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愛知県 江南市

平成24年  3月 定例会 03月01日−03号




平成24年  3月 定例会 − 03月01日−03号







平成24年  3月 定例会



平成24年                                第3号

          定例江南市議会会議録

3月                                 3月1日

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               平成24年3月1日(木曜日)

議事日程第3号

平成24年3月1日(木曜日) 午前9時開議

  第1 会議録署名者の指名

  第2 一般質問

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本日の会議に付した案件

日程第1 会議録署名者の指名

  日程第2 一般質問

       〔江口雅明君 小林弘子君 木本恵造君 古池勝英君 稲山明敏君 中西保夫君〕

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出席議員(22名)

     1番   古田みちよ君        2番   鈴木 貢君

     3番   野下達哉君         4番   掛布まち子君

     5番   東 義喜君         6番   森 ケイ子君

     7番   尾関健治君         8番   江口雅明君

     9番   牧野圭佑君         10番   中西保夫君

     11番   山 登志浩君        12番   稲山明敏君

     13番   伊神克寿君         14番   古池勝英君

     15番   河合正猛君         16番   小林弘子君

     17番   木本恵造君         18番   沢田和延君

     19番   古田冨士夫君        20番   宮地友治君

     21番   高田健孝君         22番   福田三千男君

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職務のため出席した事務局職員の職、氏名

事務局長         大島茂樹君  議事課長         川瀬和己君

議事課主幹        大倉由美子君 議事課副主幹       石黒稔通君

主任           長谷川 崇君

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説明のため出席した者の職、氏名

市長           堀  元君  副市長          石川勇男君

教育長          石井悦雄君  生活産業部長       森 昌彦君

健康福祉部長兼福祉課長  滝 正直君  都市整備部長       暮石浩章君

経営企画部長       社本 亘君  教育部長         三ツ口和男君

会計管理者兼会計室長   脇田和美君  消防長          滝 紀彦君



生活産業部参事      永井嘉信君  都市整備部参事      小池郁夫君

兼防災安全課長             兼土木建築課長



市民サービス課長     小塚昌宏君  産業振興課長       大薮勝寛君

環境課長         伊藤幸実君  高齢者生きがい課長    安藤利継君

子育て支援課長      佐藤和弥君  保険年金課長       菱田幹生君

まちづくり課長      吉野賢司君  水道課長         鵜飼俊彦君



地域協働課長       大竹 誠君  行政経営課統括幹     山田敏彦君

兼地域情報センター所長



税務課長         尾関安巳君  税務課統括幹       小岩賢三君



総務課長         野村和典君  教育委員会教育課長    鈴木慎也君

                    兼少年センター所長



教育委員会教育課     土井謙次君  教育委員会生涯学習課長  伊神眞一君

管理指導主事



消防署長         大森幹根君  消防署東分署長      長屋省二君

福祉課副主幹       青山 守君

     午前9時04分 開議



○議長(河合正猛君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名者の指名



○議長(河合正猛君) 直ちに、お手元に配付いたしました議事日程の順序に従い、会議を進めます。

 日程第1、会議録署名者には、会議規則第81条の規定により、議長において

  6番  森 ケイ子さん

  17番  木本恵造さん

を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(河合正猛君) 日程第2、一般質問を続行いたします。

 江口雅明さん。

     〔8番 江口雅明君 登壇〕

     (拍手)



◆8番(江口雅明君) おはようございます。

 きょうから月がかわりまして、3月になりました。1日ということで、朝、きれいにされたお母さん方を随分お見かけしました。きょうは高校の卒業式かなというふうに思いました。私も、もう1週間もしますと年齢を1つ重ねる形になりますので32歳、20もサバを読んじゃましたけれども、52歳最後の一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 通告順に従いまして一般質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 最初に、布袋の南のほうといいますか、東側にかかっております大之瀬橋のかけかえについての検証についてお伺いしたいと思います。

 平成17年、平成18年の2年度にわたりまして、大口町との間で共同事業としてかけかえ工事を行いました。現在、鉄道高架事業中の布袋駅から東のほうに真っすぐ向かいまして、155号線の1本北側の通りでありますけれども。この事業に関しまして、当時から江南市は橋にかかる手前のところまで幅員9メートルの道路工事は済んでおりまして、このかけかえにつきまして、江南市にとって余りメリットもないんじゃないかということが議会の中でも話に出ておりました。というのは、皆さんも通られたことがあるかと思いますけれども、あそこの橋を渡った後のところが実は大問題でありまして、幅員が随分狭くなっています。ですから、相互通行がなかなかかなわなくて、朝晩あの通りを行き来しようとしますと、対向車があると随分長い間待っていたりしなきゃいけないケースが多いというのと、すれ違うときに住宅の垣根とか、また対向車とすれ違うときに車同士でこすってしまう可能性が極めて高いということで、江南市側からは要望を大口町に対して出されていると思いますけれども、基本的な橋のかけかえについての協定書とかがありましたら、後ほどお伺いしたいと思います。

 また、この橋のかけかえにつきましては、道路の拡幅だけではなくて、堤防の改善とか改良が事業の主たる目的だったと思ったんですけれども、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今、堤防の改良とか改修というお話がありましたけれども、それが主たる目的ではないかというお話でございますけれども、大之瀬橋のかけかえの目的でございますが、そういう堤防の改修・改良という事業が主の目的ということではございませんけれども、大之瀬橋自体が五条川の流下を阻害いたしておりますので、そういう関係からも改修の話があったということでございます。

 旧の橋梁でございますけれども、五条川の中に橋脚がございました。それと橋の床版といって橋自体のものですが、それ自体が堤防よりも低い位置であったために、どうしても水が橋の橋脚や床版に当たって流下を阻害していたということで、大之瀬橋の付近一帯で浸水被害も発生しておったということでございます。その橋自体も今度は幅員が狭いために、特に朝の通勤時間帯は、歩行者や自転車と自動車とすれ違う際に危険だという状況であったということでございます。そんなような背景から、平成17年の9月に、大口町といろいろ協議する中で基本協定書を締結いたしまして、平成17年、平成18年度の2カ年で改良工事を実施したというものでございます。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。

 近くにお住まいの方で、稲作等をされている方から、大之瀬橋の上というのか、ちょうどカーブになったところがあるわけなんですけれども、そこから、昨年の8月の集中豪雨のような雨がまとまって降るとオーバーフローして、田んぼですからよっぽどいいんでしょうけれども、水浸しになるというような話なんかも聞いていますけれども、このかけかえ後というのはどうなんでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 五条川のその部分は、いわゆる天井川と申しますが、五条川の水位のほうが高くなってまいりますと、五条川の水位のほうが高いもんですから、周辺の水田のほうが、五条川へ排水するのに水田のほうが低いという関係から、どうしても五条川の水位が高くなりますと、そこに湛水をするという状況でございまして、ただ先ほど申しました大之瀬橋一帯のところの浸水被害みたいなものは、この橋梁をかけかたことによって流下阻害が改善されましたので、それからは被害が以前よりは少なくなったというふうに聞いております。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。

 じゃあ先ほどの道路の部分に話を移したいと思いますけれども、江南市側はもともと道路幅員9メートルで整備されておりました。大口町は4メートル前後のところが恐らく多いと思うんですけれども、狭いということで、あの通りを利用されない方も随分多いと思います。私も例えば小牧市のほうに出かけたりするときに、手前のところで右折して、要は南側に入って155号に出ることができるジョイフルだったかの東側の通りがあるんで、そちらから迂回というか逃げるような形をとられる方が多い思うんですけれども、現状、工事で橋のかけかえが終わった現在も、大口町側の道路の整備というのは全く今のところ形として見えてきていないんですけれども、大口町との協定の中身というのを少しお聞かせいただけますか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 平成17年の9月に大口町と結んでおります基本協定書の内容でございますけれども、その事業の目的、それから協定の期間、費用割合負担、関連道路の整備、そういうものなど8条にわたっての内容で締結がなされております。

 特にその中の第7条で、関連道路の整備ということといたしまして、大之瀬橋に関連する道路の整備については誠意を持って取り組み、早期の完成を目指すものとするという記載がなされております。

 また、この7条関連においては覚書も締結されておりまして、その中で、大之瀬橋から東へ220メートルの区間については、その道路整備については誠意を持って取り組み、早期完成に努力する。また、進捗状況を江南市に報告すると記載されています。

 そういう関係でございますので、年に何回か大口町とその辺の進捗状況は確認をしているということでございます。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。

 協定書のほかに覚書が存在するということで、覚書は私も資料としていただいたんですけれども、その覚書の最初の部分で、覚書ですから、江南市が甲で大口町が乙というような形で交わされた覚書なんですけれども、大口町は大之瀬橋から東へ、今、部長の答弁がありましたように、220メートルの区間の道路整備については誠意を持って取り組み、早期に完成に努力するとともに、ここの先がちょっと今抜けていたんですけれども、平成18年度から、これは工事が終わってからすぐに、路線測量を計画するものとするというふうに覚書で交わされています。その路線測量というのは、大口町は進められているのでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 大口町とのその後の経緯でございます。ちょっと御説明申しますけれども、平成17年9月に基本協定を結びまして事業をやりまして、その後ですが、平成22年の6月に地権者へ現況測量の説明会を開催されまして、平成23年2月ごろに現況測量が実施されたと。本年度になりまして、平成24年の2月ですが、交通量調査も実施されまして、今その分析中ということでございます。

 それで今後の予定としては、現況測量とか交通量調査の結果を地元のほうに説明会で説明をしていくというふうに聞いております。

 先ほどの覚書の中の路線測量という意味合いからすると、路線測量につながる現況測量はされておりますけれども、実際に道路線形を決めまして現地に道路のセンターといいますか中心の測量のくいを打ったりなんかする路線測量は、まだされていないということでございます。



◆8番(江口雅明君) どうして平成18年度から計画するものとするということについて今質問させていただいたかといいますと、当たり前の話なんですけれども、平成18年度からということは、先ほどの部長の答弁でありました平成22年度まで4年間、大口町は何もしていただいていなかったということになりますよね。その間も江南市側としては、この覚書もありますので、大口町に対して工事を進めてほしいというような要望を当然出してきたと思うんですよ。それに対して全く対応していただけていなかったというのは本当に残念だなあと思いますし、平成27年だったかな、鉄道高架が完成した折には、この道路というのは恐らく準主要道路のような形で、大口町側や小牧市さんのほうからも、江南市、布袋駅を利用される方があの通りを使う可能性が極めて高いと思ったから今回も質問させていただいているわけで、155号線が4車線化されるのにまだ時間がかかりますので、そうなると155号から逃げて、この通りを使おうという方が圧倒的に多いと思うので、今までの4年間、何もされてこなかった4年間と同じことがこれから繰り返されるのはいけないと思って今回質問させていただいていますので、4年間江南市側からどういうアプローチをされたのか、また大口町側からはどういうようなお話があったのか、わかる範囲で結構ですので、お聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 当然その後、大口町さんのほうとしてはお地元のほうと一生懸命御協議をされたということでございますけれども、その間何もしないということではなかったということでございますが、江南市のほうも、今、議員おっしゃられるように、この道路を協定書とか覚書に基づいて早く整備していただくことを毎年大口町さんと協議してお願いをしてきたということで、その経緯につきましても、毎年6月の建設産業委員会で御報告をしてきて現在に至っているという状況でございます。

 おっしゃられるように、鉄道高架事業を今進めておりまして、鉄道高架事業は、駅ができますと高架になりまして、布袋駅線が高架の下を通って通過して、西側に駅前広場ができますが、そこへアクセスするという形態でございますので、当然、その延長で真っすぐに行ける大口の大之瀬橋の東側については早く整備していただくのが一番よろしいことですので、今後も大口町のほうに早く整備していただくように、要望、協議をしてまいります。よろしくお願いいたします。



◆8番(江口雅明君) とにかく時間をかけないで、もちろん地権者との話がありますので大口町は大変だと思いますけれども、早急に整備いただけるような形で、江南市側としては要望の仕方というのも、早くしてくれ早くしてくれというような形だけじゃなくて、具体的に大口町に計画を出していただいて、いついつまでには例えば地権者との折衝を終えて、いついつまでには路線測量も確定して工事に入っていくというような形で、具体的に日数といいますか、何年までに拡幅の見込みを立てるんだというような形で要望していただきたいなあと思いますけれども。



◎都市整備部長(暮石浩章君) いずれにいたしましても、ことしの2月に交通量調査をされて、近々に地元のほうにその調査結果、現況測量の結果などをお示しされて地元のほうに協議をされるというふうにお聞きをしておりますので、そういう結果も大口町さんから聞き取りをするなど、そういう中で早く早期に整備していただくような要望、文書で回答を求めるなり、そういう形で早く整備していただくようにお願いをしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆8番(江口雅明君) 恐らく、布袋にお住まいの方もそうですし、私も駅の東側に住居を構えておりますので、利用する際、特に小牧方面に出かけたりする際には、この通りを使う可能性が極めて高いですので、利用者も随分多いと思います。そういった事故防止の意味においても大口町さんとしっかり協議をいただいて、一日でも早い開通といいますか拡幅を望むものであります。よろしくお願いします。

 では、2番目の質問に移らせていただきます。

 江南市の施設における「時」の表示についてということで、ちょっとわかりにくい質問になっておりますけれども、きのうも全日本のワールドカップの3次予選か行われておりましたけれども、先日もロンドンオリンピックの出場をかけて、サッカーのU−23の日本代表が大事な試合をされていましたけれども、また大差で物にできましたからよかったですけれども、国際Aマッチ、皆さんもサッカーを見られるかと思いますけれども、試合会場には45分ハーフでの時計が設置されています。これは、あと残り時間何分かというのが、選手がプレーしながらもわかりやすいような形で設置されていると思うんですけれども。

 江南市の公共施設、例えば小・中学校とか文化会館、すいとぴあ江南もそうなんですけれども、あと主要な公園ですね、そういった施設の外壁の部分には時を示す時計が表示されていると思います。私も最近では腕時計とかは余り、携帯電話に時計がありますので、つけないような方もふえてきていると思いますけれども、外に出たときに一目で時間がわかるような時計の表示というのは、小さいお子さんから高齢者の方まで、だれにとっても時間が大切であると認識されているから設置されているというふうに私は思っています。最近は、先ほどもお話ししましたけれども、スマートフォンに代表される携帯電話が多機能になってきておりまして情報の収集も共有化も、例えばきのう山議員が少し話されましたけれども、フェイスブックとかによって著しく高速化されてきております。正確に時を刻む時計機能も、当たり前に携帯電話に内蔵されておりますけれども、反面、少し前の携帯電話と比べますと、多機能になった分だけ電池の消耗も激しくなりまして、本体自体も前と比べると、持ちやすい形の薄くて小さいという形から、やや大き目の形になってきて、ポケットサイズでは余りないようなものになってきています。ですから、例えば軽いジョギングとか、グラウンドゴルフに代表されるような世代間で交流されるような生涯スポーツとかをされるときに、従来のような形で携帯を携帯しながらプレーするというケースがだんだんだんだん減ってきているような状態です。

 先ほど話に上げましたけれども、まず最初に江南市の公共施設の中のいろんな利用規定があると思いますけれども、時間単位で貸し出す施設と、そうでない施設があると思いますけれども、時間単位で区切られている施設というのはどういった施設がございますでしょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 市内の時間単位で貸し出す施設でございますが、市営テニスコートや市営グランド等14カ所ございます。

 貸し出し時間につきましては、市営テニスコートは午前9時から午後9時までの間で2時間単位となっております。また、蘇南公園にございます多目的グランド、多目的広場、蘇南グランド、パークゴルフ場につきましては、午前6時から日没まで2時間単位で貸し出しております。緑地公園内にございます野球場は、午前6時から日没まで2時間単位で行っております。また、芝生広場、ソフトボール場、グラウンドゴルフ場や、また中般若グランドは、午前8時から日没まで2時間単位で貸し出しをしております。そして、市民プールにつきましては、午前9時から11時半までと午後1時から4時半までの2部制ということになっております。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。施設によって、2時間単位とか、いろんな形で貸し出されているというのはよくわかりました。

 今お答えいただきました施設の中で、ゲームとかをしながら時間がわかるような施設と、またそういった時計が設置されていない施設というのはありますでしょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 先ほど申しました14施設のうち時計が設置されていない施設は、緑地公園内の中般若グランド、草井グランド、また草井グランドの野球場、草井グランドのグラウンドゴルフ場、芝生広場と、また蘇南公園にございますパークゴルフ場、蘇南グランド、市民体育館に隣接しておりますテニスコートと市営グランドの10カ所でございます。

 また、そのうち中般若グランドにつきましては、隣接するテニスコートに設置してあります時計、またパークゴルフ場につきましては隣接するテニスコートで、蘇南グランドは隣接する多目的グランドの時計で、またテニスコートと市営グランドは隣接する市民プールの時計で、それぞれ時間を確認していただくことはできると考えております。したがって、時計が完全に見ることができない施設といたしましては、草井グランド、草井グランドゴルフ場、それから草井グランドの野球場、芝生広場の4カ所だと思っております。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。

 今の部長の答弁でもはっきりしましたけれども、時計が設置されていなくて江南市内の施設の中で時間がわかりにくいというかわからないところというのは、ちょうどすいとぴあ江南の北側に位置するグラウンドのあたりに集中しているというのが今の御答弁でもはっきりわかってまいりましたけれども。

 昨年、江南市主催で、こうなん木曽川YUYUウォークと自転車散歩というのがありまして、私も牧野副議長と一緒に、勲碧酒造からすいとぴあまで老体にむち打って自転車で走りましたけれども、時間を確認するのに、自転車の前かごに携帯電話を入れて時をはかっていたわけなんですけれども、運転しながらだと、かごから取り出して見ようとすると非常に危険もありましたんで、とまって確認していたわけなんですけれども、平成20年の6月議会において伊神議員のほうから、すいとぴあ江南の北側の芝生グラウンド利用者や、健康づくりの一環で遊歩道とかサイクリングロードを利用されている皆さんに、時を示す設備として大きな時計をつけていただきたいというような要望がありました。議事録のほうも確認させていただきますと、当時、都市整備部長であられました副市長が御答弁されていまして、費用対効果を含めて利用者の方々から御意見を伺った上で判断されるということでありましたけれども、土・日になるとスポ少のお子さんたちやグラウンドゴルフの方々が芝生グラウンドを利用されて、大きな大会とかも、市長さんも来賓ということでごあいさつにたびたび見えておられますけれども、そういった江南市の周辺の施設の中でも大きな大会が行いやすい施設というと芝生グラウンドはかなり、地域といいますか近隣の皆さん方からも大きな会場として使い勝手がいいということで、よく喜んで利用されておられます。

 例えば先ほども申しましたサッカーなんかでも、ゲーム中というのは当然、時計もされていなければ、当たり前のように携帯電話も持たずにゲームするわけであります。皆さんもまだまだ記憶に十分残っておられると思いますけれども、サッカーのワールドカップの予選で「ドーハの悲劇」というのがありましたね、日本人なら大抵覚えておられると思いますけれども。あれもロスタイムに入るまで日本は1点リードしていて、このままいけば初めてワールドカップに出場できると。私もテレビにくぎづけで、もう出場が決まったなあと、今でもカズがスライディングするシーンが目に浮かびますけれども、その状態で最後にロスタイム中に追いつかれてしまって、ワールドカップ出場を逃したと。ただ、この経験を生かして、ロスタイムに入ったら、ボールを自軍の選手が持ったら、なるべく詰めていってボールをとられないようにして、時間を有効に使っていくというようなことを当たり前のようにやるようになりましたけれども、そういった意味で、ゲームをコントロールするという意味でも、残り時間もそうですし、時間を把握しておくということは、子供のころからゲームに親しみながら覚えていくべきものじゃないかなあという意味で、私は大切なことじゃないかなあと思っております。

 芝生グラウンドもサイクリングロード・遊歩道もそうですけれども、特に遊歩道とかサイクリングロードについては、整備がされて非常に利用者もふえてきていると思いますけれども、もちろんカウントなんかがされているわけではありませんけれども、感覚的に、利用者は整備された後にふえてきたというような感覚ではないですか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 遊歩道・サイクリングロードを整備いたしまして、昨年は議員も参加いただきましたイベントも開催いたしました。それから、その後、名古屋マラソンにつながるマラソンも、138タワーパークと一緒にお使いをいただいたと。いろんな形で御利用も、そういうイベント等での引き合いもございますし、自転車で走ったりウオーキングされている方は、土・日なんかはかなりの方が利用していただいておりますし、平日でも結構御利用いただいているというのは現地に行きますと確認できますので、だんだん遊歩道・サイクリングロードが皆さん方に周知をいただいて、御利用を少しずつしていただいているというふうなことは認識をいたしております。



◆8番(江口雅明君) そういう意味でも、利用者がふえているということであれば、何らかの形で時間が一目でわかるような形で表示していただけるとありがたいなあと思っています。

 ただ、今回この質問に当たって、当局の皆さんと話をさせていただく中でいろんなことがわかってまいりました。河川敷のところにはもちろん時計とかが設置できないというような部分と、すいとぴあの壁面に、本当はそれが一番私は望んでいることなんですけれども、恐らく伊神議員もそうだったと思います。すいとぴあ江南の北側の壁面に大きな時計で時間を表示していただけると、多くの方がグラウンドを使いながら時を共有できるといいますか、正確に把握することによって、例えばゲームにしてもそうですし、ウオーキングされる方でしたら、毎日同じような時間に例えば家を出て、すいとぴあ江南のここの位置まで来るのに、きょうは45分かかったけれども、あしたは40分まで頑張ってみようかなといような目標も立てやすいしという思いで今回も質問させていただきましたけれども、いろいろ費用対効果を考えると厳しい面もあるというのも説明の中でよくわかってまいりました。

 そんな中で、芝生グラウンドと遊歩道・サイクリングロード利用者を一体に考えると、どうしても大きなものしかだめだろうというような形になってまいりますので、今回、切り離した形で、芝生グラウンドを利用される方は芝生グラウンドを利用される方用に、また散歩等をされる方には、どこか違う場所でも結構ですから、小さな時計で結構なので、時間がわかるようなものを用意できないかと。

 特に競技場の場合は、これもまたちょっと難しいかもわからないですけれども、移動可能な電光掲示板のような……。

     〔他に発言する者あり〕



◆8番(江口雅明君) (続)今、会場から沢田さんがマラソンのようなと言われましたけど、まさにそういうのでも、例えばボタンを押せば時計が動いていけば、9時スタートのゲームだったら、3時間なら3時間経過したというのがわかるんで、12時だなというのがわかるんで、そういったものを市のほうで用意されて、競技によって利用されるということは検討できないんでしょうかね。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今、議員から時の重要性みたいなお話がありましたけれども、芝生グラウンドにしろ、遊歩道・サイクリングロードにしろ、あのあたりの施設でお使いになるいろんな団体、いろんな方々、利用者の方々、それぞれ利用の形が違うというふうに思いますので、いろんな形で時といいますか、時間といいますか、そういうものの確認ということがいろいろケース・バイ・ケースで違うというふうには思います。そういうことから、すいとぴあの北側の壁に大きいものを後づけでつけるというのは非常にいろんな面でコストが高くかかりますので、そういうことではなくて、利用者の方のケース・バイ・ケースに合わせたような利用形態を、御利用になる方々の御意見もお聞きするような形もあって要望が非常に大きいということであれば、その辺のところも把握する中で、関係する各課とも協議しながら検討をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆8番(江口雅明君) 芝生グラウンドの東側の野球場のところにも時計とかもないということですので、そういった部分でも、移動式のものでも構いませんので、ぜひ前向きに御検討いただいて、スポーツ団体の皆さん方からもぜひ御意見をいただいて、利用者に本当に親しんでいただける施設にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 じゃあ、最後の3つ目の質問に移らせていただきます。

 これは本当は12月議会で質問させていただいたほうがよかったかと思いますけれども、メディアでも非常に話題になりました冷凍倉庫の件であります。

 これは昨年の11月に、私もたまたま拝見したんですけれども、「報道特集」という番組でも報道されていました。一般倉庫と冷蔵倉庫の違いで、名古屋市のある冷凍倉庫の会社の社長さんが、会計記録じゃないですけれども、自分の会社の経理を見直していった際に気づかれたということで、私もよくわからなかったんですけれども、普通の倉庫と冷蔵倉庫というのは、冷蔵倉庫のほうが消耗が激しいということで、3年ごとの固定資産税の評価額の見直しのときに大きく減価償却されていくという状況にあるにもかかわらず、一般倉庫と同じ扱いをされているということで、固定資産税の過払いが大きく発生したということでありました。

 いろいろ私も調べてみましたら、全国で415の自治体の中で3,000棟余りが同じ理由で固定資産税を余分に徴収されていたということがわかったということです。日本冷蔵倉庫協会というところで調査をかけましたら、過払い額の合計は全国で200億円を超えるというような状況だったそうです。

 江南市にも森永さんとかがありますので、江南市の場合はどうだったのか、お伺いしたいと思います。



◎経営企画部長(社本亘君) 今、議員お尋ねの冷凍倉庫の件でございます。平成18年に県から冷凍倉庫の基準として、冷蔵室の保管温度がマイナス20度以下のものに相当すると示されましたので、該当すると思われる、今、議員が言われました森永乳業でございますけれど、倉庫の実地調査を行った結果、工場の一部でございましたので冷凍倉庫に該当するものはないということで、江南市内にはございませんでした。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。

 なかったというのは、ひょっとしたら不幸中の幸いだったのかもわからないですけれども、実地調査をされたということは、倉庫のある疑わしいところに赴いて再度確認されたということでよろしいわけですか。



◎経営企画部長(社本亘君) 現場に出かけまして調査いたしました。



◆8番(江口雅明君) それは御苦労さまでした。

 この報道によりますと、冷蔵倉庫と一般倉庫の違いというのは、国の判断基準というのが不明瞭で、とてもわかりにくくて、各自治体で判断がしかねるような状態だったというふうに聞いています。その後、今度、来年度からですかね、新たに改められまして、わかりやすい基準にされるということですけれども、どういう形なんですか。



◎経営企画部長(社本亘君) 平成24年度の評価がえからの冷凍倉庫の基準でございますが、一般倉庫に含まれていた冷蔵倉庫が冷凍倉庫ということで統合されます。その要件でございますが、家屋の構造が非木造であること。主な用途が倉庫であり、倉庫内の保管温度が常に10度C以下に保たれていること。1棟の建物の中に、一般用倉庫、工場、作業場等の冷蔵倉庫以外で使用している部分がある場合は、その冷凍倉庫部分の床面積が50%以上であること。この3つの要件をすべて満たすものに対して、冷凍倉庫の減価償却率の区分が適用されることとなります。



◆8番(江口雅明君) 国のほうでも、こういった問題が発生したということで、わかりやすい基準を設けてきたということだと思いますけれども、今後、冷蔵業というのがどういう形の発展といいますか、業種自体がどういう形の方向に向かうかわからないですけれども、例えば江南市で雇用も生まれるような形の冷蔵倉庫を有するような企業を誘致しようとした場合には、今後は明確な基準が今回の形ではっきりしたということで、そういった話があったときにも、企業側に迷惑かけるようなことなくやりやすいということですね。

 こういった変更される内容について、江南市側として、いろんな倉庫を扱ってみえる業者さんも含めて、市民にどういう形で周知とかはされましたか。



◎経営企画部長(社本亘君) 昨年11月号の広報「こうなん」、またホームページのほうで、冷凍倉庫の要件の内容について掲載いたしました。また、該当倉庫を抽出いたしまして外観調査を行い、判断できない場合には所有者に案内文を送付いたしましたが、該当する冷蔵倉庫はございませんでした。



◆8番(江口雅明君) ありがとうございます。

 今回は江南市にはそういった該当物件はなかったということで、本当によかったなあと思いますけれども、今後もきちんとした形で現調を重ねて、企業の経営されている方々に、行政側からのミスで御迷惑がかからないような形で進めていただきたいなあと思っています。よろしくお願いします。

 最後に1つ、これは私の素朴な疑問だったんですけれども、税の公平性という部分でなんですけれども、江南市と同時期に、例えば名古屋市で、同じ面積で同じ仕様で建て売り住宅を同じ業者が建設されたときに、江南市の建物の評価額と名古屋市の評価額が違うケースがあります。これは本来なら、住宅を所有する側からしてみたら、評価額は、建物が同じものであれば、建物価格というのは同じだろうと思うのが自然かと思いますけれども、そういった誤差が出てくるというのは、どういうところに原因があるんでしょうか。



◎経営企画部長(社本亘君) 家屋の評価額は国が定めております固定資産評価基準に基づきまして決定いたしておりますが、物価水準も考慮されるということで、江南市と名古屋市とでは若干の差が生じることとになります。また、独自の評価要領に基づき評価を行っているところもございますので、それに伴いまして差異も生じるものと考えております。



◆8番(江口雅明君) わかりました。

 それぞれの評価要領というのが自治体で決められているわけですね。だから、例えば一般的であれば1.0を掛けるとか、それに修正というか、江南市の場合だったら0.95掛けるとか、名古屋市の場合だったら1.0とかというような、行政単位で決めることができる枠みたいなのが要はあるわけですか。



◎経営企画部長(社本亘君) 今言いました評価基準のほうで、各自治体のほうで決めているものがございます。



◆8番(江口雅明君) そこで一定のさじかげんというか、そういうことができるわけですね。

 前にも中西議員が、税の公平性のような部分でも話されましたけれども、それも例えば資産割とかという部分になってくると、不動産の所有されている評価額に対してかけられてくるという形になりますので、そういう部分でも、名古屋市の場合は資産割がないのかわからないですけれども、そこでも何かちょっと誤差が出てくるというのはいかがなものかなあと思ったので今回は質問させていただきました。またいろいろ私のほうでも調査をかけながら、これからも市民にとって、これは平等性に欠けるようなことがあるんじゃないかということについては、きちんと調べた上でまた質問させていただきたいと思います。ありがとうございました。終わります。

     (拍手)



○議長(河合正猛君) 小林弘子さん。

     〔16番 小林弘子君 登壇〕

     (拍手)



◆16番(小林弘子君) よろしくお願いいたします。

 通告順の1番に掲げましたのが、いこまいCAR事業の一助についてというふうで質問させていただきたいと思います。

 昨年、私どもの江政クラブがタウンミーティングを開きました折に、私が担当していたところ、二十何人ぐらいのグループだったんですけれども、いこまいCARのデマンドカーに登録していらっしゃる方はいらっしゃいますかと申し上げましたら、一人もいらっしゃらなくて、余りそのことについておわかりにならない方ばかりでした。ですから、予算として補助金が今年度末には3,000万円超えるかもしれないなどという情報もあったり、加入している人たちが2,000人ちょっとぐらいというようなことをお聞きになったその方たちが、例えばきょう7時のタウンミーティングに参加するために、夜に使えるものであれば、自分たちも結構大変な思いをして出てきているのだから、いいのですが、市民サービスという意味では、利用する形としては日中ではそんなに必要ないときも多い、サービスとして不公平感が否めないというようなことをおっしゃっている方がたくさんいらっしゃいました、実は。そんなこともあって、いこまいCARのデマンドカーも含めすべてですけれども、もう少し何かサービスの形としていい展開ができないものかというふうに思います。

 先日、これはテレビからの情報ですけれども、全国的に展開をしている日本交通のタクシーの運転手さんは、ヘルパー2級の資格を持っている人が4,055人いるというようなことが報道されました。そういう資格を持っている人たちが例えばタクシーの運転手さんに多ければ、以前も実は、タクシーの運転手さんというのはとても一生懸命な方もいらっしゃいまして、車いすの御家庭で、その人にいつも頼んでいるんですというような顔見知りになった方がお宅まで訪ねていって、家人がいないときに足の不自由な方を抱えて外に出て、車いすを荷物のところに入れて、それでその方をちょっとぐあいが悪いときに病院に連れていったとかというようなことも、御家庭との信頼の中でやっていたと。その人たちは、でも資格を何も持っていない。そんな中で、じゃあいつまでもそういうことが果たして大丈夫かどうかということが、だんだん危機のようなことが言われてくるようになって、そういう活動も逆に言うと制限された。

 当時、車いすを後ろに入れたときに、ふたがばたばたしないようにと、そこをつなぐしっかりとしたひもなんかも配られたりということもしてやっていたんですよ、実は。それから、子供だけで留守番している場合、連絡が入ったときに、その子たちを見回るということもしていたんですが、このいこまいCAR事業が始まってから、最初、いつも予約できるような固定客がいた人たちというのは、いこまいCAR事業に参加するために毎月3万円以上の減収になってきて大変で、今来ている方たちは、そこまで個人的に自分のもうけというのは、大変ですけれども、そういうことを上げていかなくてもいいような方が今来ているんだと。そんな中での事業であれば、本当にじゃあ市民の必要としているところを助けてあげるために、例えば江南市でも、高齢者の介護サービスや子供たちのお世話ができるような形でのいこまいCAR事業というか、そういうところに結びついていかないかどうかということをお尋ねしたいと思います。



◎生活産業部長(森昌彦君) ただいま議員のほうから御紹介をいただきましたタクシー会社のサービスの問題でありますけれども、少し調べさせていただきましたら、全国にはいろんな、ある意味タクシー会社の生き残りというようなことも含めて、いろんな努力がされておるということはお聞きしております。今御紹介いただきましたヘルパーの資格を持ったドライバーというようなことのほかに、親にかわって子供を、例えば塾の送り迎えだとか、そんなようなことをやっている会社もあるというふうに聞いております。少し調べさせていただきましたが、事前予約制というようなことであったり、そういう点ではいこまいCARの予約便と同じようなシステムでありますが、料金体系が貸し切りみたいな考え方であるそうでありまして、最初の1時間を基本料金、その後30分ごとに加算がされていくというような料金体系であるようにお聞きをしております。

 御提案のいこまいCARの予約便でも、このようなサービスといいますか、取り入れられないかというようなお話でございますが、今申し上げましたけれども、基本的に料金体系の考え方が大きく異なるなというふうに思っております。いこまいCAR(予約便)は、通常のタクシーメーターによる距離制の料金体系というのを基本にしておりますので、そういう点では大きく異なる部分があるなというふうには思っております。しかし、議員御提案のサービスという点につきましては、今、江南市の公共交通の検討委員会というのを職員で構成しておりまして、そういう中でもタクシー会社ともいろんな協議をしておるところでありますので、そういったタクシーの乗務員の資質やサービスの向上、そういった点では、タクシー会社に、全国にはこういうことをやっておるところがありますよというようなことも紹介しながら、話題にしていきたいと考えております。



◆16番(小林弘子君) タクシー会社の方にちょっとお聞きしましたら、奨励はしているけれども、積極的に介護ヘルパーの資格を取る時間とか資金援助みたいなことはまだやっていませんと。今申し上げたのは、この地元かいわいのタクシーのことですけれども。でも自発的に取ってきた方もいて、介護ヘルパー2級を持っている運転手もいますというふうな御紹介をいただきました。

 できましたら、時間範囲もできたら、先ほどの市民の方の御意見もありましたけれども、夜7時に開かれる会合に行くのに、ちょっと遠いところから何人かで乗り合わせて来られたりしたら本当は助かるんですがというタウンミーティングの御意見もありました。そんなことも含めて、デマンドカーではないほうのいこまいCARも、バスの走っていないところの路線をカバーするという最初の目的があってやっていますけれども、バスは終バスまで、10時近くまで動いているわけですから、そういう意味で考えますと、もう少しその辺の改善をお願いして、さらにせっかく大きな補助金を使っていることであり、もう少し市民の皆さんに歓迎される意味の、不公平感なんていうのを言われたときにはどきっとしましたけれども、そういうことをカバーできる事業として、今、そんなような御意見をいただきましたので、ぜひともよろしくお願い申し上げます。

 次の質問をさせていただきます。

 資源ごみ回収環境の改善という、ちょっと「環境」などという言葉を使ってしまいましたけれども、3点ほどこの間お願いしたいことがございます。

 実は、私の地域ですけれども、資源ごみの回収場所で、たまたま私どもは、森議員も含めて、毎回、回収場所を全部パトロールして、それぞれ皆さんに何かないかということをやる役割を今させていただいております。毎回、資源ごみの日には、各回収場所を回って、それぞれのお手伝いをしたり、お当番が少ないところでは、私どもが自分でもちろん回収のボックスやネットのケースなどを広げて全部やるんですけれども、そんな中でペットボトルの、去年、おととしぐらいまで、金属のラックを広げて、それにペットボトル回収の袋を取りつけてペットボトルを回収していたんですが、そのラック式のがなくなってネットの枠だけになりましたよね。それになってからも、前と同じ袋が来るわけです。そうしますと、はまらないんですね。

     〔他に発言する者あり〕



◆16番(小林弘子君) (続)やっぱり同じでしたか。うちのところだけかと思っていたんですけれども。

 例えば4枚袋が来たとすると、全部前のときの、そろそろぼろぼろになってきて、「ペットボトル」という字も消えているような古いグレーのが来るんですけれども、サイズが全く合わず、はまらないんですね。例えば、ウエストのはまらないスカートを私どもは無理無理落っこちていかないようにやるんですが、だんだんペットボトルがふえてきたら、まず外れて落ちていきますし、回収場所で立ち番をしている人たちというのは、いつもそれに苦労している状況です。

 これについては何か把握していらっしゃるんでしょうか、どういうことなんでしょうか。大分年数がたったんですけれども。



◎生活産業部長(森昌彦君) 今、議員からお話がありましたけれども、収集のネットの形といいますか内容が、実は平成20年度に、クロスバータイプと言っておりますけれども、その方式から今のネットスタンドといいますか、そういった内容に変更をしたところであります。今御指摘の内容についてちょっと調べてみましたら、どうも以前使っておったものと新しくつくったネットスタンド用のネットの袋が、一部まじっておるというようなことが判明いたしました。これは同一業者にお願いをしておりますので、平成20年度の入れかえのときにまじってそのままになっておるということがありましたので、これは早速全部調べ直しまして、サイズの合わないものにつきましては、早急にサイズの合うネットに取りかえをしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆16番(小林弘子君) お願いいたします。

 何でも使えるものは大切にいつまでも使うという、そのことはいいんですけれども、はまらないので、そういう場所のお当番をしている人たちも、自分たちのことではあるんですが、朝早く出てきて大変な思いをしている中で、これどうなっているのと怒られるのはちょっと大変だったので、よろしくお願いいたします。

 もう1つですが、雑紙の収容容器ですけれども、赤いちょっと大き目の、牛乳パックより少し大き目の赤い箱が配られています。分別をとても皆さん一生懸命やってくださっているおかげで雑紙がたくさん出るんですが、とてもあのボックスには入り切らず、皆さんが持ち込んできた、紙袋に入れてきた人のは箱にあけずに、「済みません、周りに置いておいてください」と言うと、みんなうちできれいに仕分けして、紙袋もいい紙袋に入れてきたと。それを周りの芝生だったり、道路だったりそういうところに、「またそうやって外に置いていくんですか」と、とても残念そうに気になさりながら雑紙を置いていくんですけれど、袋からあけられる部分はどんどん箱の中にあけますが、それでも多くなってしまって、いつも持ってきた紙袋ごと周辺に山積みしています。

 そういう状況で、実はこれについては、環境課のほうでしっかり、紙は別な日もというふうに言ってくださっていますが、それでもわざわざそこまで届けに行くというほど、皆さんがそうだったらいいんですけど、回収日に持ってくるのが基本ですので、ここに雨の日でも何でも、どろどろのときでも持ってきてしまいます。これにつきまして何かいい方法がないか、お願いしたいと思います。



◎生活産業部長(森昌彦君) 紙類のコンテナでありますけれども、これはほかの廃プラだとかいったようなものはたくさんコンテナを配付しておりますけれども、雑紙用についてはそういうふうにしておりません。配付しておりますコンテナは、雑紙を少ない量、ばらで出されるような場合を想定してコンテナを配置しておるわけであります。雑紙の基本的な出し方という点では、議員も先ほどから申されておりますけれども、例えば紙袋にいっぱい入れて、そのまま出していただくだとか、あるいはひもで縛って出していただくというような、そういった出し方を基本というふうにしております。

 よく、雨が降ったりするとぬれてしまうんじゃないかとか、下に置くと土がつくんじゃないかというようなお話も聞きますけれども、実は雑紙については、ぬれても再生可能であるというようなことで、業者のほうでそういう扱いになっていますので大丈夫なんですが、ただ市民の皆さんは、なるべくきれいなまま出したいという、そういうお気持ちはよくわかりますけれども、実際の取り扱い上はぬれても大丈夫ということでありますので、今、御指摘をいただいたことは、例えば解決方法としては、コンテナをふやすだとかいうことになると思いますけれども、場所の問題だとかいろいろな問題がありますので、現状のやり方で続けていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆16番(小林弘子君) 実は、きょうここに見本を持ち込もうと思ったんですが、議長にお許しいただいていなかったのでと言いながら、実は戸田市へ参りましたら、皆さんから出た雑紙をリサイクルした紙袋を市民に配っていまして、その袋の片一方の面には、雑紙として扱えないものの品目がはっきり書いていて、そこにバッテンがついている。裏側をひっくり返すと丸がついていて、その丸印のほうには、どの紙が雑紙として今市が扱っているかということがちゃんと書いてあるんです。戸田市は名刺はだめになっていましたから、うちのほうが名刺大からいいことになっている分、ちょっと進んでいるかなあと思いましたけれども、そんな袋を実はいただいてきました。

 中身を、しっかり雑紙のことを確認してもらう意味ではとてもよくわかるし、その紙袋に入っていれば。しっかりした紙袋だったんですが。今とても紙というのはわかりにくくて、外側に例えばセラミックス系のとか、何かそういうコーティングしたような、お知らせの紙とかもあって、そういうことはなかなか市民の皆さんにはわかりにくくて、そういうのもみんな、実はそれは紙じゃないというものもあります。手で裂いても裂けないような紙もあったりするんですが、そういうのもきれいならみんな雑紙に入れてきてしまう。もちろん、新聞と広告を一緒に出しているという、江南市はしっかり分別を皆さんにお知らせしていますからやっているんですけれども、そういうのがあって、例えば江南市のやり方とか、それから紙についての注意事項とかというのをもう一度確認させたいとかいうことがありましたら、そんな袋を一度つくって市民の皆さんにお配りして、それはそのまま持っていけるというようなものがあってもいいのではないかと思ったんですが、これについてはいかがでしょうか。



◎生活産業部長(森昌彦君) 以前にもどこかでそんなようなお話を聞いた覚えがありますけれども、これもいろいろ議論があるところでありまして、雑紙用の袋を新しくつくって市民の皆さんにお配りするということでありますけれども、言いかえれば、それ自体がごみになってしまうというようなこともあります。そういった意味では、現段階ではそのようなことは考えておりませんが、ただ、議員が今おっしゃったように、雑紙の出し方だとか、そういったことについてはきちんと啓発をしていく必要があると思いますので、紙がより分別して出しやすい方法が何かないか、それについては研究をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆16番(小林弘子君) お願いいたします。

 あともう1個ですけれども、実は私どもの地域では、新しく引っ越してきた人たちのためとか、それから次に資源ごみの回収場所の立ち当番に立つ人たちのために、3カ月置きぐらいずつにガイダンスとして説明会を開いています。そのときに市のほうから、いつもの分別啓発用のビデオをお借りして、皆さんが集まるまでの間、それをお見せしているというようなやり方をしております。その折に、このビデオはもう何回も見たよとか、あれは平成15年のですか、それをずっとお見せしているんですけれども、いろんなことも変わってきましたし、眠っている人もいたりするんですね、その間。何とか違う形でこのビデオについて、改訂版みたいなものが作成できないかどうか、前も、多分森議員さんのほうからそういう御質問があったと思うんですが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(森昌彦君) 御指摘のように、現在使っていただいておりますビデオでありますけれども、言われるように10年近く前につくったものであります。その当時は非常に斬新な内容で、非常におもしろいと好評であったわけですが、しかし何度も、役員さんなんかは特に何度も見られるもんですから、何とかならないかという話もあります。

 以前から森議員からも何回も御提言をいただいておるところでございますが、その際の答弁でも、ごみの収集内容に変更などがあった場合には、新しいビデオ・DVDをつくっていくというようなことで答弁をさせていただいております。そういう点で申し上げますと、平成24年度からは埋め立てごみのうち小石と焼却灰の収集をやめて、剪定枝・草の回収を始めるというようなことを考えておりますので、わかりやすい資源ごみの分別、全体のごみ分別がわかるようなDVDを来年度つくっていきたいなというふうに考えております。



◆16番(小林弘子君) 来年度というお話をお聞きしたので、とてもうれしいんですが、できたら、タレントさんを使うことを反対してもいけないんですけど、江南市の中で実際にやっている人たちでできるような、もっとわかりやすい、例えば私、今、江南団地には500人ぐらいの外国人の人がおりまして、説明会のときには、さっきの紙などは赤い箱だよということを教えるのに、ペルーの人には「ロホ」と言わないと赤はわかりませんから、それからお当番してくださる方たちが、聞かれたときに無言で指をさしたら、それはもちろん赤だとわかりますよね。でも、一言言えたら気持ちいいんじゃないかと。外国人の人に何となく疎外感を与えないやり方ができるんじゃないかと思って、ブラジルの人は赤は「ヴェルメディオ」とかと言うんです。私はやるんです、それを一生懸命。白い瓶だよ、「ブランコ、ブランコ」とかと言うんですけれど、そういうことも説明会のときには、もし簡単なの一つでもわかったら言ってくださいというふうにお願いするんです。そんなことも今度の新しいビデオの中には含めて、わかりやすい現地の声みたいなのをもう少し反映した形のを庁内で検討してつくっていただければと、これは私の希望ですが、来年度に向けてよろしく御研究いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(森昌彦君) まだどのようなものをつくっていくかにつきましては詳しく考えてはおりませんけれども、しかし今言われたように、タレントを使ったやり方だとかそういうことではなくて、ごみの説明会で地域で使っていただくという性格から考えますと、分別の仕方がわかればいいというようなふうに思いますので、なるべくシンプルといいますか、そういった内容でつくってまいりたいと考えております。



◆16番(小林弘子君) よろしくお願いいたします。

 それでは3番目に、保育園の給食残渣の液化装置についてですが、お尋ねしたいと思います。

 保育園で、それぞれ全園で給食をつくり、そういう形で給食を食べていただいていますけれども、その残渣の液化装置というのが結構早い時期に、最初は4園に1個とか5園に1個というような形のが設定されたというふうにお聞きしていまして、その後は全部の園にも、どんな間隔で入ったのかわかりませんが、全部ついたというふうにお聞きしていますが、結構故障が多いとお聞きしたんですが、その辺はどんな状況になっているか教えてください。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 保育園の生ごみ処理機でございます。現在使っております処理機につきましては、平成10年の12月に2台を購入しまして、古知野西保育園とあずま保育園に配置をいたしました。そして、翌年の平成11年3月に、いわゆる残りの16園分をまとめて購入いたしまして、各保育園に配置をいたしているところでございます。そして、もう既に10年以上がたっているところでございます。これにつきましては、議員おっしゃられるように故障もいたします。ですので、これは年4回の保守点検を行いまして、必要な修繕を行い、現在に至るまで使用をしているところでございますけれども、実は部品によっては取りかえ用の純正部品がないということも聞いております。そういうものにつきましては、特注で部品をつくりまして修繕をしているという状況でございます。



◆16番(小林弘子君) 実は環境フェスタのときにそういう業者さんがいらっしゃいまして、もう大変なんですとお聞きしたんです、そのメンテが。保育園によっては、夏場の大変なときにごみ処理機が動かなくて大変で、まとめて動くほうの保育園に運んだと。ごみですから大変だと思うんですけど、そんなこともあってということをお聞きしました。そんなことで、今後この生ごみ処理機につきましては、液化されて処理できるものですから、そういう意味ではとてもいいものであると思うんですが、使い方としてね。ですけれど、今後どんなふうに、結構メンテも無理だというお話もお聞きしているんですが、いかがなものでしょうか。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 一番手っ取り早いのが、更新をするという形でございます。しかし、この更新する場合につきまして、見積もりをとりますと1台当たり大体90万円ほどかかるということでございます。ですので、今のところは使えるものはできるだけ長く大切に使っていきたいというふうに考えておりますけれども、先ほどおっしゃられたように、修繕経費も実は毎年20万円とか、30万円とか、年単位で出てきております。先ほどもお答えしましたように、純正部品もないという現状ですので、今後は新たな生ごみ処理機の更新につきましては、その手法や時期を考え合わせながら検討してまいりたいというふうに思っております。



◆16番(小林弘子君) 先ほど申し上げましたように、夏場に捨てたごみが液化されていない状況が起きたら、保育園でかなりみんな大変な思いをして、かき出して動いている園まで運んだという話などは大変なことだと思います。できましたら順次新設に変えていただけるように、よろしくお願い申し上げます。



○議長(河合正猛君) 小林弘子さんの質問中でありますが、暫時休憩いたします。

     午前10時23分 休憩

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     午前10時40分 開議



○議長(河合正猛君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行します。

 小林弘子さん。

     〔16番 小林弘子君 登壇〕



◆16番(小林弘子君) それでは、順番に従いまして、4番目に上げさせていただきました児童のための防災施策についてを取り上げさせていただきます。

 東日本大震災から1年たつ、こんな時期になりまして、どこでももちろん防災のこと、減災についてというとを取り上げて、いろんなところで話題になっていると思いますが、前回も私も一般の人たちについての防災・減災について取り上げさせていただきました。

     〔資料呈示〕



◆16番(小林弘子君) (続)今度は、これは実は私の息子が小学校1年生のころの、たまたま古いものの中から、大事にしまわれていたものの中から出てきたのですが、昭和53年9月1日。びっくりしますよね、30年前。山議員は生まれていたかどうかわかりませんけれども。小学生に配られた「もし地震が起こったら」という資料が出てきまして、当時、うちの6歳の息子と、これについて話し合ったことがまざまざと思い浮かびました。

 こんな遠くからよくごらんになれないし、大きくも伸ばしたんですけど、余り大きく伸ばせませんでしたが、地震が起きたときに橋が折れ、そして堤防が決壊して、そして遠くでは火事が起きて、すごくインパクトの強い絵がまず入っていました。これを見て、「ママ怖いね」と6歳の息子が言いました。それでその中に、とてもわかりやすく平仮名だけで、地震が起こったらどうしたらよいでしょうというので、学校にいるときに机の下に入りなさいとか、先生の言うことをしっかり聞きましょうとか、学校の外に逃げたりしてはいけませんとかということがとても丁寧にわかりやすく、イラストと文字で書いています。橋のそばとか、陸橋の上のとか危ないところからは早く逃げましょうとか、おうちにいるときにはというので、おうちの人の指示をいただいて、頭の上に危ないものがないようにとかということが指導されています。私がよくいろんなときに申し上げておりますが、ブロック塀は地震のときに崩れて下敷きになって死んだ人がいるからというような話をしていましたら、ちゃんとブロック塀が壊れるので、そばにいちゃいけないというようなことも、当時しっかりと書かれていました。その他についても、行った先の施設の指示に従って逃げるようにというようなことが書かれた、愛知県の教育委員会が出したものでして、最後に、それぞれおうちの人と話し合いましょうということで、何項目かしっかりと肝心なことが確認されていて、それについて出た結果を書き記すようになっていたんですね。

 これを見つけて、わあこれはいいなあと思っていましたら、その後また、テレビ情報ですけれども、三重県の、これは教育委員会かどこかが始めたことでしたけど、はっきりはしなかったんですけれども、防災ノートというのを23万部、小・中学校に配布したと。A4で14ページくらいので、しっかりしたわかりやすい字の少ないノートが、テレビですからちゃんとはっきり確認したわけじゃありませんが出ていまして、それをおうちの人と中身を考えてと、1ページごとにノートになる部分があって、そこにこのことについて話し合った結果を子供自身の手で書き込むというふうになったノートが配れたというニュースを聞きました。これは低学年用とか高学年用と、それから中学生、高校生、児童といいますと今は18歳までが児童だというふうに言われたんですけれども、そのぐらいまでの分野に分かれたもので、サブタイトルが「地震・津波からいのちを守る」というタイトルで、先ほどうちの息子たちが小学校1年生のときに見たのと同じような内容がしっかりと確認事項として上げられていて、もちろん家の人と、家族で話し合って、家族の避難場所、それからいざというときどういうことを確認し合っていればいいかというようなことをノートに書き入れて、それを常時かばんの中に入れて持って歩くというようなことでなっていました。

 これにつきまして、例えば江南市ではどんなふうに子供たちの防災についてお考えいただけているかどうか、お聞きしたいと思います。



◎教育部長(三ツ口和男君) 議員御紹介の三重県の防災ノートにつきましては、私どもも調査させていただいております。年齢に合わせ、子供たちが家族と話し合いながら災害に備えるという編集になっておったということでございます。

 一方、愛知県におきましてでございますが、12月に県の教育委員会から、県内の公立小・中学校及び高等学校の全児童・生徒を対象に、「しってる?「じしん」のこと・じしんがおこったら」というような題名で、学年に合わせた4種類の地震防災教育パンフレットを配布しております。この内容につきましては、昭和53年当時の内容をもう一つ、前回の地震もあったことから進めた形で、地震への備え、命を守る、家族との話し合いをテーマとした内容となっております。これにつきましては、愛知県のホームページにも掲載してございますので、学校現場にかかわらず多方面で利用が可能ということになっております。



◆16番(小林弘子君) さらに3月11日のことがありましたので、もっといろんな意味で突き詰めた形での防災ノートができるのが当然ですけれども、とてもシンプルにわかりやすい形のものが本当は子供には理解されやすいというふうに私は思っています。

 外国人の人に、実はさっきの昭和53年のを見せましたら、平仮名は読めますし、このイラストで、一目でとてもわかりやすいというふうに、そういうお答えももらいました。先日、実は外国人の人たちも市の御協力をいただいて、防災の119番の利用の仕方とかの講習も受けさせていただいたといってとても喜んでおりましたが、そんなこともあって、余りたくさん字があったりして、そのときにというのは、本当にインパクトのある部分しか子供の心にはもしかしたら入っていないかもしれない、簡単なほうがいいと思っているんですね。

 もう1つですが、これを配っていただいたことはとても感謝しますが、これについて子供たちが実際にじゃあ家庭の人と話し合ったか、どんなことを記録したかというようなことについて、フィードバックといいますか、アフターケアなことをおやりになったでしょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) パンフレットの活用につきましては、既に半数の学校が学級活動や避難訓練の際に、地震への対応方法や避難訓練の事前・事後指導などに利用をしておるところでございます。

 また、残った学校ですね、まだ利用していない学校につきましても、今後活用を予定しているということでございます。

 また、パンフレットの配布に伴いまして、地震への備えや緊急時の対応について、家庭で話し合うよう指導した学校もございます。



◆16番(小林弘子君) 先ほどの三重県ですけれども、もう一度持ち寄って、どんなことを家庭で決めてきたかというようなことを出し合ったときに、ほかの人は考えつかなかったようなことをしっかり確認し合っているとかというようなことが事例として出てきて、話し合うことのほうがとても大切だったというふうに言っております。

 これは私の幼児体験ですけれども、私は東京大空襲で麹町の家を焼かれて、火の粉の舞い散る中を逃げてきた人間なんですけれども、うちに小さい3歳の妹もいましたし、母は生まれたばかりの子供で大変でしたけれども、いざというときのことを日ごろからしっかりと私どもに日々言っておりました、何かあったときにあなたたちはということを。当時、救急袋というのがありまして、別に救急じゃないんですが、ちょっとした、当時のマーキュロなんて、皆さん死語になっているかもしれませんが、そんなものが入ったり、いった穀類が入ったような缶が入っていたり、そういう袋を、これを持って逃げなさいと母がいつも言っていました。そして、いつも繰り返し、住所、親の名前というのを覚えさせられまして、麹町三番町何の何と言って、親の名前も言って、もしどこか親のいないところでそういうことになったら、知らないところの防空壕に入らなきゃいけないとかそういうときになったら、警防団の腕章をした人に、ちゃんと自分の住所と名前を言いなさいというのを、ちょうどそのころは5歳ぐらいのころでしたけれども、こんこんと言われていまして、実際に空襲が起きたのは6歳になって何日間のときに遭いました。

 そのときも母は、1歳の子をおんぶして、3歳の子の手を引いて、ちょっとした身の回りのものを持っていますから、私は手を引いてもらえませんから行ったんですけれども、母が妹をおんぶしている間に、うちの玄関先にありました私たちが大事にしていたお出かけ用の靴というのがありまして、革靴のいろんなおしゃれなのがあったのを、ちょっとしたふろしきに包んで、片手に持って母の後ろから逃げたんです、実は。後でその靴は、お米にかわったり、震災に遭った人間としてとても役に立ったので、母にいつもそのときの思い出話をされますけれども。

 まだB−29が空をきらきらと飛んでいて、一回逃げた、私のすぐ近くに東郷小学校というところがありまして、東郷元帥のお屋敷があって、そこの小学校に逃げたんですが、すぐその場でまた焼夷弾が落ちました。そこから逃げて、今度は大妻女学校というところに逃げましたら、そこにも爆弾が落ちて、また逃げて、番町小学校というところまで火の粉の中をずっと逃げ回りました。もちろん被災していきましたけれども、その途中で母からはぐれました。みんな番町小学校に逃げましたので、ちょうど入り込むところでいろんな人にわあっと押されながら押されながら母からずれてしまいましたので、早速腕章をしている人を一生懸命探して行って、自分が何かということを言って、そのおじさんが私を抱きかかえて、母の名前を呼び、住所を言ってくれて、母が飛んできて、その避難場所で一緒になったんですけれども、そんなことは、子供のときにしっかりと家庭、親がコミュニケーションを持っていて成功した例です。

 そんなこともありまして、特にこのことについては、しっかりと家庭でやっているかどうかについて何度か御確認していただきたいと思って、今の私の事例を申し上げました。よろしくお願いいたします。

 それから、先般、水資源を保全する人たちの活動として、江南市に「やろか水」伝説の残っているところを調べに来た方たちが来た問題について、ちょっと残念な事例を御披露いたしましたけれども、すいとぴあの資料室にある「やろか水」伝説のビデオが壊れていたという、そのことなど申し上げたと思うんですけれども、あれは水害のことですね。何で般若に上般若がないのかということのもとになる伝説なんですが、江南市だけじゃなくて、犬山市や、このかいわい、木曽川べりには残っている伝説なのですが、こういう残っていた話というのは、いろんな意味で後世に対する、私どもに発信してくださっている内容だったと思いますので。

 私、実はいろんな目に遭っているので、お話ししますとうそみたいですけれども、私の住んでおりました東北の津軽弘前で水害にも遭っているんですね、実は。橋の近くに住んでいまして、ちょうど橋のところにカーブがあって、日ごろ五条川ぐらいの川だったのにもかかわらず、大きな台風で、多分、伊勢湾台風の続きぐらいのころだったと思うんですけれども、大雨が降ったり、川が増水して、その川が豹変しました。そして、川の橋に近いところにあった私どものうちの、たまたま私は学校の授業が午後からだったので、うちにおりましたところ、たった一人でいましたところ、すぐうちの横に建てていました大きな倉庫がありまして、それは雪国では当たり前なんですが、1年じゅうのまきを割ったのを、業者が割ってくれたのを入れていたり、そりが入っていたりするんですが、あっという間にその倉庫が姿もなくなっていました。

 どんどん水が上がってきて、授業のかばんぐらいは持っていましたけど、ほかのものが水浸しになりながら、道が坂になっていましたので、3軒上ぐらいは水が行っていない。そこの人が助けに来てくれて、いろんなものを運び出したんですが。川は太古の姿に戻るそうです、はんらんしたら。多分そこの川は、橋を立てるために無理に狭めた歴史があったんだと思うんですけれど、そんなところにうちがあったもんですから、本当に胸元までの汚い水です。トイレもみんな当時は、水洗のところは少なくてくみ取りでしたから、そういう水が流れてきた中を、もっと早く逃げればよかったんですが、教科書も何もみんな捨ててですが、父の形見のバイオリンがありましたので、それを頭の上に載せて、水の中を歩いていきましたら、やっと助けに来てくださった人がいて救われたんですけれども、その後、体じゅう傷だらけでした、いろんなものにぶつかっていたらしくて。汚水でしたから、その傷が後から化膿して、何カ月も大変な思いをしたんですけれども、そういう体験もしています。

 この「やろか水」というのは、上般若がなくなっただけだったのかという言い方はとても般若の方には失礼ですけれども、何度も洪水があって、古知野のまちも、そのときにできた三角州にまちが発生したとお聞きしています。そんな歴史があることを、私たちに対しての危険信号という意味で、子供たちにもしっかり理解をしてもらう、そんなことがあってもいいのではないかと。先ほど申し上げましたように、川ははんらんしたら太古の姿に戻るというのは、そういう意味では私の体験からいってかなり納得できる内容ですので、このことについて教材として子供たちに活用させていただくということはできないかどうか、お尋ねしたいと思います。



◎教育長(石井悦雄君) いろいろな経験を聞かせていただきまして、ありがとうございました。

 今の「やろか水」と防災教育を関連させて学習させるという議員の御質問でありますけれども、今、小学校4年生の社会科では「郷土を開く」という単元があります。地域の人々の生活の向上に尽くした先人の働きや苦心といったものについて学習する場であります。そうした学習の場においては、入鹿六人衆だとか、あるいは愛知用水をつくった久野庄太郎さんだとか、そういったことを取り上げて学習をしていきます。また、大水を防ぐために御囲堤をつくった伊奈忠次さん、こうしたことを取り上げていく場合もあります。こうした中へ、今、議員が言われました「やろか水」の伝説について教材として取り上げいくことはとても有意義なことだと思いますし、今、実際に江南市でつくっております郷土資料「のびゆく江南」というのがありますけれども、そこの第6章で、大河とともに生きる、そういった中で、この「やろか水」伝説が紹介されておりますので、そういったことを教材として扱っていくことは大事なことかと思っております。



◆16番(小林弘子君) ありがとうございます。

 本当に幸いにして江南市は大きな地震も今のところまだ免れていますし、台風もそんな大きな影響があるほどじゃない、皆さん割に、言ってみるととても平和で穏やかなところで幸せに暮らしていると思うので、そんな意味で、極端な例ですけれども、そういう警告を発信させていただいて御理解いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは次に、水源の里保全活動のその後についてということで質問させていただきたいと思います。

 このことにつきまして以前、いろんなところの水源の里の問題ですが、特に山梨県道志村と横浜市の浜っ子同士の大きなきずなのもとになる例を出させていただきました。大正5年からずっと山梨県に横浜市が補助金を出して、水源になる林野の保全のために、ずっと今まで援助を続け合いながら、横浜市では関東大震災のときも、そして第二次世界大戦のときも、断水することなく水を守ることができたという例を申し上げたと思いますが、そのときにお答えいただきましたのは、尾張水道連絡協議会というところで、水源の林野の涵養のためにいろんな話し合いを始めて、そういう結束を始めたというお答えをいただいたと思うのですが、これにつきましてその後どういう活動になっていますか、一度お尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今お話がありましたように、江南市は地下水だけじゃなくて愛知県から水をいただいて水道を給水しておりますので、そのいただいている水は木曽川の水でございます。そういう観点から、県水の水質の維持、それから水量確保ということを目的にしまして、今おっしゃられたような水源地の山林等保全事業を平成22年から始めております。その母体というが、先ほどお話をされた尾張水道連絡協議会でございます。これは尾張地方の16団体で組織しているものでございますが、そこで平成22年から始めておりまして、平成23年度、今年度でございますけれども、その保全事業が行われまして、協議会全体では31名が参加をいたしております。江南市から2名参加させまして、下呂市において、桜、もみじ、ドウダンツツジの補植作業、それに獣害の防除さくの設置を、6月2日、3日の2日間でございますが、1泊2日で実施をいたしておるところでございます。



◆16番(小林弘子君) かなり前進して、いい内容のお答えをいただいたんですが、実は1月21日に名古屋の今池ガスビルで、私がいつも申し上げております木曽川の水資源を守る会が、2011年の9月30日に今まで愛知用水が通水されてから50周年ということで、当時から水資源についての、木祖村から海に注ぐまでの飛騨川、木曽川の流域図、そしてまた受水地域についての地図をつくるということがそのころに出ていまして、ようやくそれが完成したのが先日、1月21日に披露になりました。

 そこに出席いたしましたところ、水源の木祖村から終点の美浜の調整池まで、あそこまでがとても大変だったと言っておりましたけれども、そのときの苦労話や、112キロの間で水源を守るためにそれぞれ活動しているところからいろんな方が来まして、体験発表がありました。岐阜県八百津町の兼山の取水口とか、あの辺から毎秒30トンの水を木曽川からもらっていまして、このことについての苦労話が語られまして、そんなことを思いますと、もうちょっといい形で江南市でも水源の地に対する思いみたいなものを、ただいまの活動も含めて、今後もう少しいろんな形で市民の皆さんに広めていただく、そして意識を持っていただく、水源の大事さと自分たちが毎日おいしい健康な水をいただいている感謝の思いみたいなことを、もう少し何かの形でお伝えすることができないかどうか、そういう活動はお願いできませんでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 愛知用水もそうですけれども、名古屋市も木曽川から水をとっておりますので、その水源の里との連携みたいなことは、それぞれの団体でされております。江南市といたしましては、先ほど申し上げた協議会の中の一員として、そういう活動に参加していきたいと思っています。その中でも今後拡充の方向があれば、江南市もその中で活動していきたいと思っております。また、水源の里とのそういうかかわりみたいなものを、広報「こうなん」とか、今、水道課のほうで出しております「江南の水道」という機関誌を出し始めておるんですが、そういう中でもそういうことについて啓発できるようなことがあれば検討してまいりたいと考えております。



◆16番(小林弘子君) よろしくお願いします。

     〔資料呈示〕



◆16番(小林弘子君) (続)先ほどちょっと御紹介した、これが木祖村から海に注ぐまでの飛騨川と木曽川の、一貫した地図というの初めてだそうですが、できました。これにつきましては、当日も名古屋市やいろんなところから来ているところで、教材として学校に欲しいというところから大分申し出があったりしまして、場所によってはクラス全員に教材にしたいのでと、もちろんそこは過疎のところで、生徒が38人いるので38枚下さいとかということでお求めいただいたんですが、名古屋市も小・中学校で教材に、各校1枚でもいいからというようなことで引き合いがあったりしております。

 そんなことで、ぜひともみんなが、何もしないで自然においしい水をいただいているのではないということを、水源を守っている人たちの思いをぜひ理解いただくために、こういうものも広めさせていただきたいと思っていますので、江南市でこれを学校に全部とは言いませんが、総合教育の中で教材としてお取り上げいただければありがたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) 私もその資料については見せていただきました。とてもわかりやすい、うまくまとめた資料であると思います。先ほど申し上げました小学校4年生の社会科でありますけれども、「水はどこから」というような単元もあります。そういったところでも子供たちに見せていくということは有効な資料かなあと思います。紹介をしていきたいと思います。



◆16番(小林弘子君) ありがとうございます。

 ちょっとほかのところで時間をとり過ぎましたので、最後に上げました6番目の身体障害のある人の行動支援ということで、何が申し上げたかったといいますと、福祉用具の周知方法とか購入の助成とかということで、福祉対応のものだけではなくて、先進のいろんな自立支援、行動範囲を少しでも障害のある人に広げていただくために、新しいもので、でも補助金がつくというようなものについて御紹介いただけるチャンスはないものかということを申し出ました、実は。音声で時刻を知らせてくれる、ライターぐらいの小さいもので、今何時だろうと思ってそれをきゅっと押すと、音声で「今何時何分です」と言ってくれる機械とか、いわゆる福祉補装具とかそういうものの中に入っていないものだと思うんですが、それから「スピーチオ」というのは、それをかざすだけで、例えば周りの色を教える、ピンクならピンクとかというのを教えてくれる。そして、県の広報などはスピーチオで見られる媒体を出している、そういうものとか、車いすのちょっとレベルの高いようなものも、障害者の皆さんに補助金はあるんですよという形で広めていただきたいというお願いでこれは上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

     (拍手)



○議長(河合正猛君) 木本恵造さん。

     〔17番 木本恵造君 登壇〕

     (拍手)



◆17番(木本恵造君) 早速、議長さんのお許しをいただいておりますので、一般質問に入らせていただきます。

 ただいまは小林弘子議員が、空襲の話から洪水の話、そして父親のバイオリンを運んだ思い出話をとうとうとしていただきましたが、答弁をなさるさすが教育長さんは、経験談をお聞かせいただいてとお上手におっしゃった。さすが教育長であると思っております。

 ごみ処理施設建設についてお尋ねをいたします。

 先回の一般質問、そして昨日の一般質問で沢田議員が懇切丁寧にお聞きになっておりますので、私がまたここで同じことをくどくどとお聞きする必要はございませんので、はしょったような質問になるかとは思いますが、木本ってひどいやつだと言わないように御理解をいただきたいと思います。

 昨日の沢田議員の質問の一番最後の後段で、すごいことを言う人だなあと思っておりました。優しい顔をして、そんな厳しい質問をするのかといったこと、市長さんも副市長さんもすうっと聞き流したんじゃないかなあと思っておりますから、テープでちゃんと起こしてきましたので御披露いたしますと、「次の首長会議で早期判断をお願いします」と言われたんですよね。普通はこういうことは言わないんですよね、優しい人というのは。沢田さんだから言えたのかなあと思って、これは大変重大な要望であるなと思っております。

 さて、建設候補地は犬山市に決まりましたが、選定委員の皆様は、この状況を最初から把握した上で犬山市と決められたのでしょうか。多分、このような幾多の問題が出てくることは想定外の問題であったと思います。地元地区の反対はもとよりのこと、小牧市長・岩倉市長連名で、あそこへはつくってもらっては困るよというような意見書まで発行されております。そして、建設候補地の地権者であられる方も、小牧市のほうと大変密接な関係のある方でありますので、小牧市の同意がなければ候補地をお譲りすることはできないと、このようにおっしゃっております。このような問題、どう解決していくのか。江南市の市長さんは、白紙に戻してということをおっしゃっておるのでありますが、犬山市、そして扶桑町、大口町の町長さんは、我々、普通の頭脳であると思っておりましたら、大変特殊な頭脳をお持ちの方で、この難問をどうやって解決していくのか、一度お手並み拝見といきたいところであります。

 先日、工学博士の石川禎昭教授をお招きして、このごみ処理施設建設について勉強会をして、皆様知識をたくさん吸収されたことは御承知のとおりでありますが、先生は、自分たちのごみは自分たちで始末するのがベストですよとおっしゃったんですね。それから、今までのようにごみ処理施設は迷惑施設だというのは、もう時代おくれだよと。ごみ処理施設は迷惑施設ではありませんよと。クリーンエネルギー生産施設と考えていただきたいとも言われたことは皆様御記憶のとおりだと思いますが、講演の中で、一番大切なのがランニングコストを安く上げることだよというふうに言われました。

 そのランニングコストとは輸送費のことでありますが、江南市にとりまして、犬山市に建設すると年間で約1億円の輸送費が上乗せされてまいります。耐用年数が30年はあると思いますが、30億円の無駄遣いをしなければならないということになってまいります。私が教授から吸収したのはこの程度でありますが、質問の中で3名の方が質問をされました。

 それは日本共産党の掛布まち子議員が、熱貯留タンクの件について質問され、皆さんもスライドを見て御記憶のとおりだと思いますが、あれは設置型のタンクでありましたが、あれに車輪はついておりませんでしたから、あれはドイツから持ってきたものでありましょうから、コンテナ方式ですね。そして、日本は国土交通省がこういうものは輸送するときに管理をいたしますので、車輪をつけなければならないといったことで、トレーラー方式になっておったことは皆様御承知だと思います。あのクリーンエネルギーを使うと、例えばの話ですが、保育園の子供たちにクリーンエネルギーを使って冷暖房をしてあげる、そういうこともできるということでありましたが、掛布まち子議員におかれては、今度は建設産業委員会のほうへ行かれて、青森県六ヶ所村で、日本でただ一カ所でありますが試験運転をしておる、そこをぜひ視察していただきたいなあと思っております。

 そして、申しわけないのですが、会場で質問者にマイクがなかったから、森 ケイ子議員の質問はちょっと聞き漏らしてしまいました。東議員はもともと声が大きいですから、マイクなしでもよく聞こえました。東議員の質問は、どのような条件が整えば単独でできるといったような御質問であったと私は記憶をいたしておりますが、教授は何を勘違いしたのか、東議員の答弁にはお答えになっていなかった。普通ですと、あそこで「いや違うんだ」と東さんは突っ込まれるところなんですが、ああいう講師の方でありますので、控え目になさったのだなということで理解をいたしております。

 そこで、委員長と副委員長と、それから議長さんと、職員と、それから教授と一緒に、手ぶらで帰しちゃ悪いから、お食事でもどうぞといってお食事をしながら、東議員の質問をもう一度聞いてまいりました。どの程度の規模があれば単独でできるのかということでありましたが、人口5万人以上、熱エネルギーの再利用が15%以上であれば国からの補助金も出ますということでありました。そして先生は、今の技術をもってすれば、15%以上、20%もクリアできるということをおっしゃっておりました。

 1年間で1億円の輸送コスト、30年で30億円になりますが、市民の皆様の納められた貴重な税金であります。一円も無駄にすることはできませんが、市長は勇気ある決断を持って、ごみ焼却施設江南市単独建設に踏み切ってください。私はこうお願いをするのでありますが、市長さんの御答弁をお願いいたします。



◎市長(堀元君) 微に入り細に入り、いろいろしっかりした知識を持っての質問でありまして、木本議員の質問に対して敬服をいたしております。いつもと違う調子での丁寧な質問でありまして。

 今の質問でございますが、5万人以上の都市、それからクリーンエネルギー、それは承知しております。これは国の指針でありまして承知しておりますが、これは県を通じていかなければならないということでございまして、県のほうは13カ所あるというのが原則でございます。しかし、そういう条件もある中で単独という面につきましては、こういう施設は単独よりも各市町で、本当は4市2町が一番理想でありますが、進んでいくのが一番経費的にも安くなるということは間違いありません。建設コストですね、間違いありません。そういう点を踏まえまして、現在、研究はいたしております。今現在の状況は、2市2町一体となっての新しい建設候補地を決めて、それに進むということで現在進んでおりますので、その点を御理解いただきたいと思います。

 こういうような話はどんどんどんどん変わってくるというのが現実でございます。それを踏まえて、これからも議会ともしっかりと意思の疎通を図りながら、一番ベストな方法は何か、こういうことも探りながらしっかりと進めてまいりたいと思っております。



◆17番(木本恵造君) どうもありがとうございます。

 何か柳に風のような御答弁であります。一番ベストな方法は何かと最後におっしゃられたので申し上げておきますが、江南市が江南市でつくるといって手を挙げて、犬山市さんも、大口町さんも、扶桑町さんも、この指とまれといってみんなとまらせれば、それが一番いいのでありますから、その方向で進んでいただきたいと思いますよ。

     〔他に発言する者あり〕



◆17番(木本恵造君) (続)そうであるなら、単独じゃなくてもみんな受け入れますよと。江南市は包容力がありますから、そういうことでありますよ。

 市長さんの一番最初、初陣のときの選挙ポスターには、「的確なる判断」ということが書いてあったのが私もよく承知いたしておりますので、的確なる判断をスピーディーにお願いいたしたいと思う次第であります。

 そして、きのう公明党の野下議員の格言を引用された、そしてアメリカ大統領の格言を引用された古田議員でありますが、以前私が市長さんに申し上げた格言をいま一度申し上げてプレゼントをいたしたいと思います。これは、永平寺初代大僧正の格言でありますが、「杓底の一残水」といったこの格言をあなたに贈ります。これは、一滴の水を無駄にすることのないようにということであります。市長は10万人都市のトップリーダーでありますので、どうかよろしくお願いを申し上げ、次の質問に移ります。

 市民体育館と市立図書館利用についてを質問させていただきます。2つ切り離して質問させていただきます。

 まず、市民体育館建設ということでありますが、昭和44年に竣工いたしまして、約43年を経過いたしております。また、東海地震、東南海地震が数十%の確率で意外と早くやってくるということを言われておりますが、市民の皆様の避難場所と設定もされております市民体育館、相当老朽化してまいっておりますが、耐震工事だけでは市民の皆様の避難所としては私は不十分だと思います。市民体育館建てかえについて、どのような御所見をお持ちなのか、お答えをいただきたいと思います。



◎教育部長(三ツ口和男君) 体育館については、たびたび御指摘いただきまして、いろいろお答えの中で進めておることは、今回の施政方針の中でもございますように、防災機能を兼ね備えた新体育館建設に向けて、来年度には建設に向けての検討委員会を設置します。そうした中で体育館建設の基本方針を固めていきたいと考えております。また、あわせて議会にもお示しするとともに、市民からの意見もお聞きしながら基本計画の作成へと進めていきたいと考えております。



◆17番(木本恵造君) もう1つですが、いつごろまでにやるというようなニュアンスはありませんか、予定は。



◎教育部長(三ツ口和男君) いつごろということでございますが、今回お示しした形が検討委員会をつくるという中で、その後、物の順番でいきますと基本計画をつくります。そして次には、今度、実施設計、そして実施というような形で進んでいくということでございますので、あと3年、4年というところじゃないかというふうに思うわけなんですけど。



◆17番(木本恵造君) わかりました。おまんじゅうを買うような調子にいきませんからね、じっくりやってください。やっていただければ結構なんですから。

 それで次は、市立図書館の建設用地についてであります。

 過去に大池良平市長さんの当時、古知野町桃源にあります、その当時、タマコシショッピングセンターをお譲りいただいて図書館を建設といったようなお話がありました。現在は愛昇殿となっておりますが、愛昇殿さんのほうが早く情報をキャッチされて契約されたので、江南市があの桃源へ図書館を移設するといったような計画はなくなってしまったわけでありますが、(仮称)大間児童公園図書館建設用地は狭過ぎるといったことで、この話が浮いたんですが、今度は、大間児童公園は約1,745坪ございます。それで、道を挟んで当時の津島ガスさん、現在の東邦ガスさんの持ち物でありますが、土地が約1,676坪ございますが、これを御購入いただいてブリッジでつないでいただくと、約倍の面積になります。大変使い勝手のいいところではなかろうかなあと思っております。

 図書館建設事業基金というのがあるそうでありますが、これが約7億3,900万円強ございますが、またおしかりを受けるかもしれませんが、これを取り崩して買ったらどうかなあと。それから、福祉会館も相当老朽化いたしております。普通図書館に子供図書館、そして福祉会館、婦人・文化交流会館といった福祉総合センタービルといったような、夢はどんどん広がっていくのでありますが、人間が生産できないのは土地であります。あいているときにこの土地を確保しておかなければ、(仮称)大間児童公園がそのままになってしまって、何か宝の持ちぐされになるといったことでありますので、市長さんの決断で、また議会にも、反対なさる方もおられるかもしれませんのでお諮りをいただかなければなりませんが、この基金を取り崩してでも津島ガスさんの跡地を御購入いただけないかなということでありますが、いかがお考えでありましょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 議員の提案の計画、また基金を取り崩して旧津島ガスの跡地の用地を購入して、将来の夢のある計画を提案いただいたということではございます。何にいたしましても、先日の沢田議員の答弁でも申し上げましたんですが、そうした提案を考慮しながら、まず江南市のこれからの図書館像を確定させることが1番ではないかというふうに考えております。その上で、江南市全体の施設の状況や財政状況を考慮して、総合的に検討していかなければならないというふうに考えております。



◆17番(木本恵造君) 今私の言った質問に答えていないように思ったんだけど、買ってくれないかと言っておるんだから。財政基金か何か、この基金を崩してもいいから、まずは土地というのは生産できないんだから、商品のように。またよその人が買っちゃったら何にもならんから、買っていただけないかということを聞いておるのに、部長さん何もそんな、「買います」「買いません」と言えばいいのに、そんなこと答えられるわけがない。副市長さん、答えてください。



◎副市長(石川勇男君) 土地に関連していろいろ御意見をいただいておりますけれども、最近の土地の購入で申し上げますと、古知野南小学校の近辺の用地を買いましたし、それから消防署の拡大の用地を購入させていただきました。ただ、今、体育館の御提言とか図書館の御提言をいただいておるんですけれども、いわゆる大型プロジェクトのことも踏まえた議論をしていただいておるんですけれども、木本議員からの提言だけで結論を出すということではなく、いろんな見方があると思いますので、庁舎の耐震のことも、改造を踏まえて、これも大型プロジェクト的な15億円程度の事業ということもありますので、そういうことも踏まえた、江南市の10年後、20年後の姿を踏まえた議論を一度こちらのほうからも大型プロジェクト的なことを提案させていただきますので、そういうことを踏まえた議論をしっかりしていただきたいと思いますので、体育館はもちろん、図書館も大型プロジェクト事業に入っておりますので、先ほどもう1つありましたごみの問題もありますので、そういうことを踏まえた江南市全体の大型プロジェクト事業の議論を議会と市民の皆様としっかりして決めるのが第1だと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆17番(木本恵造君) わかりました。それじゃあ一度考えをまとめていただいて、議会のほうへ投げかけていただくように、よろしくお願いを申し上げます。

 それでは最後に、住宅リフォーム補助金についてであります。

 先日、私があるところへ行っておりましたら、「木本さん、ことしは住宅リフォームの補助金ってあるの」と聞かれましたので、「ありますよ」というふうにお答えをいたしましたら、「実は4月に募集があったから持っていったら、もういっぱいで断られちゃいました」と御婦人が言われたんです。「じゃあ1年も待っていただいたのね」と言ったら、「1年も待っていた。前は20万円、ことしは幾ら」と。「ことしは10万円で抽せんになるようだよ」と言ったら、「何、去年断られて、ことしまた抽せんだいったら、申し込んで外れたら頭へきちゃうがね」と言うから、「そうですよね、頭へきますよね」と。1年間も待っていただいて、去年は先着順20万円で、ことしは抽せんで10万円。それでまた断られたら、それはその御婦人、多分税金を払いたくないと言うんじゃないかと私は思って、なるべくあの人には当たってほしいなあと思っておりますが。

 例えば、10万円の枠の方が130人来た。100人で消えてしまった。あと30人あふれてしまった。その御婦人が入る入らないはともかく、あとの30人、また500万円ぐらい補正予算を組んで、その30人は救済してあげて、あとの20人は抽せんですよと、これで打ち切りですよといったような、市長さん、人情味のある温かい政策というのをちょっと考えていただけませんか。この件についてお答えをいただきたいと思うんですが、どうですか。



◎生活産業部長(森昌彦君) ただいま今年度の住宅リフォーム促進事業の補助金の申し込み状況といいますか、そういったことについて、実際の市民の声をお聞かせいただきました。

 確かに4月1日から先着順という方法をとって受け付けを行いましたので、初日から本当にたくさんの皆さんから申請がありまして、4月11日には予算額満タンに達したというのが実情でございました。そうした経緯も踏まえまして、新年度におきましては、4月から受け付けはしていくわけですが、一月ほどの申し込み期間といいますか、そういうのを設けまして、その上で状況を見て、オーバーする場合は抽せんというような方法をとっていきたいなというふうに思っております。

 抽せんの方法については今申し上げたような状態でありますが、しかしなお抽せんに漏れてしまうということもあり得ない話ではありませんので、そうした場合には、また議会ともよく相談をさせていただきながら、次の対応を検討していきたいというふうに考えております。



◆17番(木本恵造君) 微妙ではあるが、とてもいい答弁でありました。森部長さんには期待をいたしておりますので、よろしくお願いをして一般質問を終わります。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(河合正猛君) 暫時休憩いたします。

     午前11時39分 休憩

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     午後1時05分 開議



○副議長(牧野圭佑君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 古池勝英さん。

     〔14番 古池勝英君 登壇〕

     (拍手)



◆14番(古池勝英君) 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず、江南駅前交番についてお尋ねいたします。

 数日前より駅前交番建築が始まって、その姿をあらわしてきました。一部2階建て、江南市のシンボルカラーのフジ色と白色のツートンカラーの建物が、さわやかな建物で姿をあらわしております。今まで先輩議員が一般質問で、何度もこの駅前交番を要望されてまいりました。また、地元住民といいますか市民の念願がやっとかない、住民の安心・安全な生活につながるのではないかと期待されております。

 それでは、この3月には江南駅前交番が完成すると聞いております。現在の進捗状況についてお聞きいたします。



◎生活産業部長(森昌彦君) この点に関しましては江南警察署のほうに確認をいたしておりますが、今、議員がおっしゃったように、3月に完成するということで、中旬ごろに完成予定だということでありますから、間もなくということであります。交番の開所式というのも考えられておるようでありまして、これは4月の中旬ごろになるのではないかということでありました。



◆14番(古池勝英君) ありがとうございます。

 完成が3月中旬、開所式が4月中旬ということでございますが、早く開所していただきたいと思っております。

 それでは、交番の建物の概要につきましていろいろお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。概要というか規模ですね。



◎生活産業部長(森昌彦君) 江南駅前交番の建物の規模でございますが、これは倉庫も含めて延べ床面積で82.7平方メートルであるということを聞いております。



◆14番(古池勝英君) 約25坪ということで、一部2階建てがありますので、その2階も入るかと思います。

 それから、今まで何度も質問の中であったかと思いますが、交番と派出所、それから駐在所、この違いについて改めてお聞かせいただきたいと思います。



◎生活産業部長(森昌彦君) 平成6年の警察法の一部改正ということで、「派出所」が「交番」というふうに名前が変えられておって現在に至っております。したがいまして、従来「派出所」というふうに言われていたものが、「交番」という言い方に変わっております。現在、江南駅前に間もなくできるものは交番であるということであります。

 また、お尋ねの駐在所でございますが、これは従来から駐在所というふうに言っておりますが、これは交番と異なりまして、警察官が施設に居住しながら勤務をするというようなことでありまして、この江南警察署管内には今はないということでございます。



◆14番(古池勝英君) よくわかりました。

 この交番でありますが、けさもちょっと駅前を通ったわけでございますが、壁の面に「交番」というふうに、漢字と横文字といいますか、「KOBAN」とローマ字で書いてありました。よく理解できると思います。

 それから、この交番が開所されるわけでございますが、この交番の勤務体制といいますか、どんな状況の中で勤務体制ができていくのか、その辺のところをお聞かせください。



◎生活産業部長(森昌彦君) 交番の勤務体制でございますが、昼夜にかかわらず発生するすべての警察事象に対応するということで、3交代制で24時間の勤務体制ということであります。

 今度できます江南の駅前交番でございますが、そこに勤務される要員につきましては、まだその交番が運用開始前ということで確定しないということで、今はまだ回答はできないということでございました。



◆14番(古池勝英君) まだわからないということですね。ただ、何にしましても24時間体制ということで、住民にとっては大変心強い限りであります。地域の環境も、駅前環境と申しますか、いろいろお聞きするわけでございますが、今以上によくなることでありましょう。

 続きまして、旧古知野交番といいますか、花霞と飛高町の境にあります旧古知野交番。この交番、旧でありますので、今まで地域の方々にとっては大変心強いところでありましたが、これでちょっと寂しくなるわけでございます。この旧交番につきまして、土地の所有は江南市というふうに聞いておりますが、跡地の活用ということですが、このことについては当局はどのようにお考えになっておるでしょうか。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 議員お尋ねの古知野交番の跡地についてでございますが、現在、おっしゃるように古知野町花霞地内にございます。ここは高齢者生きがい活動センターと隣接した場所にございます。今後、古知野交番廃止後の跡地の利用につきましては、高齢者生きがい活動センターへの来客用駐車場として利用したいというふうに考えております。



◆14番(古池勝英君) 駐車場ということでございますが、今後の整備状況と申しますか、その辺のところについてお願いします。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 来客用の駐車場として利用したいということでございますので、その整備につきましては、新年度早々に工事を発注し、利用してまいる予定でございます。



◆14番(古池勝英君) わかりました。

 ちょっと1つまた戻るわけですが、この交番につきまして、地元の住民からは、地域に密着した交番としての期待がありますが、いわゆる署としてはどのような形でこのような要望にこたえていかれるのでしょうか、お聞かせいただきます。



◎生活産業部長(森昌彦君) ただいま議員がおっしゃったように、古知野高校の前にあります古知野交番が江南駅前に建てかえ移転ということで、今回、駅前交番ができるわけでございますが、もとより今回の駅前交番が設置されたことに伴いまして、いろんな警察活動の推進ということで、おっしゃるように地元の皆さんの安心・安全を確保するという点では非常に大きな効果があるというふうに思っております。そういう中でも、特に今回、交番の中の1階でございますが、コミュニティルームというものを設置されるそうでございまして、そういう点では地元の住民の皆さんや関係機関との触れ合いの場として有効に活用して連携の強化に努めたいというような内容でございました。



◆14番(古池勝英君) ありがとうございます。

 何にしましても、地元といろいろな場面におきまして触れ合いの場として活用されることはあるというようなことで、心強いと思います。

 それで最後になりましたが、たまたま2月29日の発行で、古知野の町のミニコミ誌と申しますか「あっち古知野ニュース」ということで記事が紹介されております。ちょっと一言読み上げさせていただきます。

 交番移転でさらなる安全をと。駅前交番(仮称)、3月完成。記事の内容としましては、4月には駅前交番(仮称)が江南駅横に新築移転され、運用が開始されます。これまで古知野町花霞に設置されていた古知野交番は、施設の老朽化が進行していました。また、地域住民の要望も踏まえて、駅の近くに交番を新築移転する計画が進められてきました。地域住民の要望や相談を聞くためのコミュニティルームを新設されます。江南駅の横にあるため訪れる人も多いと予想されるため、きめ細やかな対応を期待します。駅前に交番が来て、犯罪の予防につながり、より安全・安心な生活につながるのではないかと地元の声もということで、ミニコミ誌に紹介されております。

 次に移ります。

 次に、江南駅周辺の整備についてということで、江南駅周辺のバリアフリー化が進んでいる中、駅正面から南側、名鉄バス降車場へのシェルターの設置が進められる中で、10メートル弱の通路部分、いずれは交番のパトカーの出入りもあるかと思いますが、この箇所につきまして、シェルターとシェルターの間が通路になっておりまして、その上に、そこが途切れておるわけですから、そこにシェルターが設置できないかというお尋ねでございますが、よろしくお願いします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今、議員がお尋ねのところですけれども、今、一番最初にお話があった仮称で江南駅前にできる交番が今建設されているところの、駅のほうへ向かって右側になりますけれども、奥のほうの建物のほうへ入っていく通路がございまして、4メートルないぐらいの幅だと思いますけれども、そこの通路部分に、今現在のシェルターの計画では、シェルターをそこは建設しない計画で進めております。というのは、今年度の9月補正の議案質疑のときにもお答えをさせていただいておるんですけれども、そこは通路でございますので、当然車両が通ります。車両が通りますと、道路構造令の基準で、いろんなものをつくっていかなきゃいけないもんですから、そうしますと建築限界といいますか、車両等の通行でございますので、最低4.5メートルを何もない状況の空間であけなきゃいけないということになります。そうしますと、シェルターはそれよりも高い位置でつくらなきゃいけませんので、それだけ高くなると、シェルター幅が余り広くありませんので、ほとんどシェルターの用をなさないということで、そこについては建設しないということで考えております。



◆14番(古池勝英君) 4.5メートルの高さのシェルターですので、効果が期待できないとのことですが、それでは例えばその箇所だけシェルターの幅をもっと広くするということで効果を期待できるような形で設置はできないでしょうかね。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今のシェルターの建設の形態でございますけれども、余り歩道が広くございませんので、片持ちで片側に柱がある形で計画をいたしております。今以上幅を広げるということになりますと、柱を片持ちじゃなくて両側で持たさなきゃいけないということになりますので、そうしますと歩道の中に柱を立てなきゃいけないということで、余り広い歩道でございませんので、そういう計画はかえって通行に支障が出るということで考えておりません。



◆14番(古池勝英君) この箇所では設置しない計画だとか、設置しない形のほうが望ましいとかということでございますが、何にしましてもバリアフリー化という、いわゆる高齢者、弱者のためのシェルターの設置であります。駅前広場を囲むシェルター工事、これは利用者にとっては大変ありがたいことです。今、部長が言われましたわずか5メートル前後のところでございますが、ここが途切れておるということは、シェルター工事全体から見ますと、その効果が半減するといいますか、薄くなると考えられますが、その辺のところをよろしくお願いしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) この計画につきましては、当初、歩道で建設する予定でおりましたけれども、地元と協議する中で、どうしても通路として残してほしいということで残しておりますので、その辺のところもございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆14番(古池勝英君) よろしくお願いしますと申し上げます。

 続きまして、今度は江南駅東側についてでございますが、多くの市民が利用している江南駅については、駅西側の駅前広場にはシェルターなど整備されバリアフリー化が進んでいる状況でありますが、駅東側につきましては、エレベーターが設置されているものの、シェルターについてはいまだ整備されておりません。駅東側にもタクシーの乗降場などがあり、また企業の送迎バス等多くの方々が利用されてみえます。地元の方や駅東商店街の方、またあの地区には筆まつりで有名な北野天神社があります。地元の方からは、駅東は忘れられているのではないかという指摘もあり、シェルターなど整備を望む意見を聞いております。駅東側のシェルターなどの整備について、当局はどのようにお考えになっておりますか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 駅前の整備は、江南駅を利用される方に、より使い勝手がいいようにということで、駅西の駅前広場と位置づけておるところにつきましては、駅正面のところから南側のほうについては今年度、いわゆる横断歩道があるあたりのところまで、市の公社で持っております第3用地の前ぐらいのところまで整備してまいりますし、来年度については、今度は逆に公衆トイレのあるほうへ整備してまいります。一応平成24年度で完成の予定でございます。

 駅の東側でございますが、駅の東側は西側と違いまして、一応位置づけとしまして駅前広場という位置づけではございません。そういう関係で、当初はそういう整備の計画を持っておりませんでした。しかしながら、利用者から要望もございます。江南駅のバリアフリー化と駅の利用者の利便を図る観点から、駅の東側についても、そういったシェルター等々の整備の検討を今し始めておるところでございます。今後は設置する場所、それからいろんな問題等々ございますので、その辺のところを整理する中で、地元と協議するなど検討を進めてまいりたいと考えております。



◆14番(古池勝英君) ありがとうございます。ぜひとも検討を進めていただきたいと思います。

 次に、江南駅北側にあります1号踏切の渋滞対策につきましても以前の一般質問でさせていただきましたが、依然として危険な踏切であることには変わりありません。以前の質問では、交通環境改善計画で検討されているように、駅前広場ロータリーの通過車両を周辺道路へ転換していく必要があるため、駅周辺道路を段階的に整備していきたいとの答弁がありました。その後、江南駅周辺道路の整備として、江南通線の江南駅西交差点より北側へ約70メートル、県道でございますね、愛知県で現在道路整備が行われておりますが、ほぼ道路東側は整備が終わりましたが、西側につきましてまだ整備がされておりません。西側の道路整備について、いつごろの整備になるかお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今、おっしゃられますように、江南駅周辺につきましては、段階的に交通環境を改善していくということで、段階的な展開に向けての整備を進めておる中で、その整備の一つとして、市道名は江南通線でございますが、一部県道の江南停車場線と重なる部分につきましては、今現在県のほうで交差点改良工事を進めていただいております。それで用地交渉を進める中で、東側部分については用地がすべて買収が整いましたので、今年度工事に着手をしていただいて、東側部分については今現在ほとんど工事が完成したような状況で、あとは跡整理の段階に来ております。そうしたことから、完成形ではございませんけれども、江南駅西の交差点につきましては、交通環境が少しは改善できるというふうに考えております。

 西側についてでございますけれども、用地交渉を進めておりますけれども、まだ用地交渉が完了しておりません。そういう中で、県と連携を図りまして、引き続き用地の買収を進め、用地の交渉が完了いたしましたら道路整備をしていくということで、なるべく早く完成できるように努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆14番(古池勝英君) 何にしましても県道であります。県としっかりとした協力体制のもとに進めていっていただきたいと思います。

 次に、江南市内名所めぐり「自転車散歩」についてお尋ねいたします。

 去る11月13日、昨年の秋でございますが、好天の中、すいとぴあ江南を中心としたサイクリングロード整備完了記念として盛大にイベントが開催されました。こうなん木曽川YUYUウォークと、それからこうなん木曽川自転車散歩の2つのイベントであります。私も含め議員さん、そして市の職員さんのたくさんの参加もあり、自転車散歩、サイクリングを楽しんでまいりました。

 江南市としても、サイクリングロードに連動したいろいろな取り組みが今後必要になってくると考えます。まず、このイベントの内容について改めてお聞きいたします。

     〔資料呈示〕



◆14番(古池勝英君) (続)実はこの資料、当日のパンフレットでございますが、「こうなん木曽川自転車散歩」というパンフレットでございますが、職員の方は既に御存じかもしれませんが。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今、お配りいただきましたパンフレットのイベントでございますが、昨年の11月13日に開催いたしましたこうなん木曽川自転車散歩というイベントでございますけれども、これは木曽川左岸沿いの遊歩道・サイクリングロードが国の交付金を活用いたしました都市再生整備計画によりまして、平成23年の3月に5年間の整備期間を使いまして完成いたしました。その完成を記念いたしましたイベントとして行ったものでございます。遊歩道・サイクリングロードを使いまして、木曽川の中流域の散策路の名所として発信を多方面にいたしまして、多くの人々を誘致いたしまして、遊歩道・サイクリングロードの利用促進を図り、また都市再生整備計画の整備方針でもある地域の活性化につなげることを目的とした遊歩道・サイクリングロードを使った徒歩と自転車のイベントを実施したものでございます。

 イベントの内容でございますが、主に木曽川沿いの市の北部地域で御活躍をされているボランティアグループがありまして、そのボランティアグループ5団体と、自転車でのイベントを数々手がけておみえになりますNPO法人の市民自転車フォーラム、それから江南市の商工会議所、そういう方々でイベント実行委員会を組織いたしまして、その実行委員会により企画・運営ししたもので、イベントの参加者が江南市や木曽川に愛着が持てて楽しめるようボランティアによる催し物として、コースの途中に木曽川流域の歴史や景観をアピールする語り部、それとか自然観察、宝探し、それからブラスバンドの演奏などを行いまして、途中には焼き芋やお茶などの振る舞いを行っていただくなど、すいとぴあ江南、フラワーパーク江南、曼陀羅寺公園、それから古知野地内の公園ロケ地跡など市内8カ所にチェックポイントを設けたシールラリーなどを行いまして、参加者に楽しんでいただけるイベントを開催したものでございます。



◆14番(古池勝英君) この2つのイベントのうちの自転車散歩のほうでございますが、当日は約226名の参加があったと。県内・県外からも非常にたくさんの参加をいただいたということでございます。このこうなん木曽川自転車散歩の企画につきまして、サブタイトルとして「気持ちのいいサイクリングロードと「20世紀少年」や嵐の「黄色い涙」のロケ地、名刹の曼陀羅寺等々江南を再発見しよう」というテーマのもとで2つのコースに分かれて行われたものですが、具体的にどんなコースの内容であったかお聞きしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) お尋ねの2つのコースでございますが、遊歩道・サイクリングロード自体、全長が約6.5キロメートルございますので、自転車のイベントとしては少し物足らないということがございますので、市内の一般道を含めました市北部地域を回る親子連れや体力に余り自信のない方向けの全長約15キロメートルの「木曽川じっくり自転車散歩コース」というコースと、市内全域を回る全長約26キロメートルの「市内ぐるっと自転車散歩コース」の2コースを設けまして、先ほど申しましたように、コースの途中にはいろんなチェックポイントを用意いたしまして、シールラリーを楽しんでいただいたということでございます。



◆14番(古池勝英君) ありがとうございます。

 市内の一般道を含めたコースでしたが、健康的で爽快なイベントであったかと思います。ただ、私自身としては、15キロコースに参加させていただきましたが、当初予想したように道路事情が悪く、この15キロ走行するだけでおしりが痛くなった、いわゆる道がでこぼこであるというようなことでございます。それが私の感想でございます。

 それでは次に、参考まででございますが、レンタサイクルのことについてお聞きしようと思っておりますので、フラワーパーク江南でレンタサイクルが以前より行われているとお聞きしておりますが、その状況についてお聞きしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) フラワーパーク江南のほうにレンタサイクルのことにつきまして確認をいたしました。そうしましたら、レンタサイクルとしては大人用を24台、子供用を18台用意しているということでございます。

 平成22年から始めておるんですが、平成22年度は一定の期間だけお貸しをするという形で実施したと。今年度、平成23年度からは継続的に実施をしているということで、平成23年の4月から継続的な実施がされまして、ことしの1月までの貸し出しの合計でございますけれども、貸し出しの自転車の数でございますが1,762台、月平均にいたしますと176台ということでございます。

 そのほかに、このフラワーパークだけじゃなくて国営公園といたしましては隣接する138タワーパーク、それから各務原市にあります河川環境楽園においてもレンタサイクルを実施しておりますけれども、138タワーパークの貸し出しの合計は516台、河川環境楽園は151台ということでございますので、フラワーパーク江南の貸し出しは非常に多いという現状でございます。



◆14番(古池勝英君) ありがとうございます。

 フラワーパーク江南、非常に活発に利用されている状況でございますが、すいとぴあ江南でもレンタサイクルを開始されたというふうに聞いております。その辺につきまして、わかりましたらお答えいただきたいと思います。



◎生活産業部長(森昌彦君) すいとぴあ江南でございますが、これは遊歩道・サイクリングロードの開通に伴ってレンタサイクルの貸し出しを昨年の11月中旬から始めております。用意しております台数は、大人用で5台ということでありまして、貸出数でございますが、この1月までに延べ32台を貸し出したということを聞いております。今後、サイクリングロードなどに訪れられる方がたくさんふえてくるというようなこともありますので、その設備をさらに充実するようにということは要望してまいりたいと考えております。



◆14番(古池勝英君) よろしくお願いします。

 次に、サイクリングロードが完成したわけでございますが、このサイクリングロードと地域の活性化ということにつきましてお尋ねしたいわけですが、その前に、このことにつきましては、平成21年9月の議会におきまして、鈴木 貢議員の一般質問で、当時、サイクリングロードの整備が着々と進んでいる状況の中、サイクリングロードを活用した市内観光名所を有機的に回るとか、市内地域へのリンクを考えてはどうでしょうかという提案がありました。このように、整備の途中ではありますが、こういう提案がされております。

 そしてまた、私ども政新クラブの行政視察で、去る平成22年2月に山口県の防府市に視察に行きました。テーマは、自転車にやさしいまちづくり推進計画についてであります。防府市は江南市と同じぐらいの人口、約11万8,000人でございます。この自転車にやさしいまちづくり推進計画につきましては、当時、地球環境の保全とか省エネルギー等、自転車に対する社会的関心、期待の高まりの中で、自転車を利用した市民の健康の増進、そして観光・商業の振興、また日常生活の利便性とかいうような形で、この事業につきましても、防府市に佐波川という川が流れておるわけでございますが、ちょうど江南市の木曽川が流れておる、これくらいの距離の川でございますが、佐波川自転車道の完成と、それから大規模自転車道の完成、平成19年には22.7キロのサイクリングロードが完成しておるわけでございますが、これに連動して自転車のネットワーク、防府駅周辺地区とか、中心市街地とか、市内観光スポットを結ぶ散策コースを設けて、この推進計画がなされておるわけでございます。

 そこで、この江南市におきましても、遊歩道・サイクリングロードの完成の機会に、市内観光名所をめぐる自転車散策コースを作成し、レンタサイクルの配置等、すいとぴあ江南、そしてフラワーパーク江南と、さらには江南駅、布袋駅前に設置するレンタサイクルの拠点をつくったらどうかというような、今後の課題として検討していただけないでしょうか。



◎生活産業部長(森昌彦君) 現在、市内の観光名所をめぐるコースということでは、これは歴史散策道という位置づけでございますが、観光ガイドブックなどで2つのコースを設定、紹介しております。1つは蜂須賀・曼陀羅寺コース、もう一方は信長・生駒(吉乃)コースということでございますが、こうした観光名所をめぐる自転車散策コースを検討できないかというようなことでございますが、先ほど議員からも紹介がありました平成21年の9月議会で鈴木議員の質問に対する答弁と現状でも同じようなことになりますけれども、市内の道路状況はなかなか安心・安全に、よそから来てサイクリングとして楽しんでいただけるようなコースとして推奨できる状況にいまだなっておりません。また、年間を通じてこうした観光客が期待できるかどうかというような問題もありますので、なかなか難しいなあというふうには思っております。そうした状況から考えますと、現段階では江南駅だとか布袋駅、そういったところにレンタサイクルの拠点整備というのは難しいというふうに考えています。しかし今後、直ちにというわけにはもちろんいきませんけれども、道路整備の進捗状況だとか、あるいは観光客のニーズ、そういったものを把握しながら調査・研究をしてまいりたいと思っております。



◆14番(古池勝英君) 何にしましても、2年半前と同じように消極的な答弁であるかと思います。

 ちなみに近隣市町のレンタサイクル事業につきましてちょっと御紹介しておきますと、お隣の犬山市では城下町周遊無料レンタサイクル事業という事業を行ってみえます。レンタサイクルは20台。また、お隣の小牧市におきましては、駅西駐車場を基点としたレンタサイクル、ここは有料のようでございますが15台のサイクルを持っております。それから、岐阜県ですが美濃市、ここでもレンタサイクルで、「和紙とうだつのまちを満喫しよう」というテーマのもとで、これも有料でございます。6カ所の拠点を持って運営されておるわけですが、美濃市におきましては電動アシストの自転車も相当数含まれておると聞いております。

 最後ですが、このレンタサイクル事業、その拠点づくり等に対する取り組みは、調査・研究とか消極的でありますが、まだまだ自転車道の整備とかいうようなこともあります。まずはできることからとして、自転車散策マップづくりに取り組んでいただくことはできないでしょうか。



◎生活産業部長(森昌彦君) 現在、マップということでは、観光ガイドブックやチラシで観光マップを掲載しまして、観光案内用に供しているところでございますが、その中には主要道路と観光施設を地図の中に配置しておりまして、主要道路も一応掲載しておるということで、今、御提案をいただいておるような内容の活用もしていただけるのではないかというふうに考えておりますが、ただ自転車の人を対象にしようと思いますと、例えば行きたい観光施設の近くにある信号面の表示だとか、そういう知らない人が使っても行きやすいような、活用していただけるような工夫も必要かというふうに思っておりますので、今後、観光マップを改訂するというときは、そういった内容も検討をしていきたいと思っておりますし、観光客の方にもそういったマップを広く知らしめていけるようなことにも配慮してまいりたいと思っております。



◆14番(古池勝英君) ありがとうございました。

 取りとめのない質問が多くて御無礼ですが、まず提案だけに終わらないよう、市長の施政方針の中にもちょこっとありましたが、人に優しい道づくりを含め積極的に道路整備に取り組んでいただきますよう、いわゆるレンタサイクル事業についても、ぜひ推し進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 以上で終わります。

     (拍手)



○副議長(牧野圭佑君) 稲山明敏さん。

     〔12番 稲山明敏君 登壇〕

     (拍手)



◆12番(稲山明敏君) 皆さん、こんにちは。

 それでは、議長さんのお許しを得ておりますので、早速通告に従いまして質問をさせてもらいます。

 最初に、昨日もお話がありましたように、昨年の3月11日に発生いたしました東日本大震災から、はや1年が過ぎようとしております。今もあのときのテレビから放送されました悲惨な状況は、今なお私たちの脳裏に深く刻まれております。そんな悲惨な状況の中でも、今も思い出しますのが、災害が発生してから幾日か幾週間かたった後か思い出せませんが、被災地に自衛隊の皆様が入り、仮設のおふろを用意され、そのおふろに被災された方々が入浴された後、皆々様が、やっと生きた心地がしたと、生きていてよかったと本心よりお話しされていたことが今なお思い出されます。

 生きていくためには、どんなときでもなくてはならないのが、飲み水は当たり前のことではございますが、トイレ・おふろなどに使われる生活に欠かせない水も重要であり、我々も災害が発生したときのこうした生活に必要な水の確保もしっかりと考えていかなければならないとつくづく思うわけでございます。

 その点におきまして、1番目に地震など災害時に利用できる民間の井戸について質問します。

 さて、我が江南市におきましては、平成22年度、平成23年度の両年度に江南市地域まちづくり補助事業に採択され、地震などの緊急時に一般家庭の井戸水を利用できるようにするための調査事業が行われているとお聞きしておりますが、その内容について少し御説明をお願い申し上げます。



◎経営企画部長(社本亘君) 今、議員お尋ねの事業は、江南市地域まちづくり補助事業に採択されました江南市水道工事店協同組合とまちづくり江南市民会議の2つの団体が協働して実施されました「緊急時安心“水の隣組”マップ作り」という事業でございます。この目的は、近く起きるかもしれないと言われております東南海地震等に備えるため、市民相互の協力体制づくりを行い、それをきっかけに命の源であります水を核とした昔ながらの隣組の構築をする足がかりとなり得るマップづくりを行うものでございます。

 その具体的な事業内容でございますが、平成22年度は市内の全区に依頼し、各所に点在する井戸の利用が可能かどうかを調査されました。その井戸が持つ詳細なデータを掲載した井戸調査診断書を作成され、行政、各区、町内、また井戸所有者がその情報を共有することにより、安心・安全なまちづくりへの基礎の強化を図るものでございます。平成23年度、今年度でございますが、今年度は法人所有の井戸の調査を行うとともに、井戸の所有者を改めて一軒一軒お尋ねし、所有者の承諾のもと井戸の存在を示す看板プレートなどの設置などをしていただく予定でございます。

 当初計画していただいたスケジュールに比べおくれがございますが、現在もその作業を進めていただいている状況でございます。



◆12番(稲山明敏君) ではお尋ねしますが、調査が終了した個人・法人所有の井戸の結果はどうだったのでしょうか、お尋ねします。



◎経営企画部長(社本亘君) 調査の申し込み件数でございますが、217件ございましたが、そのうち不在等で調査できなかったのが約10件ございまして、その10件を除きました調査した結果でございますが、全く使用できなかったという井戸が約10件ございました。それ以外、約200件でございますが、バケツとかロープなどのくみ上げる施設の設置が必要であったり、冬季には使えない井戸も含まれておりますが、年間のいずれかの時期には何らかの形で水が確保できるものでございました。

 また、法人所有の井戸につきましては、商工会議所を通じて調査協力をお願いし、現在まで申し出をいただいた件数は1件ということでございます。こちらのほうにつきましても、現在調査中ということでございます。



◆12番(稲山明敏君) 個人所有の井戸が約200件というお話でございましたが、思った以上にあると思います。自分のうちにも小学校のころにはありましたが、今はなく、今思いますと、いざというときのために残しておいたほうがよかったのかなといった思いもあります。

 では、そのうち災害時に協力してもらえる井戸はどのくらいあるのでしょうか、お尋ねします。



◎経営企画部長(社本亘君) 現在、江南市水道工事店協同組合さんが、先ほど御答弁させていただきましたように、井戸所有者の方に看板プレートの設置や、その存在自体などのデータの公開について確認をされている状況でございます。災害時に協力していただける方、あるいはその井戸数につきましてはまだ未確定ではございますが、江南市水道工事店の協同組合さんによりますと、最終的には個人所有の井戸で100から150程度の協力は得られる見込みではないかとお話を伺っております。



◆12番(稲山明敏君) では、せっかく100から150件の民間の皆様が協力をしてもらえるだろう井戸があっても、先ほどのお話がありましたように、一部の井戸にはバケツ・ロープなどのくみ上げる設備がなく、また定期的なメンテナンスを行っていかないといざというときには全く役に立たないということになりかねないと私は思いますが、今後、協力してもらえる井戸の使用や設備、管理方法などの支援について当局はどのように考えておられるのか、お尋ねをします。



◎経営企画部長(社本亘君) 先ほどの江南市水道工事店協同組合さんでは、緊急時安心“水の隣組”マップ作り事業を、このプロの水道事業者ばかりでなく、市民参加型で進められるために、江南の水環境協力隊“水の委員会”を設立されております。団体の代表の方のお話では、今後、他の市民の参加もいただきながら、数年間隔で各区の協力のもと井戸の使用の可否の状況を調査し、データの更新を続ける。また、井戸の利用、管理方法などの現地指導の要望にも積極的に対応していくとのことでございました。こうした中、市といたしましても、民間に点在している井戸が一たん緊急時には非常に有用な施設になるという認識をしております。ただいま御紹介いたしましたように、市民活動の動きを支援してまいりたいと考えております。

 なお、その具体的な支援につきましては、今後検討してまいります。



◆12番(稲山明敏君) 私が思うには、いざというときのために、市の支援が一番重要かなといったことを思っております。また次に自主防災会、地域住民、そして民間などの江南市水道組合さんのような方々の協力が必要かなあと思います。

 例えば、市の補助金制度などを利用し、自主防災会においてはくみ上げる設備などのない井戸の場合を考え、必要なバケツ・ロープなどの設備を購入していただき、防災倉庫に保管し、いざというときのためにこの道具を使用するといったような方法が考えられるため、各自主防災会の独自の訓練として井戸水のくみ上げ訓練などを行うとか、また江南市水道工事店協同組合さんには、市と協働にて現地指導を含むメンテナンスなどをお願いすることで、市、自主防災会、江南市水道工事店協同組合さんなどと連携をとって、万が一の災害時のために備えていかなければならないと思う次第でございます。こういった調査事業などが今後無駄にならないように、市と民間と協働でこの事業がさらにいい方向に進むことを期待しておりますので、今後はいろいろな御要望等が出てくるかと思いますが、市の御支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 最後に、もう1点お聞きします。

 現在、法人所有の井戸調査を行っているそうですが、災害が起きますと大量の水の確保が必要になると思われます。ふだんより井戸水を利用されるガソリンスタンドなどの企業や組合との災害協定を締結することはできないでしょうか、お尋ねします。



◎生活産業部長(森昌彦君) 今年度実施をされております法人企業の井戸でございますが、その調査結果を検証した上で、災害時でも生活用水の供給を行うことができる法人企業、そういった井戸であれば、そうしたところと災害協定の締結に向けて協議をしてまいりたいと考えております。



◆12番(稲山明敏君) 市民の水の確保のため、一層の御支援をよろしくお願い申し上げ、次に移ります。

 次に、公共施設でのAEDの設置状況についてお尋ねします。

 先回、この議場にて市民の皆様より、自分の身近にAEDがどこに設置されているかを知るために、市内の民間企業、事業所を含めた設置情報を得るために、AED設置マップを作成してほしいといった一般質問をさせていただきましたが、私自身もその質問の前提としては、当然、公共施設においてはAEDが設置してあるのは当たり前と思い込んでおりました。市民の皆様にも、AEDがもし必要になったら、とりあえず迷うことなく、近くに公共施設があればAEDが設置してありますので、すぐにそういった施設に取りに行ってくださいとお話をさせていただいておりましたが、ある方より、本当に市内の公共施設にはAEDがすべて設置されておりますかねと尋ねられました。一瞬自分自身が、えっと思いましたけれど、当然あると私自身思い込んでおりましたので、返答に困った次第でございます。

 ここでお聞きします。市の公共施設でのAED設置状況はどのようになっておるのでしょうか、まずお聞きします。



◎消防長(滝紀彦君) 現在、消防で把握いたしております市の公共施設でのAEDの設置状況でありますけれども、施設名として、市役所、老人福祉センター、すいとぴあ江南、市民文化会館、市民体育会館、布袋ふれあい会館、図書館、保健センター、古知野東・北・西の公民館及び休日急病診療所の12施設、それから小・中学校の15施設、合わせて27の施設にそれぞれAED1台を設置してございます。

 なお、そのほかの公共施設につきましては、設置がされていない状況にあります。



◆12番(稲山明敏君) 今の答弁をお聞きし、公共施設にてAEDがすべて設置しているわけではなく、私の思い込みであるとはっきりわかりましたが、そんな公共施設の中で私が思うには、絶対になくてはならない施設、あって当然な施設だと思っております保育園、市民プール、そしてまさかとは思いますが救急体制のかなめでもあります消防署東分署にAEDが設置されていないのには驚きました。

 そこで、この絶対になくてはならないと私が思っております施設、主な3施設について、今後の対応をお聞きします。

 まず、保育園についてお聞きします。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 今、議員御指摘のとおり、現在、保育園にはAEDを設置しておりません。保育園は園児をお預かりすることはもちろんでございますが、園児の送迎や各種行事などの折などには大人の方も多くお越しいただいているところでございます。近隣市町の状況でございますけれども、一宮市、犬山市、小牧市、岩倉市、大口町及び扶桑町、この4市2町の公立保育園におけるAEDの設置状況ですが、一宮市、小牧市及び大口町が全園に、また岩倉市では避難所に指定された保育園2園に設置をされております。なお、犬山市と扶桑町につきましては、江南市と同様設置されておりません。

 また、このAEDの購入費用でございますけれども、大人・子供兼用の機器は1セット50万円ほどでございます。最近ではレンタルもございまして、月額5,000円から6,000円程度で借りる方法もあるというふうに聞いております。

 今後につきましては、交通児童遊園だとか各児童館、保育園以外の施設も含めまして、AEDの設置について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。



◆12番(稲山明敏君) 全園早急に設置するよう、強く要望をここでいたしておきます。

 続いて、市民プールについてお聞きします。

 心肺停止はどんな状況でも起こり得ると思いますが、市民プールに至っては、泳いでいるときはもちろんのこと、小さなお子様からお年寄りまで、おぼれるといった事故により心肺停止に陥る可能性は通常の施設より非常に高いと思いますが、今現在AEDが設置されていないそうでございますが、毎年プール開催時には、もしものときのためにどのような対応をされていたのでしょうか、お聞きします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 議員御案内のように、現在、市民体育会館内に2基のAEDがございます、対応でございますが。そうした中で、1基は体育館内のロビーに設置してあるところで、また競技場や武道館、また体育会館に隣接している市営グラウンド等においても使用するものでございます。もう1基は、移動用として他のスポーツ施設の大会開催のときの貸し出し用として使用するものでございます。

 なお、市民プールにおきましても、市民体育会館と隣接していることから、体育会館内に設置してありますAEDをもって対応をしていたということでございます。



◆12番(稲山明敏君) できれば、貸し出し用の移動用AEDが1基あるそうですが、プールの開放の時期も、夏限定、7月から8月までの2カ月と限られておりますので、現場にてすぐに対応できるよう移動用のAEDをふやし、常備されたらいかがですか、お尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) AEDにつきまして、市民体育会館におきまして、来年度、移動用として2基の予算計上をしておりますことから、今後、市民プールも含めましてAEDの運用並びに設置場所につきましては、その時期等を見据えた中で柔軟に対応してまいりたいと考えております。



◆12番(稲山明敏君) よろしくお願いします。

 次に、東分署を含む消防署の施設についてお伺いします。

 救急体制のかなめである消防署、市民の皆さんが身の安全のため、何かあれば多分多くの人がすぐにでも飛び込んで助けを求めに行く施設、消防署に、常時AEDが設置していないとは非常に驚いております。そしてまた、出前講座を含め一生懸命に市民の皆様に対してAEDの講習による普及活動を行っている消防職員がいる施設に、AEDそのものが設置されていないのは不思議でなりません。これはなぜでしょうか、お尋ねします。



◎消防長(滝紀彦君) まず、消防署におけるAEDの保有状況でございますけれども、初めに消防署本署には救急車3台、消防車1台の合わせて4台、また東分署には救急車と消防車各1台の2台、合計6台の車両にAED1台ずつを搭載しております。こうしたことから、万が一AEDの必要な市民の方が消防庁舎に駆け込んでおみえになった場合には、職員が車内にあるAEDを持ち出して対応することが可能であることから、現在、庁舎内にAEDを設置していないのが現状でございます。



◆12番(稲山明敏君) では、火災など有事が発生した場合、消防職員が出動され、庁舎内にだれもいなくなる可能性があるかと思いますが、だれもいなくなったときの対応はどのようにされるつもりですか、見解をお伺いしたいと思います。特に東分署に至っては、庁舎内にだれもいなくなる可能性が非常に大きいと思いますがいかがでしょうか、お尋ねします。



◎消防長(滝紀彦君) まず、本署におきまして、火災や救急でAED搭載車両4台すべてが出動した事案は今までにございません。また、現在でも通信指令員は必ず残っておりますので、次の119番通報や救急などの駆け込み事案にも対応しているところでございます。こうしたことから、AEDの駆け込み対応も可能と考えております。しかしながら、今、議員御指摘のように、職員数が少ない東分署につきましては、PA連携などでAED搭載車両の消防車と救急車が出動した場合には、当然ながら庁舎内に職員はだれもおりません。また、AEDもないことから、対応ができない状況となると思われます。



◆12番(稲山明敏君) では、消防職員が365日24時間交代で勤務されております消防庁舎に常設のAEDの設置を求めますが、いかがでしょうか。特に、職員がだれもいなくなる可能性が高く、またその周辺地域にはAEDが余り設置されていないと思われる地域、東分署に、早急な設置を求めますがいかがでしょうか。



◎消防長(滝紀彦君) 近隣消防本部の状況でございますが、常設のAEDを庁舎内に設置してある署所もございます。こうしたことから、東分署につきましては、先ほど御答弁いたしましたように、火災やPA連携などで2台出動したときにはだれもいなくなりますので、今後、設置していく方向で検討をしてまいります。

 それから、本署につきましては、これも万が一全車両が出動いたしましても、これはお隣の市役所にAEDがございますので対応が可能かと思われますけれども、地震などの大規模の災害時のことを想定いたしますと、やはりこれも必要であると考えているところでございます。今後、本署につきましても検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。



◆12番(稲山明敏君) 東分署には設置していく方向で検討してもらえるといった御答弁でありましたので、非常にありがたいと思っております。

 本署については、市役所にAEDが設置されているから対応は可能といった答弁の内容でございましたが、市役所の西側にてAEDが必要な状況になれば、ごく一般の普通の人は市役所ではなく消防署に駆け込むのが当たり前かと思います。本署についても早い設置を要望いたします。

 次に移ります。

 次に、AEDにつきまして、各公共施設いろいろありますが、小・中学校での設置場所について少し質問をさせてもらいます。

 まず最初に、市内小・中学校にはどのような場所にAEDが設置されておるのでしょうか、お尋ねをします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 小・中学校におけるAEDの設置につきましては、各学校に1台、職員室、あるいは保健室前の廊下など、校舎内の1階に設置してございます。



◆12番(稲山明敏君) では、小・中学校が休日のとき、グラウンドや体育館などが開放され、早朝から夜までスポーツ少年団の小さな子供さんたちから、ソフトボールクラブなどの若者やママさんバレーの奥様たち、さらにはグラウンドゴルフをやられているお年寄りと、さまざまな年代の方が学校のグラウンドや体育館の中でスポーツを楽しんでおみえになりますが、もしAEDが必要となった場合、かぎのかかった校舎内にAEDが設置してあるために取りに行くこともできません。その場合の対応についてどのように考えておられるのか、お聞きします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 小・中学校のAEDにつきましては、児童・生徒を最優先に、教職員が即座に対応できるように、職員室や保健室の前に設置したものでございます。教職員が不在のときには、防犯上の問題からかぎをかけ、校舎に入れない状況で現状はあります。

 また、学校施設への一般開放時への対応といたしましては、各学校に置かれております管理員を介して、校舎のかぎとAEDの設置箇所までの順路を明示した設置箇所をあわせてお知らせしていくという方法が考えられるところでございます。



◆12番(稲山明敏君) 管理員さんは学校の付近の住民の方が多いと聞いておりますが、いつも学校にいるわけではなく、すぐに対応は全く不可能かなと私は思います。そんな中で、市内にある尾北高校では、外部からでもAEDが持ち出せるように設置されているとお聞きしましたが、もしわかればこの学校での設置状況などをお聞かせください。



◎教育部長(三ツ口和男君) 尾北高校にAEDの設置状況につきまして確認をいたしました。屋内では保健室に、また議員申されております件につきましては、1階西の渡り廊下に設置してあるとのことでございます。西渡り廊下のAEDにつきましては、当初は運動場での部活動で屋外から利用できるように設置したものでございますが、運動場の一般開放などで利用する方々の使用も可能ということでございます。



◆12番(稲山明敏君) では、市内小・中学校におきましても、この尾北高校のように、運動場の一般開放などで利用する皆様や、また学校周辺に住まわれる市民の皆様がいつでも使用可能な場所、屋外などに設置、または現在あるAEDの位置を変えることはできないのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) AEDの屋外設置につきましては、冬季の風雪、夏季の直射日光、また風雨にさらされたときなどによる誤作動のおそれがあるというようなことを聞いております。また、盗難やいたずらなどが懸念されるところでもございます。そうした中ではございますが、尾北高校の西の渡り廊下の設置箇所におきましては屋根及び壁があり、風雨や直射日光の影響は少ない場所であるということでございます。また、一部外部からは、設置場所を事前に知らされていないときには、若干気づきにくい場所かなというところもございます。

 また、今後でございますが、市内の小・中学校につきまして、尾北高校のように適切な設置箇所を見つけることや、またAEDを1台増設するための経費など、まだ検討課題もあるのではないかというふうに考えております。



◆12番(稲山明敏君) 御答弁をお聞きしますと、何かちょっと非常に難しいような答弁だったかと思います。

 私は、グラウンドで倒れられた方を2人知っております。1人は残念にもお亡くなりになられ、1人は、現在、言語障害などの後遺症が残っておみえです。今思いますと、お亡くなりになられた方は、当時AEDは、多分、そんな機械はありませんでしたので、お亡くなりになられた人もAEDがあれば、ひょっとするとといった気がします。盗難やいたずらと言い出したら、何も前に進みません。それこそ休日は、職員室の中に金庫があるかどうかわかりませんが、かぎをかけ、しまっておいたほうがよろしいんじゃないでしょうか。

 設置場所が気づきにくい場所といった答弁がありますけれど、グラウンド・体育館などで使用されているのは各種スポーツ団体が主であると思いますので、各種スポーツ団体協会の役員さんなどに周知徹底されれば、それでよいはずだと私は思います。

 また、設置箇所は見当たらないと言われましたが、私のすぐ前の布袋北小学校を見ても渡り廊下がありますし、布袋中学校については、体育館と校舎の間のザラ板が引いて屋根もある場所もございます。また、どこの学校にも当然あります校舎の大きなひさしがあるメイン玄関、さらには極端なことを言えば、運動場にあります屋外便所の内壁にも設置は可能かなと思います。

 心肺停止状態に陥った人を蘇生させるためにあるAED、いざというときに施設内にあることがわかっていても使うことができないのは、何とも理不尽でなりません。学校を利用されるすべての皆さんが安心して活動などができますよう、屋外からでもすぐに持ち出せる場所にAEDの設置を強く強く要望いたします。

 次に移ります。

 それでは、最後の質問に移ります。

 皆さんの中にも御存じの方がお見えになると思いますが、布袋北小学校のグラウンドのすぐ西側に大きなマンションがあり、このマンションを買われた方より、目の前に布袋北小学校があるのに、なぜ踏切を渡って危ない目をして遠い古知野南小学校へ通わなければならないかといったお話を以前はよくお聞きしました。また、仕事上お客さんより、家を建てるため土地の選定に当たり、特に小学校の通学時間に伴う問題や親が卒業した学校に行かせたいなどの学校区の問題が出され、土地の売買がうまくいかなかった場合もあります。特に小学校に入るお子様を持つ親としては、通学距離、通学時間の問題が非常に心配されることかと思っております。

 ここでお聞きしますけれど、現在、市内の小・中学校では通学区域制度が導入されておりますが、住所によっては隣接の学校ではなく、明らかに遠くの学校に通ってみえる場合があります。当局といたしましてはこの状況をどのように把握されておりますのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 通学区域についてでございますが、道路や河川等の地理的状況、そして地域社会がつくられてきた歴史的経緯などを踏まえた中で、教育委員会の判断に基づきまして設定されたものでございます。

 ただ、議員御指摘の件につきましては、一例を申し上げますと、古知野南小学校におきましては、一部地域の児童が、隣接した小学校ではなく、約30分かけて登校しているというケースもございます。



◆12番(稲山明敏君) では、現在の通学区域制度の中では、指定された学校以外通学することはできないのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 校区外の行政区とのつき合い、また年度とか学期途中の転居など、教育的配慮などの必要がある場合につきましては、保護者の申し出により教育委員会が相当と認めるときには、指定校以外の学校に変更することも可能となっております。



◆12番(稲山明敏君) 特定の理由があり、教育委員会が相当と認めるときとはどんなときでしょうか。また現在、市内には実際に通学区域以外に希望している通学している児童・生徒はどれくらいお見えになるのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) お尋ねの件でございます。2月24日現在の状況でございますが、小・中学校合わせて校区外の行政区のつき合いで42人、また年度・学期途中の転居のため従前の学校への通学で36人、また保護者・家庭の事情ということで31人、その他教育的配慮ということで9人であり、全体では118人でございます。



◆12番(稲山明敏君) 現在、118人の児童・生徒が指定校以外の学校に通学しているとの御答弁でございましたが、特別な場合のみに限られております。通学区域は、その地域社会がつくられてきた歴史的経緯などもあり、広く地域に浸透してきております。しかしながら、冒頭にも述べましたが、保護者などから就学指定校と同校以外の隣接校を比べ、近隣校を選択したいとの要望や、特に新しく転居してみえた住民の理解を得ることが難しいといった根強い課題もあるわけでございます。

 現在、瀬戸市においては、住んでいる学校区を中心に、隣の学校にも入学できる制度、隣接学校選択制が導入されているそうですが、江南市におきましても、今後、通学区域に隣接した地域に新たに転居してみえた住民や保護者が希望により、自分の子供の就学する学校を選択できる隣接学校選択制を導入されてはいかがでしょうか、お尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) 子供の通う学校を考えるに当たっては、地域という存在は大変大事なものであります。また、その地域の教育力が高まっていくこと、高めていくことは大変大きな課題でもあります。通学区域は、実際に子供たちが生活する中での地域でのつながり、また地域に開かれた学校、あるいは地域に見守られる学校といった面から考えていく必要があり、一般的に言われております学校選択制は難しいことと考えます。ただ、今、議員からお話のありました隣接学校選択制につきましては、新しい住宅地ができたりしたような場合には、学校規模だとか、あるいは地域の状況などを総合的に考えて、子供たちの通う学校というものを判断しなければならないと考えております。



◆12番(稲山明敏君) 数十年来、その地域にて生活を営んでみえれば、地元意識が芽生え、通学区域での通学は当たり前の感覚になるのかもしれませんが、逆にそういった意識が強くなりますと、跡取りさんの子供さんとかは、本家が移動しなければ問題ありませんが、御兄弟などが目と鼻の先の道路を挟んだ区域割りが違う場所に新家を出された場合などは、親が通っていた学校に行かせたいというのは親心かなとも思います。

 また、一団のマンションや分譲住宅では、ほとんどの入居者の方は地元意識や地域とのつながりもなく、だれもが近くにある学校へ安心して安全に通学させたいと思うのは当たり前の話かなと思います。

 今後は、もっとこの件に関して臨機応変に対応していただけますと、これからの江南市の人口の増加はもちろんのこと、土地の流通の活性化、そして地域、学校の活性化にも必ずやつながっていくと思いますので、特別な場合のそういった緩和をもう少し緩くしてもらえるとありがたいかなと思っておりますので、その点よろしくお願い申し上げ、一般質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

     (拍手)



○副議長(牧野圭佑君) 暫時休憩いたします。

     午後2時26分 休憩

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     午後2時46分 開議



○議長(河合正猛君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 中西保夫さん。

     〔10番 中西保夫君 登壇〕

     (拍手)



◆10番(中西保夫君) 皆様、こんにちは。

 きょうの一番最後なもんですから、ちょっと待ちくたびれてしまって。元気が出ないかもしれないので、水をちょっといただいて。

 それでは、質問をいたします。

 江南市の市民憲章の5つ目に「教養を深め、文化の高いまちにしましょう」という憲章がありますが、市役所そのものに、そういうものを目標にしてあらわす場所があるのかと思いまして質問させていただきます。

 絵が一番よく目に入るんですけれども、絵というのは文化・教養を感じる面がたくさんあります。特に、江戸時代には浮世絵とか、「東海道五十三次」などもあります。この絵のかき方が、当時のヨーロッパの教養のある人たちにかなりの影響を与えて、画家もそのようになったということをよく聞いております。これも皆様御存じのとおりであります。

 さて、市のことですが、私の知り合いで絵画に深い造詣のある方が、市役所の絵を見て、時にはかえたらどうかということを言われました。特に副市長室に入っていくところの右側にある絵ですけれども、何とも言われんもんですから、私が「下手ですか」と聞いたら、「そんなこと言えるわけないだろう」と言われたんですけれども、さほどそんな程度の絵がかかっているそうです。

 ですが、人によっては違いますからあれなんですけれども、何年ぐらい取りかえていないのかということよりも、大体季節ごとにかえていくというようなことを考えられたことはないでしょうか。



◎総務課長(野村和典君) 現状を申し上げますと、市のほうでは御寄附いただいた作品を展示可能なスペースに展示しているものでございます。所蔵点数にも限りがございまして、定期的に新しい絵画を展示することは大変難しいものと考えております。ただ、新たな市民の目に触れる機会の増ともなりますので、一定の期間ごとに展示位置を変更するローテーションのようなものを計画してみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆10番(中西保夫君) それはそれで本当に結構ですので実施していただきたいと思いますが、市内には絵をかく人がたくさん見えます。ですから、絵のかくグループで、1年に1遍ぐらい自分の絵が皆さんの目にとまりたいという気持ちも多分あると思います。ですから、市役所の一カ所に、毎月かわるような絵をかけていただくと本当にありがたいなあと。これが教養を深め、文化の高いまちというようなことにもつながっていきますので、よろしくお願いいたします。

 次に2番目の質問ですが、「郷土資料江南」について。

     〔資料呈示〕



◆10番(中西保夫君) (続)余り御存じないかもしれませんが、議長のお許しを得て、教育委員会がつくった「郷土資料江南」というのがあります。これについて質問をしていきたいと思います。

 「郷土資料江南」は、授業ではどのような使い方をされているか。3年分なんですね、1年生から3年生まで使えるようになっています。



◎教育長(石井悦雄君) 中学校の社会科の学習、1・2年生が地理と歴史、そして3年生が公民を学習していきます。主に教科書を中心に学習しておりますけれども、江南市郷土への理解と愛情を深めるために、関連する事柄があれば、この「郷土資料江南」を使って江南市のことを学習していきます。また、そうした教科の時間とは異なって、総合的な学習の時間を使った郷土学習でも使用している例があります。



◆10番(中西保夫君) この「郷土資料江南」なんですけれども、普通の本にはすべて「初めに」とか「前書き」があります。この本はこういうつもりで書くんだとか、こういう方針だとか、こういうことに役に立つ本だとか、そういうことが「前書き」とか「初めに」書いてありますけれども、これには何も書いていない。ですから、そういうところかがないのは、普通は編集した責任者がいないというふうに解釈がされますが、いかがでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) この編集については、編集委員長である中学校長、そして市内5校から選ばれた社会科の教師で構成しています郷土資料江南編集委員会が行っております。もちろん発行に当たっては江南市教育委員会が指導もいたしますし、一番の責任であると考えております。

 なお、今、議員が言われました「初めに」ということはございませんけれども、編集委員名は最後のページに明示されており、発行は江南市教育委員会と、そういったことは記されております。



◆10番(中西保夫君) でも本当は書いていただきたいと思います。実名入りで書いていただきたいと思います。でないと、例えばこれを見てみますと、歴史の区分なんかのところに非常に疑問がわくわけです。歴史の区分を、「原始」「古代」「中世」「近世」というのは皆さん御存じのとおりです。その後にいきなり「太平洋戦争」という項目になってくるんです。普通なら「現代」というところから始めればいいんですけど、いきなり太平洋戦争と来ているわけです。しかもこれだけの薄い雑誌の中で7ページも使っているわけですね。戦後復興で我々の両親が働きに働きまくって過ごした昭和20年代、30年代ですけれども、それに関しては2ページししか使っていないんですね。こういうところに編集方針がありませんと言うんだったら、非常に内容を見ると偏った資料の集め方をしているということが私は感じるわけです。

 また、「郷土の輝く人々」というところでは、戦前、企業家でもあり、今は「タキヒヨー」と言われているんですが、滝学園の創始者であります滝 信四郎氏というのが見えるんですが、実は教育に関しては多大な貢献をされています。しかも企業家でも、蒲郡のプリンスホテルですね、有名な。あそこを最初につくった方であります。ですから、東海地区全県的に活躍された滝 信四郎氏の掲載がないのはなぜかと思いましたので、質問をいたします。



◎教育長(石井悦雄君) 最初の件の歴史的分野の江戸時代の後、急に太平洋戦争というようなお話でありましたけれども、実際にはこの郷土資料の中には、江戸時代の後は近代の町村の変遷、あるいは学校の歩み、地租改正、あるいは第1回総選挙、近代産業の発達、米騒動、近代の自然災害ということで、大正、あるいは明治にかかわるそういった内容も載せております。

 また、後のお話の郷土に輝く人、これは実際に3名、もちろん郷土に輝く人にふさわしい方は江南市の歴史の中でたくさんお見えかと思います。そういう中で3名選んでおります。最高裁判所の長官を務めて江南市の名誉市民にもなってみえる横田喜三郎氏、これは中学生が横田作文コンクール、自分の将来ということで作文に参加をしていきます。それから、平家琵琶の伴奏で「平家物語」を語る今井検校勉氏、これについても国語で「平家物語」を中学生は学習をしていきます。また、お亡くなりになっておみえでありますけれども三ツ口鎌光氏、県の無形民俗文化指定の伝統芸能であります獅子芝居を伝えておみえになった方でありますけれども、この3名。また、この三ツ口さんは、中学校の文化祭で舞っていただいたこともあります。どちらかというと、中学生とのかかわりも十分考えて、こうした3名を選んでおります。



◆10番(中西保夫君) くどいようですけれども、滝 信四郎氏の活躍はすごいものだと思っております。現在も、その子孫ですか、江南市とのつながりもいまだに、江南市に住んではみえませんけれども、江南市とのつながりを厚くされております。「郷土資料江南」と題している以上、経済規模、学校をつくったということにかけては載せるべきではないかと私は思います。

 先ほど、平和の道を提唱し続けた横田喜三郎氏の名前が上がっていたんですが、どこで平和の道を提唱されておったんでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) 横田喜三郎さんにつきましては、国際法の権威とされている横田さんでありますけれども、国際紛争の平和的な解決、そういったことについて深い研究をされてみえました。ケネディ大統領に会われたこととか、あるいはローマ法王と対談されたこと、こういった中でもちろん自分の考えを示していろんな提唱をされておみえになりますが、一番大きなことは、今、私の持っている手帳にも、9月13日は「世界の法の日」と示されています。これは、1965年9月13日に法による世界平和の第2回世界会議で宣言されたものであって、法の存在が国際社会で確立することによって世界の平和を実現しようという趣旨であります。これを提唱した者は、この横田喜三郎氏であります。



◆10番(中西保夫君) 社会科の先生も戦後の歴史を、別にあれなんですが、少し勉強していただきたいという気もせんでもありません。

 アメリカと日本の友好のためとかいろいろ言っているんですが、1963年に。実は横田氏というのは、終戦直後、異常なほどGHQに接近して、いろんなことを協力しているわけです。最近、横田氏の研究が進んでおります。法律家としての研究ではなく、やったことの研究です。その中に、前々から言われていたことがあるんですが、最近よく活字になって発表されております。何が発表されていますかというと、横田喜三郎氏が書きました昭和24年に発行しました「天皇制」という本を出しております。しかし、その10年後、1959年に、すべて高値で、古本屋、大学の図書館、そういうところから、「天皇制」初め他2冊を高値で回収しております。いわゆる自己焚書です。自分の発表した本を自分が回収して焼却するということです。これをやっております。それだけなら、そういうこともあるのかなと思うんですが、その約1年後、最高裁長官になっております。これはもっと詳しくいろんな本も出ていますが、1つには「皇室の本義」というPHP研究所から出された本がありますが、そこの118ページに詳しく載っております。ぜひこういうことも、人間には両面があるんだという教育も必要だと思いますので、平和を唱えている横田喜三郎氏と、自己焚書をした横田喜三郎氏と、両方を授業で言っていただきたいと思います。

 最後の質問ですけれども、資料として江南市の条例の一部が紹介されております。江南市の条例数はどの程度あるのか、また江南市議会議場国旗及び市旗掲揚条例はなぜ紹介されていないのか、お聞きいたします。



◎教育長(石井悦雄君) 江南市の条例につきましては、現在172あると承知しております。現在の改訂の第4版、これは平成20年度、平成21年度、2年にわたって編集が行われたものであります。今、議員が言われました江南市議会議場国旗及び市旗掲揚条例は平成22年の9月でありましたので、時期的にちょっと無理なことだったと思います。



◆10番(中西保夫君) ぜひ次回は載せていただきたいと。国旗・市旗ですので、社会の授業に関係ないとは私は思いませんが、編集するほうが「いや必要ない」と言われればそれまでになっちゃいますので。

 この資料全体を見まして、編集の目的というはしがきを書かずに、編集方針がないと言いがてら、実は編集方針があるというふうに結果的になっていきますけれども、一般社会から見れば不思議なことではないかと思います。

 関連はないかもしれませんが、私が前、小学校に国旗・市旗が上がっているかどうかを回ったときに、10校のうち1校、門弟山小学校が、国旗・市旗・校旗を上げておりました。そこの校長先生が、実は今度は古知野東小学校に来たんですね。そうしたら、古知野東小学校のポールを見ていたら以前と変わらない。これも不思議な現象であります。同じように、編集方針がないような格好をしがてら、実は方針があるのだなあというふうに感じました。3月19日に小学校の卒業式でありますけれども、ポールに国旗が上がっているかどうか楽しみにしております。

 次の質問に移ります。

 市職員の住居手当についてです。

 これは、私は少し誤解をしておりまして、実は手厚く手当をもらっているのではないかと思っておりましたが、現実はどういうものであるかということを知りたいと思います。住居手当というのは江南市ではどういうものになっておりますか。



◎行政経営課統括幹(山田敏彦君) 住居手当でございますが、職員みずからが居住するための住宅を借り受け、一定額を超える家賃を支払っている職員に支給する生活給的な性格を有する手当でございます。以前は住宅所有者への手当も、住宅の維持費などを補給するため支給しておりましたが、人事院勧告に倣い、平成15年12月より、新築、あるいは購入後6年目以降の持ち家に対する支給を廃止しまして、その後、平成21年12月より、新築購入後5年に限る支給も廃止しております。



◆10番(中西保夫君) 他市より早く廃止に踏み切っております江南市は、なかなかすばらしい面もあるなというふうに思います。

 住居手当の対象なんですが、どうなっていますか。



◎行政経営課統括幹(山田敏彦君) 住居手当の支給対象となる職員ですが、みずから居住するための住宅を借り受け、現に当該住宅に居住し、月額1万2,000円を超える家賃を支払っている職員が対象となります。ただし、住宅の借り主が職員であり、職員の配偶者が勤務先で住居手当を支給されていない場合に限られます。

 また、職員の父母や配偶者、または配偶者の父母など親族の所有する住宅を借り受ける場合は支給対象となりません。



◆10番(中西保夫君) 自分のお父さん、お母さんが持っているアパートに住んでおれば、なしということになりますね。

 実際は支給額というのは幾らぐらいでやってみえますでしょうか。



◎行政経営課統括幹(山田敏彦君) 支給額の算定方法ですが、国の支給基準と同様でございまして、月額2万3,000円以下の家賃の場合は、その家賃額から1万2,000円を差し引いた額となります。また、月額2万3,000円を超え5万5,000円未満の家賃の場合は、その家賃額から2万3,000円を差し引いた額の2分の1に1万1,000円を加えた額となりまして、算定後、それぞれ100円未満の端数は切り捨てとなります。また、月額5万5,000円以上の家賃の場合は、2万7,000円の上限額でございます。ただし、家賃の額には敷金や光熱水費、共益費、駐車場代等は含まれておりません。



◆10番(中西保夫君) どんな高いマンションに住んでおっても2万7,000円ということですね。

 そこで、決算書、予算書を見ても住居手当と書いてあるんですが、実は全体ではどれだけかなかなかわからないようになっております。住居手当の支出額の状況といいますか、全体像をお答えしていただきたいと思います。



◎行政経営課統括幹(山田敏彦君) 平成24年度当初予算では、住居手当は3,184万5,000円をお願いいたしておりますが、前年度、平成22年度当初予算額3,220万1,000円と比較いたしますと1.11%の減となります。また、今年度の当初予算額3,265万2,000円と比較いたしますと、2.47%の減額となっております。また、決算ベースですと、前年度の平成22年度の決算額は2,934万1,236円でありまして、今年度の決算見込み額で2,941万3,400円と比較いたしますと、0.25%の微増となっております。職員の急な事情によります移動など変更もございますので一概には言えませんが、昨今では大幅な増減はないものと考えております。



◆10番(中西保夫君) 住居手当を賃貸住宅のみを対象として自宅所有者を対象にしないのは、一見不公平のような感じもしますが、いかがでしょうか。



◎経営企画部長(社本亘君) さっきの質問で統括幹のほうから御答弁させていただきましたけど、自宅所有者に対する住居手当の支給は、畳の張りかえなど住宅を維持するための修繕費を補助することにございました。しかし、平成15年の人事院の調査で、この目的を上げる民間企業が2割にも満たなかったということで廃止を敢行したものでございます。また、この調査では、家族の生活費を補助することを手当の理由に上げた企業が最も多くございましたが、公務員につきましては生活費補助といたしまして既に扶養手当がございまして、持ち家は財産になるので賃貸との均衡を考慮する必要がないとされております。現在、全国の自治体で持ち家への手当支給の見直しの流れが進んでおりまして、国の制度に倣う中、市独自で新たに手当を創設する考えはございませんので、よろしくお願いいたします。



◆10番(中西保夫君) 私も一瞬不公平かなと思ったんですが、よく考えてみれば、持ち家は固定資産税を払っているわけですね。それに手当が出た場合は、実質的には固定資産税の減額という結果になりますので、今の部長さんの答弁は本当に適切な答弁であると思います。ですから、できれば、今、住居手当をいただいている職員は、ある程度目標を決めて持ち家を持っていただいて、しかしなるべく江南市に持ち家を持っていただいて、固定資産税というものを実感していただきたいと思うわけであります。

 次の質問に移ります。

 国民健康保険税資産割課税についてであります。

 去年の6月議会で一般質問いたしました国民健康保険税における資産割について、半年近くたっていますので、その後の進捗状況はどうでしょうか。愛知県内も含めて、よろしくお願いいたします。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 県内各市町村の国民健康保険税の資産割の状況につきましては、平成23年度に愛知県内で新たに資産割を廃止した市が1市ございました。現在、54市町村中、資産割を計算根拠から外しております市町村は8市ということでございます。



◆10番(中西保夫君) 廃止した市は瀬戸市であると思っておりますが。

 それで、江南市の国民健康保険運営協議会での議論は、資産割に関してどのような議論をされていますでしょうか。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 国民健康保険運営協議会での資産割の議論につきましては、保険税率の改正がある場合は、その資産割を含めまして議論をしていただいております。しかし、平成23年度の運営協議会では保険税率の改正の議題がなかったため、議論はされておりません。今後、運営協議会の開催の折には、国民健康保険税の議題の一つとして議論していただくよう提案をしていきたいと考えております。



◆10番(中西保夫君) 間接的なお願いなんですけれども、協議会の会長さんというのは、年に1回か2回愛知県で集まりましていろんな研修をしているそうですが、その中で資産割に関しての情報収集というものをしていただきたいと切に思うわけでありますので、会長さんにお伝えしていただくよう、よろしくお願いいたします。

 今後の江南市の国民健康保険税における資産割についての方針を教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長兼福祉課長(滝正直君) 資産割に係る今後の方針についてでございますが、平成23年度においては、先ほど申し上げましたように、愛知県内で資産割を課している市町村は約85%であります。全国でも70%以上の市町村が資産割を保険税の計算根拠としております。しかし、税率の減少、また廃止の傾向にあるという状況でございます。資産割の廃止、または減少させるということにつきましては、所得割や均等割、さらには世帯別の平等割に、その財源を求めることになります。今後、保険税率の改正の必要が生じた場合、この資産割につきましては慎重に対応してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆10番(中西保夫君) 実は資産割は、江南市の場合、市街化区域が30%になっていなくて、残りの70%の方との不公平があるのではないかと思っております。先ほど言いました瀬戸市においても住宅化が進み、平成23年に資産割を廃止しております。この傾向は時間の問題で、江南市にもあります。市町では資産割は37%の課税ですが、これが実は税の公平という面から見たらそう思えなくて、不公平を助長して、市街化区域にあります住宅・土地の持ち主に対して過剰な負担を強いているのではないかと思うわけであります。

 そもそも税の基礎となる固定資産税が法人税や所得税と比べてなかなか見えない税金、いわゆる根拠がわからない税金となっております。市内に課税評価基準値が、たしか300カ所以上評価をしているんだということを聞いておりますけれども、しかし納付書を見ると、この評価地点からどれだけ離れて、そこにあるから税額がこのように評価されているというものが送付されたことはありません。しかし、江南市の方は立派な方も多いので、黙って払ってみえます。当局がそのつらさを感じるのは、どうも先かもしれません。ですから、年金収入で固定資産税を払えるのは恵まれている方だというふうになってきます。

 話は少し変わりますけれども、平成24年からまた3年間土地の評価に3,000万円以上の予算化をしております。委託している会社に、その内容を講演してもらいたいという気持ちがある方は多いと思います。評価計算がわからないといいますか、今の方は学力がありますので、このように計算しているんだと、こういう地点からこうだからこうだと言えばわかるんですね。ですから、委託している会社の講演というものを要望します。資産割課税の検討結果もあわせて9月にお聞きしたいと思っておりますので、また協議会に戻りますけれども、9月議会に間に合うように一度開催されて資料を集めていただきたいと思うわけであります。

 次に、施政方針についてお聞きします。

 施政方針を2度ほど読ませていただいたんですけれども、何が重点なのかよくわからないので、平成24年度の最重点項目としての市政は何を行うのかお聞きします。



◎経営企画部長(社本亘君) 平成24年度の最重点ということでございますけれど、江南市は平成29年度を目標といたします江南市戦略計画を掲げておりまして、平成22年度で前期の計画期間が終了するに当たり、3年間の成果、その課題を洗い出しまして、また社会経済情勢の変化に対応するため、市民の皆様とともに江南市戦略計画第一次改訂基本計画を取りまとめたところでございます。

 この第一次改訂基本計画に基づきまして、市民協働の推進、安心・安全に暮らせる環境づくり、子育て支援、次世代を担う人材育成、そして市民生活に直結する都市生活基盤の整備の4つの重点戦略を基本方針として来年度の当初予算を編成いたしております。それに、昨年3月の東日本大震災を初め8月の集中豪雨による浸水被害などにより、防災・減災意識が高まる中で、本庁舎の耐震補強事業や北部中学校へ設置いたします雨水貯留施設の設計委託など、特に安心・安全に暮らせる環境づくりに対応し、重点に取り組んでいるところでございます。



◆10番(中西保夫君) 人間の世界ですので、人間がどのように動くか、それについて予算もどのようにつけていくかということは大事でありますけれども、いずれにしても意欲というものが非常に大事であります。「適正な人員配置」という言葉が入っておりますけれども、実際はどういうふうなんでしょうか。



◎経営企画部長(社本亘君) 今、議員からお話がありました適正な人員配置でございます。江南市では、集中改革プランの実行などによりまして、大幅な定員削減を図っております。現在では限られた人材を有効に活用し、組織がその機能を十分に発揮できるよう、業務内容を考慮した上で、職員の能力、適正、意欲に応じた適材適所の人材配置に努めているところでございます。そのために、職員が職務を遂行するに当たり、発揮した能力となし遂げた業務を評価する人事考課制度と、職員の意欲をとらえる自己申告制度を踏まえて行っております。

 また近年は、団塊世代の大量の退職に伴いまして、大量の新規職員を採用しております。採用に当たりましても、複雑多様化する行政課題に対応するために、高い使命感、倫理観を持ち、向上心とチャレンジ精神に富む優秀な人材を確保するために、適正検査、集団討論、集団面接、個人面接を重視し、多角的な視点から選考しております。さらに、専門的知識、また職業経験を条件に別枠で採用を行い、外部からも積極的に人材を登用し、業務遂行体制の整備、維持・向上を図っているところでございます。



◆10番(中西保夫君) 先ほど面接のことを言われましたけれども、面接というのは聞いてはいけないことがあるそうなんですが、私は思うんですけれども、人間は昔から命がつながっているもんですから、おじいさん、おばあさんのいい思い出があったら1つ話してくださいというような面接のこともいいのではないかと。人間の命はぽつんと始まったわけでなくて、昔からつながっていると。縦の関係というものに関心の多い若い人は、かなりこういう仕事に合っているのではないかと思うわけであります。参考に言わせていただきました。

 市の職員でも非常に苦労が要る場所があります。それは滞納であります。それに関しても、最近はどのようになっているかお聞きしたいと思います。

 施政方針の中に、市税等の収納管理の充実について、滞納整理機構へ引き続き職員を派遣するとのことですが、今年度においても滞納整理機構の実績はどのようになっていますか。



◎経営企画部長(社本亘君) 今年度、東尾張地方税滞納整理機構へ依頼しました滞納者件数は最終的に100件ございまして、対象者関連の同一世帯での滞納者33件を含めますと合計で133件、滞納金額は1億1,391万500円でございました。また、徴収実績でございますが、ことし1月末現在でございます。4,612万550円ということで、その収入率は40.5%となっているところでございます。



◆10番(中西保夫君) 年間10%ちょっとという実績がある中で、この件に関しては40.5というのはすばらしいと思います。見方を変えれば、あるところにはどれだけでもあるという感じもせんでもありません。

 滞納整理機構に職員を派遣する目的の中で、職員の徴収技術の向上があると思いますが、滞納整理における徴収手法はどのようなものがありますでしょうか。



◎経営企画部長(社本亘君) 滞納整理を進める上で、納税折衝の中で差し押さえを前提とした折衝が中心となっておりますが、先ほどの滞納件数133件における徴収状況につきまして、これも平成24年1月末現在でございますが、完納が27件、差し押さえが22件、納付誓約によるものが10件、分納中のものが56件、納税折衝中のものが12件、文書催告によるものが6件となっております。また、差し押さえにつきましては、預貯金を中心に延べ52件を実施しております。



◆10番(中西保夫君) 銀行の預貯金も差し押さえが、税金を払わないと、気がついたときには通帳にないということを滞納者は経験していただきたいと思います。

 問題3です。

 公平性を確保する上で、滞納処分の強化や滞納整理体制の充実が必要だと思います。滞納整理機構へ引き続き派遣することにしたのは、どのような理由からでしょうか。



◎経営企画部長(社本亘君) この滞納整理機構につきましては、設置要綱で期間について3年間、また延長は可としております。徴収実績が当初の目標でございました収入率30%を上回り、先ほど申しましたように40%を超えていること、また平成19年度の税源移譲以来、市といたしまして滞納整理体制の充実が急務となっておりますので、滞納処分をする徴収職員の育成、徴収技術の向上は極めて重要となっていることから、引き続き派遣することといたしております。



◆10番(中西保夫君) 次に、市税等の確保について、行政運営を実施していく上で欠くことのできない重要な政策であり、公平性の確保の観点からも、ぜひ滞納整理の強化をお願いしたいと思います。その強化についての意欲を示していただきたいと思います。



◎経営企画部長(社本亘君) 滞納者の状況は個々さまざまでございますが、納付能力があるにもかかわらず滞納する方、また納税に誠意のない方などにつきましては、滞納処分による滞納整理を進めてまいります。滞納整理を進める上では、徴収職員のやる気を喚起するとともに、優秀な人材をまず育成すること、またさまざまな徴収技術、実情を学ばせることが必要と考えております。



◆10番(中西保夫君) これだけ大きな行政体を運営していくのは徴収体制がしっかりしていないと、そんなもの払わなきゃいいわなと思う人が3割も出たら、全く江南市は吹っ飛んでしまいます。一生懸命頑張っていただきたいと思います。

 一般質問を終わります。

     (拍手)



○議長(河合正猛君) 本日予定の一般質問は終了いたしました。

 あす2日は午前9時から本会議を開き、一般質問を続行いたします。

 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。

     午後3時28分 散会

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

           江南市議会議長    河合正猛

           江南市議会副議長   牧野圭佑

           江南市議会議員    森 ケイ子

           江南市議会議員    木本恵造