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愛知県 江南市

平成21年  6月 定例会 06月12日−04号




平成21年  6月 定例会 − 06月12日−04号







平成21年  6月 定例会



平成21年                               第4号

          定例江南市議会会議録

6月                                 6月12日

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               平成21年6月12日(金曜日)

議事日程第4号

 平成21年6月12日(金曜日) 午前9時開議

  第1 会議録署名者の指名

  第2 一般質問

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本日の会議に付した案件

  日程第1 会議録署名者の指名

  日程第2 一般質問

       〔中西保夫君 伊神克寿君 東 義喜君 森 ケイ子君 沢田和延君 福田三千男君〕

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出席議員(24名)

     1番   野下達哉君         2番   古田みちよ君

     3番   鈴木 貢君         4番   今井敦六君

     5番   稲山明敏君         6番   伊神克寿君

     7番   高田健孝君         8番   山 登志浩君

     9番   中西保夫君         10番   牧野圭佑君

     11番   尾関健治君         12番   沢田和延君

     13番   高田良弘君         14番   古田冨士夫君

     15番   宮地友治君         16番   古池勝英君

     17番   河合正猛君         18番   小林弘子君

     19番   木本恵造君         20番   岩田一洋君

     21番   福田三千男君        22番   大脇澄夫君

     23番   東 義喜君         24番   森 ケイ子君

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職務のため出席した事務局職員の職、氏名

事務局長         大脇重雄君  議事課長         川瀬和己君

議事課副主幹       大倉由美子君 議事課副主幹       栗本浩一君

主査           坪内俊宣君  主任           長谷川 崇君

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説明のため出席した者の職、氏名

市長           堀  元君  副市長          陸浦歳之君

教育長          石井悦雄君  生活産業部長       津田勝久君

健康福祉部長       大島茂樹君  都市整備部長       石川勇男君

経営企画部長       尾関晴紀君  教育部長         脇田和美君

会計管理者兼会計室長   平松和伸君  消防長          大脇昭夫君

生活産業部参事兼環境課長 鶴見昌司君  健康福祉部参事兼福祉課長 平松博次君



都市整備部参事      暮石浩章君  経営企画部参事      社本 亘君

兼まちづくり課長            兼行政経営課長



教育委員会        河井照夫君  産業振興課長       岡地 信君

教育部参事兼

生涯学習課長



市民サービス課長     江端義人君  高齢者生きがい課長    長谷川雅洋君

子育て支援課長      滝 正直君  健康づくり課長      箕浦規師君



保険年金課長       江口 勲君  まちづくり課       増田義光君

                    主幹兼布袋駅

                    周辺整備事務所長



土木建築課主幹      吉野賢司君  水道課長         宮部良平君



地域協働課長兼      大竹 誠君  税務課主幹        岩田高志君

地域情報センター

所長



総務課長         椙村徹師君  教育委員会        永井嘉信君

                    教育課長兼

                    少年センター所長



教育委員会        土井謙次君  消防本部総務予防課長   滝 紀彦君

教育課

管理指導主事

     午前9時00分 開議



○議長(木本恵造君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名者の指名



○議長(木本恵造君) 直ちに、お手元に配付いたしました議事日程の順序に従い、会議を進めます。

 日程第1、会議録署名者には、会議規則第81条の規定により、議長において

  3番  鈴木 貢さん

  22番  大脇澄夫さん

を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(木本恵造君) 日程第2、一般質問を続行いたします。

 14番、中西保夫さん。

     〔9番 中西保夫君 登壇〕

     (拍手)



◆9番(中西保夫君) 皆さん、おはようございます。

 前口上なしで、一般質問に入ります。

 先日、広報「こうなん」の6月号を読んでいまして、そこで掲載されておりました平成19年度歳出比較分析表というのを見ておりました。弾力性があるということが書いてあったんですけれども、ああ、そうかなと思って、実はいろいろ数字を見てみました。経常収支比率は86.9%になっておりますが、過去5年間の平均も86.44%ということになっております。ですが、平成18年度の地方公共団体の平均は91.4%と発表されております。その点から見ると、江南市も財政構造に弾力性があると発表するのは、誤りではないんですけれども、一般的に公会計の健全化という点から見れば、経常収支比率は70%から80%の間にあるということが健全性があると言われております。ですから、財政の硬直化が進む一歩手前と。そういう状態にあるということを認識することがよいのではないかと、私はそう思いました。

 それを裏づけるために、義務的経費比率というのがあります。この視点から広報の記事を見ると、義務的経費比率というのは、人件費と扶助費と公債費のパーセントの合計が何%であるかということなんですけれども、いわゆる歳出合計で割るわけなんですけれども、その義務的経費比率というのは、合計した数字が50%前後に達すると財政の硬直化の領域に入っているという見方です。

 発表されております広報に基づいて、それぞれの年度を合計しますと、平成15年は53.1%、平成16年は55.4%、平成17年は51.3%、平成18年は53%、平成19年は53.9%と、広報に発表されているとおりです。ですから、やっぱり50%前後にしっかり入っているわけです。類似団体との比較もありますけれども、この類似団体なるものも財政の硬直化をしているということになります。ですから、数字が毎年変化しているというのは、財政の硬直化を防ぐために努力をしているというふうに読み取ることもできるんですけれども、やっぱり硬直化しているという見方の方が正しいと思うんですけれども、このような財政状況の中で滞納繰越額に対する対処の仕方というのは市の行政能力にも深くかかわってきますし、市の財政運営の毎年の継続性という観点から見ても、非常に重要な影響を与えるんではないかと思います。

 加えて、さきの3月議会で部長さんからも発表されましたように、貸借対照表の流動資産の中には未収金という項目があります。その未収金というのは滞納繰越額なんですが、32億7,320万円と発表されております。その内訳は、普通会計の方で12億8,320万円、特別と水道で19億9,000万円。こういう答弁があったことは記憶に残っておりますけれども、資産の中で未収金というのは、将来、入金してくるとみなしているわけです。しかも流動資産の中に入っている項目ですので、普通に考えれば、これは1年以内に入ってくると。いわゆるワンイヤールールですけれども、1年以内に入ってくると思い込んでいるわけですね。しかし、現実問題としては、未収金の項目が多額の金額になるということは、慢性的に現金が不足していると見えるわけです。ですから、5年まとめて見れば現金のあり高がわかるわけなんですけれども、そこで毎年2億円前後の滞納額がふえ続けている現実は、国からの税源移譲があったからという理屈もあるんですが、滞納整理対策のレベルアップが必要になってくることは当然であると思います。そういうことで滞納対策として具体的な方法としては、土地・建物の抵当権の設定などで債権を確保するというのも従来あったんですけれども、しかし、これは他市から見た場合には、時間もかかるし、効率性が悪いということもあります。いわゆる番手が遅いということですけれども、私は我々の日常生活を見回しても欠かすことのできない自動車、この自動車が意外と換金性が高い。滞納対策としては有効ではないかと思います。

 前年、平成20年1月に、一宮市が自動車を差し押さえたことが新聞に掲載され、話題になりました。波及効果もあって納税が促進されたと聞いております。今現在も一宮市では4件を差し押さえております。江南市では、この自動車の差し押さえについて調査研究の段階か、もう実施しようと思ってみえるのか、いかがでしょうか。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 自動車の差し押さえにつきましては、愛知県下の先進市が悪質な滞納者から高級車を差し押さえ、インターネット公売−−ネットオークションでございますが−−を実施している事例がありましたので、調査研究しておりましたが、自動車はやはり仕事や生活などを営む上で必要不可欠と考えられること。先進市の事例では、差し押さえには捜索が必要であり、警察官等の立ち会いを含め相当数の職員での実施や、査定を初め公売に至るまでに時間を費やすこと。また、保管場所やインターネット公売などのさまざまな環境整備が構築されていないのが現状でございます。今後につきましても、悪質な滞納者には税負担の公平性を保つためにも、最も短期間で換価性が高い預金・給与等の債権差し押さえを優先に進めてまいりたいと考えておりますが、議員から御提案のありました自動車の差し押さえにつきましても視野に入れ、納税意識の高揚と税負担の公平性を保つため、さらに研究を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(中西保夫君) 調査研究の段階というふうに受け取っていいと思いますけれども、整備されていないという発言もあったんですが、実は私もそうかなと思って近隣の市に伺って聞いたところ、かなり整備されていると。平成15年に東京都が初めて車の差し押さえを手がけて、インターネットで公開販売をして結果を出したことによって横浜市など全国に広がり、ことしは名古屋市も実施を決定しています。また、豊橋市、一宮市では既に何件かの実施をしております。それを可能にしているのが、ヤフーの国・市町村を対象とした官公庁オークションです。現在、年に7回から8回実施しているとのことです。不動産、動産にかかわらず無料で掲載をしているということです。その落札率は80%を現在超えております。なお、手数料は落札価格の3%だそうです。

 また、ヤフーでは、参加費無料で車の差し押さえの研修を年1回実施しており、そのための官公庁用担当者も各市町村を回って案内をしています。だから江南市にも来ていると思います。隣の一宮市も来ていると言っていましたので、来ていると思います。ただ、対応しているかどうかはわかりませんが。

 ちなみに自治大学でもこういう研修をやっているそうですが、自治大学は有料だそうです。しかし、そういうことをヤフーが整備したって、その前の段階としての法律の裏づけがないと、何ともできないことは皆さんも御承知のとおりです。

 そこで、平成19年3月27日付で総務省通知があります。そこには国税徴収法141条、142条を活用することができると通知しております。いわゆる捜索とか質問・検査権がやっていいと。この通知には、地方税だけでなく、国民健康保険料、介護保険料、保育料などにも国税徴収法に基づく自力執行権が付与されているので、地方税の滞納処分の例があるならば、それに倣って処分することができると。結構すごい法律であります。

 特に142条は、滞納者の敷地内に入って財産に関する必要な質問や捜索ができます。普通、そのときは、警察ですと裁判所の令状が要るんですけれども、この場合は市長の判こでできるそうです。だから、市長の判こはすごく重いものであります。だから、すごい権限が今現在、付与されているということです。

 この141条、142条を活用して差し押さえをしたことは当市はあるでしょうか。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 国税徴収法第141条は、議員が言われますとおり、滞納処分のための質問及び検査権限、また142条は、差し押さえるべき財産や差し押さえた財産の搬出等のために必要がある場合は、住居等を捜索する権限を規定したものでございます。

 当市の徴収職員につきましては、国税徴収法第141条をもとに滞納処分を前提に、滞納に至った経緯や収入、仕事内容、不動産等の財産の有無、所在・価格・利用状況などの聞き取り調査をいたしております。また、徴収法の142条の捜索する権限を活用することに至ったことはございません。



◆9番(中西保夫君) 差し押さえに関しては、近くの一宮市で教えていただいたことを少し述べて進めていきます。

 一宮市では、10年近く滞納している方が見えました。その方の自動車を差し押さえいたしました。自動車の差し押さえというのは大げさなように見えるんですが、小牧市の陸運事務所へ行って手続をとれば、すぐ差し押さえができます。ただ、そのときに使用者と所有者が一致している場合に限ります。その確率は30分の1だそうです。ですが、たまたまこの自動車を差し押さえしたときは同一の人であったと。同一の人であることがわかったもんですから、しかも10年近く多額の滞納がありましたので、差し押さえて、タイヤロックして、文書をポストに入れて、その日は帰ってきたそうです。夕方、その方から電話があって、分割納付するからタイヤロックを外してくれないかという申し出があったんですが、一たん文書を入れたら分割はだめだということで、翌日、市の役所のガレージに入れたということです。

 タイヤロックといったらどういうもんかと思ったら、こういうふうにちょっとやるだけですね。

     〔資料呈示〕



◆9番(中西保夫君) (続)ちょっと白黒で申しわけないんですけど、ということです。

 それで、役所のガレージに入った段階で、最低見積もり価格、いわゆるこれ以上、下で売ってはいけないという金額を公的なところでとりまして、値段は一宮市が決められるんです。一宮市が例えば300万円なら300万円と決めれば、それで進みます。ヤフーの官公庁用オークションにすぐ手続しまして掲載しました。一宮市は、これはBMWですが、220万円の下値で落札価格が250万円でした。10年近く滞納しておって、車は現金で買ったという意味です。250万円で落ちたんですが、まだ足らないそうです。

 ちなみに他県ですけれども、落札価格の最高額は、土地では6億3,300万円の落札があります。これは和歌山県です。建物では3億1,200万円、これは三重県です。今の車での最高落札は1,380万円、外車です。これは東京都なんですけれども、東京都が示した下値は754万円、かなりすごいあれですけれども。そういうことをやっておりますと、各市町は目標徴収率というのを毎年掲げております。このぐらいの金額が落札されますと、目標徴収率に近くなったそうであります。

 そこで、平成20年度の市税滞納繰越分の当市の目標徴収率は何%だったでしょうか。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 平成20年度の市税全体の滞納繰越分の目標徴収率でございますが、当初予算に計上いたしましたのは11.4%でございます。この大変厳しい社会経済情勢の中、目標徴収率の11.4%の達成を目指し一生懸命頑張ってまいりましたが、結果的に10.1%という見込みでございます。今後につきましても、この当初に掲げた目標徴収率を目指し頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(中西保夫君) 今まで自動車について述べてきましたんですが、滞納繰越額が合計で約32億7,320万円というのは大変大きな金額ですので、このまま放置していくことはできないと思います。

 先ほどの総務省の通知によれば、地方税、国民健康保険料などをまとめて徴収するために、滞納者の財産情報を利用することは差し支えないと。あわせて保育料も一緒であるというふうに通知しております。

 1月に視察しました兵庫県明石市では、私債権の管理条例をつくり、滞納発生課を設け、スローガンを毎年つくり、平成20年度の滞納繰越分目標徴収率は23.5%にしています。やはり条例がないと目標徴収率を上げることはどうも難しいようです。明石市の平成19年度の結果は、滞納繰越市税は28億832万円、これに対する収納率は20.13%、5億6,524万円の収納結果でした。何かすごく頑張っているという感じがいたします。

 当江南市では、滞納繰越市税は12億6,650万円。例年の平均数値の収納率を掛けてみますと、収納額は1億2,918万円になります。明石市の人口が30万人、江南市が10万人。人口比で見ると、江南市の方が3億円ほど徴収が漏れているということがわかりますし、先ほどの収納率からいっても、収納率は明石市の2分の1ということになります。

 これから読み取れることは、滞納整理の体制が整備されていなくて、江南市はわずかの人数で一生懸命努力しているということが浮かび上がってきます。ですから、10.何%というのは、すばらしいという見方もできるんですけれども、やっぱりこれでは追いつかないと思いますので、ぜひ今年度中に、まず最初に債権管理係という方を新設しまして、次年度には滞納発生課に格上げして、総務省の通知をよく読まれ、一元徴収ということを、やっぱりもう時代の流れだと思いますので、念頭に置いて進めていただきたいと思います。

 以上、お願いして、次の質問に移ります。

     〔他に発言する者あり〕



◆9番(中西保夫君) (続)次回の9月に、調べて、金額と、個人名まで言えなくても、どの町内かということまで。まあそれはすみません、出過ぎたあれだったかもしれませんが。

 次に、小・中学校の来年の教科書がたしか採択がえだと思います。その手続が始まるということですけれども、採択するときのメンバーとか、手続とか、決定について、答弁をお願いしたいと思います。



◎教育長(石井悦雄君) 教科書の採択につきましては、江南市を含む丹葉地区の3市2町、それに一宮市と稲沢市で組織しております尾張西部教科用図書採択地区協議会をつくりまして、合同で進めております。

 そして、その協議会の委員でありますが、今申し上げました関係の市町から、校長代表、教員代表、PTAの代表、あるいは教育委員会の関係者、そういった人々で組織されています。また、教科ごと5名ほどの教科用図書の研究員がおります。彼らが検定をパスした一冊一冊の教科書を研究して、その研究資料を協議会に提出をいたします。その資料をもとに協議会で選択する教科書を決定していきます。そして、さらに採択結果を市の教育委員会議に諮って、江南市として最終的な決定をしていきます。これが大まかな流れであります。



◆9番(中西保夫君) そうすると、江南市独自の教科書の採択ということは、できる可能性は低いですか。



◎教育長(石井悦雄君) 今申し上げました尾張西部教科用図書の採択地区という地区内で同じ教科書を使っていくと。ですから、江南市だけでということはないです。



◆9番(中西保夫君) ところで、前回の採択時でも図書館で教科書のアンケートをとったと思います。今回の6月の広報でも教科書の展示があるからどうぞという記事がありましたけれども、前回のアンケートをどのように生かしてみえるかということをお聞かせ願いたいと思います。



◎教育長(石井悦雄君) 教科書の展示会で、見た方がいろんな意見を述べる場所があります。そこでまとまったアンケート結果というのは、採択地区協議会の中に紹介をされて、採択に当たっての参考の資料とされます。



◆9番(中西保夫君) 効果はあるでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) もちろんこれは全員がそれを見ますので、今申し上げましたように、参考にするということであります。



◆9番(中西保夫君) 9月の議会で東京都世田谷区の教育委員会が作成した日本語の教科書を案内しましたんですが、その後、いろいろな変化があったということが私にも聞こえてまいりました。そこで、この教科書に対して、文科省に電話して、どのようにするかということを聞いてほしいと当局にお願いしたんですけれども、どのような結果だったでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) これは実際に文科省ではなくて、直接世田谷区やら、あるいは実際にそれを行っている学校の方へ少し問いをしてみました。そういう中で、実際、小学校で例えば言いますと、3年生以上、総合的な学習の時間がありますので、そうしたものをこの時間に充てているようであります。1・2年生は総合的な学習はありませんので、生活という科目の中から10時間ほどこの勉強の時間に回したり、あるいは全体の教科で浮いてきた時間をこれに充てているようであります。

 また、実際、これに使っている教材は検定されたものではありませんから、教科書ということではなくて、副教材として扱っているようであります。



◆9番(中西保夫君) 私の聞いたところによりますと、前年度から新潟県の新発田市においても、全校でこの日本語の教科書を使って進めているそうです。ですから、江南市でもぜひ1校でもよいですから、継続的に日本語の教科書を使って、総合学習の中で1こま授業されることをお願いしたいと思います。

 先日といっても4月の初めなんですけれども、丹葉地区で国語の教師をしている方とお会いすることができ、いろいろな話の中でこの教科書を御案内したところ見せてほしいということで、しかも2ヵ月間ぐらいちょっと貸してほしいと言われましたので、6月の初めまでお貸ししました。随分一生懸命検討していただきまして、結論はこういうことでした。国語教師なら、あすからでも授業ができるというアドバイスをいただきました。特に、中学校で使う「哲学」と「表現」という教科書は非常にすばらしいと。そう言われてから私は読んだんですけれども、本当にすばらしくて、すぐ自分も取り寄せて生かしていきたいという話を、最近、連絡を受けました。

 江南市内においても、1校でもよいからこの教材を使って授業をしていただくと望むのですが、あるとすれば、どのような方法があるんでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) やはり総合的な学習の時間が一番それが考えられるかと思います。ただし、総合的な学習の時間に子供たちがどんなことを学ぶかというのは、それぞれの学校において、どんなことを学ばせるのが一番大事かということを決めていきます、限られた時間でありますので。ですから、そういう中でこの教材を使って学習することが何よりも意義があるというふうにまずその学校においてとらえられなければいけないというふうに思います。

 今実際、市内の小・中学校、総合的な学習の時間は、それぞれ学校に通ってくる子供たちの様子から、何が一番必要かということでこの時間を使っております。福祉にかかわることだとか、あるいは環境問題に対応していく学習だとか、体験的なことやら、あるいは課題を決めて学習するといった、そんな形でこの総合的な学習の時間を進めています。ですから、そういった限られた時間の中へこの教材を使っての学習が有意義であるというふうに入り込むという判断を学校ごとにしていく必要があると思います。

 また、この教材も、これは世田谷区がつくられたものであると思いますので、ひょっとしたら著作権等をクリアしなければいけないかなというふうに思ったりもいたします。ただ、総合的な学習の時間でどんな教材を使うかというのは、総合的な学習の時間の教科書はありませんので、これもやはりそれぞれの学校の中で一番適切なものを判断していくというものではあります。



◆9番(中西保夫君) 検討をするという感じがいたします。前に進むと理解して、次の質問に移ります。

 次に、水道事業会計の貸借対照表、資本の部の借入資本金について質問いたします。

 先月の末、5月30日に総務省の記事が載っておりました。自治体が特別会計を設けて運営する地方公営企業についての会計基準を大幅に見直して、民間企業並みに負債を厳しく計上する方針を固めたという記事でした。四十何年ぶりに見直すということであります。

 企業会計を採用している当市の水道企業会計において、現在、資本の部に借入資本金という項目があります。これを負債の部に上げるということなんですけれども、借入資本金というのは、よく読んでみますと、役所の中の内々の借り入れのような意味合いを感じることができます。ですが、これを負債の部に上げるということですが、今後、推測で申しわけないんですが、どのような考えがあるのでしょうか。総務省の目的は、公営企業の赤字体質の経営改善を促すということが目的なんですけれども、当市ではどのように考えてみえるでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員がお尋ねの件は、5月31日付の新聞紙上などで報道されました、地方公営企業の会計基準の見直しについてだと思われますけれども、現行の地方公営企業法によりますと、借入資本金は建設または改良などの目的のため、企業債及び同様の目的で他会計から借り入れた長期借入金を資本の部に計上することになっておるところでございます。江南市の水道事業におきましても、平成19年度決算によりますと、長期の借入金はございませんが、資本の合計の98億4,675万3,338円のうち、企業債の未償還残高であります23億1,420万1,371円を借入資本金に計上しておるところでございます。しかしながら、企業債は現実には債務として償還する義務がある上に利子も支払っておりますので、負債として実質的には変わらない取り扱いとなっておるところでございます。毎年度の企業債の償還額分が借入資本金から減少し、新規の借り入れ分が増加するものでございます。以前より、この企業債を借入資本金とする位置づけにつきましては、負債として整理すべきではないかとの検討がなされてきたところでございます。

 このたびの会計基準の見直しにつきましては、今のところ総務省から通知されておりませんので、法などの改正とか整備を待って対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆9番(中西保夫君) 借入資本金を負債として負債の部にのせた場合には、3年後ぐらいになるかもしれませんけれども、どのような決算状況になるのでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 今回の会計基準の見直しによりまして、貸借対照の資本が減り、負債が減ることになりますが、江南市の場合ですと、負債が資本を上回る債務超過になることはございません。平成19年度におきましては、財政健全化法による公営企業の健全化判断比率である資金不足比率についても資金不足は生じておらず、経営状況は良好であると言えるので、御理解いただきたいと思います。



◆9番(中西保夫君) 借入資本金が長期借入金という性質を帯びて負債の部に変わるだけで、全体としてはバランスがとれていると。あまりかわりばえがしないようなということなんですが、負債の部に計上されるということは、実は内々であった借入資本金が公にされるということでありますので、水道企業会計というのは独立性がその分高まって、長年の設備投資で資金不足に陥った場合は、他から借り入れをしなければならない状態になると思います。そういうことに関連して、外部の監査法人の監査を受けるというような状況も当然生まれてくると思いますので、項目が変わるからそれだけのものだということではなくて、かなり外部からの監査の仕事がふえる可能性があるということを自覚していただきたいと思います。

 水は、人ばかりでなく、地域の環境すべての源であります。資本の整備には着実に今まで以上に努力されて、あわせて未収金の回収も独自性を持って回収していただきたいと思います。水道料金は国税徴収法の適用がありませんので、独自の徴収を考えていただきたいと思います。

 これをもちまして質問を終わります。

     (拍手)



○議長(木本恵造君) 15番、伊神克寿さん。

     〔6番 伊神克寿君 登壇〕

     (拍手)



◆6番(伊神克寿君) おはようございます。

 議長の許しを得ましたので、早速質問に移らせていただきます。

 2月27日に鳥インフルエンザというのが豊橋市で発症いたしまして、大変強力なインフルエンザということで、何十万羽の鳥が処分されたわけであります。その後、メキシコにおきまして、豚インフルエンザが発生いたしました。豚インフルエンザということで、あまり私も聞いたことはありませんけれども、これがアメリカの方に移り、世界にだんだん広がっていきまして、豚インフルエンザというのが新型インフルエンザと名前も変わりまして、鳥の場合は鳥と。また、前においては、牛の場合は狂牛病と。あるいは、もっと以前は犬の場合は狂犬病と。そのような名前もついておりますが、どういうわけか「豚」というのがなくなりまして、質問ではありませんけれども、どうしてかという意味は私もわかりませんが、大変な猛威を振るっておるということであります。

 過去、こうしたものは、1918年にスペイン風邪というのが大流行いたしまして、その後、50年後の1968年、香港風邪が大流行ということで、死者もたくさん出ております。また、そうした50年、40年に1回というような大変な状況であります。これもまさか私も日本に来るとは予想もしておりませんでしたけれども、兵庫県の方に始まりまして大阪、それから東京の方に行きまして、名古屋は飛んでいったからいいかなと思いましたら、突然、これが6月1日に大口町におきましては新型インフルエンザの感染者が確認されたということでありますが、これに対しまして、市の方といたしましてはどのような対処をされましたか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 江南保健所からの感染者情報によりまして、今、議員がおっしゃられましたように、大口町において新型インフルエンザの感染者が確認されたということを受けまして、6月1日午後8時に、市長を本部長とする江南市新型インフルエンザ対策本部を設置いたしまして情報の収集に努め、6月1日と2日にわたり対応策を協議したわけでございます。

 それで、1日の対応につきましては、市民の安心・安全の観点から、迅速に情報を伝えるために、その日のうちに、あんしん・安全ねっとメール及び議員の皆様方に新型インフルエンザ感染情報をお伝えいたしました。翌2日には、愛知県の対応を踏まえまして、江南市の今後の対応策について協議をいたしまして、市民の皆様に新型インフルエンザの対応といたしまして、江南市のホームページ等への情報の掲載と小・中学校、保育園の保護者に対してのお知らせのチラシの配布、それから各公共施設へのポスター掲示及び消毒液の設置といったようなことの対応をしたところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 今、6月1日午後8時に江南市新型インフルエンザ対策本部の設置ということで、そして、あんしん・安全ねっとメールサービスということで、我々のところにも9時45分にはその情報が配信されまして、非常に早い対応ではなかったかというふうに感じております。

 現在、一番早いあんしん・安全ねっとサービスというものでございますけれども、これに登録されております件数はどれだけあるでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 現在、5,654人の方が登録されてみえます。



◆6番(伊神克寿君) これは制限とかはなくて、無制限にどれだけの数でも登録ということは可能になっておるわけでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 特に制限といったことはございません。



◆6番(伊神克寿君) とてもすばらしいあんしん・安全ねっとサービスではないかと。もっと多くの方に登録していただけるように、そういう働きもしていただければと思います。

 あと、今の各公共施設へのポスター掲示及び消毒液の設置でありますが、皆さん御存じのように、市役所におきましても消毒液が設置されておりますが、何かちょっと寂しいような気がいたしまして、まず消毒液は庁舎に入る前に消毒した方がいいんではないか。庁舎の中に入ってから、現在、設置されておりますが、やはり入る前、外に置くべきではないかと感じます。また、ちょっと古いような机の上にぽんと置いてありますけれども、やはり消毒液、これだけのインフルエンザということですので、せめて白い布をかけて、もうちょっと清潔感を出して、案内といいますか、インフルエンザが流行しております。どうぞこの消毒液で御自由にお使いくださいというようなものも机の前に、正面からわかるように掲示してやっていただければ、あっ、なるほど、市としても一生懸命やっているという一つの心構えといいますか、何かちょっと軽率のような気がいたしますので、ぜひ考えて、すぐにでもできれば対処していただきたいと思います。

 続きまして、新型インフルエンザにおきまして、感染したかどうかを確認するといいますか、相談窓口が江南保健所及び江南市保健センターにおきまして設置されていると思いますけれども、現在までの相談件数、また相談内容についてお尋ねいたします。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 6月11日、昨日までの状況についてお答えをさせていただきます。

 江南保健所につきましては、4月26日から相談窓口を設置しておりまして、994人で延べ1,009件の相談がありました。内容につきましては、熱の症状等の健康相談が908件。これが大半を占めておりまして、そのほか医療機関や予防方法に関することについての相談でございます。また、熱がある方からの相談で感染が疑われる18名の方については、発熱外来への受診勧奨がされまして、うち大口町在住の方1名について感染が確認されたということでございます。

 それから、保健センターにつきましては平日のみの対応でございますが、5月1日から設置をしておりまして、49人の方からの相談がありまして、その大半が発熱の症状によるものと予防方法についての相談でございました。以上でございます。



◆6番(伊神克寿君) 今、お話がありまして、今、愛知では既に3人ですけれども、これからまた、今、新聞によりますと福岡の方では新たに感染者が見つかり、10日から1週間、各学校も休校ということが報道されております。また、本日の新聞によりますと、既にオーストラリアの方では1,200人、また、チリでは1,700人の感染者ということで、人類全体の危機といいますか、世界的大流行ということで、WHOにおきましては、約20億人が感染するおそれもあるというふうに、きょうの新聞で発表しております。それだけ大変な事態が来ているのではないかというふうに感じております。

 今回の豚インフルエンザというのは弱毒性ということで、まだそれが不幸中の幸いといいますか、今後、またそれがどんどんどんどん毒性が強くなるというようなことになってきた場合、大変でございます。

 そこで、今の一番問題なのは、先ほど言いました、あんしん・安全ネットワークでの伝達とか、学校関係とかありますけれども、独居老人の方とか障害者世帯への情報を伝える何か手段というものは考えておられるのでしょうか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 新型インフルエンザの情報提供でございますが、これは感染予防や発熱の場合の対応などについての情報提供をしていくことになろうかと思います。それで、方法といたしましては、広報車による広報活動やチラシによる地区の回覧、また災害時要援護者登録台帳、災害時要援護者リストアップを活用いたしまして、地区の役員さんや民生委員さんによる訪問などの協力もいただきながら、情報提供をしていただくことを考えております。また、ケアマネジャーやホームヘルパーなど、各福祉サービス事業所との連携・協力も必要であると考えております。



◆6番(伊神克寿君) 今ありましたように、各社会施設、またいろいろな連携・協力ということがとても大事ではないかと私も思います。できればマニュアルの作成といった、これは国の基準とか、県の方からとか、いろいろ協議していただきまして、江南市もいち早く対処できるマニュアルの作成というのをぜひつくっていただければと思っております。

 人類を滅ぼすのは、武器、弾薬、兵器ではなくて、こうしたインフルエンザのようなウイルスによる人類の滅亡というものも一番考えられるということも何かで私、本を読んだことがあります。それだけの危機意識を持って今後とも対処していただければと思っておりますので、お願いいたします。

 では、続きまして2番目の質問にさせていただきます。曼陀羅寺、藤まつりの市の運営指導についてでございます。

 御存じのように、藤まつり、3億数千万円をかけまして、よみがえるようにすばらしいものになってきました。私も友人なり知人にいろいろと宣伝をいたしまして、ぜひ来てくれ、ぜひ来てくれということで行きました。その中で、ひとつ感想もいろいろ聞きまして、花は物すごくすばらしい。本当に以前とは違う環境ということで大変満足しておると。ただ、駐車場がどうも高いと。花を見るだけなら30分でも500円、1日置いても500円。1日の場合は非常に安いですけれども。そして、聞くところによりますと、1,000円のところもあるというような話を聞きまして、もうちょっと何か本当に楽しめるものがそういうふうにできないか。また、周りのといいますか、客引きといいますか、うちへいらっしゃい、うちへいらっしゃいというようなことが、どうも花のイメージとは合わないんじゃないかと。我々地元は、いつも見ている光景ですからあまり思いませんが、これは名古屋市に住んでいる人が来まして、もうちょっと花だから全体のイメージを上げるような感じをする時代だよと。どこもそういうようなのはなくなってきて、本当に花を楽しむと、そうした雰囲気づくりが必要じゃないかという話もいたしまして、どうも私も駐車場、駐車料金というのにちょっと疑問を持ちまして、2時間あたりであれば300円といった程度がいいんじゃないかと。これは、あくまで市民の皆さんに楽しんでいただくと。憩いの場といいますか、いやしの場といいますか、これが目的で、市がこれだけ関与しておるイベントでありますので、私はこうした2時間以内300円というのもひとつ設定できないものかと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 曼陀羅寺の周辺には、残念ながら、公共の駐車場がございません。大型駐車場はございますが、一般的な駐車場がない状況であります。そうしたことで、駐車場関係につきましては、曼陀羅寺周辺の駐車場組合が運営をされているのが実情でございます。

 そうした中で、時間制限なし500円と、こういった申し合わせがされております。それで、いろいろと話を伺うわけでございますが、仮に2時間300円といった設定をいたしますと、やはり領収書に入庫時間の記入が必要となり、時間管理などに手間がかかることになってまいります。一部の組合員の方のお話ですと、祭り期間中という短い期間の中で、用地の整備や農地転用申請、場合によっては人件費など、相当の手間と経費もかかるやに聞いております。

 運営協議会の反省会が今月末に実は予定されております。その場で、ただいま議員がおっしゃられた利用者の声があるということをお伝えし、御協議をいただくようにお願いをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆6番(伊神克寿君) 運営協議会の反省会があるということで、ぜひ伝えていただきたいと思います。

 もう一つ、今の中で時間をチェックということでありますけれども、絶えずそこの駐車場にはそこの人がおられる。無人ではありませんので、何時に来て何時だということは、やろうと思えばできると思います。

 もう一つ、案でありますけれども、いっそ駐車場を無料にしたらどうかと。そうすれば、そうした人件費も全然かかりませんし、人もいません。その期間だけ市が借り受けしまして、それに見合わせた相当の金額で借り受けしましてやると。じゃあその借り受けのお金はどうしたらいいかということでありますけれども、ならばいっそ300円あたりの入場料を取ると。この入場料をその地代の方に回せば、自由にとめられるし、何も問題はなくスムーズにいくと思いますが、あしかがのフラワーパークあたりは、スケールも違いますが、1,200円から1,600円と、日によって花の咲きぐあいによっても値段は違うというふうに聞いておりますけれども、江南市はあれだけ立派に設備されましたもんですから、私は300円いただいて、そのかわり駐車場を無料にするというようなこともひとつ、質問ではありませんが、要望として伝えていただければと思います。



◎生活産業部長(津田勝久君) 大変すばらしい御提案をいただいたわけでございますけれども、曼陀羅寺周辺の駐車場の状況をお話しさせていただきますと、やはり先ほども申し上げたとおり、公共の駐車場がない。しかも民間の駐車場そのものが御自分の土地を提供されているということ。すなわち1ヵ所に集中がされていないという実情もございます。今お話のありましたあしかがパークにつきましては、公園の近くの農地を一時借り受けまして、一時農地転用を行った上で一定の駐車場整備をされるということであります。少し条件が異なっておるということだけ申し上げ、貴重な御意見として承っておきたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆6番(伊神克寿君) ぜひ一度検討していただいて、全員で協力し合うという精神のもとでやっていただければと思います。

 それともう一つ、どうしても食べ物が高いという意見もお聞きしております。これは地元の方々、皆様からもちょっとお聞きした感想でございますので、特に田楽が5切れで500円ということで、豆腐1丁100円あたりですけれども、16切れ取れるわけですね。そうすると、100円あたりが1,600円で売っているということは、ちょっと高過ぎるんではないかという、私も飲食店を経営しておりましたので、原価コストというのもありますけれども、やはりこれももう少し300円あたりでやれるように、市が経営しているわけではありませんが、市が全体の反省会とかいろいろありますし、それに関連している皆様の組合というのもあると聞いておりますので、そういう面もやるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 今お話がございました、曼陀羅寺境内等で販売されている田楽等々でございますが、この田楽といったものは祭り期間中に限り、近くの方々が営業されております。私どもとして人件費や材料費など、経費の積算内容までは承知をいたしておりません。利益率がどれほどあるかどうかは判断いたしかねますが、御意見につきましては、やはり運営協議会の反省会でお伝えをしてまいりたいと思います。お願いいたします。



◆6番(伊神克寿君) ただいまのこれは、私は露天商の方は除いた感想でありますので、露天商の方は、この江南市だけではなくて愛知県下、または岐阜県、三重県とか、いろいろ出かけて御商売なさっておられますので、そういう世間とのかかわりもありますし、露天商の方ということでなくて、曼陀羅寺境内で営業されております関係者の方ですね、ぜひ市の方のひとつそうした反省会の方に持っていっていただきたいと。維持管理ということで、市の税金も500万円ぐらいはこれからもずうっと毎年出されるわけですから、やはり営業目的ということではなくて、市民の憩いの場、市民のいやしの場ということを念頭に置いて、いろいろ運営しなければいけないのではないか。むしろ老人ホームとか障害者の方を市が招待して、無料で田楽を食べていただくと。そういうようなことをどんどんどんどんふやしていただいて、せっかく曼陀羅寺というところでやるわけですから、営業目的ではなくて、仏心をもっとたくさん持って、市のために頑張っていただければと思いますので、お願いいたします。



◎生活産業部長(津田勝久君) ただいま議員から露天商という言葉が出ましたので、少し答弁の方を加えさせていただきます。

 実は、露天商が江南藤まつり期間中に田楽をも含めた飲食物を提供している。また、その価格というものが、先ほど御意見のありました500円という価格に影響しているということも事実でございますので、その点、申し添えさせていただきます。



◆6番(伊神克寿君) 次へ行きます。

 3番目、緑化推進事業と剪定枝の処理についてであります。

 水と緑のまち江南ということで緑化推進事業をなさっておられますけれども、現在、まちづくり課で行っている緑化推進事業はどのようなものがありますでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員がお尋ねの緑化推進事業といたしましては、花いっぱいコンクール事業として、個人の方々が自宅の花壇やプランターを花で飾り、道行く人々の目を楽しませるかどうかを競う春と秋の花いっぱいコンクールと、市の花でありますフジを育て、花づきを競う藤の花コンクールがございます。ほかには、花いっぱい運動といたしまして、公園や広場などに花の苗を配布いたしまして、地元の方々と市と協働でお世話をしていただくものや緑化木の配布事業や緑の募金事業などがございます。また、ブロック塀などから生け垣に変更される方に工事費の一定額を補助する生け垣設置奨励事業と、指定した保全地区や保存樹木の所有者に対し、維持管理費として一定額補助していく保全地区などの指定事業がございます。こちらにつきましても、緑化の保全や推進につながっていくと考えているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 今のところで保全地区指定事業というのは、もう少しどういったものか、ちょっと具体的にお聞かせ願えればと思いますが。



◎都市整備部長(石川勇男君) 江南市の自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例とか、その条例の施行規則で決められているものでございまして、保全地区は土地の面積が400平方メートル以上で樹木が集団的に育成しておりまして、かつ健全なところを指定させていただいて、そこに補助金を払うという事業でございまして、それから保存樹木につきましては、1.5メートル以上の高さのところの幹の周りが1メートル以上ある樹木を保存樹木と指定いたしまして、1本につき500円をお支払いさせていただいている事業でございます。



◆6番(伊神克寿君) 生け垣の設置奨励事業というのがございますが、これはどういったものでございましょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員お尋ねの生け垣の設置補助事業につきましては、生け垣を設置する方に、限度額はございますけれども、補助をする事業で、以前は新規の生け垣の方にも補助をしておりましたけれども、現在では、既存のブロック塀を壊されまして、そのブロック塀のかわりに生け垣を設置する方に一定額の補助をしている事業でございまして、以前は両方に補助をしておりましたけれども、平成19年度からはブロック塀を壊して新たに生け垣にされる方に補助をしている事業でございます。



◆6番(伊神克寿君) 現在、ブロック塀を壊して生け垣にするというような、件数のところですね。今までここ1年、2年ぐらいで、何件ぐらいそうしたことをなさっておられるでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 補助件数といたしましては、平成18年度と平成19年度がともに1件でございまして、平成20年度につきましては申請はございませんでした。



◆6番(伊神克寿君) 今お聞きのように、ほとんどまずゼロと。私の近くで、前にも昨年の6月議会でもちょっとお話ししましたけれども、逆に生け垣を取ってブロック塀にするという方はおられますけれども、なぜそういうのというので聞いたら、やはり剪定枝の問題ということで、今までは庭で燃やしておったけど、今、燃やせない。そして、子供たちの代になったらだれもそれはやらないと。自分もちょっと年を取ってきたもんですら、それが非常に困難なために、生け垣を取ってブロック塀にしたというお話もお聞きしまして、大変だなあということを思っておりますけれども、生け垣に対する剪定枝の問題というのは、今後ともほうっておくことはできないと私は考えております。緑を推進する江南市だけに、余計最後のその処理に関しましては、責任もあるんじゃないかというふうに考えております。

 そこで、剪定枝の出し方というところですが、前にもお聞きしましたけど、いま一度確認したいと思います。お願いします。



◎生活産業部長(津田勝久君) 家庭系の剪定枝の収集方法といいますか、そういった関係でございますが、剪定枝につきましては、各家庭での自家処理として堆肥化に努めるようにお願いをしておりますが、実情は大変難しいことと思っております。そうしたことで自家処理ができない場合には、ごみ出しのルールに従って、可燃ごみや資源ごみに出していただくようにお願いをいたしているところでございます。また、一時大量に出される場合などは、有料ではございますけれども、環境美化センターへ自己搬入していただければ受け入れを行っているところでございます。



◆6番(伊神克寿君) 以前、ごみ袋が非常に弱くて、入れた場合、全部底から枝が飛び出てしまうというようなことでお聞きしましたけれども、その後、いろいろ検討すると言われましたけど、どうなったでありましょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 可燃ごみ袋につきましては、議会からも破れやすいといった御指摘をいただいておりまして、強度を図るなどの改善を既にいたしました。よろしくお願いいたします。

 なお、やはり剪定枝等を入れますと、少し太いものですと、強度を強くしたわけでありますが、少し破れやすいということは否めない状況でございますので、よろしくお願いいたします。



◆6番(伊神克寿君) 強度をされて強くなったということでありますので、その点におきましては大変ありがたいことと思います。

 もう一つ、今、美化センターの方へ持っていけば有料ということですが、これを何とか無料で処理することはできないかということをいろいろ考えていただきたいと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 収集方法などを例えば新たに設けることについては、やはり経費の大幅な増加につながってしまいます。限られた財源の中で効率的にごみの収集を継続するためには、まずは現行のごみ出しルールを守っていただくことが不可欠であると、このように考えております。

 なお、公共施設及び区・町内会の公園や公会堂から出る剪定枝、草等については、もう既に土壌改良材としてリサイクルをいたしていることは議員御承知のことと存じます。そうした中で、御質問にあるように、市民の皆様が剪定枝の処分でお困りなことは、私どもも十分承知をいたしております。現在、市民の方の利便性もよく、経費の増加も最小限に抑えられる処理方法として、市内でチップ化し、土壌改良材としてリサイクルをし、その一部でも公共施設で利用することができないか。剪定枝破砕機のデモンストレーションも実施をするなどして、リサイクルの推進、そして経費の削減に向けて研究を進めているところでございます。しかしながら、搬入される剪定枝の家庭系や事業系の区分、搬入受け付けの方法など、さらに検討を要する問題もございますので、いましばらくお時間をいただくように、よろしくお願いいたします。



◆6番(伊神克寿君) 前向きにいろいろと検討されておられるということで、希望を持っております。

 今、家庭系・事業系の区別ということでありますが、家庭系に対しましては、毎日持ってくるとか、そういう人はいませんので、春とか秋の年に1回か2回ということで、事業系の人は恐らく週に2回とか3回ということで、だれが事業系か、これが家庭系かというのは、持ってくる人なり、または車ですね。トラックを見れば、大体判別はできるんではないかというふうに考えております。とにかくやるということが一番大事ではないかと。

 もう一つ提案で、今、江南市のごみ減量ということで、出せば全部量もふえます。そういう中で、緑化対策の剪定枝処理には年間約2,000万円ほどの費用もかかっておるということも聞いております。それだけに何とかお金もかけないで、自分たちでできることは処理できないかということで、この剪定枝、また一つの提案でありますが、私は、今、休耕地というのも非常に多くありますので、各校区で1ヵ所ぐらい、だから江南市では10ヵ所ですね、休耕地を利用していただいて、そこを塀で囲うなどして、そこに一般の家庭の剪定枝を持ち運び堆肥化するというようなこともやろうと思えばできることです。いろいろ問題はあるかとは思いますが、まず行動して、一つずつそれから問題点を解決していくというふうにやるべきではないかと考えております。これだけ緑化推進の一つの事業でありますので、この剪定枝の問題というのは、どうしても市としてやらなければならない問題だと思いますので、すべて前向きで今後とも取り組んでいただきたいと思います。

 以上をもちまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(木本恵造君) 暫時休憩いたします。

     午前10時12分 休憩

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     午前10時31分 開議



○議長(木本恵造君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 16番、東 義喜さん。

     〔23番 東 義喜君 登壇〕

     (拍手)



◆23番(東義喜君) それでは、布袋南部土地区画整理事業の問題についてお聞きをしてまいりますが、前はいろいろと話をしたことがあって、最近ちょっとなかったんですが、昨年の12月の全員協議会で例の鉄道高架が新しく188億7,000万円でという計画が発表されました。それはそれでいろいろ話があって、その関連も含めて、布袋の区画整理についても見直しが少し生じますよということでありました。

 御記憶が皆さんあるかと思いますが、あのときに若干のこの間の経過もあって報告がされて、現在の進捗状況なども報告がされて、一番大きな見直しは、第2回目のときに、平成17年のときに、もともとが平成8年から18年という10年間のスパンだったわけですけど、これが5年間延びますよということで、延ばすときに大きな見直しがありました。要は、概略で言いますと、ざっと61億円の予定だった工事が87億円までぽーんとはね上がるという見直しがあったわけであります。今回は、最終的に鉄道高架がさらに平成27年、28年まで延びますよということで、債務負担行為もやるということで、基本的には区画整理も最終的に鉄道がもとへ戻って全部高架が終わらないと、仮線部分が残っていたところがようやくなって、そこで整備ができると。そういうことで、どうしても区画整理もそこまでが一応引っ張られますよということでありますよね。

 そのときに、若干それと関連して、事業上の見直しも少し行われました。それは、例の布袋駅線が線路のところでは緑地になっておった部分があるんですが、それではおかしいわけで、つなげるということでね、東へ道路を。その緑地が布袋駅線に変わりますよということの見直しがある。あるいは、155号線をまたぐわけですけど、あの部分の道幅が32メートルが30メートルということで、そういった部分に若干、区画整理の見直しがあるよということがありました。

 きょうお聞きをするのは、その中で全体事業費としては86億円まで1億円削減がされますよということでありました。あのときの説明ではどういうことかと、先ほど紹介したように、鉄道高架が終わることと同時に、例えば布袋駅線がそこでようやく工事が最後はできる。あるいは駅前広場、あるいはもう一つは駅西通線ですね。東西に走ってくる道が、最終的にそこでようやく終わるから、その分を区画整理じゃなくて鉄道高架が終わった後にやるということで、先送りをしますということで、約1億円ぐらい減額ができますねという話でありました。

 もう一つ、いわゆる財源についても見直しがありますよということで、それは後日ということでありました。大体概略はありましたよ。精査をして見直しを行いますということで話があって、あと、それは春先になりますよというのが、あの当時、全員協議会で部長さんが答えていただいております。最後はどういうふうに言ってみえますかというと、今後、たまたま全員協議会ですが、ここでいろいろ話をいたしましたと。その後、区画整理の審議会がありますので、それが終わった後、いろいろ整理をさせていただいて、縦覧も経て、来春にはお示ししていきますよということでお答えをいただいて終わりました。私どもに、これは全員にお配りがあったかと思いますが、5月8日付で各議員の方に、これはなぜか市長さんではなくて部長さん名で、新しい見直しをされた例のパンフレットが全員に配られました。

 その中で、いろいろ見ておりまして、資金計画書というのがあるんですね。ここの中で、先ほど言いましたように、事業は全体で87億から86億に下がったわけでありますけど、じゃあ資金計画はどうかということで見ておりますと、一番気になりましたのは、先ほど平成17年に見直しがあって平成23年まで延伸されたときに、もともと市の単独費という項目があるんですね。あのとき10億8,000万円ほどでした。これが23億円まではね上がったというのが平成23年まで延ばしたときの話。さらにまた今回、28億円まではね上がるんですね。5億円もはね上がる。片や全体事業費が1億円減ると言っておるにもかかわらず、市の単独費はさらに5億円上がる。

 よくよく見ておると、名鉄鉄道負担金がもともと1億6,200万円ほどだったものが、なぜか6,600万円まで下がっておるんです。約1億円、正確には9,500万何がしに減額されるんですよ。私は、もともとはトラウマがあるんですね。188億円もかけた中に7,000万円しか負担せん名鉄が、区画整理でもまた減額だというのがありまして、なぜかという話ですよ、この話はね。それをまずお聞きをしたいんであります。

     〔他に発言する者あり〕



◆23番(東義喜君) (続)国が減っておる。正確には補助金です。大きく言えば補助金の部分と、大まかに言うと、国・県・市で出す補助金の部分。それから、前にまちづくり交付金で一時期入りましたね。これは国が4割、あと市が6割で、そのうちの70%が起債を受けられるよという話のまちづくり交付金がふえたんですよね、前に言われたときね。これは変わりません。だから、補助金と言われる国・県・市の部分が少し減りました。その減った分と地方債の分も少し減っておるんですね。これは2億円ほど減ったんです。ですから、補助金の部分で大体2億5,000万円、地方債で大体2億5,000万円ぐらい、ここで5億円ぐらい減っておる。で、江南市が5億円負担。全体で1億円減りましたから、するっと1億円分、名鉄をまけましょうといった、これはまた言い過ぎですから、その分が1億円減るなという話になるんですね、勘定的には。で、なぜかという話ですよ。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員がお尋ねの江南布袋南部土地区画整理事業の今回の第3回の変更につきましては、議員がおっしゃるように、昨年の12月19日の全員協議会におきまして、その概要を説明させていただいたところでございます。土地区画整理事業の資金計画のうち収入につきましては、事業計画概要書にございますように、総事業費の内訳は、市単独費と国庫補助金などの補助金、地方特定道路整備事業費、まちづくり交付金などの国庫補助金などとなっておるところでございます。土地区画整理事業では、この国庫補助金などの算出基礎となる対象路線を用地買収方式により整備することとしておりまして、そうした積算を限度額として補助などを受けることとなっておるところでございます。

 この用地買収方式では、対象路線の用地費や建物移転費、築造費などにより積算されたものでございます。今回の資金計画の見直しでは、国庫補助金などの積算におきまして、二つの要素によりその限度額が減少しているのでございます。その二つの要素を説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず一つ目の要因といたしましては、この用地買収方式による限度額の算定は、用地単価の変動により用地買収費が増減いたすところでございます。要するに、時価が下がれば限度額も下がるということでございます。そのために、近年の用地単価の下落により用地買収費が減額し、限度額がまず1点減少したところでございます。要するに、当初予定いたしたときの限度額の積算よりも対象用地が非常に下落したということが1点でございます。

 それから、もう1点でございますけれども、二つ目の要因といたしましては、対象路線の築造費のうち、先ほど議員もおっしゃられましたけれども、布袋駅線とか駅前広場、布袋駅西通線の築造費といたしまして、これは全員協議会でも説明させていただきましたけど、約1億円を87億円の総額のところよりも、鉄道高架の関連もございますけれども、その1億円を除かせていただいたということでございます。この築造費の除外につきましては、本事業による都市計画道路の布袋駅線、布袋駅西駅前の広場、それから布袋西通線は鉄道高架事業の終了時にその整備を行うため、平成22年度までの国庫補助の期間のうちで施工ができず、本事業の補助対象事業とすることができないため、次へ動かせていただいた、延伸させていただいたということです。以上の理由によりまして、国庫補助額等の額が減額することとなり、その減額分を市費で補うため、市単独費が増加することになったものでございます。

 なお、築造費などを除外したことに伴いまして、あわせて事業費の精査を行い、総事業費では1億円を減額させていただいて、87億円から86億円にさせていただいたというところでございます。

 それと、先ほど東議員さんから御指摘がありました、概要書の中の市単独費は確かに5億円ほどふえておりますけれども、今申し上げました理由で、用地なんかが減額したことによりまして、国庫補助事業費の方の対象事業費も下がっておりますので、国庫の補助事業の中には補助金もございますけど、その裏負担分といいますか、市費もございまして、事業費が減れば、当然、通常の裏負担も減りますので、その部分で1億3,000万円ほどの減額と交付金が3,000万円ほどの−−これも補助裏でございますけれども−−減額になっておりますので、トータルベースといたしましては、単独費としては5億円の増となっているところでございますけれども、総額といたしましては、先ほどの国庫補助の減額とかそういうことがございますので、3億8,000万円ほどの市の持ち出しということになっておるということでございますので、よろしく御理解のほどお願いしたいと思います。



◆23番(東義喜君) いいですよ、トータルはそのとおり。私も計算はしてあるんですよ。補助金などを合わせると、もともと江南市は41億6,000万円ほど負担をすることになっておるね、単独費以外にね。さらに今回、えろうふえまして45億円またふえるんです、全部合わせて。今おっしゃったのは、3億8,000万円はその数字です。

 もう1点お聞きしましたね。名鉄が1億6,000万円のもともと負担があったのに、なぜ6,600万円になるのは何でしょうかという話。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員がお尋ねの鉄道負担金につきましては、駅前広場の整備に係る費用、つまり用地費とか建物移転費、築造費などの一部の部分を鉄道者に対して負担金として求めることができるところでございます。

 この駅前広場の整備に係る費用につきましては、さきに申し上げましたように、国庫補助金などの限度額の算出の考え方と同様に、用地買収方式により整備をいたすこととして積算して事業費を出したところでございます。つまり用地費の限度額、その当時、時点、時点での評価とかそういうことで積算したものでございます。そうした限度額により対象といたしましたので、そのため今回の資金計画の見直しの積算も同様に、用地費が下がり限度額が減少いたしましたので、名鉄に対する負担を求める額の基本となる部分が下がったものでございます。したがいまして、今回、見直しました駅前広場の整備に係る費用は、近年の用地単価の下落による用地買収の減少及び築造費の除外による減少により減少することになるため、一部負担金を求める名鉄負担金も減少となるものでございますので、御理解のほどお願いしたいと思います。



◆23番(東義喜君) 具体的に数字は出てこないんですよ、名鉄負担分。

 ちょっとお聞きしますけど、いわゆる補助金の計算の仕方が用地単価の下落による限度額が下がる。簡単に言えば、区画整理は9.幾つかの大きさのところで、減歩率約21%ですよ、下げて土地を広げて、各個人の敷地は狭くなるんですけど。全体としては道路がよくなって評価が上がるから、トータルが一緒だからというのが区画整理でありますが、そのときの計算は、市の施工でありますので、組合施工であれば、組合員が皆さん出した保留地で処分をして金をつくって工事をやるわけでありますけど、これは市施工でありますから、市が全部国から補助金を受けたりしてやるわけですね。それで、お聞きしたいのは、用地単価の下落、ですから、これは10年で終わっておればよかったんですよ。これが15年、20年つぎ込んで、実際、確かに下がっておる。平成16年からそうであります。今回、試算をしたのは。平成16年から今回の試算をするまでの間に、どれぐらい下がったかをお聞きしたい。下落率。



◎都市整備部長(石川勇男君) 用地の下落のポイントはどれぐらいかというようなことのお尋ねでございますけれども、平成16年度時点からの下落で申し上げますと、15.3%の下落ポイントということでございます。



◆23番(東義喜君) 公示価格が前に発表されますから、大体データ的にはあります。おっしゃるとおりだと思いますよ。私も課税課でとりましたけどね、固定資産税の関係で。

 ですから、例の木曽三川公園で江南市は平成3年に高いもので買っちゃって、どんどん下落するもんで、国は鑑定でしか買わんよという話だもんで大損しますね、今回。それをまた区画整理でもそんなことがあるかと思って、区画整理もまた、国の補助金の考え方は、用地が下落したら補助金も減らすぞという話ですよね。そういう仕組みだから仕組みでやむを得ないと思いますが、やむを得ないと言ってはいかんですけどね。ところが、ここで問題なんですよ。今15%ぐらい下落だという話をした。例えば、先ほど大きく言って補助金が大体占める部分と、それからまちづくり交付金、地方債で占める。それから市の負担、鉄道負担と。大枠を言ってもこのぐらいが財源を賄うわけでありますが、補助金の部分、当然、国も県も市も、先ほどおっしゃったとおり減るんですよね。先ほどの下落率で計算しますから。

 それで、私が計算をしてみました。補助金、これは国も県も市も含めています。この合計、途中でいろいろ交付金の発生などがあっていろいろやりくりはありますが、基本的には補助金です。これが最初の平成23年度までの計画でいきますと、23億7,000万円。これが、その下落率を計算しますと20億8,100万円になりますよと、この部分がね。この補助金の、先ほどおっしゃった用地単価の下落による減る部分がありますというのは、計算してみますと2億1,300万円でありますから、減る分ですよ。除外すれば別ですよ。つまり三つの工事を先送りしますから1億円減らすという話は抜いて、あくまでも用地が下落するからといって下がる部分は2億1,300万円、補助金部分でね。そうしますと、下落率、先ほど大まかにいって、もともと23億7,000万円だと言っておったやつが2億1,300万円減るんでありますから、12%ぐらい減りました。9%ね。それでもう一つ、地方債も減ります。これも17億円ぐらいだったら15億円ぐらいに減りますので、これも下落率13%。大体合う数字ですわ、率としてはね、非常に。

 それで、なぜかというのは、先ほど鉄道はなぜかという話。鉄道のもともと下がる要因は、用地買収費の用地費の下落率。ところが、もともと駅前広場の造成にかかわる鉄道業者の負担というのは、全体でかかる費用の6分の1なんです。というのがもともとあります、規定が。それで、今回、江南市が説明をしましたのは、先ほどの駅前広場などを先送りする部分の減る部分というのは1,100万円ほどだと言っています。それから、用地単価の下落による下がる部分が8,500万円。これを合わせて9,600万円ですから、1億6,000万円から9,600万円をぽーんと引けば、確かに6,600万円ですよ。でも皆さん、おかしく思いませんか。6分の1なんですよ、もともとのかかる費用の。私は、これは丸々引いておるんじゃないかという気がしようがない、この計算方法を聞いておると。

 なぜかというと、もともと1億6,200万円ですから、この6倍かかるわけだ、9億6,000万円。それで、下落率だといってやった8,500万円ですから、本来、この6倍ですから5億1,000万円。9億6,000万円の工事が5億1,000万円に下がるような工事があるかという話ですよ。私が思うには、8,500万円は丸々だと。これの6分の1なら話はよくわかるんですよ、私が思うのはね。だから、先送りした駅前広場の場合は1,100万円と。用地費が下がったから減りますよと、8,500万円の合計9,600万円の6分の1が、本来、名鉄が減る分じゃないですかと私は言いたいんです。べらぼうに9億6,000万円もするものが5億1,000万円なんておかしいですよ、こんな減り方は。だから本来なら、江南市は逆に、本来名鉄が負担をしてもらう分は1,600万円ぐらいのはずです、実際のところは。

 もともと大前提は、6分の1というのがあるんですよ。駅前広場の名鉄の負担は6分の1だと。なぜかというと、平成23年に見直しをしたときはどういう計算をしたかというと、紹介いたします。名鉄負担金がふえておるんです、このときね。このときどういう説明があったかというと、例えば用地費の減りました分が1,700万円ありますよ、補償費で5,000万円ふえていますよと計算してある。それから、築造費でも700万円ふえます。事務費でも32万円ふえます。合計で4,000万円ふえるんだけど、そのうち6分の1の670万円がふえた分ですよとやっておるわけ、ちゃんと以前はね。そういう明細があるんです。そうやって説明がある。だから、あの当時、1億5,600万円だった名鉄負担が1億6,400万円に上がったんです。ふえた分は6分の1だから670万円ほどふえた。今回は減らした分、丸々削っておるんじゃないかという気がしてしようがない。



◎都市整備部長(石川勇男君) 先ほど、議員のお尋ねで鉄道負担金については駅前広場の整備費に係る費用、つまり用地費、建物移転費、最後に築造費などの一部をというようなことで先ほど御説明させていただきましたけれども、今回の場合は、駅前広場に係る築造費を区画整理事業の対象といいますか、3月にお認めいただいた鉄道高架事業の平成27年までの関連もございまして、駅前広場の築造費の部分を区画整理事業費から除外させていただいたということで、ここでいただける鉄道からの負担金のところから除外させていただいたというのが大きいということでございますので、よろしくお願いいたします。



◆23番(東義喜君) じゃあ逆に言えば、明細を出してもらやいいんですよ。単純に理由にした9,600万円減った理由を築造費から除いた分、先送りした分が1,100万円ですよ。それから、用地下落で減った分が8,500万円だと言っておる。これが6分の1の部分の負担分かということなんですよ。従来どおり説明はそういうことですよ。従来からそういうことなんですよ。じゃあこの8,500万円が6分の1分、1,100万円が6分の1分かという話ですよ。

 そうしたらおかしいんですよ、皆さん。いいですか。1,100万円が6分の1だったら、本来、駅前広場だけで6,600万円減らすわけだ。でも、補助金の方でもう既に7,600万円減らしておるんですよ。1億4,000万円になっちゃうじゃないですか、1億円しか削らないと言っておるのに。そういう矛盾があるんですよ。だから、明細を出してほしいんです。もともと名鉄が負担をする分は、大前提は6分の1。ここで増減があっていいです。確かにあっていいですよ、用地費の下落率があるんだから。でも、用地費の下落率が15%と言っておるのに、何で工事費そのものが5割も6割も減るんですかという話ですよ。

     〔他に発言する者あり〕



◆23番(東義喜君) (続)委員会というよりも、これは別に委員会議論じゃありませんので、やるとしたら決算がありますけどね。

 もともとこんな説明はなかったんですよ。全員協議会では先送りになっておったの。全員協議会では、春ごろ案内しますと言っておるわけだ。ところが、これが配られたわけね、全員に。できましたといって配ってきた。



◎副市長(陸浦歳之君) ちょっと明細ですね、きちっとした。やってはおりますので、ちょっと後ほどということで。委員会の方で……。



◆23番(東義喜君) 今までの流れでいくと、ちゃんと資金計画も全員協議会なら全員協議会、委員会なら委員会に報告があってやってきたと思います。でも突然、我々ももらったもんですから、どうも委員会でもやらなかったみたいだし、全員協議会も事前の説明のところではまだ明確ではなかった。これがまたぽっと出てきたわけですから、ちゃんとその資金計画はしかるべきところで説明すべきだと思う。



◎副市長(陸浦歳之君) 今、即答ができませんので、全員協議会で一定の説明をさせていただきますので、それまで答弁を保留させていただきたいと思いますが。



◆23番(東義喜君) 既にもう印刷されちゃったんですからね、これはもう。本来、我々が、例えばされる前に、委員協議会なり全員協議会で、こんなの別に大した資料じゃない、そんな大きくならないんですよ。平成23年きときは大幅に27億円、28億円もプラスのやつだったもんだから大きかったんですけどね。今回は総事業費1億円ですからね、縮小したのが、もともとが。あとの二つの理由はそう大したことないじゃないですかね。大したことなかったから言わなかったかもわかりませんけどね。それでも正確にやるべきだと思いますよ。

 ましてや今、私が疑問点を出したことについては明確な回答がないわけでありますから、だから6分の1というもともと大前提があるところからの仕組みを、これはもう動かないんでありますから、その中での説明をちゃんとしていただきたい。ちゃんと平成23年のとき、先ほど紹介したように、四つの要素がそれで変わりますよというところで説明がされました。ですから、非常に細かい数字まで出ています、明確に四つの要素がね。今回は二つだけかわかりません、要素としては。でも、その辺のところはきちっとした精査を、あのとき精査をして出しますと言ったんだけど、あんまり精査されておらんかという気がしてしようがないんだけど、そういうことをぜひ指摘をしておきました。ちゃんとしかるべき説明をしていただきたいと思います。

 次に行きます。

 2番目は、地域活性化・経済対策ということでありますが、昨日からの一般質問でいろんな角度から、今、大変な経済危機の中で、雇用の問題、あるいは生活支援という点からいろんな要望も出されていますし、いろいろな要求があります。本当にそのとおりだと思います。

 そういう中で、私ども当議員団といたしましても、議会の開会の日でありますが、6月5日に市長さんあてに要望書を提出しました。いわゆる表題は、地域活性化・市民生活支援に関する要望書であります。これは既にお配りをさせていただきまして、趣旨は、大変な経済危機の中で本当に深刻な事態になっていますから、それを江南市としてできることは何があるか。そういう立場から要望を出しました。その中心は、これもこの間の一般質問でありましたように、本年度の追加経済対策が出されたわけでありますから、それに基づく御質問もありましたですね、要望もありました。それに基づいての要望であります。

 この中で、私どもは全部で16項目の要望書を提出いたしました。そのうちの幾つかを本会議で取り上げて確認をしておきたいことがあります。2人の議員でありますので、2人で分担をしてやりますので、私の方でやりますのは、一つは、大きな表題としては、これは皆さんも共通の思いがあるかと思います。今回の例の2.5億円でありますね、2億5,000万円。地域活性化・経済対策臨時交付金ですね。これがこれから予算化をされるわけでありますが、やはり地元業者に効果が及ぶような事業を優先し、雇用効果の高い事業を展開するようにと。これがまず基本だということで要望をいたしますが、具体的には、例えば小・中学校だとか保育園等、公共施設の外壁塗装や小規模修繕を積極的に予算化をし、発注することと。今年度予算も保育園1個、たしか外壁の修繕が出ていましたですね。900万円ほどでしたかね。ちょっと保育園のあれは忘れましたけど。今回1施設、たしか予算化されています。失礼、小鹿保育園の外壁が予算化されています。約900万円ぐらいだと思いますが、そういうことがあるわけでありますけど、今回のこういうせっかくの予算を生かして、一気にやってはどうかということですわ。

 それから、これは前から私どもが言っておりますのは、小規模工事の契約希望者の登録制度をぜひ実施してほしいというのは前からお願いしておることと。それから、地球温暖化問題ということでは、太陽光発電などの助成に上乗せをして推進を図っていただきたいという問題がありますし、それからリフォーム工事がありますね、住宅リフォーム。江南市は一つ、従来は新しい制度としてのリフォーム工事の助成一つと、従来から耐震補強には60万円の補助制度がやられていますし、福祉でいけば、介護保険だとか、あるいは障害者向けにバリアフリー化の工事がやられています。これも補助金が出ます。それ以外に、私どもは前から言ってきました。江南市は、今、下水道工事をやっていますから、下水道の宅内工事の接続工事は全部本人負担でありますから、こういうのも一つのリフォームの一環でありますから、こういうものに対しても新たに助成制度をつくってはどうかという意味のことであります。

 それからもう一つは、今年の6月議会で緊急保証制度に保証料が予算化をされました。約2,700万円予算化されましたけど、もともと商工業振興資金は保証料だけではなくて利子もやっていますので、追加経済対策を生かして利子補給もやってはどうかというお願いであります。

 それから新しい問題として、大変な不況で多くの中小業者の皆さん、仕事が年明けてからないなんていうことがいっぱい出てきていますが、そういう中で、廃業や倒産を防いでいくことが必要であります。たまたま仕事がない、資金繰りがないというときに、本当に先行きどうするんかというのがあるわけでありますが、そのときに、こういう方で例えば借りて店舗なり工場をやっている場合、当然、家賃を払わないかんですね、売り上げがなくても。そういうところでいけば、そういう方たちへの助成制度−−家賃だとか地代のね−−をしてはどうかと。だから、これは一時的でいいですよ。例えば半年間とか、一定期間。活性化対策が出るわけですから、それを生かして、この1年間限定でいいと思うんですよね。

 調べてみますと、東京の大田区あたりでも、まだやってはいないんですけど、1,500件の中小業者に、家賃5万円だったか10万円だったか覚えがないんですけど、それを提案したという例があるんですが、そういったことがやられています。

 それからもう1点は、私どもがお願いをしているのは、この間、私、農業委員会ということもあって、農業問題で幾つか言ってきましたが、農業再生プランの中で担い手をどうつくるかということも一つの大きな柱だと考えています。当然、大小多様な家族経営の維持のためにも必要でありますし、大規模経営者だとか生産組織への支援が必要だと思っています。それとあわせて、私どもは新規就農者に月額、例えば10万円とか15万円とか、そういう就農支援制度をつくって、今の耕作放棄地が本当に見られますが、ましてや今、雇用がなくなるということもあって、新しく農業に参入しようと思っても、なかなか厳しいわけでありますが、そういうときに新規就農者に対する助成制度を、これも限定でやってはどうかということであります。

 そういったことについて具体的にちょっと確認をしていきたいわけでありますが、例えば小学校、中学校、あるいは保育園などの外壁塗装などの小規模修繕をやるという問題だとか、あるいは小規模工事登録制度などの実施に向けてという話で、幾つかの問題が、多分、答えるところは何ヵ所かあるかわかりませんので、順番に。

 まず、外壁塗装だとか小規模修繕などの新たな予算化といいましょうか、そういう計画についてはどうでしょうか。



◎副市長(陸浦歳之君) 幾つか述べられておりますけれども、基本的には平成21年度、まさに新経済対策ということで、今年度限りということが前提でありますので、その辺につきましては、一定の継続ということも考慮しながら施策の選択をしないかんだろうということが基本的に持っております。

 そういう中で、今、1問目の小・中学校、あるいは保育園の外壁とか小規模修繕の御質問でありますけれども、今回の経済対策で財源の確保ができるものにつきましては、前倒しで検討してまいりたいという考えでございます。



◆23番(東義喜君) 残念なことに、いわゆる経済対策、やる側にしてみると、ことしだけやって来年どうするんだという気にならざるを得ないですよね。それはそれで、でもしかし、先ほど修繕とか外壁塗装は1年で終わることでありますから、例えば先ほど紹介したように、ことし、小鹿保育園が予定をしていますけど、これをまだまだたくさん、汚れっ放しがいっぱいあります、小学校でも。もちろん小学校などは耐震補強工事をやる中で、トータルでやる場合だと、外装も全部きれいになっていますけど、単に補強だけですと、全く補強だけですからね。柱を強化するだけでありますから、そういうのは全く手が出ていません。そういう点でいけば、何にどう使うかはこれからの話でありますけど、ぜひそういったことを観点に入れていただきたいということがあります。

 それから、先ほどのリフォームの関係でちょっと確認をしておきたいんですが、ここは2通りですね。現在、補助制度があるものを少し上乗せをしてやれることはないのかということであります。

 例えば、先ほど紹介いたしましたように、耐震補強工事というのは、江南市の場合は平成16年以降やっておるわけでありますが、これは御承知のように60万円ですので、大体200万円ぐらいかかると言われておるわけですから、まともにやろうと思うとね。あとは本人負担ということになるわけですね、本当にやろうと思うと。その辺で、実績はこの5年間で106件であります。平均すれば大体12件ということですよね、1年間ね。今、60万円でありますけど、この活性化対策を生かして、例えば40万円とか50万円とか上乗せをして、1年限りでしかしようがないんだけどね、1年限りでもいいから耐震補強に手が出せるようにということで、そういう上乗せの補助制度ができないのかというのがまず一つですね。

 それからもう一つは、バリアフリーの関係では、障害者の関係や介護保険でやっていますが、こういうものもこういう活性化を生かした上乗せができないかというのが、まず2点お聞きしたいです。



◎副市長(陸浦歳之君) 上乗せということでありますけれども、これは先ほど議員みずからおっしゃっているように、平成21年度に限りということで、果たしてこれがそういうことでやれるかどうかということが一番大きな問題だというふうに考えております。

 それから全体で、今年度、経済危機対策臨時交付金というのは、国ベースで1兆円、江南市にそれが交付されてくる最大限で2億5,000万円ぐらい。今、議員がいろいろと御指摘いただいておるものも含めて、実は今、検討しておりまして、これが9月補正に上がってくるという中で、一番基本は先ほど私が答弁したとおりでございます。したがって、個々の質問ですけれども、上乗せについては一遍検討させてもらいます。それから、介護の関係の住宅改善、福祉政策のところもありますけど、これは現在のところ考えていないということで、個別に聞かれればそういうことでございますけれども、総体的にはいろいろ検討していると、こういうことでございます。



◆23番(東義喜君) 考え方のベースは、最初にも紹介いたしましたように、地元に効果が及ぶような適切な事業で優先していくということだとか、雇用効果が生まれるような、そういうことも私どもは必要だと思っていますので、ただ、雇用効果となると、一定継続性がないといかんなあという気がするわけでありますけど、その辺のところは最大限、この追加対策を生かすということでお願いをしていきたいわけであります。

 それで1点だけ、新しい制度はなかなかできないというところの問題として、小規模工事のこれまでの登録制度というのを要求してきました。今回、書いてあるんですが、これは新しい制度をつくっていくということでありますので、今回の追加経済対策ということには直接結びつくわけではありませんけど、地域への活性化支援につながるという趣旨で要望しておるわけでありますが、江南市は昨年から電子入札に切りかえて、紙ベースから電子入札でやりかけて、要は江南市まで書類を持ってこずに自宅でやれますし、あるいは入札そのものも江南市に集まってこなくても、逆に送って、そういう中で入札参加をしていくということになっていますが、昨年の1年前に指名競争入札の参加申請書の受け付け数を調べていただいて、従来、紙ベースでやって、その前年が、これは2年置きですからね、平成18、19年のところのと1年後、平成20、21年分の申請者の受け付け数のデータをつくっていただいたんであります。

 あのときは、どういう傾向が出たかといいますと、市内業者と市外業者というのを分けていただいたんですね、データ的にはね。総受け付け件数で、市内業者が前年までは299、これは建設関係もあれば物品などを扱うことも含めての総受け付けが299、市内がね。ところが、市外は2,584あるんですね。平成20年になってから、いわゆる電子入札になったところで調べていただいた。ここで、市内業者が217まで減ったんですね。トータルで82減りました。じゃあ市外はどうかといいますと、3,294で710ふえておるわけですね、市外はね。電子入札ですから、まさに全国からやれるということで、それこそ県外からばあっと指名の申請を受け付けられますよということのあらわれであるかという思いがありますが、ただ気になったのは、市内業者が299だった人が217まで減ってしまって、82も減ってしまったと。その中で、特に物品ですね。小さいものを扱える部分があるわけでありますが、ここの物品の関係が190から129まで減って、減った業者の大半はここで占める。61件ですね。つまり82減ったうちの61件が物品関係の業者だったんですよね。

 私どもは、電子入札になっちゃって、紙ベースでできなくなった。電子入札をやろうと思うとパソコンが要るだとか、さまざまなシステムがあるんですよね。そうすると、なかなか小さいところでやっておる方たちがそれに変えられないんじゃないかということで危惧をして、我々は従来どおりの紙ベースでやれる小規模工事の契約制度をつくってはどうかと一貫して要求しておるわけでありますが、ことし、もう1年たったので、その後、従来の指名願は2週間とか限定されておったんですね。ですから、前回でいけば2月ごろにやって、いつも大体それで終わってしまうんですね。ところが、電子入札に変わってから、その期限は一応終わったんだけど、たしか7月以降だった覚えがあるんですが、それ以降は随時受け付けができるようになったんですね、電子入札ですから。その後、その1年後を調べました。そうしますと、1年たってどうかといいますと、依然として受け付け件数は299が82減ったと言いましたが、減った分が69のままですから、ほんの9件ふえただけなんですね、1年間で。例の物品のところでありますが、61件減ってしまったところがちょっと回復しまして、それでも9件回復しただけですから、52件、依然として、平成18、19年の紙ベースから比べると減ったままであります。

 片や市外は、当初、物品関係は696ふえただけのところが1,018までさらに増加分があるというところで、どんどんどんどん、あくまで申請だけでありますから、別にそこへ発注とは限らんわけでありますけど、そういう状況が出てきています。それだけに、一つは、依然として市内業者が回復されていないという部分で、一つ危惧のは、電子入札の関係はないのかというところで、どういう分析をしてみえるかということがまずあるんですが、それとやはり紙ベースでやれるような、小規模の事業者が引き続き事業が継続できるように、そういうスタイルももう一方でつくる必要があるんではないかという気がします。

 この小規模登録というのは、全国ベースでいきますと、これは去年のデータでありますが、全国で合併などがあって約1,800ぐらいになっちゃっておるわけですが、自治体数が。そのうちの355、約2割のところで小規模工事の契約書ができておるというデータもありますし、愛知県下も昔は、すぐ隣の大口町とか犬山市ぐらいだったんでありますけど、現在、愛知県内で9市まで出てきています。蒲郡市、津島市、豊川市、犬山市、武豊町、幡豆町、あるいは豊橋市、田原市とかいろいろできてきておるんですね。新城市も前回紹介いたしましたけど、そういう例が出てきています。

 その辺で二つほどでありますが、依然として減ったまま回復されていない状況は一体何かということは、どう見てみえるかということと、それから地元の小規模業者でも引き続き仕事がとれるような環境をつくっていくということに目を向けるべきではないかということの件でありますが、どうでしょうか。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 物品等の申請件数につきましては、東議員が言われるとおりでございます。その内訳を見てみますと、それぞれの業種で少しずつ減少しております。減少したその理由でございますが、一概にはなかなかわからないところでございますが、市の発注が減ったこともその要因の一つではないかと思われます。ただ、現在、議員が言われますように、電子申請で受け付けを行っております。ただ、今までも御要望をいつもいただいておりますので、今、環境整備を整えて、なるだけ早い時期に、紙ベースの小規模工事契約希望者登録制度ですか、こんなようなものを整備していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆23番(東義喜君) 江南市のスタンスは、別に小さい大きいにかかわらず、ちゃんと公平に発注していこうということは前から聞いていますし、それを逆に生かすという意味でも、本来、工事をやりたい、やれるよという人たちの障害になってはいかんわけですから、そういうところはなくす方向で、本当に地域の活性化ということですし、やはり市内業者の活性化には、逆に言えば、税収にもはね返ってくるわけでありますから、そういう点でいけば、こういう状況の中で、それをぜひ具体化できるようにお願いしたいということであります。

 活性化・経済対策の問題はこの程度で終わって、次の問題で、国民健康保険の一部負担の減免制度についてでちょっとお願いをしておきたいのは、ことしの4月から国民健康保険の一部負担、つまり窓口で払う、国保で3割分の医療費の減免制度が江南市にできました。もともと減免制度はあるんでありますが、基準がなかったということで、我々は基準を要求してきました。それで、ことしの4月から減免と徴収猶予の対象になるということで、これは従来から考え方はこうだと思います。いろんな震災だとか風水害などで、災害などで死亡だとか、障害になっただとか、資産上の損害を受けたような場合だとか、あるいは事業または業務の休・廃止、あるいは失業等により収入が著しく減少したときなど。あるいは、その他前2号に準ずる理由があったときには減額なり、免除なり、あるいは徴収猶予、窓口で払うのをちょっと延ばしましょうということでありますが、そういう制度をやるときに一つの基準をつくっていただきました。どういう基準かといいますと、その方の実質収入額と基準生活費、生活保護と見てよろしいですね。生活保護基準と比較をして、その方の収入が生活補助基準の1.15倍までにおさまっておれば、一定の窓口負担を免除しましょうと。それから、さらにその生活保護基準よりも1.3倍のところだったら減額しましょうという制度が今度できました。これは来月の7月広報に出されます。

 それでちょっと確認をしておきたいのは、私が思うには、もともとこの法律の出どころは国民健康保険法の第44条にあるんですね。いわゆる一部負担金を支払うことが困難であると認められる者に対して、先ほど言ったような免除なり減額をしましょうということがあるわけでありますが、文面を読む限り、何かの事情で、最近でいけば仕事が、先ほど紹介いたしたように、本当にぱたっととまってしまって、なくなってしまうだとか、あるいは雇用の場がなくなっちゃってだとか、仕事が減ってしまっただとかいう形で、当然、収入は落ちるわけでありますが、大変な不況が続いていますから、一定の水準まで本当に下がってしまったと。非常に大変な事態に追い込まれている方もあるわけでありますが、基本的には、その方の収入が生活保護基準の1.15倍、あるいは1.3倍ということできちっと確定できれば、この制度は活用できるということで考えていいかということでありますが。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 今のお話は、低所得者であれば恒常的に一部負担金を減免するというような趣旨の御説明ということ……。



◆23番(東義喜君) そういうふうに受け取ってよろしいでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) ということに対しまして、一部負担の負担割合、先ほど申しました、一般的には3割負担でございますが、これは法で定められているものでございます。これは3割というのを一律にしている理由につきましては、一部負担金の制度、強いて言えば保険制度が療養の給付を受ける被保険者間の公平の確保とか保険財政の維持を目的としているということから、義務教育就学後から70歳未満を例にとりますと、一律に3割というふうに決めているものでございます。

 また、入院などによりまして、一部負担金が高額となる場合には、これは高額療養費制度というのがございまして、そこで窓口負担の軽減が働いているということもございまして、この制度の原則を踏まえまして、一部負担金の減免制度というのは、やはり特別な理由によって生活が著しく困難になった場合の一時的な救済措置ということで適用していくものだというふうに考えております。



◆23番(東義喜君) 予測されますのは、例えば入院などでちょっと高額に要るなというときがありますよね、まとまって要るなというときがある。また、部長さんがおっしゃったように、基本的には現在の法律でいくと、一般の方の所得でいきますと高額療養費の限度額8万100円、これは変わっていませんね。だから8万100円を超えれば、この範囲におさまるという意味ですよね。ですから、10万円とか15万円かかれば、8万円でいいよという話であります。そこで一応は対応できます。あるいは、市民税非課税世帯の方でいけば3万5,400円でよろしいかね。これが上限ですから、当然、これ以下でいいよという話であります。

 ですから、今まで紹介したのは生活保護基準を超えるところだけど、一定の幅のところであるかというところなんですが、これは運用のところでどうなるかということもあるもんですから、考え方は、先ほど部長さんがおっしゃったように、一時的なものじゃないかということでありますが、しかし、国民健康保険法の趣旨でいけば、困難な状態になった場合、対応できるんじゃないかというのは、いろいろ調べてみますと、ちょっと古い話ですけど、大阪府あたりでは、以前やっておった例があるんですね。一時的なものではなくても、やはり低くなってしまった場合というのは。というのは、生活保護を受ければそれはなくなるんですけど、なかなかそうせずに頑張ろうという方が出てくるじゃないですか。実際そうやってありますよね、世話にならずに頑張っていきたいと。でも、か努力してもなかなか所得として得られない場合が出てきますから、そういうところで医療費の窓口が一気にふえるような場合ね。ふだんの風邪程度のことならいいと思いますけど、たまたま入院してしまったとか、そういうときの一時的な負担がふえたときに、僕は対応できる制度だという思いがあります。もちろんその前に、先ほど紹介したように、8万100円というランクもありますし、あるいは3万5,400円というランクもありますから、当然、それから上は、あるいは所得によっては救済されるわけでありますけど、そこに至らない場合に、ぜひこの制度の趣旨を生かしていただければという思いがありますので、そういう趣旨でよろしくお願いしたい。

 それから、もう1点は、サイクリングロードについてというのは何かといいますと、こういうパンフレットをいただきまして、皆さんも多分お持ちであって、イラストマップ、散策路、これが整備計画のパンフレットでありますね。このところのテーマは、いよいよすいとぴあ江南からフラワーパーク江南もつながりましたし、散策路もできた、あるいはサイクリングロードも整備された。非常にいいところで、私もこの間、何度か出向いて走っておるわけでありますが、自転車ですよ。

 それで、これはいずれ扶桑ともつながる。あるいは一宮とも、例の国営木曽三川でいきますと、フラワーパーク江南と138タワーパークと笠田広場との連携の木曽川サイクリングというパンフレットもありますよね。ただ、残念ながら例の河田橋のところがちょっと不十分といいましょうかね、まだつながっていない。行けんことはないですよ。行けますけど、ちょっとつながっていないと。いずれ多分つながってくるでしょうが。

 私どもだけじゃなくて、利用者から出た声は、ここは本当に小さい子供さんも家族連れの自転車の方も、小さい自転車の子供が一緒に走っておると。時々、正式にはよく知りませんけど、スポーツ用の自転車といいましょうかね、ヘルメットをかぶって、そういうグループもありますよね。サイクリングでビューっと堤防を走っていく。気持ちいいですからね、わからんでもないですね。そういうのも走れる状態になっています。片や同じ道路を、フラワーパーク江南からすいとぴあ江南の間は、同じ路面に色分けしてあるんですね。片方が歩道用、片方が自転車用というふうになっておるんだけど、歩道の色分けだもんですから、自由に走れますよね。それで、ふと見ると、小さい子供連れの方たちが歩いておるところをビューっとすり抜けていくということがあったりだとか、あるいは一定の仲間が集まって、五、六台でまとまって、ずうっと走ってみえることもあるもんですから、もう少しその辺のところの安全面を考えるような工夫が必要ではないかという気がしてしようがないんですが、その辺はどうでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員が御指摘のように、遊歩道・サイクリングロードの計画といたしましては、親子連れなどで自然の空気を満喫しながらゆっくりと自転車に乗って、周囲の景色や風景を楽しんでいただくというのが基本理念でございますので、今、御指摘のマウンテンバイクなどで乗り入れてスピードを出している利用者があったり、歩行者らに危険が及ぶような状況があれば、歩行者優先とか、ロードレースの禁止の看板などを設置いたしまして、歩行者の安全とか親子連れの安全の対応を考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



◆23番(東義喜君) 終わります。



○議長(木本恵造君) 17番、森ケイ子さん。

     〔24番 森 ケイ子君 登壇〕

     (拍手)



◆24番(森ケイ子君) 通告の順序を途中、一部変えて質問させていただきますが、最初は、通告どおり厚生病院へのいこまいCAR(定期便)の運行についてということで、この間、厚生病院ができるということになって、あそこまでの足をどう確保するのかということは、江南市内全域で大きな問題になったわけでありますが、一部、布袋から厚生病院までのバスは出ました。特に今、名草線から西側の地域で、何とかバスなりいこまいCARを出してほしいという要望が強いものがあります。とりわけ松竹住宅だとか、江南団地ですとか、比較的高齢者が多く、しかも単身というような方も多い中で、家族の協力もなかなか得られにくいという人たちの中から本当に強い要望が出ておりまして、この間、市長にも皆さんからの要望書が出ております。また、名鉄バスなどとの交渉も行ってきました。その間、議会でも毎回取り上げさせてきていただいておりますが、今までの答弁の中では、江南市全域をどうするかということについて検討する必要があると。あるいは、予約便を始めたばかりなので、その予約便の利用をふやすことの方が先だといいますか、そちらの方にまず力を入れたいというようなことで、なかなか皆さんの要望にこたえる状況にはなっておりませんでした。

 そこで、まず最初に伺いたいんですけれども、予約便の利用状況がどのように今なってきているのか。あるいは、駅東の関係では、大口町のコミュニティバスを活用させていただきたいというような、江南市と共同運行といいますかね、そのような形ができないかというようなことについて検討されてきたと思います。その辺の状況について、まず発表していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) いこまいCAR(予約便)の利用状況でございます。4月の利用便数は1,588便、そして5月は1,795便でありまして、平成20年度の平均利用便数1,120便と比べ、大幅に増加をいたしているところでございます。

 それと、大口町のコミュニティバスの利用の問題でありますが、事務レベルでは大筋の合意ができております。それは、大口町のコミュニティバスの路線の中に江南市内に停留所を設ける、こういったことでございます。それで、その停留所を設ける際には、見込み乗車人員の状況によって負担金が定められておりまして、まだ私どもはどれほどの方が御利用いただけるかということが未知数でございますので、一番最低の金額よりさらに安い金額で大口町の方に提示をいたしまして、今、協議を進めているところでございます。



◆24番(森ケイ子君) ありがとうございました。

 それからもう一つ、布袋から厚生病院までのバスの利用状況は、現在はどういうふうになっていますでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 遅くなりまして申しわけございません。

 病院線の利用状況は、平成21年4月では、利用者人員は1万4,863人、5月では1万3,615人ということで、徐々に利用客の方が伸びていると、こういった状況でございます。



◆24番(森ケイ子君) ありがとうございました。

 最初は非常に厳しいということで、一部、助成金ということが発生したわけでありますけれども、昨年の10月以降でいきますと、1便当たりの人数が平均して10.27ということになって、平均して安定した運行になってきていますので、こちらの助成金ということは、まず発生しないのではないかと、当面の間はですね。ということになりますと、予約便についても当初の今年度の予算目いっぱいまで使うぐらいの利用−−昨年はかなり残したわけですけれども−−という状況になってきておりますし、駅東の見通しもついてきたということであります。そういう状況でありますので、いよいよ西地域について決断をしていただきたいということで、これは3月議会にお示しをして、これを全部ぐるっと回ったらどうかということで提案しましたら、6.6キロあるということで、2コースに分けなければならないという答弁でありました。2コースを、例えば宮田の郵便局などを中心に江南団地、要するに後飛保から江南団地を通って厚生病院まで、そして一方は、松竹住宅から前飛保を通って厚生病院までという2コースという考え方もあるわけですけれども、もう一つの考え方としては、そういうふうにしないで巡回したらどうかと、タクシーそのものが、そういうような考え方もあります。

 それから、2コースが無理だということであれば、松竹住宅から前飛保交差点、そして宮田中学校の方を通って宮田支所まで行って、それから江南団地を通って厚生病院に行くという1コースだとか、いろいろ考えられます。

 例えば、今の一番最後のところで4キロぐらいになるんじゃないかと思いますけれども、例えば4キロのコースでいくと500万円、予算的にはその程度あればできるんではないかというふうに思うんですけれども、現在、いこまいCARについて、1便当たり140円ということで計算をされて予算が組まれておりますけれども、この140円が下がったというふうに聞きましたけれども、その点はどうでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 議員が言われるように、本年度から長期継続契約を前提にして、定期便運行業務の指名競争入札を実施いたしました。その結果、キロメートル当たりの運行経費が140円であったものが、議員御指摘のように100円になりました。こうしたことから、すいとぴあ江南コースと県営松竹住宅コースの両コースの運行経費について、年度がまたがりますが、1年スパンで考えますと341万7,600円、今年度分、8ヵ月分にいたしますと225万6,240円分だけ安くなると、こういうことでございます。



◆24番(森ケイ子君) ありがとうございます。

 ということです。ですから、逆に新しいコースを1コースつくっても、単純に例えば4キロで計算しまして、たしか500万円程度なんです。これに1便当たり1人乗ってくれるという計算でいけば、これで175万円ほど運賃が入りますので、375万円ほどで済むということでありますから、財政的にもそう大きな、今までのいこまいCARの運行の中で新たな財政的な負担になるということではありませんので、ぜひ10月ぐらいを目標に試行運転を始めていただきたい。ぜひ市長さんにその辺の決断をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 市内の公共交通全体を考える中で、まだこれは検討段階でございますけれども、いこまいCARの定期便で県営松竹住宅から江南団地を経由して江南厚生病院まで結ぶことができないかということを研究いたしております。これらはまだ研究中でございまして、病院線を初めとする既設のバス路線に影響がないかどうか。また、市内の公共交通機関のバランス、財政面、そして沿線地域のニーズを把握する必要があること。さらには、他の地域の住民の方の理解が得られるかなど、まだ検討を要する問題はあるというふうに考えております。

 それと、先ほども御質問にお答えをさせていただきましたが、予約便の方が平成21年度4月以降、大幅な増加を見ております。いましばらく利用状況を眺め、利用されている地区の状況、そして利用されている目的、こういったものなどを把握するなどして将来予測をすることも必要であると、このように考えております。そうした中で、ただいま申し上げたような新たな定期便の検討もいたしておりますので、御理解いただきますようにお願いをいたしたいと存じます。



◆24番(森ケイ子君) その検討をいつまでやるんですか。もう1年以上たっているわけですよ。



◎生活産業部長(津田勝久君) ただいま御答弁いたしましたように、幾つかの課題、問題等がございます。そういったものをクリアする必要があるというふうに考えておるところでございます。



◆24番(森ケイ子君) 今言われたニーズだとか、他の地域の人たちとの云々とか、まずは試行することによって実際には把握できるわけですから、非常に皆さんからの強い要望が出ていると。市民が主役だと言いながら、そういう強い要望に対してなかなか決断をしないというのは、実際の市民が主役と市長がいつも言われることとは大分かけ離れているというふうに思えてならないんですけれども、市長さん、本当にどうですか。もう決断していただけるんじゃないかと思うんですけど。



◎市長(堀元君) いろいろと御心配をかけておりますことを重々承知しておりますし、森議員周辺の方々の御要望等もお聞きをしております。私どもといたしましては、市全体のことを考えていろいろ施策をしておるということでございます。

 地区的に言いますと、般若地区、力長地区、安良、曽本等もそういう要望はあるわけでございまして、そういうようなことも含めて、これから慎重に検討をさせていただきたい。とりあえずデマンドカーを使っていただきまして、あれは玄関まで迎えに来てくれるわけでありまして、仮に藤里、江南団地の方から厚生病院に利用していただきますと、タクシーで幾らぐらいかかるんですか、1,000円ぐらいですか。仮に1,200円といたしましても、半額は補助いたしますので、2人乗っていただければ300円で行くわけです。そういうことも含めて、まずデマンドカー等を御利用いただきまして、しっかりとそういう面、考え、また要望等、お聞きして今後進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



◆24番(森ケイ子君) そういう答弁は、この間ずうっといただいていたんですよ。だけど、デマンドカーということについては、私たちも提案をしてきたうちの一人ですし、家から病院なり目的地まで行けるという、これは本当に必要な大事な手段です、交通のね。だけどもう一つは、やはり定期的にいつでも安心してというか、自分が乗りたいときに乗って利用できる。しかも安い費用で行けるということが必要なわけで、私たちが当初、福祉タクシーで提案した時点では、ワンコインとか、300円とか、岡谷市の場合なんかですと300円でしたから、そういう利用だったんです。ところが、今のやり方は距離で、いわゆるタクシーの半額補助ですから、遠いところの人たちにとっては非常に、やはり安いといってもそこそこの金額になるわけです。一番要望が強いのは巡回バスを出してほしいというのが、実を言うと一番要望としては強いんですよね。だけど、江南市は、今、巡回バスという方法ではなくて、いこまいCAR(定期便)という形で市民の足を確保しようということで進めているわけですから、その市の方針に合わせて、市民の皆さんからも定期便をという要望があるわけです。とにかく要望の強いところから試行運転を始めてみると。駅東については、一つの方向が出されてきているわけでありますので、ぜひ進めていただきたい。お願いをいたします。



○議長(木本恵造君) 森 ケイ子さんの質疑中でありますが、暫時休憩いたします。

     午前11時49分 休憩

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     午後1時00分 開議



○議長(木本恵造君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 森 ケイ子さん。

     〔24番 森 ケイ子君 登壇〕



◆24番(森ケイ子君) それでは続きまして、2番目に通告してありますひとり暮らし高齢者の医療費助成制度の存続、そして拡充ということで伺いたいと思います。

 昨年の後期高齢者医療制度の発足に伴いまして、今まで愛知県と江南市で折半で行ってきたひとり暮らしで市民税が非課税の方の高齢者の医療費助成について、昨年8月以降、愛知県がこの助成制度を打ち切ったということで、江南市はことしの9月まで、江南市単独で江南市分の2分の1の分について助成を行ってきました。ところが、江南市もこの9月いっぱいでこの助成を打ち切ってしまうということであります。ひとり暮らしの非課税世帯ということで、本当に1人で頑張ってみえる高齢者の方の医療費について、今後は自己負担分を自分で全部見なさいということになるわけであります。これに対して、県下の自治体では、やはりこの制度は非常に大事だということで、従来の制度を、県が持っていた分も、市単独、あるいは町単独で持って助成制度を存続するということを大半の自治体が行ってきています。一部、縮小したようなところ、例えば江南市のような形で縮小して存続をしているというところもありますけれども、愛知県が廃止した分にあわせて、愛知県と同じように廃止、今後、この助成制度、福祉医療費給付制度、正確にはそう言いますけれども、これを打ち切るという自治体は、県下35市のうちで幾つでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) これは平成21年4月1日現在でございますが、県と同じように助成対象外としていますのは8市町でございます。



◆24番(森ケイ子君) そうすると、今、県下で35市と言いましたら、町の方も言われましたので。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 市は2市でございます。



◆24番(森ケイ子君) 市町村の合併が行われて、市町の数がわからなくなってきているところがあるんですけど、今、名古屋市を含めると61市町村になるんでしょうかね。そのうちの8市町ということでありますし、市段階でいきますと……。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 4月1日で、市でいきますと35市のうち2市が県と同じように助成対象外という市でございます。



◆24番(森ケイ子君) 2市というのは名古屋市と瀬戸市で、江南市は4月1日の時点では、縮小して実施をするというところに入っておりまして、これが10月になりますと2市にプラスされて、江南市と津島市、35市のうち4市。あとの自治体はさまざまな形、従来どおりというのが圧倒的に多いわけでありますけれども、この制度を存続するということになっていますし、特にこの近隣市町ですね。大口町、扶桑町、犬山市、一宮市、岩倉市、すべて従来どおりという形で、自治体がその費用を持ってこの制度を存続しています。同じ地域に住みながら、江南市の高齢者だけがこの制度から外れるということに対して、市長さん、非常に心苦しく思われませんか。何とかこの制度を存続していっていただきたいと。

 もう一つは、やはり県がこの制度を打ち切ってしまったことに最大の問題があるわけでありますから、これは県にかわって市町が独自でこの制度を存続させている自治体にとっても財政負担は同じようにあるわけでありますので、他の市町とあわせて愛知県に対してこの制度の復活をあわせて要求していっていただきたい。この2点、改めてお伺いをいたします。県に対する要請と、そしてその間、江南市が単独ででも他の市町と同じように、ひとり暮らし高齢者の医療費助成制度を存続していくという点について、改めて伺いたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) この制度につきましては、これまで議会で御質問いただいております。その際にも御答弁させていただいておりますが、県におきましては、先ほど議員がおっしゃられましたように、社会環境の変化により、必ずしもひとり暮らしを条件として医療費の助成の対象にする必要はないというような考えから、昨年の8月の診療分から対象外としているということでございまして、江南市につきましては、この県の制度が廃止されたことを踏まえる中で、激変緩和のような形で経過措置をとって、本年の10月の診療分から廃止させていただくというようなことでございます。

 それで、財政的にも継続するには2,000万円の財源確保が必要になるということもございまして、財政状況が厳しい中で制度を存続するということは難しいというふうに考えております。

 それから、県に対しての要望につきましては、一度検討させていただきたいと思っております。



◆24番(森ケイ子君) 再度、県下市町も大変財政が厳しい中でも、本当に頑張ってこの制度を存続させるために努力をされているわけです。ひとり江南市だけが他の市町で行われている制度が利用できないということは、極めて遺憾なことだと思いますので、さらにこのことについては強く要望をしておきたいと思います。

 スケートパークの設置についてと通告をさせていただきました。

 スケートパーク、若者が今、スケートボード、いわゆるスケボーですけれども、やろうとすると、駐車場であったり、道路であったり、ちょっとした空き地であったりということで、人家の近くなんかでやっていると、うるさいとか、危ないとかいうことで、江南団地でもスケボー禁止という看板が今あちこちに張られておりますし、すいとぴあ江南などにも大きな看板が出ております。

 この間もちょっとあるところへ行って聞いておりましたら、やはりそういうことで非常に規制が厳しくなってしまったために、今までの愛好者が非常にやらなくなってしまったというようなこともお聞きいたしました。団地でやっている子供たちにどうすればいいんだと言ったら、やはり小牧市にあるようなスケートボードがやれるスケートパークをつくってほしいということでありまして、あなたたちは行っているのかと聞いたら、自転車で行くと言うんですね。私は自転車ではなくて車で行ってきましたけど、小牧市の場合、4,000平米ぐらいの区画整理事業であけた調整池のところを公園にして、そこの中に2,000平米ぐらいの土地を、スケボーだとか、バイシクルモトクロスですとか、あるいはインラインスケートというようなものがやれる、いわゆるスケートパークができておりまして、小牧市も駅前などで若者たちがやっていて、非常に苦情が市の方に殺到したという中で、やはりこういう公園をつくろうということで、調整池を利用してつくったということであります。

 ちょうど行ったときが雨の日だったもんですから、利用している人はいなかったんですけれども、非常にきれいで、ごみなどは落ちておりませんでした。実際に、ここの利用者に対して看板が出ているんですけれども、利用上の注意ということで出ているんですけれども、一番最初に書いてあるのが、この施設を継続させていくには、皆さんのモラルとマナーにかかっていますということで注意事項が、普通、どこにでもあるんですけれども、ヘルメットはちゃんとかぶりましょうとか、ごみなどは自分で持ち帰りましょうとか、そういうことが書いてあるわけですね。ここは朝7時半から夜9時半まで、ナイター施設もついています。しかし、管理人はいません。朝の7時半と夜の9時半に開閉、施錠をするだけで、あとは全部、いわゆる自主管理になっているわけです。江南市には、今、ローラースケート場という、これはまた近隣にはない施設があるわけでありますけれども、スケボーの愛好者、若者たちの期待にこたえて、江南市でもぜひスケートパークの設置をお願いしたいと思います。

 それで、日本スケートボード協会というところのホームページをちょっと見てみましたら、施設をつくる上での確認というか、考える際の確認事項という中に、施設の利用は地元の若者たちが中心ですと。ですから、初めから全国大会が開催できるような高難度の施設は必要ないと。地元のレベルに合った場所、地元の子供たちが欲しいものをつくることを勧めますということで、そういう意味では、自分たちが自由に、とにかくここに行けば思い切ってやれるというその施設でいいわけですので、たくさんの建設費だとか、小牧市の施設を見てみますと、いわゆるランプという両方からあって滑れるやつですね、スノーボードの大会なんかでよく見ますけど。そういうのですと980万円ぐらいだそうですけれども、高いものもありますけど、100万円台でできる施設整備もあるわけですので、そういうことなども踏まえて、ぜひ御検討いただけないかと思うんですが、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員がおっしゃいますように、スケートボードのできる公共施設が小牧市内にあるということで、実際に私も見てまいりました。この施設は、土地区画整理事業で設置されました雨水調整池の沈床部を利用して整備されたもので、滑走器具の設置や舗装、おっしゃいましたように照明灯、フェンスなど、約2,000平方メートルを小牧市は4,000万円をかけて整備したとのことでございました。

 この設置場所は、川と道路と大きな娯楽施設−−これは温泉施設でございますけれども−−が隣接しております東側に位置しておる場所でございまして、騒音や苦情が出る場所ではございませんでした。

 どれぐらいの設備が必要になってくるかとの検討も必要でございますけれども、スケートボードはかなりの騒音を出すものでございますので、場所の選定も重要なポイントとなってくるものと思います。

 小牧市は、平成14年7月に整備をされたということでございますけれども、既に県内では、名古屋市、豊橋市、半田市の3市が施設を設置しているところでございますので、それらの施設の現状や問題点、またスケートボード愛好者がどれくらい見えるかの状況などをまず調査してまいりたいと考えますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆24番(森ケイ子君) ぜひよろしくお願いいたします。

 木曽川の左岸の方の蘇南公園ですとか、あるいは地元施設としてつくられた、配水機場のすぐ横に公園があって、それはストリートバスケットのゴールなどが置いてあるんですけれども、そこだとかいこうことになると、そう騒音などが気にせずに、しかも一定の整備はされているところでありますので、小牧市のような高額な予算を必要としませんので、ぜひそういう点も含め、あわせまして検討していただきたいと思います。

 それじゃあ保育行政、特に民営化後の布袋北保育園について、私のところにもいろいろな声が入ってきておりますので、その点、伺っていきたいと思います。

 ちょうど4月、5月ということで2ヵ月がたちました。市の子育て支援課の方にもいろいろと苦情が来ているというふうに聞いております。どのくらいの苦情が来ているのか、あるいはその内容はどういうものか、そして江南市がそれに対してどのように対応されているのか、まず伺いたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 保護者から直接市の子育て支援課の方への苦情や問い合わせはありません。それと、園に設置している意見箱へのお手紙もありませんでした。

 それで、もし苦情があれば、これは保育園指定管理者にも連絡をいたしまして、事実関係を確認した上で、その後の対応策について、文書で市へ報告するよう指示をする予定でございます。



◆24番(森ケイ子君) 本当に何も来ていませんか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) はい、子育て支援課の方には来ておりません。



◆24番(森ケイ子君) 泣きっ放しの子がいて、朝からお迎えに行くまで、転園した子もいると聞いているんですけれども、そういうことも含めて、何もないですか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 今の泣きっ放しで転園した子がいるということですが、これは6月に3歳児の園児が1人転園はしております。この園児は、平成21年1月に3歳未満児として入園をしておりまして、このときは3歳未満児ですので、園児6人に対して保育士1人というクラスで保育をしていたということでありますが、4月からは3歳児保育になりまして、20人の園児に保育士1人というクラスになりまして、環境の変化によりして戸惑い泣く子があるということで、このような子はどの園にも当初多いというふうに聞いております。その子もその一人でありまして、そして母親が勤務の場所を変更されたということで、転園をしたということでございます。



◆24番(森ケイ子君) それで、その子は転園先ではどうなんですか、把握されていますか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 転園先の保育園に聞きました。この子は、前にも転園先の保育園にもおりましたので、3ヵ月たちましたし、今は大分なれているということを聞いています。



◆24番(森ケイ子君) 実際には、今回、布団を持っていかなくてもいいと。シーツの洗濯も保育園でやりますと。あるいは、おむつも、3歳未満児の場合には紙おむつを持っていくのは持っていくんですけど、引き取らなくても保育園の方で処分しますと。そういう新しいサービスが始まっているわけですけれども、そういうことに先生たちが気を取られていて、例えば乳児の部屋で子供たちが泣いていても先生は1人しかいないとか、そういうようなことも聞こえておりますし、ガラスが割れたままで、しばらくの間、ずうっと放置されたままになっているとか、給食については手づくりということが、極めて私たちも視察に行ったときに、手づくりおやつ、それからミートボールなども全部手づくりでやりますということで聞いたおったわけですけれども、それならいいなって思った方もいらっしゃいましたけれども、実際には、例えばシシャモがうんと小さくなっちゃっただとか、あるいは誕生会のケーキが市販のものだったとか、いろいろなことが聞こえてくるわけですけれども、それともう一つは延長保育について、おやつ代を100円徴収すると。江南市はそういうことをやっていないわけですけれども、そういう新しいことが行われるようになって、本当に100円にふさわしいおやつかどうかということについては、かなり親の中にも意見があるようであります。

 こういうようなことについて、本当に江南市は、苦情という形でないにしても、つかんでいるのかいないのか。例えば、日常的に保育園との連携、布袋北保育園に対しては、例えば江南市はどのくらい行っているのか、あるいは全部もうすべてお任せで、全く顔を出すようなことはしていないのか、その辺はどうでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) その前に、今、二、三点おっしゃられましたので、そのことの確認のことを報告させていただきたいと思っておりますが、乳児の保育室に保育士が1人しかいないということで、シーツを干したりしているということの御意見があったということなんですが、これは保育中に担当の保育士がシーツを洗ったり干したりということはしておりません。保育後や保育前に実施するか、またはフリーの保育士が実施しているということであります。

 それから、ガラスが割れたままになっているということ。これは確かにそういう事実はございました。4月の初旬に、保育中に子供が遊んでいるときに誤って遊戯室のガラスを割ったと。園児には、けがはありませんでした。当日、保育園から連絡を子育て支援課が受けまして、速やかにガラスの取りかえを指示したんですが、対応が遅く、5月の連休前に完了したということで、これは事業所の手続といたしまして、複数事業者から見積もりをとって業者を決定するというような手続であったから時間がたったということでございますが、結果的に対応が遅かったということでございますので、今後、このようなことがないよう厳重に注意をいたしました。そして、指定管理者もこの対応の遅さを深く反省いたしまして、今後、すぐ対応するということでございます。

 それから、給食の件でございますが、これは現在、調理員は栄養士の資格を持った正規職員1人とパート職員2名の3人体制で調理をつくっているということで、献立につきましては、他の保育園と同じように、市の栄養士が園児の必要摂取量を計算して献立表を作成していると。それに基づいて調理するということでございまして、食材についても地元でとれたもの、そして国内産に心がけて発注しているということでございまして、市の栄養士も園を訪問して検食も行っているということでチェックしておりまして、質が低下しているという状況ではありません。

 それから、延長保育につきましても、100円を徴収しているということでございますが、そもそも延長保育につきましては、おやつではなくて補食という考え方でございます。これは、延長保育を午後8時まで実施するということでありますので、園児のお迎えの時間まで長くなるということで、軽食程度のものを提供するということでございます。この補食につきましては、依頼は希望制でありまして、希望者される方は園の方へ依頼するということです。今、大体全体の3分の1ぐらいが希望されているということで、それ以外は家庭から持参しているということでございますが、保育園で手づくりでつくっておりますので、できた間もないものが提供できるということと、食材も安全なものを使用するといったことに心がけた食べ物となっております。

 それで、希望者が全体の3分の1となっておりますが、実情は、延長保育を希望される園児のほとんどが午後5時半までに降園するということでありますので、ですからあえて園が提供する補食を頼むことはないといった保護者の事情があるということでございます。園で提供する補食については、園児からの不満もありませんし、保護者からの意見や問い合わせも今のところございませんし、市の職員も保育園に行った折にはこの補食を見たり、直接園児に感想などを聞いておりまして、実態の把握には努めておるところでございます。

 それで、今おっしゃられました、市はどのぐらい関与しているかということですが、今申し上げましたように、市は絶えず布袋北保育園については関心を持って接しております。何かありましたら保育園の方へ出向いていったり、今申し上げましたように、栄養士も折を見て行ってチェックをしておるとか、子育て支援課につきましては、課長みずから園へ出向いて状況も把握しておりますので、それは今までどおり十分に保育内容をチェックしながら進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆24番(森ケイ子君) 私が直接いろいろ伺ったことと、今の特に何もないということについて、あるいは給食などについてもかなりの差があります。これはここでいろいろ言い合っても仕方がないことでありますので、要は子供たちにきちんとした保育が行われていくこと、そして必要な給食がつくられていくということが大事なことだというふうに思います。

 ただ、その上で一つだけ確認をしておきたいのは、保育園の給食の給食費の関係ですけれども、江南市は一定の単価を持って、いわゆる保育単価の中で、3歳児については8割、保育単価の生活費の3歳以上児については7割、あるいは3歳未満児については8割を給食費に充てるということでやっているわけですけれども、そして一定の単価を決めているわけですけれど、日本保育サービスに対しても、それだけの水準か保たれるような給食をきちんと提供するようにということについては、費用の面等を含めてチェックができるんでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 先ほども申し上げましたが、献立表については市の栄養士がつくって、それで調理をするということでありますし、食材についても他の17園と同じような考えで食材を納入するということでございます。また、何度も申し上げますが、市の栄養士も訪問してチェックをしているということでございます。それから、指定管理者の収支計画の中におきましても給食費は事業費の大部分を占めておりますので、そういった面からも給食の質の低下ということはないというふうに思っております。



◆24番(森ケイ子君) 先日、保護者会の役員さんとの意見交換会というものが行われたようであります。その中にもいろいろと御意見が出されておりまして、同じ年齢でもクラスによってかなりの保育に差があるのではないかとか、お誕生会のカードのことだとか、いろいろ不安なり御意見が寄せられております。こうした意見交換会というものが非常に大事だと思うわけですけれど、これは今後どのくらいのペースでやられることになるんでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 5月14日に三者懇といいますか、保護者と指定管理者と市と意見交換会を行ったわけであります。その折には、その内容につきましては、保護者の方から不明な点について質問や意見が出されたということでございまして、それに保育園や市が答えるような形で進んでいったということでございますが、今回の話し合いの中では、保護者の方々には不明な点は十分確認していただき、理解をしていただけたと思っております。ただ、改善する点につきましては、保護者の方に情報が伝わりにくいと。情報が伝わりにくいことによって、誤解されるという面もあったということでございまして、今後は情報連絡につきましては、掲示板や口頭、面と向かって言うこと以外に、文書でお知らせするように市からも指導しております。

 そして、今後もこのような話し合いでございますが、今のところ3ヵ月に1回程度持って、コミュニケーションを密にしたいと考えておりますし、何かあれば、また臨時的に会議を開いてコミュニケーションをとっていきたいと思っております。



◆24番(森ケイ子君) 私は、こうした民間の指定管理者制度そのものに反対ですけれども、しかし、指定した以上、今度、そこに通ってくる子供たちにとっては、子供たちは毎日成長していくものでありますし、引き返すことができない、やり返すことができないものであります。ですから、子供にしわ寄せが来るようなことがあっては絶対ならないと思います。これからも引き続きしっかりと注目して、チェックをしていきたいと思いますし、できれば江南市はもっと正確な把握ということに努めていただきたいというふうに思います。場合によっては、直接指導、あるいは応援体制というものもとる必要があるのではないかというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後に、子供の貧困ということについて伺いたいと思います。

 これは4月26日付の中日新聞でありますけれども、非常に大きく「子供と貧困」ということで、これはサンデー版というんですかね、特集が出ました。この中で「子供の貧困とは」ということで、実は最近、派遣切りだとか、非正規雇用の労働者の首切りだとか、こうした中で一層こうした問題が深刻になってきているわけでありますけれども、実はこの以前から子供の貧困ということについてはあるんだということで、実は2004年時点で、既に子供の貧困率は14%に達していると。この数値は、昨年秋からの経済環境の変化の中でさらに悪化していることは間違いないと。経済大国となった現在の日本において、貧困に育つということはどういうことなのであろうか。こういう貧困とは、相対的貧困という概念である。この概念は、食べ物にも事欠いている。衣服もぼろぼろであるといった目に見える貧困だけではなくて、その社会における一般的な習慣や行動を行うことができるかを貧困の判断基準とする。子供の生活においては、高等教育への進学といった教育の機会の喪失だけではなく、修学旅行に行けない、クラブ活動ができないなど、ほとんどの子供が享受している生活ができない状況である。子供の貧困は、すべての福祉国家の最大の政策課題である。しかしながら、長い間、日本の社会は子供の貧困をみずからの問題として考えてこなかった。今こそこれに気づくべきであるということで、実は日本の貧困率というのは、OECDの中でも大変高いものだということ。そして、今、ここに書かれてあったように、経済的な貧困だけではなくて、そこから来る児童虐待だとか、あるいはDVだとか、そういうような問題も含めて、社会的な中で本当に対応していかなきゃならない問題だということであります。

 それで、日本共産党の愛知県委員会は、子供の貧困をなくし、子供も親も安心して暮らせる愛知をつくるための提言ということで、幾つかの提言を発表いたしました。その中で、実際に江南市でも保育料が払えないとか、あるいは給食費が払えない、滞納がふえてきているという状況が生まれております。朝食を食べないで学校に来る子供がふえているということであります。こうした子供の貧困をなくすために、今、力を尽くすことが社会に求められております。

 こういう中で幾つか申し上げて、まとめてお答えをいただきたいと思いますが、一つは、今、次世代育成支援行動計画の見直しが行われております。子供の貧困という問題についても、この支援計画の中にきちんと位置づけていく必要があるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。あるいは、岩倉市が既に制定をしております子ども権利条約に基づく子ども条例の制定が必要なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、当面の具体的な問題といたしまして、子供の医療費無料制度の拡大、既に先日も一般質問でもありました。県下で拡大がどんどん進んでおります。ぜひ江南市でもそれを実施していっていただきたいと思いますし、学童保育や保育料の減免制度を一層拡充していく。就学援助についてもぜひ、給食費が払えないというような子供たちに対して、これを緩和していっていただきたいと思います。私学助成の拡大、あるいは親の就労支援、そしてDV被害者に定額給付金が渡らない母子に対して、市独自に給付を行っていく。これは、今回の経済対策の交付金の中に盛り込まれているということでありますので、ぜひこうした問題について、総合的に取り組んでいただきたいと思います。まとめて市長、あるいは副市長さんから御答弁をいただきたいと思います。



◎副市長(陸浦歳之君) 幾つか御提言がありましたんですけど、お答えいたします。

 まず、次世代育成支援計画の中での位置づけでありますけれども、基本理念は、親と子がともに育ち、育て合うまちづくりとしておりますので、当然ながら、幅広く支援政策を計画的に記述してまいります。

 子どもの権利条約でございますけれども、これにつきましては、それぞれもうつくられているところもあるようですので、その辺の調査研究をしてまいりたいと思います。

 子ども医療につきましては、昨日、野下議員にお答えしたとおりでございます。

 それから、高校・大学生の就学援助でございます。私立高校の大学でございますけれども、これにつきましてはよく調査研究してまいります。

 それから、給食費や修学旅行の関係でございます。これにつきましては適用基準の一つであります、その他経済的理由により、収入が不安定で一定の収入が確保できないなどは、その実態に応じて対応するということで、そのように考えております。

 それから、保育料につきましては、減免規定では、減免の理由区分により低所得者に高い減免率を設けて対応しておりますので、よろしくお願いいたします。

 学童保育につきましては、受益者負担の原則に沿って、今のところ、そうした考えはございません。

 それから、DVにつきましては、それらについてはまだまとめておりません。



◆24番(森ケイ子君) 結構です。ありがとうございました。

 そういうことで、総合的にこうした問題について対応していただきたいということで、終わります。ありがとうございました。



○議長(木本恵造君) 18番、沢田和延さん。

     〔12番 沢田和延君 登壇〕

     (拍手)



◆12番(沢田和延君) それでは、お願いいたします。

 四つほど通告をいたしておりますけれども、途中、一つ入れかえるかもしれませんが、進めてまいります。

 自治基本条例と協働社会の構築ということについてでございます。

 自治基本条例検討委員会がことし1月に立ち上げられまして、学識者、公募市民、市職員をメンバーとして、条例策定に向けて検討が進められております。検討委員会の準備段階では、市民と市役所、そして議会が一体となって取り組んでいこうというような理念のもとでの考えが市にはあったわけでありますけれども、議会の方といたしまして、議員が組織に入っていきますと、議員ばかりしゃべってしまうんじゃないかとか、やはり住民中心に進めるべきではないか、そんなような声があったかと思いますけれども、そうしたことで議会の方は参加を取りやめたというようなことがあったと思っております。

 その一方で、議会は議会単独で組織をつくって調査研究をすべきといった意見もありましたけれども、御承知のように、意見の一致を見ることができませんでした。私自身、大変残念に思っておりますけれども、お話にもありましたように、市の最高規範というような扱いの条例であります。議会が何もしなくていいということは決してないと思っております。今後、議会の方としてどう対応していくかということが改めて必要じゃないかなというふうに思っております。

 まず最初に伺います。現在、いわゆる自治基本条例、あるいはまちづくり条例と言われる住民自治、まちづくりに関連した条例を制定している自治体はどれくらいありますでしょうか。愛知県近隣の状況を含めて答弁願います。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 少し推定の部分もございますが、市民参加や協働というテーマの条例も含めますと、現在、全国で150以上はあるかと思います。また、県内では、豊田市、東海市、知立市、日清市の4市が制定しておりまして、近隣では、一宮市が今年度中に条例素案策定の予定、またお隣の大口町も今年度から来年度にかけて制定の予定と聞いております。



◆12番(沢田和延君) 改めてお聞きいたしますけれども、江南市がこの条例をつくる必要性、意義というものについてどうお考えでしょうか。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 御承知のように、地方分権の進展に伴いまして、地方自治体には、みずから考え、みずから行うという自主・自立の自治体運営が強く求められてきております。

 こうした中、江南市では、江南市戦略計画におきまして、地域経営の考え方をお示ししております。この中で、市民や市民団体、自治会なども市役所と同じ地域社会づくりの構成員という位置づけをしておりまして、それぞれの構成員が連携し、役割分担をしている姿、いわゆる協働というあり方を前面に出しております。これは、従来の市役所主体のまちづくりという考え方とは異なるもので、新たな自治、まちづくりの姿を江南市に取り入れようとしているものでございます。

 ここで、全構成員が共有すべき市の将来像や目標の明確化、また主役である市民の位置づけや、それにかかわる議会及び行政機関などの役割の明確化を図ることが地域経営を確固たるものとして推進していくために必要なことだと認識しており、この明確化のためには条例制定が必要と考えております。

 また、この条例は、市民や市役所職員の自治意識の改革にとっても有意義であり、必要なツールになるのではないかと考えているところでございます。



◆12番(沢田和延君) ありがとうございます。

 ただいま答弁がありましたように、現在、多くの自治体でこの自治基本条例が制定され、また制定されようとしております。その一方で、自治基本条例には法的な問題点、不要論というものがあるのも事実であります。

 法的な問題点については、憲法や地方自治法との関係において専門的な法解釈がありますので割愛させていただきますけれども、不要論に至っては、条例ができても何も変わらない。なくても今までやってきた。努力義務規定や宣言的な様にすぎない条例が果たして必要か。精神論なら市民憲章で十分じゃないか。そういったような声があります。実際に私も外部の研修へ行った折に、そんなようなことが討論の中で話し合いをされまして、また私自身、平成17年12月の議会でありましたけれども、私は自治基本条例をつくるべきだという立場で発言をさせていただきましたので、大変戸惑いを持ったわけであります。

 以来、できるだけ早くこの住民自治基本条例というものをつくるべきだということで思っておりましたし、期待をしておったわけでありますけれども、それよりも先に、江南市におきましては戦略計画、最近のところでは都市計画のマスタープラン、市民協働のまちづくりガイドブック、そうしたものが作成されまして、それから行政運営上に必要な行政手続条例だとか、個人情報保護法といったようなものも早くに制定をされております。情報公開もやっておりますし、市民会議のような市民参画も進んでいるという状況であります。議会にあっては政治倫理要綱をつくっており、仕組みがちゃんとできております。こうした意味から、自治基本条例をつくる必要がないのではないか、また改めてこうした自問するようなことがありました。

 しかしながら、原点に返りまして、私は住民の自治体運営に対する参画や協働といった新しい分野について、計画とかプランではなく、最高規範性の条例でもってきちんと規定していく必要があるのではないかというふうに考えております。当局に対しましても、この条例制定を担当するのが行政経営課でなく地域協働課というようなことからも、条例制定を目指す本旨が何となくわかるような気がいたしております。

 また、どなたかがおっしゃっておりましたけれども、自治基本条例の制定過程というものが大事じゃないか、そんなようなことをお聞きしました。

 条例の意義、必要性についての答弁の中に、自治意識の改革に有意義とありましたように、江南市がこれまで進めてきました構造改革、構造改革というのは、私、よく言っておりましたけれども、意識改革だというふうに思っておりますけれども、この構造改革の最後の部分が自治基本条例の制定イコール協働社会の構築ということではなかろうかというふうに思っております。しかしながら、担当部署以外の職員さん、また議員の一部には、その認識が決して高くない、そんなような印象を持っております。もっと意識を高くして、この作成段階から注目をして、この意識改革につながっていくものというふうに思っておりますので、そうした意識を持っていただきたいというふうに思っております。

 冒頭でお話ししましたように、ことし1月に自治基本条例検討委員会が立ち上がっております。私も2度ほど、この検討委員会を傍聴させていただきました。既に4回の会議が開催されまして、現在は条例の骨子について検討・協議中でありまして、公募市民の皆さんには、大変活発な、また時には大変な激論をいただいております。

 会議そのものについて、1点だけお願いをしたいと思います。会議中、行政側の発言が極めて少ないということが大変気になっております。このことは、先ほど言いましたが、参加している職員の意識が低いということではございません。検討委員会には、事務局として地域協働課以外に関係各課から8名の課長さんを中心とした職員さんが参加をしておられます。公募市民の方の激論にしり込みをしてみえるのかもしれませんけれども、行政マンとして公平なプロの立場で議論に加わっていただきたい、そんなふうに思っております。

 自治基本条例をつくり上げていくこと自体が協働であります。現在、前文と総則について検討が始まりましたけれども、今後はそれぞれ自身が所属する分野での骨子案が検討されますので、積極的な発言を期待いたします。

 もう1点、これは条例の内容にかかわることなので、本当は慎まなければいけないかもしれませんが、発言の場がありませんのでやらせていただきます。

 あれもこれも細部にわたって取り入れるのではなく、本当にこの条例が目的とする本旨がぼやけてしまうような取り組みはしないで、本旨に向かって取り組みをお願いしたいというふうに思います。

 ところで、区会や市民団体との会議の折に説明会を開催したとお聞きしました。この自治基本条例の件、または協働ということに関してだというふうに聞いておりますけれども、うちの町内の方にも区会の折に来ていただきまして、逆にきちんと区長の方から説明がなかったものですから、せっかく来ていただいた部長さん初め課長さんに大変失礼なことがありましたけれども、ほかの説明会場ではどんなような意見がありましたか、お願いいたします。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 昨年度、議員が言われますように、まちづくりガイドブックのPRも兼ねまして、区会や市民活動団体の会議の折、30回ほどになりますが、そのような説明会的なものを開催させていただきました。

 そこの中で出た御意見等でございますが、少し御紹介させていただきますと、市民団体との事業協働で市主導の面が強く、協働とは言えないので、市側は意識改革に努めてほしい。今の活動を若い世代へ伝えていくために、若い力と交流できる場の提供をしてほしい。情報の共有・公開・透明性の確保はとても重要であり、まちづくりを進める上での情報の伝達をしっかり考えてほしいといったような意見がありましたが、実際、この自治基本条例の策定に直接結びつくというんですか、関係するような意見はほとんどございませんでした。



◆12番(沢田和延君) 今、直接結びつくようなお話がないということでありましたけれども、極めて協働ということに対しまして、地域の人たちはわかりにくいというふうに思っております。

 きのうも古池議員でしたか、お話がありましたけれども、補助金をつけて、二つのグループがというようなこともありましたけれども、一般の協働の中に、地域協働、市民協働と言われますけど、地域協働については本当によくわからない。また何かやらされるんじゃないかというような意識が非常に強い。そのことがかなり問題であろうかと思います。

 しかしながら、江南市の場合については、ごみの減量「57運動」というのが早くから始まっております。これは確かに市主導ではありましたけれども、地域の人たちにお願いをして、今では地域できちんと運営をされまして、本当にルールを守って適正に運営をされている。日本でも有数な分別収集が行われているというのは、まさに「57運動」でありますけれども、いわば協働の先駆けではなかろうかというふうに思っております。

 それから、防犯パトロールでありますけれども、これにつきましても、まだ全部の町内であるわけではないと聞いておりますけれども、声をかけましたところ、多くのところで組織ができつつあり、自主的な運動をされておるように思います。同様に、子供たちの見守り隊、通学・帰りのときの見守り隊というものもできつつあるというふうに聞いておりますけれども、そうした住民の意識というのは非常に高くあると思います。

 こうしたものをどうやって引き出すかということが非常に難しいわけでありますので、研究いただきたいと思いますけれども、協働は対等という立場、先ほど議場からもありましたけど、対等という立場から難しい部分もありますけれども、ある部分については、このごみ減量運動のように、ある程度、行政の方で主導をとりながら町内の方に持っていく、そうした事業も必要ではないかなというふうに思っております。いわゆるモデル事業のようなものが考えられないかというふうに思っておるわけでありますけれども、そんな折に、きのうもたまたまそういったようなお話がありました。社協との協働でもありますし、社協とまたボランティアさんとの協働でもありますけれども、ボランティアさんが出向いていって、介護予防だとか、健康体操だとか、そういったようなものを社協の補助を受けながらやっているということをお聞きいたしましたけれども、こうしたものを市も一緒になってやることができないか。これは決して、協働から少し離れるような気もしますけれども、こうしたことが介護予防、健康づくりになり、引きこもりのお年寄りの方が減ってくる。そして地域の方へいろんな意味で出かけられてくる。そうしたことが次の協働を生んでいくというようなふうに思っております。

 こういったようなモデル事業ということはどうでしょうか。これは本当に一例でありますけれども、そんなようなことを考えますけれども、当局の答弁を求めます。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 協働に関しますモデル事業につきましては、やはり市民の方に事業例を示すことによりまして、市民の方の地域づくりの具体的なイメージ化が進むという効果が考えられます。地域活動が地区で取り組むための活動の場所の確保や活動機会を創出するための事業や情報の提供などの施策の推進につながると考えるところでございます。



◆12番(沢田和延君) 協働社会の構築というのは、本当に難しい部分があると思います。行政の方の守備範囲というものがありまして、そこへ市民の皆さんが入ってくるということがあります。そのことに抵抗ということではありませんけれども、若干のひょっとしたら嫌悪感があったりする。こうしたことはまずいんではないか、そんなふうに思っております。

 以前、東野区の防災の組織のことについてお話をさせていただきました。防災組織につきましては、訓練を校下ごとにやっておりますけれども、非常にマンネリ化をしているというような話をさせていただきました。そうした折に、住民みずからが勉強して、新たな防災のシステムをつくろうと、そうした努力がされておるというふうに聞きまして、紹介をさせていただいたことがあります。今、市民の皆さん方は、こうした行政に対しまして自分たちのことは何とか自分たちでやろうという、そうした機運がうかがえます。協働そのものはなかなか進んでいないのでありますけれども、そうした機運というものを上手にとらえていただきまして、この協働社会の構築、つくり上げていただきたいな、そんなふうに思います。

 次、人材マネジメントについて通告をいたしております。

 大変厳しい財政状況の中で、独自の知力、体力を備えた自治体になるためには、自治体自体のマネジメント改革に力を注ぐべきだと、大手のシンクタンクであります野村総研が発行する「パブリックマネジメントレビュー」の中で言っております。

 さらに引用させていただきますけれども、自治体業務は一向に減少せず、むしろ個々の業務の複雑や困難さとその量はむしろ高まっている。一方、予算の縮減、定員カット、給料カット、断続的に続く公務員バッシング等々、自治体職員は厳しい局面に立たされている。このような中、現在行われている自治体組織人材マネジメントは、個々のスキルアップのための研修や個人業績評価の導入など個人に注目した施策が目立つが、そもそも自治体業務は組織として業務を行うことが求められており、個人の力量の差が行政運営を左右しないようにつくられている。このような状況の中で、特異な個人を極端に抜てきするよりも、組織の力として、チームとして活力が重要であり、優秀な現場集団の能力を高め、これを引き出す仕組みこそが求められていると見るべきである。つまり組織のモチベーションの再生が必要である。そんなことを言っております。

 江南市において、住民行政のプロフェッショナルを目指してという江南市の人材育成基本方針が平成19年3月に策定をされております。この基本方針は、大体のところが個人のスキルアップを中心にしてつくられておりますけれども、野村総研が言うような組織としての力、チームとしての活力に、第3のところで、人材を育てる組織づくりという項目があります。この中で、柔軟な組織としてグループ制について記載がされております。江南市は、昨年4月よりグループ制に本格移行しておりますけれども、行政組織としてグループ制になじまない部署もあると聞いておりますけれども、私は組織の柔軟性、迅速性の見地から、グループ制については賛成をいたしております。しかし、職務の内容、構成人員数、それこそモチベーションの観点から、現在の一部の組織を分割すべきではないかと考えております。

 その一つに、現在の都市整備部の所管となっております旧の水道部、もう一つは、主幹が設置してある課、たくさんあると思いますけれども、こうした部または課について分割をすべきであると考えますが、いかがでしょうか、所見をお伺いいたします。



◎経営企画部長(尾関晴紀君) 平成20年度からスタートしております江南市戦略計画は、今までのように市役所が何をやるかではなく、地域がどのような状態になっているか、市民がどのような生活を送っているかといった成果の観点から、将来像や目標を設定した成果志向の計画であります。江南市戦略計画の成果の進行管理を行い、PDCAマネジメントサイクルを回していくため、江南市戦略計画の市民や地域社会がどのような状態になっているかを階層構造で整理した成果体系に基づきまして新組織を編成し、それぞれの組織は江南市戦略計画のどの部分を所掌するのかが明確になっております。組織が成果を重視した組織運営を行うために、江南市戦略計画の基本構想に掲げます市の将来像を実現するための方策や取り組みを受け持つ分野ごとに部を、また分野−−部でございますが−−の成果を具体化するための柱ごとに課を設置しております。

 議員が御指摘されております水道課及び下水道課は、都市生活基盤が整備され、すべての市民が快適で安心・安全な生活をしているという目指す地域の姿を目標にしております。都市生活基盤分野の柱を担っておるところでございます。結果、都市生活基盤分野を担当する都市整備部に属しているものでございます。

 また、課につきましては、先ほど申しましたように、目的・成果ごとに整理いたしました江南市戦略計画の柱ごとに設置したもので、課の中の職員数により整理したものではございません。なお、主幹につきましては、職員の多い課に設置しておるところでございます。



◆12番(沢田和延君) 非常にきれいなお答えというか、戦略計画の見地から見れば、よくわかるお話でありますけれども、少し違うのではないかな。というのは、過去にグループ制について質疑があった折に、グループ制のメリットといいますか、そこにはフラット化ということと、要するに、これは先ほどの住民行政のプロフェッショナルを目指してというところでありますけれども、こちらの方が従来の部課係制、こちらの方が新しいグループ制でありますけれども、一番下にこちらの方はグループがあって、その上に課長があって、部長がある。御存じのように、こちらの方には係長、課長補佐、課長、部長というのがあって、この縦の組織が平たくなる。これをフラット制ということになるわけでありますけれども、実際には、現在、参事さんもお見えになります。それから、課には主幹という方がお見えになります。そのフラット化というこちら側の図からすれば、ふえているわけですよね。どちらかというと、そんなに変わってこなかった。ただし、違うのは、グループとして、従来の係というふうに読みかえても私はいいかと思っております。完全な過去の縦割りという組織ではなくて、少し横に広がった、守備範囲を広げたのがグループであるというふうに解釈しておりますけれども、そうした中で、新たに主幹、また参事、参事さんの場合には課長さんを兼任しておられますので、むしろ主幹のお見えになるところについては非常に、先ほどのお話でありますけれども、課の人員が多いところと聞いております。

 こうしたことを言っておっても仕方がありませんが、先ほど例に出しました旧の水道部であります。現在は都市整備部の中に所管されるわけでありますけれども、参事さんがお見えになりまして、いわゆる出先機関ということであります。そうした中で、ほかの参事さんとは違いまして、こちらの方については出先の方で職務を請け負っておられます。ただし、組織の中でやはり決裁等のことがあったときには、部長の決裁をいただかなければいけないという組織の中におられます。ということは、フラット化ということからも外れておりますし、スピーディーという意味からも外れていると思います。これが一つです。

 もう一つ、課の方に行きます。全部の課を掌握しておりませんので、多くの主幹がお見えになりますけれども、きょうの中西議員のお話にもありました、いわゆる税務課であります。現在、相当の数の職員さんが税務課に所属されていると思いますけれども、私も昨年の12月の一般質問の折に、収納課についてはさらに債権を回収する特別対策室のようなものをつくってほしいというようなことを、中西議員のきょうのお話と同じことを申し上げさせていただきました。現在はどうなっているかといいますと、収納課ではなくて税務課の中の収納グループでしたっけ、グループがありますけれども、そうした見地から、やはり主幹がお見えになって、いずれにしても課長の決裁をいただかなければいけないこともある。同様に、決してフラット化とは申せませんし、スピーディーという意味からも、場合によってはそうでないかもしれません。

 また、この課の特徴でありますけれども、非常に忙しい時期とそうでない時期と分かれている。そして、そういったときに確かに収納課の方々が課税部門の方にお手伝いに行かれるということがあるのかちょっとわかりませんけれども、通常においては完全に業務が分断されているというふうに聞いてもおります。当然、課長さんの守備範囲というのは相当広くなってきておりますので、そうしたことを考えてみても、人数の多いところ、主幹の方が配置されているようなところについては、やはり課としてこの組織を再編成していただくのが普通ではないかなというふうに思っております。いかがでしょうか。



◎副市長(陸浦歳之君) 構造改革の集大成したのが戦略計画でございます。これは、まず小さい市役所をつくりましょうと。これからの職員の構成とかいうことからして、まず小さな市役所と。そういうことで、結構機構につきましては、今、部長が申し上げたとおり、戦略計画に合わせた機構でございます。先ほど、水道部の関係も出ていましたけれども、あれは確かに機関としては外へ出ていますので出先ですけど、きちっとした機関で、一般的に出先、出先と言っていますけど、あれだけ大きな所帯は入るところがないもんですから、それと配水場の関係があって、あちらへ行っておりますので、私は決して出先という言い方はしていないわけでして、そういう中で、今回、あくまでも部長、課長、副主幹、主査、グループリーダーですね、これはそのラインというのはおっしゃるとおりで、ただ、その中で大きなところ、大きいところは主幹にということで、それで一つの例を申し上げますと、決裁は課長がいないときには課長補佐、いわゆる副主幹が決裁することにして、主幹に代決権を与えておりません。そういう形でもって、今のところ、戦略計画の前期・中期・後期ということでスタートしたばかりの戦略計画に合わせるような格好で、小さい市役所をつくっていこうと。将来、職員数が非常にいびつな部分も出ておりますし、将来、その辺のことも考慮しながら、今の体制を整えていくと。

 そして、参事につきましては課長を兼務させておりますので、ただ、職員のモチベーションの関係等もありまして異動はやっておりますけれども、あくまでも組織なのか人なのかということですけど、私はきのうの質問でも組織力ということを申し上げております。そういう中に働いておるのは人でありますので、人に対してもそういった配慮というのは必要ではないかということでやっておりますので、まずは戦略計画の前期、少なくともこの体制で進めてまいりたいと。そこで、やはりいろんな支障が出れば、これは見直すことも必要かと思いますけれども、組織というのは時代、時代に沿ってやるもんですから、あながち何年間続けるというものではございませんけど、少なくともそういう体制で持っていきたいと。こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



◆12番(沢田和延君) 戦略計画からのお話をいただきました。戦略計画というのは、江南市の場合、いわゆる将来像から見た戦略計画がつくられております。そういった見地からすれば、一番最初に答弁いただいたとおりではありますけれども、市民の皆さん方から見たお役所像というものかもしれませんが、この組織の中で、今回取り上げたのは組織力、モチベーションという見地からですので、言いかえれば逆の立場での提案であります。

 私も戦略計画そのほか構造改革、グループ制、すべて市役所がやろうとしているということに賛成をしてまいりました。そういった中で、見直すべき部分はきちんと見直していくという姿勢というのは、この戦略計画の中にもあわられておりますけれども、少し私の見地とこの戦略計画の見直しの方法、3年・3年・4年でしたっけ、それと少し違うところがありますので、さらにちょっと精査をしていただきまして、現場で職員の皆さん方が気持ちよくモチベーションを高く働いていただくことがやはり大事でありますし、そうしたことが市民の皆様方に成果となってきちんとあらわれていくことだと思っておりますので、そうしたことも改めて考え直していただきたい、そんなふうに思っております。

 先ほど少し言い忘れましたけれども、水道部につきましては、きょうもお話がありましたように、企業会計をやっております。そうしたことも分離する一つの理由であると思っております。

 それから、例には出しませんでしたけれども、お聞きしますと、同じ都市整備部で机を並べておられますけれども、やはり土木部門と建築部門というのは全然仕事が違うんだというようなことをお聞きいたしました。私は現場にいるわけではありませんので詳細なところはわかりませんけれども、そうしたような声もあります。

 また、こういったようなことを時にとらえまして、アンケートなどの調査をよろしくお願いしたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。

 次に行きますが、申しわけありません、順番を入れかえさせていただきまして、先に市民花火についてということで通告をさせていただいております。

     〔資料呈示〕



◆12番(沢田和延君) (続)御承知かと思いますけれども、ことしのポスターであります。私、知りませんでしたけれども、実行委員会の総会に市長さん、議長さんがお出になられた折に、議長さんの方からこういう話があったよということを聞きまして、早速、このポスターを見せていただきました。見えるかもしれませんが、読ませていただきます。

 市制55周年記念2009江南市民花火大会、音と光の祭典ファイナルステージとありまして、さらに、11年の長きにわたり皆様と歩み続けた江南市民花火大会もことしで一たん終了させていただきます。これまでの御協力に感謝いたしますとともに、皆様には、いま一度温かい御協賛を心よりお願いいたしますとあります。江南市も補助金を出しておりまして、本年度は55周年ということで600万円の補助がついております。主催は江南市民花火大会実行委員会ということでありまして、こうしたポスターを見せていただきまして、大変私、花火好きだもんですから、がっかりをいたしました。この点につきまして、まずどういった状況であるか、御説明をいただきたいと思います。



◎生活産業部長(津田勝久君) 議員がおっしゃるように、ことし限りということにつきましては、実行委員会の役員の方から事前にそういったお話を伺っておりました。正式には、去る5月20日開催されました2009江南市民花火大会実行委員会の中で、実行委員会での開催はことし限りとしたいという報告があったところでございます。それは、市民花火大会の運営は、今申し上げました実行委員会によって実施されてまいりましたが、その運営経費のほとんどを協賛金と市補助金で賄っておられますが、年々、協賛金収入が減少しており開催が困難になってきたことや、当初より10年程度で一応の区切りをするということで考えられていたようでございます。



◆12番(沢田和延君) 先ほども言いましたように、花火好きとしては大変残念で、毎年欠かさず見させていただいております。たしか偶然だったですかね、この秋に花火大会が移ったというのは。夏に2度ほどの延期があって、もう準備をしてしまった関係で市民まつりにやった。そうしたら非常にすがすがしい中で、寒いということもありますけれども、花火を見せていただいたというのは、本当に新鮮に映ったわけです。そこへ持ってきて音楽花火ということで、大変高く評価がされております。

 議長をやらせていただいた折に、市民まつりの際、ごあいさつをさせていただきました。夜の花火大会にちょこっと触れさせていただきまして、そのときのあいさつというのは、たまたまインターネットで見つけました、関西に在住の方というふうに聞いておりますけれども、その方のインターネットへの江南市の花火に対する書き込みを紹介させていただきました。改めて、今回、こうした質問をするに当たってインターネットを調べましたところ、ありました。ちょっと細かなもので、形だけ見てもらえば結構ですけれども、あのときは2004年の花火大会のことについてあいさつで触れましたけれども、昨年、2008年にもこの方はおいでになったようです。遠いところの大きな花火大会に行く予定であったけれども、もう一度江南市へ行ってみようかというようなことでありました。

 そこで、いろいろと書いてあります。到着ごろの夕日の様子だとか、連だこの様子だとか、まだ明るいうちの芝生広場の様子だとか、そうしたものがありまして、いよいよ開会のときの写真、実際の花火の写真、こうしたものをインターネットの中で入れておられます。最後に結ばれた言葉が非常に、私が変な説明をするよりもよくわかりますので紹介をさせていただきますけれども、終わりのところです。終わった後、まさしく音楽花火ショーそのものといった感じだった。花火は観客席にかなり近いエリアで上げるので、小型花火といえども間近で見る迫力は相当なもの。音響設備もすばらしく、豊かな音響が鳴り響く常時ノリノリの舞台装置が印象的だった。花火、音楽ともにこれだけ臨場感があると、観客は一体感を存分に楽しめたのではと思う。花火も集中して打ってくれるので、一気に最後まで楽しめた。うちの子供も喜んで見てくれたようで、たまにはこのような花火もよいものだと思った。花火大会の企画から当日の運営に至るまで、官民一体となって運営される江南市民花火大会は、それは普通の花火大会にはない音楽花火とのコラボで貫かれた音と光の祭典として、市民に深く定着した花火大会だったのだ。そんなようなことで締めくくられておりますけれども、非常に的確にとらえられて、こうしたことを市民以外の人がインターネットに書き込んでくれるということを本当にうれしく思いました。

 本当に残念に思いますし、比較的近くで上げられる、江南市の10倍もたくさん上げられる花火、昨年私、見てまいりましたけれども、江南市の方がすばらしいなと思ったのが印象です。やはり音と光というのは、こんなにもすばらしいのかというふうに思わさせていただきました。

 市長さん、御所見をお願いいたします。



◎市長(堀元君) 江南市民花火大会、一晩で7万人の方の参加をしていただけるイベントとしては、江南市はこれのほかにはありません。一晩で7万人ですから、相当な人々が喜んでおっていただけると。江南市側でのみ7万人、向こう岸、各務原市の人を加えますと、恐らく10万人の花火見学ではないかなあというふうに思うわけであります。

 江南花火大会につきましては、現在の実行委員会が運営されて11回でございます。以前は、江南市商工会議所もしくはJC等が主催をされまして、二、三年お休みをして、この実行委員会を立ち上げ、現在に至っておるわけでございます。

 先日、この実行委員会の運営委員会へお邪魔させていただきました。ファイナルというような御意見もお聞きし、いろいろ話を聞く中で、こういう意向であるということは言ってみえました。私もその点、実行委員会としてはそのような意向であるということはお伺いをしておきますが、この花火大会がなくなるということはまだ結論は出ておりませんので、よろしくお願いしますというようなことを申し上げた記憶がございます。

 したがいまして、いろいろ諸条件の中で、協賛金が集まらないからというようなことが主な原因だそうであります。ことしは、江南市は600万円の予算を計上させていただきました。去年は500万円でありました。そのような中で、あと江南市が、例えばいかほど補助金等を出せばどうでしょうかというようなお話もさせていただきましたが、運営自体を骨折ること、いわゆる汗をかくこと自体はやぶさかではないというような御意見も中にあったように聞いております。そういうことも含めまして、江南市といたしましては、市民の意向等を十分把握し、また意見等を聞き、特に議会の皆様方の御意見等も十分お聞きしながら、来年度からの花火大会につきましては検討をさせていただきたい。市がどれぐらい関与できるか、また新しい実行委員会を立ち上げてこの花火大会を進めるか、そういうようなことも含めて御意見等をお伺いし、これは前向きに検討させていただきたい。かように思っておりますので、よろしくお願いします。



◆12番(沢田和延君) ありがとうございました。

 こういったお話をさせていただきますと、いつも寄附をされるお方でありますけれども、早速いつもよりも倍を出すので絶対続けてくださいと、そうした心強いお話もいただいております。いずれにいたしましてもJCのメンバーを中心とされました江南市花火実行委員の皆さん方、またイベントボランティアの皆さん方、数多くのボランティアの皆さん方の手でつくられております。協賛をいただいておりますそれぞれの市民の皆さん、企業の皆さんにもお世話になっております。そうした皆さんが大変楽しみにしておられる花火でありますので、ぜひとも続けられるような努力を行政の方からもお願いをいたします。

 入れかえました最後の問題であります。問題というより要望でありますが、時間も少なくなってまいりましたので、少し飛ばしてまいります。

 藤まつりについてであります。

 地域再生計画、まちづくり交付金を受けまして、3年計画で曼陀羅寺のフジの再生計画もことし3年で終わりました。昨日からのお話を聞いておりますと、43万7,000人の観光客があったというようなこともお聞きをいたしまして、盛大に行われたわけでありますけれども、藤まつりでお手伝いをさせていただいておりまして、耳にしたことを要望とさせていただきますので、お願いをいたします。

 最近では、フジ棚の下も非常に歩きやすくなった。デッキになりまして、うちの女房あたりはピンヒールを履くので歩きにくいとは言いますけれども、そんなところへピンヒールを履いてくる方がまずいんだというようなことをうちでは言いますが、それはさておきましても、非常に歩きやすくなったということで、障害者の方々、車いすの方々が非常に多くお見受けをするようになりました。

 そうした中で、ステージのある方の側で、あれは古田議員のお店がある方、南というか東というか、ところに上り口が2ヵ所あると思いますけれども、そこの階段に手すりがなくて、非常に難儀をしてみえる姿をお見受けいたしました。また、お聞きをしましたところ、そこが非常に見にくくて、転んでけがをされたというようなことも聞いておりますけれども、この部分につきまして、何とか手すりとか安全対策をしていただきたいと思います。

 あわせて、玉砂利部分があります。これは鐘楼のところから境内の方になるかと思いますけれども、本部に近いあたり、フジ棚に向かっていく方につきましては、選挙で使うようなゴムシートが敷かれていまして、車いすの方々も通れるような配慮がしてありますけれども、さらに山門から入って左手の方の塔頭の方へ行こうとすると、少し難儀じゃないかなというふうに思いますが、こうしたところで何らかの配慮が必要かと思いますけど、いかがでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) まず、議員が御指摘のステージに向かいまして左側の階段のところでございますけれども、階段が2ヵ所ございまして、ステージに向かいまして左側の中央の階段につきましては、祭り期間中に転ばれるような方がお見えになるというようなことをお聞きしましたので、祭り期間中につきましては、赤いテープで階段注意というようなことで注意を促させてもらいまして、祭りが終わりまして、先月末でございますけれども、すいとぴあ江南の川側にございました階段がございます。そこに階段の手すりがございまして、国の方で工事をやっていただきましたので、その手すりを取っ払っておりましたけれども、その手すりを利用しまして、1ヵ所につきましてはつけさせていただいて、利用者の方の安全性と利便性を図ったところでございますけれども、もう1ヵ所につきましても早々につけたいとは思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◎生活産業部長(津田勝久君) 車いす用のコンパネ通路でございます。基本的には、フジ棚へのアクセス部分というふうに考えておりまして、そういった部分に現行設置をいたしたおるところでございます。今、議員が言われる塔頭の部分まで設置をすることとなりますと、相当な経費が必要となってまいります。と同時に、一部車両も塔頭の部分の通路については入るというようなことで、ちょっと難しいのではないかなと、こんなふうに思っております。御理解いただきますようにお願いをいたします。



◆12番(沢田和延君) よろしくお願いします。

 次に、トイレでありますけれども、フジ棚の方はせっかくきれいになって、大変美しくなったわけでありますけれども、トイレにつきましては大変古くて、私もボランティアをさせていただきまして利用いたしますけれども、大変見通しがよくて、居心地が悪いトイレであります。そうしたこと、それから洋式便器というんですかね、障害者のところ以外には設置がされておりません。近年、洋式便器ということも必要かと思いますけれども、そうしたトイレの改良、建てかえということはお考えはないでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 皆様御存じのように、曼陀羅寺公園内には、現在、3ヵ所のトイレがございまして、看板が4ヵ所ございまして、その看板では3ヵ所のトイレの場所をお示ししているところでございます。

 それでまず、中が見えたりとかそういうことでございますけれども、その辺につきましては、逆を申しますと防犯の面もございますので、込んでいるときにはつい立てとか観葉植物なんかを置いて、中が見えないようにしたいということは考えさせていただきたいと思います。

 それから、洋式トイレのことは、いろんな施設、ほかの公園も踏まえまして、もう少し将来的な展望として、近隣市町のことも調査させていただいて、考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



◆12番(沢田和延君) よろしくお願いいたします。

 もう1個、トイレでありますけれども、正堂の前にトイレが、これは境内の中ですから、お寺さんのトイレかと思いますけれども、使用禁止になっております。これについては何かお聞きでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 正堂に向かって左側にある、あれは曼陀羅寺さんのトイレでございますけれども、現在は使用禁止となっているところでございます。曼陀羅寺の方にお聞きしましたところ、そのトイレにつきましては非常に汚物で汚されたり、それから汚物を詰め込まれたり、非常にいたずらが多いということと、大変建てられてから古くなりまして、建てられてから時間がたっておりますので、またくみ取り式のトイレのため悪臭がにおうということで、来年には取り壊されるというようなことを聞いております。その後は、更地にされるというようなことを聞いておりまして、ただ、曼陀羅寺さんもいろんな行事に、法要とかいろんな行事がたくさんありますので、その行事のときには仮設トイレを置いて設置したいというようなことを言ってみえましたけれども、いろんな面で曼陀羅寺さんにつきましては行事も多く、人も大勢見えますので、そうした場合には公園の方にも立ち寄られますので、公園のトイレの案内のサインをよく見えるようにしたり、いろんな面で調節させていただきたいと思いますし、曼陀羅寺さんとは一度そういう面も含めてお話し合いをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆12番(沢田和延君) よろしくお願いいたします。

 3ヵ所のトイレにあわせて正堂の前となりますと、ちょうどバランスもいいもんですから、本当はあるといいだろうなというふうに思っております。ぜひ、先ほども言いましたけれども、フジ棚がきれいになりました。トイレの方も美化をよろしくお願いしたいと思います。

 次に、観光客のお話を通りすがりに聞いておりますと、曼陀羅寺のフジは短いねというようなことをよく言われます。そこの言われる場所が、長くなるはずのないヤエコクリュウのフジ棚の前で短いねと。まだこれから長くなるんだわというようなことをよく聞いたりしました。そうした折には、すぐに簡単な説明をさせていただいたわけでありますけれども、どうしてもフジというと長いフジのイメージがあるようで、やはり多くの観光客の皆さんは、こうしたフジを期待しておられるやに思います。しかし、御承知のように、曼陀羅寺のフジというのは種類の多さということもあります。塚本先生のコーディネーションにより、すばらしい公園となったわけでありますけれども、ほかの花と一緒に見ることもできます。

 そうしたことをあわせて、もう少しうまくPRすれば、ほかの藤まつりとはここが違うんだよというようなこと、フジの種類がこんなにあるんだよというような上手なPRの仕方ができるかと思いますけれども、そうした件についてどうでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員の皆様も御承知のように、フジの種類につきましては、大きく分けますと、ノダフジ、ヤマフジ、シナフジ、アメリカフジの4種類で、ノダフジの中には花房が長くなる長いフジや、長くならないヤエコクリュウというフジも入っております。また、ヤマフジの中には、カピタンにつきましては花房が長くても15センチぐらいしかならないフジもございます。

 花房の長さにつきましては、フジの育成状態や天候などにも影響され、このフジは何センチ伸びますと言い切れないところもございますけれども、御存じのように、フジの種類やいろんな面のパンフレットにつきましては、今、配っているところでございますけれども、今後、掲示板とか、新たなパンフレットとか、ホームページなどを利用いたしまして、フジのいろんな面を含めたPRに努めたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆12番(沢田和延君) よろしくお願いします。

 フジ再生計画が終わったところでありまして、今、議場からもありましたけど、まだフジ棚いっぱいに広がっているわけではありません。本当にあと2年、3年ということをよく言われますけれども、フジ棚いっぱいに広がった姿を想像すると、本当に楽しみでなりません。

 ことしゴールデンウイークのときに、例の定額給付金をポケットに入れ、日帰りで高速道路を使って、あしかがフラワーパークまで行ってまいりました。自身2回目でありましたけれども、どうしても家族に見せてやりたいというようなことで、日帰りでありましたけれども、有効にETCの割引を使わせていただきまして、1,000円で行ってまいりましたが、朝の5時には到着してしまいまして、そうしたらもう列をつくっているんですね、入り口で。通常、9時の開園ということでありますけど、このフジの時期については7時開園と。一般の花のテーマパークでありますけれども、そんなにも早く開く。それでも列をつくっていたところ、仮眠をしておったら、どうもざわざわするので慌てて行ってみたら、塚本こなみ園長が出てまいりまして、肉声でありましたけれども、皆さん、ありがとうございます、こんなに早く来ていただきまして。6時ごろです、朝の。あいさつをされまして、6時半に開園をさせていただきますのでということで、私、6時半に入れさせていただきました。そうした接客態度だとか、チケット売り場のお姉さん方、チケット売り場も6ヵ所、7ヵ所あったと思うんですけれども、そうした接客態度も一人ひとり非常に丁寧に、これは一民間私企業でありますので、そうしたことも当たり前かもしれませんけれども、こうしたおもてなしの心というのは本当にいいなというふうに思ったわけであります。

 途中で、ずうっと歩いておりましたら、偶然にも塚本園長に会うことができまして、あいさつさせていただきました。ちょうどオオフジのところにお見えになりまして、ことしはどうですかというようなお話をさせていただいたら、ことしは私がさぼっておりまして、オオフジの花の長さが短いんです、そんなようなことをおっしゃいました。このフジの権威の塚本さんでも、花が短い、失敗したというようなことを少しおっしゃられました。

 江南市の場合、まだまだフジ棚につるが広がっておりません。そうしたことがありまして、もうしばらく塚本先生の監修をいただきたいなというふうに思っておりますが、今後の計画というのはどのようにお考えでしょうか。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員が御指摘のように、曼陀羅寺公園のフジ棚につきましては、平成18年度から平成20年度までの3年間で、ほとんどのフジ棚を整備したわけでございますけれども、移植したフジとか、既設のフジ棚から切り離すために強い剪定を行ったフジなどがあるため、フジ棚全体にはまだまだ伸び切っていないのが現状でございます。ただ、ごらんいただくとわかりますと思いますけれども、当初の平成18年度に整備をいたしましたメイン通りと申しますか、ナガフジ通りにつきましては、かなりつるが伸びているのが現状で、そういうのが見ていただけると思います。このような状態から考えますと、あと3年ほどは、まだつるが全体に伸びるのにはかかるかと思われます。

 将来的には、フジのつるが全部伸びて充実するためには、まだ数年必要だと思いますけれども、フジ再生にかかわっていただいた塚本先生に、ここ数年間はフジの育成管理をお願いするとともに、以前も2度ほど実施させていただきましたけど、市内の園芸業者に指導とか、それから御自宅でフジのお花を育成してみえる方の指導とか、いろんな面で公園全体のコーディネートなどにも携わってもらいたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆12番(沢田和延君) ありがとうございます。

 予定した質問を少し残してしまいましたけれども、時間ですので終わりますけれども、先ほど、あしかがの話もさせていただきましたけれども、近くでは津島市の藤まつりも開催をされております。

 私、ことし行ってまいりましたけれども、やはりナガフジという印象が強い公園でありました。ただ、あちらの方は江南の前の曼陀羅寺のように擬木でありまして、塚本さんの指導によりまして、曼陀羅寺につきましてはスチールにかえたわけでありますけれども、本当にこんなにも違うのかなという印象を持ちました。曼陀羅寺の方がすごくよく見えます。そうしたようなこともありますので、引き続き塚本先生の御指導をいただければ本当にうれしく思っております。

 以上で終わります。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(木本恵造君) 暫時休憩いたします。

     午後2時41分 休憩

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     午後2時56分 開議



○議長(木本恵造君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 19番、福田三千男さん。

     〔21番 福田三千男君 登壇〕

     (拍手)



◆21番(福田三千男君) 6月定例会の一般質問、最後となりました。今回は19名の通告者ということで、日程時間内に大丈夫かなという気がしましたけれども、木本議長の進行よろしく、定刻内に一般質問が終わることができます。ありがとうございます。

 さて、通告に従いまして一般質問を行いたいと思いますが、昨年度は議長を拝命いたしまして、1年間、一般質問をお休みさせていただきました。その間、市民の皆さん方からいろいろな質問やら御意見、そしてまた当局に対して、こういったことをお願いしていただきたいというようなことがたくさんございましたけれども、その中から今回は4点に絞って質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず初めに、介護予防の環境づくりについてであります。

 このことにつきましては、小林議員からも関連質問がございましたけれども、私は議長のときに堀市長と去年1年間、いろんな会合、あるいは総会、運動会、大会などに同席をさせていただきました。そのときに市長は、例えばグラウンドゴルフの大会の朝のあいさつでありますと、大きな声で「おはようございます」とおっしゃいながら、きょうのような皆さん方の元気な姿こそが行政に対して貢献をしていただいておるということをいつの場合にもおっしゃっておられました。私も同感であります。

 市長の施政方針に、高齢者人口の増加に伴い、各関係機関と連携し、介護予防の環境づくりに努め、介護が必要になっても地域で安心して暮らすことのできるように実施してまいりますとあります。介護予防事業として、今、江南市として実施している事業内容とその参加者の状況はどのようになっているか、お尋ねをいたします。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 介護予防事業といたしましては、元気アップ教室、高齢者食生活改善教室、高齢者口腔ケア教室、これを保健センターで実施しております。

 元気アップ教室につきましては、月2回、健康運動指導士や保健師などによりまして、運動器具を使用しない筋力トレーニングなどを行っております。平成19年度は23名、平成20年度は17名の方が参加をしていただいております。それから、高齢者食生活改善教室につきましては、月1回、管理栄養士による高齢者の低栄養を防ぐための食事指導や簡単な調理の工夫などを行っております。平成19年度は8名、平成20年度は1名の参加でございました。高齢者口腔ケア教室は、月1回、歯科衛生による高齢者の口腔機能を高めるためのトレーニングなどを行っております。平成19年度は7名、平成20年度は4名の参加状況でございました。また、これらのほかに民間の介護予防事業者に委託して、理学療法士、また柔道整復師などによる筋力トレーニングも行っております。



◆21番(福田三千男君) それぞれに23名、あるいは17名など、今、参加人数の実績が示されましたが、これはいかにも少ないという感じがします。市が催すこういった教室だけでなくて、自分自身、または友人や仲間同士で介護予防に対してそれぞれやってみえると思いますけれども、それにしてもせっかくのプロ知識を身につけた指導者のもとでこういった教室が開かれているのにもかかわらず、今、部長が発表していただきましたような人数であってはならないと思うわけであります。

 これはPR不足ではないかと。もっともっとこういった専門家によって江南市は介護予防についていろんな教室をやっているということを知らしめるべきだと思いますが、いかがですか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 介護予防事業の対象者は、特定高齢者という介護の状態になるおそれがある方を抽出しまして、介護予防事業につなげるというものでございますが、地域包括支援センターが中心となってやっております。

 それで、地域包括支援センター自体が3年経過したわけでありますが、最初のころは認知度があまりなかったということもございまして、なかなか勧奨の電話等、お知らせしても、そういったような認知度がなかったものですから、なかなか信頼していただけなかったということがございますが、今はもう地域包括支援センターのケアマネジャー等、いろんなところでPRしておりますので、これからそういうような効果が出てくるのではないかと思っておりますし、議員がおっしゃられましたようにPRも、これからも努めていきたいと思っております。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございました。ぜひともそのように進めていただきたいと思います。

 また、会場につきましても、今は保健センターが主に教室になっておるわけですけれども、やはり小林議員も言っておみえになりましたけど、地域に出かけて、それぞれの地域の会場を手配して、そこでやられたらということを提案したいと思いますが、地域によってはその会場が有料になる場合もありますし、幾ら市がやることでも、区の規約で会場の料金はもらわなければいけないという区もあると思いますが、そういった場合は、区長さん、あるいは地域の老人会の会長さんなどに、こういったことをやるんだ。地域の皆さん方が集まって一緒にやりましょうということになれば、会場の費用も格安というか、無料にしていただけるのではと思いますので、ぜひともそういった試みをしていただきたいと思っております。

 それから、最近、私の知人が、母親がまだ介護まではいっていない。だけども、少し足腰が弱ってきた。まだどこにも通所もしていないし、弱ってきたということで、家庭内のバリアフリー化、あるいはスロープなどをつけたいというようなことを話されました。それで、江南市としては、介護に入る前のそういった予防に対しての住宅改善の助成というのはあるのかどうかということを尋ねられましたけど、私も多分あるだろうとは思っておりながら、勉強不足でありますので、お尋ねをしたいと思います。

 加えて、介護にかかった場合の改修、あるいは実績、2年ぐらいでいいですので、それの実績をわかりましたらお知らせをいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) まず、要支援・要介護認定を受けてみえない高齢者の方への住宅改修、手すりの取りつけや段差の解消などの住宅の改善助成でございますが、これは一般会計で在宅福祉サービス事業として助成を行っております。これは生活中心者の前年所得税額につきまして、14万円以下の方を対象としております。それと、30万円を限度として助成をするものでございます。事業経費が30万円に満たないときは、住宅改善に要した費用の1割は自己負担となるものでございます。また、介護保険の要介護認定を受けてみえます高齢者の方につきましては、30万円から介護保険の住宅改修費支給の基準となる額を差し引いた額を助成するということでございます。

 最近の一般会計の住宅改善助成の状況といたしましては、平成19年度は14件ございまして145万8,630円でございます。平成20年度は18件で194万6,129円の助成を行いました。また、介護保険特別会計での住宅改修の補助状況といたしましては、平成19年度は188件で1,894万235円、平成20年度は247件で2,416万6,010円の補助を行いました。



◆21番(福田三千男君) 高齢者の介護になる前の高齢者住宅の改造助成金というのが、平成18年度に比べて平成19年度がはるかに多く使用されているということで、これは大変いい傾向だと思っております。たしか予算が200万円近く、198万円だったでしょうか、平成19年度はぎりぎりいっぱいぐらいまでの助成になっておるわけでありますけれども、きょう、東議員の方から、景気対策、あるいは雇用対策として、介護保険の方じゃなくて高齢者住宅の改造などに回したらといいますか、その施策をとったらどうかというようなことを聞いた記憶がございますけど、さらにこういった高齢者の住宅改善助成を充実するというお考えはございませんか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 先ほどの地域活性化・経済対策での上乗せということとも絡んできますが、これにつきましては、高齢者の住宅改修といいますのは、介護保険制度に組み込まれた事業ということで、いわゆる上乗せと言われるものでありまして、市としては介護保険給付全体を考えて行うことが必要だと考えております。これをベースにして、障害者の住宅改修も介護保険にかからない方々の住宅改修もあわせて、整合性を持ってやっているということでございますので、今のところ、この分についての拡大というのは、現段階では考えてはおりませんので、よろしくお願いいたします。



◆21番(福田三千男君) 考えてはいないということでありますけれども、やはり介護者になってしまってからよりは、介護になる前の手当てにお金を使った方が全体としての医療費、あるいは介護保険料などもダウンできるということがよく言われておりますので、研究をしていただきたいと思います。

 私自身も既に高齢者の域に達しておりますけれども、介護予防の環境づくりは高齢者の生きがいづくりの推進と言っても過言ではないと思います。老人クラブ、あるいは高齢者教室、高齢者の各種のスポーツ活動の応援、あるいは支援、生きがい対策推進事業の活動や憩いの場の確保、先ほど提言しましたように、地域に出向いて元気アップ体操を行うとか、そういったことが必要になってくると思います。転ばぬ先のつえと言います。いろんな施策があると思いますけど、ぜひともこういった方面に力を入れていただきたいと思っておりますけれども、市長さんの御所見をお聞きしたいと思います。



◎副市長(陸浦歳之君) 一般高齢者施策、そして先ほどの特定高齢者施策、いずれにしましても介護予防ということで、議員いろいろと御提言がありますけれども、やはり方向としてはそういう方向でしっかりと取り組んでいくべきだというふうに考えております。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございました。

 とはいっても、やっぱり高齢化に伴い、要支援、要介護は避けては通れません。現在、江南市の介護認定者の数、状況などについてお尋ねしたいと思います。できれば要介護度別の認定者数がわかればお教えいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 平成20年度末の介護認定者数の総数でございますが、2,737人でございまして、平成19年度の2,575人と比較いたしまして162人増加をしております。

 また、介護度別の内訳といたしましては、要支援1の方が414人、要支援2の方が324人、要介護1の方が436人、要介護2の方が431人、要介護3の方が495人、要介護4の方は343人、要介護5の方が294人となっております。平成19年度と比較いたしまして、要介護5を除いては、すべての要介護度の区分で増加をしているという状況でございます。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございました。

 ことしの3月に発表されました第4期の江南市介護保険事業計画、これは概略版でありますけれども、既に皆さん方、お手元にあると思います。それによりますと、平成26年度には1.3倍、3,447人となっております。数字から見ても、もっともっと予防の方に力を入れるべきだという思いがしてなりません。

 さて、最近、中日新聞に、65歳以上の介護保険料の改定の記事が載っており、全国平均で月額4,090円から4,160円に70円増額、また、愛知県の平均は3,941円の記事が載っておりました。江南市の介護保険料は県内ではどのような位置に位置しているのか。また、今回の介護保険料の改定の特色としてはどのようなことでしょうか、お尋ねをいたします。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 介護保険料の過去2回の3年ごとの改定では、13.1%、24.2%ということで、10%を超える大幅な引き上げでございましたが、今回は介護報酬が3%のプラス改定となっておりまして、国が特例交付金を手当てしたことによりまして、保険料の上昇を65円分抑えましたし、各市町村などの保険者が基金を取り崩したことによりまして約300円程度抑えられたと。全国的に約300円程度抑えられたという傾向でございます。

 それで、保険料は介護サービス料を反映しているということでございまして、こうした中で、今回の保険料が日本一高額な保険者は青森県の十和田市で5,770円、日本一低い保険者は岐阜県の七宗町の2,265円で、3,505円の開きがあるということでございまして、東海・関東地方で保険料費用が低い傾向にはあるということでございます。これが今回の保険料の全国的な改定の特色でございます。

 それで、愛知県内の平均保険料額でございますが、3,941円で全国で8番目に低い額となっております。江南市は、保険料を段階的に引き上げる方式でございますが、3年間の平均の額で愛知県内の58の保険者で比較いたしますと、30番目の低い額でございまして、県内で一番高額な高浜市の4,400円、県内で一番低い知立市の3,200円のほぼ中央、真ん中辺ぐらいということの3,728円ということでございます。



◆21番(福田三千男君) よくわかりました。江南市の保険料は3,728円で、県内では大体真ん中辺であるということがわかりました。

 今回は、国の特例交付金や基金の取り崩しで保険料の上昇を抑えたわけですので、今後は介護保険事業計画でも予測しているように、要介護者が増加するということが間違いなく起こってくるわけです。3年後の見直しのときには、保険料がかなり上昇せざるを得ないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) これは先ほど申しましたように、保険料といいますのは、介護サービス料に対して保険料が算定されるということでございますので、必然的に要介護者が増加すれば、それだけサービス料がふえるということになりますと、保険料は増加するのではないかということでありますが、これは先ほど議員がおっしゃられましたように、介護予防をどれだけ重点的に行うかということで変わってくるのではないかというふうに思っておりますので、今の段階ではそのような考えを持っております。



◆21番(福田三千男君) 今、部長も答えられましたように、要介護者の増員を少しでも少なくすれば、介護のサービス度をそのままにしておいて保険料を安くするということでありますので、我々もいろいろ知恵を働かせて、こういった施策に取り組んでいこうと思っております。議員の皆さんもよろしくお願いいたします。

 それでは、次に移りたいと思います。

 保育行政についてであります。

 私ごとでありますが、私は昭和16年の生まれで、誕生日が来ますと満68歳になるわけであります。議場の皆さん方にも同年齢の方が大変大勢お見えになると思いますし、市長さんも副市長さんも大体似たりよったりで、部長さんあたりも10歳ぐらい違うぐらいで、ここの会場の皆さん、ほとんど私と同年輩、山議員だけはちょっと違うわけでありますけれども、まだ若い議員さんがお見えになりました。失礼しました。

 あまり変わらない世代の私たちが育てられたとき、そして我々が子供たちを育てた時代、また私たちが育てた子供たちが子育てを行っている今日があります。私は、自分たちが育てられた時代が一番よかったなあという気がしてなりません。確かに戦後直後でありますので、物もなく、決して裕福ではありませんでしたけれども、みんな本当によく働きました。だれがかれがというわけでもなく、みんなかかわって子育てもしましたし、介護もしたような記憶があります。

 それから、私たちが子育てをする時代になりましてからも、三つ子の魂百までと申しまして、私自身は、3歳まではせめて母親が子供を育てるべきだという考えを持って通してまいりました。それが今は、娘たち、私たちの子供が子育てをする時代になって、その考えを変えなければいけないということに気がついたのが、ここ1ヵ月ぐらい前のことであります。なぜかといいますと、せめてゼロ歳とか1歳ぐらいは母親の手でもって、幾ら忙しくても育てるべきだと思っておりましたけれども、先ほど申しましたように、一般質問がやれない1年間の間にいろんな要望事項とか、相談とか、いろいろありましたけれども、子育て、保育についての相談が一番多くありました。ですから、今日ではとてもとても私たちが育った時代、あるいは子供を育てた時代の考えを持っていては、今のこの時代にはついていけないという感じがしましたので、そういったことをもとにして質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 先ほど、いろんなことを申しましたけれども、自分の同級生の娘さんとか、あるいはまた近所のおじいちゃんのお孫さんとか、それからまた電話がかかってきまして、全く面識もない子育て中のお母さんとか、本当に切実な声を聞かせていただきました。それをもとにして質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず初めに、江南市の保育園の入園状況について、保育園の定員数は、わくわく子育てプランというのを見ましたけれども、平成18年、2,200人の定員だと思っております。現在、江南市の入園状況と最近の入園の傾向について、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 6月1日現在でございますが、5歳児で474人、4歳児で480人、3歳児が433人、2歳児が240人、1歳児が160人、ゼロ歳児が30人、合計1,829人でございます。2年前の平成19年6月1日と比較いたしますと、園児数全体で10人の減となっております。

 それで、年齢別にその傾向を見ますと、5歳児から4歳児で100人の減、3歳児で24人の減、2歳児、1歳児で106人の増、ゼロ歳児で8人の増となっております。少子化によりまして、3歳以上児の入園は減少傾向でございますが、3歳未満児につきましては、やはり夫婦共働き家庭の増加とか、母親の出産後の早くの就労希望などによりまして、保育園の入園希望が増加してきているのではないかと思っております。



◆21番(福田三千男君) 2,200人でトータルで1,829人ですから、全体としては余裕があるわけでありますけれども、先ほど部長が言いましたように、年長とか年中、上の方の大幅な減で、ゼロ歳・1歳・2歳児がふえているわけであります。やはり先ほど部長が言われたように、出産後、早く仕事へ復帰しなくてはならないというような関係だと思いますけれども、江南市では、例えばお母さんが赤ちゃんを出産し、その赤ちゃんが6ヵ月たたないと保育園に入園できないということになっております。この不況下、早く仕事に戻らなければ都合が悪い方々も大変多くあるように思いますけれども、近隣の市町のゼロ歳児の受け入れはどのようになっているか。例えば、岩倉市とか一宮市、大口町など、わかりましたら教えていただきたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) まず犬山市、小牧市、稲沢市、一宮市でございますが、ここは産休明けの57日目から受け入れを行っております。岩倉市は、生後43日目から受け入れております。大口町と扶桑町は、江南市より1ヵ月遅い7ヵ月目から受け入れをしているという状況でございます。



◆21番(福田三千男君) 近隣の市町では、産休明けから受け入れているところが多いわけですが、江南市の考え方は、今後、どのような思いでしょうか。

 私の手元に、こんな手紙が参りましたので、一度読ませていただきます。

 産後2ヵ月で復帰の件ですが、出産した女性の体はとてもデリケートで、まだまだ大事にしたい時期であります。2ヵ月の赤ちゃんにとっても、ママのおっぱいが必要で、まだ首も据わっていない状態です。3時間ごとの授乳期でもあります。ママにとっても赤ちゃんにとっても、まだまだゆっくりしたい時間です。産後は、せめて3ヵ月から6ヵ月はお休みをしたいという時期があってもよいのではないかと思います。こういった手紙が私のところに届きました。

 また江南市では、3歳児未満で保育園へ子供を預けている母親が、就労と同じ条件で保育園入園が認められて、産休明け後に2ヵ月の赤ちゃんを残して就労しない限り、現在、保育園に通っている子供は退園扱いになります。江南市の保育園が6ヵ月経過後しか預けられないのでは、その間は2人の子供を自宅で養育することになってしまいます。このお手紙にありましたように、産後間近な母親にとっては大変な心労であると思いますが、江南市としてはこれをせめて2ヵ月ぐらい延ばすことはできないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎副市長(陸浦歳之君) 江南市は、従来から6ヵ月後からの入園といたしております。御質問の産休明けからの受け入れでございます。育休、あるいは自営の方、あるいは先ほどお話がありまして、産休明け早々に仕事に出なきゃならんとか、いろんな事情はあるわけでございます。

 現在、次世代育成支援後期行動計画を今策定中でございまして、私が委員長をやっておりますので、その中で一定の問題点を整理し、可能であれば、可能であればという言い方はちょっといけないかもしれませんけれども、一定の方針づけを早急に立ててまいりたいという考えでおります。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございました。

 この件につきましては、昨年の12月、野下議員の方からもお母さんの切実な声を一般質問でも発表されておみえになりました。今、副市長さんから前向きな答弁をいただきましたので、大変うれしく思っておるわけであります。財政上、あるいは保育士の確保など、大変困難な時期ではありますけれども、ぜひとも前向きに検討し、善処をしていただきたいと思っております。

 それからもう一つ、この保育行政についてでありますけれども、例えばこのような相談があった場合は、保育園の責任者、園長さんあたりはどのような対応を今なさっておられるか、お聞きをしたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 例えば、生後2ヵ月で復帰しなければならないといった場合でございますが、江南市の場合は6ヵ月ということがございますので、市内の無認可保育施設で2施設が生後2ヵ月からの保育を実施しておりますので、そういったような情報を集めまして、無認可保育施設の紹介をさせていただいております。



◆21番(福田三千男君) 多分今、副市長さんが答弁をしていただきましたので、近い将来はすっきりとした形でこの施策を実行していただけると思いますが、その間、今、部長さんがお答えになったように、親切にそういった状況をお母さん方に教えてあげていただきたいと思っております。

 それからもう一つですけれども、これも大分前にいろんな方が質問をされておられます。保育園の入園の手続の中で、今、待っているんだと。あきが出た場合の保育園の入り方は、今では毎回毎回、保育園に問い合わせ、あるいは自分で行って、そういったことをやらなければいけない。やれる人は仕事を持っていない人、例えば自分が勤めていたら、わざわざ保育園まで行って、あいていますか、あいていますかということを言えないわけで、暇な人ほど有利になるという状況であります。こういったことにつきまして、以前、河合議員も一般質問をされておりますけれども、例えば申し込みをしておいて、あいたら抽せんにしたらどうかということを、前、河合議員が一般質問をされたときに、前向きに検討しますと回答しておるんですけれども、今の部長さんじゃないですよ。その後、そのことはどのような形になっているか。また、いい方法があったらぜひともお教えいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 今、抽せんということは行っておりません。

 それと、やはり保育園のあき状況というのは、その日によって違ってきますので、やはりその日にお問い合わせしていただいて、あいておれば申し込んでいただくというような形が一番かなというふうには思っております。今はそういうふうに思っております。



◆21番(福田三千男君) 先ほど言いました、まず申し込みをしておいて、あいたときには抽せんとか、順番では早い者勝ちになってしまいますので、納得をされるならば、抽せんという形はとれないものでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 私としましては、今、初めて提案いただきましたので、一度問題点があるかないか研究させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございます。

 もうずうっと前からこういったことは、やはりみんなで知恵を出し合いながら、子育ての支援をやっていかなければいけないと思いますので、いいことであれば、どんどん取り入れていただきたいと思います。ただし、予算が……。

     〔他に発言する者あり〕



○議長(木本恵造君) 暫時休憩します。

     午後3時35分 休憩

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     午後3時38分 開議



○議長(木本恵造君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 休憩前の福田三千男さんの質問に対する当局の答弁を求めます。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 少し説明不足で申しわけありませんでした。

 今、市内の園児には、待機児童はないということでございます。それは、市内の保育園にはあきのある保育園もございますので、そこへ希望されれば入っていただくということでございまして、希望のある保育園が満員ということはございます。ただ、それは別の保育園へ入っていただければよろしいかというふうに思っておりますので、そういう取り扱いを今させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(福田三千男君) わかりました。

 例えば、兄弟でAという保育園へ行っていて、3人目がそこの保育園へ行きたかった。そこはあきがない。ほかのところはあきがある。じゃあそこへ3番目の子は行きなさいということになりますと、なかなか親としては、2人をこちらの保育園、一番下の子を向こうの保育園ということは無理だと思います。仮に、少しの時間ならば入れて、そういった場合に、あいたら連絡をしていただいて、あきましたよというような形をとっていただければ、多少なりとも親御さんは納得をされると思いますけれども、そういったことはできるでしょうか。



◎健康福祉部長(大島茂樹君) 今は途中入園の例でございまして、これが新年度と申しますか、再度また申し込みをしていただくんですけど、そういう方々は優先的にお地元の保育園へ、兄弟の方と一緒の保育園に受け入れていただくということはやらさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございます。

 それでは、保育行政について最後であります。布袋北保育園、この4月から民営化になっておりますけれども、先ほど森さんがいろいろと御質問をなされておりました。ただ、私は大変残念だなと思うことは、森議員は悪いところ、悪いところ、悪いところをずうっと列記されましたけれども、せっかく我々が民営化をやるんだと賛成して民営化をやった以上は、いいところをもう少しPRしながら保育行政に対して理解を示していただけねばいけないと思っておりますので、ちょっと一言最後に保育行政に対して、私はそれが言いたかったもんですから、民営化された保育園のいいところをもっとPRしましょう。

     〔他に発言する者あり〕



◆21番(福田三千男君) (続)すみません、民間委託。

 それでは、次に移りたいと思います。

 資源ごみの分別収集についてであります。

 江南市は、全国でも数多い分別収集を行っております。26か28だったと思いますけど、正確には幾つに分別しておるわけですか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 市民の皆様、そして地域での分別は29分別であります。まだそれ以外に、中間処理業者が行うリサイクル処理の過程で、さらに10分別を指示しておりますので、あわせて39分別と、こういうふうになっております。



◆21番(福田三千男君) 29分別、地域で今資源ごみの収集分別は、今、部長さんが言われたとおりでありますけれども、今、市内では何ヵ所の資源ごみの収集をしておるわけですか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 資源ごみ収集ステーションは、現在249ヵ所で行っております。



◆21番(福田三千男君) 今、市内では249ヵ所の分別場所があるわけですけれども、例えば私の地元の五明町の場合、今、5ヵ所で収集しておるわけですけど、どうしてももう1ヵ所、利便性から考えて、あと1ヵ所増設をしたいと。もちろん土地については区の土地を用意するということが条件でありますけど、そうした場合は可能なわけですか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 基本的には、ケース・バイ・ケースで考えていくわけでございますけれども、やはり収集経費の増高を抑えるために、基本的には新設はしない方針でおります。ただ、その状況に応じて柔軟に対応はしていきたいと。ただ、50戸以上のマンションなど、宅地開発指導要綱に基づいて設置する場合は別でございますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(福田三千男君) ありがとうございます。

 ごみ行政もいろいろ予算もかかるということで、一つふやすとローテーションも狂ってくるので、なかなか難しいと思いますけれども、また一度これも検討課題、私の方が検討課題とさせていただきたいと思います。

 それからもう一つ、29分別を行うわけですけれども、各地区の区長さん、あるいは役員の皆様方が月に2回の収集日に、それぞれの方法でそれぞれの地区がボランティアで来ていただいて、分別の指導をされておられます。その中で、分別指導員という腕章をつけた方が私どもの地元にも二、三人見えるわけですけれども、その分別指導員の資格はどのような形で取れるわけでしょうか。



◎生活産業部長(津田勝久君) 実はボランティア分別指導員さんにつきましては、養成講座というのを平成15年から開始をいたしております。その講座の内容でありますが、全日程が4日間で、ごみ行政の現状、さらには分別方法の講義、そしてまた実際の分別の現場の視察、さらには各種施設見学などを実施いたしております。それで、平成15年から20年度までで183名の方が受講をされております。また、本年6月現在では207名となっております。受講後にこれらの皆さん方は、ごみの分別、ごみ出しルールの先導役として、お地元の方で御活躍をいただいておりまして、大変ありがたいというふうに思っております。



◆21番(福田三千男君) よくわかりました。

 それで、各区、ごみの集積をする町ですかね、それには必ず分別指導員を設置するということではないわけですか。その人たちは、区の依頼を受けて講習会を受けて分別指導員になられるというのが普通ですか。



◎生活産業部長(津田勝久君) やはりそれはまちまちでございまして、今、議員が言われるように、区から推薦をされて受講される方、もしくはみずから率先して受講される方、それぞれでございます。なお、各地区において、そういった方々の分別の指導でございますけれども、それぞれの分別の場所にお立ちになって御指導をいただいているというのが実情でございます。ただ、各地域によっては、やはり指導のあり方というのは統一ではないというふうに考えております。



◆21番(福田三千男君) ステーションごとに看板で分別、これはちょっと小さいですけど、大きな看板に絵がかいてありまして、素人といいますか、いつもいつも大体ボランティアでやってみえる人は、分別指導員の資格がなくても、大体分別はできるということだと思いますけれども、実は私も資源ごみの収集にお手伝いをしたことが何回かあるわけですけれども、朝のしばらくの間、分別のお手伝いをして、ずうっとおるわけじゃなくて、帰ってきてしまうわけです。ステーションごとにパッカー車が来るわけですけど、地元の人から、せっかく分別をしておるのにもかかわらず、トラックに積むときには一緒に持っていくんじゃないかという、私が見たわけではありませんので、そういうことがありましたので、お尋ねをしたいと思います。



◎生活産業部長(津田勝久君) お答えする前に、今、本当に地域、市民の皆さん方に分別の御協力をいただいておりまして、リサイクル率においては県下35市中第1位であります。実は、34%という状況でございます。

 それで、議員より御指摘がございましたので、早速資源ごみステーションで抜き打ちの検査を実施いたしましたところ、収集の際に分別ごみの混載は一切しておらず、市の指示したとおりの収集業務がなされておりましたので、御報告を申し上げます。

 市民の皆様には、資源ごみステーションで、空き缶、空き瓶類、そしてプラスチック類などはコンテナボックスに、ペットボトル、トレーなどは回収ネットに、また埋め立てごみについては専用ボックスにと、それぞれ種類ごとに分別をし、出していただいております。この分別された資源ごみは、収集運搬委託業者によってそれぞれの処理施設に運搬をし、資源化をいたしております。委託業者の収集車両についても、パッカー車、また平ボディー車というような車両で収集しております。

 平ボディー車においては、必ずしも同一種類の資源ごみを積載するとは限らず、積載スペースによっては他の資源ごみもあわせて積載する場合があるために、ひょっとしたら紛らわしい部分があったのではないかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(福田三千男君) わかりました。

 やっぱり百聞は一見にしかずといいまして、私もこういうことを質問する以上は、最後まで立ち会って、その行き先を見届けてから質問しなければいけないと思っておりましたけれども、今の部長さんの答弁で、多分ないだろうという判断をいたしまして、もう一度、地元の収集の日には一度確かめたいと思っております。

 時間がありませんので、次の4問目の方にまいりたいと思います。

 都市計画道路布袋駅線についてであります。

 鉄道高架事業、あるいは区画整理事業が戦略計画にものり、平成27年、28年完成に向けて、今、急ピッチで進んでいるところでありますけれども、その区画整理の中には入っておりませんけれども……。

     〔資料呈示〕



◆21番(福田三千男君) (続)これが布袋南部区画整理事業であります。ここが布袋駅で、これが布袋の西広場であります。このエリアが、今、布袋南部区画整理事業をやっておるわけですけれども、この空色で塗ってあるのが布袋駅線であります。布袋の駅の西から旧名草線を通り越して、布袋神社を通り越して、ナビタウンを通り越して、新しい名草線まで突き抜ける都市計画道路であります。

 そのことで市民の皆さんから、そこの計画をしてある都市計画道路上にマンション、アパートが建っているではないか。何であそこに建つんだという声。それからもう一つは、同じように、今はまだ建っておりませんけれども、その道路のすぐ近く、行く行くは20メートル道路になるところに、生産緑地を解除して民家が建つような基礎工事をやっていると。そういうことって本当はいいのかいという御質問がありましたので、私はよくわかりませんので、ちょっとお伺いをしたいと思います。



◎都市整備部長(石川勇男君) 都市計画道路の決定がなされている区域内で自由に建築物が認められれば、将来の事業の妨げとなる大きくて丈夫なビルが建ってしまうおそれがありますし、それかといって何年か先に事業化ができるかわからないまま将来の道路予定地であるという理由のみで全面的に建物を禁止することはできないため、都市計画法などで一定の規制が加えられておりますけれども、都道府県知事が許可することによって建築ができることになっております。したがいまして、建築物などを建築するためには、都道府県知事に対しまして都市計画法の第54条の許可の基準の条項に定められている許可の基準に従いまして申請をしていただきまして、同法の53条の建築の許可の条項により、都道府県知事から許可を得なければなりません。都市計画道路の道路予定地内の建築に際しましては、現在は都市計画道路の担当のまちづくり課におきましていろいろ御相談をさせていただき、できる限り道路予定地内への建築は控えていただくよう指導などを協議させていただいたところでございますけれども、御質問の道路予定地につきましては、協議をさせていただきました結果、都市計画決定がなされておりますけれども、事業実施までは相当の年月が見込まれる期間でございますので、県の担当者といろいろ事前協議を行った上、建築の許可を申請いただいたものでございます。

 それで、建築の申請をいただいて、許可を出したわけでございますけれども、都市計画法の第54条の許可の基準でございます、階数が2階以下で地下がないこと。ですから、御指摘のところの青木川沿いに建っておりますアパートにつきましては、2階建てでございます。それから、主要構造が木造、鉄骨造、コンクリートブロック造であること。また、事業実施の際には建物等の移転物の移転、または除去について、速やかに移転いただくような誓約書の添付をつけまして、そうしたことを確認した上、県に提出いたしまして、その後、県が確認した後、許可されたものでございますので、法的に適合している建物でございますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。



◆21番(福田三千男君) 大変よくわかりました。

 都市計画決定はされているんだけれども、まだそれの事業化が何年先かわからないと。そういった場合には、条件つきで愛知県の許可がおりれば、もし事業化された場合には、即それを撤去できるというような条件をつけてやればオーケーだということがわかりました。

 もう一つお尋ねしますけれども、布袋駅線というのは、私どもが高校時代、はるか30年も前から、ある一部では土地区画整理事業によって道路を少しつくって、来るぞ来るぞと言いながら、もう30年以上がたっておるわけでありますけれども、布袋駅付近の鉄道高架、あるいは区画整理によって東側の道路が整備された場合に、必ず布袋駅線というのは布袋駅が高架になりますので、東西の主要道路、155号もありますけれども、市内の重要な交通の拠点となるわけであります。駅東から新しくできました名草線まで続くわけでありますので、この整備につきましては、まだまだ時間がかかると思います。これはまた次の機会にいろいろと詰めて質問をしたいと思います。

 ただ、一つ問題になるのは、今、布袋児童遊園となっております、あそこに遊園地があるわけです。かなり遊園にしては広い公園があるわけですけれども、あそこの土地の所有者について、私は詳しくは知りませんけど、はるか前からいろんな情報が入りまして、何ともならないような地権者が、それは変な地権者じゃなくて、人数が多いし、今、名義人をたどっていっても、亡くなられてしまってたどれないとか、そういった状況だと聞いておりますけれども、その辺のところ、わかる次第でいいですので、お教え願います。



◎都市整備部長(石川勇男君) 議員がお尋ねの布袋児童遊園の土地の状況につきましては、いろいろ過去からの経緯経過がございまして、江南市名義と丹羽郡の尚武会名義の土地が混在する状態で、整理がなされないまま、当時ですけど、内部的なことでございますけれども、当時、児童課より平成9年に公園緑地課が維持管理を引き継ぎ、現在はまちづくり課で維持管理をしている状況でございます。

 維持管理に至る経緯経過につきまして、少し時間をいただきまして、御説明させていただきます。

 明治29年に丹羽郡の尚武会が戦没者の表忠碑を設けまして、以後、終戦まで尚武会が表忠園として管理をしており、また、昭和13年に隣接地に布袋町内の戦没者を慰霊するため布袋神社を創立いたしました。地区の奉賛会において管理運営をされていたとのことでございます。そうしたことを踏まえて、また戦後になりますと、尚武会は消滅いたしまして、その財産管理は布袋町及び江南市が引き継いできましたが、昭和42年になり、地元住民、いわゆる五明区、布袋区、民生委員さんなどより、荒廃している現地を遊園地として整備してほしいとの要望がありましたので、市が表忠碑及び神社を整理いたしまして、児童遊園を設置し、現在に至ったものでございます。

 また、昭和46年には、県の補助を受けまして、遊具、便所などを整備いたしております。また、昭和54年には、内部的な方針だと思いますけれども、将来、布袋駅線が開通した時点で遊園地を再整備して、幼児用・児童用に区分し、充実した児童遊園地にするとの方針が出されている状況でございます。

 こうした過去の経緯経過などを踏まえまして、将来、先ほど議員さんも申されましたけれども、布袋駅線の整備につきまして、具体的な計画が立案されました折には、敷地問題などを整理するとともに、児童遊園の整備計画もあらゆる面から研究してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。それまでには、いろいろ踏み越えなければならない高いハードルもございますけれども、そうした時期が来ましたらいろんな面から研究させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆21番(福田三千男君) 経緯、いろいろわかりました。私も勉強不足でありますので、もっともっと勉強しまして、また一度この件につきましては質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上で一般質問を終わらせていただきます。

     (拍手)



○議長(木本恵造君) これをもって今期定例会の一般質問は全部終了いたしました。

 次回は15日午前9時から本会議を開き、議案質疑を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

     午後4時02分 散会

    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

            江南市議会議長    木本恵造

            江南市議会議員    鈴木 貢

            江南市議会議員    大脇澄夫