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愛知県 小牧市

平成19年第 4回定例会−12月10日-02号




平成19年第 4回定例会

          平成19年小牧市議会第4回定例会会議録

? 平成19年12月10日第4回市議会定例会(第2日)を小牧市役所議事室に招集された。
? 出席議員は次のとおりである。
   1 小 川 真由美          2 谷田貝 将 典
   3 鈴 木 英 治          4 小 島 倫 明
   5 澤 田 勝 已          6 舟 橋 秀 和
   7 森   秀 美          8 安 江 美代子
   9 川 島 公 子         10 伊 藤 宏 行
  11 成 田 隆 三         12 玉 井   宰
  13 船 橋   厚         14 伊 藤   茂
  15 山 下 智 也         16 稲 垣 衿 子
  17 竹 内 里 美         18 楠   孝 一
  19 西 尾 貞 臣         20 坂 本 泰 之
  21 山 田 哲 茂         22 稲 山 善 彦
  23 小 林   一         24 水 谷   勉
  25 加 藤 晶 子         26 橋 本 哲 也
  27 舟 橋 昭 治         28 穂 積 英 一
? 欠席議員は次のとおりである。
  な し
? 地方自治法第 121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
  市長      中 野 直 輝    副市長     森 川 勝 己
  副市長     服 部   勲    教育長     副 島   孝
  市民病院院長  末 永 裕 之    企画部長    村 上 秀 斎
  総務部長    林   義 弘    消防長     石 黒 行 雄
  会計管理者   青 山 恵 史    監査委員事務局長舟 橋 勝 秀
  教育部長    江 口 光 広    市民病院事務局長松 山 憲 男
  市民部長    波多野 憲 二    福祉部長    西 尾 和 則
  環境部長    伊 藤 十代司    建設部長    舟 橋   博
  建設部参事   長谷川 由 光    水道部長    山 下 光 雄
  企画部次長   宮 田 一 正    総務部次長   梶 田 広 美
  総務部次長   川 口 勝 義    副消防長    山 本 常 児
  消防署長    中 山 敏 秋    教育部次長   大 島 治 朗
  教育部次長   林   好 子    市民病院事務局次長
                             前 田 伸 博
  市民部次長   安 達 健 次     福祉部次長   丹 羽   勝
  福祉部次長   大 野 和 美    環境部次長   尾 関 龍 彦
  建設部次長   山 田 宗 功    建設部次長   樋 口 民 雄
  水道部次長   長谷川   武
? 市長等より出席申し出のあった説明員の補助員として会議に出席した者は次のとおりである。
  秘書課長    舟 橋   毅
? 本会議の書記は次のとおりである。
  事務局長    高 木 映 司    議事課長    秋 田 高 宏
  議事課長補佐  倉 地 浩 司    書記      河 村 昌 二
? 会議事件は次のとおりである。
  一般質問
   1 個人通告質問



             (午前10時00分 開 議)
◎議会事務局長(高木映司)
 ただいまの出席議員は28名であります。
○議長(小林一)
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程については、別紙でお手元に配付いたしましたとおりでございます。
 日程第1、「一般質問」に入ります。
 個人通告質問を行います。
 通告順に発言を許します。稲山善彦議員。
  (稲山善彦議員 登壇)(拍手)
◆22番(稲山善彦)
 皆様おはようございます。私は新政クラブの稲山善彦でございます。議長のお許しをいただきましたので、私は大綱3点について質問をさせていただきます。
 質問に入ります前に一言申し上げます。
 第15期選挙後の初の本会議でございまして、1番に発言させていただきますことは大変名誉なことであり、うれしく思います。また同時に大変緊張もいたしております。
 今回の選挙は、定員を30名から28名に2名減員しての選挙であったため、立候補された皆さん方には等しく厳しい選挙でありました。そうした中を勝ち抜かれ初当選されました11名の新人議員の皆さん、大変おめでとうございました。これからは小牧市議会議員として、しっかりした自覚を持って、約束事はしっかりと守って、市民から信頼が得られるように市政に対しても是々非々で対応し、市政発展に努めてください。
 今回の選挙の結果、新人議員が11名となり、議会全体の何と39%(約4割)を占めることになりました。したがって、新人議員の果たす役割は大変重要であります。我が新政クラブでは、現職4名が残念な結果になってしまいましたが、新人の8名の同士が加入していただいたことにより17名となりました。最大会派としての責任を十分果たしながら、議会運営をはじめ市政発展に全力で取り組んでまいります。
 話は変わりますが、子供医療費の問題につきましては、我が新政クラブの予算編成に対する要望書の中で「乳幼児医療の無料化拡大」は最重点課題として要望いたしております。さらに、我が新政クラブと公明党小牧市議団の議員が合同でつくる勉強会組織であります「小牧市議会市政協議会」からは、現行6歳未満となっている乳幼児医療の助成対象を通院、入院とも中学校卒業まで拡大を求める緊急要望書を10月17日付で代表者の水谷 勉議員、副代表の橋本哲也議員名で市長に提出をいたしました。その結果、早速今12月議会に中学卒業まで無料にする条例の改定案が提出されたことは大きく評価いたします。まだ採決はされていませんが、我々としては早期に要望を聞き入れていただいたことに大変感謝をいたします。ありがとうございました。
 それでは、通告に従い順次質問をさせていただきます。
 大綱1、小牧駅周辺活性化について質問をいたします。
 まず1つ目は、ラピオの再構築についてであります。
 昨年9月に再開発ビル「ラピオ」のキーテナントであるイトーヨーカ堂が本年秋をもって退店すると聞いたとき、非常に驚きを覚えました。同時に「やはり」という思いが交錯したことを記憶いたしております。
 このことは、市議会として小牧駅周辺活性化特別委員会が設置され、市民、事業者、行政と一体となって小牧駅周辺の活性化に取り組もうとしているやさきの出来事であり、まことに残念であり、今後が大変不安でありました。そして、何よりも地元住民の方々の日常生活への影響、商業者の方々の商業活動への影響が心配でありました。
 このため、市長はラピオの再構築に関して、いち早く商業再生を目指し、小牧都市開発株式会社と提携して、新たなキーテナントの入店希望やイトーヨーカ堂が所有する床の問題など、さまざまな問題の解決を図ってこられました。そして、その結果、9月2日のイトーヨーカ堂をキーテナントとする商業施設の閉店から2カ月後の11月8日には平和堂をキーテナントとする商業施設が再開されました。
 現在、建物の1階から3階までと4階の一部が商業施設として利用され、残る4階の一部は絵本図書館をはじめとした公共施設として整備していくと聞いており、今後も多くの御苦労があることとは存じますが、2カ月という短期間で商業施設を再開することができたことは、予想を上回る成果であったのではないかと考えております。
 そこで、一連のラピオ再構築に関連いたします2点の質問をさせていただきます。
 1点目は、11月8日に再開いたしましたラピオの商業施設の営業状況についてお尋ねをいたします。無論、具体的な売上額を示していただくことはできないと思いますので、答えることができる範囲で結構でございますので、よろしくお願いをいたします。
 2点目は、商業施設再開後、周辺の駐車場は非常に混雑をしていると聞いておりますが、再開後の市営駐車場の利用状況についてお聞かせください。
 続きまして、2つ目は小牧駅周辺整備計画についてお尋ねをいたします。
 さきに申し上げましたとおり、ラピオの再構築に関しましては、順調に進捗している状況にあると思います。しかし、今後、小牧駅周辺の活性化を行おうとするためには、ラピオの再構築は一つの課題にすぎず、いまだ多くの課題があることは事実であり、今後速やかに対応し一つずつ克服していく必要があり、こうした積み重ねが地区の活性化につながってくるものと考えております。
 とりわけ、A街区の土地利用につきましては、長年にわたる本市の懸案事項であり、平成17年度から改めて検討作業が進められ、本年度は小牧駅周辺整備計画策定協議会が設置されました。そして今後は、この計画をもとに実施に移されていくことを期待しているところであります。
 そこで、さきに述べましたとおり、ラピオの商業施設再開後、周辺の駐車場は非常に混雑をしていると聞いておりますので、小牧駅周辺整備計画のうち、特に駐車場整備に関する2点の質問をさせていただきます。
 1点目は、小牧駅周辺の駐車場の必要性についてお尋ねをいたします。
 2点目は、必要があるとするなら、新たな駐車場の建設場所、構造、経済性などに関する市の考えについてお尋ねをいたします。
 次に、大綱2、県営名古屋飛行場で発生した航空機事故についてお尋ねをいたします。
 去る10月31日午前9時13分ごろ、県営名古屋飛行場において、三菱重工で整備点検を終えた航空自衛隊F2戦闘機がテスト飛行を行うに際し、離陸に失敗し滑走路上で墜落炎上するという、あってはならない事故が発生いたしたことは、既に新聞、テレビをはじめとして全国的に報道され、皆さんも御承知のことと思います。この事故により約14時間半にわたって滑走路が閉鎖されたため、定期便28便が欠航し、4便が目的地を変更するなど、大勢の利用者に大きな迷惑をかけることとなりました。
 名古屋空港が県営空港として再出発して2年半余りが過ぎ、定期旅客便の利用者も当初予想を大幅に上回る伸びを見せ、さらなる発展を期待している折にこのような事故が起きてしまったことは甚だ残念でなりません。乗員2名が自力で脱出し、また空港外への被害がなかったことは不幸中の幸いと言えますが、一歩間違えば周辺地域を巻き込んでの大惨事になり得ることは容易に想像できます。
 そして、名古屋空港での飛行機事故と聞くと、平成6年4月26日に発生しました、中華航空機エアバスが着陸に失敗して墜落炎上し、264名のとうとい命が失われたという悲しむべき事故が真っ先に脳裏に浮かんでくるのは、私だけではないと思います。空港周辺の住民も同様に過去の大惨事の記憶をよみがえらせ、新たな不安を覚えたであろうことは想像にかたくありません。
 そこで、5点についてお尋ねをいたします。
 まず1点目は、今回の事故は周辺の住民に対し大きな不安を与え、改めて航空機が持つ危険性を浮き彫りにしたと思いますが、この事故に対して市長はどのように考えておられるかお聞きをします。
 次に2点目は、11月15日、防衛省事故調査委員会から、事故の原因は機体の姿勢変化を検知する部分の配線の接続間違いであるとの発表がありました。三菱重工で修理点検を行った後のテスト飛行であるということから、整備上のミスであるということは疑う余地がありません。一たび事故が起きればとうとい人命を失う大事故につながるおそれのある航空機の整備において、このような単純なミスは決してあってはならないことだと思いますが、事故原因に対する市長の見解をお聞きいたします。
 3点目として、事故原因発表後の11月16日、名古屋飛行場以外ではF2戦闘機の飛行が再開されると報道されました。また、11月21日には航空自衛隊各部隊のF2戦闘機が名古屋へ飛来するとの発表がありました。整備ミスに至った原因や対策が明らかになっていない状況での飛行、飛来はいかにも時期尚早であると思いますが、市長の見解をお聞かせください。
 次に4点目として、11月28日午後3時55分ごろ、米軍厚木基地所属のFA18戦闘機2機が名古屋飛行場に緊急着陸し、滑走路のセンターライト6基に損傷を与えたため、約2時間半にわたって滑走路が閉鎖され、定期便1便が欠航、2便が目的地変更、12便が遅延し、再び利用者に大きな迷惑をかけることになりました。このような事故が起きてしまったことに対する市長の見解と、どうして米軍機が名古屋空港に緊急着陸したのか、その理由をお聞かせください。
 5点目となりますが、新聞報道によりますと、米軍機は緊急着陸とは別に平常時においても全国各空港に予定着陸をしているとのことで、昨年名古屋空港においても11回着陸しているとのことです。平成18年1月17日に空港周辺2市1町の首長が当時の防衛庁長官及び防衛施設庁長官に対して、航空自衛隊小牧基地に関しての要望を行ったとお聞きしております。その中で「米軍機の利用などがないように」と要望しているにもかかわらず着陸が繰り返されています。米軍機が民間空港に着陸している法的根拠と名古屋空港へ近年何回着陸しているかをお尋ねいたします。
 次に、大綱3、小牧市北西部まちづくりの取り組みについてお尋ねをいたします。
 小牧市の北西部地域は、昔は農業を中心とした田園地帯に集落が点在している状況でありました。日本経済の発展に合わせて高速道路計画が進み、昭和40年には名神高速道路が全線開通し小牧インターチェンジが供用されるようになりました。以後、昭和44年には小牧・岡崎間が開通し、翌昭和45年には東名高速道路が全線開通となりました。一方、中央高速道路は少しおくれ昭和57年に全線開通し、日本の大動脈である東名、名神、中央の3高速道路が小牧インターチェンジへ結ばれることになりました。そのために小牧インターチェンジを利用する車両で国道41号線は飽和状態であり、周辺の生活道路へも進入してくることになり、現在では危険と隣り合わせの状況であります。
 こうした環境の中、今回、選挙を行うに当たり、多くの地域住民の方々から西部地区の基盤整備の必要性と安心して暮らせる安らぎのあるまちづくりの要望が多く寄せられました。そこで、私のこの4年間の議員活動の重点課題として、「小牧市西部地区の基盤整備と活性化」を大きなテーマとして取り上げました。1番には道路網の充実、2番目には境川の堤防道路の緑道整備、3番目には大型公園の建設等であります。
 この小牧市北西部のまちづくりの基本構想については、平成14年度に地域住民のアンケートの結果を取りまとめ、翌平成15年に「小牧市北西部のまちづくり基本構想」として策定されております。これはあくまで基本的な構想であり、具体的には関係部署で研究し逐次具現化をしていくとしています。
 したがいまして、それ以降、私を含めて山下議員からも、西部地区に関連する具体的な取り組みについて、今までに何点か質問をし要望をしてまいりました。その結果、市当局には積極的に取り組んでいただき、主なものでは、平成16年には横内地内の国道41号線の横断歩道橋の完成、平成17年には西之島地区に西部地区コミュニティセンターの竣工、平成18年には村中地内に村中保育園の開園、その他名神高速道路側道に関連する交差点の改良工事に着手をしていただくなど、積極的に進められていることに地元議員の一人として大変感謝をいたしております。
 しかしながら、まだ課題は山積しており、さらなる取り組みについてお尋ねをいたします。
 まず1点は、基盤整備のための道路網の整備でございます。
 この地域は、さきにも述べたように、高速道路、国道41号線、国道155号線等幹線道路があり、そのために物流関係の企業も多く、交通量は極端に多く、生活道路まで大変な渋滞を引き起こしております。そこで、渋滞緩和や歩道を備えた安全な道路を早く整備されることを住民は望んでおります。
 小牧市北西部まちづくり構想の中でも道路網整備は重点課題として取り組んでもらっていますが、整備のほうが追いつかないのが現状であります。したがいまして、改めて道路整備計画についてお尋ねをいたします。
 ア、現在どんな取り組みをしておられるか、既に実施されている内容も含めてお聞かせください。
 イ、都市計画道路がこの地域に策定されていますが、特に江南池之内線、一宮舟津線についての進捗状況をお尋ねします。また、一宮舟津線は舟津地内で一宮春日井線と交差する形になっておりますので、一宮春日井線に関連するところも教えてください。また、これらの道路は今後どのように考えておられるのか、あわせてお尋ねをいたします。
 ウ、この地域の理想とする道路構想について、考えておられましたらお聞かせください。
 2点目として、同じく小牧市北西部のまちづくりの大きな柱として、公園整備の問題と境川の緑道整備がありますが、この2点につきましては、平成20年度を初年度とする向こう3カ年の小牧市総合計画実施計画に調査のための事業費を計上していただき、具体的に動き始めたことに対しまして、ありがたく思います。
 そこで、アとして、公園整備事業についてお尋ねをいたします。
 公園は、住民が安らげる憩いの場として、また子供たちが走り回って遊べる場として、また災害時の避難場所として、大雨に備えて貯水できる遊水池機能など、さまざまな要素を備える必要があります。
 そこで、1点目としては、北西部地区の何カ所ぐらいに公園を建設する考えかお尋ねをいたします。
 2点目として、予定している公園はどのような機能を備え、その大きさはどれくらいかお聞かせください。
 3点目は、いつごろの完成予定で考えておられるかあわせてお尋ねをいたします。
 4点目は、以上3点の大きな公園とは違い、別途に住宅の多い地域に子供たちが遊べる広場を確保してほしいという要望がたくさんございます。そこで、そういった公園について考えていただけますかお尋ねをいたします。
 次に、イとして、境川の緑道事業お尋ねをいたします。
 境川は、北は河内屋から南は舟津まで北西部地域を南北に結び、ちょうど中央部に西部コミュニティセンターがあることから、このセンターへ自転車や徒歩で安全に行き来できる道路として、毎日の散歩道として、また、この川沿いには村中小学校と小牧西中学校があるため、通学道路としても利用できる極めて有効な事業であります。
 そこで、質問をさせていただきます。
 1点目は、今回の計画はどこからどこまでの範囲を考えておられるか、また、その延長距離はどれくらいかお聞かせください。
 2点目は、いつごろから着工する予定か、また完成予定はいつごろか、そのめどについて、わかりましたらお尋ねをいたします。
 以上で第1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
◎市長(中野直輝)
 それでは、ただいま稲山議員から私にいただきました質問につきまして、答弁をさせていただきます。
 最初に、ラピオの再構築に関してであります。
 本年11月8日(木曜日)に商業施設を再開することができましたのも、市議会をはじめといたしまして、関係者、関係各機関の皆さんの御理解と御協力があってのことと思っており、深く感謝をいたしております。
 それでは、順次質問にお答えをさせていただきます。
 初めに、ラピオ商業施設の営業状況についてのお尋ねであります。
 小牧都市開発株式会社に確認をいたしましたところ、開店をいたしました11月8日から12日までのオープニングセール期間中のラピオ全体の商業施設の1日当たりの売上高でありますけれども、平成18年度の実績と単純に比較をいたしましても約3倍であります。そして、その後13日から30日までの期間は約2割増ということであります。おおむね順調な滑り出しであると聞いております。
 また、お客様からは、店内が明るくなった、地下駐車場にエスカレーターが設置され便利になったなど好評をいただいている一方、接客、品ぞろえなどに関しまして御指摘をいただいている点もありますので、今後も平和堂及びテナントの皆さんと力を合わせ、なお一層の営業努力をしていきたいと報告を受けております。
 続きまして、周辺の市営駐車場の利用状況についてであります。
 11月8日から12日までのオープニングセール期間中と13日から30日までのラピオ地下駐車場、小牧駅西駐車場、小牧駅地下駐車場、浦田駐車場の4カ所の市営駐車場の1日当たりの平均利用台数の合計と平成18年度の実績を比較いたしますと、それぞれ、オープニングセール期間中は4,739台、約56%の増、その後は3,203台、6%の増であり、多くの御利用をいただいております。
 続きまして、周辺活性化についての2点目でありますが、小牧駅周辺整備計画についてであります。
 小牧駅周辺整備計画策定協議会では、8月に行いましたパブリックコメントに関する協議を行っていただいており、お尋ねのありました小牧駅周辺の駐車場の必要性に関しましては、認識をいただいているところであります。
 小牧駅周辺の駐車場の必要性につきましては、小牧駅周辺整備計画策定協議会に提出された資料におきましては、過去の駐車場の利用状況のデータから小牧駅西駐車場を廃止した場合のラピオ地下駐車場と小牧駅地下駐車場への影響を想定することにより求めた不足台数約50台と、A街区に施設配置を行った場合に想定した延べ床面積をもとに求めた新たな駐車需要台数約220台あるいは約230台を加えることにより算定をしております。おおむね270台あるいは280台を必要といたしております。しかしながら、現在、A街区に配置する施設の具体的計画は定まっていないため、今後の施設整備計画により変動しますけれども、現在算定している台数が大きく変わるものとは考えておりません。今後、既設駐車場の利用状況などの調査を実施するとともに、A街区の施設整備計画を固めていきながら精度を向上させていく必要があります。平成12年3月に策定をいたしました駐車場整備計画の見直しも含め、さらに検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、新たな駐車場の建設場所、構造、経済性などに関する市の考え方のお尋ねでありますが、市といたしましては、小牧駅周辺に関して、違法駐車をなくし交通安全と円滑な交通の流れを確保し地区の活性化を図っていこうとする観点から、問題発生後に対応するのではなく、事前に想定される適切な規模の駐車場を整備していく必要があると考えております。新たな駐車場の建設場所につきましては、経済性を重視した上、利便性の高い場所に、利用者が利用しやすい駐車場を整備していく必要があると考えております。
 続きまして、2点目の県営名古屋飛行場で発生した航空事故についてであります。
 最初に、F2戦闘機事故の見解についてということでありますけれども、この事故につきましては、議員のお話にありましたとおり、一歩間違えば周辺住民を巻き込む大惨事にもなりかねない極めて重大な事故であり、大変遺憾に思っております。定期便利用者に大きな御迷惑をおかけしていることについても大変残念であります。
 名古屋空港は住宅密集地にあるため、常に危険と隣り合わせになっていることは重々承知をいたしております。市といたしましては、直ちに三菱重工に対し、事故防止対策に万全を期するよう強く要望したところであります。
 三菱重工をはじめとする航空事業者においては、こういった状況を踏まえ細心の注意を払い、二度とこのような事故が起こらないよう安全運航に徹するよう強く望む次第であります。
 原因についてでありますけれども、機体整備において配線の接続が違っていたという初歩的かつ人為的なミスであり、まさにあってはならないことであります。また、機体整備後に全体の動作確認チェックを行えば防ぎ得る事故であったとも聞き及んでおります。三菱重工に対して、配線ミスに至った原因の徹底究明とチェック体制の強化及び見直しを要望したところであり、一日も早く住民の不安を一掃してもらいたいと考えております。
 次に、飛行再開に対する見解であります。
 東海防衛支局によりますと、F2戦闘機が所属している航空自衛隊の各部隊において、配線の取りつけの再確認、事故に関する教育などが実施されており、安全を確保するため必要な措置が講じられているとのことであります。したがいまして、飛来することに関しましては、やむを得ないと考えております。ただし、三菱重工が行う航空機の試験飛行につきましては、別問題であると考えております。
 続きまして、米軍機の緊急着陸についてであります。
 これにつきましても、空港利用者に大変御迷惑をおかけしたことは残念であります。米軍機、自衛隊機にかかわらず、非常事態が発生した場合に緊急着陸することは、乗員の生命・身体にかかわることで、人道上やむを得ないものと考えております。
 東海防衛支局によりますと、今回の原因は、コックピットに警報が出たための緊急措置であると聞いております。
 なお、12月5日に防衛省を通じ、在日米軍に対し、機体の整備・点検を徹底し、安全飛行と事故防止に万全な対策を講じられたい旨要望をいたしました。
 以上で私の答弁を終わります。
◎環境部長(伊藤十代司)
 それでは、5点目の予定着陸の法定根拠と着陸回数について、市長答弁となっておりますが、私から答弁させていただきます。
 米軍機が民間空港に着陸するのは、日米地位協定第5条第1項によりますと、「アメリカ合衆国の管理の下に公の目的で運行される航空機は、着陸料を課されないで日本国の飛行場に出入りすることができる」と規定され、また、同条第2項では「前項の航空機は、合衆国が使用している施設及び区域と日本国の飛行場の間を移動することができる」と規定されていることによるものでございます。
 名古屋空港への米軍機の着陸回数につきましては、国土交通省によりますと、平成15年74回、平成16年76回、平成17年13回、平成18年11回となっております。
 なお、12月5日、空港周辺の2市1町で防衛大臣に対して行いました申し入れの中で、再度、県営名古屋空港において米軍機の利用がないよう要望したところでございます。
 以上であります。
◎建設部長(舟橋博)
 それでは、大綱3点目の小牧市北西部まちづくりの取り組みについて、順次お答えをさせていただきます。
 初めに、基盤整備としての道路網整備計画について、現在までにどのような取り組みがなされているかとのお尋ねであります。
 平成15年2月に策定をいたしました「小牧市北西部地区まちづくり基本構想」にあります幹線道路のうち、現在、整備を実施しています道路についてお答えいたします。
 初めに、名神高速道路の側道整備計画であります。
 北路線につきましては、県道小口名古屋線との交差点であります名神村中交差点の渋滞緩和を目的としました交差点改良を、平成15年度から当時の日本道路公団と協議を重ね、17年度に用地協力が得られたことから、平成18年度に工事に着手をいたしました。今年度は交差点から東側の急カーブ個所の解消を含めた交差点改良工事を実施することにより完了を予定しております。
 さらに、この交差点西側から境川にかかる小塚2号橋付近までの区間480メートルでありますが、整備計画案の作成を進めており、平成23年度に事業完了を目標に順次整備工事を実施していく予定であります。
 また、西部コミュニティセンターのオープンに合わせまして、名神高速道路の南路線の一部ではありますが、平成16年度に整備工事を実施したところであります。
 次に、元町及び舟津地内の市道常普請三ツ渕線の整備計画についてお答えいたします。
 国道41号との交差点であります元町二丁目交差点から西側、県道小口名古屋線までの区間300メートルにつきましては、地元の御意見、御要望を聞きながら、歩道設置と交差点改良を目的とした整備計画を立て、今年度から工事着手いたしました。来年度末にはこの区間の整備を完了する予定であります。また、舟津中交差点から西側の区間150メートルにつきましても、歩道設置をするため今後、地権者に対し用地の協力を要請していく予定であります。
 最後に、愛知県の北尾張中央道村中交差点の立体交差事業のうち高架部分につきましては、平成21年度末を完成目標として現在工事が進められております。
 続きまして、イの都市計画道路がこの地域に配置されているが、今後の取り組みについてのお尋ねであります。
 当地域の幹線道路といたしましては、江南池之内線、一宮舟津線等が都市計画道路として配置されております。整備がおくれていることから、国道41号及び北尾張中央道への依存度が高くなり、慢性的な交通渋滞の要因の一つとなっております。
 こうした状況の中で、当地域の北部を東西に横断する江南池之内線は、国道41号の交差点を含め、その以西については未整備の状況であり、事業主体である愛知県へ早期整備を強く要望しております。また、平成16年には交通渋滞の緩和を図るために現道の横内西交差点の部分的工事が施工されました。
 また、一宮舟津線につきましては、国道155号を境に、北側は愛知県において整備が進められており、県道西之島江南線以北につきましては事業進捗が図られる中で、現在、江南市境付近で用地取得が進められております。
 国道155号以南につきましては、市施行であり、都市計画道路一宮春日井線までの区間を施行いたします。進捗状況といたしましては、一級河川境川を越えた付近までは整備済みでありますが、これより以南につきましては、用地取得が難航しており工事施工が中断した状態であります。現在も解決に向けて継続してこの交渉を進めておるところであります。
 一宮舟津線の南端で接続いたします一宮春日井線は、市内を東西に横断する広域主要道路であり、未整備区間の春日井市境から県道名古屋犬山線までの区間は、小牧南土地区画整理事業において整備着手しており、トラックターミナル1号線以西の整備により道路ネットワークがより強化されますので、以前より道路管理者であります愛知県へ早期事業化を要望しておるところであります。
 いずれにいたしましても、これらの路線につきましては、都市計画決定が既に行われていることからも未整備区間の早期整備を促進し、本地域の道路網の形成を図ることの重要性は十分認識をしておりますので、引き続き事業進捗に向け努力をしてまいりたいと考えております。
 続きまして、ウでありますが、この地域の理想とする道路構想はあるかとのお尋ねであります。
 「小牧市北西部地区まちづくり基本構想」において、都市計画決定された幹線道路等を補完する補助幹線道路を含めた「道路ネットワーク構想」が策定されております。
 さきにお答えしておりますように、名神側道北路線や常普請三ツ渕線につきましては既に整備が進められておりますが、他の補助幹線道路につきましては、来年からこの「道路ネットワーク構想」をもとに、この地域のあるべき将来計画を考慮し、道路整備基本計画の作成業務に着手する予定であります。
 この「北西部地区補助幹線道路整備基本計画」の策定に当たり、実施の際には多くの用地協力をお願いすることとなりますことから、地元の御意見、御要望を十分お聞きしながら進めていきたいと考えております。御理解と御協力をお願いするものであります。
 続きまして、2点目の北西部地区公園の整備と境川河川敷の緑道整備計画についてであります。
 初めに、北西部地区公園の整備について、何カ所つくる予定か、また、公園の用途及び規模は、完成はいつごろかとのお尋ねであります。
 北西部地区は住工が混在した地域となっており、幹線道路の立案、公園緑地の適正配置など都市基盤整備の必要性は認識をしているところであります。
 当地区内の都市公園は、名神高速道路を境にして、南側地域内に過去行われました区画整理事業によりつくられた公園を含め5カ所あるのみで、北側のこの地域には現在整備がなされておりません。境川緑道を軸とする村中小学校や村中保育園とのネットワークを視野に入れ、小学校周辺地域において、公園利用者の利便性や地震災害時の一時避難場所としての活用を踏まえ、北西部地区の拠点となる都市公園の配置を考えております。
 そこで、今後の計画でありますが、平成20年度に公園整備検討業務を行い、21年度には基本構想の作成業務、続いて基本計画策定業務等を実施し、地区内の公園の配置や規模等を検討し順次整備を進めていく予定であります。
 続きまして、4番目でありますが、個別にミニ公園の要望が多いが、設置の考えはとのお尋ねであります。
 公園整備を行う場合におきましては、都市公園としての配置基準や面積要件などを定めた「都市公園整備の基本方針」に基づき整備をしているところであります。その中で、1,000平方メートル未満につきましては、公園としてその整備を行う考えは現在持っておりませんので、御理解をお願いいたします。
 続きまして、境川の緑道整備事業についてであります。計画の範囲は、また実施予定時期についてのお尋ねでございます。
 緑道は、安全で快適な歩行者空間として健康づくりのジョギングや散歩、また災害時の避難路などとして利用ができるものと考えております。しかし、議員も御承知だと思いますが、河川改修が行われていない現状の状況では、堤防の天端幅も狭く、自転車、歩行者がやっとの個所もございます。こうした状況の中で、河川管理者と協議をする中で、どのような緑道整備が行えるのか検討を進めてまいります。
 計画の範囲につきましては、上流部は大口町境から下流部は新小木二丁目巾下川合流部までの4.8キロメートルが対象区間としております。緑道整備に合わせまして、河川区域内や沿線公共空地を利用して、設置可能な個所には休憩施設や修景施設などの整備を行う計画であります。境川緑道整備事業は今年度より基本構想業務に着手しているところであり、今後の予定といたしましては、平成20年度に基本計画設計、平成21年度には小中学校や西部コミュニティセンターなどの公共施設周辺区域から実施設計を行い、22年度以降に工事着手の予定を考えております。
 以上で答弁とさせていただきます。
◆22番(稲山善彦)
 それぞれに御答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 大綱1については、平和堂をキーテナントとしますラピオの商業施設の営業状況に関しましては、お答えをいただきましたとおり、おおむね順調な滑り出しをしたと聞き安心をいたしました。そして同時に、今後この状況が持続できるよう、平和堂、テナント、小牧都市開発株式会社など関係者の方々のさらなる営業努力を期待するものであります。
 中心市街地の活性化に関しましては、昨年、国では、まちづくり三法の見直しが出され、全国で多くの地方自治体においてさまざまな施策が実施されております。
 本市におきましては、小牧駅周辺では昨年度より、小牧商工会議所に「中心市街地にぎわい創出協議会」が設置され、「にぎわい創出事業」としてさまざまなイベントが市民活動団体、商業者の方々によって開催されるようになりました。今後、地区の活性化を図っていく上では、施設整備も重要でありますが、そうした取り組みも非常に重要であり、活発に発展していく必要があると考えております。
 したがいまして、市におきましては、今後さらに関係機関と連携をして、市民、事業者の方々と力を合わせ小牧駅周辺の活性化に取り組んでいっていただくよう要望いたしたいと思います。
 大綱2点目につきましては、名古屋空港で戦闘機による事故が、離陸の失敗、緊急着陸と立て続けに2件発生したわけですが、2件とも人命には影響がなかったということで、この点に関しましては、大事に至らなかったとひとまず胸をなでおろすものでありますが、しかし、これらの事故により滑走路が閉鎖されたことで空港利用者に大きな不便をかけてしまったこと、また、航空機事故ということでは、一たん起きてしまうと直接人命にかかわるものであるということを我々に再認識させ、空港周辺住民に大きな不安を与えることとなった大変重大な事故であると私は思っております。市当局におかれましては、決して軽微な事故ではなく、重く受けとめていただき、関係機関に対し指導、監督をしていただくよう強く要望してください。
 特に、三菱重工で整備点検を行ったF2戦闘機の事故につきましては、まさにうっかりミス、お粗末であると言うしかありません。三菱に対しては、なぜ配線ミスをしてしまったかという原因をしっかり究明してもらい、また、整備後の点検体制を改めるなど、二度とこのような事故が起こらないように強く要望していただきたいと思います。
 また、米軍戦闘機の緊急着陸につきましては、今回の措置は人道上やむを得ない面もありますが、先ほど防衛省に対して米軍が利用しないように再度要望したと答弁がありました。また、県営空港になってからは着陸回数が減ってきたようでもありますが、近隣住民の安全と不安を解消するためにも、これからも機会あるごとに当局に対して要望は続けていただきたいと思っております。このことにつきましても要望とさせていただきます。
 大綱3点目の小牧市北西部まちづくりの取り組みについてでございますが、(1)のイ、都市計画道路の関係で再度質問をさせていただきます。
 都市計画道路の進捗状況は答弁にありましたように、努力はしておっていただきますが、工事はなかなか進んでいないのが実態かと思います。例えば、江南池之内線の西部地区内の場合、横内交差点から西側は手つかずの状態でございます。今後も工事のめどがつかなければ、横内交差点より西は県道江南宮後線にほぼ平行に走っているために、この県道を整備するなど、都市計画道路の計画変更は考えられませんか、お尋ねをいたします。
 次に、2番目のア、イに関連しましては、境川の緑道と大型公園建設の件につきましては、境川緑道を軸として適正な公園緑地を配置するとの答弁をいただき、ありがとうございました。完成を目指して私も地元議員の一人として積極的に協力をしていきたいと思っております。
 2番目のアの4番目のミニ公園についてでございますが、先ほど1,000平米以下のミニ公園については整備をする考えはないとの答弁でございましたが、現実には狭い地域に住宅が毎年少しずつ建ち、数年もすると100戸を超え、既存の住宅を合わせると大変多くの住宅が建ち並んでいます。一方、道路幅は3メートル以下という狭い道路で、乗用車が通るのがやっとの状況の中、幹線道路の渋滞によって通り抜け道路として通過車両が流れ込んできます。こんな危険な環境では、とても子供たちが外で遊ぶことはできません。
 子育て支援として、医療費の補助も未就学児の保育も児童クラブも必要でしょうが、同様に近所の子供たち同士が遊べる場を確保してやることも大切な子育て支援の一つではないかと、こんなふうに思っております。小さな公園はつくらないとのことですが、遊具も何もなくて結構でございます。小さな広場を考えていただきますように要望させていただきたいと思っております。
 1件のみ答弁をお願いして、2回目の質問を終わります。
◎建設部長(舟橋博)
 それでは、都市計画道路の計画変更は考えているかとの再質問でありますが、都市計画道路の見直しにつきましては、平成17年に愛知県から、都市の歴史や地域特性を生かしたまちづくりと連動した道路整備、既存の道路を有効に活用した効率的な道路整備を図るため、都市計画道路見直し指針が示され、県下全域を対象にこの見直しがされております。
 都市計画道路江南池之内線につきましては、議員御指摘のような状況にあります。国道41号との交差点処理、工場移転による影響等の諸条件を整理した上で検討を必要とする路線であると認識をいたしております。したがって、見直しに当たりましては、この指針をもとに多角的な観点から検討し、県と十分調整を行い進めてまいりたいと考えております。
 以上であります。
○議長(小林一)
 次に、山下智也議員。
  (山下智也議員 登壇)(拍手)
◆15番(山下智也)
 おはようございます。質問に入ります前に、私からも一言申し上げさせていただきたいと思います。
 今定例会は、私たち第15期の議員にとりまして最初の定例会であります。この場で一般質問をさせていただきますことを大変うれしく思います。と同時に、議員としての責任の重大さを改めて認識し、市政発展、市民生活の向上に向け、初心を忘れず今後も全身全霊で活動していく決意であります。今後とも、理事者並びに議員各位の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、議長のお許しをいただきましたので、さきに通告いたしました大綱2点について質問をさせていただきます。
 大綱1、談合事件についてであります。
 私は平成19年第2回定例会において、大阪府枚方市発注の清掃工場建設をめぐる官製談合事件を取り上げ、入札制度改革について一般質問をさせていただきましたが、今回、非常に残念なことですが、我が市においても談合容疑で逮捕者が出る事件が発生してしまいました。
 この事件につきましては、新聞やテレビ等でるる報道されておりますが、市民の皆様も大変な関心を寄せている重要な問題でありますので、改めて今回の談合事件について、初めに5点質問をさせていただきます。
 初めに1点目として、今回の談合事件に対する中野市長の御所見をお尋ねいたします。そして2点目は、今回の談合事件の概要についてお尋ねいたします。3点目は逮捕された業者へのペナルティについて、そして4点目は今後の発注業務への影響について、5点目は談合による損害金の発生について、それぞれお尋ねいたします。
 次に、今後の対策についてであります。
 こちらも前回の質問時の答弁で、小牧市入札制度検討委員会を逐次開催し、本年の6月から制限付一般競争入札の対象を3,000万円以上へ拡大実施されているとのことですが、初めに1点目として、現在までの件数と結果、あわせて、制限付競争入札のほか、今後の新たな入札制度の実施予定についてお尋ねをいたします。
 また、お聞きしますところ、最近の落札率の低下によって工事の質の低下を懸念する声が出ているそうですが、そういった懸念の声を払拭するためにも検査体制の充実強化の必要があると考えます。2点目として、このことについて市当局の見解をお尋ねいたします。
 さて、今回の入札談合事件について、暴力団関係者が動いたと報道されておりますが、去る11月30日の新聞報道において、「小牧市が行う契約等からの暴力団排除に関する合意書」の締結について発表がされました。3点目として、この合意書の内容と締結までの経緯、その効果についてお尋ねをいたします。
 次に、大綱2、消防行政についてであります。
 初めに、市民の生命、財産を守るために昼夜を問わず御尽力されておられる消防関係職員の皆様に対し、改めまして深く敬意を表したいと思います。
 1つ目として、救急車の運用状況と適正な利用についてであります。
 「歯が痛い」「病院の待ち時間が嫌」といった必ずしも救急車を必要としないであろう安易な119番の利用について、近年全国的な話題となっております。
 そのような中、効果的な救急搬送をしようと東京消防庁が全国で初めて本年6月から試験導入をした「救急搬送トリアージ」についてですが、これは緊急性が低い傷病者には搬送を辞退してもらう試みで、新聞報道によりますと、辞退を要請した109件のうち、辞退したのは70件あったそうであります。
 東京消防庁は安易な119番の抑止に効果があると期待をしているそうですが、名古屋市においても本年4月から緊急性がないと消防局が判断をした場合は出場を拒否する方針を固めたそうであります。
 1分1秒を争う本当に救急車が必要な人への対応に支障が出る可能性があり、市民生活にとって大変重要な問題であると思います。
 そこで、2点お尋ねいたします。
 1点目として、小牧市における救急車の近年の運用状況についてお尋ねをいたします。
 2点目として、非常に判断が難しいと思いますが、その中で適正ではないと思われる出場件数とその内容についてお尋ねいたします。
 次に、防災メールの導入についてであります。
 本市においてメールを活用して情報発信されているものは、私の承知しているところでは、各小中学校における緊急情報メール配信サービスがそれに当たると思います。これは、緊急時に登録してある携帯電話やパソコンにメールで一斉連絡を行うもので、不審者情報や緊急連絡などに利用されていると思います。
 また、愛知県警においては、インターネットコンテンツを使った地域安全への取り組みの一つとして、事件等に関する情報と安全に役立つ情報を携帯電話向けメールマガジン「パトネットあいち」として実施をしております。こちらは、登録したい携帯電話やパソコンからだれでも自由に登録することができるようになっております。
 さて、平成18年第1回定例会において、防災情報の提供について一般質問をさせていただきました。その中で、災害等が発生したとき、どのように情報を市民に伝えるのかという質問に対して、市のホームページ、広報車における巡回、サイレンの吹聴、ケーブルテレビの放送などを考えているとの御答弁をいただきました。
 その後いろいろと調べてみましたが、その中でも、携帯電話の契約者が約1億人と言われる現在、携帯電話を活用した情報伝達は大変有効であると私は思っております。特に、災害等の発生が見込まれるときの防災情報や実際に災害等が発生したときの情報発信に大変有効だと思いますが、防災メールの導入についてお尋ねをいたします。
 以上で私の1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
◎市長(中野直輝)
 それでは、ただいまの山下議員の御質問に、談合事件についてでありますけれども、お答えをさせていただきます。
 市発注の公共工事につきましては、競売入札妨害、俗に言う談合ということでありますけれども、この容疑で市内の建設業者が逮捕されたことにつきましては、大変残念でなりません。社会基盤の整備に、その財源として市民の貴重な税金で賄われているということからも、談合行為、ましてやそれに暴力団関係者が関与していたとするなら、断じて許されるものではないと考えております。
 事件につきましては、捜査の状況を見守りながら、市民生活に影響が出ないよう対応していきたいと考えておりますが、談合が行われないような入札方法及び公共工事などの契約等に関し暴力団排除に努めていく所存であります。
 談合事件の概要でありますけれども、平成17年11月10日施行されました「小牧南土地区画整理事業の道路新設工事、区画道8−2号」の指名競争入札であります。予定価格1,060万8,000円に対しまして1,040万円で有限会社南ヶ丘建設が落札したものであります。落札率は98%でありました。この入札に際し、談合が行われたということで、11月8日、有限会社南ヶ丘建設の代表者をはじめ5名が逮捕されたものであります。
 さらに、平成17年10月12日に施行されました「水路改修工事、向江5号排水路」の指名競争入札で、予定価格646万円に対し630万円で有限会社大起建設が落札したものであります。落札率は97.5%でありました。この入札に際して、談合が行われたということで、11月27日、有限会社大起建設の代表者と元暴力団組長が逮捕されたものであります。これに関連して翌28日にはさきに逮捕された5名のうち4名が再逮捕されました。
 市といたしましては、逮捕された業者に1年間の指名停止を行うことにいたしました。
 次に、損害賠償については、事件の推移を見ながら、顧問弁護士と相談し、適切な措置をとりたいと考えております。
 次に、この事件による発注業務への影響でありますが、逮捕された業者6名がかかわる入札を中止し、指名替えを行い再入札を行ったわけでありますが、工期が年度末に集中してきたことにより、工期の確保に苦慮いたしましたが、年度内に完了できるよう努力をさせていただきます。
 次に、今後の対策についてでありますけれども、制限付一般競争入札の拡大の結果でありますけれども、6月実施以降11月までの件数は45件であり、平均落札率は83.9%となっております。ちなみに、指名競争入札の4月から11月までの件数は325件であり、平均落札率は86.6%であり競争性が確保されていると思います。
 今後は、制限付一般競争入札の拡大のほか、価格だけではなく品質や技術力を総合的に評価し落札者を決める総合評価落札方式を導入する考えであります。
 次に、低入札に対する見解でありますけれども、一般的に落札率が70%に近いものを低入札と言われております。一部の工事の入札におきまして落札率の低下が見られ、工事の品質確保、安全管理の低下が懸念されますので、低入札工事につきましては、中間検査を実施し、現場での確認、指示を行い、粗悪工事の防止に努めております。
 次に、市が行う契約等からの暴力団排除に関する合意書の締結についてであります。
 本年4月以降、愛知県警察本部より公共調達からの暴力団排除の要請があり、調整を進めてきたもので、今回の事件を受け急ぎ締結したものではありません。
 平成6年12月に「公共工事からの暴力団及びその関係者排除に関する連絡協調体制の確立についての合意書」を締結しておりましたが、その後、暴力団対策法、俗に言う「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」でありますけれども、この暴対法の改正により、暴力団が資金源獲得のため身分を隠し公共工事をめぐる各種事業への参入を図る傾向が高まってきており、また、指定管理者制度も導入され資金源の目的となるおそれがあることから、暴力団及びその関係者を市発注の契約から排除する基準を示して強化するとともに、不当要求の通報を義務化する内容の新たな合意書を県下63市町村のうち10番目として締結をすることになったものであります。
 主な変更点でありますけれども、公共工事に加えて、測量・建設コンサルタント、物件の製造請負または買い入れ、役務の提供等の調達契約、公有財産の売り払い契約、公の施設の管理の指定を対象として拡大し、排除対象につきましても、暴力団員等が役員等にいる法人等などに加え、暴力団等と関係をしていたり、利用している法人等に拡大したこと、妨害または不当要求に対する警察への届け出指導、義務化を図ったなどであります。
 この合意により、市が行う契約等に関しましては、このような事案が発生した場合、契約の解除、指名停止の措置ができるようになり、格段に暴力団排除の体制ができ上がったものと考えております。
 以上で私の答弁を終わります。
◎消防長(石黒行雄)
 それでは、続きまして、大綱2、消防行政について、(1)の救急車の運用状況と適正な利用につきまして御答弁させていただきます。
 まず、救急車の運用状況でありますが、平成18年の出場件数は5,656件で、そのうち主なものは、急病が全体の約59%に当たる3,335件、交通事故が843件の約15%、一般負傷が590件の約10%であります。前年の平成17年と比較しますと92件の減少となりました。対前年比で減少しましたのは、平成4年以降15年ぶりであります。しかし、本年11月末日現在の出場件数は、昨年同期と比較すると196件の増加となっております。
 救急車の配置につきましては、本署に2台、各支署に1台ずつ、計5台で対応しており、同時間帯に複数の救急車が出場することもございます。昨年は、3台が344回、4台が89回、5台すべての出場が19回ありました。運用台数を超えての救急要請時には、応援協定に基づき近隣消防本部に出場の依頼をすることになり、昨年は1件でありますが、他市消防本部に要請をしたところでございます。
 次に、救急車の利用で適正ではないと思われる出場件数と内容でありますが、119番通報を受ける通信指令室におきましては、救急要請の内容から消防車の緊急性の有無を判断することは非常に困難であります。しかし、議員御指摘のような安易な救急要請が多くあるのも事実であり、今後は搬送先の医療機関との連携の中で、事後検証ができるか検討をしていきたいと考えております。
 続きまして、2点目の防災メールの導入についての御質問であります。
 これは、あらかじめ登録された市民の携帯電話に情報を配信するサービスで、その情報は大雨警報などの気象情報、避難所情報、災害時緊急情報などであります。
 近隣市町の状況、そしてその登録状況につきましては、犬山市が約400名、岩倉市約500名、一宮市では約5,500名とのことでありますが、希望者があらかじめ個々に登録しなければならないため、各市とも登録を呼びかけているものの、実際に登録される方は先ほどの件数のように少ないと聞いております。
 しかしながら、若い方を中心に携帯メールの利用者がふえておりますので、近隣市町の登録状況の推移を見守りながら、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
 なお、来年度、市民への地震情報の伝達として、小中学校をはじめ公共施設等に緊急地震速報システム、これを整備する計画でございます。
 今後においても、より有効な情報収集伝達の体制づくりを目指し、防災体制の強化を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◆15番(山下智也)
 それぞれ丁寧に御答弁をいただきまして、ありがとうございました。順に要望と再質問をさせていただきたいと思います。
 初めに、談合事件についてですが、それぞれ詳しく御答弁をいただきまして、ありがとうございました。ただいま中野市長からも大変遺憾であるとの御答弁がありましたが、私も全くそのとおりだと思います。近年盛んに言われております安心安全なまちづくりにもつながってくると思います。
 そこで、重要になってくると思われる今後の対策についてですが、制限付一般競争入札の拡大のほか、価格だけではなく品質や技術力、それらを総合的に評価して落札者を決める総合評価落札方式の導入を予定しているとの御答弁であったと思いますが、この総合評価落札方式の内容と導入スケジュールについて再質問をさせていただきたいと思います。
 また、落札率が低いもの、低入札工事については、中間検査を実施し、現場での確認や指示を行い、粗悪工事の防止に努めているとのことですが、必要があれば検査体制の充実強化を図っていただきますよう要望をさせていただきます。
 「小牧市が行う契約等からの暴力団排除に関する合意書」については、県下63市町村のうちで10番目の締結とのことで、このことは大いに評価をするところでありますが、重要なのは、この合意書の運用、実効性だと思いますので、関係者等に周知徹底をお願いしたいと思います。こちらも要望とさせていただきます。
 次に、消防行政についてでありますが、細かく御答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 救急車の運用状況ですが、平成18年の出場件数は、平成4年以来15年ぶりですか、対前年比で減少したとのことですが、例えば消防年報によりますと、平成9年と平成18年の10年間で比較をしてみますと、それぞれ3,461件と5,656件となっており、10年間で約1.6倍増加をしております。本年、平成19年においても11月末日現在で前年比196件の増加となっているとの御答弁だったと思いますが、社会情勢等を考えましても、救急車の出場件数は今後も増加傾向であると私は考えております。また、昨年は5台の救急車がすべて出場しているケースが19回あったとのことですが、幸い応援協定に基づく近隣消防本部への出場依頼は1回であったとの御答弁をいただきました。
 そこで、再質問ですが、今後も出場件数の増加が予想される中、例えば救急車の増車や消防職員の増員など検討をしてみてはどうかと思いますが、消防長の御所見をお尋ねいたします。
 救急車の利用で適正でないと思われる内容と件数についてですが、統計はないとのことでしたが、やはり小牧市においても多くあるとのことでした。非常に難しい問題であると私も認識をしておりますが、御答弁にありましたように、ぜひ搬送先の医療機関との連携の中で事後検証をしていただくなど、適正利用の推進のための活動を要望させていただきます。
 最後に、防災メールの導入についてですが、近隣市町の登録者数が思ったよりも少なく感じましたが、いつ起こるかわからないのが災害だと思います。例えばですが、東海地震の警戒宣言が発令されたり、東海豪雨のような大雨が予想されたりする場合等々、携帯電話は非常に有効な情報伝達と情報収集の手段になると思います。近隣市町の登録状況の推移を見守りながら今後の検討課題とするとの御答弁でしたが、ぜひ積極的に検討していただきますよう要望をさせていただきます。あわせて、携帯電話の市のホームページの中でも防災に関するページをさらに充実していただきますよう、こちらも要望をさせていただきます。
 以上、2点、再質問させていただきます。
◎総務部長(林義弘)
 総合評価落札方式の内容と導入スケジュールについてのお尋ねであります。
 総合評価落札方式は、工事受注をめぐる価格競争が激化し、低価格による入札の増加や手抜き工事の発生等による公共工事の品質低下が懸念される中、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」を踏まえまして、その方針で示された方式であります。
 従来の価格のみの自動落札方式とは異なり、価格と価格以外の要素、例えば、施工計画、企業の施工能力、配置予定の技術者の能力などを総合的に評価し、最も評価点の高い業者を落札者とする方式で、工事の品質の向上につながるとともに、価格以外の多様な要素が考慮された競争が行われることで、談合が行われにくい環境が整備されることも期待されるものであります。
 その評価につきましては、審査の恣意性を排除し客観性を確保するため、学識経験者を含む審査委員会で行うこととなっております。
 本市におきましても、入札制度検討委員会でその導入について検討をしたところであり、入札執行までの事務が長期にわたることや対象工事の選択の問題がありますが、平成20年度を目標にいたしまして、この制度を導入するようその準備を現在進めているところであります。
 以上で答弁とさせていただきます。
◎消防長(石黒行雄)
 それでは、再質問にお答えさせていただきます。
 救急件数の増加が予想される中、救急車の増車や消防職員の増員を検討してみてはどうかとの御質問であります。
 先ほどもお答えいたしましたとおり、本市は5台の救急車を配備しており、運用台数を超えての救急要請には、応援協定に基づき近隣消防本部に出場を依頼しているところであります。また、平成13年より消防ポンプ車や広報車に救急資機材を積載し、他消防本部の救急車が到着するまでに救急隊員の資格を持つ職員が要請現場に先行し救護活動をする体制をとっておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
 以上でございます。
◆15番(山下智也)
 それぞれ御答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 総合評価制度については、来年度からの導入に向けて準備を進めてみえるとのことですが、その運用についてしっかりと見守っていきたいと思います。
 また、救急車の増車や消防職員の増員については、今のところ考えてはいないとの御答弁であったと思います。
 いずれにしましても、今回取り上げさせていただきました質問は市民の皆さんにとって身近な事柄や問題ばかりですので、今後も市民の皆さんが不安な気持ちを覚えることのないよう、しっかりと取り組んでいただきますようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(小林一)
 次に、西尾貞臣議員。
  (西尾貞臣議員 登壇)(拍手)
◆19番(西尾貞臣)
 議長のお許しをいただきましたので、さきに通告しております大綱2点につきまして質問させていただきます。
 第15期最初の12月定例会に当たりまして、過去4年間の質問や提案を精査し、文化及び環境につきまして、以下9項目の質問をさせていただきます。
 まず、大綱1、文化振興についてであります。
 最初に、(1)三ツ渕の正眼寺の誕生仏のお里帰りについてであります。
 この誕生仏の正式名称は「銅造誕生釈迦仏立像」と言いますが、像の高さは8.2センチと小さな銅製の仏像で、飛鳥時代、7世紀中ごろの製作と見られ、我が国の誕生仏の中でも最古の仏像の一つと評価され、昭和63年には国の重要文化財に指定されております。
 しかしながら、二十数年前に奈良国立博物館に移されて以来、同博物館に引き続き保管、展示公開されて現在に至っております。本年、2度、奈良国立博物館に出かけ拝観いたしましたが、小さくとも細やかで、しかもおおらかで、とても魅力的でありました。
 この誕生仏のお里帰りを、重要文化財の指定を受けて20年となる来年、平成20年3月10日の正眼寺の開山式にはお里帰りをとNPO法人であります尾張小牧歴史文化振興会が関係各位に働きかけ、そのめどが立ってまいりました。これを機に、名古屋市博物館は来年の3月下旬より4月下旬までの1カ月間、正眼寺の誕生仏及び関連の収蔵品の特別展示を既に決定し、準備を進めていると聞いております。
 教育委員会発行の「小牧の文化財散歩」にも写真入りで載せられ、小牧市の重要な文化財として位置づけられております。郷土の歴史を勉強したことがきっかけとなって、小中学生がこの誕生仏を拝観に時折、正眼寺を訪ねてくると聞きます。
 小牧市としましても、ぜひこの機会をとらえ、広く市民が地元の重要文化財を直接鑑賞できる機会を計画していただきたく思います。また、単に鑑賞するにとどまらず、あわせて釈迦に関して、あるいは仏教美術につきましても、知り学ぶ機会を計画したらと考えます。御所見をお聞かせください。
 次に、(2)西町の稲荷堂の保全について質問させていただきます。
 西町の稲荷堂につきましては、既に何度か質問させていただいておりますが、今回は、本年6月の定例会の質問に対する教育部長の回答、「それぞれの文化財の価値を調べまして、記録に残し、修理方針を考える調査などは市で行うべきと考えておりますので、修理や整備が具体化する見込みが立った段階で積極的に対応したいというふうに考えております」とお答えいただき、これを受けまして質問させていただきます。
 この稲荷堂は、尾張徳川家の菩提寺である建中寺、この中の霊屋4屋の中の1つを明治初期に現在の地に移築された建造物でありまして、昭和53年には小牧市の有形文化財に指定されております。現在は有志のつくる奉賛会で細々と守られております。日光東照宮の流れをくむ権現づくりの華麗な装飾が特徴の建造物でありますが、老朽化や風化がひどく進み、早急な手当てが不可欠と思われる中、まずは調査し記録をとることを提案させていただき、さきの教育部長の回答をいただいたのでありました。
 日本美術史の専門家である名古屋造成芸術大学の池田洋子教授にもお聞きいたしましたが、何らかの手だてが急がれると言われます。調査や記録の検討は現在どのような状況かをお聞かせください。
 また、隣接するJA尾張中央小牧支店のブロック塀が近接して南面をふさいでおり、都市景観の整備充実の一環として協力を呼びかけ、生け垣の助成制度の活用も検討要素に入れ、何らかの助成を適用し、良好な景観整備をこの境内にも実施できないものかと考えます。御所見をお聞かせください。
 次に、(3)信長サミットについて質問させていただきます。
 本年、平成19年6月2日、3日の2日間、滋賀県の安土町で開催された「第22回織田信長サミット」に市長、教育長が参加され、再来年、平成21年には小牧市において織田信長サミットを開催することが正式に決まりました。平成20年からの総合計画の実施計画には2,100万円の予算が示されております。
 インターネットで検索いたしますと、第2回、昭和60年10月19日付でサミット宣言が採択され、3つの目標が掲げられております。1、関係市町村の交流を深め、魅力あるまちづくりをさらに推進する。2、歴史、観光、文化、産業の振興をより強力に推進する。3、織田家資料の保存、郷土史家の活動助長の支援とあり、本市の文化行政にも資する指針が表明されております。どんな織田信長サミットになるか次々に関心や興味がわいてきまして、今から待ち遠しく、ぜひ実り多いサミットにと願ってやみません。
 また、信長が小牧に拠点を移した4年間には、新たな城下町の形成や墨俣の一夜城など、歴史上重要な事象があります。小牧・長久手の戦いとともに、日本の歴史の上でも極めて重要であると認識されつつある信長の小牧の4年間を検証し、サミットの内容充実に資していただきたく思います。
 現在の段階での大まかな内容や全体像、今後のスケジュールなど、公表できる範囲でお聞かせいただければ幸いです。
 次に、分野は異なりますが、(4)絶滅危惧種マメナシの位置づけについてであります。絶滅危惧種であるマメナシの保護と育成についてであります。
 天然記念物の指定についての検討もされているとお聞きしておりますが、現在の検討状況や今後の見通しをお聞かせください。
 また、マメナシの自生する太良上池エリアは、現在造成中の工業団地に隣接しておりますが、日当たりがよく、しかも湿潤である場所が生息に適していると言われるマメナシにとっては、この開発に伴う地下水脈への影響も懸念されます。適切な対処が求められると考えますが、調査や対策はどのようになされているかお聞かせください。
 このマメナシも小牧市の誇れる天然記念物の一つであり、文化財と考えます。御所見をお聞かせください。
 次に、大綱2、環境整備について質問させていただきます。
 最初に、(1)街路樹の剪定方法についてであります。
 街路樹につきましては、平成17年2月の定例会で「樹木のそれぞれの特徴を生かし剪定、刈り込みなどを適宜実施している」、また「紅葉などには景観に配慮しつつ木の種類に応じた剪定をしている」との回答をいただいておりますが、改めて質問させていただきます。
 温暖化の影響か紅葉がおくれている中、ことしも街路樹の剪定が市内各所で実施されております。剪定の時期への疑問や実施における一貫性が見えず、素朴な疑問がわいてまいります。街路樹の本来の役割や木々本来の生態を改めて認識し、またCO2削減の機能、そして何より私たちへの安らぎ、恩恵なども再認識し、大ざっぱではなく、きめ細やかな管理の構築が不可欠であり、良好な緑の景観をいかに実現するかを改めて問い直さなくてはならないと考えます。
 具体的な例を挙げて、現状を知っていただきます。
 まず、名古屋造形芸術大学前の市道野口大山大草線のアメリカフウの街路樹であります。アメリカフウの紡錘形の樹形が等間隔に並ぶ景観は、紅葉の季節にとどまらず、四季それぞれに美しい緑の景観を形成しております。しかしながら、この街路樹は剪定が控えられ、ごく限られてはおりますが、隣接して住む側にとっては、紅葉シーズン後の毎日の落葉は、雨どいに詰まり、庭に吹きだまり、畑にかぶさり、厄介な存在であります。
 もう一つ、東田中の松林寺の北側や県営住宅を南北に通る市道のナンキンハゼの街路樹を例に挙げます。県営住宅の敷地にはナンキンハゼやその他の落葉樹が植えられており、街路樹と相まって、新緑の春先から残暑の厳しい9月まではボリュームある緑の景観が形成され、数年ごとの剪定や毎年の落ち葉清掃の上に潤いある場所が保持されております。ナンキンハゼの紅葉は、緑から黄色、そして淡い赤から深紅へと紅葉のグラデーションが実に美しい樹木であり、これからこのナンキンハゼの紅葉を楽しめるとわくわくしているやさきに、突如として緑豊かな枝がまるで丸坊主のように剪定されてしまいます。
 街路樹の面する場所場所への大ざっぱではなくきめ細やかな配慮や管理が実施されていれば、剪定せずとも苦情は出てこず、また、連携、アダプトプログラムなどを活用し落ち葉清掃をお願いできれば、緑の豊かな景観が保持されると考えます。これは剪定により発生する一般廃棄物を抑制することともなり、街路樹の管理、剪定の細やかな方法の構築が急がれると考えます。御所見をお聞かせください。
 次に、(2)アダプトプログラムの充実についてであります。
 今まで個人質問の回答として、「アダプト制度は17年4月に導入し、清掃美化に資する」、また「枝草葉の堆肥化については、樹木粉砕処理機でチップ化している」、「公園などの落葉の資源化は、管理委託先の区長、民生委員に相談し検討する」などを回答としていただいております。そして、平成19年6月の定例会におきましても強く要望させていただいたところでありますが、ごみの収集、清掃などの活動、落ち葉清掃、加えて雑草の草取り、できれば木々の剪定など、締結の内容を拡充することでアダプト制度を充実し、都市景観の美化に向けてのさらなる連携をと考えます。
 また、道路や河川の清掃や除草などへ何らかのメリットを付加し、商工会議所や法人会とのさらなる連携を図る中で、道路や河川に隣接する企業や事業所、商店などへ協力を呼びかけ、美しい都市景観の整備充実を構想いたします。御所見をお聞かせください。
 次に、(3)刈り草、剪定枝葉、落ち葉の処理の現状について質問させていただきます。
 3年ほど前、平成16年9月の回答には、「15年度で道路、河川の草刈り27万余平方メートルを実施するも限界である」とあり、また「ボランティア・サポートプログラム制度に導入で育成を図る」とあります。
 また、ちょうど3年前の平成16年12月の回答では、「草の処理は、自家処理、民間業者による堆肥化を依頼し、少量はごみとして排出している」、また「持続可能な循環型社会への転換には、剪定枝などバイオマスが不可欠であり、バイオマスの活用方法などの検討を深めていく」とお答えをいただいております。
 3年経過いたしましたが、相変わらず目下の問題は、清掃したごみや落ち葉、そして草刈りや剪定によって出現する刈り草や枝葉の処理、処分であります。
 市で行っている農業公園の敷地におけるチップ化、堆肥化は、市の直接管轄する部分の処理であり、市内全域から排出される処理量の総量から見ますと全く不十分であり、国や県、市の道路、市内の多くの河川の草刈りなどから発生する一般廃棄物を処理する新たなシステムの構築、そして稼働は、猶予のない火急の基礎自治体である小牧市の責務であると考えます。
 小牧市から排出される一般廃棄物の年間の総量はどのくらいか、わかればお教えいただき、処理の限界に来ているとの認識を共有し、早急に対処の施策を図らなくてはならないとの認識も共有したく思います。御所見をお聞かせください。
 次に、これも既に質問させていただいておりますが、重ねて今回も質問させていただきます。(4)バイオマスタウン構想についてであります。
 平成19年9月の定例会の質問に対して、「循環型社会の形成に向けてバイオマスの利活用は有効な手段であり、今後は、先進地の取り組み、連携のあり方など、市全体として望ましい進め方を調査研究していきたい」との回答をいただいております。
 家庭やボランティア、事業者、またアダプトプログラムの連携による草刈りや剪定、これらにより排出される草や枝葉の処理など、既にバイオマスタウン構想として提案させていただいております。
 全体の構想の実現は少し先に見据えるといたしまして、目下の急務は、刈り草や剪定枝葉などのバイオマス資源を利活用する、この流れをつけることであります。
 先例の情報や推進のあり方を調査研究することは一方で直実に進めるとしまして、地球温暖化、CO2削減、ガソリンの高騰などを認識しつつ、草や枝葉の一般廃棄物処理の受け入れ先までの距離、時間のロス、人件費などさまざまなチェック項目は密接に関係しており、受け入れ先の不足は既に限界を超えている状況の前で「行政は関与しない」では済まされないのであり、認識を新たにし、自治体、市民、企業の連携を推進することが不可欠であります。この調整役を基礎自治体である小牧市が担い、一般廃棄物処理の流れをつけることは、待ったなしの急務であると考えます。御所見をお聞かせください。
 最後になりますが、(5)小牧ヶ丘の風致公園整備及び八田川水系の緑道整備について質問させていただきます。
 平成17年9月の回答「まだ確定しておらず今後の課題」、平成18年6月の回答「他の公園整備事業の進捗状況を見ながら」を受けまして、今回3回目の質問をさせていただきます。
 工業団地の開発と期を同じくして、また、上に質問いたしました絶滅危惧種のマメナシの保護育成と密接に関連して整備が望まれるのが、白兵池、太良上池、太良下池の3つの池を中心とする集落、企業、大学が立地するこのエリアの自然環境の整備であります。また、ここを源流とする八田川の緑道整備であります。小牧ヶ丘地区、大草地区、両地区の環境を整備し、春日井市の落合公園と朝宮公園とを結ぶ「ふれあい緑道」の水と緑の自然環境の整備を意識し、小牧市の上流部と春日井市の下流部とを水と緑の整備、グリーンベルトでつなぐことは、隣接する自治体の連携の意思を表象することにもなります。
 過去にもこの計画が策定されていたとも聞いておりますが、ぜひこの八田川の水と緑の整備もあわせて、水系全体を計画する検討を再スタートしていただきたく提案させていただきます。御所見をお聞かせください。
 以上、大綱2点、9項目の質問をさせていただきました。いずれも市長が重点施策と表明されておられる文化、環境に関する質問であり、第5次から第6次総合計画へのバトンタッチ、引き継ぎに当たり、この数年での文化や環境のステップアップを図り次の10年につなげていただきたく、1回目の質問とさせていただきます。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林一)
 ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時とします。
             (午前11時39分 休 憩)



             (午後1時00分 再 開)
○議長(小林一)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 個人通告質問を続行いたします。
 西尾貞臣議員の質問に対する答弁を求めます。
◎教育長(副島孝)
 それでは、大綱1、文化振興について、まず最初の三ツ渕の正眼寺の誕生仏のお里帰りについてお答えいたします。
 正眼寺の誕生仏は、昭和63年に国指定の重要文化財に指定されましたが、それ以前の県指定文化財のときに奈良国立博物館に寄託され、現在も奈良で展示されております。重要な寺の行事の際には一たん正眼寺に戻す約束で寄託していると聞いております。今回、来年の3月に開山式が行われるのに合わせて里帰りをすることになり、NPO法人尾張小牧歴史文化振興会が地元で公開する機会を設けようと調整に努力され、名古屋市博物館で公開することが決まっていると伺っております。
 市内では唯一の重要文化財ですが、小牧市内で公開される機会はほとんどありませんので、歴史文化振興会から相談をいただき、ぜひ市内でも公開したいと考えました。重要文化財を展示するには、国が十分な設備があると認める施設が必要ですが、残念ながら小牧市内にはその種の施設はありません。小牧市歴史館もその基準を満たして建てられてはおりません。そこで、県や国にも相談したところ、所有者が公開する形、つまり正眼寺と共催で公開し、警備等の不備な面は24時間の人的警備を行うことで実施のめどが立ちました。名古屋市博物館での公開が終わったゴールデンウィーク期間中に小牧市歴史館で展示したいと考えて、関係各方面と調整を図っているところです。
 議員提案の関連事業としての講演会等も有益なものと思いますので、尾張小牧歴史文化振興会にも協力いただいて、開催できるよう調整したいと思っております。
 次に、西町の稲荷堂についてであります。
 6月議会において、西町の稲荷堂の記録や修理方針を考える調査は、修理や整備が具体化する見込みが立った段階で積極的に対応したいと考えている旨答弁させていただきました。その後、10月10日に小牧市文化財保護審議会が現地調査を行い、現在の状況を調査しました。比較的保存状態のよかった内部の装飾にも雨漏りによる影響が見られるなど問題点も指摘されております。年度内にもう一度、文化財保護審議会を開催し、西町の稲荷堂の保護対策について御意見をいただき、その意見に基づいて調査体制や調査方法などを検討していきたいと考えております。
 また、隣接地、JA尾張中央のブロック塀の件ですが、景観や雰囲気にそぐわないとの指摘はよくわかりますので、市からも改良していただくようお願いしていきたいというふうに思っております。
 3番目の信長サミットについてであります。
 尾張信長サミットは、信長を共通財産とする全国ゆかりの10の市町で構成し、まちづくりに歴史と文化を組み入れた施策の展開や地域の振興計画、情報交換に取り組もうと、2年に1回、加盟市町が持ち回りで開催しております。首長が一堂に会して行うサミット会議、各市町の取り組みを紹介し情報交換をするフォーラムや講演会などを行っております。小牧市は、ことし6月2日、3日の2日間にわたり開催された安土町での第22回サミットに初めて参加しました。
 最近、小牧山や堀の内地区で織田信長の城跡や城下町が発掘調査によって発見され、従来の小牧・長久手の合戦の古戦場という位置づけのほかに、信長が小牧で初めてつくった本格的な城と城下町が日本の歴史上でも注目される存在になってきました。そこで、信長サミットに加わり、各地との情報交換を行うとともに、小牧を情報発信しようと参加しました。また、そのサミットの場で、次回平成21年度の開催地に小牧市が決定いたしました。この機会を活用して、信長のまち小牧をアピールするために、サミット会議だけでなく、サミットに合わせて関連行事を行いたいと考えております。
 そこで、本市の文化財の普及啓発活動について、愛知文教大学に調査研究を委託しておりますが、信長サミット関連行事についても今年度中に提案をいただくことにしております。また、市全体で盛り上げ、多数の市民が参加できる内容にしたいと考えておりますので、来年度には実行委員会を組織し、各種団体の協力をお願いしたいと考えております。
 4番目に、マメナシについてであります。
 マメナシは、ナシの原種ですが、絶滅危惧植物で全国的にも300本ぐらいしかない貴重な木と聞いております。大草、太良上池周辺の池の北岸に21本の群落があることが発見されて以来、保護に努めてまいりました。当初は、マメナシにつる草が絡みついている状態を毎年除草することで改善し、マメナシに覆いかぶさるように茂って日光を遮っていた樹木を伐採し、風通しをよくしたり、病虫害への対応などをしております。
 まだ文化財指定をしておりませんが、現在、市の文化財保護審議会で天然記念物に指定するかどうか検討を進めております。異論は出ておりませんので、年度内には正式に答申をいただき、指定できる見込みであります。
 県の指定については、県教育委員会が市町村指定されたものから県の指定を選ぶという方針をとっているため、正式に市の指定がなされた後、具体的な手続に入ることになります。県指定になれば、市の指定は自動的に解除されることになります。県教育委員会からは情報提供を求められており、県の文化財保護審議会でも高い関心を持っていると聞いております。
 マメナシ自生地の隣接地で工業団地造成が進んでおりますが、計画段階からマメナシの存在を考慮して、雨水等の地下浸透水を断ち切らないため、造成地内に暗渠管を設置するなど対策を講じ、マメナシの育成に影響が出ないように配慮しております。
 また、本市においてマメナシ自生地を含んで太良上池周辺で公園を整備する構想もありますので、マメナシに影響を与えない整備手法で、取り込んで整備するよう検討していきたいというふうに考えております。
 以上です。
◎建設部長(舟橋博)
 続きまして、大綱2点目の環境整備について、(1)の街路樹の剪定方法についてのお尋ねであります。
 街路樹は、車社会における大気の浄化、温暖化防止、騒音の軽減、また、夏の暑さを和らげ、生き物をはぐくみ、美観を創出し四季を感じさせ心を和ませてくれるなど大きな役割を持ち、都市景観整備に必要不可欠であると考えております。
 この街路樹の剪定につきましては、それぞれの樹木の種類や周辺の住宅環境などを考慮して年間の剪定時期を決めて管理をしておるところであります。
 冬の剪定は美しい紅葉を見せた上で落葉前に剪定するのが好ましいと考えますが、路線が多く、紅葉時期が毎年異なることから、落葉前に一斉に剪定することは困難な状況であります。よって、住宅が多い市街地につきましては、住宅等に御迷惑をかけないよう、やむを得ず落葉前に剪定することとしております。また、比較的住宅が少ない沿線の街路樹につきましては、こうした紅葉後に剪定を行うこととしております。しかしながら、近隣住宅に対しては落ち葉などで大変迷惑をおかけしているということも事実でありますので、大変苦慮しているところであります。今後につきましては、アダプトプログラムの活用等も考慮し、あるいは地域の盛り上がりを期待する中、地域住民の皆様方の御理解と御協力をいただきながら落ち葉対策に取り組んでいきたいと考えております。
 次に、5点目の小牧ヶ丘の風致公園整備及び八田川水系の緑道整備についてのお尋ねであります。
 太良上池・下池及び白兵池を含む周辺地域の自然な風景が池周辺の浅瀬に見られる湿性植物、また、飛来します鳥や昆虫などを観察できる施設や四季折々の自然を身近に親しめる散策道などを配置した風致公園を計画してまいりたいと考えております。
 また、計画策定に当たりましては、ワークショップを開催し、地域住民の皆様の意見を取り入れた公園計画を行います。
 平成20年度からこの現況平面測量の委託業務、21年度には基本構想作成業務、22年度には基本計画作成などを行い、鋭意整備を図ってまいりたいと考えております。
 また、八田川水系の緑道整備につきましては、風致公園整備と合わせて行うことが効果的であるとは思いますが、現在、合瀬川、大山川、あるいは入鹿用水路敷にて緑道整備を行っており、また、境川緑道整備事業にも着手したところであります。したがいまして、こうした4事業の進捗状況を見ながら、今後、逐次整備を進めていきたいと考えております。
 以上であります。
◎環境部長(伊藤十代司)
 大綱2点の環境整備についてのうち、初めに2点目のアダプトプログラムの充実について御答弁を申し上げます。
 アダプトプログラムにつきましては、環境美化に対する市民意識の高揚を図り、市と市民の協働による環境美化の推進を目的に、現在、自治会、老人会、事業所等の19団体、3個人の617名の方に定期的かつ継続的な清掃活動等の美化活動を行っていただいており、年々着実にその輪は広がっておるところであります。また、プログラムのほかに、こまきクリーンアップ事業を実施しており、多数の事業所等に参加していただいております。この2つの活動につきましては、車の両輪として、環境美化のみならず、ごみの散乱防止への啓発の効果を発揮していくものと考えております。
 なお、アダプトプログラムやこまきクリーンアップ事業に参加し環境美化に取り組んでいる団体等を顕彰し、その活動を支援しております。
 今後につきましては、市の広報やホームページを通して各制度の周知、啓発を図りながら、環境美化の推進に努めていきたいと考えております。
 次に、3点目の刈り草、剪定枝葉、落葉の処理の状況についてであります。
 まず、小牧市から排出される一般廃棄物の年間の総量でありますが、平成18年度実績で5万7,140トンであり、そのうち燃やすごみは4万1,110トンとなっております。
 次に、選定枝や刈り草等の処分につきましては、堆肥化するなどの自家処理をお願いし、家庭から排出されるものであれば、燃やすごみとしてごみ集積場に、また事業活動に伴い排出されるものであれば、再生利用を促進するために民間処理業者へ誘導しております。
 次に、4点目のバイオマスタウン構想についてであります。
 選定枝や刈り草等につきましては、今後も自家処理による堆肥化の啓発に努めるとともに、これらが小牧市においてバイオマス資源として持続的に利活用できるものかを検討させていただき、本年第3回定例会におきまして西尾議員の御質問に答弁させていただきましたように、先進地での取り組みや市、関係機関及び事業者等の連携のあり方などを調査しながら、市全体として望ましい進め方を研究していきたいと考えております。
 以上でございます。
◆19番(西尾貞臣)
 それぞれお答えいただきまして、ありがとうございました。順次、感想、質問をさせていただこうと思います。
 まず文化振興のほうですが、三ツ渕の正眼寺の誕生仏についてでありますが、ゴールデンウィークにということで、ぜひ小牧市の貴重な重要文化財ということでPRも含めて中身の濃いものにできればというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 1点。名古屋市博物館にも実はこの誕生仏のレプリカが展示されております。ですから、来年度の3月、4月の名古屋市博物館で行われる特別展では本物とあわせて見ることができるかと思いますが、私が、ことし1年、本物も、あるいはレプリカも見る中では、やっぱり本物は全然違うという実感を持ちました。御答弁いただいたように、なかなかふるさとへは帰ってこれない状況の中で、先ほども質問の中で申し上げましたけれども、郷土の歴史を小中学生が勉強したり、あるいは関心を持ってお寺さんを訪ねていくときに、現物は奈良にあるよということで現物に触れる機会がないわけでありますが、できれば名古屋市博物館がやっているようなレプリカを確保して、現物ではありません、実物ではありませんけれども、見れるような手だてができないものかというふうに思いますので、その辺についてお考えをお聞かせいただければありがたいので、よろしくお願いいたします。
 それから、西町の稲荷堂についてでありますが、文化財保護審議会で検討していただいているということで、御承知のように、管理が不十分ということで、あるいは大雨だとか台風でも傷んできているということで、せっかくの貴重な、建築的にも、あるいは文化財的にも、小牧にある誇れる建物だというふうに思いますので、ぜひこれも着々とといいますか、前向きに進めていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、信長サミットについてでありますが、堀の内地区の区画整理に伴い、4年間といえどもしっかりした城下町があったということが検証されたわけでありますけれども、この区画整理の一画に公園整備も含まれているかと思いますが、この中に城下町の情報といいますか、小牧山の整備のときにも、銅板だと思いますが、小牧山の情報がしっかり表象されているといいますか、そうなっておりますので、堀の内地区の公園の中にもぜひ、かつての城下町を検証するような碑であるとか、あるいは銅製の案内図、公図といいますか、そういうものであるとか、顕彰していただければいいなというふうに思いますので、このことについてお考えをお聞かせいただければと思いますので、よろしくお願いします。
 それから、マメナシにつきましては、今、天然記念物の指定を検討中であるということでお答えをいただきました。1点気になるところは、小牧市の指定と県の指定とどういう具体的な、ありていに言えば足かせが違うのか、あるいは支援の仕方が違うのか、その辺がわかればお聞かせいただければありがたいので、県の指定と市の指定とどう違ってくるのかということをお聞かせいただければありがたいですので、よろしくお願いいたします。
 それから、大綱2点、環境整備についてでありますが、建設部長と環境部長とそれぞれ分担してお答えいただいたわけでありますけれども、街路樹の剪定と風致地区公園計画については建設部長からお答えをいただいたわけでありますが、実は私は、このアダプトプログラムを活用あるいは深めていくことは非常に効果があるなというふうに認識しております。今の制度に限って言えば、アダプト制度をどう進めていくかというふうに思っておりますが、御答弁いただいたように、19団体、3個人、617名、以前はもっと少ない数だというふうに思っておりましたが、随分ふえてきて、御答弁いただいたように着々とこれが定着、浸透してきているなというふうに思っておりますので、これを活用するためには、街路樹のところでお答えいただいた中で、私の家の前にある街路樹は枝を切らなくていいよと、私のほうで落ち葉を清掃しますというふうな個別の細やかな確認をとっていきながら、やっぱり木にとっても私たちにとってもいい、あるいは処理する量が減るということも含めて、三方がいいことですので、そういう細やかなことを、例えばこのアダプト制度に登録されている皆さんと連携をするとかしながら、画一的でない、この通りは全部いつごろやるというふうではなくて、少しずつやっぱり、先ほどは地域の理解とかいう言い方がありましたけれども、地域の理解を得るためには、待っていてはだめだと思うんですね。ですから、ぜひ個別にといいますか、細やかにといいますか、そういう形で、小牧の街路樹は丸坊主ではないということに一歩でもいって、CO2の削減に向けて、あるいは景観の形成に向けて、あるいは一般廃棄物の縮減といいますか、減量に向けて進めていっていただきと思いますので、これはぜひ建設部と環境部と連携をさらに進めていただいてお願いできればと思いますので、これは要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 最後でありますけれども、アダプトプログラムについてはそういうことですが、4番目のバイオマスタウン構想についてですが、実は先週、NHKラジオで、名古屋市が来年度に向けてバイオマスタウン構想を稼働させるといいますか、策定したところであるというふうなニュースを聞きましたので、名古屋市のホームページを見ておる中で、まだホームページには載っていないんですけれども、聞くところによりますと、全国で104ですか、この構想を進めている自治体あるいは広域連合があるという中で、名古屋市も藤前干潟を契機に環境都市というふうに大きくシフトして、今、大きな都市では名古屋市がかなり先端を行っているというふうな評価もされているところでありますので、同じ愛知県にある自治体として小牧市も、西の尾張平野から東の丘陵に至る地形がさまざまに変化する豊かな地形を持っている市としても、環境あるいは緑や水についての施策を、行政だけではなくて、さまざまな連携の中で進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、ちょっと戻りますが、アダプトプログラムのところで、クリーンアップ事業についてでありますが、アダプトプログラムについては、アダプトを受けた側が自主的に汚れていれば清掃するし、ごみが落ちていれば拾う。ですから1年を通して小まめに対象エリアがきれいになるという状況かと思うんですが、クリーンアップにつきましては、恐らくですが、私はちょっと正確に承知しておりませんのでお教えいただきたいのでありますが、春とか秋とか年に2回ぐらいでどのエリアをやるというようなことで、ある意味、啓蒙活動的な意味合いが強くて、実は小牧の道路、河川には、企業の皆さんが面している長さですとか面積ですとかというふうに換算しますと、随分大きなウエートを占めていると思います。ですから、これもアダプト制度的な日常の中でこういうクリーンアップ、きれいにしていくということが連携をとれればと思って、商工会議所さん、あるいは法人会さんの連携をさらに進めていただいて、小牧が美しい都市景観になるようにと願って質問させていただきましたので、このクリーンアップの中身についてお教えいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 さて、最後の5番目、小牧ヶ丘、大草地区の風致公園についてでありますが、来年度、現地測量で現況把握、21年度に構想、22年度に計画ということで、着々と進めていただけるということをお聞きしまして、ぜひよろしくお願いしますということで終わりたいと思ったんですが、実は工業団地が来年4月から一部、公売にかけるといいますか、そういう状況になってきて、工業団地と合わせておしりのほうがそろってくれればいいなというような思いですとか、あるいは第5次から第6次への総合計画につながっていけば、歩調を合わせていければいいなというふうに思いますので、1カ所、かなり広いエリアですので、1年ですべてがということではなくて、何年にもわたって整備されていくであろうというふうに思いますので、優先順位を設けながら、工業団地と隣接する、あるいはマメナシが自生する部分については優先してというふうなことも思いますので、これは要望として、御配慮いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、八田川の緑道整備につきましては、例えば合瀬川等の小牧市内のもう実際やっている河川があるということで、八田川はその後ですよというようなお答えだったと思いますが、実は東部地区では、緑の会という、これも前回、前々回あたりに実はこういうことがということでお話しさせていただいたかと思いますが、19年度、今年度から、大山、野口、林地区と大草地区で市民団体が緑の会という会を立ち上げて、農水省、それから県、それから市も助成いただいて、それをもとに、住んでいる地域を、緑、水をよくしていこうという活動が進んでいるわけですけれども、例えばこういう中に、苗木を行政のほうから提供いただけるとか、連携の仕方はいろいろあると思いますので、すべてが行政というふうに思わないで、地域でできているいろんな受け皿的団体と連携をどう進めていくかだというふうに思いますので、ぜひ現状把握と、お互いの考えをすり合わせる同じテーブルを用意するとか、あるいは意見交換をするとか、あるいは、私は前から申し上げてますけれども、子供たちの環境体験、自然体験、環境教育にもつなげていければというふうに思いますが、思いはどんどん広がっていきますが、そういう形も、単にほかの河川の整備の優先順位の次ですよということではなくて、いろんな形での御支援というか、整備の歩みを進めていただければと思いますので、これも要望とさせていただきますけれども、よろしくお願いいたします。
 以上、何点か再質問となりましたけれども、御答弁のほどよろしくお願いいたします。
◎教育長(副島孝)
 それでは、まず正眼寺の誕生仏のレプリカの作成の件であります。市内では唯一の国指定の重文ですので、レプリカという形ででも、いつでも見られるような形にしたいというのは私どもも考えていることです。ただ、レプリカを作成するのは、なかなか機会もなかったわけですが、今回そういうことで里帰りということもありますので、実現できる方向で検討していきたいというふうに思っております。
 それから、信長サミットに関連して、今発掘している城下町のところの公園にそういう説明のものをということでした。実はここに限らず、発掘をやっているところでは、いつもこういう話を聞くんですね。最後は埋め戻したり、ほかの道路になったりとか、そういう形になりますので、全体としてまとまった史跡的なものには、できればそういうものを整備していくことが望ましいと考えております。ただ、城下町につきましては、史跡公園の中にもありますし、それから歴史館でもありますから、どういう形がいいかというのは、あそこに詳しくありますよという形になるかもしれませんが、一度検討させていただきたいというふうに思います。
 それから、マメナシについて、県の指定と市の指定でどんな違いがあるかというのは、私どもも余り詳しくは知らないわけですが、よしんば県の指定になったからといって、市の責任はないとか、そんなことは全然思っておりませんので、特にこういう絶滅危惧種ですので、これを大事に守っていくということは市の責務でもあるというふうに考えております。
 以上です。
◎環境部長(伊藤十代司)
 ただいまのクリーンアップ事業の内容についてのお尋ねでございますけれども、地域活動としてそれぞれ清掃等いろいろ御尽力をいただいているわけでありますけれども、それぞれの団体の自主的な活動として不定期に活動していただいているということでありますけれども、19年度につきまして、予定も含めますと、196団体、約4万1,000人の参加をいただいた活動となっているわけでございます。区とか子ども会、NPOの団体、あるいは中学校の団体等について活動していただいているということでありますけれども、この中には大企業をはじめ53団体、企業では53の団体が自主的に活動していただいていると、こんなような状況でございます。
 以上でございます。
◆19番(西尾貞臣)
 それぞれ丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。
 文化と環境、それぞれ相違はあるというふうに思いますけれども、実はいろんなところで密接につながっているという認識も持てればというふうに思っておりますので、ぜひ、行政と市民、あるいは団体、あるいは行政の中のお互いの部署の連携ということも含めて、これから小牧のまちづくりに向けて御尽力いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(小林一)
 次に、玉井 宰議員。
  (玉井 宰議員 登壇)(拍手)
◆12番(玉井宰)
 改めまして、こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、以下の大綱3点について質問させていただきます。1、桃花台に関する諸問題について、2、桃花台新交通本社敷地インフラの利活用について、3、工業団地開発計画について、順次お尋ねをいたしますので、明確にお答えをお願いします。
 その前に一言だけ。今や格差の時代と言われて久しいのですが、都市と地方、国と地方公共団体の格差、また、その地方都市の中でも著しい格差ができつつあるように思われます。多様化しつつある市民ニーズに対応するためにも、健全なる財政運営と迅速なる行政の対応は不可欠であります。先回の選挙を通じて地域住民の方々よりさまざまな御意見をちょうだいいたしました。私自身、会社勤めで地域のことに関する意識が希薄だったことは否めませんが、地域住民より負託された課題を微力ながら、よりよい小牧、魅力ある小牧にするためにも、精いっぱい努力する所存でございます。議員各位はもとより、市の役職員の方々におかれましては、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
 それでは、大綱1、桃花台に関する諸問題についてお伺いします。
 (1)城山地区地盤沈下の経緯と現状について。
 平成9年、小牧市城山五丁目(通称Cタウン)の一画の住宅から不具合発生により苦情の結果、販売主の独立行政法人都市再生機構(以後UR都市機構と言います)により平成14年のボーリング調査を経て、平成16年2区画の宅地の買い取りを実施いたしました。その後、平成17年秋、18年2月に当該地区の周辺の住宅地でのボーリング調査の結果、昨年4月16日の住民説明会で数十軒の地下に軟弱地層があることが判明しました。8月に入り、地元区長・住民有志の要望により、8月23日、小牧市も調査を開始いたしました。8月30日、UR都市機構が開発造成側の愛知県に対して損害賠償の提訴を行いました。この責任問題につきましては、なお係争中でありますが、本年6月に「桃花台城山地区の地盤沈下に係る税の減免について」の土地・建物の税負担の軽減について基本的な方針が示されました。家屋の傾斜に応じて1割減免から8割減免(5段階)までの適用と平成15年度までさかのぼっての適用であります。さらに、10月28日、UR都市機構によるタウン城山の住民向け住民説明会を実施し、6月24日の説明会での廃棄物の責任問題に答える形となり、UR都市機構の基本的対応、方針について説明がなされました。
 さらに、11月3日の新聞報道によりますと、10月12日、当該地区の住民による愛知県とUR都市機構を相手取り、地盤沈下、有害物質の問題に絡み損害賠償の訴えを名古屋地裁に起こしました。このように、開発側・愛知県と販売窓口側のUR都市機構との係争、それに住民と前者2団体(県とUR)に対する係争と、司法の場での責任追及となっております。
 しかしながら、一番大事なことは、起こっている事実は小牧市の中にあります。先ほど述べました小牧市のでき得ることは、土地・建物にかかわる税負担の軽減措置は有効な手段だと言えます。果たしてそれだけでよいのかどうか、住民の納得のいく小牧市独自の地盤沈下の調査の実施、県やURに対する徹底した補償対策の追及を引き続き要望します。
 いたずらに風評被害をあおることは断じて避けなければなりませんが、この問題は一城山地区の問題ではなく、桃花台住民の大いなる関心事でもあります。安心して住めることの環境を確保するのは小牧市の使命だと考えます。係争中の事案については、恐らく相当の時間が要するものと思われますが、小牧市ができ得る対策の実行についてお尋ねします。
 次に、(2)城山地区地盤沈下に関する今後の具体的な対応についてお伺いします。
 以上のような推移を踏まえて、小牧市の窓口対応は、建設部都市整備課、環境部環境保全課、それに税の軽減措置の対応については総務部資産税課がそれぞれ当たっております。先ほどから述べてきてますように、地盤沈下の問題は住環境にとって中心的な課題であります。今回の城山地区での地盤沈下、有害物による土壌汚染について、それぞれの部単位での取り組みも重要なことですが、窓口の一本化を図る意味で、問題解決に向けて横断的な特別チームをつくり、機能的かつ迅速に対応すべきだと思います。お考えをお尋ねします。
 さらに、具体的な対応として、先ほどから述べている税の軽減措置の経緯や今後の地域の範囲の予定を聞かせていただきたいと思います。そして、愛知県が11月に実施した水質検査の現状と今後の予定をお聞かせいただきたいと思います。
 (3)桃花台地区の現状と取り組みについて。
 現在、小牧市の人口、世帯数は、15万3,250人、6万524世帯(平成19年12月1日現在)となっており、近年増加傾向にあります。ところが、桃花台ニュータウンの人口、世帯数の動向については、平成16年11月2万8,062人をピークに、現在2万7,097人とわずかながら減少傾向であります。同様に固定資産税の基礎となる固定資産税路線価格も、城山五丁目地内の平成17年度路線価格平米単価当たり6万3,700円から平成19年度の同価格は平米単価5万8,000円と5,700円の減少となっており、具体的な実勢価格や地価調査資料は持ち合わせておりませんが、実質的な資産価値の減少が続いております。昨年、平成18年10月よりの桃花台新交通ピーチライナー廃線や城山地区での地盤沈下、有害物質の存在が大きく影響を及ぼしていることは否めない事実であります。ここ半年の新聞の折り込みやチラシに桃花台地区のオープンハウスや不動産の売り情報が目立つようになってきております。
 環境都市宣言をしている小牧市であります。また、小牧市総合計画の実施計画(19年度〜21年度)の第2章「快適で安らぎのあるまちづくり」(生活環境の整備)の第3項目目に「環境対策」とあり、計画体系の5番目「地盤沈下対策の強化」と列記されております。これらの問題に対して、小牧市の取り組む姿勢を桃花台住民は注目しております。もちろん、行政に対する要望だけでなく、住民みずからが地域の魅力を引き出す努力、子供や孫が住み着くような地域力が問われていることは言うまでもありません。今こそ小牧市の桃花台地区に対する取り組みが問われております。
 そこで、選挙中の住民の声としまして、1点ほど具体的な要望があります。健康で長生きすることはだれしも理想とするところですが、高齢化対策、また、予防的な意味でのフィットネス施設を桃花台地区内に設置してほしいということです。
 以上、桃花台地区の諸問題に関する取り組みをお聞かせください。
 次に、大綱2についてお尋ねします。桃花台新交通本社敷地・インフラの利活用について。
 まず訂正なんですけども、初めに発言通告書に利活用検討委員会とありますけども、これを利活用懇談会に訂正をお願いします。
 まず1番目、利活用懇談会の情報公開と今後のタイムスケジュールについてお尋ねします。
 昨年、平成18年9月末をもって地域交通を担ってきた新交通桃花台線が営業廃止となりました。その後の桃花台線インフラに関して、桃花台住民はもとより、沿線住民の関心が高まっていることを今回の選挙を通じて実感いたしました。住民の注目するのは、貴重なインフラ構造物を何とか復活を含めて、地域活性化の寄与する形での活用がないものか、また、公共交通システムの一環としての必要性と発展性はないものかどうかについてであります。
 インフラの利活用について、愛知県建設部都市整備課による桃花台線インフラ利活用懇談会が昨年平成18年12月22日と本年平成19年3月22日、2回ほど開催されております。その要旨は、事業形態としては官が設置して民間が運営するという公設民営方式が考えられるとし、公共交通に対してニーズを掘り起こすべき調査を実施すべきではないかという意見がありました。まだ明確な方向性を打ち出すには、清算手続中ということもあり、時間がかかることは理解できます。民営の事業者にとっても、コストや採算性の問題やニーズの需要予測の議論が残されております。
 そこで行政にお願いしたいのは、桃花台線インフラ利活用懇談会の開催日程や懇談会内容をわかりやすく公表して、住民に今後の推移を周知するような対策を講じてほしいということです。特に平成19年度に入って4月以降一度も開催されていないし、具体的な部会や分科会が開かれているかどうかも含めてタイムスケジュールを教えていただければと思います。また、さらに議論を深める意味において、住民参加型の意見収集やアイデアを募るという方法も講じていただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。
 次に、2番目、駅舎を含むインフラの耐震性・防犯上の対応について。
 次に、駅舎を含めてインフラの今後の対応について質問させてもらいます。桃花台新交通株式会社の特別清算の法的整理が進んでいる過程ではありますが、本社に隣接する350台の駐車場の確保と駅舎の耐震性・防犯上の問題について、住民からよく聞かれる質問であります。債務超過に陥っている会社だから民間側に土地が渡ると駐車場が確保できなくなるとか、大地震や災害時にピーチライナーの施設は大丈夫かと不安がっている方がおります。先ほど述べましたように、まだ法的な手続が終わっていない状況で、結論を急がせるわけではありませんが、住民の不安を払拭する形で公表できる情報を周知してほしいということです。この点に小牧市のできる対応をお聞かせください。
 大綱3、工業団地開発について。
 (1)大草地内工業団地開発計画に隣接する城山四丁目住民への配慮について。
 さる11月28日に、かねてより計画されていた民間主導の大草地内の工業団地開発が許可されました。確かに雨水処理や農業用水池に関して、地元大草地区、高根地区や春日井市に対する計画変更や配慮はなされているようであります。
 それに対しまして、同工業団地の造成・開発について、隣接する城山四丁目宅地住民へのきめ細やかな説明及び配慮であります。開発計画側からの住民ないしは隣接する住民への説明が十分になされたかという点が1つであります。地元大草・高根地区にはそれぞれ説明会を開催されたと聞いておりますが、城山地区への説明会開催の情報が周知徹底されなかったり、地元区長を巻き込んでの情報伝達が不完全であったように思われます。ただでさえピーチライナーの廃止や地盤沈下の問題で桃花台地区は暗くなりかけているところへ、隣接地区に20ヘクタール(6万坪)もの工業団地ができるということを知り、不意打ちを食らったような感情を持つわけであります。
 10月28日の城山会館における工業団地開発側による説明会に参加させてもらいましたが、さまざまな工業団地開発に絡む疑問点や今後の課題、懸念が残されました。特に住環境への影響、すなわち公害、騒音、振動、におい、交通渋滞など、隣接住民に納得いくような回答もしくは説明を丁寧にしてもらえるよう開発側を厳しく指導していただきたいと思いますが、いかがでしょう。今後は、窓口を通じて問題解決に向けての協議する場を確保するとともに、住民の立場に立っての施策を開発業者側にされるようこれからも指導していただきたいと思います。お考えをお聞かせください。
 最後に、民間の工業団地開発計画に対する取り組みと今後の課題について。
 今述べましたように、民間の工業団地開発ではありますが、小牧市としても厳しい環境基準のもと、監視をしてもらえるよう改めまして要望いたします。特に隣接する住民への影響について、生活環境への配慮、先ほど申しましたとおり、騒音、振動、におい、交通安全の面からも、きめ細やかな対応に取り組んでもらうよう要望します。この点についての小牧市の対応、取り組みをお聞かせください。
 どうも御清聴ありがとうございました。(拍手)
◎建設部長(舟橋博)
 それでは、大綱1点目、桃花台に関する諸問題について、市長答弁となっておりますが、私から答弁をさせていただきます。
 1点目の城山地区地盤沈下の経緯と現状についてのお尋ねであります。
 この地盤沈下問題につきましては、基本的に分譲者でありますUR都市再生機構及び造成者であります愛知県が解決する問題であると考えております。両者が係争中であり、関係住民の不安はさらに深まっていることは承知をいたしているところであります。したがいまして、去る6月1日には副市長がUR都市再生機構及び県に出向きまして、住民不安を真摯に受けとめ、早急に対応するよう強く要請を行ったところであります。
 御指摘の市独自の地盤調査の実施につきましては、愛知県が専門業者等に委託し適切に調査・分析を行ったものであり、引き続き地下水調査を実施いたしておるところであります。したがって、市独自の調査は考えておりません。
 今後、UR都市再生機構が愛知県を訴えた裁判や、住民が愛知県とUR都市再生機構を訴えた裁判の行方を注視していくとともに、UR都市再生機構及び県に対しては、引き続き関係住民に対する誠意ある対応と情報の提供について強く要請を行っていきたいと考えております。
 次に、2点目の城山地区地盤沈下に関する今後の具体的な対応について、特別チームを組織できないか、また、固定資産税の軽減に至った経緯及び今後の見通し、水質検査の現状と今後の予定についてのお尋ねであります。
 窓口の一本化を図るために特別チームを組織できないかとの御指摘でありますが、現在においても関係部署と緊密な連携をとってこの問題に対処しているところであります。したがって、特別なチームを組織する予定は現在ございません。
 次に、固定資産税の軽減に至った経緯及び今後の見通しについてであります。
 都市再生機構及び愛知県による各種の調査結果をもとに、固定資産税を軽減すべき範囲を特定し、8月から48世帯を対象に減免手続を実施したところであります。
 また、都市再生機構が現在行っている家屋の再調査により今後新たな被害が明らかになった場合は、今回と同様に減免を行います。
 なお、平成20年度以降につきましては、都市再生機構及び愛知県の対応を見て、減免あるいは評価の補正等の手法を検討してまいりたいと考えております。
 次に、桃花台城山地区及び小学校の3地区について愛知県が行った地下水の調査結果が去る11月29日に公表されました。その内容は、すべて地下水環境基準に適合していたという結果でございます。
 なお、地下水調査につきましては、当初の1年目は4回以上定期的に測定し、その後は年1回、11年目以降は2年に1回行うこととしており、引き続き来年2月に2回目の地下水調査を行う予定と伺っております。
 続きまして、大綱3点目の工業団地開発計画について、市長答弁となっておりますが、私から答弁を申し上げます。1点目の大草地内工業団地開発計画区域に隣接する城山四丁目住民への配慮について、2点目、民間の工業団地開発計画に対する取り組みと今後の課題について、一括答弁とさせていただきます。
 大草地内の民間工業団地開発計画の地域住民への説明会につきましては、本年1月21日に城山地区を含めた地域の方を対象に大草会館にて開催され、その後、9月18日に開発区域に予定されておる地区計画の説明会が同じく大草会館で開催されました。10月28日には城山会館で事業説明会がそれぞれ開催されたところであります。
 民間による工業団地の開発のため、開発事業者には宅地開発指導要綱に基づき、関係者の理解が得られるよう強く指導してきたところであります。開発事業内容などの説明が十分ではなかったことにより城山四丁目の住民の方に不安をもたらしたものと考えられます。
 したがいまして、開発事業者に対して、開発事業に関する協議の窓口を確立し、関係地元地区には誠意を持って継続的に事業説明を協議すること、また、環境問題に関する協定を締結することなどにより、住民の不安を払拭するよう今後とも指導をしていきたいと考えております。
 また、今後も引き続き民間事業者による大規模開発の際には、事業者に対し、近隣住民の理解を得られるよう住民説明会の開催や個別法で定める基準の遵守を強く指導してまいりたいと考えております。
 以上で答弁とさせていただきます。
◎教育部長(江口光広)
 桃花台地内の現状と取り組みについての中で、フィットネス施設につきまして、市長答弁となっておりますが、私から答弁させていただきます。
 健康で長生きすることはだれしもが理想とすることでありまして、健康の維持・増進、予防的な意味からも、フィットネスを含むスポーツ全体の担う役割は重要であるというふうに考えております。
 そうしたことから、現在、市内の公共施設では、パークアリーナ小牧とまなび創造館にフィットネス施設を設け、多くの市民の方々に御利用いただいております。そのほか、県営フレッシュパークの中にもスポーツ器具が設置されましたフィットネス施設がございます。
 また、民間におきましても、桃花台地内の商業施設内や味岡地区のスポーツクラブ、小牧地区の2つのホテルの中、合計で4施設が営業されております。
 このような現状を考慮いたしますと、桃花台地区内には既に民間の施設がありまして、競合することも考えられますので、公共のフィットネス施設を設置することにつきましては、現段階では考えておりません。
 以上であります。
◎企画部長(村上秀斎)
 大綱2の桃花台新交通本社敷地・インフラの利活用につきましては、市長答弁となっておりますが、私から答弁させていただきます。
 1点目の桃花台線インフラ利活用懇談会でありますが、昨年12月と本年3月の計2回開催され、その会議内容等につきましては愛知県のホームページで公開されているところであります。
 議員御指摘のとおり、懇談会につきましては、今年度に入りまして一度も開催されておらず、現在のところ今後の開催予定につきましても聞いておりません。
 桃花台線のインフラ利活用につきましては、その所有者であります愛知県が主体となって検討を行っていますので、御要望にありました懇談会の開催予定、検討状況がわかるスケジュール、会議内容の住民の皆さんへの周知、住民参加型の検討手法の構築などにつきましては、愛知県へその旨お伝えさせていただきます。
 次に、駅舎を含むインフラの耐震性についてのお尋ねであります。
 この件につきましては、平成17年第4回定例会の折に楠議員にお答えいたしましたとおり、インフラにつきましては、昭和55年に定められた基準に基づき建設されており、震度5強程度に耐えられる基準であったと言われております。これは、平成7年の阪神・淡路大震災においても、この基準を満たした建築物については被害程度が軽かったと当時の建設省からの報告にも載っております。
 次に、防犯上の対策についてでありますが、現在、管理者であります愛知県が月2回、施錠状態の確認などを行っています。御要望であります公表できる情報の住民への周知につきましては愛知県にお伝えするとともに、引き続きインフラの適正な管理に努めるよう要望いたしてまいります。
 また、駐車場の件でありますが、この確保につきましては、愛知県、桃花台新交通株式会社に既に要望しておるところでありますが、引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。
 以上です。
◆12番(玉井宰)
 大変丁寧なお答え、ありがとうございました。それでは、一、二再質問をさせていただきます。
 まず、大綱1の城山地区の地盤沈下についてでありますが、この問題は愛知県とURの法的責任だけの推移を見守るだけでなくて、先ほどから何回も言ってますように、小牧市で起こっている問題でもあります。あくまでも住民の立場に立って小牧市ができることを講じてほしいと思います。減免措置も一つですけども。住民を真ん中に置いて、県とURと小牧市が、当事者意識を持って、住民の立場に立って対策を講じていただきたいと思います。本当によろしくお願いします。ただ単なる環境問題だけじゃなくて、資産価値減少という両面により桃花台地区の住民たちは、口には出さないですけども、かなりのプレッシャーを感じております。どうか小牧市の果たすべき役割を検討していただきたいと思いますので、起こっていることをただ対岸から見ているんではなくて、小牧市の中で起こっていることでありますので、十分にその配慮とともに要望をお願いします。
 それと、地下水の問題に対しても、これは各公共施設、特に小中学校のグラウンド等々の大人だけじゃなくて子供たちが活動する場所についての配慮といいますか、基準をクリアした、それでいいというんじゃなくて、やはりお墨つきをもらうというか、そういう形での対応をよろしくお願いしたいと思っております。
 大綱2につきましては、先ほど企画部長から御丁寧なお答えをいただきましたので、引き続きよろしくお願いします。
 それから、第3番目の民間工業団地の開発について、一応許可基準をクリアしたからといって、何をやってもいいというんじゃなくて、何回も言ってますように、やはり環境に配慮した開発計画に心がけてもらうように切にお願いします。そして厳しい指導をお願いしたいと思います。
 特に、計画の中で緑化地帯を25%設けるというようなことがうたってあるんですけども、やはり実際植林した木が生えてくるまでに相当の時間が要するものと思われますので、多分風景が一変するような形になると思いますので、くれぐれも自然や緑に対する配慮といいますか、そういった他の工業団地の模範になるような、バランスある工業団地となるように要望します。
 先ほどから御指摘されております窓口を確保するだとか協定を結ぶとか具体的なお答えをいただきましたが、さらにこの点について厳しい要望をしますので、どうかよろしくお願いします。
 これで再質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(小林一)
 次に、舟橋秀和議員。
  (舟橋秀和議員 登壇)(拍手)
◆6番(舟橋秀和)
 議長のお許しをいただきました。一般質問をさせていただきます。大綱3点であります。
 まずその前に、私もこのたびの市議会議員の選挙におきまして市民の皆様方の御支援をいただき当選をさせていただきました。皆様方の御期待におこたえできるよう精いっぱい努めます。また、何分初めての議会ですので、不備な点も多々あろうかと思いますが、御答弁よろしくお願い申し上げます。
 それでは、一般質問に入らせていただきます。
 大綱1、住宅耐震診断についてであります。
 1、民間木造住宅耐震診断についてお尋ねします。
 今、世界で起きている地震の約20%以上がこの日本で起きていると言われております。御存じのように、阪神・淡路大震災から13年目を迎え、今どこで地震が起きても不思議ではありません。このような大地震の対応に、建物については現在、国、県、市町村を挙げて6年前より耐震診断を実施し、必要であればその補強工事をも進めています。その中で、特に私たちの身近な住宅については、地元の建築士の協力を得て耐震診断を現在、民間木造住宅耐震診断と称し取り組んでいただいております。
 そこで、お尋ねいたします。
 1点目として、民間木造住宅耐震診断の事業が始められてから現在までの過去6年間の実績で、何件診断を受けられ、そのうち何件改修工事がされたか、また、耐震診断事業発足時、予定されていた数をあわせてお伺いします。
 2点目として、診断及び改修件数が余り伸びていないと聞いておりますが、その理由と、それに対し何らかの手だてをされているのかお尋ねいたします。
 3点目として、木造以外の構造の住宅について、耐震診断はその対象外となっていますが、国、県の動向を踏まえ、小牧市は木造以外の住宅に対してどのような計画を考えているのかお尋ねします。
 大綱2、雨水貯留施設と避難場所についてであります。
 一時避難場所と雨水の貯留施設との関係についてお尋ねします。
 平成12年9月に東海地方を襲った集中豪雨により、一部の地域では都市機能が破壊されました。それにより新川上流域の一画であります小牧市においても、その対策といたしまして、集中豪雨のとき河川に急激に雨水が流れ込まないよう、さまざまな対策を現在行っています。
 1点目として、現在、公共の場所を利用し大規模な雨水の貯留施設工事を進めておりますが、その中で小牧西中学校グラウンドの雨水貯留施設について質問させていただきます。
 この小牧西中学校グラウンドは、貯留施設でも表面貯留施設となっています。この表面貯留施設とは、機能した場合、グラウンド全体が浅いプール状態になると理解しております。さきに述べましたように、ここも一時避難場所ともなっています。仮に地震等の災害などで避難された方々が集まっているときに不幸にも長雨もしくは集中豪雨が重なった場合、この小牧西中学校に関して、雨水貯留施設と避難場所としてのそれぞれの機能が維持できるものなのかお尋ねいたします。
 2点目として、そして、日ごろより各課連携し、貯留施設の新設には一時避難場所の機能を失わない工法をもって計画されていると思いますが、地域防災計画に指定された避難場所の今後の貯留施設の整備計画をお伺いいたします。
 大綱3、防災公園について。
 防災公園の配置計画についてお尋ねします。
 現在、小牧市においては、地震災害に対して、地域防災計画で学校や公共施設など40カ所の避難場所及び避難所が定められていますが、御存じのように、さきの新潟県中越地震でも見られるように、被害の程度によっては、仮設住宅が建設されるまで避難所での避難生活を覚悟しなければならない状態も考えられます。そして、そのような中、大地震時に周辺地域から避難者を収容し、地震後に発生する市街地火災から避難者を保護する5カ所の広域避難場所を指定しております。
 しかし、5カ所の広域避難場所すべてが市役所から東部地区に偏っていて、西部地区にはほとんど現在ありません。万が一、市内全域の被害が多大で東部の広域避難場所が機能できない状態に陥ったとき、このような偏った体制で緊急時に対応できるでしょうか。今後、西部地区においても、東部地区にあるような地域住民に対して広域避難場所として利用可能な公園等を含めた公共施設の計画はあるのかお尋ねします。計画があれば、多機能に利用できる防災公園としての計画をしていただき、計画がなければ、ぜひ西部地区にも建設計画をしていただきたいと思います。
 以上、第1回の私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
◎建設部長(舟橋博)
 それでは、大綱1点目の住宅耐震診断についてのお尋ねについて、お答えをさせていただきます。
 初めの過去6年間の実績報告及び発足当初の予定数についてのお尋ねでございますが、後ほど担当次長のほうから答弁をさせていただきます。
 2点目の今後の耐震診断の啓発活動についてのお尋ねでございます。
 耐震診断や耐震改修につきましては、発足当初の予定数に対し実績が伸びていない状況にあります。こうした傾向は近隣市町も同様な傾向にございます。
 その理由といたしましては、昭和56年以前の木造住宅はもともと古い基準で設計がされており、診断すれば高い率で安全性が保たれていないと判定されることや、地震に対する不安があるものの、この診断に結びつかないことが考えられます。次に、耐震改修にかかる工事費が平成18年度の平均で120万円程度と高額であり、60万円の助成を除いても自己負担が大きいことが伸びない理由の一つと考えられております。
 しかしながら、今後予想されます東海・東南海地震に備えるため、広報こまきや市のホームページに掲載するとともに、自主防災会及び婦人消防クラブ連絡協議会を通じて意識の高揚を図り、また、防災訓練、市民まつり、防災フェア等各種イベントを通じましてPR活動を行っていきたいと考えております。また、診断をされた方に改修工事を促すダイレクトメールによりまして、今後とも積極的に啓発を行い耐震化の促進をしてまいりたいと考えております。
 次に、3点目の木造以外の構造の建物の住宅耐震診断についてであります。
 現在行われております木造住宅耐震診断事業は、阪神・淡路大震災の教訓から、県下各市町村で行われているものであり、その後発生した地震被害でも古い木造住宅の耐震化が重要とされております。このため、今後も木造住宅の耐震化を進めることが緊急かつ最重要との認識に立ち、当面は耐震診断の発足当初の目標に達するよう引き続き木造住宅の耐震化を優先的に進めてまいりたいと考えております。
 御質問の木造以外の構造の住宅耐震診断でありますが、愛知県の建築物耐震改修促進計画の住宅の耐震性の推計によりましても、木造以外の住宅は木造住宅に比べ耐震性が高いとの結果があり、今後、県内の他市の状況を見ながらその必要性を判断してまいりたいと考えております。
 次に、大綱2点目の雨水貯留施設と避難場所について、(1)の小牧西中における避難場所と貯留施設の関係についてであります。
 東海豪雨を機に、平成17年度に小牧中学校グラウンドの周囲に平均25センチ程度のコンクリート壁を設置し、表面貯留による雨水貯留対策を実施したところであります。ここでの貯留方法は、グラウンド等に降った雨を下流域に大きな負担を与えないよう一時貯留して徐々に排水する方法をとっております。
 御質問のような事態となった場合につきましては、校内に3カ所設置してあります集水ますに予備の排水管が設けてあることから、非常時にはこの排水管のキャップを操作して早々に排水できるよう措置がしてございます。したがって、避難場所が運動場であっても、その避難所としての機能は損なわれることはないと考えております。
 続いて、2点目の地域防災計画に指定された避難場所の貯留施設整備計画についてであります。
 現在、市内の地震時における避難場所は、小中学校などで40カ所指定がされております。そのうち、雨水貯留施設が既に設置されているのは、小牧西中学校をはじめとする11カ所で実施がしてございます。その内訳として、地下貯留7カ所、表面貯留は4カ所であります。今後とも小牧市洪水ハザードマップ等を参考にし、浸水が想定される地区の避難所として指定してある学校グラウンド及び公共施設等へも計画的にこうした貯留施設の整備を進めてまいります。
 なお、今後の設置予定個所につきましては、小牧市民会館駐車場、小牧原小学校などに貯留施設を計画いたしております。
 次に、大綱3点目、防災公園について、西部地区への防災公園配置計画についてのお尋ねでありますが、担当次長から答弁をさせていただきます。
 以上であります。
◎建設部次長(山田宗功)
 それでは、大綱1、住宅耐震診断について、(1)過去6年間の実績報告及び発足当初の予定数についての御質問でございます。部長答弁となっておりますが、私から答弁させていただきます。
 御質問の耐震診断につきましては、平成14年度から実施しており、平成14年度は当初であることから50棟と少なく、平成17年度は新潟県中越地震等の影響で530棟と急増しました。しかし、近年は、たび重なる地震災害が発生したにもかかわらず、その後の診断件数は伸び悩んでおり、今日までの診断実績の合計は1,380棟となっております。
 一方、改修につきましては、平成15年度から実施しており、平成15年度の9棟から平成18年度36棟へ増加傾向にありましたが、今年度は11月末で4棟と減少しており、改修実績の合計は87棟にとどまっています。
 また、発足当初の予定数のお尋ねですが、愛知県の想定した棟数をもとに、耐震診断については2,200棟、耐震改修につきましては110棟と見込んでおります。
 以上です。
◎建設部次長(樋口民雄)
 それでは、大綱3の西部地区への防災公園の配置計画についての御質問につきましては、部長答弁となっておりますが、私から答弁させていただきます。
 公園は市民に憩いの場を提供するとともに、風水害・地震等災害時の一時避難場所としての機能も備え、御質問の広域避難場所の指定を受けるためには、必要敷地面積はおおむね10ヘクタール以上が必要であります。したがいまして、広域避難場所を目的とした公園整備計画は持っておりません。
 しかしながら、北西部地区における公園整備の必要性は十分認識しており、先ほど稲山議員にもお答えさせていただきましたように、平成20年度北西部地区公園整備検討業務を行い、北西部地区の拠点となる公園の整備を検討してまいります。
 以上であります。
◆6番(舟橋秀和)
 それぞれの私の質問に対しまして御答弁をいただきました。本当にありがとうございます。
 これからの要望といたしまして、東海、東南海、南海等大地震が予測される中、この事業が今後も継続し、市民の安全を確保するため住宅の耐震化が進むよう努力されますことを望みます。
 また、先ほどおっしゃった北西部地区におきましても、さらなる環境の整備をしていただきまして、地域住民の方に幅広く多機能的な公園等をよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(小林一)
 次に、伊藤 茂議員。
  (伊藤 茂議員 登壇)(拍手)
◆14番(伊藤茂)
 議長のお許しをいただきましたので、私はさきに通告いたしました大綱1点、事業計画進捗状況についてを質問させていただきます。
 質問に入る前に一言ごあいさつを申し上げます。
 さきに行われました市議会議員選挙に市民各位の御支援を賜りまして、この壇上に立たせていただいたこと、この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。また、先輩議員の皆様には、今後ともよろしく御指導賜りますよう心よりお願い申し上げます。なお、中野市長さんをはじめ理事者各位と職員の皆さんには、昼夜を問わず小牧市発展のため御尽力をいただいていること、心より感謝申し上げます。
 私は、昭和35年4月に小牧市役所に採用され、平成14年3月まで42年間、職員として小牧市発展のために、微力ではございますが、務めさせていただいておりました。この間、多くの方々に接し、御指導と御理解、御協力を得ましたこと、重ねて厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。退職後、一市民として、また一地区の区長として、1年数カ月ではございましたが、務めさせていただきまして、執行機関の立場と市民の立場では大きく違っていることを遅がけながら気づいた一人でございます。今後、議員活動におきましては、市民の代弁者となり、また、執行機関の理解者として市民に接してまいりたいと思います。
 ただいまより質問内容の説明をさせていただきますが、市民として、少しの期間ではありますが、地域で痛感いたしましたことを選挙期間中に市民の皆さんにお約束をしてまいりました。「安全安心なまちづくり」をテーマに働かせていただきますということでございます。その内容といたしましては、安全面につきましては道路について、また、安心面につきましては河川事業についてを御質問させていただきます。理事者御当局におかれましては、どうか理解いただき善処くださいますようまずもってお願いを申し上げたいと思います。
 まず、安全面の道路事業について、4路線、2施設についてを御質問させていただきます。
 まず、1路線目の都市計画道路江南池之内線道路改良事業の進捗状況と未整備地域の今後の考え方でございますが、さきの稲山議員の質問にありましたが、私は本庄より東部についてお伺いをしたいと思います。
 文津から本庄地域に至るところで、本庄地域の中で土地関係者が数年前に工事承諾をしたと聞いておりますが、どうしてここの状況が解決されていないのかということをまず1点お伺いします。
 次に、県道明知小牧線の拡幅計画は考えられないかお伺いいたしたいと思います。
 この質問につきましては、後ほど説明する市道野口林池之内線にも関連しますが、岐阜県方面で住宅開発が多くされ、小牧市近郊に勤務されている人、また企業の大型車両が、中央道や国道19号から進入する車両が増加していることにより、大山から本庄の間、歩道がなく、歩行者、自転車の縦断者や横断者は毎日危険にさらされています。今年に入って既に林地内で死亡事故が1件、つい最近、重傷事故が1件生じております。計画事業が進まないならば、重なる死亡事故が発生する前に歩道設置等安全施設ができないか、お伺いするものでございます。
 次に、市道野口林線延伸事業推進と今後の取り組みについてをお尋ねします。
 この道路は、林地区内にごみ焼却灰等不燃物の最終処分場が建設されるに当たり、搬入道路として計画された道路で、一部土地関係者の理解が得られないために頓挫していることは承知いたしておりますが、どうしても承諾が得られないとするならば、計画の変更をし対応することが必要ではないか、あるいは法律的な手段に基づいて検討する必要が生ずるのではないかと思いますが、お伺いします。
 次に、市道野口林池之内線の整備計画であります。
 この道路は、野口から池之内までを1路線として認定してありますが、一部接続されていない土地をどのように考えておられるかお伺いしたいと思います。
 また、この道路は土地改良幹線道路として整備された道路であり、一般重量車両が通行する構造に適していないと思います。最近では農業用水の配水管の破裂や舗装面の傷みが激しくなっております。市道神屋稲口線の改良によりまして、国道19号からの進入と中央道から進入する通勤者の車両が多くなっています。エコハウスの移転による清掃車両の往来と、縦断者はもとより、横断もしにくい状態にあります。東部の工業団地が完成、稼働を始めると危険度が増大することは間違いありません。当面、市道野口大草線から県道桃花台明治村線までの間、路盤の改良と歩道設置ができないかお伺いいたします。
 次に、施設でございますが、緑道整備計画の進捗状況と拠点施設の実施はいつごろになるかお伺いします。
 緑道整備計画で順次上流に向け改良が進められていますが、拠点施設である池之内の記念橋下流の計画は、いつごろどのように進められるかお伺いいたします。
 次に、最終処分場建設計画時点に地元より要望のありました旧篠岡保育園跡地の公園用地の活用はどう考えておられるかお伺いします。
 次に、都市計画事業の推進方法でございますが、道路関係全体についてお伺いいたします。
 都市計画図を見ると、完成道路が少なく、虫食い状態が多く見受けられます。地域のバランスも必要と思いますが、小牧市の発展のため、幹線道路へ接続するまで集中的に実施してはどうか、お伺いするものでございます。これは、小牧市全体を眺めながら優先順位をつけていただいて、幹線道路へ接続することによって大きく地域の発展が伸びると思います。
 次に、安心面の河川事業についてでございますが、1級河川新造川改修工事の進捗状況と完了予定は。
 新造川改修工事につきましては、土地関係者の御理解はもとより、先人の皆さんの御尽力により、今年当初より着工の運びとなり、心より感謝申し上げます。この事業の進捗状況と完了予定はいつごろになりますかお伺いいたします。
 次に、大山川にかかる記念橋かけかえ工事の進捗状況と完成の時期をお伺いいたしたいと思います。この事業の完成は計画どおりに進んでおるかお伺いします。
 次に、準用河川道木川改修計画についてでございますが、記念橋かけかけ工事に伴い、河床改良がなされることにより道木川のはんらんが解消されるため、早期の改良計画を願うものであります。どのように考えておられるかお伺いいたしたいと思います。
 この河川は、大雨のとき、既に数回にわたり堤防が決壊したり、大山川の河床が高いため逆流し、床下浸水が発生しています。地域住民の不安解消のため記念橋のかけかえと同時期に改修できるようお願いしたい。改修計画の考えをお伺いいたします。
 以上、質問内容の説明をさせていただきましたが、理事者御当局におかれましては誠意ある回答を賜りますようお願い申し上げまして、第1回目の質問とさせていただきます。御清聴大変ありがとうございました。(拍手)
◎副市長(服部勲)
 それでは、道路事業のうち、まず県道明知小牧線の計画についてにお答えさせていただきます。
 県道明知小牧線のバイパス道路としまして、都市計画道路江南池之内線が議員御案内のように都市計画決定されております。このように現道に近接して都市計画道路が配置されております場合、一般的には、まず現道整備よりバイパス道路の事業化による道路整備が実施されておるところであり、現道の拡幅整備が行われていないというのが現状であります。
 しかしながら、議員御指摘いただきましたように、バイパス道路の計画がされておりませんいわゆる池之内交差点以東も含め当路線の現状から判断をいたしますと、歩道設置等の安全対策は急務であると、このように認識はしておりますので、都市計画道路江南池之内線の早期事業着手を要望するとともに、現道であります県道明知小牧線の歩道設置等の安全対策、これを道路管理者であります愛知県へ強く要望しておるところでありますので、ひとつ御理解がいただきたいと思います。
 そして、もう1点、市道野口林池之内線の整備計画の御質問であります。
 この路線は、御案内のように県営ほ場整備事業篠岡地区において整備された幅員7メートルの幹線道路で、平成7年までに整備が完了し、平成8年4月に野口地内の市道野口大草線との交差点から池之内地内の県道荒井大草線との交差点までを結ぶ延長で約2.1キロメートルを市道として認定させていただき、供用を開始させていただいておる路線であります。
 この道路は、県道明知小牧線の南側でおおむね平行に位置しておりますことから、県道明知小牧線を補完する道路として非常に高い大きな役割を担っております。
 さらに、市道野口神屋線、この道路を介して都市計画道路小牧東部中央線あるいは国道19号線とも接続をしていることから、交通量の増加が当然予想されます。議員御指摘のとおり歩道を含めた幹線としての道路改良が必要である、こういう認識をいたしておりますので、今後、地元の皆様方の御意見、御要望をお聞きしながら整備計画について検討をしていきたい、こういうふうに考えておるところであります。
 さらに、大山川の西側においていまだ未供用となっている区間、これにつきましては全線供用開始に向け地権者の方に対して強く協力を要請していきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上であります。
◎建設部長(舟橋博)
 それでは、引き続いて道路事業について順次お答えをさせていただきます。
 まず、アの都市計画道路江南池之内線道路改良事業の進捗状況と未整備地域の今後の考え方についてであります。副市長答弁となっておりますが、私から答弁をさせていただきます。
 都市計画道路江南池之内線は、本市の北部を東西に横断する幹線道路であり、犬山公園小牧線から以東につきましては土地区画整理事業等により整備を進めております。本庄西交差点付近より池之内交差点までの区間はいまだ事業着手がされておらず、現道である明知小牧線は、ほとんどの区間で歩道未整備であるため歩行者及び自転車の安全性が十分に確保されておりません。さらに、隣接市町等からの交通の流入も多く、主要交差点では朝夕を中心に交通渋滞が発生しており、都市計画道路江南池之内線の早期整備の必要性は十分認識をいたしておるところであります。
 したがいまして、先ほど副市長から御答弁申し上げましたように、以前から道路管理者であります愛知県に対し早期事業化に向けての要望を続けておるところであります。
 また、御指摘の本庄地内で用地取得ができず未整備である個所についての御質問でございますが、土地所有者は1名でございますが、整備要望があり、平成17年度から再交渉を始めたところでありますが、代替地等の問題で用地が現在のところ未取得となっております。したがいまして、今後も道路整備に向けて愛知県と協力をして鋭意用地交渉を進めてまいりたいと考えております。
 続きまして、ウの市道野口林線延伸事業推進と今後の取り組みについてでございます。
 当路線は、議員御指摘のとおり、最終処分場の進入路として、平成10年に県道荒井大草線から最終処分場までの整備が完了いたしております。その後、野口方面へ延伸するための用地取得を進めておりましたが、地権者の協力を得ることが困難となり、事業進捗ができない状況下にございます。
 現在も地元区長さんと協力をして用地交渉を継続しておりますが、いまだ用地取得には至っておりません。さらに、その以東につきましては、用地測量に着手しておらず、道路延伸計画も具体化していない状況であります。当面は、この困難用地の取得に全力を注ぎ、事業進捗を進めていきたいと考えております。
 続きまして、オの緑道整備計画の進捗状況と拠点施設の実施はいつごろになるかとのお尋ねでございます。
 近年の余暇時間の増大に伴う健康づくりのための散歩やジョギング等として、安全で快適な歩行者空間の整備が求められております。こういったことから、現在、合瀬川、大山川、入鹿用水路敷の緑道の整備を行っておるところであります。その中で、大山川の緑道は平成6年度から整備を始め、全体整備区間延長7.9キロのうち約4キロメートル、率にいたしまして51.5%の整備が完了したところであります。
 また、拠点施設となります池之内公園の整備時期につきましては、現在、県道荒井大草線の記念橋のかけかえ工事のため、公園用地の一部を県道の迂回路として使用されていることから公園整備がおくれております。平成20年度末に記念橋の工事が完成予定と聞いておりますので、平成20年度にワークショップによります公園計画を行い、平成21年度に整備工事を実施する予定といたしております。
 続きまして、カの最終処分場計画時に地元より要望のあった旧篠岡保育園跡地の公園的活用はあるかとのお尋ねでございます。
 旧篠岡保育園跡地の公園整備計画につきましては、平成7年度に跡地利用の検討をし、平成9年度に大山川緑道の基本計画を策定したところであります。周辺地域には平成11年度に大山川緑道の休憩園地として野口会館東側に整備を行い、また、先ほど御説明いたしました池之内公園も続いて整備を予定いたしております。
 この篠岡保育園跡地は、野口緑地と池之内公園の中間に位置し、その緑道施設に近接する位置関係にあることから、従来の整備計画を見直す必要があります。休憩園地にこだわることなく、跡地の有効利用について今後地元と十分協議をしながら検討を進めていきたいと考えております。
 続いて、2点目の都市計画事業の推進方法について、整備状況についてのお尋ねでございます。
 当市の都市計画道路のうち、愛知県が事業主体である延長は約77.3キロメートルで、整備率は暫定供用区間を含めまして、平成18年度末現在で約86%となっております。同じく市の延長は約32.2キロメートルで、この整備率は約80%となっております。
 今後、市が事業主体となって整備を行う都市計画道路は、小牧東部中央線ほか9路線で、延長約6.6キロメートルでありますが、既に道路事業及び区画整理事業において、7路線で延長約4.5キロメートルが事業着手をしておるところであります。未着手路線は、この東部中央線の一部、春日井犬山線及び一宮舟津線となっており、延長約2.1キロメートルとなっております。また、愛知県におきましても、北尾張中央道、春日井犬山線等で整備が進められております。
 今後は、今まで以上に愛知県と協力をし、都市計画道路のネットワークを考慮し、整備効果の高い路線より整備を進めてまいりたいと考えております。
 続きまして、3点目の河川事業について、ア、一級河川新造川改修工事の進捗状況と完了予定についてのお尋ねであります。
 一級河川新造川は愛知県の整備事業でございます。大山川の合流点から上流の県道明知小牧線までの間約840メートルを事業区間とされております。平成18年度までにこの区間の用地買収は完了しており、大山川合流点から約160メートルの河道整備、橋りょう1基、また、県道明知小牧線のすぐ下流の新用水堰及びその隣接する個所の約170メートルの河道整備が行われております。今年度は下流部より約130メートルの区間の河道整備を実施し、平成20年度以降は橋りょう2橋を含む残り約380メートルの整備を順次予定をいたしております。完成につきましては、厳しい予算状況の中、平成24年度を完成目標と聞いております。
 続きまして、イの大山川にかかる記念橋かけかえ工事の進捗状況とその完成時期についてのお尋ねであります。
 池之内地区の県道荒井大草線にかかる記念橋につきましては、平成17年度から橋りょう改築工事に着手し、現在は既設橋の下流側に仮橋を設置し、橋りょう及び取りつけ道路等の工事が進められております。平成20年3月末には新橋への切りかえがされる予定であります。平成20年度末には仮橋を撤去し、下流部の護岸工を施工し完了する予定と聞いております。
 続きまして、ウの準用河川道木川改修計画についてであります。副市長答弁となっておりますが、私から答弁をさせていただきます。
 準用河川道木川の改修につきましては、最終処分場建設に伴う地元要望の一つとして、平成12年度に測量等調査を実施いたしました。しかし、同年9月の東海豪雨により新川流域の下流市町では新川が破堤し甚大な被害が発生したことにより、上流部である小牧市の河川改修は休止状態となったものであります。
 一方、これを機に新川流域対策緊急5カ年計画が策定され、雨水貯留を実施することにより、本市では約11万1,000トンの割り当てで対策量が義務化され、その対応に努めてきたところであります。また、現在、一級河川新川は激甚災害対策特別緊急事業により改修もほぼ完了してまいりました。
 したがいまして、今後の改修計画につきましては、平成20年度からさきに実施をいたしました測量等調査の修正業務及び実施設計の業務を行い、幅ぐい等の設置により今後鋭意事業促進に努めてまいりたいと考えております。
 以上で答弁とさせていただきます。
◆14番(伊藤茂)
 それぞれ御答弁いただきまして、ありがとうございました。
 私が御質問申し上げた内容につきましては、それぞれ愛知県事業がほとんどでございまして、先ほど来皆さんからの御質問の中でも、県事業については極力、要請する、要望する、伝えるというようなお話でございます。自分もその経験がございますので強くは申し上げられませんが、一般市民になりましてつくづく痛感いたしましたのは、市民は非常に困っておると。したがいまして、市民同等、市の職員とともに愛知県に、健康な愛知県、裕福な小牧市におねだりをしていきたいと。したがいまして、この先導役を小牧市長さんみずからやっていただきますよう強く要望しまして、私の質問を終わります。
○議長(小林一)
 ここで暫時休憩いたします。
             (午後2時50分 休 憩)



             (午後3時34分 再 開)
○議長(小林一)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 個人通告質問を続行いたします。川島公子議員。
  (川島公子議員 登壇)(拍手)
◆9番(川島公子)
 温暖化の影響でしょう、地球上では至るところで洪水やハリケーンが襲い、それぞれの国では再建できないほどの大きな被害を受けています。日本列島のことしの夏の猛暑も記録を残しました。そのような中で、私たち第15期の議員28名が市民の負託を受けました。私もその一人として、常に緊張感を持って、先進的で公平な議会活動に邁進したいと思っております。
 それでは、議長のお許しをいただきましたので、これより通告順に質問させていただきます。
 大綱1、学校教育について。
 (1)全国学力テストについてお伺いいたします。
 4月24日、中学3年生と小学6年生の学年全員を対象とする悉皆調査で全国学力テストが実施されました。中学では43年ぶり、小学は初めてというこの全国テストには222万人が参加し、その経費は77億円であったということです。
 全国一斉のこの学力テストは、ゆとり教育をめぐる学力低下論争でデータ不足が指摘されたのがそもそもの発端であったと言いますが、そこで、この学力テストに参加いたしました小牧市について、以下お尋ねいたします。
 1、学力テストに参加したメリットは何か、また、参加しての教育長としての御感想をお聞かせください。
 2、結果が10月24日に発表されましたが、文科省は「結果の公表は学校や教育委員会に任せる」と言うのですが、小牧市の場合、学力テストの結果は公表されたのか、されたとしたら、どのような方法で、どのような内容をだれにされたのかお聞かせください。
 3、テスト結果を見て、小牧市の教育における授業や指導法の見直しの必要があったかどうかお伺いいたします。
 4、児童生徒のテストに対する反応、感想はどうであったか教えてください。
 5、全国では各県市単位で独自の一斉テストを実施していると聞きますが、愛知県で一斉テストとか、小牧市内の一斉テストは実施しているのかどうか、県、市の状況をお尋ねいたします。
 6、文科省は来年20年も4月22日に全国テストを実施すると決定いたしておりますが、小牧市は参加するのか否か、参加するとしたら、ことしの1回目参加を踏まえて、その意義と期待は何なのかをお伺いいたします。
 次に、学校教育法の改正に伴う学校の組織変更についてお伺いいたします。
 まず初めに、2008年、来年4月より学校の組織が大きく変わると言うのですが、新設される職制として、副校長、主幹教諭、指導教諭の名称が出てまいりますが、新たに3職種ができるということは、今までの教頭、教務主任、校務主任という役職はどうなるのか、また、名称だけではなく、それぞれの職務内容がどのように変わるのか御説明いただきたいと思います。
 大綱2、市民病院についてお伺いいたします。
 (1)診療科目の拡大についてお伺いします。
 最近の市民病院の紹介では、がん診療相談支援センターに専任の医師、看護師を置き、地域がん診療連携拠点病院としてのより一層の地域医療向上を目指すとのことですが、充実してまいります診療体制に大変心強く思っているところです。
 ところで、このたび厚労省発表によりますと、診療科の標榜できる種類、これが現在38科内としているのを大幅に緩和する方針と聞きます。そこで、市民病院として新しい診療科を考えておられるかお伺いいたします。
 と申しますのは、私は以前この議場で、女性特有の病気「乳がん」が、罹患率、そして死亡率ともに増加している中で、特に乳がん体験者から要望が多い乳腺外科を新設していただきたいと申しましたが、その時点では標榜できる診療科目の関係で難しいとの御答弁をいただきました。そこで、この緩和方針を踏まえて、市民病院に乳腺外科の新設を改めてお願いしたいと思います。病院長の御所見をお伺いいたします。
 続いて、トリアージ導入についてお伺いいたします。
 小牧市民病院だより「きずな」によりますと、平成19年度の病院の目標の中に、市民病院に対するイメージチェンジとして、なるべく待たせない努力、待たせたら「お待たせしましてすみません」と一言、と掲げてあります。
 私は、単に診察までの待ち時間のことだけではなく、患者の緊急度に応じて治療をするトリアージ制をぜひ導入していただきたいと思います。特に、救急外来へ飛び込んだ患者の中でも、緊急度の高い患者を早く診察・治療するのが救急医療本来の役割であると思います。
 私の身近で起きた体験で申しますと、生後1カ月の乳児が、市内開業医の紹介状を持って日曜日の朝、救急外来へ行ったのですが、1時間20分ほど待ってやっと診察してもらい、診察の結果、その場で即入院となりました。また、頭部激痛で救急車で運ばれた50台半ばの女性が、あいにくと診察まで長い時間待たされ、その女性は脳梗塞と診断され、即入院いたしました。その人は今現在、リハビリに専念いたしております。もう1件は、救急車は呼ばずに家族が病院へ連れていき、受付で緊急性があることを伝えたにもかかわらず、意を酌んでもらえず、やはり診察まで長時間かかり、待合室で苦しんでいる様子を本当に見ておれなかったと家族の人が話されました。その方も即入院でした。
 これらは私がほんの身近で体験した数例ですが、例えばこのようなことがほかにもたくさんあったとしたら、市民病院の理念の一つ「心温まる人間味豊かな病院」から外れるのではないかと案じられます。
 既に市内の開業小児科医院ではトリアージ導入をしているところがあります。その病院では、生後3カ月までの乳児はすべて優先的に診察をしてもらってます。
 そこで、市民病院におけるトリアージ導入はできないものか、病院長の御所見をお伺いいたします。
 次に、在宅医療の医療廃棄物についてお伺いいたします。
 先日、朝のテレビニュースで「在宅医療ごみ、行き場がない廃棄物、全国で80万件」と報道しておりました。私は、身近でインシュリンを自分で打っている人にその器具の処理について尋ねました。すると、家庭ごみと一緒に捨てているとの返事に驚きました。
 そこでお伺いいたしますが、現在、市民病院の定期通院患者で、自宅で個々に医療器具を使っている人は大体何人くらいあるのか、その人たちに渡した器具の使用済み廃棄物の回収はどのようになっているのかお伺いいたします。
 大綱3、環境政策についてお伺いいたします。
 (1)ごみ減量推進について伺います。
 平成15年「小牧市環境基本条例」が策定され、その後「環境都市宣言」をした小牧市ですが、ごみ減量推進事業は順調に進んでいるのでしょうかお伺いいたします。
 今年度も市民にごみ減量の理解と協力をいただくために、1,200万円の予算を組み生ごみ処理機購入に対する補助金支給をいたしております。現在、何台分の補助をしたのか、その実績をお示しください。
 次に、ごみ集積場維持管理費について伺います。
 現在、交付金の算定は、均等割各区3万円、それにプラス世帯数×100円となっておりますが、市内125区の中には、二重堀区のように1,400世帯にもなるところと、また、門前区はわずか24世帯、このような格差があります。この比率は57倍になります。大きな区には当然集積場も数カ所あるわけですが、大きな区も小さな区も1つの区として取り扱っているのか、一方、集合住宅には独自のごみ集積場がありますが、これらに対する維持管理費、また、個人の土地を借りて集積場をつくっている借地料はどこが負担しているのかお伺いいたします。
 次に、(2)資源回収についてお伺いします。
 名古屋市では昨年、リサイクル代金として1億4,000万円が市へ還元され、特にことしはペットボトルの高騰で2億円ぐらいは市の財政へ入りそうとのことです。
 そこで伺いますが、小牧市のペットボトル、古紙、古布、アルミ缶、ガラスなどの資源回収状況はどのようになっているのかお尋ねいたします。また、資源回収業者の選定はどのようにしているのか、あわせてお尋ねします。
 (3)放置自転車についてお伺いいたします。
 まず、市内に市営の自転車駐車場、つまり駐輪場は何カ所あるのでしょうか、お伺いします。
 また、同じ放置自転車でも放置された場所によってその所管が違うということですが、ここでお尋ねしたいのは、現在まとめて小牧市内に保管されている放置自転車は何台ぐらいあるのか、その把握されている数字をお示しください。
 そして、文字どおり山のような放置自転車を今後どのように処置されるおつもりか、あわせてお尋ねいたします。
 大綱4、市営駐車場の運営についてお伺いいたします。
 ここでは、特に駅地下駐車場についてお尋ねいたします。
 「小牧駅地下駐車場の設置及び管理に関する条例施行規則」によると、定期駐車券発行は、小牧駅地下駐車場の場合、収容能力の5分の2に相当する数を上限とすると記してあります。
 そこでお伺いいたしますが、現在、1カ月の定期駐車券を発行している車両は何台あるのでしょうか、また、地下2階の機械式の利用状況、これはどうなっているのかあわせてお伺いいたします。
 次に、駅周辺の自転車駐車場、駐輪場についてお尋ねいたします。
 パンフレットなどによりますと、小牧駅北自転車駐車場(鉄骨平屋建)500台、また、小牧駅南自転車駐車場(鉄骨平屋建)450台と書いてあります。ところが、実際には駅南駐車場B棟の3分の2は放置自転車約300台ほどで埋まっております。駐輪場として使えるのはA棟とB棟の3分の1。それから北駐車場も屋根つきのほうに放置自転車をたくさん詰め込んであります。
 また、1カ月ぐらい前には、北駐車場の外にありますオープン駐車場、それがつい先日までは七、八百台の放置自転車で埋められておりました。ところが、ここで申し上げますが、ここ数日、生活課の皆さんが大変御苦労いただいたようでございまして、そこに放置自転車が集積してありましたものは、昨日、日曜日の時点できれいに片づいておりました。
 しかし、この駅前駐輪場を利用して通勤通学している人は、肝心な駐輪場が放置自転車の集積場になっているため置き場がなく、自分たちのバイクや自転車は駐輪場周辺の道路や駅のコンコースに置いて、つまり不法駐輪をしてバスや電車へと走り去っております。
 今、駅南駐輪場のB棟の中に「処分自転車置場」の札がぶら下がっておりますが、ここで伺います。まだ本日の時点で数百台の放置自転車が屋根つきの駐輪場に集積してあるという実態、一体これはどうされるおつもりかお聞かせください。
 小牧の顔であります駅周辺が余りにも環境都市にふさわしくない状況であるということで、あえてここで質問させていただきました。
 以上をもちまして、1回目の質問を終わります。(拍手)
◎教育長(副島孝)
 それでは、大綱1、学校教育について、その(1)の全国学力テストについてお答えいたします。
 まず、今回の全国学力・学習状況調査に期待したことは、すべての小学6年生と中学校3年生が参加するということから、これまでにない貴重なデータが得られたということです。もちろんいかなるデータでも、示される内容に限界があることは否めません。しかし、学校教育の現場においても、教育施策の決定の場においても、データをもとに課題を見つけ、その解決に向けて議論を進めていくことが重要であると考えております。その意味で、幾つもの興味深いデータが得られたということを思っております。
 次に、分析結果の公表についてですが、10月に市内に全国学力・学習状況調査活用検討委員会を立ち上げました。そこでその方針や手順について検討を行っております。その際の分析には、愛知県の教育委員会が分析プログラムを作成して、ちょうど金曜日に配付がされたところなんですね、先週の。データを入れると、それぞれの学校の特色が出てくる、そういう分析をするプログラムなんですね。それを活用するということでしておりますが、提供時期が今になってしまったわけですから、当初は2学期の終業式をめどに市教委として市全体の概要を、それから各学校では各学校ごとの概要を全保護者向けに公表するということにしておりましたが、そういうおくれてきたという理由によりまして、現時点では1月の末での公表を予定しております。
 また、結果を見て授業や指導方法に見直しという点についてですが、まだ詳細な分析を終えていないため、あくまで概観での話になりますが、さまざまな今回のデータから、現在小牧市で進めている授業を、先生が説明して子供は受けるだけということから、子供同士の学び合いを生かした授業づくりということを今やっているんですが、それが非常に有効だなというような感触を得ております。
 それから、児童生徒の感想ということですが、特別な反応があったということは聞いておりません。半分冗談みたいな話ですが、問題用紙に余白がものすごくたくさんあって、随分ゆったりした問題だという印象を言った子がいるそうですが、普通のテストのときはびっしり詰まった問題用紙ですので、そんな感想を持ったのかなというぐらいのことです。
 それから、今回の調査以前に県や市として一斉テストをやっているか、今後どうなのかというお話ですが、全国的にはそういうことがよく行われていますが、実は愛知県、あるいは愛知県下の市町村ではそういうことは行っておりません。小牧市でもこれまで一斉の学力調査というのは行っておりません。そのかわり、各学校ごとに標準的な学力テストを実施し、実態把握と指導の改善に生かしてきております。
 これらのテストは学校ごとの判断で使用するテストが異なっておりますので、市全体のはっきりした実態把握にはつなげにくいということがあります。そういうこともありますので、今後も全国学力・学習状況調査には参加していく方針であります。
 それから、次の学校教育法の改正によって学校の組織がどう変わるかということなんですが、教育基本法の改正、それから中央教育審議会の答申を踏まえて、学校の組織運営体制の確立を目的に学校教育法の改正がされました。平成20年4月1日施行ということで進められております。お尋ねの副校長、主幹教諭、指導教諭が、この改正により新しく置くことができる職とされています。「置くことができる職」とされているわけです。
 副校長は「校長を助け、命を受けて校務をつかさどる」職で、大規模校への配置を考慮していると聞いております。主幹教諭は「校長等を助け、命を受けて校務の一部を整理するとともに、児童生徒の教育等をつかさどる」職ということで、校長・教頭の補佐という役割を持つものであります。この副校長と主幹教諭は、校長職とともに管理職として位置づけられると聞いております。それに対して、指導教諭は「児童生徒の教育をつかさどるとともに、他の教諭等に対して、教育指導の改善・充実のために必要な指導・助言を行う」職で、教員の研修とか授業改善の核としての働きが期待されております。一気に変わるというわけではなくて、これらの職は、教頭、教務主任、校務主任にすぐかわるものではなく、それとは別に必要に応じて配置されるというふうに聞いております。
 小牧市内の小中学校への配置については、県の計画に基づいて行われるものですが、御承知のように今、教員数の増加ということに関しては、国の中で調整が全くついておりません。そういう状況ですので、どのぐらい愛知県でふえるのかというようなことに関しては、きちんとした数字が明らかになっているわけではありません。ただ、実現するとしても、ほんの少数のところになるだろうなということは思っております。
 以上です。
◎市民病院院長(末永裕之)
 診療科目の拡大につきましては、川島議員から平成17年第4回、平成18年第1回の定例会での質問に対して、私からそれぞれお答えさせていただいたところです。
 現在、病院や診療所に掲げられている診療科目につきましては、医療法によって38科に限定されておりまして、当院は、医師の診療できる実態に合わせて、25科の診療科を標榜しております。
 こうした中、最近の新聞等によりますと、国では、患者への医療に関する情報提供の推進の取り組みとして、適切な医療機関の選択と受診を支援する観点から、広告の規定方法を個別に列挙する方法から、例えば呼吸器内科とか消化器外科といったような、臓器や体の部位と内科、外科を組み合わせて包括的に標榜できる方式に改めることによりまして、38科を大幅に拡大する見直しが進められております。
 しかし、現時点では、厚生労働省の方針に対して、国の審議会が標榜診療科名の表記方法について厚生労働大臣に意見書を出したところであり、愛知県においても今後の国の動向の推移を見守っている状況であります。
 そこで、御質問の乳腺外科の標榜につきましては、現在でも当院では外科の一部として乳腺・内分泌外科として診療を行っておりますが、今後、国の法案が成立しましたならば、担当医師の診療実態に合わせて全体の診療科の見直しを行いまして、乳腺外科のみならず可能な限り標榜してまいりたいと思っております。
 続きまして、トリアージの導入についてお答えしたいと思います。
 当院は、第3次救急医療病院として、平日の一般外来と24時間体制の救急外来で患者さんの診療に当たっています。
 救急外来や小児科の外来における緊急を要する患者さんの対応につきましては、救急車で来院された患者さんを優先して診るようにしております。
 先ほど例示されました3例のうちの一人のお方で、救急車で行ったけども1時間も待たされたというケースにつきましては、多分推察するところでは、処置室に患者さんをお運びするストレッチャーというのを入れるわけですけども、その処置室に多分3台のストレッチャーが入っていた、要するにその前に救急車で先にそこの部屋を占拠されていたという状況があるんではないかなと想像いたします。
 そういう中で、救急外来には張り紙をいたしておりまして、患者さんで気分の悪くなられた場合には看護師等に申しつけいただくよう案内をしていますし、看護師やクラークには常に患者さんの病状に心を配るよう指導しているところです。
 実際には、救急車でも、正直言いまして軽症の方が運ばれることがあります。しかし、だからといって、救急車の方を優先しないと、これはやっぱり整理がつきませんので、救急車を優先しております。ただ、今申しましたように、状況の悪い人について、とにかくクラークの方でも看護師の方でも、気がついたらなるべく早くということを指導しているという意味です。それから、一般外来へお見えになった病状の悪い患者さんにつきましては、一般外来のほうの診察室ではなくて、救急外来のほうへ御案内しているところです。
 お尋ねのトリアージは、災害発生時など多数の傷病者が同時に発生した場合、傷病者の緊急性だとか重症度に応じて適切な処置や搬送を行うために、傷病者の治療優先順位を決定することです。
 御提案いただきましたトリアージルームを設けて病状優先の診療体制につきましては、今、救急外来とか小児科外来、そういうようなところでスペースとか人の問題もありまして、ちょっと今のところは考えておりません。
 しかし、先ほど申しましたように、救急外来や小児科の看護師、クラーク等には、常に患者さんの病状に心を配り、急を要する患者さんは優先させるよう指導してまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。
 以上です。
◎市民病院事務局長(松山憲男)
 市民病院について、(3)在宅医療の医療廃棄物について、院長答弁となっておりますが、私から答弁をさせていただきます。
 当院では、患者さんが使用される在宅医療物の注射針、注射筒、血液等が付着したガーゼ、脱脂綿などの感染性医療廃棄物につきましては、訪問看護の折、あるいは患者さんが診察時に持参されるよう看護師が指導・周知しており、回収したものは病院で適正に処理をしております。今後とも引き続き患者さんには指導・周知の徹底を図ってまいりたいと考えております。
 なお、在宅医療廃棄物を出している患者さんにつきましては、平成18年度で、糖尿病等の在宅自己注射の患者さんは約600人、慢性呼吸不全等の在宅酸素療法の患者さんは約140人でありまして、合わせて約1,100人であります。
 以上であります。
◎環境部長(伊藤十代司)
 大綱3、「環境都市宣言」から3年目の政策についてのうち、初めに1点目のごみ減量推進について御答弁を申し上げます。
 ごみ集積場の維持管理につきましては、お地元で御尽力を賜っているところでございます。
 ごみ集積場の維持管理交付金につきましては、ただいまお話がございましたように、ごみ集積場維持管理交付金交付要綱によりまして、均等割1地区3万円と世帯割、毎年10月1日現在での数字でございますけれども、行政区の世帯数を基準に1世帯につき100円を交付しております。
 現在、集合住宅の集積場での維持管理については管理会社や大家が行っておりまして、また、個人所有地を借用されている集積場の借地料などについては、市からの支払いはございません。
 いずれにしましても、交付金につきましては、集積場の数や集合住宅、個人所有地の借地等さまざまな形態をも考慮いたしまして、その維持管理にかかる労苦が行政区にとって大きな負担であり、交付金の増額要望の声をいただいておりますので、その負担を少しでも軽減する気持ちから、世帯割について今年度、1世帯につき50円から2倍の100円に引き上げさせていただいたところでございます。
 なお、生ごみ処理機購入に対する補助金でありますけれども、平成19年11月末現在の実績では126件で、金額といたしましては362万6,232円になります。
 次に、2点目の資源回収についてであります。
 容器包装には、ペットボトル、プラスチック製容器包装、スチール製容器、アルミ製容器、ガラス製容器等があります。
 ペットボトルとプラスチック製容器包装は、法に基づき指定法人の指定を受けた財団法人日本容器包装リサイクル協会と毎年契約をし、協会が毎年入札によって指定するリサイクル業者により再商品化を行っております。一方、スチール製容器、アルミ製容器の金属は、毎年市の入札で決定しております。また、古紙については小牧市内の古紙リサイクル協同組合と、ガラス製容器包装については愛知県内に1社しかない処理業者と契約をしております。
 リサイクルによる収入につきましては、18年度実績でありますが、財団法人日本容器包装リサイクル協会からペットボトルの有償入札拠出金として693万3,023円の収入があり、その他の収入につきましては1,787万3,722円の収入がございました。内訳といたしまして、スチール缶が277万6,238円、アルミ缶が1,160万1,054円、空き瓶が17万4,622円、金属類が332万1,808円であります。
 なお、19年度当初予算では、空き缶、空き瓶、古紙等の売却代金として4,087万6,000円を計上しております。
 以上でございます。
◎市民部長(波多野憲二)
 続きまして、大綱3の(3)放置自転車について、市内の駐輪場の数と放置自転車の数について御答弁をさせていただきます。
 市内の駐輪場には、名鉄小牧線の間内駅をはじめ小牧口、小牧、小牧原、味岡、田県神社前の各駅に7カ所と、桃花台循環ピーチバス路線上末、東田中、名鉄バス路線桜井の各バス停に駐輪場が3カ所あります。調査いたしましたところ、現在、6駅3バス停の駐輪場には、放置され一時的に集積している自転車が約700台ございます。
 続きまして、大綱4の(2)駐輪場について、小牧駅の放置自転車の処理手続と対応について御答弁をさせていただきます。
 小牧駅駐輪場には御指摘のように、放置され一時的に集積しています自転車を確認したところ、小牧駅北駐輪場には約400台、小牧駅南駐輪場には約300台ございました。小牧駅北駐輪場の北側に集積しています約400台については、先ほど議員が言われましたとおり、事務処理を経て処理をさせていただいたところでございます。放置されて集積しています小牧駅南駐輪場をはじめ各駐輪場の自転車につきましても、事務手続を終了後早期に処理して、利用者への駐輪場を確保してまいりたいと考えております。
 処理手続に当たりましては、盗難等の有無を小牧警察署に照会し、所有者の特定ができなかったものについては廃棄物として処理を行っております。
 以上であります。
◎建設部参事(長谷川由光)
 それでは、大綱4番目の市営駐車場の運営についての(1)番であります。小牧駅地下駐車場の定期駐車の利用状況についてのお尋ねであります。
 この定期駐車券の利用につきましては、御質問の中にありましたように、「小牧駅地下駐車場の設置及び管理に関する条例施行規則」第2条第3項において、発行限度を定めております。「駐車場の収容能力の5分の2に相当する数」としており、その台数は126台でございます。
 そして、定期利用の状況でございますが、平成15年3月の名鉄小牧線の上飯田連絡線開通以降、年々増加し、平成18年10月以降は上限の126台となっております。
 また、機械式駐車の個所はどのように利用しているかとのお尋ねであります。現在は機械を運転していないため、平面個所の61台を利用しております。したがいまして、現在は収容台数316台のうち、地下1階の89台、地下2階の自走式の13台、そして地下2階の機械式の61台を合わせた163台を利用しているところであります。
 以上であります。
◆9番(川島公子)
 それぞれに御答弁いただきました。ありがとうございました。再質問をさせていただきます。
 ただいま教育長のほうから全国学力一斉テストの件につきまして詳しい御答弁いただきましたが、このテストの結果をどういうふうに生かしていくかということで、活用検討委員会を立ち上げましたよという答弁でしたが、このメンバーにつきまして、どのような方々が活用検討委員会に所属されているのか、メンバーと、これはどういうふうな会議の運びをされているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 それから、結果の公表が、父兄のほうへと考えているけど、1月末ごろの公表になるということですが、父兄の方には、普通の学校でのテスト、こういうふうな様式で回答されるのかどうか、それをもう1点続けて質問いたします。
 それから、来年度も一斉テストは小牧の場合参加するということでございましたが、このテストの後に現職の教員の方から、いろんなインタビュー形式で聞いてある中で、現場の教員の声として報道されたものの中に、ちょっと気になったことがありますが、77億円お金があったら現場の教員を1,000人入れることができると、だから一斉テストに77億円使うぐらいなら、我々現場の教員としては教員の数をふやしてほしいという声とか、もう1点、全国一斉テストは必要ない、純粋に力を試すのであれば、毎年中学3年と小学6年であれば、問題などもいろいろつくり直すことなく、同じ問題でテストを受けさせてもいいんではないかと、これは大変極端な意見であろうと思いますが、これらについての教育長の御所見をお伺いいたします。
 このテストの結果が、やはりこのような委員会を立ち上げていただいて、小牧の教育界に生かされていったら大変幸いと思います。
 それから、学校教育法の改正に伴う組織の編成ですけど、答弁を伺ったところによりますと、今のところ小牧としては大きな変化はないのかなと思いましたが、やはり今まで、現行の形は、校長、教頭、教諭という、どっちかというとなべぶた式といいますか、それが今回の改正をそっくり取り入れますと、本当に校長を頭にピラミッド型で、こういう組織というのは本当に管理体制がとっても重視されてきて、教育現場にはどうだろうという、ちょっと第三者としての不安がありました。しかしながら、即小牧の場合これが取り入れられるということでなければ、徐々に変化していくのは、推移を見守りたいと思います。
 今でもやはり、先回の質問の中でもありましたが、希望降格ですね、希望降任制度、これを使われる教員がとってもふえたという現実。教頭先生、教頭の職種になりたくない、教頭は大変だから一般教員へ希望降格。これが18年度も大変多かったと聞いておりますので、小牧の現状がどうかはちょっとわかりませんが、一般的な教育界のこれが問題になっているということで、案じておりました。
 それで、愛知県の中には、もう既に副校長制度とか主幹制度を導入しているところが県内にはあるのかどうか。もし小牧がそういう格好になっていくとしたら、県のほうからの指導ではもちろんありますけど、小牧自身の教育界がそのように改革されていくとなったら、ぜひとも教育長みずからが、今現行として副校長制をしいているところなどを視察して現状を見ていただきたいなと、これは要望です。そのように思っております。
 次に、市民病院の病院長のほうに、ちょっと質問というより、今の乳腺外科につきましてですけど、やはり今は女性の22人に1人が乳がんにかかっていると言われるほど、罹患者数、それから死亡者率、これがふえ続けている。ほかの臓器のがんよりも乳がん患者が一番ふえているという実情。やはり昨年のまとめも、交通事故の死亡者数を超えて、全国で1万人もの人が乳がんで命を落としたという、このような報道を私ども耳にしますときに、やはりほかのがんと違いまして、この乳がんというのは、40代後半から50代にかけて、つまり子育てに一番忙しい年代、もしくは仕事を持っている人にとっても一番働き盛りというのが一番この病気にかかりやすい、これが女性特有の病気であるということ。これにつきまして、特に今現在、小牧の市民病院は乳がんについての優秀な医師、そして診療、処置の的確さ、これらが大変高く評価されて、市外、県外からも乳がん患者が診察に来られていると、これは十分承知しております。そういうところも含めて、もし乳腺外科というのが独立して表記できるのであれば大変私はうれしいと思います。
 それから、トリアージ導入についてでございますけど、やはり待合室で待っている間に悪化するようなこと、これだけは防がなければならないと思います。やはり緊急度に合わせた診察、治療、これはやはり優先順位をつけるべきではないかと思いますので、やはり医療本来の務め、これにつきまして、やはり看護師の皆さんなど、待合室にいる人、この人たちに対する目配り、気配り、これを何としても、忙しい中とは思いますけど、専門的な目でごらんいただくと、どの人に緊急を要するかというのは、顔色を見て、表情を見たら理解できると思いますので、このトリアージについてはぜひとも深めていっていただきたいと思います。
 それから、在宅医療の医療廃棄物について、局長のほうから答弁いただきましたが、やはりこれは今、一番社会問題になっている、この回収はぜひとも徹底させていただきたいと思います。市民病院から在宅用の医療機器もらって帰った人が、間違っても一般ごみに、家庭ごみに捨てるというようなことだけはなくすように、器具を持たせる都度に、やはりパンフレットなり、今度来るときは、診察予約があると思いますので、その予約日、何月何日は廃棄物回収ですよというような、やはり半分押しつけのような形でしないと完全な回収は難しいかと思いますので、ぜひともその点をよろしくお願いいたします。
 病院につきましては、特別回答は求めません。
 それから、環境のほうでございますが、先ほど部長答弁がありました。ごみ集積場の維持管理費、この交付についてですけど、大きいところは16万7,000円ですか、これだけ受け取っているわけですね。この交付金に対する、やはりどういうのに使えるよという一応の基準があると思いますが、これが区費にぼんと入っては、区の運営に入ってはちょっと困りますので、交付金についての使い道、用途、それは規定されていると思いますが、どういうのに使っていいという指導をしているか、ちょっと伺わせてください。これは答弁をお願いいたします。
 それから、地下駐車場につきまして、先ほどの説明で大変疑問を抱きましたので、お願いいたします。今、定期月決めは1万円と駅の駐車場に表示が出ております。仮に月決めの契約をしていない人、カードをもらっていない人は、5時間30分、30分無料ですから。それから、あと1時間につき200円ですから、5時間30分駐車しますと1,000円ですね。1,000円が上限ですから、24時間置いていても1,000円ですけど、この1,000円を、例えばの話、30日分としましたら3万円ですね。月決めの方が1万円。それで、その格差といいますか、確かに月決めで借りると割引があって当然ですけど、計算しますと、6.7割引、7割近くの割引というのは、これが妥当かどうか。ちょっと特典としては大き過ぎるんじゃないかと。なぜなら、私もここ1カ月、毎日とはいきませんけど、駐車場をのぞきました。すると、地下1階の一番入れやすい場所というのは、この方たちが月決めかなと思うほど、ほとんど駐車してあるんですね、毎日のように。私が行ったときは毎日ありました。そうすると、本当に高級な車庫がわりに利用されているんじゃないかなということ。
 それで、今御説明がありました。地下1階が89台、地下2階が13台と、それから機械式のところで残り11台ですか、パレットの上に乗せるんだと思いますけど、これでトータルで163台とおっしゃいますよね。今、月決めが126台とおっしゃいました。すると、規定であります5分の2を超えないでしょ。40%でしょ。そうしますと、163台の40%は65台なんですよね。だからこの計算は、316台全部使えるとして40%は126台、これは正しいです。しかし、使えるのが163台だと言われるんであれば、これは上限の40%はわずか65台なんですよ。そうすると、40%をはるかに超して、77%月極めの方なんです。それで納得がいくのは、コミュニティセンターで何か行事があるとき、本当に駐車場に困るという声を盛んに最近聞くんです。するとですね、126台も月決めの方があって、この方たちがいつも126台入っているとは限りませんよ、もちろん。だけど、残りは37台なんです。37台しか一般の人が地下1階と地下2階で使えないと仮定したら、これはやっぱり駅地下駐車場はいつも満タンだと言われるのは私は理解できます。
 実はここに写真も持っておりますけど、11月22日の朝9時5分で、やっぱり地下1階は満車のランプがついているんですね。11月28日、朝9時3分でもう地下1階は満車のランプが出ているんです。だから、それからいきますと、会議などは10時からでしょうから、そんな満タンで入れないということはないでしょうと言いましたところ、いや満タンだと。私はこの1カ月ちょっと見させていただきましたら、今の説明で納得いきました。163台で126台月決めで出しているとしましたら、これは77%ですから、やはり無理だと思います。だからこれは一度考慮しなきゃいけないのではないかと思います。
 それから、満車のときには月決めの方には入れないことがありますという了解の上で利用してもらっているということを聞いておりますけど、これは質問です。満車のときに、月決めの方に御遠慮願ったことがあるのかどうか、1点。それから、定期駐車券の発行、これは思いますに、同じ人がずっと更新していらっしゃるんじゃないかなと思いますので、定期駐車券発行、最長、一番長い方、お客さんですね、何カ月ぐらい使っていらっしゃるか。この2点と、それからもう1点が費用対効果ですね。収支の勘定は今、地下駐についてどうなっているか。それから、一番最初に私が大変今矛盾を感じていると申し上げました。126台は316台の40%ですよと、この私が矛盾を感じているというのに対する答弁が1つ。それから、満車のときに月決めの方に遠慮願ったことがあるのかどうか。それから最長の月決めの方、延べ何カ月ぐらい1人の方で借りていらっしゃるか。わかったら教えてください。それから費用対効果ですね。これを地下駐車場に関する再質問とさせていただきます。
 それから、もう一つ駐輪場に関しましては、今現在もまだ700台ぐらい不法駐輪、自転車ですね、不法に集積されている。それをどのようにされるおつもりか。随時片づけていっていただくという答弁でしたが、私が昨日見ましても、昨年の18年10月23日に札をぶらさげたというのもれっきとして残っております、何台も。だからそこあたり、今すぐでも処分対象というのもあると思いますが、やはり利用する人が利用できない状態で置いていくということはよろしくないと思いますので、そこあたり大体どれぐらいの計画で取り除いていただけるか、計画がありましたら教えてください。まだ未定であれば、未定というお答えで結構でございます。
 以上です。お願いします。
◎教育長(副島孝)
 まず学力学習状況調査ですが、活用検討委員会についてですが、小学校の校長1名、中学校の校長1名、小学校教頭1名、中学校の教頭1名、ただこれは同じ学校にはならないようにしてあります。それから、小学校の教務主任の代表が1人、中学校の教務主任の代表が1人、これで6人ですが、それに市教委の学校教育課長、合わせて7人が委員であります。事務局として学校教育課の指導主事が入ります。そういうメンバーでやるわけで、1回目を集まっておりますが、あと2回ほどは集まるつもりであります。その間に教務主任会のほうでまたそれぞれの検討をする、それから各校で検討をするということがありますが、これはあくまでも市全体の公表の方法、大体A4で2ページぐらいを予定してますが、そういうものをどうしていくかということなんですね。これが実は各校でどういう公表をやるかということで連動してくるだろうと。それをやらないと各校まちまちのものになってしまうということもありますので、そういうためにも検討委員会でやっていくという形になります。
 それから、公表についてですが、それぞれの子供がやった結果については既に返してます。手引、見方をつけて返しています。今言っている公表というのは、各学校あるいは小牧市全体としてどういうことが言えるかという意味の公表という意味でやっております。
 それから、新聞やテレビなんかであった現場教員の声というのがありました。77億円は高いんじゃないかと、それはすごく思いますね、私も。参加するというのは、やれと言っておるわけじゃないんですね。来年度もこういう77億円使ってやるというときに、そんな大金を使うのに参加しない手はないということなんですよね。だから、やるということに参加するのかと言われれば、参加したい、こういうふうに思っています。問題をつくり直さないというと、中にはいつもこういうことが起こると、練習をしたりとか、正直言うとばかみたいなことをやる人がいるわけで、そんな意味でいうと、やっぱり結構やるのは大変なんだろうなということは思うわけですが、これだけの大規模な調査をして、その結果をどう生かしていくかということが大事であって、国全体として状況を見るだけなら抽出で十分やれると思います。しかし、今回も思いましたが、やっぱり小牧市で得られたデータというのは非常に興味深いものが幾つもありました。それをどう生かしていくかということが大事だなというふうに思っています。
 それから、学校の組織に関して1つだけ、質問ではなかったかもしれませんが、実は今言われている主幹制度とか、副校長でもそうですが、特に主幹教諭に関しては、東京都だけしかやっていません。ですから、県内でこういうことをやっているところは、まだ全国的にもないわけで、そういう状況ですので、これが管理を強めるとか、そんなことに労力を払うようなことではありませんので、学校が円滑に動く、子供への教育が充実するという側面で我々はいつも考えておりますので、そういった活用をしていきたいというふうに思っております。
◎環境部長(伊藤十代司)
 ただいま交付金の使途についてのお尋ねでございます。
 これにつきましては、ごみ集積場の維持管理交付要綱の目的に照らしながら対処させていただいているところでありますけれども、毎年4月の区長会の折に説明させていただいているところでございます。内容につきましては、ほうきとかちり取り等集積場の清掃道具や、また、立ち番等に対する謝礼、飲み物代、そうしたものに使用させていただいているところでございます。
 以上でございます。
◎市民部長(波多野憲二)
 先ほど質問がございました残りの700台の集積の自転車の処理という御質問でございますが、先ほど申しましたとおり、小牧駅南側の300台につきましては事務処理等々が済んでおりますので、来年1月末ぐらいまでには早々に処理を考えております。また、他の駅にございます自転車におきましても、早期に事務処理を経て、大体計画といたしましては、3カ月に一度ぐらいの目安で処理を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎建設部参事(長谷川由光)
 まず駐車場の関係でありますが、定期利用者に遠慮していただいたことがあるかと、そういった御質問であります。通常の場合はございませんが、イベントの場合、そういったことで遠慮してほしいということでお願いしたことはあるということであります。
 そして、定期利用の最長はどうだということでありますが、これは1カ月ずつ申請をしていただいておる関係上、最長というものは把握しておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。
 それと、5分の2が収容能力316台と矛盾があるのではないかということでありますが、これは平成元年当時から、利用が少ないというようなことの中で、少しでも利用者を上げていきたい、またパークアンドライドを使ってほしいと、そういったことの中でこういった収容能力の5分の2とさせていただきましたので、よろしくお願いしたいと思います。
 それともう1点、効果はどうだということであります。まず駐車場の管理経費と使用料収入の関係で申し上げますと、15年度までは使用料収入が管理経費を下回っておったわけでありますが、16年度になりまして、これは上飯田連絡線が開通しまして、パークアンドライド、そういった利用がふえたということだと思いますが、16年度から使用料収入が管理経費を上回るようになったわけであります。その差額を申し上げますと、平成16年度には340万円、平成17年度におきましては1,100万円、そして平成18年度は1,480万円、そういったことでその定期の効果もあらわれているんじゃないかと、そんなふうに思っております。
 以上であります。
◆9番(川島公子)
 御答弁ありがとうございました。
 それでは、要望と、それから1点だけお答え願いたいところがありますが、今の地下駐についてですけど、やはり先ほど数字で申し上げましたが、この矛盾点ですね、これはやはり考えてもらわないといけないんじゃないかと思いますよ、37台しか一般の人の車は収容できないというのは。やはり車のデザインがどんどん変わってきて、軽自動車といっても機械式のところに入れにくいとか、パレットにも入れにくいとか、こういう状態であれば、やはり地下駐車場の機械の部分、これを全然生かしてないと、不要とは申しませんが、使えないですね、今の車体の関係で。使いにくいということであれば、ここの改修を考えるのか、それとも、今申しました条例によって、月決めの5分の2が出ているという答弁ではありますけど、実情と合ってなければ、じゃあこの条例のほうを改正しなきゃいけないのかと、こういうことになってくると思いますので、この2点について、参事の答弁をいただきたいと思います。
 あとは要望にしますが、やはり今、管轄が違って、担当が違って、道路に放置している自転車は道路課であるとか、公園に放置したのはどこだ、駐輪場に置いてあるのはどこだというのではなく、ちょうど今、新年度に向けて市長は機構改革をしようとされております。そういうのも含めまして、これらの放置自転車に対する管理対策と申しますか、この窓口はぜひとも一本にしていただきたいと思います。そうしますと、このような管理をするについての経費等も明らかに軽減され、また削減されるのではないかと思いますので、これにつきましてはしっかりと要望しておきたいと思います。
 それから、市民病院につきましてでありますが、最後に市長と病院長に市民病院に関するお願いをしておきたいと思います。要望です。
 私もこのたびの選挙でたくさんの人にいろんな話を聞き、質問とか意見とか、そして、こうしてほしい、ああしてほしいという強い要望をいただきました。その中で、市民病院に対する要望が一番多かったんです。ここに議員さんいらっしゃいますが、皆さんもそうではなかったかと思います。それは、1度ならず2度3度と、家族の人が市民病院に通院したとか入院したとか、こういうことで体験に基づいた生の声であったということをまず前に置いておきます。
 どういうことかといいますと、1つは、6人の大部屋、これは自分が入院したときもすごく同室の人に気を遣うし、迷惑もかけられたと。同室のところへ見舞いに来られても、本当に落ち着かない、騒々しい。夜はだれかがトイレに起きるたびに目が覚めて、それからは寝られないと。病院にいながらにして不眠症になるというような御意見。この6人部屋は、やはり思いますに、4人部屋ぐらいに改造できないかということ、これが1点。
 もう1点は、莫大な資金を必要としますけど、ハード面の話になります。極端な声として、庁舎よりも今小牧は市民病院が先じゃないかと、こういうふうな声まで投げかけられました。やはり最高の医師がそろっていて、尾張北部医療のかなめ的存在である市民病院です。やはりそろそろ病院のハード面にも考えを起こしてほしいと思います。今のままではやはり手狭で不便ではないかというのが市民の見ている目でございます。しかし、今回発表された第5次小牧市総合計画の向こう3カ年の計画の中にはそれらしい文字はありませんでした。やはりこの点につきまして、さきの私の質問にも市長は、市民病院をどのようにしていくかは、ハード面も含めて現在調査をしているところでありますと答弁いただいております。今後大変期待をしているところでありますが、それは市長と病院長への要望でございます。ぜひとも考えていただきたいと思います。
 それでは、答弁いただくのは1つでございますが、よろしくお願いいたします。これで私の3回目の質問を終わりとします。
◎建設部参事(長谷川由光)
 地下駐車場のことにつきまして、御指摘をいただいたと思います。先ほどお答えいたしましたように、上飯田連絡線開通以後、利用者も増加しております。また、平成16年度になってようやく使用料収入が管理経費を上回ってきたと、そういったこともございます。そしてまた、地下2階の駐車機械につきましては、議員が申し上げられたように、利用者にとって自動車の出し入れが行いにくいこと、そしてまた段差があり乗りおりがしにくいなど、利便性に問題がある。そしてまた、運転を開始いたしますと管理経費が年間2,000万円ほど増大してくること、いろいろな問題点もございます。そしてまた、自動車の大型化によりまして、駐車機械に駐車可能な自動車は今後さらに減ってくるというふうに予測をしております。したがいまして、議員御指摘のありましたことにつきましては、地下2階の施設改修に合わせて、定期駐車利用につきましても、一般利用者が利用しやすいよう検討をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(小林一)
 以上をもって、本日の議事日程は全部終了いたしました。
 次の本会議は12月11日午前10時より開きますので、定刻までに御参集願います。
 これをもって、本日の会議は散会いたします。
             (午後4時51分 散 会)



△議事日程
  平成19年小牧市議会第4回定例会議事日程(第2日)
           平成19年12月10日午前10時 開議

第1 一般質問
  1 個人通告質問



△一般質問発言通告表
 一 般 質 問 発 言 通 告 表
(個人通告質問)
┌──┬────────┬────────────────────┬─────┐
│順位│  氏   名  │    発   言   事   項    │ 備  考 │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 小牧駅周辺活性化について      │     │
│  │        │2 県営名古屋飛行場で発生した航空機事故│     │
│ 1 │ 稲 山 善 彦 │ について               │     │
│  │        │3 小牧市北西部まちづくりの取り組みにつ│     │
│  │        │ いて                 │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 談合事件について          │     │
│ 2 │ 山 下 智 也 │                    │     │
│  │        │2 消防行政について          │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 文化行政について          │     │
│ 3 │ 西 尾 貞 臣 │                    │     │
│  │        │2 環境整備について          │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 桃花台に関する諸問題について    │     │
│  │        │2 桃花台新交通の本社敷地・インフラの利│     │
│ 4 │ 玉 井   宰 │                    │     │
│  │        │ 活用について             │     │
│  │        │3 工業団地開発計画について      │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 住宅耐震診断について        │     │
│ 5 │ 舟 橋 秀 和 │2 雨水貯留施設と避難場所について   │     │
│  │        │3 防災公園について          │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│ 6 │ 伊 藤   茂 │1 事業計画進捗状況について      │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 学校教育について          │     │
│  │        │2 市民病院について          │     │
│ 7 │ 川 島 公 子 │3 「環境都市宣言」から3年目の政策につ│     │
│  │        │ いて                 │     │
│  │        │4 市営駐車場の運営について      │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 こまき巡回バスの再編について    │     │
│ 8 │ 稲 垣 衿 子 │                    │     │
│  │        │2 ゴミ収集の問題について       │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│ 9 │ 加 藤 晶 子 │1 学校のいじめ問題について      │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 公共事業の入札について       │     │
│ 10 │ 伊 藤 宏 行 │2 行政評価結果について        │     │
│  │        │3 自主財源の確保拡大対策について   │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 通学路の安全対策について      │     │
│ 11 │ 谷田貝 将 典 │                    │     │
│  │        │2 災害時の対応について        │     │
├──┼────────┼────────────────────┼─────┤
│  │        │1 消防の広域化について        │     │
│  │        │2 藤島雨水調整池建設工事について   │     │
│ 12 │ 安 江 美代子 │                    │     │
│  │        │3 下水道計画について         │     │
│  │        │4 全国一斉学力テストについて     │     │
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│  │        │1 県営名古屋空港における自衛隊F2支援│     │
│  │        │ 戦闘機墜落炎上事故について      │     │
│  │        │2 KC767空中給油・輸送機の2008│     │
│  │        │ 年3月小牧基地配備について      │     │
│  │        │3 米軍機の緊急着陸について      │     │
│ 13 │ 楠   孝 一 │                    │     │
│  │        │4 新交通株式会社の基地ヤードの土地問題│     │
│  │        │ について               │     │
│  │        │5 都市計画税の税率の引下げについて  │     │
│  │        │6 談合問題について          │     │
│  │        │7 桃花台地区地下水調査について    │     │
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│  │        │1 医療制度改正について        │     │
│  │        │2 北部学校給食センターの調理及び学校配│     │
│  │        │ 膳業務委託について          │     │
│ 14 │ 森   秀 美 │                    │     │
│  │        │3 児童クラブについて         │     │
│  │        │4 自衛隊の防災ヘリコプター基地調査につ│     │
│  │        │ いて                 │     │
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│  │        │1 小牧駅周辺公共駐車場について    │     │
│ 15 │ 竹 内 里 美 │2 検診について            │     │
│  │        │3 水道について            │     │
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