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愛知県 江南市

平成22年  6月 定例会 06月07日−02号




平成22年  6月 定例会 − 06月07日−02号







平成22年  6月 定例会



平成22年                                第2号

          定例江南市議会会議録

6月                                 6月7日

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               平成22年6月7日(月曜日)

議事日程第2号

平成22年6月7日(月曜日) 午前9時開議

  第1 会議録署名者の指名

  第2 一般質問

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本日の会議に付した案件

日程第1 会議録署名者の指名

  日程第2 一般質問

       〔尾関健治君 木本恵造君 宮地友治君 今井敦六君 山 登志浩君 古田冨士夫君 牧野圭佑君〕

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出席議員(24名)

     1番   野下達哉君         2番   古田みちよ君

     3番   鈴木 貢君         4番   今井敦六君

     5番   稲山明敏君         6番   伊神克寿君

     7番   高田健孝君         8番   山 登志浩君

     9番   中西保夫君         10番   牧野圭佑君

     11番   尾関健治君         12番   沢田和延君

     13番   高田良弘君         14番   古田冨士夫君

     15番   宮地友治君         16番   古池勝英君

     17番   河合正猛君         18番   小林弘子君

     19番   木本恵造君         20番   岩田一洋君

     21番   福田三千男君        22番   大脇澄夫君

     23番   東 義喜君         24番   森 ケイ子君

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職務のため出席した事務局職員の職、氏名

事務局長         大脇重雄君  議事課長         川瀬和己君

議事課副主幹       大倉由美子君 主査           坪内俊宣君

主任           長谷川 崇君

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市長           堀  元君  副市長          石川勇男君

教育長          石井悦雄君  生活産業部長       奥村哲司君

健康福祉部長       滝 正直君  都市整備部長       暮石浩章君

経営企画部長       大島茂樹君  教育部長         三ツ口和男君

会計管理者兼会計室長   平松和伸君  消防長          脇田和美君



生活産業部参事      永井嘉信君  都市整備部参事      小池郁夫君

兼防災安全課長             兼土木建築課長



経営企画部参事      社本 亘君  教育委員会教育部参事   河井照夫君

兼行政経営課長             兼生涯学習課長



消防本部参事       滝 紀彦君  産業振興課長       大薮勝寛君

兼総務予防課長



環境課長         森 昌彦君  子育て支援課長      佐藤和弥君

福祉課長         前田明廣君  健康づくり課長      箕浦規師君

まちづくり課長      吉野賢司君  下水道課長        大森淳一君

水道課長         鵜飼俊彦君  行政経営課主幹      山田敏彦君

税務課長         尾関安巳君  総務課長         伊藤幸実君



教育委員会教育課長    鈴木慎也君  消防署長         大森幹根君

兼少年センター所長

     午前9時01分 開議



○議長(岩田一洋君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名者の指名



○議長(岩田一洋君) 直ちに、お手元に配付いたしました議事日程の順序に従い、会議を進めます。

 日程第1、会議録署名者には、会議規則第81条の規定により、議長において

  10番  牧野圭佑さん

  14番  古田冨士夫さん

を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(岩田一洋君) 日程第2、一般質問を行います。

 一般質問の運営については、議会運営委員会において御協議をいただきました結果、日程は本日と10日、11日の3日間で、質問順序は個人の通告順により行っていただきます。質問時間については、答弁を含め1人1時間以内ということで決した旨の報告を受けております。

 なお、質問、答弁とも簡潔・明瞭にお願いし、議事運営に御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 直ちに一般質問を行います。

 1番、尾関健治さん。

     〔11番 尾関健治君 登壇〕

     (拍手)



◆11番(尾関健治君) 皆さん、おはようございます。

 議長さんのお許しをいただきまして、早速質問をさせていただきます。

 最初の項目は、木曽川の河川敷を通る遊歩道・サイクリングロードの豪雨による冠水について、この件の認識と対策についてお尋ねをいたします。

 約2週間前の5月24日、マスコミは豪雨状況を伝え、一時的に江南市も激しく雨が降りました。皆さんもまだ記憶に新しいことと思います。翌日早速、かねがね気にしていました工事が進められている遊歩道・サイクリングロードの河川敷におりる箇所神明小網橋周辺の状況を見に行ってまいりました。予想どおり、河川敷の木曽川の支流であります南派川は増水して、工事中の遊歩道・サイクリングロードは冠水に近い状況でありました。

 上流の雨量とダムの放流の影響は当然ですが、あの程度の雨量でこれまで水が来るということは、これから梅雨を迎えて、また年に数回の豪雨や台風などで大洪水が予測されますが、危険対策を含め、これからの対策をお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 河川の水位の上昇による施設の冠水は、河川敷内につくる施設の宿命であると思っております。しかしながら、この遊歩道・サイクリングロードにつきましては、国土交通省が実施いたしました水辺プラザ事業により、盛り土による基盤整備を可能な限り実施してもらっておりますので、少々の降雨では冠水しないものとなっております。また、冠水により土砂の流出がないよう、のり面を芝生で保護するよう整備を進めております。

 今後の対応といたしましては、国土交通省と協議を進めながら、出水時の注意喚起の看板等の設置を検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆11番(尾関健治君) はい、わかりました。

 増水の当日、やじ馬と言っては失礼ですが、数名の方が見物しておられ、将来のこの河川敷の遊歩道・サイクリングロードの安全対策と洪水の都度行わなければならない維持管理費用面に関する疑問と不安の声を耳にいたしました。「税金の無駄遣いでにゃあきゃあも」との声も聞こえてまいりました。せっかくの事業であります。河川敷の増水は予測されること、冠水は宿命だとの行政的な甘い考えはいかがなものかと、私はあの日の濁流を見て思った次第であります。

 賢者は歴史に学ぶといいます。少しオーバーでありますが、巨費を投じ南海の藻くずと消えたあの戦艦大和にならないよう、英知をもって臨んでいただくことを要望いたしまして、次の項目に移ります。

 フラワーパーク江南信号機沿いの通行不可の標識についてお尋ねをいたします。

 まず、このフラワーパーク江南の入り口にあります木曽川堤防、すなわち県道浅井犬山線の交通量はどれほどでしょうか、お尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 県道浅井犬山線の交通量につきましては、愛知県一宮建設事務所がおおむね5年に1回の割合で、快適な道路利用のため、全国道路・街路交通情勢調査、いわゆる道路交通センサスでございますが、調査をいたしております。

 その調査結果につきまして一宮建設事務所にお尋ねいたしましたところ、調査は最近では平成17年度に実施しており、調査場所といたしまして、江南市宮田町平和地内と扶桑町山那中牧地内で実施し、平日12時間の自動車の交通量は宮田で1万1,608台、扶桑町山那で8,217台ということでございました。



◆11番(尾関健治君) 大変な数の車両が通っていることがよくわかりました。それだけドライバーの数も多いということもよくわかりました。

 フラワーパークの入り口に信号機が設置されていますが、この信号機の南西沿いにこのような看板が最近設置されました。

     〔資料呈示〕



◆11番(尾関健治君) (続)ちょっと三次元の世界でモノクロで申しわけありませんが、ここに信号機があって、フラワーパーク江南の信号機ですね。そこの横に立派な看板ができて、「この先100メートル通り抜けできません」と、ばんと見えるわけであります。このように「できません」と。それで、東から来た車が信号でとまりますと、正面にこの看板がありますので、非常にちゅうちょして、とまってしまって後ろからクラクションを鳴らされるという件を数名の方から連絡いただいて、非常に不親切な看板だなということを伺いました。かなり大きくて高くて立派な看板で、よく目につきます。

 この看板は歩行者専用でありますが、車両の運転手を惑わせているようであります。もっと低くして運転手を惑わせない配慮が必要ではありませんか、お尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今写真で議員の方から御紹介がありました標識でございますが、路側式の案内看板でございまして、一宮建設事務所が設置したものでございます。その標識の設置基準といたしまして、標識の高さは1.8メートル以上というふうになっております。状況により、2.5メートルまで高くしたり、1.5メートルまで低くすることができるとされております。

 議員から御指摘の内容につきましては、道路の管理をいたしております一宮建設事務所に申し伝えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(尾関健治君) わかりました。

 一昨日、現場へ出向いて高さをはかってみますと、地面から一番上の上部まで約3.5メートル、看板の下からは約2.5メートルでありました。ということは看板の大きさは1メートルであることがわかります。

 この看板はなぜ今になって取りつけられたかよくわかりませんが、私の知る範囲では、1994年、第49回国民体育大会を愛知県が26市8町1村で繰り広げた競技場の整備の一環で、江南市は女子ソフトボール競技を担当、今となれば大変懐かしい、木曽川左岸グランドで行われました。そのため大急ぎで整備したと、私はそのように認識をしております。なぜこのような看板を突然立てたのかは県の管理でありますのでよくわかりませんが、早く看板を取り払い、この県道の歩道の整備をしっかりしてほしいと思う次第であります。

 この木曽川堤防上の県道の通行者用道路は、隣町の一宮市、扶桑町、犬山市は比較的よく整備がされておりますが、江南市側は整備が大変おくれています。この件については次の機会にまたお尋ねをいたしまして、次の項目に移ります。

 宮田用水の平成21年度改修工事が完了し、現地は大きく姿を変えました。そして、私を含め市民の方の目には、これからどのようにその上部利用をするかは実に関心の深いところであります。

 江南市では昨年度、宮田導水路上部利用基本計画策定事業の予算化を行いましたが、事業費実績とその内容についてお尋ねをいたします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 平成21年度につきましては、宮田導水路上部利用基本計画策定業務委託を平成21年10月16日に283万5,000円で契約をいたしました。契約期間は平成21年10月17日から平成22年3月26日でございます。

 その委託業務の内容につきましては、宮田用水沿線の地域概況調査、事業の必要性の整備、事業計画区域の設定、工事計画、計画図の作成、概算事業費の算定の6項目について検討をいたしました。



◆11番(尾関健治君) 平成22年度の内容などについてお聞かせください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 今年度につきましては、事業効果の算定、関連事業の整理、計画審査資料の作成、協議資料の作成、関係機関との打ち合わせ及び協議、基本計画全体の取りまとめの6項目につきまして検討を進め、加えて宮田導水路沿線のお地元の代表者等の方々で構成する検討委員会の意見を踏まえ、基本計画を策定してまいりたいと考えております。素案がほぼまとまった段階で議会の報告を予定いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆11番(尾関健治君) 宮田用水の歴史は古く、ことしで通水402年の歴史を持っております。木曽川の水位の低下で、用水の取水口を一宮市の大野から現在の江南市の宮田、鹿子島、草井、犬山市と、上部へ上部へと改修工事を行ってきたのは皆さんも御存じのとおりであります。

 昭和の初期の改修工事では、江南市の木曽川堤防の北側、当時の湿地帯でまだ田んぼ等があったところですが、この箇所に現在の宮田用水の工事が行われました。まだ電子制御の技術はなく、人海戦術で、特にゲート部の機械的な技術は、当時の技術者の苦労は筆舌に尽くせない鬼気迫るものがあったと伺っております。

 その先人たちが残した遺構が今年度に取り壊されようとしております。これらの遺構をどのように認識しているか、保存を視野に当局の御認識をお尋ねいたします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) ゲート等遺構保存につきましては、事業施行者でございます農林水産省東海農政局新濃尾農地防災事務所へ要望をしておりますが、巻き上げゲート本体の腐食が激しく、本体をそのまま保存することは困難であると思われますが、今後、保存方法等につきまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(尾関健治君) わかりました。

 宮田用水改修工事の件で、提案と要望をこの際、せっかくの機会でありますので、もう1点述べさせていただきます。

 フラワーパーク江南正門前、宮田用水沿いのかたらい橋沿いに今年度も見事な花をつけたフジ棚の存在について、過去2回この席から質問をさせていただきましたが、今年度が保存できるか伐採するかの最後の分かれ目の年であります。

 フラワーパーク江南第2期工事では、園内に100メーターのフジ棚がつくられ、成長が楽しみであります。このフラワーパーク江南正門の南側、宮田用水沿いの味気ないフェンスに、今回地域の方々に親しまれ愛されながら取り去られるとの計画のかたらい橋沿いのフジを、移植してフジのカーテンに育てることができれば、一層の観光価値が上がる、そしてフジも救われると私は思います。

 フジとカーテンは江南市のシンボルであります。ゴーヤで緑のカーテンの育ての親で、大変熱心である堀市長さんに、フジの花のカーテン創出の提案につきまして御認識をお聞かせ願いたいところでありますが、この件は通告しておりませんので、次の機会とさせていただきます。塚本こなみ先生もこのフジについて、現場で診断していただいて、アドバイスをいただいているとのことも伺っております。市長さん、9月には当件を質問させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。



◎市長(堀元君) フラワーパーク江南の入り口の橋にありますフジの花につきましては、大変美しい花でありますし、フジの花咲くころにフラワーパーク江南を訪れる皆様方から非常にいい花だというお話はお伺いをしておりますが、宮田用水の関係であの橋は取り壊される予定だそうであります。

 そういう関係で、橋げた及び橋の欄干等にしっかりと巻きついているフジでありますので、まことに残念ながら、あれを移植するということは非常に難しいんではないかなというふうに思います。あのフジを残せるものなら残したいというふうに思っておりますが、これは農林水産省の関係もございますので、そういう点はよく検討させていただきますので、よろしくお願いします。



◆11番(尾関健治君) ぜひよろしく御検討のほどお願いをいたします。

 次に移ります。

 曼陀羅寺公園藤再生事業総括と記念切手発行についてお尋ねをいたします。

 まず、地域再生計画の一環として江南市が国の認定を受けた曼陀羅寺公園藤再生事業が完了し、今年度は見事な花をつけ始め、フジの花の大公園の予感を香る花の下で強く感じた次第であります。「フジの花になぜ3億円をかけるのか」、当初よく耳にしたわけでありますが、昨今、納得されたのか、このような声は耳にいたしません。せっかくの機会でありますので、まずこの事業の事業費のトータル実績をお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 曼陀羅寺公園整備事業につきましては、平成18年度から平成20年度の3ヵ年で実施をいたしまして、事業費の総額は約3億3,000万円でございます。その内訳といたしましては、国費のまちづくり交付金として約1億8,000万円、起債といたしましては約1億600万円、市費といたしましては約4,400万円でございます。



◆11番(尾関健治君) わかりました。

 一応の工事は完了いたしましたが、公園やフジは生き物であります。かつて塚本こなみ先生はフジの剪定など今後の管理費用のお話をされたことがありますが、今後のこの分野での事業など、内容と金額についてわかっている範囲でお聞かせをお願いします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 平成22年度の予算における維持管理費でございますが、樹木管理委託料が622万6,000円、その他、塚本こなみさんにお願いをするフジ育成管理指導委託料などを計上いたしております。

 今年度の樹木管理委託料につきましては、フジ棚全体の7割程度がフジのつるが伸びたということで積算をいたしております。今後は、つるが伸びた面積に応じまして維持管理費の金額を変動させていきたいというふうに考えております。フジ育成管理指導につきましては、つるがフジ全体に伸びてからの管理方法は、従来行っておりますつるを伸ばす方法とは管理方法が違ってまいりますので、それまでは指導をお願いしていく予定でおりますので、よろしくお願いをいたします。



◆11番(尾関健治君) よくわかりました。

 入園者数はどのようになっているのでしょうか、過去5年間の実績をお尋ねいたします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 過去5年間の藤まつり期間中の入場者数でございますが、平成18年が40万6,500人、平成19年が42万4,500人、平成20年が43万5,000人、平成21年が43万7,000人、本年の平成22年は34万5,300人となりました。本年はフジの開花時期が例年より1週間程度おくれたこと、また天候にも恵まれなかったことで、祭り期間の後半で盛り返したものの、祭り期間の前半での来場者が相当減少したことが要因であります。



◆11番(尾関健治君) 4月の中旬にある企画について曼陀羅寺様の庫裏の事務所で打ち合わせをしていたところ、市外の方が訪れ、江南市の藤まつりのポスターかパンフレットが欲しい、どこへ行けばいただけるのかという問い合わせに来られました。ちょうど庫裏の事務所にありましたので1枚お渡しすると喜んでお礼を言って立ち去られましたが、そのとき、江南駅などにも配布しておかれた方がいいですねとの言葉が耳に残っております。大変参考になりました。今年度のポスターの配布箇所と枚数をお聞かせください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) チラシにつきましては6万5,000枚を印刷いたしました。配布状況につきましては、市などの公共施設、名鉄の各駅、昨年の藤まつりへ観光バスを企画された旅行者、バス会社、藤まつり観光キャンペーンの訪問先、広報同時配布をいたしました市内各世帯などへ5万5,000枚程度配布し、広くPRに努めました。残り1万枚につきましては曼陀羅寺公園内で配布をいたしたものでございます。



◆11番(尾関健治君) よくわかりました。

 先ほどの質問でも触れさせていただきましたが、今後フジの管理には、今年度で約881万円、今後はつるが伸びた面積で変動するとのことであります。

 先輩の河合議員が過日、群馬県藤岡市の観光物、ふじの咲く丘に行ってこられたとのことです。ここには250メーターのフジ棚を初めとして、4月下旬から5月中旬まで藤の祭典を開催し、入場は無料とのことで、江南市の藤まつりとよく似た事業でありますが、入園者にフジの管理の募金が行われていたということで、大変感ずるところがあったとのことであります。

 また、沢田議員も過日、岐阜県高山市の花の森四十八滝山野草花園を訪れたときの写真をパソコンから出していただきました。

     〔資料呈示〕



◆11番(尾関健治君) (続)白黒で申しわけありません。パソコンの図面でありますが、「花の森四十八滝山野草花園」とあります。ここだけアップにしたのが、ちょっと読みづらいですね、相変わらず白黒で。ここにこのように書いてあります。「清掃協力金 大人200円 小学生100円」と書いて募金をしておるようでございます。沢田先生も募金をして、大変気持ちよくこの公園内を散策できたという感想を話しておられました。

 昨年の秋の市民花火大会では、花火大会存続の募金が実施されました。江南市も藤岡市、高山市に学んで、藤まつりの募金を行ったらどうでしょうか。課題を含め、当局の御認識をお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 議員御提案の江南市が募金を募って公園の維持管理費に使用してはどうかとのことでございますが、県にどのような問題があるかを問い合わせいたしましたけれども、前例のないということでございました。

 今議員からもお話のありました事例の募金のような形をとっている内容でございますが、国営木曽三川公園の木曽三川公園センターでは、チューリップ祭の球根代として募金を実行委員会で行ってみえる。群馬県藤岡市では、ふじまつり期間中に観光協会が募金を募り、ふじまつりの運営費に充てているということでございました。ほかにも、岐阜県高山市では、市から指定管理を受けた会社が清掃協力金を徴収して運営費に充てているとのことでございます。

 そのような状況から、直接市が維持管理費のための募金を募ることは難しいかと考えております。



◆11番(尾関健治君) よくわかりましたというより、よくわかりません。協力金など募金活動はすっかり社会に根づいております。民間出身の私には理解に苦しむ一面もありますが、行政の収入の一環として引き続き研究をしていただきたいと思います。

 次に、藤まつりの記念切手についてお尋ねをいたします。

 4月17日のオープニングの日、園内で花の切手を郵便局の方が販売しておられました。フジの花の切手が欲しいと言うと、津島市の藤まつりの切手はありますが、何と江南市の藤まつりの切手はありませんとのことで、びっくりいたしました。

     〔資料呈示〕



◆11番(尾関健治君) (続)これが津島市の切手であります。大変きれいですね。切手は全国どこへでも行きますし、大変観光になると思います。よくできております。

 観光価値向上やPR効果のためにも、来年は発行できるよう郵便局へ働きかけていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。御認識をお尋ねいたします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) この件につきまして江南郵便局に確認をいたしましたところ、既に記念切手シートの発行に向け準備を進めていただいており、市にも情報提供への協力要請がございました。来年の藤まつりの開催時には江南藤まつりの記念切手が発売されるとのことでございました。



◆11番(尾関健治君) ありがとうございます。

     〔資料呈示〕



◆11番(尾関健治君) (続)これは稲沢市国府宮のはだか祭の切手でございます。同じ稲沢市ですね、プラスアルファ稲沢の名所等の切手もセットで売っておりましたので買ってまいりました。

     〔他に発言する者あり〕



◆11番(尾関健治君) (続)定価どおりです。これらの切手はフレーム切手と呼ばれ、郵便事業株式会社の支社が独自で行っている事業で、その地域の観光名所や祭りなどをデザインし、それを発行しているとのことで、江南市も藤まつり以外の、過日の市制55周年記念で放映されましたが、多くの名所、お祭りがありますので、あわせてこの江南市の名所であるフレーム切手を働きかけていただきたいと要望いたしまして、次の項目に移ります。

 次の項目、遊歩道・サイクリングロードの競技用自転車などの規制についてお尋ねをいたします。

 フラワーパークや遊歩道・サイクリングロードでは、ローラースケート、スケボー、競技用自転車など危険性きわまりない乗り物に多くの場合遭遇いたしますが、風光明媚で多くの方々が思い思いに散策されるこのゾーンには、このような危険な乗り物は似合いません。ほんの一部の方のマナーの悪さに、江南市の宝でありますフラワーパーク江南や遊歩道・サイクリングロードの価値が低下させられています。規制すべきと私は思いますが、当局の御認識をお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 遊歩道・サイクリングロードではいろいろな乗り物が利用されている中、最近でございますが、自動二輪車が通行している実態があったため、車どめに自動二輪車通行禁止の看板を設置した経緯がございます。議員御指摘のように競技用自転車などが走っている実態がございますけれども、まずは歩行者の安全が最優先ということで、そのような注意看板の設置を検討したいと思っております。

 また、犬山市から一宮市まで今年度末にはつながりますので、接続する市町の状況なども調査・研究いたしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(尾関健治君) 川向こうの各務原市などが進めている川の駅構想など、木曽川周辺の面の総合的な観光価値向上と安全のためにも、条例化を視野に研究していただきたいと要望いたしまして、次の項目に移ります。

 次に、愛岐大橋の橋梁補修工事の交通対策についてお尋ねをいたします。

 愛岐大橋に工事案内の看板が設置されて改修工事が施工されようとしておりますが、この工事の内容についてお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 愛岐大橋の改修工事の概要でございますが、御説明させていただきます。

 愛岐大橋は岐阜県が管理をいたしておりまして、その発注元でございます岐阜土木事務所にお尋ねをいたしましたところ、この工事の目的といたしましては、一部橋梁の耐震化も含めた補修工事とのことでございました。

 工事の内容といたしましては、落橋防止装置及び橋脚補強、トラス斜材補強、防護さく撤去及び復旧、橋面防水及び橋面舗装で、工種別に五つの工区に分けて発注がなされております。その工期といたしましては、それぞれ工区ごとに違いますけれども、全体の工期といたしまして平成22年の2月から平成23年の3月までということになっております。



◆11番(尾関健治君) この工事は、現地の工事看板を見ますと、車道の片側交互通行は午後9時から翌午前6時までと規制されていますが、ことしは花火大会も行われます。この花火大会の当日は相当の交通量が見込まれますので、この午後9時を時間延長して午後11時までの規制に変更はできませんか、お尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 工事期間中の交通規制の内容でございますが、議員がおっしゃられたように、車道につきましては午後9時から午前6時までの片側交互通行となっております。また、歩道につきましては、下流側は終日通行どめ、上流側は午前8時から午後5時まで歩道幅員減少となっております。なお、特殊車両につきましては終日通行禁止となっております。

 江南市民花火大会当日でございますが、規制時間を変更できないか、工事の発注元であります岐阜土木事務所に要望してまいりたいと考えております。また、その他の行事におきましても、規制時間を変更する必要がある場合には関係機関と協議していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(尾関健治君) よろしくお願いいたします。

 工事期間中の車両の流れ緩和の一環として、車両検知器による信号機の時間の一元化を図り、最大の効果を行ったらどうでしょうか、お尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) この橋の管理者であります岐阜県が発注者でございますので、岐阜県の公安委員会からの指導がございます。交通安全及び交通渋滞の緩和を図るため、工事用信号機での誘導ではなく、交通誘導員にて車両の誘導を行うこととなっております。

 議員お尋ねの車両の流れについてでございますが、交通誘導員を配置させることにより、交通量の状況に合わせた誘導を行い、信号機を設置した場合よりもさらに交通安全及び交通渋滞の緩和を図ることができるものと考えております。



◆11番(尾関健治君) よくわかりました。

 次の項目に移ります。

 すいとぴあ江南から鹿子島に通じる猿尾堤周辺の整備の背景と今後の活用についてお尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 議員が今御指摘いただいた整備がされた部分でございますが、本堤と忠兵猿尾に挟まれて谷になっていたところでごみの不法投棄と雑木で荒れていた箇所を、国土交通省が水辺プラザ事業で埋め立て、整備をしたものでございます。その部分は、遊歩道・サイクリングロードの休憩所、堤防広場として整備をしましたところと連続する部分であるため、一体的に国から占用許可をいただき、多目的に活用できる場所としていきたいと考えております。



◆11番(尾関健治君) よくわかりました。

 国が進めてきた木曽川江南地区水辺プラザ事業の一環、猿尾堤の北側の河川敷に学習の小道があります。一たんここに入り込むと周辺は草木が茂り、洪水から地域を守った34基の巨大な聖牛が姿を見せます。写真を撮ってきました。

     〔資料呈示〕



◆11番(尾関健治君) (続)立派な聖牛がずうっと並んでおって、これが江南市かと一瞬迷うほどの雰囲気であります。周辺には木曽川が流れておって非常に風光明媚で、隣町の扶桑町のクルミロードにも負けない、いいロケーションであります。当然、木曽川の流れもよく聞こえます。

 こんなすばらしいところが現在荒れ放題で、何とこの入り口には通行どめの看板が出ております。この件、当然国の事業かもしれませんが、江南市民がもっと利用できるような御配慮がないか、当局の御認識をお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 危険通行どめのその看板でございますが、国が通常、自動車などを通行どめにする箇所に車どめを2本立てましてチェーンでふさぐ場合に、そのチェーンが見えずに車にぶつかるのを防ぐ目的で取りつけている看板でございます。

 議員が言われる学習の小道は、治水を学ぶ学習ゾーンとしたエリアで小道を整備したところと思いますが、現在は小道の両側に草が生い茂った状態となっております。この小道につきましては、その位置づけについて国との協議がまだ調っておりません。今後、維持管理方法や活用方法について国と協議を進めてまいりたいと考えております。



◆11番(尾関健治君) この周辺はまだまだ無限の開発が残されております。これからも国との連携を密にして、市民に喜ばれる提案を働きかけていただくことをよろしくお願いいたします。

 次に移ります。

 ことし10月に名古屋市で生物多様性条約第10回締結国会議(COP10)が開催されます。世界じゅうで約3,000万種と言われる生物の多様性が、1975年以降、年間4万種が絶滅すると言われております。

 今回の生態系破壊外来種の対策は、昨年の6月議会の一般質問に続くものであります。内容は、ごく身近で繁殖を続けるオオキンケイギクとニセアカシアについてであります。

 ことしも木曽川堤防のり面、遊歩道・サイクリングロード、木曽川河川敷、郷中の道路際、耕作放棄農地などにオオキンケイギクが繁殖をしております。特に農地、畑の対応と農業委員会の認識と責務についてぜひお聞かせ願いたいわけでありますが、この件は通告しておりませんので次回にさせていただきます。

 あのけばけばしい花のオオキンケイギクは日本の文化に即しません。当然、フジの香りがにおう江南市にも似合いません。また、繁殖力旺盛なニセアカシアは、去る3月に工事を終えたばかりの宮田用水の管理道路沿いに早くも大量に発芽して、その繁殖力の強さに驚く次第でございます。

     〔資料呈示〕



◆11番(尾関健治君) (続)ちょっと見づらいかもしれませんが、これは宮田用水の管理道路です。当局の方には現場を見てもらっておりますので答弁はできると思うんですが、この管理道路沿いにいっぱいニセアカシアが茂っておって、繁殖力のすごさを実感いたします。これが私のすぐ近くのオオキンケイギクであります。もうびっしり生えて、ほかの植物を圧倒しております。事情がございまして白黒で申しわけありません。

 5月28日の夕方のテレビ放送では、岐阜県のかさだ広場での大がかりな抜き取り作業を放映しておりました。ここは2005年までは毎年、オオキンケイギク祭りを開催し、多くのイベントでにぎわったところであります。2006年からは中止となり、地域で本格的な駆除を行っております。

 私のすぐ近くの木曽川左岸、江南市北部、フラワーパーク江南の周辺では、先ほど申し上げましたが、オオキンケイギクはいっぱいで元気そのものであります。去年の6月の私の一般質問で、生態系破壊外来植物対策について、当局は関係機関に要望をしておくとの答弁をされております。その後どのような対策をとられたか、お尋ねをいたします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) オオキンケイギクにつきましては、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律によりまして、日本在来の生物と競合して生態系を損ねることから、特定外来生物として指定されており、その飼育、栽培、保管、運搬、輸入等につきまして規制を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行うこととされております。

 木曽川沿いの堤防ののり面やフラワーパーク江南につきましては、都市整備部の方から関係機関へ要請をしたところでございます。今後につきましても、現地確認の上、同様に関係機関に対しまして要請をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(尾関健治君) オオキンケイギクやニセアカシアから見れば、彼らには自分たちが生きるための理由や言い分があると思います。なぜならば、そこには我々人間や行政が大きく関与しているからであります。環境の変化で恐竜が絶滅したことに比べれば、大自然の小さな変化かもしれません。永久の大宇宙の時間則の中では、数十年の植物の生態系の変化など、せつなの蜃気楼かもしれません。しかし、これからもこの分野では提案していかねばならないと、私は思いを深くしているところでございます。今後とも木曽川の堤防等、年に1度草を刈られますが、そのタイミングは本当は現在やればすごくいいんですが、種ができまして散った後を草刈りもしておられますが、そういったことも配慮してこの関係部門に働きかけていただきたいと思います。

 次、最後の項目に移ります。

 都市計画制限箇所と都市計画税の平等性についてお尋ねをいたします。

 江南市で市街化区域内の固定資産の所有者に都市計画税を課税していますが、どのようなものでしょうか、お尋ねをいたします。



◎経営企画部長(大島茂樹君) まず固定資産税でございますが、これは毎年1月1日に、土地、家屋、償却資産を所有している方が、その固定資産の価格をもとに算定された税額をその固定資産の所在する市町村に納める税金でございます。また、原則としまして、市街化区域内に所在する土地、家屋には都市計画税が課税されるというものでございます。

 この都市計画税でございますが、都市計画事業、または土地区画整理事業に要する費用に充てるための目的税ということで課税されるもので、税率は市税条例で0.3%と定められているというものでございます。



◆11番(尾関健治君) 都市計画事業とは具体的にどのような事業かをお聞かせください。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 都市計画施設の整備に関する事業及び市街地開発事業ということでございまして、江南市の事業で申し上げますと、布袋駅付近鉄道高架化事業、また公共下水道事業、それから市街化区域内の街路や公園などの整備事業でございます。



◆11番(尾関健治君) それでは、都市計画税は、都市計画事業、または都市計画整備事業に要する費用に充てるため、目的税として課税された税金の使い道はどのようになっているでしょうか。わかる範囲で、最近の年度の実績金額をあわせてお聞かせください。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 都市計画税の使い道ということでございますが、布袋駅付近鉄道高架化整備事業、それから公共下水道事業、布袋南部土地区画整理事業の特別会計への繰出金、また市街化区域内の街路や公園などの整備事業に充てているというものでございまして、その額でございますが、平成22年度の当初予算で申し上げますと12億2,000万円となっております。



◆11番(尾関健治君) 少し具体的な質問をさせていただきます。

 路地状部分の敷地と道路の関係についてお尋ねをいたします。市街化地域内の土地になりますが、住居の建てかえをしたいが、旗ざお状の敷地で、その道路の幅が狭いため、建てかえができない地域があります。建築する場合の敷地と道路の接道要件はどのようになっているかをお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 建築物の敷地と道路との関係でございますが、建築基準法第43条に、建築物の敷地は、都市計画区域及び準都市計画区域に限り、江南市は全域都市計画区域でございますけれども、道路に2メートル以上接しなければならないと規定されております。ここで言う道路とは、4メートル以上の公道や、いわゆるセットバックが必要なみなし道路など、建築基準法第42条に定めのある道路でございます。

 その接道の例外としては、敷地の周囲に公園、緑地、広場などの広い空地があり、特定行政庁が交通上、安全上、防火上、衛生上支障がないと認めて、建築審査会の同意を得て許可されたものについては、この限りではないと規定されております。



◆11番(尾関健治君) 例えば一戸建ての住宅の場合の路地状部分の長さと幅はどのように規制されているのでしょうか、お尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 路地状部分の長さと幅についてでございますが、愛知県建築基準条例第6条に規定されておりまして、路地状部分の長さと建物の用途により異なりますが、例えば一般的な通路部分の長さが15メートル未満の場合は通路部分の幅は2メートル以上、15メートル以上25メートル未満の場合は2.5メートル以上、25メーター以上の場合は3メーター以上と規定されております。



◆11番(尾関健治君) よくわかりました。

 既存建物に対する規制の緩和についてお尋ねをいたします。過去に建設された建物及び地域が法改正により新基準に適合しなくなると、違反構築物となるのでしょうか。また、基準の緩和などあればお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 社会経済の変化に対応すべく法の整備・改善がなされております。建築物とその敷地につきましては、法施行の日から廃止の日まで効力を有し、その施行期間中における適用は可能であり、施行前にさかのぼっては適用されませんので、適用であった既存建築物が法改正により新基準に適用しないものとなっても、直ちに違法となるものではありません。このような建築物のことを既存不適格建築物といい、当初から基準に適合しない違反建築物とは区別しております。

 改正された新基準の適用は、既存不適格建築物につきましては構造耐力規定、用途などの規制緩和がございます。しかし、接道要件については基準の緩和規定はございませんので、既存不適格建築物といえども、新たに建物を建築される場合には現行の基準に適合をしなければならないということになります。



◆11番(尾関健治君) 今の説明で、路地状部分の敷地と道路の関係、既存不適格構築物につきましてはよくわかりました。しかしながら、市街化区域の土地を所有している方の中には、都市計画税を納付しているにもかかわらず建物も建てられない、これでは納得できない方もお見えになりますので、今後このようなところの面的整備を行っていただくことを希望いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 2番、木本恵造さん。

     〔19番 木本恵造君 登壇〕

     (拍手)



◆19番(木本恵造君) 皆様、おはようございます。

 場内から1年ぶりだなというお声がかかりましたが、1年数ヵ月ぶりでございます。またここに立たせていただくと景色が違います。緊張をいたします。先日までこの後ろに座っておりました。いつも議会が始まるときには簡潔・明瞭にということを申し上げるのでありますが、まあ議員の中には簡潔・明瞭という意味を把握していない方がお見えになるのか、自分の個人演説会をなさるようなときがございますと、後ろに座っておりますといらいらいたしまして、だれに質問をするのかなといったとき、議長さん、そういうときには忍の一字でありますので、よろしくお願いをいたします。

 議長にお許しをいただいておりますので、早速質問に入りたいと思います。

 曼陀羅寺公園藤まつりについてであります。観光客数、そして観光バスの台数、教えてください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 藤まつり期間中につきまして、前半において、先ほどの御答弁でも申し上げましたが、低調であったことから昨年度より減少しましたが、本年度は34万5,300人の来場者でございました。観光バスにつきましては77台でございました。



◆19番(木本恵造君) 市長さんと私と旅行社を5社回ってまいりました。大変気になるところでありますので、旅行社名とか、どちら方面から多く来たのか。それから、来ていただいた観光バス会社などにお礼状などを出すのかどうか、一度その点もお聞きしたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 主には関西方面、北陸方面からの観光バスの来場でございました。お礼状の件につきましては、藤まつり開催前に、前年に把握できた情報をもとに旅行社、バス会社へポスター、チラシを郵送し、藤まつり開催案内をいたしておりますが、お礼状を出すことにつきましても、次年度につながることでもございますので、発送してまいりたいと考えております。



◆19番(木本恵造君) 部長さん、もう一つ。たくさん来てくれたところの旅行社名、わかりませんか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 一番多うございましたのは読売旅行さんの京都の方から20台、続きまして読売旅行さんで富山の方から10台等となっております。



◆19番(木本恵造君) 推定でいいので、経済効果の方を教えてください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 経済効果の算定につきましては、専門的な分析をいたしておりませんので、これを数値としてあらわすことができませんが、公共交通機関の利用、観光バスの利用、自家用車による駐車場利用、飲食や自動販売機の利用、観光土産品の購入などを考慮すると、一定の効果は確実にあったと考えております。



◆19番(木本恵造君) 数値で示せというといろいろお金がかかりますので、数値で出てきていないのは残念だなと思いますが、職員の皆さんも開催期間中、本当にいろいろお骨折りいただいたこと、私もこの目で見てよく知っております。また大変御苦労であったなと思いますが、一番よかったのは、大きな事故がなくてよかったなというふうに胸をなでおろしております。

 また、市長さんが熱い思いで3年計画でやられた藤まつり、だんだんよくなってきておりますが、去年のことであります。ちょっと気がついたんですが、先日調べてまいりましたが、全部コンクリート製ですが、長いいすが10脚ございます。コンクリート製の長いすが10脚、そのわきに灰皿が10個あります。家族団らんで来ていただいたときに、丸テーブル、これもコンクリート製のテーブルがございます。テーブルが四つありまして、その横にコンクリート製の灰皿が四つあると。丸いすが一つあって、そのわきに灰皿がまた一つございます。これは全部コンクリート製でありまして、合計で15個ございます。あのフジ棚の下に15個あるんです。

 今、たばこを吸う人と吸わない人との差別化が本当にされて、たばこを吸う人の肩身の狭いこと。だから私、ことしじゃないんです、去年ですね。そのコンクリート製の横のところで若い御夫婦がお子さんを連れて食事をしてみえた。そうすると、私もたばこを吸ってやろうかなと思っても、ちょっと吸いづらいんです。だから、近辺でたばこを吸っている人に、どうですか、あのテーブルの周り、あの長いすの周りはたばこの灰皿を撤去してもいいのではないですかと皆さんにお聞きしたら、たばこを吸っている人は、「あそこでは吸いにくいよね、やっぱり家族で皆さん来ているから。どこか喫煙場所が1ヵ所設けていただいた方が気楽に吸えるよね」といった、私は実態としてアンケートをとったようなつもりでおりますが、この15ヵ所のコンクリート製の灰皿を撤去していただいて、どこか1ヵ所、喫煙場所を設けていただけないかという御質問でありますが、いかがですか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今議員から御指摘があったとおり、曼陀羅寺公園には、テーブルとベンチがセットになっている場所に5ヵ所、長いベンチの部分に9ヵ所、丸太風ベンチに1ヵ所の計15ヵ所に擬木型の灰皿が設置してあります。

 現在、維持管理の方針といたしましては、公園などから順次灰皿を撤去することといたしております。先月も尾北自然歩道の休憩所2ヵ所にあった灰皿を、撤去予告後、撤去しております。曼陀羅寺公園の灰皿につきましても、撤去予告をして来園者に周知した後、順次撤去していくよう考えております。また、藤まつり期間中など多くの方が来園されるような場合で、喫煙コーナーの設置などの検討が必要な場合は、関係課などと協議をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆19番(木本恵造君) 大変結構な御答弁でありました。よろしくお願いをいたします。

 次に、4月21日の中日新聞に掲載されました、救命処置中に自動体外式除細動器、略称「AED」というものでありますが、作動しなかった件について、大阪市内において、救命処置中にAEDが作動せず、製造元の調査によりますと内部のトランジスタが脱落とわかり、脱落原因を調査していると新聞報道がありました。これは皆さん新聞でお読みになって御存じだと思いますが、現在、江南市内にAEDは何台ありますか。



◎消防長(脇田和美君) 市が設置しておりますAEDは、市役所、市民文化会館、すいとぴあ江南などの公共施設に9台、小・中学校に15台、それから救急車に4台、消防車に2台の計30台となっております。また、署員が地域へ出向いてAED講習を実施しておりますが、そうした中で確認しているのは、県立高校、私立学校、医療機関、事業所などで41台が設置されている状況であります。

 なお、それ以外に市内におきましてどれだけの事業所などで設置されているかにつきましては、現在のところ把握ができておりませんので、よろしくお願いいたします。



◆19番(木本恵造君) それで、その問題になったTEC−2313という機種は何台ございますか。



◎消防長(脇田和美君) お尋ねのTEC−2313型のAEDは救急救命士向けの機種でありますが、市が設置しておりますAED30台につきましては、この機種は一台もございません。



◆19番(木本恵造君) じゃあ問題のない機種ばかりだからいいのでありますが、いずれにしても、点検方法をお聞きしたいと思います。

 大阪市消防局によりますと、救急車の運行前にスイッチやバッテリーは点検しているが、テストはしなかったとのことであります。ということは、スイッチを入れてバッテリーがあるかないかまでの確認はしているんです。パッドを張りつけてそのジャック、中のことは点検ができないわけであります。皆さん御理解いただけますかね。スイッチを入れてバッテリーがあるかまでは点検できるんです。だけど、もし救急のときに、パッドを張りつけて、ジャックを本体にひっつけて作動というオンのスイッチまではやっていないということで、オンのスイッチからパッドまでの器械内部が脱落していたということでありますので、それをやっていかないと、救急車にはいつも振動を与えて載っていますから、また新しい機種もいつ脱落するかわかりませんが、江南消防ではどのような点検をしているのか、明確にどうぞお答えください。



◎消防長(脇田和美君) AEDの点検につきましては、毎朝、車両や積載品等の点検の折にバッテリー残量や機器作動状況の確認を日常的に行っております。現在署が保有しておりますAED6台のうち、5台はセルフテスト機能が備わっておりまして、テストを行いますと機器本体が自動で異常の有無を感知してくれる装置となっております。また、毎週末にはAEDの点検項目によりまして電極パット、それから各種ケーブルのコネクターなどの確認を行っております。それから残る1台でありますが、先ほど申しました同様の点検を行いますとともに、年1回、業者による点検を実施している状況であります。また、救急搬送でAEDを使用した場合も、点検項目に従いまして実施をしております。

 なお、市役所を初め他の公共施設や小・中学校に設置してありますAEDにつきましても、同様に点検項目によりまして日常点検を実施しております。

 いずれにいたしましても、救急搬送する際に救命処置を行うAEDが作動しないことはあってはならないことであります。ふぐあいが見つけにくい内部の点検につきましては、一度点検業者ともよく相談しがてら、救命率向上に向けて取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆19番(木本恵造君) そういう事故があってはなりませんので、点検を怠らず、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 次に、雨水貯留タンクについて質問をいたします。

 現在の雨水貯留タンク補助金のシステムについて教えてください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 雨水貯留浸透施設の現在の補助制度につきましては、昨年度までは内径350ミリメートルの雨水浸透ますのみに1基当たり2万円の補助をいたしておりました。しかし、第3次江南市総合治水計画を平成21年度に策定したのにあわせ、今年度4月1日より雨水貯留浸透施設補助制度を一新して、その対象をふやすことといたしました。

 浸透ますにつきましては、内径350ミリメートルに加え、内径300ミリメートルを追加し、補助額を1万円といたしました。さらに、木曽川流域を除く河川区域内を除く草井町と和田町及び勝佐町を重点地区として、内径350ミリメートルは3万円に、内径300ミリメートルは2万円としております。また、透水性舗装をした場合、1平方メートル当たり500円で限度額20万円、浸透トレンチを敷設した場合は1メートル当たり3,500円で限度額10万5,000円といたしました。

 そしてもう一つが、議員の御質問でございます雨水貯留槽、別名「雨水タンク」でございます。その補助金の内容は工事費総額の4分の3を補助するものですが、貯留内容によって限度額が分かれております。100リットル以上200リットルまで4万5,000円、200リットルを超え500リットルまで10万円、500リットルを超え1,000リットルまでは20万円、1,000リットルを超えるものは30万円となっております。

 また、下水道課が以前から補助しております雨水貯留浸透転用補助制度もございます。浄化槽を使用していた市民の方が公共下水道に切りかえた場合に、浄化槽を雨水貯留施設として転用するための補助制度で、改造費4分の3の補助をし、限度額は15万円でございます。



◆19番(木本恵造君) 第3次江南市総合治水計画において各小・中学校に雨水貯留施設を建設とありますが、建設費はどのような試算に基づいているのか、これも教えてください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 雨水貯留施設の建設費につきましては、まず測量を実施して流域面積を確定し、実施設計を行わなければ建設費を確定することはできません。そのため、今回策定いたしました第3次江南市総合治水計画の貯留施設概算事業費においては、過去に設置いたしました各小・中学校での事業実績をもとに貯留量1トン当たりの事業費を算出しております。その額につきましては1トン当たり10万円でございます。



◆19番(木本恵造君) 大変なお金がかかるんですね。貯留容量が100リットルから200リットルのタンクで4分の3の補助をするということですが、逆算いたしますと、6万円の設置費用に対して4万5,000円の補助があるということです。200リッターのタンクを設置して6万円もかかるんですかね。また、市が行う雨水貯留施設建設に当たっては1トン10万円、大変なお金がかかって大変だなと思っております。

 若いころの話をちょっとさせていただきますと、市長と私とおすし屋さんへ行ってくだらん話をしておったら、市長の方がいつも私のリーダーシップをとりますから、木本、おまえはとろいことばっかり言っておらんと知恵を出せ、知恵を出せとよく言われたもんでありますが、きょうはちょっと知恵を絞ってまいりました。

 先日も市長さんとお話をしたときに、ドラム缶で水をためたらどうだろうなあ、あれは200リットルたまるんだわなあと。そうしたら、おい、ドラム缶はすぐさびてしまって腐ってしまうぞと言われたので、ドラム缶にもいろんなもんがあるんじゃないかと思って調べてまいりました。

 中にコーティングしたものがございまして、10年か15年はさびません。そのドラム缶が新品で9,450円であります。ちょっと高いなと思いまして、どこかに中古品はないものかと思って、これも探してまいりました。あちこち、灯台もと暗しというんですね、一宮市の方や名古屋市の方へ行っておりましたらなかなか見つからない。そして江南市へ来てある業者に、おい、こういうドラム缶ってどこぞかにないかと申し上げたら、木本さん、あるあると、こう来たんです。

 どこにあるのかといったら、サンハウス食品が外国からトマトジュースだとかいろんなものの材料を輸入するときに、そのコーティングされたドラム缶の中へ、ビニール袋の中に材料を入れて、腐食するといけないからといってそういうコーティングしたドラム缶で送ってきます。商品を出してしまえば、それはもう廃材です。その業者のところへたどり着きまして、何とかそのドラム缶を分けてもらえんかねと言ったら、何に使やあすということだから、こうこうしかじかでドラム缶で水をためたいということを懇々と説明いたしましたら、木本さん、ただでもいいよと言ったんです。いや、ちょっと待って。ただはいかんわと。ただはいかんで、中古品だで500円でどうですかと言ったら、500円ならいいよと来た。ありがたい話であります。

 そこで、先ほどから写真の件が出ております。許可を受けておりますのでね。

     〔資料呈示〕



◆19番(木本恵造君) (続)ごらんいただいておる写真で見ますと、そのドラム缶が500円であります。そして、ニップルがついておりますホースを接続しておるところの下のものが500円であります。それで、そのドラム缶に穴をあけなければなりませんので、水道屋を呼んでやらせました。そうしたら、取りつけ費用はと言ったら、まあドリルで穴をあけて取りつける費用は「水道の御用命はこちらへ」という小さいステッカーでも張らしてくれれば工賃はただでいいですよと、こう来た。広報にもちゃんとコマーシャルを載せる欄がありますから、ドラム缶へステッカーを張るぐらいのことは私は何ともないと思うんですよ。

 それで、塩ビ管が825円でございます。それから、塩ビ管を置くつなぎ手を曲げるエルボーというのが二つで556円であります。下に敷いてあるブロックが四つで500円であります。合計すると2,881円になります。私にしては大変、市長さん、知恵を絞ったと思うでしょう。

 そこで、そこでですよ。ある地域では雨水貯留タンク、ドラム缶をみずからボランティアによって設置し、雨水流出を防ごうといった動きが今現在あります。ですから、個人にお配りをするのではなく、区であるとか町であるとか、特区指定をしていただいて区・町内単位に御協力をいただくといったことで、この程度のものであるならば無料提供はできないかということでありますが、どうかうれしい御答弁がいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 先ほども説明をさせていただきましたとおり、この雨水貯留タンクの補助制度につきましては今年度4月1日より新たに従来の制度に追加したものでございます。市民の皆様が治水事業に関心を持っていただきまして、積極的にボランティアで雨水貯留タンクを設置していただけることは大変ありがたいことであると考えております。その設置方法につきまして研究するとともに、補助金については調査・検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆19番(木本恵造君) 唐の時代だったかな、孔子という人が国をおさめる者は黄河を制すると言ったことがあります。今のこの雨水のことに関してちょっと置きかえて申し上げるならば、「冠水を制御する者、江南をおさめる」といったことであります。こういうことがすぱっと実施できるのは市長さん、あなたの権限でありますので、どうかしっかりと御検討いただくようお願いを申し上げておきます。



◎市長(堀元君) 先ほどから雨水貯留施設につきまして非常に微に入り細に入り研究され、資料を集められ、このようなタンク、ドラム缶の空き缶等、本当に議員の努力に対しまして敬意を表します。すばらしい事例でございますので、これはぜひ前向きに検討させていただきたい、かように思います。よろしくお願いいたします。



◆19番(木本恵造君) ありがとうございました。こういうときにありがとうと言うんだよ。

 それでは次に、江南市赤十字奉仕団についてお伺いをいたします。

 先日、4月15日、市長さんもこの赤十字奉仕団の総会に出席をされておりました。そこで私もあいさつをさせていただきました。その折に、ストレートに申し上げると、この江南市赤十字奉仕団というところに一円の補助金も江南市から出しておりません。以前、森 ケイ子委員を委員長とした、削減だったかな、あの委員会。

     〔他に発言する者あり〕



◆19番(木本恵造君) (続)補助金検討委員会というのをさせていただいたときに、補助を検討するばかりで差し上げる方の検討をなぜしなかったのかな、ここに自分の落ち度と反省点があるのかなというふうに思っております。

 市長さん、この間御一緒したときに御承知であったと思います。あの団体、170名の会員が延べ90日にわたって協議を重ね、ボランティア活動をしております。きょう持ってきてくどくどと申し上げようと思ったんですが、それは市長さんもよく御承知のはずであります。

 先日のこと、その団員の方とお話しする機会がありまして、あなたはどうして奉仕団体に加入したのですかとお伺いをしたところ、実は私は伊勢湾台風でひどい目に遭いました。3日間飲まず食わずで2階におりました。そのときに本当にうれしかったのは、地域の人が舟をこいできておにぎりとおみそ汁を差し入れしていただいたときには本当にうれしかった。人の情に触れたような気がしましたといったことをお伺いいたしました。それで、私が想像するに、ああ、この方は海部郡の向こうの方か南陽町の方からお嫁さんに見えたんだなというふうに思っておりましたら、どこでそういう体験をなさったんですかと聞いたところ、実は尾西市ですとおっしゃった。ええ、尾西市にそんな水没してしまったようなところがあるのと言ったら、ちょうどうちの従業員の寮はくぼ地になっておりまして、そこが冠水して、テレビや新聞では報道されなかった。だから3日間だれも気がつかなかった。だから、いろんなことについて御奉仕をしなきゃならないなということがそのとき身をもってわかりましたと言っていました。

 会員の皆さんも会費を払い、そして支部がありますから支部でもまた会費を払い、運営をなさっているんです。もう一人の会員の方が、木本さん、ボランティアといっても、大金は要らないけど小金がちょこちょこ要ってなかなか大変なのよと言われたから、何でそんなに要るのと言ったら、どっこも補助がないからみんなで資金を蓄えなきゃならんし、何かあったときに100万円ぐらいの繰越金があったらさっと動けるが、一生懸命お金、会費を取ってバザーをやってお金をつくってもわずか10万円の繰越金しかできないのよといったことで、私たちももう年金生活者だからそんなに大金は出せないからなといった嘆きの一端もお聞きをしたということであります。

 市民の協働であります。災害のときに援助をするのに、さあ消防署さん、あっちの方、どっちの方といって完全ですか、いいですかと言ったって、「はい、できる限りのことはやらせていただきますが」と言っても、災害のときに「万全」「絶対大丈夫」という言葉は使えません。やはりこの江南市赤十字奉仕団のような方、女性の団体でありますから女性のことがわかる。災害が起きたときに、いろいろの区長さん、町総代さんを集めても意外と男の方がお見えになって、御婦人の不便と子供の不便ということはなおざりがちになりそうでありますので、こういう江南市赤十字奉仕団、170名の会員がある大きな団体であります。こういう団体に手を差し伸べて万全を期するような態勢を整えてはどうかといったことを私は思う次第でありますが、市民との協働ということを叫ばれております。そして市長さんは選挙のときに「愛と真心の政策をもって」と言ったようなせりふもよくお使いになっておられますことを承知いたしております。

 いかがでしょう。どなたがお答えになっても結構でありますので、こういう貴重なる団体に、少しで結構でありますので、補助金といったことをお考えいただけないか、御答弁をいただきたいと思います。



◎市長(堀元君) 議員が申し述べてみえます赤十字奉仕団につきましては、私も日ごろの活動についてはまさに敬服をいたしております。各小学校での各地区の防災訓練等、そしてまた献血活動、その他多種によって、再々多種、多種と言って申しわけないんですが、いろんな箇所での赤十字奉仕団の活動につきましては、まさに江南市と市民との協働という見本のような団体でございます。大変頭が下がります。そういう奉仕団でございます。

 その中で、今、江南市からの補助等というお話でございますが、実は江南市から一銭も補助金は出しておりません。県からの助成金といいまして、これは少し県からは来ておるようでございますけれども、江南市独自からは一銭も出しておりません。それで、近隣の市町を一応調べさせていただきました。一宮市は、わずかであるようでございますが、補助金を出しておるようであります。

 しかし、こういう活動につきましては、今後災害等が起きたときに非常に活躍されるということは目に見えておりますし、またやっていただけるというふうに確信をいたしております。そういうようなことで、近隣市町の動向も踏まえて、前向きに江南市といたしましては検討させていただきたい、かように思っておりますので、よろしくお願いします。



◆19番(木本恵造君) ありがとうございました。終わります。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 暫時休憩いたします。

     午前10時33分 休憩

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     午前10時47分 開議



○議長(岩田一洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 3番、宮地友治さん。

     〔15番 宮地友治君 登壇〕

     (拍手)



◆15番(宮地友治君) それでは、早速質問に入らせていただきます。

 保育園の園庭についてということで、保育園の園庭の狭さというのか、やはり園児である以上、すべて江南市の市民でありますし、当然同じ条件でやはり保育を受けなきゃいけないかなという思いがありますけれども、江南市の場合には18園ありまして、その中でも狭い保育園というのが数字では4園あります。でも、国の基準は満たされているということであります。

 けれども、子供はやはり江南市の宝でもありますし、財産でもあるということで、やはり同じような条件で園児が園庭で遊び、皆さんと戯れる場所もなければいけないかと思いますけれども、私は以前、保育園の園庭が狭いから広くしてほしいというお話をしていた中で、今後保育園の統合もあるからという話もちらっとお聞きしたんですけれども、その後何もありません。

 それで、私なりに行政にもお願いして、園庭の面積、また運動場の面積等を調べていただきまして、数字を出していただきました。

 特に、私の地元のことで非常に申しわけありませんけれども、古知野南保育園の園庭、あるいは運動場というのか、広く使える、遊びだけに使える場所の面積に関しまして、古知野南保育園の場合ですと、園庭の面積は江南市の保育園の中で8番目か9番目に広い数字になっております。だけど、運動場の面積に関しましては4番目。でも、これではおかしいんじゃないかなと思って実際に私も調べてきました。一番低い数字になりました。これは私なりに遊べる範囲のところだなというところで一応はかった数字ですけれども、本当に低い数字になっております。

 他の保育園の場合ですと、通常、保育園の形というのは長方形か、あるいは正方形の形でその園庭の中へ入っていくんですけれども、古知野南保育園の場合は入り口が狭い通路部分になっておりまして、奥に一部広いところがあるということで、通路部分も園庭の計算の中に入れてあるみたいです。そして運動場の面積もやはりその部分も入っているみたいで、遊具が置いてある以外のところも運動場の面積に多分入っていると思います、この数字は。

 というところで、私は古知野南保育園の園庭がというより、運動場も一番狭いというふうに感じておりますので、その点につきまして、実際の運動場の面積、私もはかってきましたけど、一度お聞かせ願いたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 古知野南保育園の園庭で園児が自由に遊ぶことができる運動場の広さは、遊具とか通路などの使用できない部分を除きますと、約270平方メートルでございます。



◆15番(宮地友治君) その数字は、私がいただいている数字の中では一番、いただいている数字は411になっていますけれども、かなりの数字の差があると思うんですけれども、この現状について市はどのように考えてみえるか、今後どのようにされていかれるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 古知野南保育園が18園の中で運動場として利用できる面積が一番狭いことは認識いたしております。現時点では、新たに土地を購入したり、借り入れることにより園庭の面積を広げることは難しい状況でありますので、園庭にある手洗い場、ブランコ、そして国旗掲揚塔などを現在の位置から他の場所に移転することにより、園庭を少しでも広く使用できるような工夫をしていきたいと考えております。



◆15番(宮地友治君) 少しでも広くということで今答弁をいただきましたけれども、現状、古知野南保育園の横にはまだ工場跡地としてそのままの状態になっている土地もありますし、前にも空き地はあります、駐車場にはなっておりますけれども。

 一番江南市の保育園で広いところと比較した場合、運動場の面積で言いますと6倍の面積を持っている保育園もあるわけなんです、南保育園に比べて。これは本当にいかがなものかと思いますので、随時、保育園の園庭、運動場に関しては皆が平等に遊べる、とにかく子供は本当に宝ですので、市長さんも以前言ってみえたように、園児は宝、財産ということも言ってみえましたので、とにかく園庭について、また運動場については今後前向きな形で進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 では、次に保育園の統合についてちょっとお聞きしたいと思います。

 先ほど、保育園の統廃合ですね、やはり園庭の狭さもありますし、このような状態の解決策として保育園の統廃合ということも考えられるわけなんですけれども、新しく保育園を整備するなどの考えというんですか、統廃合についてどのように考えてみえるか、お聞きしたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 保育園の統廃合につきましては、今後、園児の減少などを視野に入れて検討していきたいと考えております。



◆15番(宮地友治君) あり得ないということです。やはり江南市は18園あるということで、他市に比べて本当に保育に関してはすばらしい保育をしてみえると思っておりますので、他で18園なんてことはあり得ないと思います。今後ともこの18園を保っていただきたいと思います。

 そして、園児の送迎車両についてまたお尋ねいたしますけれども、すべての保育園ではありませんが、保育園の保護者の送迎用の駐車場、また停車場がなく、道路での駐停車で苦情が多くあると聞いております。道路での車から園児の乗りおりは非常に危険だと思います。市はどのように対応して、どのように考えておられるのか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 保育園の園児の送迎につきましては、保護者に対しまして常々徒歩や自転車による送迎をお願いしておるところでございます。しかし、通勤途中に送迎される場合や、雨降りの日などには車で送迎される保護者も多く、保育士が交通整理をし、事故のないよう、また近所の方々の迷惑にならないように指導しております。そして保護者には、立ち話をせず送迎後は速やかに車を動かしていただくようにお願いをしております。

 なお、送迎用駐車場の確保につきましては、確保する場所や駐車場の管理、経費面などの課題も多いことから、今後の課題とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆15番(宮地友治君) 事故が起きてからでは本当に遅いので、事前に対策を考えていただきたいと思います。例えば保育園の近くに1ヵ月借りてみえる個人の駐車場があるとしますけれども、会社へ通勤されるもんですから、その間、昼間、朝、空き駐車場となる場合が多いと思いますね。そういった駐車場をお話しして一時的にお借りできないかという方法もあると思いますので、そういう考えも含めて進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次は、庁舎の駐輪場についてお伺いいたします。

 庁舎の駐輪場は、聞くまでもないと思いますけれども、一応何ヵ所ありますか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 市役所の本庁舎でございますが、4ヵ所用意してございます。



◆15番(宮地友治君) その4ヵ所の中で西駐輪場が一番よく込んでいると思うんですけれども、現在、自転車で通勤している職員の方、またパート、また臨時職員の方もやはり同じ駐輪場へとめられることはありますか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 4ヵ所ございますので、それぞれ市の職員に特定した駐輪場というのは指定はしておりませんので、4ヵ所の中で職員の通勤用、それから公務で使用する自転車を置くというようなことになっております。



◆15番(宮地友治君) と言われますと、やはり市の今現在ある駐輪場、奥の一番東側の駐輪場が一番すいていると思うんですけれども、西側は今本当にあふれるばかりの状態であります。

 これを解決するためには、駐輪機ですか、サイクルスタンドと言いますけれども、そういった器具を設置することによって、駐輪台数、例えば今は200台余りとまるだろうと予測されるんですけれども、それが250台ぐらいになるんじゃないかなということも考えられるわけですけれども、それと駐輪場の案内ですね、車の案内はよくしてあるんですけれども、自転車置き場、駐輪場の案内は全くないんじゃないかなと思いますので、やはり明確化、ああ、「駐輪場」というようなマークがありましたね。ただ、どちらにあるかという案内がなかったかと思います。そういうことも含めて、今の駐輪場の混雑、はみ出している部分の自転車を、不法駐輪もあると思います。これは月に1遍か2月に1遍、絵符をつけて排除してみえると思いますけれども、これはありがとうございます。

 それでも、なおかつ今の状態ですと駐輪場からあふれる自転車が多く見られ、また今の自転車のスタンドというのは片側でとめておくというような自転車が多く、ちょっとした混雑ですと、私も自転車で通っておりますけれども、申しわけないんですけど、西側の駐輪場へとめております。ちょっとさわっただけでも五、六台ばたばたと倒れてしまって、倒れたままほうかっておかれる人もありますし、私の場合は一応立てますけれども、そのために時間がすごいロスがあって、急いでいるときはしまったなと思うことがばんたびあります。

 こういうことをなくすために、駐輪場にやはり駐輪機、サイクルスタンドを設置したらどうかと思いますけれども、この点について御答弁をお願いします。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 時間帯におきましては集中すると、しかも一部の駐輪場に集中するというような事態も生じております。このために、従来から長期に置かれている自転車を比較的余裕がある場所に移動するなどの駐輪場の管理を行っておりますが、今後も引き続いてそういったような長期の駐輪自転車の特に西側駐輪場からの移動を行っていくことや、職員の通勤用自転車や公務で使用する自転車の駐輪場所を特定することなどを検討いたしまして、まずは4ヵ所の駐輪場の現状の形態で対応していくような方策によりまして来庁される方への駐輪場の確保に努めてまいりたいと考えております。それから、案内看板の設置につきましても一度検討させていただきたいと思っております。



◆15番(宮地友治君) もうちょっとお聞きしたいんですけど、ノーカーデーを設けてみえると思うんですが、そのとき職員の方は自転車通勤がほとんどというか、歩きの方も見えると思いますが、そのとき自転車の置き場というのは決めておみえになるんですか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 職員の自転車の置き場というのは、特定はしてございません。



◆15番(宮地友治君) 議員の、車で見えた場合ですと議員はなるべく庁舎から遠いところへということで、一応私は議員ということで、そういう立場にならせていただいたときにお聞きはしていますけれども、自転車の場合は聞いてないもんですから、私はついつい一番近いところへとめてしまっております。極力、自転車置き場のすいているところへなるべくとめるようにしたいと思っております。

 それでは次、駅周辺の無料駐輪場についてちょっとお聞きいたします。

 今、市の方は無料駐輪場を江南市の中で、駅周辺で8ヵ所ですか、たしか。8ヵ所設けてみえるわけですけれども、この8ヵ所はすべて借地だと思います。借地料が年間約500万円使われております。

 この無料駐輪場ができた経緯は、私なりに解釈しますと、やはり駅前等の不法駐輪によるものだと思います。当時はそういう無料の駐輪場を利用してもらうのに大変苦労されて、そちらまで誘導されたことは大変だったと思います。

 今、無料駐輪場というのは、そこが当たり前のような感じで今は使われておりますし、ある程度整理整頓もされております。また、整理整頓されているということはそれなりの人も入っておると思いますけれども、当初の駅前の不法駐輪の排除という目的は達成できたんじゃないかなという私なりの解釈をするわけなんですけれども、それによって今の年間500万円という予算が使われているわけですけれども、これを有料にしたらどうかなという、受益者負担ですね。やはり、ある特定とは言いませんけれども、特定に近い人たちがとめられるんじゃないかなと。

 というのは、やはり受益者負担という方法が一番ベターじゃないかというふうに考えるわけですけれども、いろいろ問題はあると思います。その中で駐輪の装置を整備したり、いろいろと舗装もしなきゃいけないということで大変だと思いますけれども、この有料化というものは考えられるかどうか、また考えていただきたいんですけれども、御答弁をお願いします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 江南・布袋両駅周辺の自転車等駐車場の設置につきましては、江南市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例により、駅周辺の道路交通の円滑化及び事故防止と自転車等利用者の利便を図っておるところでございます。

 現在の自転車駐車場の設置状況は、江南駅周辺には6ヵ所、布袋駅周辺に2ヵ所が設置されております。このうち借地にて設置しておりますのは、江南駅周辺が3ヵ所、布袋駅周辺が2ヵ所でございます。両駅周辺5ヵ所の自転車駐車場敷地の借地料として平成22年度予算で150万9,000円を計上いたしておるところでございます。これ以外の3ヵ所につきましては江南市の市有地でございます。

 今議員の言われましたように、有料駐輪場として自転車の前を固定する駐輪装置を整備した場合、整理整頓がされ、利用者が利用しやすくなり、安全性と快適性を高め、美観も良好になるとは思われます。しかしながら、自転車の前輪を固定する駐輪装置の設置費用、利用料金の徴収方法など、運営管理などの面、さらには借地をお借りしている地主さんとの契約関係などで課題がございます。

 厳しい市の財政状況であり、議員の言われることは理解できますが、過去からの経緯と地権者等駐車場の設置目的、さらには有料化に対する課題につきまして今後よく調査・研究をさせていただきたいと思います。



◆15番(宮地友治君) 今の答弁の中で、予算の金額がたしか510万9,000円というふうになっていたんじゃないかなと。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 申しわけございません。ただいまの市の駐輪場の借地料でございますが、510万9,000円でございますので、訂正をさせていただきます。



◆15番(宮地友治君) 今後よく検討していただきたいと思います。

 それでは、6番目の下水道についてということでお尋ねさせていただきます。

 下水道の接続率等に関しまして、江南市の供用開始から現在までの供用開始面積と、それから接続状況についてお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 下水道の供用開始面積につきましては、平成14年8月1日に201ヘクタールの供用を開始して以来、平成22年4月1日までに331.1ヘクタールにおいて供用開始を行っており、市街化区域面積734ヘクタールにおける供用開始面積は45.1%となっております。

 接続状況につきましては、平成21年度末における供用開始区域の世帯数8,750世帯に対し6,475世帯が接続を完了しており、74%の接続率となっております。



◆15番(宮地友治君) 今、江南市の下水道の接続率が74%ということでありましたけれども、五条川の右岸流域下水道の構成市町はどの程度の接続状況になっているか、お聞きしたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 五条川右岸流域下水道の構成市町は、江南市を含め4市2町でございます。議員お尋ねの構成市町の接続状況でございますが、世帯数による接続率の算出は江南市独自のものであり、一般的には接続率とは接続人口と供用開始区域の人口の割合で算出をいたします水洗化率を用いております。

 この水洗化率に基づいて五条川右岸流域下水道に限定して比較をいたしますと、平成21年度末における江南市の水洗化率は79.3%、一宮市は63.7%、犬山市は35.7%、岩倉市は73.7%、大口町は59.1%、最後に扶桑町は52.6%となっております。江南市を除く市町の水洗化率を算出いたしますと61.5%という状況でございます。



◆15番(宮地友治君) それでは、次に供用開始区域ですね、区域別における接続率の状況についてお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 供用開始を今までしてきました供用開始区域別における接続率の状況でありますが、区域を年度別で申し上げます。平成14年度の区域は80.8%、以降順に平成15年度88.2%、平成16年度83.6%、平成17年度43.1%、平成18年度59.7%、平成19年度52.3%、平成20年度28.1%、昨年度の平成21年度は43.4%となっております。供用開始から長年経過した区域ほど高い接続率となっている状況であります。



◆15番(宮地友治君) 当然、供用開始から長年経過した区域ほど高い接続率になったということは、やはり職員の皆さん方が一生懸命努力して、接続してほしいとお願いしての効果のあらわれだと思いますけれども、ただいまの答弁の中で最近供用開始した区域における接続率がまだまだ低いと思われる状況がありますけれども、接続ができない理由は何か、お尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 接続をされない方の主な理由でございますけれども、未接続の方へ戸別訪問で面接を行っております。その面接をできる方は高齢者の方が多く、接続できない主な理由は経済的な理由となっております。接続への見込みは、そのためなかなか難しい状況にあると考えております。

 その他の理由といたしましては、空き家や長期不在の家屋、家屋の増改築予定者などとなっております。今後につきましても引き続き戸別訪問を実施いたしまして接続促進への啓発活動に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆15番(宮地友治君) 大変なことでありますけれども、努力していただきたいと思います。

 また、井戸水を下水道につないだ場合における下水道の排出量の認定方法ですね、水量の測定器の設置についてお願いいたします。メーター器ですね。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 井戸水などの水道水以外の水を下水道に排除した場合の下水排出量の認定につきましては、その使用水量を市長が認定することとされております。

 本市は、愛知県の県民の生活環境の保全等に関する条例及び同条例施行規則におきまして揚水規制区域と指定されておりますことから、地下水をくみ上げる場合には、地下水の揚水量を測定できる水量測定器を設置し、愛知県知事に揚水量を報告しなければならないこととされておりますので、水道水以外の水を下水道に排除した場合、既に設置されている水量測定器により下水量を認定いたしております。

 本市におきましては、さきに申し上げましたとおり、水量測定器は既に設置しているため、下水道接続に伴い新たに水量測定器の設置をお願いした事例はございません。



◆15番(宮地友治君) ちょっと不公平感が生じるんではないかなと思いますけれども、通常の江南市の水道を使っていた場合は当然メーター器というのは貸与ということになりますけれども、今の答弁の中で、水道水を使ってという場合ですとメーターは個人持ちというような形のあれだと思いますけれども、なぜそうなるのか私もちょっと不思議でなりませんけれども、江南市の水を使っている場合だけ貸与、地下からくみ上げている場合は自分持ちのメーターを使わなきゃいけないというのもおかしいと思いますけれども、昔から使用されている井戸ですと、掘り井戸ですね、掘り井戸の場合は当然水量測定器が設置されていないと思います。また県の方の登録もされていないと思いますけれども、そういった場合はどうなりますか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 今議員がお尋ねの、比較的浅い井戸になるかと思いますが、そういう場合には、基本的に下水排水量の認定水量につきましてはその使用水量を市長が認定することとなっておりまして、一般家庭用に限った場合で説明をさせていただきますと、井戸水のみを使用した場合は1ヵ月につき世帯人員に8立方メートルを掛けた量をもって使用水量とみなしております。また、水道水と井戸水を併用しておみえになる場合は、水道使用量と1ヵ月につき世帯人員に4立方メートルを掛けた量の合計をもって使用水量とみなすことといたしております。

 なお、下水排水量の認定をするために必要があると認められるときは、計量のための装置を取りつけさせることができると、江南市下水道条例施行規則に規定をいたしております。



◆15番(宮地友治君) 下水道条例に規則としてメーターを取りつけさせるという項目があるということですけれども、やはり江南市の水を使っているときは貸与、何遍もくどいようですけれども、井戸水を使っているところは個人持ちでメーターを取りつけなさいよというのはちょっとおかしいかと思います。その点について今後またよく検討、また他市のこともありますけれども、考えていただきたいと思います。それはごくわずかな世帯数だと思いますけれども、やはりでもそういう不公平があってはならないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、下水に関しては一応最後になりますけれども、下水道への接続率、先ほど数字はお聞きしまして江南市の場合はかなり接続率が高いということでありますけれども、もっとやはり接続を促進するために、早期の接続者に対して下水道使用料等の割引か、あるいは接続時の割引月間というものを設けていただいて、少しでも多くの世帯の方に下水道につないでいただけたらということも考えられると思いますけれども、これに関して当局はどのようにお考えかをお聞きしたいんです。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 下水道の使用料の割引とか月間のサービスとか、そういうことでございますが、本市の下水道事業の経営状況でございますけれども、平成20年度決算におきまして経費回収率が35.8%と、全国の下水道事業に比してかなり低い水準となっております。財政的に非常に厳しい状況に置かれておりますので、下水道使用料の減免による収入の減少は一般会計に対しさらに多額の負担を強いることにもなり、非常に困難でございますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。



◆15番(宮地友治君) 民間レベルでという考えであれば別に無理ではないんじゃないかなと思いますけれども、という答弁ですので、また何らかの形で質問させていただきます。

 では、7番の災害時の非常配備体制についてお聞きしたいと思います。

 この6月からまた自主防災合同訓練というものが10校下で始まるわけなんですけれども、皮切りは6月20日、古知野北小学校から始まりまして10校が終わる。総合防災が8月22日、古知野南小学校ということで、毎年、合同訓練が行われるわけですけれども、これに対して、地震時の職員の緊急体制についてちょっとお聞きしたいと思います。

 勤務時間外の職員の方の地震時における職員の緊急配備についてどのように決められているか、また担当する職員の研修が行われているようであれば教えていただきたいと思いますけど、よろしくお願いします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 勤務時間外の地震による職員の緊急招集、非常配備体制につきましては、江南市地域防災計画の中で定められております。

 震度4以上の地震が発生したとき及び東海地震注意情報が発表されたときは、消防署通信司令室から「あんしん・安全ねっと」により市長、副市長、教育長を初め部長職、消防長、消防団長、第1非常配備要員である課長職及び防災安全課長に対し、その情報と緊急登庁を促す内容のメールを配信いたします。市長を初めとする職員等が登庁後、災害対策本部を速やかに設置し、活動体制を確立いたします。

 震度5弱以上の地震が発生したときは、新たに第2非常配備要員及び初期活動のために指定しました緊急防災要員が加わり、メール配信が行われ、招集がされます。また、第2非常配備要員につきましては、東海地震警戒宣言が発令されたときにも同様にメールが配信されます。

 さらに、震度6弱以上の地震が発生した場合は、全職員の緊急登庁となり、第1・第2非常配備要員が所属する職員に対しメールなどでその情報や緊急登庁する旨の連絡をいたします。

 以上が勤務時間外における職員の緊急招集並びに非常配備体制でございます。

 次に、担当する職員の研修についてでございますが、緊急防災要員は、防災安全課職員による年1回の講習のほか、特に現地班につきましては、毎年、古知野南小学校で実際に防災井戸を使った実地研修や、各小学校下で行われます自主防災訓練に参加をし、地域住民に現地で説明を担当させ、知識の向上を図っております。

 また、新規採用職員につきましては、年度当初に「地域防災」と題し、防災に関する基礎知識のほか、緊急防災要員の役割、災害時の緊急招集、非常配備体制などについて防災安全課職員による研修を実施いたしております。



◆15番(宮地友治君) 市民の生活を守ることは本当に大変なことだと思いますけど、今後も一層の努力をよろしくお願いします。

 今その中で「メールの配信」という言葉が出てきましたけれども、このメールの配信に関してちょっと質問させていただきたいと思いますけれども、これは今、自動配信、地震が例えば震度4を感知した時点で自動配信されているのかどうか、また自動配信をされていなければ自動配信されるようにできないか、ちょっとそれをお聞きしたいんです。



◎生活産業部長(奥村哲司君) あんしん・安全ねっとによるメール配信は、勤務時間内は防災安全課の職員が、勤務時間外につきましては消防署員が手動によりメールの配信をいたしているのが現状でございます。しかし、今年度中に全国瞬時警戒システム、通称「Jアラート」と申しておりますけれども、これを整備することから、今後はこのシステムの活用を、メール配信ができないか調査・研究してまいりたいと思います。よろしくお願いします。



◆15番(宮地友治君) 手動によるメール配信というのはそんなには時間はかからないと思いますけれども、それよりもやはり自動配信した方がいち早く情報を発信できると思いますし、またそのメール配信された時点において職員の方もどのような被害状況であるか本部の方にメールで送れるような形がとれると最高のシステムになるんじゃないかなと思っておりますけれども、その点についてもやはりいろいろお金もかかることであります。随時、市民の安心・安全なまち江南を目指して、やはり装備できるものは装備していただいて市民を守っていただきたいと思います。

 これをもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 4番、今井敦六さん。

     〔4番 今井敦六君 登壇〕

     (拍手)



◆4番(今井敦六君) それでは、議長さんのお許しを得て、一般質問をさせていただきます。

 初めに、布袋交番についてであります。

 事件や事故が起きたときに、今、東野交番から出動されるということを聞いております。そこで、よく話を聞くんですけれども、うちの近所の方なんですけれども、どうして一番江南市の西の端から一番東や一番南の端まで来なきゃいけないんだと、どうして江南本署から来てくれないんだという不満のをよく耳にします。

 そこでまずお尋ねします。各交番の役割や江南警察署との出動区分はどのようになっているのか、お尋ねをいたします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 御質問の件につきましては、江南警察署に問い合わせをしましたところ、交番の役割は、管轄地域のパトロール、住宅、事業所への巡回連絡のほか、管轄区域内で発生した事件・事故の初動対応の捜査とのことでございました。

 次に、警察署と交番の出動区分につきましては、交番は事件・事故はもとより、地元の要望など管轄内すべての事案に出動するものに対し、警察署は110番通報などの内容により緊急性を要するものについて出動しているということでございました。



◆4番(今井敦六君) その事件の内容性とか緊急性によって当然違うんでありましょうけれども、うちの曽本の隣の小牧市なんですけれども、そこの三ツ渕というところには、近くに交番があるんですよね。だけど、そこからはなかなか来てくれないんですよね。やはり近いところから来ていただいた方が市民は納得してくれると思いますので。

 次の質問です。

 昨年あたりから、ちょっと前だと思うんですけれども、布袋ふれあい会館周辺、駅周辺に布袋交番ができるかもしれないといううわさがありました。私としては一日でも早く交番ができてくれないかなという期待をしておりましたが、ことしに入り不調になったと聞きました。非常に残念でございます。

 それで、これまでの布袋交番用地に伴う経緯をお尋ねしたいと思います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 布袋交番用地に関する経緯でございますが、まず江南警察署長名で平成19年9月に要望書が出まして、愛知県の1中学校区1交番の整備方針、これは県の整備方針でございますが、これに基づきまして布袋中学校区の交番用地の確保についての協力要請があったと。それを受けまして、平成19年10月に総務委員協議会におきましてこの要望書について御報告をさせていただき、布袋駅周辺で設置したいという要望もございましたので、布袋駅周辺で候補地を調査した結果、布袋ふれあい会館付近に適当な土地があったということで、土地所有者と話し合いを行いまして、平成19年10月には土地の鑑定を実施し、市の提示価格をお示しさせていただいてさらに話し合いを続けたということでございますが、結果として平成21年1月で諸事情によりまして不調に終わったという結果でございます。

 その後、交番用地確保に向けて情報を収集しているところでございますが、適当な候補地の情報もないということで現在に至っているということでございまして、布袋中学校区だけに交番がないという状況でございますので、安全・安心な生活環境の整備の観点から施設の必要性は十分に認識をしているところでございます。引き続き情報収集に努力してまいるというものでございますが、適当な候補地についてお地元からお話がありまして場所や価格など条件等で合意が得られれば、土地購入を進めてまいりたいと考えております。



◆4番(今井敦六君) 今部長さんのお話の中で、適当な候補地の情報はないと。それから、お地元から話があり、合意が得られれば検討するというお話がありました。実はちょっと前から、地元の数人の方から、ここはどうだとかいうような話、場所は特定はいたしませんけれども、話を伺っております。きのうもある人からうちへ電話がありまして、ここはどうだ、幾らぐらいだというようなことを聞かれました。

 私は、地図、また知っている限りの布袋駅周辺、駅西、ふれあい会館近辺ですね、その土地があるかなということを探してみると、なかなかそんなにないと思うんです。ですので、駅東でいいんじゃないかと。交通空白地帯の駅東、駅の例えば北山、南山、小折、江南岩倉線から155線、あの辺につくっていただければ、いや、曽本とは言いませんけれども、つくっていただければ、アクセスにおいても、寄木でもそうですけれども、いいんじゃないかなという考えがあります。

 それで、先ほどの江南署からの要望書の中で、その交番の設置に対する基準とかはありますでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 先ほども申しましたが、県の方針としましては中学校区に1交番の設置を進めるということでございます。それで、土地の要件といたしましては、基準といったものはないかと思っておりますが、先ほどの江南警察署長からの要望の中では、場所は布袋駅周辺、面積が200平方メートルから250平方メートル程度で、江南市が用地を確保していただいて愛知県警が交番用地として借り受けるというようなことが要望としてはございます。



◆4番(今井敦六君) 駅周辺ということですので、当然周辺なんでしょうけれども、具体的にはないんですかね、何百メートルとかそういうのは。なかなか今のお話ではないという話でしたけれども、その辺はどうでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 要望書には「布袋駅周辺」との表現でございまして、それ以上特に具体的なことは明記されていないものでございます。



◆4番(今井敦六君) そうしましたら、とりあえず県の方、警察署の方と場所がある程度提供してもいいよという方が見えればそこへ出向いて検討していただけると思いますので、交番というのは犯罪の抑止力にもなりますし、やはり市民が安心して暮らせる江南市にしなくてはいけませんので、先ほどちらっと議場の方から高架下という話もありましたけれども、高架下を待っておる余裕は僕にはないと思いますので、一日でも早くよろしくお願いしたいと思います。

 それじゃあ次に行きます。

 緊急災害時の水の確保についてであります。

 先日、これは4月22日の中日新聞ですけれども、「東南海などの3地震が連動、愛知・三重で死者4,500人も」という記事が出ておりました。この中では、愛知県では死者数が1,900人、全壊棟数が9万1,000棟、今、耐震補強も一生懸命やっていただいておると思うんですけれども、予想外の地震が来れば本当にとんでもないパニックになると思われます。

 昨今心配されている東海・東南海地震が連動して発生した場合、マグニチュード8クラスと想定されると聞いておりますが、このような場合、江南市の倒壊家屋や被害想定人数はどの程度でしょうか、お尋ねします。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 平成15年に愛知県が実施いたしました東海地震、東南海地震等被害予想調査によりますと、本市においては東海・東南海地震が連動して発生した場合に地域の大部分でマグニチュード5強と想定されています。この場合の被害想定でございますが、家屋の全壊が約20棟、半壊が約610棟で、人的被害は死者数が若干名、負傷者数が約110人となっております。



◆4番(今井敦六君) 今、死者数若干名ということであります。そのときに家がつぶれたり何らかのときで亡くなる方、またそのときにけがをして病気になってその後亡くなる方、いろいろとあると思うんですけれども、そのときに何が一番大事か、私は水だと思うんですけれども、災害時の飲料水の備蓄施設はどのようになっているのか。公共施設の受水槽は利用できるのか、また水道災害に関する応援協定はどのような内容か、お知らせください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 江南市地域防災計画におきましては、飲料水供給の非常用水源の項目の中で、耐震性貯水槽及び受水槽を利用して応急給水するとなっております。この計画に基づいた災害時の飲料水の備蓄施設として、中央公園の地下に100トンの耐震性貯水槽がございます。このほかに、避難所でもある公立小・中学校などの受水槽内の水を飲料水として、一時的ではありますが、利用することができます。

 また、飲料水確保に関する応援協定につきましては、県下の全市町村と平成16年7月に水道災害相互応援に関する覚書が締結されており、飲料水の供給、あるいは施設の復旧が困難な場合、他市町村または県への必要な支援を求めることができるよう相互に応援する体制を整えております。



◆4番(今井敦六君) 本当にいざというときはその応援協定も心配しておるわけなんですけれども、一般的に災害時には1人1日3リットルの飲料水の確保が必要と言われています。被災者への給水はどのように行うのか、お尋ねします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 水道課は現在1,000リットル給水タンク1基、500リットル給水タンク2基を保有しております。緊急災害時にはトラック等にタンクを搭載し、避難所を中心に給水作業を実施する計画となっております。



◆4番(今井敦六君) 合計で2,000リットルということですけれども、その給水作業はどなたが行われますでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 江南市水道事業危機管理マニュアルに基づきまして、給水作業は給水班が行うこととなっております。



◆4番(今井敦六君) そういう場合、その給水班、職員さんのみでは給水できないのではないかとちょっと心配するんですけれども、そこで災害ボランティア等の活用を考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) その給水班は職員3名の構成となっております。大規模な災害時には給水業務を職員のみで行うことは困難があるとのことも予想されますので、何らかの応援体制が必要であるのではないかと考えております。



◆4番(今井敦六君) そうですね。防災リーダーというか、いろんな方にできる限り多くの、専門知識をちょっと持っていただいて、そこでいろんな方に助けていただけるとありがたいなと思いますので、その件についても検討していただきたいと思います。

 次に、3階以上の建物は受水槽等の設備が設置されていると思うが、災害時にその中にある水はどう利用できるか、お聞きします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) マンション等の3階建て以上の建物は、水道管の圧力だけでは十分な給水ができないため、受水槽を設けて一たん水をためた後に宅内へ給水するという方式になっております。大地震等の災害で断水が長時間続く場合には受水槽にためられている水は大変貴重な飲料水になることから、設置されているマンションなどの住民だけでなく、広く周辺住民の方々にも御利用いただけるよう、受水槽施設の管理者やマンションの住民の方の理解と協力を得られるような体制づくりを、先進都市事例を調査するなど研究してまいります。



◆4番(今井敦六君) これもまたちょっと前ですけれども、ちょっと前というかこの間ですけれども、「水道管の耐震適合3割、全国初調査、地域格差19事業者でゼロパーセント」、こういう記事が載っております。この中で愛知県は56.6%、静岡県は19.1、三重県は13.6と、愛知県は中では結構パーセンテージは多いと思います。

 それで、江南市の水道管における耐震管割合が相当低いと聞き及んでいますけれども、その理由と今後の方針をお聞かせください。



◎都市整備部長(暮石浩章君) まず水道管の種類や耐震管について御説明をいたします。

 水道管を大きく分けて、水源から配水場までを結ぶ導水管、配水路から給水先へ水を配る配水管、配水管から宅内へ引き込む給水管に分類されます。その配水管のうち、一般利用者へ給水しない口径200ミリメートル以上の管と、口径150ミリメートル以下で給水を行う管とを区別しております。前者は配水本管、後者は配水支管と区別しております。このうち、導水管と配水本管をあわせたものを基幹管路と言っております。

 次に、耐震管の分類でございますが、ダクタイル鋳鉄管ではS形、S?形、NS形といった継ぎ手構造のものがあり、鋼管では、継ぎ手Lを溶接接合し、一体管路になったものがございます。今おっしゃった江南市の基幹管路における耐震管の使用の現状といたしましては、こういった管種の使用実績はほとんどないのが実情でございます。

 現在、江南市では、管路の耐震化に先立ち、配水池等の耐震化を平成25年度完了予定で進めております。管路につきましては、市営水道初期に埋設した管が35年を経過したところであり、法定耐用年数の40年までに至っていない状況でありますが、市民への水の安定供給を考えれば想定される大地震に向けての対策も大変重要と考えておりますので、配水池等の耐震化が完了した段階で、次へのステップとして基幹管路の耐震化を進めていくよう検討してまいります。

 なお、基幹管路の更新事業、または他の事業に伴う基幹管路の布設がえ事業を進めるに当たりましては、耐震管を採用する計画も持っており、今年度、公共下水道事業に伴い、基幹管路である口径200ミリメートルのダクタイル鋳鉄管が140メートルその下水道事業によって支障となりますので、耐震管のNS形のダクタイル鋳鉄管でもって布設がえをしていく予定でおります。



◆4番(今井敦六君) その中で、ちょっとよくわからないので確認させていただきたいんですけれども、「耐震管」と「耐震適合性のある管」との表現がありますけれども、その違いは何でしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 耐震管とは、その材質・構造の違いで地震に対して機能に障害を起こさないものでありまして、それに対して耐震適合性のある管とは、耐震管も含め地盤が良好である場合、例えば液状化しない地盤であるなどの条件のもとでその材質・構造が耐震管と同等程度、同じ程度と考えられるもののことでございます。

 江南市が過去に採用してまいりましたダクタイル鋳鉄管にはA形、K形継ぎ手のものがございますが、厚生労働省の管路の耐震化に関する検討会報告書によりますと、このうちのK形につきましては、各事業者の判断で良好な地盤に埋設されている場合には、耐震適合性がある管として位置づけてよいとされております。現在その延長が11キロメートルほどありますので、江南市は地盤がよいところでございますので、そのように判断すれば、基幹管路延長の約2割程度が耐震適合管の布設割合であると考えております。



◆4番(今井敦六君) ありがとうございます。江南市の地盤は比較的良好であると私は思っておりますけれども、今後、例えば新設とか、直す、耐用年数が来るという、悪いところですね、そういうところは早急に直していただきたいと思います。

 その次に、災害時の生活用水を確保するため、民間の井戸を活用して「井戸水提供の家」といったネームプレートをやってみえる自治体があります。こういった取り組みについてどのように考えていますでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 県内では、蒲郡市などが、災害時における初期消火、近隣者への飲料水以外の生活用水の提供等として、民間の方の井戸水の提供ができるように行われております。災害時におきまして地域の方が近所の井戸を利用できることを井戸の所有者が理解され、御協力いただくことにより、災害時の生活用水確保の一手段となり、有効であると考えております。



◆4番(今井敦六君) ちょっと調べさせてもらいましたところ、横浜市とか姫路市とか、県内でもほかの市で災害時に井戸を利用するということをやってみえるところもあります。

 少し前に回覧板で「緊急時安心水の隣組マップづくりに御協力をお願いします」と、こういう回覧板が来ておりました。私も、家の敷地じゃないんですけれども、ちょっとしたところに井戸跡というか、そういうところがありますのでそこをお願いしておきましたけれども、これは調べてみると、江南市水道工事店協同組合とまちづくり江南市民会議が連携して、緊急時安心水の隣組マップづくりとして、民間の井戸の調査を区長さん、町総代さんを通じて行ってみえるようです。

 この趣旨は、各地域で緊急時に使用可能な井戸がわかることにより、市民の安心感が高まる。その安心感を維持するため、水を守るための環境保全にも目が向くようになる。近所にある井戸の共同利用により、隣組の意識が向上し、住民の結びつきの強化。その水を利用するための発電機や浄水機等の防災機材の充実の試行・実践する自治会がふえるとしております。

 防災行政として、この井戸の調査の結果を広報活動に利用するとともに、現在使用していない井戸も使用できるように改修する費用とかを補助することはいかがでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 今議員御指摘の、江南市水道工事店協同組合とまちづくり江南市民会議が連携して、区長さん、町総代さんを通じまして、民間の井戸の調査を行い、マップづくりに取り組んでおられるということは承知をいたしておるところでございます。この調査による使用可能な井戸水の結果は、今後の参考にさせていただきます。

 また、現在、各地域の自主防災会が消火器など防災機材等を購入されたときは、地域の世帯数により限度額はございますが、購入金額の2分の1の助成を行っておるところでございます。

 今回の使用していない井戸の改修費用の補助につきましては、先進地の状況を調査・研究し、検討してまいりたいと考えております。



◆4番(今井敦六君) それこそきのうある近所の方に呼ばれまして、これはちょっと話は違うんですけど、防災倉庫の中に救急道具が入っていたと。それが古くて期限が切れちゃっていたということで、いざとなって使えないものでは何にもなりませんので、その辺の指導もちょっとよろしくお願いしたいと思いまして、この質問を終わりたいと思います。



○議長(岩田一洋君) 今井敦六さんの質問中でありますが、暫時休憩いたします。

     午前11時56分 休憩

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     午後1時05分 開議



○議長(岩田一洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 今井敦六さん。

     〔4番 今井敦六君 登壇〕



◆4番(今井敦六君) それでは、午前中に引き続き質問させていただきたいと思います。

 3番目に通告してありました、発泡スチロールごみ(EPS減容リサイクル)を考えるという質問です。EPSとかいろいろな言い方があるんですけれども、今回、減容リサイクルということでよろしくお願いします。

 まず、この減容リサイクルという処理方式について当局の方は御存じでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) EPS減容リサイクルは、溶解剤の入ったドラム缶に発泡スチロールを投入してゲル化処理するシステムで、回収されたゲルは専用の処理工場で資源化されています。処理量は、ドラム缶1本で4トントラック1台分(約10立方メートル)の発泡スチロールの処理が可能でございます。



◆4番(今井敦六君) いろんな種類、発泡スチロールを減容となると、熱で溶かすとか、圧縮するとか、溶剤で溶かすということがありまして、今回は溶剤なんですけれども、溶剤は、例えばミカンの皮から抽出されるリモネン、蒸留してつくるとリモネンというのがあるんですけれども、それからもとれるわけでして、百聞は一見にしかずということで、きょうはちょっと溶剤をお持ちしたので見てください。

     〔資料呈示〕



◆4番(今井敦六君) (続)ちょっと小分けしてきたんですけれども、透明な液体です。こういうようなものです。

 それで、一遍実験します。大丈夫、これはガスも危険性はないですので。発泡スチロールがありますよね。これをどんどんどんどん入れていくわけなんですね、こうやって。発泡スチロールというのは、この泡は、シンナー系なんですけれども、ほとんどがこれは空気なんですよね。2%のスチレン、大体1から2%のスチレンと、あとは空気ということで、大体これは、うちでやったら、10秒ぐらいで溶けます。

 それで、これは溶けるんですけれども、これを溶かしてきたやつがここにありまして、これはちょっと見にくいんですけれども、下にゲル状に固まるんです。これがまたリサイクルとして、いろんなプラスチック製品、これは売れるんですよね、実は、キロ10円で。うちで今これを8リットル買って、この間うち買って試して、家のトレーとか、魚とか肉とか入っているトレーとか発泡スチロールをこうやってどんどんどんどん入れていけば一つもごみステーションに出さなくていいという、これは一つのあれなんですけれども。それで、たまったやつは、これは業者がそのまま持ってきてくれて、缶なり持ってきてくれるんです。それで、それを持ってきて引き取った値段も含めてこれをキロ10円で買っていただけるということで。それで、こういうような、どんどんどんどん溶けていって、これもふえないという、液ですね、これは溶剤。まあ、いろんな溶剤がありますけれども。

 発泡スチロールの収集運搬に係る経費、またはその処理に係る経費は今幾らでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 平成21年度の収集運搬経費については、発泡スチロール及びトレーを合わせた収集運搬経費が約972万円、発泡スチロールに係る中間処理費が約213万円かかっております。



◆4番(今井敦六君) 例えばこの減容リサイクルを導入した場合は幾らぐらいの試算になるんでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 1日当たりの発泡スチロールの収集量を約50キロと見込みますと、50キログラムの処理能力がある溶解剤入りドラム缶は年間収集日数240日で240缶が必要となります。溶解剤入りドラム缶1缶当たりの価格が3万円といたしまして、計720万円必要になります。

 また、処理に係る人件費は、賃金が1時間当たり800円、1日4時間の作業として年間240日稼働した場合、76万8,000円がかかります。一方、溶かしてゲル化したものは有価物として1キロ当たり10円で販売するため、12万円の売り払い収入があります。

 経費の総額は、溶解剤入りドラム缶代720万円と人件費76万8,000円を足し、売り払い分12万円を差し引いた784万8,000円となります。



◆4番(今井敦六君) これを導入するに当たってのメリット・デメリットを教えてください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) EPS減容リサイクルのメリットとしましては、約100分の1にゲル化されるため、搬送コストが削減されます。また、汚れたもの、色のついたものも処理ができ、処理後のゲルを有価物として売却ができるものでございます。

 デメリットとしましては、溶かすのに時間がかかることや、溶剤が揮発性の液体であるため屋外での作業となり、雨天時の作業が困難と思われます。また、温度が5度以下では溶けにくくなり、冬季の処理が困難な状況になります。



◆4番(今井敦六君) 私がちょっと調べたところ、これはいろんな会社から出ているわけなんですけれども、この液体は取り扱いの資格は要らないということで一般家庭でも使える。ただし、ちょっと、きょうお持ちしたやつは石油系の薬品でちょっと臭いんですけれども、ふたをしておかないと蒸発が多少、揮発性があるということでするということで、カップめんの、要はPS、三角マークの6番と書いた、それは全部この中へほうり込めば溶けちゃうということなんですけれども。トレーでも、よく洗って出しなさいということがありますけれども、それはそのままほうり込んじゃえば、下に沈むか上に上澄みになって残るので、上に上澄みになって残ればそれは拾えばいいという、本当に簡単なものだと思います。

 それで、調べたところによると、1時間に5立米が大体溶けていくと。それはふたの大きさ、間口の大きさにもよりますので、大体1時間から2時間で4トントラック半分から7割ぐらい溶けるということで、ただし、においということと、ちょっと寒いときは溶けにくいということが言われておるみたいであります。

 各ごみステーションの集積場所を見ると、発泡スチロールは本当にかさが多いので場所も必要で、ですけれども運んでいるキロ数というか重さは本当になくて空気を運んでいるように思いますが、その収集というか、その配送について何か対策を考えたことはありますでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 御指摘のとおり、発泡スチロールはかさばるため、収集運搬に苦慮しているのが実情でございます。この状況を少しでも解消するため、ごみの出し方のしおりや「ごみの正しい分け方・出し方小事典」などで、大きなものは割っていただきまして少しでも小さくしていただくようお願いをしておるところでございます。



◆4番(今井敦六君) これを使って近隣市町で導入しているところはあるんでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) EPS減容リサイクルについて近隣で導入をされているところがあるかというお尋ねでございます。

 小牧岩倉衛生組合で使用されております。この施設では以前は廃プラや発泡スチロールの埋め立て処理を行っていましたので、埋め立て処分場の延命を図るため、かさの大きい発泡スチロールの処理に使用していました。現在は発泡スチロールは埋め立て処理でなく分別収集しているため、当初の目的での使用はせず、不燃ごみの中に混入されている発泡スチロールを処理するために引き続き使われています。

 また、民間では小規模家電店など、少量の発泡スチロールが継続的に出るところで使われていると聞いております。



◆4番(今井敦六君) ありがとうございます。

 これだけで全部処理しているというところはまだまだ少ないように思われますが、これも一つの方法かなと思いまして今回紹介させていただきました。

 各家庭、きょうお持ちしたやつはにおって石油製品ですけれども、先ほど最初に言いましたような、オレンジの皮からつくったリモネンというのですと全然そういう薬害とか引火とかはありませんので、そちらの方もこれから私なりに研究させていただきたいと思っています。中には、ある自治体ではこれ専用に積んだトラックがあって、それが集積場へ行ってどんどんどんどん上からほうり込んでいく、それで移動中に溶かしちゃうというところもあるみたいですので、これから研究してみる余地はあるんじゃないかなと思っております。

 それで、各ごみステーション、町内でもこれを1缶を買ってもしやっていただければ、そこへどんどんどんどんほうり込んでいただければ排出、出さなくていいということにもなるような気がしております。ぜひ市長さんも御自宅に一つ買っていただいて、発泡スチロール系を出さない市長ということで環境問題、CO2削減に取り組んでいただければなと思いまして、ちょっと今回御紹介させていただきました。どうもありがとうございました。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 5番、山 登志浩さん。

     〔8番 山 登志浩君 登壇〕



◆8番(山登志浩君) 皆様、こんにちは。

 通告に従いまして早速質問させていただきたいと思います。

 まず1点目の自治会が設置・管理する公園遊具のあり方についてであります。

 この問題につきましては3月議会で冒頭にお尋ねをしておりますが、公園というのは、都市公園ですとか都市計画公園、条例で定める公園その他、あるいは緑地、児童遊園、遊園地など、いろいろとあります。それに加えて、自治会が独自に設置している公園というのもございます。

 まず3月議会の冒頭では、公園に設置された遊具についての役割や意義についてお尋ねをいたしましたところ、都市整備部長であられました石川副市長から、子供たちが遊具を通して体を動かすことで運動能力を向上させ、心身ともに健全に育つ効果があって、遊びを通して子供たちが自主性、創造性、社会性や遊びの持っている危険性などを身につけていくという答弁をいただいております。

 3月議会での答弁は、公園の遊具というものは子供の成長にとって欠かせない道具であるという認識だと私は理解をしております。その上で幾つかお尋ねをいたしますけれども、自治会・町内会が設置した公園というのは江南市の市内の中にどれだけあるのでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 先月、県営や市営住宅、マンションなどを除くすべての区長や町総代にあてまして、地元が管理する遊具について照会文書を発送して調査を開始いたしましたが、まだ整理がついておりませんので、現段階の箇所数は把握できておりません。平成10年5月に調査しました折には、遊園地が55件あるとの記録が残っております。



◆8番(山登志浩君) その公園がなくなったり、あるいは拡充されたりということもあるかと思いますけれども、そういった公園の位置づけや意義についての見解を求めたいと思います。江南市というのは公園が少ないとか、1人当たりの面積が少ないというようなことをよく言われておりますけれども、そういったことを前提にちょっと答弁をいただきたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 自治会の管理する公園等について、現在のところ市としては特に位置づけしているものではありませんが、公園や遊園地などが少ない現状で、それらの公園等は地域住民にとって貴重な憩いの場や子供たちにとっての遊び場になっていると考えられます。

 現在、平成21年度、平成22年度の2ヵ年の継続費で緑の基本計画を見直しているところであることや、また市民から近くに公園や遊園地がないかとの問い合わせに、自治会が設置している遊園地やそこに設置されている遊具の状況なども紹介できるよう最新の情報を整理し、公園が不足している地域を補足する資料とするなど、市が管理する各種の公園と有機的な連携が図れるようにするなど、いろいろな方面に利用することを今後研究してまいりたいと考えております。



◆8番(山登志浩君) 市民の皆さん、利用者にとって、こういう自治会の公園というのも大切なものだという認識だと思いますけれども、自治会の公園ですとか遊具の維持管理や保険の加入状況などについて市として何かの把握をされているのかどうか、お尋ねをいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 自治会が設置・管理しておられます公園等の維持管理については自治会独自で行われていると思いますが、保険の加入状況についても把握をいたしてございません。



◆8番(山登志浩君) そういったことを含めて、公園の遊具について特に把握をしていくべきだと私は思います。具体的には、台帳整備を行うよう要請をするなり、アドバイスするなりしたらいいかと思いますけれども、そのあたりの見解をお尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 国土交通省が各自治体に出しております都市公園における遊具の安全確保に関する指針では、遊具の修理や部材の交換などを記載する遊具履歴書を作成することとなっております。

 そうした状況から、現在市が管理している遊具につきましては、遊具履歴書を作成して維持管理を行っているところであります。したがいまして、自治会などが管理する遊具についてもそうした指針を準用することになると思われますので、自治会で遊具履歴書を作成して管理する必要が問われていると考えらます。このため、自治会の方々へもこうした情報の提供をしてまいりたいと考えております。



◆8番(山登志浩君) 市の直営の公園については当然管理されていると思うんですけれども、自治会においても、やはり設置した以上は、その公園ないし遊具の維持管理、利用に当たってのリスクを適切に管理していかなければいけない。ハザードマップ、何か事故が起こってはいけない、事故を防止する責任があるというふうに考えております。

 自治会・町内会の役員の方というのは1年ないし2年で短期で入れかわっていきますが、自治会が設置した以上、何か事故が起こった場合の責任というものが生じます。そういった責任を自治会だけに負わせるのはちょっと酷な感じもいたしますし、公園自体、昔からあるものについては遊具の老朽化も進んでおります。そして先ほど答弁にありました国土交通省の指針からも明らかなように、遊具がつくられたときとは社会的な背景や地域的なコミュニティー機能も大きく変化している現状を踏まえて考えていく必要があります。

 先ほどの答弁にありましたように、江南市としては自治会が設置した公園についての意義を認めておられます。そこで、江南市はずうっと市民の皆さんとの協働だとか地域協働ということを推進しているわけでありますので、地域コミュニティーの中の公園の遊具を適切に維持管理していく仕組みをつくっていくべきではないか、そういったことに協力していくべきじゃないかなというふうに思います。

 自治会で公園をつくって遊具を置いて、そこまではいいんですけれども、その維持が大変だというようなお話を伺っております。行政としてそういったものにどんどんどんどん補助金を出せというようなことを私は申し上げるつもりはございません。協働という仕組みの中で市としてできることをやっていただきたいなというふうに私は思うわけですけど、そのあたりについての見解を伺いたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 自治会には、遊具の維持管理段階、利用段階にあって、自治会が設置している遊具の維持管理についてでございますが、市が管理する遊具のように、専門業者による点検を毎年受けることが最善の方法であり、また維持管理方法についても、都市公園における遊具の安全確保に関する指針によって行われるのがより有効な手段と考えるところであります。しかしながら、そうしたことをすぐに実施することは、各区や町内会などの自治会のそれぞれの状況もあり、現在のところではそれらの情報の提供を各自治会に行っていくことから始めたいと考えているところでございます。

 議員が御提案の自治会が設置した公園遊具に対する行政関与のあり方については、非常に重要な課題であるとは認識しますが、さきに述べましたとおり、専門業者に点検委託契約を締結いたしますと、委託契約期間中はその責任保険の保証期間となり、遊具のふぐあいによる重大事故があっても自治会などの補償にはなりませんので、そうした情報も今後自治会などに提供してまいりたいと思っております。



◆8番(山登志浩君) 業者に点検を委託した場合、費用がかかるということですけれども、別に何十万もかかるわけじゃなくて数千円で済むそうですので、ぜひそういった情報については積極的に提供していくという姿勢で臨んでいただきたいと思います。

 この問題に関しましては、子育て支援計画ですね、次世代育成支援行動計画を見ておりますと、保護者の皆さんへのアンケート結果には、子育て支援として有効と思われる支援や対策の中で「子育てしやすい住居」「まちの環境面での充実」というものが多く回答として上がっておりますし、行政に望むこととしては「公園、児童館などの子供の遊び場の充実」という回答も大変多くなっておりますので、自治会が設置・管理する公園及びその遊具のあり方についても、行政としてきちんと理解を深めていただきたいなというふうに思っております。この質問はこの程度にとどめたいと思います。

 続きまして、2点目のたばこ対策についてでございます。

 たばこ対策については、昨今のこういう世の中でありますので、規制する方向に進んでいるというのは共通した認識だと思います。

 その上で、まず現状からお尋ねをいたしたいと思いますけれども、現在、江南市の所有する、管理する公共施設の中で調べてまいりますと、市役所の本庁舎、市民文化会館、歴史民俗資料館、南部学校給食センター、すいとぴあ江南、布袋ふれあい会館、老人福祉センター、今上げました施設については建物内での分煙が実施されています。場所は区切られておりますが、建物内で吸えるという状況になっております。その一方で、子育て支援課が管理しております保育園やわかくさ園、あるいは児童館、また学童保育所については敷地内での喫煙が全面的に禁止をされていると。それ以外の施設については建物内での喫煙が禁止と、外で吸ってくださいと。

 そういう状況になっておりますが、その中で、ちょっと補足をしていただきたいと思いますけど、市役所本庁舎、各小・中学校についての状況を詳しく説明していただきたいと思います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 市役所の本庁舎の状況でございますが、平成14年度に市役所の建物内における分煙を行うためにエアーカーテンを導入いたしました。これによりまして、平成16年におきましては江南保健所長から受動喫煙防止対策実施施設としての認定の通知を受けており、江南市役所の本庁舎は分煙施設と認定されております。

 現在は、市役所の1階には喫煙室を設置しておりまして、2階と3階にはそれぞれ2ヵ所ずつエアーカーテンによる喫煙エリアを設置しております。また、このエアーカーテンにつきましては年間6回の点検と清掃委託を行っておりまして、受動喫煙防止のための施設管理に努めている状況でございます。



◎教育部長(三ツ口和男君) 市内における小・中学校の状況について説明させていただきます。

 江南市の小・中学校につきましては、教師の健康と児童・生徒への健康教育のため、禁煙を推奨しております。教職員の喫煙者数は年々減少しており、喫煙者ゼロの学校も出てきております。

 喫煙する場所につきましては、一つ目として、校舎内は禁煙。二つ目として、敷地内外にかかわらず、子供や他の職員に影響がある場所では吸わない。三つ目として、子供や地域の方々の目につく場所では吸わないとしております。

 そこで、本年6月時点で実態調査をいたしました。そうした中、喫煙者ゼロの学校が3校、敷地内禁煙が3校、敷地内分煙が9校でございます。敷地内分煙の場所につきましては、9校すべてが受動喫煙に配慮した場所となっております。以上でございます。



◆8番(山登志浩君) これまでのたばこ問題に対する取り組みと成果について、最近の法規制の動きと関連づけて何か答弁いただけないでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 江南市では、市民の健康の増進に関する計画、健康日本21こうなん計画において、たばこの害に関する市民への周知の取り組みを掲げております。この計画に基づいて、平成21年度におきましては、5月31日の世界禁煙デーにあわせ、市役所初め公共施設や学校にポスターを掲示するとともに、来庁舎向けに庁内放送で喫煙習慣の見直しについての啓発を行いました。

 また、健康増進法に基づきまして、保健センターで実施する各種教室や母子手帳交付時に、妊娠中のたばこの害や子供に与える影響、受動喫煙防止に関する健康教育を実施いたしました。

 そのほか、保健センターの嘱託医による月2回の健康相談や、ホームページ、広報において禁煙についての啓発を行っております。本年度も引き続き禁煙対策に取り組んでまいります。



◆8番(山登志浩君) 公共施設の受動喫煙防止対策というのは、これは絶対にやっていかなければいけないことですけれども、先ほどから答弁を伺っておりますと、このたばこ対策全般について、どこの部署が、課が責任を持ってやるということになっているんでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 個々の施設の禁煙対策につきましては、それぞれ管理する担当課になっておりますけれども、現在のところは健康日本21こうなん計画を策定し、この計画に基づきまして、たばこの健康被害に関する対策につきましては健康づくり課が担当部署となっているところでございます。



◆8番(山登志浩君) 施設の管理についてはその施設長がやって、それ以外のことについては保健センターでというようなことだと思いますけれども、受動喫煙については、私が申し上げるまでもなく、たばこの火をつけたとき、その先から立ち込める煙を副流煙、喫煙者が吸い込む煙を主流煙というふうに呼んでおります。副流煙についてはアンモニアなどの刺激性のガスを多く含み、目やのどの鼓膜に刺激を与えます。副流煙にはタール、ニコチン、一酸化炭素などの有害物質が主流煙に比べて2倍、3倍も高い濃度で含まれております。これを吸わされるのが受動喫煙ということであります。

 2月25日に、厚生労働省の健康局長から都道府県知事などにあてまして、受動喫煙防止対策についての通知が発せられております。受動喫煙による健康への影響について科学的な根拠があるものというふうに明記をされております。この通知は、吸いたくない人にたばこの煙を吸わせないということを目的としております。今後の受動喫煙防止対策として、多くの人々が利用する公共的な空間においては原則建物内全面禁煙とすべきだというふうにしております。さらに一歩踏み込んで、官公庁と医療施設については全面禁煙が望ましいというふうにしております。

 また、WHO(世界保健機関)のたばこ規制枠組条約は、受動喫煙が死や病気、障害を引き起こすことは科学的に明白に証明されているというふうに規定をしておりますし、厚生労働省もこの認識を前提に対策を進めているものと理解をいたします。

 今申し上げました厚生労働省の通知ですとか国際条約、社会的に厳しい情勢を踏まえて、市の公共施設における受動喫煙防止対策というものを早急に強化していくべきだというふうに考えます。今後の取り組みについて、私は各施設ごとにお任せということではなくて、できる限り統一的な見解を出すべきだと、さらに達成時期もはっきりさせるべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

 また、先ほど答弁にもありましたように、市役所の本庁舎にはエアーカーテンが設置をされております。エアーカーテンというと何かそれで空気がきれいになっているのかなというような錯覚を持ちますけれども、全然そういうことではありません。分煙状態だということにはなりません。少なくとも喫煙場所を減らすですとか、あるいは仕切りを設置して完全に分煙にするとか、いっそのこと建物内は禁煙というふうにしてしまう、そういうふうに私は踏み込むべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 後段の方の質問に対してお答えさせていただきますが、市役所の本庁を完全分煙すべきじゃないかという御提案でございます。

 それで、これは先ほど答弁させていただきましたが、1階は喫煙室を設置しているということで完全分煙ということでございます。2階、3階がエアーカーテンによる分煙を行っているということでございます。

 このエアーカーテンにつきましては、江南保健所から受動喫煙防止対策実施施設として認定を受けているということもございまして、喫煙室と同等の受動喫煙防止機能を有しているものと考えてはおりますが、受動喫煙防止対策をより向上させるために、喫煙場所を減少することや、仕切りの設置により完全分煙とするように、喫煙室の設置につきまして今後検討していきたいと考えております。



◆8番(山登志浩君) 保健所から認証されているということですけれども、愛知県のホームページを見ますと、受動喫煙防止のための常識とされていることという中で10項目羅列されておりますけれども、その中でエアーカーテンや空気清浄機というのは分煙の効果がないというようなことも書いておりますので、そのあたりもぜひ踏まえていただきたいと思います。

 ところで、江南市の職員の方の喫煙状況についてどのようになっているのかということと、またそうした皆さんへのフォローといいますか、禁煙支援についてはどのようにお考えでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 職員の喫煙状況でございますが、喫煙者数につきましては、平成21年度に実施いたしました職員健康診断と人間ドックの問診結果からの集計によりますと、全職員655人のうち137人が喫煙者で、全体では喫煙率は20.9%でございます。そのうち本庁勤務職員に限りますと、274人のうち59人が喫煙者で、喫煙率が21.5%となるというものでございます。

 それから、職員の受動喫煙防止対策につきましては、世界保健機関が世界禁煙デーと定めました5月31日付で喫煙についての通知をしております。内容といたしましては、本庁舎での喫煙場所は喫煙コーナーを利用すること、歩行中の喫煙は絶対にしない、周囲の非喫煙者への受動喫煙に配慮することなどでありまして、喫煙マナーを守り、勤務中であることを自覚し、節度を持った喫煙を行うよう注意喚起を行っているところでございます。

 それから、次の職員の禁煙支援につきましては、健康日本21こうなん計画の推進の一環としまして、職員の健康の保持増進及び快適な職場環境づくりを目的といたしまして、昨年度は喫煙者に対しまして、生活習慣の改善への意識の向上や、予防の行動につなげるための生活習慣病予防研修を行いました。また、専門医などによる職員健康相談を毎年定期的に行っておりまして、喫煙の健康に与える影響なども含めて職員への健康指導を実施しております。今後もこれらの支援を行ってまいるということでございます。



◆8番(山登志浩君) それと、江南市内には民間委託された、あるいは民営化された施設が幾つかあります。その中で飲食店を営業している場合もありますけれども、そういう施設について受動喫煙防止対策へ協力を求めることについて私は可能だと思いますが、見解を伺いたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) すいとぴあ江南では、指定管理事業、レストランも当然含みますが、指定管理事業を適正かつ円滑に管理する目的で管理協定書が締結されておりまして、管理運営上必要となる助言・指導とともに、分煙・禁煙対策への協力要請も可能なことと考えております。



◆8番(山登志浩君) 厚生労働省の通知でも、公共的な空間については分煙・禁煙を進めるということを求めております。



◎教育部長(三ツ口和男君) 教育委員会が所管しております民間委託した施設のうち、江南市立の図書館は全面禁煙となっております。仮に喫煙するとした場合は、建物の外でお願いしておるところでございます。

 なお、市民文化会館は分煙設備を設置し、その場所のみの喫煙が可能になっております。また、市民文化会館内にありますレストランにつきましては、江南市が目的外使用許可を行っておりますが、喫煙につきましては現在ではレストラン内すべての場所で可能となっております。しかし、ことしの2月、厚生労働省が全国の自治体に出した飲食店を含む公共施設での全面禁煙を求められる通知の趣旨にのっとって、今後、レストラン経営者に受動喫煙防止対策の協力をお願いしたいと思っております。



◆8番(山登志浩君) 当然のことだと思いますけれども、これは民間委託された施設でも、そうでない施設、直営の施設でもそうですけど、玄関先に灰皿が置いてあるということが多々ありますので、そういう施設内、建物内で全面禁煙というのは大いに結構なことですけど、外で吸う場合の場所についてもまた見直しをかけていただきたいということを要望いたします。

 それと、江南市がいろんなイベントを主催したり共催したりということがございます。午前中の木本議員さんの質問にもありましたように、藤まつりでたばこの喫煙についてちょっと気になって御質問されたことだと思いますけれども、そういう市がかかわる行事・イベントについてもこういう受動喫煙防止対策を徹底していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。市の全体的な考え方をお聞かせください。



◎健康福祉部長(滝正直君) 市民の方が大勢集まるイベント会場などにおきまして、主催者が喫煙場所を設けるなど分煙に努め、また歩きたばこやポイ捨て等の禁止につきまして広く市民に周知していく必要があると考えております。



◆8番(山登志浩君) 規制をかけていかざるを得ないし、そういうふうにすべきだというふうに私は理解しますが、あと学校に関してお尋ねをしたいと思います。

 教育委員会にお尋ねをいたします。

 昨年12月の定例会の質問の中で、森 ケイ子さんの質問に対して、教育委員会としては敷地内で児童・生徒や同僚が受動喫煙しない分煙を基本としているというふうに答弁されておりますし、先ほども同様の答弁を伺いました。

 また、実際にたばこを吸う先生が減っているという話も現場の先生から聞いておりますけれども、しかし、教育的な見地から考えると、やはり先生がたばこを吸うという行為そのものは私は喫煙指導にほかならないと思いますし、先生はやはり子供に対してどうしても範を示す、見本を示すという立場にありますので、受動喫煙を防ぐだけでなく、周りの大人がたばこを吸っていないという環境をつくることが大切ではないのかなと。先生に対してはちょっと厳しいことを要求しているかもしれませんけれども、私はそうしていくべきだと思います。やっぱり子供は大人のまねをしてたばこを吸い始めることが実際多いという結果も出ております。

 またこの際、江南市の小・中学校における受動喫煙防止対策というものは、尾張教育事務所の管内の自治体を比較しますと大変おくれているのが実態であります。紹介させていただきますと、18の教育委員会がございますが、そのうち全面禁煙になっていないのが江南市、瀬戸市、東郷町、豊山町、大口町だけであります。早いところでは、当時の瀬見井教育長が陣頭指揮をとっていた犬山市教育委員会は平成15年の4月から敷地内の全面禁煙を実施しておりますし、また瀬戸市においては、瀬戸市の市役所を初めとする公共施設を来年の4月から全面的に施設内禁煙というふうにするという報道を聞いております。尾張北西部についてはこのように当然のことを実践しているわけであります。

 この数年間、森議員を初め複数の議員の方が一般質問でも学校での喫煙の実態を取り上げて対策を求めておりますが、私は十分にその取り組みが進んでいるというふうに胸を張れるような状況ではないんじゃないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。

 もうこの際、学校という施設の性格上、市役所などほかの公共施設と比べて一段高いことをやるべきだ、当然ですけれども、施設内禁煙を早急に実現すべきだというふうに私は思います。もちろんたばこを吸われる方へのフォローというものも忘れてはいけませんけれども、そのあたりのお考えをお聞かせください。



◎教育部長(三ツ口和男君) 教育委員会や校長会を対象とした尾張事務所主催の会議の場で時折、受動喫煙の防止と禁煙の推進について指導や情報の提供をいただいております。また、平成22年3月12日付にて文部科学省より「学校等における受動喫煙防止対策及び喫煙防止教育の推進について」といたしまして、受動喫煙の防止のための適切な措置を講じることと、喫煙防止教育を一層推進する旨の通知を受けているところでございます。

 現状では、先ほど説明させていただきましたように、昨年12月に御報告させていただいた実態は喫煙者ゼロが3校、敷地内禁煙が2校、敷地内分煙が10校であったことから比べますと、本年6月の調査結果では幾分向上が確認できております。

 敷地内禁煙の早急な実現につきましては、江南市の方針を踏まえ、学校施設が他の公共施設に増しての対策が必要と思われることから、学校現場との協議を重ね検討してまいりたいと考えております。



◆8番(山登志浩君) この点について何か教育長、コメントはございませんか。



◎教育長(石井悦雄君) ただ、議員のお話の中の「おくれている」という表現がありましたが、現実には私はそうは思っておりません。

 というのも、敷地内禁煙ということを実践している学校の中で、まだ喫煙者がいるという状況で、校門の外だとか、やはりこれを地域の人から見れば、これはまずいことであります。ですから、今は敷地内禁煙という措置はとっておりませんが、喫煙する教師が減っていく、そういう努力はしております。そういう中で、喫煙する場所をどこが一番いいかという状況の中では、やはり学校敷地外の場所よりも、やはり工夫してそれぞれの敷地内で一番適切なところで、まあ、分煙ということでありますが、それが今の状況ではよいと判断をしております。



◆8番(山登志浩君) これは考え方の問題で、どこまでいってもこれは全員が納得する、合意するということは難しいのかもしれませんけれども、やはり今はそういう受動喫煙防止という観点で施設内禁煙が広がっているということについては御理解をいただきたいと思いますし、また時期を見て質問をしたいと思います。

 少し話は飛びますけれども、歩きたばこ、路上喫煙というものについてもいろいろと問題が出てきております。名古屋市、一宮市、稲沢市、小牧市においては禁止条例、罰則つきのものが制定をされておりますし、名古屋市の条例については特に皆さん御存じのことかと思います。

 しかし、先ほどの学校内での喫煙の問題でもそうですけれども、条例を制定したからといって実効性がすぐ発揮されるかといったらそうでもありませんし、また行政罰を科すということは抑制的であるべきだというふうに私は思います。

 さて、この問題につきましては、2006年12月定例会の中で市長さんが江南駅、布袋駅前の周辺に禁煙区域を制定することに前向きの答弁をされております。現在、駅前における喫煙の実態はどのようにつかんでおられるでしょうか。

 また、特に駅前における受動喫煙防止対策や環境対策について、これまでその答弁以降どのような検討がなされてきたのか、今後の取り組みとあわせてお尋ねをいたしたいと思いますし、また今すぐでもできることとして、例えば道路上に「禁煙に御協力ください」「たばこはおやめください」というようなステッカーを張るとか、立て看板を立てるとか、そういうことも考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 駅前の問題でございますが、布袋駅につきましては現在仮駅ということでもありますので、江南駅前について御答弁申し上げます。

 江南駅前には平成19年8月まで灰皿が設置されておりました。通学路に指定されており、児童の受動喫煙の影響も心配する声もありましたことから、灰皿を撤去する旨の通知をさせていただいた後、灰皿を撤去した経緯がございます。灰皿撤去後において駅前においてたばこの吸い殻が少し目立つことから、シルバー人材センターに清掃を委託することなどに加え、平成21年度からsmart運動としてまちづくり課職員による駅前のクリーン作戦を月1回程度実施しながら、喫煙者のマナー向上を期待しているところでございますが、到底喫煙者への周知には至っていない状況でございます。

 条例等は制定は現在しておりませんので、今後におきましても駅前クリーン作戦を継続しながら、喫煙者へのマナーの向上を訴えることや、また喫煙自粛PR看板の設置や議員御提案の路上へのステッカーを張るなど等のPR方法についても、駅周辺での受動喫煙防止対策、環境対策の観点から、市の中の関係課、関係団体と協働して研究をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆8番(山登志浩君) そうしますと、今の御答弁ですと、私は禁煙条例だとかたばこ規制の条例を設けるということは要求はいたしませんけれども、今の御答弁ですと、日常的な対策を強化していくという理解でよろしいでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) そのとおりでございます。



◆8番(山登志浩君) 続きまして、たばこのことでもう少しお尋ねをしたいと思います。

 私もこの質問をするに当たり、全国の地方自治体での議会でのたばこ問題に関する議論、どのようなことをされているのか調べました。その中で一つ問題になっているのが、公共施設におけるたばこの自動販売機の存在であります。タスポの導入が始まったとはいえ、未成年がたばこを入手する一つのルートになっておりますし、公共施設内、不特定多数、子供を含めていろんな人が集まる場所にたばこの自動販売機を置いているということは、公共機関がたばこを奨励しているというふうに言われても仕方ないんじゃないかという意見もお聞きをしております。

 それで、私が調べましたところ、江南市の施設の中でたばこの自動販売機が置いてあるところが1ヵ所ございました。市民文化会館の1階でありますが、文化会館ができたのは1984年、26年前で、その当時はたばこに対する規制というのはそうなかっただろうと思いますので、それが置かれたことについては何となくわかりますけれども、今はそうではありません。これだけ社会問題化する中で、その是非についても検討していかなければなりません。

 市役所でも各施設でも、こういう自動販売機を置くというのは行政財産の目的外使用ということになりますが、これはたしか1年ごとに許可がおりているはずです。ことしも4月におりているんじゃないかなと思いますが、そのことについて理由をどのように説明されるのか、また今後の方針をお聞かせください。



◎教育部長(三ツ口和男君) 行政財産目的外使用許可申請書につきましては、昭和59年、市民文化会館オープン時から毎年、設置者より江南市長あてに提出され、江南市公有財産管理規則第20条第1号に基づき許可をしております。使用許可は、文化会館利用者でたばこを嗜好されている方に対し、サービスを提供するためであります。今後の方針につきましては、自販機等の設置者等と協議をしてまいりたいと考えております。



◆8番(山登志浩君) 協議をするということは、撤去をお願いすることもやむなしということでしょうかね。



◎教育部長(三ツ口和男君) 撤去も含めてということでございます。



◆8番(山登志浩君) きょうはたばこの問題で受動喫煙防止対策ということを中心にいろいろ伺いました。たばこの問題というのは論点が多岐にわたりまして難しい問題であります。税収にもかかわる問題ですし、たばこ農家ですとか販売店の方の生活にもかかわります。そのほかにも環境対策とかいろいろありまして、1時間で語り尽くせないほどの問題がありますし、これはたばこを吸う人、吸わない人、それぞれの立場から意見が非常に分かれる問題でもございます。

 最後に、この問題を終えるに当たりまして、市長さんにたばこ問題全般についてのお考え、思いをお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎市長(堀元君) 議員の質問で、たばこに関しまして多岐にわたりいろいろ御提言等いただきました。たばこに関しましては、非常にこれは意見が分かれるところでもありますし、大きな問題でもあるわけであります。

 民主党政権におきましては、財政状況が非常に厳しい折、たばこの財源を利用して国の財源を賄うというような、たばこの値上げをしてですね、そういう方針も決められたようであります。そういう方面から見ますと、ただいま議員がいろいろ質問されました御意見に対しましては矛盾を一部感じるわけであります、国はそういう方向で進んでおるわけでありますから。

 江南市におきましても、5億数千万円の年間のたばこ税が江南市に入っております。そういう方面から見ますと、非常にいろいろ悩むわけであります。とは申しましても、私はたばこは一切吸いません。吸ったことがございません。ただし、販売はしております。この江南市内で販売したたばこの量におきまして江南市にたばこ税が入るわけでございます。仮に現在完全に江南市内でたばこの販売をストップしたならば、5億数千万円のたばこ税がカットされるわけであります。

 いろんな面で視点が変わりますが、たばこ問題につきましては、市民の皆様に対しまして受動喫煙による健康被害、吸わない者にとっての深刻な問題であることは間違いありません。喫煙者も自分自身の健康に害があることを認識していただきまして、いろいろ問題に取り組まなければならないというふうには考えております。市民の皆様方には常にたばこに関する問題意識を持っていただきまして、喫煙・禁煙問わず、それにつながる取り組みをしていく必要があるというふうに考えておるわけでございます。

 国の方がそういうように、財源不足を補うためにたばこ税を値上げしてそれで賄う、これをまず根本的に考えていただかなければ、非常にこの問題が、この議論が空論といいますか、どうも納得がいかないというふうに思うわけでございまして、大変これは大きな問題でありますので、ひとつ国の方でも議論もしていただきたい、かように思います。



◆8番(山登志浩君) たばこ税の税率引き上げがされたとき、当時、社民党も与党でありまして、この税率の引き上げを何のためにするのかということは問題になりました。私は税収確保のために引き上げるということはおかしいんじゃないか、健康対策とか環境対策ということで上げるんだったらわかるけど、税収対策としてたばこ税を引き上げるのはおかしいなということだけは申し上げておきますし、また、私はたばこは一切吸ったことがありませんので、公共施設で全面禁煙だとか受動喫煙防止をやるということは大いに結構なことですけど、私はたばこを吸うという行為自体、それを権利と言うかどうかは別として、私はそれを否定するつもりまではございません。特定の人が排除されていくとか、あるいは何か罰を科す、規制をしていくということ、これは厳に慎重であるべきだと思います。

 いずれにしても、やっぱり吸う人、吸わない人の間にみんなでこれは合意形成をして進めていくべき問題だと思っておりますので、今後の江南市の動きを見守って、また必要に応じて質問もしたいなと考えております。

 この質問は以上にいたしまして、ちょっとお疲れのところだと思いますので、少し簡単な質問をさせていただきます。

     〔資料呈示〕



◆8番(山登志浩君) (続)皆さんも新聞などでごらんいただいた方もいらっしゃると思いますが、これはA4判でちょっと見にくいんですけど、春日井市の学校給食の献立表であります。この下に有料広告が掲載をされております。この教育関連のものに有料広告を載せるということについて私はどうかなという思いはありますが、きょうは、ここの5月号の左側に載っている記事を読みますと、「春日井市長選挙投票日5月23日日曜日、投票時間」というふうに書いてございます。

 来月も参議院選挙が間違いなく実施されますが、子育て世代、若い世代への選挙公報ということを考えたとき、これは江南市の学校給食の献立表でありますけれども、そういうものを空きスペースに書いたらいいんじゃないかなということを提案したいと思います。特に学校給食の献立表というのは家庭で冷蔵庫に張りつけてあるようなところが多いかなと思いますので、これは選挙に関してですと選挙管理委員会、給食ですと教育委員会ですので、いろいろ連携してやれることをやっていただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。



◎教育部長(三ツ口和男君) 家庭内に学校給食の献立表を掲示して子供たちの昼食メニューを確認する保護者の方々が数多く見えると考えております。献立表の余白には、現在、食習慣や栄養バランスなどのさまざまな情報を掲載して食に関する意識向上を図っており、この余白を市行事等の周知に利用することは有効な手段ではございます。関係部局からの要請があれば検討してまいります。



◆8番(山登志浩君) よろしくお願いします。

 この質問は1問にとどめまして、次の質問に移ります。

 公共サービス基本法への対応についてということで通告させていただきました。ほとんど知られていないというか、なじみのない法律でありまして、昨年の5月13日に参議院本会議でこの法案が議員立法という形で超党派で提案をされ、全会一致で可決されて7月1日から施行をされているということであります。

 公共サービス基本法というものが、私も最近勉強したばかりでありますし、一般にあまり知られておりませんので、この法律についてどのように評価をされているのか、基本的な部分を法律制定の背景やサービスの定義なども絡めてちょっと説明をしていただけますでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) この公共サービス基本法は、国や地方公共団体が公共サービスを委託した場合であっても、委託先との役割分担や責任の所在の明確化、それに従事する者の労働環境の整備に努めて、良質な公共サービスの提供を確保することを目的に制定されたものと承知をしおります。小泉政権以降、「小さな政府」を目指して、民間にできることは民間にゆだねるという基本方針に基づきまして構造改革が進められ、財政再建やコスト削減を重視した手法により、公共サービスの質の低下が懸念されたことや、官民の責任分担があいまいになってきていること、また公共サービスに従事する労働者の労働条件等が悪化してきていることなどが制定の背景にあると伺っております。

 この法律では、公共サービスを、国または地方公共団体の事務または事業であって、特定の者に対して行われる金銭その他のものの給付または役務の提供、また、国または地方公共団体が行う規制、監督、助成、広報、公共施設の整備その他の公共の利益の増進に資する行為と定義づけております。

 またこの法律は、国民の権利として良質な公共サービスが提供されることや、サービスに対する選択や学習の機会が確保されることなどを目的とした理念法であると認識しております。

 今後は実現に向けての具体的な行動が課題であると考えられているということでございますが、現在、国はもとより、地方においても財政の健全化に取り組まなければならない状況の中で、多様化する需要にそれぞれこたえていくために公共サービスを提供していくとされたものでありまして、意味深い法律であると思っております。



◆8番(山登志浩君) 大変御丁寧に答弁いただきました。大変難しい内容でありますけれども、21世紀に入って、特に小泉政権になってから、いろんな新自由主義的といいますか、規制緩和の流れが進んで、行財政改革をやって、構造改革をやってということをされてきましたが、そこにひずみが出てきた、問題が出てきたということで、この法律が超党派で与野党で成立をしたというふうに理解をしております。

 この公共サービス基本法というのは、私はその対極にあるのは公共サービス改革法ではないか、いわゆる市場化テスト法ではないかなというふうに考えておりますけれども、この法律は理念法でありまして、それを地方自治の現場でどう生かしていくのかというのはこれからの行政の課題だと思います。各部署ですとか民間委託先の業者に対して、この法律の趣旨や内容を説明し、具体的な取り組みを求めていくべきだということを私は要求いたしますけれども、見解を求めます。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 事業者に対してこの法の趣旨を説明していくと、周知徹底を図るということかと思いますが、あくまで理念法ということでございまして、具体的な取り組みについてはこの法律の中ではすべてが言及されていないということもございます。したがいまして、内容説明や周知徹底につきましてはこれまで実施しておりませんし、今後も今の段階では実施するという考えは持っておりません。



◆8番(山登志浩君) 難しいのはわかります。政令もありませんし、規則もありません。これは理念法です。

 それで、今はざっくりとした話をしてきましたので、もうちょっと細かい話をしますと、基本的な施策という第2章がございまして、その中でこの法律の第11条に当たります。第11条は、地方公共団体は、安全かつ良質な公共サービスが適切かつ確実に実施されるようにするため、公共サービスの実施に従事する者の適正な労働条件の確保その他の労働環境の整備に関し必要な施策を講ずるよう努めるということで、努力義務が課せられております。

 江南市というのは、御承知のように構造改革・行財政集中改革プランというものを推進しまして、指定管理者制度などの民間委託を進めてきました。その個別具体的なことについて今は評価いたしませんが、そのコメントはいたしませんけれども、そういった状況、民間委託、民営化を進めるという状況を前提としてこの11条があるんではないか、そのマイナス面というか、光の当たらない部分を改善・是正していこうというふうな条文だと私は考えました。

 地方自治体に対し、繰り返しになりますけれども、みずからの職場、あるいは委託先の労働者の皆さんの適正な労働条件やその他の労働環境に責任を持つということをはっきりと要請しているわけでありまして、特に委託先の事業者の皆さんについても立派な公共サービスの担い手であります。

 3月議会で公契約条例の制定をお願いしました。これはなかなか難しいということでありましたけれども、実際の運用面でさまざまな規定ですとか契約を見直して、実効性のある取り組みをしていくことは可能ではないか、すべきではないかと思います。

 特に賃金については、来週も全員協議会があるというふうに伺っておりますけれども、指定管理者からの決算報告書、業務報告書が出されるわけでありますけれども、そこの人件費の項目を見ると、全体で幾らかかった、何%かということはわかるんですけど、その個々詳細についてはなかなかつかみようがありませんし、清掃業務ですとか電話交換の業務を例にとりますと、そういった仕事を完成するという契約ですので、その中身は問題にされないわけですけれども、そうだとしても、委託金額を算定する際に、賃金についてもやっぱり一定の金額を設定してやっているんじゃないかと。単に最低賃金七百数十円を上回ったらいいのかということを私は問いたいと思います。

 労務提供型の請負契約ですね、委託契約で標準的な人件費の単価をつくっていくということは必要ではないでしょうか。このことについてのお考えを伺いたいと思います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 公共事業におきましては、それぞれ工事内容に応じた労務単価がございますので、それをもとにして積算をしているということでございます。

 それで、委託契約につきましては、これはさまざまな種類の委託契約がございまして、その委託内容は多様化しているということでございますので、賃金については、最低賃金を上回るということは当然のことでございますが、適正基準の設定というのは難しいものがあるなというふうに思っております。



◆8番(山登志浩君) 仮に難しいということだとしても、委託する金額ですね、労務提供型の請負契約、委託契約するときの行政側としての上限を幾らまで出せるというのはそろばんではじくわけですね。それはじゃあどうやって出しているんでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 委託の場合の業務の委託契約の積算でございますが、これは委託項目の内容ごとに見積もりをいたしまして、それに基づいて経費を決めるということでございまして、一定の削減額を決めるというものではございません。



◆8番(山登志浩君) そうなんですけど、じゃあその幾つかの項目の中に人件費という項目はないんですか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 業務委託でございますので、すべて人件費だけでということはございません。



◆8番(山登志浩君) 人件費だけではないんですけど、いろんな項目がありますよね。複数ある項目の中の一つに人件費という項目があって、何らかのそろばんをはじいて計算しているんじゃないんですか。そうしないと契約金額が幾らかというのは出てこないと思うんですよ。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 一事業を、これだけの事業を委託しますよということでございますので、すべて網羅した中の金額ということでございます。人件費も含めた中の金額ということでございます。



◆8番(山登志浩君) 労務提供型の請負契約というのは人件費がほとんどですので、ほかに項目が幾つかあるといっても、人件費がはっきりわからないと大体マックス幾らぐらいまで委託金額が出せるということははじけないと思うんですけれども、再度質問します。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 先ほどの答弁と同じですが、すべて含んだ中での金額ということでございます。



◆8番(山登志浩君) なかなかかみ合いませんので、また勉強して次の機会に質問したいと思いますが、最後に、江南市におきましては建設工事の一般競争入札について、私も質問しましたけれども、最低制限価格を設けております。

 今お話に上がっております労務提供型の請負契約、委託契約のほとんどを占めるのは人件費です。低価格で落札していくと、しわ寄せがやっぱりそこに勤めている従業員の方に及んでくるわけでありますので、そういう請負契約においても最低制限価格を導入したらいいのじゃないか、するべきではないかなと思いますけれども、お考えを伺いたいと思います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 江南市では、一般競争入札につきましては最低制限価格というのは設けております。指名競争入札につきましては従来から導入はいたしておりません。それで、労務提供型請負契約はほとんどが指名競争入札ということでございまして、愛知県内の動向を見ながら最低制限価格制度の導入の必要性も検討してまいりたいと思っております。



◆8番(山登志浩君) それと同時に、一般競争入札をどこまで拡大するのかしないのかということもあわせて課題になるかということを申し上げておきます。

 最後に、ちょっと難しいことは承知で伺いますけれども、この法律、基本法というのは理念法でありますが、これからの地方自治体の事務事業の中でやっぱり生かしていかなければいけないわけであります。それに伴う、対応する公共サービス基本条例というものを、本当は公契約条例とセットで制定していくという考えが一番いいんですけど、そういうこともやっぱり将来的には必要になってくると思いますが、お考えをお聞かせください。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 公共サービス基本条例の制定についてでございますが、今のところ愛知県下におきましても制定された事例はないということと、全国的にも制定した地方公共団体を聞き及んでおりませんので、今後につきましても国や他市の動向に注意しながら調査・研究してまいりたいと考えております。



◆8番(山登志浩君) 公共サービス基本条例もそうですし、公契約条例については、この前述べましたように千葉県の野田市で制定されておりますし、あるいはあと川崎市ですとか、東京の国分寺だとか、幾つかの自治体で検討され、具体化してきておりますので、その辺もよく研究していただきたいと思います。

 最後ですが、この法律と江南市の各種条例ないしプランとの整合性ですね。特に自治基本条例案というのが今策定されておりますし、あるいは行政改革プラン、経営改革プランというのも出てきております。そういったものとの整合性を図っていく、法律の趣旨にのっとったものにしていかなければならないと思いますし、特にこの経営改革プランについては、私は市場化テストの実施を検討するという項目は外すべきだというふうに求めますが、いかがでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 今、自治基本条例につきましては、それぞれ条例の検討がなされているところでございます。

 それで、この条例案につきましては、まちづくり活動に関する条文がございます。市民が行うまちづくり活動は公共サービスの提供に該当する部分もあると考えられておりまして、市民が参画してまちづくりを行うということが条例の趣旨でございまして、公共サービスの実施等に国民が参加していくとしているこの基本法の理念とは整合性があると考えております。

 それから経営改革プランにつきましては、経営の質を高めることを目標としているということで、公共サービスの基本法が掲げる、安全かつ良質な公共サービスが確実・効率的かつ公正に実施されることを初めとするこの理念に整合するものであると考えているところでございます。



○議長(岩田一洋君) 6番、古田冨士夫さん。

     〔14番 古田冨士夫君 登壇〕

     (拍手)



◆14番(古田冨士夫君) こんにちは。

 大変、昨年1年間お世話になりましてありがとうございます。感謝の気持ちを込めて一生懸命、一般質問を通告に従い行いたいと思います。よろしくお願いいたします。新年度になりまして行政の組織も大きく変わりました。こちらにお見えになります皆さんも本当に昨年とはまた打って変わってフレッシュで、やる気満々の人たちばかりでございますので、私も一生懸命質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは通告に従いまして、まず第1に、第45回藤まつりを振り返ってということで、午前中、木本議員、それから尾関議員からもるるこの問題につきましてはいろいろと御意見がございました。そのことにつきまして、まず今回の反省点とか、そして続きましては来年度に向けての対応といいますか、そのようなことをお伺いしてまいりたいと思います。

 観光客数が午前中の発表でいきますと34万何千人というようなことで、昨年に比べますと若干総人数としては減少したと。これはいずれにいたしましても陽気の変動によりまして、まさに4月いっぱいはつぼみの状態であったというようなことがございます。そして後半におきましては、5月に入りましてからは、正式には4月28日以降でございますが、まさに晴天に恵まれまして大変なにぎわいを見たと思っております。

 そうした中で、いろいろと市民の声とか観光客からの意見等もあろうかと思いますが、祭り本部、当局の方へ寄せられました今回の藤まつりに対しての苦情といいますか、要望とか、そんなようなものがもし寄せられておるようでしたらお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 私どもの方にお話がございました中の一つでございますけれども、藤まつりのテレビで流された映像に、昨年の藤まつりの様子が放映されたことがございました。それを見られて、そのとおり咲いておらない現状でございましたので、何か違うんじゃないかということの苦情をいただいたところでございます。こうした間違いが起きないよう、マスコミとの情報交換や連携を図り、的確な情報が発信されるように努めてまいりたいと、こんなふうに思っております。

 また、ホームページへの開花状況の掲載については4月12日から5月6日までの24日間掲載しました。前半については、つぼみの状態が長く続いたため、少し間隔をあけた掲載をいたしましたが、開花が始まってからは随時情報提供に努めており、来年度につきましては開催式2週間前ぐらいから情報の提供ができないかなと、こんなふうなことを考えておりまして、また開花状況につきましても常に最新の情報が提供できるようにしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 今御報告がございましたように、私もこの祭り期間中、暇さえあれば公園内に行っておりました。ある観光客の方がぶつぶつと大変怒ってみえましたので、どうされましたかという話をしたら、テレビで映しておったのと全然違うんじゃないのと怒ってみえまして、後でいろいろと調べてみました。そうしたらやはり、確かにテレビで放映されたのにはテロップで小さく出ておったそうですが、昨年の何月何日ということがどうも出ておったそうですが、見た人は、テレビは一瞬ですので、わあ、きれいというような感じで、ああ、曼陀羅寺のフジが今きれいだと思って慌てて、実はその方は四日市市から来てみえました。とにかく、5月に入ったらまたきれいになりますからぜひまた来てくださいと言ったら、もうそんな、四日市市から来たからもう二度と来んと怒ってみえましたので、これはやっぱりマスコミとの連携をしっかりとっていただかないと、こういうせっかく来ていただいたお客さんに不快な思いをさせてはいかんなということを感じたわけでございます。

 そんなようなことで、後半にテレビがNHKも取り上げましたし、名古屋テレビでしたか、どこかが取材に来まして、それはまさに実況中継をやったわけで、そんなテレビの影響というのは非常に大きいということを痛切に感じたわけでございます。

 いずれにいたしましても、後半におきましては、来園された方のほとんどが、ことしはよく咲いておる、きれいだ、きれいだというような感動の言葉を発してみえたというふうに、関係者の皆さん方からいろいろとお聞きしますと、そんな声でございましたので、本当によかったと思っております。

 それであと、いろいろとことしの中で私自身に気がついたことは、まずは駐車場が昨年までに比べますと大変収容台数が減ってきておるというようなことがございました。本部の方へはあんまり寄せられていないかもしれませんが、一部にまだピークのとき日曜・祭日等は1,000円の料金を取る業者もあるわけでございまして、苦情が行っておるんじゃないかというふうにお伺いしたわけでございますが、そういう問題もございまして見ておりましたら、ことしはフラワーパークとの連携がうまくいきまして、シャトルバスが結構、連休中は行きも帰りもほとんど満タンで運行されておりました。

 そんなようなことがございましてひらめいたんですが、これは来年はもっとPRをして、車はフラワーパークへまず行っていただいて、そちらで無料駐車をしていただいて、シャトルバスで曼陀羅寺公園へ来ていただくと。そういうことが、これはもう10年以上前に、もっと前だと思いますが、駐車場の問題で紛糾するたびに、観光協会の役員等が、いっそ木曽川の方へ駐車場を持っていって、そこからシャトルバスで曼陀羅寺へやったらどうだという意見が出されたことがあります。まさにそのとおりで、フラワーパーク江南の方にもお邪魔しまして、藤まつり中はどんなぐあいでしたかとお聞きしましたところ、曼陀羅寺の藤まつりとあれして大変な人手でしたと、大変入場者も多かったというようなことを言ってみえました。そうだと思います。

 そんなようなことで、私はできれば、そういう来園方法をもう少しPRすれば、賢いお客さんは、まず向こうへ行ってフラワーパークをまず見て、それから曼陀羅寺へシャトルバスで来て、こちらで十分楽しんでいただいてまた戻る、そういう形がいいんじゃないかと、そのように思いましたので、参考までに本年度のシャトルバスの乗車数といいますか、どんなような推移であったか、ちょっと発表していただきたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 本年度のシャトルバスの延べ乗車人数でございますけれども、昨年が1,332人に対しまして本年2,137人でございますので、増加しております。



◆14番(古田冨士夫君) ただいま御発表いただきましたように、ことしの乗降客数はそういうことで1年前に比べますと6割増しの乗車になっております。それで、本部の席にはいつも時間表といいますか、シャトルバスの運行時刻表が置いてあります。そんなようなことで、実際こういうように運行されておるわけで、大体1時間に1本1往復は必ずしておるということでございます。時には2往復、10時台、11時台、1時台、2時台、このあたりは2往復をしております。そんなようなことがございますので、ぜひともこれをもう少し活用していただいて、来年はそんな運営ができたらと、そのように思います。

 それからまだほかにもございますが、実は本部ではいつも、曼陀羅寺公園が藤まつり期間中、夜間9時までライトアップをしておりますというようなアナウンスを流しております。私も近くですから夜もたびたび訪れておるわけでございますが、いかんせんやはりライトアップがあまりうまくできていないということで、昨年も若干指摘はしておったんですが、もう少し工夫をしてできないかということを言いますと、お金がかかるというような返答ばかりでございます。しかし、何とか、ここまできれいに咲くようになりましたので、ぜひともライトアップについてもう少し研究をして工夫してやっていただきたいと、そのように思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) ライトアップの状況につきましては、メイン通りのフジが成長し、その美しい花を夜間にも観賞いただけますよう今年度新たに蛍光灯を設置いたしております。まだ照明が当たっていないフジ棚もございますので、来年度以降、追加の配置を検討してまいりたいと思います。照明設備のよりよい設置方法について検討し、夜間来場者に満足をいただきますよう努めてまいりたいと思います。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 江南市からも議員の皆さん、それから職員の皆さんも多くの方が足利市のフラワーパークを見学に行っていただいたと思います。市長さんも何度か行っていただいておりますが、私も3度行った中で、昼の公園のフジもいいんですが、夜のあしかがフラワーパークの場合、ライトアップされたフジの美しさというのはまさに感動させられます。

 そういうこともございまして、行ったときの写真がいっぱいございますけれども、ライトアップの仕方によっては大変その花をより美しく見せる、やり方次第でございますので、一遍これを参考にちょっと見ていただいて。

 フジにもいろいろ種類がございまして、シロフジというのがございます。曼陀羅寺公園も噴水の周りを「白藤ゾーン」ということに位置づけられまして、シロフジでずうっと統一して棚をつくっております。ことしは、あのあたりはほとんどライトアップがされておりませんでした。来年になりますと、ことしよりもあのコーナーはもっとよくなると私は思っておりますので、ぜひ、あしかがフラワーパークの場合も白いフジに対しては、光の当て方といいますか、白色蛍光灯でやるということが実施されております。

 そんなようなことで、シロフジをよりきれいに見せるための照明の方法もあるというようなことでございますので、ぜひともこれは研究していただいて、まだ来年までに塚本こなみ先生もお見えになることがあろうかと思いますが、ぜひ御意見をお聞きいただいて、その効果的なライトアップができるように御尽力いただきたいと、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。

 お祭りの運営等については大体以上にとどめますが、実は、皆さん方もお気づきになったと思いますが、昨年の3月をもって工事が全部完了いたしました。その間際、最終の工事で移植されたフジというのが本年度は養生中ということで、ステージの周りでございますが、あのあたりはほとんど咲いておりませんでした。大体5本は咲かなかったフジがございます。調べていただきましたら7本というように報告されておりますが、こういう点について、藤まつりが終わり次第、塚本先生にお越しいただいていろいろと来年に向けての指導というか、意見を確認したいということを要望しておきました。

 それにつきまして、5月11日にお見えになったかと思いますが、いろいろと打ち合わせをされたと思いますが、その点につきまして、来年度に向かっての公園管理の方針といいますか、若干お聞かせいただきたいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 曼陀羅寺公園のフジについては、御存じのように、樹木医である塚本こなみさんに育成管理指導を受けております。ことしも開花前の3月19日に花つきの確認をしていただき、開花後の5月11日にも状況を確認していただき、種々のいろいろな検討をさせていただきました。

 議員から御指摘いただいております花つきの悪いフジは、今申してみえましたとおり、全部で7本でございます。そのうち5本につきましては、最終年度の平成20年度に移植をしたフジでございます。新芽の状態から判断をいたしますと、花つきの悪かった7本すべてが来年は花つきがよくなるということでございましたので、よろしくお願いします。

 それと、築山のフジがことしはきれいに咲いたと。放生池の部分にある梅がその景観の邪魔をしているということで梅の剪定を行った後、池の方にそのフジ棚を延長するかどうかをさらに検討するということも検討いたしております。

 いずれにいたしましても、皆様の御意見を参考にしながら、よりよいものにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 今部長の方から御答弁いただきましたが、本当にいろんなイベントが祭り期間中にステージで行われたわけでございますが、その周りが右も左もほとんど咲きが悪かって、こちらの方のヤエコクリュウは見事に咲いておりましたが、そのほかが5本、6本、7本咲かない木があったということで、来年に向かって非常に危惧しておりました。そうしましたところ、塚本こなみ先生が5月11日に御来園の折には、来年は必ず咲きますと。ことし以上にすばらしい、来年は全体がすばらしい咲きぐあいになるというようなことを力強くおっしゃって帰られたということでございまして、あれだけの権威の方がそこまでおっしゃれば間違いないのかなというふうに感じております。

 それで、最後に部長から言われました、放生池がございます。その築山の上に手を加えていなかった、改良していなかったフジ棚がございまして、そのフジが本当に何年ぶりかにきれいにことしは咲きました。それで地元の皆さんが、あのフジがことしはきれいに咲いたけれども、あそこは何にも手をかけてないけど何とかならんのかというような要望もいただいておりました。それで、部長が今答弁していただいたように、手前に梅が2本ございまして、この梅の管理がちょっとうまくやっていなくて枝が伸び放題になっております。あれをもうちょっと盆栽仕立てにきちんと剪定をしていただければ、あのフジを生かす方法も考えられるかなというような御指導だったと思います。ぜひともこの件につきましても、今後ずうっとまだまだお世話になろうかと思いますが、先生にいろいろと御意見をお聞きいただき、御指導いただきながら、充実したものにしていただきたいと、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。

 それではもう1点、この藤まつりに関しまして、実はある市民からの御意見でございますが、今言いましたステージの前ですね、開催式を行いますステージの前にテントが常設されまして、その下に腰かけがずうっと、観客のために腰かけがずうっと40か50脚ぐらい並べてあります。しかし、その腰かけがいかにもおんぼろで、汚れたままというか、余りにもみすぼらしい腰かけが設置されております。

 それで、後で私がどなたかに確認しましたら、あれは体育館のどこかにしまってあるやつをそのときだけ引っ張り出してきて並べておるんだというようなことを聞きましたが、観光客も見えてお座りになられるんで、もう少し、せっかく曼陀羅寺の藤まつりといって売り出しておって、こんな腰かけしか使えんのかと思われても残念でございますので、来年に向かっては少し何とか考慮がいただきたいと思いますが、いかがですか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 確かに設置をさせていただきましたいすの中には相当使い込んだいすがございました。しかし、開会式前には職員が朝6時、7時に出てきちんとふいておりますので、汚れはないと思います。ただ、傷んでおるいすもありましたので、来年度は代替品が設置できるように考えてまいりたいと思います。よろしくお願いします。



◆14番(古田冨士夫君) よろしくお願いいたします。

     〔他に発言する者あり〕



◆14番(古田冨士夫君) (続)それは私の一存ではお答えできませんので。

 それでは続きまして、若干関連もしておりますが、2番目に通告してございます曼陀羅寺公園内忠魂宝塔についてということでお尋ねしたいと思います。

 実は曼陀羅寺公園の中に、皆さんも何度も訪れてみえますので御存じだと思いますが、こういった立派な塔がございます。

     〔資料呈示〕



◆14番(古田冨士夫君) (続)これがございますね。これについて、実は先ほど公園の質問で山君の質問にございましたが、まさに私どもが子供の時代はここが遊び場でございまして、絶えずこの上まで上がって、登って滑ったり、いろいろとやっておった場所でございます。これが今は囲われて立入禁止になっております。これの管理といいますか、実はこれは曼陀羅寺公園内にある碑でございますが、これの公園管理はどこが行っておるのかということをまず確認したいと思います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 曼陀羅寺公園につきましては、公園用地としまして曼陀羅寺より、9,872.59平方メートルになりますけれども、無償で借り受けております。正堂から見て右側の部分になりますが、その借り受けております区域には議員お尋ねの忠魂宝塔のほかにも、宝物庫や八幡社、それから稲荷社、地蔵仏、茶筅塚など多くの施設がありますけれども、それらについてはまちづくり課が維持管理する対象とはなっておりません。



◆14番(古田冨士夫君) 今部長の報告ですと、曼陀羅寺公園、市が借り受けておる公園内ではあるが、この施設に関しては管理を請け負っていないという答弁だったと思います。

 これが実は、前の契約が30年契約でしたか、昨年更新されたんじゃないんですか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 20年の契約になりますが、以前は平成元年になると思いますが、平成20年の12月18日に契約をいたしまして、平成40年の12月17日までということで契約をいたしております。



◆14番(古田冨士夫君) これは先ほども言いましたように、私の子供のころからの遊び場所でございました。これに対しまして、実は余りにも知られていない部分がございました。私も子供心にいろいろと関心は持っておりましたが、これにつきまして、この碑がどんな碑であるかということを実は地元のある団体の方々がお調べになり、これだけ曼陀羅寺公園へ観光客がお見えになるのに、この碑のことに対して余りにもPRといいますか、どんな碑であるかということがPRされていないということで、ぜひそれに対する説明書きといいますか、それを設置したいというようなことを考えておみえになります。

 それで、曼陀羅寺さんの方へ許可といいますか要望を出されて、また市長さんの方にも案内が届いておるかと思いますが、市長さん、お聞きになっていただいておりますね。このことにつきまして、実際にだから管理はどこが行っておるのかという問い合わせをいただきまして、市の方は管理をこれは受けていないということだそうでございますので、お寺さんの方が、曼陀羅寺さんが了解されれば、それだけの銘板といいますか、そういうものの設置は可能であろうというふうに思っております。

 それに伴いまして若干調べてみますと、実はここに書いてあるのが、欧州戦乱忠魂宝塔と書いてありますね。私どもは子供のころからは祈念塔、祈念塔と言っておりましたが、よくいろいろと故事来歴調べてみますと、まさに世界平和を願う平和祈念塔であるということでございまして、第1次世界大戦が5年間、大正何年でしたか、ヨーロッパを中心に広げられたわけでございますが、その戦争におきまして、まさにそれが初めての近代戦争といいますか、近代兵器を使った世界戦争であったということで、700万人ほどの戦死者を出しておるというようなことでございました。

 この事実を知られた当時の曼陀羅寺の岡村貫主さんという方が、もうこんな大変な戦争を起こしてはいかんということで、二度とそういう戦争を起こさないようにということで請願をされまして、恐らく愛知県知事を通じてだと思いますが、時の総理大臣に、加藤友三郎という第21代の総理大臣だと思いますが、請願をされまして、この加藤友三郎という方は海軍の軍人さんでございましたが、請われて総理大臣になった方でございまして、まさに海軍といえども平和主義者でございまして、第1次世界大戦終了後のシベリアからの撤兵を決断して撤兵をしたり、それから海軍の軍縮に対しても積極的に取り組んだり、いろいろと取り組まれた方でございます。

 そういう方にこの当時の貫主である岡村貫主が請願をされまして快く承諾をいただいたということは、貫主の請願の中には、こういう世界平和を祈念するのには曼陀羅寺、南北朝で争ったときの後醍醐天皇の勅願寺という由緒あるお寺であるから、ぜひこのお寺の中に祈念碑を建立したいということで陳情いたしました。それに対して、今言いました加藤友三郎21代総理大臣が、それはいいことだからぜひ協力しようということで、協力していただいてでき上がったということでございまして、たまたま資料をそろえていただきましたのを見ますと、ここに全部名前が出ておりますが……。

     〔発言する者あり〕



◆14番(古田冨士夫君) (続)ここにずうっと名前が出ております。時の総理大臣はもとより、前総理大臣の原 敬さん、そのときの総理大臣の加藤友三郎さん、そのほか大臣さんが全部、それからさらに衆議院議員の皆様方が、もうほとんどの方が名前を連ねてみえます。それで、もちろん地元、それから愛知県その他の有力者といいますか、賛同者が、かなり多くの方が賛同されてでき上がった塔でございます。

 そういう意味で、くどいようでございますが、本当に世界平和を願う祈念の塔であるというPRをもう少ししていただけたらなというふうに思うわけでございまして、江南市は国際平和都市宣言もしておりますので、ぜひそんなようなことでPR方をお願いしたいと。できれば歴史ガイドの皆さんが、曼陀羅寺のいろんな歴史ガイドと公園のガイドもしていただいておりますが、この項目も若干歴史ガイドの中に含めていただけたらなと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。



◎教育部長(三ツ口和男君) 今の歴史ガイドさんにということでございますが、その点もいろいろ考慮しました中で今後検討させていただきたいというふうに思っております。



◆14番(古田冨士夫君) 何か都合でちょっとここで中断してくださいということを議長から言われておりますので、一たんここで一般質問を中断させていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(岩田一洋君) 暫時休憩します。

     午後2時53分 休憩

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     午後3時35分 開議



○議長(岩田一洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 古田冨士夫さん。

     〔14番 古田冨士夫君 登壇〕

     (拍手)



◆14番(古田冨士夫君) どうも皆さん、中断されたようなぐあいで、何か全部終わったような終わらないような気分でございますので、最後にまとめだけやっておきます。

 何が言いたいかといいますと、この曼陀羅寺公園内の平和祈念塔についての管理が江南市ではないということのまず確認をさせていただきました。それについて、この忠魂塔が建立された経緯を皆さん方にできるだけ、特に江南市民、さらには観光客にもわかっていただきたいなということを感じております。ぜひとも、先ほども答弁をいただきましたが、来年度以降の藤まつりには歴史ボランティアガイドの皆様方がいつも観光客を案内してみえます。フジの種類とかフジの再生がこういう経緯で行われたということをボランティアの方が観光客に説明してみえますので、その折にぜひこの平和祈念塔についての項目も加えていただくようによろしくお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、次の項目に入らせていただきます。

 3番目の婚活事業支援についてでございます。

 私から申し上げるまでもなく、現在、我が国日本の抱える大きな問題として、少子化という問題がございます。本当にこのまま子供の数が減少しますと、将来的には本当に日本の危機ではないかと。ある学者の説によりますと、50年後には人口が、現在1億2,000万人でございますが、半減し6,000万人になると。さらに100年後には4,000万人になってしまうだろうというような推測がされております。

 やはり国の力といいますか、それはある程度人口でございます。隣の中国を見れば御存じのとおりでございます。日本が今後さらに営々と発展を維持していくためには、少子化に歯どめをかけなければならないというようなことで、国やらいろんな自治体が少子化対策をいろいろと取り組んでおります。

 こうした中で、2009年に国の方では補正予算を組みまして、地域子育て創生事業という名目で502億円の補正予算を組んでおります。その中で、結婚意欲を持った若者の出会いの場の提供や、結婚相談員の配置ということを明記されております。そうしたことで、各都道府県に対してこの事業を取り組むようにというような要望が流れておるというふうに聞いております。

 そうしたことで、まずお尋ねしたいと思いますが、愛知県における取り組みはどのようになっておるかということでございます。よろしくお願いいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 愛知県では、結婚を希望する独身男女に出会いの場を創出するため、平成19年度から3年間、民間事業者に委託をして、身だしなみやコミュニケーション能力を身につける講座や食事会などを行う「あいち縁結びプログラム」を実施いたしました。平成22年度からは、市町村や民間非営利団体が行います異性とのコミュニケーション能力の向上や出会いの場の提供などを目的とした企画を募集し、経費的な支援をすることになっております。県内の各市町村の状況といたしましては、東海市、日進市、田原市、清須市、設楽町の5市町が民間へ委託という形で実施するという情報を得ております。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 そのような流れの中で、昨年来、本当に新聞報道、さらにはマスコミ等で全国的に各地での婚活事業の取り組みが報道されております。

 そうした中で、ある新聞の報道によりますと、全国の中で最も積極的に実施しているのが茨城県ということでございまして、年間2,100万円の予算を計上し、国のこの方針よりも早くから取り組んでおりまして、2006年から2009年まで、参加者が約9,000人、そして351組が結婚を成立させたというような報道がなされております。この近くでは、石川県では、これも2005年から取り組まれておりまして、「縁結びist(エンムスビスト)」という名前で、県がいろいろと講座を設けまして県のお墨つきの仲人さんを養成してみえるということでございまして、その仲人さんによって120組の結婚が成立しておるというようなことでございます。

 新聞報道で特によく目につくのは農山村部、そちらの方が担い手とかそういう問題があって、特に体験ツアーを組んでそこで婚活、見合いといいますか、そういうようなことを取り組んでおるところが多い。和歌山県では、市とJAが連携をいたしまして農業体験交流会ということを実施し、都会で暮らす若い女性等で農村で生活したいというような希望を持った方も見えるわけでございまして、そういう方を中心にかなりの成果を上げてみえるということを聞いております。

 全般的に見た場合、民間でもいろいろとそういう事業はありますが、行政がこういう問題に取り組むということは、やはり参加する当事者にとってみれば、まず安心感があるということ、そして費用が比較的安く計画していただけるというようなことで、比較的好評裏に各地区で取り組まれておるということでございます。

 先ほども言いましたように、婚活事業を一生懸命進めることが、まさに少子化に歯どめをかける、食いとめる一番の有効な手段である。まず結婚してもらわないことには子供ができませんので、そんなようなことで事業の取り組みをお願いしたいということでございます。

 それで、この江南市においては、最近になって私も情報をとりました。江南商工会議所が実は津島市の商工会議所と共同企画ということで、ことしの7月4日に縁結び交流会ということを、お隣の犬山市、リトルワールドで計画をされておみえになります。この資料が商工ニュースに挟んでありましたので早速訪ねて行ってまいりましたところ、もう今は募集が殺到して断っておるということでございます。

 そんなようなことで、そうしましたら、この通告をいたしましたら、また当局から寄せられた資料を見ますと、青年会議所もことし計画をしておるということでございまして、これは江南青年会議所でございますが、「運命のつながり 集え地域の織姫・彦星」というテーマで、ことしの8月1日、これはすいとぴあ江南の多目的ホールで実施するということでございます。これにつきまして、このいずれも両企画も後援には江南市が名前を上げております。そんなようなことで、後援の内容についてちょっと確認したいんですが、どのようになっておりますか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 今議員から御紹介がありました二つの企画につきましては、江南市として両事業とも後援名義の使用が申請されております。市といたしましても広報のPRなどで支援をしてまいりたいというふうに考えております。



◆14番(古田冨士夫君) 今御答弁いただきましたように、名義だけの後援ということでございまして、予算は一切伴っていないというように聞いております。

 私はぜひとも、本当に江南市、10万都市になってから結構年月がたちますが、あちこちにいろんな立派なマンションとかいろいろ建設がされておりますが、一向に人口は上昇いたしておりません。国勢調査で10万2,000ですか、そんなようなことで、やはり私は江南市の今後の将来像を、市長の方針にもありますように、やっぱり住みよい、住んでよかったまちということで、住宅都市、ベッドタウンとしてこれからも発展をしていきたいというようなこともございます。ぜひともこの取り組みに関してしっかり御検討をいただきたいと思いますが、市長さんには通告してございませんので御意見はいただけませんが、何とかしっかり取り組んでいただきたいと思います。もしお許しいただければ、市長、御答弁いいですか。



◎市長(堀元君) 大変すばらしい話であると思います。全国的に婚活というようなことは非常に盛んになってきております。これはやはり少子化ということに対しての危惧があるわけでございます。

 江南市といたしましても、この「あいち縁結びプログラム」と書いてありますが、これを「こうなん縁結びプログラム」というような形で進められたらいいなというふうには私個人としては思っております。特に、実は江南市の職員の中でも数多くの独身の職員が見えます。議員の中にもまだ独身の方が見えるわけでございまして、そういうことも含めましてやはりこの縁結び、まさに婚活というようなことに関しましては、これは非常に将来にわたってすばらしいことであるというふうに思っておりますので、ぜひこれは前向きに検討させていただきたいというふうに思いますし、実は私的に各職員の独身の男性・女性、消防士、それから保育士も交えて、個人的といいますか、自主的にそのようなパーティー形式で計画をしております。これは会費制で、名古屋市のシティホテルでランチバイキングを食べながら、そういうような催し物を計画して一部の者が協力してやっておっていただきます。これは公式ではございません。非公式でございますが、進めております。

 こういうものもやはり公式にできるような形で、市民を巻き込んだこういうものをできたらいいなということでございますので、議会の皆様方の御意見も伺いながら、これはぜひ前向きに検討させていただきたいと、このように思っております。よろしくお願いします。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。本当に市長さんの前向きな御答弁、ありがとうございました。

 この問題について一つだけ最後に提案をさせていただきたいと思いますが、皆さん方御案内のとおり、曼陀羅寺の藤まつりでは恒例になっております嫁見まつりが実施されております。

 この嫁見まつりにつきましては、本当に、朝日新聞が翌日間違った記事を載せましたが、800年以上続いておると書いてありましたが、曼陀羅寺ができてから681年目でございますので、まだ800年も続いておりません。

 そうしたお寺の中で、私の記憶である嫁見まつりというのは、その1年間に縁があって近郷近在へ嫁いでみえたお嫁さんが、しゅうとめと良縁に感謝して曼陀羅寺にお礼参りに来るというのが嫁見まつりでございますが、いずれにいたしましても良縁に結びつく縁結びのお寺であるというようなとらえ方を私もいたしておりまして、市の方もそういうことをPRしてやっていただいておると思いますが、ぜひ来年度の藤まつりの際に嫁見まつりを計画されるならば、それとあわせてぜひこの縁結び交流会を何らかの形で取り上げていただけたらなというふうに期待するものでございます。

 このことにつきましてはいかがでしょうか、通告ではちょっと出ておりますが、一応、曼陀羅寺で開催される藤まつりとタイアップして婚活事業を推進することはできませんでしょうかということでお願いしたいと思います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 先ほど市長答弁にもありましたように、前向きに検討させていただきたいというふうに思っております。



◆14番(古田冨士夫君) よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。

 それでは、最後の項目でありますアライグマ等の対応についてということで質問させていただきます。

 昨年の6月議会でしたか、尾関健治議員が外来のそういうものの繁殖といいますか、そういうことで質問をされたかと思いますが、当時から宮田用水木曽川沿い、あちらあたりに繁殖しておるということで、よそごとだと思って聞いておりましたら、実はこのアライグマがうちの近くまで来まして、びっくりすることには、曼陀羅寺の中に塔頭が8ヵ寺ありますが、その中のお寺さんでも目撃されておりますし、その隣に民家がありますが、そこでも目撃されておりまして、これは夜行性でございますが、カメラできれいにとらえられておりますが、こういうアライグマがここまで来ておるのかということでいろいろと皆さんと話をしておりましたところ、昨年来、宮田用水の暗渠化工事を始めたことにより、あの近くですみついておったアライグマが追い出されて、どうもこちらへ暗いうちに移動してきたんじゃないかというようにうわさされております。

 そんなようなことで、昨年来もこういう質問を尾関さんがされたわけですが、その後、アライグマ等の情報といいますか、市の方へどのように寄せられておりますか、お聞かせいただきたいと思います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) アライグマやヌートリアにつきましては、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律によりまして、日本在来の生物と競合して生態系を損ねたり、農作物への被害をもたらすことから、特定外来生物として指定されており、その飼育、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行うこととされておるということでございます。

 市では、目撃通報があった都度、江南猟友会へ依頼し、市職員立ち会いのもと、捕獲箱やわなを設置することによって有害鳥獣を捕獲しております。平成21年度におきましては、後飛保町、東野町でアライグマを3頭、鹿子島町、曽本町、今市場町、木賀町及び尾崎町の水田や水路などでヌートリアを8頭捕獲したとの報告を江南猟友会から受けております。



◆14番(古田冨士夫君) ありがとうございました。

 今御報告いただいたような平成21年度の状況でございます。このアライグマというのは、そんなに大きくなくて見ればかわいい動物ですけれども、いろんなものをかじっちゃうというようなことでございまして、曼陀羅寺へ出没したということは、私は、曼陀羅寺というのははっきり申し上げまして江南市の文化財の七、八割を保有する文化財の宝庫でございます。そんなところで夜中にいろいろとかじってもらっては困るわけでございまして、どのように対応をさせていただいたらいいのか、対応方法についてお考えを御答弁ください。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 先ほど御答弁で申し上げましたように、そういったことがございますれば、産業振興課の方に御相談をいただければ、相談して適切な方法で対処していきたいと思います。



◆14番(古田冨士夫君) そちらの方で考慮していただくということは、先ほどの報告にあったように、江南猟友会へ依頼されるということかと思いますが、捕獲箱とかそういうものが市の方で手配されれば、それを目撃した方が受け取って自分のうちの近くに置くということも可能ですか。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 先ほど御答弁で申し上げましたように、江南猟友会の方にお願いをいたしまして、江南猟友会の方で捕獲箱やわなを持っておみえになりますので、市職員立ち会いのもとで有害鳥獣を捕獲しておるということでございますので、産業振興課の方に御相談いただければすぐに手が打てると思います。



◆14番(古田冨士夫君) わかりました。それじゃあ、これ以上こういうアライグマ等が繁殖されないように、できるだけ早いうちに捕獲できるようにいろいろとまた御尽力をお願いしたいと思いますので、目撃の方からもそちらの方へ相談していただくなり対応するようにしますので、よろしく御協力、対応のほどお願いしたいと思います。

 以上をもちまして一般質問を終了させていただきます。どうもありがとうございました。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 7番、牧野圭佑さん。

     〔10番 牧野圭佑君 登壇〕

     (拍手)



◆10番(牧野圭佑君) 議長さんのお許しをいただきました。通告に従いましてこれから質問をいたしますけれども、一言、大変たくさんの傍聴者の皆様、ありがとうございます。

 実は、市の財政とか会計制度は民間とかなり違っておりまして、私も最初はなかなかわからない、今もまだよくわからないんですけれども、わからないなりに市民目線でお尋ねをするということでございます。ぜひ市当局の回答もできるだけわかりやすく、そんなような形でお答えいただきたいと思います。

 では早速、通告に従いまして質問を始めます。

 最初の一つ目でございますが、行財政構造改革の成果と市の財政状況についてでありますが、平成17年度より平成21年度までの5年間にわたる行財政構造改革の見事な成果は、市長さんを初め全職員の大変な御努力と使命感、決意、ある意味では忍耐のたまものであると心より敬意を表するとともに、私は高く評価いたしております。

 しかし、一般議員の定数削減も、私には以前との比較はできませんが、多分、議会活動の質を落とすことなく、いささかなりとも経費削減に貢献できているのではないかと感じております。実際に市の職員数756名から現在の646名への削減率は、議員定数が28名から24名へ削減したその削減率と全く同じでございます。

 さて、金額だけが重要ではないということは十分承知いたしておりますが、削減目標額約30億5,000万円に対して、この平成21年度で幾らの削減ができたのか、お尋ねいたします。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 計画期間が平成17年度から平成21年度までの5年間の行財政構造改革・集中改革プランにおきましては、30億5,000万円の経費を削減する目標で進めてまいったというものでございます。その達成額でございますが、平成17年度から平成20年度までは決算額から積算をいたしまして、平成21年度におきましては当初予算の計上額から積算いたしますと、達成額が39億2,000万円、達成率が128.8%となるというものでございます。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。39億2,000万円、128.8%の達成と、大変な成果でございます。5年間で割りますと、単純平均で年約7億8,000万円ほどの削減ができたということでございます。

 しかし、この期間の市債残高、市の借入金の残高を見てみますと、ほぼ210億台で横ばいであります。平成21年度は213億円に微増しております。なぜこれだけ多くの金額が行財政構造改革で生み出しながら市債残高が減らなかったのか、お聞きいたします。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 市債残高が減っていない理由でございますが、平成13年度から国が、地方交付税の不足を補うための地方財政対策といたしまして臨時財政対策債が措置されましたが、その残高の増が市債残高全体を押し上げている状況でございます。

 この臨時財政対策債と申しますのは、地方債の一種でございまして、国の地方交付税特別会計の財源が不足をいたしまして、地方交付税として交付するべき財源が不足した場合に、地方交付税の交付額を減らして、その穴埋めとして該当する地方公共団体みずから地方債を発行させる制度でございます。形式的にはその自治体が地方債を発行する形式をとりますが、償還に要する費用につきましてはその後の年度の地方交付税で措置されるということでありますので、実質的には地方交付税の代替財源と見ることができますが、地方債の扱いであることには変わりはないということでございますので、地方債の残高が微増する原因となるというものでございます。

 それで、平成20年度末の一般会計における市債残高が今おっしゃられた210億1,200万円となっておりますが、そのうち35.8%に当たります75億2,800万円が臨時財政対策債の残高となっておりまして、平成19年度末と比較いたしましても5億2,800万円ほど増加しているということでございます。

 臨時財政対策債を除きました市債に限れば、これまでの行財政構造改革によりまして、公共事業の抑制に取り組んできたことなどによりまして、平成20年度末は平成19年度末と比較いたしまして残高が8億9,100万円の減額となっておりますが、近年の臨時財政対策債の発行が市債の残高を減らすことができていない要因になっているということが言えると思うものでございます。



◆10番(牧野圭佑君) ありがとうございました。

 これは多分聞いていておわかりにならないと思うんですけれども、国もお金がないもんですから、本当は公共事業等のお金というものの地方債を発行するのは実際は江南市でも下がってきている、8億9,100万円下がっているんだけれども、臨時財政対策債という名前で、国が交付税が出ないから、市が借りていて、ふえているということでございます。

 実は、法律で地方財政法第5条で定められておりますけれども、本来の市債残高は市の公共事業の抑制によって減っておりますけれども、今言いましたように、国の地方交付税の財源が不足になっておりまして、その不足額を地方が借入金でしのぐように、臨時財政対策債という名のもとに借金を国が許可しているというのか、借りなさいということをしているもんですから、市はやむを得ず借りていると。

 そういうことで、これだけの大きな行財政対策のお金を出しながら、削減をしながらも市債残高は減らないということで、私は勝手に言ったんですが、そういうことでよろしいわけですかね。



◎経営企画部長(大島茂樹君) そのとおりでございまして、建設事業に充てるための借り入れる市債残高は減ってきているという状況でございますので、議員がおっしゃるとおりでございます。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。

 再度わかりやすくといいましょうか、市民目線のもう一度質問を繰り返しますけれども、一般会計予算が江南市は大体230億円ぐらいでございますが、毎年の平均削減額7億8,000万円ぐらい、この5年間減らしてまいりました。大体予算に対して約3.3%ぐらいの削減をしたこのお金というのは一体どこに消えてしまったのかと、地方債残高が減らないということは。それはどういうことでしょうかということですが、どこに使われたのか。性質別歳出というのがございますが、どこにお金を使ったのか。あるいは、基本的に結果として、目的もありますが、財政調整基金の積み増しというものが実際なされたのか、そういった点についてお尋ねいたします。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 削減額の使われ方でございますが、全体の財政の中でお答えさせていただきますと、市税の減収があったということに対しまして、まずは現行の事業を維持していくことに加えまして、退職手当の増、また民生関係のサービスの拡大に対する事業費の増への対応、さらには議員が今申されたとおり、財政調整基金におきましては平成20年度末には残高16億1,000万円となりまして、平成16年度末残高と比べまして6億5,000万円ほどの増額となったということなどによりまして、これら全体を踏まえて集中改革プランにより経費を削減したことによるものであると思っております。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。確かに財政調整基金という手元のお金はふえておりますので、一生懸命削減したのが生きているなと。しかし、それ以上にいろいろ使うものがあったということでございます。

 しかし、こういう話を聞いておりまして、これからもますます江南市の市債残高がふえていくという可能性を強く私は思いまして、大変心配な気持ちになっておるわけでございます。

 そういったことの不安感に基づきまして、次の2番目の次期集中改革プラン、これは私が勝手に名前をつけたんですが、そういった策定を今年度はされるということだと思いますので、それについて質問させていただきます。

 来年度より、というのは23年度ですね、新たな行革をスタートさせるための今年度は第5次行革の検証と次期集中改革プランの作成の年度であると、昨年12月でしたか、古田みちよ議員からの質問に対して市の回答があったと思いますけれども、それでよろしかったでしょうか。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 集中改革プランにつきましては平成21年度をもって計画年度を終了いたすということでございますが、行政改革につきましては、集中改革プランの終了後も引き続きしっかりと実施してまいるということでございます。

 それで、具体的なことを少し述べさせていただきますと、戦略計画の中期計画にあわせまして、平成23年度から平成25年度までの3年間の計画期間で、新しい第6次行政改革大綱として位置づけております江南市経営改革プランを、現在、市議会の議員の方々や公募市民、各種団体の代表、学識経験者を委員として構成をいたしております行政改革推進委員会で審議をしていただいているところでございます。

 このプランは、今までのような経費削減型の行政改革から経営の質を高める改革へとシフトするものでございまして、限られた経営資源で市民サービスを確実に提供するために、アウトソーシングや事務事業の見直しなどの経費節減につきましては引き続き推進をしつつ、職員の人材育成、意識改革、地域協働、マネジメントの効率的な運用など、サービスを提供する市役所の仕組みの改革を進めることを最重要課題として取り組む計画としておるところでございます。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。

 私が長年民間企業で働いてきました感覚で申しますと、企業も長期計画、中期計画、単年度計画を立てて、変化にあわせ修正しつつ経営をしておりますので、集中改革プラン策定も終わりがないものだと考えます。

 お聞きしておりますと、アウトソーシングや事務事業の見直しを推進するということは私は結構だと思います。また言われるとおり、従来の削減志向だけの行革では限界があると私も思っております。行政の生産性向上の成果や業務改善、提案など、できれば金額評価できるようなシステムの江南市版を構築・検討し、そのモチベーションといいましょうか、やる気を高めながら、市民満足度の向上を目指す自治体への全職員の参加型意識改革を期待するものであります。

 江南市戦略計画、平成20年度から平成29年度版の第1章、人口・財政の目標フレームを読みますと、人口は年平均0.2%程度と緩やかな人口増加を続け、平成27年度をピークに約10万2,000人台を維持しながら緩やかに人口減少過程に入るというふうに見込まれていると書いてあります。また、老齢人口は平成29年度には26.1%へと上昇し、4人に1人が高齢者になると想定されております。次に平成29年度までの各年の財政計画を見ますと、市税は微増、本当に微増するかどうか私は疑問ですが、市債発行額は、投資的経費に多少連動しつつも、減少計画になっております。

 それではお尋ねしたいのですが、予測しにくい市税見込みはさておきまして、歳出の、使うお金の約20%強を占める人件費について、今年度から地域手当が10%から3%へ削減され、定年退職も平成25年度からは団塊の世代がなくなって安定すると思われますから、それらを加味して、人件費の総額はふえていくのか、減っていくのか、横ばいか、人件費の将来の推移を知りたいと思います。

 そして、その予想金額というものは戦略計画に既に織り込み済みだと思いますが、その2点についてお尋ね願います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 集中改革プランに基づきまして、平成21年度までの5ヵ年にわたりまして、指定管理制度の導入や職員のパート化によりまして正規職員の減員を図ったということで、108人の減員計画に対しまして結果として110人の減員となっております。今後は効率的な定員管理及び人材配置を念頭に置きまして、職員数につきましては、労務職は退職者不補充で、またその他の事務職、保育職等は現数を維持していくことを基本に考えております。

 また、退職者数は、団塊の世代の退職によりまして平成23年度をピークに減少してまいります。したがいまして、来年度の退職手当は増額とはなりますが、人件費を引き上げておりました団塊の世代の退職者を新規採用で補充してまいるということでございますので、人件費の推移は緩やかには減少していくものと推察しております。

 なお、戦略計画に掲げております財政計画は平成19年度の予算額を基礎として推計した見通しでございまして、職員数は一定の勧奨退職者などを見込みまして、また地域手当につきましても今年度からの引き下げ分を加味いたしまして推計しておりますので、戦略計画の財政計画にこれらの状況は反映されているということでございます。

 なお、今年度は前期3ヵ年の計画期間を終える年でございまして、平成23年度からは中期と後期計画の見直しが図られるところでございまして、人件費につきましても今後の職員数や退職者数を見据えながら推計して修正してまいりたいと思っております。



◆10番(牧野圭佑君) 概略よくわかりました。

 次に、市債残高の削減についてお尋ねします。大変難しい質問でございまして、これは私が勉強不足のため素人っぽい質問になりますけれども、よろしくお願いします。

 さきの3月の定例会で、沢田議員が半田市、名古屋市の1年限りの10%減税についての問題点を質問されました。私も今回お聞きする気になりましたのは、この5月30日にお隣の大治町長選で、名古屋市との合併と、10%の、1年限りじゃなしに、恒久減税を掲げた岩本前町会議員が僅差ながら現職市長を破り当選されました。

 大治町は、半田市、名古屋市と違い、平成20年度の財政力指数が0.97、これは1を切っているのはだめなんですが、0.97の交付団体です。実質公債費比率、これは借金を返す比率ですが、江南市の倍近い12%を大治町は払っている。その大治町の歳出は約63億円、地方債残高、借金残高が59億円、自分の積立金が約17億円ですが、こういった財政状況にあるにもかかわらず、10%恒久減税を打ち出して選挙に勝たれました。

 こういった選挙結果から想像しますと、来年の統一地方選で、私に言わせれば、大衆迎合的な政策を掲げて立候補する首長や議員が乱立しそうな気配を感じます。私は、10%減税はよほど緻密な計算に基づく財源の確保ができない限り、将来の財政破綻やサービスの劣化を引き起こすものと心から心配しております。

 そこで、東京都杉並区の市債残高削減と基金積み増し、その基金積み増しの運用による10年後の市税減税について、私は減税ではなく、再度、江南市の市債削減について質問をいたすことにいたします。

 その前に、まず杉並区長 山田 宏さんの最近のパソコン上のブログを紹介したいと思います。

 ブログでは、私が、といいますのは杉並区長ですが、私が11年前の杉並区長就任時破綻寸前だった杉並区の財政は、思い切った行革で大幅に改善でき、当時942億円あった負債残高も現在152億円となった。あと2年でゼロとなる予定である。行政サービスも全国自治体で105位だったが、7位になった。さらに、借金完済後はこれまでの返済額相当分を毎年積み立てて財政のダムをつくり、その利子で10年後からは住民税を10%減税するという減税自治体構想もことしからスタートした。私の志は杉並を日本のモデルにしたいというものでありますというふうにブログでうたっていらっしゃいます。

 さて一方、江南市の平成21年度の市債償還額は約20億円、利子の支払いが約3億6,000万円ですけれども、人口減少と民生費の増加が予想される将来に向けて、江南市のような国から交付金をもらう交付団体が市債残高を計画的に減らしていくことは可能なことなのでしょうか。

 杉並区も江南市も一般会計とほぼ同額の市債残高を抱えていたのですが、杉並区が13年かけてゼロにできそうになったのは、財源超過自治体、杉並区は収入が多いということですね、だからできたことなので、やはり江南市のように交付金をもらう自治体ではできないことなのでしょうか。何とか時間がかかってもそのような計画をつくれないか、そういった方向でやれないか、こういった素朴な疑問につきましてお答え願います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) これまで、建設事業における財政負担の年度間調整や世代間の負担の公平を図るということで、また臨時財政対策債など財源不足分を賄うということで市債を借り入れてまいりまして、平成20年度末の市債残高は先ほど来御答弁させていただいておりますとおり210億1,200万円となっているということでございます。

 今後、布袋駅付近鉄道高架化整備事業など、大型プロジェクト事業によります多額な市債の借り入れが見込まれておりまして、ここ数年間は市債残高がふえていくのではないかと推測しております。

 このように、これからも市債残高がふえていく見込みのある状況にあって、時間がかかってもということでございますが、仮に20年後に市債残高をゼロとするためには、現状の残高においても毎年10億円以上が必要になるというものでございまして、現在の財政状況では非常に困難なことと思っております。



◆10番(牧野圭佑君) それでは次に、ことし市制70周年を迎える多治見市が平成17年12月に多治見市健全な財政に関する条例を制定し、財政健全基準と財政向上目標を4項目についておのおの設定し、取り組んでまいりました。4項目とは、一つが償還可能年数、二つ目が経費硬直率、三つ目、財政調整基金充足率、四つ目、経常収支比率の4点であります。その効果が出てまいりました。多治見市の平成20年度の財政力指数は江南市より悪い0.81ですが、実質公債費比率は4.4%と低く、地方債残高、多治見市ですね、約296億円に対し、積立金が約182億円に大幅に積み増しされてまいりました。

 江南市の財政健全度は全国平均から見てよい方だと私は認識しておりますが、将来の少子・高齢化に対する備えとして、さらなる健全財政を目指して、このような財政向上目標を持つべきではないかと考えますが、どのようにお考えになられますか、お聞かせ願います。



◎経営企画部長(大島茂樹君) 現在、市におきましても、行政改革推進委員会で御審議をいただいております経営改革プランの中で、市債の発行に対して発行基準を明確にし、適正な規模となるように留意すると掲げておりまして、市債残高の抑制や財政調整基金残高の維持または増加に向け、さらなる健全財政を図るような仕組みを、先ほどの杉並区、また多治見市の財政改革などを参考にいたしまして、今後調査・研究してまいりたいと考えております。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。さらなる健全財政に向けた仕組みと行政の生産性の向上を目指した仕組みを、二つの改革を組み込んだ第6次改革プランの作成を大いに期待いたしまして、次の質問に移ります。

 愛北病院跡地の土地活用について質問をいたします。

 愛北病院跡地の土地活用は、この155号線の立体交差事業から始まった布袋駅鉄道高架事業と区画整理事業、駅東再開発事業が進行している中で持ち上がった問題でございますが、私はこれらの大型事業によるまちの活性化の目玉の一つは、愛北病院跡地利用が非常に大きな要因を占めると考えております。

 この跡地は、厚生連、そして借地と市所有地、この三つで成り立っておるということでございますが、それぞれの広さは何平方メートルで、合計何平方メートルになるのでしょうか、お尋ねいたします。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 以前の愛北病院の敷地は、厚生連所有地、民地からの借地、江南市所有地により構成されております。お尋ねの面積につきましては、公簿面積でお答えをいたしますと、厚生連の所有面積は1万4,726.43平方メートル、民間からの借地は2,556.37平方メートル、市所有地は774.68平方メートルで、合計面積は1万8,057.48平方メートルでございます。なお、この合計面積には地区内にございます水路敷地等の面積は含んでおりません。



◆10番(牧野圭佑君) 1万8,054.48平方メートル、約5,400坪ですね。

 そしてもう一つお聞きしたいんですが、隣接する愛知県江南保健所の敷地面積は何平方メートルですか、お教え願います。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 愛知県の江南保健所の敷地面積でございますが、3,681.26平方メートルでございます。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。約1,000坪ちょっとですかね。

 私は、この厚生連の面積の中で、市の面積が少ないから、この土地活用は厚生連が主体的に跡地処理について考え、市は相談を受けたら話し合いという考え方は余りにも消極的だと思います。市も区画整理事業を通じて拡幅中の布袋本町通線と名草線への東西の出入り口を確保できるように努力すべきであると考えますが、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 愛北病院跡地の土地利用につきましては、まちづくりの観点からも非常に重要な事項として認識をいたしておりますので、平成21年度には、跡地の有効活用を図るため現況及び課題を整理し、その課題方策を検討いたしております。

 その内容といたしましては、跡地の利活用を阻害している問題点の一つとして、この跡地には、周囲の道路に直接接していない状況であるため、議員御提案のとおり、東側は都市計画道路布袋本町通線から、西側は都市計画道路江南通線から出入りできるような道路が必要であると考えられます。さらに、東西の出入り口としてのみではなく、跡地内の東西方向の軸となるような道路として、跡地内外の東西方向の移動の円滑化を図りたいとも考えております。



◆10番(牧野圭佑君) なかなか魅力的な考え方だと思いまして私も賛同しますが、この跡地は、名古屋駅から約18分で布袋駅ですね、その布袋駅から約300メーター西へ歩きました好立地に5,400坪の土地があるわけです。その道路軸をつくるという考え方ももちろんいいんですけれども、私はこの跡地を単に住宅整備するだけに終わってしまっては、せっかくの好立地かつまとまった土地の利用法としてはもったいない気がいたします。

 市としてはさらに一歩進めて、どのような跡地活用が市民と市の活性化に役立つのか、まちづくりの専門家や市民の知恵を集めながら、市がプランをまとめ、厚生連へ提案し、プランに基づく活性化に役立つ施設や企業、学校などの誘致に努力すべきだと考えますが、どうでしょうか。



◎都市整備部長(暮石浩章君) 江南市都市計画マスタープランの中では、布袋駅周辺は江南市のサブ核と位置づけられ、鉄道高架事業、土地区画整理事業のほか、交通結節機能等の基盤整備を現在進めていることから、今後非常に交通利便性が高くなり、周囲には保育園、小・中・高校が近いことから子育て環境も整っており、跡地にはスーパーも隣接していることから、生活するための好条件が整っております。

 このようなことから、開発が見込まれる内容につきましては都市型の住宅、いわゆるマンション建設を想定いたしておりますが、敷地の広さを考慮いたしますと、その他に生活サービス施設として、さまざまな活性化につながるような施設も想定されるところでございます。専門家からの意見、市民の皆様の意向も調整し、あわせて市議会からの御意見を伺いながら、布袋地区の活性化につながるような事業展開を事業者側へ提案してまいりたいと考えております。



◆10番(牧野圭佑君) 大変期待が持てる発言でございます。

 少し話は飛びますけれども、税収を図り、雇用を増加させるという将来目標に向かって、今年度新設されました産業立地グループの活動方針についてお聞かせ願います。



◎生活産業部長(奥村哲司君) 今年度、産業振興課の中に新設をいたしました産業立地グループは、将来に向け、企業誘致、産業立地を促進していくためにも、進出を希望する企業などからの問い合わせ対応する窓口を明確にしていく必要があることから、その体制整備を図ったものでございます。担当職員は従来からあります商工振興グループとの兼務であり、グループリーダーとグループ員1名の計2名であります。

 江南市戦略計画と江南市都市計画マスタープランにおいては、周辺地域との調和を図りながら工業系の土地利用に誘導する地域を位置づけておりますが、現在のところはこれらの地域に具体的な誘致計画があるというものではありません。しかし、企業誘致が新たな雇用を創出し、市財政に潤いをもたらすなど、地域経済の活性化につながることは十分認識しておりますことから、例えば先端技術に係る製品製造業など、今後の発展が期待できる企業の進出希望がある場合などについては、江南市の活性化のためにも迅速に対応していく必要があります。

 産業立地グループといたしましては、このような将来需要に備え、県の産業立地担当部署や愛知県産業立地推進協議会などと連携し、情報収集等に努めるとともに、県の研修会などに積極的に参加し、知識・ノウハウの集積にも努めていきたいと考えております。

 御提案の愛北病院跡地の有効活用につきましては、この土地を生かしてどのような地域活性化策ができるのか、関係各課と連携をしていきたいと考えております。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。

 私は、折しも昨年度、自治基本条例をつくろうということで、市民と学識経験者と、そして市の行政側とがずうっと何回も討議を重ねて自治基本条例をつくられた。それで議会側も今、名前は「まちづくり」となるかもしれませんが、そういった基本条例の策定をしております。みんなのまちをみんなでつくっていくと、こういった機運の一つのモデルケースとして愛北跡地を考えたいと私は思うものでございます。

 たまたまこの4月にできました産業立地グループがその一つの核となって、まちづくり課と一緒になって、市民とそういった学識経験者、まちづくりのプロをうまく入れて、市にとっても市民にとってもどういったものがあったらいいかということをぜひつくっていただきたいと思います。それがそのとおりにならなくても、そういうことを考えていくというまちづくりのプロセス自身が活性化につながりますし、また本当にうまくそういったものができてくれば、土地は市のものじゃないんですが、市が考えたプラン、市民が考えたプランというものをつくっていくことによって、さらに鉄道高架の大きな目玉といいましょうか、効果というものが発揮されるものと大いに期待をしておりますので、ぜひ産業立地グループとまちづくり課が一緒になって、市民を巻き込んで、プロを巻き込んで、新たな土地再開発計画というものをまとめ上げていただいて、その実現に向かって頑張っていただきたいというつもりで跡地活用ということで質問させていただきました。

 次の質問に移ります。

 土曜保育の受け入れ保育園の統合について質問いたします。

 土曜保育の統合化の質問の前に、新聞等で待機児童の解消が言われておりますけれども、待機児童は江南市におられるのか、いないのか、お聞きいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 個々の保育園のうち、クラス定員いっぱいで入園できない保育園が一部ございますが、市内のいずれかの保育園には入園できている状況ですので、現在市内には待機児童はおりません。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。いないということは大変すばらしいことだと考えます。今後もそのような対応をしていただきますようお願いいたしまして、本題に入ります。

 「わくわく子育て夢プラン 江南市次世代育成支援行動計画書」がことしの3月に上梓されました。その中の保育サービスの推進、延長保育について、土曜日の状況についてお聞きします。

 土曜日の基本時間は午前何時から午後何時までの保育時間となっておるんでしょうか。また、延長保育は何時から何時になっておるのでしょうか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 土曜日の基本保育時間は午前8時から正午までであります。そして延長保育の時間は、午前7時30分から午前8時までと、正午から午後7時までとしております。なお、布袋北保育園は午後8時まで延長保育を実施しております。



◆10番(牧野圭佑君) それでは、江南市18保育園のことし1月、2月、3月の土曜日の登園児数の実態はどうなっておりますか、お知らせ願います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 平成22年1月から3月までの3ヵ月間の園児の平均登園人数は、18園を合計いたしますと292人でありました。そして、登園児数の最も多い保育園は藤里保育園で30人、最も少ない保育園は布袋東保育園で3人、そして18園の平均は17人でございました。



◆10番(牧野圭佑君) 今この数字を聞いておりますと、多い園では30人、少ない園では3人、平均して17人ということですけれども、たとえ3人でも30人でも、児童を預かる以上、複数の保育士や給食調理員の配置が必要となります。ゼロ歳児から5歳児までの対応保育士の数がそれぞれ異なっておりますので正確には比較しにくいのですけれども、大ざっぱに言いますと、30人を保育しても、3人を保育しても、基本的な必要保育士さん、調理師さん等の人数は同じような人数が必要だろうと私は認識いたしております。

 そこで、登園児童数が少ない保育園は、土曜日の保育のみ他の保育園と統合した方が、園児の集団保育生活、そして経済面、この二つの面からも効果的な運営ができると思います。土曜日を閉園した場合に、1園につき年間削減額は概略どれほどになるのでしょうか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 議員御指摘の土曜日に閉園をいたしますと、週休加配員の保育士及び給食調理員を雇用する必要がなくなります。また、土曜日の延長保育のための保育士の配置も不要となってまいります。例えば布袋東保育園のように、土曜日の登園児数が少なく、最少の職員数で土曜日の保育を行っている保育園を例にとりますと、閉園した場合の人件費への影響額を試算いたしますと年間約150万円の削減となるものでございます。



◆10番(牧野圭佑君) かなりの金額だと思います。そうしますと、先ほどの3ヵ月間の土曜保育の総数が292人でしたので、それを18園で受け入れて平均17人、1園当たりということでしたですね。単純に30人を受け入れるように統合しますと約10園で済むということになります、292人ですから。そう考えてみますと、ちょうど小学校の数と保育園の数がほぼ一緒になるということでございます。そうしますと、土曜日のみ閉園の8園で、単純ですけれども、先ほどの1園当たりの土曜保育の経費年間150万円を掛けますと約1,200万円の削減ができると、計算上ですけれども、成り立つことになります。

 もともと保育園条例では土曜日の保育というものは義務づけられているものなのでしょうか、そうでないのでしょうか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(滝正直君) 江南市立保育所の管理及び運営に関する規則におきまして、園児の保育時間は原則として土曜日にあっては午前8時から正午までとすると規定をしております。保育園は、保護者が働いている場合などにより、その家庭において十分な保育を受けることができない乳幼児を保育する施設であります。ですから、従来から土曜日も保育を実施しておりますが、法的に義務づけられているわけではございません。



◆10番(牧野圭佑君) ここはぜひお母様方、父母の方に説明をしていただきまして、何とか御協力いただくようにお願いすべきだと私は考えます。

 江南市、犬山市、岩倉市、扶桑町、大口町の3市2町の各行政面積をそれぞれの保育園数で割った1園当たりの単純受け持ち面積を比較してみますと、江南市はこの3市2町では上から3位、下から3位、ちょうど中間でございます。また、18保育園に五つの幼稚園を江南市は持っておりまして、この23園で割ってみますと、それぞれ保育園と幼稚園を合わせた数で各行政地域の面積を割りますと、江南市の順位は23園では各市町同条件で計算すると下から2番目、やっぱり幼稚園と保育園が多いんですね、江南市は。2番目の総面積になります。

 それで、今私が提案しました18園を小学校と同じ10園に統合して、土曜日だけですけれども、した場合の1園当たりの単純受け持ち面積でもやはり上から3位に下から3位の中間でございまして、変わらないということでございます。

 実際、大口町は四つの保育園がありますが、土曜保育は既に1園に集約をして実施しております。江南市も土曜保育の受け入れ保育園の統合を進めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(滝正直君) 実施に向けましては、保護者が土曜日だけ違う保育園に送迎しなければならないこと、またいつもと違った保育園で保育を受ける園児の戸惑いなど、保護者の理解を得て実施することが必要だと考えております。今後、大口町が実施しました状況や経過を調査するとともに、他市町の動向につきましてもしっかりと調査・研究してまいりたいと考えております。



◆10番(牧野圭佑君) わかりました。ぜひ前向きに御検討いただき、保護者の理解を得た上、実施に向けて努力いただきますようよろしくお願いいたしまして、次の質問に移ります。

 保育園の指定管理者制度を導入して1年たちましたが、その後についてお尋ねをいたします。この1年が経過していろいろあったと思いますが、よかった点と反省点はどのように認識されておられますか、お聞かせ願います。



◎健康福祉部長(滝正直君) 指定管理者制度の導入当初は、保護者から保育内容が低下するのではないかという不安も上がっておりましたが、保護者の代表との話し合いの場を定期的に設け、逐次保育園の情報を保護者に提供することによりまして、保護者と保育園の意思の疎通も図れ、幸い保育に対する苦情は特にございませんでした。また、3月にクラス担任を含め多数の退職者が出ましたので、保育に支障を及ばさないように指導し、現在のところ今年度の保育士体制に対する保護者からの苦情は出ておりません。

 前年度中は、これまでの市の保育内容を継続しまして、協定書や仕様書に基づいて管理運営するよう指示してまいりましたが、ことしの4月から、保護者の理解を得た上で、指定管理者独自の献立により給食やおやつを提供しております。子育て支援課の職員も試食をいたしましたが、米飯の回数をふやし、野菜を多く取り入れたおかずやおやつはすべて手づくりを基本としたメニューで、保護者のアンケート調査からも大変好評であると聞いております。

 また、指定管理者が独自の保育サービスとして実施を希望しておりました英語、体操、リトミックについて、給食と同様に、保護者の理解を得まして今月から実施をしております。市といたしましても、実施日には指導保育士を派遣しまして、独自サービスの園児に対する効果などを検証してまいりたいと考えております。

 また、先月に保護者の代表と指定管理者、市との話し合いの場を設けましたが、このときに保護者の代表から担任保育士の保護者への対応についての御意見、御要望もありましたが、2年目となる指定管理者による保育への期待の声が多く出ました。そして、保護者からの意見、要望に対しましては真摯に受けとめて対応することをお約束いたしました。また、話し合いの内容につきましては保育園だよりで個々の保護者の方にお知らせすることとしております。



◆10番(牧野圭佑君) ありがとうございました。

 3月に多くの退職者が出たということで大変心配しておりましたけれども、お聞きしますと、現在のところ今年度の保育士体制に対する保護者からの苦情は出ていないということで安心いたしました。また、今年度から指定管理者独自の献立や保育サービスを実施していくとのことでしたので、ぜひその成果を見守っていきたいと思います。よい意味での各園の改善努力が刺激され、全体でさらに保育サービスが向上しますよう期待いたしております。

 以上で質問を終わります。

     (拍手)



○議長(岩田一洋君) 定刻も間近でありますので、本日の一般質問はこの程度にとどめまして、次回は10日午前9時から本会議を開き、一般質問を続行いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

     午後4時50分 散会

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

           江南市議会議長    岩田一洋

           江南市議会議員    牧野圭佑

           江南市議会議員    古田冨士夫