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愛知県 東海市

平成19年12月定例会 (第6日12月21日)




平成19年12月定例会 (第6日12月21日)




平成19年12月21日






1 出席議員(24人)


   1番  村 瀬 進 治          2番  阿 部 健 雄


   3番  早 川 直 久          4番  足 立 光 則


   5番  杉 江 良 男          6番  加 藤 菊 信


   7番  安 井 英 樹          8番  辻 井 タカ子


   9番  田 中 雅 章         10番  佐 野 義 一


  11番  菊 地 隆 夫         12番  川 ?   一


  13番  神 野 久美子         14番  石 丸 喜久雄


  15番  粟 野 文 子         16番  井 上 正 人


  17番  眞 下 敏 彦         18番  斉 藤   誠


  19番  東 川 春 近         20番  米 山 カヨ子


  21番  早 川   彰         22番  本 田 博 信


  23番  鈴 木 秀 幸         24番  山 口   清





2 欠席議員


    な  し





3 職務のため議場に出席した議会事務局職員


  事務局長    河 合 洋 一     議事課長    今 頭 伝 男


  議事課主幹   熊 谷 和 彦     議事課副主幹  加 藤   忍





4 説明のため議場に出席した者


  市長               鈴 木 淳 雄


  副市長              深 谷 昭 夫


  収入役              近 藤 安 彦


  教育長              加 藤 朝 夫


  総務部長             野 村 雅 廣


  企画部長             宮 下 修 示


  市民福祉部長           吉 田 清 孝


  環境経済部長           坂   光 正


  清掃センター所長         舟 橋 憲 昭


  都市建設部長           早 川 鉄 三


  中心街整備事務所長        大 崎 隆 司


  水道部長             近 藤 俊 雄


  市民病院事務局長         伊 藤 敏 明


  消防長              片 山 正 文


  教育部長             松 木 秀 一


  市民福祉部次長          加 古   守


  水道部次長            神 野 正 隆


  教育委員会次長          近 藤 哲 夫


  総務法制課長兼選挙管理委員会事務局長


                   杉 下 泰 明


  秘書課長             大 橋 昌 司


  企画部付課長           小 島 正 義


  商工労政課長           菊 池 博 史


  区画整理課統括主幹        井 上 龍 正


  医療安全推進室統括主幹      臼 井 元三郎


  警防課統括主幹          山 崎 仁 士





5 議事日程





┌──┬────┬──────────────────────────┬─────┐


│日程│議案番号│件           名             │備 考  │


├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤


│ 1│76  │東海市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について│     │


├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤


│ 2│77  │平成19年度東海市病院事業会計補正予算(第2号)  │     │


├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤


│ 3│78  │平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)    │     │


└──┴────┴──────────────────────────┴─────┘





6 会議に付した事件


   議事日程に同じである。





             (12月21日 午前9時30分 開議)





○議長(加藤菊信)


 ただいまの出席議員は24人で、定足数に達しております。


 ただいまから本会議を再開いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおり進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。





         ―――――――――――――――――――――――――





○議長(加藤菊信)


 これより会議に入ります。


 日程第1、議案第76号、「東海市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」から日程第3、議案第78号、「平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)」までの3案を一括議題といたします。


 本3案は、各委員会に付託してありましたので、各委員会における審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。


 まず、文教厚生委員長の報告を求めます。


             (文教厚生委員長 早川 彰 登壇)





○文教厚生委員長(早川 彰)


 おはようございます。


 ただいま議長の御指名がございましたので、文教厚生委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げます。


 文教厚生委員会は、12月17日、本会議休憩中に開催をし、慎重審査を期するために、会期延長を申し出、改めて12月18日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに市長始め関係職員の出席を求め開催をいたしました。


 議案第76号、「東海市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」及び議案第77号、「平成19年度東海市病院事業会計補正予算(第2号)」。


 審査結果。付託された本2案については、慎重審査の結果、議案第76号については反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決され、議案第77号については、全会一致で原案のとおり可決をされました。


 議案第76号についての討論の状況。反対討論1人、賛成討論2人。


 議案第77号についての討論の状況。賛成討論3人。


 審査の過程における主な質疑応答。委員質疑。市民病院として二つの病院を経営していくという判断をしたということは、相当の覚悟で統合に取り組むと考えてよいか。市民病院長答弁。今後、病院の経営形態がどうなっていくかについては、いろいろな形が想定できると思うが、二つの病院は絶対に必要であり、なくなってはならないと考えており、その前提に立って努力をしている。


 委員質疑。医師確保のため、どのような方策を講じて努力をしているか。市民病院事務局長答弁。市民病院・中央病院の両病院から、医局へ現在の考え方を報告し、医師流出防止と医師増員についての要望をした。また、現在在籍している医師へ状況を報告し、それぞれの病院に残るよう交渉しており、在籍している医師から知人の医師への口コミによる募集などの方策も講じて医師確保を図っている。


 委員質疑。今後、どのように診療科目を構成して、市民病院の特色づくりをしていく考えか。市民病院事務局管理課長答弁。市民病院本院では、急性期及び救急医療を中心に実施し、分院では慢性期及び回復期リハビリテーション等の後方支援を中心に実施するという仕組みをつくり、地域完結型医療を目指していることが特色の一つである。また、小児科分室を建築し、心理・発達外来の診療に努めていることから、小児科医師の確保ができれば、さらに充実が図れるため、これについても特色の一つになるものと考えている。


 委員質疑。現在の中央病院の建物をどのように利用して病院を運営する予定か。市民病院事務局長答弁。1階については麻酔科、小児科の2科が廃止となる以外は、引き続き現行どおり外来診療と薬局の利用となる。2階については、現在、一部診療科、リハビリテーション関係、事務局、会議室として利用されており、ほぼ現行どおり利用する予定である。3階については、休棟となっており、今後も使用しない予定である。4階については、現行どおり回復期リハビリテーションと一般病床として利用し、健診センターについても現行どおり、会議室として利用する予定である。5階については、療養病床となっているが、西側の一部が空くため、一部を閉鎖する予定である。このように中央病院の建物の大半を現行どおり利用して、病院を運営する予定である。


 委員質疑。オーダリングシステムのメンテナンス委託料について、システムメンテナンスの主な内容はどのようなものか。市民病院事務局次長答弁。現在、中央病院では診療科別にレセプトを作成しているが、市民病院との統合により、新病院となった場合は、厚生労働省からの指導に基づき、レセプトを患者別に集約する必要が生じるため、医事会計部門のシステムメンテナンスを行うことが主な内容である。


 以上で、報告を終わります。





○議長(加藤菊信)


 これより、ただいまの文教厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑の発言を許します。(「なし」の声)


 ないようですから、これで質疑を終わります。


             (文教厚生委員長 早川 彰 降壇)


 続いて、総務消防委員長の報告を求めます。


             (総務消防委員長 本田博信 登壇)





○総務消防委員長(本田博信)


 改めまして、おはようございます。


 議長の御指名がございましたので、総務消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。


 総務消防委員会は、12月17日、午後0時10分から、第1・第2委員会室で委員全員出席のもとに、市長始め関係職員の出席を求め、開催いたしました。


 議案第78号、「平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)」。


 審査結果。分割付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。


 以上で、報告を終わります。





○議長(加藤菊信)


 これより、ただいまの総務消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑の発言を許します。(「なし」の声)


 ないようですから、これで質疑を終わります。


             (総務消防委員長 本田博信 降壇)


 続いて、建設環境経済委員長の報告を求めます。


            (建設環境経済委員長 眞下敏彦 登壇)





○建設環境経済委員長(眞下敏彦)


 おはようございます。


 議長の御指名がございましたので、建設環境経済委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。


 建設環境経済委員会は、12月17日、午後0時16分から、第1・第2委員会室で委員全員出席のもとに、市長始め関係職員の出席を求め、開催いたしました。


 議案第78号、「平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)」。


 審査結果。分割付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。


 討論の状況。賛成討論1人。


 審査の過程における主な質疑応答。委員質疑。病院事業会計繰出金について、その根拠は。生活環境課長答弁。市として病院統合は地方公営企業法第17条の3に規定する、その他特別な理由に該当すると判断をし、また繰出基準の中に自治体病院の再編等に要する経費が位置付けられており、これは自治体病院間の再編を実施する場合、一定の定められた経費については繰出しを認めているもので、本市の統合は直接この基準に定める自治体病院間の再編ではなく、全国でも例のない民間病院を公立病院に統合するものであるが、医療提供体制を見直し、経営を効率化するための再編という目的は同じである。以上のことを勘案し、一般会計から繰り出すことが適当であると判断したものである。


 委員質疑。看護師白衣等の購入及びオーダリングシステム等の評価は。生活環境課長答弁。職員被服費については、新たに両病院に勤務する医師、看護師、医療技術員等に現在の東海市民病院と同じ白衣等を貸与するために、約1,000着を購入するものである。委託料については、現在の中央病院のオーダリングシステムを改造する費用であり、医事会計関係が主なものである。特にレセプトの発行、カルテ管理等を診療科別から患者別に集約する費用が半分近くを占めている。医事会計以外の費用としては、調定等に関する統計帳票類の追加、薬剤システムでの院内処方箋への病院名称の変更等である。


 以上で、報告を終わります。





○議長(加藤菊信)


 これより、ただいまの建設環境経済委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑の発言を許します。(「なし」の声)


 ないようですから、これで質疑を終わります。


            (建設環境経済委員長 眞下敏彦 降壇)


 以上で、各委員長の報告及び質疑は終了いたしました。


 これより討論に入ります。討論の発言を許します。


               (8番 辻井タカ子 登壇)





○8番議員(辻井タカ子)


 おはようございます。


 ただいま一括上程されているうち、議案第76号、「東海市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」日本共産党議員団を代表して、反対の討論をいたします。


 本条例の一部改正案は、東海市民病院と東海産業医療団中央病院との統合に伴い、中央病院の名称、診療科目、病床数、個室使用料などを追加するものです。


 日本共産党議員団は、市民病院と中央病院との統合に反対しているわけではありません。しかし、本案の中には、中央病院の療養病床における個室使用料、1日1,575円が盛り込まれています。個室を使用する場合は、使用料、すなわち差額ベッド料を徴収することになり、容認できません。


 今、政府の医療改正によって、市民から病院にかかりたくてもお金がいくら要るかと思うと、怖くてかかれないと切実な声が党議員団に寄せられています。昨年の10月から、70歳以上の療養病床入院患者の食費、居住費の自己負担化、70歳未満の高額療養費や70歳以上の高額医療費の自己負担限度額の引上げ、さらにはこの4月からは、65歳から69歳の療養病棟の入院患者さんの食費、居住費の自己負担化、後期高齢者医療制度や70歳以上の高齢者の窓口負担2割の引上げなどの導入が予定され、この一連の医療改悪を見ただけでも、お金がなければ病院にかかれない問題が一層深刻化していることは明らかです。


 こうした状況下、個室2室に医療型の差額ベッド料を設定する提案がされています。しかし、療養病床に入所される患者さんは、長期入院を余儀なくされ、毎日状況をチェックしていても熱が出たり、感染症にかかったりと、体調が急変する場合が多々あり、病気の重症度などによって個室の入退室を決めるべきと考えます。


 差額ベッドを徴収することは、こうした患者の症状より、支払い能力を優先することになりかねず、医療的必要性からの個室運用を困難にし、結局、経済的弱者は必要があっても個室に入ることができない事態になりかねません。


 とりわけ今日のように、貧困と格差が拡大され、高齢者に重い負担がのしかかっているもとで、誰もが安心して治療が受けられるように整備することが、自治体病院の使命ではないでしょうか。


 市民がお金の心配をしなくても、症状や治療上の必要性から個室利用ができるよう、差額ベッド料の追加はすべきでないと考えます。


 以上、個室料の追加に対する反対討論を述べ、討論を終わります。(拍手)


               (8番 辻井タカ子 降壇)


               (22番 本田博信 登壇)





○22番議員(本田博信)


 ただいま一括上程されております議案第76号、「東海市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」、議案第77号、「平成19年度東海市病院事業会計補正予算(第2号)」及び議案第78号、「平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)」の3議案について、新緑水クラブを代表しまして、賛成の立場で討論いたします。


 昨今、病院の勤務医不足により、地域医療を取り巻く環境は、日々悪化しており、そのスピードも加速しております。新聞紙上では、「お産の現場の崩壊」、「救急告示指定病院の返上」、「市民病院の大幅赤字続出」といった活字が、連日のように紙面上に見られ、地域医療の崩壊がここまで来たのかという切迫感がひしひしと伝わっております。


 特に、公立病院では、勤務医不足に加えて民間病院ではできない、いわゆる医療の不採算部門も担っていることもあって、昨年度の決算では全国の公立病院の累積赤字が1兆8,585億円で、累積赤字を抱える病院が全体の8割以上となっており、行政運営全体にも重大な影響を与えていることから、公立病院としての存続が問われているところも多々あります。


 こうした問題は、東海市民病院だけでなく、近隣市町の病院も同様と聞いておりますが、高齢化社会の進展する中で、市民の命と健康を支えていく重要な市民サービスである医療は、重い問題を抱えているとともに、大きな行政課題となっております。


 加えて、医師不足に対しては、病院単独の努力だけでは必要な医師が確保できないという閉鎖感もあることから、本市では他の地域に先駆けて、地域医療を守るという強い決意と危機感を持って、医療機能の集約化と再編を目指した東海市民病院と中央病院との連携、協力等の取組みを精力的かつ迅速に進めてこられましたことは、まことに時宜を得たものであり、また時代の流れに即したものとして、市民を始め医療関係者、県医師会、大学医局等からも非常に高い評価を受けているところであります。


 今後の病院統合の手続等に関しましては、いくつかの課題が残されてはおりますが、東海市病院連携等協議会からの報告書の内容に沿って、関係者間の協議と調整が図られた結果、実現可能な基本項目等の合意と確認書の締結も完了しており、またその内容は、市民を始め関係者等の理解と協力が得られるものであると判断されます。


 今後は、常勤医師の確保と経営改善に関係者全員が連携・協力されるよう要望いたしまして、本3案につきましては、原案賛成とするものであります。(拍手)


               (22番 本田博信 降壇)


               (11番 菊地隆夫 登壇)





○11番議員(菊地隆夫)


 ただいま一括上程されております議案第76号、77号及び78号について、一括して市友会を代表し、賛成の立場で討論をいたします。


 東海市民病院及び中央病院は、単独での医師確保が困難となり、何らかの手を打たなかったならば、両病院ともに早晩、閉院の危機にあったものと認識をするものであります。このような基本認識を持つことこそが、両病院の統合に向けて一番大切なことではなかろうかと、強く感じるものであります。


 悠長に構えている状況ではないということを肝に銘じておかねばなりません。統合に向けて、あるいは統合後においても、課題山積の状況が予想されますが、医療サービスの質の向上や市民に親しまれ、医師も希望して赴任していただけるような魅力ある病院づくりを今後、どのように行っているのか。これからがまさに正念場ではないかと考えるところであります。


 その意味で、両病院の連携をさらに深め、行政側、病院側とも一丸となり、この難局を乗り切っていただきますよう期待とお願いをするものであります。


 よって、本3議案については、両病院統合に対して、積極的かつ前向きな姿勢のあらわれであるものと評価をし、賛成討論といたします。(拍手)


               (11番 菊地隆夫 降壇)


               (19番 東川春近 登壇)





○19番議員(東川春近)


 おはようございます。


 議長のお許しを得ましたので、ただいま一括上程されております議案第76号、「東海市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」、議案第77号、「平成19年度東海市病院事業会計補正予算(第2号)」及び議案第78号、「平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)」の3議案について、公明党議員団を代表して、賛成の立場で討論をいたします。


 今、御存じのように全国的な医師不足は、公立・民間を問わず、多くの病院共通の問題であり、病院の常勤医師不足により、地域医療に与える影響ははかりしれないものがございます。こうした状況のもとで、平成19年5月29日に医療法人東海産業医療団から、両病院の連携、協力等に向けた協議の申し入れがあり、7月に東海市病院連携等協議会が設置され、その後、8回にわたり慎重な協議が行われ、11月上旬に統合に向けての報告書が出されたところでございます。


 この報告書の趣旨に沿って、地域医療を守り、市民の安心と健康を確保し、また安定的な病院経営を確立することからも、両病院施設を活用しての医療体制の構築が早急に必要であるものと考えます。


 また、統合後における現中央病院の個室使用料の徴収につきましては、現在も徴収されており、患者個人の意思により、個室使用をするもので、受益者負担の原則からしても、必要なものであると考えるものでございます。


 今後も病院職員一丸となって、この両病院統合の大きな要因となった医師不足については、医師確保に鋭意努力され、市民に安定した医療サービスの提供がなされることを強く要望いたしまして、3議案の賛成討論といたします。(拍手)


               (19番 東川春近 降壇)


               (7番 安井英樹 登壇)





○7番議員(安井英樹)


 日本共産党議員団の一員として、議案第77号、「平成19年度東海市病院事業会計補正予算(第2号)」、議案第78号、「平成19年度東海市一般会計補正予算(第6号)」について賛成の立場から討論を行います。


 自治体病院の医師不足による地域医療の危機や崩壊は、県内で新城市のように、「中山間地域の中核病院を守れ」の運動や、稲沢市のように、民間への身売りを検討している例、半田病院のように、搬送されてきた妊婦の受入れの11月からの休止、さらに昨日の新聞でも報道された、知多市民病院での来年4月からの産婦人科、小児科病棟の一部閉鎖など、深刻な事態が進んでいます。


 このような中で出されてきた東海市民病院と中央病院との統合問題は、官と民の病院統合として、全国から注目を集め、医師が本当に確保されるのか、市民の声を聞かぬままで進めていいのか。企業は社会的責任をどのように果たす考えなのか。統合で採算性はあるのか、慎重審議が必要ではないかなどのさまざまな意見が出され、指摘されながらも、強引に進められて今日に至っております。


 私どもも会議前に、東海市民病院の院長先生に、また一昨日には中央病院の院長先生にお会いして、東海市の市民の命と健康を守るために、どのような病院が東海市に必要なのか、熱く、意欲的な思いを直接聞くことができました。


 さらに、東海市民とともに医療機関をどのように考えるのかの学習会を持ち、知多半島5市5町の「地域医療機関を守るために何が必要なのか」のシンポジウムを設け、専門家の提言を聞くこともやってきました。


 このような中で、東海市に医療を受けたくても受けられない、医療難民をつくってはならない。公的医療機関の持つ有意性を発揮しつつ、問題を解決していく以外にないとの結論を得ました。


 本市は、中央病院と統合することで、医師の確保と医療資源を受け継ぎ、地域医療を守る方向を打ち出しました。特に今回、先週金曜日に報告を受けた両病院の再編・統合に関する確認書には、医師や看護師など医療スタッフなどの確保や、新日鐵からの配慮問題も提示されております。さらに、今回のいきさつを考慮すれば、土地や建物の賃貸に関し、新日鐵との再度の交渉で、さらに前進させる余地は十分にあると考えます。


 その上で、両病院の再編・統合問題を契機に、一層市民のための市民病院としての役割が果たせるよう、以下数点の問題を提起したいと思います。


 一つは、根本的な原因である医師不足の解決のために、今後とも国や県に対して医学生養成枠の増員を働きかけること。


 二つには、研修医の養成プログラムを生かし、自前の医師養成により、医師確保ができる道を確保すること。


 三つに、医師から見て、魅力ある病院を築くために、意欲を引き出し得るような医療環境や風土を確立すること。


 四つに、市民から見て、良い病院とは安心・安全な病院であり、そのためにも医師、看護師と事務局、行政の三者の協力体制を確立すること。


 五つには、病院運営には市民の声を一層取り入れ、生かすことです。


 これらの項目が実現されるためにも、我が党議員団は今後とも、産業医療団や新日鐵に社会的責任を果たしていただき、医療関係者、住民とともに協力・協働しながら、地域医療を守っていくために全力を挙げて尽くしてまいりたいと思い、以上のことを発言し、賛成討論といたします。(拍手)


               (7番 安井英樹 降壇)





○議長(加藤菊信)


 ほかにありませんか。(「なし」の声)


 ないようですから、これで討論を終わります。


 これより採決いたします。


 まず、日程第1、議案第76号を採決いたします。


 本案については、起立により採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、可決であります。


 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


                 (賛成者 起立)


 ありがとうございました。起立多数であります。よって、日程第1、議案第76号は、原案のとおり可決されました。


 続いて、日程第2、議案第77号及び日程第3、議案第78号の2案を一括採決いたします。


 本2案に対する委員長の報告は、可決であります。


 お諮りいたします。本2案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。


                (「異議なし」の声)


 御異議なしと認めます。よって、日程第2、議案第77号及び日程第3、議案第78号の2案は、原案のとおり可決されました。





         ―――――――――――――――――――――――――





○議長(加藤菊信)


 以上をもって、今期定例会に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。


 市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。





○市長(鈴木淳雄)


 議長のお許しを得まして、閉会に当たり、一言お礼のあいさつを申し上げます。


 議員の皆様には、去る4日開会以来、会期延長をいたしまして、本日までの18日間、御提案申し上げました案件につきまして、慎重に御審議をいただき、原案どおり可決決定をいただきました。まことにありがとうございます。


 会期中、議員の皆様からいただきました御意見、御要望を十分検討いたしまして、市政に反映させてまいる考えでございます。


 議員の皆様には、今後とも格別の御支援、御協力をいただきますようお願い申し上げます。時節柄、お体を御慈愛の上、良い新年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。





○議長(加藤菊信)


 これをもちまして、平成19年第4回東海市議会定例会を閉会いたします。


             (12月21日 午前10時10分 閉会)





         ―――――――――――――――――――――――――








 この会議の次第は、議事課長今頭伝男の校閲したものであるが、その内容の相違ないことを証するため、ここに署名する。





            議 長   (6番)   加 藤 菊 信





            議 員   (16番)  井 上 正 人





            議 員   (17番)  眞 下 敏 彦