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愛知県 江南市

平成18年  6月 定例会 06月23日−05号




平成18年  6月 定例会 − 06月23日−05号







平成18年  6月 定例会



平成18年                               第5号

          定例江南市議会会議録

6月                                 6月23日

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               平成18年6月23日(金曜日)

議事日程第5号

 平成18年6月23日(金曜日) 午前9時開議

  第1 会議録署名者の指名

  第2 諸般の報告

  第3 議案第49号 江南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

  第4 議案第50号 江南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について

  第5 議案第51号 江南市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について

  第6 議案第52号 江南市障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について

  第7 議案第53号 江南市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について

  第8 議案第54号 江南市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について

  第9 議案第55号 平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)

  第10 議案第56号 平成18年度江南市水道事業会計補正予算(第2号)

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本日の会議に付した案件

  日程第1 会議録署名者の指名

  日程第2 諸般の報告

       (1)工事請負契約の締結について

       (2)各常任委員会の審査報告について

       (3)常任委員会提出資料の配付について

  日程第3 議案第49号 江南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

  日程第4 議案第50号 江南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について

  日程第5 議案第51号 江南市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について

  日程第6 議案第52号 江南市障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について

  日程第7 議案第53号 江南市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について

  日程第8 議案第54号 江南市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について

  日程第9 議案第55号 平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)

  日程第10 議案第56号 平成18年度江南市水道事業会計補正予算(第2号)

  日程追加 常任委員会の閉会中継続調査申し出書

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出席議員(26名)

     1番   野下達哉君         2番   古田みちよ君

     3番   鈴木 貢君         4番   堀尾庄一君

     5番   宮地友治君         6番   古田冨士夫君

     7番   福田三千男君        8番   尾関敏隆君

     9番   吉田賢二君         10番   尾関健治君

     11番   長谷川隆英君        12番   沢田和延君

     13番   木本恵造君         14番   岩田一洋君

     15番   高田良弘君         16番   大脇澄夫君

     17番   江口雅明君         18番   木村敏郎君

     19番   河合正猛君         20番   高田健孝君

     21番   小林弘子君         22番   大場義高君

     24番   大野吾郎君         26番   東 義喜君

     27番   森 ケイ子君        28番   川村 弘君

欠席議員(2名)

     23番   蒲 兵衛君         25番   林本昌久君

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職務のため出席した事務局職員の職、氏名

  事務局長        日比野二三夫君   議事課長        奥村哲司君

  議事課長補佐      尾関克彦君     調査議事係長      福田琢麿君

  主査          栗本浩一君     主査          坪内俊宣君

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説明のため出席した者の職、氏名

  市長          堀  元君     助役          陸浦歳之君

  教育長         滝  孟君     企画部長        船橋憲次君



  企画部参事       内田裕康君     総務部長        安達秀正君

  兼行政経営課長



  健康福祉部長      大島茂樹君     経済環境部長      津田勝久君



  建設部長        伊藤敏行君     水道部長兼水道     佐橋純照君

                        事業水道部長



  会計室長        大脇益男君     教育次長        尾関晴紀君

  消防長         大脇昭夫君     秘書人事課長      河井照夫君

  総務課長        安達一徳君     保険年金課長      福田松久君

  都市計画課長      石川勇男君     水道課長        小島敏朗君

  教育委員会学校教育課長 岩田敏夫君     消防本部総務課長    伊神光則君

     午前9時17分 開議



○議長(小林弘子君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名者の指名



○議長(小林弘子君) 直ちに、お手元に配付いたしました議事日程の順序に従い、会議を進めます。

 日程第1、会議録署名者には、会議規則第81条の規定により、議長において

  11番  長谷川隆英さん

  18番  木村 敏郎さん

 を指名いたします。

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△日程第2 諸般の報告



○議長(小林弘子君) 日程第2、この際、諸般の報告をいたします。

 市長から、工事請負契約の締結についての報告がありましたので、議席に配付いたしました。

 次に、各委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、印刷に付して議席に配付いたしました。

 次に、委員会審査の折に当局から提出されました資料を議席に配付いたしました。

 以上で報告を終わります。

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△日程第3 議案第49号から



△日程第10 議案第56号まで



○議長(小林弘子君) 日程第3、議案第49号 江南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてから、日程第10、議案第56号平成18年度江南市水道事業会計補正予算(第2号)についてまで一括議題といたします。

 これより各委員長から審査結果の報告を求めます。

 総務委員長、河合正猛さん。

     〔19番 河合正猛君 登壇〕



◆19番(河合正猛君) おはようございます。

 総務委員会に付託されました諸案件につきまして、去る20日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その経過の概要と結果について報告をいたします。

 最初に、議案第49号について審査いたしました。

 今回の改正で通勤対象に追加されたものは何か。また、この条例で議員以外のその他非常勤の職員はだれかとの質疑に対し、追加された通勤対象は、勤務場所から他の勤務場所への移動、就業場所から勤務場所への移動及び単身赴任者の赴任先住居と帰省先住居間の移動です。また、議員以外のその他非常勤の職員については、委員会の非常勤の委員、非常勤の監査委員、審査会、審議会及び調査会等の委員その他の構成員、非常勤の調査員及びその他の非常勤の職員で、江南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例第2条の第1号から第4号に掲げる者以外のものですとの答弁がありました。

 また、議会の議員の公務の範囲については、今後、議会の中で議論してみてはどうかとの意見がありました。

 なお、委員会に配付されました資料を議席に配付いたしましたので、御参照ください。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 次に、議案第50号について審査いたしました。

 退職報償金の支給条例の改正について、消防団員の意見を聞くのか。また、改正の理由は何かとの質疑に対し、消防団員に意見を聞いて改正するものではなく、議決後において団員に周知します。改正理由につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴って改正するものですとの答弁がありました。

 消防団員の処遇改善に関連する内容として、消防団分団本部車庫の建設計画がおくれているが、今後どのように計画しているのかとの質疑に対し、財政が許せば、今年度中に第2分団本部車庫の設計費等は計上できるよう努力したいとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 次に、議案第55号について、各課ごとに歳入歳出一括で審査いたしました。

 最初に、行政経営課の所管について、市町村振興協会基金交付金を補正予算で計上している理由についての質疑に対し、サマージャンボ宝くじの運用益を原資としていた市町村振興協会基金運用益緊要交付金が平成17年度で廃止となり、基金交付金の配分額が15億円から20億円に増額となったため、当初予算で 2,665万円を計上していましたが、4月4日に 3,553万 4,000円の交付決定を受けましたので、 888万 4,000円の補正をするものですとの答弁がありました。

 愛知県市町村振興協会の運営にはだれか参加しているのか。また、振興協会はなぜ基金を積み立てる必要があるのかとの質疑に対し、振興協会へは市長会からは役員として参加しています。また、振興協会は昭和54年からサマージャンボ宝くじの収益金を積み立てており、これにより市町村に対し融資を行っていますとの答弁がありました。

 市もこの融資制度を利用したことがあるのか。また、その利率は財政融資資金と比べて低いのかとの質疑に対し、市も融資を受けており、利率については財政融資資金よりも低くなっていますとの答弁がありました。

 次に、総務部総務課の所管の弁護士着手金について、公平委員会が苦情の申出書を受理できないとした理由と、受理できないのに原告に対して苦情の申出書を返却していないのはなぜかとの質疑に対し、公平委員会が行う苦情の処理とは苦情の相談であり、相談は口頭でもできます。原告の場合は、書面で苦情の申し出をされましたので受け付けましたが、内容が勤務条件その他の人事管理に関するものではないので、審査の対象とならないため、受理できないものとしたものです。申出書の原本は、原告から返却の申し出がないため市が持っておりますが、申し出があれば返却しますとの答弁がありました。

 次に、県費負担職員からの苦情は江南市公平委員会で対応できるのか。県人事委員会に訴えるべきものではないかとの質疑に対し、県費負担教職員は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第43条において、市教育委員会は服務を監督しますので、服務以外の勤務条件に関する措置要求や不服申し立てについては県人事委員会で対応します。なお、苦情の相談については、勤務している市の公平委員会が対応して、県人事委員会が対応すべき内容であれば振り分けるものですとの答弁がありました。

 公務使用する自動車として登録され、公用車扱いとして旅費を支給している車の駐車料金に関することが勤務条件に当たらないとしたのは問題ではないかとの意見がありました。

 校長を分任出納員に任命しているが、校長に個々の教職員が使用料を納入する対象者であるかないかを判断させて、徴収責任まで負わせており、分任出納員の役割を超えた仕事をさせているのではないか。また、使用料は教職員個人が納入すべきであるので、教職員が校長あてに納入し、それを校長が市に納入するように要綱を規定すべきではないかとの意見がありました。

 料金を徴収している他市の状況についての質疑に対し、名古屋市、瀬戸市は個人あてに納付書を送付しており、扶桑町は江南市と同じ取り扱いですとの答弁がありました。

 学校用地を駐車場として貸すのは、目的外使用の規定からも逸脱しているのではないか。また、教職員の通勤用自動車は公用車扱いをして旅費を支給しており、単に個人の自動車ではない。こうした教育目的に沿って使われている車から使用料を徴収するのは問題があるのではないかとの質疑に対し、公務使用する自動車として登録され、公用車扱いとなるのは学校に関する勤務内のことであり、通勤とは別個の扱いになるものと考えており、使用料を徴収しています。また、自動車通勤する 456台のうち 419台が公務使用する自動車として登録されておりますが、実際に公用車として使用したのが1ヵ月1校当たりの平均で、小学校が40件、中学校は57件でありますので、各学校2台ずつは緊急用の公用車として使用料を免除していますとの答弁がありました。

 次に、西部中学校は、建設図面によると、職員、事務員用の駐車場スペース15台分が確保されているにもかかわらず、駐車料金を徴収するのは信義に反するのではないか。

 教職員の使用料 2,100円について、市職員に準ずるとしているが、学校だけの使用料を算定すると 2,087円であり、余分に徴収している。

 要綱では、使用料の徴収対象を通勤手当のあるなしで判断しているが、臨時職員も実際には朝から夕方まで駐車しており、目的外使用として徴収するならば同じ条件でなくてはならず、差別があるのは問題ではないか。

 憲法第14条において、すべての国民は政治的、経済的、社会的に差別されないとされているが、教職員は同じ県の職員であるのに、江南市に配属されると負担がふえるというのは問題ではないか。

 行政不服審査法による不服申し立ての教示が要綱に定められておらず、法定の要件を欠いており問題がある。

 以上から、教職員に対する使用料の徴収は違法とは言えないが、限りなく黒に近い。このことで教職員にわだかまりができ、気持ちよく教育に携われないということが起きてくるのではないか。

 この裁判にかかわる職員の手間や費用は大きなものになる。そこまでして守らなければならない利益があるのかとの質疑に対し、それらは司法の判断にゆだねてまいりますとの答弁がありました。

 次に、アスベスト除去工事の産業廃棄物処分費はどの工事区分に当たるのかとの質疑に対し、共通仮設費に含まれていますとの答弁がありました。

 粉じん濃度測定費の1ヵ所当たりの単価が本庁舎と配水場を比較した場合、本庁舎がなぜ安いのかとの質疑に対し、1部屋の床面積が50平方メートルを超えるところは測定箇所が3ヵ所必要となり、割安になっていますとの答弁がありました。

 次に、消防本部の所管について、老人福祉センターと中央コミュニティ・センター及び武道館と市民体育会館をそれぞれ別の避難所として標識を設置することになっているが、両施設とも同じ敷地内にあるため、福祉センターと武道館のみの2施設にした方が市民にとってはわかりやすいのではないかとの質疑に対し、各1枚の標識に表示していくよう検討しますとの答弁がありました。

 また、現実に即した地域防災計画を作成すべきではないかとの質疑に対し、今後、できる限り現実に即した地域防災計画に修正していきたいとの答弁がありました。

 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決いたしました。

 以上で、総務委員会の報告を終わります。



○議長(小林弘子君) 建設水道委員長、高田良弘さん。

     〔15番 高田良弘君 登壇〕



◆15番(高田良弘君) おはようございます。

 建設水道委員会に付託されました議案第56号について、去る20日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過の概要と結果について御報告いたします。

 最初に、両配水場管理棟アスベスト除去工事で、工事費と国庫補助基本額との差が大きいと思うが、その理由は何かとの質疑があり、水道施設は厚生労働省の補助金を受けて施工いたしますが、補助基本額の対象となるのはアスベスト除去工事等で、復旧工事等については補助対象とならないため、差が生じるとの答弁がありました。

 次に、事業費の財源に起債を活用していないがなぜかとの質疑があり、この事業は公営企業会計の考え方により、3条予算の収益的支出の修繕費として実施するものであり、起債の対象とならないとの答弁がありました。

 次に、補正予算の概要における補正額の財源内訳で、国庫補助金を除く財源が一般財源と記述されているのは、一般会計からの繰入金を意味するものか。もしそうでない場合には、表現がまずいのではないかとの質疑があり、一般財源の意味は一般会計からの繰入金を意味するものではなく、あくまで水道事業会計内の財源の意味で表現したものであるが、今後の表示方法については内部で検討させていただくとの答弁がありました。

 次に、両配水場の次亜塩素室のアスベスト除去工事で、後飛保配水場の次亜塩素室だけを監理委託する理由は何かとの質疑があり、下般若配水場の水源は県からの受水と地下水から成っており、県水は1リットル当たり 0.7から 0.8ミリグラムの濃度で残留塩素が含まれているため、地下水と混和することにより、配水時の目標値である1リットル当たり 0.3から 0.4ミリグラムの残留塩素濃度が確保できるので、日常点検等を行う必要がないことによるものです。また、後飛保配水場は地下水のみを使用しているため、次亜塩素酸ナトリウムの注入と日常点検が生じることから特別の仮設工事が必要であり、監理委託していくとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 以上で、建設水道委員会の報告を終わります。



○議長(小林弘子君) 文教経済委員長、鈴木 貢さん。

     〔3番 鈴木 貢君 登壇〕



◆3番(鈴木貢君) おはようございます。

 文教経済委員会に付託されました案件につきまして、去る20日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過の概要と結果について報告いたします。

 なお、当委員会に付託されました議案に関連し、アスベスト除去事業を実施する宮田中学校及び用地取得事業で宮田小学校の現地視察を行いました。

 議案第55号について、歳入歳出一括で各課ごとに審査いたしました。

 最初に、教育委員会学校教育課について審査いたしました。

 弁護士着手金について、市、公平委員会、教育委員会の三者が訴えられているが、それぞれに契約しているのか。契約金額は何に基づいているのかとの質疑があり、訴えは市に対して行われたもので、その内容について処分を行った行政委員会が対象となったものであり、一括で契約しております。また、報酬額の基準がないため、弁護士との相談により契約額を定めたものですとの答弁がありました。

 訴状では、教育委員会の代表者名が祖父江委員長となっているが、すべて委員長が対応することとなるのか。また、裁判の現状についてはどうかとの質疑があり、指定代理人として事務局職員3名を届け出ており、これにより対応していきます。また、代表者名は原告の錯誤によるもので、上申書により大野委員長であることを申し出ております。第1回口頭弁論が6月15日に開かれており、訴状に対し、争う旨の答弁書を提出しており、次回は8月9日となっていますとの答弁がありました。

 本会議議案質疑において、不服申し出の教示がされていないことについての指摘があったが、これは不法ではなく不備と考えるが、これの是正についてはどのようにしていくのかとの質疑があり、市職員を対象とした要綱も同様ですが、内部的な要綱ということで省略をしていたもので、是正に向け、総務部と協議してまいります。手続的には、教育委員会で要綱の一部改正を行うこととなりますとの答弁がありました。

 目的外使用料の納付の実態について、どのような方法によっているのかとの質疑があり、使用料の納付対象となる台数から緊急用等指定の減免分の2台を減じた数に、1台当たり 2,100円を乗じた額の納付通知書を校長あてに送付しておりますとの答弁がありました。

 目的外使用許可の該当項目について質疑があり、学校の設置管理は市の事務で、公有財産管理規則第20条第9号の「市の事務、事業又は市の企業の遂行上やむを得ないと認めるとき、」に該当するものですとの答弁がありました。

 教職員への通知、説明について質疑があり、準備段階から校長会において説明を実施しており、昨年8月末の教職員の集会の折にも平成18年度実施について伝達しました。10月の要綱制定後には校長会で通知するとともに、各校長に教職員にもその旨の周知をお願いしましたとの答弁がありました。

 訴えられることに伴う応訴であり、やむを得ないものと考える。構造改革推進の立場からは、応訴に賛成するとの意見がありました。

 自分づくり・仲間づくり推進事業について、主な支出の内容は何か、具体的な事業の内容はどうかとの質疑があり、事業に参画いただく講師等への謝礼が11万 6,100円で大半を占めており、ほかに消耗品等が予定されています。また、事業の主な内容は、地域・保護者・児童・教職員の代表で組織する「心はぐくむ推進委員会」を組織し、学校・家庭・地域との連携を図る中で、児童が他学年児童や地域と積極的にかかわる環境をつくり出し、児童の豊かな人間性や社会性をはぐくんでいこうとするものです。具体的には、地域のボランティアによる読み聞かせや異なる学年間ペアによる集会活動、地域行事への積極的参加を計画しており、公開授業の実施やホームページを開設しての啓発活動も実施していきますとの答弁がありました。

 心をむすぶ学校づくり推進事業について、選定の経緯、事業の内容についての質疑があり、藤里小学校、宮田中学校が積極的に応募したもので、県内で応募のあった幼稚園、小学校、中学校合わせて 100施設のうちから、計画内容がすぐれていた幼稚園3園、小学校14校、中学校7校の中に選抜されたものであります。藤里小学校では、紙芝居の作製や人形劇の人形づくり及びその成果発表を実施することにより、地域の人々と交流を深めようとするもので、宮田中学校では、「踊ろ”舞”宮田」の活動を通じて地域と交流しようとするものです。経費の主な内容では、藤里小学校では材料費、宮田中学校でははっぴの購入に充てていく計画でありますとの答弁がありました。

 地域との関係の希薄化が懸念される中で、その解消に向けての事業実施は望ましいとの意見がありました。

 小学校用地取得事業に関して、現在の借地の状況及び買収方針についての質疑があり、小学校では、布袋、布袋北、宮田の3校で35筆、6,777.99平方メートル。中学校では、布袋、宮田の2校で24筆、6,318.25平方メートルの借地が残っており、市有地化が望ましいものではありますが、財政的な面から、積極的な取得への働きかけはしておりませんとの答弁がありました。

 アスベスト除去事業について、除去面の仕上げに関しての質疑があり、機械室の内部であることから、除去面の仕上げは行わないこととしておりますとの答弁がありました。

 次に、生涯学習課について審査いたしました。

 古知野北公民館屋根改修事業について、瓦棒カバー工法を選択したのはどのような理由によるものなのかとの質疑があり、古知野北公民館の屋根は鉄の鋼板にペンキを塗ってあったのがはげて下地がむき出しになり、雨漏りがするようになったために修繕をするもので、既設の屋根を取りかえるよりも、屋根全体を覆う瓦棒カバー工法の方が工事費が安価になるためでありますとの答弁がありました。

 集会所建築費補助金は、現在、1平方メートル当たり7万円であるが、この単価を上げることは考えていないかとの質疑があり、今後、構造改革の中で補助金全体について検討していくことになるとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 以上で、文教経済委員会の報告を終わります。



○議長(小林弘子君) 厚生委員長、木本恵造さん。

     〔13番 木本恵造君 登壇〕



◆13番(木本恵造君) 厚生委員会に付託されました諸案件につきまして、去る20日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。

 最初に、議案第51号について審査いたしました。

 愛知県の福祉医療制度の変更に伴う改正であるが、県が改正した内容及び施行時期について質疑があり、施設入所等で住所を変更した場合、従来は施設の住所地の市町村が医療費の助成をしていたが、新たに居住地特例の規定を設けて入所をする前の市町村が助成することとし、この改正は、平成18年3月31日に県の要領が既に改正されており、8月1日から施行がされますとの答弁がありました。

 転地治療により住所を移した場合にも対象になるのかとの質疑があり、国民健康保険法第 116条の2に規定する施設や病院等への住所変更を対象にしており、入居がこの規定による施設であれば対象になりますとの答弁がありました。

 一般的には施設入所や病院等への入院が対象と思うが、条文中にある住居に入居した場合とあるのはどんな場合かとの質疑があり、国民健康保険法第 116条の2に規定していますグループホームの共同生活をする場合ですとの答弁がありました。

 現在の入所者で新たに対象になるのは何人で、その影響額は幾らかとの質疑があり、現在、乳児院に1名、児童養護施設に1名が入所していますが、この2名による影響額で年間4万 3,000円がふえるとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 続いて、議案第52号について審査いたしました。

 障害者医療費については、県外の入所者に助成ができることになっているが、今回、さらに改正することについての質疑があり、県外の施設に入所して助成が受けられなくなった者に適用できる規定を平成18年3月定例会において設けたが、今回の改正では、市外、県外の施設すべてに適用できるものといたしましたとの答弁がありました。

 現在、市外及び県外の入所者で対象になるのは何名で、その増減による影響額はどれくらいかとの質疑があり、市外への入所者は39名が対象で 249万円が増額となり、一方、他市から江南市の施設への入所者は10名で55万円が減額となり、差し引きでは29名の 194万円の増額が見込まれます。なお、県外への入所者はいませんとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 続いて、議案第53号について審査いたしました。

 母子家庭等医療の受給者で、長期入院等による対象者はいるのかとの質疑があり、現在では対象者はいませんとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 続いて、議案第54号について審査いたしました。

 老人医療費の受給資格で65歳以上73歳未満の寝たきり老人を対象者にしているが、今回の改正には適用していないのはなぜか。また、対象者は何名かとの質疑があり、今回の改正では、県の要領に沿って助成している内容について、県下一斉に改正をするもので、市が独自で行っている部分は現行の取り扱いとしたものです。また、65歳以上の寝たきり老人の受給対象者は、現在はいませんとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 続いて、議案第55号について、各課ごとに歳入歳出一括で審査いたしました。

 最初に、保険年金課について審査いたしましたが、質疑はありませんでした。

 続いて、長寿介護保険課について審査いたしました。

 福祉有償運送運営協議会はなぜ設置するのかとの質疑があり、自家用車で福祉有償運送を行う場合には、運営協議会で協議し、許可申請を中部運輸局へ提出することになっていますので、設置が必要ですとの答弁がありました。

 福祉有償運送はどのような団体が運送主体となるのか。また、利用する方はどのような方で何人くらいいますかとの質疑があり、運送主体は、NPO法人、社会福祉法人、商工会議所、医療法人などで、利用対象者は、要支援・要介護認定者、精神障害者、身体障害者、知的障害者などの移動が困難な方で 6,873人ほどが対象と見込まれ、会員として登録していただいた方が利用できますとの答弁がありました。

 福祉有償運送事業の実施を予定している事業者はありますかとの質疑があり、一宮市に事務所があるNPO法人、市内の社会福祉法人として、身体障害者通所授産施設「くるみの里」を運営しているくるみの里福祉会と在宅障害者デイサービス施設「あゆみ」を運営しているときわ会で実施を予定していますとの答弁がありました。

 運営協議会委員はどのような方を予定し、また、いつごろから開催しますかとの質疑があり、中部運輸局愛知運輸支局職員、タクシー事業者、運転手、老人クラブや障害者団体の代表、区長、民生委員、市職員などを予定し、7月に開催しますとの答弁がありました。

 福祉有償運送の運賃はどのくらいになるのかとの質疑があり、国のガイドラインでは、タクシー運賃のおおむね2分の1を目安としていますとの答弁がありました。

 福祉有償運送を利用するときの手続について質疑があり、会員として登録をした方が事業所へ予約をして利用することになりますとの答弁がありました。

 福祉有償運送の運転者の資格は必要か。また、申請してから許可が出るまでにどのくらいかかるのかとの質疑があり、二種免許を有することを基本としていますが、申請日前2年間運転免許停止処分を受けていないこと、福祉運送に関する研修を受けることで一種免許で可能です。許可には2ヵ月ほどかかると聞いていますとの答弁がありました。

 福祉有償運送で使用する車の形態について質疑があり、移動が困難な方が利用されるので、車いすなどの福祉車両が基本ですが、愛知県では構造改革特別区域でセダン型の車両での運送が認められています。使用する車両には、搭乗者傷害を含み、対人 8,000万円以上、対物 200万円以上の任意保険に加入するよう国のガイドラインに示されていますとの答弁がありました。

 運営協議会のメンバーには、区長、民生委員を予定しているが、利用者である障害者を多くしてはどうかとの質疑があり、委員には、老人クラブ、障害者団体も予定しています。国のガイドラインや、既に運営協議会を設置している岩倉市などを参考に委員構成を行いますとの答弁がありました。

 運営協議会で協議する項目として、江南市独自の条件を設ける必要があるのではないか、検討するよう要望がありました。

 また、運転手の適正について判断をするのに、自動車学校の職員を委員に参加してもらった方がいいとの意見があり、提案いただきましたことについては反映させてまいりたいとの答弁がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決いたしました。

 以上で、厚生委員会の報告を終わります。



○議長(小林弘子君) 以上で委員長報告を終わります。

                               平成18年6月20日

江南市議会議長

  小林弘子様

                              総務委員長

                                河合正猛

               総務委員会審査報告書

 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。

                    記



区分
件名
結果


議案第49号
江南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
原案可決


議案第50号
江南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について
原案可決


議案第55号
平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)
 第1条 歳入歳出予算の補正のうち
  総務部
  消防本部
 の所管に属する歳入歳出
  企画部
 の所管に属する歳入
 第2条 地方債の補正のうち
  総務部
 の所管に属する事項
原案可決



                               平成18年6月20日

江南市議会議長

  小林弘子様

                              建設水道委員長

                                高田良弘

               建設水道委員会審査報告書

 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。

                    記



区分
件名
結果


議案第56号
平成18年度江南市水道事業会計補正予算(第2号)
原案可決



                               平成18年6月20日

江南市議会議長

  小林弘子様

                              文教経済委員長

                                鈴木 貢

               文教経済委員会審査報告書

 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。

                    記



区分
件名
結果


議案第55号
平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)
 第1条 歳入歳出予算の補正のうち
  教育委員会事務局
 の所管に属する歳入歳出
 第2条 地方債の補正のうち
  教育委員会事務局
 の所管に属する事項
原案可決



                               平成18年6月20日

江南市議会議長

  小林弘子様

                              厚生委員長

                                木本恵造

               厚生委員会審査報告書

 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。

                    記



区分
件名
結果


議案第51号
江南市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について
原案可決


議案第52号
江南市障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について
原案可決


議案第53号
江南市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について
原案可決


議案第54号
江南市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について
原案可決


議案第55号
平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)
 第1条 歳入歳出予算の補正のうち
  健康福祉部
 の所管に属する歳入歳出
原案可決





○議長(小林弘子君) ただいまから各委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 川村 弘さん。

     〔28番 川村 弘君 登壇〕



◆28番(川村弘君) 文教経済委員長に伺います。

 宮田小学校の用地取得の審査の中で、委員長報告の最後のくだりで、財政事情が厳しいから、こうした借地になっている土地の取得については、積極的には働きかけてはいないという委員長の報告があったようにお聞きいたしました。それは一体だれの答弁であったのか。

 それから、私が理解している限り、福田市長以来、倉知市長も、大池市長も、行政財産の中にある借地については積極的に購入していくと。それは、我々も幾つか弊害を何回も体験して、例えば防火用水などが借地でつくられておって、それが所有者の都合によって、4ヵ所も5ヵ所も撤去して新たにつくり変えなきゃならないという事態を何度も経験してきましたし、毎年、土地の契約を結び直していくわけですが、そのたびにそういう機会をとらえて土地取得を働きかけていきたいと、行政上、支障が生まれてはならないということで。それが市の方針であったと私は理解してまいりましたけれども、いつの間にかそうした土地取得について、財政が厳しいからなどと方針変更したということは、全く私は承知しておりませんけれども、いつからそういうことになったのか、明示していただきたいと思います。以上です。



○議長(小林弘子君) 文教経済委員長。

     〔3番 鈴木 貢君 登壇〕



◆3番(鈴木貢君) ただいまの川村議員の御質問に関してお答えしますが、確かに積極的な財政面からとありましたが、冒頭には、望ましいものであるけれども、今、非常に財政が厳しいから積極的な働きかけはしておりませんということで、それ以外の質疑はされておりませんので、よろしくお願いいたします。

 答弁者は、学校教育課長からあったと記憶しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 川村 弘さん。

     〔28番 川村 弘君 登壇〕



◆28番(川村弘君) 望ましいことではないがという前ぶれがついたものだということでありましたが。

     〔他に発言する者あり〕



◆28番(川村弘君) (続)望ましいも望ましくないもなくて、行政財産で学校敷地のようなところを仮に返してほしいということになったら大変なことになるわけで、そういうことから、それを排除するために用地は取得して、町時代の昔の話はまあまあで済んできたけれども、土地一升金一升と言われる時代になって、そういうわけにいかなくなったという事情の変化の中で、江南市は一貫してそういう方針を掲げてきたわけで、私は、望ましい姿ではないがという前ぶれはついたとはいえ、市長並びに教育委員会の部局で、江南市の一貫した方針を勝手に変更しているということについて、厳しく抗議したいと思います。そういう見解を当局は撤回をすべきだと思いますし、委員長報告は委員長報告でそういう答弁があったということでありますが、議会側もそうした答弁に対して、直ちに当局の姿勢について厳しい指摘を行う必要があると思うんですね。そういうことを許してはならんと思うんでありますが、委員長報告は委員長報告でありますので、私はそういう抗議の意思を表明しておきたいと、当局に猛省を促したいと思います。以上です。



○議長(小林弘子君) ほかに質疑はありませんか。

     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 質疑も尽きたようでありますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。

 これより各議案の採決に入ります。

 暫時休憩いたします。

     午前9時59分 休憩

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     午前11時43分 開議



○議長(小林弘子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第3、議案第49号 江南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第4、議案第50号 江南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第5、議案第51号 江南市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第6、議案第52号 江南市障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第7、議案第53号 江南市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第8、議案第54号 江南市老人医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第9、議案第55号 平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)について、これより討論に入ります。

 反対者の討論を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 川村 弘さん。

     〔28番 川村 弘君 登壇〕



◆28番(川村弘君) 議案第55号につきまして、日本共産党議員団を代表し、反対の立場から討論を行います。

 本年5月、県費負担教職員から江南市並びに江南市教育委員会、江南市公平委員会を相手に行政訴訟が提訴され、今回、応訴用の弁護士費用が補正予算に計上されました。日本共産党議員団は、当初から一貫して、県費負担教職員の学校敷地内における自動車の駐車に対し、目的外使用料を徴収することに反対し、徴収の根拠たる小中学校教職員等の学校施設等における通勤用自動車の駐車に関する要綱の撤廃を求めてきました。

 その根拠の第1は、確かに法律的には義務化されたものではありませんが、従業員の通勤用自動車等の駐車場を企業負担で設置するのは社会常識となっており、市内でもこうした例は広く普及し、市民生活に定着しています。とりわけ公共交通機関がほとんど整備されていない市内の実態から考え、当然の措置であります。企業が駐車場を有料にしている例を聞いたことがありません。

 第2に、小・中学校教育職員等の通勤用自動車については公用使用承認届が提出され、出張等に広く公用に使用されています。昨今の教育現場をめぐる複雑な事情に機敏に対応するためにも、欠かせない公用車として位置づけられているものであり、目的外使用には当たらず、目的外使用料を徴収することは不当と言わざるを得ません。

 さらに、その後の聞き取り等によると、それなりの量になる授業用の教材等の運搬のため、自動車は必需品であることを全くわかってもらっていないのではないかとの意見が大変多いのに驚きました。

 第3に、小・中学校教職員は愛知県教育委員会の辞令で勤務地が決まり、たまたま江南市内の小・中学校に赴任したために、通勤用自動車に対し目的外使用料を徴収され、経済的損失を受けることになり、関係者の江南市教育委員会と江南市に対する怒りとともに不信感が発生し、増大しています。教育行政に多大な悪影響を与えることになりかねません。実施後に意見をお聞きした教員の全員が、江南市に対する、そして江南市教育委員会に対する不信をあらわにしておられました。

 聞き及ぶところでは、教育関係の各種会議の中でも、行政への不信が随所で見られるそうであります。子供たちをめぐり、学校と地域、そして行政が一体になった取り組みが求められている折に障害となっており、子供たちにしわ寄せが及ぶことが懸念されます。確かに、法律的に見れば徴収が違法と断定することはいささか無理があるかもしれません。しかし、社会常識から見て、また準公用車として正式な届けがされている特異性からも、さらに最近の学校現場における複雑な事態への機敏な対応のためにも、そこにいつでも利用できる緊急用自動車が必要とされている社会的要請から見ても、駐車そのものを目的外とし、駐車料金をあえて徴収するだけの根拠に欠けることは明らかです。

 こうしたこれまでの問題点とともに、違法すれすれの取り組みが次々と明らかになっており、見過ごせません。

 第1に、公平委員会に関して申し上げると、江南市職員からの苦情相談に関する規則に基づき、勤務条件その他の人事管理に関する苦情に該当しないとの理由で不受理といたしました。規則そのものの解釈、ひょっとすると規則が間違いではないかと考えられます。県費負担教職員と教育委員会との関係、さらに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第43条との関係で、江南市教育委員会並びに江南市長の県費負担教職員とのかかわりについては服務の監督が主であり、その点についてのみ苦情相談を受け付けることができると考えられます。確かに、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第38条で任免その他の進退に関し内申を行ったり、同39条で校長から職員の任免その他の進退に関する意見を受け付けることにはなっていますが、いずれも最終的な任免その他の進退に関する決定は愛知県教育委員会が行うことであり、苦情相談の窓口はおのずと県教育委員会とならざるを得ません。とすると、江南市公平委員会が決定した不受理の理由は、本来、公平委員会の決定権限以外のものであると言わざるを得ません。つまり、公平委員会の不受理の決定理由そのものがグレーゾーンもしくは勘違いの可能性を否定できません。

 第2に、徴収方法に関してでありますが、きょう本会議の開会がおくれたのもそのことが原因でありますけれども、徴収方法に関し、駐車料金徴収の先輩格の名古屋市も瀬戸市も、個人の責任で目的外使用届を提出し、個人あての納付書が発行され、個人の責任で納付されています。江南市のやり方は、出納員たる学校教育課長が各小・中学校の校長先生を分任出納員に任命し、徴収させています。しかし、これは地方自治法第 121条に関する国の通知によって、校長先生と学校の事務職員に関しては、分任出納員もしくは出納員に任命するためには、事務吏員に併任しなければならないと義務づけています。ところが、江南市はこうした手続を行っていません。この点でも手続上の明らかなミスがあり、グレーゾーンそのものであります。

 第3に、目的外使用であると主張していますけれども、江南市が建設した直近の学校施設、西部中学校の建設図面を見ますと、15台分の教職員用駐車場が設計上明記されています。外来用は別に指定されています。これは、江南市と教育委員会が行政責任において無償の教職員用駐車場の設置が当然との見解を持ってきたことを意味しており、目的外との主張とは矛盾し、相当の無理があるものと思います。

 第4に、通勤手当が支給されているかどうかによって目的外使用料徴収の分岐としているのは、これもまた相当の無理を承知の上で行う駐車料金、目的外使用料の徴収でありますから、やはり心の痛みを感じたからであろうと考えられます。しかし、通勤手当があるかないかによって目的外使用料を徴収するかどうかの分岐点とするのは、どう考えても理屈に合いません。学校敷地内への駐車が行政財産の目的外使用だと断定し、使用料を徴収するという処分を行おうとすれば、例外として免除等が認められるのは、江南市の条例などの性格からいって、その駐車が公益性のあるケースであったり、福祉目的等、政策的対応と限定的でなければなりません。使用の形態から見て、通勤手当があるかないかで目的外使用料の除外とする措置が公益性を確保することになるかどうか、これも極めて難しい考え方と言わざるを得ません。

 第5に、今回の処分に当たって、行政不服審査法における不服申し立てについての教示義務違反が発生しています。確かに行政不服審査法は、教示されない場合、第58条で通常の不服申し立ての期間を過ぎた後でも不服申し立てが自由にできる旨を規定しています。しかし、不服申し立ての教示を示していない処分の正当化は、このことによって正当化できるものではありません。この処分の不明をわびれば済む問題なのかどうか。行政不服審査法の第58条によって、現実に救済されているからよしとする見解は撤回すべきであります。処分と不服申し立ては一体のものであり、これは行政の常識であり、この点でもずさんな措置で、処分の的確性に疑問が残ります。

 以上の根拠は、いずれも明確な違法性を証明するとまでは私も申し上げにくいわけでありますが、少なくとも違法すれすれ、グレーゾーンの領域であることは間違いありません。グレーゾーンは幾ら重ねても、確かに真っ黒にはなりません。これだけの違法すれすれを積み重ね、あえて目的外使用料を徴収しなければならないものなのかどうか。とりわけこれだけ多くの問題点を抱えながら、あえて公金たる裁判費用と莫大な労力をかけて争って守らなければならない江南市の利益は何なのか。市長サイドからは、市民の行政への信頼をつなぎとめるためだとの見解が表明されました。現場の教職員の方との話し合いは一切なくて、すべて校長先生だけを相手に市の方針を押しつけ、現場との板挟みで苦しめただけでなく、名古屋市や瀬戸市でもやっていない、校長先生に申請をまとめさせ、金まで集めさせ、納入させる。こんな乱暴なやり方で現場の不信感を増長させた責任には全くほうかむりを決め込む市のやり方は、批判されなければなりません。要綱を直ちに廃止し、現場との関係正常化に努力を傾けるべきだと考えます。

 原告の主張にすべて賛成するという見解ではありませんが、こうした不正常な事態を解消するために、市長と教育委員会が英断を下すことを強く要求し、反対討論といたします。



○議長(小林弘子君) 賛成者の討論を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 吉田賢二さん。

     〔9番 吉田賢二君 登壇〕



◆9番(吉田賢二君) 議案第55号 平成18年度江南市一般会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。

 本定例会に提案されました一般会計補正予算の主な内容でありますが、アスベスト除去事業は、市役所本庁舎等及び布袋中学校、宮田中学校の残存しているアスベストを除去し、施設の安全面の整備を図る上で重要であります。

 次に、避難場所標識等整備事業は、避難場所の変更に伴い、標識の新設及び設置済みの標識の取りかえ、撤去などの整備を図るもので、市民に避難場所を周知するとともに、災害時における市民の安全確認を図る上で有効な予算措置と考えます。

 次に、学校教職員等の学校施設等における通勤用自動車の駐車に関する訴訟に伴う弁護士謝礼について、原告は、江南市立小中学校教職員等の学校施設等における通勤用自動車の駐車に関する要綱の無効などを請求の趣旨として訴えておりますが、小・中学校の敷地に通勤用自動車を駐車することは、行政財産の目的外使用に該当することは言うまでもないことであり、市の考え方をはっきり主張するためにも応訴することはやむを得ないものと考え、その緊急性、重要性を十分に検討された予算措置であります。

 なお、予算計上された事業につきましては、迅速な対応とその執行をお願いいたしまして、私の賛成討論を終わります。



○議長(小林弘子君) 討論を終結いたします。

 本案を起立により採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(小林弘子君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 日程第10、議案第56号 平成18年度江南市水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△日程追加 常任委員会の閉会中継続調査 申し出書



○議長(小林弘子君) お諮りいたします。

 各常任委員長から、お手元に配付しました一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。

 本件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 各常任委員会の議会の閉会中における継続調査についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小林弘子君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

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○議長(小林弘子君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 ここに6月定例会に付議されました案件は全部議了いたしました。

 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 今期定例会は、6月12日開会以来、本日までの12日間にわたりまして、議員の皆様におかれましては、終始熱心に御審議をいただき、すべての案件に対し適切なる議決をされまして、無事閉会することができますことを厚くお礼申し上げます。

 当局におかれましては、今期中、議員の皆様から述べられました意見を十分尊重されまして、市政の運営に一層の御尽力をいただきますようお願い申し上げます。

 本格的な梅雨の時期を迎え、皆様方には御自愛をいただき、市勢進展に一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。

 市長。

     〔市長 堀  元君 登壇〕



◎市長(堀元君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

 6月12日に開会されました定例会におきましては、提案いたしました重要案件につきまして慎重に御審議を賜り、いずれも原案のとおり議決をいただきました。まことにありがとうございます。心から厚く御礼申し上げます。

 なお、本会議並びに委員会におきまして、議員の皆様方から種々賜りました御意見等に対しましては、十分これを尊重し、対処してまいりたいと存じます。

 梅雨のこの時期、大変蒸し暑い日々が続いております。季節外れの夏のインフルエンザが流行しているという報道もございます。議員の皆様方におかれましては、お体を御自愛くださいまして、市民福祉の向上と市勢進展のため、一層の御高配と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。



○議長(小林弘子君) これをもちまして平成18年江南市議会6月定例会を閉会いたします。

     午後0時06分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

     江南市議会議長   小林弘子

     江南市議会議員   長谷川隆英

     江南市議会議員   木村敏郎