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愛知県 長久手市

平成17年第2回定例会(第2号 6月 8日)




平成17年第2回定例会(第2号 6月 8日)





平成17年第 2回定例会





 
         平成17年第2回長久手町議会定例会(第2号)





平成17年6月8日(水)午前10時00分開議





1.本日の議事日程


 日程第1  一般質問


        (個人質問)


       吉 田 ひでき 議 員


       伊 藤 祐 司 議 員


       前 田 幸 明 議 員


       加 藤   武 議 員





1.本日の会議に付した事件


   議事日程に同じ





1.会議に出席した議員


   議 長 青 山 作 市   副議長 川 上 孝 一


   1番  吉 田 ひでき   2番  原 田 秀 俊


   3番  川 本 勝 幸   4番  前 田 幸 明


   5番  神 野 和 子   6番  伊 藤 祐 司


   7番  石 井 芳 樹   8番  吉 田 日 勝


   9番  丹 羽 茂 雄   10番  淺 井 光日出


   11番  小 池 みつ子   12番  水 野 とみ子


   13番  加 藤   武   15番  川 合 保 生


   17番  浅 井 良 和   18番  正 木 祥 豊


   19番  伊 藤 克 彦   20番  中 野 文 夫





1.会議に欠席した議員


   な し





1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者


   町長       加藤 梅雄   助役       伊藤 祥子


   収入役      川本 保弘   教育長      青山 安宏


   参事       夏目 吉昌   町長公室長    田中 憲二


   総務部長     近藤  務   民生部長     青山  宏


   建設部長     加藤 具己   消防長      近藤 武彦


   教育部長     山田 幸弘   企画課長     福岡 久申


   総務課長     青山 爲朗   福祉課長     加藤八州夫


   産業観光課長   山田 三行   なんでも町政サロン室長


                             柴田 典隆





1.職務のため議場に出席した者


   議会事務局 局長 山木田宣彦  議会事務局 補佐兼議事係長


                             水野  悟





               午前10時00分開議





○議長(青山作市君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 日程第1、一般質問を行います。


 個人質問の通告がありましたので、順次発言を許します。


 この際申し上げます。議会運営委員会の申し合わせにより、個人質問の各議員1人当たりの持ち時間は、当局の答弁を含めて60分以内といたします。なお、質問は質問席で、各質問項目ごとに行っていただきます。当局の答弁は、各質問項目に対する第1回目の答弁は登壇して行い、再質問に対する答弁は自席で行っていただきます。ただし、再質問の回数は3回までといたします。また、関連質問については、発言を認めないことにいたします。


 なお、個人質問の発言は通告事項の範囲にして簡明にしていただき、また、当局の答弁は、質問の趣旨に的確、簡明にお願いいたします。


 それでは、個人質問に入ります。


 まず、吉田ひでき議員の個人質問の発言を許します。1番吉田ひでき議員。


           [1番 吉田ひでき君質問席登壇]


○1番(吉田ひでき君) おはようございます。


 早速、1項目めから、質問通告書に従いまして質問をさせていただきます。


 安全で安心な美しいまちづくりを進めるためにはについてお尋ねします。


 私たち議員は、おかげさまではや2年が過ぎました。トップであられる町長も10年を迎えられ、残りの2年は総決算の時期になられるのではないかと思います。若くして役場に入職され、町のために半世紀近く御活躍をしていただいております。加藤町長の全身全霊のお力により、この長久手の地で万博は開催することができたと言っても過言ではないでしょう。これでほっとされることなく、残り2年は、住民の皆さんへの恩返しとして、これからこそ命がけで活躍していただかねばなりません。ぜひ応援をしていきたいと思いますので、あえて厳しい質問をさせていただきます。


 (1)、万博もスタートして2カ月が過ぎました。開催前に心配されたほどの道路渋滞はなく、本当によかったです。なかなかこのようなことは、お尋ねをしないと発表されませんので、残りの期間の安心、安全のために、あえてきょう、1番バッターとしてお尋ねします。


 ?、町内の交通事故の数は、どのようにこの2カ月でなっていますでしょうか。


 ?、役場、警察への苦情の数はどのような状況でありますでしょうか。


 ?、その内容はどのようなことでしょうか。


 ?、救急車の出動指令の件数は、過去の同時期とどのような差があるのでしょうか。


 ?、3キロ圏内で問題発生などがあれば、どのようなことが起きているのでしょうか。


 (2)、美しいまちづくり条例も施行され、はや3カ月が過ぎています。かなり以前から放置されている自動車も現実には手つかずの状態が見受けられます。これはなぜでしょうか。


 ?、町内の不法投棄車両の実数はどれぐらい現存していますか。


 ?、万博会場周辺3キロ圏内の不法投棄車両の数は、そのうち何台あるのでしょうか。


 ?、発言通告書にあわせてお渡しした車3台の写真は、かなり以前より井堀地区に放置されている車です。行政書類に明記されてからの放置期間はどれぐらい過ぎているのでしょうか。


 ?、15年、16年度の不法投棄車両の廃棄手数料と台数はどのようになっているのでしょうか。


 ?、放置車両の一時保管場所の整備になぜ時間がかかっているのでしょうか。


 (3)、私は、子供のころからずっとこの長久手に住んでいます。町の変化で一番感じますことは、長久手の東部と西部の違いです。町の東西を見ていますと、次世代の子供たちに残せる本物の自然環境には大きな違いが出ています。また、住民の皆さんが納められる血税の中、土地固定資産税につきましても、東西ではかなりの差があります。この税につきまして地区ごとの納税額の差を確認したく、担当課に問い合わせをしましても、東部地区、岩作地区、西部地区ごとの大まかな区域での税収入の積算はされていない状況にありました。いや、されてあっても公表したくないだけかもしれません。


 この2年間議員をさせていただきまして強く感じましたのは、この町は住民の皆さんが納められた貴重な税を皆さんのためにどのように使わせていただこうかという施策よりは、集めた税をどう使ったろかと考えたような施策が多過ぎるのではないかということです。特に残念に思いましたのは、福祉の家サテライト会場やまちづくりセンターの状況のように、何でもやってしまえば後はどうにかなるというような予算の執行です。しかし、行政施策には最終責任を負う責任担当者は置いておらず、そのために、住民の血税を真剣な施策として担当課は余り考えなくてもよいということです。


 町の西の方から納められた高額な税は、温泉や田園バレーなどにまだまだ投入されていきそうです。東部地区にも高速交通は走り、リニモの駅もできました。東部の中心道路は高速道路とも直結しました。ほとんど生活環境は東も西も変わらないようになっています。今後の施策には、町内の全域でのバランスのとれた予算を考えていく必要があります。この町のどこに住んでいても、安心と安全が充実し、本物の自然環境があることが、次世代のために今の私たちが特に進めていかなければならない貴重な課題であると思います。


 これには、我々議員にも大きな責任があります。条例などをつくっても、つくりっ放しにしない。失策になるような計画には簡単に賛成をしないことです。本町の美しいまちづくり条例や環境基本条例にはすばらしいことが書かれています。平成8年3月に出されました都市計画マスタープランには、町長になられてすぐの新鮮な思いで、すばらしい21世紀のまちづくりビジョンが書きとめられております。また、平成13年3月の環境基本計画には、さすがに「愛・地球博」を受け入れられた町として、自然環境を大切に保存していく計画が町長の顔写真入りで発表されております。


 しかし、書かれていることとの、実際は違いも出ている現状があるのではないでしょうか。現在の議員で認められた美しいまちづくり条例の以前より、環境基本条例、みどりの条例はあり、次世代の子供たちや転入してこられる方々に少しでも緑豊かな長久手を残していくことが条例化され、また、理念としても記されてありました。20世紀から21世紀へと橋渡しをされた町長は、この条例をもとに、長久手の自然を本気で守ることを各関係課、関係機関に指示、指導されていたのか、疑問が残ります。


 すばらしい国策事業の「愛・地球博」を受け入れられた自治体のトップは、残り少ない自然を少しでも次世代に残していくことに知恵を出し切る責任があると思います。大きな建物をつくるばかりがまちづくりではないはずです。この環境基本計画は、今でも町長の本心であられるのか。コンサルタント会社の提案をただ担当課が進められているだけではないか。再度、環境万博が終了する前に確認をしたいと思いますので、御答弁ください。


 ?、「愛・地球博」は、なぜ前予定地の瀬戸から長久手町に変更されたのでしょうか。


 ?、長久手町は、以前には多くの緑地がありました。今のこの時代、地球規模で環境保全を重視する時代になっていても、町行政の指導の下で、見る見る自然は壊されていきます。町長は、町の最高責任者として、自然や動物、昆虫などの貴重な財産を少しでも次世代に残していくことが、今任されている住民代表のトップとしての責任であると思いますが、現在の自然破壊の進め方は、「愛・地球博」の開催地として、そこに住む子供たちに説明ができるのでしょうか。


 ?、愛知県の環境条例では、「すべての県民は良好で快適な環境の下に、健康で文化的な生活を営む権利を有するとともに、恵み豊かな環境を将来の世代に引き継ぐことができるよう環境を保全する責務を有する」とうたわれております。私たちの環境に関する権利が保障されております。そして、長久手町環境基本条例では、環境の保全及び創造は、住民、事業者及び町の協力と働きかけによって行わなければならないと規定されています。自然を残しなさい、残さなければいけませんと書かれているように読めますが、片方では、自然をなくせ、残すなと、指導を土地区画整理事業などのところに現実はされているのではないでしょうか。長久手町の環境基本計画で住民に示した理念は一体何であったのか、お答えください。


 以上を1項目めの質問とします。


○議長(青山作市君) 1番吉田ひでき議員の質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 総務部長、お願いいたします。


            [総務部長 近藤 務君登壇]


○総務部長(近藤務君) それでは、1項目めの御質問、小項目3点に分かれてございますので、全般にわたりまして私から第1回目の答弁をいたします。


 (1)の?についてでございますが、万博開催後の3月25日から5月28日までの約2カ月間の人身事故数は、死亡ゼロ、重症2件、軽症62件、物損236件となっております。なお、この数字は正式発表前でございまして、電話照会によるものでございますので、正式発表とはいささか狂いが生じる可能性がございますので、御承知おきください。


 それから?ですが、なんでもサロン室で取り扱った電話、窓口、公共施設の御意見箱、メール御意見箱、手紙並びに平日の時間外、土日祝日の役場閉庁時に寄せられた苦情の件数は、万博開催後2カ月で約9件でございました。


 ?でございますが、内容ということでございます。会場にヘリコプターが飛来してうるさい。万博駐車場の案内看板の設置場所のこと。観光バスが自宅前でUターンするというようなこと。それから、万博駐車場コインの説明不足。民間駐車場のこと。会場付近のごみ、たばこの投げ捨て。町民シャトルバスの乗車制限についてでございました。


 ?についてでございますが、御質問は開幕から2カ月とのことでございますので、4〜5月を昨年と比較してお答えいたします。ことしは220件で、昨年同期の185件に比べ35件の増加となっております。また、一昨年に比べますと16件の増加となります。


 ?の、3キロ規制圏内の問題の発生につきましては、確認をしておりません。


 続きまして、(2)の?でございます。平成17年5月末現在、28台でございます。


 ?でございますが、5月末現在でございますけれども、認められません。ゼロ台でございます。


 ?につきましては、平成16年8月20日に調査依頼し、放置自動車調査書を作成して約10カ月になります。


 ?です。平成15年度40万6,000円で18台処理をしております。16年度は6万2,010円で3台処理しております。


 ?です。長久手町自動車の放置の防止等に関する条例を平成17年3月1日から施行したのを受けまして、平成17年度で予算計上をしております。入札は本年4月20日に行い、工期を4月22日から9月30日までとしまして、現在工事中でございます。


 続きまして、(3)の?です。愛知万博は、1997年6月に、博覧会国際事務局総会で瀬戸市海上の森での開催が決定をされました。しかし、1999年5月に、会場候補地で絶滅のおそれのあるオオタカの営巣が確認されまして、当初の計画の見直しの機運が高まった中、2000年9月に、海上の森の利用を大幅に縮小して、愛知青少年公園を主会場とする計画に変更されたと認識をしております。


 ?です。町では、長久手町環境基本計画や都市計画マスタープランを初めとする各種計画により、環境の保全及び創造に関する施策、緑地や景観に関する施策等に取り組んでおります。具体的には、長久手町みどりの条例に定めるところにより、緑の育成や適切な保全を行い、また、長久手町美しいまちづくり条例に基づく開発協議により、無秩序な開発の防止と良好な住環境の形成を誘導し、また、維持しているところでございます。


 ?、長久手町環境基本計画の理念は、「環境の保全及び創造は、環境を健全で恵み豊かなものとして維持することが、住民の健康で文化的な生活に欠くことができないものである。現在、将来にわたり、健全で恵み豊かな環境の恵沢を享受できるようにするため、適切に行わなければならない。また、住民、事業者及び町の協力と働きかけによって行わなければならない」としております。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 建設部長にお尋ねします。


 車の廃棄の件なんですが、先ほどの御答弁ですと、3キロ圏内には車がないという御回答だったんですが、以前はどれぐらいありまして、この万博を機会に車が撤去されたのか、ほかの地域ではまだかなり残っているのに3キロ圏内はなぜないのかというところをまずお尋ねします。


 それと、15年、16年度の放置車両の処理委託費は、住民の税金で処理されていると思いますが、車の所有者へ処分の回収費の、何と言いますか、お金の請求の方はどのようにされているのでしょうか。


 あともう1件は、役場のホームページを見ますと、自動車の放置の防止などに関係する条例に関する放置自動車廃物判定委員会の開催状況が出ていないんですが、これは委員会としてまだ動き出していないのか、お尋ねします。


 あと、放置車両の設置といいますか、車を置いておくところの工事の契約金額が、先日の表を見ますと1,000万円を超えておりましたが、ただ捨てられたような車を置いておくのに、これだけの工事費用が予算として必要であったのか。工事までしばらくは役場の駐車場に並べて置いておくとか、あと、ほとんど使っていないまちづくりセンターの駐車場なんかに置いておいて、放置されていた期間とか、処分にかかる金額なんかを車のウインドーガラスなんかに書いて、住民の皆さんにお知らせすることもどうかなと思いまして、本当に1,000万円もかけて駐車場といいますか放置の場所をつくる必要があったのかをお尋ねします。


 次は、環境につきまして教育長にお尋ねします。


 長久手町の環境基本条例を読まれたことはありますか。この環境基本条例──環境基本計画ですね──には、20ページに、「身近な自然を育てるまち、自然と触れ合えるまちづくり」とあります。中の内容を読んでいただいていればわかると思いますが、子供たちに本当の自然を残し、見せていくことが必要と思われるかどうか、教えていただけないでしょうか。もし読んでみえなければ、自然がお好きかどうかでも結構です。


 以上、お願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長、お願いいたします。


○建設部長(加藤具己君) まず、3キロ圏になかったかどうかということでございますけれども、平成16年に1件ございまして、それにつきましてはごみとして処理をいたしております。


 それから、処分の回収費用でございますけれども、当然持ち主がわからないという部分で回収というのは難しいというふうでございます。


 それからあと、長久手町放置自動車廃物判定委員会につきましては、5月24日に開催を、1回目をしております。それで、現在会議録の方を整理をしておる最中でございまして、近いうちにホームページの方へ会議録を載せていきたいというふうに思っております。


 それから、保管場所の工事費が必要なのかどうかということでございますけれども、当然、捨ててありましても、現在のところでは、そういったものについては財産的な価値があるということでの保管を必要としておりますので、やはり適正な管理をしていかなきゃいけないので、必要だというふうに考えております。


 以上です。


○教育長(青山安宏君) では、環境について御質問がありましたが、自然を守ることは大切だと思っておりますし、学校の方でも、そういう授業は、生活科、それから各授業の中でも十分取り込んで行っていると思っております。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 建設部長と町長にお尋ねします。


 設置場所の車の駐車場ですが、どれぐらいのフェンスがあるとか、かぎをするとか、どのような管理をすることになるのでしょうかということをまずお尋ねします。


 続いて、町長に環境の方をお尋ねします。


 環境基本計画の38ページに、「住民、事業者が参加して環境保全を行うまちづくり」と書いてありますが、これは町長の最終的なお気持ちで書かれたと思います。132ページに、情報の共有化のところにもすごくいいことが書かれております。しかし、住民には、ホームページやケーブルテレビなどではほとんど何も内容が見えてきません、自然に対する考え方のようなところの。書いただけではもったいないような計画書で、意味が余りないもんですから、もう少し情報を早い形で住民に知らせていただけないかということです。


 環境万博の地が、これ以上に本物の自然を壊していって、なおかつ万博の記念の森はまた新たにつくるということは、何か非常に矛盾を感じるんですが、本物の自然を子供たちに残してあげたいという思いといいますか、町長は力をお持ちではないんでしょうかということをお尋ねします。


 以上2点をお願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) フェンス等の工事概要をどうかということでございますけれども、ネットフェンスの3メーターのものをやりまして、忍び返しをつけていくということを考えております。それから、当然扉については、かぎをかけていくということで予定をしております。


 以上です。


○町長(加藤梅雄君) 環境問題についての情報をもっとタイムリーに早く出せということですが、それは当然のことだと思いますので、そういう点でまだ十分できていないということでございましたら、担当課の方に、御期待に沿うように、早くタイムリーに出していくように努力するように指示したいと思っております。


 それから、自然を壊すというお話ですが、この意味はどういうことをおっしゃっているのかよくわかりませんが、何も自然を壊しているということはないと思っています。例えば、今の南部区画整理事業も、これは地域の地権者の総意で、区画整理法に基づくみずからの整理組合において行われていることでございますし、道路をつくるとか、そういうときに、それは新しくつくれば、そこでひっかかる樹木とか道路形状は変わっていくと思いますが、これは、長久手の発展とか、交通網の利便性とか、いろいろあるわけですね。


 ですから、それは私は、自然破壊というよりも、生活環境をより充実させていくため、あるいは町の発展をしていくためにやむを得ないことだというふうに思っておりまして、何も自然破壊を旨としているわけではございませんので、それは御理解いただきたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○1番(吉田ひでき君) ありません。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 2項目め、地域情報化推進計画などのITサービスの関係についてお尋ねします。


 高額な予算が投入されたIT事業も見直しの時期になっています。この分野ではある程度、自治体のトップの思いと担当部局の責任者が、行政はサービス業であるとの認識がなければ、なかなか敏速でわかりやすい内容の住民サービスはできないと思います。本町では「愛・地球博」が開催され、毎日テレビ、ラジオで「長久手」という名が放送に多く乗っております。また、多くの方々に知っていただいていると思います。


 しかし、本町の発信している行政情報のチェックは余りされておらず、他人事のように情報が扱われています。もう少し何とかならないものでしょうか。


 ?の質問で、町のホームページのアクセス件数は、開設から年度別に推移の状況はどのようになっているのでしょうか。


 ?、1日平均のアクセス件数はどのようになっているのでしょうか。


 ?、万博開催地の町の顔である町長のホームページのあいさつメッセージは、私から指摘後にやっと文面が変更されました。いまだ万博のページはそのままに残っております。ホームページは今の時代、自治体情報を素早く外部に向けて発信できる行政サービスの一つとして考えるべきだと思います。毎月の更新日などに最終確認をされる部署の責任者はどなたになっているのでしょうか。


 ?、本町のホームページは、各課まちまちの統一性のないデザインで構成されております。一つの自治体の行政サービスとして、一貫性のなさ、各部署の連携のなさが素直に表現されたページづくりがされております。余り見る側のことは配慮したつくりはされておりません。町長は余りこのような分野はお好きではないのでしょうかと感じますが、もうそんな時代ではないと思います。今後の行政のITサービスの重要性をどのように認識されているのか。もしわからなければ、もっと若い職員の方に相談をされるようなことが必要と思います。今後の施策展開をどのようにしていかれるか、お尋ねします。


 ?、たびたびの一般質問でお尋ねしていますが、当町の各業務課は、余り他の自治体の、特に先進地とされるような市町のホームページはごらんになられないようです。これは、見てしまうと仕事がふえてしまうからでしょうか。


 各地の自治体では、特色ある、わかりやすいページづくりに努力をされております。例えば、子供さんにも行政の仕事内容がとてもわかりやすく説明されたページなどもあります。子供のころからこのようなことに触れていけば、選挙の前に突然に「明るい選挙」の広報などをしなくても、自然に行政や政治の大切さが勉強できるのではないでしょうか。また、不審者の情報を常時開設、開示されている自治体もあります。学校の先生の仕事に任せるのではなく、これこそ安心安全課が進んで取り組んでいかなければならないことではないでしょうか。


 今は、子供さんから高齢の方までも、多くの方々が利用されているインターネットの時代です。この町は、万博の開催地とは思えないほどのITサービスの力のなさが見受けられます。思い入れがないのか、力がないのか、町長自体が理解ができずに、力が入れられないのか、予算の関係でコンサルタント会社のアドバイス料が少ないのか、どちらなんでしょうか。


 (2)、学校関係では、ホームページの作成に関係する予算はついていないようなことです。独自の努力でページづくりをされております。議会関係の情報発信は町政にかかわる町長と議員の熱意に関係しますが、なかなか前に進みません。お尋ねします。


 ?、消防署の関係や学校に関係するページには、住民の災害防止のため、子供さんたちの登下校時の安全のために、もっと予算を検討するべきであると思います。安心安全課などと協力体制で、住民の安心サポートをしていくことが必要があるのではないでしょうか。子供さんに関係する学校関係の情報では、何年も前に作成された情報が他人事のようにいつまでも町関係のリンクコーナーにアップされています。この町の行政も教育関係も、本当に子供さんの安全を考えておられるのでしょうか。とても心配です。学校関係や消防署は、どれぐらいのホームページづくりに一体予算をとってみえるのでしょうか。


 ?、各地の自治体では、もう公共施設のネット予約や議会の中継もされている時代です。行政ホームページから情報公開請求の受け付けをスタートした自治体もあります。ブロードバンドという言葉をよく御存じでない職員の方もおられました。役場の中では年齢が一番上であられる町長は御理解されていると思いますが、執行部の方々が住民の目線で答弁をされているなら、議会の答弁状況をホームページ上で発信されても何も苦にならないことだと思います。せめて、録画されたテープを福祉の家、文化の家などで放映されてはどうでしょうか。町長、助役には、議会と力を合わせた住民サービスの向上への思いはないのでしょうか、一度お尋ねします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長公室長。


            [町長公室長 田中憲二君登壇]


○町長公室長(田中憲二君) それでは、吉田議員の、地域情報化推進計画などITサービスの関係について幾つか御質問がありましたので、答えさせていただきます。


 まず、(1)の?でございますが、平成9年12年の開設から平成17年3月末までのアクセス件数は約54万件でございます。


 また、年度別の推移ですが、統計として残っているものが平成14年度以降でございますので、その中でお答えさせていただきます。14年度が約12万9,000件、15年度が約14万件、16年度が約16万3,000件となっております。


 次に、(1)の?でございますが、14年度で約350件、15年度で約380件、16年度で約440件でございます。また、17年4月以降は約920件とふえてございます。


 次に、(1)の?でございますが、窓口となるトップページはなんでも町政サロン室で請け負っておりますが、各課で作成するページは部単位で行っております。


 次に、(1)の?でございますが、各課で事務内容が異なることで、それぞれ特色のあるデザインでページづくりをしているというふうに御理解いただければと思います。今後もわかりやすく親しまれるページづくりを目指していきたいと考えております。


 次に、(1)の?でございますが、これにつきましては、さらに研修を重ね、ページ作成技術及びサービス面の向上に努めていきたいというふうに考えております。


 次に、(2)の?でございます。学校、消防署については、特に予算等はつけてありません。


 (2)の?でございますが、公共施設のネット予約につきましては、現在、愛知県下共同でシステム開発を行っておりまして、これは統一的なシステムでありますので、対応につきましては、調整等各種の課題がありますので、その中で対応について検討しているところでございます。


 なお、ブロードバンド時代への対応につきましては、冒頭で御指摘ございました地域イントラの整備なども地域情報化計画の中で整備されたメーンのものでございますが、数々施策として展開してきておるわけですが、これは到着点というのはなかなかございませんので、今後も、国、県などの動向も見きわめながら対応していきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 教育長にお尋ねします。


 校区特別指導推進協議会の委託費として、各中学校へ毎年20万円ずつの予算がついております。この生徒指導推進協議会のホームページがこれなんですけど、長久手町のリンクコーナーからは引っ張り出せます。ですが、かなり古い情報になっているんですね、これ。「守ろうみんなで地域の子供を」という、このいろんな地域の事件が載っているんですけれども、これが何年前のかが非常に、わからないというよりも、もうかなり古い内容です。


 これは、学校の先生がほとんど自分たちの力でつくられたようなホームページで、なかなかお時間がないというような話だったんですけれども、いつまでもこんな古い、これ、「交番だより」なんか、ことしが2005年ですけど、2000年5月の「交番だより」が堂々と長久手町の教育関係のリンクコーナーから出てくるわけですよね。これが本当に万博の町として恥ずかしくないかということを、まず教育長さんにお尋ねします。


 それと、消防署の方は、消防署の方が、またこれも一生懸命努力されてつくってみえるんですけれども、せっかくここまでのページがあるんなら、もっと前面に出して、住民の皆さんの安全のために、わかりやすくしていくことの方が住民のためになると思うんですが、消防署長さんは、ただ奥の方に埋もれさせておくのはもったいなく思われませんかということをお尋ねします。


 まず以上でお願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) それでは、最前の御質問の、中学校区生徒指導推進連絡協議会のホームページが2000年のものだということですが、そのままになっていることは大変申しわけないと思っております。


 どっかほかへ委託するわけじゃなくて、学校の担当の職員がつくって、そのままになって、更新もされずにおったということが現状だと思います。先生も、そういうことができる得意な方と、そうではない、全くそういうことがわからないという先生もありますので、ことし夏に「ホームページのつくり方」ということで、各学校の先生方に夏休み中に研修を受けてもらおうという、そういう計画でもあります。そういうことをして、少しでもホームページがつくれる人材をふやしていって、今の生徒指導推進連絡協議会だけではなくて、各学校のホームページの更新にも役立てていけたらと思っています。


 生徒指導推進連絡協議会は、長久手中学校区、南中学校区と二つあるわけなんですが、そのどちらが出ておるか、ちょっと私も見ていなくて申しわけありませんが、いずれにしましても更新ができるように、先生方の研修をこれから生かさせていきたいと思っておりますので、お願いしたいと思います。


 以上です。


○消防長(近藤武彦君) 消防関係につきましては、現在、長久手町のホームページの各課のページのところで掲載をさせていただいておるところでございますけれども、御指摘されました、もっと表に出してはということでございますが、このホームページの有効な活用を今後も図っていきたい、このように思っております。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 吉田ひでき議員。


○1番(吉田ひでき君) 町長にお尋ねします。


 これが名古屋市のサテライト会場のホームページです。プリントアウトですけれども、これは長久手町です。全然見た目も違いますし、なかなかこちらに、長久手のサテライトの方にはお客さんがこないというお話なんですけれども、お客さんが見たら、どっちに行きたくなるかは、やっぱり非常に今の時代、一世代前のページづくりではないかなというのを感じましたので、これは一言つけ加えておきます。


 それとあと、名古屋市の観光情報のページもあるんですけど、ここに長久手町の行事の紹介は載っておりません。これは、届けていないから載っていないのか、担当課がこういうページがあることすら知らないのか、各ほかの市町の行事は名古屋市の観光情報で掲載されておりますので、一度見ていただいて、早急に、せっかくこういう行事があるのであれば、少しでも来ていただこうという思いがあるなら、出していただきたいと思います。


 回答はいいです。


○議長(青山作市君) それでは、次の項目の質問を許します。


○1番(吉田ひでき君) 3項目め、福祉の今後についてお尋ねします。


 前回も福祉の件で質問をしていますので、今回はほかのことをしようと思ったんですが、5月26日に開催されました第4次高齢者保健福祉計画及び第3期介護保険事業計画策定委員会の傍聴をさせていただきまして、今後の本町の福祉がとても心配になりましたので、もう一度ここで質問をします。


 町長は、先日の4日の福祉問題検討会議のシンポジウムでもおわかりと思いますが、福祉の問題は住民の皆さんが真剣に問題視をされています。住民の方々の意見をしっかりと聞いていくことが、今後の行政の行わなければならない最大の施策であると思います。


 ?、住民公募の方から積極的にこの間の委員会では御意見がありましたが、行政側からのお答えは余り思いがないような回答にしか聞こえませんでした。福祉に対して本町は本腰で構えておられるのか、とても心配でありますので、まずこのことを、本腰であるのかどうかをもう一度ここで確認させてください。


 ?、福祉課の話では、初めからコンサルタント会社任せのような御説明をされていましたが、本町の職員の方々には企画力が、企画される力がないのでしょうか。それとも、幹部職員の方々に余り福祉への思いがないのか、少し心配になりましたので、これも確認をさせていただきます。


 ?、本町は、福祉の町としてうたっていますが、そうであるなら、独自性のある福祉のまちづくりをしていくことが町長の施策力と指導力であると思います。多くの施策が、住民参画と言いながら、コンサル主導の施策が多いと感じております。職員の立案能力を育ててあげることや、やる気のある若い職員の能力開発に力を入れてあげることに、ぜひ町長に頑張っていただきたいと思いますので、その思いがあるかどうかをここで確認させていただきます。


 ?、今後の地域福祉に一番大切なのは、行政とサービス事業者が地域に住む住民の皆さんの要望をいかに取り入れて、身近な家族や地域の人々と助け合いながら、少子高齢化社会を快適に暮らしていただくことが問題になっていきます。策定委員会の委員の皆さんは、行政担当者より情報も経験もある方々でした。全国平均からのコンサルタント会社のコンサルでは、住民の福祉の向上にはならないと思います。また、お忙しい中に出席されている委員の皆さんにも失礼であると思いますので、本町の今後の最重要課題となっていく高齢者問題の策定委員会にも、いつものような行政主導の形式だけの委員会にならないようにしていただきたいと思いますので、後にまだほかの議員の方が福祉の関係は質問をされていましたので、福祉に対して町長は本腰であるかどうかを、一度ここで確認させてください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 町長。


○町長(加藤梅雄君) 本腰であるかどうかという質問ですが、そんなことは本腰であるに決まっておるわけでして、先般も、一言物申すという首長ばっかりですが……


         [「議長、答弁席が違います」と呼ぶ者あり]


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) 済みません。どうも失礼しました。


 首長連携交流会というのに私も所属しておりまして、何も福祉の問題ばかりじゃなく、福祉ももちろんなんです。それから、教育の問題もそうですし、環境の問題もそうですし、建設の問題もそうです。お互いがそれぞれ本音で語ろうという会を、我々首長でも、全国連携をとりましてネットワークづくりをしていると同時に、意見交流会を年に何回か行って、私もそのたびに出るわけにいきませんので、担当の者がほとんど出ておりますけれども、やっているわけですから、本音だとか、本気だとかいうことは、それは当然のことですし、私はいつも、行政をやっていく上においても、三位一体改革とかいろいろ言われているけれども、いつも「三げん」が必要だと言っておるわけです。


 特に今、人間、いわゆる職員の問題を取り上げられましたけれども、農林水産におきましても本省との人事交流、あるいは博覧会におきましても経済産業省との人事交流、あるいは県との人事交流をやりながら、勉強をしていただいておるわけでして、福祉の福祉課長なんかは、もうその道の10年以上のベテランでありますし、いろいろ講師を頼まれるぐらいの力量を持っておりますし、今までそんなに見劣りのするような発言をしているとは私は信じたくないんで、そういう会議に私は出ていませんのでわかりませんが、私は職員を信じたいと思っております。


 新しい時代を迎えまして、この福祉の問題につきましてはもちろん真剣に取り組んでいきたいと思っておりますので、議員さんも、こういうところで御質問されるのもいいことですが、職員にどんどんおっしゃって、指導してやっていただきたいなというふうに思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


○1番(吉田ひでき君) ありません。


○議長(青山作市君) これをもって吉田ひでき議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午前10時53分休憩


            ──────────────


               午前11時05分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、伊藤祐司議員の個人質問の発言を許します。6番伊藤祐司議員。


            [6番 伊藤祐司君質問席登壇]


○6番(伊藤祐司君) それでは、早速質問に入らせていただきます。


 まず初めに、学校給食についてお伺いいたします。


 長久手の給食は、おいしく、また時には趣向を凝らした企画があって、大変評判がよいとお聞きしております。センターの職員の奮闘ぶりには感謝しておるところであります。


 しかし、今の現状では、学校給食、言いかえれば給食センターは、近い将来大変なことになるのではないかと思っておるところであります。なぜなら、危機感が全くなく、幾ら議員や町民の方々が提言されても一向に将来計画は示されず、場当たり的な修理や機器の買いかえに終始し、児童生徒の増加を予測した対応が見られません。一体どうされるつもりなのかお聞きしたく、次の質問をとりあえずいたします。


 1点目、今の設備では、配ぜん能力が5,000食という数字が提示されております。今、きょう現在でよろしいですが、調理実数、配ぜん数は幾らになるのか、また、余力はどのくらいあるのか、お聞かせください。


 2点目、建物は増改築をされてきておりますが、基本的には築30有余年がたち、痛みも大分出てきております。また、敷地のスペースから、これ以上の増築は不可能ではないかと思っております。また、正規職員の退職補充はすべて臨時職員にて対応してきており、目いっぱいの仕事をされているのではないかと思われます。そんな状況下において、特に内部の事故、職員の急病による急な欠勤、食材の手配ミス、調理器具等の故障などの不測の事態が起きたときに、学校の方では待ったなしでありますので、きちんと対応できるのか。その体制ができているのか、その点を御説明いただきたいと思います。


 3点目、さきにも言いましたが、将来計画はいまだ示されていません。過去、多くの議員が一般質問はもとより、決算・予算委員会などでお尋ねしております。その場逃れの回答はもう要りません。きちんとした将来計画をお示しいただきたい。


 以上3点、1回目の質問とします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、給食センターについて御質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。


 きょう現在でいいと思いますが、保育園、小学校、中学校、すべてで5,095食です。余力については大体1割ぐらいと踏んでおりますので、約300から400食ぐらいだと思っております。


 それから、不測の事態についての対応でありますが、内部のことということで話がありましたが、食中毒などが発生したときには、保健所へ連絡して、それからマニュアルがありますので、それに従って処理をするという、そういうことです。そのほかに、例えば、調理担当者が急に休んだ場合は、2班編成でやっておりますので、班の組みかえをしたりとか、栄養士が全部で3人おりますので、栄養士が中へ入ったりしながらつくっております。


 また、食材については、生鮮食料品については当日の8時までに納入となっていますが、そのほか一般のものについては前日までの納入となっていますので、おくれたことはありません。したがって、大体8時ごろ仕事をスタートしておるわけですが、全部そろってからスタートできるような状況になっております。


 それから、将来計画については、園児、児童生徒は、この辺の東部一帯では長久手町に限らずふえる傾向でありますので、それこそ余力も余りありませんので、早急に対応しなければいけない。この前もそういうふうに御答弁したかもわかりませんが、本当に早急に対応しなければならないと思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) まず、余力の件ですが、現在5,095食で、1割ほどまだ余力があるということなんですが、確かにやってやれないことはないかと思います。それが余力という表現につながるのかどうかというのはちょっと疑問なところがあるんですが、過去いろいろなところでの答弁で5,000食が能力の限界だとかいろいろ言われてきておりますので、今現在超えている状況において、まだ余力があると言っているのは、大変子供たちに失礼じゃないか。本当に事故が起きたときにどうするんだということを危惧するところであります。


 それと、今マニュアルがあるということでしたので、これは、後で結構ですので、お示しいただきたいと思います。


 それから、将来計画について、今回も早急に対応したいという答弁でしたが、これはもう、何年も前から本当にたくさんの議員の方がやってきております。私が少しホームページで議事録なんかを見させていただきますと、私自身も15年12月にも行革に絡めて質問しました。それから、16年3月の予算委員会の中では、改築、新築、移転を含めて、南部小学校の開校が一つのめどになろうかという発言もありました。16年3月の一般質問でも、「もうじき手いっぱいになりますので、何とか移転とかそういうことも考えなきゃいかぬと思っています」と言っております。


 16年9月決算委員会では、「センターの容量はあと2〜3年と思っています。センターも32年たっていますので、老朽化してきています。今後について内部で検討しています」と、このときは「検討しています」という回答でした。17年3月予算委員会では、「児童数も増加するので、センターのあり方などを検討していきます」と、このときは「今後していきます」という表現だったんです。


 何回も既に出ておるんですね。それでまた、今回の回答が「早急に対応したい」。おかしいじゃないですか。南部の小学校が平成20年に開校、南保育園も開園します。確かに、開園、開校といっても、児童数がいきなり何百人とふえるわけじゃありません。今までほかの学校へ行っていた人が移動するだけでありますけれども、受け皿として当然そういう枠が想定される。今の状況でいえば、食かんなどの設備、配送業務、これももう手いっぱいじゃないでしょうか。そんなような状況で「これから対応したい」では、ちょっと納得するわけにはいきません。遅過ぎると思います。


 それでは、今の学校開校に向けてという答弁も過去にはありましたので、今わかっている範囲で結構ですので、スケジュール的にどうされていくのか、お聞かせください。


 それから、また少し戻りますけれども、なぜ今までやらなかったのか、その点についてもお聞かせください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) 今、議員が言われましたように、20年に南部小学校が開校予定であります。あと3年ですので、こんなことを言ってはいかぬかもわかりませんが、大体今までの計算では、毎年100人ぐらいずつは子供の数がふえてくるんではないかなというぐあいに思っております。そうすると、それこそ5,000食の1割は余力があるということを言いましたが、それを全部使い切ってしまうような状況でありますので、何とか20年開校に合わせて、今のところになるのか、ほかの方法になるのかわかりませんが、何らかの対応をする必要があると思っておりますので、センターの所長にもいろいろ話をしまして、できるだけ早く開設できるように指示をしておるところであります。


 また、教育委員会の内部でも、なかなかセンターだけではもう大変だから、いろいろと相談をしながらやろうということで、一応指示はしております。


 それから、なぜおくれたかということなんですが、いろいろ指示はしておりましたけれども、それまでいろいろな案が出なかったことについては私の責任だと思っております。申しわけなく思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 答弁漏れはなかったですか。再質問2回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) そうしますと、今のお話だけを聞いていると、移転を主にお考えをしているように聞き取れるんですけれども、16年3月議会では、他の議員の方から、「アウトソーシングについても検討しなければいけないのじゃないか」というような質問がされています。そのときには、「職員の配置等の問題があるので、慎重な検討が必要だ」という回答だったと思います。確かにそのとおりだと思います。ですから私は、慎重な検討が必要だから、検討はされているもんだと、そういうふうに思っておりましたが、どうもされていない。


 20年開校で、ただ移転をしてつくるだけなら、それは時間的に間に合うかもしれません。ですけど、民活、民間委託の話を先に議論してもらわないと、これも町民には話ができません。これはもう、過去の行政改革大綱、推進計画等にも、当然民間委託にすべきかどうかの検討もするというふうに書いてあり、過去の推進計画の成果では、その結果については何も報告がありませんでした。当然これも含めて検討していかなければいけませんので、早急に何らかの形が必要だと思います。


 委員会等をつくっていくのか、よくその辺はどういうお考えなのか知りませんが、当然町民の方の御意見もきちんと聞いていかなければいけないと思います。執行部側だけで決めてもらっても困ることだと思いますので、その辺はどういうふうにお考えなのか、委員会をつくるのか、町民の方の意見はどうやって聞いていくのか、その辺について、今の段階で結構ですから、考えていることがありましたらお聞かせください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) それでは、給食の方法というのか、現在の方法をどうするかということについて、方法は全部で五つぐらいあると思っているんですね。


 というのは、まず、今の施設を使って公設民営化にする。これは委託になると思います。これは、献立はこちらでつくって、それでつくってもらうという方向だと思います。それから、その場で拡張するか、どこかへ移転して新設するか、または、名古屋市が──名古屋市は中学校だけですが──スクールランチ方式というのをやっております。スクールランチというのは、要するに、弁当になると思います。これは、事前に注文をとって、必要な子供はそれを買って食べるという、そういう方向だと思います。


 それか、アウトソーシングといいますか、外部委託になると思います。これは、給食の条件によって、外部委託でもいいけれども条件があって、それは、学校の中につくったものを冷やすところだとか、または、冷やしておかなくて温めるところだとか、そういうような設備を設けなければいけないというようなことがあるということです。そうすると、簡単に外部に委託してということもなかなか難しいような状況であります。


 ですから、今のいろんな方法があると思いますので、一応こういうような方法があるということは給食センターも知っておりますので、いろんなことを考えながら、これから早急に検討していきたいと思っております。


 それから、まだ何もこういう方向へ行くとは決めてありませんが、もしどこかへ拡張するとか、または新設をするという、そういうような状況のときに意見を聞くかどうかということなんですが、給食をつくる場所を建てるということですから、給食ができればいいもんですから、特に今のところはそういう検討委員会を立ち上げて云々ということは、そういうことをするにしても、特に今のところは考えておりません。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 問題意識はきっちりと認識されているようですので、本当に早急にやっていただかなければいけないと思います。


 ちょっと最後の教育長の言葉で気に入らないことがあったので言うんですが、「できればいい」というような表現があったんですけど、これが今の状況をつくっておるんじゃないですか。5,000食の能力しかないのに、「5,095食つくればいい」「できればいい」という。そうじゃなくて、給食は、安心、安全で、おいしくて、栄養に配慮したものをきちんとつくるということ、そういう心構えが必要じゃないでしょうか。


 「できればいい」だとか「間に合わせればいい」なんていう、これはもう、表現はちょっと悪いかもしれませんけれども、JR西日本の事故と同じようなことを招くんじゃないですか。この辺はちょっと考えてもらわなければいけないなと思います。


 それでは、今の状況なんかを聞いて、今の話は当然行政改革にも絡んでくることでありますので、行政改革を進めておる担当部署、企画になるかなとは思うんですが、そちらの方としては、今の教育委員会の対応というんですか、これをどう思われるのか。それと、当然過去の推進計画や何だかの話を含めると、行革の担当部署としては、どういう指導をというんですか、どういう話し合いを教育委員会としてきたのか、その辺についてお考えをお聞かせください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 企画課長。


○企画課長(福岡久申君) 今の御質問で、今まで3回答弁されました教育委員会の対応を、行革を担当している課としてどう思うかというような御質問だったと思います。


 確かに、第2次行政改革大綱の中、これは11年から14年まで、給食センターに関しましては、どのような業務にしていくのか、アウトソーシングも含めまして検討していくという内容になっております。この中におきまして、昨年の17年から19年までの実施計画の策定のときもそういう検討事項がございましので、その給食センターをどうするのか、今おっしゃいました20年の南部小学校の開校に向けてどうするのかということは、確かに私どもの方から述べさせていただいております。


 細かい、こうする、ああするというのは確かになかったやに思っております。ただ、今回の第3次行政改革大綱におきまして、このアウトソーシング、民間委託に関しましても部分的には載っておりますが、第2次に載っておりまして第3次に載っていないものに関しましても、完了していないものは継続をしていくというようなことで基本的方向を持っておりますので、この給食センターにつきましては、さらに私どもの方から、その対応方法につきまして、改革部分も含めまして、また述べていかせていただきたいと思う次第でございます。


○教育長(青山安宏君) 今、企画課長が言いましたように、行革のことも考えながら、これからセンターとも話し合いをしながらやっていきたいと思います。


 先ほど言いました私の言葉がちょっと気に入らないということだったんですが、そういうつもりで言ったわけではありませんで、長久手の給食は、確かにこの辺では結構おいしいと評判で、よその方からかわってくる先生にとっても、長久手の給食がとても楽しみだという、そういう話は十分聞いておりますし、それから、バイキング給食というのもやっております。これをこの辺だけやっておるということは、給食センターの努力も十分ありますので、そういうことも全部含んで、ただ簡単に「つくればいい」と、そういうつもりではありませんので、御了解願いたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) それでは2項目め、竹林についてお伺いします。


 近年、夏の大雨、台風などにより、竹林の土砂崩れが発生し、住民生活に多大な被害がもたらされているというニュースが多く報じられております。竹は根が浅く、地下茎は縦横無尽に張りめぐらされており、大雨のときには竹の自重が支えきれず、表面が崩壊するようであります。見回してみますと、私たちの周りの里山も竹林が知らぬ間に増加しており、遠くから眺めてきれいだなと思っていた緑も、実は多くは竹林であるという状況ではないでしょうか。


 そこでお伺いいたします。


 1点目、今、長久手町の竹林の現状についてどのような御認識なのか。


 2点目、先ほども述べましたが、他のところでは災害も発生しております。町内では、斜面崩壊、土砂流出等の危険箇所はないのか。調査されているのか、お伺いいたします。


 3点目、住宅地付近、里山のふもとの竹林は、もともと農地であったところが多く、耕作放棄、管理放棄なのかもわかりませんが、竹の侵食を促してきて、荒れてきているように思います。そういうことで農地が荒れ、里山の緑が竹林によって破壊されるのではないかと危惧しておりますが、町の見解をお聞かせください。


 4点目、竹林をもとの農地に戻すには多大な費用がかかります。有効活用が見出せないなら、まずは、これ以上ふえないようにすることが必要ではないでしょうか。ただ、この侵食、増殖を食いとめるだけでも相当な労力、費用がかかると予想されます。ほうっておいてはふえていくばかりだと思います。折しも、万博が今開催中であります。御存じのとおり、長久手日本館は竹で覆われております。自然の英知を実践するためにも、竹の有効活用も考えていかねばならないのではないでしょうか。これ以上ふえない対策、有効活用の施策があるのか、お聞かせください。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) それでは、竹林の4点の質問にお答えをいたします。


 まず、竹林の現状についてですが、以前から手入れのされなくなった竹林の侵入により、里山や遊休農地が荒廃してきていることが全国的にも問題となっており、本町においても同様な状況が見受けられます。また、竹林が密集しているところは、林床に日が差さず、何も生えることができませんので、竹を間引きし日光を入れるなどして、まず下草を生やすことが必要と思われます。


 次に、竹林による農地の荒れや里山の緑の破壊については、町内でもそのような状況が見受けられるところがあり、その対策が必要であると思っております。また、保全などにつきましては、私有地でもあり、なかなか難しい面がありますが、長久手町のみどりの条例の目的に沿った管理をしていただけるようにお願いをしてまいりたいと考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) お答えをいただいて、当然わかっていることだとは思っております。平成こども塾マスタープランの中にも、竹林の荒廃についてとか、重大な影響があるということは書いてありますので、認識されていることとは思っておりますが、お言葉の中に、間引きだとか、そういうことをしていかなければいけないのではないだろうかというようなこともありました。ただ、現状では、土地の所有者さんについても、なかなか今はできていないという状況があるかと思います。個人財産だからといって、町の方が何もしなくてもいいのかといったら、そうではないのではないか。


 税金を簡単に投入しろとは言いません。何と言うんですか、竹林の悪影響について、もう少し所有者の方々だとか町内の方々にPRをすることが大切ではないかと思いますが、PRについてどのようなお考えなのか、お聞かせください。


 それから、みどりの条例等を利用してということもありました。私もテレビで見た受け売りで申しわけないんですが、高知の春野町なんていうところでは、何とかしなくてはいけないということで、農林省の補助メニューなどを一生懸命勉強されて、使えるものはないかという努力をされて、何とか里山利用林という指定をして、ボランティアの人たちに間伐、間引きだとか、そういうことをしていただいて、増殖防止のために努力をされている。


 そういうところで、国の施策とか補助事業、今は補助事業という言い方はなじまないかもしれません。いろんな、今は交付金というような制度を使って説明されているようですが、そういうものを有効に活用する勉強をしていただきたいと思いますが、その辺について、勉強されているようなことがありましたらお聞かせ願いたいと思います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) 間引き等の、竹林の悪影響といいますか、そういったものについてどうするのかということでございますけれども、これらについては、言われるように、私どもは、急傾斜地等の危険な部分の竹林については、当然個人の方にもPRしていかなきゃいけないというふうに思っておるわけですけれども、それ以外の部分でのものについては、それに伴って広報などで一緒にPRをしていけばいいかなというふうに考えております。


 それから、みどりの条例の部分については、当然、目的の中で、町、町民及び事業者が協力して、緑の育成だとか適切な保全というようなことを目的としておりますので、それにより進めてまいることが必要であろうというふうに考えております。


 それから、交付金等の活用につきましては、言われるように、今後、そういったメニューがあるのかどうなのかということも含めて勉強させていただきたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 一生懸命勉強していただきたいと思っております。


 それと、住民の方とよくお話をするんです。竹林の管理について、何とかならないかとお話をすると、費用がかかり過ぎるし、やっても何も利益が生まれない。最近はちょっとタケノコブームですので、その時期になるとタケノコなんかは結構いい値で売れるというようなことがあると思うんですが、何といいますか、竹細工だとか、竹炭、竹ばし、竹を使った加工品など、それから、今のタケノコ栽培とか、竹林の中でシイタケをつくるなんていうこともあるかと思います。


 こういう何らかの農業利用なんかなどの経済活動を伴うような手法を、いろいろ町の方も勉強していただいて、住民の方に御提案していただければいいのではないかと思いますが、そういう情報の収集だとか紹介、普及、提案などを町でもやっていただきたいと思っております。やれるのかどうか、ちょっとお聞きかせください。


 それと、せっかくですので、バレー構想の中にそういうような事業として組み込んでいったらどうか。当然今、こども塾なんかで「たけのこ隊」なんていう名前もつけまして、子供にはやっておるということですが、農業施策の中として、経済活動としてバレー構想の中で取り組んでいってみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) まず、農業利用の方の勉強ということでございますけれども、当然、そういったものがあるのかどうかも、まだ今後研究はしなきゃいけない部分だというふうには思っておりますので、勉強していきたいと思っております。


 それから、平成こども塾の中でどうかということでございますけれども、長久手平成こども塾マスタープランという中にいろんなメニューがあるわけですけれども、その中でやはり大人環境づくり型というようなところでも、そのようなことを今後検討しなきゃいけないんじゃないかということで、これもまた勉強してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 部長、申しわけない。こども塾だけじゃなくて、バレー構想として検討していただきたいと思います。


 それと、ちょっと言い忘れたので言いますが、一度竹林の詳細な実態調査をしてみていはいかがかと思いますので、その点について最後にお聞きしたいと思います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) 田園バレー構想は、当然平成こども塾も田園バレー構想の中の一部だもんですから、言われるようなことで、総体としては田園バレー構想でやるということで御理解いただきたいと思います。


 それから、竹林の実態調査等につきましては、一度これも検討してみなきゃいけない部分なんですけれども、今すぐここでやれるかどうかというのも、即答というのは難しいというふうに思っておりますので、ちょっとまたこれも勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) これをもって伊藤祐司議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午前11時40分休憩


            ──────────────


               午後1時00分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、前田幸明議員の個人質問の発言を許します。4番前田幸明議員。


            [4番 前田幸明君質問席登壇]


○4番(前田幸明君) それでは、早速、発言通告書に基づきまして質問をさせていただきます。


 まず1項目めでございますが、本町亜炭坑跡の未来への対応についてお伺いをいたします。


 従来より、本町のアキレス腱ともいうべき亜炭掘削跡については、今後予想される大地震にかかわる二次災害の要因としてひそかに住民の不安を募らせております。従来の陥没が起こったときにのみの対策でなく、今こそ本町としてこの問題に真っ向から取り組まねばならぬときが来たのではないでしょうか。亜炭坑の問題は、過去からの負の遺産と考えるのではなく、未来からの宿題としてとらえるべきではないでしょうか。


 今後、行政として、防災処置を含めてどのような施策をとられるのか、お伺いをしたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) それでは、亜炭坑についてお答えをいたします。


 本町の亜炭採掘跡の対策につきましては、丸根地区農地については公害復旧事業で対応し、また、土地区画整理事業地内では、昭和50年代に長湫東部、昭和60年代には長湫中部で充てん工事を実施して対応をしてきました。現在は、長湫南部においても充てん工事をされておる状態でありまして、これにより一定の対策は済んでいるのではないかというふうに考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 答弁は終わりました。再質問ございませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) なぜ私が今回この問題を取り上げたかといいますと、現在、本町で開催中の万博でありますが、数あるパビリオンの中で、私は特にフランス館を訪問したときに非常に感銘を受けたわけであります。フランス館というのは、ほかのパビリオンがいわゆる国の紹介とか、あるいはお祭り的な要素が多いのと比較しまして、自然とか環境というものに対して非常に真摯に取り組んでおる。そんなことで、私非常に興味を持ったわけです。


 その中で、フランス館の提言として、私たちの今ある環境、自然は、過去から受け継いだものではなくて、未来から借りているものだ。だから、いずれ返さなくちゃいけない。こんなような提言がありました。これを聞きまして、私は、単なる言葉遊びではなくて、本当にこのとおりだなと、こう思うと同時に、本町の亜炭坑跡は大丈夫か、こんなことを感じたわけであります。


 ただいま建設部長からお答えいただきましたけれども、これは長久手町全体から見て本当に安全ということが言えるんでしょうか。いかにも、もうこの問題は過去のもの、終わったこと、済んだこと、こんなふうに聞こえたんですけれども、そう思っておられるのは本当に行政だけじゃないでしょうか。住民の1人もそんなことは思っていないのと違いますでしょうか。過去のものだということは、行政が終結宣言あるいは安全宣言をした時点でこの問題は終わるというふうに私は理解しておりますし、住民の方からも、今でもその質問を受けます。予算に上がっていないのかとか、そんなことも聞きます。


 そこで質問ですが、それでは、平成年間に入ってから、この亜炭坑を原因とする陥没が何件ぐらいあったのか、お答えください。


 それから、本町は地震対策強化地域に指定されたんですが、その指定をされてからどのような対策をとられたのか、お聞きします。


 そして、その結果、今は本当に安全なのかということについて、3点お伺いをしたいと思います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) 平成に入りましてから平成15年までで19件ございました。


 それから、何かされたかということでございますけれども、当然、平成に入りましてから、先ほどちょっと申し上げましたように、長湫南部の中でああいった面的整備、今まで住宅地ではほとんどなかった部分を住宅地にするという場合については、当然、事前に調査をし、なおかつ、空洞があるだろうというような部分については、充てん工事をしていくというようなことで行っておるわけです。


 また、公共工事をやるときには、当然構造物をつくる場合には地質調査等をされて、それに対する対策というようなことはされておるというふうに思っております。


 以上です。


○総務部長(近藤務君) 町の地域防災計画のその後ということでお答えします。


 御案内のように、平成15年3月に、地震編につきまして大きな修正を加えました。それで、今御質問のように、強化区域に入ったということで、ことしの3月の修正ということで、東南海・南海地震における地震防災対策の推進に関する特別措置法を意識しまして、地域防災対策推進計画と位置づけて、それらの部分の追記をさせていただいております。


 それからあと、語句の記述の整合性の問題でありますとか、それから、以前は東海地震の招集のときにいろんな事前の動きがございましたけれども、そういったことが注意報が発表されたというような形で統一化されておりますので、そういった形での修正をしております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 先ほど建設部長の方から御答弁をいただきましたんですが、住宅地域、従来の土地整理組合で行われておるところは、確かにそういった意味では対策済みということになるんでしょうけれども、その他の地域のところは一体どうなっているんだろうかということを考えたときに、本町全体として本当に大丈夫なのか、安全だろうかということを考えたとき、私はそうではないなと。このまま亜炭坑そのものを今のままで未来に返すということは、本当にいいんだろうかということを考えると、私はいささか疑問に思います。


 それで、同じ悩みを持つ岐阜県御嵩町、ここは本町と比較すれば非常に対策もまだまだのところでして、年間5件から10件ぐらいの陥没が起こっておる。そういう中で、平成14年に、早稲田大学とタイアップしまして、本格的な、総合的な調査を始めておられるんです。平成14年から、毎年440万円ほどの継続調査費を充てて、本格的な調査をやっておられるんですね。


 今の調査段階で、担当の方に私お聞きしたんですが、震度6弱ぐらいの地震が来たとき、そこは150カ所で陥没が起こる。それから、水道管は20カ所でふぐあいが生じるだろう。こんなような調査をされまして、それを災害防災計画ですか、そちらの方にも反映をされておるということをお聞きしました。


 今、総務部長からお答えいただいたんですが、確かに防災計画の中には2件ほど亜炭坑のことが触れられておりますけれども、それと地震が起こったときの相関性というんですか影響度、そういったことについては何ら述べられておりませんよね。そういうことがあると注意を喚起する程度で、地震が起こったときの影響といったことに関しては何ら述べられていない。


 そういったことで、御嵩町と今の状況は違いますので、一概に比較はできないとは思うんですけれども、それにしても、総合的に町民の安全ということを考えて調査を始められておるということは、これは非常に評価できることだろうと私は思います。場当たり的な充てん作業をやってこられたというんですが、総合的に危険度を調査されて、今後、充てん作業を行っていく、そんなことを担当の方は言っておられました。


 そういった意味で、私は、今までの対応で本当に大丈夫かということになってきますと、これは総合的な調査が必要じゃないか。調査も、私は何も一からやってくれということを言っているんじゃないんです。今ある対策、とられた対策とか、あるいはデータ、そういったものを専門機関に一度把握していただいて、チェックしていただいて、その上でさらに調査が必要な部分があれば、それは行ってください、そういうことを申し上げているんです。どうですか。調査される計画はないんでしょうか。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) その他の地域はどうなのかということもあったわけですけれども、これは常々、経済産業省の方へお伺いしても資料がないということで、なかなか把握することは難しいというのが現状であります。


 それから、御嵩町の例がちょっと出たわけですけれども、議員もおっしゃるように、一概に比較することは非常に難しいというふうに言われましたけれども、まさにそのとおりだと思います。私も30年ぐらい前はその担当といいますか、亜炭の担当をやっておりましたけれども、御嵩、可児、中津川あたりへ行きますと、非常に規模が大きくて、長久手で見る坑道とは比較にならないぐらいの大きさの坑道がほとんどであります。


 それで、言われたように、地震が起きたときの被害想定というのは相当なものになるだろうというふうには思うわけですけれども、長久手町の場合には、やはり亜炭層自体が非常に浅いという特徴がありまして、しかも、東から西への傾斜がかなり深く潜っていっておるというような状況が、当時の自分が担当している中で、自分が承知しておる部分なもんですから、これをすぐに比較するのはやはり難しいなというふうには思っておるわけです。


 それから、総合的な調査ということをどうかというお話でありますけれども、先ほどもちょっと申し上げましたように、面的な整備、いわゆる区画整理等をやる場合には、当然全体的なボーリング調査をやった中で解析をして、充てんの必要な区域というのを決めておるわけであります。


 それと、今ある資料でということでございますけれども、これにつきましては、先ほどお答えしたように、公共事業についてはそれぞれが、構造物をやる場合にはボーリングをやるわけですから、そういった資料を集めるということはできるというふうに思っておりますので、今後それができるかどうかについても、ちょっと検討はしていきたいなというふうに思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 今ある資料でいいんですよ。それを第三者の専門機関に見せて、これが足りないということであれば、それはそういう資料をさらにデータをつくる必要はあると思うんですよ。そういう調査が必要ならば、その調査が必要ではないかと思います。


 これは、こんなことを言ってはなんですが、住民のため、住民の安全第一ということは、これはもちろんですけれども、私は、これは行政のためでもあると思っておるんですよ。その辺のところを誤解しないでいただきたいんですけれども、本当に、このままの状況で地震が起こったときに、二次災害が起こったときに、今の段階で行政として言いわけできますか。言いわけなど私は聞きたくありませんが、そんなときに言いわけもできない状況じゃないでしょうか。


 たまたま今万博が行われております。万博が9月25日に終わります。長久手町はこの万博を通して、町長も言っておられるように、世界に「長久手」の名前が知れ渡りました。本来ならば、この調査は、万博が本町で行われるということが決まった時点で開始して、万博が始まる前に終了して、それで安全に世界の人をおもてなしする、そういう気持ちがあってもよかったんじゃないかと、今から思えば、そんな気がいたします。仮にそんな事故が起きようもんなら、世界の人たちはどう思われるでしょうか。


 なかなか調査もされないというようなことなんですが、私は、以前この場でKY運動ということを、危険予知運動ということをお話をさせていただきました。危険予知ですね。JRの事故、あれは本当に運転手間では、300メーターの半径の魔のカーブというのは危険が予知されておりました。幹部の方は、それを承知しながら、大丈夫だろうと。「だろう」ですね。そんなことであんな大きな事故につながってしまった。


 余り乗り気じゃないみたいですが、議会でこういう提言があったということを、もう一度私は危険予知をここでさせていただきますので、ぜひそのことを忘れないでいていただきたい、こんなふうに思います。


 答弁は必要ありません。意見があるんでしたら述べてください。


○議長(青山作市君) 意見がありますか。


 町長。


○町長(加藤梅雄君) 答弁はいいということでございますけれども、答弁というより、私からちょっと所感を申し上げたいんですが、地下のことというのは、みんな家が建っている段階で、軽率なことは一切公言できませんので、慎重を期さなければいけないんですが、そもそもは、区画整理事業を行うとき、いわゆる市街化区域、調整区域の設定のときに既にこの問題は発生しておるわけでして、市街化区域にして区画整理事業を進めていくということは、どうぞ家を建ててくださいと、市街化区域というのはそういうところなんですね。ですから、その時点で整理組合の方でも十分調査をされたんです。その結果、充てんという作業をされまして、まあ安全だということになっておるわけです。


 ところが、今申し上げたように、長い年月の間には若干の陥没が生じておることも事実なんです。ですけれども、これを所管しているのは今の経済産業省、昔の通産省なんですが、そういった鉱区の問題で、じゃ、鉱区権がだれにあって、どういうような構造になっておったかということは、今の段階ではわからないというのが通産省──ここで言いますと名古屋通産局が出先でありますが──の答えなんです。ですから、そのたびに、陥没した場合には国の援助をいただいて、住んでいる方に迷惑をかけないような、そういうやり方で処置をしてきたというのが事実です。


 非常にこれは難しい問題でありますので、整理組合に当時充てんをした設計といいますか、何か記録があれば、そういうものはきちっと保存してあると思いますので、そういうものも、きちっと保存してあればそれを保管して、私どもの方も見て、少なくとも行政の立場としては、安心な土地だということを一応考えておかなきゃいけないと思っております。


 ですから、今「危険だ、危険だ」ということで、いろいろ騒ぎ立てるという言い方は余り適当じゃないかもわかりませんが、住民の方に不安を与えてはいけないし、また、土地の地価の問題にも影響してきますし、いろんな問題が起きてきますので、一応は、そういう責任問題ということになるともうそのときに既に発生しておるわけですから、それなりの対応をして線引きもしているはずですし、区画整理事業も進められたというふうに思っております。


 今後、今非常にこういった地震災害の問題がクローズアップされてきておる今日ですので、私どもが無関心でおられるものではありません。そういう意味においては、議員のおっしゃるようなことにつきましては、関心を持って、一遍担当においてどういう状況でやられておるぐらいのことはきちっと整理しておく必要がある、そして自信を持つ必要があるというふうに思っております。


 なかなか回答ということにはならないんですが、やるべきことは一応やって今日まで進んでいるということだけおわかりいただきたいということと、何せ地下のことですから、全くそれでパーフェクトだということは申し上げられない。だから、落ちたところについては、それなりの処置はとらざるを得ないというふうには思っております。今後も、調査といいますか、関心を持っていきたいと思っております。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは、2問目に入りたいと思います。行政を補完するNPO法人の育成、助成についてお伺いをいたします。


 複雑多様化する住民ニーズにこたえるには、行政の既存サービスだけでは対応し切れない状況となってきております。行政改革大綱にも、行政サービスを補完すべく、NPO法人の育成、助成が必要と述べられていますが、今後どのような育成計画を考えておらえるのか、お伺いいたします。


 まちづくりセンターなど、活動場所の提供だけで十分でしょうか。特に今回は、保育関連のNPO法人への対応についてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) お答え申し上げます。


 お尋ねの保育関連NPOへの対応につきましては、本町保育サービスの面から、NPO法人であろうが、なかろうが、私立保育所につきましては、これまでと同様、今後も要請があれば、助言等、指導を行ってまいりたいと考えております。がしかし、現状では、経済的支援については、その妥当性が見出せないところでございます。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 助役にお答えをいただきましたが、会社にもいろいろありますけれども、NPOにもいろいろあります。今回は、本町の保育行政を補完している、いわゆる本町の保育行政の不足部分あるいはすき間部分を補完してくれているNPOについてお伺いをしたつもりですけれども、内容は総括的な答弁となりました。


 手元に、あるNPOの資料があるんですが、ここは、朝の7時半から、途中給食とおやつを挟んで夜の7時まで、場合によっては9時半までの延長保育をされるとあります。本当に仕事を持つお母さん、あるいはキャリアのお母さんにとっては、大変有効な事業だと思います。そういったところに対して、先ほど助役は、妥当性が見つからない、こんなことをおっしゃられた。これから私どもがNPOを育成していく上で、今は本当に見つからないんでしょうか。


 NPOだけでなくて、私立の保育園については、現在、補助金じゃなくて助成という形で、各保護者の方に何がしかの金額が入っていると思います。念のためお尋ねしますが、この助成というのは、幾つぐらいの世帯に対して、年間幾らぐらい今出されておるのか、それをお伺いいたします。


 今、補助を出さずに助成をされておるということは、ちょっと私の偏見かもしれませんけれども、とりもなおさず、NPOとか私立の保育園、そういったところに町は信用を置いていないのと違うのか。結局、そういうところに補助をしたところで、本当に子供にそういった補助金が使われるのかわからないじゃないか。それならば保護者の方にお渡しした方がいいんじゃないか。そういうことじゃないかと私は思います。


 それではお伺いをしたいと思いますが、そういった私立の保育園あるいはNPOの保育園で往々にして起こることじゃないかなと思うんですが、例えば、給食が非常に不衛生とか、あるいは、子供たちが集団健診を受けていないとか、そういったような問題が仮に起こったとき、町としてはどういう対応をされるのか、お伺いをしたいと思います。


 2点お願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 民生部長。


○民生部長(青山宏君) それでは、お答えをいたします。


 無認可保育園ですけれども、保護者に対する助成のことがありました。月額でございますけれども、Aから所得階層別に額が違っております。最低2,000円、最高で50,000円という月額の補助を行っております。16年度の時点で、補助対象の方については、10名ほどの方に対しまして補助を行っておるところであります。


 それと、もしかという質問があったんですが、事故が起こった場合、この場でもしかという想定に対して答えることは余り好ましいと思っていません。そういった事件が起これば、私らなりに精いっぱいのことをやらせていただくということになるかと思います。


 以上でございます。


        [「年額で幾らかということを」と呼ぶ者あり]


○民生部長(青山宏君) (続)月額最高で5万円ですから。


      [「計算されていませんか。年間で幾ら助成金が払われておるかということをお聞きしているんです」と呼ぶ者あり]


○民生部長(青山宏君) (続)だから、最高60万円です。


       [「トータルで。後でもいいですよ」と呼ぶ者あり]


○民生部長(青山宏君) (続)トータルね。済みません。ちょっと今、合計が出ていませんので、申しわけないです。


○助役(伊藤祥子君) すべからく町は私立の保育所なんかに対して非常に不信感があるのではないか、だから個人の通所助成金条例で個人に補助が行くようにしたんではないかというような御意見だったと思います。それに対しましては、これを制定いたしましたのは平成13年でございます。世の中、非常に若年層がリストラに遭って、子育てが非常に経済的にも逼迫してきているということで、何とか財政面で援助できないかということが発端で各保護者に直接財政援助ができる仕組みを考えた次第でございまして、施設に対する信用関係等ではございません。


 以上です。


○民生部長(青山宏君) 失礼しました。


 今年度の総合計ということで、16年度実績としましては、10件の114万5,120円という額を助成しております。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 114万円ということで、もっとあるのかなと思っていたら、たった114万円。「たった」という言い方はいけないかもしれませんが、想像よりも少ない金額だなと思ったんです。


 これは所得制限を設けておられるということなんですが、たまたまこのNPOさんの保育料を見ていますと、3歳児で、年間の会員費が1万円で、基本料金が6万円なんですね。非常に高いんですよ。高いんだけれども、こういう施設、保育所が非常に重宝している。多分満杯だと思いますよ、このNPOの保育所については。6万円をお支払いできるような家庭は、所得制限を設けられておったら実際は対象にならないんと違いますか。助役は今、補助をしなくて助成をしておるということなんですが、本来、私は、NPOとか、そういったところを育成していく上で、本当に補助は必要だと思うんです。


 例えば、尾張旭の私立の幼稚園なんかを見てみますと、補助の仕方が全く違うんですよね。あそこは四つ幼稚園があるんですけれども、一律に15万円ずつ払っているんです。払っているというか、補助を与えているんです。その上に、尾張旭市の保護者の方に1,000円を超えない額の金額を頭割りで掛けて補助をされておるんですよ。そういうところに長久手町の子もお世話になっておるわけです。逆に言ったら、尾張旭市民の税金でお世話になっておるんです。


 長久手町はどうでしょうか、幼稚園への補助金の仕方。よくおわかりならそれで結構ですが、そのように、そこでお世話になっておる、保育所でお世話になっておる子供たちのためを思えば、私は、やっぱり補助は必要じゃないかなと思うんですよ。こういうことを言っては何ですが、例えば、高価な美術品を買っても、こういうところに補助金が出ていないというのは、ちょっと私は解せない。NPOを育成していくという点でも、これは解せないなというふうに思います。


 それから、民生部長は先ほど「たら」の話はできないとおっしゃられたんですが、これは現実にあるんですよ。現実にあるんです。お聞きしました。


 今どういうことを私が聞きたかったかといいますと、そういったところに対して、町の行政は、指導、監督あるいは改善命令、そういうことをされておるんじゃないですか。私は、そうじゃなくて、こういったNPO、私立の保育園に対して、本当に子供たちのことですから、健康上のこと、あるいは衛生上のことですから、町が手を差し伸べる必要があるんじゃないか。県と町が一緒になって行政指導するんじゃなくて、町がそちらを、NPO側あるいは私立の保育園側に立って、県に対して改善をしていくという姿勢が必要じゃないか、そんな気がいたします。


 こういった旧態依然とした町の対応ということに対して、私は本当に改革が必要だと。「行政改革、行政改革」と言いますけれども、何もスピード化とか、効率化とか、あるいは経費節減とか、そういったものが行政改革のすべてじゃないんですね。やっぱり、そういう心の通う施策を出してこそ行政改革だろう、そんな気がします。近隣の行政の間でもサービス競争が始まっているんですね。そういった中で、本町としてどういう政策競争に打ち勝っていくかということを考える。


 ただ、財政の都合がありますので、住民のマジョリティの部分だけをサービスしていく、これは本当に否めないと思うんです。ところが、先ほど申し上げたすき間だとか、不足の部分、こういったところは本当に私立の保育園とかNPO、こういうところの助けをかりていかなきゃならないと思うんですよ。そういったときに、今の指導、監督とか、そんなようなことをやっておられたんでは、本当に育たないし、地域間の政策競争、あるいはサービス競争に敗退するんじゃないか、そんな気がいたします。


 どうか、今そういった形で協力をいただいておるNPOがどれぐらいあるのか知りませんけれども、本当に町には、NPOが参入できやすい、そういう環境づくりを今後行っていっていただきたいと思います。


 以上、この質問は終わります。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 何か一人でしゃべっておるようで申しわけないんですが、それでは3番目の、養護学校の設立、誘致についてお伺いいたします。


 平成15年9月議会で私がその必要性をただしましたが、今般、瀬戸市が設立に向けての調査費150万円を予算計上いたしました。その意義と背景はどのようなものか。また、本町はこれにどのようにかかわっていくのか、お伺いをいたします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、養護学校設立についてお答えいたします。


 養護学校設立については、瀬戸市が中心になって活動をしておりまして、当町や尾張旭市に働きかけがありました。本年度設立のための調査予算がついたことは承知しております。かかわり方につきましては、何らかの形でかかわりを持っていきたいと考えております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 御答弁いただきました。


 私は、一昨年の9月議会で、当時、少子化が進む中で、本当に養護を必要とする子供たちの絶対数が増加している、そんなことを指摘しながら、本町での養護学校の誘致、設立が必要ではないかということを質問させていただきました。


 本当に今、養護学校が飽和状態で、施設的にも大変なときを迎えております。折しも春日井コロニーが、最近新聞に出ていましたけれども、地域養護を理由に、地域の子供の将来は地域で見てください、こんなような趣旨だろうと思いますが、縮小計画を立てられました。それを受けたかどうかは知りませんけれども、瀬戸市が本当に今、その気になって、養護学校の設立を考えておられる。


 たまたま少子化で教室が余ってくる。だから、養護学校を設立する。そういうことではないと思うんですね。やはり、地域できちっと面倒を見ていかなきゃならない。尾張旭市さんがおりられたのも、やっぱりそういう決意があってのことだろうと私は思います。それに対して長久手町は、今のお話ですと、何らかの形でかかわっていく。かかわっていっていいんでしょうか。本当に地域の子供が、地域でその子たちの将来を考える、こういうことが必要ではないんでしょうか、改めてお伺いいたします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) 検討委員会というのが最初に持たれまして、今回の調査費がつく前に、そのときに長久手町も尾張旭も、どうですかということで話があって、尾張旭さんは、そのときにやっぱり入ってみえて、途中でおりられました。今回また瀬戸市さんから、こういう調査費がついたから、改めて検討委員会というのか設立準備委員会に入らないかという、そういうような話し合いがされまして、尾張旭さんも、一応何らかの形で参加するという、そういうような状況であります。


 それから、5月21日付の中日新聞に、県の障害者のコロニーを縮小して、各市町村でという、そういう記事が出ましたので、それからではなくて、瀬戸ではどうももっと以前からそういう話は進んでいたようであります。


 長久手町もかかわりを持ちたいという中には、現在では養護学校へ行くにはいろんな障害があるわけですが、一応養護学校はこの辺は小牧になっているんですかね、御存じのように。小牧に行くためには、小牧へ行くバスが来ますから、バスのところへ送っていって、バスに乗れる子はそこに乗っていけるわけです。バスに乗れない子はどうするかというと、小牧まで送っていかなければいけないという、そういうような状況ですので、親が毎日毎日小牧養護まで送るのは大変だという、そういうようなこともあります。


 現実に、長久手町の町内の中で、もし瀬戸が中心になって、ちょっと今のところ何年にどうなるかよくわかりませんが、そういうような養護学校が開設できれば、ぜひそういう方向へ行きたいという、義務教育の普通の学校ではなくて、うちの子はとてもそれではという、細かいことを言うと個人が特定できてしまいますので言えませんけれども、そういうような意向の方も実際にはおみえになりますので、できれば何らかの形で参加をさせていただいて、その後どうなるかは検討させてもらいたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) ちょっと確認だけしておきますけれども、瀬戸はあくまでも肢体不自由の養護という形なんですね。ということで、本町にはそういうお子さんは数が非常に少ないということで、現在1人だったですか。少ないということなんですが、現実に知的障害のお子さんが、今、小中学校合わせて20人という子たちが通っておられますので、そういう子たちをどうするかということも今後の課題だろうと思います。


 それから、問題は、なぜこれを地域で面倒を見るかということになってきますと、これは友達なんですよ。友達ができない。そういったことで、大きな要因として地域が将来のことを考えていくということが必要だということを聞きます。以前私もこの席で、友達がいなくて本当に寂しい思いをして亡くなっていった、そういう子の話もさせていただきましたが、まさしくそのとおりでして、こういう子たちをよその行政体で、遠くのそういう施設でお願いしていていいのか、真剣に考えてもらう時期が来たんじゃないか、そんなふうに思いまして、本件についての質問を終わりたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) いいですか。


○4番(前田幸明君) はい。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは4項目め、万博から何を学び、後世に何を残し伝えるかということでございますが、町長はかねがね、万博は千載一遇のチャンスと言い続けてこられました。現に今、万博会場で循環型環境社会の構築など、未来に向けての実験、試みが行われております。


 万博後の本町としては、万博を単に従来からの本町の施策の弾みに利用するだけではなくて、万博から得られた新技術やシステムをこの地で導入し、未来へつなぐことが必要ではないでしょうか。これを実践することは、万博開催地として本当に本町にお越しいただいた多くの国内外の人たち、こういう人たちに対する恩返しにならないんでしょうか。現在、そのようなアイデアがあればお伺いをしたいと思います。


 またフランス館の提言ですが、「未来はこうなるのではなく、未来はこうするんだ」。単純未来「shall」ではなくて、意志未来「will」で未来を構築していく必要があるんじゃなかろうかと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) 万博から何を学び、後世に何を残し伝えるかということなんですが、御案内のように、非常に博覧会、出足はちょっと悪かったんですが、もう2カ月余を過ぎまして、たくさんの入場者に入っていただくようになりまして、もう600万人は超えまして、やがて700万人を数えるという非常に盛況の毎日が続いております。万博は、ぜひとも成功してほしい、成功しなきゃならないというふうに思っております。


 さて、私は、町民の皆様方が、この万博を通して、今いろいろ具体的なエネルギーシステムだとか、循環型社会というようなこともおっしゃいましたが、それも非常に大事なことでございますけれども、子供から高齢者に至るまで、それぞれがそれぞれの思いで万博を経験し、また楽しんでいらっしゃるであろうというふうに思っています。そういう意味におきまして、町民の個々のそれぞれが、違った見方、違った知識というものを得られるだろうと。


 私どもも、例えば、カタールとか、あるいはインドとか、余り日ごろおつき合いのないような国にもこの機会に、国際的にいろいろお話しするには、まずその国の歴史とか状況を知るということは、これはもう基本的なことでありますので、そういうことでは、いろんな書物も出ておりますし、案内、ガイドブックも出ております。そういう意味において、非常に幅広い勉強をされていると思います。


 したがいまして、今質問の焦点になっております問題につきましては、私がかねがね言っておりますように、「自然の叡智」というのが博覧会の本来のテーマでございますので、自然の英知とは何かということを広く考えまして、教育の問題、あるいは福祉の問題、環境の問題はもちろんでありますが、健康の問題等々、自然の英知を生かした行政というものを総合的に考えていかなきゃならない。


 これは、そう一朝一夕になせるわざではございません。一つずつやっていかなきゃなりませんが、具体的には田園バレー事業というのを打ち出しておるわけでありまして、そこにはいろいろな問題が包含されていると思いますので、ぜひこれを具現化するといいますか、少しずつ実現化していく、そして、農都共生社会という新しいシステムを起こすということも、これも博覧会から学んだ知恵でありますし、実行していきたいなと。


 そしてもう一つは、博覧会の会場跡地をぜひともメモリアルパークとして、皆さんがもう一度長久手へ来てみたい、日本の愛知へ来てみたいという、そういう気持ちを起こさせるような会場跡地であってほしいということを、これからも機会あるごとに関係当局にもお願いしていきたいなと。それも私どもは大いに期待しておるところでございます。


 これは、一長久手町でできるわざではございませんので、国、県に陳情をする以外にないというふうに思っております。先般も、中川経済産業大臣へ私はじかに、ちょうど2日ほど前ですが、訴えました。いろいろ考えることはあるんだと大臣も言っておられましたが、そんなことで、今御質問のありました件については、幅広く勉強のチャンスを与えていただいたという気持ちでいきたいなというふうに思っております。ぜひともまた皆様方の御指導をお願いいたしたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 町長、理念的なことはそれで結構だと思います。私も何ら反対するつもりはないんですが、ただ、そういった理念をこの地で実践していくことが必要じゃないかということを私は申し上げておるんでして、そのうちの一つの例として私が非常に感銘を受けておりますのは、NEDOのパビリオンでのメタン発酵プラント、これは将来的に、環境問題あるいは循環型社会というような形で非常に有効な内容じゃないかなというふうに考えておりまして、これを田園バレーの一つの柱として考えられないのかということを一つ提言をさせていただきたいと思います。ほかにこういったようなものがあれば、どんどん受け入れてやっていかれるのもいいんじゃなかろうかと思います。


 最後にちょっと嫌なことを言うようですけれども、今までの長久手町の、本当に中身のない、そういった建物ばかりじゃなくて、こういったプラントで中身がぎっしり詰まった施設をつくって、非常に生産性の高い、あるいは将来が見通せるような、そういう施設なんかも今後考えられないかな、こんなふうに提言させていただきまして、質問は終わりたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) これをもって前田幸明議員の個人質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午後1時50分休憩


            ──────────────


               午後2時00分再開


○議長(青山作市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、加藤 武議員の個人質問の発言を許します。13番加藤 武議員。


            [13番 加藤 武君質問席登壇]


○13番(加藤武君) 本日の最後の質問になりました。ひとつもうしばらく我慢して1時間過ごしてください。


 それでは、発言通告書に従いまして、4項目質問させていただきます。


 まず、1項目め、長久手町の文化財及び歴史資料保存展示室の建設をできないか。


 本町は、以前には、文教と歴史の町をスローガンにして行政を進めてまいりました。4〜5年前からは万博を中心にしてきました。万博が終了したら、長久手町は原点に戻り、歴史、文化財を大切に保存し、次世代に残していかねばなりません。町内には多くの文化財、歴史資料があります。現在は地区の保存会の倉庫や小学校の倉庫に保管され、一般町民は見ることができません。町はこれから観光を推進していく方針を出しているので、展示施設を建設し、一つの目玉づくりと観光スポットにしてはどうでしょうか。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、長久手町の文化財及び歴史資料保存展示施設の建設をについて御質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。


 町の歴史、民俗文化等を知っていただく施設として、現在、郷土資料室を設置しており、民俗文化財の拠点施設として、民俗文化のさまざまな展示をしております。今後も展示内容の充実を図り、町の歴史、民俗等を紹介していきたいと考えております。郷土資料室は、雇用能力開発機構から平成15年度に購入したものであり、今後、増築、改築ができるようになれば、将来的には郷土資料室の構想も考えながら進めていきたいと思っております。


 なお、観光の推進については、この長久手町の貴重な歴史資料や文化財を広く一般に公開しPRしていくとともに、岩作のオマントや長湫の警固祭り、それに前熊の山車なども観光資源としていきたいと考えておりますので、お願いします。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 教育長、そんなね、郷土資料室があるというのは百も知っておるわね。そんな答弁じゃいけませんよ。何も、この質問でそんなのが答弁になりますか。歴史資料保存展示施設をつくらないかと言っておるのに、郷土資料室があるからそれで十分だと。つくるか、つくらぬかということを言っておるのにもかかわらず、資料室があるから十分という答弁はちょっとおかしいと思います。


 それから、これは後から答えてくださいよ、観光課長。こういう施設があって、長久手の歴史とか資料を紹介すれば、非常に長久手の観光スポットとしてこれから役に立つんじゃないか、メーンの観光スポットになるんじゃないかと思います。どうですか、後から答えてください。


 それから、町長、ここにも書いておきましたけれども、本当に長久手は、前は文教と歴史の町をスローガンにして、いろいろ行政の施策をやってこられたわけです。ここ4〜5年は、それはさておいて、万博に非常に力を入れて、とにかく万博を成功させなければいけないということで力を入れてきたわけですね。で、さあ、万博が9月25日で終わります。そうしたら今度は何をやるんですか。当然、長久手でやることといえば、そういう歴史とか、お祭りとかの資料を大切にしていく必要があると思います。


 それで提案ですけれども、これは町長ですが、ほかの議員もだれかが言ってみえたかもわかりませんけれども、岩作の落合に旧浅川邸というのがあるんですよね。御存じだと思います。あそこあたり、非常に建物も古くて、そんな古いといっても明治ぐらいだと思うんですけれども、屋敷も広くて、ああいうところを民俗資料館、資料室みたいに利用できれば、そういうのも一つ考えに入れることができないかということですね。


 それからもう一つは、町内で警固祭りが、岩作、長湫と、県の無形文化財に指定されましたね。これを機に長久手町も、そういう馬道具の展示、警固祭りの保存ということで、そういう施設をぜひつくってほしいんですよ。これ、いろんな関係者からは話が出ておることなんです。ぜひ町が本腰を入れて何とかやっていただきたいと思います。


 以上で第1回目を終わります。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) 現在あるところでという、そういうつもりはありません。今の郷土資料室があのままでは手狭なことは承知しておりますが、今のところは、買ってから5年はそのままにしておいてくれという、そういうようなことですので、5年を過ぎるとあそこに手を入れることができますので、そうすると多少は広くなるんではないかなというぐあいに思っております。


 それから、現在、特別展をそこで今展開しておるわけなんですが、オマントの道具やなんか、各地区から貴重な資料を展示させておっていただきますが、そういうようなものもそんなところで展示ができるといいなというようなことは思っております。


 以上です。


○産業観光課長(山田三行君) 展示施設での観光PRということでございますが、町といたしましては、現在、長久手の観光の中の一つとして、長久手古戦場あるいは岩作のオマント、長湫の警固祭り、それと前熊の山車など、いろいろございます。それをどういう形で観光に結びつけるか。


 今までは、文化財としての保存というのが主でございました。それを観光資源として利用していくにつきましては、現在、教育長も答弁したとおり、古戦場の資料室等がございます。資料室だけに限らず、現在特別展もやっておりますが、あそこにリニモの長久手古戦場という駅ができまして、町としては観光として利用する駅の重要な一つとして利用していけるんじゃないか、そこを長久手の歴史観光の出発点として利用していきたいというふうに思っております。展示施設については、資料の保存とあわせて検討していく必要があるというふうに思っております。


○町長(加藤梅雄君) 大変いい御提言だと思います。


 まず、浅川邸ですけれども、これは私どももまだよくわからないんですが、何せ今のところ、私は私的財産だと思っております。これを現在管理してみえるのは、私の隣の浅川さんだと思います。これは、話してみなきゃ何とも申し上げられないことですが、浅川邸というのは有名でございますので、何か機会をとらえつつ、話ができる時期が来ましたら話をさせていただきます。


 展示施設にすべて御質問の件は包含されていくと思いますけれども、これは、いずれ考えなくちゃいけない。用地も確保してございますので、名称はとにかくとしまして、考えなきゃいけないというふうには思っております。ただ、今は学校問題だとかいろいろな、行政からいきますと優先順位もございまして、今すぐというわけにはなかなか、財政的な問題だとか難しい問題がたくさんあります。


 構想も十分考えた上で、つくるからには皆さんに来ていただける、そういうものをつくらなきゃいけない。例えば、農業試験場に農機具の展示室とかがありますけれども、なかなか人が入っていません。ですから、つくるには、十分な魅力といいますか、人が来て楽しめるといいますか、そういう環境をつくっていかないと、こういった施設は、建物はつくったけれどもなかなか人が来ないということにもなりかねないので、十分時間をかけて検討していく必要があると思っております。


 御提案は、ぜひ私どもも進めなきゃいけないということはよく承知しておりますので、今後の課題ということで受けとめさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 以前に、私が議員になった平成7年の第3回に質問しておるんですよ、これ。それから約10年近くになるんです。そのときの答弁は、町長じゃなく、これは教育部長の答弁で、当時は博物館ということでしたが、「博物館構想委員会で調査、研究を進めている」と、その当時はそういうことでした。教育次長は山根さんだと思いますけれどもね、川島さんが教育長ということで。あれからもう10年近くたっておるんですよね。ところが、町側は、博物館構想がだめになったのかどうか、そういう報告も私聞いていないし、何の結果も聞いていないわけです。


 その後、私がまた平成13年か14年かに質問したときに、町長は、「平成6年か7年の時代のときには、博物館構想委員会で祭り資料館も併設を考えてはと個人的に私は思っていた」と、こういう答弁を町長もされておったんです。その後、結構時間もたっているから、これは本格的に町の方もやっていないなと、なおざりにしてほかってあったんだなということで、私は改めて今回質問に出したわけですけれども、「やる」とはなかなか言えないで、「検討していく」という話です。


 本当に、ある程度時間を区切って、南部小学校や給食センターと、いろいろと問題があると思いますけれども、やはりこのこともあわせて検討していただきたいと思います。再度いかがでしょう、町長。


○議長(青山作市君) 質問終わりましたが、答弁者は。


○13番(加藤武君) 町長。


○議長(青山作市君) 町長ですか。


 町長。


○町長(加藤梅雄君) 博物館構想でございますけれども、確かに当時、博物館検討委員会か、名前の方はちょっとどういう名前だったか知りませんが、要は博物館を検討する会議がございました。そのときに、名古屋市の博物館の館長さんではない、課長さんだったかもわかりませんが、いろんな学識経験者もいらっしゃいました。実は、博物館というレベルのものですと、非常に今は名古屋市でもなかなか運営に困っておるという状況で、大変難しいですよというお話を聞きまして、一歩後退したことは事実だと思っています。


 と申しますのは、やはりなかなか運営にお金がかかる。建物ももちろん、重要文化財を入れなきゃなりませんので、管理の温度とか、セキュリティの問題だとか、物は借りてきて回すという方法はありますけれども、そのセキュリティの問題等々ありまして、大変難しくて名古屋も困っておるという実情の話をされました。確かに、そう言われてみれば大変なことだなというふうに、そのころ皆さん思われたんです。私は、今御指摘がありましたように、博物館という問題は非常にレベルが高い話で、それなりのものをそろえるということは、小さい自治体の予算では到底難しい問題が多々あると思います。


 我が町は、ここは城下町じゃないもんですから、そういった博物館に展示するようなものは少ないんですね。ですから、古戦場は古戦場として、あるいは今オマントの話も出ましたが、そういった地元の文化とか、文芸とか、文化財とかそういうものを展示するというレベルで検討して、今申し上げましたように、やはり皆さんに来ていただけるような、「観光資源」という言葉を使ってみえますが、「観光スポット」ですか、それに要は皆さんが来ていただくということですので、そこらも念頭に置きながら、今すぐと言われてもなかなか難しい問題ですが、御提案として課題にしていく必要があるということは先ほど申し上げたとおりでございます。前の論議はそんなことで、ちょっと下がったということは事実でございます。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 町長、頭がよろしいですね。前の町長の答弁が今ここにありますけれども、やはりそういうことですわ。名古屋市の場合のことがずっと書いてあって、同じような答弁をされています。


 事実、やっぱり博物館ですとそうなると思うんですよ、金もかかって。だから、祭り資料館みたいなものですね。そんなに大きくなくてもいいから、警固祭りだったら馬を何頭か置いて、そこへ山車を飾りつけるとか、あと、前熊の山車とか、そういう町内の古いお祭りを展示していく施設をぜひやっぱり計画してほしいんです。


 これは答弁はいいです。そういうことで終わります。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 2項目めです。文化協会の事務室を西庁舎内にできないかということです。


 現在、文化協会は、サークル数44個、会員数566人と、多くの団体が所属しております。この件は以前にもほかの議員の質問にもあり、文化協会からも要望も出ていたと思います。ですが、なかなか実現に至っていません。


 その都度検討されたのか、実現しない理由は何か、お伺いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは2項目め、文化協会の事務室を西庁舎にできないかの御質問にお答えしたいと思います。


 現在、長久手町社会教育団体補助金を交付している団体は、文化協会を含めて10団体あります。そのほか、事業に対しての補助金も実施し、団体の育成に努めております。社会教育団体及びその他町の育成団体もほかに多くあることから、諸団体に対して事務室を供与することは考えておりませんが、西庁舎2階に各種団体等の活動拠点となる住民プラザを平成13年度改修時に整備しておりますので、有効に活用していただければと考えております。また、貸しロッカーも設置し、1団体に1個貸し出しをしておりますので、御利用していただければありがたいと思っております。よろしくお願いします。


○議長(青山作市君) 再質問ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 10団体あると今答えられましたね。これはどういう団体があって、どういう活動をしておるんですか。


 それと、事務室だと言っておるのに、住民プラザは事務室として利用できないでしょう。会合はそういう住民プラザを使えますけど、やはり事務室が欲しいということで質問しておるわけですね。現在何もないから、一つ文化協会のことだけですけど、会長の自宅でいろいろな電話とか事務をやっている。それで、なかなか連絡もとれないような状態で、皆さん困ってみえるということです。


 やはり、他の町では非常に文化協会というのを大切にして、例えば、文化会館の中にそういう事務室をつくったり、庁舎内にもそういう事務所をつくって、非常に行政に保護されて活動してみえるわけですよ。それに比べ我が町は、補助金は当然もらっておりますけど、そういう施設、事務室とかそういうのは全然ほかりっ放しにしておいて、それでいいと思いますか。何とも思わないですか、答弁お願いします。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 教育長。


○教育長(青山安宏君) 文化協会を含めて10団体の助成をしておるという、そういうことなんですが、全部申し上げたらいいかどうかわかりませんが、地域婦人会だとか、郷土史研究会だとか、棒の手保存会だとか、郡の地域婦人団体とか、そのほか社会教育に関するいろんな大会への参加及び交流事業などに補助金を出しております。


 それから、事務室というお話なんですが、現在、庁舎内を見ていただきましても、それに該当するような部屋が今のところ見当たらないというぐあいに承知をしております。それから、会長さんの御自宅でその会を持ってみえることも承知はしておりますが、なかなか事務室に値するところが今のところ見当たりませんので、現在のところ文化協会さんだけにそういう事務室を充てるという、そういう構想はありませんので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 教育長ね、ちょっと勘違いしておる。文化協会というのは、先ほどの郷土史とか棒の手も文化協会の傘下に入っておるんですよ。それを10団体と言って、おかしいじゃないの。文化協会の傘下にみんな入っておるんですよ。大きく分けると、私が認識しているのは、文化協会と体育協会だなと思っているわけですね。だから、体育協会は杁ケ池の方でいろんなことをやってみえるようですが、文化協会は何もないわけです、やるところが。だから私は提案しておるわけです。


 部屋がないと言って、本当にないかね。たくさんあいているじゃない。仮に今ボランティアが使っておるところですが、あそこでも、ボランティアセンターができれば、万博が済んだら向こうへ移動していただいて、あそこにあくんじゃないですか。そういうところを使えないですか、もう1回答えてください。


○教育長(青山安宏君) 補助団体については失礼しました。御指摘のように、勘違いをしておりまして申しわけありませんでした。


 それから、今ボランティアが使っておる部屋につきましては、もともとの会議室を今ボランティアが使っておるわけですが、万博が終わってからどうなるか、私はちょっとわかりませんが、あの部屋があいたにしても、今現在でも会議室が足りなくて、予定の会議がずっと日にちが後ろに押していってしまうというような状況にあるかと思います。そういうようなことも考えて、あの部屋のことについてはちょっと私が答える立場にないもんですからわかりませんが、そんなようなことではないかなというぐあいに思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) あそこの部屋、担当はだれですか。西庁舎の担当は総務課長ですか。あそこ、どうですか。そういう団体に使うと支障があるのですか。


 会議室はあなた、町の会議するところは幾らでもあるんじゃないですか。第7、第8でもあるし、その下でもあるし。1部屋ぐらい何とかできないかね。助役、どう思われますか。それで、今のボランティアセンターが使っておるところは、当然まちづくりセンターの方へ行っていただくということにして、一つぐらいあけられないですか。助役に答えてもらう。お願いします。


○助役(伊藤祥子君) ただいま万博ボランティアセンターを設置しておりますところにつきましては、本来第5会議室ということで、万博が終わりましたら旧来の第5会議室に戻したいというふうに思っております。


     [「議長、そこがいけないなら、ほかにないかということも聞いていますでしょう。別にあそこじゃなくても、ほかにあれば、ほかの部屋を用意してもらってもよろしいですし」と呼ぶ者あり]


○議長(青山作市君) 答弁が足らないわけね。


○総務部長(近藤務君) 会議室を団体の方に使わせられないかというふうな御質問でございますが、今までも会議室をあけて御利用いただいたのは、町の方針にかかわるところでお使いいただいたわけでして、例えば、今の会議室以外に本庁舎の第3会議室がよく使われておるところでございますが、例えば第三セクターの準備室であったり、それから、セーフティステーションが立ち上がるまでの嘱託員さんの詰め所であったり、それから、今現在こども塾さんが使ってみえます。


 そういうような形で、ここの第5会議室につきましては、町の持つおもてなし事業という形でボランティアさんが展開なさっているということを注目いたしまして、担当を経由しましてその部屋を御利用願っているわけでございます。御理解よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 答弁いいですか。


           [「まあ、終わったわ。答弁って、もう一遍やれんでしょう」と呼ぶ者あり]


 もうないですよ。


 次の項目の質問を許します。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 3項目めです。福祉課と介護保険担当が別々のところにあるのはなぜか。


 なぜ別々のところにあるのか、多くの住民から言われます。この二つの課及び係というか担当は、お互いに関連しています。住民は、たらい回しになるときがあるようです。なぜ同じ場所にできないのか。別々にした理由は何でしょうか、助役に伺います。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) お答えいたします。


 福祉の家は、平成14年、高齢者や障害者の介護支援機能、またその生涯学習活動機能を主軸に、その他情報機能、相談機能、触れ合い交流機能などを持つ福祉の拠点施設として建設されました。この機能を十分に発揮するためには、福祉事務全般を所掌する福祉課からこの主軸機能を分離して、新たに福祉の家事務局をサービスの提供現場に設置することが望ましいとの考えで、福祉の家内に分課いたしました。当然この2課は所掌事務に関連が多くありますので、互いに共通理解を持ちながら補完関係で事務執行をいたしております。


 なお、たらい回し云々につきましては、福祉の家開館当初はそのような混乱がございましたが、今ではほとんどないと聞いております。が、もしあったとするならば、今後はそのようなことがないよう、福祉課と福祉の家事務局の取り扱い事務について周知徹底を図ってまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 福祉の家ですべてやっているということですね。


          [「はい、主軸機能だけ」と呼ぶ者あり]


○13番(加藤武君) (続)じゃ、ここの本庁舎の福祉課をやめて、みんな福祉の家へ持っていけばいいじゃないですか。支障がありますか、そういう場合。助役に質問しています。


 それから、そういうトラブルはないと。ないことないんです。助役の耳に入ってないだけです。よく聞くんですよ、最近また「何であんな、分けたろう」「分けた理由は何だろう」と言って。だから、福祉の家がそういう拠点施設であれば、向こうへ持っていくと向こうで一括ですべてやれるというふうにした方が親切じゃないですか。ここへ来て、またここじゃいけないから向こうへ行けなんていうのは、非常に住民サービスのやり方が悪いと、こう思うんです。


 これからまた介護保険も変わってくるわけですね、変更してくると。そうなると、やはり福祉、介護、医療、これらは同じようなところで、医療は別にいいんですけど、そういうところをやっぱりしっかりした体制にしなきゃいけないと思うんですよ。先ほどのだれかへの午前中の答弁でも、福祉担当の10年のベテランがおると。これ、1人しかいないでしょう、今。ベテランは向こうにおるんですよ、福祉の家に。こちらにはおらぬわけです。民生部長、福祉課長を差し置いてそんなことを言っちゃなんですけど、実際そうだと思うんですよね。ですから、やはりこれをよく検討して、今のままでいいのか、統一した方がいいのか。


 それと、もう一つは職員の人づくりです。やはり福祉関係というのは非常に専門的な知識が必要になってくると思うんですよ。それを、3年やそこらでどんどん配置するといったら、その人にとってはマイナスになるんです。私はそう思っておるけど、いかがでしょう、助役。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 助役。


○助役(伊藤祥子君) まず、全福祉事業部門を福祉の家になぜ持っていかないかということにつきましては、福祉の家の設置の基本的な考え方が、介護支援機能、それと高齢者の生涯学習機能ということでございます。それをまとめて福祉全般から特化する形で分課をしたということで、分課をするに当たっては、サービスの現場により近いところで設置した方がよかろうということでさせていただきました。


 また、福祉全般で医療と介護と生涯学習については非常にわかりやすい概念なんですが、福祉事務には、それだけじゃございませんで、非常に枝分かれをした福祉サービスがございます。それらはやはり、住基情報をもとに、こちらで隣近所の課と連携をとりながら処理すべき事務が非常に多くございます。ということで、サービスの提供現場で処理すべきものと、こちらで措置上あるいは書類上処理すべきものを大きく、それでも間に落ちるもの、すき間に挟み込まれるもの、事務がありますけれども、仕分けの大要はそのようなところで、福祉の家事務局の職員、それから福祉課の職員で事務分掌について現場で仕分けをしていくということを聞いております。


 それから、福祉について専門的知識を持った専門家職員がいなきゃいけない、3年ローリングで人事異動をすれば、福祉サービスそのものが非常にマイナスになるんではないかということでございます。いつもこの問題はほかの議員の先生方からも問われておりますけれども、私ども一般職員200人足りないこの組織で、しかも行政サービスが非常に複雑多岐になっていく今日、数人のスペシャリストを育てていったら事務がしょえない職員が出てしまうということがありまして、やはりこれは、ある年限をローリングしながら、職員がおしなべてどこの事務に行っても大きくその事務サービスが低下しないように、私ども心がけております。


 よく「職員はスペシャリストを育てるべきだ」「いや、ゼネラリストでいいんだよ」と、いろいろありますけれども、今私どもの行政サービスの規模と組織の規模から見れば、やはりゼネラリストの育成というのも非常に必要性が高いのではないかというふうに考えております。


 また、福祉の家と福祉課のサービスの時間、それからサービスの曜日等をお考えいただければ、二つの課が補完し合うことによりまして、サービスの幅は非常に広がっております。と申しますのは、福祉の家では土日を開庁事務としております。福祉課は月曜は事務の日ですが、土日はやっておりません。また、日中役場等に来られない方に対しましては、福祉の家では夜9時まで皆様方に対するサービスの提供に努めております。そしてなおかつ、今、N−バスが8ルートございますが、すべてのルートのバスが役場に寄ります。そして、福祉の家まで参ります。


 ということで、うまくそういう機能を御利用いただければ、私どもは福祉サービスを2課に分けることによってサービスを提供していける。あるいは、サービス低下を来たしているというふうには考えないところでございます。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問2回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 余り上手に言われるもんだから、質問することがわからないようになりましたけれども、要は、二つに分けたことによって効率化されたということですね。サービスも広がったと。


 だけど、一般住民にはわからない。こっちに来たらいいかなと思ったら、向こうへ行けと、そういうことを言っておるんですよ。中身のことを言っていないわけです、私は。


 それと、スペシャリストね。すべての職員がスペシャリストにならなくていいわけですよ。何人かはやっぱりスペシャリストがいなきゃ、突然かわってきた人が、何が何だか、今まで土木畑ばっかりにおった人が民生へ来たら全然わからないわけですよ。だから、その辺の人員配置をうまくやって、やはりベテランは1人か2人置いておいて、その下に新しいのをつけて覚えさせてというような感じでやっていかないと、本当に専門家がいないとわからないし、その人が課にいなきゃ何の対応もできない場合も部によってあるんですよ。


 だから、そういうこともぜひ必要であるし、また、これは直接じゃないけど、関連しますのでついでに言ってしまいますと、よく時間中に役場の人は会議をやられる。で、行くといない。2時間いないですよということになっちゃうわけです。だから、会議はできるだけ終わってからとか、5時に近い時間にやった方が住民にとってはいいと思うんです。せっかく来ても、よく知っている人がみえないと、また帰っていかなきゃいけない。そのようなことで、これは福祉課と介護保険係のことじゃないですけど、やはり私は、その辺のところをもっとよくしっかりチェックしていただきたいと思います。


 それから、福祉の家は9時までやっているからいいって、事務作業は9時までやっていないでしょう。やっているかね。5時で終わってしまうでしょう。


 そういうことで、何を質問していいかわからなくなりましたけど、助役にうまくごまかされたようですけど、そういうことなんですよ。一般住民には細かいことはわからない。行ったはいいが、ここじゃだめだからまた福祉の家へ行かなくちゃいけない。これがたらい回しということなんですよね。だから、できるだけそういうことをなくするようにしてほしいんです。そういうことで、もう1回答えてください。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 助役。


○助役(伊藤祥子君) 先ほどもお答えの中に盛り込みましたが、たらい回し等のことがございましたら、これはあってはならないことですので、事務分掌の割り振りにつきましては徹底させていただきたいと思います。


 それから、人事につきましては、やはりよどむということは、水さえもばい菌を養成するんですよね。だから、特に近隣豊明市の例もございますし、その前は安城市の例もございます。やはり、長くその場に権益を持った職員がいるということは、非常に便利でいいんですけれども、一つ間違うと非常に怖いことになるということがございまして、ある程度の年数をもってローテーションを組んでいきたいということを考えております。


 それから、会議中でよく知った職員がいないときに尋ねた場合はお手上げだとおっしゃいましたけれども、そういう場合にも、わからない職員にもやはり質問を、問題提起をしていただいて、わからない職員がわかっている職員に逃げないように、そういう状況をつくり出していくことも必要だと思っています。そのようなことで、お客様には御迷惑をおかけするかもしれませんが、わからない人に、お目当ての人がいなくても、その課の事務であればその課の職員で処理するのが当然でありますので、ぶつけていただきたいというふうに思っております。


 それから、特に生活に絡むサービス全般を扱う部署でございますので、きちんとした受け答え、またサービスの御提供ができるように、日々切磋琢磨させるように仕向けてまいりたいと思っております。


 以上でよろしいでしょうか。


        [「9時までやっておるのですか」と呼ぶ者あり]


○助役(伊藤祥子君) (続)サービスは9時まででございます。


○民生部長(青山宏君) 日曜日と祭日を除いて9時までとなっております。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


○13番(加藤武君) まあいいです、時間がないから。


○議長(青山作市君) 次の項目の質問を許します。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) では、最後の質問になります。4項目め、岩作旧市街地の下水道整備計画はどのようか。


 これは、私が過去にも、平成7年に議員になってから何回も質問しまして、最後の質問では、当時の建設部長が、万博終了後ぐらいに博覧会協会が布設した本管を利用して、逐次工事をしていくと答弁をされました。ですから、私は平成18年ぐらいから工事にかかるんだと、こう解釈しておったわけです。それで、私が質問したのは2分会、3分会、4分会ぐらいの岩作のことを質問したので、平成18年から工事にかかるというのは、2分会、3分会の工事にかかるんだなと解釈しておったわけです。


 ところが、ことしの下水の計画を見ますと、当然下の方からつないでこなければ下水はできないもんですから、下の方からの計画になっているわけですね。6分会かね。7分会はないですから、6分会からずっと上へ上がってくる。そのときに、私は、当時の答弁をされた部長に、しっかり私が確認しなかったからいけなかったかもわかりませんけど、そういうことをやはり言ってほしかったんです。


 それと同時に、今聞きますと、万博の本管は、ほんの少しの、それに隣接した家のみしか利用できないと。実際は、岩作の旧道に本管を入れて、その両縁の家をそこの本管に入れて取らなければならない。田籾線の脇に埋めていますから、今の万博の管は高いところにあるらしいです。だから、流れていかないから、旧道の方に布設して、そこから水を取らなきゃだめだと、こう最近聞いたんですよ。だから、そういうことも、その時点ではわからなかったかもわかりませんけど、答えてほしかったなと。


 今の建設部長は、部長は違うけど、お答えください。質問書の順番でいいです、今のことは後からやりますので。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


            [建設部長 加藤具己君登壇]


○建設部長(加藤具己君) 御質問にお答えしたいと思います。


 博覧会協会が布設しました汚水送水管は、博覧会終了後、本年度内に一部長久手町に移管を受けることになっております。その送水管の沿線で利用可能な区域については、来年5月に供用開始をする予定でおります。


 また、本年度は、岩作地区の下水道整備として、県道名古屋田籾線南側の西島地区を整備をいたしますが、御質問の岩作2分会、4分会につきましては、県道田籾名古屋線と香流川に囲まれた地域で、岩作4分会の一部を平成19年度から整備に入り、順次2分会の方へ入っていく予定でおります。


 以上でございます。


○議長(青山作市君) 再質問はありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) やはり、今の田籾線の万博用の本管では使えないから、旧道に管を入れてからやっていくということですね。建設部長、そういうことですね。今それへの答えはなかったんですが、そういうことですね。


 それから、町長、これは私も再三過去にいろいろ質問して、岩作の旧市街地の整備をということでいろいろやってきまして、まず一番早く実現するのがこの下水道なんですけど、今の計画ですと19年、20年、2分会の方は21年、22年ごろに終わると思うんです。できるだけ早くできるように、これは長久手の財政力と計画へのやる気ですね。そこにどれだけ金を投入できるのか、また、国からの補助金がどれだけもらえるのかということで、いろいろ整備の面積も違ってくると思います。ぜひもうちょっと早く実現するようにお願いしたいんですけど、どうですか。


 まず建設部長。


○建設部長(加藤具己君) 御指摘のように、旧岩作市街地といいますか、本町線といいましょうか、そこに汚水を集めます第5汚水幹線を長久手小学校南の町道に埋設していくために、下流の西島の方から順次整備をしていくという予定でおりますので、よろしくお願いしたいと思います。


 町長に意気込みというお話でしたけれども、私の方からちょっとお答えさせていただきます。今申し上げましたように、順次やっていくということで考えておりますし、今年度やりますものも、先ほど加藤議員が言われました前の部長は18年度からということでございましたけれども、17年ということで、1年前倒しをしてやっていくということを考えておりますので、その辺は御理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(青山作市君) 町長の答弁はいいですね。


     [「町長のかわりにということでございます」と呼ぶ者あり]


○議長(青山作市君) (続)それでは、再質問2回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 2分会、3分会、4分会のところは、まだ浄化槽もないところがたくさんあるらしいんです。実際あるわけです。だから、私は最初にそちらの方をやっていただきたかったけど、上からやるということはなかなかできない。下からやるのが普通だそうですから、1年でも早く接続できるように努力していただきたいんです。どうですか、できるだけ努力するのか、しないのか。


○建設部長(加藤具己君) 今言いましたように、当然努力をしてまいりますけれども、先ほど言いました小学校南側の汚水幹線の埋設が一番経済的ということで考えております。そのものをやることが一番早いというふうに思っておりますので、これについて実施設計を本年度実施していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(青山作市君) 再質問3回目ありませんか。


 加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 今年度やるというのは、下からという意味ですね。西島から、今年度末ぐらいからかかると。で、勘違いをよくするんですけど、上の方じゃないということですね。だから、上の方は、先ほど21年と言いましたか。19年度から始めていくということで、大体今の予定ですと2分会までいつ終わるんですか。


○議長(青山作市君) 質問は終わりました。


 建設部長。


○建設部長(加藤具己君) 先ほどの話で、早く進めるというのは、西島といいますか、岩作6分会の方は本年度から面的な整備を進めていくわけです。4分会につきましては順次やっていくわけですけれども、最終的には21年度ぐらいにはなるということを考えております。


 それで、この供用開始が、当然22年度の方で供用開始。これは、通常ですと5月ということになるわけですので、そういったことで予定をしていきたいというふうで今事務を進めております。よろしく御理解ください。


○議長(青山作市君) これをもって加藤 武議員の個人質問を終結いたします。


            ──────────────


○議長(青山作市君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次回は6月9日午前10時から本会議を開きます。


 本日はこれにて散会いたします。


               午後2時53分散会