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愛知県 尾張旭市

平成24年  9月 定例会(第4回) 09月06日−02号




平成24年  9月 定例会(第4回) − 09月06日−02号







平成24年  9月 定例会(第4回)



          平成24年第4回(9月)

             尾張旭市議会定例会会議録(第2号)

 平成24年9月6日午前9時30分尾張旭市議会(第4回)定例会第2日目本会議が尾張旭市議会議場に再開された。

1 出席議員(19名)

  1番 丸山幸子     2番 武田なおき    3番 みとべ茂樹

  4番 秋田 進     5番 松本和夫     6番 花井守行

  7番 篠田一彦     8番 片渕卓三     9番 牧野一吉

 10番 大島もえ    11番 早川八郎    12番 若杉たかし

 13番 山下幹雄    14番 岩橋盛文    15番 相羽晴光

 18番 川村つよし   19番 森 和実    20番 伊藤憲男

 21番 伊藤恵理子

2 欠席議員

  なし

3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者

 市長       水野義則     副市長      秋田 誠

 教育長      玉置 基     企画部長     川原芳久

 総務部長     森  修     市民生活部長   加藤雄二

 健康福祉部長   堀部茂樹     都市整備部長   桜井政則

 消防長      角谷昭彦     教育部長     長江建二

 監査委員事務局長 浅見信夫     教育部次長兼学校教育課長

                            山内賢一

 人事課長     戸田 元     企画課長     若杉浩二

 行政課長     河村 晋     財政課長     野村孝二

 市民活動課長   前田幸三     安全安心課長   日比野 茂

 産業課長     竹内 剛     福祉課長     小島 桂

 こども課長    伊藤成人     都市整備課長   香村和吉

 土木管理課長   谷口正喜     消防本部総務課長 大脇伸雄

 図書館長     酒井 学

4 定例会の事務に従事した者

 議会事務局長   大岩正紀     議事課長     志村俊一

 議事係長     加藤秀樹     主査       武田忠士

5 議事日程(第2号)

  平成24年9月6日(木)午前9時30分開議

 第1 一般質問

    個人質問

                         午前9時30分開議



○議長(岩橋盛文) おはようございます。ただいまの出席議員は19名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめ配付のとおりであります。

 日程第1 一般質問を行います。

 一般質問は、個人質問を通告の順に従って行っていただきます。

 初めに、松本和夫議員の発言を許可します。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) 皆様おはようございます。松本和夫でございます。トップバッターですので少々緊張しておりますけれども、もうしっかりと質問させていただきますので、ご答弁よろしくお願いいたします。

 さて、私は、改革を旗印に、財源がないという中でどうしたら市民サービスの向上が図れるかの観点に立ち、これまで幾つかの提案を行ってまいりました。今回は、それらの一部の検証を含め、議会改革には各議員に対する要望、行政に対しては3項目の質問をしていきたいと考えます。

 ある私の先輩は、しばらく議会で黙っていろと言います。なぜかといいますと、黙っていたほうが議員としての存在感があるというのでございます。

 そこで思い出したのが、8月7日、つい先日、日進市市民会館で行われました尾三十一市議会議員合同研修会であります。講師は、専修大学教授小林弘和氏。テーマは、これからの地方改革のあるべき姿であります。

 冒頭、おおむねこのようなことを言いました。議員の皆さんを前にして大変失礼ですが、議員はばか。さすがの私もびっくりしたのでございます。議会では黙って聞いているほうがはるかに強い。彼らは仲間をつくって、談合であらかじめ決めているから何も言う必要はないというのであります。まるっきり先輩が言うとおりでした。

 しかし、小林教授は、それは違うんだとして、これからの地方改革のあるべき姿をと題して講演を行いました。彼はこのようなことを言ったと記憶しております。官の論理で会派をつくり、そのグループで活動し互いに寄り添い、頼り合って身を守ることに固執し、新たな個性を否定し、そこに安住して進歩がない。そこには議員は特別という意識だけが育つ。そして市民感覚と大きなずれが生じていく。議員はそれに全く気づかない。そこが問題だと言います。

 そして同教授は、昨今、全国的に地方改革が叫ばれているけれども、余り大きなことを考えるより議員が持つ特別意識と一般市民の持っている感覚、その大きなギャップをどのようにしたら埋められるかを考えることだと断言しました。

 真剣に聞いていた議員もありましたけれども、講義が始まる前から寝入っていた他市議員がいました。私は、眠って悪いと言っているのでは決してありません。時々私もやります。生理現象ですから。しかし、行政に物を言う立場上、議員として肝心の議会改革に不熱心であってはならないと思います。

 8月8日、我が尾張旭でも初めて議会報告会が行われました。その中で、議会のあり方検討会が発足して三、四年たった。成果を出せ。そして議会改革には市民参加が必要だと言った市民がいました。議会のあり方検討会の座長は、立場上、返事に窮しました。しかし議長は、マイクを受けて市民参加に前向きな発言をしていましたので、私も心強く思っているところでございます。

 また、瀬戸市民の方から、会派中心で、会派に属さないと委員会人事等に全く関与できない議会のあり方は、非常におかしい。瀬戸にもあった。尾張旭市はどうか。あるとすれば改善が必要ですと言われました。これこそ私が議会改革の一丁目一番地として各議員の皆さんに検討を要望しているものでございます。せっかく受けた小林先生の講義を無駄にすることのないように、ここに改めて議員の皆様にもお願いをしまして、行政に対する質問に移らせていただきます。

 1項目めとして、市長が考える協働について。

 質問1です。市長は、所信表明でも市民に協働を求めていますが、市長が考える協働とはどのようなものか、お伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、市民との協働についてお答えをいたします。

 市民との協働とは、市民の皆さんや団体、事業者などから知恵を出すことにとどまらず、行政と情報を共有し、時には汗を流しながらともにまちづくりを進めていくことと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) ありがとうございました。端的に言いますと、市長が目指す協働というのは、特別ではなく、皆でともに働き、喜びも悲しみもともに分かち合うということですね。

 それでは、質問2に入ります。

 私は、まだ議員1年生で市民感覚を十分身につけていますから言えることかもしれません。市長に協働を求めるなら、市民の立場に立つことです。まず、市長みずから市長の給与を大幅に見直すこと。わずか4年間の退職金が2,100万円に近いとは市民感覚では考えられません。余りにも高過ぎると考えます。こうした市民の意見に、市長はどのようにお答えになりますか。

 もう一つお聞きします。さきの3月定例議会において、報酬審の答申を受け市長の給与を月5,000円下げました。私は、余りにも少額であるとして反対しましたが、市長はどのように感じましたか。あわせてご答弁をいただきたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) お答えをいたします。

 市長の給与等につきましては、6月議会で答弁をしたとおりであり、職責に合った額と認識をしております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) 私も制度については、何度も聞いておりますからよく存じております。私はそういったことを聞いているわけでは実際にはありません。決まりがあるからできない。だとしたら、そのような決まりはなくせばいいと思っております。大切なのは、規則ではなく市民の要望にどうこたえるかであります。市民の要望に合わない規則であれば、その規則を変えればいいではないでしょうか。その規則をいいことに、その規則に守られていることこそ問題があるのではないでしょうか。

 市政であれば市民の意見を大事にする。そのために制度や規制が障害となればそれを撤廃する。できなければ別の方法を考え市民の要望にこたえる、これが基本でなければなりませんと言っているのでございます。

 市長は、市民感覚がなくなっているのではないかなと心配しているところであります。市長の4年間の退職金およそ2,100万円は、余りにも高額過ぎると言われています。市長の給与わずか5,000円の削減を市民の多くの方々が恥ずかしくないかと言っています。それが市民感覚です。

 そのような市民の声に、市長はどう感じているかお聞かせいただければ幸いです。



○議長(岩橋盛文) 再質問ですか。



◆5番(松本和夫) それにお答えいただけなくても結構です。

 次に移ります。

 それでは、質問3に移ります。

 答弁はよろしいです。

 市長が掲げた協働の考えは、私自身も大賛成であります。市政が市民と一丸となってこの尾張旭市を盛り立てていくこと、市長はこの協働の意味を十分認識し、ご自分の給与の見直しを図り、市民と同じ立場に立って、市民の共感を得て協力を得ることに努めるべきではありませんでしょうか。

 つい最近、我々議員が受けた小林弘和先生の講義によるこれからの地方改革のあるべき姿は、議員だけのものではありません。行政も同じです。すなわち市民の考えに近づくことであります。

 市長のいう協働は、議会や行政改革そのものであると考えています。それを市長はマニフェストにしたのです。市民と協働にともにある、すなわち協働、それは市長も市民と同等で、市民が容易に受け入れることができる市長の給与であるべきです。

 市長の所信表明では、その協働をただ市民だけに求めているものではないでしょうか。改めてお聞き申し上げます。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) 協働とは、最初の質問にお答えしたとおりと考えており、議会や行政改革そのものとは考えておりません。また、市民だけに求めているものとも考えておりません。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) 非常に簡単なご答弁をいただいて恐れ入ります。

 税を受けて生活する者が、税を支払う一般市民の考えに近づけること、収入の平均化を図ること、市民も市長を初めとする特別職も一般公務員も市民と一致団結する、それが協働の意味であると私は断言します。市長が先頭に立って、市長みずから率先して示してほしい、これがみずから行うご自身の退職金の撤廃か給与の大幅な削減であります。

 市民との協働を求めるなら、まず市民と同等だとの自覚を持ち、同じ土俵に立って物事を考える。そこに市民感覚が育ち協働が成り立つ。そこが基本中の基本だとの認識を市長に強く求め、次の質問に入ります。



○議長(岩橋盛文) 2項目めに移ってください。



◆5番(松本和夫) それでは、2項目めは、城山テニスコートについての質問です。

 昨年12月定例議会で、財政に寄与する方法として幾つかの提案をした中で、唯一テニスコートの問題に前向きな答弁を受けたと記憶しております。そのときの私の質問は、個人的意見が強かったと反省し、多くの関係者の意見を聞いてまいりました。

 瀬戸市硬式テニス連盟の方々は、毎年尾張旭市との対抗試合において尾張旭市では城山テニスコートが使われてきました。しかしその城山テニスコートはでこぼこで、ぼこの表面に出る小石が特に危険として、現在ではすべて瀬戸市民公園内のコートで行われております。

 また、瀬戸市民の中には、せっかく陳情してクレーコートを6面、ハードコート4面を使いやすい砂入り人工芝コート、すなわち通称オムニコートにつくり変えたところ、完成した2009年1月29日以降、近隣都市からどっと利用者が押し寄せて自分たちが使えなくなった。尾張旭市は、健康都市宣言をしていながら、どうして城山テニスコートはぼこぼこで危険なのかなど、多くの声を聞いてまいりました。

 瀬戸市民公園のテニス場の管理人は、公園内のテニスコートはほぼ年じゅう満杯と言います。一方、尾張旭市の城山テニスコートでは、尾張旭たのしい夏まつりの翌日の日曜日にもかかわらず、軟式テニス連盟の十数人が2面を使用しているだけで、他の2面は使われておりませんでした。ウィークデーはほとんど使用者が見られません。

 そこで私は、瀬戸市民公園内の10面のオムニコートが、どうして多くのテニス愛好家に好まれるのか、城山テニスコートはどうして不人気なのか、今後どのように改善すべきかなど、それぞれ179人と244人からアンケートに答えていただきました。その結果をここに持ってきておりませんけれども、いつでもお見せできますのでいつでも言ってください。

 今後の城山テニスコートに望むのは、圧倒的にオムニコートでありました。その理由は、足腰に負担がかからない。滑らない。けがも少ない。雨が降ってもすぐに利用できる。片づけが容易。そして、城山テニスコートの欠点は、コートが悪くけがにつながる。イレギュラーが多い。雨が降るとしばらく使えない。そのため試合進行に大変困るなどなどであります。

 そこで、次のとおりお伺いいたします。

 城山テニスコートの利用状況について。そして、城山テニスコートの方向性について、例えば利用者をふやすための方策や砂入り人工芝コート、すなわちオムニ化の考えです。

 ご答弁よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育部長。



◎教育部長(長江建二) それでは、ご質問にお答えいたします。

 1番、2番まとめてご答弁させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 まず、テニスコートの利用状況でございますが、平成21年度から23年度までの各年度の利用者数を申し上げますと、平成21年度が1万7,769人、平成22年度が1万7,746人、平成23年度が1万6,110人でございます。

 なお、利用時間を利用可能時間で除した利用率では、平成21年度が43.5%、平成22年度が33.2%、平成23年度が25.9%でございます。利用状況としては、低減、少しずつ減少しておるというような傾向にあろうかと存じます。

 続きまして、城山テニスコートの方向性ということで利用者をふやすための方策でございます。

 一般的に利用者をふやすには、新たな利用者の開拓、そしてもう一度利用してみたいというリピーターをふやすことに尽きると思っております。そのためには、施設を気持ちよく利用していただくことが必要であり、そのためには施設が新しいこともさることながら、まず整備が行き届いていることが大事だと思っております。特に城山テニスコートは、クレーコートでもありコンディションの悪い日の利用を控えたり、ローラーを小まめにかけるなど利用しやすいコートの維持整備に努めることで、利用率の向上を図ってまいりたいと考えております。

 続きまして、砂入り人工芝コート、すなわちオムニ化の考えでございますが、この件につきましては既に平成23年12月議会におきまして、議員から城山テニスコートはクレーコートとしソフトテニスを専用とする。また、既存のハードコートを順次砂入り人工芝コートとする内容でのご質問をいただいております。その折には、城山テニスコートは夜間照明設備を備えており、利用状況からソフトテニス専用とすることは難しいこと、また既存のハードコートを砂入り人工芝コートへの改修については、大規模な改修を行う際に検討していくと、そのようにお答えしていると思っております。

 私どもの考え方としましては、現時点においても同様な考え方を持っております。

 本市には、ご質問いただいた城山テニスコートを初め5カ所のテニスコートを有しております。古くは城山テニスコートの昭和52年11月、一番新しい井田第二テニスコートでも平成2年4月の設置年月でございまして、全体に老朽化が進んでおり、比較的大規模な改修が望まれていると認識しております。

 改修に当たっては、施設の状況はもちろんのこと、最初にご質問いただきました施設の利用者や利用率などを総合的に検討し、優先順位を定めて進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) ご答弁まことにありがとうございました。確かに城山テニスコートの利用率は悪いですね。利用率を瀬戸公園並みにすると仮定しますと、3倍から4倍になります。単純な計算ですけれども。

 私はそれをさらによく考えてみますと、オムニコートにすることによって健康で医療費負担の軽減にもなると考えています。これは突き詰めての考え方です。

 そして、私は、もはやクレーコートは考えられないと思っております。アンケート調査の結果でも明らかです。

 大事なことは、オムニにする改善費ですが、瀬戸市民公園内の10面のコートをかなり安い価格でオムニコートができたそうでございます。正確なことはわかりませんが、およそ2,000万円と言われております。そのため、瀬戸市では、最初はクレーコート6面の改造を予定していたものを、ハードコートだった4面を追加してオムニコートに変更されたと聞いております。工事も予定よりはるかに早く終わりました。その理由は、既にあるコートをわずか7センチから10センチほど掘り起こしオムニ化したものであって、オムニもどきという人もおります。城山テニスコートもそれで十分であり、そのような安価でオムニ化ができるものなら、2面をふやして6面にとの希望もありました。

 私の聞き取り調査の中には、なぜ城山テニスコートはこんなにでこぼこですか。危ないのではないでしょうかと言われる高校生の声もあります。若者が胸を張って言える健康都市尾張旭市にふさわしい城山テニスコートの改善が即刻行われることを切望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 最後に、3項目め指定管理制度導入についてでございます。

 ご存じのように、平成15年9月に地方自治法が一部改正され、民間事業者も公の施設の管理を行うことができる指定管理者制度が創設されました。これを受けて、本市でも平成18年4月からこの制度を導入しておられます。

 この制度の目的は、多様化する住民ニーズに対応するため、公の施設の管理運営について民間のノウハウやアイデアを活用し、住民サービスの向上及び経費の節約を図ることにあります。本市では、現在、保養センター尾張あさひ苑を初め21の公共施設の管理運営を指定管理者で行っていると伺っています。

 そこで、次の3点について質問を行います。

 1点目、指定管理者とのコミュニケーション会議について。指定管理者に任せっきりにしないこと。利用者へのサービス向上のため話し合われて、この会議において最も多く出される業者からの意見や要望、それに指定管理者が独自に行っている利用者からのアンケート結果による市民の声などをお聞かせください。

 2点目、指定管理者制度による効果と見直しについて。平成18年度からこの指定管理者制度の導入による全体的効果、見直しについて簡単にお答えください。

 3点目、維持管理のノウハウについて。公共サービス向上のために設置されている公共施設が、今後ますます利用価値があるものとして管理されるに当たり、指定管理者にすべて任せることではなく、本市職員が直接かかわることも大切との市当局の考えを伺いました。そのことに関して伺います。

 今指定管理を行っている指定管理業者にある一定期間、初めから職員が出向いて維持管理の知識を伝えることでこの問題は解決すると考えますが、いかがでしょうか。

 ご答弁よろしくお願い申し上げます。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、まず1点目の指定管理者とのコミュニケーション会議についてお答えをいたします。

 コミュニケーション会議は、指定管理者の行う業務について管理事項の連絡や調整、また施設の目的に応じた管理が適正に行われているかについて、市側と指定管理者との意思疎通を図るために実施しているものです。また、議員が言われるとおり、場合によっては市民の皆さんからの要望にどう対応していくかなどについても話し合われることがあります。

 一例を挙げますと、市営バスあさぴー号では、乗降口に手すりを設置してはどうかと指定管理者から提案があり、検討した結果、改造を行った事例や、城山体育施設では、利用者からクーラー設置の要望を受け、指定管理者がスポットクーラーを設置いたしました。

 今後もこのコミュニケーション会議がよりよいサービスの提供につながる有益なものとなるよう努めてまいりたいと考えております。

 2点目の指定管理者制度導入による効果と見直しについてお答えをいたします。

 指定管理者のノウハウを生かした独自の取り組みにより、サービスの向上、コストの縮減、また当該施設の管理運営に当たっていた職員を他の業務に振り分けることができたことなど、指定管理者制度導入の効果はあったと考えております。引き続き、適正なサービスが提供されるよう努めてまいります。

 3点目の維持管理のノウハウについて、指定管理者制度は、公の施設の管理運営を包括的に委任するものであり、それによって住民サービスの向上及び経費の縮減を図るものです。いわゆる業務委託や管理委託制度とは異なり、包括的に業務を行わせることによって、効果的、効率的な管理が行えるようにする指定管理者制度の目的以前からすれば、管理業務の一部について直接市の職員を配置して管理を行うことは想定されていないものと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 挙手をお願いします。松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) ご答弁ありがとうございました。先日、企画部のご説明を伺ったときには、管理指定制度の導入に当たって、安かろう悪かろうではいけない。単にコストを抑えることはしないとあり、尾張旭市の心意気を感じました。しかし、民間会社の経営は、ともすると徹底的に無駄を廃し利益を追求するあまり市民サービスの質を落とすのではないかと危惧されるところであります。この点についてはいかがでしょうか。

 また、月に1回の意見交換など開いて、各指定管理者の事業報告や問題点の掌握に努めていると伺いました。この会社の出席者は、当該関係者と市役所だけでしょうか。第三者の意見、つまりサービスを受ける住民の参加は必要ないでしょうか。

 ご答弁がいただけるようだったらご答弁お願いいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画課長。



◎企画課長(若杉浩二) どんな事業者がどんな状況かということでございますが、毎年モニタリングをやっております。それぞれモニタリングの中では、サービスにつきましては一定の評価ができているものというふうに考えております。

 それから、コミュニケーション会議ですが、これは私どものほうからすれば、最低でも四半期に一度はやってくださいというふうに申し上げておりまして、施設によっては毎月やっているところもあるということです。ただここに利用者が入っているかということになれば、これはまた利用者アンケートで摘み取りますので、そこまでは指示はしておりません。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) どうもご答弁ありがとうございました。実は、私が訪ねたある施設では、コートの整備がしてもらえない。業者は管理しているというだけですよと言われます。これを業者に直接伝えたら、年末年始のコートを使わないときのみ行っているとの答え。早速担当課に確認をとると、それは知らなかったということでした。

 ここで、指定管理者入札に当たっては、業務委託をする前に細かな点まで契約するようにしたらいいのではと再度企画課に確認をとりました。しかし、さすがでした。例えば、公園の管理に当たっては、便所の掃除はいつもやる、点検は毎日するなど非常に細かい点まで一つ一つの項目について、業者の契約の折に必要条件を市は提示してありました。それにもかかわらず、利用者からの不満の声。

 私が現地調査した折に実際に見聞きする現場の不備、危険箇所の放置、例えばテニスコートの審判台の腐食、さびついて動かないローラー、ポールのゆがみなど、管理運営をする業者の怠慢によるものでしょうか。月に一度のコミュニケーション会議は、本当に機能しているのでしょうか。

 また、市役所本庁からの定期、不定期の現場の視察がなされているのでしょうか。また、一部のスポーツ施設のアンケートの中に利用者のマナーに触れた方がありました。利用する側の受益者負担という視点での細かい取り決めなどあるのでしょうか。

 それから、指定管理制度を導入することになり、シルバー人材センターの仕事がなくなったとの年輩の声を耳にします。このような声を聞かれたことはありますか。もし聞かれたらどのように対応されましたか。

 何を優先させるかは行政の判断次第でしょうが、植木の刈り込みなどもシルバーがやっていたときと技術が歴然としている。近ごろ植木が汚いとこぼす住民もいます。この点、いかがでしょうか。ご答弁いただきます。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) 指定管理者制度の指定も、施設によっては2期目を迎えております。また、昨年度初めて残念なことに、本市で初めて指定取り消し事案が発生するなど、まだまだ制度は過渡期であると考えております。

 したがいまして、今後はそのような状況を見ながら制度の必要な見直しを図っていかなければならないと思っております。

 シルバー人材センターの関係につきましては、そのあたりは指定管理者制度とシルバー人材センターの活用というものは、別の趣旨というかそういうもので考えてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 松本和夫議員。



◆5番(松本和夫) 市のほうでいろいろと考えていただけるということで、期待しているところでございます。

 利用者登用問題もあわせて意見が吸い上げられるような制度、私もかつて言いました。市長も言っておられます。市役所の職員は、外に出て市民の声に耳を傾けるようさらに進めていって、よりよい尾張旭市になるよう要望して、少しは早いですけれども質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(岩橋盛文) これをもちまして、松本和夫議員の質問を終了します。

 次に、山下幹雄議員の発言を許可します。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) おはようございます。みんなのありが党会派に所属しております山下幹雄でございます。

 議長より登壇発言の許可をいただきましたので、事前に通告しております3項目、順次お尋ねをさせていただきます。議長、失礼しました。一応議と言ったんですけれども、滑舌が悪くて失礼をいたしました。議長にもちろん通告をしておりますので。

 本日は、市職員の新人研修ということで、傍聴のほうにも多くのヤングマンが来ていただいています。ぜひその方々にも聞いていただきたいと思う内容でありますので、よろしくお願いいたします。

 1項目め、ふるさと納税制度の現況と推進についてでございます。

 本市の税収確保は、社会経済情勢を背景に厳しい展開が続いています。法人個人の市民税関連の回復、固定資産税収入等、不透明感は否めません。

 そうした中、安定運営を目指すためにも、歳出削減と自主財源捻出の努力は大きな課題であり、行政一丸となって取り組まなければなりません。集中改革などできめ細やかな施策を進め、無駄の削減や諸収入、広告収入、行政財産の目的外利用による収入等、獲得にかじは切られていると感じています。

 そこで、昨年度に条例改正が行われた市税に係る寄附金税額控除の適用下限額の引き下げに伴うまちづくり応援寄附金、ふるさと納税制度の事業展開を中心に、その成果を尋ねていきたいと思います。

 このふるさと納税制度の事業ですが、つけ加えるならば、新水野市長、平成20年にこの制度ができて以来、4度の定例会、委員会での質問をされておりまして、一番関心を持ってみえた事業かと、こういった施策の中に関心を持っていたということをつけ加えさせていただきまして、1から5を順次お尋ねしていきます。一つずつご回答をいただきたくよろしくお願いいたします。

 (1)今年度の進捗状況についてお願いいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 1項目めのふるさと納税制度の現況と推進についての1点目、今年度の進捗状況についてお答えします。

 本年度にこの制度を活用した本市への寄附であります尾張旭市まちづくり応援寄附金の実績につきましては、8月末現在2件で合計6万2,000円でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 今日までに2件、6万2,000円ということで回答をいただきました。

 (2)条例改正後の事業展開についてお尋ねをいたします。

 この件につきましては、私も23年12月議会、総務委員会におきまして質問をさせていただきました。制度ができて以来、じり貧というか年々少なくなってきている、関心も薄くなってきている。しかしながら、控除額は引き下げられて、2,000円から寄附をすれば2,000円以上で控除も受けることができるという制度をしっかりPRしていくべきではないかということを委員会で発言をさせていただきました。

 そうした中、どのような行政の担当部署におきましては観点に立ちまして事業展開をされたかをお尋ねいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 2点目の条例改正後の事業展開についてにつきましては、まず、ホームページやパンフレットをリニューアルしております。5月には寄附金の使い道のメニューを整理統合して、新たにみんなの「あさぴー」応援、ふるさとのまつりイベントの応援というような項目を追加いたしまして、8つのメニューとしております。

 また、寄附金の使い道をイメージしやすくするため、ふるさとを意識していただけるような棒の手、矢田川、あさぴーなどの尾張旭ならではの言葉を盛り込んだ具体的な説明を加えるなどしております。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) ホームページとパンフレットをつくったというような内容です。ホームページを開けばすぐわかるわけですけれども、このパンフレットにつきましては、何部つくってどのように配布ができたかを再質問させていただきます。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 財政課長。



◎財政課長(野村孝二) 基本的に手刷りをしておりまして業者の発注等はいたしておりません。部数等につきましては、ご要望があり次第、手刷りして対応しているような形で、窓口配布用に若干のパンフレットを財政課の窓口で用意をいたしております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 私もプリントアウトをしました。要望があればこれを配布しますということで、部数はちょっと今明確に答えられなかったわけですが、どんなところからどんな要望があるかという想定についてお尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 財政課長。



◎財政課長(野村孝二) なかなか、尾張旭市のまちづくり応援寄附金ですので、どんな方がご要望があるというのは非常に難しい判断になるかと思います。

 議員も質問しておみえになるように、あくまでもふるさと納税ですので、この制度の趣旨としては、尾張旭市をふるさととされる方が、自分がはぐくんでいただいたまちに感謝の意を表するために、情報収集に努めてこういったことに応援していただけるというのが第一義的だと思っております。

 ということで、不特定多数の方になかなかチラシというのは配布しづらい。過去にご寄附等をいただいた方には、当然こういった形で制度を変えましたよというご周知はできるんですが、ということで、一番のメインはインターネットの情報提供がメインになるかと思っている次第でございます。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) パンフレットをつくって随時渡すということですが、ちょっと実績をこの件につきましてお尋ねいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁願います。

 財政課長。



◎財政課長(野村孝二) 基本的に配布した枚数等は、詳細は把握いたしておりませんが、興味がおありの方が、財政課の窓口にパンフレットを置いてございますので、それをお持ち帰りになったという実績があるように見受けております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 実績について細かく把握はできていないということで、あるかないかでは、あるという回答であったと思いますが、わかりました。

 では、(3)に入ります。

 市内の在勤者の数値について、これも事前通告しておりますので調べていただいていると思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) それでは、市内在勤者の数値についてですが、尾張旭市内で就労している方のうち、市外居住者の人数だと思いますが、現時点での正確な数値は持ち合わせておりません。

 参考ですが、平成22年に実施した国勢調査における本市を従業地とする就業者数、これは1万2,000人ほどでございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 約1万2,000人の尾張旭市内在住じゃない、尾張旭市外から尾張旭市内に働きに来てみえる方がいらっしゃるという統計をお聞きしました。これは概算ですから、でもそれだけいるということですよね。

 ホームページを見る方、チラシを配れる範囲というのは限られてはいます。ですから今、このふるさと納税をより多くの方にお知らせするのは、唯一ホームページが手だてということで更新したんですけれども、カウントができているかどうかということについても、問い合わせはカウントはできていると思いますけれども、ごく限られたものになってくると思います。

 そうした中、尾張旭をふるさととして遠くの地に出て行かれた方に、このことをPRすることは大変難しいと思います。ホームページぐらいですね。しかしながら、市内に入ってきている方々にこうした制度をお知らせして、私たちが住む尾張旭を一緒によくしませんか、尾張旭の環境を住環境も含めていろんな施策に力をかしていただけませんかということは、十分できるのではないかと考え、数値をお尋ねいたしました。

 1万人以上の方が市外から見えている。私は、この観点の中で、1万人という数字、2,000円からふるさと納税、要するに募金ができるわけです。この募金というのは税控除がされますから、実際かかる費用は最低2,000円の負担で、収入に応じて違ってきますが、いろいろこれも資料を見ますといろんな条件があります。夫婦と子供2人の場合、例えば総所得金額が500万円であったというときには、上限3万8,000円まで寄附をしても寄附ができるという形になってきまして、2,000円の最低下限額の負担のみでできるわけです。

 そうした中、この1万人の方々に、例えばそれを訴えて100分の1でもいいです、理解をいただくことができるのであれば、今の2件の6万2,000円という数字を十分クリアできると私は考えますが、その考え方について当局のお考えをお聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 財政課長。



◎財政課長(野村孝二) 国勢調査に基づきます従業地とする就業者数1万2,000人というお答えを部長がさせていただきました。この方々にいかに周知を図るかというのは、非常に難しい課題だとは思っております。一つの手法にはなるかと思いますが、市内の商工業者の方、多数商工会等にご加入していただいておりますので、商工会等のご理解がいただけるんであれば、チラシ等の配布につきまして前向きに検討はしていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) そうですね。関連団体、お願いするところは、市内でしたら十分費用をかけなくてもいっぱいあると思います。そういったところに、今財政厳しい中、いろいろ細かな施策をやりたいけれどもできない部分、市民もやってほしいけれどもお金が回ってこない部分があります。このパンフレットで、こんなことを応援してくださいということで、お祭りをやりたいけれども予算が少ないからこの程度しかできないんだけれどと訴えれば、わかったという人が出ても僕はおかしくないと思っております。

 そういうことで、今ご答弁では、今のホームページプラスアルファを考えていただけるということでありましたので、さらに期待をするものであります。

 (4)に進みます。

 この事業に対する行政マンの意識、尾張旭市の職員の皆さんの意識についてお尋ねします。

 きょうは、新人研修ということで研修に見えている若い方々もいらっしゃると思いますが、これはかかわる担当部署等によって温度差は随分あるかとは思いますが、総括する財政当局、もしくは上席の役職者からご答弁をいただければありがたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 4点目のこの事業に対する行政マンの意識についてにつきましては、ふるさと尾張旭に対する篤志家の方々のまちに対する愛着やふるさと感といった思いに対して、きめ細かなまちの情報を発信し続けるとともに、職員みずからがまちを愛し発展させていくという生きがいのもとに進めていくことに尽きるのではないかと思っております。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) そうですね。職員のお一人お一人がこのまちを愛して、行政の安定した運営に寄与するという気持ちを持っていただければ、こういったことが広く伝わるんじゃないかなと思います。

 そうした中、尾張旭市の職員の統計も少し人事課でお聞きしました。320名ほどの市外から尾張旭市役所へ勤務されている方がいらっしゃると聞いております。約でございますが320人の方が、今、私の登壇発言を聞いていらっしゃるかもしれないし、この理事者席にも見えるかもしれない。そういうことで、320人の方がいらっしゃるわけです。

 今の熱い気持ちを持ってこの制度をしっかり理解するのであれば、どういった行動がとれるのかということで立てました。これ立てたのは、例えばこれは寄附ですから、例えば上からの強制やまた他からの強要があってはいけませんが、趣旨をしっかり伝えてよくしようという熱意が伝われば、自然にわいてくるものだと思います。

 実は、全国の自治体では、尾張旭が財政力、そして経営状況の報告をいただきました。特に今は問題ないというような監査の回答でありましたが、しかし余談は許さないということであります。全国ではもっともっと厳しい市町村、地方に行けばもっともっとあります。そこの首長さん、それから職員の方の話が耳に入りまして今回この項を立てました。首長さんが、職員、関係者に向けて大変自治体の行政は厳しい。皆さんは、行政マンは一番よくわかっているはずですよね。一番よくわかっているはずの方に向けて頭を下げられて、こういった中、何とか情熱を持って行政運営していきたいという話をされたそうです。余り具体的に名前を出してもまた問題があるといけませんし、内容が多少整合性が違うといけないので、大体の概要です。そこの職員の方もよくわかっていて、その自治体外から見える人は、私も自分の職場に誇りを持っている。自分の地域もよくしたい。そこの地域の方々にもやはり認められるようにしたい。そんな中の一つとして、もちろんふるさと納税をやっていますというふうに答えられましたことであります。

 このようなふるさと納税のいいところ、悪いところ、いっぱいあると思いますけれども、まずそうした意識を庁内でも高めていただいてやっていくべきではないかという考えがありますが、当局のお考えをお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 市外在住の職員に限らず、寄附についてそれぞれ個人が判断することでありますので、寄附を割り当てたり募ったりすることは考えておりませんので、よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) そのとおりであります。割り当てたり強要するものでは全くありません。

 きょう公の場でこうして登壇の機会をいただきまして発言をさせていただきました。私の声を聞いているまじめに尾張旭市をよくしたいという行政マンが何人出てくるかを期待しながら、この事業を見守っていきたいと思います。1万円でも2万円でもできるこのふるさと納税制度、そしてあれがしたい、これがしたいという市民の声に本当に少しずつではあるが寄与することができる制度を、深く皆さんが理解していただけるようにお願いいたします。

 今後の取り組みについてでありますが、先ほど少しお話をお聞きしまして、市内の関係事業者にも声をかけていきたいというような答弁もありました。それ以外に、今私が4番目でも言いましたような内容の中で、心構え等ありましたらお答えをいただきたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) それでは、今後の取り組みについてでございますが、尾張旭のPR、情報発信力を高めていく中で、ふるさと尾張旭を大切にして尾張旭のまちづくりを応援したいという思いを醸成していくことが大切であると考えておりますので、収入増という視点だけで取り組んでいく考えは持っておりません。

 しかしながら、ふるさと尾張旭を離れても、尾張旭に住んでいても、尾張旭のまちづくりを応援したいと感じていただけるよう、魅力的なビジョンを掲げることを検討するなどして、結果的にふるさと納税につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 最後に、最初につけ加えて話しまして最後になりますが、水野市長は、4度この議場におきまして公職の立場で一般質問、委員会質問をされております。議事録をずっと引っ張り出しながら見ておりました。彦根のキャラクターのお話、尾張旭にもあさぴーというのができまして、どんどん尾張旭を好きになってもらおうという啓発活動をしています。

 まだまだそういったところにもお金が要るだろうし、こういったことの中で、お金だけじゃなくて郷土を愛する心を市民に醸成するというのに役に立つと考えますが、市長は4度の一般質問,委員会質問をされていることにつきまして、可能であればお答えがいただければと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市長。



◎市長(水野義則) すみません、何を聞かれたのかよくわかりませんでしたが、4回質問をさせていただきました。委員会も含めてということだと思いますけれども、そうした中で、彦根市のキャラクターの話をさせていただいて、全国からそうした応援の寄附金が集まったという事例も紹介をさせていただいたことは事実でございます。

 そういう意味で、今回メニューの中にあさぴーというものを明確に出していきましたので、そうした意味でこのキャラクターを応援したいという意味で寄附金が集まればいいなと思っておりますし、今後もふるさとということにこだわらず、まちづくり応援という観点でぜひ寄附をいただけるような、そうしたPRにも取り組んでいきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) どうも突然振りましてすみません。

 市長から、ふるさとというよりもまちづくり応援と今言葉を聞きました。こういうことを答えていただけたらよかったなということで、皆で力を合わせて庁内、そして住民、市民も合わせて協働をしていこうじゃないかということであります。

 1項目めはこれにて終わらせていただきます。



○議長(岩橋盛文) 2項目めに移ってください。



◆13番(山下幹雄) 続きまして、大項目の2としまして、児童クラブの運営についてであります。

 去る6月定例会における補正予算案可決により、市内小学校9校区に公営児童クラブが誕生する運びとなります。6月の関連議案における市長答弁においては、放課後児童健全育成事業と位置づけ、成果に期待しつつ官民の共存を模索したい旨の説明がありました。そのことより、担当部局においては各種検討がなされていると考えます。

 市民サービス、児童育成、市財政運営等、多角的見地に立ちその方向性を尋ねるものであります。

 (1)としまして、児童クラブの総合的運営状況、そしてこれから新年度に向けて9つ目の児童クラブが立ち上がりますが、その予測も含めまして数値等をお尋ねしたいと思います。

 児童クラブの定員数、そしてその充足関連数値、職員数、予算内訳、またどのようなことを児童クラブで行われているのかというカリキュラム等についてお尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁願います。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) いろいろとご質問いただきましたが、まず公立児童クラブにつきましては、平成9年に旭ヶ丘児童館で始まりまして、その後順番に整備をしております。来年4月から東栄小学校の敷地の中で開設されますと、市内の全小学校区に公立児童クラブが設置されることになります。

 その定員数でございますが、総計で545人となります。このクラブ充足率ということですが、本市の次世代育成支援対策地域行動計画に掲げております公立児童クラブの設置計画の目標に達しますので、ハード面の整備につきましては一定のめどがついたと考えております。

 職員につきましては、児童館長がクラブ責任者を兼任しておりますが、平成24年9月時点で8カ所の児童クラブで、指導員としましては嘱託員が22名、それから臨時職員30名を配置しております。

 クラブの予算規模といたしましては、平成24年度当初予算ベースでございますが、公立児童クラブ関連では、先ほどの責任者を除く職員の人件費、これは嘱託員、臨時職員含めましてですが約7,300万円、それと経常的な経費で約2,000万円(36ページで発言訂正あり)、それと7カ所の民間学童クラブへの事業費の委託料、これが合計で約4,100万円となっております。

 公設児童クラブのカリキュラムといたしましては、1番に、見守りを中心とした安全な保育を心がけておりまして、野外活動として、児童館や近隣の公園に出かけるなどしております。

 1項目めにつきましては以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 答弁ありがとうございます。

 経費が多分200万円。けたが一つ間違えられていたかとは思いますが、また後で訂正があればそれで結構です。

 そういうことで、充足されている。だから待機している人は今のところの計画でいけばないというような話であります。これは、9の児童クラブにおきまして、大小があると思うんです。一番少ないキャパ、また一番多いキャパについて、数値をきょう持っておられたらお聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) さっき私、経常経費を2,000万円と言ったそうですけれども、200万円でございましたので失礼しました。

 それで、ちょっともう一度お願いいたします。すみません。



○議長(岩橋盛文) 再質問を受けます。再度お願いします。



◆13番(山下幹雄) 9の児童クラブがこれでできるわけですが、大小、要するに定員総数は545ということなんですが、やはり学校区によって小さい学校と大きい学校があります。一番少ないところと一番多いところの数値は持ち合わせていますかということであります。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 こども課長。



◎こども課長(伊藤成人) 今回、東栄小学校内にできます児童クラブにつきましては、学校の中の教室を一部改修ということで40人という、少しほかの児童クラブとしましては、比べまして少ない定員でございます。

 一番大きなものとしましては、今本地原の児童クラブですが、数値的なものは正確な数字はちょっと持っておりませんが、元教室を改修しまして大きな部屋で、今児童数としましては80名ほど入所させております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 総数では事前に通告しておりましたので調べていただいたんですが、個々についてというのまでは通告に入ってなかったかもしれませんので、失礼しました。

 40というのは、本年8月3日全国学童保育連絡協議会から出されました資料によりますと、学童保育の適正数というのはやっぱり40を目標にやったほうがいいということで、連絡協議会は言っております。70を超すと補助金の問題等もあるということなんですが、今、格差が40から80まであるということ。

 それから今、尾張旭も成長を望むのであれば、まだまだキャパ的に必要になってくるんじゃないかなという観点がありますが、その点、今2つちょっと合わせてお聞きしましたが、当局のご見解をお聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 こども課長。



◎こども課長(伊藤成人) 国のほうの示しておりますガイドライン等によりまして、やはり40人ぐらいが適正なそういったクラブの運営が適当だろうというふうに示されてはおりますが、実態といたしまして、各校区によってさまざまな状況が異なっております。やはり需要の多いところにつきましては、とても40人ではやっていけないという状況でありまして、例えばまた別のクラブをその校区でつくるのかということになってしまいますので、効率的な面を考えまして今は1カ所で何とかやっていくという方向で進めております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) ということで、今とりあえず9校区にできましたが、課題はまだまだ残っているという認識であったと思います。

 そうした中、(2)に入ります。

 (2)は、民間の学童クラブの実態調査についてであります。これは、補正のときに市長も、民間との共存ということで、実態をしっかり調査していかなくてはいけないということを答弁されておられました。どのあたりまで実態調査ができているかをお尋ねいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) 民間の学童クラブにつきましてですが、平成24年4月の時点で市内に7クラブございます。在籍児童総数は合計で224人でございます。

 運営の実態につきましては、多くの民間の学童クラブが保護者等による運営がなされておるのが実態でございます。

 来年度の公立児童クラブの定員数が、先ほどの545人となりますが、これは1年生から3年生の対象児、全体で2,400名ほどございますが、これの2割程度に当たります。それとは別に国の子ども・子育てビジョンというのがございまして、それによりますと、放課後児童クラブを利用する割合といたしましては、潜在の需要を合わせると平成29年度には40%に達するんではないかと見込まれております。

 本市におきましても、引き続き学童クラブの必要性は高いものと認識しております。

 公設児童クラブが開設されますと、民間学童クラブの利用者が減る減少が一時的に起きることはございますが、潜在的な利用者ニーズに対応するには、官と民のクラブで両方でこたえていく必要があると考えております。

 今後、小学校へ入学されます児童の保護者に対しまして、これも新たにではございますが、民間学童クラブの特徴を積極的にPRしていくという機会を設けたいと思っております。

 引き続き財政的な支援も行いまして、学童クラブとの共存を図っていかなければならないと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 民間学童クラブのお話を聞きました。今数値を聞きましたが、推移について、ですから昨年度、今年度、そういった資料は持ち合わせていらっしゃいますか。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 こども課長。



◎こども課長(伊藤成人) 今手元にちょっと推移的な人数のものは持っておりませんですが、やはり先ほど部長がお答えしましたように、公立ができることによって民間学童さんが若干、児童数が減ったというような状況がございましたので、何とか今部長が答弁しましたように、私どもの公立のほうからも呼びかける機会を何とか設けたいということで、今準備をしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 課題という面で、先ほどお話ししましたように、公立だけで賄うには大変負担が今後また予測されるという中で、民間との共存というか、民間の必要性も十分確認されているというふうに受けとめました。であるならば、そういったことに対してもしっかり受けとめながら、方向性、また調査、話し合いをしていっていただきたいと思います。

 民間学童さんのPRも合わせて新年度からしていくということでありましたので、特徴を生かしたそれぞれのクラブということで、利用者には認識していただけるように進めてください。

 (3)公設民営、メリット、デメリットの認識についてということであります。ですから、公が設置して民間に運営をしてもらうという手法が全国では進んでいます。やはり同じく全国学童保育連絡協議会の資料等によりますと、NPO法人を含めた社会福祉協議会等への運営の委託等はふえているという数字が出ております。

 こういった中で、公設民営を模索した場合にどのようなメリット、デメリットを今お持ちか。これ別に公設公営でもよかったわけですけれども、あえて公設民営ということでお話をお聞きしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) 公設民営の方式につきましては、他の自治体におきましても既に採用しておるところもございます。民間にお願いするといった流れもあるかとは思いますが、公立児童クラブの民間委託につきましては、今担当課のほうでも検討を始めたところでございます。

 まず、民間によります運営のメリットとしましては、民間事業者の能力やノウハウを生かした高い専門性が期待できることや、職員の管理面では直営よりも公立的な雇用形態を実施することによりまして、低コストでの運営が可能になることも考えられると思います。

 一方でデメリットといたしましては、運営を行う民間事業者の信頼性や事業継続性の保障の面などが挙げられるかと思います。

 また、本市の公立児童クラブの設置形態につきましては、小学校の敷地内または児童館の中にほとんどがございます。公設民営の手法といたしましては、クラブ運営のみを委託する形ですとか、児童館の施設運営と合わせてお願いする指定管理者制度、これらなどが考えられるかと思います。

 実施に当たりましては、費用対効果であるとか、現在公立児童クラブで働いている職員の処遇もございますので、メリット、デメリットもきちんと把握した上で、本市にとって、また各小学校区の児童にとってよりよい児童クラブ、学童クラブのあり方について、引き続き調査研究していく必要があるというふうに認識しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 今後検討課題であるというふうに認識します。

 近隣市などでは公設民営ということで進めておられて、一事業者が幾つかの運営を図ったりしているということも聞いております。なかなかそうしますと、今民間学童への圧迫等もデメリットで考えられてしまいますので、共存共栄を、やはりこの辺も難しい問題もたくさんあるということはありますが、先ほど言いましたように、公立化や費用対効果、経費が削減できるのかどうかということも含めて考えていけたらと思いますが、例えば担当課窓口にはこうした情報や、例えばこうしたことに対して前向きな声、例えば業者等から上がっているかどうかお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 こども課長。



◎こども課長(伊藤成人) 正直言いまして、そういった業者さんなりがどうだろうと興味を示していただいて、窓口で運営したいんだけれどもというようなそういった声を待っておるんですが、正直言いまして今までそういった問い合わせはございません。

 本市のクラブ運営についての難しいところは、やはり各小学校区によってさまざまな今パターンで運営されておる。公立、民間もあるところもあれば公立しかないところがある、そういった難しい点もありまして、そういったものを今根本的に一つ一つ解決して、そういった民営化を図れるようなところがあればやっていきたいということで、今こども課の中で未来係というセクションを設置していただきましたものですから、そちらのほうで今積極的に考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 新しく庁内の部署内でもそういった検討が始まっているということで期待をしております。

 今、既存の市内の民間学童クラブのほうからは、そのような声とか連絡調整はもちろん密接に行っているわけですね。委託料を払っていますから。そのような声は上がっていませんか。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 こども課長。



◎こども課長(伊藤成人) 民間学童さんが、例えば今NPO法人化してやっていきたいとか、そういった話は今のところはございません。いろいろ接触はさせていただいていますが、その年、その年の子供の数とか、それと民間でいいますと家賃等の支払いが大変だといったものも、その年度年度で変わってくるというようなことで、その辺のことも1年たつと状況が激変するといったこともありまして、その辺でちょっといろんな課題を抱えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 連絡調整、また調査を進めながら、やはり共存共栄ができるようなことを期待しております。

 民間学童の受け入れ態勢もそうですが、ここで働く方々の環境も大変厳しい。福祉もそうなんですけれども、こういった部分については大変厳しい中で皆さんがお仕事をされているという実態が報告をされております。そういったことを少しでも解消できるような働く場でもある、子供を安全に守る場でもある、育てる場でもあるというような見地の中で進めていただきたいということを思いまして、きょうの回答としましては、民間学童との共存について一歩前進をしながらやっていっていただけるし、尾張旭市の児童健全育成のための一歩が進んでいるということを確認して、この質問を終わります。

 大項目の3に入ります。ため池等の管理と有効活用についてであります。

 市内には、農業に活用された用水池が多く点在しています。歴史を見ると、特定地区の所有であったり一定の利用者が所有であったりと聞き及んでいます。しかし、今日は市の公有資産となっており、またその利用も農地の減少からさま変わりをしてきていると私自身は考えています。管理に対する行政事務も、保全対策から耐震や防災を含めた安全管理に主眼が移行されつつあります。

 濁池の耐震対策事業が進捗をしていますが、市民からは、それにとどまらず有効活用の声も上がっています。第五次総合計画に向け議論もこれから始まろうとしている中、行政の施策としての位置づけ、方向性を尋ねるものであります。

 (1)としまして、ため池等の管理のまず実態についてお尋ねをします。

 尾張旭市が管理をしているため池は、ずっと維摩池から始まりまして御城田池、そして部署が変わりますが山の田池ということで、10、事前にお知らせはいただいています。そういった中、それぞれいろいろコストとか管理の方法とか実態は違うと思いますが、全般的にその年間予算や、また今後の例えば耐震対策をした池等を含めたランニングコストの予測、また課題等も含めて現況をお知らせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) お答えします。

 産業課が管理をしています8つの農業用ため池及び山の田池の平成22年度と23年度の、これは予算ではなく決算になりますが決算額で申し上げますと、22年度は934万円、23年度は1,699万円でございます。

 次に、ランニングコストでございますが、先ほどの費用には調査委託費や防災ダム事業の負担金などが入っておりますので、それら一時的な費用を除きますと、22年度は430万円、23年度は426万円でございました。このうち23年度の内訳を申し上げますと、光熱水費が58万円、これは井戸水の揚水用ポンプの電気代でございます。それから修繕料67万円、委託料301万円、これは草刈りと水質検査の分でございます。

 以上となっております。

 次に、課題でございますが、時には臭いとの苦情や雑草が茂っている、またはルアーフィッシングなどが危険だというお話を受けたりしております。こういった苦情は、過去と比べますと市街化が進み池の周辺に住宅地が増大してきたこと、あるいは市民の環境や自然に対する関心が高まったことによる変化だと思っております。このような変化に対応していくことが課題ではないかと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) そうしますと、今市が管理している池をおおむね年間400万円超ぐらいで維持している。このまま同じように例えばやっていくんであれば、毎年400万円ぐらいで維持管理していくということになると思います。

 社会環境はどんどん変化をしているものですから、それにとどまらないとは思いますけれども、今のところそういうふうにしてやってきたという確認ができました。

 課題としましても、やはり市街化ということでいろんな課題が出てきている。だからこのようなことから、今使っているお金、それから課題を精査して、今後どういうふうに活用していくかということが、次の問題、課題となっていくと思います。

 そこで、(2)ため池という資産に対する行政の視点について、(2)だけでお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) ため池に対する視点でございますが、まず第一に、農業用の水の一時貯水場と用水路への排水機能が、これが最も重要な役割でございます。さらに、大雨対策における洪水調整機能も重要となっております。これらの機能をしっかり保全しつつ、ため池という施設が耐震機能も含め安全安心に保持されていることが重要であります。

 視点としては、まずはこれらの目的をしっかり認識し、その上で適切に維持管理することだと思っております。

 こういった視点の上で、このこと以外にも、これまでも維摩池や長池、大森池、新池について、水環境整備事業などにより市民が水辺に触れ合える場を提供してまいりました。また、濁池についても水辺環境の整備に向け設計を開始しております。

 このように、可能な限り市民にため池を身近に感じていただく、あるいは自然と触れ合う場として付加価値を高めることも、これからの視点ではないかと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 資産という話でさせていただきまして、そのような回答でいいかと思いますが、日本の全国のため池の資産というので、何かざっとばくっとしたものなんですけれども資産を勘定すると20兆円から30兆円、すごい10兆円も違うんですけれども、20兆円から30兆円の資産価値だという統計を拝見しました。具体的に一つ一つ価値が違うものですから、その資産の積算については、例えばそのため池から生み出す農耕作物を試算したりとか、あと国民とか市民とか住民に享受できるものを資産価値として計算したりとかいうことの資産勘定であったものですから、随分ばっくりしたものなんですが、30兆ぐらいというような計算もありました。

 そんな中で、尾張旭市も今とりあえず管理しているのは10、面積をお尋ねしましたら一番大きな維摩池が10.9ヘクタールで、合計ずっとしますと36.5ヘクタールだという、行政が持っています資料で36.5、ですから今度、今定例会にもあります平子町の名古屋の保育短大跡地購入で14ヘクタールですか、だから2.5倍ぐらいの面積がまだ尾張旭の資産としてあるという観点もあるのかなということを少しお話ししながら、一つ一つの池の資産価値はやはり違うと思います。

 ですから、維摩池の資産価値は、土地の面積だけじゃなくてどのように市民に享受できるのか、またどのような生産性があるのかというのが出てくると思うんですが、こういったことを一つ一つ資産価値をしっかり考えて今後に生かしていくべきだと私は考えますが、行政当局は今、資産の観点をお聞きしましたが、それに対する再質問であります。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) お答えをいたします。

 先ほども少し申し上げましたが、まずはため池の農業用としての機能と洪水調整機能、これをしっかりと確保する。そして安全安心な維持管理、これらが最も重要でございます。

 こうした機能をこれからもしっかり確保した上で、水環境整備事業など市民の憩いの場をこれまでも提供してまいりましたが、今後についてはこうした付加価値としてそれぞれの池に何がふさわしいのか、ため池の役割をしっかり確保しつつ、こうした市民のニーズをその時代時代でしっかりと把握しながら、市民により近づいていただけるような工夫、研究をしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 全体を含めてというお話で今進んでおりますものですから、そのようなご回答になるのかと思います。

 今のところ行政視点としてはそうだという答弁でありましたので、次の(3)に入っていきたいと思います。

 行政から見る有効活用の観点ということで、今視点はそうだから、これ以上に有効活用は、特に観点ないよという回答になるのかもしれないんですが、やはりここに提起させていただいたのは、一つ一つの池にやはり価値観が違う。精査した中で本当にここが農業用水と水辺環境で必要なのか、それからその面積が確かに必要なのか。

 例えば新池のほうも、新しい行政施設として新池交流館を、一部埋め立てまして新池をつくったような例。それから、過去には尾張旭の公共施設等も多く、池を埋め立てたりして活用した事例等もあります。一つ一つちょっと挙げないんですけれども、全国でもそういった事例はあるわけですけれども、そういった有効活用の観点というのもあるんじゃないかと思いますが、この観点は行政からは外れているのかどうか、観点についてお聞きする投げかけとさせていただきます。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 実は先ほど申し上げましたご答弁が、私どもから考える有効活用ということでございましたので、若干繰り返しにはなりますが、まずもって基本的な機能をしっかり確保する、これが一番大事でございますが、今は例えば濁池ですと保全の会の方とか、民間の方でも大変そういった熱心に濁池の保全を行っていきたいという方もおられます。

 それから、新池の関係ですと、これは新池交流館のふらっとボランティアという方、これは館自体の管理に関して民間の方ということですが、そういった周辺の管理についてもご意見もいただいておりますので、それぞれの地元の方の意見を聞きながら、今後そういった水辺の環境、自然環境を大事にするそういった施策もしっかりと打ち出していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 保全をするということが有効活用、今のところしっかり今ある意義をとらえてそれをしっかりやるのが有効活用だというような答弁だったと思うんですけれども、私が投げかけたのは、それ以上にもっと、今まで以上に何か有効活用できませんかという視点をお持ちかどうかということで、とりあえずお持ちじゃないのかというふうに判断するしかないんですけれども。

 それぞれの池の中で、やはり面積を考えますと、各種ありますよね。平池なんかでも3.7ヘクタールあります。それぞれ使い道がいろいろありまして、もうちゃんとした整備ができた池もあるわけですから、そうしたものを一つ一つもう一回見直しながら、資産価値と有効活用というのを考えていただけたらなというのが今回の質問の視点であります。

 また、農政の担当以外に、先ほどの最初の答弁でありましたように山の田池というのがありまして、こちらのほうは約1ヘクタールあるんですよね。これが保全されているかというと、本当に保全されているのかという疑問がありますし、行政がどういうふうにこれを今後保全していくのかという、今ずっと10の池全体でお聞きしていたんですが、例えば1つにとらえたときにどうなのかという視点がありますが、お答えがいただければお願いいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 少し繰り返しになりますが、先ほど洪水調整機能というようなことも申し上げました。まずもって現在の住環境をしっかりと確保する、その上で仮にため池をつぶすとかそういうことが可能であれば検討の余地もあるかもしれませんが、現在はそういったことは一切考えておりません。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 山下幹雄議員。



◆13番(山下幹雄) 時間もなくなってきました。

 一つ一つの池にお願いでありますが、もう一回よく目を見張っていただきまして、どこがどういう活用が有効かというのをまとめてください。行政の仕事としてやってください。これは要望ですから。

 あと、先ほど言いましたように、本当に例えば山の田池の1ヘクタールなければ雨水が調整できるのかできないのか、科学的論拠も持って話を今度また進めたいと思いますけれども、実際、これをそのまま保全して置いておくだけが活用とはとても言えないと思います。

 そうした中、他の池もそうですが、今まで以上に戦略的に活用するという意識を行政の皆さんに持っていただいて、地域資産の有効活用、今あるのをあるままに守るというのじゃない視点を持っていただきたいということをお願いして、今回の質問を終わらせていただきます。



○議長(岩橋盛文) これをもちまして、山下幹雄議員の質問を終了します。

 ここで午前11時20分まで休憩とします。

                         午前11時09分休憩

                         午前11時20分再開



○議長(岩橋盛文) 休憩を閉じ、会議を再開します。

 次に、篠田一彦議員の発言を許可します。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) まだおはようございますでしょうか、篠田一彦でございます。議長のご指名がございましたので、通告に従いまして5項目について質問をさせていただきます。

 それでは、いつものように私は、生活者、勤労者の立場から質問させていただきますので、簡潔明瞭なご答弁をよろしくお願いいたしたいと思います。

 早速、質問のほうに入ってまいりたいと思います。

 指定管理者の修繕についてお尋ねをいたします。

 現在、指定管理者との契約で、修繕にかかわる費用は一定金額未満、通告書のほう申しわけございません、以下となっていましたけれども未満が多分正解だと思います。一定金額未満は指定管理者の負担となり、それ以上の場合は行政負担となっておるかと思います。

 そこで、以下の項目についてお尋ねをさせていただきます。

 現在の指定管理者との契約についてであります。指定管理者による施設運営を行っている施設、市内でいえば体育館、主要施設ふらっととか、あと保育園、一番遠くでは尾張あさひ苑等があろうかと思います。

 冒頭申し上げましたとおり、修繕にかかわる費用負担の一定額を設定しておりまして、一定額未満であれば指定管理者の負担となり、一定金額以上は行政負担ということでございます。市内施設運営を行う指定管理者と修繕に関する契約の内容の実態について、お尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、現在の指定管理者との契約内容についてお答えをいたします。

 指定管理者が公の施設の管理を行う権限自体は、条例に基づく指定という行政行為によって生ずるものです。いわゆる契約を結ぶ必要はありません。その契約にかわるものとして、指定管理者に支出委託費の額など細目的事項について、地方公共団体と指定管理者との間の協議により定めることとし、別途両者の間で協定を締結することが適当とされています。

 そのため、本市では、業務を適正かつ円滑に行うための基本的事項を基本協定書で各年度の業務実施内容及び業務の対価として支払われる年度の指定管理料を年度協定書で定めています。

 修繕の取り扱いにつきましては、協定書のほか募集要項や仕様書の中で、幾ら未満の施設修繕は指定管理者が実施し、幾ら以上は市が実施するという修繕の金額によってその実施主体を区分しています。具体的な金額は、施設によって異なりますが、5万円から100万円の設定となっております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 協定書、仕様書、要綱等で契約ということだと思います。現状に至っては、指定管理の対象施設によるみたいでありますけれども、5万円から100万円ということで理解をさせていただきました。

 それでは、(2)修繕金額の設定についてでございます。

 それらの一定金額を定めておるわけでございますけれども、この定めた設定の理由、これについてお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、修繕金額の設定についてお答えをいたします。

 施設を維持管理する上では、さまざまなリスクの発生が想定されているところです。指定管理制度導入している施設においては、そのリスクを市と指定管理者で分担する必要があります。一般的にリスク分担における原則は、想定されるリスクをできる限り明確化した上で、リスクを最もよく管理することができる者が当該リスクを分担することだと理解しております。リスクを最もよく管理することができる者とは、施設の管理業務を担う当事者であると考えられることから、修繕につきましても基本的に指定管理者がリスクを負うものと考えております。

 しかしながら、適切に管理できないリスクにつきましては、市側が負担することになると考えておりますので、建物の老朽化の度合いなど個々の施設の状況によって、指定管理者に過度の負担を強いることがないよう、一定金額以上のリスクは市側が負担することとしております。

 なお、修繕金額の設定につきましては、本市及び他市の同種の施設の事例、また直営時代の修繕実績などを勘案して各施設がそれぞれ設定をしております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 現場を最もよく知るものがリスクを負う、若干そこについて私は疑問を持ちますが、とりあえず疑問を持ったということでこの場は終わりにしておきます。

 金額の設定については最後のほうで述べられていただいたように、直営時代の修繕実施等の勘案ということで設定されておることは理解をさせていただきました。

 次に、(3)のほうに移ってまいりたいと思います。

 一定額の中で修繕をやられておるということでございますけれども、その修繕内容と実態についてお尋ねをしたいと思います。

 実際の修繕内容とその実態、例えば件数や金額などについてお尋ねをさせていただきたいと思います。

 また、個別各施設ごとの情報があれば、可能な限りで結構ですのであわせてご答弁をいただければと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) 修繕内容と実態についてお答えをいたします。

 修繕の実績ですが、現在、指定管理者制度を導入している施設は、条例設置上25施設あります。25施設とたくさんありますので、そのうち指定管理者が実施した修繕で、件数、金額の多かった施設を2つ紹介をさせていただきます。

 一番多かったのは尾張あさひ苑で、平成23年度実績は、洗面所の器具やエアコンの修繕など全部で64件、合計金額は約1,070万円でした。1件当たり平均16.7万円ということになります。

 2番目に多かった施設はスカイワードあさひと旭城で、平成23年度実績は、非常用発電機整備や掲揚ポール修繕など全部で27件、合計金額は約166万円でした。1件平均6.1万円となるかと思います。

 申し上げました件数や金額ですが、中には電球取りかえなどのように消耗品費で対応したような軽微な修繕は含んでおりませんので、ご承知おきいただきますようお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 指定管理25施設の中で、大きなものを2つ今答弁いただいたと。大きいものを2つ答えていただいただけで、結果的には指定管理者が負担をされた修繕が幾つかあることは理解をさせていただきました。

 そこで、(4)のほうへ今度移っていきますけれども、一番お聞きしたいのが資産の取り扱いについてでございます。

 指定管理者が修繕した対象の一部、または全部について、恐らくその資産区分というのがあろうかと思います。ポイントは3つあると思っていまして、指定管理者が修繕なりもしくは修理で買いかえなりということで、業者の所有であるならば、1つ目は、減価償却などを行う必要があるのではないかと思っています。それから、もしくは修理修繕するんですけれども、役所、行政側の所有であるならば、資産台帳や備品台帳があってもおかしくないんじゃないかと思っています。

 それから、契約上、いろんな契約書をちょっと見させていただきましたけれども、帰属するのは行政側ということで、指定管理者から譲り受けるような形になるのか、譲り受けた後の台帳の管理、こういったものが一つポイントかなと思っています。これがどういう状況になっておるのか、お尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、資産の取り扱いについてお答えをさせていただきます。

 指定管理者制度は、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、公の施設の管理を行わせることができるという制度であり、施設そのものの所有権を指定管理者に譲り渡すものではなく、所有権は当然市にあるものと解されております。

 備品に関しましては、協定書の標準例で、その購入または調達方法によって3種類に分類をしております。簡単にご説明させていただきますと、備品1種は、もともと当該施設にあったもの。備品2種は、管理業務遂行のために市側が購入などを指示したもの。備品第3種は、指定管理者が創意工夫によってみずから購入したものなどでございます。

 基本協定書に定める備品1種につきましては、市が所有権を有するため備品台帳に必要事項が記載されており、指定管理者の募集時にも公表をしております。備品2種につきましては、指定期間の終了後に市または市が指定する者に引き継ぐ必要があり、市が引き継ぐ場合には備品台帳に記載することとなります。備品3種につきましては、指定管理者が任意で購入するものでありますので、税法などに基づき指定管理者が減価償却または損金処理を行っているものと理解をしております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 今のご答弁ですと、備品区分が1種から3種までございますと。所有権は市にありますということであったかと思います。

 先ほどお尋ねさせていただきましたポイントの3点につきましては、台帳管理や指定管理者側の会計処理もきちっと行われておるということでしたので、次へ移りたいと思いますが、そこで、ちょっと今度は法的な見地についてお尋ねをします。

 こういった契約状況の中で、法的な問題はないのかということをお尋ねしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、法的な見地についてお答えをさせていただきます。

 税法上の関係では、指定管理者が実施した修繕が資本的支出となるか修繕となるかで、その取り扱いが変わってまいります。支出額が60万円未満の場合、形式基準による判定で修繕費として損金経理することができるとされております。

 基本的には、先ほどお答えしたとおり、指定管理者が任意で購入したものについては、減価償却または損金処理を行っているものと理解しており、税法に基づき適正に処理されているものと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 今のお話でございますと、税法上は指定管理者の経理処理で正しく行われておるということでありましたけれども、それが前提でこれは成り立っているものだと解釈をしております。

 ですので、行政側も指定管理者も極力、私の感覚としては実態に合ったような会計の処理の方法がいいんではないかなというふうに考えております。

 そこで、(6)へ今度はまいりますけれども、今後の契約についてでございます。

 一定額未満の修繕を指定管理者の負担とすることは、ここまでの項目でお伺いをしたようにわかりづらく、また指定管理者の経理処理も非常に複雑なものがございます。ちょっと指定管理者制度のQ&Aというのがホームページにありまして、業者側の会計処理が非常に大変で面倒な扱いをしなきゃいけないということが書いてございました。

 先ほどちょっと申し上げましたように、一定額未満の修繕を指定管理料に含むのではなくて、施設そのものは本市の施設でありますし備品も本市のものでございますので、所有者の市がこういったものは負担を行って、修繕なり修理を行うほうがよろしいんではないか。そのほうが明確な会計処理ができるのではないかというふうに思っております。

 法的には問題ないということでありますので、それ以上どうこうと言うつもりはありませんけれども、今後の契約の内容について、お考えをお尋ねしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、今後の契約についてお答えをいたします。

 指定管理者制度は、民間のノウハウを生かしサービスの質を向上させること、経費の縮減を図ることなどを目的に創設された制度であり、施設を管理している指定管理者がみずからの判断でスピーディに修繕を行うことができることも大きなメリットの一つであると考えております。

 また、先ほど答弁しましたとおり、リスク分担の考え方からも、現時点では今の方法が適正適当であると判断しておりますが、ほかによいやり方があれば検討してみたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 先ほど来、何度も繰り返しになりますけれども、契約そのものについては法的に何ら問題ないと。指定管理の本来の目的は、先ほど来の答弁の中で、施設をいかに運営していくかというのがメインでありますので、こういった修繕のことまで会計的なことまでは、余り制度的に完成をしていないような私は感覚を受けております。非常に資産だとか備品だとかという所有についてわかりづらくてはっきりしないところが正直あるんじゃないかというふうに思っております。

 その修繕で、ちょっと事例がございまして若干ご紹介をしたいと思いますけれども、指定管理料の中に修繕費が含まれている。それで修繕費が膨らんだがために、これ、ちょうど今年の6月6日の朝日新聞の地方版なんですけれども、さぬき市の指定管理者が修繕費が膨らんだがためにやっていけない、負担が大き過ぎるということで辞退をされたというような記事もございます。

 これがすべてではありませんけれども、こういったこともありますので、できればこういったことにつきましては、明朗でかつ簡単な仕組みでやられるのが一番ベストではないかと思っております。

 現在契約している指定管理者との契約内容の変更、先ほど考えておりませんがということでしたけれども、今すぐどうこうしろということは毛頭言うつもりもありませんし、絶対こうしてくれというつもりもありませんけれども、新たに契約していくもの、もしくは契約更改があるものにつきましては、ぜひともわかりやすい契約内容としていただくようにお願いをして、この項目を終わりたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 次に移ってください。



◆7番(篠田一彦) それでは、2項目め、図書館の基本構想についてでございます。

 先々月、7月に福祉文教委員会で長野県上田市というところを行政調査に行ってまいりました。図書館の基本構想ということで、非常に図書館に対して明確なビジョンというものをお持ち、コンセプトをお持ちでございましたので、本市についてもできればこういう方向性を持っていただけるといいかなということで質問をさせていただきます。

 ホームページで、本市の図書館業務を少し確認させていただきました。各種事業、収集、貸し出し、返却、予約及びリクエスト、整理、保存、図書に対する相談支援、図書館利用者の登録、図書館の管理というのが業務として明記されておりました。

 これを前提に、4点についてご質問をさせていただきます。

 私が事前に確認を調査し切れませんでしたけれども、図書館が自主的にやられておる事業が、映画会とそれからおはなし会、本のリサイクル市、こういったものが事前には確認できましたけれども、ほかに図書館として自主事業をどんなものを行っておるのか、お尋ねをいたしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育部長。



◎教育部長(長江建二) 自主事業についてお答えをいたします。

 図書館では、年間を通じまして実施しております映画会、おはなし会などのほかに、市民の皆様が本に親しみそして読書等の支援をするため、各種の自主事業を実施しております。今年実施しました中で幾つか申し上げますと、朝見武彦文庫の事業の一環として、がん患者のための帽子づくりと参加者による情報交換、タオル帽子講座とミニがんサロンを、子供の読書週間には、ミニ本づくり体験、ブックカバーかけ体験などのイベントを、そして夏休み期間中には、夏休み子供の一日司書や読書感想文コンクールを実施いたしました。

 なお、今後の予定では、読書週間に大人のためのおはなし会のほか、読み聞かせボランティア養成のためのお話し読み聞かせ講座、また冬休み期間中には、読書感想画コンクールなどを予定しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 今お聞きした限りでは、10ぐらいの事業をやられておるようでございます。そこは理解をさせていただきました。

 ちょっと事前に調べたのはホームページでございますので、せっかく事業を幾つもやられておるようでございますから、若干そういった意味ではPRに欠けておるのかなという気はいたします。広報の裏面に周知があったりというのは把握はしておりますけれども、それとあわせて、ホームページでの積極的な周知PRをされるとよいのではないかというふうに思っております。

 それから、朝見武彦文庫のお話がありました。たしかご寄附を2,500万円いただきまして基金に積み立てをいたしました。5年間でそれを使うということで、たしか今年が5年目であったかと思います。

 来年以降、基金がなくなると思いますけれども、この朝見武彦文庫の扱いについてどうされるのか、どのようにお考えなのかお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 図書館長。



◎図書館長(酒井学) 今年3月末現在の文庫の蔵書数の状況をお答えいたします。

 約7,800点ございます。昨年度の貸し出し総数は約4万3,000点、1点当たりの平均利用機会は5.5点となっておりまして、図書館全体の利用機会3.6点と比較いたしまして、文庫の活用が定着していると考えております。

 本市図書館の特色となっておりまして、市としましても市民のためにとした朝見武彦氏のご遺志を引き継ぎ、今後とも健康推進事業の一環として充実させて、本市の強みとしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 本市の強み、本市独自の特色でもございます。基金はなくなってしまうわけでございますけれども、せっかくのこういった文庫でございますので、予算措置も含めたそれ相応の対応を希望し、要望したいと思います。

 それでは、続きまして、図書館のニーズということで(2)のほうへ移らせていただきます。

 現状の図書館のニーズ、ご意見、図書館に求められているものをどのように理解されておるのか、お尋ねをいたしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 教育部長。



◎教育部長(長江建二) 図書館は、1960年以降の本の貸し出しを重視したものから、近年では時代の流れとともにさまざまな役割が求められるようになってきたと思っております。

 本市の図書館は、31年ほど前に建設されておりまして、当時としては滞在型の図書館としてスタートしております。以後、いろんな事業を展開し、機能を付加しつつニーズにおこたえしてきたと思っております。最近建設されました図書館を見てみますと、それぞれの地域性を見据え、学びの場、子育ての場、交流の場、情報発信の場などの要素を兼ね備えた図書館の例が見受けられるところでございます。

 本市の図書館といたしましても、少子高齢化、高度情報化等の社会環境の変化などを見きわめ、図書館に求められる機能のさらなる検討が必要と思っております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 31年前とは時代が大きく変わったと。今のお話ですと、時代に合ったニーズは理解をされておるようでございますし、今後におかれましても的確なニーズをとらえてこたえられるようにしていただければと思っております。

 それでは、(3)図書館全体のコンセプトについてお尋ねをさせていただきます。

 こういったニーズも含めて、図書館全体としてのコンセプト、考え方、尾張旭の図書館はこうあるべきだ、こういったのが強みだ、そういった考え方、コンセプトを現時点でお持ちかどうかお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育部長。



◎教育部長(長江建二) 図書館全体のコンセプトを持っているかというお尋ねでございますが、先ほども申し上げましたように、本市の図書館は31年前に滞在型の図書館としてスタートしておりますが、現在では書籍もふえ滞在型とも言いがたい状況であり、最近建設された他自治体に見られるような明確なコンセプトというものは持ち合わせておりません。

 本を買うのも情報を集めるのも自宅のインターネットで可能な時代に、図書館の地域社会での存在意義が問われていると思っております。例えば図書館は、単なる建物ではなく市民の皆様に役立つと思っていただける情報提供の場、そういうようなコンセプトを持つことが必要かと思っております。



○議長(岩橋盛文) 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 特に現在はないということでありましたけれども、必要は感じていただいておりますので、そこは理解をさせていただきました。

 そこで、(4)のほうの今後の図書館のあり方についてお尋ねをしたいと思います。

 尾張旭市全体の中で、図書館のあり方やその役割分担、施設の立地、面積の検討、こういった新しい時代の図書館運営を含めて、市独自のコンセプトを持った基本構想が必要かと考えます。

 その策定や考え方について、お持ちであればお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育部長。



◎教育部長(長江建二) 今後の図書館のあり方でございますが、先ほども申し上げましたが、最近建設されました図書館を見ますと、それぞれの地域性を見据えまして学びの場、子育ての場、交流の場、情報発信の場などの要素を兼ね備えた例が見受けられるところでございます。こうした先例の背景を伺ってみますと、図書館の建設に当たって、形が先ではなく、図書館はどうあるべきというところをしっかり議論をし、その上で図書館としての理念や基本構想を策定され、それに基づいた建設運営がなされているようでございます。

 図書館については、昨年の9月議会におきまして他の議員から、今後の展望としてご質問をいただき、どちらかというと建設というハード面から早い時期に構想まで練り上げたいとお答えをしております。施設を建設する場合、規模、場所、財源等の検討はもちろん必要でございますが、施設のあり方を定めた理念や基本構想もまた必要と考えます。

 現時点では、ハード面、ソフト面ともに担当者が資料集めをスタートし先進図書館の視察を始めたところで、こういうふうとかああいうふうと言えるような状況にございません。ご事情をご推察の上、ご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 今答弁にございましたように、昨年の9月、他の議員にもお答えをいただいておるのは承知をいたしております。

 しかしながら、図書館はどうあるべきか、そして図書館としての理念、基本構想、いわゆるソフト面からぜひ市民とともに、市民が望む意見を取り入れた図書館、求める図書館像があって、それからじゃここに建てようだとか、この大きさの図書館にしようとか、そういった図書館にしていただけるようにお願いをしたいというふうに思っております。

 いずれにしましても今後の図書館のあり方に期待をして、次の項目に移りたいと思いますが、いいですか。



○議長(岩橋盛文) はい、移ってください。



◆7番(篠田一彦) それでは、3項目め、職員の提案制度についてお尋ねをいたします。

 多くの民間企業では、いろいろな提案制度、さまざまな提案制度を設けて、経営や組織運営の改善等を行っておられると思っております。市役所もこういったことで、よりよい市役所となり、行政サービスの向上の一端とならないかなというふうに思っております。

 そこで、以下2点についてお尋ねをしたいと思います。

 現在の状況についてお尋ねをいたします。

 事務改善だかと政策案などを吸い上げる仕組み、こういった制度というのがあるのか、まずはお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 職員提案制度は、少し古い話になりますけれども、昭和63年度に発足しております。当初は活発に提案も出されておりましたが、年が経過すると提案件数も減少してきて、制度の欠点であります提案者と評価者が別人格で、実情も知らずに評価して採用を決めるとか、提案が圧倒的に管理部門に集中する、それとか実行が担保されないなどの欠点を改めまして、平成6年から改善報告制度というものに改正して実施し、個人またはグループで改善して効果のあったものを担当課長が評価して事務局に提出し、評価点数に応じて500円から1万円までの範囲で報償を出すなどして改善を推進してまいりました。

 この提案制度、改善報告制度では、ノー残業デーの実施ですとか選挙入場券の改善、庁内の文書保存期間の見直し、ごみの資源回収容器の小型化による作業の改善など効果を上げているものが多くございます。

 しかしながら、改善件数が徐々に減少してきたことや、業務の見直し、改善を基本とした行政評価システムの導入により平成17年1月1日から廃止され、現在は継続して提案を受け付ける職員提案制度はございません。

 しかし、新集中改革プランの策定のときには、若い職員すべてを対象にグッドラックミーティングというような会議を重ねまして、500件ほどの提案や意見をもとに策定しておりますし、何かの折には職員提案を募集することには心がけております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 過去にあったというのか、現在もあるというのか、何か微妙な状況だというふうには理解をさせていただきました。

 それで、何となくあるようでございますので、(2)の提案制度の創設について、創設という言葉がちょっと正しいかどうかわかりませんけれども、全国各地の自治体でもところどころでこういった制度がやっぱり導入をされております。

 例えばアとイとございますけれども、提案の具現化だとか提案による報償などについてなどなどの視点から、一括してこの創設についてお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 提案の具現化につきましては、職員がみずから考え、尾張旭市にとって、また市民にとって改善の効果があると思ったものを提案できる環境づくりが重要だと考えております。

 その第一歩として、市長と職員とのクロスミーティングと称して、係長級以下の職員を対象に市長と意見交換会を開催し、職員から市長が直接意見や提案を受ける試みを始めたところでございます。市長との対話だけではなく、ふだん余り顔を合わせることのない異なる職種の職員同士が意見交換をする中で、新しい発見などもあるようです。

 また、その先の展開としましては、職員みずからが改善に積極的に取り組んでいけるような仕組みを構築してまいりたいと考えております。

 それから、提案による報償などにつきましては、さきにも少しお話ししましたけれども、改善報告制度の実績から、必ずしも報償が積極的な改善提案への動機づけになるとは限らないと考えております。また、本来事務改善は、職務として当然行われなければならないものであって、そこに報償を出すことについての是非もあろうかと思いますので、現在のところ報償などは考えておりません。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 大変よくわかりました。

 先日も市長、クロスミーティングをやられたということで、それに対しては非常に私も評価をしたいと、よいものだと思っておりますので、ぜひ続けていただきたいと思っております。

 いいんですけれども、やっぱりその中でも若干課題もあるのかというふうに私は思っていますので、クロスミーティングですと意見が対市長だけになってしまうのかなというちょっと懸念もございます。そして、従来の提案制度では、多分一部の人で評価をしておったということですよね。こういう従来型の提案制度ではやっぱりいかんのかなというふうに思っていますし、今の行政評価システムは、実際はどうかわかりませんが私の感覚ですと、どうしても内向きな仕事の部分の評価が対象になりやすいのかというふうには思っております。

 したがいまして、私のイメージする提案制度というのは、企業で行われておるようなQCのような形態、提案意見を職員すべてで共有をして皆で考える、そして評価をする、そして皆で改善をしたという意識を持つ、こういったことが大切ではないかというふうに思っております。そうすることで、やらされるから進んでやるという意識に変わっていくのかなというようなことも思っております。

 他の自治体も参考にしていただきながら、よりよい行政サービスができるようにお願いをしたいと思っております。

 インセンティブにつきましても、いろいろ懸念事項や問題、課題があるようでございます。インセンティブの手法もいろいろあると思いますので、今後におかれましてはそういったことも研究をしていただきまして、チーム尾張旭市としてよりよく尾張旭がなりますようにお願いを申し上げて、次の質問に移りますが、休憩ですね。



○議長(岩橋盛文) すみません、篠田議員、質問半ばですけれども、ここで午後1時15分まで休憩としたいと思いますので、よろしくお願いします。

                         午後0時01分休憩

                         午後1時15分再開



○議長(岩橋盛文) 休憩を閉じ、会議を再開します。

 午前中に引き続き篠田一彦議員の発言を許可します。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) それでは午前中に引き続きまして、質問をさせていただきます。

 4項目めからですが、若干補足をさせていただきたいので、2項目めの朝見武彦文庫の件で補足だけをさせてください。

 相続人より3,500万円の寄附をいただいておりまして、2,500万円が文庫のほうに充てられたということで、寄附の総額は3,500万円となっていますので、そこだけ補足をさせていただきたいと思います。

 それでは、4項目めに入ります。

 4項目め、避難所についてでございます。先日、防災訓練もありまして、避難所の体験とか、いろいろやられまして、今さら何を避難所の質問をするんだと思われるかもしれません。また、議員が何か質問すると、行政のだめ出しするんじゃないかというイメージがありますが、決してそういうつもりはありませんのでよろしくお願いしたいと思います。

 シーズン的にも、風水害時のことについて、この避難所のことをお聞きしたいと思います。避難所開設は非常に重要でございまして、開設の回数を重ねるごとに成熟したものにしていただきたいなと思いましたので、あえて質問をさせていただきます。

 (1)避難所開設のためのマニュアルについてであります。避難所開設のためのマニュアルが整備されているのか、その内容がどういった内容で、どういったタイミングで更新をされているのか、お尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) お答えをいたします。

 現在、本市の避難所は各小中学校の体育館となっており、大規模な地震発生時、または台風、風水害の接近時などには、まずは避難所の担当職員、こちらは避難所班になりますが、駆けつけ、開設することになります。その際、開設に当たってのマニュアルは避難所班の職員が平常時に担当する避難所に行き、施設を確認し、その避難所ごとに作成しております。その内容は開設に当たっての流れで、学校の入り口、体育館の入り口、かぎの番号、照明のスイッチの位置、また、トイレ、防災倉庫の場所などが写真とコメントを入れ作成されております。このマニュアルを使い、避難所班が避難所を開設いたします。なおその際、担当した職員は次の開設時に向け、気づいたことをマニュアルに記載し、時点時点での修正を加えることで、生きたマニュアルになっております。

 今後も、スムーズに避難所を開設できるよう避難所班を中心にマニュアルの改善に努めていきたいと考えております。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) それでは(2)の避難所開設のためのグッズについてお尋ねをいたします。

 準備された基本セット、避難所開設グッズといいましょうか、こういったものの中身についてお尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 避難所開設に当たっては避難所班の職員に持たせるものは、まず書類関係では避難所手引、これは先ほどの開設時のマニュアルのほかにも、運営マニュアル、避難者名簿、無線の使用方法、防災倉庫の位置図などがつづりとしてまとめられております。次に、機材関係では、避難所のプレート、かぎ、連絡用として携帯型の防災行政無線、懐中電灯、軍手などでございます。

 また、今年の6月の台風4号による避難所開設の際、避難所班からのフィードバックで情報収集としてラジオが必要との声がありました。ラジオについては、各避難所の防災倉庫に配備してありますが、避難所班の職員が一刻も早く準備できるよう資機材の中にラジオも追加したいと考えております。

 今後も避難所班からのフィードバックなどにより、避難所の開設がスムーズにできるよう開設資機材も見直していきたいと考えております。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) それでは、続きまして(3)の避難所開設のための情報共有についてお尋ねをいたします。

 現場で得られた情報、現場でしかわからないこと、これが多分多く、それぞれの避難所であろうかと思います。その情報、現場からのフィードバックを共有する仕組みについて、今現在どうされておるのか、お尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 避難所の担当職員は、市の非常配備体制による救援部避難所班が配備要員となっております。人事異動などにより、毎年変わります。また、台風のときなどには、1年を通じて毎回同じ職員が同じ避難所に行くとは限りません。このため、先ほどの生きたマニュアルは大変重要であり、さらには、その後の情報共有も必要であります。

 現在でもその都度、マニュアルの加除などを行っておりますが、今後も配備された職員からフィードバックを行い、避難所班の職員同士、さらには安全安心課と情報共有を行い、さらなる改善を進めていきたいと考えております。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) ありがとうございました。何でこんな質問をしたかと申しますと、実は私は台風4号でしたか、6月の避難所開設のときに、避難所へ私、立ち寄らせていただきました。その際に、スイッチの場所がわからないとか、ラジオもなかったわけですけれども、避難所へ行くことでかえって情報難民になってしまったという課題がございました。そういった現場の情報をまた現場で確認しましたところ、どうやって情報をフィードバックしているのという話を確認しましたら、メールもしくは文書で伝えているだけですという話でしたので、改善の申し入れをさせていただいたということでございます。その結果が今の答弁である程度整備をされて、次は大丈夫だろうというような状況じゃないかなと思っております。

 私が申し入れをさせていただきまして、早速対応をしていただきましたので、本当にありがとうございました。避難所そのものが実際に機能して何ぼのものだと思っておりますので、引き続き万全の体制でこれからの台風シーズンに備えていただきますようお願いを申し上げて、次に質問に移ります。

 それでは、5項目め、楽器が使える環境整備についてお尋ねをいたします。

 新池交流館ふらっとにある学習展示室は防音設備が整った非常に人気のある施設でございます。この件につきましては、昨年の9月議会、私、同様の質問をさせていただいております。それから状況は変わってないということもありますし、新しく市長もかわられたということでございますので、あえて改めて質問をさせていただいております。

 そういった防音設備を備えた施設はほかにはございません。そういう意味では市民ニーズにこたえられてない、こたえることができていないんじゃないかなというふうに思っています。こういった音楽、そういう文化を含めて、楽器が存分に使えるような環境の整備について、当局のお考えについてお尋ねをしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) それでは、5項目めの楽器が使える環境整備についてお答えさせていただきます。

 防音設備を備えた市の施設としましては、現在、新池交流館の展示学習室と文化会館のあさひのホール、文化会館ホールがございます。大きな音の出る楽器の練習や音楽演奏などの催しはこれらの施設を利用していただいているところでございます。

 防音設備の整った施設とするには、使用する楽器や音量、または、施設の立地条件により求められる防音性能というものが違ってまいります。また、既存の施設に防音性能を持たせるためには、建物の構造などにも大きく影響され、多額の改修費用を必要といたします。財政状況が厳しい中、楽器が使える環境をすぐに整えることは難しい面もありますが、市民ニーズを的確に把握した上で今後想定されております公共施設の再編と合わせまして、施設の環境整備を図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 篠田一彦議員。



◆7番(篠田一彦) 今ご答弁いただいたとおり、なかなかすぐにはできないしお金もかかるというのはわかりますけれども、実際に利用率も高いという状況も当局としてはご理解いただいていると思います。それだけニーズがあるわけでありますので、すべての要求を抱え込もうと思うとやっぱり無理だとは思いますが、少しでも段階を経て、こういった施設が設備されるとありがたいなというふうに思っております。

 大きな音が出る楽器でも本当にいろんな楽器がございますので、敷居の低いところから徐々に手をつけていただければなというふうに要望をさせていただきまして、私の質問を終わりにしたいと思います。



○議長(岩橋盛文) これをもちまして、篠田一彦議員の質問を終了します。

 次に、武田なおき議員の発言を許可します。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) フロンティア旭の武田なおきでございます。ただいま議長のご指名をいただきましたので、通告に従いまして3項目質問をさせていただきます。

 この質問に先立ちまして、今回のこの質問の趣旨というか、3つに実は一つ一つを見るとどういう関係があるのかなというふうに思ってみえる方が大部分だと思いますが、非常に実は3つは関連をしております。そのことを本日、たまたま、新聞に出ておりましたことをちょっと引用させていただきながら、まず、趣旨説明というか、をさせていただきたいと思います。

 いじめ問題が大変新聞紙上を含めていろんなところで話題になっておりますし、もちろん、関心事項でもあります。今回の9月議会の一般質問でも私を含めていろんな方が取り上げてみえます。逆に言うとそれだけ関心の高いことだということなんですが、ようやく文部省が今までに何度も文部大臣通達という形で、私も現職の教員だったときに、それこそいただいたものを子供たちに配ったり、その趣旨を徹底するというようなことをやってきたんですが、本来であれば、文科省は一番先頭に立って対策をとらなければいけないにもかかわらず、現場任せ、各県任せという状況だったと思うんです。そして、事が起これば文部大臣通達を出すと。しかし、もらう子供たちにしてみると、突然知らないおじさんから何かありがたいお手紙が届いて、それを何か先生がうやうやしく読む、校長先生が読む、それをプリントしたものをうちに持って帰る、そういう中で果たしてそういうものがどのくらい効果があったんだろうか、逆に言えば、ここのところ何年も続いて、これは今、現民主党の追及をするというだけじゃなくて、以前の政権から考えてみても、毎年総理大臣がかわっている、ましてや、いろんな約束事が次から次へとほごにされ、そういうことが次から次へと新聞紙上、またマスコミ関係によって上げられ、また、評論家、国民も含めて、政治というんですか、政府というんですか、そういうものに対する信頼関係がない、そういうものから出てくる通達書が果たしていじめに本当に効果があるのかということは、私が思っているだけじゃなくて、多くの方が思ってみえたと思うんです。

 ところが、ようやく、昨日、9月5日付の文部省の通達というか、新施策の中に初めて新しいものができた。それは何かというと、従来の学校、現場任せを変更したと言われているんです。それはなぜかと、4点上げている、いじめ問題解決で、外部人材を活用しましょう。2点目、道徳教育や体験活動を通じたいじめの未然防止を図りましょう。3点目、スクールカウンセラーの充実、元警官など生徒指導推進協力員の増員などによる早期発見、早期対応をしましょう。そして、教員の研修ということで、今まではややもすると教員の研修というものが表に立ち、カリキュラムだとか、スクールカウンセラーというのはもちろんありましたが、少なくとも、この4項目を取り上げ、きちっと文科省のほうに報告をしなさい、その上で、きちっと文科省が中心になってやっていこうということを出されたということは極めて大きなことだと思います。

 でも、逆に言うと、今4つあるものを簡単にまとめてできるかどうかわりませんが、少なくとも私の解釈としましては、このいじめ問題というのを教育現場だけでは解決を図れない、だから、教育行政全般を見直して取り組んでいきましょうということを文科省は言っているんではないかと、尾張旭にこれは限ったことではありませんが、ややもすると市政の中の位置づけとして、教育は教育委員会でとか、教育内容や指導方法については学校現場でというようなことが往々にして語られてきたし、また、そういう答弁もあったと思います。そういう図式から脱却をして、オール尾張旭、篠田議員の言葉をかりるならば、チーム尾張旭で解決をしていこう、いじめ問題について取り組んでいこうじゃないかということを初めて言っているんじゃないかというふうに思います。

 そういう意味でいうと、そこまで踏み込んだ文科省の対策というんですかね、は、私は期待しなくちゃいけませんし、もちろん、どういう状況であろうが、お互いにリスペクトする、私は何度かこの言葉を使わせていただいていますが、教育に限らず、行政含めて、全般的にやっぱり人を思う気持ち、リスペクトする気持ち、そういうものをきちっと子供たちにどう植えつけていくか、どう教えていくか、そういうことがやっぱり課題になっているんだと。そういう意味で申しまして、今回、3項目質問させていただきますが、どれも、そういう地域に住む子供たちに尾張旭のことをきちっと理解してもらう、尾張旭の文化、伝承、そういうものを受け継ぐために日本水大賞に応募したらどうか、そして、また、身近な活動として、見失われがちなんですけども、尾張旭にとってなくてはならない財産、命を守る消防団、もちろん、消防署という意味もありますが、その中の消防団というのは確実に位置づけられているものであり、それを取り上げる、そして、教員の研修と、まさしく文科省が言っているオール尾張旭というんですか、チーム尾張旭としてやっていくと、そういうものを内容を網羅したものになっているということを思いながら、順次質問に入らせていただきます。

 それでは1項目め、児童・生徒が身近にある池に親しみを持って接し、利用できる環境づくりについてということで、日本水大賞の応募についての支援についてお伺いします。

 まず、この秋に濁池で池こねというのが行われるということになりました。この池こねは50年ぶりに行われる、もちろん、これ濁池で行われたものではありませんが、市役所の横にある平池なんですけれども、で50年ぶりに行われるようになったと。何度も申し上げますが、池こねは平池では行われていまして、濁池では行われていませんけれども、行事としての池こねというのを考えれば50年ぶりに行われるということが決まったんですが、じゃ、なぜ、今回この濁り池で池こねが行われることになったのか、その経緯についてお伺いします。お願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) まず、経緯でございますが、こうしたため池の水を完全に抜くことは管理上多くの問題があり、議員のお話のとおり、行われなくなってきております。今回は、防災ダム事業を実施するため、池の水を完全に抜きますので、こういった機会に地元の人やため池の水を利用して農業を行っている人に対し、改めて池の恩恵や池の状態を知っていただくため、企画したものであります。

 また、この事業は、濁池の防災ダム事業の補助採択に当たり、尾張旭市は工事だけではなく、あわせてこういった附帯事業も実施していきますと、国や県に提案してきたものでございます。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) 簡潔にご答弁いただきましてありがとうございました。要するに、いろいろある中で、なぜ濁池の防災工事が早くできるようになったかというと、いわゆるそういう文化的ものを含めて、池こねということもやると、あわせてやるということで、県や国のほうから、ではそういうことであるならば早くやりなさいということで認可がおりたというふうに解釈をします。という意味でいうと、ただ単に池こねが目的じゃないということははっきりしておりますが、少なくとも、この池こねが50年ぶりに行われるということは、非常に尾張旭にとっては重いことだと思うんです。

 そこで、尾張旭の郷土シリーズというのを私も編集をしました。「尾張旭の地名」というのも編集委員として参加させてもらいましたけれども、そういう中にやっぱりきちっと残っています。尾張旭の地名の中でも平池で池こねが行われたという挿絵とともにあり、また、当然、郷土シリーズの池シリーズの中では「尾張旭のため池」というのがありますが、その中でもきちっと取り上げられている。この池こねは、過去には尾張旭の秋の風物詩になっていた。もちろん、市民の中だけじゃなしに、市役所の職員の方でも、50年前、もうかすかにイメージが残ってみえる方も見えるかもしれませんが、どちらにしても、秋の風物詩になっていたほど平池の池こねというのはポピュラーだったんですね。ただし、先ほども言いますように、いろんな事情から行われなくなってきた。でも、逆に言えば、池こねというのが、別に尾張旭だけというものじゃありませんが、愛知県は知多半島にかけて非常に大きな川がなかったですから、江戸時代にため池がたくさんつくられ、それこそ知多半島だと1万くらいため池があるんだそうです。

 そういう意味でいうと、尾張旭も過去にもう少したくさんあったわけですけれども、少なくとも10以上のため池があると、先ほどの山下議員の中でもありましたけれども、それぞれの事情があり、それぞれのニーズがあったため池、そういうものの中で、池こねというものを大切な文化の伝承につながるものであるということを考えた場合、実はこれも大事なことだとは思うんですけれども、毛利衛さん、宇宙飛行士、宇宙へ行かれた、あの毛利衛さんが委員長を務められている日本水大賞委員会というものがあります。そこが主催される日本水大賞というのがありまして、そこにはいろんなものが含まれておりますが、応募の対象の中に文化の伝承という観点で応募ができるというのもあるんです。しかも、これがたかだかA4ベースで3枚程度まとめていけば応募できますよと、それを地域の方に還元する、そういうことも含めてできるということで新聞にも載っておりましたし、もちろん、インターネットでもそういうような情報が発信されておるわけですけれども、そういうものがある。そして、これはただ単にたまたま今回は池こねのことで文化の伝承という観点で応募をしたらどうだということを私は提案をしておるわけですけれども、よくよく考えてみれば、今後、やっぱり尾張旭は1級河川であります矢田川も抱えておりますし、それから、広くため池というのがある、たくさんある。そういうものと子供たちがどうかかわりを持っていくか、それこそ、先ほどのいじめ問題の対策の一つにもなると思うんですけども、地域をよく知る、そこで子供たちが例えば水質検査をするとか、それこそ水辺の生物を調べるとか、いろんな形で子供たちがかかわりを持っていくということを考えれば、今後、日本水大賞といういろんな部門にエントリーできる、そういう先駆けにもなるという意味で、何とかこの応募の支援をしていただけないものかということで質問をさせていただきます。よろしくご答弁をお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 日本水大賞、この応募支援というご提案でございます。議員のご質問にもございましたとおり、この池こねは尾張旭市の農業歳時記にも記述がございます。昭和の中ごろまで続いていた郷土文化であると考えております。しかしながら、この池こねは日本全国で行われておりまして、残念ながら尾張旭市だけの特有なものとはなっておりません。こういったことから、インパクトは少し小さく、なかなか難しいかもしれませんが、一度この日本水大賞をよく研究し、関係者のご意見を聞いてみたいと考えております。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) ありがとうございました。意見を聞いていただくということも大事だと思いますし、何度も言いますが、今後のことも含めて、水大賞というものがあるということを広く一般に尾張旭市民、もしくは地域の方に知らしめていただきまして、今後、継続的にいろんな形で応募していけるように環境整備というか、していっていただきまして、尾張旭市として取り組んでいけるようなことをお願いするということで、この項目について終わりたいと思います。

 それでは2点目、大項目1の2点目、長池の魚釣り場としての整備についてお聞きします。

 私、実は、自分のちょっと幼いときというか、小中学校、高校ぐらいまでの自分の経験で言わせていただきますと、私はもともと中学校は隣の学区の守山東中学校でした。守山東中学校のときにルールがありまして、1年生や2年生は緑地公園で魚を釣ってもええと、3年生になると、ちょっと旭のほうへ行って釣りに行ってもええぞというようなことで、3年生のときに本当に、この尾張旭の幾つかの池へ釣りに来た覚えがあります。そして、やっぱりたくさん釣れたんです、魚が。そういうイメージがありまして、自分が尾張旭に住むようになって、高校になっても、それこそ尾張旭に濁池だとか、それから、ちょっと隣の鴨ヶ池というんですか、今東山小学校になっていますが、少年院のあるところですね、の横にある池だとかというところで魚を釣った覚えがあるんです。そういう自分の経験があって、当然、自分の子供たちというんですか、教え子というんですか、子供たちと魚釣りをしようとか、自分にも息子がいましたので、息子がそういう時期になって遊びに行って、魚釣りしたいと言ったときに、基本的に言うと、尾張旭で魚が釣れないんです。どこで釣ったかというと、名古屋のいろんな池へ行って釣ったとか、もっと言うと、お金を出して船に乗って海へ行くと、それこそ入れ食い状態でアジやとかサバがいっぱい釣れるわけですよ。そういう意味で海は魚が釣れるけれども、尾張旭の池では魚は釣れんわと息子が言っていたことがすごく自分の心の中に残っているんです。もちろん、友達も含めて。

 そういう意味において、実は昨年の12月議会で、今の議長さんが質問をされてみえるんです。どんなことを質問されたかというと、長池の魚の釣り堀として釣り場の利用促進に努めていきたいと一般質問されたときに、答弁として、釣り場の利用促進に努めていきたいというご答弁がありましたので、それ以後、要するに釣り場としてどのように進めてみえたのか、釣り場となるようなことを進めてみえたのかということをお聞きします。よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁願います。

 都市整備部長。



◎都市整備部長(桜井政則) それでは、長池の魚釣り場整備についてお答えいたします。

 長池は魚釣り場として池の南側全長約100メートルが整備され、構造は階段状で直接池の深みに入らないようになっており、万一に備え、池の周囲には救命用浮き輪などを配置するなど、安全対策に努めております。

 また、平日の昼間は池の周囲で剪定などを委託している人に作業の合間、見回っていただくなど、安心して利用していただけるよう管理を行っております。

 釣り場の利用促進に向けましては、釣り人が多い名古屋市消防学校の北側の風越池で釣りをされている方などに、現在の風越池での管理方法をお聞きし、それを参考に長池で魚釣りを楽しんでおられる有志の方々に利用におけるルールや子供たちへの魚釣りの楽しさ、マナーを教えていただくなど、ボランティアとして魚釣り場の管理を行っていただけないかとお願いをいたしましたが、残念ながら賛同していただけませんでした。しかし、これからも機会を見つけて話し合いをできればと考えております。

 私から以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) ありがとうございました。要するに今の状況で、ほかのところがやっているような状況ではなかなかボランティアがお願いできなかったと。考えてみれば、風越池というのは釣り人が限定されていて、余り子供たちが行って釣るようなところじゃなくて、いわゆる釣りマニアというんですかね、ずっとヘラブナ釣りをしているような人がやって、自分たちで要するに自主管理をするような釣り池になっていると。当然、私が今申し上げたようなことをやろうとすれば、自分たちの魚を釣るというより、やっぱりそこに来る子供たちを含めたルールづくりをしたりということになると、大変手間がかかり、厄介であり、また、逆に言うと責任の問題等も生じてきたりするために、なかなかボランティアとして引き受けにくいだろうというのはよくわかるんですが、どちらにしても、先ほども言いましたが、尾張旭の子供たちが、ここで育った子供たちが、尾張旭の池で魚が釣れたという体験というんですか、これは非常に僕はせっかく池があるわけですから、先ほどの山下議員の質問の中にありましたけれども、池をどうとらえるかというのが、もちろん主目的は先ほど述べられましたが、私も聞いていましたのでわかります。そういうのがあるんですけれども、付随的に池で魚が釣れるというのは、やっぱり魅力だと思うんです。そういう意味でいう尾張旭の子供たちが本当に小学校や中学校の段階で、地元の池で魚が釣れる。例えば、長池で魚が釣れた、この魚が釣れたという経験が、変な言い方になるかもしれませんけれども、先ほど来から話題になっているふるさと納税、そういうことにも将来的にはつながる可能性あるんですよね。自分が育った尾張旭、そういえば魚釣りもしたなと、こんな文化もあったなと、そういうまちづくり、また逆に言えば、今現在、居を構えてみえる方はそういうことに力を注いでいる、本当に子育てしやすい、安心して子供たちが行けるような池があって、そこで魚も釣れるじゃないかというようなことであれば、当然まちづくりを含めた、市長さんはまちづくりを含めたふるさと納税だというようなことを言われましたけれども、そういうことも視野に入れて考えてみれば、思い出をつくっていく一つの大きなきっかけになると思うんです。その点におきまして、何らか、魚釣り場として、要するに子供たちが安心して魚が釣れるような何か方策はないか、再質問をさせていただきます。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 池の水質浄化という点でご答弁をさせていただきます。まず、長池を含め、ため池の水質管理として水質検査を行い、状態の把握に努めております。また、水質浄化の手段としては、噴水により水面をたたき、多くの酸素を取り入れたり、あるいは、井戸水を流入させるなどを実施しております。当然、雨水や愛知用水の流入などもこの水質浄化につながっていると認識しております。

 現在、基本的には大きく水質が悪化してきたという認識はございませんが、将来的には水質悪化により、対応しなければならない可能性があることも想定をしております。原因にもよりますが、根本的な対策としては、しゅんせつという手法も選択肢としてございます。それには多くの費用がかかります。

 今後においても、池の状態や状況により、その都度、愛知用水土地改良区の方や地元農業関係者の方とも相談しながら、効果的で適切な管理に努めたいと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) 早速、水質浄化のことを含めてご答弁いただきましたが、先ほど、私がちょっとお聞きしたかったのは、今後、魚がふえるような状況はないのかということについて質問したつもりなんですが、それについてはご答弁いただけないでしょうか。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎都市整備部長(桜井政則) 今後、魚をふやす方法とか、そういったことができないかというようなご質問ですが、現在のところ、魚の放流については考えてはおりません。先ほどありました濁池で池こねをやられるということなんで、そこの池こねをやられた際に、魚を少し長池のほうへ移動されるということなんで、その辺で魚がふえないかなとは期待しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) ありがとうございました。なるほど、そういう方法もあるのかと思いながら、ただ、どのくらい効果あるのかと、よくわかりませんし、どちらにしろ、池で魚が釣れるということについてはなかなか難しいと思います。ルールづくりを含めて。ましてや、いわゆる今、外来種というんですか、それをルアーで釣るというのもあります。そうなると、ルアーと一般の釣りと混在するような釣り場になると、そこに当然危険も出てきますし、釣り場のルールの改定とか、いろいろ難しい問題あると思いますので、今回、私がお話をさせていただいたのは、子供たちに体験の場を与えると、何度も言っていますように、文科省のほうがそういうものをやっていこうと、それは単に子供たちが学校の中で体験するというだけじゃなしに、この社会全体、もとより、この市全体で子供たちにどういう体験の場を与えていくかという、そういう意味でいう一つとしてとらえていただきたいという意味で問題提起もさせていただきましたので、今後、いろんなところでまた横断的に問題をとらえていただきたいと思います。

 じゃ、すみません、水質管理のほうへ戻ります。大変難しいということがよくわかりました。しゅんせつをするとどのくらいお金がかかるのかということも含めて、自分も実はこの7月に総務委員会で戸田市へ視察に行ってきたときに、戸田市は実は有名な東京オリンピックのときにボートレース、エイトとか、そういう会場になったところで、人工の全く池みたいなのがあって、その横に競艇場があるんだそうですけれども、そこが非常に水質悪化をしたということで、困られて、悪臭がするし、本当にヘドロがたまっていて。いろいろ調べてみたら、何かイケチョウガイというのが入れてあるんだそうです。ほんで、イケチョウガイというのはどのくらいするんかなと思って聞いたら、1個大方2,000円くらいするというくらいの、たくさんそうなくて、養殖してみえるところがあって、そこから買ってきて入れたと。そしたら、やっぱり効果はあったというんですが、その費用たるを聞いてもうびっくりするくらいの金額で、10や20入れたってだめですから、やっぱり何千個という単位で入れなくちゃいけなくなるということになると、1個2,000円のものを何千個と入れれば、もうお金でいえば何千万円というお金になっていってしまいますので、なかなかどちらにしろ難しいということはよくわかるんですが、何か、水質浄化というんですか、ということに含めて、どんな計画をお持ちかというか、今後考えてみえるかということについて質問します。よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 産業課長。



◎産業課長(竹内剛) 長池ということでございます。基本的には、農業用の用に供する施設ということで、安定的に確実に農地のほうに水を供給する、これは第一使命でございます。そして、その中で、市民の皆様に喜んでいただける、そんな整備を釣りも含めまして行政のほうで行っているということでございます。

 抜本的には、先ほど武田議員のほうからお話がございましたしゅんせつというお話があったわけですが、しゅんせつにつきましても、水質の浄化をするためだけのしゅんせつ、あるいは、貯水量が規定の貯水量、農地のほうに供給するために必要な貯水量というものがありますが、その貯水量が減少した、ヘドロによって減少したという場合と大きく異なってきます。

 また、しゅんせつのほうにつきましては、ヘドロを処理するということが近年、特に産業廃棄物ということで、大変高額な金額となっております。したがいまして、なかなか抜本的に解決を、水をあしたからきれいにする、あさってからきれいにする、こういうことはなかなか難しいというふうには認識しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) ご答弁ありがとうございました。どちらにしろ、産業廃棄物になれば、大変処理費用がかかると、ヘドロというの。だから、逆に言うと、そのヘドロをなくすというか、浄化するという方法をまた今後ともいろいろ研究していただきまして、水の浄化含め、長池が本当に市民にとって、長池に限らず、池が市民にとって憩いの場になったり、文化伝承をする場になったりという意味で広い意味で市民のものになっていくということをお願いしまして、1項目めを終わります。

 続いて2項目めにいきます。

 消防団活動についてということで、1項目め、消防団の活動全般にわたって市民への周知についてということで質問させていただきます。

 消防団は皆さんご存じだと思うんですけれども、大変激務であるだけでなく、極端なことを言えば、年中無休、休みがない、電話1本でいつでも出ていかなくちゃいけないという意味で、本当に大変な活動だということは認識しておりますが、しかし、それだけ大変なものだということでありながら、実は多くの市民の人は消防団活動そのものをやっぱり理解していないというか、人がやっぱりたくさんいます。

 そういうことがやっぱり市の中で知らされてないというのは、市がいろいろやってみえる方策のことについてどれでも言えることなんですけども、やっぱり、周知徹底はどうするんだという質問がいろんなところで出ていますが、この活動内容を見てみれば、8万市民の命と財産を守るべく活動しているこの消防団活動について、きちっと広く市民に広報する必要があると思うんです。そういう観点から、特に消防団の活動と、また、それに伴う年俸だとか、出動手当だとか、いろいろあるとは思うんですけれども、そういう費用についてお伺いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 消防長。



◎消防長(角谷昭彦) それでは消防団の活動全般にわたっての市民への周知についてお答えをいたします。

 消防団員は生業を持ちながら、火災などの事案発生時には消防団詰所のサイレン吹鳴、メールで招集されまして、現場活動を行っております。その活動について、建物の火災炎上を例に申し上げますと、まず、消防署の指揮隊、タンク車、水槽車などが先着して消火活動や救助活動を行います。市内6カ所の詰所から出動した消防団のポンプ車は現場近くの防火水槽、消火栓に配置し、指揮隊と合流した消防団本部の指示を受け、水槽車への給水、危険箇所の警戒区域の設定、交通整理などを行います。鎮火後、建物内の燃え残りの搬出などの処理を行って解散ということになります。

 昨年度、火災の鎮圧などに24件、延べ690名が出動いたしました。また、出動に備えた教育訓練などでは延べ1,286名が参加しております。

 こうした活動につきましては、出初め式、観閲式、総合防災訓練、消防広場などの行事を通じて広報に努めており、出初め式の参観者も年々ふえておりますが、多くの方にはいまだ伝わっていないのが現状と認識しております。今後さらに努力してまいりたいと考えております。

 次に、消防団の費用についてでございますが、消防団員には、非常勤の公務員として報酬が支払われております。階級により異なりますが、団長で年額27万5,800円、役職のない団員で年額5万5,100円となっております。出動手当は、火災の鎮圧などでは1回2,500円、教育訓練などでは1回1,500円となっております。これらの報酬手当は個人の口座に振込をしております。

 各分団では毎月、第1日曜日の午前と19日の夜間に消防団詰所ポンプ車の点検整備、それから、管内巡視を行っております。また、年末には4日間、年末夜警を実施しております。これらの活動に対しまして、1分団当たり年額34万円を交付しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) 丁寧に具体例を挙げていただきましてありがとうございました。延べ1,286名の方が訓練に参加し、24件、690名の方が出動してみえるという実際の数字を改めてお聞きして、いろんなところで広報されているとは思いますが、そういう貴重なご努力をやっぱり事あることに皆さんに紹介をしていくということも、私も努めていきたいと思います。消防団の皆さんの活動については、皆さん、それぞれいろんな形で広報に努めてみえると思いますが、私もそういうことをきちっと市民の皆さんにお知らせしながら、市民生活を本当に守っているのは、消防署だけじゃなくて、消防団の活動が大きいんだよと、そういうものがなくして、逆に言うと、安全は守れないという、そういう認識に立って今後も私のほうも、いろんなところでお話をしていきたいと思います。丁寧なご答弁ありがとうございました。

 では、続きまして2点目、小学校の社会科副読本「きょうどあさひ」における消防団の記述について質問させていただきます。

 小学校社会科副読本きょうどあさひの消防団の記述は、市内の消防団には6つの消防分団があり、129名の消防団員がいます。消防団の人はふだんは店や会社などで仕事をしていますが、火事が起こると現場に駆けつけて消防の手助けをします。消防分団には1台ずつの消防車がありますというふうな記述があります。もちろん、若干の補足説明があったり、地図なんていうのがついていて、この記述だけではもちろんないんですが、どちらにしても、この記述だけを読んでいると、消防団の人は火事のときだけ活動をしているように思われてしまう。現実に、ある方から聞いた話なんですけれども、これを小学校で読んだら、お父さん、火事のときだけじゃないよって、よく行ってるよ、お父さん、何しに行ってるのということを聞かれたという。ところが、逆に言うと、自分として、父親は消防団で一生懸命やっとるはずなのに、ここに書いてあるのは火事のときしか行かんて書いてあるって。それは子供にしてみると、単純に子供の発想からしてみると、お父さん、あと何しに行っとるんだろうという、自分の子供にしたら、きちんとした情報が伝えられないという、これはやっぱりまずいんじゃないかと。

 実は、自分はこのきょうどあさひというのに前々回のやつから見て3回続けて編集に携わった人間として非常に申しわけないなと、自分が何か、自分に対しておまえ何やっとったんだと思わず言いたくなってしまうような状況で、本当にそういう意味でいうと申しわけないという気持ちでこの質問をさせていただいているんですが、ぜひ、次回、この改訂時には、教科書の改訂に合わせて社会科の教科書と同じ扱いですので、社会科の教科書が改訂されるときには改訂されると思うんですが、消防団長さんに取材するなど、そういう方法をとっていただいて、的確な記載をしていただきたいということで、これはお願いなんですけれども、そういうことができるかどうかお伺いします。よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育長。



◎教育長(玉置基) 副読本きょうどあさひへの消防団の記述を充実することについてお答えをします。この副読本は地域の実情、状況を補うために、教科書の改訂に合わせて作成しており、昭和40年から発行しております。最新の15版は社会の変化を加味する、インターネットを利用して学習できるように検索サイトを掲載するなど、より使いやすい副読本とすることを心がけて編集をいたしました。

 さて、消防団の記述につきましては、火事の際の働きに加えまして、風水害や地震での活動、訓練についての記述をしております。また、消防団の方のお話につきましては、教科書に記載があります。一方、副読本では載せておりませんが、教育課程には消防団の働きや地域の取り組みについて調べる際に、消防団員の話を聞かせる方法もあると記載しております。

 議員も経験から熟知されておりますように、よりよい学習は教室の中だけでなく、実際に地域へ出かけて調べるということが大切であるというふうに考えております。地域に出かけてお話を聞いたり、学校に来ていただいて話していただいたりすることも大切な授業だというふうに考えております。したがいまして、地域のことのすべてを副読本で知ることができるようにすることは、活用する上でも編集する上でも無理があることはご理解いただいていると思います。

 しかし、より地域へ目を向けることはとても大切なことであると考えておりますので、次回の改訂時には編集委員会へ消防団の活動や団員の方の考えなどを含めて、地域の観察調査へさらに目が行くように編集をしていただくよう助言していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) よくわかりました。確かにいろんな記述だけじゃなしに、体験型というか、地域へ出かけていくというのが大事だと思うんですが、残念ながら、子供たちがいるときになかなか消防団のところへ行って話を聞くというのは、物理的にやっぱり難しいと思うんです。要するに、どちらかというと、消防団、昼間は出動しているか、あとは仕事をしているかということで、なかなか消防団の方にお話を直接聞くということは難しいと思いますので、何らかの形を考えていくなり、自分としてもそういう啓発活動というんですかね、子供たちに対する啓発活動も含めて、今後自分も考えていきたいと思っていますが、ひとつ記述のほう、依頼のほうよろしくお願いします。

 つけ加えて言うならば、やっぱり消防団というものは、子供たちにとって、消防署へ入れなくても、消防署というのは近年かなり採用というんですか、枠が狭まっているというか、人気が高い職業の一つなんだそうですし、中学校なんかでは、体験というんですか、やっていますよね。キャリア教育で、毎年たくさんの子供たちが体験に行っているというのを僕も見たことあります。実は私の息子も行っていましたし、そういう意味では非常に人気の高いものであるということで考えるならば、子供たちのニーズを引き出すために、子供消防団だとか、そういったことも含めてやっていけると、もっともっとそういう活動、いわゆるボランティア活動を含めて大事になってくると思うんです。

 今回、ちょっと話が飛びますが、防災訓練のときに、旭中学校のボランティアの方がたくさん参加してくれていましたけれども、やっぱりそういう意味で、防災だとか、意識を高めていくという意味でいうならば、子供消防団なんていう方法もあながちはなからもうそんなもんやらんでもいい、必要ないということじゃなくて、やっぱり取り組んでいく一つの項目にもなっていくかと思いますので、また、その点については改めて問題提起をしていきたいと思います。

 じゃ、それでは続いて、3項目めに移らせていただきます。

 発達障害児童・生徒の指導方法に関する教員研修についてということで、まず、1つ目、教員研修の実態と今後の計画についてということでお聞きしたいんですが、実は冒頭でも申し上げましたが、いじめ問題というのを取り上げるときに、いじめをいじめの側面からだけ追及していくということでは、いじめ問題は実は解決できないんだというふうに思っています。それはなぜかというと、いじめが何で起こっているのかということのやっぱりきちっとした解明をしていくと、意外と、出てくるキーワードに発達障害というのはやっぱりあるんです。発達障害の子とやっぱりうまく意見がかみ合わなかったりする。そうすると、例えば本人はいじめるつもりなく、それおかしいでしょう、違うでしょうと指摘をする。でも、その子にしてみると、全然、自分の発想じゃないところから攻撃された。あいつはおれの顔見るたび嫌なこと言う、変なこと言う、いじめられとる、言っているほうはいじめているつもりなんて何にもないんです。

 よく考えてみると、一般的に、それはよくある話だと思うんです。どこにでもある話、別に学校に限らず。そういうときに、十分発達障害のことを知らずに指導が行われてしまったり、十分特性をつかまずに指導をするというふうなこと、そのために友達関係が崩れてしまったりというようなことで、不幸な事件が多発していると。いじめにいかないまでも、非常に誤解があったりというようなことで、多発していると言われているんです。だから、逆に言うと、発達障害の子たちにきちっとニーズに合った指導ができるということは、ごくごく普通、一般の児童・生徒に対して有効な指導方法になるということは、これはもういわゆるユニバーサルデザインということで、これはもう実証済みというか、当たり前のことになっているわけです。

 だから、その点を踏まえて、管理職向けにどんな研修計画があるのか、また、一般教員に向けての研修計画、もちろん、重なる部分があってもいいとは思うんですが、少なくとも、管理職として、今後、こういう問題、いじめにつながるような問題、たくさんあるわけですから、管理職としてどういう研修をしてみえるのか、また、一般教員に対してどういう研修を実施していこうと考えてみえるのかお伺いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育長。



◎教育長(玉置基) 教員研修の実態と今後の計画についてお答えをします。

 本市では10年ほど前から発達障害に注目し、文献やインターネットの情報による校内研修から始め、その後、大学や教育センターの先生、医師、臨床心理士、先進的に研究している学校の研究主任、発達障害児の保護者の方など、さまざまな人を講師として招聘し、教員だけなく、保護者の方を対象にした研修も実施してきております。

 これらの研修は全体だけではなく、各校の代表や個人を対象とした事例研修、個人相談なども行ってきております。さらに、金城学院大学の大学院生が記録した詳細なデータをもとに、指導の反省をし、次の指導に生かしている学校、スーパーバイザーから指導を受けている学校もあります。

 さて、管理職を対象とした研修につきましては、市独自の研修を過去には実施しておりましたが、現在は一般の教職員とともに受講してもらっております。しかし、県の管理職リーダーシップ向上研修において、適切な指導、必要な支援、特別支援教育を推進するための校内体制などについて研修をしております。

 次に、教職員研修は毎年講座を設け、2年に1度の受講を義務としたり、選択しての受講や学校の代表として受講したりしてもらっております。初任者研修では毎年指導内容としております。

 また、昨年度からは近年注目されておりますユニバーサルデザインの授業づくり、学級づくりに注目した講座を設定し、今年度で小学校の教職員は全員受講しております。今後もこうした研修を継続するとともに、管理職を対象とした学校組織マネジメント等に組み込んでいこうと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) 丁寧なご答弁ありがとうございました。特に後段の管理職に向けての学校マネジメント、そういうことについては、やっぱりとても重要だと思います。ややもするともちろん、否定するわけではありませんけれども、学校長が担任と一緒になって研修を受ける、なるほど、そういう必要が大事かということだけで管理職が務まるのかという、そういうご指摘も現実に私は受けたことがあります。それで極端な例を言うと、社長と一般社員が同じ研修を受けて、会社が成り立っていくのかという、そういう観点からいったら、やっぱり経営するという、そういう感覚で物事を見る、そういう研修、教員の、特に管理職に向けては要るんじゃないかと、もっと言うと、いわゆるもっと前段階、校長や教頭になる前にそういう研修をきちんと受けさせておくべきじゃないかという指摘をたまたまある会で受けたことがあるんですけれども、そういうことを含めて、今後はぜひ、教育委員会のほうで率先して、リーダー養成を含めてやっていっていただきたいと思います。

 そして、じゃ、2点目、教育研究室に若手の教員を配置して、教員研修のあり方や講師選定について発想の転換を図ることの必要性について質問をさせていただきます。

 この質問は決して今のある体制、教育研究室が悪いという意味で私は申し上げているのではありません。もちろん、当然ベテラン教員というんですか、校長先生たちが退職された後、高所大所に立って、こういう研修が大事だろう、また、アンケート等実施されて、いろんな各種研修をやってみえて、そのことに対して私はおかしいとか、疑義があるということを申し上げておるわけではありません。まずそれを前提にして、じゃ、なぜ、こういうことを私はお話をさせていただいているのかというと、私はいろんなところへ行って、この近隣の市町の教育委員会に限らず、他府県のところへも行って、いろんなところで、研修制度、どうやって研修しているんだということをいろいろ6月、7月、たまたま私は8月11日にユニバーサルデザインの事後研修、教員向けの研修をやるに当たっていろんなところへ出かけていって話を聞いてきて、つぶさに見ていると、やはり先進的に取り組んでいるところ、この辺近辺でいうと、お隣、三重県でいうと、いなべ市、日沖市長さんのもと、かなり教育予算を割いて教員研修を充実してみえます。それから、隣の桑名市もそうなんですけれども、やはり、そういうところは若手の30代、要するに10年くらい経験された先生方が、教育研究室だとか市教委に入って、そこでそういう直接ニーズをつかんでいる先生たちが講師を選定したり、そういう会議の中に入ったり、そういう形でやってみえるわけです。

 そういう意味でいうと、今現在、尾張旭の教育委員会の人員の配置から見ると、人員配置としては結構ニーズは要るとは思うんですけれども、なかなか、これから若い先生がふえていくにもかかわらず、若い先生方の果たしてニーズが十分吸収できるだろうかというような人員配置になっているような気がします。何度も言いますが、最初に言いましたように、文科省はこのいじめの問題をどう解決するかということについて、やっぱりきちっとした対策をとれと、繰り返し言いますが、オール尾張旭、チーム尾張旭でいけということを言っているというのは、その辺も含めて、これ本当に市長さんにお願いをしたいんですけれども、別に市長さんに答弁してくださいという意味じゃありませんが、やっぱり、教育のことを考えて、安心して子育てができる、尾張旭の学校教育をきちっとやっているんだということを示すためにも、その辺のところを踏まえて、新しい転換だと思うんですけれども、一度どういうお考えなのかをお聞かせください。よろしくお願いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育長。



◎教育長(玉置基) お答えします。

 教育研究室の運営は教員出身者が部次長、課長補佐、教育研究員3名、そして、行政の課長補佐1名の合計6名で行っております。課長補佐は現在40代後半ですけれども、今後はもう少し若い者を配置したいという考えは持っております。

 若手が何歳くらいかということは別にしまして、若い教員には学校において直接児童・生徒と接し続けて教科指導、学級経営についての経験を積みながら、力量の向上をし続けてもらうことが何よりも大切なことと考えております。

 また、研修内容や講師の選定につきましては、喫緊の課題として市教育委員会が判断することに加えまして、毎回の研修実施後にアンケート用紙による調査をし、次年度の参考としております。さらに現職研修委員会、いじめ不登校対策委員会、教科等指導員などの学校代表として委員となる教員は年々若返ってきておりますので、年齢各層の考えは把握できるものと判断しております。

 したがいまして、今のところ、若い現職の教員を教育研究室に配置することは考えておりません。しかし、教育研究室が担うことのさらなる充実につきましては、組織そのものの見直しからあらゆる点から検討をしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 武田なおき議員。



◆2番(武田なおき) よくわかりました。もちろん、十分そういうことは承知ですが、何度も言っていますように、現実に一体どれくらいの人間でそれだけの、逆に言うと、尾張旭小中学校合わせて12校ありますが、12校の子供たちのいろんな問題に対して対応していけるのかということを考えれば、やっぱり人員というんですか、限られた人員でやるのは限度があると思うんです。教育委員会が一手に担って、そういうプライドというんですか、自信を持ってやっていく、それも大事だと思うんです。周りから言われない、そのための教育委員会ですし、行政と独立して、一つの役割を担うための教育委員会だということは十分承知しておりますが、子育てという観点でいうならば、本当に尾張旭を挙げて対応していく、そのためには、やはり役割分担というのをもう少し明確にし、やっていく。先ほど教育長が言われましたが、これは質問ということじゃなくて、要望ということでとらえていただければいいですけれども、やっぱり現職の教員が、担任が、担任業務をやりながらそういう会議に行って、書いてくる意見というんですか、アンケートに答えたりするということで、一体どこまで本当に迫れるかという。やっぱり極端なことを言うと、早く帰ってテスト問題つくらなあかんなとか、採点せなあかんなとか、下手すればうちへ帰って家庭訪問しなあかんかもしれん、そういう問題抱えながらやるのと、きちっと自分でこういう職責を持って研究し、皆さんの意見を聞いてやるという、専門の人間がいる、これは明らかに違うと思うんです。もっと言うと、学校教育課長、ふだんから言ってみえますが、まず、教員というのは教科教育、子供たちにわかりやすい授業をやるということで、きちっとそういう意味でいう、昔に比べてうんと求められているレベルというのは高いと思うんです。

 本当に教員の仕事というのは大変だと思うんです。そういう意味でいうと、そういうこととの兼務で、本当にやらせておいていいのか、その辺についてはぜひ、市長さん、よく考えていただきまして、教育長さんといろいろ皆さん、いろんな考え方を持ってみえると思いますので、そういう方とご協議いただきまして、今後の尾張旭に大津のような不幸な事件が起きない、そういう体制をつくっていくという意味で、ぜひオール尾張旭、チーム尾張旭で当たっていただきますよう要望いたしまして、私の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(岩橋盛文) これをもちまして、武田なおき議員の質問を終了します。

 ここで2時35分まで休憩とします。

                         午後2時20分休憩

                         午後2時35分再開



○議長(岩橋盛文) 休憩を閉じ、会議を再開します。

 次に、秋田 進議員の発言を許可します。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) 政新あさひの秋田 進でございます。議長のご指名をいただきましたので、通告に従い2項目にわたって質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 さて、長く暑かった夏休みも終わり、今週月曜日からは毎日元気に登校する子供たちを見かけるようになりました。こうした中、私の地元である三郷地区には、交通量が多いにもかかわらず道幅の狭いところが数多くあるため、こういった箇所での登下校の姿を見るたびに、その改善の必要性を痛感するところであります。特に最近、全国各地で登下校中の児童が巻き込まれる痛ましい事故が多発している中にあっては、こうした悲劇が二度と繰り返されないよう、早目の対策をとっておくことが重要であると思います。

 そこで、まず1項目めとして歩行者の安全対策について、本市の状況や考え方など、4点にわたってお伺いをしたいと思います。

 まず1点目、取り締まりの強化についてお伺いをします。

 交通事故を防止するためには、絶えずドライバーの意識啓発を促すことがまず重要であると思います。私自身、自動車を運転する者として常に安全運転に心がけていますが、正直ひやりとする場面もあり、その都度意識を新たにすることもあるところでございます。

 しかし、ドライバーの意識に頼るだけでは限界があるのも事実であり、場合によっては取り締まりの強化などについても、考慮する必要があるかと思います。

 特に、児童や生徒が登校する時間帯は出勤時間と重なるため、狭い道路であっても、猛スピードで通過する自動車を見かけることがあります。このため、まずは、こういった危険箇所での取り締まりの強化について警察などへ要望することも検討すべきではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) お答えをいたします。

 現在、愛知県の交通事故による死亡者数は、残念ながら昨年と同様、全国ワースト1位となっております。これを受けまして、愛知県警では、9月から取り締まりを強化すると聞いております。

 ご指摘のありました狭い道路でのスピード違反の取り締まりについては、通勤、通学時間帯など、交通量の多い時間帯に取り締まるということについては、一方では交通渋滞を引き起こす可能性などがありますので、守山警察署に要望をさせていただいても、なかなか実現することは難しいと聞いております。

 なお、市の取り組みとしては、年4回の交通安全市民運動期間中に、ドライバーに対しスピードを落とせや、安全運転などの啓発キャンペーンを行っております。通学路には、スピードを落とせや、飛び出し注意といった看板を電柱などに設置し、ドライバーに注意を促しております。また、信号機のない横断歩道など、交通量の多い箇所については、スクールガードや交通安全尾張旭サポートの方々にお願いをし、通学時間帯に立っていただくことで、小中学生の安全の確保を行っておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。今年4月には京都府亀岡市、千葉県館山市、愛知県岡崎市で登校中の児童、保護者が巻き込まれる痛ましい事故が発生しており、愛知県警では事故発生日に県下全46警察署に通学路での交通安全施設の点検など、緊急対策を実施するよう指示を出しております。通学時間帯の指導や取り締まりの強化、交通ルールの徹底を促しています。

 ご答弁いただきましたように、スクールガードの方や交通安全尾張旭サポートの方、保護者の方も通学時間帯に横断歩道に立っていただき、小学生の安全確保のため、ボランティアで行っていただいていることは承知をしております。三郷小学校でもスクールガードの募集をしていますが、なかなか後継者の方が見つからないのが現状だそうでございます。こういった現状を踏まえ対策をとっていただきたく、要望をいたします。

 交通事故を防止するためには、歩行者自身も事故に遭わないよう行動することが重要となります。そこで、次の質問に移りたいと思います。議長、よろしいでしょうか。



○議長(岩橋盛文) 移ってください。



◆4番(秋田進) 続いて2点目、小中学生への注意喚起の状況についてお伺いをします。

 三郷地区では、狭隘道路を横に広がって通学する中学生の姿を見かけることがあります。その都度、注意を促しているところでありますが、特に雨天時においては、傘を差して通学している関係上、さらに危険性が増しているように感じているところであります。

 そこで、小中学校における指導の状況についてお伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 教育長。



◎教育長(玉置基) それでは小中学生の注意喚起についてお答えします。通学路の安全点検を年度当初に実施しておりますが、京都府や愛知県などで相次いで起きました集団登校中の痛ましい交通事故を受け、再度実施しました。さらにその点検結果をもとに、教育委員会が主体となり、警察、保護者などの関係機関にご協力をいただき、通学路合同点検を7月6日に実施し、現在、その改善等に取り組んでおります。

 一方、各学校では、登下校時や日常生活における交通安全指導を朝礼や終業式、始業式、朝の会、帰りの会、学級活動などの時間を活用して定期的に行っております。ご指摘をいただいております三郷地区の小中学校でも定期的に交通安全についての注意喚起を行っております。具体的には、小学校では飛び出しに注意する、自転車に乗るときはヘルメットをかぶる、集団登校時には道路の端を2列で、高学年が車道側を歩くなどの指導を行っております。

 中学校では学期の節目での交通安全指導のほか、テスト期間中など定期的に教職員が通学路上に立ち、交通安全や交通マナーなどの登下校指導を行い、注意喚起を行っております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。集団登校は事故に遭うと被害者が多数になる懸念もありますが、ばらばらに登校すれば連れ去り被害のおそれもあり、集団登校自体、やめられないのが実情であると思います。ご答弁いただきましたように、今以上に定期的に交通安全についての注意喚起を行っていただき、当市においても、少しでも交通事故の悲劇が起きないように要望をいたします。

 それでは、ただいまの答弁を踏まえ、次の質問に移らせていただきたいと思います。議長、よろしいでしょうか。



○議長(岩橋盛文) 移ってください。



◆4番(秋田進) ありがとうございます。

 三郷地区の南側にある旧県道上半田川名古屋線は、ご承知のように道幅が狭いにもかかわらず、瀬戸方面からの通過交通などによって、自動車の交通量が多く、1点目や2点目でお聞きしたように、通学時には大変危険な状態にあります。こうした中、かねてより要望しておりました注意喚起の文字の路面表示を早速実施していただき、地域住民を代表して心から感謝を申し上げるところでありますが、歩行者の安全のためには、さらにその次の対策として側溝の有蓋化による歩行スペースの拡大についても進めていってはどうかと考えます。

 そこで、3点目、旧県道上半田川名古屋線の有蓋化について、これについてのお考えをお聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 都市整備部長。



◎都市整備部長(桜井政則) それでは、3点目の旧県道上半田川名古屋線の側溝の有蓋化についてお答えいたします。

 三郷地区の南側におきましては、ご質問の旧県道上半田川名古屋線、市道名でいいますと、三郷狩宿1号線でございますが、このほかにも、瀬戸街道の中三郷交差点から東部市民センターへ向かう市道三郷23号線やその東側の三郷24号線についても、同様に側溝の有蓋化に関する要望を以前からお聞きしており、実際には、これ以外にも歩行者の安全確保が必要な路線があるものと認識をしております。

 このため、当該地区につきましては、交通量や歩行者動線の現状等を踏まえ、ご質問の旧県道上半田川名古屋線を含め、面的に整備していくことが望ましいものと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。確かに三郷地区の南側には今回質問した旧県道上半田川名古屋線だけではなく、整備が必要と考えられる道路があると思いますし、事実、過去にも先輩議員から同様の要望がなされているところであります。

 こうした中、ただいま面的整備に関するご答弁をいただきましたが、次の質問ではこれに関連し、現在、三郷地区の北側で進められておられるあんしん歩行エリアについてお伺いをしたいと思います。議長、よろしいでしょうか。



○議長(岩橋盛文) はい、どうぞ。



◆4番(秋田進) ただいま申し上げましたとおり、三郷地区の北側ではあんしん歩行エリア整備事業が実施されております。このことは昨年の9月議会においてもお尋ねしたところでありますが、歩行者の安全確保に大きく寄与するものと期待し、その完成を今か今かと待ちわびているところであります。

 しかし、一方で、三郷地区の南側においても狭隘道路が多く、現在事業を実施している北側と同様、歩行者の安全確保は喫緊の課題となっていることはご承知のとおりであります。

 このため、前回の質問でも要望しましたとおり、同地区においても、現在進めておられるあんしん歩行エリア整備事業を実施すべきではないか、さらには、同様の課題を抱えている狩宿地区の旧県道上半田川名古屋線などにおいても拡大して実施すべきではないかと考えているところでありますが、そこで4点目、あんしん歩行エリア整備事業の拡大について、その可能性についてお伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 都市整備部長。



◎都市整備部長(桜井政則) それでは4点目のあんしん歩行エリア整備事業の拡大についてお答えをいたします。

 ご質問のとおり、現在、三郷地区の北側では、地域の皆様のご協力によりまして、あんしん歩行エリア整備事業を進めているところでございます。こうした中、三郷地区の南側でも同様の事業を実施してはどうかとのことでございましたが、確かに同地区の整備に当たってはこれも一つの手法であると考えております。このため、現在の事業が終了する予定の平成27年度までには、三郷地区の南側の事業化を検討するとともに、市内全域での優先度などを勘案し、狩宿地区の旧県道上半田川名古屋線などの実施についても研究してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。現在、実施中の事業が終了するまでには、あんしん歩行エリア整備事業の拡大についてご検討をいただけるとともに、狩宿地区などについても、その対象の一つとして研究していただけるとのことでありますので、ぜひ前向きに対処していただきたく、強く要望をさせていただきたいと思います。

 今回は、歩行者の安全対策についてとして種々お尋ねしたところでありますが、改めて申し上げるまでもなく、これらを推し進めることは安全安心なまちづくりの実現に大きく寄与するものであります。事実、さきに結果がまとまりました総合計画策定のための市民意向調査の報告書にも歩道の整備に関するご意見が多数寄せられていたところであります。

 いずれにしましても、私たちの年齢層はとかくドライバーの立場で考えがちではありますが、いま一度自動車を運転しない高齢者の皆様や子供たちの目線で市内を見渡してみる必要があると思います。こうしたことを踏まえ、歩行者と自動車が共生できるまちを目指し、ソフトとハードの両面から各種施策を総動員し対応していただくことをお願い申し上げまして、1項目めの質問を終わります。

 それでは続いて、大項目2項目めに移りたいと思います。議長、よろしいでしょうか。



○議長(岩橋盛文) 移ってください。



◆4番(秋田進) ありがとうございます。

 大項目2項目めでございます。本市の生活保護の対応についてということで、1点目、生活保護のケースワーカーの役割についてでございます。

 昨今、話題になっております生活保護制度についてでありますが、この制度の運用が適切に行われているのか、心配になっている者の一人として質問をさせていただきます。

 生活保護制度につきましては、皆さんご承知のとおり、日本国憲法に生存権の保障と社会保障制度の確立を図ることが記されているわけですが、年々高齢化が進むとともに、近年のリーマンショック以降の経済不況の中では、この制度に頼りがちになっている状況が大きいのかなと思うところであります。このことによりまして、生活保護制度の相談業務、自立支援を担うケースワーカーの役割が非常に大きいと思います。

 本市のケースワーカーは現在2名とお聞きしていますが、このケースワーカーは事務処理のほか、生活状況の聞き取り調査などのため、定期的に各家庭を回らなければならない状況があるとお聞きをしております。ケースワーカーの業務は単純な事務作業ではございませんので、就労支援までケースワーカーの手がなかなか回らないのではないかと危惧をいたしております。

 そこで、ケースワーカー本来の役割を現状の体制で十分に果たせているのかどうか、見解をお聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) 生活保護のケースワーカーの配置についてというご質問でございます。

 生活保護制度におけるケースワーカーの職務は受給者の経済的自立、日常生活の自立、社会生活の自立に向けまして、各世帯の実情に応じた援助方針を立てて生活支援を行うということでございます。現在、福祉課に配置しておりますケースワーカーは2名でございますが、その2人を統括いたします査察指導員として係長がその職務に当たっております。

 この7月末の受給世帯数は114世帯でありますので、単純に1人で割りますと57世帯を担当していることになります。法に基づきます標準数は1人80世帯となっておりますので、それを下回っている実情ではございます。

 なお、平成20年度にケースワーカーの補助といたしまして、臨時職員でございますが、生活保護面接相談員を1名配置しております。また、今年度からでございますが、さらにこれも、臨時職員ではございますが、就労支援員を1名配置して、特に就労支援体制の充実を図ってまいりました。

 今後とも、受給者に対しまして、きめ細かな生活自立支援を図れるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。全国では、生活保護の受給者数は昨年度4月現在で205万495人を超え、1950年に現行の生活保護制度が始まって以来、過去最多を更新しました。高齢者の増加や働ける世代の受給者が伸びていることが主な背景であると考えております。

 民法第877条には、直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養する義務があると書かれてあります。生活保護受給世帯の内訳として、生活保護を受けている方は全国で約148万世帯、65歳以上の高齢者世帯が63万527世帯と全体の42.6%を占め、そのほか、失業者世帯21.6%、障害者世帯11.3%、母子家庭7.6%といった内訳になっています。当市においては、ご答弁いただきましたとおりにケースワーカー1人平均57世帯を担当し、社会福祉法に基づく標準数80世帯を超えていない状況で、なおかつ臨時職員も配置され、実践体制の充実を図っておられるということで安心をいたしました。

 それでは、2点目に移りたいと思います。議長、よろしいでしょうか。



○議長(岩橋盛文) はい、どうぞ。



◆4番(秋田進) ありがとうございます。

 2点目でございます。生活保護を受給する稼働年齢層に対する支援についてでございます。

 近年では稼働年齢層の比率もふえつつあるようですが、この方々に対する支援は十分に行き届いているのでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) 生活保護を受給する稼働年齢層に対する支援ということでございますが、この稼働能力を有する受給者ということで、いわゆる15歳以上65歳未満の方でございますが、現在該当者が62名ございます。これらの方の多くはいわゆる病気などで就労が難しい方でございますが、病気の回復ぐあいによりまして、先ほど申しました就労支援員とケースワーカーが連携いたしまして、ハローワークなどを活用しまして、就労支援を行っております。平成23年度におきまして、5人が就労へとつながりまして、その結果、自立支援人員が全体で8人という実績となっております。

 今後におきましても、少しでも受給者が就労につながり、自立できますよう就労支援員を活用して積極的な就労に努めてまいります。よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。全国では、受給者の増加は、働ける年代なのに失業などで受給する人を含むそのほかの世帯で25万1,176世帯と全体の17%、先ほども言いましたように、2008年のリーマンショック前の2倍で、背景には雇用が不安定な非正規労働者の増加があると思います。

 先ほどのご答弁で、ハローワークなどを活用した就労指導を行い、ハローワークと連携し、就労支援員とケースワーカーが努力していただいた結果、平成23年度では5名が就労され、私も評価しているところでございます。

 それでは、3点目に移りたいと思います。

 議長、よろしいでしょうか。



○議長(岩橋盛文) はい、どうぞ。



◆4番(秋田進) 市民から不正受給者ではないかと通報があった場合の対応についてでございます。市民からこの生活保護制度に対して、不正防止に関する対応策を問われることが少なくないわけですが、市民から不正受給者ではないかと通報があった場合の対応は現在どのように進められているのでしょうか。また、この制度を否定するものではありませんが、必要な方には必要な手だてを講じて適切に対応していただき、不幸な出来事が起きないよう努めていくとともに、不正受給に対しては毅然とした態度で取り組むよう望むものであります。

 他市においては、生活保護不正受給調査員を置いているところもあるようですが、当市としてはこの件に関してどのようにお考えになっているか、お聞かせください。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) 不正受給など、市民からの通報があった場合の対応でございますが、受給者のプライバシーの保護に配慮した上で、通報の内容を具体的に把握して、受給者に対し、事実の確認を行います。そうした調査、確認の中で、もし、何らかの不正等がございましたら、議員おっしゃいましたように、毅然としてその指導、あるいは内容によりましては扶助費の返還など、必要な措置を講じていくこととなります。

 ご質問で生活保護不正受給者調査員を置いている自治体もあるがということでございましたが、本市におきましては、各ケースワーカーの担当世帯数が先ほどの数字でございますので、現行制度の中でその役割は担えると思っております。よって、本市の場合は生活保護不正受給者調査員をケースワーカーが兼ねていると思っておりますのでよろしくお願いします。

 今後におきましても、引き続き受給世帯の定期訪問など、生活実態調査や収入把握などを実施いたしまして、生活保護事務の適正な執行に努めてまいりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 秋田 進議員。



◆4番(秋田進) ご答弁ありがとうございました。生活保護不正受給者調査員、すなわち当市ではケースワーカーが受給者のプライバシー保護に配慮していただき、適正に調査しているということで安心をいたしました。今後とも十分な配慮をお願いし、対応していただきますようよろしくお願いをいたします。

 生活保護は暮らしに困窮した人の最後の命綱でございます。収入や財産がなく、頼れる身内もいない、失業や病気で働きたくても働けない、親の介護のために仕事をやめて困窮した人もおります。生活保護受給者の人は自助努力だけで解決できず、生活に困った人たちです。どんな悩みも受け付ける24時間無料の電話相談、よりそいホットラインが今年3月に全国に広げたところ、相談内容が孤立感やストレスなど、心の悩みが23%、人間関係が17%、病気が9%、仕事、経済状態の悩みが各7%、相談者の7割が30代から50代の働き盛りだそうでございます。若い働き盛りの方から高齢者まで、まだまだ隠れた生活保護対象者の方がいないとも限りませんので、本市においても、不幸な出来事がないように、今以上のご努力をお願い申し上げまして、本日の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(岩橋盛文) これをもちまして、秋田 進議員の質問を終了します。

 次に、伊藤憲男議員の発言を許可します。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) 皆さんこんにちは。議長のご指名をいただきましたので、通告に従って質問をさせていただきます。既に他の議員の質問にも同様の質問がありましたが、重複する部分は割愛をしていただいて結構ですので、ご答弁のほどよろしくお願いをいたします。

 1年半の間隔を置いての質問と、新市長におかれましては、私にとっては初の質問となりますので、よろしくお願いをいたします。

 まず、大項目1の連合自治会の組織体制について、その小項目1、連合自治会のあり方について聞きたいと思います。

 現在の連合自治会の状況は役員の犠牲的なボランティア精神の事業への取り組みによって成り立っている自治会が多く、役員の交代時期になるとその選出に苦労している状況があり、自治会の組織の充実とは相反する事態が見受けられる。防災体制を強化する上にも問題があると思う。このような点から組織体制を改良する必要があると思いますが、市の考えについてお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) お答えします。

 本市では小学校区単位に地域活動を担う組織として連合自治会があり、これらの組織の協力をいただきながら、行政施策の推進を図っているところでございます。

 その一方で、都市化の進展、核家族化、地域住民のライフスタイルの多様化やコミュニティ意識の希薄化に伴い、自治会加入率の低下や、ご質問のような地域組織や各種団体の役員の担い手不足など、さまざまな問題も抱えております。

 平成18年度に本市自治連合協議会で作成していただきました尾張旭市自治会活動ガイドブックの中で、役員の選任については選挙、推薦、抽せん、輪番制など、地域の特性に適した方法によることが大切であること、また、役員の任期についても、会長や3役経験者の方が次年度以降も役員や顧問、相談役として残り、新役員をサポートする方法や、会の運営をスムーズに行うため、任期が来たときは役員の半分を交代させるなどの工夫も必要であると紹介しております。

 また、新役員の発掘についても、各地区ではふれあい地域活動などが多彩に開催されており、そのような機会を利用する努力も必要であると紹介しております。

 地方分権が進む中、連合自治会など、地域組織がまちづくりに果たす役割は今後さらに大きくなると考えております。地域の皆様には地域活動の大切さを認識していただき、関心を一層深めていただけるよう、地域の身近な情報を広報、ホームページ、自治会ニュースなどで積極的に配信をし、地域活動への参加を促してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) それでは再質問をさせていただきます。

 ご答弁ありがとうございました。

 そこでお尋ねします。現連合自治会加入率がわかれば教えていただきたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 市民活動課長。



◎市民活動課長(前田幸三) 自治会の加入率でございますけれども、平成24年6月1日現在で65.50%でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。自治会加入率の低下や地域組織、各種団体の役員の担い手不足など課題であり、平成18年度、自治連合協議会が作成の尾張旭市自治会活動ガイドブックの中で、役員の選任について、会長や3役経験者が任期満了後も役員や顧問、相談役として残って新役員をサポートする方法等、また、役員の半分を交代させる等の工夫も必要と紹介されているということの答弁をいただきました。

 しかし、現在でも、本当に連合自治会の役員、特に会長のなり手が出てこない。また、その下の組織の各自治会会長の任期が1年で交代することのメリットとして、マンネリ化しないということがありますが、デメリットとして活動がうまく引き継がれていかない、このことのほうが影響が大きいのです。

 また、自治会の役員になると、個人的時間がとられる、勤め人のような人は日中、平日に活動できない。しかし、その地域に住居を構えた順番で役が回ってくる。やむを得ず受けるが欠席も多くなり、その役割も適当になっているということが現実です。

 現在、本当に切実な問題なんですね。少子高齢化の時代に入って、すぐ目の前に大変な時代が来ているわけです。この現実を理解していただいて、行政から手を投げかけ、市民の皆さんと検討する場を設けていただく。地域のコミュニケーションの充実を図っていただきたい。このことを要望させていただきます。

 次の項目にいきます。小項目の2ですが、連合自治会の将来像についてお伺いします。

 尾張旭においても少子高齢化の波は大きくて、財政状況においても歳入の上積みはなかなか望めません。福祉関係の経費の占める割合は増加する中、市の建設的な費用に割り当てられる部分は減少するものと思われる。そのような中で、よりよい尾張旭を、住みよいまちをつくっていくためには市民とのコミュニティを充実する必要があると思いますが、この辺についての市の考えについてお尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 地域における防犯、防災、環境など、市民のニーズは多様化しておりますが、地方分権や行財政改革を背景に、限られた財源の中で、もはや行政だけでは市民ニーズに対応し切れない状況となっております。中でも、自治会などの地域活動は地域の皆様の多くが参加し、継続的に行われることが大切であると考えておりますが、都市化の進展などを背景とした自治会加入率の低下や役員の担い手不足など、その活動や運営をめぐってはさまざまな問題を抱えております。

 本市では、市民や団体、企業などと情報の共有や対話を図りながら、まちづくりを進めているところであります。そこには単に一緒にやる、協力してやるというだけではなく、性格が異なったそれぞれの団体の出会いによって生まれてくる相乗効果、創造性も期待しながら、市民活動団体、事業者及び行政がお互いの立場を理解し、共通の目標に向かって対等な立場で支え合いによる事業を進めていかなければならないと考えております。そして、その活動の拠点として、各地区にあります公民館などのさらなる有効活用も模索していく必要があると思います。

 そういった中で、尾張旭市民の力を信じ、まずは共助、互助の大切さや地域組織の大切さを市民にご理解いただき、地域のコミュニティ力を向上させる努力が大切であると考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。限られた財源の中で、もはや行政だけでは市民ニーズに対応し切れない状況であると、そして、市民活動団体、事業者及び行政がお互いの立場を理解して、共通の目標に向かって支え合い、事業を進めなければならないとの理解をさせていただきます。

 私はこれからは地域の人たちのまとまった力がよいまちをつくると思っております。それには市行政の実態を市民の皆様に知ってもらうこと、その上で、ある程度のでき得る範囲の労力は協力をしていただく、このことの積み重ねがやがては大きな成果を、結果を招くこととなると思っています。

 その活動の拠点として、各地区の市民センターや公民館などのさらに有効な運用方法を模索することの必要性、こういった場所を有効活用して行政が地域に溶け込み、そして、その実態をつかむこと、そして、尾張旭市民の底力、共助、互助ですかね、の地域組織、そして、すなわち連合自治会組織の充実を図ること、役員に率先して手を挙げてくる組織をつくり上げることこそ、南海トラフ巨大地震、東海・東南海・南海3連動地震が起きると言われていますが、その場合でも、当市の防災対応の地域のコミュニティ体制が充実することになると思いますので、ぜひ前向きにご検討していただくことを要望してこの項目の質問を終わります。

 次にまいります。

 それでは、大項目の2、ため池の水質保全についてお尋ねをします。

 私の家の近くの大森池について、近年、ヒシが全面に浮かぶようになっています。また長池でも夏場になるとアオコが浮かぶようになってきています。時々周辺の方から、池からにおいが出てくるという話も聞きます。ため池は農業用として、また自然環境として、都市化が進んだ本市としては貴重な財産ともなっております。こういった観点においてお尋ねをいたします。

 小項目1、ため池の水質について、ため池の全体の水質の状況はどうなっているのかお尋ねをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 水質検査の実施状況としては、農業用ため池について、7カ所で定点測定を行っております。現在の水質の状況は、水質汚濁防止法の中で、生活環境の保全に関する環境基準という1つの参考とする数値がございますが、この基準に照らして、ため池全体として基準を突出した値はございませんでした。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。

 それでは再質問に入りますが、7つのため池について水質を定点測定ですかね、観測しているということで、水質は過去と比較してどういう状態であるか、また、傾向としてどういう方向性にあるのでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 産業課長。



◎産業課長(竹内剛) 過去と比較して水質の結果はどうだったかということと、傾向はというご質問でございます。

 まず、過去との比較でございます。ため池につきましては、これまでその周辺の地域におきまして、順次公共下水道、あるいは、用排水分離というものの整備を行ってきました。このことによりまして、過去と比べますと著しく水質は回復をしたと言えると思います。過去との比較でございます。

 次に、ここ最近の傾向を見てみますと、水温や水の流れの状況によりまして影響されるということでございますが、水質測定結果については、先ほど部長からご答弁を申し上げましたように、著しい推移や変化は見られないということでございます。

 そして、傾向としてどういう方向性にあるかということでございますが、現在、今の状態を起点にいたしまして、将来を推定してみると、愛知用水や自然の雨水が常時流入いたしまして、短時間にいつもいつも水が入れかわるというものではございません。そういう状況ではございません。したがいまして、過去と比べますと、環境の整備によりまして水質は改善されたものの、今後の方向性といたしましては、これ以上の水質の改善はなかなか期待はできないものというふうに認識しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ありがとうございました。

 次に、また再々質問ですけれども、大森池については愛知用水の水を時々流入していると聞いておりますが、その費用についてお聞きいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 産業課長。



◎産業課長(竹内剛) 大森池の愛知用水の水の流入に対する費用というご質問でございますが、この農業用水につきましては、愛知用水土地改良区がその受益者から管理費用として賦課金として徴収をしております。大森池もこの一連の流れの中にあります。この賦課金は基本的には農地の受益、各農家の受益面積ごとに積算されるものでございまして、ため池ごと、大森池は幾らという形で徴収しているシステムとは一応それはなっておりません。よろしくお願いいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) はい、ありがとうございました。

 続いて、再々質問ですけれども、平成21年3月議会ですが、ため池の環境整備についての質問で、大森池のヒシについて専門機関等の清掃について対応を検討したいとの答弁をいただいておりますが、この件についてその後どのようになったのか、お伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 産業課長。



◎産業課長(竹内剛) 専門家の意見ということでございますが、根絶するにはやはり池の底にたまっているヘドロと一緒にヒシの種を一挙に取り出すと、これしかヒシを根絶することはできないというようなご意見がございました。これにはご承知のように多大な費用を要するということでございます。

 これまでの対策といたしましては、去年、平成23年度でございますが、台風がありまして、そのときに、議員もご承知のように、ヒシが大森池から流されました。このときに絶対量が、全体の量が少なくなりましたので、実験的に残りのヒシを刈り取りました。こういうこともやっておりました。平成23年度、その年は一たんはよくなったんですが、今年度は相変わらず、いつものように繁茂してきたという状況でございます。こういったことによりまして、費用対効果を含めまして、現在のところ、効果的にヒシを駆除する手段はなかなか見当たらないという状況になっております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。非常になかなか困難なことだということでありますが、本当に見ていただくと、特に秋の後半というか、もう葉っぱが黒くというか、茶色くなっちゃって、本当に汚いと言っちゃいかんけれども、景観は悪く、臭気もあるので、ぜひとも引き続き何とか検討をしていただきたい。要望とさせていただきます。

 では続いていきます。

 小項目2の濁池の池干しについてに入ります。

 濁池については、防災ダム事業を今年度から実施するということでございます。市の産業課から工事と合わせて池干しを実施するとの話も聞いております。この池干しは、ため池の浄化という観点からも、大変効果的な事業だと思っております。工事の内容と池干しについて、どういう計画になっているのかお伺いをいたします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) まず、濁池の防災ダム事業については、池の南側の堤体144メートルについて、押さえ盛土工法により耐震補強工事を実施いたします。既に工事は愛知県により発注されており、今月の10日ごろに工事に着手し、完了は25年度の予定となっております。

 次に、池干しについてですが、この防災ダム工事の際に一たん池の水を抜き、工事をします。このせっかくの機会ですので、その時期に合わせてイベントを実施したいと思っております。実施日は10月7日日曜日を予定しておりますが、この池干しの目的としては、一番近くにおられる周辺の方が、濁池について、どんな役割があるのか、あるいは、この池にはどんな生物がいるのかなど知っていただき、そして、理解していただくことが大切だと思っております。こうしたことから、周辺の方々や、濁池の水を利用している農家の方、さらには近くの小学校の児童を対象にこのイベントを実施したいと考えております。

 なお、この計画については、地元の方、農業関係者の方、また、濁池周辺の環境保全を目的で活動されている方、そして、県と市で共同で実施する予定となっております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) 答弁ありがとうございました。

 では再質問をいたします。防災ダム工事につきましては、9月から着手ということですが、工事が始まりますとダンプなどの重機が頻繁に出入りするかと思います。周辺住民に対する配慮はどのようになされるのか、また、池が干上がった状態でしばらくそのままになるかと思うが、そのヘドロはどのように処理をされるのか、お伺いします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 産業課長。



◎産業課長(竹内剛) 工事の安全対策という事柄につきましては、最も重要なことであります。周辺住民の方に対しましては、去る7月に自治会を通じまして工事のご案内を既にさせていただいております。その中で、車両の通行などの安全ルートなどもお知らせをさせていただいております。また、8月3日でございますが、地元工事説明会を開催させていただきました。この中で工事の車両及び通学路の安全確保につきまして、ご説明をさせていただいております。今後におきましても地元からの要望等に応じまして、工事発注者の愛知県、工事施工者と一緒になって対応をさせていただきたいと考えております。

 次に、ヘドロのことでございますが、今回の防災ダム工事では池底の泥、土を掘削いたしまして、改良を行った後、堤防に押さえ盛土を行うものでございます。したがいまして、今回の工事では濁池のヘドロを処理するという事業ではありませんので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。安全の十分な配慮と午前中の他の議員の質問にもありましたが、8つの池のそれぞれの有効利用を尾張旭市の将来のことを考えると重複しますが、せっかくの宝を持ち腐れにしてはいけないと思いますので、ご検討をよろしくお願いをいたします。

 では次の項に入ります。



○議長(岩橋盛文) 3項目めに移ってください。



◆20番(伊藤憲男) 大項目3、婚活事業についてであります。

 市観光協会では、まちの活性化や子育て支援の関連事業として、結婚したい独身男女に出会いの場を提供する婚活事業を実施してきました。平成22年度及び23年度においては、愛知県子育て支援対策基金事業費補助金により事業費のー部を充当し、イベントを開催してきたところであります。参加者も各回とも定員をオーバーする人気事業で、実際結婚されたカップルもあり、大変有意義なものと考えております。

 しかしながら、県の補助金は昨年までで終了し、観光協会としても、費用の面からしてイベントを継続するための苦慮をしていると聞いております。市としてこの事業をどのように考えているのかお聞きします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 市民生活部長。



◎市民生活部長(加藤雄二) 婚活事業については、議員と同様に大変有意義な事業と考えております。昨年度の観光協会での婚活イベントでは多くの参加申し込みがあったと伺っております。市としてもこれをサポートするため、広報に掲載するなど、応援してまいりました。また、財政面においては、新たな自己財源の確保や費用をかけないで大きな成果を出すよう、いろいろな工夫をなされているようでございます。

 今後も市として応援していきたいと考えておりますので、あらゆることで相談しながら、このイベントがよいものになるようサポートしていきたいと考えております。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ありがとうございます。この婚活事業は現在、多くの自治体において行われている事業であります。若い男女が出会いもなく、単身でいるということは、その自治体自体にとっても大変残念なことであり、また、明るく元気な将来性のある社会をつくっていく上にも、何とかあらゆる手だてを検討して、現在の観光協会とは別に婚活事業関連助成金を新設していただきたい、このことを要望して次の質問に移りたいと思います。



○議長(岩橋盛文) 4項目めに移ってください。



◆20番(伊藤憲男) 大項目4に入ります。

 名古屋市立保育短期大学跡地等についてであります。名古屋市立保育短期大学跡地、また、若松寮跡地については名古屋市との交渉を経てからの契約とのことでありますが、この件について、私は当市にとって大変前向きなことであり、大きな成果であったと思っております。しかしながら、また同じような言葉になるんですが、宝の持ち腐れとならないように、できるだけ早く有効活用を考えていかなければと思っているところでもあります。

 そして、1、管理について、小項目1ですが、まずは事故が起こらないための管理を考える必要があります。その体制についてどのように考えておられるのか、またその費用についてのお考えもお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、管理についてお答えをいたします。

 名古屋市立保育短期大学と若松寮跡地の取得につきましては、8月20日付で名古屋市と仮契約を締結いたしました。今後、本市と名古屋市双方の議会で契約に関する議決を得られれば本契約となり、その効力が有効となります。取得後の維持管理に際しましては、地元住民の安全で安心な暮らしを侵すことがないよう、安全面には十分留意して措置を講じたいと考えております。具体的には、既存の建物への不審者の侵入やいたずら、火災などを防止するため、機械警備と巡回警備を実施するとともに、隣地境界付近の樹木の伐採や除草などを行い、それらの維持管理経費として年間350万円程度を見込んでおります。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございます。機械警備と巡回警備を実施して、隣地境界付近の伐採や除草等を行っていくと、管理経費は350万円程度ということでありますが、事件が起きないようによろしくお願いをいたします。また、できるだけ早い時期に有効活用の手法を考えていただいて、管理経費をいつまでも長期にわたってということにならないようにお願いをいたします。要望とさせていただきます。

 次にいきます。

 小項目2、中心部を南北に走る道路について、中心部を南北に走る道路についての考えを、開閉についての考えとあわせてお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) 中心部を南北に走る道路についてお答えをいたします。

 現在、名古屋市は取得予定地の南北に設置されている門扉を閉鎖しております。これは敷地内への侵入を防止するなど、セキュリティー確保のためとお聞きしております。その結果、平子地区と志段味地区を結ぶ南北の道路が通行できない状況でございますが、取得後においても、敷地内のセキュリティー問題と北側に接続するのが公道ではなく、名古屋市が所有する守山南部処理場の管理用道路であることから、直ちに南北道路を開放するのは難しいと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 答弁が終わりました。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ありがとうございました。現状は北側で接続するのは、公道ではなくて、名古屋市所有の守山南部処分場の管理用道路であるということで、開放は難しい。確かにそのとおりであります。

 しかしながら、今後において、現在、北側の道路を通って、現在でも、平子町東の町内を南北に通っている道路、前の若葉寮の東側を通過している車両もよく目にするわけでございますが、名古屋市との話し合いも取り組んでいただきたいと思っております。

 また、今回取得できる土地を周回できる道をつくるなどの方法もご検討をいただければ、近隣の住民の皆さんも喜ぶと思いますので、今後に向けての検討をお願いして要望とさせていただきます。

 次の項目にいきます。

 小項目3ですが、若松寮内の野球場について、名古屋市は若松寮内のグラウンドを一部の団体へ貸し出していたと聞いているが、取得後の利用についてお考えをお聞きします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、若松寮内のグラウンドについてお答えをいたします。

 名古屋市からは、土曜日、日曜日のみ、青少年関係団体へ貸し出しを行っていたとお聞きしておりますが、実際にグラウンド貸し出しをすることを想定いたしますと、セキュリティーの問題、貸し出し方法、貸し出しの対象となる団体など、検討しなければならない課題が幾つかございます。暫定利用も含め、今後、検討したいと考えてはおりますが、当面は当該土地全体の管理をしっかり行ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。将来的には、暫定利用も含めて今後検討したいと考えているとのことでありますが、私は旭ヶ丘グラウンドでのグラウンドゴルフの会にも時々参加をさせていただいております。健康都市なのだから高齢者が元気で病気にならないまちをPRする、つくるためにも、そういった運動場、また、平坦地にしなくてもできるマレットゴルフ場なども検討してほしいと協議をしている皆さんからの声を聞いておりますので、ご検討をしていただければと思います。この件も要望とさせていただきます。

 次のほうにいきます。

 小項目4、利用可能の建物について、建物で利用できるものはあるか、お尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、利用可能の建物についてお答えをいたします。

 各建物は昭和40年以降に順次建築をされております。中には今年3月まで稼働しておりました給食センターのように、築後20年程度の建物もございますが、ほとんどの建物は廃校や施設の移転などにより、平成9年以降利用されておりません。このため、建物の損傷が激しく、建物を視察した際には、床や天井、壁などはかなり傷んでいるとの印象を受けました。利用方法にもよりますが、過度の期待を持つことは避けたいと判断しております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。この件は特にありません。

 次の項目に移ります。

 小項目5、排水設備についてはどのような状況かお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 企画部長。



◎企画部長(川原芳久) それでは、排水設備についてお答えをいたします。

 保育短大跡地、若松寮内跡地ともに、排水設備といたしましては浄化槽が設置されております。しかしながら、建物が長期間利用されていなかったことを考慮いたしますと、既存の浄化槽をそのまま使うのは難しいのではないかと思っております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ありがとうございました。ただ、集中豪雨等のとき等も考えて、近隣住民に迷惑事が起こらないよう管理をお願いします。要望です。

 次に移らせていただきます。

 小項目6、平子町西の市有地について、私は平成21年3月議会において北部丘陵地の利活用について質問をさせていただいておりますが、現在の状況をお尋ねします。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 総務部長。



◎総務部長(森修) 平子町西の市有地についてお答えをさせていただきます。

 平子町西地内の市有地につきましては、取得当時は福祉施設用地としての目的で購入いたしております。一団の用地とはなっておりませんが、全体では現在、1.5ヘクタールほどの用地を取得しており、9月議会の一般会計補正予算でも尾張旭市土地開発公社からの買い戻しとして約2,000平方メートル、7,500万円ほどの予算を計上いたしております。現状では、用地の一部、約1,000平方メートル程度を駐車場用地として事業者に貸し付けを行っているだけであり、大部分は雑木林などとなっており、土地利用には造成を伴うような状況でございます。

 今後につきましては、今回取得を進めております名古屋市立保育短期大学跡地等や建てかえが計画されております旭労災病院と一体的な土地利用ができないか、具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。

 それでは再質問させていただきます。

 旭労災病院では現在、某設計事務所と基本設計契約を交わして、平成25年10月末までに終わる予定とのことです。以前の計画での一部ずつの建てかえ計画から、前面改築に計画を変更されて、工期を短縮して39カ月、全面建てかえを一挙に行いたいとのことであります。

 工事着工は平成25年12月ごろで平成28年度初旬、新病院完成で平成28年度末フルオープンを目指すとのことです。

 地域に密着した優良病院を目指すため、工事期間中に不足する駐車場用地として、隣接する市有地をお借りしたいとの考えがあるようです。私は高齢化社会が進む当市にとっても、将来を考慮すれば、プラスになると思います。これに対するお考えを伺います。



○議長(岩橋盛文) 答弁に入ります。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(堀部茂樹) 病院関連でございますので、私から答弁いたします。

 旭労災病院は身近な場所で高度な医療を受診できることから、多くの市民が利用される本市にとって重要な医療施設となっております。

 ご指摘の当病院の改築につきましては、現在、基本計画を作成されている段階でありまして、改築に際しましては、より高度な救急医療体制についても、視野に入れて計画されておると聞いております。

 医療施設の充実は、市民生活に安心をもたらす有益なものでありますので、本市といたしましても、病院側との連携を密にしながら、市として協力できることがあれば協力していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岩橋盛文) 再質問があれば受けます。

 伊藤憲男議員。



◆20番(伊藤憲男) ご答弁ありがとうございました。私は以前、北部丘陵地の有効活用という質問の中で、平子西の先ほど総務部長からのご説明がありました土地のことでありますが、特養老としての目的であったかと思いますが、ここについて、虫食いの状況ということもありまして、小規模の老人活用施設を考慮すれば、病院が隣接して大変便利がよいのではと質問したと思いがあります。

 どうか将来的にはあらゆる視点でご検討をしていただくことを要望して私の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(岩橋盛文) これをもちまして、伊藤憲男議員の質問を終了します。

 以上をもちまして、本日の日程は終了しました。

 本日はこれにて散会します。

                         午後3時54分散会