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愛知県 長久手市

平成17年第1回定例会(第3号 2月24日)




平成17年第1回定例会(第3号 2月24日)





平成17年第 1回定例会





 
         平成17年第1回長久手町議会定例会(第3号)





平成17年2月24日(木)午前9時00分開議





1.本日の議事日程


 日程第1  一般質問


        (代表質問)


       フォーラム21


        伊 藤 祐 司 議 員


       新世紀クラブ


        加 藤   武 議 員


       愛長クラブ


        浅 井 良 和 議 員


       新風クラブ


        前 田 幸 明 議 員


       公明党


        中 野 文 夫 議 員





        (個人質問)


       伊 藤 克 彦 議 員





1.本日の会議に付した事件


   議事日程に同じ





1.会議に出席した議員


   議 長 川 合 保 生   副議長 吉 田 日 勝


   2番  原 田 秀 俊   3番  川 本 勝 幸


   4番  前 田 幸 明   5番  神 野 和 子


   6番  伊 藤 祐 司   7番  石 井 芳 樹


   9番  丹 羽 茂 雄   10番  淺 井 光日出


   11番  小 池 みつ子   12番  水 野 とみ子


   13番  加 藤   武   14番  川 上 孝 一


   16番  青 山 作 市   17番  浅 井 良 和


   18番  正 木 祥 豊   19番  伊 藤 克 彦


   20番  中 野 文 夫





1.会議に欠席した議員


   1番  吉 田 ひでき





1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者


   町長       加藤 梅雄   助役       伊藤 祥子


   収入役      川本 保弘   教育長      青山 安宏


   参事       北川 明夫   参事(サロン担当)加藤 照彦


   町長公室長    田中 憲二   総務部長     近藤  務


   民生部長     青山  宏   建設部長     與語 芳樹


   消防長      近藤 武彦   教育部長     山田 幸弘


   企画課長     福岡 久申   総務課長     加藤 具己


   福祉課長     加藤八州夫   産業観光課長   山田 三行





1.職務のため議場に出席した者


   議会事務局 局長 山木田宣彦   議会事務局 主幹 加藤 俊郎





               午前9時00分開議





○議長(川合保生君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


            ──────────────


○議長(川合保生君) 日程第1、一般質問を行います。


 代表質問の通告がありましたので、順次発言を許します。


 この際申し上げます。代表質問は、議会運営委員会の申し合わせにより、各会派の持ち時間は、当局の答弁を含めて60分以内といたします。なお、質問は質問席で、各質問項目ごとに行っていただき、関連質問は自席で行っていただきます。当局の答弁は、各質問項目に対する第1回目の答弁は登壇して行い、再質問並びに関連質問に対する答弁は自席で行っていただきます。ただし、再質問の回数は3回までといたします。また、関連質問については、通告者と同一会派の議員に限り、全体を通じて1人1回の発言を認めることにいたします。


 なお、代表質問の発言は通告事項の範囲にして簡明にしていただき、また、当局の答弁は、質問の要旨に的確、簡明にお願いをいたします。


 それでは、代表質問に入ります。


 まず、フォーラム21伊藤祐司議員の代表質問の発言を許します。6番伊藤祐司議員。


            [6番 伊藤祐司君質問席登壇]


○6番(伊藤祐司君) おはようございます。フォーラム21を代表しまして質問をさせていただきます。


 まず初めに、長久手中央地区区画整理についてお尋ねいたします。


 一昨日の町長施政方針の中でも述べられておりましたように、仮同意率が90%を超え、組合施行による区画整理がいよいよ区画整理設計、土地権利調査、計画協議等の作成等に着手するようであります。当町では、今まですべての区画整理事業が組合施行で行われてきました。確かに経験は豊富であり、十分余裕を持って完了したところもあることは承知しております。


 しかし、右肩上がりの成長は望むべきことのなくなった今、当然地価は低迷し、上昇も今後は期待できないでしょう。また、本地区は、土地改良事業施行済み地区でありますので、俗にいう縄延びは期待できず、公共減歩、保留地減歩は今までに比べると多く要るのではと考えられます。この二重苦の中で、換地計画、事業計画がうまく進行するのか、大変憂慮するところであります。ここで通告書に従い、次の質問をいたします。


 1番、減歩率はどのくらいを想定しておりますか。


 地方分権が叫ばれる中、補助金というのは大変心苦しいものがありますが、大きな事業であります。もらえるものはいただいて、組合員の負担を少しでも低減するため、残り三つをお聞きします。


 2番、国、県、町の補助金はどれぐらいになるのか、または、補助率はどれぐらいなのか。


 三つ目、多くの補助金を受ける手法、対策はあるのか。


 四つ目、組合として採算面は大丈夫なのか。


 以上、まずは1項目めとしてお伺いいたします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 與語芳樹君登壇]


○建設部長(與語芳樹君) それでは、長久手中央地区区画整理について、4点御質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。1、2、3については、関連のある質問ですので、一括して回答させていただきます。


 この地区は、平成14年4月に発起人会を設立し、5月から仮同意書の収集をしてまいりましたが、平成17年1月初めに同意率が85%を超え、現在は90%を超える同意率となっております。今後は、発起人から町に対して技術援助申請を提出してもらい、平成17年度の委託業務で区画整理事業の計画、設計を進める予定であります。


 御質問の減歩率、補助金等は、この計画設計の中で検討していくこととなります。計画設計に当たりましては、土地区画整理事業の現状を十分に検証し、より確実性のある計画となるよう検討してまいります。


 次に、4番目の採算面についてでございますが、前段の答弁でも申し上げましたように、具体的な計画検討はこれからとなりますが、より多くの補助金が受けられるように検討するとともに、地域性を生かしてより短期間で完了できる計画とし、事業費の節減を図ることが必要だと考えております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 大変簡単なお答えをいただきましたんですが、「これから検討していく、これから検討していく」と言われますが、そんなふうでよく仮同意がとられたなと不思議でなりません。本当に厳しい情勢ということをきちんと説明せずに、理想論ばっかりとか、パンフレットに書いてある「こんな町になる」なんてことを言って同意を求めて、後で「町は知らないよ」と言っては、これはもう大変なことになると思いますが、その辺はまた。


 続いていきたいと思いますが、本地区は、第4次総合計画、土地利用計画において、町の新たな都市核、シンボルコアとして商業施設、レクリエーション施設、住宅等の立地を図り、複合拠点の形成を進めると計画に示されております。今はこれから検討していくという区画整理の前段でありますので、正確なことはわかりませんが、パンフレットからも推察いたしますと、今までの町で推進してきました組合のやり方ですね、住宅地をメーンとした区画整理、これとは、この中央地区は、今言った商業施設、レクリエーション施設などの立地を図るということで、町のまちづくり計画に基づいたものが全面的に押し出されて組合施行でやっていくということであります。


 これは、町の方針を地権者の方々に、こういうふうに誘致していくんだということをきちんと理解してもらっておるのかどうかということをまずお伺いいたします。


 また、そうであるならば、町として、町の総合計画として、こういうまちづくりをしたいということであれば、今まで以上の支援、協力が必要になると考えておりますが、いかがですか。


 2点お答えください。企画課長でも建設部長でもどちらでもいいですけれども、お願いします。


○建設部長(與語芳樹君) 中央地区の区画整理につきましては、議員御発言のとおり、総合計画の中で、都市核として長久手の中心部になる地区だということで位置づけられております。そうしたことから、今後、瀬戸大府線、それからリニモの古戦場駅、こういった地域が複合化してきて、私としては、将来的には今の藤が丘的な拠点になっていくというふうに思っております。そうしたこともありまして、地域の土地所有者の方に十分な論議をいただいて、この区画整理を進めようということで、現在進めております。


 この中では、商業施設をぜひここへ持ってきたいというような意向もございますし、そうなってくれば、今南部の区画整理区域内で行っておりますようなスリット換地というような、そうした方法をとれば、現在、今までに土地改良事業で道路、水路をたくさん確保してきているもんですから、そういった部分の減歩率というのは、比較的抑えられるんじゃないかと。あるいは、一般的な住宅地域として開発する部分もできてくるかと思いますけれども、その方向性については、それぞれの土地所有者の今後の土地利用ということを十分に把握しながら、そういった区域分けをして事業を進めていきたいと思います。


 それから、今まで以上の町としての支援・協力体制ということなんですけれども、今までの補助金制度から交付金制度に変わってくるというようなこともございますし、いろいろ事業費の確保については難しい部分がありますから、町としても最大限の協力をしながら、早期に中央地区を立ち上げ、整理に向けて努力したいと思っております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 再質問2回目はありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 最大限に協力していくという方向ということですので。


 それと、ちょっとここでシンボルコアについてお伺いしたいと思います。土地利用計画では「住宅地等の立地」という表現になっておりましたが、総合計画では「公益施設」という言葉が、ここのところが変わっていたかと思うんです。ここのあたりは、「公益施設」から「住宅地等の立地」というふうにどうして変わったかということを、わかれば教えていただきたい。


 それからまた、総合計画にある電縁ネットワーク構想の中の電脳タウンを整備するとなっておりますが、いろいろ見ていくと、どうもこの電脳タウンというのは中央地区を想定しているのではないかと思いますが、この辺をお聞かせください。もし電脳タウンというものもこの中央地区の中で位置づけられておるならば、区画整理事業とのかかわりはどのようになっていくのかということをお聞かせください。


○企画課長(福岡久申君) それでは、今の2点。


 1点目は、シンボルコアの、「商業地」の立地ということと、土地利用計画に関しては「住宅地」の立地というようなことの相違点はいかがなものかという御質問だったと思います。まず、そのことについてお答えさせていただきます。


 総合計画においては、まちづくりビジョンの中において、古戦場駅前に関しましては商業施設あるいは公共施設の立地をし、そこでいろいろな住民の皆様へのサービス的なものを一体的にしていこうというのが総合計画の中のまちづくりビジョンから来ている部分だと思います。そうした部分の中で、駅前ということの中で、リニモの利用者の拡大あるいは利用増進というようなことの中で、今そのような計画もされているということが建設部長の話の中にもあったと思います。


 ここは、どちらかと言いますと、丸根地区等、住宅地が密集しておりますので、ここは住宅地というものの、駅前に関しては商業地、コアということで土地利用の方も入っていると思いますので、その辺の部分は、コアの商業地部分と住宅地部分の、いわゆる複合、ある程度周りを住宅地にするとか、そういった利用増進を図っていくということから、この土地利用計画がなされておるということを御理解をいただきたいと思います。


 それともう1個、電脳タウンの関係でございますが、電脳タウンというのは、総合計画の中にありますけれども、インターネットとかいろいろなものを使った中で、その情報交換をする一つの場ということを言っておりますので、当然そこに商業施設あるいは公共施設が立地すれば、そうした集約できる地域ということで考えております。


 よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 再質問3回目ありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) それでは、3回目をお伺いします。


 今の中央地区の区域を見ますと、丸根の集落、それから万博の駐車場に今度なるところが隣接しておるんですが、ここが取り込まれずに計画されておるようです。ここは、将来どうされていくおつもりなのか、お伺いしたいと思います。


○建設部長(與語芳樹君) 丸根の集落、それから丸根の第2工区の畑の部分を除外しているがという御質問だと思いますけれども、丸根の2工区につきましては、前年度に換地を終わったばかりという状況がございまして、土地改良事業を行ってすぐここをまた市街化区域に編入していくという部分については、非常に矛盾も生じるということで、現段階では集落から南側の以前に第1工区として行った水田の部分、この区域を区画整理区域というふうにして進めるべきという方向性を示しております。


 それから、集落については、入れて行えれば一番いいわけなんですけれども、集落を入れた場合には、補償費等、非常に大きな事業費がかかってくるということで、非常に難しい状況にあると思います。ですから、こういった集落も含めていく場合には、もっと大きな広い面積が区画整理区域内になったというような状況で進めざるを得ないのかなというふうに考えております。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 万博後のまちづくりについてお伺いします。


 いよいよ万博が始まります。いろいろなことがありましたが、ここまで来たならば、ぜひ成功していただきたいと思っております。ただ、開幕後も浮かれることなく、事故、事件、苦情は必ず発生いたすと思いますので、万全の体制で備えていただきたいと思います。それでは、質問に入ります。


 町長の万博後を見据えてよく言われることの中で、リニモを機軸にしたまちづくりというのがあります。せっかく多額の投資をしてつくられたものでありますので、何とかみんなで使っていただき、赤字にならないようにしなければならないと思っております。それには、万博後に利用客が見込めない調整区域の各駅を多くの方に利用していただく方法を考えていかねばならないと思います。ただし、開発は町の総合的な計画から外れるものであってはならないと思っております。


 そこで、特に公園西駅周辺のまちづくりについて、3点質問しますので、お答えください。


 西ターミナル跡地の利用計画はどうしていくのか。


 リニモ公園西駅の利用増進計画はあるのか。


 田園優良住宅促進法の導入はあるのか。


 また、範囲を少し広げまして、調整区域全域において、万博後はどうされるのかということから、バレー計画以外で調整区域でのまちづくり整備計画はあるのか。


 以上4点、お伺いいたします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 與語芳樹君登壇]


○建設部長(與語芳樹君) それでは、万博後のまちづくりということで、お答えをさせていただきます。


 西ターミナルは、万博時は駐車場として利用し、終了後は農地に原状復帰し、所有者にお返しすることとなっております。なお、土地利用については、今後の課題と思っております。


 公園西駅は、多くの方に利用してもらう必要がありますので、現在、愛知高速交通株式会社とも連携しながら、名古屋商科大学の学生の利用に関して、大学ともお話をさせていただいております。


 次に、優良田園住宅促進法の導入については、現在のところ具体的な計画はございません。今後、調整区域内の整備の手法の一つとして研究していく必要があると思っております。


 次に、市街化調整区域のまちづくりにつきましては、田園バレー事業では、具体的なまちづくり計画はありませんが、道路、水路等の既存住宅地周辺の環境整備が必要であると思っております。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 土地利用計画ですね。これなんですけれども、これは平成22年(2010年)を目標にしてつくられておると伺っております。その中で、西ターミナル跡地付近はその他の住宅として位置づけられ、中の本文には、「国際博覧会開催等に伴う都市的機能化傾向の増大を予測し、適切な土地利用の転換を進める」、ほかには「田園バレー構想にある都市部と農村部の人々が交流する長久手ならではの新しいライフスタイルの場の実現を目指した適切な誘導を進めます」と書いてあります。


 2010年までということは、あと6年ですが、そこまでにそれを達成しろなどとは言いませんけれども、ここに書いてあることは、今部長の方がとりあえず農地に戻すと、それから、今後の課題だと言っておりますけれども、土地利用計画のことを何とかしようと思ったら、今から芽を出していかないと間に合わないのではないか。たまたま、今駐車場になっているという、ああいう状況を見ますと、今議論することが一番いいのではないかと思っておりますが、その点についてお伺いしたいと思います。


 また、リニモの利用増進について、大学等の利用をお願いしていきたいということでありますが、土地利用計画のその他宅地を誘導するということであれば、そういうことも大変重要なことだと思っております。それから、今現在のああいう状況を見ますと、パーク・アンド・ライド駐車場ですか、こんなことも考えてみたらどうかとは思うんですが、この点についてはどうお考えなのでしょうか。


 それから、田園優良住宅は今後研究するということでありましたが、産業観光課が前の経済課のころの田園バレー計画、長久手町農村振興基本計画、それから田園バレー構想のパンフレット等、どれにも田園優良住宅を誘導していきたいということを書いてあるんです。今は「考えていない、考えていない」と言うんですけれども、計画書に載った段階から逐次、研究はそのときから進めていかなければいけないんじゃないでしょうか。今後の課題ではちょっと困りますので、その辺をもう一度お聞きしたいと思います。


○企画課長(福岡久申君) それでは最初に、土地利用計画の中のことを。いわゆる目標年次が平成22年(2010年)でございますが、こちらの方で公園西駅の周りを今の農地に変えてしまうといいのかというような御質問だったと思います。確かに、土地利用計画の中におきましては、目標年次を総合計画の基本計画の中でございますが、平成22年ということで長久手町の土地利用をどのように持っていくのか、長久手町全体をどうするのかということの目標年次を22年と定めて、土地利用計画書を、平成14年4月ですけれども、策定がされております。


 こうした中で、伊藤議員がおっしゃいましたように、22年までが完成ではなくて、そこまでうまく誘導していく、あるいは計画をつくっていくということに間違いございません。それと、西駅の周りはその他宅地ということで、先ほど申されました新しいライフスタイルというんですか、田園バレーとあわせたライフスタイルを持っていくというようなこともその中に記載がされております。


 ただ、先ほど建設部長が申しましたとおり、その農地に関しては、万博終了後は土地をお返しするという契約の中で行っておりますので、今、そこを今のままどうするということは、ちょっと申しわけありませんが、お答えができないということで御勘弁願いたいと思います。


 それともう1点、公園西駅の利用ということでございますが、今確かに名古屋商科大学と愛知高速と私どもとで話し合いをして、そこに名古屋商科大学のバスを持っていき、利用を図るということをやっております。ただ、御承知のとおり、駐車場になっておりまして、駅のところにはタッチができません。バスが入れませんので、今の田籾線沿いで場所を確保して、転回場をつくって、リニモの開通が4月からになると思いますが、そこに名古屋商科大学のバスを持ってくるということで、今、話が協議されて、そのようになろうとしております。


 それともう1点、万博終了後でございますが、計画の中におきましては、公園西駅の周りをまちづくり総合支援事業ということで、道路を整備をして、そちらの方に皆さんを誘導できるような、そんな計画もありますので、そのようなことで利用を図っていきたいということを考えております。


 以上です。


○産業観光課長(山田三行君) 優良田園住宅の導入についてでございますが、町におきましても田園バレー基本計画の中で進めてきておるわけですが、具体的な地区等について、見当たらなかったということでございます。優良田園住宅についてもいろいろの規制等がございます。そういったことと地区との絡みから見まして、今すぐそれを導入できるという地区が見当たらなかったということでございます。


○建設部長(與語芳樹君) 先ほどの2点目の御質問で、パーク・アンド・ライド駐車場としてはどうかというような御質問だったと思いますけれども、今パーク・アンド・ライドについては、青少年公園の正門近く、こちらで一つ考えられるのが、今までの青少年公園の大きな駐車場ですね。ここを平日に使う方法。あるいは、名古屋瀬戸道路も購入した土地というのがあるもんですから、そういったところを利用するというようなことで、今県の方でいろいろ論議をされているようです。


 それは、今の名称でいきますと万博駅になるわけなんですけれども、西駅については、先ほど企画課長も申し上げましたように、新たな道路計画ということで、田籾線から丸山市場の方へ橋を渡って入り、回転できるような、そういった道路を17年度事業で計画を策定していくという予定をしております。そうした状況の中から、今後の検討課題ということで検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 再質問2回目ありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 何とか総合計画で書いてあるような土地利用計画というんですか、そういうことが進んでいけるようになればいいのではないかと思います。


 それでは、調整区域のまちづくりについて、ちょっと質問させていただきます。昨年大草区で開催された「あったか町政懇談会」の中で、地区の住民の方から町長に、「大草の将来像を聞かせてほしい」という質問がありました。これについて、後で企画課の方の回答では、「バレー構想の中で、緑地と農用地、農村集落が一体となった里山として維持していこうと考えている」と、こういうような回答が出たかと思っております。


 この「維持」していくという言葉を悪くとらせていただきますけれども、これは大草だけではなく、調整区域全体なんですけれども、維持していくという言葉を悪く理解して、基盤整備、利便性向上対策、環境景観整備など、こういうのは、反対にとまってもらっては困る。先ほど部長から環境整備はしていかなければいけないというふうに言っていただいたんですけれども、今の基盤整備や何かはとまってもらっては困る。維持だけではなく、景観に配慮した整備が必要ということであります。


 思うに、緑とかそういう町並みというのが今残されておりますので、私は、何と言うんですかね、無機質な、特徴のない、アスファルト道路だとか、白いガードレールだとか、規格化されたコンクリート二次製品の水路なんていう、銀色の街路灯なんていうのは、こういうのは、調整区域には似つかわしくないと思っております。緑や自然、農のある暮らしの維持、保全をするならば、景観に配慮したまちづくりが必要ではないかと考えております。


 また、バレー構想について、地元の方とよく話をするんですけれども、ちっとも盛り上がらないというような意見が出てくるんですね。盛り上がらない、それから、いまだに何をやりたいのかよくわからない。このような意見が出てくるんです。


 なぜかといつも考えるんですけれども、地域の方々も自然環境保護は十分に理解していると思っております。私どもも、何と言うんですか、遠くから見た上郷地域は大変きれいでいいと思っております。これは、遠くから見たらです。少し離れたところから見たときには、自然が多く残り、大変きれいなところだと思っておるんですが、地区の住民にとっては、それよりも足元の身近な整備というんですか、そういうことが全然進まない。何十年も全然変わっていない。


 西部地域とまではいいませんけれども、狭い道路の解消だとか、それから道路なんかはきちんとスムーズに通行できるようにしてほしい。また、ほかには、自転車で行けるようなところに買い物をできるところがあればいいんじゃないか。すぐに行ける病院がすぐ近くにあったらいいんじゃないか。それから、今はリニモなんかも整備されてきておりますけれども、上郷の北部地域なんかは名鉄バスにまだ頼っているようなところで、これもリニモが開通すると一部廃止されるようなところも出るというふうに聞いております。


 こういうような面を充実していただきたい。もっと便利で、安全で安心なまちづくりを期待している人が多く、都市の方との交流とか、そういうことも大事ではありますけれども、それよりも足元の整備を少しでも進めていただきたい。そういうところをやりながら、一緒にバレーを進めていっていただかないものですから、ちっともバレー構想に理解を示していただけない。僕はそういうふうに思っておるんですね。


 ですから、そういう点で、調整区域にも、もっと便利で安全で安心なまちづくりを今以上に進めていただきたいと思いますが、この考え方についてどう思われますか。


○産業観光課長(山田三行君) 田園バレー事業の具体的な活動が見えてこないということでございます。


 町におきましても、基本構想初め基本計画の中でいろいろと進めてきたわけですが、おっしゃるとおり、具体的な行動計画等について、今までは示されていなかったことが多いかと思います。しかし、今までの積み上げの中から具体的な行動計画等をつくりつつあります。これからは、そういったことで地元の方に入った形で今言われた市街化調整区域のそういったいろいろな環境、活動、住環境を含めまして、都市との交流の中で具体的な住民のかかわりというのが出てくるかと思いますので、そういった折にはまた協力の方をお願いしたいというふうに思っております。


○議長(川合保生君) 再質問3回目ありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) ぜひお願いしたいと思っております。


 それでは、またちょっと視点を変えまして、調整区域の公園整備についてお伺いします。公園には、屋外レクリエーション活動の場、生活環境の保全、改善、防災機能があるとされております。本町においても、市街化区域などは、基盤整備にあわせて拡充していただいておるんですが、調整区域についても、お聞きしましたところでは、今、補完的には、児童遊園などを整備されてきたと聞いております。


 今回、そんな中で、北熊の児童遊園が廃止されるとのことであります。現在、替え地等がないということで、いろいろお聞きしますと、こども塾を利用してほしいというような話もあったそうでありますが、こども塾には遊具の整備計画はなかったと思っております。そういう点では、児童遊園のかわりにはならない、公園のかわりにはならないと思っております。


 児童遊園は、今まで借地とかいろいろあって、非常に不安定な状況にあって、廃止された北熊遊園のかわりをもう一度といったときに、また児童遊園なんていうことでは余りにも不安定な状態で、そういう整備であるなら、余り期待するものではないと思っております。調整区域でも、都市公園、特に街区公園程度のものでいいと思うんですが、こういうものが整備していただけないかと思っておるんです。調整区域には、都市公園というものは整備できないものなのでしょうか、お伺いします。


 調整区域の子供たちにとっても、遊具で遊ぶということは別にいいことだと思いますし、調整区域の子だからといって、山や田んぼだけで遊んでおればいいというものじゃないと思っております。ぜひ遊具の整った、きちんとした公園ができないかと思っております。


 また、防災機能の面からいくと、防災マップなんかを見させていただくと、役場の裏からずっと、上郷、大草、北熊については、一時避難所も一つもないんですね。それは、外へ出ていけば田んぼだから、そこで避難しておればいいということかもしれないんですけれども、いろいろな、家族との連絡の場だとか、そういうことを考えれば、一時避難所も必要ではないかと思っております。


 こういう点からいっても、調整区域の方で都市計画公園の配置をきちんとしていただけないかと思っております。特に人口割りだとか、基盤整備の進歩状況など等ありますけれども、集落ごとに配置していただいてもいいんじゃないかと思っておりますが、その点についてどうお考えなのか、ぜひ新しい整備計画をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


○建設部長(與語芳樹君) 調整区域に公園整備をということなんですけれども、これはちょっと古い話なんですけれども、昭和50年当初に、農村総合整備モデル事業で調整区域に4カ所の公園計画、これは地域の要望によって事業を決定して整備していくというような状況があったわけなんですけれども、この場合、一番苦労しましたのが、やはり用地の確保ということで、ちょうど4工区の土地改良の中で、前熊と中根、それから丸根の土地改良の中で丸根の公園、それから、三ケ峯には、皆さん開拓に入られた方たちの共同の土地があったもんですから、その土地を寄附していただくという前提での公園整備ということで、調整区域に4カ所の公園を整備したわけです。


 その当時、大草あるいは北熊については、児童遊園があったということで、特に地域からの強い要望もなかったという状況で推移してきたかと思います。そうした中で、やはり、最初に申し上げましたように、用地の確保というのが非常に難しい状況にあるもんですから、そういった部分も検討しながら、一度内部的に検討してみたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 3項目めに、防犯、防災についてお伺いします。


 平成8年3月30日、町民の自発的な防災活動を行う自主防災組織の設置推進を図ることを目的とする長久手町自主防災組織設置要綱が制定されております。この間、平成11年10月でしたか、前熊地区に防災会というものができたと聞いておりますが、そのほかはどのような状況でしょうか。


 また、自主防犯については、設置要綱等は特にないと聞いておりますが、地域によっては犯罪の増加などを憂慮しまして、自主的にパトロール等を行っていただいているところもあると聞いております。組織化について、どのように把握されておるのか伺いたいと思いますので、まず通告書に基づきましてお聞きします。


 一つ目が、自主防犯・防災組織の組織率はふえたかということ。


 それから二つ目に、聞いているところでは、ちょっと立ち上がっていないように聞いておりますので、それの理由というんですか、何が足りなかったのかという点についてお伺いいたします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 総務部長。


            [総務部長 近藤 務君登壇]


○総務部長(近藤務君) 御質問の2点について、お答えいたします。


 1点目の、自主防犯組織の組織率については、自治会単位では自主防犯パトロールを実施しているところを例に見ますと、昨年までは組織の立ち上がりがございませんでしたが、今年度におきましては89自治会のうち5自治会が立ち上がりまして、組織率は6%でございます。この機運をさらに伸ばしてまいりたいと存じます。また、自主防災組織につきましては、現在、前熊地区に四つの自主防災組織がございます。平成11年以来、自主防災組織の組織率は変わってはおりません。


 2点目につきましては、やはり組織が立ち上がるまでの機運が高まっていない、高まらなかったということに尽きるのではないかと存じますが、町としましても、地域の機運の向上が何よりも大切と考えておりますので、そのためにも、自治会や団体を対象とした防犯、防災の講習会等を開催するよう、さらに努力してまいりたいと存じます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 講習会を開いていって、何とか高めたいということです。


 安心安全課のカウンターに、こういうのがあったんですね、自主防災組織という。この中に例題を挙げてきちんといいことが書いてあるんです。ここに七つばかり書いてあるんですけれども、そのうち、うちに当てはまるのは三つぐらいかなと思っておるんですけれども、これを研究していただいて、もっともっと何とか自主防災組織をつくっていただきたい。


 それと、私思うんですけれども、これにも書いてありますように防災リーダーの育成、これが大変重要ではないかと思っております。ただ、このパンフレットを見ますと、物すごくリーダーとなるべき人の理想が高いんですね。そんな立派な人はなかなか見つかるものでもないし、そんな人を期待しておるとちっとも先へ進みませんので、やはり自治会や何かへもっと出向いていっていただいて、話し合いをしていただいて。


 多くの方で講習会をするのもいいんですけれども、自治会の役員さんとか、そういうところへ出向いていって、そこの中でお話をした中で、「この人は」という人がおったら、町の方が口説き落としてでも防災リーダーになってもらう。そうやって防災リーダーを育てていかないと、ちっとも先へ進まないと思います。私は、その点では、防災リーダーというものをぜひ早く養成していただいて、つくっていただくのがいいのではないかと思っておりますので、この点について一つ御感想をいただきたいと思います。


 それからもう1点、自主防災組織用の倉庫、機材についてなんですけれども、これは毎年予算の方も組まれておりまして、用意はしておるんですけれども、自主防災組織ができないと配置しないということで、毎年使わずに終わってきてしまっている。また、来年度も2カ所分の予算がとってあるということですが、また自主防災組織ができなかったら、これもまた不用になってしまうということです。


 そんなことを言っておっても、災害はいつ来るかわかりませんので、予算があって、そういうものがあるならば、組織をつくるという前提じゃなくて、もう各地区に、特に重点地域なんていうのも決められておるということですので、そういうところから配備していく。それから、中身なんかを見ますと、自主防災組織でなければ使えないというようなものじゃなく、だれでも使えるようなものが中に入っているんですので、これはもう各地区に配備していただいて、自治会等にかぎを任せるなり何なりすればいいのではないかと思っております。


 逐次配備していっていただくと、自主防災組織を待つ必要はないと思っておりますが、この点についてどうお考えですか。


○総務部長(近藤務君) 1点目の、防災リーダーの育成を図ったらどうかということでございます。


 ちなみに、本町には、現在修了済みの方が11名ございます。これも比較的な問題でございますが、他の市町と比べましても比較的遜色のない数でございます。研修とかいろいろなことの必要がございますので、そういった御案内やらといったこと、それから、修了者と町との連携の話し合いの場を持つなど、そういった形で我々も防災リーダーの支援といいますか、講習をとる支援をしたいと思っております。


 それから、自治会の自主防災組織が立ち上がってから防災倉庫ということが、そういうことが支障になってなかなか進まないではないかとの御質問です。


 確かに、積極的に自治会の方へこちらの方が建てていくというのは、何かのきっかけにはなるかと思いますが、いずれにしましても、地域コミュニティの醸成が必要かと思います。そういうようなことから、自治会につきましても、置く場所がない自治会もございますので、ただいま町内には31カ所の一時避難所がございます。そういうようなところに、第1段階としましては、管理者が見えるということが前提にはなりますけれども、施設管理者との協議もまた必要だとは思いますが、そういったところにまず初めは災害倉庫を設置させていただいて、複数の地域の自治会の御活用を始める、そんな形が具体的にできることの手始めではないかと思っております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 再質問2回目ありませんか。


 6番伊藤祐司議員。


○6番(伊藤祐司君) 時間が迫ってきたので、最後に一つお聞きしたいんですけれども、もしこの地域で災害が起きたとき、他の地域からの自主防災ボランティア、こういうやつの受け入れ等についてどういうふうにしていくかということで、もし決まっておるようなことがあったらお聞かせください。もしなければ、きちんと考えていってもらわなければいけないと思いますので、この点を最後にお聞きしたいと思います。


○総務部長(近藤務君) 各地域と申されますのは、他の市町ということですね。


        [「はい。応援ということです」と呼ぶ者あり]


○総務部長(近藤務君) (続)私どもの地域防災計画の中に、ボランティアの方たちの受け入れの部署もございます。ただ、そこにつきましては、具体的な行動ということにつきましては、まだ決まり切っておりませんので、今後とも、他の市町も例にしながら研究してまいりたいと存じます。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 これより、フォーラム21伊藤祐司議員の代表質問に対する関連質問を許します。ございませんか。


 8番吉田日勝議員。


○8番(吉田日勝君) 時間がなくなってきましたので、手短にいきたいと思います。


 まず第1に、丸根集落を外した土地区画整理事業を行うということであります。そうしますと、ここに対する面積は何ヘクタールになるのか、お教えを願いたい。


 それから、事業計画に対して、これから進めるということでございましたが、当然これから行う事業計画であるならば、南部等もそうだったんですが、埋蔵の掘削とか、亜炭坑の注入事業、こういうものはやっぱり執行部側がきちっと持つべきだと、私はこのように思うんです。


 やはり、これはどこにあるか、今度の中央の場合でも恐らく亜炭坑はあるだろうというふうに予測はされておるんですが、やはりこれを事業計画の中から外して、さあ、やっぱり注入を行うかということになると、その組合には物すごく莫大な費用がかかるわけです。南部でも困っておるわけですが、やはりこういう埋蔵計画とか、そういう注入というものは、見えない部分が多々ありますので、こういうものは行政側がきちっと面倒を見るべきだ。こういうことをやらないと、やはりこれからの区画整理はうまくいかないのではないか、こういうふうに思います。


 時間がないので、それでとりあえずやめます。


 それから、防災についてでございますが、防災の救命救助を行うわけでございますが、このときに、トリアージというやつを使いますね。最終の、死ぬか、死なないか、重傷か、軽傷かというときに。トリアージカードというやつを使うはずなんです、救助のときに。このトリアージカードは、執行部が、要するに役場が、組織本部が持っているのか、医療機関に備えておくものか、どちらに備えてあるかをまずお聞きをしたい。


 それだけでやめますわ。


○建設部長(與語芳樹君) 中央地区の区画整理の予定面積なんですけれども、26.9ヘクタールでございます。


 それから、亜炭坑、文化財等の調査費用を行政が持てないかということなんですけれども、埋蔵文化財等については、文化財保護法第57条の2に「土木工事等のための発掘に関する届出及び指示」に関する条があります。この条では、「発掘調査の実施その他の必要な事項を指示することができる」とありますが、費用負担についてまでの言及はありません。


 なお、開発者による費用負担につきましては、都道府県教育長あての通知に「発掘調査の経費等について」の項目があり、「開発事業等の事業者に対し、その経費負担による記録保存のための調査の実施を求めることとしている」となっています。


 それから、亜炭坑についてなんですけれども、丸根の土地改良事業で一時的な処理はされているというふうに思っております。地下のことで、現在どういう状況にあるかというのが十分把握できないという状況にございますので、よろしくお願いします。


○総務部長(近藤務君) トリアージというものがございまして、それをつけて患者さんたちの容体の順位をつけると、そういうような形だそうでございますが、ただいま東名古屋医師会の方から私どもに協定の話が持ち上がっております。そういうようなことで、我々もその協定の中で、医師会と我々の健康課とも話し合いながら、今のことにつきましては今後定めていきたいと思います。


○議長(川合保生君) ほかにございませんか。


 7番石井芳樹議員。


○7番(石井芳樹君) 3項目めの、防犯、防災について御質問させていただきます。


 あした、セーフティステーションがオープンします。私たちもグリーンから南に何とか交番をということで、議員になってからずっと要望をさせていただきました。決してセーフティステーションがグリーンから南だけのものでないことはわかっておりますが、住民に与える安心感は多大なものであります。ハードが一つできたんだなと思っておるところであります。


 また同時に、愛知県警の方で、防犯強化地域ということで、私たちの長配の一丁目も重点地域に指定をされて、街角パトロール、街角診断、そして防犯灯を明るくする等、さまざまな試みをしておりますが、ただ、現実ハードが整ったところで、防犯地域に指定されても、やはり空き巣が入ったという事実があるわけであります。やはり最終的には地域一人一人の住民パワーが犯罪を防ぐのではないかと私は強く思っておるところであります。


 セーフティステーションを整え、今後行っていくとは思いますが、それとはまた別に、総合計画にもあります防犯協会、こちらを起点にして、PTA、地域組織、そして自治体、防犯委員を含めて総合的に犯罪を減らすと総合計画の中でうたってありますが、実質、まだ防犯協会が有名無実であって、その中にあって本当にそれができるのかなと。ここでひとつ、セーフティステーションもできたことでありますので、しっかりと今度はソフト面の機軸をつくっていっていただきまして、人的パワーで犯罪をなくすような形に持っていっていただきたいと思いますが、今後の計画を含めて、総務部長、どう考えておられますか、御答弁をお願いします。


○総務部長(近藤務君) ただいま議員から言っていただきましたように、町内の自治会等による防犯パトロールの実態というのが各所で始まっておりまして、大変我々も心強く思っておるところでございます。


 ソフト面での充実ということでの御意見でございますが、昨年度、ちょっと休眠状態でございました防犯協会の再立ち上げをさせていただいております。御質問のように、そこら辺を機軸としまして、これから具体的な地域での自主防犯組織が立ち上がるように、そちらを機軸としまして促してまいりたいと思っています。


○議長(川合保生君) これをもってフォーラム21伊藤祐司議員の代表質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩いたします。


               午前10時00分休憩


            ──────────────


               午前10時10分再開


○議長(川合保生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 新世紀クラブ加藤 武議員の代表質問の発言を許します。13番加藤 武議員。


            [13番 加藤 武君質問席登壇]


○13番(加藤武君) 皆さん、おはようございます。


 新世紀クラブを代表して質問いたします。町執行部の方は、簡素で明瞭な答弁をお願いします。では、質問に入ります。


 1項目め、平成17年度予算編成について。


 平成17年度一般会計予算112億8,000万円は、今年度予算と比べると予算規模からいいましても、堅実経営の予算編成であると考えられます。歳出面では、町民が日常生活する上に直接必要な予算編成ができなかったのが残念であります。また、我が町は住民主体の行政が行われていないと思われます。いろいろな事業を推進していく場合、長期計画をつくり優先順位を町で決めるのではなく、町民に決めてもらい、多くの情報を公開し、効率よく段階的に実施していくことが求められております。そのようにすることにより、町民のニーズに合った行政運営ができると思います。


 平成17年度予算の主なものは、1、万博成功に向けての取り組み、2、万博終了後のまちづくり、田園バレー事業による農都共生社会の推進、観光、交流のまちづくり、3、リニモを機軸とした安心、安全のまちづくりをするとあります。住民に直接影響のある子育て支援、高齢者福祉サービス、教育には薄い予算配分であったと思います。そのようなことを踏まえて、下記の4点について質問します。


 1点目、町主体の行政でなく、住民主体の行政はできないのか、これは町長にお伺いします。


 2点目、万博関連事業で来年度予算は2億200万円とありますが、今までに幾ら万博関係に使ったか、来年度予算を含む合計額。町にとって費用対効果はどのようであると思いますか、これは公室長に伺います。


 3点目、田園バレー事業費1億9,000万円とあるが、今までに田園バレーに幾ら使ったのか。この事業を完成させるのに、今後幾らぐらいの金額の投入を考えているか。今後の主な事業の予定とスケジュールはどのようか、産業観光課長に伺います。


 4点目、福祉の家機械室定期改修工事費約1,600万円とあるが、どのような工事か。駐車場の用地買収はどれぐらい進んでいるか。また、買収していく上でいろいろな問題点はなかったのか、これは民生部長に伺います。


 以上で1項目めの質問といたします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) 1項目めの答弁を私からさせていただきます。


 本町が推進しておる各種施策につきましては、すべて町民主体といいますか、町民をまず考えた上での行政をしているつもりでございます。これは、予算編成だけでなく、日ごろから住民主体の行政運営を心がけるということから、実施しています具体的なことを申しますと、なんでも町政サロン室を開設いたしまして、「あったか町政懇談会」、これは各地域へ出て皆様と直接ひざを交えて意見交換をしている懇談会でございますが、あるいは御意見箱、町民からのメールは本当に数多く入ってまいります。そういったことを町民の皆様の声として受けとめさせていただいて、できることから施策に反映していくという手法をとっております。


 そして、平成17年度の予算配分につきましては、特に安心、安全で暮らせるという、その諸施策につきましてはできるだけの配慮をし、先ほども御質問の中にありましたように、セーフティステーションをつくりまして、これも県警にいわゆる交番をつくっていたただこうということで何回も陳情しましたが、どうしても予算的なことで、必要性は認めるができないということでございましたので、行政において交番をつくり、さらに、現在2名の要員でパトロールとか安心、安全のための、町民に安心感を与えるためのいろんなことをしていただいておりますが、これをさらに3名増加して5名体制でいこうと、あるいは交通安全についても指導員を2名増員して7名体制にしようとかいうようなことをしております。


 そのほか、今非常に重要な問題であります子育て支援、あるいは高齢者福祉サービス、あるいは教育の問題、少人数学級等々、いろいろ配慮した上で予算編成したつもりでございますが、何分予算には限りがありますので、すべてを満足いただけるということには至らないというのは、これはもうやむを得ないことだと。ですから、先ほどお話がございましたように、緊急性の高いものから対応していきたいと、今後もそのように考えておりますので、よろしく御理解賜りたいと思います。


 以上であります。


            [町長公室長 田中憲二君登壇]


○町長公室長(田中憲二君) 2項目めから4項目めについて、まとめて私の方から順次お答えさせていただきます。


 まず、万博関連事業費の2億200万円でございますが、これは万博会場でのイベント実施に関する経費を初め、サテライト会場の運営費、万博の啓発費、そして万博記念の森の整備費、また文化の家での事業費、さらには役場、福祉の家の駐車場対策費など、万博の関連事業全般にわたるもろもろの経費の総額でございます。


 万博会場の計画が閣議決定され、BIEに登録、承認された平成12年度以降、平成17年度までの総額は、3億7,000万円ほどと想定しております。これらの経費は、いずれも万博の啓発と推進を目的としたものであり、町のイメージアップをもたらすとともに、万博に向けて住民の心をまとめ、開催機運を盛り上げることができているものと考えています。


 次に、田園バレー関連事業費は、田園バレー基本計画を策定した平成13年度から平成16年度までに4億4,780万円ほどであります。主な事業は、関連施設用地の購入に約3億1,000万円、その他基本計画作成委託、事業推進支援委託、市民農園整備、万博関連景観整備、農村振興総合整備事業負担金などです。


 今後の事業については、平成17年度に平成こども塾拠点施設の建設、田園バレー交流拠点施設の実施設計、集出荷選果場用地取得、農村振興総合整備事業負担金などで、1億9,000万円の予算となっております。平成18年度では、田園バレー交流拠点建設に1億5,000万円ほどを予定しております。なお、田園バレー事業に関連するハード事業は、県事業の農村振興総合整備事業負担金を除き、平成18年度でほぼ完了する予定です。


 最後に、福祉の家の定期改修工事の内容といたしましては、循環ろ過系統及び井水利用のろ材交換、ろ過系統及び給排水系統のポンプの交換、自動塩素滅菌装置のセンサー交換などの機械室内における設備機器の定期改修工事です。これらの設備については、通常の耐用年数からも交換が必要であり、その他の設備とあわせた計画的な定期改修が必要となります。


 また、用地買収につきましては、議会最終日に追加議案として提出させていただく予定にしております。現在、まだ一部の方に同意を得ておりませんが、年度内に契約していただくよう、引き続き用地購入に邁進していきたいと考えております。また、買収に際して、地権者の方々からさまざまな御意見、御要望がございましたが、十分にお聞きし、今後、事業の参考にしていただくとお話ししております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) まず最初に、1項目めの、町長にお伺いしました町民主体の行政をしているかということですけれども、町長の立場としては、当然町民主体の行政をしているということですけれども、私がずっとここ10年感じることは、やはり町主体の行政をしておるんじゃないか。いろんな新規事業その他でも、町で決めて町で行って、これをつくりましたからやりなさいと、そういうことは町主体の事業ということなんですよ。


 町民主体の行政というのは、こういういろんな案があるけれども、どれをしましょうかと町民に選んでもらって、それを事業化していく、これが町民主体の行政だと思うんですよね。それと町民の意見も取り入れる。そういう行政も必要じゃなかろうかと。すべて全部とは言いません。だから、私は、そのような行政をした方が町民の密着型のいろんな予算配分もできるんじゃないかと思ってこれを質問したわけです。そういうことです。


 それからもう一つは、なんでも町政サロンという話が出ましたけれども、この町政サロンの意見がいろいろあると思うんですよね。それを、実行の過程で、恐らく最終的には町長が判断して、これをやった方がいいとするのだと思うんですけれども、その辺のところは町長が判断して実行されるのか、お伺いします。


 それから次に、万博関連事業に総額3億7,000万円今までに使ったと。大変莫大な費用になったと思います。これで万博を成功させれば、恐らく町の方は大したことないように思ってみえると思いますけれども、貴重な税金をここまで投入して万博をやるわけですから、やはり費用対効果といいますか、万博を成功させて、どれくらいの効果があっただろうということも、やはり後でしっかりつくって、報告することも必要だと思うんです。


 それから、細かいことですけれども、万博記念事業で来年度の予算の中に入っています記念の森ですが、万博記念の森というのは2カ所あるわけです。それで、打越地内と下鴨田ですか。私、きのう行って場所を確かめてきて、写真を撮ってきたんですよ。こういう写真です。こちらが下鴨田で、こちらが打越です。


 ちょうど打越の西小から南へ行って、グリーンロードの手前の右側にアクトスというスポーツ屋があるわけですね。その下側の場所です。それで間違いないですね。この場所は住宅地です。西側にも北側にも住宅が建っているわけです。このような場所に、なぜ森をつくるのか。この場所は、区画整理をされた優良宅地の場所なんですよね。そこに森をつくったら区画整理法に違反するんじゃないか。これは恐らくしないと思うんですけれども、私は、ここへ来てなぜこのところにつくるのかと非常に疑問があるわけです。つくるのは、私は別に万博の森をつくるのには反対しないんですけれども、場所が悪い。市街化のこの場所になぜつくるのか。


 また、こちらの下鴨田のところは、面積も7,000平米の広い面積があるところなんですよね。今はこういう状態で荒地になっておるわけです。それで、ここをこれから森だけじゃなく、常時公園みたいに整備していくということですけれども、この辺のところはそういう整備をされてもいいんじゃないかとは思っています。打越の地内の中に森をつくるということはどうかと思います。


 それから、田園バレーですね。4億4,000万円今まで使ったと。まだこれからも恐らく使っていく。これだけこの田園バレーに力を入れる必要があるでしょうか。私は、この金があったらもっと生活密着型、住民が困っているようなことに予算を投入できれば、非常に住民は喜ぶと思うんですけれども、その辺のところです。


 それから、福祉の家改修工事ですね。これは、3年ですか、福祉の家が稼働して。3年ごとに1,600万円も金がかかるんですか。3年ごとに消耗していくわけですね、先ほどの消耗品等をかえるということは。その辺のところの答弁を。


 それから、駐車場の問題ですね。これは、これから15日の最終日に議案を出すからまだ答えられないということですけれども、1万9,157平米で地主が29人、買収総額が11億3,795万4,000円と、この買収金額内に入るのか、オーバーするのか、その辺のところをお願いします。


○町長(加藤梅雄君) 私に2点ほど御質問いただきました。


 まず、町民主体行政ということですが、これは、お答えしましたように、当然ながら住民主体の行政をしていると。


 その論拠は、まず、いわゆる長久手のまちづくりという大構想は、基本構想というのはあります。その下に、基本計画というのがあります。それで、基本構想を打ち立てるときには、いろんな皆様方の意見を聞き、恐らくアンケートもとっておると思うんですが、そうした上で議会の議決を経てこれが決まりますね。それで、その中で、それを基本にして基本計画というのが打ち立てられています。これも議会の方の皆様方にもいろいろ協議していただいております。そして、さらに実施計画ということになるわけです。


 言ってみれば、長久手町を船に例えますと、一つの羅針盤を誤ったら船はどこへ着くかわからなくなってしまうもんですから、基本的なことはしっかり論議した上で、どこに何をつくるのか、学校をつくるとか、あるいは田園バレー事業をやるとか、いろいろな施策が展開されるわけですけれども、それは、今申し上げましたように、総合計画の中で確実にきちっとした議論をしていただいて進めているわけです。


 そこで、進むのをすべて町民の皆さんの意見を聞いてやっていたら、これは今、この間もちょっと町政サロンに来られましたけれども、「ここに橋をつくってください」と言われましたが、橋をつくれという人もありますし、橋は全く必要ないと、しかし、行政的に総合判断すれば必要なんですね。ですから、そういう人たちを説得しないといけません。そういったことで、今は多種多様な方々が住んでおられまして、非常に難しい状況にあることは事実です。


 ですから、今申し上げましたように、羅針盤を誤らないように、かじ取りを誤らないように、きちっとした基本政策の中で進めていく。その上で、いろいろな施策を展開していく段階で、町民の皆さんの御意見をいろいろな形で、ワークショップであるとか、懇談会だとか、いろんな手法を使ってお聞きして、一つの事業展開をいたしておりますので、これからも一層、そういったことには留意していきたいとは思いますけれども、今までの行政の中でもそういった状況でやってきておるつもりであります。


 そして、2点目の、「あったか町政懇談会」では、私どもが地域に出ていろんな話を聞きます。基本的には私対町民の皆さんということで、ひざ詰めでやっております。なんでも町政サロン室から職員が行きますので、書記をやっております。


 そういったことで、いろいろ出たことにつきましては、すべて記録をして帰ってきまして、それぞれ担当課の方へ、こういった意見が出たと、こういった処置をした方がいいんじゃないかと。それを担当課の方で、これはなかなかできませんよという意見ももちろん出てきます。そういったいろいろな御意見については、必ずまたフィードバックといいますか、懇談会があったところへ、そこに大抵、町内会長だとか責任の方がみえますので、そちらの方へ必ず御返事をさせていただいております。


 そういうことでございますので、できるだけ町民の皆さんのいろいろな、さまざまな御意見というのは反映していく姿勢でおります。よろしく御理解賜りたいと思います。


○町長公室長(田中憲二君) 万博の関連事業、その費用対効果をしっかり今後ともフォローしていくという御意見でございましたが、これにつきましては、3億7,000万円という万博関連事業に加えて、多くのインフラ整備も進んできておりますので、こういった有形無形の資産、町民参加という意味で、今後半年間万博も開催されますが、インフラが整備された基盤も生かしていくことと同時に、万博開催都市としての無形の資産も今後長期にわたって生かしていくとともに継承もしていきたいというふうに考えております。


 以上です。


○建設部長(與語芳樹君) 先ほど下鴨田のところでの、緑地として利用するということでの御質問なんですけれども、この区域は、一つの画地で1万700平米ほどありまして、現在公園が1,500平米の整備が済んでおります。それから、町の普通財産としての土地が1,900平米ほどありまして、それ以外の約7,300平米が長湫中部区画整理組合の緑地としての土地利用計画がされている区域でございます。ただ、現況の状況が土地区画整理を行った場合に調整池というのが必要になってくるわけなんですけれども、下流の水路がまだ十分に整備されていない段階で、どうしても調整池として確保しなさいということで、現在は調整池機能を発揮しております。


 こういったところを、県と調整の結果、埋め立てて、本来の利用に戻していいという方向が出たもんですから、今後緑地として整備していくということで計画しておりますので、よろしくお願いします。


○産業観光課長(山田三行君) 田園バレー事業に多額な出費ということでございますが、この事業につきましては、利用者につきましては、住民全体を対象としておる事業でございます。田園バレー構想におきましては、市街化された都市と自然豊かな田園の両面をあわせ持つ長久手町におきまして、この豊かな農村と原風景を残している上郷地区、農的な営み、農的な暮らしを維持、保全しながら、住民の皆さんが交流を深める、憩い、触れ合い、楽しめる場所として田園バレー事業を進めておるところでございます。


 こういった今までの予算につきましては、こういった関係用地の購入が3億1,000万円ほどでございます。この用地整備、施設整備等につきましては、平成18年度で終了し、以後のソフト面をこれから進めていこうとしているところでございます。この中で、住民全体の利用、相互の交流等を深めていくために、今まで使用してきた費用等を十分生かせる形での活動の場としていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


○民生部長(青山宏君) それでは4番の、福祉の家についてお答えをいたします。


 改修工事のことでありますが、3年ごとにこのお金が要るかという御質問でありますけれども、非常にいろいろな機械設備がたくさん入っております。そういった中で、定期的に部品の交換だとか、それから洗浄作業とか、それから、やはり一定期間たちますと交換しなきゃいけない部品もあるということで、年次ごとに計画を立てて修理の予定を組んでいるわけであります。それがたまたま17年度、3年目になるわけですけれども、今回のものが交換とか修理、洗浄をする時期に入ったということでありますので、お願いします。3年ごとというとどうかわかりませんけれども、定期的にやっていく部分があるということであります。


 それと、駐車場のことにつきましては、今交渉中ですので、余り余分なことは言えないわけでございますが、もちろん予算の範囲内で購入をしていくということでございますので、お願いいたします。


[「打越の万博の森は。あれは民生部長の担当でしょう」と呼ぶ者あり]


○助役(伊藤祥子君) 住宅地として整備された打越の土地に記念の森が必要かということにつきましてお答えしたいと思います。


 私ども、緑の10倍化ということでやっておりますけれども、失われた緑を都市の中にオアシスのごとくに再現をする、これは一つの私どもの思いでございます。このたび、万博が開かれます。万博の会場地で木陰をつくる、あるいは風を起こす緑の木が、万博終了後、有償か無償かはわかりませんけれども、多分有償になるかと思いますけれども、要望すれば回していただける可能性もあるということで、私どもはそれを、住民の皆様の身近なところで万博が開催された思いを感じていただけるようにとの思いを持ちまして、住宅地の中に小さな森をつくっていきたい。


 これはやはり、住宅地だからこそ、地域の温暖化を防ぎ、また風を起こし、木陰をつくり、そこに人が集えば、大きな森ではないですけれども、それなりの憩い空間になるのではないか、あるいは自然に触れる小さなスポットになるのではないかと思い、あえて町の中に小さな緑を復元していきたい、そこに博覧会のメモリアルとして象徴的に配置したいと、そのような思いで考えた次第でございます。


 以上です。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 今の打越の万博の森ですけれども、これは本当に条件が悪いんですよ。高台になっていて、道路より大分高いんです、2メーターぐらい。そこにある土地ですけれども、私は、あえてこの地区にどうして決めたかと。助役の、住宅地の中の緑をふやすということでこの地区にしたというのは、こじつけでしょう。万博記念の森をつくろうと思ったら、こんな住宅地よりももっとほかのところの方が私はいいと思うんですけどね。


 それと、本当に住宅地の中でこんな森というか、将来きっちり管理すれば、近所から苦情は来ないと思いますけれども、ほったらかしにしておけば、苦情が来るに決まっておるんです。近隣に本当に直接住んでみえるのは3軒か4軒だと思うんですけれども、その人たちの了解をとることができるのか。その辺のところが非常に難しい面もあるし、とにかく私は、この住宅地の中へ緑をふやすにしても、わざわざ区画整理した優良宅地のところにまた木を植えてもとに戻すだなんて、そんな考え方はちょっとおかしいと思うんですけれども、もう一遍その辺を答弁してください。


○助役(伊藤祥子君) 万博記念の森と銘打って整備する以上は、適正な管理を行ってまいりたいと思いますし、また、東京だとか名古屋市内でもそうですけれども、ちょっとした空き地にこのように雑木林を復元したり、木々を植えて、人が寄れるような、自然を感じることができるような空間を大都市はやっているわけです。住宅地で、密集地であればあるほど、そのような小さなスポットの価値が出てくるのではないか、そのような思いも持っております。整備後の管理等につきましては、今後それなりに力を注いでいきたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


       [「はい。次の項目をお願いします」と呼ぶ者あり]


 では、次の項目の質問を許します。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) それでは2項目め、各種税金、下水道使用料の不納欠損金額はどれぐらいあるのか。また、徴収の仕方はどのようかを質問します。


 現在の景気低迷の中、町民は大変苦しんでおります。本来ならば当然払わなくてはならない各種税金、使用料もなかなか払えていません。収入が少なくて本当に払えないのか、わざと払わないのか、疑問の点もあります。そこで、4項目について質問します。


 1、口座引き落としのほかに、各税金、使用料の徴収の仕方はどのようか。


 2、町民税、国民健康保険税、軽自動車税、下水道使用料の不納欠損額は、過去5年間に幾らぐらいあるのか。払わない理由の主なものは何か。


 3、国民健康保険の不納欠損額がかなり多いと思うが、理由はどのように考えているか。また、今回の改正で値上げになるとますます多くなると思うが、徴収率を高める方策は考えているのか。


 4、追跡調査して、差し押さえとか強制執行の措置はとったことがあるのか。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 総務部長。


            [総務部長 近藤 務君登壇]


○総務部長(近藤務君) 2項目め、4点につきまして順次お答えいたします。


 1点目の、収納方法についてでございますが、役場窓口のほかは、収納金融機関に来ていただきまして、町が発行した各税目ごとの納付書により、直接納付していただいております。また、そのほか、滞納整理としまして、職員が戸別訪問による徴収も行っております。


 2点目、過去5年間の不納欠損額でございますが、国民健康保険税が7,532万円余でございます。町民税が6,625万円余でございます。軽自動車税が39万円ほどでございます。下水道使用料は平成13年度に10万6,000円ほどがございます。


 払わない主な理由と考えられますのは、破産、行方不明、資産がない、そのようなことやら、長引く景気低迷による所得の減額、リストラ等による失業などが主なものと考えております。


 3点目、徴収率を上げるためには、新規未納者への早急な対応をし、文書、夜間、休日の電話催告、臨戸訪問を実施することにより、納税者との接触に努めております。また、未納者の納税相談により、分割払いの納付の指導や、短期被保険者証の交付等を実施しております。あわせて、納税者の転出調査、資産調査、預金調査を行い、一層の徴収に努めております。


 4点目、差し押さえ等の滞納処分実施についての御質問でございますが、国民健康保険税は、平成14年度に不動産2件、平成15年度に預貯金1件、平成16年度に同じく預貯金1件及び不動産1件でございます。


 町県民税・固定資産税収納が、徴税側でございますが、平成12年度、破産等による交付要求14件、差し押さえ、預金とか土地でございますが、こちらが11件ございます。それから、平成13年度、交付要求10件、預金が4件でございました。平成14年度、交付要求22件、預金、土地が4件で、その他電話債券等でございますが、それが1件ございました。平成15年度、交付要求12件、預貯金が8件、土地が3件、その他2件でございました。平成16年度につきましては、交付要求が18件、預金8件、土地が5件、その他1件でございました。


 下水道使用料は、差し押さえ、強制執行の実績はございません。


 以上でございます。


      [「町民税の不納欠損って幾らでしたか」と呼ぶ者あり]


○総務部長(近藤務君) (続)6,625万円余です。


          [「はい。ありがとう」と呼ぶ者あり]


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 不納欠損ですけれども、私が調べた額とちょっと違うもんですからね。町民税が5年間で1億1,000万円。6,600万円ですか。これ、私は決算で調べたわけですが、この辺のところがちょっと違っているなと思いますけれども、総務部長の6,600万円というのは合っているんでしょうか。


 やはり、たくさんいろいろ不納欠損とされている税金があるわけですね、回収できない税金が。このできないのは、横着して払わないのか、本当に払えないのか、その辺のところはしっかり把握しているんですか。それと、恐らく不納欠損とされたのは、町内にいなくて、どこかへ越していったとか、破産したとか、そういう感じの人がほとんどでしょうけれども、本当に横着して払わないような人をそのまま不納欠損で落としたとか、そういうことはどうですか。考えられるのか、考えられないのか、もう一遍伺います。


○総務部長(近藤務君) 不納欠損の額の相違の点でございますが、町民税、軽自動車税というふうに御質問を受けましたので、その町民税、軽自動車税につきまして、不納欠損額を申し上げました。総額は、法人町民税、それから固定資産税、都市計画税もございます。言われますとおり、1億1,000万円余でございます。


 それから2点目の、本当に資産がというようなことか、ふまじめな形で払わないのではないかとの御質問ですが、そのようなことのないように、徴税吏員初め、担当者は努力しておるところでございます。実際のところ、5年時効というのが完成しておりますので、どうしても徴税吏員の調査が至らない部分があろうかと思います。今後とも、そういうようなことがないように努力してまいりたいと存じます。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


           [「次でいいです」と呼ぶ者あり]


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) それじゃ、3項目めです。町の仕事の目標管理はされているのか。


 町の仕事全体について、関係各課は、おのおのスケジュールをつくり、目標管理をされていると思います。住民の立場で絶えずチェックして仕事をしているか。変更が生じた場合、その都度対策を講じているのか。いろいろなことを住民に聞かれたときに、すぐに返答できるか、助役にお伺いします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 助役。


             [助役 伊藤祥子君登壇]


○助役(伊藤祥子君) 仕事の目標管理及び進行管理につきましては、年度当初に各部長から主要事業のスケジュールを提出させ、また、年度途中でその進行チェックを何度か行っております。変更等が生じた場合の対応につきましては、各部署において必要な対策をとっております。また、住民の皆様からの質問につきましては、担当課で答えられるような体制を整えております。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 私がなぜこういう質問を出したかといいますと、そういう声を、いろいろ聞いても、少しも担当課から的確に返事が返ってこないと、もちろんメールで出したりなんかしても。町は何をやっておるんだと、本当にスケジュールをつくってきちっと遂行しているのかということを言われたもんですから、これをちょっと聞いてみたんですけれども。


 助役はきちっとそれはやっておると言うけれども、あとのチェックですね。チェック機能がどれぐらい働いているのかということ。


 あとは、先ほど言いましたみたいに、町政サロン室へメールを出してもなかなか返事が返ってこない。返ってくるものもありますけれども、特に町政に関する大きいことはなかなか返事が返ってこないというようなことも聞いていますから、その辺のところはどうなっていますか。


○助役(伊藤祥子君) 事務事業の進行管理等につきましては、1年12カ月のものを表につくりまして、それぞれ、いつどのような事務を始めるか、最終的には3月20日ぐらいで事務が完了するようにチェックを行っております。


 私は、必要に応じて部長からヒアリングを受け、おくれているものにつきましては、その事由と今後の対策について、どう時間を取り戻していくのか等をやっております。


 また、今御質問にありました窓口担当あるいはメールなんかで質問してもなかなか的確な返事が返ってこないということでございますけれども、事務事業の実務的あるいは具体的な内容につきましては、担当の職員で答えられるものと思っております。また、制度や法律、あるいは町全体の方針等に関しましては、お時間をいただくこともあるかと思います。そのような仕分けでやっておりますので、御理解賜りたいと思います。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


     [「もう時間がないですから、次へ行きます」と呼ぶ者あり]


 では、次の項目の質問を許します。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) 今後のまちづくりの方針について、町長に伺います。


 地方分権が推進されている現在、今後将来の長久手全体のまちづくり構想はどのような姿勢で臨んでいくのか。


 以上です。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 加藤町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) ただいまの質問、本当に、まちづくりの全体構想といいますか、非常にスケールの大きい御質問をいただきました。


 時間もありませんので、簡明にお答えしたいと思いますが、ただいまの小泉内閣が進めておりますように、官でできるものは官、民でできるものは民、地方でできるものは地方ということで、地方分権が今推進され、三位一体改革も今推進中であるわけであります。


 私はここで、地方でできるものは地方でということの中身を思いますと、やはり自立ということが非常に今後のまちづくりには重要な課題であると思っています。それには、一歩一歩前向きに進めていくと、この施策につきましては、今議会で当初述べさせていただきました施政方針で御理解いただきたいと思います。


 これを話しておりますと長くなりますので、ペーパーで皆様のお手元にお配りしてございますので、内容については省略させていただきたいと思いますが、そういった、基本的には、私は、自立できる町ということを目指したいなと、こう思っております。


 以上であります。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 13番加藤 武議員。


○13番(加藤武君) ちょうど意見がここで一致しましたが、私もそうだと思うんですよ。自立したまちづくりが本当に必要だと思うんです。やはり今後は、特色あるまちづくりをしていくことが大切だと思うんですよね。やはり、他の市町と比べて、住む人たちに利益をもたらすようなまちづくりが必要であると思うんですね。


 ですから、本当に住む人が長久手に住んでよかったな、長久手に住んだらこういう利点があるよとか、そうしたまちづくりをする。そうすれば、万博開催を契機に、町を全国的にPRし、まだ即はPRできないですけれども、これからそういうまちづくりをしていけば、長久手に住むとこういう利点があるよ、こういう利益があるよと、そういうPRをすれば、人が集まってくる。人が集まってくれば、税収もふえ、豊かになる。豊かになれば、住民たちのためにまたそういう税金が使える。これも一つの循環型社会になるんじゃないですかね。


 やはり、今後は、そういう姿勢で、本当に長久手に住んで、精神的にも金銭的にも、ああ、長久手はこの点は安いなと、そういうようなまちづくりが私は必要だと思うんです。町長、どうですか。


○町長(加藤梅雄君) 私もこよなく長久手を愛している1人であります。今回、2005年日本国際博覧会がこの地で開催され、最近のNHKのニュース等を見ておりましても、国内95%ぐらいの人が万博を知っていると、行ってみたいなという人が半分以上あるというような報道もされております。これがいよいよ3月25日に向けてどんどん世界へもPRされていくと思いますので、「長久手」という名は全世界に伝達されるといいますか、情報として行き渡ると思います。


 したがいまして、私は、今議員のおっしゃるとおりで、何も申し上げることはございませんが、あえて申し上げるなら、本当にこの町に住む人、町民が誇れる町、長久手に住んでよかった、万博も開催された、そして、将来に向かっても住んでよかったなという実感を味わえる町、私は、確かに今経済を論じるといろいろありますけれども、それもありますが、健康の問題もありますが、要は生きがいですね。この町に住んでよかったという生きがいを持つということが健康にもつながりますし、まちづくりの勢いにもつながると思うわけです。


 そういった意味で、ぜひこの博覧会を、機会というか一つの契機といいますか、これも千載一遇のチャンスでありますので、長久手がグローバル化して国際都市として、この中に住んでいる方々もすばらしい方々がふえ、町が発展していくことを私は願っておりますし、それに、少しでも皆様の期待に沿えるような行政ができたらなということで、今後頑張りたいなと思っております。


 以上であります。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


    [「はい、終わります。ありがとうございました」と呼ぶ者あり]


 これより、新世紀クラブ加藤 武議員の代表質問に対する関連質問を許します。ございませんか。


 5番神野和子議員。


○5番(神野和子君) 関連質問として、1項目め、そして2項目めについてお尋ねいたします。


 先ほどの質問にございましたけれども、町で行っている「あったか町政懇談会」とか、そして町政への各種アンケートの事業というのは、広く町民の意見を聞き、町政に反映できてこそ住民主体の行政へのワンステップとなると思うのですけれども、各種アンケートや「あったか町政懇談会」で出た貴重な提案、そして意見とかコメント、あるいは苦情かもしれませんが、そしてメール、そういったものはどのような効果をもたらしているのか、その数はふえているのかどうか、まず伺います。


 そして、私が感じるところでは、いまだ町民は、言ってもどうせ変わらないと、そして、初めからあきらめていたり、よほどのことがない限り黙っている傾向にあると思います。そんな中、寄せられるメールとかコメント、提案、意見などは、本当に貴重なものとなるのですけれども、具体的にどの程度町政に反映されたことがあるでしょうか、伺います。


 2項目めについては、先ほど国民健康保険の徴収率を高める方策は考えているかのところで、訪問したり電話をしたりしてなるべく接触するようにして、納税の指導をしているとの答弁がございました。それで、国民健康保険の滞納の世帯については、滞納がわかった際に、その世帯の実情を勘案した納付相談、そういったものを行っているのか、具体的なことをお伺いいたします。


 以上です。


○町長(加藤梅雄君) 「あったか町政懇談会」でございますけれども、効果というとなかなかわからないんですけれども、私が会へ出ました印象としましては、私は大変うれしく思ったことは、マンションにも何回か行きましたが、マンションとか、自治会の集会場とか、そういうところでやるんですが、「町長が、夜にここまで、寒い中よく来てくれた。今まで話したこともない。こうしてひざを交えて話せたことは本当によかった」と言ってくれる人がたくさんございました。私はそういうことに本当に心から感激をしました。


 ですから、効果どうのこうのと言うとなんですけれども、私先ほど申し上げましたように、そこでお話し合いをしたことは全部記録して、私一人ではどうにも解決できませんので、各課へ配付したりして、その回答は全部フィードバックしていると先ほど申し上げましたが、そういったことで、今まで不満とか不服というものをいただいたことは、町政懇談会に限ってはございません。


 それから、メールはたくさん来ます。苦情が大半です。たまにはよかったと褒めていただくようなメールもございますが、ほとんどが苦情でございますけれども、これにつきましても全部、サロン室が本当に苦情窓口としてよく頑張っておってくれると思うんですが、まとめて各課へ配付いたしております。したがって、答えが、回答がもう少し早くしてくれたらなと、私としてはそういうことを思いますけれども、それぞれの課の事情もあろうかと思って、やむを得ないかと思っていますが、できるだけタイムリーにメールに対する回答をするように、各課へお願いをしているところでございます。


 まだまだ十分ではないという点は、私自身ももっと早くしてほしいとか、いろいろありますけれども、これから一生懸命御期待に沿えるような方向へ進めてまいりたいなと思っております。よろしくお願いいたします。


○民生部長(青山宏君) 国保の徴収のことでの御質問です。


 少しでも多くの税金を払っていただくということは当然でございますので、もちろん滞納で滞りがちの人とか、今回は少しえらいというお方があれば、もちろん世帯の実情に応じた御相談の方には乗らせていただいております。


 具体的な方法は個別にいろいろあるわけですけれども、主なものは、分割をして、少しずつでも収めていただくようなことで、収めていただくということが中心になるかと思います。


○議長(川合保生君) これをもって新世紀クラブ加藤 武議員の代表質問を終結いたします。


 次に、愛長クラブ浅井良和議員の代表質問の発言を許します。17番浅井良和議員。


            [17番 浅井良和君質問席登壇]


○17番(浅井良和君) それでは、発言通告書に基づき、愛長クラブを代表しまして、3項目について御質問させていただきます。


 まず1項目めとしまして、自主防災組織についてでございます。先ほどフォーラム21からも御質問がありましたけれども、愛長クラブとしても質問させていただきますので、よろしくお願いします。


 昨年は、漢字1文字であらわすと「災」と言われ、台風が史上最多の10個も上陸し、また、阪神・淡路大震災以来と言われる新潟中越地震も発生し、各地に甚大な被害をもたらしました。また、年末には、スマトラ沖地震による津波で、災害史上最多と言われる30万人以上もの犠牲者が出ました。また、つい3日前ですか、イランでも大きな地震が発生し、400人以上の方が犠牲になられたと報道されております。


 こうした大規模な災害が発生した場合は、自治体等防災関係機関の対応だけでは支障を来たすので、地域に密着した防災組織の育成が重要であるとの観点から、本町においても、阪神・淡路大震災後の平成8年の長久手町地域防災計画の見直し時に、町民による自主防災組織の育成を図るため、自主防災組織設置要綱を制定されました。


 設置要綱によると、被災危険の高い地域を重点設置推進地区と指定し、早期の設置を推進するとしているが、要綱制定後9年たちますが、遅々として進んでいないようだが、町として、地域に対して設置に向け今までどのような対応をされてきたのか。また、現状はどのようになっているのか、お伺いします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 総務部長。


            [総務部長 近藤 務君登壇]


○総務部長(近藤務君) 御質問にお答えします。


 自主防災組織の設置について、地域に対する対応策でございますが、平成11年度に前熊地区に四つの自主防災組織を立ち上げ、地域の皆様とともに、毎年定期的に訓練を行っております。それ以外の地域はまだ組織化されておりませんが、昨年度は2地区で2回の防災訓練を開催しました。今年度は、自主防災組織の説明会を初め、防災講習会、防災訓練等、6地区で21回開催をしました。このような住民の意識の高まりを大切にしまして、今後も自主防災の組織の立ち上げに努めてまいりたいと考えております。


 また、自主防災の組織化は、今後も全町的に推進していこうと考えておりますが、被災危険の高い地域の洗い出しを含め、災害への危機感、防災に関する意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) この件につきましては、私、過去2回ほど質問させていただきました。過去2回は同じような答弁でしたけれども、今回は、今部長が申されたように、ある程度各地域でやられていることは理解できました。そこでもう1回、再度質問させていただきますけれども、実は、平成8年第3回定例会において、自主防災組織設置要綱に定める重点設置推進地区とはどこかというのに対し、比較的築年数が経過した木造家屋が多く点在しており、かつ、道路の未整備部分が多い岩作地域と上郷地域を推進地区に指定し、今後、地元説明会等を開催して、地域の住民の方々に理解を求めて、できる限り早く設置していくというような答弁がされていました。


 今も答弁があったように、前熊地区では平成10年ごろ立ち上げて、11年に防災会が設立されて、今は四つぐらいの防災会がある等の答弁がありました。しかしながら、同じ重点推進地区の岩作地域はいまだ何の進展もありませんが、町は今まで岩作地域に対してどのような対応をされてきたのか、お伺いします。


 また、組織立ち上げに向けて、具体的な岩作地区に対する案を持っているのか、持っていないのか、その辺を再度お伺いします。


○総務部長(近藤務君) 8年当時に、重点地域という形で御説明をいたしましたが、その地域の特徴といたしましても、家屋の老朽化というようなあたりにつきましても、その後、新築をなさったり、いろいろな増築、新築等がございまして、そういった形態も変わっているかと存じます。それから、消防の水利、道路事情等で地域を定めたのかと存じますけれども、そういったこともその当時から大分変わっておりますので、先ほど私が答弁で申し上げましたように、被災危険の高い地域を再度洗い直して、そのような危険度の高いところには積極的に我々も自主防災の意識が高まるよう仕掛けてまいりたいと思います。


 それから、岩作地区ということで、どうかということでございますが、いずれにせよ、その地域につきましては、我々も決して協力をしなかったわけではございませんが、いずれにしても、地域コミュニティの醸成度が不可欠でございますので、今後とも講習会等を開きまして、皆さんの機運が高まり、そういった組織化ができるよう努めてまいりたいと存じます。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) 今の答弁の中で、もう平成8年当時から9年たっているから、万博も来て基盤整備等も今はあり、変わったじゃないかと言いますけれども、私の質問している岩作地域、特に岩作の住宅密集地域、東部の方というのは、道路も変わっていなくて狭いし、ほとんど8年当時と何ら変わっていないと思います。当初から重点地区に設置してやっていくということを、優先的に設置していくという答弁をされています。事実ですね。それにしてもいまだ何もやっていないというのは、いかがなものかと思います。


 それから、先ほどフォーラムさんの方のこの問題への答弁で、部長は、地域の機運が足りなかったのでできなかったというような答弁をされていますけれども、地域に責任を転嫁するような答弁でしたけれども、これは本当にそうでしょうか。こうした組織の設置は、執行側が受け身では何もできませんよ。要綱制定9年もたっています。本当に組織化をしていくには、町みずから積極的に地域に入り、地域の方々に説明し、理解を求めることが大変重要なことだと思います。特に、重点設置地区の岩作地域には、ぜひとも早期にやっていただきたい。


 それと、防災上の観点から、非常に重要な課題ですので、肝に銘じてやっていただきたいと思いますけれども、再度お答えください。


○総務部長(近藤務君) 確かに、いまだに地域防災組織が立ち上がっておりませんので、その点、我々の努力も足らなかったと反省しております。先ほど私が、さきの答弁で機運が高まらなかったというのを申し上げましたのは、いずれにしましても、こういった組織は、強制をしましても、やらされ感というのがどうしても残りまして、なかなか実際の活動にはつながらないかと思いまして、地域コミュニティの醸成、熟成が必要不可欠ですから、そういったつもりで御答弁申し上げました。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) じゃ、町長にちょっとお伺いさせていただきます。


 町長は、3期目の重点施策事項として、安心、安全なまちづくりを掲げられ、役場内の組織整理とかセーフティステーションの設置、また、東海地震の強化地域に指定されたことを受けて公共施設等耐震工事もされ、また、今年度は、新規事業として安心、安全対策基金を創設され、大規模災害発生時に備えた施策をとられ、日夜本当に努力されていますが、東海・東南海地震はいつ起きても不思議ではないと言われている昨今、現実に大震災、大災害等が起きた場合の初期対応は、防災機関だけでは対処し切れず、地域に密着した民間人で組織する自主防災組織等の活動が大変重要な役割を果たすことは、過去の災害等からも既に証明されております。


 このような状況下、全町的な防災組織の立ち上げが近々の課題と思います。そこで、町長みずから力強い指導力を発揮して早期の組織化を図るべきと思うが、町長の御所見をお伺いします。


○町長(加藤梅雄君) おっしゃるとおりでございます。過去の災害地も、最近では新潟の中越地震等がございます。ちなみに私の友達もいまして、その状況も聞いております。その地域、地域によって若干対応策が違うかもわかりませんが、一般的にいえば、やはりその地域の方が一番状況をよく知っておられるわけですね。例えば、地震災害の場合は家がつぶれるわけですから、どこの家にだれが住んでいるとか、そういう点は一番詳しいわけです。


 そういったことから考えますと、まず、上からいきますと、本町の消防体制の確立、これはきちっと、什器の整備から、職員の訓練から配置等、今可能な限りやっております。その上で、消防団ですね、これはいろいろな経済情勢から削減していくところもありますけれども、本町は、旧態といいますか、前から180名、正副団長を入れますと183名体制で、各字ごとに60名という消防団員が一応、ペーパー隊員という方もいらっしゃるそうですけれども、確保されて、一層この面のペーパー隊員ではなくて実質的に活動できるような体制づくりを消防団にも指導していかなきゃいけないなと思っております。


 今の防犯も同じなんですけれども、やはり、地域でやってやろうというのは、上から「やってください、やってください」と言っても、今総務部長がいろいろお答えしておりますが、なかなか苦しい答弁なんです。一生懸命町側が動いても吹けど踊らずで、なかなか実際に組織化されないということで、講習会をやろうということですね。それで、防犯組織の立ち上げもそうなんですが、警察の方へお願いしまして防犯講習会も、危険地域の方は、やはり我が身のことですので、そういうことをやれば集まってくるわけです。この防犯もそうなんですが、防災も同じです。


 ですから、そういったことで、手ぬるいとおっしゃるかもわかりませんが、なかなか一気にすべてが万全を期するということは、町民多数の皆様を相手にする仕事は大変難しい。そこで、行政としましては、1人でも多くそういったことに理解を持っていただく方を多くする。その中で、自主防災組織を立ち上げる。前熊にできましたのも、名古屋の消防署へ行っておられる方が退陣されまして、一生懸命になられまして、前熊も広いわけですけれども、1地域だけではいけないということで、前熊全体に広がるような四つの自主防災組織をつくって立ち上げられたわけです。


 そういうように、やはり地元の方も、町だけでは到底できないんです。ちょうど防犯が警察だけでできないのと一緒で、町だけではなかなか難しいもんですから、我々はそういうサジェスチョンとか、援助体制だとか、そういうことはしていきたいと思うんですが、その上で、地元の方の御協力もいただくように、議会の議員の皆様方も、地元へお帰りになったら、そういう体制づくりに御支援賜りたいと、このように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。前向きにその辺のところは頑張っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) それでは、2項目めです。香流川堤防道路の整備についてでございます。


 「愛・地球博」開催まで、あと秒読み段階になりました。長久手会場のおひざ元、グリーンロードと田籾線の交差点の角、花見の公園も整備が完了し、そこから福祉の家北側、溝下橋までの香流川左岸は、遊歩道としてきれいに整備され、地域の住民の方々の散歩とかウオーキングの場として親しまれています。


 町の中心部を流下する香流川の堤防道路は、排気ガスとか交通事故等の心配も少ないことから、多くの町民の方々が散歩とかジョギングに利用されていますが、ところどころ未整備の箇所がありますが、すべて整備が完了するのはいつごろか、お伺いします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 建設部長。


            [建設部長 與語芳樹君登壇]


○建設部長(與語芳樹君) それでは、2項目めの、香流川堤防道路の整備についてお答えさせていただきます。


 これまでの遊歩道整備は、区画整理などで河川を利用した歩道計画があるところを整備しており、市街化調整区域にあっては、福祉の家からグリーンロードまで約1.9キロメートルを都市計画決定して、河川左岸を平成14年度から事業を初め、今年度16年度で全線が完了いたします。市街化区域につきましては、石田橋付近から北保育園までの左岸約910メーターを整備する計画があります。既に石田橋から文化の家西までは事業完了されており、残る北保育園までの約760メーターは、平成17年度と18年度の2カ年で整備をしていく予定であります。これで現在計画されているものにつきましてはすべて完了という形になっております。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) 本町は、安心、安全なまちづくりの一環として、町内幹線道路の連続照明を計画的に順次実施されておりますが、整備された香流川の堤防道路に街路灯が1基もございません。多くの町民の方々が、本当に暗くなっても安心できるように街路灯の設置を望まれておりますが、街路灯の設置の計画はあるのか、ないのか、お伺いします。


○建設部長(與語芳樹君) 香流川沿い、河川堤防の中に、電気施設の整備というのは非常に難しい状況にあると思われます。


 ですから、交差点ごと、道路と交差する部分ですね、そういったところで街路灯の設置というような形で考えられると思うんですけれども、縦断的に河川沿いに電柱を立てていくというのは非常に難しい状況にあるというふうに聞いております。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) 今の答弁で、今現在のところ設置の計画はないようでございますが、堤防道路というのは、御案内かと思いますけれども、高齢者の方々を含め、多くの方が健康増進のために散歩等に利用されております。


 先日ですけれども、ある介護の専門家の話によりますと、最近、本町もやりますけれども、自治体において、介護予防のための筋力トレーニングを導入している自治体が本当に多くございます。確かに効果はあるが、機器を配備した施設内訓練のため、期間が終了すれば継続的に実施することが困難であると指摘しており、まず、その点、ウオーキング等は、身近なところで継続的に実施できるので、高齢者の介護予防には最適であると、そういうことを言ってみえました介護の専門家も見えました。


 そうした観点から、堤防道路の整備、街路灯の設置は、だれでもが健康増進のために安心して利用できる最低限の施策と思いますが、その点を踏まえ、再度お答えください。


○建設部長(與語芳樹君) こういった御意見、住民の方からもいただいておりますので、一度電気会社等とも協議してみたいと思います。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) ちょっと御案内かもしれませんが、香流川の通っている本町と名古屋市境ですかね、森孝川という小さな川がありますが、そこから名古屋市側に向かう香流川の右岸ですか、これは、香流川緑陰歩道としてきれいに整備され、高木とか低木の植栽もされ、ところどころにベンチも配置されて、これははっきり、30メーター間隔ぐらいで街路灯も設置されており、夜間でも大変に明るいです。地域の方が安心して利用されているようです。


 その街路灯の支柱には、この電気が消えていましたら守山土木事務所、電話番号何番へ連絡してくださいというような表示もきちっとされておって、私がちょっと歩いていて近隣の方に聞きましたら、「午前中に連絡すれば、午後ないしあくる日には必ず来て直してくれる」と、そんなような場所もございますので、一度参考のために見にいったらどうでしょうか、お伺いします。


○建設部長(與語芳樹君) 一度現場を見させていただきます。


 それと、堤防の構造によって、例えば、高木だとか、あるいは電柱だとかが立てられる場合、それから立てられない場合という基準があるもんですから、そういった部分。


 それとあと、今おっしゃられた部分については、多分堤防沿いに宅地がずっと並んでいるような、そういった地域だと思うんですよね。ですから、電柱が民地側の方には立っていて、それから引っ張り線をとって街路灯を設置されてみえると思うんですけれども。


      [「いや、違います。1回見てください」と呼ぶ者あり]


○建設部長(與語芳樹君) (続)違いますか。一度現場を確認させていただきます。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) それじゃ、3項目めでございます。介護型ファミリーサポートセンターの創設についてでございます。


 介護保険制度も5年目を迎え、今年、厚生労働省で見直し、改革がされますが、高齢化の進展により、要介護者は当初予測より大幅にふえております。また、核家族化、住宅事情等により、子供と同居できない高齢者の方のみの世帯はますます多くなっております。介護予防施策の一環として、高齢者の方々が地域の中で安心して暮らしていけるように、手助けが必要な人(依頼会員)と手助けがしたい人(提供会員)が会員となり、高齢者が日常生活を送る上で必要な簡易な家事、軽度の介護をすることであり、内容的には、食事の世話、買い物、掃除、洗濯、外出の付き添い等を有料でお世話する制度である介護型ファミリーサポートセンターの創設を提案いたしますが、御所見をお伺いします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) お尋ねの介護ファミリーサポートセンターにつきましては、日立市や鳥取市などが実施しているというふうにお聞きをしております。全国的にはまだ多くは見られないようでありますが、それとまた、地域性も少しあるような感じを受けております。冬の季節の雪かきとか墓掃除、ごみ出しなどが主な内容だというふうにお聞きをしております。


 本町としましては、現在実施しておりますところの家事援助型ホームヘルプサービス派遣事業を引き続き継続をしていきたいと思っていますので、そちらの御利用をというふうに考えております。この内容につきましては、調理、洗濯及び補修、住宅等の掃除及び整理整頓、生活の必需品の買い物などが対象となっております。


 そんなことで、介護型ファミリーサポートセンターにつきましては、現在のところ考えてはおりませんので、御理解いただきたいと思います。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 17番浅井良和議員。


○17番(浅井良和君) 今答弁で、考えておりませんということでございましたけれども、今、代替としての答弁をされましたけれども、私が提案しているのは少しニュアンスが違うと思います。


 今部長からもお話があったように、この制度は全国で大体15〜16の自治体が既に制度を導入され、運営されているそうでございます。私が確認しましたある自治体では、このセンターの運営を社会福祉協議会に委託し、アドバイザー2名を配置し、会員相互の調整、講習会の開催、広報等の活動をされており、また、要するにお世話をしたい人ですが、提供会員には7時間の講習の受講を義務づけ、依頼会員に対応されているそうです。なお、自治体での年間の予算は約300万円程度で済み、ほとんど自治体への予算的な負担はないということでございます。


 こうした先進地の取り組みを十二分に調査、研究され、答弁としてよく使われるありきたりの検討課題とするのではなく、真剣に取り組んでいただきたいと思いますけれども、再度お伺いします。


○福祉課長(加藤八州夫君) 議員おっしゃることもよくわかりますが、先ほども部長が言いましたように、現在については、今現在あります家事援助型ホームヘルパーを御利用していただきたいと。現在、そちらの方については、御利用の方が1名と、若干少ない状況もございますので、こういう方法もありますということを、これからも広報なんかして、御利用していただくというふうに考えております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


         [「ありません。終わります」と呼ぶ者あり]


 これより、愛長クラブ浅井良和議員の代表質問に対する関連質問を許します。ございませんか。


 9番丹羽茂雄議員。


○9番(丹羽茂雄君) それでは、防災関連ですが、自主防災組織は、ただいままでの答弁どおり、早期にできるだけ組織化に向けて努力していっていただきたいと思います。


 それと並行して、先ほどフォーラム21さんの質問にも出ましたけれども、防災リーダーの育成をぜひとも図っていただきたいと思います。リーダーの対象者は、防災カレッジの講習を受講された方とか、長い間消防分団の活動をされた方に協力をいただき、各地に数名の防災リーダーを配置していただき、地域で防災に関する機運を高めていただきたいと思いますが、どう思われておるのでしょうか。


 また、先ほどフォーラムさんの答弁で、総務部長は、現在、防災カレッジの講習を受講された方は町内に11名と言われましたけれども、私の聞いておるところでは4名です。日赤の方たちを入れて11名ですか。どちらにしても少な過ぎると思うんですが、今後どのようにしてこの自主防災組織を進めていかれるのか、お伺いいたします。


 それと、次に、堤防道路の整備ですが、県道名古屋田籾線の拡幅工事も終わり、立派な街路灯が設置されましたが、街路灯が明る過ぎて、上郷地区の一部では稲が育たないということで、街路灯のカバーをつけて、3分の1の明るさぐらいに抑えておられる。花見の公園から下流に向かって、上郷地区の香流川遊歩道は、周りが一面田んぼばかりですが、街路灯を設置すると、稲の育成に影響することを考慮され、設置されなかったのか。


 また、万博期間中、町民の方に、この遊歩道を利用して会場に行ってくださいといつも公室長が言われていましたが、行きはいいですが、帰りは暗くて通れない状態ですよね。町民の方々が、今後、暗くなっても安心して利用できるように、ぜひとも設置していただきたいと思いますが、どのようにお考えか、お尋ねします。


○総務部長(近藤務君) お答えします。


 防災リーダーの支援、これはぜひ強化してまいりたいと存じます。それから、数字につきましては、平成17年2月4日現在という資料を見て11名と申し上げました。ぜひ防災リーダー、地域防災の立ち上がりに寄与するかと思いますので、我々も最大限支援を強めたいと思っております。


○建設部長(與語芳樹君) 香流川の左岸側1.9キロについて、夜も安心して通行ができるようにし、万博の帰りの方も安心してということだと思いますけれども、一度、設置できるかどうかというような問題もあるもんですから、十分に検討してみたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 稲に影響があるというのはどうなったの。


○建設部長(與語芳樹君) 稲に影響があるということで、傘をかぶせて照度を3分の1ではなくて、広がる面積を小さくしているということだと思いますけれども、場所によってはそういった被害がある、あるいは注意してほしいということで対応させていただいているところもございます。それと、照度との絡みもあるもんですから、場所に応じて対応していきたいと思います。


○議長(川合保生君) ほかにございませんか。


 10番淺井光日出議員。


○10番(淺井光日出君) それでは、関連した項目で、香流川の堤防について、歩道整備の件でお尋ねさせていただきます。


 先ほどもありましたが、名古屋市の香流川の境界の森孝川から右岸の緑陰歩道を通って、北小学校の西門を起点にするわけですが、まだ未整備のところがあるわけなんですけれども、この3月が解散予定としておるわけですが、私たちの区画整理組合の事業として、町の指導を受け、香流川の右岸の歩道と車道を区別した拡幅整備を行ってきました。今また、寺山橋北の色金保育園までの宅地分譲埋め立て工事が進められておるわけですけれども、香流川の右岸の方には歩道と車道をつけるように、町の指導がなされておるかどうか、これをお聞きいたします。


 それから、堤防の道路整備で、今までも何回となく質問もさせていただき、前回も会派要望として提案もさせていただいておりますが、香流川向田橋の上流右岸のところのみ、歩道というか、車道というか、なくなっておるわけですが、河川敷の管理はどこになっておるのか。河川敷というのは、やっぱり国の管轄になると思うんですが、なぜ私有地になっておるのか。それを今、町としてどういう対応をしてみえるかをお尋ねいたします。


 また、香流川を中心に万博会場へ行こうという機運なんですが、香流川を中心に、下山地区、草掛地区、岩作地区の住民は、自転車で香流川堤防を通っていこうという、これが一番便利という声が聞かれます。なぜなら、リニモの駅まではちょっと遠い、自動車で行っても駐車場が遠いということで、それなら自転車が最適であるという声を聞くわけです。


 今も質問で話があったんですが、県道名古屋田籾線の拡幅も済んで、歩道がきちんとできておるじゃないかということもおっしゃられるかもわかりませんが、香流川堤防沿いは排気ガスも少なく、交通事故も少ないというかげんで、それをひとつ通っていきたいという意見もよく聞くわけです。


 その向田橋の件、それから、今埋め立てしておる件で、町の声をちょっとお聞きいたします。


○建設部長(與語芳樹君) 寺山橋から色金保育園の間、ここについて、歩道と車道を別にして設置すべきじゃないか、あるいはそういった指導をすべきだということでございますけれども、この間については、まだ具体的な計画といいますか、確実な計画にはなっていないというふうに思っております。


 それから、今の河川堤防敷、法下まで考えれば非常に広い幅員があると思うんですけれども、そういった部分も考えながら、今後の指導に当たっていきたいと思っております。


 それから、向田橋上流の右岸側に河川堤防がないということで、これはずっと昔からそういう状況なんですけれども、管理者は、県の一級河川ということで、愛知県の方が管理している。そういったところで、部分的に河川堤防が道路としてないというような状況になっております。


 それから、万博へ香流川を利用してということなんですけれども、どうしても部分的に、右岸、左岸で、つながらないところ、あるいは歩道設置等できない部分がございます。今からではもう、ちょっと手おくれなもんですから、今後の整備に向けて、また皆さんの御意見も伺いながら、町の方としましても、特に今、上流部の方で新しい瀬戸大府線から前熊橋の間、こういったところも絵としてはできているんですけれども、今後整備をしていこうとすれば、都市計画決定、あるいは、また皆さんの御意見を聞きながら整備していくという形になろうかと思います。


 これからも皆さんの御意見を伺いながら一歩一歩進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 以上で関連質問を終わります。


 これをもって愛長クラブ浅井良和議員の代表質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午前11時50分休憩


            ──────────────


               午後1時30分再開


○議長(川合保生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 新風クラブ前田幸明議員の代表質問の発言を許します。4番前田幸明議員。


            [4番 前田幸明君質問席登壇]


○4番(前田幸明君) それでは、議長のお許しを得ましたので、新風クラブの代表質問をさせていただきます。


 発言通告書に従い、第1問。その前に、ちょうどこの発言通告書を提出いたしました2月14日、大阪寝屋川の小学校で少年による乱入殺傷事件が起こりました。17歳の無業の若者によって、尊いベテラン教師の命が絶たれました。ここに慎んで哀悼の意を表したいと思います。


 それでは、青少年の社会進出、復帰支援についてお伺いをいたします。


 近年、余りにも複雑化、多様化し過ぎた社会の環境変化に対応し切れず、家庭内に引きこもったり、学業や職業に希望と自信を失っている無業の若者、ニートが急増していると聞きます。重大犯罪の温床にもなりかねないとの見方から、社会問題に発展しておりますが、本町として、町内の実績調査を行っているかどうか。そして、今後彼らが社会進出、社会復帰するのに、就業支援を含めてどのような対応支援を行っていくのか、お伺いをいたします。


 以上が1問目です。よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育部長。


            [教育部長 山田幸弘君登壇]


○教育部長(山田幸弘君) 最近の青少年をめぐる問題は、少年による凶悪犯罪の増加や、再非行、出会い系サイトによる被害、痛ましい児童虐待など、極めて深刻な状況にあると思っております。このような問題の背景には、青少年を取り巻く社会環境の変化や、価値観の多様化の中で、人間関係が希薄化し、社会人の基本的ルールの認識が弱まり、社会全体のモラルが低下していることが考えられます。青少年問題は、まさに大人自身や社会全体が問われていると思っております。


 本町での青少年問題施策につきましては、長久手町青少年問題協議会を柱として、青少年育成推進委員会に三つの部会を設置し、青少年を取り巻くさまざまな課題に取り組んでいるところでございます。一つ目として、健全な家庭づくりや、青少年の自覚を高めるための講演会や研修会の実施。二つ目として、青少年の非行防止や自覚を高めるための町内パトロールの実施。三つ目として、情報提供や啓発のための広報活動の実施。四つ目として、家庭内のさまざまな問題の相談窓口として、家庭教育相談の実施。そういう幅広い活動を行っております。


 御質問の家庭に引きこもりやニートと呼ばれる若者の問題につきましては、町として、その数や年齢構成などは把握していないのが現状であります。また、青少年問題協議会におきましても、問題提起や協議が行われたことはございません。町としてできることは限られておりますけれども、青少年問題協議会に問題提起をし、検討、協議をしていただくよう考えております。


 また、若年者の就業支援につきましては、愛知県労働部においても「ヤング・ジョブ・あいち」を中区栄の中日ビルに開設して、30歳未満の就職相談、情報提供、職業適性診断などを行っております。県が実施しようとしている若者の就業支援に関する事業に、町として広報への掲載や、町内企業への働きかけなど、協力していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) ただいまの答弁、まるで温度を感じない、むなしい御答弁をいただいたと思います。本当にそんなつけ焼き刃的な対応でこの問題が解決できる、そう思っていらっしゃるんでしょうか。後ほど触れたいと思います。


 先だって、私、ある町内の保護司さんにお話を承ることができました。もちろん守秘義務をお持ちですので、詳しくはお聞きはできませんでしたけれども、その保護司さんによりますと、非常に町内でも保護観察を受けておる青年がふえておる。その保護司さんも、いっとき4〜5名のそういった青年を受け持ったと聞いております。その中には、本町で義務教育を受け、高校には進学はしたけれども、その後は定職を持たず、不幸にも事件を起こしてしまった、こういう方がいらっしゃる。


 その保護司さんの言われたことで非常に印象的なのが、「本当に社会とか地域、あるいは行政が何らかの手を差し伸べていたならば、こんな事件は起こさずに済んだ」、そんなことをおっしゃいました。


 今、教育部長は、本町の実態を調査していないということですけれども、本当に、これだけ社会問題になって、マスコミ等でもよく目にするわけですけれども、県は調査されておるんです。県では、愛知県全体で3万人のニートがいる、しかもその数はふえ続けている、こういう調査を、神田知事が新聞でも述べておられます。


 ことし成人式が行われました。その出席率が50%程度というふうに承っておるんですが、欠席者の50%ですね。その中に、ひょっとして引きこもりとかニートの若者がいたかもしれない。出席はしたいけれどもできなかった青年もおるだろうし、初めから行かないという人もいたと思います。中学を卒業してちょうど5年目、調査するには格好の時期ではないかと思います。町はもう少し、出席した人だけでなくて、欠席した人にも心を砕いていただきたいと思います。


 そこで、教育長にお尋ねをいたします。ニートになるという傾向ですが、小中学校時代、義務教育時代にそういった兆候があるのかどうか。そして、あるとすれば、その個別指導というのはどのように行っておられるのか、お伺いをしたいと思います。


○教育長(青山安宏君) それでは、傾向のお話なんですが、小中学校で、適応指導教室で今面倒を見ておる子が、小中合わせて15〜16人おります。常に来られる子は4人から6人ぐらいだと思います。あとは、登録されておってもなかなか出てこられないという子が多くあります。


 そういう子を別にほかっておくわけではなくて、指導員がおりまして、そこから電話だとか、メールだとか、それから家庭訪問をしたりだとか、適応指導教室へ来ていろいろな相談をするだとか、そういうようなことで相談を受けております。年間を通すと、細かい数字はわかりませんが、そういう相談事項でも200件を超えるということがあると思います。


 そのほかに、今の様子を見ていると、突然学校へ来られなくなってしまうという、そういう子がちょいちょいあります。夏休みが終わってからとか、そういうようなときに、突如来られなくなってしまう。それで、親御さんがびっくりしてしまっていろいろ相談をするという、そういう子もおります。反対に、Nハウスへ来ておって、少しそこでいろんな仲間というのか、ボランティアの人たちだとか子供たちとそこでなれ合って、学校へ少しずつ行けるようになったという子もあります。卒業生もおって、普通の高等学校へ行っている子や定時制へ行っている子もあるわけです。


 傾向としては、実際に、急にこの子がどうしてなったんだろうという、そういうような事案が多いもんですから、一概には言えませんが、学校に原因があったりとか、友達関係だとか、それからお父さん、お母さんだとか、家庭の問題だとか、いろいろありますが、一人一人全部事案が違うもんですから、相談することも一人ずつ違ってくるということがあります。


 私が現場におったときに、ああ、こういうこともあるんだなと思ったことが一つあります。それはどういうことかといいますと、おじいちゃん、おばあちゃん、それから両親、それから自分がおるわけですね。それで、おじいちゃん、おばあちゃんが、まだ若くて非常に健在で、元気がある。そういうときに、お母さんやお父さんに、仕事の関係でいろいろ指示を出すわけですね。そうすると、子供は、おじいちゃん、おばあちゃんから自分の両親がいろいろ言われていて心配だという、だから、自分が家にいないと、またそういうことを言われるんじゃないか、そういう心配があってなかなか学校へ行けないという、そういう事例もありました。


 一人一人事案が全部違うもんですから何とも言えませんが、そういうような傾向があったときには、学校からすぐNハウスへ連絡して、Nハウスが、登録する以前に、いろいろ家庭へ連絡したりとか、相談したりとかしてやっています。したがって、Nハウスへ来ている、登録している子よりも、登録せずに、引きこもりというのか、学校へなかなか来られないという子も結構あります。


 以上です。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 個人的にそれぞれ理由があって、学校としても対応に苦慮するということなんですけれども、残念ながら、現在に至っても引きこもりやニートの数はふえ続けているということなんですね。


 最近、私ちょっと感ずることがありまして、大阪の寝屋川事件以降、マスコミは、学校の警備体制の強化、これを一辺倒に報道しまして、あるいは、本町の教育委員会が先日行われました席上でも、各学校にさすまたを用意すること、あるいは、各先生方に武道、とりわけ空手をやったらどうかとか、そんなようなお話が出ておりまして、いわゆる学校防御ということに関して話が終始しておりました。それも私は大事だと思います。ぜひ空手もやってもらいたいと思います。


 でもね、学校の警備が強くなれば強くなるほど、あるいは先生が強くなれば強くなるほど、不審者の目というのはどちらに向かうんでしょうか。図書館でしょうか。あるいは、スーパーマーケットでしょうか。それよりも、私は、不審者を社会から1人でも減らすこと、これが大事だと思うんですね。その第一歩が、無業の若者たちを勤労とか学業を通じて社会に向き合わせること、これが私は先決じゃないかなという気がいたします。


 言わずもがなですが、勤労というのは、憲法にうたわれた国民の義務の一つでありますけれども、教育長にお伺いします。義務教育時における職業や仕事に対するモチベーションあるいは意識向上、啓発が十分行われているのかどうか。今までの義務教育の体験学習、あるいは高校でのインターンシップ、本当に内容的に十分と言えるんでしょうか。教育長が改善を要する点ということを思っておられれば、その辺をお聞かせいただきたいと思います。


 それから、先ほども話の出ました青少年問題協議会。まあ、立派な組織があります。その内容あるいは活動内容については、先ほどお答えをいただきました。この協議会そのものは、一体何を協議されておるのか。部会についての個々の活動については先ほどお話を承りましたが、この協議会そのものがどんなことを協議されておるのか、する場なのかを再度お伺いすると同時に、会長がどなたであるかということをお尋ねいたします。


○教育長(青山安宏君) 義務教育中の職業体験とか、就業体験とか、そういうモチベーションを高めるためにどんなようなことをやっているかということなんですが、小学校では、社会科だとか総合学習で、地域に働く人々ということで、事業所だとかいろんなところを見学に行って、働いているところを見ることをやっております。


 中学校へ行きますと、1年生は、職場見学ということで、この役場へも随分中学生が見学に来ております。ほかのところへも事業所へお願いして見学に行ってもらっております。それは1日だけだと思います。


 それから、2年生になりますと、職場体験ということで、いろいろなところの職場を体験するという、そういうようなことをやっております。実際に職場体験といっても、今愛知県の場合では、実際にやるのは1週間なんですが、1週間のうちの2日とか3日だとか、それぐらいの単位だと思います。それでは十分でないと思います。実際に、例えば、パン屋さんへ行って、売り子さんじゃなくて実際にパンをつくってというような、そういうようなことからやれば1週間では足りないと思いますので、2週間ぐらい要るんじゃないかなというぐあいに、職場体験ではそんなようなことを思っております。


 3年生になりますと、今度は、進学を抱えている子がたくさんおりますので、高等学校から説明に来てもらって、高等学校の説明を聞き、自分たちで学校を見学に行くという、そういうようなことはやっております。


 ですが、実際にそういう体験が少ないということは言えると思いますので、ことしの秋ですか、中央教育審議会が答申をするだろうと思いますが、そこの中に、そういう社会体験ということについても答申がなされると思います。


 それから、青少年問題協議会なんですが、青少年問題協議会は、会長は町長にやってもらっております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 青少年問題協議会は町長が会長さんということだそうですけれども、実は、この青少年問題協議会ですが、年2回開催されるということになっているんですね。それで、昨年の5月に一度開催されまして、本年度はもう開催されないと聞きました。


 町長、どうですか。会長が招集されないので、委員の皆さんは、こんなことでいいんだろうかと心配されているんじゃないでしょうか。昨年の5月の会議の内容をインターネットで確認をさせていただきました。内容的に、非常に場違いな内容が載っておりました。およそ青少年問題とは関係ないような内容になっていました。ここでは内容については申し上げませんが、一度インターネットで確認しておいてください。


 それから、職業について、いろいろ啓発されておるということをお話しされたんですけれども、きのうだったか、新聞を見ておりますと、失業率というのは、御承知のとおり、失業者に対する雇用の数字ですね。それが、非常に若年失業者が多いということで、愛知県の例では、15歳から24歳が6.4%、25歳から34歳までが4.4%。確かに失業率は低下しておるとは言いますものの、依然としてこの若年失業率が高いということですね。


 これは、失業者というのは、あくまでも職を求めておる人のことを言いまして、今のニートとか引きこもりというのはこの数に入っていないんですね。まさしく15歳から34歳まで、いわゆるニートの年齢なんですけれども、これを含めたら非常に定職のない人たちの数が多いということなんですね。ぜひ、若いうちから啓発に努めていただきたいと思います。


 引きこもりの話が出ましたけれども、昨年11月に、茨城県の水戸市と土浦市の両市で、同じ時間帯に連続して親殺し事件が2件発生しました。後の調査で、共通する点は、2人とも引きこもり青年であったということ。それから二つ目が、腹を割って話すことのできる友達がいないということ。そして三つ目が、ここは特に大事ですが、2人の家族は非常に経済的に豊かで、知力の高い家庭であった。それだけに、家族自身がみずからの力で解決しようとして、家族自身が引きこもってしまった。こういう問題があります。


 私は、引きこもり解決のためには、家族が地域や関係機関につながること、そして、そういった関係機関が家族、親をサポートすること、これが大切だろうと思います。ところが、本町にはその関係機関がないんですね。


 私は、この問題について、まずサロン室に電話をいたしました。そうしたら、サロン室は、「これは福祉課だろう」ということで、福祉課へ電話を回されました。それで、福祉課へ電話をしたら、福祉課は、「ハローワークへ行ってくれ」と言うんですね、そういう場合は。私は、ハローワークへ行くという意思があれば何ら問題がないと思っているんです。ハローワークへ行くためのモチベーションを持ってもらう、これが大事だと思うんですね。そういう話をさせていただきました。そうしたら、「それは社協だろう」とおっしゃる。


 まさしく、本町にはそういった家族をフォローする、あるいはサポートする関係機関がないんです。じゃ、地域の民生委員さんにここまでのことを要求できるかといったら、専門性という点でとても無理かと思います。私は、青少年が職業、仕事を通じて、社会の中で生き生きと活躍できる、それを支援すべき、専門性の高い、いわゆる青少年問題相談コーナーあるいは相談室といった、そういう確固たる組織、機関が当然本町にもあってしかるべきだと思います。次回の青少年問題協議会、町長、いつ開かれるか定かではないんですけれども、ぜひそういった問題をその協議会の中でお話しいただいて、早急にそういった機関を立ち上げていただきたいと思うんです。


 なかんずくお願いしたいことは、そういう専門性といっても、心理学とかいろいろあるだろうと思うんですが、私は、その人材を、バブル以降、本当に私ども大人は損得を優先するような社会をつくり上げたけれども、その犠牲ともなったこういう若者たちに対して、心から責任を感ずる、そういうことのできる大人、そういう人たちをぜひメンバーに加えていただきたいなと、こんなふうに思いますが、町長、御見解はいかがでしょうか、お伺いいたします。


○町長(加藤梅雄君) ただいま前田議員から、いろいろ青少年の問題について御質問をいただきました。どれをとらえましても、本当に今の社会問題として放置できない重要課題ではありますけれども、どうしてこういう時代が来たんだろうということ。やはり、根本的には何が原因か。


 いろいろと、確かに、起こったことについては、支援センターとか、相談所だとか、そういう窓口をつくることも、確かにこれも対策として必要なんですが、どうしてこんな世の中になったかという原因究明もしなければいけないだろう。


 その一つは、最近、ゆとりある教育ということについても、見直しの問題が今文科省の方でもされておるようですけれども、若者の失業者というのは、これはもう意欲の問題ですね。私ども昔は、学校を卒業すれば、何らかの職業につかなきゃ恥ずかしいということで、勤労意欲というのは第一でしたね。ですけれども、今はもう、大学生でもじゅうたんに座り込んだり、まことに元気がない。今子供に元気がないというのは何かなということ。


 引きこもり症候群といっても、大きなマンションなんかでは、2部屋か3部屋の中で生活していて、学校から帰ってきたらもう出てこないとか、行こうと思っても、なかなか暗証番号を知らないとその家は訪ねられないとか、そんな人は、今のインターネットとか、電話より今はインターネットですね、電話のかわりですから、そんな形で、非常にスキンシップというか、お互いが触れ合いながら、いわゆる感情ですか、そういうものを出してお互いが接する、そういう機会も確かに少なくなってきています。そういった問題等々を、やはり基本的には解決していくべきではないか。


 それにはどうしたらいいか、行政で何ができるかといえば、やっぱり小さいころからもう少し、自然に触れ合うとか、土に親しむとか、友達同士が話し合えるような環境とか、そういうものをつくるような、そういうことが私ども行政では必要ではないかなと、最近つくづくそういうことを思っています。


 いろいろ御意見がございましたので、すべて解決するお話にはなりませんが、青少年問題協議会も昔からずっとおざなりである会みたいな感じで、非常にそういった問題までは、表向きは何とか、青少年問題協議会ですから、いい言葉で言えば、健全な青少年を育成するということに尽きるわけですけれども、そんなことで、いろいろ夏だとか、行事の際に巡回して、青少年が非行に走らないようにとか、そんなことは昔からずっとやってらっしゃるんですが、それだけでは解決できない問題ばかりです。


 いま一度私どもも、根本的に、もう少し学校教育という問題や、社会教育や、いろんなことを総合的に議論して、よりよき環境づくり、環境というのは、今私が申し上げましたように、もうちょっと人と人とが話し合う、語り合う機会を多くつくってやるとか、欠けている点があるので、その辺をまた教育委員会の方でも大いに論議をしていただきたいなと。


 私ども行政側でできることは、今も、平成こども塾とか、できるだけ子供たちが集まって自由に自然と触れ合う場をつくってあげたいなということでやっておりますが、すべて完璧とは参りません。そういったことを総合して、子供の時代から、やっぱり緑豊かな長久手の中でそういう子供を出さないようにしていかなきゃいけないなと。最近では優秀な大学を出た子がいろいろな事件を起こしておりますので、頭だけではいけないなということも思いますので、十分反省しながら、また青少年問題協議会にも話をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは、2問目の質問に入らせていただきます。本町の文化財保護についてであります。


 去る1月23日、本町の文化財保護にかかわる消防訓練が行われました。消防職員並びに消防団各位の懸命な訓練に感動すら覚えたものでした。ただ、文化財というものは、長い歴史の中で永遠の命を与えられたものであり、長く子孫に伝承していくためには、災害が起こったときの保護ではなくて、ふだんからの保存、保管に重点を置くべきではないでしょうか。火災、震災が起こってもびくともしない保存、管理体制を敷くべきではないでしょうか。「災害に対する強さは、その地域の文化度に比例する」という言葉を再認識していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


 以上です。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育部長。


            [教育部長 山田幸弘君登壇]


○教育部長(山田幸弘君) それでは、2点目めの質問にお答えをさせていただきます。


 教育委員会といたしましては、町内に存在する文化財のうち、町にとって重要なもの、これを町長と協議の上、町の指定文化財に指定をしております。町民の文化的財産である町指定文化財を火災や震災などの災害から守るため、長久手町文化財保護条例を制定して、その町指定文化財を保存し活用するために努力をしております。


 文化財の防火につきましては、法隆寺金堂壁画が消失した日に当たる1月26日が文化財防火デーとして定められております。毎年、消防署と連携をして、文化財防火デーにちなんで文化財の所有者に対して文化財愛護思想や防火意識の高揚を図るため、文書を発送して注意を喚起しておるところでございます。昭和60年度から、町内の神社、仏閣などの文化施設において、地域住民の皆様と一緒に消防訓練を実施し、住民を含めた文化財の愛護思想の普及に努めているところでございます。


 文化財の保存管理体制につきましては、長久手町文化財保護条例に基づき、文化財の所有者、管理者、保存団体等が行う文化財保存事業、それから保存施設建設事業に対して積極的に援助することにより、文化財の保護、保存に努めるとともに、所有者、教育委員会、消防署が連携し、文化財の管理体制や防災体制の充実、強化に努めていく必要があると考えておりますので、御理解賜りたいと思います。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 文書の通知とか条例の徹底ということだけで、本当に保存ができれば、こんな楽なことはないと思います。


 1月23日は、風はなかったものの、本当に底冷えのする寒い1日でした。区長会の皆さんや地元関係者の方たちもおそろいで、出席をされておられました。本町の文化財を将来にわたってどのようにして保護、保存していくのか考えるのに絶好な機会だと私は思いました。


 教育部長、私は冒頭、「保管」と「保存」という言葉を使いました。おのおのの意味を御存じでしょうか。「保管」は、大切なものをしっかりとしまっておくこと、それから「保存」は、もとの姿、価値を維持することなんですね。


 話がエジプトに飛びますが、最近、早稲田大学によって3,800年前のひつぎが発見されました。当時のままの保存状況で、これこそ万博のテーマ「自然の叡智」だと考えます。


 地元に戻りますけれども、前熊の山車、本町の文化財ですが、修復費に1,000万円かけて万博に出すことになりました。文化財をこんなにも費用がかかるまで放置した町の保存責任は非常に重いと思いますけれども、いかがでしょうか。1,000万円の補助金を出すのが合憲なのか違憲なのか、そういう難しいことは私にはわかりませんけれども、町の保存責任の不履行により、貴重な税金が費やされた、こういう事実は歴然として残りました。


 今後も、本町の文化財、このA4の用紙におさめ切るほどの数しかありません。史跡から含めて数えたら14点ですか、有形、無形、動産、不動産、いろいろありますけれども、たったこれだけの町の文化財です。言わずもがな、文化財とは、町民にとっては誇るべき宝なんですね。今後とも、一つ一つの保存のあり方を考えて、3,800年とは申しませんけれども、後々の世まで、もとの姿、価値を維持しながら保存に努めていただきたいと思います。


 本件については、これで終わっておきます。答弁は要りません。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それでは、3問目に入らせていただきます。教育の分権化は進んでいるのかという質問でございます。


 さきの少人数学級実施に関しての教育委員会の決断は、関係議員の努力のかいもあり、よい結果を出していただけたと思います。しかし、本結果に至るまでの経緯を考慮したとき、教育委員会としての面目や尊厳は保たれていたのでしょうか。現場のことは、現場に任すの分権の精神はどう反映され、教育分権の象徴ともいうべき学校評議員制度はどう機能し、活用されたのでしょうか。


 単にこの決断は外堀、内堀を埋められた結果にすぎないのではないか。教育の尊厳は結果だけを求めてはいないはずです。哲学、理念なき教育委員会との批判をどう受けとめられるのか、所見をお伺いしたいと思います。


 以上です。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 教育長。


             [教育長 青山安宏君登壇]


○教育長(青山安宏君) それでは、教育の分権化は進んでいるかについて、内容的に見ると3点だと思いますが、お答えしたいと思います。


 17年度の小学校2年生については、35人学級の方向で学校がやれるか検討しました。そして、35人学級の実施については、諸条件が整えば実施するという教育委員会での協議を踏まえ、各学校に打診をするとともに、町長とも慎重に協議した結果、35人学級を実施することとしました。教育委員会としましては、諸条件の整備をすることで学校運営に支障がないことを確認をいたしました。


 次に、現場のことは現場に任すということは、非常に大切なことだと思っております。これも先ほどお話ししましたように、ことしの秋に答申が出る中教審の中で、特別委員会というものをつくって検討しているところなんですが、学校評議員制度の活用も十分重要なことだと思っております。評議員の活用については、学校に任せております。現在、学校からの話によれば、学校評議員さんの意見の中には、地域の人材を生かすなど、提言がいろいろ挙がっているとのことです。


 その他の御意見があると思いますが、教育委員会が担うことは、確かな学力、豊かな心、健やかな体であり、そのための諸条件整備にできる限り努め、その責務を果たしていくことと認識しております。


 以上であります。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 私は今回、あえて教育委員会に対して厳しい質問をさせていただきました。なぜかといいますと、全国的に見たときに、教育委員会は保身にきゅうきゅうとし、形骸化している、こういう一般的な批判の中で、私は、本町についてはそうではない、そうであってはならないし、あってほしくない。こういう気持ちから申し上げておりますので、その点は御理解をいただきたいと思います。


 そこで質問ですけれども、今回、少人数学級決定の際、教育委員会から、実施の対象は1年生に限る、こういう発言がありました。私も、結果的にはこうなるだろうと思いますし、これが自然だと思います。しかし、私は、教育分権の精神、ここからいいますと、その年度の状況や学校の事情によって、もっと柔軟性を持たせてもよかったのではないか、そんな気がしております。


 場合によっては、将来、分権の精神が浸透して、学校、とりわけ担任の先生あるいは地域、家庭、保護者が努力して、何よりも1年生諸君が本当に頑張ってくれたおかげで、ことしの1年生はよく頑張った。2年生で人数がふえても大丈夫だ、少人数授業にも耐えられる。だから、うちの学校は、保護者とも相談をした上で、仮に4年生が学力が弱いということであれば、4年生を少人数学級にしたい、こういうようなことがあるかもしれない。こういう議論が教育委員会でなされたのかどうか、まず一つ質問します。


 それから、今回、貴重な町の税金が投入されることになりました。午前中の話にもありましたように、住民にはいろんな方がおられまして、このこと自体を快く思っていない住民の方もおられます。実は私、1月以来、みずからのホームページで本件に関して掲載をしておりますが、さまざまな意見が寄せられております。


 例えば、2年生ということで、受益者が特定できる。だから、受益者負担を2年生の父兄にしてもらったらどうか、私はどうかとは思いますが、こんなような意見もありました。当然のことながら、税金の使い道は最大効果を上げるべきで、学校学校の特質に合わせて使用されるべきではないのかと私は思います。


 そういった意味で、基本的に2年生にするということは私は何も反対じゃないんです。反対ではないんですが、いつも子供たちと接している現場責任者の校長に、教育分権といった観点からしても、校長に裁量権を与えるべきではなかったか。私はそんな気がしております。どうでしょうか。


○教育長(青山安宏君) 今御質問をいただきました。これから将来的にはどうなるかわかりませんが、近い将来そうなるといいなと思っております。まだ見出しだけで、はっきりとわかりませんけれども、今は、学級編制基準というのがあります。それから、それによって教職員の配当基準というのもありますので、そこのところでどうすることもできないというのが今まででした。


 ところが、文部科学省の大臣ではなくて高官だと思いますが、その方が、地方で演説した内容を見ますと、これからは学級編制も全部校長に任せていこうじゃないかという、そういうような話題がもう既に出ておるわけですから、今後は、例えば、うちの学校は15学級だと。先生は20人あげるよと。そこで、校長が思うように少人数授業だとか少人数学級だとか、そういうようなふうにしてもいいですよと、そういうような方向へ、これから学校の自主独立というのか、そんなようなふうになっていくのではないかなとは思っております、将来的には。


 今回の2年生の少人数学級については、いろいろな条件を考えて、2年生は少人数学級にしました。低学年は少人数学級の方が、集団に取り込める率が高いという、そういうような報告もあるもんですから、そういうようにさせていただきました。


 ただ、東小学校は、教務主任も校務主任も担任を持つことになるわけなんです、学級編制上ですね。それでは、学級の運営上、校長が困るんではないか。教務主任まで、学校のほとんどすべての運営をしている、責任者は校長なんですが、その企画運営を図っているのは教務主任ですので、その教務主任まで担任を持つと大変ではないかということで、校長に、「どちらでも、校長先生が思うようによく考えていただいて、少人数授業でもいいよ」と、「少人数学級でも、どちらかよく考えて、先生方と、校長先生の考えもよくよく考えて、どちらか選択してください」ということを投げかけました。


 それで、校長先生は、「教務主任が授業をやると言っているし、自分もそういう方へ行きたいと言っているから、東小学校も少人数学級で行きます」という、そういう返事をいただきましたので、何が何でもやれじゃなくて、学校へ選択を、東小学校の場合だけですが、一応そういう投げかけをして、校長がそういう判断をしてくれましたので、現場がやりやすいような方向へ、こちらから全部決めてしまうんじゃなくて、そういうような方向で動けるようには、一応今回の場合はしたつもりでおります。


 以上です。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) 東小については、校長の意見が尊重されたというふうに今おっしゃられましたんですが、私が問題にしておるのは、教育委員会がいわゆる画一化されたそういう指示なりを学校に出されておるということを問題にしておるんです。それは学校の判断に任せたらどうかということを言っておるんです。私は何も、1、2年生にされるのは、冒頭から申し上げておるように、それに反対しておるわけでも何でもないんです。それは学校が判断すればいいんじゃないのかということを私は申し上げておるのであって、あくまでもそういう立場を校長に持たせていただきたい、こういうふうに思います。


 実は私、この2年間、折に触れて教育の分権化ということを主張してきました。これは、昨年でしたか、印象的に私、残っておるんですが、青山教育長が、いわゆる「おらが町の学校」、こういったものを目指しておるんだということをおっしゃられました。私は、その言葉が忘れられなくて、ずっと今も印象に残っておるわけです。


 一方で、これは本当かどうかわかりませんが、校長の意見を尊重されて決められたというふうに一方でお聞きしておるんですが、これは本当かどうか知りませんが、校長は、他の学年を実は少人数学級にするについて、非常に難しい判断を迫られる。それが嫌だ。だから、むしろ1、2年生に限定してほしいと、こんなような意見が校長先生から出たということもちらっと耳にしたんです。これは本当かどうか知りません。


 もしこれが本当だとしたら、本当に校長自身が裁量権を放棄しているんじゃないか。むしろ子供たちを置き去りにした、いわゆる不毛の決定と言えるんじゃないかというふうに私は思うんです。仮に校長がそういうことを言ったにしても、教育委員会としては、むしろ校長先生を正しく諭して、難しい判断かもしれないが、そこは子供たちのため、あるいはおらが町の学校のために頑張ってほしい、そういうことをむしろ教育委員会が校長先生に指導すべきではなかったかと私は思うんです。言っておることはわかりますよね。これをもって、実は私は、理念なき教育委員会と申し上げておるんです。


 私がもう一つ確認をしたいのは、午前中にも地方にできることは地方に任せろということがありましたが、教育委員会が本当に教育分権の趣旨を理解されておるのかどうか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。


○教育長(青山安宏君) 幾つかいただきましたが、以前は、学校はよそと違うことをやるとどうもまずいということで、本当に、例えば、町内に七つの小中学校がありますけれども、みんな同じような格好でやっておったのは事実なんです。ところが今は、そういうことじゃなくて、特に総合的な学習が入ってきました。


 そういうふうなところで、各学校で独自色を出すようにということを指導はしていますし、それから、そこの中で校長先生が、ぜひこういうことをやりたいけれどという相談があれば、教育委員会はそれをバックアップする立場でおります。これはいかぬ、あれはいかぬ、こういうふうにせよという、そういう話は一切しておりません。東小学校の少人数授業をどちらにするかということで、もし少人数授業でやるということになったら、教育委員会は、追認してそれを認めようという、そういうような態度でおりました。


 それから、校長の裁量権の話なんですが、校長先生の胸のうちの本心は、きっと自分の思うように、1人先生がもらえれば思うようにやってみたいという、それが本心だと思います。そういう本心は聞き及んでおりますので、そういうようなことは、校長自身は思って運営をしていると思っています。


 それから、教育委員会制度のあり方について、地方分権を含めて、現場は現場のことというようなことも含めて、中山文科大臣が、2月15日の中教審の47回総会がありましたので、そこのところで、4番目に現場主義、学校教育委員会のあり方ということで提案しておりますので、またそれを待っておるということになるとちょっとまずいかもわかりませんが、一応そういうようなものも参考にさせていただきたいなというぐあいに思っております。よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 4番前田幸明議員。


○4番(前田幸明君) それじゃ、また時間が迫っておりますので、最後に、蛇足かもしれませんけれども、12月21日の教育委員会の席上でちょっと気になった発言がありましたので、申し上げたいと思います。


 これは分権ということに関してですが、ある校長先生の発言で、校長とか校務主任は、教材や備品の修理がしょっちゅうあってとても忙しいんだと、こんなような発言がありました。私は、それを聞いて、なぜ学校評議員さんがおられるのに、そういったことをお願いされないのかなと、そんなふうに考えました。お願いしたら、そんなことは喜んでやってくださるだろうし、あるいは、自分ができなければ、人を連れてきてでもやってくださると思います。


 本当に、教育分権化ということを、教育委員会自身、本当に真の意味で御理解いただいて、今後の活動につなげていただきたいと思います。そして、校長先生や校務主任さんは、そんな修理とか何かに時間を費やすよりも、もっともっと子供たちに手をかけ、目をかけ、そして声をかけてやっていただきたいと思います。


 以上で終わります。


○議長(川合保生君) 答弁は要りませんか。


             [「はい」と呼ぶ者あり]


 これより、新風クラブ前田幸明議員の代表質問に対する関連質問を許します。ございませんか。


 3番川本勝幸議員。


○3番(川本勝幸君) 私は、2項目めの、本町の文化財保護ということに関しまして、私も警固祭りということで、吉田日勝議員とともに携わっておるわけでございますけれども、昨年度、私たちの長湫地区におきまして、県の無形文化財の指定を受けるということになりまして、これをするにつきまして、非常に皆さんの力をかりて、各地区ごとの馬道具と申しますか、馬の飾りをずっと写真におさめ、そして1冊の冊子にして県の方へ出すということで、したわけでございます。


 我々、確かに、保存をすると、先ほどありましたように、保存、保管ということの、この保存、もとの形をそのまま整えていくということが非常に難しい状態で、確かにこの文化財というものには基準があろうかと思いますけれども、たしか馬道具なんかは、いつつくったということは書いてございません。ですけれども、幕なんかは、大体古いものは江戸中期ぐらいからのが各分会に保存してあるわけです。


 そういう中で、今非常に地区ごとでの保管も難しい状態で、先回見たときにも、保存の悪い状態のものもかなりありました。いいところもありますけれども。そういう中で、できることであれば、そういう馬道具を、特に、岩作さんもそうですし、うちの方もそうですけれども、区の方で立派なものをつくっていただいたということで、現在はそれを使っていくわけですから、古いものはほとんど使うという機会はなくなってくるわけです。


 ですから、それを何とかやはり保存をしていくということで、各地区じゃなくして、これは私の考えでは、例えば資料館等、そういうところをつくって、今回の万博においてもそういうことも若干関連したことはあると思うんですけれども、そういうことを含めまして、今後、できましたらそういうように馬道具、幕等の保存をしながら、これも何らかの形で、指定を受けるとこれは非常に難しいこともあるかもしれませんけれども、何かそういう町の方でも積極的な協力をいただいて、保管、保存をする方向にしていきたいと思うんですけれども、その点はどうでしょうか、教育長、お願いします。


○教育長(青山安宏君) 現在、そういう立派なものを保存するところがないもんですから、また、将来的にはいろんな資料が、文化財、それから埋蔵文化財だとか、いろんな資料がありますので、将来的には、そういうようなものを保存する資料室、資料館、そういうものがきっと必要になってくると思いますので、それがいついつということはなかなかこの場ではお答えできませんけれども、そういうときになったら十分考えることはできると思います。よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) これをもって新風クラブ前田幸明議員の代表質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午後2時28分休憩


            ──────────────


               午後2時40分再開


○議長(川合保生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 公明党中野文夫議員の代表質問の発言を許します。20番中野文夫議員。


            [20番 中野文夫君質問席登壇]


○20番(中野文夫君) 議長のお許しをいただきましたので、去る14日に通告いたしました事項について、公明党を代表して順次お伺いをいたします。


 まず初めに、17年度予算施政方針の中で、国際関連事業として、各種の行事に加え、本町ではサテライト会場における事業にも力を入れ、そして博覧会会場を訪れる国内外の人々との触れ合いやボランティアによる心温まる交流を進めたい云々とあります。


 そこで、次の3点についてお伺いをいたします。3点については、今までもいろいろな角度からいろいろな人が論議を重ねてきたことでございますけれども、再度確認を兼ねてお聞きをするものでございます。


 一つ目に、サテライト会場における事業内容について、お聞きをいたします。


 二つに、博覧会会場を訪れる国内外の人々をサテライト会場にどのような方法で誘導をするのか、お聞きをいたします。


 三つ目に、サテライト会場への来場者目標はいかほどに考えておられるのか、まずお聞きをいたします。


 以上です。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長公室長。


            [町長公室長 田中憲二君登壇]


○町長公室長(田中憲二君) サテライト会場の3点についてお答えいたします。


 まず1点目でございますが、万博サテライト会場は、博覧会会場を訪れる国内外の人々、そして、福祉の家及び長久手温泉「ござらっせ」の来場者が長久手の町民と触れ合いまして、先ほどおっしゃられたような交流を図る場として整備するということでございます。


 これは、古戦場が縁で姉妹都市提携を結びましたベルギーのワーテルロー市と本町が共同で古戦場にちなんだ展示を行う長久手町・ワーテルロー市共同館、現在かなり立ち上がっておりますが、それを中心に市民参加の多目的コーナー、こどもクラフトコーナー、食と農を考える会の出店コーナー、子どもわくわく水辺ゾーンなどの施設を配置し、子供から高齢者までが楽しくひとときを過ごすことができるにぎわいの空間を提供していく考えです。特に出会いふれあいステージでは、月ごとのテーマ性を持たせたイベントやパフォーマンスが展開できるような準備を進めております。


 2項目めでございますが、誘導につきましては、万博サテライト会場、なかなかPRが遅かったわけでございますが、今サテライトのPRチラシも制作中でございますし、各観光パンフレットなどでも紹介していただいております。こういったものを万博場外駐車場や東部丘陵線の駅、あるいは町内の公共施設、観光施設などに配置していただく予定でおります。


 また、3月1日に発行される公式ガイドブック、少し大き目のものがあるんですが、そこには名古屋市内も含めて各地のサテライト会場のコーナーがございまして、そこにも枠をいただきまして原稿を提出しておりますので、ガイドブックにも載るという予定でございます。こういったいろいろなチャンネルを通じて集客と誘導に努めてまいりたいと思っています。


 3点目でございますが、以前からサテライト会場、年間50万人以上集めているという温泉との相乗効果というのをお話ししてきたわけです。福祉の家及び長久手温泉「ござらっせ」、二つあるわけでございますが、そことの連携したイベントも含めて、一帯をサテライト会場というような考え方で今まで進めておりますので、サテライト会場のみ来場する方を含めて年間40万人程度の来場も予定しております。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 公室長にお聞きをいたします。


 今説明をいただきましたけれども、本当にこのサテライト会場のイベントが成功するんだろうかという、確かに私もこの長久手広場オープンのチラシをいただいて見ておるわけです。本当にこのことが実現するなら、すばらしいサテライト会場になると思うんですけれども、きょうまで町民の方々やあるいはいろいろなボランティアの方々と意見交換をしてくる中で、本当に盛り上がるのかと。確かに打ち出される企画書はすばらしいけれども、極端に言うなら、私たちに声がかからない、あるいは、私たちは協力できないよというような話も現実に聞くんですけれども、月々のテーマがこの期間中を通して実行できるかどうか。


 全部、3月から9月まで挙げて説明をせよとは申しませんけれども、その中で、例えば身近な3月、4月、こうしたところのこの期間中にやられる。そうではなくて、ここに挙げたテーマは土曜日、日曜日だけだよと言うのか。当然土日が主体となると思いますけれども、平日はどう運用していくのか。本当に町内のいろいろな団体の方が協力するよという方向に来ているかどうかということをまず1点。


 それから、目標年間40万人、そんなことをおっしゃいましたけれども、年間50万人来るわけですよね、温泉に。それだったら、ほかっといても、あえてあそこにサテライト会場をつくらなくても来るんじゃないですか。半年間でね。半年間に25万人は、なくても来る。それに15万人乗せるという。その余分に15万人乗せる、そうしたところは本当にすばらしい魅力あるイベントでないといけないと思うんですけれども、どうですか、その辺。


○町長公室長(田中憲二君) 今御質問、幾つかございましたが、魅力あるイベントということでございます。


 まず、平日と休日を問わず、3月20日にオープンしますと、ワーテルロー市との共同館はずっとオープンしております。ただ、温泉会社が月に1回お休みするということで、月に1回お休みをしようかどうしようか、ちょっと迷っているところはあるんですが、基本的に常設でオープンするところが幾つかございます。今言ったワーテルロー市共同館、あるいは食と農を考える会が提供してくださる、自分たちでいろいろ田園バレーの先駆けとしていろいろチャレンジしたいというコーナーもずっとオープンしております。


 その他、平日でも特に夏休みの期間などはいろいろなグループが、こどもクラフトコーナーで出し物をやっていただけるとか、かなり長期にわたって、閑散としているということはなくて、いろいろなグループがやっていただいているのは事実でございますが、それに加えて、特にステージというのはなかなか難しゅうございますので、今一生懸命PRしているわけです。


 かなりここのところ、先ほど細かいところはお話ししておらなかったわけですが、例えば町内の企業、学校等にもお願いしてきたわけですが、大分学校等の御尽力、企業の御尽力もありまして、そこに属している、例えば学校ですとか音楽のグループ、管弦楽的なものとかございますね、それから踊りのグループですとか、そういったものはかなりやりたいということで、一つ名乗りを上げてくれると、こちらも紹介してあげるということで、最近かなり数が出てきまして、まだこれから。今4月までをかなり固めようということですが、夏にかけて大分いろいろなものがこれからも出てきてくれるのではないかと予想はしております。固定的な部分でも、かなりオファーというか申し込みが来ております。


 そしてまだまだPRを今後もして、にぎやかにやりたいなということで、今お願いしているのは、ほとんど手弁当ということでお願いしている部分が多うございますので、その辺の予算上、支援で少しでもお助けできればという部分も含めて、これから調整していきたいと。


 例えば4月がどうだということになりますと、4月は少し若者をテーマにやろうとか、5月は子供たちとかいろいろテーマを決めておるわけですが、申し込みの方が何月にやりたいとか、そういうのもございまして、そうテーマどおりになるわけではございませんが、いつでもいいという場合には、1日でそういうジャンルの合ったものを集めたりとかいうお願いもして、少しテーマ性を持たせてというのを考えたいと思っています。


 また、各市町村にもいろいろ。中野議員が以前からいろいろな、万博推進議連等でお願いした町村、回った町村も含めてお願いしておりまして、例えば東栄町ですとか、割と三河の山間部の町が熱心でございます。東栄町なり下山村ですとか、そういった町村も参加していただく。それから、中部水道企業団に関連した南木曽町もいろいろ出してくださるということで、地域の割と離れたところの方が、万博を機会に自分たちを売り込もうということで熱意を示されておりますので、またそういったいい機会になるのではないかなということで、数を頑張ってそろえたいと思っています。


 以上です。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 本当に内容については真剣に取り組んで盛り上げていただきたいと思います。いつもにぎわっているなという内容に詰めていっていただきたいと思います。


 そこで、会場からの誘導、PR等チラシ等でされるということですが、そこまで、町内の人はいいと思うんです。あるいはこの近隣市町の人は、じゃ、きょうは万博を見て、長久手がちょうどそういうことをやっているなら、次の日曜日はそこのサテライト会場に行ってみようかというふうになりますけれども、この近隣市町外、県内でも遠い人、あるいは県外の人、そういう人たちの誘導、あるいは輸送。会場に行った人は、車は駐車場に置いてあるわけですから、車で移動ということはできないし、歩いてと言ったって、約2キロあるわけですから大変だと思うんです。その辺をどう考えているのかということが一つ。


 もう一つは、万博会場からサテライト会場までの例えば遊歩道、あるいは県道田籾線等々へのぼり旗でも立てて、「サテライト会場はこちら」というような、行ってみようかというような、そういうPR方法は考えておられるのかどうか、お聞きをしたいと思います。


○町長公室長(田中憲二君) 現在特にアクセス的な面でいけば、交通手段がかなり問題になるかなという感じはあるわけですが、距離的な面でいきますと、サテライト会場から万博会場まで2キロ程度です。2キロ程度というのは、スケールアップをして田籾名古屋線沿いではかってみますと、公園西駅まで1.8キロ。1.8キロで風速80メートル。普通の大人で見ますと23分ほどかかる。実際の会場のゲートまでは7〜8分かかりますので、歩いて30分見当と。ですから、天気のいい日は歩いていけない距離ではないということも言えます。


 また、自転車という交通手段を使えば距離的には非常に近いということもございまして、自転車という手段があるわけです。今各NPOですとか、そういった自転車の関係の方々、長久手町としてもサポートしておりますけれども、自転車で福祉の家あたりも寄ってというようなルートも考えていただいているようで、そういったものも一つの手段になればありがたいなということは思っております。もちろんその他、N−バス等も、当然今の路線が変更はされますが、生きておりますし、いろいろな手段がないことはない。


 ただし、今少しこういう行き方はどうかという御提案があった、道路の途中のそういったPRにつきましては特に考えてはおりませんでしたので、また少し検討させていただきたいというふうに思っています。


 以上です。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) やっぱり輸送手段、歩いて30分で行けない範囲じゃないって、それはわかりますよ。だけど室長、夏の暑いときに歩いてごらん。いかんですよ。そんな30分歩いて行ってみようかなんて、よっぽど物好きでなきゃ行かぬと思いますよ。そうじゃなくて、やはりそういったところはN−バス、あるいは巡回バス。年がら年じゅう、期間中毎日とは言いませんけれども、重立った本当にこのイベントは見てほしいというものもあると思うんです。そういうときは巡回バスをやる。でないと、ここに「国内外の人々を」と書いてあるんですから。「町内の人々」とは書いてないんですからね。「国内外の人々」と書いてあるんですから、やっぱりそうしたところは考えてあげなきゃいかぬと思うんです。


 そのことを申し上げて、この項は終わります。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) これも施政方針の中からでございますけれども、防犯防災対策についてお伺いをいたします。


 一つに、防犯街路灯の設置及び機器の更新を進めることにより、町並み全体を明るくしていきますとありますが、その内容についてお聞きをいたします。


 二つ目に、防災対策で避難所及び一時避難地への表示板の設置やとありますが、その具体策をお聞かせいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 総務部長。


            [総務部長 近藤 務君登壇]


○総務部長(近藤務君) 2項目めの防犯防災対策、2点御質問を受けましたのでお答えを申し上げます。


 1点目の御質問でございますが、防犯街路灯整備事業の方針といたしましては、今年度が新規設置が中心だったのに対しまして、来年度につきましては古い機種の取りかえを中心に実施していこうとしております。具体的には、目標数といたしまして、500から600基を取りかえるという方向で考えております。ちなみに、今年度の新設は318基でございまして、取りかえにつきましては130基でございました。


 なお、取りかえる機種につきましては、従来の2倍の明るさがある機種になります。


 それから、2点目の御質問でございますが、日ごろから避難所、一時避難所の周知徹底に努めることを目的としまして、住民の皆さんが容易に避難所とわかることができるように、今年度避難所17カ所に避難所看板を設置し、町内の各小学校5カ所に案内看板を設置いたします。


 また、17年度に避難所案内看板7カ所、一時避難所31カ所に避難所場所看板を設置する予定でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 総務部長にお聞きをいたします。


 文言のとおり、器具をかえるということであったようでございます。私がここで聞きたいのは、私ども公明党としまして、今までに防犯灯、スーパー防犯灯をぜひつけたらどうだという提案をしてきました。そうしたことが組まれておるのかなという思いで、この問題を提起したわけでございます。その点について、前私が質問した以降、このスーパー防犯灯についての研究をされたのかどうか。また、それを設置している地域ではすばらしい効果があるというふうに評価をしておるわけですから、そうした評価を受けているものについて、なぜこの防犯灯設置の中で検討というか、出てこなかったのか、お聞きをしたいと思います。


 それからもう一つは、一時避難所、避難地への表示。やはりこれも前の議会で質問しましたけれども、ここが避難所ですよ、ここは避難地ですよというだけじゃなくて、どういった避難所に行けるかという案内板をぜひ私はつけてほしいと思う。もともと地元の人であれば、東小学校はどこにある、長小がどこにある、避難所がどこにあるとわかりますけれども、たまたま長久手に見えた、あるいは長久手に住んで日が浅い、そうした方々に対してやはり親切に、ここを通ってこう行けば避難所に行きますよという誘導表示板はなぜ考えられないのか、お聞きをしたいと思います。


○総務部長(近藤務君) まず、1点目のスーパー街路灯の検討の結果でございますが、平成15年の9月に御質問を受けまして調べておりましたが、13年度に春日井市で鳥居松の地域でスーパー街路灯を設置したということを聞き及びましたので、御質問を受けたその年に同市を視察いたしました。そこの担当と申しますのは警察の方でございましたが、担当者の御説明を受けました感想といたしましては、設置後が問題ではなかろうかということが思うことであります。つまり、24時間のモニターが必要なことやら、それからさらに異常な状態を認知した場合にはすぐに出動して対応しなくてはならない。このようなことがございまして、警察と連動するということが不可欠な問題ではなかろうかという点。


 それから、御質問を受けたときにも申し上げましたが、やはり設置したときの防犯カメラの運用によるプライバシーの問題がありまして、導入に当たりましては地域の協力と条例化等整備が必要ではなかろうかと、そういった多くの課題がございまして、現実にはかなりハードルが高いのではないかと思った次第でございます。


 そうしたことがございまして、あす竣工いたしますセーフティステーションが始まりますけれども、これは4月1日から新しい体制で巡回等、防犯活動を展開してまいるつもりでございますので、そういった活動で当面は進めていきたいと考えております。


 それから、避難所の誘導でございますが、有限責任中間法人とNPO法人、二つの法人から県に働きかけがございました。そこで県の防災課が窓口になっていただきまして、そういった提案を受けて検討なさっておるわけです。県の防災課の方の検討内容の条件といたしましては、県の道路管理者の合意、承認が要るというようなことが一つのネック。それから、道路管理者としましては県下の市町の賛同が要るというようなこともございまして、近々アンケートが始まるということでございますので、そういった結果を踏まえまして、近隣の市町とも足並みをそろえて対応してまいりたいと考えております。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) スーパー防犯灯にしても、また誘導板にしましてもさらに研究等していただいて、そんな方向に行くようにぜひ望むところでございます。


 この点でもう一つだけ質問をしますけれども、町内地域を明るくするという観点から、今後の連続照明灯の設置の計画を持ってみえるのかどうか。あるいは、一つは、香桶橋から消防署の前ですか、あそこあたりの照明、あるいは、この旧道の前の長久手診療所のある、あそこあたりの照明か、そうしたものは考えてみえないのかどうかお聞きをします。


○建設部長(與語芳樹君) 連続照明ですけれども、現在町としましては、主要な都市計画道路、両側に歩道のある幹線道路ですね、こういったところについては連続照明をするということで進めております。ですから、今後の予定としましては、南部の中の西部線、あるいは片平竹の山線、そういった方向の主要幹線については設置をしていく計画でございます。


 ただ、消防署の隣ですと、県道ということになるものですから、ここの部分については県との協議も必要になってきますし、基本的には、町道の幹線道路ということで町としては設置していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。


○総務部長(近藤務君) 歩道のない町道の区間につきましては、防犯街路灯の手続にならいまして、地元からの御要望を受けながら、10メーターピッチとか、恐らくそういったことはできないかと思いますけれども、角々のあたり、大方100メーターのあたりに、御要望いただいて、まとまり次第設置ができるかと存じます。


○議長(川合保生君) 3回目ありませんか。


 次の項目の質問を許します。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 3問目で田園バレー事業と町づくりについて、これは町長にお聞きをいたします。


 まず1点目は、田園バレー事業の推進として、福祉農園などの地域交流拠点の設計とありますが、その福祉農園構想についてお聞かせを願いたいと思います。


 これは大分前と申しますか、1回町長の方から、ある団体の方々に対してこうした構想を話されたことがあるようでございます。その後、立ち消えになったような感じで、そうしたグループの方々は、町長みずから語ったのにその後はどうなったんだろうかという心配をされておられます。もし今もって福祉農園構想をお持ちであり、また、この田園バレー事業の中でそうしたものをつくっていくんだということをお持ちなら、その構想についてお聞かせを願いたいと思います。


 2点目に、長久手中央地区における町づくりについて、町長のお考えをお伺いいたしたいと思います。


 この2点でございます。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) 福祉農園構想でございます。これにつきましては、田園バレー事業の一環ではございますけれども、直営という感じで、特に障害を持つ方、子供たちを対象に、比較的取り組みやすいのが温室を利用して花の苗をつくること、そういったことを考えております。これはいずれにしましても、ことし終わりまして、サテライト会場が撤去されたその後のことになりますが、現在産業観光課の方で着々と事業は推進しております。いずれそういった福祉団体とも協議していくことになろうかと思います。


 それから、長久手中央地区の町づくりについて、これは非常に皆様方、議員さんにも関心の深いところでございまして、けさほどからもいろいろお話がございますけれども、幸い区画整理事業で推進するという方向へ、地元の方がずっともう何年か前から立ち上げていらっしゃいます。この期に至りまして90%を超えたやに担当から聞いておりまして、いよいよ区画整理事業へ大きく前進をしていくのではないかなと思っております。これにつきましては、私としては、博覧会「愛・地球博」が本町で開催されたということもありまして、そういったむしろメモリアル的な事業になっていくのではないかなと思いますけれども、そういった意味で積極的に支援をしてまいりたいと思っております。


 これからの問題でありますが、けさもお話がありましたけれども、やはり町というのは一つの核、おへそが必要だと思います。そういった意味において、あそこはちょうど長久手古戦場中央駅ということで、核にするにはちょうどいいところでありますし、以前から、長久手の基本構想を策定するときからあそこをコアにするということで町づくりは進めてきております。ようやく日の目を見るところへ来たなと思っておりますので、ぜひそういう方向でいきたいと。


 西部とか東部とか、あるいは中部ですね、南部もやっておりますが、大きな区画整理組合をどんどん進めてきましたが、非常に今、区画整理事業はこういった経済情勢を反映して難しいのではないかというような意見もあります。日進市の竹の山を見ますと、非常に活発にどんどん進められてすばらしいなと思っておりますが、どうしても民間資本が入ってくるとああいうふうに変わってきますので、問題は保留地とか、区画整理事業を推進していくにはどうしても財源がなくてはいけません。そういう意味において、早く財源確保をしていく。だから、集合保留地をつくるとか、そういう一つの手法を考えて、早く整理が進む方向へ、町としても積極的に意見を述べ、支援できる向きは支援をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。


 以上です。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 福祉の家については、今もってそうした構想を持っておるということでございますので、安心をいたしました。そうした障害者の方々が活躍できる、本当に親亡き後、少しでも自立できるそういう農園、そうした場をぜひつくっていただきたいということを申し上げたいと思います。


 また、中央地区における町づくり。これからの町づくりにおきましても、まだまだ長久手町としましても、箱物は幾つかつくらなければならないと私は思っております。しかし、町単独でそうした施設、箱物をつくっていくことも非常に大変なことだろうと。中央地区の開発に合わせて、民間企業と力を合わせて、もし民間企業でそうした長久手町の公共的施設みたいなものもつくっていきましょう、一緒にやりましょうというような企業があるとするなら、私は、そういう方々と手をとって本当に中央地区の町づくりに取り組んでいっていただきたい。そのように思います。


 時間がありませんので一つだけお聞きをしますけれども、この田園バレー構想、約4億4,000万円かけておられるんですけれども、どうも私が見ますと、長久手の田園バレー事業は趣味の範囲、あるいは「農楽校」、そうしたこと一つとらえても趣味の範囲を超えないような気がするんですけれども、そういうふうな受け取り方なんでしょうか。


 私たちは会派研修で仙台市の方へ行きました。そこではやはり後継者不足で悩んでおられた。同じような農学校ということでやってみえるんですけれども、そこは本当にそこの生徒さんたちを中心に今後の農業の担い手を育てていくという、そんな方向で取り組んでみえましたけれども、長久手はどうなんだろうかと。あるいは、農地を生かして残そうということを言われるけれども、その施策が趣味の範囲を出ないような気がするんですけれども、私のとり方がいけないんでしょうか。建設部長、お願いいたします。


○建設部長(與語芳樹君) 今年度、万博サテライト会場として使用するところについて、今後の田バレの拠点施設を建設する予定です。こういったところで、今の段階では福祉の家の中の一部を使った産直ですけれども、もっと大きな面積。例えば、今の状況ですと、500平米ぐらいが売り場面積として必要だということも聞いているわけですけれども、そういった形で産直を行っていきたい。


 そういった状況になりますと、昨年末に特区認定をいただきました、NPOあるいは法人が参画をして町内の農地を耕作していく。そういった部分も積極的に進めていきたい。現段階ではまだ施設等ができていないということで、御指摘のように、本当に趣味的な部分がちょっと広がったかなという状況かと思いますけれども、今後は、やはり地域の方たちが本格的に農業をやっていく、あるいは大きな企業も参加してやっていく、そういった状況ができたらということで進めておりますので、よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 次の項目の質問を許します。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 4問目としまして、福祉政策について5点ほどお伺いをいたします。


 初めに、高次脳機能障害についてであります。


 高次脳機能障害とは、事故や病気などで脳を損傷したことによります後遺症で、言語、思考、記憶、知的能力の低下などの障害を抱える人のことであります。救急救命医療の目覚しい進歩によって命が救われた人たちの中に、介護なしでは日常生活が送れなくなってしまった人たちがおります。外見上の身体障害はほとんどない人も多く、また目に見えにくい障害のために生活の困難さについての理解が得られにくく、どうしても家に閉じこもりがちになってまいります。


 近代医療が進んだことにより生まれた新しい障害と言えるもので、法の整備が間に合わず、福祉サービスが受けられない人も多いのが現状であります。作業所やデイサービスなどの社会参加の場も少なく、障害者雇用制度の利用もできず、障害年金の受給も難しいため、経済的な見通しが持てない人がいる状況であります。最近になって幾つかの当事者団体が結成され、マスコミにも取り上げられることもふえてきたものの、社会的な認知や受け皿も少なく、行き場のない人が多いとのことであります。


 厚生労働省は、平成13年度から3カ年の予定で、実態の把握と支援の具体的手法の検討のため高次脳機能障害支援モデル事業を開始いたしました。幸いなことに、瀬戸市にサークル・フレンズという、行き場がなく家に閉じこもりがちな高次脳機能障害者の自立生活支援を目的とされたグループがあります。現在サークル・フレンズ登録者は7〜8名でありますが、長久手町内にも登録はされていないが、対象者と思われる方が数人おられるということでございます。


 そこでお伺いをいたします。高次脳機能障害に対する行政対応の状況についてお聞かせください。


 二つ目に、高次脳機能障害について理解を深めることが重要と考えますが、当局の御見解をお伺いいたします。


 次に、本町の発達障害に対する取り組みについて伺います。


 自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害、アスペルガー症候群など、発達障害への対応が緊急の課題になっております。発達障害は低年齢であらわれることが多く、文部科学省の調査では、小中学生全体の6%に上る可能性があるとされております。平成16年12月に発達障害支援法が制定され、本年4月から施行されます。この法律には、発達障害の早期発見や支援などについて必要な措置を講じるよう示されていますが、本町の取り組みについてお伺いをいたします。


 次に、内部障害者への理解を深める取り組みについて伺います。


 内部障害者とは身体内部に障害を持った人のことで、内蔵機能の障害により身体障害者手帳の交付を受けた人を総称しております。2001年8月の身体障害者実態調査によれば、身体障害者は全体で324万5,000人。そのうち内部障害は84万9,000人、26.2%を占めているという報告がなされております。しかし、聴覚・視覚障害に比べ、内部障害については社会的認知が低く、その言葉すら知られていないのが現状で、外見からはわからない、見えない障害であるがゆえに、当事者は社会の無理解の中でさまざまな困難に直面されていると伺います。このような現状を踏まえ、行政としてもっと理解を深める取り組みをしてはと考えますが、当局の御見解をお伺いいたします。


 次に、高齢者虐待防止対策の取り組みについて。


 最近、高齢者虐待のニュースを耳にすることが多くなりました。2015年には人口の約26%が65歳以上と推計されて、本町においても間違いなく高齢化は進みます。それに伴い高齢者虐待の問題は重要な課題と考えております。地域の関係機関が連携し、相談を受け付け、分析などを行うネットワーク事業を展開する自治体もあります。本町のお考え、取り組みについてお聞かせ願いたいと思います。


 以上です。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 民生部長。


            [民生部長 青山 宏君登壇]


○民生部長(青山宏君) それでは、福祉施策について、五つの御質問についてお答えをしていきたいと思います。


 高次脳機能障害については、本町にどれくらい該当者がおられるのか把握はしておりません。瀬戸市内に脳障害者のサークル・フレンズという会があり、毎月広報を出され、障害への取り組みを啓発しておられます。本町へも便りが来ますので、福祉課閲覧コーナーにおきまして住民の方へ閲覧願えるように努めております。


 2の項目につきましては、理解を深めることは重要なことと考えております。今後も、来年度実施予定の障害者基本計画の見直しの際にこの内容を盛り込んでいきたいというふうに思っております。


 3番目の項目であります。来年度から発達障害者支援法が施行されることから、この内容を来年度実施予定の障害者基本計画見直しの際に同じように盛り込んで考えていく予定でおります。具体的な支援内容につきましては、愛知県の方とも連携を図りながら進めていく予定をしております。


 4番の内部障害者は、その性質上、一見して障害者であると認知されることが少ないため、かえって誤解や差別を受けることも多いと考えております。これも来年度実施予定の障害者基本計画の見直しの際、盛り込んでいきたいというふうに思っております。


 5番目であります。高齢者虐待につきましては重大な問題だというふうに思っております。現在は、通報等があった場合、関係部署、福祉課とか健康課、在宅介護支援センターとか民生委員によりまして直ちに会議を行うことで、解決の方法を検討し、調整をしていくつもりでおります。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) 高次脳機能障害については把握をしていないと。非常に把握するのが難しい症状であるものですから当然かなと思いますけれども、実はこの前、そういったグループの勉強会がありまして、私も行ってまいりました。そこには長久手の人も間違いなく受講されておりました。ひょっとしたら我が子がそうじゃないかなという思いで来られたということでありました。


 そこで、高次脳機能障害について、関係職員の研修会を私は開催すべきではなかろうかと。この高次脳機能障害というのはどういうものなんだということから、まず担当窓口の皆さんが勉強すべきだと、そう思うんですけれども、どうでしょう。特に保健士、福祉課等の関係職員の方については、町のお年寄りの健康づくりのために家庭訪問をされたり、あるいは窓口でいろいろと相談に乗られておるわけですから、一番いい窓口だと思いますけれども、そんなことの考えはどうでしょう。


○福祉課長(加藤八州夫君) 研修をするということを今すぐということは特には考えてはおりませんですけれども、厚生労働省の方が平成18年度から、高次脳機能障害の内容について制度化して実施していくということがございますので、先ほど部長が言いましたように、その内容を踏まえながら障害者基本計画の見直しの方に含めて実施していきたいと思います。現在そういう問い合わせがあった場合については、先ほど言われたサークル・フレンズとか、そういうところと協調をとって実施していきたいなと思っております。よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 20番中野文夫議員。


○20番(中野文夫君) この高次脳機能障害については、名古屋市総合リハビリテーションセンターが非常に力を入れておりますので、そうした専門機関へのパイプ役として、ぜひ担当窓口は取り組んでいただきたい。そのことを述べて、後の項目については、関連質問で水野議員の方から詳細にわたって質問させていただきます。私としては以上です。


○議長(川合保生君) これより、公明党中野文夫議員の代表質問に対する関連質問を許します。ございませんか。


 12番水野とみ子議員。


○12番(水野とみ子君) 発達障害についてと、それから高齢者虐待防止についてお伺いをいたします。


 発達障害は、すべての子供たちは本当にいろいろな可能性と個性をともに持って生まれてきております。一人一人のことを理解することが大切ではないでしょうか。そこでお伺いをしますけれども、発達障害って何という、こういったセミナーを開催して多くの方に理解していただくというお考えはありませんか。


 二つ目が、5歳健診を行ってはどうでしょうかということを質問します。


 現在本町では、1歳6カ月、3歳、そして3歳8カ月健診が行われておりますけれども、自閉症の場合、行動や認知、そして情緒あるいは言語といった問題が3歳までに明確にあらわれるようであります。また、学習障害という状態は、学習上で問題が明らかになることが多いというふうに考えられますけれども、実はそうではなくて、もう幼児期に既に幾つかの特徴的問題が見出されると言われております。就学前健診で発達障害がわかった場合、もう親御さんとしては本当にショックを受ける。そのショックはとても大きいようであります。3歳8カ月の健診を本町では行っておりますけれども、3歳8カ月でいろいろなことを質問されましても、子供さんがそれを理解して答えられるかどうか。そういったこともありますので、就学前の前の健診ということで5歳健診を行ってはどうかと考えますけれども、いかがでしょうか。


 次に、高齢者虐待防止についてであります。


 厚生労働省が全国調査で一昨年行ったその結果によりますと、ケアマネジャーを通してでありますけれども、1,991件の高齢者虐待事例がありました。その分析をしますと、脅迫などの心理的虐待が63.6%と最も多かったわけであります。そして、介護とか世話の放棄だとか、また暴力などの身体的虐待、それに続きまして経済的な虐待も22.4%あったという結果が出ておりますけれども、本町においてはそのようなアンケートがあったのでしょうか。あったとすれば、結果はどのようであったかお伺いをいたします。


 石川県金沢市では、高齢者虐待をなくそうと、従来から民生委員と連携をしまして、地域の高齢者の見守りと声かけを行う町ぐるみ福祉活動推進委員、それが行われておりまして、その推進委員さんが2,700人みえるということです。2003年度には高齢者虐待のない社会を目指そうというマニュアルも作成して、現在取り組んでいるということを伺っております。


 先日、私の地域のひとり暮らしのお年寄りが、民生委員さんが声をかけてくださってとてもうれしかったとおっしゃっておられました。民生委員さん、本当に一生懸命地域のひとり暮らしの老人宅を訪問してくださっておりますけれども、ひとり暮らしだけではなく、地域の高齢者にも声かけをしていただけると、虐待防止につながるのではないかと思います。また、民生委員さんは1年に何回ほど家庭訪問をしてくださっているのか、その点もちょっとお伺いをしたいと思います。


 そして、今後ですけれども、高齢者の人権を守るために、介護支援の充実とともに虐待防止へのネットワークづくりが必要と考えますけれども、この点もお伺いをしたいと思います。


 以上であります。


○福祉課長(加藤八州夫君) 一つ目のセミナーを開催したらどうかということでございますけれども、これにつきましては、健康課とか児童課、福祉課とかいろいろ協議をさせていただいて、また一遍できればそういう方向でちょっと考えてはみたいなと思っております。


 それと、健診をしたらどうかということでございます。発達障害者支援法という法律がことしの4月にもうできますけれども、内容につきましては、やはり早期発見、早期支援という内容でございますので、それぞれ自閉症とか脳機能障害があった場合に対象になるわけでございます。市町村としての責務ということで、できるだけ早い時期に見つけて対策をとりなさいよということでございますので、その辺は健康診断等、学校の入学時とか1歳半健診とか、そういうところでの対応がございますので、早め早めに健診を通して発見に努めるということを進めていくということでございます。


 それと、高齢者の虐待のことでございます。長久手町にそういう事例はあったかというようなことでございますが、事例としてはあったということは現実ございます。ただ、先ほど言いましたように、庁内の担当課等の連携をとりまして事なきを得るといいますか、対処をしていったということで、被害に遭われた、直接には暴力を受けたとかではないんですが、そういう相談があったことについてはすぐ対処をさせていただいたということがございます。


 それと、民生委員さんが独居老人等、地域の家庭訪問の実施、どのくらいやっておるかということでございます。それぞれ地域の民生委員さんの実施の方法もございまして、うちの方は、月に1回は必ずという形でお願いしたいというふうには思っております。ただ、委員さんについては、電話で連絡される方もおりますし、それはその委員さんの対処の方法でお願いしているということでございます。


 それと、ネットワークづくりでございますけれども、介護保険の改革等でやっておるところでございます。その中での案について、いろいろネットワークをつくるというものが出ておりますので、そのネットワークづくりについては当然進めていくということで考えております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 答弁漏れはないですね。答弁漏れがありますか。


○12番(水野とみ子君) 済みません。


 ひとり暮らしだけではなく、地域の高齢者の方にも民生委員さんが声かけをするっていうこと、それはどうでしょう。


○福祉課長(加藤八州夫君) 声かけですけれども、できればやっていただきたいと思いますけれども、どういう方が。やみくもに声をかけるというのも。また一遍民生委員会等でも話をさせていただきたいと思います。


○議長(川合保生君) あとはいいですね。以上で関連質問を終わります。


 これをもって公明党中野文夫議員の代表質問を終結いたします。


 この際、暫時休憩をいたします。


               午後3時35分休憩


            ──────────────


               午後3時45分再開


○議長(川合保生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 個人質問の通告がありましたので、発言を許します。


 この際申し上げます。議会運営委員会の申し合わせにより、個人質問の各議員1人当たりの持ち時間は、当局の答弁を含めて60分以内といたします。なお、質問は質問席で、各質問項目ごとに行っていただきます。当局の答弁は、各質問項目に対する第1回目の答弁は登壇して行い、再質問に対する答弁は自席で行っていただきます。ただし、再質問の回数は3回までといたします。また、関連質問については発言を認めないことといたします。


 なお、個人質問の発言は、通告事項の範囲にして簡明にしていただき、また、当局の答弁は、質問の要旨に的確、簡明にお願いをいたします。


 それでは個人質問に入ります。


 まず、伊藤克彦議員の個人質問の発言を許します。19番伊藤克彦議員。


            [19番 伊藤克彦君質問席登壇]


○19番(伊藤克彦君) では、早速質問させていただきます。


 最初は、万博後はなぜ観光交流なのか。これは新年の記者会見の「とうめい」という新聞の記事を読んで、町長に質問させていただきたいと思います。


 その中で町長は、万博後のシフトは、リニモを通じた都市機軸の活用、観光交流ソフトの掘り起こしと連動した施策が求められる。幸い万博を通じて基盤整備は進み、ハードはほぼ整った。都市型農村の特徴を生かし、観光を視野に入れていく。また、サテライト会場は、古戦場を持つ歴史的背景と青少年に世界平和の大切さを理解させることがワーテルロー市との交流の原点である。絵画や武具なども陳列する。こう述べられております。


 そこでお聞きしたいのは、都市型農村の特徴とか観光交流の中身、また未整備の県道田籾線、県道大府線がありますが、町長は新年のあいさつで、基盤整備は進み、ハードは整ったと言われましたが、これは間違ってないでしょうか。


 また、世界平和の大切さは言うまでもありません。青少年に対してのみならず、住民に対しても平和への理解を求める施策を行政として何か考えられておりますか。


 サテライト会場は、万博後ファーマーズマーケットとして特産品の販売をされるようです。数年前から長久手の特産品に予算を割いておりますが、特産品はどんなものでしょうか、お聞きしたいと思います。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長。


             [町長 加藤梅雄君登壇]


○町長(加藤梅雄君) お答えさせていただきます。


 都市型農村の特徴ということでございますけれども、これは私ども本町が進めております町づくり、いわゆる農都共生社会、これは町づくりの一つの柱ですけれども、これがまさに御質問の大きな特徴である。ということは、農村部と言っていいのかどうか、ちょっと言葉が適当でないかもわかりませんが、都市部に住む方といわゆる市街化調整区域に住む方との交流を図りながら、日々活力ある町にしていく。そういうことが私は最も理想的だと思っております。都市部に住みながら田舎の味わい、畑や田んぼに触れ合うということはなかなかできないんですけれども、そういったことにこれからも大いにたくさんの人に参加していただきたい。


 その実例として、今市民農園をとりあえず始めました。これはもう2年になりますが、非常に好評でありますし、さらに、その市民農園から得たことで農業に対する考え方が皆さん変わってきまして、今度農楽校、農を楽しむ学校をつくりましたが、大変な応募がございまして、昨年は非常に天候に恵まれないときでしたが、立派な農作物ができました。もちろん町の農総試の御指導もいただきましたし、地域の農家の方に積極的に参加をしていただいて、全く農業をしていなかった人と一緒になって農業生産をやられた。すばらしい農作物ができまして、修了式にはみんな喜ばれたんです。一期が終わりまして、今二期生を募集して、今入っておりますが、そういったことで、できるだけ農業に参加する人をふやしていこうと。


 何せ後継者がない、農業に対する理解がだんだん少なくなっていくところでありますので、1人でもそういう方々をふやしながらやっていく。これはもう一朝一夕ではなかなかできませんので、そういったことから始めて農都共生社会をつくっていく。そこに交流が始まる。そうすることによって、そこでまた観光事業も始まる。


 ということは、ちょうど長久手温泉という人が集まる拠点がございますので、長久手外の方々も大いにこれからその拠点を活用していただいて。今国と県と本町で進めようとしております、いわゆるサーキット構想。香流川、あるいは堀越川をぐるっと回る構想とか、それの延長が御嶽山であり、色金山歴史公園であり、身近にもそういうものもありますし、もともと長久手は古戦場ということで皆さんに知られておるところでありますので、幅を広げていけば結構掘り起こしができる。


 JR東海の須田さんがよく言われるように、こういう観光事業というのは掘り起こしていくものだと。あるものを使うということはもちろん大事ですが、ないところは掘り起こすべきだということを言っておられます。私はそのように思っておるものでございます。ですから、これから観光交流会議もつくりましたので、そこらも軸になりまして今後進めてまいりたいと思っております。


 それから、2番目の未整備の田籾線、大府線とおっしゃいますが、田籾名古屋線というのが正式な名前ですが、これは本当に私が10年来、もっと前からかな、今は尾張建設事務所といいますが、名古屋土木事務所以来からいろいろなことで陳情してきましたが、なかなかできなかった。この博覧会を契機に一気に豊田まで完成しました。ただ、今の湯ノ花のところだけは、これはいつできるか、正直言って私ども何度も陳情いたしておりますが、なかなか難しい、難所であろうと思っておりますが、一応田籾名古屋線も見事に完成したと思っております。


 瀬戸大府東海、これが非常におくれている。大府線とおっしゃっているのはこれだろうと思いますが、長久手地内がおくれております。しかしながら、これも長久手インターというのができまして、私どもも何が何でもこの機会に御富士線をつくろうということで、条件をつけまして、これも見事にできました。


 そこまで瀬戸大府東海線も接続をされましたので、これからさらに北の瀬戸方向へ向けての延長をやらなければいけないということではございますけれども、一応非常にいろいろおくれておりました事業が進んでまいりましたことは事実でありますので、私は、間違いではなくハード事業はある程度整備されたというふうに理解しております。もう近隣市町村長は、長久手はすばらしい整備をされたと言っております。だから整備されたと言うんじゃないんですが、私も実感として、グリーンロード、あるいは田籾名古屋、御富士線、名古屋瀬戸道路、リニモと、こういった鉄道から主要道路に至るまで、一応は整備されてきたと思っております。ですから、それを軸に長久手は今後発展していくべきだということを申し上げたつもりであります。


 それから平和のことですが、これはもともと議員もよく御存じだと思いますけれども、ワーテルロー市といわゆる古戦場が御縁で10年余の交流を続けております。子供たちを中心にこれをやっていこうというもともとの発想でございますので、これは今後も進めていきながら、平和を希求するということを願いながらワーテルロー市、ベルギーとの交流を進めていけばいいと思っております。我が町としても、一つずつそういう方向で、子供たちにもきちっとした将来の歩みを与えていくべきではないかというふうに思っております。


 それからサテライト会場、ファーマーズマーケットの特産品です。この特産品というのは商工会でもいろいろやっておられるようですが、ファーマーズマーケットはまだこれからでありますし、今農業特区とか、あるいは田園バレー事業の中で遊休農地を活用して考えていかなければいけないことでありますので、これから何がいいだろうかということも、今後の問題としてぜひ特産品をつくっていきたいという意欲に燃えているところであります。


 今の特産品というと、昔からの長久手でとれたものが特産品だと。特別新しい物ができたということではありません。いろいろなものを今、市ござらっせで売っておりますが、あれが今のところは長久手の特産品だと。そのように思っている次第であります。


 今後、新しい事業でありますのでいろいろ不十分なところもありまして、思うように進まない点もありますけれども、努力していきたいと思いますので、御理解がいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 基盤整備、ハード面はできたという認識が大府線と田籾線、真行田の交差点のところを除くということがわかっておれば、私は十分ですが、住民の考えは、万博までに大府線ができず、真行田の交差点が改良されなかったということは、これは大変なことだと。万博をぜひ成功させんと、赤字まみれの愛知県はもう長久手に予算をおろしてくれないだろう、住民からそういう声が聞こえております。ですから、町長はその辺をきちっと肝に銘じて、住民の声を肝に銘じて、大府線と田籾線の全線開通を今後とも強力に進めてほしいと思います。


 なお、その上、ファーマーズマーケットが万博後開かれたとしても、大府線がない限り、この市場は成功しないと思います。あそこに大量の車が通ることによって、道の駅を代替するような温泉と市場がともに栄えるということで、何が何でも万博を成功させ、大府線を早期に開通させることが私は長久手町にとってはいいことかと思います。


 それから、町長の言う観光という意味がようやくわかってきました。観光イコール温泉なんですよね、町長の頭の中は。私はそうではなくて、昔ヨーロッパの人が日本に初めて来たころ、鎖国が終わったころ来たときに、日本のきれいな里地、里山、段々畑を見て、日本は箱庭のようにきれいな国だと。私は、美しいまちづくり条例と方向性が間違っていないこの田園バレー事業の目的はそこにあると思います。今まで普通に生活してきて、普通に耕してきた畑、里山、里地を再現させることだと思いますが、現在町長が行おうとしている田園バレー事業はハード面ばかりなんです。


 17年度予算で、できた野菜物を集めて出荷する場所を買われるようですが、今の現状では集まる野菜もないようなのに先にハード面をつくられる。将来それは要るかもしれませんけれども、慌てなくてもいいんじゃないですか、借りてやっておれば。もしそういう必要があれば。ちょうどまちづくりセンターと同じように、いろいろな住民活動組織がないにもかかわらずまちづくりセンターという箱物を先につくってしまう。そういう手法がいいかというと、それはちょっと前までの行政の方法ではなかったでしょうか。


 それから、ワーテルロー市との交流が平和だということ、私もそうだと思います。そうであったならば、どうしてワーテルローの戦いが起こり、長久手の古戦場の戦いが起こったか、そういう歴史的資料を展示するようなことも含めて、戦争が爆弾を落とすことが、ミサイルを落とすことがどうして平和につながるかということ。この近辺では、平和町は平和にかかわる作文を集めたり、それから私がかつて提案した平和都市宣言や非核都市宣言を言っても、町長は、そんなものは宣言しなくてもちゃんとやることはやっとるというような答弁をされていましたが、ここに書いてあるように、青少年に平和の大切さを教えるということと同時に、その具体的な事例。例えば、広島の原爆記念館へ、戦争の悲惨さを覚えてもらうために子供たちを派遣するとか、住民を派遣するとか、そういう行政的な施策は今まで何も長久手町はとられておりませんでした。


 ただ、ワーテルロー市との関係は、古戦場を持つ縁で結んだから平和だと言うだけでは、私は裏づけのない施策だと思いますが、今言った2〜3点について再度答弁願います。


○町長(加藤梅雄君) 瀬戸大府東海線は、続けて進展について私ども陳情もしておりますし、努力しておるものですから。地主さんの方におかれましても、反対者ももちろんあるわけです。なかなか用地買収が難しい状況にありますけれども、それでも今測量をするという段階へ入ってまいりましたので。きょうのあしたというわけには、もちろんこういう大事業はいきません。しかしながら、まず瀬戸大府、御富士線につながった部分から狐洞、あの地域を通る瀬戸大府東海についての測量に間もなく入るという予定でございますので、少しずつ進めております。


 それから、ファーマーズマーケットをつくる前に、まず農産物をつくることが先ではないかということです。もちろんそれもそうでしょうけれども、やはり人が活力を生むといいますか、やる気を起こすというのはそういった環境を与えてやると。今市ござらっせをやっていますが、ああいった場所を与えたことによって、あれだけの30人の農家の主婦たち、男の高齢者の方もいらっしゃいますけれども、一生懸命やられるんですね。あれがなかったらあんなふうになってこなかったです。あれでも年間2,000万円の農産物の売買を行っておられるわけです。


 ですから私はやはり、一遍に大きなものということはないかもわかりませんが、そういった場所をつくってあげる。やはり動機づけとか、そういうものをやっていかないとなかなか人は動いてこないというふうに思いますので、それはあながち間違いではないと思っております。


 そういったことで、ハード事業につきましては、今おっしゃることはそのとおりでありますので、私どもも引き続き田籾名古屋につきましても努力してまいりたいと思います。


 それから、平和的な宣言の問題だとかいろいろ言われましたけれども、これは私は、従来どおりのワーテルロー市との交流というのはそこに原点がありますので、それをずっと進めていくということでいいのではないかなと。改めて平和都市宣言を今になってやるということは、そういった機運が上がってくれば別ですが、粛々と進めて、むしろこの長久手という町が全世界に紹介されるわけでありますから、平和な非常に緑豊かな町であるということを皆さんに理解していただくということだけでもすばらしい平和へのメッセージだというふうに私は思います。これからも長久手が非常に緑豊かな農都共生社会ができるという、そういう町づくりを進めたい。


 ことしも全国農都共生全国協議会を本町で開く予定にしておりまして、広く皆様方の意見も、そういったことを考えている市町村とも交流しながら前へ進めていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) では、この項目の最後にしたいと思いますけれども、要は、田園バレー事業というのは、連合が進める100万人の農への回帰と全く同じ道を歩もうとしております。団塊の世代が間もなく大量の退職者を迎えます。長久手にも新しい住民が大量に来まして住んでいただいております。その中には農業に携わりたい人が多分何人かはみえると思います。


 現在のところ、そういう人たち、荒れ果てた上郷地区の田園を耕して、昔のようなきれいな畑になるというような人は何人ぐらい今。今のところ、市民農園と農楽校だけでは、これは何かおもちゃの農楽校みたいな感じがしていまして、とてもとてもあの広大な土地を耕すことにはなりませんが、私は、これから大量の団塊世代の退職を控えて、そういう人たちの生きがいの場をこの田園バレー事業を通じて長久手が実現すれば、きっといいところになると思います。


 そのために、ある新聞の地方自治のコンクールで優勝したところ、今治市で、そこは地産地消。小学校の給食の時間には、「きょうは、どこどこのだれだれさんのつくった物です」という放送を入れて食べる。それが結構な率で地産地消をやっているそうです。最優秀賞が今治市で、優秀賞が綾町という、九州で有名な照葉樹林の町なんですが、ここは一坪農園でスタートしたそうです。そうしてその一坪でつくった野菜が食べ切れない場合に市を開く。この両市町はともに全部有機農業で、だれがどういう肥料をどういうふうにやって、だれだれさんがつくったということを消費者と直結して。それで今では相当の売り上げと面積できれいな市町になっているという。


 長久手は、地産地消の講演会を開いても、その次のステップになかなか進んでいかないのが現状なんです。ぜひこういう全国で表彰されるような自治体のやっていることを、担当者はいいとこ取りしてきてちゃんとやってほしい。有機農業をやれば少々高くても売れると、ここの担当者は言っております。


 かつてこの長久手の上郷地区でも都市近郊農村モデル事業という国のモデル事業を受けてやったんですが、結局失敗しました。私、なぜ失敗したかというと、都市では農業をやるよりもすぐに、手軽に職につける、農業をやっているよりも金が手軽に入るのでね。だから、今度の田園バレー事業は金には関係ない。今流行語のスローライフで長久手に住んでくれた新しい住民を引き込む、そういう気持ちで、なおその上で余った農産物を売って、次の有機肥料の資金にする。


 町長は、田園バレーを推進する割には環境問題に関心が薄いように見えます。生ごみの堆肥化とかリサイクルセンターとか、そういう循環型社会、ゼロエミッションという言葉を一度もここで使われたことがないんですが、その辺はどうしてなんでしょうか。田園バレーを進めることは、町長が第一の項目にしている自然の叡智にこだわる町づくりの根本がそこにあると思いますが、町長、どうでしょうか。


○町長(加藤梅雄君) 私、もちろん有機農業、大変重要なことだと思っておりますし、ごみのゼロエミッションも重要なことだと思っております。今、私もいろいろな友達がおりますので、山形県の長井市、こういったところもモデル地域なものですから視察をしたり、あるいは神戸市とか、そんなところの生ごみの堆肥化というのも見てきておりますけれども、なかなか一朝一夕にはできない。財源も非常に要るわけです。いろいろな機械も購入しなければなりませんし。そういったことを推進する母体をまずつくらないと、とてもできません。


 ですから、そういったことを今やろうとしております。決してそういうことに無関心であるわけではなくて、それをやることはやはり理想的なことですので、チャレンジをしていかなければいけないということで、一生懸命そういう方面も勉強させていただいて。いわゆるバイオマス農業というのもこれからの大きなものだというふうに思っております。なかなかこういう問題は、ビルをつくるような調子で一朝一夕ではできませんので、御理解を賜りたいと思います。


○議長(川合保生君) 3回目はいいですね。


 次の項目の質問を許します。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) では、二つ目は、特殊勤務手当や互助会費の負担は住民の理解が得られているかということで、今全国の公務員や地方公務員が、いろいろ危険手当、水道とか下水道に携わっている人とか、大阪ではスーツをオーダーでつくったり、眼鏡をつくるのに3,000円から6,000円の補助金をもらったり、それから東京ディズニーランドへツアーに行くのに補助金をもらったり、中学入学、それから結婚祝い金をもらったり、そういういろいろな手当、特殊勤務手当を含めて、神田愛知県知事は、一律支給はおかしいから見直すということを言っております。総務省は、東海3県と名古屋市に対して、48の手当を見直しなさいという通達を出してきております。


 で、長久手の役場、本当にありがとうございました。徒歩通勤者の交通費の支給が前議会でやっと廃止されましたが、そのほかに特殊勤務手当で、担当していない人に一律支給しているとか、互助会費に職員が払う会費の2倍も名古屋市は税金を出しているようですが、長久手町は職員が出す互助会費の何倍を住民の税金でやっているのか、そのあたりのところをお聞きします。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 町長公室長。


           [町長公室長 田中憲二君登壇]


○町長公室長(田中憲二君) 特殊勤務手当でございますが、これは著しく危険、不快、不健康、または困難を伴う勤務を行った職員に支給するものでありまして、支給については、個々の職員の実績により条例規則に基づき行っております。特にやっていないものをやっているというような支給はございません。


 それから次に、互助会費の負担でございますが、これは地方公務員法第42条に規定されます厚生制度に基づく職員の相互扶助、福利増進のため補助を行うものでございます。現在個人負担が500円、町の負担が月当たり1,000円ということで、2倍ということではございますが、総額は、この近隣市町と比較してみても、全体的な額が小そうございますので、単純な倍だという比較はふさわしくないかなというふうには思っております。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 現在、地方公務員や公務員への風当たりが強くなっているのも十分知っております。この特殊勤務手当や互助会費への税金の投入については、やめるところが随分出てきております。今そんな時代じゃないという形で。中身も精査されております。私がここでお願いするのは、住民が、役場の職員初めみんなよくやってくれるから、これならいいじゃないかというような、わかりやすい透明性のある実施方法をこれからやったらいいんじゃないかと思います。


 これはこれでいいです。


○議長(川合保生君) 次の項目の質問を許します。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) IT関連の調達費用はもっと削減できないかということで、ITゼネコンの不当な請求をいかにチェックするかが今全国の自治体で緊急の課題になっています。長久手町もIT化が進み、その費用対効果の検証が必要と思うが、数字をどのように把握されているのでしょうか。


 また、入札や随意契約について、IT業者は、どうせ役場はわからないだろうとの発想があるそうです。随意契約などの見積もりもきちっとチェックする体制になっているでしょうか。ネット申請と電子入札が今始まったり、これから始まろうとしておりますが、その現状と展望を聞きたいと思います。


○議長(川合保生君) 3項目めの質問は終わりました。続いて、当局の答弁を求めます。


 企画課長。


            [企画課長 福岡久申君登壇]


○企画課長(福岡久申君) それでは、IT関係の御質問でございます。お答えさせていただきます。


 IT関連の機器導入につきましては入札により実施をしております。また、システムの構築といいますか、ソフトにつきましては、コンペを経まして随意契約を行っております。このときにおける適正な見積もりの審査につきましては、複数の見積もり徴収や先行導入しております近隣自治体の情報を入手し、チェックをいたしております。


 それから、IT投資における費用対効果につきましては、単純に効果が図れるものとそうでないものとがあるわけでございますが、インターネットで公開しているものにつきましてはアクセス数ですね、こちらの方でわかるわけでございますが、より利用しやすいものにしていきたいと考えておる次第でございます。


 また、窓口業務などで使用しております住民情報システムなど機関業務につきましては、目的がさまざまなことや各自治体でのシステム開発もまちまちでありますが、現状での費用に対する効果は出ているものと考えております。


 次に、電子申請については、平成17年1月24日に愛知県内でございますが、名古屋市を除くすべての市町村、合併等でちょっと中に入っていないところもございますが、共同開発をいたしました電子申請・届出システムを稼動しております。これは住民票の写しの交付など28業務の申請、届け出を電子化したものでございます。手続は今後もふやしていく予定です。


 また、現在愛知県では、あいち電子自治体推進協議会のもと、これも名古屋市を除く市町村でございますが、各自治体一律な仕組みを構築することを目的にシステムの共同開発を行う組織を運営しており、今後この中で電子入札につきましても共同で設計開発を行っていくことといたしております。


 以上でございます。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) IT関連の予算総額については、数字はどのくらいかというところで、費用対効果の中では言っていただけませんでしたが、私の調べたところでは、5億円ほど使っている自治体が、この随意契約等の業者の言いなりの価格からそのチェック体制を整えたら3分の2まで。だから3分の1税金が節約できたという事例が各先進自治体では載っております。


 長久手町においても、一度設計施行した設備に対する保守業者はずっと未来永劫変わらないシステムを今とっておられるようですが、維持管理についても今後は、簡単なソフトなら、メーカーが違ってもどこでもやれるようなふうになってきておるそうです。21世紀課長は民間から採用されたんですけれども、こういうITに携わっている民間で知恵を持った人を長久手町も1人雇えば、その雇った費用以上にこの請負契約等、随意契約等の費用が下がるのではないかということで、私はこういう提案をしているわけです。


 町長、その辺について、一度選んだ業者は永久にその業者にしかならないというシステムを変えるためにも、私の提案をどう思われますか。


○町長公室長(田中憲二君) IT関係につきましては議員も御専門の分野でございますので、おわかりいただけるかと思いますが、私どもこれまでも議会で御説明してきましたように、ケーブルテレビを入れるような時期、町長の第1期目以降ですね。ITについては、地域情報化計画に基づいて、有識者も入れて、私どもも丸投げではなくて、かなりの分野に相当勉強しながら取り組んできております。実際予算的にも、いろいろな地域イントラ等も予算よりもさらに安く、検証したよりもかなり安く導入できているというのは事実でございます。また、補助金等も当然使っております。


 ただし、ITゼネコンというよりも、やはり庁舎内のLANにしてもリース物というのが結構多いものですから。リースというのは5年とかというのが基本でございますので、かなり安くリース物件は入れているというふうに思いますが、これも、「じゃ、来年返すよ」と言うのはなかなか難しいことでございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。


 また、システムが未来永劫ということではございませんので、やはり何年かの単位でシステム開発というのはソフトと同時になっているものですから、「はい、来年やめた」と言うのが難しいシステムも中にはございます、基幹システムとしては。ですから、そういったものも含めて、今後はいろいろな意味で。私は、長久手町としては相当研究した上で取り組んでいると考えておりますが、今後もそういったことでコスト削減に努力していきたいというふうには思っております。


 以上です。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 では、次の項目の質問を許します。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) じゃ、次4番目。これが自然の叡智にこだわることでしょうかというタイトルで、香流川の遊歩道が完成して、多くの人が散歩を楽しんでおります。今までもたびたび散歩ができないほど草が伸びて、役場へ電話して刈っていただいておりました。今回、ある日通ったら、川の土手は本当1厘刈りか2厘刈りの頭ぐらいつるつるで、川の中までそれはそれはきれいに刈り取られておりました。心なしか鳥がいなくなっちゃって、カワセミなんてもう全然見ることができません。


 そういうふうにされるのは何年に1回なのか。これは何かのルールに基づいてやってみえることなのか。やっぱりこの自然というものを考えると、これは人間のために、万博が近づいたのできれいにしたのか。それとも、住民が川の中まで刈ってくれと言ったので刈ってしまったのか。草は刈ってもタイヤとか自転車というのは川の中に、流れに任せて置いたままなんですよね。ああいうのもひとつ、草を刈ったときに出せばいいのになと。今まで草に隠れていたのが余計見えるようになっちゃったものですから、目立つんですよね。


 私は、この間も自然観察会に行ってきましたが、本当に自然というものは奥の深いもので、奥田さんという万博のトヨタの会長さんが、万博のテーマの自然の叡智ということは、自然が持つすばらしい仕組みに学び、尊重し、人類と自然と地球が共存する持続可能な発展、そういうものを見出すために万博を開くから、ぜひ来てくださいと言っておられます。その地元の自治体が。


 豊田市の矢作川は、草を刈るについてもとら刈りをやるんです、川の土手を。鳥の隠れ場所を残したり、巣があったら、そこは草を刈らない。そういう先進的な取り組みを、多自然型工法とともに土手の草刈りにも豊田市は既に対応しておるんです。それが環境万博の本元、長久手町は本当にすばらしいことをやってくださって。土木課長に、遊歩道から1メーターまでの幅で草を刈ることになっているからということを聞いて、僕はまあまあ安心していたんですよね。これはどういうことなんでしょうか。


 それから、最後につけ加えたように、先日京都議定書の発効がしましたが、そのときの回答で、ISO14001を長久手町はやっているから、太陽光発電も補助金を出しているから、CO2の削減にはこれで十分じゃないかというような答弁を企画課長がされていました。尾張旭市は一般住民にもISO14001の思想を浸透させて、ここに住民表彰と書きましたが、これは間違っていまして、住民認定制度を取り込んで、尾張旭市の谷口市長が、あなたの家庭は一家そろってCO2削減にこんないい成果を与えられたからという認定証を渡しているというのを読みました。


 うちは、何と言ったって、環境基本計画をつくって5年間何もやらない町なので、ここまでやれと言うのは無理かもしれませんが、先ほどの答弁を聞いていると、いろいろな事業をするには、非系列的に書いてあって、助役がこの事業がどれだけ進んだかチェックされていたようですが、この環境基本計画に基づく各種のやらなければならないことは、最初から載っていないのでチェックのしようがなかったのか、それはやる気がなかったのか、そのあたりのことも含めて一発で答弁願います。


○議長(川合保生君) 4項目めの質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 建設部長。


             [建設部長 與語芳樹君登壇]


○建設部長(與語芳樹君) それでは、4項目めの質問に対して答弁させていただきます。


 今回実施しました河川内の草刈りにつきましては、草が繁茂したり、オートバイ、自転車、タイヤ、ビニール等の不法投棄がたくさんあり、大雨のときの流水を妨げたり、環境をますます悪化させるような状況でありましたので、除去したものであります。今後も環境の悪化を改善していくことは必要であると考えておりますので、御理解ください。


 また、自然の叡智にこだわる町づくりにつきましては、残された自然を大切にしながら、町民の皆さんと一緒になって自然との触れ合いを楽しみ、交流を深める農都共生社会を田園バレー事業等の推進により築き上げていきたいと考えております。


 先ほど、バイクや自転車をそのまま放置しているというような発言でしたけれども、こういったものを除去するためにやっておりますので。


           [「いや、あるが」と呼ぶ者あり]


○建設部長(與語芳樹君) (続)今草を刈ったところは前熊橋のすぐ上流から多度橋の間なんですけれども、この間については自転車やバイク等…。


            [「タイヤがある」と呼ぶ者あり]


○建設部長(與語芳樹君) (続)あります、まだ。そういったものがあれば撤去します。


         [「ライスセンターの裏にある」と呼ぶ者あり]


○建設部長(與語芳樹君) (続)ライスセンターの南あたりね。はい。


 それから、今の表彰制度というようなことで伺っておりまして、尾張旭市にいろいろ聞いて、尾張旭市の方が家庭版環境を愛する認定制度実施要領をつくってみえまして、これが平成16年の5月14日から施行されており、エコファミリー認定証というのを優秀な方には交付されてみえるということです。実施要領をいただきましたけれども、担当課等にもこれからこういった資料を渡していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) では助役に。助役のチェック漏れなのか、もともとそういう環境基本計画にのっとった事業をやらなかったのか、そのあたりをお願いします。


○助役(伊藤祥子君) たくさん地方行政を推進していく中には、さまざまな分野において基本計画あるいは基本構想を策定しておりまして、しかるべき行動計画ができ上がっているものにつきましては具体的な年次と目標値が示されております。環境基本計画につきましては、そのような具体的事務につきまして、現在のところ、清掃事務所の建設だとかリサイクルセンターの建設、そういったものにつきましては単一、単独で事業として挙がっております。それにつきましてはチェックしておりますけれども、環境基本計画全編にわたる細かなチェックは、私はいたしておりません。


 以上です。


○民生部長(青山宏君) 尾張旭市の環境ISOのエコファミリー認定証ですか、この取り組みをやっているということであります。うちもその中身は少し見させていただきました。家庭の電力とか細かいことをチェックして、達成できたといいますか、一定の成果が得られた家庭には認定証を渡すという制度のようであります。


 長久手町は、ずばり同じものは持っていないわけですけれども、今の環境家計簿というのを長久手町でも制度としては持っております。まだ十分住民の中に浸透していない部分もありますので、今後については少しこれをPRしていきたいなと思っております。基本的な中身については尾張旭市のものと変わってはおりません。


○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 役場の体質が今までの質問を通してよくわかりました。もっと早く気づかなければいけなかったんですが、何でもですが、基本計画をつくったらつくったで終わりなんですよ。尾張旭市の住民へのCO2削減のこういう制度も、長久手の環境基本計画にはちゃんと載っておるんですよね。ただ、そのリーダーとなるべく役場の担当者がアクションを起こさないだけなんです。そこに問題があると思います。町長の管理監督責任はそういうところに出てこないですか。環境基本計画という分厚い本とダイジェスト版をつくっても、それをつくっただけでほうっておくわけ。巻頭言ではとても立派な町長の顔写真入りの文章が載っておるんですけれども、中身が全然実行されない。なぜでしょう、これ。町長はそういう環境問題に余り関心がないとしか思えません。


 ハードの箱物をつくるとか、それも大事ですよ。だから、今度できた平成こども塾も、僕は近所の子に言って何とか使ってもらおうと思っているんです。そうしてあの地域の荒れ果てた里地、里山を。この間の自然観察会で指導員が言っていました。昔はこのあたりも木の再生。昔は炭を焼いたり、シイタケの原木にしたりして切ると、数年でまたもとの山に戻ります。そうすると、その間太陽の光がよく当たります。そうすると、チョウチョウの食べる草も生える。最近はこんなに大きくなっちゃって、定光寺の県有林なんかは森もいいところで、下草が全部枯れちゃうんです。私はこういうのを長久手ではなくしたい。季節になれば自然がいっぱい。香流川沿いの畑、田んぼにチョウチョウが飛んだり、トンボがあらわれたりする。それが美しいまちづくり条例の基本で、観光客が呼べるもとだと思ったんですが、どうも町長は、観光客は温泉でタオルかけとりゃいいかなと思っちゃって。そのあたりを僕は、自然の叡智にこだわる町づくりで強く言いたいと思っております。


 それと建設部長に、瀬戸会場のすぐ隣を流れる吉田川、かつて言ったかもしれませんが、私ちょうどジョギングコースで、週に1回は瀬戸会場に行くんですが、とてもいいふうに吉田川が改修されました。さきの大雨で、香流川の段差工で大分被害が出ましたが、吉田川は段差工をすべて県の事業でなくしました。魚が自由に上ったりおりたりできます。近くにいた方に聞いたら、ここはサワガニがいっぱい出てくるところで、イカのちょっと腐ったのを置いておくなら、こんな黒山になるほどサワガニが来るという話も聞いてきました。


 私は、環境万博、自然の叡智の会場を水源地とする香流川を、吉田川のように段差工をなくして魚が上ったりおりたりできるようにすることを今後考えてもらえないか、質問します。


○建設部長(與語芳樹君) 河川の落差工をなくしてということですけれども、その地域地域の川の勾配ですね、そういったものも重要な要素になると思いますので、一度。


            [「見にいって」と呼ぶ者あり]


○建設部長(與語芳樹君) (続)はい。研究させていただきます。


○議長(川合保生君) 3回目ありますか。いいですか。


 では、次の項目の質問を許します。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) では、最後になりますけれども、5番目は宗教行事に税金を使うのは憲法違反ではないかということで、6月議会か9月議会に教育長は、天王祭りは宗教行事だとこの会議で言われました。それで、前熊、多度社の山車は天王祭り以外使われません。温泉が出てお祝い、福祉の家のオープンのときには、大体一般的に使うものなら山車が出てきてお祝いするんですけれども、そのときも一切出てきません。それで1,000万円もの補助金を出しては。宗教行事にしか使わないのに1,000万円ものそこに関係ない人の税金を使うのは、僕は憲法違反。


 憲法には政教分離というところがあって、宗教には税金を使ってはいけないと強く言ってますよね。津市が昔、地鎮祭をやったときに、神主さんの謝礼に税金を出して、最高裁で憲法違反だと言われましたよね。僕はあのくらいならと思うんですけれども、それほど厳しく憲法で規定しているにもかかわらず、文化財保護条例で、これは文化財だからいいと。普通今まで私、ここでいろいろなことを提案してきて、上位の、憲法を追い越した法律はつくることができないというふうに教わってきたんですが、そうじゃないみたいですね、長久手町は。


 まだほかに、前熊太鼓という太鼓にも6万9,000円の補助金が平成17年度、来年度もまたついております。私は、子供たちに前熊太鼓という伝統を教えるために6万9,000円要るかと、ずっと議員になってから今まで思ってきたんですが、去年かおととし監査委員になって、その6万9,000円の使い道の領収書を見て、これまたびっくり。そのとき、同じ監査委員の加藤寛さんにも同意を求めて、早速担当課長に言いました。神主さんの謝礼とかお祭りの行事までその6万9,000円の支出の中に全部入っているんです。で、これはちょっと使い道がおかしいんじゃないか、そういう指摘をして、去年、決算特別委員会の委員長をやらせていただいたので、出すように言ったところ、また同じものを事務担当者が読み上げました。


 これは監査委員の役目は何ら果たしていないということですね。監査委員が指摘して、これはおかしいんじゃないかと言ったら、おかしくないとそこの場で反論するなり、後で教育長がこんなものいいわと言うんだったら、それなりのことを監査委員なりに言ってくる。「あなたに、あのとき監査委員が指摘したんですが、これはどうしても行政としては受け入れられません」と。それがルールじゃないですか。なしのつぶてで黙って今までと同じことをやる。


 それから、総務課長が言われたように、補助金の使い道は事業費に限定するようなことをこの間の議会で言われましたよね。じゃ、この事業費っていうのは何なんですか。事業費は祭りそのものでしょう、神事でしょう。神主が祝詞を上げて、そういうものに税金を出すというのは憲法違反そのものじゃないですか。よくわかるように説明してください。僕、わからないと何回でも毎回議会で聞きますから。


○議長(川合保生君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。


 教育部長。


            [教育部長 山田幸弘君登壇]


○教育部長(山田幸弘君) それでは答弁をさせていただきます。


 教育委員会といたしましては、前熊の山車や前熊太鼓などの保存、伝承をするための団体である前熊古典芸能保存会の事業に対して補助金を交付しております。前熊古典芸能保存会の活動は、その活動が山車や前熊太鼓などの保存、保護、伝承を目的としていることから、その行為の目的及び効果が社会的、文化的諸条件に照らし、単に文化財を保護、伝承しようとする世俗的なものであり、憲法で言う宗教活動、いわゆる布教活動には当たらないものと、そういうふうに考えて補助をしています。


 したがいまして、前熊古典芸能保存会に対する補助につきましては、その目的が古典芸能の保存活動であることから、公益上、また社会通念上憲法で認められる範囲であると判断をしております。


 なお、議員の御質疑でありました、決算審査時の保存会の決算書の記載についての監査委員の指摘事項が平成15年度に改められていなかったことにつきましては、所管であります社会教育課の指導不足を痛感しておりますし、この場をかりておわびをするとともに、次年度以降、平成16年度以降に改めていただきますよう保存会にお話をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(川合保生君) 再質問はありませんか。


 19番伊藤克彦議員。


○19番(伊藤克彦君) 山車の1,000万円の補助金について聞きますが、これ、後になってわかったんですけれども、今までの山車というのはもう使い物にならないから、廃棄処分にして、この1,000万円で、あの程度の山車なら1,000万円でできるから、丸々新品にするという話が耳に入ってきたんですが、そのあたりはどうなんでしょう。私は、1億円ぐらいかかるのが山車だと思っていたんですが、1,000万円で新品になるような山車を万博に出して。しかも、引く人が老人で足腰が立たないので、何か「野球部、おまえら引いてくれよ」と、保存会じゃない人に頼んでいるような感じが耳に入ってきましたが、実際そのあたり、どうなっているんですか。


○教育部長(山田幸弘君) 確かに修理につきましては1,000万円かけて修理をして、2月の25日に納品をされるわけでありますが、ずっと少しずつ修理をしてきましたから、なかなかそれがそのまま使えないという部分がありまして、かなりのところに手が加えられておるのは事実であります。ただし、すべてが新品になったということではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。


 それから、野球部にということにつきましては、私の方は承知しておりませんので、よろしくお願いいたします。


○議長(川合保生君) 2回目ございませんか。


 これをもって伊藤克彦議員の個人質問を終結いたします。


            ──────────────


○議長(川合保生君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 次回は2月27日午前9時から本会議を開きます。


 本日はこれにて散会いたします。


               午後4時50分散会