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愛知県 尾張旭市

平成12年  3月 定例会(第1回) 03月24日−05号




平成12年  3月 定例会(第1回) − 03月24日−05号







平成12年  3月 定例会(第1回)



         平成12年第1回(3月)

             尾張旭市議会定例会会議録(第5号)

 平成12年3月24日午前9時30分尾張旭市議会(第1回)定例会5日目本会議が尾張旭市議会議場に再開された。

1 出席議員(26名)

  1番 水野義則     2番 川村 剛     3番 坂江章演

  4番 楠木千代子    5番 森 和実     6番 丹羽栄子

  7番 伊藤憲男     8番 森下政己     9番 良知静夫

 10番 谷口丈夫    11番 塚本美幸    12番 伊藤恵理子

 13番 渡辺欣聖    14番 佐藤信幸    15番 水野戦五

 16番 斉場洋治    17番 行本聖一    18番 加藤さよ子

 19番 原 淳麿    20番 水野一巳    21番 水野利彦

 22番 谷口弘文    23番 山田 稔    24番 服部 勝

 25番 日比野勝彦   26番 庄司宗雄

2 欠席議員

  なし

3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者

 市長        朝見政冨      助役        荻原善夫

 収入役       谷口紀樹      教育長       若杉 普

 市長公室長     上川原義明     総務部長      若杉のり由

 民生部長      松原静夫      経済環境部長    日比野美次

 建設部長      浅見 茂      水道部長      朝見孝雄

 教育部長      大橋邦弘      監査委員事務局長  加藤和人

 消防長       浅見保永      民生部次長     梶田博幸

 建設部次長     若杉美由樹     総務部総務課長   稲垣 努

 企画課長      尾関健二      環境課長      福井健治

 下水道課長     田中善廣      学校教育課長    浅見孝二

 消防本部総務課長  林 光寛

4 定例会の事務に従事した者

 議会事務局長    谷口恵広      議事課長      水草 修

 議事係長      太田 浩      主査        三浦 明

5 議事日程(第5号)

  平成12年3月24日(金)午前9時30分開議

 第1 諸報告

    (1)議長報告

    (2)市長報告

 第2 委員長報告及び報告に対する質疑

    (1)民生文教委員会

    (2)建設経済委員会

    (3)総務委員会

    (4)巡回バス問題特別委員会

 第3 付託議案等の討論、採決

    (1)第1号議案  平成11年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)

    (2)第2号議案  平成11年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

    (3)第3号議案  平成11年度尾張旭市土地取得特別会計補正予算(第1号)

    (4)第4号議案  平成11年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第2号)

    (5)第5号議案  平成11年度尾張旭市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

    (6)第6号議案  平成12年度尾張旭市一般会計予算

    (7)第7号議案  平成12年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算

    (8)第8号議案  平成12年度尾張旭市土地取得特別会計予算

    (9)第9号議案  平成12年度尾張旭市緑ヶ丘汚水処理事業特別会計予算

    (10)第10号議案 平成12年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計予算

    (11)第11号議案 平成12年度尾張旭市公共下水道事業特別会計予算

    (12)第12号議案 平成12年度尾張旭市老人保健特別会計予算

    (13)第13号議案 平成12年度尾張旭市介護保険特別会計予算

    (14)第14号議案 平成12年度尾張旭市水道事業会計予算

    (15)第15号議案 尾張旭市介護保険条例の制定について

    (16)第16号議案 尾張旭市介護保険円滑導入基金条例の制定について

    (17)第17号議案 尾張旭市介護給付費準備基金条例の制定について

    (18)第18号議案 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について

    (19)第19号議案 尾張旭市部設置条例の一部改正について

    (20)第20号議案 尾張旭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について

    (21)第21号議案 尾張旭市職員定数条例の一部改正について

    (22)第22号議案 尾張旭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

    (23)第23号議案 尾張旭市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について

    (24)第24号議案 尾張旭市特別会計条例の一部改正について

    (25)第25号議案 尾張旭市手数料条例の一部改正について

    (26)第26号議案 尾張旭市国民健康保険条例の一部改正について

    (27)第27号議案 尾張旭市国民健康保険税条例の一部改正について

    (28)第28号議案 尾張旭市市営住宅設置及び管理に関する条例の一部改正について

    (29)第29号議案 尾張旭市消防団条例の一部改正について

    (30)第30号議案 尾張旭市火災予防条例の一部改正について

    (31)陳情第12号 だれでも乗れる市内巡回バスの早期実現と高齢者・障害者への交通費助成を求める陳情書1(市内巡回バス関連)

    (32)陳情第14号 市内巡回バスの早期実現を求める陳情書

 日程追加

    特別委員会の設置について

    特別委員の選任について

 第4 追加議案の上程

     提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託

      第31号議案 市道巡検道線用地の買入れについて

                             午前9時30分開議



○議長(山田稔) おはようございます。

 ただいまの出席議員は26名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしくお願いをいたします。

 日程第1 諸報告を行います。

 初めに議長報告を行います。この件に関しましては、議会事務局長より報告をいたします。

 議会事務局長。



◎議会事務局長(谷口恵広) 議長報告を行います。

 会期中に開催されました各常任委員会及び巡回バス問題特別委員会の審査結果の報告書が議長あてに提出されておりますので、その写しを、また常任委員会でお認めをいただきました資料を本日皆さまのお手元にそれぞれ配付させていただいております。

 以上でございます。



○議長(山田稔) 次に、市長報告を行います。

 総務部長。



◎総務部長(若杉のり由) 本議会開会中に市長報告すべき事項が新たに生じましたので、報告をさせていただきます。

 損害賠償の額の決定及び和解についての専決処分の報告でございます。

 これにつきましては、職員の交通事故に伴います損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第 180条第1項の規定に基づきまして専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定によりましてご報告申し上げるものでございます。

 その内容につきましては、環境事業センター技能員が資源回収中、霞ヶ丘町南地内の道路において、停車していた相手方車両の右後部角を損傷したものでございます。

 なお、損害賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会自動車損害共済金により補てんされるものでございます。

 以上でございます。



○議長(山田稔) 以上をもちまして諸報告の件は終了いたしました。

 日程第2 委員長報告及び報告に対する質疑を行います。

 初めに、民生文教委員長の報告を求めます。

 斉場委員長。



◆民生文教委員長(斉場洋治) 議長の指名がございましたので、去る3月14日午前9時30分より開催いたしました民生文教委員会における審査内容とその結果について報告をいたします。

 当日の出席委員は9名全員であります。議案の説明のために、助役初め、関係理事者の出席を求めております。

 当委員会に付託されました議案は、第1号議案、第2号議案、第6号議案、第7号議案、第12号議案、第13号議案、第15号議案、第16号議案、第17号議案、第26号議案、第27号議案の11議案であります。

 まず最初に、第1号議案 平成11年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)を議題として、人件費の関係につきましては市長公室長から、歳入歳出の民生文教委員会に属する部分の説明を民生部長と教育長から一括して説明を受け、質疑に入りました。

 質問は、歳入では、まず地域子ども会活動費補助金が減額されているその理由について問いがございました。児童課長より、当初予算の段階では、1子供会1万 5,000円の2分の1の補助率で、80子ども会分を計上していた。県の補助事業の見直しにより、1事業20万円の2分の1の補助率となり、4事業であったため、80万円の2分の1、40万円になったとの答弁がありました。

 歳出では、保健衛生総務費で(仮称)総合保健センター用地購入費の関係で、公社が購入した金額と市が公社から購入する金額に何らかの取り決めがあるのか。また、今日の地価下落に伴う要素は考慮されているのかの問いがございました。民生部長から、公社の購入した価格に利息分、事務的経費を加算し、購入している。地価変動は考慮していない。あくまでも公社が購入した金額がもとになっている答弁がありました。

 次に、小・中学校の要保護・準要保護児童・生徒援助費補助金が減額されているその理由についての問いには、学校教育課長より、当初予算の段階では、小学校 190人と見込んでいたが、実績として 173人であった。また、中学校では 120人と見込んでいたが、実績として 116人であった。実績により減額を行った答弁でした。

 保育園私的契約料の減額の理由と私的契約の受け入れ枠について、毎年見直しをしているのかの問いにつきましては、児童課長から、当初20人を見込んでいたが、実績として18人であったため減額を行った。毎年、保育園の状況を考慮しているとの答弁でありました。

 続いて、私立高校等授業料補助金の減額の関係で、その対象者の算出根拠について問いがありました。学校教育課長より、小学校から私立中学へ入学した者は、私立高校へ入学されるものとした人数と市立中学から私立高校へ入学される人数を合わせ対象者としている。なお、途中での転校などは把握できていないという答弁でした。

 次に、公民館、文化会館の光熱水費に係る減額は利用実績に伴うものかの問いには、公民館長から利用実績による減額の答弁があり、文化会館館長から、利用実績によるものと改修等の工事で使用できなかった期間の影響などもある答弁でした。

 質疑は以上で、第1号議案について採決を行った結果、挙手全員により、第1号議案については可と決しました。

 次に、第2号議案 平成11年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とし、国保年金課長より説明を受けて、質疑に入りましたが、質疑もなく、第2号議案について採決を行った結果、挙手全員により可と決しております。

 第6号議案 平成12年度尾張旭市一般会計予算については、まず歳入について、民生部長と教育部長から関係する部分について説明を受け、質疑に入りました。

 質疑としては、社会福祉手数料でホームヘルパー派遣手数料、デイサービス利用手数料は、介護認定において自立と認定された人への支援事業と思うが、その方々の負担はどのように考えているのか。また、自立と認定された人へのサービスの提供費用などは今後どのようになるのかの問いがありました。福祉課長より、ホームヘルパー派遣事業は、身体障害者または自立と認定されたひとり暮らし、虚弱老人に対するもので、介護保険と同様、1割の自己負担で考えている。また、このデイサービス利用事業も、自立と認定されたひとり暮らし、虚弱老人に対するもので、1割の負担で考えている。自立と認定された人へのサービスについては、介護保険と同様、1割の自己負担、9割を市が負担し、今後もこれらのサービスを行っていきたい。また、回数などは今後検討していきたいとの答弁でした。

 続いて、介護保険の実施に伴い、今まで一般福祉で行っていた事業が介護保険に移行されるが、それに伴い、予算的に一般会計からどの程度の減額がされるのかの問いがございました。福祉課長より、いろいろな見方、考え方があり、算出することは困難であるが、一つの私的な考え方で算出すると、人件費など考慮せず、単純に歳入歳出を差し引き、 1,400万円程度の減になると思われると答弁がありました。

 次に、特別保育事業費補助金の関係で、対象人数は何人を見込んで算出しているのかと、続いて児童手当事務委託金の関係で、対象人数の枠が広がると聞いている。しかし、事務費がふえていないが、その理由の問いがございました。これに対しては、児童課長より、6人から9人の範囲で1時間延長して算出している。児童手当事務費委託金の関係については、当初予算の段階では不明確な要素が多くあり、従来どおりの算出方法で計上を行ったと答弁がありました。

 福祉医療費支給事業費補助金の関係で、現行、各医療費の一部負担、所得制限はどのようになっているのか。また、平成12年度は現行どおり予算計上を行っているのかの問いには、保健医療課長から、現行では、老人医療費は一部負担、所得制限があり、母子家庭等医療費は所得制限がある。障害者医療費、乳幼児医療費は一部負担、所得制限はない。平成12年度は、予算編成時点で県からの情報により、すべての医療費で一部負担、所得制限も設け、計上を行っていると答弁がありました。

 歳入についての質疑を終わり、ここで10分間の休憩をいたしております。

 その後、歳出について、民生部長、教育部長からそれぞれ関係箇所の説明を受け、質疑に入りました。

 歳出に対する最初の質問は、身体障害者タクシー基本料金助成と知的障害者タクシー基本料金助成の関係で、昨年より増額になっているが、その理由について。また、保育園費の関係で、一般職員、嘱託職員が増員されているが、配置場所はどこになるのかの質問がありました。これには、福祉課長より、平成11年度までは対象者に24枚の基本料金分のタクシーチケットを配布しているが、平成12年度は36枚を配布するよう計上を行った。人事課長からは、一般職員は東部保育園、柏井保育園を予定しており、嘱託職員については、指定休や週休の対応と位置づけているとの答弁でございました。

 それから、精神障害者通所作業所補助金の関係で、その通所作業所の規模等についての問いがございました。保健医療課長より、現在、会員が40名、作業所の訓練生は18名で、平成12年度より週4回開所したいと聞いているとの答弁でした。

 また、知的障害者施設整備費補助金の関係で、法の改正に伴い、知的障害者などの福祉サービスが今後利用者制度になっていくと聞いているが、その状況についての問いがございました。福祉課長より、社会福祉事業法の改正が予定されており、身体障害者、知的障害者に係る福祉サービスに関し、措置から利用者による契約制度になると聞いているが、詳細については把握してないという答弁でした。

 次に、新生児訪問指導助産婦委託料の関係で、今回新規事業として計上した理由について。また、今まで以上に専門的な助産婦による訪問指導が必要と考えているのか。新規事業に対するPRについての3点の質問がございました。これに対しまして、保健医療課長からいずれも答弁がございました。1つ目は、今までも訪問指導を希望している方に対しては市の保健婦が訪問を行っていたが、今日の核家族など生活環境の変化により希望者も多くなり、専門的に助産婦で対応していこうと計上を行った。転入者もふえており、相談相手などを望む声も多い。このため、このような対応は必要になっていくであろうということで、PRにつきましては、母子手帳交付時に説明をし、ハガキを渡し、希望者から送付していただくよう周知をする。また、広報や乳児医療の申請時などでもPRしていきたいと答弁がございました。

 介護保険の実施後でもヘルパー派遣、デイサービスなどの一般福祉事業については、自立と認定された方でも、1割の自己負担でサービスが受けられることになる。サービスが受けられる方の基準はあるのか。また、人数はどの程度見込んでいるのか。給食サービス事業、寝たきり老人等紙おむつ給付事業の位置づけとその事業の内容についての質問がございました。福祉課長より、ひとり暮らし、虚弱老人で要支援に近い方を対象に考えており、40人を見込み算出している。お尋ねのサービスにつきましては、市の事業で介護保険外のサービスとして行っていきたい。また、給食サービス事業は、現在、月、水、金の週3回、1日15食で敬愛園に委託していますが、今後は日数をふやし、月曜日から金曜日までの週5回とするよう敬愛園と調整を行っている。寝たきり老人等紙おむつ給付事業は、1人1日1枚の12カ月として行っているとの答弁でした。

 続いて、ホームヘルパー養成講座開催委託料の関係で、その内容について、また受講生から3万円を徴収しているが、その用途について質問がありました。これについては、福祉課長より、受講生は40人を予定し、講座は1回開催、これは3カ月ほどの期間を必要としているもので、また費用は1人6万円程度必要なため、その半分の3万円を個人負担としている。費用は3カ月間の講師料が主であるとの答弁でした。

 続いて、小・中学校の英会話指導委託料の内容についての問いには、学校指導主事より、中学校については、1名の外国人講師で、1学年を対象に、クラス数の関係により、旭中、東中は週2回、西中は週1回指導を行っている。小学校については、1名の外国人講師で英会話指導の計画のある学校に派遣するよう考えているとの答弁でした。

 緊急雇用の生活指導員事業は大変喜ばれる事業と思います。今後もぜひ続けていただきたい要望があり、教育振興費の各種補助金で教務主任、校務主任に対する補助金が削除されたことは評価できるが、整備された基準についての問いがありました。学校教育課長より、国・県でも組織化され、情報などの連絡体制があり、学校教育に関する諸問題の研究など活発に行っている組織については補助金を一部残しているとの答弁でした。

 続いて、トイレの清掃委託料の関係で、昨年より減額されているが、減額するのではなく、回数をふやすことはできないのか。また、トイレの清掃は本来児童が行うものではないのか。毎年、業者に委託し、清掃を行うことは疑問である。このことについて教育長の見解が問われたのに対し、学校教育課長より、老朽化している学校のトイレについては、改修工事を行っている。また、日常、トイレの清掃は児童が行っているので、便器の黄ばみなどの対処は、年1回程度、薬品を使い、業者が行えば十分と理解している。教育長からは、毎日トイレの清掃は児童が行っているが、黄ばみなどの汚れは通常の清掃では対処できない。しかし、児童は薬品を使えないので、年1回程度の委託はやむを得ないと考えているとの答弁でした。

 次に、ゲートボール場整備工事の関係で、現在のゲートボールの状況について問いがありました。これには、福祉課長より、グラウンドゴルフも普及してきているが、ゲートボールもシニアクラブなどで大会も催され、競技者も多く、存続していくと理解しているとの答弁でした。

 保育園費、学校管理費の警備保障業務委託料の内容についての問いには、児童課長から、警備会社に委託し、各保育園に対人センサーを設置しているとの答弁があり、学校教育課長からは、警備会社に委託し、各小・中学校に対人センサーを設置している。また、警備会社により巡回警備、臨時警備も行っているとの答弁でした。

 給食センター費で第2調理場改修工事費が計上されているが、他市ではドライシステムが導入されてきている。本市の導入の状況についての問いがあり、給食センター所長より、本市はウエットシステムであり、現在の給食センターの老朽化、また狭隘な施設のため、ドライシステムの導入は困難であるとの答弁でした。

 ここで休憩を挟んでおります。

 休憩後ありました質疑ですが、給食センターの職員の関係で、現在、パート職員は何人か。また、平成12年度のパート職員は何人となるのか。今回は一般職員の退職をパート職員で補充しているが、今後の職員の考え方についての問いがございました。給食センター所長より、現在、パート職員は10人で、今回一般職員が3名退職することに伴い、平成12年度は6名パート職員が補充され、16名となる予定である。パート職員が一般職員を超えないようにしていきたいと考えているとの答弁でした。

 続いて、文化財調査委託料の内容について説明が求められました。これには社会教育課長より、財団法人文化財建造物保存技術協会に市内の建造物の調査を依頼することを考えているとの答弁でした。

 また、体育施設管理費の工事請負費に係る市民プール整備工事の内容とトレーニング機器借上料の内容についてのお尋ねには、体育課長より、市民プールについては、電気の引き込み関連の工事費用である。トレーニング機器については、これまでは備品購入費で計上していたが、機器の更新も頻繁にあり、今回導入する機器については、リースで行うよう計上を行った。その内容は、ランニングマシーンやウォーキングマシーンなどであるという答弁でありました。

 以上で質疑を終わり、第6号議案について採決を行った結果、挙手多数により可と決しました。

 次に、第7号議案 平成12年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算について。

 国保年金課長より議案の説明を受け、質疑に入りました。

 質問としては、医療給付費分現年度分で低所得者軽減分とあるが、その内訳について問いがありました。これに対して、国保年金課長より、その内訳は、低所得者軽減額として 6,228万円、限度超過額として3億 1,230万 1,000円であるとの答弁でした。

 続いて、その内訳からだと限度超過額が主である。今後は、内訳どおり分けて掲載していただきたい要望があり、国保年金課長より、要望にこたえて平成13年度については検討し、対応していきたいとの答弁がありました。

 退職被保険者等医療費給付費負担金が大幅に増額になっている。その算出根拠について問いがあり、これに対しては、国保年金課長より、退職被保険者の1人当たりの療養給付費が過去3年間の伸び率により、入院、通院、歯科、調剤など全体で 6.6%の伸びを推定し、それに若干の安全率を加え、退職被保険者の年度増加率 7.4%を掛け合わせ算出したとの答弁がありました。

 国保税について、今回、所得割、資産割を下げ、保険税を引き下げられることは評価できるが、低所得者のために平等割、均等割を下げるべきだと要望する発言がございました。

 質疑は以上で、第7号議案について採決を行った結果、挙手多数により可と決しました。

 第12号議案 平成12年度尾張旭市老人保健特別会計予算については、保健医療課長より議案説明を受けて、質疑に入りました。

 医療給付費が平成11年度の3分の1になっているが、その理由について問いがあり、保健医療課長より、これは老健施設療養費等の関係のものであり、今回約7割が介護保険へ移行するため、減額となっているとの答弁があって、ほかに質疑もなく、第12号議案について採決を行った結果、挙手全員により可と決しました。

 第13号議案 平成12年度尾張旭市介護保険特別会計予算については、福祉課主幹より議案の説明を受けて、質疑に入りました。

 第1号被保険者保険料の関係で、保険料は5段階で徴収されることになっているが、各段階の見込み人数と現年度分普通徴収保険料の収納率 92.43%の算出根拠について問いがありました。福祉課主幹より、第1段階が91人、第2段階が 2,336人、第3段階が 4,265人、第4段階が2,132 人、第5段階が 1,367人である。収納率算出根拠については、一般的な見込み収納率を参考にして算出したとの答弁がございました。

 以上で第13号議案について採決を行った結果、挙手全員により可と決しております。

 続いて、第15号議案 尾張旭市介護保険条例の制定について、第16号議案 尾張旭市介護保険円滑導入基金条例の制定について、第17号議案 尾張旭市介護給付費準備基金条例の制定について、この3議案については、福祉課の主幹よりそれぞれ説明を受け、質疑に入りましたが、3議案とも質疑もなく、第15号、第16号、第17号議案についてそれぞれ採決した結果、いずれも挙手全員により可と決しております。

 第26号議案 尾張旭市国民健康保険条例の一部改正について、第27号議案 尾張旭市国民健康保険税条例の一部改正について、この2議案については、国保年金課長の議案の説明を受けて、質疑に入りました。

 第26号議案について、法の改正に伴う改正であることは理解するが、さまざまなケースがあり、状況に応じ考慮していただくようお願いするとの要望の発言があり、第27号議案については、国保税については、所得割、資産割と同様、低所得者のために平等割、均等割を引き下げるべきだと思う。ぜひお願いしたい要望の発言があり、以上で第26号議案、第27号議案それぞれについて採決を行った結果、第26号議案は挙手全員により、第27号議案は挙手多数により可と決しました。

 以上で民生文教委員会に付託されました案件はすべて終了いたしております。

 なお、本委員会に配付の資料は本会議で他の議員に配付することを認めて、午後2時36分に閉会をいたしました。

 これで報告を終わります。もし報告漏れ等がございましたら、当日出席の委員の方から補足があれば幸いと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(山田稔) 次に、建設経済委員長の報告を求めます。

 行本委員長。



◆建設経済委員長(行本聖一) 17番議員、行本聖一です。風邪のため聞き苦しいかと思いますけれども、ご了承願います。

 議長のご指名をいただきましたので、去る3月15日水曜日、午前9時30分より第2委員会室において開催いたしました建設経済委員会の審査結果とその内容についてご報告させていただきます。

 当日の出席委員は8名全員であり、議案等の審査説明のため、助役を初め、関係理事者の出席をいただきました。

 当委員会に付託されました案件は、第1号議案、第4号議案、第5号議案、第6号議案、第9号議案、第10号議案、第11号議案、第14号議案、第28号議案の以上9件であります。議案の審査については、それぞれの議案ごとに理事者から説明を求め、その後、委員の質疑により審査を行った後、挙手により採決を行う順により進めました。

 次に、各議案に対する主な質疑、答弁の順に報告いたします。

 初めに、第1号議案 平成11年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)について。

 委員より、愛知用水二期事業基金利子の現時点での元利合計と基金返還見通しは。また、一括返還で行うのかの質疑に対し、平成11年度末で1億 1,849万 9,151円の基金があり、返還は平成15年から行う予定で、毎年一定額で返還を行うとの答弁でした。

 三郷橋補修調査設計委託料について、調査は完成しているのか。また、結果と今後の対応はの質疑に対し、調査自体は終了している。結果は補強・補修することで考えている。また、12年度予算では実施設計委託料を計上しているとの答弁でした。

 都市計画図書作成委託料はどのように最小限にとどまっているのかの質疑に対し、当初の額は枠どりであり、作成必要件数が少なかったため減額したものであるとの答弁でした。

 次に、屋外広告物許可申請手数料についての基本的な考え方、徴収方法は。また、市内に大きな看板は幾つあるのか。屋外広告物許可申請の実態はどうなっているのかの質疑に対し、許可期間は、簡易な看板は1年未満で、強固な看板は2年と3年であり、手数料の徴収は更新時に行っている。また、大きな看板数については把握していない。申請は、年2回、県が違反広告物撤去も含めて、幹線道路の調査を行っており、発見次第連絡し、申請書の提出を促している。

 次に、公園の光熱水費について、センサー管理であるが、増額に影響はあったかの質疑に対し、センサー故障のため点灯していることもあるが、年に数回、夜間の見回りを行っている。増額は、中部電力に今まで届け出ていなかった灯数が要因となっているとの答弁でした。要望として、市に移管された後も、公平に取り扱われるようお願いします。

 次に、公用車の車検を誤って計上したということだが、どういった管理をしているのかの質疑に対し、保険の管理は管財課で行っているが、車の管理は各課で予算化するものであり、今後気をつけたいとの答弁でした。要望として、市全体の車両を一括管理でしっかりとしていただきたい。

 旭前排水路管渠築造工事の工法変更による減額の内容の質疑に対し、地質調査の結果、現場状況を把握し実施設計を行った結果、減額となった。一部工法も変更したが、それだけが要因ではないとの答弁でした。

 次に、瀬戸新居線・霞ヶ丘線予備設計委託料について、ルート変更の詳しい内容はの質疑に対し、土地の有効利用を図るため、南への移動を考えている。また、都市計画審議会で最終決定した後、都市計画変更をしたいとの答弁でした。

 公有財産について、公社から土地を買い戻す場合の予算額の考え方はの質疑に対し、安全率を見て1年間の利子、人件費を見込み算出している。年間での差は、利息、その他の経費である。要望として、できるだけ減額にならない数値で計上していただきたい。

 以上で、第1号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 次に、第4号議案 平成11年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第2号)について。

 第4号議案については質疑もなく、挙手全員で可と決しました。

 次に、第5号議案 平成11年度尾張旭市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について。

 委員より、運転操作委託料の業者間の調整がおくれている具体的な内容は何か。また、主たる代替業務はどんなものかの質疑に対して、現在、市内4業者と業種転換等、代替の経済的措置を調整中であり、発注を見合わせたものである。また、下水道の処理場、ごみの収集等である。解決方法としては、従業員の雇用確保の資金手当等が挙げられるとの答弁でした。

 調整がおくれているのは、各業者の方針が確定していないことも要因であるのかの質疑に対して、各業者で規模、方針がそれぞれ異なる。十分考慮した上で進めていきたい。

 以上で質疑もなく、第5号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 第6号議案 平成12年度尾張旭市一般会計予算について。

 委員より、12年度予算編成に当たり、職員稼働日数、年休消化率をどの程度見込んで算出したのか、算出根拠は。また、年休消化率は11年度の実績または全国平均によるものであるのか。また、職員全体の月当たりの時間外勤務時間数はの質疑に対し、稼働時間数は 1,936時間で、年休消化率平均8日を差し引くと 1,872時間になる。年休消化率については、ここ数年の実績である。時間外勤務手当は、年間給料の6%を過去の実績に応じて配分し、計上しているとの答弁でした。

 次に、緊急雇用自然環境調査委託料の自然環境調査の内容はの質疑に対して、市内の動植物種の分布を調査し、主要な動物個体とその生息地、主要な植物個体と植物群落など詳細なリストを作成するものであり、概略分布図まで作成したいと考えているとの答弁でした。

 次に、勤労者住宅資金貸付預託金について、利用は全くないのか、どうしたら利用者が増加すると考えるかの質疑に対して、平成7年から利用件数はゼロ件であるが、制度は存続している。利用者を増加させるのには、融資条件の改善が必要であると考えている。要望として、利用者が増加するよう検討していただきたい。

 次に、農業委員の定数2名減少は既に確定していることであるか。確定ならば、農業委員会の中で議論があったのかの質疑に対し、以前は学識経験者5名であったが、今回の3名が選出され、2名減少した。また農業委員会で特段の議論はなかったとの答弁でした。

 次に、資源ごみ回収団体活動奨励金について、回収団体数、そのうち子ども会の数と業者委託している団体数は、そして子ども会に回収を依頼する目的はの質疑に対し、回収団体数は95団体、そのうち子ども会は87団体、その他は8団体である。業者委託団体数は把握していない。目的については、本来には子供たちのごみ意識を高めることが目的であるとの答弁でした。

 次に、業者委託する子ども会が暫時増加しているように思う。今後についてどう考えるかの質疑に、行政回収についても検討する時期に来ている。今後、十分検討していく予定であるとの答弁でした。

 次に、勤労青少年ホームの結婚式場を廃止するとのことであったが、今回の予算に結婚式場改修の費用は含まれているのかの質疑に、予算は計上していない。結論が出次第、予算化したいと考えているとの答弁でした。

 次に、水田農業経営確立推進費補助金の積算根拠はの質疑に、市町村推進費補助金と農業協同組合推進費を一括した89万円が県からの歳入である。内訳は、国費と県費からであり、補助金のうち19万 8,000円は農業協同組合に直接渡る。減額の理由は、県の財政悪化の3割カットによるものであるとの答弁で、委員より、89万円から補助金を差し引いた使途はの質疑に、年に2回開催される農地有効利用審議会の報酬、委託費、旅費、消耗品費等の需用費に充てているとの答弁でした。

 次に、農業協同組合事業推進費補助金の減額理由は何かの質疑に、答弁として、自立の視点から、農協とも相談し、いちぢく研究会への補助金を減額したためである。今年度はとうもろこしの試験栽培を助成するとの答弁でした。

 次に、今池下森林公園1号線歩道整備工事の歩道整備の位置と緑の基本計画との関連はどう考えるのかの質疑に、歩道整備のルートは、緑の基本計画の中の山辺の散歩道の一部として位置づけられると考えているとの答弁でした。

 次に、三郷駅前広場基本設計について、以前作成された案はどうかかわり、位置づけられるかの質疑に対し、全体計画としては南北一括した計画を作成したいと考えているが、都市計画決定を一緒にするのは難しく、当面は南側で作成したい。以前の案は参考にするが、新たな視点で臨みたいとの答弁でした。

 次に、尾張旭市の将来のため、全体の設計として北側も含めて考えていただきたいがどうかの質疑に、これまでの経過を踏まえ、現時点に合った当面の設計を将来的展望も踏まえながら対応していきたいとの答弁でした。要望として、将来的にきちんとしたものをつくっていただきたい。

 以上で、第6号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 次に、第9号議案 平成12年度尾張旭市緑ヶ丘汚水処理事業特別会計予算について。

 西部処理区への切りかえの見通しと跡地の利用計画はの質疑に対し、切りかえの時期は未確定である。また、現在、跡地の利用計画はないが、今後の検討課題であると考えているとの答弁で、以上で第9号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 次に、第10号議案 平成12年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計予算について。

 トイレの建てかえについて、将来も合併浄化槽を使用するのかとの質疑に、将来下水道の管が来れば、切りかえることになると考えている。また、下水道はまだ墓園には行ってないので、今後工事が必要となる。

 以上で質疑もなく、第10号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 次に、第11号議案 平成12年度尾張旭市公共下水道事業特別会計予算について。

 排水設備改造資金利子補給金は何件分と考えられるのか。また、使用できる人の条件はの質疑に、利子補給により増加の可能性があると考え、20件を予定している。また、条件は、市税及び取付管設置工事費負担金の完納者、県内在住の連体保証人1名を条件としている。

 移転補償金の具体的な内容はの質疑に対して、対象物件はガス管、水道管、電気、電話線の移設であるとの答弁でした。

 次に、道路占用については、あらかじめ条件をつけて行うことができれば、補償費はある程度抑えられると思うがどうかの質疑に対し、道路占用は定規に基づいて行っている。区画整理地内における占用ははっきりしており、補償費は減少している。また、道路管理者が占用許可の時点で条件をつけるのは難しいと考えている。

 次に、電波調査委託料について、工事前の事前調査は行っていたかの質疑に対して、平成8年度に地下部分の工事を施行したときに調査を行っているとの答弁でした。

 下水道事業の累計投資金額は幾らかの質疑に、全体計画の事業費は 539億 7,570万円の見込みであるとの答弁で、以上で質疑もなく、第11号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 次に、第14号議案 平成12年度尾張旭市水道事業会計予算について。

 来年度の承認水量の95%を超えた日数はの質疑に対し、1日のみであるとの答弁でした。

 なお、この日だけ高かったのか、あるいは95%に近い日が多かったのかの質疑があり、今年度は冷夏であり、全体的に給水量は少なかったとの答弁でした。

 要望として、今後とも傾向をつかみ、契約水量が引き下げられるよう検討していただきたい。

 次に、渇水問題については引き続き検討されているのかとの質疑があり、県によると、牧尾ダムのほか、平成6年以降に味曽川ダム、阿木川ダムが運用開始したため、渇水となっても、当面大きな問題にはならないということであるとの答弁でした。

 以上で、第14号議案について採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 次に、第28号議案 尾張旭市市営住宅設置及び管理に関する条例の一部改正については質疑もなく、採決を行い、挙手全員で可と決しました。

 当日の委員会資料は他の議員へも配付することで認め合いました。

 以上で建設経済委員会の審査報告を終わります。報告誤りがございましたら、当日出席委員からご指摘をお願いいたします。



○議長(山田稔) 次に、総務委員長の報告を求めます。

 加藤委員長。



◆総務委員長(加藤さよ子) 議長のご指名をいただきましたので、去る3月16日、午前9時30分より第2委員会室において開催いたしました総務委員会の審査状況並びにその結果についてご報告申し上げます。

 初めに、委員会の出席委員は9名で、全員出席でございました。理事者側といたしましては、助役を初め、担当理事者の皆さんにご出席をいただいております。

 今回、総務委員会に付託されました議案は、お手元の資料にございますように、14議案でございます。審査方法は、従来どおり理事者からの説明を受けた後に質疑を行っておりますが、理事者側の説明は省略させていただきます。

 初めに、第1号議案 平成11年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。

 なお、この第1号議案につきましては、民生文教委員会及び建設経済委員会にも付託されておりまして、原案のとおり可決されている旨、あらかじめ議会事務局長からご報告がございましたことを申し添えておきます。

 それでは、審査状況とその結果についてご報告いたしますが、質疑応答方式では時間がかかりますので、趣旨説明形式で、できるだけご理解いただけるようにご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。

 なお、ページが前後いたしますので、その点もよろしくお願いいたします。

 初めに、29ページ、市民税減税補てん債は、9月補正で 3,110万円の減額補正していながら、今回 1,080万円追加補正した理由は。9月補正では特例交付金の減額決定に合わせたもので、今回は11年度市民税の減額影響分が起債対象とされたための追加補正となりましたということでございました。

 次に、59ページ、公債費の償還元金の今年度末の残高は幾らかということにつきましては、今回の補正分を含めて、6%以上のもの1件、 4,500万円、5%から6%未満のものは1件、1億3,800 万円、4%から5%未満のものは4件で1億 8,800万円、合計6件、3億 7,100万円であるということでございました。

 なお、本件については、一部の委員から、低金利が続いている昨今においては、基金積立金をできるだけ繰上償還に充てるよう努力していただきたいという要望が出されております。

 次に、委託料については、大半が年度当初に金額が確定するが、年度途中で補正処理をせずに年度末まで引き延ばしているのはなぜか。契約変更する場合もあるからであるが、工事請負費の入札差金の制度とあわせて、できるだけ早い処理をしていくということでございます。

 次に、27ページ、公営競技収益均てん化助成金の主催者は。拠出団体が岡崎市、一宮市、蒲郡市、常滑市で、助成金は収益金から5億円を控除した額に 0.012を掛けた額を財源として、財団法人市町村振興協会を通じて配分されるということでございます。

 次に、27ページ、愛知県消防学校派遣職員給与受入金については。愛知県消防学校の指導員を市町村の持ち回りで派遣することになっており、11年度と12年度の2年間は当市が派遣することになっている。派遣職員の階級は、消防指令補クラスの職員を派遣しているということでございます。

 次に、33ページ、公共施設用地購入費については。平成4年に土地開発公社が取得したもので、5年以内に買い戻す約束に基づいて購入するものであるが、当面は施設予定地として管財課で管理していく。当該土地周辺の取得必要面積は、全体で2万 4,741平方メートルで、このうち現在の取得面積は約半分の1万 2,342平方メートルで、将来的には老人保健施設として活用したいということでございます。

 なお、本件については、不要資産はできるだけ持たないという趣旨からも、早急に土地の有効活用を検討していただきたいという一部委員から要望がございました。

 続きまして、17ページ、自動車取得税交付金については。4,000 万円を減額しておりますが、今年度の過去2回の実績から推定しており、前年度比較の18.9%までは落ち込まないと予測しているというものでございます。

 次に、37ページ、防犯灯設置及び器具取替補助金の減額については。当初予算の枠どりで計上したもので、自治会からの申請を拒否したものではないというものでございます。

 なお、本件について、防犯灯の維持管理にも費用がかかり、自治会としても安易に取りつけられない事情があることを考慮していただきたいという要望がございました。

 以上で質疑を終わりまして、採決いたしましたところ、全員の賛成により可決いたしました。

 次に、第3号議案 平成11年度尾張旭市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。

 本会計の基金は約3億円で、現金は 8,200万円、その他は土地であるということでございましたが、一部委員から、予算の硬直化につながらないように一般会計で買収するように要望が出ております。

 以上で質疑を終わりまして、採決いたしましたところ、全員の賛成により可決いたしました。

 続いて、第6号議案 平成12年度尾張旭市一般会計予算についてご報告いたします。

 なお、本議案についても、第1号議案同様、民生文教委員会及び建設経済委員会にも付託されておりまして、原案のとおり可決されている旨、あらかじめ議会事務局長からご報告がございましたので、申し添えておきます。

 まず、歳入について、審査状況でございますが、初めに予算編成に当たって、市当局の心構え、心境については。厳しい財政状況の中で精いっぱいの予算を組んだが、他市と比べて健全性は保たれていると考えている。国家予算の厳しさ、県補助金の大幅カットによる歳入の減があるだけでなく、先行き不透明であるので、健全財政を貫く堅実な予算を心がけた。今後の行政需要についても、長期展望を立てながら対応を考えていきたいという説明でございました。

 次に、27ページ、保養センター宿泊料の 5,208万円の達成見込みについては。厳しい数字であるが、努力目標ということである。対策としては、シニア等を対象に送迎バスを運行するなど従来からの対策の充実を図るほか、夏のお盆期間も開業するとか、料金の見直しをするとか、職員の削減も検討したいということでございました。

 次は、17ページ、個人市民税の均等割の納税義務者数が平成11年度当初と同数になっていることについては。平成8年度から平成10年度までの増加人員を勘案して、平成11年度は 600人の増加を見込んで3万 200人としたが、 300人の増加にとどまると思われる。したがって、平成12年度については、平成11年度の 300人の増加を見込んで3万 200人としたものである。また、この3年間の人口の推移を見ると、人口増加の割合から比較すると、納税義務者数が落ち込んでいる理由については、個々の所得が減少したためと推測しているが、詳細は把握していないということでございます。

 次に、恒久的減税による影響額について、平成11年度と12年度の個人市民税と法人市民税の見込み額について説明がございました。まず、個人市民税については、平成11年度の減税は、1つには、課税総所得金額 700万円を超える層の税率が10%に引き下げられた。もう一つは、恒久減税ということで、所得割額の15%、限度額4万円の減税がなされた。影響額は、税率改正分が1億 9,000万円、恒久減税が4億 7,900万円、合計6億 6,900万円見込んだ。平成12年度は、税率改正分が1億 8,000万円、恒久減税分が4億 5,200万円、合計で6億 3,200万円見込んだ。法人市民税については、平成11年度に法人税率の改正があり、34.5%に引き下げられ、この影響額が3,600 万円、平成12年度は法人税率が30%に引き下げられ、影響額は 5,300万円と見込んでいるという説明でございました。

 また、資本金50億円、従業員50人以上の1号法人は9社あって、全体に占める割合は。平成10年度の決算では全体で5億 300万円、1号法人が1億 7,300万円で、割合は34.5%である。平成11年度の決算見込み額は、全体が3億 7,800万円、1号法人が1億 4,700万円、割合は38.5%、平成12年度の当初予算は、全体が3億 4,500万円、号別の積み上げは行っていないが、1号法人の占める割合はほぼ同じと見込んでいるという説明でございました。

 次に、25ページ、地方特例交付金と市民税減税補てん債について、地方財政計画の伸びと連動していない理由は。地方財政計画は全国レベルの影響額として、昨年は恒久的な減税による地方税の減収を1兆 711億円と算定しており、その時点で平年度ベースとして1兆 9,000億円になるだろうと試算しており、特に法人税にかかわるものが大きいとしている。本市が連動しないのは、本市の法人課税の占める割合が全国レベルの割合と相違するところが大きいためであると考えているということでございます。

 次に、43ページ、県補助金の減額による当市に及ぼす影響については。対前年度比較で79%、金額にして約1億円の大幅な減額になる。主なものは、介護保険への移行に伴う事業補助で、平成11年度と12年度の補助事業46件で、影響額は 4,968万 1,000円と試算しているということでございました。

 次に、19ページ、市たばこ税の増額根拠は。平成11年5月から恒久減税に伴う税源移譲としてたばこ税の税率が改正されており、その影響額が 3,000万円増額と見込んでいる。昨年度も2,600 万円増額と見込んでおり、その差額が 400万円である。また、売り渡し本数も20万本ふえると見込んでおり、合わせて 600万円の増額を見込んでいるということでございました。

 次に、地方交付税の基準財政需要額の算定額については。単位費用としては、平成12年度は3億 900万円、事業費補正が2億 6,700万円、合計5億 7,600万円が算定されるものと考えているというものでございました。

 次に、歳出予算に移ります。

 初めに、99ページ、フリーダイヤルの導入計画については。目的は、悩みを抱え込まないで問題解決の糸口を見つけることで、市内中学生を対象に 3,000枚のカードを購入し、専用電話機への更新と通話料金 300件分を見込んでいる。なお、小学生については当面対象外で、将来的には検討することにしているということでございました。

 次に、 293ページ、退職者の補充関係で、臨時職員で補充するのは。環境事業センター技能員1名、給食センター調理員3名、嘱託で補充するのは、給食センター運転手2名、学校用務員1名、保育園用務員1名である。なお、保育園では用務員を嘱託化したことにより、保育士3名増加になる。

 給食センターの臨時職員数の限度は、正規職員数を上回らない程度と考えている。

 行革大綱を総務委員に示さない理由としては。行革大綱が審議の途中であること、委員の了解を得ていないことである。

 定数管理については、職員の定数適正化の推進という観点から、もっと大きいところで検討すべきと考えている。

 次に、83ページ、市PR用テレホンカードは、携帯電話が普及しており、喜ばれないので、見直すべきだという意見もあるが、需要はあると考えている。

 87ページ、尾張あさひ苑の修繕費は。畳の表がえ 272畳で約 190万円、正面玄関の自動ドアの部品交換36万円、冷温水循環ポンプとモーターの取りかえで30万円、合計 256万円で、尾張あさひ苑の運営上必要な修繕であると考えているという答弁でございました。

 次に、91ページ、広域行政圏協議会負担金の増額は。平成12年度において第三次広域行政圏計画をつくる委託経費を関係市町村で負担するためのものであるというものでございます。

 次に、 103ページ、夏季ラジオ体操にかわる企画については。所管の体育課で検討しているということでございます。

 次に、 227ページ、庁内清掃委託料が前年度に比べ25万円増額になっている理由は。平成11年度の入札結果、不調に終わったことを踏まえて増額したものであるが、予定価格の設定に無理があったかもしれないので、単価の見直しを図るということでございました。

 次に、公用車の一括管理、運用を行わない理由として、一括管理は、配車、点検、管理、事故処理などの事務処理が集中するので、新たな職員が必要になる。瀬戸市では一括管理から分割管理に移行したということでございましたが、一括管理して有効利用を図れば、50台が40台で済むかもしれないので、再検討されたいという強い要望がございました。

 続きまして、73ページ、文書管理用のバインダー購入費の算出根拠については、単価 800円掛ける 120冊掛ける50課で 480万円である。文書管理規程の見直しについては、昨年6月に情報公開検討委員会をつくり、その下に文書管理検討部会を設け、文書管理取扱規程の改正の検討を進めている。その内容をあすの情報公開検討委員会で了解を得る段取りになっているという説明でございました。

 この説明に対しまして、情報公開に向けての文書管理と保存の方法、分類の方法を決めてからバインダーを購入すべきで、急いで購入する必要はないから、再度よく検討されたいという要請がございました。

 続きまして、77ページ、海外行政調査費については。グローバル化する都市問題をそれぞれの状況の中で学んで、その効果を発揮してもらうということで、県の市長会が主催する視察に市長もしくは3役の中から参加するというものである。愛知県市長会が実施する職員研修に昨年まで2人派遣していたが、12年度は1人に減らしました。また、県市町村職員研修会が4年に1回回ってくるので、40歳未満の職員の参加を考えているということでございます。

 次に、77ページ、公用車購入費は。市長車が8年目になり、修繕費もかかるようになったので、更新をするというものであります。

 次に、巡回バスについて予算化しなかった理由は。1つには、名鉄バスの車庫が城山町に進出することによって公共交通機関が充実するということがあります。また、巡回バス問題特別委員会の結果を見きわめるということもある。この点を勘案した結果であるという答弁でございました。

 これに対しまして、一部の委員から、あれだけの市民要望の重みを十分考慮し、できない理由を明らかにして、真剣に検討されたいという要望がございました。

 次に、91ページ、住民情報委託の契約内容については。平成11年9月までは委託会社にホストコンピューターがあり、データのやりとりをしながら作業を進めていた。10月からはサーバー方式に切りかえたため、庁内のコンピューターで処理できる。大量処理については、バッチ処理で加工までして納めていただく。切りかえても、いろいろな形でサポートを受けている。何かあったら直ちに対応できる体制がとれるようお願いしており、今年度は常駐に近い形でサポートしてもらっているということでございます。

 以上で質疑を終わりまして、採決をいたしましたところ、賛成多数で可決いたしました。

 次に、第8号議案 平成12年度尾張旭市土地取得特別会計予算についてご報告いたします。

 本議案につきましては、議案説明に対しまして特に質疑がございませんでしたので、採決いたしましたところ、全員の賛成により可決いたしました。

 続いて、第18号議案 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定についてご報告いたします。

 第8条中「相当する金額」(5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする)という根拠については。地方自治法の改正があり、同法第14条など関係の罰則が改正されたため、同法の改正に合わせたものであるというものでございます。

 以上で第18号議案の採決を行いました結果、全員賛成により可決いたしました。

 続きまして、第19号議案 尾張旭市部設置条例の一部改正については、特に質疑がございませんでしたので、採決いたしました結果、全員の賛成により可決いたしました。

 続いて、第20号議案 尾張旭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてご報告いたします。

 質疑は1件だけで、準禁治産者は被保佐人と名称が改正されたという説明でございました。

 以上で採決いたしましたところ、全員の賛成で可決いたしました。

 第21号議案 尾張旭市職員定数条例の一部改正についても特に質疑がございませんでしたので、採決いたしました結果、全員の賛成により可決いたしました。

 続いて、第22号議案 尾張旭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご報告いたします。

 質疑は1件だけで、条例改正により期末手当での減額がトータルで 388万 7,000円、報酬の増加分が 379万 2,000円で、その差額が9万 5,000円減額となるが、共済費が29万 7,000円の増額になるので、全体で20万 2,000円増額になるということでございます。

 以上1件で質疑が終わり、採決いたしました結果、全員の賛成により可決いたしました。

 次に、第23号議案から第25号議案の3件及び第29号議案、第30号議案の2件については質疑がありませんでしたので、それぞれ採決いたしましたところ、いずれも全員の賛成によりすべて可決いたしました。

 以上で総務委員会の報告を終わりますが、報告漏れ等がございましたら、当日の出席委員から補足をしていただければ幸いかと存じます。よろしくお願いいたします。



○議長(山田稔) 次に、巡回バス問題特別委員長の報告を求めます。

 日比野委員長。



◆巡回バス問題特別委員長(日比野勝彦) 議長のご指名がありましたので、去る3月17日に開催をいたしました巡回バス問題特別委員会の審査内容についてご報告を申し上げます。

 出席委員は9名全員で、説明のため、助役を初め、関係理事者の出席を求めております。また、当日は川村議員と塚本議員、丹羽議員、森議員、良知議員、楠木議員の傍聴を認めております。

 最初に、前回の質疑の中から、城山地区に予定されている名鉄バス車庫の動向が本委員会の審議に際して欠かせない要素であるとの認識に基づき、理事者にその後の車庫建設について状況の説明をお願いをしたところです。

 公室長から、名鉄によると、市内の既設バス路線の関係については、現行、当市内を運行している4路線のうち1路線で利用を考え、この路線とは、国道 363号線を運行している名鉄バスセンターと赤津の間を結ぶ路線で、転回場までのルートは、現地調査を行い調整し、1時間1本程度の割合で6月以降までには運行したいとのことで、当市における交通空白地帯の解消に向けて、格段の配慮を名鉄にお願いしている説明を受けた。

 委員から、ガイドウエイバスのルート等について質問がありましたが、基本的に名古屋ガイドウエイバス会社が決めることであり、名鉄では決められないとの説明がありました。

 その後、前回の本委員会以降に各委員にお願いをした会派の意見集約について発言を求め、巡回バス問題の検討に入りました。

 以下、各委員からの発言の要旨を順を追って紹介をし、同時に当委員会で趣旨採択に至った経過報告をさせていただきたいと思います。

 最初に、市民に意識調査をした報告が、口頭とアンケート調査記載の違いはありましたが、2名の委員からありました。内容、結果については、他の委員から、一定の評価はできるものの、調査人数が資料として少な過ぎることや、設問内容について答えの方向性も変わってくること、市民ニーズの調査は市側で行うべきだという意見もあり、具体の内容についての報告はここまでとさせていただき、委員から、現在、市では身障者、知的障害者に対して、特定の方を除き、タクシー基本料金相当額を年24回助成をしている。高齢者を対象としていないが、今3月議会で交通費助成関連の陳情の採択をしていることを考慮し、このような観点から検討すべき。

 委員から、車庫の建設や巡検道線の供用開始など状況が変わってくると思われるので、もう少し様子を見る必要があるのでは。

 委員から、交通弱者の利便性の確保からすると必要だが、財政は厳しい状況であり、もう少し状況を見る必要がある。

 委員から、このことは既に総務委員会、特別委員会で今日まで検討してきた問題で、この間に市民より1万 8,000人の陳情が出され、また車庫の建設も始まっている状況において、この特別委員会で協議・審査をし、各委員でそれぞれ調査検討され、今日に至っている。この委員会としては、議論は出尽くしたと思う。3月定例会でこの委員会としての結論を出すべきである。この委員会で出た巡回バスに対する問題点をまとめ、理事者側に検討していただくよう結論づけてはどうか。その上で、継続審査となっている陳情の採択をしてはどうか。

 問題点は、タクシーチケットなど交通費助成への対応、名鉄車庫の建設に伴う路線等の整備、本市の財政状況、市民ニーズの調査などで、これを取りまとめ、理事者に検討していただくということであります。

 委員から、理事者で検討していただくという結論は、議会として特別委員会を設置し、協議してきたことからすると、疑問である。議会として専門的に検討していくことはできるのではないか。その結果、是か否か議会として結論を出すべきではないか。

 委員から、この委員会で出ている問題点は、議会としての議論の場を越えている。理事者側で専門機関などを設置し、総合的に検討していただく内容である。

 委員から、委員会としてこの件に関して十分協議を行った結果、数々の問題点があったということを委員長報告で行えばよい。

 以上のような委員同士の意見のやりとりがあり、市内巡回バスの是か否かについては結論は出せませんでしたが、本日の各委員の意見をまとめ、委員会の結論として本委員会の委員長報告を行うことで確認し合いました。よって、以上の報告をもって各委員の意見のまとめとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 なお、本委員会の経過につきましては、それぞれの定例会で報告させていただいておりますが、今回本委員会の審査を終了することから、発足からの経過を簡単に述べさせていただくと、平成11年9月定例市議会で巡回バス問題特別委員会が設置をされ、第1回目の会議を9月14日に開催し、委員会の今後の進め方について協議、陳情2件については継続審査としました。第2回目の委員会を10月29日に開催し、内容は各委員の意見等を求め、方向性を見出すべく協議を行ったが結論に至らず、引き続き調査検討することになった。よって、陳情2件も継続審査といたしました。

 第3回目の委員会は、12月13日に開催し、前総務委員会の試案と委員会が独自に調査した県内市町の巡回バス実施状況を加え協議を行った。委員から多岐にわたる意見があったが結論に至らず、引き続き調査検討することになった。よって、陳情2件を継続審査とした。

 第4回目の委員会は、ただいまのご報告のとおりであります。

 なお、当委員会は、委員会が独自に調査した県内市町の巡回バス実施状況について、さらに角度を変えた視点に立って調査を行い、これを参考に協議をした。

 以上が本委員会の経過報告であります。

 その後、陳情第12号 だれでも乗れる市内巡回バスの早期実現と高齢者・障害者への交通費助成を求める陳情(1)について審議に入りました。

 委員から、残念ながらこの委員会では市内巡回バスについては是否の結果は出せなかった。協議の中で、財政状況が大きな問題と思われる。そのようなことから、趣旨採択としてはどうかの提案があった。

 委員長から事務局に趣旨採択の説明を求め、事務局から趣旨採択の説明があり、また確認のため趣旨採択の用語の意味の文書コピーを委員会に配付し、その後審査に入った。

 このコピーを手元に持ってまいりましたので、この場で改めて読み上げさせていただきます。「趣旨採択とは、陳情、請願について、願意は妥当であるが、実現性の面で確信を持てないといった場合に、不採択とすることもできないとしてとられる請願、陳情に対する決定の方法のことをいう。請願、陳情に対する議会の意思決定は理論的には採択か不採択の2種類しかない。しかし、議会としては、請願、陳情の願意については十分理解ができ、地方公共団体の財政事情から当分の間は願意を実現することが不可能である場合に、「趣旨には賛成である」という意味の議決をするところであり、その趣旨を取り上げるということから、趣旨採択と呼んでいる。どちらかというと採択に近いものである」。

 委員から、説明によると、趣旨採択は採択に近いということなので、反対である。また、この陳情の「早期に運行」という陳情事項に賛成できない。それに、巡回バスには賛成できない。交通弱者には別の方法で対応してもらいたい。

 委員から、趣旨採択の趣旨の範囲がよくわからない。陳情事項を趣旨とするのか。また、広く交通弱者の対応を趣旨ととらえてよいのか。

 委員から、趣旨採択は、陳情事項をとらえ、判断するのではない。基本的な事項をとらえ、判断するのである。陳情事項をとらえ判断するなら、採択、不採択である。

 委員から、趣旨の範囲のとらえ方は個々に違う。広い意味でとらえてよいのではないか。また、過去に趣旨採択を行った事例があったのか事務局に意見を求めたが、事務局から、昭和61年9月定例会の建設経済委員会に付託された請願で趣旨採択を行ったことがあるという説明がありました。

 委員から、一般市民に趣旨採択の意味が理解できないと思う意見。

 委員から、陳情者にとっても、理事者にとっても理解、処理することが困難である。また、これは議員の逃げ場ともとれる。趣旨採択は慎重に考えていきたい。

 委員長から、事務局に趣旨採択の表決方法について説明を求め、事務局から説明を聞いた後、陳情第12号について趣旨採択することについて採決を行ったところ可否同数となり、委員裁決により趣旨採択とした。

 次に、第14号については、陳情第12号と同趣旨と思われるので、既に趣旨採択されたものとみなして処理することを認め合いました。

 以上の経過を踏まえ、陳情第12号、第14号について趣旨採択と決しましたので、ご報告申し上げます。報告漏れ等がありましたら、当日出席の委員から説明をお願いします。

 以上です。終わります。



○議長(山田稔) 日程半ばですが、ここで11時25分まで休憩といたします。

                             午前11時10分休憩

                             午前11時25分再開



○議長(山田稔) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

 それぞれの委員長報告がありました。

 これより報告に対する質疑を受けます。

 初めに、民生文教委員長の報告に対する質疑を受けます。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 次に、建設経済委員長の報告に対する質疑を受けます。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 次に、総務委員長の報告に対する質疑を受けます。

 庄司議員。



◆26番(庄司宗雄) 26番議員、庄司です。

 先ほど委員長の方から大変的確なご報告を総体としてはいただいたと受けとめておりますが、ただ第6号議案のところの報告の中で、若干委員会での質疑のニュアンスとは異なった報告にとどまっていると思われるところが3カ所ありましたので、その辺については私が質疑を行いましたので、その辺は委員長の報告の中でもぜひご確認をしておいていただきたいと思いますので、申し上げたいと思います。

 ページ数はちょっとわかりませんが、1つは、総務管理費の中の諸費と、それから人事費だと思いますが、職員の海外行政調査旅費、この件については、それぞれご説明いただいた内容のものという理解の上で、今日これが財政が厳しいと言いながら、こういった問題についてはそのまま計上されていくことについてどう考えるんだと。こういう問題こそ、やっぱり率先して厳しく査定もし、削るべきではないかということで、その再考を強く求めたわけであります。

 さらに、同じ趣旨で、これも諸費の中だと思いますが、市長公用車の更新 650万円の予算につきまして、従来どおりの車種で更新を図るというご説明、それもお聞きした上で、これも今日、従来使っていた車種をそのまま使っていくということが今日のこういう財政状況の中で本当に市民の納得が得られるのか。650 万円使わなくったって、それなりの市長公用車として恥ずかしくない車が考えられるんではないかということで、この点での再考もお願いしたということであります。

 それから、もう一つは、これは総務管理費の中で、ご説明ありました情報公開に備えての文書管理ということで、12月議会に引き続いて、さらに新年度 500万円かけてバインダーを購入するという予算について、これは結局は情報公開法にたえる文書管理をどう考えてこの予算計上なのかと。本来、情報公開条例と文書管理、これはもう車の両輪であって、この文書管理がきちっと情報公開にふさわしい文書管理の方式で考えられていかなければ、どんなに立派な条例をつくっても、それは機能しない。したがって、従来の簿冊方式、従来の延長線上での文書管理でそのバインダーを購入するという考え方を改めない限り、本当に市民に来年4月情報公開発足したときに、やっぱり市民が信頼できるようなものになっていかないんだから、ここは強くそのファイリング方式の導入について再検討すべきだし、その点での職員の意識改革も図るべきだということを強く申し上げて、この予算執行についても強く再考を促したということでありますので、そういった趣旨の質疑が行われたんだということが、やっぱりこれは委員会質疑の中のやっぱりポイントだと思うんです。そういうポイント的なやつは、やっぱりしっかりと的確に報告をしていただかないといけないのではないかと思いますので、あえてその辺を補足しながら、もしそのことだということで委員長のご確認がいただければありがたいと思います。

 以上です。



◆総務委員長(加藤さよ子) 総務委員会におきましていろいろと審査していただいた中で、委員長サイドでいろいろと要約をさせていただきましたが、欠落した点があったかと思います。

 よろしいですか。

              (「そうではなかったかということで、それで間違いなければ、ご確認をいただきたい」の声あり)

 その点も、委員会記録には記載されておりますけれども、委員長サイドでこれは報告させていただました。その点について、よろしくご理解のほどお願いいたします。



○議長(山田稔) 総務委員長の報告はほかによろしいですか。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 次に、巡回バス問題特別委員長の報告に対する質疑を受けます。

 庄司議員。



◆26番(庄司宗雄) 私も特別委員会の委員として当日審査に加わっております。

 先ほど委員長の方から、るるこの間の委員会の経過も含めましてご報告をいただいたわけですが、全体としては大変理解が難しい内容ではなかったかというふうに思いますし、最後の趣旨採択に至る経過は報告のあったとおりでおよそ間違いないんですが、それで趣旨採択を委員長が諮られて、採択、不採択に先立って趣旨採択についての採決を行ったと。その結果として、賛否同数になったと。したがって、委員長の決するところで趣旨採択としたということなんでありますが、その中で、特に委員長の委員長として決したというところが、委員として決したというふうになっていましたので、それは明らかに間違いですので、委員長として決したということに間違いないというふうに思いますので、それも補足したいんですが、前段のところで、若干、今回9月に設置して、先ほどご報告いただいたように、4回にわたって特別委員会として本会議から付託された内容について、るるいろいろなさまざまな角度から検討してきた結果、さきの委員会でいろいろな議論も出ましたし、問題点も報告の中にあったようにいろいろ出されました。したがって、その中には、もうこれ以上現在の特別委員会の中でさらに検討していくという点では、その能力と言うとおかしいんですが、委員会として、調査機能として、あるいは審査機能としての範囲を超える内容が幾つか出されているということで、したがって今回の特別委員会としての審査は、これまでいろいろな角度から検討してきた内容、足跡をきちっとまとめて、その上で、なお残された検討すべき事項ということを挙げて、これはしたがって今後引き続き検討していく必要があるし、その点では、議会の中での検討もそうですが、でき得れば、理事者側もその点での検討をお願いをしておきたいということで、本委員会の審査の結論ではなくて、まとめにして、委員長報告をしましょうということで私の方から提起し、皆さんの一致を得て、本日の報告になったというふうに思うんですね。

 したがって、委員会として、委員会に付託された中身で検討すべき事項については、必要な事項はすべて検討してきたと。巡回バスについての県内の市町の実施状況や、そこにおける経常経費、立ち上がり経費等もつぶさに調査をし、そのことも委員会として資料として明らかにしましたし、それから財政問題、これについてもるるさまざまな角度から検討があり、その結果として、なおやっぱり難しいという議論をされる委員もありましたし、十分に財政厳しいことは厳しいけれども、この程度の経費や立ち上がり費用なら実施はできるんではないかという議論もありましたし、さらには名鉄バスの移転に伴う市内の路線バスの充実、これは一定図られると。その状況をきちっと見定めた上で再度、その充足状況を見て、再度検討すべしという意見も出され、同時に、しかし現行でそのバス車庫移転があっても、今、要望が出されているいわゆる交通空白地域を充足するような路線バスの拡充は期待できないんではないかというような意見もあり、そういった点で、あといろいろな角度から検討してきたんだと。この検討してきた内容を先ほど委員長報告があったように報告をされましたし、その上に立って、なお残された課題は、これも委員長報告の中で一応項目的には挙げられておりましたので、それでいいんだと思いますが、そういうことで、一応この特別委員会の審査は、本会議から付託された内容としては審査を終わりにしましょうということにした上で、同時に付託された陳情について採決を諮ったという経過だというふうに思いますので、その辺については、きちっとそういう足跡で先ほどの委員長報告があったということで、ぜひほかの特別委員会以外の議員の皆さんのご理解もお願いしたいと思いますし、本日傍聴に見えている方のご理解もいただきたいというふうに思いますので、あえて補足説明をさせていただきました。よろしくお願いします。



○議長(山田稔) 渡辺議員。



◆13番(渡辺欣聖) 13番議員、渡辺欣聖でございます。

 ただいまの庄司議員の補足につきまして、若干異議がありますので、申し上げたいと思います。

 多少その中身について、補足の域を出ていると感じられる部分があったと思いますので、紹介し、ご検討を願いたい。

 と申しますのは、確かに庄司議員、委員会の中で、理事者側に検討を、この後、専門性があるので検討していただきたいと、こういった内容の発言は確かにございました。これについては間違いないんですが、それを委員会として統一見解としてまとめたということにはなっていないと思うんですね。

 その後、反対に庄司議員の理事者側にボールを投げるといった状況の中で、別の委員から、これ、私ですが、既にこれは当初理事者の方から議会にボールを投げかけられて、議会の方で自主的に検討をするということで立ち上げた総務委員会であり、特別委員会であるわけでありまして、それをさらにまた投げ返すというのは、ちょっと趣旨が違うんではないか。もし専門性で問題があり、当委員会の中で非常に難しいというならば、当委員会の中でそういった専門委員会なりいろいろな情報を集め、さらに専門委員会も開きながら、そういう方の相談というもの、後押しも受けながらやる方法もあるんじゃないかと、こういった意見もあったように私は記録から見ると感じるわけでありますので、先ほどの庄司議員の理事者にすべてこの後は検討してもらうんだと、この意見については若干異議があるという見解でございますので、よろしくお取り計らいを願います。



○議長(山田稔) 庄司議員。



◆26番(庄司宗雄) その件につきましては、したがってそういう方向で委員会としてのまとめをやると、まとめの文言については正副委員長に一任をしますということにしたと思います。いろいろ今、渡辺議員の方からも補足があったような確かにそういう経過であったわけですから、したがって最終的なまとめの報告については正副委員長に一任しますということにしたと思います。その結果として、先ほど委員長報告があったというふうに理解します。

 先ほどの委員長報告の中でも、理事者側に検討をお願いしたい事項ということで、幾つか挙げられておりますので、そういうことではないかというふうに私は理解をしておりますので、よろしくお願いします。



○議長(山田稔) 渡辺議員。



◆13番(渡辺欣聖) 13番議員、渡辺です。

 今の関連でございますが、最終的には、きょうの議会の報告については、「本日の各委員の意見をまとめ、委員会の結論として本会議で委員長報告を行うことで確認し合いました」、こういうふうな記録があったかと思うんです。

 それで、委員長の報告というのは、ひとしく皆さんご存じかと思いますが、当然この審査の経過内容を正しく伝えると、こういう大原則があるわけでありまして、ただいま委員長はその原則にのっとって、この取りまとめるという部分で非常に委員長として難しいと、苦渋の選択をしたと、そういうことで、今の経過を、各委員のそのままの意見をきょうの報告に上げたんではないかと、私はこういうふうに理解しておりますので、意見の取りまとめについては、いわゆる各委員の順を追っての発言をそのまま出したと、これによって委員長としての取りまとめとしたと、こういう理解であると思うんですが。

 以上です。



○議長(山田稔) ほかにございませんか。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) ここで午後1時まで休憩といたします。

                             午前11時45分休憩

                             午後1時00分再開



○議長(山田稔) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

 日程第3 付託議案等の討論、採決を行います。

 初めに、第1号議案 平成11年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第1号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第2号議案 平成11年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第2号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第3号議案 平成11年度尾張旭市土地取得特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第3号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第4号議案 平成11年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第4号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第5号議案 平成11年度尾張旭市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第5号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第6号議案 平成12年度尾張旭市一般会計予算について討論を行います。

 庄司議員。



◆26番(庄司宗雄) 議長のお許しをいただきましたので、私は第6号議案 平成12年度一般会計予算案に対して反対の立場から討論をいたします。

 2000年度の国家予算は、未曾有の長期不況にある日本経済と国民の暮らしを立て直す何らの展望ある方策を示し得ないばかりか、国と地方の財政を破局的な危機に追いやる内容になっております。国と地方の借金は、来年度末には 645兆円、国民1人当たり 510万円という天文学的な規模になり、借金返済だけで毎年30兆円以上新たな借金が生まれるという雪だるま式の借金増という悪魔のサイクルにはまり込むものであります。年間50兆円という巨額の公共事業による浪費と財政の圧迫がこれだけ問題になっているのに、公共事業費は大幅に増額された昨年と同規模のままであります。

 しかし、92年以来の11回に及ぶ公共事業中心の経済対策が、結局はゼネコン型公共事業の浪費とむだを全国に拡大し、国と地方の財政を破綻させるだけで、肝心の景気の自立的回復につながらなかったことによっても、この破綻は実証済みであります。

 また、来年度は介護保険制度の発足という国民的大事業がスタートします。今、年金、医療、雇用の3つの社会保険とも、相次ぐ国庫負担の削減、長期の不況と失業増というもとで、いずれも深刻な財政危機に陥っております。こういうときに、国民の暮らし、福祉に責任を持とうとするなら、公共事業に50兆円、社会保障に20兆円という欧米諸国には類のない逆立ちした財政のあり方の根本的転換に踏み出すべきであります。

 しかし、政府予算は、逆に国民向けの予算は軒並み切り捨てられております。これでは、失業と雇用不安の深刻化、近い将来の消費税の大増税などの国民不安と複合して、消費を萎縮させ、国民経済をますます冷え込ませることは必死であります。

 愛知県の新年度予算もまた、深刻な財政赤字をもたらした大規模開発事業優先の財政運営に何らの反省なしに、万博、新空港などの大規模プロジェクト推進に大きく道を開くものになっている一方で、平成10年12月に策定した愛知県第三次行政改革大綱の前倒し実施を前年度に引き続き進めるとして、県民福祉の徹底した見直しと県職員の給与カット、過去最大の定数削減などが盛り込まれております。

 こうした国・県政の悪政のもとで、市民の命と暮らしを守る防波堤としての地方自治体の本来の役割の発揮が切実に求められており、本予算案は、それがためのきめこまやかな施策が手厚く盛り込まれているかどうかが鋭く問われるものであります。

 また、本予算案は、第三次総合計画の中間の第8年目の予算でありますから、平成15年度を目標年次に策定されました第三次総合計画の「緑と太陽に恵まれた豊かな公園都市」を目指す諸施策の着実な前進を期する内容がどう盛り込まれているのかも、本予算案に対する評価の重要な基準であります。

 かかる観点から本予算案を分析し、総合的に評価しますと、第三次総合計画でうたっている「快適で潤いのあるまち」や「安全で安らぎのあるまち」を目指す都市基盤整備などの諸施策の面では、引き続き着実な前進を図るものになっております。しかし、「健康で思いやりのあるまち」、「心豊かで生きがいのあるまち」、「個性的で活力のあるまち」を目指す諸施策を推進していくための予算では、後述するような今日的な市民ニーズを的確にとらまえての一定の前進的な施策の打ち出しや拡充はあるものの、今日切実に求められている不況対策や市民福祉の向上を図る課題では、切実な市民要望にこたえる内容とはほど遠く、到底市民本位の予算案とは言いがたいものであります。

 以下、各論に立ち入っての私どもとしての評価を申し述べるとともに、反対の理由ないしは賛成しかねる問題点を申し述べます。

 まず、財政規模及び財源にかかわる問題についてであります。

 一般会計の歳入歳出の規模は総額 194億 7,000万円で、本年度当初比マイナス 1.4%と、ここ数年続いている緊縮型の予算編成が一層深刻に迫られたものになっております。その主な要因は、一向に出口が見えない長期不況の反映と恒久的減税の実施の影響による市税収入の落ち込みであります。市税全体では、対前年度比マイナス 2.6%と落ち込み、市民税では、個人市民税が対前年度比マイナス 1.1%、法人市民税は、なお景気回復が見込めない中で、マイナス12.6%と前年度に引き続き大幅な減になっております。このことは、長引く不況と金持ち、大企業優遇の減税措置が地方財政にも重大な影響をもたらしているかを如実に示されたものになっております。

 恒久的減税の平年度化による当市の税収の影響額は約6億 8,500万円と計上され、その4分の1に相当する額1億 7,100万円が減税補てん債として計上されております。これを含む新年度の起債見込み額は約9億 200万円で、当該年度末起債残高は約 144億 7,000万円となっております。これは、前年度末現在高(見込み額)に比べて約1億 2,000万円の減となるものであり、国家予算や地方財政計画では財政破綻を顧みずに借金の限りなき増高が続けられている中にあって、当市の将来にわたっての健全なる財政運営に配慮されたたまものと、この点では高く評価するものであります。

 しかしながら、この起債残高に対する公債費は、新年度は元金償還分約10億 200万円を含んで約15億 6,000万円で、予算総額に占める割合は 8.0%となっております。この負担軽減のために、この間厳しく指摘してまいりました市債の繰上償還や借りかえ措置については、補正で6%を超える縁故債残高 4,500万円の繰上償還はなされているものの、なお4%を超える縁故債の残高が3億 2,600万円余あり、これらの繰上償還についても、引き続いての積極的な努力が求められているところでありますが、しかるべき予算措置がなされておりません。

 また、県の第三次行革大綱に基づく市町村への補助金カットの影響については、今年度のカット額に加え、新年度ではさらに 5,000万円近くの影響が見込まれているとのことであります。この点では、代表質問でも強く求めたように、愛知県財政にも県民生活にも深刻な影響をもたらすことが必死である万博、新空港計画の抜本的な見直しを行うとともに、県民犠牲の愛知県第三次行革大綱の撤回を、7万 5,000市民の生活を守る立場に立っての毅然たる態度で県当局に求めていくべきであります。

 さらに、地方財政をめぐって引き続き厳しい状況が続いている今日、現行の税制上でも可能な課税については市民本位の立場に立って課税を勇断し、新たな財源の確保に最大限努めるべきであります。この点で、この間繰り返し指摘している大企業や大法人に対する超過課税や東名高速道路に対する固定資産税の課税などについては、新年度の予算編成に当たって一顧だにされていないことも甚だ遺憾であることを、繰り返しではありますが申し上げておくものであります。

 以上申し上げた点を総合的に勘案するとき、本市の財政再建について、市民本位の立場に立っての真剣な検討がないがしろにされているものと言わざるを得ません。これらの点については、第三次総合計画の目標年次まであと3年という時点に立って、市民に対する市行政としての公約であります第三次総合計画にうたった施策、事業の可能な限りの達成を目指しての財政の中・長期展望に立っての見直しが強く求められていることを重ねて指摘しておくものであります。

 次に、歳出についてであります。

 施政方針演説で述べられたごとく、「快適で潤いのあるまちづくり」を目指しての都市基盤整備事業につきましては、都市計画街路事業、都市公園整備事業、区画整理事業、さらには公共下水道事業特別会計への繰り入れなど、引き続き計画的に推進を図る予算が適切に計上されておりますし、市営住宅再生マスタープランに基づく市営旭ヶ丘住宅の建てかえ事業を進める予算や「人にやさしい街づくり基本計画」に沿っての公共施設の改善措置などについても、きめ細かく予算計上されております。これらの点を評価し、これらの所管委員会である建設経済委員会での審査では、賛成の態度を表明したところであります。

 次に、「健康で思いやりのあるまちづくり」を目指す施策についてであります。待望久しい(仮称)総合保健福祉センターの建設については、平成13年度の完成を目指して、新年度において工事を着手する予算が新年度のいわば目玉事業の一つとして盛り込まれております。これは、21世紀の少子・高齢化社会に対応する当市の保健福祉施策を総合的に推進する拠点施設として、その進捗が大いに期待されるものであります。

 また、新年度から始まる介護保険制度については、今年度においておくれていた基盤整備について、新たな特養ホームの新設のめどをつけられるとともに、在宅サービスの提供体制についても、制度発足に当たって、ほぼ充足できる見通しとのことであり、介護認定作業も順調な進捗状況にあるなどの努力が鋭意なされてきております。

 さらに、本予算案には、認定漏れになった方に対して、一般福祉として訪問介護やデイサービスなどを継続していく内容が盛られているとともに、介護保険対象外の給食サービスなどの高齢者福祉施策については、引き続き継続、拡充する内容になっております。

 その上で、本議会での私どもの代表質問並びに個人質問で指摘をいたしました国が定めたこの制度そのものに内包されている欠陥や矛盾から派生する諸問題の解決についても、総体として制度発足後の状況を見ながら前向きに検討していくとの民生部長の答弁をいただいたところであります。これらの点を評価し、当市の介護保険条例案やそれに基づく特別会計予算案について、さきの委員会審査において賛成の態度を表明したところであります。

 少子化対策では、切実な要望になっている乳児保育や長時間保育の拡充に対応するための保育士の増員、また放課後児童クラブにつきましても、瑞鳳並びに渋川学区での開設をするための職員配置がなされております。しかしながら、乳児保育拡充については、今回の措置でも、なお増大するニーズにこたえられない状況にありますし、学童保育についても、財政的に大変苦しい運営を余儀なくされている民間学童保育所の窮状を救済するための新たな対策については、残念ながら見送りになっております。これらについては、ぜひとも早期に対処されることを強く要望するものであります。

 以上、列挙したように、「健康で思いやりのあるまちづくり」を目指す施策で新年度予算化された内容につきましては、総体として評価できる内容が数多くありますが、問題は、今日の少子・高齢化社会の進行の中で、多くの市民の中から切望されている施策で、新年度予算案に盛り込まれていない施策も数多く残されていることであります。

 その最たる問題として、市内巡回バスの実現を図る課題が挙げられます。昨年9月市議会に当市議会始まって以来最高の当市の人口の4分の1を超す1万 8,000余の賛同署名を添えて陳情書が提出されていますが、この陳情書は、同様に市長あてにも提出されたところであります。市議会としては、ご承知のとおり、この陳情書を真摯に受けとめて、この半年間、特別委員会の中で検討を続けてきたことについては、先ほど特別委員会の委員長報告にあったとおりであります。

 我が党市議団は、昨年10月に市長あてに提出した新年度の予算要望の中でも、市当局としても、少なくとも新年度においては学識経験者や関係諸団体の代表も交えての検討委員会なり調査機関なりを設置して、市民要望を真摯に受けとめての検討を行うことを強く求めたところであります。しかしながら、本予算案にはそれをうかがえる予算措置が何ら見当たらないことは遺憾の極みであることを強く申し上げておくものであります。

 次に、「安全で安らぎのあるまちづくり」を目指す施策では、道路安全施設の整備拡充、地域安全対策など引き続き推進を図っていく内容になっており、消防・救急体制についても、消防職員の2名の増員、40メートルはしごつき消防車の更新など、その充実強化を図る内容になっております。快適な生活環境を確保する施策についても、ごみ減量、リサイクル推進を図るために、資源ごみ回収団体活動奨励金の増額など、施策の一層の推進を図る内容になっております。

 「心豊かで生きがいのあるまちづくり」を進める施策では、学校施設の改修整備を計画的に推進する予算や、情報化、国際化に対応する施策として、中学校に引き続き、小学校にもインターネットを接続する予算、外国人講師による英会話指導を導入する予算が新規に計上されておりますし、新たに学校生活指導員を配置する予算や、学校給食における食器を、懸念されておりました環境ホルモン対策に配慮した食器へ全面切りかえを行う予算も計上されております。生涯学習の各種施策についても、引き続き推進を図る内容になっております。さらには、教職員からの強い要望として我が党の予算要求書でもお願いをしておきました小学校の社会見学時の足としてのバスの借り上げ予算も計上されましたことに対しては、敬意を表しておくものであります。

 「個性的で活力のあるまちづくり」を目指す施策では、農業、商業、工業の調和した産業の振興を図るために、ほぼ前年度同様の予算内容になっておりますが、長引く不況にあえぐ市内の中小商工業者の救済のために、商工業振興資金貸付預託金を 3,000万円増額されましたことは評価に値するものと考えております。なお、この間繰り返し問題提起をしております勤労者住宅貸付預託金については、新年度、逆に半額に減額されておりますが、問題は、いかにして利用しやすい制度に改善を図るかが問われているのでありますから、そのための検討に真剣に取り組んでいただくことを強く要望しておくものであります。

 最後に、市民本位の立場に立っての浪費やむだを省く真の行政改革の推進を図る課題についてであります。

 この点では、まず新年度から平成14年度までの当市の行財政改革の指針となる第三次行政改革大綱にいかなる内容が盛り込まれているかが注目もされ、鋭く問われているものであります。したがって、私どもは策定の過程から市民参加が貫かれる必要があるし、その一つの、かつ最低限の手法として、諮問案の段階でその内容を議会側に明らかにした上で、市民の代議機関である我々市議会の意向を反映すべきであることを再三にわたって強く求めてきたところであります。

 しかるに、市当局は、かかる我々の求めに一切応じないばかりか、行革推進委員会で答申が出された今日なお、その内容に関して議会側に積極的に明らかにしようとしない態度は甚だ遺憾であるだけでなく、市長が施政方針演説の中で、この課題の推進に当たって「市民の意向を十分に反映し」と述べられたことが、まさに言葉だけのむなしい内容だと受けとめざるを得ないのであります。かかる当局の姿勢を抜本的に改めることなしには、市民の立場に立った真の行政改革の道のりはほど遠いことを厳しく指摘しておくとともに、取りまとめられる第三次行革大綱については、速やかな提示を改めて求めておくものであります。

 次に、具体内容に立ち入って、ぜひとも再考をお願いしておきたい幾つかの事項について述べておきます。

 その第1点目としては、むだを省く最大の課題としての公共工事費のコスト縮減についてであります。

 工事請負費は、新年度予算で14億円を超える額になっておりますが、それらの予定価格の積算は、従来どおりの工事費積算方式によったものと推察するところでありますが、この点での本格的な見直しが求められていることは繰り返し指摘しているところであります。この2年間取り組まれてきました公共工事コスト縮減計画については、新年度も引き続き取り組んでいくとのことでありますので、入札制度の一層の改善を図る検討とあわせて、この工事費積算方式についても踏み込んだ検討を強くお願いしておくものであります。

 なお、委託費の中で、その内容が主として労務の提供で占められている委託費については、適正な労賃が保障される予定価格で予算計上すべきであることも厳しく指摘しておくものであります。

 次に、新たな市民要望の実現を求める声には、「厳しい財政事情にあり」云々と決まり文句のごとく口実に使いながら、みずからの歳出削減については大変甘い査定になっている問題についてであります。

 その典型的な事例として、総務委員会でも厳しく指摘しました市長公用車の更新に 650万円も計上されていることや、市の幹部職員の海外行政査旅費が今年度に引き続き計上されているだけでなく、新年度は市3役を対象にした海外行政調査旅費として新たに 150万円計上されていることであります。これらは、今日、多くの市民の納得が到底得られないものであることを指摘し、それらの執行に当たっては、なお慎重なる検討を求めておくものであります。

 次に、各種団体に対する補助金の見直しの問題でありますが、新年度、教育関係の団体に対する補助金については、一部見直しが行われております。補助金は、あくまでも当該団体が実施する事業で、かつその公益性が認められるものに対してのものであるとの原則に立ってのなお一層の見直しが求められていることも指摘しておくものであります。

 次に、新年度において学校用務員や給食センター職員の配置で拡大されております正規職員の退職者の補充を嘱託職員や臨時職員で充てていく措置がとられておりますが、これらは多分、第三次行革大綱の措置事項の前倒し実施だと思われます。しかしながら、全体の奉仕者としての自覚を持ってその責任を全うし得る正規職員の削減については、なお一層の慎重な配慮が求められていることも指摘をしておくものであります。

 最後に、今日求められている住民本位の真の行政改革を推進していくに当たっては、それに相応できる職員の徹底した意識改革が求められている問題についてであります。

 この問題については、今議会での代表質問の中でも厳しく指摘しておきましたが、そのための手法としてのISO 14001やISO9001の認証取得、さらには情報公開に照応できる文書管理としてのファイリング方式の導入などは不可欠の課題ではありませんか。

 ISOの認証取得については、前向きに検討される答弁をいただいておりますが、情報公開に向けての文書管理については、総務委員会での繰り返しの指摘にもかかわらず、頑としてファイリング方式の導入を拒み続けられております。これでは、どんなに立派な情報公開条例を制定しようとも、市民に対しての説明責任、アカウンタビリティを果たす制度にはなり得ないことは火を見るよりも明らかであるだけでなく、従来の延長線上での文書管理を続けられる限り、市民から期待されている職員の意識改革にもつながり得ないものであることを重ねて厳しく指摘しておくものであります。

 以上をもちまして本予算案に反対するものであります。

 議員各位のご理解あるご賛同を期待いたしまして、反対討論といたします。



○議長(山田稔) ほかに討論がありましたら受けます。

 水野戦五議員。



◆15番(水野戦五) 議長のお許しをいただきましたので、私は第6号議案 平成12年度尾張旭市一般会計予算につきまして賛成の立場から討論をさせていただきます。

 最近の我が国の経済状況は、金融システムに対する信頼の低下や雇用不安を背景とした厳しい状況から、財政、税制、金融などあらゆる分野の施策を動員して金融危機、経済不況に取り組むとともに、さまざまな構造改革に努めてまいりました結果、民間需要の回復力はいまだ弱く、厳しい状況を完全には脱していないものの、緩やかな改善を続けております。

 そうした中、地方財政全般では、前年度に引き続き大幅な財源不足の状況にあります。借入金残高は平成12年度末には 187兆円に達する見込みとなっており、今後その償還により、公債費の一層の増加が将来の財政運営を圧迫することが強く懸念をされております。

 地方団体においては、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムを確立するため、徹底した行政改革を推進するとともに、歳出の重点化、効率化を図り、財政体質の健全化に努めることが急務とされております。

 このような状況下にあって、本市の平成12年度一般会計予算は財政の健全性を堅持することを基本に編成され、予算額 194億 7,000万円、前年度対比で 1.4%の減となっております。自主財源の根幹をなす市税が3億円近くも落ち込むと想定される厳しい財政状況下ではありますが、その内容を見てみますと、経費の節減、合理化に努め、限られた財源の効率的、重点的な配分に徹し、目前に迫った21世紀に向け、「緑と太陽に恵まれた豊かな公園都市」の実現を目指し、少子・高齢化や地方分権の進展等に対応し、生活関連基盤整備や地域経済の振興等に配慮した施策が盛り込まれたものとなっております。

 数多い施策の中にあって、その一端を申し上げますと、「快適で潤いのあるまちづくり」として、都市交通の軸となる都市計画道路、駅前広場の整備、土地区画整理事業の積極的な推進のほか、特に公園都市を標榜するにふさわしい公園施設の充実、緑化対策の推進に加え、公営住宅等の整備など、引き続き生活関連基盤整備事業を推進し、本市の将来を見越した安全で快適な住環境の整備のため、限られた財源の効率的かつ重点的配分に配慮をされております。

 次に、「健康で思いやりのあるまちづくり」に関しましては、高齢者や障害者、また乳幼児の総合的な保健福祉サービスを提供する中核的施設の(仮称)総合保健福祉センターの建設着工、さらに少子化対策としての保育園の施設整備と長時間保育の拡充、また放課後児童クラブの開設など、市民福祉事業の拡充が図られております。さらには、介護保険制度移行に伴う一般福祉への配慮や、市民の健康を守るための施策も適正に対処をされております。

 なお、私たちの身近な問題であります「安心して住めるまちづくり」に関しましては、引き続き防犯灯の設置等の補助、照明灯整備を初めとした道路安全施設整備事業など的確な対応が図られているとともに、真に住みよいまちづくりのため、そこに暮らす市民のための各種コミュニティ施設も引き続き盛り込まれております。

 次代を担う青少年の豊かな人間形成を目指す「心豊かで生きがいのあるまちづくり」では、情報教育の推進を図るため、小学校ではインターネットとの接続、国際化教育の充実を図るため英会話指導の委託導入など、教育環境の整備拡充が図られております。

 また、文化会館第2駐車場整備など文化・教育活動施設の整備充実のための経費も盛り込まれており、数え上げればいとまがございません。

 さらには、特別会計の健全な財政運営を図るため、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、公共下水道事業特別会計などへの繰出金も事業量に見合うよう計上されており、予算編成に当たっては、限られた財源が効率よく配分をされており、本市の発展と市民福祉を重点とした各種の施策も盛り込まれております。本年度予算を適切な予算と考え、賛成の意をあらわすものでございます。

 皆さんのご賛同をよろしくお願いを申し上げまして、賛成討論を終わります。



○議長(山田稔) 第6号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手多数)



○議長(山田稔) 挙手多数であります。よって、本件は可決いたしました。

 第7号議案 平成12年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算について討論を行います。

 塚本議員。



◆11番(塚本美幸) 11番議員、塚本美幸です。

 議長のお許しをいただきましたので、私は第7号議案 平成12年度国民健康保険特別会計予算について反対の立場から討論を行います。

 この予算案には国民健康保険税の税率引き下げの内容が盛り込まれております。これは、介護保険の導入により、これまで老人保健施設にかかわる医療費の大半が介護保険に移行することから、国保会計からの拠出金が大幅に減少することに伴って、その軽減額に相当する分の税率の引き下げを行おうとするものであり、この点については評価をするものです。

 その税率の引き下げの内容については、議案第27号 国保税条例の一部改正案のとおりで、応益割については据え置き、応能割だけの税率引き下げとなっています。その内容を本予算案で見ると、一般被保険者の医療費給付費分現年課税額は、対前年度比のトータルでは3,710万円、3.8 %の減となっていますが、平等割では 1,224万円、6%の増、均等割においても 1,932万円、5%の増となっています。これは、今回の税率引き下げによって受ける恩恵が所得の低い人にとって非常に少ないという内容なわけです。低所得の方々の負担を軽くするために、応益割の部分での軽減を行うようこれまでも繰り返し申し上げてまいりました。しかし、当局は今回もまた応益割と応能割を50対50に近づけるようにという国の指導に基づいて税率改正を行ったものです。

 また、12年度より介護保険の導入に伴う介護納付金分の税額の計上がされております。このことにより、さきに述べた税率の引き下げはあるものの、40歳以上の被保険者は介護納付金分の税額を加算して支払うことになり、新年度は国保税の納付額はふえることになります。このことにより、現在でも不況により滞納者が年々ふえている中、その増加が加速されることが心配されています。

 ご存じのように、さきの介護保険法施行法の制定により、介護保険導入後は1年以上の滞納者に対して保険証にかわって資格証明書を発行することが義務づけられました。したがって、1年後には病気になっても保険証がなくて病院にもかかれない人があらわれることが現実のものになると懸念されております。これは、憲法で保障されている健康で最低限の生活を保障するという条文にも反するものです。こうした事態を避けていくためにも、所得激減世帯や低所得者世帯への実態に見合った減免制度の拡充が今こそ切実に求められております。しかし、この点について、本予算案では改善を図る措置が何らなされておりません。この点についての真剣な検討を改めて強く求めるものです。

 以上の理由により、本予算案に反対をいたします。

 皆さんのご賛同をお願いをいたしまして、反対討論といたします。



○議長(山田稔) ほかの討論、受けてまいります。

 水野利彦議員。



◆21番(水野利彦) 議長のお許しをいただきましたので、私は第7号議案 平成12年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算につきまして賛成の立場から討論をさせていただきます。

 国民健康保険の医療費につきましては、被保険者の増加や高齢化の進展、さらには医療需要の拡大や医療技術の高度先進化などを背景に増加の一途をたどり、過去4年間の決算を見ましても、平均5%以上の伸びを示しております。このような状況の中、今後におきましても、医療費の増加は避けがたいものと思われます。

 市民が公平で適正な負担のもと、安心して医療を受けられるよう、社会保障としての国民健康保険は、安定した運営に全力を注いでもらわなければなりません。

 特に、今回の予算案は、本年4月からスタートする介護保険の第2号被保険者に係る介護保険料も適正に計上されており、一方、介護保険の開始に伴い、老人保健の医療費のうち、老人保健施設などの施設療養費については、今後医療保険から介護保険の対象に移行していくと考えられます。これに伴い、国民健康保険が支出しております老人保健拠出金の一部が減少することが見込まれていますが、これに対し、今回の予算案では、いち早く税率に反映し、国民健康保険税の減税がなされていることは、まさに時を得た施策であると認識いたしております。

 また、一般会計からの特別財政支援のためのその他一般会計繰入金についても、一般会計の財政状況が大変苦しい中でありながらも、国民健康保険の運営に理解を示され、対前年度比16%増しの1億 3,125万円余りが繰入金として計上されておりますことは意義深いものと理解いたしております。

 なお、医療保険制度の抜本改革については、平成12年度は見送られたと聞き及んでおりますが、いつの時代においても市民生活の基盤であります医療保険制度が適切に改革されることが望まれるところであります。

 だれもが良質な医療サービスを安心して受けられるためにも、国民健康保険の財政運営の一層の安定化を進めつつ、できる限り有益な事業を行い、市民の健康維持に積極的に努めていただきたいと考えております。

 以上によりまして、平成12年度国民健康保険特別会計予算案は今後の医療保険制度を安定的に進めていく上で必要不可欠の要件を備えているものと思っております。

 皆様の深いご理解とご賛同をお願いいたしまして、平成12年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算に対する私の賛成討論とさせていただきます。



○議長(山田稔) 第7号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手多数)



○議長(山田稔) 挙手多数であります。よって、本件は可決いたしました。

 第8号議案 平成12年度尾張旭市土地取得特別会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第8号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第9号議案 平成12年度尾張旭市緑ヶ丘汚水処理事業特別会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第9号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第10号議案 平成12年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第10号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第11号議案 平成12年度尾張旭市公共下水道事業特別会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第11号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第12号議案 平成12年度尾張旭市老人保健特別会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第12号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第13号議案 平成12年度尾張旭市介護保険特別会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第13号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第14号議案 平成12年度尾張旭市水道事業会計予算について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第14号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第15号議案 尾張旭市介護保険条例の制定について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第15号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第16号議案 尾張旭市介護保険円滑導入基金条例の制定について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第16号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第17号議案 尾張旭市介護給付費準備基金条例の制定について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第17号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第18号議案 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第18号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第19号議案 尾張旭市部設置条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第19号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第20号議案 尾張旭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第20号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第21号議案 尾張旭市職員定数条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第21号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第22号議案 尾張旭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第22号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第23号議案 尾張旭市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第23号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第24号議案 尾張旭市特別会計条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第24号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第25号議案 尾張旭市手数料条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第25号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第26号議案 尾張旭市国民健康保険条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第26号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第27号議案 尾張旭市国民健康保険税条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第27号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手多数)



○議長(山田稔) 挙手多数であります。よって、本件は可決いたしました。

 第28号議案 尾張旭市市営住宅設置及び管理に関する条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第28号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第29号議案 尾張旭市消防団条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第29号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 第30号議案 尾張旭市火災予防条例の一部改正について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第30号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 陳情第12号 だれでも乗れる市内巡回バスの早期実現と高齢者・障害者への交通費助成を求める陳情書1、この1につきましては、タイトル前段のだれでも乗れる市内巡回バスの早期実現の部分を指しております。この件について討論を行います。

 庄司議員。



◆26番(庄司宗雄) 議長のお許しをいただきましたので、私は陳情第12号 だれでも乗れる市内巡回バスの早期実現を求める、後段ありますが、この陳情書に賛成の立場から討論をいたします。反対討論がないようでありますが、あえて賛成討論をやらせていただきます。

 ありますか。あれば先にやっていただくのがルールですが。

 本陳情書の願意は、来るべき超高齢化社会において、高齢者なども元気で出歩けるまちづくりを進めていく課題の重要な施策の一つとしての市内巡回バスの早期実現を求めるものであります。

 この課題につきましては、本陳情書の提出をまつまでもなく、切実な市民要望の実現を目指す課題として、当市議会でも繰り返し議会質問で取り上げてきた問題でありますが、その総集編とも言うべきものが一昨年の9月議会での当時の市議会各会派による代表質問でありました。この議会で代表質問に立った各会派のこぞっての市内巡回バスの実現を求めての質問を受けて、朝見市長は、最後に立った私の再質問に対する答弁の中で、「これほど各派からそういう質問、意見などが出てくれば、議会の中でひとつ我々執行部も検討しますが、消極的な意見だとおっしゃられましたけれども、まさに消極的でございます、執行部は。ですから、議会をして有効な路線、そして本当にむだな経費を余り使わない方法があったら提案してくださいと申し上げたわけなんです。この問題は、できれば議会の交通関係を担当していただきます常任委員会など、あるいは必要があれば特別委員会などもつくっていただいて、十分ひとつ検討していただければありがたいと思います」と答えています。この市長答弁を受けまして、議会としては、各派代表者会議での協議も経て、所管の総務委員会で検討していくことといたしました。その後、総務委員会では半年かけての協議を行い、昨年3月議会に総務委員会としての一つの成案をまとめて、理事者側に示されたことは皆さんご承知のとおりであります。

 昨年4月の選挙を経まして、新しく構成された総務委員会の中でも、かかる経過を踏まえて、引き続き検討していくことで一致をし、より専門的な検討を行う機関として特別委員会の設置について協議がなされ、昨年の9月議会で特別委員会が設置されたところであります。その後の協議経過については、先ほどの委員長報告のとおりであります。

 私どもは、この特別委員会での協議に市内巡回バスの実現を目指す立場から積極的に参加するとともに、昨年の総務委員会の成案を踏まえて、市内巡回バスに関する新たな提案も提示しております。この提案の中で、これまでの議会議論も含めて論点整理を行っておりますが、その幾つかの点について、あえて触れておきたいと思います。

 まず、現行、市内を走る路線バスの利用状況を引き合いに出しての巡回バスを走らせてもどれだけの利用があるのか、税金のむだ遣いになるのではないかという意見に対してでありますが、この意見は、現行バス路線が運行形態においても、運行ルートにおきましても、巡回バスの実現を求める市民ニーズにいかにマッチしていないかを無視した議論であること、既に実施している他市町村の利用実態に対しての認識が不足していると言わざるを得ませんし、より本質的には、高齢化社会において市内巡回バスが果たす役割についての認識が欠けているものと指摘せざるを得ません。長寿社会におけるまちづくりの最大の課題は、高齢者が元気で出歩けるまちづくりを構築することであり、その重要な施策の一つとして、市内巡回バスの実施があることは多くの識者の指摘をまつまでもなく、今日では社会的、市民的常識になりつつあります。介護問題をめぐる深刻な現状とそのために要する自治体の財政負担の増高という一つを考えましても、市内巡回バスのもたらす波及効果ははかり知れないものがあることは、この課題を検討するときの大事な視点であります。

 次に、財政問題についてでありますが、巡回バスの実施に消極的な意思ないしは反対する意見の主な理由として、決まって財政が厳しいということが挙げられておりますが、これについては、立ち上がり経費として約 7,000から 8,000万円、経常経費として約 5,000から 6,000万円程度の財源が捻出できないほど当市の財政は逼迫していないことを繰り返し明らかにしてきました。この点については、理事者側も認められておるところであります。

 理事者側が消極的になっている主な理由は、むしろ費用対効果の面だろうと思います。この点では、私どもの中にも懸念がないわけではありません。しかし、この解決は、いかに多くの市民が利用できる運行形態や運行ルートを設定するかにかかるわけでありますから、この点では、我々議会内部の検討だけではなく、学識経験者や関係諸団体の代表を交えた検討委員会なり調査機関での専門的な検討が不可欠であると考えております。

 いま一つの重要な論点としては、城山町の三ツ池地内に予定されている名鉄バスの車庫移転に伴って、市内を走る路線バスが相当程度充足されるのではないかとの期待から、その状況を見きわめてから検討したいという論拠についてであります。

 これについても、その営業所が本格的に稼働するのは平成16年以降ということでありますし、なおかつその暁に至りましても、公益よりも自社の利益第一主義で知られている名鉄資本のことでありますから、国道 363ないしは瀬戸街道から巡検道線を経由してバス車庫に至るルートでの路線バスの相当程度の増加は見込めるものの、今日、交通不便地域として巡回バスの運行が望まれている路線バスの充足は到底期待し得ないものであると考えるのが妥当ではないでしょうか。

 その他、道路整備が先決という意見もありますが、これは既に実施している市町の道路整備状況を見れば、論拠になり得ないことは明らかでありますし、また巡回バスを実施しても、そのバス停まで歩いて行けない人がいる。だから、巡回バスではなく、ドア・ツー・ドアの代替手段を検討した方がよいとする意見も出されておりますが、これは明らかに本末転倒の議論であります。

 以上の理由により、本陳情書は当然採択されるべきものと考えます。

 しかし、本陳情書が付託されました特別委員会の審査経過から、全会一致での採択は難しいという状況を勘案して、私はさきの特別委員会における採決に際して、1万 8,000を超す市民の願意だけはどうあっても真摯に受けとめるべきであるし、今後議会内部でさらなる検討を行っていく上ではもちろんのこと、理事者側に引き続いての検討を行っていただく上でも、この間の検討をここで断ち切ることは何としても回避しなければならないとの思いから、あえて極めて異例な方法ではありますが、趣旨採択の方法を提案したところであります。しかしながら、これも全会一致の賛同が得られなかったことは甚だ残念であります。

 とりわけ、わずか1年半前の一昨年9月市議会における代表質問で、「いずれにいたしましても、この問題はいろいろ地域性もあると思いますけれども、赤字か黒字かという問題じゃなくて、取り組んでいただく時期に来ているんじゃないかと思っております。まさに市長さんが持っておられる市民に対する思いやりと優しさのまちづくりの一つではないかと思っております」とまで言って早期実現を求めた委員が趣旨採択にも賛同していただけなかったことは、議会人としての信義が問われることはもちろんでありますが、当市議会の本会議における議会議論の軽佻が厳しく問われる問題として、同じ議会人として断じて容認できないことを申し上げておかなければなりません。

 この点につきましては、代表質問に立ったご本人だけではなく、当時の同じ会派に所属された議員諸侯にも同様に厳しく問われる問題でありますので、本会議での採択に当たっては、この点について、ぜひとも熟慮いただいた上での態度表明を心から期待するものであります。

 以上で賛成討論を終わります。皆さんのご賛同をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(山田稔) ほかに討論はございませんか。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 陳情第12号に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 庄司議員。



◆26番(庄司宗雄) 採決に際しまして、あえてちょっと採決の諮り方についてお願いしたいということで、動議を提出したいと思います。よろしくお願いします。



○議長(山田稔) 採決に対する、議事進行に対する動議ですか。採決法に対する動議。 賛成者はございますか。

 所定の賛成者がございますので、動議は成立いたしました。趣旨説明をお願いします。



◆26番(庄司宗雄) 当然、前段の特別委員会で趣旨採択されておりますので、これから議長の諮り方は、趣旨採択ということでの諮り方から入っていかれると思いますので、あえてその趣旨採択についての諮り方についてお願いしたい問題があります。

 これは、前段の特別委員会の委員長の報告でも、趣旨採択についてはどういうことなんだということを議会用語解説辞典の文献もあえて読み上げられて、こういうものだということでお互いに受けとめて、委員会では採決に臨まれたわけであります。

 しかしながら、どうもその引用されている文献の受けとめがかなりまちまちでの受けとめがあったことは委員長報告の中でもうかがえるわけであります。したがって、今回、趣旨採択というのはやっぱり異例の採決の方法でありますから、この点について、我々も同じような趣旨採択の意味合いについては認識を一致させた上で採決に臨む必要がありますし、同時に、その結果として市民の皆さんにご説明する上でも、誤解を避ける道ではないかということで、あえてお願いしたいと思うんですが、まず趣旨採択ということについて、前段、文献のありましたけれども、これはあくまでも文献で引用されたごとく、その願意を受けとめると。当面、財政事情等あって実現は困難だがと、しかし願意は受けとめましょうということであって初めて趣旨採択ということなわけであります。

 今回は、当市の場合は、財政事情もあり、また道路整備状況も挙げられておりますし、さらには先ほども触れましたけれども、名鉄バス車庫移転による路線バスの充実状況を見きわめてというようなことも含めて、当面難しいと議会としても思うけれども、しかしその願意は受けとめる、この範囲だというふうに私は理解します。

 ところが、そういう理解ではなくて、逆にこの文献の中にある「どちらかというと採択に近い」というところに重きを受けとめて、趣旨採択に賛成できないんだという方もあったというのは事実だろうと思うんです。

 私は、むしろそういう意味では、この陳情の陳情項目は、早期に市内巡回バスの実現をしていただきたいという事項であります。これに対しては、今回趣旨採択する意味は、早期には難しいという議会判断だと。だから、どちらかというと不採択に近い趣旨採択なんです、中身はね。逆に私はそういうふうに思うんです。

 それで、なお今後の検討を残すために、あえて願意だけは受けとめるんだと、ここでお互いに認識を一致させて以降の採決に臨まれることがどうあっても必要だというふうに思いますので、そういうものだという前提で、ぜひ皆さん方が採決に臨まれるよう、議長からもそういった整理が行っていただければ幸いであるというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(山田稔) 趣旨採択に対してということの一致した見解というご要望があったわけですけれども、委員長報告がなされました。質疑も終了しております。したがいまして、その趣旨採択の結果を踏まえ、これから賛否に入ってまいります。

 ただ、一つ、私の見解としては、今も言いましたように、委員長報告も既になされておりますし、質疑の場も設けられております。したがいまして、そこで質疑も終わっております。ですから、皆さんは既にその内容については熟知された上においての賛否をいただけるものと、そういう確信を持って進めてまいります。

 以上でございます。

 陳情第12号に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件を趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手少数)



○議長(山田稔) 挙手少数であります。よって、本件を趣旨採択とすることは否決されました。

 趣旨採択とすることが否決されましたので、陳情第12号につきましては、改めて採択の可否をお諮りいたします。

 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手少数)



○議長(山田稔) 挙手少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。

 続きまして、陳情第14号を議題といたします。

 市内巡回バスの早期実現を求める陳情書について。本件につきましては、陳情第12号と同趣旨と思われますので、不採択されたものとみなし、議決を省略することに賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手多数)



○議長(山田稔) 挙手多数であります。よって、本件につきましては不採択されたものとみなし、議決を省略いたします。

              (「議長」の声あり)



○議長(山田稔) 服部議員。



◆24番(服部勝) 24番議員、服部です。

 緊急動議をしたいので、発言をお願いいたします。



○議長(山田稔) ただいま緊急動議の発言がございました。賛成者があるか確認をとります。

 ただいま服部議員から緊急動議の発言がありました。なお、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。

 服部議員より説明を求めます。



◆24番(服部勝) さきの巡回バス問題特別委員会の委員長報告により、当該委員会の審査は終了したというように理解をさせていただいております。これを踏まえまして、ただいま陳情2件の採決が行われてきました。他の議員にも、この件についてはおわかりと推察をいたします。

 つきましては、いま一歩視点を広げ、角度を変えて、市民の足の確保のあり方、充実等について調査検討を行う特別委員会の設置を求める動議を提出したいと思います。



○議長(山田稔) ただいま服部議員より特別委員会の設置の申し出がありました。

 お諮りいたします。この際、本動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(山田稔) 異議なしと認めます。よって、この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに決定しました。

 ここで暫時休憩といたします。

 この間に各派代表者会議を開催いたします。各派の代表者の方は2時30分より第2委員会室へお集まりをお願いいたします。

                             午後2時20分休憩

                             午後2時55分再開



○議長(山田稔) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

 先ほど上程いたしました議題について進めてまいります。

 動議提出者の服部議員より詳細についての説明を求めます。



◆24番(服部勝) それでは、趣旨説明といいますのか、この機に至ることを少々お話をさせていただきたいと思います。

 今現在、まだ特別委員会がないわけじゃないんですが、これは昨年の9月に設置をされました巡回バス問題特別委員会というのは、臨時議会までというこの限られた時限的にある委員会であります。よって、このまま置けば、5月15日でこの特別委員会が消滅してしまうというようなことから、今、提案をさせていただいておるというのが現状でございます。また、この間、委員会におかれましては鋭意審査を進め、他市町への視察等も重ね、先ほどの陳情第12号の審査に至っているということであります。

 この委員会の設置目的は、尾張旭市の市民の高齢者、障害者を初め、あらゆる市民を対象に、財政効率のよい交通体系を確立し、市民がひとしく恩恵を受けることを目的に設置したというふうに思っております。しかしながら、先ほど申しましたように、時限である委員会でありますため、この委員会の審議は3月17日をもって最終結審に至ったというふうに思っております。

 また、この関連したことで、昨年の12月25日には高齢者、障害者の交通費助成の充実に対する陳情書も採択され、12年度には一般会計予算に計上されておる、増額計上されているというような、十分とは言えないまでも、当面の成果もあったことだと思っております。

 また、議員各位もご承知のように、市内の北部、向ヶ丘地内に名鉄バスの車庫の完成も間近に迫り、この基地を起点に、当市の公共交通機関体系も将来的には大きく発展するものと予測されます。市内の道路網も整備されつつある現況をかんがみ、当初の設置目的を十分理解し、今回陳情のあった1万 8,000余人の署名者の願意も含め、また7万 5,000余の市民の快適で潤いのある社会生活の堅持を目的に、今議会に特別委員会の設置を提案するものであり、よろしくお取り計らいをお願いして、説明とさせていただきます。



○議長(山田稔) ここで暫時休憩といたします。

                             午後3時00分休憩

                             午後3時29分再開



○議長(山田稔) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

 特別委員会設置の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本件につきましては、交通問題特別委員会を設置し、市民の足の確保を図る手段についての調査検討に関する事項及び上記に関する事項の調査検討に関する事項を付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(山田稔) ご異議なしと認めます。よって、特別委員会設置の件はそのように決しました。

 お諮りいたします。ただいま設置いたしました交通問題特別委員会の定数は9名といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(山田稔) ご異議なしと認めます。よって、9名とすることに決しました。

 特別委員の選任を行います。

 お諮りいたします。交通問題特別委員会の委員は、伊藤恵理子議員、伊藤憲男議員、加藤さよ子議員、庄司宗雄議員、日比野勝彦議員、水野戦五議員、水野義則議員、森下政己議員、渡辺欣聖議員、以上のとおり選任することにご異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(山田稔) ご異議なしと認めます。よって、特別委員会委員は決定いたしました。

 ここで暫時休憩をいたします。

 その間に交通問題特別委員会の正副委員長の選任を第2委員会室でお願いいたします。

                             午後3時31分休憩

                             午後3時40分再開



○議長(山田稔) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

 休憩中に交通問題特別委員会の正副委員長が選任されましたので、ご報告申し上げます。

 交通問題特別委員長に加藤さよ子議員、同じく副委員長に渡辺欣聖議員、以上であります。

 交通問題特別委員会から閉会中の調査のために特定事項の申し出があります。その内容は、市民の足の確保を図る手段についての調査検討に関する事項及び上記に関連する事項の調査検討に関する事項でございます。

 お諮りいたします。交通問題特別委員長からの申し出のとおり、審査終了までを調査期限とし、閉会中も継続調査とすることにご異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(山田稔) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 日程第4 追加議案の上程を行います。

 第31号議案 市道巡検道線用地の買入れについてを上程いたします。

 提案理由の説明を求めます。

 荻原助役。



◎助役(荻原善夫) 追加議案の提案理由をご説明申し上げます。

 第31号議案 市道巡検道線用地の買入れについて。

 この案は、市道巡検道線のうち、市道平子線より北の名古屋市境までの約 840メートルを平成11年度から平成16年度までの6カ年で道路整備をするため、その用地として、愛知県から大字新居字海老蔓5182番1地内の土地5,885.88平方メートルを 9,999万 9,207円で買い入れようとするものであり、尾張旭市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定により議決を求めるものでございます。

 以上でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山田稔) これをもちまして提案理由の説明を終わります。

 第31号議案について質疑を受けます。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 以上をもちまして議案質疑は終了いたしました。

 お諮りいたします。第31号議案につきましては、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(山田稔) ご異議なしと認めます。

 第31号議案について討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(山田稔) 第31号議案に対する討論を終了し、これより採決を行います。

 本件に賛成の方の挙手を求めます。

              (挙手全員)



○議長(山田稔) 挙手全員であります。よって、本件は可決いたしました。

 以上をもちまして平成12年第1回(3月)尾張旭市議会定例会の日程はすべて終了いたしました。

 閉会に当たりまして、市長よりあいさつを求めます。

 朝見市長。



◎市長(朝見政冨) 3月定例市議会に提案をいたしましたすべての案件につきまして、慎重審議をいただきまして、すべての案件、原案のとおり可決決定をいただきまして、まことにありがとうございました。

 間もなく参ります平成12年度、本日可決をいただきました関係の予算をもとに、平成12年度事業を積極的に展開をいたしまして、効率よくこの尾張旭の発展のために努力をしてまいりたいと思います。

 議会の皆さん方も、一層のまたご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、一言ごあいさつにかえさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(山田稔) ありがとうございました。

 これをもちまして3月定例会を閉会といたします。

                             午後3時45分閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

                        尾張旭市議会

                         議長     山田 稔

                         副議長    原 淳麿

                         5番議員   森 和実

                         21番議員  水野利彦