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愛知県 知多市

平成29年  3月 定例会(第1回) 02月27日−01号




平成29年  3月 定例会(第1回) − 02月27日−01号










平成29年  3月 定例会(第1回)



        平成29年第1回知多市議会定例会会議録

 1 招集年月日  平成29年 2月27日 午前9時30分

 2 招集の場所  知多市議会議場

 3 応招議員  (19名)

        1番  川脇裕之       2番  林 正則

        3番  久野たき       4番  伊藤清一郎

        5番  泉 清秀       6番  藤井貴範

        7番  中平 猛       9番  古俣泰浩

       10番  林 秀人      11番  伊藤正治

       12番  渡邉眞弓      13番  伊藤公平

       14番  冨田一太郎     15番  江端菊和

       16番  大村 聡      17番  島?昭三

       18番  荻田信孝      19番  勝崎泰生

       20番  夏目 豊

 4 不応招議員  (1名)

        8番  竹内慎治

 5 開閉の日時

    開会  平成29年 2月27日 午前9時30分

    閉会  平成29年 3月24日 午後0時01分

               2月27日

1 出席議員 (19名)

        1番  川脇裕之       2番  林 正則

        3番  久野たき       4番  伊藤清一郎

        5番  泉 清秀       6番  藤井貴範

        7番  中平 猛       9番  古俣泰浩

       10番  林 秀人      11番  伊藤正治

       12番  渡邉眞弓      13番  伊藤公平

       14番  冨田一太郎     15番  江端菊和

       16番  大村 聡      17番  島?昭三

       18番  荻田信孝      19番  勝崎泰生

       20番  夏目 豊

2 欠席議員 (1名)

        8番  竹内慎治

3 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長        宮島壽男   副市長       渡辺正敏

  教育長       小宮克裕   参与        長谷川勝春

  総務部長      淺田文彦   企画部長      森田俊夫

  市民生活部長    竹内愼二   健康福祉部長    永井 誠

  子ども未来部長   佐藤守重   環境経済部長    磯野健司

  都市整備部長    立川泰造   水道部長      沢田正久

  会計管理者     山本眞一   消防長       黒宮俊行

  教育部長      松井禎司   総務課長      伊藤明典

  財政課長      宝 治男   企画情報課長    早川幸宏

  秘書広報課長    彦坂邦之   職員課長      加藤由裕

4 本会議に職務のため出席した議会事務局職員

  事務局長      上田雅敏   議事課長      山口芳徳

  副課長       松下広子             古川貴浩

            東 秀征

5 議事日程



日程
議案番号
件名



 
会議録署名議員の指名について



 
会期の決定について



 
諸般の報告について



 
施政方針について




知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について




知多市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について




知多市税条例等の一部改正について




指定管理者の指定(まちづくりセンター)について




知多市工場立地法地域準則条例の一部改正について


10

知多市道路占用料条例の一部改正について


11

市道路線の変更について


12

市道路線の認定について


13

平成28年度知多市一般会計補正予算(第4号)


14
10
平成28年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)


15
11
平成29年度知多市一般会計予算


16
12
平成29年度知多市国民健康保険事業特別会計予算


17
13
平成29年度知多市後期高齢者医療事業特別会計予算


18
14
平成29年度知多市農業集落排水事業特別会計予算


19
15
平成29年度知多市水道事業会計予算


20
16
平成29年度知多市下水道事業会計予算



6 会議に付した事件

   議事日程に同じである。

     (2月27日午前9時30分 開会)



○議長(勝崎泰生) 

 本日は、大変御苦労さまでございます。現在の出席議員は19名です。定足数に達しており、会議は成立します。ただ今から第1回知多市議会定例会を開会します。

 お手元に配付してあります議事日程に従い、会議を進めてまいりますので、よろしくお願いします。

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○議長(勝崎泰生) 

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において指名します。

   9番 古俣泰浩議員

  12番 渡邉眞弓議員

 以上2名の議員にお願いします。

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○議長(勝崎泰生) 

 日程第2、会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。今定例会の会期は、本日2月27日から3月24日までの26日間にしたいと思います。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定しました。

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○議長(勝崎泰生) 

 日程第3、諸般の報告を行います。

 監査委員から議長のもとに、地方自治法第199条第9項の規定による定期監査並びに同法第235条の2第3項の規定による平成28年11月分及び12月分の例月出納検査結果報告が提出されましたが、お手元にお配りしたとおりですので、これをもって報告にかえます。

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○議長(勝崎泰生) 

 日程第4、施政方針について。

 宮島壽男市長の施政方針をお願いします。市長。

     (市長 登壇)



◎市長(宮島壽男) 

 皆さん、おはようございます。

 本日ここに、平成29年第1回知多市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には御多忙の中、御参集賜り、厚く御礼申し上げます。

 本定例会に御提案申し上げます、29年度の当初予算案を始めとする重要諸議案の説明に先立ち、所信の一端を述べ、本市議会並びに市民の皆様の深い御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 この1年間を振り返ってみますと、4月14日から16日にかけて最大震度7を2回観測する熊本地震が発生しました。最初の揺れで倒壊を免れたものの、2回目の本震で多くの建物が倒壊するなど、現状の地震対策の根本的な見直しが必要と感じられた災害となりました。秀麗な熊本城の石垣や門が地震により無残に崩壊した姿を見て、改めて自然災害の恐ろしさを感じたのは、私だけではないと思います。

 また、7月には、神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設に、元職員の男が侵入し、入所者を殺傷し、職員にもけがを負わせる事件が発生しました。非常にいたたまれない事件であり、本市における公共施設等の防犯対策のあり方も検証する必要があると感じたところであります。

 一方、明るい話題では、リオデジャネイロオリンピック及びパラリンピックで、日本選手が大活躍し、オリンピックでは、これまでで最多の41個、パラリンピックでも前回を上回る14個のメダルを獲得しました。出場選手の競技に取り組むひたむきな姿勢に感銘を受けたところであります。

 また、私たちの身近にあった事柄としては、選挙権年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げられたことが挙げられます。この制度改正は、7月の参議院議員通常選挙から取り入れられ、多くの若者が自らの意思を1票に託して投票をしました。

 さて、このように1年間を振り返り、皆様の前で私の所信を申し上げるのも今回で4回目であります。私が、25年10月に市民の皆様からの御支持をいただき、市長として知多市政を運営するという重責を担わせていただいてから、早いもので3年余りの歳月が流れました。私は、市長に就任して以来、「笑顔あふれる明るく元気な知多市」を市民の皆様とともに築き上げていくことを基本姿勢として、市政のかじ取りに全力を傾注してまいりました。この間、市民の皆様や議員の皆様から多大な御協力と温かい御指導、御助言をいただきましたことに深く感謝申し上げます。

 こうしたことを踏まえ、本日、29年度に向けた所信を表明するに当たりましては、これまで市長としての3年間で取り組んでまいりました私の市政運営を振り返り、そこからうかがえる成果や今後の課題も確認しながら、4年目に向けた総括をし、新年度の当初予算の概要説明に続けさせていただきいと考えるところです。

 御承知のとおり、私は「知多市に住んでよかった」と市民が誇りを持てるまち「知多市」を目指して3つの柱を掲げており、これに沿って施策の振り返りをさせていただきます。

 1つ目は、「安全で強靱なまちづくり」であります。

 冒頭でも申し上げましたが、大地震や様々な自然災害から市民の皆様の生命財産をどのように守っていくか、これは行政に課せられた大きな課題であります。

 大地震が発生した際、命を守るには、まず建物の倒壊を防ぐことが重要です。このため、建物の耐震診断と耐震改修への支援に取り組みました。特に、26年度から旧基準(昭和56年以前)の民間木造住宅が多い地区を重点地区として、ボランティアの耐震診断員と職員が、耐震化の必要性をPRする個別訪問を毎年継続実施し、この3年間で405戸が診断を受けており、一定の成果があらわれていると考えます。耐震改修については、倒壊する可能性がある、もしくは高い家屋がまだ多く残っており、耐震の啓発と支援を今後も引き続き実施していくことが必要であると考えております。

 次に、エネルギー供給拠点での耐震・津波対策の強化及び迅速な復旧対策の計画づくりの推進についてであります。

 本市は伊勢湾に面しており、臨海部に石油貯蔵施設も有していることから、東日本大震災のような想定をはるかに上回る規模の自然災害に備え、津波対策の推進が必要であると考えています。

 このため、名古屋港管理組合等関係機関との連携強化を図り、臨海部の企業に対しては、災害対策の充実・強化を働きかけてきました。また、愛知県が公表した理論上最大想定モデルの津波を対象として、避難対象地域、避難場所及び避難経路等について定めた津波避難計画を策定するとともに、津波ハザードマップを作成し、市内全世帯及び臨海部企業等に配布したほか、津波浸水想定区域へ標高等表示板を設置し、津波から命を守る対策を行いました。しかしながら、自然災害の脅威は、たびたび人間の想定を超えて私たちに襲いかかります。今後においても地域防災計画を逐次見直しながら、津波対策及び迅速な復旧対策のあり方を検証してまいります。

 災害発生時において大きな役割を発揮する自主防災組織の体制整備、自主防災活動の支援も大切であります。

 これに関しては、防災まちづくり講演会や防災研修会を定期的に開催するとともに、自主防災組織の人材育成や防災訓練・防災活動への支援を行うなど、地域防災力の向上に努めています。また、大規模災害発生時の避難生活や応急対策活動に備えるため、備蓄倉庫や避難所防災倉庫の増設に取り組むとともに、31年度までに備蓄食糧を倍増し、生活用品や資機材を増強してまいります。

 さらに、避難所等で生活する上においては、災害用トイレの備蓄や整備は重要な課題であることから、29年度予算では避難者が利用できるマンホールトイレの整備に係る予算を計上しています。

 次に、災害時においては、防災情報の迅速な伝達が重要であると認識しています。そこで、メディアスエフエムの知多市への放送エリア拡大により情報伝達手段の多重化を図るとともに、この電波を受信して情報を提供する知多市防災ラジオの貸与・販売に取り組みました。防災ラジオの販売につきましては、皆様既に御承知のとおり、本年1月12日に販売を開始したところ、当日には予定した500台が午前中に完売するなど、市民の皆様の防災に対する意識の高さを改めて実感したところであります。

 このほか、大規模地震時においても必要な行政機能や行政活動を維持・継続するため、知多市業務継続計画を策定し、優先して行う業務を整理するとともに、資源の確保や配分など、業務を継続する上での課題や対策を取りまとめました。

 このように様々な施策を実施してきましたが、安全で強靱なまちづくりは、私の目指すまちづくりの一丁目一番地であり、さらなる安全・安心な暮らしの確保に向けて引き続き取り組んでまいります。

 2つ目は、「住み良いまちづくり」であります。

 長岡藩の米100俵の事例にもありますが、知多市の将来を担う子どもたちの教育環境の充実は重要な取り組みであると認識しています。このため、将来を担う子どもたちが望ましい職業観を育み、自分の個性にあった進路を選択する能力を備えるよう、キャリア教育の推進に取り組みました。また、教育委員会制度の改正に伴い、新たに市長として総合教育会議を主催し、教育委員会と協議、調整を行うための体制の整備を図りました。

 教育環境の整備につきましては、学校施設の安全確保として、屋内運動場の天井等落下防止対策、ガス引込管改修工事、老朽化対策として、校舎大規模改修工事、トイレ改修工事を計画的に進めております。

 生徒の疾病予防対策では、ピロリ菌を早期に発見し治療することが胃がん予防対策として有効とされており、中学校3年生を対象に健康診断にあわせてピロリ菌検査を県内で初めて取り入れました。

 子育て支援の充実につきましては、本市においても少子化が急速に進んでおり、この対策として、子どもや子育て家庭を総合的に支援するため、中核施設である子育て総合支援センターを移転整備し、さらに常設型の親子ひろば事業を各中学校区の5か所に拡大しました。また、高まる保育ニーズへの対応として、保育園で3歳未満児クラスの定員を拡大するとともに、NPO法人による小規模保育事業所の開設を支援しました。

 女性の活躍促進に向けて、あいち女性活躍促進行動宣言の趣旨を踏まえ、県内自治体として3番目に女性の活躍促進宣言を行い、働きやすい職場環境づくりも推進しています。

 生活困窮者の支援では、生活保護に至る前の段階から早期支援を行うことにより、生活困窮状態からの早期自立を促すため、自立支援相談事業を実施しています。

 高齢化対策では、生活支援コーディネーターの配置や地域での憩いの場となる常設型のサロンやコミュニティカフェの設営を支援するなど、地域包括ケアシステムの構築に取り組んできました。

 地域医療の確立としましては、地域の人々が安心して暮らせるための地域医療・介護施設の充実に向けて、長年の課題であった公立西知多総合病院を開設しました。

 さらに、旧知多市民病院の施設に慢性期の医療提供として医療法人贈恩会を誘致するとともに、保健センター等を同施設に移転し、周辺の福祉施設等とあわせ、医療・福祉・介護の拠点エリアとして機能の集約を図ります。また、予防接種及び各種検診に個別接種、個別検診を導入し、接種率や受診率の向上を目指すとともに、個人・地域の健康の増進やきずなづくりを目的とした健康と人の絆つくり隊事業の推進に取り組みました。

 次に、ごみ処理施設についてですが、東海市とごみ処理施設の建設を共同で行う覚書を締結し、36年度稼働に向けて事業を進めています。また、ごみ処理施設の稼働により発生するエネルギーを活用する温水プール等の健康増進施設の建設につきましても、東海市と共同で進めていきます。

 公共交通空白地域の解消に向けては、市民の皆様の足である、あいあいバスを利用しやすくするため、北部コースを追加し、大人1乗車100円に値下げしました。また、市民の方から親しまれるようなデザインにし、梅子とふゅうちゃんでラッピングした、高齢者の方でも乗降しやすい低床バスに更新しました。また、公立西知多総合病院までのシャトルバスは、西知多医療厚生組合との協議の結果、新舞子駅からも運行することになりました。

 地域の活性化や課題解決に向けては、近隣にある大学(星城大学・至学館大学・日本福祉大学)や市内の金融機関など、民間との包括連携に関する協定を締結し、それぞれの役割や強みを生かした取り組みを進めていきます。

 次に、地域文化の伝承と生涯教育の充実についてですが、民俗調査として「知多市の講」の報告書を発刊したほか、岡田地区を中心に歴史的建造物の保存と活用の調査を進め、知多岡田簡易郵便局に続き、木綿蔵ちたを始め7件が国の登録有形文化財に登録され、さらに、現在、6件が登録に向け申請中であります。また、北粕谷地区の山車「花王車」の修復事業に取り組み、56年ぶりに山車の引き回しが復活しました。

 生涯学習については、生涯学習地域推進員の活用などを柱とする地域と学校のニーズに即した学校支援ボランティア制度を構築しました。今後は、制度の周知を進め、ボランティアの募集を継続し、人材バンクを充実させ、制度の管理・運用方法を確立していきます。

 次に、里山の再生と公園整備の推進では、里山は、その地域特有の景観を形成するとともに、多様な生態系の保全にも寄与することから、市民の皆様の協力を得て再生に取り組んできました。岡田、朝倉、北粕谷及び南粕谷などで里山がよみがえりましたが、引き続き、里山の再生に向けて主体的な活動を実施している団体に対して、あいち森と緑づくり税を活用した事業などの周知に努めてまいります。

 公園整備では、知多市公園施設長寿命化計画に基づき、市民の皆様に安全で安心して公園を利用いただけるように、老朽化した遊具、施設を順次更新しています。

 次に、梅についてですが、梅は、本市の魅力を市の内外に情報発信するシンボルの1つであり、市制施行45周年である27年9月1日に市の花に追加指定しました。また、佐布里池周辺の梅1万本構想の策定により、佐布里池のほとりに広がる自然や景観を生かし、緑の拠点、観光の名所として計画的に梅の木の増植を進めています。

 3つ目は、「産業振興によるまちづくり」であります。

 まず、優良企業の誘致では、税収の確保、雇用促進に向けて、企業誘致を積極的に進めてまいりました。浦浜工業団地は完売することができ、今後は大興寺工業団地の拡張や工業系の新市街地形成を目指し、新南地区の土地区画整理事業を推進していきます。

 次に、競争力のある農業づくりの推進につきまして、タマネギ、フキ、ペコロスの生産を支援するとともに、青年就農給付金などにより、新たな担い手の育成を進めています。

 商工業・観光の振興とにぎわいのある市街地の再生につきましては、公共交通の拠点整備に加え、商業施設やホテルなど、にぎわいのあるエリアとして朝倉駅周辺の整備に取り組んでいます。朝倉駅周辺は、産業と観光が融和する中継点としても一層の発展が期待できると考えています。また、住居系の新市街地整備として、信濃川東部地区の土地区画整理事業を支援します。

 観光振興につきましては、28年度を知多市の観光元年に位置付け、知多市観光振興計画を策定し、さらなる観光産業の振興と活性化を目指すため、観光協会事務局の独立を支援し、観光案内業務を委託します。

 一方、市の魅力を市内外に発信するシティープロモーション事業のキャッチフレーズが、公募により「ちょうどいいまち 知多」に決定しました。今後は、キャッチフレーズのロゴマークを様々な場面で広く活用していきます。また、本市に縁のある方7人と1組に、ふるさと観光大使を委嘱し、本市の魅力を発信していただいています。

 次は、西知多道路の早期事業化についてです。

 西知多道路は、中部国際空港と新東名高速道路(伊勢湾岸自動車道)を直結するとともに、名古屋高速道路を経由して39年開通予定のリニア中央新幹線の停車駅となる名古屋駅を結ぶ、西知多臨海部の産業、生活のかなめとなる重要な道路です。また、西知多産業道路では朝夕の交通渋滞が慢性化していますが、西知多道路の整備により交通渋滞の大幅な緩和が図られるとともに、災害時の輸送路確保などの効果が期待できます。県と沿線の3市等の西知多道路推進協議会による国への要望活動と地元国会議員及び県議会議員の御尽力もあり、28年度の事業化にこぎつけました。引き続き39年までの全線開通を目指して事業促進を要望していきます。

 最後は、各種のイベントの実施です。

 私は、市長に就任した翌年の26年度から新舞子ビーチフェスティバルにおいて14年ぶりに花火の打ち上げを復活いたしました。これは、市民の皆様にまちの元気を感じていただくとともに、家族みんなで夏の日の思い出を心に刻んでいただきたいとの私の強い思いから実施した施策です。多くの来場者が、花火を楽しみ、そして感動を味わっていただき、フェスティバルは大成功でした。これもひとえに市民の皆様、市議会の皆様、企業の皆様、御支援をいただいた多くの方々の御理解と御協力のたまものであったと心から感謝しています。その後、毎年花火の打ち上げを実施していますが、来場者はさらにふえ、夏の終わりを飾り、皆様の心に残るイベントとして定着してきたと思っております。

 また、25年6月から毎年アイアンマン70.3を開催しています。世界的にも有名なトライアスロン競技は、本市の魅力を全国に広く発信できる機会として捉えています。

 このほかにも、春の佐布里池梅まつりを始め、岡田の春まつり、日長の御馬頭祭り、夏の新舞子海上カーニバル、秋の朝倉の梯子獅子、元旦に行う尾張万歳の奉納公演など、各地域での祭りなど様々なイベントにより、市民の皆様と一緒にまちのにぎわいづくりに取り組んでまいりました。

 以上、市長として、私のこれまでの3年間の総括について申し述べさせていただきました。

 私は、まちづくりにおいては、何といっても市民の皆様の御意見を伺うことが重要であると考えております。そのため、市長2年目の26年度から、毎年、各コミュニティ単位で地域懇話会を開催し、私自身が地域に直接伺い、地域における課題について皆様とともに考える場を設けさせていただきました。地域の意見を斟酌し、でき得る限り、これを施策の中に取り込みたいと考えているところです。

 これまでの3年間の取り組みで、ある程度成果を出せた施策がある一方、申し述べた中には今後も引き続き取り組むべき事案や検討が必要な課題等が種々あります。

 こうした事項を踏まえて平成29年度予算を編成しましたので、以降、予算の概要等について御説明いたします。

 本市の29年度予算における歳入状況は、個人市民税は、雇用環境の改善による納税義務者の増加はあるものの、分離所得の減少などが見込まれ、0.3パーセント、1,650万円の減、法人市民税は、企業収益の増加を見込み、7.9パーセント、3,390万円の増、市民税全体では0.3パーセント、1,740万円の微増としました。

 固定資産税は、家屋の新増築、臨海部企業の設備投資などにより、1.1パーセント、8,520万円の増とし、市税全体では0.8パーセント、約1億1,700万円の微増としております。

 普通交付税につきましては、市税の増収などを反映し、28年度の交付額と比較して約7,800万円減の3億4,000万円と見込み、臨時財政対策債につきましては、借入限度見込額に近い7億2,000万円の計上といたしました。

 こうした歳入状況を踏まえ、厳しい財政状況にあっても持続可能な行政運営を実現するため、先に策定しました知多市行財政改革プラン2016、知多市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいた各項目を確実に実施してまいります。

 また、先に申し上げました私の公約である「安全で強靱なまちづくり」「住み良いまちづくり」「産業振興によるまちづくり」に財源を重点配分した予算編成を行い、ここに29年度当初予算として、一般会計262億3,000万円、特別会計113億2,410万円、企業会計43億6,530万円、総額419億1,940万円の予算案を取りまとめ、皆様にお諮りさせていただくとともに、市民の皆様の御理解をお願いするものでございます。

 それでは、引き続き、第5次知多市総合計画の各項目に沿って施策の概略を申し上げます。

 初めに、分野別の「1 生活環境分野」であります。

 防災・安全では、強靱なまちづくりの推進に向けて、引き続き備蓄食糧や飲料水、資機材を備蓄倉庫に配備するとともに、災害対応に当たる職員用の備蓄食糧を新たに購入します。また、指定避難所20か所への特設公衆電話設備の整備に伴い、避難者が利用する電話機を購入し、避難所の環境整備を図ります。

 知多市防災ラジオにつきましては、28年度の販売状況に鑑み、販売台数を1,000台にふやし、その普及に努めます。

 福島県南相馬市の復興支援では、引き続き市職員を派遣して支援要請に応えてまいります。

 一方、現在、本市が使用しているアナログ式の移動系防災行政無線をMCA(マルチチャンネルアクセス)方式のデジタル無線機に更新します。これにより、迅速かつ確実な情報伝達が可能となり、情報収集・連絡体制の強化を図ります。

 さらには、31年度までに小中学校等18避難所の敷地内にマンホールトイレを段階的に整備することにより、災害発生時に使用できるトイレ環境を整えます。

 防犯では、犯罪抑止や犯人摘発に向け、新知台2丁目の交差点に防犯カメラを設置します。

 環境・美化では、市内の大気汚染を監視する岡田測定局の大気汚染自動測定器を乾式機器に更新することで、測定精度の保持と維持管理費の削減を図ります。

 ごみ処理では、家庭系収集ごみの有料化を導入し、ごみに対する意識の向上を図るとともに、資源回収品目をふやすことにより、ごみの減量と資源化を推進します。また、家庭用剪定枝粉砕機の無料貸し出しや、ごみ・資源に関する情報や排出日、ごみと資源の分別方法などを手軽に知ることができるスマートフォン向けアプリケーションを導入します。

 次期清掃センターの建設については、西知多医療厚生組合において、環境影響評価の手続を進めるとともに、ごみ処理施設整備基本計画を策定します。

 消防では、多様な災害に対応し、迅速かつ的確な消防活動や救急活動を行うため、消防ポンプ自動車、資機材搬送車及び高規格救急自動車の更新を行います。

 次に、分野別の「2 健康福祉分野」であります。

 地域医療では、保健センターや休日診療所、在宅ケアセンターを旧知多市民病院の施設に移転することにより、周辺の障害者福祉施設及び高齢者福祉施設、28年度に開院した慢性期等の医療を提供する病院などと多職種協働による医療・介護・福祉機能の集約を図ってまいります。

 地域福祉では、生活困窮者自立支援事業について、現状の相談支援の拡充を目指し、家計の問題を抱える生活困窮者の生活改善を図るため、新たに家計相談支援員を配置します。

 高齢者福祉では、地域包括ケアシステムの構築に向け、NPO法人との協働をさらに進めます。また、生活支援コーディネーターを増員して、地域に不足するサービスや担い手の養成に取り組み、生活支援体制の拡充を図ります。また、介護予防の推進とサービスの担い手となる団体を育成するため、研修会や講座を開催するとともに、ミニデイサービス、サロンなど介護予防活動に取り組む市民グループに対し、運営費や維持費等を支援していきます。

 一方、障がい者や高齢者のうち、外出が困難な要支援者に対して、コミュニティバス等公共交通機関の利用を補うものとして、福祉タクシー等のサービスを見直し、1人当たりのタクシーチケット交付枚数を追加、高齢者の対象年齢の引き下げなど、支援の拡充を図ります。また、障がい者施設の安全対策として、防犯カメラの設置費を補助します。

 子育て支援では、活動を休止していた八幡と岡田の放課後子ども教室を学校や地域の協力のもと再開するとともに、放課後児童クラブでは28年度から実施している夏期休業日限定入所を継続します。

 また、子どもの学習支援事業として、生活困窮世帯の中学生を対象に定期的な学習教室を開催し、学習習慣の形成や社会性の育成を支援していきます。

 保育園では、待機児童の解消に向け、公立と私立の3歳未満児クラスの定員を拡大するとともに、南粕谷保育園の特別支援クラスを増加し、特別な配慮を必要とする子への対応に取り組んでいきます。また、子育て支援の新たな担い手となる子育て支援員を養成します。

 保育所の民間活力導入につきましては、31年4月の開所を目指して、新たな保育施設の整備・運営を行う民間事業者を支援していきます。

 若者支援では、ひきこもり等に悩む若者の就労への足がかりとして、就労カウンセリングや職場体験の機会を提供する若者就労体験事業を実施します。

 国民健康保険事業では、安定運営に努めるとともに、30年度から県との共同運営を行っていくためのシステム改修などの準備を進めていきます。

 健康推進では、健康診査やがん検診について、市内医療機関においても受診できるよう受診機会の拡大を図ります。

 母子保健事業では、妊娠期からの一貫した支援を行うために、各種健診データをシステムで管理する母子保健システムを導入します。

 また、健康寿命の延伸、福祉の増進を目的として、東海市と共同で行う温水プール等健康増進施設の整備につきましては、36年度の稼働を目指し、基本構想の策定に取り組みます。

 次に、分野別の「3 産業経済分野」であります。

 知多市観光振興計画に基づき、より多くの観光客を誘致し、観光振興を地域経済の活性化につなげてまいります。そのため、岡田まちづくりセンター内で、週末にも対応する観光案内窓口を観光協会に委託して実施し、市内観光資源のPRや観光情報の提供に取り組みます。

 また、知多半島観光圏協議会が実施する地方創生推進交付金を活用した知多半島回遊性向上事業である「ものづくりワンダーランド知多半島事業」に参加し、本市の魅力を広域的に発信します。さらに、潜在する地域資源を洗い出し、事業者や観光協会、商工会等と連携しながら、商品の試作やパッケージのデザインなどを行う地域ブランド化推進事業に取り組み、本市の魅力を高めることで観光客の誘致を図っていきます。

 次期企業用地の開発では、大興寺工業団地の拡張に向け、地権者の御理解、御協力を得られるように努めるとともに、地権者交渉における代替地価格の算定のための不動産鑑定を行います。

 消費生活では、市民の消費生活における被害の未然防止と安全確保のため、新たに消費生活センターを設置し、相談日を週3日から4日にふやすなど、相談体制の充実を図り、複雑多様化する消費生活問題に対応していきます。

 農業振興では、本市の特産物であるタマネギ、フキ、ペコロスについて、農業生産力の向上のための補助を継続してまいります。なお、ペコロスにつきましては、支援を拡大し、効率的な採種と生産農家の省力化を図ります。

 土地改良では、農地の効率的な活用と生産性の向上及び農業経営の安定のため、施設整備として、老朽化した獅子懸工区の用水管布設替や待池の竪樋ゲートの取りかえ、県営事業による日長大池、馬池の耐震改修や基幹農道の舗装打替工事に対して応分の負担をしてまいります。

 次に、分野別の「4 都市基盤分野」であります。

 市街地整備に関し、朝倉駅の周辺整備では、すぐれた交通結節点機能を発揮させ、商業や交流の拠点となる施設の集積を促進するとともに、魅力とにぎわいのある都市拠点の整備を検討してまいります。このため、有識者会議である朝倉駅周辺整備計画調査検討会議の議論を踏まえ、29年度中には基本構想を策定していきたいと考えております。

 土地区画整理では、信濃川東部地区及び新南地区において、組合設立認可図書を作成するなど、新市街地整備に向けた土地区画整理組合の設立を支援します。

 建築開発では、防災・減災の取り組みとして、民間木造住宅耐震診断では、岡田3区を重点地区として戸別訪問を引き続き実施し、耐震改修の促進に努めます。

 道路、橋梁の老朽化対策として、道路の新設改良では、知多市舗装修繕計画に基づき、市道東海知多線、八幡岡田線、日長1号線の舗装の打ちかえ等を行います。

 橋梁の新設改良では、知多市橋梁長寿命化修繕計画に基づき、社会資本整備総合交付金を活用し、南浜跨道橋の補修工事を行うほか、東海市と共同管理している信濃新橋の補修事業に負担金を拠出、知多橋始め30橋の橋梁の点検を実施します。

 総合治水対策としては、阿久比川第7排水区1号調整池の整備を実施するほか、阿久比川第7排水区2号調整池及び東部3号雨水幹線の詳細設計を行います。

 また、交通安全対策として、市道長浦線で見通しの悪い曲線部分を視距改良工事により改善します。

 緑化・公園では、引き続き市民との協働による緑化の推進を図り、公園施設では、市民が楽しく安全に利用できるよう、社会資本整備総合交付金を活用して老朽化した遊具を更新します。また、植栽の整備として、あいち森と緑づくり事業交付金を活用し、市道知多刈谷線の街路樹を市の花である梅に植えかえます。

 上水道では、耐震対策として、丸根配水場のバイパス管布設工事を継続して実施します。老朽管の更新工事では、八幡台地区、つつじが丘地区、日長穴田地区の3地区で合計延長965メートルの布設替を実施します。また、安定的な事業の継続と財務等の経営基盤の強化を図る目的で経営戦略を策定します。

 下水道では、南部浄化センター管理棟受変電設備の更新工事を2か年で実施するほか、老朽化の進んだつつじが丘中継ポンプ場を廃止し、にしの台中継ポンプ場に統合するため、西部12号汚水幹線埋設工事と、にしの台中継ポンプ場の汚水ポンプ更新工事を行います。また、老朽化が進んでいる下水道施設を限られた財源で適切に維持していくために、ストックマネジメント計画を策定し、事業費の削減や平準化を図ります。

 次に、分野別の「5 教育文化分野」であります。

 特別な支援や配慮が必要な児童生徒への対応としましては、個別指導などを行う学校生活指導員を1名増員して38名に拡充します。また、日本語初期指導教室指導員を新たに配置し、日本語が理解できず学校生活に支障を来す外国人児童生徒に対して、基礎的なコミュニケーション能力の育成を図るため、日本語の初期指導を行い、学校生活への早期適応を支援します。

 教育環境の整備では、学校施設の安全確保として、旭東小学校と旭南中学校のガス引込管改修工事と旭南中学校武道場の天井等落下防止対策工事、老朽化対策として、旭南中学校武道場の屋上防水、外壁改修工事を実施します。また、知多メディアスネットワークの緊急地震速報を既存の校内放送設備と連動させ、自動で全校放送が流れるように市内小中学校の校内放送設備に連動機器を設置し、地震情報の迅速な伝達を図ります。

 学校給食では、児童生徒の地域産業や文化に対する理解が深まるよう、地場産物の食材活用に努めるとともに、栄養バランスに配慮した安全・安心な学校給食を提供していきます。また、調理委託と配送回収委託を一括で契約することにより、さらに効率化、安定的運用を図ります。

 生涯学習では、施設整備として、勤労文化会館の屋上防水改修を進めるほか、中央図書館では施設の安全を確保するため自動火災報知設備の改修工事を、歴史民俗博物館では特定天井改修のための調査を行います。

 生涯スポーツでは、30年度の全国高等学校総合体育大会フェンシング競技大会の開催に向けて、実行委員会を設立し、大会のPRや大会開催に向けた準備を進めていきます。また、老朽化した海浜プ−ル及び新田プールの改修工事を実施するとともに、市民体育館の一部のトイレを洋式に改修します。

 次に、分野別の「6 協働経営分野」であります。

 公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するため、28年度に公共施設等総合管理計画を策定し、縮減目標を設定しました。その目標の達成に向け、個別施設ごとに長寿命化や統廃合、複合化などに向けた実施プランとして公共施設再配置計画を策定していきます。

 老朽化が著しい市役所本庁舎につきましては、公共施設等総合管理計画の方針を受け、また、有識者会議である朝倉駅周辺整備計画調査検討会議の検討内容を踏まえ、新たな庁舎機能の考え方を整理し、調査・検討を進めてまいります。

 地域・市民活動では、コミュニティ活性化事業やまちづくり人材育成事業などを通じ、地域自治組織の自立と活性化、まちづくりの担い手となる人材の発掘と育成に取り組んでまいります。

 また、健康づくりや地域活動への参加を促すことを目的として、参加に対してポイントを付与し、ポイントがたまると協賛店で様々なサービスが受けられる「わ〜くわくマイレージ」を開始します。

 一方、市民活動センターでは、開所10周年を記念して、これまでの歩みの振り返りや今後の市民活動のあり方などを考える事業を実施します。

 多文化共生では、外国人生活支援事業として、日本語の理解が困難な外国人児童生徒に対し、日本語の学習支援や生活習慣の指導を実施することで、地域の未来を担う外国人児童生徒の健やかな成長を目指します。

 稼働率の低い八幡・東部・岡田・旭・大興寺の5公民館は、利用制限を緩和したまちづくりセンターに改め、施設の活性化と市民ニーズに対応した施設づくりを進めます。なお、東部・岡田・旭の各公民館に併設しているサービスセンターを廃止しますが、市への文書の引き継ぎなどは、これまでと同様に実施するとともに、証メールサービスを導入し、利用者の利便性を確保していきます。

 また、情報通信技術の進展により、適切な個人情報管理も重要です。特に、本年7月に開始される社会保障・税番号制度の本格運用に備え、職員研修の実施やシステムの強靱化等、情報セキュリティ対策の強化に努めていきます。

 地方創生の推進では、主体的かつ自立的に地域づくりを担う人財の育成とコミュニティビジネス等の活動を創出するため、NPO法人、地域メディア、金融機関、商工会と連携・協働して、空き店舗を活用し、起業に向けた伴走型支援やサロン等の多目的な交流の場づくりを進めます。

 シティープロモーション事業では、「ちょうどいいまち 知多」のキャッチフレーズやロゴマークの活用、推進ホームページでの情報発信、写真コンテストなどを実施します。本市の魅力を市内外へ発信することで、市民の郷土への愛着を深めるとともに、本市の知名度の向上に努めていきます。

 本市は、人口減少の局面を迎えつつあり、今後は高齢化も一層進行することが予測されるため、市税の減少傾向は続く一方、社会保障関係費の増加や老朽化した公共施設の改修、維持管理費の増加などから、引き続き厳しい財政状況が続くことが見込まれます。

 こうした状況においても、将来にわたって持続可能な行政運営の確立を目指し、知多市行財政改革プラン2016を確実に推進するとともに、知多市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、本市のみならず社会全体の課題でもある人口減少に歯止めをかけるための施策に取り組んでいきます。

 私は、前段で申し上げましたとおり、市長に就任当初からこれまで「安全で強靱なまちづくり」「住み良いまちづくり」「産業振興によるまちづくり」の実現に向けて様々な種をまき、愛情を持ってこの種を大切に育ててきました。議員各位や市民の皆様に御理解と御協力を賜り、そして市職員の努力により、この種が美しい花を咲かせたものもあれば、これから、きっと咲いてくれるであろうつぼみもあり、なかなか芽が出ない種もあります。植物に花を咲かせ実をならせるには、土を耕し、生育に必要な水や肥料を与え、病害虫を防ぐなどの世話や見守りが必要であるのと同様に、施策の種に美しい花を咲かせるためには、全ての職員が知恵を出し創意工夫を凝らし、施策を実現するための試行錯誤やたゆまぬ努力が必要であると考えています。知多市という花壇に市民の皆さんが住んでよかったと言ってもらえるような施策の花が咲き誇るよう、職員と一丸となって全力を挙げて取り組んでいく覚悟であります。先ほど市長として3年間を振り返りましたが、4年目は、これまでまいた種に立派な花を咲かせ大きな実をならせるべく集大成の年として市政運営に邁進していく所存であります。

 今後とも、議員各位はもとより、市民の皆様の一層の御理解、御協力を心からお願い申し上げ、新年度に向けての私の施政方針とさせていただきます。御清聴どうもありがとうございました。

     (市長 降壇)



○議長(勝崎泰生) 

 以上をもちまして、施政方針を終わります。

 ここでお諮りします。この際、暫時休憩にしたいと思います。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、ただ今から10時40分まで休憩とします。

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     (休憩 午前10時23分)

     (再開 午前10時40分)

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○議長(勝崎泰生) 

 休憩前に引き続き本会議を再開します。

 市長から、発言の申し出がありましたので、これを許可します。

 市長。



◎市長(宮島壽男) 

 先ほどの施政方針の中で、個人市民税が1,165万円の減と申し上げましたが、1,650万円の減に訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(勝崎泰生) 

 ここで、日程第5に入る前にお諮りします。市長提出議案の説明は、過日、議案説明会を行いましたので、詳細説明を省略して、市長の提案理由の説明のみにしたいと思いますが、御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、市長の提案理由の説明のみを行うことに決しました。

 続いてお諮りします。日程第5、議案第1号から日程第20、議案第16号まで、以上16件は会議規則第34条の規定により一括議題としたいと思います。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、日程第5、議案第1号 知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから、日程第20、議案第16号 平成29年度知多市下水道事業会計予算までの16件を一括議題とします。

 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を願います。市長。

     (市長 登壇)



◎市長(宮島壽男) 

 それでは、ただ今一括議題となりました16件の議案について提案説明を申し上げます。

 初めに、議案第1号 知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、人事院勧告に沿って、介護休暇の分割等を行うものでございます。

 次に、議案第2号 知多市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、人事院勧告に沿って、養育する子の範囲の拡大等を行うものでございます。

 次に、議案第3号 知多市税条例等の一部改正についてでございますが、本案は、地方税法等の改正に伴い、軽自動車税等に関する規定を改めるものでございます。

 次に、議案第4号 指定管理者の指定(まちづくりセンター)についてでございますが、本案は、まちづくりセンターの指定管理者を指定するものでございます。

 次に、議案第5号 知多市工場立地法地域準則条例の一部改正についてでございますが、本案は、工場立地法の改正に伴い、条例中で引用する条項を改めるものでございます。

 次に、議案第6号 知多市道路占用料条例の一部改正についてでございますが、本案は、ガス事業法の改正に伴い、条例中で引用する条項を改めるものでございます。

 次に、議案第7号 市道路線の変更についてでございますが、本案は、宅地開発事業の施行に伴い、市道30036号線の起点の変更を行うものでございます。

 次に、議案第8号 市道路線の認定についてでございますが、本案は、宅地開発に伴う帰属等により、市道30388号線、60638号線及び70011号線を新たに認定するものでございます。

 次に、議案第9号 平成28年度知多市一般会計補正予算(第4号)でございますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1億2,711万6,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ266億6,936万4,000円とするものでございます。

 次に、議案第10号 平成28年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1,244万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ99億9,465万2,000円とするものでございます。

 次に、議案第11号 平成29年度知多市一般会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ262億3,000万円とするものでございます。第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条は一時借入金、第5条は歳出予算の流用事項を定めるものでございます。

 次に、議案第12号 平成29年度知多市国民健康保険事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ101億7,420万円とするものでございます。第2条は一時借入金、第3条は歳出予算の流用事項を定めるものでございます。

 次に、議案第13号 平成29年度知多市後期高齢者医療事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億9,940万円とするものでございます。第2条は、一時借入金について定めるものでございます。

 次に、議案第14号 平成29年度知多市農業集落排水事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,050万円とするものでございます。第2条は債務負担行為、第3条は一時借入金について定めるものでございます。

 次に、議案第15号 平成29年度知多市水道事業会計予算でございますが、第1条は総則、第2条は業務の予定量、第3条は収益的収入及び支出の予定額で、収入は12億8,320万円、支出は11億7,700万円とするものでございます。第4条は、資本的収入及び支出の予定額で、収入は2億8,110万円、支出は5億110万円とし、不足額は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、建設改良積立金、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。第5条から第10条までにつきましては、その他水道事業に必要な事項を定めるものでございます。

 次に、議案第16号 平成29年度知多市下水道事業会計予算でございますが、第1条は総則、第2条は業務の予定量、第3条は収益的収入及び支出の予定額で、収入は16億2,900万円、支出は17億5,900万円とするものでございます。第4条は、資本的収入及び支出の予定額で、収入は6億9,610万円、支出は9億2,820万円とし、不足額は過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。第5条から第9条までにつきましては、その他下水道事業に必要な事項を定めるものでございます。

 以上、議案第1号から第16号までを一括説明いたしました。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。

     (市長 降壇)

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○議長(勝崎泰生) 

 以上をもちまして、本日の議事日程は全部終了しました。明日から3月8日までは休会とし、来る3月9日は午前9時から本会議を再開します。

 それでは、これにて第1回知多市議会定例会を散会します。

     (散会 午前10時48分)

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 平成29年2月27日

                知多市議会  議長      勝崎泰生

                       9番署名議員  古俣泰浩

                       12番署名議員  渡邉眞弓