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愛知県 知立市

平成28年 6月定例会(第3日 6月14日 一般質問)




平成28年 6月定例会(第3日 6月14日 一般質問)





 



          平成28年知立市議会6月定例会会議録(第3号)





1. 開  議  6月14日 午前10時 議長宣告


2. 出席議員(20名)


  1番 杉山 千春       2番 明石 博門       3番 水野  浩


  4番 中野 智基       5番 三宅 守人       6番 田中  健


  7番 小林 昭弌       8番 神谷 文明       9番 高木千恵子


  10番 久田 義章       11番 池田 福子       12番 池田 滋彦


  13番 川合 正彦       14番 永田 起也       15番 稲垣 達雄


  16番 村上 直規       17番 風間 勝治       18番 佐藤  修


  19番 中島 牧子       20番 石川 信生


3. 欠席議員


  な し


4. 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名


  市長          林  郁夫      副市長          清水 雅美    


  企画部長        山口 義勝      総務部長         岩瀬 博史    


  危機管理局長      高木  勝      福祉子ども部長      成瀬 達美    


                          (福祉事務所長兼務)           


  保険健康部長      中村 明広      市民部長         野村 裕之    


  (福祉事務副所長兼務)                                   


  建設部長        野々山 浩      都市整備部長       加藤  達    


  上下水道部長      柘植 茂博      教育長          川合 基弘    


  教育部長        石川 典枝      会計管理者        稲垣 利之    


  監査委員事務局長    神谷 昌夫                            


5. 本会議に職務のため出席した者の職氏名


  議会事務局長      佐藤  豊      議事課長         横井 宏和    


  議事課長補佐兼議事係長 澤田 直樹      議事係主事        野々山英里    


6. 議事日程(第10号)


  日程第1 一般質問


   (1)神谷文明議員


    件名 知立市の諸課題について


    要旨 1 知立市の公園行政について


       2 知立駅周辺の駐輪場について


       3 尾形光琳 八橋蒔絵螺鈿硯箱について


   (2)水野 浩議員


    件名 子どもの学習支援事業について


    要旨 1 事業に至った経緯と意図について


       2 事業の現状について


       3 今後の事業の取り組みについて


       4 学校との関わりについて


    件名 住みたくなるまちづくり


    要旨 1 散歩みち整備事業について


       2 荒新切遺跡保存用地の活用について


   (3)高木千恵子議員


    件名 不登校児童・生徒の支援について


    要旨 1 不登校児童・生徒の実態について


       2 いじめ問題対策委員会について


       3 不登校とひきこもりについて


    件名 平成29年4月からの高齢者支援について


    要旨 1 介護予防・日常生活支援総合事業について


       (1) 通所型サービスについて


       (2) 訪問介護について


       (3) ごみ出し支援について


   (4)小林昭弌議員


    件名 市内開発にかかわる諸問題


    要旨 1 戸建住宅について


       2 企業駐車場について


       3 特別養護老人ホームについて


   (5)稲垣達雄議員


    件名 当面する諸課題について


    要旨 1 障がい者の生活支援について


       (1) 障害者優先調達推進法について


       (2) 第2けやき作業所職員と世話人の駐車場について


       2 かきつばたの街、知立市として


       (1) 史跡八橋かきつばた園について


       (2) かきつばたまつりについて


       (3) かきつばたの育成について


       3 飼い主のいない猫対策について


       (1) 猫問題の現状について


       (2) 苦情に対する行政の対応について


       (3) 地域猫活動について


       (4) ペットの登録制について


   (6)中野智基議員


    件名 知立市の諸課題について


    要旨 1 市が負担する知立駅周辺整備事業費について


       2 過去に起債した下水道事業債について


       3 ちりゅっぴを活用した地域経済活性化について


       4 放課後児童健全育成事業育成料に関する周知スケジュールについて


7. 本日の会議に付した事件


  日程第1





              ―――――――――――――――


                 午前10時00分開議


○議長(池田滋彦)


 ただいまの出席議員は20名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。


              ―――――――――――――――


○議長(池田滋彦)


 これより日程に入ります。


 日程第1、一般質問を行います。


 質問の通告がありますので、順次発言を許します。


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、順次、質問してまいります。


 今6月議会では、知立市の諸課題について3点、お聞きをいたします。


 まず初めに、知立市の公園行政についてでございます。


 公園行政と大層な題をつけましたけれども、総合運動公園などの大規模な公園についての質問ではなく、ごく身近にあるありきたりな子供を遊ばせるとか、先輩方がグラウンドゴルフを楽しむとか、市民の方々が日常の生活の中で利用する公園についてでありますので、構えずに、またわかりやすくお答えをいただきますようお願いをいたします。


 私の住まいする弘法町には、現在、町の南東に位置する弘法憩いの広場と町の中央に位置する弘法わくわく広場がございます。


 今議会に上程されました6月補正予算の8款4項都市計画費、4目公園緑地費の公園改修事業、公園施設改修工事費170万7,000円が弘法憩いの広場の改修費用になっていると思います。以前より町内の方々から、公園がなくなってしまうようなので困ったとのお声を聞き、都市計画課の公園緑地係にお話をお聞きしたところ、借地公園であるので、地主の方から返却のお話があれば、お返ししなければならないとのことでございました。これは至極当然なことで、地主の方には、長年近隣住民のために土地を提供していただいたことに感謝を申し上げますとともに、公園の半分の土地に関しましても、引き続きお貸しいただけるとのことでありますので、重ねて感謝を申し上げたいと思います。


 そこで、都市整備部長にお聞きいたしますが、現在、市内にどのような種類の公園が何カ所あるのか、また都市計画公園、借地公園、都市公園など、いろいろな種類の公園の定義があろうと思いますけれども、その定義と、どのような法律や条例によってしばられているのかを含め、お答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 御質問に対してお答えをいたします。


 まず、市内におけます公園と緑地の全体の数でございますけれども、125カ所ございます。その内訳としまして、都市公園が68公園、その内訳ですけれども、近隣公園が4カ所、街区公園が42カ所、その他公園、これは民間開発等で設置されたものでございますけれども、これが22カ所ございます。その都市公園のうち都市計画決定されておりますのが41カ所ございます。これが都市公園でございまして、都市公園以外にその他公園、これは規模の非常に小さなものでございます、これが7カ所、緑地が44カ所、児童遊園が6カ所の57カ所となっております。都市公園とあわせて68カ所でございますので、合計125カ所ということでございます。


 また、公園の根拠法ということでございますけれども、都市計画公園につきましては、都市計画法で規定されております。また、借地公園につきましては、知立市の借地公園設置要綱、これに基づき設置をしております。また、都市公園につきましては、都市公園法で規定されているものでございます。


 以上でございます。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 ちょっと今お聞きしていてわからなかったんですけれども、近隣公園と街区公園、この辺はどういう定義なものなのか教えていただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 これは、誘致距離ですとか面積の大きさで決められておりまして、街区公園のほうは面積が2,500平方メートル程度というものになっておりまして、誘致距離が半径250メートルでございます。近隣公園の面積が2万平方メートル、誘致距離につきましては約500メートルの範囲内に設置するという、そういった規定がございます。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 ちょっとこれでお聞きしてすっきりしました。


 また、都市整備部長でございますけれども、お聞きいたしますが、現在、市内で公園の新設要望というのがあると思いますけれども、現在のところ、何件あるのか教えていただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 公園の新設の要望があるかどうかということでございますけども、私ども、今のところ、そういった御意見、御要望はお聞きしておりません。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 先ほども申し上げましたけれども、弘法町には弘法憩いの広場と弘法わくわく広場の二つの借地公園しかございません。憩いの広場には現在、大変少しの遊具と仮設トイレ、また、わくわく広場には町内の方々がみずから持ち込んだベンチのほか何もございません。これから大変暑い夏が始まりますけれども、樹木も生えていないために木陰もなく、水道設備も照明設備もございません。


 近隣のまちを見てみますと、私の知る範囲では、長篠地区には弘栄公園、新田公園、丁凪公園があり、新地地区には番割公園、新地公園、堀切公園などがあり、それぞれ設備も整い、大変整備され、子供を遊ばせておられる方々を頻繁にお見かけをいたします。また、環境が非常によいため、野良猫がふえているともお聞きをしております。


 我が弘法町には、地域の方々が安心して憩い、子供を遊ばせ、集えるしっかりと整備された公園が当然必要であり、また多くの町民が望んでいることでありますが、その願いをかなえるためには、どのような手続がこれから必要なのか、都市整備部長、お答えをいただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 確かに、弘法町には借地公園しかございませんので、借地公園といいますと、やはり土地所有者の方の意向にかなり左右されておりまして、大規模な整備がなかなか難しいところでございます。


 そういった借地公園じゃなくて、一般的な公園をつくるという御要望でございますけども、まずは都市計画決定ですとか都市公園にする必要があると思います。ですけども、そういったことをするためには、やはり土地の確保が一番問題になりますので、まずは土地を提供してくれる方の御理解が必要だということと、公園を設置する近隣の方の御意向が非常に重要になってまいります。ということですので、まずは土地の確保をいかにするかということが大前提になるかというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 土地の確保と近隣住民の方々の理解が必要だということでありました。


 借地公園という、いわば地主の方の御厚意にすがるというような形ではなくて、恒久的、永続的に存在する公園をぜひ弘法町に整備をしていただきたいと思います。


 先ほど都市整備部長も答えられなかったんですけれども、緑地の面積で考えると、遍照院という大きなお寺がありますので、行政としては、これは弘法町を見ると、従属しているというふうにお考えかもしれませんけれども、やはりお寺の境内はある意味、神聖な場所であると考えますので、誰もが気軽に利用できる公園を整備していただくように、お願いを改めてしたいというふうに思います。


 この件、市長いかがでしょうか。お答えいただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 公園は今125カ所ございます。公園は、どんな方も御利用いただけるわけであります。町外の方は行けないよ、あなた町外の方だねと、そういう話じゃなくて、やはり身近なところに、また御利用の目的に応じて活用いただくわけであります。


 そうした中で、弘法町には二つあって、借地公園だよ、そして遊具も整っていないよということであります。弘法町の気持ちも本当にわかるわけでありまして、そうしたことも踏まえながら、どうした形がいいのかなというのを考えていかなければいけないなと思っております。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 問題を共有できたというふうに思いますので、我々は我々でいろいろ考えますけれども、また市のほうも御協力をよろしくお願いしたいと思います。


 次に移ります。


 知立駅周辺の駐輪場についてお聞きをいたします。


 昨年10月に、会派で栃木県鹿沼市に行政視察に行ってまいりました。視察の前日は、鹿沼市のお隣にある宇都宮市に宿泊したわけでありますが、宇都宮駅の東口地区の大規模再開発事業が完了しておりまして、大変すばらしい近代的な、新たな大きなまちができ上がっておりました。私は以前、宇都宮市に縁があって、たびたび訪れておりましたので、その変貌ぶりに大変驚きました。しかし、そのすばらしい景観の駅のすぐ前、新しい東口の顔である、立地的に見ても、いわゆる一等地である駅前ロータリーの南側に500台以上路駐できる広大な平面駐輪場があり、非常に違和感を覚えました。そして、ことし4月には、先進的な駐輪場の取り組みをして大変大きな成果を上げておられる東京都江戸川区の葛西駅前の機械式地下立体駐輪場を、これも会派で視察してまいりました。この駐輪場は、急激な人口の増加に伴って増大した違法駐輪を解消するために、都市空間にマッチし、利便性にすぐれた地下駐輪場を総合評価方式によって選定し、国土交通省と東京都からの補助金を確保した上で、66億4,000万円かけて9,400台の収納能力のある日本最大級の駐輪場を完成され、平成20年4月より営業を開始されました。


 この駐輪場の最大の特徴は、IT技術を活用した機械式駐輪場とICタグシステムの組み合わせにより、簡単でスピーディーな操作を実現したことであります。事前に登録された方が磁気カードを持ち、自転車の本体にICタグをつけることによって、駐輪場の入庫に5秒、出庫でも20数秒という、いわゆる瞬時に出し入れできるシステムでございました。


 今、知立市も100年に一度のまちづくりを進めているところであり、来年度には、駅北地区に21階建ての高層ビルが完成する予定でございます。我が市も思い切って、景観に配慮した最新式駐輪場の導入を検討してはと思いますが、まず現在の駐輪の現状からお聞きをいたします。


 広報ちりゅう6月1日号の市政トピックスに、「放置自転車をなくそう」「原動機付自転車・自動二輪駐車場を廃止します」とのお知らせが載っておりましたが、現在、民間の自転車預かり所を含めて、知立駅周辺の駐輪場には、それぞれ何台駐輪できるのか、それを教えていただきたいと思います。これは、担当である建設部長、お願いします。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 駅周辺地区での駐輪場での御質問です。


 現在、知立駅周辺には、市が管理いたします無料の駐輪場が3カ所、有料の駐輪場が1カ所でございます。その他駅前には民間の駐輪場が1カ所あります。


 その施設の使用台数でございますけども、個別に紹介いたします。


 無料駐輪場では、堀切駐輪場が800台、堀切第2駐輪場が220台、それから先ほどお披瀝ありました栄1丁目駐輪場は、ちょっとスペースを変えた関係で570台といたしました。次に、有料でございますけども、こちらは駅前の市営駐車場の中にあるんですけども、自転車におきましては、屋内部分に845台、屋外330台、それとは別に、バイク置き場としまして屋内にバイクの115台と屋外の70台です。あわせますと、無料駐輪場には1,590台、有料駐輪場には1,360台、合計2,950台でございます。


 大変申しわけないですけど、民間駐輪場については、台数の把握はしてございません。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 できたら、民間のほうも把握していただいたらありがたいかなと思うんですけど、ちらっと聞いた話では、300台ぐらいかなということであったと思います。


 それでは、次に月間どれぐらいの自転車の盗難があるのか、またどれぐらい放置自転車の撤去があるのか。これは月間でもいいですし、年間でもいいですし、わかるところで教えていただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 まず、盗難と撤去の御質問ですけども、まず撤去台数、こちらのほうから御説明いたします。


 平成27年度の年間でございます。こちらのほう、放置自転車の禁止区域というのを定めてございまして、その区域内では245台、それ以外の市域でもって74台の計319台が撤去台数でございます。


 2番目の質問の自転車の盗難件数ですけども、こちらにつきましては、当方では把握できておりませんですけども、違った観点からお答えをさせていただきます。


 まず、先ほど放置自転車を撤去しましたという話をしましたけども、そのときには、警察のほうに盗難届の照会をいたします。その中での盗難届が出ていた件数が、先ほどの319台中15台でございました。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 でも、私が考えていたよりも少ないのかなという気がいたします。きのう永田議員が質問されて、かなりはみ出していると言われましたけれども、私が思っているよりは、皆さん、整然ととめられているのかなという気がいたします。


 先ほどは、東京都江戸川区のお話をいたしましたが、つい先日、この質問をするに当たり、個人的に最新式の機械式地下駐輪場を見てまいりました。今、非常に話題の大名古屋ビルヂングにある駐輪場でございます。この駐輪場につきましては、ことし1月22日の中日新聞朝刊や東海テレビのスタイルプラスなどで報道されましたので、御存じの方も多いかと思いますが、新聞記事によりますと、「名駅前に駐輪の筒」「1,000台分、中部初の高速収納」との見出しで、名駅のすぐ近くに自転車をとめることができ、通勤や買い物が便利に、歩道上ではなく、地下に駐輪場をつくることで名古屋の玄関口の景観を損ねないようにする、約2億円を投じ、地中25メートルの深さまで円筒形の駐輪施設(直径7メートル)を4基埋め込んであり、合計952台収容できるとあります。単純計算をすると、1基あたり238台、5,000万円でございます。また、地下に収容できるために、地上の土地を有効に活用することができる、景観も損なわない、また、1台ずつ収納するため、私も以前、自転車のサドルだけを盗まれたことがありますけれども、自転車へのいたずらがなくなる、間違って他人の自転車に乗っていってしまうようなことが起こらないなど、よいこと尽くめでございます。私は、お金はかかりますけれども、導入を検討するメリットが十分にあると考えております。また、江戸川区の調査によると、駅まで200メートル、徒歩3分以内でないと駐輪場が使われないとのデータがあるということでございました。知立市では、例えば知立新駅の駅前公園、駅前広場、西新地再開発ビルなどの地下に整備することについて、これはどうお考えになるのか。これは、都市整備部長と建設部長のお二人にそれぞれお聞きしたいと思います。お願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 駐輪場の計画についてまずお話をさせていただきますと、現在のところ、高架下利用についての検討を始めようとしておるところでございますけれども、地下駐輪場についての計画というのは、残念ながら持っておりません。


 今、提案のございました駅前公園、駅前広場の地下に設置することになれば、それは可能でございますが、その際には、駐輪場の都市計画決定が必要になってまいります。それから、西新地地区につきましては、今、事業の計画をつくる段階でございますので、その計画の中に盛り込んでいく必要があるかと思います。


 いずれにしましても、計画づくりがまだできておらないということですので、隣におります建設部長とも協議をしながら、そういった計画づくりをしてまいりたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 私のほうからは、似通った回答になって申しわけないということを先に申し上げまして、まず神谷議員のおっしゃられる地下式の駐輪場のメリットにつきましては、私も同じように、メリットについては感じております。神谷議員のほうから駐輪場の建設をまちづくりの観点から御提案をいただけたと思って、私のほうは受けとめております。しかし、その上で建設費とか維持管理、運営費をしっかり研究させていただき、その中で総合的な判断が必要かなと、そういうのが私の考えでございます。


 そして、また現在の駐輪場のことなんですけども、これがまた無料駐輪場なんですけども、全てが駅周辺の区画整理の土地にございまして、将来的には今の形では残りません。先ほどの連立の高架下の利用も含めまして、駐輪場は都市施設として、私のほうは必要な施設と考えております。まちづくりといった観点からも考慮しまして、早急に関係部局による横断的な検討が必要というふうに考えております。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 建設部長はメリットを感じているというふうに踏み込んでおっしゃっていただきましたので、ありがとうございます。


 また、今、高架下の利用をお考えだというふうに言われましたけれども、考え方は違うかもしれませんけれども、できれば、市民の方からいろんな御意見があるんですけれども、高架下は商業利用するのが一番じゃないかという意見が大きいので、その辺も考慮していただいて、初めて御披歴したものですから、また資料もお渡ししますので、しっかり検討していただきたいというふうに思います。


 続きまして、市長は、さきの3月議会で村上議員の知立駅周辺の将来イメージについてどう考えているのかの質問に対しまして、次のように答えておられます。「駅舎駅前は、知立とすぐわかるような特徴的なものにしたい。駅前公園などに山車を配置し、業平がめでたかきつばたや明治神宮より下賜された花しょうぶを駅前広場に植栽することで、知立駅前に歴史的な重み、風格を醸し出すことができ、写真スポットともなるようにと思われます。」と答えておられます。また、「西新地再開発ビルが完成すれば、駅北再開発ビルと並んで、駅前の高層ツインタワーとなることになり、連立完成後には、駅舎が3階建て構造になることとあわせ、知立駅に電車でおこしになられる方々は非常に近代的な風景を目にすることになります。」とも答弁をされておられます。


 先ほど私は、宇都宮駅を例に挙げて話させていただきましたけれども、駅前に路駐の平面式駐輪場があると、せっかくの景観が台なしになってしまいます。景観の観点からも、利便性の上からも、土地の有効活用の上からも、防犯の上からも、私は真剣に、先ほども申し上げましたけれども、機械式駐輪場の導入を前向きに検討されるべきだというふうに考えてます。このことに関しまして、市長のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 駐輪場は、考え方として、一つは、駐輪場から駅に来られる、その間に、例えばいい風景があれば、風景を見ながら駅に行く。また、いいお店屋さんがあれば寄っていただき、店に入っていただく。そうした知立市の道中を楽しんでいただく、そうした空間をやはりつくりたいなというのも一つはあるんですね。もうひとつは、コストということもあるわけであります。私は、そのコストということもそれと同じぐらい、やはり駐輪場の位置は非常に大事なのかなと。駐輪場が余りにも駅に近いと、確かに自転車に乗ってこられて電車に行かれる方は非常に便利であります。ですけれども、じゃあそれで何なのというんじゃないですけれども、とりわけ市外からいらっしゃった方が知立市に来た、名古屋市に行く、また知立市に来た、家に帰る。そうじゃなくて、せっかく知立市にいらっしゃったのならば、知立市の道中を楽しんでいただく、そんな空間をやはりつくり出していくというのも行政の役割かなと思っております。


 一方で、地下駐輪場の効能というのは、今おっしゃってくださった土地の有効活用、景観的な側面、また防犯等、非常に私も勉強させていただいているわけでございます。そうしたことも考慮しながら、どういった駐輪場、どこの場所がいいのか、そういったことをまた考えていきたいなと思っております。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 ちょっとひっかかったところがあるんですけども、駐輪場を使われる方というのは、豊田市から自転車に乗って知立駅まで来られる方がおられるかもしれませんけれども、駐輪場を使う方はほとんど市内の方でありますので、その辺をお間違えのないようにお願いをしたいと思います。


 次に、尾形光琳八橋蒔絵螺鈿硯箱についてお聞きをいたします。


 さきの3月議会の本会議の質疑で、田中議員がこの件について質問されました。その後、市政会が会派でレプリカを東京国立博物館に見に行かれたとお聞きをしました。我が会派も、先ほどの質問でも紹介しましたが、東京都の江戸川区へ視察に行った帰りに見てまいりました。国宝であるオリジナルは、展示時期ではなかったので見ることはできませんでしたが、レプリカに関しましては手袋をはめて、しっかりと手に取って見てまいりました。価格は324万円で、本物と同じ素材、同じ製法で輪島でつくられているものであるとミュージアムショップの方から御説明がありました。


 ここで少し話を変えますが、昨年3月に熱海のMOA美術館で尾形光琳の八橋かきつばた図屏風のオリジナルを見てまいりました。その後、ことし、八橋の史跡保存館のレプリカも見せていただきましたが、私の印象では、オリジナルのほうが経年変化もあり、少しあせた感じがいたしました。


 何をお聞きしたいかというと、レプリカ、複製品の価値というものをお聞きしたいというふうに思います。


 ウィキペディアで「レプリカ」の意味を調べますと、レプリカとは、複製品のこと、本来はオリジナルの製作者自身によってつくられた複製品を指していたが、現在では製作者かどうかは問わないことが多い。博物館における展示用途として、博物館展示においては、文化財などの展示物は、温度・湿度や照明、空気質、振動など資料に与える影響を考慮し、展示環境を整え、木製品や金属製品などは合成樹脂などを用いた保存処理を施した上で展示が行われるが、資料の遺存状態が悪く、博物館施設への移動が状態に悪影響を及ぼす懸念がある場合や、博物館施設への借用が困難な場合には、レプリカを制作して代用展示を行うとございます。ウィキペディアは時々間違いがあるんですけれども、ウィキペディアの記述どおり、オリジナルにかわるものとして価値があるとお考えか、これは教育部長にお聞きをしたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 教育部長。


○教育部長(石川典枝)


 今、御披歴いただきました東京国立博物館で所蔵しております八橋蒔絵螺鈿硯箱は、江戸時代中期の代表的な画家のお一人であります尾形光琳の作品ということでございます。「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」の歌で有名な伊勢物語第九段、三河国八橋の情景を描きました硯箱で国宝に指定されているということでございます。


 私のほうも、こちらのインターネットのほうの情報でございますけども、国宝のほうは表面は黒漆を塗ってありまして、そしてかきつばたの花は厚手のアワビを使い、葉と茎は金の蒔絵、そして板橋は腐食された鉛板、そして橋の杭は銀板で表現されているとのことです。


 さて、レプリカとしての価値ということでございますが、まず文化的価値という面からお話をさせていただきたいと思います。こちらのほうは、よりどころといたしまして、文化財保護法をひもとくことになろうかと思います。そちらのほうの第2条第1項、文化財の定義という項目がございます。こちらのほうには、建造物、絵画、彫刻、工芸品、こちらの硯箱は多分、工芸品になろうかと思いますが、書跡、典籍古文書、その他の有形の文化的所産で、我が国にとって歴史上また芸術上、価値の高いもの、ちょっと括弧書きは抜かしますが、並びに考古資料及びその他の学術上価値の高い歴史資料というようにうたわれております。


 今回の工芸品の複製品につきましては、文化財として位置づけられるということはやっぱりなかなか難しいのではないかというふうに考えられますが、文化財の中でも極めて優秀で、かつ文化史的に意義の特に高いものということで、国宝の指定を受けております東京国立博物館に所蔵されております硯箱に思いをはせる工芸品という点で、大変興味深いものであると言えると考えます。言いかえれば、かきつばたに係る歴史文化に興味を持っていただくという点で、このたびの硯箱につきましては、八橋ゆかりの興味深いものであると考えております。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 文化財には位置づけられないけれども、八橋のかきつばたに思いをはせる工芸品としてということでございました。


 私は、既に知立市が所蔵している八橋かきつばた図屏風と、これは今、図書館というか、郷土資料館で展示しております琉球国の弦楽器、これ、ちょっと読みにくいんですけど、長線と合わせて、八橋蒔絵螺鈿硯箱のレプリカを購入して、知立の三種の神器、クリーンナップとして展示すべきだというふうに考えます。やはり宝物は三つそろって価値が出てくると思います。だんご三兄弟じゃないですけれども、レプリカ三兄弟として価値が出てまいると思います。


 また、先月行われた伊勢志摩サミットで各国首脳の後ろに、これも尾形光琳の八橋図屏風、これ、メトロポリタン美術館にあるもののレプリカが誇らしげに飾ってあったのをごらんになった方も多いと思います。少し脱線しましたけれども、八橋蒔絵螺鈿硯箱のレプリカは価値あるもの、観光資源になるものと思いますので、ぜひこの機会に購入していただきますようにお願いをしたいと思うんですけれども、この件につきまして、市民部長のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 八橋蒔絵螺鈿硯箱のレプリカにつきましては、先ほど教育部長の答弁では、文化財的な価値はないということではございましたけれども、観光資源として、また文化的な価値はあると思っております。


 かきつばた図屏風、長線に合わせて、またその利活用を含めて、今後検討してまいりたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 8番 神谷議員。


○8番(神谷文明)


 価値は認めていただいているということでございましたけれども、それでは最後に、副市長に購入に対してのお考えをお聞きいたしまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。お願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 清水副市長。


○副市長(清水雅美)


 今、議論されております八橋蒔絵螺鈿硯箱につきましては、3月の議会の折に田中議員のほうからも提案がございました。その後、そのことについて私なりにいろいろ調べさせていただきました。やはりレプリカということでございますので、いわゆる文化財的な価値というのはどうかなと、これは教育部長が申した通りだというふうに思っておりますけども、いろいろ調べていきますと、伊勢物語の九段、八橋の段にまつわるいろんなものというのは、こういった工芸品や屏風図等々、いろんなものがたくさんあるなということも改めて知ったわけです。そういったものがかきつばたの名所地であります八橋にいろんな形で収集されるということも、一つの観光的な側面から言えば非常に重要なことだなというふうに私自身も思っております。


 そういった意味では、この八橋蒔絵螺鈿硯箱も複製品とはいうものの、やはり今の漆の技術ですとか、いろんなそういう高い技術でもって制作をされたというふうにもお聞きしておりますので、そういった意味の価値も十分理解ができるものだなというふうに思いますので、そういった八橋の歴史資料館なり、またいろんな機会に屏風図とともに、また長線も含めて、知立市にかかわるいろんなそういうものが市民の皆様に御理解いただき、楽しんでいただければというふうに考えておりますので、そういった方向で一度考えていきたいなというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 これで8番 神谷議員の一般質問を終わります。


 次に、3番 水野議員の一般質問を許します。


○3番(水野 浩)


 通告に従い質問します。


 今定例会では、子どもの学習支援事業と住みたくなるまちづくり、散歩みち整備事業と荒新切遺跡保存用地の活用について伺います。


 初めに、子どもの学習支援事業についてお聞きします。


 参議院選挙が6月22日水曜日に公示、そして7月10日日曜日に投票、また、今回から投票年齢が20歳から18歳になりました。子どもの学習支援事業につきましては、この夏の参議院選挙でも問われる景気動向にかかわる施策の一つであると思います。


 安倍総理は消費税8%を10%に引き上げることを平成31年10月まで延期することを決めました。そもそも、消費税8%を10%に引き上げることで、社会保障費の財源にあてることにしていたのですが、増税すれば必ず増収につながるとは限りません。ますます景気が後退することになりかねません。実際、3%から5%に消費税を引き上げて、減収になっているとの指摘もあります。自民党安倍総理の決断に、民進党は公約違反だと猛反対しています。おおむね経済の専門家は、自民党、安倍総理の決断に賛同しています。しかしながら、景気についてはまだ厳しい状況であり、そんな状況の中、子ども学習支援事業をすべきということになったと思います。


 さきの3月定例会で平成28年度当初予算が可決されました。子どもの学習支援事業について、私自身も予算を承認したものの、わからないことも多々あり、改めて事業に至った経緯と意図について伺いたいと思います。いかがでしょうか。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今回の子どもの学習支援事業、平成28年度から始めさせていただいております。これにつきましては、平成27年4月から始まりました生活困窮者自立支援法、この中の2事業という形でやらさせていただいております。


 当初平成27年から、本来でいうと、必須事業としまして自立相談支援事業、それと住宅確保給付金という形でやらさせていただいておりますが、本来平成27年度からも少し考えたわけなんですが、やはりそういった体制だとかノウハウがまだまだわからないということもあって、平成28年度から始めさせていただきました。これにつきましては、もちろん生活保護世帯並びに生活困窮世帯、こちらのほうの家庭環境や経済状況の問題によって、通常より学力が低下しがちなこと、それについては既に国等が数値的に出しております。その中で、やはり進学先並びに就労先、こういったものが限られてしまって、低賃金やアルバイトといったような非正規労働者になりやすい、こういう形になっていきます。そのために、またさらに生活保護世帯のほうへ落ちていってしまうというような形で、やはり貧困の連鎖というのが問題になってきております。この中で、こういった悪循環を断ち切るためにも、子ども学習支援、特に今回は中学生を対象にということで、高校進学をまずは目指していただく形で始めさせていただく。それと、居場所の問題、あとは親のそういった進学意識の問題、そういったことをあわせてやらさせていただくということで、平成28年度からではありますが、子どもの学習支援事業ということで、国の補助事業ということで開始させていただいたということになります。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 今、福祉子ども部長は一気に言っていただきましたので、十分ちょっと私、理解できなかった部分があります。聞き取れなかったところもありますので、細かく少しお聞きしたいなと思います。


 6月12日の中日新聞に「愛知 子の貧困率調査へ」という言葉が目にとまりました。厚労省の管轄で、県は本年度、小・中学校家庭の生活実態の割合を示す子供の相対的貧困率を調べることを決めたと。全対象の1割に当たる3万5,000人に調査票を配布し回収する大規模な調査となると。これは知立市も対象になると思うんですね。厚労省が管轄ですので、担当部のほうにこういう話はもうすぐ来ているんですか。まだこれからですか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 この件につきましては、既に説明会等がありまして、うちの担当のほうも出席させていただいております。当然、福祉子ども部がという形なわけなんですが、現実には、子供たちのということでありまして、教育委員会の協力を得て、学校のほうで調査していただくような形をとるということでして、実際の配付については秋口になるかと思うんですが、それに向けて、うちのほうも説明会があったものですから、教育委員会のほうには一応、そういった協力のほうは一言お声はかけさせていただいております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 ということは、集計等々、責任は福祉子ども部のほうで県のほうに報告すると、そう考えてよろしいんですか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 まだ詳細はわかりませんが、基本的には、国同士も連携するという意味で、多分、文科省のほうから教育委員会には通知があって、最終的にはそちらのほうで集めさせていただいて、集計を厚労省がやるのかどうかというのは、最終的には厚労省がやると思うんですが、その数字を知立市のほうに後で報告していただく、データを送っていただくという形になるかと思っております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 そうですね、後から厚労省のほうからデータが各市町村に送られるというふうになっておりますね。よくわかりました。


 もともとこの事業は、名前こそ違いますが、事業費は全額100%国庫支出金で行っていた事業であったと思います。それが、いつの間にか厚労省からの補助金、国庫支出金が50%と各自治体の財源50%、知立市の場合は一般財源から事業費にあてています。どうしてこのような形になってしまったのか。国のほうからのこういった形でやりなさいと、そういった説明は国のほうからあったんですか。どうでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 特に、説明的なものはございません。ただ、今回、今、水野議員の言われたように、生活困窮者自立支援法ができたときに、本来の子供の学習支援、これについて質疑応答の中の文面があるわけなんですが、そこでいいますと、今回、法律の中にはっきりうたったということで、予算的なものは恒久的なものになったよということで、2分の1ではありますが、それで実施していくということで、どちらかというと、今までの補助金については、予算の枠の中でやらせていただいたものが、今回から法的に確立したよということで御理解いただきたいような形、一応、質疑応答の形の文面はうちらのほうに来ております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 たまらんですよね、福祉子ども部長としたらね、ぱんと来たという形で。市が事業費の50%を一般財源から持ち出して、この事業は意義あるものであり、対象の生徒にとって効果的と判断されたわけだと思います。


 なぜこの事業を有益というふうに判断したのか、やろうというふうに推し進めたのか、その根拠というんですか、そういったものはどこにあるんですか。教えていただけますか。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 この事業につきましては、やはり生活保護世帯のお子さんというのは、高校進学というのは本来、生活保護の中で生業扶助の中である程度、学習支援費ということでお金も出させていただくということで、なるべく高校進学をしてくださいというような形で、ケースワーカーとも話をさせていただいておりますが、なかなかそれについては難しい、高校進学をしても中途退学してしまうだとか、やはりそういった勉強する意識がなかなか育っていないということがあって、それを含めて、やはりこれについては学習支援という形をとって、少しそういった親の部分もそうなんですが、生活環境から変えさせていただくような形で支援していきたいと。それについては、ひいては最終的に生活保護から脱却ということで、生活保護費の削減にもつながっていくということで、すぐに効果が出るわけではないとは思うんですが、それを目指して始めさせていただいたということになっております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 次に、事業の現状についてお聞きします。


 この事業は、もう既にスタートをしているんですか。どうでしょうか、その辺は。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 この事業は、4月1日にスタートという形になっております。実は、4月1日から今回委託という形をとらせていただいて、こどもNPOのほうにお願いしているわけなんですが、4月1日から始めさせていただくということなんですが、現実には、4月中旬から今回学習支援をするに当たり、声をかけさせていただいて、受けたいという希望のある方について、保護者本人、それで面談をさせていただいたという形で、4月中旬から始めさせていただいております。


 現実の学習サポート、本来の学習の支援というか、教えていただくという、それについては5月11日から開始させていただいております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 具体的に、事業の内容についてお聞きします。


 例えば、事業費の内訳、会場費とか、講師料とか、委託料とか、いろいろあると思うんですけど、この事業の事業費、これはどうなっているんでしょうか。お答えいただけますでしょうか。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 少しお待ちください。


○議長(池田滋彦)


 しばらく休憩します。


                 午前10時54分休憩


              ―――――――――――――――


                 午前10時54分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 申しわけありませんでした。


 今回の内訳については、基本的に人件費、今回でいうコーディネーターの方とか、あと学習サポーターの教師のほうですね、教える方ということで、人件費の部分で490万円余であります。


 あと、いろんな学習支援の中でも、そういった講師を呼んで話も聞くというような形もやらさせていただきますので、そういったので12万円、あと交通費のほうで50万円余という形ですね。あとは消耗品とか備品代、印刷製本費等で費用をつけさせていただいて、総計で850万円という形の予算になっております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 確認ですけど、場所は中央公民館、そして今、福祉子ども部長から話があったように、5月11日からスタートしていると、こういうことでよろしいんですか。そして何時から始まっているのか。午後6時からとか、午後7時からとか、そういったこともあわせて。ひょっとしたら、3月のときと変わっているかもわかりませんのでお願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 基本的に毎週水曜日、これについては、3月のときに報告させていただいたのと同様でやらさせていただいております。毎週水曜日の午後6時から午後8時、この時間にやらさせていただいて、中央公民館ですね。会議室等については、その都度、変わっておりますので、特にどこという形では決めておりません。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 今、夏のこの時期ですからいいと思うんですけど、冬の時期もこの時間帯で行うということなんですか。この辺は、場所が変わっているという話が今あったように、時間帯も、例えばもう1時間早めるとか、そういったことも臨機応変にしてもいいんじゃないかなと思うんですね。やはり冬は大変暗くなる時間が早いので、生徒にとっても負担が多いし、安全面のことも考えて、その辺は、僕は向こうの方たち、いわゆる講師の先生方ですね、コーディネーターと話し合ってもいいのではないかなと思うんですけど、この点についてはどうでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 そうですね。水野議員の言われるように、基本的にはお迎えに来ていただくような形をとっております。そういった形で、やはり午後8時になりますので、遅くなると、当然、少したつと暗くなってしまうこともあって、そういったことを基本にさせていただいております。


 今、水野議員の言われるように、時間帯について変えられるようであれば、一度、利用されている方と業者と打ち合わせ等をさせていただきながらやらさせていただく。毎月、月末にそういった内容について御報告を受けておりますので、その中でも少しそういった話を出させていただくような形でいきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 今、お迎えというのは、保護者が迎えに来るということですね。


 では、受講できる対象生徒について、これについてお聞かせ願いたいと思うんですけど、今、生活困窮者ということがありました。そのあたりを詳しくお話ししていただきたいとともに、対象生徒が遠慮しとくと、初めは。しかしながら、受けれるという資格のある方は、面談等をしていただいて、随時受講していただけるシステムになっているのかと。いや、1年間だめだよと、そういうふうになっているのか。そのシステムについてお聞かせ願えますか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 基本的には、市内の中学生を対象にさせていただいております。ですから、1年生から3年生までを対象にさせていただいて、対象者については、保護世帯で当初11人、困窮世帯で9人という形で、こういう方たちに声をかけさせていただいております。


 それで、現実には今6名の方が申し込みというんですか、参加したいという意思を表明していただいて来ていただいとるわけなんですが、やはり途中でも、もし受けたいということであれば、それについては門前払いというわけではありませんので、当然、それについては相談の上、保護者の方ともヒアリングをさせていただくわけなんですが、そういった経緯をとらさせていただきまして受け付けさせていただきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 ここで10分間休憩します。


                 午前10時59分休憩


              ―――――――――――――――


                 午前11時09分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 福祉子ども部長から答弁いただきまして、現在、学習支援を受けている生徒は、対象者が11名で、そのうち6名が受講しているというお話をいただきました。


 では、指導を行っている人、この方たちについて、3月定例会でも話がありましたけど、そのまま3月定例会のときにお話があった指導者の方たちが今指導をして、おおむね内容は変わっていないんですか。改めてちょっとお聞かせ願いたいと思います。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今回の学習サポーターということで、愛知教育大学、こちらのほうへ募集をさせていただきました。その中で、4月30日に説明会を開催させていただいて、学生の方が十四、五人、参加していただきました。その中で、一応、登録していただくという形をとって、その中で子供の人数に合わせてお願いするという形で、一応、先生につきましては、愛知教育大学の学生ということになっております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 直接指導するのは教育大の学生というのはわかりました。その上の方たちがおみえになるでしょう。それはどういった団体なのか、そこが一番聞きたいんですけど。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 こちらは、名古屋市でもちろん、そういった学習支援を既にやってみえる団体でありまして、そちらのほうでお願いさせていただいて、当然、毎回の学習の中には学習コーディネーターという方が1人ついております。そちらの方に全体を見ていただくということで、出席していただいている中で、あと教育大の学生ということで、直接子供に指導していただくという形をとらせていただいています。


 法人は、特定非営利活動法人こどもNPOです。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 福祉子ども部長は、こどもNPO、この方の代表者というか、責任者の方と直接お会いして、お話を聞かれているんですよね。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今回の事業については、一応4月1日、契約時なんですが、こちらのほうへ責任者の方並びに直接コーディネートする3名の方に来ていただいて、説明を受けさせていただいております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 ということは、福祉子ども部長は、契約するときにNPOの代表の方と、あと3名の関係者の方とお会いしたということですよね。私は、何もNPOがどうのこうのというわけではないんですけど、NPOというのは本当に真面目にやっているところと、復興支援でとんでもないことをやっていたところとかいろいろあるので、しっかり名古屋市のほうで実績があるということなので、大丈夫かもわかりません。そんなに福祉子ども部長が会うまでもないということかもわかりませんけど、やはり850万円というお金がかかるわけですから、しっかり会って話を聞いて、どうかということはやっぱりやるべきだと私は思うんですね、4月1日の前にね。私はそう思いますよ、はっきり言ってね。


 担当部として、今現在、この事業の効果ですよね。毎回毎回やっていて、話があると思うんですよね。こういうのは生き物ですから、即対応、改善が必要だと思うんですよ。やりっ放しというのでは、これはやっぱりまずいと思うんですね。だから、聞き取り調査等々を行っているのか。これは、NPOのコーディネーターの方たちじゃなくて、市当局としてね。というのは、これはコーディネーターのほうは悪いことは言わないですよ。頑張っていますよ、本当に、成績が上がりましたよと、そういう形で言われますよ、自分に非があるのは嫌ですから。だけど、悪いところは悪いところでやっぱり直していかなきゃいけないですから。これは受けている、一生懸命頑張ろうと思っている生徒のためにもね。やっぱり生徒は言いにくい部分があるんですよ。だから、その部分は担当部のほうで、どなたかがやっぱり言ってもらわないと、私はいけないと思うんですね。この辺については、聞き取り調査等々は行っているんでしょうか。どうですか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今回、こどもNPOにお願いするに当たりまして、当然、うちの担当課長、担当係も含めてなんですが、事前に接触をさせていただいて、話を聞かせていただいております。その中で、ここであれば、実績等もありますし、大丈夫だということでお願いさせていただいたものであります。


 それと、今回の事業効果についての見解なんですが、実は受講生徒のほうの聞き取り調査を市のほうがやっているかどうかというのは、まだ現在行っていません。5月11日に始まって、今やっと1カ月過ぎたところの部分で、最終的に月ごとにこちらのNPOのほうから事業報告が上がってきます。その中で話を聞きながら、もし必要であれば、特に今、水野議員のおっしゃられるようなことがあれば、うちのほうも少し考えて、そういったことも実施させていただければと思っております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 それは、NPOのほうからの報告は悪い話は出てこないですよ、基本的には自分たちに非があるようなことは。だけど、やっぱりせっかくやっていただくのであれば、よりよくするために、やはり対象の生徒さんからも直接聞く、アンケートをとる。聞くことができなければ、アンケートでいただく、そういったことが必要だと思うんですよね。誰が書いたかわからなければいいわけですからね。だから、生の声をやっぱり聞かないと、私はいい改善が見られないんじゃないかなと。これを続けていったほうがいいというふうに福祉子ども部長は思っているわけでしょう、せっかく立ち上げてね。だから、そういうふうになるためには、ほったらかしではいかんと思うんですね。専門分野が福祉子ども部長はちょっと違うかもわからないので、大変かもわかりませんけど、やはりその辺は対応していただきたいなと。


 それから、近隣市、刈谷市とか、安城市とか、豊田市とか、高浜市でもいいんですけど、これは同じように取り組みをやってみえるんですか。どうでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今回の学習支援をやっているのは、高浜市はやっていると聞いておりますが、あと、近隣のみよし市を含めた9市の中では、一応、今聞いているのは高浜市とうちという形になっております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 今、取り組んでいるのは、この西三河においては高浜市、知立市、この2市ということですね。


 今後の事業に取り組みについて伺いたいと思います。


 今後、この事業を当局はどう考えていかれるのかということですね。まずは事業費850万円、これは年850万円ということですね。当初、この事業の財源は国が100%、その後、国が50%、自治体が50%に変わってきた。これは、やがて事業費は自治体、知立市が100%もたなきゃならないということも考えられます。もちろん、すばらしい事業であれば、全額市が負担するというのはいいことだと思いますけど、国から促されて始まった事業という感は否めないわけです。始まった事業については、一度立ちどまって、いろいろ考えるべきことは考える。実際、このような事業例は今までにもあります。自治体、市もうかつに国の補助金を当てにして、すぐさま新規の事業に手を出したものの、その後、二、三年で国からの補助金がゼロとなり、全額自治体、市の負担となり、はしごを外された、そんな事態になっては目も当てられないと思います。事実、このようなことはあるわけです。はしごを外された事業に手を出して、ただでさえ財源が厳しい知立市において、国が推し進める継続事業に取り組むべきかどうか、しっかりこれは見分けることが必要だと考えます。この点について、必要であれば、これは推し進めていただきたい。いやいや、改善しなきゃいけないところがあれば改善する。財政を担当する企画部長にお考えをお聞きしたいと思います。どうでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 ただいま議論をされています子どもの学習支援事業、これは親から子供への貧困の連鎖、こういったものを防ぐために実施をされておるということで認識をしております。


 今、水野議員御披歴のように、従来は生活保護受給者の方を対象に、全額100%、国の財源で賄っておったものが、対象者が拡大されたというものの、財源的には国と市と半分ずつというような形になってしまったというのが現状であると思います。


 こういった中、ちょっと私も調べさせていただいたところ、ある法人がこの事業に関して調査を行ったものがありまして、その調査に基づきますと、回答のあった自治体の中からの割合でございますけれども、学習支援事業を実施しておるというのが32.2%、今後予定をしておるというのが20.3%、実施を予定していないというのが45%というようなことでありました。こういったことも踏まえますと、今後につきましては、やはり財政を担当する部としましては、事業の中身、効果等を見きわめていく必要があるのかなというふうには思います。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 やっぱりこの事業については、趣旨、生活困窮者のお子さんにいろいろ手を差し伸べるということは大変大事なことだというふうに私は思います。しかしながら、これが本当にその子たちに手を差し伸べるものになるのかどうか。そのままお金を渡したほうがいいというような考え方もあるかもわかりません、いろいろな方たちにね。これは、どれがいいかというのはわからない部分が多いと思うんですね。だから、その辺をいろいろ考えていただいて、この850万円、せっかく予算があって、こういう形で使ったほうがいいのか、また違った部分で使ったほうがいいのかということもしっかり考えていただきたいなというふうに私は思います。


 最後に、学校とのかかわりについて伺いたいと思います。


 これは、福祉子ども部のほうからの事業ですから、市教委のほうの意見を聞いてしまいますと、市教委のほうの圧力だなんて言われると、これは困りますので、福祉子ども部としてはこういうふうにかかわっていきたい、こういうふうなかかわりを持ちたいというお考えをお聞きしたいと思っております。


 この事業を外部の学習支援業者に委託したということに対して、本当に心配がないのか、問題はないのかという声が、教育関係者から不安視される声が聞こえてきます。このことに対して、担当部局としてはどう考えてみえますか。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今回の学校とのかかわりにつきまして、こういったまずは利用者情報、今こういう方が今回の学習支援を受けて利用されてみえるということについては、もう既に各中学校には提供させていただいております。


 今後の利用状況や支援内容についても、随時情報提供をさせていただいて、やはり学校が一番ですので、それについては連携を密にしていくという形で思っております。


 今回、そういった学習支援ということで、やはり学習の楽しさだとか、そういったことで自発的に学習していく、そういうことができた場合には、やはりそれはもう既に学校のほうでできるものなのかなという感じで、やっぱりそれは学習支援の中で、一つステップアップしていくのかなという感じで思っておりますので、今言ったように、学校との連携については、常に情報を共有していきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 今、福祉子ども部長から答弁いただきました。福祉子ども部長とのやりとりの中で、一番大切なことは、受講生徒たちの声にぜひ耳を傾けていただきたい。事業を立ち上げたらもう関係ない、知らないでは本当に困るわけですね。よりよいものに改善、改良していただきたい。今現在、まだ聞き取りとかそういったことはやっていない。まだ始まって1カ月足らずだと、これはよくわかります。しかしながら、これを3カ月あるいは半年、1年ほったらかしとったら、これは改善になる前に、もうその事業は1年間たって終わってしまうわけですよね。ですから、私は、手間がかかるかもわかりませんけど、やっぱり声は聞いていただかないとまずいと思うんですよね。これ、約束していただけますか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今、水野議員のおっしゃられるとおり、やはり本来受講されている方に意見を聞くのは大事なことだと思っております。本来ですと、そこの世帯にかかわっているケースワーカーから直接、一度話を聞くという形でさせていただきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 そして、よいものになれば、評判がよくなれば、またさらに受けたいという対象生徒もふえる。そして、対象の枠をまた考えていただくということもいいかもわかりません。生徒と最もかかわりのあるのは、生徒が通っている学校だというふうに私は思います。その学校とのかかわりについては、今、福祉子ども部長は密に学校には報告をしたいということを言われました。受講生徒の通っている学校には必ず連絡、そして報告をすると福祉子ども部長に言っていただきました。


 これは大変難しい問題でして、学校は学校でしっかり先生たちはやっているという自負は持ってみえるんですね。このNPOの方たちがどこまで踏み込んでやるのかというところなんですね。そこがやっぱり難しいところなんですよ。進学指導とか、いろんな指導があるわけですね、先生方。先生方は、責任を持ってやってみえるんです。これは、福祉子ども部長を何も責めているわけではないですよ。そういった自負を持ってやってみえるわけで、このかかわりが、先生たちと今回開いた学習支援の教える方々、ここが非常に難しい部分があるんですよね、本当のことを言って。私、教員だったのでわかるんですけど、しっかりやっていると。何で、もっと俺が教えてやるよと。学校の先生はアルバイトとかそういうのができませんし、教えてくれというふうに生徒から言われて、そんなもの忙しくて教えられるわけないとか、できんなんてことを言う先生はいないと思うんです。そんな先生はやめてもらったほうがいいわけですからね。それは市教委のほうの教育長もしっかり指導されると思うんです、そういう先生にはね。だから、一生懸命やってくださっていると思うんですね。ただ、余りにも学力がなくて先生に聞くのも恥ずかしいとか、そういう子もいると思います、確かに。聞けないとか、いろいろあると思うんですね。だから、この部分については、本当にしっかり話し合ってしていただかないと、私はまずいと思うんですね。


 この部分をNPOの方たちに全部丸投げということもいけないし、主はやはり学校の先生たちが預かって一生懸命やっていて、責任を持ってやってみえると思うのでね。調査書を書く場合も、進学の場合も学校の先生がやられるということもあります。だから、けんかする意味は全然ないと思います。密にとって、うまく学力が向上していただくような方向に持っていっていただきたいなというふうに思うんですね。どうでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 そうですね、やはり学校との関係というのは本当に重要なことだと思っております。


 今回の学習支援については、単なる学習能力を上げるだけではなくて、やはり生活基盤、生活の自立なり、そういった親への働きかけもさせていただくということで。それとあと、この中では調理教室等もやらせていただく等、そういった居場所の確保ということもありまして、そういったこともやらせていただきます。


 当然、先ほど学校との連携のときに話させていただきましたが、ある程度、そういった本人のステップアップができるような形であれば、当然、それについては学校並びにそういったボランティアでやってみえるフリースクールとか、そういったところへつなげていくのかなという感じで考えております。


 今回、まだ始まって1カ月ばかりのところなものですから、まだ効果的なものというのは目に見えてはないわけなんですが、今後、そういったのを検証しながら、しっかりやらさせていただきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 そうですね、学校だけじゃなく、今、福祉子ども部長が言われたとおり、いろんなところで対応していく、子供たちの面倒をみる、こういったことは大変大事なことかなというふうに思います。


 現状、二、三年は様子を見るという形で対応されていくのかな、今後、この事業をそういうふうに考えて、私は継続できれば継続して、いろんな多くの面において、学校だけじゃなくて、今言った生活支援の居場所づくりとか、いろんな意味でサポートするということは決して悪いことじゃないのでね、学校にそぐわない子もいるわけですから。だから、そういったことを考えて、いろんな面で見るという観点においては、私はいいと思うんですけど、片一方が突出してもいけませんのでね。だから、その辺はしっかり配慮していただきたいなというふうに思います。


 企画部長にお聞きします。


 必ずこの事業に対して、費用対効果について検証していただきたいということですね。どの事業でもそうなんですけど、市税が投入されているわけですから、100%国のお金だからいいとか、そういうことじゃなくて、市のお金が今現在50%投入されているわけです。必ずどうなのかということも踏まえて、私は切るほうというわけじゃないですよ。そういう意味で言っとるわけじゃなくて、検証していただいて、よりよいものに直していただきたい、改善していただきたいという意味で、検証は必ずしていただきたいということを申し上げたいと思いますけど、いかがでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 先ほど少し御紹介をさせていただきました実施を予定していないという自治体におきましては、何が問題になっているのかというのを見ますと、やはり人員が確保できなかったりだとか、財源が確保できないというようなことが大きな問題となっているようでございます。


 そういう中で、やはり限りある資源でございますので、そこら辺は担当部局と精査をさせていただいて、予算配分をしていかなければならないというふうには考えております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 副市長、今、企画部長にお答えしていただきましたけど、副市長も特に市税が投入される事業については、国からの一時的な補助金を当てにして突き進むことのないようにしていただきたい、こういうふうに私は考えます。ですから、必ず、どの事業についてもですけど、検証をしっかりしていただいて。そうじゃないと、怖くて、国が言ったものについては、押しつけられたら突き進まなきゃいけない、こんなことはできないと思うんですよね。ストップするというのも大事だと思います。


 この事業については、福祉子ども部長からの話がよくわかりましたので、進めていただいて私はいいとは思います。しかしながら、やはり検証するということは、今、企画部長のほうも言われましたけど、大切なことなので、この辺をしっかり調整していただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 清水副市長。


○副市長(清水雅美)


 この問題ということではなくて、あえて一般論で御答弁させていただきたいと思います。


 どんな事業にしても、御質問者がおっしゃいましたように、税金を有効に活用するという意味では、全ての事業についてスクラップ・アンド・ビルド、またいろんな事業評価、そういったものを行う中で、適正に財源の配分をしていかなくてはいけないなというふうに思います。これは、補助金等の特定財源が云々ということもありますけども、その事業効果が本当に真に発揮できているのかどうか、そういったところを見きわめるということが大事な視点だというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 しっかり、私のほうにも伝わりました。


 次に、住みたくなるまちづくりについて伺います。


 初めに、散歩みち整備事業についてお聞きします。


 この事業は、平成16年度から平成33年度までの長期間にわたる事業であります。事業に至った経緯と目的についてお聞かせ願えますでしょうか。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 まず、目的でございます。


 昨今の社会事情といいますか、日常生活の中で歩くことの大切さが見直されておるということから、この活動を市民の健康づくりの一助とするというものが一つでございます。もう一つが、当市の魅力を再発見するきっかけをつくる、そういった目的で進めております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 そうですね、歩いてゆっくり知立市のいいところ、気がつかなかったところ、これを発見するということも一つだと思いますね。また、健康維持・増進、そしてストレス発散、こういったことにも散歩というのは非常に役立っていると。また、防犯的にも歩くことによって、ここは多くの人たちが歩いているんだと、散歩とともに防犯ボランティアというような方たちもおみえになります。そして、特段、道具や衣装にお金をかけることもない、誰もが手軽に親しむことのできるもの、これが非常にいいことかなというふうに思われます。


 市では、散歩みちについては市民が気持ちよく散歩できるように、散歩に適していない道も改良


改善をして整備していただいております。大変歩きやすくなった、以前とはと市民は喜んでいる、そういうふうに私の耳にも入ってきております。


 散歩みちとして認定するには、いろいろな条件があると思いますが、その条件、自分たちでここは散歩みちだというわけにはいかないと思うんですね。市のほうのマップ等に載っていますよね、散歩みちというのが。そういった市のほうに登録というんですか、マップに載るようには、どのような形で登録していただけるのか、認定していただけるのかということをお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 現在、散歩みち協議会という団体が活動しておりまして、これは月1回、散歩みちのチェックですとかルートの選定等を行っておりますので、この協議会に御希望があれば、その路線の位置、距離等をはかり了承をいただく、そしてルートに乗せていく、そういった作業になるかと思います。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 散歩みち協議会、これは市のほうから提出されるのか、それとも各自治体とかそういったグループですね、散歩をしている、そういったほうからですか。一応、確認のためにちょっとお聞かせ願いたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 多くは、地域の皆さんからこのルートを選定したいという御意見で諮っておるというところでございます。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 わかりました。ですから、多くは町内のほうから、区長初めそういう方々から要望していただくというような形になるわけですね。


 5月下旬に、旧国道419号線、東上重原西中線歩道整備事業の一端で、猿渡川にかかる猿渡橋の橋梁部の歩道設置が完成しました。当時の西中町区長と私たちは、愛知県庁建設部河川課に歩道整備の要望をお願いしてまいりました。橋梁部のほうはできましたけど、その後、徐々にですが、歩道整備も行われ、安心して歩行できる、歩くことができるようになったと思います。また、今後も1年ごとに姿も変わってきて、つまり整備がされてきて、大変歩きやすくなるなというふうに思っております。


 この道は、猿渡橋の橋梁部が完成し、東上重原西中線歩道整備事業も進んでいる、また荒新切遺跡も近くにあります。通勤・通学だけでなく、多くの人が利用されることと思います。ぜひ、この上重原本郷の交差点から西中町天神公園を左折して荒新切に向かう道、これは認定していただきたいなというふうに思っております。


 今、都市整備部長のほうから、認定していただくには町内のほうから要望を出すということをいただきましたので、要望を出したいなというふうに思っています。こういう手続で、いま一度確認ですけど、よろしいでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 結構かと思います。西中町、実は1路線、吹戸川の堤防沿いにあるわけでございますけれども、やっぱり草刈りが必要ということで、なかなか利用されないものがございます。我々は、西中町は未開拓地だというふうに理解しておりますので、ぜひともそういった提案をしていただきたい、歓迎したいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 確かにそうかもわかりませんけど、都市整備部長、ちょっと言葉には気をつけていただきたいなというふうに思います。これからよくなるとか、そういう言い方をしていただかないと、ちょっとまずいんじゃないかなと思うんですよね。都市整備部長もお隣のまちに住んでいるわけですから、西中町を通って刈谷市に行く場合もあるだろうし、そういうことを少し言葉を選んで話していただきたいなというふうに思います。


 確かに、おっしゃるとおり、今、吹戸川のところにありますけど、なかなか草も生えたり、あるいは、こんなことを言っては失礼かもわかりませんけど、犬のふんとかいろんなことがあって、散歩みちに適していないという方もおみえになります。しかしながら、今回の旧419号線のところは歩道も整備されますので、大変いいんじゃないかなというふうに私は思って、今、話をさせていただきました。


 最後に、荒新切遺跡保存用地の活用について伺いたいと思います。


 現在、この事業の現状についてお聞かせください。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 教育部長。


○教育部長(石川典枝)


 荒新切遺跡の現在の状況でございますが、これまでのまず経過は皆様、よく御存じとは思いますが、もう一度、お話をさせていただきたいと思います。


 こちらのほうは、市内でも唯一遺跡が点在する西中遺跡群の中にある遺跡です。その地形も、昔こうであったのではないかということを想像させるような位置にございます。


 市といたしましては、その希少性とか重要性に鑑み、保存を目的として行政財産と位置づけまして、整備方法につきまして、これまで整備委員会を9回行っております。その整備委員会と並行する形で、これまで西中町の地元のほうにも会合とか文化祭に出席させていただいたりですとか、あと歴史民俗資料館では荒新切遺跡出土土器の常設展示ですとか、火おこし土器焼き体験なども開催してまいりました。この土器焼き体験などは人気がございますので、今年度は2回ほど行いたいというふうに考えている、そういった事業になっております。


 また、この6月からは中央公民館でも土器の展示を始めております。


 整備工事のほうの進行状況につきましてですけども、平成26年に整備の基本構想の策定を行いました。昨年度は、パブリックコメントの実施を行いまして、今年度は予算をお認めいただいた中、現地測量を実施する予定になっておりまして、一歩一歩ではありますが、遺跡公園整備事業を進めている状況でございます。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 実施計画というのは、これは認めてもらわなきゃだめなんですけど、市教委としてはいつごろを考えてみえるんですか。


○議長(池田滋彦)


 教育部長。


○教育部長(石川典枝)


 市教委といたしましては、この測量を終えてまいりますと、実施設計を行い、平成30年度には着手できるよう目指して要望をしてまいりたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 さきの企画文教委員会のときにも質問がありまして、知立市に見合ったもの、この荒新切に、特別に華美なものも必要ないと思うんですね。また、後からつくれるもの、一遍に整備していただければ、それはありがたいんですけど、限られた予算ですので、やはりできるものからやる。例えば、トイレ等は必要かもわかりませんけど、どのぐらい来るかわからないじゃないですか。物すごくたくさん来るようだったら、それはもう大きなトイレをつくらなきゃいけないかもわからないし、いやいや、もう全然来ないと、小・中学校の学生、児童が使う程度だということであれば、あるいは散歩みちとしてがんがんみんなが通ってくれるようなことになれば、これはありがたい悲鳴ですけど、一遍にやるのではなくて、徐々にという形がいいと思うんですけど、どうでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 教育部長。


○教育部長(石川典枝)


 事業のほうは、やはり基本構想をまとめておりますので、そちらの方向性で進めたいというふうに考えております。


 基本構想の計画の中なんですけども、こちらのほうで基本的な考え方、そのときの意見等がまとめてあります。策定時の意見といたしましては、やはり郷土史を伝える一環としての遺跡公園、そして地域資源と周辺景観の活用、遺跡を活用するプログラム、そして長く愛される遺跡公園づくりというところで、トイレ等の必要性ということが出ております。そして、そちらを受けまして、基本的考え方といたしまして、遺跡の保存だけでなく、活用されるため、市民に愛される公園にしていくということで、基本的な考え方がまとめられております。


 基本構想というのは、やはり方向づけということで、そちらの方向に進んでいきたいと思いますが、やはり予算の都合等もございますので、工事年度のほうが複数年度にわたるということも考えられるのかなというふうには考えておりますが、まずは私どもといたしましては、早期着手を目指してまいりたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 市長、今、教育部長のほうから話がありました。予算のこともあると。再三、市教委のほうから出しても、なかなか御承認いただけないと。先ほど私も言ったように、1期工事、2期工事というような形というのもいいのではないかと。例えば家をつくる場合、一気に全部きれいにするというのも方法かもわかりませんけど、後から足していくということもできるわけです。ですから、最小限度必要なものから、そして2期工事というような形で早期に進めていただきたい。1期工事、2期工事という観点から、市長、どうお考えでしょうか。よろしくお願いします。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 荒新切遺跡公園は、長年のいろいろな御意見の中で進めてきているわけであります。


 今、水野議員がおっしゃられた方法、手段も一つの考えかなと思います。いずれにしましても、教育部、そして検討委員会がございますので、そうした中で、よりよい形で進めていきたいなと、いいものをつくっていきたいなと考えております。


○議長(池田滋彦)


 3番 水野議員。


○3番(水野 浩)


 最後に、副市長にお聞きします。


 荒新切の遺跡、保存用地の整備事業についてですが、はっきり言って、いつまでも整備が進まずに草刈りをしているような状況が続いているわけです。この間、お亡くなりになりました高橋前議員からも、あのまま草ぼうぼうではまずいじゃないかというお話もよくしていただきました。そして、たしか3月ぐらいだったと思いますけど、テレビ、新聞である町が土地を購入したが、25年間も手つかずのままであったという報道があり、大変厳しい御意見が寄せられておりました。


 知立市は何もしていないわけではないんですが、一向に風景等々は変わっておりません。市が必要と判断して、あの土地を買い取ったこともあり、ぜひこれは市の責任として一日も早く整備していただきたい。これは、市としての責任だというふうに私は思うんですね。何も林市長や副市長が買ったわけではないですよ。もっと先人の市の幹部の方たちが決断してはんこを押されたことだと思いますけど、行政というのはつながっていますから、これはだめならやめておけばいいわけです。しかし、必要性を認めてみえるわけですから、一日も早く着手していただかないと、知立市は何でもかんでも後回しだと。先ほどの都市整備部長の話じゃないですけど、未開の地では困りますので、ぜひこれは整備していただきたいと思います。市が必要として買い取ったところ、普通財産ではないわけですから、しっかりこの辺のところを考えていただいて、副市長の答弁をお願いしたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 清水副市長。


○副市長(清水雅美)


 西中荒新切遺跡につきましては、本当に時間がかかった議論がされているところだというふうに理解をしております。


 先ほどもお話がございましたように、基本構想については、これは一つの形としてお示しができました。これをことし測量する、それからできれば来年度、実施設計、その中で具体的な事業費等々も出てくるわけです。その中では、水野議員がおっしゃるように、全てを一遍にやるような計画にするのか、少し年次をかけて段階的にやっていくのか、その辺は今後、その事業費が固まる中で精査をしていきたいなというふうに思っております。


 それから、もう一つ、私、この問題をいつも聞き、また自分自身で考えるときに、質問者もおっしゃいましたように、散歩道の中にそういった荒新切遺跡も含めたような、そんなものはどうだというようなことや、私もそういうような形で、ぜひいろんな方に遺跡のことを知っていただく。文化課もいろんな展示品を整理したりいろいろやって、市民の皆様にいろいろ訴えかけておりますけども、まだまだ十分に浸透しているとは言えないということだと思います。そういう意味では、いろんな手段を使って、西中遺跡の存在を皆さんに知っていただく、価値を共有するという中で、そういった整備も一遍にいくのはなかなか難しいなと私自身、思っておりますので、段階的に進めていきたい、基本構想も、しっかりその理念を大事にしながら進めていきたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 これで3番 水野議員の一般質問を終わります。


 ここで午後1時まで休憩します。


                 午前11時49分休憩


              ―――――――――――――――


                 午後1時00分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、9番 高木議員の一般質問を許します。


○9番(高木千恵子)


 通告に従い、順次、質問させていただきます。


 地方教育行政の組織及び運営に関する法律が平成27年4月に教育委員長と教育長を一本化、教育長のチェック機能、総合教育会議や教育大綱など、一部が改正されました。関連条例は、昨年3月議会で改正され、改正の一つに教育大綱の策定がありました。


 この4月に、平成28年度から平成32年度までの5カ年計画の知立市教育大綱が作成されました。他市と比較いたしまして、余りにもコンパクトでありますので、これは概要版かということを問い合わせたところ、これが知立市の教育大綱ですというお答えをいただきました。自治体の教育大綱は首長が定めるわけですが、知立市では、1、学校教育、2、生涯学習、3、芸術活動となっております。1番の学校教育では、きめ細かで調和のとれた教育を進めていくと定められました。今回、一般質問で学校へ普通に行きたくても登校できない子供たちについて質問させていただきます。


 まず初めに、知立市の不登校児童生徒の実態についてですが、5月現在、知立市の小学生は3,963名、中学生は2,051名で、小学校の5月の欠席者は1日平均8.7人、そのうち不登校と思われる児童は4名、中学校で5月の欠席者は1日平均20.7人、13名が不登校と思われるという資料をいただきました。不登校と思われる小学生4名、中学生は13名ですが、新学期からほぼ毎日、休んでいるのでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 今、上げられた数字の子供たちは、ほぼそういうような状況であります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今の小学生4名と中学生13名は、新学期からほぼ毎日休んでいる。この子たちは、平成27年度、前の学年のときはどのような状態だったか、お聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 ちょっと詳細については、今ここではつかんでいません。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 学年を通じて、どのように不登校が続いているのかは把握してみえるのかなというふうに思っておりました。


 愛知県のホームページで、平成27年度学校基本調査結果によりますと、長期欠席者は、小学校では2年ぶりの増加、中学校は4年連続の増加、このうち不登校は、小学校・中学校ともに過去最高となっているということです。


 知立市の不登校児の児童生徒の推移をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 先ほどの質問について、ちょっとわかる範囲で、手元にある資料の範囲でお答えをします。


 小学校の子供で、今年度5月末までで36日欠席した者、昨年は欠席が102日、一昨年が89日の欠席でありました。それから、同じく小学校で、今年度35日間の欠席の者は、昨年が197日、一昨年が187日でありました。


 それから、中学校のほうですけれども、今年度31日休んでいる生徒でありますけれども、昨年が142日、一昨年が80日、それから今年度33日休んでいる生徒が昨年度128日、一昨年度が8日、それから今年度35日休んでいる生徒、昨年75日、一昨年9日、今年度31日で、昨年度が76日、一昨年度が9日、それから今年度31日休んでいる子供が、昨年度154日、一昨年度25日、それから今年度35日休んでいる生徒が昨年が191日、一昨年が190日、それから今年度35日休んでいる子供が昨年197日、一昨年182日、それから今年度33日休んでいる生徒が、昨年が119日、今年度32日休んでいる生徒が、昨年が169日、一昨年が87日、それから今年度34日で、昨年が196日、一昨年が181日、それから今年度34日休んでいる生徒、昨年が188日、一昨年が95日、それから今年度34日で昨年が134日、今年度34日で一昨年が176日ということが、ことし5月末で30日以上休んでいる子供たちの昨年、一昨年の欠席数であります。


 それから、市全体の不登校の推移ということでありますけれども、小学校のほうでは、平成25年が30日以上の不登校とカウントした者が22人、平成26年が21人、そして昨年が少しふえまして29人であります。


 それから、中学校のほうが、平成25年が68人、平成26年が78人、昨年は大幅に減りまして、平成27年は49人ということであります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今年度の4月から休んでみえる生徒の話を聞きまして、中学校においては、昨年度は10日以上25日の子が、30日以下の生徒が4人か5人ということでしたけれども、この方たちは、ことしになってから非常に欠席がふえたというふうな判断でよろしいんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 ことしになって不登校と新たにカウントされた生徒は、先ほど上げた中ではいないかと思います。昨年度もたくさん欠席があり、今年度も引き続きという者が先ほど上げた者全てであります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 小学校・中学校とも過去最高ということで、知立市としては、やはり多くなっている推移ですけれども、小学校6年間、そして中学校3年間あわせて9年の義務教育のうちで、今、お話を先生にお聞きしまして、長期欠席している児童数は、全員が全員ではないでしょう。時には、登校拒否であっても、それが改善されるという子供もあると思うんですけれども、児童生徒、9年間のうちで、本当に小学校1年生から中学校3年生まで100何日も欠席しているよという、そういう子供が今までおみえになるのか、今現在みえるのか、その辺のところはわかりますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 統計としては全て集約しておりますけれども、今、手元で9カ年で連続して長期に休んでいた者がいるかということについては、ちょっと正確なことがお答えできません。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 不登校児童生徒への指導とか配慮は、知立市の場合は心の相談員、カウンセラー、そしてむすびあい教室、あいフレンド、心の教育相談員、そして知立ともだちホットラインなど、いろんなことでやっておられますけども、勉強のおくれにつきましてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 学校に出てくる子供たちに対しての学習指導というのは当然のことながらやっているわけですけども、学校に来られない子供たちへの学習指導というのは、実際にはなかなか難しいところであります。担任が訪問をして、まず保護者に会う、あるいは本人に会える場合もあります。そういう人間関係ができた中で、担任が少し勉強をみてやるということもあるかとは思いますけれども、それでも毎日たくさん学習しているうちのほんの一部でありますので、それで十分かと言われると、そうではないと思います。


 あと、先ほど御紹介いただきました、学校には来れないけれども、適応指導教室むすびあい教室には来れるという子供もたくさんいますので、そういう子供たちに対しては、学習指導はある程度のことはできているかなということを思います。


 それから、知立市ではまだ具体的に余り聞いたことないですけども、ICTを使った家庭学習ということも今システムとしてはあるようですので、家から出られないけども、学習を進めたいという子供に対しては、そういうことを利用することも可能かなというふうに考えています。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 むすびあい教室の資料のほうをいただきまして、ここの中には、学校にまずは出て行かなければいけないんですね。学校に出ようという、その辺のところをまずは一番の適応指導教室、学校に適応できるんだという言葉で書いてありますけれども、知立市の友好都市、伊那市には伊那市中間教育条例というものがありまして、市内の小・中学校の登校拒否児童及び登校拒否生徒を対象に、学校復帰に向けて集団適応指導と学習指導及び教育相談を行うことを目的として、地方自治法第244条第1項「普通地方公共団体は、住民の福祉を増進する目的をもつてその利用に供するための施設を設けるものとする。」ということで、学校以外の場所で中間教室を設けておられます。そして、条例がつくられまして、小学校、中学校それぞれの先生がおみえになり、学校復帰に向けて学習指導が条例とされております。知立市でも適用できるというよりも、まず学習指導をもうちょっと積極的に進めていただくような施策をとっていただけませんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 今、むすびあい教室のことも含めて御紹介、御質問いただきました。


 知立市のむすびあい教室、学校以外の場所でという今のお話でありましたけども、知立市の場合は、知立東小学校の1階の1室を使って、平成4年から実施しているわけであります。


 正式名は適応指導教室になっているわけですけども、ここのやるべきことは、一つは、家から出られない、学校生活がなかなかできない子供にとっては、やっぱり他とのかかわりがなかなか難しい子供が多いです。ですから、ここに通ってくる子供たち同士が、まずは小集団ではありますけども、そこでお互いに助け合ったり、あるいは一つの目標に向かっていろんなイベントの準備をし、計画をし、実施をするというようなことがまず一つです。そういった集団生活に少しずつなれていくというためのスペースであります。


 それから、もう一つは、やっぱりやがて精神的に少したくましくなって、学校のほうに戻れるような状況ができたにしても、学習面でブランクがあって、それがなかなか高いハードルとなって学校に戻れないという子供も当然出てくるので、そういった集団生活になれることと、それからやっぱりその子にとって、その学年にとってある程度の学習をきちんと身につけさせる、その二つの面が適応指導の中身だと思います。


 伊那市とは、方法は多少違いますけれども、そういったことを目標にして、適切な指導をしていると自分は考えています。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 午前中の質問の中に、学習支援事業というものがありました。生活困窮者、自立支援の中には、本当に子供に接して、優しく教育ができているのにというふうで、少しこの辺のところとうまく、不登校の児童もこんなような態勢がとれたらいいかなというふうに感じております。


 次に、不登校の中にはいじめ問題もあるとは思いますけれども、次にいじめ問題対策委員会について質問させていただきます。


 先ほどもありましたけれども、6月12日日曜日の中日新聞第1面に、愛知子の貧困率調査を実施するとありました。ネットで「貧困と不登校」を検索しますと、多くの書き込みがあります。その中に、経済協力開発機構の「貧困家庭の子供はいじめに遭いやすい」の調査結果が掲載されておりました。3月議会で、知立市附属機関の設置に関する条例の改正で、いじめ問題対策委員会が条例とされ、いじめ防止等のための調査審議といじめ防止対策推進法第5章の重大事態に係る事実関係の調査がなされることとなりました。知立市いじめ問題対策委員会は、この4月から調査、審議がありましたでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 いじめ問題対策委員会、今年度からスタートしたわけでありますけれども、まず今年度4月に初めて開催をしました。これは、知立市のいじめ対策の考え方、進め方を御理解していただくこと、それから、それぞれ違う分野の方たちにお集まりいただきましたので、顔合わせということも含めて会合を開きました。ただ、ここのいじめ問題対策委員会そのものが審議をしなければならないような事例は今のところありませんので、それ以後は、特に開催はありません。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今のところは、そういうものは問題はないということで安心しました。


 知立市いじめ防止基本法は、「いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき」ということがありまして、ただし書きですけれども、いじめの定義としまして、同じ学校や部活に限らず、塾やスポーツクラブなどとされていますが、いじめが学校以外で起こった場合もこの対象となるのでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 それが非常に重大な問題であるならば、また学校で対応できないことも含めて、知立市の子供たちの安心・安全のために必要ならば、いじめ問題対策委員会が適切な調査をし、そして指示をするということになると思います。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 いじめにより学校に在籍する児童生徒が相当の期間、学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認められるときも、条文が書かれておりますけれども、今までに知立市で、先生が教育長をなされている以前なのか、今、ずっと記憶の中で、いじめが原因で不登校になったという例はありますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 なかなか難しいというか、不登校の原因、要因というのは、なかなか一つのことに限定できない場合、いろんなことが重なり合っている場合もありますけれども、少なくとも子供の訴えで、いじめを受けているという子供が不登校になっていたということはあります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 いじめによって学校へ来られないということがありますというお話だったんですが、そのときはどのような対処をしてくださったのでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 当然のことながら、まずは担任、たまたま自分が今記憶にあるのは、中学生のある子供のことが思い浮かぶわけですけども、担任あるいは生徒指導の先生などが家庭訪問をしたり、保護者に会ったり、本人とお話をしたりする中で、なかなか気持ちの整理ができないで、次の段階として、むすびあい教室を紹介したところ、本人はそこなら行けそうだということで、むすびあい教室に行き、そして最終的には、中学校を卒業する前には、卒業式の練習から含めて、学校のほうに、その子の場合は戻れたわけでありますけれども、結構長い期間、学校に通えずにむすびあい教室に行っていたという事例がありました。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 この子にとって、先生たちはすごくいいタイミングで指導していただけたんだなというふうに思いますので、これからもうまく対応していっていただきたいなというふうに思います。


 この5月に、愛媛県内子町の小学校に通う男子児童が2013年から数年間のいじめで体調を崩し、転校を余儀なくされたというニュースがありました。そして、6月の中日新聞では、豊田市の中学校で1年生の男子生徒がいじめを苦にして転校した問題、その場合は、豊田市の教育委員会が調査報告では、男子生徒がスクールカウンセラーに相談していたものの、保護者が指摘するまで教育委員会が相談内容を把握していなかったことなどが報道されておりました。いじめが原因で学校を転校、引っ越したりしたような例は、知立市ではありますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 豊田市の事例については、大変まだ記憶に新しいところでありますけれども、知立市の中では、そういったことについて、自分の知っている範囲ではありません。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 重大事態に関するか否かの判断は、平成27年度3月31日付の26文科省の通達において、病気やけがなどの正当な理由がなく児童生徒が連続して欠席している場合、3日を目安に校長等へ報告を行うとしており、正当な理由がなく7日以上連続して欠席し、児童生徒本人の状況の確認ができない場合は学校が設置者に報告を行うというようなことがあります。7日以上で、いじめの問題が少しでもあれば、いじめ問題対策委員会に報告されるわけなんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 7日以上の欠席で、いじめ問題対策委員会のほうに報告はしないと思います。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 7日以上、やっぱり30日なのか、少しでもいじめで7日間休んでいるよということがあれば、やはりこのいじめ問題対策委員会で協議されるのかなというふうに思ったんですけど、その辺をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 30日以上というのは一つの目安でありますので、必ずしもそれを超えなければ動かないという話ではありません。ただ、基本的に子供たちの人間関係のトラブルとかいじめというような問題については、やっぱりまずは当人同士あるいは学校の中で教員の指導等を含めて、そこの中で解決されていくことがほとんどですので、何日か休んだからといって、今回でいうと弁護士、医師、臨床心理士、児童福祉士からなるいじめ問題対策委員会をその場で開くかというと、そういうことではないと思います。やっぱり重大事態ということを、また重大事態がどこからがというところの見きわめも難しいと言われるとそうなんですけども、そういうことを念頭に置いた中でのいじめ問題対策委員会と考えています。


 知立市の場合は、不登校・いじめ未然防止対策協議会という大きな組織がありまして、実質的には、そこが日常的ないろんな活動をしていますので、そういうところを含めて、基本的には学校あるいは教育委員会も含めたそういった中での問題解決というのがまず第一かなと考えています。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 知立市では、要綱対応で不登校・いじめ未然防止対策協議会が設置されております。本当に早く、早期発見で子供たちを守っていただきたいなというふうに思います。


 次に、不登校とひきこもりについて質問します。


 ひきこもりという言葉を厚生労働省では、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせず、6カ月以上続けて自宅にひきこもっている状態と定義しています。時々は買い物などで外出するということもあるという場合もひきこもりに含まれています。さまざまな要因によって社会的な参加の場面が狭まり、就労や就学などの自宅以外での生活の場を長期にわたって失われている状態と厚生労働省は説明しています。


 もともとひきこもりという言葉は、ひきこもるという状況を指すものです。知立市のひきこもりの人数は把握してみえますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 学校のほうの数字ということではなく、市全体ということでお答えさせていただきます。


 具体的には把握はできていないというのが実態ですが、国のほうの調査というものがございます。そこの中では、内閣府の調査ということで、全国で69万6,000人の方がひきこもりになっておると。知立市に換算すると、435人がひきこもりになっているであろうというふうな推計はできるところなんですが、こんなにもいるのかなという感覚は持っておるところですが、ちょっと具体的な数字が全く把握できない状態ですので、よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 ひきこもりの児童生徒に関してでありますけれども、家族以外の人との交流をせずに、6カ月以上、自宅にいたという児童生徒ですけども、昨年度の場合、2人、そういう該当者がいました。


 それから、もう一つですけども、先ほどの義務教育9カ年ずっと休んでいる者がいますかということで、自分の記憶ではよくわからないということでしたけども、今、確認をしましたら、少なくとも小学校6年間ずっと学校に来れなかったという子供はいないということですので、あわせて9年間というのは当然いないということでありますので、少しながら学校には来れているというような状況であります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今、ひきこもりの人数を割り出していただきました。


 ひきこもりの原因として、どんなことがありますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 国のひきこもりの評価・支援に関するガイドラインというものがございます。その中に書いておることを読みます。


 「ひきこもりが生じる原因には、いじめ、家族関係の問題、病気などが挙げられることがあるが、一つの原因でひきこもりが生じるわけではなく、生物学的要因や心理・社会的要因などのさまざまな要因が絡み合っていて、ひきこもりという現象が生じており、近年になってひきこもりには多彩な精神障がいが関与している。」と報告がされております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 ひきこもりはいろんな原因が考えられるという、今、お話をいただきました。


 知立市では、ひきこもり支援として、今、生活困窮者自立支援事業を社会福祉協議会で実施してくださるんですけれども、児童期、思春期、青年期を対象にした事業なのでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 ちょっと答弁の中に入っていませんけど、生活困窮者自立支援法ということで、私のほうから、相談支援ということで、社会福祉協議会のほうに委託させていただいておりまして、基本的には、社会福祉協議会と福祉課のほうで窓口をあけさせていただいております。ただ、今言ったように、思春期とかそういった形のものではなくて、全般という形になっております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 ひきこもりを考えるに当たって、ひきこもりやニートに対して、不登校に関する相談窓口が大府市ではあります。さいたま市にもひきこもり相談センター、そして上伊那郡にも子どもサポートセンターなどがあり、本人の悩みとしては、外に出ることが怖い、自分の将来が不安、何かしなければと思うことと、どうしたらいいかわからないという相談とか、御家族の方からは、本人が外出しなくて困る、どうやって言葉にしていいかわからないというような家族は家族の悩みがあります。こういうことを相談される自立支援の場があります。


 知立市も、先ほど小学校のほうでは、いろいろな名称の相談員がおみえになります。しかしながら、相談場所がどこも、市内の小学校の場合ですと、もう学校にあるんですね、相談できる場というのが。学校に行くことができない子供が、学校へ行って相談に乗ってもらうというよりも、学校以外の場所に相談窓口をつくって、ひきこもりやニート、そして不登校の支援をしていただく、そういう考え方を、市長は子育て日本一を掲げてみえるということで、今、子供を育てるということで、学校以外のところに窓口をつくっていただくというようなことは考えていただけませんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 非常にいい御意見、御提案かなと思います。


 先進市、どこかやっている事例があったら、またそういうのも研究しながら、学校以外の場所に設置した場合に、どれだけの方が来てくださるか、そういうことも研究しながら考えていきたいなと思います。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 もう一つ、学校の不登校のことでお聞かせください。


 不登校で卒業証書を渡された生徒、それぞれに進学したり、そのまま家にいたりということだと思いますけども、不登校は、文部科学省では不登校といいまして、ひきこもりは厚労省の言葉なんですね。基本的には、中身は同じなんですけども、子供たちの健康状態というのは、保健センターから保育園へ、先ほどの精神の問題とか、いろんな健康状態がいくんですけども、保育園へ行って、そしてその情報は小学校、中学校と続いていきます。そして、学校へ進学される場合は、高校へと連携しておりますけれども、ひきこもりの実態、学校教育と連動していくと思うんですけれども、学校を卒業してしまった子供は、先生たちが、おい、元気でやっているかというような電話を一本していただくようなことはお願いできませんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 不登校生徒の卒業後の状況把握あるいは声かけということの御提案だと思います。


 学校の先生方は、卒業させた後も、自分の子供たちに対してはいつまでも気にかかるものであります。特に、やんちゃだった子供たち、あるいは学校に来れなかった子供たち、在学中にいろいろ心配をした子供ほど、卒業後も気になっていると思います。


 制度としてはないですけども、それぞれの担任の先生の気持ちの範囲でということで、市として、こういうやり方でということはないんですけども、そういうことも必要かなと思います。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 守秘義務ということで、今、この子たちが家で、ひょっとしたら不登校が続いてひきこもりになっているというようなことが、先生方が、例えばわかったりだとかして、そして、そこへ保健センターからの支援をというようなことは、本当はできると私はありがたいなというふうに思うんですけども、今のお話だと、それは個々の先生方のということですけれども、ぜひとも、教育長、今現在、中学生では、先ほどのお話ですと、もう既に不登校の方が13名おられます。この子たちが卒業してからも、今3年生ではないと思うんですけれども、支援をしていただきたいと思いますけども、もう一度。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 なかなか学校の先生方の現場で、目の前の子供たちのことで手いっぱいの中で、それをきちんとしたシステムをつくってというのは、ちょっと今の段階では難しいかなということを思いますけれども。それから、やはり人間が成長していく中で、それぞれステージがあります。小学校へ上がれば小学校のステージで、中学校へ行けば中学校のステージで、そして卒業後はまたそういったステージでその子は生きていかなくちゃいけないということで、つなぎとして、学校で必要な情報が福祉関係のほうにということがシステムとしてできれば、よりその子の人生において適切な支援ができるかなと思いますので、一度、考えさせてください。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 全庁で考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 次に、平成29年4月からの高齢者支援についてお伺いいたします。


 介護予防・日常生活支援総合事業について、3月現在、要支援者1・2の認定者は535人、そのうちデイサービスを利用されている方は158人、通所型デイサービスを福祉体育館で実施する予定ということで、3月議会で答弁でしたけれども、どのようなサービスを来年度から展開されていくのか、お聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 福祉体育館での平成29年度からのサービスということでございます。


 まず、はっきりとまだ決定という形ではないということを前提にお話をさせていただきますけども、従来どおりのサービス、今までもデイサービス事業ということでうたってやっている事業があります。それについては、引き続き同様の形でやっていきたい。そこのデイサービスの空き時間を利用してということで、せんだってきのうのほかの議員の御質問の中にもありました。これが通所型サービスC、そういったものをやっていきたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今のお話ですと、サービスC、どちらかというと機能訓練ですね、それを福祉体育館でやっていかれるというお話でしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 Cがメーンといいますか、週4日程度Cをやって、週1回はサービスAをやりたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今現在がC型デイサービスなんですよ。もう一度、お願いします。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 済みません、全く誤って答弁をしましたので、訂正させてください。


 今やっているのはサービスCという言い方をしてきているものですから、ちょっと申しわけなかったですけども、今までのサービスが週4日、引き続きやっていきたい。それから、新たにサービスA、これを追加してやっていきたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 今のC型のデイサービス、これは介護認定を受けていない独居の方ということで、介護予防ということで、送迎ありで実施されておりますけれども、今現在、この事業に対してスタッフが職員と臨時職員の2人で15人に対応されているんですけども、今度の介護のほうのサービスAとなる場合は、何人の方がこの人たちの支援に当たるんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 サービスAについては、きのうお話をさせていただきましたように、緩和した基準によって対応するということになります。具体的な数字で申し上げますと、15人まではお一人の職員、それを超えた分については、必要な人数で対応というふうになっておりますので、その線でやっていただくということになります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 そういうことは、今現在いる人員でサービスAを賄われるのか、新たにサービスAのための人員の募集をかけられるのか、その辺は。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 あくまで予定でございますけども、全て社会福祉協議会のほうに委託という形でやっていきたいというふうに考えております。従来型のC型デイサービス、4日やるやつ、これについても社会福祉協議会のほうに委託、それからサービスAについても、同様に社協のほうに委託ということで考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 サービスに関しまして、今の福祉体育館で実施されるわけですけども、福祉体育館は老人福祉センターでして、今は全然介護云々関係ない方が1日約60人ぐらい利用されているんですけども、この方たちの利用に関しては何の制限もないんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 今、卓球であるだとか、将棋であるだとか、ビリヤードだとか、そういった形で一般の方が使ってみえます。それについては今までどおり施設を使っていただけるというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 サービスAの利用者は、昨日も出ておりましたけども、チェックリストで決定します。しかしながら、例えば福祉用具が、杖が欲しいなとか、訪問リハビリを受けたいなと思うときは、介護認定を受け直すのでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 そのとおりです。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 チェックリストの項目の支援に対して、認定するかどうかということに対しては、福祉協議会の包括支援センターが行うよというふうに言われたんですけども、何名の方がチェックリストをチェックされるのか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 チェックリストにチェックを入れるのは御本人か御家族ということになるわけですけども、実際にそれを受け付ける窓口担当という意味でしたら、市のほうでも受けますし、社協のほうでも受けます。何人というのは、今、窓口に当たる職員がどのぐらいおるのかというのを確認しないとお答えできないので、そういった方向であるということで、よろしくお願いします。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 チェックリストの項目が非常に少なくなったよという話で、きのうもお話が出たんですけども、その項目で該当するというのが、例えば15とかいろいろあると思うんですけども、そこを判定するのは、包括支援センターの職員で、その方たちは、1人の方が判定に当たられるのかということは。何名の方でそれを、今まで認定調査会に関しましては、いろんな方が見て、いろいろ判定されるんですけども、1人の方で判定されるのか、その辺のところをお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 チェックリストの判定については、何点以上が該当というふうに考えておりますので、1人の人に専門的に回るということではなくて、誰が見ても点数というのは簡単にチェックの数を数えるだけですので、そういった形でいきたいというふうに思っています。ただ、そのチェックリストを今度はケアマネのほうで実際にアセスメントを行った上でケアプランを立てますので、そこの段階にいきますと、社協にいるケアマネジャーが行うと。ちょっと今、その場のケアマネが何人おるかということになると、今すぐにはお答えできないものですから、申しわけございません。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 チェックリストで、窓口において必ずしも専門職でなくてもよくて、チェックリストをかけて、そして利用者本人の状況やサービス利用の意向を聞いた上で、振り分けて判断しますよということですけれども、チェックリストは知立市内の人であったら、例えば市役所でできると。


 このサービスなんですけれども、今は、要支援の方は、刈谷市へ行ってサービスを受けても、今、現実にできているんですけれども、チェックリストでかかったサービスAに対して、知立市以外の方でも知立市のサービスAを使うことができますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 基本的には知立市の方だけということになります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 先ほど、もしも何かサービスを余分にしたいなというときには再認定を受けるということで、その場合、非常にまた時間的なものがかかってくると思うんですけども、もしも再認定を受けた場合は、やはり今のとおり、1カ月ぐらいかかるんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 チェックリストで利用されている方が新たに介護認定を受けるということですと、今までどおりということになります。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 だんだんとこれで、せっかく利用していたのに、何か認定を変えようと思うと、やはり1カ月以上かかってしまうということで、時間的なものはやはり問題があるなというふうに思います。


 ケアプランがサービスAの方たち、簡素化ということをお聞きしましたが、現在、要支援の方たちには、ケアプランに1日の目標、1年間の目標がありますけども、今後は、これはどうなっていくんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 ちょっと今、私はそこまで承知しておりませんが、準ずる形になるのではないかなというふうには思っております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 先ほどから福祉体育館でA型が実施されるということで、一つお聞きしますけども、現在、以前から私、トイレの問題をよくやっておりましたけども、現在のトイレ、高齢者にとって優しいとは言えませんけれども、洋式化、全てとは言いませんけども、多く洋式化にすべきではありませんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 洋式化、バリアフリー化ということが必要であるというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 考えているじゃなくて、何か。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 その方向で、今、どういう形で解消するのか検討しておるという状況です。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 来年4月からスタートになるんですけども、考えているんですよということなんですけども、具体的には、ほぼできているんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 今年度中にはということではなくて、来年度途中になってしまうかもしれないんですけども、改修を必ずしていきたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 よろしくお願いします。


 次に、訪問介護について質問します。


 知立市内で訪問介護事業所は9事業所あります。それに安城市、刈谷市の事業所もあり、今現在、利用している方、要支援者163名となっておりますけれども、ますます高齢化が進んできますと、事業所不足、どのように補っていくのか。日常生活支援をどのように支えていくのかお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 施設については、今の段階からどういうふうにやっていくということはちょっと難しいのかなと。ただ、新しい総合事業の中での通所介護の事業所ということになりますと、今、予防をやっていただいている事業所、こういったところでも手を挙げていただけるところを募っておるという段階ですし、それから市のほうでも、今申し上げましたように、福祉体育館の中でとか、そういう工夫もしておるというところでございます。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 私のしゃべり方が悪かったのかもしれないけど、訪問介護、訪問ヘルパーの話ですけども。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 それは、昨日のほかの議員の話の中でもお話をさせていただきましたが、緩和した資格、こういったものでサービスを提供していただくという方向で考えております。具体的に申し上げますと、今はヘルパーの資格といいますか、そういった資格が必要なわけですけども、今後は市のほうの、1日8時間ぐらいの研修を受けていただくことで、訪問ヘルパーになっていただくというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 きのうの話、そういうのじゃないんですよ。事業所不足をどこが補うのかという話。誰がじゃなく、どこか事業所にお願いするんですか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 事業所については、先ほど申し上げましたように、公募をかけておる段階ということと、それと市のほうでも社会福祉協議会という事業所、ここにも新しい事業のほうに参入していただくという方向で考えておるというところです。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 私がこの質問に当たりましてお話を聞いたところ、シルバー人材センターという言葉が出てきておりましたけども、今、保険健康部長からは全然そのお話がなかったんですけれども、これはどういうことでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 シルバー人材センターも、そこの新たな事業所ということで考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 シルバー人材センターには本当にお世話にならなきゃいけないと思います。これからももう少し密に連絡をとり合ってやっていっていただきたいなというふうに思っておりますけれども、日常生活支援、内容はすごく限られているんですね。その辺のところを十分に配慮して、シルバー人材センターの方にお願いしていっていただきたいなというふうに思います。


 もしもシルバー人材センターで生活支援をしていただいたときに、問題発生時、どのように知立市はバックアップをしていくんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 シルバー人材センターの場合は、今、委託方式を考えております。そういうことになりますと、第一義的には、何かあったときにはシルバー人材センターの対応ということになるわけですけども、当然、委託を行った知立市ということも対応が必要ということになってきますので、こちらのほうの長寿介護課の職員で迅速に対応すべきことは対応していくというようなことは考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 最後に、ごみ出し支援についてお伺いします。


 高齢者にとりまして、ごみ出し問題は本当に大きな問題です。3月議会で、市民部長は介護保険総合支援法の適用を受けていない方が対象と答弁してくださり、介護認定を受けていない高齢者にとって非常に朗報でした。どのような方法で対象者を出され、そしていつから実施をしていただけますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 今まだ検討中ということでございますけども、来年度にも始めたいという前の答弁だったかと思います。ただ、どれぐらいの方がこれを利用されるかどうかというのがまだ見えておりませんので、できることならば、年度内に一度、試行的に情報収集、市場調査も含めて、一度試行をしてみてから制度設計をしようかなというふうに思っております。ですので、早くても来年度早々というふうに今は考えております。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 ごみ出しは、高齢者の在宅生活にとって本当に重大な問題なんですね。高齢者ごみ出し支援事業は、国立環境研究所、資源循環廃棄物研究センターが平成15年度に全国1,137自治体を調査したところ、22.9%に当たる260自治体で支援制度があります。岡崎市、春日井市さわやか収集、流山市ではひとり暮らしの高齢者等ごみ出し支援事業など、多くの自治体が実施しておられます。


 広報ちりゅうの4月15日号に、高齢者在宅福祉サービスが多く載っております。その中には、緊急通報装置や寝具の洗濯・乾燥、宅配給食など、20項目余りが掲載されております。この際、高齢者福祉サービスにごみ出し支援を入れていただきたいと思います。来年度実施計画を考えるんじゃなくて、平成29年4月からできるようになりませんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 我々のほうといたしましては、先ほど申し上げましたサービスAの中でもごみ出し支援に対応をさせていただきますので、そういった形で、ある程度、支援の必要な方についてはそういった形で御利用をいただけたらなというふうに思います。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 ごみ出し支援だけをやってもらいたい方に対して、サービスAというのは何分かかるんですか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 サービスAは何分かかるといいますか、1時間単位ということでございます。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 サービスAも介護保険を使うんですよ。ごみをちょっとそこへ出す、持っていってもらえばいいというのに対して1時間のサービス、これはどういうことですか。いいですよ、サービスAでごみ出しをして、例えば60分のうちの5分がそれで済んだら、あとの55分はその方と見守りでお話、それでいいんですか、そういう計画で。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 利用の方法につきましては、ケアマネとのお話し合いの中でケアプランというものができます。その中で、必要なプランということになってきますので、本当にごみ出しだけが必要なのか、それか、ほかのプランも、今言われたようなお話、そういったこともあわせてやっていくのか、それはそのときのその人の状況によって異なってくると思いますので、一概にお答えすることはちょっと難しいかなと思います。


○議長(池田滋彦)


 9番 高木議員。


○9番(高木千恵子)


 見守りというのは、これは身体介護になりまして、サービスAの方には通用していないというふうに認識しておりますので、保険健康部長、本当に平成29年4月からGOなんですよ。本当によろしくお願いいたします。


 市長、最後に、今回の総合事業に対する思いをお答えください。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 昨日も総合事業に対する質問がありました。


 今回の総合事業の特徴は、私は大きく二つあるのかなと。変わった点ですね。一つは、利用者のメニューがふえていくんじゃないかなということが一つ、もう一つは、サービス提供事業者の参入がしやすくなってきている、そんなふうな制度になっているのかなと思います。それは、四つの規制が緩和されていくことによって利用者のメニューがふえる、そしてサービス提供事業者が参入しやすくなる、それは当然、そういうような傾向にはなっていく。


 もう一つは、変わらない点としたら、これもきのう担当が申し上げているんですけども、幾ら利用者がこれをやりたいと言っても、基本的には今までどおり、ケアマネジャーと相談して、ケアプランに基づいてサービスを提供していく、これは全く変わらないということであります。


 大事なことは、やはり知立市のオリジナルのものが出て行くわけでありますので、これは今、職員も知恵を絞って、また市民の皆様方にもいろいろな形でお知恵をいただきながら、知立市らしいものをつくっていかなければいけないなと、それは考えているところであります。


○議長(池田滋彦)


 これで9番 高木議員の一般質問を終わります。


 ここで10分間休憩します。


                 午後2時03分休憩


              ―――――――――――――――


                 午後2時13分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、7番 小林議員の一般質問を許します。


○7番(小林昭弌)


 ただいま議長のお許しを得ましたので、通告通り、3項目、質問をさせていただきます。


 まず、市内開発にかかわる諸問題、戸建て住宅について、これが1点目です。


 今現在、新林町において、68戸の住宅開発が進んでいる。当市は、西三河近隣関係の企業、名古屋駅への交通の利便性がよく、知立駅周辺の開発や住宅整備計画も計画している。全国的に少子高齢化が進む中、当市におけるまちづくりや土地利用及び住宅開発の方針はどのようになっているのか。また、その方針を達成することにより、子育て日本一を目指す知立市として、子供や子育て世帯の暮らしやすさの向上や若い世代の増加、つまり生産年齢人口の移住が期待でき、将来に向けての知立市の姿に胸を膨らませるところです。


 「〜安らぎ・にぎわう 住みよさを誇れるまち〜をめざして」とありますが、特に2027年、平成39年のリニアインパクトをめどに、交通の要所である地の利を生かして、ベッドハウスタウンの構築が必要不可欠であると考えられます。これらを担う子供や若者が生き生きと暮らし、活躍できるまち「輝くまち みんなの知立」と第6次総合計画に明記されている。それに伴い、幼児や義務教育を受ける子供がふえ、学区通学の変更が必要となると思われ、児童が安全通学できるために事前に計画すべき、この学区通学路の変更、必要になってくると思われる、これをどのような手続をするのか。教育長。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 新しい住宅地ができる、あるいは新しい道路ができる、そういう子供たちの通学の環境の変化に伴って、通学路の変更ということも大事なことであります。何よりも児童生徒の安全な登下校の確保ということは重大なことだと思います。


 それで、そういった変更が必要という場合の手続についてでありますけども、基本的にはこのような手順で行ってきます。


 まず第1に、保護者あるいは区長などの地域住民から学校へ通学路の変更についてまず要望をします。それで、第2として、学校側が通学路の変更の必要性を確認して、やっぱりこれは通学路の変更が必要だと判断をします。3番目としまして、学校が通学路の変更が必要と判断をした場合に、今度、学校のほうから市役所の教育委員会学校教育課のほうに、こういう事情でこういうふうに変えてほしいという申請をいたします。4番目として、それを受けた学校教育課が関連する課、土木課あるいは安心安全課などと協議をして、通学路の変更の必要性を判断をします。5番目として、学校教育課が通学路の変更を必要と判断した場合、学校教育課が地域住民に対して了承をとると。一部の方ではなくて、総意として、そうあってほしいということを確認をします。6番目として、了承が得られた場合、学校教育課が通学路を変更する旨と変更後の通学路を安城警察署へ報告して届け出を出します。最後に7番目として、安城警察署から許可が出た後に、正式に通学路として変更し、実施をしていくと、そういった流れであります。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 大変わかりやすい説明ありがとうございます。


 今の説明の中で、4番目の関係各課というのは、当局、庁内との話ですか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 関係各課というのは、土木課、安心安全課であります。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 保護者、区長からの地元申請、それから7番目の安城署からの許可が出る、通学路の変更の実施をするということなんですが、これは期間的にいうと、どれぐらいの期間で許可がおりますか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 ちょっと自分は直接にはわかりませんけど、想像するに、一月とか、それぐらいの単位かなという感じがします。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今回は、新林で68戸という開発の住宅なんですけど、かつて近年に変更の申請というか、手続はあったんでしょうか。あったという記憶があれば、どこの地区とか。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 申しわけありません、ちょっと自分のほうは把握しておりません。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 そうですね、私もちょっと聞いてないものですから、教育長のほうが把握していればと思いまして、ありがとうございます。


 では、次のほうへいかせていただきます。


 2番目、企業駐車場について。上重原町北部丸山地区、丸山古墳北側駐車場工事について。


 私は、平成28年6月30日の完成と聞いているが、これの進捗状況を教えてください。市民部長。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 これにつきましては、農業委員会のほうで案件が上がっておりましたので、私のほうから御報告をさせていただきます。


 お尋ねの企業の駐車場につきましては、平成27年6月に農業委員会に農振除外の申請がされました。そのときについては、周辺の農業従事者への影響があるということで、一旦、承認について保留がされました。その後、企業と重原の維持管理組合の間で念書が交わされたということで、その内容を確認した上で、8月の農業委員会のほうで承認をされました。その念書の内容というのが主に3点ありまして、一つ目については、工事及び工事箇所に埋設された明治用水のパイプの補強、それからもう1点が農作業の確保、農道の保全等のため、農道を通行しないように、また駐車場の出入り口については155号線沿いに変更すること、また照明設備について、農作物への影響を少なくする対策をとること、この辺の内容について念書が確認できましたので、農業委員会のほうで承認をされました。最終的には、ことし1月27日、愛知県知事から農地転用の許可がおりました。


 工事期間については2月1日から6月末、供用開始は7月1日だというふうに伺っております。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今、農業委員会のほうで、乗り入れ口の変更が155号線からの変更等を見直すようにということでお答えがあったんですが、これ、当初計画の台数とか進入、退出路に対しての対応能力は、この台数に対しての入口・出口に対して交通停滞を起こさないような状況なのか、その辺がわかっていれば教えてください。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 こちらのほうで確認できますのは、今回、農地転用された面積については1万6,447平方メートル、それを617台分の駐車場として整備をする。それから、駐車場の出入り口につきましては、既存の刈谷市にある出入り口はそのままで、今回、追加で知立市のほうへ進入口と退出口を1カ所ずつ設けるというふうに聞いております。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 当初、私のほうから市民部長に対しての通告はしていなくて、後で議長を通じて、事後承諾という形でしていただきました。


 次に、開発に際し、地元の市民、地権者の方々に対し交通支障を来さないため、決められた進入・退出路がルールをつくり守らせるとお聞きしているが、もし守らない車が出てきた場合、どのような対応をするのか。また、農作業に支障を来す可能性も考えられる。企業に対して、例えば警備員を立てるというような提案要望をするのかどうか、具体的な要望案があれば、お示しいただきたい。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 先ほど言われた念書の内容について、確実に実行されるかどうかという話でございますけれども、あくまでも維持管理組合と企業の間で交わされたものでございますので、行政として、そこに何らかの対応をするということは考えておりません。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今、市民部長のほうから維持管理組合との確約書を交わされているということで、行政のほうとしては、なかなか立ち入りにくいということですね。わかりました。


 次に、工事における道路舗装不陸・亀裂が生じた場合、私は、原状復帰は開発側が施工すると考えるのが妥当だと思いますけど、この辺、建設部長、どんなものでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 知立市道の道路管理者という立場にてお答えをさせていただきます。


 道路法第22条の定めにもございまして、工事原因者に対する工事施工命令というのがこの条文の中で規定されております。平たく言いますと、原因者が復旧するのが原則でございます。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 これはもし企業に守っていただけなければ、また当局のほうから再度厳しく言っていただくということでお願いします。


 もう1点、将来、企業側が駐車場に入るために155号線から入らなければいけないところを、農道を通行する車が多く発生した場合、この地区に対して、一方通行の規制をかけるようなこともあり得るのか。この辺のことは、危機管理局長、どんなものでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 危機管理局長。


○危機管理局長(高木 勝)


 一方通行の規制でございますが、原則といたしましては、付近の住民や土地の所有者全員の同意が必要となります。区長等から皆さんの要望として市のほうに上げていただいて、私どものほうが安城署に協議すると、そういう形になるかと思います。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 そうしますと、先ほども繰り返しますけども、企業が社員に対して、例えば警備員を駐車場に立ててほしいとか、そういう要望、守らない車が多くなった場合は、そういう要望は、当局のほうとしてはしていくことはあり得るんですか。


○議長(池田滋彦)


 危機管理局長。


○危機管理局長(高木 勝)


 今回、企業がというよりも、一般論としてのお話なものですから、一歩通行の規制というのについての手続について安城署のほうにちょっと確認をさせていただいたところです。


 ということで、いずれにしても、規制というのは通行車にやってはいけないことをつくるわけですから、地元の住民の同意がなければ規制はできないということでございます。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今、状況がわかったんですが、今の言葉じりじゃないんですけど、そのような一方通行の規制をかけるとか云々ではなく、例えば警備員を立ててほしいというような提案を企業側にしていくのかどうなのか。これは、地元の町内がやるのか、それとも市のほうがやっていただけるのか。その辺はどんなような見解でしょうか。


○議長(池田滋彦)


 危機管理局長。


○危機管理局長(高木 勝)


 この内容を見る限り、原因者というのがはっきりしてございますので、行政で税金を使って警備員を配置するということはないと思いますし、企業側に警備員を出さなければいけないという命令も恐らく出せないんじゃないかなという気がします。その中で、一方通行という方法が一つあるのであれば、そういう形で進めていくという方法があるのかなと思います。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 わかりました。


 次は、3番目の特別養護老人ホームについて。


 上重原町蔵福寺地区に建設、特別養護老人ホームの整備状況の詳細をお示し願いたいのですが、よろしくお願いします。保険健康部長。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 詳細ということですけども、今現在どのぐらいの進捗率かということを先月末、確認しております。ほぼ50%の進捗であるというふうに聞いておりまして、工期としては来年の1月末ということになっていますけども、それには順調に向かっておるというようなふうに聞いておるわけですが、それ以上の詳細については、申しわけございませんが、わかり兼ねますので、よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 私も地元なものですから、よくあそこを通るんですけど、工事用の防御ネットを張ってあると。外からはなかなか見えないんですけど、だんだん上のほうへ建っていくかなと、今言われた状況の建設になっています。


 次に、市内の特別養護老人ホームに入所されている人数と入居希望者状況及び待機の状況をお示しいただきたい。保険健康部長。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 入所状況につきましては、今、三つの特別養護老人ホームがございます。ヴィラトピア知立とほほえみの里、それから小規模ヴィラと言われるところですが、定員数が全部で179人あるわけですが、全て満床ということでございます。


 それから、待機数ということですけども、小規模ヴィラについては待機者数がないということで、ほかの二つのところ、あわせて108人が待機という状況でございます。ただ、ここの108人の中には、両方に申し込んでみえる方もある可能性がかなりあるということでございますが、ちょっと具体的に誰がという確認はとれませんので、そういった形でよろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 108名の方が待機されているということですね。


 現在建設中の蔵福寺の老人ホーム、これ、規模、ベッドはどのようになっていますか。募集要項及び入所条件は、また入所者の市内・市外についてもお示しいただきたい。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 定員は60名ということでございます。


 募集要項につきましては、特にまだ準備ができていないというふうに聞いております。


 それから、入所の条件ですが、これは要介護3以上の方が原則ということになっております。これは、どこの特別養護老人ホームでも共通ということでございます。


 市内・市外ということは、これも市内の人優先だとか、そういうことはお願いはしたいわけですけども、それは条件としてつけることはできないということになっております。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 私も地元にいますと、よく聞かれるんですよ、市内優先なのか、どうなのかと。これは、なかなかそういうわけにはいかないというところですね。


 なお、入居者の状態、例えば認知症及び介護認定などの制限について、入所するための募集要項はまだできていないということなんですけど、希望者からの電話問い合わせは、現在、どのぐらい来ているんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 それについても、市のほうに問い合わせがあるというものではなくて、直接事業者のほうにということでございます。それについては確認はさせていただいたんですが、ぼちぼちあるよというのがお答えでして、具体的にはということでお聞きしますと、週数件はあるということですので、問い合わせ自体は入っているということでございます。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 細かいことですけど、ぼちぼち問い合わせがあるのは、知立市内の方、それとも知立市外の方、その辺は確認できていますか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 できておりません。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 まだまだ待機者108名ということで、ベッド数が60床、ショートステイが20床、これでまだまだ老人ホームが足りないということなんですけど、今後ますます高齢化が加速する中で、福祉行政の計画、老人ホームの計画が今後、現在、例えば懸案になって、知立市内でつくりたいという話が出てきているのかどうなのか、その辺は把握してみえますか。


○議長(池田滋彦)


 保険健康部長。


○保険健康部長(中村明広)


 まず、待機の話についてちょっと補足をさせていただきたいと思います。


 108名あるわけですが、予備的に、将来、おじいちゃん、おばあちゃんが入りたいのでということで、既に申し込みをされている方、そういった方もございます。そこの中で、すぐにでも入居をしたいと言われる方は108名中33名というふうに聞いておりますので、今回、60床ができるということになりますと、数字の上では、そういった方たちはみんな入れるのかなというふうに思っております。


 それから、今後の建設の計画なんですけども、ちょっと具体的に名前は言いませんけども、市内の社会福祉法人からは小規模の特別養護老人ホーム、29床以下のところですけども、こういったものをつくりたいというお話は聞いたことはあります。ただ、これから上重原に一つできる、それから有料老人ホームですけども、福祉の里の前にできて、もう既に今、運営が始まっていますけども、そういったものができる以前の話でしたので、その入居状況を見ないと、本当に今つくって大丈夫かということは危惧されて、様子を見た上で、今後の方針を考えるというふうには聞いております。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今後ますます老人がふえてきますので、危惧するところもありますけど、もしそういう場合が出てきましたら、早急につくっていっていただきたいと、県の許可もありますけど、その場合は、当局のほうとしてもなるべく早く許可申請がおりるような方法で進行していっていただきたいと思います。


 先ほど上重原の丸山地区でもお聞きしたんですけど、ここも今、建設工事車両等が出入りしているところで、これを見てみると、道路不備不陸・亀裂が生じている、この辺に関しては、また先ほどと一緒で、建設部長、原状復帰は施工業者のほうに言っていただけるかと思いますけど、その辺をもう一度、お願いします、この現場についての。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 先ほどと同じ回答でございますが、原因者負担にて施工という認識でございます。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 市内、都市計画マスタープランによる北部、中部、南部、この地区のまちづくり方針に基づく住宅系の市街化編入計画について、この地区地区の、あくまで住宅系、この編入計画について、都市整備部長、お聞きしたいです。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 都市計画マスタープランを見てお答えいたします。


 中部地域、これは名古屋本線よりも南で猿渡川よりも北の地域、これを中部地域と言っておりますけども、この中では、住居系拡大市街地、いわゆる市街化編入、この地域として上重原町、鳥居地区と蔵福寺地区の計画がございます。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 これは、南部のほうも入っているところがあるかと思いますけど。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 小さなところでございますけれども、南部地域では西中町の跡落の北側部分、それと北部地域では八橋町山田谷で一部のところがございます。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 北部地区で山田谷ですと、ごく少ないですね、これはわずかですね。広さ的にはどれぐらいですか、北部のほうで。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 1.4ヘクタールでございます。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今後、住宅系開発申請は、例えば10戸以上のところを戸建てでつくりたいというような、そういう申請のほうは直近では出ているところがあるんですか、業者から。その辺があるか、ないかというところで回答をいただきたいんですけど。建設部長。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 お答えさせていただくのにちょっと困っておるところなんですけども、一つ、持ってきましたのが昨年度、こちらは当市のうちのほうが所管します知立市開発行為等事業に関する手続条例、これはどういったものかといいますと、都市計画法の開発許可に必要なものだとか、開発行為がなくてもある程度の件数がある、こちらの場合ですと20戸以上の建設計画、こういったものに対して、事前手続制度というのを課しておりまして、そこでの件数と面積等々の数字でお答えをさせていただきます。


 市内全域でよろしいでしょうか。


 昨年度1年間には、住宅系開発申請は13件ございました。仕分けでは、集合住宅と宅地開発とに分けてお答えさせていただきます。


 集合住宅は6軒で100戸、宅地開発のほうは7軒で88区画です。計13軒、188戸、こういったものが昨年度、申請がありました。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今、集合住宅が6軒で100戸ということですけど、この中で、わかればでいいですけど、独身か、ファミリータイプか。年齢層は別にして、ファミリータイプか、独身者かというところをわかれば。


○議長(池田滋彦)


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 申しわけないです。詳細資料は持っていなくて、私もこの事務には携わっておりますので、ほぼ同じぐらいずつはあると思っております。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 7番 小林議員。


○7番(小林昭弌)


 今、建設部長のほうから状況をお聞きしたんですけど、一番初めに戸建て住宅について、学区変更、通学路変更になるような大規模な開発が出てくる。こういう知立市人口増としての期待をしていますけど、この辺のことに関して、市長、輝くまち、子育て日本一、この辺のことに関して、改めてちょっとお聞きしたいんですけど。市長、お願いします。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 知立市は、第6次知立市総合計画に基づいて今、事業を推進しております。


 今、小林議員御披歴のように、キャッチフレーズが「輝くまち みんなの知立 安らぎ・にぎわう 住みよさを誇れるまち」ということで、今、事業を推進しております。


 その中で、今、小林議員がおっしゃられましたように、子育て環境をよりよくしていく、子育て環境日本一をつくっていく、その中で、総合計画の中でも三つ目の柱で、次代を担う子供を豊かに育んでいくまちをつくっていくんだよ、そういう柱を掲げております。


 ソフト的には、例えば教育においては少人数学級の拡大でありますとか、放課後においては子ども教室、児童クラブの一体感を持ってやっていくということでありますとか、いろいろな施策をやる。


 ハード的には、先ほど小林議員に御披歴いただきましたように、いい住宅環境をつくっていく、とりわけ平成33年までを目途としております都市計画マスタープランの中で、蔵福寺地区の約22ヘクタール、そして鳥居地区の約11ヘクタールをまずは駅から住居系の調整区域からの市街化編入にふさわしい住居地域になるということで、県にお認めいただいとるわけでありまして、そちらのほうは区画整理をやっていって、よりよい住宅環境をつくってまいりたいと考えております。


 いずれにしても、ソフト整備、そしてハード整備をしていきながら、輝くまち みんなの知立をつくってまいりたいと考えております。


○議長(池田滋彦)


 川合教育長。


○教育長(川合基弘)


 先ほどの通学路変更について、自分の記憶に基づいた、少し曖昧な答弁をしましたので、先ほど資料が来ましたので、もう一度、補足させていただきます。


 まず、通学路変更にかかる期間でありますけども、先ほど一月ぐらいかなということを言いました。係のほうからの話ですと、事例によって非常に差があると。場合によっては、1年以上かかる場合もあるという話でございます。


 ただ、一つ、ここに昨年度の事例がありまして、これを見ますと、知立小学校が鉄道高架の工事にかかわって、通学路を変更せざるを得ないという事態がありました。これについては、学校のほうから4月30日に審査が上がってきまして、決定したのが6月18日ですので、1カ月半ぐらいでという事例もあります。


 それから、もう1点、通学路を変更した事例はありますかということで、ちょっと記憶にありませんという答弁をしましたけども、今、紹介をしました知立小学校の鉄道高架にかかわる通学路変更、それからもう1件、昨年度でいいますと、南中学校で住民の方からの声に従いまして、一部、南中学校の通学路を変更したという例があります。


 以上、2点であります。


○議長(池田滋彦)


 これで7番 小林議員の一般質問を終わります。


 ここで10分間休憩します。


                 午後2時50分休憩


              ―――――――――――――――


                 午後3時00分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 建設部長。


○建設部長(野々山浩)


 先ほどの小林議員への回答の中で、一つ、訂正をさせていただきたいと思います。


 昨年度の開発申請等における集合住宅の中での件数の割合はということで、私の記憶の中で半々ぐらい、そのような言い方をしました。今、資料が来ましたので、お答えします。


 件数中、28戸が単身者の住宅になります。したがいまして、集合住宅が100戸ですので、72戸と28戸です。申しわけないです。


 以上、訂正させていただきます。


○議長(池田滋彦)


 次に、15番 稲垣議員の一般質問を許します。


○15番(稲垣達雄)


 議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして、質問させていただきます。


 今回は、当面の諸課題として、障害者優先調達推進法と、かきつばたのまち知立市として、そして飼い主のいない猫対策について伺います。


 それでは、初めに障害者優先調達推進法について伺います。


 平成24年6月27日に公布され、平成25年4月1日より施行された法律で、国などによる障害者就労施設などからの品物などの調達に関し、受注の機会を確保するために必要な事項を定め、供給する物品等に対する需要の推進を図り、障がい者や在宅就業障害者の自立を促し、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律ということでございますが、市内における障がい者就労施設の所在、また取り扱いされている物品について御披歴をお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 今の就労施設の中で、物品等を扱っているところについて御説明させていただきます。


 知立市のホームページのほうにもカタログとして載せさせていただいておりますけど、それについて説明させていただきます。


 まず一つ目、桜木町にあります知立市かとれあワークス、こちらのほうは地域活動支援センターという形になっておりますが、こちらのほうでは間伐材の割りばし、それとか自家焙煎コーヒー、それとリバーシブル帽子とか小物類をつくらせていただいております。


 それと、弘法町にありますけやき作業所、こちらのほうは就労継続支援B型ということで、一応、布巾とか消臭袋、あと油の吸収剤、そういったものを物品として扱っておりますし、役務として廃棄コードの処理作業も行っております。


 それから、第2けやき作業所、これは八ツ田にあるメープルけやきのことですが、こちらのほうは就労継続支援A型・B型という形でやらさせていただいて、パン、クッキー、パウンドケーキ、そういった喫茶もやっておるという形になっております。


 それから、新林町にあります空と書いてテンと読みます。こちらのほうは就労継続支援A型ということで、菌床シイタケ、生シイタケと乾燥シイタケを扱っております。


 それと、長田3丁目のこもれび第一、これも就労継続支援A型・B型になりますが、こちらは除菌消臭剤、インテリア小物、あと人形等の洋服もつくっております。あと、役務としてポスターやチラシの作製並びに名刺の作成、あと清掃とか除草作業も行っております。


 それと、桜木町にありますこもれび、こちらのほうが就労移行支援並びに継続支援のB型を行っております。こちらのほうでは、先ほどのこもれびと同じく、除菌消臭剤、それと竹細工、あと手芸品を扱っております。役務としましては、ホームページの作成請負とかデータ入力も行っておるということでございます。


 それから、池端3丁目にございますスマイルリンク、こちらのほうが就労継続支援A型、こちらのほうは物品ではなく、役務のほうを行っております。自動販売機管理、飲料水の販売とか、それとあと工場製品の梱包並びに印刷物を折ったり、おしぼりを折ったり、そういった簡単な作業をやっております。


 それから、新地町にあります、わいYOUホープ、こちらのほうが就労移行支援と就労継続支援B型をやっております。こちらのほうは、料理店ASHA「あさ」ということで、そういった料理店をやっていると同時に、弁当等も扱っております。それと、役務としまして、清掃とか施設管理、あと情報処理のテープ起こしとかも行っております。


 また、生活介護事業所のNPO法人AMIというところが平成27年4月から立ち上がったわけなんですが、こちらのほうが牛乳パックを使って椅子をつくっております。そちらのほうで、昨年ですと、福祉健康まつりのほうで販売をさせていただいておるということで、以上の9カ所のほうで物品並びに役務について扱っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 九つの施設でパンやクッキー、こんな食品、役務としては廃棄コード、これの処理、また自販機などの管理を行っていると。わかりました。


 この仕事といいますか、受注の機会をどのように確保し、物品の調達の推進を図っておられるのか、その方針についてお聞かせをお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 これにつきましては、毎年、知立市障害者就労施設等からの物品等の調達方針、こちらのほうを決めさせていただいております。当然、平成28年度もこの物品方針を決めさせていただいて、部長会という会議の中で諮らせていただいております。これについてですが、基本的には、目標については、一応、前年度の実績を上回る、これが目標になっております。


 それと、就労施設等から調達可能な物品等の情報収集、こちらについて行わせていただいて、庁内LAN等を使って各部署に情報提供させていただく、その中で使えるもの並びに役務でやってもらえるものということがあれば、そういった形で、可能な限り注文していただく、発注していただくという形なんですが、やはりそれについては、一応、施設等の特性もありますので、あとつくる量とかもありますので、その辺については配慮していただいて、そういった納期もある程度、長くとってもらうとか、そういったのを気をつけていただくような形で推進させていただいております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 施設の特性を見た、大変優しい体制で物品調達の推進に務めていただいている、こういったことでございます。わかりました。


 今、情報というお話がありました。この情報の提供をどんな手段で、今、庁内LANとかいろんなことを言われたんですが、ちょっとそこら辺、詳しく教えてください。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 基本的には、市のホームページにあります。市のホームページの障がいのところをクリックしていただくと、調達物品という形のところがありますので、そちらをめくっていただきますと、いろんなカタログが出ております。先ほど御報告しました事業所の扱っているものが、写真も含めて書かせていただいております。そういったことでやらせていただくのと、あと平成26年度の実績についても公表させていただくということでやらせていただいております。


 その中で、こういった庁内の会議もやらせていただいているんですが、それについても会議記録ということで、ホームページの中で御報告させていただく、そういった中でいろんな情報提供をさせていただきながら、物品等の調達を進めさせていただくという形でやらせていただいております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 きめ細かい対応をされておるということです。


 今、お聞きした中で、調達の実績、これがわかれば、各課別にわかる範囲で結構ですので、教えてください。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 まず、実績なんですが、平成25年度なんですが、金額的にいうと398万2,925円です。内訳でいうと、食料品関係が396万2,935円、あと小物雑貨で2万円、それと今回ホームページのほうで実績を上げさせていただいております平成26年度、こちらのほうが418万4,837円、内訳としまして、食料品で376万981円、小物雑貨で6万7,900円、それと役務として35万5,956円、部局の関係で、今の食料品の部分なんですが、まず安心安全課のほう、クッキー等、啓発物品ということで4万9,000円、それと給食センター、こちらのほうはパン、7万8,000円、それと福祉課においても物品ということで、クッキー等、これが8万8,560円、それと保育園のほうで354万5,421円、食料品として合計が376万981円になります。それとあと、福祉課において小物雑貨等の発注もさせていただいております。そちらが2万7,200円、それと役務のほうでですが、環境課のほうから廃棄コード、こちらの処理ということで、けやきのほうに頼んでいただいております。こちらが35万5,956円ということで、合計が先ほど平成26年度で言いました418万4,837円ということになります。


 それと、平成27年度はまだ実績が出ていないわけなんですが、今回新たに、かとれあワークスにおきましてポケットティッシュの製作・発注ということでやっていただいて、7,000個ということで、11万2,000円という形で発注していただきました。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 平成27年度は、新しくポケットティッシュの注文が入ったということですね。


 今、お聞きした中で、実績の多くは保育園の給食用食材となっているのかなと思います。全ての保育園が大変積極的に対応して、購入していただいている、このように思います。


 保育園の献立作成とかデザートについてはどのように作成されておるのか、それについて教えてください。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 保育園につきましては、給食と同様に、管理栄養士が毎月、市内統一献立というのを作成しております。その中で、各園のほうで使っていただく、その中で障がい者の就労施設のほうへ発注できる。特に、そういった施設のほうで調達できるものであれば、積極的に入れるような形で保育園ではやらさせていただいております。当然、全公立保育園についてはそういった形でやらさせていただきますし、移動販売で保育園のほうに来ていただいて、職員のほうがパンを買うということもやらさせていただいております。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 きょうの質問、本当にいろいろと障がい者施設の方のお話を聞く中で、働く子たちのこういった機会というのが、笑顔を生むすばらしい仕事ということで、今、市内のいろんなところでこういった活躍する場が提供されております。


 今後も、こういった障害者就労施設の受注の機会をより一層、拡大されますよう、お願いいたします。


 このことについて、福祉子ども部長、そして市長にも御所見を伺います。よろしくお願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 現在、地域自立支援協議会、こちらがあるわけなんですが、そちらの下部組織の中で優先調達推進部会という形で会議等をやらさせていただいて、関係各課に出席していただいて、話し合いをさせていただいております。当然、今年度も当初に、先ほどの調達方針を報告させていただいて、説明させていただいて、お願いをさせていただいているところであります。


 先ほど稲垣議員の言われましたように、やはりこういった売り上げについては、そのままストレートに障がい者の方の賃金のほうにはね返っていくものであります。そういったことで、やっぱりこういったものがたくさんふえれば、当然、障がい者の方たちの賃金もふえてということで、それは本当に喜ばしいことだと思っております。


 今後も、そういった利用拡大については検討させていただきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 本当に障がい者の皆様方がつくられるものを、私ども行政としても最大限購入させていただいているわけであります。


 きょう、こうして稲垣議員に御質問いただいて、私どもも今ホームページでもPRをしていますよとか、いろんな形でお知らせをさせていただく機会をいただきました。ぜひ議員の皆様方も、お知り合いの皆様方、そして地域の皆様方に積極的に使うように、また働きかけをいただきたいなと。また、市民の皆様方もホームページを見ていただくと、こういうものがあるのか、こういうものなら使えるなとなりますので、ぜひ御活用いただきたいなと。あわせて、我々職員も、もっともっと、私自身もそうであります、PRに走っていかないかんなと。あわせて、職員に指示しているのは、障がい者の方に寄り添って、市民の方のニーズを探し出して、こういうものをつくったらもっといいんじゃないの、こういった形で役務を提供するともうちょっとやれるんじゃないのというのを、もうちょっと品物、また役務のサービスを拡大するように今指示をさせていただいております。いずれにしましても、これからもしっかりと、非常にいい事業でございますので、拡大をしてまいりたい、PRをしてまいりたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 その辺、よろしくお願いいたします。


 続きまして、第2けやき作業所職員と、そこで働く世話人の駐車場について伺います。


 けやきの会にとって待望の四つ目のホーム、そして福祉の里八ツ田に三つ目のホームが平成28年11月下旬に完成します。ホームの建設予定地は、現在、第2けやき作業所の職員、そしてホームで働く世話人たちの駐車場として利用されてまいりました。第2けやき作業所の職員、そして世話人の自動車通勤、その自動車通勤の方の人数等を把握されておられましたら、お聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 これにつきましては、けやき作業所のほうに少し確認させていただきました。


 まず、第2けやき作業所、メープルけやき、こちらのほうと、すぐその横にあります放課後児童デイサービスのみどりというところがあります。こちらのほうの職員で12名です。それとあと、八ツ田の?・?のグループホームの世話人の方で2名ということです。今度、八ツ田の?が11月にできるということなんですが、こちらで1名ということになりますと、世話人は3名になりますので、全体で15名ということになります。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 ということは、15名で15台必要なのかなということになるかと思います。


 さて、メープルけやきが7周年を迎えられました。御存じのように、パンが大変おいしいということだけではなく、働く皆さんの、先ほど申しました、笑顔がすてきだという評判でございます。お店は大繁盛、時には駐車場にとめられなくて戻られる方もあると、こんなことも聞いております。そして、いよいよホームの建設が地鎮祭も済み、始まりました。


 駐車場確保について、知立市として検討いただいているのでしょうか。その辺についてお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 こちらについては、けやき作業所のほうからも福祉課のほうへ話があって、話も聞いておるという形になっております。当然、今のケアホーム八ツ田?、こちらのほうにつくるところに駐車していたということで、工事の段階で使えないということであります。


 その中で、今現在におきましては、一部市の普通財産のところを借りてですが、そちらのほうにとめていただくような形でお願いをさせていただいて、それについては、うちの財務のほうに相談をかけさせていただいて、使ってもいいよということでありましたので、今年度については、そちらのほうを使わさせていただくような形でお話しさせていただいております。


 それと、それ以降の話なんですが、それについては、やはりけやき作業所と一緒になって、その辺の民間駐車場等を検討させていただいて、どこかいいところがあれば借りていくというような形で、市のほうにおいても、その場所について協力できれば協力していく、そういったところに、一度、検討の中に入らさせていただいて、御協力させていただきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 このことについて、少しいろんな部署でお話を聞いてきました。これは確認のために伺います。


 農業振興地域内の農用地を農地以外の利用へ変更する場合で農用地除外については、農業振興地域の整備に関する法律第13条第2項に定められた5要件を満たす場合に除外可能、このようにあります。そして、1号要件、必要性があり他の土地でかえることが困難なこと、2号要件、農地の集団化に影響がないこと、3号要件、地域の担い手の利用集積に影響を及ぼさないこと、4号要件、土地改良施設に影響を及ぼさないこと、そして5号要件、土地改良の完了から8年経過していること。また、農地以外の利用については、農地法第5条の規定により愛知県知事の許可が必要で、農地の区分として、第1種農地で10ヘクタール以上の一団の農地とあり、第1種農地の許可基準は、住宅、その他申請地周辺居住者の日常生活上・業務上、必要な施設で集落に接続して設置されるもの、また、特別の立地条件を必要とするもの、既存施設の拡張2分の1以上であるものとあります。


 八ツ田町泉地区に除外要件の代替性につながる用地が、お聞きしたところ、ある、こんなようなことを聞きました。その辺について、市民部長、お話をお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 農用地の除外の5要件につきまして、また農地以外の利用の許可基準につきましては、今、稲垣議員御披歴のとおりでございます。


 ホームのございます八ツ田町泉の地区につきましては、この要件基準が満たされるものとは思いますけれども、具体的な用地がお決まりでしたら、まだ農業委員会のほうへ御相談をいただきたいというふうに思います。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 まずは農業委員会、そういうことでございますね。


 社会福祉法人けやきの会が行っている福祉サービスは、将来にわたって続きます。障がい者の生活支援に還元できる施設整備、環境整備は福祉行政の責務ではないでしょうか。メープルけやきの職員と世話人の方々の駐車場の確保について御所見を伺い、そして林市長には、国道419号の高架下を社協の職員の駐車場利用にこぎつけられた実績を持っておられると聞いております。国道419号高架下の駐車場利用について、市長に御所見を伺い、本件についての質問をここで終わらさせていただきます。よろしくお願いします。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 メープルけやきの職員の方、それとグループホームの世話人の方の駐車場につきましては、当然、今、不足してくるという状況であります。当然、でき上がってからの問題もありますので、それについては、そこを使う障がい者の方の支援が滞ってしまうようなことのないような形で、何とか協力させていただきたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 メープルけやきの駐車場につきましては、今、国道419号の高架下ということもおっしゃっていただきました。いずれにしましても、事業が滞るのことのないように、メープルけやきと一緒になって考えてまいりたいと思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 続きまして、かきつばたのまち知立市として、史跡八橋かきつばた園について伺います。


 平成29年度からおおむね5年間をかけて行われるとされるかきつばた園の大改修、整備計画についてお聞かせ願います。よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 かきつばた園の整備計画でございますけれども、昨年4月より4回、委員会を開催し、昨年12月に改修案をまとめました。今年度については、最終案にさらに検討を加えまして、具体的には、かきつばたの花や日本庭園の専門家の御意見もいただきながらということになりますけれども、新庭園及び旧庭園の池の土壌改良、給排水整備、園路整備、橋の整備などについてさらに検討を行い、最終的な計画をまとめていきたいというふうに思っております。


 工事につきましては、平成29年度から5年間を予定しているものであります。


 また、かきつばたの花ですけれども、現在、心字池のかきつばたの花からとった種で、シルバー人材センターのほうで試育を行っていただいておるんですけれども、これにつきましても毎年1,000本の苗が供給できるように供給を行っていきたいというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 わかりました。


 今、シルバー人材センターで心字池の種から苗を育てる、毎年1,000本の苗を供給できるように態勢をとっているということでございました。これは、これからも毎年続けていかれる、また工事が始まってからも続けるということなんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 これにつきましては、今後も継続して実施をしていきたいというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 わかりました。


 それでは、次にかきつばたまつりについて伺います。


 少し古い話になります。平成8年に開催されましたかきつばたまつりに時を合わせて、在原業平展が歴史民俗資料館、そして八橋史跡保存館で開催されました。メーンの展示品として尾形光琳国宝かきつばた図屏風を購入され、展示されたとお聞きします。


 かきつばた図屏風のレプリカを購入されたとお聞きしましたが、このレプリカの購入価格、また一般公開を含めた活用と計画について、わかる範囲で結構です、教えてください。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 当時の資料を調べました。尾形光琳のかきつばた図屏風のレプリカの購入につきましては、平成9年3月28日に購入をしております。価格につきましては824万円、購入先は講談社出版販売株式会社より購入したものでございます。購入以来、八橋かきつばたまつりの期間中、史跡保存館のほうで展示をしているという状況でございます。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 824万円、800万円の消費税3%だということだと思います。さすがといいますか、大変高価な美術品、これは先ほど教育長が工芸品と呼ばれました。大変高価な工芸品ということであります。


 尾形光琳国宝、今、硯箱という話が同僚議員、神谷議員からもお題にのぼっておりました。レプリカとはいえ、これもお聞きするところ、324万円、これまた大変高価な美術品であります。購入に当たっては、慎重に検討されるということでございましょうが、このものによって、効果といいますか、話題にのぼるのが一過性であっては困るわけでございます。市民を初め、専門家有識者の意見をもとに、購入時期、そして活用方法や保管についてなど、慎重な検討が必要と私は考えます。


 この硯箱、先ほども神谷議員が申されましたように、3点セット、私もこれ、大変すばらしいのかなと。さきのサミットでも、八橋図、また、今申したかきつばた図、セットでテレビでも見ました。すばらしいなと。こういったものをモチーフに、知立八橋かきつばたが登場するわけですから、私も大変興味を持っております。すてきだなと思っております。


 ということで、当会派も視察の帰りに4人で勉強してまいりました。そこで、いろんなお話を聞いてきました。実際に、今日までこの硯箱、制作には3カ月かかるということでしたが、過去に三つ、買い求められたということでございました。これを買われた方は、尾形光琳デザインの熱狂的なファンの方、個人が3名買い求められたと、このようにお聞きしました。かきつばた図屏風、そして長線、そして硯箱、この3点セット、こういった声も聞くわけでございますが、国宝のレプリカ購入、そして活用について、市民部長の御所見を伺います。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 硯箱の購入につきましては、その活用方法等、十分に検討して、購入について考えたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 私の本題の趣旨の質問とは少し外れていますが、こういった声も私のみならず、たくさんの市民からもあったものですから、ふれさせていただきました。


 知立市としては、八橋かきつばた、これは本当に宝物です。ということで、大事に大事に知立の観光立市、それを目指すにも非常なツール、これは誰しもが思うことであります。今、多々いろんな問題もありますが、今日までにかきつばた図屏風の展示によって、成果、効果、観光客の増加とか、長く続いているミスかきつばたコンテストの盛り上がりなど、祭り全体に与えた影響、効果、それについてお聞かせ願います。よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 かきつばた図屏風の展示による効果ということでございますけれども、先ほどの答弁の中で、平成9年購入をした、それ以来、保存館のほうで展示をしとるわけですけれども、具体的に記録がございませんので、どれぐらい入場者数がふえたかについては、ちょっと記録を持っておりませんけれども、例えばことし5月に長線が寄贈されて、祭りの期間中に展示をしました。そうしましたら、昨年の5月の入場者数1,046人のところ、今年度については5月1,413人の入場者があったということで、それなりの効果はあったのかなということで思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 そうですよね、やっぱりこういったものをうまく使えば、必ず効果は生まれるということで、知立市、いろんなものを見ているんですけど、本当に歴史系の財産もたくさんたくさんあるにもかかわらず、なかなかヒットしないというものが感じられます。ぜひともこういった機会、チャンスを得たわけですので、本当に市民、それからまた地元の発展会だとか、保存会だとか、いろんな方の声をまとめて、ぜひそういったものの方向性をきちんと示していただきたいと思います。


 今申したように、こういったチャンスを一過性のにぎわいで終わらせないためにも、購入に当たっては、慎重に、また数字的に観光客数だとか、土産物の売上高だとか、こういった数値目標を掲げてしっかりと検証し、市民に納得いただけるようなおはかりをお願いしたいと思います。これには、先ほど申したように、観光協会、旧跡保存会、また地元発展会の意向を踏まえた上で、このことについて、再度、市民部長としてのお考えをお聞かせ願います。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 硯箱の購入につきましては、ちょっと答弁が繰り返しになるかもしれませんけれども、観光資源、また文化的な価値のあるものだというふうに思っております。今後の活用について、関係の方と協議の上、最終的に判断をしたいというふうに思います。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 そのようにお願いいたします。誇れるかきつばた園の再生と市内外に誇れる祭り開催、大いに期待いたします。


 次に、かきつばたの育成について伺います。


 保存会の皆様に御心配をかけながらお世話いただいているところでございますが、株分けした安城市丈山苑では生育状態がとてもよかったです。300株が見事に花を咲かせておりました。本家とする八橋かきつばた園の現状について御所見を伺います。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 かきつばた園のかきつばたの育成につきましては、ここ数年、生育不良が続いております。立ち枯れをしたり、十分に生育しないまま花が咲いてしまったりと、とても残念な状態が続いております。来場された方からも、がっかりして帰られたというような声も聴いております。管理をしていただいております保存会の皆様にもいろいろ御苦労、また御心配をおかけしているところであります。


 生育不良の原因といたしまして、検討委員会のアドバイザーをしていただいておる園芸家の小笠原様から意見をいただいておりますのは、生育不良は病気の蔓延によるもので、対策には土壌の改良と池の水の独立によるよどみの解消、そして病気の予防が必要であるというふうに伺っております。また、農作物に連作障がいがあるように、かきつばたにも同様なものがあるというふうにも伺っており、その時期がちょうど重なったものではないかというふうにも伺っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 見る限り、ここ数年、ちょっと心配だなと思っております。完全復活、回復にはまだまだちょっと時間がかかりそうでございます。


 自然環境浄化活動に取り組んでいる知人から聞きました。その方の診断では、先ほど申されたように、池の土と水の微生物バランスが壊れている、こんな指摘もございました。これはかつて金沢兼六園のかきつばたをお守りしてみえる方が知立市に来られて、これは四、五年前のことです。ちょっと心配されて、お戻りになられました。


 旧東海道松並木の明治用水西筋遊歩道のせせらぎ、ここにもかきつばたが咲いております。ここのかきつばたの状況は、私が申すまでもございません。歩け歩け運動のときに皆さんがごらんになったとおり、本当に見事に咲いておりました。これは、牛田町の方が、せせらぎの底にたまったヘドロを2年余りかけて分解処理した、その努力のかいあって、見事にことし100点満点の花が咲いたということでございます。


 かきつばた園の池の底にも、さきに会派で何度も何度も池を訪れて、村上議員にも泥のにおいをかいでいただきました。随分たくさんのヘドロが堆積しており、生き物が住める状態にないように思いました。こうした池では、当然生き物、かきつばたも生き物でございます。これで生きていく、生育するのはこんなんじゃないかなと思っております。


 かきつばたのまちと言われる知立市にとって、史跡八橋かきつばたの花の復活は喫緊の課題でございます。改修工事を機に、祭りを見合わせ、園を閉鎖してでも早急に対策を講じ、観光客に信頼を得、呼び戻さなければなりません。専門家の指導と、たしか昭和29年ごろからだと聞いております。保存会の皆様の豊かな経験と知識をもとに、観光協会や地元発展会の皆様の力を一つにし、かきつばたの完全復活を早期に図るべきだと思います。


 幾つか難しいことを申しました。その中にも、一つ、うれしいニュースもあります。


 平成27年度、昨年、日本地域活動創生の一環で、観光促進や健康促進、地域産業の活性化に寄与することを目的として、全国から魅力あるウオーキングルート、10のテーマにより募集があり、都市計画課の職員が応募されました。東海道宿場散歩道が無量寿寺を起点に、終点を知立神社とする全長5.6キロメートルが新日本歩く道紀行100選に選ばれました。このことについて、先ほどからいろんな厳しいことも申しました。こういった明るいニュースも申しました。これについて、市民部長と清水副市長に御所見を伺い、最後に林市長に、かきつばたのまち知立として、どのような熱い思いをお持ちかお聞きしまして、本件の質問を閉じさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 八橋のかきつばたにつきましては、知立市の重要な観光資源であることは言うまでもなく、また、市指定の文化財も数多くある名勝地であります。専門家の意見も聞きながら、また地元の保存会、発展会、また観光協会、いろいろなかかわる方の意見を聞きながら、早急に取り組んでいきたいというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 清水副市長。


○副市長(清水雅美)


 かきつばたの生育状態等々、これは本当に地元の旧跡保存会の皆さんを初め、本当に御苦労されているなとひしひしと感じているところでございます。いろんな原因も言われておりまして、そういう話の中で、手をかえ品をかえ、保存会の皆さんも御苦労されているなということを思っているところでございます。


 今回、かきつばた園の改修事業そのものも、当初は池の漏水対策からそういった育成の問題も含めて、導・排水路の更新、設備をどうしたらいいんだというようなところから始まりまして、全体の公園改修計画というようなものができ上がってきたという経緯だというふうに私は認識をしておるわけでございます。


 そういったことでございますので、それを今年度、しっかり煮詰めていただいた計画をもとに、先ほど市民部長も5年計画で改修を計画していきたいというふうに申しておりました。そういったことで、かきつばたの生育の環境をしっかり整備をしていくというのが私たちの仕事だなというふうに思っております。


 いずれにいたしましても、かきつばたは知立市はもちろんですけども、愛知県の花でもございますし、全国からの皆様の期待も非常に高いものだというふうに考えておりますので、皆様とともに、かきつばたを以前の本当にすばらしいものにしていくように努力をしていきたいというふうに考えております。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 かきつばたのまち知立に向かって、私の思いを申し上げさせていただきます。


 知立のかきつばたは、在原業平が伊勢物語において世に広めていただきました。以来、更級日記や十六夜日記などにも登場し、江戸時代になると芭蕉が歌をよみ、尾形光琳が屏風絵を描きました。また、煎茶を広めた方巌売茶は、かきつばた園の改修に大きく貢献をしております。


 今、市史を編さんしておりますが、市史を見ますと、花が咲いていたり、咲いておらず旅人ががっかりした、そんな場面もたくさん出てきております。知立の八橋かきつばたが業平以来、1,000年余を経て多くの方々の興味をひいてきたなということが市史を見ておるとよくわかります。尾形光琳かきつばた図屏風は5,000円札にもなっておりますし、先ほどお話がありました、せんだっての伊勢志摩サミットにおいては、昼食会場で、同じく光琳の八橋図屏風が飾られておりました。先人が支えてこられた由緒あるかきつばたをしっかりと未来に継承していくということは、今、この地に生きる私たちに課せられた使命であるとさえ思っております。


 そうした中、市といたしましては、かきつばたを見るなら、育てるなら、買うなら知立、そんなまちにしていきたいというふうに思い、取り組んでおります。大きくは、四つの柱で考えております。


 まず一つ目は、柱の中の柱であります、まずはかきつばた園の改修でございます。より安定的に咲かせるべく、今、16の池があるわけでありますが、それぞれの池が給水、排水が連続しておりまして、この池を一つ一つ給水、排水を独立させる。そうしなければ、一つの池にばい菌が入ると、全てにやられちゃう、そんなことの中で、池の改修をしていく。また、土壌の改良、そして水が滞留してはいけないわけでありまして、やはり流れをそれぞれの池でよくしていく。こんなことを県の試験場、またいろんな専門家の方々のお話を聞きながら、監修をしていただきながら進めていきます。


 二つ目は、明治用水緑道など、公共施設におけるかきつばたの植栽であります。今、御案内のように、明治用水緑道も植わっておりますし、これから才兼池にも植えてまいります。また、今、知立駅周辺整備をやっております。知立駅前をおりたら、商店を設けて、かきつばたが見れる。駅におりたら、知立の玄関口であります。かきつばたのまちだな、そんなことを感じていただける、そんなこともやってまいりたいと思っております。


 三つ目は、シルバー人材センターにおける育成支援であります。シルバー人材センター内において育てていただいて、かきつばた園などのバックヤードになっていただくとともに、技術の向上を図っていただきます。あわせて、市内外へ積極的に販売をしていただき、かきつばたの普及促進を全国に図っていただきます。


 四つ目は、市民の皆様方にかきつばたを育てていただくことであります。現在も行っております植えつけ講習会でありますとか、種や苗などを今後も継続的に市民の皆様方に配布をし、また育てていただいて、多くの市民の皆様方にかきつばたを育てていただき、かきつばたの品評会の開催をしながら、季節になりますと、あちらこちらの玄関口でかきつばたが咲く、そんなまちにしていきたいな、そんな知立にしてまいりたいと考えております。


 以上であります。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 大変熱い市長の思い、よく伝わりました。ありがとうございました。


 次の質問に移ります。


 飼い主のいない猫対策について伺います。


 これまでは、飼い主のない猫は全て野良猫ととらえ、誰かが勝手にえさをやり、その猫が周辺の家に迷惑をかける、食い散らかしのごみが汚くて困るというように点的に問題がとらえられていましたが、地域猫という概念が提案され、これが定着してからは、野良猫問題の全容が見えるようになりました。理論的に猫問題が説明されるようになったとも言えます。


 地域猫の意味は、飼い主のいない猫を地域のみんなでお世話をし、かわいがること、あるいは人と猫が地域で共存することと理解されています。そのとおりですが、これは誤解に近い表面的な意味であり、一代限りの命という約束が前提にあって、生きとし生ける命を殺すのは忍びない、だから生かしていくが、野良猫として二代、三代と続けさせるわけにはいかない。不妊、去勢手術をして一代限りの命とする。その結果、やがて路上や公園から野良猫がいなくなるだろう。だから、生きている限り、えさをやることを許してほしいという考えでございます。これが地域猫の絶対譲れない筋であります。


 全国で飼い主のいない猫問題がクローズアップされています。猫問題こそ、本当に真面目に全市的、全国的に取り組むべきまちづくりのテーマだと私は思っております。


 初めに、飼い主のいない猫による苦情、相談件数、先日も防犯カメラで苦情がなくなったということは聞いておりますが、改めてその内容、また苦情の多い地域といいますか、まち、それと場所、これについてわかっておられましたら、あわせてお聞かせください。お願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 猫に関する苦情の件数は年間100件余りということになっておりまして、主な苦情の内容ですけれども、庭先や公園でのふん尿被害、それから無責任なえさやり、また猫の出産に伴う子猫の増加などが苦情として寄せられております。


 苦情の多いまちとしては、特に統計はとっておりませんので、ちょっと把握はできません。場所的には、民家の近い住宅地で苦情が多くなっているというふうに感じております。


 それから、公園については、以前、番割公園のほうでえさやりの苦情が多く入っておりましたけれども、ことしの3月に防犯カメラを設置以来、苦情のほうは入っておりません。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 先ほど申したように、苦情は入らなくなったということでございますが、決して猫が、番割公園から引っ越しただけで、知立市からいなくなったわけでもございません。飼い主のいない猫の頭数とか、実施されておられる猫対策、これが何かありましたらお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 猫の頭数につきましては、犬のように、狂犬病予防法で義務づけられているような登録制度がございませんので、把握はできておりません。


 また、猫に対する行政の対応といたしましては、猫の飼い方のマナー、ルールをホームページで掲載、啓発しているほか、市民の方に啓発プレートの無料配布、また猫撃退機の貸し出しを実施しております。


 また、被害のある地域の区長と相談の上、猫のえさやり禁止等の啓発チラシをお渡しして、町内回覧をしていただくこともあります。しかしながら、飼い主のいない猫に対しては法律がないため捕獲ができない、また根本的な原因がマナーによるものであることなどから、この苦情を解決することは難しく、対応に苦慮をしております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 いろいろやっていただいているようですが、なかなか難しそうです。


 それで、これまでも猫問題、私以外にもいろんな議員に取り上げていただきました。その都度、担当部長からは、調査研究する、近隣の市町といろいろ協議すると、このように答えられてこられました。これまで取り組まれた調査研究の結果について、記録などがございましたら、御報告願いたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 ことしの2月になりますけれども、愛知県動物保護管理センターの職員の方や、飼い主のいない猫について地域活動をされている、おおぶ地域ねこの会の代表の方に講師になっていただき、市民講座のほうを開催をいたしました。40名ほどの市民の方が参加され、その中で地域ねこの会の活動に興味・関心がある方と情報交換を行うための連絡会議も開催をいたしました。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 いろいろやっていただいとるわけでございますが、今のシーズンは子猫の生まれるシーズンで、飼い主のいない猫が減るどころか、私の周りにもたくさんふえたような気がいたします。1年に2度も子供を生むということで、本当に逆にふえている、このように思います。


 そんな中、命を大切に思う市民がこの知立市にも、知立地域ねこの会を立ち上げられました。そして、活動も始められておられます。グループの活動は、まず保護されて、不妊・去勢手術を行い、もとの場所に返し、地域で見守っていく、こんな活動でございます。外猫の寿命は、いろいろあるんですが、3年から5年、中には環境が外でもいいために、10年も生きる猫もいると獣医にお聞きしました。一代限りの命を全うさせる地道な活動でございます。市民による地域猫活動に対する市のサポート体制があれば、御披歴をお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 知立地域ねこの会の方とは、ボランティア登録する前のことし3月30日と登録後の5月27日に連絡会議を開催しまして、情報交換を行いました。連絡会議では、刈谷市内で活動されております刈谷地域ねこの会の方にも入っていただいて、活動に当たっての心得についてアドバイスなどもいただいております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 連絡会議を重ねることが出発点というようなことだと思います。


 近隣の碧南市でも聞いてみました。何と活性化活動補助金を立ち上げられたグループに支援金として2年間、上限10万円、補助をされておられます。へきなん地域ねこの会という名称でございました。


 こうした支援金を活動の資源としてスタートされて、活動されておられます。地域猫活動は、世話するボランティアの思い、真心だけでは機能しません。捕獲機購入、これも実は知立地域ねこの会の方も購入されました。二万四、五千円だということを聞いております。そして、不妊・去勢手術費、えさ代にふん尿処理費など、活動に応じた予算も必要でございます。何よりも活動拠点の担保をされて、活動拠点、これが必要かと思います。市として考えていただけるのか。例えば、都市公園をお借りして、野良猫に対する苦情が寄せられているんですけど、こういったグループの方が我が家を拠点にするのはなかなか難しくて、近くの都市公園を利用することについては、これはすぐ許可いただけるのかどうか、その辺について、都市整備部長、お聞かせください。お願いします。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 地域猫活動で公園を使用、占用するということだと思います。占用ということになりますと、占用できる施設というものが限られます。公園が一般的に使われているような形態のものであるですとか、世間一般的に地域に受け入れられるものということでございます。


 今回の地域猫活動で使用するものといいますと、いわゆる捕獲機だと私は認識しております。捕獲機の中にえさを入れ、そこにわなのようなものを仕掛けて捕獲すると、そういったものでありますので、絶えずそれを誰かが監視しているかといいますと、一時期、それは見放されて置きっ放しになるということだと思われます。そうなりますと、公園利用者が何らかのときにけがをするだとか、猫の鳴き声で近隣の方が迷惑する、そんなことも考えられますので、公園の担当としては、占用ということではなかなか許可が出せないという見解でございます。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 都市整備部長の申されることもわかるんですが、と言っていても始まらないものですから、知立市として何か支援策があるのか、また検討されているのでしょうか。その辺をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 先ほど稲垣議員のほうから碧南市のほうでそういった補助制度があるというお話も聞きました。


 知立市においては、地域ねこの会の活動が始まったばかりと聞いております。その活動の内容を見きわめていく中で、どういった協力が市のほうとして支援ができるか、引き続き、調査研究をしてまいりたいというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 15番 稲垣議員。


○15番(稲垣達雄)


 市としては、地域ねこの会の活動を見きわめる中で、そこにとどまっているのかなというふうに思います。


 見守る中でとおっしゃられますが、地域猫対策が進展するというのは、何か感じないんですよね。公益的な活動に対する補助金が必要です。既に、知立地域ねこの会では、先ほど申したように活動をなされておられます。これ、市民のボランティア精神、猫好きでない方、猫を嫌いな方も一緒になって活動をしてみえます。市民が行う公益的な活動であることは明らかでございます。活動に相応した補助金をお願いしまして、次の質問に移らせていただきます。


 私、今から申すのは提案でございます。ペットの登録制について伺います。


 大切なペットとして家族のように飼われてきた動物たちが、ある日突然、飼い主の御都合により自然界へほうり出され、天敵から身を守るため、飢えと乾きと暑さ、寒さをしのぎ、命からがら生きる彼らを厄介者扱いしております。終生責任を持つ覚悟がなければ、ペットを飼う資格はございません。


 昨今、ペットは多種多様で、犬猫から鳥、爬虫類に至るまでであります。


 こんな話も聞きました。南小学校では、捨てられていた2羽のウサギを学校で飼育が始まったと、このように伺いました。知立小学校でもウサギを飼われているというふうに聞いております。


 幼少期の動物飼育体験は、命の大切さを学び、将来にわたる情操を養うとも言われます。申すまでもございませんが、防犯カメラの設置によって役所に苦情が来なくなった、これは全くの解決ではございません。ペット問題が全国で問いただされる中、知立市が全国に先駆け、ペット登録基本台帳を作成し、犬猫から爬虫類までの全てのペットを登録制にして、不幸なペットゼロ宣言を提案させていただきます。


 飼い主のない猫対策とペットの登録制について、市民部長と清水副市長に御所見を伺いまして、私の一般質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 ペットにつきましては、家族として、パートナーとして、今、人の暮らしに密接にかかわっているというふうに認識をしております。


 その中で、今、ペットの提案ですけれども、さまざまな生き物を全て登録制にしてはどうかということでございますけれども、基本的に今そういった考えはございませんけれども、今、国のほうで動物の所有者を明らかにするための措置として、動物の愛護及び管理に関する法律の中で、マイクロチップの装着を推進及びその装着を義務づけることに向けての検討に関する規定を設けております。


 知立市といたしましては、当面、国の動向を見ていきたいなというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 清水副市長。


○副市長(清水雅美)


 御質問者の生き物に対する愛情、思い入れ、非常に深く感じ入ったところでございます。


 最初の地域猫のお話も、やはりペットが非常に癒やしを与えてくれますし、いろんな意味で効用のあるものだというふうにも理解もしますけども、反面、御質問者も御存じのように、そういったものに少し苦手意識があったりとか、やっぱりなかなか体質的にも受け付けないとか、いろんな方がおみえになるというのも事実でございます。


 そういったことでありますので、なかなか一概にはちょっと申し上げることはできませんが、一つには、おっしゃったように、飼い主のいない猫については避妊・去勢手術などを施して、一代限りで全うする、それについては何がしかの手当をして、健康に過ごさせるというのは一つの手だと思います。ただ、その場所を知立市内のどこに求めるかということは、先ほど都市公園のお話もありましたけども、なかなか知立市は御承知のとおり、全ての公園に住宅地が隣接しているところでございます。他の市の状況を少し私なりに見てみますと、やはりそういった環境面でも、周辺の住宅等々の影響が比較的少ない、そういった場所が選ばれているのかなという思いもするわけでありますので、なかなか実態として、知立市の中にそういう場所を求めるというのは、私自身、今の中では具体的なところはちょっと思い当たらないというところでございます。


 それから、ペットの登録制度、これについても、やはり御提案の趣旨、十分理解をいたします。こういったことがあれば、飼い主の意識も高まると思いますし、それがどういうふうに移動したかというような、そういう履歴なども把握ができるようなことになるのかなというふうに思いますので、これについては、先ほど市民部長が申し上げましたように、国のほうでもそういったことが検討されているようでございますので、そういった状況、推移を見守りながらというふうに思っております。


 いずれにいたしましても、ペットというのはやはり、御質問者もおっしゃいましたように、本当に責任を持って、覚悟を持ってそういったことに当たらないと、これは本当に生き物、命のことでございますので、そういったことをしっかり私たちとしても、市民の皆様にも訴えていきたいと思いますし、ペットを手に入れる際のそのところでしっかりとそういったことが伝わるようなこと、これは私たちもそうですし、ペットを扱う事業者にもそういったことを強くお願いしていくというようなことが大事だなというふうに思いました。


 感想のようなことで大変恐縮ですが。


○議長(池田滋彦)


 これで15番 稲垣議員一般質問を終わります。


 ここで10分間休憩します。


                 午後4時02分休憩


              ―――――――――――――――


                 午後4時12分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、4番 中野議員の一般質問を許します。


○4番(中野智基)


 それでは、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。


 今回は、知立市における諸課題、四つの質問をさせていただきます。


 まずは、市が負担する知立駅周辺整備事業の費用について一般質問をさせていただきます。


 現在、知立駅周辺におきまして、魅力ある都心地区の形成、鉄道により分断されている南北市街地の一体化、そして活性化を目指し、新たなまちづくりを進められているところでございます。これは、かつて商業等によってにぎわいのある知立駅周辺地区でありましたが、社会環境、またライフスタイルの変化に対応した市街地の更新、生活環境の整備等が残念ながら進まなかったということから、居住者や買い物客等が減少した、そして商業地の衰退、市街地の空洞化が進んだことによるもの、そのように認識しております。


 この知立駅周辺整備事業は、平成元年度に策定しました知立駅周辺総合整備計画、いわゆる元年構想をもとに進めておりまして、連続立体交差事業、知立駅周辺土地区画整理事業、知立駅南土地区画整理事業、そして都市計画道路整備事業を一体的に実施する事業として、平成9年度に都市計画決定されたものでございます。その後、平成11年度に駅周辺土地区画整理事業、平成12年度に連立事業、平成24年度には都市計画街路・知立環状線が事業認可されまして、知立駅南土地区画整理事業も事業認可を目前に控えているところでございます。途中、連立事業、駅周の区画整理事業の事業費増額や都市計画変更などの動きはございましたが、現在、平成35年度に連立を完了、平成38年度に駅周と駅南土地区画整理事業の完了に向けて、鋭意事業進捗に努められておる、そのようなことかと思います。


 そして、各事業の事業進捗でございますが、平成27年度末現在、連立が事業費ベース29.1%、駅周辺土地区画整理事業61%、知立環状線は49%の進捗率であるとお聞きしております。この中で、連立事業の進捗率が29.1%ということでありますが、事業完了まで残り8年という中、事業進捗率が低いのではないか、そのような印象を受けております。この点について、いかが御所見をお持ちでしょうか。残事業費とあわせて、連立の総残事業費を教えていただくとともに、御見解のほうをお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 残事業費が計算しないと出ないものですから、ちょっと時間をいただきたいということでございますが、進捗状況から申し上げますと、御承知のとおり、仮線工事が平成25年度から開始されまして、計画どおり進んでいるということから、事業のおくれとしてはないかと考えております。ただ、国費の充当ということから言いますと、やはり要望した額がなかなかついてこないということでございますので、財政的な進捗ということを考えますと、やはり後年に負担の増額が求められるような状況が発生する、そんなことを思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 残事業費ということでございますが、後ほどお教えいただくということでございました。


 現在、議会のほうに提出されている資料におきますと、大体、総事業費420億円程度、知立市負担が67億円ぐらい残事業があるということでございます。事業費ベース29%と市の進捗率35.5、35.6%になるんですけども、こういった7%ぐらいの乖離があるということでございます。


 そうしますと、総事業費、現在610億円程度に変更というか、訂正されているわけでございますが、このうちの都市負担、鉄道負担、それぞれの負担額をここで確認させていただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 615億円ということでございまして、そのうちの約15%が鉄道側負担でございますので、96億円ほどでございます。差し引きすると、都市側が500億円程度ということでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 鉄道は96億円負担するということでございました。


 現在、鉄道側の執行額、こちらのほうは把握されておりますでしょうか。その辺をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 仮線工事が始まりまして、始まった直後は鉄道側の負担がございまして、6億円ほど負担をしていただいておりますが、その2年以降は全く負担をしていただいておりませんので、96億円のうち、残りが90億円という、そんな状況でございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 執行率が6%から7%の間であるということでございました。こちら、知立市の執行額というのが大体37%と、30%ほど進捗の差があるということでございます。


 鉄道側の執行率、非常に低いように思われます。負担金であるならば、鉄道側負担額である15.6%、こちらを、事業を本格化した今、毎年度負担すればよいかと、そのように率直に思うわけでございますが、なぜこのような状況になっておるのでしょうか。理由をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 工事を進めていく中で、繰り越し、繰り越しの継続でございまして、繰り越し事業を消化するのに精いっぱいということでございまして、鉄道負担分の工事がやれるかというと、そういう状態ではなかったという、そういった判断をしております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 確認いたします。繰り越しの原因というのは、どういったことを分析されていますでしょうか。お聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 やはり工事は膨大なものでございますので、スケジュールに間に合わせるためには、段階的な施工ということになりますので、何を主体にすべきか、何を後送りにすべきかということで、そういった繰り越しが発生しているものと思われます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 現在、平成35年度の事業完了を死守するというふうに明言されております。あと残るところ8年、そして420億円残っておると。知立市も67億円ぐらい残っておるということは、8億円ぐらい、毎年、知立市は負担していくということでございます。


 そして、知立市が8億円負担するということは、総事業費が例えば40億円とか50億円になっていくわけでございます。例えば、今年度の事業費を見てみますと、知立市の負担額が9億6,500万円ということですが、事業費を残り8年で割り返した場合、単純に年平均8億円ずつぐらい負担していくと、あと8年で残事業額が済んでいくということで、8億円を基準として、市の負担が多いか少ないかというのを判断できると思うんですね。その中で、ことし9億6,500万円で1億6,500億円負担が多いということでございます。これは、要するに起債をして2年後、3年後、据置期間が終わって、返済するに当たって、毎年度の公債費が、要するに都市計画施設整備基金と起債額と別に、その裏である公債費が毎年ふえていく、かさんでいく額が非常に多くなるということにより平準化が必要じゃないかと私は思うわけでございます。その点について、やはり市の健全な財政運営、こちらのほうを図るに当たって、やはりそこら辺は、実績ではなくて負担金なものですから、やはり8億円というのを基準にして、多い、少ないは、やはり名鉄にも事業費負担を求めていく、知立市の健全な財政運営、平準化を図るという点から求めていくべきだと私は思うわけですけども、その点の見解はどのようにお持ちでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 まず、交付金の観点から申し上げますと、交付金が少ないときには、当然、鉄道事業者にその分を助けていただくというようなことが必要になってくるかと思います。


 それと、交付金は別にしまして、非常に工事の規模が大きくなったときには、これもまさに名鉄からの負担金を出していただいて、都市側の負担を軽減していただく、そんなことが必要かと思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 現在、ことし総事業費が43億円程度でしょうか、そのうちのことしも予算上は鉄道負担がないという計算になっておるかと思います。そんな中で、都市側が40億円負担するというのは、ピークを既に迎えておるじゃないかと、そのように私は認識しておるんですけども、この点、一番ピークを迎えている今だからこそ名鉄に負担を求めるべきだと私は訴えておるわけですが、その点の見解をお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 我々もそのような気持ちがございまして、愛知県のほうに確認をとりましたところ、そういった計画を立てているということで聞いております。ですので、今年度から数億円の負担を鉄道側に求めていくということでございまして、実を言うと、鉄道側も借金を抱えているのは嫌なので、出したいという気持ちもあるようでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 確認の結果、やはり鉄道側も出したいんだよと、そういった意思があるということでした。ただ、そこで支障になっておるのが、いわゆる繰越額が、それを使えないように何で出すんだとか、そういった問題もあるということでございました。


 事業費の平準化に当たって、例えば9億5,000万円、市が単純に負担した場合、この9億5,000万円のうち約2億円が基金、残金7億5,000万円が起債で当年度はしのいでいくということでございます。ただ、起債というのが当然、借金を返していかなければいけないものですから、大体2年据え置きとして7億5,000万円を18市で割り返すと、単年度4,200万円、これが新たな公債費としてかさんでいくわけですね。これがどんどんかさんでいって、最終的に平成37年度には5億円を超えていくと。現在、1億1,000万円ぐらいという中で、5倍ぐらいになっていくという額でございます。それは、事業を進めていく以上、避けられない話なんですけども、やはり事業費が固まると、例えば市の負担が15億円とかなった場合は、起債額が12億円とかになって、公債費も非常に突出してしまうんですよね。やはりそれは避けると。少しずつアップしていくとか、平均的にふやしていって、平均的に起債公債費、償還が終わっていくという、そういったこと、財政バランスをとるためには、やはり起債額とか負担金の平準化というのは非常に重要だと思いますので、今年度、ぜひとも名鉄に負担金をしてもらうよう強く訴えるようにお願いしたいと思いますが、その点、市長、財政運営健全化という観点から、どのように思われているでしょうか。御所見をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 中野議員からは本当にいい指摘を御指導いただきました。今、おっしゃられましたように、名鉄にしっかりと求めていって、私どもの財政が平準化していくような形で運営できるようにやってまいりたいと考えております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 今後とも総事業費縮減のさらなる努力と、また県への負担割合軽減の要請を進めることは当然のこと、平成35年度の事業完了を死守するために、連立事業への負担金支出の平準化を図る努力も強く申し上げます。


 続きまして、駅周辺土地区画整理事業に対する事業費について質問いたします。


 駅周辺土地区画整理事業の事業費は、総事業費210億円のうち約33%程度、金額にして70億円弱の国庫を財源の一部としまして、その国庫は社会資本整備総合交付金が主なものになっておる、このようなことかと思います。ところが、ここ数年、非常に内示率が低い、そのような状況が続いております。昨年度の市街地整備に対する交付金内示率は35%となっておると、そのように聞いております。現在、議会や市当局、連続立体交差事業促進期成同盟会が要望活動を行い、我が会派市政会も地元国会議員に対しまして、交付率100%堅持を強く訴えた要望書をさきの3月に提出したところでございます。


 そのような中、予定交付率に満たない年度については、次年度に延伸できる移転物件、支障物件は次年度に延伸する、そういったことにより、何とか過年度はしのいで来たと、そういった実績がございます。しかし、このような今、各駅周辺整備事業がピークを迎えて、ついに事業進捗に影響が出るということで、次年度延伸ができずに、ついには昨年度、国庫を市負担に振りかえた、そして物件の移転を行ったと、さきの3月定例会の質疑にて明らかになりました。そのときは、1億円ほど市の負担額が増額になったという答弁でございました。


 さきの定例会においても質問いたしましたが、過年度に国費から市費に振りかえられた事業費、こちらのほうが幾らになるのか、総額をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 直近4年間の実績をお話しいたします。


 平成24年度が720万円、平成25年度が290万円、平成26年度が210万円、そして昨年度平成27年度ですが1億6,410万円ということでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 約1億8,000万円程度が市費に振りかわったということでございました。


 現在、事業がいよいよ本格化してくると、過年度事業は、予定では30億円、40億円、財政計画を見てみますと、なっておったわけでございますが、ここ最近の事業は、国庫が落ちたことによって、満額執行できていないという状況でございます。ただ、これから再開発も事業化され、駅南もどんどん進んでいくという中で、やはり1億6,000万円がずっと続いていくということになると、非常に困るわけでございます。


 こちらの過去4年間、お知らせいただきましたが、今後とも振りかえられたものについては、基本的な情報と、また財源構成、直したものについては、きちんと市民や議会に対して明らかにしていただきたいと思います。その点、どのような対応をしていただけますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 今、お話ししました数字につきましては、その財源等をまとめまして、また報告をさせていただきたいと思います。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 なるべく早い時期の提示をお願い申し上げます。


 そして、知立駅周辺土地区画整理事業という長期間かつ多額の費用を要する事業を進めるに当たりまして、国費に頼っている部分は非常に大きいところでございます。本市全体の財政運営に当たりまして、駅周辺土地区画整理事業の国・県・市の財源構成の前提が崩れますと、福祉や教育など、他の事業に与える影響は甚大である、そう言わざるを得ません。


 その点、連立事業は公債費平準化という問題があるものの、事業費の安定した支出が図られておる、今後も担保されると言えることであります。


 先ほども申し上げましたけども、知立駅周辺土地区画整理事業は、長年にわたり多額の支出を伴う事業という点が、他の補助金等交付事業と大きく異なる点ということでございます。例えば、補助金が単年度交付金をいただいて、建設して終わりという事業じゃなくて、これはあと10年続いていくということでございます。継続性があるということで、またほかの補助金交付事業と違うわけでございますが、国で毎年内示率が低いという、いわゆるはしごを毎年外されていたのでは、駅周辺土地区画整理事業に対する起債額で対応ということになりますので、起債額が増額しまして、後年度の公債費によりまして、本来住民サービスに充当されるべき予算が失われるのではないかと、そういったことが懸念されます。このような結果を招くことは絶対に避けなければならない、そのように強く思うところでございます。


 社会資本整備総合交付金の要望額100%堅持については、今後とも議会、行政の両輪がともに国へ強く訴えていくべきだと認識しておりますが、市長、この意気込みをお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 まずは、議員の皆様方も社会資本整備総合交付金の財源確保に向けて、それぞれの立場で動いていただいております。ありがとうございます。


 また、本当に今、中野議員がおっしゃられましたように、知立駅周辺、待ったなしで進めていかなければいけない一方で、教育、福祉には影響が出ないような形で進めていくということであります。


 社会資本整備総合交付金、非常に大事なポイントであります。また、議員の皆様方に御支援いただきながら、継続的に要望活動を続けてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 議会としても、行政の両輪として強く訴えかけていく、そういう心意気でございます。


 続きまして、駅南土地区画整理事業についての質問をいたします。


 まず、駅南土地区画整理事業の事業認可に向けての事務進捗状況についてお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 質問にお答えする前に、先ほど連立事業の残事業について明確にお答えしておりませんでしたので、ここでお答えいたします。


 全体事業費で、残金額としまして346億5,000万円、そのうち都市側の知立市の負担分としまして67億円でございます。


 駅南の進捗状況ということでございますけれども、来年度、事業認可をいただくということを考えておりまして、現在、愛知県に事業計画につきまして協議中ということでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 当初は平成28年度事業認可であったかと思うんですけど、平成29年度に現在はなっておるということでございます。


 平成29年度ということで、残すところ6年とかになってくるわけですけども、こちらの事業のほうは、完了は可能なんでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 まずは1期施工部分、南北線と環状線をつなげる部分、その部分を1期施工としておりますけども、これを立ち上げるということでございますが、街路を接続するのは連立完了と同時、平成35年までに行う予定でございますけれども、区画整理事業としましては、換地まで含めて平成38年ということで、駅周辺区画整理事業と同じ完了年度を考えております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 再区画整理であるという、そういった駅南、そういう特徴があるかと思います。


 また、事業区域を元年構想からまた2分割、2段階施工ということで、第1期施工、第2期施工に分けて平成35年のまち開きを目標に、まず第1期施工から取り組んでいくということでございます。ただ、これは再区画整理ということもありますし、減価買収があるかと思うんですけども、区画整理で減価買収というのは時間がかかると思うんですが、第1期施工はどの程度、量があるものなのか、そこら辺をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 第1期施工の区域でございますけれども、御承知のとおり、鉄道の仮線用地を市道として買収をしておりますので、その部分は確保した用地があるということでございます。


 減価区域かといいますと、実は今、そのぎりぎりのところでございまして、正確な計画を立てないと何とも言えないということでございます。ただ、おっしゃいますように、減価地域となりますと、やはり先買いという期間が必要になりますので、事業期間が多少必要になってくるかと思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 減価地域ということで、市道池端線用地、買収した用地がある程度、公共用地となるという、そんな御説明だったかと思います。


 減価買収は、事業進捗に大きくかかわるものである、そのように私は認識しております。慎重かつ確実に進められて、平成35年度の連立完了まち開きのときには、街路は開通するようにということを強く申し上げます。


 そして、駅南の土地区画整理事業第1期施工分の事業費でございますが、こちらのほう、確認のため、改めてお教えください。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 現在、想定をしております事業費は約50億円でございまして、その負担の内訳でございますが、国費が21億円、県費が6億円、市の負担額が23億円という試算をしております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 こちらの国費、これも社会資本整備総合交付金と、そういった理解でよろしいでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 社会資本の交付金をいただいて施工したいと考えております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 駅南は、特定目的基金等がございますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 連立が積んでおります基金の対象になっているかどうかということでよろしいでしょうか。今のところは、連立と駅周辺の区画整理事業で使い切ってしまうのではないかと思いますので、余ってくればうれしいんですけども、まだそこまで計算はしておりません。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 そういう財源内訳でございました。


 連立駅周というのは、都市計画施設整備基金という、いわゆる骨というか土台があって、安定した事業の推進ができておるという中で、駅南は、頼りになるのは社会資本整備総合交付金であると。市費については基金がなく、起債に9割ぐらい頼っていくんですかね、こちらのほうで事業を進めていくということでございました。


 やはり駅南の区画整理事業の事業化を目前に控えまして、市民は非常に駅南の事業、財政運営が市に与える影響を非常に気にされておる、そういった声を最近はよくお聞きいたします。


 社会資本というのは、やはり新たに進めていくもの、そして今ある駅周、両方とも非常に知立市の財政運営にかかわっていくものということでございますので、再度申し上げますが、ぜひとも社会資本整備総合交付金、要望額交付率100%堅持、そしてまた知立駅周辺整備を全体的に見た場合の公債費等も考えますと、やはり名鉄への適切な事業費負担を求めていくこと、こちらが必要だと思います。この点について、都市整備部長、どのように思われますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 都市整備部長。


○都市整備部長(加藤 達)


 やはり我が市の負担を考えますと、安定的な予算編成をするためには、我々の事業の平準的な執行ということが必要になってくるかと思います。8年という短い期間ではありますけれども、その間の事業費については平準化できるよう、関係機関、事業者に働きかけたいというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 そのとおりですね。キーワードは平準化ということで、予算上は60億円を8年間で執行すればいいんだろうということですが、単年度の財政運営を考えていくと、やはり特定の年度に固まってしまうと、やはり財政破綻してしまうので、平準化というのは厳守していただきたい、そのように強く申し上げます。


 続きまして、次の質問に移らさせていただきます。


 過去に起債した下水道事業債について質問いたします。


 現在、知立市の下水道行政においては、平成22年度から知立市下水道ビジョンにおいて策定された基本理念と実施計画に基づき事業が推進されておるところでございます。平成30年度に下水道処理人口普及率70%を目標に整備を推進されておる、そのようなことと思いますが、平成27年度末現在の普及率をお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 上下水道部長。


○上下水道部長(柘植茂博)


 平成27年度末までの下水道事業債の現状という形でよろしいですか。平成27年度決算見込みでは、残高が82億6,400万円となります。


 普及率につきましては、平成27年度末で61.6%でございます。昨年度が60.6%でございましたので、1%の向上でございます。失礼いたしました。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 約62%ということでございます。


 現在平成28年度ということで、残すところ3年度ということで、非常に達成が厳しいのか、その点、どのような御見識をお持ちでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 上下水道部長。


○上下水道部長(柘植茂博)


 下水道ビジョンにおけます平成30年度までの70%というものにつきましては、あくまでもこれは目標でございました。しかし、現在やはり、先ほども御紹介させていただきましたように、年1%程度の向上しか進んでおりません。1%向上させるためには、平成27年度の実績から申しますと、整備面積で13ヘクタール、整備費用として約5億円が必要となっております。そういうことを鑑みますと、平成30年度までの普及率70%というのはちょっと厳しい状況でございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 下水道ビジョンの70%は、残念ながら達成できる見込みがないという御答弁でございました。1%を向上するのに5億円かかるという、本当に下水道事業というのは大きなお金を要するものという感想でございます。


 下水道事業は、またさらに事業の性格上、知立市において一番多い借金というと、やっぱり下水道事業債だと思うんですね。一番の残債、下水道事業債を抱えて実施しておるわけでございますが、平成27年度末の下水道事業債の残高と、また平成27年度の起債額、それで平成27年度の起債したものの償還期間と借入利率、この4点、御説明ください。


○議長(池田滋彦)


 上下水道部長。


○上下水道部長(柘植茂博)


 先ほど御説明を私が勘違いしてさせていただきましたけども、平成27年度末までの起債残高でございます。82億6,400万円でございます。


 それと、平成27年度の起債の状況でございます。平成27年度の借入額、済みません、ちょっと調べて、すぐ後で報告させていただきます。


○議長(池田滋彦)


 しばらく休憩します。


                 午後4時46分休憩


              ―――――――――――――――


                 午後4時47分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 上下水道部長。


○上下水道部長(柘植茂博)


 大変失礼いたしました。平成27年度の起債借入額が4億4,900万円でございます。それと期間、平成27年度の償還期間が40年となっております。それと、借り入れの利率でございます。こちらのほうは、平成27年度につきましては、財政融資のほうで0.1%から0.4%、市中銀行で0.26%となっております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 下水道事業債の残高、約83億円ということで、昨年度は4.5億円起債したと。


 償還期間は40年ということでございました。これ、以前は30年だったんですが、40年という償還期間に変わったのは最近でございますでしょうか。お聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 上下水道部長。


○上下水道部長(柘植茂博)


 償還期間40年になりましたのは平成27年度からということでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 昨年度から総務省のいろいろな協議の結果、40年になったということでございました。以前、特に知立市83億円の中のほとんど、全てと言っていいかもしれませんが、償還期間というのは30年というものがほとんどだと思います。現在の借入利率、公的資金は0.1から0.2の間、そして市中銀行借り入れたのは0.26という実績、そんなふうな御答弁でございました。


 今から30年前というと、昭和61年度になるかと思います、一番古い下水道事業債が。昭和61年というと、現在とは時代が本当に大きく違う、そのような時代でございます。特に、経済状況は大きく異なる、そのように思われます。そして、昭和61年といいますと、バブル景気が始まった年でもあります。経済統計によりますと、昭和61年から平成3年までの間を平成景気、いわゆるバブル景気というふうに呼ばれておるところでございます。現在、デフレ脱却を目指して、日本銀行がマイナス金利政策をとっておる現在とは大きく異なる時代、そのような昭和61年でございました。


 このように、償還期間が長期間にわたることの影響によりまして、今の金融情勢とはかけ離れた状況を総務省と財務省は鑑みまして、平成19年度と平成22年度に公的資金の補償金免除による繰上償還制度が期間限定にて創設されたところでございます。


 知立市においても、公的資金補償金免除繰上償還制度を活用して補償金免除の償還を行った、そのような実績があるかと思います。いわゆる金利の低いもの、6%、7%のものを低いものに借りかえを行ったという実績があるかと思います。


 この制度の簡単な説明と、そのときの知立市の借りかえ状況を御説明ください。


○議長(池田滋彦)


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 今、中野議員御披歴のように、平成19年、特別措置としてそういった繰上償還、補償金に対する免除、こういった制度を3年間、行っていただきました。それといいますのも、全ての起債に該当するわけではございません。財政力指数1以上のもの、1以下のもの、そういった区分の中で、そういった繰上償還をしたものに対しての補償金、これが免除されるというものが制度の中身だというふうに理解をしております。


 そんな中で、私どもが平成19年から平成22年までの間の繰上償還をしたものに対して、借りかえ額としまして3億2,100万円ほど、これに対しまして、借りかえ後の差額としまして1億1,700万円ほど、こういったものが差額として生まれてきたと。いわゆる繰上償還したことによりまして、1億1,700万円ほどが浮いてきたというようなことになろうかというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 これは平成19年度のときでございましょうか。平成22年度のときは、借りかえができなかったと、そういった実績ということでございましょうか。


○議長(池田滋彦)


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 先ほど申しましたように、全ての起債が対象ということではございませんので、平成19年から平成21年までの当初の3年間に借りかえができるものは全てそこで借りかえをしてしまいましたので、平成22年から平成24年、期間3年間延長になったわけでございますが、そのときには借りかえられる起債が残っていなかったということでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 条件、何があるんでしょうか。残債の残っておる起債額の利率なのか、それとも財政力指数なのか、それともほかに下水道の資本金の関係なのか、そこら辺の御説明をお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 これは、平成19年度から平成21年度、平成22年度から平成24年度、それぞれの3年間の財政力指数の平均、これが1以上であるか、1以下であるか、そういったものによって繰上償還ができる対象のものが決まってきます。当初の平成19年度から平成21年度までの間の財政力指数は1以上のものでもよかったということで、公営企業、金融公庫、これが返済の対象にできたと。それ以外の財政融資のうちの旧資金運用分資金であるとか、旧簡易生命保険資金であるとか、こういったものが対象にはしていただけなかったということでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 簡易保険局とか公営企業、金融公庫等のものについては、この財政力指数が1.0未満の団体が対象であるということで、門前払いであったということでございます。


 当時は、知立市も単年度でいうと、財政力指数というのは0.99とか、そういった時代であったかもしれませんが、3年平均でいくと、1.14とか、1.17とか、そういった、非常に額面上はよいという時代でございました。


 現在、3年間平均が0.1を切っておるものですから、現在、この条件があったら、返済、借りかえができると、そんな条件であるが、現在、この制度そのものがないという状況であるということでございます。


 もし制度が復活して、過去に借りかえた、例えば金利5%以上の残りの下水道事業債が補償金免除で借りかえできた場合、年間の利子は幾ら軽減されるのか、こちらのほうを把握しておれば、御説明ください。


○議長(池田滋彦)


 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長します。


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 済みません、資料が出てきました。


 借りかえすることができた場合に、約8,900万円ほど浮いてくると。


○議長(池田滋彦)


 しばらく休憩します。


                 午後4時56分休憩


              ―――――――――――――――


                 午後4時56分再開


○議長(池田滋彦)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 済みませんでした。5%以上の場合は2,200万円ほどでございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 2,200万円ということで、2,000万円以上の公債費の利子分、これが毎年度、軽減されると、そのようなことでございます。


 現在、日銀は政府とデフレ脱却を目指して、マイナス金利政策にかじを振っておる、そのことは皆さんも御承知のとおりだと思います。


 そのような状況の中、やはり今こそ公的資金補償免除繰上償還の制度を復活、こちらのほうをやはり総務省、財務省に我々が訴えていくべき、そのように強く思うわけでございます。例えば、今、マイナス金利ということでございますので、日銀と市中銀行のやりとりの中で、日銀に預けておってもマイナス金利だよということから、市中銀行は資金を日銀から引き上げておるという状況の中で、市中銀行はお金がだぶついておる、そのような状況であるかと思います。そのだぶついたお金を市場に回すという、そういった観点から、やはり過去に借りたマイナス金利ということ、またデフレ脱却という視点からいうと、3%以上の金利、こういった残債、下水道事業債の残りのものを補償金免除で借りかえ、そういった制度を復活してもいいじゃないか、そのように私は強く感じております。


 この点について、企画部長、どのように思われますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 企画部長。


○企画部長(山口義勝)


 私どもとしましては、中野議員が申されるようなことは当然のように、同じように思っております。ですので、我々として、事務方としてそういったことが可能になるような形で、上位の団体、各機関のほうに口頭なり文書なりで申し入れをして、そういった制度を復活していただけるような働きかけをしていくような形をとっていきたいというふうには思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 この補償金免除の繰上償還については、ほかの団体も、やはり公営企業においては同じような悩み、償還期間が長いので、現在の金利情勢と合っていないということから、同じ課題を抱えておる自治体も多うございます。また、そういった要望活動の事例も調べられると、数多く出てくる状況、そのように認識しております。


 本市においても、やはり関係省庁への制度再設の要望、そして、また市長会等において提案しまして、地方自治体が一丸となって国に訴えていく、そのような姿勢が必要ではないか、そのように私は強く思いますが、市長、この点、どう思われますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 今、御紹介いただきました、現在借りている地方債、下水道事業債なんですけれども、私が調べたところによりますと、平成2年に、当時の資金運用部より借りたもので6.6%というのがあるということで、非常に高い金利のものがたくさんございます。これらを年利0.2%のものに借りかえた場合、知立市としましては、年間約8,000万円ほど削減されると、非常に大きいわけであります。


 知立市としましては、これまでさまざまな形で要望活動、相談とかをさせていただいております。近いところですと、昨年の10月であります。自民党愛知県支部主催で開催されました西三河地区の地域連絡会議において、知立駅周辺整備事業の事業推進や少人数学級の拡大と合わせて、この金利の高い地方債の借りかえ制度が復活できるようにお願いをさせていただきました。また、愛知県市町村課にも御相談させていただいているところであります。


 今後は、今おっしゃられましたように、近い時期に西三河ブロックの市長会議などを通じて、改めて相談をさせていただいて、できれば愛知県市長会議、そして東海市長会議を経て、全国市長会議への議題として提案をしてまいりたいと考えております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 ただいま市長の御答弁から、例えば3%以上の下水道事業債、現在の市中銀行等を0.2%ぐらいのものに借りかえると、年間の利払いが8,000万円以上減るということでございました。こういった試算を今お聞きいたしました。


 この額というのは、今年度の下水道事業債に対する公債費、利子の支払いが2億円ございます。この2億円に対して8,000万円といいますと、利払いが約4割減るということになる、そしてまた8,000万円というまとまったお金、こちらのほうもまた下水道の他の事業に推進するための事業費としてあてられる、もしくはひょっとして、一般会計からしてみれば繰出金を減らせられるかもしれない、そういった可能性、それがまた市民サービスほかの建設事業じゃなくても、ほかの事業に、福祉、教育にも回せるかもしれない。そういった視点から、やはり真剣にこの問題も取り組んでいただきたい、そのように強く訴えます。


 そして、県も連立の県市負担割合と同じでございまして、時がたてば削減額というのはどんどん減っていってしまう、要するに償還が終わっていってしまうということでございます。直ちに行動に移していただくよう強く申し上げますが、この点、市長、もう一度、意気込みをお願いいたします。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 私もそう思っております。近いところですと、先ほど申し上げました西三河ブロック長会議、たしか7月19日だったと思いますけれども、そのときに提案できるように、今、事務的には進めております。そういった形で、全国市長会に訴えていく。それだけじゃなくて、個別にもあらゆる機会を通じて、御相談させていただきたい。


 毎年8,000万円が一般財源に返ってくるというのは、非常に知立市にとっては大きいわけであります。また議員の皆様方にも御支援賜ればと思います。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 7月19日、もう近々の話でございます。ぜひとも発言、提案のほうをよろしくお願いしたいと思います。


 やはりこの議会も、こちらのほうも、もう一度よく研究いたしまして、また取り組んでいきたい、そのように私個人は思っております。


 続きまして、ちりゅっぴを活用した地域活性化及び地域経済活性化について質問いたします。


 平成26年12月1日にちりゅっぴは誕生いたしました。そして、昨年のJIMOキャラ総選挙では2位、ゆるキャラグランプリでは20位と、非常に鮮烈デビューを飾ったことは皆様の記憶にも新しいことかと思います。


 今現在、JIMOキャラ総選挙2016にエントリーして6月7日現在、田原市のキャベゾウに3万票も票差をつけてトップを走っておる、そういった状況でございます。ただ、昨年のどんでん返しもございましたので、気は抜けないという状況ではございますが、もう一度、しっかり帯を締め直して見守っていきたいと思うところでございます。


 やはりちりゅっぴは、キャラの素性のよさ、そして市民、事業者、行政、観光協会が一体となって取り組んでおる、そのことから、市内において子供から高齢者まで知名度は抜群のものであると、肌で感じておるところでございます。


 過去、知立市にはさまざまなキャラクターがいました。例えば、ゴーヤボーヤ、チャレンジ仮面くんとか、それぞれが愛きょうがあって、キャラ立ちもすばらしかったわけでございますが、やはりちりゅっぴほど市民を巻き込んでの盛り上がりは見られませんでした。


 現在、ちりゅっぴはJIMOキャラ総選挙1位を目指しておりますが、ちりゅっぴの課せられた使命というのは選挙で1位をとるだけではない、そのように思っております。JIMOキャラ総選挙で1位をとって、その知名度を生かして何をやるかが重要である、そのように私は認識しております。


 ここで、市長に質問いたします。


 そもそもちりゅっぴの目的は何なのか。対市民に向けての地域活性化に資するものなのか、それとも対市外の住民に対してのいわゆるシティプロモーションに資するものなのか、それとも地域経済活性化という観点からの観光振興、そのためなのか。今、三つ上げましたが、この三つのうち、第1番目の目標となるもの、こちらのほうを御答弁ください。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 私は、ちりゅっぴの効果、目的はシティプロモーション効果とか、ふるさと意識の醸成でありますとか、経済効果、さまざまだなと考えております。とりわけ、二つだけ上げさせていただきますと、市民の一体感というのは、子供たちから本当に高齢者の皆様方までちりゅっぴをかわいがっていただいている。いろんな各種団体の総会に行きますと、総会の資料にちりゅっぴを飾っていただいておる総会がたくさんあるわけでございます。非常に市民の皆様方に愛着を持っていただいているなと思います。


 また、経済効果ですけれども、ゆるキャラグランプリの第3回のチャンピオンのさのまるの経済効果ですね。これはネットでのあれなんですけども、帝国データバンクの調査では592億円ということであります。また、ゆるキャラグランプリ第1回のくまモンは1,244億円という日本銀行の試算で出ております。非常に経済効果が高くなってきております。また、くまモンに関しては、せんだっての熊本地震において多くの被災者の方に慰問されて、被災された方々がくまモンを見て安らぎを感じていらっしゃった、そんなこともあるなと思っております。


 いずれにしましても、市民の皆様方とともに大きく育てていきたいなと考えております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 もう一度、質問いたします。


 三つの中の市長の率直な意見ということで、市民に対しての地域活性化、ふるさと愛とか、そういったことの情勢に資するものなのか、それともシティプロモーション、市外の方たちに対しての目的なのか、それとも経済活性化または観光振興、この中の三つのうち、どれが率直に1番の目的だと、そのように御認識されていますでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 失礼しました。私は、全てだというふうに認識しております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 優劣つけがたいということで、質問を用意しておったんですけど。


 やはり、くまモンとか、さのまるとか、ちりゅっぴとちょっとステージがちょっと違うと言ったら、ちりゅっぴに申しわけないんですけども、例えばくまモンは、そもそものきっかけ、皆さん、御存じだと思うんですけども、九州新幹線を開業するに当たって、関西に住んでおるお客さんの観光客を呼び込もうということで、県内というよりも、関西のほうへ活動でしょっちゅう行って、顔を出して、ポスターを張ってという明確な目的があったわけですね、関西圏の顧客を取り込むという。その中で、またストーリー性を持たせて、今はやりのSNSとか、そこでずっとくまモン、例えば今、ちりゅっぴは知立駅前でえらい街宣をやっとるんですけども、突然、行方不明になったと。それで、知事がくまモンが行方不明になりましたと、捜索願い、見かけたらツイッターでつぶやいてくださいみたいなこと、そういった工夫をたくさんして、徐々に盛り上がっていって、また、くまモンというバックも熊本県という大きいものですから、非常に全国的なキャラになっていったという経緯がございます。


 やはり何か目的が明確でないと、一過性のもの、本当にJIMOキャラ選挙1位をとってよかったね、楽しかったね、これで終わってしまうと思うんですよね。行政と取り組む以上、やはり何らかの戦略があってしかるべきだと思いますが、その点、市長、どのようにお感じになるでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 林市長。


○市長(林 郁夫)


 くまモンに関しては、私も「くまモンの秘密」という本とか、いろいろ読まさせていただいて研究を自分なりにですね。くまモンがヒットしたのは、おっしゃるように、関西圏を狙った。とりわけ一番大きなポイントだったのは、本で見る限りは、甲子園球場にボードを買い込んで、大きなボードにいきなりくまモンを出していった。高校野球です。あそこで観客の人が何だろうという話で、話題性を持った。それから、大阪で迷子にさせたんですね。そんな感じで、大阪圏でまず受けを狙ったということが。あれは、だから目的というよりも、盛り上げるための手段としてやったなと、私は本で見る限りは思いました。


 目的は、やはり一番大事なことは、私は先ほどみんな同じだよと申し上げたんですが、やはりアイデンティティーというんですか、知立市のものだよ、知立市民にまずかわいがっていただくという、それが私は一番大きな戦略という言い方は何ですけども、まずそこを見据えないといかんのかなと。とにかく、まだまだ知立市民の皆様方の浸透度が、まだ知らない方もいらっしゃるようでありますので、とにかく市民の皆様方に全員知っていただくぐらいの、まずやり方としてはそんなことかなと。


 あとは、持っていき方としては、それこそどこかに旅をさせて登場させるとか、いろいろあろうかと。


 話が変わって恐縮なんですけども、一つ、ぐんまちゃんとの馬つながりで結構仲よくさせていただいている。ぐんまちゃんというのは、ちりゅっぴよりも全国区になっています。あと、もう一つは、スカイツリーのおしなりくんが、あそこはおしなり商店街の業平つながりで、従来からつながりがあったということで、かわいがっていただいております。東京のスカイツリーのところでちりゅっぴも、この間はふなっしーとかと一緒に登場をしているわけでありまして、そうした全国区のゆるキャラと一緒に登場する場面をふやすことによって、これも戦略というか、盛り上げる一つの手段としてはいいのかなと思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 ちりゅっぴの目的がいまだによくわからんのでございますが、要するに、全国区のJIMOキャラと一緒に露出する、マスメディアとか、SNSとかで一緒になるということで、要するに知立市民が見て、あんな有名なキャラと一緒に共演しておるんだとか、例えば市外の人に、ちりゅっぴってかわいいんだよとか、こんなキャラと一緒に共演しとるんだよと、そういう自慢ができるということから知立市の郷土愛というか、そういったものが醸成されていくのかなと、今の市長の答弁からは読み取れたわけでございます。


 結局、ちりゅっぴが愛された、1位になった。それを、やはり今度は地域経済活性化につなげていこうとなった場合に、現在、知立市マスコットキャラクターの使用に関する要綱とか、そういったものがいろいろあって、事業者とか企業に対して商用利用を推進とは言わんですけど、ロイヤリティーフリーで推進しておるということでございます。


 現在、着実に市内の市民に対しては、ちりゅっぴの関心が高まっておる、またかわいい、何らかの気に入ったグッズがあれば買いたいという非常に人気のあるものの中で、やはり地域経済にお金を回していく、そういった視点からちりゅっぴを、知立市マスコットキャラクターの使用に関する要綱とかあるのであれば、活用していくべきだと私は思うわけでございます。こちらのほう、現在、使用に対する件数と承認の数、今、わかる範囲で結構ですので、お答えできましたら、よろしくお願いします。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 ちりゅっぴの関連商品ということでございますけれども、これまで12社からグッズあるいは食品関係のほうが販売をされました。販売された売り上げについては把握をしておりませんけれども、最近ちょっとギフト座丸八のほうから了解を得て、数字のほうは確認をさせていただきましたけれども、ちりゅっぴグッズの販売については、昨年3月から販売を始めて、これまでおよそ700万円ということでございました。それ以外の事業所については、ちょっと数字のほうは確認をしておりません。


 以上です。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 知立市マスコットキャラクターの使用に関する要綱、こちらのほうに商用利用につながるようなものに関するいろいろな規定がされておるかと思います。ここの第12条には、使用報告に関する規定がなされております。ただ、条文を読んでみますと、「報告させることができる」ということで、義務づけておるようには見られないわけでございます。また、様式もございません。この点のところを御説明ください。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 今、言われたとおり、義務づけをしておりませんので、使用報告についても今いただいていないような状況ではございます。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 私も使用承認をとって、いろんな事業者の方とお話しする中で、ちりゅっぴは、例えば商品にシールを貼って売り出すだけでもかわいいとか、例えばシールをはがして集めてくれて買ってくれるとか、そういったちょっとしたものなんですけども、経済効果があるという、そういったお話も聞いております。ただ、使用承認を受けても、現在、自分の商品が売れておるのか、販売促進につながっておるのか、つながっていないのか、また観光協会とか市から、こんな使われ方をしておりますよとか、そういった報告もないし、アドバイスもないというお話を聞いております。やはり事業者の方は、ちりゅっぴがどのような使われ方をしておるのかとか、そういったことが知りたいということでございました。この点について、市民部長、どのようにお考えになるでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 関連商品の販売につきましては、ホームページのほうで今公表をしているところでございます。


 その他、どのような事業所で使われたという情報は特に公表はしておりませんけれども、今後、報告書なり御提出、今は任意となっておりますけれども、そういったものを取りまとめて、ちょっと統計のほうはとってまいりたいなというふうに思います。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 使用報告は、気軽にちりゅっぴを使っていただこうという気持ちから報告を緩くしたかと思うんですけども、やはりあるところで線を引いて、情報収集をして、報告の協力していただけるところはして、それをフィードバックしていく、そういったことがちりゅっぴが継続的に永続的に愛されると、また、それで地域活性化にもつながっていく、そのように思うわけでございます。知立市におけるちりゅっぴが経済活性化に与える影響、また期待するもの、この辺、市民部長、どのようにお考えでしょうか。


○議長(池田滋彦)


 市民部長。


○市民部長(野村裕之)


 ちりゅっぴの使命ですけれども、まずはちりゅっぴを通じて地元に愛着を持っていただく、また市外の人にはちりゅっぴを通じて知立市を知っていただく、それが最終的に観光客につながったり、地元の経済的な効果につながっていけばいいなと思うわけですけれども、いずれにしても今、ちりゅっぴの活動、運営については税金あるいはサポーターの方の会費で成り立っております。そういった方に説明責任を果たす意味でも、何らかの経済効果についてもこれから検討して、公表していく必要があるのかなというふうに思っております。


○議長(池田滋彦)


 4番 中野議員。


○4番(中野智基)


 そうですね、やはり説明責任、やっぱり行政がやっとる以上、この辺はしっかり、使用者のハードルを上げない範囲でやっていただきたい、そのように強く申し上げます。


 また、地域活性化においても、観光協会のキャラということで、例えばミスかきつばたコンテスト、かきつばたまつり、花しょうぶまつり、知立よいとこ祭り、こちらのほうにイベント出演して、今、名刺1枚しかないと思うんですけども、これを各バージョン、かきつばたまつりバージョン、花しょうぶまつりバージョンとかつくって、名刺はこのイベントじゃないともらえないよと、そういうプレミアム感をつけた名刺をつくったりして、市民の方にお祭り、例えばほかの市の事業に来ていただく、そのような工夫もぜひともしていただきたい、そのように申し上げます。


 続きまして、最後、放課後児童健全育成事業の育成料について、スケジュール、収支状況を最後にお聞かせください。


○議長(池田滋彦)


 福祉子ども部長。


○福祉子ども部長(成瀬達美)


 それでは、放課後児童健全育成事業の育成料の関係ですね、こちらの今年度の動きを報告させていただきます。


 まず、今年度4月下旬に児童厚生員、職員のほうに本来、こういったものを発表した中で、一般の方から質問があっても受け答えができるような形ということで、まず先に職員のほうへ周知させていただくということで説明を行わせていただいております。それと同時に、一応、児童厚生員、職員のほうにも今の状況等のアンケートもあわせて確認させていただいております。


 それで、一般の方の周知のほうなんですが、まず広報ちりゅう6月16日号、こちらのほうに今回掲載させていただいております。既に配布で受け取っている方もみえるかもしれませんが、6月16日号のほうで対象学年の変更、それと利用手続の変更、それと平成29年4月からの育成料徴収、こちらについて周知ということで載せさせていただいております。それで、これ以降、並行して今現在利用してみえる方、こちらのほうへ変更点を明らかにしたものを案内文書として個別に配付させていただきます。それと合わせて、児童クラブへの利用に関するアンケートということで、あわせてお聞きするということで、今の状況、どういったものを交付してほしいとか、そういった希望があれば、やはり今回の平成29年4月からの育成料を徴収する段階で、やっぱり組み入れていけるところは組み入れていくという形でアンケートをとりたいと思っております。


 それと、そのアンケートの中で、どういった周知の、要は説明会をどういうふうにしていくかというのも少し聞かせていただきたいということでやらさせていただきます。というのは、個別に各児童クラブのほうで説明会を行うのがいいのか、それともまとめて、例えば公民館のほうで集中して説明会を行うのかとか、そういったのも少し聞かせていただきたいと思っております。


 それで、一応、6月から7月にかけて保育園並びに小学校も通じて、園児や児童、そういった保護者の方に案内チラシを配布していく予定でおります。それとあわせて、7月に開催予定の子ども・子育て会議、こちらの中でも一応、重点施策としてこういった放課後の子供の居場所という形でテーマを掲げさせていただきまして、その会議の中で平成29年度からの児童クラブの変更点についても御報告させていただいて、意見を頂戴させていただきたいと思っております。


 あと、最終的には10月1日の広報、こちらのほうに平成29年度からの児童クラブの利用希望者の募集をさせていただくとともに、再度、変更点等をこの広報のほうで掲載させていただくという形で予定させていただいております。


○議長(池田滋彦)


 上下水道部長。


○上下水道部長(柘植茂博)


 先ほど中野議員からの平成27年度の起債額の償還期限につきまして、私、40年という答弁をさせていただきましたけれども、40年というのは最高が40年ということで、今回借り入れを行ったものにつきましては、10年から31年の間で借り入れを起こしているということでございます。申しわけございません。


○議長(池田滋彦)


 これで4番 中野議員の一般質問を終わります。


              ―――――――――――――――


○議長(池田滋彦)


 以上で、本日の日程は全部終了しました。


 本日はこれで散会します。


                 午後5時24分散会


              ―――――――――――――――