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愛知県 日進市

平成15年  9月 定例会(第3回) 09月04日−02号




平成15年  9月 定例会(第3回) − 09月04日−02号









平成15年  9月 定例会(第3回)



  平成15年第3回日進市議会定例会本会議[9月4日(木)]

1.開議        午前9時30分 議長宣告

1.会議に出席した議員

         1番 折原由浩      2番 下地康夫

         3番 田中紀男      4番 片岡志保

         5番 山田 茂      6番 村瀬志げ子

         7番 寺本芳樹      8番 浅井芳夫

         9番 朝倉弥介      10番 後藤尚子

         11番 白井えり子     12番 小屋登美子

         13番 渡邊明子      14番 福安克彦

         15番 峯 隆之      16番 和田幸雄

         17番 武田 司      18番 小池貞治

         19番 西尾克彦      20番 余語充伸

         21番 鈴村修波      22番 茅野正寿

         23番 高木弘美      24番 正木和彦

         25番 中川増雄      26番 山田芙美夫

1.会議に欠席した議員

         なし

1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名

   市長        佐護 彰   助役        中川勝美

   収入役       鈴木清允   教育長       穂積克彦

   市長公室長     市岡俊寛   総務部長      青山 陽

   生涯支援部長兼

             松本幸治   産業環境部長    花植里美

   福祉事務所長

   都市建設部長    石原 束   教育振興部長    萩野修二

   監査委員事務局長  福和冨士男

1.会議に職務のため出席した者の職氏名

   議会事務局長    中川利美   書記        鈴木啓司

1.議事日程

  日程第1 一般質問(代表質問)

      1 フォーラム21  武田 司

      2 にっしんクラブ  高木弘美

      3 改革ネット    田中紀男

      4 日本共産党    村瀬志げ子

      5   翔      鈴村修波

      6 公明党      渡邊明子

1.閉議        午後6時35分 議長宣告

             午前9時30分 開議



○議長(小池貞治) 会議に先立ち報告します。本日の出席説明員はお手元に配付したとおりです。

 なお、本日は議会だより掲載のため、代表質問の模様を写真撮影しますので、よろしくお願いいたします。

 ただいまの出席議員数は26人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。

 これより本日の日程に入ります。

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○議長(小池貞治) 日程第1、一般質問(代表質問)を行います。

 お諮りします。質問については、質問順序により発言を許し、質問時間は25分以内、関連質問は5分以内、発言回数3回までとしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 異議なしと認めます。よって、質問については質問順序により発言を許し、質問時間は25分以内、関連質問は5分以内、発言回数3回までとすることに決しました。

 質問順序及び質問事項は、お手元に配付したとおりです。

 最初に、フォーラム21武田 司議員の登壇と発言を許します。

     〔17番 武田 司登壇〕



◆17番(武田司) おはようございます。

 議長の御指名がありましたので、フォーラム21を代表して質問をいたします。

 今議会より質問時間等今までと変更がありましたので、市長におかれましても簡潔、明瞭、また実のある答弁をお願いいたします。

 まずは、市長当選おめでとうございます。この選挙戦を終えられ、2期目の市政を担当されるわけですが、投票当日の有権者5万4,643名、有効投票数2万5,379票、得票数、市長1万1,517票、他候補の得票1万3,862票、投票率47.01%、また対有権者に占める市長の得票率21%、有効投票数対市長得票率45.3%になっております。

 当選はされましたが、過半数以上、実に55%の方が反対票を投じたわけですが、市長はこの数字をどのように受けとめ、これからの市政に生かされるかをまずお尋ねいたします。あえてどの部分とはお尋ねはいたしませんが、賢明な市長でありますので、所信表明に中に恐らくこの辺のことは取り込んでおられることと思っております。

 今回の所信表明を拝見した私の感想は、何を訴えておられるのか、本当にこの4年間何をされようとしておられるのか理解できないというものでした。私の理解している所信表明とは、市長がこの4年間、日進市の将来に向け、これからどうしてもやり遂げようと考える的確なビジョンを示し、このビジョンの遂行に全力を尽くすための表明と考えております。しかるに、今回の所信表明は一体何をなされるのでしょうか。抽象的な表現が多く、この所信表明の真意は一体どこにあるのでしょうか。

 私は、以前から申し上げておりますように、市政の浅い本市においては、基盤整備、とりわけ道路の基本計画の策定が急がれているわけであります。なぜ急がれているのか、いろいろ意見もあると思いますが、御承知のように、都市の三要素、安全・便利・快適性、この均衡が都市の安定した成長につながり、ひいては活力の源泉になっていくものと考えられております。そうした考えの中でのまちづくりには、人間と同じように、当然、骨格が必要であります。それは道路交通網でもあり、また鉄道網であります。

 さらに血液とでも言える活力が必要であります。それを生み出すには、安全で便利なまちづくり、それが原点であると私も考えております。

 本市は、市の骨格づくりにはまだまだ時間がかかります。また、本市の効率的経営の考え方は現在、最重要課題であります。当然これに付随する土地利用計画などはリンクしておりますが、この所信表明には骨格をなす計画など一切見受けられません。

 名古屋瀬戸道路、日進中央線、どのようにお考えでしょうか。南山の手線、小田赤池線などの都市計画道路は現在進行中ではありますが、これは前市長の時代からの継続事業で、佐護市政になってからは一本の都市計画道路の計画も打ち出されておりません。計画決定するのに少なくとも、早くとも4年前後はかかりますが、この後はどのようにお考えでしょうか。このようなことで本当に本市の将来を見据えた計画などできるものでしょうか。

 私は、便利なまちが決して道路整備ばかりと申し上げるつもりはありません。まちは市長のおっしゃる情報、文化等、日常生活のあらゆる面にかかわっておることは承知しております。見える、届く、変わるの所信の方針を期待いたしましたが、残念ながら、見えない、届かない、変わらない所信表明と私には見え、私には将来の日進市のまちづくりの希望が見えてこないのであります。

 以上、感想を申し上げ、順次質問をいたします。

 選挙戦を通じ市民の方から多くの示唆をいただいたとおっしゃっておられますが、どのような示唆をいただかれたのかお尋ねをいたします。

 次に、過去において、ハードさえ整備、充実さえすればよいと短絡的に答えを出してきた行政システムを大いに反省し、今後は明快なビジョンを掲げていくことが求められているとおっしゃるが、本市においてどのような行政システムの反省をするのか、お尋ねをいたします。

 次に、事業ペースのダウンと市民が豊かで幸せになれる事業とは何か、具体的にお示しください。

 次、多岐にわたる市民の声を聞くとは、今までの数多くの皆さんがおっしゃられた真の市民参加になっていないとの指摘と、どのような関係があるのかお尋ねをいたします。

 続きまして、バブル時代の発想を行政からできるだけ早く捨て去るとおっしゃられているが、本市でそのような発想があったのかどうか、これも具体的にお示しください。

 次に、ふるさとにっしんづくりとは何でしょうか。

 7番目といたしまして、地域コミュニティーの醸成とは何か。

 次に、社会福祉の展開、そして交番設置が急務であるとおっしゃられているが、現在、赤池駅前、香久山、浅田、日進駅前等、陳情、要望が多く出ております。具体的な方策をお示しください。私は、交番と並行して日進警察署の誘致をしなければならないと考えております。そうすれば、交番設置要望は一挙に解決するんじゃないかと考えております。そして本市の治安を考えたとき、それが一番早い方法じゃないかと考えております。いかがでしょうか。お尋ねをいたします。

 次に、自然保全の中での東部丘陵の位置づけと、農地、里山を守り育ててみえた方が活躍いただけるようなシステムとは、具体的にどんなことでしょうか。お示しをください。

 次に、都市計画決定も打てない中での都市基盤整備の優先順位、めり張りとは何か。これも具体的にお示しください。

 続きまして、地域の中での市民が歩いていける商店を考えたまち市場の提案とは具体的にどのようなことなのか。行政が商業にどのようにかかわっていくのかも含め、お示しをください。

 最後に、これまで4年間行ってきたことをさらに進化させるための新しい切り口とはどのような切り口なのかお尋ねをいたします。

 以上、質問をさせていただきましたが、いま一度申し上げます。

 市長は日進市の将来に向けてのかじ取り役であります。どうかきちっとしたビジョンをお示しいただき、将来の日進市のために精いっぱい頑張っていただけますことをお願いをして、1回目の質問とさせていただきます。



○議長(小池貞治) ただいまの武田 司議員の質問に対する答弁者、市長。



◎(佐護市長) お答えをさせていただきたいと思います。

 まず、選挙の結果についてでございますけれども、その結果を事実のままに受けとめさせていただいております。特に議員が御指摘になりたい投票率、対有権者率、有効投票数対市民得票数、これにつきましては、私自身、決して胸を張って御報告できる数字とは思っておりませんが、同時に、有権者の方々の選択の多様化、幅広いニーズというものを感じざるを得ないとともに、選挙という民主主義を通じて2期目をお任せいただいた以上、今後の4年間に向けて全力を尽くしていく覚悟でございます。

 そこで、御質問に対しまして順次お答えをしていきたいと思います。

 まず、市民の方々からの数多くの示唆という御質問についてお答えをさせていただきます。

 選挙の期間は1週間ということでありまして、期間としては短いわけですけれども、その間、多くの有権者の方々に対しまして私の考え方を訴えさせていただく、そういった中で、逆にさまざまなお話を伺う機会というものを得ました。特に、市民の方々からは、毎日の生活に密着した生活環境整備の必要性や、高齢者、子供たちの居場所の問題など、いろんなお話をお聞きし、市民の方々と直接お話をしていくことの重要性というものを改めて感じた、あるいはまた認識した次第であります。

 次に、過去の反省すべき行政システムと明快なビジョンという件でありますが、本市は、まちのベッドタウン化に伴って都市基盤整備に追われた時代がありました。それを受けて第4次総合計画には、都市化に追われた時代からの都市型の時代への移行が提唱されております。当時としては無理もない話だと思いますが、基盤を整備していくこと自体が目的化していた時代であったかもしれません。

 しかし、今、基盤を整えただけではなく、それをいかに活用をし、そこから何を生み出していくかという目的を明確にしていくことが問われております。つくれば終わった時代から、つくったものをどう生かすかというシステムへの移行というものが求められております。

 また、そのための明快なビジョンというものもつくっていかなければなりませんし、現在準備を進めております行政評価制度の導入というものが大いにそれらに寄与するものだと考えています。日々、だれを対象として仕事をしていくのか、どのようにしていきたいのかということをはっきりさせ、目標を立てていくということで、この制度の導入というもので、それらが明らかになってくるものと考えております。

 次に、事業のペースダウンと市民が豊かで幸せになれる未来に向けて進んでいるというのは、今、一体どういうことなのかということでありますが、これは、過去に物、金を重んじるゆえに環境とかエネルギー、食糧問題など後回しにしてきた時代の反省として、仮に事業ペースが少しはダウンしても市民が何を望んでいるのかを的確に把握して、そのための事業、施策を組み立てていくということが市民にとっては大切なことになってくるというふうに思います。

 次に、4つ目でありますけれども、多岐にわたる市民の声を聞くということについてでありますが、これは先ほど申し上げましたように、私自身が今以上に市民の声を積極的にお聞きしていく機会を広げていきたいと考えております。以前、小学校区で行っておりました「ほっととーく」といった催しをもっとラフに少人数で開催できるような方法はないか、そういったことを具体化していきたいと考えております。

 また、これは、私が一部市民の声しか聞いていないのではないかというようなご批判もありました。そういうことに対してもお答えをしていきたいし、いろんなお話をお聞きし、まちづくりに生かしていきたいというふうに考えております。もちろん、私としてはそういったつもりは毛頭ないわけですけれども、どうしても市民との話し合いの機会は増やしていかないと、新しい住民、あるいは旧来の住民というような分け方の中で、私が新しい住民の意見を多く吸い上げているというような御批判にも答えていくことができないと思っております。あくまでも7万2,000人の市民を対象に、多くの方々から幅広い御意見を聞きたいと考えております。

 次に、バブル時代の発想についてという御質問でありますが、バブルの時代には、伸び続ける税収に依存をした歳出構造というものがあったということも否めないと思います。歳出総額が増加するにつれて行政サービスというものも拡大するとともに、行政の矛先がそちらの方へ向いていたのかもしれませんが、右肩下がりの時代、地方の時代を生き抜いていくためには、こういった発想というのを一度捨て去って新たなものを構築していく必要性があるのではないかというふうに考えております。

 次に、ふるさとにっしんについての御質問でありますが、所信表明でも申し上げましたように、私は、新しいものだけではなく、古くから引き継がれてきたもの、それも同時に守り育てていくことが大切であると考えております。したがって、5つの基本方針に基づいた施策を展開していくことによってその目的であるふるさとにっしんを具体化していくものと考えており、日進らしさというものを失わないナンバーワンよりオンリーワンのまちづくりを進めていきたいというふうに考えております。

 次に、7番目になりますが、地域コミュニティーの醸成という件についてお答えをさせていただきます。

 私の2期目のキーワード、「人」「人づくり」「コミュニティー」というものを根幹に据えたというお話をさせていただきました。地球の中にはさまざまな国があります。国の中にはいろんな地方があります。同時に、本市にもそれぞれ東西南北、地域性というものがありますし、そこには地域における歴史というもの、あるいは文化、祭り、組織などなどが形づくられております。それは、そもそも人が築き上げ、それを守り伝えるために人づくりが行われてきた、人育てが行われてきたと思います。その結果、地域コミュニティーというものが形成をされ、地域ごとの自治が行われてきた歴史があります。

 しかし、その組織が、人口の増加、人々の生活形態の変化によって、あるいはまた価値観の多様化などなどによりまして徐々にその機能を失いつつあります。そこで、私は、既存の施設などを核として、それを活用したコミュニティーの創出、再生、そういったものを提案していきたいと考えております。

 この地域コミュニティーの醸成は、必ずや地域での人づくりに寄与していくものだと考えております。と同時に、誤解を招くといけませんが、それは決して旧来の時代がよかったからその時代へ戻していこうとかそういうものではなく、その時代に合ったよいものを今の時代に合わせて創出をしていきたい、あるいは進化させていきたいということを申し上げているわけであります。

 次に、8つ目に、社会福祉の展開〜防犯対策についてであります。

 御質問には、警察署、それを日進に誘致する御提案でありました。愛知警察本部に問い合わせをいたしましたところ、所轄警察、警察署というものは現在46署ありますが、今後、愛知署管内において新たに警察署をふやすという計画や愛知警察署の移転については考えていないということでありました。

 しかし、市といたしましては、特に人口が急増する市西部地区は、空き巣などの窃盗犯罪が多発をしておりますし、強制わいせつ、放火事件といった凶悪犯罪も発生をいたしており、市民の安全・安心を守る立場にある市といたしましては、現実的な見地から愛知警察署を通じて愛知県警本部へ交番の設置を強く要望していきたいと考えております。と同時に、両者によって、いかにすれば日進市の治安というものが今以上に安全になるかということをこれから詰めていきたいというふうに考えております。

 次に、自然保全の推進についてであります。

 東部丘陵保全の基本的な考え方というものは、第4次総合計画の中でも東部丘陵の恵まれた自然環境を保全するとともに、人がふれあえる場づくりというものを進めていくこととされており、この考えに基づきまして自然保全型公園の基本設計を行いました。それにつきましては6月議会で配付をさせていただいております。

 今後は、土地所有者に計画の説明をさせていただき、御協力をいただけるように努力をしていきたいと考えております。

 また、本市に残されている優良な農地、里山、それらは市にとって貴重な緑であります。その緑をいかに市民の方々に見るだけではなく体験していただくか、その保全策のかぎになってくると思います。

 例えば、里山を単に歩くだけではなく、里山の歴史、人とのかかわり合い、木々や植物の種類、季節の移ろいによる変化などをその里山に詳しい方にガイドをしていただくことができれば、それは、見る、歩く以上の体験を味わえる貴重なフィールドになってまいります。こういった地道な活動が本市の自然保全の原点になっていけるように、今後とも努力をしていきたいと考えております。

 次に、10番目になりますが、都市基盤整備の優先順位及びめり張りについてであります。

 御質問の趣旨は、都市基盤整備のうち、特に都市計画道路の整備というふうに理解をさせていただきました。議員同様に、私も、都市計画道路というものは本市のまちづくりの骨格となるものでありますし、大変重要な事業だという認識はいたしております。

 まず、名古屋瀬戸道路及び日進中央線につきましては、将来的な道路ネットワークの中で特に貴重な路線であるという認識をしておりますし、事業を進めていくということについては変わりはありませんが、愛知県の財政状況が逼迫をしており、道路建設への予算配分がより厳しい対応を迫られている現状では、名古屋瀬戸道路及び日進中央線全線を同時に事業展開していくということは困難であると聞いております。

 本年度は、名古屋瀬戸道路日進インターチェンジの早期供用を目指し、岩崎町小林・芝内地区の用地買収を進めていくと聞いております。

 次に、南山の手線につきましては、米野木駅前特定土地区画整理事業区域内及び国道153号線以南を、また、小田赤池線につきましては、高峰土地区画整理事業区域内を通り赤池白土線まで、それぞれ18年度中の事業完了を目指し、鋭意努力をしていきたいというふうに考えております。

 また、新たな道路都市計画決定につきましては、決定後の早期事業着手あるいは早期完了を求められることから、その事業内容等を十分に精査し考慮する中で、慎重に進めていきたいと考えており、決定後には、地権者の皆さんの十分な御理解をいただきながら、早期完了を目指して予算措置を講じていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、11番目になりますが、まち市場についてであります。

 今、高齢化進行と地域のスーパーマーケットの撤退によりまして、歩いていける身近な商店の大切さというのが逆に見直されてきております。特に、西高東低などと言われましたが、確かに東の方のスーパーはなくなったり、北の方もなくなったりして不便をされている方が多くみえるということは承知しております。

 その身近な商店の大切さというものを見直し、地域の人々がふれあうことのできるまち市場というものが必要になってきていると思います。これは、先ほど申し上げました地域コミュニティーの醸成と大いに関連しておりまして、現時点では、小規模商店への支援なのか、市場の開設なのか、あるいは民間商店の誘致なのか、あるいはボランティアとかNPO、その人たちとどう連携していくかといった具体的な議論までには至っておりませんが、今後、十分検討、研究を加えながら高齢化が進んでいく人々の生活の少しでも支えになり、しかも小さな商店の活性化にもつながればと、非常に大きな欲や希望を抱きながらその実現に向けて進めていきたいと考えております。

 次に、12番目、これからの新しい切り口についてであります。

 先ほど来申し上げてきました私の2期目を迎えての思いを実現するために、新しいテーマや新規の施策を展開しながら、その具体化を進めていこうとしているものでありまして、その点についてぜひ御理解をいただきたいと思います。

 以上で、御質問いただきました12点についてお答えをしたつもりでありますが、まだまだ具体的に詰め切っていない、これからいろんな御意見をいただきながら詰めていくという段階でございますので、その点を御理解いただき、所信表明の中に、部分的に具体性が乏しいという御指摘でありましたが、2期目の私の政治姿勢として受け取っていただければと思います。今後は、よりそれらを具体的な提案として皆様の前に御提示をしていく所存でありますし、ぜひ、議会の皆様のお知恵やお力もいただきながら、さらにこれを市民のために生活の安心・安全、あるいは市民のさらなる活性化に向けてのお力添えをお願い申し上げ、私の答弁とさせていただきます。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) 所信表明以上にファジーな答弁をいただきまして、ありがとうございます。

 私の質問は、具体的に答えてほしいということを何点かにわたり、先週の金曜日に担当部に出させていただいております。その結果、このようなファジーな答弁では非常に納得ができないのであります。何のために前もって質問書を出させていただき、答えをもらってたか。必要ないということであれば、今後そういうようなことを考えさせていただかなきゃいかんのかなと思っております。

 順次、お尋ねをさせていただきます。

 今のお答えの中で総体的に感じますのは、4年前に市長が「政治は夢を語らなければならない。住民に夢を持たせるのが市長の務めだ」とおっしゃっておられますが、今回も同じことをおっしゃってるようでありますが、この辺のところはいかがでしょうか。お尋ねします。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 質問の意味が、なかなか幅が広くてつかみにくいわけでありますが、政治は夢を語ってその夢に向けて夢を実現していくために総力を挙げてそれに取り組んでいく、それは1期目も2期目も同じものであります。と同時に、私が描いている夢は、「人」「人づくり」「コミュニティー」の中で出していただきましたけれども、私たちが今まで20世紀から21世紀に向かって進んできた中で本当に幸せだったんだろうか、私たちはもっともっと幸せになれるんではないだろうか、経済は混迷しているけれども、それをただ手をこまねいて見ているだけではいけない、私たちにできることは何なんだろうかというようなことから、政策も大切でありますが、もう一度原点、「人」に立ち返って、人が幸せになるためにはどうしたらいいか。と同時に、何度か言わせていただきましたが、私一人が引っ張っていくのではなく、皆さんと一緒になって、私の考えていることをよりもっともっと補強して、市民参画で、あるいは議会の皆さんのお力をいただいて実現していきたいというふうに考えております。

 したがいまして、夢を捨てたわけでもありませんし、夢は、人が本当に幸せになるために何をするかということであると考えておりますので、そういった意味では、1期目の引き継いでいるもので、できていないものについては当然、努力をしていくということを申し上げておるのですが、質問の意味もよく私自身が理解していないのか、すれ違っているかもわかりませんが、私はそういう考えであります。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) どうもそんなようなみたいですので、具体的な質問をさせていただきます。

 では、市長のおっしゃっておられます市民参加は以前から、一部の市民の声を聞くだけだと、真の市民参加になってないとの指摘が議会内でもありましたが、市長は「私としてはそういったつもりは毛頭ない」と答弁されております。では、なぜ新聞で、一部の市民やグループだけではなく多くの市民が参加できる行政の実現を目指すとおっしゃっておられますのか、お尋ねいたします。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 私はそうは思っていないわけですが、選挙戦を通じる中でそういった御批判も受けました。それについては真摯に受けとめて、そういうふうに受けとめられているんだったら、それはまことに申しわけないことであって、さらにそんなことは言われないように、もっともっと幅の広い市民参画を進めていきたいという意味でお話ししたのが新聞に出たんだと思います。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) 真摯に受けとめられてということは、議会でも指摘があったようなことは少しは理解をされたというふうに理解をさせていただきます。

 続きまして、地域コミュニティーの醸成について、おっしゃるとおりであります。しかし、市長、このことは過去から、そんなことをおっしゃられなくても実践している地域があるのも、市長、御存じだと思っております。承知しておられるんでしたら、なぜ、あえて所信表明の中に入れられたのか。そうであれば、また、実践されてる地域と実践されておられない地域とどういうような関わりを持って対応されていくのかお尋ねをいたします。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) まことに申しわけないんですが、質問の意味が理解できないんですが、具体的にどこがそれは実践をしているとこで、どこが実践をしてないというところを想定の上で御質問されているのか、そこを教えていただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) 地域コミュニティー、この件で、今のお話ですと、市長は、実践をしてみえる地域というのは日進の中にはないと、今のお話ですと、そういうような形で理解をさせていただきます。実践している地域を御承知ないということでしたら質問をさせていただいても、これは答弁は返ってこないですので結構です。そういうふうに理解をさせていただきます。

 防犯について少しお尋ねをいたします。

 交番をやめろと一言も申しておりませんし、交番は必要だけれど、何年も前から各地域から要望が出されているが、一向に設置されていないと。ならどうするのかとお尋ねをしているわけです。

 例えば仮に、おっしゃられるように要望して、一つの交番ができたとして、何カ所か交番が次々とできていけばいいんですが、恐らくまた何年か先送りというような形になる可能性が非常に高いと思うんですよね。

 また、今、県の方に強く要望をしていくとおっしゃっておられるんですが、名古屋瀬戸道路について同じようなことをずっとおっしゃってみえるんですね。「県の方に強く要望して実現に向けて努力をいたします」「交番は県の方に強く要望を働きかけ実現に向け努力をいたします」。この答弁の中で、そういう表現をさせてるのが幾つあると思われますか。努力をしていく、努力をしていく、だから、現実にどういう手続の上で実現に向かって進んでいくかということをお尋ねしてるわけです。

 例えば交番でしたら、どうしても必要なんだと。では、市が市の土地を用意して建物までつくって、そこに誘致をするというところまでの腹を持って実際に交番の誘致を働きかけるという具体的な腹を決めていただいて、所信表明の中で議会に協力を求めるとか、そういうようなことを考えていただくのが市長じゃないかと思っておるのです。県に要望して、県が「うん」と言ってくれたらつくるぞということでは、現実、進んでいかないと私は考えておりますが、いかがでしょう。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 私が言おうとすることを今、みんな言っていただいたわけなんですが、実は私はそういう考えで進めておるわけであります。どれだけといいますか、期間的に、何十年も要望してできないものを粘り強く要望し続けるというのでは、市民にとって無責任ではないか。そういうことじゃないぞと。それが今回挙げさせていただいたものでありますし、それぐらいの決意を持ちながら愛知署の署長とも、これから事務方について、私たちが何ができるのか、どういう手法をとれば交番として機能が果たせるのか。ただ、私どもが箱を用意して臨時の人を置いて、警察と同じぐらいのことをやりなさいと言っても、それはできるわけではありませんので、今、武田議員の言われたような方向で進めております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) 表現が違うと思うんですね。これは私が言ったんじゃない、市長が本来でしたら所信の中で表明をしていただかなきゃだめなんですよ、そういう具体的な施策を。おかしいんじゃないですか。愛知署が飽和なんですよね。交番も今のはそのとおりなんです。ですから、日進署を提案させていただきましたが、日進署も私は同じように考えてるんです。であるなら、昔、浅田に愛知署がありまして、東郷へ行っちゃったんですね。ですから、やろうと思えばできるんじゃないのかなと。安心・安全という部分を考えたら、確かに交番と日進署と比べましたら日進署の方がいいのかなと。ただ、資金的な部分とかいろんな問題点はありますが、並行して、ですからお考えいただきたいという提案をさせていただいております。

 続きまして、まち市場についてお尋ねいたします。

 実現に向けて努力していくと、これも同じ表現なんです。実現に向けて努力していく、全部そうなんです。中身がないんですよね。現実に、先ほどおっしゃられましたスーパーが撤退しておる。これも現実で市長がおっしゃられてるんです。なぜ撤退したのか。それは理由がないわけない。あるから撤退してる。また、市長も御存じのことかと思っております。それなのに、言葉遊びのようなことをおっしゃられては、私は、困ると思ってるんです。

 だから、行政が一部の商業者に対しどのように関わりができるのか、そこのところが問題なんですね。ですから、公平性の面から、地域の面から、いろいろ考えていただいた中で、じゃ、まち市場についてどういうような形で進めることができるのかという考え方をしていただいて提案をしていただかなかったら、それこそ行政の公平性が問われることになってくるわけなんですよ。

 その辺、お答えください。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 今、武田議員が言われましたように、公平性とかいろんな問題が生じてくると思います。したがいまして、そういう提案をさせていただく中で、どうやればその公平性が保たれるのか。どうやれば撤退した後、それが成り立つのか。そういったことをこれからその地域の皆様方とも相談をしながら進めていきたいということで、先ほど話ではないですが、私の一つの夢を語らせていただきながら、それを実現していこうということであります。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) 今から相談をとおっしゃいますが、商業は営業なんですね。利益が出ないと、個人の利益の中で商売が成り立つか成り立たないかということで商売をやるわけなんですね。それを行政がかかわるということに対して、どういうかかわりができるかということが問題になってるわけです。ですから、例えば、行政というのは、そういうことじゃなくて、ある地域を、商業地であれば商業地にするように基盤整備を整え、基盤整備だけでは非常にいけませんので、ですから、商業ができるいい環境、また人が集まりやすいいい環境ができるような基盤整備を整えて待っておれば、民間はおのずと魅力のあるその地域に商業施設が集まってくるというのが本来の姿なんですよ。ですから、行政が何をやらなきゃいけないかということは、おのずと知れてる。知れてると言っちゃいけませんが、何をすればいいか。基盤整備して、どういう形でそこへ人が集まるような形のものをつくるのか。そして、そこはどういう魅力のあるビジョンを描いたのか。また、集客ができる基盤整備をしたのかということが問題になってくるんじゃないかと。ですから、今、言われております自然が大切だというようなことが言われておりますので、自然をいかに破壊しない中で、自然と調和のとれた中の面をつくるのか。また、そうすれば商業は集まるし、また、そのことが増収にもつながり、その増収益が福祉にも教育にもまた回っていくという循環を、お金の循環ができていくということが当たり前の世界なんです。それを考えていただかなくて、撤退したところへ行政が何かをそこへどうしようというような発想というのは、非常に短絡的というのか、とりあえず語っただけだと。実現性のないことを語るというようなことでは、市長の所信表明としては非常にお粗末という言葉はまことに御無礼だと思いますが、いかにも残念かなと思いますが、いかがでしょう。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) お互いが議論をしている原点がどうも違うようですね。武田議員の言われるのは、きちんとした都市基盤整備をやりながら、あるいは区画整理、あるいは企業誘致をする体制をつくりながら、そこの上でまちづくりをしていこうということを言われているように思います。

 私は、そうじゃなくて、既に高齢化は進んでいって、買い物もできない、中心部までなかなか出ていけない、そういった人たちにどうやってもっともっと身近で買い物ができる方法はないのか。したがいまして、小規模商店への支援なのか、市場の開設なのか、あるいはボランティア・NPOと連携するのか、民間商店の誘致なのかということを言わせていただいておりまして、僕は即効性のある話をさせていただいております。

 そして、そこに、まち市場に、例えばフリーマーケットでもいいですよ、いろんなものでいいですが、人が寄ってくることによって、その地域がコミュニティーが醸成されて、人と人とのつながりができて、「あっ、おばあちゃん、きょう、こんなんあるけど、あなた要らない」とか、そういった会話が弾んできて、人と人との関係がよくなっていく、そういうことをねらっているんでありまして、僕は、お互いが議論している原点がちょっと違うんではないかというふうに受け取っておりますが、いかがですかと言うわけにいかんわけですね、と私は思いました。



○議長(小池貞治) 武田 司議員。



◆17番(武田司) 私、決して基盤整備、例えば区画整理をしてどうこうということを申し上げるつもりはないんです。ですから、例えばスーパーがどうとかとおっしゃっております。ただ、私の住んでおります町内もスーパーがなくて、非常に苦労してるというのが現実であります。

 ただ、じゃ、そこへ商店をどうつくるかということを考えたときに、現実にできるのかできないのかという部分があります。ですから、市長がおっしゃられますように、例えばくるりんバスで走るとか、例えば商工会にお願いをして買い物サービスをするとか、また、商店からのファクスで注文を受けての届けをするとか、そういうものは、例えばサービスとしてのものなんですが、商業という部分についてのもともとの根本的な発想というのは、今、市長がおっしゃられるものとはまるっきり違うんじゃないかと。うちも商売やっておりますが、非常に苦しい状態の中で商売をしております。その商売を、あるところは市が、行政が手助けをしながら、あるところは商業がどうこうというようなことは公平性に欠けるんじゃないかと。

 そうであれば、商工会が窓口になり、日進の商業者にどういうような援助をするのかという発想をされた方がいいのではないのかというような形で、また、このまち市場というような表現からいきますと、昔からある市場のイメージを伺うんですが、ああいう市場というのは、本当に人口がある部分の集客ができるという大前提の中に昔からできておるわけです。ぱらぱらのようなところでそういうものができるかというと、なかなかできないというのは、これは、だれが考えても当たり前なわけなんです。そういう地域が、この日進の中にあるのか。

 また、逆に、昔の商店街が今どうなってるかということもあわせて考えていただいた中でこういう提案をされていただいたら、私もある部分は納得できるんですが、どうもその辺の提案というのが、状況が理解をしていただいてない中での言葉の提案だけという形の受けとめ方ができますので、話をさせていただいています。これをやっておりますと、ほかのものがまるっきり進んでいきませんので。

 先ほど、基盤を整えるだけでなく、それをいかに活用し何を生み出していくかという目的を明確にしていくことが問われているとおっしゃられたが、そんなことは今始まったことじゃなくて、過去から言われておりますし、現実に日進でもやっておるわけなんです。ですから、先ほど申し上げたように、二律背反の面を持っております都市の三要素の均衡こそ、だから必要であると。そのための計画的な基盤整備を、今から何十年先の基盤整備をしておかないと、それこそ道路をつくるときに民家の移転等々のことが出てきてしまいます。ですから、調和のとれた計画的な基盤整備を今、何十年か先の計画を今打っておかないといけないということを申し上げておるわけです。

 市長がこの4年、それからこれから4年間を見ていきますと、都市計画道路の計画というのはゼロです。どう考えてもこの4年間で、先ほど申し上げたように、4年かかりますので、できないと思うんです。そうすると、8年間、一本の都市計画道路の計画も出せないという形になります。そうすると、日進の道路の計画というのは、本当にどういうことになってくるのか。今の現状のまま計画があるものがそっくりそのまま居座って済んでしまうという形になる。これは非常に日進の将来にとってはもったいないと考えております。

 時間がありませんので、最後に、市長は、先ほど申し上げましたように、日進市の将来へ向けてのかじ取り役の市長です。常々おっしゃられておりますように、分け隔てのない市民の声を真摯に聞いていただいて、何年、何十年か先の目に見えるビジョンに向かって精いっぱい事業を進めていただけるなら、恐らく、議会も全職員も一丸となり、将来の日進市の夢に向かって進んでいけると私は確信をしております。そうして、それが市民の皆さんの幸せにつながることであろうと最後に申し上げ、私の質問を終わります。



○議長(小池貞治) これにて武田 司議員の代表質問を終わります。

 ただいまの代表質問について、関連質問を許します。

 寺本議員。



◆7番(寺本芳樹) 今の武田議員の関連で質問させていただきます。

 まず、市長、当選おめでとうございました。

 それでは、早速関連質問に入らせていただきます。

 市長の所信の中で、事業ペースをダウンしてもと言われる事業とは、何の事業を想定して表現されてますか。

 また、「事業全体が市民が確実に豊かで幸せになれる未来に向けて進んでいる」とは全く意味不明であると思いますが、私なりに解釈しますと、事業の進捗率が悪くても事業が確実に市民のためになっているなら、それはいいことですよとなりますが、どうですか。

 また、バブル時代の発想というくだりがありますが、バブルは平成2年にはじけて約13年たちます。確かに日本経済には、後遺症は、不良債権その他に象徴されるように残っております。しかし、発想なんて、もうほとんど持っていないと、バブル発想なんて、まずないと私は思っておるんです。もしも、こういうことを表現されるということは、国民意識を知らないのか経済知識が余りないのかなと私は思ってしまうんですが、本当にバブル発想が行政に残っているとしたら、これは本当に大変なことです。これは市長の責任重大だと思います。

 それと、先ほどから武田議員がまち市場の件でいろいろとお聞きしながら質問させていただいておったと思うんですが、私も、非常にこの点は心配しておるんです。市長答弁の中で今、「私の夢だ」とおっしゃいましたね。まち市場、これ、少なくても商取引ですから、商取引というのは経済行為。それは本当にそういうものに行政が関わっていくというのは大変なことなんですよ。市長、本当にそういう経済のことわかってみえるのかなと私、思うんですが。

 各地に、第三セクターといって行政が関わっていたいろんな商売的な、経済的なことがほとんど今、失敗してますよね。そういうものに仮に市長は具体的にと御本人は言ってますが、いろいろ書かれてますよね。小規模店舗への支援とか市場の開設、NPOとの協働とか何とかおっしゃってみえますけれど、これ、本当に、今お話ししたように、経済行為がそれで成り立つのかと。

 これ、今、所信でということで武田議員も言ってますが、市長、公約ですよね。パンフレットに載せてますから。これ、できなかったら公約違反ですよ。いいですか。いつまでにこれ、できるかということだけきちっと答えていただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 4つ質問されたようですが、2つ目の質問はわかりませんでした。またお聞きいたします。

 事業ペースのダウンは何を指してるかということを言われておりますが、具体的には何も指してありません。全体は、考え方として、発想として、これからの仕事の進め方、そういった理念、理念においてそういうものを指しているんであって、具体的にどの事業をというのは、行政評価もやりながら、その中で改めて出てくるものであると思います。

 バブル発想の話、平成2年でそれはもうなくなったものであって、今ごろそんな発想を持っているのはおかしいというふうに言われました。持ってるとは思いません。しかし、いまだに経済は底を打った、上がってくる、いや、下がる、こういう話がどんどん出ているということについては、私はまだその発想は残っている人たちがいる、夢をもう一度という人たちがいるというふうに思います。

 しかし、行政としてそんな発想をもってやっていってはいけないということで、それぞれの各自治体がどうやって生き残りをかけて、これからのまちづくりを進めていくか、そういうことを真剣に考え、実験をしてるところであります。

 確かに、まだ今の段階は暗中模索です。試行錯誤しながらやっております。しかし、自治体はもう既にそういうものは抜けてるというふうに思っております。それは誤解であると思います。

 それから、まち市場の関係で、行政が第三セクなどで関わったことですべて失敗しているとか、商取引だというふうに言われますが、私が言ってるのはそういうことを言ってるわけじゃありません。高齢化が進んでいく、しかも地域でコミュニティーをつくっていきたい、人と人とのつながりを深く持っていきたいということでボランティアだとかNPOだとかいろんな例を挙げております。それは商店も出てくれなきゃ、それはやれないでしょう。どういう手法をとればそういった生活に不安を抱いたり不便を感じたり困っている方々に支援ができるのか。私は、市民の方を向いてやっているんでありまして、その手法としてどういう手法があるかという一例を挙げさせていただいたことであります。

 2つ目についてはちょっとわかりません。答弁漏れになると思います。



○議長(小池貞治) 寺本議員。



◆7番(寺本芳樹) 2つ目は、今、後で言いますからいいんですが、市長、事業を想定してないでペースダウンってどういうことですか。そうすると、全部ペースが下がっちゃうんですか、行政の。日進の事業は全部ペースダウンしちゃうんですか。そんな意味でペースダウンなんて言葉を使ってしまったら、市民の方は非常に誤解されますよ。こんな使い方されちゃだめですよ、そしたら。もっと具体的なイメージを持って、こういうものはペースを下げる、こういうものは進めていくと言わなければ市民の方はわかるはずないじゃないですか。そんないいかげんな、私が痛いとこ突いたからといって、つらいから、いいかげんな答弁するなんてことはやめてください。

 それと、バブル発想の件は、市長は行政に残っていると書いてあるんですよ。行政に残っているからそれを払拭してと書いてあるんですよ。何を言ってるんですか。世間のことじゃないんですよ。行政に残ってるとしたら、私は、責任は重大ですよと申し上げてるんだから、ちゃんと私の言葉を受けとめてください。市長が書いてることですよ。

 それと、今おっしゃったまち市場の件ですけれど、いいですか、市長、夢だとさっきおっしゃったじゃないですか。夢で、ですから、私は商売を語っちゃいかんよと。だったら、NPOだけ協働だということだけ言えばいいじゃないですか。商店への支援と書いてある。市場の開設、書いてあるんです。言ってるんですよ。だから、答弁がむちゃくちゃなんですよ、今の話だと。自分がおっしゃったことをちゃんとかみしめて言ってください。



○議長(小池貞治) 質問を速やかに終わってください。

 市長。



◎(佐護市長) 具体的にということを言われるわけでありますけれど、私は、所信表明というのは、市長がどういう考えで物を進めていくか、それを語っているんでありまして、具体的な、事務的な詰めというのは、これから議会との関係もありますよ。私が幾らこうしたいと言っても議会の皆さんがお認めいただかなければそれはできません。そういうことで、これからは具体的にその夢を実現していくということで言ってるんでありまして、私の最大の夢は、7万2,000の人々がみんな安心して安全に、しかも信頼して住んでいける、ここに住み続けてよかったなというまちにしていきたいというのが私の夢であります。



○議長(小池貞治) これにて寺本議員の質問は終わります。

 ほかに質問はありませんか。(なし)

 ほかに質問なきものと認め、以上でフォーラム21の代表質問及び関連質問を終わります。

 次に、にっしんクラブ高木弘美議員の登壇と発言を許します。

     〔23番 高木弘美登壇〕



◆23番(高木弘美) 議長のお許しがございましたので、にっしんクラブより市長所信表明につきましてお尋ねをさせていただきます。

 まず第1点でございますが、市長選を振り返ってでございます。

 ただいま武田議員からも御質問がございました。今回の所信表明におきましては、選挙戦の中から得られたものがたくさんございます。したがいまして、重ねて尋ねさせていただきます。

 早いものでございまして、7月の選挙から、あと1週間ほどで2カ月を迎えますが、見事2期目の挑戦をトップ当選されました佐護市長にまず、心からおめでとうございますと申し上げます。

 そのときの様子を伝えた中日新聞の7月13日付の号外には、「当日の有権者数5万4,643名、現職に保守系新人2人が挑む激戦であった。投票率は」、先ほどもございましたが、「47.01%と前回の48.58%を下回った。行政への市民参加、情報公開の徹底など独自の改革路線を進められた佐護氏は、議会との対立による議案の否決も相次ぎ、政治手法の信任が争点だった。また、佐護氏は、連合愛知の推薦を始め各種市民グループの支援を受けて支持を広げた。これに対し、萩野氏、福岡氏は人脈を頼りに選挙戦を展開したり実績を訴えたが、ともに及ばなかった」とございました。

 市長選確定得票といたしまして、佐護 彰氏1万1,517、萩野幸三氏7,527、福岡術夫氏6,335とございました。

 選挙戦は1週間と短い期間でありましたが、市内をくまなく走り回り、多くの市民の皆様からさまざまな意見を耳にされ、こんなことが求められているとか、こんな考え方もあるのかと数多くの示唆を得られ、2期目に向け、全力で取り組もうとしていらっしゃる市長に、選挙戦を振り返り、投票結果からの感想、選挙活動で多くの市民から受けられた示唆の中で印象に残ったもの、今後のまちづくりにその声をどのような形で生かされようとお考えなのかについてお尋ねをいたします。

 次に、どうしたら日本は元気になれるかについてお尋ねをいたします。

 総合デフレ対策の失敗、ペイオフの延期、相次ぐ大型倒産、失業率の悪化、不良債権処理など、なかなか不況から脱出できない日本経済は、物価がなお下降傾向にあるものの、下降幅は減少しつつあるようでございます。中でも、国内卸売物価はほぼ横ばいとなっていますが、民需回復のおくれ、技術進歩や規制緩和及び流通の合理化などの要因、さらにアメリカ経済の動向の不透明性を考えると、物価下落の可能性は強いようでございます。

 こうした閉塞状況を打破し、経済の成長性を上向かせ、雇用の安定を図るには、新しい産業の創造が必要だと思います。しかも従来の大企業型の産業構造では限界がございまして、ベンチャービジネスを中心とした新しい構造のもとでの産業創造が求められていると思います。この方式は、アメリカ経済的繁栄の要因にもなりました。産官学共同研究の推進は、本市のような学園都市には身近な課題として取り組む必要があると思います。

 我が国は、出口の見当たらない閉塞感の中にあるという認識は、私も同感でありますが、市長は、今の日本がどうしたら元気になると思われるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、新テーマ「ふるさとにっしんづくり」についてお尋ねします。

 第4次総合計画にございます将来都市像「ひと・みどり・ふれあいがつくる高環境生活都市」の実現には、市長の施策方針にあります足を地につけた行政運営から構築されるとして、新しいものだけでなく、古くから引き継がれてきたものも同時に守り育てていく中で、人が人づくりをしながらコミュニティーを醸成し調和させていくのが原点とされ、5つの基本方針と主要施策をお示しになられました。

 まず、地域コミュニティーの醸成でございますが、これは地域の歴史や文化、まちの表情により地区に大きな違いがございます。私の住む地域では、宅地開発によらず、地域の総合的な課題の解決と住民相互の親睦交流を担う包括的なコミュニティーを中心に、福祉・防災などを位置づけ推進してまいりました。一方、日進駅周辺や香久山団地など比較的新しい地域では、政策テーマの解決に焦点を当てたテーマ型コミュニティーが見られます。

 現在は、狭域の地域を単位とする住民自治の展開というコミュニティー形成期にあると思います。私たちは、区長制度を改革しながら区民福祉に取り組んでいますが、新しい地域には行政内分権などの新しい住民自治が必要と思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 また、以前、市長は、区長制度の廃止をお考えになっておられたようでございますが、現在はどのようにお考えでございましょうか。地域コミュニティーの醸成と区長制度の相関についてもお尋ねいたします。

 次に、自治的コミュニティー形成の視点から多面的なアプローチを考察してみますと、特に社会的セーフティーネットの構築に当たっての基盤という視点では、安全・安心のまちづくりにコミュニティーを通じた防災、防犯への取り組みには大賛成でございます。この面につきましては、当会派は、行政視察のトップを切り、積極的に会派を挙げて取り組んでおります。自分たちのまちは自分たちで守るを合い言葉として、総合的に早期にセーフティーネットの構築にお取り組みいただきますことを御要望申し上げます。

 次に、コミュニティーを場とする基礎自治体の行政と住民・住民組織との官民関係の再構築とともに、地縁型住民自治組織とテーマ別市民活動組織との民々関係の構築を図ることが今後ますます重要であると思います。新時代におけるコミュニティー政策のあり方は、民民関係における新たな形での連携なくして住民自治の成熟化・深化も地域における社会的セーフティーネットの整備も十分に達成することは不可能と思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 次に、総合計画に掲げられました事業の中から、今回はリーディングプロジェクトについてお尋ねをいたします。

 まず1点、にぎわいづくりプロジェクトの進捗状況についてお聞かせください。7万人の市民を想定して建設されました市役所も20年余りが経過し、当時と社会状況も大きく異なり、庁舎内も狭く感じます。市役所を中心とした周辺整備計画は、いつ、だれが検討されるのでございましょうか。

 また、新図書館建設事業は順調に進んでいますか。進捗状況をお聞かせください。

 蟹甲町中屋敷浅間下交差点で建設工事が拝見されますが、何ができるのでしょうか。周辺の排水対策は大丈夫でしょうか。お聞かせいただきたいと思います。

 続きまして、憩いと創造の森づくりプロジェクトでは、環境保全型公園整備事業の基本設計概要が示されました。新池に続き、芝生広場、ネイチャーセンター、ビオトープ、農業体験広場など、緑に包まれたこれらの施設は、まさに人と自然がふれあえる場であり、市民が集い、憩い、ふれあい、生きがいを感じる森づくりが示されていて、多くの市民から早期実現が求められています。その後の進捗状況と今後の進め方についてお聞かせください。

 次に、障害者保健福祉のさらなる充実についてお尋ねをいたします。

 障害者福祉は、障害者に限らず、だれもが安心して暮らし、ともに生きる社会、差別や偏見のない温かみのあるノーマライゼーション社会の実現に向け、総合的に取り組む課題でございます。本市におきましても通所施設の定員増加など、福祉サービスの充実や施策の総合化、複合化などを推進する必要があると思います。

 また、障害者の生活の安定と生きがいを持って積極的に社会参加できるよう、身辺自立など指導訓練を受けるため更生施設における入所が望まれますが、これらの施設には手狭となったり老朽化により建てかえの時期を迎えているものもあり、施設の環境改善が必要なものが拝見されます。

 先般、市民会館におきまして、ゆったり工房の皆さんがイベントを開催されました。ハンディーを乗り越え、生き生きとした彼らの姿に感動し、ゆったり工房を訪ねてみました。お聞きいたしましたところ、篤農家の農機具の格納庫兼倉庫を賃借して窮屈な状況の中で作業を行っておられました。また、在宅障害者の相談も作業部屋と事務所が接していて安心できないようでありました。

 また、自然石の土どめ工事がしてございましたが、今、心配されております地震に対しましては、コンクリートを使用してない空積み工法で施工してあるとのことで、施設関係者はとても危惧しておられました。

 本市で唯一の精神障害者の社会資源でございますゆったり工房の開設と運営には、公私にわたり多くの方々が御理解と御協力と御支援をされておられます。そのおかけで今日があると存じます。

 第4次総合計画の中で、障害者保健福祉において、福祉施設の充実・整備・支援とございますが、さらなる充実について、市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(小池貞治) ただいまから11時まで休憩します。

             午前10時44分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

             午前11時00分 再開



○議長(小池貞治) 会議を再開します。

 高木弘美議員の質問に対する答弁者、市長。



◎(佐護市長) それでは、にっしんクラブ高木弘美議員の代表質問についてお答えをさせていただきたいと思います。

 初めに、市長選を振り返ってという御質問でございます。

 投票の結果につきましては、開票結果をそのまま真摯に受けとめております。前回の得票を大幅に上回ることができなかったという点については、それはまだ私の努力不足でありますし、これからそういったことを受けとめながら考えていきたいと思っております。

 また、お二人の得票を見ましても、有権者の方々というものがそれぞれ選択は多様化してきておりまして、市民の皆様の幅広いニーズというものを感じざるを得ないとともに、私に任された今後の市政の運営というものに対する重みも感じておるところであります。

 選挙の期間は1週間ということでありますので、市民の皆様から生活者の視点に立った環境の整備の訴えとか、あるいは、高齢者・子供の行き場の問題であるとか、多くのお話をお聞かせいただきましたし、御要望もいただきました。先ほども申し上げましたけれども、こういった市民の皆様からの御意見や御要望やお考えというものを直接お聞きするということは非常に大切なことでありますし、市民ニーズを把握していく上においても大いに役に立つ大切なことであるということを再認識した次第であります。

 そこで、今後は、生活者の視点に立ったきめ細かい政策の検討というものが必要になってくると考えられます。限りのある財源の中で、何を削減し何を充実させていくかという厳しい選択の中で、市民の方々が豊かで幸せになっていただく手だてを講じていきたいと考えております。

 次に、非常に大きなテーマでありますけれども、日本の元気を回復させるにはどうしたらいいかという御質問でありますけれども、議員のおっしゃるように、不透明な出口のない時代に突入していったという感じは現在の日本にはあります。最近の株高も一時的な減少にしか我々には映らなくなっています。

 しかし、お金はなくても人が元気になることが国の宝でありますし、元気の源であると思っております。発展途上の国でも、とても明るくて元気な、笑いの絶えない子供たちの顔を見たときに、そういった思いを強くするものであります。幸い、我が市は少子ではなくて多子のまちであります。子供は古来から国の宝というふうに言われてきております。子供が多いということは、義務的経費がかさむと敬遠する方もあるかもしれませんが、逆に日本の未来を支える将来の大人たちをこのまちで育てていくということができるという生きがい、やりがいのある仕事であります。そのためには、私は、ゆとりある少人数学級にも取り組んでいきたいと考えてますし、子育て支援を充実させて、子供たちがすくすくと育っていく、そういう環境づくりというものを積極的に進めていきたいと考えております。

 こういった地方の地道な努力が積み重なれば幾らかでも日本の元気回復の一助になると思います。私は、地方が元気になることが国を元気にすることであるし、その地方である日進が元気になることが、国が元気になることにも寄与していくんだという思いであります。

 次に、新テーマ「ふるさとにっしんづくり」、これにおける地域コミュニティーに関連して区長制度を挙げられております。区長さんにつきましては、地域住民の声を行政に反映するために各区におられ、特に行政が行う土木事業や防災、防犯、防火に関しまして大変な御尽力をいただいております。生活スタイルの多様化とか、あるいは個人主義などの近隣同士のつきあいが希薄化していく中で、地域の問題を解決していく主体として住民自治が話題になってきました。地域コミュニティーの中心的存在となっておられる区長さんには、地域の代表として日常から多種多様の業務をこなしておみえになります。まずは日ごろの御尽力に対して感謝を申し上げたいと思いますし、今後も御活躍をお願いしたいと思っております。

 さらに、防災、防犯、地域福祉などの点からも、地域コミュニティーは必要であり、重要なものであるという認識をしております。それが今回のコミュニティーづくりということにもつながっております。近隣同士のふだんのつきあいから、いざ災害が発生した直後に近隣同士の地縁による住民組織というものが活躍している事実は皆さんもごらんになっていると思います。また、一方で、テーマ型市民活動も同じ目的や関心を持った市民の集まりでありますし、地縁を超えた範囲で活躍できる、そういったよさも備えております。ともに、議員から御提案をいただきましたように、両者の連携というものは不可欠でありますし、重要なものであるというふうに認識をいたしております。

 さて、現在の区長制度につきましては、人口の増加とそれに伴う住宅地の拡大、住民要望の多様化など、現在の区長制度では補えない部分というものがあるのではないかと考えております。

 昨年の8月より公募市民と学識経験者、区長、自治会長の経験者10名によりまして自治組織研究会を組織し、現在、区長経験者2名を追加いたしまして12名で検討していただいているところであります。この研究会により今年度中に提言書がいただける運びになっております。この提言を踏まえて、現在の状況に合わせた新しい制度というものをつくっていきたいと考えております。

 次に、総合計画に掲げられておりますリーディングプロジェクトについてお答えをさせていただきます。

 初めに、にぎわいプロジェクトであります。

 市の庁舎は昭和54年5月に建設をされまして、当時は人口が7万人でも対応できる、そういう施設を目的に建設をされました。しかし、その後、市民ニーズの多様化とか高度化によって事務事業の増加と同時に、当時では考えられなかったOA機器というものが非常に増加をし、20年余りを経過した、人口も7万人を突破した現在では、事務所のスペースというのが確かに手狭になり、事務室内や通路にまで書類とか備品というのが煩雑に積まれているというのが現状であります。

 今後においても、人口の増加に伴いまして職員数の増加により、ますます事務所スペースは少なくなっていくものと推測をしておりますが、新図書館とか北小学校区・西小学校区の福祉会館、西小学校新設分離校、環境保全型公園整備といった大きな施設の建設というものを控えておりますし、財政的に見ても市民感情からいたしましても、今すぐ庁舎を建築していこうというような機運は起きてこないと思っております。

 OA機器については、省スペース型とかあるいは複合機を導入することによって、それらをしのいでいきたいと考えております。保存年限の経過した書類の廃棄とか、あるいは整理整とんを進めていくことによって、またIT化を一層進めていくことによってペーパーレス化を図り、そういった努力をしていく中で対応していきたい、当分の間はそれで対応していきたいというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、市役所庁舎とその周辺は、にぎわいづくりプロジェクトの中心拠点の一つでありますし、今後さまざまな市民活動が常時展開されることになりますので、このプロジェクトの進捗と歩調を合わせて、庁舎とその周辺地区のあり方について検討していきたいというふうに考えております。

 また、新図書館建設事業の進捗状況についてお尋ねをされておりますが、ただいまのところ、用地の関係では、新図書館検討委員会から答申をいただきました候補地は3カ所であります。地元の区長さんや用地者に対しまして答申の概要などをお示ししている状況であります。また、現在、新図書館建設検討委員会は、主に複合化の検討をしていただいている状況であります。

 蟹甲町中屋敷浅間下交差点の建設工事の件をお尋ねでございますので、それについてお答えをさせていただきたいと思います。

 民間開発による沿道サービス業による店舗の工事−−回転寿司とうどん店が進出予定であります。この排水対策についてでありますけれども、当該開発地の西側に位置をしております市道中屋敷1号線に排水を計画しており、既に現場の確認を行うとともに、地元区長さんの御意見を伺いながら業者に対しては指導しているところであります。

 次に、憩いと創造の森プロジェクトについてお尋ねでありますが、環境保全型公園の進捗状況と今後の計画についてお答えをさせていただきたいと思います。

 東部丘陵の環境保全型公園につきましては、平成14年度に基本設計を行い、6月26日の全員協議会で皆さんに御説明をさせていただきましたが、その後の進捗状況につきましては、現在のところ、まだ具体的に動いてはおりません。その理由といたしましては、御存じのとおり、公園計画地のほとんどの土地が大畑開発の所有地になっており、事業を進めていく上では最大の地権者である大畑開発の御理解をいただかなければならないという問題が残っております。大畑開発につきましては、設計会社を通じまして一度公園計画の概要というものを説明させていただいておりますが、具体的な説明はまだ行っておりません。日程の調整を現在行っていますが、今までお互いの都合がつかなかったということでそのままになっています。しかし、近々お会いをするよう進めているところであります。その説明によりまして御理解が得られれば、ほかの地権者にも御説明を行い、測量業務とか、あるいは実施設計業務などに入らせていただくことになろうかと思います。

 最後に、障害者保健福祉のさらなる充実について御質問をいただいておりますので、答弁をさせていただきたいと思います。

 障害を持っていても住みなれた地域やあるいは家族、友人、また、知人とのつながりというのを持ちながら充実した人生を送ることができるように、社会的環境というものを整備していく必要があると思います。障害者施設の整備・支援につきましては、議員より御指摘もありましたように、第4次総合計画に障害者福祉における施策の方針の一つとして、障害者施設の整備・支援が明記をされております。現在では、社会福祉の普遍的理念でありますノーマライゼーションの考え方というものを基本にいたしまして、物理的、社会的バリアフリーの社会の構築というものを目指していく計画であります。その理念とした日進市障害者基本計画、それらをもとに、さまざまな施策や事業というものを展開してきているところであります。

 障害者施設の整備とか支援の事業といたしましては、本市において障害者福祉施設の整備を行う社会福祉法人に対して施設整備費の補助金の交付というものを行っております。精神障害に限定いたしますと、小規模通所授産施設への支援としましては、運営の安定化を図ることを目的といたしまして、国が定める補助基準額の4分の1を市が補助をしております。さらに、その補助基準額に上乗せをする形で、日進市内在住の通所者に対しましては月5,000円を乗じた金額を加算させていただいております。

 また、精神障害の居宅生活支援事業といたしましては、平成14年度に精神障害者の事務の一部が事務委譲されたことに伴いまして、ホームヘルプサービス事業、それからショートステイ事業、それらの実施と専門家による相談業務といたしましては、市民こころの健康相談、そういったものを進めているところであります。

 さらに、ほかの障害と同様に、医療費負担を軽減するために、今年度7月より精神障害の1級、2級の方を対象にいたしまして、全疾病の通院医療費の自己負担額を助成させていただくことにしました。

 いずれにいたしましても、障害を持っている方が地域でともに生活していけるよう、今後も日進市の福祉の向上を目指していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) どうもありがとうございました。

 2、3再質問をさせていただきます。

 まず最初でございますが、バブル時代の発想が、先ほどもお話がございましたんですが、まだ行政に残っているようですというようなことを市長さんがおっしゃっておられますが、それを再度、もう一度具体的にお答えいただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 先ほど関連質問でちょっと、少し言葉が足らなかったようでありますけれども、バブルの時代には伸び続ける税収に依存をした歳出構造というものがあったことは否めないと思います。明確な目的を持たない行政サービスやその拡大、コスト意識の欠如、ばらまき的行政手法などなどは、既に改善とか、あるいは改革というものを行ってきておりますが、今後も行政改革の実施によりまして、各所において事務の点検を行うことにより、より精査していくつもりでありますし、仕事に携わる職員自身に徹底したコスト意識というものを持たせることが急務であるというふうに考えております。したがいまして、もしそういったものが残っていれば、ここできちんと精査をしていきたいと考えております。

 そのためにも、行政評価制度の導入というものは非常に大きな力を発揮するというふうに思っております。これによって、事業の目的、効果、コストといったバランスのある評価というものを実施をしていって、地方の時代を切り開いていきたいというふうに考えております。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) 続きまして、市民の申される幸せとはどのようなものをお考えでございましょうか。そして、その幸せづくりには何を主役にしたら実現できるのでしょうか。また、出口の見当たらない閉塞感からの開放に、本市の行政は役立つことができるのでしょうか。実現に向け探し求めていく姿勢へと転換させる施策をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 行政が提供できる市民への幸せというものは、安全、安心、快適な生活環境の整備であろうかと思います。もちろんそれだけではない、もっともっときめ細かいものであろうかと思いますが、本市が目指していきます都市の将来像といいますのは、第4次総合計画の中でもあらわしておりますが、高環境な生活都市というものを指しております。真に住みやすいまち、それを実現していくことこそが、行政が市民に提供できる唯一でありますし、それが最大の幸せではないかというふうに考えております。

 表現としては、やや抽象的ではありますが、このまちというものが暮らしやすいなと言っていただける市民の皆さんが少しでもふえていただくように、行政満足度が上がっていくように、私たちは頑張っていきたいと思います。

 また、今、本市で進めております事業あるいは施策というものが、どう今の時代に本当に役立っていくのかということでありますけれども、私は、どこも正解はないと思います。しかし、みんな、どこの自治体も、先ほど申し上げましたように、試行錯誤をしながら生き残りをかけて戦っているわけであります。私も、市民の方々がいろんな御意見や御要望を挙げられておりますし、そういったお声を聞きながら、所期の目的が達成できるように着実に一歩一歩進んでいきたい。その試行錯誤をしていく中で結果がついてくるというふうに思っております。そういった、どこのまちにも負けないように精いっぱい頑張ってまいりますので、議員各位にはさらなる御協力をいただきたいとお願いする次第であります。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) 先ほども、武田議員の方からもございましたんですが、ふるさとづくりにっしんの原点でもございます人が人づくりを行いながらコミュニティーを構築していくということを提唱されておられますが、どんな人がどのような人づくりをして、どんなコミュニティーを築こうとお考えになっていらっしゃるのか、その点をもう一度御回答いただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) ここで言っております人というのは市民すべてを指しております。日進市民がそれぞれの地域の中で、あるいは地域を超えた活動の中で、人と人とがふれあい交流しながら互いに育て合っていくという、そういう人づくりを通じて、議員がおっしゃられる地縁型のコミュニティーやあるいはテーマ型のコミュニティーというものが育っていくというふうに考えております。そのために、市としてできる限りの支援、あるいはそういった場の提供、あるいは環境づくりといったものを進めていきたい、そのように考えております。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) まだ時間がちょっとございますので、通告はしてございませんが、市長さんのお考えで結構でございますので、お答えをいただきたいと思います。

 1週間の選挙戦といいますと非常に短かったと思うんですが、市長におかれましては、限られた時間の中で市民の多くの方々からいろいろなお話を耳にされたことと存じます。幾つものお話がありましたと思いますが、その中で特に大切なものとして、生活者の視点に立った環境整備の訴えや、高齢者、子供の行き場といった問題のお話がありましたと御答弁されておられます。このお話は、市内のどこでどういう市民の方とどんなお話をされたときに出たお話でございましょうか。よろしかったらお教えいただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 全域ですと言ってしまうと味もそっけもない話でありますけれども、それは、いろんな集会の場でお聞きしたこともございます。また、街宣をしているときに手を振って寄ってきてくれる方に止まっていろいろ聞いて激励を受けたりお話をしているときに、実はこの地域はこういうことで困っているんだと、これをぜひ実現するために頑張ってくださいというような場合もありました。また、事務所に電話がかかってきて、こうこうこうで非常に困っていると。やはり近所だから、私は言えないから、恐らくこういう事例はあちこちにあるだろうから、それについて検討してほしいというのもありましたし、後援会の入会申込書に記事欄に書いてくるのもありましたし、メールもありました。したがいまして、各それぞれの地域からそれぞれの地域に応じた要望であったり、あるいは全域に通じる要望であったり、多種多様でございました。そういうお答えでお許しいただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) ありがとうございます。選挙は確かに大変なものでございます。立候補しますと、いろんなお話が来ました。私と違いまして、市長におかれましては広範囲に活動し、また課題も多かろうと思います。そういった面で、いろんなお話を聞かれたことと思います。

 なぜ私が今のようなことを申し上げたかと申しますと、ある地域でこんな問題があり、区長が困っていらっしゃいます。それは、ある行政区におきまして、自分たちの地域は自分たちで守るの精神から、5年ぶりに災害に備えて排水路の点検と清掃をその地域は実施をされました。全戸の人たちがなれないスコップやほうきなどを手にし、U字溝のふたなど全部取り外し、石や泥や詰まりましたごみなどをきれいに掃除をされました。日曜日とございまして、御主人も奥様も子供たちも、その地域はあたかもお祭り騒ぎのようでございました。

 その作業が終了したときに、先般の東海豪雨で一帯が水につかったときのお話が出ました。その原因は、近くを流れる天白川上流の用水路の管理の問題と排水管の太さが適切でないなどの問題が出されたのであります。台風シーズンに備え早急な対応を求めている地域があり、区長が困っているところがございますが、市長は御存じでございましょうか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) たまたまでありますが、私もその地域を通りまして、非常に多くの皆さんが出て清掃活動等をやっておられるのを見、すばらしいことだなというふうに思いました。以前、視察で行ったときに、まち全体で一つの川を清掃している、それも七夕の日にというような視察があったわけですが、やはり自分たちのまちを自分たちでということに対して敬意を表したいと思います。

 御質問の件につきましては、まだ私自身は確認をいたしておりませんが、担当のところにはきちんと届いているというふうに思います。ということであります。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) 市長の御答弁の中で、市長は、お金が余りなくても人が元気であることがいいことなんだと御答弁がございました。しかし、お金の心配は時として命にかかわることもございます。各自がおのおのの生活規模に必要なお金は、当然、各自で確保しなければならないと思います。

 今般の所信表明の中で余り財政的なことについてお触れでございませんが、以前、私たちは地上波デジタル放送用のアンテナの誘致を推進してまいりました。市長は、適切な判断をされず、今は瀬戸市でその雄姿が見られるようになってまいりました。もし本市に建設されていたとすれば、年間約1億数千万円の財源確保ができるとともに、東部丘陵一帯の保全に大きく寄与したと思います。そう思いますと残念でなりません。市長には、経済面への鋭敏なアンテナを張っていただきたいと思いますが、財源確保についての前向きなお考えを聞きたいと思います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 確かに、今、瀬戸の方にできておりますけれども、私どもの当時の展望台とかいろんな要望は実現をされなかったようですけれども、今どうだというコメントはちょっとできませんので、控えさせていただきますが、企業誘致ということで、企業庁に対しましてお願いに行っております。そして、先般、セブン−イレブンの関係のお弁当を担当する、おにぎりを担当するわらべや日洋さんが機織池に来ていただきました。さらに新たな企業誘致ができないものかということでお願いをしております。

 そういう意味で、手をこまねいているわけではありませんし、議会の皆様からももしそういう御協力をいただければ一緒になって、雇用の促進もありますし、地域の活性化もありますし、税収の増収もありますので、努力をしていきたいというふうに考えております。



○議長(小池貞治) 高木弘美議員。



◆23番(高木弘美) 最後に、御要望を申し上げます。

 まずお礼でございますが、ことしから東中学校の通学区域が広がりました。栄地区から東小学校に通っていらっしゃる子供さんがおられます。国道153号線、名古屋豊田線のパチンコ屋さんの前に、皆さんのお力で信号がつきました。地元の区長さん、そしてお近くの議員さん始め関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。

 それと、東名南側道線に1件立ち退きが遅れておりました。私も毎日そこを通って役所へ通ってくるわけでございますが、きれいに整備をされました。ちなみに、藤島地区でございますが、地元の議員さん、区長さん始め皆様方に心からの御礼を申し上げます。本当にすっきりとして交通事故の心配が軽減されたと思っております。今後もそういった面へのお取り組みを早急にしていただきますことをお願い申し上げます。

 第4次総合計画の長期計画の中で、第1四半期と申しましょうか、3年が経過しようとしております。多くの意見、要望を最大限尊重され、市民サービスの提供を行うための財源確保に努めるとともに、不断の行政改革により健全財政運営を図られますことを切に希望します。

 本日、障害者について、市長に御要望申し上げました。行政が提供できる市民への幸せは、安全、安心、快適な生活環境の整備であるという力強いお答えをいただきました。これからも第4次総合計画が順調に進まれますよう心から御祈念申し上げ、私の質問を終わります。



○議長(小池貞治) これにて高木弘美議員の代表質問を終わります。

 ただいまの代表質問について、関連質問を許します。

 正木議員。



◆24番(正木和彦) 高木議員の質問と市長の御答弁に対して2、3関連質問をさせていただきます。

 高木議員の再質問に対して市長の御回答にありますように、行政の目的は、市民への安全と安心、快適な生活環境の整備であると、市長さん、おっしゃっております。私も、言いかえるならば、これは市民ニーズの実現しかないというふうに解釈しております。

 一方、会社では、まだこれはちょっと趣を変えまして、利益追求ということで社会への貢献ということになっております。

 そこで質問させていただきます。

 市長は、行政評価制度の導入により事業の目的、効果、コストといった評価を実施したいと言っておられますが、具体的にどのようなものでしょうか。行政においては、例えばコストを度外視した市民ニーズも多々あると思います。こうした事業へも職員に対して徹底したコスト意識を持たせて評価すれば、事に当たっては、職員は仕事をしなくなるというような心配もされます。極端なことでしょうけど、いかがなものでしょうか。市長の言われます行政評価制度の一端をお聞かせください。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 関連質問、にっしんクラブの正木和彦議員の行政評価制度の導入についてということでお答えをさせていただきたいと思います。

 行政評価の導入につきましては、現在、職員の意識改革、あるいは市民への説明責任、事務事業の見直し、そういった3点の観点から作業を進めてきております。この制度による評価というものは、あらゆる視点から事業というものを評価していこうということであります。事業の目的には、それが総合計画のどの位置に位置づけられているのか、また、だれのために、だれが何をしていくのかといった意図を明確に定めていきます。また、事業に投入した経費につきましては、直接的な経費、事業に携わった人件費を加えまして、効果については、単に事業の実績数値を評価する、そういったものではなく、達成すべき成果目標値というものを掲げていくことによって、目的に沿った効果があったのかどうか、そういった確認をしていきます。そして、最終的には、必要性、公共性、コスト、実施方法の妥当性、有効性、また、それは職員を使わずにアウトソーシングではできないか、そういった視点から評価を行ってまいりますので、それらが市民ニーズに照らした結果、導入できるものなら導入していくというような考えであります。

 以上です。



○議長(小池貞治) 正木議員。



◆24番(正木和彦) 私には3回しか質問の機会、与えられておりませんので、今の問題についてはまた後ほど個別にお聞きしたいなと思っております。

 続きまして、東部丘陵の環境保全型公園についてお聞きいたします。

 東部丘陵の環境保全型公園について、基本設計までは行いましたが、いまだその土地の地主とお会いになっておられないと、先ほど市長さんはおっしゃっておられました。事業を進めていく上では、市長みずから地主と最初にお会いになり、まず理解を得ることが一番大事なことではないでしょうか。設計会社を通じて地主に説明されるのはその後のことであると私は思います。極端に申し上げれば、今のところ、何にも進んでないなというような状態かと思いますが、いかがなものでしょう。物事を何々をやろうとしたが、結果的にはほとんど何も進んでない状態では、たとえそれが現在進行形でありましても、行政評価は限りなくゼロと言っても過言ではないかなと思っております。

 また、一つお伺いしますけど、設計会社に用地交渉まで任されるように私は受け取っておりますが、いかがなものでしょうか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 東部丘陵の環境保全型公園ということについてお答えさせていただきたいと思います。

 環境保全型公園の基本設計については、現在のところ、地主の方々に説明をしていないということにつきましては、議員が御指摘のとおりであります。市といたしましても説明する日程の調整というのを行ってまいりましたが、お互いに都合がつかなく現在に至っており、近日中にお会いするということは、先ほど申し上げたとおりであります。

 また、設計会社に用地交渉を任せるということでは、という御質問がございましたが、これにつきましては、あくまでも設計会社に用地を任せるという考えは持っておりません。直接地主と話をしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(小池貞治) 正木議員。



◆24番(正木和彦) もう一つ東部丘陵について。

 これは要望にとどめておきますけど、もうこの東部丘陵については、あとそんなに時間は残されておりません。過去、私、何回も質問させていただきましたが、市長もお答えの中に、言葉にされていない、いろいろな方策を持っておられるなと私なりに感じております。今後の市長の手腕に期待して、質問を終わらせていただきます。



○議長(小池貞治) これにて正木議員の質問を終わります。

 ほかに質問はありませんか。

 福安議員。



◆14番(福安克彦) 高木弘美議員の質問の関連でございますが、区長制度についてお尋ねをいたします。通告をいたしました範囲で質問いたします。

 区長制度について、この質問で、私は、平成11年12月議会で区長制度の質問をいたしました。このとき、質問で、各行政区の区長の選出方法は、地域の住民あるいは行政区に任せるべきであると、私は申し出をしました。さらに、市長は、この年の10月の区長会で、今後の区長制度の見直しを進め、各区長さんの御意見を伺いながら検討するとお話をされました。今後、課長・部長の会議で検討を重ねて見直しを進めるとも答弁されましたが、昨年の8月に自治組織の研究会組織化をされましたと聞いておりますが、平成12年12月議会以降、丸4年間が経過しておりますが、その後の進捗状況をお聞かせください。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 区長制度につきましては、現在、助役を委員長にいたしまして市役所の内部の研究委員会のほか、御指摘のように昨年の8月より公募市民4名、学識経験者2名、区長・自治会長の経験者4名、合わせて10名、自治組織研究会という組織をつくりまして研究を重ねてきております。そして、ことしの4月からは、さらに2名の区長さんに加入をいただき、現在は12名の委員さんで研究をさせていただいてると申し上げました。

 この研究会では、区長さんとか自治会長さんに対するアンケート調査のほか、現在は市民アンケートというのを実施しており、アンケートの回答から審議を行った上、今年度末には提言書の提出を目指しているところであります。この提言書をもとに今後の方針を決定させていただきますが、区長さんは地域の自治組織の代表として、先ほども申し上げましたように、日々多様な業務を行っていただいております。こういった現状を踏まえた制度を見直していきたいというふうに考えております。

 いずれにしても、非常に大切な組織でもあり、これからコミュニティーをさらに進めていくために、いい自治組織になっていけばということを願っております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 福安議員。



◆14番(福安克彦) 再質問いたします。

 先ほど、私は、平成11年12月の議会以降、昨年の8月の結成までの進捗もお尋ねをいたしましたが、答弁なされておりません。その点についてお伺いいたします。



○議長(小池貞治) 答弁者、総務部長。



◎(青山総務部長) それでは、福安議員の再質問の区長制度の平成11年12月以降、昨年8月までの進捗経過ということをお尋ねでございますが、先ほど市長が申し上げましたとおり、助役が委員長をしております内部の中で、研究会で十分検討してまいりました。その結果におきまして、昨年8月に研究会で外部の方の意見もという結論になり、研究会の方で現在進捗しておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(小池貞治) 福安議員。



◆14番(福安克彦) これは質問ではごさいません。強く要望いたしますが、私は、区長制度は若干の見直しはともかく、防犯、防災、地域福祉は、地域のコミュニティーの中心的役割の区長さんがなくてはならないと思っております。このことについて、自治体と行政区の連携に区長さんは必要不可欠であると思いますので、ぜひ、この制度は現行を推移していただくべきと、強く要望をして、質問を終わります。



○議長(小池貞治) これにて福安議員の質問を終わります。

 ほかに質問はありませんか。(なし)

 ほかに質問なきものと認め、以上でにっしんクラブの代表質問及び関連質問を終わります。

 次に、改革ネット田中紀男議員の登壇と発言を許します。

     〔3番 田中紀男登壇〕



◆3番(田中紀男) 議長の御指名がありましたので、改革ネットを代表して質問を行います。

 まず初めに、市長、2期目の御当選おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

 この選挙戦の評価につきましては、前の2人の議員さんの御質問、あるいは市長の回答がございましたので、この選挙戦の総括、その位置づけについては、私はあえて触れないで、その質問、回答を了解させていただきたいと思います。

 ただし、私の見解として、この選挙戦を評価させていただきますと、今回の御当選には日進市民の佐護市政に対する4年間の評価、この評価とあわせて佐護市政2期目に対する市民の強い要望、これが含まれているものだというふうに私は解釈しております。その中で大切なこととしては、ほかの2候補との政策の、あるいは公約の優位性、これが評価されたものと私は考えております。その次に、今後4年間の市長の政策を遂行されるに当たって決断と実行、強いリーダーシップを発揮されて、内外の難局を乗り切ってほしいというこの期待が込められたものであるということを市長は忘れてはならない、このように私は考えております。市長の御見解をお伺いしたいと思います。

 さて、次に、本題に入りまして、市長の所信表明と2期目の取り組みについて御質問いたします。

 この所信表明の内容を私なりに整理しますと、まず一つに、情勢認識、この中ではスローライフの転換が課題となっておるかと思います。

 2番目には、基本方針として、従来の5つの方針が掲げられております。

 3番目に、その方針に基づいた施策、これが述べられております。それには、新しい2つの提案を加えられて、既存の施策を継続するということが述べられております。

 私は、市長のこの1番目の情勢認識、あるいは2番目の基本方針、3番目の施策について基本的には了解するものです。

 しかしながら、1番目の情勢認識、いわゆるスローライフに対するお考え、これにはまだまだ議論をする余地が残されているんじゃないかと思います。

 大変大胆な、高度成長時代から低成長時代へ、あるいは競争の時代から共生の時代へと移るこの時代の変化を大胆にとらえられた積極的な提案として私は評価したいと思いますが、ただし、この問題については、いまだ国政レベルにおいても十分に認識されたものではないと思います。それをこのように大胆に打ち出されたこの点は高く評価させていただきますが、十分市民の皆さんとの共感のもとに設定されたものとはまだまだ考えられないんじゃないかと思います。この点について、今回、改めて議論をしようとは思いませんが、市長の見解についてコメントだけでもいただければ結構かと思います。

 私は、この問題について、市政運営の極めて重要な基本的な考え方であると思いますので、今後、引き続き議論をさせていただくということを保留させていただいて、次の質問に移りたいと思います。

 次に、所信表明演説の中で私自身が最も関心を持った点、あるいは評価できる点について述べさせていただきますと、市長は、今回の御当選を2期目の1年目と位置づけされている、この点であります。単なる4年目ではない、2期目の1年目という新しい決意で臨まれるこのお考えに対して私は強く関心を持っております。

 そこで、改めてお伺いしますが、市長は、行政経営、片仮名でいいますとパブリック・マネジメントと言われます。内容は、非効率になりがちな行政分野に市場原理、競争原理など民間の考え方、仕組みを導入することにより行政を効率化すると、このように第一法規が出版している文献の中に整理されたものとしてあります。この行政経営の考え方、これをどのように位置づけされておるのか。あるいは、現在においては、さらにこれを発展させたニュー・パブリック・マネジメント、NPMというような考え方も1995年ぐらいから各行政で取り上げられ、県レベルにおいて、市町村レベルにおいて先進的な自治体が成果を上げているというふうに私は理解しております。いわゆる行政にも経営があるんだと、マネジメントがあるんだと、行政運営にも企業経営、この方式を適用することは可能なんだという考え方であります。

 この行政運営をさらに具体的にまとめてみますと、1番に、顧客本位であるということ、コスト感覚が必要であるということ、評価の計数化が必要であるということ、サービスの質の向上、さらに、スピード経営という考え方、これを行政に適用するんだということが言われております。この点について改めて積極的に取り上げられる意向があるかどうか。もう既に確認済みのことかもわかりませんが、改めて御確認させていただきたいと思います。

 私は、この確認をされた上に、さらに問題を展開させていただきたいと思います。問題としては、私は、この2期目の1年目のスタートに当たり、その実現に向けて抜本的な対策、その取り組みがこの所信表明の中から読めないということです。そのために、私は、総括質問の後、個別の質問において、行政改革の断行、なかんずく組織機構の改革、人事改革を市長の2期目の1年目、この時点において断行されることを提案させていただきたいと思います。この後の個別質問の中でその点については展開させていただきたいと思います。

 以上で、私の、2期目の1年目に臨まれる市長が決断と実行の強いリーダーシップを発揮され、ますます厳しさを増す内外の局面を乗り切り、実り多い市政実現に向けての期待と支持を表明して、私の総括質問を終わります。引き続き個別質問で次の展開をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(小池貞治) 現在、田中議員の質問の途中ですが、ただいまから1時30分まで休憩します。

             午前11時56分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後1時30分 再開



○議長(小池貞治) 会議を再開します。

 休憩前に引き続き代表質問の答弁を行っていただきます。

 田中紀男議員の質問に対する答弁者、市長。



◎(佐護市長) それでは、改革ネット田中紀男議員の代表質問に対してお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、2期目への意欲、思いはというようなことでございますが、私を選んでいただきました市民の方々は、私の1期目の市政に対して、ある方は評価をされ引き続いて続投を望まれ、また、ある方は不満足ながらも次期へ期待を込めて御投票いただいたものだと思います。それゆえ、議員がおっしゃいますように、私に寄せられた期待と責任というものは、私自身が最も強く感じているつもりであります。そこで、あえて2期目の1年目という表現をさせていただきました。

 続きまして、行政経営について、それの位置づけについてお答えをさせていただきたいと思います。

 地方分権の進展に伴いまして、市町村は自ら政策を決定し責任を持って展開していく必要があり、そのためには行政の運営に民間企業の経営の考え方とか手法というものを導入していくということが求められております。限られた財源の中で、市民ニーズの高いサービスを提供して満足をしていただくためには、社会環境の変化に迅速に対応できる柔軟さと効率的な組織づくりや、また、職員一人一人の情報の収集能力とか、あるいは政策形成能力などを高めていかなければならないというふうに考えております。

 そのためには、日進市では、今年度から、先ほども申し上げましたように試行錯誤ではございますが、行政評価制度というものを導入していきたいということで、ただいま進めているところであります。本格的な導入というのは平成17年度を予定しておりまして、制度の内容といたしましては、市のすべての業務というものを対象とし、それぞれの事務事業に細分化をして、事務事業の対象とか目的というものを明確にすることによって的確な目標値を設定し評価をするということにいたしております。この作業によって必要性とか公共性、経済性、あるいは妥当性、有効性などの観点から事務事業の位置づけが明確になって、今後の方針とか方向性というのが見えてくると考えております。

 人材育成の面からは、職員の能力の開発とか育成を目的とする人事考課制度の実施や自己申告制度、さまざまな研修を通じまして職員の資質の向上とか、あるいは組織の活性化というものを進めてまいります。

 今後とも民間企業の考え方、経営の手法というものは研究をし、アウトソーシングによって一層の推進とか、あるいはPFI導入の可能性なども探っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 私の総括的な質問に対してお答えいただきまして、ありがとうございました。

 2期目に臨まれる市長の責任感と期待、これをお伺いいたしました。ぜひとも期待の大きさ、これに十分こたえていただけるように強力なリーダーシップの発揮、決断と実行、これでもって示していただきたいというふうに思います。

 次に、行政経営について、民間企業の経営システム、これを積極的に取り入れていくんだという行政経営、パブリック・マネジメントの方式、あるいはさらにそれが発展的に具体的に展開されておるニュー・パブリック・マネジメント、ここまで含めた取り入れについて御判断をいただいたことは大変感謝したいと思います。

 しかるに、先ほど私が申し上げましたように、この2期目1年目、この位置づけについて、やはり私の期待しておる具体的な展開について、さらに私としては突っ込んだ御質問をさせていただき、ぜひともその具体化をお願いしたいと思い、この席からの個別質問を継続させていただきたいと思います。

 まず、私は、これまでの市長の4年間の市政の運営におかれまして数々の組織機構改革、これが取り組まれて実際実行されていることを十分知っておるつもりです。また、その中において多くの改革を行われ、それなりの成果を上げていることも私は評価したいと思います。

 しかしながら、先ほど申し上げましたように、2期目の1年目に当たるそのスタートの年であるという、それについての具体的な取り組みが私にはまだ十分見えていない、そんな感じがいたしますので、そういった観点から、以下、私の市長の2期目に至る、取り組まれるその姿勢についてて具体的に提案させていただきたいと思います。御意見をいただきたいと思います。

 まず、私としては、行政改革推進本部の設置、これを提案したいと思います。現在において行政推進会議が設置されておる、これは承知しております。ただし、これをさらに発展的に推進本部として、民間企業で行われている経営会議的な組織の横断的な執行機関としての権限を持った、そういった組織にこの行政推進会議を昇格させるという、この提案をまず一つさせていただきたいと思います。

 それから2番目に、防災対策本部を常設化するということ。現在、これについての要綱が決められ、その内容が決められ、その組織が決められておりますけれど、これは、形ができているものであって、実際にそれにタッチしている専任の方は、私の聞く範囲で3人の職員の方が、しかも兼務でやっておられるという、そういうことについて、それを常設化するということ。できることであれば、現在の組織の中から1割近い方たちをこの防災対策本部に派遣していただいて、その方たちが通常業務として勤務されるという、そういう体制を整えることを提案したいと思っております。

 3番目に、そういった人事を有効に活用するために、人事権を強化するために、現在の職員課、この中に課長が兼務をされて担当者が5人おられます。職員課というのは、職員の福利厚生を見る面と同時に、新しく人事の面を見られるという、この2つの面があるわけですが、これを私は分離、独立させて、できることであれば権限としては人事部部長クラスの権限を持った組織にするのが私は当然かと思っておりますが、現在の状態においてそれが無理としても、せめて人事課を独立させるという、課長が兼務であって、あるいは課長を部長なり室長なりが兼務するという形であっても、この人事課のぜひとも独立、それに権限を与えるという、そういうことを合わせて3つのこの改革を一つにした三位一体の改革という、これを私は抜本的改革と称してぜひとも検討していただきたいというふうに考えておるということ、これを提案させていただきたいと思います。市長の御見解をお伺いしたいと思います。

 とりあえず、その方向について御見解をいただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 3つ御質問いただきました。

 まず最初の行政改革推進本部、これを役員会的執行権を付与してというようなお話でございますが、行政改革の断行はもちろんのことでありますけども、日進市における行政改革の推進状況といいますのは、平成13年の3月に策定をいたしました日進市行政改革大綱に基づいて平成14年度は行政改革推進委員会から答申をいただいた49の項目について取り組みを行いました。本年度は平成14年度からの継続実施のものを含めまして86の項目について行政改革推進委員会から答申をいただいておりまして、それぞれの担当課において実施検討している最中であります。

 組織機構の改革につきましては、平成14年度の改革で、政策形成機能の強化とか各課業務の連携を強化するということを目的に、課の再構築というのを行っております。さらに本年度は指揮系統の簡素化について取り組んでいるところであります。

 議員御提案の行政改革推進本部につきましては、現在、民間の経営会議に相当するものではないかと思いますが、三役、教育長及び部長級をもって組織する政策推進会議というものが現在ございまして、この会議では、行政改革に関しての重要事項はもとより、市政運営に関して、基本方針とか、あるいは重要な施策等を審議決定しているところであります。

 次の防災対策本部の常設化、それによって有事への対応を強化したらどうだという御質問でございますが、日進市では、災害が発生した場合、災害対策基本法に基づきまして、私を本部長として災害本部を設置いたします。職員は職員初動マニュアルに基づいて行動をし、課単位にそれぞれの役割を分担することとなっております。常日ごろからの防災対策も重要であるという認識は持っておりますが、防災対策本部の常設というのは、他部門の職員配置に大きく影響することから、慎重に対応する必要があると考えます。

 いずれにいたしましても、御提案の内容につきましては今後の組織機構改革の参考にさせていただきたいと思います。

 次に、3番目の、職員課を二分して、もっともっと人事権を強化したらどうだという御提案であります。

 日進市では、職員の能力開発とか育成というものを目的として、人事考課や自己申告制度の導入とか、さまざまな研修を通じて組織の活性化とか人材育成というものを図ってきており、それなりに機能はしているものと理解しておりますが、人事の重要性につきましては、議員同様、重要だという認識をしておるところでありますので、御提案をいただきましたことを一つのまた契機といたしまして、他市町の事例等も調査をし、また、今後、御提案を生かすように努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 初めての市長の答弁で前向きな検討ということが、私としてどの程度までそれを確信として受け取っていいのか、その点わかりませんが、いずれにしても、私の解釈としては、前向きな御検討の約束をいただいたというふうに解釈していきたいと思います。

 その中で2つ触れたいと思います。

 まず1つ、私の提案である行政改革推進本部の内容につきまして、現在、政策推進会議というのがあるわけですが、これは現在、月に2回行われ、大体所要時間1回につき1時間30分。その中で行われている内容について、私がヒアリングさせていただいたところ、やはり私の懸念のとおり、報告、連絡、それに終わってるんじゃないかと。そこで十分討議されて、方針としてそれを本部長の市長の意向として、それをすべての部に対して徹底し実行するという、そういう決定能力、執行能力、その点について欠けてるんじゃないかと思います。

 といいますのは、まず4月9日からのリストをいただいてるわけですけれど、まず報告14件、協議事項なし、報告11件、協議事項なし、飛んで5月13日に報告13件、協議1件。その協議の内容というのは、庁舎内の喫煙対策であると。第4回目においては報告11件、協議なし。さらに14件、協議なし、12件、協議なし、10件、協議なし。第8回目の8月12日において報告9件、協議5件。その協議の内容というのは、巡回ラジオ体操について、行政評価の自主体制、これは重要な問題かと思いますが、それ以外に県消防操法大会について、保育園給食調理業務委託補助団体の自主運営説明会。このように、主として報告であり、その協議の内容というのは、市政の基本方針にかかわる、市長の方針を徹底する、そういった会議の内容ではなかったんではないかと思います。私の申し上げてるこの行政推進会議本部というのは、市長の意向を全部を通して全職員に徹底する、そういう意味での執行権を持った会議というふうに位置づけておるわけです。それをぜひとも改めて御検討いただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 今、8回の政策推進会議で実際に協議があったのは2回だけで、あとはなし、なし、なしというふうに受け取られたようでありますが、これは協議はなかったんですが、私がこうこうこういうことをやりたいということで、ぜひこれはきちんと周知をしてほしい、そういった指示を出してるのもあります。したがいまして、機能してないというのではなく、これも月に2回していったということで、意思をしっかり伝えたいという考えのもとに改善をしてきておりますので、このなし、なし、なしだけを見られますと、ちょっと本当に何もしてなくて、連絡会というふうに受け取られたようですが、そうではないということを申し添えておきたいと思います。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 市長の強力なリーダーシップ、これが発揮されてるということであれば、それはそれで理解するしかないわけで、議事録を申請しておりますけれど、いまだ私はそれは入手しておりません。今後の課題として残しております。決して批判的に足を引っ張るつもりは毛頭ありません。市長のお意向を全職員に対して徹底する、そういう機関がぜひとも必要ではないかということから提案させていただいております。

 それから、もう1つの問題として、人事権の問題。これが先ほど申し上げましたように、課長が兼務あるいは職員が2.5人で採用、教育、訓練、それから評価、それからさらに異動の問題、ここまでを考慮するということは極めて大変なことであり、十分それが人事権の発動ということで組織を動かす力になってるかどうかといった点に関しまして疑問がございます。ぜひともこの点について前向きにお考えになられることが今後の私の2期目の1年目に臨まれる市長のお考えとして、やり方として大切なことではないかと思い提案させていただいております。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 御提案いただきましたことについて、今後の進め方で参考にさせていただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) では、次へ移りまして、防災対策本部について御質問させていただきたいと思います。

 防災対策本部に関する資料として、御回答と同時に資料をいただいております。日進市地震災害警戒本部条例、日進市地震災害警戒本部運用要綱、それに伴う組織図、それに伴う任務分担表、これをいただいております。これを見させていただいた上で、私は、2つの意味で、この防災対策本部の常設化を提案させていただいているわけですけれど、まず大事なこととしては、1つは、私としては組織の再構築という意味において、できれば、先ほど申し上げましたように、現在の組織の中から1割近くの方、30人か40人、あるいはこれは20人でも15人でも、私は、現在の行政の運用の中から捻出されるということは、それはお任せすることにしたいと思いますが、いずれにしても、そのように、現在の組織のリストラ、再構築、リストラ・再構築が決して人減らしではない、首切りではないということを改めて確認させていただいた上で、あくまで再構築ということで、既存の組織をすっきりとした、方針を徹底しやすい、実行しやすい、そういうスリム化した組織にするということ、これはまず1つであり、もう1つの持ってる意味は、その人員を災害対策本部に常設化することによって、後でまちづくりの中で触れさせてもらいたいと思いますけれど、自治会との関係であるとか、あるいはボランティアとの関係であるとか、これらを日常的な業務として、いつ起こってもおかしくないと言われるこの大震災に対して平常業務を行っていくという。これは決して、今のある人間をそちらに移すことによって、現在ある組織が繁雑化するというんではなしに、現在ある組織を再構築するというだけですから、決して既存の組織が人員削減によって業務の遂行に影響が与えられるというものではなしに、現在行われているものの再構築という意味で申し上げておりますので、ぜひともこの防災対策本部の常設化の実現をお願いしたいというふうに思っております。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 答弁はもう既にしたと思っておったんですけれども、確かにいつ来てもおかしくない、いつ来るかわからない地震というものもございますし、防災に対する考え方というのは私自身も重点項目の1つでありますので、ただ、田中議員の言われる組織形態というのが私にはちょっと理解がよくできませんので、御提案をいただきましたことを一度さらにもう少し詰めた形で、今ここで言われても少し理解しにくい点ございますので、御意見を承って検討してみたいと思います。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 端的に補足させていただきますと、現在こちらにあります組織図、その任務分担、これを私は基本的に踏まえていただいていいと思います。これを常設化するというふうに解釈してもらっていいと思います。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 今答弁させてもらったことと同じ答弁になって、まことに申しわけないんですが、常設化していくということになれば、当然その人たちが兼務をしていくという格好ではできないと思うんですが、その辺がまだ僕、よく飲み込めないので、先ほど答弁させていただいたところでとどめさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 再構築という意味を改めて御検討いただきたいと思います。現在ある組織をスリム化するという、新たな人員をそちらに配置するという意味で申し上げております。

 あと残り時間5分ということでございます。

 関連することとして、行政改革の断行、これは極めて大事なことでありますが、それに伴うやはり財政的な面においての問題も必要かと思います。つきましては、3番目の財政改革について、その財政の健全化、これについて多少触れておきたいと思います。残り時間わずかですので、私の問題の意識と、それに対する当局の御見解をいただきたいと思います。

 まず歳入の見通し、これはますます中央との関係においても、地方に対する補助金その他の中央との関係における財政の厳しさ、それと自主財源の厳しさ、これが増してくると思います。

 次に、歳出の面におきましても、やはり積極的に長期の見通しを持った財政投資と、それと同時に、それを実行するためには、やはり抑制のあるめり張りのきいた歳出の見直し、これが必要であると思います。

 それらに基づいて現在の日進市の財政状況を見てみますと、財政指数によりまして財政力指数であるとか経常収支比率であるとか公債費比率、これらについて見させてもらったところ、ほかの自治体と比べても優良な自治体であるということ、これを認識することはできます。しかし、それは次第に悪化の傾向をたどっているということも事実だろうと思います。これらについて、今後の基本的な取り組みについて、私としては、やはり歳入が限られる中においては歳出の見直し、これにむしろ重点がいくんではないかと思います。そこにおけるめり張りと言いましたけれど、特に受益者負担の原則、これについて市民参画のもとにその点に対する市民の自覚、これも必要かと思います。その点についての市長のお考えを聞かせていただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) まず、財政改革の中の1点目の歳入の見通しについてでございますけれども、平成14年度の市税の決算額、対前年比でいきますと、法人市民税が7,755万7,000円、固定資産税が7,542万8,000円、都市計画税が3,583万2,000円とそれぞれ増加はしておりますけれども、市税全体でおよそ121億600万円となって1.7%の微増となっております。しかし、15年度は3年に1度の固定資産税の評価替えの年に当たり、本市でも地価の下落というものが続いておりまして、固定資産税及び都市計画税については減収になっていくんではないかというふうに予測をしております。

 市税全体では、平成13年度に続きまして2年連続で増加となりましたが、長期にわたる景気の低迷によって人口1人当たりの市税収入というものは、平成9年度をピークに年々下降してきております。

 今後の歳入の見通しにつきましては、小泉内閣の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」(骨太の方針第3弾)というので国庫補助金の負担金、あるいは交付税、税源移譲、税源配分、三位一体の改革というのが予定されておりまして、どの補助金が削減をされるのか具体的にはまだ示されておりませんけれども、不透明な部分が多いことから、財政の将来ビジョンと申しますか、その予測というのは非常に難しいものがあります。デフレを伴った我が国の経済というものが依然として低迷しておりますし、ここ数年は大幅な景気回復というのは望めないということでございますので、本市の歳入の根幹をなす市税につきましては、今後、右肩上がりの伸びは期待はできません。

 また、14年度の決算では、高金利時代に預けられておりました郵便局の定額預金の大量満期というものがピークを過ぎましたので、利子割交付金が1億6,879万2,000円となって対前年度では4億1,684万円、71.2%の大幅な減少になってきております。また、国内の消費の低迷から、地方消費税交付金や自動車取得税の交付金なども減収となっていくと思われますし、将来に向けて従来どおりの財源確保というのは非常に厳しくなってくると考えられます。

 次に、2点目の歳出の見直しについてでございますけれども、人件費とか扶助費、公債費の義務的な経費がここ数年は上昇傾向にあります。また、社会経済情勢の変化への対応とか、人口の増加、高齢化による新たな行政需要にかかわる経費というものも増大をしていくと考えます。

 また、こうしたことから、財源の積極的な確保に努める一方、今後も行政改革によって事務の効率化とかあるいは合理化といった、より徹底した歳出の抑制というのを御指摘のように図っていかなければいけないし、本年度から試行的にそれも実施しております。それは行政評価についても早期に本格導入を行って費用対効果の検証とか制度とか施策の見直しを行っていくということであります。しかし、また、難しいところは、行政満足度というのも上げていかなければいけないということで大変苦慮することだと思います。

 次に、財政の健全化ということについてお答えをさせていただきます。

 経済の低迷の影響によりまして、日進市の市税の伸びというものが当然鈍化をしてきておりますが、市税というものが歳入のおよそ6割を占める類似団体の自治体と日進市を比較してみますと、自主財源比率というのは高く、また財政力指数とか経常収支比率、公債費比率などの財政指標についても、今のところ、日進市は良好な数値を示しております。しかしながら、今後、新図書館とかあるいは西地区の新設小学校の建設、上納池スポーツ公園の整備、また東部丘陵の自然保全型公園事業等々大規模事業を控えておりますので、事業の緊急度とかあるいは重要度、そういった点から優先順位というものをつけるなど、中長期的な視点で施策とか事業の調整を図っていかなければならないと考えております。

 また、各種事業の推進のためには、市債や土地開発公社の積極的な活用、検討といったことについても考えていかなければいけないし、将来の財政負担というものも留意して財政運営というのを、健全性を保ちながら確保していくという非常に難しい状況に遭遇をいたします。

 いずれにいたしましても、地方分権時代の到来を踏まえまして、今後はより自主的、主体的に財政運営を行う必要がありますし、将来にわたって財政の健全性について十分に配慮をした財政運営を進めていくという考えでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 最後に、まちづくりについてであります。

 私は、まちづくりというのは、日進市の持っている経営資源をフルに活用して、まず横軸として広がり、特に日進市を日本国じゅうに発信し、また世界に向かって発信し、そこから活力を吸収するという、それがまず1つの大きな観点であると同時に、縦軸としてこの日進市を将来にわたってその流れの中で見ていくという、10年先、20年先を展望し、後世にこの経営資源を引き継いでいくということ、これがまちづくりの原点であると私は考えます。

 そういうときに、日進市のすぐれた経営資源というのは、1つはすぐれた経営資源である、緑と水であります。2番目に農業であると思います。3番目には7つのある大学、これとの有効な連携だと思います。4番目に人材であると考えております。

 私は、まちづくり条例制定作業において、昨年から3カ年計画でそれが進められていることを承知しており、私もこの議論には参加させてもらっております。今後とも積極的に参加させてもらうということを考えておりますが、本日は、このまちづくりの基本的な構想について質問をさせてもらうのを避けまして、時間の関係もありますので、現在、私が関係している当面の案件についてのみお伺いし、その進行状況について御回答をいただきたいと思います。

 まず1つは、自主防災体制についでございますが、先ほどの議論の中で、自治会との連携、ボランティアとの連携についてお話をいただいております。できれば、自治会との連携作業において、現在2つの地域において自主防災組織がありますが、それ以外にどのようなところでその話が何か進められておるのか、ボランティアとの連携においては、社会福祉協議会においてそのボランティアとの連携を図るということになっておるようですが、これが防災対策本部ができたときには、どのような関係になるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。

 新図書館の建設の問題、東部丘陵の問題については、先ほどの高木議員の質問にありましたので、私はここではあえて申し上げません。

 3番目に、ことしの6月に課題となりました市民交流センター、いちまつ跡地の早期決定、使用開始、これについての進行状況、進捗状況についてお話をお伺いしたいと思います。

 以上をもちまして、残り時間、わずかでございます。市長が決断と実行の強力なリーダーシップを発揮され、山積する問題の解決、市民の熱い熱望を実現され、成果の多い2期目1年目を乗り越えられることを期待いたしまして、私の質問を終了させていただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) まず最初に、自主防災組織の関係でお答えをさせていただきたいと思います。

 広域的で大規模な災害が発生した場合、被害が甚大であった場合、あるいは市、防災関係機関などの公的な活動というものには当然、限界というものがあります。こういった甚大な被害を想定した場合、日ごろから市民一人一人が防災意識の高揚を図って家庭での備えとか、あるいは地域が団結して助け合う地域防災による取り組みというのが大変重要であるという認識を持っておりまして、コミュニティーということも大切な一つである、こういったときに役立つ1つの大切なものであるということで、「人」「人づくり」「コミュニティー」ということも挙げさせていただいております。この自主防災組織の活動と公的な防災機関、またはボランティアとの関係、連携というものが図られてこそ被害というものがその時点における最小限に食いとめることができるんではないかというふうに考えております。

 地域防災のかなめとなります自主防災組織としては、現在、香久山地区と五色園地区の2地区が組織化をされております。地域の特性を生かしながら、災害発生時の応急活動を迅速かつ効果的に実施をするために、その組織の編成及び任務分担を明確にするとともに、地域住民の防災知識の普及とか、あるいは防災訓練の実施、災害時の情報収集や伝達、初期消火活動、救出救護、避難誘導などを組織的に活動できる体制にしていっております。

 日進市といたしましても、総合的な防災力の向上を図っていくためには、地域の防災力の向上というものが必須でありますし、これらの取り組みというものが市の全域に波及するように、地域住民の皆様方や関係各機関の御理解や御協力をいただきながら、新たな地区へ自主防災組織の設立に向けて支援とか御協力をさせていただきたいというふうに考えております。

 また、そういった組織を広げていくことも大切でありますが、もっともっと、例えば防災訓練でも一部のところで一部の参加した人たちだけが啓発されるだけではなく、多くの人がまたそれを見ることによって日進市がそういう動きをしてるんだな、我々も考えなければいけないんだなということになればということで、去年は総合運動公園でやったのを香久山へ持ち出したということでもありますし、これから順次位置も変えながら、多くの皆さんの目に触れるようにして啓発、啓蒙をしていきたい。

 特に、この間の福和教授のお話もありましたが、400年という歴史の中で、ここではそんな大きな地震が起きたことはないということで関心が低いんではないかというお話もございましたが、そういった点も踏まえながら、さらに多くの皆さんの目にふれるように、また御参加意識を持っていただくようにしていきたいと考えております。

 それから、図書館の関係はもうよろしいというお話でございましたので、市民交流センターについて少しお答えをさせていただきたいと思います。

 市民交流センターの設立に向けた準備状況ということでありますが、この準備会は継続的に開催をしておりまして、既にもう10回ほど開催をいたしております。これまでに施設内のゾーニングとか、あるいは必要な部屋と機能、必要な備品の洗い出し、そういったことをおおむね終えまして、今後は施設の利用方法とか提言書に基づく公設民営のあり方、事業内容及び運営体制について議論を進めているところであります。ぜひ御理解をいただき、御支援がいただければ大変喜ばしいことだと思いますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(小池貞治) 田中議員。



◆3番(田中紀男) 最後の御質問させていただきます。

 意見になりますけれど、最初に申し上げましたように、やはり2期目の1年目、この新たなスタートにおいて……。



○議長(小池貞治) 質問を速やかに終わってください。



◆3番(田中紀男) はい。新たなスタートにおいて決断と実行、大胆な改革を推進していただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(小池貞治) これにて田中紀男議員の代表質問を終わります。

 ただいまの代表質問について、関連質問を許します。

 折原議員。



◆1番(折原由浩) 改革ネットの代表質問の関連として市長に御質問させていただきます。

 質問につきましては、人事、機構、組織についてでございます。

 特に今回の場合は、市民に選挙で選ばれ、市長の公約、そして政策遂行、このことをすることが職員、いわゆる組織・機構を変え、市長の意思・政策を具現化することだというふうに私は思います。

 改革ネットとして行財政改革、まちづくりを進める上で機構、そして組織改革が基礎的、最重要なことだというふうに思い、例えば、先ほどの質問の中でも、民間企業の人事部の考え方、そして職員を適正評価し、適材適所と能力、主権者である市民に対し最大限に発揮すること、このことについて、人事部の考え方、組織の中枢と考えるから提案をさせていただいたわけでございますが、我々は、職員は入所時に宣誓をするわけですが、これは、主権者である市民への奉仕、そしてサービス向上に最大限チャレンジし業務を遂行することを市民に誓うものというふうに考えます。市長、職員が一丸となって市民ニーズへ対処すべき組織であり、繁忙の課があって、毎日定時で帰宅する課があってはならない、このように思います。業務量に対し適正な職員配置をしているとは、私はまだまだ言えないというふうに考えます。所属長のヒアリング、そして人事の配置については、それぞれに私は温度差があるのではないか、公正で公平と言えない部分はあると思います。この現実に対し、市長はどのように解決をされるのか、まず1点お聞きしたいと思います。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 代表質問に関連いたしまして、折原議員の1番目にお答えしたいと思います。

 人事制度上8月に所属長に行う職員配置希望ヒアリングというものは、翌年度以降の重要な施策や、あるいは計画というものを、所属長と人事担当課が直接お互いにひざを交えまして忌憚のない意見を話し合えるということで、非常に重要なヒアリングであるというふうに考えております。また位置づけてもおります。私の行った選挙公約や政策遂行が具現化できる職員体制を整備し、職員に業務量の不公平がないように、さらに職員の適正配置というものに努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(小池貞治) 折原議員。



◆1番(折原由浩) 関連の2番目の質問をさせていただきます。

 次は、職員のスキルアップ、いわゆる職員の能力評価についてであります。

 あらゆる角度から所属長や、そして以前にも提案をいたしましたが、部下からの評価も含め、今後は総合的に評価をし、本人自らの評価、そして、これは本人も十分納得し得る人事評価をした上で職員配置をすべきであるというふうに考えます。主権者は市民を基本にフレキシブルに一丸となって業務に対処する組織づくりを願うからであります。

 業務遂行に対し本人との、また人事担当者、所属長はどのように評価を伝え確認し合っているのか、確認し合い、職員に対し、税を負担する主権者である市民に対し優良なサービスを提供することが仕事であるということを意識改革を求めるからでありますが、この辺につきましては、市長はどのようにお考えでしょう。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 企業は人なりとか組織は人なりということで、いかに人が大切であるかということはよく認識をしているつもりでありますが、平成12年度に導入をいたしました人事考課制度、これは職員一人一人の評価を直属の上司が行うということで、職員の能力を適正評価し、また職員に開示することによって極めて透明性の高い評価を受けております。

 職員の適正な人事評価と人事配置というのは、主権者であります市民へのサービスという形になってあらわれるものでありまして、組織をつくっていく上で非常に重要であると思いますし、最初に手がけることであり、最後までなかなか難しい問題であるというふうに思いますが、精いっぱい努力をして、いい組織、いい人材を育てていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(小池貞治) 折原議員。



◆1番(折原由浩) 関連の最後になりますが、ぜひ、しっかりした組織をつくり上げていたただきたい、今以上にですね、と思います。これを言いかえますと、市民は職員を選ぶことができなくて、いわゆる市民は職員を間接的に選挙で市長、そして我々議員ですね、を選んでいるというふうに言うことが、私は、できるんではないかなというふうに思います。市民の負託にこたえ得る組織づくり、そして人づくりが市長の使命でありますから、ぜひとも強力な組織づくりを改革ネットとして政策遂行の基礎であるととらえ、改革をお願いするものであります。ぜひ、市長の意気込みをお聞かせいただきたいと思います、最後に。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) それでは、3番目の関連質問にお答えさせていただきたいと思います。

 私が選挙の公約とか政策というものを遂行していく上で、やはりしっかりとした意思が伝達できる、その伝達した意思が実現できる、具現化できる、そういった組織にしていかなければ、政策の実行とか公約というものはなかなか進まないということはよく認識をいたしております。異論がないところでございます。市民の負託にこたえる組織づくり、人づくりというものを精いっぱい進めてまいりたいと思いますので、皆様のまた御指導や御支援も心からお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。



○議長(小池貞治) これにて折原議員の質問を終わります。

 ほかに質問はありませんか。(なし)

 ほかに質問なきものと認め、以上で改革ネットの代表質問及び関連質問を終わります。

 次に、日本共産党村瀬志げ子議員の登壇と発言を許します。

     〔6番 村瀬志げ子登壇〕



◆6番(村瀬志げ子) 日本共産党市議団を代表いたしまして、市長の所信表明に対して質問をいたします。市長の前向きな答弁を求めます。

 内閣府は、8月30日に国民生活に関する世論調査を発表いたしました。日常生活で悩みや不安を感じていると答えた人は過去最高の67.2%に達しています。また、1年前と比べて生活が低下していると答えた人は32.3%に達しており、1974年の石油ショックの影響を受けたとき以来の最高の数字になっています。また、内閣府は、その背景として、景気悪化が続き、少子高齢化が進む中で、年金や医療など社会保障制度の将来像がはっきりしないことがあると分析をしています。

 このように今、市民は、小泉内閣の福祉切り捨て、医療費の負担増、増税等で生活が脅かされて、先が見えない生活を強いられています。今こそ地方自治体の使命として、市民の生活を守る課題を負わなければならないと思います。

 今回の市長の所信表明を聞いておりますと、現実政治から逃げているのか、無縁なものと思えてなりません。

 そこで、第1の質問に入ります。

 小泉内閣が国民に痛みを押しつける構造改革から市民の暮らしをいかに守るかについて4項目質問いたします。質問の内容は具体的に申し上げます。

 第1は、医療費の無料化の拡大です。子供の医療費の無料化の問題です。

 当選はされませんでしたが、市長に立候補された方は、中学校卒業までの医療費の無料化を公約に掲げられました。また、議員さんのうち何人かは中学校卒業までの医療費無料化を掲げてみえます。市長は、この医療費無料化の拡大について、どのように考えてみえるでしょうか。

 次に、精神障害者の入院費の医療費の問題です。

 7月から通院費は無料になりました。先進市町は入院費も無料になっているところがほとんどであります。ぜひ、日進市も通院費も入院費も無料にしていただきたいと思いますが、市長はいかがお考えでしょうか。

 次に、国民健康保険税の改善の問題です。

 今、全国では、悪質滞納者というレッテルのもとに資格証明書の発行がされております。資格証明書になりますと、窓口で一たん全額医療費を納めなければなりません。そのために医者にかからない、手遅れになって死亡した、こういうことも起こっています。今、日進市では、まだ資格証明書の発行は行ってないと聞いておりますが、絶対に命を守るためにも、国民健康保険証の取り上げは行わないでほしいと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、高過ぎる国民健康保険税の引き下げと実質的な減免制度の拡充を求めますが、市長の見解を伺います。

 次に、窓口負担を軽減するために、市長の権限でできる2つのことを提案いたします。

 1つは、国民健康保険法第44条を適用し一部負担金を軽減することです。第44条の規定には、生活困窮者など特別な理由がある被保険者については、窓口での一部負担金を減免し、または徴収猶予することができる、このようになっております。残念ながら、愛知県下ではまだどこの自治体もありませんが、秋田県や東京都など多くのところで今の一部負担金の軽減措置がとられております。日進市も愛知県下で初めての国保法第44条を適用した一部負担金の軽減を求めますが、いかがでしょうか。

 次に、高額療養費の受領委任制度を導入することであります。

 受領委任制度は、医療機関や医師会の協力のもとに、基準額を超える部分について、医療機関による代理申請により本人の窓口払いを不要とする制度であります。この近郊でも、名古屋市、瀬戸市、尾張旭市、豊明市、長久手町など9市町がもう既に実行しております。入院する場合、一部負担金、今現在7万2,300円ですが、それだけ用意すれば、あとの分については医療機関から市に請求があって本人は用意しなくてもいい、大変助かる制度であります。ぜひ、このことは、市長の権限でできることでありますので実施をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、消費税の増税に反対することであります。

 今、財界や政府税調は、消費税を16%にするとか20%にするとか、きょうお昼のニュースでも年金の財源として消費税の増税をする、このようなことが今報道されております。消費税の増税はまさに市民の生活を直撃いたします。この消費税増税に反対することを求めますが、いかがでしょうか。

 次に、不公平な都市計画税を廃止することであります。

 選挙中に市長が配られましたチラシの中に「公約の都市計画税の凍結については議案を議会に上程しましたが、残念ながらお認めいただけませんでした。引き続きその実現に向けて検討していきたいと思っております」、このように市民に公約されました。しかし、今度の所信表明では一言も触れられませんでした。ぜひ、実現のために最大限の努力を要求いたしますが、いかがでしょうか。

 第2の質問に入ります。まちづくりと市民参加について3項目質問いたします。

 第1は、情報公開についてであります。

 今、市民の方と職員と、そして学識経験者によりまして環境基本計画、まちづくり条例が精力的に今、論議をされております。これはこれとして私は認めるところであります。では、これを生きたものにするためには、今、現実に起こっていること、市民が困っていることをどのように解決をするのか、これが求められていると思います。

 そこでお尋ねいたします。浅田町の芋地池が半分ぐらい埋め立てられました。私は、市街地のため池の埋め立てについては問題があると考えていますが、その埋め立てたところに今回セレモニーホールを建てるということで地鎮祭が済みました。民家のすぐ隣に、このように施設がつくられること、これは総合計画でいう「ひと・みどり・ふれあいがつくる高環境生活都市」と言えるでしょうか。市長の行政指導はどうなっていたのか、お尋ねします。

 次に、竹の山土地区画整理事業を始めとした区画整理事業の進捗についてであります。

 今、全国では、区画整理事業をめぐる大変厳しい状況が起こっています。例えば千葉県では、破綻した組合の理事さん、7名だそうですが、銀行から連帯責任者として11億円返せという訴訟が起こっている、こういう事態があること。また、木更津市は組合が解散をしてしまったこと。新潟県では仮換地後に組合の事業を中止せざるを得ない。こういう状況であります。今、日進市の区画整理事業においても、保留地が売れない、竹の山においてはメタンガスが発生した、こんなような、いろんな問題が出ております。今後この区画整理事業について、市長はどのように整理事業の方と協力して進めていくのか、お尋ねいたします。

 2つ目は、歩道や生活道路の整備についてであります。

 野方三ツ池公園線は、4年間で都市計画決定をするなど、事業に着手するのかどうか伺います。

 次に、小田赤池線です。午前中の答弁で、赤池白土線まで14年度までには開通させると言われました。市長も御存じのように、小田赤池線の都市計画決定は赤池白土線までではありません。153号線までが都市計画決定をされています。この赤池白土線から153号線まで開通させなければここのところはとても危険なところであります。どのようにお考えかお願いします。

 次に、県道名古屋豊田線と県道名古屋三好線です。県道名古屋豊田線は、今、三本木の方から改修が始まっております。しかし、市街化区域である浅田町、折戸町地内は手つかずであります。県に対して市はこの4年間でどこまでこの事業を進めてもらうように要求していくお考えがあるのかお尋ねいたします。

 3項目めは、交通事故や交通渋滞の解消のために交差点を改良することであります。具体的にお尋ねします。

 1つは、赤池2丁目北交差点、2つは三ケ所交差点と浅田交差点について、この4年間でどこまで進めるのかお願いします。

 第3の質問、主要事業の遅れについて3項目質問いたします。

 第1は、新図書館の建設についてであります。午前中の答弁で、図書館検討委員会の答申後、地主と区長に概要を説明していると言われました。議会の議決を得ない前に、この地主と区長にどのような説明をしてみえるのか内容をお願いします。

 次に、図書館長は公募を含めて早く決めるということを言ってみえましたが、図書館長の公募はされたでしょうか。また、図書館は18年度には今のままいってオープンするでしょうか。お願いいたします。

 次に、西小学校の分離新設校の用地の問題です。

 行政報告で、第1候補地、高峯土地区画整理地内、第二候補地は赤池町下郷地内と言われました。2カ所同時に用地交渉に入るんでしょうか。いつ1つに絞るのでしょうか。市長の決断を伺いたいと思います。

 3番目に、東部丘陵の自然保全型公園事業を推進するためにはクリアすることは何があるのか。そのスケジュールについてお尋ねし、第1回目の質問を終わります。



○議長(小池貞治) ただいまから2時45分まで休憩します。

             午後2時30分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後2時47分 再開



○議長(小池貞治) 会議を再開します。

 ただいまから暫時休憩します。

             午後2時47分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後3時40分 再開



○議長(小池貞治) 会議を再開します。

 代表質問に入る前に、議会運営委員長から報告を行っていただきます。

 議会運営委員長、折原委員長。

     〔議会運営委員会 折原由浩委員長登壇〕



◆(議会運営委員会折原由浩委員長) ただいま議長の御指名がございましたので、議会休憩中に開催されました議会運営委員会の協議の内容と結果について御報告をさせていただきます。

 本日予定されていました代表質問のうち、ペガサス後藤議員が代表質問を行える状態ではなくなりましたので、その質問の取り扱いについて協議をいたしました。

 全国市議会議長会などに問い合わせをいたしました結果、本人不在の場合は質問はできないとのことでありました。したがいまして、ペガサスの代表質問は本日行われないことと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(小池貞治) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 村瀬議員の一般質問の答弁を行っていただきます。

 市長。



◎(佐護市長) それでは、村瀬議員の代表質問に御答弁をさせていただきたいと思います。

 まず最初でございますが、小泉構造改革から市民の命と暮らしをいかに守るかの中で、第1点目、医療費の無料化として、子供の入通院及び精神障害者の入院費の本人自己負担額の助成ということでございますが、乳幼児医療につきましては、平成15年の第1回定例会におきまして議員の皆様からの御提案のあった未就学児までの児童を対象にしたものを本年度の10月診療分から拡大を現在準備しており、また、精神障害者医療につきましては、本年の7月診療分より新たに精神障害者保健福祉手帳1級・2級の交付対象者にも通院医療費の医療助成を実施しておるところでございます。

 議員が御指摘のように制度の拡大を考えますと、現在の厳しい財政状況の中で、医療につきましては、将来にわたって安定的に運営を図っていく必要があると考えております。そのため、福祉医療の拡大につきましては、将来にわたって市の財政状況にも大きな影響を落としかねないように、社会経済情勢に照らして、市の限られた財源のうち緊急度、重要度等から、また、近隣市町の事例等も考慮しながら、私の2期目として、市民の視点に立った慎重な判断が必要ではなかろうかと考えておる次第でございます。

 次に、2点目の御質問、国民健康保険の改善についての1点目、国保証の取り上げは行わないことということについてお答えをさせていただきます。

 被保険者に対し保険証の返還を求め、資格証及び短期保険証を交付するという規定に関しましては、平成12年国民健康保険法の改正によりまして、従来のできる規定から義務とされました。日進市におきましても、平成13年度、要綱等を制定し、段階的に実施をしているところであります。その基本的な考え方といいますのは、被保険者間の公平・公正を図り、特別な理由なく保険税を1年以上滞納してみえる納税者に対しまして納税意識を高揚し納税を促すことにあります。

 本市は、本来有効期限が2年のところを6カ月という期間の短期保険証の交付は行っておりますが、資格証の交付というのは行っておりません。あくまでも滞納者の方との相談、面談、あるいは弁明書等の提出を求め、その状況を聞いた上で対応しており、やむを得ない理由によって納税が困難な方には慎重かつ適切な対処をしているところであります。

 しかしながら、特別な理由もなしに滞納を続けられる方については資格証の交付もあり得ると考えておりますので、御理解をお願いいたします。

 次に、2点目の国保税の引き下げ及び減免制度の拡充についての御質問でございますが、平成14年度国保会計の収支決算は1億6,900万円の黒字となっておりますが、単年度で見ますと3億2,100万円の赤字決算となっており、国保会計だけを見ますと、国保税の引き下げというのは非常に厳しい状況と認識をいたしております。

 平成15年度の税率につきましては、厳しい財政状況の中、据え置きとさせていただきましたが、平成16年度以降の保険税につきましては、今後の社会情勢の変化とか、あるいは国保財政の状況並びに国保運営協議会の御意見なども伺いながら判断をさせていただきたいと思っております。

 また、減免制度の拡充につきましては、平成13年の3月に規則改正をし、生活が困難な場合などの減免事業の拡充を行ったところであり、早急な見直しを考えてはおりませんが、今後の社会とかあるいは経済情勢の変化に伴って、その時々に即した改正が必要だというふうには考えております。

 次に、窓口負担を軽減するために、国民健康保険法第44条を適用し一部負担金を軽減すること並びに高額療養費の受領委任制度の創設をという御質問、御提案でございますが、議員が御指摘のとおり、国民健康保険法第44条の規定中、特別な理由がある被保険者で保険医療機関等に一部負担金を支払うことが困難であると認められる者に対しましては、一部負担金の減額とかあるいは支払いの免除などをすることができるという規定があります。この規定といいますのは、地域の特殊性とか、あるいは被保険者の生活実態などに即したもので、しかも適正に実施をしていかなければならないというふうに考えており、いわば大規模災害による被害、あるいは地場産業的な事業の休廃止など、また、それに伴う失業などによる収入の著しい減少に限定された時限立法的な性格を帯びている、そういう規定であると考えております。

 また、この規定の適用は、愛知県内では過去例がないとも聞いておりますので、今後この取り扱いについては十分な調査とか、あるいは検討をしながら考えていきたいと思います。

 次に、高額療養費の受領委任制度の創設をするということについてでありますが、県内では、名古屋市ほか6市程度が実施をしていると聞いておりますが、現在、本市では愛知県国保連合会の高額療養費支払資金貸付事業というものを利用しているところでありまして、受領委任制度の目的とか制度とはそう違いがあるものとは思っておりません。しかし、現在行っているよその市町の制度というものは研究をしてみたいと考えております。

 次に、消費税の関係であります。

 消費税につきましては、市民生活に直結するということから、その動向というものは非常に関心があるところであります。税率の引き上げについては、景気との関連も出てまいりますし、高齢者の年金財源の確保に不可欠という話も出ているようでありますので、私といたしましては、国税の基軸となる税の論議については、今後もその行方というものを見守っていきたいと思いますし、地方の首長として意見を述べる機会がありましたら、私なりにその意見をその時点で明らかにする。また、市長会等でもそういった必要性のある場合はそれなりの意見を述べていきたいとは考えております。しかし、非常に重要な問題でありますし、我々の生活にも非常に大きな影響をあらわすものでございますので、慎重な対応を考えていきたいと考えております。

 次に、都市計画税についてでありますが、14年度において議会で御審議、御議論をいただきました。その結果、引き下げについて同意はいただけませんでしたが、議会という場で、都市計画税についてさまざまな議論がなされたことについては、私は意義があったと思っております。

 また、現在もこの税について不公平感を感じておられる市民の方々がおみえになるというお話もありますし、今後もその引き下げについては努力をしていきたいと考えておりますが、右肩下がりの時代を迎えた中で、さきの議会で御指摘いただいた点を踏まえての検討というものが十分進んでいない面もありますので、今しばらくお時間をいただきながら検討を重ねていきたいと考えております。

 なお、このたびの所信表明におきまして「人」「人づくり」「コミュニティー」というものを通して「ふるさとにっしんづくり」を柱にお話をいたしましたので、あえて触れませんでしたが、もちろん、私の市長就任当初からの重要な政治課題であるということは十分認識をいたしております。

 次に、まちづくりと市民参加、その中の情報公開、さらにその中の浅田町の芋地池の埋め立てについてお答えをさせていただきたいと思います。

 現在、宅地開発行為、共同住宅建築、敷地面積1,000平米以上の建築物については事業者に対して日進市宅地開発等に関する指導要綱に基づきまして事前協議というものをお願いいたしております。事前協議の趣旨というものは、都市計画法とか建築基準法の適法性というものを厳守しながら日進市において必要と思われる事項の要望とか指導というものをお願いしていくものであります。そして、日進市宅地開発等に関する指導要綱に基づきまして事前協議が提出をされ、その事業が承認されたときに事業者に対して事業計画の概要について近隣関係者に周知をしていくこと、また、工事中の近隣居住者に対しての安全対策を講ずるように文書によって要望とか、あるいは指導をするとともに、地元区長または自治会長の意見書の提出というものもお願いをいたしております。

 また、芋地池における開発、建築につきましては、本指導要綱に基づく事前協議書の提出とか、あるいは承認及び県への開発許可申請書の提出、許可を得て、並びに建築確認申請書も提出をされたと確認をいたしております。そして、情報公開については、情報公開条例の個人情報保護条例その他法律に抵触しない範囲で公開をしていきたいというふうに考えております。

 次に、?の竹の山南部特定土地区画整理事業についてお答えをさせていただきたいと思います。

 区画整理事業は、道路とか下水道、公園といった都市基盤整備として、まちづくりに大きな寄与をしてまいりましたし、その事業運営というものは、組合員代表の合議によって運営されるもので、地権者などによるまちづくりというものが図られているものであります。

 しかしながら、近年の社会情勢を見ていきますと、非常に厳しい状況にありますし、事業計画を遂行するための事業経費の節減とか、あるいは保留地情報のPRなどについても、市も組合とともに情報の交換を図りながら実施をしているところであります。

 今後におきましても、よりよいまちづくりのための住環境整備、そういったものが図られるように、組合との意見交換を積極的に行い、組合における情報の共有の徹底、また必要な情報を公開することなども含めて、組合事業が適切かつ円滑に履行されるように一層の指導と助言というものに努めていきたいと考えております。

 次に、歩道、生活道路の整備についてということで、その中の一つ、(仮称)野方三ツ池公園線につきましては何度か御質問いただいているわけでありますが、野方橋付近における交通混雑を解消するとともに、南北の市街地間というものを連絡することと、市内における東西軸の役割を持つ都市計画道路日進中央線とともに、市西部地区における市街地の道路ネットワークを形成していくことを目的として構想した道路であります。

 さて、野方地区の計画対象となる土地を所有されている皆様には、平成13年3月17日と10月13日に計画概要説明会を開催いたしました。この説明会におきましては、当該事業の目的と必要性を御説明させていただきましたが、一部の方々からは、計画しているような広い幅員の道路は必要ではない、十分な市民参加が得られた計画ではないといった御意見をいただきました。

 こうした状況の中で、当該計画について、皆様から御理解が十分得られていない状況にあると認識するとともに、厳しい財政状況が続く中で、国及び愛知県の財政状況も逼迫をしており、道路整備に係る補助金のつき方も相当に難しくなってきております。また、当該事業に大きく関係をします日進中央線は、当該地域内における事業着手の目途というものがいまだたっていないという状況であります。

 本市といたしましては、都市計画道路日進中央線の当該地域内での事業着手の目途がつき次第、改めてこの路線について考えていきたいというふうに現在は考えております。

 次に、?の小田赤池線についてでございますが、県道名古屋岡崎線から市道赤池白土線まで約600メートルの区間は、平成18年度中に供用する予定でありますが、さらにできればその先に進んでいきたいというふうに考えております。また、その先の国道153号線まで約300メートルの区間につきましては、小田赤池線が国道と赤池駅前線と交差する形状の関係もありまして、土地区画整理事業による道路計画と整合させ整備するというのがよいと思われますが、区画整理事業の施行の見通しが現在立っておりませんので、区画整理事業以外の整備手法も含めて検討していきたいと考えております。

 最後に、?の県道名古屋豊田線と名古屋三好線でございますが、両路線とも県の財政状況が厳しいこともありまして、現時点では事業着手の予定が立っていないという状況でございます。名古屋三好線につきましては、小田赤池線と同様に、土地区画整理事業の計画にあわせ整備をする予定でありましたが、この地区も区画整理事業の施行見通しが立たずに、この路線も区画整理事業以外の手法を検討していく必要があると思います。

 また、東郷町境までの完成している名古屋三好線の接続先として、現在事業中の南山の手線を平成18年度中に東郷町の境まで完成させ、接続するという予定をいたしております。

 次に、(3)の交通事故とか交通渋滞の解消のための交差点の改良ということで、?に国道153号線と、県道名古屋豊田線、市道赤池浅田2号線が交差する赤池2丁目北交差点について事故の発生件数を調べました。ことしの1月から6月までの期間で人身事故が4件あり、車同士の接触事故などの物損事故は数多くあるという状況でありました。この交差点を改良するには、各管理者である国・県・市がよく協議する必要があり、また右折信号の設置というのは、公安委員会の管理になりますので、今後、各管理者に対して強く要望していきたいと考えております。

 次に、?の三ケ所と浅田交差点についてでございますが、両交差点とも以前から県に要望してまいりましたが、三ケ所交差点は、県により日進中央線用地として買収が完了しておりまして、改良を強く要望しているところであります。6月議会の御質問にもお答えをさせていただきましたとおり、県は埋蔵文化財の事前発掘調査を今年度発注をいたしますが、改良に必要となる用排水路の切り回しや盛り土にかかわる費用というものは現在なくて、予算確保に向けて要求をしているというふうに聞いております。

 今後とも両交差点を始め事故、渋滞の著しい県道の交差点については、改良の要望をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、新図書館の建設、その中の図書館検討委員会の答申についてお答えをさせていただきます。

 新図書館検討委員会の答申がこの3月に出されました。その中で、最終的には3つのゾーンについて御提案がいただけております。まず、Dゾーンとして東京海上グラウンド、次にBゾーンとして中央福祉センター東側、次にCゾーンとして市民会館敷地と会館下の交差点付近を各委員の推薦のもと、適地として答申をいただきました。

 この答申をいただくことになった背景といたしましては、遡ること平成13年9月の補正予算におきまして、用地取得議案と同時に一般会計補正予算の中で、債務負担行為について御提案をさせていただきました。このときは、用地取得議案が継続審議となるものの、一般会計補正予算は債務負担行為の修正もなく可決・成立をいただきました。また、さらに遡ると、この年の3月議会において、中川増雄議員の一般質問で、森の図書館構想について、「場所は東京海上火災所有のグラウンド用地を最適と考え、現在用地交渉に入っております」という御答弁を申し上げております。

 こうした次第でありまして、平成13年度、当時3月議会で東京海上グラウンドに内定し用地交渉を進めている旨の説明をさせていただき、議会の御協力を願ってまいって、9月議会で債務負担行為の予算と用地取得議案をあわせて提案しましたところ、用地取得議案だけが継続審議となり、最終的には同年12月議会で用地取得議案が否決となったわけでございます。

 このような背景のもと、また、議会からは図書館の早期建設の要望を受ける中、当局といたしましては、平成14年5月に新図書館検討委員会を立ち上げ、検討いただくことになったわけでございます。

 議会で否決した土地を御推薦いただいている点につきましては、この検討委員会の中で当局は東京海上グラウンドに議事をリードするようなことは全くなく、むしろ否決された土地も見たいという御提案は、委員である市民の方からのものでありました。最終的には、その答申を私としては尊重した上で用地の上程をすることといたしておりまして、御提案をいただいた今の状態でその推薦について所見を述べる立場にはないと存じておりますし、答申内容を尊重する私の立場からはいずれのゾーンにつきましても、推薦内容について熱心に御検討いただいた点について感謝を申し上げる立場にあっても、よい悪いとか否決した土地についての推薦について見解を述べる立場にないと存じますので、その点をよろしく御理解いただきたいと思います。

 次に、?の図書館長の公募の点についてという御質問でございますが、この件につきましては、平成14年第4回定例会において、村瀬議員の御質問に対し御答弁を申し上げているところでございますが、そのとき「知識の豊富な有能な館長などをヘッドハンティングされているところもあるようですので、その方向で検討をしております」というふうに答弁をさせていただきました。さらに、「大筋では経験豊富で有能な職員を外部から登用するという方向で、ほかの先進地の事例なども学びたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします」と申し上げました。

 また、村瀬議員の再質問で、ヘッドハンティングの方法は公募なのか、田原町のように紹介者を採用する方法なのかお尋ねがありました。それに対しまして、「私どもは、現在の段階ではヘッドハンティング、目標を設定して、その人に来ていただくように努力をしていきたい」と申しております。

 また、いつまでに決めるのかというお尋ねに対しましても、できるだけ早くということで、最大限の努力をさせていただきますという考えを表明したところであります。

 御質問の新館長招聘に関しましては、以上のような方向の中で、新年度に入り日本図書館協会へ私自ら依頼に参りまして適任者の推薦をいただきたいとのお願いをしてまいりました。協会といたしましては、これを受けて適任者の推薦に御尽力をいただいた結果、お二人の方を推薦いただくことができました。履歴、面接、作文などによって選考を行いましたが、残念ながらお二人とも、私の新図書館長像とは、若干食い違いがあり、御縁がなかったものとして現在に至っております。

 今は、また違う方向からの候補者を探しているところであり、日進市の図書館建設と運営に当たり、日進市の図書館のアイデンティティを発揮いただき、それを託すことのできる館長をと努力しているところでありますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。招聘期限につきましては、前回の繰り返しになりますが、相手のあることでありますので、現在のところでは、できるだけ早い時期にということで御理解をいただきたいと存じます。

 いつまでにということでございますが、基本計画でもできるだけ早い時期からかかわらせることが必要であると言われておりますので、その趣旨を十分尊重していきたいと思っております。そういう意味で、4月に入ってすぐ図書館協会への推薦依頼も伺っているわけでございます。

 次に、?点目の18年度にオープンするかというお尋ねでございますが、今のところは18年度中のオープンを目途として事業を進めておるということでございます。

 用地の決定につきましては、今のところ、まだ決定はしておりませんが、早期に図書館をつくるという点においても、私も市民の皆様からの声を選挙期間中たびたび耳にしており、必ず建設していくという気持ちでありますので、御協力願いたいと思います。

 しかし、現実的には、当選後の短時間の間に、1つ、用地の内定、2つ目が議会との調整、3つ目が用地者売却意思の確認など、また4つ目が用地決定を議案提出期限である7月下旬までに行うのは、結果として困難でありました。

 市長選を経て、私の政治手法も御信任いただけたと信じておりますので、議会との健全な緊張関係を保ちながら、今後は議会と私の双方が市民のことを一番考えていかなければならないという点からは、良好な関係の形成に配慮していくという決意を新たにしてるところであります。

 そうした点から、議会の皆様にも、御意見をお伺いした上で、最終的に用地の決定を行い、議会にお諮りをしたいという趣旨でございます。

 こうした次第でございますので、できるだけ早く議会上程をしたいという考えには変わりはございませんし、またその路線に沿って事業を進めておりますことを申し上げ、答弁とさせていただきます。

 建設関係のスケジュールにつきましては、設計には約1年、建設工事には約1年6カ月と見積もっております。したがいまして、15年度中に基本設計に着手をし、16年度中に設計を完了し、17年の早い時期に建設工事に着工したいと考えております。ただ、それも前回、用地議案が御承認いただけなかったことから、当初16年開館という目途が延びてしまっているということもありまして、市民の皆様に厚い御要望という点で議会の御理解、御協力が不可欠であるということを感じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、大きな3番目の主要事業の遅れについてという中の(2)西小学校分離新設校の用地選定を2学期中にすると言っておったが、計画どおり順調に進んでおるかという御質問でございます。

 平成14年12月に作成をいたしました分離新設検討委員会の資料(西小学校区)というのをもとに、日進市教育委員会におきまして候補地の5地点について、さきの6月5日に開催の定例教育委員会の場において用地の選定を議案として審議が始まりました。当日の議案は継続審議となり、7月9日の定例教育委員会へ引き継がれ、さらに継続審議となりました。

 現地の視察を実施することとなって、7月23日に臨時の教育委員会が開催をされ、視察後の審議の結果、5カ所の候補地のうち、第1順位として最も適した場所は、高峯土地区画整理地内と決定をされました。また、第2順位としては赤池下郷の南部浄化センターの西側とすることに委員の意見がまとまったと報告を受けました。

 用地を選定する上で最も重要な項目は、やはり児童をいかに安全に通学させられる環境を整えられるかということであります。そういった意味において、教育委員会の出した決定というものは最大限尊重していきたいと考えております。

 その次に、(3)の東部丘陵保全型公園整備事業を推進するためにクリアすることと、そのスケジュールというものは、ということでございます。お答えをさせていただきます。

 東部丘陵環境保全型公園につきましては、平成14年度に基本設計を行い、ことしの6月26日の全員協議会で議員の皆様方にも御説明をさせていただきました。この事業を推進するためにクリアすること並びにそのスケジュールでありますが、まずは事業を推進していくための手法でありますが、本事業は都市計画事業として、都市計画決定を行って進めてまいる予定であります。そのためには、事業区域を決定して関係する地権者の方々に計画の説明を行い、御理解をいただく必要があります。その後、測量業務とか実施設計業務とあわせて都市計画決定の手続というものを行いまして、用地の取得とか、あるいは事業着手という流れになってまいります。

 その流れの中で、課題となってまいりますのが、都市計画決定区域をどの範囲に定めるかということであります。基本設計では、全体で約146ヘクタールの区域設定となっております。しかし、すべてを都市計画決定するということは、用地の取得においても財政上の問題もあるために、非常に難しいものであると考えます。そうしますと、基本設計で保全すべき優先順位を定めていますが、その中の例えばAゾーンを区域にするのか、あるいはA・Bゾーンとするのか、そのような区域の設定が課題となってまいります。また、区域を設定するに当たりましては、御存じのとおり、採掘業者が区域内の土地の大部分を所有しております。区域設定に当たり、まず最大の地権者である採掘業者との話し合いが必要であると考えます。その中で、区域決定に関し御理解がいただければ、先ほど申し上げたように、測量とか実施設計など都市計画決定に向けて業務を行うことになってまいります。

 また、そのスケジュールでありますが、採掘業者との話し合いについては現在、日程の調整を行っているところでありまして、できる限り早い時期に行いたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) 順次、再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず最初に、小泉内閣の進める構造改革から市民の命と暮らしをいかに守るかについてお願いいたします。

 私は、窓口負担を軽減するために市長の権限でできる2つのことを提案いたしました。1つは、44条を適用した問題であります。今、市長は、災害とか、それから地場産業が全部だめになったとかいうふうに言われましたが、この中には、やはり生活困窮者の中には、リストラにあって職を失った方とか多重債務によって本当に大変な事態、こういう市民の方も私は含めていいのではないかというふうに思いますけれども、今後、十分な調査と検討をしていきたいとおっしゃいましたが、こういう人たちは生活困窮者の中に市長は含めた方がいいとお思いでしょうか。それとも、それは別だというふうにお思いでしょうか。



○議長(小池貞治) この際申し上げます。

 本日の会議は、議事の都合上、時間延長します。

 村瀬志げ子議員の質問に対する答弁者、市長。



◎(佐護市長) 私が答弁させていただいておりますのは、日進市としての意思決定をした答弁でございますので、今の段階では御答弁させていただいたとおりであります。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) では、市長が答弁したのは最終的ということで、すべてそうなったら大変ですので、1つずつまたお尋ねします。

 では、リストラとか多重債務の人は、私は含むべきだと思いますが、そのようなことを含むかどうかについては、どのように検討されたんでしょうか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 検討というよりも、現在の段階では、ここまでしかやらないということを決めておりますので、そのように答弁をさせていただきました。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) そこまでしかやらないという意味がよくわからないんですけど、もう少しわかるように言ってください。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 同じことになるわけですが、答弁したとおりでありまして、生活困窮者、リストラ等については含むということには考えておりませんので、何度お聞きになられても現段階ではこういうことでありまして、今後検討する状況が出てきたときに、そういうことについても検討していきたいと思っております。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) ぜひ検討してください。

 それから、次に、高額療養費の受領委任制度ですけれども、今、他市町の状況を検討すると言われました。この問題については、私も過去、何度もこの議会で取り上げまして、3代前ぐらいの課長は、他市町の状況を研究するということは課題になっているはずですが、市長は聞いておられませんか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 担当部長の方から答弁させていただきます。



○議長(小池貞治) 生涯支援部長。



◎(松本生涯支援部長) 課題にはなっているということは引き継ぎを受けて聞いておりますけれども、医師会との調整とか、ほかの市町がやっている状況をまだつぶさには研究はしておりませんけれども、聞き及ぶところによりますと、単独の病院とか、高額医療は入院がほとんどですので、入院のできる病院で単独でやっている。名古屋市とかそういうとこはちょっと除きますけども、ほかの市町でも、豊明なんかでも1つの病院だけだというようなことを聞いておりますし、そういうことも含めて今後検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) その課題として前部長からも引き継ぎをされているんだったら、そのぐらいのことは検討されてて、研究されてて当然だと思います。

 私はやはり瀬戸からずっと見まして、尾張旭、豊明、長久手と、この受領委任制度はもう既に導入をされているわけです。全部の医療機関ということもできなければ、他市町がやっているように、例えば愛知医大だとか、それから保健衛生医大とか、そういう日進の市民の方も大勢の方が入院される方もおみえになりますので、そういうところだけでも話し合いをすると、そういうことについて、市長はどのように思われますか。市長に聞いてますよ。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 市長が答えられないときは説明員として部長をお願いしておりますので、部長の方から答えていただきます。



○議長(小池貞治) 生涯支援部長。



◎(松本生涯支援部長) 実際には直接病院の方に問い合わせたことはございませんけれども、近隣の市町の状況を聞きますと、支払い月も2カ月、3カ月とおくれるということになりますので、病院の方ともなかなか折衝がてきないという、難しいということは聞いておりますけれども、今後はやっていただける病院があれば検討していくということは必要だと思います。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) 既に他市町において、瀬戸とか、何度も言いますけれども、尾張旭、豊明、長久手と、そういう、今、他市町の状況をよく見て検討するということはたくさんあるわけですが、そのところではもう既にやっていらっしゃるんですね。そういうところについて、日進もその中に入れてもらえないかということをどうして一言もおっしゃらないんでしょうか。それの妨げているというのは、部長なんでしょうか、それとも市長から指示がないからでしょうか。



○議長(小池貞治) 生涯支援部長。



◎(松本生涯支援部長) 妨げておるということではないと思いますけれども、市内にそういう入院施設のある大きな病院がないというところも確かに話ができにくいところもありますので、その辺がなかなか機会がつかめなかったということで、申しわけありませんけども、そういう答弁しかできませんので、よろしくお願いします。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) では、1番の最後になりますけど、ぜひ、この医療費の受領委任制度は、先ほど言いましたように、今の市民の生活が大変な中で、これは何も市が持ち出しをすることではないんですね。医療機関との関係でできる話でありますので、ぜひ取り入れていただきたいと思います。

 それから、都市計画税の問題ですが、先ほど市街化区域の中で小田赤池線にしろ野方三ツ池公園線にしろ、いろんなところが難しいということで先送りがたくさんされてるんです。にもかかわらず、都市計画税だけは、この地域はずっと延々として皆さん払ってもらっている地域です。ぜひ市長にお尋ねしますが、この不公平感があるということを先ほども言われましたので、都市計画税の凍結なり、ゼロなり、比率引き下げるなりについて、この4年のうちで議会へ上程していただきたいと思いますが、決意のほどを伺います。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 経過についてはお話をさせていただきました。したがいまして、それをどうやってクリアしていくか、御理解を深めていくか、得ていくかということをまず考えなけりゃいけないということでありまして、最大限努力はしてまいりたいと思っております。



○議長(小池貞治) 村瀬志げ子議員。



◆6番(村瀬志げ子) 第2の質問に移ります。

 浅田町の問題ですが、事前協議をされたそうですが、あのような形で池が埋め立てられ、そこにセレモニーホールが建てられるということについて、「人・みどり・ふれあいがつくる高環境生活都市」と、私は言えないと思いますが、市長はこういうことは法律に基づいたらいいんだというように理解をされているので進んでいってしまったと思いますけれども、市長は、再度、こういう足元の問題を1つずつ解決しなければ、いろんな立派な基本計画とか条例ができてもそれは生きてこないと思いますけれども、今度のこの問題についてはどのような見解をお持ちでしょうか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 先ほど申し上げましたように、きちんとした手続を踏んでなされているものについて私がコメントを挟むのはいかがなものかと感じます。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 今度の議会に開発を抑制する条例をつくるということで委託料が提案されてますが、きちんと法律に基づいて手続が進んだものには意見が挟めないという今の市長の見解と、今後、委託してつくる条例との整合性は、私はどうもないように思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。



○議長(小池貞治) 都市建設部長。



◎(石原都市建設部長) それでは、都市建設部の方からお答えをさせていただきます。

 ただいまの御質問につきましては、私ども都市建設部として、今後どういうまちづくり、どういう開発その他の行為を進めていった方がより日進の市民のためになるかということを今後詰めていきたい、こういうことでございまして、具体的な内容については、今後そういったことで検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 条例を検討している間に市民の方は自分の住んでいる大切な土地の隣にそういう建物がつくられると、価値も下がるであろうし、毎日の生活に大変だという声があるわけですが、そういう市民の方の声について、何度もくどいようですが、お尋ねしますけれども、市長はどのように思われますか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) この件がどうのこうのということではございませんが、やはり、住み続けたい、住みよいまちづくりを目指していく上において、どのような、高環境生活都市ですか、どれほど住みよい環境をつくっていくかということを念頭に置いてまちづくりを進めておりますので、そういう気持ちを御理解いただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) この問題をどうのこうの言うのではなくと言って逃げないでください。1つずつの開発が、高環境生活都市をつくるためには、今現にある1つずつ起こっている問題についてきちんと対処していかなければ、私はできてこないと思うんです。思いだとか、そういうことだけでは、市民の方の生活は守れません。これは、赤池の生活道路の廃止の問題のときにも裁判まで起こってる。そういう問題は、1つずつ逃げないで真正面から向き合って解決すべきだと私は思いますけれども、再度伺いますが、今度の困っていらっしゃる市民の方たちに、これは置いておいて、私は高環境生活都市をつくる、そういうつもりでまちづくりをやっていると胸を張って言えますか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 村瀬議員が何とか私にこれについてのコメントを求めているようでありますけれども、私は、どういう状況でも、きちんと行政として対応できるものについては対応するが、行政が民間の中に入ってできないもの、それについてはできないと思うんです。ただ、そう手をこまねいてはいけないから、少しでもそういった環境の整備をやるために、条例もつくったりしながら一歩一歩進めているということでありまして、赤池の問題についても何度かやりとりをさせていただいたと記憶をいたしております。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 1つずつの問題にきちんと対処ができなくて、条例をつくればそれが生きてくるというふうに私は考えられません。ぜひ、今現に市民の方が困っている問題についてはもっと真剣に、それこそ市民の人たちと一緒になって解決するという、そういう姿勢に立っていただきたい、強くお願いいたします。

 それから、生活道路の問題に移ります。

 野方三ツ池公園線は、今市長の答弁を聞いてますと、どうも4年間何もできないような気がします。中央線のめどがつき次第考えていくと言われました。片一方で県の財政が厳しい、厳しいと言っておられますので、県は、私は、中央線の着工というのは、今の都市計画道路が40年ぐらいほかってあるように、なかなか進まないんじゃないかと思います。その中でも、香久山の人たちがこの市民会館へ来たり市役所に来るときに、あそこの道路は大変重要な道路だというふうに私は思います。この4年間で、県がやらなくても、野方三ツ池公園線については、道路の都市計画決定の見直しをしたようにきちんと行っていただきたいと思いますけど、やはりこの4年間は難しいということで先送りでしょうか。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 任期は確かに4年間ですから、物事の考え方4年間で限定して考えるという方法もあります。しかし、状況がどういうふうに転じるかもわかりません。4年なのか3年なのか、今ここで県の財政状況を私が限定して何年と言うことはできません。ただ、必要性は認めますが、先ほど申し上げましたように、その道路を建設することに対して非常に強い反対陳情も受けております。そういったことも含めながら御理解、御了解を得ていくこと、これも大切なことであります。両方あわせながら考えていかなければならないというふうに私は考えております。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 1つの道路をつくる場合に反対がなくてスムーズにいくということは、私は、余りないと思います。そこは市長がどれだけその道路の必要性をその方たちにわかっていただくか、また、その人たちが持っている意見をいろいろときちんとくみ上げていくかにかかっていると思います。ぜひ、野方三ツ池公園線につきましては、この4年間のうちに見通しがつくようにきちんとやっていただきたいと思います。

 次に、小田赤池線ですけれども、153号線までの300メートルについて土地区画整理事業以外の整備方法を考えるとおっしゃいました。どういう方法を考えてみえるでしょうか。



○議長(小池貞治) 都市建設部長。



◎(石原都市建設部長) それでは、お答えをさせていただきます。

 通常こういった都市計画道路を市街化区域で整備していきます1つの手法、これの中に土地区画整理事業、こういったものがございますけれども、先ほども市長の方から御答弁をさせていただきましたように、御指摘の当該地区につきましては、それらが今のところ、目途が立っていない、こんな中、基本的には個別の買収、こういったもので入っていくことになろうと、現段階ではかように考えております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) ぜひ、ここは赤池の駅前ですし、西の玄関です。個別の方法で買収に入る、そういう手法を考えるということでありますので、これも実施計画にきちんと載せて300メートル、153号線まで出すということについてやっていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) そういう気持ちで努力をしていきたいとは思っております。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) ぜひ、気持ちを現実のものにしてください。

 次に、交差点の改良ですが、三ケ所の交差点につきましては、来年の4月に消防の西分署があそこでオープンされます。そうしますと、三ケ所の交差点が渋滞していてはだめだというふうに私は思うんですけど、三ケ所の交差点も西分署の改修に向けて改良すると、そのような強い決意はあるでしょうか。



○議長(小池貞治) 答弁者、都市建設部長。



◎(石原都市建設部長) それでは、三ケ所の交差点につきましてお答えをさせていただきます。

 先ほども、あるいはことしの6月議会でも御答弁させていただきましたように、埋蔵文化財、それから当該中央線を横断いたしますところの排水路、これらが数カ所ございます。これらの整備も含めまして、当然消防署もできてくるということでございますので、私どもとしては一刻も早いそういった改良をしていきたいというふうに思っております。

 また、愛知県当局に対しましても、私どもとしても何度か御陳情に上がっておりますし、県の方も予算を確保して適切に対処したい、こんなお話もいただいておりますので、今後とも積極的にそれらの改良に努めていきたい、かように思っております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 西分署の開署は来年の4月ですけれども、今、県の9月予算でここの関連の予算はつきましたでしょうか。



○議長(小池貞治) 都市建設部長。



◎(石原都市建設部長) 県の9月議会における予算というものがついたということは聞いておりません。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 9月の予算につかなければ来年の4月には到底間に合わないと思います。そして、前の部長は、もし県がやらなければ市費でもってもここの交差点の改良はすべきだと、この本会議場で答弁されましたが、県の予算がつかなければ埋蔵文化財のことも含めて市の予算で私はやるべきだと考えますが、いかがですか。市長ですか、どちらですか。



○議長(小池貞治) 答弁者、都市建設部長。



◎(石原都市建設部長) それでは、お答えをさせていただきます。

 県の方も、先ほど申し上げましたように、当該交差点の改良を行うには、まず文化財の発掘を行う、それから排水路の切り回しを行う、それから盛土工事その他の工事に着手していかなければならないわけでございまして、県としては今年度中に埋蔵文化財の調査に着手すると、こういうことでございます。また、排水の切り回しについても、何とか年度内に予算の確保をいたしまして、何カ所かある切り回しの水路につきましても1カ所ずつでも手がけていきたいと、こういうふうに回答いただいております。

 それから、市費を投入してでもということでございますが、6月の議会でも私、御答弁させていただきましたけれども、それらいろんな諸状況を勘案した中で、しかるべき判断の時期が来ましたら市費も突っ込むべきかどうかということも考えさせていただきたい、かように思っております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 3番の質問で入ります。

 図書館の新しい用地には、用地買収議案を何月の議会に提案させる心づもりを市長はしてみえますか。そして、また、今、議会の意見を伺いたいと、そう言われましたが、どういう形で議会の意見をくみ上げようとされてるのか、その手法を教えてください。

 それから、西小学校の分離の用地の件ですが、第1候補と第2候補、これ、1カ所に絞らないといけないと思うんですけれども、1カ所に絞るその決定は教育委員会にあるんでしょうか、それとも市長にあるんでしょうか。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) どちらというよりも、私は教育委員会の意見は尊重していきたいというふうに考えております。当然1位から当たってみるということであります。

 それから図書館の関係ですけれども、それは早ければ12月に上げられるんではないかと思っておりますし、どうしてその地になったかという説明もさせていただかなければなりませんし、その前に用地者の御理解を得なければならないということもございますので、そういった詰めが早くできれば12月ということを予定しております。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 12月に上げる前に、議会との関係で意見を伺いたいと先ほどおっしゃいました。ですから、私は、議会の意見をどういう形で市長は聞こうとされているのか、そのことについて伺ってます。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 先ほど申し上げましたように、皆さんに御説明のできるような資料が整いましたら、まず代表者会議にかけさせていただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 説明ができる資料というのは何を指すんでしょうか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 何度も同じことを言わせていただくんですが、用地者がまずお譲りをいただけるかどうか。そして、そこにつくったときに周辺の環境整備ができるのかどうか。クリアしなければならない問題が幾つかあります。そういったことをクリアした時点で議会に御説明できる資料が整ったら代表者会議でお話をさせていただくということであります。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 先ほど、市長は、検討委員会の答申は3つのゾーンということで、まだどこということはないんですが、今、地主と区長に概要を説明していると言われました。そういうことは、3カ所のところに説明してみえると思うんですけれども、3カ所とも買ってくれと言われたらどうされるんですか。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長公室長。



◎(市岡市長公室長) お答え申し上げます。

 現在のところ、その3カ所について用地者に今までの経過を含めまして、また地元の区長さん、役員の方、そういったところに現在までの状況説明をしております。最終的には、議会の議員の皆様方の御意見をお聞かせいただきながら市長が決定をして1本に絞った形で用地の確定をしていくと、こういうことになるわけでございます。

 以上です。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) ちょっと極端な質問しましたけど、3つのゾーンの方に説明しておるということになりますと、3カ所の人がみんな買ってくれと、そう言ったらどうされるんですかと、私は質問しましたので、お答えください。



○議長(小池貞治) 市長公室長。



◎(市岡市長公室長) お答え申し上げます。

 用地を3カ所とも買わせてくれというふうなお話をしておるわけでございません。これまでの経過、そして答申をいただいた内容、そして現在の状況、そうしたものを3カ所の地権者の方を含めて御説明をしておるということでございまして、用地を買わせていただくということではなくて、答申を3カ所いただいておる、いずれも蟹甲に関係があるところであるということで、役員の方、区長さんにそうしたお話をさせていただいておりますと、こういうことでございます。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 3つのゾーンはそれぞれ用地者が違うはずであります。そこのところに説明すれば、こちらは買うつもりはないといっても、相手の方はそういう説明しにみえたら、これは用地買収にみえたんだなというふうに、私は思うと思うんですけど、買ってくれと言われたらどうするかというふうに聞いてますので、それにはちゃんと答えてください。



○議長(小池貞治) 市長公室長。



◎(市岡市長公室長) この3カ所の中で決めるわけでございますが、ただいま申し上げましたように、用地を買わせてくれという言い方をしておるわけではなくて、現在の状況を説明させていただいております。そして、東京海上の土地につきましても、大きな会社でございますので、いつまで待てるかというようなこともございますので、そうしたところで最終的には議員の皆様方の御理解をいただく中で市長が最終的に決定をすると。その決定をしたときに地権者にきちっと単価の面も含めて用地を買わせていただくような交渉をするということになろうかと思います。



○議長(小池貞治) 村瀬議員。



◆6番(村瀬志げ子) 当局の非常に都合のいい説明をされていると思います。3つのゾーンの中から選ぶということは市長の意見であります。議会がそれを認めたわけではないと思います。ぜひ、用地のことに入る前に、この議会との意思疎通といいますか、意見を聞いていただくということが、そのことを一刻も早くされて、それから入った方が、今までの経過からいっても、私はいいと思いますので、ぜひそれをやってください。



○議長(小池貞治) 質問を速やかに終わってください。

     〔村瀬志げ子議員「やってくださいと言って質問しましたよ」と呼ぶ〕



○議長(小池貞治) 答弁者、市長公室長。



◎(市岡市長公室長) その件につきましては、私どもも前回の繰り返しにならないように、議員の皆様方と情報交換をさせていただく中で、全会一致で御協力がいただけるように努めていきたいと、御理解をいただきたいということで今後進んでいきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(小池貞治) これにて村瀬志げ子議員の代表質問を終わります。

 ただいまの代表質問について、関連質問を許します。

 片岡志保議員。



◆4番(片岡志保) ただいまの村瀬志げ子議員の代表質問に関連して質問をいたします。

 新図書館の建設について質問をいたします。

 8月18日の図書館検討委員会の中で、これまでの複合化委員会の結果を受けて、複合化施設の運営をおのおの独立するかどうかということを検討されていました。その中で、委員の方からの御質問に、基本計画の中で計上されている33億円よりも超えて予算をつけていただけるのかという、この質問に対して、予算を考えるとの当局の答えでした。大体幾らまでの予算を考えているのか教えてください。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長公室長。



◎(市岡市長公室長) ただいまの御質問でございますけれども、現在まだ検討会議中でございますし、まだ複合化をどこまで進めていくか、どの規模でいくかということがこれから詰まってくるところでございますので、まだまだ予算について、ここで発表したり御説明するような段階には至っておりませんので、御理解いただきたいと思います。



○議長(小池貞治) 片岡議員。



◆4番(片岡志保) 今年度中に基本設計をされるということですので、もし予算を計上されるのであれば予算計上が必要となってきますので、おおよその目途は早いうちにつけていただきたいと思います。

 次に、図書館検討委員会の中で今現在、審議されていることは複合化のことのようですが、そのほかのことについては審議されていますか。また、これから審議されるおつもりはあるのかどうかお伺いします。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長公室長。



◎(市岡市長公室長) 確かに新図書館検討委員会では、現在、複合化のことに意見が集中しております。しかし、この後の図書館の管理運営の問題とか、それから、新図書館の周辺の問題とか、いろんなことがそこの中でテーマとして出てまいります。そういうことを含めて、図書館のことと複合化のこと、それから一番の問題は用地が決まることでございますので、そういうようなことがこの新図書館検討委員会の中で話がされており、そして、これを行政当局が受けとめて、その方向性を決めていくというようなことにさせていただきたいと、こんなふうに思っております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 片岡議員。



◆4番(片岡志保) これをお伺いしましたのは、基本計画の中に「日進に図書館があるというのは、日進市のどこに住んでいる市民にも等しく図書館サービスが及んでいることをいう」とありまして、「図書館が日常的に利用される圏域は多くの庁舎の示すとおり、徒歩で10分程度、距離で800から1,000メートルというのが一般的である。そのサービス圏に、ある程度の人口のまとまりが必要で、2万人くらいが望ましいと考えられる」とあります。市長の所信表明の中にもコミュニティー、コミュニティー地域という言葉が大変多く使われておりまして、コミュニティー地域の形成というのが重要課題になってきてると思うんですけれども、この図書館の基本計画の中で4つの地域図書館を考えるということになっていますけれども、現在この地域図書館についてはどのようなところまで検討されているのかお伺いいたします。



○議長(小池貞治) 市長公室長。



◎(市岡市長公室長) 現在、まず図書館の中心に図書館を中核としてつくる。その後、各拠点をつくっていくという方向が基本計画の中でも示されております。私どももまず、図書館の用地から含めて中心になる図書館を建設するためのそうした運びを現在進めておると、こういうことでございます。

 また、図書館の分館構想につきましては、この後、この後といいますか、中心になる図書館の構想が固まれば具体的になってくると、こういうふうに理解しております。

 以上です。



○議長(小池貞治) これにて片岡議員の質問を終わります。

 ほかに質問はありませんか。

 山田 茂議員。



◆5番(山田茂) 日本共産党の村瀬議員の代表質問に関連しまして関連質問を行います。

 村瀬議員から、用地買収をしているときに、買うのか買わないのかというときに、その内容を説明しているという答弁だったんですけれども、もちろん、その見積りだとか予算の交渉もされているはずだと思うんですけれども、予算の交渉はされていないんですか、お聞きいたします。



○議長(小池貞治) 市長公室長。



◎(市岡市長公室長) 先ほども触れましたけれども、用地についての買収の意思についてお話をしているところではございません。

 以上です。



○議長(小池貞治) 山田議員。



◆5番(山田茂) もう一つお聞きします。

 あと、議員の皆さんに意見を聞いていただくということをおっしゃったんですけれども、それは、用地を絞って交渉する前に、決める前に議会に諮るということですか。お聞きいたします。



○議長(小池貞治) 市長公室長。



◎(市岡市長公室長) この点、先ほど市長から御答弁がございましたが、会派代表者会議というところにお諮りをするという前に、議員のそれぞれの会派なり代表者の方等に我々としては意向をお尋ねをするというような方法も考える必要があるというふうに思っております。

 以上です。



○議長(小池貞治) 山田議員。



◆5番(山田茂) ぜひ代表者会議に諮る前に議員の方にお諮りいただくか議会の方にしっかりかけていただきたいと思います。要望で終わります。



○議長(小池貞治) これにて山田 茂議員の質問を終わります。

 以上で日本共産党の代表質問及び関連質問を終わります。

 ただいまより5時5分まで休憩します。

             午後4時50分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後5時05分 再開



○議長(小池貞治) 会議を再開します。

 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 翔鈴村修波議員の登壇と発言を許します。

     〔21番 鈴村修波登壇〕



◆21番(鈴村修波) 議長のお許しをいただきましたので、通告に基づきまして会派翔の代表質問をいたします。

 市長所信表明の基本方針から、まず最初に、安全で安心のまちづくりの推進についての中からお伺いをします。

 先日、巨大地震への対処などをテーマにした講演会と防災関連の体験イベントなどを開催されました。また、別途防災訓練をも実施をされまして、昨年4月に東海地震の対策強化地域に指定されましたこともあり、例年とは違い、今回は訓練とは別に初企画をされまして市民の皆様が安心をして暮らせるまちづくりに努力をされていますことに、関係者各位には特段なる感謝を申し上げる次第でございます。

 さて、大規模地震が発生した場合について、災害状況の正確なる把握と市民への情報提供などの対処については、万が一災害が発生をした場合には、その活動拠点の中枢部の災害対策本部として従来どおりに本庁舎を利用される考えであるのか。私は、この本庁舎自体が大地震で大丈夫であるのかを危惧するところであります。災害対策本部が災害にあって使用が不可能になるようなお粗末なことは言うまでもありませんので、新たに免震構造設備の建物を本庁舎の東側に隣接をして建設をいたして、建物の複合化利用をして災害への備えを万全にしていく計画があるのかの有無をお伺いをします。

 また、市役所周辺の土地及び建物の有効活用については、その中の一部の利用方法において性急に6月議会でも市長は補正予算案として上程をされまして、否決という結果になりました。また、図書館建設の候補地として過日に答申をされましたが、私は、今議会には必ずや議案上程をされることを期待しておりましたが、その兆候すらありません。残念しごくでたまりません。それでは12月議会か来年の3月議会であるのか、また、しばらくは上程をされるお考えはないでしょうかをお尋ねする予定でございましたけれども、先ほどの村瀬議員の答弁にもいろいろとございましたので、これは割愛をいたします。

 しかし、賢明なる市長さんでございますから、私が先ほどに提案をしましたように、本庁舎東側に隣接をした免震構造の建物を建設して複合化利用する計画を前向きに検討中であるとともに、図書館も一緒にとの考慮中であるからと、私はお察しをいたしますが、いかがでしょうか。市長さんも2期目ですから、市民の皆様が期待をしていますので、御英断のほどをよろしくお願い申し上げます。

 次に、都市基盤整備、とりわけ早急な整備が望まれる幹線道路、名古屋瀬戸道路(日進中央線を含む)は、現状の進捗状態のままで放置をするような無責任極まる体制で本当によいのか。用地買収において万博開催時までの供用開始のためにと地権者に対してお願いを申し上げたときのあの言葉は何だったのか。県側に対しても、また協力をいただいた皆様に対しても、市長の言われますめり張りをつけた整備の推進を具体的にお伺いをします。

 以上です。



○議長(小池貞治) ただいまの鈴村修波議員の質問に対する答弁者、市長。



◎(佐護市長) それでは、翔の代表であります鈴村修波議員の代表質問について答弁をさせていただきます。

 安全・安心のまちづくりの推進ということでございます。

 東海地震とか東南海地震の再来というものが予測をされている中で、市民の防災意識というものはますます高くなっているということを感じておるところでございます。このような状況の中、先日、御指摘のありましたように、防災講演会とか防災訓練というものを開催させていただいたところでありますが、市民の皆様方に御参加をいただき、また、議員各位におかれましても多数の御出席をいただき、まことにありがとうございました。

 さて、議員御指摘の災害対策本部につきましては、災害対策基本法に設置が定められておるということは言うまでもないわけですが、災害が発生した場合に、私を本部長とする本市職員などによる組織体制によって災害に対する応急活動、または復旧活動の一切を法律などによって権限に基づき実施する組織というものが必要でありますが、災害対策本部の設置につきましては、基本的には安全な施設に設置をする必要があり、現在のところ、本市の中心部で、さまざまな情報が集積しております新総合通信ネットワークシステムなどの情報通信システムが整備されております市役所本庁舎内に設置する、そのように考えております。

 議員におかれましては、本庁舎自体が大地震で大丈夫かという御指摘をされ、また危惧をされておられますが、耐震診断を平成8年に実施しておりまして、本庁舎については問題がないという判断を受けております。そんなことから、新たに免震構造設備の建物を本庁舎の東側に隣接して建設をし、建物の複合化利用によって、災害への備えというものを万全にしていく計画につきましては、現在のところでは持ち合わせておりません。

 先ほど、高木議員の代表質問でのお答えをさせていただきましたように、現庁舎は手狭であり、市民の皆様にご不便をおかけしているということですが、現在は、かといって庁舎を増築するという方針を打ち出す状況にはないと思います。

 しかしながら、行政改革における民間委託の推進や適正な定員管理などがございますが、将来的には人口の増加に伴いまして、職員数が増加したり、あるいは市役所のサービスを利用する市民の皆様が増加するということも予測はされます。より一層市民サービスを向上させていくためには、市役所の増築というのが必要になる時期が来るかもしれません。そういった場合には、総合計画でうたっておりますように、複合施設化についての検討、あるいは鈴村議員が御提案の免震構造の建物について考慮していく必要があろうかと考えております。

 いずれにいたしましても、新図書館が開館をいたしましたら現在の図書館は不要となりますので、その跡地を含めた庁舎敷地の土地利用というものを決めていかなければならないと考えております。

 また、このため、関係各課による内部の調整会議を設置いたしましたところ、今後この会議において土地利用の方向というものを定めていきたいというふうに考えております。

 図書館の関係は先ほど申されましたので、答弁を控えさせていただきます。

 次に、名古屋瀬戸道路関連についてであります。

 愛知県といたしましては、名古屋瀬戸道路並びに日進中央線は将来的な道路ネットワークの中で特に重要な路線であるという認識をしておりますし、事業を進めていくということについては変わりはございません。名古屋瀬戸道路日進インターチェンジの早期供用開始を目指して整備を進めていくというふうに聞いております。

 また、用地買収が100%近く完了しますと、浅田地区につきましては道路整備予算が確保でき次第、用排水路の切り回しとか、あるいは交差点の改良・整備というものを進めていきたいと聞いております。

 本市といたしましては、名古屋瀬戸道路、日進中央線の早期実現に向けて強く要望していく所存でありますので、御理解のほどをお願いしたいと思います。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(小池貞治) 鈴村修波議員。



◆21番(鈴村修波) 再質問いたします。

 今から順次再質問していきますけども、まず、これだけ最初にお答えください。

 いわゆる安全で安心のまちづくりの推進に関連をしまして、順次質問をいたしますけれども、まず国道153の赤池2丁目信号から浅田西の間のバイパスの下に、現在、赤池の小学校児童等が使っておりますトンネルがあります、地下道が。このトンネルは安全かいかがかお伺いいたします。簡単で結構です。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 私のストーリーでは後で答えるということになっておるわけでございますが、簡単にですか。



○議長(小池貞治) 鈴村修波議員。



◆21番(鈴村修波) 簡単に。危険である、危険でない、二者択一で結構です。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 危険であったということで、今は整備をさせていただいておりますが。



○議長(小池貞治) 鈴村修波議員。



◆21番(鈴村修波) それでは、今の答えを基本にしまして。7月23日に開催をされました教育委員会の新設小学校用地の選定についてですが、この委員会では、会議録を拝見しますと、第1候補地はE、第2候補地はBに決定をされまして、市長に答申をされました。余談でございますけども、その購入単価は、市側の答弁では坪当たり33万円ぐらいであることが議事録からは判明をいたしました。私は、教育委員会で答申をされる候補地の決定につきましては云々申すものではありませんので、ここで一言申し添えておきます。何が言いたいかということは、さきの6月議会での私の質問に対しての答弁で、まず絞り込んだ用地候補地の場所について5地点が示されましたが、その会議録では、同日にその候補地を午前9時45分から11時10分までの約1時間25分を利用されまして5候補地を視察をされております。これから行います質問の進行上、どうしてもこのAからEまでの候補地をどこがどれだか答えてくださるようにお願いをいたします。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) まず、候補地のAにつきましては、日進西中学校南側(浅田町西田面の地内)であります。候補地のBにつきましては、南部浄化センター西側(赤池町下郷地内)、候補地Cにつきましては、南部浄化センター南側(赤池町村東地内)、候補地Dにつきましては、山田池周辺(赤池町箕の手地内)、候補地Eにつきましては、高峯土地区画整理地(赤池3丁目地区内)であります。



○議長(小池貞治) 鈴村議員。



◆21番(鈴村修波) 再質問いたします。

 6月議会で用地の選定については答弁をいただきました中で、新設校の用地は2学期中に選定をする約束でありましたと。これの直後の夏休みの7月23日に教育委員会の臨時会を開催されましてと先ほど申しましたが、そういう努力はすごく早くやられたという理解はできますけども、2学期最後までには、まだ4カ月の月日が最終的にはございます。このような中で、異例の短期間、性急に今日まで事を運ばれましたが、私の一般質問の中で、この5候補地の中でダミーの候補地はないのかと私が尋ねましたが、当然、ありませんとの答弁でありました。しかし、この4日前の6月5日に開催されました教育委員会の定例会の中では、赤池町箕の手地内の山田池周辺のD候補地については、当局側からは環境保全の問題から、関係担当課からはこの池の候補地については反対をされていますとの発言が、この議事録には記録をされております。また、Bの候補地については2ヘクタールの面積がとれないとのことも議事録からうかがえます。

 ここで私が申したいのは、今まで述べたように、この庁舎内で意見統一がこのように一本化されないままで、また、その条件もクリアしない候補地を無理やりに候補地として絞り込み、教育長以下担当部出席の7月23日の教育委員会では、議案審議の開始早々において、この会議に説明のために出席した職務者からは、議案に対して最終的な結論をあおるような発言もあった中で、6月5日に約1時間30分、7月9日に約1時間55分、7月23日には途中の現地視察も含んだ約2時間40分の、合計約6時間で結果を出され答申をされましたが、なぜこんなに性急に事を運ぶには何か特別急がれる原因があるのではと思いたくなりますが、いかがでしょうか。お尋ねをいたします。

 また、教育委員会の議事録を熟読しましても、その理由は何であるかについて理解をすることができませんので、開校年度が予定より早くなりでもしたのかもお伺いをいたします。

 以上です。



○議長(小池貞治) 答弁者、教育振興部長。



◎(萩野教育振興部長) 2学期中と明言をしておきながら、なぜそんなに早く結論を急いだのかという関係でございますが、2学期中にとお話ししたのは、あくまでも目安でございまして、本年度中に地権者の同意の方も早く取りつけまして、不動産鑑定評価、それから用地の測量等の関係も予定をしていきたいというような考えから、この9月議会までには本来選定を終えていきたいというような考えを持ちましたので、審議を急いでいただいたというようなことでございます。

 以上です。



○議長(小池貞治) 鈴村議員。



◆21番(鈴村修波) それでは、先ほどにお答えがありました第1候補地のEは、赤池3丁目地区の高峯土地区画整理地内の確認がとれました。それでは、A候補地の浅田町西田面地内の日進西中学校南側についてお伺いをいたします。

 当日の教育委員会では、費用、お金に重点を置くか、安全面から児童にとってどこに学校があったらいいのかという考え方によって点数も変わってきますと、こういう市側の発言がございました。委員からは、Aの候補地に関しましては現在も保護者から通学路の安全面に対してのたくさんの要望が出ていますと。あえて同じようなことはできませんとの発言と、現地の視察の後の委員会の再開直後には、現地確認の結果、A候補地はトンネルを通学路にすることの危険性を強く感じたことは委員の全員の意見でしたので、候補地から外したと委員長の発言が議事録からはうかがえます。

 それでは、質問に入りますが、このトンネルについて、通学用のトンネルですね、このトンネルについて、現在も保護者から安全面についてのたくさんの要望があるとのことですが、この要望につきましては、いつごろからどのようなものがあり、どのような検討をされましたか。また、安全面に対して具体的に、7月23日の委員会の後から今日まで具体的にどのような措置をされましたか、お伺いをいたします。

 また、教育委員会での審議の最中に、委員がこのトンネルを通学することの危険性を強く感じたとありますが、これはちょっとくどいですね。赤池地区のこのトンネルは、児童が全員この危険なトンネルを利用して、今朝も毎日、また毎夕と通学路として利用しておりますが、もう具体的に歩道橋でも今度かけられる予定までもしてみえますか。お伺いをいたします。



○議長(小池貞治) 答弁者、教育振興部長。



◎(萩野教育振興部長) 国道153号線のバイパス下の通学路のトンネルの安全の関係でお答えさせていただきます。

 赤池地区の児童につきましては、国道の開通以前より現在の通学路と同じ道路を通学路として利用いたしております。国道153号線のバイパス建設にあわせて通学路部分にトンネルが設置され、通学路として利用してまいりました。当初は児童を車から守るために交差点を横断させるよりトンネルが安全との判断から利用してまいりました。平成6年ごろから、トンネル付近にて変質者が出没したり、また、平成8、9年には、シンナーの吸引等の非行少年のたまり場になるなどの防犯面が悪化してまいりました。当時、学校の関係者、PTAが中心になって通学路の変更も検討し、何度もトンネル以外の経路を検討しましたが、交通事故等の児童の安全を考えた場合には、トンネル内が一番安全と判断いたしました。

 これらを踏まえまして、児童の安全対策として、トンネル内の整備、トンネル付近の通学路の草刈りの要望、また警察に対しましても巡回警備の要望が学校長及びPTA会長の方からございました。要望に対しましては、市といたしましても、平成9年度にトンネル内の照明の増設、トンネル付近の草刈りを行いまして、警察への巡回警備についてもお願いをしてまいりました。また、保護者にありましては、平成9年7月から赤池地区の保護者が中心となりまして、毎年6月から2月の期間中、児童の迎え当番を下校時間帯に行うことになりました。この活動は現在も行われております。平成10年以降につきましては、非行少年のたまり場は現在、解消はしましたが、時々トンネル周辺において変質者の出没がございました。変質者につきましては、出没があり次第、警察への報告を逐次行い、その都度巡回警備を依頼しておりました。また、これらに対し、PTAや学校現場から毎年、トンネル周辺の草刈りの要望、警察の巡回の要望、トンネル内のより一層の安全対策の要望がありました。市といたしましては、最大限の努力を行ってまいりました。特に平成13年度においては、児童のかいた絵をトンネル内にかき、落書きをされないようにするとともに、あわせてベル、サイレン、防犯灯の再整備を行って、より一層の安全対策を進めてまいりました。

 通学路の安全確保につきましては、保護者、学校、教育委員会が連携をとりながら推進しているところであり、153号線バイパス下のトンネルに関する経緯は以上のとおりでございます。

 また、教育委員会にてトンネルの危険性を指摘された後につきましては、特に新しい対策としてはまだ講じておりません。

 以上です。



○議長(小池貞治) 鈴村議員。



◆21番(鈴村修波) 再質問いたしますが、子供たちの教育行政に携わる一環の教育委員会が指摘しながら約1カ月半もそのまま放置をしたままで新設の小学校の候補地から危険だと皆さんが感じたというだけであって、それだけで除外をすると。これは除外されても私は構いません。そういうやり方であればね。けれども、現実、危機感を感じたといって何も手をつけていない。今も部長が苦しい答弁をされたと思いますけども、草刈りはどこでやられたか知らないけども、現状その一部は私の口から言うのもいろいろ差しさわりがあるので言いませんけれども、草刈りは言うだけで、やってありません。事実、ことしも去年もやってございません。そんなことはどうでもいいですけども、実際にどうされるお考えがあるか。一番、教育委員会でのこの議事録を見る限りには、どなたも市民がはっきりと言われますよ。その辺をもう一遍、真摯になってお答えください。



○議長(小池貞治) 答弁者、教育長。



◎(穂積教育長) ただいまの御質問に対して答弁をさせていただきます。

 まず、A地点を切ったということに関して、議事録には確かに今のトンネルということが一番表に出ておりました。それまでに何回か、3回の検討会議だけでなしに、いろんなところで委員が集まっておりまして検討をしております。やはり一番大きいことは、今日の安全とは関わりがない部分もありますが、やはり児童数の張りつき状態、このあたりからの面が一番大きなところであります。確かにトンネルにつきましては、どうしようもないというようなことで、今、手は施しておりません。そういった理由で、そこを少しでも避けることが必要でないかということがこの部分になっておるということであります。

 以上です。



○議長(小池貞治) 鈴村議員。



◆21番(鈴村修波) 私が一番述べたいのは、だんだんと9月に入って夕暮れも早くなってきます。ここのところで教育委員会が危険を感じたというだけで放置しておくという、この事柄がいいのか悪いのかじゃなくて、何か努力をされたらいかがでしょうかということを今、問いただしておりますので。A候補地を除外したから、こんなことはどうだと、こんなことは、私は今、質問はしておりませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(小池貞治) 答弁者、教育長。



◎(穂積教育長) まず、やれることとしては、人を張りつけるというようなことかなというようなことは我々も考えておりますけども、これをずっとこれからもやるということはやはり無理があるのではないかなと、そんな感じを抱いております。ですから、少しでもそういったことを避けるために、今回、選定の関係では一応それも大きなポイントとさせていただいたということであります。

 今、御質問のように、それとは関係ないというお話であります。確かに、何とかしていかなきゃいけないということは思っておりますが、いい案が浮かばないというのが現状であります。そう言われると、おしかりを受けるかもしれませんけども、現実にそのとおりであります。

 以上です。



○議長(小池貞治) 鈴村議員。



◆21番(鈴村修波) 余りしつこく言うつもりはございませんけども、なぜかということは、今、いわゆる南部公共下水の周辺の整備事業で上納池のスポーツ公園の用地が買収に今、当たっておりますね。それで、ほぼ、大分買収もできました。その一番の南端にこのトンネルがあるんですよね。そうすると、これが公園が完成した暁には、多くの方がこれを利用して、市民の方も利用して、このスポーツ公園を利用されますから、そういうことも危惧するからいかがでしょうかと。

 今、教育長の正直な答弁で、現状とするところは何も手を尽くすことはできないと。だけども、この辺がどうだかということは、具体的に私は十分把握をしております。ただ、教育委員の皆さんがそういう無責任なことを言われて手をこまねて、ほかっとくということが重大な問題であるということだけは、僕は、今、指摘をします、改めてね。このことが問題なんです。

 それでは、先ほど質問いたしました名古屋瀬戸道路建設に際しては、地元の浅田町区民会館で関係者の皆様の前で見せていただいた図面の中では、153バイパスの浅田西の交差点の中に信号機を利用しなくてもよい立派な四角形の歩道橋の図面がありました。しかし、現在では、このような立派な図面だけを見せられて、地元の用地者の皆さんは、大事な土地を名古屋瀬戸道路建設にと協力をいたしましたが、現在は雑草が繁茂するだけの荒廃した行政の負の遺産を象徴するそのものであります。

 問題のトンネルですが、南山の手線の浅田町平子地区では、地元の要望により、短期間ですばらしい歩道橋設置の既成事実がございますが、この件については、市道だからやる気さえあればできたと思いますが、今の153バイパスは国道でございます。国道の上に歩道橋をかけるのは大変苦難なことかと思いますが、信義上、これから地元の皆さんが頻繁に生活道路として利用されてる中で、先ほども申しましたように、危険性を強く感じたということでありましたが、安全で安心なまちづくりを推進される市長さんにお尋ねをいたしますが、このトンネルを安全で安心をして皆さんが利用することができるようにはどうされますか。たかがトンネル、されどトンネルかもしれませんが、先ほど申しました用地買収が進んでいる上納池スポーツ公園の完成時には、大変皆様が利用されるトンネルでございますから、この辺も御留意されて、簡単に一言で結構です。あえてもうくどく言うつもりはございませんので、よろしくお願いします。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 今、教育長が現況において対応のしようがないというようなことを申しておりました。私も、今、歩道橋をかけましょうとか即答ができないというのが現状でありますが、そういった、今、上納池スポーツ公園がこれからオープンするとか、今の負の遺産の関係も含めながら、一度鈴村議員ともお話をしながら、いい知恵をいただいて、どういう手があるのか考えてみたいと思います。



○議長(小池貞治) これにて鈴村修波議員の代表質問を終わります。

 ただいまの代表質問について、関連質問を許します。(なし)

 質問なきものと認め、以上で翔の代表質問及び関連質問を終わります。

 次に、公明党渡邊明子議員の登壇と発言を許します。

     〔13番 渡邊明子登壇〕



◆13番(渡邊明子) 議長のお許しがありましたので、公明党日進市議団を代表いたしまして、代表質問をさせていただきます。

 佐護市長におかれましては、2期目の御就任、まことにおめでとうございます。

 今、マニフェストが注目されております。マニフェストとは、政策綱領と訳され、政策の提示であり、国民・市民に対する宣言であります。マニフェストは3つの点から成り立っております。1.数値目標、どのくらい、2.達成期限、いつまでに、3.財源、必要なお金の出所をできる限り具体的に示すものです。国民・市民は、マニフェストを通して本当に公約を実行してくれる政治家かどうかを判断しようとしています。

 市長自身も、所信表明の中で「何を目的に何を実現していくのかという明快なビジョンを掲げていくことが求められている」とおっしゃられているように、このことはよくわかっていらっしゃると思いますが、本日、私が最後となりますが、諸先輩の代表質問のお答えを見ますと、非常に実務的なことは担当部局に任せるとしても、余りにも抽象的、観念的な論議に終わられ、もう少し適度な具体性がないと、市民は「夢を持て」と言われても、どのような夢を持っていいのかすらイメージが浮かばないというような状況でございます。もう少し具体的な御答弁をいただきたいと思います。

 1点目、「多岐にわたる数多くの声をできる限りお聞きして、行政に生かしていきたい」とありますが、まさにサイレント・マジョリティーの結集こそ行政の根本課題ですが、具体的にはどのような形で行っていかれますか。また、多岐にわたる多数の声の中で議会の意見、意思決定はどのような位置づけがなされますか。お伺いいたします。

 主要施策についての第2でございます。

 人を育てる社会福祉の展開について。

 ここで言われております「自分の行き場のない子供たち」とは、どの年代の子供たちを指しているのですか。お聞かせください。

 第3、コミュニティーを通じた防災・防犯についてでございます。

 「災害復旧に向けた基金の設立についても検討を加え、万が一の災害に対して万全の備えをしていく必要がある」とありますが、どの程度の災害規模を想定されているのですか。どの程度の復旧を行う予定ですか。基金の規模はどの程度のものを考えておみえですか。また、基金をどのようにして集められるのか具体的にお聞かせください。

 次に、交番の設置についてであります。

 「急増する各種犯罪については、その予防策として交番の設置が急務であります。これは、県に予算があるかという問題ではなく、自分たちのまちを自分たちで守っていくという意思があるかという問題でありますので、市民の立場に立った対策を進めていく時期に来ていると思います」とありますが、これは我が市に交番を新設していくのだという市長の強い意思であると大変心強く感じました。

 そこで、お尋ねいたします。交番には設置基準がありますか。それはどのようなものですか。我が市は県下何番目の重要度ですか。交番設置を実現させるための具体的な方策をお聞かせください。

 主要施策の第5、子供たちの遊びと学びを意識した教育について。

 「放課後の学校開放事業は、今後、事業拡大の方向を目指していく」と言っていただき、大変ありがとうございます。今後4年間でどこまで拡大していただけるのですか。できるだけ詳しく具体的にお示しください。

 3、「総合計画に掲げられました各種施策の緊急度、重要度から、優先順位をつけながら、確実に実施していく」とおっしゃられていますが、現時点において最も緊急度・重要度の高いものは何だとお考えですか。総合計画で優先的施策展開をなさっていくとおっしゃられておりますリーディングプロジェクトの3つのまちづくりテーマの1期目の成果と2期目の展望をお聞かせください。

 4点目、6月議会で私どもの小屋議員が一般質問で買い物に便利なまちづくりをという提案をいたしました。それを受け、市民が歩いていける身近な商店に注目され、まち市場との提案をしていきたいとのお考えをいただき、ありがとうございます。

 しかし、このまち市場との御提案は、耳新しいことなので、いま一つイメージが浮かびませんが、具体的にはどのようなものをお考えですか。お聞かせください。

 5点目、「愛・地球博」について。

 日進というまちの魅力、人を積極的にアピールしていくとありますが、国内外にアピールする日進の魅力、人とは何ですか。愛・地球博については特命がついておりますが、市長が現在、愛・地球博担当に指示されておられる特命事項をお聞かせください。

 2項目め、所信表明では、コミュニティーの形成と、私どもがかねてより要望してまいりました病児・病後児保育等々次世代育成支援について、さまざま具体的に政策提言をされておられて、高く評価いたします。

 しかしながら、少々気になることがございます。と申しますのは、日々多くの市民の方と接し、過去4年間で800件に及ぶ市民相談を受けてまいりまして感じることは、市民の皆様は、不況の波を受けて、大変なご苦労をなさっていらっしゃる、そうした生活にあえぐ庶民の目線からの施策が抜け落ちていることでございます。私ども生活与党といたしまして、あえてこの点を代表質問でやらせていただくことをお許し願いたいと思います。

 1点目、男女共同参画社会の推進について。

 今や多くの家庭が夫婦共働きでなければ生計が成り立っていかないのが現状であります。人が安心して生涯働くための環境を整えるために、雇用対策、次世代育成支援といっても、そのベースに男女共同参画社会の推進がなければ真に実あらしめることはできません。佐護市長におかれましては、前期市長に就任され、男女共同参画推進担当を、社会教育青少年担当から、市長部局である政策推進課に配置がえなされ、専属の職員をおかれました。この点は大変評価をし、大いに期待をいたしました。ところが、その後、市民交流課に移り、市民交流係が他の職務も兼務する形になってしまいました。育児休業制度や介護休業制度、事業所内保育等々雇用環境の整備、保育サービスの充実、意識の変革、学校教育における男女共同参画社会の推進の教育、DVの防止対策等々、問題は多岐にわたっております。とても一人の職員が、しかも兼務でこなせるものではありません。この点を深く御理解いただき、男女共同参画推進室を立ち上げていただき、各部や事業所に働きかけをして、真に働きやすい環境の整備を進めていっていただきたいと思いますが、御見解をお聞かせください。

 最後に、雇用対策について。

 不況にあえぐ庶民の中でも、とりわけ深刻な長期失業者、また10%近い高失業率に加え、フリーター等の不安定就労者が200万人に迫る勢いの若年者雇用対策についてお尋ねいたします。

 市としては、どのような長期失業者支援、また若年者雇用対策を立ててみえますか。お尋ねいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(小池貞治) ただいまの渡邊明子議員の質問に対する答弁者、市長。



◎(佐護市長) 公明党渡邊明子議員の代表質問に御答弁をさせていただきたいと思います。

 これは全体に通じる話なんでございますが、私はマニフェストを出しておりません。あくまでも私がこれからの4年間、どういう形でまちづくりをしていくかということについて語っているわけであります。したがって、数値とか細部についてはお訴えをさせていただいておりません。

 まず、1番目の第1であります。

 「多岐にわたる数多くの声をできる限りお聞きして、行政に生かしていきたい」ということは、具体的にどうかと言われるわけでありますが、また、議会の意見とか意思決定はどのように位置づけるのかということについてお答えをさせていただきたいと思います。

 選挙戦を通じて最も実感いたしましたのは、市民の方々といかに濃く直接お話をしていくことが、市民ニーズを把握する上で大切であるかということは痛感をいたしました。その中に、市民参画いただける方々の御意見に対して偏ってはいないのか。古くから日進にお住まいの方々の御意見を軽んじてはいないのかといった生の御意見もいただきました。まさに、御指摘をいただいたサイレント・マジョリティーをいかに引き出していくかということであろうと思います。

 そのためには、そういった直接お話をしていける機会というものを今以上に広げていくということが大切なのではないかと感じました。既にふれあいトークとか、市長への提案箱、そして直接参りますファクス、広報誌での意見募集等々、いろんな方法で御意見をいただく用意はしております。今後は、以前、小学校区に行っておりました「ほっととーく」といった催し、さらにもっとラフな少人数で開催のできるような場というものも具体化をしていきたいと考えておりますし、また、渡邊議員がそういったお集まりがあって、お呼びをいただければ、出かけていきたいというふうにも考えております。

 また、市民の声と市議会の意見につきましては、過去にもたびたび御質問をいただきをお答えをさせていただいております。我々行政は誰のために仕事をしているのかと言いますれば、もちろん市民のためでございます。その市民のために御意見を十分にお聞きして、その実態を把握し政策を組み立てていくということは、行政として当然の務めでありますし義務であるということは明白であります。また、それを行わないということは、議員各位からも当然おしかりを受けることになりましょう。行政としては、さまざまな手法によって御意見をいただき、市としての考え方や予算や条例といったものを議員各位にお示しするとともに、また、議会として、その内容を十分に吟味されて、どういった検討が行政においてなされたかということもチェックをされ、議会なりの結論を出していかれるということであろうと思います。市民、行政、議会がそれぞれの義務と責任を果たすということで、市民のためのまちづくりが進んでいくというふうに考えております。

 次に、1の?であります。

 その1つ、「自分の行き場を持つことのできない子供たち」とはどの年代の子供を指しているかという御質問でありますけれども、渡邊議員がどの年代に対象を絞られてお考えになっているのかわかりませんが、一般的には、子供たちというのは幅が広いものであろうかと思いますが、今回は、現代社会の状況から考えてみますと、あるいは認識をしてみますと、中高生、その辺に焦点を絞ってお話をさせていただきたいと思います。

 次代を担う青少年が心身ともに健康で人間性豊かに育っていくためには、家庭、学校、地域社会など、そういったものが連携し、おのおのの教育機能が十分に発揮することが肝要であり、また、人や自然とのさまざまなふれあいを通して生命を尊重する心や他人を思いやる心、美しいものに感動する心を養うということが大切であろうかと思います。

 また、子育て支援計画策定の企画書の中にも、アフリカのことわざで「一人の子供を育てるには村じゅうの力が必要だ」ということが述べられております。多くの皆さんのお力をかりていかなければならないと考えております。

 しかし、近年の青少年を取り巻く社会環境の変化や価値観の多様化というものは、成長過程における青少年の人間あるいは人格形成に強い影響を及ぼし、さまざまな問題をもたらしています。また、地域において近隣関係が薄れた青少年が行事などでふれあう機会も減ってきておりますし、生活体験とかあるいは自然体験を通じて社会性を培うということが非常に難しくなってきております。

 他方、自己の夢や希望を実現するために持てる能力を存分発揮し、スポーツや文化の分野において活躍をしたり、あるいはボランティア活動に積極的に参加をし、社会の役に立つ喜びというものを実感している青少年も多数います。

 以上を念頭に置き、地域における児童館活動などという範囲で考えていきますと、今後も時代のニーズに応じた施設づくり、地域の子育て家庭支援並びに市民のまちづくりの場としての事業展開というものを図ってまいりたいと考えておりますので、お力添えをいただきたいと思います。

 次に、(2)の災害復旧基金についてお答えをさせていただきます。

 災害により、多数の市民が生命または身体に危害を受け、あるいは住居、家財が損壊をして極度の混乱状態にあるとき、災害救助法の適用申請を要請し、人心の安定と、社会秩序の保全を図るとともに、関係機関、団体などと協力をして市民生活安定のための緊急措置を講ずる必要があります。また、ほかの復旧支援として、大規模な災害が発生した場合において、激甚災害に対処するための特別財政援助等に関する法律の指定を受けた場合は、公共土木施設災害復旧事業、生活保護、公営住宅、学校施設復旧事業など、社会の安定のための災害復旧事業に対してさまざまな特別の助成措置というものが講じられますし、被災者支援が行われております。さらに、直接市民、事業者に対しましては、速やかに再起・自立が図られるよう生活再建支援事業、住宅支援事業及び事業者支援、また税の減免などが国などによって実施をされることになります。

 これらの支援というものを柱にいたしまして、市民生活の早期の安定を図るためのものでありますので、公共・公益施設の早期復旧とか、あるいは生活必需品、住宅の供給を早期に進め、生活の安定を図って社会基盤を早期に整備するための支援というものであります。これらの復興に係る支援は、災害が発生した場合は、市が国・県に適用申請を行いまして、迅速に対応するように措置を行いますが、災害規模によっては迅速に対処ができないという場合も想定をされます。

 したがいまして、本市といたしましては、少しでも早く災害復旧活動を進め、早期に市民生活の安定を図る必要があることから、将来的に本市独自で復興基金を設立して、災害に対し万全の措置を講じていきたいというふうに考えております。議員御指摘の基金の設立に関しましては、災害の規模、範囲などを明確にする必要があると考えておりますので、今後、内容等も含め詳細に調査、研究をしていきたいと考えております。

 次に、交番についてでございますが、先ほど何度か御答弁もさせていただいておりますが、これまでに香久山を始めとする北西部地区や赤池地区、日進駅を中心とした市南部地区の地域の方々から交番設置の御要望を多くいただいております。

 本市は、大都市名古屋に隣接をし、面整備事業による団地開発が進んで名古屋市のベッドタウンとしての人口急増がしてきております。そういった中で、昨年1,800件の窃盗犯罪が発生をいたしております。また、強制わいせつ、放火など凶悪犯罪も発生してきております。防犯対策というものは、市としても安全・安心なまちづくりを進めていく上で重要な課題であると考えておりますし、地域での防犯講習会や児童自身での危険箇所の調査をする安全マップづくりなど、地域、警察、教育機関と連携して地域防災対策を積極的に実施をしてきております。昨日も西小学校でその防災マップづくりを行っておりました。

 しかしながら、市民の防犯知識の習得とか意識の高揚などの啓発活動だけでは犯罪がなくならないというのが現状であり、実際に事件、事故の発生時に迅速な対応ができる地域の生活安全の拠点となる交番が必要であると思われます。

 このことから、本市といたしましても、これまでに交番設置を愛知警察署に対しその必要性を説明し、設置の要望をしてまいりました。しかし、愛知署管内のほかの市町からも交番設置の要望があるものの、警察職員の定数とかあるいは財政上の問題がありまして、いまだにその実現を見ておりません。

 御質問の交番の設置基準につきましては、愛知警察署に問い合わせをしましたところ、公表はされておりません。また、県下におきましても、配置統合などを除く新たな新設については、ここ10年間で名古屋市中区警察署の池田交番、緑警察署の滝の水交番など数カ所が設置されたのみとお聞きしており、さらに、愛知警察署の管内であります東郷、長久手などのほかの自治体においても同様に交番設置を要望されている状況を考えていきますと、交番の設置が早急な要望ではありますが、極めて難しいということが言えます。

 こうした状況の中、市としては、市民が安全・安心して暮らせるまちづくりをしていくためにも、自分たちのまちは自分たちで守る必要があると考えておりますので、防犯対策を積極的に進めながら、一日も早く地域住民の要望を最優先に実現するために、改めて現状について説明をし、警察当局、関係機関と協力をして、その実現に向けて最善の努力をしていきたいという決意を固めております。

 引き続きまして、(3)番目の放課後の学校開放事業の今後についてという御質問にお答えをさせていただきます。

 平成14年度梨の木小学校の開校に合わせまして、多目的ルーム、ランチルームを主な活動場所といたしまして、名古屋市で行われておりますトワイライトスクールですか、それを参考にしながら、放課後開放事業というものを行っておりまして、3カ年の試行として今年度がもう既に2年目を迎えております。

 日曜日、祝祭日、年末年始、学校行事により利用できない日を除いては、平日は児童の下校時から午後6時まで、土曜日は午前9時から午後6時まで行っておりまして、平成14年度1年間で活動日数285日、延べ参加児童数1万5,367人の児童の参加がありました。今後につきましては、開放事業の他校への拡大に当たり、内部的に調整が必要な状況になっており、児童課所管の児童クラブとの一元化とか、あるいは民間の学童保育所との関係、受益者負担の問題、また各小学校においては、空き教室の現状及びその将来予測をされます施設の改修などに要する費用などについても、今年度中に関係各課と協議を進め、日進市としての開放事業の方向性というものを見出し、市内の放課後児童の受け入れ体制というものを整備していきたいと考えております。

 次に、1の?であります。

 最も緊急度、重要度の高い施策は何かというお尋ねでありますが、既に本年の3月の市議会の中で、総合計画に基づく本年度の主要施策を説明させていただいております。現在においてもその考えというものは当然変わっておりません。本市の将来像であります「ひと・みどり・ふれあいがつくる高環境生活都市」の実現ということは、施政方針に盛られたどの施策も欠くことのできないものと考えております。そういった点で御理解をお願いいたします。

 次に、リーディングプロジェクトの進捗状況でありますが、にぎわいづくりプロジェクトにつきましては、主に蟹甲地区を中心とする公共施設のネットワークづくりを軸に、将来の交流・文化ゾーンとしての機能を持たせていくものでありますが、本年度からそのゾーニング、イメージづくりを進めていくことになっております。

 次に、憩いと創造の森づくりプロジェクトでありますが、自然保全型公園の進捗状況と今後の計画についてお答えをさせていただきたいと思います。

 このプロジェクトは、現在、東部丘陵の環境保全型公園として、平成14年度に基本設計に着手をいたしました。その後は特に具体的に動いてはおりませんが、公園予定地のほとんどが大畑開発の所有地でありますので、今後は、この最大の地権者に対して計画説明を行っていく予定であります。そのあと、御理解が得られましたら、他の地権者への説明、測量、実施設計業務へと進めていく予定にしております。

 3つ目には、いきいき暮らしプロジェクトであります。

 これは、日進の優良農地において、人と人、人と自然がふれあえる場の創出と、世代を問わずに学習の一環として農業を実践できる場となるように、市民の手による米、野菜づくりなどを展開するものであります。これにつきましては、所信表明の中で触れさせていただきましたが、見るだけでなく触れて楽しむことのできる農業を体験できる場の提供を考えてまいります。また、そこでは、農業を古くから営んでおみえになる方々が御活躍できる仕組みも提案をさせていただきたいと思います。

 次に、1の?でありますが、「まち市場」とはということで、何か御意見のあったような、先ほど御質問がございましたが、なぜかまだ具体的にはわかりにくいということでございますので、お答えをさせていただきたいと思います。

 今、高齢化進行と地域のスーパーマーケットの撤退によりまして、歩いていける身近な商店の大切さというものが見直されてきております。そこで、地域の人々がふれあうことのできるまち市場としての役割もございます。しかし、これはあくまでも購買者としての立場であり、経営者としての立場からは採算が重視されるのは当然でありましょう。しかし、議員もおっしゃられますように、そういった商店の存在というものはとても大切なものであることには間違いがありません。

 そこで、私としては、今回の提案に至ったわけでありますが、現時点では、小規模商店への支援なのか、市場の開設になるのか、民間商店の誘致になるのか、ボランティア・NPOとどう連携していくのかと、あるいはまた、あちらこちらから生鮮食料品やあるいは鮮魚などを売りに来ている人たちをそちらに誘導するのか、いろんな方法があろうかと思います。そういったいろんな手法の中で実現の可能な方法というものを見つけ出していきながら、また、多くの皆さんのお知恵をおかりしていきながら、今後、十分検討を加え、実現に向けて取り組んでいく、努力をしていくことを考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、「愛・地球博」についての御質問をいただいておりますので、お答えをさせていただきたいと思います。

 私は、「愛・地球博」の支援を進める中で、開催期間中の国内外からの来場者に、日進のまちの魅力とか、あるいは人を積極的にアピールしていきたいと施政方針で述べさせていただきました。そこで、まちの魅力というものと、また人とは何かという御質問でありますが、ここで私が申し上げるまでもなく、貴重な自然が残る緑地とかあるいは河川、田畑が広がる田園風景、多くの文教施設、大都市近郊にありながらも、ゆったりとした安らぎのある空間、そして何よりもこのまちを愛し、まちの発展を支えてこられた人々、さらに日進のまちに愛着や共感を覚えて移り住まわれた方々、このことが日進のまちの魅力であり、人そのものであるというふうに理解をいたしております。

 本市の総合計画に掲げております日進の将来都市像「ひと・みどり・ふれあいがつくる高環境生活都市」の実践というものが、まさに今回の「愛・地球博」の場にもあると思っております。

 次に、「愛・地球博」の特命担当者へ指示した特命事項についてお答えをさせていただきます。

 原文をそのままお読みしますと、「愛・地球博会場の隣接自治体として、市民と連携した支援事業を検討し博覧会を支援する」というふうにしております。現在、本特命に基づきまして、所管課を始め全庁的な取り組みを進めてきております。

 その次に、大きい2番の?の男女共同参画推進室の立ち上げについてお答えをさせていただきます。

 本市の男女共同参画プランは、平成13年度から10カ年計画としてスタートをしております。このプランの実効性を担保するためにも、プランの中に、前期・後期といった形でその実施期というものを明記しております。また、男女共同参画推進懇話会を設置いたしまして、毎年度、事業進捗について御意見をいただく形にしており、本市におけるプランの実現に向け努力しているところであります。

 議員御提案の推進室の設置につきましては、その考えはございませんが、既にプランスタート後3年目に入りましたので、その進捗状況を確認しながら、推進について必要があれば、必要な体制をとっていきたいと考えております。

 次に、大きな2番目の?であります。

 雇用対策ということでお答えをさせていただきたいと思います。

 若年層の雇用環境というものが極めて厳しい、いわゆるフリーターが約200万人ということが発表されておりまして、24歳以下の失業率が10%を超えるなど、将来の社会活力に影響が出かねないとして、早急の対策というものが求められております。しかしながら、景気回復の糸口さえつかめない現下の情勢を見ますと、早期に雇用環境の改善を望むということは難しいのではないかなと。こうした厳しい状況のもとで、議員が御指摘のように、厚生労働省はこの春から若年層の就職を支援するために「ヤングジョブスポット」という施設を、名古屋市を初め若者が集中する都市部の繁華街に近い場所などに、年内に全国で15カ所整備をするという計画を打ち出してきております。この施設は、職業意識に乏しく、自分の適職が見出せない若年層の相談に応じたり、仕事の情報を提供するとともに、若者同士が互いに励まし合う場としても活用してもらったり、自発的にフリーターから抜け出す努力をする後押しをしていこうといったものであります。

 今後、こうした事業や施設の紹介などを、多くの若者が情報媒体としておりますインターネットなどで検索できますよう、本市のホームぺージにもリンクをはるといったことも検討していきます。また、市としての長期失業者支援でありますが、平成13年度から制度が開始をされました緊急地域雇用創出特別基金事業、これを、これまで以上に積極的に活用していきたいと考えておりますし、また、新たな雇用・就業機会の創出に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(小池貞治) 渡邊明子議員。



◆13番(渡邊明子) 再質問をさせていただきます。

 最初にお述べになりました、マニフェストを僕は出していないよということなんですが、明快なビジョンを示していくよということが、マニフェストとは政策綱領でありますので、市民とのお約束、宣言でございます。アカウンタビリティー、説明責任がございますので、もうちょっときちっとした形で市民が安心できる、希望が持てる形のビジョンをお示しいただきたいよということで、最初マニフェストという、今はやりのというか、注目されております言葉を使いました。

 それと、市長と語る会、ぜひ実現させたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 先ほど御答弁なさろうとしていらっしゃったことなんですけど、議員は、憲法第93条の規定により、住民の直接選挙によって選任された住民の代表であり、議員によって構成された議会は行政のチェック機能を有するとともに、議案に対し住民の代表として議決権によって具体的政策の最終決定を行うものです。先ほど、議会はチェック機能があって云々ということで終始されましたので、この議決権は議会の持つ権限の中でも最も本質的、基本的なものであって、議会の存在目的からいって第一に挙げられる権限であります。この議会の出した最終決定に対して市長はどのようにとらえ、どのような扱いをなさるのかお尋ねいたします。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) それはおっしゃるように、議会には、条例あるいは予算などの本市のまちづくりに欠くことのできない事項についての権限がございます。また、議員各位は、私と同様に選挙によって選出をされており、住民の代表でございます。したがって、議会が議決をされましたことは大変重要な意味を持っており、私としても、当然のことながら、議決事項を尊重してまいっておりますし、まいっていくべきものだというふうに理解をいたしております。



○議長(小池貞治) 渡邊明子議員。



◆13番(渡邊明子) 議決事項を大変尊重していかねばならないと考えておるということなんですが、議会が否決したものをそのままの形でまた議案として上らせるというようなことがあるのかどうかだけ確認をさせてください。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 何を言われているのかよくわかりませんが、全く同じものを出していくというようなことはできないんじゃないかと思いますが。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) わかりました。

 次に、2点目にいきます。

 どの年代をということは確認をしたまででございまして、中高生を主に対象にターゲットに話をしておるよということでございました。これに対して、児童館活動について、「時代のニーズに応じた施設づくり」「市民のまちづくりの場としての事業展開」との御答弁でしたが、これはどのようなことですか。具体的にお答えください。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 家庭や地域の子育て支援機能の低下というのが今、非常に問題になっておりますし、子育て支援、今回出されていますものにつきましても、やはり、その辺は国も感じて、地域もしっかりやりなさいというようなことを言ってると思うんですが、児童館というものは、地域の児童健全育成の拠点であるというふうにとらえておりますし、児童が自分以外のものへの関心を深める、あるいは共感の能力というものを、ともに感じるという共感ですね、共感の能力を高める、あるいは出合いの場、ふれあいの場など、役割というものは非常に重要なものであると考えております。

 したがいまして、今後、整備が予定をされております児童館につきましては、中高生の居場所も考慮に入れながら進めていくとともに、例えば児童の間の年代を超えた交流、演劇など企画立案段階から活動まで指導員と中高生が一体となって考えたり、あるいは事業を進めていくような内容につきましても、今後、研究をしていきたいなというふうに考えております。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) 先ほど、今後の施設整備に対しては、中高生も利用できるような居場所を考慮してつくっていくよということなんですが、日進の場合、特にそういうのが目立つんですが、新しく建ったところというのは、どんどん便利になっていくと。旧のところというのは、そのままの状態というのでは余りにも不公平だなと。後でも述べますが、学校開放事業にいたしましても、試行と言いながら梨の木の栄の方面の方だけという形でというのは非常に不公平だなと。全体に立っての施策としてはどのようなことをお考えですか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 私が最初から申し上げておりますように、新しいものとか古いものとか、そういった認識を持たないようにしていきたいというのが根底にありまして、たまたま新設の小学校が梨の木の小学校であったわけですから、その新しいところで一つの試行期間、3年の試行期間で放課後児童対策をやったんですけれども、それを今、広げていこうということでありますね。

 ただ、物の考え方として、私は教育長ともお話をすることがあるんですが、全体がそろうまで何もやるなと。一歩進むためには、全体をそろえろということをやっていたら、一歩進むのに、例えば7年とか5年とか非常に長い期間かかるんじゃないですか。そういう意味で、やれるところはやっていこうじゃないか。それは、皆さんで合意形成ができた部分でやっていこうということであります。

 したがいまして、梨の木はそうかもしれませんが、では、梨の木はいい、よそは悪いという言い方をするのはいかがなものか。次にどんどんそれを展開していきたいというふうに思っております。行政は、絶対に誤謬がないということもないと北川知事も申しておりましたけれども、やはり、勇気を持って一歩進むときは進むというふうに私はとらえております。



○議長(小池貞治) 渡邊明子議員。



◆13番(渡邊明子) 別に新しいものがいけないとか、そういうのじゃなくて、全体にやっていけと言ってるんじゃないんです。将来的にはみんなが平等になるような計画設計をしていかなければいけないよという話をして、できるところから進めていかれるのは正しいと思います。最終的に市民が平等に同じような市民サービスが享受できるような施策を展開していただきたいなというふうに言っておるのでございます。この辺、どうか誤解のないようによろしくお願いをいたします。

 次に、交番の設置についてでございます。

 ほかの議員の方も交番ということで、私自身もいろんな角度から調べさせていただきました。また、市民の御要望でありましたので、県の警察委員会とか県議とか愛知署とか、いろんなところへ尋ねてまいりまして、交番の設置、市長も御答弁になっておりますが、非常に実現としては難しい。しかしながら、今後も実現に向けて努力をしていっていただきたいなと思います。

 午前中にもございましたが、交番用地の提供も考えておりますというようなお話がございましたが、他の自治体では、用地と建物も両方御提供という形での御要望でも、他にもそのような自治体はたくさんあるということで、交番そのものの設置というのは非常に現実的には困難であるなというふうに私も感じております。

 今後も実現に向けての努力をしていただきたいとは思いますが、そこでちょっと1つ提案なんですが、街頭緊急通報システム、通称スーパー防犯灯の設置でございます。スーパー防犯灯とは、防犯灯に非常用赤色灯、非常ベル、防犯カメラ、インターホン等を設置し、非常時に警察署等に通報できる装置です。全国で27地区342基設置されております。愛知県では、春日井市鳥居松町に昨年4月から設置されており、同地区の犯罪はことし3月までの届け出件数で前年同期の累計37件が19件に半減し、防犯灯を活用して路上強盗の犯人を割り出し検挙したとのことであります。

 このスーパー防犯灯の設置を、これは国の事業なんですが、県でも一部取り組んでいる自治体もございます。国・県に働きかけていただきたいと思いますが、この点について御見解をお聞かせください。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 先ほどは失礼いたしました。考え方として、私もちょっと受け取り方を間違えて、失礼いたしました。できるところからやっていこうということは同じ考えでありますし、あまねく公平ということも当然、前提にあって、みんなが公平に享受できるということも当然だと思います。

 今のスーパー防犯灯の関係でございますけれども、普通の防犯機能に比べまして、インターホンと防犯カメラがついた街頭防犯システムということで、緊急連絡装置で県警本部通信司令室にもこれが直結しているということを聞いておりますし、通報ボタンを押しますと、カメラの映像や音声によって直接警察とやりとりができるというシステムであるということも聞いております。当然、犯罪の抑止効果やあるいは防犯カメラ映像によって犯人の検挙につながるなど、街頭犯罪対策としては非常に大きな期待をされております。県警本部に確認をいたしましたところ、県内での設置箇所は、今、御指摘のところであります。春日井市ですね。しかも、国は平成11年にこれは閣議決定をされた経済支援対策の一環だということもわかりました。また、平成13年度、歩いて暮らせるまちづくり構想の推進として、全国で10地区にこれが設置をされたということであります。

 春日井市のスーパー防犯灯といいますのは、中部管区警察局が設置をいたしまして維持管理を県警本部が実施をしているというふうに聞いております。

 また、平成15年8月に警察庁が出されました緊急治安対策プログラムの中においても、安全・安心まちづくりのためのスーパー防犯灯の整備を推進するというふうにありますし、県下において今後スーパー防犯灯の設置については検討中ということでありました。

 スーパー防犯灯は、市民が安心して暮らせる安全な社会の確立を目指す上におきまして多くの人が利用する駅とか、あるいは周辺については、有効な街頭犯罪の防止策の一つと考えられます。その反面、公衆道路への24時間監視をする防犯カメラの設置というのが個人のプライバシーに関して地域の方々の理解が必要でありますので、そういった観点から、先進地などの状況を今後、調査・研究をしていきたいというふうに考えております。

 よろしくお願いいたします。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) ありがとうございました。しっかり調査をしていただいて、こちらの方が実現可能かなというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、放課後開放事業の件でございますが、御答弁の中で、児童課所管の児童クラブとの一元化を考えておるというようなことを言われておりますが、これはなかなか、学校開放事業のときもそうでしたが、児童課と学校教育課ということで調整が非常に難しいところでございます。一元化で考えていただけるということであれば、どこが所管していただけるのかお答えください。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) 児童福祉法に基づいて放課後児童健全育成事業と、いわゆる児童クラブと、あるいは梨の木小学校で試行実施をしております放課後開放事業、それら受益者負担の違いなど問題があると思います。行政改革の対象項目として指摘も受けておりますので、御質問の一元化によって事業を所管するということと部署はどこにするか、関係各課でそれらについて協議、検討して、本年度中には結論を出していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) 市長もよくおわかりかと思うんですが、やっぱり児童課とか学校教育課って部が全然違いますので、政策推進なり市長部局に近いところとか一元化の検討ができる場所できちっと実現をしていっていただきたいなというふうに思います。それか、第三者機関でやっていただくようによろしくお願いをいたします。

 次に、リーディングプロジェクトの3点目、にぎわい暮らしづくりプロジェクト、これ、本当は日進中央線を絡めた農業公園というようなことが書かれておったと思うんですが、「農業体験ができる場の提供を考えております」ということですが、この農業体験のできる場の提供というのはどのような形で行っていかれるのですか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) だんだん具体的につながってきておりますけれども、現時点では、例えば農家やJAなどの御協力をいただきながら、遊休農地などの活用を通じて作物を育てたり、あるいは収穫したりといったような、そういった体験を目指しておるということであります。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) 遊休農地を市が借り上げるのか、あるいは貸したい方と借りたい方のあっせんを行うのか、どういうような形で進められるのでしょうか。



○議長(小池貞治) 市長。



◎(佐護市長) まだ具体的に詰めておりませんので、これはJAさんといろんなお話をしていく中で、そういった事例もあるし、協力もやぶさかではないよというお話を受けておりますので、これから細かな部分について詰めていこうと思っております。

 家庭菜園方式ではなかなか費用もかかりますし、いろんな規制もかけますし、また、それの存続の問題もあったり、非常に難しい問題があります。また、いろんなことを含めて私が申し上げておりますように、農業に従事して農業に詳しい方、そういった方と、新しく何もわからないけれども、やってみたいなというような人たちが、俗に言う新旧がまざり合っていく、人間関係をつくっていくということも一つのねらいでありますので、行政が用地を借りてどうのこうのということでは、現時点ではないと思います。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) この問題、実は、先回の本会議のときでも、農業特区という観点からお願いをしました。そのときも助役の御答弁の中で、そうやってJA等と話し合いをもって研究をしていくよというような御答弁をいただいておりますので、大至急話し合い、研究・調査、進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。

 大きな2項目めの1番なんですが、推進について必要があれば必要な体制をとっていきたいとのお考えですけれども、今は必要ない、あるいは兼務の係長一人で十分だということでよろしいんですか。

 それでは、お尋ねいたします。

 厳しい経済情勢のもと、子育てと生計の維持を一人で賄わなければならない母子家庭の母、就労面で一層不利な状況に置かれておりますと。既に御案内のことと思いますが、こうした母子家庭の就労支援の充実を求めて、母子家庭の母の就労支援に関する特別措置法が8月11日に施行されました。今後、自治体や民間企業に対し、より具体的な施策を迫られると思いますが、どこで所管していただけるのですか。

 また、本日、理事者側の席には一人も女性がおられませんが、この現状を市長はどのようにお考えですか。



○議長(小池貞治) 答弁者、市長。



◎(佐護市長) 女性が一人もいないということでありますが、女性が部長にいないということでありまして、男女共同参画の中で、女性を管理者に登用というような御意見もいただいておりまして、なかなか難しい部分もございます。できるだけ、人づくり、人育てをやっていきながら、研修も積んだり、いろんな力をつけて、この席に女性が並ぶように頑張っていきたいと思っております。

 それと、御質問の関係でありますけれども、関係部署で今、協議を進めているところであります。結果として、これからどこが所管していくかということにつきましては、それを見て答えが出てくると思いますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(小池貞治) 渡邊議員。



◆13番(渡邊明子) 私が言いたいのは、男女共同参画社会の実現と言ってもまだまだ遠いのではないかなということで、市長にぜひ強力なお力添えがいただきたいなということで質問をさせていただいております。母子家庭の母の就労というのは非常に大変なところということで代表的に言わせていただいただけの話であって、人が一生涯安心して働ける職場の実現ということは、女性ばかりでなく男性も働きやすい職場にしていきたいという思いでございます。非常に大事な箇所でございますので、どうか1期目の最初のころの情熱をもう一度呼び覚ましていただきまして、女性の味方である佐護市長ということで、今後ともよろしくお願いいたします。

 以上で私の一般質問を終わります。



○議長(小池貞治) これにて渡邊明子議員の代表質問を終わります。

 ただいまの代表質問について、関連質問を許します。(なし)

 質問なきものと認め、以上で公明党の代表質問及び関連質問を終わります。

 これにて代表質問を終結します。

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○議長(小池貞治) 以上で本日予定された質問者は全部終わりました。よって、本日の日程は全部終了しましたので、これにて散会します。

 あす9月5日は午前9時30分から本会議を開きます。

             午後6時35分 散会