議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 知多市

平成22年  9月 定例会(第4回) 09月24日−04号




平成22年  9月 定例会(第4回) − 09月24日−04号










平成22年  9月 定例会(第4回)



               9月24日

1 出席議員 (23名)

        1番  大村 聡       2番  青木志浩

        3番  江端菊和       4番  冨田一太郎

        5番  大島大東       6番  荻田信孝

        7番  中村千惠子      8番  島?昭三

        9番  中平ますみ     10番  夏目 豊

       11番  中村祐次      12番  山口 修

       13番  花井敏博      14番  向山孝史

       15番  尾之内 勝     16番  北原日出海

       17番  土師静男      18番  小坂 昇

       19番  近藤久義      20番  竹内司郎

       21番  米原洋太郎     22番  松井卓朗

       23番  森田 一

2 欠席議員 (0名)

3 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長        加藤 功   副市長       渡辺正敏

  教育長       小宮克裕   総務部長      片桐義人

  企画部長      森田 稔   生活環境部長    吉戸雅純

  健康福祉部長    竹内志行   健康福祉部付部長

                   西知多医療厚生組合総務部長

                             早川昌典

  健康福祉部付部長         産業経済部長    竹内尚明

  西知多医療厚生組合

  知多市民病院事務局長兼事務部長

            淺田文彦

  都市整備部長    久野明夫   水道部長      峯神 慎

  看護専門学校長   早川英男   会計管理者     浅井哲生

  消防長       矢田浩樹   教育部長      栗本清光

  総務課長      及川一男   市民活動推進課長  磯野健司

4 本会議に職務のため出席した議会事務局職員

  事務局長      皆川 幹   議事課長      片山信弘

  副課長       宝 治男             新美良夫

            小林照彰             吉川 拓

5 議事日程



日程
議案番号
件名



35
知多市使用料及び手数料条例の一部改正について



36
知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について



37
知多市消防関係事務手数料条例の一部改正について



38
財産の取得について



39
知多市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について



41
平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)



42
平成22年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)



43
平成22年度知多市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)



44
平成22年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)


10
45
平成22年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)


11
認定1
平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について


12
認定2
平成21年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について


13
認定3
平成21年度知多市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について


14
認定4
平成21年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について


15
認定5
平成21年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について


16
認定6
平成21年度知多市病院事業会計決算認定について


17
認定7
平成21年度知多市水道事業会計決算認定について


18
認定8
平成21年度知多市下水道事業会計決算認定について


19
同意2
教育委員会委員の任命について


20
46
知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について


21
意見書4
社会的セーフティネットの拡充と整備に関する意見書について


22
意見書5
愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について


23
意見書6
35人以下学級の実現と教育予算の増額を求める意見書について


24
 
議員派遣について



6 会議に付した事件

   議事日程に同じである。

     (9月24日午前9時30分 開議)



○議長(竹内司郎) 

 本日は、大変御苦労さまでございます。現在の出席議員は、23名でございます。定足数に達しており、会議は成立いたします。ただ今から第4回知多市議会定例会を再開いたします。

 休会中は、各委員会に付託いたしました案件につきまして熱心に御審査を賜り、誠にありがとうございました。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付した日程のとおりでございます。この議事日程に従いまして、会議を進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 ここでお諮りをいたします。日程第1、議案第35号から日程第10、議案第45号まで、以上10件は、会議規則第34条の規定により一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第35号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正についてから日程第10、議案第45号 平成22年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上10件を一括議題といたします。

 以上の議案は、各常任委員会に付託がしてございますので、会議規則第38条の規定により各常任委員長の報告を願います。

 最初に、12番 総務委員長の報告を願います。12番 総務委員長。

     (12番 総務委員長 登壇)



◆12番(山口修) 

 議長の御指名を得ましたので、総務委員会の審査の経過及び結果について報告いたします。

 去る9月6日の本会議におきまして、当委員会に付託を受けました議案第35号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第36号 知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第37号 知多市消防関係事務手数料条例の一部改正について、議案第38号 財産の取得について、議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち総務委員会所管事項について、以上5件について、9月9日午前9時30分から、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。

 はじめに、議案第35号について報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から9件の質問がありました。

 その主な内容は、広告物の掲出における基本的な大きさと使用料はとの質問に対して、現在、掲出している広告物は、1枚当たり、縦110センチメートル、横80センチメートル程度で、面積は約0.88平方メートルです。この大きさを基本的な大きさと考えており、1か月当たりの料金は840円ですとの答弁がありました。

 ほか8件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第35号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第36号について報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。

 その主な内容は、条例改正のもととなる政令の改正内容について、具体例はとの質問に対して、例えば女性消防団員等が殉職したことにより父子家庭となり、その父親に対して児童扶養手当が支給される場合、父親に対して支給する公務災害補償年金が減額されます。これは、公務災害補償年金の子どもに係る加算分と児童扶養手当とが二重給付とならないようにするためですとの答弁がありました。

 ほか1件の質問に対しても、答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第36号 知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第37号について報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件の質問がありました。

 その主な内容は、手数料変更に伴う影響はとの質問に対して、10月から3月までに予定されている特定屋外タンク貯蔵所の設置許可等の件数は、変更許可8件、溶接部検査3件、保安検査5件の合計16件で、108万円の歳入減となります。しかし、同時にタンク検査委託料が引き下げられることから、手数料からタンク検査委託料を差し引いた実際の収支は、3万3,250円の収入増を見込んでいますとの答弁がありました。

 ほか2件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第37号 知多市消防関係事務手数料条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第38号について報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から9件の質問がありました。

 その主な内容は、購入に当たっての財源と、現有する消防ポンプ自動車等は何台になるのかとの質問に対して、購入に当たっての財源は、石油貯蔵施設立地対策等交付金を充当して整備します。現有する消防ポンプ車等は、今回更新する消防ポンプ自動車を含め、一般的な建物火災に出動する車両が9台となりますとの答弁がありました。

 ほか8件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第38号 財産の取得については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第41号のうち総務委員会所管事項について報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から5件の質問がありました。

 その主な内容は、仮設自転車駐車場の場所と利用者への周知方法はとの質問に対して、寺本駅前第2自転車駐車場の370台が、県の橋梁工事の期間中利用できなくなるため、あいち知多農協八幡支店跡地の一部に仮設自転車駐車場を設置します。利用者への周知は、現在の自転車駐車場に予告看板と案内看板を、仮設自転車駐車場に入り口看板を設置するとともに、地区回覧を行う予定ですとの答弁がありました。

 ほか4件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち総務委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。

     (12番 総務委員長 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 次に、17番 福祉文教委員長の報告を願います。17番 福祉文教委員長。

     (17番 福祉文教委員長 登壇)



◆17番(土師静男) 

 議長の御指名を得ましたので、福祉文教委員会の審査の経過及び結果について報告いたします。

 去る9月6日の本会議におきまして、当委員会に付託を受けました議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち福祉文教委員会所管事項について、議案第42号 平成22年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第43号 平成22年度知多市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第44号 平成22年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件について、9月7日午前9時30分から、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。

 はじめに、議案第41号のうち福祉文教委員会所管事項について報告をいたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から6件の質問がありました。

 その主な内容は、看護専門学校の職員が1名増員になった理由はとの質問に対して、平成21年度のカリキュラム改正に伴い、医療安全や災害看護などの授業時間が105時間増え、3年間で3,000時間の履修が必要になったこと、また、臨床現場を体験しながら実践力の強化を図るとの国の指導に対応するため、臨地実習や学内実習における教育拡充を図る必要があり、教員1名を増員したものですとの答弁がありました。

 ほか5件の質問に対しても答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち福祉文教委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第42号について報告いたします。

 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第42号 平成22年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第43号について報告いたします。

 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第43号 平成22年度知多市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第44号について報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。

 その内容は、償還金の内容はとの質問に対して、平成21年度の交付金等の精算に伴う返還金で、支払基金交付金医療費分は15万3,814円、国庫負担金医療費分は5万2,329円、県負担金医療費分は1万3,083円、合計で21万9,226円です。超過交付等となったため返還するものですとの答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第44号 平成22年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。

     (17番 福祉文教委員長 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 次に、8番 建設経済委員長の報告を願います。8番 建設経済委員長。

     (8番 建設経済委員長 登壇)



◆8番(島?昭三) 

 議長の御指名を得ましたので、建設経済委員会の審査の経過及び結果について御報告をいたします。

 去る9月6日の本会議におきまして、当委員会に付託を受けました議案第39号 知多市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち建設経済委員会所管事項について、議案第45号 平成22年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件について、9月8日午前9時30分から、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。

 はじめに、議案第39号について御報告をいたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件の質問がありました。

 その主な内容は、浦浜地区工業団地の進捗状況はとの質問に対し、本年7月5日に用地取得及び開発工事を行うための法に基づく許可申請手続が終了し、用地取得も10月末に完了予定です。企業誘致では、空き区画(2区画)約1万5,000平方メートルに対し、3社で合計2万平方メートルの進出希望があり、現在、調整中です。今後は、9月末に入札、10月に地元説明会を経て、11月から本格的な工事に入る予定です。また、立地企業の決定に向け、この秋に登録企業優先による公募を行い、平成23年1月に仮契約、工事完了後の平成24年4月頃に本契約を予定いたしていますとの答弁がありました。

 ほか2件の質問に対しましても、答弁がありました。

 また、2件の要望がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第39号 知多市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第41号のうち建設経済委員会所管事項について御報告をいたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件の質問がありました。

 その主な内容は、東海知多線用地購入費の内容はとの質問に対し、平成17年度までに土地開発公社において先行取得された東海知多線日長工区の本線及び関連道路用地を買い戻すもので、本線用地は89筆、1万2,641.19平方メートル、関連道路用地は20筆で997.11平方メートルですとの答弁がありました。

 ほか2件の質問に対しましても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち建設経済委員会所管事項につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第45号について御報告をいたします。

 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第45号 平成22年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。

     (8番 建設経済委員長 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 各委員長の報告について、一括質疑に入ります。

 質疑を終結いたします。

 一括討論に入ります。

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議案第35号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第36号 知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第37号 知多市消防関係事務手数料条例の一部改正について、議案第38号 財産の取得について、議案第39号 知多市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、議案第41号 平成22年度知多市一般会計補正予算(第3号)について、議案第42号 平成22年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第43号 平成22年度知多市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第44号 平成22年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第45号 平成22年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、以上10件について原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第35号から議案第45号まで、以上10件は原案のとおり可決されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 ここでお諮りをいたします。日程第11、認定議案第1号から日程第18、認定議案第8号まで、以上8件は、いずれも決算認定に関する案件でございますので、一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、日程第11、認定議案第1号 平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第18、認定議案第8号 平成21年度知多市下水道事業会計決算認定についてまで、以上8件を一括議題といたします。

 これらの8件の認定議案は、いずれも決算審査特別委員会に付託がしてございますので、21番 決算審査特別委員長の報告を願います。21番 決算審査特別委員長。

     (21番 決算審査特別委員長 登壇)



◆21番(米原洋太郎) 

 議長の指名を得ましたので、決算審査特別委員会の審査の経過及び結果について報告をいたします。

 去る9月6日の本会議におきまして、決算審査特別委員会に付託を受けました認定議案第1号から第8号までにつきまして、9月14日、15日及び16日の3日間にわたり、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、決算書、主要施策の成果及び予算執行の実績報告書を中心に、また、監査委員の審査意見書も参考にして慎重に審査をいたしました。

 なお、関係諸帳簿等につきましても提出を願い、委員会の休憩中にこれらを閲覧いたしました。

 はじめに、認定議案第1号 平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定についてを報告いたします。

 審査の方法は、全体を4つに区切り、それぞれ理事者側の説明の後、質疑を行い、委員より342件の質問がありました。

 その主な内容は、1件目、臨時財政対策債を当初予算から4億円増額して10億円借り入れた効果はとの質問に対し、中長期的な展望として、景気の先行きは不透明であり、大幅な税収増は望めず、極めて厳しい財政環境にあることから、借入額を増額いたしました。公債費における将来負担の規模が小さいメリットを活かし、臨時財政対策債を4億円増額し、借り入れたことで、財政調整基金の機動力を確保し、安定的な財政運営が維持できたものと判断していますとの答弁がありました。

 2件目、協働のまちづくり事業の委託内容と成果はとの質問に対し、この事業は、NPOの仕組みや理念、意義を学ぶNPO連続講座と、NPOとコミュニティとの相互理解を促進するための研修を主とする協働促進事業を行ったものです。成果としては、NPOにおける人材育成やNPO同士の情報交換による活性化が図られました。また、NPOに関する理解が深まり、地域活動の中にNPOとの連携が広がりつつありますとの答弁がありました。

 3件目、子育て支援ガイドブック作成の効果はとの質問に対し、妊娠から学齢期までの必要な子育て支援情報や施策が、市民の目線で一冊にまとまっていることで、子育て中の親への施策の周知が図られましたとの答弁がありました。

 4件目、住宅用太陽光発電システム設置費補助金増の内容と、申請者全員に補助できたのかとの質問に対し、補助金の増額については、申請が4月21日に予算額に達したため、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し、約30件分、500万円の増額補正を行いました。また、予算の範囲内において、59件の申請者全員に補助をいたしましたとの答弁がありました。

 5件目、市内の雇用状況はとの質問に対し、21年7月1日に開設した知多市ふるさとハローワークでは、職業相談が2,623件、紹介件数が1,806件、就職件数は264件でした。各事業所における雇用状況は把握しておりませんが、ハローワーク半田のデータでは、21年度の新規求人倍率の平均は、半田管内で0.72倍、本市で0.40倍と厳しい雇用状況ですとの答弁がありました。

 6件目、耕作放棄地の面積と解消面積はとの質問に対し、ほ場整備内の状況における耕作放棄地の面積は、21年8月の調査では55.3ヘクタール、22年2月の調査では51.4ヘクタールであり、3.9ヘクタールが解消されていますとの答弁がありました。

 7件目、日本立地センターへの加入の効果はとの質問に対し、企業誘致、企業立地に係る情報の収集や研修会への参加、さらに、本市の工業用地のPR活動など、効果的な企業誘致活動を行うことが可能となっていますとの答弁がありました。

 8件目、佐布里水源の森づくり講座の実績と参加者の反応はとの質問に対し、水源の森づくり講座は2講座で、竹林の整備を通して自然を守る大切さを学ぶ竹林づくり講座は、年14回開催し、延べ265名が参加。また、樹木医と水源の森を歩き、樹木や生物の生態などを学ぶ自然環境イベントは、年5回開催し、延べ42名の参加がありました。参加者には、水源の森の自然を通し、自然を守る大切さ、生物多様性の保全の必要性などを感じていただけたと考えておりますとの答弁がありました。

 9件目、消防署が保有する自動体外式除細動器(AED)の台数と市民への貸し出し状況はとの質問に対し、AEDの保有台数は11台です。救急車に7台、消防ポンプ車に3台、貸し出し用が1台です。貸し出し状況は、地区コミュニティ防災訓練に9回、各種スポーツイベントに4回、おいじゃあ知多フェスタ及び知多市産業まつりに各1回の計15回ですとの答弁がありました。

 10件目、青少年の居場所づくり事業の実績はとの質問に対し、この事業は、ひきこもり・不登校セミナー事業など3事業を市民団体に委託し、開催したものです。引きこもり、不登校の状態にある本人、親、関係者による、日常生活上の意見交換や、精神科医を招いての講演などの事業を通じて、本人、家族が悩みを共有いたしました。また、市内の支援団体が協力し合うネットワークの重要性を確認することができましたとの答弁がありました。

 11件目、災害復旧費に関し、多くの予算流用がなされたが、手続は適切であったかとの質問に対し、市内の随所で発生した台風18号による災害で市民生活にできる限り影響が及ばないよう、全庁挙げて取り組みました。迅速な予算対応を心掛け、予算流用や予備費の充用といった手続を適切に行い、事業を執行いたしましたとの答弁がありました。

 その他の331件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 その後、討論に入り、反対1件、賛成1件の討論がありました。

 また、要望が4件ありました。

 採決の結果、委員多数の賛成を得ましたので、認定議案第1号 平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第2号 平成21年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について報告をいたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員より17件の質問がありました。

 その主な内容は、特定健康診査の実施率及びPRはとの質問に対し、実施率は、40歳から64歳までの方については38.3パーセントに、65歳から74歳までの方については53.4パーセント、合計で46.8パーセントでした。PRについては、対象者に受診票を送付し、未受診者には再度、受診通知を送付いたしました。また、広報ちたに年3回掲載するなどPRに努めていますとの答弁がありました。

 その他の16件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第2号 平成21年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第3号 平成21年度知多市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について報告をいたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員より10件の質問がありました。

 その主な内容は、諸支出金の内容はとの質問に対し、諸支出金は、保険料還付金及び還付加算金で、死亡等の原因により、過誤納となった保険料を被保険者に還付するものです。社会保険庁から特別徴収保険料の返還連絡が遅れ、20年度に発生した過誤納保険料を年度中に還付できなかったため、21年度に処理したものですとの答弁がありました。

 その他の9件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 その後、討論に入り、反対討論が1件ありました。

 採決の結果、委員多数の賛成を得ましたので、認定議案第3号 平成21年度知多市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第4号 平成21年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について報告をいたします。

 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第4号 平成21年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第5号 平成21年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを報告いたします。

 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員より6件の質問がありました。

 その主な内容は、水洗化率は、また、水洗化促進に向けた対策はとの質問に対し、処理区域内の戸数378戸のうち水洗化戸数は347戸で、水洗化率は91.8パーセントです。水洗化促進のための対策として、毎年、戸別訪問により水洗化のお願いをしていますとの答弁がありました。

 その他の5件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第5号 平成21年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第6号 平成21年度知多市病院事業会計決算認定について報告をいたします。

 理事者側の説明の後、関係諸帳簿閲覧を行い、質疑に入り、委員より59件の質問がありました。

 その主な内容は、7対1看護体制導入による効果と収支内容はとの質問に対し、導入の効果としては、入院患者に対し、より質の高い看護サービスが提供でき、また、病棟で働く看護師には、夜勤の軽減、休暇取得の促進など労働環境の改善をすることができました。収支内容は、年間で約1億6,800万円の増収となりましたとの答弁がありました。

 その他の58件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第6号 平成21年度知多市病院事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第7号 平成21年度知多市水道事業会計決算認定について報告をいたします。

 理事者側の説明の後、関係諸帳簿閲覧を行い、質疑に入り、委員より11件の質問がありました。

 その主な内容は、当年度の純利益の要因はとの質問に対し、県との受水契約水量の見直しにより、県営上水受水費の基本料金が約3,135万円減となったことなどが要因ですとの答弁がありました。

 その他の10件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 その後、討論に入り、反対1件、賛成1件の討論がありました。

 採決の結果、委員多数の賛成を得ましたので、認定議案第7号 平成21年度知多市水道事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、認定議案第8号 平成21年度知多市下水道事業会計決算認定について報告をいたします。

 理事者側の説明の後、関係諸帳簿閲覧を行い、質疑に入り、委員より13件の質問がありました。

 その主な内容は、経営健全化計画に基づく経営改善に向けた取り組み内容はとの質問に対し、水洗化率向上に向けた戸別訪問による水洗化の啓発、有収率向上のための浸入水対策の実施、定員管理の適正化のため職員1名を減員、維持管理費用抑制に向けた包括的民間委託等の検討や、料金水準適正化のための料金改定に向けた情報収集及び検討など6点について取り組みましたとの答弁がありました。

 その他の12件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。

 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第8号 平成21年度知多市下水道事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。

     (21番 決算審査特別委員長 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 委員長報告について、一括質疑に入ります。

 質疑を終結いたします。

 一括討論に入ります。11番 中村祐次議員。



◆11番(中村祐次) 

 私は、日本共産党議員団を代表し、認定議案第1号 平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。

 平成21年8月の総選挙で、行き詰まった自民・公明政権が退場し、民主党政権が誕生しました。多くの国民がこれを歓迎しましたが、その直後から政権中枢の政治と金の問題が浮上し、混迷を深める国民生活が後景に追いやられました。民主党政権の基本路線が自民党政治と変わらず、アメリカ言いなりの軍事や基地の問題、そして財界・大企業中心の経済政策によって、下請・中小・零細企業などの経営が大変厳しいものとなり、労働者の賃金が上がらず右肩下がりの収入から、消費購買が安いものに流れ、デフレスパイラルに陥っています。その上、民主党は消費税の引き上げを主張していますが、消費低迷の今日、消費税の引き上げなどを行えば、落ち込んでいる経済をますます冷え込ませることは、火を見るよりも明らかです。

 こうした中で、平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算は、歳入総額286億7,622万1,819円(前年度比4.5パーセント増)、歳出総額273億5,246万5,276円(前年度比4.3パーセント増)で、実質収支額は12億7,117万3,473円の黒字となりました。実質収支で黒字となっているとはいうものの、市民の収入は伸びず、厳しい生活を余儀なくされている現在、黒字は市民の社会保障費に充てることを望みます。

 歳入について、1款の市民税について、厳しい経済情勢のもと、収入未済額が増えていますが、払いたくても払えない世帯に対しては減免制度の拡充を求めます。

 歳出について、2款3項の地域交通事業費は、コミュニティバス拡充について、地域公共交通会議の中で市民要望の高い地域について積極的に取り組むことを求めます。

 4項の企画調整事務費、伊勢湾口道路建設促進期成同盟会負担金は、国交省も調査中止を明言しており、やめることを求めます。

 人事管理費、職員の健康管理については、精神的な疾患が増えているようです。メンタルヘルス対策を求めます。

 3款3項の保育園費で、2歳児クラスの増設は評価します。入園については、希望する園に入園できるよう、さらなる充実を求めます。また、発達支援の必要な園児が増えていることもあり、保育士の増員と研修等の拡充を求めます。

 用務員の正規職員は1人であるため負担が大きく、改善を求めます。

 病児・病後児保育については、医療施設との連携ができるよう求めます。

 5項 保険医療費における子どもの医療費について、通院は小学校卒業まで、入院は中学校卒業まで拡大されましたが、子どもの貧困問題の解消のためにも、通院に対しても義務教育終了まで無料化することを求めます。

 4款1項の特定疾病医療費助成は、市内におけるぜんそく患者の実態調査を行い、新規認定を復活して救済を図るべきです。

 1項2目 予防費で、女性特有のがん検診推進事業として対象者に無料クーポン券の配布や、3目の母子保健事業費で、妊婦健康診査回数を7回から14回に増やした点は評価いたします。

 2項1目の斎場等管理費について、安い料金で葬儀に利用できるようになりましたが、まだ利用者が少なく、PRに努めることを求めます。

 2目 環境政策費、八幡北部の降下ばいじんについては、住民からの苦情は絶えることなく、原因究明と発生源となっている企業に対し改善対策を求め、住民に対し説明責任を果たすことを求めます。

 5款 労働費では、市内の雇用状況は大変厳しく、市内の有効求人倍率も0.40倍ということです。市内企業に対する行政の積極的な求人の働き掛けを求めます。

 6款 農林水産業費では、積極的な地産地消行政を求めます。

 7款 1項の産業振興費における、企業誘致に対し税制の優遇施策を行っていますが、このようなことは他自治体でも行っており、結果は必ずしも成功しているとは言えません。市民の税金を投入することであり、慎重な対応を求めます。

 8款 土木費、1項の建築指導事務費で、民間木造住宅耐震改修費補助金は、耐震補強の必要性についてはPRもされ、補助もされていますが、対象戸数から見ると少ない実態です。市の耐震改修計画では、住宅の耐震率の目標を現行の76パーセントから27年度までに90パーセントにする計画ですが、厳しい状況です。さらなる補助の増額を求めます。

 4項1目の西知多道路推進協議会負担金は、本来の目的が中部空港の交通アクセスとして計画されたものであり、空港需要の伸びを見込んでのものでした。しかし、実態は、当初の予測に反して需要の落ち込みは厳しく、空港関連の道路混雑も生じておりません。このような西知多道路は無駄な公共事業であると考え、このことに関する負担金は認めることはできません。

 9款 消防費について、知多地域の中でも低い消防職員の充足率であり、市民の安心・安全のための目標である105人体制の早期確立を求めます。

 現在、総務省によって進められている消防の広域化については、市民の財産、生命を守るという基本点で疑問があり、慎重な対応を求めます。

 10款 教育費について、学校施設整備では、耐震計画の実施や窓ガラスの飛散防止フィルムの設置は評価します。また、最近の異常気象に対応する夏の暑さ対策の実施を求めます。

 学校給食では、アレルギー体質の児童生徒への適切な給食の提供を求めます。

 6項の放課後児童健全育成事業費では、各児童クラブの状況を把握し、民設民営クラブへの補助金の復活を求めます。

 放課後子どもプラン推進事業は、身分保障のない臨時職員ではなく、正規の職員体制の実施を求めます。

 以上、評価、指摘、改善するところを述べましたが、全体として本決算は、市民の求める施策に真摯に応えていないものと考え、認めることはできません。よって、私は、平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定に反対し、討論といたします。以上です。



○議長(竹内司郎) 

 13番 花井敏博議員。



◆13番(花井敏博) 

 私は、認定議案第1号 平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。

 本案は、歳入決算額286億7,622万1,819円、歳出決算額273億5,246万5,276円で、繰越財源を差し引いた実質収支額は12億7,117万3,473円となっております。この実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支は、4億4,711万1,230円の黒字となりますが、財政調整基金積立金及び繰入金の影響を除いた実質単年度収支は、3億7,881万20円の赤字となっております。これは、単年度収支としては、継続費の逓次繰越などにより、年度間の収支に余剰が生じているように見受けられるものの、実際には、長引く不況を背景に、市税全体の減収を財政調整基金で補てんせざるを得ない、依然として厳しい財政状況にあるということであります。

 しかし、こうした状況においても、課題としてきた重要施策を推し進め、積極的に行政サービスの向上に努めた結果であると理解するものであります。

 歳入につきましては、市税は減となったものの、国庫補助金や市債の増により、前年度対比4.5パーセントの増となりました。自主財源の柱となる市税は、景気低迷のあおりを受け、個人市民税においては0.6パーセントの減、さらに、法人市民税においては28.8パーセントの大幅な減となったことなど、市税全体として2.0パーセントの減となりました。

 一方、国の緊急経済対策や定額給付金などにより、国庫支出金は37.7パーセントの増、緊急雇用による県支出金は7.4パーセントの増、さらに、臨時財政対策債の4億円増額の影響により、市債では38.3パーセントの増と、依存財源の伸びが目立つものとなっております。

 こうした中で、市税の徴収率は95.1パーセントと高いレベルを保っており、収納対策に真摯に取り組んでいるものと評価するものであります。

 今後とも、収納環境は厳しいものと察しますが、その対応等徴収率の持続、向上に努められるように要望いたします。

 歳出につきましては、前年度に比べ4.3パーセントの増となっております。

 平成21年度の主な事業としては、国の政策や補正予算に呼応し、定額給付金や緊急経済対策が適切になされ、財源の有効な活用が図られました。

 福祉、保健の分野では、高齢者対策として、高齢者虐待相談センターを設置、また、子育て支援としては、新知保育園の園舎改築工事に着手するなど、保育環境の整備に努めるとともに、各種健診の受診率の向上に努めております。

 環境対策としては、東鴻之巣最終処分場の建設工事を実施、また、グリーンカーテン設置の拡充、公共施設での非常口誘導灯のLEDタイプへの交換など、環境負荷の低減にも取り組まれております。

 産業経済としては、緊急雇用創出事業を実施するとともに、知多市ふるさとハローワークを設置し、求職者への支援にも努められております。また、浦浜新田地区の開発事業に着手し、企業誘致にも努力されております。

 都市基盤の整備では、本市の南北機軸となる東海知多線が開通し、また、新知東部では、地域住民の意見を反映した公園づくりが行われました。

 教育の分野では、新田小学校校舎改築工事が完了し、八幡小学校校舎改築工事に着手するほか、八幡中学校の校舎耐震改修工事を行いました。また、中央図書館、地域文化センターに指定管理者制度を導入して、サービス向上と効率的な運営を図るなど、行政手法の見直しにも着実に取り組まれております。

 さらに、災害復旧として、台風18号により被災した各施設の復旧に迅速な対応がとられました。

 以上、本決算における執行状況は、厳しさを増す財政状況のもと、子育て支援や安全・安心なまちづくりを中心に、市民生活に主眼を置き、福祉向上を目指した積極的な取り組みであると評価するものでございます。

 最後に、22年度普通交付税の交付団体となったことが象徴するように、本市の財政状況は一段と厳しさを増していくものと考えます。こうした中におきましても、今後の重要な課題をとらえ、柔軟な発想で行政改革に取り組みつつ、持続可能な財政運営を堅持し、笑顔あふれるまちづくりに一層取り組まれることを強く要望いたしまして、本案の認定に賛成をいたします。



○議長(竹内司郎) 

 11番 中村祐次議員。



◆11番(中村祐次) 

 私は、日本共産党議員団を代表し、平成21年度知多市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。

 日本共産党議員団は、75歳以上の高齢者を一律に後期高齢者と決め付け、別立ての保険制度をつくり、収入のあるなしにかかわらず保険料を徴収するという高齢者いじめの保険制度であり、この制度自体に反対するものです。

 平成20年4月から始まったこの制度に対し国民から批判が続出し、民主党政権も、見直し、検討を言わざるを得ない状況です。有無を言わさぬ年金から天引きされる特別徴収分については滞納がないものの、普通徴収対象者の12パーセントが滞納するということ自体、この制度が国民の支持を得ていないことを示すものではないでしょうか。無年金や低所得者からは保険料を徴収すべきではないにもかかわらず、広域連合も知多市も独自の保険料減免を実施せず、国に対しても減免を求めていません。

 先日、敬老の日を迎えたばかりですが、高齢者が長生きすることにためらいを持たせるような後期高齢者医療制度事業は、認めることはできません。

 よって、私は、認定議案第3号 平成21年度知多市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について反対し、討論といたします。

 続いて、認定議案第7号 平成21年度知多市水道事業会計決算認定について、反対の立場で討論を行います。

 平成10年4月から、知多半島の一部を除き、水道水が、それまでの木曽川水系から長良川河口堰の水に切り替えられました。その後の水道水に対する市民の不満は大きなものですが、導入して12年も経過し、市民はあきらめの感情に入っているのではないかと考えます。

 長良川河口堰からの導水が始まって、3年間の活性炭の投入量が、知多浄水場では上野浄水場の50倍でした。今でも、長良川河口堰周辺の環境が整備されている状況ではありません。県の無駄な公共事業は長良川河口堰にとどまらず、今でも水余りの中で日本一の徳山ダムもつくってしまい、さらに、このための導水路に890億円も掛けるというわけです。

 市民の環境に対する認識も高まり、また、最近の生活環境に関する製品も、エコを意識したものに変わり、水需要にも低下傾向が見えています。最近は、この地方では渇水ということも聞かなくなっています。

 そうした中で、現在、市民に供給されている水道水を木曽川水系に戻すべきです。工業・農業用水が木曽川で、市民の飲料水が長良川河口堰からの導水というのは、納得のいくことではありません。

 次に、県営上水受水費について、県との受水契約は1日3万トンということであります。1日最大給水量は、21年7月15日の2万9,293トンということであり、適正な契約量と考えます。日本共産党議員団は、県との受水契約については適正な契約を主張してきましたが、前年の3万2,000トンから2,000トン下げたメリットは大きく、これを評価するものです。

 有収率については、1パーセント上げることで約266万8,000円の経費削減につながるため、前年度に比べて若干下がった有収率の原因究明と対策を求めます。

 今年度も消費税の市民負担が全体として5,355万円となっています。

 以上、指摘や問題点を述べ、認定議案第7号 平成21年度知多市水道事業会計決算認定について反対し、討論といたします。以上です。



○議長(竹内司郎) 

 18番 小坂 昇議員。



◆18番(小坂昇) 

 認定議案第7号 平成21年度知多市水道事業会計決算認定について、私は賛成の立場で討論いたします。

 平成21年度の決算につきましては、給水人口は8万6,503人で、前年度と比べ321人、0.4パーセント減少し、給水戸数は3万3,051戸で、前年度と比べ111戸、0.3パーセントの増加であります。年間総給水量は950万3,893立方メートルで、前年度に比べ16万4,589立方メートル、1.7パーセントの減少であります。また、年間有収水量は893万1,204立方メートルで、前年度に比べ17万3,400立方メートル、1.9パーセントの減少、有収率は、前年度に比べ0.2ポイント減の94.0パーセントであり、この有収率は、愛知県内の平均93.2パーセントを上回っております。

 経営状況は、事業収益11億2,595万2,951円に対し、事業費用11億1,361万4,385円で、冷夏の影響もあり、給水収益が減となったものの、当年度純利益1,233万8,566円を計上しています。

 また、修繕引当金の引き当てについては、経営の安定化に資するものであります。

 建設改良事業は、円滑な給水ができるよう、配水管布設替工事などを20件実施し、老朽管更新をはじめとする施設整備や、地震対策のため水管橋耐震改修工事を計画的に実施されました。

 市民のライフラインである水道は、市民生活を維持していく上で必要不可欠な資源であります。給水人口の伸び悩み、市民の節水意識の定着など、水需要の増加が期待できない厳しい経営環境にある中、限られた財源で水道施設の老朽化対策、耐震対策など、計画的に効率的な事業推進が図られております。また、水質検査計画に基づき、法定を上回る水質基準の確認により、良質な水道水の提供にも努められております。

 今後も引き続き、一層の経費節減、維持管理の効率化により、経営基盤の安定、強化を図り、安全・安心な水の安定供給に努められることを要望いたしまして、本議案を認定することに賛成いたします。以上です。



○議長(竹内司郎) 

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 認定議案第1号 平成21年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。

     (多数の挙手あり)

 多数賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり認定されました。

 認定議案第2号 平成21年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。

 認定議案第3号 平成21年度知多市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。

     (多数の挙手あり)

 多数賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり認定されました。

 認定議案第4号 平成21年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定議案第5号 平成21年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定議案第6号 平成21年度知多市病院事業会計決算認定について、以上3件について、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、認定議案第4号から認定議案第6号まで、以上3件は原案のとおり認定されました。

 認定議案第7号 平成21年度知多市水道事業会計決算認定について、原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。

     (多数の挙手あり)

 多数賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり認定されました。

 認定議案第8号 平成21年度知多市下水道事業会計決算認定について、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 日程第19、同意案第2号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

     (教育長 退場)

 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を願います。市長。

     (市長 登壇)



◎市長(加藤功) 

 同意案第2号 教育委員会委員の任命について。

 本案は、教育委員会委員、小宮克裕氏の任期が、来る10月12日をもって満了となりますので、その後任として引き続き小宮克裕氏を任命いたしたく、本議会の御同意をお願いするものでございます。

 経歴等につきましては、教育部長から説明させますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いいたします。

     (市長 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 教育部長。



◎教育部長(栗本清光) 

 同意案第2号 教育委員会委員の任命について。

 小宮克裕氏の経歴等について御説明申し上げます。

 住所は知多市にしの台1丁目1019番地、生年月日は昭和27年6月24日でございます。小宮克裕氏の最終学歴、職歴、公歴につきましては、お手元の経歴書のとおりでございます。任期は、平成22年10月13日から平成26年10月12日まででございます。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(竹内司郎) 

 質疑に入ります。

 質疑を終結いたします。

 本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 討論に入ります。

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 同意案第2号 教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。

     (全員の挙手あり)

 全員賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。

     (教育長 入場)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 日程第20、議案第46号 知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略して、提出者である13番 花井敏博議員から提案理由の説明を願います。13番 花井敏博議員。

     (13番 花井敏博議員 登壇)



◆13番(花井敏博) 

 議案第46号 知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、提案理由を申し述べます。

 議長の御指名を得ましたので、ただ今より朗読説明をさせていただきます。

 議員定数につきましては、会派代表者会議及び議会運営委員会での協議により、全会派合意のもと、本年6月2日に議員定数検討協議会を設置し、鋭意検討を重ねてまいりました。協議の経過につきましては、全議員が承知されていることと存じます。

 本改正案の提出に当たりましては、その議論を踏まえ、ここに私花井敏博、そして近藤久義議員、尾之内 勝議員、中村千惠子議員の4名が提出者となり、賛成者として大村 聡議員、青木志浩議員、江端菊和議員、冨田一太郎議員、大島大東議員、荻田信孝議員、島?昭三議員、夏目 豊議員、山口 修議員、向山孝史議員、土師静男議員、小坂 昇議員、米原洋太郎議員、松井卓朗議員、森田 一議員の15名の賛成者をもって御提案申し上げるものでございます。

 今回の改正は、知多市議会の議員の定数を改めるため、この条例案を提出するもので、内容といたしましては、本則中、議員の定数を23人から21人に改めるものでございます。

 附則としまして、この条例は、公布の日から施行し、この条例の施行の日以後、その期日を、告示される一般選挙から適用するものでございます。

 よろしく御審議の上、御議決賜りますようにお願いを申し上げます。

     (13番 花井敏博議員 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 質疑に入ります。

 質疑を終結いたします。

 本案は、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 討論に入ります。11番 中村祐次議員。



◆11番(中村祐次) 

 私は、日本共産党議員団を代表し、今回提出された知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。

 議会の役割について、基本的に、?二元代表制の一翼として行政に対するチェック機能を持つ、?市民の声を行政に反映させることと考えます。そのための必要定数は、地方自治法で、人口5万人から10万人では30人が適当であろうと決められたものと考えます。しかし、この地方自治法ではなく、各地方において自主的に決めることが認められ、現在、多くの自治体の議員定数は、地方自治法のいう定数の3分の2から2分の1にまで減らされようとしています。こうした議員定数の削減は住民に何をもたらすか、考える必要があるのではないでしょうか。

 議員定数に関する識者は、次のように述べています。

 元自治省行政課長中畠忠能氏は、地方議会運営の非効率さや地方議会議員の目に余る公費支出があるからといって、直ちに議員定数に発展してよいものではない。そのような思考方法をとっていては、とても民主政治の基本にかかわる制度を論じることはできないと思う。地方議会の議員定数削減問題には、世間の空気に迷わされずにじっくり考えてみなければならない重大な問題が潜んでいるような気がする。議員が選挙され在職していることの意義とかメリットが、地域住民にほとんど理解されていない。国民は、議論を深めることなく、厳しい財政事情を背景としつつ、一定の先入観のもとに議員定数削減は善と即断するのはいかがなものであろうか。議員定数は、行政改革や経費節減といった観点からのみ論じるのではなく、人口、面積や職域等に応じた住民の多様なニーズや意思を正確に反映させることが大事であると述べています。

 また、元全国都道府県議長会議事調査部長の野村稔氏は、執行機関をチェックする者がいなければ、地域の均衡ある適正な行政、能率的な行政、住民の要望に即応した行政を確保できない。議会の批判・監視能力の低下は、最終的には住民自身がマイナスを受けると述べています。

 さらに、北海学園大学教授の森啓氏は、議員定数を減らすことに住民が直ちに賛成するのは、議会を信頼していないからです。議会はあってもなくても同じだと考えているからです。なすべきは、議会の活力を高める改革であり、議会への信頼の回復です。議員定数を減らしても議会の信頼は回復しませんと述べています。

 私は、このような識者の見解に同意し、知多市議会の議員の定数を定める条例を一部改正し、知多市議会の議員の定数を削減することに反対し、討論といたします。以上です。



○議長(竹内司郎) 

 19番 近藤久義議員。



◆19番(近藤久義) 

 私は、議案第46号 知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、賛成の立場で討論いたします。

 本市議会においては、議員の定数に関し、地方自治法の定める範囲内において議会としての機能を発揮するために、適切かつふさわしい議員の定数を定めるべく、議員定数検討協議会を設置し、鋭意検討してきたところであります。この協議会における議論を踏まえ、我々は、議員の定数を23人から21人に削減する条例案を提出するに至ったところであります。

 本市の財政状況は、長引く景気の低迷、一向に回復傾向を示さない経済情勢から、市税は減少する一方、少子高齢社会の進展に伴う扶助費をはじめとする義務的経費は増加するなど、大変厳しい、切迫した状況であります。

 これらを受けて、本年度予算の編成に当たっては事務事業の見直しが図られ、人件費を含む大幅な歳出削減が進められました。削減対象事業に関係する市民の方には御理解をいただき、補助金や報奨金などの見直しもなされたところです。こうしたことを踏まえ、我々議会としても、議員の定数を削減し、行財政改革の一端を担うべく、議員定数を削減する条例の提案に至ったところであります。

 また、議員1人当たりの人口を知多5市で比較しますと、本市議会は、先般、議員定数を3人削減した常滑市の次に議員1人当たりの人口は少なく、市民の方々からも、議員の定数には関心を持っている、議員の削減は必要であるといった意見をお聞きしています。地方分権が進み、地方に権限が移譲され、その役割が重要になるとともに、議会には、地方自治の二元制の一翼を担う代表としてさらなる権能が求められています。市民の声をより広く施策に反映するためには、議員定数は削減すべきではないとの考え方もありますが、議員それぞれがより一層の研さんに励むとともに、少数精鋭で質の高い議会を目指すことが望まれ、そうした市民の目線に立った、議員自らの手による改革に真摯に取り組むことが必要であります。

 これらのことを踏まえ、議案第46号 知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について賛成し、私の討論といたします。



○議長(竹内司郎) 

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議案第46号 知多市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

     (多数の挙手あり)

 多数賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり可決されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 ここでお諮りをいたします。日程第21、意見書案第4号から日程第23、意見書案第6号まで、以上3件はいずれも国等へ提出する意見書でございますので、一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、日程第21、意見書案第4号 社会的セーフティネットの拡充と整備に関する意見書についてから日程第23、意見書案第6号 35人以下学級の実現と教育予算の増額を求める意見書についてまで、以上3件を一括議題といたします。

 提出者である9番 中平ますみ議員、15番 尾之内 勝議員から提案理由の説明を願います。最初に、9番 中平ますみ議員の説明を願います。9番 中平ますみ議員。

     (9番 中平ますみ議員 登壇)



◆9番(中平ますみ) 

 議長の御指名をいただきましたので、意見書案第4号 社会的セーフティネットの拡充と整備に関する意見書について、提案理由を述べさせていただきます。

 この意見書につきましては、私と中村祐次議員、北原日出海議員の賛成者をもって上程する運びとなりましたので、ここに御提案をさせていただきます。

 それでは、本文を読み上げ、提案理由とさせていただきます。

 急速に悪化する雇用情勢に対応し、住居を失った離職者を支援する「新たなセーフティネット」の構築に向けた予算措置が講じられ、政府の経済措置として、昨年10月から「雇用と住居を失ったものに対する総合支援策」が講じられている。

 しかし、訓練・生活支援給付、住宅手当、職業安定資金融資及び生活福祉融資がそれぞれ別の申請窓口となっていること等から、セーフティネットとしての機能が十分発揮されないことが懸念されている。

 また、国民の約6人に一人が貧困であると政府が発表し、加えて子どもの貧困の解決が求められている中、生活保護制度は国民にとっての最後のセーフティネットである。市民生活における現行の危機的状況を回避し、将来にわたる安心・安全な市民生活を確保するため、社会的セーフティネットの拡充と整備は国が責任をもって実施すべきと考える。

 よって、国に対し、「雇用と住居を失った者に対する総合支援策」をワンストップ・サービスとして迅速かつ円滑に実施するために必要な実務の改善と、恒久的な制度化を行うことを強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成22年9月24日、愛知県知多市議会。

 以上でございます。何とぞ議員各位の御理解をいただきまして、意見書を採択賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

     (9番 中平ますみ議員 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 次に、15番 尾之内 勝議員の説明を願います。15番 尾之内 勝議員。

     (15番 尾之内 勝議員 登壇)



◆15番(尾之内勝) 

 議長の御指名を得ましたので、意見書案第5号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書、意見書案第6号 35人以下学級の実現と教育予算の増額を求める意見書、以上2件の意見書について提案理由を述べさせていただきます。

 これらの意見書につきましては、それぞれ各会派にて慎重に御協議いただき、議会運営委員会におきましても御検討いただきましたので、ここに御提案を申し上げる次第でございます。以下、2件の意見書案について本文を朗読させていただきます。

 意見書案第5号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。

 私立学校は公立学校とともに、県民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、県においては、学費と教育条件の公私間格差是正と父母負担軽減を目的として、各種助成措置を講じてきたところである。

 しかし、昨今の不況により、経済的理由での退学や、授業料を滞納する生徒は急増している。また、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私間格差が学校選択の障害となり、教育の機会均等を損なっている。

 このような状況の下、22年度から公立学校の授業料が無償化され、私学にも就学支援金制度が実施されたが、県は深刻な財政難から、これまで堅持してきた私学助成に係る独自予算を大幅に縮小したため、父母負担の公私間格差がさらに広がった。

 私立高校は、生徒急増期においては、生徒の受け入れで多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県内の「公教育」を支えてきた。それは、長年にわたる県政の最重点施策でもあり、財政状況が厳しい中にあっても、公私立間で均衡とれた財政措置をとることが求められている。

 よって、貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な要求に応え、私立高校等への経常費助成を増額し、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、学費と教育条件の公私間格差を着実に是正することができる新たな助成制度を確立されることを要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成22年9月24日、愛知県知多市議会。

 意見書案第6号 35人以下学級の実現と教育予算の増額を求める意見書。

 未来を担う子どもたちが夢や希望をもち、健やかに成長していくため、学校現場では子どもたちの健全育成に向けて真摯な取り組みが続いている。しかしながら、いじめや不登校、非行問題行動を含めた、子どもたちを取り巻く教育課題は、依然として克服されていない。また、特別な支援を必要とする子どもや日本語教育の必要な子どもが依然多く、適切な支援を行うための十分な時間が確保できないなどの課題にも直面している。これらの解決に向け、子どもたちにこれまでにも増してきめ細かに対応するためには、学級規模の縮小は不可欠である。自治体ごとの工夫で学級規模の縮小が行われているものの、その配置教員などの財政負担は、本来国が負うべきものであり、国の責任において、速やかに35人以下学級を実現すべきである。

 しかしながら、地方自治体の財政は、高齢化の進展や長期間の景気低迷により大変厳しい状況である。子どもたちが、均等に一定水準の教育を受けることは憲法上の要請であり、そのための十分な教育予算を確保することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つである。

 よって国におかれては、平成23年度の政府予算編成に当たり、国段階における35人以下学級を速やかに実現するとともに、これを踏まえ、教職員の確保と適正配置に向けて、教育予算を増額し、確保されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成22年9月24日、愛知県知多市議会。

 以上、朗読説明いたしました。何とぞ御理解を賜り、御賛同いただきますようお願いを申し上げ、提案理由とさせていただきます。

     (15番 尾之内 勝議員 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 一括質疑に入ります。

 質疑を終結いたします。

 これらの3件の意見書案は、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 一括討論に入ります。11番 中村祐次議員。



◆11番(中村祐次) 

 私は、日本共産党議員団を代表し、意見書案第4号 社会的セーフティネットの拡充と整備に関する意見書に賛成する立場で討論を行います。

 雇用情勢は、極めて深刻です。昨年10月の有効求人倍率は0.44ということです。多くの失業者にとっては、つける仕事が全くないという状況であり、厚労省の調査でも、この1年間に派遣切りされて失職した非正規労働者の半数が再就職できていないといいます。このような中で離職者の切実な期待に応えるためには、たらい回しを防ぎ、ワンストップ・サービス体制の整備を確立させることが重要です。

 元年越し派遣村で活動してきた実行委員会の方の実施調査では、ワンストップ・サービスについて、?周知が非常に不足していたこと、?不十分な中でも、制度の説明が聞けてよかった、アドバイスをしてもらえてよかったという声が多く、継続してやってほしいという声が圧倒的だった。?第2のセーフティネットの不十分さがあり、実際に使える制度にたどり着けなかった人が出たこと。?最初に相談窓口がなく、適切な制度のアドバイスが不十分だったなどです。

 現在、ハローワークも福祉事務所も人員体制の不足が、ワンストップ体制構築の障害になっています。政府も、派遣村が起きない状況をつくると言っていますが、実現の見通しが立っていません。

 私は、国に対し、社会的セーフティネットの拡充と整備に関する意見書提出は、職もなく、住むところもないという方々を早急に救済するためにも必要であり、本意見書に賛成し、討論といたします。以上です。



○議長(竹内司郎) 

 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 意見書案第4号 社会的セーフティネットの拡充と整備に関する意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。

     (少数の挙手あり)

 賛成の挙手少数であります。よって、本案は否決されました。

 意見書案第5号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について、意見書案第6号 35人以下学級の実現と教育予算の増額を求める意見書について、以上2件について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、意見書案第5号及び意見書案第6号、以上2件は原案のとおり可決されました。

 ただ今可決されました2件の意見書の提出先、事務手続等の処置につきましては、議長に御一任をいただきたいと存じます。御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、後刻関係行政庁へ送付いたしますので、よろしく御了承を願います。

 念のため、提出先を申し上げます。

 意見書第5号は愛知県知事あてに、意見書第6号は内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長あてにそれぞれ提出いたしますので、よろしくお願いをいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 日程第24、議員派遣についてを議題といたします。

 本件は、会議規則第157条の規定に基づき、議員の派遣について議会の議決をお願いするものでございます。

 派遣内容は、議会防災訓練。

 1つ、目的、大規模災害発生時における議会としての円滑な活動に資するため。

 2つ、場所、知多市。

 3つ、期間、平成22年11月14日。

 4つ、派遣議員、全議員でございます。

 ただ今申し上げましたとおり議員の派遣をいたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)

 異議なしと認めます。よって、ただ今申し上げましたとおり議員を派遣することに決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 以上をもちまして、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 ここで、市長よりあいさつをいたしたい旨の申し出がございますので、よろしくお願いをいたします。市長。

     (市長 登壇)



◎市長(加藤功) 

 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上げます。

 このたびの9月定例会におきましては、本日最終日に提案をさせていただきました同意案を含め、数多くの議案等につきまして、いずれも御議決等賜り、また、平成21年度の各会計決算につきましても、決算審査特別委員会におきまして熱心に慎重な御審査をいただき、貴重な御意見を付して本日御認定を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、この夏は、地球温暖化の影響もあり、113年間の観測史上最も暑い夏であったとの発表がありました。厳しい残暑が続く中で、知多市はこの9月1日に市制40周年を迎えることができました。今日の知多市がありますのも、先人の方々の英知と、議員の皆様をはじめ、市民のたゆまない努力の結果であると信じております。

 知多市は、一昨年から景気低迷の影響を受け、本年度の市民税が大幅な減収となり、37年ぶりとなる普通交付税の交付団体となりました。このような厳しい財政運営が続く中、将来への負担を及ぼさないよう、職員一同、議員の皆さんをはじめ、関係各位の御協力のもとに、明日の知多市へ向け、新しい一歩を踏み出してまいりたいと考えております。

 議長をはじめ議員各位には、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。

 本日は誠にありがとうございました。(拍手)

     (市長 降壇)



○議長(竹内司郎) 

 企画部長。



◎企画部長(森田稔) 

 携帯電話の電源を切り忘れておりまして、大変御迷惑をお掛けしました。

 おわびいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(竹内司郎) 

 これにて第4回知多市議会定例会を閉会いたします。

     (閉会 午前11時08分)

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成22年9月24日

                知多市議会  議長      竹内司郎

                       10番署名議員  夏目 豊

                       22番署名議員  松井卓朗