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愛知県 江南市

平成23年  3月 定例会 03月03日−03号




平成23年  3月 定例会 − 03月03日−03号







平成23年  3月 定例会



平成23年                                第3号

          定例江南市議会会議録

3月                                 3月3日

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               平成23年3月3日(木曜日)

議事日程第3号

 平成23年3月3日(木曜日) 午前9時開議

  第1 会議録署名者の指名

  第2 一般質問

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本日の会議に付した案件

  日程第1 会議録署名者の指名

  日程第2 一般質問

       〔伊神克寿君 今井敦六君 稲山明敏君 古田冨士夫君 東 義喜君 森 ケイ子君〕

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出席議員(24名)

     1番   野下達哉君         2番   古田みちよ君

     3番   鈴木 貢君         4番   今井敦六君

     5番   稲山明敏君         6番   伊神克寿君

     7番   高田健孝君         8番   山 登志浩君

     9番   中西保夫君         10番   牧野圭佑君

     11番   尾関健治君         12番   沢田和延君

     13番   高田良弘君         14番   古田冨士夫君

     15番   宮地友治君         16番   古池勝英君

     17番   河合正猛君         18番   小林弘子君

     19番   木本恵造君         20番   岩田一洋君

     21番   福田三千男君        22番   大脇澄夫君

     23番   東 義喜君         24番   森 ケイ子君

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職務のため出席した事務局職員の職、氏名

事務局長         大脇重雄君  議事課長         川瀬和己君

議事課副主幹       大倉由美子君 主査           石黒稔通君

主査           今枝直之君  主任           長谷川 崇君

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説明のため出席した者の職、氏名

市長           堀  元君  副市長          石川勇男君

教育長          石井悦雄君  生活産業部長       奥村哲司君

健康福祉部長       滝 正直君  都市整備部長       暮石浩章君

経営企画部長       大島茂樹君  教育部長         三ツ口和男君

会計管理者兼会計室長   平松和伸君  消防長          脇田和美君



生活産業部参事      永井嘉信君  都市整備部参事      小池郁夫君

兼防災安全課長             兼土木建築課長



経営企画部参事      社本 亘君  教育委員会教育部参事   河井照夫君

兼行政経営課長             兼生涯学習課長



消防本部参事       滝 紀彦君  市民サービス課長     江端義人君

兼総務予防課長



産業振興課長       大薮勝寛君  環境課長         森 昌彦君

高齢者生きがい課長    安藤利継君  子育て支援課長      佐藤和弥君

健康づくり課長      箕浦規師君  保険年金課長       江口 勲君



まちづくり課長      吉野賢司君  地域協働課長兼      大竹 誠君

                    地域情報センター所長



教育委員会教育課長兼   鈴木慎也君  教育委員会教育課     土井謙次君

少年センター所長            管理指導主事



消防署長         大森幹根君

     午前9時06分 開議



○議長(岩田一洋君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名者の指名



○議長(岩田一洋君) 直ちに、お手元に配付いたしました議事日程の順序に従い、会議を進めます。

 日程第1、会議録署名者には、会議規則第81条の規定により、議長において

  3番  鈴木  貢さん

  21番  福田三千男さん

を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(岩田一洋君) 日程第2、一般質問を続行いたします。

 7番、伊神克寿さん。

     〔6番 伊神克寿君 登壇〕

     (拍手)



◆6番(伊神克寿君) おはようございます。通告ナンバー7番、伊神克寿、議長の許可を得ましたので、一般質問させていただきます。

 きょうは3月3日、おひな様でございます。本当にかわいらしい子供たちが楽しんでいる日だと思います。ここにも3名のもとかわいかったと想像されます方がおられますが、立派に子育て、またお孫さんもおられるということで、大変に幸せそうなお顔を見まして、敬意も表したいと思います。

 今、子供たちが本当に数少ないと。また逆に老人が多くなるということで、本日の私のテーマといたしまして、未婚と離婚率について、それから老人同居家族と在宅介護について、これを関連させまして、あと江南市の特徴と独自制度の創設ということで、この3点について質問させていただきます。

 江南市の人口も一時は10万3,000人ありましたが、今現在10万1,700人というような状況で、どんどん減ってきております。それだけ結婚についても、未婚の方がこれから多いと、ますますふえているというような状況で、とても将来が心配されていることでございます。

 そういう中で、いろいろ若い人たちに聞いておりますと、やっぱり恋愛の経験がないというところが77%、そして結婚は面倒だと思われている方が45%、またそういう中で女性の方の結婚条件といたしましては、やはり年収というのが大きな課題を占めているんではないかと。400万円以上というのが一般的な女性の方の結婚の男に対する要望ということを聞いております。当然家賃とか食費とか、教育費というのもかかりますので、合わせれば今の世の中やっぱり400万円というのが必要ではないかと私も思います。そういう中で、実際には400万円以下の方が日本においては今4分の3と言われております。当然今の非正規雇用の方は300万円以下というのがほとんどだそうであります。これだけ収入というのがどんどん落ちてきております。リストラ、給料カットとか、非常に苦しい状況でこういう結果が出ていると思います。

 ちなみに、この年収に関しまして1位はスイスでございます。これは563万円、そして2位がデンマーク540万円、3位がアメリカで520万円、日本は残念ながら7位であります。7位の平均が380万円というデータが出ております。そしてさらに、昨今新聞にも出ておりますが、失業率4.9%、約309万人の方が職がないと。大学の卒業においても8割を切っているような状況でございます。そういう中で、結婚ということに対して物すごい抵抗といいますか、できないといいますか、それが現実ではないかというふうに考えられます。

 ますます少子化ということが進んでしまう現状でございますけれども、この結婚について、やはり晩婚化と未婚化、これが進展しております。さらには離婚率も増加していると言われております。今後、日本の人口はどうなっていくのでしょうか。

 また少子化の原因と言われている晩婚化、未婚化が進展していることについても、過去の数値と比較して具体的にお聞きしたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 我が国の人口は平成17年から減少局面に転じておりまして、国立社会保障人口問題研究所の推計によりますと、今後は一層少子・高齢化が進行し、本格的な人口減少社会になる見通しで、45年後の西暦2055年には人口は9,000万人を下回り、高齢化率は約4割、1年間に生まれる子供の数は現在の半分以下になると推測をされております。

 こうした中で、結婚の動向を見てみますと、晩婚化、未婚化が議員おっしゃいますとおり進展している状況でございます。平均の初婚年齢につきまして、50年前の昭和35年には夫が27.2歳、妻が24.4歳でしたが、20年前の平成2年には夫が28.4歳、妻が25.9歳、10年前の平成12年には夫28.8歳、妻27歳、さらにそして平成20年には夫が30.2歳、これは昭和35年と比べますと3歳アップしております。そして平成20年の妻は28.5歳、これも昭和35年と比べますと4.1歳アップしており、男女ともに晩婚化が進んでいる状況でございます。

 また、晩婚化に伴いまして未婚化も進展しております。30歳から34歳までの30歳代前半の男性の未婚率は、50年前の昭和35年には9.9%でありましたが、20年前の平成2年には32.6%、10年前の平成12年には42.9%、そして平成17年には47.1%、これは昭和35年と比べますと37.2%のアップとなっております。そして25歳から29歳の女性、いわゆる20歳代後半の女性の未婚率につきましては、50年前の昭和35年には21.7%でありましたが、20年前の平成2年にはこれが40.2%、10年前の平成12年には半数を超す54%、そして平成17年には59%という状況でございます。この59%は昭和35年と比べまして37.3%のアップという状況になっているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 今お聞きのように、晩婚化というのが進んでおります。前と比べまして男は3歳アップと、また女におきましては4.1歳のアップということで、非常に子供を産む年代といいますか、そこが狭まっているように思います。また未婚率につきましても37.3%増ということで、ますます少子化というのが進んでいるのが現状と思います。

 では次に、離婚率につきましてはどのように変化しておりますか、お聞きしたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 離婚率につきましては、50年前の昭和35年には0.74%でありましたが、20年前の平成2年には1.28%、10年前の平成12年には2.1%と増加しております。しかし、平成14年の2.3%をピークに減少に転じておりまして、平成18年は2.04%、これは昭和35年と比べまして1.3%のアップとなっております。



◆6番(伊神克寿君) 結婚ということ自体が少なくなってきている関係上、離婚もここ二、三年は同じような数字というふうに考えられておると思います。これだけますます人口が少なくなるということに起因してくると思いますが、この晩婚化や未婚化が進展する原因には一体何があると考えられますでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 晩婚化や未婚化の進展する原因でございますけれども、その要因といたしましては、国立社会保障人口問題研究所の調査によりますと、結婚に対する意識の低下、そして高学歴化、女性の就業意欲の向上、個人生活の重視、さらに出会いが少ないということが上げられております。また、女性就業機会の上昇やライフスタイルの変化によりまして、結婚、育児の優先順位が低下していることも影響していると言われております。



◆6番(伊神克寿君) 個人生活の重視とか出会いが少ない、また高学歴化ということで、本当にこれが大変な、今後の影響というのはどのようになっていきますか、考えられると思いますか。



◎健康福祉部長(滝正直君) この晩婚化とか未婚化が進展して、人口減少社会という状況になると思います。これによりまして、日本の労働力人口の減少や、日本の経済社会への持続的発展への影響に大きく及ばされると思います。そして地域活力の面からも、その衰退が懸念されると予想されているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 労働力人口の減少、そういうことから発しまして地域活力の面からもその衰退が懸念されると。一体日本はこれからどうなってしまうんだろうというような不安さえ感じる状況ではないかと思います。これに対しまして江南市としては何かひとつできないかということで私は考えてこの質問をさせてもらっておりますが、もう一つ、先ほど述べましたように、老人同居家族と在宅介護という問題につきまして共通点もありますので、最後にまたまとめた質問をさせていただきたいと思います。

 では2番目の、今言いました老人同居家族と在宅介護についてであります。

 現在、65歳以上の高齢者につきまして子供と同居している世帯というのは年々減少しておると思いますが、その割合というのは過去10年前、20年前と比較しまして状況はどのようになっておりますでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 65歳以上の高齢者の子供との同居率につきましては、厚生労働白書などによりますと、昭和55年で69%、20年前の平成2年で59.7%、10年前の平成12年で49.1%、そして平成20年では44.1%となっておりまして、これも年々減少しているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 昭和55年当時は69%、それが現在におきましては44.1%と、これだけ減少しているということであります。

 では、高齢者の夫婦のみの世帯の割合というのはどうなっておられるでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 65歳以上の方が見える世帯に対する割合ということでございますが、高齢者の夫婦のみの世帯は、昭和55年で16.2%、20年前の平成2年で21.4%、10年前の平成12年で27.1%、さらに平成20年では29.7%となっており、これにつきましては年々増加しております。



◆6番(伊神克寿君) これも昭和55年で16.2%から、現在、平成20年で29.7%と、約2倍ほどにもなっているというのが現状でございます。

 また、独居高齢者世帯の割合はどうなっておられるでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 独居高齢者世帯の割合につきましては、昭和55年で10.7%、20年前の平成2年で14.9%、10年前の平成12年で19.7%、そして平成20年で22%となっており、高齢者夫婦世帯と同様に年々増加している状況でございます。



◆6番(伊神克寿君) この独居世帯というのも昭和55年当時と比べますと約2倍というふうになっている数字が出ておると思います。

 また、高齢者の夫婦のみの世帯、また独居高齢者世帯が年々増加しておりますが、社会に及ぼす影響というのはどんなことが考えられますでしょうか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 社会に及ぼす影響ということでございますが、先ほど申し上げましたように、人口減少によりまして労働力の減少による経済の停滞化や、また社会保障制度に大きな影響があると考えております。

 介護を取り巻く影響につきまして申し上げますと、高齢者世帯や独居高齢者世帯などでは介護が必要になっても家族の方による介護はほとんどできない状況となり、施設入所を希望しても満床などによりまして希望どおり入所できない、そして待機者がさらに増加してくることが予想されております。現在の施設整備としましては充足しているという状況ではございません。今後は在宅での介護が求められ、24時間短時間巡回型訪問や随時対応型訪問などのニーズに対応できる訪問介護サービスなどを整備し、単身・重度の要介護者などを地域全体で支える体制整備が必要となってくることが考えられます。



◆6番(伊神克寿君) 今の回答にありましたように、いろいろ現在の施設としては充足しているという状況ではなくなってくる、そして在宅の介護というのが求められるという状況になってくると思います。

 この在宅介護に対しまして市として何かできることはないかと考えておりますが、この点についてはどうでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 現在、介護保険サービスにおきまして、低所得者に対しまして訪問介護サービスの利用者負担の10%を半分の5%とする助成を行っております。また、社会福祉法人が行うサービスを利用する場合、利用者負担の4分の1の軽減も行っております。そして、要介護3以上の方を在宅で介護されている家族の方に対しては月額2,000円の市内共通商品券を、年2回に分けまして民生委員さんを通じて支給させていただいております。



◆6番(伊神克寿君) 今、在宅介護をされている方が、どれだけ本当に苦労なさってやっておられるか。また、いかに社会を助けておられるか。シビアな言い方をすれば、これだけ施設に預けるということもなく、税金も使っていないわけですね。こういう本当に一生懸命やっておられる方々に対して、私は何か一つ江南市として手助けといいますか、同居老人の介護者への勧奨制度ということで江南市独自の制度が、本当に大事なことをやっておられるわけですから、それをぜひ何か江南市として助けたいという思いで、あえて江南市独自の制度という言葉を使わせていただきましたが、これに関しまして何かできないものか、いかがお考えでしょうか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 先ほどお答えいたしましたように、要介護3以上の方を在宅で介護されている家族の方に月額2,000円の市内共通商品券を、年2回に分けて民生委員さんを通じて支給させていただいております。この独自の制度の拡充につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思っているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 現在、月額2,000円の市内共通商品券ということでありますけれども、今、おむつ代だけでも実に2,000円では足りないと思います。年間にしても2万4,000円と。子ども手当が月1万3,000円出ている状況でありますけれども、そういう金額とも比較しまして、私はこの在宅介護をされている方に対して、もっと江南市としてその手当というか、報奨金というものがもっと、月1万円ぐらいは出せないかというふうに考えまして、これは十分今後検討していただきたいと思います。

 続きまして、長年の結婚されている方、これも離婚せずに、いろいろ苦労はあったと思いますが、10年、20年、30年、40年、そして50年ということで大変なことですが、現在においてはこうした考え方というのが見捨てられているような気がいたします。やはり立派にやっておられること、これも江南市としては称賛に値する。また、それを奨励といいますか、みんなで温かく見守る。そして、頑張って生きているということに対しての褒賞金などを贈るというようなことはいかがでございましょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 褒賞金などを贈るということでございますが、現在、高齢者の生きがい推進事業といたしまして、結婚50年お祝い事業を年1回開催しており、金杯などの記念品を贈呈させていただいております。20年、30年などの制度につきましては、対象者数の把握ですとか、また近隣市町の状況なども調査し、研究させていただきたいと考えているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 私はやっぱりこうしたすばらしい江南市に注目していただくためにも、ほかの市町もやっていないからこそ、こうした20年、30年、たとえ5,000円でも、10周年記念5,000円、20周年記念1万円でも、金額の大小にかかわらず、そういう褒賞をやっているということ自体が非常に江南市の誇りになることではないかと考えております。こうした出産祝い金とか、また結婚祝い金とか、こうしたお見合い機会の制度化と申しますか、結婚、出産のお祝い金、そうした特色ある江南市にできればと思いますが、これについてはいかがでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 出産祝い金や結婚祝い金の支給、そしてお見合い機会の制度化などにつきましては、少子化対策として今議員から御提案いただきました。そのような事業は既に実施をしている市町村もございますので、今後、事業を実施している市町村の取り組みの状況を調査・研究してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆6番(伊神克寿君) やっぱり世の中、表面だけを求めているような気がいたしますが、本筋、本物が見失われている気がいたします。やはり住みよいまち江南、愛情あふれる江南を目指して、江南市独自のこうした制度も取り入れていただきますようお願いを申し上げまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 8番、今井敦六さん。

     〔4番 今井敦六君 登壇〕

     (拍手)



◆4番(今井敦六君) それではよろしくお願いいたします。

 まず初めに、布袋駅から布袋小学校周辺整備事業についてということであります。

 最近、インターネットを見ておりまして、「布袋駅」と検索すると、名鉄の布袋駅高架化工事というページが出てきます。このホームページは個人なのか団体なのかよくわかりませんけれども、鉄道名古屋近辺工事見物というトップページでして、その中に鉄道編と道路工事編というのがありまして、この近辺の鉄道高架とか道路の進捗状況を日付ごとに写真つきで映しているホームページがあります。その中には、名鉄知立駅高架化工事、太田川駅高架化工事と並びまして布袋駅高架化工事のページがあります。いろんな人が注目していることを知り、ちょくちょくこのページを見て、ああ、布袋駅、随分変わったな、できてきているなということで楽しみにしております。

 駅が変わっていくのと同時に、布袋駅西区画整理地区の道路もいろいろと変わり、たまにそこを通りますと迷路のようになっていて、以前通った道路が通れなくなる。矢印に沿って今通行しているわけなんですけれども、そこで、都市計画道路布袋駅西通線は歩行者専用道路となっています。

 以前、私がこの歩道について少し一般質問をした覚えがありますが、いま一度、愛北病院が移転した状況下で、歩行者用道路を今後どのような位置づけと考えているのか。布袋地区における歩行者専用道路の活用について、将来の構想をお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 布袋駅西側の地区につきましては、土地利用の促進と都市機能の充実を積極的に図る区域といたしまして、布袋本町通線を軸とする、にぎわいを創出するゾーンと考えております。そして、布袋駅西通線でございますけれども、布袋駅西駅前広場から布袋本町通線へ歩行者を誘導するものでございまして、駅前広場と布袋本町通線をこの布袋駅西通線で接続いたしまして、連続した歩行空間を確保する計画となっております。

 この布袋駅西通線は、土地区画整理区域のみならず、布袋駅西地区全体の活性化を目指す路線でございまして、布袋本町通線とともに、布袋駅西地区の一体的な土地利用向上のため必要な路線と考えております。そして、歩行者専用道路という特性を生かしまして、布袋駅西地区の活性化を目指した多目的な有効利用を将来、完成時には地域の住民の方々とも考えてまいりたいと考えております。



◆4番(今井敦六君) 次に、都市計画道路布袋駅西通線の今後の整備計画はどうなっているのか、お尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 現在の整備状況でございますが、土地区画整理事業による物件移転の終了したところから順次、通行に支障のないよう側溝及び仮舗装を施工いたしております。最終的な整備計画につきましては、布袋駅前広場の基本設計を踏まえまして、今後、住民の方々の御意見も参考に、江南市の南玄関である駅前広場と一体的な景観となるよう整備してまいります。また、整備時期につきましては、鉄道高架事業の進捗に合わせまして整備を進めてまいりたいと考えております。



◆4番(今井敦六君) ありがとうございます。駅前広場と一体的な景観になるようにとのお答えがありました。歩道は歩道らしく、ただ歩いていても楽しくなるような空間や、商業の活性化も必要不可欠と考えます。今はやりのB級グルメ通りなどができると楽しいまちになるのではないかとのお話もお聞きしております。カラータイルや植樹、LED電飾とか、いろいろな多岐にわたり考えがありますけれども、にぎわいのある通りになることを期待しております。

 次に、先日、鉄道高架後の布袋駅へのエスカレーター設置要望書が提出されたと聞いております。今現在、エスカレーター設置への考えはいかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 鉄道高架後の布袋駅へのエスカレーターの設置につきましては、今議員おっしゃられましたように、平成23年2月24日に布袋地区鉄道高架まちづくり協議会の会長を初め、布袋地区の22区長の連名で要望書が提出されました。市といたしましても、布袋駅の利用者数につきましては、高齢社会が進む中、都市基盤整備に伴い交通の利便性が向上いたしまして、土地有効活用の増進が図られることにより増加すると予想をいたしております。しかしながら、布袋駅へのエスカレーター設置につきましては、厳しい財政状況の中、慎重に検討してまいりたいと考えております。



◆4番(今井敦六君) 設計の段階で階段横に例えばスペースを設けてあるということであれば、初めから設置していただきたいとお願い申し上げます。

 現在、布袋保育園周辺整備事業が順次進められておりますが、この事業の行う目的、必要性、また現在の事業の進捗状況についてお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 布袋保育園周辺の道路状況につきましては、保育園の西側にある市道南部第231号線と南側にある市道南部第180号線があり、ともに幅員が約1メートル前後の狭隘な道路でございます。また、布袋保育園の北側につきましては島地の土地があるなどから、土地の有効活用などを理由に、平成16年、平成17年に地元区からも道路新設の要望が出ておりまして、当時の保育園北側の出入り口については、民地を借地して、当時、出入り口の通路を確保しているという状況でもございました。

 こうした状況の中、平成16年度にまちづくり交付金制度が創出されました。そのまちづくり交付金を活用するため、布袋駅周辺で実施しております鉄道高架、土地区画整理を中心に、さらに道路整備やまちづくり事業を総合的に計画し、駅周辺の交通環境改善と安心・安全な生活環境の確保を目的といたしました都市再生整備計画を立て、整備を進めるということにいたしました。このまちづくり交付金事業の一つとして布袋保育園周辺整備事業を位置づけまして、市街化区域の狭隘な道路を拡幅・新設することにより、低未利用地の活用を図るとともに、区域の防災性、安全性の向上を図るとしたものでございます。

 その整備の進捗状況でございますが、平成19年度に測量を実施し、平成20年度に布袋保育園北側に新設を予定いたしました市道南部第383号線の用地を取得、道路改良の工事を行っております。平成21年度からは、市道南部第231号線を5年間の計画を立てまして、平成21年度に物件調査2件を実施し、今年度にその補償、用地取得をいたしました。また、9月補正でお願いをいたしましてその工事も、延長40メートルですが、完了しております。今後につきましても順次計画を進めたいと考えております。

 また、この布袋駅周辺の整備事業でございますが、これは布袋地区の都市再生整備計画で行っておりますので、5年ごとにその事業成果などについて事業評価をしながら進めておりますので、5年間が経過いたします平成25年度にその検証を行い、事業計画の今後について見据えてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 平成25年度にまた見直すということであります。

 最初に私が思ったのは、その道ができるときに、155号から愛北病院跡地へ抜ける道を新たに大きくつくるのかなと思っておりましたが、どうやら違うようであります。また今後どうなるかわかりませんけれども、平成25年度以降、また愛北病院跡地に何かがもしできたら変わるのかなと思っております。

 次に、土地区画整理事業の事業期間は平成27年度までとなっておりますけれども、今後どのように進めていくのか。また、事業地区内の換地調整地の取り扱いはどう考えているのか、お尋ねします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 来年度の平成23年度につきましては、まず残る4物件の移転契約に最大限努めてまいります。また、移転に伴う生活道路として区画道路の整備も引き続き進めてまいります。しかしながら、仮線として使用されている駅前広場や区画道路等につきましては、鉄道高架事業の完了後の整備となりますので、鉄道高架事業の進捗に合わせて順次整備推進を図ってまいりたいと思っております。

 なお、お尋ねの事業地区内の市有地、換地調整用地でございますが、すべての物件が完了した後にその活用について検討を進めたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 先ほど布袋保育園近辺の話をさせていただきました。今度は布袋小学校付近についてお話をさせていただきます。

 市内の小学校の一部で、通学路の路側というんですか、近辺にカラー舗装整備が進められております。その選定基準はどのようになっているんでしょうか。また、布袋小学校区の通学路に整備の予定はあるのでしょうか、お尋ねしたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 通学路のカラー化の選定基準についてのお尋ねでございますが、この事業は、安全で安心できる歩行空間を確保し、交通事故を防止することを目的として、平成21年度から平成24年度までの国の補助事業として実施をしております。

 選定基準でございますが、歩道が未整備の通学路で、40人以上の児童が通学をし、歩行者、車両などの交通が多いことで安全かつ円滑な通行が妨げられること、また学校からおおむね1キロ以内の通学路を対象としまして、土木建築課、教育課と協議しながら決定をさせていただいております。

 なお、布袋小学校につきましては平成24年度に施行をする予定でございます。



◆4番(今井敦六君) 今現在、布袋小学校近辺を見てみますと、区画整理の関係もありますけれども、カラー舗装部分がどこにもないなと思っておりますので、よろしくお願いします。

 今の答弁で、40人以上の児童が通学するというのが選定基準ということでありました。小学校ではないのですが、布袋駅東には布袋中学校や尾北高校があり、朝夕は中高生の登下校等で大変混雑して、車が通ると大変危険な状況も見受けられます。このような中高生は対象にしていないのか、お尋ねしたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) この通学路カラー化におきます補助基準の法的な根拠は、交通安全施設整備事業の推進に関する法律に基づくものでございます。この法律の施行令に規定されております通学路は、先ほど答弁させていただきましたように、児童または幼児の通行の安全を特に確保する必要があると定められておりますので、中高生の通学路は対象となっておりませんので、よろしくお願いいたします。



◆4番(今井敦六君) 対象となっていないということですけれども、尾北高校、布袋中学校、結構細い道もあります。朝夕、車も通ります。安全対策も今後考えていただきたいとお願いしたいと思います。

 次に、布袋駅東のこれからの展望についてお尋ねしたいと思います。

 布袋駅東地区で計画されている市街化道路について、地元への説明状況、またその反応はいかがなものでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 駅東における新たな道路計画につきましては、北山区、南山区の住民並びに関係権利者を対象として、まず平成21年12月18日に基本的な道路の必要性などに関する意見交換会を開催いたしました。また、平成22年6月27日に道路の概略位置を示す説明会を、さらに、ことしに入りまして1月15日には計画道路の測量結果をもとに道路の詳細な位置を示す説明会を開催し、地元などの御意見を聴取し、調整を図ってまいっております。

 布袋駅付近では、まちづくりの根幹となる鉄道高架事業を初め、土地区画整理事業、都市計画事業、駅前都市計画道路整備事業、駅前広場などの基盤整備を進めておりまして、今後、駅東地区の環境が大きく変わることが確実に予想されます。また鉄道高架事業の完成により東側の駅利用が可能となる中、駅東地区の現状は車両のすれ違いが困難な狭い道路、見通しの悪い道路が多くある状況にございます。3回の説明会の中で、このような状況の変化に対応できるよう布袋駅のアクセス、駅東地区内での移動を安全で円滑に行えるための3路線の道路計画の必要性について説明をさせていただいておりますが、これまで特段の反対意見もなく、将来における道路整備の必要性等についておおむね了解、了承されていると認識をいたしております。



◆4番(今井敦六君) これまで特に反対の意見もなくということですので、今後も地域住民の方にしっかり耳を傾けていただき、整備を進めていただきたいと思います。

 そして、今後その道路計画はどのように進められるのか。優先順位をつけて区域を区切って整備を進めていくのか、ある程度全体の整備を同時並行で進めていくのか、お尋ねします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今回の議会におきまして、この道路計画に関する道路認定をお願いいたしております。その後は、道路区域の決定の告示を行うことにより道路法の手続を進めまして、事業を円滑に進めることができるようにと考えております。

 具体的な道路整備の進め方でございますが、駅東の駅前広場の整備により既存道路がなくなる、ちょうど駅の東駅前広場の前あたりでございますが、そのところの機能回復となる路線及び、布袋小学校の北側に隣接をする、土地区画整理事業で今整備をいたしております幅員12メートルの道路を線路東側へ延伸する路線が優先度が高いと考えております。今後、物件移転補償や用地買収を進めるに当たりましては、さらに説明会を開催するなど、地元の意向や事情等を踏まえて進めてまいりたいと考えております。

 また、これらの道路計画は、布袋駅へのアクセス、駅東地区内での移動を安全で円滑に行える重要な道路として整備を進めてまいりますけれども、あわせて駅西地区と同様に、将来、駅付近としてふさわしい土地活用が図られ、利便性、防災性の高い地区にしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 近い将来、布袋駅東へのアクセスが今より容易というか便利になれば、今以上に例えば大口町や小牧市方面からの利用者もふえることと思われます。駅西の活性化も非常に大事な話ですけれども、今後の駅東には新しい可能性を秘めていると考えております。北山町、南山町が大きく変わろうとしています。駅東ロータリーも含め、地域住民の御要望を酌み取った駅東構想を期待していますので、よろしくお願いいたします。

 3番目に入ります。

 布袋南部地区の江南岩倉線と一宮舟津線について(その2)としてあります。その2というのは、以前にもちょっとこの道路の話をさせていただきましたので、よろしくお願いします。

     〔写真呈示〕



◆4番(今井敦六君) (続)まず最初に、これは標識なんですけれども、ここに「一宮市」と書いてあります。このちょっと向こうに踏切があります。これが小折一宮線というか、その西之島江南線と言われておる道路です。これは江南市地内なんですよね。ここの「一宮市」と書いた裏側に「江南市」と書いてあります。これはあるとき言われたんです。ここからが、踏切の東側からが江南市かと。ちょっとおかしくないかと言われたので、ちょっと提案させていただきます。一般的には市の境界にあるものだと思いますが、この標識の現況について当局の認識をお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 議員が今写真を見せてお示しいただいた市境を示す標識につきましては、そこが県道でございますので、愛知県で設置がなされ、維持管理をされている標識でございます。江南市と一宮市の行政界は名鉄犬山線の石仏7号踏切の西側付近にありますが、踏切に近接して設置をすることが、いろんな諸問題があると思いますが、できなかったため、今の位置に設置されていると思われます。踏切付近などでやむを得ず境界線上に標識が設置できない場合には、その前後30メートルまでの区間に設置できるとの基準がございますことから、今ある標識につきましてはそこに設置がされているということでございます。今後、県と協議を行いまして、設置位置等についてさらに検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 今、車でナビで走っていると、県境とかになると、例えば岐阜県です、静岡県ですといってすぐ教えてくれるんですよね。それはGPSの関係だと思うんですけれども、市境では教えてくれませんけれども、こういうのが一応基準になると思われますので、御一考いただければなと思います。

 布袋南部地区の江南岩倉線と一宮舟津線につきましては、以前にも一般質問させていただいております。過去にもほかの議員さんもたくさん質問されております。なかなか状況が変わっていないように思いますが、最近の各路線の整備状況についてお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 議員がお尋ねの布袋南部地区の各都市計画道路につきましては、以前にも御質問をお受けいたしておりますが、今現在の江南岩倉線と一宮舟津線の整備状況について御説明をさせていただきます。

 まず最初に江南岩倉線でございますが、昭和40年12月に東北線という都市計画道路名で告示がされまして、その後、昭和46年に再編されて現在の江南岩倉線という道路名に変更がされております。江南市宮田神明町から岩倉市曽野町までを結ぶ延長1万1,500メートルの都市幹線道路で、そのうち江南市内は延長が7,390メートルありまして、代表的な幅員は16メーターでございます。今現在は県道江南関線から一宮犬山線の区間で、江南市高屋町地内と宮後町地内になりますけれども、そこにおいて整備をいたしております。青木川放水路事業が完了した区間からその江南岩倉線のところを順次整備を進めており、市内延長の今現在で約50%が整備済みになっております。しかしながら、布袋南部地区の江南岩倉線につきましては、用地が過去の土地改良事業によりまして8割程度確保されているものの、まだ未整備の状況でございます。

 次に一宮舟津線につきましては、昭和40年12月に小折線という都市計画道路名で告示がされ、その後、昭和46年に再編されて現在の一宮舟津線という都市計画道路名に変更されております。一宮市松降から小牧市西之島までを結ぶ延長9,220メートルの都市幹線道路で、そのうち江南市内については延長が1,450メートルございまして、代表的な幅員は12メートルでございます。江南市内の延長1,450メートルのうち、江南岩倉線から東側では土地改良事業により用地が8割程度確保され、西側の区間では5割程度確保されているものの、これも道路整備につきましてはまだ未整備の状況でございます。

 そうした中ではございますけれども、以前から御地元の田代地区などから要望のございました県道小折一宮線、これは都市計画道路一宮舟津線と重複しておりますけれども、その名鉄犬山線石仏7号踏切の拡幅につきましては、愛知県一宮建設事務所で一宮市側の踏切直近の用地買収が進みまして、道路の詳細設計と名鉄との計画協議などを行い、踏切前後の道路を含めた整備を順次進めていく予定となっておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) ただいま答弁いただきました内容は、現副市長さんに以前いただいた答弁内容とそんなに実は変わっていないと思います。今のお話の中でもありました、土地改良にて用地を1,450メートルの中の8割を確保しながらも、ここ四十数年間が過ぎてきてしまっております。本当に難しい道路だなと改めて思いますけれど、よろしくお願いしたいと思います。

 そこで、都市計画道路予定地として用地確保されている土地の中には雑草などが生えている場所が数ヵ所あり、近隣住民の方に大変御迷惑をかけている箇所があります。そこの雑草とか、そういう維持管理はどのようにされているのか、お尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 都市計画道路の道路予定地でございますけれども、この小折、布袋南部の地区以外にもほかにもございますけれども、順次管理はしておるわけでございますが、議員が御指摘のところにつきましては、その大部分が未舗装でございまして、中には沿線の住民の方が雑草などの除草をされている箇所もございます。今後におきましては、関係する区と協議を行い、沿道の利用状況も考慮して、草刈りを行うなど適切な維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) たまに地域の方からこれは市の用地やで使っておっていいかというような話も聞きますけれども、そのときなかなか答えに困るわけですけれども、せめて草取りぐらいはしていただきたいなと思います。

 今の話の中で、この道路なんですけれども、朝夕は大変混雑を起こし、本当に交通渋滞を起こしています。今後の整備予定をお聞きしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) まず県道の小折一宮線につきましては、江南市南部を東西に横断する幹線道路でございますけれども、県道の幅員が狭うございまして、朝と夕方の車の交通量が多いことから渋滞延長が長くなっていると認識いたしております。また、県道の小口岩倉線などの各路線も、交通量に比較して道路整備が十分でありませんので、交通渋滞を発生させている現状は十分に認識いたしているところでございます。この渋滞状況を解消する目的で、今現在、国道155号線の4車線化の整備を優先させて実施いたしております。県道小折一宮線などの交通量の軽減化を図り、布袋南部地区の都市計画道路の全体的な整備につきましてはいましばらく少し先の計画となりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に江南岩倉線でございますが、市内交通や広域交通の円滑化のため、江南市内を南北に縦断する重要な都市幹線道路と位置づけて整備を進めておりますが、近年の都市計画道路の進捗状況も見ますと、やはり財政状況が厳しいこともありまして、整備が鈍化している状況でございます。いずれにいたしましても、都市計画道路の整備には多大な事業費と長い年月が必要となりますが、戦略プロジェクトへの具体的な位置づけや必要性などを検討いたしまして、御地元の御意見、御意向を確認し、調整を図りながら整備を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 鉄道高架に伴う国道155号の4車線化で軽減されたらいいなと思っているわけなんですけれども、残り2割の用地確保、さっきの話で1,450メートルの中の8割確保ですのでそんなにないと思いますけれども、ぜひ進めていただくようお願いいたしたいと思います。

 次に、江南岩倉線の道路下に貯留管を入れて治水対策をするという計画が、新川流域水害対策計画と第3次江南市総合治水計画に記載されております。その対策方法は、雨水貯留施設としてその江南岩倉線の下に埋設するという計画らしいですけれども、その貯留管の量と事業費についてお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 布袋南部地区の治水対策につきましては、新川流域水害対策計画と第3次江南市総合治水計画にその浸水被害軽減重点地区といたしまして計画をいたしております。新川流域水害対策計画の草案でございますけれども、草案の中では、議員が言われましたように、都市計画道路の江南岩倉線の道路の下に貯留管を埋設する計画がございます。その内容は、3メートル角のボックスで延長約500メートルをシールド工法にて埋設するということにいたしておりまして、貯留量は4,410立方メートルでございます。概算事業費でございますが、ポンプ設置費を含めまして約12億円となっております。

 なお、今申しました貯留管での貯留方法は、第3次江南市総合治水計画を進めていく中で再度、貯留方法等について検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 毎年、小折地区の地元の区長さんからは治水対策についての要望が出ていると思います。今のお話は、この計画は平成47年の話だそうですが、そこで、道路下にシールド工法で貯留管を埋設すると。先ほどの答弁で約12億円とありました。非常に高いですね。現在、高屋町や宮後町で設置されている調整池のように、仮に田畑を購入して設置した場合、どのくらいの面積が必要になるか、お尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) おっしゃるように、先ほどの計画、12億円の計画でございますが、47計画と言っておりますので、平成47年までにやるという計画で定めたものでございます。それで、先ほど申しましたように、その貯留量といたしましては4,410立方メートルでございますので、調整池の水深を仮に2メーターといたしますと、その調整池に必要な面積といたしましては、護岸を含めまして約2,800メートルほどの面積が必要だというふうに考えております。



◆4番(今井敦六君) 2,800平方メートルの畑を例えば、これは田んぼではだめなんですね、田んぼは田んぼでもうそういう機能がありますので、例えば畑を買収して調整池を設置した試算をしましたので、ちょっと述べさせていただきます。用地費が平米例えば3万円としまして2,800平米掛ける3万円で8,400万円、工事費が4,410立米で1立米当たり2万円として8,800万円、それに水がたまったときのポンプ費というのがかかりますけれども、ポンプ費が約1億円かかると聞きましたので、トータルとしまして約2億7,200万円という、これは私の試算ですけど、江南岩倉線の道路下を掘って12億円もかかって平成47年までの計画というお話ですけれども、それよりももうちょっと早く安くできるんじゃないかなと思いますし、またそこで雨が降らないときはスポーツや多目的広場、また以前私がお話しさせていただいたドッグランとか、いろいろ多目的に使える場所ができるんではないかと思っておりますので、平成47年とは言わずに、ぜひともその案を検討していただきたいと思い、要望させていただきます。

 次に、五条川と自然歩道について質問させていただきます。

 今後、尾北自然歩道の整備が行われるとお聞きしております。過去の整備と今後のスケジュールをお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 五条川にございます尾北自然歩道は、東海自然歩道の枝線として昭和47年に開設され、江南市内は延長約2.2キロメートルのコースとなっております。

 最近の整備につきましては、平成15年度に曽本町の幼川添地内にトイレを設置いたしました。平成17年には照明灯を設置いたしております。今後のスケジュールといたしましては、再来年度、平成24年度に全体の測量を行いまして、平成25年度から改修整備を進めていく計画といたしております。



◆4番(今井敦六君) 昨今、健康づくりに関心が高まる中、ウオーキングや自転車の利用というのが大変ふえていると思います。今回の自然歩道の整備計画の中で、例えば休憩所や駐輪場などのスペースも必要と考えますが、当局はどのようなお考えか、お尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 改修整備の内容につきましては、歩道の路面が経年劣化によるひび割れが入るなどして歩きにくくなっておりますので、アスファルト舗装により改修工事を行うものでございます。またあわせて、川側の転落防止用のさくについても経年劣化から傷んでおりますので取りかえを行うものでございます。その転落防止用のさくには収納式のベンチを設置いたしまして、尾北自然歩道の利用者が休憩がとれるようにしていきたいと考えております。

 休憩所や駐輪場についての整備は現在計画をいたしておりませんが、今後の尾北自然歩道の利用状況を見ながら研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) やはり休憩所というのは、格納式のベンチよりも、ある程度のスペース、例えば桜まつりをできる、桜を楽しめるようなスペースや駐車場の整備も必要かと思いますので、要望としてお伝えしておきます。

 次に、先ほど申しましたが、最近、自転車が猛スピードといいますか、中にはそういう方もお見えです。歩行者とぶつかるとか、歩行者をよけて中には川と反対側の田んぼの方に転げ落ちたという話も聞きます。現在の幅では少し狭いように思いますが、例えば川の反対側の田んぼの方ですけれども、擁壁などを施工し歩道の幅を広くするという考えはありませんか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 議員がお考えのような、擁壁などを施工し歩道の幅を拡幅することにつきましては、この自然歩道の改修整備においては考えておりません。河川区域内である堤防形状の大幅な拡幅になりますので、現在の拡幅形状の中で施工していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) なぜこのようなことを言うかというと、昨今の集中豪雨になると、ふだんあまり水のないおとなしい五条川が一気に暴れ出します。そして、ここ数年の間、2回か3回見に行きましたけれども、堤防から水があふれ出るまであと3センチとか5センチぐらいまで何回か来ておるわけなんです。そこで、堤防改修は非常に難しいと聞いておりますけれども、堤防がもう少し高かったらなという思いがあります。例えば、現状のアスファルトの上にカラーブロックを置けば多少高くなる。ほんの少しでも高くしてほしいわけなんですけれども、そのように高くなるように研究していただきたいと思います。

 最後に、尾北自然歩道と車道とが交差する箇所は3ヵ所あり、朝夕、多くの車両が通行いたしますので、この利用者の安全についてどのように考えていますか、お尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 尾北自然歩道と交差する道路といたしましては、上流から順に言いますと、主要の市道の味岡線、それから国道155号、東部125号線、県道西之島江南線などがございます。国道155号のところは道路の下をアンダーでくぐるようになっておりますが、他の道路は議員御指摘のように、朝夕は通勤車両などで混雑している状況の中を利用していただくという状況でございます。尾北自然歩道は道路法に該当する道路ではございませんので、横断歩道などの規制表示は難しい状況と考えますが、横断者があることを自動車運転手に注意喚起するような看板を立てるなどの対策を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆4番(今井敦六君) 特に、先ほど渋滞している道路ということで西之島江南線なんですけれども、曽本橋東の交差部といいますか、その横断部分は非常に危ない箇所でもあります。何かの対策をお願いしたいと思います。

 それから最後になりますけれども、五条川の桜なんですけれども、このままほうっておくと、牧野議員も訴えられておりますけれども、枯れてしまうという、きのうの尾関議員の話もありましたけれども、自然歩道のガードパイプ改修工事の折には、ぜひともこの桜の養生等を行っていただくよう要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 暫時休憩いたします。

     午前10時21分 休憩

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     午前10時37分 開議



○議長(岩田一洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 9番、稲山明敏さん。

     〔5番 稲山明敏君 登壇〕

     (拍手)



◆5番(稲山明敏君) それでは、議長さんの許しを得ておりますので、早速通告に従いまして単刀直入に質問をさせてもらいますので、よろしくお願い申し上げます。

 まず最初に、消防出初め式の開催会場について質問をさせてもらいます。

 去る1月9日にフラワーパーク江南にて消防出初め式が挙行されました。議員の皆さんも大勢御列席され、まだ鮮明に記憶に残っておるかと思います。昨年までは江南市民文化会館駐車場にて開催され、周りの住民の方にも定着をされ、小さな子供さんを含め楽しみにしてみえる方も多く見えましたが、本年、開催場所が変わり、非常に残念がっておられました。この開催場所をなぜ変更されたのか、まず主な理由についてお尋ねします。



◎消防長(脇田和美君) 消防出初め式は、消防関係者の仕事始めの行事として、本市では毎年1月の第2日曜日に開催しております。今回御質問の出初め式の会場につきましては、昭和63年から昨年まで江南市民文化会館駐車場において、それ以前においては江南市民総合グラウンドにおいて開催をしておりました。開催時期が冬季ということもあり、グラウンドの状態が悪いときには、やむなく市民体育会館駐車場へと会場を変更することも多々ございました。そこで、昭和58年に江南市民文化会館が完成したのを契機に、昭和63年から会場を移した経緯があります。

 しかしながら、御承知のように平成19年10月にフラワーパーク江南が開園して以来、多数の市民の皆様が来園をされております。こういった方々にもぜひとも出初め式を観覧していただき、本市の安全・安心を消防団や消防署が守っていることへの理解と信頼を深めていただきたいとの思いで、この計画をしたところであります。



◆5番(稲山明敏君) それでは、当日の出動態勢についてお尋ねしますが、式典の会場が市内最北部で行うことにより、市内南部、布袋地域、例えばあってはならないことですが、曽本町などで火災が発生した場合、消防隊が現着するまでに要する時間がかなりかかると思いますが、出動態勢はどのようにとられておりましたのでしょうか、お尋ねします。



◎消防長(脇田和美君) 今回の出初め式は、常備である消防署の車両21台のうち9台、職員105名のうち51名と、そして非常備である消防団の13台すべての車両と、団員183名のうち131名が参加いたしました。御質問のように、例えば開催会場から遠方の曽本地区で万が一火災が発生した場合には、当然式典を中止して出動いたしますが、初動態勢においては常備である消防署の本署と東分署に配備する車両・人員で十分対応が可能と考えております。しかしながら、消防団の全車両が参加しておりますので、再度、消防団の出動態勢を団幹部とも協議をしていきたいと考えております。



◆5番(稲山明敏君) では、式典の会場のスペースについて少しお尋ねします。

 会場場所である駐車場スペースが非常に狭く、御来賓の視閲や、分列行進につきましては隊の編成が非常にとりづらく、毎年、分列行進にも参加しておりましたはしご車も外で待機という蚊帳の外といった感じがいたしました。また初放水に至っては、ホースが入り乱れ、狭い中での初放水、団員の皆様方がけつまずきなどしてけがをしないかとも思われた次第でございます。もう少し当日式典をやられる職員や消防団員を思い、もっとやりやすい広い場所で、消防出初め式にふさわしい場所を検討する必要があると思いますが、いかがですか、お尋ねします。



◎消防長(脇田和美君) 今回の出初め式はフラワーパーク江南駐車場で開催したところ、御指摘のように駐車場がやや狭隘でありまして、団員の皆様には初放水などで車両が込み合って迅速な行動ができなかったように見受けられたところがありました。今回初めてこの場所で実施したこともありまして、こうした反省点を踏まえて、視閲や分列行進、初放水など、式典の内容や方法などを含めましてさまざまな問題点を洗い出し、来年に向けて団幹部とも協議をしながら進めていきたいと考えております。

 なお、広い場所で開催してはどうかとの御意見でございますが、式典を開催できる広い場所は限られております。当面はこのフラワーパーク江南を会場として進めてまいりますが、今後においても、会場の問題は大きなウエートを占めますので、よく検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆5番(稲山明敏君) もう一度、江南市民文化会館駐車場で開催すれば別に問題はないと思いますけれど、いかがですか。



◎消防長(脇田和美君) 特に問題というものはございませんが、出初め式を多くの市民の方に観覧していただくことが一番の目的でございます。しかしながら、先ほども申し上げましたように、冬季において式典を開催できる広い場所は限られております。今回のフラワーパーク江南や江南市民文化会館も含めまして、よく研究をしていきたいと考えております。



◆5番(稲山明敏君) では、当面はフラワーパーク江南を会場として、さまざまな問題点を洗い出し進めていきたいといった御答弁でございましたが、現在当局としてはどのような問題点が考えられ、来年はどのような体制で行う予定でございますか、お尋ねします。



◎消防長(脇田和美君) 一番大きな問題といたしましては、初放水において車両が込み合って団員の迅速な動きが妨げられたことであります。その原因は、消防団全車両13台のうち中継車両を含めて12台が初放水に参加したため、延長した多数のホースが入り乱れて、団員がそのホースにつまずいて転倒する危険性が見受けられました。こうしたことから、来年は団員の安全を第一に考えまして、中継車両を含めず、消防団車両の放水台数を半数にするなど、分団本部車両を中心とした放水を検討しています。また、放水方向につきましても、今回は東側の駐車場に向けての放水でありましたので、その水が観覧してみえる市民の方に降りかかったため、これを南側の宮田導水路の方へと変更することを検討していきます。



◆5番(稲山明敏君) 先ほどから申し上げておりましたように、式典をおさめるのは職員であり、消防団員であります。当局におかれましても、来年度もフラワーパーク江南にて開催を計画されてみえるそうですが、北部の皆さんにもお見せしたい気持ちはわかりますが、一度団幹部にもこの件につきお諮りを願い、いま一度、会場及び式典の内容を御検討いただき、近隣市町の御来賓の皆様に対して恥ずかしくない式典を切に望みます。

 次に移ります。

 次に、農業まつりのイベント会場への交通手段についてお尋ねします。

 これはある布袋地区に住んでおみえになります年配の方より、以前は農業まつりの開催を非常に楽しみにしており、花の苗や苗木といった無料配布や農業総合品評会会場の出品物の即売などを楽しみにして、以前までは開催場所でありました江南市民体育会館まで当時は自転車に乗り出かけていたそうでございます。しかし、すいとぴあ江南に会場が移り変わり、会場までは布袋地区より遠く、到底自転車に乗って会場まで出かけることができないと言われました。私も議員になってから開会式に出席しますと、やはり多くの市民の皆さんが花の苗や苗木の無料配布を受けるため列をつくっていたのが思い浮かびます。

 そこでまずお尋ねしますが、先ほどの出初め式でもそうですが、各種イベント会場の大半が市内中心部などから北部へ移され、この農業まつりについても平成18年度より開催会場が変更されたと聞いておりますが、なぜ変更されたのでしょうか、経緯についてまずお尋ねをします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 平成17年度まで江南市民体育会館で農業まつり市民農産物秋の収穫祭を開催しておりましたが、この開催によりまして体育会館施設の本来の目的でございますスポーツがこの間利用できないことや、来場者の駐車場の確保等の問題がございまして、平成18年度から菊まつり環境フェスタとあわせまして、開催会場をすいとぴあ江南に移して開催をしているところでございます。



◆5番(稲山明敏君) 平成17年度に子どもフェスティバルの会場が市民文化会館からすいとぴあ江南に開催場所が変更された際、先ほど答弁にもありましたように、駐車場の混雑とかということから変わったそうでございますが、駐車場の混雑の緩和とか子供たちが参加しやすくするために当時1コースのシャトルバスの運行を実施されたとお聞きしておりますが、農業まつりの開催会場が変更された際には、なぜ御年配の方々などの交通弱者のためにシャトルバスを含む交通手段をお考えにならなかったのでしょうか、お尋ねします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 開催会場がすいとぴあ江南へ変更されたときには、いこまいCARの定期便が運行されておりまして、布袋地区の方は、ふれあい会館から市役所を経由し、市民体育会館、そしてすいとぴあまで行くことができました。当時、シャトルバスの運行についての検討は、こういうこともあって、されていなかったというふうに思われます。



◆5番(稲山明敏君) 確かに当時はいこまいCARが市役所とか江南駅から直接会場まで運行されていたようでございますが、現在は皆さん知ってのとおり名鉄バスやいこまいCARを乗り継いで行かなければならず、無料で配布される苗木などをもらうために往復高い乗車運賃を払って行かれる方はまずお見えにならないと私は思います。

 平成19年6月議会にて、布袋北校区と古知野東校区からの子どもフェスティバル会場への子供たちの足の確保として、シャトルバスの運行コースの見直しを提案させていただいたところ、子どもフェスティバル運営協議会にて検討され、現在ありがたく実施されております。何とか農業まつりにつきましても、御年配者などの交通弱者のために開催会場への交通手段についてぜひ御検討をお願いしたいと切に願いますが、いかがですか、お尋ねします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 議員御要望がございました、車などでお越しになれない方がすいとぴあ江南までお越しいただけますように、農業まつり市民農産物秋の収穫祭でございますが、この会場へシャトルバスなど交通手段の確保につきまして、市の例えば福祉バス等の利用など、市や農業団体等で組織をいたします江南市農業まつり運営協議会で検討していただきますように提案をさせていただきたいと考えております。



◆5番(稲山明敏君) この議場内にも江南市農業まつり運営協議会会長の河合議員さんがお見えになりますので、この場より切に御要望をお願い申し上げ、次の質問に移ります。

 昨年末、私が住んでおります今市場区の獅子芝居唯一の踊り手の方がお亡くなりになりました。我が地元区といたしましても、この伝統芸能の存続には非常に厳しい状況となり、今となっては非常に苦慮しておる次第でございます。

 そこで、今回、この無形民俗文化財の継承について質問をさせてもらいます。

 現在、市内におきましては指定文化財の件数は何件くらいありますのでしょうか。また、その中で無形民俗文化財と言われるものは何件ぐらいありますでしょうか、まずお尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) お尋ねの件でございますが、平成23年2月末現在で市内の指定文化財の件数は109件ございます。その内訳といたしましては、国指定のものが5件、県指定が9件、市指定が92件、登録文化財が3件でございます。そのうち無形民俗文化財の指定件数は3件で、県指定が2件、市指定が1件でございます。



◆5番(稲山明敏君) わかりました。

 では、無形民俗文化財3件の活動状況についてどのように把握しておられますでしょうか、お聞かせください。



◎教育部長(三ツ口和男君) 3件の活動状況といたしましては、3件の無形文化財の指定のうち、今市場の獅子芝居につきましては昭和31年に愛知県指定となっております。獅子芝居は、男性が赤の長じゅばんに黒の紋付を着て、いかつい獅子頭をかぶり、女形として「忠臣蔵」「阿波の鳴門」など歌舞伎の一場面を演ずる芸能でございます。以前は氏神祭礼に奉納されたほか、祝い事のある家に招かれたり、全国各地を巡業したりしたこともございます。現在は役者がそろわず、実演する場合には他所からの応援を頼んでみえるということでございます。また、先ほど議員が言われましたように、昨年12月に獅子を舞ってみえました方が亡くなられ、地元区において今後の活動方針について検討中という内容のお話をお聞きしております。

 また、安良の棒の手につきましては、同じく昭和31年に愛知県指定となっております。安良棒の手保存会という組織の中で、4月の布袋神社祭礼の折、奉納されたり、6月の江南市文化協会主催の文化祭に出演されたり、また10月には地元八王子社の祭礼の折、奉納をされてみえます。また、学校からの依頼で棒の手の披露も行ってみえるということでございます。会員につきましては平成22年3月末で27名との報告を受けておるところでございます。

 もう1件、東野町の神事よほほい祭りにつきましては、よほほい祭りの起源は天文年間に津島の神主が東野の地頭として住んでいたころであると伝えられています。人形を馬の背に乗せ町内を引き回し、年行事の人々は馬の前後に列をなし、各自編がさをかぶり、豊年祝いの歌「よほほい歌」を歌い奉納するもので、古くから伝わる貴重な無形民俗文化財として指定したものでございます。



◆5番(稲山明敏君) ここでちょっとお聞きしますけれど、無形民俗文化財としての定義というのは何かあるのでしょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 無形民俗文化財の定義でございますが、無形民俗文化財とは、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋など、我が国民の生活の推移の理解のために欠くことのできないものでございます。



◆5番(稲山明敏君) わかりました。

 先ほど冒頭に申しましたとおり、獅子芝居を舞うお方がお亡くなりになり、地元の今市場の獅子芝居の継承活動が今大変困難な状況にあります。

 ここで少しお聞きしますけれど、他の安良の棒の手及び東野町神事よほほい祭りはどのような継承活動をされていますのでしょうか、ここで少しお尋ねします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 安良の棒の手につきましては、安良棒の手保存会の代表者からお話を伺ったところでございますが、毎年4月に布袋神社祭礼がございまして、その2日前から、地元安良の小学生4年生から6年生の男子が15人ぐらい、安良棒の手保存会会員の方と一緒に棒の手のわざの練習を行います。また、6月の江南市文化協会主催の文化祭に出演するため、同様に出演の2日前から合同で練習をするということでございます。10月の地元八王子社祭礼の際におきましては、1週間前から同様の練習を毎日午後7時から8時半まで行っているということでございます。

 続きまして、東野神事よほほい祭りにつきましては、よほほい祭り保存会のこれも代表者の方からお話を伺ったところでございます。毎年10月に東野神社の例大祭がございます。その3ヵ月ぐらい前から、毎週月曜日に地元の東野会館におきまして、よほほい祭りで歌う「よほほい歌」をよほほい祭り保存会会員の方が練習をしております。また例大祭の折、よほほい太鼓の実演があり、この太鼓の練習を毎週土曜日に、下は幼稚園から上は中学生までの約20名が行っているとのことでございました。

 以上のとおり、2件の無形民俗文化財の継承活動に地元の小・中学生が何らかの形でかかわっているということでございます。



◆5番(稲山明敏君) ありがとうございます。

 ただいまの説明を聞くところによりますと、やはり地元の小・中学生がこういった無形民俗文化財に少しでもなれ親しみ、かかわり合いを持つことが一番かと思いますが、布袋北小学校区内には今市場と安良に無形民俗文化財が2件あるとの先ほどの御答弁でございましたが、地元小・中学校にて何か無形民俗文化財に子供たちがなれ親しみ、かかわり合いを持つなどの授業を行っておりますのでしょうか、ここでお尋ねいたします。



◎教育部長(三ツ口和男君) 布袋北小学校下における無形文化財につきましては、小・中学校の授業として取り組んではおりませんが、地元の子ども会が伝統芸能保存会とともに活動していると聞いております。布袋中学校では、学校の文化祭で、愛知県の無形民俗文化財に指定されております今市場の獅子芝居、安良の棒の手、また県の指定などはございませんが、五明地区に伝わる五明の笛・太鼓を、3年に1巡する形で、その地区の児童・生徒たちが地元の方々と一緒に演じる機会を設けております。平成22年度は、11月5日の布袋中学校の文化祭におきまして、生徒も参加して五明の笛・太鼓を演奏したと聞いております。



◆5番(稲山明敏君) 先人の方たちが残してくださった無形文化財を後世まで継承することは、今残された我々の使命かと思います。

 ここで一つ御要望を申し上げます。無形民俗文化財を小・中学生にもっと理解していただき、後世に継承していくためにも、今後、学習機会の中に無形民俗文化財を継承していくような仕組みを授業の中にでも組み込んでいただけないでしょうか、お聞きします。



◎教育長(石井悦雄君) 今議員お話の件でありますが、児童・生徒が自分たちの生まれ育った地域とのつながりや伝統文化を継承していくことの意義を学ぶことは、とても大事なことだと考えております。間もなく実施されていきます新学習指導要領の中にも伝統と文化の尊重、そういったものが盛り込まれております。

 郷土の伝統や文化についての学習は、現在私ども江南市の教育委員会で発行しております副読本「のびゆく江南」「郷土資料江南」、こうしたものを活用したり、また民俗資料館を学習の場としたり、あるいは夏休みを利用して中学校1・2年生を対象にした歴史教室を実施するなど、市内にある文化財への理解を深める授業を行っているところであります。今後につきましても、文化財保存会の地域の方々の協力を得ながら、児童・生徒がそれぞれの地域での行事や取り組みを通じて、郷土の伝統また文化について理解を深めて、そのよさを継承・発展させるための教育を進めてまいりたいと思います。



◆5番(稲山明敏君) 形あるものはいずれは壊れるといいます。しかし、壊れ去ってしまっても、有形なものは現在の技術をもって復元することは可能かと思います。しかしながら、形ないもの、私たちのような人間がいなくなってしまえば復元することは非常に難しく、人が振る舞う無形民俗文化財、伝統芸能が人々の目の前に再び披露されることは非常に困難なことかと思っております。無形民俗文化財、区はもちろんのこと、我が江南市にとっても貴重な財産でございます。今後とも市としても多大なる御支援をいただきますようお願い申し上げ、最後の質問に移らせてもらいます。

 昨今、今の若者は少し倫理観が欠けているとか、道徳心が少しないとか、世間一般によく言われております。そんな中、やはり私個人的に思いますには、古くから日本人の心に宿る武道の道、そういった精神が少しずつなくなってきているのではないかと感じられます。そこで、もう一度、日本古来の伝統武道の行動や考え方、例えば柔よく剛を制す、礼に始まって礼に終わるといった行動や考え方を養い、健全な青少年育成のためにも、学校教育授業やクラブ活動の中で取り入れてもらいたいと常々思っていました。

 そんなところ、今度新しい学習指導要領の中で武道が必修になるとお聞きしましたので、最後に中学校における武道教育についてお聞きしますが、まず新しい学習指導要領について少し御説明をお願いします。



◎教育長(石井悦雄君) 今議員からお話がありましたように、平成24年度から始まる新学習指導要領においては武道が1・2年生で必修となります。種目は、柔道、剣道、相撲のうちから1種目を選択することとなっております。武道は、わざを高める楽しさや喜びを味わい、また基本動作や基本となるわざができるようにすること、互いに相手を尊重し、礼に代表される武道の伝統的な行動を大切にする態度を身につけていくこと、そういったものがねらいとなっております。



◆5番(稲山明敏君) 柔道、剣道、相撲といった種目の中から1種目選択するということでございますが、では現在、市内中学校では武道が授業の中で行われていますでしょうか。また、行われているならば、どのような種目が行われていますのでしょうか、お尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) 現在の学習指導要領においては武道とダンスの中から一つを選択となっておりますので、この場では武道に関してだけお話をさせていただきます。

 現在、西部中学校を除く4校は、男子生徒、女子生徒ともに剣道を行っております。西部中学校につきましては、男子生徒、女子生徒ともに柔道と剣道を隔年で行っているというのが現状であります。



◆5番(稲山明敏君) できましたら、近隣市町についてもおわかりになるようでしたらお教えください。



◎教育長(石井悦雄君) 近隣市町の実施状況につきましては、犬山市は3校が剣道のみ、それから1校が柔道と剣道、岩倉市は1校が柔道と剣道、1校は柔道のみです。また、扶桑町は2校とも剣道を行っております。また大口町、大口中学校1校でありますが、ここは3種目とも行っております。



◆5番(稲山明敏君) ちょっと参考までに、大口中学校では3種目を行っておるということでございますが、男女ともと言ったらまた語弊がありますが、女子の方も相撲を行ってみえるのでしょうか。また、どのような場所で行っておりますのでしょうか、できましたらお答えください。



◎教育長(石井悦雄君) 大口中学校の現状でありますが、現在、1年生が全員剣道、2年生がダンス、剣道、相撲から1種目選択、また3年生はダンス、柔道、剣道から1種目選択という形になっております。今言われました女の子の相撲でありますが、多くはダンスを選択しておりますが、女子でも相撲を選択している生徒もおります。

 また、場所については、柔道、剣道、そしてダンス、これは体育館で行われております。相撲については、グラウンドにラインを引いて行っております。なお、平成24年度以降のこうした武道が必修になった場合、これについてはまだ検討中というところであります。



◆5番(稲山明敏君) 体育館の中ではなく、グラウンドで相撲を行っているといった答弁でございましたが、私にはほとんど記憶にありませんが、江南市内学校にも昔は土俵があったと聞いております。それは非常に結構なことかと私は思います。

 では、この武道の種目というのはどのようにして決められるのでしょうか、お尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) この武道の種目を何にするかということも含めて、子供たちにどんな内容でどんなふうに教えていくかといった教育課程の編成、これの責任は校長にあります。またこの武道の種目について言えば、学校の施設やら、あるいは備品の状況、そういったものを総合的に見て、体育科教師の意見等を交えながら、最終的には校長の責任で決定をしていきます。



◆5番(稲山明敏君) 今、学校の施設や教師の意見を交えて決定されていると言われましたが、当然、平成24年度から武道が必修になることはわかっていたはずでございます。各学校、3種目のそれなりの対応はされておると思いますが、その点はいかがでしょうか、お尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) 今議員お話のように、武道の必修化については、これはもう新しい指導要領が公布されたときから私ども知っておることでありますので、そういった準備はしております。3種目から1種目選択するということ、こういったことも既にわかっているようでありますので、先ほど申しましたように、各学校では施設だとか、あるいは備品、そういったものの状況を総合的に考えながら計画的に準備を進めておるところであります。



◆5番(稲山明敏君) ただいまの答弁をお聞きしまして、施設的にも指導者についても問題はないといった解釈でよろしいんですね。



◎教育長(石井悦雄君) まず施設の面でありますが、スペースの点で言えば、これはどの種目でもできると言えます。また中学校の体育教師、柔道か剣道のどちらかで初段以上を取るということを目標にしております。夏季休業中でありますが、県の教育委員会体育スポーツ課主催で講習会を行っております。種目は県の方が決めていきますから個人では選択できませんが、講習会に2年間通って、毎年、有段者が出ているというところであります。



◆5番(稲山明敏君) ここで関連して1点お聞きします。本年竣工しました北部中学校、また建てかえ予定であります古知野中学校の体育館というのは、こういった武道の授業も行えるように考慮はされたのでしょうか、まずお尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) 中学校の体育館につきましては、これは多目的なものであります。ですから武道のための設計というわけではありませんが、武道が授業でできるというスペースは十分にあるということです。



◆5番(稲山明敏君) とりあえず問題はなく、武道が体育館で行えるスペースは十分にあるといったことかと思います。

 では最後に、江南市内中学校におきましての平成24年度以後の指導方針についてお尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) 武道が必修になる平成24年度以降のそれぞれの学校の指導方針につきまして、現在のところでは、西部中学校を除く4校は現在行っている剣道を引き続き指導していくという計画でおります。また西部中学校は、今、剣道、柔道、両方行うには用具の問題だとかいろんなことの中で、まだ今どちらにということは決まっていないという状況でありますが、どっちか一つに絞って指導していくということで、今検討中というところでございます。



◆5番(稲山明敏君) 一度決まってしまうとその後ずうっと同じ種目になってしまうといった懸念がございますが、3種目の選択肢がありますので、先ほどの大口中学校のようにはいかないかもしれませんが、学年などによって種目を変えることはできないのでしょうか。できる限りいろいろな種目を通して行われたらいいと思いますが、いかがですか、最後にお尋ねします。



◎教育長(石井悦雄君) 学習指導要領の中では特定の種目を3年間履修できるようにすることが望ましいとされておりますが、先ほど来申しておりますように、いろんなそれぞれの学校の状況の中、総合的な判断の中で、最終的には校長がこうした教育課程の編成の中で決定してまいります。施設だとか備品の状況を十分考慮に入れながら、さらには地域や保護者、子供たちの実態、そういったものを踏まえて適切な種目を選択するよう学校にも伝えてまいります。



◆5番(稲山明敏君) よろしくお願いします。「質実剛健」といった言葉があります。中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましくといった内容の言葉だそうでございます。今後、武道が必修になることにより、柔道、剣道、相撲の授業の中から人の道、武道の道を少しでも多くの生徒に理解され、心身ともに強くたくましい人材育成教育がなされますことをお願いいたしまして、一般質問を終わらせていただきます。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 10番、古田冨士夫さん。

     〔14番 古田冨士夫君 登壇〕

     (拍手)



◆14番(古田冨士夫君) おはようございます。本来ならば昼一番の予定をしておりましたところ、順調に進みましてこの時間になりました。今期最後の議会ということで、心を込めて精いっぱい一般質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 通告いたしました順序を項目の関連で一部変更させていただきまして、1番、2番はそのとおりでございますが、3番を4番と切りかえまして4番目の事業を3番目にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは通告順に従いまして、まず最初に通学区の現状と見直しについてを質問させていただきます。

 この問題につきましては、過去にも質問として取り上げさせていただきましたことがございます。そのときはテーマはどちらかといいますと防災といいますか、災害時における防災体制、そういう面から通学区の問題を取り上げさせていただきましたが、今回は特に絞りまして、市内の小学校から中学校へ進学される場合の通学区の現状と見直しについてを質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 現在、江南市立の小学校が市内に10校ございます。この10校から市内の中学校5校への進学人数の状況、内訳を、年度末でございます、新年度に向かってどのようになっているかをお聞かせいただきたいと思います。



◎教育部長(三ツ口和男君) 平成23年4月の進学状況につきましては、私立等への進学を除きまして、布袋、布袋北小は全員が布袋中学校へ、古知野西小全員と古知野南小の25名が西部中学校へ、古知野南小104名と門弟山小45名と古知野東小全員が古知野中学校へ、門弟山小10名と古知野北小及び草井小の全員が北部中学校へ、宮田小と藤里小全員が宮田中学校へ進学することとなっております。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 ただいま発表がございましたように、学校によりましては、小学校全員が同一の中学へ進学するというような学校と、中には一つの小学校から分かれて中学への進学が分断されておるというところがあったと思います。

 私はかねがね、市長がいつも言われるように、地方分権の時代で今後地域主権が叫ばれる中、地域のコミュニティーを醸成するためには、やはり一番のもとになるのが子育て時代からのおつき合いといいますかコミュニケーション、これがやはり地域のコミュニティーを形成するのに一番ウエートを占めておると、そのように思っております。

 そうした中で、今発表のあった中で、私が在住いたします前飛保町におきましては、小学校が宮田小学校と門弟山小学校に分かれております。そして中学に関しましては、今発表がございましたように、宮田中学校と古知野中学校に進学が分かれております。町内が15町内ございますが、そのうち3町内の方が門弟山小学校、古知野中学校へ進学しておるということでございます。現在、前飛保町におきましては1,100戸余りの戸数がございますが、その3町内で250戸ぐらい、200戸ちょっと超えるかと思いますが、それくらいの戸数の方が学校区が違っておるということでございます。

 そうしたことで、一つ疑問に思いますといいますか、門弟山小学校が一番新しくできた学校でございますが、門弟山小学校へ通学される小学生の方は、村久野町、前飛保町、もちろん飛高町全域、そして古知野町の花霞、これらの町内から門弟山小学校へ通ってみえます。先ほどの発表にもございましたように、古知野中学校へ通われる中に門弟山小学校より45名となっております。これは古知野町の花霞の方と、それから飛高町はもちろんそうですが、前飛保町という方が古知野中学へ行っております。それからまた、門弟山小学校より北部中学校へ通学される方もあります。これは村久野町でございます。

 そうしたことで、かねがね地域でいろんな会合を持った際に、せめて、小学校は全く近くに新しく開校いたしましたので、門弟山小学校に通学することはやむを得ない。しかしながら、中学校に関しては、前飛保町から古知野中学へ通う方は恐らく距離的にいって自転車通学をしておるんじゃないかと思います。そんなような状況の中で、宮田中学校ならばもっと学校が近いわけでございまして、もともと前飛保町は宮田小学校、中学校の校下でございますので、そのような通学区の見直しができないかどうかということをかねがね考えておりました。

 そんなようなことで、今、江南市内全域で若干1校、2校、3校ぐらいが複合になっておるところがございます。全体を見ながら通学区の見直しということを検討いただくということはできないか。この問題については教育委員会の方で専任事項といいますか、教育委員会の方で定められるということでございますので、お考えをお尋ねしたいと思います。



◎教育長(石井悦雄君) 小学校と中学校の関係、こういったものについては小学校6年間と中学校の3年間、これを一つながりの枠と考えて、小・中学校の連携による9年間、そうした教育が一つの望ましい形ではあると思います。

 市内の小・中学校は昭和29年の市制施行以前から開校されておりますが、藤里小学校が昭和43年、門弟山小学校が昭和53年、中学校では北部中学校が昭和39年、それから西部中学校が昭和57年の開校であります。いずれも江南市全体の人口がふえていったこと、またその他その地区の人口集中、そういったことに対応するために、新設学校として旧来の町村だとか、あるいは大字小字のそういった地域を越えて新たな通学区域を設定したものであります。

 したがいまして、今申し上げました4校の通学区域は、いわゆる地元とのつき合いと学校区の関係が重ならないというような状況が現状で起こっているということであります。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。ただいま説明がございましたように、門弟山小学校が開校いたしましたのが昭和53年ということでございました。

 当時、その学区を決められた教育委員会においては、当時の各中学校の状況を判断になったと思います。当時の宮田中学校はまさに、ベビーブームではございませんが、江南団地の一番活気のあった時代でございまして、市内でも有数のマンモス校であったということでございます。そうした中で門弟山小学校を出た生徒が古知野中学へ進学するように定められたと思っておりますが、現状はかなり変化をしてきております。

 そうしたことで、現在の宮田中学校の生徒数とピーク時の生徒数、どのような推移がありますか、発表いただけたらと思います。



◎教育部長(三ツ口和男君) 宮田中学校の生徒数につきましては、江南団地が盛況でございました昭和60年に1,218人がピークでございました。現在は576人で、ピーク時の47%となっておる現状でございます。



◆14番(古田冨士夫君) 今発表していただきましたとおりでございまして、ピークのときの半分を割っておるというような現在の状況でございます。

 資料をいただきましたところ、全市的に少子化といいますか、生徒数が減ってきておることは確かでございますが、特に宮田中学校は大幅に減少しております。いただきました資料から見てみますと、古知野中学校もピークのときが昭和56年1,699名、そして現在は914名ということで、減少はかなりありますが、半数以下になっておるというようなことはございません。特に宮田中学校が極端に減少しております。

 そうしたことで、新年度、この平成23年度から門弟山小学校から古知野中学へ進学される中の前飛保町の3町内の生徒は何人なのかわかりますか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 4名でございます。



◆14番(古田冨士夫君) わずか4名でございます。二百数十戸あって4名、大変子供の数も減ってきております。

 前飛保町の中では、かなり大きな町内であります緑ケ丘がございますが、ほとんどの御家庭が子育てを終えられたというような家庭が非常に多くなりまして、子供の数も非常に少なくなっております。そうした中で、やはり区の行政をつかさどられます区の役員さんにいたしますと、やはり祭礼につき子供獅子をやったり、夏の盆踊り大会には子ども会の皆さんに参加いただいて、子ども太鼓を演奏したりいろいろやっております。そんなようなことで、小学校は子ども会が二つにやはり分かれております。前飛保子ども会と緑ケ丘子ども会というようなことでございますが、くどいようでございますが、せめて、先ほど稲山議員の質問にもございましたが、やはり郷土を愛する人を育てるのが我々の役目で使命であると思っております。生まれ育ったところをやはり成人して振り返っていただくためには、地元に密着した学校に通うのが一番ベターだと思っておりますので、大勢の人数であればまた難しいかもしれませんが、大体4名ぐらいのことでございます。何とかこれを機会に通学区の見直しを図っていただき、1年後、平成24年度ですか、平成25年、そこら辺をめどに検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) 旧来の地域と通学区域の不一致について、今それぞれの学校の児童・生徒数、また学級数、そういったものの状況の変化だけを見れば、通学区域のそうした再編成というのは可能かなというふうに思います。

 ただ、いわゆる現在もあります新設校、さまざまな皆さんの努力のおかげで開校以来の伝統がそれぞれ築かれております。またそこに通っている児童・生徒、保護者の皆さん、加えてその地域の皆さん、現在の校区の認識というのは長い間かかってできたもので、浸透しているというふうに思っております。ただ、私ども教育委員会としては、校区とそういった地域のおつき合いが重ならないことで地域のコミュニティーに支障を来すことがあったり、校区の再編成、そういった必要性が生じたようなときには、長期的な児童・生徒数も調査した上で、通学区域の審議会などを設置したりして検討していきたいと考えております。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 きのうの質問の中でもございました。高屋地区で開発が行われる中で、あの校区を、協議委員会といいますか、委員会を開いて2月24日に校区を決定したというような答弁がありましたが、高屋地区でございますが、北部中学へ校区を入れるというようなことが決められたようでございます。ぜひそういうような状況を踏まえて、正式名称は通学区域審議会というんですか、教育委員会の中の。一度ぜひとも次年度、新年度には検討をしていただきたいと、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岩田一洋君) 古田さんの質問中でありますが、暫時休憩いたします。

     午前11時33分 休憩

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     午後1時06分 開議



○副議長(野下達哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 古田冨士夫さん。

     〔14番 古田冨士夫君 登壇〕



◆14番(古田冨士夫君) 皆さん、こんにちは。午前中に続きまして、通告に従い2問目から一般質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。できるだけ皆さんが眠気を催さないように楽しい質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 2項目めでございます。曼陀羅寺公園内の茶所についてということで通告してございます。

 皆さん方も御案内のとおり、間もなく4月の中旬から藤まつりが開催をされる予定でございます。そして公園の整備もほとんどが終了して、去年の3月をもって終了しておるわけでございますが、一部追加工事も御検討いただいておるということでございます。

 そうした中で、よく境内といいますか公園内を見ていただきますとわかりますが、いつも開催式の際にテープカットをします。その横に本部席が設けられますが、その裏に実は茶所といいますか、茶室を兼ねた茶所があるのを皆さん御存じだと思います。これにつきまして、設置の経緯と現状どのようになっているか、利用しているかということをまずお尋ねしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 曼陀羅寺公園の茶所につきましては、昭和48年度に休憩所として県費補助金と起債を受けまして建設されたものでございます。面積が約62平方メートルの木造平家建ての建物でございます。場所柄、内部には茶がたしなめる休憩所として炉が切られている10畳の間があり、茶事としての貸し出しや、藤まつり開催期間中に招待客に茶が振る舞われたようでございます。建物の外側には、当時の愛知県知事でありました桑原幹根氏の書のよる「とうか庵」と書かれた銘板もかかっております。当時は大いに利用された施設であったと思っております。しかし、建設から40年近くも経過しました今、古くなった部分が多く、建物の大半は藤まつりの備品のおさめている場所となっているのが現状でございます。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。ただいま、設立、設置から現在に至る経緯を報告していただきました。

 皆さん方は御記憶の方もあろうかと思いますが、昭和48年に建設されたということでございますので、私もかつての藤まつりの期間中は、あの茶所において、お茶の師匠から抹茶をたてていただいて呼ばれたという記憶がございます。どうして今はこれを使わなくなったんだろうということで調べてみましたら、今報告のとおり物置になっておりまして、建てられてから40年経過ということでございますので、確かに見てみますとかなり建物も傷んでおります。

     〔資料呈示〕



◆14番(古田冨士夫君) (続)そして座敷の前には、今報告がございましたように、当時の愛知県知事の「とうか庵」という、これが掲げてございます。

 そんなようなことで、つくられた経緯からいきますと、藤まつりにはあそこを茶所として接待の場所に利用していた、その目的で建てられたというふうに聞いております。またふだんも、できれば文化に親しんでいただくために、茶室として貸し出しもしておったということでございます。

 そんなようなことで、私の町内にもお茶の先生がお見えになりますので、数年前までは菊まつりというのがございました。これも実は曼陀羅寺の公園で行われておりましたので、そういう機会等に、ぜひこの菊まつりあたりに野立ての大茶会もあわせてやるといいねという話をした記憶がございます。そんなようなことで、今は全く使われていない、倉庫になっているということは非常に寂しい思いがしておるということでございます。

 そして、曼陀羅寺公園がせっかく新しく棚からすべてが変わりましたので、昨年度の議会でお願いしましたが、せっかくの整備でしたので、1ヵ所だけ整備をされていない池の築山のところにあります棚が、わずかでございますが、これをあわせて整備してほしいという要望をいたしております。これにつきましては予定といいますか、それはどのようになっておりますか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今議員のお尋ねの放生池南側のフジ棚の整備の内容でございますけれども、現在、築山の上にありますキュウシャクフジを生かしまして、放生池にフジが映るように既設のフジ棚の全面に約158平方メートルの新たなフジ棚をつくる計画といたしております。また、築山の上の既設のフジ棚約44平方メートルにつきましても上部の棚さくを入れかえる計画といたしておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。今の答弁でございましたように、あと再度その棚だけの整備を追加工事として予定していただいておるということでございます。

 それが完了いたしますとほとんど完成するということでございまして、先ほどの茶所でございますが、池を前面に茶をたしなんでいただく、お茶を飲んで休憩、憩いのひとときをとっていただくために建てられたものであると思っております。もし建物が老朽化してもう使えないということであれば、長期的な視野に立って茶所の修理といいますか、できれば新しく建てかえるというようなことも御検討いただけたらと思いますが、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) まずは一度、改修でよいのか、建てかえが必要なのか、建物の状況を調査させていただきたいと考えます。また、建てかえとなると藤まつりの備品などを収納するスペースも必要でございますので、そういうことも考慮に入れながら、該当する建設等補助金なども含め総合的に検討する必要がございますので、まずは調査・研究から始めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。行政の方としましては、戦略計画というものに基づいて向こう3年間の計画も既に立っておるかと思いますが、そうしたことで急な事業といいますか、そういうことは難しいかと思いますが、長期的な展望に立って、ぜひとも検討を加えていただきたいと。恐らくことしの藤まつりも昨年並みの、さらにはそれ以上の観光客、お客さんが来訪していただけるものと信じております。そうした中で、やはり有効にあの茶所も生かせるようなお祭りの運営を当局の方にも考えていただきたいと思っておりますので、よろしく御検討いただきますようお願いいたします。

 それでは、続きまして次の問題でございますが、順序を変えましたので、婚活の取り組みについてを質問したいと思います。

 この問題につきましては、実は6月の議会でもお願いをいたしました。当時、江南商工会議所が津島市の商工会議所と合同で婚活事業の交流会を犬山市のリトルワールドで開催されました。

 そんなようなことで、その後の状況等を確認いたしましたところ、第1回、そのときには江南地域で30組、男女30名ずつ、津島市の方からも30組というようなことでございまして、犬山市まで遠いからどうしたんだということを確認しましたら、バスで送り迎えをしたようなことを報告してみえましたが、その30組の中で8組カップルができたというように聞いております。もちろんそのときは応募がかなり多数ございまして、30組で打ち切ったということでございまして、その盛況にこたえまして第2回を、去る昨年の12月12日に第2回を同じリトルワールドで開催してみえます。前回と同じようにもちろん江南市が後援をしておるわけでございますが、これもPRいたしました結果、多数の応募があって、募集は20組で募集されたそうですが、25組にふやされました。25組で締め切りまして、結果はどうであったかといいますと、今度は7組カップルができたというような報告を聞いております。

 これにつきましては、実は、私が質問の際に言いましたように、県の助成といいますか、そういうものがありますよということを言いましたが、商工会議所の方が手続を間違えまして結局は補助金はいただけなかったというふうに言っておりますが、やはり事前に県の方と打ち合わせをして、こういう事業をこのようにやるという計画書を提出しないとやはりおりないんじゃないかというふうに聞いております。

 そんなようなことで、午前中の伊神議員の質問にもございましたように、本当に未婚率が59%でしたか、大変な率に上っております。やはり先ほどの午前中の私の質問にもございましたように、各学校が本当に児童・生徒が減少しております。やはり少子化を何とか食いとめるためには、一番肝心なことは婚活事業であるというふうに確信いたしております。

 そんなようなことで、ぜひとも、6月の議会では前向きに市長さんもみずから御答弁いただきました。担当の部長からも取り組むような答弁をいただいております。その後の取り組みについてどのようになっておるのかをお尋ねしたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 愛知県では、結婚を希望する独身男女の出会いの場を創出するため、平成19年度から3年間、民間事業者に委託をしまして、身だしなみやコミュニケーション能力を身につける講座や食事会などを行う「あいち縁結びプログラム」を実施しておりました。そして平成22年度からは、市町村や民間非営利団体が行います異性とのコミュニケーション能力の向上や出会いの場の提供などを目的とした企画を募集しまして、事業に必要な経費に対して1企画当たり50万円を限度として経費的な支援を行っております。対象経費が50万円以内であれば全額補助を受けることができるものでございます。

 議員から提案のありました婚活事業につきましては、この県の補助金を活用して推進することができないかということで愛知県の健康福祉部子育て支援課と協議をいたしましたところ、この補助事業は毎年4月に補助金の交付申請を受け付け、5月末ごろに交付決定を受けるということでございます。ですから交付決定後でなければ事業を行うことができないということでした。このため、6月以降に開催が予定されておりますイベント等、例えば市民花火大会などとタイアップして婚活事業を行う場合は対象となってきますので、平成23年度につきましてはこのような方向で検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。ただいま部長から御答弁いただきました。県の補助でございますので、そういういろんな流れがございます。4月に申請を受け付け、5月末に交付を決定するというようなことでございまして、私が昨年の6月に要望いたしましたのは、曼陀羅寺の藤まつりにあわせて、嫁見まつりもいいんですが、嫁見まつりの前にまず婚活の取り組みをしてほしいという要望をいたしました。そんなようなことで、県の助成を受けるには日程が合わないということでございます。

 しかし、1年先を見越していただきまして、ことしの藤まつりにはもう間に合わないということははっきりしましたが、平成24年度、来年の藤まつりの計画を今から作成し、できれば平成24年度には曼陀羅寺で縁結びの事業ができるように御計画、御検討がいただきたいと思いますが、これは担当がかわるかと思いますが、御答弁をお願いしたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 来年には藤まつり期間中にこういった婚活の事業ができますよう、子育て支援課と産業振興課が連携をいたしまして、主催をしております藤まつり運営協議会との間で協議を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 先ほど冒頭に申し上げました商工会議所の主催したこの事業につきましては、実はこの2回の決算書を私はいただいてまいりました。本人、参加者からはもちろん参加費をいただいてやるわけでございますので、いろんなPRとか、ポスターをつくったり、記念品も若干用意しておるのか知りませんが、経費としては1回目が江南市の負担分が26万3,378円でございます。2回目、12月12日に行いましたのは江南市単独で行われまして、これが31万9,620円ということでございます。そういうことで考えるならば、先ほどの説明がありましたように、50万円未満であれば全額助成が受けられるということでございますので、ぜひともその点も踏まえて御検討をいただきたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。

 この件に関しましてもう一つ、ユニークな取り組みをしてみえる事例を発表したいと思います。既に御案内の方もあろうかと思いますが、ことしの2月4日の中部経済新聞ですが、ここに発表された婚活活動の、恐らく「史上最大の」とうたってございますので日本全国でも一番の婚活事業であろうと思います。

 宇都宮市で行われております、銘打って「史上最大の合コン」ということで、ことしの1月22日でございますが、スタートしてから回を重ねまして第30回となる宮コンが宇都宮市の中心市街地で開かれ、会場は各飲食店でございますが、正式には42店舗の飲食店が参加し、午後6時から、正式には午後7時でございます。午後7時から正午まで、12時までの時間内で参加加盟店の42店舗のお店を自由にどこの店でも入れるということで、参加費はもちろん男性が6,500円、女性は3,500円、それだけの料金を払えばその時間内はどこの店でも出入りできると。ただし、1店舗につき1時間以内という制限がございます。

 そういうようなことで、大変これはマスコミにも報道されまして大人気でございまして、東京都から、それから茨城県、埼玉県、そんな方から若者が集まりまして、1月22日の盛況は合わせて2,000人が集まったそうでございます。ふだん全く土曜日でも人通りがあまり見られない中心市街地が若者であふれ返って、人気のお店などは行列でなかなか入れないと。またどの店も全部満員状態だったそうです。それが大変、金額がそういうふうで限られておりますので、運営する商店にしては大変薄利の多売ということでうれしい悲鳴だそうですが、印象のいい店はリピーターで必ずお客さんがまた来てくれるというようなことでございます。そんなようなことで、そういう出会いを演出しております。

 もとはといいますと、2005年ですか、スタートしましたのが。2004年の8月に、このまちを何とかしなきゃいかんなと、にぎわいを取り戻したいなという飲食店の若い経営者、当時40代だと思いますが、4名が知恵を絞ってこういうシステムでこういう事業をやろうということを始めて、ことしで30回目ということでございますので、年数からぼっていきますと年間に4回ぐらい開催しておる、その日を決めてですね。これは土曜日です。土曜日にやってみえます。

 そんなようなことで、大変な中心市街地を活性化するといいますか、そういうような事業を取り組んでみえます。これは全く行政は関与しておりません。これは商店街の皆さんの取り組みでございますが、これも大いに参考になろうかと思いますが、ちょっと生活産業部長、御意見はいかがですか、そういうような取り組みというのは。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 宇都宮市の先進的な取り組みを御紹介いただきまして、ありがとうございます。

 宇都宮市は、私も以前お邪魔をさせていただいたことがあるまちでございますが、立派な大きなまちでございまして、真ん中に流れております川がはんらんするということの中で、そういった河川を改修されたときに、河川を歩くことができるような、そういったすばらしい水に親しむような河川をつくられたまちでございまして、そちらの方にじゃあ店を向けようかということで、そちらの川の方に店が向いたと。そういうことによって人も、またにぎわいもふえたというような先進的なお取り組みをされているまちでございまして、今の御紹介の婚活の話にいたしましても、大変すばらしいアイデアかなと思ってお聞きを今しておるところでございます。こういったことを、商工会議所にございます商店街連合会にもこういった事例の取り組みがあるということを伝えてまいりたいと、こんなふうに思ったところでございます。よろしくお願いいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。報道によりますと、まさにバブル期のにぎわいを超えるその日はにぎわいぶりであるというようなことでございます。取り組み方次第によっていろんなことができるなということを感じました。今後の取り組みをどうかよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、次の質問に入らせていただきます。

 マスメディアによる江南市のPRについてという項目でございます。

 これにつきましては、まず私の考え方で申し上げますと、やはり現代はまさにマスメディアが一番影響が大きいということを常日ごろから痛感いたしております。政治においても何においても、まさにマスメディアが影響を大きく及ぼすということでございまして、曼陀羅寺の藤まつりをとりましても、過去において最大の観光客が訪れたのは、まさにNHKの大河ドラマのとき、「信長」の放映があったときが主催者発表で80万人ということでございました。私の前の県道は両郷町から渋滞しちゃっておったし、それから名草線は千秋町の馬場あたりから渋滞しておったというような、圧倒的な宣伝力といいますかPR力、これによって最大のにぎわいを見せたのが当時の藤まつりでございます。

 そのほかのいろんな事例を見てもわかりますが、特に昨今の状況を見ていますと、大河ドラマで取り上げられた、昨年で言いますと「龍馬」ですか、龍馬に関する地区が一生懸命観光に力を入れてやっておる。ことしは「江」の関係、江姫の関係で滋賀県の方が一生懸命力を入れておるようでございますが、地元愛知県でも清須市が江の縁があるところだとかいって、いろいろとイベントを企画したり、やっておるようでございます。

 そうした中で、つい先日、2月18日でございましたが、NHKにおいて放映されました、形としましてはNHKの岐阜局の開局70周年記念ドラマということで放映されましたのが隣の各務原市のドラマでございます。「恋するキムチ」というタイトルで1時間ちょっとのNHKのドラマでございました。これはある機会で私が犬山市を訪問した際に、犬山市の方から、犬山市さんは本当に観光に力を入れていろいろとPRが上手でいいねという話をしておりましたら、実は隣の各務原市が今度NHKでドラマになるんだという話になりまして、早速資料を送っていただきましたところ、これがとりあえず中部7県下で放映されたそうでございます。反響を見て、よければ全国ネットで再放送するということでございまして、きょう現在、聞いてみますと、3月に全国放送でもう一度放映するということでございました。

 これは、現在、各務原市が韓国の何かの映画のロケになったことがあって、その関係からか、韓国のどこかの都市と姉妹提携かなんかを結んだようでございまして、それを受けて、現在の市長が一緒でございますが、森市長が観光課の職員に、キムチを売り出すことを何か考えたいと、あんた担当でやりなさいという命令をされたようでございまして、映画ではドラマですからヒロイン、女性になっておりましたが、実話は男性職員だったそうでございます。それが大変苦労いたしまして、3年はかかったと思いますが、キムチの研究ばかり一生懸命やられまして、途中で試作品を市長以下幹部の皆さんに召し上がっていただいたところ、これはだめだと、これは名物にならんな、もうやめようといって市長が言いかけたらしいんです。担当者は何としても、もう一遍挑戦させてくださいということで再度挑戦し、どうやったらいいかということを研究に研究を重ねまして、各務原市はニンジンが特産品だそうでございます。ニンジンを生かして、もうちょっと日本人の口に合うようなおいしいキムチにしようということで、それから韓国から姉妹提携しておりましたので来ていた職員が役所にお見えになりましたので、その方の指導も受けながら再挑戦した結果、合格のゴーサインが出ました。

 それで、B級グルメの大会かなんかがあるそうでございますが、それに出品して第3位に入ったと。それから勢いづいてしまいまして、ありとあらゆる食品にキムチを採用して、キムチ入りのキムチ何とかということで、ドラマの終わった後で、実は市長役の俳優が市長室の市長のテーブルの上へ各務原市のキムチの関連の名産品をだーっと並べまして一つずつ取り上げて、これがあれか、これがと、ずうっとPRしておりました。これは大変なPRだなと思って見ておりました。キムチようかんまであるそうでございます。それこそ20種類ぐらいキムチ関連の食品が開発されております。近くの市民の方に確認しましたところ、各務原市のキムチは有名ですよという話で、江南市でもどこでも売っていますよという話で、そうか、おれは全然キムチを好きじゃないから食べたことなかったけれどもと言いましたら、おいしいよという意見でございます。議会事務局の女性にも聞きましたら、知っているよ、おいしいよという話でございます。知らぬは私だけでございました。それほど現在キムチで各務原市は売り出しております。これもやはりPRの方法だとまさに思っております。B−1グランプリで3位に入ったということが弾みをつけたということになっておりますが、そういうような例がございます。

 結局私が申し上げたいことは、江南市の取り組みの中でいろいろと江南名物、カレーうどん、大根カレー、ねぎみそせんべい、このような産品を江南商工会議所が観光お土産品として売り出しております。しかし、やはり私は商工会議所だけじゃなくて、市も連携してやはり取り組まないと、なかなか本当の名物は生まれないなと思っております。私どもの店でも小売をやっております関係上、商工会議所から頼まれまして店頭に江南特産カレーうどん、大根カレー、ねぎみそせんべいを並べておりますが、発売したそれこそ半年ぐらいですね、お客さんからの問い合わせがあったりしましたのは。もうここへ来ますと全くさっぱりで、尋ねる人も一人もありません。まさにやっぱりPRが足らないなと思っております。

 そんなようなことで、名産を生み出すということに対しては、やはり行政もしっかり取り組まないとでき上がらないというように思っております。つい最近のまだ1週間ほど前の新聞ですが、愛西市はまさにレンコンの特産品がございます。レンコンに関する食品をやはり20種類ぐらい開発しております。愛西市も実は道の駅があるようでございまして、道の駅で全部並べてやっておるようでございますが、江南市にはそういうところがないという意見もございましたが、私はすいとぴあでも結構ですし、フラワーパーク江南でも結構でございますが、そういう場所を決めて、どんどん江南市をPRするものを開発し育てなければならないと思っております。

 いずれにいたしましても、地方分権が進み、地域主権が叫ばれる昨今でございます。各市町が本当に真剣にまちおこしを取り組んでおります。本当に競争の時代に入っております。そんなような意味で、やはり江南市だけが立ちおくれるということは許されません。ぜひともそういうものに対する取り組みをしっかりやっていただきたいというふうに思います。

 そうした中で一つ、最近の、これも1月の新聞で報道がされておりましたことでございますが、江南市の中で江南市の特性を生かして映画のロケを誘致するための法人を立ち上げるという動きが発表されました。この7月に立ち上げるというような計画を持っておみえになります。新聞発表でそのように書いてございました。

 これは一遍、とにかくどんな計画で進めてみえるのかということを確認してまいりました。責任者の方に確認いたしましたところ、実は先月の2月21日にNPO法人の設立総会を開かれました。7月には正式に設立の予定ということでございまして、御案内のとおり、江南市の新町を舞台にして2007年4月に「黄色い涙」という映画がロケされました。そしてその後、今度は「20世紀少年」という撮影もこの同じような新町周辺で行われたということでございまして、現在もその建物は、現在、聞きますと、新町商店街の方がその家主さんから借り受けて家賃を払っておるということでございますが、この契約期間が5月いっぱいで切れるということでございまして、6月からはどうするかということになりまして、このNPO法人が借り上げるということでございます。

 このNPO法人の名称は、尾張フィルムメイキングヘルパーズという名前のNPO法人でございます。設立総会を開かれましたので役員名簿とか予算案とか全部資料をいただきましたけれども、会員の予定は50名の予定にしております。もちろん年会費を1万2,000円ぐらいと定められておりますが、いろんなサポーター会員とか賛助会員とか、そういうことも採用するようでございます。ちなみにサポーター会員は年間費500円だそうでございます。そんなようなことで進めるということでございまして、平成23年度、平成24年度の2ヵ年の予算案といいますか、これは設立に伴いまして2年間の予算計画書を提出するということになっておるようでございまして、2年間の予算案が組まれております。大体1年間が112万円から120万円の予算規模で活動を始めるということでございます。

 せっかくのあれでございますので、どういう趣旨でこの取り組みをしてみえるかを、若干趣旨が書いてございますので、読ませていただきます。木曽川の扇状地に広がる尾張地区江南市において、現在の観光誘致・地域振興策を考えるに当たり、古き建物が建ち並ぶ古知野地区、布袋地区や木曽川畔の美しい自然環境、曼陀羅寺や報光寺等の寺社群歴史建造物、地元の武将にゆかりのある地域など、江南市は見直すべきたくさんの観光資源があります。それらをうまく活用し、映画の誘致を目的とする事業を開催することにより、過疎化した市街地の新たな見直しや地域住民の映画を通した芸術・文化への事業参加意欲を向上させ、意識変革を促し、地域の発展につなげるというのが設立の趣旨でございます。

 そんなようなことで、これを取り組んでいくために、まず江南市をPRする短いドラマをこれから早速作成するそうでございまして、このドラマを、名古屋市にございますフィルムコミッションという団体のところがあるそうでございます。これはオアシス21の中にあるそうでございますが、そこへ持っていきましてPRをこれから進めていくと。さらには、江南市を題材にした写真コンテストの実施や散策マップの作成も行うというようなことを計画しておられます。

 そんなようなことで、この事業の取り組みに対しましては実は解決しなきゃならん問題点もいっぱいございます。映画のロケを誘致した場合には、道路の占有などの警察の認可、市民への撮影場所の提供依頼と協力体制の確保、それから撮影に関してのボランティアの募集協力並びに活動協力、さらには周辺各市町村との連携、一宮市、稲沢市、津島市、丹羽郡、岩倉市など、その他、先ほど言った予算内容でいきますと110万円から120万円、これではできない部分もあります。できれば補助金があればなおいいなというようなことは言ってみえました。

 こんなような取り組みもありますが、いかがでしょうか、どんな御感想をお持ちですか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) まちづくり、今はロケ地ということのNPOでございますが、まちづくりに関するNPOの団体はたくさんこれ以外にございます。それで、NPOの方々がいろんな形でまちづくりにかかわっていただくというのは非常に大事なことだと思っておりますし、行政といたしましては地域まちづくり補助事業という支援策もございますので、そういったようなものを活用していただきながら、これは趣旨に合致した活動に対して補助するということでございますので、すべてが合致するわけではないとは思っておりますが、そういったような補助事業もございますので、活用しながらNPO法人としてまちづくりにかかわっていただきたいというふうに考えております。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。とにかく冒頭に言いましたように、やはりそういういろんな企画をしながら、その中でいかにマスメディアに乗せるか、PRするかということが大切だと思いますので、私の本心を言いますと、庁内の中にそういうことに取り組む部署といいますかグループといいますか、そういうものをできればトップダウンでも結構でございますが立ち上げていただいて、しっかりと取り組んでいただきたい。そしてこれから予測される都市間競争に勝ち抜いて、江南市ここにありということを全国に知らしめていただけるような取り組みをお願いしたいということを希望いたしまして、一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

     (拍手)



○副議長(野下達哉君) 11番、東 義喜さん。

     〔23番 東 義喜君 登壇〕



◆23番(東義喜君) 1番目の住民生活を支える交通体系の確立についてということで質問いたしますが、古い話で申しわけありませんが、大体平成6年とか平成7年当時もバス路線のないエリアのやはり交通体系をというような議論が出まして、あの当時は循環バスという言い方をしましたけど、そういう要望がたくさんありました。

 その中で、平成8年に試行運転をやった経緯があります。ただ、これは本当に試行とはとても言えるようなものではないなという私は印象を持っておったんですが、というのは、当時のバスの発着所の一番多いところで江南団地と、それから老人ホームのあるところの間を走らせるという試行運転でありまして、本当に乗らなかったのが実態でありました。確かにあの基幹を幾ら走らせても多分試行運転にはとてもならんだろうなという印象を持った記憶があるわけでありますけど、それがいろいろ変遷を通じて、江南市のいこまいCARというのが新しく平成14年からできまして現在に至っておるわけでありますけど、今回の議会に建設産業委員会の調査・研究の結果が出されました。基本的には、今後のことを考えていく上では、これに尽きるかなという思いがいたします。

 ただ、今回のその結果を出していただく中で、二、三ちょっとこちらの要望も含めて少し申し述べておきたいなという印象を持ったので、今回ちょっとこの通告をいたしました。

 この建設産業委員会の報告書は、皆さんもお手元に皆さん初日に配られたからお持ちだと思いますが、非常に分厚い、資料もたくさんつけていただいて非常に参考になる調査結果だと思うんですが、ただこの中で私自身が一番関心のある問題でありましたのは、いわゆる公共交通の充足地域図というのが資料の中で出されました。これは現在の市内のバス路線、あるいはいこまいCARの定期便、あるいは大口町のコミュニティーバスが江南駅と布袋駅に来ていますから、その沿線沿いの停留所にそれぞれ、これによりますと、半径500メートルで円を囲みますと、要はこのエリアであればいわゆる充足という判断の一つの指標だなという気はいたしました。

 ただちょっと思うのは、それを見ますと、500メートルでありますので、地図を見ますとほぼ7割方、江南市は十分公共交通が確保されておるような印象を受けざるを得ないんでありますが、もちろんそれはそういう短絡的なことではないと思いますが、ちょっと御意見を申し上げたかったのは、一つは、宮田町だとか後飛保町などがちゃんときちんと円に入っておるんですね。なぜ入るかといいますと、2本あるんですね、この宮田、後飛保には。一つは木曽川A線というのがありまして、川島町から江南団地を経由して江南駅に行くというバスがあります。これがこのエリアを走るんですね。これは一体どういう路線かといいますと、朝、川島町を出発して、2本あるそうです、江南駅まで来る。もう一つは、江南駅から川島町へ、夕方、帰るバスが2本走っておると。だから、朝、川島町から人を送ってきて、江南駅まで。夕方、要は江南駅を経由して帰る方を川島町へ送るというバス路線が走っておる。これが充足地域と言えるかなという私は印象を持ったという問題。

 もう一つは、一宮・宮田A線というのがありました。これは一宮市の駅から宮田の本郷、ちょうど宮田の駐在所があります。あれよりもうちょっと北のあたりにこのバスの発着所があって、そこから一宮市に向かっていくんですね。つまり江南市には向かってこない、この路線があります。この部分も、確かにバス停はありますから、そこを500メートルの円でくくられると、いかにもここに路線があるなというような印象を持つというものがありました。

 それからもう一つは大口町のコミュニティバス、これも見ますと、大口町の2ヵ所から江南市に入ってきますので、今市場を経由いたしまして尾崎町を経由して江南駅、ですから今市場の辺だとか尾崎の辺はこの500メートルの円でくくられると充足地域かと思われるような印象を持つ。

 それからもう一つは、布袋の駅に来るのは、布袋は、天王町あたりから少し下ってきて、ちょうど布袋の駅の東側の八剣社の前あたりを走って布袋の駅に来るわけでありますが、この路線にもありました。これも停留所が2ヵ所か3ヵ所ありますので、円をくくられると布袋の駅の東側も非常に充足されておるかというような印象を持つんですけど、これはしかし1日に4本でありますから2時間置きであります。ですから、1回乗りおくれれば4時間待つというバスですね。

 ですからこういう点でいくと、一つの考え方としては、もちろん現状走っていますから停留所があるということは確かに間違いありませんけど、その充足地域を見るという観点から見た場合、やはりもう少しきちんと実態に合うようなことも我々は今後考えていく必要があるなという印象を持ちました。

 それからもう一つは、これは500メートルの円でくくってあります。建設産業委員会の我々の議員向けの研修会が昨年11月4日に行われました。このときのテーマは、皆さん御記憶があるとおり、「地域交通システム」というテーマで研修会が行われました。これは中部大学の磯部さんという教授の方が講演をしていただきました。この方はもちろん江南市の幾つかの歴史的な経過も含めて研究していただいて、この方の空白地域の調査というのが部分的に出てきます、報告書の中に。この人の空白地域の考え方というのは、停留所から約250メートルのところを想定しています。

 私ども当議員団が1月に神奈川県海老名市の公共交通の視察に行ってまいりましたけど、ここでも停留所から大体300メートルから500メートルというのを空白地域を見る判断の基準にしていました。ですから、例えば江南市役所から郵便局の辺までが大体250メートルか300メートルぐらいあると思います。さらに500メートルというと、ちょうどガソリンスタンドのあるところ、周辺にはいろいろ焼肉屋さんとかあったりするんですけど、あの辺が大体500メートルという感じですから、やはり250メートルから300メートルぐらいのところが一つの停留所から見た場合の充足地域というのが基本かなという気がいたしました。

 そういう点で私が思うのは、今回のこの公共交通の調査結果にも述べられているとおりだと思うんでありますが、私どもが思うのは、やはり現在の基幹の路線バスがあります。そういったものにつなげるような形のコミュニティーバスというようなスタイルでやはり考えていくのも、これはそういう案が出ています、この調査結果の中にも。

 例えば、布袋の今はたまたま線路、布袋駅の東側のエリアの状況を少し話をいたしましたけど、その部分も含めてだそうでありますが、さらにもっと南ですよね、田代町とか小折だとか曽本だとかへ行けばそれこそないわけでありますから、こういうところが例えば布袋駅までのコミュニティーバスというような路線をつくるだとか、あるいはこの地図でも示されてみて全く空白だと思われるのが、いわゆる古知野東地域とか、小学校でいけばね。古知野北地域だとか、その辺が非常に空白地域というふうに出ています。

 もちろん私どもがこの間、生活交通を考える上で、いこまいCARの予約便ができました。基本的にはこの予約便で一定の空白地域は埋めることができるという思いはいたしました。ただ、これもなかなか、使い方にもよると思うんですが、例えば今紹介いたしましたような古知野北のエリア、和田とか勝佐とか山尻のエリアで、この部分の買い物に行くという場合は、ふだんよく行かれるのは扶桑町のイオンだそうであります。そうするとこれは扶桑町に入ってしまうもんですから、せっかくのいこまいCARがなかなか利用しづらいという声も寄せられました。

 そういう点でいくと、本当に全体の江南市の公共交通を考えていく上では、当然場合によっては、たまたま大口町が江南市の要請を受けて布袋や江南駅に入ってくるときに、停留所に要請を受けて停留してもらっています。こういうシステムをつくられていますように、一定のそういうような他市町との協力・協同のもとの一定の公共交通機関というものを考えていくことも必要かと思っておるんですけど、そういう点で問題は、この空白地域を示していただいたわけですから、本当にそれをどう埋めていくのかというところの、本当に市民の足を確保していく方向性をぜひこの調査結果に基づいて取り組んでいきたいという思いがいたしました。問題はいよいよこれからということになると思うんでありますが、ただ昨日もこの問題では御質問が出て、まあ出たばっかりですから、その調査結果がね。それを踏まえてということでありました。

 それで、本格的に、といいますのは、先ほど平成8年当時の紹介をいたしましたけど、あれから見ましても、やはり高齢化は進んでいます。これから、今は免許返上という方法もあって、自家用車を乗らなくなることも想定もします。そういった場合に、今はその当時から比べればいこまいCARなどができて一定の公共交通を市が確保していますけど、実際にはまだまだ、今紹介したような例を見ますと不十分さがまだ残されています。そういう点では、今、せっかくのドア・ツー・ドアのデマンド方式のタクシーと、やはりコミュニティーバスのような形式の今の基幹路線を生かしたコミュニティーバス、そういうものも市内の中にきちんと走らせるような計画、仕組みをぜひつくっていただきたいという思いでこの通告をいたしました。この問題について、現時点で考えてみえることをお聞きしたい。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 江南市の公共交通に対する考え方といたしましては、東議員もおっしゃいましたんですが、名鉄電車やバスが基幹となりまして、それを補完するものとして現在はいこまいCARの定期便や大口町のコミュニティーバスが運行されまして、さらにいこまいCAR予約便によりましてそれを補完する形をとっている現状であるというふうに認識をさせていただいております。今後は、先ほども東議員も触れていただきましたんですが、今定例会で配付をされました建設産業委員会の地域の公共交通の整備についての報告書を十分尊重いたしまして、江南市に合った公共交通機関のあり方について検討を進めてまいりたいと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆23番(東義喜君) 私も最初はデマンド方式で大体空白地域は対応できるかなという思いがあったんですよね。でもやはり実際いろんな方々の声を聞くと、先ほど紹介したような例ですよね。残念ながら市内というのは限定されますから、市のいこまいCARでありますのでね。そういう場合に、やっぱり住民のニーズにこたえていくためには、やはりいこまいCARのデマンド方式だけではまだまだちょっと不十分かなと。

 それともう一つは、以前は定期便で江南市をずうっと試行的にあちこちを走らせた例があるんですけど、もう一つは、やはり住民感情としましては、全く見知らぬ者同士がタクシーの相乗りというのはなかなか抵抗感があるという声がありまして、そういう点でいくと、気軽に、いこまいCARまでは乗れないけど、予約をせないかんですからね。でも、ちょっとやはり買い物に行きたい、病院に少し行くというときに、バス形式の空白地域を埋めるような方式の、一定の、タクシーだと限定もされますし、ひっついて乗らないかんですから、そういうものじゃなくて、やっぱりバススタイルの、コミュニティーバスという形式のものをぜひ検討いただきたいなという思いであります。

 先ほど部長さんがおっしゃったように、今回の建設産業委員会の調査結果は、そういうことを踏まえて、さまざまな前提も踏まえて、現在の現時点の状況も全部分析をしていただいて、それに基づいて、この内容からいけば、最終的には新たな交通手段の検討ということを提言していただいていますから、やはり先ほどのようなことをぜひまた加えていただいて、総合的な今後の、やはりまちづくりという観点も私はあると思うんですね、この公共交通というのは。やっぱり住民の方たちがどうその中で、この江南市内で元気よく生きていくのかという問題と、江南市のいろんな施設をどう配置していこうかということも関係してきますので、ぜひそういったことも踏まえた公共交通体系をお願いしたいと思います。

 二つ目に移ります。

 二つ目は、ごみ減量の啓発とプラスチック類などの資源ごみの収集方法の見直しについてということで通告いたしました。

 2市2町のごみ処理計画が今議論をされておる時期でありまして、方向としては2市2町でごみを処分していこうという流れであります。それを考えていく上では、やはり排出する各市町がどれだけごみを減らして、規模を小さくして、効率よくやはりそういうものを処理していくのかというのが大事だと思っていますし、それが要求されると思います。それがやはり経費的にも、どんどん燃やせばいいという形では大規模なものが要るわけでありますから、本当に各市町が協力し合って、燃やすごみを減らして、効率よく、そういう組合形式にするか、あるいはいろんな2市2町協同の事業をやっていくべきだと思っております。

 そういう中で、毎年毎年、清掃事業という概要が我々の手元には配られるわけでありますが、その中で、今後のやはりごみを減量していく、もちろん江南市はずうっとコウナン運動で57運動をやって、時々庁内放送でもごみの減量に協力のが流れます。そういう中で、やはりもっともっと我々も意識的に減量に取り組まなくちゃならんという思いが強いわけでありますが、現在、可燃ごみの状況は、我々がもらう資料でいけば、一応平成21年の合計でありますが、具体的に現在の可燃ごみの処理量が幾らぐらいになっておるか、ちょっと確認をしたいんでありますが。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 収集量ということでお答えさせていただきますが、可燃ごみの収集量でございますが、平成21年度の家庭系可燃ごみの量は1万5,228トンで、前年に比べまして約163トンの減少をいたしております。また、事業系可燃ごみ量は5,195トンでございまして、前年に比べまして47トンの減少をしておる、そんな状況でございます。



◆23番(東義喜君) 平成19年、平成20年、平成21年を見ましても、家庭系のごみ、可燃系のごみの収集量は、今、平成20年度と比較していただいて164トン減少しておりますとありましたが、平成19年から見てもまた平成20年は減少をしております。あるいはそういう流れで、江南市はまた事業系も平成19年、平成20年、平成21年を見ますとやはり減少して、非常に減らす方向に取り組んでもらっているなという印象を持ちます。

 あと今後、じゃあその可燃ごみを減らすときに一体どこに手をつけていくのかということがあると思うんでありますが、いつもいろんな資料でパンフレットで出されますが、では、肝心の可燃ごみのごみ袋に入る中身がありますね。いわゆる燃やすごみとして出されるわけです、市民の方から。それの一番直近の、私ども可燃ごみの中には一応台所のごみを入れる、生ものを入れるわけですが、それ以外にもいっぱい入ります。その可燃ごみ袋の中の組成分析というのをいつもしてもらうんですが、どういうものが実際にまじって、どの程度の割合なのかというのをちょっと確認したいんであります。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 平成21年度の可燃ごみの組成分析結果を申し上げたいと思いますが、その結果によりますと、紙類が38.4%、台所ごみで30.9%、木とか竹、わらなどで12.1%、プラスチック類で10.6%、布類が3.8%、不燃物1.8%、その他2.4%と、こんな状況でございます。



◆23番(東義喜君) 一般的に紙類という場合、組成分析上、紙類というふうに一くくりにされますが、紙類で何が多いかという分析はされていますか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) それはやっておりませんです。



◆23番(東義喜君) 今紹介したように、4割近いのは紙類ですよね。江南市は長年資源化に取り組んで、紙類は、私の自分の経験でもそうですけど、江南市はずうっと長年取り組んできて、新聞からいろんな段ボールから、あるいは雑誌から雑紙から、はがきでもプライバシーを守るということではがきのボックスも置いて、ありとあらゆる紙類について回収できるようになっています。それに、いわゆる資源ごみはステーションだけではなくて、例えば今は大型スーパーなどに業者がボックスを持ち込んで、そこへいつでも紙類だとか布類だとか、あるいは雑誌類も持ち込めるというスタイルがあります。これはあちこち今できてきました。あるいは新聞紙などは新聞店の方が意識的に月に1遍集めていただいておる回収もありますから、私は自分の経験からいきますと、そういうのを利用しますと、紙類を可燃ごみの袋に入れるというのがほとんどないんですね、正直言って。もちろん江南市のやり方というのは、名刺大以上のものは資源として扱いましょうという一つの基準を前からやっておるんですね、それよりも小さいものはしようがないだろうという形で。それでも、雑紙で出せるものはどんどん出しましょうという形でやってきています。

 だから、そういう点でいきますと、これは今後の課題だと思うんですね。紙類が4割近いんですけど、もちろん放送でも流してもらっていますし、今度はぜひこの紙類の、単に減らしましょうということの言い方ではなくて、紙の何が多いよということも、それなら多分再資源にはなりませんので、4割近くが全部ピン紙とは思えませんので。ぜひこれは今後の課題として、ぜひこの4割近い紙類のさらに細かい分析をしていただいて、もう少しどこかに手をつけようかというところもぜひお願いしたいと思います。

 きょうの本題はその部分ではなくて、先ほど紹介していただきました組成分析のプラスチック類であります。現在はプラスチック類といえば、大きくいって二つに分けています。いわゆる本体そのもの、例えばかばんとか靴だとか、そういうのは回収所でいけば青箱に入れていただく。それからもう一つは、容器包装類のプラスチック類を分けて、これはまた別枠で資源回収をしていただいております。

 一つは、私どもがいろいろアンケートをさせていただきますと、このプラスチック類というのは非常に最近多い。今は改善されまして、2週に1遍、資源回収が行われます。でも、2週間はとても持っておれないというのが結構ありまして、何とかもう少し、週に1遍ぐらいの回収にできないものかと。

 先ほどプラスチック類が可燃ごみの中に約10%ぐらいあるよという話をしましたけど、これはいろんなものが入っていると思います。プラスチック類といえども、例えばマヨネーズなんかのチューブでべとべとなものは燃やしてもらってもいいですよということでありますから、当然これは先ほどの10%の中へ入ってくるようなものですよね。ただ、容器包装類で、江南市は容器包装類の廃プラについては今2,000万円以上かけてこれを処理していますね。この処理の仕方というのは御承知のように中間処理でありますから、この回収したやつを中間処理場へ持っていって、そこで圧縮をしてやる作業までがこの処理。そこからさらにそれを再生品にしてもらうところに今は持ち込むわけですから、それはまた別の部分が要るわけでありますけど、この費用をかけてやっているわけでありますけど、先ほどの住民の方たちの声、やっぱり2週に1遍よりふやしてほしいなという声があるんですね。

 先ほど紹介したように、紙類についてはいろんなことで出せるんです。ところが、この廃プラ、容器包装類については、今の資源回収以外にあともう1ヵ所あります。旧清掃事務所で毎月第2・第3土曜日の午前中、ここへ持ち込みができます。ここは廃プラだけじゃなくて紙類もやれますし、いろんなほかの灰類なども持ち込めますけど、私はそこも利用しておって、家が近いせいもあるんでありますが、利用しておりますが、この資源回収の月2回のスタイルから、容器包装のなかなかため込んでおけないというところ、場合によっては可燃ごみに出されるよりもぜひ収集を区分けしていただきたいという思いがありますから、そういう回数をふやすことについてはどうでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 現行月2回のものをもう少しふやしたらどうかということでございます。

 市では、既にプラスチック製の包装容器類とか紙類、プランターの土の収集を、旧清掃事務所でございますが、これで月2回、第2・第3土曜日の午前中に行っております。これは御指摘のような市民要望におこたえをして平成20年4月から現行の方法で試行してやっておるところでございまして、一定の改善はなされておるのかなというふうに思っております。ちなみに、平成20年度には424名の方が、平成21年度には724人の方が、平成22年度には現在まで994人の方が持ってきていただいておりまして、一定の改善はされているかなとは思っておるところでございます。

 しかしながら、分別を徹底して可燃ごみをさらに減らすには、プラスチック製の容器包装類の収集の見直しも必要かと思っております。このため、収集運搬経費の増加を最小限に抑えるとともに、市民の皆様の利便性が向上して、より分別が徹底しやすい収集体制の確立に向けてよく検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆23番(東義喜君) 本来の流れでいけば、本来は事業者責任というのが基本でありまして、事業者が本来ちゃんと回収をして、事業者が処理をするというのが基本だと思います。ところが、日本は残念なことに、そうなっていないんですよね。先ほど紹介したように、容器包装類も法律上はそうやって今は燃やせないとかやっていますから、あくまでもリサイクルになっています。

 やり方は、先ほど紹介したように、江南市は中間処理業者に持ち込んで、そこから別の業者へ持ち込んでもらって、そこでこの廃プラを使った材料で製品に変えておると。それで、この製品をつくっておるところに国として企業から費用をもらってそこへ拠出をするというスタイルなんですね。だから、事業者は要は金だけ出して、あとしかし収集・回収は地方自治体任せというやり方なんですよね。これをもっと本当は改善する必要が私は根本的にあると思うんですけど、ただ今のように、現状、地方自治体が請け負わざるを得ない中で、極力どうごみを減らすか。

 それで、先ほど紹介しました廃プラにつきまして、2年前からこの資源化率が高いところにお金が返ってきています。江南市は昨年は1,000万円ぐらいでしたかね。



◎生活産業部長(奥村哲司君) ちょっと手元に資料はございませんですが、約1,200万円程度だと思います。



◆23番(東義喜君) そうですね。だから、2,000万円かけておるんですけど、1,200万円ぐらいがいわゆる全体の法律の中で事業者が出しておるお金の中から返ってくるんですね、その資源化率がいいということであれば。ですから、江南市で気をつけるというふうによく出るのは、廃プラの容器包装類に極力べとべとしたものをまぜないようにだとか、そこにちゃんと容器包装を入れてほしいといってよく指導するのはそういうことですね。それが悪いとこれは返ってこないんですね、変な話ですけどね。そういう形で、ぜひ今ありましたように、当然1コース収集回数をふやせば金がかかるわけでありますから、そこのところはどう見直すかということも含めてぜひ検討していただきたいなという思いがあります。

 もう一つ、表題には、ごみ減量の啓発というのを先に書きました。

 当然こういったことも含めて、今、江南市はさまざまな減量のための運動をやっていただいております。その中には、江南市はこれまでも、この事業概要などを見ましても幾つかのテーマで取り組んできてもらっていますし、実際には、皆さんも御記憶があるかと思いますが、江南市はいわゆるビデオをつくって、この間、市民向けのこうした分別の啓発活動をやっています。紹介いたしますと、でもこれは、一番新しい「チャレンジ江南〜循環型社会を目指して」というタイトルのビデオは平成14年の7月につくられたものであります。もう一つ、改訂版で平成15年に「トンボのメガネ」というタイトルのビデオもつくられておりますが、ただ平成14年、平成15年でありますから7年ぐらい前になるわけですね。

 そういう点で、今こういう啓発をやっていただいておりますが、前からいろんな意見がありまして、一つは、こういったビデオそのものがもう少し新しくできないのかという声だとか、もっともっと啓発の中身を充実させるような取り組みもしていただけないかという声があります。この辺で、今後、ビデオの問題だとか啓発用のいろんな資料などの充実についてぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思いますが、どうでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 現在、ごみ減量の啓発運動といたしましては、ビデオ、チラシなどを利用した地区説明会、団体の説明会でありますとか、夏休みの児童・生徒への環境教育を目的といたしました親子ごみ教室、また焼却場、埋立場、リサイクル工場などの施設見学などを随時行っておるところでございます。このような啓発活動には、ごみ減量啓発ビデオや各種の資料を活用させていただいておるところでございます。

 また、今議員の御指摘がございましたが、以前からビデオを改訂してはどうかとの御意見をいただいておるところでございますが、分別の内容に変更があった場合には、新たに制作することを検討したいと思っておるところでございます。

 なお、市民の皆様には、ごみ分別やリサイクルをより理解していただけるような、わかりやすいチラシや資料を作成してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆23番(東義喜君) ビデオは、例えば初めて江南市に来られて、例えば江南市の分別スタイルだとか、江南市のそういう循環型社会の目指し方とか、そういうものは非常にわかりやすい内容だと思います。ただ、資料の問題、今言ったデータの問題だとか、先ほど紹介したように平成14年、平成15年の完成品でありますから、それ以降はいろんな新しいものが出てきますよね、なかなか我々では想像つかないようなものも含めて。そういう場合のことも出てきますし、あるいはデータ的に古くなっている部分もありますから、そういうところはやっぱり充実させるという方向でぜひ取り組んでいただきたいなという思いがあります。

 先ほど紹介いたしましたように、容器包装類については、ぜひ財政的な問題もよく検討していただいて、本当に市民の方が出しやすいような、分別に協力できるような、分別しなさい、しなさいと言っておいて出せるところがなければいかんわけでありますから、ぜひそういうフォローができるような体制をぜひつくっていただきたいと思います。

 次の問題に行きます。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 先ほど約と申し上げましたんですが、容器包装類再商品化合理化拠出金でございますが、平成21年度の決算で1,371万9,581円でございますので、よろしくお願いいたします。



◆23番(東義喜君) わかりました。

 3番目の問題は、学童保育の問題で、これも昨日出ました。4年生から6年生も対象にしてはどうだということでありまして、無理だと言っていましたけど、無理な理由は何でしたか。



◎健康福祉部長(滝正直君) これは、実は厚生労働省から示されました放課後児童クラブガイドラインというのがございまして、子供が生活するスペースを児童1人当たりおおむね1.65平方メートル以上の面積を確保されていることが望ましいとされておりまして、その基準に基づいて現在定員を設定しているところでございます。待機児童を出さないということを最優先に考えておりまして、この基準を超える児童数を可能な限り受け入れているという状況でありまして、小学校1年生から3年生までを現在受け入れているところでございます。



◆23番(東義喜君) 先ほど部長さんがおっしゃったように、きのう、1人当たり1.65平方メートルの面積が要りますよと。それで換算して、使う部屋の大きさから、逆割りですよね、部屋の大きさがあれば、1.65平方メートルあって何人よという定員を設けておると。ですから、例えば布袋は今、昔は交通児童遊園でしたが、布袋小学校でやっていますので、ここは面積が一定あるもんですから60名定員だとか、そういうふうにいろいろ分かれてくるわけでありますね。あるいは古知野児童館だと50名という、いろいろ広さによって定員が違うんですね。

 今部長さんがおっしゃったように、基本的には待機児童を出さないという言い方はどういうことかといいますと、例えば今一番上の布袋は紹介いたしましたから、布袋は定員60名なんですけど、在籍数というのは一番直近で、1月末現在でありますけど、75名と。75人受け入れるんですよ、江南市はね。定員は60名ですけど、申し込みがあれば受ける。それが先ほどの待機児童ゼロという意味です。一応申し込みがあれば基本的には1年生から3年生は受けますよということです。

 ですから、紹介いたしますと、江南市は全部で10施設の小学校がありますから436名の定員なんでありますけど、今のような言い方をいたしました集計564名は一応受け入れますというふうになって、登録はしてあるということであります。

 ここで、なぜこんなに受け入れるんだという話でありますよね。定員60名で75名も受けていいのかという話でありますけど、実際の出席状況を見ますと、例えば一番上の布袋小学校を紹介いたしますと、月曜日から金曜日、ふだんの学校のある日ですね、週5日制でありますから。ここの平均の出席率は42名なんですね。ですから、60名定員でも、42名ですから十分受けられますねという意味です。あるいは古知野児童館は50名でありますけど、39名ということ。全体を見ますと、先ほど全体を言いました。定員が436名で、受け入れて一応申し込みを受けて全部在籍で登録していますのは564名ですが、先ほど紹介した月曜日から金曜日の平均の出席状況は310人であります。ですから、在籍数で割れば55%ぐらいですから、受け入れてもいいよということで受けています。にもかかわらず、私から言わせると、あきがあるんじゃないのという言い方をしたいわけですね。受け入れておるんだからねという話ですよね。

 ところが、いろいろ資料をやってもらったところ、もう一つこういうデータもあります。定員に対して最高、ある瞬間、一番多いときの人数、一番多いときと思われるのはまず学校が終わったすぐぐらいね。だだーっと来て、大体4時に帰る子もおれば5時に帰る子もおるよと、迎えに来ますからね。というのがありますから、一番多いと多分想定されるのが終了後の時間帯。資料を見ますと、古知野児童館50名定員で53人ということ、例えばね。あるいは宮田児童館40名ですけど47名だとか、あるいは古知野西44名ですが46名、あるいは門弟山32名ですけど38名というのが、瞬間的には確かに定員を超えるところがあるんですね、現実には。

 ただ、アンバランスなんですよね。現在の、ことし私どもが市からいただきます、「学校教育」「社会教育」という雑誌をいただきますが、平成22年度のを見ますと、5月1日の生徒数で見ますと、例えば布袋だと798人で60名の定員ですけど、宮田児童館、宮田小学校は810人見えるんですけど、児童館ですから定員が40名なんですよね、こういう現状もあります。あるいは例えば布袋の北などを見ますと、これは450人の在籍数、生徒数ですけど、定員56名の部屋なんですね。宮田が810人もおって40名の定員の部屋しかないとかね。あるいは布袋北あたりと同じぐらいの規模の門弟山小学校を紹介しますと、462名の生徒数、ここは32名ですね。片や布袋北のように56名を持っておっても、同じぐらいの人数で門弟山になると32名に減ってしまうという施設の状況なんですね。

 多くのところは、対象はもともと江南市は児童館でやっておった学童保育を学校でやるようになって広げてきました。門弟山が32名で、先ほど紹介いたしました平均出席率を言いますと、ここは何と平均出席率は31人ですから、平均でかつかつというところなんですね。私が思うのは、もう一つあるんです。宮田です。ここも小さいところ。宮田も平均出席率が38名ですから、ここも平均でもほぼ満杯に近い状態ですね、定員に対してね。この2ヵ所は非常に厳しいねという思いがいたしました。でも、先ほど紹介したように全体としては約55%ぐらいの出席状況でありますから、施設全体を見た場合ね。本来は余裕があるんではないかという思いがしました。

 それで、門弟山の場合は、もう一つ紹介しておきますと、学校のこれは平成19年当時の普通教室の数をデータとしてもらったんですね。これはなぜもらったかというと、平成24年までにどこの学校で部屋が足りなくなるぞといって、例えば、御記憶があると思うんですが、古知野西小学校はプレハブをつくりました、2部屋ね。これは小学校の部屋が足らなくなるということを想定して、平成20年度は部屋が一つ足りなくなる、平成21年度は二つ足りなくなるといって予測をしました。だから、もともと古知野西小学校はプレハブでやっておったんですね、学童保育というのは。希望者がふえて、体育館の部屋をもう一つ使って、ここは2ヵ所でやっています、古知野西小学校は。希望が多いわけですからね。

 もう一つ、一番問題は門弟山なんですね。先ほど紹介したように、定員にかつかつの平均で31名。ここはしかし残念ながら、体育館の部屋を使っておるんですが、学校はどうかといいますと、門弟山小学校の教室の状況を見ますと、この平成19年当時の資料を見ますと、平成21年度は部屋が一つ足りません、学級数に対して。それから平成22年、ことしは二つ足りませんとなっています。来年度は一つ足りません。どうやってやっておるんだということで前に見に行ったら特別教室かなんかを使って授業をやっておるというのがありましたけど、それぐらい今は満杯です、門弟山小学校は。これはまた別の問題ですけど、データとしてはそういう状況のある中で、非常に厳しい状況で、門弟山の場合に学校の教室は使えません。体育館しか使えない現状があります。しかし、全体の平均が約55%、約6割弱でありますので、もう一つ、子供たちの授業時間はどういうことかといいますと、文部科学省の基本の時間数で言いますと、小学校1年生というのは週25時間、5日制ですから、つまり5時間授業ですね。1日5時間ですと昼から1時間あるだけね。早いんです。2年生になると26時間になるそうです。そうすると、これは週に1回だけ6時間目がある。それから3年生から27時間、そうすると2回あります。じゃあ4年生はどうかというと28時間、ですから週3日6時間目があるということです。あと5年、6年は同じ28時間、ただし、4年生からはクラブ活動があったりだとか、5年生からは外国語の授業なんかもふえてくるそうでありますから、単純にそんな6時間目で終わるとは限らないそうでありますが、きのうの鈴木議員さんの質問に対して答えておったように、1年生、2年生は大体200人ぐらいだという話で、これが3年になると半分に減るんですよね。4年になるともっと減るんじゃないかなという気がいたします。

 そういう点でいくと、私は、確かに今の門弟山小学校だけを見ますと非常に厳しい状況でありますが、しかし、ほかの全体の市民要望、全市的にこたえていくためには何とか努力していただいて、やっぱり4年生以上も、せめて4年生だけでも希望があれば受け入れてはどうかという思いがありますが、その辺はどうでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 今いろいろと御指摘をいただきました学童保育につきましては、平成21年度の年間利用率、先ほどおっしゃられたように、利用率が7割を切る施設が実は5施設ございます。こういった施設につきましては、学童保育の対象年齢を小学校4年生まで引き上げても受け入れることが可能かと思います。逆に、御指摘がありました宮田学童とか門弟山学童につきましては、もう90%を超えております。この二つの施設については難しい状況であると言えると思います。

 そして、学童保育の対象年齢の引き上げにつきましては、可能な施設から順次実施していくということは、利用者に公平・平等に行政サービスを提供するという観点から考えますと、すべての施設で対象年齢の引き上げを実施できる方法を検討していくべきではないかというふうに現在のところは考えております。



◆23番(東義喜君) 先ほど学校の教室の状況もちょっとそういう現状があることを紹介いたしましたけど、単にこれは、この間ずうっと学校、今年度も藤里の空き教室を使ってあそこを学童に切りかえるという話になっていますけど、そういう形や施設全体のことも含めて、私どもから言わせれば、前はもともとなかったところを、どんどん努力していただく中で、いろんなことを考えて要求にこたえていただきました。そういう点でいけば、今、全体を見れば先ほどのような状況です。もう少し工夫をしていただいて、私は十分可能性があるんではないかと。

 もともと古知野西も、先ほど紹介したように、最初からあそこはプレハブをつくって学童保育をやった例もあります。そうやってやってきたんですよ、現実にはね。だから、それはやっぱりそういう保護者の要望にこたえて対応してきたわけでありますから、そういう方向性の努力を、先ほどは部長さんから今の利用状況から見れば十分可能性があるところはたくさんありますという話が出ました。ですから、そうでない厳しいところについての検討も加えていただいて、やはりそういう要望がありますから、やっぱり今はこういう安心・安全といいましょうか、やっぱり不安になる、保護者の方だとね。どうしてもやはり、希望があれば、そういう施設できちんと子供を見守っていただきたいということがあるわけでありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次の問題に移ります。

 これはちょっと簡単にお聞きをします。浸水対策ということで簡単にお聞きをするんです。

 浸水対策の問題は何かといいますと、この間、総合治水計画などで江南市全体の浸水問題についていろいろやってきたわけでありますけど、ここは私の地元の方の浸水対策であります。

 般若用水は、私の地元に昔は津島ガスというのがありまして、そこは更地になっていますけど、そのすぐ西側に一定の住宅があって、すぐその横が般若用水が流れておるところでありまして、ここが、当然、雨の降り方によりますよ。今の雨の降り方は地域的に地域を選んで降る場合もありますから必ずしもそことは限りませんけど、般若用水がこの間ずうっと整備をされまして、桃源のあたりは今はボックスカルバートになっちゃって、あそこから一気に下流に流れてきます。その勢いもあって、ちょうど私どものおる先ほど言った津島ガスの西側からさらに下流へ行くと平和堂の間を通っていくわけでありますが、あの一帯は大変集中豪雨のときに浸水の被害を受けます。

 それで、昨年この問題について質問があったときに、とりあえず一度その西側の部分の、床下浸水という被害も出ているわけでありますので、一度とりあえず対策の一環として、用水からすぐに道路から家が建っていますので、その用水の両サイドに、片側ですね、住居がある側の方に土のうを積んで、洪水のときにそこがあふれるから浸水に遭うのか、逆に土のうを積んでおいてふさいであげれば例えば盛り上がってこないからならないかという話があって……。

     〔他に発言する者あり〕



◆23番(東義喜君) (続)もっともであるんです。逆にいっぱいだから本来そこへ流れ込まないというのがある。問題は、その対策をしていただきました。一つは、その効果はどうだったかというのを確認したい。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 土のうを積みました後に雨が大量に降ることがございませんので、今のところ。その効果のほどは把握していないのが現状でございます。今後、大雨が降りましたときには、その効果を検証していきたいと考えております。



◆23番(東義喜君) 幸か不幸かといいましょうか、雨が降らなくてよかったんでありますけど、それで、今も議場から出ましたよね、そんなのそこだけでどうなのという話。当然ですよね。

 それで、その問題を解決していただきたい一つの方策といたしまして、ただ、あそこは地理的には低まっておるんですよ、やっぱりその部分はね。それは全市的に見ても、やっぱり低いところに集まってきますから、水というのは。結局、般若用水に大体あの辺のエリアは全部どこかで流れ込むんですから、般若用水が満杯になれば結局は流れ込まなくなって側溝からあふれ出すわけでありまして、市役所から西へ行く道が今は看板が出ていますでしょう、浸水時には御注意をといって。そういう看板がいっぱい立っていますね、江南市内には。そういう冠水する道路のところにね。

 それで、その私どもの方の被害のある地域、あるいは今の市役所から来る西の方の冠水する道路の問題を解決する上で、前々から私は、大間児童公園のところにぜひ貯留槽をつくっていただくと、あの一帯の排水を少しは抑制できるんじゃないかと前々から言ってきたんです。どういうわけか、この第3次治水計画にはこれが入っていないんでありますけど。ただ効果的には、あの辺のエリアはもちろんどういう流れがあるかということも見ないといけませんよ。ただ、あの辺の一帯の、今の道路冠水になる部分も含めてですよ、大間公園の土地を、あれは市の土地でありますから、活用して貯留槽をというのは前から言っておって、そういう解決方法にそろそろ動いていただけないかという思いがありまして、どうでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) (仮称)大間公園自体の最終的な利用方法がいまだ決定がされておりませんので、今議員がおっしゃるそういう御指摘の案ですね、あそこに貯留槽をつくっていくという案も治水対策の一つの手段だというふうにとらえまして、まだまだいろんな多方面から考えていかなきゃいけないことですし、排水のエリアなんかもどうだということもありますし、その辺のところをまず多面的に検討してまいりたいと思います。



◆23番(東義喜君) 総合的な問題でありますからね。今、活用方法がついに決まらない。いまだに仮称、もう20年。ついに仮称のまま終わるのかという印象はいたしますけど、あそこの公園は。ぜひ施設の有効活用ということも考えた場合、いつまでたっても仮称というのはいかがなものかという気がいたします。せっかくのあれだけの、もちろん今は一定の公園になっていますよ。公園になっていますからもちろんきれいにはなっておるわけですけど、もともとあの公園そのものをもっと充実させてはどうかというときも、いや、まだだめだと言われて、仮称だからいかんと言われて抵抗に遭いました。そういう点でいけば、その辺のところはぜひ、多面的な方向での浸水・排水問題については検討をしていただくということですから、ぜひそういう方向で一つの方策として入れていただいてお願いをしたいと思います。

 最後の、もうちょっと時間になりましたけど、予算の大綱について通告をいたしました。

 基本的には予算全体のことが触れられておりますので、予算のところの審議でも部分的にはできるかと思いますので、その前提になるところをちょっと確認しておきたいのは、予算の大綱の私どもに配付をされました市長さんの大綱の文面を見ますと、2ページに一定の方向性が示されています。

 少し紹介いたしますと、皆さんのお手元にあるわけでありますが、江南市戦略計画第1次改訂基本計画、これは全員協議会でも行われて、住民説明会も行われました。これがそのことでありますね。この計画に基づいて、市民協働の推進、それから安心・安全に暮らせる環境づくり、子育て支援、次世代を担う人材育成、市民生活に直結する都市生活基盤の整備の四つの重点戦略を基本方針として予算編成に努めましたというふうに出てきます。

 お聞きをしたいのは、この四つの重点戦略というのは、我々が全員協議会でお示しをされたときだとか、そのときはそういう話じゃなかったような気がしておったんですね、この四つの重点戦略というのはね。これは一体どこで出てきたのかという話であります。それをまず確認しておきます。



◎経営企画部長(大島茂樹君) この四つの重点戦略でございますけど、戦略計画の前期、中期、後期の計画期間ごとに、部門の戦略計画の部課の経営方針、それから実行計画を策定するに当たりまして、市全体の方向性を示す市長の経営方針というものを策定しております。その中で特に重点的に取り組むものを重点戦略として位置づけているものでございまして、今回の四つの重点戦略と申しますのは、御承知のとおり戦略計画は地域経営と行政経営という二つの機能を持つ計画でございますが、その基本構想の中で重要な戦略として位置づけられております地域経営を推進するための市民協働の推進、それと一方では行政経営において特に重点的に取り組む戦略として八つの項目を掲げておりますが、昨年4月から5月に行いました市民満足度調査の結果の中で今後の取り組みが重要であると考えられた割合の高いもの、その三つを重点戦略としたということでございます。



◆23番(東義喜君) 経営改革プランで、先ほど部長さんが、八つの重点取り組み事項が行政経営の分野でありますと。ただ、こういうくくり方を特にした、本来は八つの中から、じゃあ逆に、八つの中からこの三つを選んだという意味ではないんでしょう。問題は、この三つに絞られた背景は一体どこにあったのかということなんですけど。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 先ほど申しました、市民満足度調査の中で割合の高い、市民がこれは重要だという割合の高いものを三つ抽出したということでございます。それともう一つは、地域経営の中の一つ、地域経営で推進していく市民協働の推進というのを含めて四つの重点戦略としたということでございまして、その八つの重点戦略と申しますのは、戦略計画、江南市戦略計画の中にうたわれておるものでございます。



◆23番(東義喜君) 満足度調査というのは、住民説明会のときに我々もパンフレットをいただきましたけど、あのときの調査の内容というのは、いわゆる満足度ですから「満足」あるいは「どちらかといえば満足」だとか、あるいは「普通」だとか「だめ」だとかいうようなものですよね。その中で今の重点的にこういうものの要望が強いと絞り込まれるようなアンケートもあったんですか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) はい、そのようなアンケートもさせていただきました。



◆23番(東義喜君) この中にね。これには紹介はされていないということね、この中にはね。これには出てこないけど、そういう別の調査もあったということですね。

 もうちょっと時間がなくなりましたけど、あとこの問題は、この四つに絞られたところで、あと何が該当するのかというふうに質問をしてあるんですが、ちょっと時間がありませんので、また別の議案質疑のところでもまた聞けますから、そこで聞きます。終わります。



○副議長(野下達哉君) 暫時休憩いたします。

     午後2時46分 休憩

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     午後3時02分 開議



○議長(岩田一洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 12番、森 ケイ子さん。

     〔24番 森 ケイ子君 登壇〕



◆24番(森ケイ子君) ちょっと通告の順位を変えまして質問させていただきます。今期最後の一般質問ということでありますが、ぜひ6月議会もまたやれることができるように頑張っていきたいと思います。

 それでは、予算案の大綱について二、三伺いたいと思います。

 この予算案の大綱では、1ページのところで、国では政権交代により、地域主権改革として、住民に身近な行政は地方公共団体が自主的かつ総合的に広く担うようにすること、地域住民がみずからの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができるようにすることの二つの観点が盛り込まれた地域主権戦略大綱が昨年閣議決定され、あわせて地方自治法改正案が今国会で審議をされておりますと述べております。

 この前段で述べられている二つの観点とあわせてもう一つ、この戦略大綱の中では国と地方の役割分担ということで、国は地方が今述べた内容に加えて、国は国際社会における国家としての存立にかかわる事務を初めとする本来果たすべき役割を重点的に担えるようにするというふうに述べて、逆に言えば、国が本来担うべき憲法で定められた国民の最低限度の生活を保障していく、そうした一番政治としての根幹にかかわる問題をこの地方、地域におろすというか、全部渡してしまって、その本来の責任放棄という内容もこの中には含まれております。

 さらに、二元代表制を否定するような議院内閣制の検討ですとか、社会保障の最低基準、福祉施設での安全基準ですとか、定員の基準だとか、そういうものを取り払ってしまって、民間の企業がどんどんそういう福祉分野に参入しやすくするような内容。あるいは、ひもつき補助金の排除という名のもとに一括交付金と称して本来の国の責任をあいまいにする。総額を減らして実際には地方の格差が拡大をする、こうした内容も盛り込まれております。

 こうした問題については今回は全く触れられないまま、地域主権改革が推進されている中で江南市としての方向づけがされているわけでありますけれども、こうした動きに対してどのような見解を持っておられるのか、伺っておきたいと思います。



◎市長(堀元君) 現在国が進めております地域主権改革、これは、住民に身近な行政は地方自治体が自主的かつ総合的に広く担うようにするとともに、地域のまさに市民がみずからの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができるようにするためということでございます。また昨年6月に、今後の地域主権改革を推進するため、地域主権戦略大綱が閣議決定されました。その取り組み方針が明らかにされたところで現在あります。しかしながら、その詳細につきましてはまだ明確になっていない部分が多いということでございます。

 今後の国の動向、政局がいろいろ取りざたされておりますけれども、その動向に注意しまして、地方の実情に合った、この江南市に合った真の分権社会の構築、このようなことにつきまして適切な対応をしてまいりたいというふうに思っております。

 先ほども議員が言われました、地方交付税、一括というような形で来るわけでございますが、大変これも実は江南市といたしましては非常に困っている状況でございます。どこにどれだけ幾らそれに対して補助があるかというのがさっぱりわからんわけでございまして、非常に困っているという状況でございます。よろしくお願いをしたいと思います。



◆24番(森ケイ子君) とにかく市町村は一番住民に密着した地方公共団体であります。そうした基礎自治体としての役割がしっかりと果たせるように、こうした動向に対してもしっかりと把握をし、批判的な面をしっかりと持って、言うべきことは言っていくというスタンスが必要だというふうに思っております。

 二つ目に、経営改革プランによる、大綱では12ページになりますけれども、具体的には、スリム化した市役所が行政サービスの質を高め、新しい時代の要請にこたえるため、江南市経営改革プランによる経営の改革に取り組んでまいりますということで、何点か述べられております。

 先日、全員協議会でこの内容の説明もあったわけでありますけれども、もともと行政を経営、市民を顧客としてとらえるNPMの考え方については私は基本的に反対ですし、どうしてもついていけないというものもあるわけであります。その一つ一つについてきょう議論をする時間はないわけでありますけれども、この経営改革プランの中で、先ほども東議員がちょっと指摘をしておりました、八つの重点取り組み事項というのがあります。この八つの重点事項の中で、特に人と組織の活性化、そして持続可能な財政基盤の確立の中の幾つかの問題について伺い、よりよい市民サービスの提供という中で民営化ですとか指定管理者制度の問題が取り上げられているわけですけれども、時間の関係上これは議案質疑の中でまた、具体的な問題でありますので、議案質疑の中で伺っていきたいと思います。

 まず最初に、人と組織の活性化という点で、この行動計画の4ページに定員の適正管理ということで平成25年度までの具体的な数値が示されております。既に、この前段で述べられているように、集中改革プランの中で目標を上回る110人の削減が行われて、国が示している基準をはるかにオーバーして定員の削減が行われてきた。その上でさらに削減をするということでありますので、ちょっと見過ごすわけにはいかないなということで質問をいたします。

 一つは、事務職が24人、25人と、それぞれ1人減ということになっております。そして平成23年度は労務職が3人、平成25年で労務職1人ということでありまして、労務職については原則として退職者不補充とするということで、労務職は定年などでやめていかれるとその後は補充しませんということであります。この退職者について、まず内容を説明していただきたいと思います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) まず事務職でございますが、これは電算業務の再構築化ということを予定しておりまして、そのことで平成24年度と平成25年度に1人ずつ減員を計画しております。それから労務職につきましては、平成23年度は3人の減員ということでございまして、内訳は環境整備員が1人、給食調理員が2人でございます。平成25年度は給食調理員が1人の減員という状況でございます。



◆24番(森ケイ子君) その結果ですけれども、給食センター、あるいは保育園の給食現場が一体どうなっているのかということについてわかりますか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) ちょっとその構成は今手元にございませんのでお答えできません。



◆24番(森ケイ子君) ちょっと私が事前に聞いた内容で、もし間違っていれば直接担当の方で訂正をしていただければ結構ですけれども、給食センターについては、50人に対して正規職員が20人、パートあるいは臨時さんが30人ということで、既に正規職員を非正規職員の方が上回っている。かつてパートの採用を給食センターが導入したときには、前にもここで言ったことがありますけれども、3割までに抑えると、パート職員については。こういうことがやられてきたわけですけれども、集中改革プランの中でその原則は取り払ってしまって、もう退職者不補充ということで、今、定年ですとか、あるいは自己都合でやめられた後が補充がされないということで、逆に非正規が職場の60%を占めるという状況になっています。

 保育園は、17の保育園で実質正規職員が21人、そしてパートと臨時の方を含めて36人ということであります。36人というのは、実際には2人で1人の仕事をされるということでありますから18、単純にはそういかないかもしれませんけれども、そういうことで、一つの保育園で正職の方とパートさんと実際には2人、プラス加配のあるところもあるわけですけれども、そういう状況に今なっているわけです。だから、単純にパートさんの仕事がいわゆる補佐的というか、正規の職員の仕事を補完するとかいうことではなくて、完全に一つのスタッフとして組み込まれて仕事がされている。給料は全然違うわけですけれども、そういうことになっているわけですね。

 それで、特に給食センター、保育園でもそうですけれども、限られた時間の中で、何時までに給食をつくって出さなきゃいけないという非常に厳しい環境の中で、チームワークですとか、あるいは職場の安全管理だとか、そういうことからいくと本当にチームワークだとかそういうことが必要ですし、経験、熟練、そういうものが試されるわけですけれども、半数以上が非正規、パートさんや臨時さんになってしまって、本当にこれで職場の安全だとかいうものが保障されるのか、子供たちに安全な食事を提供するそうした環境が保たれるのか、大変危惧をいたしております。私はこの退職者不補充という方針はやはり見直すといいますか、撤回すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 平成23年度からの経営改革プランにおきましても、官民の役割分担の原則に基づきまして、引き続きアウトソーシングなどを行って効率的な運営を行っていくということにしております。それで、このような考え方をとらえた中で、給食調理員の退職者の不補充につきましては、これはこれまでも御質問いただいておりまして答弁をさせていただいておりますが、給食センターの民間委託または指定管理者制度という方針につきましては、これはまだそういう方針を持っております。そういったようなことから、その移行などを見据える中で退職者の採用を見送るということにしておりますので、よろしくお願いいたします。



◆24番(森ケイ子君) 指定管については問題ありということで本来結論が出ていることだというふうに思います。このまま不補充という形で、さらにこの割合が、既に今逆転しているわけですけれども、非正規の割合がどんどんふえていくというようなことになったら、実際の職場の安全だとか、さっき言った子供たちに安全な給食を用意する、そこにも支障を来すことになるのではないか、そのことを申し上げておきたいと思います。

 もう1点、その非正規の問題で、市民サービス課の窓口でありますけれども、先日も、特にこの3月、4月というのは市民サービス課に来られる市民の方の数が非常に多いわけで、ずうっと並んでしまって課長さんも窓口に出てきて一緒に対応されておりましたけれども、実際に必要な人員が何人で、現在配属されている正職とパートの割合はどういうふうになっていますか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 市民サービス課の窓口グループの職員体制でございますが、正職員はグループリーダーを初め4名で、パート職員4名を含めて計8人の職員体制となっております。



◆24番(森ケイ子君) しかし、実際にはこの4名のうちリーダーを除いては、さまざまな事情で、病気であったり、育児休暇のさなかであったり、あるいは育休明けの短時間勤務であったりということで、ここの部分も臨時さんで対応していると。こんな人事管理が許されるのかということですけれども、実際には今その8人の中で正職の方はリーダー1人ですよ。こういうときには一定の対応がされなきゃいけないんじゃないんですか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 今のは窓口グループの職員体制でございまして、窓口グループとしましては正規職員は4名、それからパート職員は4名、それで市民サービス課の中の他のグループの中には、育児休業中の職員の対応をするための臨時職員とか、休職中の職員もおりますので、その職員に対する臨時職員またパート職員がおりますが、窓口グループにつきましては8名で、4名が正規職員、4名がパート職員という体制で行っております。



◆24番(森ケイ子君) ですから、その4名のうち、全員が今じゃあ窓口に出ていますか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 今議員が御指摘をされましたように、正職員のうち育児休業が1人、育児短時間勤務中の職員が1人と、それから病気休業中の職員がございまして臨時で対応させていただいておりますが、全員窓口の方へ出ております。



◆24番(森ケイ子君) そういう実態ですよ。この繁忙期に本当に大変だし、一番個人の秘密、個人情報だとかそういうことがいろいろ問題になっているときに、全部非正規の方が窓口で対応されていると。その方の責任という問題を私は今取り上げていることではないんで、それぞれ皆さん一生懸命仕事をされている。そのことを問題にしているわけではありませんで、江南市としての人事管理がこれでいいのかということを伺っているわけです。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 育休とか休職は、事前に想定されること、育休は事前に想定されるかもわかりませんが、休職はなかなか事前に想定されないということもございまして、たまたま平成22年度中にそういう体制になったということでございまして、平成23年度に向けては人事配置の方で考慮していきたいと思っております。



◆24番(森ケイ子君) 本来やはり正規職員が基本で、そして病気ですとか育児休暇の場合、そのときには臨時の職員の方が出ると、これが正常な姿。ところが、本来正規職員がやるべきところが最初からパートさんでお願いしますよということの対応をしているもんですから、今回のような問題が起きてきてしまうわけです。ですから、今の110人に減らして効果が上がった上がったと言われるけれども、実際の業務のところではさまざまなこうした弊害が出ているということをしっかりとらえて、見直しをしていく必要があると思います。

 あと、持続可能な財政基盤ということで、使用料と手数料などの見直しということが言われております。このプランの中では10ページでありますけれども、全員協議会のときにもちょっと触れましたけれども、訪問利用の手数料を新設するとか、あるいは布袋ふれあい会館とか老人福祉センターのおふろの有料化を検討するということでありますけれども、どの程度見込んでいるのか。

 あるいは、かつてふれあい会館をつくるときに、江南市の市民がかなり扶桑町の方の福祉会館のおふろなんかを利用させていただいていた経緯があって、いろいろその使用料、他市町の人たちの使用料を取るかどうかというようなことも議論したことがあるんですけれども、基本的にとにかく町民、市民については扶桑町も無料、あるいはお隣の一宮市は老人いこいの家というのが各地にありますけれども、そこも基本的に無料ということで今やられています。なぜ江南市は、特に福祉センターなどについてはかなり老朽化して、そちらの対策が必要になってきているときに、なぜ有料化が持ち出されたのか、お聞かせいただきたいと思います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 使用料、手数料につきましては、過去は見直しといいますか、再計算と申しますか、それを行っておりました。平成16年度に公共施設のコストについて調査をして、使用料、手数料は据え置きとしたということがございまして、全体的な見直しは実は平成12年度の変更を最後に行っていなかったということでございます。そのために、平成16年度の調査からも7年経過しているということがございまして、一度ここで再度調査をするということでございます。

 また、行政改革推進委員会という組織がございまして、これは公募市民とか各種代表の委員、学識経験者の方々から構成されております委員会でございますが、その中でも、その見直しに当たりましては受益者負担の原則に基づきまして総合的に検討していかなければならないという意見もいただいております。そうしたことから、平成23年度に公共施設のコストについて再計算をして、使用料、手数料の見直しを検討していくということでございます。



◆24番(森ケイ子君) その平成16年のときにやってみたら、実際には、特におふろですとかそういうことについてはコスト、徴収するには徴収するなりのコストが要るわけですから、番台も必要になってくるわけですので、そういうことからすれば、むしろ皆さんに喜んで利用していただいた方がいいという結論だったと思うんです。やっぱり本当に、受益者負担といっても、皆さん、特に高齢者の皆さんは長年江南市のために貢献してきてくださった方々です。そういう方たちにせめておふろぐらいはという思いもあるわけですので、ぜひこの方針については撤回をしていただきたいと思います。

 時間がどんどん過ぎていってしまいますので、次に移っていきたいと思います。

 市民負担の軽減という観点で二つの問題を通告いたしました。国民健康保険税の軽減についてと、ひとり暮らし高齢者の福祉給付金の復活についてであります。

 この国民健康保険税の軽減については、昨年の9月議会で東議員から、一宮市が実施した国民健康保険税の均等割について、子育て世代応援の立場から江南市でも実施してはどうかということで提案をさせていただきました。改めてこの問題について伺いたいと思います。

 まず国保世帯の全体の数と、その中で18歳未満の子供のいる世帯数、あるいは中学生、小学生、6歳未満、こうやって分けた場合の世帯数についてちょっと紹介をしていただきたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 昨年の9月議会の一般質問の折に答弁させていただきましたが、平成22年4月現在で江南市国民健康保険の世帯数は1万5,041世帯、被保険者数は2万7,778人でございます。そのうち18歳未満の被保険者数は3,177人、15歳未満では2,623人、12歳未満で2,045人、6歳未満では941人でございます。なお、これらのお子さんのいる世帯数については現在把握はしてございません。よろしくお願いをいたします。



◆24番(森ケイ子君) それで、この人たちの均等割を免除した場合に、その影響額はどのくらいになりますか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 均等割を減免した場合の影響額でございますけれども、例えば減免割合を3割とした場合、18歳未満では2,173万円、15歳未満では1,794万円、12歳未満では1,398万円、6歳未満が643万円の減額ということになります。



◆24番(森ケイ子君) これは3割というのは、一宮市が3割、今、江南市の場合は2万2,800円でありますから、その3割を軽減するということで試算をしていただいた数字であります。ですので、考え方としては、一宮市は18歳未満を3割としたわけですけれども、本当に思うのは、オギャーと生まれてみんながよかった、よかったと喜んでいるときに、実際には即その子について2万2,800円がついてくるわけですよ。本当に若い世代を応援し、少子化の中でもっともっと頑張って子供をふやしていきたいという思いからいっても、例えば全額を、お祝いの意味も含めて全額を免除する。これを例えば6歳、学校へ上がるまでそういうふうにやるとか、小学校卒業までは全額免除するよというやり方もあるわけですね、2万2,800円。例えば全額を免除した場合にどうなるかなということで試算してみましたら、6歳未満で2,145万円、12歳未満でいきますと4,662万円ぐらいになります。

 一つここで伺っておきたいんですけれども、今度の議会に国民健康保険税条例の改正案が提案されておりまして、江南市、均等割の低所得者に対する減免割合を現在の6割・4割から7割・5割・2割にするという提案がされております。江南市はもともと所得ゼロ世帯については1割減免を上乗せしてやっておりました。大池市長の時代に国民健康保険税を値上げした。値上げをしたときに、そういう所得ゼロの方々に対して支援をしようということで、江南市独自で所得ゼロ世帯については1割、ですから実質7割減免がゼロ世帯については行われてきたわけです。ですから、本来ならこれをこのまま踏襲しようとすれば8割減免ということになるわけですけれども、江南市、今回のこの提案を見る限りでは、国や県が7割にしたから今回のこの独自の制度はそのままなしにしてしまおうということのようであります。私は、上乗せをしないのであれば、もともと全額市の負担で行ってきたこの所得ゼロ世帯減免を、この均等割の子供の減免の方に回してはどうかと思うわけです。

 そこで伺いますけれども、今まで1割減免の分を一般会計から繰り入れをしてきました。その繰り入れをしてきた金額というのは幾らでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 平成21年度の減免額で申し上げますと約1,300万円でございます。



◆24番(森ケイ子君) ですので、この1,300万円という、せっかく国の制度の中で、今度7割に引き上げても、4分の3は国・県からの保険基盤安定負担金ですか、そういう形で来るわけでありますので、江南市は4分の1を負担すればいいということでありますから、ぜひこの1,300万円を生かす形で、市長の裁量で6歳未満でも、あるいは一宮市のように18歳までという形で3割減免をする、その考えはいろいろあるわけですけれども、ぜひ新しい考え方であります子育て世代応援というこの仕組みを江南市としてつくっていただきたいと思います。いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 国民健康保険税の減免につきましては、担税力を著しく喪失している者に対しまして行われるものであり、一律に適用すべきではないというふうに考えておりますが、病気などによる著しい所得の減少または所得がない生活困窮者につきましては、既に減免の対象としているところでございます。御指摘の一定年齢未満の被保険者に対する減免措置につきましては、今後調査・研究をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆24番(森ケイ子君) 残念ですけれども、ぜひ、調査・研究ということでありますから、一宮市の例なども含めてこの1年間、来年に向けて検討していただきたいと思いますけれども、本当に生まれて直後にもう均等割がかかってくるという、極めて、こういう制度は社会保険にはないわけですよね。社会保険はあくまでも所得、能力に応じた負担ということなんですけれども、国民健康保険はそうではありません。せめて子供に対する均等割についての免除を検討していただきたいと思います。

 二つ目に、ひとり暮らし高齢者の福祉給付金の復活についてであります。

 75歳以上のひとり暮らし高齢者の非課税世帯に対して支給されておりました、かかった医療費を助成する福祉給付金制度が、平成21年の9月で全面的に廃止をされました。

 国民年金だけ、あるいは娘たち、子供たちからの仕送り、そうしたもので暮らしておられるような世帯にとって、この福祉給付金制度というのは命の綱とも言える制度でありました。そのために、江南市は廃止をしてしまいましたけれども、単独で独自の予算を組んでこの制度を継続している自治体は大変多くあります。近隣の市町でこれを廃止したのは江南市だけであります。そして全県的に見ましても、37市の中で県と同じようにこれを廃止してしまったのはわずか5市であります。市町を入れても57市町ある中で8市町、圧倒的多数の市町は全額補助か、あるいはもともと半額負担であったわけですので縮小して継続をしているというところとありますけれども、全面的に廃止してしまったというのは本当に江南市を含めて県下で八つ、市レベルでも五つということであります。私はこれは本当に復活をすべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) ひとり暮らしの高齢者の方への医療費助成につきましては、社会環境の変化によりまして、必ずしもひとり暮らしを条件として医療の援助対象とする必要はなくなってきていることから、県は助成対象外といたしたところでございます。江南市といたしましては、激変を緩和する考えから医療費の2分の1を助成する経過措置をとったもので、その復活につきましては現在のところ考えておりませんので、よろしくお願いをいたします。



◆24番(森ケイ子君) 県の考え方が間違っているんですよ。県は高齢者が豊かになってきているからもうその必要はないというんですけど、そうじゃないんですよ。対象はあくまでも非課税世帯なんです。ですから、そこのところを間違えないでほしいし、ほかの自治体も厳しい財政の中でこの制度を維持しています。本当にこのままの状態を続けるというのは、本当に江南市としては冷たい市政だと言わざるを得ないんですけど、市長さん、いかがですか。



◎副市長(石川勇男君) 県の方へ、先ほど健康福祉部長が申し上げましたけど、制度の復活といいますか、要望していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



◆24番(森ケイ子君) 当然これは市長会などでも県に、本来県が半分持つべき性格のものでありますから、県に対しても積極的に主張していっていただきたいと思いますし、その間は江南市として対応をぜひしていただきたいと思います。

 平和行政についてということで2点伺います。

 一つは、核兵器禁止条約についての新国際署名ということで伺います。

 昨年の5月に国連で189ヵ国の代表が参加したNPT再検討会議が開かれました。この場所で、核兵器のない世界の平和と安全を達成する、こうした内容を盛り込んだ決議が採択をされました。昨年の8月には、国連のバン・ギムン国連事務総長が広島市を訪れて平和記念式典に出席され、被爆者が生きている間に核兵器のない世界を実現しようと呼びかけられました。私もこの5月のNPT再検討会議のニューヨーク行動や8月の広島市の平和記念式典に参加をしておりまして、この国連事務総長のお話、演説は大変感動的なものでありました。

 こうした世界の情勢の中で、被爆国の国民として核兵器の禁止を世界に発信しようと、日本原水協が速やかに核兵器禁止条約の交渉を開始するよう求めるアピール署名を世界に呼びかけました。既に国連や31ヵ国117国際団体、あるいは国内の自治体関係者からも2月15日の時点で183名の方が賛同を寄せられております。

 江南市にも賛同をということで、その要請が来ていると思います。昨年のNPT再検討会議にも市長や議長の署名が届きました。ぜひ核兵器禁止条約の協議を開始するよう世界の指導者に呼びかけるアピールについてこたえていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 議員御紹介のように、本市におきましては昭和61年に、一日も早く核兵器を撤廃し、国際平和を実現するために、平和行政を推進することを目的とし、国際平和都市宣言を行っております。昨年4月、世界の都市が国境を越えて連帯し、ともに核兵器撤廃への道を開こうと、昭和57年、当時の広島市長が都市連携を呼びかけ、この趣旨に賛同して構成された平和市長会議に加盟するとともに、平和市長会議が呼びかけている「ヒロシマ・ナガサキ議定書」への賛同署名を行っております。

 また昨年の5月、アメリカニューヨークにおいて開催されました核不拡散条約再検討会議で、核不拡散、核軍縮、原子力の平和利用について協議がされた折、本市もその会議に提出されました非核日本宣言の呼びかけを支持・賛同して署名をいたしたところでございます。

 今回の核兵器全面禁止のアピールへの先導及び署名をお願いしたいとの要望につきましては、前向きに取り組んでまいります。



◆24番(森ケイ子君) よろしくお願いします。

 続いて、中学生の広島派遣についてであります。

 江南市が、今言われた国際平和都市宣言をした翌年からだったと思いますけれども、中学生を広島市に派遣して、その派遣とあわせてそれぞれの学校でさまざまな取り組みが行われてきました。しかし、それが平成17年に廃止をされております。復活してほしいと要望する声がたくさん寄せられております。直接広島の地を訪れ、また被爆者の話を聞いて平和を考えることは、ずうっとこの平和な社会で生きている若い世代に対してはとても意義あることだというふうに思います。ぜひ復活をしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) 今議員からお話のありました中学生の広島派遣のことについてでありますが、この事業の目的は、平和のとうとさや平和を維持する努力の大切さを感じ取らせることでありましたが、今お話のありましたように、平成17年度からこれを取りやめております。

 なお、この取りやめた後でありますが、市内の中学校で、被爆したまちの様子、あるいは被爆をした人の様子、そういった平和パネル展を行っております。こうした平和パネル展の展示中に、それぞれの学校において詩の朗読活動をしたり、あるいは作文の朗読活動をしたりしております。とてもそうした平和への願いの充実した期間であると思います。また現在、小学生の方でも、戦争体験者の話を聞くだとか、あるいは被爆体験者の話を聞く、また学芸会において「ヒロシマのうた」を演じた小学校もあります。これからについては、そうした活動をさらに充実させて、平和派遣をしておった目的をかなえていきたいという考えでおります。



◆24番(森ケイ子君) そうした活動は一つ一つ本当に大事なことだというふうに思います。今まで中学生の代表派遣という形で来たわけですけれども、さらに市民全体を対象にして、親子でこうした問題を考える形で参加者を募る、こういう形の広島派遣ということも有効なことだというふうに思いますので、ぜひ引き続き御検討をお願いしたいと思います。

 公園への健康づくり器具の設置と啓発ということで伺いたいと思います。

 市政アンケートをやりましたといって何回かここでも申し上げているんですけれども、そこに、これからの健康づくりのために、公園で筋トレだとかウオーキングができる、そういう設備を整えてほしいという要望が大変ありました。ということなんですが、江南市はないものだと思っておりましたら、実はありました。

     〔資料呈示〕



◆24番(森ケイ子君) (続)先ほど東さんが言った、仮称、仮称という大間児童公園にこういうものが設置をされております。いつつくったのかと聞いたら平成元年ということで、もう20年も前に実はこれがつくられております。ところが、何の説明もないもんですから、ここに大きい、ちょっとよくわからないんですけど、これ。子供たちが上るにはいいんですが、この下、足元にちょっと説明があります。これを拡大したのがこれなんですけれども、こういうふうにあるだけで、あと何の説明もありません。これでは意味がないかと思うんですね。

 やはりつくった以上は、それが有効に使われるようにしていく必要があるということと、物があるだけではだめだというふうに私は思って、ちょっといろいろ調べていましたら、東京都の足立区というところが「パークで筋トレ」という講習会をやっているというのを聞きまして行ってきました。

     〔資料呈示〕



◆24番(森ケイ子君) (続)区内の六つの公園で、月に1回か2回、区の認定を受けた指導員によってこの教室が開かれて、指導員の方はみんなボランティアということなんですけれども、公園の中にたった2本の線が引かれているだけなんですけれども、これが実は指導員の人によれば、ラインウオークということで、この上をバランスよく歩く、こうしたものになっていきますよと。

 これも、ただスタートラインがあって、こうやって線が引いてあるだけなんですけれども、この上をちゃんと指導に沿って歩くと持久力の養成、あるいは心肺機能の云々というものになっていきますよということなんですね。

 これは、江南市のさっき言った大間児童公園にある鉄棒ですけれども、この鉄棒も筋力アップに十分大きな役割を果たしますよというものです。

 これは、足立区のその公園の中にあった、これは本当にいわゆる健康づくり器具ということで、その上をバランスよく歩く。平均台がちょっと曲がっているという感じですけど、ここに手すりがついているもんですから、この上を歩くことによってバランス感覚なんかを養うことができるというものです。

 それで、立派なたくさんの健康器具をそろえる必要はありませんけれども、動機づけを進めていく上で、江南市、聞いたら、今度のサイクリングコースの休憩のところにも二つぐらいの健康遊具が設置をされているそうであります。ぜひ、この「パークで筋トレ」については資料もお渡ししてありますので、ぜひ江南市でもそうしたものを取り組んでいただきたいと思いますが、やはり一番大事なのは指導員です。この指導員をどう育成していくか。間違えると逆効果にこういうものはなってしまうわけですので、その指導員になってもらえる人がいるかどうかということで、聞きましたら、保健センターがもともと転倒防止だとか介護予防だとかという形でお願いをしている方があるということであります。また、体育館にはトレーニングルームがあって、そこのトレーナーさんが、これはかなり本格的な体力づくりということですけど、でも厚生労働省の認定を受けた方だそうであります。

 こういう方々の指導・協力も得ながら、ぜひ健康づくりということで総合的に、どこの課がやるというんではなくて、足立区で一番感じたのは、これを担当しているのはスポーツ振興課なんですけれども、そこで私がいただいてきた資料の中に、介護予防の、要するに江南市で言えば高齢者生きがい課が発行したチラシもいただいてきました。「介護予防」というチラシなんです。後ろには包括支援センターの一覧も全部入っている。これをスポーツ担当のところでいただいてきました。実はこの中の一角に「パークで筋トレ」というのが入っているんですね。担当者の方が言われました、「介護予防」と言うよりも「パークで筋トレ」と言った方が格好よくてみんな出てくるでしょうというような感じで話をされておりましたけれども、本当にみんなが、縦割りではなくて横のつながり、市役所の中のですよ、どうやって健康づくりを進めていくかということでやっていくことが必要だというふうに思いますので、これはぜひ引き続き、私は6月議会に出てくることができましたら引き続き取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 日光川水系の浸水対策については時間がありましたら後で一言伺いますが、どうしてもおもちゃ図書館については、今までの経緯もありますので、お願いをしておきたいと思います。

 おもちゃ図書館というのは、おもちゃを通して子供の発達や子育ての不安を解消しようということで、ボランティアを中心に運営されておりまして、この近隣では大口町、扶桑町、犬山市、一宮市などでも開館をして、多くの親子が参加をされています。

 実は、江南市からも扶桑町のおもちゃ図書館とか大口町のおもちゃ図書館に行っている方が多くて、江南市でもないのかという声がありまして、実は江南市でも平成18年10月から、女性連絡協議会の活動の一環として、ボランティアの皆さんの力で月1回開催をされてきました。同時に、江南市に対しても常設のおもちゃ図書館を設置してほしいという要望書が提出をされていると思います。私も何回かこの場でこの問題を取り上げてきました。残念ながらこの常設のおもちゃ図書館ではないということで、いろんなおもちゃをその都度運び込んで、そしてやらなければならないという限界がありまして、実際にはこの3月いっぱいで一たん閉館しようということになってしまいました。

 やはり江南市が、保育園ですとか小学校の空き教室などを利用して、子供たちのためのこうした常設のおもちゃ図書館をぜひ開館に向けて進めていっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 議員が今おっしゃられたボランティアの方には大変深く感謝申し上げております。おもちゃ図書館の設置につきましては、市として常設にすべきかどうか、また常設するのであればどこがよいのか、そして障害者福祉の観点からしまして社会福祉協議会との連携につきましても、他市町の取り組みや支援策などを調査・研究して今後検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆24番(森ケイ子君) よろしくお願いをします。

 日光川の問題については、この治水計画の中で実は30年という、先ほど47年という話がありましたけど、同じように30年間というあれが出ておりまして、特に見直しがされるということでありますので、ぜひその中で上流からの調整池、河川そのものは下流からやるわけですけれども、上流からの流出、水をストップさせていくという点では、河原のあの地域に調整池をつくっていくということがどうしても必要だというふうに思いますので、ぜひそういうことが盛り込まれるように見直しのところ、今見直しがされているという、見直しじゃない、新しくつくるんですかね、されているということでありますので、ぜひお願いをしておきたいと思います。

 それから、江南団地からの流出が非常に多いわけですあります。前回のときも、URに対してきちんと江南市として流出抑制の申し入れをすべきだというふうに言ったと思いますけれども、この点についてはいかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 市からも一度、雨水流出抑制を検討していただくようにUR都市機構の方にも要望してまいりたいと考えます。



◆24番(森ケイ子君) 強力に要請をしていただきたいと思います。今、一定の修繕なんかも行われておりますので、そういうものにあわせて、そういう計画が盛り込まれるようにしていっていただきたいと思います。終わります。



○議長(岩田一洋君) 本日予定の一般質問は終了いたしました。

 あす4日午前9時から本会議を開き、一般質問を続行いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

     午後4時02分 散会

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

           江南市議会議長    岩田一洋

           江南市議会副議長   野下達哉

           江南市議会議員    鈴木 貢

           江南市議会議員    福田三千男