場、第3駐車場、第4駐車場付近には合わせて8枚もの案内板がございますが、わかりにくいということでありますので、現場をチェックしながら、より効果のあるサイン板を出していけるように検討をしてまいりたいと思います。


 文化の家のホールにつきまして、通告にはございましたが、議員おっしゃいませんでしたけれども、私どもといたしましては、ホールの階段等の踏み面には蛍光の滑りどめとか、いろいろやっておりますけれども、なおやはり、場なれをしないお客様が多少危険なことがあるということでございますので、今後とも安全には、また、転倒防止についてはアナウンスをしたり、職員による注意喚起等、気配りをしてまいりたいと思います。


 施設等の枯れ木、松枯れにつきましては、伐採等早目の対応を心がけております。なお、御指摘いただきました長久手小学校の枯れ木につきましては撤去いたしました。それから、古戦場の松枯れにつきましては、ことしは台風襲来がなかったわけですけれども、台風の襲来に備えまして、9月初めに大きな目立つもの3本については処理をいたしました。現在まだ20本余の枯れ松がありますけれども、この冬に伐採を計画しているところです。ことしの冬じゅうに切り倒します。それから、公園の松枯れにつきましては、原因や対策について専門家の意見を聞き、対応してまいりたいと思います。また、御近所からのお問い合わせや苦情につきましても、原因、対策、今後の予定等丁寧に説明し、周辺の皆様に御理解いだたくように努力してまいります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 助役から答弁いただきましたが、私は、文化の家のことは後で言おうと思っていたんですが、申し上げさせていただきますと、10月1日の敬老の日と10月14日の戦没者追悼式の日だったと思うんですが、私は一つだけ目の前で見たんですけれども、舞台におりるとき上からだんだんに階段をおりてきますわね。その階段が同じ段差じゃなかったんですね。そこで足を滑らせて転んで隣のいすで頭を打って血が出て、さっと連れていかれたことを助役さん、耳にされてみえるかどうか。


 それと、話しておったら、実はすぐまたあったんだということを耳にしたんですが、現実に私たちも何か森のホールである場合、来賓席というふうで一番下の方に案内していただくわけですが、下へ行けば行くほど30センチの高さもあれば、15センチの高さもあるという踏み台になっておるんですね。そうすると、なれた人は、我々はもうなれておるからたったっとおりちゃうんですが、初めて入った人がそういうけがをするのを目の前で見ておるのを忠告させてもらったら、まだまだ今の文化の家というのは10年や15年で壊すものでないから、せめてこういうときはこういう改善が必要かなという方法をとっていただきたいというのがお願いの質問です。


 それで、一つの例を申し上げますと、本庁舎に福祉の課がありますね、この1階に。これは私個人もそうだし、ある人の経験されたこともあるために言わせてもらうんですが、福祉課に用事があったから来たんですけれども、よくよく聞くと温泉「ござらっせ」、福祉の家の方へ行ってくださいという案内をされたんです。「ああそうか、ここでやれぬのかね」と言ったら、「申しわけないがここでやれぬから」と言われて行った先が、担当者がみえぬで結局話ができなかったという現状を見ると、うちの町は大変皆さんに好評のN−バスがあるんだから、「悪いけれどここで受け付けできないから、行くときは無料のバスの券、メダル一つでこのバスで行ってください。帰りは100円かかりますけれども、これで帰っていただけませんか」というような親切味を、わざわざ役場に用事があって来たんだから、来たにもかかわらず本庁舎で間に合わぬから福祉の家へ行ってくれという状態などはそんな方法をとってもらえないものかということを提案させていただきます。


○助役(伊藤祥子君) ことしに入りまして、文化の家での転倒事故につきましては、1件聞いております。それは、ある大きな団体が大きな発表会を開くということで森のホールを使われときに、お客様がホワイエから来られてホールに入られて、そして、先に来ていたお友達と「ここ席があいているよ」というような形で合図をし合ったときに、目がそちらに行ってしまって足元が不如意になったということでそのときは転ばれたということですが、お客様の不注意を責めるのではなくて、危険回避を先にホール、それから、利用の関係者ともども注意をし合って、安全に使っていただけるようにやってまいりたいというふうに思っております。


 それから、福祉の家と福祉課、職員は同じように情報を共有して同じような系列上の事務についておりますので、かなりのことはどちらの窓口でも対応できるのですが、今お話のあったお客様につきましては、きっと処理ができなかったということで大変御迷惑をおかけしました。つきましては、今のようなことについて、少し検討させていただきたいというふうに思います。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) ありがとうございます。そういうようなことで、もう少し町民に対して思いやりの気持ちを忘れなく、公務員としての立場を考えてお願いしたい。


 もう一つ、これは助役さんにお願いしたところですが、助役さんも素直に答えていただいた件ですが、文化の家のホールから壇上に上がられるときの階段、3〜4段を仮設されるわけですが、その仮設のときに、戦没者追悼式にみえた年寄りの方は、「確かに階段を上がるときは女の方2人に介助してもらってありがたいんだけれども、できるだけ自分の力で上がりたいから、淺井さん、アルミの簡単な手すりでいいから、階段に手すりをつけてもらえぬかな」と言われた。それは去年の戦没者追悼式のときです。すぐ担当にお願いしました。「ああそうですか、それなら」と言って、それから1年たってことし何にもしてなかったので助役さんにお願いしたら、助役さんが「来年は必ずつけます」と言っていただきました。それはありがたかったし、また、町民の声を素直に受けていただければと。やぼなことは結構です。だけれども、私たちの町は新しい住民がじゃんじゃん入ってきて、ああ親切な町なんだなあ、ああ親切にやってあるんだなあという行動があればというようなことをお願いさせていただきました。答弁は要りません。これで今のことは終わります。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 万博開催から1年後の記念行事についてということで、9月の議会でもお聞きしましたが、もう一度ちょっと聞かせてもらうということで質問させていただきます。


 新聞紙上では愛知県初め名古屋市、瀬戸市、豊田市などは来年の3月25日の年度内ということで補正予算を組んででも記念行事を行うということを新聞紙上、テレビでも拝見させていただいたわけです。私もいろいろなことがあったと思いますが、町長が幾度となくおっしゃった千載一遇のチャンスであったこの万博主会場の自分たちの町を、瀬戸市や豊田市に負けない1年行事として、もう一度考え直してもらう方法はないものかということをお尋ねさせていただきます。この前もお願いしたように、豊田市のおいでん祭りのように賞金をかけて、踊りに来た人がたくさん踊ってその中で審査をして、皆さん気分を盛り上げて、年々踊る人数をふやしておるというような現状、自分も豊田の勤務が5年間あったかげんで、県の出先機関ということで半強制で参加しなさいということで、私は踊りは苦手なので、せめて踊っている人のためにジュースを持っていく、水を持っていくということで、そういう飲み物の運搬役の方に入らせてもらった実例が4年あります。そういう関係を見ると、ちょうど3月25日というのは植樹祭と重なっておるということを聞いておるわけですが、雨天のことも考えたりしたら、文化の家などで芸能発表会みたいな、万博1年後の行事なんだなというようなことを計画できないものかということでもう一遍お尋ねさせていただきます。


 また、ボランティアの件で、愛知県では3万人前後のボランティア活動をされた皆さんの名前を石に書き入れて万博会場跡地に飾るということが新聞報道されました。なぜかというと、そういう方々の1年間の努力を子供、孫まで、「ああ、うちのおじいちゃん、こういうことをやったんだ、うちのお父さんこういうことをやったんだ」ということを見にくるためにはやっぱりリニモを使うと。リニモの乗客をふやすことも考えておるというようなことも話されておったわけですが、我が町としても、県のボランティアと重なっておる方もあるということを再三聞くんですが、町の募集したボランティアが2,000名前後ということも受けておるわけですが、町のボランティア活動をされた方々に対しても、何かそういう記念のものが残るような考えがあるのかどうか、これも重ねてお聞きいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長公室長。


            [町長公室長 田中憲二君登壇]


○町長公室長(田中憲二君) それでは、万博開催1年後の記念事業についてお答えしたいと思います。


 以前から3月ということを考えたいというふうに私どもも、計画は具体的ではなかったんですけれども、御答弁をさせていただいておりますけれども、万博のテーマでございます「自然の叡智」ということで、町長も常々この辺を将来のまちづくりにつなげたいということで、田園バレー事業など、あるいは万博記念の森づくりということで予算上でも計上させていただいているところでございます。来年3月25日の1周年記念につきましては、新設する(仮称)南部小学校、南部土地区画整理事業内の小学校のところで植樹祭を行うということで計画しておりますので、そこの場で植樹祭に加えて何かできないかということを少し検討を学校教育の方でされているということで、どのようにタイアップするかということはまだ検討課題でございます。


 それで、愛知県が同日愛知県体育館を、これも愛知県体育館しかあいていなかったということで、まだ予算が認められていないんだけれども計上されておるということでございます。


 それで、先ほど議員の方から御指摘のございました文化の家でどうかということも、私ども全部の施設のあき状況を調べてみたんですが、文化の家が3月は適当なところが全然あいてないということで、イベント的なものはちょっとできない、展示室も含めて。それで私どもも前から写真パネルの展示とかいろいろ検討しておったんですが、そういった場所もございませんので、今検討課題になっておるのは福祉の家ですとか西庁舎の研修室、いろんなところを当たって、どこかでこういった展示ができないかということを少し検討しております。


 確かに植樹祭を行うところはオープンな部分で、3月はまだ若干寒いということもありまして、どの程度のことができるかというのはまだ検討課題でございます。加えて、打越に1,000平米ほどの町有地がございまして、そこの市街地の緑の再生と創造を図ることを目的にした、先ほど申し上げました万博記念の森の方の事業でも、同日植樹祭を行うような計画をしているということでございます。


 次に、2項目めの2,000人のボランティア、一応登録は1,900人でございますけれども、1,900人のボランティアに対しましては、記録写真を中心にまとめた記念の小冊子を今ボランティアセンターの方で12月中に発刊すべくつくっております。記録誌は膨大なものになってしまいますので、見開き6ページ、A4に換算すると6ページぐらいのものを配布する準備をしておりますので、町の予算で印刷にかけて、それを配布したい。記念の記録写真集でございますけれども、そういう準備をしております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 公室長としては、町の行事をやるための文化の家が皆埋まっておると、こんなことあんた、私は9月のときにも話させてもらったんだけれども、3月25日というのは万博の1周年だから、文化の家ぐらいはあけておいてほしかった。南部の小学校の植樹祭をやる場所とおっしゃられるけれども、それならちょうど桜の花見の時期と重なるから、古戦場のよく皆さんが踊りに使ってみえる、あそこでもそういうことだったら、これは私の考えですよ。まだその方がいいんじゃないかなと思うんですが、なぜ私が文化の家を強調するかというと、雨天の心配がないからね。せっかく皆さんが踊ろうという格好で来たのに、雨に降られたら衣装がずぶぬれになったら、また洗濯にえらくかかるからということを聞いておるから、それで文化の家を強調するわけですが、町の施設を、町のどなたが最初に申し込んであるのかわかりませんけれども、まさか町外の方でそういうことをおっしゃられるわけではないでしょうね。町の施設を町民が使うのは当然ですけれども、やっぱりこの3月25日ぐらいはあけていただきたかったなということと、一つの行事をやるにはやっぱりお金が要ります。200万、300万とかける場合にしても。これは余談になるかもわかりませんが、借地しているスポーツの杜の地代が年5%ぐらい値上げをされておるということを聞いております。そうすると、今の世の中で、私もそういう関係をしておるから言うんですが、土地は下がることがあっても上がることはないんですよ。それを毎年5%ずつといったら、万博の記念行事をやる行事の資金ぐらいは地主にお願いして、こういう御時世だからということを話せば、地主さんもわかってもらえると思うんですけれど。上げてもらう方はいいですよ、ぜひお願いしたいというけれども、今の土地の値段、値下がることはあっても、値上げはなかなかされないという世の中だから、その点どうかなということで、再度その点をちょっとお聞きして、私も時間が来ましたから、再度一遍お願いします。


○町長公室長(田中憲二君) 文化の家の件につきましては、非常に痛しかゆしで人気施設ということで、これは本当にいいことでございます、いろんな方々に使っていただけるということで。痛しかゆしというのは結構早くから埋まっているということで、早くから全部見てみたんですけれども埋まっていたと、事実関係ではそういうことでございます。


 それで、今言われたことも、御指摘の件も、確かに私どももいろいろ事業をやるときに天気の悪いときとか、そういうことも非常に考えてしまいます。どうやったらいいのか少し検討課題であるというのは先ほど申し上げたとおりでございますけれども、またうまくできる、少し分散的なものになってもうまくできる方法はないか検討したいと思います。


 お金につきましては、例えば、植樹の方は今回補正予算に計上させていただいている部分もございますし、私どもの万博推進室の事業につきましては、残余予算をかき集めてやれる部分は少しやりたいなというふうに考えております。お金をかければいいということだけではないんですが、多少実費でかかる分はありますので、整理したい、有効利用したいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) 温泉のござらっせでも本当に皆さんが喜んで「いい温泉だ」と言って、私の知り合いが西尾市にいるんですけれども、一度入りにきたら「いいふろだ」ということで、私が25年前に会った方ですけれども、ばったり温泉で会って「また来たわ」とお会いした例を見ると、万博のおかげもあるだろうし、温泉のよさを買っていただいて皆さんが喜んで我が町のを利用してもらっておるということでうれしかったわけですが、そういう関係で私が強調したいのは、万博の開催地ということで瀬戸市や名古屋に負けない、と言っても人口的にははるかに天と地の差があるんですけれども、公室長がおっしゃった愛知県体育館で各市町の行事も組まれておるということをお聞きするんですが、それもいいことですけれども、きょうの新聞に大きく出ておりました。だから、それもいいことですが、町として皆さんが何かもうちょっとやっていただけないかと。きのうの質問でも中野先輩議員が大変力を入れてみえたように、我々も今まで万博期間中に一生懸命やってみえた方々を、ああ終わってもまだこういう機会を与えていただけたんだなというような喜びを皆さんに知っていただければということでお願いするような現状です。ひとつ前向きなことで進めていただければと思っております。


 以上で終わります。


○議長(青山作市君) これをもって淺井光日出議員の個人質問を終結いたします。


 次に、加藤 武議員の個人質問の発言を許します。13番加藤 武議員。


            [13番 加藤 武君質問席登壇]


○13番(加藤武君) それでは、通告書に従いまして4項目の質問をさせていただきます。


 第1項目め、「将来リニモの採算性はどのように考えているか。


 万博開催時の藤が丘駅は最高2時間待ちのときもあり、リニモも走るパビリオンとして大人気の乗り物で、万博成功の手助けをいたしました。また、長久手町にとっても鉄道が敷設され、便利になりました。万博も終わり、現在のリニモは毎日がらがらの状態で運行しております。このままの状態だと毎年赤字が計上されると考えられます。長久手町長は愛知高速交通株式会社の副社長でもあり、リニモの採算性についてどのように考え、会社へ提案をしていますか。


 1点目、万博開催時の185日間の乗車人数と、最高で1日どれぐらいの乗車があったのか。平均1日どれぐらいあったか。運賃売り上げは合計で幾らあったか。


 2点目、10月、11月は平均1日どれぐらいの乗車人数か。運賃売り上げは1日どれぐらいあったのか。


 3点目、学生割り引きがあるので乗車人数を予定より多く設定する必要があるのではないか。


 4点目、来年度以降から1日3万1,000人以上の乗車人数確保の具体的な計画はどのようか。


 5点目、来期決算の採算性はどのように想定しているか。


 6点目、旧青少年公園が開園した場合、1日どれぐらいの乗車人数を見込んでいるか。


 7点目、将来、出資に応じて赤字補てんが必要であるが、どの時点でするのか。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) リニモの採算性という問題について御質問いただきましたので、お答えさせていただきます。


 まず、第1点目でございますけれども、万博開催期間中、つまり185日でございますが、乗客数は約1,970万人でございました。1日当たりにしますと約10万6,000人、1日最高乗客数は9月18日日曜日でありましたが、18万3,000人ということになっております。また、運賃収入につきましては、4月から9月までの6カ月間の売り上げで約43億円と聞いております。


 2点目でございますけれども、愛知高速交通株式会社に確認をいたしましたけれども、10月の乗客数は約32万6,000人、1日当たりにいたしますと約1万500人と。11月はまだ最終トータルが出ておりませんが、20日までのデータで約20万2,000人、1日当たりで1万100人ということになっています。なお、運賃売り上げについては、現在10月分の確認ができておりますが、これは約7,700万円、1日で約240万円でございます。


 3点目の需要想定でございますけれども、学生利用につきましては、学生定期利用として積算しており、想定需要の設定がさらに多くということは考えていないということでございます。そういった必要は、逆にいいますとないというふうに聞いております。


 4点目でございますが、来年夏には万博跡地の都市公園、どういった公園になるかということは未定でございますが、一部オープンということになろうかと思います。一部オープンといいますのは、まだ全体ができてないということになろうかと思いますが、子供の児童遊園とか児童館が中心ではないかと想定しております。


 町といたしましては、古戦場駅周辺の整備事業の計画がございますので、今後もリニモに対する需要増加ということで考えていきたいと思っております。


 また、愛知高速交通株式会社としましては、学生の利用増進のための定期券の出張販売、あるいは通勤利用のためのリニモ沿線におけるパーク・アンド・ライドの取り組みの検討、あるいは沿線文化施設、商業施設との連携等をとり、利用促進を図っていくと聞いております。それぞれ愛知高速におきましても、いろんな趣向を凝らしまして、先般新聞にも、列車3両をまるきり貸し出すというようなことも計画しておるようでありますが、工夫を凝らしているところでございまして、いずれにしましても、パーク・アンド・ライドと、これが会社の方では期待しているところでありまして、できるだけの利用便宜を図っていこうということで考えております。


 5点目でございますが、万博開催時の運賃収入がある程度確保されているため、来期については資金不足が生じることはないと聞いています。これは博覧会の開催期間中は収入が多かったわけですからこういうことになろうかと思いますけれども、将来的にはいろいろ努力していかなきゃいけないと思っております。


 6点目でございますが、旧青少年公園について、これもアバウトの数字でございますけれども、公園が開園しているときにも聞いておりますので、大体250万人から300万人、5月の連休等は多かったということでありまして、大体そんな数字であります。その段階では従来の鉄道はもちろん整備されていなかったわけであります。都市公園となっての利用状況はどのくらいの見込みということになりますけれども、これはまだ公園がはっきりした形が見えておりませんので、今想定することは大変難しい状況にございます。仮に、従来並みの利用状況とした場合は、愛知県郊外の鉄道沿線の鉄道利用率から見ますと2〜3割というような状況であります。そういったレベルでの利用の期待ということは十分考えられると思っております。


 最後の7点目でございますけれども、東部丘陵線の建設に対する経費の問題で赤字にならないように経営努力をしていくということでございまして、現段階ではいつどういうようになるかということはちょっと申し上げられません。赤字にならぬように経営努力をすることが肝要だと。したがって、赤字補てんの時期はいつだと言われましても、私としましては、現在まだ予測できません。御理解賜りたいと思います。


 以上であります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 町長にお伺いします。


 すごい売り上げがありましたね、万博期間中は43億円。来期はこれくらい金があれば、まずは何とかいけるということで、将来的な展望というのはなかなか出ないと思うんですけれども、私は、このリニモに関して3年、4年くらい前ですか、出資が決まったときとか、出資の段階で何回も質問しているわけです。その都度、町長、助役は赤字が出ないように努力していくと、そういう答弁でした。ことし開通しても、まだ全然3万1,000人の見通しが立っていないわけですね。


      [「3万3,000人、3万1,000人ではない」と呼ぶ者あり]


○13番(加藤武君) (続)ああそうですか。いや、日にですよ、日に3万1,000人の乗車人数がなければ赤字になるというような話は聞いていますから、開通して、万博を除きますと1日1万から1万1,000人と、これぐらいの数字で約3分の1ぐらいしか出てないわけです。要は、私が何回も質問した中に、努力すると。今まで長久手町、愛知高速はどんな努力をしてきましたか。それが全然見えてないんですよ。どうですか、このような努力をしたというような跡が見られないんですよ。町長、答弁願います。


○町長(加藤梅雄君) これは先ほども申し上げましたように、将来、現在の愛知青少年公園が都市公園に生まれ変わるということで、21世紀にふさわしい公園づくり検討委員会で検討がされておるわけです。できるだけ集客力のある公園にしてほしいという要望を知事初め関係者に申し上げておりますが、これはきちっとした文書とかそういうことではございませんが、顔を合わすたびに申し上げております。


 文書として正式に私がアクションを起こしましたのは大観覧車です。あれをもう取り払ってしまうということを聞きましたので、これは今みなとみらい21横浜にも大きなあれ以上の観覧車がありますし、名古屋市内にも最近といいますか、1年前になりますか、できました。各地に観覧車ができております。非常に好評でありますので、家族連れ、子供さんたち対象の集客力に非常に役に立つということで、豊田、瀬戸、尾張旭、この界隈ですね、日進、東郷、三好町に至るまで各市町の市長、町長さんにも協力いただきまして、陳情運動しまして残すことになりまして、とりあえず今年度は残すということで今残っております。


 そういう努力とか、会社としては、先ほど申し上げましたように、新しい大きな集客施設ができるまでのつなぎとして、私どもが努力しなければいけないのは丸根の区画整理事業、これは一日も早く着手するように努力しなきゃならない、そういう内輪の町としてやらなきゃならぬことは努力していく。会社としてやらなきゃならないことは会社としてやるということで、それぞれ一丸となって努力していることだけは間違いございのせんので、御理解賜りたいと思います。内容については先ほど申し上げたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 大観覧車を残すとか、青少年公園がオープンした場合、どれくらい実際、年間250万人から300万人と、そのうちリニモに乗る方がどれくらいあるだろうと、そういう試算も出してないわけですね。あと古戦場駅前の区画整理を行って、あの辺に大型施設ができるとかそういう話もあるわけですね。住宅地になるとか、そうしてきょうも出ていましたか、公園西駅のパーク・アンド・ライドの駐車場をつくるとか、そういういろんな施策をする中で、これはどれくらいの乗客人数が予想できる、こちらはどれくらいだというトータルで3万1,000人になると、こういう予想はまだ出してみえぬですか、お願いします。


○町長(加藤梅雄君) まだ何せ博覧会が終わって、9月25日に閉幕しまして2カ月少しということでございますので、今の段階で今御指摘になりましたようなことは正直言いまして、会社の方としては出しておりません。今後いろいろな状況が変わってくる中で、当然それは努力目標はつくらなきゃなりませんので出てくると思いますが、現段階ではまだ本当に終わったところでございますので、そこまでやっておりません。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) これから赤字にならないように、そういう細かいところからチェックしていただいて、3万人の乗客人数を出していただきたいと思います。


 それから、愛知高速交通は経費節減で何かやっているのか。例えば、今3両編成のやつを1両にするとか、どうなるかわかりませんよ。要するに、会社内で経費削減をして運営に当たっているのか、その辺のところを副社長である町長にお聞きしたいんですけれども、何か具体的にわかることはやっているのかいないのか。


○町長(加藤梅雄君) ここは御案内のように運輸業でありますので、もう電車を走らせるということに尽きるわけでして、電気料とかそんなものはどうしようもないことでございますし、あるいは3両編成を2両編成にするとか、そういうことはちょっとバランスの関係でできないのではないかなと、私は素人でわかりませんが、思います。


 ただ、1車両だけは9両編成かな、削除いたしております。そしてさらに、こういうところで言っていいかどうかちょっと疑問に思いますけれども、期間中は非常な混雑でありましたし、乗客に不安を与えてはいけませんので、すべての車両に運転手を乗せて走りましたが、現在は1本置きといいますか、で運転手を乗せておりまして、あとは自動運転でやっております。あえて経費の節減ということでこれは大きなつながりがあります、人件費削減ですから。そんなことで努力しております。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) それでは2項目めです。せせらぎの径の水循環化はその後どうなったか。


 この件は平成14年9月議会で賛成多数にて採択された請願の件でもあります。その後の私の質問に対する建設部長の答弁では、「鴨田川の水質浄化のためにせせらぎの径から水を流している」と答えられています。現在、下水道の水洗化率は81.2%であり、せせらぎの径の水に頼らなくてもよいのではないか。議会で採択された重みをどのように考えているか。3年以上経過したが、町はなぜ循環化に取り組まないのか、建設部長に伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) それでは、せせらぎの径の水循環化についてお答えをさせていただきます。


 せせらぎの径の水循環化の請願採択の議会答弁におきまして、「自然水位の観測を継続的に行い、地下水位の状況を監視しながら、下水道のつなぎ込み状況などを総合的に勘案し、循環化を検討していく」と御答弁させていただいております。この方針によりまして、地下水の状況を設置した水位計により毎日計測しており、ことしも水位の低下は認められず、十分に地下水位がある状態が続いております。


 町といたしましては、自然水位に予兆があった時点で専門家の意見を聞くなど、循環化を含めて検討に入る必要があると考えておりますので、御理解をお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 建設部長、現在も測定しているんだね。水位の低下を見ておるんだね。いつまで見るんですか。それで、水位の低下がなければ循環化はしないんですか。今公園とかいろんなところで水循環化はほとんどのところでしているでしょう。あそこだけ流しているというのはちょっと不合理じゃないですか。その辺のところ答弁願います。


○建設部長(加藤具己君) 水位の計測については現在ずっと、先ほど言いましたように行っておるわけです。いつまで見るのかということでございますけれども、もともと議会の方で請願をいただきました趣旨が地盤沈下の懸念というようなことが主たることだったものですから、それで水位が下がらなければ地盤沈下には影響は、あの周辺の地盤に与える影響は極めてわずかというふうに考えますので、そのまま続けていけばいいのではないかと思います。


 それから、循環化について、ほかのところはということですけれども、後山公園については循環化しております。この後山公園につきましては、井戸が枯れたといいますか、上がらなくなったものですから、循環化をあそこはいたしたというような状況でございます。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


○13番(加藤武君) ないです。次へいきます。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 3項目め、町民へのアスベスト対策はどのようになっているか。


 アスベストによる人体への被害が全国的に出ており、多くの人々が健康被害の不安を抱いております。町の公共施設は順次改善されております。一般家庭でも壁材や屋根用スレート、断熱材、天井ボード等に多くのアスベストが混入されている製品が使用されております。特に、解体・補修時に多くのアスベストが飛散し、影響が出てきます。石綿による疾病として、石綿肺、肺がん、腹膜中皮腫等の疾病にかかると言われております。潜伏期間は10年から40年と長い期間であります。住民の健康を守るためにアスベストの全面禁止と除去が必要です。そのためには建築材に使用されているのを調査、分析しなければなりません。アスベスト調査、分析の費用を町で負担することができないのか、伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、アスベストについてお答えいたします。


 アスベストの用途は、その約9割が建設資材に使われていると言われております。今後はその建てかえのための解体工事の作業が増加することが予想されております。アスベストの解体時における飛散防止につきましては、石綿障害予防規則や大気汚染防止法の規定に従って建築時の所有者、管理者に解体等の工事を行うに当たり、石綿使用量の事前調査などが義務づけられております。つきましては、アスベストの調査、分析などの事前調査につきましては、建築物の所有者、管理者の責任のもとで行っていただくというものでありまして、町がこれの費用負担をするということは考えておりません。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 考えてないと、要は、これも今問題になっている耐震調査とよく似たものですよ。耐震調査は国の方針で調査費無料でやっていますわね。本町は他の市町に先駆けてこういう調査する調査費を町で負担しないかということです。本当に解体時にはアスベストが飛散しますけれども、家庭内の住んでいる居間とか、居間の天井とか、壁材とか、いろんなところに使用されておると思うんですよ。だから、そういうのを住民の皆さんに知っていただいて、これはアスベストが入っているよと、将来何かのときにはかえるんだよと、こういうことも予防のために必要じゃないかと思って私は質問したんですよ。じっくり検討されて今の答弁が出てきたのか、再答弁願います。


○民生部長(青山宏君) アスベストが建材に使われたということについて、国の責任があるかどうかということは、私は到底述べることはできませんので何も言いませんけれども、例えば、近隣の自治体だってそうでありますが、現在、少なくともこういった個人の方が家屋を壊されたりするときに町または市がお金を出してアスベストを測定しているということは、私の知る範囲ではないようであります。


 長久手町といたしましても、やはりこれは建物の責任者、管理者の責任で調査していただければいいというふうに理解しております。また、どういうものに使われているかとか、そういったことの御心配がある向きにつきましては、環境課の窓口に御相談いただければ、わかる範囲でお答えすることは当然であります。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 普通、建材調査するとどれくらいかかるか知っていますか。この近くでは名東区のあの辺に、猪子石の手前ぐらいに恐らくそういう機関があると思いますけれども、かなりかかると思うんです。民生部長は知っていますか。それと、不安だったら、個人でやってくれなんて、個人でやれればいいけれども、結構高い費用がかかると思うんですよ。簡単なものは見てわかる。製品を見れば「ああ、これは入っていますよ」ということはわかると思いますけれども、その辺のところやっぱり、これから安心して住んでいただく町としては、そういう点もいち早く手がけた方がいいんじゃないかと思って私は質問に出したんですけれども、もう一遍答えてください。今後検討していくとか、そういう答えだったら、ああ、検討してくれるなと。議員の提案を全然受け付けないという答弁でしたでしょう、今。もう一遍答えてください。


○民生部長(青山宏君) 値段のことでありますけれども、私どもが聞いているところだと、アスベストがあるかないかということについては2万円強あたりでできるというふうに聞いております。含有量の調査になりますと4万円程度かなという話を伺っております。私は、不安なら個人でということを言ったわけではありません。補助はしないということを言ったわけでありまして、御不安のある向きについては、御相談には窓口で十分応じるつもりでおりますし、また、適切な機関を紹介しようと思っておりますので、よろしくお願いいたします。。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 民生部長は補助しないと決めていますけれども、長久手町の責任者である町長もやっぱり補助しないんですね。今後検討していくという気持ちはないですか。町長、お願いします。


○町長(加藤梅雄君) 担当の部におきましてその辺のところは十分検討した上で言っているとは思うんですけれども、さらなる検討はすると思いますので、よろしく御理解賜りたいと思います。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) では4項目め、住みたくなるまちづくりの提案です。


 政府は財源不足を理由に、定率減税の18年度半額、19年度から廃止、65歳以上の老齢者控除50万円廃止、消費税の改正、介護保険値上げ等の増税案が検討されてきております。高齢者の負担増や国民健康保険税も値上がりになり、勤労者や年金生活者はますます暮らしが苦しくなってきております。住みたくなる町には他の市町にない政策が必要です。幸いなことに、立地条件や環境のよい長久手町です。いろいろあるが、住んだ人に利益になる政策も必要ではないでしょうか。町独自の政策として、勤労者や年金生活者に増税された分の何分の1かを還元する施策を検討し、来年度予算に反映できないのか、お伺いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、住みたくなるまちづくりの提案についてお答えいたします。


 増税となった何分の1かを還元する目的で予算化はということについては、困難だということであります。町独自の政策といたしましては、例えば、長久手温泉の利用料の割り引きとか、N−バスの高齢者の無料化など実施しているところであります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


    [「ちょっと議長、答えになっとらぬ、今の答弁」と呼ぶ者あり]


○議長(青山作市君) 民生部長、答えになっとらぬと言われるが、だれか。


○町長(加藤梅雄君) 私からお答えさせていただきます。補足だと思って聞いてください。


 結論から申し上げると、私ども町としまして、他にやっていない住民への税の還元というのでは都市計画税の減税0.05%、これはもう近隣にはなく、やっております。町全体の予算でいきますと1億2,000〜3,000万円は減税になっております。とか、国民健康保険税、今度、多少皆様方にまた値上げということでお願いしますけれども、できるだけ一般会計からの繰り出しを多くするとか、施策を行っておりますが。


          [「えっ、また値上げか」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)それは、あれぐらいかとおっしゃっても、それはなかなか大きな問題です。それで、税を還元しないかということですね、早い話が。


        [「そんなことではない。そういう施策をしないかという、税じゃないです」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)ですから、それにつきましては、税制問題というのは国とか地方を問わず、これはもう政策の根幹に至る問題でありますので、今すぐどうこうということは大変申し上げにくい。新聞等でごらんのように、定率減税は来年半減、地方税についても10%とか、いろいろ税調において検討されておりまして、国の方も3兆円の地方への還付といいますか、税源移譲をするということも言っておりますので、まだ今いろいろと税制問題については国でも論議されているさなかであります。


 私といたしましては、今申し上げました、税の問題というのは難しい問題でございますし、町民に直接利害が伴う問題でありますので、今のところはこの程度の御回答でお許しいただきたいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


            [「1回目ね」と呼ぶ者あり]


○議長(青山作市君) はい、加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 私、こういうふうに書いたからちょっと誤解されたかと思いますけれども、要は、税金を返してくれというんじゃないです。そういう施策で新しい町独自の施策をして、値上げの分がカバーできるような施策を考えてくれぬかということで質問したんですよ。


 これ、昨日も川本勝幸君が質問したみたいに、特養施設が満員だったら町でつくったらどうだろう。グループホームもつくったらどうだろう。そうやって、要するに町民に還元するような何かをやったらどうだろうということで質問させていただいたんですよ。例えば、高齢者の何かの補助をするとか、障害者手当をもうちょっと増額するとか、子育て支援の保育園費を値下げするとか、住宅手当を特別長久手町だけ出すんだよとか、こうして住民サービスの幅を広げれば、ああ、長久手はいい町だと、長久手に住めばこんな特典があるんだよと、こうなって人もたくさん集まって、若い人もたくさん集まって、あと住民税とか固定資産税に還元されて戻ってくると、こういう意味で私は質問したのに、全然その気はないですというような答弁でしたね。こういう観点からもうちょっと、要するに、町のやっている福祉サービスとか、いろんな支援の拡大をお願いしたいということで質問を出したわけです。そういう意味でもう一度、検討の余地はないですか。


○町長(加藤梅雄君) 質問の要旨が「増税に対して何分の一か還元する施策を検討し、来年度予算に反映できないか」ということですので、そのとおり解釈したので、税制問題ということを申し上げたわけであります。


 そういう今、議員がおっしゃるようなことであるとするならば、私どもも、昨日から言っておりますけれども、元気老人をつくると、できるだけ、博覧会中は皆さんがどんどん、お医者さんへ行くかわりに博覧会場へ足を運んで老人が元気になったという話を聞きましたけれども、それは本当のことだと思います。ですから、そういうふうに高齢者の方が健康に興味を持ち、積極的に参加して、自分の健康はみずからが守るということで努力するということで、いろんな施策を講じていきたいということは民生部長の方からも申し上げておるわけでございまして、町の施策の中でも福祉の家を中心に、そういったことに対してチャレンジしていきたいと、田園バレー事業もその一環でございます。そういうことで、おっしゃることについてはよく意味がわかりますので、一生懸命努力していきたいというふうに思います。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 町長から努力していくという答弁でした。


 それで、提案ですけれども、要するに、住みたくなるまちづくりの提案として、町民の方とか、職員とか、我々議員も含め、いろんなアイデアを募集して、候補を何点か選び、20点なら20点でいいですわ、町民のアンケートを出すんですよ、どういうことをやってほしいですかと、町民に選んでもらうわけですよ。そうして住民参加させて、町の政策をつくっていくと、そういう方法は長久手町はやったことがないですね。トップダウン方式ですわ、長久手町は。こういうことをやりたいから、ぜひ皆さん協力してくれという方針です。そうじゃなくて、逆に、町民とか職員、議員を含んでいろんな人から提案してもらって、その中から何点か選んで、その中からどれをやってほしいですかということで町民参加のまちづくりの一環と思うんですけれども、そういう提案で来年度の、再来年度でもいいですけれども、町の政策をつくっていくということも一部には必要だと思うんですよ。どうでしょう、町長。


○町長(加藤梅雄君) 結構な御提案だと思います。私ども、長生学園とかいろいろな高齢者の方たちの会合もございますので、そういった機会を利用したり、今おっしゃったようなことを企画する機会はあろうかと思いますので、十分、民生部長も聞いていると思いますので、一つの御提案として承っておきたいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○13番(加藤武君) ないです。終わります。


○議長(青山作市君) これをもって加藤 武議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩いたします。


               午後2時42分休憩


            ──────────────


               午後2時55分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、小池みつ子議員の個人質問の発言を許します。11番小池みつ子議員。


           [11番 小池みつ子君質問席登壇]


○11番(小池みつ子君) それでは、今回5項目について質問をいたします。


 まず1項目めです。投票率の向上に向けてということで伺います。


 本町では、特にここ十数年、区画整理の進展や最近の東部丘陵線の開通などにより、人口の増加、人の流れの変化等、町の環境は大きく変わってきました。


 一方、12投票区の投票場所は昭和63年から今日まで18年間変わっていません。また、ポスターの掲示場所もごく一部を除いて同じです。各投票区ほぼ同数のポスター掲示場所のため、例えば、井堀の町内には5カ所も固まっているのに、菖蒲池や山野田、山越など全くないところもあります。実情に合わせた投票場所とその数、選挙ポスター掲示場所などの見直しが必要だと考えますが、これらの見直しについては、これまでどのように進められているのでしょうか。


 私は、平成15年3月議会でもこの点について質問をしましたところ、選挙管理委員会で今後検討するという答弁でしたが、選挙管理委員会ではこれまでどのように検討されてきたのか、伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 選挙管理委員会書記長。


         [選挙管理委員会書記長 山下幸信君登壇]


○選挙管理委員会書記長(山下幸信君) 投票率の向上に向けて、投票所、ポスター掲示場の設置場所の見直しについて御質問いただきましたので、選挙管理委員会書記長として御答弁を申し上げます。


 投票区の区割り等の見直しについては検討協議を重ねておりますが、区画整理事業の進展、そして大規模なマンションの建設などによる人口増、それから、字区域の変更や人口分布の変化、さらには南部地区の小学校新設による校区編成などを勘案いたしまして、有権者の利便性を念頭に置いて、今後とも引き続き検討をしてまいりたいと考えております。


 また、ポスター掲示場につきましては、公衆の見やすい場所を心がけまして、設置場所を選挙ごとに見直しをしており、今後とも見直しの検討はしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 検討、協議を重ねているということですが、この間ほとんど動きがありません。当然、区画整理や字の変更など、時間の経過に伴って随時これは変化をしていくものですから、それを待っていては切りがないところがあるのではないかと思います。本当に選挙管理委員会として見直しの必要があるというふうに考えているのかを、まず確認したいと思います。


○選挙管理委員会書記長(山下幸信君) さきの12月の定時登録の際に選挙管理委員会を開きました、12月2日でございますけれども。この際に投票区の見直しにつきまして、各委員さん、認識は持っていただいておりますので、事務局からはたたき台を提出させていただきまして、検討をしていこうというふうに皆さんで決定をしておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) たたき台を出して今後進めるということですが、そうしますと、これはいつまでに見直しがされるのか。やはり延々見直しをしていても切りがない。例えば、次の統一地方選までには見直されるというふうに考えてよろしいかどうか、伺います。


○選挙管理委員会書記長(山下幸信君) 次の統一地方選は平成20年2月の。


            [「平成19年」と呼ぶ者あり]


○選挙管理委員会書記長(山下幸信君) (続)失礼いたしました。平成19年2月の知事選挙から始まるわけでございます。南部の小学校の開校が20年4月ということで1年後になってしまうわけでありますので、そこら辺を南部の小学校の開校後に合わせて見直しを行うのか、それとも、それ以前に一部見直しをして、その後、南部の小学校ができた時点でさらにもう一回投票区を見直すのか、そこら辺あたりも選挙管理委員会で御協議願いたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 問題は南部の小学校の部分のことだけではないと思います。地域によって人口の集中しているところとそうでないところがあって、これは投票区ごとに実情を把握して全体で検討する必要があるのではないでしょうか。10年前の95年と比較してみますと、有権者数は全体で1.27倍の伸びなわけですけれども、投票区によってその伸びは異なっておりまして、北小学校区では2倍になっていますし、杁ケ池、東保育園の投票区は1.5倍に、平均よりもうんと伸びているわけです。特に、杁ケ池、東保育園の投票区は現在5,000人近い有権者数となっていますし、その中でも東保育園、これはグリーンロード南の広い地域を含む投票場所となっています。そういう中で、今、南部の小学校区のことが南小学区にも関係してくるわけですけれども、この南小に新たに投票場所を設けることなども検討してはと考えるわけですが、このようなことも含めて今後、たたき台は事務局からと言われました。それはもちろん当然必要なことですが、地域の住民の方々、それから、明るい選挙推進委員になっておられる方々などの御意見をぜひ聞きながら、選挙管理委員会としての見直しの検討を早急に進める必要があると考えますけれども、いかがでしょうか。


○選挙管理委員会書記長(山下幸信君) 地域の皆様並びに明るい選挙推進協議会の皆様の御意見を伺いながらというような御質問をいただきました。投票区の見直しにつきましては、選挙管理委員会が必要と認めるときに投票区を分けることができるわけでございますけれども、明るい選挙推進協議会の皆様方につきましては、投票率の向上活動をやっていただいておるわけでありますので、そういった委員会の皆様にも御相談をさせていただくかどうか、また選挙管理委員会で御検討させていただくようにしていきたいと考えております。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 2項目めは、フェロシルトの問題についてです。


 万博会場西のグリーンロードわきの土取り跡地の埋め戻されたフェロシルトについて、これは早急に安全に撤去を行うとともに、今後、町内にこのような危険な産廃等が持ち込まれないような対策が求められるところです。


 そこで、3点質問します。


 県から撤去命令が出され、先般、石原産業からは撤去計画書というものが県に出されたようです。今後さらに本町においての個別、具体的な撤去計画が出されなければなりません。具体的にいつから、どのような手順で、飛散防止をどう進めて除去作業を行うのかの計画を石原産業から、これはいつまでに出されるのか、確認をします。そして、それに基づいた地域への説明会が必要だと思いますが、それについてはいかがでしょうか。


 二つ目、フェロシルトは廃液の混入問題でニュースに大きく取り上げられたわけですけれども、それ以前に放射性物質が含まれているということで昨年からこれは問題になっていました。放射線量は少なくても、吸引による内部被爆のおそれなども指摘されているところです。放射線に関する調査は行っているのでしょうか。行われたのであれば、それはどのように行われ、結果はどうなのか、伺います。


 三つ目は、今後、土取りの跡の埋め戻しに際して、町としてきちんとチェックしていく、そういう対応が必要だと思います。東郷町では12月議会で土採取規制条例と土質等規制条例が提案されています。この条例案は埋め立て土砂の汚染をチェックするためのもので、土採取、埋め立てともに町長の許可を必要とし、住民への説明会開催の義務や、町の立入検査の権限がうたわれ、罰則規定もあります。本町においても条例化によるチェック体制を進めるべきではないでしょうか。先ほどもみどりの条例の見直しをするということでしたが、どのように進めていくのか、伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) フェロシルトの問題についてお答えをいたします。


 ?につきましては、産業廃棄物の撤去に関する措置命令が愛知県から出されております。これを履行するために県の方に計画書が出されております。まだ現在、それ以上のものはちょっと私の方はいただいておりません。また、住民説明会につきましては、少し日程等が具体的になった段階でやっていきたいということで予定をしております。


 ?の放射性物質につきましては、放射線量の調査でありますけれども、これは先般、立ち会いのもとで測定をいたしました。結果は、もともと存在する量に対しまして、バックグラウンドデータといいますか、それと比べてそんなに大きな差はないということで、一応安全とされる範囲にあるという結果でございます。


 ?の土取りに関する問題につきましては、引き続き、現在の長久手町みどりの条例で対応していきます。その中で埋め立てが伴う場合には、埋め戻し土の種類とか搬出元、または発注者等も明記することになっておりますので、この条例をもとに指導していきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) まず、1点目に関しましては、まだそれ以上のものはもらっていないということですけれども、もらっていないということではなくて、どんどん当事者である町から、これはどうなっているのか、石原産業にやはり求めていくものだと思います。そういうことをしているのかどうか。もらっていないと言って、ただ具体的な計画が来るのを待っているだけなのか。そして、今回、町から搬出されるはずのフェロシルトはどこへ持ち込まれることになっているのか、そのことについてもどのように確認しているか、伺います。


 やはり地域への説明会もこういった具体的な除去内容がわからなければ話ができません。搬出量も10トントラックで1,500台分近くになるのではないかと考えられます。これを一体何日間かけて、どのルートで搬出するのか、周辺への飛散をどのように防いで土砂を取り出すのかなど、明らかにさせる必要があると考えられますので、計画はいついつまでに出すようにということをまず石原産業に求めるべきではないでしょうか。そういった姿勢について伺います。


 それから、2点目の放射線のことですけれども、放射線量は基準以下だというお答えでした。しかし、これは既に11月28日付で三重県の方は石原産業に対して、科学技術庁などから出されていますチタン鉱石問題に関する対応方針に基づいて搬出物等の空間放射線量を測定することを求めています。つまり、放射性物質としての対応をきちんとしなさいと言っているわけです。基準以下だからよいというのは、これはあくまでも石原産業の言い分ではないでしょうか。企業側の情報だけで動くべきではないということをここで申し上げて、今後の放射線検査についてどのようにしていくつもりなのか、再度伺います。


 それから、3点目の条例化に関してです。


 みどりの条例を見直していくということでした。今回、東郷町でも出されましたし、それから、瀬戸市には平成11年から土地利用調整条例がありまして、いずれも罰則規定を持っています。万博が終了しましたので、これからまた土取りなどが活発化するということが考えられるわけで、やはり今後、罰則規定のある実効性のある条例にしていくことが必要ではないかと考えるわけですけれども、これについてどのように、条例化していく方向性は持っていないのか、伺います。


 このみどりの条例に基づく開発行為に関する指導要綱が実際にあるわけで、これに基づいてやっているので問題はないというような話でしたけれども、今回の件に関しましては、これは12年4月から施行されているものでありまして、このフェロシルトが搬入された現場は12年1月に砂防申請されたところであるということで、今回のこの現場についてはこの要綱の手順は踏んでいません。そして、14年にもう砂防許可の再申請がここでは出されているわけですけれども、この段階で本来、本町の指導要綱にのっとった手続がとられていれば、今回フェロシルトが問題になった時点でもっと早く町としてチェックすることができたはずだと考えます。しかし、ここでも、これは再申請だということでこの手続が行われていないということで、匿名の電話がなければ判明しなかったというようなことを今後避けるためにも、指導要綱に従った手続をきちんととらせるべきだったのではないかと考えます。現在この現場以外に、そのような指導要綱から抜けているところはなかったのか、確認をします。


 指導要綱どおりにきちんとやってあれば、先ほど言われましたように、埋め戻し土の種類概要、搬出元または発注者というのも記されているわけですから、そこでチェックができたはずだと思います。それについてお答えをください。


○民生部長(青山宏君) ちょっとたくさんにわたっていますから、もし、漏れがあったらまた教えてください。


 まず、石原産業からの一方的な連絡だけでなくて、町の方もとるべきじゃないかということであります。これはまさにそのとおりだというふうに思っています。ただ現在、撤去について、愛知県と砂防上の申請の協議をしているという段階でありますので、ひとまずはそれを見守っていこうというふうに思っています。砂防申請も当然出てくるわけですので、その段階でやっぱり協議をしていかないといかぬと思っております。


 それから、地域の説明会の問題につきましては、できるだけ早い時期というふうには思っておるわけです。これも先ほどと同じことでありまして、砂防申請が出されるあたりがひとつの地域の、搬出とか具体的にならない前にはちょっと説明会はできませんので、やはり砂防の方が一定めどが立った段階での説明会になるかというふうに思っています。年内にはやりたいなということで協議をしているということでございます。


 それと、放射線量の問題です。これは大変専門的なものでありますので、私どもも物が言いにくいわけであります。これは石原産業が私どもと立ち会いで調べたものですので、信用できぬとおっしゃったんですが、そういうものではありません。調査の結果ですと敷地内12カ所を調査いたしました。それにつきましては、ちょっと単位が、0.06から0.11マイクログレーパーアワーという数値でございます。敷地内でグリーンロードの部分と奥の山の部分2カ所でやったわけであります。これにつきましては、0.04と0.06という敷地内の数値になりました。相対でいきますと、場所によっては若干2倍ほどという数値でありますけれども、少しでもあったらとおっしゃれば、すべてそういうことになるわけでありますけれども、この数量評価につきましては、0.14マイクログレーパーアワーというのが一つの目安ということになっているそうであります。一つの目安というとおかしいわけですけれども、それ以下であれば、自然界にある放射性物質の放射量と変わりないということであると思います。


          [「簡潔にお願いします」と呼ぶ者あり]


○民生部長(青山宏君) (続)はい、そういうことでございます。


 それと、あと放射線量の今後のことにつきましては、これは私どもだけではできませんので、愛知県の方と合同で今後調査し、見守っていこうということで話し合いをやっております。


 それと、あと、みどりの条例関係は産経課の方が。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 10トン車で150台ぐらいの土量が出るが、道路のルートは。


○11番(小池みつ子君) いいです、それも含めてということです。


○産業観光課長(山田三行君) 現在のみどりの条例につきましては、1,000平米以上を対象としております。その中で町の方としては、助言、指導、勧告ということになっております。見直しにつきましては、その中で罰則規定等ができるかどうか、そういったことを検討していきたいというふうに思っております。


 それと、今の砂防申請につきましても、町のみどりの条例につきましても、埋め戻し土につきましては、産業廃棄物の制限を受けております。そういったことでフェロシルトにつきましては例外いいますか、論外といいますか、ああいった状況でございました。産業廃棄物と言われるものについては、今の埋め戻しには使用してはいけないということになっております。そういったことで一応確認はしております。それを1台1台の搬入についてチェックしていくということは不可能と思います。事前にどちらからどういった土を埋め戻しに使うという確認はさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


  [「答弁漏れで、フェロシルトはどこへ持っていかれるのか」と呼ぶ者あり]


○民生部長(青山宏君) (続)私の方が伺っているところによりますと、四日市工場での仮置きということで、ひとまずは、埋め立てるところではなくて、四日市工場内にひとまずは持っていくというふうに聞いております。ちょっと個別のルートについてはまだ少し細かいところまでは聞いておりません。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


○11番(小池みつ子君) いいです。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 3項目、南部の小学校建設計画についてです。


 6月議会において、南部の小学校予定地の雑木林を残して学校づくりができないかという私の質問に対して、教育長は「できるところは残していけるよう検討委員会で検討」との答弁でした。また、建設検討委員会がこれまで2回行われましたが、第2回の委員会では、他の小学校などを視察した後、委員長が「緑の多い学校にしたいという考えは皆さん一致しているが、雑木林をそのまま残すのか、手を入れるのか、入れるとしたら、どの程度かは今後検討していく」。「それがプロポーザルコンペにどのように盛り込まれるのですか」との質問に対して事務局は「教育委員会では一面造成と考えているが、残せるものは残していきたいという意見もあるので、業者が決定した場合、この会で決定した話を伝えて設計に入る」というふうに述べています。これは会議録にあります。


 つまり、設計業者が決定した後まで雑木林は残されるという前提で、この検討委員会での話がまた伝えられるという、そういう前提で教育委員会事務局は検討委員会の方で委員長の質問にも答えていたはずです。にもかかわらず、この設計業者を決める直前に現存する雑木林を伐採してしまうということは、この話の流れからも、常識では考えられないことです。


 そこで、2点質問をします。


 建設検討委員会の合意も、また、雑木林を生かした学校づくりを求める署名を集めた町民の方々の理解も得ないままに、しかも、プロポーザルの選定審査委員会が開かれる直前に伐採してしまうという手順を無視した進め方を教育委員会は行ったということは大変問題だというふうに、これは問題であったということを認識しているかどうか、伺います。


 それから2点目は、万博記念の命の森づくりと言う一方で、この残せる自然、ある自然をわざわざ壊して新たに植林をするということは、新たな学校づくりに万博の理念は生かせなかったということではないかと考えますが、この点についてどのように認識しているのか、お答えをください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、南部地区の小学校建設について、2点御質問いただきましたので、お答えしたいと思います。


 まず1点目、開校までのタイムスケジュールから伐採する時期に来ていましたので、伐採することにいたしました。また、建設検討委員会へは、このいきさつについては説明をいたしたいと思います。


 それから、2点目ですが、万博の「自然の叡智」にこだわり、学校という教育現場において、日本古来の森づくりを児童みずからかかわり、実践することにより、児童の自然に対する認識力を高めることが可能となります。そのため、植樹による緑化を進める必要があると考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 一つ目は、検討委員会には説明するということでしたが、どのような説明をするのか、お聞かせください。


 それから、万博の理念を生かせなかったかということについて、明確なお答えではなかったと私は思うわけですけれども、自然の度合いというのは植生自然度というものではかられます。これは人為の影響ですとか遷移の進行、樹林の移り変わりですね、その度合いに応じて10段階に分けたものです。予定地内にあったコナラの雑木林は自然度7です。一方、伐採して造成した裸地は自然度1です。そこに町長が言われるように、宮脇氏の提唱する常緑樹の苗を植えても自然度はせいぜい3であって、それが育った常緑広葉樹の植林地になったとしても、自然度は6にしかなりません。自然を破壊しているということはこれで明らかではないですか。一体これのどこが万博の森づくりなんでしょうか。


 万博の森の理念というのは、海上の森の里山が原点だということはほとんどの方が御存じのはずです。海上の森は四季を彩る雑木林を主にした植生であり、落葉広葉樹の雑木林が中心です。青少年公園の森林体感ゾーンも決してシイ、タブ、カシの暗い照葉樹林ではありません。町長は、こういったところを歩かれたことがあるんでしょうか。


 万博会場の森づくりを愛知県から全面的に依頼されて担当されました林学の国際的権威である岐阜大学名誉教授の方に、私は南部の学校予定地の雑木林を見ていただきましたところ、これはもう手入れさえすれば、手入れが今まで全く行われていないところですから、でも、手入れさえすれば、十分立派な学校の樹林となる、保てるというお話をいただいたところでした。


 町長がお話を聞くために呼ばれた宮脇氏は、自然を残すという観点ではなく、自然のないところに植樹をする専門家です。工場の緑化ですとか海外の砂漠、こういうところの緑化については卓越した知識をお持ちの専門家だと私も認識をしております。しかし、ここはそういったところではない。もともとあるところなわけですから、先ほど言いましたように、自然度の高いところからわざわざ低くして、それで少し植えてちょっと上げるぐらいの、そういったところがどうして万博の理念の学校づくりというふうに言えるのか、町長にお答えをいただきたいと思います。


 それから3点目、これまでのシンポジウムで十分理解が得られたというようなこと、昨日までの町長のお話でそういうお話をされました。その後、教育委員会の方へそれはおかしいと言ってきた人はいないというようなことも聞きました。しかし、署名を集められた方たちは植樹に対しては決して否定はされなかったと思います。もともとないところに植樹をすることは、それはそれでいいのではないかということではないかと思います。一方で、残されてきた雑木林について、全部を残せとは言われなかったかもしれませんが、全部を切ることに全くそれは了承されていなかったはずです。それをどうしてコンセンサスが得られたというようなことを、何を根拠におっしゃっているのか、確認をします。


 以上です。


○教育長(青山安宏君) 検討委員会で説明をするということですが、まず、20年4月に開校しなければなりません。開校するためには学校をつくらなきゃいけませんから、学校をつくるのにどうしても15カ月から18カ月ぐらいかかるだろうという予想をしております。それから、造成をして着工するまでの期間、造成してすぐつくれるわけではありませんから、そういうような期間も養生するといいますか、地耐力をつけるといいますか、そういうような期間も十分要ります。そういう観点から見るともうぎりぎりだったという、そういう認識をしております。そのほか、2月中に仮設計をして、建築のための国庫負担金を要求するためのヒアリングが要るということでどうしても早く設計を上げなきゃいかぬということで、そういうこともありました。それから、あそこののり面に植樹をするということで、のり面の工事をやってすぐ木が植わるというわけではありませんので、そのための工事をする期間も要りますから、そういうことを勘案するとやっぱりそのときがタイムリミットであったという、そういうようなことであります。


 それから、最後になると思いますが、シンポジウムに来ていただいていろいろ話し合いをさせていただきました。先ほどの伊藤克彦議員のところでもお話をさせていただきましたけれども、実際に予定時間をうんと過ぎてからもいろいろ話し合いをさせていただいて、その話し合いが終わってからもいろいろな意見を出された方と町長、私どもと話をして一応の理解を得たというような判断をさせていただいて、事務を進めさせていただいております。


 それから、宮脇先生の件ですが、宮脇先生は鎮守の森という話も先ほどもありましたけれども、その地に合った樹木を植えるということだと思います。コナラの木を切って植樹をするということについていろいろ御意見がありましたけれども、子供たちが保護者や地域の方々と一緒に植樹し、一緒に成長する、自分たちが植えた樹木であることを認識しつつ教育を受けるということは非常に意義があると思います。それから、卒業して数年後、学校を訪れたときに、成長した樹木を見て感慨深いものが、そういう気持ちが生まれるんではないか。そういうようなことから見ても、決して万博の理念が全くないなんてことは決してないと思っております。


 以上です。


○町長(加藤梅雄君) 私の見解を申し上げたいと思います。


         [「簡潔にお願いできますか」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)はい、わかりました。


 私は、教育委員会の方から平成15年、今ちょっと記録を見てみますと、平地で学校をつくるということを決定され、さらに16年にも再度確認をされておるところへ、私はそういう方向で進むと思っていましたが、いろいろ議会の御質問もありまして、十分その辺は検討するようにということで教育委員会の方は指示しておりました。六千何名の、もちろん町外の方が1,500名ぐらい入っていますが、陳情の連署がありました。そういうことで、私は、教育委員会の方へは、これは無視してはいけませんよと、だから、きちっとしたことで説明はしないといかぬということを指示しました。ついてはなかなか、だから、私としては、それではそういった方々に対して、教育委員会の方針はもう決まっていますから、納得してもらわないといかぬということについての説明的なこととして、世界的と言っていいでしょう、宮脇先生を呼んで、再生緑化をするというのも緑化の一つでありますので、これも大きな緑化です。それは実績を持って、小池さんも見られたんじゃないかと思うんですが、阪神・淡路大震災のときも学校というところは避難所になるわけですね。ですから、そういうところに森が役に立ったと、森だけが残っておると、その学校の周りに植えた。だから、そういうことで決して再生緑化というのは、本物の森をつくればそういった災害にも耐えていくぐらいの力を持っているよということ等、いろいろおっしゃいまして、皆様も聞かれたので、私がここで、簡単に言えということですので一々説明するのは省略しますけれども、そういったことでやりましたので、その辺の認識、説明するとか、納得したとかしないということは、先ほど教育長が答弁した認識と私は変わりません。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) タイムリミットだったというのは詭弁にすぎません。最初からそんなことはわかっているはずですので、それが急にそのように変わったということであれば、それはそれで教育委員会の責任において重大だと思います。ですから、タイムリミットだったというような理由は全く成り立たないはずです。


 それから、この署名は保護者のというか、町民の皆さんの署名というのは町長あてと教育委員会あてにあったはずです。しかし、教育委員会でこの署名に対してどのようにするかという検討は一切されていません。報告はされているようですけれども。そこで、教育委員会としての対応について、何も検討されず、それから、さらに先ほど申しました建設の検討委員会でも全くその事前の話もなく、夜に電話をして回るというようなそういった方法で伐採を突然してしまうという、これはやはり教育委員会の責任というのは大きいと考えます。そういう意味で問題だというふうに認識していないのかということです。これを問題だというふうに認識していないとしたら、やはりその資質として大変疑われる部分があるのではないでしょうか。教育委員会で何も話し合っていない。検討委員会で話もしていない。そのことについて、再度お願いします。


○教育長(青山安宏君) 署名がこれだけありましたということは、署名した分厚いものを教育委員さんにお見せして報告して、でも、伐採して一面造成をしますという一番最初の教育委員会で、15年の教育委員会で決めましたので、こういう方向で進めますという話はしたと思います。


 それから、手順については、これから検討委員会、検討委員会はこれからが本番だと思いますので、その検討委員会の中で十分説明をさせていただきます。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○11番(小池みつ子君) 結構です。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 4項目め、保育環境の充実についてです。


 保育園の需要は本町においてはまだまだ高く、保育園の新設も待たれるところですが、一方で、既設の園について、保育環境の充実も必要なことです。


 そこで、3点質問をします。


 臨時職員としての保育士の募集に際して、応募状況はどうでしょうか。4〜5年前と比較してその状況に変化はあるかどうか、伺います。


 2点目、長時間保育の臨時職員として、保育士の資格を持たない人も採用しているという事実がありますが、これはなぜでしょうか。


 3点目、本町の保育園における保育の質を高めるため、また、安全確保のため、町としてどのような点に配慮しているのか、伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) 保育園の保育環境の充実についてお答えいたします。


 保育士の臨時職員の募集につきましては、町の広報とかホームページ、またハローワーク等へお願いして募集を行っているわけであります。応募状況につきましては、4〜5年前と現在もさほど変わった状況はないというふうに認識をしております。


 2番目の、長時間保育の臨時職員につきましては、保育士の補助という理解をしております。募集に関しましては、保育士の資格の有無は条件とはしておりません。採用に当たっては、本人の適性を十分に判断した上で決定しているということであります。


 3番目、保育の質を高めるため、職員に対しましては全体の研修の実施とか、経験年数、習熟度に応じた研修、また専門研修への参加など、年間を通じて園内の研究等を実施しております。さらに、個々の職員につきましても、自己研さんに励んでいると思っております。


 次に、安全確保の問題であります。ハード面からいきますと、防犯、防火、防災、また、園児に優しい施設をつくることに心がけております。ソフト面では職員教育、防犯の研修の実施とか園児の避難訓練など、日々保育の中で心がけるようにしております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 保育士の資格を持たない人も採用しているのは補助としてということですけれども、あくまでもこれは子供たちに接するという上においては、補助であっても、正規というか、臨職の方であっても、資格を持っている臨職の方も、同じ子供を扱うわけですので、やはり基本的には資格のある人を雇っていくというのが原則ではないかと思います。それをなぜ保育士の資格のない人がいらっしゃるのか。やはりそれは資格を持った方が足りないのではないかという懸念も持ってしまうわけです。


 といいますのは、長久手町の臨職の保育士の賃金単価はさらに下げられておりまして、周辺市町に比べると大変安い値です。周辺市町と比べましても、時間帯によりまして、あるいは8時間パートの場合と短時間の長時間対応のパートさんの場合というふうにいろいろ条件が変わりますので、一概には難しいわけですけれども、ただ、それでも長時間の時間外で比べてみますと、長久手町は時間がどうであれ、早朝だけは1,030円ですけれども、それ以外は夕方遅くまで980円です。しかしながら、例えば、尾張旭市ですと、5時15分以降ですけれども1,150円、日進市は長時間で1,060円、東郷町は延長の場合1,030円、三好町に至っては1,270円と、いずれも長久手町に比べると高い値になっています。やはりそういったこともその地域で、今、保育士さんとして、町内で子供がお世話になったということで、あの多くの方が長時間でパートをしていただいているわけで、必ずしも金銭だけということではなく、地元の保育園ということでやっていただいている方も多いわけですけれども、しかし、一方でやはりこういった賃金単価がなぜ長久手は低いのか。そこら辺、やはり何を大切にしているかという町の姿勢のあらわれではないかと思います。大切な子育てにかかわる人材をやはり一定レベル保つという意味においても、周辺よりも特に低い単価で置いておくということは問題ではないか。なぜ下げてまでしていくのか。これは民生ではないと思いますので、助役にお願いします。


 それから、保育の質を高めるためということに関してですけれども、安全性について今特に問題になっています。例えば、園のかぎなども今はかなり門などはきちっと、前に比べると整備がされたかと思いますけれども、やはり園によってオートロックにされているところとそうでないところがあります。そして、チャイムが鳴るようになっているわけですけれども、遠くまで門をあけにいったりとか、そういったところもあると聞いています。それから、さすまたなども常備されているようですけれども、例えば、長時間の臨職の保育士の方には十分その使い方ですとか、その存在も徹底していないというようなことも耳にしております。そういった指導講習なども全保育士さんに対して、どのような時間帯にどのようなことがあるかわかりませんので、していくべきではないでしょうか。安全性についてと、それから、賃金単価についてお答えください。


○助役(伊藤祥子君) 私どもの保育士の賃金単価がよそに比べて低いという認識は持っておりません。長時間対応保育者につきましては、やはり勤務時間が短いとか、早朝であったり、夕方であったりで、人の手配がつきにくい。そこで保育士免許、出にくい時間帯であるということで、私どもでは早朝については、時間が非常に短いということで割り増し料金をつけさせていただいております。


 賃金につきましては、今、図書館におきましても、福祉の家におきましても、文化の家におきましても、また、杁ケ池体育館におきましても、5時15分以降の勤務をお願いしている部署がたくさんございます。そこで一律に長時間という形で割り増し料金を、そういう制度は今私どもはとっておりません。その時間に、例えば、朝8時半からずっと8時間の勤務を終えてさらに勤務が後に続くというような状況が出てくればまた考えますけれども、今は限られた時間の中でということでやっていただいておりまして、日中の賃金と同じでいずれの部署もやっていただいております。


 それから、保育園は私もかつて経験がございますけれども、保育園回りにはいろいろな仕事がございます。免許を必要としなくてもやれる仕事が十分にあると思っております。そこの部分でお力添えをいただきたいということで、資格を問わない職員としてそれに従事する人を採用している経緯もございます。


 安全教育につきましては、担当課並びに保育園施設管理者の方に、そのようにすべての保育園にかかわるすべての職員等が研修できるよう計らうように、私からも指示を出し、また、時に応じては点検に参りたいというふうに思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


○11番(小池みつ子君) 結構です。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 最後に、学校の防犯対策についてです。


 今小さな子供の命が無残に奪われる衝撃的な事件が立て続けに起こっています。子供たちが大変危険にさらされているということを再確認し、対応していかなければならないと考えます。子供たちの安全は学校、保護者、そして地域全体で見守っていく必要がありますが、まず、学校、教育委員会としての防犯への姿勢を伺います。小中学校の中の防犯上の安全確保、特に不審者の侵入を防ぐため、どのような対策がとられているのか、伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。


 教育部長。


            [教育部長 山田幸弘君登壇]


○教育部長(山田幸弘君) 学校の防犯対策についてということで御質問いただきましたので、御答弁させていただきます。


 小中学校の防犯上の安全確保につきましては、現在、各教室に防犯ブザーの設置及び各学校にさすまたを職員室と各階に、また各学校に防犯スプレーを設置しております。それから、各学校では校内に侵入した不審者への対応マニュアルを作成して、来校者等の確認体制として、予防的対応や不審者と思われる来訪者があった場合等の問題発生時の対応について、対応ができるようにしております。それから、愛知警察署の職員による防犯実技訓練を教職員約100名を対象として、夏の時期に実施いたしました。


 さらに、小学校区では、御存じのように、警察OBでありますスクールリーダーと学校ボランティアのスクールガードで通学路の点検をし、保護者や地域の人たちに危険箇所を知らせることで不審者から子供たちを守る目を養ってもらおうとしております。そこでは小学校ごとの実情に応じて防犯上のポイントなど、適切な指導をOBから受けています。


 また、セーフティステーションでは、児童の安全のための巡回パトロール、地域への情報提供、及び学校ではCAPプログラムを初めとする児童生徒への防犯指導を実施しているところであります。よろしく御理解賜りたいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 小池みつ子議員。


○11番(小池みつ子君) 学校内に関しましては、今言われましたようなことは、侵入した場合の対策を主に言われました。しかし、やはり私は、できるだけそういう不審者が侵入しないような対策が今後必要なのではないかと思います。


 と申しますのは、私が小学校へ入りましても全く無防備といいますか、自然に入れるわけです。確かに学校というのはいろんな方が出入り、保護者の方にも自由に出入りしていただけるような場でなくてはいけないということはありますけれども、一方で、今の社会の中でそういったことが果たしてそのままで大丈夫だろうかという、そういった心配もあるわけです。例えば、玄関まで入っても、皆さん授業中であったり、職員室の中におられるとわかりません。私がどなたかと思って待っていても、玄関入って職員室の前をうろうろしていても、職員室というのが大体外が見えないようになっています。ドアのところだけかろうじてガラスになっていますけれども、そこもほとんどは狭いところ、学校によって違いますが、というふうで非常に見通しがききにくい。そういった現状の中でどういう対応を今後考えておられるのかということ。


 それからもう一つ、やはり地域、学校、PTAという連携がこれからますます強くなっていかなければいけないと思います。今言われたスクールガードなども充実させていく必要があると思うんですけれども、一方で少し前、地域での地域懇談会というのが年に1回ぐらいだったと思いますけれども開かれていました。それは学校の先生が地域に出てこられて集会所などで地域の方たちと夜の7時ぐらいからですけれども話をするということがあったわけですが、いつの間にかそれがなくなっています。そういった場も、今改めて考えますと、こういった何か起こったときではなくて、常日ごろ必要なのではないか。


 それから、CAPですけれども、先ほど言われましたが、CAPの講習をさらに充実させて、今小学校5年とか4年とかですけれども、低学年にも受けてもらうことが望ましいと思いますけれども、それについて、3点お願います。


○教育部長(山田幸弘君) 不審者の侵入を防ぐための措置はという、まず1点目の質問についてであります。


 当然のことながら、施錠の徹底ということが大事ではないかと思います。しかしながら、学校において、給食運搬車の出入り等で正門を常時閉めておけないような状況のところもありますので、できるだけ施錠の徹底を図っていきたいということ。


 それから、今言われましたように、学校の門にはインターホンもありますので、不審者がインターホンを押すということはないかと思いますが、来校者についてはインターホンを活用していただくというようなこと。


 それから、今、議員言われましたように、新しくできたスクールガードの方たちの応援を得て目を多くするというようなことが不審者の侵入を防ぐ有力な決め手といいますか、そういうことにもなりますでしょうし、今後そういうことも充実させていけたらというふうに考えております。


 それから、最後に地域懇談会ということで御質問がありました。たしか、私も以前在籍していたころにやっていたと思いますが、なぜなくなったかということはちょっとわかりませんが、先生たちの大変さ、PTAの人の動員のときの労苦、そんなようなことが大変ではなかったかなというように考えております。この点については一度、校長会もありますので、ちょっと前後しましたが、どちらにしても、この地域懇談会というのは、たしか学校が主体となって実施しておった事業だったと思いますので、一度、校長会等もありますので、お話をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


            [「CAPは」と呼ぶ者あり]


○教育部長(山田幸弘君) (続)CAPについては、たしか今は各小学校の4年生、5年生で、既に実施したところもありますし、これから行っていくところもあります。これについては、現在はそういうことでありますけれども、今後、充実に努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 持ち時間がなくなりました。これをもって小池みつ子議員の個人質問を終結いたします。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次回は12月9日午前10時から本会議を開きます。


 本日はこれにて散会いたします。


               午後3時58分散会