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愛知県 江南市

平成25年  9月 定例会 09月11日−02号




平成25年  9月 定例会 − 09月11日−02号







平成25年  9月 定例会



平成25年                                第2号

          定例江南市議会会議録

9月                                 9月11日

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               平成25年9月11日(水曜日)

議事日程第2号

 平成25年9月11日(水曜日) 午前9時開議

  第1 会議録署名者の指名

  第2 一般質問

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本日の会議に付した案件

日程第1 会議録署名者の指名

  日程第2 一般質問

       〔尾関健治君 野下達哉君 鈴木 貢君 牧野圭佑君 小林弘子君 稲山明敏君〕

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出席議員(22名)

     1番   古田みちよ君        2番   鈴木 貢君

     3番   野下達哉君         4番   掛布まち子君

     5番   東 義喜君         6番   森 ケイ子君

     7番   尾関健治君         8番   江口雅明君

     9番   牧野圭佑君         10番   中西保夫君

     11番   山 登志浩君        12番   稲山明敏君

     13番   伊神克寿君         14番   古池勝英君

     15番   河合正猛君         16番   小林弘子君

     17番   木本恵造君         18番   沢田和延君

     19番   古田冨士夫君        20番   宮地友治君

     21番   高田健孝君         22番   福田三千男君

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職務のため出席した事務局職員の職、氏名

事務局長         丹羽鉱貢君  議事課長         大倉由美子君

議事課主幹        今枝直之君  主任           八橋直純君

主事           前田裕地君  主事           滝 和章君

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説明のため出席した者の職、氏名

市長           堀  元君  副市長          石川勇男君



教育長          石井悦雄君  危機管理室長       片野富男君

                    兼防災安全課長

生活産業部長       滝 紀彦君  健康福祉部長       佐藤和弥君

都市整備部長       小池郁夫君  経営企画部長       滝 正直君

会計管理者兼会計室長   大竹 誠君  消防長          水野 修君

教育部長         鈴木慎也君  市民サービス課長     小塚昌宏君

産業振興課長       大岩直文君  環境課長         米田隆彦君

高齢者生きがい課長    宮島まち子君 子育て支援課長      村井 篤君



福祉課長         松本朋彦君  健康づくり課長      平田廣巳君

                    兼保健センター所長



保険年金課長       本多弘樹君  土木建築課長       馬場智紀君

土木建築課統括幹     沢田富美夫君 下水道課長        大森淳一君

水道課長         鵜飼俊彦君  税務課長         栗本浩一君



総務課長         菱田幹生君  教育委員会教育課長兼   武馬健之君

                    少年センター所長



消防署長         加藤靖之君

     午前9時02分 開議



○議長(古田みちよ君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名者の指名



○議長(古田みちよ君) 直ちに、お手元に配付いたしました議事日程の順序に従い、会議を進めます。

 日程第1、会議録署名者には、会議規則第88条の規定により、議長において

  5番  東 義喜さん

  17番  木本恵造さん

 を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(古田みちよ君) 日程第2、一般質問を行います。

 議会運営委員会において御協議をいただきました結果、日程は本日と12日、13日の3日間で、質問順序は個人の通告順によって行っていただきます。質問時間については、答弁を含め1人1時間以内とすることに決定した旨の報告を受けております。また、通告者17名のうち、本日は6名、12日は7名、13日は4名の一般質問を行うとの報告も受けております。

 なお、質問、答弁とも簡潔・明瞭にお願いし、議事運営に御協力いただきますようお願いをいたします。

 直ちに一般質問を行います。

 尾関健治さん。

     〔7番 尾関健治君 登壇〕

     (拍手)



◆7番(尾関健治君) 皆さん、おはようございます。

 8日の日曜日朝、テレビを見ますと、7年後のオリンピックが東京で行われることが決定とのことで、関連放送で大騒ぎの内容の放送をしておりました。皆さんもごらんになったと思います。

 私は、7年後のオリンピックには自分はどうなっているだろうかということがまず頭をよぎりました。日本人の男性の平均寿命は、男子は79.44歳だそうです。私は現在72歳でありますので、際どい年齢だなあと思うわけでありますが、きょうの質問では、私も健康でオリンピックが見られるよう、元気をいただけるようなよい答弁をお願いいたしまして、早速質問をさせていただきます。

 私が住んでいる江南市北部には小鹿保育園があります。先月21日に地域のお寺でお施餓鬼が営まれ、多くの方々がお参りに来ておられました。その折、ある友人から、小鹿保育園の園庭の泥沼化のお話を伺い、いつまで放置しておくのだと強いお叱りを受けたわけでございます。

 早速保育園に出向き、園長先生にお話を伺わせていただきました。

     〔資料呈示〕



◆7番(尾関健治君) (続)これが小鹿保育園のレイアウト図です。わかりづらいと思うんですが、ここに市道があって、市道に沿って小鹿保育園はあるわけですが、西側のここが正門ですね。ここに各部屋が、保育室があります。雨が降りますと、この園庭はぬかるみ化しまして、とても通常の履物では通れないということであります。どうするかということですね。

 長年の経験でこの園では、ちょっと道具を持ってきましたが、この正門からござをずうっと引くのだそうです。洋式の結婚式ではバージンロードというのがあるんですが、小鹿保育園では「ござロード」と呼んでおるとのことでございます。ござの上だと歩けるんですね。

 結構、正門からここまで四、五十メーターありまして、大変だと思うんです。出勤前の御父兄の方は、とても雨が降った日は、新しい靴とかハイヒールを履いては以前は通れなかったと嘆いておられたとのことであります。

 特に月曜日と金曜日は、お昼の昼寝用の布団を持ち込んで、週末には持って帰るということで、御父兄はどうしてもここを行かないかんのですね。現在は、このござロードの上を利用されておるということでございます。

 そして、天候が回復しますと、このござをそばのフェンスに載せまして乾燥させます。そして、きれいに泥を払って、次の雨に備えて保管されておるようでございます。

 このような保育園環境では、先生方も大変でありますが、何らかの対応が必要と思いますが、子育て支援課としてどのように認識をしておられるか、まずお尋ねをいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 尾関議員から御指摘のとおり、小鹿保育園の園庭は、一定量の雨が降りますと、ぬかるんでまいります。登園・降園におきまして保護者が門から保育室まで園庭を歩いていくには、足元が悪く、靴が泥まみれになるのを防ぐために、職員が通路にござを敷いて対応しておるものでございます。今、尾関議員から御紹介がありました「ござロード」と今言われたものでございます。

 保育園といたしましては、雨が降るときには園庭を歩かずに、門に近い園舎出入り口から、園舎の中を通って保育室へ行っていただくよう配慮をいたしました。しかし、遠回りであるために、通勤前の忙しい時間帯には、できるだけ短い時間で済ませたいといった御要望から、現在の方法で対応しているものでございます。

 雨天時のぬかるみ対策など保育園の環境を整えるということは、保育園で働く職員の業務のうちとは考えておりますが、保育園の環境の向上と職員の負担を軽減するためにどのような方法があるのか、今後検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関健治君) この保育園のもう一つの問題は、猫のふん対策であります。周辺には野良猫が五、六匹住み着いていて、晴天時、この園庭の砂が乾燥しますと、絶好の野良猫のトイレになるのであります。職員は園児が来る前に、この猫のふんを探し出し、撤去し、消毒をしているとのことです。通常、毎日五、六カ所でふんを発見し、消毒をしていると伺いました。

 どこの保育園でも砂場にはブルーシートをかけられており、衛生面での一定の対策がとられているようですが、野良猫の問題は保育園だけの問題ではありませんが、現実問題として保育園の園庭の猫のふん害についてどのようにお考えでしょうか、対策をお聞かせください。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 保育園におきます野良猫のふん害につきましては、現在のところ抜本的な対策がないというのが現状でございます。このために保育園の砂場につきましては、園児が園庭で遊ばないときにはブルーシートを敷いて対応しております。

 また、園庭につきましては、主な侵入口と考えられます正面の門及びその近辺に、園児の降園後にはネットを張るなど、まずは猫の侵入を防ぐための対策をしていきたいと考えておりますが、しかしながら野良猫の問題は保育園だけの問題ではなく地域の問題として、動物の適正な飼養と管理という観点から対策を講じていく必要があるものと考えております。



◆7番(尾関健治君) 保育園の職員の方々は、園庭のぬかるみへの対策にしても、野良猫のふん害に対しても、保育園の環境向上のため、当たり前のことのように、何の苦情も言わず、こなしてみえますが、園庭の状況は、やはりいい状況とは言えないと思います。

 平成16年、今から9年前のことでありますが、江政クラブで北海道倶知安町の総合体育館を視察した折、関連施設の町営のソフトボール場に案内をしていただきました。自慢はグラウンドの土砂とのことで、水はけがよく、乾燥時には砂じん、ほこりも飛ばないという砂であります。そのときに私は、この砂の混合ですね、どういう砂をまぜ合わせて、どのようなものかということを現場でそのときは聞いたんですが、これは企業秘密で説明できませんということで聞けませんでした。

 今回、この質問に対して、再度、事務局から関係資料を取り寄せていただきました。こんな立派なたくさん資料をいただきまして、江南市の議会事務局もすごいなあと感謝をしております。

 改めて北海道の倶知安町の資料を見ますと、いろんなことが見えるんですが、大ざっぱに言いますと、ここは4面ありまして、大きなグラウンドなんですが、そこへ砂を引いておるわけであります。

 この砂はどのような工事をやったかといいますと、平成12年度から平成13年度の2カ年の事業で、事業費はちょっと高いんですが3億円、うち国からの補助金が2億円、起債が約6,000万円、一般財源が4,000万円、こういうことになっております。

 そのとき企業秘密ということで詳しい説明を受けられなかったんですが、最近ではいろんな情報が検索できて、インターネットなどでも簡単に検索ができ、愛知県内でも数社のメーカーがあり、データが載っております。興味を引いたのは、日本の人工林の多くを占めている杉やヒノキの針葉樹、これらの針葉樹は建材その他の木材供給に役立っておりますが、その中でも未利用資源である樹木の皮が持つ天然の抗菌、殺菌、殺虫力と、長期にわたる腐敗しにくい性質があり、これを生かして土壌改善をするものがあるとのことであります。ヒノキの香りがして、大変環境もよろしいということだそうです。いろんな新しい砂が出ております。

 雨降りにはござを引いたり、天気の日は猫のふんと葛藤している時代ではないと思います。このような材料を使うなどし、何らかの方法で園庭を改良し、園児も保護者も快適に通っていただけるような保育園にしていただくよう要望いたしますが、認識をお聞かせください。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 保育園の園庭の管理につきましては、園児の安全を第一に考えるとともに、園庭が保育の中での園児の遊び場であるということに十分配慮する必要がございます。

 主に雨の降るときのぬかるみ防止といたしまして、今、尾関議員御提案の水はけがよく、砂じんも飛散しないというような土でございますが、こういったものを使って園庭を改良するというのも一つの方法であると考えます。降雨時の歩きやすい通路を確保するということとあわせまして、保育園の園庭環境を向上させるための方策につきましては、今後、先進事例も含めまして調査・研究させていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◆7番(尾関健治君) よろしくお願いいたします。

 園児の安全や職員の職場の改善のため、ほかの保育園も含めて園庭の改善をよろしくお願いいたします。

 次に移ります。

 江南市の主要市道小杁山尻線の整備と治水対策のバランスについてお伺いいたします。

 小杁山尻線とお聞きになってもわからない方が見えると思います。

     〔資料呈示〕



◆7番(尾関健治君) (続)カレンダーの裏にマジックで書いてきました。

 ここが江南厚生病院ですね。これがピアゴ江南店であります。ここにはガソリンスタンドがありますね。これが小杁山尻線でありますが、ここは市の主要道路で改善されまして、快適な道路であります。

 実は、名草線を挟んでこちら側は般若用排水路が流れておって、非常に改善されまして、よく水が流れております。この信号とこの信号の間に、実は水路があって、草がいっぱい生えておってよくわからないんですが、昨今ここが非常に水害に遭って、地域の方も大騒ぎをしておられるんです。

     〔写真呈示〕



◆7番(尾関健治君) (続)ちょっと写真がぼけておるんですが、これが今の水路なんですね。この上を車がばんばん通るんですが、ここに水路があります。ここから見ると深さが2メーターぐらいあるんですね、ずうっと。周辺は草とか樹木が生えて見えません。

 ところが、ここの小杁山尻線を暗渠が走っておって、ここから水を後方に流すんですが、この暗渠が50センチ角ぐらい、非常に小さい。これは随分昔の工事のようですが、たった50センチ角の暗渠で、これは村久野町金森地区でありますが、水をここだけで流しておるんですね。これでは絶対無理です。雨が降れば、必ずあふれます。たまります。

 このような状況を当局は知っておられるでしょうか、お尋ねをいたします。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) ただいまの状況ということでございますけれども、村久野町中郷から金森の間につきましては、平成23年8月末豪雨を初め過去にもたびたび浸水被害があり、今、尾関議員からお話もありました今年8月5日の集中豪雨の際には、1件の床上浸水が発生をいたしております。したがいまして、一たび豪雨が発生いたしますと、短時間に被害が発生する可能性が高い地域の一つと認識をいたしております。



◆7番(尾関健治君) 認識はしていただいておるようでございます。

 しかし、ここの小さい50センチ角だけの水路の暗渠ですね。これだけで十分と思っておられるかどうかをお尋ねいたします。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 市道小杁山尻線などの道路改良工事を行う場合には、排水能力を検討し、側溝などの排水施設の断面を決定し、治水対策に努めておりますが、昨今のゲリラ豪雨など、計画を上回る雨量に対しましては対応してないのが現状でございます。

 この地域におきまして浸水被害が発生していることは認識しておりますが、浸水を解消するための抜本的な対応を見出すまでには至っておりません。

 そうしたことから、平成24年度より雨水貯留浸透施設設置費及び浸水防止施設設置費の補助率を上げるなどし、市民の皆様がみずから浸水対策に御協力していただけるよう、PRに努めております。



◆7番(尾関健治君) PRに努めておるということでございます。

 実はここの水路の暗渠のすぐ近くには家がありまして、前回も床上浸水になりまして、今回も集中豪雨で、大切な家が水のために崩れるということで、ここのお父さんは夜、胸までつかって、水路にひっかかる木とか、あるいは草とかいうものを取ったということですね。夜ですし大変危険なんですね。心細いことこの上ないということを嘆いておられました。

 しかし、こういったことも市民に任せるのではなくて、市としても何か応援できる体制はないでしょうか、お尋ねいたします。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 雨の中、市民の方に水路を流れていく流木やごみを拾い上げるなどの作業をしていただくことは大変危険でございます。連絡をしていただければ、職員が出向くか、また業者に手配をし、流木やごみの撤去作業をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関健治君) よろしくお願いいたします。

 この水路は、一般的には非常にわかりにくいんですね。周辺は雑木林があったり草がいっぱい生えておりましてわかりません。この「水路」と呼んでおるんですが、これは地域の方に聞きますと、「蘇陽館下水路」という名前だそうであります。蘇陽館と聞いて、わかる方は私と堀市長ぐらいだと思うんですが、蘇陽館というのがありまして、これは大正時代に基幹産業の養蚕の関係で製糸工場ができまして、今そこはグリーンライン中京という物流会社がありまして、半分は、この半分は現在解体が進んで、ある業者が来るようでございますが、あのところが蘇陽館といって製糸工場で、旧草井村の女性、お嬢さん、お姉さんは、ほとんどあそこへ働きに行ったということで、堀市長のおばさんも小さいとき行ったよということを聞いたことがあります。

 この蘇陽館から出る水ですね、これがずうっと流れていって(有)金森石油へ行って、それがずうっと今のピアゴ江南店のところまで流れてきておるということであります。しかし、当時はそれでよかったと思うんですが、蘇陽館の水だけですから。最近は周辺の開発が進んで、非常にここは低いですから、一気に通称「蘇陽館下水路」に流れ込むわけであります。

     〔写真呈示〕



◆7番(尾関健治君) (続)確かにこの小杁山尻線は非常に開発されまして、広い道路で、周辺には側溝もあって、またその水もここで落としておるわけですが、この写真を見てわかるんですが、石が積んであるんですね。今はこんな工法をやらないですね。地域の人に聞いたけど、いつごろ工事、ここのところへ暗渠をやったろうと。随分聞きましたけど、誰も知りません。当局にも聞いたんですが、記録はありませんということであります。

 上の道路の整備はいいんですが、道路を整備する場合は、やはり治水という面にも目を向けていただいて、バランスのとれた開発を今後は対応をお願いしたいと思うわけでございます。

 「水を治める者は国を治める」、これは中国古代、中国の春秋時代の斉の宰相、−−これは日本でいう総理大臣だそうですが−−管仲が語ったと言われる有名な言葉であります。水害など被害を克服させ、初めて国民の生活の安定、安心をもたらすことができるというものであります。

 江南市の水害も、長期・中期・短期と打つ手を明確にして、抜本的には今後30年かかるということを公では発表しておりますが、30年かけてもやむを得んところ、あるいは即やれるところ、こういったことをめり張りをつけ、できるところから早急に手を打っていただきたいと思います。

     〔写真呈示〕



◆7番(尾関健治君) (続)実は、これは洪水があった1週間後の現場の写真ですね。これは民間の畑ですね。ここへごみがいっぱいたまりまして、聞きましたら民間だそうです。だから、市役所はやらないそうです。道路であれば3階の土木建築課がごみを取りに来るんですが、この周辺にすごくごみがあるんですね。しかし、ここは1日に何千台車が通るんですが、みんな横目でちらっと見ながら通っておるんですね。私もここを通るたびに暗い気持ちになるんですが、いろんな対応をしていただけるんですが、こういったことにも目を向け、いつまでもこういったことがないように整備してほしいんですね。

 きょうも来るときここを通ってきましたら、大きな材木とかベンチとかがまだあるんですね。民間の土地ですから、さわることはできないといえばそうですが、そこはいろんなケース・バイ・ケースでもって、民間の者に任すことじゃなく、市のほうも対応をしてあげていただきたいと思う次第でございます。

 またことしも台風シーズンを迎えて、まだ一、二回このような豪雨がこの地方を襲うと思うんですが、今までの経験等を生かして、大変ではありますが、地域の人と協力し合って対応をよろしくお願いいたしまして、次の件に移ります。

 救急車有料化(2,000円)制度についてでございます。

 江南厚生病院が開院し、救急車を簡単に利用する人口が増加しているようです。一瞬を争う患者や家族にとって大変心強い存在でありますが、タクシーがわりに、また優先治療が目的で、安易に利用するとの声をよくお聞きしますが、最近の救急車出動の数及び搬送人員の状況をまずお聞かせください。



◎消防長(水野修君) それでは、平成24年中の救急出動状況でございますが、救急出動件数は4,158件で、搬送人員は4,002人でありました。平成23年中と比較しますと、救急出動件数は349件、搬送人員は312人の増加となっております。

 また、平成24年中の搬送人員4,002人の搬送先の医療機関でございますが、市内の医療機関へ3,510人を搬送し、全体の87.7%を占めております。市外の医療機関へは479名、県外への医療機関へは13名を搬送しております。江南厚生病院への搬送人員は3,477人で、全体の86.9%でございます。



◆7番(尾関健治君) 搬送された患者さんで入院が必要な患者さんは、うち何%でしょうか。搬入された患者さんの状況はどのようになっているでしょうかをお聞かせください。



◎消防長(水野修君) 搬送いたしました傷病者の傷病程度でございますが、平成24年中4,002人の搬送人員のうち、3週間以上の入院を必要と診断された重症者は393人で全体の9.8%、3週間未満の入院を必要と診断された中等症者は1,018人で全体の25.4%、合わせて1,411人で全体の35.3%の傷病者は入院が必要でありました。

 また、入院加療が必要でなかったと診断された軽症者は2,486人で、全体の62.1%でございました。

 なお、救命処置を施しましたが、残念ながら亡くなられた方は104名で、全体の2.6%でございました。



◆7番(尾関健治君) 昨年度の2月、江南厚生病院運営協議会が開催され、行政や地域の要職の方々が多数参列されておりました。私も当時、市議会の議長という職で参加をさせていただきました。

 席上、安易な救急車利用が話題になり、我が江南市長、犬山市長、扶桑町長、そして大口町長が感想を求められましたが、安易な救急車活用への妙案の発言はありませんでした。

 これに対して、江南厚生病院側の意見を述べてほしいということで司会が言われました。その中で対応としては、救急車で入院した場合は無料ですと。その他の方は2,000円を徴収すれば利用者は半分になりますと答えられました。2,000円というのは適正かどうかは問題あると思うんですが、なるほどなあと思いました。

 江南市は、周辺市町に先駆けて、この救急車有料制度を実施したらどうかと思うんですが、課題にはどんなことがあるかをお尋ねいたします。



◎消防長(水野修君) 初めに、救急車の利用につきましては、出動件数が増加傾向にある中で、高齢化や核家族化が進み、いろいろな症状に対して相談できる方が周囲に少なくなってきており、こうした中で病気やけがの症状が重度なのか、あるいは軽度なのか、本人や家族などが判断することが難しくなり、比較的軽度な傷病者の方も救急要請することがふえてきたからと考えております。

 次に、救急車の有料化制度につきましては、尾関議員御指摘のとおり、緊急度の低い軽症者の利用が減ることはあると思いますが、平成18年3月に総務省消防庁から、救急需要に関する検討会の報告書の中で、さまざまな課題と国民的議論のもとで検討していかなければ問題であるとされています。例えば、有料化により、本来救急車が必要と思われる人がちゅうちょして症状を悪化させるおそれがあったり、有料だからといって安易に救急要請や遠方の医療機関への搬送が増加しないかなど、課題も多いと報告されております。

 こうしたことから、消防機関や医療機関のみならず、広く市民の方々の意見によるところが大きいと考えますので、国の動向を見てまいりたいと思います。

 また、救急車の適正な利用につきましては、今後とも引き続き、応急手当講習会、広報「こうなん」、ホームページなど、広く機会を捉えて広報してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関健治君) 現在の日本の救急医療体制では、本人が自力で病院まで行けないような急患が発生した場合、救急車を要請され、最優先で治療を受けられることになっております。そして、救急車は無料であります。日本は無料であります。

 かつてある老人ホームでは、光熱費がただであったために入居者が電気をつけっ放しにし、非常に困ったことがあったそうですが、そこでごくわずかの一部の負担金を課したところ、無駄な電力費が激減をしたそうであります。昨今、どこの病院や開業医に行っても子供さんがいっぱいであり、外れているかもしれませんが、病院の無料化があるのではと思える一面が私の心にあります。

 いずれにしても、性善説にのっとっての制度も見直しをする時期に来ていると私は思います。このままでは、アメリカのほぼ全州、ヨーロッパの一部都市のように、救急車の出動に数万円支払う現状も現実味を帯びてくるのではないかなあと思います。見直しが必要だなあということを実感いたします。

 国の動向を見ながら、江南市も救急車の要請が4,000件から5,000件ぐらい年間あるそうでございますが、大体4割は救急車が必要だねえと、6割は帰ってもいいですよというデータであります。インターネットを見ますと、コンタクトレンズがとれないから救急車を呼んで、職員がタクシーでも行けますよと言ったら、非常にきつく叱られたということが載っておって、大変現場ではいろんな問題を抱えて苦慮しておると思いますので、どうかこの件も周辺市町、あるいは国の動向等も見て、本当に適正な救急車、救急事業に入れるようによろしくお願いをいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(古田みちよ君) 野下達哉さん。

     〔3番 野下達哉君 登壇〕

     (拍手)



◆3番(野下達哉君) おはようございます。

 議長のお許しを得ましたので、一般質問を行います。よろしくお願いします。

 最初に、アレルギー対策について質問をいたします。

 去る8月23日の日に、市内の小・中学校の先生、それから幼稚園の先生、保育士を対象に、アナフィラキシーショックを呈しました児童・生徒にかわってエピペンを使用する講習会が消防署の企画で行われました。ここでは江南厚生病院の齊藤二三夫先生と、それから薬剤師の方によるアレルギーについての講演とエピペンの講習が行われています。

 そこでまず、当日の参加者の状況についてお尋ねをいたします。また、今後このような研修会はぜひ継続をしていただきたいと思いますが、その点についてお尋ねいたします。



◎消防長(水野修君) エピペンを使用する講習会についてでございますが、アナフィラキシーショックとは、蜂に刺されたり食物アレルギーなど、数分から数十分以内の短時間に全身にあらわれる激しい急性のアレルギー反応で、生命を脅かす危険な症状であります。エピペンとは、そのアナフィラキシー症状に対する緊急補助治療で、医師の治療を受けるまでの間にアナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、症状の進行を防ぐための補助治療剤で、自己注射薬でございます。

 今回、江南厚生病院の御協力で、医師の御指導により講習会を実施いたしました。当日の参加者の状況につきましては、高等学校は養護教員5名を含む6名、中学校は養護教諭7名を含む9名、小学校は養護教諭6名を含む17名、幼稚園は教諭2名、保育園は園長を初め保育士36名、また子育て支援課職員など7名で、合計77名の方が受講をされております。

 今後ですが、エピペンを使用する講習会につきましては、今後も学校等の関係機関の要望を調査しながら、江南厚生病院に御協力をお願いし、継続していきたいと考えております。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。

 ほとんどの学校、あと保育園の先生方は参加をしていただきました。養護の先生も参加をしていただきました。

 そこで、「エピペン」という言葉が出ましたが、こういうものなんですね。これは練習用で、当日使用させていただいたダミーのものです。御存じの議員とか職員の方も多く見えると思いますが、アドレナリンの注射器になってまいりますので、いざというときにこれを打つという形になってまいります。

 それで当日、このエピペン、練習用ですが、これを太ももですね、ここに強く90度で押しつけて、そしてカチッと音がするまでそれを押しつけて、1、2、3、4、5と5つ数えて離すと。その際に、この先端がしっかりと出ているかどうか、ここに針があるんですけど、そういうこともしっかりと確認をする、こういう練習をいたしました。私も実際にやってみました。カチッと音がしました。一回やると、よくわかると思います。

 それで当日、厚手のズボンをはいているときに、もしこれは打っても大丈夫なのかというような具体的な質問も出ましたので、本当に実践的で有効な講習会であったと私自身は思っております。そういったことから、ぜひまたこれからも続けてほしいと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 それから、食物アレルギーについては、児童が調布市で亡くなったというのが昨年起こりましたが、それを受けて文部科学省がことしの7月に、再発事故の防止の対策として中間報告をまとめたのがあります。「学校給食における食物アレルギー対応について」という、こういうものを各学校に送っております。その中で、国が2008年に、以前に全校に配付したというアレルギー対応のガイドラインというのがあって、これをしっかりと活用すること、徹底、それから教職員の職種に合わせた研修も行うこと、さらに各学校の状況に合わせた個々のマニュアルを学校ごとでつくってください、こういうふうにつくっていきましょうという促進ですね、こういったものを強調した中間の報告でございます。

 そこで、江南市は小・中学校15校あるんですが、この個々のマニュアルの作成状況はどういう状況なのか。それから、作成されてない場合もあるかもわかりません。今後どのように取り組んでいかれるのか、この点をお聞きしたいと思います。



◎教育部長(鈴木慎也君) 食物アレルギーへの対応につきましては、全ての学校におきまして緊急連絡体制のマニュアルを作成しており、緊急時に備えているところでございます。議員御指摘の個別の実態に合わせたマニュアルにつきましては、既に作成を進めている学校もございます。今後は国・県からの情報収集に努め、全校がマニュアルを整備できるよう取り組んでまいります。



◆3番(野下達哉君) よろしくお願いしたいと思います。

 それから、アナフィラキシーショックという、先ほど消防長のほうからありましたように、命にもかかわるような重大なことも起こってくるということですので、緊急事態というのは本当に一刻を争う事態であります。これは学校とか保育園だけじゃなくて、今は学童保育、それから放課後子ども教室にもお子さんが見えます。そういった指導員についてのアレルギーの対応、さらにエピペン使用の研修・講習、こういったものと通報体制の確立、こういったことが急務であると思いますが、対応についてお尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) まず、学童保育所についてでございます。

 学童保育所につきましては、午後6時以降のおやつでありますとか夏休みのお弁当、これは家庭から持参をしていただいておりますので、アレルギーに関する家庭においてこういったことの管理ができているものと考えております。しかしながら、万が一という場合もございますので、保育士が今回参加をいたしました講習会への学童保育所指導員の参加につきましても、今後は配慮していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 なお、学童保育所での救急要請につきましては、現場の指導員がみずからの判断で救急要請を行い、その後、交通児童遊園などへ連絡をすることになっております。



◆3番(野下達哉君) よろしくお願いします。

 放課後子ども教室のほうはどうでしょうか。



◎教育部長(鈴木慎也君) 放課後子ども教室につきましては、実施日のうち学校給食が実施されない始業式や終業式、夏季休業などにおいて各自で弁当やおやつを持参する場合もあります。参加登録の申し込み時に、保護者からアレルギー情報を含めた特記事項として、参加に当たって留意すべきことを事前にお知らせいただいております。

 現在、アレルギーにつきましては、保護者から特段の報告はございませんが、緊急時の対応やエピペン使用の研修及び通報体制につきましては、今後検討させていただきます。



◆3番(野下達哉君) よろしくお願いをしたいと思っております。

 次に、児童・生徒の病気、けが、それからアレルギー等による緊急時における救急車等で搬送する場合ですね、学校と消防署が迅速に連携して情報を共有するということが非常に大事であることも、この講習会で学んでまいりました。

 群馬県渋川市というところがありますが、ここでは保護者に個人情報の外部提供同意書という同意書をとって、そして子供の病歴、あと薬、それから各種アレルギーの有無、かかりつけのお医者さん、医療機関、こういったものを記入します緊急時対応の子ども安心カードというのをつくっております。

     〔資料呈示〕



◆3番(野下達哉君) (続)こういうものであります。こういうものでつくりまして、救急隊が来たときに、速やかにこれを情報提供して、これを渡すという形をとってみえます。当然個人情報が入りますから、救急以外にはこれは使用しない、そして学校で保管をしておく、終わったら救急隊が学校にこれをお返しするという管理をしているということで、いち早い情報提供のために、こういうものをつくっているわけでございます。

 そこで、江南市においても、小・中学校だけじゃなくて、保育園も含めて、こういう安心カード、こういったものを作成していただいて、導入をされたらどうかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。



◎教育部長(鈴木慎也君) 学校におきましては、児童・生徒の病気やけが、アレルギー等により救急車等の搬送の際に、傷病者の連絡票や保健調査票の写しを所持した職員が付き添うことになっております。議員御提案の安心カードにつきましては、学校において既に保健調査票が作成されておりますことから、安心カードの導入につきましては、今後の調査・研究項目とさせていただきたいと考えております。



◆3番(野下達哉君) 教育委員会はそういう見解ですね。

 保育園関係はどうでしょう。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 保育園では、園児たちの入園時に、家族の状況や園児本人の健康状態などの必要な情報を記載いたしました家庭調査票及び健康の管理というものを提出いただきまして、各保育園で保管をしております。この家庭調査票などは重要な個人情報でございますので、ただいま野下議員から御紹介いただきました子ども安心カードとは少し異なりまして、たとえ緊急時とはいえ、決して外部には持ち出してはならない重要書類でございます。

 また、アレルギーに関して申し上げますと、この家庭調査票などとは別に、アレルギー症状の出る食物名、症状、治療中の医療機関などを記載した書類を御提出いただきまして、給食の提供などに誤りのないよう管理を徹底しております。

 しかし、アレルギーにかかわらず万が一の場合は、救急要請が必要となることもあります。この場合、必要な情報を速やかに伝え、医療機関への搬送をスムーズに行う必要がございますので、議員から御提案いただきましたカードによる情報提供は大変有効な方法であると考えられますので、今後、救急担当部署などと連携をいたしまして、導入に向けて検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) 保育園は導入に向けてという話でございますが、消防のほうはいかがでしょうか。



◎消防長(水野修君) 消防本部といたしましては、救急隊がより正確な情報を得ることにより傷病者の速やかな応急処置につながりますので、今、野下議員が御提案されております子ども安心カードの導入につきましては、関係各課の検討を踏まえ、連携してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) 保育園のほうからでも導入のほど、よろしくまたお願いしたいと思います。

 じゃあ、2番目の項目に移らせてもらいます。

 中学校の駐輪場の整備についてという項目でございますが、ちょっとこれを用意しました。

     〔写真呈示〕



◆3番(野下達哉君) (続)こういう状況でちょっと提示をさせていただきます。

 これはことしの6月26日、布袋中学校の通学生徒の自転車が置かれている状況でございます。当日はこのように雨でありましたので、中庭に雨がっぱをかぶせて置かれておりました。というよりも、置かざるを得ない状況であったというのが、そういう表現のほうがいいかもわかりませんね。

 きょうは、このような駐輪場に置けない実態の解消のために、駐輪場の整備についてお願いをしたいと思います。

 そこでまず、市内中学校の駐輪場の過不足の現状についてお尋ねしたいと思います。



◎教育部長(鈴木慎也君) 中学校の駐輪場につきましては、自転車通学を行っている中学校4校のうち布袋中学校におきまして、今年度は自転車通学する生徒96名に対しまして駐輪場の収容可能台数は78台であることから、18台が屋根のない中庭やフェンス沿いに駐輪している状況で、学校に確認いたしましたところ、数年前より同様の状況が続いているとのことでございます。

 なお、布袋中学校を除く3校につきましては、自転車通学しております全ての自転車が収容可能となっております。



◆3番(野下達哉君) 数年前からというお話でございますね。ですので、その間ずうっとこのままの状況であったということが言えます。

 布袋中学校にちょっと行ってまいりました。こういう状況が駐輪場の状況になっております。1年、2年、3年という形になっておりますけれども、5カ所駐輪場があるんですね。ですので、この駐輪場のキャパシティーはそれぞれ大きさがありますので違います。20台から25台だったりとか、6から7台だったりとかいう形になってまいりますので、どうしても不足をする。その不足をする先ほどの写真が、ここに置かれているということになります。これが中庭です。ですので、雨ざらしという形になりますから、中学生の子がかっぱを着て登校して、その場で脱いで雨にぬれて教室に行く。そして、帰りは雨が降っている中でここの駐輪場に来て、雨の中をかっぱを着て帰るというような、健康面の心配もあります。それから、自転車の劣化の心配もあります。こういうような状況であります。

 ですので、このようなことを、先生もそうでしょう、生徒もそうでしょう、それから保護者の方もそうでしょう、早く解消してほしい、こういうのが切実な願いだと思います。ぜひ一刻も早い駐輪場の整備を要望いたしますが、いかがでしょうか。



◎教育部長(鈴木慎也君) 各中学校の駐輪場の整備につきましては、自転車通学の生徒数の推移を踏まえた協議を行うとともに、収容台数が不足しております布袋中学校の駐輪場の整備につきましては、早期に学校と協議を行い、でき得る対応について検討させていただきたいと考えております。



◆3番(野下達哉君) ぜひまた実現に向けて頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それじゃあ3番目へ行きます。交通体系についてということでございますが、皆さんも御存じだと思いますが、市内の公共交通体系について市民の皆様にアンケートをとられております。その内容と結果について、まずお尋ねいたします。



◎生活産業部長(滝紀彦君) 先般実施いたしました江南市公共交通に関するアンケート調査の結果につきましては、今定例会中に開催が予定されております建設産業委員協議会の中で御報告させていただく予定となっておりますけれども、少し概略を説明させていただきたいと思います。

 まず、このアンケート調査の内容でありますが、市内在住の満16歳以上の方3,000人を対象に、5月27日から6月21日までの調査期間でもって郵送により実施いたしたところでございます。

 なお、集計や分析、報告書の作成につきましては、コンサルタントに委託しております。

 それで、この調査でございますけれども、江南市の全体的な交通体系を検討していく中で、市民の公共交通に対する要望や、ふだんの交通行動実態について調査をいたしまして、あわせて将来的な公共交通の検討に向けた基礎情報を得るために実施したものでございます。

 今回のアンケートは、内容的に大変ボリュームがございましたが、その割には回収数が1,477人、回収率が49.2%と、予想以上に多くの方々に御回答をいただき、改めて公共交通に対する市民の関心は高いと認識いたしたところでございます。

 それでアンケート結果の内容でありますが、市民全体の意向として、日常の移動に不便を感じていますかとの問いに、4人に1人が不便を感じていると。言いかえれば、4人に3人が不便を感じていないと答えておみえになります。

 また、名鉄バスが通過していない古知野東の線路東側、古知野北・布袋の線路東側、布袋北などのエリアは、公共交通がないことから、現状のサービス水準の満足度や税金を投入して維持することに対しての評価は低くなっておりますけれども、将来的には今以上の税金投入、サービス向上の期待がございまして、線路西地区とでは地域格差が明確に認められた結果となっております。

 こうしたアンケート結果を踏まえますと、線路東地区などの名鉄バスが通過していない比較的交通不便地域のサービス強化に対する要望は認められますけれども、バス、いこまいCAR(予約便)の認知度、利用度が決して高い状況にございません。今後の税金投入に対する維持もしくは抑制すべきとの意向も多いことから、サービス強化を行うことよりも、地域公共交通のPR活動を進めて利用促進を図ることが優先されるべきであるというまとめになっているところであります。

 このように、バス路線が何も走っていない各線路東地域からは、いろんな面で不満が多いことはわかりましたので、もう少しじっくりとアンケート結果を分析し、検討を行いながら、市内の公共交通の認知度を高めるためPR活動に力を注いでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) 今るるお答えいただきましたが、どうも新しい公共交通よりも、今はいろんな通っているところをPRしたいというようなお話だったんですが、このアンケートは、あくまでもコンサルタントに依頼しておりますから、コンサルタントの総合的な判断だと思います。もうちょっと詳しい、特に駅東の部分については非常に欲しいという意識があるわけですから、今後じっくりとその辺をよく見ていただいて、さらに市独自での分析もお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。

 なぜこういうお話をさせてもらうかというと、実は昨年の末に、尾崎町にありました駅東側で唯一のスーパーマーケットが閉店をいたしました。本当に困っていらっしゃるんです。多くの高齢者の方がそこを利用されていらっしゃるのが実態だったもんですから、買い物が大変不便になったという方が多くいらっしゃるのが現実であると思います。今どこに行っていらっしゃるのかなと思いながらも毎日過ごしておるわけなんですが、今まで公共交通体系において、巡回バス運行の場合を想定して、病院へのアクセスという要望もしてまいりましたが、スーパーマーケットへのアクセス、こういったことも非常に重要な新しい現実の課題として出てきておりますが、今後の新しい公共交通体系の中で、買い物困難者への対策というのは十分に配慮が必要だと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活産業部長(滝紀彦君) いこまいCAR(予約便)の利用目的で一番多いのが通院でございまして、2番目に買い物となっております。このようなことから、江南市の公共交通全体のあり方について検討する中で、買い物困難者の足の確保は、先ほど野下議員おっしゃられたように、大きな課題の一つと考えておりますし、今ある公共交通を有効に活用することも考えていかなければならないと思っているところでございます。

 なお、江南駅の駅東には、御承知のように大口町のコミュニティバスの停留所がございますが、駅から少し遠く、乗りかえに大変不便ということを聞き及んでおります。こうした現状を解決するために大口町と協議をし、江南駅近くに乗り入れをいたしまして利便性を高くしたいという考えを持っておりまして、まずはできることから始めていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。

 大口町のコミュニティバスが江南駅まで来ると。今ちょっと離れていますので、実際に乗った感触もありましたけど、大変なんですね。おりてからずうっと歩いて、地下をくぐって西側のほうに行こうとなると結構大変ですので、そういうふうに駅のところまで来ていただけるようであれば、非常にその点はありがたいと思いますので、実現ができるように、この点よろしくお願いしたいと思っております。

 そして、以前の定例会の質問の中でも、特に駅東側の新しい交通の体系を考えたときに、巡回バスの運行というのを中心に視野に入れながら私も質問させていただいておりますが、近隣市で新たなデマンド方式の乗り合いタクシーというのが運行されるということになってまいりまして、江南市はいこまいCAR(予約便)というデマンド方式の運行も今行っている中、交通体系等検討委員会でもいろんな議論がされていると思います。

 当初は、来年の4月から新しい体系での運行が予定されておりましたが、最近はちょっと待ってくれと、もうちょっと延びるよということで、来年の秋以降まで延びるという話は聞いております。また、小牧市、それから岩倉市が実験運行するデマンドタクシーの視察も行われるようなことも伺っておりますので、そういうことを考えますと、秋以降の運行はさらに厳しいんではないかなと思います。

 そこで、巡回バス等を含めた駅東側の交通体系の今後の計画をどのように考えてみえるのか、その点をお尋ねいたします。



◎生活産業部長(滝紀彦君) 平成23年7月から市内の公共交通につきまして検討を始めました江南市交通体系等検討委員会としましては、当初、線路東地域について巡回バス等の新たな公共交通が必要という結論が出れば、先ほど野下議員がおっしゃられました平成26年4月からの実施を目指すとしておりました。しかしながら、先ほど御説明申し上げましたように、市民アンケートを実施いたしましたので、その結果を分析して検討しなければなりません。

 また、小牧市や岩倉市が実証運行を行いますデマンドタクシーを視察し、その検討も行っていきたいと考えております。そしてその上で、その結果を第2段階の方針案の中で示していきたいと考えておりますが、仮に新事業を行うにいたしましても、野下議員お尋ねの来年の秋運行は大変難しいと考えているところでありますし、先ほど申しましたように、この調査結果などを踏まえ、手戻りのないよういろんな角度からじっくりと検討してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) ですので、やっぱりちょっと難しいなということですので、この件は少し延びるというようなお話でありました。検討委員会の委員長の副市長も、その認識かもわかりませんけれども、アンケートの結果も出ましたから、少し時間があるわけですから、その辺も十分に加味をしていただいて、住民の皆さんの意向に沿うような形で、ぜひお願いをしたいと思っています。

 そういうことも踏まえながら、この項目の最後になりますけど、交通体系というのは非常に重要な政策であると思います。従来からは市民サービス課でいろんな計画立案もしていただいておるわけなんですが、今ちょっと時間があるということですから、じっくりと検討していくということもありましたので、政策立案的な部署を中心に今後検討されて、検討委員会も今ありますから、そういった中で、政策立案部分をそういった部署にされたらどうかなと思うんですが、この点はいかがでしょうか。



◎生活産業部長(滝紀彦君) 先ほどもお答えいたしておりますように、現在、市内の交通体系につきましては、江南市交通体系等検討委員会におきまして検討を行っているところでございます。事務局につきましては、いこまいCAR(予約便)など現行の公共交通を担当いたしております市民サービス課で行っておりますけれども、この委員会の委員長は、先ほど野下議員がおっしゃられました副市長が担っておりまして、副委員長には私と経営企画部長、委員には行政経営課長を初め関係課長で構成しております。議員お尋ねの政策立案的な部署へ移行したらどうかということでございますが、政策的な新規事業を企画立案する場合は別といたしまして、現在行っております公共交通の延長という考え方で進めておりますので、今後も引き続き市民サービス課が担当し、この交通体系等検討委員会で検討を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) ですので、従来のままでいかれるということ、そのほうが便宜性がいいという御判断ということですから、また副市長、よろしくお願いいたします。

 じゃあ、その次に防災対策について、これは何点かお尋ねします。

 ことしは各地で集中豪雨が襲いまして、甚大な被害が起こっております。江南市でも、7月25日、8月5日に引き続いて、今月9月4日にも集中豪雨に見舞われておるわけなんですよね。こういう浸水等の被害に遭われた方に、改めてお見舞いを申し上げたいと思っております。

 気象庁は8月30日から、今までの気象情報の注意報と警報に加えて、大規模災害のおそれが非常に高い場合には特別警報が使用されることになりました。

 そこでまず、この特別警報だとか、あるいはこの前、江南市で行った総合防災訓練−−中止になりましたが−−の中止、それから防災の日等について、市のあんしん・安全ねっとメールにも送信をされてきましたが、よく見ると発信先が防災安全課になっております。せっかく新しく危機管理室という部署ができたわけでございますので、その名称を使われたらどうでしょうか。非常に大事な情報が流れる場合は、そのほうが非常に意味が重いんではないかなと思うんですが、その点どうでしょうか。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 今、野下議員からお話がありましたとおり、メールの配信先につきましては、現在、防災安全課を使用しております。名称の変更につきましては、電算システム上、表現できる桁数などを調査いたしましたが、危機管理室との表現は可能でございますので、早急に対応してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



◆3番(野下達哉君) 変更できるところは、ぜひよろしくお願いをしたいと思っております。

 次に、先ほど申し上げたように、江南市でも8月5日の夜とか9月4日の豪雨とかで、床上・床下の浸水の被害が多く出ております。浸水しやすいお宅では、当局、あるいは議員の提案で、浸水の防止壁と言うんですかね、扉、こういったものに対して補助金を出すよという対策をとっていただいております。大変ありがたいと思っておりますが、それでも水が中に入ってくるケースもあるんです。そうすると、毎回入ってきた水を排水ポンプで一晩中くみ出されるというところもあります。大体普通で二、三万円、ちょっと大きいので数万円ぐらいかかるというお話でございますが、浸水防止対策への補助はしていただいておるわけですから、この家庭用の排水ポンプの買いかえですね、これから、そういったとき、また今後新たな購入をしたとき、補助の対象にしていただけないのかと思いますが、その点はいかがでしょうか。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 浸水による家屋の被害防止に、浸水防止施設に対する補助制度は平成22年度に制定がされまして、平成24年度より工事費の10分の9、限度額20万円の補助金を交付いたしております。野下議員が言われますように、浸水時に敷地内に浸水した水をくみ出す排水ポンプを設置している家があることは認識しております。また、雨水貯留タンクにもポンプを設置してみえる方もお見えになります。現在、補助制度が始まったばかりでありますので、ポンプの入れかえ費用につきましては補助金交付要綱の中では補助の対象としておりませんが、将来的にはポンプの入れかえ費用につきましても浸水防止施設設置費補助等の対象としていくか検討していく必要があると考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。

 そういうところにのせていただくということがまず大事だと思いますので、できたら今度は実現まで、ぜひよろしくお願いしたいと思っております。

 続きまして、私、今市場町に住んでおりますけれども、お近く、あと御地元に住んでいらっしゃる議員もいらっしゃいます。この今市場町秋津地内の浸水についてちょっと質問させてもらいます。

 今までも布袋北小学校の前の江南池之内線は非常に冠水があります。その対策についても過去に質問をさせていただいておりますが、なかなか難しい問題であることはよくかわかっております。きょうは関連する部分がありますので、質問をさせていただきます。

 布袋北小学校の周辺の雨水というものは、布袋北小学校の校庭の下に貯留槽というのがあります。そこにためるという形になっているんですが、その近辺の雨水をためるという目的でここがつくられておるんです。

 ところが、最近は学校周辺だけじゃなくて、北のほうから水がぐうっと来るんです。ですから、当然多くなります。本当にわあっと来るんです。それとともに、青木川から学校のところには用水が通っています。この青木川からの用水を通った、この青木川の水も入ってきます。ずうっと入ってきますので、当初の流域の計画よりも、実際には多くの水がここに集まるというのが今の現状であると思っております。ですから、すぐに満杯になるというのが現状であります。小学校の前の江南池之内線の水は、そこには入りません。また別ルートで住宅街に流れていく。そして、こっちの青木川の用水の水、北から来た水、これがそのタンクに入らない、満杯になってあふれた水が近辺の住宅に押し寄せるという形ですから、北からも、東からも、どんどんそこの住宅に押し寄せてくる、こういうのが今の現状になっております。ですから、ちょっとの雨でも膝から上ぐらいまではついてしまうという形になります。

 ですので、このような状況を考えたときに、布袋北小学校の校庭の現在の貯留施設、あることは本当にありがたいと思っています、ないところもいっぱいあるので。だけど、到底賄い切れないというのが現状であります。大変大きな問題をお願いするわけなんですが、新たな貯留施設の増設についてお願いしたいと思うんですが、その点いかがお考えかお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 江南市におきましては、現在、市内の小・中学校、布袋小学校を初め7基の雨水貯留施設が設置されております。布袋北小学校には平成5年度、貯留量が3,100立方メートルほどの雨水貯留施設を設置しております。今後、雨水貯留施設設置につきましては、平成25年度、平成26年度には北部中学校に、その後も第3次江南市総合治水計画に基づきまして順次整備していく計画でございます。一定の整備が済みましたら、増設等についても計画の見直しを検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、雨水貯留施設以外の方法で浸水の軽減が図れないか検討をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) ですから、今の計画があるわけですから、そこを優先的にしていただくのは当然だと思っておりますが、今お答えいただいたように、増設についても計画の見直しについて検討をしていただくということですから、その点をまずよろしくお願いしたいということと、それから今できる対策があれば、ぜひそれを検討してお願いしたいと思いますが、少しでも軽減できるように、よろしくお願いしたいと思っております。

 そのほか、この青木川関係はどうでしょうか。



◎生活産業部長(滝紀彦君) 野下議員お尋ねの青木川からの用水に関しましては、用水の水を利用されております田があるため、通常は青木川のゲートをあけた状態で行っております。野下議員御指摘のとおり、降雨時には、この用水は青木川からの流入や周辺からの雨水の流入があるため満水となりまして、浸水区域を拡大させている要因となっていると思われます。そうしたことから、先般の9月4日の集中豪雨の際には、そのゲートを閉めさせていただきました。今後も降雨の状況によりゲートを閉める対応をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) それはぜひお願いしたいと思います。上がったままだと、どんどんどんどん来ますので、その点、よろしくまた改めてお願いしたいと思います。

 次に、浸水対策はこれまでにしまして、また鈴木議員のほうがもうちょっと詳しくされるかもわかりませんので、次にシェイクアウトの取り組みということについてでございますが、今月9月1日の防災の日に実施に向けて県が呼びかけて参加者を募りました。御存じでしょうか。

 きょうは、東日本大震災からちょうど2年と半年になります。地震を想定して、その場で姿勢を低くすること、それから頭を守ること、じっとする、こういった姿勢をとって身の安全を確保するのは誰でもできる訓練であります。また、防災の日に稲沢市で行われた愛知県の総合防災訓練では、午前8時30分に稲沢市内全域、正午には県下一斉で、このシェイクアウトの訓練がされました。シェイクアウトの訓練が今後も拡大をしていく、これは非常に期待をするわけなんですが、今回の県下一斉のシェイクアウトの訓練では、江南市の方、実際にその場で行うんですが、何名参加してみえたのかわかりますか。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 参加人数ということでございますけれども、愛知県下一斉に行われた訓練でございます。事前に登録されました江南市の団体等の調査を愛知県にお願いいたしましたところ、この訓練の参加総数26万1,702名のうち、速報値で2,550名の方が江南市から事前登録をされておみえになりました。市職員にもPRをしましたところ、臨時・パート職員等を含め890名が事前登録し、参加をいたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆3番(野下達哉君) 数字を聞いたときに、結構見えるんだなというようなことは感じました。市職員の方の御協力もたくさんあってということでございますので、今後もっともっとこういうのが広がっていくといいと思いますね。

 そこで、この9月1日は、ことしは日曜日でありました。ですので、学校関係がなかなか御協力が得られなかったのかもわかりませんが、それでも高浜市の小学校とか、あとほかの市町の小・中学校、保育園、こういったところも登録がされております。このような機会を積極的に捉えて取り組まれて、園児、それから児童・生徒とその御家庭、こういった方々のみずから命を守るという意識づけを、非常に大事な部分だと思いますので、されていらっしゃいます。ずうっと見ましたら、ちなみに江南市はどうかと思ったら、そういう学校、保育園は今回はございませんでした。

 そこで、江南市でも、この防災の日にあわせまして、学校の始業式で行うだとか、あるいは学校・保育園の避難訓練で行うだとか、ことしの稲沢市での愛知県総合防災訓練の際に市として行われたように、今後の市とか地域防災訓練で取り組むとか、こういうことについていかがお考えですか、お尋ねしたいと思います。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 今後の取り組みということでございますけれども、まずはシェイクアウト訓練とは何のために行う訓練なのか、どういった訓練なのかを広く市民に周知する必要があると感じております。まずは自主防災会会長会議の折など地区の役員の方との会合の際に、その趣旨や目的につきまして詳しくお伝えをしていきたいと考えております。その後、自主防災訓練を初め、小・中学校や保育園で行われる避難訓練でもシェイクアウト訓練を取り入れていくことができるよう前向きに検討をしてまいりますので、よろしくお願いします。



◆3番(野下達哉君) 学校のほうはどうでしょうか。



◎教育長(石井悦雄君) シェイクアウト訓練につきましては、子供たちの自分で自分の身を守るという防災意識の高揚にとても重要な行動だというふうに考えます。9月に行われました避難訓練、9月1日でないところもございますけれども、このシェイクアウトで提唱しております安全行動、そうしたことに加えて、教師がいないような時間、子供の休み時間ですね、あるいは掃除の時間に、そうした訓練を設定するなどして、想定外のことが起きたときに、どんなふうに子供が自分で判断をして行動ができるかといった、そんな工夫も凝らして訓練等を行っております。

 いずれにしましても、シェイクアウトへの取り組みについては、この趣旨を児童・生徒がきちっと理解して、今後予定されている訓練等の場で活用できるよう、学校と協議してまいります。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。

 保育園のほうは何かできそうでしょうか。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 災害などに対する避難訓練の保育園での実施状況でございますが、現在では地震発生、火災の発生、そして地震発生後の火災発生のいずれかを想定して避難訓練を毎月1回実施いたしております。野下議員が言われますように、地震発生を想定いたしました訓練におきましては、シェイクアウトにおける基本動作を再確認いたしまして今後の訓練に生かしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。

 それじゃあ、次にもう1つ取り上げさせてもらいますが、9月4日の午後、先日ですね、江南市に集中豪雨みたいなのがありました。そのときの教育委員会の対応について、ちょっと何点かお尋ねしていきたいと思っております。

 特に今回のようなときには、授業についてはどのような対応ができるかということですね。また、その判断はどこが行うのか。まずこの点、お尋ねしたいと思います。



◎教育長(石井悦雄君) 大雨などの異常気象によって児童・生徒の安全確保が困難が予想されるような場合にあっては、休校だとか、あるいは授業を途中で切り上げて下校させること、そういったことを決定する場合があります。その決定に当たりましては、基本的には学校の判断ということになりますが、江南市全域にわたる被害が予想され、市内15校について同じ対応をすることが適切というふうに考えられる場合には、私ども教育委員会が判断をして、市内15校に指示するということになります。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。よくわかりました。

 それでは、今回に限りますけど、今回はまず台風崩れの低気圧の接近ということで、大変に大荒れが当初から予想されておりました。途中で低気圧になったわけですけれども。また、今は天気予報のリアルな雲の動きも掌握ができます。当日、御存じの方がたくさんいらっしゃると思いますが、江南市にも気象レーダーの色の赤色が刻一刻と近づいてきました。大雨洪水警報も防災無線で呼びかけていらっしゃいました。そして、小学校の高学年が最終的に学校の待機になりまして、保護者の迎えをお願いしたいというメールが入りました。そのような判断はいつ、今回はどこが行われたのか、その経過をお尋ねしたいと思います。



◎教育長(石井悦雄君) 今回はいろんな判断の場がありましたけれども、その経緯についてお話をさせていただきます。

 教育委員会の対応といたしましては、午後2時26分でありましたが、大雨洪水警報が発令されました。その後、学校のちょうど下校時間と重なって大雨の被害が予想されたため、3時05分に各学校に対して児童・生徒を一時待機させること、またその後の対応については、いろんな状況がよくなってくれば、学校の判断で安全な状況の中帰宅させること、そうした指示を全ての学校に出しました。

 その後また、気象状況がさらに悪くなってまいりました。大雨に加えて、落雷の被害のおそれが予想されました。その折に、3時25分でありましたけれども、全ての学校に対して児童・生徒を待機させる指示を入れました。また、その後については、教育委員会、私どものほうで、安全ということが確認された状況の中で帰宅の開始の連絡をすると、そういった指示を出しました。また、学校に対して、それと同時に、保護者に対してメール等で、現在、児童・生徒を学校で待機させているということ、そしてもし可能であれば迎えをお願いする、そうしたことをあわせて保護者のほうへ伝えるように指示をしたところであります。

 それから、5時40分でありますけれども、この後、随分雨もおさまり、今後は強い雨はないだろう、小雨へと変わっていくと判断いたしましたから、特に小学校に対しては、5時40分というちょっと暗くなり始めているときでありましたので、保護者の迎えを条件とした上で下校を開始する、それから中学校については、教師等が地域の冠水等の安全確認をした上で生徒の下校を開始する、そうした指示を出しました。

 それから、午後6時半でありますけれども、各学校に待機している小学校の児童については、まだ保護者の迎えがないというところもありました。そういったところには、教師が親との連絡をした上で、保護者の迎えが不可能な児童、そういった子については教員が自宅まで送り届けると、そういった指示を行いました。

 そうした中、午後8時には全ての児童・生徒が家に帰ったと、完了したことを確認いたしました。



◆3番(野下達哉君) 詳細にわたって、いきさつをお聞きさせていただきました。時間等も入れていただきましたので、大体わかりましたけれども、迎えに来てくださいというメールが入っているわけですけれども、なかなか保護者が迎えに行こうにも、道路が冠水をしていまして、あと雨が強くて行けないという状況でありました。

 下校が実際に不可能になって、迎えもすぐに行けないという状況があったことを考えますと、高学年の児童に対しましても、最初の判断のときに、低学年と同じ時間帯で帰すと、下校をしていただくと、こういうことはできなかったのかと思うんですが、その点いかがでしょうかね。



◎教育長(石井悦雄君) 低学年がいつもの通常に帰る時間においては、まだ大雨等の予測がちょっと困難な状況でありました。私たちがいろいろと指示を出したときは、大雨に加えて落雷の被害が予想されたというようなときでありました。

 また、今の野下議員がお話の低学年と一緒に高学年もどうだというお話がありましたけれども、小学校においては、通常の時間よりも早く帰した場合、大人が誰もいないというような家庭が多くあります。実際にそうした学校が判断をして子供を家に帰した折に、鍵がなくて家に入れない、そして傘を差して家で待っておったというような状況の子供もおりました。そういった点で、通常の時間よりも早く帰すという場合には、特に小学校の場合には現在、親の状況からいって、ちょっと難しいようなことが考えられます。

 いずれにしても、そうしたいろんな総合的な判断の上、今回は時間を追っていろいろな指示を学校のほうへ出させていただきました。



◆3番(野下達哉君) これは判断という形でございますから、なかなかとどうのこうの言いづらい部分があるんでしょうけれども、迎えに行けないというのがまた保護者にとっては不安の一つの材料でして、先ほどの浸水の話じゃありませんけれども、そこのところまで行けない状況が多分各小学校でも起こっているんじゃないかなと思っておりますので、今回はいろんな、私はこういう視点で捉えさせてもらいました。違う視点があるかもわかりませんが、今回をぜひ教訓にしていただきながら、今後どのように、特に異常気象は以前から多く起こっております。以前よりも多く起こっております。命にかかわるような事態が予想される場合、今後はどのような対応が必要か検討をしていく必要があると思います。その点、どのように教育委員会はお考えなのか、最後にお聞きします。



◎教育長(石井悦雄君) 今回、いろいろなことがございました。今御指摘のように、保護者の迎えの折、大きな渋滞等で大変困ったという話もありましたが、しかし結果的に児童・生徒が、時間はかかりましたが、家庭や地域の協力を得て全員無事に帰ることができました。

 しかし、こうした私ども指示いたしたことは初めてでありますので、その折に臨時の校長会を開いて、いろいろな角度から今回の教訓をいろいろ出し合いました。特にそういう中で話が出たことは、年度当初にいろいろと保護者と約束をします。なかなか時間がたつと、日にちがたつと、そうしたものがそのまま生きないことが結構あるということがわかりました。また、電話等での連絡がとても困難なこともわかりました。また、これから親に伝えておかなければならないことは、朝、家を出るときにはそれほど何も心配ないんだけれども、急な気象の変化などで子供を家に早目に帰すというような場合もあり得るんだということを親のほうへ伝えるということも必要かなというふうに考えております。

 いずれにしても、児童・生徒の安全ということを第一に考えて、こうしたことを対処していきたいと思います。



◆3番(野下達哉君) ありがとうございます。

 今回は特に、学校の先生方には安心・安全を考慮していただいて、夜遅くまで対応していただいたことを本当にありがたくその点は思っておりますので、また安全第一で対応をよろしくお願いしたいと思います。

 以上で質問を終わります。

 1個残しましたが、これはまた次回に回させてもらいます。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(古田みちよ君) 暫時休憩いたします。

     午前10時41分 休憩

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     午前10時52分 開議



○議長(古田みちよ君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 鈴木 貢さん。

     〔2番 鈴木 貢君 登壇〕

     (拍手)



◆2番(鈴木貢君) おはようございます。

 いよいよ、きょう冒頭、尾関議員のほうからもお話がありましたオリンピック、本当にうれしい思いでございます。私も早朝から起きて見守っておりました。本当に大丈夫かなあというような、皆さんそう思われたかと思います。一番感動したのは、プレゼンテーションというのがすばらしくて、すごいなあと思って、日本人も上手になったなあと、こういう感じがしました。

 今回私も、一般質問というのはプレゼンテーションではございませんけれども、少しでも思いが伝わるように、また一生懸命お話をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

 まず初めに、いじめ防止対策について質問してまいりたいと思っております。

 平成23年10月、もう皆さん御存じのように、大津市で中学2年生のいじめ自殺事件が起き、いじめ問題が大きく取り上げられるようになりました。その後も全国各地でいじめが原因と思われる学校での生徒間のトラブルや悲しい事件が起き、学校でのいじめが社会問題化しております。また、ことしの7月には名古屋市南区、8月には守山区の中学校で、いじめが原因と思われる生徒の自殺事件が相次いで報道されております。大変悲しく、やるせない事件でございます。

 そうした背景からか国も、いじめ対策について本格的な取り組みを始めているようでございます。その具体的な取り組みとして、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するための法律、いじめ防止対策推進法が今年6月21日に成立し、同28日に公布されまして、そして3カ月後、今月の9月28日に施行することとなりました。

 そこでお尋ねしますが、現在、江南市の各小・中学校及び教育委員会としてどのようないじめ防止対策がされているのでしょうか、まずその点からお聞かせください。よろしくお願いいたします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 学校現場におけるいじめ対策といたしましては、医師会、児童相談センター、保健所、適応指導教室、小・中学校の生徒指導、養護教諭の代表などから構成されたいじめ・不登校対策協議会が担っており、その下部組織でありますいじめ・不登校対策研究会では、事例を検討する事例検討部会、いじめ防止を啓発する啓発広報部会、いじめの実態を把握し、傾向と対策を研究する調査研究部会、小・中の連携を図る小中連携部会のそれぞれに各校1名の職員が属し、いじめの対策の研究を行っております。

 学校におきましては、いじめを把握したときの連絡ルートを、保護者、教育委員会、市のいじめ・不登校対策協議会へ連絡するように定めており、いじめの把握のために定期的に児童・生徒へのアンケートも行っております。

 また、校内でのいじめ・不登校対策委員会を定期的に開催し、全職員で情報を共有するとともに対応策を検討し、一貫した指導を進められるよう取り組んでおるところでございます。



◆2番(鈴木貢君) 今お伺いしまして、こういったような状況で、いじめ対策ということで既に取り組んでおられるということはよくわかりました。

 ただ、愛知県というのは比較的、過去にも西尾市で中学生がいじめにより自殺したという件があったもんですから、早目に対応されているかなあという一面では気もするんですが、今回この夏、名古屋市、まさしく愛知県の中学校でもそういうことが起きているということを比べると、もう一度ここはしっかりとその付近の気を引き締めて、行政も、また教育委員会も取り組まなければならないのではないかという気がするわけでございます。

 今お聞きしましたように、いじめ・不登校対策協議会、またいじめ・不登校対策研究会が設けられていると伺いました。

 お伺いしますが、この開催状況、それから会長はどういった感じでしょうか、お聞かせください。



◎教育部長(鈴木慎也君) いじめ・不登校対策協議会につきましては、現在、医師、児童相談所関係者、教育事務所関係者などで構成されており、会長である教育長が必要に応じて招集することとなっております。協議会は通常年2回開催いたしており、いじめ・不登校問題を総合的・根本的に検討し、その防止や指導に努めております。

 いじめ・不登校対策研究会につきましては、江南市立小・中学校に勤務する教職員で組織され、現在の会長は古知野北小学校校長でございます。研究会の専門4部門の会議は年2回から3回開催いたしており、実践的な活動を通じて根本的・総合的な研究・検討を行っているところでございます。



◆2番(鈴木貢君) 今、伺いまして、本当に重層的にしっかりやっておられるなという、この御報告を聞きますと、そう思うわけでございます。しっかりお取り組みいただいているんだなあということを改めて確認というか認識するわけでございます。先ほど申し上げましたけど、江南市においては既に一定のいじめ対策がとられていると、このように理解するものでございます。

 また、参考までに伺いますが、ではこの江南市において現在、いじめの報告件数はどれぐらいありますでしょうか。また、最近の小・中学校の不登校数の状況についてもお聞かせください。



◎教育部長(鈴木慎也君) いじめの把握件数につきましては、平成23年度が小学校7件、中学校21件の合計28件、平成24年度が小学校4件、中学校12件の合計16件でございます。

 不登校の児童・生徒数につきましては、平成23年度が小学校47人、中学校121人の合計168人、平成24年度が小学校34人、中学校118人の合計152人でございます。



◆2番(鈴木貢君) ありがとうございました。

 これは江南市のみならず、どこの地域、学校においても、こういったいじめに近いもの、あるいは不登校というものはいろんな問題で、いろんな視点からあるということは認識するわけでございます。ただ、どこまでがいじめなのか、遊びなのか、いたずらなのか、そういうところも非常に今いろんな懸案が出てきていると思いますが、ここでは申し上げませんけれども、受け取り方によってこの数値というのは変わってくるということもあると思います。なかなか難しいところでございます。さりとて、こういったものもあるということで、しっかりと認識していかなくてはならんと思っております。また今後ともこの付近、いい意味で敏感になっていただきまして、対応していただければと思うところでございます。

 そして、こうしたいじめや不登校を未然に防ぐためにも、相談体制も大切な部分と思うところでございます。

 そこでちょっとお尋ねしますが、現在、児童・生徒や保護者に対する相談体制についてはどのような対応がされているのか、お聞かせください。



◎教育部長(鈴木慎也君) 相談体制につきましては、担任や養護教諭を初め各学校に配置しております心の教室相談員、県のスクールカウンセラーが随時相談業務に当たっております。このほかにも、江南市少年センターを初め、愛知県児童相談センターの子ども・家庭110番、愛知県教育・スポーツ振興財団のいじめほっとライン24「こころの電話」、愛知県警察本部少年課のヤングテレホン、人権擁護局の子どもの人権110番などを、保健だよりや生徒指導だよりなどで紹介しております。中でもいじめほっとライン24は、24時間可能な全国共通ダイヤルで、市内の全児童・生徒に電話番号が書かれたカードを配付して、連絡帳や生徒手帳など身近なところに保管するよう指導しております。



◆2番(鈴木貢君) 今お聞きしまして、さまざまな取り組み、いろんな角度から相談の体制があるんだなあということを今回お聞きしましてわかりました。

 ただ、こういった幾ら対応、窓口があったとしても、いじめ問題や不登校を未然に防ぐためには、生徒、保護者からすると、相談しやすい雰囲気づくり、あるいはそういう窓口というか、上手なPRと言ったら叱られますかね、そういう周知、何かあったら声をかけてねと。多分こういったことは今でもされているとは思うんですけれども、そういった部分で敷居を低くするというか、お気軽感というか、子供を守るためにしっかりとまた改めて充実も含めてお願いしたい、またその体制づくりをお願いしたいと思うところでございます。

 では、今そういうようなことを踏まえまして、このいじめ防止対策推進法が施行されるに当たりまして江南市はどのようなお取り組みをされるのか、その内容も含めて御説明ください。よろしくお願いいたします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 法律では、いじめ防止等の基本理念や対策の基本となる事項を示しており、国、地方公共団体、学校の設置者、学校及び学校の教職員、保護者の責務などを明らかにするほか、国及び学校にいじめ防止基本方針の策定を義務づけ、地方公共団体には基本方針の策定に努めるよう求めております。

 国の基本方針は、いじめ防止のための対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針であり、地方及び学校における基本方針の策定に当たっては、国の基本方針を参酌するとされております。

 国におきましては、基本方針策定の検討に当たり、学校関係者や学識経験者などの多様な協力者の参画を得て、より実効的な対策を講じるため協議会を設置して検討を行っているところでございます。

 地方及び学校における基本方針につきましては、今後策定される国の基本方針等を参酌して策定の検討をしていくこととなると思っておりますことから、今後も国の動向を注視してまいります。



◆2番(鈴木貢君) 私もこの法律制定を聞きまして、どこまでの義務というか、責務というか、市役所も含めて、どういうスタンスで取り組むべきものなのかなということで今回質問したわけでございますけれども、いずれにしましても江南市の今の取り組み、どのようにお考えかということで今大体お伺いしました。これからというのが率直なところかと思います。

 実はそうした中、私、じゃあ全国的にどうなのかなということをちょっと見てみました。あくまでも地域地域の教育委員会が主導的にせないかんということは論をまたないことでございますけれども、じゃあどうかなということで見てみました。

 ここで先進的な取り組みを少し御紹介しますと、千葉県柏市においては既に制定されておりまして、虐待が虐待を生み、虐待がいじめも生むといった暴力の連鎖を防止すること、それから市役所と教育委員会の綿密な連携、情報共有により対策を推進することを念頭に、こうしたことを求める立場から、児童虐待といじめの2つの課題に対する市児童虐待及びいじめ防止条例なる独自の条例を2013年6月22日に制定されておるということでございます。

 また近くでは、岐阜県可児市でございますが、子供が安心して生活し学ぶために可児市全体でいじめ防止に取り組みますとの基本理念を示した可児市子どものいじめの防止に関する条例を平成24年10月に公布、また富山県砺波市ではいじめ防止基本方針の策定など、既に幾つかの自治体でいじめ防止対策の条例化が進められている状況でございます。

 こんな感じですので、まだまだこれからというのが正直なところでございますけれども、江南市におかれましても、生徒・児童をいじめから守る、またいじめをなくすということを前提に、もしいじめ問題が起きた際には、速やかに機能・対応できるようないじめ防止条例等の制定をお願いしたいと思うところでございます。きょうはこの質問はこの程度にとどめおきますけど、どうぞお取り組みのほどよろしくお願い申し上げます。まず1点目の質問は終わります。

 続きまして、浸水対策についてでございます。

 この件につきましては、きょう、尾関議員、それから野下議員、今本当にお地元でも起きておるということで御質問されました。最近の天候は異常でございます。そうしたことも含めて、全国各地で予想を超えた集中豪雨により水害が多く発生しています。そうしたことから、近年の異常気象状況に対応すべく、9月より「特別警報」という気象予報ランクも新たに設けられました。

 江南市でも近年、ゲリラ豪雨による浸水被害等、市内至るところで発生しております。また、先日の豪雨にしても、またしても浸水被害が発生しました。そうしたことから改めてお尋ねしますが、今夏の江南市の水害状況と近年の傾向について、簡潔にお知らせください。よろしくお願い申し上げます。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) お尋ねの水害状況でございますけれども、ことしに入りましてからの対応件数といたしまして、3件対応させていただいております。

 最初に、7月25日に発生した豪雨では、午後6時から午後8時までの2時間に50ミリの雨量がございました。床下浸水27件の被害が発生し、市の対応といたしまして、交通規制4カ所、土のう対応につきましては14件342個を搬送いたしております。

 次に、8月5日から6日にかけまして発生した豪雨では、午後8時から11時までの3時間に115ミリの雨量があり、床上浸水5件、床下浸水121件が発生いたしております。市の対応といたしまして、交通規制20カ所、土のう対応につきましては34件822個を搬送いたしております。

 最後に、今月4日に発生した豪雨では、午後3時から午後6時までの3時間に90.5ミリの雨量があり、床上浸水10件、床下浸水140件が発生をいたしております。このときには交通規制25カ所、土のう対応につきましては49件1,105個を搬送いたしたところでございます。

 近年の傾向といたしまして、台風とは違い事前周知が困難で、かつ局所的な集中豪雨が6月から10月ごろにかけて年に複数回発生しているのが現状でございます。



◆2番(鈴木貢君) 一月たたないぐらいの間に繰り返し繰り返し来たと。これは江南市だけじゃなしに、全国を見ると、竜巻だ、雷だということで、さまざまな報道を聞くわけでございます。江南市においても、今お聞きしたように、非常に近年の天候傾向は事前周知が困難で、かつ局所的な集中豪雨に見舞われる傾向であるようです。この話をすると、江南市でもそんなに降ったのという、そんなことも言われる場合もあるということで、こんな30万平方ぐらいの狭い地域でも、それぐらいの天候の落差があるんだなあということを今回感じたわけでございます。

 ここ数回の集中豪雨は、皆さんも御存じかと思いますが、江南市の北寄りの地域を西から東へ雨雲、雷雲が通過しまして、限られた地域で短時間のうちに浸水被害が起きたようでございます。こうした気象は、地域温暖化により日本の気象も熱帯に近づいてきている影響ではとも言われております。今後の気象状況変化に、今まで以上に注意を払わねばと思うものでございます。

 次に、ちょっと余談でございますが、災害対応、お聞きしましたように、何百個、今、1,105個というように、土のうも多く浸水地域に運ばれたようでございます。浸水地域にとっては、命綱とは言いませんけど、頼りになるのは土のうであるということも言われておるわけでございます。大変役に立ち、なくてはならないものでございます。

 先日、実は市の職員の方が、見ましたら汗をかきながら災害に備えて、1,000個、2,000個とできていたわけでございますので、一生懸命土のうをつくっておみえでした。業務とはいえ大変なことであり、ありがたく思うものです。私はそれを見て、御苦労さまですと本当に感謝申し上げたく思います。

 いずれにしても、最近の集中豪雨による浸水被害は、同じ地域、同じ箇所で何度も何度も繰り返して発生している。これはきょう、尾関議員と野下議員がおっしゃったとおりでございます。できればそういう地域に、速やかに大規模な何千トンという貯留槽、あるいは用水沿いに分水池をつくるのもいいんですが、私、聞きましてびっくりしました。1,000トンぐらいつくるのに、大体1億円ぐらいかかるそうですって。だから、3,000トン貯留すると3億円かかるというような、単純計算ですが、それぐらいな莫大な費用がかかるということですし、いいんですが、なかなかすぐ対応できるものではないということも、市民の方には申しわけないんですが、自己防衛も含めて、まずはそういうことが大事ではないかと思うところでございます。

 そんなことも含めてお聞きするわけですが、市においても雨水貯留や雨水流出抑制など、さまざまな対策をされておると思います。その計画、実施状況についてはどうでしょうか。また、その効果というものが出ていれば、そういった点についてもお聞かせください。よろしくお願いいたします。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 雨水貯留施設につきましては、先ほども少しお答えをさせていただきましたが、市内の小・中学校に布袋小学校を初め7基の雨水貯留施設が設置されております。平成25年、26年度には北部中学校に設置を計画しており、その後、第3次江南市総合治水計画に基づいて順次設置をしてまいります。

 雨水流出抑制につきましては、雨水貯留浸透施設設置の補助制度についてホームページや広報でPRしており、これまでに平成22年4月より平成25年8月31日までに、雨水貯留タンクが782基、雨水浸透ますが219基、浸透トレンチ管が61メートル、透水性舗装が1,681メートルの設置をしていただいております。

 ただいま御報告させていただきました数値につきましては、補助申請のなされたものでございまして、江南市宅地開発等指導要綱に基づいて設置をさせていただいたものについては含んでおりません。

 浸水被害地域付近につきましては、浸水による家屋の被害を防止するために、市民の方々に自己防衛といたしまして浸水防止施設を設置していただくようお願いをしております。

 また、平成23年度に議会より御指摘をいただきまして、市内の公共施設に雨水貯留タンクなどの設置を依頼し、設置をしていただいております。



◆2番(鈴木貢君) わかりました。そういう格好で、できる限り今、そういった対応をされているということはわかりました。しかしながら、先ほど申し上げましたように、地域地域からはすぐ解決してくれと、もうきょうだ、あすだというようなことを言われている地域もあると思います。そうしたことからも、こういったいろんな市の施策というものをしっかりまた御周知願えればと思うところでございます。真剣も真剣に捉えてやっておると、このようにひとつアピールしていただければと思うところでございます。

 今ちょっと関連して、本当に大事な部分だと思うんですが、公共施設において雨水貯留タンク、市民に率先してやっておるよということだと思いますが、公共施設において既に雨水貯留タンクとか、あるいは浸透対策、どのように具体的に市が先んじてやっておられるか、そういう点についてお聞かせください。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 雨水タンクにつきましては、先ほど鈴木議員のほうからも御指摘がございましたように、まず市民にお願いする前に公共施設のほうで設置するべきではないかという御提案をいただきまして、土木建築課のほうから各施設を管理しておる施設管理者のほうに依頼文書を出しまして、雨水貯留タンクにつきましては、具体的には草井保育園を初め37施設におきまして43基を設置していただいております。また、今年度末までには、古知野東小学校を初め市内の小・中学校13校におきまして、13基の雨水貯留タンクを設置いただくように御報告をいただいておるところでございます。



◆2番(鈴木貢君) 今伺いまして、特に学校、保育園関係、積極的に取り入れられて、本当にうれしい限りでございます。ただまだ市には公共的な、特に浸水地域に隣接するところ、学習等供用施設ですとか、公民館ですとか、あるいは支所ですとか、そういうところが多々あると思います。そういったことも含めて、そういったところにも、きょうはそれ以上申し上げませんけれども、ありとあらゆるところ、特に浸水地域の流出・流入するところ、そういったところを、どういうタンクをつけていくのかということも含めて御検討願って、効果的な設置をお願いしたいと思うところでございます。そんなような今一定の貯留対策を進めているよということでございます。

 あと最近の浸水、ずうっと見ていますと、江南市はどんどんどんどん開発が進んでおります。住宅開発、大規模開発もありますけど、そういったところは一定の、600Lですとか、そんな格好での雨水貯留対策はするんですが、今は小規模開発というんですかね、4戸、5戸、6戸という、そういうところも結構多いという感じもします。そんなことを含めて、今まで水がつかなんだところもつくようになってきたという声もお聞きします。そんなことも含めて、住宅開発に伴うことについてはきょうはしませんけれども、そんな江南市も状況にあるんだなあということを再認識した次第でございます。

 その次に、こうした対策を講ずるに私が大事な部分だと思っておりますのが、既にあります浸水ハザードマップの活用についてでございます。集中豪雨に見舞われた際、市内の常襲的な浸水地域がハザードマップ、皆さんにも多分こういうものが、議員の皆様にも配付されまして、あると思います。その中の大雨が降ったらというので、私、拡大コピーしてつくってみました。

     〔資料呈示〕



◆2番(鈴木貢君) (続)これは平成12年9月、平成20年8月、平成21年6月、平成23年8月、それから最近では平成23年8月27日までの浸水地域を、そちらから見ると茶色く見えるのが、要するに床上だそうです。黄色っぽく見えるのが、黄土色っぽく見えるのが、これが床下でございます。きょうもいろいろ浸水地域がわかりました。それを聞きますと、あっここだなという感じだと思います。それであえて、これは日光川、これが一番江南市のメインの用水で般若用排水路のところに線を引いてみました。それから、青木川、五条川がかすめております。こうしたようなことでございます。

 この赤ぽっち、これは市役所と消防署です。これは般若用排水路の飛高町にある分水池です。こんなような今、江南市というのは川が流れて、こんなような浸水地域が分布しているなということを江南市ハザードマップの中には記されておったということで、改めて私も見たわけでございます。こんなような今、江南市というのは、浸水常襲地域はこのように分布しているなということが御認識していただければと思うわけでございます。

 今申し上げましたように、この浸水ハザードマップを活用して、浸水被害地域への雨水流出経路を調べるとともに、浸水被害を軽減させるために、先ほども申し上げたように、効果的な雨水貯留や雨水流出抑制対策が図れるものと考えるものです。そうした点について、御当局は今後も含めてどうお考えになっていくのか、施策の反映に対してどうなのかと、そういう点についてお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 排水施設や雨水貯留施設を計画する上で、豪雨時における浸水地域が記載されている洪水ハザードマップは大変有効であると考えております。今後の治水計画においては、お地元から要望いただいた側溝工事の排水方向を決定していく際にも、この洪水ハザードマップを有効に活用し、より効果的な対策に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(鈴木貢君) 治水というのは、一朝一夕に成るんじゃございません。10年、20年、30年、環境が変わればまた新たな問題が発生するということでございますけれど、こうした流出、どこにどういうものをつくると一番効果があるのかということも含めて、参考にして、また活用していただければと思うところでございます。今、そうしたハザードマップの見方、また活用の仕方では申し上げました。

 では、ここに記されておることも含めてですが、現在、市内のこうした、江南市内の水系というか、浸水地域も含めての状況でございますが、現在の市内の雨量や河川水位の観測状況、これについてはどのような今状況でございましょうか、お聞かせください。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 雨量の情報収集でございますけれども、現在、江南市役所及び消防署の2カ所で市独自で雨量の情報収集を行っております。ほかに、インターネットでは木曽川及び五条川の水位情報及び飛高町地内の般若川分水池に設置してあります雨量計の情報が公開されております。ほかには、国土交通省がすいとぴあ江南に設置いたしましたライブカメラにより、木曽川の映像をインターネットを使って確認することができるようになっております。



◆2番(鈴木貢君) 今聞きまして、現在の観測状況を伺いました。

 雨量観測については、市独自の雨量計測が2カ所、こことここですね。この赤ぼっち2つ、市役所、消防署。それからあと、県設置の飛高町の般若川分水池に設置している合計市内に3カ所、雨水の雨量をリアルタイムにわかるものがあるということでございます。そうした状況でございます。

 それから、市内河川の般若川、青木川、日光川については、特段の観測点はないそうでございます。市職員などによる目視観測になるそうでございます。

 そうした雨量観測や水位観測状況であるわけでございますが、水害のおそれがあるときなど、一元的なリアルタイムでの情報は残念ながら得られません。

 例えば、きょう御説明したかったのは、神奈川県伊勢原市という市では、市ホームページ上にて常時、雨量や河川水位の観測状況を市民に情報提供しております。また、こうした気象情報を住民に提供し災害に備える自治体の取り組みは、きょうは申し上げませんけど、少なくはございません。

 そうしたことも踏まえて質問するわけですけれども、江南市も今これだけ気象が局地的、限定的、また自己判断というか自己防衛的に判断して進まなければならない天候状況が続くわけでございますので、市民に情報を与える意味でも、江南市も従来の観測情報体制にとどまらず、市内各所に雨量観測、河川水位観測点をふやし、水害対策に役立て、またホームページやメールなどで市民にリアルタイムで観測情報を知らせるなど注意喚起を図られればと考えますが、いかがなものでございますでしょうか。御当局の御見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 雨量や河川の情報を収集するためには、さまざまな計測器を初め、通信手段についても整備する必要がございます。また、測定地点を確保するなどさまざまな課題もあり、その設置につきましては、今後、調査・研究してまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 また、先ほど御紹介しました愛知県や国土交通省の情報を江南市のホームページからも確認することができないか、関係機関と協議をさせていただきます。

 そのほか、愛知県の「みずから守る防災情報メールサービス」に利用登録をしていただければ、五条川の水位情報などについても必要に応じメール配信がされることとなります。このように、市といたしましても、今後さまざまな方法を活用して市民の安心・安全を確保してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



◆2番(鈴木貢君) なかなか一朝一夕にはいかないと思いますけれども、市民の安全を守るために情報発信、これは大事な部分だと認識するところでございます。市民みずから水害に対して事前に自己防衛していただくためにも、こうした気象、河川の水位などの情報を見られるような対応が改めて必要になると感ずるところでございます。災害に強い安全で安心できる江南市のまちづくり、より進みますよう、市の御対応をよろしくお願い申し上げます。この件の浸水対策については、この程度にとどめおきます。

 続きまして、通告3点目の質問に入ってまいりたいと思います。

 3点目の道路、水路の保全管理についてでございます。

 道路のでこぼこや水路の破損、草木の伐採など、多くは定期的保全管理や、問題発生時にその都度、区・地域を通じて対処されているかと思います。改めてお聞きしますが、そうしたことを含めて管理状況についてお聞かせください。よろしくお願いいたします。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 平成22年度、平成23年度におきましては、緊急雇用で臨時職員を採用して道路や水路のパトロールを行ってまいりましたが、平成24年度よりこの制度がなくなったため、職員のパトロールやお地元からの通報により危険箇所を確認し、対応しております。

 草木や街路樹の管理につきましては、定期的に除草や剪定作業を行っております。危険箇所の確認につきましては、年度初めに広報「こうなん」に、土木建築課からのお願いということで、道路の陥没や穴あき、側溝のふたの破損など危険箇所の情報提供をお願いしたり、郵便局の配達員が現場に出る際、道路・水路に危険な箇所を発見した場合、通報していただくようお願いをしております。

 また、市民の方から、ホームページのうちで道路・水路の不良箇所の情報提供も通報ができるようにして、速やかな対応をいたしておるところでございます。



◆2番(鈴木貢君) 今お聞きしまして、地元からの通報、市民からの情報提供は、職員のパトロールで対応されている。ましてや郵便局のところからも情報が得られるということでございますので、冒頭の御説明にあったように、緊急雇用でそういうパトロールもあったということですが、それがなくなったということも含めて、本当に今、目が届くのかなあということも含めてちょっと危惧したもんですから、また、今、特に時期的に、草も含めて、もうちょっと気をきかしてやってもらいたいなという箇所も散見されますし、きょうの朝、尾関議員が言われておったような話もございますけれども、そんなことも含めて、一つのパトロール、あるいは市の対応というものがどうなのかなということを確認したく、こういう質問に至ったわけでございます。

 では、市のパトロール内容や対応処置、どのような状況か現状をお聞かせください。よろしくお願いいたします。



◎都市整備部長(小池郁夫君) パトロールにつきましては、職員が現場に出る際にパトロールを兼ね、道路に陥没がないか、ガードパイプが傾いて通行に支障がないかなど、道路の状況を確認しております。その際、公用車には住宅地図、それから舗装などの補修材でございます常温合材などを積載し、危険箇所を確認した場合、速やかに対応をしております。

 また、職員が対応できない場合につきましては、業者に依頼し、道路の安全管理に努めております。



◆2番(鈴木貢君) 本当におっしゃるとおりで、でこぼこに対して簡単にできる、スコップで一すくい、二すくいで埋められるものは速やかにやっていただいているということで、そういう面からすると非常に感謝もするわけでございます。そういう今点検をしているということでございます。

 ただ、先ほども申し上げましたように、最近時節柄、道に草木がはみ出しまして繁茂しまして、車や歩行者が通行しづらい箇所を多く見受けます。すれ違うにも、本来ならすっとすれ違いができるところも、譲り合って通らないかんという箇所も散見しますし、特に4メーター道路ぐらいのところは、双方から1メーターぐらい道を塞ぐ格好で出ていると、そんなところも珍しくないわけでございます。こうしたことは、見通しも悪く、事故の原因にもなります。また、苦情も大変多いと聞いております。

 パトロールをする際、こうした箇所も心がけて見てもらい、適切に処置していただければと思いますが、そうした点はどうでございましょうか。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 道路に民地より草木がはみ出していることにより、自動車や歩行者が通行しづらい箇所については、土地の所有者を訪問し、もしくは手紙により連絡をとり、早目に草木の剪定をしていただくようお願いをしております。

 今後は、パトロールでこうした箇所にも心がけるとともに、道路に草木がはみ出さないように土地所有者の皆様方に広報等による啓発を行うことも検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(鈴木貢君) 農地の絡みもございますので、なかなか大変かと思います。各課協力していただきまして、環境の保全というか、そういう危ない箇所、市民の方で困っておみえになる方も結構お見えになりますので、ひとつまたよろしくお願いしたいと思います。

 次に、市町区の境界の対応についてお尋ねしたいと思います。

 市町区の境界の道路や水路は、行政区がまたがるために、改善箇所が地域要望を優先され、改善必要箇所でも放置され対応がおくれがちな場所も多いように感じます。こうした境界の管理対応についてはどのようにお考えでしょうか。市民から言うと、その地域じゃないからなかなか言いづらいんだかということですね、そんなお声も聞きますので、そういうことも含めて、このパトロールのあり方も含めてお聞かせください。よろしくお願いいたします。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 市といたしましては、行政区をまたいだ要望も受け付けをいたしております。また、個人の方から要望があれば、当該の区長さんにお話をし、市内全域の要望にお応えできるように努めております。また、提出いただきました要望書の要望箇所につきましては、必ず現場確認をしております。区の要望順位は尊重しておりますが、要望箇所の現況調査などを行い、必要性、事業効果を考慮し工事箇所を決定してまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(鈴木貢君) ひとつそういったことも含めて、必要性、効果も含めて、どうしても見落とされがちな箇所、数はそんなにないかもしれませんけれども、特にそういったところに散見されますので、そんなことを留意されて、現場確認、パトロール、そういうようなことをその中に意識づけて行っていただければいいかなと思っております。

 それから、ちょっとこれは補足なんですが、市内の交差点等、事故によるガードパイプとか交通標識が破損していたりということがよく見られます。どれぐらい被害状況があるんでしょうか、ちょっと教えてください。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 市内で交通事故によりガードパイプなど道路の施設が破損した場合には、江南警察署と連携を図り、事故を起こした方の責任において修理、原形復旧をしていただきます。また、原形復旧が完了したときにおきましては、現地及び写真により完了を確認しております。

 件数といたしましては、平成23年度が30件、平成24年度が40件であり、今年度につきましては8月末現在で12件でございます。しかし、中には警察に届けが出されず、そのまま道路施設を破損した状態で放置されている箇所があります。これらの場合は現地確認により、施設としての機能の有無や歩行者・自動車などに対する安全の確保を判断し、やむを得ず市で修理などの対応を行っているものがあるのが現状でございます。



◆2番(鈴木貢君) これ聞きまして、私、壊れているところは、当て逃げばかりで、修理も市が丸抱えでやっておるかなというふうに思っていたんです。伺いましたら、車の保険会社を含めて、大半が対応されていると。よからぬ運転をした人、あるいは届けるのはまずい人に関しては、ないとは言いませんけど、あるみたいです。ただ、特段そういうのは絶対数からいったら少ないということでございましたので、一度現況をお聞きしたということでございますので、その点については市のほうもまたしっかりと適切な、壊れっ放しにすることなく、速やかな修繕をお願いしたいと思うところでございます。

 次に、4点目の防犯対策補助事業についてお尋ねしてまいりたいと思います。

 こうした質問につきましては、さきの6月定例会にて古池議員からも、商店街等への防犯カメラの設置の効果や条例制定の必要について質問されました。私もこうした防犯カメラの設置は、犯罪行為の防止効果や事件解決への捜査に大変効果があると思うところでございます。また、今9月定例会にて、駅周辺の防犯カメラの設置予算議案も出されておりまして、駅周辺の犯罪防止など、多くの市民に安心感を与える対応と考えます。

 しかし、このような対策が始まる中、依然として江南市も含めた尾張地域、空き巣や車上荒らしなど犯罪が発生していると聞いております。今後、最近の犯罪の増加傾向を鑑みるに、こうした公共的な場所にとどまらず、必要に応じて防犯カメラの設置場所をふやす工夫もしなければならないと思います。そして、市域、江南市全体で防犯対策に取り組み、犯罪の発生を抑えるためにも、一般市民に対ししても防犯対策支援措置が必要と考えます。

 また、防犯対策はカメラ設置だけではありません。防犯対策はさまざまあります。そうした点から、今回、防犯カメラの設置のみならず、総合的な防犯対策支援についてお尋ねしたいと思います。

 そこでまずお聞きしますが、最近の空き巣等の犯罪発生の傾向、どのような感じでしょうか、お聞かせください。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 愛知県と江南市の空き巣などの侵入盗の発生傾向でございます。愛知県の侵入盗につきましては、ここ数年は、ふえている年もありますが、傾向といたしまして減少をしていっております。しかしながら、個別に見てまいりますと、平成24年中の住宅対象侵入盗につきましては増加をしております。平成19年から平成24年まで6年連続で全国ワーストワンとなっおります。江南市の侵入盗や住宅対象侵入盗につきましても、愛知県と同じような状況でございます。

 愛知県内のランキングを見てみますと、名古屋市内の各区を一つの自治体とした場合は、江南市は19位でございます。人口当たりの犯罪率で換算いたしますと、9位と高くなっております。愛知県や江南市での侵入盗の総計は減少しておりますが、住宅侵入盗は増加をしており、内訳でございますが、空き巣は愛知県や江南市の双方で増加をいたしております。忍び込みにつきましては、愛知県では減少しているにもかかわらず、江南市におきましては増加をしているような状況でございます。



◆2番(鈴木貢君) 本当に油断もすきもあったものじゃないというのが、私も先月ですかね、そういう話をしておったら、何も言わずにこうやって指される方が見えます、うちもということだと思いますけれども。あるところから二、三十分ちょっと、そこは警備会社にも頼んでおるけど、あっという間に二、三百万円とられてしまったと、テレビがついているのにという。「居抜き」と言うそうですけれども、そういう油断もすきもあったものじゃないという。狙っているわけです。ずっとその家を、入ろうとしたら、そこに執着して、変な意味でパトロールをして、すきを狙っておるということがあるなあということを、本当に怖いなあという感じがいたします。

 愛知県や江南市での侵入盗の総計が減少しているとのことでしたが、そんなような状況においても空き巣は愛知県や江南市では増加しているようでございます。忍び込みは愛知県では減少しているにもかかわらず、江南市では増加しているとお聞きしました。空き巣や忍び込みに対する対策として、最近話題の防犯カメラ設置を初め、施錠強化ツールや防犯センサーライトなど、さまざまな防犯対策法があるようでございます。近年、一般市民に、このような防犯対策の備品購入に対し、一定の補助・助成を進め始めている自治体もふえてきております。

 そこでお尋ねしますが、近隣の市町の防犯対策補助事業についてどのような状況か、お聞かせください。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 近隣の自治体であります一宮市、小牧市などにおきましては、防犯対策補助制度がございまして、防犯カメラの設置補助のほかに、住宅への防犯対策といたしまして、補助錠や防犯フィルムなどの取りつけなどにかかった費用の一部を補助する2種類の防犯対策補助制度がございます。

 近隣の一宮市におきましては、防犯カメラ設置補助金制度があり、町内会を対象とし、防犯カメラの購入、または設置費用に対し2分の1を補助し、50万円を上限としております。また、住宅への防犯対策補助制度につきましては、世帯主を対象とし、防犯性の高い鍵や補助錠、防犯フィルムや防犯ガラス、防犯用センサーライト、防犯砂利など各種防犯対策用品の購入、取りつけ、交換などの施工にかかった費用の2分の1に対し、5,000円を上限といたしました補助制度がございます。



◆2番(鈴木貢君) 今、一宮市の例を挙げられたわけでございます。私のほうからも、小牧市もございましたね。ここは2本立てで、事業者防犯カメラ等設置補助金ということで、車上狙い、部品狙い、自転車盗などの駐車場・駐輪場で発生する犯罪を防ぐ必要があるということで、こうした防犯カメラの設置補助金があります。

 それから、個人の小牧市防犯対策補助金というものがありまして、1行で本当に簡潔明瞭です。この制度は、犯罪を未然に防ぎ、安全で安心なまちづくりを推進するための補助金制度ですということです。そして、防犯対策として、5分の4の額、最高限度は1世帯当たり1万円ということで1回限りと、こういうような施策が数年前から進められております。

 こうして周りが進みますと、周りは地域がそういうように取り組んでいるわけですから、非常に防犯意識が高いと。こんなことを言うと叱られますが、この地域、江南市も含めて、ガードが甘いなというように思われては本当に寂しい限りでございますので、そんなことも含めて御提案するわけでございます。

 江南市では、残念ながら防犯カメラなどの防犯対策補助事業は実施しておりません。江南市でも近隣市町のように防犯対策補助事業ができないものでしょうか、御当局の御見解をお聞きします。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 防犯対策補助制度の創設につきましては、先進自治体の整備に至った経緯・経過などしっかり検証させていただき、未整備の自治体の動向も注視しながら調査・研究してまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(鈴木貢君) 本当に御検討をお願いしたいと思います。

 江南市は幸いにも甚大な自然災害は少なく、地震被害なども軽微とされております。住むには極めて安心で安全な住環境都市でございます。住むなら江南、これが一つの今後の江南市の売りであると。安心・安全なまちであると、市長もそれをよくおっしゃっておられます。そういうことを含めて、しかし最近、治安面において、身近な空き巣、窃盗犯罪等の多発が市民の安心を脅かしております。今後、こうした犯罪から市民生活を守るためにも、江南市は犯罪に強いまちづくりを目指し、より安心で住みやすいまちにしなければなりません。そうしたことから、市と市民が協力して防犯対策を推進する取り組みがなお一層必要だと思います。また、そうしたことから市民への防犯対策支援がより必要になると考えるところでございます。

 どうか安心で安全なまちづくりの視点で、江南市も防犯対策補助事業をぜひ実施していただきたいことをお願い申し上げまして、本日の質問を終わります。よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(古田みちよ君) 暫時休憩をいたします。

     午前11時46分 休憩

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     午後1時11分 開議



○副議長(宮地友治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 牧野圭佑さん。

     〔9番 牧野圭佑君 登壇〕

     (拍手)



◆9番(牧野圭佑君) それでは、午後一番で早速質問をさせていただきます。

 9月8日に敬老会が開催されまして、その折に配付されました資料を見ておりましたら高齢者一覧表というのが載っておりまして、江南市民で平成25年に75歳になられた方が1,026人、75歳以上の方が1万1,004人と載っておりまして、毎年数%ずつふえているということが表に載っておりました。市長は御挨拶で、100歳を超えている方が26人でしたかね、2人が男性で、残りは女性で、男は頑張れという話がございましたが、厚生労働省の発表によりますと、日本人女性の平均寿命が連続26年間世界一、前々年度が東日本大震災で2位に後退しましたが、また昨年1位に返り咲きと。尾関議員が言われましたように、男性の寿命も実は平成24年度、過去最高を記録した。世界5位でございましたけれども、そんなことでございます。

 こういった中、長寿命化といいますのは一つの文明国の最大のバロメーターと私は思っておりまして、大変すばらしい世界に誇れる日本だと思いますけれども、一方では少子・高齢化になっておりまして、こういったことが年金・医療・介護の、今後、持続可能かどうかと非常に心配されるところであります。

 そこで、後期高齢者医療の現状についてお聞きいたしますけれども、まず最初に後期高齢者の被保険者数と1人当たりの年間医療費はどのようになっているのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) まず、平成24年度決算で申し上げます。愛知県全体では後期高齢者医療の被保険者数は73万7,736人、1人当たりの年間医療費は92万7,431円でございます。そのうち江南市の被保険者数は1万666人で、1人当たりの年間医療費は86万9,980円でございます。



◆9番(牧野圭佑君) かなり詳しく、ありがとうございました。

 75歳以上が約74万人いると、愛知県ですね。愛知県の人口が約743万人ですから、愛知県ではこの後期高齢者比率が約10%。江南市は75歳以上の人間が、先ほど数字を言われまして人口で割りますと約10.8%ということですから、少し江南市のほうが0.8%高いんだけど、愛知県とほぼ同じような75歳以上の人口比率だなあと思いました。

 先ほど医療費を聞きましたら、県平均で、これは健康な人も含めてですね、75歳以上は大体約93万円ぐらい年間使っていると。江南市がそれに比べ87万円ぐらいということですから、6.2%江南市のほうが少ない。ということは単純に考えて、江南市のお年寄りの方が元気であると。もう1つは、ひょっとすると医療体制・機関が県下全域に比べて少し何か問題があるのかもしれない、ここら辺はまた次回、詳しく調べたいと思います。

 それでは次の質問ですが、平成24年と平成25年の比較で、医療保険と別に介護保険サービスの江南市における利用人数と1人当たりの介護保険給付費についてお尋ねしますけれども、少しその中を分類しまして、サービス給付全体と、そのうちの施設サービス利用者というふうに分けて、人数、金額をお聞きしたいと思います。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 平成25年と平成24年の両方で比較をさせていただきます。

 最初に、平成25年の2月末現在での介護保険利用者数は全体で2,608人で、1人当たりの給付月額は14万2,291円でございます。また、そのうち施設サービス利用者数は596人で、1人当たりの給付月額は26万341円でございます。

 また、平成24年の2月末現在では、介護保険利用者数は全体で2,484人で、1人当たりの給付月額は14万2,630円でございます。また、そのうち施設サービス利用者数は547人で、1人当たりの給付月額は26万8,921円でございます。

 両年度を比較いたしますと、施設サービスも含めた1人当たりの給付月額はほとんど変わっておりませんが、介護保険サービス利用者が増加しておるために介護給付費の総額は増額をいたしております。



◆9番(牧野圭佑君) ありがとうございます。大変詳しくお答えいただきました。

 先ほど後期高齢者医療が年間で93万円。今回の介護医療費も、ちょっと乱暴なんですけど、今、月額で言っていただきましたので、単純に12倍して考えますと、介護施設のサービスが1人平均171万円、施設に入所しますと312万円かかっているなあということだろうと思います。1人当たりの金額というのは余りふえていないとお話しされましたけれども、絶対数の介護人数がふえているから年々ふえていっているというお話でございました。

 それを踏まえまして、利用者の増嵩に伴う金額が増大してくることは確実でございますので、今後の高齢者の医療や介護のあり方について、ちょっと大きな話をすると、国はどのような方針、方向性を持って進んでいくというふうにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 厚生労働省の調査によりますと、介護が必要になった場合、在宅で家族に依存せずに介護保険サービスを利用しながら生活したいと希望する割合が46%と高く、また60%以上の方が自宅で療養しながら最後を迎えたいと希望するも、現実には在宅ケアが十分でないことや症状が急変したときの対応に不安があることなどから、80%以上の方が病院等で亡くなっておみえになります。

 国はこのような状況を踏まえ、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、できる限り住みなれた地域で在宅を基本とした生活を継続することができるように、医療や介護、予防、住まい、生活支援サービスが一体的に提供できる地域包括ケアシステムの実現を目指しておると聞いております。



◆9番(牧野圭佑君) わかりました。

 地域包括ケアシステムの実現を目指しているということだそうでございます。私もこのことは喫緊の課題であると認識をしておりまして、そのシステムの核となる在宅医療連携拠点事業というものを市としても進めていく必要があるのではないかという思いで、今回の質問をした次第でございます。

 実は先月、8月中旬から末にかけまして、各中央省庁から来年度予算についての方針がいろいろ新聞で発表されました。厚生労働省のいろいろな試算によりますと、2014年度予算が30兆5,620億円で、概算要求ですが、過去最高の予算となると。うち年金・医療・介護の社会保障関係費は29.1兆円となり、2014年度当初で初めて30兆円を突破するのは確実と見られるということでございました。

 社会保障関係費が20兆円を突破したのが2005年でございまして、30兆円突破が2014年度ということになりますと、この10年間で10兆円ふえたということになります。そして、これからの10年が本当に大変なんですが、少子・高齢化の中を考えますと、どこまでふえていくのかなと。そういった経費増に日本の国家財政が持ちこたえられるのかどうか私は心配であります。

 厚生労働省は、年金・医療・介護それぞれに対し、抑制策を打ち出しております。まだ案でございますけど、例えば、残念ですが、夫婦で年収三百数十万円台を目安に介護保険料の負担を1割から2割へ上げようとか、要支援1の方の保険は介護保険の対象から外すとか、医療保険の窓口負担を70歳になる人から段階的に1割から2割に上げるとか、今言われました地域包括ケアシステムの構築を目指して在宅看護をふやすとか、大病院の紹介状なしの初診料を1万円から3万円値上げするというようなことが今後大いに議論されることになるだろうということで新聞に書いてございました。

 先ほどの健康福祉部長の答弁と新聞発表などによりまして、介護の将来像についてはなかなか大変なものがあるなあとよくわかりましたけれども、具体的に、今後の日本でもいいんですが、病院のベッド数の増床というものはどうなっていくのかと。そういうことにつきましてどのように考えておられるのか、質問いたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 愛知県内の医療機関の病床数は、愛知県地域保健医療計画によりまして、県内12の医療圏ごとに基準病床数が定められております。基準病床数制度は、病床の整備について病床過剰地域から非病床過剰地域へ誘導することで病床の地域格差を是正し、全国的に一定の水準の医療確保を目的に昭和60年12月の医療法改正により昭和61年4月から施行されたものでございます。厚生労働大臣は医療提供体制の確保に関する基本方針を定め、愛知県はこの方針に即して医療計画を策定いたしております。

 全国の病床数のピークは平成5年で、平成20年では若干減少いたしております。こうした状況から考えますと、今後大きな病床数の増加は難しいものと考えられます。



◆9番(牧野圭佑君) わかりました。

 今後病院の増床は難しいなあということでございますが、具体的には江南厚生病院の現在のベッド数と、ベッド稼働率といいましょうか、空きベッド率といいましょうか、そういったものはどれぐらいなのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 江南厚生病院に確認をいたしました。そうしたところ、現在の病床数は684床で、一般病床が624床、療養病床が54床、GCUベッドが6床でございます。このGCUベッドとは、新生児の集中的治療後の回復治療、それから発育支援などを行うベッドで、平成25年4月から増床されたとのことでございます。また、平成24年度の延べ入院患者数は22万9,360人で、1日平均628人が入院していらっしゃいます。平成24年度のベッド数678床で稼働率を算定いたしましたところ、92.6%という結果でございました。



◆9番(牧野圭佑君) ベッド稼働率が92.6%ということですが、これはかなり高いと私は思っております。

 次に、少し皆さん聞きなれない言葉なんですが、大きな日本の病院というものにDPCという制度の導入が進んでおりまして、このDPCというのはどういう制度なのかということをお尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) お尋ねのDPCとは、診断、治療・処置、組み合わせの略で、病名と提供された治療・処置の組み合わせによって、さまざまな状態の患者を分類する方法でございます。厚生労働省は、急性期病院にDPCの導入を推進しております。DPCにより全国の病院の治療行為に関するデータを集めまして、蓄積したデータを活用して病院ごとの治療内容を比較することで、医療の透明化、標準化、効率化を目指しております。

 DPCでは医療内容が透明化して、その内容、成績がわかるようになるために、データに基づいた医療が行われるようになります。医療の質の向上、標準化、効率化が進んで、良質な医療を公平かつ効率的に提供することにつながるものでございます。

 また、このデータを活用することによりまして他の病院と比較して、無駄な治療を行っていないか、投薬期間は適切か、食事の開始時間は適切かなど、他の医療機関と比較ができるようになります。

 この制度は、平成15年4月から大学病院を中心に開始されておりまして、平成24年4月現在、DPC対象病院は1,505病院、DPC準備病院は248病院で、合わせて1,753病院となっております。



◆9番(牧野圭佑君) 説明を聞きましてもなかなかわかりにくいと思いますが、私なりに、私の言葉で概略を説明させていただきますけれども、まず病院へ行きますと、検査をして病名を特定いたします。その病名ごとに実は治療日数の枠が決まっております。総治療費枠も大体決まっておりまして、病名に対して規定内で退院できませんと、病院は治療ポイントが下がっちゃうんですね。ですから、病名ごとに、この枠内で効率よく、非常にいい治療を行って早く退院してもらおうという制度なんですね。それを超えますと、病院は経営がマイナスになっていくということでございます。

 従来は、医療費というものは、患者に対して注射を打って、いろんな検査をして、かかった分だけを出来高払いで払っておったんですが、医療費がどんどん伸びるもんですから、病名ごとに枠を決めまして、早く退院させよう、早く治そうということで、包括評価払いへということで支払い方式が積み上げ方式から枠式に変わったということが一番大きな転換でございます。

 もうつ1つが、すばらしい治療をするために、病院の格付、評価を6段階で6つの指標で評価していまして、評価係数というのがございます。機能評価係数?と言いまして、これが上がったり下がったりするんです。機能評価係数が高いと、診療報酬にそれが掛けられまして収入がふえてくるし、それが下がってくると、同じ診療をしても収入が減るというようなことで、病院としては競争をして、よりいい治療を早く施して、早く退院してもらおうということで、ある意味で経済的インセンティブを与えるような、患者にとっても早く治ると。医者にとっても、非常にベッドを早く回転して早く治すということで、いい意味もございますので、そういったDPCが日本の病院に入ってきているんです。

 ところで、江南厚生病院も平成22年度、新たに新規DPC準備病院となりましたけれども、江南厚生病院の平成23年度の、ちょっと難しいんですが機能評価係数、先ほどの成績表ですね、それが0.0248ということで、全国DPC病院3群の病院1,326病院中、全国で296位、上位22%に入っている優秀な病院でございます。ちなみに昨年度、平成22年度は387位ですから、1年間で一気に91位を抜いて江南厚生病院はどんどん治療効果を上げてきているということがよくわかるんであります。

 ちなみに、現在日本のベッドが200床以上の病院の約50%が、こういったDPC制度に加入しておりますし、小さな100床未満の病院も含めました日本の総ベッド数の約50%がDPC制度で今治療されているということになっております。

 また、先ほど私申し上げましたけれども、厚生労働省は紹介状なしの大病院の初診料を1万円から3万円値上げしようと今検討中でございますが、初診料の保険外併用療養費といいますものは、地域の診療所と病床数200床数以上の病院との役割分担を明確にするための患者負担として行われているものでございますが、江南厚生病院での紹介状がない患者の初診料及び、その割合は何%になっているのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 今御紹介がありましたが、江南厚生病院の場合、初診の保険外併用療養費として消費税込みの2,100円が必要となります。ただし、他の診療所からの紹介状を御持参された方や救急車により来院された方、または主治医の指示により受診期間が3カ月以上経過した方は、この限りではございません。また、近隣の病院につきましても、一部の病院を除いて、この2,100円となっております。



◆9番(牧野圭佑君) 紹介状なしの初診率というものはどれぐらいになっているのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 済みません、答弁がおくれまして恐縮です。

 江南厚生病院におけます平成24年度の初診患者は5万6,745人で、そのうち地域の診療所等からの紹介がない方が2万9,496人お見えになり、その割合は51.98%でございます。



◆9番(牧野圭佑君) わかりました。

 聞いていますと、約62%の方が紹介状なしで診療を受けているということがわかりました。

 ちなみに調べてみますと、全国の大学病院の初診患者の約56%が紹介状なしということですから、江南厚生病院は56%に対して62%と、6%ほど紹介状なしが多いということがわかります。

 また、紹介状なしの初診料が、江南厚生病院は消費税込みで2,100円ということでございますが、これは全国の大学病院の平均が1,998円と出ておりますので、妥当な金額であるなあと私は思っております。

 さて、本年3月22日、NHKで放映されました「家で最後を迎えるには」と、在宅医療元年の課題として何があるかということをテレビで放映いたしました。そのポイントを少し簡単にお話ししますが、NHKの調査によりますと、病院等で亡くなる人は約76.2%、しかし病院で最後を迎えたい人は26%余りということで、実際と希望とは3分の1なんですね。一方、自宅で亡くなる人は12.5%と低いんですけど、本当は自宅で死にたいなあという人は54%ぐらいあるということでございますから、実際、4倍ぐらい本当は自宅で死にたいと思っているということでございます。

 先ほど健康福祉部長からの答弁がございました。その答弁の数字は、厚生労働省の調査ですと、60%以上の人が自宅で療養しながら最後を迎えたいと希望しても、現実には在宅ケアが十分でないこと、症状が急変したとき、例えば夜中ですね、その対応ができるだろうかという不安などから、約80%の方が病院で亡くなっていると。そういうことでは、NHKの調査が約76.2%、厚生労働省が80%病院で死んでいるということでございますから、大体方向とか数字は似ているんだろうなあと思います。

 ここで問題になってくるのは、高齢化に伴い、認知症患者がますます増大することが予測されます。そして、医療・介護の施設の増大が実は必要とされているんですけれども、介護施設の入所は要介護3以上になりそうでございますし、病院のベッド数の増設は、先ほどお聞きしましたら難しいという答弁がなされております。そのため対応策として、退院した方たちへの退院サポート体制を確立しなきゃいけませんし、在宅医療の体制を構築しなくてはならない、そういった時代背景が今発生しているのであります。地域包括ケアシステムの構築が、大変急がれているということが、この大きな理由でございます。

 地域包括ケアシステムには多くの職種の連携が必要ですけれども、その鍵の一つが、在宅医療をしてくれる、往診もしてくれるお医者さんですね、そういった在宅療養支援診療所、これは点数も上がるんですけれども、それともう1つは24時間体制の介護訪問ステーションが必要になります。現在、江南市内には在宅療養支援診療所と24時間体制の介護訪問ステーションが幾つあるのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 現在、市内には64医療機関がありますが、緊急対応が可能な在宅療養支援診療所は4医療機関でございます。また、市内にある訪問看護事業所は3事業所で、いずれも24時間体制となっておりますが、緊急時のみの対応という状況でございます。



◆9番(牧野圭佑君) わかりました。

 4つの診療所と3つの介護センターがあるんだけれども、実態はまだまだいろいろ問題があるなあと、今後の課題があるということでございました。

 江南市内には3カ所の地域包括支援センターがございます。それ以外に大病院から基幹病院がございます。医院もたくさん、64あります。薬局もあります。複合型サービスの施設もございます。介護・看護サービスステーション、そして保健所など、こういった多くの医療関係者が情報交換と協働体制を構築する必要があると考えます。市の対応は、それに対してどのように考えておられるのか、されておられるのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 今後の地域包括ケアを推進する上で、介護と医療の連携は外せないものであると考えております。今年度、尾北医師会主催による第1回多職種協働チーム会議が4月に開催され、歯科医師会、薬剤師会、保健所、江南市、犬山市、大口町及び扶桑町の医療機関、介護サービス関係者、地域包括支援センター、そして行政担当者が出席いたしております。そして、6月には多職種連携による在宅チーム医療の研修会が開催されております。市では、高齢者生きがい課と地域包括支援センターが地域ケア会議の勉強会を実施するなど、連携に向けた人材育成や啓蒙を始めたところでございます。

 また、愛知県におきましては今年度、国の補助金を活用いたしまして、地域医療再生計画が作成されております。この計画は、医師不足対策としての医師確保対策と、南海トラフ巨大地震を想定した災害医療、介護と連携した在宅医療体制の整備として在宅医療を柱とする計画となっております。

 当市におきましても、超高齢化社会における不安要因である認知症に対して普及・啓発を図り、認知症の方が地域で安全に安心して生活できるように、サポーター養成講座の開催や認知症徘徊者捜索訓練、高齢者の地域見守りに関する協力協定などの取り組みを引き続き実施してまいる予定でございます。

 また、今年度実施いたします介護保険及び高齢者福祉実態調査により、高齢者のニーズや地域の課題を把握するとともに、医療や介護福祉などの関係機関と連携し、地域資源の活用を図って地域の実情に合った事業を展開できるように検討してまいります。



◆9番(牧野圭佑君) わかりました。

 既に、ことし4月、6月と会議が持たれ、スタートしたというふうにお聞きしました。また市としても、さまざま取り組まれておるということもお聞きしました。しかし、いずれ在宅医療連携拠点整備が必要になってくると思われます。この江南市のどこに、誰が主体となって拠点を整備するのかは、今後の大きな課題であります。

 厚生労働省は、在宅医療連携拠点事業に対し、昨年、平成24年度は予算20億5,000万円を使っておりますし、今年度、平成25年度は19億6,000万円の予算を計上しております。こういった予算を獲得すべく、江南市も誰かが中心になって手を挙げて、江南市10万都市が在宅ケアのシステムをつくると、その拠点となる連携拠点整備をしていくということが私は緊急の課題だと思いますので、今の話し合いの中から、ぜひ市も主体となって、そういった拠点づくりに手を挙げていただいて、予算もいただいて、いち早くこういった医療、介護、地域連携の体制をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、こういった地域包括ケアシステムのための拠点整備と並行いたしまして、患者に対する情報とかデータの共有化というものが不可欠となります。こうした情報共有システムが、インターネットを活用したVPN、これは「Virtual Private Network」と言うんですが、このVPNによりまして大変安全に安価で設置できていると聞いておりますけれども、このVPNの内容と、江南市での事例があれば御紹介願います。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) VPNとは、今、牧野議員からも御紹介がありましたとおり、「Virtual Private Network」の略で、専用回線を必要とせずに、インターネット回線を経由して安価に広域的なネットワークを構築できるシステムでございます。

 このVPNを使用した医療情報システム、地域医療ネットワークシステムが、試験的ではございますが、尾北医師会江南支部と江南厚生病院との間で稼働をいたしております。これは江南厚生病院と尾北医師会員、医療機関との病診連携の一環といたしまして平成23年度に導入されたもので、尾北医師会江南支部の医療機関から紹介のあった患者の電子カルテのデータを、公開用のサーバーから患者の同意を受けた主治医がパスワードを入力することで、治療の進みぐあいや投薬の状況などを閲覧できるというものでございます。

 なお、この取り組みは、現在試験的に行われており、尾北医師会役員と江南厚生病院の担当者で組織する地域医療ネットワークシステム協議会において、今後の運用方法などが検討されております。

 牧野議員が言われるように、医療と介護が連携した地域包括ケアシステムの構築が急務でございます。今後、地域包括ケアシステム構築とともに、広域的な医療・介護・福祉に関する情報、データの共有化が大きな課題であると考えております。



◆9番(牧野圭佑君) ありがとうございます。

 ますます進化するコンピューターを使ったインターナショナルなInformation and Communication Technology、「ICT」と言いますけれども、このICTを活用したVPNの活用はもちろんでございますけれども、24時間の巡回訪問サービスというものは、人だけじゃなしにテレビ電話なども使って、こういった見守りで人件費を抑えていくというようなことも、ICTを活用して安価で安心して自宅で暮らせる、患者さんの生活を支える在宅医療が江南市において構築されますよう期待と要望いたしまして、次の質問に移ります。

 地域福祉の充実についてお尋ねいたします。

 昨年度、岩倉市が地域福祉計画を策定したと聞きまして、調べてみましたら、愛知県下38市町の中で29市が、この地域福祉計画が策定済みであることがわかりました。また同じく、地域福祉の推進を目的として、各社会福祉協議会が策定する地域福祉活動計画がありますけれども、江南市社会福祉協議会は既にこの活動計画を策定済みであることがわかりました。

 この地域福祉計画は、社会福祉法に努力義務として定められておりますけれども、つくらねばならないというものではございません。江南市はまだ策定しておられませんが、地域福祉計画の策定につきまして市の方針をお聞かせ願います。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 地域福祉計画は、地域福祉の推進のために非常に有用なものであると認識いたしております。これは、市の最上位計画でございます江南市戦略計画を受け、福祉に関する総合計画として地域福祉計画があり、個別のサービスに関する介護保険事業計画や高齢者福祉計画、障害福祉計画、次世代育成支援行動計画ができ上がるといった体系をつくり上げていきたいと考えたからでございます。

 地域福祉計画につきましては、策定年度や策定方法などは未定でございますが、現在、策定に向けて取り組んでいるところで、6月14日でございましたが、愛知県社会福祉協議会が主催いたしました地域福祉計画に関する研修会に市職員が参加いたしました。また、今月2日でございましたが、江南市社会福祉協議会が主催いたしました同じく地域福祉計画に関する職員研修会に健康福祉部の各課職員が参加するなど、策定に向けて調査・研究を進めているという状況でございます。

 また、地域福祉活動計画につきましては、社会福祉協議会が策定するものでございますが、近年の市町村の動向を見てまいりますと、市町村が策定する地域福祉計画と社会福祉協議会が作成する地域福祉活動計画を一体で策定して、市町村と社会福祉協議会が協働しているところが多くございます。したがいまして、江南市だけではなく、江南市社会福祉協議会とも連携を図りながら協働で進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(牧野圭佑君) この策定された市町村のアンケートを見ましたら、計画の策定効果として最も多かった回答は、「地域の要望や課題が明らかになった」、次いで「地域福祉関連活動事業の推進につながった」「各種ネットワーク形成や連携強化のきっかけになった」と、こういう1、2、3の順番でございました。その他としては、「社会福祉協議会との連携が強化された」「社会福祉計画の指針となった」「コミュニティソーシャルワーカーの配置を行った」などが上げられておりました。

 岩倉市は2カ年ほどかけ、進行状況を市民に紹介しつつ策定をしてまいりました。江南市の地域福祉計画策定も、よろしくお願いいたします。

 話は変わりますが、以前私、一般質問で、市内の災害時要援護者数をお聞きしましたら、899人とお聞きいたしました。その後、人数は変わっているかもしれませんけれども、実は今回、要援護者の救助の一助として、また向こう三軒両隣の助け合いの一助として、中日新聞からこの9月2日に出ていた記事でございまして、「安否札」救命の切り札。この記事を読みまして、江南市もやったらいいなあと私は思って質問するんでございます。

     〔資料呈示〕



◆9番(牧野圭佑君) (続)ちょっと私、手づくりでつくってまいりましたので。

 新聞の記事の要約なんですけれども、この事業は名古屋市瑞穂区の高田学区で、南海トラフ地震など大震災に備え、我が家は無事ですとの安否札を自宅の玄関や門柱にくくりつけて防災訓練を行ったとのことでございます。この訓練の目的は、災害発生時、いち早くけが人や寝たきりの人を発見しやすくするための試みであったということです。

 私もまねて今つくってまいりましたけれども、紙代と、印刷と、ラミネートフィルムを合わせて9円50銭ぐらいですね。ひもをつけると多分1円ぐらいで、10円ぐらいかなあと私は思いますけれども、こうした訓練が江南市の自主防災訓練の中でも取り入れたらいいなあと私は思いますが、どうでしょうか、お尋ねいたします。



◎危機管理室長兼防災安全課長(片野富男君) 牧野議員お尋ねの安否札を活用いたしました訓練は、実際の災害発生直後の救助活動や捜索活動に大いに役立つものとされております。小学校下単位で行われる自主防災訓練では、マンションや集合住宅のような居宅にはこの訓練が困難な場合も考えられますので、今後、自主防災会長会議の折などに、その取り組み事例の紹介をさせていただきますとともに、小学校下単位よりも小さい単位での訓練にも応用して行うことができないかなど検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



◆9番(牧野圭佑君) 災害に対して自助・共助が先行しますので、家に1枚置いておいて、玄関の裏側にでも、いざとなったらぱっと前へ出すと。逃げるときは隣近所を二、三軒見て、助けて逃げるとか、そんなことができる。急にはできませんから、何年もかけて訓練をすると。もちろんシェイクアウトも重要ですけれども、この向こう三軒両隣の安否確認も大変基礎をなすものだと思いますので、ぜひ実現に向けて頑張っていただきたいと思います。

 これは新聞の補足ですが、岩手県釜石市の釜石東中学校の生徒が、高齢者にこの安否札を配っていたということが注目されまして、全国で普及し始めたものでございます。

 次の質問に移ります。

 3番目の基幹相談支援センターの現状及び課題についてお尋ねします。

 障害者の相談支援体制の変更については、平成24年12月、古田みちよ議員が質問されまして、それに詳しく答弁されておられますので、重複を避けまして、本年4月に発足しました基幹相談支援センターの現状と課題についてお尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 基幹相談支援センターは、3障害全てに対応する総合・専門相談、障害福祉事業所のネットワーク化などを目的として、ことしの4月から福祉課に設置いたしたところでございます。

 このセンターで対応させていただいた相談件数は、福祉課及び委託をしております江南市社会福祉協議会を合わせまして、4月から8月末までで517件でございます。

 また、障害者総合支援法及び児童福祉法の改正により導入されましたサービス等利用計画、いわゆる介護保険でいうケアプランに当たりますが、この制度を構築するに当たって相談支援事業所との連携を深め、またサービス等利用計画の質の向上を目的として、市が基幹相談支援センターとして定期的に相談支援研修を開催しているところでございます。

 なお、今後の課題でございますが、私どもとしては、さらにこうした取り組みを継続しながら相談支援をいかに充実させていけるかということであると考えております。



◆9番(牧野圭佑君) なかなか大変な仕事だと思いますけど、専門知識も要りますけど、ぜひ福祉をよろしくお願いいたします。

 先ほどサービス等利用計画というお話がございましたが、このサービス等利用計画というものは、いつまでに誰が作成し、その制度の有効性についてはどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) サービス等利用計画は、障害福祉サービスを利用する際に、利用者本人や家族の方と、専門職である専門支援相談員が面談を行いまして作成をいたすものでございます。これにより適切なサービス利用を促進できると考えております。

 また、障害福祉サービス利用開始後も相談支援専門員は、定期的に利用者本人や事業者などと面談をすることとなっております。したがいまして、その後の障害程度や家庭環境などの変化にも対応できて、大変有効であると考えております。



◆9番(牧野圭佑君) 私もちょっとこの計画書を見させていただきました。なかなか詳しく入っておりまして、利用者本人のみならず、取り巻く家族の生活に対する意向とか、どういった生活がしたいか希望を書くとか、また解決すべき課題を優先順位をつけて書くとか、週単位、1日24時間単位で活動計画というのか体制を書くとか、大変細かい計画書でございまして、これを更新していくというのは大変な作業だと思いますけれども、これは本当に障害者にとって重要なデータになるものでございますので、ぜひしっかりしたものをおつくりいただいて、福祉のベースとして活用いただきたいと思います。

 さて、話は少し変わりますけれども、市役所西庁舎の耐震化改修工事が間もなく開始されます。それに伴い、1階中庭の一部をラウンジにする設計となっておりますけれども、その活用の予定はどうなっておるのか、お尋ねいたします。



◎経営企画部長(滝正直君) 市役所の本庁舎耐震等工事の中で、平成27年3月に現在の中庭の一部にラウンジを設置するよう予定をしております。市民の皆様の憩いの場となるよう、今後内部でよく協議しまして、具体的な活用方法を検討していきたいというふうに考えております。



◆9番(牧野圭佑君) 実は岩倉市役所、新しいんですけど、2階部分は吹き抜けになっておりまして、その吹き抜けの部分の2階に喫茶店と食事を提供するコーナーがありました。ありましたというのは、採算が合わなくて業者さんが撤退されちゃったんですけれども、その後を受けて、精神障害者の福祉会であります尾北しらゆり福祉会に、どうだ喫茶店の食堂をやってみないかという話が持ち込まれました。ことしの4月15日から喫茶店が就労支援B型福祉作業所として、約8名から10名の精神障害者の皆さんが勤務しておられることになりました。家賃は無料ということでございます。

 私も食べに行ってまいりました。500円の日がわりランチが、味も大変おいしくて量もあるんです。また、150円を足しますと、ひき立て、入れ立てのコーヒーが、ちょっと時間がかかるんですが出てまいります。これもおいしいんですね。

 私ちょっと聞いてまいりました。結構、毎日数十食出ているよと。だけど経営はなかなか成り立たないと。B型ですから工賃しか払いませんけれども、精神障害の人が非常に生き生きと働いているんですね。レジも、調理も、接客も、みんな障害者の方が男女まじってやっておられるんですが、仕事を通じて人間性が回復しているような私は気がいたしました。きっとその人たちの親御さんもすごく安心されると思うし、私もすごく温かいものを感じました。市役所のあいたスペースがありますけれども、こういった福祉の場に提供するということは非常にすばらしいなあと私は思います。

 そういったことで、江南市の今の1階ロビーでございますけれども、せっかくきれいになって市民の方がいっぱいいらっしゃると。今、江南市の南玄関、西玄関で物販されておりますね、障害施設の方が。彼らは地下からテーブルを二、三本運び上げてきて、ちょちょっと並べて、いい場所なんですが、ちょっとみっともないというのか、何かおざなりっぽいんですね。それがもう少し、出したり入れたりせずに、しゃれたカウンターで物販が常設できるようなちょっとしたものをロビーにつくっていただくと、このラウンジが生きるんじゃないかと、福祉のまち江南の一助になると私は思っておりまして、ぜひこれも考慮いただきまして有効活用を図っていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。



◎経営企画部長(滝正直君) ただいま牧野議員から御提案をいただきました中庭の活用例につきましては、今後の福祉施策の動向等も踏まえた上で考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆9番(牧野圭佑君) あと3つ細かいことを聞くつもりでございましたけど、大体の時間で、中途半端になると思いますので、これでやめようと思います。以上でございます。

     (拍手)



○副議長(宮地友治君) 小林弘子さん。

     〔16番 小林弘子君 登壇〕

     (拍手)



◆16番(小林弘子君) よろしくお願いいたします。

 けさほどもオリンピックが日本に決まって、東京に決まってという喜びのコメントがありましたけれども、私、年長の義をもって偉そうに言いますけれど、東京オリンピックのときには現地にいた一人です。それも大学を出て社内報の編集をしていまして、丹下健三氏が世界に先駆けてつくったあのすごい代々木競技場のカーブした屋根は、私どもの会社がつくっている緩衝用ダンパーなしでは、あのデザインはできなかったという、とても光栄なところを取材に行きました。

 先日、テレビで、夜遅くですけれど、美の巨人たちというところで、丹下健三さんの代々木競技場のニュースが記事に出ていまして、あれは私が行って取材して、社員の皆さんに、皆さんが本当に誇りを持って自分たちの技術を評価するようにというような記事を書いた覚えがありまして、とてもうれしかったです。日本人って、何かいい目的、前向きな目的があると、きっと底力を発揮して、技術だとかセンスみたいなものが発揮されるのではないか。一方で悲しいニュースやいろいろありますけれども、百歩譲って、そういう明るい目的のために、みんなが全力を出し切って日本がいい方向へ向いていくんであればいいだろうなあと。私はそのころ生きているかどうかわかりませんので、今、歴史の証人としてちょっと申し上げました。

 そんなこともありますが、質問に入らせていただきます。

 初めに、母子手帳の活用についてということを取り上げさせていただきました。ちょっとしたきっかけがありまして、一方でちょっと悲しい話ですけれども、時々私どもの住んでいる地域で資源ごみの日などに、一番ひどかったのは年金手帳が捨てられていたりするんですけれども、今わかったんですけど、後からこれは江南市のじゃなかったなという母子手帳も捨てられていまして、すごく愕然といました。

 母子手帳がいかに、親にとっても、子供にとっても、どんなに大きな役割をしているものかということを私は日ごろ思っていまして、これにつきまして、そうしましたら一方でおもしろいニュースが聞こえてきました。

 皆さんも御存じかもしれませんけれど、奈良市に、あそこで生まれて育ったアイドル、Kinki Kidsの堂本 剛君が、母子手帳の表紙をデザインしたというニュースがありましたのでお問い合わせしましたところ、そのものはジャニーズ事務所との取引があって差し上げるわけにはいきませんといって、多分これを見てもしようがないんですけど、コピーしたのがファクスで送られてきまして、色も何もわからないので。赤ちゃんが万歳していて、「いちどのいのち」というコメントが書いてあって、それなりに若い人にはインパクトのあるものだと思うんですが、そんなのが送られてきました。

     〔資料呈示〕



◆16番(小林弘子君) (続)こんなのでよろしければ、ちょっと目を通していただければ、よく見ないとわからないと思いますが、送られてきましたんで、余り現物に近いものは、ジャニーズ事務所との契約があるので差し上げられないと言われました。

 もうちょっとしつこく、これを発行したのがことしの4月からですから、何かこれの効果があったかということをちょっとお聞きしましたところ、昨年の8月末のデータで1,156の交付が、ことしの8月末で1,165、そんなにふえていませんがという数を知らせていただいたのがきのうです。そんなものでしたので、私はぜひ、江南市ではどんな母子手帳を、どんな交付の仕方で今やってくださっているのかについてお尋ねしたいと思って質問を出しました。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 母子健康手帳でございますが、この交付事務は、実は平成6年度に愛知県から市町村に事務移譲されて、移譲当初は江南市では愛知県が製作した母子健康手帳を使用いたしておりました。その後、平成20年度から色使いが大変やわらかい、いわさきちひろさんのイラストを表紙にデザインした母子健康手帳を印刷業者に依頼して製作をしております。

 この母子健康手帳のサイズでございますけれども、これは予防接種履歴や成長の記録が記入しやすいB6サイズで、手帳の様式につきましては、母子保健法施行規則第7条の規定に基づいて作成をしております。



◆16番(小林弘子君) この話をいたしましたときに、実はいただきました、いわさきちひろさんのとてもかわいい。私はこの方の絵が大好きですから、これはとてもこれとしてすてきなんで喜んでいましたけれども、先ほど申し上げたときに、堂本 剛君の母子手帳をということを、市役所庁内とか、それからいろんな保健所などのところに簡単なポスターとかを出しましたら、いろんなところから問い合わせがあって、若い人たちなんかはわざわざ見に市役所を訪れたり、保健センターを訪れたりというようなことがあったと。

 そんなことがすぐ少子化対策に結びつくかどうかというところまでは、本当は言いたいところですけど、そこまでにはなりませんがというようにおっしゃっていました。さて、これは例えば妊娠何週とかというときに、どんなチャンスで皆さん大体交付をお願いに来るのか、平均で結構ですが、教えていただければ。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 母子健康手帳は、医療機関などで妊娠の届け出書を発行された住民票のある妊婦の方に対して、保健センターで交付をいたしております。同時に妊婦・産婦・乳児健康診査受診票を交付いたしまして、健康診査にかかる費用の助成も行っております。また、江南市では個別で母子健康手帳の交付を行い、お一人お一人に手帳の使い方を説明しながら、心配事や御質問などにお答えをしております。

 平成24年度の実績でございますが、平成24年度における母子健康手帳の交付者数は754人でございます。このうちの94.8%に当たる方は妊娠満11週、妊娠の4カ月未満でございますが、この間に交付をいたしております。



◆16番(小林弘子君) わかりました。ありがとうございます。

 妊婦健診も含めて、これは当然必要なものとして皆さんが来るということ、大事なものだということがよくわかりますが、例えばその後ですが、私、自分のことですが、たまたま子供が未熟児だったこともありまして、子供の発育の経過について、もちろん体重だけではなくて、いろんなあらわれてきたことなどを書く欄があると、本当に丁寧に書いていました。一般のお子様の同じ月数とか生まれてからの過程で、自分の子供が順調に育っているかどうかということをかなり意識していましたので、やたら丁寧に書き込んだ覚えがあります。

 それから、子供が最初に話した言葉だとか、例えば12カ月ならどうだ、24カ月ならどうだというようなことについて、かなり丁寧に書き込みましたので、とても大事な、もちろん予防注射やなんかの受診したことについても、記録が全部それにあるというようなぐらい書きました。

 ちょっと今回は版が大きくて書くところがたくさんあるんですけれど、私は言葉なんかのところは足りないので紙を余分に入れて、最初にしゃべった言葉だとか、覚えた名詞とか、そういうものもいっぱい、最初の子は特に丁寧に書いたと思うんですけれど、書いたのを持っていまして、自分ももちろん次の子のために最初の子の記録は参考になりましたし、それから実は、大きな成人した息子ですので、家を離れて結婚して出ていくときに、母子手帳と、それからへその緒を大事にして息子に渡しました。それを今、息子の連れ合いのお嫁さんが、時々おもしろがって読んだりするというふうに聞いています。

 次男が実は、団地に来まして、生ごみの回収日が大好きで、車が来ると一緒になってついていくような子供だったんですけれど、最初に長い言葉で覚えたのが何と「ごみは水分を切って出しましょう」というのを言ったんです。その言葉が母子手帳に書かれていて、それをみんなで笑って、今でも話題にして見ていますけれども、そんな意味で、捨てたのはよほどの事情があるとしても、皆さんがどんなふうに活用しているかということについて、もしおわかりでしたら、活用の仕方についてお教えいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 母子健康手帳は、原則としてお子様1人に対して1冊の交付としております。これは他の市町村に転出した場合でも交換の必要がなく、生涯1冊の手帳に記録を残しておくというものでございます。

 今、小林議員からもいろいろと御紹介をいただきましたが、この手帳の中には、お子様と保護者のお名前、生年月日、居住地、電話番号のほかに、市区町村長による出生届け出済み証明書欄があり、妊娠中から出産、その後お子様が6歳になるころまでのお子様とお母様の健康診査などの記録や子育ての記録を記入することができます。予防接種の記録は、海外留学や海外赴任、その他の理由で大人になってから確認が必要となるような場合にも重要な記録となります。

 また、乳幼児の健康診査などで母子健康手帳の提示を私どもでお願いすることがございますが、損傷とか破損とかの目立つ手帳はほとんど見受けられず、大切に使っていただける方がほとんどだと思われます。

 母子健康手帳は大切な成長の記録になるとともに、後にお子様が目にすることで、両親から注がれた愛情を感じ、親子のきずなを確かめ、さらに深めることができるものと考えております。

 そして、市内の小・中学校の中には、10歳になる小学校4年生の学級活動の中で2分の1成人式として、自分の成長を振り返り、家族や自分の命を大切に思う教育を行うときに、この母子健康手帳を活用されたことがあるとお聞きしております。



◆16番(小林弘子君) ありがとうございます。

 今の2分の1成人式というのは、本当にすばらしいなあと思ってお聞きしました。

 ほとんどの人が破損せず大事にして活用してくださっているというところをお聞きして、ほっといたしました。

 今の2分の1成人式の折に、この母子手帳が大きな役割を持っているようなことを……、全部の学校でやっているわけではなくて、たまたまそこの学校とかということですか。でしたらぜひ、教育長がいらっしゃいますけれど、全校でこういう活用の仕方に生かしていただければいいなあと思います。こういうことが積もり積もって少子化対策になっていくのではないかと。親と子のきずなという意味で役に立っていくのではないかと。

 この一冊の中にすごくたくさんの情報が、その子が自分が絶対わからない時期のことなんですよね。どこか途中からは、今はビデオやいろんなものが普及していまして、自分の生きてきたアウトラインみたいなものを見るチャンスは今でこそいっぱいありますけれども、親がしっかりと子供がわからなかった時期、本当はそのときすごくよく見詰めていて、抱き締めて、毎日子供を見ていたんだということがわかれば、子供もどっちも、それこそ思春期やそういうところに親に逆らったり、親も逆にその子供をどうかするなんていうことは絶対起きないものではないかというように。そのとき丁寧に、子供がやっと寝静まったころに、その日のことを記録しました。そのときの親の気持ちを思い出して、みんなが次の子供たちを育てていくときの、これがある意味、何か灯台のようなものになればいいというふうに思います。

 今いろいろ事例を出してくださいましたことについては、今後ももっと幅広く、またもっと広い範囲でいろんなところに普及させてくださいますようにお願いして、質問を終わります。

 次に、障害をお持ちの方への、自立支援というか何度もこういう材料について取り上げてまいりましたけれども、このたびのことにつきましては、鉄道についての支援について主に取り上げさせていただきます。

 今、障害をお持ちの方についての鉄道の割引ですけれども、距離制限、それから一部は介添え者がいる場合に50%補助というようなのがあるんですけど、これについても距離制限というのがほとんどというか、まだそれがついている鉄道が多いです。特にこの江南市を中心に考えますと、江南市で主に使われます名古屋鉄道(株)ですけれども、そこについては特に、JRと全く同じように、かなりハードルの高い制限が設けられたままなんですね。

 これからパラリンピックも東京で開かれますが、それについては距離が保証されるということでいいかもしれませんが、後のことですが、でも現在の例えば江南市の人が、中部国際空港セントレアに飛行機を見に行きたいとかということを言っている人なんかもいまして、特にこの時期、とてもありがたいことに、江南駅前のバリアフリーが進みまして、点字ブロックやら、手すりやら、エレベーターが、このところに来まして、しっかりそろえていただけた。

 今までですと、駅に向けてのバスの路線や、何かそういうのを通してくださいと言うと、私たち駅に行っても、駅からどこかに行くということができないから、何で駅へ行くんですかと言われていた時代がありました。それがここのところ、おかげさまで江南駅もバリアフリーができまして、みんな希望を持って江南駅に行って電車に乗ってどこかに行こうという、いわゆる自立支援ですから、できたら介添え者がいなくても一人ででも行ける日があって、たまたまきょうは体調もいいし、行ってみたいなと思うような、そんな日に一人で行きたいというときに、できたら、ここまで支援できていて、よその行政区のことを言ってはいけないんですけれども、例えば名古屋市みたいに、障害者手帳を出せば100%ただ。よその行政区から来た人でも、障害者手帳を出せば半額になる路線も名古屋市では、名古屋市が負担をしてくれて、できるようになっています。

 そこまでやれと何も言っているんではないんです。できたら、江南市が唯一鉄道路線として、もちろんこれは障害者だけではなくて、一般市民の人たちも皆さん一番頼りにしている路線ですが、ここについて何とか、100キロ以上という制限があっては、セントレアまで行ったとしても88キロとかですね。どれも100キロ以上という距離制限がクリアできない補助制度なんですね。

 それについて実は、いろんな障害者の会が、この近隣も含めて、江南市もですが、何度か運輸局に、昨年もあるグループが出しましたけれども、お願いを出しているんですね、陳情・請願といいますか。それでもなおかつまだ、JRがあくまでも100キロを超えないものについては、介添え者がいて100キロ超えている場合に介添え者がいれば50%という、それがいつまでたっても取り払われない状況でいます。もっと距離の短いところとか、余り江南市から行きそうもないような、そういう言い方は変ですけれども、そんな遠くのちょっとマイナーな場所までは多分行かないだろうというようなところについて、それなりにあるんです、いろんなところで。100キロ以上越えなくても、それとか連絡の交通機関を入れて、それで100キロにしてもいいというようなのもあるんですけれども、ここに関しては、それもないんです。

 ですのでこれについて、例えば障害者団体の人たちが、直接自分たちが運動としてそれぞれがやっていたことというのが、多少は取り上げられているといいますか、国のほうから、そういうのが出たから、中部運輸局に対して何とかできないかというような、100キロという制限を外せないかというようなことの、これはどう言うんでしょうか、強制じゃありませんから、やんわりと申し入れみたいなことはやってくれているんです。去年の2月にもやってくれていますけれども、そういうことではなくて、実際に日ごろ生活しているところの鉄道路線に近い、江南市でしたらはっきり言って名鉄なんですけれども、名鉄などに、今、江南市は名鉄には大きな事業を含めて大きなかかわりを持っていると思いますので、何かそういう形でのあっせんといいますか、申し入れみたいなことができないものかどうかのお願いでございますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 今、小林議員からいろいろ御紹介をいただきました。そして、例えば名古屋市営地下鉄と名古屋鉄道(株)では割引条件が随分違うということも私ども十分認識いたしております。

 私も少し調べてみましたところ、例えば江南駅から名鉄でどこかへ出かけるような場合、例えば豊橋でも江南駅からの場合では87.5キロしかありません。したがって、100キロ江南駅からかかるというところは、名鉄の中にはないと思われます。

 こうした状況でもございますので、私どもといたしましては、改めて障害者団体の方などからこうした御要望をしっかりと聞き取りを行いまして、その内容を、庁内には公共交通の担当課がございます。こちらのほうにしっかり伝えていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◆16番(小林弘子君) 名鉄等の事業などの中でいろいろお話ができている部門があると思いますが、そちらはいかがでしょうか。難しいことだと思いますが、お考えが聞きたいです。



◎生活産業部長(滝紀彦君) 現在、名古屋鉄道(株)に対しまして要望活動を行っておりますのは、公共交通を担当いたします市民サービス課におきまして所管しております尾北地区広域交通網対策連絡協議会でございます。この協議会はどういったことをやっておりますかと申しますと、江南市を含む小牧市、犬山市、岩倉市、大口町、扶桑町の4市2町で構成をされておりまして、毎年11月には、名古屋鉄道(株)はもとより名鉄バス(株)、中部地方整備局、中部運輸局、愛知国道事務所、愛知県、愛知県議会、名古屋市、名古屋市議会にも要望書を提出しております。

 そんな中で、小林議員お尋ねの運賃割引制度の見直しの要望を何とか名古屋鉄道(株)にということでございますけれども、要望内容はまずは各市町において、当然ながら担当部署からの要望を市民サービス課が聞き取りをいたしまして、それを庁内で精査をいたして、協議会に提出をするという段取りになっております。そして、協議会におきましても、各市町の担当課長で組織いたします幹事会に各市町の議会議長が加わる委員会で審議をされまして、この要望書の提出となってまいります。しかしながら、本年度におきましては、既に協議会の幹事会での審議が実は終わっております。

 そうしたことで来年度に向けて、今回の小林議員からの御要望は、先ほど健康福祉部長が御答弁申し上げましたとおり、一度、担当課である福祉課のほうで、障害者団体の方からの要望を聞き取っていただいた後、それをもとに検討していきたいなというように思っております。いずれにいたしましても、これは小林議員おっしゃるように江南市だけの問題ではないというふうに認識をしておりますので、各構成市町とも連携を密にしがてら検討してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いします。



◆16番(小林弘子君) わかりました。

 名鉄に聞きますと、エレベーターがついたこととか、点字ブロックが設定されたことで、そういう方たちが確かに鉄道を利用する方がふえてきて、現に車椅子の人やなんかがエレベーターで上がってくれば、ホームで少しでも乗りやすいような形で人的にみんながサポートする、そういうことも一生懸命やっていますと。そして、もちろん目の不自由な方であれば、それなりにホームで混雑の中でというようなときには、できるだけ目を配るというような、人員的な手数はやっていますよと。金額のことまでになると売り上げの問題だというようなことを、私はそういう形で言われたんですが、でも介添え者がなくても一人でいろんなところに、日ごろ行けないところに行きたいというような自立をしようという障害者の人たちは、今までよりじゃあたくさん行くお客様がふえてくれれば問題ないんではないかというふうに思っていまして、何とかその辺をうまく取り計らってくださいますようお願いいたします。よろしくお願いいたします。



○副議長(宮地友治君) 小林弘子さんの質問中でありますが、暫時休憩いたします。

     午後2時26分 休憩

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     午後2時41分 開議



○議長(古田みちよ君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 小林弘子さん。

     〔16番 小林弘子君 登壇〕



◆16番(小林弘子君) 続きまして、この話題につきましては毎年一度は取り上げさせていただいておりますが、いわゆる水資源につきましての、水資源のもとになる村や森林を保存するという活動についてのことをずっと申し上げてまいりました。

 実は、先般ちょっと総会もあったんですが、水源の地を守る、下流の者は上流の努力をみんなで思いやるべきという運動をしている人たちの、名古屋市にもとがあるんですけれども、その総会に行くことができませんでしたが、いろいろな資料が送られてまいりまして、その中に、今度また木曽三川流域自治体サミットというのが10月16日と17日に開かれるのですが、これを企画しているところのメンバーの中に江南市の名前が連ねられておりまして、相変わらずちゃんときちっとこういう活動に江南市がかかわってくださっているんだというのがとてもうれしかったので、一応その活動内容とかについてもう一度お尋ねしたくて、この質問をさせていただくことにいたしました。

     〔資料呈示〕



◆16番(小林弘子君) (続)こないだうち、ちょっといろんなことが進展している中で、お隣の小牧市ですけれども、これは行政そのものというより業者が、一昨年から昨年にかけて私どものボランティアの会がつくりました木曽川流域図というのを見て、江南市でも何部かお買い上げいただきましたし、市民の皆さんの中でも買ってくださって、学校の教材などにも求めてくださった方もいるんですけれども、この辺の木曽三川を水源から一番先の知多半島の先まで、愛知用水が知多半島の先まで、これは木曽川から分かれた愛知用水、一番もとのところの犬山市から取水したところからも含めて、本当に先っちょの半島まで行っている地図だということを、このグループが初めてこれを編集してつくりました。

 そのことを評価してくださっているところがたくさんありまして、これを見て、水源というのは、こないだうち大変雨が降ったりして、皆様の飲用水のもとの水源のところが、以前にすごく暑い時期があって、ひび割れが見えるぐらいのときがあったにもかかわらず、その後大雨が降った。でも、その大雨が全部の水がめを満たしているかどうかについては、余り当たっていないところもあるというような今状況です。

 ですけれども、その水が私たちの日ごろの水を、体にとてもいい清潔な水を、私たちが日々水道をひねればいつでも飲めるという状況のための、それだけが水ではないということを、日ごろ生活している人たち、特に未来の子供たちとかに、本当の水はじゃあ何かというと、山に生えているたくさんの木が空気中から水を枝を通し、幹を通し、根っこまで通して吸い込んだ、それを水として山の中から順番に、下の私どもの住んでいるところに送り出しているんだという部分がなかなかわからないまま、あんなに水があふれたじゃないかと、木曽川だって水がいっぱいあるじゃないかと簡単に思っている人が余りに多いことにびっくりしているんですが、先ほどの地図などで私たちがキャンペーンを張っている間に、いろいろ理解してくださる方もふえてまいりました。

 その水源の村が高齢化して、過疎化してきて、木の保養をなかなかできない。そんなような中で、どうやって下流の私たちがそこに手を差し伸べることができるのだろうかということを活動の中心にしているんですけれども、今度もまた、時々いろんなお誘いが来るんですね。木祖村に住んでいる、40代で若くて、何とか山に残ってくれているんですが、コイケさんというんですけど、コイケ工事店の御主人が、自分たちはそこを捨てないで頑張るといって、一般の人と添加物のない健康なおみそをつくる、こうじのおみそをつくるとか、そういう活動をしながら名古屋市からも人を集め、いろんなところから人を集めたりしながら、何とか村を守ることを頑張ってくれています。

 そういう水資源のまちについて、以前、横浜市と山梨県道志村のことを例に挙げてお話しさせていただいたこともあると思います。それに関連しては、今も毎年1億円の水源基金を道志村に横浜市が払って、そして人間も送って、下草刈りやら、また今まで守ってくれていたところの林が、年々高齢化しますから、そこの部分についても職員が、そこの保全のために働いているというようなことが成り立っているというのはとてもすばらしいということを申し上げたと思います。

 そうしていましたら、この間の発表会では三重県大台町が、CO2削減のカーボンオフセットの関連の事業の中で少し余力ができたようなお金を集めて、これを水基金として、三重県では大台町に送っていると、そういう活動にもつながっています。

 それから、すぐお近くのところで小牧市ですけれども、小牧市については、先日、朝日新聞かな、新聞にもちょっと出たと思うんですが、これは行政ではなくて業者なんですが、木材を使って耐震にちゃんと適用できる建物を建てるということをその業者のグループがやっているところがありまして、そこが先ほどお見せしました木曽川流域図を見て感動したといって、その運動に水源の村の木を、自分たちが何とか優先的に活用して家を建てる運動を始めようではないかということで、今、小牧市で、月に2回ぐらい行政が住宅相談をやっているんですね。その中にその人たちが、自分たちの考え方で耐震に役に立つ木の家、それからエコに役立つ木の家ということを盛り込んだ形で、その相談のところに行って話をしてもいいということが許してもらえて、行って活動しています。

 中に職員も、30歳を過ぎると、またもう一回、職員のステップアップのための研修というのがありますが、大滝村に職員が行きまして、そこで寝泊まりして、大滝村で木の手入れをしたりとか、村でやっているそこでの農作物に対しても、何に対してもお手伝いができるような研修をそこでやってくるというのが、その30代の研修の中に盛り込まれるというようなことが少しずつですが起きてきました。

 そんなこともあって、何とか水源の村が、今はうっかり、住んでいる人が少なくなったりすると、お年寄りが困っていたりすると、中国が来て、いい水の出るところの土地を買ってしまうというようなことがいつの間にか起きていたりしたと大騒ぎがあったと思います。

 そんなことにならないように、しっかりと守っていきたい。私たちはこの木曽川の源流と一緒に生きてきている市民だということを自覚しながら頑張りたいと思っているんですが、担当の部局のほうで昨年からことしにかけてどんな活動をしていただけたかについてお尋ねしたいと思います。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 水源の里の保全についてでございますが、江南市では市が加盟しております尾張水道連絡協議会におきまして、水源地の山林などの保全事業を平成22年度から実施しております。協議会を構成しております16団体から職員を参加させており、今年度も協議会全体で32名、江南市からは2名の職員が参加をさせていただいております。水源地であります下呂市において、杉・カエデの補植作業や下草刈り、間伐作業などを5月30日から31日の1泊2日で実施をしております。

 また、名古屋市上下水道局に事務局を置いております流域自治体連携会議に江南市も参加しております。先ほど小林議員のほうから御紹介いただきました協議会でございます。主な活動といたしましては、流域自治体シンポジウム、木曽三川流域サミット、そのほかにビジネスメッセなどを行っております。

 主な目的といたしましては、木曽三川の流域にわたる水環境を守ることにあり、清らかな水の恩恵にあずかる下流の人は、山の自然を守ってみえる上流の人たちに感謝をし、上流に人が住み続けられるよう産業を育成するということでございます。

 具体的には、上流でつくられた製品を下流域の人が購入する、そのための橋渡しとしてビジネスメッセなどを開催いたしております。

 江南市では水道課が窓口となりまして、産業振興課を経由し、江南商工会議所の会員にビジネスメッセに参加をしていただき、江南市内でも商品の販売に協力していただけるよう要請をしているところでございます。



◆16番(小林弘子君) ありがとうございます。

 私はたまたま「KISO」という名前の水を12本入ったのが送られてくるんですけど、そういうのを受けてお分けしたりしていますけれども、江南市は水がおいしいんですよ、もともとね、いい水をいただいていますから、だから木曽から来た特別な水をまたお金を出して買うというような人がいなくて困っています。

 今、産業振興課がいろんな形での、もっと違った形での物産とかそういうものについてお力をくだされば、本当にいい動きになっていくのではないかと、何とか過疎の村を支えるための活動につながっていくのではないかと喜んでおります。

 何とか今後も、ぜひともまた来年に向けてでも、さらに例のさっきの森林のお手伝いとかいうのも、小牧市が30代の人の研修の中に、みんなで行くように入れたというようなこともありますので、2人ではなくて、もうちょっと体験してきてくださる方がふえるように、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。

     (拍手)



○議長(古田みちよ君) 稲山明敏さん。

     〔12番 稲山明敏君 登壇〕

     (拍手)



◆12番(稲山明敏君) それでは皆さん、どうもこんにちは。

 一般質問に入ります前に、一言御礼を申し上げます。

 たびたびこの壇上にてお願いをいたしました子供たちが安心して安全に登下校できる布袋北小学校の正門の改修が、市長、副市長を初め、教育課の皆様方を初め当局の皆様方のおかげをもちまして、この夏休みに無事工事が終了いたしまして、今週より車の乗り入れが可能となり、子供たちと車との動線の分離がなされ、児童や保護者の方、スクールガードの皆様も非常に安心されているのではないかと思っております。まことにありがとうございました。

 今後も安心して安全に住める江南市を目指し、御尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 では、本日の一般質問最後の登板となりましたので、お疲れの中、できる限り要点のみ質問をさせていただきますので、もうしばらくおつき合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、通告順に従いまして質問に入ります。

 今回は、市民の皆様方より御指摘のありました身近な御意見、御要望の中から、維持管理について大まかに3点ほど質問をさせていただきます。

 最初に、公用車の維持管理について質問をいたします。

 現在、皆様御承知のとおり、市役所西側にて防災センターの建設が始まり、駐輪場が今まで公用車を駐車しておりました道路を挟んだ南側、名鉄タクシー跡地に移動したため、公用車の駐車場を地域情報センターより少し西に行った地点に、民間の敷地を借用し、今、仮の駐車場として公用車が駐車されております。

 今までは、公用車については車庫に入っていたためか、市民の皆様もそれほど気にはしておりませんでしたが、現在の仮の駐車場に移ってからは割と車体などが目につくようになり、市民の方より一、二点御指摘がありましたので、実際に私も現在の駐車場の道路脇より眺めてみますと、御指摘されたことが少しわかり、気になりましたので、ここでお聞きをしたいと思います。

 最初に、公用車に関連して確認を含めてお聞きさせていただきます。

 現在、市役所本庁舎での公用車の台数は何台ほどありますのでしょうか、お尋ねをします。



◎経営企画部長(滝正直君) 公用車の台数でございますが、9月1日現在、本庁舎で管理しております公用車の台数についてでございますけれども、現在52台保有しております。このうち管理を委託しておりますマイクロバス、また市長車などを除く各担当課で保有しています車両につきましては46台という状況でございます。



◆12番(稲山明敏君) ちなみに参考までにお聞きしますが、消防本部には現在何台の車両がありますか、お尋ねをいたします。



◎消防長(水野修君) 現在、消防本部には、本署に19台、東分署に4台で、合計23台ございます。また、各消防団車両の13台を含み、36台の車両を管理しております。



◆12番(稲山明敏君) 現在ある公用車の車種はどのようになっておりますか、また軽自動車の割合としてはどのようになっておりますのでしょうか、お尋ねをします。



◎経営企画部長(滝正直君) まず、本庁舎の公用車の車種についてでございますが、46台の内訳で、軽自動車が25台、小型貨物が15台、乗用車が6台となっており、軽自動車の割合は約54%となっております。



◎消防長(水野修君) 消防本部管理の36台の内訳は、消防車の特殊性から大型車等、タンク車、ポンプ車、救急車といった中型車、普通車を合わせて33台でございます。残りの3台が軽自動車でございます。軽自動車は立入検査等で使用するため本署・分署に各1台と、日本損害保険協会から寄贈されました小型動力ポンプつき軽消防自動車1台が第1分団の本部に配備されております。

 なお、軽自動車の割合は、約8%でございます。



◆12番(稲山明敏君) 軽自動車といたしましては、税金などで非常に有利であり、また軽自動車税は市税でもあります。維持費も安いと言われております。また、現地調査などにも小回りがきくなど、非常に扱いやすい車両でございます。消防車両は機能的に小型化することは無理でありますでしょうが、他の公用車については、軽自動車をこれからも積極的に採用すべきだと思いますが、この点についていかが考えておられるでしょうか、お尋ねします。



◎経営企画部長(滝正直君) 全ての車両を軽自動車にするというわけにはまいりませんが、稲山議員が言われるように、税金面や運転のしやすさなど有利な点が多い軽自動車につきましては、今後も積極的に活用していきたいというふうに考えております。



◆12番(稲山明敏君) 次に、ごくまれに新聞報道などにおいて、公用車の車検切れの使用などの発覚、問題が取り沙汰されることがありますが、江南市といたしましては車検などのメンテナンス管理はどのような体制で行われていますのでしょうか、お尋ねをいたします。



◎経営企画部長(滝正直君) 市役所本庁舎の公用車の管理及びメンテナンスなどにつきましては、所有しております担当課が責任を持って行っております。

 なお、総務課におきましては、保有する4台の車検等の法定点検時期を一覧表にて管理しております。同様に各担当課においても、保有する車両を適切に管理いたしているところでございます。



◎消防長(水野修君) 今、稲山議員お尋ねの車検等の法定点検につきましては、消防署は実行計画の中で年間点検一覧表を作成しまして、法令遵守をしております。

 なお、本部車両につきましては、毎朝実施しております始業点検で、また消防団車両におきましては月1回の月例点検の中で、車両の不備等を確認すると同時に、整備・清掃を行うことによって緊急出動に支障を来さないよう万全の備えをしているものでございます。



◆12番(稲山明敏君) 今の御答弁をお聞きしますと、こういった管理はしっかりとした管理がなされているため、このような不祥事は起きない、大丈夫といったところかと思いますけれど、それでよろしいでしょうか。



◎経営企画部長(滝正直君) 先ほど稲山議員が言われましたように、車検切れの公用車の使用などの不祥事が起きないよう今後とも適正な管理に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



◎消防長(水野修君) 消防車両につきましても、今後もしっかり管理していきたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆12番(稲山明敏君) それでは、市民の方より御指摘がありました点を一、二点質問させていただきます。

 現在駐車してある公用車を見ますと、水あかなどで汚れが目立つ車両が数多くあるように思われ、またところどころすったりぶつけたりしたへこみ跡が目につくといったことを言っております。所有者である市といたしましては、こういった公用車の扱いについてどのように考えられておりますのでしょうか、お尋ねをいたします。



◎経営企画部長(滝正直君) 公用車のみならず職員が自動車を運転するときは、交通事故に十分注意するよう日ごろから指示をしております。また、公用車の管理につきましては、稲山議員が言われるように、汚れや傷が目立つ車両も見受けられ、好ましいものではないというふうに感じておりますので、所有する担当課に、いま一度確認をさせ、メンテナンスをするよう指示をしてまいりたいというふうに考えております。



◆12番(稲山明敏君) 車検などの管理はしっかりと行っているとのことでしたが、車両の汚れの洗車やへこみなどの傷の対応は、全くと言っていいほどなされていないと感じます。市民の方より、市民の皆さんの税金で購入された車両でありますので、もっと丁寧に大事に取り扱ってほしいといった声も聞かれます。当然のことかと思います。

 職員が運転する車の事故も、最近、ごくわずかですけど発生しており、議会にも報告を受けております。毎日運転しておれば、誰でもそうですけれど、人間ですので、ついうっかりといったことも考えられますが、そればかりではなく、運転技術に未熟さもあるかもしれませんが、市の車であっても、自分の車と一緒のように大切に扱うといった気持ちが職員には少し欠けているのではないかと思われます。今後は職員各自の意識を少しずつでも変えていかなければならないと思いますが、当局といたしまして、今後、公用車の維持管理についてどのような対応を考えられておるのか、お聞かせください。



◎経営企画部長(滝正直君) 先ほども御答弁させていただきましたが、江南市の公用車として適切な車両状態を維持するため責任を持って管理するよう各担当課に指示をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



◆12番(稲山明敏君) 公用車は江南市といった看板を背負って、江南市内くまなく至るところに出かけるわけでございますので、市民の皆様方からの目が光っておりますので、ただいま経営企画部長が、江南市の公用車として適切な車両状態を維持するよう責任を持って管理するよう指示をしていきたいと考えておられますのなら、今すぐにでも汚れた車は洗車を行い、ぶつけた傷跡もきちっと早急に直して、江南市の公用車として恥ずかしくないよう、また職員の方も他人の車といった感覚を捨て、自分の車のように大切に乗っていただくことを切に要望いたします。

 最後に、この点についてもう1点お聞きします。

 現在、防災センター建設に伴い、先ほども申しましたとおり、名鉄タクシー跡地を駐輪場として使用されておりますが、防災センターが竣工いたしますと、公用車はまた以前の名鉄タクシー跡地の駐車場へと移動がなされると思いますが、はっきり言って駐車場の建物が老朽化し、10万人ほどの都市の駐車場としては非常に見ばえが悪いといった御指摘がございます。何とかきれいに修繕をお願いしたいと思いますが、聞くところによりますと、この土地・建物を市が借用していると聞きましたが、この点についてはいかがでしょうか、お聞かせください。



◎経営企画部長(滝正直君) 稲山議員御指摘の名鉄タクシー跡地についてでございますが、昭和63年7月1日から、建物とともに赤童子町東区と賃貸借契約を締結いたしまして借用しているという状況でございます。



◆12番(稲山明敏君) では、この借用している建物の修繕・補修費などについては、契約書の中ではどのような内容になっておりますのでしょうか、お尋ねをします。



◎経営企画部長(滝正直君) 補修などについてでございますが、賃貸借契約の中で、物件である建物内部の改造及び補修の必要が生じた場合は、その費用を含め、借り主において行うこととなっております。また、物件の現状を著しく改めようとする場合は、貸し主の承認を得なければならないというようになっております。



◆12番(稲山明敏君) ただいま経営企画部長より契約の内容をお聞きしますと、市が当然ながら修繕・補修を行わなければならないといったことかと思います。先ほど述べましたように、10万人都市の駐車場としては非常に見ばえが悪いといった御指摘が聞かれますので、何とかきれいに修繕をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか、お尋ねします。



◎経営企画部長(滝正直君) 補修の予定等につきましては、建物の現状を確認するとともに、今後の公用車駐車場の配置状況も踏まえまして対応を検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



◆12番(稲山明敏君) 防災センターが建設され、本庁舎も耐震補強、改修等も進み、市役所全体が少しずつきれいに整備されていきます。道路を挟んだ南側に位置する名鉄タクシー跡地駐車場、市民の皆様方にとっては借用であるとはほとんどの方は知りません。また、市民にとっては関係のある話ではございませんので、何とぞ市民が見て恥ずかしくないよう、早期に見ばえがよくきれいに修繕・補修なりをされることをお願い申し上げまして、次の質問に移ります。

 それでは、また市民の方より御指摘がありました2点目の維持管理について質問させていただきたいと思います。

 学校敷地及びその他公共施設における除草の状況についてお伺いをいたします。

 9月に入り、非常に暑い夏も過ぎ、昨今、多少過ごしやすくなってまいりましたが、この猛暑の中でも、まさに雑草のごとくたくましくではありませんが、勢いよく場所を選ばず次々と雑草が生えそろい、知り合いの住民の方は、屋敷や畑の除草が一通り終了したかと思えば、また最初に除草したところから雑草が生い茂り、草とイタチごっこで本当に草の守りはこの時期大変だと言いながらも、自分の屋敷や畑だから自分で除草し管理しなければと言いながら、毎日暑い中、除草をしておられました。この状況は、土地をお持ちの皆さんのお宅でも同じではないかと思われます。

 そこでまずお尋ねしますが、各施設の除草の状況及び雑草の管理は誰が行っているのか、最初に保育園からお聞きします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 保育園の状況でございますが、現在、各園とも雑草が目立つ場所はないと認識しております。保育園の除草につきましては、園長の管理におきまして、主に給食調理員兼園務員が給食調理業務のあいた時間帯に随時行っております。



◆12番(稲山明敏君) 各園、園長先生が園内を見回り、随時目立つところがあれば除草の指示を職員に出し、除草をしているとのことですが、よくわかりました。

 この対応は、市内18園どの園に対しても当然同じ対応と考えてよろしいのでしょうか。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) そのとおりでございます。



◆12番(稲山明敏君) 続いて、学習等供用施設はいかがでしょうか、お尋ねをします。



◎健康福祉部長(佐藤和弥君) 市直営の学習等供用施設につきましては、シルバー人材センターと除草委託契約を締結いたしております。委託内容は、これまでの状況から年間に必要な時間数を算出いたしまして、契約額の範囲内で必要に応じて随時発注をしております。

 除草が必要となったときには、各施設のパート職員から福祉課へ連絡が入り、福祉課の担当職員が現地の状況を確認した上で除草を決定し、シルバー人材センターへ発注をしているという状況でございます。

 現在の状況でございますが、5月から6月にかけまして除草を行いまして、最近の雨で再び雑草が目立ってまいります。このため8月から9月にかけて順次除草を行っているところで、今月中旬までには全ての除草を終える予定でございます。



◆12番(稲山明敏君) 各施設に常駐されておりますパート職員によって雑草の管理が行われ、随時連絡が入れば市担当者が現場確認をされ、シルバー人材センターとの除草の委託契約にのっとって除草をされているとのことでございました。

 それでは次に、市民体育会館などの広い敷地をお持ちの場所はいかがでしょうか。



◎教育部長(鈴木慎也君) 市民体育会館の除草につきましては、清掃委託をしております業者が日常的に実施しております。また、管理者であります体育会館館長や職員も見回りを行い、目立ったところは清掃委託業者に指示しております。年数回、草刈り機などを使用して行う大がかりな除草作業につきましては、施設管理契約の中で実施しているところでございます。このたび市民体育会館周辺を見回り確認いたしましたが、特に目立って草が伸びているところはございませんでした。



◆12番(稲山明敏君) では、最後に少し特殊な施設、防火水槽などを持つ消防本部についてお聞きします。



◎消防長(水野修君) それでは、消防本部の所管いたします施設につきましては、本署、東分署、各消防団車庫があり、その他に防火水槽の敷地がございます。本署、東分署、各消防団車庫の除草につきましては、日ごろ、職員及び消防団で管理をさせていただいております。

 また、日ごろ目の届きにくい防火水槽の敷地の除草につきましては、年間を通し定期的に本署と東分署の職員が地利・水利調査を兼ねて除草を行うとともに、消防団の方にも管轄する防火水槽の調査を兼ねて除草をお願いしております。

 除草の行われたところは報告書によって管理しておりますが、現在の状況としましては、除草後既に草が生えているところもあると思われますので、順次除草を進めているところでございます。



◆12番(稲山明敏君) これまでのお話を聞きますと、大まかな施設についてのみ聞きましたけれど、各施設におられるパート職員を含めた市職員や委託業者、または消防団員の方々によって雑草の管理や除草が行われているとのお話でしたが、では学校の敷地はどうでしょうか。

 全ての学校とは言いませんが、私が知るある近くの小学校では、学校敷地に生い茂る雑草がフェンスを乗り越え、道路にまではみ出している。近所の方たちや道路を通行する人たちが敷地の雑草が大変気になるようで、この状況を眺めながらつくづくと、こんな学校はほかにあるのだろうかと嘆いてみえました。私も全ての学校を見てきたわけではございませんが、車窓から見た範囲では、このように余りにひどいところはなかったと思われます。

 しかしながら、この小学校でも、以前は学校の校長先生や教頭先生などが夏休みや放課後に草刈り機にて除草されている姿をよく見ておりましたので、このような状況には少なくともなかったように私は記憶をしております。非常に残念なことかと思います。

     〔写真呈示〕



◆12番(稲山明敏君) (続)状況といたしましては、少し上から撮りましたけど、こんな状況ですね。

 少しキュービクルがありますけれど、草をかき分けていかなければいけないといった状況です。ここら辺にいろいろちょっとした学校の木もありますけれど、覆いかぶさってしまって、これがずうっと何カ月もこのまま放置されておると。

     〔他に発言する者あり〕



◆12番(稲山明敏君) (続)緑のカーテンまではいきませんけれど、いつ刈られるのかなあといった声がだんだんするようになってきておりましたけれど、その点について少しお聞きをしたいと思います。

 ここで各施設同様お聞きしますが、学校の除草の状況はどのようになっているのか把握はしておられますのでしょうか、お尋ねをします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 学校敷地の除草は、学校現場の判断により行われており、特にその報告などは受けてはおりません。

 稲山議員御指摘の学校につきましては、状況把握のため夏休み明けに現地を確認いたしました。学校敷地のうち校舎東側部分につきましては地域の皆様の御協力により除草がされておりましたが、特に校舎北側部分、今御指摘の部分につきましては草が生い茂り、道路部分まではみ出している状況でございます。



◆12番(稲山明敏君) 学校敷地の雑草の管理というのは一体誰が行っているのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 学校敷地の管理につきましては、小・中学校の設置者であります江南市が各学校の全てを直接管理することができないため、校長に一定の管理権限を委ねており、教育委員会は各校長を指揮監督するものでございます。江南市立学校管理規則におきまして、校長は学校の施設及び設備の管理を総括し、常に現況を明らかにしておくとともに、その整備に努めなければならないと規定されており、学校における実質的な管理は校長が担うものと考えております。



◆12番(稲山明敏君) この学校は、実は恥ずかしながら私の母校であります布袋北小学校でございます。そこで私、先ほども申しましたように数校を見てまいりましたが、他の学校に比べ、こういった雑草に対する維持管理がなされてないと思われますが、ではほかの学校、見た限りは、多少は生えているところはありますけれど、きれいでありました。そういった各学校における雑草に対する維持管理はどのようにして行われておりますのでしょうか、お尋ねをします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 教育委員会では各学校に予算を配分しており、簡易な修繕や低木・樹木の剪定など、必要に応じて学校の判断で行っている部分もございます。

 施設の敷地内の除草につきましては、多くの学校では毎日の清掃時間、夏休みの出校日、部活動、あるいは学校行事の際などに、児童・生徒、教職員、保護者が協力して行っております。また、地域の方々の御協力を得ております学校もございます。



◆12番(稲山明敏君) 各学校の敷地、広い場所から狭い場所といろいろございますが、今のお話では、多くの学校では児童・生徒、教職員、保護者が協力して雑草に対する維持管理を行っておられるとのことですが、中学校では生徒の数も多く、体格も大人に負けない生徒もおり、部活動などもありますので、そういったことで十二分に対応できておるかなというふうに思いますが、小学校においては、保護者や地域の人は一時的なボランティアだと思いますが、例年このような対応で事足りているのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 学校敷地内の除草につきましては、繰り返しになりますが、毎日の清掃時間や学校行事の際に、児童、教職員、保護者が合同で行うほか、多くの地域の方々の献身的な御協力により、一定の保全ができていると考えておるところでございます。



◆12番(稲山明敏君) 先ほど冒頭で言われました布袋北小学校、一部除草がなされておったといった部分は、早朝6時30分より小学校の体育館や運動場を使用されているスポーツ団体の皆様の御厚意による除草でございます。本来なら使用する運動場や体育館周りを中心に除草が行われておりましたが、多分、私が推測するには、余りの雑草のすごさに、この部分に手をつけられたのではないかと思いますが、1時間ほどの時間でございますので、あのような一部のみ除草がなされたものと思われます。

 先ほど、例年各小学校、このような対応で事足りているといった御答弁がありましたが、ではなぜこのような状況になるまでほかっておかれたのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 御指摘の学校におきましては、夏季休業中は全校出校日を利用して除草作業を行っております。7月下旬の全校出校日には、子供たちと教職員による除草作業を実施いたしましたが、8月下旬の全校出校日に予定しておりました親子ふれあい清掃が雨天により中止となったことが主な要因と考えております。



◆12番(稲山明敏君) 通常雑草は、皆さんも御承知のとおり、4月ぐらいからあちらこちらで生え始め、ほかっておくと梅雨どきには一面草まるけになり、夏には手のつけようのないほどになっております。布袋北小学校におきましても、私の記憶では、毎日見ておりますけれど、夏休みに入るときには、もう現況とほとんど変わっていなかったと思います。今の答弁は、ただの言いわけにしか聞こえません。学校側が自発的に行おうとする姿勢が感じられません。きれいにされている学校があれば、そうでない学校があるというのは、非常に残念でなりません。市内どの学校に伺ってもきれいで印象のよい学校にしていただくためにも、統一性を持った指導は教育委員会としてできないのでしょうか。

 また、現場サイドにおられる多忙な先生の言い分もございますのでわかりませんが、多忙のため手が回らないといった声もひょっとしたらあるかもしれませんので、だとすれば、例えば先ほど御答弁いただきました学供のように、教育委員会がシルバー人材センターと委託契約し、校長先生の判断において除草が必要なときは教育委員会に連絡をされ、シルバー人材センターの方々に除草をお願いするといったことはできないのでしょうか、お尋ねします。



◎教育部長(鈴木慎也君) 御提案のシルバー人材センターへの委託につきましては、選択肢の一つとは考えられますが、教育委員会といたしましては、日々の清掃や除草作業が教育活動の一環であることを踏まえ、各校長に対し、引き続き施設及び設備の管理を総括していただくとともに、除草も含めその整備に努めていただくよう指導してまいりたいと考えております。



◆12番(稲山明敏君) 冒頭に御礼申し上げましたように、市長を初め当局の皆さんのおかげで、布袋北小学校の正門周りをきれいにしていただきました。せっかくきれいにしていただきながら、他の場所が雑草まみれで見苦しいようでは、市長に対しても非常に申しわけございません。今後、教育委員会も少しは目を光らせ、しっかりとした指導を行い、校長先生を初め教職員の皆様にも、多忙であることはわかりますが、自分の職場です。きれいにすることは当たり前ですので、今後できる限り努めていただきますようお願い申し上げ、また市長におかれましても、各学校へ給食を食べに行かれた際は、時間を少しとっていただいて校庭などを見回っていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 最後の質問に移ります。

 最後、大雨のときに対する水路の維持管理についてお聞きします。

 本日、もうお2人の議員が水路について質問をされておりますので、要点を絞り1点のみお聞きいたします。

 ことしの夏は日本全体が非常に暑く、四国では最高気温を塗りかえるなど非常に猛暑であり、また東北地方ではゲリラ豪雨や、また関東地方では竜巻が発生するなど、異常気象が年々ひどくなってきているように思われます。

 我が江南市におきましても、8月5日に集中豪雨があり、また9月に入りましても先週、台風の影響により集中豪雨がおきました。先週の大雨のときは私も、消防団の要請もあり、地元管内、布袋北小学校区や河川・水路を巡視いたしましたが、我々が巡視を開始したときには、管内道路などには目立った冠水場所はなく、道路上における雨水の水はけのよさには改めて関心をした次第でございます。

 しかしながら、河川等については、この時点ではまだ五条川は警戒水域を超え、小折町のある場所では、一部五条川が氾濫しているところがあり、水路に至りましても、小さな水路はところどころ氾濫しているところもございました。また、昭和用水などは橋桁いっぱいまで水位が上がり、今にも道路にあふれんばかりでございましたが、徐々に水位が下がりつつありましたので大事には至りませんでした。

 2日ほどたった後、河川や水路を見に行きますと、河川の水位はほとんど平常の水位に戻り、ふだんと変わらぬ状況でございました。また、水路を見ますと、水路もふだんと変わらぬ状況でございましたが、以前市民の方より御指摘がありました水路でしたのでよく見ますと、民地側ののり面が以前より徐々に侵食されて、建物からの排水管が以前より宙ぶらりんになってきているような気がいたしました。

     〔資料呈示〕



◆12番(稲山明敏君) (続)実はこの写真がそうでして、片側はコンクリートで補強され、片側は砂利のままで、以前は排水管天端まであった土が、全て砂利が侵食されて、今は宙ぶらりんの状態になっているといったところでございます。なお、この写真は、安良町交差点南、昭和用水に流れ込む水路でございます。

 また、この写真を見ると余りよくわかりませんが、境界線上にあります民地側のブロック塀の基礎も、以前は先ほど言いましたように根入れもしっかりありましたが、現在は今にも、もうこの下が基礎でありますので、基礎があらわれる、そういった状況であります。このままいけば危険さえも感じられます。

 ここでお聞きしますが、市内の水路には、こういったように同様に整備されていないところも多々見受けられますが、これらの水路の管理はどこが行っておるのでしょうか。また、このような水路敷地が整備されていない水路は市内でどれぐらいあるのでしょうか、もしおわかりでしたらお答えください。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 水路の管理につきましては、青木川、五条川、日光川は愛知県が、丹羽用水、昭和用排水などの用水路は土地改良区が、排水路は江南市がそれぞれ管理をいたしております。稲山議員が言われます写真のような水路敷にコンクリートの打設などが施してあります水路について、また打設などをされていない水路がどれだけあるかということについては、大変申しわけございませんが把握をいたしておりません。



◆12番(稲山明敏君) この水路の道路側ののり面は、道路整備を行われたときにコンクリートにより補強整備がなされたと思いますが、当然そのときには民地側の水路敷地まで一緒に整備するのが当たり前かと思われますが、なぜそのときに民地側の水路敷地まで一緒に整備がなかれなかったのでしょうか。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 御指摘の箇所につきましては、道路整備工事により道路の高さが高くなったことにより、水路のり面の補強目的により附帯工事として整備をしたものでございます。民地側の水路敷までは整備をしていないというのが現状でございます。



◆12番(稲山明敏君) 先ほど御説明させていただきましたように、この水路は大雨のとき、水路敷地が満水となって、勢いよく水が流れ、未整備部分が侵食され、民地に多大なる影響を及ぼすおそれがあり、危険な状況になる可能性が非常に大きいと思われます。

 ちょっと見づらいんですけれど、少し上から撮りましたけれど、ほとんど道路上が満水状態に大雨のときはなります。ということは、今のフェンスの下、ここまで水が全部来ておるといったことになります。

 市内には同様な水路が幾つかあると思いますので、未整備な水路がどの程度あるのか把握されていないとのことですので、早速調査をされ、特に隣接地に工作物や建物などが建っている危険な箇所については、この水路を初め早急に整備を行い、適切な水路の維持管理を行わなければならないと考えますが、この点いかがでしょうか。



◎都市整備部長(小池郁夫君) 稲山議員が御指摘のように、水路が満水になることは近年の頻発するゲリラ豪雨により多くなっていることが現状でございます。現在、水路の維持管理につきましては、水路の断面を阻害しないよう、草刈り、しゅんせつなどを定期的に行っております。また、侵食等のおそれがある箇所につきましては、コンクリートを打設するなど順次整備をしております。

 今後は未整備部分の把握に努めるとともに、頻発する大雨における水路の現状を調査し、隣接に与える影響などを考慮し、稲山議員が言われます水路も含めまして引き続き整備を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆12番(稲山明敏君) ありがとうございます。

 よく土砂災害にて建物が潰されたとかテレビなどで放送されておりますと、いつも自然災害か、いや人災だなどといった問題になったりしております。水路未整備部が大雨によって侵食され、隣地の工作物や建物に被害が及べば、これは明らかに人的災害と言われるのは間違いのないことかと思います。このような災害などが起きないためにも、現況の水路を早急に調査し、特に隣地に危険を及ぼすおそれのある未整備部分の整備については、予算的な話もございますが、早急に整備を進めていただくことを御要望いたしまして、一般質問を終わります。

     (拍手)



○議長(古田みちよ君) 本日予定の一般質問は以上で終了いたしました。

 あす12日午前9時から本会議を開き、一般質問を続行いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

     午後3時35分 散会

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

           江南市議会議長    古田みちよ

           江南市議会副議長   宮地友治

           江南市議会議員    東 義喜

           江南市議会議員    木本恵造