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愛知県 豊明市

平成28年7月緊急議会(第1号) 本文




2016年07月29日:平成28年7月緊急議会(第1号) 本文

                午前10時開議
◯議長(月岡修一議員) 皆さん、おはようございます。
 本日は休会の日でありますが、議事の都合により緊急に会議を開催したところ、定刻に御参集をいただきありがとうございます。
 ただいまの出席議員20名でございます。定足数に達しておりますので、ただいまから平成28年7月緊急議会を開きます。
 市長より挨拶を願います。
 小浮市長。


◯市長(小浮正典君) 皆さん、おはようございます。
 平成28年豊明市議会7月緊急議会の開会に当たりまして、議員の皆様には定刻に御参集いただき、まことにありがとうございます。
 今週、神奈川県の障がい者施設で、余りに痛ましい事件が発生しました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りするばかりです。また、けがをされた方々が、一日も早く回復することを願っています。
 ここからは、全国手をつなぐ育成会連合会が発表したメッセージを引用します。
 障がいのある人もない人も、私たち一人一人が大切な存在です。障がいがあるからといって誰かに傷つけられたりすることはあってはなりません。もし誰かが、障がい者はいなくなればいいなんて言っても、私たち家族は全力で皆さんのことを守ります。ですから、安心して堂々と生きてください。
 私たち豊明市は、第5次総合計画において、まちの未来像を「みんなでつなぐ しあわせのまち」と定めています。障がいのある方、その御家族にとどまらず、豊明市は、私たち豊明市民は、さまざまな立場の方がいること、その一人一人がみんなかけがえのない存在であることをお互いに理解し、お互いを尊重し、お互いに敬意を払い、お互いを認め合い、お互いを支え合う、そんなまちにしたい、それが私の何よりの願いであり、また、豊明市民みんなの願いでもあると私は確信しています。
 議員各位におかれましては、市民のリーダーとして、ぜひとも御指導、御協力を心からお願いいたします。
 さて、平成27年度から、子ども・子育て新制度がスタートし、保育所認証要件が緩和されたほか、標準時間や短時間の保育などを保護者の働き方によって選ぶことができるようになりました。本市としましては、定員の最大限の拡大を図り、1人でも多くの児童の受け入れを進めてきたところです。
 しかしながら、4月以降、待機児童が発生し、増加してきている状況です。その数、潜在待機児童を含めますと約60名となっています。この状況は放置できるものではありません。一刻も早く対応すべき課題と捉えています。それは、小さな子どもを育てながら働く必要がある、あるいは働きたいと願う保護者を支援するのはもちろんのこと、全ての子どもたちに十分な保育、幼児教育を提供できる環境を整えてこそ、「みんなでつなぐ しあわせのまち」が実現できるからです。
 本日、緊急にお集まりいただきましたのは、そのための子育て関連の補正予算の審議をお願いするためです。十分に御審議をいただき、お認めいただきますようお願いを申し上げまして、開会の御挨拶といたします。


◯議長(月岡修一議員) 御苦労さまでした。
 今7月緊急議会の議事運営につきましては、あらかじめ議会運営委員会で日程等を御協議いただいておりますので、その結果を委員長より報告願います。
 毛受明宏議会運営委員長。


◯議会運営委員長(毛受明宏議員) 皆さん、おはようございます。
 議長より御指名がありましたので、議会運営委員会の審査結果について御報告を申し上げます。
 今7月緊急議会の運営について、去る7月22日に委員会を開催し、協議をいたしましたが、その結果につきましては、既に皆さんに文書でお知らせがしてありますので、主な事項についてのみを御報告いたします。
 初めに、今7月緊急議会の議会期間につきましては、本日の1日間といたしました。
 なお、本7月緊急議会は、議場の音響設備工事に伴い、第1委員会室で開催といたします。
 次に、議案第85号につきましては、提案理由の説明及び質疑の後に、所管の福祉文教委員会に付託することとし、休憩中に委員会を開催し、本会議再開後に委員長報告、同質疑、討論、採決を行うことといたしました。
 なお、議案等の質疑は、同一議員につき同一議題について2回以内といたします。
 以上で議会運営委員会の報告を終わります。


◯議長(月岡修一議員) 御苦労さまでした。
 ただいま報告がありましたとおり、今7月緊急議会の議会期間は、本日の1日間といたします。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、あらかじめお手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。
 議案説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下関係職員の出席を求めたので、報告いたします。
 日程1、会議録署名議員の指名を行います。
 豊明市議会会議規則第88条の規定により、今7月緊急議会の会議録署名議員に、9番 ふじえ真理子議員と11番 近藤郁子議員を指名いたします。
 日程2、議案上程・提案説明・質疑・委員会付託・委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。
 議案第85号を議題といたします。
 議案第85号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
 伊藤財政課長。


◯財政課長(伊藤正弘君) それでは、議案第85号 平成28年度豊明市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
 1ページをお開きいただきます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,405万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ198億703万円とするものでございます。
 それでは、歳出より主な事業にて説明をいたしますので、6ページ、7ページをお開きください。
 説明欄をもって御説明申し上げます。
 3款 民生費、2項 児童福祉費、2目 保育園費の保育事業であります。民間保育所運営費補助金918万2,000円は、市が独自に実施をしております民間保育所の職員の処遇向上と運営改善に資するための補助金を、対象となる保育所の増に伴い、8カ月分として追加するものでございます。
 続いて、小規模保育事業給付費2,487万6,000円は、国の子ども・子育て支援新制度により創設された財政支援制度として実施するもので、このたび新たに設置となる保育所に対し、市が小規模保育施設として認可し、地域型保育給付を行う8カ月分の予算として計上するものであります。
 続いて、歳入の説明をいたしますので、4ページ、5ページにお戻りをいただきたいと思います。
 13款 国庫支出金、1項 国庫負担金、1目 民生費国庫負担金の保育園運営費負担金1,243万7,000円は、先ほど御説明を申し上げました国の新制度に基づく地域型保育給付費の費用負担のうち、国の2分の1負担部分に当たるものでございます。
 続きまして、14款 県支出金、1項 県負担金、1目 民生費県負担金の保育園運営費負担金621万8,000円は、国費同様に、新制度に基づく地域型保育給付費の費用負担のうち、県の4分の1負担部分に当たるものでございます。
 最後に、17款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金の1,540万3,000円は、このたびの歳出補正予算の一般財源となるものでございます。
 以上で説明を終わります。


◯議長(月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手を願います。
 早川議員。


◯13番(早川直彦議員) 議案第85号 平成28年度豊明市一般会計補正予算書(第4号)についてお聞きいたします。
 今回、小規模保育事業A型の認可による待機児童の早期解消のため、3,400万円余の補正予算が計上されております。
 そこで、4点お聞きいたします。
 まず1点目、豊明市子ども・子育て支援事業計画では、小規模保育事業の計画がなかったものを、急遽計画を見直し、規則を作成し、事業者も決定した状況で、きょうの緊急議会の審議となっております。なぜこのようないきさつになったのか、詳しく説明してください。
 また、9月議会ではなく、緊急議会でなければならなかった理由についても述べてください。
 2番目、日進市では、事業者から小規模保育事業をやりたいと申し出がありましたが、他の事業者との公平性を図るため、他の事業者も含め募集をかけて事業者を選びました。
 本来なら、計画を見直し、規則を作成し、事業者を募集し、審査をしてから決定するものが正しい方法でありますが、どうして当市では、申し出があった事業者に小規模保育事業A型を決定したのでしょうか。既存の無認可の保育園からすれば、行政の公平性に欠けているとも言えますが、行政の公平性の観点から事業者が決まっていることに問題はないのでしょうか。
 3番目です。事業者の実績を知るために、ある程度の期間、無認可で保育を行い、その実績から事業者の認可をすることも考えることができますが、今回、どのように事業者の実績を評価したのでしょうか。お答えください。
 4番目、規則を定めたと思います。規則を定めた日はいつなのか、また、規則の一部改正があったそうですが、その規則の一部改正をした日はいつなのでしょうか。また、事業者の事業申請はいつにあったのでしょうか。
 以上、4点質問いたします。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 小浮市長。


◯市長(小浮正典君) 済みません。座ったままお答えします。
 子ども・子育て計画を見直し、また、条例に伴う規則を定めてそれを公布したいきさつですけれども、それはもう全て、待機児童は解消できない。
 昨年度から基本的には待機児童は発生しているんですけれども、昨年度27年度から、いわゆる認可保育園へ預けられる子どもたちの保護者の要件は緩和されて、昨年度、制度は改正されたものですから、昨年度はずっと様子を見ていたんですけれども、今年度は昨年度と比べても、さらに待機児童のペースが速くなっている、今の状態では全然解消されなくて、本来待機児童はあってはならない、少なくとも国の基準の待機児童はあってはならない状態で、年度当初から、自分から健康福祉部長に、待機児童について解消するための手だてを進めるようにという指示を出しておりました。そういったことを受けて、児童福祉課が、今回の計画の見直し、それから規則の制定と公布に至ったわけです。経営戦略会議も経て、きょうの議会は受けております。
 2番目、日進市との比較ですけれども、日進市さんがどういうふうに考えられたかわかりませんけれども、当市としては先ほど申し上げたように、待機児童を解消することが何よりも優先される。もう一つ言うと、今の状態、潜在的待機児童を考えると、1園では全然足りなくて、4園ないし5園ほどを3年から4年の間に開設してもらっていかないと、この待機児童の問題は解消されないというふうに考えております。
 ということで、例えば1園だけで済むということであれば、公平性を優先して公募していくということも考えられると思うんですけれども、自分たちとしては、何よりも待機児童を解消したいということでございます。
 行政の公平性という視点を指摘されていましたけれども、市内の、認可外保育園含めて既存の認可保育園、あるいは既存の民間の幼稚園さん、そういったところにも積極的に、そういったことを受けて、小規模保育事業について検討し、我々としてはそういった形で4園から5園導入したいというふうに考えておるもんで、そういったことで積極的に検討してもらいたいということを、それぞれの園と今現在協議を進めている、そんな状況でございます。
 私からは以上です。あとは、健康福祉部長が答えます。


◯議長(月岡修一議員) 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) それでは、健康福祉部よりお答えいたします。
 まずは、緊急議会というような形でのことでございますが、これにつきましては先ほど市長のお話にもございましたとおり、いち早く待機児童対策、待機児童に対しての解消を図るためにお集まりいただき、御審議をいただきたいというようなことでございます。
 また、規則制定につきましては、5月17日に庁内の決裁が終わり、7月21日にはこの変更の改正を行いということで、最初のものにつきましては6月28日の公布ということであります。
 事業者の実績と評価でございますが、これにつきましては申請書類を見まして、その中でチェックをかけまして、実績を見、その事業者の判断をさせていただきました。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。
 早川議員。


◯13番(早川直彦議員) 事業者の申請があった、先ほど6月28日に規則ができて、一部改正もされておるので、また日にちが抜けているからそれを教えてほしいのと、事業者がいつ申請を、今回の事業者が出したのか。これを聞くのは、事業者の規則を定めて、さらに規則を修正したというふうに聞いております。事業者の申請日から開設の期間に関する変更だと思うんですが、ちょっと市としての準備不足のあらわれでもないかなというふうにも思えますし、本当に事業者の都合に合わせたものでもないかなと、その変更が。そういうふうにもとれますので、ちょっとその辺、詳しく答えてください。
 あともう一点、事業者のホームページに小規模事業者への認可がとれて、8月1日から開園することや、問い合わせは児童福祉課へと、そういうふうなホームページ、フェイスブックがありました。また、問い合わせした方に同様のパンフレットも配布されておりました。さらに、開園予定の看板には、小規模事業者の看板というものも掲げられておりました。途中で市が指摘したみたいですが、いけませんよと。市が適切に指導、助言がなされていなかったとも言えます。どうしてこのようなことが事業者で起きたのか、説明してください。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) まず、事業者からの申請につきましては、6月28日でございます。
 続きまして、規則の関係でございますが、4月5日に起案をし、5月17日で決裁が済み、その後6月28日の公布という形で進めておりましたが、その記載漏れにつきまして、7月21日の規則の変更ということで、附則を追加しました。このことにより、申し込みの、事業開始2カ月前とあるのを1カ月としました。この間につきましては、私どものほうのミスでございまして、大変申しわけなく思っております。
 それと、ホームページにつきましては、御指摘のとおり、看板、ホームページにつきましては、多少行き過ぎの面があるということで、こちらからきつく注意をし、その中止、また目隠しについては指示したところでございます。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。
 ほかにございませんか。
 郷右近 修議員。


◯2番(郷右近 修議員) 議案の説明で、小規模保育事業型A型認可型ということで、お聞きしたいことが幾つかございます。
 1つは、保護者の方にとっては、子どもたちに理想的な環境に近い環境で育ってほしいということのあらわれだと思いますが、園庭の話です。
 園庭は、本来であれば、一つ一つの保育園独自の園庭を設けるべきだというふうに思われますが、そうでない場合、該当する保育所ではどこに園庭のかわりの場所を使うかなど、ありましたら教えてください。また、基準に合致しているのかについても、お答えいただきたいと思います。
 2点目は、A型の仕組みによる給食室の話であります。そもそも給食室というスペースを確保することになっているのかどうか。また、実際の設備として、キッチンがある程度のものなのか、それとも独立したスペースとして給食室というような格好で運営されるようなものなのかについて、お答えいただきたいと思います。
 3番目、最後に、民間の事業者ということですけれども、日曜保育の要望などがあった場合についての対応についても、お答えいただきたいと思います。
 お願いいたします。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) まず1点目の園庭の関係でございますが、これにつきましては、小規模というとなかなか土地その他のところにとれない場合は、近くに、その園庭にかわるものを用意することができるという措置がございます。
 これにつきましては、約2分で参る中ノ坪公園を園庭ということで、届け出を受けております。
 また、2点目でございますが、こちらのほうについては、自調による調理室をお持ちでございます。飲食店の跡地というところで、その設備については備えております。
 また、最後の御質問でございますが、民間であるからということの日曜保育ということにつきましては、まだ協議をしておりません。
 以上であります。


◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。
 郷右近議員。


◯2番(郷右近 修議員) それでは、給食室のことについて、再度お聞かせいただきたいと思います。
 最近の子どもたちの食育の点、それから健康の点からも、アレルギーへの対応というのが保護者の方からも、1つ、要望として上がってくることがございます。こうしたアレルギーへの対応、一人一人への子どもの食事の出し方などへ、対応などはあるでしょうか。
 お願いいたします。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) 調理員が2人来ます。その1人が栄養士の資格を持っておりまして、その考え方につきましては、卵アレルギー等につきましては完全除去した形での対応、また、アレルギー食材については除去食で行うというような形で届け出を受けております。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) ほかに質疑はございませんか。
 後藤 学議員。


◯7番(後藤 学議員) それでは、二、三点質疑を行います。
 まず1点目ですが、この予算書の7ページの説明の上の段、民間保育所運営費補助金、これは担当のほうでお聞きしましたら、人件費ですね。保育士の給与を市職員並みに保障するためということだそうですが、職員というのは、全員正職を想定しておられるのかどうか、それから、市の職員でいうとどの程度のレベルの職員を想定しておられるのか、人数は何人か、そういった積算内容について、御説明をいただきたいと思います。これが1点目です。
 それから、先ほどの早川議員の質問とちょっと、ひょっとしてオーバーラップするかもしれませんが、子ども・子育て支援計画にない中で、今回突然、小規模保育の実施の予算が上がってきたと。市長の御説明ですと、待機発生に最優先で取り組まなきゃいけない、また課長さんの答弁ですと、いち早くやらなきゃいけないというようなことでしたが、昨年の10月1日の時点で、待機児は国基準でもう既に13名、それから潜在的な待機児が33名、合計46名もいたということですけれども、日進市では、それよりも前にこの小規模保育を開始して、新聞などでも報道されておるんですよね。そういう中で、それほど急がなければならないことであるならば、急がなければならないことだと私も思っておりますが、なぜその時点で対応して、今回の当初予算に計上しなかったのか、その点について2点目、伺いたいと思います。
 それから3点目に、豊明市は、市内の私立保育園、あるいは無認可保育所に長年、保育が足りない部分について支えていただいたという経緯があるわけですが、今回、そういった無認可保育所や私立保育園が応募するチャンスが実質的にあったのかどうなのか、その点についてお伺いしたいと思います。
 以上3点、よろしくお願いいたします。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) それでは、補助金の積算根拠等についての御質問からお答えをいたします。
 今御案内のとおり、九百余万の補助金が上がっておりますが、これについての人件費計算でございますが、あちらからは正職員の形で5名ほどの人件費のことで、こちらの給与表、28年4月1日確定、級号に基づきまして当てた計算、それから国のほうの公定価格を引いた差額というような形で積算をしており、もう一つが、非常勤の方につきましては、その要綱上、1,310円の単価というような形で計算をし、この差額を人件費見合いでお渡しをするという積算になっております。
 2点目でございます。計画が突然上がってきたというような形で、10月1日でもこういうようなことがあったというようなことでございますが、これにつきましては、26年度に策定をいたしました子ども支援、子育てにつきましても、そういうようなことにつきましてはこれからふえてくるであろうというような形での言葉が書いてございます。
 ただし、それが4月1日以降、月々10人以上の待機児がふえていくというような形、また、4月早々からそういうような形で、市長を初め、私どもは大変な懸念は持っておりました。そこでのタイミングというような形でのお話がございましたので、順次協議を進めさせていただいたということであります。
 3番目でございますが、支えている私どものまちの施設の方に対してと、これは平等性を欠くのではないかというような形で、確かにそういうような形でございまして、これにつきましては、期日を決めまして、各園に担当、また課長ほかが回りまして、その様子、また、これからの事業計画については御報告申し上げ、この計画についてはお話をし、次年度以降のところについてもお話をしてきたということであります。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。
 再質問がありましたら、挙手を願います。
 後藤議員。


◯7番(後藤 学議員) まず、1番目の人件費の補助の関係ですが、これは補助金ということですので、実際にそのとおりに支払われていなければ、差額は返還していただかなければならないということになりますが、どのように実際に使われた額を確認するのか、そして返還はさせるのかどうなのか、その辺のところをお聞きしたいと思います。
 それから2点目の、昨年の10月時点で既に46名いたということですけれども、それ以前へさかのぼっても、そもそも子ども・子育て支援事業計画ですか、この計画が27年の3月にできた時点で、既に潜在的な待機児が39名もいたということですが、そういった状況を判断して早く対応しておれば、当初予算に計上することができる、また、先ほど早川議員の質問があったように、特定事業者にいきなり決めるということではなくて、公募をしてきちっと厳正に審査をして決めるということができたと思うんですが、そういう対応がなぜとれなかったのかという点、再度お聞きしたいと思います。
 それからもう一点、3点目についてですが、無認可保育所や、それから市内の私立保育園、こういったところに説明をしたということですけれども、規則が公布された6月28日と7月1日に無認可保育所あるいは私立保育園へ説明されたということですけれども、とても時間が足りないし、そもそもこの時点では、まだ子ども・子育て支援事業計画で小規模保育をやるということは、計画変更されていないんですよね。計画上やらないことになっている状態での説明ですよね。
 そういうことで、実質的に、市内の長年お世話になった、そういった民間の事業者に応募のチャンスを与えることになったのかどうなのか、その辺の見解をお伺いしたいと思います。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) それでは、1点目の人件費の関係でございます。
 これにつきましては、その中に監査項目がございまして、お渡しをしたお金がどのように使われているかというのは、監査をさせていただきます。その中で、いろいろそういった懸念その他が出てきた場合は、そこで協議をし、解決を図りたいというふうに思っております。
 2点目でございますが、対応というところで、もっと早い時期にやれたのではないかというような形でございますが、子ども・子育て会議の中でも、保育サービスの充実というところで、ふえ続ける3歳未満児の保育ニーズに対応するために、未満児への支援の拡大、検討というところではありますが、ニーズ調査、またアンケート調査でまいりますと、そのときの順位的には、12.1%の方から、保育園の待機児童解消を図っていただきたいというような形になりまして、そのような結果をもってこの計画を立てたというような形でございまして、その後も27年度からの、先ほど申し上げました入るときの緩和政策、そういったところで伸びというところを考えまして、そのときはのせられなくて、このたび計画にのせていくというような形にいたしました。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) 小浮市長。


◯市長(小浮正典君) 後藤議員の追加質問の3つ目、市内の認可外保育園、あるいは民間の幼稚園が応募できるチャンスがあったのかなかったのかですけれども、今回の補正予算については、今申請されているところ1園に対しての補正予算ですけれども、この1園だけで全然足りていないんです。潜在的待機児童の今の状況を考えれば、しかもこの年度の推移を考えれば全然足りていなくて、次の年度とかいう話でなくて、順次、準備ができてやれる状況になっていけば、年度年度で考えるわけではなくて、今回のように補正予算を組んで対応していきたい、そういった形で待機児童を、自分らとしては極力スピードを持って解消に当たりたい、そういうふうに考えております。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
 富永議員。


◯1番(富永秀一議員) それでは、議案第85号、豊明市一般会計補正予算書(第4号)について質疑いたします。
 今回、小規模保育事業A型なわけですが、そのほかのB型、C型はもちろん、家庭的保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業であっても、条例に規定されている以上、基準を満たした案件であれば認めていくということでいいのか、これは、公平性の確保という点でも重要ですので、確認いたします。


◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) 今回の子ども・子育て会議につきましては、小規模A型というような形でございます。
 これにつきましては、一番質の確保については重い、全員が保育士を持った方というような形で、待機児童対策としては一番効果のある対策であるというふうに判断をしまして、この計画につきましては、小規模A型に集中してまいりたいというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) 富永議員。


◯1番(富永秀一議員) 集中していきたいということですが、そうすると、ほかの例えば事業所内保育をやりたいとか家庭的保育をやりたいという条例に沿った基準を満たした案件が出てきたときにはどうされるのかということが1点と、あと、先ほど市長の答弁で、4園、5園、今後ふやしていきたいということでしたが、理想はどこの施設にも多少余裕があって、市民の方がお子さんを預けたいなと思ったら、任意の場所にすぐ預けられる状態が理想なんだろうと思いますが、その4園、5園をふやした段階ではそういう状態にまでなるのか、また、それはいつぐらいを目標とされているのか、ありましたら教えてください。


◯議長(月岡修一議員) 議員の皆さんに申し上げますが、予算から外れた質疑になっておりますので、この予算内容に沿って質疑をしていただきたいと思いますが。
 今、富永議員の質問に関しては答弁をさせますが、以降は認めませんので、よろしくお願いいたします。
 吉井健康福祉部長。


◯健康福祉部長(吉井徹也君) それでは、お答えをいたします。
 まず、保育の質というところを最大限に勘案しまして、小規模の中のA型というような形で進めてまいりたいというのはそうでございますが、この計画につきましては、日々変わる社会情勢その他につきましても勘案させていただくというような形でございますので、ほかに、例えば事業所内保育といったところで御提案があった場合は、それは検討するというような形で考えております。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
                (進行の声あり)


◯議長(月岡修一議員) 以上で質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案1件は、豊明市議会会議規則第37条の規定により、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の福祉文教委員会に付託いたします。
 この際、お諮りいたします。ただいま付託いたしました議案1件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により、本日7月29日までを審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。
               (異議なしの声あり)


◯議長(月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま付託いたしました議案1件については、本日7月29日までを審査期限といたします。
 ここで、福祉文教委員会を開催するため、暫時休憩といたします。
               午前10時35分休憩
                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               午後1時50分再開


◯議長(月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
 議案第85号を議題といたします。
 休憩中に福祉文教委員会が開催され、委員会に付託しておりました議案について、お手元に配付をいたしましたとおり、委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について委員長より報告を願います。
 ふじえ真理子福祉文教委員長、登壇にて報告願います。


◯福祉文教委員長(ふじえ真理子議員) 議長より御指名がありましたので、福祉文教委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。
 本日7月29日、本会議休憩中の福祉文教委員会において、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催いたしました。
 その結果、当委員会に付託されました議案第85号、豊明市一般会計補正予算書(第4号)の議案は賛成多数により、原案のとおり可決するものと決しました。
 審査の経過につきましては、各委員より質疑及び討論がありましたが、会議録が間に合っていませんので、質疑の中で出された主な答弁と主な討論についてのみを御報告いたします。
 まず、質疑に対する主な答弁は、質の担保に関して、新たな園を視察し、園長とも面談、確認をした。
 事業者を審査するに当たって基準表を作成し、経済的基礎など、決算報告や日進市の監査報告などをもとに確認をしました。
 今回の補正予算が認められれば、国の基準でいう現在13名いる待機児童は解消しますが、潜在的な待機児童は依然として多数いるため、今後、平成31年度までに、4つから5つの園の増設を計画しています。
 市内既存事業者への事前の説明がおくれたことは、手続の面で、公平性の観点から問題があり、反省しています。
 質疑を終結し、討論に入りました。
 主な討論の内容は、保護者の立場からすれば、スピード感を持った待機児童解消であり、賛成。
 質の担保と今後のチェック機能の強化をお願いして、賛成。
 今回の一連の経過は公平性に問題があり、行政はきちんと手順を踏むことを最優先すべきと考え、反対。
 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。


◯議長(月岡修一議員) 御苦労さまでした。
 以上で委員長報告を終わります。
 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手を願います。
                (進行の声あり)


◯議長(月岡修一議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結し、討論に入ります。
 議案第85号について、討論のある方は挙手を願います。
 郷右近議員。


◯2番(郷右近 修議員) それでは、本議案に対して賛成の立場で討論をいたしますが、いろいろ意見もございますので、討論の中で述べさせていただきます。
 一人一人の子どもが健康に成長して、自分の特徴に合った教育を受ける権利というものがございます。自治体は、そのことを保障する事業を責任を持って実行しなければいけないというふうに考えています。
 その1つとして、保育園を、市がこれまで直接運営してきているわけでありますけれども、市が運営しているということは、保護者の方々が願っている、子どもに対して質の高い保育が提供されるということ、これは、経験が豊富な保育士の方がそろっておって、一人一人に目が行き届いて、心や体の成長、変化だとかそういったものに丁寧に対応してもらえるということを、市の保育所であれば満たしてくれるのではないかという、期待があるからではないかと思っています。だから、3歳未満の待機児童を解消するということにおいても、本来は、市の保育所の新増設や拡充といった充実策が基本だというふうに思っています。
 一方で、急増していく待機児童の解消をするという、その手だてを早急にとっていくということは非常に重要だと思います。
 特に、保護者の方が認可保育園に入園させたいというニーズに沿って、またA型を選択し、保育有資格者と栄養士が配置される、そういう園の整備をするべきと市が判断している点は、今後も貫いていただきたいというふうに考えます。そうした保護者の方の意見が今後、子ども・子育て支援事業計画に反映されるように努めなければならないとも考えています。
 本議案に関連して、平成31年までにさらに小規模保育園の整備が進められるというふうな説明がありましたけれども、保護者の方にとって、3歳まで入園している園と、それからもう一度、再度入園の手続をとっていかなければならないということが負担になっているというふうに聞いています。
 今後、そういったことも踏まえて、本来であれば、未満児だけでなく、そのまま6歳まで入園できる園を整備することであるとか、あとは、この事業計画の中にも、本当は1つのまちの中ではありますが、一つ一つの地域にどれだけ保育のニーズがあるのかということをつかんだ上で、その地域ごとにどれぐらいこれから保育園の整備をしなければならないかと、そういった地域ごとの要望をこの計画に反映するということも、非常に重要だと思います。
 他市町では、2人以上いるきょうだいを別々の保育所に送り迎えしていくということが非常に負担になっているという例も、本議案を審議するに当たって、つかむことができました。こういった保護者の方々や、あと子どもたち本人にとってよい事業計画とすることも含めて要望しながら、賛成の討論としたいと思います。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
 蟹井議員。


◯6番(蟹井智行議員) 会派緑の風を代表して、議案第85号、平成28年度一般会計補正予算書(第4号)について、賛成の立場で討論いたします。
 子育て支援、待機児童対策は、まさに待ったなしの状況になっていることが、本日いただいた待機児童数の推移の表からもわかります。国基準の待機児童が発生しており、特定園を望む潜在的待機児童の解消に努める必要もあり、未満児の受け皿拡大は急務と考えています。
 このたびの、本予算における小規模保育所の整備や、待機児解消に向けての31年度までに4から5カ所の小規模保育所の整備をするという方針は、早期対策として大変評価できるものであると思います。ふえ続ける待機児童に対して、その保育環境整備で現状の保育園では、増床、増築は困難な面があると思います。そこで、職員資格を全員保育士とする、小規模保育事業A型を導入することは、質の確保からも大変有効な選択であると思います。
 今回の議案は、予算的には一事業の認可に係るものでありますが、31年度までの計画の中で、4から5カ所程度の小規模事業者の誘致を目指すという計画は、待機児童ゼロを目指すとともに、豊明の保育の質の確保に対する力強い姿勢を感じます。若い世代に豊明を選んでもらうには、この環境整備が必要なことは当然でありますが、企業からの豊明に進出してもらうための重要な要素としても、子育て支援の要因は高い比重があると思います。
 平成13年4月、時の小泉首相は歴代首相として初めて、所信表明演説で保育施策に、保育所への入所待ち児童、待機児童の解消を重要課題の1つとして取り上げました。以来15年間、産業構造の変化などで働く女性が増加し、雇用形態の多様化も進んでいます。この変化に、従来の保育サービスでは対応し切れなくなっている現実があります。
 待機児童問題は、保育所が直面する課題を象徴するものとなっているのではないでしょうか。待機児童の対策に、手をこまねいている時間はありません。早期解消を目指す本予算案の成立に向け、賛成の立場をとらせていただき、討論といたします。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
 一色議員。


◯20番(一色美智子議員) 議案第85号、平成28年度一般会計補正予算書(第4号)について、公明党市議団を代表いたしまして、賛成の立場で討論を行います。
 仕事は続けたいし、子どもを産みたいという方が両立できるようにならないと、安心して産み育てられる社会、女性が輝く社会にはなりません。背景にあるのは、共働きの増加ではないでしょうか。年功序列型の賃金制度が崩れたり、非正規雇用がふえたり、夫婦で働かざるを得ない状況があります。今の子育て世代には、子どもが産まれてからも、仕事を続けるライフスタイルが浸透していることもあると思います。
 本市の待機児童数は直近で61名、うち3歳未満児が55名と90%を占めております。この数がふえることはあっても、減っていくことはありません。
 このような中、豊明市は、待機児童の早期解消に向けての対応を図られました。市の最近の取り組みとして、6月に開催されたキックオフシンポジウム「~女性がつなぐ しあわせのまち とよあけ~」や、保育の基礎と子育て支援員が学べるワイワイ保育セミナーの実施など、女性の生き方に対する支援、背中を少し押すような優しい支援の側面と、このたびの小規模保育所の整備の待機児童対策が、何か1本の筋の通った施策であると私は考えております。
 このたびの予算額は、8カ月で3,400万円余、一般財源ベースで約1,540万円であります。小規模保育事業給付費の2,500万円弱の75%は、国、県からの補助金で賄われるものの、人件費の差額分相当の民間保育所運営費補助金の900万円余は、市の単独費で手厚いものとなっております。これは、認可施設であるからの費用であります。豊明で初めての小規模保育事業所ということで、保護者はもとより、これからの待機児童対策として有効なものとして、今後、多くの市民が観察していくことになると思います。
 豊明の保育の質は、長い歴史の中で高いものとして維持されてきたと思います。子どもたち自身は、保育園も先生も選ぶことはできません。宝である子どもたちを健やかに育むことは、私たち大人たちの責任であります。その気持ちを十分理解いただいた上、この事業を市が進めていくことに注視することで、本予算案に賛成をしていきたいと思います。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
 宮本議員。


◯8番(宮本英彦議員) 議案第85号、豊明市一般会計補正予算(第4号)について、新風とよあけを代表し、賛成の立場で討論いたします。
 現在、待機児童問題は、ことしの2月、保育園落ちた、日本死ねというセンセーショナルなブログが国会で取り上げられ、今や待機児童問題は全国的な社会問題となっており、国の重要施策の1つでもあります。
 本市においても、27年4月時点では国基準でゼロであった待機児童が、ことしの6月20日時点で国基準でも13名、潜在的待機児童を含めると61名と、急激に増加をしています。この理由については、平成27年度から認可保育園への入園基準が大幅に改正されたということが大きい理由とのことでありますけど、いずれにしても、本市においても待機児童の早期解消に向けた取り組みは喫緊の課題であると言えます。
 豊明市内に小規模保育所を開設したいという事業者の申し入れに対し、スピード感を持った積極的な対応については評価するものであり、本予算について賛成するものであります。
 ただ、今後に向け、一言要望をしておきたいことがございます。
 1つは、現在、豊明市で事業運営されている幼稚園、保育園、認可外保育園の事業者に対する事前対応であります。スピード感も大切ですけど、同時に市内の既存事業者に対する事前説明、気配りが欠けていたと判断せざるを得ません。今後の進め方については、公明性の確保を要望するものであります。
 2点目は、61名の待機児童が現在ありますけど、今回の小規模保育所の認可で、61名が減ることは確かでありますけど、ゼロになることはなく、さらに今後ふえることが想定されます。待機児童解消に向けたスピード感は、この議案の事業者への対応だけじゃなく、今後についても、条例や規則の条件を満たす事業者があらわれた際には、積極的に認可して、一刻も早く潜在的、あるいは隠れている待機児童も含めて、解消に向け努力することを要望します。
 もう一点、3点目は、規則に定められている確認や立入調査、指導、改善の勧告なども適宜行いながら、適切な保育が行われるよう監督していただきたいことを要望しておきます。
 以上でございます。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
 山盛議員。


◯14番(山盛さちえ議員) それでは、本件について、反対の立場で討論させていただきます。
 簡単に時系列で今までの進め方について述べさせていただきますと、平成26年に潜在的待機児が20名から30名ぐらいおりました。26年には、30人ぐらい未満児の施設を改修して定員をふやしたわけですけれども、それでもそういう状況にあった。27年の4月で潜在的待機児童が39人、10月には国基準の13人も加えて46人と、膨れ上がっていったわけです。待機児解消が急務である、緊急性がある、最優先すべきだ、そういった声を行政側からたくさん聞けば聞くほど、なぜそのときに対応しなかったのかということが、逆に私の中では疑問に感じられてまいります。その点については、今後大いにスピード感を持つというならば、どの時点でスピード感を持って行うべきなのか、そのタイミングを見誤ることのないようにお願いしていきたいと思います。
 それから、今度は事務手続について申し上げます。
 5月17日に、この認可に関する規則が決裁されました。翌日の18日に、特定の事業者にこの内容を見せるということがありました。市内の事業者にはこういった情報提供がなく、6月29日の公布と同時に申請ができたのはこの特定の事業者のみということで、不公平な状況がここで発生したわけです。それについては、反省していらっしゃるということなので、今さらるる申し上げませんが、注意していただきたいというふうに思います。
 さらに、7月21日に一部改正が行われました。それはまさしく、積極的に動いたその事業者の申請を有効にするための改正なわけで、ここについては特別扱いをしたというふうに見られても、それはいたし方ない部分であっただろうということで、この点についても公平性に欠ける取り扱いがあったということは指摘せざるを得ないというふうに申し上げておきます。
 こういった流れの中から、行政の手続の原理であります、公平、平等の原則に、本件については見合っていなかった、違反する行為であったというふうに言及せざるを得ないということであります。
 これは、行政の信頼の失墜ということだけではなく、同時に他の事業者も手を挙げられる状況をつくっておけば、競争性が働いたのと、より質のいい事業所に認可を出していくということもできたし、たくさんの事業者を認可することによって、早い段階での待機児解消ができた、早いというか、たくさんの待機児解消が一どきにできたという可能性もあるわけで、公平性という点だけではなく、さまざまなところにも影響しているということを申し上げておきます。
 それからもう一つ、認定予定の事業者ですけれども、これも質疑の中で明らかになってまいりましたが、市がさまざまな指導、注意をしておりましたが、それに従わなかったという点、経験が浅い、まだ1年半ぐらいということで、保育の実績がまだ浅いという点、こういったことからいって、この認可の取り消しというのはそんなに簡単なものではありませんので、指導や注意に従わない可能性のある経験の浅い事業者を、ここの積極的な働きかけのみで認定してしまうことには、非常に懸念を感じております。
 そのことによって、市内の事業者にとって経営を左右するような、認可外やほかの園に通園していらっしゃる方が新たな、今回の認可保育園に移ることによって、市内の今まで頑張っていらっしゃったところに、経営で悪化というか、影響を与えかねないということもありますので、さまざまな点で今後問題が波及していくのではないかと大変心配しております。
 その点については幸いなことに、市長の答弁の中から、今年度中の補正予算も検討するというようなことがありましたので、認可外あるいは市内の私立の幼稚園、保育園に通っていらっしゃる方が認可のほうに移ることによって、新規認可に移ることによって、そういったいろいろな影響が出ないように、大至急、これこそスピード感を持って対応していただきますように、これは要望をしておきます。
 今回、行政の公平とか平等とか、くどくど申し上げましたのは、今回のこの認可の部分だけではなくて、さかのぼれば、勅使池の彫刻300万円に戻るわけです。特定の彫刻家との話の中で、公募だとか、そういった手続なしに、それが実施されていきました。
 それから記憶に新しいところによると、議場の改修も、議案が出たときにはもう改修が済んでいたということもありました。それから、今進められようとしております障がい者の貸し農園事業についても、事業者の特別扱い感がやっぱり否めません。
 こういったことがさまざまありますので、行政とはどうあるべきなのか、その手続が重要であるということを十分御認識、また改めていただいた上で、課題の解消に最大限の努力をしていただくと、そのことを強く申し上げたいので、心は痛むところはありますが、今回の補正予算については反対という立場をとらせていただきました。今後の行政の襟を正す、あるいは姿勢が改善されていくことを心より願っているところです。
 以上です。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
 近藤郁子議員。


◯11番(近藤郁子議員) 議案第85号 平成28年度豊明市一般会計補正予算書(第4号)について、会派ひまわりを代表して、賛成の立場で討論いたします。
 今回の補正予算は、小規模保育事業A型の認可のための予算であり、平成27年度国の認可基準の緩和による変更に伴うもので、潜在的待機児童を含め、待機児童の早期解消をすることに対して、スピード感を持って解消しようとされたことについては評価するものです。
 認可することで発生するこの予算には、豊明市独自の手厚い人件費の補助金も含まれており、それは市直営の保育園と同等の保育の質をお願いするためのものでありますから、質の確保に向けて、保護者アンケートなど、チェック強化を改めて要望するものです。
 今回の対象事業者が、市内で今まで市の保育行政に協力をいただいてきた認可外事業者ではなく新規参入事業者であることは、委員会の質疑の中にもあったように、今回のタイミングでは仕方がない点も理解できましたが、市内事業者への説明が後手に回ったことについては、不公平感は否めません。今後は公平性を大切にしていただくことも、あわせて要望いたします。
 このようにスピード感を持って行われる事業が市の魅力となり、市の人口増につながることを期待して、賛成といたします。


◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。
                (進行の声あり)


◯議長(月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
 議案第85号に係る委員長の報告は可決であります。
 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◯議長(月岡修一議員) 賛成多数であります。よって、議案第85号は委員長報告のとおり可決されました。
 以上で今7月緊急議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
 市長より挨拶を願います。
 小浮市長。


◯市長(小浮正典君) 本日、緊急で議会を開催させていただいたところ、慎重な審議を賜り、議案第85号についてお認めをいただき、お礼申し上げます。
 待機児童の解消は、子育て支援、女性の就労支援に欠かせない施策です。本日お認めいただいた補正予算事業については、早急に事業を開始できるよう進めてまいります。
 さて、間もなく、リオデジャネイロオリンピックが開幕します。陸上競技では、豊明市立栄中学校出身の田村朋也選手が、男子1,600メートルリレーの日本代表に選ばれました。田村選手の活躍を、豊明市民みんなで心から応援したいと思います。
 暑さが厳しくなってまいりました。議員各位におかれましては、体調には十分注意され、ますます御活躍されますことを祈念し、閉会の挨拶といたします。
 本日はまことにありがとうございました。


◯議長(月岡修一議員) 御苦労さまでした。
 これにて7月緊急議会を散会いたします。
               午後2時16分散会
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