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愛知県 長久手市

平成17年第4回定例会(第3号12月 7日)




平成17年第4回定例会(第3号12月 7日)





 



         平成17年第4回長久手町議会定例会(第3号)





平成17年12月7日(水)午前10時00分開議





1.本日の議事日程


 日程第1  一般質問


        (個人質問)


       伊 藤 祐 司 議 員


       吉 田 ひでき 議 員


       川 本 勝 幸 議 員


       正 木 祥 豊 議 員


       中 野 文 夫 議 員





1.本日の会議に付した事件


   議事日程に同じ





1.会議に出席した議員


   議 長 青 山 作 市   副議長 川 上 孝 一


   1番  吉 田 ひでき   2番  原 田 秀 俊


   3番  川 本 勝 幸   4番  前 田 幸 明


   5番  神 野 和 子   6番  伊 藤 祐 司


   7番  石 井 芳 樹   8番  吉 田 日 勝


   9番  丹 羽 茂 雄   10番  淺 井 光日出


   11番  小 池 みつ子   12番  水 野 とみ子


   13番  加 藤   武   15番  川 合 保 生


   17番  浅 井 良 和   18番  正 木 祥 豊


   19番  伊 藤 克 彦   20番  中 野 文 夫





1.会議に欠席した議員


   な し





1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者


   町長       加藤 梅雄   助役       伊藤 祥子


   収入役      川本 保弘   教育長      青山 安宏


   参事       夏目 吉昌   町長公室長    田中 憲二


   総務部長     近藤  務   民生部長     青山  宏


   建設部長     加藤 具己   消防長      近藤 武彦


   教育部長     山田 幸弘   企画課長     福岡 久申


   総務課長     山下 幸信   福祉課長     加藤八州夫


   産業観光課長   山田 三行   なんでも町政サロン室長


                             柴田 典隆





1.職務のため議場に出席した者


   議会事務局 局長 山木田宣彦   議会事務局 補佐兼議事係長 水野  悟








               午前10時00分開議








○議長(青山作市君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 日程第1、一般質問を行います。


 個人質問の通告がありましたので、順次発言を許します。


 この際申し上げます。議会運営委員会の申し合わせにより、個人質問の各議員1人当たりの持ち時間は、当局の答弁を含めて60分以内といたします。なお、質問は質問席で、各質問項目ごとに行っていただきます。当局の答弁は、各質問項目に対する第1回目の答弁は登壇して行い、再質問に対する答弁は自席で行っていただきます。ただし、再質問の回数は3回までといたします。また、関連質問については、発言を認めないことにいたします。


 なお、個人質問の発言は通告事項の範囲にして簡明にしていただき、また、当局の答弁は、質問の趣旨に的確、簡明にお願いいたします。


 それでは、個人質問に入ります。


 まず、伊藤祐司議員の個人質問の発言を許します。6番伊藤祐司議員。


            [6番 伊藤祐司君質問席登壇]


○6番(伊藤祐司君) おはようございます。早速ではありますけれども、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。


 まず1項目め、実施計画及び平成18年度主要事業についてお尋ねいたします。


 昨年の第4回定例会、12月議会において質問させていただきましたが、なぜ予算議会、3月議会の終了後に実施計画の報告があるのか、もっと早く公表して議論を重ね、町民の理解を得てから予算査定に入るべきではないかとやりとりをした件であります。


 そのときの回答では、翌年度の事業が記載されているので、3月議会で認められた後、報告することとしておりますとのことでありました。議論がかみ合わず、なぜ翌年の事業が記載されていることがまずいのか、よくわかりませんでした。最終的には、一度調整させていただきますとの答弁だったかと思っております。


 あれから1年、私の希望でありました遅くともこの12月議会までに公表すべきではという、そういう時期は過ぎ、ことしもいまだ発表はありません。


 そこで、まず1点目、第8次実施計画はできているのか。また、公表の時期について検討されたのか、伺います。


 私も議会で議論すべきだと申し上げましたので、実施計画に基づく主要事業について幾つか質問させていただきます。本来なら、第8次が発表され、それに基づき質問したいところでありますが、発表がありませんので、やむを得ず、第7次に記載されています平成18年度事業についてお聞きします。


 2点目としまして、地域交流拠点事業は住民の理解が得られたか。先送りすべきではないか。


 3点目、農業用水堰改修工事の内容はどのようか。


 4点目、南保育園建設工事の実施時期について、及び開園時期はいつになるのか。


 5点目、第5次長久手町総合計画策定事業の準備に入ることとなるようですが、どのようにされていくのか、現在の考え方を伺います。


 6点目、公用車の買いかえ事業は、ここ1〜2年見送ってきておると思っております。来年度はどうされるのか、お聞かせ願えないでしょうか。


 7点目、町バス購入事業についてですが、これは債務負担行為がされておりますが、近隣の瀬戸市さんなんかは全面委託に踏み切ったようであります。いま一度、予算をつくるまでにもう一度、外部委託を当町もきちんと検討してみるべきではないかと思いますので、検討してみませんかということをお伺いいたします。


 8点目としましては、掲載されている18年度事業について、そのほか変更されたものがあるのか。


 以上を伺いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長公室長。


            [町長公室長 田中憲二君登壇]


○町長公室長(田中憲二君) 伊藤議員から御質問がございました実施計画及び18年度主要事業について、8項目について答弁させていただきます。


 まず1項目めでございますが、第8次実施計画についてですが、庁内的には18年度予算要望前までに査定を行い、各課に対し通知しております。ただし、まだ流動的な部分があることから、公表できるまでの資料はできておりません。


 また、公表の時期についてですが、以前に答弁させていただきましたが、これまでは翌年度事業が記載されていることから、3月議会において予算をお認めいただいた後に公表させていただいています。この考えは、やはり18年度予算と事業が連動している関係上、基本的には変わりありません。


 2項目めでございます。次に、地域交流拠点整備事業についてですが、長久手田園バレー事業の主要施策となっている交流拠点施設の整備については、都市部と農村部の住民が触れ合い、交流、体験する場、及び、農業の活性化を実現するために、都市近郊農業の新たな展開を目指して平成19年度に開設する予定です。


 3項目め、農業用水堰改修工事の内容についてですが、香流川から前熊地区水田への取水堰について、地元から毎年、取水開始時期には、しゅんせつ、土のうづくり、板さくの設置等に負担がかかるので改修できないかとの要望があり、工法等を検討しているところです。


 4項目め、新設保育園についてですが、建設工事の時期は平成18年度、平成19年度を考えています。開園は平成20年4月を予定しております。


 5項目め、第5次総合計画の策定についてですが、来年度、18年度ですが、第5次総合計画を策定するための住民意識調査を行おうと考えており、住民の意向を次の施策へ反映していきたいと考えております。


 6項目め、公用車の買いかえについてですが、一般公用車の買いかえにつきましては、当面は更新せず、現行の車両を継続して使用していく予定です。


 7項目め、町バス事業についてですが、検討した結果、今のところ外部委託は考えておりません。


 8項目め、その他の変更事業についてですが、これまでも答弁させていただいているとおり、実施計画は3年間のローリング方式により計画を見直していますので、諸情勢により流動的になる事業もあります。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) まず1点目の件ですが、できておるようなふうですが、最終的な取りまとめがしていない、それから、予算と連動しているので発表できないというんですけれども、でも、去年も同じようなことを言ったと思うんですけど、予算査定をするまでに、予算査定のための指針とするということが総合計画には書いてあるんですね。実施計画というのは予算編成の指針とするものであるということであって、そうであるならば、やはりどうしても住民の声を、実施計画でこういうことを町はやっていきたい、進めていきたいということができたならば、発表して意見を聞いていくということの方がいいのではないか。なぜ予算が決まってからでないといけないのか。


 それはいろいろあって、実施計画というものを発表しても、それを議会の方が議決をしていないとかいろいろ、議会の方の承認を得ていないのに勝手に決めてというようなことがあって、そういうことについては少し、そういう非難を受けるようなことがあるといけないから予算が決まってから発表しなきゃいかぬのかというような、ちょっと言い方が悪いかもしれませんけど、そんなようなことが聞こえたようなこともあったと思うんですけど、議会の意見ではなくて、住民の方に町はこういうことをしていきたいんだということを発表する場が私は必要ではないかと。


 それで予算編成に挑んでいただいて、何もかも、住民の意見すべてを組み入れることは難しいかもしれない、ある程度行政が主導していかなきゃいかぬところがあるとは思いますけれども、その辺はきちんとまた説明をしていただければいいことでありまして、また、それに対して、また議会として、3月議会においてみんなで議論をして、審議をして、承認する、可決するというような手続をとっていくことになるので、実施計画においては、やはり事前に発表していくべきだと思っております。ですから、どうしても予算承認後でなければいけないという理由をもう少し明確に教えていただきたい。


 それから、地域交流拠点について、当局側は多分理解を得られておるからやっていきたいということだと思うんですね。でも、私もこのことについて、バレー会議等を傍聴させていただいておりますが、バレー会議のメンバーの方々の発言を聞いておりましても、「よし、みんなで盛り上げてやっていこう」というような積極的な意見は聞こえなかったように思っておるんですね。


 さきのバレー会議なんかでは、委員さんの方からは、理事者側が取りまとめたものの発表に終始しているのではと、前もってきちんと資料を提出していただいて考えを述べるような会議にしていってもらわないと困るような、そういうような発言もあったかと思っております。そういうのを聞いておりますと、バレー会議の委員さん自身も半信半疑のようなところがあって、皆で積極的に進めようというような意見はなかったように感じておりますが、いかがでしょうか。


 また、私もいろいろ町民の方に聞いておりますけど、少し参考に意見を述べさせてもらいますけど、全国各地で道の駅などというものがあり、結構繁盛しておる。ドライブの途中で立ち寄ってみるには結構いい施設ではないかと。この交流拠点施設がそれに似たようなものであるならば、それもいいのではないかと。


 ただし、町民の方々が言うには、そうなると、車の誘導ですね。ちょっと寄ってみようかというようなことになると、あの場所でいいのか。田籾線からは少し奥まったところ。交流拠点だけを目指してくるには、それなりの目的があって見える方はいいんでしょうけど、立ち寄ってみようとなると、田籾線だけで大丈夫なのか。瀬戸大府東海線ができてからでいいのではないか、それからつくっていけばいいんじゃないかというような話もありました。


 また、農産物の供給は本当に大丈夫なのか。もっと生産の方で参加してくれる人たちがたくさん参加されるようになってからでもいいのではないか。あと、もっときつい意見になりますと、長久手の農業が本当に成り立つのか。農業自体をきちんと再生してからでないと難しいのではないか。こういうような意見がありました。


 反対の意見としては、まず活躍できる場所がなければ何もできないんじゃないか。100%何もかも整ってからやるというのも大事だけど、ある程度、100%はいかなくても、80%ぐらいの準備ができたなら進めてみればいいじゃないかと、そういうような意見もあったことも事実であります。


 そうしますと、意見も統一されておらない、そういうような状況では、私は町民の理解が得られたとは思っておりませんが、その点について御感想をお聞かせください。


 それから、農業用水堰については、実施計画に載っているんですけど、今まだ工法を検討しているというようなことをおっしゃられました。ということは、来年度はやらないということですか。実施計画に載っておるけど削るということで理解してよろしいでしょうか。


 次に、南保育園、これについては、さきの議会等でいろいろ少し議論があったかと思います。交付金が不交付になってことしは見送ったということで、また、答弁の中には、もし来年度不交付になった場合には、単独でもあり得るというような発言があったかと思います。来年度交付金を得られる見込みというのは本当にあるのでしょうか。どれぐらいあるとお考えなのでしょうか。


 少しでも不可能、得られない可能性があるということであれば、早期に町単独で行う、そういう決断をしてもよいのではないでしょうか。できれば、当初の計画どおり、残り少ないんですけど、今年度じゅうに決断をしていただいて、早く工事に入っていただいて、20年開園ではなく、19年度開園に向けていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。本当に交付金は得られる見込みがあるのでしょうか、お伺いします。


 多くなりますので、この辺で1回目を終わりたいと思います。


○企画課長(福岡久申君) それでは、今4項目御質問をいただいておりますが、そのうちの3項目程度を私の方から答弁させていただきます。


 まず最初の、実施計画の公表時期でございます。予算が決まってからでないといかぬのかということの内容だったと思います。


 これは、先ほど公室長が答弁させていただきましたとおり、まだ流動的な部分があるということの中で公表ができません。ただし、各課の方におきましては、実施計画が予算編成の指針になるということの中で、そうしたものは各課の方にはすべて通知をさせていただいております。しかし、まだ流動的なものがあるということの中で、そうした公表できる資料はできておりませんが、そうした中で、昨年12月の議会の中で同じような質問を受けまして、私どもも検討してまいりましたが、一たん出したものがまた後で変更になるということも、これはいけませんもんですから、そうした中で、やはり議会終了後ということで第1回目の答弁とさせていただいたような次第でございます。


 それと、3番目の、農業用水堰の改修工事ですが、昨年の実施計画の公表の段階では、18年度に準備をして19年度に実施をするということになっていたと思います。ですから、当然そうしたものが必要ということで、担当課の方が検討されて、なお、今後そうしたものを検討して実際に工事等を準備をしていくということでございますので、18年度で実施ということではなかったかと思いますので、この辺、御了解をいただきたいと思います。


 それと、保育園の関係でございますが、これにつきましては、私ども実施計画の担当課の方と協議をさせていただきましたが、今のところ、当然のことながら、国の方の交付金の方も当然要望をしていく。それと、その中で、前からの答弁にもありましたけれども、待機園児等の数も見ながら、これはやっていかなければいかぬということの中で、今のところ18年、19年の2カ年で建設をして、20年開園ということの意見をいただいております。


 そうした中で、待機園児が多くおれば、この交付金というものがもらえなくてもというのは変ですけれども、交付がなくても、それはやはり考えていかなきゃいけないというようなことも聞いておりますので、この辺、そのようなことで、18〜19と工事ということで聞いております。


 以上です。


○建設部長(加藤具己君) 拠点施設につきまして、4点ほど御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。


 まず1点目に、田園バレー会議につきまして御意見といいますか御質問をいただいておりますが、これにつきましては、今後より一層田園バレー会議が意思決定機関としての位置づけを強く出せるよう努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


 それから2点目の、位置でございますけれども、あの場所でいいのかということでございますけれども、議員がおっしゃられましたように、田籾名古屋線、そして将来は瀬戸大府線とあるわけです。それで、拠点施設の整備を計画する中で、皆様がより多く立ち寄っていただけるような計画をしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。


 それから、農産物がそれで集まるかどうかというようなお話だと思いますけれども、これにつきましては、12月15日、福祉の家でファーマーズマーケットとは何かというような講演会を、全国各地で直売場の立ち上げや運営を指導されている方を講師に迎えて、地元農家の皆様を対象としまして行っていきたい、また今後もこのようなものをやっていきたいというふうに思っておりますので、皆様の御協力が得られるよう、また努力をしてまいる所存でございます。


 それから、既存施設である程度やっていけばいいじゃないかという御意見でございますけれども、今年度設計いたしまして、来年度工事、平成19年の計画ということで計画しておるわけですけれども、既存施設のみでの活用では交流拠点の施設としての機能はできないのではないかというふうに考えておりますので、御理解がいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 今、建設部長の方から、バレー会議は意思決定機関だというような発言があったかと思うんですが、本当にそうなんでしょうか。バレー会議を傍聴させていただきましたんですけど、採決をするとか、そういうことはなかったかと思うんですね。私は、本当はここでそれを聞こうと思っておったら先に言われたので、ちょっとびっくりしておるんですけど、本当に意思決定機関ですか。バレー会議のところが意思決定機関であるならば、理解が得られていないと私は思っておるんですよ。この点については、一度きちんと整理していただく必要があると思いますけど、本当に意思決定機関でいいのか、そこは伺いたいと思います。


 それから、保育園の件ですけど、今後の予定のような発言なんですけど、私は交付金が得られる見込みがあるのか、ないのか、その辺をはっきりしてほしいと思いますし、そうでなければ、やはり当初の予定どおりの開園を目指していくべきではないかと思いますけど、もう一度その辺をはっきりしていただきたいと思います。


 それから、第5次総合計画事業の準備に入るということであります。いろいろな市町で新しい手法を取り入れてやっておられますので、この辺はぜひ参考にしていただきたい。住民の考えを伺いながらやっていくということでありますので、住民の方々を積極的に取り入れて、住民の参加を、たくさんの人が参加できるような仕組みを考えていっていただきたいと思います。


 続きまして、公用車の買いかえ事業、また見送るようでございます。十分使える車ですので、使える間は使っていただければいいかと思います。ただ、ここで一つ提言、提案をさせていただきますが、次の買いかえのときは、ぜひ軽四輪でお願いしたい。今の軽四輪は性能いいですので、当町が町外へ出ていくような出張のために使うにも軽四輪で十分ではないかと思っております。


 税金の面も一度お聞きしたいなと思っております。今の公用車、普通車ですと、当然県税の方へ払い込まれているのかどうかというようなこと、その辺はどうなのかなということ。そういうのがもし影響するんであれば、本当に軽四輪の方がいいんじゃないかと思っておりますので、その辺の考え方をお伺いしたいと思います。


 それから、町バス購入事業について、検討した結果、今現在は外部委託を考えていないというような答弁だったと思います。検討の内容について、どういうことを検討したら、結果、外部委託はそぐわないのかということをお聞きしたいと思います。


○町長(加藤梅雄君) 担当部長の方からお答えをさせていただいておりますが、再質をいただきましたので、私からもちょっと補足がてらお答えをさせていただきます。


 第1点の、公表の時期の問題がございますけれども、これは、基本的には総合計画というのが決定されますね。これを決定するまでには、いろいろなプロセスを経て決定します。その上で実施計画というのをつくっていくわけでありますので、これも総合計画に基づいてつくっていくわけですから、いろいろな御意見等を十分お聞きした上で実施計画をつくっておるわけです。もちろん皆様方からの要望もございますね、会派要望も。ですから、そういった過程を経ておりますので、この時期に、予算の前に、やはり議会制民主主義をとっている中で、具体的なことを公表するということはちょっとできないというふうに思っております。


 それから、地域交流拠点事業の場所の問題等ございましたが、これは、長久手温泉株式会社の温泉事業部と、それからアグリ事業部と、その会社の中で経営から運営をしていくということでございますし、あそこに温泉事業の拠点をつくっておりますので、私はあそこ以外はほかに考えておりません。


 それから、田園バレー会議が意思決定機関かどうかというお話がありましたが、これはちょっと、部長の言った意思決定機関というのがどういう意味か、ちょっと違う方向で言っておられるかもわかりませんが、決定機関ではございません。


 これはあくまで、今「市ござらっせ」をやっておりますね。そのメンバーの方が主体でありまして、田園バレー事業はまさに町の基幹的な事業でございまして、もう既に5年前から粛々とこの計画を進めております。そこへ博覧会も来たというようなことで、若干ことしはサテライト会場として使ったということもございますし、博覧会という大きなビッグプロジェクトがありましたので、そちらの方へ集中したわけですが、それは以前から計画をしておることですし、また、博覧会の理念が「自然の叡智」でございますので、ちょうどこの長久手町の田園バレー事業を推進するのに、追い風といいますか、「自然の叡智」の理念を継承していくのに非常にいい事業であるというふうに、これは結果論で言えるわけでありますけれども、それは前々から計画しておることですので、推進していきたいという、これは町の事業として議会にもいろいろお話をさせていただいております。


 「市ござらっせ」の附属機関といいますか、田園バレーのすべてをあそこで検討するというところでもございませんので、ちょっと意思決定機関ではないというふうに私は言っておきます。


 それから、保育園の問題ですけれども、これは、ことしは交付金がなかったということで見送らせていただいた。その理由は、まだそこまで、今の保育園で対応できるという判断でございましたが、来年度はどうなるかということは、まだ今保育園関係で受け付けておると思いますけれども、私どもの方針としましては、来年度は建設していきたいという方向で進めております。したがいまして、交付金をぜひ国の方からいただくように、厚労省に今から積極的に陳情等を重ねて努力してまいりたいと思っております。


 つかなかった場合はどうなるかということでありますが、つかなかった場合でも、保育の需要がそのようになってくれば、これはつくらざるを得ないというふうに思っております。これはつくに越したことはない。8,000万円ぐらいの補助がありますので、最大限に努力していきたいと思っております。


 それから、公用車につきましては、できるだけ少なくしていこうという方針も、私としては考えておりまして、今使えるものは使っていこう、しかし、なるべく減らしていこうと。必要なものは必要なんですが、リニモも開通したことでございますので、そういう点も考えておるところでございます。


 以上であります。


○企画課長(福岡久申君) それではあと、総合計画の関係は、議員御指摘のとおりですけれども、今回、先ほども公室長が申しましたが、住民意識調査等をしながら、住民の御意見をお伺いしながら進めていこうと考えておりますので、各市町の状況も見させていただきながら、町民の皆様方の御意見を伺いながら策定を考えていきたいと考えております。


 それと、公用車の件は、今町長が申し上げましたとおりで、実施計画の中では、普通車ではなくて軽自動車でどうかということも提案をさせていただいておりますので、数を減らしながら、必要であれば軽四の方の導入も考えていこうと。


 税に関しましては、自動車税はかかっておりません。重量税等がかかります。この辺でも当然、費用的なものも安くなっていくということになると思います。


 それから、バスの検討でございますが、これも、実施計画の中でいろいろ論議をさせていただきまして、いろんな方面での検討をしていただきました。例えば、すべてバスの運転手も全部委託をしたらどうだ、あるいは、バスを購入して運転を委託したらどうだというようなことも、いろんな方面で検討をしていただきましたが、今は実際157件、年間で申請があるそうでございまして、その157件を先ほど申しました案で計算をしますと、購入をして今の運転手が運転をするという行為が一番安く上がるということの中で、このバスの購入ということが、申請があったということでございます。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 町長がバレー会議は意思決定機関ではないという、その前にいろいろ言われたんですけど、ちょっと意味がよくわからなかったんですけど、じゃ、バレー会議で何を決めて、何をしていこうということなんでしょうか。バレー会議で意見を取りまとめて、町長に答申していくという形をとっておるのかということですね。じゃ、バレー会議の意義は何なのか、ちょっと不明確な気がしておるんですね。


 意思決定というのは、これはやっぱり町長がやっていくことだとは思うんですけど、バレー会議でまとめた意見を答申という形で出しておるのか。私はそういうところがあったとも聞いてはおりませんけど、もう少し、そういうふうであるなら、反対にバレー会議にもう少し権限を与えてあげた方がいいのではないか、バレー会議の意見がもっと活発になるのではないかと思っておりますが、もう一度バレー会議の位置づけについて御説明いただきたいと思います。


 保育園の件は、どうしてももう一度補助金の交付申請をしていきたいということでありますが、本当に町長、これは情勢を見きわめて、早い決断をしていただきたいと思っております。


 それから、町バスのことなんですけど、今年間157件の利用があって、それを検討すると、購入して自前でやっていった方がいいというような結論に達したということでありますので、その辺の金額的なところですね。外部委託した場合、自前でやる場合、後で結構ですので、資料をいただきたいと思います。


 1点、いろんな団体の人からお聞きするところでは、バスの利用について、利用しづらいと。いろいろ規定があったり、反対に、1台しかないから大人数の場合にはとてもじゃないけど対応できないということがあると思うんですね。だったら、そういう点では、本当に外部に委託して、この日は2台持ってきてくださいとやった方がいいと思うんです。そういう、サービスというんですか、利用しづらいだとか、そういう意見が聞こえてくると、本当にいいのかと思いますので、その辺については、よく使っていただく団体等の意見を聞いていただいて、購入までにもう一度やっぱりきちんと検討していただきたいと思います。


 利用しづらいというような意見があるということについては承知しているのか、承知していないのか。もし承知しているんだったら、どういう対策があるのか、お聞かせ願いたいと思います。


○町長(加藤梅雄君) 田園バレー会議は、先ほど申し上げましたように、意思決定機関ではない。ということは、田園バレーという名前を使ってはおりますが、ほとんどメンバーは「市ござらっせ」のメンバーでやっていらっしゃって、田園バレー会議の一事業でありますので、いろんな参考意見は述べていただいておりますが、本体を田園バレー会議の中でいろいろお決めいただくとか、それはちょっと、自主的にあの会議は成り立ってきましたので、町長が委嘱しているわけでも何でもありませんので、ちょっと意味を取り違えていらっしゃるんじゃないかなと思います。あくまで附属機関だというふうに思っていただけば結構だと思います。


○企画課長(福岡久申君) 町バスを利用される方の、利用しやすい、しにくいというお話です。


 これも実施計画のときに私どもが聞いた部分でございますが、当然、町バスが利用できますのは、いわゆる町で置く委員会ですとか、あるいはその諮問機関が、行事、調査、あるいは視察、研修をするために利用するという項目が利用の範囲ですけれども、こうしたものの中で運用している。


 ですから、通常の観光バスとか、そういう利用の方法はさせていないということですので、この辺がどのようか、今御質問の中で利用された方がしにくいということですが、この辺のことをちょっと私つかんでおりませんので、この辺のことはきちっと申し添えまして、きちっとその辺のことはもちろん対応させていかなきゃいけないと思っておりますので、ちょっとその辺は御理解をいただきたいと思います。


○議長(青山作市君) 南保育園の交付金がつかなくても、その辺の決断をして進めていくかというようなことを言われたようですが。


         [「先ほどお答えしましたよ」と呼ぶ者あり]


○議長(青山作市君) いいですか。


          [「はい。要望として」と呼ぶ者あり]


○議長(青山作市君) では、次の項目の質問を許します。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 続きまして2項目め、生ごみ対策について2点お伺いいたします。


 万博が終わりましたので、当然万博の理念というものを継承していかなければいかぬというようなことになっていくかと思います。環境を守る、よくしていこうということは、大変大事なことではないかと考えます。


 その中で、ごみをどうするか。分別を徹底し、限りある資源を大切にするため、積極的に再資源化に活用する。また、最終処理について、焼却処分、埋め立て等が行われておりますが、施設整備費、運転費の削減、そういうことについても努めていかなければいかぬ。そういう観点からごみの減量について努力されていると思いますが、さらなる対策は考えられておるのか、お伺いしたいと思います。


 2点目としまして、カラスや野犬等によるごみ散乱の状況について、どのように認識されているのか。対策はどのようか、お伺いしたいと思います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、伊藤議員のごみ対策についてお答えをいたします。


 まず1点目の、ごみの減量の対策でありますが、分別の推進が大変重要な課題だと考えております。これまで分別収集は、資源化を進める形で平成7年3月から、瓶、缶の全域での開始、その後、ペットボトル、古紙、プラスチック容器、包装容器ですね、それから古着、古布と拡大をしてまいりました。


 現在、燃えるごみを見てみますと、そのごみの中に多くの紙ごみが入っております。担当の方で調べると、3割程度あるというふうに理解をしているようであります。この混入ごみにつきまして、混入している紙類を、今後、分別をできるような形で何とかPRをして、少しでも生ごみを減らしていきたいなということを今取り組んでいこうということで考えております。


 次の、2点目の御質問です。これはごみの排出のタイミング等も重要な関係があると思いますけど、一部前日夜ごみを出される方もあるわけであります。私ども、原則的には収集日の朝8時半ごろに出していただくのが一番いいというふうにお願いをしておるところであります。


 そういったことでありまして、ところが、収集の方も多少、ごみの量とか交通事情によって、どうしても集めるまでの時間があいてくるわけであります。そういった点から、一定時間放置状況にすることもありますが、私どもとしては、まず、決められた時間にごみを出していただくことをお願いしていくということが必要だというふうに思っております。


 それと、私ども路線収集でやっております関係上、現状では、各出される方が御自分たちの努力で対策をとっていただくことをお願いしたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) ごみの散乱について、今の答弁ですと、地元の人というんですか、住民の方の方で何とかお願いしたいというようなことがあったかと、そういうニュアンスなのかなと思っておりますが、確かに収集していただくんですけど、カラスなのか、野犬なのか、あれなんですけど、一部のところでは毎回のように生ごみが散乱して、ある程度のものは拾っていっていただけますけど、どうしてもひどくなっている。それが前日から出すからなのかどうかということなんですけど、でも、それをそのままにしておくということはどうかなと思っておるんですね。


 ですから、その後どういうふうに片づけたらいいのか。当然、路線集配ですから関係する住民の方でいいんですけど、地区によっては、集合というんですか、1カ所に集めてやっているところがあると思うんです、路線に接していないようなところのごみが大量に出されてですね。そういうところなんかは、じゃ、だれの責任だということで、少し問題になっておりますので、そういう点も含めて、町の方でやれというわけじゃないんですけど、啓発活動が大変重要になってくると思いますので、何とかお願いしたいと思っておるんです。


 それから、過去、予算委員会だったと思うんですけど、黄色のごみ袋をカラス対策として研究、検討してみてはどうかということを申し上げた記憶があるんです。そのときには、一度検討してみたいというような話だったんですけど、黄色のごみ袋について、導入に向けて検討された内容をお聞かせ願いたいと思います。


 それから、地域によってはカラスネットというのを地区の方々が自前で導入されておるんですけど、過日、テレビの報道でそういう特集番組をやっておったんですけど、カラスが生ごみを荒らすときには、半透明の袋から中を見分ける力があると、それで、中に食べ物になるものがあると引きずり出して食べると、そういうような特集番組でありました。


 そこの中で、カラスネットも有効ではあるんですけど、カラスは、なれてくるとこれをめくってしまうというような、そこまで知恵があるんだというところを見ますと、暗にネットを買って、それを地区住民の方が一生懸命やってみえるんですけど、正しい使い方をきちんと教えてあげる必要があるんじゃないかと思うんですが、この辺については、カラスネットを推奨していくのかということ。また、これについて助成等は考えているのか、あくまで地域任せなのか、その辺についてお伺いしたいと思います。


 これは、盗難等も結構あるそうなんですよ。せっかく用意してあるというんですけど、なかなか自宅の中までは片づけられないもんですから、道路端に用意しておるんですけど、盗難等もあるなんていうこともあるそうです。きちんとした正しい使い方その他、そういうことをきちんと広報してあげる必要があるんじゃないかと思っておるんですが、その点について。


 それから、いろいろ収集のタイミング等、量が多い場合には時間がおくれるようなことがあるけど、8時半までに出してくれということだったんですけど、午後から収集のあるようなところも結構多くあると思うんですね。その辺は、生ごみはなるべく早く片づけていただいた方がいいのではないかと思うんですけど、なかなか仕事量をふやすというわけにはいかないのかもしれませんけど、委託先が検討されるのであれば、委託先をふやして、午前中にすべて回収できるような方法を検討すべきじゃないかと思っておるんですが、いかがでしょうか。


 とりあえずその辺をお願いしたいと思います。


○民生部長(青山宏君) たくさん項目がありますので。


 まず、カラスまたは犬、猫によって散乱したごみの収集の問題であります。


 これについては、もう少し後の収集の仕方の問題ですね。これにつきましては、なかなか短時間で収集というと、どうしても制約がありまして、十分行き届かない点はあるかと思いますけど、大きな問題があるということであれば、一度指導の方もしていっていいかなというふうに思っていますので、もしか具体的な例があれば、こんなようであるということを教えていただければ、また御相談に乗りたいなというふうに思います。


 それと、黄色いごみ袋の話であります。


 黄色いごみ袋の問題につきましては、よそでいろいろ、瀬戸も一部取り入れたということを聞いておりますけれども、やはり中が見えるということがやっぱり一つの原因だそうですね。やはり時間がたつと荒らされているという現状があるようであります。それと、コストの問題もありますので、今はちょっと導入の方については見合わせておるというところが現状であります。


 それともう一つは、やはり中が見えなくなるような状態というのは、今も半透明にして、中が少しわかるようにしてやっています。やはり今後の分別とかいろんなことを考えていきますと、中が見えないごみ袋、カラス対策にはいいかもわかりませんけど、これについては少し抵抗がありますので、現状でというふうに、そういう点から考えておるところであります。


 それから、ネットであります。


 先ほどネットの補助等のことも含めてでありますけれども、私ども、御存じのように、個別で適宜置いてあるものを収集していくというやり方をしておりますので、どうしてもごみネットを配布するということになると、すべての家庭にという話になってきます。そういう点でできないということであります。これが仮に、地域で大きくまとめていただくような話があれば、これはまた、そういった状況が出てくれば、補助等についても検討していく必要があるかなというふうには理解をしております。


 現状の段階におきましては、路線でやっているところでありますので、今の段階では補助は考えておりませんけど、もしか地域でまとまるということであれば、そういったことも含めた検討というのが必要かなというふうに思います。


 それと、ネットについて、なれてくるとカラスがめくって持っていくんだという話もあります。こういった問題につきましては、住民からもしやネットのことで使い勝手の御相談があるようであれば、私どもも相談に乗っていきたいなというふうに思っておりますので、また担当の方へお尋ねいただければと思います。


 それと、収集のタイミングの問題であります。もっとも、朝8時半に出せと言っておいて、お前らは午後から来るんじゃないかという意見もたくさんあるわけでありますけど、限られた人数で多くの地域を回っていきますので、どうしても収集には時間がかかっております。


 そういう点で御辛抱をいただいているわけでありますが、これを朝、午前中にすべて収集するということになりますと、単純に考えても今の倍の人員が要るということになってきます。これは、コストとサービスとの兼ね合いだと思っております。それが許されることであれば一番いいかなと思っていますけれども、現状ではそれはちょっとできないかなというふうに思っておりますので、現状を御理解いただきたいということでございます。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 時間がなくなってきましたので、最後にしたいと思います。


 黄色のごみ袋の件で、コストがかかるというような話があったんですけど、東京都杉並区で、これは試験的だったかどうかちょっと確認できませんでしたけど、導入に向けてということで、ごみ袋の値段の方が出ておったんです。10枚入り45リットル袋で260円、10枚入り30リットル袋で200円ということです。うちのL袋で、10枚入りで150円でしたかね。その辺に比べて、これぐらいのコストが高いと思うか、高くないと思うか、それを聞きたいと思います。


 それから、カラスネットの補助の件ですが、地域でまとまればということでありました。これも東京の方の日野市だったかと思うんですが、団地だとか、そういうところに限り助成制度があるということでありますので、これはぜひ研究していただきたいなと思っております。


 黄色のごみ袋のコストがかかるというところ、今の値段を聞いてどう思われるのかだけお伺いしたいと思います。


○民生部長(青山宏君) 長久手町で150円、東京で260円ということであります。


 私ども、売る立場でありますので、買われる方がどう理解されるかということになると思いますけれども、仮に本当に効果があるとすれば、その程度はという気もしないわけではありません。


 ただ、一般的にここで言っているごみ袋の価格といいますのは、販売をしている価格ということでありますので、必ずしも製造原価がこういうふうではないというふうに思うわけであります。ちょっとこの資料が正確かどうかわかりませんけれども、私どもが担当課からもらった資料によりますと、1枚当たり60円ぐらいかかるということを言っておりますので、そんな費用であればとてもできることじゃないなというふうには思っております。ただ、販売価格としては、1枚60円であっても10円で売ることは可能ですけど、これは町が逆ざやで出さなきゃいかぬことになるわけであります。


 そういうことでありますので、引き続き検討はさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 3回目はいいですか。はい。


 これをもって伊藤祐司議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午前10時57分休憩


            ──────────────


               午前11時05分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、吉田ひでき議員の個人質問の発言を許します。1番吉田ひでき議員。


           [1番 吉田ひでき君質問席登壇]


○1番(吉田ひでき君) 提出いたしました発言通告書に沿って質問をいたします。答弁はゆっくりはっきりと、わかりやすくお願いします。


 1項目め、本町の行政施策は住民意見を無視して進められますかということをお尋ねします。


 「愛・地球博」期間中は、町長、職員の皆さんには大変御苦労をいただきましたことを感謝いたします。町内での大きな事件、事故もなく万博が過ぎましたことは、職員皆さんの見えない御努力をいただいていたからだと思います。本当にお疲れさまでした。加藤町長には、「自然の叡智」、環境万博と、環境や自然をメーンテーマにした博覧会がこの町で開催されますことを千載一遇のチャンスと、張り切って町内各地でお話をされていました。「もったいない」という言葉も、自然環境の大切さも、十分住民皆さんの心に伝わったと思います。お疲れさまでした。


 しかし、大変残念ですが、万博が終了と同時に、新設小学校予定地内にあった古くからの樹木は、3日もかからずに切り倒されてしまいました。私は、この2年半の議員活動を通して大変心配をしていたことがあります。この町の施策は、住民の要望や意見には聞く耳を余り持たれない。職員の提案や意見も聞かない。住民の税は簡単に消えていく。職員も使い捨てられていく。住民や職員のまちづくりの思いとはずれ、冷たい施策方針が続くのではないかと心配をしておりました。これ以上住民の意見も聞かずに今ある大切なものや人を生かすことが下手なまちづくりが進められるようでは、時代おくれの町になっていってしまいます。住民の皆さんにとっては、もったいなくてたまりません。


 先日、新聞2社にも大きく取り上げられました件は、その典型ではないでしょうか。南部地区小学校予定地内に現存していた雑木林の保全要望には、6,515名にも及ぶ署名が集められていました。この学校の新設小学校検討委員会には樹木の伐採の決行は前もって告げられることもなく始められたようでありましたので、この場をおかりしてお伺いします。


 1、南部区画整理組合からの環境博の理念の継承との雑木林保全の提案は、町にどのような内容で伝えられていたのでしょうか。


 2、住民公募もされた検討委員会の構成はどのような方々でありましたか。


 3、伐採は22日より始められていました。検討委員会の委員長と各委員の方々全員に伐採の決行を伝えられたのはいつでしょうか。また、その前に区画整理組合に伐採の指示を出された日付はいつだったでしょうか。


 4、委員は住民公募もされているはずです。少子・高齢時代に向かう教育、福祉、町長が進められます田園バレー構想など、環境、自然に関係する施策などは、住民皆さんの意見、提案が今後ますます重要になってきます。このように、委員会や住民を軽視されるような対応では、本町の町政、行政は今後信頼されないと思います。どのように考えておられるのでしょうか。


 以上をまずお尋ねします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育部長。


            [教育部長 山田幸弘君登壇]


○教育部長(山田幸弘君) それでは、吉田ひでき議員から4点ほど質問をいただきましたので、順次答弁をさせていただきたいと思います。


 まず1点目であります。南部土地区画整理組合からの雑木林の保存の正式な提案は受けておりません。


 それから2点目です。建設検討委員会の委員構成は、小学校長及び教諭各1名、町PTA連絡協議会会長、社会教育委員長、学識経験者2名、公募の委員2名、計8名で構成をされております。


 それから3点目、検討委員会への連絡は、11月22日、区画整理組合にお願いしたのは11月2日であります。


 それから4点目ですが、住民の参加、参画は今後も進めていき、信頼される行政を目指していきたいと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 今の1点目の、正式ではないが、そうしましたら、どのようなお話があったかということをまず1点つけ加えさせていただきまして、再質問を。たくさんありますので、教育長、答弁漏れのないように、ちゃんとメモをしていただきたいと思います。青山教育長に7点お尋ねします。


 提出されましたプロポーザルの関係は何社ありましたか。それと先ほどの、正式でない提案をお聞きしたいです。


 それと2点目が、そのプロポーザルの提案の中に何社樹木を残す提案があったでしょうかということを2点目とします。


 3点目が、残っていた自然はまだまだ生かせると言われる専門家の方もおられました。片や、伐採をして新しく植栽をした方がいいという専門家もおられました。ここでお尋ねしたいのが、行政は、このようなときに、両方の意見を聞いて、両案のプラスの面、マイナスの面をフェアに住民に伝えることが行政本来の仕事ではないかと思いますが、教育長はそのようには思われないでしょうか。


 次は4点目、「21世紀の森づくりシンポジウム」で、伐採した校庭に新たに植樹する方針を発表した。そのことで住民の理解が得られたと判断した。検討委員会は校舎の検討をするもので、雑木林の問題は関係なく、ないがしろにしたつもりはないと、先日私が教育長室へお邪魔しましたときに、伐採した日ですが、そう言われました。新聞にもそのように、毎日新聞に書かれていますが、今もそのことは変わっていないのでしょうか。


 5点目、検討委員会の委員の皆さんに、あなたたちは校舎のことだけを考えればよいからと、その委員会の一番初めに伝えられてありましたか。


 6点目、先日、委員長さんにお話をお聞きしようと連絡を入れましたら、委員長はお忙しくて、問い合わせも多くあり、教育課の方で質問はお答えしますと、折り返しの連絡が教育課の方からありました。これは委員長に何か圧力をかけられているのでしょうかということをお尋ねしたいです。


 それと7点目、最近の行政や企業の社会問題は、子供たちには手本として見せられないような状況にあると思います。大人たちの無責任な責任転嫁ばかりの世の中で、子供たちにも大きく影響を与えると私は思っていますが、長く教育現場で活躍されました青山教育長にお尋ねしますけど、切り倒された樹木の切り株ですね、生きていた木々の年輪を教育長は見にいかれましたか。


 それと、ついでにお尋ねします。大人の責任って何ですかと、青山先生、子供たちに尋ねられたら、教育長はどのようにお答えをされますか。


 まず以上をお願いします。


○教育部長(山田幸弘君) まず1点目の……。


     [「教育長に答えてもらわないかんじゃないか」と呼ぶ者あり]


○教育部長(山田幸弘君) (続)私の方から答弁をさせていただきます。


 先ほど正式なということを申し上げましたが、平成15年だったと思いますが、今の都市整備課からの情報で、そういう考えがあるというようなことを教育委員会の方が聞いたということが1件と、それから平成16年に、組合の理事さんが3名見えまして、雑木林を残せないだろうかということはお聞きをしました。しかしながら、それは、理事長さんといいますか南部区画整理組合の正式な機関意思が決定された要望というふうには、私の方は認識をしておりませんでしたので、先ほどのような答弁をさせていただきました。


 その2点については、いずれも後日、教育委員会は当初から雑木林は伐採をし、平地の造成でということが決まっておりましたので、その旨、組合の方へ返事をさせていただいたということでございます。


 それから、プロポーザルの件につきましては、今、審査会は28日に済みましたけれども、まだ報告書が調整中でありますので、ちょっとここでのお答えは差し控えさせていただきたいと思います。


 それから3点目、残す、残さないということの両方を検討すべきではないかということであったと思いますが、御存じのように、宮脇先生というのは世界的な権威でもありますし、そういう方の御意見を尊重して、シンポジウムで雑木林を伐採をし再生緑化をする、要は本物の森をつくるというようなことで、先ほども議員言われましたように、一定の理解が得られたというようなことで事務を進めたわけでございます。これは4番にも関係すると思いますので、4番は飛ばします。


 それから、確かに検討委員会の方の要綱に、新設小学校の建設認可から設計において必要な事項を審議、決定するということで、明確なこれというようなことは言っておりませんけれども、委員会の話題というか意見の中には、雑木林を残したらどうかというような意見もあったことは記憶しております。


 6番目の、委員長に圧力をかけたのではないかという御質問ですが、それは、そういうことはございません。委員長をお願いしておる方は大学で授業を持ってみえますので、電話が結構何本か入って授業に差しさわりがあるので、そういうことについては、以下、学校教育課の方でというお話があったので、学校教育課の方へ電話がかかってきたということでございます。


 株については……。


     [「その点は教育長にお尋ねしたいんですけど」と呼ぶ者あり]


○教育長(青山安宏君) 雑木林を、というよりもコナラの木を切って、その後の年輪、株を見にいったことはありません。結構太い木であることは承知しております。


 それからもう1点、大人の責任をどう思うかということでしたが、子供を一人前に育てて社会で貢献ができるようにするのが大人の責任だと思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) そうしますと、先ほどの新聞に言われたことは今も変わっていないということでよろしいですね。あと、委員会の方に最初にもそのように伝えていないということで確認させていただきます。


 そうしましたら、再々質問で、私は、大人の責任といいますのは、まず1番に大人が子供たちにうそをつかないことだと思うんですけど、この町の行政はどうもうそが多いようです。こども塾の委員の方からも苦情が届いております。町内で聞く言葉では、伐採の件について住民の皆さんは理解はされていません。プロポーザルの提案は、樹木を残す案があったようですが、今は話せないということでした。あったならあったで、何件ぐらいあったかぐらい、新聞には幾つかあったと出ていますので、出してもいいと思います。


 あと、検討委員会の丹羽委員長が、毎日新聞23日の朝刊に、「伐採なんて全然聞いていない。雑木林のことも含め、学校像を検討委員で判断すると認識している。これでは検討委員も紛糾する。町に話を聞いて対応を考えたい」、中日新聞25日の朝刊では、「住民に同意を得た上で方針を決めたいと考えていたので、伐採は想定外。今後の委員会運営も難しくなる」と話されていますから、委員会も理解されていない状況だと思います。


 住民の方々にも委員会にも信頼されないような行政と今なっていると思いますが、「切っちまったで植えなしようがないがや」と言って、私たち議員がこの関係予算を簡単に了承していっていいのかと心配します。私は、「自然の叡智」とは、今限りある大切な自然の恵みをこれからの時代の子供たちと一緒に大人が守り引き継いでいくこと、その自然の中から楽しさや優しさを学んでいくことだと思います。今生きているものを殺し、なくし、新しい代替のものを子供たちに与えればよしとすることでは決してないと思います。


 加藤町長に2点ほど御質問します。


 加藤町長の選挙で得られた得票数よりも、もしかしますと署名の数は多いのではないかと思います。この独裁的と言ったら失礼かもしれませんが、長期権力の保持からの時代錯誤なまちづくりを、今後も住民の意見を聞かれない町政を進められるおつもりなのでしょうか、お答え願えますか。


 それともう1点、加藤町長、千載一遇に得た町長の「自然の叡智」というものは何ですか、一遍お聞きしたいです。御答弁願います。


○町長(加藤梅雄君) 今の御質問は全く一方的な考え方で物を申されていて、客観性がちょっとないというふうに思います。それでは申し上げます。


 私は、行政執行者の一番の責任者といたしまして、教育委員会がありますね。で、教育委員会の中でもう既に、昨年でしたか、ちょっと日付は記憶にありませんが、伐採するということはもう委員会の中で決まっている点です。


 教育のことですから、すべて教育委員会の中でいろいろ論議されてきているんですが、確かに6,000名有余の伐採に対する陳情がございました。だから私は、教育長にも言いました、これは無視できませんよと。だから住民に、それは合意というと難しいんですけれども、しかるべき御理解をいただく必要があるということで話もしました。


 問題は、既に学校は生徒であふれてくると。ですから、どうしても平成20年開校を目指さなきゃいけないという決定的な条件があるわけです。で、面積は限られていますね。2ヘクタールだったかな。その中で果たして学校が、そういうコナラの、私も見にいきましたが、非常に段差がありまして、あの段差をなくすることを考えて校舎のレイアウトをしなきゃなりませんので……。


        [「もっと短くお願いします」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)ちょっと聞いてください。重要なことですから。


 できないんですよ、どう考えても。だから、それならば、かわるべきものとしてどうしたらいいかということで、世界的に有名な宮脇先生に御相談して、先生からもあそこへ集まってきた皆様にそれなりのお話をしていただいたんです。そのときに、いろいろ陳情をされた方と私も終わってから直接お会いして、ちゃんと理解をいただいておるんです。


 それで、私どもとしましては、これからの森づくりというのは、今は地震が揺するとか、いろいろな自然災害が予測されます。神戸のあの大震災のときに、学校というのは避難所になりますね。それで、残っているのは、周辺を緑化した学校なんです。それは空撮でやっていますから、よくわかっているんです。あなたの言われるような一方的な論議というのはおかしいと思うんですよ。何でもかんでも、町がやっていることはむちゃくちゃやっているようなことをおっしゃるけど、とんでもない論議だ。私どもは真剣に、ならば子供たちの夢をかなえなければいかぬと。


 「自然の叡智」がわかりませんか、一々私が言わなきゃ。自然を残していこう、自然を大切にしていこうという、子供にもそういう教育をする。一緒に物を考えようということは大事なことです。


 ですから今回、まず整地をしなきゃいかぬ。綿のようなところに校舎はできませんから、一日も早く整地をして、そして、できるところから緑化しようと。それも、みんなでやりましょうと。子供も、PTAのお母さんたちも、町民も、参加する人は500人でも1,000人でもいいんですよ。参加していただきましょうと。そうした上で、子供たちも、そこへ通う学校の周辺に植えた木をみんなで育てていこうと。


 学校は必ず6年生で卒業していきますね。これが5年、6年たって、皆さん方が一生懸命自分たちで植えた木を育てていく。それで、どんどん森が育って、10年たったら立派な森になる。


      [「もういいです。わかりました。はい」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)だから、あなたがおっしゃるように、一方的に何でもかんでも行政批判で、今おっしゃるようなことは実際あり得ないことですから、その辺を、知らない人が聞いたら本当かなと思っちゃいますから、訂正して、きちっとしたことをしてもらわなきゃ困りますよ、逆に私の方から。


 以上です。


○教育部長(山田幸弘君) 先ほど吉田議員が雑木林の件を検討委員会に話していないというような認識で少しお話しになりましたが、そういうことではなくて、雑木林の件につきましては、現地も委員会の委員さんには見ていただいておりますし、そういうものがあるということについては十分委員さんは認識をしてみえるということでありますので、よろしくお願いをいたします。


 それから、確かに検討委員会に連絡したのが22日でありますので、その点については、もう少し早く伝えるべきであったというふうに反省をしております。


 よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○1番(吉田ひでき君) ありません。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 先ほどとはまた別なんですけど、同じようなことになりまして申しわけありませんが、住民の血税と本町の施策についてお尋ねします。


 17年度当初予算に国際博関連環境活動事業として、万博記念の森事業が1,411万4,000円で予算計上されております。今回の補正予算案第4号には、新たに学校管理費へ万博記念事業命の森づくり事業費として2,115万5,000円が提案されました。


 私たち住民はばかにされているんでしょうか。何でも通る議会だから補正を出せ出せと。最近、当初予算で認定された予算であっても、職員の皆さんの労務環境を絞り上げ、予算を余らせるように指示が出されているようです。契約業者の方々には、厳しい予算状況が示されてもいます。


 ところが、一方では、現存する自然をあえて伐採し、住民の貴重な血税を森づくりばかりに予算投入される現実があります。そして、その事業は昔から、先ほど言われました大学の教授ですね、知人関係である方、森づくりばかりにでもあります。本町の現在の施策方針を私は住民の代表として心配します。住民の皆さんにとってとても危険ななれ合いの町政になっているのではないでしょうか。心配ですから、再度また、町長お怒りになるかもわかりませんが、お尋ねします。


 命の森づくり計画をなぜ当初予算に入れられなかったのか、理由をお願いします。


 二つ目、このシンポジウムの起案の日付、決裁の完結日はいつですか。


 先ほどのシンポジウムの予算は、急の流用で対応されております。この予算は、85万9,950円のこの内訳はどのような内容でしょうか。


 4点目、シンポジウムに先駆けての調査の予算も流用されて、31万5,000円の旅費と調査費の関係経費が使われています。この大学教授以外のほかの専門分野の方には全然調査依頼はされなかったのでしょうか。


 それと5点目、万博開催地らしく、住民力や「自然の叡智」が生かされるような町内の造園や土木業者の方々と住民も参加した、ひざを交えて時間をかけた子供たちの森づくりを企画するような施策力や知恵や思いは、本町の学校教育課にはないのですか。この施策は教育長の考えで、トップダウンの指示で進められましたか。


 以上をお尋ねします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育部長。


            [教育部長 山田幸弘君登壇]


○教育部長(山田幸弘君) 引き続きまして、5点ほど質問をいただきましたので、答弁をさせていただきます。


 植樹による森づくりを進める計画にあわせ、愛知県から県民のつどい、いわゆるメモリアルイベントの開催に係る協力要請もあったことから、3月に万博記念事業として実施することにしましたので、補正予算を計上させていただいたわけであります。


 それから、森づくりシンポジウムの起案日、完結日はということであります。起案日は6月24日、完結日は7月4日であります。


 それから、シンポジウムで流用した額85万9,950円の内訳でありますが、講師の派遣委託が68万2,500円、会場設営委託が11万1,300円、印刷費が6万6,150円、以上であります。


 それから4点目、他の業者にとか他の先生にということでありますが、それは依頼しておりません。


 それから、5点目ですが、御存じのように、宮脇先生は横浜国立大学の名誉教授でございます。森づくりにつきましては、実績に基づいた方式でありまして、万博の理念にも合致し、日本古来の森の再生により、小動物の生息などが可能になり、子供が学校において観察や自然の大切さなどを学ぶことができると思われます。


 教育委員会の施策として、住民参加で行ったシンポジウムや、今後の命の森づくりには、住民の方々の参加、参画を考えていきたいと考えております。よろしく御理解賜りたいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 教育長にお尋ねしますので、教育長、答えていただきたいと思います。4点お願いします。


 シンポジウムの事業費の予算の講師派遣の委託費に、先ほど68万2,500円とあります。この講師の方は有名な方で、先ほど町長も言ってみえたんですけど、町長とずっと仲がよかったようなんですが、それは御存じでしたかということがまず1点。


 町長の選挙のときの後援会のしおりに、ぺったりと仲のいいお写真が撮られて、しおりの方に載っているんですけど、こういう事業を進められるときに、こういう関係で2,000万円を超えるといいますか、皆さんの血税の事業といいますか、当初予算も合わせると3,000万円も超えていく森づくりの計画になっていきますが、このお二人のような関係でも、こういう事業を展開するのを心配もされないんでしょうかということをお尋ねしたいです。


 それと、3点目が、本町の職員の皆さんは教育長を初め高学歴の方ばかりで、すぐれたプロフェッショナルの集まりの方ばかりだと私は信じていましたが、やはりいろんな施策で町は大学の先生なんかの知恵をかりて進める施策が多いんですけど、住民の方々は何のために血税を、高額な人件費を払うのでしょうか。樹木を切ってしまってなくしたところに木を植えるだけの施策なら、頭を使わなくても、1晩考えなくても私でもできると思うんです。


 そのように難しい試験を皆さん通られて、経験ある知識をお持ちの方々が適材適所に職員が配置されているのではないかと私は思っていました。でも、本当は皆さん能力を持ってみえて、それが発揮できないだけじゃないんでしょうか。いいですか、教育長、大切な職員さんの能力を活用できないようでは宝の持ちぐされではないかと思いますが、そのように本町の教育のトップとして教育長は思われませんか、まず答弁をお願いします。


○教育長(青山安宏君) 最初に、宮脇先生と町長の御関係なんですが、仲のいい友達という、そういうことは承知しておりません。宮脇さんは、町長が自治大学校でお教えいただいた先生であることは承知しておりましたけれども、いつでもしょっちゅういろんなところでお会いして、いろんなことを語り合うという、そういう友達関係ということは承知をしておりません。


 それから、町長の選挙のときのしおりのことについては、全然そんなつもりはありません。


 それから、職員の関係なんですが、私どもも何でもかんでもオールマイティではありません。教育については、一応その専門職でありますから、一応スペシャリティと思っておりますが、何から何まで全部できるわけではありませんので、その補完をするということでいろんな専門の方の力をかりるということは、教育だけではなくて、その場その場でもいろいろあるんではないかなというぐあいに思います。中で全部できればいいわけなんですが、なかなかそういうこともできないと思います。


 それから、森を伐採したということでいろいろ御質問をいただいてはいるわけなんですが、あれだけのものを、今現状を見にいっていただくとよくわかると思いますが、非常に高低差があるというところだと思います。きっと伐採した後を見にいっていただきましたよね。


            [「行きました」と呼ぶ者あり]


○教育長(青山安宏君) (続)行っていただきましたか。非常に高いところと低いところがあるということは御存じだと思いますが、造成をして早く校舎を建てなきゃいけないということへ来ておりましたので、そういうことは内部できちんと話をしながら進めておりました。


 以上です。


○町長(加藤梅雄君) 大変な誤解をされていますので。


        [「町長にお尋ねしていないです」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)これは黙っておれないので。


        [「質問時間が短くなりますので」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)いやいや。じゃ、簡単に言いましょう。


 全く宮脇先生との交流はないですよ。ただ、恩師といえば恩師ですけれども、もうあの人は外国中心で、NHKの講師もやっていますしね。だから、あの写真は、あなたの関係するたいようの杜でみんなで植えましたよ、あれ。


       [「そんなことは何も聞いていません」と呼ぶ者あり]


○町長(加藤梅雄君) (続)だから、そのときにちゃんと、肖像権の問題もありますので、ちゃんと先生の了解も得て出しておるし、あれはパンフレットですから、別に問題ないんじゃないでしょうか。そんなことをあえてこういうところで言ってもらう必要はないと思うんですよ。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


○1番(吉田ひでき君) 何か私が町長を怒らせるようなことを聞いたようで、申しわけありませんというのか、これは実際のしおりですから、私は言わせていただいただけです。


 質問を近藤総務部長に3点お尋ねします。


 本町の住民の皆さんの血税の施策といいますか、随意契約のときに、相手側と職員といますか、それ以上の責任のある皆さんのような幹部ですね、幹部の方々が仲よしこよしのようなときもあると思うんですけど、担当の思い一つで何の疑問もなく今まで施策などが進められて、発注契約も簡単に結ばれていたんでしょうか。そういうことがあるから、今回の職員の倫理条例が要るのでしょうか。


 2日前に、倫理条例の議案質疑のときに、伊藤助役が胸を張って答弁されました。疑わしいようなことは一切ありませんと、私が質問したことに答えていただいたんですけど、胸を張って言えるようなら、こんな倫理条例なんかつくることもないと思うんですね、私は。逆に、5,000円までもよいという議員が認めるような条例が、これはまたおかしなことになっていくんじゃないかなと今私は悩むんですけど、どこに出しても恥ずかしくないような条例なら、5,000円ではなくてゼロ円でもいいと思いますけどね。


 いいですか部長、このような仲よしこよしの事業を今まで簡単に、随意契約に疑問を持つようなことなしに本町は今までされてきたんでしょうかというところを一つお尋ねしたいのと、今回のシンポジウムの起案は、先ほど日付を確認しましたら10日以内で了承が出ているんですね。各課から多分いろんな議案とかそういうものが出てくると思うんですけど、決裁はそんな簡単にどこの課も10日足らずで、これは2,000万円近い施策につながっていく起案のシンポジウムだったと思うんですけど、10日でほいと決まっちゃうような流れがやっぱりほかにあるんですか。


 議員の資料紹介なんか14日もかかるんですね、おりてくるのに。


            [「15日」と呼ぶ者あり]


○1番(吉田ひでき君) (続)15日だそうです。


 その辺も一度、そんな簡単な起案ばっかりなのか、また、ちっとももらえないような起案があるのかをお尋ねします。


 それと、3点目は、2年半私は住民の代表をさせていただきまして、失礼かもわかりませんけど、何か町役場じゃなくて村役場みたいな感覚を皆さんに感じるんですね。その辺、居心地はいいかもわかりませんが、毎回この場で皆さん、いろんな議員の方が同じようなことを聞かれておっても、ちっとも行政の体制が変わっていかない。加藤町長の流れで、なかなか行政改革を早く早く進めるという体制に変えていくのは難しいんでしょうか。


 これは、住民の皆さんの血税で進んでいると思いますから、あえてお聞きしたいんですけど、3点、済みませんがお願いします。


○教育部長(山田幸弘君) 宮脇先生と町長との関係については、今町長が明確に否定されましたので、そういう仲よしこよしで依頼をしておるということではありませんので、正規の手続を経て依頼をしたものでありますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それから、起案と完結日が短いんではないかということでありますが、それは物によってケース・バイ・ケースであります。こういう大きなことをやることについて、起案以外に、当然説明も、私どもから町長の方へ説明もいたしますし、そういうことで今回は2週間ぐらいで決裁がおりたということでありますので、よろしくお願いしたいと思います。


○助役(伊藤祥子君) 随意契約のことにつきましては、それぞれケース・バイ・ケースで、入札になったり随意契約になったり、いろいろと入札の適正化の事務の中で遂行しておりますが、随意契約につきましては、自治法の施行令の176の2に基づきまして、その範囲の中で適正に処理をされております。


 また、機関意思決定に時間がかかる場合、また短い場合があるということですが、それはその事案事案によりまして、意思決定に短期で済む場合、長時間かかる場合がございます。


 それから、機関意思決定に随分もって回って時間がかかるがどういうことだということですが、今後そのような決裁規定、それから事務の簡略化、それから権限委譲等を勘案いたしまして、行革と事務の適正処理ということで心がけてまいりたいというふうに思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 町長にお聞きしようと思ったんですけど、助役にお尋ねします。


 行政の森づくりも、職員の給料も、住民の皆さんの血税から進められています。町内のあちこちで、住民の皆さんや事業者の方々より、厳しい御意見をいただいております。今、かなり関係事業者の契約予算を伊藤助役あたりが絞り込んでおられるそうです。事業者の方々より、事業者をつぶす前に、その前に私たち議員を減らす、議員の報酬を減らす、特別職三役の報酬も事業者の予算の削減率に見合うだけカットをすることが先ではないですかと、最近頻繁に言われます。このようなことは助役にはやっぱり伝わらないんですよね。


 もう一度、このようなことを住民の皆さんの立場に立って見直すお二人のお力を期待しまして、もう質問じゃなくして、これで、要望でもありませんが、次の項目に入りたいと思います。


○議長(青山作市君) 答弁要らぬのですか。


○1番(吉田ひでき君) はい。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) まちづくりセンターの関係が、ちょっと時間に、自分にゆとりがないもんですから、次回にさせていただきますので、4項目めに入らせていただきますが、議長、よろしいでしょうか。


○議長(青山作市君) はい。


○1番(吉田ひでき君) 4項目めに入らせていただきます。


 福祉施策を心配する。現状の確認と今後について。


 きのうも町の開かれました委員会の方に、時間の関係で少しでしたが、傍聴に出させていただいたんですけど、ちょっと何か、話を聞いておっても眠たくなるような委員会でしたので、もう一度ここでゆっくりと、時間の限りお尋ねします。


 来年度は、介護保険法、障害者自立支援法、高齢者虐待防止・介護者支援法などの関係により、住民に直接影響する行政施策は大きな転換期となる年だと思います。現状と今後を確認したく、お尋ねします。


 1、地域福祉計画が進まない理由はなぜですか。


 2、高齢者虐待防止・介護者支援法に関係する福祉サービスの今後の対応策はどのように考えておられますか。


 3、障害者自立支援法に関係する福祉サービスの対応策はどのように考えてみえますか。


 4、障害者福祉計画の進捗状況はどのようになっていますか。


 5、高齢者虐待防止マニュアル等を作成する実力は、当町の社会福祉法人、社会福祉協議会にはありませんか。こういうものを作成する必要はありませんか。


 以上をお尋ねします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、吉田ひでき議員の4項目めの質問にお答えをしていきます。


 まず1の、地域福祉計画のことについてでありますが、平成15年から地域福祉計画の明文化がされましたが、障害者基本計画の見直し調査や障害者自立支援法の創設、高齢者保険福祉計画及び介護保険事業計画などの個別計画の策定を先行して実施をしております。18年度は、障害者福祉計画を策定しなければならないため、見通しが立った時点で策定をしていきたいというふうに考えておるところであります。


 2の、高齢者虐待等の問題につきましては、高齢者虐待や家庭での介護における介護者の介護負担、社会からの孤立、ストレスからの虐待を防ぐという法の制定は、とても重要なことだと考えております。今後は法の趣旨を尊重し、平成18年度設立をいたします予定をしております地域包括支援センターを中心に、関係各課と連携をして高齢者虐待防止に努めていきたいというふうに思っております。


 3番、障害者自立支援法には、大きく分けて、介護給付、それと訓練等自立支援医療、補装具、地域生活支援事業といった内容が含まれています。これらの中には、従来の障害者支援制度や障害者の医療制度に基づくもののほかに、新しい施策として加えられたものもあります。町といたしましては、法に沿った形で福祉サービスを提供していく予定でおります。


 4番につきまして、障害者福祉計画の4番ですね。2回目の策定委員会を開き、各種障害者団体からの御意見、御要望もお聞きをいたしました。3月下旬には見直し計画ができ上がる予定で進んでおります。


 5番につきましては、高齢者虐待防止マニュアルの策定につきましては、地域包括支援センターの業務の中で今後検討していきたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 1番のところがどうも聞き取りづらかったもんですから、もう一度ついでにお答え願います。


 そして、再質問で、先ほど高齢者虐待防止マニュアルのことをお尋ねしたんですけど、福祉課長でも民生部長でもいいんですが、以前私が質問したときはまだ担当になられたばかりで、なかなか歯切れのいい答弁がなかったもんですから、もうそろそろなれられたと思いますので、ちゃんとお答えいただきたいんです。


 高齢者の虐待マニュアルの関係について、先日、名古屋市の社会福祉協議会が進められています現状を調べてきました。すごく立派な冊子をつくられて、2年も前から真剣に取り組んでおられました。この町は福祉の町といってずっと昔から言われていますけど、まだまだ手薄いと心配されます方々が結構あります。


 例えば、福祉課長でも民生部長でも結構なんですが、高齢者のといいますか、虐待にいろんな種類があるんですけど、5種類ぐらいあるんですが、虐待の種類は知ってみえますか。まず簡単な質問を、民生部長でいいです、お答え願います。


 それと、福祉計画が、名古屋市、瀬戸市、尾張旭市、日進市のホームページにアップされているんですね。これは長久手とみんなどこも隣接で、仲よしこよしの市だと思うんですけど、厚生省のホームページからもリンクされて入れるようになっておるんですね。長久手は福祉の町という名前がついていますけど、これは福祉課の人数が少ないからちっともこういう、少しでも早くやろうということができないんでしょうか。


 まず、高齢者の虐待の5種類を御存じでしたら、民生部長、お答えください。それと、何でできないか。本当に適材適所で、これから大変な福祉になりますけど、人数は配置されているのか、お答え願います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 持ち時間は5分を切りました。


 民生部長。


○民生部長(青山宏君) それでは、お答えします。


 まず1番につきまして、わかりにくいということでありましたので、再度。


 平成15年度から地域福祉計画が明文化されたということであります。しかしながら、障害者基本計画の見直し調査や障害者自立支援法の創設、高齢者保険福祉計画及び介護保険事業計画などの個別計画を先行してやったということであります。18年度は、障害者福祉計画を策定をする予定にしておりますので、それの見通しが立った時点でつくっていこうというふうに考えておるということであります。


 それと、虐待の種類ということであります。法律によりますと、次に掲げる行為だというふうに書いてあります。まず一つに、高齢者の身体に外傷が生じ、または生ずるおそれがある暴行を加えること。二つ目に、衰弱させるような著しい減食、長時間の放置、または、同じような行為で、奉仕と養護を著しく怠ることということであります。3番目に、著しい暴言または著しく拒否的な対応をすること、また、著しく心理的な外傷を与えること、こういった言動が入ります。それと、最後に、わいせつな行為をすること、またはさせることということだというふうに法律上は書いてございます。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありますか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 質問ではないですけど、今経済的なことは言われましたでしょうか。


           [「それはないです」と呼ぶ者あり]


○1番(吉田ひでき君) (続)言われていないですか。


 経済的なことも、これは名古屋市の社協がつくってみえる、わかりやすいしおりなんですけど、これぐらいのしおりは、長久手の社協ができなければ、福祉課ぐらいでつくっていただきたいと、要望というよりも、つくって当然だと思いますので。


 これで質問は終わります。以上です。


○議長(青山作市君) これをもって吉田ひでき議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩いたします。


               午後0時04分休憩


            ──────────────


               午後1時15分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、川本勝幸議員の個人質問の発言を許します。3番川本勝幸議員。


            [3番 川本勝幸君質問席登壇]


○3番(川本勝幸君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、発言通告書に基づき、3項目の質問をさせていただきます。午後の1番ということで、眠くなってきておりますけれども、精いっぱい頑張りますので、答弁よろしくお願いいたします。


 長久手田園バレー事業の今後の計画について。


 「農のあるくらし・農のあるまち」を目指して、長久手田園バレー事業が行われようとしております。その中で行われる主なものは、ファーマーズマーケット、遊休農地へのNPO、株式会社が参入する野菜、米づくり等、田園バレー事業の趣旨を次世代に引き継いでいく、いわば子供版プロジェクトが、長久手平成こども塾であります。また、田園バレー構想は、それだけではなく、長久手町全体を見据えて実施されていくものと考えられ、テーマは、農業、環境、交流、観光、福祉等であります。このようなことを考える中、平成18年度に計画を完了し、平成19年度より実施されることとなってまいります。


 そこで、以下の7項目についてお伺いいたします。


 1、ファーマーズマーケットの運営方法、規模、加工製造販売の取り扱い及び食と農のレストランの運営は。


 2、今後のNPO、株式会社の参入の実態は。


 3、自然あふれる田園の展開、清水緑化及び生態系の復元、維持はどのように考えていくのか。


 4、田園バレー構想の核としてのサテライトエリアの民間活力の最大利用、集客力の確保及び販売促進と年間計画の確立は。


 5、福祉グループとの共同活性化を図る福祉農園の運営及び授産施設との連携は。


 6、観光についてはどのように考えていくのか。


 7、平成こども塾の今後の計画内容はどのようか。


 以上、お願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) それでは、7点の御質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。


 まず1点目の、ファーマーズマーケットの運営につきましては、株式会社長久手温泉が行う予定といたしております。産地直売所の規模は、現在検討いたしておるところでございますけれども、加工製造販売の取り扱いにつきましては、地域農産物を利用した食品加工を中心に提供できればと考えています。また、食と農のレストランの運営につきましては、現在、食と農を考える会が主体的に運営する方向で検討をいたしております。


 2点目の、今後のNPO、株式会社の農業参入につきましては、既に農業特区を活用して農業経営に参入しているNPO法人「まちのお百姓さんの会」に続き、長久手農楽校の平成16年度卒業生がNPO法人を設立し、来年春から農業参入を計画いたしております。


 3点目につきましては、田園バレー事業を進めることにより、減農薬農業の推進や遊休農地の解消を図ることで、自然あふれる田園の展開及び生態系の復元、維持が可能ではないかと認識しております。


 4点目につきましては、株式会社長久手温泉とアグリ事業の立ち上げ業務として検討を進めているところでございます。


 5点目につきましては、福祉課及び関係する団体と今後協議をしてまいります。


 6点目につきましては、長久手温泉「ござらっせ」とあわせて、田園バレー交流拠点施設を町の観光の一つの目玉として位置づけていきたいと考えております。


 7点目につきましては、平成18年度以降は、平日に町内の小中学校が活用することを平成こども塾学校連携運営委員会におきまして検討いたしているところでございます。また、休日はボランティアによるさまざまな自然体験活動や里山保全活動を計画をいたしております。


 以上で終わります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) ただいま建設部長から答弁がございましたけれども、その中で、あくまでファーマーズマーケットということが大きな今後の仕事ということになるわけですけれども、先日、12月4日に、今度の支配人さんの面接というようなことをお聞きしまして、選考がされておるということを聞いておりますけれども、この選考の基準というんですか、これはどういうことを基準にして支配人を決定していく方向にあるかということと、また、面接される方はどなたがされたかということ。


 それから、そういうことを含めまして、私もこの田園バレーに取り組んでいくことに関しましては、非常にいいことだとは思いますけれども、非常に難しい問題があるということで、3回か4回現場の方へも行きました。そして、現場で現在の「まちのお百姓さん」にもお会いしました。そして、農楽校のOBの方でやってみえる方とも、知り合いの方が多いですから、お会いしました。


 そういう中で私なりに感じたものは、非常にまだ、町の方が考えている組織の中に、この田園バレーでやっていただくNPOの方たちの考え方を聞きますと、とても来年1年間の期間の中で、それらの充実したものをつくり、19年度から産直に向けていくということは非常に難しいなということを感じました。それはやはり、生の声を聞きますと、前から私が言いますようにあそこは粘土質ということで、土づくりが非常にまだできていないということで、大変であるということがまず1点。


 それと、指導される方。私も運動は好きでしたけれども、例え話でいえば、柔道でいえば受け身、剣道いえば素振りということだけは教えていただいたわけですけれども、あとのわざに関しましてはまだまだ全然できていないということからすると、そのわざを磨いていくにはまだまだこれからという状態の中での、田園バレーへもこのNPOの参入という状態ですので、これをただ、今単にこれを待っていて、これからどのぐらいの参入があるかわかりませんけれども、今ある二つだけを頼りにしているような状態では、この1年間の18年度だけの充電では不可能と私は見ております。


 そういう点から、何かそういう前向きな姿勢ということで、やはり大きな株式会社あるいはそういう経験豊かな方が柱になった、そういうものが参入してこないと、この26ヘクタールの中を早く、田園バレーに向けての19年度のオープンは難しいと、こう思っております。そして、その中で、やはり機能性のあるものをつくっていくということになるとなお難しい。


 単なるつくるだけのものでは、今はまだまだ、農楽校の方たちもつくってみえますけれども、これはお互いにつくったものをお隣に上げるとかいう状態での品物という状態ですので、お金を取ってあそこで販売するというものに関しましては、本当にこれはもう、真剣な気持ちで取り組まないとできていかない。ただ図面上に書いているだけでは難しいということであります。


 そういう中で、先日、12月4日に、支配人、船でいえば船長さんが決められるという方向ですので、この方の責任は非常に大きなものだと思います。そういう中で、この方は、やはりそういう農業に関する知識が十分あり、生産能力のある方、あるいはまた営業能力をしっかり持った、両面を持ち合わせた方が当然なっていくべきであると私は考えておりますけれども、そういう点はどうでしょうか。


 それから、田園バレーの中で、今後何をメーンにしてやっていくかということですけれども、これはやはり、長久手町も、今回万博ということで世界に知れ渡った地域でございます。そういう中からすると、これは例えばでございますけれども、思い当たるかもしれませんけど、やはり今はどこでもやっていないようなものをある程度目鼻をつけていくということで、まだ漠然として何をということが表に出ておりません。


 いっときはイチゴの栽培とかいろいろありましたけど、まだまだそれも具体化したものではないですけれども、例えばその一つに、万博をやった後ですから、バラでもつくって、あるいは、現在三ケ峯で生産してみえる方もありますので、そういう方との協力によって、バラから香水でもとるとか、そういうことをして、やはり香水づくりができるよということで、ファーマーズマーケットならあのエリアでしていくとか、そういう何か、特に女性の方を引っ張るということであれば、だんなさんもついてくる、子供もついてくるということもありますので、そういう方向のものも、例えば方向づけの1点として、向けたらどうかなと私は思います。


 それから、私はもう一つ、先日、11月6日に、建設委員会で奈良県の桜井市の方へ行ってまいりました。これは、町の方の車を出していただいて行ったわけですが、そのとき町のスタッフがだれも参加していただかなかったのは非常に残念でした。これはあくまで自然農ということで、私も半信半疑で、どのような農業をしてみえるのかということは皆目見当がつかずに向こうへ参ったわけですけれども、現場へ着いて話をいろいろ聞いたり見たりしますと、これは一つの田園バレー、自然の中での農業ということは、ある面では、20年も起こしていない田んぼで稲をつくる、1本植えした苗が30株にもふえている、本当の昔式のかまで刈り、足踏みの脱穀機で脱穀する、そういう本当の昔式の、自然に沿った農業ということでした。


 私は、その中で質問もしました。そんな合理的なことじゃなくしても、もうちょっと、使えるところはバインダーでも使って刈ったらどうですか、稲を天日干しするなら、はざもかけられるからと言ったら、それはガソリンを使ってするからだめだとか、いろいろ本当に自然に徹した答えということもありましたので、例えばこれも、万が一そういう中で、近代的な田んぼの中で、今現在やられておる隣でもいいですから、そういうものもひとつ、これは自然ということをみんなで管理する方法の一端として、こういうものもまた考えてもいいんじゃないかということを感じはいたしました。


 それと、現状の中で、私は一番今力を入れていくべきものだなというのは、やはり農楽校のOBの方たちの意見も私は十分聞いて、中に僕も入っていこうかなという気持ちもあるぐらいの気持ちでおります。それは何かというと、やはり今現在、本当に自分でやっていこうという、そういう方は、現在は、正直申しまして、津具村だとか遠くで、自分で借りて既にやってみえます。私、そこも行きました。そういうところは、もうその方は独自で自分で率先してやっている。


 今、これからNPOを立ち上げてやっていかれる農楽校のOBの方たちは、そこまでの力は、自分たちでは今のところまだ考えておりませんということですので、それでは、先ほど言ったように、非常にまだまだ19年度からオープンしてというところまでは至らないという現状だと私は感じております。


 そういう点から、このNPOの中でも、農楽校が今後NPOを立ち上げてくるということですけれども、その辺のフォローが自分たちだけの力でできるものならいいですけれども、そういう点はひとつ、よく話をしていただいて参入に参加するという方向が必要かと思いますけれども、その辺あたりでまずどうでしょうか。


○建設部長(加藤具己君) 合計で大体7点の御質問かと思います。


 まず初めに、支配人の件でございますけれども、支配人の採用につきましては、株式会社長久手温泉が採用するということでありますので、私どもでどうこうというわけじゃないんですけれども、まだ決定いたしたとは聞いておりません。


 また、選考基準につきましても、細かいことまでは聞いてはおりませんけれども、農に対する知識、それから、この田園バレー事業の困難さを認識しているかどうか、それから、地域との協調性があるかどうか等々ではないかというふうにお聞きはいたしております。


 それから、メンバーにつきましては、当然会社で採用することでございますので、会社社長、それから支配人、それからこういった産直関係の専門家といいますか、そういった方々が入ってみえるというふうにお聞きをいたしております。


 それから2点目で、NPOの1年間で充実したものということでしたが、これは当然、先ほど言った「お百姓さんの会」だとか、そういったところでやっていただいておる、そういういった御意見を聞いていくことはもちろんでございますし、また、7点目でお話しの、御質問のあった農楽校のOBの意見というようなことも踏まえて、そういった御意見は十分踏まえていきたいというふうに考えております。


 それから3点目の、今のままでは1年間でできないんじゃないのかということにつきましては、きょうの御答弁の中でもさせていただきましたが、12月5日の中で、そういった産直に関する講演会、地域の農業をやっていただいている方々への講演会を今後もやっていきたいということを思っておりますし、また、田園バレー事業実施に当たっての意向調査ということで、農家の方、非農家の方、様式を変えまして調査をお願いをいたしたところで、今集計中でございますので、こういったことの成果も踏まえて解析等をしていきたいというふうに考えております。


 それから、田園バレーの中で何をメーンにするのかということでございますけれども、これは、御質問にもありますように、交流拠点をやっぱりメーンとして考えていくこと、それから、平成こども塾ということがメーンになるというふうに考えております。


 それから、無農薬、自然農というようなお話がございましたけれども、これも、無農薬、自然農といっても、日本の中にはいろんなやり方をやってみえる方がございますので、これもまた勉強を今後させていただいて、参考にできればということを思っております。


 それから、営農指導の方については、今後また、これについても検討しなきゃいけない部分だというふうには認識しておりますので、何らかの形で考えていきたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありますか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) ただいまの2回目の質問に対する答弁の中で、なるほどそうかということもありますけれども、やはり今の田園バレーは町長の大きなスローガンの一つということであるわけですので、そういう中で行われるということで、これはやはり、成功裏に終わるということはまだまだ大分先になるわけです。そういう点からしまして、やはり最初につまづきますと、これはとても難しい。スタートがおくれたら、もうそれはなかなか難しいということになりますので、スタートが大事ということになりますので、その辺はしっかりと見据え、やはり住民の意見も聞いたりということをお願いしたいと思います。


 確かに、今度ファーマーズマーケットの説明会とかいうこともなされるということを聞きましたけれども、私も先ほど言ったように、現場の方へ行ったときに、やはり旧部落の方がちょうどみえて、お話を聞きました。そうするとやはり、田園バレーって何だろうと、「田園バレー田園バレーと名前は聞くけれども、おい、どういうことをやるんだ」と言われたときに、私も具体的にこうだという、「バレー」というものの意味がなかなか出なかったですけれども、やはりいろいろ、田園バレーの室長さんの方にも聞いたりしまして理解はできました。


 これはやはり、そういう面で、「バレー」というのは「谷間」だということで、そういう谷間の中での一つの和気あいあいとした中で田園バレーということをなされるということを理解できたわけですけれども、いずれにしても、この田園バレーは、ここで再度の質問になるわけですけれども、これはあくまで上郷地区のみの田園バレーというものじゃなくて、あくまで長久手町全体ということをとらえた田園バレーということが必要になろうかと思います。


 そういう中で、一環としまして、例えば、今私は、前にも言いましたけれども、杁ケ池をもっときれいにしたらどうだということで言ったこともあります。現実に見にいったりしますと、立石池は非常に今水も豊富にあって、きれいな整備がなされたところですけれども、杁ケ池も汚いとは言いませんけれども、やはり水が循環して出ておりますけれども、非常に水が浅いということで、あの浄化をするということも、これは一つの大きな田園バレーの一環だと思います。


 こういうのもやはり、前に環境課長に聞いたら非常に莫大な金がかかってとても無理だというような声でしたけど、私もその後いろいろお聞きしたりして、そうじゃなくて、こんなのは年間120〜130万円もかけてやっていけば、一遍にはいかぬにしても浄化ができるというようなことも聞いておりますので、できればそういうことも前向きに検討される方がいいんじゃないかなと思っております。


 そしてまた、香流川の浄化ということも、最近私が見ておりますと、非常に水が万博後はきれいになり、また、時期も今は冬場になってきたということで、きれいで、カモが泳いだりいろいろして、最近では色ゴイも大きなのがおるという状況も見ます。けれどもやはり、下水処理場から出てくる上と下との差は、水は同じような色をしていますけれども、どうしても魚が少ない。塩素が多いというのが現状だと思います。


 だから、これもやはり何らかの形で、今の状態を塩素の少ない、そういう水を出せるようなものとかが出てから、浄化して早くきれいな水が下の方へ流れるということも考えていただきたいと、こう思っております。そういう点で、まずどうでしょうか、その辺のところの考えは。


 それから、当然、前にも質問いたしましたが、現実には岩作になりますけど、前熊地区と通常言いますけれども、豚舎がありますね。豚舎のにおいということで、私は万博前に何とかということでいろいろ考えまして、厚生労働省の方まで実際に足を運びました。ところが、許可のおりたこれというクリーンなものがないということで、なかなか経営者の方にも持っていくことができませんでした。


 最近になりまして、またそういうものがいろいろあるということも聞いて、先日も半田の牛舎の方まで行ったり、北山の最終処分場のところに豚舎がありますが、そちらの方にも行ってお聞きしまして、いろいろあるけれども、これもやはり、やり方によってはきれいなものが、においも少なくなり、きれいな状態で出せるということも聞いてきておりますので、私ども、それは常に豚舎のオーナーの方にも、やはり途切れるといけませんので、大体月に2回お会いして、お茶でも飲みながら、雑談しながら、そういうことを経営者の方とも話をしながらおるわけです。


 ですから、これも何とかクリアしたいと思っておりますので、町の豚舎に関する現在の考えはどうかということをひとつお願いしたいと思っております。


 それから、やはり田園バレーというのは一つのまちづくりの一環と私は思っております。全体のまちづくりの中で、やはり行政だけでやるということも非常に難しい。そういう中で、やはりボランティアの方、これは一口に言えばボランティアというふうになりますけれども、自治会とかそういうところもいろいろ、企業も入って、前から言うように、そういう形でいろいろな活動ができて、全体で皆さんがまちづくりができる方向に持っていくべきだと思いますけれども、そういう点で、行政の方は、ただやってくれればいいというものじゃなくして、やはりそういう方向づけをぜひお願いしたいと思うんですけれども、その点はどうでしょうか。


 それから、現在、田園バレーでファーマーズマーケットのところに、何か目玉になるものということで、やはり私は、水耕栽培、あるいは温室というものも、これは大きなものじゃなくてもいいですから、そこへ来た人たちが例えば水耕栽培で種まきをしたら、1週間後にまた来たときには自分でそれが収穫できるというような方向もございますので、そういうことも、余り難しいものをつくるとなかなか生産が難しいですけれども、簡単なものならできると思いますので、そういうことも考慮された田園バレーの考えということをしていくといいと思いますけれども、その点はどうでしょうか。


○建設部長(加藤具己君) それでは、建設部の方で関係する点について、4点ほどお答えをさせていただきたいと思います。


 まず、長久手全域を対象とするのは当然でありまして、田園バレー事業自体は、都市部と農村部の住民が触れ合い、交流、体験する場、及び農業の活性化を実現するためというようなことになっておりますので、全域を対象といたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。


 それから、下水道の放流水の水質につきましては、適正な管理に今後も努めてまいりたいと考えております。


 それから、ボランティアへ住民の方も参加ということでございますけれども、これについても当然そういった方々にも参加していただくことが、より事業が活性化するのではないかと思っておりますので、今後検討もさせていただきたいと思います。


 それから4番の、温室なんかはどうかという御質問ですけれども、まだ今は交流拠点を設計中でありまして、御意見としてお伺いしまして、全体的な計画の中で今後検討はしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○産業観光課長(山田三行君) 豚舎の件についてでございますが、現在、町といたしましても、そこで畜産業を営んでおられるわけですが、浄化槽の適正な管理、あるいは頭数の適正頭数の維持、それと、特に固形物の搬出時に注意をしていただくようにということで指導はいたしておるところでございます。


 今後についても引き続き、においの問題については、町としても何らかの対策が必要、今後とも適正な対策が必要かと思っております。現在、具体的な案はございませんが、何らかの対策は立てていきたいというふうには思っております。


○教育部長(山田幸弘君) 杁ケ池の水の浄化についての御質問がございました。


 担当のスポーツ課の方では、種々検討をしておるようであります。引き続き検討をさせていただいて、必要があれば予算措置を考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) それでは、今の田園バレーについての最後の質問になりますけれども、今産観課長の方から答弁がありましたけれども、私もこの豚舎のにおいについては、何とか最後まで、皆さんの、特に地元の方たちに不満の出ないようにと思っておりまして、これは本人様にもよく話をしておるわけですけれども、やはりそのにおいということですね。


 やはり先方にも多少何かのプラスになることがないと、向こう様は絶対自分のところの豚舎は愛知県では最高にきれいだと、こういうふうに言われるわけだけど、私は実際にはそう思えない点もあるんだけど、それでも本人が言われれば、これはやむを得ぬなと思っておるんですけどね。


 確かに、においというのは、あそこについてしまったらなかなかとれないというのが現状ですけど、それを今、何とかそういう方向で実験的に、私もうちで今実験したりしておりますけれども、ある程度これならいけるんじゃないかなというところが今ありますので、そういうものを駆使して、先方にも一応納得していただいて、実験ができる段階に来ましたら、また観光課長と一緒に足を運んで事を進めていくという方向でおりますので、その点をひとつよろしくお願いします。


 これで終わります。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) それでは2項目めの、介護保険の改正に伴う予防重視型システムへの転換及び特別養護老人ホームの現況対策についてお尋ねいたします。


 10月から既に一部が改正された介護保険は、来年4月から改正実施されようとしているが、その中で、予防重視型システムへの転換についてお伺いいたします。


 1、介護予防のスクリーニングはどのように行っていくのか。


 2、地域支援事業の中で介護予防サービスはどのようなことを行っていくのか。また、だれが評価をし、どのような形で行われるものか。


 3、新予防給付を受けるのは何名ぐらいみえますか。


 4、町としては、新予防給付の内容をどのように考え、だれが行っていくのか。


 5、現在、尾張東部圏域の特別養護老人ホームでは、定員880名に対し、待機者は2,400名余りとなっております。ちなみに、待機者が一番多い施設では、定員60名に対し500名の待機者であります。本町においても定員80名に対し240名の待機者となっております。このような現況に、町としては、今後どのような対策を考えていくのか、お伺いをいたします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、川本勝幸議員の質問に答えます。


 機能、介護予防のスクリーニングにつきましては、65歳以上の高齢者人口のうち5%を抽出をし、要支援、要介護になるおそれのある高齢者を対象とした効果的な介護予防事業を介護保険制度の中で実施するものであります。対象者のスクリーニングの方法としましては、健診によって把握される場合や、主治医、民生委員活動により把握される場合、また、市町村の保健指導や訪問活動の際に把握した場合などが考えられます。


 次に2の、地域支援事業の内容につきましては、運動機能の向上や訪問指導を行う介護予防事業、介護給付費適正化事業、家族介護支援事業のほか、市町村の創意工夫に基づいて行う任意事業などです。具体的な内容については現在検討中です。また、この事業の評価は、地域包括支援センターにおいて行っていくこととなります。


 3の、新予防給付を受ける対象者の数については、国では、現行の要支援者と要介護1の7ないし8割程度を見込んでおります。本町の対象者数は、現行ベースで、平成18年度366名、19年度388名、20年度409名と見込んでいます。


 次に4の、新予防給付の内容及びだれが行うかについては、大きく分けて3種類に分類されます。一つ目は介護予防サービスである介護予防訪問介護、介護予防通所介護など12種類と、地域密着型介護予防サービスである介護予防認知症対応型通所介護など3種、また、介護予防支援事業である運動機能向上事業、栄養改善事業、口腔機能向上事業などが、新予防給付事業になります。また、だれが行うかについては、現行の民間の介護保険予防事業所などが愛知県の指定を受けて実施することとなります。


 5の、特養の待機者対策については、平成17年9月30日付、愛知県の介護老人福祉施設に対する入所申込者の調査結果によりますと、尾張東部圏域の総待機者数は588名、本町の待機者は56名となっています。本町としては、今後新たに創設されます地域密着型サービスなども含め、さまざまな角度から検討していきたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) ただいまの民生部長の答弁を聞いておりますと、やはりこれは、国の方から出たものを丸々そのまま、ただ読んでいるだけだという感じの答弁でございます。そうじゃなくして、私は、この介護については、やはり長久手町から何かこれは一つというものを、前々から言うように、一つでも二つでもいいですから、出すというぐらいの、そういうものがないと絶対にだめですよ、これはね。


 ただマニュアルどおりにやって、よそはこうだからと、よその様子を見ておるというんじゃなくして、いいことは率先してやろうと、それがなぜできないかということを私がここで思うには、やはり福祉に関するプロフェッショナルが少ないということではないかと思います。今、役場の外には、各社会福祉法人や、そういったところにはプロフェッショナルな方がたくさんみえますけど、中での内部的なそういう検討をする余地が薄いんじゃないかと、こう思いますので、その点はどうでしょうか。


 それと、先ほどの、やることに関しましてはマニュアルどおりやっていくということで、これは僕も、大体答えはそうじゃないかなと思って聞いておりますけれども、前向きにやっていただけることを願って、これはもういいです。


 最後の5ですね。5のところで、やはりこれは当然、今民生部長が言われた数字と、私もこれは前の職が福祉に関係しておりましたので、東部圏域に11ありますけれども、八つほどお世話になったところですので、回ってきました。そういう中で、施設長の声も聞いてきました、電話じゃなくして。そういう中での言葉は、どこも満員ですよということを、どの施設でも施設長が言われます。


 そういう中で、今後それを解消するには、やはり今国の大きなネットが張ってあるわけですから、それを打破することができないできないじゃなくして、何とかこれからは、やはり自分の自治体は自分で行くんだよということにすべてがなっていく可能性がありますので、そこで、国の補助や県の補助を当てにするんじゃなくして、そういう点におきましては何とか自力でこれをやろうというぐらいの意気込みがないと、これは一つ大きくクリアしていく方向はできないんじゃないかと、こう思います。


 そして、今現在、65歳以上の高齢化率が、16年度で長久手町が10.9と、非常に愛知県の中でも若いと称される町でございますけれども、10年後には、26年度にはやはり18%という数字がシミュレーションされます。そういたしますと、決して若い町ではなくなってくるということ。これを人数に例えますと、現在は10人に1人65歳以上に高齢化しておる。これが10年後には6人に1人ということになりますと、非常に大きな問題ですから、先を見込んで、今のど元を過ぎればじゃなくして、先をしっかり、10年先を見込んだ、そういうプランを立ててやっていただく。それは民生部長の大きな仕事ですから、ひとつ責任を持って、がっちり受けてやってもらいたいと思いますけれども、その点はどうでしょうか。


 それと、そういう中で、それこそ特養を一つつくってやろうと、長久手独特で独自のものをつくるんだというぐらいの勢いがあっても、今は、これからは、私はおかしくないと思います。国の方から金をもらわなければ、別にそんなことは心配ないですから。そういう箱物をつくっても、住民の皆さんは、逆に特養なら、将来私もお世話になるからいいよという声が、アンケートをとったら出てくるんじゃないかと思いますよ。その点もひとつよく考えてお願いしたいということを質問します。


 それから、万が一それができなければ、地域密着型サービスの中で、現在、グループホームでお世話になっている方、これもしっかりとフォローする、方向づけをしっかりしていく。また、今の新しいシステムの中で、小規模、定員29名以下の特養がつくれるという方向にもあります。これをしっかり生かした、そういう、よそを見据えるじゃなくして、自分のところでもっと研究して、自分の家族がなっているんだという、そういう意気込みを持ってしっかりと受けとめて、この仕事に携わってもらいたいと思いますけれども、どうでしょうか。


○福祉課長(加藤八州夫君) 今、川本議員の方からいろいろと御質問をいただきました。


 その中で、内部のプロフェッショナルといいますか、そういう者がいないのでということでございますけれども、介護保険につきましては、福祉の家を中心にして、福祉課としても一生懸命やっておりますので、その辺につきましてはこれからもどんどん努力していきますので、心配ないと思っております。


 それと、特養の件でございますけれども、たくさん待機者がいるということでございますが、ことしの9月末で、こちらの資料にありますのは、長久手町につきまして要介護1から5の待機者が32、それと、要介護3から5が24、合計56名という待機者がおみえになるんですね。


 この方について今後どうするかということでございますけれども、先ほども議員言われましたように、改正介護保険法におきまして、現在、地域密着型サービスなどをして、長久手町における人のみが利用できるという施設になっていくわけでございまして、それにつきまして、今介護保険でやっております計画で、特養を、小規模の関係でございますけれども、この規模を一つぐらい考えておるということと、グループホーム等の対処ですね。そちらの方で、5カ所ございますので、そこの中で待機者の56名というのは今後対応できるのではないかというふうに考えております。


 それと、長久手町独自で特養をつくったらどうかということでございますけれども、これはなかなかいろんなこともございまして、今すぐつくるということは、ちょっと申しわけありませんが、考えておりませんので、よろしくお願いします。


 これからも、今、改正の介護保険法の内容につきまして、国と一生懸命その内容の中で協議しておりますので、議員いろいろ御心配されることはあるかとは思いますが、内容の充実に向けて努力してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありますか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) 福祉課長の答弁の中で、まあまあという点もありますけれども、やはり、まだ私は、先ほどのように、これから65歳以上の高齢化率が6人に1人という時代が来るときに、実際に今の現状のままで終わるわけではございません。だんだんとふえていくわけですから、それが現在の器でおさまるよという状態じゃないと私は断言します。


 そういう中で、これから、私はすぐに特養をつくれと言うのじゃなくて、そういう方向づけが、やはり気持ちの中にも必要じゃないかということを言っておるわけですから、できれば、それはつくるということが一番ベターですけれども、そういうことを考えながら前向きに。今まで、前にも言ったように、高浜市が非常に福祉では先見だと言われる中で、今度は長久手町がやっぱり一番だというぐらいの、そういう迫力がないと、やはり何か見ておってもじれったいという気がしますので。


 そういう点で、私は、現場の方もいろいろと福祉の関係で携わって、先日も、これを質問するについては、今の現況はどうでしょうかということで、名古屋市内からあちこち、数カ所の施設長にもお会いしてお話を聞いてくると、やはりどこの施設も満員ですと、待機者いっぱいですよという言葉が、これが常でございます。


 そういう中で、今後、今はちょうど谷間に入って少ないかもしれないけれども、これからまたぐっと上がってくる。そのときに、あふれたときに、待機しておるうちに家で死んでしまうというようなことがないように、その辺をひとつしっかりと踏まえた計画ができるかどうか、ひとつお願いします。


○福祉課長(加藤八州夫君) 議員言われますように、そういう事故のないような方策をとっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) 今の福祉課長の言葉を信頼しまして、長久手町の福祉の方もこれからは、高齢化福祉を特にしっかりやっていただけるものだと信じて、この質問は終わります。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) それでは、フェロシルトの早期撤去について質問をさせていただきます。


 愛知県も11月21日、石原産業株式会社に対し、廃棄物処理法に基づき撤去を求める措置命令を出しました。埋設地から有害物質が検出されたことや、用途開発費の名目で販売を大幅に上回る金額を中間業者に払っていたことが逆有償に当たる可能性が強いとして、フェロシルトを産業廃棄物と認定いたしました。


 本町は、愛知万博の開催地であり、万博閉幕後も環境万博の理念を継続しているところであります。議会からもフェロシルトの早期全量撤去等を求める意見書を愛知県知事あてに提出いたしました。


 町としては、今後、この問題に対しどのような対応を住民や議会に示していくのか、お伺いいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) フェロシルトについてであります。


 町といたしましては、この問題で住民の皆さんに安心していただけるよう、農業用水、それから河川水質等の検査も、今後、定期的にしていこうと思っております。また、それも公表していく予定であります。


 石原産業につきましては、撤去が予定されておるわけでありますが、その作業の中で今後流出しないような予防対策を行わせ、フェロシルトの撤去が具体的な段階になったところで撤去についての住民の説明会を行っていきたいというふうに思っております。


 また、県が出しました措置命令期限が平成18年2月28日でありますので、1日でも早く撤去されること、また、それがきちっと履行されるように働きかけを行っていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) 民生部長の答弁は、先ほどの答弁も同じですけれども、非常に滑らかな答弁です。しかし、私はやはり、このフェロシルトに関しましては、今、民生部長は、2月28日がリミットだからそれまでに取ってもらうという、本当の気持ちかどうかわかりませんけれども、そういう答弁でした。私は、そうじゃなくして、たとえ1日でも早く撤去するように努めますという言葉が必要ではないかと思います。


 そういう中で、やはり住民への説明会をしていくということも必要です。だけど、現在あるものが、これは2月28日までで、撤去し始めるのがいつからか私はわかりませんけれども、ただ、向こうは、量を調べて、どれだけあるかということで段取りを向こうはしているわけですね。その埋められた量が1万3,000トン、ダンプカー2,300台というような数字を出して、それだけでやるのかなということで、四日市の方へ持っていくというような話ですけれども、これは、それまでに、現在どんどんどんどん浸透しておるわけです。


 フェロシルトから六価クロムがどんどんと下へ入って、まるきりないわけじゃございません。もともとなかったところに今はあるという現状があるわけですから、そういう点にしましても、これは撤去するまでの予防策を考えて、金がかかるものであれば石原産業に請求していくんだよと、そのぐらいの気持ちを行政としては考えていくべきじゃないかと思いますけれども、住民の安心できる、そういう場をつくるということが先決だと思います。これは何も長久手町に責任が全面的にあるわけじゃございませんけれども、今ある以上は、それをそういう形で撤去する方向にするまでの予防策を考えるべきだと思いますけれども、その点はどうでしょうか。


○民生部長(青山宏君) フェロシルトにつきましては、ああいうふうに野積みの状態であるわけでありまして、当然、風が吹けば飛散する、雨が降れば水が浸透するということが考えられます。この問題につきましては、10月の終わりごろだったと記憶しておりますけれども、全面シートで覆って飛散防止を行っております。現在最も速やかにできる方法としてはそんなことが一つだと思っております。


 それと、撤去の問題につきましては、愛知県が撤去命令を出しまして、愛知県の撤去命令の期限が2月28日ということに決められております。その中で、石原産業が愛知県に対しまして撤去計画を出しているという話であります。その計画書の中で、長久手町は来年早い時期から始まって、2月28日までには撤去するということを、愛知県の方にそういった報告をしているということであります。それは信頼を、信用をしております。


 できるだけ早くということに対しましては、それは私も同じように思っておりますので、それはもちろん言っていきますけれども、逆に大変たくさんの量がありますので、それがどうかというのはちょっとわかりませんけれども、いずれにしても、早くやっていただくことは大変大切なことですので、もちろんそれはお願いしていく予定であります。


 現在の状況につきましては、撤去するにつきまして、砂防の申請が要るということだそうでありまして、現在、砂防申請の準備をしているということでありますので、撤去についての方向等については、確実に進んでいるという理解をしておりますので、お願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) 民生部長の答弁は、ありきたりの答弁です。シートを張っているからそれでいいとか、そんなものはもう聞くまでもない答弁。


 ですから、現在の状況の中で、長久手町において、どこも皆同じですよ、量の多い、少ないは問わず。うちを一番にという、そういう気持ちがなければ、向こうにもその意思は通じませんよ。そういう点から、順番がこうだとかどうとか、民家が多いから向こうの方が早いとか、そんなよそのことを考えんでもいいんですよ。


 そういう点で、これはちょっと私の気持ちが、高ぶった気持ちですけれども、やはり防御、予防策を考えておけば、住民の皆さんにも、町もそこまでやっておるんだな、石原産業もそうやってやってきておるなということが目に見えるわけです。このままいつまでほかっておいても、それは住民にも理解していただけませんし、ぜひそういうことを、石原産業に対していわゆる予防策をしなさいよと、そういうことをお願いするということを、民生部長の答弁を聞いておると、これはまた振り出しに戻ったような話になりますので、町長、ひとつお願いします。


○町長(加藤梅雄君) 議員おっしゃるとおりでございまして、一日も早くそういう不安を解消するように努力したいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) 今までは環境部長が立ち会っていろいろしてみえると思いますが、町長、忙しい中でも、ひとつ向こうへ乗り込んで一遍言ってください。お願いします。


○議長(青山作市君) 以上でいいですか。


○3番(川本勝幸君) はい、いいです。


○議長(青山作市君) これをもって川本勝幸議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午後2時06分休憩


            ──────────────


               午後2時15分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、正木祥豊議員の個人質問の発言を許します。18番正木祥豊議員。


            [18番 正木祥豊君質問席登壇]


○18番(正木祥豊君) それでは、通告に従ってお尋ねしてまいります。


 万博終了後、開催中の躍動感とか、あるいは熱狂を持続させようということで、本町でも随所でボランティアの人たちがいろんな企画を立てながら頑張っておられることと思います。私は、その反面、万博終了後、懸念材料となっておりますリニモの今後の成り行きについて、経営面はどう見通しを立てておられるのか。また、動植物に影響のあるダイオキシンやアスベスト、フェロシルトのうち、アスベストとフェロシルトについて、その後の経過をお尋ねしていきます。その他、人に優しい行政サービスと、南部区画整理地内における集会所の用地について、町の対応をお聞きしたいと思っております。


 それでは第1項目めの、愛知高速交通、リニモの中長期の経営計画についてということで、万博開催中と現在の乗車率はどうなっておりますか。


 2番目、中長期の見通しについて、3年、5年、10年について、当然計画されておると思いますので、わかるところでお聞きしたいと思います。


 また、このリニモが代なる桃花台線になった場合の町の立場は一体どうなるのかということもお尋ねしながら、そうであるとするならば、当然今の段階では赤字が出ると懸念されておりますので、やっぱり合併をしなくては乗り切れぬのではないかと、このように私は考えております。その点について、町長の御意見がお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) 正木議員の御質問にお答えさせていただきます。


 愛知高速交通につきまして大変御心配いただいておりまして、また、私どもも、その点については同じ考えでありまして、いろいろ今後努力していかなければならないというふうに思っております。


 まず第1点の、万博開催中と現在の乗客数ということでございます。これにつきましては、愛知高速交通株式会社の方へ照会して、数字をいただいておりますので、お答えさせていただきます。


 万博は185日間でございまして、リニモはその前からもちろん運行しておりますが、185日間で約1,970万人、博覧会が2,200万人と言われておりますので、いかに多くこのリニモを活用して博覧会へ足を運んだ方が多いかということはおわかりいただけるかと思います。1日にしますと10万6,000人の利用がございました。


 それでは、博覧会が終わってからのことでありますが、10月は32万6,000人、1日にしますと1万500人ということでございます。11月は、まだ20日までのデータしかわからないということでございましたので、20日までのことで御報告しますと、20万2,000人、1万人余ということに、1万100人ぐらいになります。数字的にはそういうことになっております。


 2番目の、中長期の見通しについて、3年、5年、10年についての計画はということでありますが、これにつきましては、当初のシミュレーション、1日平均3万1,000人と、これは議員も御存じだと思いますが、そういった乗客数を得まして10年後には黒字転換していこうという計画でありますので、中長期につきましても、この計画に沿って、なかなか計画どおりいかないというのが現実でございますけれども、乗客数の確保に努力していかなきゃいけないと思っております。


 今は、公園の方は全く閉鎖されておりまして、パビリオン、いわゆる公園といいますか、博覧会後の諸施設の撤去作業が行われているところでありますので、関係者以外はもとの愛知青少年公園へ来るお客様としてはいないという状況でありますので、一日も早く開園していただくように、私は関係当局にはいつも言っているところであります。


 少なくとも中央児童公園がそのままありますので、子供の施設だけ何とか早く、来年の夏までには開園していただけぬかということは言っておりますが、そういったことで、あの跡は都市公園として新たなスタートを切るということで、21世紀にふさわしい公園づくり委員会というのが県の方でございまして、私どもは助役が参加いたしておりますが、今検討されているところでございます。


 私ども、会社としましても、定期券を出張販売といいますか、学校の方へ出かけたり、あるいは通勤者の便を図りまして会社の方へ出張販売に出かけるとか、そういうような努力をいたしております。


 そのほか、パーク・アンド・ライド方式ということで、沿線の文化施設あるいは商業施設との連携をとり、利用の促進を図っておるところでございます。幸い、名商大につきましては、栗本学園といいますが、公園西駅まで名鉄バスを出していただいて、三ケ峯の途中から一般客も乗せて、学生さんの利便を図ると同時にそういったこともやっていただいておりますので、大変感謝しているところでございます。


 県におきましても、リニモ沿線を対象としたパーク・アンド・ライドというこの方式につきまして、利活用の手段だとか、利便性だとか、そういったことに対してフォーラムあるいはワークショップ等をやって実施していきたいというふうに聞いておるところでございます。


 それから3番目の、桃花台線ですね。赤字で、今廃線やむなきに至るのではないかという、風前のともしびと言っていいかもしれませんが、桃花台線、随分検討されておりますが、どうもそんな状況にありますが、そうなった場合の立場ということでございますけれども、これは、ああいった桃花台線のようにならないように、まずは需要確保、拡大に私どもは全力を挙げるということしかありませんので、今のところあのようになったことということは想定をいたしておりません。


 それから4番目の、そういうことであるなら合併以外ないなというお話でございますけれども、現在、合併は今の段階ではわかりませんので、合併を前提としたことは申し上げられませんが、愛知高速交通株式会社というのは、出資しているのが、大口出資は愛知県、名古屋市、名鉄、長久手町、あるいは、自治体としましては豊田市、日進市、瀬戸市等、関係自治体もございます。そのほか、企業も一部入っておりますが、そういった関係者で、今申し上げましたように、一層の利用者拡大に努力していく、そういうことしかないだろうということで御理解が賜りたいと思います。


 以上であります。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) それでは、町長、再質問をします。


 名商大の学生が、名商大がバスをやめてリニモを使うような形になっておって1日1万500人ということになりますと、なかなかもって、現在、万博中にあれだけの数を、1,900万人ですか、乗られても、出資率から言ったって黒字になっておるわけではないわけですね。あれだけ乗ったって、現在は私は赤字じゃないかと思うんです。その辺、町長がわかっていたら教えてもらいたい。というのは、投資資本に対して、あれだけの乗客数が乗ったって現在は赤字じゃないか。それで黒字かどうかお聞きしたいということ。


 それと、名商大の学生が乗っても、1日、この間の話じゃないですけど、3万人ちょっと乗らないとペイできぬということになったら、桃花台よりひどいじゃないかと。これは、桃花台を、県は11月16日に、もうやっぱりこれは経営は困難だといって投げ出した形になっておるんですね。ですから、我々もやっぱり、中長期の見通しというのは、今の万博跡地が都市公園になったからといって、私は乗車率が上がると思わないんです。もっとドラスティックな考え方をしないといかぬです。


 例えば、お名前を出して恐縮ですけれども、倉知県会議員がちょっと前に東山動物園をあそこの方へ持ってきたらどうだという話をされて物議を醸したんですが、仮に持ってきたって、東山公園があそこへ移って、あそこで見るパンダと上野公園で見るパンダと、パンダには違いがないですから、そう集客力は私は期待できないと思う。とするならば、もっと考えを出さないといかぬのじゃないか。


 というところで、助役があそこのメンバーに、21世紀にふさわしい公園づくりの委員会に入っておられますね。メンバーの一人です。そこでいろいろ検討をされておるんですが、いいですか、私は以前に、夏目参事に、あそこの万博跡地にハンガリーのブダペストの中世のまちづくりをしたらどうだというお話を申し上げたんです。今現在でも、これ、いわゆるこの話で、ここに一つのシミュレーションがありますよ。こういうものをですね。どういうものかというと、わかりやすく言うと、長崎のハウステンボスみたいなものですよ。これもですね、張りでやるんじゃない。3万坪ぐらいかけて、そして、中国から石を引いて、本物のようなものをつくると言っておるんです。


 そういう話を、実は夏目さんにお話を申し上げ、現在は、これは財政的な負担を県にもかけない、自分のところの力でやる。この話を持ってきたのはティファニーの美術館のオーナーでして、そういう話を私が持ってきたときに、当然夏目さんは、恐らくあなたにも話をされ、町長にも話をされたと思いますが、あなたはそういう話を、長久手町の助役として、その委員会で話されたことがあるんですか。まずそれがお聞きしたいということ。


 それから、町長には、先ほど言いましたが、現在だって恐らくこれだけ乗ったって私は黒字になっておらぬと思いますが、赤字か黒字かということ。わからなきゃいいんですが、赤字だったらまた赤字の積み上げになって、赤字の屋上屋を重ねていくことになるんですよ。それで、桃花台線がそういうふうになった。12年だそうですけれども、長久手町もあれだけのものをつくっていただいて、12年もたずに10年ぐらいでやめということになったら、長久手町の将来はないわけですよ。


 そんなようなことを踏まえて、私は、中長期の経営計画が、やはり愛知交通としてもいわゆる県とかそういった人たちにおんぶに抱っこで、全然知恵が絞られておらんのじゃないか、成り行きじゃないかと、こう思っておるわけであります。


 そして、その辺のことと、今最後に合併しなければと申し上げたのは、愛知県だって市町村を数多く抱えておるわけですよ。一長久手町だけにかかわっておれぬですね。財政もまた大変だということで。名古屋も大変かもしれぬけれども、名古屋の大変は、その赤字を資産勘定したら、赤字より多く資産が黒字になることはわかっておるわけなんです。ところが、こういうような状態で愛知県が、県が支えられるかどうか。名古屋と合併すれば、政令指定都市ですから、自分のところの力でやれるわけです。ですから、愛知県ではできないということなんです、率直に申し上げて。


 その辺を、今言った、私は、このリニモというものが一つの核になって、合併問題は避けて通れない、このように思っておるんですが、町長、その辺はどうですか。わかるところで結構ですから、答えてください。


○町長(加藤梅雄君) まず第1点目ですが、万博のときに1,970万人乗った方がありますね。この間は、私は黒字だと思っております。大きな、日に3万1,000人を想定しておりますので、それから考えますと、1日10万6,000人という多くの方々が乗車いただいておりますので、これはもう、この間は黒字であります。


 問題は、博覧会が終わった今の10月以降ですが、1万人以上は乗っておりますので。これでよしということではございません。しかしながら、先ほどもいろいろその対策について、やらなきゃならないことについては努力いたしておりますが、おっしゃるとおり、これはなかなか一朝一夕にすぐ万博開催時のような乗客数はとても見込めません。


 しかしながら、ささいなことも努力しながら、学生さんが、博覧会中は満員でなかなか学校の時間に間に合わないというようなことで、マイカー通学が多かったんですが、それを何とかリニモ通学に切りかえていただけるような方向性で、例えば愛知工業大学、あるいは愛知県立大学、芸大、名商大、愛知学院さんがちょっと遠いもんですから、それらについても今後お願いをしなきゃいけないと思っております。


 そのほか、先ほど申し上げましたようにいろいろな、会社自体としましても、出張サービスをして定期券を販売したり、いろいろ努力いたしております。そういったことでやっていかなきゃなりませんが、基本的には、固定客をどんどんふやさなきゃいけない。だから、私ども町といたしましても、リニモ沿線の開発を急ぐ必要があるということは思っております。


 今、長久手古戦場中央駅ですね、あそこの区画整理事業が92%以上同意を得られているということでありますので、一日も早く立ち上げて沿線開発をして、利用客をふやすとか、いろんなことを考えながら乗降客をふやすように努力していこうというふうに思っております。


 今直ちに、こういうふうにいくから必ず黒字だという決め手はございませんが、まずは、何せまだ博覧会が終わって間もないことですので、いましばらく状況を見ていただきたいと思いますし、我々は休みなくその乗降客増大に、増強に努めてまいりたいと思いますので、御理解がいただきたいと思います。


○議長(青山作市君) 助役、委員会に入って質問をされたかということですが。


 助役。


○助役(伊藤祥子君) 万博が開かれました土地につきまして、21世紀にふさわしい公園づくり委員会に私も参加させていただいております。


 そこでは、万博跡地につきましては、万博開催前に利用されておりました愛知青少年公園の公園としての歴史を継承する公園であるということ、それから、博覧会の理念を継承する公園であるというような、大きな二つのテーマが決められておりました。


 そういう中で、正木議員さんが御提案なさいましたテーマパーク性に富んだ利用については、その最初に確認し合った理念に沿っていないんではないかというような判断で、ああいう公の席では発表させていただいてはおりません。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) あのね、町長の答弁の中で、現実にあれだけの資本を投資、投下して、1,900万人乗って資本金を上回るだけの利益が出ておるなんて私は考えられません。ですから、恐らく赤字で、その後も1万人では当然赤字がふえておるんじゃないかと思います。ですから、この赤字を、町長言われたリニモ沿線のところの、いわゆる開発をしなければいかぬということで、今、先ほどの答弁の中の古戦場のところを開発されています。


 私は、それと同時に、桃畑の方を、例えば農村住宅をつくって、そしてあそこに150坪、あるいはその中で50坪はうちを建てて、100坪を農業ができるような、そういうような形にすれば、あそこの土地でもできるわけなんですね。ですから、以前にも私はトヨタ自動車の住宅関係の人を助役に御紹介しまして、トヨタも、ぜひ長久手町がおやりになるなら力になりたいというようなことを言っておられましたですね。ですから、そういった民間の力もおかりになってやられれば、やはり乗る乗降住民というのがふえるんじゃないか。


 そしてまた、集客力ということになりますと、そういったこともやらなければいかぬかもしれませんが、やはり何といったって青少年公園の開発に全国から人が呼べるような、そういったものをつくらないと私はだめじゃないかと。それにかわるものが、私はハンガリーのブダペストのまちづくりじゃなかろうかと、こう思っております。


 今助役が言われましたけど、新聞でもアイデアを募集しておるわけですよ。だったら、これを私は今か今かと待っておりましたが、あの万博の開催地の行政の区域である長久手町がまずもってこの案はどうだろうというようなことを、やっぱりプレゼンテーションしてもよかったんじゃないかと。今からでも遅くないと思います。


 ただ、先ほどの、朝から質問を聞いておりますと、町というのは、やはり予算的にもきちっと裏打ちをしてから出すんだと、そうでないとなかなか出せないというような話が答弁上ありましたね。あれはたしか伊藤君のときだったと思いますけれども、これは何も一つのアイデアですし、もしあなたが不安だったら、堀内君を呼んでくれというなら、私の友人ですから、いつでも呼びますから、呼んで話をされて、非公式でも話をされたら私はいいんではないかと今でも思っております。


 彼は、万博の跡地というのは、やはりああいう丘陵、非常になだらかなところですから、あそこだったら今の残ったところ以外でも十分できるというような形でおりました。彼は、「針の穴ぐらいの希望があるなら、俺も突っ込んでいくけれども」と言われましたけれども、私と性格がよく似ておるなと思っていましたが、今彼は、その反対側に、あれは民地ですけれども、もし民地でできるならばということを考えておりますが、その前に、なかなか長久手町が消極的であったもんだから、今兵庫県知事と話をして、兵庫県知事の方から、とてもじゃないけど納得のいく土地が出なければ、自分も名古屋出身だから、改めてあのあたりに持っていきたいというような希望を持っておるんです。


 今もってアイデアを募集しておるんじゃありませんか。ですから、それは、もしあなたの不安材料を払拭するようなことを言っていただければ、私がいつでも会わせますが、その辺どうかということと、それがやっぱり集客力が一番あると私は思っておるんですね。そして、今は農村住宅だとか、町長の言ったあそこの区画整理だとか、そういうものを全部統合しないと、とてもじゃないけど、学生の登下校に使う定期券の数だけでは、私は難しいと思います。


 そんなあたりを申し上げて、一遍御答弁いただきたいと思います。


○助役(伊藤祥子君) 確かにただいまアイデアを募集しておりますが、それは、さきに私どもが参加している21世紀にふさわしい公園づくり委員会の中の専門的な作業をする検討委員会として、公園の中に博覧会の理念を非常に色濃く、エッセンシャブルに残していこうという地域を「イデアの広場」というんですが、それを博覧会期間中、迎賓館等で利用されたあのエリアに残すということになりました。そして、そこの「イデアの広場」に展開するソフトウエア、ハードウエアを広く皆様から案を提案いただきたいということでございまして、博覧会会場地として利用したあのエリア全体に対する大規模提案とは少し違っておりますので、それは難しいのかなと思っております。


 が、公園というのは、議員おっしゃられるように、やはり集客エネルギーを持たせるためには、アミューズメントとアドベンチャーといいますか、そういう浮き浮き、わくわく、みんなが行きたくなるような、モチベーションをかき立てるような要素がないといけないと思っております。


 今、県民に広く一般から募集しているものにつきましては、博覧会の理念継承の「イデアの広場」に関することのみでございますので、少し場が違うと思いますけれども、そのような意見については、今度県の公園を実際につくっている部局の方にはお話を一遍させていただいてみようというふうに思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) この案が出てきたのは、ちょうど博覧会の終わるような時期だったか、ちょっと前ぐらいだったですね。ですから、今そういったものを持ち出すということができるかどうかというのは非常に難しいかもしれませんが、私は、このアイデアを、だからといって捨てておるわけじゃないんです。ですから、私は、彼がもし兵庫県知事の方の話がだめになったときは、再度また、町長も助役もそうですけど、我々議員も一丸となって、やっぱり町として県へ話をしないと。


 私が見ておると、町はやはり県に対しては遠慮があるんじゃないか。そんなようなことではいけませんね。赤字が、このリニモの赤字というのは、県もしょうことですから、やっぱりこのぐらいのものを持ってくると、私は全国から人が来てくれるんじゃないかと。また、そこの中で、今言った美術館なんかを中へ入れてやればいいんじゃないか。あわせて、農村住宅もやったり、できる限りのことを、ありとあらゆることをやらないと、とてもじゃないけど、このリニモは支えられませんですね。


 ですから、そうなってくると、町長が嫌うかな、町長もいいところあるんですよ。私は合併はする気がありませんと言ってみたり、また、この間の愛知郡のときでは、合併は今は考えられないかもしれませんけれどもと、心の中で町長も揺れ動いておる。それは、私は当然だと思うんですよ。このまま行ったって、愛知県は長久手町を救ってくれませんですわ。なぜかといったら、長久手だけじゃないんですから。そうなれば、やはり合併をするなら、またリニモを支えるなら、政令都市の名古屋は、自分のところの財源でもってどんどんどんどん、許認可権も県と一緒のものを持っていますから、やっていけると思います。


 そのあたりを踏まえて、町長、非常に厳しい質問で申しわけないけど、答えられたら答えてください。助役でもいいわ、町長困っておるから。


○助役(伊藤祥子君) とにもかくにも、リニモの需要拡大に、それと需要確保に、精いっぱい今のところは努力させていただきます。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) それでは、町内のアスベストとかフェロシルトの行政の対応について、フェロシルトについては先ほど川本議員のことで、私も議員控え室で聞いておりましたが、重複するようなことになりますかもしれませんが。ここに来年2月28日までに長久手町は撤去するという書類もあったように思いますので、それが早くなればいいなと思っております。


 そして、医科大の山久製陶所の解体、これはアスベストですけど、これについてどの程度把握しておられるかということをお聞きして、2番目に、重複するかもしれませんけど、私が言った2月28日までに、長久手町のものを撤去するという、そういうことで間違いないか、お答えいただきたいと思います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) 少し具体的な内容ですので、私の方で答えさせていただきます。


 愛知医科大学第2グラウンド整備に伴います山久製陶所解体工事におけるアスベストにつきましては、町が直接の指導機関ではありませんが、やはり周辺住民の生活環境への影響が懸念されますので、愛知医科大学から適宜、撤去工事に関します報告も受けております。なお、工事現場の対応等につきましては、自主的に大気汚染の測定、大気環境測定を行うなど、配慮されておりますし、工事についても適切に行われているものと思っております。


 2番目の、フェロシルトにつきましては、先ほども申したようなことと同じになりますが、今後、農業用水とか河川水質の検査なども定期的に行いまして公表していきたいということ。それと、石原産業に対しましては、今後撤去作業が行われるわけでありますが、その作業の中で土砂が流出しないような方策等をあわせて指導していきたいと思っています。また、フェロシルトの撤去が具体的になった段階で、住民説明会については開いていこうということで話はなされております。


 2月28日の件につきましては、愛知県の方に石原産業から正規に出された文書だというふうに理解していますので、間違いなくされるものだと信じております。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) アスベストの愛知医科大の対応について、どういうことでああいう経過になったかということを私が申し上げますと、あれは初めは撤去を黙ってやったんですよ。それを私は、後ろにおられる中村さんから今どうもやっておるという話を聞いて、その場で私が町へ電話を入れたんです。そうすると町は何をやったかというと、愛知医科大のわけのわからぬ担当課長ぐらいに電話をかけて、そのままほったらかしだったんです。それで、私がそれもまた聞いて、北岡という部長に、「君のところは何をやっておるんだ、一体全体」と言って怒った。怒ったときから工事がとまったんですよ。


 あなたの話を聞いておると、向こうの言いなりじゃありませんか。第一報を私がぽんと町へ話をしたときに、町として責任ある態度でなぜ対応できなかったか。それは、ただ単に、愛知医科大だけじゃないですよ。今、アスベストの件は、新聞にもあるけど、病院だとか、あるいは学校だとか、いろんなところにアスベストが使ってあって問題になるんですよ。これから社会問題になる大きな問題のアスベストを、そんな甘っちょろい寝たようなことをやっておって、あなた、対応できますか。


 愛知医科大だってアスベストだらけだよ、私は思うけど。地下の機械室なんて、みんなアスベスト。あれを全部これから撤去しなければいけませんでしょう。そのときにあなた方が今のような眠たいような考え方を持っておったら、住民はどうするんですか。もっと積極的に対応策を考えなければいかぬのじゃないですか。


 そして、ついでに、学校なんかがありますね。学校の中でどこの学校がアスベストになっていて、町内はどういったところが今懸念材料になっておるんですか、お聞かせください。


○民生部長(青山宏君) アスベストの問題につきましては、当初の対応のことであります。


 これについては、なかなか専門的なこともありまして、私どもがうまく対応できなかったことがあるかもわかりませんけれども、今、事がこういう状態になっておりますので、この先はきちっとやっていくように努力をしていきますので、御理解をお願いいたします。


 学校等のアスベストについては、現在、教育委員会の方で再度調査をしているというふうに伺っておりますけど、まだ結果については出ていないようでありますが、基準が少しずつ変わってきていますので、また少し。調査の結果が私どもわかりませんので、私ども結果はちょっと聞いておりませんので。


         [「議長、担当に振ってくれ」と呼ぶ者あり]


○教育部長(山田幸弘君) たしか先回の議会で、学校につきましては飛散するものはないというようなことで報告をさせていただいております。


 しかしながら、愛知県の方から再調査をするようにという指導もありましたので、今、図面と、それから現場を確認して、専門機関へ、見てもなかなかわかりにくい部分もありますので、そういうものを分析をしていただくために、専門機関へ持ち込んで今調査をしておるところでありますので、また結果がわかり次第報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) 山田教育部長、対応が遅いわ。この新聞に出たのは大分前のことでしょう。


 ただ、町の給食センターもしかりですけど、民間でも解体するところがあると思うんですね。そういったところも視野に入れて考えると、そう悠長な考え方を持っておるということは、私は行政として許されぬのではないかと。


 やっぱり、住民の心のよりどころは長久手町、いわゆる町なんですよ。町がそっぽを向いておったらよりどころがなくなっちゃう。これはいろんな面においてそうですよ。俺のところの関係じゃないと、黙って後ろの方に座っておる人だって、十分それを頭に入れておってもらわないといかぬ。すべて、やっぱり住民は町しか頼るところがないんですよ。町長が全部やると言ったってできません。あんたらがしっかりしなければいかぬわけだ。


 そんなようなことを言いながら、今後、このアスベスト、本気になってやるかどうか、答えてください。笑っておる場合じゃないよ。


○民生部長(青山宏君) 住民が町に対しましてそういったことで期待をされているということは、もちろん重々承知をしておるつもりでありますので、私どもの力が至らぬ部分もあるかもわかりませんけれども、精いっぱいやるつもりでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○18番(正木祥豊君) この項、終わります。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) いつも人に優しい行政を志すということを言っておられまして、それはそれなりに頑張っておられるかもしれませんが、一体人に優しい行政は何をやっておられるのか。


 それと、加えて、これは町長が喜ばれるかもしれませんけど、高齢者にリニモの年間優待パスですね。これは名古屋でいえば地下鉄の優待パスになりますが、長久手町の高齢者の方にリニモのパスを持っていただいて、そして元気にどこかを歩いてもらって健康老人になっていくと。そうすれば、介護保険も使われないし、老人医療も減ってくるんではないか。私はそのように思って、高齢者に優待パスを与えたらどうかということ。


 いま一つ、8月15日に2市1町の議員研修会がありましたね。これは、そのときに医科大の名誉教授の祖父江先生が、町長がお願いされたのかどうか知りませんが、非常に含蓄のあることを言われた。「人生80余年、臥して3日」と言われたんですね。80余歳までは頑張って生きなさい。そして、80余まで生きた人は、「臥して」というところは、ぽんと倒れても長患いしないと、こういうことをおっしゃったんです。私は、私も80余歳までは頑張らなければいかぬなと、あと20何年、ちょっと頑張ってみようかなということを考えておりました。


 そして、そう言ったときに、その先生も言われたし、100メートル間隔に、長久手にプロムナードなんてしゃれたものがあるか知らぬけど、老人がよく歩かれる散歩道にベンチか水の補給ができるようなところがあったらいいなと。これからの行政はそういうことをやっぱり志さなければいかぬですよということを、この先生が言われた。


 私も、プールで会うお年寄りにその話をしたら、それはやっぱり「年寄りは階段もえらい。あんたらがぱっと上がれるような階段でもえらいし、100メートルぐらいでちょっと休むといいな」と言われたから、祖父江先生はいいことを言われたなと、こう思いました。


 その辺について、それは一挙には大変だろうけれども、水道管の通っておらぬところもありますね。また町長、嫌な顔をするかしらぬけど、狐洞だとか、そういったところもあるかもしれぬが、いずれにしても大体水道は通っておる。そういったところからちょっと補給ができるようなことをおやりになったら、本当に人に優しい行政だと思いますが、その辺、いかがでしょうかね。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) お答えいたします。


 高齢者の優しい足として、平成10年から、N−バスを運行しました。そして、あったかぁどを発給し、65歳以上の高齢者は無料でどこへでもお乗りいただけるということで、高齢者の皆様には喜んでいただいているものと思っております。十二分にN−バスを御利用いただきまして、健康高齢者になっていただくことを望んでおります。リニモの優待制度につきましては、今は考えてはおりません。以上です。


 それから2項目め、市街地などには、区画整理や町の事業などで歩行者専用の緑地、緑道、歩道をつくっております。これの整備に当たりましては、一定の区間ごとに休憩場所となるベンチや木陰などを整備しています。最近では、香流川緑地整備事業におきまして、区間5カ所の休憩所を設置いたしました。また、長湫中部土地区画整理事業地内の香流川左岸にも歩道を整備しているところでございますし、この道路では途中の原邸公園を休憩場所にして活用していただくことになっております。


 現状では、歩行者専用道路や緑道などで歩行者ネットワークが形成される箇所について整備をしているところでございますが、一般道路におきましても、一定の歩道幅員が確保される箇所や歩行者の滞留する箇所を対象に、危険がないという範囲内において休憩スポットを検討してまいりたいと思っております。


 なお、給水施設の設置につきましては、維持管理上の問題と安全性の確保ということに問題が大きいことですから、現在は設置は考えておりません。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


○18番(正木祥豊君) 今助役が答えたのは、どこでもやっていることだ。


 維持管理といったって、名古屋でもちょっとしたところに水を補給するようなことはできるんですよ。あなたがやらぬために維持管理と言っておるだけで、何もそんなものは、中部水道企業団の水なら飲めるんでしょ。だから、それを飲んでもらえばいいんですよ。それは何も安全じゃないか。あれが安全でないと言ったら我々は生活できなくなっちゃうんだから、そういうことをおやりになりなさいというんですよ。


 それともう一つ、年間優待パスは、現在は考えておられません。当たり前だ。だから考えなさいと私は今言っておるわけですよ。考えなさいと。町長、あなた、愛知交通の副社長でしょう。ですから、副社長で1人でもやっぱり乗車率を上げるため、乗っていただくためには、それを出したからって、そうたくさん乗るわけでもないし、金が要るわけじゃないんですよ。その辺ことをやらずして、名古屋との合併はわしは嫌だなんて、そんなのは全然だめだ。町長、答えてください。


○町長(加藤梅雄君) 先ほど助役が答弁したとおりでありまして、私は異なる点はありません。


○18番(正木祥豊君) だから、うちの長久手町には三ばかトリオだとか、ばかップルとか言われるんですよ。


 ですから、そういうことを言われぬために、いわゆる今言ったものを、町長が副社長なら愛知交通の赤字にならぬように、少しでも町として何とか、予算を仮につけたって、あそこが黒字になれば我々は株主として出さぬでもいいんですよ。わかりますか、言っておることは。あそこの会社が赤字になれば、株主として長久手町は応分の負担をせねばいかぬ。ところが、少なくても、少しでも予算をつけて優待パスを出せば、向こうへプラスアルファになれば、結果それが売り上げになってくれば、それだけリスクはなくなるわけですよ。そんなそろばん勘定もできないで、町長が助役の答えたことと一緒だなんて言っておったら、次、町長、落選しちゃうんですよ、出るか出ないか知らぬけど。


 助役、あなた、さっきの答弁と一緒だと言っておるけど、どうだね、あなた。ばかップルなんて言われておっていかぬよ、あなた。だれが言っておるか知らぬけど。はい、どうぞ。どうぞと議長が言わなきゃいかぬけど。


○議長(青山作市君) 助役、答えられますか。


 助役。


○助役(伊藤祥子君) 繰り返しますが、リニモの優待については、私どもは考えてはおりません。


           [「ほんで給水は」と呼ぶ者あり]


○助役(伊藤祥子君) (続)給水につきましては、担当課と問題の除去について勉強、研究をし、できるだけやっていける方向があれば模索していきたいということですが、今即答は少しできないです。


 以上です。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) 南部区画整理地内に集会所用地がなかったんですね。なかった。私は当然あるかと思っていたら、ある人が、「実は正木さんね、南部区画整理組合に集会所がないんですよ」と聞いたので、そんなばかなことは絶対にあり得ないといって聞いたら、実になかった。


 それは、都市整備課になるのかどうかわからぬけれども、その計画の中に既にそういうものがあるかないか、わからなかったのかどうか。それも行政の怠慢だ。住民参加のまちづくりといって、住民があれだけの大きな整理をして、そして、そこへ一つも集会所がないというようなことはあり得ぬことだ。


 その後、私もあなたに言ったかどうか知りませんけれども、助役にお願いしたかな。その後、理事の一人も、いや、そんなものはいつでもどこでもできるよといって聞いておるけど、そんないつでもどこでもできるよなんていうのを私は真に受けておったらいけませんので、こういう本会議場できちっとした答弁をいただきたいと思います。どうですか。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) 現在、計画地の中に公共用地としての集会所用地はございませんが、いずれ集落として発展していくわけでございますので、今後、長久手自治会連合会等とも協議し、地区内にある公用地の中から公共施設用地を確保しますので、それを活用するなどして集会所用地に充てていく計画でおります。


 なお、面積、それから駐車場面積等については、今後のことだと思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) それは、くどいようですけれども、確認しておかなければいかぬけれども、それは整理の中で出てくる土地ですか。町が買うわけじゃなく、整理の中で出てくる土地ですね。町が買うんですか。町が買うということになると大変なことになります。質問ですから、答弁してもらいますからいいですよ。カウントしてください。


 いいですか。それは、あれだけの整理を南部区画整理組合がやって、その整理の中で当然出さなければいかぬですね。というのは、あれを売るんですから。売れば当然、そこへ長久手住民になるんです。そういう人が集まるところがない。売って利益を上げるなら、当然それは整理組合でやるべきなんです。町も、年間やっぱり何億という助成を出すんですから。おい部長、聞いておれよ。


          [「はい、聞いています」と呼ぶ者あり]


○18番(正木祥豊君) (続)何億という助成を出すんですから、それを出すことはしておいて土地が出てこぬなんていうのは、そんなのは暴力団みたいなもんだ。ですから、税金を出すんですから、やっぱり当然整理組合としてそういうものは出さなければいかぬ。当たり前のことですよ、これは。その辺をひとつ答えてください。何も町が出すことはない。


○建設部長(加藤具己君) 集会所用地につきましては、区画整理を長湫ではいろいろやってきたわけですけれども、その中でも、やはり昔から、東部、西部、中部につきましてはもともと集落があったところということで、従来からの地元の土地といいますか、そういったところにできておったということです。


 それとあと、長湫中部につきましては、あそこは比較的集落も散乱しておったもんですから、集会所用地については、景行天皇社用地の中で仮換地の変更をやって、途中で配分を区会の方と協議して決めていったという経過になっております。


 南部の場合には、先ほど助役がお答えしましたように、既存の自治会というものがなかったということで、計画の時点でも、当然これから集落が形成されるだろうというふうに考えておったわけですので、今後進む中でそういったことを考えていきたいというふうに思っておりまして、区画整理の中で集会所用地を出していくというような規定というものがないものですから、それを出すということにはなっておりません。


 ただ、助役が答えましたように、今後、集落というものが絶対にできてくるわけですから、議員が言われるように、その中で公共施設用地の中の一部を使った形で検討するようなことを考えていかなきゃいけないだろうと。


 それとあと、南部の場合には、アパートといいますかマンション用地というような形での保留地の設定、それから、こういう区画整理で保留地が売れない状態になっておる時期だもんですから、南部の組合としては、ある程度ハウスメーカー等に、集団といいますか固まった形でお売りをしていくというような交渉の仕方もしておるもんですから、そういったものが例えば30戸以上ぐらいのような単位になるものであれば、その開発者の中で集会施設というようなものを考えていただくよう指導していきたい。マンションにつきましても、ある程度そういったことを、例えばライオンズマンションの中に集会施設があるわけですけれども、ああいったことを御指導をしていきたいなというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) あと4分ぐらいしかありませんからね。


 それにしても、あれだけの整理をして集会所もない。また、それは当然整理組合が考えなければいかぬことだ、土地を売って利益を上げるのに。やらずぶったくりだよ、それは。それなら、税金を投入するのをやめて、その税金で蛇口を締めておいて、それで買えばいい。わかる、言っておること。


            [「わかります」と呼ぶ者あり]


○18番(正木祥豊君) (続)それなら、そんな何億もなんかやめちゃって、蛇口を締めて、それで買えばいいよ。それ、最後答えてください。


○建設部長(加藤具己君) 議員の理屈というのは、お聞きしてわかるわけですけれども、ただ、先ほど言いましたように、制度的にないもんですから、それをどうやって話をしていくか。


   [「だから買えばええ。税金出すのをやめて買えばええ」と呼ぶ者あり]


○建設部長(加藤具己君) (続)その辺を今後また検討しながら、組合とも協議してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 正木祥豊議員。


○18番(正木祥豊君) だから、出さなければ買えばいいよ。いわゆる出すのをへずって買えばいい。それを話して終わります。


○議長(青山作市君) これをもって正木祥豊議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午後3時14分休憩


            ──────────────


               午後3時25分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、中野文夫議員の個人質問の発言を許します。20番中野文夫議員。


            [20番 中野文夫君質問席登壇]


○20番(中野文夫君) 議長のお許しをいただきましたので、さきに提出をいたしました通告書に基づき、順次お伺いをいたします。


 また、最初の質問につきましては、今まで何人かの方が質問をされて、私の通告事項と重なる点がございますが、答弁者の方におかれましては、違う面があったらお答えをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


 初めに、田園バレー事業についてお伺いをいたします。


 「農のあるくらし・農のあるまち」を目指し、長久手田園バレー事業が進んでおります。万博サテライト会場跡地で産地直売の一大マーケット拠点を整備し、地元で育った野菜類を市街地の人に楽しみながら大量に購入してもらうという都市近郊農業に向け、取り組んでおられます。


 そこで、次の点についてお伺いをいたします。


 一つには、市民農園の拡張を考えているのかどうか。これは、開園するときには今後はしないというお答えでございましたけれども、それから数年たっておりますので、方向転換があるようなことであれば教えていただきたいと思います。


 また二つ目に、農楽校の受講を修了された方々にどのように携わっていただくのか、協力をいただくのか。これにも先ほど一部答弁がありましたけれども、また違う面で取り組みがなされるようなことがありましたら、教えていただきたいと思います。


 それから3番目に、マーケットに立ち寄る客数をいかほどに見込んでいるのか。


 四つ目に、三ケ峯地域及び上郷地域の遊休農地の利用の考えはあるのかどうか、お伺いをいたします。


 五つ目に、福祉農園の位置づけと内容についてお伺いをいたします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) 5点の御質問をいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。


 まず1点目の、市民農園の拡張につきましては、農地所有者や法人など、新たな開設主体の取り組みを積極的に支援をしていきたいと考えております。なお、販売を目的といたしました生産は、市民農園では行うことができません。


 それから2点目の、農楽校の受講修了生の活用につきましては、現在、平成16年度卒業生が、農業参入のためNPO法人設立の手続中でございます。今後も積極的に農業にかかわっていただくよう働きかけていきたいと考えております。


 3点目の、マーケットに立ち寄っていただけるお客様の数の見込みにつきましては、初年度で年間16万人ほどを見込んでおります。


 それから4点目の、三ケ峯地域の遊休農地の利用方法の方につきましては、そこも含め、株式会社あるいはNPO法人等の農業参入を促し、遊休農地の解消に努めてまいりたいと考えております。


 5点目の、福祉農園につきましては、福祉課及び関係する団体等と今後協議をしてまいる所存でおります。よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 今、市民農園の件についてお聞きしましたけれども、ここでつくられるものについては販売云々という話がありましたけれども、新聞記事等を見ますと、このマーケットで大量にそうした地元でとれた野菜を販売をしていくという報道がされておりました。そうした点からいきましても、もっともっと農業に関心を持ってもらう人を育成していかなければならない。そういう点では、この市民農園の拡張をして、やはり農業にかかわる人口をふやしていく必要があるんではないかなと、そのように思っております。そういう点で再度お聞きをしたいと思います。


 それから、この新聞記事の中で、長久手町の農業関係の耕作地は約208ヘクタール、そのうち経営耕作地は178ヘクタールで、30ヘクタールは耕作放棄地である。こうした放棄地をなくして農業を活性化したいと述べておられるけれども、この30ヘクタールについての取り組みを持っておられたら、お聞きをしたいと思います。


 それから、この農楽校受講修了者については、そういうことで、NPO法人等々に参入をということですけれども、そのほかに、この田園バレー事業あるいは直販、直売店等々に積極的に意欲を持って参加をしたいというところがあったら、教えていただきたいと思います。


 それから、この事業を推進するために、各部が、いろんな部会が設立をされておると思いますけれども、その部会の現在の取り組みについてお聞かせを願いたいと思います。


 とりあえずそれだけ。


○産業観光課長(山田三行君) それでは1点目の、市民農園についてでございます。


 これについては、ことし9月から今まで構造改革特区というのが全国展開されたということで、長久手においては、これに先立って特区認定を受けまして、NPOあるいは株式会社の農業参入ということで実施をしてきたわけですが、今後とも一般のNPOあるいは株式会社等が市民農園の開設あるいは農業経営の参入ということが可能になってきておりますので、そういったところに町としても積極的に支援をしていきたいというふうに思っております。


 また、市民農園については、今の前熊地区、調整区域に限らず、市街化区域でも開設が可能でありますので、そういったことも踏まえて、今後、農地所有者等と、相談を受けながら実施していきたいというふうに思っております。


 また、遊休農地につきましては、御指摘のとおり、長久手町には30ヘクタール、約17%ほどが遊休農地となっております。国においても474万ヘクタールの約8%ほどが遊休農地ということで、国としても遊休農地対策には非常に苦慮しておるところということで、農業施策の中で今後国を挙げて遊休農地対策を進めていきたいということになっておりますので、町もそれに沿った形で今後いろいろな種々の施策を展開していきたいというふうに思っております。


 また、各部、これは田園バレー会議の各部の活動ということでございますが、各部会から、今の交流拠点整備につきましては、一定の意見を集約いたしまして、今後、会議の方あるいは町の方に意見をまとめまして、あとは町の方の施策の方に依頼を受けたといいますか、そういう形になって、町の方が具体的な計画を策定してきている段階でございます。今後、その計画を再度部会の方へおろしまして、いろいろ意見を伺っていくという方向で進んでおるところでございます。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) それでは、このマーケットに立ち寄る客数を年間16万人、少ないんじゃないですか。じゃ、その16万人という数字をどこからはじき出されたか、それが1点。


 実は、私どもが会派の研修で先月の初めに福岡県うきは市に行ってまいりました。道の駅を視察をしてまいりました。そこの話を紹介しながら、我が町の取り組みをお伺いしたいと思います。


 うきは市は、私たちの人口よりも少ないです。2町が合併をして市になったわけです。つい最近ですけど、それまでは浮羽町でございました。3万5,000ちょっと。それで、そこの道の駅ですけれども、大体九州地区にある道の駅の客の立ち寄りのパーセントというか、お客さんの、そこを通過するその中でどのぐらいの人が立ち寄ってくれるだろうか。平均が約4%から5%だそうでございます。この辺でもそう変わらないと思うんですけれども、しかし、このうきは市の道の駅は、何と25%の立ち寄り客があるというんです。


 かといって、大きな国道が走っておるわけでもありません。本当の県道、そうした道路が走っておるだけなんですね。そこでやはり25%の人が立ち寄る。それで、年間、去年度の売り上げは、物産館、あるいは食べ物と、いろいろ三つに分かれておりましたけれども、物産館の売り上げが2004年度で6億2,953万4,400円だと。それから、客数が48万8,000人という数字で、このデータを見れば年々上がってきておるんです。


 やはり、そこの最初の立ち寄るお客さんのはじき出し、計算方法を間違うと、大変な赤字になっていく。全体的に見て、道の駅というのは赤字。大概は三セクでやられておるようですけれども、赤字がほとんどだと。その中で、このうきは市の道の駅というのはすごい売り上げをしている。


 そういう点からいっても、最初から16万で、じゃ、16万人で採算性はどうなんだと。最初から25%集めようといったって、それは無理な話ですので、16万ではじいたなら、その16万のはじき出し方、あるいは16万の客で大体1人が幾らぐらい買い物をしてくれるんだろうか、そうすれば維持管理ができていくという計算をされたのかどうか、お聞きをしたいと思います。


 それから、これはまだまだ先の話ですけれども、マーケットができて、そのマーケットを運営していく、何と言うんですかね、推進委員あるいは管理組合、どういう名称になるかわかりませんが、そうした会議というか、できたときのメンバーの選出をどう考えておられるのか、お聞きをしたいと思います。


 まずそれだけ。


○建設部長(加藤具己君) 4点ほどの御質問だったと思います。


 まず、16万人を算定をいたしましたシミュレーションといいますか、その前提条件でございますけれども、平成19年度を初年度として、5年後の平成23年度を基準年度として考えたわけでございます。その基準年度の利用客数を40万人といたしまして、開業初年度を基準年度の40%、それで先ほど申し上げました16万人ということを言っておるわけです。それで、2年目を基準年度の50%、3年目を60%、4年目を80%としての売り上げで設定をいたしたわけです。


 ただし、オープニング効果だとかそういったことで、もう少し見込めるとは思うわけですけれども、やはりシミュレーションをする上で安全性を見て、若干ですけれども低目に設定をさせていただいておるということでございます。


 それでまた、40万人の根拠でございますけれども、産地直売施設の年間利用客数というのを40万人ということにしたわけですけれども、これは全国のファーマーズマーケットの事例のうちで、本町が計画をしておりますおおむね500平方メートルぐらいの施設規模の年間売り上げ等を念頭に置きまして、なおかつ、それとあと長久手町が名古屋市に隣接するというようなことを踏まえて設定をいたしたわけでございます。


 あと、採算性については、基準年度では採算が当然とれるということの設定でやっておるわけですけれども、1人当たりの消費価格といいますか、売り上げ客単価といいますか、そういったものについては、大体1,200円程度を見込んで計算をしてみました。


 それから、運営につきましては、交流拠点の方でアグリ事業部でやるわけですから、当然支配人とか店長、職員、パート等々おるわけですけれども、あと、会員というものにつきましては、きょうもお話をしております後援会等で農業者に入っていただかなければいけないわけですから、そういった方々のことを、これから細かいことも詰めていきたいというふうには思っております。


 簡単ですけれども、以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありますか。


 中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 先ほどの話と関連して、新聞でいきますと、「ござらっせ」へ2年間50万人の客があるからという記事がありましたけれども、その50万人がどうなのか、これは疑問だと思いますよ。


 いい例が、ちょっと比較するのは合わぬかもしれませんが、万博のサテライト会場。公室長は私に40万人は見込めますと言って大見えを切ったけれども、実際は8万人しかサテライト会場に立ち寄らなかった。温泉客が50万人からあるから、そのマーケットにこれだけは来るだろうなんていうのは甘い考えだと思いますよ。


 そういう点では、この近隣市町の、あるいは今「ござらっせ」を利用していただくお客さんに、こういうマーケットをつくったら来ていただけますかというアンケートをとる考えはございませんか。まずそれが一つ。


 それから、ちょっと私の質問が悪かったと思うんですけれども、マーケットを運営していく上で、これは提言にしておきますけれども、私たちが研修の中で教えていただいたのは、そのマーケットを推進するメンバーに生産者は入れてはいけないと。意味わかりますか。生産者は入れてはいかぬ。


 それは何でかといったら、品質が落ちる。というのは、生産者の立場で物を言うから。そのメンバーは、まあしようがないかと妥協しちゃう。妥協しちゃうと、その商品はだんだんだんだん悪くなっていくと。


 このうきは市がこれだけ人気があるのは、品質がいいということだ。その出店をするというか出品をする人も、今は順番待ちだそうです。町内の人をみんな対象にするんだけれども、なかなか全部が入れず、申し込み、順番待ちだと。あるいは、70〜80のおばあちゃんが年間100万からを漬物だけで売っていく。年金と両方で悠々と暮らしている。あるいは、その地域の御婦人の方は、パートに行くよりも、自分の庭先で野菜をつくったりして出した方が、自分の好きなことをやって過ごした方がいいというふうになってきている。


 そのもとは、品質がいいという評判を得ている。あるホテルからも指名をされて納入している。大口になっておるというような話でしたけれども、そういう点では、この運営をしていく、どういう名称でできるかわかりませんけれども、物をつくる人を入れてはいけないということ、これは肝に銘じて参考にしていただきたいと思うんです。


 そういう点で、さっきのアンケートをとるということは考えているのかどうか。


 それから、マーケットについてはその辺にしまして、三ケ峯地域、上郷地域の遊休農地の有効利用についてですけれども、今国や県が非常に取り組み、推奨しておる事業が、和牛の放牧を一生懸命やっておるんです。なぜ今、和牛の放牧か。実は私も、そこの農業試験場に行ってお話を聞いてきたんですけれども、非常に県としても力を入れている。また、農業試験場も、長久手さんがそういうことをやられるんだったらぜひ協力させていただきたいという話を聞いてきました。


 それで、なぜ今放牧なのか。これは、農村には、担い手の減少などにより、荒廃した農地や山林が年々ふえている。こうした荒廃地を管理する手法として、牛の放牧が有効であることが各県で実証された。今取り組んでいくなら、県も、何と言うんですか、電線を張る費用だとか等々について補助をしていくという、面倒を見るという、約5反歩ぐらいに2頭ぐらい放つそうです。数が多くてはいかぬそうです。また、1頭でもだめだそうですけれども、非常に有効ではないか。


 じゃ、先ほども質問が出ておったように、私が聞いたのは、上郷地区では豚舎のにおいに悩まされておる。そこでまた牛を放牧するとなると、一遍に拒否反応を示すんじゃないか。そういう話をしたんですけれども、いや、それはないと。ゼロとは言いませんけれども、相当な広い面積にたった2頭しかいないわけですから、その牛ふんのにおいというのはほとんど感じない、そういう話でした。


 また、遊休農地の雑草の管理というのは非常に大変だ。町としても、刈りなさいとかいろいろ指導しても、なかなか地主にとっては経費がかかるということで、刈り取ってもらえない。そういう点では、牛を放すことによって、牛の丈ほどというか、我々よりも丈の高い雑草の中に入れてやると、瞬く間に食べると、そういう話を聞いてきたわけです。


 そんなことから、三ケ峯の私が住んでいるところの牧草地等々はあいておりますし、そういうところに牛の放牧というのは考えられないんだろうか。それによって、長久手の30ヘクタールの遊休農地の有効利用につながっていくんではないかなと。


 それからまた、福祉農園的な考え方からも、こうした事業に、和牛の放牧に障害者等々を参加させていく。今非常に和牛の子牛というのは高いんだそうです。30〜40万するそうです。県としては、農試の話ですと、妊娠をした和牛を払い下げると、そういう事業をやっておるそうです。それが生まれることによって、それを販売をしていく。また、それをこうした障害者の方々の運営資金としていく、そういうこともできるんですよという話でありました。


 そういう点から、私は、この福祉農園の取り組み、長久手の荒れた遊休農地の有効活用、そうしたものに大きな力を発揮するんではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。


 それから、そういう事業をやるには一定の、そこに1反や2反の狭い土地ではいけないわけですから、先ほども観光課長が言っておりましたように、農地改革というかで改正をされましたね。農地制度の活用について改正をされました。


 その中に、遊休農地の解消に向けた措置の内容ということで、遊休農地の所有者等が適正に利用しない場合には、市町村長が今後の利用計画の届け出を求めるとともに、提出された利用計画の内容が不十分な場合には、遊休農地の適正な利用に向けた勧告を行います。また、遊休農地の所有者等がこの勧告にも従わず、遊休農地が放置されたままの場合には、市町村長が農地保有合理化法人等を指定し、勧告を受けた遊休農地の所有者等と農地の借り受けを求める話し合いをすることができる云々と、まだありますけれども、そういうことができるようになった。


 そういう点では、町の立場から、あっちにぽつん、こっちにぽつんとあるような、あるいは隣同士が雑草で荒れている、そうしたものを、この法に基づいて集約をして、そこで和牛の放牧を、また、それ以外にあれば、遊休農地の有効利用をしたらどうか、そのように思うんですけれども、その辺の考えについてお伺いをいたします。


○建設部長(加藤具己君) まず、マーケットの運営といいますか、交流拠点の運営につきまして、貴重な御意見と思いますけれども、株式会社長久手温泉が将来的には経営をすることになりますので、それを踏まえた上での調整を今後していきたいなというふうに思っております。


 それから、アンケートにつきましても、温泉客へのアンケートということだもんですから、長久手温泉ともまた調整しながら一度検討をしてまいりたいと思っております。


○産業観光課長(山田三行君) まず、三ケ峯あるいは上郷地区の土地の有効利用と和牛の放牧ということでございます。


 これにつきましては、町としても、具体的な作業に今取り組んでおるところでございます。町内の畜産農家からもそういった話が来ており、町の職員も県の実施するそういった研修会に参加をしまして、現在、三ケ峯地区において利用できる土地の調査をしておるところでございます。一定候補地となるようなところがございましたので、細かい調査をいたしまして、そこに試験的に和牛放牧をさせていただいて、できれば今の上郷地区でもしそういった耕作放棄地、今の状態が続くようであれば、そういった方向も含めて考えていきたいというふうに思っております。


 また、その中で障害者がかかわることも可能ではないかということですが、町としても、そういったことは十分考えられるということで、どういう形になるにしろ、何らかのかかわりは持っていけるんじゃないかというふうに考えております。


 また3点目の、放置された遊休農地に市町村長が、町が直接かかわっていく方策も出てきてはおるところでございますが、そこまで持っていく段階がまた種々ございます。荒れているから即、町の方でというわけにはいきませんが、最終的にはそういった制度もできてきておるということで、今後の遊休農地解消に向けて、一定の効果といいますか強制力が出てくるというふうには思っておりますので、そういった制度も活用していきたいというふうに思っております。


○議長(青山作市君) 答弁漏れはなかったですか。いいですか。


○20番(中野文夫君) はい。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) じゃ、次の項目に移ります。次には、内部統制評価についてお伺いいたします。


 一般的には、公務員は、公僕の名に恥じない高い人格と倫理観を持つことが当然のことと考えられ、行政組織は、企業と比べマネジメント体制に関心が薄い面がありました。ところが、近年の公務員の不祥事や不適切な事務は、国民や町民の不信を招き、行政運営での説明責任、透明性の確保はますます重要な課題となってきております。これらに対処するために、民間企業と同様に、不正防止を初めとする種々の行政目的達成のための組織を管理する仕組みが必要なことから、そのプロセスである内部統制の確立を図らなくてはならないと思います。


 地方公共団体における内部統制は、住民の福祉を増進するために、地方公共団体の事務が地方自治法の定めるところに従って、適法かつ正確に行われるのみならず、経済性、効率性の観点からも適切に執行され、その資質が適正に管理されるように、管理者(町長、助役、収入役、各部門責任者)によって構築される組織及び事務執行におけるすべての手続または手段及び記録から構成されている制度であります。


 内部統制は五つの要素から構成され、一つには統制環境、二つには住民への安全、安心への備え、三つ目には統制活動、四つには情報伝達の機能、五つ目に監視活動の要素が一体となって機能することで目的が達成するとされております。


 上記の点を踏まえて、次の点についてお伺いをいたします。


 初めに、統制環境面で、部内、課内の職員数と業務の均衡は確立されているのか。


 職員に必要な、誠実性、公正性及び職務遂行能力を伝達しているのか。


 職務遂行に必要な能力の定義があるか。また、適切な人材を確保しているのか。


 能力評価はされているのか。


 十分なヒアリングを行っているのか。


 次に、情報伝達の機能面で、人手によるものか、ITを利用したものかを問わず、情報システムによって処理された情報は、管理責任者等から職員へ伝達されるだけでなく、職員から逆に伝達されなければならない。また、部門間においても双方向に適時効果的に伝達されなければならないと思います。


 そこで、有効な情報はすべて識別し、収集、処理及び報告はされているのか。


 住民の意向が適切かつ公正に反映できる制度が定められているのか。


 町民その他、利害関係者からの苦情、意見等の処理規定はあるのか。


 次に、事務事業の執行にかかわる内部統制の面から、事務事業の執行に当たっては、適材適所の人員配置であるのかどうか。


 新任職員が当たる場合、ふなれによる誤りを防止する措置は講じられているのか。


 事務事業の執行手続マニュアルは作成されているのか。


 職員の人材育成の取り組みはどうか。


 庁舎内の総合案内、なんでも町政サロン等の費用対効果はどのように評価されているのか。


 以上、お伺いをいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) 内部統制につきまして、大きく三つの側面から御質問をいただきましたので、御答弁申し上げます。


 まず、統制環境面について、第1点目は、それぞれの課に1年の間に繁忙期や閑散期があり、また、年によって事務事業の多寡があります。したがいまして、職員数と業務の均衡を図ることは、局面においては難しい面もございますが、適正な配置に心がけております。


 第2点目は、公務員に当然に求められる基本的な姿勢であり、職場の内外における研修を通して職員に徹底しております。


 第3点目、職員採用の際には、教養試験のほかに事務適正や実技などの試験もあわせて実施し、適切な人材の確保に努めています。


 4点目、現在、地方公務員法第40条に基づき、勤務成績の評定を実施しております。また、新たな人事評価システムの導入についても検討中でございます。


 5点目、平成13年度から、課内のマネジメントのため、あるいは職員を把握するため、管理職による職員ヒアリングを実施しております。


 次に、情報伝達の機能面について御質問をいただきました。


 1点目は、グループウエアシステムを活用して、迅速かつ全庁的に情報の共有化を図っております。さらに、定例の職員会議や事案に応じた臨時の会議を設けるなどして、情報の共有や職員間の意思疎通を図っています。また、なんでも町政サロン室に寄せられました御意見、御要望などの情報は速やかに関係部署に知らせ、適切な処理に当たらせております。


 2点目、住民の意向は関係部署で把握され、その後の事務事業の執行に反映されるよう努めております。


 3点目、広報部門に寄せられた御意見、御要望などは、処理要領を定め、適切に処理しております。


 次に、事務事業の執行に係る内部統制につきましての御質問です。


 1点目、限られた職員数の中で、さまざまな業務を経験させることの必要性や個々の適性の見きわめなど、総合的な判断で配置に努めているところでございます。


 2点目、新規採用職員を対象にした研修を受講させています。また、採用から半年間の条件つき採用期間中におきましては、職場上司のアドバイスやサポートを一定期間集中的に行い、適切に職務遂行ができるようになるよう指導いたしております。


 3点目、職員研修のカリキュラムの一つとして、職務マニュアル作成研修、政策課題研修、問題解決手法を取り入れた研修などを実施しており、事務事業のマニュアル作成に役立てています。


 4点目、職員研修計画の中で人材の育成を積極的に行っているところでございます。また、新たな人事評価システムの導入に向けては、人材育成の要素を盛り込んで検討したいと考えております。


 5点目、町内の総合案内につきましては、寄りつきやすい役場環境、雰囲気づくりに努め、受付周辺に気を配り、必要に応じて席を立って案内するなど、住民の皆様に優しいサービス、充実したサービスに努めています。なんでも町政サロン室は、広聴一元化とあったか町政懇談会の実施で、より多くの住民の御意見、御要望を直接伺い、顔を見ながら言葉と言葉を交わすことにより、より身近な町政運営に努めたことによりまして、行政に対する理解、信頼が深まっていることを実感いたしております。庁舎の総合案内及びなんでも町政サロン室のいずれの事業におきましても、一定の理解と満足を得られているものと思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 今るる私が提出した項目については、それぞれ前向きに、現実に取り組んでいるという答弁でございました。やはり、その姿勢をぜひ貫いていただきたいということを前置きをしまして、2〜3小言を申し上げたいと思います。私は、何点か掲げた中で、時間もありませんので、情報伝達と人材育成について少々お聞きをしたいと思います。


 私が、この1年間と区切っても結構ですけれども、最近、情報として耳にしたり、感じることでありますが、本町では伝達されるべき情報がどこかで詰まっているということを感じます。


 例えば、先ごろ設置されました時計、私たち議会も、500万円もかかるのかと、そんな状態であります。また、南部の小学校の雑木林にしても、午前中ですが、答弁がありましたけれども、なぜ一言そうした団体に、署名を集められた方に、きちんといついつから伐採しますよと、こういうことで町としては決めましたよと。あるいは、万博を通してこの1年間を見ても、議会への報告がないというのが何回もありました。それをここで具体的に言っておっては時間がありませんので、あったということだけで。


 そういう点をあるとき指摘をしますと、だれとは言いませんけれども、どうも上の方で取り上げてくれない。上司に報告、相談、提案などをしても、なかなか快く聞き入れてもらえない。だったら、言うより言わぬ方がいいと。まさか私が知る町長、助役はそんなことはされないと思うけれども、決定権を持つお二方にそんなことがあったら、どんな立派なことを述べられようが、これはいいまちづくりではない。


 と同時に、下の方から提案等、相談等があった場合、すぐ責任体制をとる。自分を守る体制をとる。これは行政マンとして当たり前かもしれません。責任はとらなきゃいかぬわけですから、当然企業であれば社長がとるわけですから。そうすると、課長や係長や、そのあたりが提案をしても、それが悪かったらどうするの、だれが責任とるのと。


 もしそういうことがあったとするなら、職員は伸びませんよ。さっきみたいに、言ったって聞いてもらえぬ。言われるとおりやっておれば、波風立てずにという、もしもそういう気持ちが職員に少しでも芽生えたら、幾らここに並ぶ皆さんが立派なまちづくりを述べられようとも、実現はしませんよ。


 私はそんなことはないと思うけれども、これもそれこそ私のひとり言として聞いておっていただけばいいんですけれども、定年を待たずにやめていく。こんなところにいたって自分の力は発揮できぬと言ってやめた人がおるという、私は直接聞いたわけじゃないですが、そんなことがあってはとんでもないことだと思う。そういう点は、本当にどう取り組んでおられるのか。


 先ほど私が言いましたが、うきは市の道の駅、あるいは、ことし初めでしたか、西宮に防災対策の件で研修に行ったとき、たったこの二つですけれども、そこには本当に根性のある職員がおりました。この西宮の防災対策システムについても、だれが何と言っても市民を守るために私はつくるんだといって、庁舎内で非難ごうごうでもやり遂げたという話を聞いてきました。


 また、このうきは市の道の駅についても、議会としても猛反対だったそうです。ほとんどの議員は賛成しなかった。「そんな4%や5%の立ち寄りで、この九州管内を見ても、近隣を見ても、三セクでやっておるところはほとんど赤字だ。そんな赤字なところに何で多額の税金を使わなければならぬか。まあ、やめとけ」と言われましたと。しかし、その担当課長はやりのけたんですよ。私はそこで、今もうかっておるわけですから、反対した議員はどんな顔をしておるかと、こう聞きたかったけれども聞かずに帰ってきましたけど、そういう根性のある職員が長久手にもいると思うんです。その根性を伸ばしてやる皆さん方でなきゃならないと思うんです。


 また、これは9月の議会である議員が質問をしましたが、来年の3月25日、万博開催1周年記念に何かイベントをやりますかという質問をたしかされたと思うんですけれども、そのときの答弁では、3月25日というのは年度末でてんてこ舞いしておるからとてもやれないという答弁だったと思います。私はそこを指摘したいんです。皆さんは自分の身を守るためにまず結論を出すじゃないですか。


 そういう、町長がよく言われるように、千載一遇の事業をやったんですから、10年たってからやれというんじゃないんです。1年たって、まだ町民の、我々の気持ちというのは、万博に燃えているんです。全くなくなったということはないんです。その方々が1周年事業をやってほしいと。


 そんなのは忙しくてやれぬよと、とても手が回りませんと、それは、さっきも言ったように、皆さんが自分の立場を守るためじゃないですか。町民がいかに喜ぶかということをまず考えればいいじゃないですか。町で全面的にやれというんじゃないんです。町内にも幾つもグループがあるじゃないですか、団体があるじゃないですか。そういう方々に協力を求めて、それでもできないんでしたら、できないで結構ですよ。


 そういう一つをとっても、もっともっと、先ほどの助役の答弁ではいろんな体制、システムができておるようですけれども、私は、できているとするなら、そのことと現実とが違っておるということを指摘をしたいんです。そういう点についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○助役(伊藤祥子君) 御指摘の事々につきましては、もう一度足元を見、内部を見て研さんしてまいりたいと思っております。


○町長公室長(田中憲二君) ただいま万博の1周年事業につきまして御指摘がありましたが、未来会議でも私もいろいろ御相談しているわけでございますけれども、3月25日、以前に議会でもそういったものをやらぬかということがありまして、私どもは、そういった、記念の写真だとかそういったものを展示をするとかを含めて検討したいということを申し上げておりましたので、もともとやらないということは、特にそういう表現をしたつもりはありません。ちょっと誤解があったとすれば、ここでちょっと訂正をしておきたいと思います。


 それで、県の方も3月25日に、まだ県の予算も通っておらないわけですが、かなりの額をかけて愛知県体育館で3月25日にやるということで、一緒に連動してやりましょうということが、投げかけが関連市町にございましたので、全庁でどんなことができるか、今検討中でございまして、中でも、例えば一つのイベントとしては、南部小学校の予定地で植樹祭と、その関連のイベントをしたいと。


 それにあわせて、万博推進室におきましても、例えば、子供たちの絵がまだこちらで展示していないとか、幾つか万博の記録のビデオ、写真等も展示をしたりということで、参加してくれた方々の参加も、どういう場所で得るかというのはまだ今後で、検討中なんでございますけれども、やるということで今進めておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 助役、町長に一つだけ念押ししておきますけれども、私がこういう質問をしたからといって、あしたの庁議でだれが言ったんですかなんていうことをやっちゃったら、私が言ったことが本当になりますから、そんなことはやらないでちょうだいね。また、それをやると、やっぱり黙っておこう。言えば上から押さえつけられるということになるから。聞いた皆さんが、それぞれ自分に当てはまるところが、私もひっくるめて、あれば反省して進めばいいことですから、その点、念押ししておきます。


 それで、ここで時間がないですから紹介をしたいんですけれども、有名な指導者のメッセージにこういうのがあります。ぜひ参考にしていただきたいと思うんです。人材は褒めて伸ばせと。


 「どうしたら理想の組織をつくり上げることができるか。その急所は何か。それはリーダーが成長することだ。手を打つ人間が人の何十倍も苦しみ抜くことだ。会合や会議でいい話をすることも大事だ。だが、それだけでは人は動かない。1対1で語り、心がつながってこそ、徐々に大回転を始めていく。


 改革は必要である。しかし、安直に進めれば、かえって混乱をもたらす場合もある。だからこそ、現場の声を聞くことだ。みんなが納得して進んでいけるよう、よく打ち合わせをし、対話を重ねることである。特に若くしてリーダーになったならば、みんなの意見に謙虚に耳を傾けなければならない。苦労しなければ人の心はわからないものだ。


 また、挑戦の心を失えば、硬直した官僚主義に陥ってしまう。格好はいいが、血が通わない。慈愛がない。思いやりがない。そういうリーダーであったならば、みんながばらばらになってしまう。決して上から押しつけるものではなく、みんなからよくやってくれたと言われる名指揮をとっていただきたい。


 何でも言える雰囲気が大事である。そういう組織が伸びるんだ」。


 こういう指導者のメッセージがありますけれども、私もそのとおりだと思いますし、また、自分自身にも、皆さんに言うと同時に、言い聞かせながら頑張っていきたい。また、皆さんも、本当にいい雰囲気の、いいまちづくりに取り組んでいただきますことを申し述べ、私の質問を終わります。


○議長(青山作市君) これをもって中野文夫議員の個人質問を終結いたします。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次回は12月8日午前10時から本会議を開きます。


 本日はこれにて散会いたします。


               午後4時20分散会