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愛知県 尾張旭市

平成28年  9月 定例会(第5回) 09月12日−04号




平成28年  9月 定例会(第5回) − 09月12日−04号







平成28年  9月 定例会(第5回)



          平成28年第5回(9月)

             尾張旭市議会定例会会議録(第4号)

 平成28年9月12日午前9時30分尾張旭市議会(第5回)定例会第4日目本会議が尾張旭市議会議場に再開された。

1 出席議員(20名)

  1番 まつだまさる     2番 芦原美佳子     3番 松原たかし

  4番 榊原利宏       5番 成瀬のりやす    6番 にわなおこ

  7番 丸山幸子       8番 武田なおき     9番 みとべ茂樹

 10番 秋田 進      11番 花井守行     12番 篠田一彦

 13番 片渕卓三      14番 牧野一吉     16番 早川八郎

 17番 若杉たかし     18番 岩橋盛文     19番 さかえ章演

 20番 川村つよし     21番 森 和実

2 欠席議員(1名)

 15番 大島もえ

3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者

 市長       水野義則     副市長      秋田 誠

 教育長      玉置 基     企画部長     戸田 元

 総務部長     野村孝二     市民生活部長   小池 勲

 健康福祉部長   若杉浩二     都市整備部長   長江 均

 消防長      八野井 聡    教育部長     河村 晋

 監査委員事務局長 萬谷久幸     都市整備部技監  藪本精一

 教育部次長    平野良子     人事課長     松原芳宣

 行政経営課長   梅本宣孝     市民活動課長   佐藤嘉彦

 市民課長     臼井武男     福祉課長     若杉英明

 長寿課長     鶴見建次     消防総務課長   三浦 明

4 定例会の事務に従事した者

 議会事務局長   酒井清隆     議事課長     庭野正行

 議事課長補佐兼議事係長       主査       武田忠士

          森下克俊

5 議事日程(第4号)

  平成28年9月12日(月)午前9時30分開議

 第1 一般質問

    個人質問

 第2 議案質疑

 第3 特別委員会の設置

 第4 特別委員の選任

 第5 議案の討論、採決又は委員会付託

 第6 陳情

                         午前9時30分開議



○議長(さかえ章演) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は20名です。定足数に達しておりますので、ただいまより会議を開きます。

 なお、大島もえ議員から欠席の連絡を受けております。許可をいたしております。

 本日の議事日程は、あらかじめ配付のとおりであります。

 日程第1 一般質問を行います。

 9月9日に引き続き、個人質問を行っていただきます。

 初めに、花井守行議員の発言を許可いたします。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) おはようございます。会派つなぐの花井守行です。ただいま議長の許可がおりましたので、通告に従い質問をさせていただきます。

 質問3日目のきょう、私たったひとりでありまして、13人目の質問で3日目にこうやって一人になります。10年議員をやらせていただいて初めてのような気がするんですけれども、いつもより緊張しておりますので、優しい思いやりのあるご答弁をよろしくお願いいたします。

 最近テレビを見ますと、富山県の市議会議員による政務活動費の不正問題がよく流れております。少し前には兵庫県の号泣議員や、最近ですと舛添東京前都知事の公私混同の問題とか、いわゆる政治家の不正関係が後を絶たないというのが非常に残念であります。何より、真面目というか普通にやっている議員の皆様も一緒くたに見られるのが非常につらいと思っております。最近ですと、私は例えばいろんな皆さんで食事とかへ行って会計の段になると、花井さん、政務なんたら費でちょっと落としておいてくださいよなんていう手厳しい冗談を言われたりします。そのたび胸が非常に張り裂けるような思いがするんですが、政務活動費に関しては使い道だけでなくて費用対効果もあわせて市民の皆様がわかりやすいようなチェックの仕組みを強化していかないといけないななんて感じております。

 いずれにせよ、皆様の大切な税金で活動させていただいておりますので、市民の代表としてチェック機関の一人としてこれから今からの質問をさせていただきます。それでは、質問に入っていきます。

 当市における社会福祉協議会との関係や役割についてということです。

 市の社会福祉協議会−−以下、社協と省略させていただきます−−の事業内容は多岐にわたり、市民の方の中には市役所の一部と勘違いしていたり、社協の全体像がよくわからないというような話も聞きます。そこで、以下の小項目の質問に沿って当市との関係や役割について確認していきたいと思います。今回の質問なんですが、私自身も社協というところをよくわからない部分もありまして、勉強させていただきながら社協の職員の方から聞き取りをしたり福祉課の方と聞き取りをしながらいろいろ教えていただきながらの質問となりました。どうか、市民の方にこの質問を通して社協ということが1回わかれば、わかっていただけるかなというような思いもあります。

 では、小項目(1)概要や歴史について。社協、当市との関係における概要や歴史はどうであったか簡潔にお答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 社会福祉協議会は、民間の社会福祉活動を推進する営利を目的としない民間組織でございます。昭和27年4月、社会福祉事業法−−これは現在、社会福祉法といいますが−−この法律の制定に伴い、福祉関係者が中心となり旭町社会福祉協議会として誕生いたしました。昭和45年には社会福祉法人格を取得し、名称も現在の社会福祉法人尾張旭市社会福祉協議会と改め、会員制をしき、公共性をあわせ持つ民間福祉団体としての組織体制を確立しています。

 その後、平成12年4月介護保険制度の創設に合わせ、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、福祉用具貸与事業所、これらを開設いたしました。当時は他の民間介護サービス事業所も少なく、介護保険制度の浸透に大きく貢献するものでした。また、平成27年度からは地域包括支援センターの運営を市から受託しています。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 昭和27年、営利を目的としない民間組織ということですよね。ここで一つはっきりさせたいのは、市役所ではないですし市役所の一部でもない独立した民間の組織、昭和44年には法人格の社会福祉法人をとって、社会福祉法人尾張旭市社会福祉協議会という名称ですね。平成12年には、居宅介護支援事業所、それから訪問介護事業所、それから福祉用具貸与事業所ですね。

 今回、私が質問に至った経緯といいますか、実はここにある訪問介護事業というのが今年度でちょっと廃止になるというようなお話を市民の方から少し相談いただきまして、そこから少しいろいろと調べたりというようになりました。ここに、きょうは歴史を答弁いただいたんですけれども、これ昔は場所は市役所の中にあったのでしょうか。今は保健センターの一部を借りていると思うんですけれども、昔は市役所の中だったでしょうか。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 福祉課長。



◎福祉課長(若杉英明) お答えします。

 ちょっと年数は忘れましたが、以前自分が勤務しておったときに庁舎の中にあったように記憶しております。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 昔あったということで、今は保健センターの中にあるんですが、特に昔市役所の中にあると当然社協というのが市役所なのかなと勘違いする人がいると思いますし、今現在保健センターの中にありましても別に壁があるわけじゃないものですから、健康課とこっちとつながっておりますので、そうやって勘違いする方も見えるのかなというところで、きょうはっきりさせて別組織ですよと。

 ちなみに、間借り、間借りと言ってはあれですけれども保健センターを借りているので、何かそのいわゆる家賃というかそういったものは幾らぐらいか発生しているかどうか教えていただきたいんですけれども。



○議長(さかえ章演) 答弁願います。

 福祉課長。



◎福祉課長(若杉英明) お答えします。

 平成27年度の実績で申し上げますと、土地、建物の賃借料としまして、訪問介護事業所、それから介護支援事業所、2つ合わせまして53万4,234円が賃借料として払っております。それから、そのほかに、これは地域福祉関係の事業所それから地域包括支援センターなども合わせたものですが、光熱水費としまして33万5,864円市のほうに支払われております。

 以上でございます。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) これは年間ですね、年間53万円ですよね。月大体四、五万円だということですね。それから、いわゆる民間でいう家賃というか。



◎福祉課長(若杉英明) はい。



◆11番(花井守行) 平成27年度から地域包括支援センターも委託しているということで、これは歴史というか概要ですね。

 次に(2)にいきます。

 (2)社協の役割や存在意義、市にとっての役割や存在意義は何ですか。お答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 社会福祉協議会は、地域で抱えるさまざまな福祉課題を地域全体の課題として捉え、みんなで考え、話し合い、協力して解決を図ることを目的としています。その目的を達成するため、福祉のまちづくり事業、ボランティアセンター事業、企画広報事業など各種事業を実施しており、地域福祉の実践的な活動の中心的役割を担っています。また、社会福祉協議会は、民間組織としての自主性を持ちつつ地域住民や福祉関係者などの参加、協力を得て行う地域福祉活動のかなめともなっています。その存在は本市にとりましても、なくてはならないものとなっています。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 再質問はありません。

 本市にとっての社協とはなくてはならないものというご答弁で、なくてはならない福祉関係を含めいろいろな意味でなくてはならないものだと思います。

 (3)にいきます。

 そういった社協の事業内容について、市から補助金や委託金を出している社協の事業にはどのような種類があり、また合計で幾ら支出していますか。また、それら以外の社協の事業にはどのようなものがありますか。お答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 主な事業名、それから平成28年度の予算額でまずお答えします。

 一般会計から、地域福祉の推進などを目的として支出している補助金では、尾張旭市社会福祉協議会事業費補助金5,984万円、それから障害者紙おむつ給付事務委託料18万円がございます。

 次に、介護保険の運営に係る介護保険特別会計から支出している委託料といたしまして、最初に地域包括支援センター運営業務委託料5,178万円、生活支援体制整備事業委託料600万円、介護用品等給付事業受付業務委託料82万円、これらのほか、認知症予防教室、介護予防教室、家族介護教室、自立高齢者ヘルパー派遣事業の委託を行っています。これら、一般会計及び介護保険特別会計から支出する予定の額は合わせて約1億2,000万円となります。

 以上のほかに、介護保険事業所として受け取る介護報酬があります。社会福祉協議会の予算額では、居宅介護支援事業所−−いわゆるケアマネ事業所ですが−−こちらの介護報酬が2,702万円、それから訪問介護事業所−−こちらはいわゆるヘルパー派遣事業所ですが−−介護報酬として3,948万円、これは障がい者分も含んでおります。合計、合わせますと6,650万円がございます。これらにつきましては、この介護報酬につきましても市からの支出ということを考え合わせますと、合計いたしますと約1億8,600万円となります。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) いろいろな事業がありまして、まず社会福祉協議会事業費補助金ということで約6,000万円、大きなところですね。それから、介護保険の特別会計からということで先ほど平成27年度から始まった地域包括支援センターの運営業務委託料ということで5,178万円、それから生活支援、大きいものということではないですけれども600万円の生活支援体制整備事業委託料、これは総合支援事業のコーディネーターの人件費でよろしいですか、600万円。いろいろあります。それから、そういう細かいのがいろいろありまして約1億2,000万円、あと先ほど冒頭の質問に至った経緯ということで、訪問介護事業所が廃業になるというところのその収入というところで約4,000万円。いろいろそれを合わせますと約1億8,600万円、市と関係するお金といいますか、市から出る。

 ここにある平成28年度の事業計画及び一般会計資金収支予算書というものを社協のほうからお借りしましてあります。これちょっと僕見方が間違っていたら申しわけないんですが、この8ページを見たところ、この社協による年間の規模というんですか、予算の規模といいますか、これが大体2億5,000万円ぐらいになっていると思うんですが、これお持ちですか。8ページですね。細かいことはいいんですけれども、そこの社協の1年間の大きなお金の流れとして、約2億5,000万円かなと。そのうちの先ほど言った1億8,600万円もしくは1億2,000万円が市から出ているわけですから、もう市からのお金なしには社協というのはとても成り立たないのかなということが、お金の部分だけを見ても言えるのではないかなということが思えます。そういった意味でも、もちろんとても関係が深いのではないかなと思います。

 では次、(4)にいきます。

 そういった中で、市との関係ということで質問をします。小項目、細項目というんですか、ア、市と関係ある職員についてです。市と関係ある職員はどのような方が見えるかお答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 現在、市役所を退職した者が4人、社会福祉協議会の職員として勤務をしています。具体的には、会長、それから事務局長、事務局次長、地域包括支援センター所長の4人です。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 市役所を退職した者が4名、社協の職員として勤務しているということで、これ今、会長というのは社会福祉法人ですのでいわゆる理事長ということでよろしいでしょうか。



○議長(さかえ章演) 答弁願います。

 福祉課長。



◎福祉課長(若杉英明) はい、そうでございます。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 理事長ということですね。一応、組織のナンバーワン−−会社で例えると社長さんですかね−−がまずいます。それから、事務局長、事務局次長、そして地域包括支援センター所長ということで、本当に組織でいうと社協の組織のトップフォー、ナンバーフォーというか、えらい順から4人と言っていいくらいのポジションを占めているのではないかなと思います。

 これ、ちょっと僕独自に調べた数字で、もし間違っていたら大変申しわけないんですが、ちなみにその一番権限があるというか責任があるといいますか、理事長ですね、いわゆる理事長が、年間報酬というか給与というか、ごめんなさい、何て言ったらいいかあれですけれども。年間50万円、次の事務局長が年間だと約500万円ぐらい。ちなみに元退職した職員ではなくてずっと社協に勤められている、要するに社協の従業員といいますか職員が、10年とか20年とかそういう年数によるんですけれども長いこと働くと、これは公務員の給与に準じた金額もあるということで、例えば800万円ぐらいもらうということで、何が言いたいかといいますと、一番責任のある人が50万円で、次の人が500万円で、あと職員の方で長いこと勤めている方は800万円ということで、一概にはお金では言えないんですけれども、普通の会社だと、もちろん利益のある会社だと社長が一番たくさんもらって順番にというふうなのが一般的だと思うんですけれども、全く逆のピラミッドになってしまっているというのは、ちょっと社協のおもしろいなと−−おもしろいと言っていてはいけないんですけれども−−というところに気づきました。

 あともう一つ、事務局長も退職された元市の職員なんですが、ここ数年、2年ぐらいでかわっているのかなというところがありまして、そうするとそこで勤務している職員の方、スタッフの方も、また2年ぐらいでかわるのかななんていう風土がもしあると、なかなか言うことを聞いてくれないなんていう話もちらっちらっと聞きますので、この社協という組織の形成のあり方に何か問題があるんじゃないかなとちょっと指摘をせざるを得ないような感じがしているところであります。

 では(4)の細項目イにいきます。

 そういった市の職員が再雇用というか働いているんですが、そういった推薦や枠の仕組みの有無についてお答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 市からの推薦など枠であるとか、決められた仕組みはありません。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) そういった枠とか決められた仕組みはないということなんですけれども、先ほどから社協というのは独立した民間組織でありますので、そういった例えば次の局長はどういう人がいいかなとなったときに、これはごめんなさい、推測みたいなんですけれども、社会福祉協議会の社協のほうでどういった人にしようということで、じゃ、行政関係で何かいい人いませんかということで選ぶということですね。市からこの人行きますよというふうに、これは、先ほどから市民の方がいろいろ社協のことがわからないというところがありますので、よくこれが天下りじゃないかとか渡りじゃないかなんていうことを言われる市民もおりますので、そうじゃないよと、社協のほうが選んでいるんだよということかなと思いますので、よろしいでしょうか。

 いいんで、ウへいきます。細項目ウ。

 市のほうから理事などの重要な役職等の選出についてあるかどうかお答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 社会福祉協議会は地域福祉の推進にかかわる団体であることから、社会福祉協議会のほうからの選出依頼に基づきまして、健康福祉部長、私が理事となっています。また、理事会におきまして副市長が顧問に選出をされています。なお、社会福祉法第109条第5項、こちらにおきましては「関係行政庁の職員は、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会の役員となることができる。」と規定をされています。また、理事者の数としては15人となっています。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 15人いる理事の中の一枠で健康福祉部長が理事となっているということです。これは理事ですね。先ほどのは働いているスタッフ、働いている職員4名ですので、主要な、本当に今言ったように理事長、会長、局長、事務局次長、地域包括支援センター所長の4人、それから理事の中にも1人入っておられますから、これは市としてかなり深い関係といいますか、切っても切れないといいますか、そういったものがあるということは確認させていただきました。

 ということで次、本題の(5)へ入っていきます。

 訪問介護事業の廃止に伴う市の見解についてお答えください。訪問介護事業やホームヘルパーが廃止になるということらしいんですが、この点において利用者、高齢者の人や障がい者の方、利用者の影響について当市はどう考えているかお答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 尾張旭市社会福祉協議会の指定訪問介護事業所では、平成28年8月末現在、介護保険の訪問介護で39人、介護予防訪問介護で33人、障害者総合支援法の居宅介護で8人がサービスを利用しています。

 この事業所の廃止によってこれらの利用者に不安を与えたり支障が生じることのないよう、利用者や担当ケアマネジャーの意向を十分に確認しながら、適切に新たな事業所へ引き継ぎが行われるよう社会福祉協議会に要請をしています。

 民間事業所が事業を廃止する際には、突然「来月いっぱいで」、こんな話も珍しくありませんが、社会福祉協議会では利用者への影響を最大限に配慮し、相当な期間を設け全ての利用者に対し個別に丁寧に説明をしながら調整が進められていると理解をしています。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 今ご答弁、足すと約80名の利用者さんが、今年度でもしこの訪問介護事業が廃止となれば路頭に迷う可能性もありますので、これはこの訪問介護事業そのものは社会福祉法人社協という民間会社が運営して独立採算でやっている部分ですので、このちょっと議会で何で潰れたんだとかなんとかというのは聞けないし、言うあれもないと思いますが、この利用者さんはもちろん市民の方も見えますし、くれぐれも困ることのないように市からはいろいろ助言していただきたいなということをここでお願いしたいと思います。

 では、イのほうへいきます。

 雇用されている労働者についてはどうでしょうか。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 尾張旭市社会福祉協議会の指定訪問介護事業所には、介護保険制度の創設以前から20年以上従事している方を初め、豊富な経験と知識を持つ職員が多数お見えになります。

 事業の廃止により、なれ親しんだ職場を離れることに不安を感じる方もあろうかと思いますが、社会福祉協議会では事業所の廃止、これを公表して以降、民間の介護事業者などに求人情報の提供をお願いしており、既に市内外の20余りの事業所から求人情報が集まっていると聞いております。

 事業所の廃止までにはまだ時間がありますので、社会福祉協議会においては職員が希望する条件の事業所で就業ができるよう、引き続き情報提供など必要な支援が行われるよう要請してまいります。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 働いているヘルパーさんの皆様も、恐らく今こういった高齢者の施設とか障がい者の事業所とかすごくたくさんふえておりまして、今現在結構求人を出してもなかなかヘルパーさんが見つからないという、結構言葉はあれですけれども奪い合いの状態になっているということをよく聞きますので、今回今年度で訪問介護の事業所が廃止になっても、そこで働く職員、ヘルパーさんの皆様の行き先というか再雇用の先はまあ大丈夫ではないかなというようなことだと思います。

 では、ウへまいります。

 この訪問介護事業廃止に伴い、市としての受けとめ方について、また特に理事として何かご意見を述べたのかお伺いします。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えをします。

 今、ご質問の中で「理事として」とございましたけれども、この場は市議会でございますので、理事としてではなく市の担当部長として答弁をさせていただきます。

 社会福祉協議会は、民間組織としての自主性を持ちながら広く住民や社会福祉関係者に支えられた公共性もあわせ持つ、地域福祉の推進にはなくてはならない公益的な法人です。しかしながら、公益的な法人が運営するとはいえ、指定訪問介護事業所については他の民間法人が運営する指定訪問介護事業所と同等であり、経営状況が悪化した場合でも公金による赤字の補填などの財政援助を行うことはできません。

 社会福祉協議会の訪問介護事業は、介護保険制度の創設時にそれまで市が実施をしていました訪問介護サービスの唯一の受け皿として始まった大変歴史のある社会的使命の高い事業ですが、介護保険制度も創設から15年以上が経過し、現在市内には民間事業所が提供する訪問介護サービスを利用者自身が選択できる環境が整っています。

 民間の介護事業所で賄うことができる介護サービスは民間の介護事業所に任せ、社会福祉協議会には地域包括ケアシステムの構築に向け生活支援の充実などへ経営資源をシフトしていただき、地域福祉の推進に努めていただきたいと考えています。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 赤字による公的財政援助は行わないというご答弁があったんですが、自分がちょっと調べたところ、この訪問介護事業、このような民間の一会社の運営にかかわることなんですけれども、市と関係が深いということで言わせていただきますが、平成24年に約600万円赤字、26年に約710万円赤字、27年には約1,160万円赤字ということで、単年度の赤字が増加したと。今年度も恐らく840万円ぐらい赤字が出るんじゃないかということで、4年にわたってこれを足すと2,000万円とか3,000万円とか、4年にわたってそのぐらいの2,000万円から3,000万円の赤字が出るという状況。

 それで、これがわかっているというか計算すればわかるんだろうからあれなんですが、先ほどから4名の元市の職員の優秀な方々、社協からお選びになられてその能力を買われて行ったにもかかわらずこういう赤字がずっと続くというのをストップできないのかなということはちょっと個人的には思います。

 それから、先ほど言ったピラミッドの給料、報酬だけの問題ではもちろんありませんが、なかなかその能力を発揮できるような仕組み自体ないのかなというのがもうちょっとしますので、また後の質問にも絡んできますけれども、そういった社会福祉法人というか社協の組織的な改革もちょっと願いたいなということを思います。

 あと、この訪問介護事業に関しては、介護保険制度が創設から15年以上もたってその先駆的な役割ということで社協さんが担ってきてくれたと。大体、社協というのはいろんな福祉の最初の部分、ヘルパーもそうでしたけれども、やるなというのは、そういう印象はあります。本当にとても市民にとって、市にとって重要なところだと思うんですが、今はお客様、利用者自身が選択できる環境があるということで、廃止になってもいいんじゃないかなというのが今の市の見解ということですが、これ一般的なんですけれども、民間の事業所がなかなかやれないような利用者さんであったりすごく困難ケースである利用者さんであったりとか、それからちょっと言い方が悪いんですが余り儲けにならないという方、非常に申しわけないかもしれませんが、利益が薄いような、そういった同じ利用者さんでもいろいろいろんな状況があって、なかなか民間は、とはいっても利益を優先しなきゃいけない面もありますので、やれないところを社協がやるというようなそういった存在でもあるかなと思うんですが、赤字だからといって、「はい、やめますわ」というのでいいのかなと思います。

 とはいっても、こうやって4年間、単純に4年間ですね、600万円、700万円、1,100万円という赤字がずっと続いてきて、これもどうかなという気もしますし、非常に自分の中でもちょっとジレンマというか葛藤がありまして、赤字もいかんし、かといって利益の薄いものもやっていただきたいなとも思うし、もう1個言わせていただければこれ多分ヘルパーさんの時給なんかちょっと小耳に挟むと1,500円ぐらいあるみたいな話を聞いたりとか、あと職員、正社員の給料が400万円ぐらいだったりというと、別にめちゃくちゃ高いわけじゃないんですね、平均的に見ると。でも、これだけ赤字になるということは、これは皮肉なんですが介護報酬だったり障がい者の報酬単価自体が安くて、いわゆる介護業界、何でしたっけ、給料が安い、きつい、男性の方なんか寿退社したなんて非常に給料の安い業界ということを、逆に言えば露呈しているのかなという気もします。

 ですから、本来は国がもっとちゃんと介護をやる従事者に対して今処遇改善で結構お金をつけてくれていますけれども、しっかりとした給料、結婚しても家族を養っていけるきちっとした給料を国が出す、何のために消費税を上げたんだというのを言いたいと思いますが、そういうところをしっかりやってほしいのがまず大前提ですが、とはいえ今こういう現状がありまして、これ全国的にも同じような問題があって、いろんな市議会でも同じような質問がありました。

 ということで、この訪問介護事業は先ほどからくどいようですけれども独立採算の部門ですね。余りちょっと市議会で運営に関してどうこう言うことはできませんけれども、くれぐれも利用者様の今の生活が変わらないようにだけお願いしたいなというところで、次の質問にいかせていただきます。

 (6)民間事業所との役割分担について。

 近年の福祉の形態は大きく変わってきています。その中でも、民間がやれないような特に利益率が低いなど利用を受けとめるための社協でもあると考えますが、民間との役割分担について市としてどうお考えですか、お答えください。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 近年、高齢化の進行など地域社会の変化による新たな福祉課題や生活課題への対応が求められています。そのような中で、社会福祉協議会は社会福祉事業を担うだけでなく、地域におけるさまざまなニーズに幅広く対応し、制度のはざまも含めて柔軟な支援を行うこと、こういった役割も担っているものと認識をしています。

 特に、高齢者施策における地域包括ケアシステムの構築、推進については、行政とともに中心的な役割を果たすことが期待されているところです。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 民間事業所との役割分担ということで、ちょっと先ほどフライング気味に話してしまいましたけれども、とにかく今、日に日にいろいろ福祉のこの高齢者のほうも障がい者のほうもいろいろと、法律も変わったりとか制度やルールが変わったり目まぐるしい進化というかがあります。当然、利用者の数もふえておりますし。

 そういうような中で、先ほどから言っているんですが、民間事業者がやっぱりなかなかできない部分を社協というのはやるべきじゃないかなということを訴えたいと思います。なので、赤字になったからやめるというような、もちろんこれも一つの判断なんですが、その辺のところを市としてもこれだけたくさんの1億何千万円という、この訪問介護事業ではないんですけれども、社協としては1億何千万円も市からお金を入れて支えている社協でありますので、そういったところをともにやっていっていただきたいなということをお願いしたいと思います。

 では、(7)。

 それでは、最後の質問になりますけれども、社会福祉法人の制度改革について、そういった制度改革から当市への影響についてお伺いします。



○議長(さかえ章演) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(若杉浩二) お答えします。

 今回の社会福祉法人の制度改革では、評議員会の正式な議決機関としての位置づけ、それから監査の強化などの経営組織の機能強化、それから定款、決算、財務諸表などの公表による事業経営の透明性の確保、さらには財務規律の強化などが重点的に見直されています。

 また、行政とのかかわりにおきましても、社会福祉法人の所在地が本市のみの場合は本市が所轄庁として指導監督の強化が図られることになり、社会福祉法人と市とのかかわりがより強化されることになります。

 以上です。



○議長(さかえ章演) 再質問があれば受けます。

 花井守行議員。



◆11番(花井守行) 社会福祉法人の制度改革ということで今ご答弁がありましたけれども、評議員会の正式な議決機関としての位置づけ、監査の強化、経営組織の機能強化、それから定款、決算、財務諸表などの公表による事業経営の透明性の確保、財務規律の強化、つまり今回みたいなこういった赤字になる運営が市民の方にできるだけ見えるような形になっていけばいいかなということは期待、この社会福祉法人の制度改革において期待したいと思います。そうやって理事長の選出だったり局長の選出においても、もちろんそういうのは評議員会の意見を聞いたり理事の皆様の意見でもって選ばれるんだと思いますが、より多くの市民の方が、たくさんの税金で支えられている社協でありますので、わかるような形にしていただきたいなと。

 それからもう一つ、ちょっと1点だけ気になるところが、所在地が本市の社会福祉法人は市の管轄、指導監督は市が所轄庁というんですか、になるということで、指導監督の強化が図れるということはそれはそれでいいんですけれども、市をやめられた、公務員をやめられた方が何人か、4人か何人かいて、もともと仲間だったわけですから、くれぐれもそういった仲よしこよし、なあなあな関係にならずに、いけないことまずいことはいかんというような市としてきちっと意見を言っていただきたいなということを思います。

 それから、さっきちょっと名称が出てこなかったんですけれども、これからは総合支援事業とかというのがあるんですか、介護のほうで。簡単に言いますと、要介護、いわゆる高齢者の方でも介護度のすごく大変な方、重い方と軽い方、これから予防をしようというような軽い方、これは国の今ざくっとしたあれですけれども、そういう軽い方は自分の地域でお金をかけずにボランティアさんでやってくださいというのがこの総合支援事業の一つのようなことと思うんですが、そういったような打ち出しがある中で、ますますこの社協は先ほどから言っている民間事業所がちょっと利益に合わないような仕事に関して賄っていかなければいけないのかなというところもあります。そのためのこの先ほど600万円ついているあれですね、市から、市というか国というか、総合支援事業のコーディネーター人件費に600万円ついているんですが、こういったものもそのうちの一つだと思いますので、ますますこれから社協の役割というのは福祉において非常に重要なものとなると思いますので、くれぐれも頑張っていただきたいなというエールを送りながら、きょうはこの質問で傍聴したり録画で議会を見ていただいている市民の方が社協、社会福祉協議会というのはどういうところかな、市とどういう関係かな、くれぐれも市役所の一部じゃないですよというところなんかをわかっていただければいいかなというところで質問させていただきましたので、これで終わらせていただきたいと思います。

 ありがとうございました。



○議長(さかえ章演) これをもちまして、花井守行議員の質問を終了いたします。

 以上をもちまして、一般質問は全て終了いたしました。

 日程第2 議案質疑を行います。

 議案質疑の通告はありませんので、質疑ないものと認めます。

 日程第3 特別委員会の設置を行います。

 お諮りします。本件につきましては、9人をもって構成する決算特別委員会を設置し、一般会計、特別会計の決算審査、企業会計の利益の処分及び決算審査に関する事項を付託し、審査することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(さかえ章演) ご異議なしと認めます。よって、本件につきましては、9人をもって構成する決算特別委員会を設置し、一般会計、特別会計の決算審査、企業会計の利益の処分及び決算審査に関する事項を付託して、審査することに決定しました。

 ここで暫時休憩します。

                         午前10時12分休憩

                         午前10時13分再開



○議長(さかえ章演) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 日程第4 特別委員の選任を行います。

 お諮りします。決算特別委員の選任につきましては、尾張旭市議会委員会条例第8条第1項の規定により、配付した名簿のとおり指名したいと思います。

 ご異議はございませんでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(さかえ章演) ご異議なしと認めます。よって、決算特別委員には、片渕卓三議員、榊原利宏議員、成瀬のりやす議員、にわなおこ議員、花井守行議員、早川八郎議員、牧野一吉議員、森 和実議員、若杉たかし議員を選任することに決定しました。

 直ちに決算特別委員会を開催し、正副委員長の選任を第2委員会室で行っていただきます。

 暫時休憩といたします。

                         午前10時14分休憩

                         午前10時21分再開



○議長(さかえ章演) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 休憩中に決算特別委員会の正副委員長が選任されておりますので、ご報告を申し上げます。

 決算特別委員長に森 和実議員、同じく副委員長に片渕卓三議員、以上のとおりでございます。

 日程第5 議案の討論、採決又は委員会付託を行います。

 お諮りします。同意案第6号及び同意案第7号につきましては、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決、その他の議案につきましては、先ほど配付しました議案等審査付託表のとおり、所管の委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(さかえ章演) ご異議なしと認めます。よって、同意案第6号及び同意案第7号につきましては、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決、その他の議案につきましては、議案等審査付託表のとおり、所管の委員会に付託することに決定しました。

 それでは、同意案第6号 教育委員会委員の任命について、本件に同意することに賛成の方の挙手を求めます。

          (挙手全員)



○議長(さかえ章演) 挙手全員であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。

 同意案第7号 教育長の任命について、本件に同意することに賛成の方の挙手を求めます。

          (挙手全員)



○議長(さかえ章演) 挙手全員であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。

 ただいま、教育長の任命に同意しました河村 晋氏より挨拶を求めます。

 河村 晋さん。



◎教育部長(河村晋) このたび、市議会におきまして教育長の任命についてご同意を賜り、まことにありがとうございました。

 教育委員会制度が昨年4月に法改正され、既に教育総合会議、教育大綱と実施され、今回から新たに教育委員長と教育長が一本化される新制度での教育長となり、議長から直接任命されることとなりました。それぞれの職責を一身に担っていくことになり、その大きさに身の引き締まる思いでございます。

 教育を取り巻く社会の状況は大きく変化をし、対応していかなければならない課題も多くあります。今後は、より一層市長との連携を図りながら、本市教育行政の発展に向け粉骨砕身の覚悟で取り組んでまいりますので、皆様方におかれましては格別なるご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが私の就任へのお礼の挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(さかえ章演) 日程第6 陳情の件を議題といたします。

 お諮りします。陳情第2号から陳情第5号につきましては、先ほど配付いたしました議案等審査付託表のとおり、所管の委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(さかえ章演) ご異議なしと認めます。よって、陳情第2号から陳情第5号につきましては、議案等審査付託表のとおり、所管の委員会に付託することに決定しました。

 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。

 散会といたします。

                         午前10時26分散会