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愛知県 豊明市

平成26年9月定例月議会(第7号) 本文




2014年09月18日:平成26年9月定例月議会(第7号) 本文

                午前10時開議
◯議長(堀田勝司議員) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。
 日程1、請求代表者の意見陳述・議案質疑・委員会付託に入ります。
 議案第79号を議題といたします。
 地方自治法第74条第4項の規定により、請求代表者の意見陳述を行います。
 本日意見を述べていただきますのは、須江高雄さん、橋本訓宏さんです。
 2名の方には、既に御入場いただいておりますので、ここで紹介をさせていただきます。須江高雄さんです。橋本訓宏さんです。
 意見陳述をされる方に申し上げます。意見陳述の時間は1名につき15分以内となっております。順次指名いたしますので、意見陳述をしてください。
 初めに、須江高雄さん、お願いたします。


◯請求代表者(須江高雄君) 皆さん、おはようございます。
 私は直接請求代表者の須江高雄と申します。署名者を代表し、地方自治法に基づく権利として、意見陳述を行います。
 その前に、議会運営委員会の皆様に一つお聞きいたします。私たちはなぜこの席で意見陳述をしなければならないのか。議員はいつも、中央の壇上で陳述を行っているのではないでしょうか。なぜ私たち市民はそれが許されないのか。私たちは署名者7,822名の代弁者です。この扱いは何としても承服できません。あなたたちは市民を見下しているのですか。直接請求は私たち市民の正当な権利の行使です。あなたたちにとって都合が悪いから、敵意をむき出しにして冷遇しているとしか思えません。
 市民の皆さん、どう思われますか。市民をないがしろにするこの体質こそ、私たちが議会に議会改革を求める理由そのものであります。議員としてプライドがいささかでもあるのなら、もっと大人の対応をしていただきたい。(拍 手)
 さて、時間に余裕がありません。本題に入ります。条例改正請求の趣旨説明に移ります。
 私たちの主張として6項目にまとめてみました。私からは、このうち3項目について申し述べます。
 私たちの主張、その1、豊明市は近隣6市と比較すると、1人当たり市税収入も財政力指数も最低だが、歳出に占める議会費の割合は最高であり、分不相応な議会となっている。一言で言えば、財政力もないのに、議会に金がかかり過ぎているということであります。
 私たちは、隣接する大府、刈谷、みよしなど、近隣6市と豊明市を比較してみました。市民1人当たりの税収では、豊明市14万4,000円に対し、大府市18万1,000円、みよし市22万円、刈谷市22万7,000円など、6市全てが豊明市を上回っています。豊明市の税収は、近隣市の中で最低であるということです。
 これに対して議会費はどうでしょう。歳出総額に占める議会費の割合は、豊明市1.43%に対し、大府市1.23%、みよし市1.0%、刈谷市0.89%など、6市全てが豊明市を下回っております。豊明市の議会費の割合は、近隣市の中で最高ということであります。
 私たちは議員定数5人の削減を求めています。5人削減すると豊明の割合は1.24%に下がります。しかし、大府、知立、長久手などは既に議員定数削減を決めております。豊明市は、5人削減しても、近隣6市と比べ議会費の割合は高いことには変わりはないわけであります。
 今、決算議会の最中です。議員の皆さんには、こういう分析もしっかりやっていただきたいと思うところであります。
 私たちの主張、その2であります。
 人口わずか7万人弱の小さな市に、20人もの議員、1人年670万円もの報酬は、財政負担が余りにも大き過ぎるということであります。豊明市の人口は現在6万8,500人です。こんな小さな市に議員が20人も必要でしょうか。
 議案が提案されたとき、質疑をするのはいつも数人の限られた議員だけです。そのほかの議員は議案の下調べや吟味をしていないのですか。
 一般質問も、毎回3分の1ほどの議員が休んでいます。議員として、調査研究を踏まえ、市政をチェックしたり政策提言することがあなたたちの仕事です。今期3年半のうち、たった1回しか一般質問をしたことがない議員もいらっしゃいます。また、もう来年の選挙の準備に忙しいのか、今、議会は半数近い議員が一般質問を休んでいるようです。こんな議員たちに年670万円の報酬を税金から支払っている。市民は本当にいい面の皮としか言いようがありません。
 サラリーマンの平均賃金はおよそ400万円だということは、当然御存じのはずです。サービス残業や休日出勤で体を酷使し、神経をすり減らして働いてこの賃金です。そういう多くの市民が苦しい生活の中から納めた税金から、あなた方の報酬は支払われているのです。
 豊明市の財政も年々厳しさを増しております。20人もの議員に、1年間1億4,000万円の出費は財政負担が余りにも大き過ぎます。どうか議員定数を減らしてください。
 ちなみに、お隣の大府市では、人口が豊明市より2万人も多いのに、議員定数を2人減らして19人といたしました。人口で見ると、豊明市ではちょうど15人に匹敵するわけです。財政が豊かでも大府市では、議員がみずから議会改革に取り組み、定数削減を決定しました。議会のレベルの差がまちのレベルの差にならないよう、身近にある先進地からしっかり学んでいただきたい。
 私たちの主張、その3です。
 5人削減すれば年3,500万円、1期1億4,000万円の財源が節約できるわけです。そして、子育て支援、教育などの市民サービス向上が期待できるわけであります。今、市民生活は大変な困難に直面しております。消費増税や円安で物価は上がっているのに、それに見合う賃金の上昇がないからです。また、非正規雇用がふえ、子どもの貧困が大きな社会問題になっています。保育や教育など子育て支援に思い切った対策が必要であるわけです。
 市役所側では、市長が率先して給料を半減し、職員削減、入札改革等を断行して、8億円近い財源を生み出したと聞いております。その財源で学童保育の無料化、保育料軽減、私学授業料補助など、子育て支援に尽力しているわけであります。私たち市民は、こうした身を切るような行革による市民生活支援を高く評価いたします。
 これに対し、二元代表制側の一翼を担う議会のほうはどうですか。多数の議員が保育料値下げに反対し、先日の子育て支援金も反対をしました。今、議会上程の奨学金制度も反対の動きがあると聞いております。あなたたち議員は、市民の代表ではないのですか。市民のための議員ではないのですか。市役所側のように身を切る行革で財政をつくり、市民生活を支援しようとする発想はないのですか。
 議員5人削減で、年3,500万円の財源が浮きます。1期1億4,000万円、失礼しました、4年間で1億4,000万円となります。これだけあれば、あなたたちが優先課題と主張してきた病児教育や学童保育の充実も容易にできます。市長側、市役所側の行革に頼らず、議会も行革でみずから財源をつくり、それを実現してみたらどうでしょう。
 満足な議員活動もできず、六百何十万円の高額所得を当然のように受け取る。私たちの税金を無駄遣いするのはやめていただきたい。これが圧倒的多数の市民の声です。
 以上、私からは財政面の問題を中心に、3点の主張をいたしました。
 豊明市は、これから高齢化が一層進み、医療費や介護費の負担が財政に多くのしかかってまいります。そうした中で一斉に耐用年数を迎える公共施設の改修、建てかえに、700億円以上もの膨大な財源が必要になると聞いております。財政破綻はもうすぐそこまで来ていると考えなければなりません。市民の代表たる議員が、我が身かわいさに何もせず、ぬるま湯につかっていていいのでしょうか。
 最後に、もっと責任を持って市政と議会のありようを考えていただくようお願いをいたしまして、私の意見陳述を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍 手)


◯議長(堀田勝司議員) 続いて、橋本訓宏さん、お願いします。


◯請求代表者(橋本訓宏君) 皆さん、おはようございます。
 私は請求代表者の橋本訓宏です。私も、地方自治法に基づき、代表者の権利として、意見陳述を行います。
 初めに、私からも、このような末席での陳述を強いられることに対し、苦言を呈しておきます。議会運営委員会では、本会議場でやらせる必要はない、委員会室で十分という発言もあったとか。市民を軽んずるのもいい加減にしていただきたい。
 議員削減は、大多数の市民の声です。議員ならば謙虚に受けとめ、誠実に議論する度量を持っていただきたい。7,822人の署名者を代表して強く要請しておきます。また、この場をおかりして、署名活動に御協力いただいた市民の皆様にお礼を申し上げます。真夏の猛暑の中、大変ありがとうございました。
 それでは、条例改正請求に関する私たちの主張の説明に移ります。
 私たちの主張、その4、大多数の議員は不勉強で、十分な議案質疑や政策提言もせず、不毛な政争に明け暮れてコストに見合う成果を上げていない。
 私ごとになりますが、私は長い間自営業を営んできました。豊明市民の大部分の方も民間部門で働いておられると思います。民間での基本原則は何でしょうか。それは、コスト以上の収益、すなわち成果を上げるということです。この原則を守れない者は、生き残ることができません。存在すること自体が許されないのです。
 豊明市議会はどうでしょうか。事務局費も含めると、年間約2億5,000万円のコストがかかっています。議員の任期4年間では、およそ10億円になります。このコストを上回る成果を上げる議会活動ができていますか。先ほど須江代表から指摘があったように、多くの議員が不勉強で、議案質疑も満足にできない。議員としての調査研究を怠り、年4回の一般質問さえできていない。これで議会がコストに見合う成果を上げていると言えますか。もしそうなら、豊明市議会は現状よりずっと少ない議員数でいいことになります。
 議会活動の成果が少ない原因に、議員の政争、すなわち政治的な争いもあります。ささいなことで百条調査委員会が何回も開催されました。調査で何も問題は発見できず、警察も全く無関心。近隣市町からいい笑い者になりました。議員の小さなミスを針小棒大に捉え、懲罰委員会も連発されました。
 私たち市民には、こんなことは大した問題ではありません。こんな政治的な争いに費やすエネルギーがあったら、市民が生活の中で直面する子育て、介護、教育などの問題にもっと真剣に取り組んでいただきたい。近隣市町に比べ地盤沈下が進む豊明市の将来像を、政治的立場を超えて真剣に議論するのがあなたたちの仕事ではないですか。そういう建設的な議論のできない議員が20人いても役には立たない。税金の無駄遣い。これが多くの市民の実感です。かけるコスト以上の成果を上げられる議会へ、リストラが必要です。
 私たちの主張、その5、議員削減で浮いた財源で区長の報酬を引き上げてください。
 地域課題の解決や市政への反映に頑張っているのは、各区の区長さんです。市民が生活する地域は、それぞれたくさんの課題を抱かえています。子たちの安全、お年寄りの安心な生活、風水害への備え、ごみの分別、地域の人々の交流等々、数え上げれば切りのないほど多岐多方面にわたっています。こうした問題に対処するために、地域には町内会や子ども会、老人クラブなど、さまざまな団体も存在します。各地区の区長さんは、こうした団体を束ねながら、日々課題の解決に奔走しておられます。
 今、意見陳述された須江代表も、副区長、区長を長年務められ、地域と行政のパイプ役として多忙な日々を過ごされました。その忙しさは、失礼ながら、怠慢な議員の比ではないと聞いています。財政難の中で行政の限界が明らかになり、地域との協力、役割分担が一層必要になってきました。区長の負担はこれまで以上に重く、大きくなっていくことでしょう。
 この議員に勝るとも劣らない多忙な区長の報酬は幾らだと思いますか。年間30万足らず、議員報酬の20分の1以下です。活動に伴う電話代やガソリン代などの経費を除けば、ほとんど無償のボランティアです。
 議員を5人減らせば、年間3,500万円もの財源が浮きます。議会も行革でみずから財源を生み出し、その一部でも地域に貢献する区長さんたちの報酬増額に回したらどうですか。そして、地域のことは地域のリーダーである区長さんに任せましょう。地域へのあからさまな利益誘導やボランティアまがいの人気取りはやめて、あなたたちは豊明市全体の政策をしっかり研究し、住みよいまち、発展するまちになるよう建設的な提案をしてください。そういう能力のないただのどぶ板議員はもう必要ありません。
 私たちの主張、その6、市政は市民の直接参加の施策を拡充し、市民の生の声をもっと取り入れるべきである。議会は少数精鋭で、全市的かつ高度な政策を議論していただきたい。
 改めて言うまでもありませんが、市役所の業務は市民生活に直結したものばかりです。したがって、市政にはできる限り当事者たる市民の生の声が生かされることが必要です。また、財政難で、市民の協力なくして市政が立ち行かないこともはっきりしてきました。政策決定過程への参加なくして、市民の協力は得られません。今や市民の直接参加は時代の大きな流れです。この豊明でも、重要施策の決定過程への市民参加は近年大きく前進しています。各種委員会委員の一般公募、ワークショップやタウンミーティングの開催等々です。
 一例を挙げましょう。現在進行中の第5次総合計画づくりでは、市民アンケートやインタビュー等を踏まえ、市民みずから豊明の将来像を描いています。これは、市民、職員共同でそれを実現するための計画づくりの作業に入ります。最終的な議会審議はありますが、計画づくりはほとんど直接参加の市民と職員の共同作業で行われます。
 このように、重要施策決定に当たっての市民の役割は飛躍的に増大しています。市政の直接民主主義化が進んでいるのです。言いかえれば、議員へのお任せ民主主義を見直し、市民参加型の新しい自治体づくりが求められているのです。議会がこれまでのままでいいと思いますか。
 先ほど述べたように、地域の課題や意見は区長が市政に反映します。市政の重要課題は、市民と職員が共同で解決策をまとめます。議員は、少数精鋭で、高所、大局から市政への問題点の指摘や高度な政策提言を行う役割に専念すべきです。地域の口きき役、使いっ走りの議員はもう時代おくれです。
 市民の代表と言うなら、時代の変化を的確に読み取り、新しい時代に合った豊明市議会をみずから創造してください。議員定数削減はそのための処方箋の一つに過ぎません。
 最後に、2点お願いして、私の陳述を締めくくります。
 一つは、昨年の陳述の際のように全国の類似団体と単純に比較して、議員数は多くないとするのはやめてください。全国には合併で多くの議員を温存している自治体がたくさんあります。広大な市域を持つ自治体もたくさんあります。単純な比較はやめてください。条件が類似する近隣の先進市を目指すべきです。
 二つ目は、議員定数は議会のありようにかかわる問題です。政治的争いは一時棚上げにして、議員間でしっかり議論し合意を目指してください。そして、その過程を全市民にネット放送で公開してください。あなたたちが定めた議会基本条例では、熟議と開かれた議会が基本原則のはずです。議会基本条例が豊明市議会の誇りと言うなら、その基本原則をしっかり守って市民に誇れる議論をしてください。
 以上で私の意見陳述を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍 手)


◯議長(堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
 以上で請求代表者の意見陳述を終わります。
 ここで暫時休憩といたします。
               午前10時29分休憩
                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               午前10時30分再開


◯議長(堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
 議案第79号について、議案質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手を願います。
 杉浦光男議員。


◯10番(杉浦光男議員) それでは、質問させていただきます。
 質疑ですので、私の考えや意見を述べることはできませんが、質疑の内容によっては、その奥に隠れているものが何かということで、自分の意見もそこに潜在的にあらわれるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
 一つだけお聞きします。区長と議員の違い、あるいは、同じところ。あわせて言えば、区長と議員の異同についてお聞きしたい。
 そして、私は潜在的に思っていること、質疑ですので意見ではありません、市長もよく言われる新しい公共とか住民自治の拡大、これは、ある程度、理念とか希望、あるいは実際にそういうふうになってきているところもあると思います。自分たちのことは自分たちで行う、これは新しいこれからの世の中の生き方であろうと思います。
 そういうときに、住民の要求や希望、それから、市民への直接参加、それを考えるときに、区長と議員というのは、現象的には非常に重なる部分があるんですね。現象的に重なる、区長や議員の仕事で。だから、そこのところをぴしっとしていかないと私はいけないと思って、区長と議員の違いをお聞きしたということです。
 以上です。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 小浮副市長。


◯副市長(小浮正典君) 基本的なところだけ申し上げます。
 区長さんは、豊明市の場合は27区ございます。その27区、分かれたその区域の中で、地域のいろんな事々を取りまとめていただいております。当市では、地域一括交付金の制度を定めております。その一括交付金の、そういったお金の執行も区の中で行っていただいている、そういった状況がございます。
 議会のほうの役割としては、地方自治法で定められている部分があります。96条以下で、議会の権限として、私から言うのも何でございますけれども、条例の制定、改廃、予算を定めること、決算認定すること、一定金額以上の契約締結等を議決すること。それから、111条には、議員の議案提出権、そういったこともございます。
 市の議会基本条例には、より豊明市議会としてどういった役割があるのかということを定義づけされている部分が冒頭ございます。豊明市議会は、二元代表制のもと、市長等執行機関との健全な緊張関係を保持しながら、自治体行政への執行について評価・監視機能、立法機能並びに政策立案及び提言等の機能を十分発揮し、もって地方自治の本旨の実現を目指すものであるとあります。
 地方自治の中では、市長の大きな権限がございます。その一方の代表として議会が位置づけられている。市長の権限をチェックするという大きな役割が議会にはあると思います。
 以上です。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 早川直彦議員。


◯11番(早川直彦議員) 質問をさせていただきます。
 20名の議員定数を15名に削減する、そのことによる効果、また、その逆に、減らすことによる影響、それを市としてどのように捉えているんでしょうか、お聞かせください。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 石川市長。


◯市長(石川英明君) 今の意見陳述にもございましたように、これからの時代の趨勢を眺めていくと、私はよく議会でも皆さんに御提示をさせていただきました、小さな政府、大きな行政をつくるということが基本であります。そうしたことを考えていくと、ある程度の流れは、職員だけが減らすわけにはいかないという論理が出てくるだろうというふうに思っています。
 5名減をすることは、やはり本当に市民の意見が、今、間接民主主義ということで代表制をとっておるわけでありますが、そうしたことが、広く多くの意見を聞けるかということの部分で、若干問題が出ることがあるのかもわかりません。しかし、今、私自身が、先ほど杉浦議員が言われたように、新しい公共と言って市民参画をこれからさらに拡充するという方向性を持っていますので、そうしたことを考えると、直接民主制というものがきちっと補完をされてこれば、やはり全体的な部分で捉えれば十分可能ではないかなというふうに思っています。
 やはりいろんなメリット、デメリットというのは出ると思いますが、それをどう補完するかで、カバーができてくるのではないかなというふうに思っています。
 以上であります。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 早川直彦議員。


◯11番(早川直彦議員) 関連して聞かせていただきます。
 今、請求者の橋本さんの中にも、直接民主制という言葉とか、お任せ民主主義という言葉がありました。今、市長の中でも、直接民主主義と間接民主主義の考えが今あったんですが、その関係と議員定数削減の考え、直接民主制の5人を減らすことの、その減らした部分をどこで補完するかということについて、もう少し詳しく教えていただきたいのと、あと、20名の中の5人削減というのは、非常に数字的に大きなものです。市として議会の役割というものをどのように捉えているのか、その2点をお聞かせください。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 石川市長。


◯市長(石川英明君) 私は先ほども新しい公共ということ言っていますよね。それは市民総ぐるみでまちの運営をつかさどるということですね。ただ、決定権は議会にあるわけです。
 やはり5名減をするということは、財政的なことを考えると、人口減少というのは必然的にこれから大きく変化をします。安倍首相が894の自治体が消滅するということは、ひしひしとこの名古屋圏でも起きてきておるわけで、そうしたことを考えると、財政はこれから非常に厳しくなります。もちろんそれを見逃しするということはありませんが、でも、生産人口が減れば日本経済全体が冷え込んでくる、そういう状況があるわけですね。
 そうしたことを考えると、必然的にやるべきことは、議員の定数を減らすということもしかりなのかなというふうに思っています。この辺は議員の間で議論することになろうというふうに思いますがね。
 質問の内容が少し飛びましたが、もう一度ちょっと確認をします。よろしいでしょうか。


◯議長(堀田勝司議員) 確認はないよ。


◯市長(石川英明君) 反問権。もう一度ちょっと確認します。


◯議長(堀田勝司議員) 2回目だから確認はないよ。ちゃんと精査して答弁してください。
 石川市長。


◯市長(石川英明君) 具体的に申せば、補完をするという部分は、議会の中でいえば、今、議会基本条例をつくって議会報告会等も行っているわけです。そういう部分で、いかに議会は市民の声を聞いていくということが一つであろうというふうに思っています。
 住民の意見を聞くというのは、我々自身が今やってきたことは、タウンミーティングや地域の説明会等で直接我々執行部がおりて、市民の意見を聞いて、そういう部分でも補完をしています。具体的に申せば、自治基本条例をつくったり、さらに言うなら、今回の議会でも提案がありました住民投票条例ですか、常設型を設けるとか、そういうことでも補完ができていくわけで、そうしたことをきちっと拡充すれば、十分市民の声というのが直接行政に反映できるシステムが確立するのではないかなというふうに思っています。
 以上であります。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 前山美恵子議員。


◯19番(前山美恵子議員) 意見陳述者がいらっしゃらないので、市長の意見書が添えられておりますので、そこの点についてちょっとお聞かせをいただきたいと思います。
 後半のほうに書かれております地域主権改革から後半全部なんですけれども、行政各分野に委員会や審議会への市民参加が、これは拡充し、以前と比べて市民が直接行政に参画できる仕組みが少しずつできてきたと。だから、議会の果たす役割も変わってきてというふうに書かれております。
 市民参加のもの、どういうようなもの、それから、どういうような権限が付与されているか、そして、どれくらいの人がこれは参加をされているのか、ちょっとまずお聞かせをいただきたいと思います。大ざっぱでいいです。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 伏屋行政経営部長。


◯行政経営部長(伏屋一幸君) 審議会等の公募ということでいきますと、26年の9月現在で、13の委員会で公募がされております。
 権限ということでございますけれども、市長の附属機関ということでございますので、答申をしたりして、最終的には市長が経営戦略会議にかけたりして決めていくということでございます。あくまでその答申どおりに市政がなるということではなくて、あくまで一つの意見として審議会の意見を賜って、市が独自に判断をして決めていくと、そういったものでございます。
 以上です。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 前山美恵子議員。


◯19番(前山美恵子議員) ちょっと聞くのを一つ忘れたんですが、市民参加がふえてきたということが、各委員会のところで2人、3人、市民公募が今されております。市民参加が、直接民主制により近づくという意味では大変いい制度だというふうに思いますし、先ほど、市長が、この市民参画を拡充していきたい。これは、行政執行側のほうで市民の意見を取り入れて市政に反映をしていくという制度ですよね。
 だけれども、先ほど言いましたように、議会、議員の持っている議決権とか、それから監視権とか、それから請願に対する紹介権とか、それから議案の提案権とか、そういうものはありません。単なる一つの意見を聞くという程度の市民参画であります。
 本来、議会のほうの議員のほうは今言ったような強い権限があって、市長に対して、やっぱり市長が暴走しないように、独走しないようにちゃんと監視する、監視して拒否するということができるようになっております。
 一方で、市民参画を物すごく拡充していかなきゃいけない、片方で、そういう権限を持っている議員に対して減らしていくというのは、大変矛盾じゃないかなというふうに思うんですけど、議会制民主制を考えるなら、これは本来、やっぱり市長のそういう考え方でいくなら、議会のほうもこれはふやすべきだというのが本来筋ではないかなというのがありますので、それについての御意見。
               (発言する者あり)


◯議長(堀田勝司議員) 静粛に願います。


◯19番(前山美恵子議員) それから、もう一つ、以前から二元代表制を本当に堅持するというのは、市長の持論であります。二元代表制というのは、直接選挙で市長は選ばれます。私たちも直接選挙で選ばれます。それは、市長の先ほど言いましたように、暴走はちゃんときちっとこれはチェックをしてほしいという市民のあらわれだと思うんです。
 二元代表制を堅持するというのなら、やはり議会の議員は拡充をしていかないといけないと思うんですけれども、減らしていけば大変喜ぶのは市長側ですよね。ですから、二元代表制のことを考えるなら、これも本来なら拡充を、議員をふやしていくべきではないかなというふうに思いますが、その点についての御意見をお聞かせください。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 石川市長。


◯市長(石川英明君) 議会には非常に重き権限が与えられています。もちろん今の現状の法規の中では、住民にも権限が与えられています。
 少し余談の話になりますが、過去、豊明は、住民の皆さんが名古屋市合併の議決を行った運動を住民自身がやってきたわけです。先ほども言ったように、その住民の皆さんに自治基本条例をつくったり、直接住民の皆さんが住民投票を行える常設型みたいなものをつくると、そうしたことも補完ができるわけです。
 やはり住民の意識がきちっと変わってくると、これは僕はヨーロッパへ行ったときに地域の集会をちょっと見ました、そのときに感じたことは、議会がそういう権能をという部分が、日本から見たら非常に議員定数が少ないわけです。そういう場合に、そうした国々で大丈夫かという話をしたら、そういうことは、住民の意識がきちっと補完をされると住民は黙っていないみたいですね。汚職とかなんかがあったり、例えば具体的な例を申し上げると、例えば同じ業者が2回も落札をしたら、住民がその時点でもう声が上がるみたいですね。
 そういうような、住民の意識がきちっと補完をされてくるとやはり確実に本来あるべき自治の姿が見出すことができるということになりますので、そのための制度が今の中で不備があるようだったら、それを補完するということをこれからきちっと確立していけば方向性は出てくるのではないかな、そのように考えております。
 以上であります。(拍 手)


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 近藤善人議員。


◯4番(近藤善人議員) それでは、区長の報酬についてお伺いします。
 先ほど、陳述人のタカハシさんの言われていた5番目のことなんですけれども、30万、年額、30万はないと思うんですけれども、非常に私も区長さんの仕事を見ていると多忙で、忙しいなというのを感じていました、この3年間ずっと区とかかわってきまして。私、この二十数万円が、これ月額でもいいのではないかと思うぐらいなんです。その辺の報酬の妥当性をどうお考えか、お願いします。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁できますか。
 石川市民部長。


◯市民生活部長(石川順一君) 今の区長報酬ですけれども、年額28万4,100円、27名で767万円、副区長が15万5,200円の27名で419万、合わせて1,100万でございます。
 確かに今、区長さん、非常にお仕事がふえておりまして、報酬については少な目かなという部分もございますけれども、仕事の内容とか、そういったようなことも検討して考えていきたいというのが今のところの思いでございます。


◯議長(堀田勝司議員) 石川市長。


◯市長(石川英明君) これは私自身の考え方を少しお話ししておきます。
 私自身は、新しい公共という中で、やはり市民本位の自治を目指すということを考えております。今、正直言って、一括交付金という形で提示をしましたが、さらに拡充をしたいということを考えていくと、ここのあり方が、区の行政のあり方も名古屋市がやっているような地域委員会とかそういう、法的根拠に基づいたそういう考えのもとになってくると、確実に今の報酬料では少ないという考え方が出るだろうというふうには思っています。
 ですから、そうしたこともやはり一考しながら、本当に今のあり方が、要するに議会と区、それから市民の立ち位置がどうあるべきだということによって、その辺の方向性が出てくるのではないかなというふうに思っています。
 以上であります。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 近藤善人議員。


◯4番(近藤善人議員) 済みません、訂正させていただきます。先ほど陳述人をタカハシさんと言い間違えました。橋本さんの間違いです。済みませんでした。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 藤江真理子議員。


◯6番(藤江真理子議員) 先ほどから何人もの議員から質問が出ております。少しかぶる部分もあるんですけれども、御答弁を聞いている中で、今後、仮に20人から15人、5人減らした場合、市民参加の拡充ということを言われました。
 先ほど、市長は、一括交付金の拡大というような具体的なことも申されましたけれども、数を減らすありきではなくて、今後の本当に豊明のことを考えていった場合に、議会の役割と行政側の役割と、あと市民の皆さんの役割が、それぞれ皆さんで共有していくことが大事になっていくと思うんですが、もしこの条例改正案が可決された暁には、市民参加というのはもっともっとさらに進めていく必要がある。先ほども答弁の中でおっしゃっていますが、どういった取り組みを具体的にしていかなければならないかというのをお聞かせください。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 石川市長。


◯市長(石川英明君) 答弁が重なるんですが、まず、行政当局、市長の権限の部分で少し言いますと、やはり民主主義ということの基本原則が押していないと、当局側に非常に危険であるだろうということは思っています。先ほど前山議員が言われたように、市長というのは、すごい権限があるわけですね。
 私は、民主主義の基本というのは何かというと、10人もしみえたときに、1人の小さな意見があるとしますでしょう。そのことにいかに耳を傾けるかというのが私は民主主義の基本だろうというふうに思います。そのことをきちっとやはり議論して、その意味が何かということですね。そういうやはり民主主義というものをきちっと押さえていないと、市長は暴走したときには、先ほど前山議員が言われたように、非常に危険になるということですね。だから、行政当局の市長としてはそういう部分があるだろうと。ここをきちっと押さえていく、そのためのチェックをするのが議会であります。ですから、議会としてはすごい権能がありますので、議会として……。
 またちょっと飛んでしまいましたね。また、済みません、飛びました。
 ですから、議会としては、そのチェック機能を上げるためにはスキルを上げたり、議会基本条例をつくって、今報告会等もやっています、その中でいかに市民の意見を聞くかということです。
 それから、あと、市民につきましては、いかに今の委員会や協議会、そうしたところで参画をするだけではなく、行政も、タウンミーティングや、実際に一つ一つの政策もできる限り地域の中へおりて市民の意見を聞く。そうした制度をつくるのが自治体基本条例をさらに、藤江議員が言われたように、常設型の住民投票条例等を確立することがそういう意見をさらに補完ができていくのではないかなと思っています。
 以上であります。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
 近藤惠子議員。


◯5番(近藤惠子議員) 今までの皆さんの中で大分、区とか区長、区と市のあり方というのが出たと思うんですけれども、今の市長のおっしゃる新しい公共とか市民の提案を聞くというところにおいて、市全体のところで審議会とか入って、大きな範囲で市全体で市民の意見を聞くところ、また、各区、細かく入って意見を聞くところと二つに分けられると思うんですね。
 今、区のほうに関しては一括交付金という形が今一つありますけれども、そのほかに具体的に何か、区に対して今後自治が上がるような政策というのがまだはっきり、言葉としてはあっても具体的なものがないような気がするんです。恐らく藤江議員もそういったものを少し求めていたのではないかと思うんですけれども、例えば今、行政側と区のあり方、例えば大きさがまちまちであるとか、そういった問題に対して何か考えていることがあれば、今後また進めたいと思うことがあればその辺のところについてもう少し詳しく説明していただけますでしょうか。


◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。
 石川市長。


◯市長(石川英明君) 少し触れておきますが、第5次の総計では、いずれ今後、行政が、公共がすべきところ、それから、住民がすべきところ、共同ですべきことというような部分を少し明確にするということもあるのかなというふうに思っています。
 それから、先ほども少し述べましたように、地域委員会が全てでは僕はないというふうに思っていますが、区の行政のあり方ということの拡充ということが、ここがやはり豊明の自治の今後のあり方には大きく影響するところだろうというふうに思っています。ですから、この辺の拡充をです。
 それから、先ほど来言っている市民参画のできるシステムですね。その他、監査請求からあらゆることがあるわけです。そういうことを住民自身がきちっと活用のできる状況に持っていけば、十分チェック機能というのが、議会だけではなく、住民の中でも行われていくのではないかなというふうに思っています。
 以上であります。


◯議長(堀田勝司議員) ほかにございませんか。
                (進行の声あり)


◯議長(堀田勝司議員) これにて質疑を終結いたします。
 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案1件は、豊明市議会会議規則第37条の規定により、議会運営委員会に付託することといたしたいが、これに御異議ありませんか。
               (異議なしの声あり)


◯議長(堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案1件は、議会運営委員会に付託することといたしました。
 さらに、お諮りいたします。ただいま付託いたしました議案1件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により、9月25日までを審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。
               (異議なしの声あり)


◯議長(堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま付託いたしました議案1件については、9月25日までを審査期限といたします。
 以上で本日の日程は終了いたしました。
 次回は9月25日午前10時より本会議を再開し、委員長報告・同質疑・討論・採決を行います。
 本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでした。
               午前10時57分散会
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