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愛知県 常滑市

平成 3年  3月 定例会(第1回) 03月11日−02号




平成 3年  3月 定例会(第1回) − 03月11日−02号







平成 3年  3月 定例会(第1回)



      平成3年第1回常滑市議会定例会会議録(第2号)

                         平成3年3月11日(月曜日)

議事日程(第2号)

 平成3年3月11日(月) 午前9時30分 開議



日程
件名


第1
一般質問
 1 「9番」 沢田市郎
  (1) 知多西部線について
  (2) 県道古場武豊線の拡幅計画について
 2 「11番」 佐々木志津江
  (1) 国保税について
  (2) 看護婦の増員について
  (3) 競艇開催日の駐車場について
 3 「12番」 沢田信也
  (1) 常滑沖空港問題について
  (2) 固定資産税の評価替えについて
 4 「4番」 石原多巳雄
  (1) 新しい時代を迎えての今後のまちづくりについて
  (2) 老人福祉について
 5 「1番」 杉江秀一
  (1) 伊勢湾産業文化振興会について
  (2) 中部新国際空港について
 6 「8番」 後藤 正
  (1) テレビ電波受信障害について



本日の会議に付議された事件



日程
件名


第1
一般質問
 1 「9番」 沢田市郎
 2 「11番」 佐々木志津江
 3 「12番」 沢田信也
 4 「4番」 石原多巳雄
 5 「1番」 杉江秀一



出席議員(27名)

    1番  杉江秀一君        2番  伊藤次郎君

    3番  角野和昭君        4番  石原多巳雄君

    5番  沢田丸四郎君       6番  八木祥信君

    7番  片岡勝城君        8番  後藤 正君

    9番  沢田市郎君        10番  中山勇弌君

    11番  佐々木志津江君      12番  沢田信也君

    13番  鯉江 勇君        15番  山本 勇君

    l6番  久田貞夫君        17番  衣川仁市君

    18番  西村武治君        19番  竹内 満君

    20番  中野勇夫君        21番  山本国夫君

    22番  片山 宏君        23番  鈴村乕夫君

    24番  桑山金義君        25番  稲葉民治郎君

    26番  山田竹士君        27番  村上一良君

    28番  伊藤 渉君

欠席議員

    14番  鈴木輝明君

説明のため出席した者の職氏名

   市長             中村克巳君

   助役             石橋誠晃君

   収入役            榊原福司君

   教育長            竹内鉄英君

   病院長            福嶋久夫君

   企画管理部長         森下美樹君

   総務部長           伊藤万之助君

   民生部長           竹内忠雄君

   経済部長           青山竹次君

   建設部長           水野幸雄君

   開発部長           高木雄次君

   競艇事業部長         鈴木康男君

   消防次長           都築孝信君

   教育部長           高井稔和君

   企画管理部次長兼企画調整課長 鯉江勇二君

   経済部次長兼商工観光課長   山本昌利君

   建設部次長兼土木課長     渡辺敏一君

   監査委員事務局長       山本 武君

   秘書課長           明壁尊弘君

   広報課長           山西昭夫君

   総務課長           吉田美彦君

   税務課長           伊藤 環君

   市民課長           古川増夫君

   福祉課長           林  賢君

   保健衛課長生         山本奨斉君

   農業水産課長         岩田利彦君

   換地課長           水谷 巌君

   用地対策室長         桑山和久君

   都市計画課長         都築克司君

   競艇施設課長         岩田克祥君

   病院管理課長         伊藤吉治君

   病院管理課主幹        都築哲明君

   病院業務課長         竹内克範君

議会事務局職員の出席者

   事務局長           林 満男君

   次長             藤森直樹君

   主任主査           神谷荘太郎君

   書記             山下金男君

                            (午前9時30分 開議)



○議長(伊藤渉君) 

 皆さんおはようございます。

 ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊藤渉君) 

 これより日程に入ります。

 日程第1、「一般質問」を行います。

 今回の発言通告者は6名でございます。ここで質問者の方にお願いをいたします。質問は簡明に願います。又、質問の方法につきましては、壇上で1回、自席での再質問は2回まででございますので、よろしくお願いいたします。なお、関連質問につきましては発言通告者全員が終了後にお願いいたします。

 では発言通告順に順次質問を許します。まず9番沢田市郎君の質問を許します。

          〔9番 沢田市郎君登壇〕



◆9番(沢田市郎君) 

 9番沢田市郎、議長のお許しをいただきまして、先ほど通告してあります道路、すなわち道についてを主体に質問をさせていただきます。ご無礼をいたします。まず、最初に総括論として市長さんにお尋ねをしたいと思います。常滑市内には数多くの国道、県道、市道いろいろな道路がありますが、その計画、工事の進捗状況、整備状況等いろいろ市民の間で噂をされておりますが、近隣市町すなわち知多市、東海市、半田市、武豊町、美浜町との比較をして、我が常滑市の特に大きな都市計画道路等の進捗状況は、工事の状況が非常に遅いではないかという声を市民からよく聞くのでございますが、市長さんはこの点について大きな都計道路始めその他のことについてのどういうふうに考えておるかをまずもってお尋ねをしておきたいと思います。更に2番目といたしまして、今時分この問題を出いてもご無礼でございますが、長峰交差点が近く開通されようと私たちも期待しております。約1年間予定より延長したことはもう市民の皆さんがご承知のとおりでございます。前回もこの問題を少し触れましたが、なぜこのように1年間いろいろ問題がございました、延びたでしょうか。この契約のきちんとしたことがなかったか、あるいはけじめが悪かったか。もちろん相手の方のいろんな思い違いもあったでしょうが、今後の糧としてそのような今後まだいろいろ都市計画道路や大きなことがございますので、どういうふうにそのけじめ、いわゆるきちんとしたという契約についての反省とかご意見をお聞かせ願いたいと思うのでございます。それでは西部線の問題に入らせていただきます。1番、知多西部線についてでございます。この西部線は市民、我々本当の待望の西部線でございます。そして、長峰交差点が先ほど申しましたように約1年延びましたが、いよいよ間近かに開通と予想されております。何月何日の何時に開通するか答えにくいと思いますが、是非具体的にお聞かせ願いたいとまずもって質問をしておきます。それから、その開通する非常に有り難いことで多くの市民が期待しておるわけでございますが、その開通が出来るといわゆる古場地内、1番として、その大渋滞が予想されて非常に多くの古場区民たちが困る、古場ばかりではございません、南部住民が非常に大渋滞されることは目の当たりてございます。非常に今から海水浴あるいは潮干狩、海水浴において多くの渋滞が予想されるのでございます。そして、一日も早く大谷あるいは小鈴谷の方まで延長していただきたいと心から思う次第でございまして、今から質問に入らせていただきます。古場地内は境川という川まで大体土地の方は県に売却したように聞いておりますが、その古場地内の工事はいつごろしていただけるか県当局の方に聞いていただいて明確な回答をお願いしたいと思います。更に境川の橋、非常に橋というものは時間が掛かります。工事に掛かってもこれまた大変なことでございましょうが、いつごろその境川に対する橋梁ができるか、こういうこともお願いしたいと思います。更に境川を越えて南行きますと苅屋、大谷地内の土地の買収、いろいろ総パの問題もございましょう、あるいは個人の換地のこともありましょう、いろいろありますがその買収の計画と、更に大谷いわゆる大谷武豊線までの県道の工事がいつごろ行われる予定であるかということもお聞かせ願いたいと思います。それから、大谷以南いわゆる大谷から今度は小鈴谷のとこまでの道路計画についての時期と大体の予定をお聞かせ願いたいとこう思うわけでございます。先ほどの4番目として、ちょっと境川あるいは古場、苅屋地内のことに戻りますが、大きな県の上水道の太い管があります。その高さとか、あるいは工事的なこと非常に難しい問題で、これ又県当局の方でございますので、市の方では難しかろうと思いますが、我々近くの住民において非常に大きな問題でございます。この件についてもお聞きかせ願いたいと思う次第でございます。いずれにしても、後からも触れますが先ほど言いました長峰交差点が開通され、そして古場まで開通されますと非常に渋滞が予想されて多くの区民が心配をしております。まあ1年これて延びたわけでございますが、ある区民におかれましては古場の大渋滞や大混雑や交通事故を考えると、かえって延びて良かったとまで極論を言う人もあります。これは現実に私の耳に聞いてきたことでございますが、全般的には早く開通していただきたいことは当然でございますが、そのぐらい南の市民は心配しておるとこれも現実でございますので、一つ先ほど質問したいろいろについてお答え順いたいと思います。

 2番目といたしまして、そのことも関連しまして県道古場武豊線の拡幅計画についてお尋ねをいたします。古場地内や桧原地内いろいろ田んぼの方は大分拡張したわけでございますが、今から残っておるのはいわゆる建物、商店、住宅いろいろ難しいのがたくさん残っております。非常に物件のことは大変でございますが、武豊の方まではきちっと広くなって、我が常滑市だけは狭くなっとる、この壇上でも申し上げました。非常に大事な道でございます。どういうふうにこれを今後やっていただけるか、具体的に申し上げますと、桧原地内でも測量のミスで3回も測量し今度はしっかり測量しておるようでございますが、非常に大きな時間と区民たちの大きな不平不満を買っていることも現状でございます。この古場、桧原地内についての測量工事等の計画についてできるだけ具体的にお聞かせ願いたいと思います。それから、一番最後に書きましたが、知多西部線の開通に伴い先ほどから2回も3回も同じことを言いますけども、この古場地内あるいは苅屋地内でなくて桧原でも交通の大渋滞が予想されます。それで非常にあそこには西浦南小学校がありましょう、それからいろんな保育園もあるわけでございます。子供たちの対策においても非常に古場地内においてでも心配をしているのが現状でございます。更に最後にこの西部線が開通され、西部線全般の交通安全対策についても市当局はどのように考えているかを質問して、壇上の質問とさせていただきます。以上でございます。

          〔降壇〕



◎建設部長(水野幸雄君) 

 沢田議員さんのご質問、知多西部腺、県道古場武豊線の拡幅計画についてお答えさせていただきます。まず長峰交差点から古場まで開通するのはいつかというご質問でございますが、現段階で県より承っておりますのは、4月1日を予定いたしているというふうに聞いております。ただいま公安委員会と信号とか標識についての協議中であるというふうに承っております。ご質問の2路線につきましてはご承知のとおり、県の事業として着工いたしております。まず知多西部線の工事予定、用地買収の状況等についてでございますが、ご質問1点目の古場地内及び境川の橋梁の工事予定でありますが、平成3年度予算で橋梁の詳細設計などの調査委託を予定いたしております。この工事につきましては、古場地内の道路工事も併せまして平成4年度を予定いたしていると聞いております。次に2点目の古場以南の苅屋、大谷地内の用地買収の状況でございますけども、県道古場武豊線から県道大谷富貴線までの約2.1キロメートル区間について、昭和63年度より買収を進めております。この間101名の関係者の方がございまして48名の方の承諾をいただいております。買収計画の60パーセントという進捗状況になっております。又、この間に5件の補償物件がございますので今年度予算で積算作業が進められております。工事の予定といたしましては、今後の用地買収の進捗状況にもよりますが、工事完成目標は平成5年度を目標といたしていると聞いております。次に3点目の大谷以南、県道大谷富貴線以南の実施計画でございますが、大谷富貴線以南につきましては、現在、路線測量などの調査を行っております。今後事業認可を得て事業着手については平成6年度以降の予定であると聞いております。次に4点目の道路予定篠内の県の上水道幹線はどのようになっているかでございますが、県営水道の送水管は知多西部線の奥条地内から大谷地内、県道大谷富貴線までの区間は知多西部線の道路工事に先行いたしまして、計画道路内に800ミリの管が既に敷設されており知多半島南部へ給水する幹線として使用されております。しかし、南陵公民館前の市道との交差点において信号交差点とすべく道路の縦断勾配の見直しによりまして、既に埋設されている県営水道送水管の一部の移設が必要となっておりまして、現在、これを管理しております県企業庁と工法協議を行っているところでございます。大谷富貴線以南につきましては、道路予定線内には県営水道の送水管の敷設計画はございません。

 次に県道古場武豊線の拡幅計画についてでございますが、1点目の古場地内及び桧原地内の工事計画につきましては、古場地内は交通安全施設等整備事業歩道設置工事として、桧原地内は交通安全対策工事でそれぞれ県の手によりまして整備いたしておるところでございます。まず古場地内ですが、昭和62年度から事業着手いたしまして、区間としましては国道247号線古場交差点から知多西部線までの約460メートルの区間てあり、このうち整備完了の区間は西浦南小学校付近から知多西部線までの約340メートル区間でございます。残りの区間は古場交差点から西浦南小学校付近までの約t20メートル区間で、現在、用地買収等を進めており今後の買収状況にもよりますが平成4年度を完成目標としていると聞いております。又、知多西部線から東へ愛知用水の幹線付近までの約850メートルの区間につきましては、暫定断面、片側歩道で完成いたしております。次に桧原地内でありますが、昭和58年度から事業着手いたしまして、その区間として愛知用水幹線付近から武豊町境までの約1,570メートル区間でございます。このうち一部用地買収が完了しておりますが、その後、愛知用水幹線から東へ白山神社入口付近までの区間において、県道沿いの北側は高い位置に多くの民家があり、南側は農地という状況から道路の縦断計画について再検討することとなり、現在、用地測量などの再調査を進めているところでございます。今後、関係者の方々のご協力をいただきながら早期に完成するよう努力して参りたいと存じます。次に2点目の知多西部線の開通に伴う古場武豊線の交通対策でございますが、知多西部線が開通することによりまして、当然、古場交差点の混雑が予想されます。当面の対策として買収済みの用地を最大限利用し、安全施設を設置すべく県土木、県公安委員会と協議、着工の運びとなっております。なお、これは飽くまでも暫定でございますので、先ほど申し上げましたように残っております用地、物件等のご協力を早急にいただきまして、一日も早く完成いたしたいと考えておりますので、ご協力賜りますようお願い申し上げます。それから当初のご質問でございますが、市内の計画道路の進捗状況、他の市町に比べてどうかというご質問でございますが、非常に都市計画道路につきましてはばくだいな経費が必要とされます。したがいまして、県の方としても重点的ないろいろな交通状況等を勘案して施行順位を決めてみえますが、他の市に比べて若干、常滑市の都市計画道路につきましては、もちろんこれは月地買収等非常に地権者の皆様方のご協力にも伴いますけども、若干遅れているではないかというふうに存じております。それから、当初にお話がございました長峰交差点付近の補償物件につきまして、調印後1か年遅れたというご質問でございますが、この件につきましては交渉の過程等いろいろ問題はありますが、県、市と交渉に当たった経過から地権者の方に対する説明も不十分であったというふうに存じております。これらのことを教訓にいたしまして地権者の方にご理解いただけるような説明を十分いたしまして、今後の反省点にいたしたいと思っております。以上お答えとさしていただきます。



◆9番(沢田市郎君) 

 2回目の質問をさせていただきます。丁寧に説明していただいてありがとうございます。長峰交差点が今の予定では4月1日であると、非常に後20日ちょっとでございますが期待をしておるので、是非その予定のとおりにいくよう全能力を挙げて頑張っていただきたいとこう思う次第でございます。これは本当の多くの市民が、市民ばかりではございません、知多半島の多くの人たちが期待しておるので、よろしくお顔いしたいと思います。さて、そこで開通して非常に有り難いことでございますが、先ほど壇上でも申し上げましたように、この潮干狩の時期あるいは夏の海水浴等で非常に大渋滞することは目に見えております。そして、いろいろ調査、古場地内の調査あるいは橋梁の調査等これ重大なことでございますが、それをしていただいて平成4年度ぐらいからは着工していただけると、これ又、4年度の予算において着工していただけるということも大いに期待するわけでございますが、私が今から申し上げたいのは大谷まで全部開通すれば非常に有り難いことでございますが、古場地内を工事し、あるいは橋梁をやって、そして、南陵公民館、南陵中学の前に抜く計画はあるかどうか。あそこにも立派な今度消防署の出張所もあれしていただけるわけですが、あそこへ行く気があるかどうか、非常にそうしていただけると有り難い大きな問題です。もちろん大谷まで行くことが前提でございますが、モの期間としてどうかしてあそこまででも曲げていって、少しでも住宅街を迂回していった方がいいじゃないかと、これ又、多くの市民たちが要望していることでございますが、この点についてのどういうお考えであるかということを一つ是非お聞かせ願いたいと思います。

 それから、2番目の古場武豊線の計画について、いろいろメーターやなんかを述べていただきましてよく理解できましたけども、先ほども言いましたように、特に桧原地内においては同じ土地や何かを3回も測量しとると、非常に多くの地主たちや桧原の区民たちが不満をこぼしておることも現状でございます、事実でございます。どうかきちんと測量をして、先ほどの契約のことではございませんが、きちんとやらなければ法務局も通らない。実際の測量にはなっていない。一切そういうことで現在3回目をやっていることも承知しておりますが、そうして、きちんきちんと1つずつ済まして、今度は買収なりあるいは工事計画に入っていかないと、非常に民家の多いとこでございますし、高低の問題も難しいことも十二分承知しておりますが、どうしたててこれはやらなきゃならない重大な事であります。先ほども言いました、武豊までは立派な道で広くなっております。いつ行って見ていただいてもそのとおりでございますので、一つこの点についてきちんとやっていただくということが、非常にこれはもう県のことでございましょう、ただ市ももちろん協力して、地主も協力してやっていかなならないことでございますが、その点についての最後の決意の程を一つお聞かせ願いたい。以上2点で2回目を終わります。



◎建設部長(水野幸雄君) 

 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の知多西部線の大谷まで行くが前提であるが、南陵公民館までの市道まで抜く気があるかどうかということでございますが、現在の県道古場武豊線が渋滞するということを解決するには、当然、この南陵公民館の所まで道路を延長して両方等で通行をスムーズにさせるということが必要でございますので、先ほども壇上で申し上げましたが、まず橋を平成3年度で設計をいたしまして4年度にできれば橋と工事併せて行いたいという県の意向を聞いております。何といたしましても県道の古場武豊線から南陵公民館までの市道の間にも、まだ用地買収の整ってない所もございますので、それを早急に行うということでございまして、県といたしましては平成3年度は用地買収を専念したいという意向でございますので、用地買収を早く進めて南陵公民館までの道路を一日も早くできるように県にお願いをして参りたいと思っております。それから、桧原地内のことでございますが、ご質問にもございましたとおり月地の条量測量と言いますか、用地測量につきまして非常にまあずさんと言えばずさんでございましたので、今、それを改めて県の方で調査をいたしております。今回の調査につきましてはご質問にもございましたとおり3回目の箇所もございますので、今後は一切そのようなことがないように最初からよく調査をして実施に入るようにというふうに要望いたしておりますが、一日も早くぎちんとした測量ができ、それから用地買収にお願いできるようにいたしたいと思っております。以上よろしくお願い申し上げます。



◆9番(沢田市郎君) 

 3回目の質問をさせていただぎます。市長さんに一つ最後でお答え順いたいと思うのでよろしくお願いしたいと思います。市の政治は誰かの言葉を借りると北高南低だということを聞かしていただいております。全く私はこの道路行政というか、先ほど壇上で申し上げました国道とか、いろいろな都市計画道路について、北の方が進んで南の方が遅れているとこういうことを大いに指摘せなけりゃならないと思うわけでございます。もちろん、名古屋から産業道路にしても知多西部線のいわゆる、にしても東海市ができ知多市ができ、そして北の方からでぎるのは当たり前でございます。そのことは十分私も理解しております。又、別な言葉で言えば名古屋の方を向かってまあ通称我々は上と言います、下の今の師崎とか下のことを、いわゆる下と言います。そういうことの云々は別といたしましても上からやってくる、あるいは先ほど言った東海市、知多市から出来たことは当たり前でございますが、その期間が余りにも南部について都市計画道路が、いわゆる延長するのが遅れているじゃないかということを多くの市民が言っております。これはもう現状のことでございますので、先ほど一番初めに言いました、いろいろ今、部長さんのお答えでございますと若干遅れているとこういうことでございますが、私に言わせれば大いに遅れていると言わなきゃならないと思うわけでございます。そういう意味におきまして、今後のこのいわゆる都市計画道路に対する市長さんのお考えを是非お聞きせ願いたいとこう思うわけでございます。それから、壇上で申し上げまして部長さんが答えていただきました、いわゆる契約のけじめ、きちんとした契約をしなかったから1年間延びたんだと、これは当然でございます。もちろんどんな契約をしたてて迷う気になったり、争う気になりゃ当然でございます。もちろん十二分にやっても相手が迷えやどうにもなりませんことも十分ありますけれど伝今後の糧としてどうかしていろいろこういう都計道路や何かにはどこまでが十分で、どこまでは不十分か分かりませんけども、ある程度きちんとした替え地なり補償なりを出すことはもちろんでございます。もちろんそれに応じにゃ収用法もあります、どういう強行手段もやりゃ結構でございますし、そういう場合もありましょうけども、契約をしたら守ると、いわゆるフェアプレーでいなければならん。契約の前はどういうふうに交渉しとってもこれは交渉の段階です、当たり前でございますが、一応契約をしてからなぶるということだと、全くいろいろな契約が今後のことで重大な事だと思いますので、その辺についての今後の市を担当するに当たっての決意の程をお願いしておきます。以上、2点でございますのでよろしくご答弁をお願いします。



◎市長(中村克巳君) 

 沢田議員のご質問にお答えいたします。まず第1点の件でございますが、道路の整備にしろ、又、施設の配置にしろ特定の地域に偏らないように公正にこれは行っていくべきであり、そのようにいたしたいとその考えを表明させていただきます。2番目の件でございますが、交渉が成立するまでは十分意を尽くしまして協議をし合い交渉が整いました限りにおきましては、その履行につきまして毅然たる態度で臨んでいかなければならないと思っております。県の方にもそのようにこれからはお話をしお願い申し上げていく考えでございます。以上です。



○議長(伊藤渉君) 

 沢田市郎君の質問は終わりました。

 次に11番佐々木志津江君の質問を許します。

          〔11番 佐々木志津江君登壇〕



◆11番(佐々木志津江君) 

 市民を代表いたしまして3点についてお伺いをいたします。まず、国保税の引下げについてですが、国保税が高い、何とかしてもらえないか。国保は赤字だと聞いていたがこんなに黒字があるのかと驚きの声が上がり、どこへ行っても高い国保税を引き下げてほしいと切実に訴えられます。私は昨年12月議会でもこの問題について質問いたしましたが、市民の皆さんからの願いが強く市長に国保税引下げの決断をしていただきたくために再度質問をいたします。市長は国保加入者は低所得者が多く、税の負担が重いという認識を持たれています。それではなぜ引き下げないのか。市長は、4年前の市長就任あいさつの中で、税金だけが高くなったと言って軽い財布をのぞく主婦など、いろいろ市民の声を上げて中村市長に期待する大勢の熱い心を、身の引き締まる思いで感じ取ってきた。そして又、このことは市長室にあっても決して忘れてはならないことだと言い聞かせてきたと述べられています。その後、市長は常に弱い人の立場に立った行政を口ぐせのように言ってこれらました。市民税の最低の2,000円なのに、国保税に20数万円も払っている人もいます。今まで一緒に仕事してきた奥さんがパートに出なければ生活できない人、支給される年金の中で税金を払った後のわずかなお金で節約しながら生活しているお年寄り夫婦、朝から晩まで日曜日も祭日もなく働き詰めの人、こういう人たちが身を切るようにして国保税を納めているのです。にもかかわらず、これまでの値上げによって4億7,000万円の黒字、1世帯当たり7万円にも上る黒字に目をつむっていていいものでしょうか。市長は引き下げる前に一般会計からの繰入れを減らすべきだと12月議会では答弁されましたが、黒字になったのは繰入れを増やしたからではなく税を引き上げてきたからです。何度も申し上げて参りましたが、国民健康保険法が昭和33年に今までの相扶共済を基本としていたものを改正して、目的として社会保障及び国民保健の向上に寄与することを規定し、更に国及び都道府県は国保事業の運営が健全に行われるように努めなければならないと義務付けています。このことから、その予算、財政補助の責任は国や自治体にあることは明らかで、市民の4割が加入し、しかも低所得者で占められている国保事業に常滑市が一般会計から繰入れするのは当然です。更に国保は他の医療保険にはない税の減免制度があります。これも国保が社会保障としての性格を持っているからです。市長が言う相扶共済という文言は国民健康保険法のどこにも書かれておりません。4億7,000万円の黒字は将来のために蓄えておくと言いますが、厚生省は不意に医療費が高くなったときのための基金として過去3か年における保険給付費の平均額の5パーセントを年間積み立てるように指導しています。国保事業に基金が妥当なものとは私は考えませんが、厚生省の言う保険給吋費の5パーセントを将来のために蓄えておくとすると常滑市の場合、計算しますとこの5パーセントは約8,000万円です。このことから言っても4億7,000万円がいかに多いかということです。常滑市には基金とか、積立金とかの制度はありませんが、当初予算での繰越金は約1億円の計上でしかありません。残りの3億円余は積立金、基金の名に等しいものです。厚生省の指導に反する多額の積立金を国保税が高過ぎて苦しんでいる市民のために引下げに回すのは当然です。瀬戸市では一昨年に累積黒字が7億円にも上り、これを使って1世帯当たり年額1万2,000円の引下げを行っています。市長の決断を求めます。次に看護婦の問題です。看護婦の仕事はその人が生きていく上での諸々の援助をするのが主な仕事です。それとともに、医師の指示を受けて病気の診断に必要な検査や治療の援助をし、健康の保持と増進のためのアドバイスもいたします。ですから、看護婦の仕事はやりがいがあり、経験を積み重ねることによって専門性も磨かれ、患者さんへのアドバイスも熟達していくものです。小・中学生の女子に聞くと大半の子は、将来、保母さんや看護婦になりたいと答えています。看護婦を志す人はこの仕事を一生続けたいと夢見てきた人ばかりです。人間にとって一番大事な生きることへの援助をするという崇高な職場でもあります。厳しい条件の下でもいい仕事がしたい、いい看護がしたいと頑張っています。しかし、働き続けたいと思っても辞めていく人が増え、慢性的な看護婦不足を招いています。その原因は何なのか、病院当局としてどのように分析されているのか、まずお伺いをいたします。夜勤は看護婦という職種から避けられないことです。私も看護婦としての経験がありますのでよく分かるのですが、内科では患者の病状の急変や救急入院などがあった場合、又、外科では手術後の患者に手を取られるなど、夜勤が2人では他の患者さんへの手が回らないという状況は付物です。どうしても3人体制が必要という声が大きいのですが、当局としてどのように考えておられますか。次に、看護婦の勤務サイクルについてお伺いいたしますが、勤務と勤務との間は現在どのようになっておりますか。つまり日勤をしてすぐ深夜勤務、あるいは深夜勤務から準夜勤務、更には準夜勤務から日勤というサイクルになっていないかということです。このようなサイクルですと、勤務と勤務との間は8時間しかありません。この間に家族の食事を作るなど家事をしていると睡眠時間はわずかしがないことになります。このようなことは現にあると聞いていますが、そうであれば、是非、改善していただきたいと思うものですが、お伺いをいたします。次に、仕事と子育ての両立をいかに援助していくかという問題です。子供が生まれても働き続けられるために家庭内での家族の協力も大切ですが、病院内に保育所があればもっと働き続けようという看護婦も増えると思います。実際に病院内乃看護婦さんの中には病院内の保育所があればという希望も願いも強くぃると聞いております。私目身も2人目の子供が生まれ、2人の乳幼児を夫に任せて夜勤をするのにはお互いに大変で、夜勤も夜間も保育所を開設している病院に移って仕事を続けてきたという経験を持っています。是非、院内保育所を造るよう計画を立てていただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。今まで申し上げましたことは、看護婦の労働条件を改善し働きやすい職場にすること、そのためには看護婦の増員がどうしても必要だということです。それが患者さんにより良いサービスを提供し、常滑市民病院の資質の向上につながり、市民病院の評判を良くしていくことになるものだと考えます。よろしくご答弁をお願いいたします。

 最後に競艇開催日の駐車場問題についてです。競艇開催日における駐車場問題は常に論議されていながら一向に解決されようとしていません。特に2月、3月は確定申告の時期でもあり、市役所を訪れる人からたくさんの苦情が寄せられています。又、年間を通して市役所、文化会館、保健センターなど公共施設を利用する市民からは、何とかしてほしいとの要望や苦情が跡を絶ちません。特に保健センターで行われる乳児検診、予防接種の日が必ず競艇開催日と重なり、しかも保健センターの受付時間は午後なので、それまでには競艇に来る人の率で、センター内の駐車場は埋まってしまう状況になっています。駐車場がないためせっかく来ても検診や予防接種を受けずに帰って行ったという人もあるくらいです。このことについては先日、小さい子を持つお母さんたちから市長に要望したところですが、又、狭い道路の両側に駐車し交通安全上からも大変危険です。このような違反駐車は競艇開催日には野放しといっていいほどです。そういう意味から何点か質問をいたします。第1に駐車違反に対する指導を市として強く警察署に申し入れていただきたいこと、第2には競艇駐車場を確保すること、具体的には市役所西側に立体駐車場を建設すること、第3には立体駐車場が確保されるまでの措置として、文化会館、公民館、保健センターもちろん市役所もそうですが、このような文化会館などでの行事が競艇開催日と極力重ならないように配慮していただきたい、第4には重なる場合は必ずこれら公共施設利用者のための駐車場を確保すること、以上、4点について市長の前向きのご答弁をお願いいたします。

          〔降壇〕



◎民生部長(竹内忠雄君) 

 佐々木志津江議員さんの1点目のご質問、国保税についてお答えさせていただきます。国保税の引下げにつきましては、先の12月市議会定例会の一般質問におきましてお答えさしていただきましたように、構造的に財政基盤の脆弱な国民健康保険の事業運営につきましては、数次の制度改正等によりまして小康状況を保ってはおりますが、今後、急速に進行します高齢化や医療の高度化、疾病の多様化等により医療費の増嵩が予測されますので、繰越金は大切に留保させていただき、医療費が増大いたしましても急激な国保税の引上げをすることのないようにしたいと考えておりますので、国民健康保険税の引下げは考えておりません。



◎病院長(福嶋久夫君) 

 佐々木議員さんのご質問についてお答えします。市民病院は皆様ご承知のとおり平成3年1月から結核病棟の40床を廃止して、今までの340床から一般病床だけの300床を定床として運営しています。ご質問の内容は当院における看護婦の適正配置と増員についてのお尋ねと思います。当院におきましては、現在の入院患者数と病棟に配置されている看護職員数を見てみますと、特2類基準看護で定められているところの入院患者2,5人に1人という健康保険上の基準に対しましてはその必要数は一応確保しているのか現状でございます。しかし、病院も開院以来30数年を経過し、この間、度々の増改築を行ってきたものの、各看護単位の病床数に少なからず不均衡が起こってきました。これはこのような建物の基本構造的な要素のほかに、結核患者を含め感染症の減少や、1.57ショックと呼ばれる出生率の低下や、世界に類を見ない極めて短期間における急連な老齢化現象という社会的要因による入院患者の質・量的変化も加わり、なかなかアンバランスな状態を解消できないでいるのが現状でございます。こうした中で皆様のご理解とご協力によりまして、平成元年度から病棟部門の改装工事を進めて参りました。既に3・4階は終わり、5階は今年度中に終了することになっています。来る平成3年度に予定しています2階病棟の改修工事に当たり、病院全体の病棟看護単位の見直しと統合を行い2階病棟を1単位とし、病棟全体で現在のア看護単位を6看護単位としてできる限り各看護単位の病床数と看護職員数の平均化を図っていきたいと考えています。一方、腎センター部門につきましては、看護職員の充実により年々増加する透析患者の受入れに努力していきたいと思っております。なお、看護職員採用につきましては、毎年度の定期的な看護婦見習の採用はもちろんこと、中途採用につきましても常時採用をいたしております。又、3年前より九州方面へ求人募集に行くようにし、それぞれ実績を上げて参りました。お尋ねの深夜、準夜などの看護婦の勤務体制表のことでございますが、看護婦の希望にできるだけ従うようにし、ご指摘のような無理な動務表を組まないように努力をいたしております。又、夜間3人体制につきましては、目下いろいろと研究を加えておるのが現状でございます。又、ご指摘の派育所の設置に関しましては、ただいまあちらこちらの病院へ行ったりして実情も調査しながら、今後、保育所設置についての検討を加えて参る所存でございます。今後とも市民に愛され信頼される市民病院になるように、更に医療サービスの向上に努力していく所存でございます。よろしくご理解ご協力を賜りたいと思います。



◎競艇事業部長(鈴木康男君) 

 佐々木志津江議員さんの3点目、競艇開催日の駐車場についてお答えを申し上げます。競艇開催日、特に特別レース等ファンがたくさん来場される場合には、周辺の皆さん、市民の方々に大変不便をお掛けしていることと思っております。したがって、駐車場対策につきましては日ごろから配意し努力をいたしているところでございます。先ほどご質問ございましたように駐車場の確保、文化会館等の会議と重なる場合、駐車場を確保せよとこういったご質問でございますが、現在のところ、こういった方策といたしましてはガ−ドマンを要所に配置をし整理をしております。特に特別レースのときなどは増員をいたしましてこれらの問題に対処しているところでございます。又、特別レース等ファンがたくさん見えるようなときに行われます市役所等での、又、市役所へもたくさん集まるような会議については、これらは日程の調整もいたしております。それから保健センターで検診等を行う日には、朝から職員がロープを張って、そういった方々の駐車場確保は現実にしておるわけでございます。いすれにいたしましても、これらを解消するには駐車場の確保が不可欠でございます。したがって、幸いに関係する皆さん方のご理解も得られまして埋立事業の目処も立って参りました。したがって、できるだけ早くそういった埋立地の所への駐車場確保に努力をしたいと考えております。以上、お答えとさしていただぎます。



◆11番(佐々木志津江君) 

 国保についてのご答弁が大変筒単なご答弁で、12月議会からの進展がないということで大変不満ですが、その黒字をそのまま貯めこんでおくということについて、先ほど壇上でも申し上げましたけれども、今後の医療費を予測するためにお金を何て、言うんですか、一定部分留保していくことは必要で厚生省も指導しているように、保険給付費の5パーセントを留保しておくべきだという考えを厚生省はそういう指導をしておるんですけれども、それについてどのようにお考えなんてすか。で、市長は私も壇上でいろいろ申し上げましたけれども市長のご答弁がなかったんですが、国保は高いという皆さんが一様に言われている中で、しかも4億7,000万円という多額のお金を持っているということと、国保が高いという市民の皆さんの切実な要求と言いますか、怒りですね。要求というよりも怒りをどのように考えておるのか。市民のために国保の4億7,000万円を使うということがどうしてもできないというのはどういう理由なのか、もう一度お飼いしたいと思うんですね。そこで、いつも引き下げると国からペナルティーが課されるのでそういうことはできないということをよく言われるんですけれども、市町村が確保すべき収入を不当に確保しなかった場合は、国は負担すべき額を減額することができるという規定があるわけなんですが、不当に国保税を徴収しなかったというんではなくて、私は逆に不当に徴収し過ぎたということだと思うんです。ですから、よく言われるこの答弁の中ではそのことはおっしゃいませんでしたけれども、よく言われるペナルティーが課されるから引下げはできないんだというようなことは全くないということです。将来に向けての医療費の高騰のためにというふうにことを言われますけれども、それは毎年の医療費の伸びを見てもこの4億円というのは必要ない、必要ないと言うか、将来のために言ってもこれだけの多額のお金をそのままにしておく必要はないということです。特に滞納者は毎年3パーセントぐらい推移しているんですけれども、この納めたくても納められないという人だと思うんですね。で、納めている人の中でも本当に苦しい中でやりくりして納めているんです。そういう人たちが納められる税金と言いますか、国保税にすることが滞納を減らして国保財政を健全にしていく道だと私は考えるんてすが、そのことについて市長はどのように考えておられるのかお伺いしたいと思うんですね。それから、知多5市の中で一般会計からの繰入金は常滑市は最低で、逆に健康保険税は最高です。ちなみにご存じだと思いますが、東海市1万2,385円、大府市1万2,964円、半田市は7,292円、知多市は常滑よりちょっと少ないですけども6,227円、常滑市は7,068円、知多最低と言いましたけど知多市よりは上ですけれども大変低い額になっている。で、今後の将来のために、何度も言いますけれども蓄えておくと言いますけども、この4億円というのは国保税を引き上げたことによって貯めてきたお金なんです。ですから、これはまず市民に返すべきだoもしこれ将来のためにということであれば、私はこの知多5市の中でも大変1人当たりの繰入額が大変低いということから言っても、この一般会計ヘの繰入れを増やすべきだと思います。この国保税の4億7,000万円は私は是非市民に返していただきたい。それからこの一般会計からの繰入金をどのようにするかということですが、例えば、一般会計における各務基金積立てのうち、平成2年度をとってみますと財政調整基金とか繰越金、あるいはそのほか特別会計であるモーターボート会計の繰越金などを合わせると少なく見積もっても約33億円あるわけです。ですから、これもやはり市民からの税金です。そういう市民からの税金を私は貯めておかずに市民のために使うのが筋だと思いますが、どのようにお考えか、再度、市長が弱い人の立場に立って政治を行うんだと言った市長の政治信条からいっても、私は取り過ぎた分を返すという、しかも弱い立場の人たちがたくさん加入されている国保会計のためにも引下げを是非行っていただきたいということを強く要望すると同時に、市長の決断を求めたいと思います。

 次に看護婦についてですが、まず勤務のサイクルのことで、無理な勤務を組まないように努力しているというご答弁でありましたが、私が看護婦さんからお聞きしますと、特に外科病棟が大変忙しいということと、その勤務サイクルが今、先ほど言いましたように、例えば、準夜勤というのは日にちで言いますときょう11日準夜勤務をしますと次の12日は日勤ですね、そういうような組み方ね、そうしますと準夜勤務が終わるのが勤務は12時半と聞いておりましたけども、12時半には終わらずに2時とか3時ぐらいになるのが多いと、そうしますと次の日は日勤てすので、もう次の日というよりももう日勤の当日になってしまいますが、その時間帯になりますとね、家に帰るともう夜がしらじらと明けかけていると。そこで普通の人だったら夜は寝る時間ですけども、勤務しているために寝れなくて普通ならせいぜい1時ごろに帰宅して、それから日勤に出るために5時間か6時間は寝れますよね。ところが外科の病棟の看護婦さんに聞いてみますと、そういうことがなくて残業が続き翌日の日勤のためにわずかまあ本当に1時間か30分、最悪の場合ですよ、それぐらいしか仮眠できずに日勤8時半の仕事に就くと。そのほかに日勤から深夜というのもありまずね。それも日勤が5時ですか終わるのは、そうしますと、ところが5時には終わらずに帰宅するのがア時か7時半ごろだそうです。家族の力がなんで早よ帰ってこれんだということを言われるというんですが、家に帰ってから子供の食事の支度をして子洪にお風呂を入れさせて、家事を洗濯が残ってたらやってというと深夜勤務に出るまでに、先ほど言ったと同じようにわずかの仮眠しかできない、そういうことがあり、しかも夜勤が12日間あると。すべての人がそうじゃないけれども、多い人が12日間あると。で、本当に疲れ切っているということをおっしゃるんですね。で、そうしますと本当にいい看護がしたいといっても準夜勤務明けて一睡もしないという、オーバーに言いますと一睡もしないで日勤に入り、しかも忙しくて残業してということで本当にもうへとへとになっているという看護婦さんの声聞くと、やはりこういうサイクルは絶対になくしていただかないと、看護婦さんの健康上も大変だということと、それが患者さんへのいい看護ができないということにもつながって参りますので、是非そういう無理な勤務を組まないように努力ではなくて、そういう勤務を絶対に組まないようにしていただきたいということを申し上げたいと思います。それから、夜勤の回数は先ほど言いましたが、残業があるということはそれだけ2人夜勤では大変だということなのね。だからもしそこで3人夜勤にしますと残業もわずかで済みますし、残業がない状況になりますよね。ですから、そういう忙しいところは早急に3人体制にしていただきたい。全部の病棟を人体割にするのは今の看護婦さんのね数では無理だと思いますが、是非そのようにしていただきたいし、今の看護婦さんで3人体制、そこのだけても大変無理なような気もしますけれども、是非その点を重点において実行していただきたいと思います。そのことについてお伺いするわけてすが、で、患者2.5人に対し看護婦が1人という配置基準が一応確保されているというご答弁、それから確保されているがということていろいろな不均衡が生じているということですけれども、今、申し上げましたように大変忙しい勤務の中で看護婦さん働いておるわけですが、この患者2,5入に看護婦1人という配置基準も常時いるわけでなくて、3交代にすると大変少ないですね。今、先ほど申し上げました外科病棟などは日勤者で手術がある日は看護婦が手術室に入るので2人か3人しか残ってないという状況だそうですが、そういうことを考えると患者2,5入に看護婦1人という配置基準も大変少ないと思います。これは国の基準ということですね病院内の中でどうこうすることはできないにしろ、できないかも知れませんが、その中でもやはりいい看護をしたい、いい看護をしてほしいという患者さんのね、ことを考えると、そういう今、先ほどと重複しますけれども、忙しい病棟には是非適正な配置をしていただきたい。暇なところはどうでもいいというわけではありませんけれども、重点的にやっていただきたいと思います。で夜間保育所の問題ですが、私も先ほど言いましたように夜間保育所がないために大変苦労した経験を持っておりまして、今まで勤めていた病院を辞めてまでも夜間保育所のある病院に移った経験を持ってるんですけども、今の看護婦さんの中でも、もう子供は大きくなったけれども院内保育所があると本当に助かるわ、もう私は子供は大きくなったけども、今、先ほど院長先生が九州からいろいろと看護学校のために連れて来られたと言ったら語弊があるけど、そういう応募されてね来た方たちも大半は又、九州に帰って行ってしまうというねことも聞いてるんですけども、やっぱりそれを看護婦さんを留めておく、常滑市民病院に留まって働こうということを思うのは、やっぱりそこの中の看護婦さんの待遇がどうかということがね一番大きいと思うので、これから結婚し、子供を生む看護婦さんのためにもやはり院内保育所を是非実現していただきたいと思います。

 競艇のことについててすが、競艇ファンサービスということでいろいろと駐車場のことでも私有地を借りたり、市役所の駐車場には開催日には職員は遠くへ止めるとか、それから競艇従業員の駐車場もずっと隅の方に追いやられて止めるとかということで、競艇ファンのためのいろいろなサービスをされているわけですけれども、やっぱり一番困るのは市民だと思うんですね。駐車場問題がなくて、今、先ほども言いましたように保健センターではロープを張って保健センターの人だけを入れるようなことをおっしゃっていましたけれども、実際にお母さんたちの声聞くと入れないというのが実態だと思うんです。ですから、その点是非競艇に来た人と市役所に来た人の区別というのはねなかなか付けにくいけれども、やっぱり市民のためにも駐車場は是非確保していただきたい。埋立地の駐車場を今考えているんだということをおっしゃいましたけども、埋立地の駐車場となると大分歩きますねファンの方はね、歩かなきゃならないですね。で、西駐車場に立体駐車場を造ると大変便利だし、ファンサービスにもいいんじゃないかと思うんですが、立体駐車場を全く考えないのか。施設改善というのありますね、費用が常滑モーターボート事業の中でね、それが大分あると思うんですが、その中で計画を立ててそのための立体駐車場のための基金を積み立てていくという考えはおありなのかどうか。お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。



◎民生部長(竹内忠雄君) 

 国民健康保険税につきまして答弁させていただきます。ご質問のように医療費の特に予測の問題でございますが、大変困難なものではございますが、私たちの方で医療費予測をしている状況の中でですね、将来的なことを考えておるわけなんですが、現状の予測におきましてはですね約3年間、平成3年度から平成5年度までで、今現在ございます4億7,000万の繰越金はなくなるんじゃないかというふうに予測しとる状況でございます。又、国県からの指導の問題でございますが、確かに瀬戸市さん引下げやっておるわけなんですが、国保税を引下げる場合、将来すぐ引上げに又ならないようにということで国県からのご指導ですと大体5年間は据え置ける体制の中で考えるようにというような指導を受けておるわけです。そうした状況の中で確かに4億7,000万という金額持っておるわけなんですが、今後3年、平成6年度には大変厳しい状況になるというふうに考えておりますので、現時点での引下げはできないというふうに考えております。



◎病院長(福嶋久夫君) 

 お答えいたします。看護業務に関して非常にお詳しいご質問で、しかもいろいろと看護のえらさと申しまずか、確かにおっしゃるとおりのえらさがございまして、私どもの病院の看護婦は本当によく頑張って看護ということに力を尽くしてもらっております。で、ただいまご指摘の外科病棟の夜勤の回数も非常に多いしというお話ですが、私は外科病棟に関しては一応基準の2・8体制というものは達成されておるというので、夜勤回数はそんなに多いというふうには人数の割合でそういうふうには聞いておりませんでしたから、早速ご指摘のあれをよく調査いたしまして、とにかく立派な看護をやってもらうための看護婦さんの体制というものを改めて見直さなければいけないというふうに思っています。で、先ほど壇上でお話しましたように、看護体制の見直しも含めてこの2階病棟の完成の暁にはいろいろと考え、しかもできれば3人夜勤体制を必要な部署に関しては3人夜勤体制に進んでいこうとこの2階病棟の改修が終わり次第そういう体制に進んでいこうというふうに思っております。保育所も確かに必要なものですし、それでもって看護婦さんが安心して働いてもらえるならそんないいものはないですから、何とか造る方向に努力をしていきたいというふうに考えております。以上です。



◎競艇事業部長(鈴木康男君) 

 佐々木議員さんの質問にお答えいたします。ファンサービスの一環としまして、私有地この北側の辺に129区画で1,130台の収容できる所はお借りしとります。それから、南駐車場、埋立地に駐車場を造った場合、歩くのが遠いではないかとごもっともです。これは当然考えなければなりません。例えば、橋を架けるとか、トンネルで掘るとか、そういってすぐ非常に近いんだと感じでないとどうしても向こうへ持ってってくれません。したがって、そういった面については、今後、当然考えていくことに現在のところは思っとります。それから立体駐車場、西側の駐車場のことだと思います。後ほど他の議員さんからも質問出ておりますが、西の駐車場、現在約1,000台収容できます。それで非常に平面ですから使いやすいということもあります。市役所のすぐそばでもあるということで、これは多目的にも使用できる広場としても現在非常に有効に使われておるということでございます。立体化につきましては費用の面等いろいろございまして、現在のところは考えておりません。それから、基金の問題ですが、当然そういった駐車場問題とか、施設、スタンドとかそういうもののために施設改善には積み立てております。ただ、それを個々の駐車場の分だとか、何々の分だとかというふうでなくて全般的なそういう施設改善基金としては今後も積み立てをしていく考えでございます。以上でございます。



◆11番(佐々木志津江君) 

 市長さんのご答弁をお願いします。



◎市長(中村克巳君) 

 まず、国民健康保険税につきまして佐々木議員さんの要望を込めたご質問を承っておりまして、1つ分からない点がございます。理解し難い点があるわけです。で、現在ございます繰越金4億7,000万円余これは国民健康保険税をかつて引き上げてきたからこの剰余金、いわゆるその黒字が出ておるんだ、累積繰越金が出ておるんだとこういうご主張、これは100パーセントそうだと私は理解しませんが、あのおおむねご意見の趣には否定はいたしません。で、議員さんは、だからこの繰越金を市民に返せと、市民に返すべきだという市民という言葉を再三ならずお使いになられました。これが私が分からないわけです。被保険者に返せという言葉は出なかった。いやそれはどうでもいいんです。私は被保険者だろうと市民であろうといい。私はその繰越金はですね、被保険者のものであるとは思っておりません。市民のものであるとも思っておりません。常滑市の国民健康保険事業のものであるとこのように考えております。したがいまして、これからの常滑市の国民健康保険事業が健全に行われるようにこれは大切に扱っていきたいと。被保険者に返す、あるいは市民にお返しするという考え方は持っておりません。

 それから、病院の看護婦さんのまず基本的な数の確保、それから配置の問題、更に院内保育所の件につきましてもいずれも看護婦さんの勤務条件のことでございます、それがひいては市民の福祉につながることでございます。開設者といたしましても、管理者の意見をよく伺いましてできるだけ前向きに対応をして参りたいと思っております。

 競艇場、文化会館、保健センターあるいは市役所等々この辺りの駐車場の問題について、質問者は大きな問題を見過ごしておられると思うんです。ご承知の上であえて目を覆い、口を閉ざしておられるかも知れませんけれども、車社会の進歩によりまして人の割合に比べまして車の数は増えることはもう何年も前から当然予測されていたところでございます。そういった中で10年近く前、前市長は現在の地に市民文化会館を建てようと計画なされました。市議会におかれましては駐車場の確保が必要であると、そして、埋立てを行う必要があるというご意見を出されました。前市長は埋立てを行うということを議会で申し上げまして議会も了とされまして現在地に文化会館が建設されました。文化会館の建設が始まりますと前市長は埋立てにつきまして競艇事業の激減ということを理由にこれをストップいたしました。当時、埋立てにつきましては常滑漁業会との合意が基本的に整っておりました。やろうと思えばできたと私は思うんです。やる気は全くなかったと。あの時にやっておれば現在、既に競艇場南の6万坪余の埋立ては出来ておったはずでございます。今、出来ておったんです。競艇場の水面も拡幅されておりますし、駐車場の用地も確保されておりますし、公共下水道の終末処理場の用地も平成3年度の3月、きょう現在あの時にやる気があったならば出来ておったと私は思うんでございます。それがやる気がなかったからやらなかったと、私はそれを一生懸命で後追いで4年間掛かってやれるところまで来たということでございます。ということで、ロープを張ったり今、一生懸命でやっとるんです。担当者は、なるべく会合だとか行事が重ならないように、で、これはもうとことん行き着くとこまで来ておるわけです、どうしても埋立てをやらなきゃならないと。幸い議会の皆さん方のご理解をいただきまして多くのお金を費やすことになりますけれども、これはこれからも一生懸命やっていきたいと思っておるわけてございます。市役所の西の駐車場の立体化云々、確かに検討いたしました。しかし、それは目先のことだけでじゃその後どうするかという問題にぶつかってしまいまして、それよりもやはり海を埋め立てて有効に使うということが一番大切であるということで10年近いブランクを一生懸命で追い掛けておるということでご理解をいただきたいと思います。以上です。



◆11番(佐々木志津江君) 

 病院については是非とも看護婦さんの労働条件を改善し健康上からもそして最後に院長先生もおっしゃったように市民病院が市民に親しまれる病院にするためにも、是非よろしくお願いいたしたいと思います。

 国保税についてですが、大変市民の苦しみを市長はどのように考えているのかということを、私はその点をお聞きしたかったんですが、その点には全くそれこそ全く触れずに国保会計のことだけをおっしゃっているんですけども、国保事業がそういう黒字を持っていながらその一方で市民の方たちが大変重い負担で苦しんでいる。この状況について、それと黒字とどちらを市長が取られるのかお伺いしたいと思うんです。で、これからの予測としてこの4億7,000万は3年間でなくなるというおっしゃいましたけども、そのようなことは絶対私はないと思います。今までも過去何年間その医療費の予測をしておりますけども、いつも大きな差で医療保険給付費の予測と現実との額とは大きな差があるということは、過去の予測と決算との比較から見ても明らかなんです。ですから、この4億7,000万円が3年間でなくなるてっことは絶対に有り得ないと私は思います。で、もし、簡単に言います。それで今そのように国保税を納めている方たちか大変苦しんでいるというこういう中で、今、国保税を引き下げないで当局がおっしゃるように平成6年度に更に引き上げるとなると、ますます苦しくなるんですね、滞納者もこれ以上増えると思います。滞納者をなくしていくためにも、それから皆さんが納得して納められるためにも、皆さんの納められる国保税としての基準を是非やっていただきたい。で、そのためには今、大変応益割が大きくなっておりますので、常に引き上げるときには応益割が引き上げられてきます、大幅に。ですから、この引き下げるときには応益割を是非引き下げていただきたい。

 それから、駐車場の問題について一番最初に申し上げました質問についてお答えがなかったのでもう一度お聞きしますが、開催日は大変路上駐車が多いんです。で、先ほども言いましたように狭い道路の両脇に止められてあやうく事故になるところだったという方もいます。ですから、警察の方も競艇開催日だからということで何か手を抜いているような感じもしないでもない。ですからこの路上駐車について是非警察署への指導を要求をしていただきたいと思います。以上です。



◎市長(中村克巳君) 

 国民健康保険税につきまして被保険者、特に所得の少ないあるいは所得のない被保険者の方々が非常にお困りになっておられるということは十分認識をいたしております。議員がご質問の中で述べられましたように、昭和33年施行されました国民健康保険法におきましては、事業の実施主体を市町村と規定付けながらもこの事業が健全に行われるように国及び県は適切な指導と必要な措置を講じなければならないと規制されておられるわけでございます。全国の市町村経営主体は国及び県に対しまして財政的な支援の増額を機会あるごとに要望し続けているところでございまして、これからもその姿勢を更に強めて参りたいと存じております。一方、被保険者に対しましてはその保険税が理解していただき、かつその納付しやすいように適切な措置を講じていかなければならないことは必要でございまして、市といたしましては今まで国保税の税金のですね、減免ということが非常に難しく規定されておったわけでございますけれども、新年度からは市長の方針といたしまして、この減免が実態に応じて減免が容易にできるような取扱いにいたしたいと思っております。例えば、現在ですと前年に比べて所得が減っただとか、あるいはやっておった事業をやめた。したがって、無収入になったということだけで減免することはできないということになっておりますが、こういった低所得だとか、あるいは所得の減少だとか、事業等の休止、廃止等につきまして国民健康保険税が減免できうるような取扱いに改めていかなければならないと思っとります。再三お答えいたしておりますが、現在ございます繰越金をお返しするという考えは持っておりません。しかし、繰越金が相当額ある以上は、たとえ保険給付費が増える傾向が見られましても現在の国民健康保険税の引上げは行わない。現に最高限度額につきましては国は大きく引き上げられておりますけれども、市におきましては据置きのままという方針を取っておるわけでございます。この点ご理解をお願いいたしたいと思っとります。競艇場及び公共施設の関係の駐車場につきましてでございますが、道路の安全で円滑なことにつきまして、自主警備を更に徹底いたしましてその上でどうしても必要であるという場合には、警察ご当局に適切な措置をお願いして参ると、このような考え方でおります。よろしくお願いをします。以上。



○議長(伊藤渉君) 

 佐々木志津江君の質問は終わりました。

 ここで休憩をいたします。再開は午前11時15分といたします。

                            (午前10時55分 休憩)

                            (午前11時15分 再開)



○議長(伊藤渉君) 

 休憩を解き会議を再開いたします。

 次に12番沢田信也君の質問を許します。

          〔12番 沢田信也君登壇〕



◆12番(沢田信也君) 

 議長のお許しをいただきまして、市民の関心の強い2つの点について質問をいたします。平成2年5月財団法人中部空港調査会は、中部新国際空港基本構想を発表しました。その概要では空港の位置は名古屋市の南約30キロメートルの常滑沖2ないし3キロの海上であり、規模は空港本体のみで約600ヘクタールの埋め立てをするというものであります。この構想に対して常滑市長中村克巳氏は、基本的に推進すなわち基本的に賛成であると言っているわけであります。ただし、2つの条件を満たした上でとして、その1つに漁業等市民の受ける被害に誠意をもって対処されること。その2に騒音を主とする環境問題にその解決が科学的に立証されることを挙げております。市長の特徴は常にあいまいな言葉を使って自分の本質を包み隠すところに端的に表われています。市長の立場を要約すると、常滑沖2ないし3キロメートルの空港構想に賛成であり推進する。損害を受ける漁業者には補償する。市民の心配する騒音はあるが辛抱せいということだと思います。こうした市長の態度は5万常滑市民の立場に立っておらず、中部空港調査会すなわち愛知県や中部財界む立場に立っているのてあります。又、市民に対しては騒音に対するなんら根本的な対策もないまま科学的に立証されることなどと意味をなさない言葉を使ってごまかしているのであります。これが当常滑市の沖2ないし3キロメートルに空港が造られようとしている所の市長の態度であります。このように私は考えるものでありますが、市長はそのとおりであるかどうか回答を求めるものであります。それでは常滑市民の態度はどうか。市の調査によっても83パーセントこれは複数回答でありますが、83パーセントの市民が空港が造られると騒音に悩ませられると心配し不安を持っています。市長が主催した新空港懇談会でもわずか2キロや3キロ沖に24時間空港が造られたらやかましくて暮らしていけない。騒音が毎日しかも一生続くのはたまらないと騒音公害を受ける市民の声が切々と出されました。こうした声はまち中至る所で聞かれ、大多数の市民のはっきりした態度でもあります。すなわち騒音の常滑市にすることは嫌だとはっきり拒否しており、空港は来てもらいたくないと2〜3キロ沖の空港構想にNOの態度を取っているものであります。市長はこうした市民の声を素直に認識されるかどうか。市民の立場に立って空港問題に取り組むかどうか見解が伺いたいと思います。常滑市議会では昭和62年12月国際空港推進特別委員会の設置が日本共産党の反対、常和クラブ、公明党、民主クラブ、新世代クラブ各派の賛成で決まりました。これはそれまでの空港のメリット、デメリットをよく研究するという研究会から、空港の推進の委員会に質が変わったものであり、端的に言えば、先の4会派は空港賛成の態度を明確にしたのであります。さて、私は市民の立場から見た中部新空港という小冊子を発行しまして、常滑沖空港の問題点を明確にしてきました。そこでの結論は、主権者である住民すなわち市民の合意によってこそのみ空港建設は許される、その基本を明確にしています。すなわち大多数の市民が拒否している常滑仲2〜3キロの空港構想を推進してはならないということであります。付け加えれば、空港という巨大開発は市民の生活を守った上で許可される、市民の生活を犠牲にした開発は許されない。こういう立場、態度であります。5万常滑市民の長である常滑市長は市民の立場に立ってこそ市長と言えると考えるものですが、市民の立場に立って騒音だらけの空港構想は困る、2〜3キロ沖では常滑市民は納得しないと中部調査会にはっきり言われるかどうか伺って、空港に関する質問とします。

 次に3年ごとに行われる画定資産税の評価替えが実施されようとしております。今年の評価替えは相当な地価の値上がりが反映し、数十パーセントの固定資産税の増加になるのではないかと言われております。まず路線下の評価の実態、固定資産税の値上げ率の予測など、実情について市民に分かりやすく報告していただきたいと思います。さて、実効ある地価対策を取らないでおいて土地の評価替えを口実に固定資産税の大幅増税をするなどとんでもないことであります。地価の高騰は土地に住んでいる国民、市民には何の責任もないことです。それは自民党政府の民間活力政策に助けられ、土地買占めや土地投機で大もうけをしている大企業や、大手不動産などによって引き起こされたものです。国民の土地や住宅のほとんどは生活と営業に不可欠の生存権的財産です。地価がいかに高騰したとしても、そのまま住んでいる限り1円の利益も得られるものではありません。収入に応じて課税する累進課税の原則からいっても、増税の理由は成り立ちません。固定資産税の額は今でも堪え難いものになっています。更に増税が行われれば、それが更に都市計画税の増税や地代、家賃、国民健康保険税や保育料の資産割分の値上げなどに跳ね返り、私たちを二重三重に苦しめることになります。今、切実に求められているのは評価替えそのものの中止であります。かって高度成長期の乱開発に伴う地価高騰で宅地の評画額が大幅に跳ね上がった時、当時の佐藤内閣に見送らせた例もあります。評価替え中止は政府がやる気になればできることなのです。自民党政府の民活政策の下で深刻化する土地高騰の中で地価抑制を求める国民、市民の声は切実であります。固定資産税評価替え中止を求める意見を政府に持ち上げる必要があると思いますが、市長はこうした市民の声に応えるのかどうか、明確な答弁を願います。

          〔降壇〕



◎企画管理部長(森下美樹君) 

 沢田信也議員さんの常滑沖空港問題につきましてお答えをさせていただきます。ご質問の中でお話がございましたように、中部調査会から基本構想が発表されておる段階でございます。したがいまして、市長としての基本姿勢は2つの条件、ご質問にもございましたように漁業等市民の受ける被害に誠意をもって対応されること。2、騒音を主とする環境問題にその解決が科学的に立証されることを満たした上で基本的に推進でございます。騒音のうるささ指数70ということが環境基準で決まっておりますが、騒音を含む環境調査について、今後、国県において様々な調査がなされなければならないということでございます。うるささ指数70は感覚としてどの程度のものかということを理解しなければなりませんし、環境基準が受認限度かまず知ることから始めなくてはなりません。そのためには名古屋空港周辺での騒音体感などを実施し、航空機騒音に対する実感をできるだけ多くの市民の皆さんに経験していただけるよう計画いたしております。又、できるだけ早い時期に実機飛行調査をしていただきまして、市民の皆さんに騒音についての判断をいただけるようにしていきたいとこのように考えております。したがいまして、現段階では調査が終わっておるような状況でございませんので、中部調査会等々へにはっきりとというようなご指摘でございますが、調査の状況を見ながら今後はっきりして参りたいとこのように考えております。以上、お答えとさしていただきます。



◎総務部長(伊藤万之助君) 

 沢田議員さんの2点目のご質問、固定資産の評価替えについてお答えさせていただきます。仰せのとおり固定資産税の課税標準となります土地などの評価替えにつきましては、3年ごとに自治大臣の定める固定資産評価基準に基づきまして行われるもので、このことは地方税法において定められているところのものでございます。この評価替えは、本来ならば毎年度行われるべきところでありますが、毎年度では膨大な事務量ともなりまして実務上全く不可能なことでございますので、3年ごとに評価額を見直すことになっているものでございます。今回の土地の評価替えの状況につきましては、農地のうち田については平均3パーセント増、畑が5パーセント増で、山林につきましては前年度と変わらないところでございます。しかし、宅地につきましては最近における地厘の動向を反映いたしまして、平均19.8パーセントアップとなる見込みでございます。なお、この評価替え倅う税負担につきましては、毎年一定割合を乗じて少しずつ引き上げていくという負担調整措置による緩和措置が講ぜられているところでございまして、特にそのうち住宅用地についてはなだらかな負担増となるよう現在国会に提出中の地方税法改正案におきましてもその配慮がなされることになっているものでございます。又、評価替えに伴いましての国民健康保険税への影響につきましては、算定基準の中に固定資産税割が組み入れられておりますことから、応分の負担をお願いするということにつきましては、やむを得ないものであるというふうに考えているものでございます。よろしくお願いいたします。



◆12番(沢田信也君) 

 空港に対するお答えで、要するに結論は調査の状況を見ながらはっきりさせていきたいとこういうことでありますが、基本構想の中の騒音予測の結果という図表があるわけです。で、うるささ指数の70の線がこの常滑市役所の海岸線ぎりぎりに書かれております。すなわち、私どもが今立っている所がうるささ指数70の線だとこういうふうに図表に書いてあるわけです。で、私はこの図表自体も非常にあいまいなものだと思っております。それというのは常滑沖2キロないし3キロというふうに言っておりながら、どうして図表が書けるのか。2キロと3キロでは1キロも違うわけです。しかるのに図表がちゃんと書いてあって70が常滑の市役所の海岸線のぎりぎりの所に引かれておるというあいまいさを持っておるものですが、しかし、これを仮にですね、おおむね合っているものとするならば、要するにシュミレーションすなわち机の上でいろいろ機械を使って線を引いたらこういう線になったというものだそうですが、それならうるささ指数が60の線、あるいは50の線はどこになるのかというものもこりゃ書けるはずなんです。しかし、そうしたものも全く書かれていない。市長はいろいろ調査するとか、引牧空港へ行ってからとか言っておられますが、そんなことやらなくても机の上で70の線が引けるんなら、60の線、50の線はどこだとこういうことは聞いてもいいと思うんです。そして、ちゃんと書いてもらって常滑の市街地はどこにうるささ指数の60がくるんだとこういうことは聞けないのですか、聞こうともしないのですか。まず、そのことを聞きたいと思います。それから、先ほど言いましたように、市長は要するに科学的に立証されることと、これは本会議でもおっしゃられたし、又、市民との懇談会でも度々言っておりますが、私はこれぐらいあいまいな言葉はないと思うんです。科学的という言葉それ自体は科学的ですが、一体何を指すのかということはさっぱり分からないことであります。で、そういう意味をなさない言葉を使っていかにも科学的に何か分かるかのように市民に錯覚を与えて、結局のところは推進という立場をずっと進めておるわけですが、それでは困るわけでありまして、市民は一番騒音問題を心配しており不安に思っているわけですがから、一体わずか2キロや3キ町中では本当に常滑市民はやかましくて住んでおれないと、これでは困るんだということを中部調査会にはっきり言ってもらわなければ困るわけです。そのように私が聞きたいのは科学的というあいまいな言葉を使わずに、やはり騒音は市民の頭上に降ってくるんだから、2キロや3キロ沖では困るということを明確に中部調査会に申し上げていただきたいと思うわけですが、いかがなものかというのが質問の2点目てあります。

 それから、評価替えの問題ですが、要するに宅地は約20パーセント値上がりするという大変な値上げであります。これか国保税などにも跳ね返ってきて市民は二重にも三重にも大きな負担をかぶらなければならないわけでオが、こうした固定資産税の評価替えに対して中止を政府に求める気があるのかないのか、そのことを聞いているわけですからはっきりお答えをいただきたいと思います。



◎市長(中村克巳君) 

 いわゆる国際空倦につきましてご質問に対してお答えをさせていただぎます。シュミレーションによりまする騒音コンターにつきまして、70と75のものは発表されております。じゃ60の線、50の線はどうか、これを聞く意思があるかないかということでございますけれども、この図表が出されました段階での調査会の説明によりますると、シュミレーションに当たっては滑走路1本の限界に近い離着陸回数を設定し、方面別に一定の航空路を想定した上、航空機騒音予測モデルを用いて行った。その結果、航空機騒音の影響範囲いわゆるうるささ指数の範囲は海上に分布しており環境基準をクリアすることが可能であることが分かった。といういわゆる図上でのシュミレーションの結果、可能であることが分かったという記述だけでございまして、空港に対しまする今後の問題といたしまして環境条件等の調査を挙げておりまして、幅広い様々な調査を進めなければならないときちんと記述をされておられるわけでございまして、調査を進めていかれるに当たりまして市民の考え方等を十分反映させていただくように、これから働き掛けを強めていきたいとこのように考えているところでございます。市長の考え方につきましてあいまいだとか、あるいは錯覚を与えるだとか、誠に困るだとかいうご批判につきましては謙虚に承りました。ありがとうございました。



◎総務部長(伊藤万之助君) 

 固定資産の評価替えをすることについての中止を政府に持ち上げて要請することについてはどうかということでございますが、固定資産の評価替えは資産の適正な評価とそれに伴う負担の公平を求めるという観点から、そのような考え方は持ち合わせてございません。よろしくお願いします。



◆12番(沢田信也君) 

 私が聞いたことに答えていない点は、要するに市長は何回も科学的にクリアするということをおっしゃっているわけです。一体この科学的にクリアするとは何を言うのかという、これはあの中身を一度もおっしゃっていないわけですから、具体的に聞かせてもらわないと私は理解できません。又、その言葉はその言葉ですが一体何を指すのか、科学的とは一体何を指すのかということを本当に分かりやすく言っていただきたいと思います。て、要するに市民は何回も言いますが、騒音に対して心配と不安を持っておって、このままでは常滑市から逃げ出していかなければならなくなるんじゃないかと、あるいは24時間騒音に悩まされて赤ん坊もひきつけを起こすような街に我慢して住まなければならないのかと、とんでもないことではないかと言っておるわけです。その声をちゃんと聞いておるのかどうか、市民の声を埋解しているのかどうか、素直に聞くのかどうか、そこんところを事を分かりやすくお聞きかせを願いたいわけです。で、要するに聞きたいのは、市長として5万市民のそうした非常に大きな不安を持っている声を代表して、その立場に立って空港調査会にいろいろものを言うのか、それとも空港調査会の代弁者のように空港調査会のおっしゃっておられることは間違いないですと、70といううるささ指数をクリアしとるんだから、市街地は70以下なんだからまあそれでいいじゃないかという立場に立つのか。あなたの立場というものも明確に聞いているわけです。どちらの立場に立たれるのですかということなんて、そこのところも明確に答えてもらわないと困るわけです。で又、先ほども言いましたが、シュミレーションいわゆる図表で70の線が引けたものが、なぜ60の線が引けないのか、なぜ50の線は引けないのかと、こんな引けるに決まっとるわけですが、そういうものは引かずにですね70はクリアしとるからそれでいいんだと。小牧へあるいは名古屋空港行けば、行ってよく実態を見ると、見なくたって市民はみんな体験しとるんです。70の線じゃうるさくてもう住んでおれない、だから中部調査会も市街地に70のうるささ指数の線は掛からないように上手に線引きしとるわけてすが、それじゃ60ならいいのか65ならいいのかということになれば、それたってたまらないと言っておるわけです。だから、線も引けないんだと思うんですが、なぜそうした線が引けない、引いてもらわなきゃいけないと市民に分かりやすいことをあなたは取ろうとしないのか。そこのところを私は聞いておるんてすから明確に答弁していただきたいと思います。

 それから、固定資産税の評価替えについて、国にはよう持ち上げないということなんですが、それじゃ今のように毎年毎年固定資産税がどんどんどんどん値上がりしていくと、住んでいる人は一銭の利益も生み出さないのに税金だけ上がっていくと、だから見てみなさい常滑市の収入は税収はどんどん上がっていくと、以前は市の職員の支払金額よりも職員の費用よりも税金のが低かったけれど、今は多くなってきた。このように増税ばかりはどんどん進んでいくけれども、市民は一向に豊かにならないという現実に対してどういうふうに考えておられるか。こういうような固定資産税の引上げは誠にけしからんというふうに考えておられるのか。まあしょうがないわいなあと言ってあきらめておられるのか、そこのところも態度、考え方を一つ聞かせてもらいたいと思います。



◎市長(中村克巳君) 

 いわゆるうるささ指数70をクリアするということは、これは当然当たり前のことでございまして、厚生省基準で出されますこの線が守られなければ空港はできないということは明らかでございまして、これをクリアすればいいというものではなくって、これ以上、これ以下と申しますか、それ以下で騒音の影響はできるだけ少ないようにということは当然でございます。ただ、騒音ということにつきましては、感覚的、生理的な面も個人差がございますので、まず、その厚生省基準のうるささ指数70というものがどういうものであるかということを科学的に出して、それを市民の皆さんに味わっていただくということが必要であるということを思っているわけでございます。で、空港に対しまずる市長の姿勢といたしましては、幾つかの問題点はございますけれども、特にアクセスの問題と環境対策につきましては、市民の総意を大切にして取り組んでいくという姿勢をもっております。要するにそういうことでございます。先ほどうるささ指数70のこと厚生省基準と申し上げましたが環境庁基準でございました。

 次に固定資産の評価替えでございますが、総務部長申し上げましたような目的でもって、法律及びそれに基づ含まする省令で決められておりますことでございますから、これはきちんとやっていくと同時に常滑市の土地の利用につきまして効率的なその利用につきまして積極的な努力を果たしていきたいとこのように考えております。以上です。



◆12番(沢田信也君) 

 ちょっと議長。答弁漏れがあるから質問させてください。



○議長(伊藤渉君) 

 答弁漏れですか、どうぞ。



◆12番(沢田信也君) 

 私は市民の立場に立つのか、中部調査会の立場に立つのか、市長の立場というものを聞いておるのが1点と。それからシュミレーション図表で70の線が引けたら60だって65だって50だってその線は引けるんじゃないかと、こんなことはいとも簡単なことだけれどそうしたことを中部調査会に要求していくのかどうかということも聞いたわけですが、答弁がありませんので明確にお答えをいただきたいと思います。それから科学的にという言葉は一体何を指しておるのかということについても質問したんですが、お答えがありませんのでお答えをいただきたいと思います。



◎市長(中村克巳君) 

 姿勢につきましては市民の総意を大切にするという言葉でお答えをさせていただきたいと思います。中部空港調査会の立場だとか、市民の立場ということと言葉は違いますけれども市民の総意を大切にするという字句で市長の姿勢を表現させていただきたいと思います。60及び50等のシュミレーションについてその発表を求める、公開を求めるという考えは、今直ちにはございません。科学的にということは、人間は感覚的、生理的に音というものに対しまして儒人差もありますから、まずそのうるささ指数というのは測定の方法もあるわけでございまして、そういったことをきちんとやって、そして市民の皆さん方に理解をしてもらうと、ただ個人個人の感覚的、生理的ということも大切ですけれども、まずきちんとした騒音基準、騒音と、いわゆるWECPNLというものをですね、計って、そして市民の皆さん方にまずそれを理解していただくとこういうことを申し上げているところでございます。以上です。



○議長(伊藤渉君) 

 沢田信也君の質問は終わりました。

 次に4番石原多巳雄君の質問を許します。

          〔4番 石原多巳雄君登壇〕



◆4番(石原多巳雄君) 

 4番石原多巳雄、議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告のしてあります順に従って質問をさしていただきます。最初に新しい時代を迎えての今後のまちづくりについて市長さんにお尋ねいたします。第1点として、先に実施された国勢調査によりますと人口が5万2,000を切ってしまったと報道されました。この事実はご承知のとおりであります。県総体としては大幅な人口の増を示しておりますが、尾西市と不思議な共通点として本市と蒲郡市の競艇施設を有する3市が人口減となっております。そして、21世紀は伊勢湾時代の到来とも言われ、中でも知多半島は内外の大きな注目がされております。その5市5町の中で南知多町の人ロの減が示されております。南知多町の人口の減はリゾート開発による地価の高騰と宅地不足が大きな原因であると言われているようであります。では、常滑市ではどうした原因によって人口の減少が続いているのか。又、他市への人口の流出を食い止めるにはどのような施策があるのか市長さんにお尋ねいたします。第2点として、農業振興についてお尋ねいたします。市の全体面積の約80パーセントの農業用地のうち、ほ場整備が完了した1,175ヘクタールの農業用地が今後の農業振興に大きな期待が寄せられるところでありますが、現実は厳しく農業従事者が年々減少の傾向にあることであります。隣接する各市町村におきましては後継者不尽のためか、それとも他の理由によってか、いずれにせよかっての田畑には近代的な高層住宅が建ち並び、農産物を収穫することができなくなっております。しかし、先ほど述べましたように本市にはすばらしいほ場整備された農地が市内全域にあります。今後、この農地が有効に利用すべきときが、近い将来必ず到来することと思っております。そこで、農業従事者が減少している点に焦点を当てるとともに、遠望性を持つとともに、今後のまちづくりにおいても農業振興には十分なる施策が必要と思います。市当局におきましても農業振興には積極的な対応がされているようてすが、今後は今まで以上に専門的な立場から施策が必要と思われます。そうした面から市長さんの今後の農業施策への基本的理念をお尋ねいたします。第3点として、名鉄常滑線の大野駅と常滑駅間には急行電車の停車駅がありません。今後のまちづくりのためにも市当局の対応についてお尋ねいたします。ご承知のとおり大野駅と常滑駅の間には4つの駅があります。いずれの駅も急行電車の停車はありません。そのためにこの地域の住民の方々は急行電車を利用するためには常滑駅、又は大野駅まで出掛けなければならない不便さがあります。このような不便さを早くから解消してほしいとの声は市長さんも聞かれたことがあると思います。もちろん、名鉄電車は民間事業であり市当局が云々すべきことではないでしょうが、市民の利便性を図るためには積極的な対応が必要と思います。そこで、市長さんはこの問題についてどのように考えておられるかお聞かせいただきたいと思います。次に4点目として、競艇場西駐車場の立体化をして路上駐車の解消を推進すべきであると思いますが、市長さんの構想をお尋ねいたします。競艇開催日ともなるとご案内のとおりレース場付近を中心に不法駐車によって道路が占領され、一般の通行車両及び地域住民の方々に大変なる迷惑を掛けております。特に市役所に所用があって来庁される方の声として、駐車場が空いていないため駐車に一苦労とのことで、競艇開催時には市役所には行きたくないとの声も多く聞きます。このような事態は何といっても駐車場のスペースの狭さにあると思います。そこで、こうした問題点を解決するためにも西駐車場の早期立体化をすることにより、市民とのトラブルも解消するとともに迷惑施設からより市民に親しまれる施設になると思います。ゆえに、何はともあれ各駐車場の早期整備こそ市民サービスにも連なることになると思いますが、市長さんのお考えをお尋ねいたします。

 最後に老人福祉について質問をいたします。高齢者の人口が年々増加して、国、県、各地方自治体も積極的な対応が推進されておりますことはご承知のとおりであります。今までに私もお年寄りの立場に立った質問を多くして参りました。しかし、老人福祉に対する対応はまだまだ十分とは言えない面が多くあると思います。衰える体力に時の流れに対応できず車社会の犠牲者は常に高齢者が対象となり、高い数字を示しております。そこで高齢化時代に対応してお年寄りが不幸にも交通事故等にあったときに、身元や連絡先などを記載し持ち歩ける救急カードを作成し高齢者の救済を連やかに処置できるように配慮すべぎと思いますが、市当局のお考えをお尋ねいたします。以上で壇上での質問を終わります。

          〔降壇〕



○議長(伊藤渉君) 

 ここで休憩をいたします。再開は午後1時といたします。

                            (午前11時55分 休憩)

                            (午後1時00分 再開)



○議長(伊藤渉君) 

 休憩を解き会議を再聞いたします。

 石原多巳雄君の質問に対する答弁をお願いいたします。



◎企画管理部長(森下美樹君) 

 4番石原多巳維さんの新しい時代を迎えての今後のまちづくりについてのうち、2点についてお答えをさせていただぎます。まず第1点の人口の減少の原因と今後の対策についてということでございます。ご質問にもございましたように、国勢調査の結果がああいう数字が出たわけてございまして、非常に市としては残念なことであったとこのように理解をしております。人口の減少原因を人口動態から見れば、社会動態は市制施行後の数年を除き一貫して減少を続けております。自然動態におきましても生産適齢層の転出や出生率の低下等によりまして、近年、特に減少を来しております。したがいまして、目然増が社会減をカバーしきれなくなってきておるのが実情でございます。又、社会経済の面から見ると土地がない、魅力がないというような諸条件によりまして人口の減少の原因になっておるというふうに考えておるわけでございます。それでは、今後の対策はどうしたらよいかということでございますが、産業政策に大いにかかわりはあるというふうに考えておるわけでございます。産業が活発になれば人が集まり、それに連れて地域が活性化します、地域が活性化すれば様々なビジネスチャンスが生まれてくる。又、地場産業においても外部要因が刺激となり活性化するものと見込まれております。一方、企業、人の受け皿として道路、下水、区画整理、工業用地造成などの都市基盤の整備や生活環境、自然環境の整備、保全を図り魅力のある都市づくりに努めて参れば人口の増につながるではないかとこのような考え方でございます。それから、2点目の名鉄の榎戸駅への急行停車の考え方でございますが、鉄道の優れた特性といたしまして、大量輸送ができる、時間が正確である、安全であるというようなことが考えられるわけでございます。これらの交通利便性が向上することは都市の魅力の1つの要素と成り得るものでございます。現在の名鉄さんの考え方といたしましては、乗降客数の伸び、駅間の距離、電車の連行状況、こういうようなものが1つの基準になっておるようでございますが、現在急行が停車しております常滑駅につきましては、一日平均現在9,161人の乗降客、大野町駅は4,893とこのような数字になっておるわけでございます。一方、榎戸駅の現在の乗降客数でございますが、昭和62年度が822、63年度が756、平成元年度が764というような数字になっておるわけでございます。それらの観点からですね、現在の今申し上げました榎戸については764という数字でございまして、多屋駅が現在140でございます。蒲池が656というような数字が出ておるわけでございまして、いわゆる多屋から蒲池の間の乗降客を見ますと約1,560というような数字が出てくるわけでございまして、ここらの問題、非常に難しい問題があるわけでございまして、ご質問者のお話もございましたように、名古屋鉄道さんは私企業でございますので、そこらの状況を今後どのような形で名鉄さんヘアピールしていくかということについては、今後十分検討をして参りたいとこのように考えております。以上でございます。



◎経済部長(青山竹次君) 

 石原議員さんご質問の農業振興についてお答えいたします。常滑市の土地改良事業につきましては、現在、ほ場整備済みの面積は水田が685ヘクタール、畑地が436ヘクタール、樹園地等29ヘクタールの合計1,150ヘクタールでございます。これら優良農地の活用につきましては、水田については各種大型機械の導入により労働力の省力化とともに、消費者志向の自主流通米いわゆる良質米の推進など、近代的農業へと合理化されております。畑作につきましては、昭和62年度より畑作振興を図るため市・農協・普及所・農家代表・市場等で畑作振興推進協議会を組織し、推進8品目の産地化を目指し、畑地のより一層効果を高めるため集落ごとの作付利用計画を作成し農地の集団化を進めております。又、この事業の推進力となる農用地利月増進事業いわゆる農地の貸借利用権設定によって経営規模の拡大を図り、集落の機能強化を図るとともに農業の近代化及び担い手農家の育成を進めるなど関係機関が一体となって、今後も優良農地の有効利用を推進する考えであります。以上、お答えとさせていただきます。



◎競艇事業部長(鈴木康男君) 

 石原多巳雄議員さんの4点目駐車場問題についてお答えを申し上げます。路上駐車などの問題を解決するためには、近くて利用しやすい駐車場を整備する必要があると思いまして、日ごろから努力をいたしておるところでございますが、なかなか難しい状況でございます。さて、西駐車場につきましては、現在1,100台収容でき使いやすい駐車場であること、又、市役所の隣りにあるということで多目的にも利用できる広場でございます。したがって、立体化につきましてはいろいろの面等も考え、現在のところ考えておりません。しかし、これらを放置しておくわけにも参りません。したがって、先ほど市長が申し上げましたように、当面は、今以上に警備員の指導によりできる限り路上駐車をなくすように努めて参りたいと存じております。又、これも先ほど申し上げましたように関係する皆さん方のご理解が得られ埋立事業の目処が付きましたので、できる限り早くそういった場所への駐車場の整備を行い、これら問題の解消に努力したいと考えております。以上、お答えといたします。



◎民生部長(竹内忠雄君) 

 石原議員さんのご質問、老人福祉につきましてお答えをさせていただぎます。ご指摘がありました救急カードにつきましては、県下ではちょっと状況を聞いておりませんが、津市の方で本年2月より事故や救急の場合に自ら意思表示ができない老人もあり、これらの方々の適切な援護活動を図るためこのカードを作られたと聞いております。又、このカードを配布されました対象者は65歳以上の一人暮らし老人、聴覚又は言語機能に障害のある方、その他カードを持っていた方がいいと認められる方の希望者を対象として発行されております。このカードの内容としましては、ご老人の住所、氏名、連絡先、又、担当の民生委員さん、掛かり付けの病院名等を記入することができる名刺大のカードになっております。当市におきましても県下市部の2番目に高齢化率の高い市となっている現況から今後ますます高くなるものと見込まれ、一人暮らし老人、痴呆性老人、又は聴覚、言語に障害のある方々を対象としてこのようなカードの発行につきまして調査研究して参りたいと考えております。以上、お答えとさしていただきます。



◆4番(石原多巳雄君) 

 それでは改めて自席からの質問をさしていただきたいと思います。人ロ問題のことにつきましては、答弁としまして自然増をカバーできない、又、今後の対策としては産業施策の推進、あるいは都市基盤の整備こういったこと等が挙げられておったようでありますが、人口の減にもそれなりの理由があると思います。特に他市への転出が多く私は目に付くと思います。家を建てようとも宅地がない。ゆえに、生まれ育った地を後ろ髪を引かれる思いで他市に移転する。新しいまちづくりの中核である特に若者も就職とともに他市へ移り住んでしまうというのが実態ではないかと思います。かっての市長さんが言われたそうでありますが、常滑よりもよいところがあればそこに行けばよいと言われたそうでありますが、現在は現実的にその言葉がなってしまっておるのではないでしょうか。去る1月の15日の成人式の会場において、二十歳の青年にこの街に住みたいかとのアンケートがありましたことは市長さんもご承知と思います。その答えとして約50パーセントの青年はこの街から出てきたいとの答えが出ておりました。この現実を見て、私は全く寂しい思いがしました。新しい時代をつくるのは何といっても青年の熱と力ではないでしょうか。その青年が生まれ育った街をあっさりと捨てて出て行くという、さりげなく言葉として表現としてしまうのは、一体何がその原因になっているのでしょうか。現実の若者を取り巻く社会環境は、これが普通となっているのでしょうか。希望を持つことによって未来がある。この言葉はすべての基本と思います。市長さんも新しいまちづくりの立役者である若者に夢を大切にできるまちづくりに、今こそ立ち上がるべきときではないかと思いますがいかがでしょうか。2点目の農業問題でありますけども、農家の後継者は調査によりますと65.6人に対して1人の後継者と極めて少ない結果が出ております。農家に育った青年が農業が嫌がというとそうではない、むしろ農業には魅力すら持っているとの調査結果も出ております。では一体何が後継者不足の原因になっているのか。まず第1に声として収獲への不安が圧倒的に多いという言葉であります。第2点として現金収入がないとの理由が挙げられております。農産物の国際化の波が年々に高まり、我が国の消費される食品の多くが輸入されていることはご案内のとおりであります。希望があれば未来があります。そこで農家の後継者が安心して農作業によって生活ができるように、設備投資、資材の購入のために必要な長期低利息の融資等を積極的に図るべきだと思います。現在、担当の課におきましては、所管におきましてはこういった制度もありますが、もっともっと低い低利息の長期貸付等を私はする必要があるのではないか、このように思いますがいかがでしょうか。次に名鉄電車の榎戸駅の停車の件でありますけども、部長さんからは3年間の乗降客の数字が示されましたけども、これはご案内のとおり停まらないので利用者が少ないということにあるわけであります。特に人口が減っておる我が街におきまして、中でもこの鬼崎地域は微増でありますが人口の増を示しております。微増でもあるけども増を示しておるということは、我が街にとっては大変これは関心のある数字ではないかと思います。特に新浜地内及び榎戸地区内の区画整理事業の推移によって宅地整備もされ新築される槌音が響いております。又、高層マンションも相次いで建設されるとともに活気がよみがえっております。そうした中で新しいまちづくりの気運の盛り上がる中で、復戸駅にも急行電車を停めてほしいとの声も最近は多くあるということは、先ほど壇上で述べたとおりであります。民間事業に対して行政が云々とすべきことではない。又、部長さんも何らかの方法を講じていきたいとこういうご答弁がありましたけども、これは積極的に今後のまちづくりとして進めなければいけないことではないかと思います。民間事業だから行政は手をということは、これは放置できない問題ではないか、むしろ市民の声を反映させていくのが行政の力ではないか、こう思いますがいかがでしょうか。次に駐車場の問題でありますけども、現在では多目的広場として利用したい、又、立体化等の計画はない、又、その対応としては警備員の増員をして対処したいこういった等々のお話がありましたが、それはそれで私は結構と思います。しかし、問題はこの南駐車場をですね利用をする場合におきまして、市民文化会館の南側のあの交差点の信号を右折しましてすぐに信号があります。この信号は曲ったときにはほとんど赤であります。したがって、この距離というものは非常に短い、この距離をようやく渡り詰めたらすぐ栄町5丁目の交差点が、やはりこれも距離が短いためにストップしてしまうということで、利用者の人からは非常にこの道路、駐車場は利用しにくいというまあ不平というか不満があるように思えます。したがって、この利便性が悪い苦情を解決するために、まず私は駐車場の整備とともに交差点の信号もですね、一つ整備をする必要があるのではないかな、これが1つは路上駐車への解決とともに南側駐車を大いに利用してですね、市民に迷惑を掛けることがなくなるのではないか、このように思います。私、先日、所用で名古屋市の国際センチュリーに行って来ました。いわゆるデ博の跡地でありますけども、この周辺の広い駐車場は、今までは無料で開放されておりましたが、今では有料にて利用されております。当然のこと公共用地を平等に利用するには正しい処置であると私は思います。どこの自治体も公共用地の有効利用には懸命な努力をするとともに、市民生活の向上に努めているのはご案内のとおりであります。前々から話題になっております駅前広場、いわゆる無料駐車場も現状では市民に公平な立場から有効利用されて決していないと思います。市長さんは行政推進のために100円のお金でもほしいとよく言葉に出されます。今こそ駅前広場を有効利用するとともに、市民生活向上に役立たせるべきと思いますがいかがなものでしょうか。

 次に福祉の件についてお尋ねいたします。部長さんからは県下では実施している街はないとこのようにありました、そのとおりであります。この緊急カードを先駆けてやっておりますのは三重県であります。三重県の津市だと記憶しておりますけども、我が街の中を高齢者の人が自転車に乗ったり乳母車を引いたりして行き交う姿は我が街の特徴であると思います。独居老人は500人を突破し、高齢者社会に更なる推移を示しております。そうした社会環境の中で痴呆性老人が散歩に出たまま行方不明になったりすることが、度々市内でも発生しております。発見されても自ら身元を証明することができず身元判明に関係者に随分とご苦労を掛けてしまう事例もあります。又、事故に遭い早く家族に連絡を取りたくてもスムーズに処理できないこともあると聞いております。そうしたときに役立つのが持ち歩き救急カードです。先ほどもお示しにありました名刺大の小さなもので、決してお年寄りが持ち歩くには何の抵抗もないものではないか、したがって、是非とも今後の高齢化対策のためとして調査研究ではなくて、実施をすべきではないかとこのように思いますがいかがでございましょうか。



◎企画管理部長(森下美樹君) 

 石原議員さんの人口減少のことでございまして、成人式のアンケートの段階において50パーセント以上の方がしたいというようなご発言もございました。一方、現在第3次の総合計画を策定をいたしておるわけでございます。それで市民アンケートの調査を行ったわけですが、当市に住み続けたいという方が約80パーセントぐらいの数字が出ておる、又、将来は常滑から転出したいという方が約10パーセントぐらいというような新アンケートの状況になっております。又、当市の住み良さはいかがですかというような質問の中に、大変住み良い、まあまあ住み良いというようなご意見が約74パーセントと4分の3というような数字が出ております。又一方、非常に住みにくいというようなお考えの方が約20パーセント弱というような数字が出ておるわけでございます。いずれにいたしましても若い世代に魅力のあるまちづくりを考えていかなければならない。そのことはいわゆる壇上で申し上げました土地がない魅力がないというようなこと、又、一般的に申し上げております時報が東京一極集中と、文化性がないとまあいろんな諸条件があるわけでございまして、現在、鋭意第3次の総合計画を策定中でございます。今後、皆さん方とその内容につきましていろいろと相談させていただく機会も多かろうかと思います。そういう観点の中で将来の常滑市の魅力あるまちづくりを、その総合計画の策定の中に加え、今後、人口の増加を図っていきたいとこのような考え方でございますので、一ついろいろとそういう段階の時にご意見を頂戴いたしたいとこのように考えております。又、急行電車の停車の関係でございますが、ご質問のように現在、大野町と常滑駅に急行が停車いたしております。それで常滑で名古屋から急行に乗って来て常滑の駅で降りて、又、普通電車で多屋、榎戸へ向かうというケースが相当数あるわけでございます。そういうような観点からですね、先ほど壇上でもちょっと申し上げましたように、多屋、榎戸、蒲他の乗降客が現時点では1,560だということでございます。したがって、ご質問者のようにですね榎戸、又は蒲池に停まればですね常滑駅で降りとる方がそこで降りるというような実態も出てくるかと思います。又、西之口については大野で乗り換えて西之口に行く方が相当数あるというような状況も出ておるようでございますので、そこらの状況をですね十分把握し又、今後、鬼崎地区につきましては、既に常滑北高校の乗降客も蒲池で相当数あるようですし、又、新総合体育館というものの建設も、現在、推し進めておるような段階でございますので、そういう諸条件を加味しながらですね今後、市として名古屋鉄道さんの方への呼び掛けをですね十分検討して参りたいとこんなような考え方です。



◎経済部長(青山竹次君) 

 2点目の農業振興の関係につきましてお答えをさせていただきます。初めに後継者不足に対する対応でございますが、現在、廃業従事者の減少、特に後継者の不足の対応につきましては非常にまあ難しい問題でございます。関係機関と一体となって進めてはおりますものの、まず農業経営者、農業集団の育成と協力が必要だと考えております。それには先ほども申し上げましたように利用増進事業を通じて積極的に規摸拡大をいたしまして、収益性あるいは採算性の確保をする必要があると考えておるわけでございます。現在、この利用権設定面積は約120ヘクタールでございまして、年々増加の傾向にあるわけでございます。この事業は55年以来の制度でございまして、借地により土地を借地面積ですね、経営規模を拡大をいたしまして、農業生産体制いわゆる生産性、採算性を高めるというものでございます。又、生産組織の強化を図る必要があると又、考えておりますが、これには農協の青年部だとか、あるいは婦人部に一層生産技術を磨きまして近代的農業を目指すよう期待しているところでございます。又、もう1点の施設に対する融資制度でございますが、現行の補助制度につきましては農業近代化資金を適用をいたしております。この制度といたしましては、国、県、市も利子補給をいたしておりますが、当面この制度を十分活用して参りたいというふうに考えております。以上です。



◎民生部長(竹内忠雄君) 

 救急カ−ドにつきましてお答えさしていただきます。石原議員さんご指摘のように確かに市内には一人暮らし老人の方が520人ほど、聴覚とか言語機能に障害のある方が200人ほどの方が見えるわけでございます。こうしたカードにつきましては県下的に実施はされておりませんが、本来でいけば広域的に実施された方が効果的だろうというふうに考えております。ただ、こういうカードの作成につきましては、地域の民生委員さん、それから掛かり付けの病院等を記入することになりますと、医師会の先生方いろんな方とのご相談も申し上げなければならないというふうに考えておりますので、そうした面で、まず担当としまして津市の状況を調査研究を今から進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆4番(石原多巳雄君) 

 市民アンケートの調査結果で、ただいまご答弁がありましたけども、この市民アンケート調査の項目の中で住みにくいと答えた人が16.6パーセント、大変住みにくいと答えた人が2.8パーセント合計しますと約20パーセントの人が住みにくいと答えております。この数字は他市では約10パーセントぐらいが普通と専門家の方は言っております。そういう立場からいきますといかに多いかと不満の声が多いかという数字ではないかと思います。そして又、まあまあの住みやすいと答えた人は67パーセント、この答えは本当に住みやすいというのではなくて、半ばあきらめの表現があると専門家の方は言っておられます。以上のように、我が街は全体としては住みにくいと評価されると思います。この市民の反響を市長さんはどのように受け止めておられるか、又、市長としての具体的なビジョンを是非ともお示し願いたいと思います。次に農業問題でありますけども、今後は農業には少しでも積極的に取り組みたいと総括的なご答弁のようでありますけども、本当に農業というものは人間の生命を守るとともに、緑を守る大切なこれは事ではないかと思います。又、農業は日本の文化とも言われております。そこで、その大切な農業を雄大な土地を有する特色を活かして、農業従事者が明日への生きがいと希望の持てる施策が具体的に今こそ必要と思います。そのためには消費者のニーズに対応できる農業体制の確立と技術開発及び時報資料の提供によって農業振興の確立を図ることができるとともに、新しいまちづくりの1つの土台にもなっていくと思います。私も職業上多くの生産者の方と市場等で対話をする機会がありますけども、やはり積極的に取り組み工夫をし、かつ農業に情熱を燃やしておみえの方は大変高い収益を得ておられるということも知っております。したがって、今後ややもしますと忘れ去られようとするこの農業に対して、我が街はどこの市町よりももっともっと積極的に市長さんの施策として力を入れていただきたい、このように思うわけでございます。次に名鉄の電車の件でありますけども、ご承知のように旧常滑市内では今後の住宅状況を大きく発展させるということは一面では限度があろうかと思います。しかし、今後、区画整理に伴って新しいまちづくり対策が推進できるのは、旧常滑市街地以外の地域が、当然、有望視されることは間違いないと思います。そうした立場からも交通アクセスの整備は当然切り離しては考えられないことになろうかと思います。又、他市から越して来られた方のまず第一印象として、道路の整備あるいはこの公共鉄道の利便性が非常に悪い、こういう答えもあるようであります。一つ積極的なこの対策については取り組んでいただきたいことをお願いしたいと思います。駐車の問題でありますけども、年々増え続ける交通事故の原因として、不法駐車が大きな要因として挙げられておりますことはご承知のとおりであります。そうした角度から今回の処置として不法駐車に対する路上駐車が厳しく罰則され、反則金も高くなっております。競艇事業が開催中は路上駐車が大目に見られると先ほどの議員からもお話があったようでありますけども、公共事業であるがゆえにこれでよいということは、私はいかがなものかと思います。やはり市民あるいは秩序あるまちづくり、こうしたこともやはり今後はこの競艇事業にかかわらず駐車場の整備というものは進めていかなければいけない大切な問題ではないかと思いますが、市長さんのお考えをお尋ねしたいところであります。

 福祉問題の老人問題についてのカードの件でありますけども、民生委員さん、あるいはお医者さんのという話も今ありましたけども、これは積極的にですね、難しいことではないと思いますので進めていただきたいと思います。我々が車を、ちよっと話がどうかと思いますが、運転をするときに運転免許証を携帯する、これは当然のことです。したがって、高齢者がこうしたカードを外出するときに持って歩く、これは身の保全のための通行証である、私はこういうふうにとらえてもですね何ら間違いないと思いますがどうでしょうか。そのように認識すれば高齢者を守る立場に立って当然、積極的なこうした対応がされるのではないか、このように思いますが市長さんいかがでしょうか。お尋ねいたします。



◎市長(中村克巳君) 

 石原議負さんのご質問につきまして、それぞれの順に従いまして市長の見解を申し上げさせていただきたいと思います。まず第1の問題でございますが、常滑の街はご案内のとおり第2次世界大戦におきまして空襲にも遭いませんでしたので幸いなことに、街並みもその昔のままでございますし、そこに住んでいる人たちの気質も又、昔のままだというふうに承知をいたしております。戦後の愛知県におきまする経済成長期におきましても、名古屋南部の臨海工業地帯の造成並びにそれに伴います企業立地、そして、そこに働く人たちが増えてくるという中にありましても、常滑市は競艇財源に依存をいたしまして新しい産業の入ってくるということを施策において行いませんでした。したがいまして、常滑の街はややもすると封建的であり閉鎖的であり、そして又、排他的であるとこういうまあ純血主義を守ってきた観がございまして、したがいまして、新たにここに住所を求める人にとりましては住みにくい、そして又、ここに生まれ育った方につきましても若い人たちにとりましては非常に窮屈な街であるとそういうような認識があるように伺っております。したがいまして、市長といたしましては、今後、産業等を大いに誘致を図りまして、常滑の街をまっと、もっともっと解放的にいたしまして、異なった地域の人たちもすぐこの土地に馴染んでいただけると、そして、常滑は住み良い街であるとこういうように向けて施策を進めていかなければならないとこのように思っております。畑昨のことでございますが、農業につきまして常滑において決して忘れ去られようとするものではないと思います。土地改良によりましてすばらしい農地がございます、畑がございます。で、いかにこう付加価値を付けるかと、そして消費者のニーズに沿った物を作っていくかということが大事でございまして、市といたしましても生産者、そして農協、そして市と三者一体となりまして時代に向けての新しい畑作経営ということにつきまして、金も使い知恵も出しているというところでございますので、又、積極的なご指導を願いたいと思います。大野から常滑までの急行の停車駅を増やすということでございますが、急行となりますと文字どおりできるだけ停車駅を少なくしまして、より遠くより速く目的地に着くということが急行のメリットでございます。望まれるところすべて急行の停車駅にしますれば各駅停車と同じになりまして、急行のメリットがなくなるということでございます。要は、私は榎戸や蒲池に急行もストップさせるということも確かに必要かと思いますけれども、それ以前の問題として名鉄の走る回数をですね、走行回数と言いますか、それをとにかく増やしてもらわなければならないと、1時間に4本15分おきではとてもいけないわけです、もっともっと数を増やし、そして、その中で急行の数も増やし、止まる駅も増やしていくとこういうふうな発想を持っておるわけでございます。名鉄は確かに私企業でございますけれども、市内の走っております唯一の軌道でございますので、市も積極的に名鉄の方には声を出していくつもりでおりますし、今までも詰めておるところでございます。競艇関係の駐車場でございますが、特に大きなレースでない限りファンのお客さん方にですね、少し離れた所でもご辛抱いただけると、少しはまあ歩いてもしょうがないということで我慢いただけるならば、ボートの駐車場は確保されておるわけでございます。それがファンの心理といたしましてできるだけ門に近い所近い所とこうなりますもんですから非常に輻湊すると、路上駐車も増えるということでございます。今後、警備の方を徹底いたしまして民間から借り上げておる所も含めましてきちんとした駐車場の方へ誘導するように徹底を図って参りたいと思っております。

 それから、老人のカードでございますけれども、世の中カード化が進みましてお年寄りの方も多分に漏れず幾つかのまあカードを持ち歩いておるわけでございまして、このカードがですね、作ることは私も津市の現物を見ておりますけれども、さしたるお金も掛かるものではないと思っております。作ろうと思えばできるもんですけれども、作る限り持って歩いていただくか、常時使用していただけるかとこういう認識を持ってもらうことが必要ではないかと、まず大事ではないかと、作ったがやそれを使わない。家の引出しの中へしまいっ放しになっておったということでは困るわけでして、津市の事例を承知しましてから老人クラブだとか、あるいは社会福祉協議会だとかというところへも折々話をしておりまして、そうした期間も必要であると、そして、老人に徹底させるとそういう気運が盛り上りました時点で具体的に考えてみたいと思っておるところでございます。以上でございます。



○議長(伊藤渉君) 

 石原多巳雄君の質問は終わりました。

 次に1番杉江秀一君の質問を許します。

          〔1番 杉江秀一君登壇〕



◆1番(杉江秀一君) 

 1番新世代クラブの杉江秀一でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。本日は早朝より多くの市民の方が傍聴に見えておりまして、議員は寝ておる場合じゃないとこのように思いますけれども、よろしくお願いいたします。最初に伊勢湾産業文化振興会につきましてご質問させていただきます。この件につきましては、私が3年前の昭和63年3月に本定例会におきまして一般質問として既に質問させていただいたものでございます。本会は昭和63年3月28日をもちまして設立されたものでございます。この会に少し触れたいと思うんですけれども、本会につきましては、本市の名誉市民でございます岩田弐夫、平岩外四氏、そしてソニーの盛田昭夫氏、以上3氏のご好意によりましたご寄附を頂いて、2,000万円のですね寄附を頂いたわけですけども、それともう1つ市からの出損金1,000万円これによります3,000万円の基金を基に新伊勢湾時代に即した明日の常滑づくりのための諸活動をすることを目的とする、そういった会であるわけでございます。これは既にご承知のことかと思いますが、少し触れさせていただきました。さて、その発足後、今日までのこの会の活動状況はいかがなものであったのか。その目的からしてこの際、理事長でございます中村市長ご本人にそうした活動内容、その後の経過などをお伺いしたいものでございます。これが第1点でございます。又、私が発足時に質問させていただきました内容は、街づくりのため、そのための人づくりについて若い市民の育成ということで青年の海外派遣制度あるいは研修制度を設けてはどうであろうか、こういったことにつきまして質問させていただいたわけでございます。当面する国際化に対応するためにも国際的視野あるいは感覚を持った若い市民を育成することこそ中村市長が日ごろより唱えておられます活性化をめざす新常滑時代、これを展開するふさわしい政策課題ではなかろうかと思うわけでございます。又、このことにつきましては、私は何もすぐやれとは申しません。又、すぐやれるとも思わないわけでございますが、この産業文化振興会議の目的から言いましても十分合致するものであると思うわけでございます。そして、それに対する当時の市長の答弁は、当然と理解するわけですけれども、非常にこれは難しいと、この会で実行することは非常に難しいものであるという答弁だったんですけども、私は加えて当面、調査研究だけでも是非お願いしたいとこのようにお願いいたしましたところ、市長の最終答弁では当然のことであるので、そのことにつきましてはお約束をするこういうふうに私は理解しておったわけでございますが、そのことにつきましてこの3年の経過の中でいかがな検討がされておったのか、その点につきましても市長ご自身からご答弁いただきたいと思うわけでございます。

 本日の質問の2点目でございますが、これは通告しましたが、先ほど行われました市長と市民によります空港の座談会、こういったものについてでございますが、この件につきましては昨年、あるいは一昨年、あるいはもっと以前より我々市会議員この本会議の中で大勢の議員の方々が市長に質問をし、又、要望したものでございます。そうした要望を受けまして市長がやっと今年になりまして4回開いていただいたわけなんですけども、この件につきましては、通告のように市長さんのご感想あるいは今後の対応を是非お聞きするものでございます。新聞を例に出させていただきますんですが、2月28日、木曜日の中日新聞によりますと、市長はざっといって、まず懇談会をやってよかった、懇談会に出た意見や質問には誠実に対応し内容をよく汲み取っていきたい。又、市民の騒音への不安を改めて感じた。このように市長は感想を述ぺておるわけですが、後、この懇談会の取りまとめにつきましては、3月の市議会全員協議会に報告をするとこうなっておりまして、この懇談会の報告、まとめにつきましては残念ながら今日現在、私の手に入っておるわけではありません。そして、今後の懇談会の開催の予定はという新間の質問について、市長は今回の懇談会には4会場とも出席した人がいた、もっと地域の方々に出ていただき幅広い意見や質問が出ることを期待していたので、こちらも不完全燃焼となった面があった。懇談会は節目ごとに開きたいが、できるだけ市民の皆さんの率直な意見が引き出せる方法を考えていきたい、このように結んでいるわけでございます。そこで質問ですけれども、市長がですねこのようなやはり民主的な、しかも金を掛けない市民との懇談会あるいは意見を聞く会につきまして私は今後とも是非どんどん進めていっていただきたいと思うわけです。たとえ反対の方がたくさん来ようとも、あるいは逆に賛成の意見ばかりになろうとも、そういう市民の意見を今後つぶさに聞いていくことが、今現在、常滑市長の責務であると思うわけでございます。つきまして、市長の空港懇談会について市長の今日のですね率直な感想をこの本会議の場でお聞きをしたい、これが第1点、そして今後どう展開をしていかれるのかということですね、これ第1点ですが。2つ目に最近のこの新空港あるいは常滑神空港と言ってもいいわけですけれども、この空港の最新の情報はどのようなものを市長は把握しておられるのか。このことにつきましてもお答えをいただきたいものでございます。以上、壇上による質問を終わらさせていただきます。よろしくご答弁をお願いいたします。

          〔降壇〕



◎企画管理部長(森下美樹君) 

 1番杉江議員さんの伊勢湾産業文化振興会の件並びに中部新国際空港のことにつきまして、私からご答弁をさせていただきます。特に杉江議員さん市長の考え方と感想はというようなことでございましたが、取りあえず私の方からお答えをさせていただきます。伊勢湾産業文化振興会の設立当初の内容につきましては、質問者からご質問の中で触れられたとおりでございます。現在までの活動状況でございますが、設立の昭和63年度は名古屋大学の飯島宗一名誉教授をお招きして「明日の世界に生きる」と題しての記念講演会、又、劇団民芸の講演、映画「風の又三郎」の上映、又、常滑を紹介する英文パンフレット作成への参加、日本福祉大学全国紙芝居コンクールの協賛、世界デザイン博出展宣伝の協賛などで、又、平改元年度は産文振の設立1周年を記念して名古屋商工会議所においてソニ−の中央研究所長、菊地誠先生の「日本のエレクトロニクス」と題して講演会を開催いたしました。その後、この会は事業活動が停滞しておるのが現在の実態でございます。そのほか継続事業としての福祉大学の紙芝居コンクールと白い砂浜、多屋ピーチフェティバル90の協賛、常滑市内高校生国際化教育協会への助成というようなものを行っておるわけでございます。今後の在り方でございますが、先ほど申し上げたように、会の事業活動が停滞をしておるということ、非常に誠に申し訳ないわけでございますが、今後の在り方につきましては、会の理事さん方と十分ご意見をお聞きいたしまして、会則に沿った事業の取組みをして参りたいとこのように考えておる次第でございます。

 又、2点目の新空港のことでございますが、杉江議員さん縷々ここでお話ございましたように、4回の懇談会を実施し、最終日、鬼崎公民館におきまして記者の方に最終の記者会見を行ったわけでございます。それで、そのときに市長いろいろと申し上げましたが、今、杉江議員さんが壇上でいろいろと申し上げておりました内容と全く同様でございます。あえて私の方からここでそのことについてお答えを重複してもなんでございますので、今後の懇談会の考え方は、節目ごとに開催しできるだけ多くの市民の皆さん方の素直な意見が引き出せる方法で考えていきたいというふうに考えております。又、最新情報とのご質問でございますが、特に目新しいというような問題はございませんが、3月1日付の各紙におきまして第6次空港整備5箇年計画の策定についてという内容で事業総額3兆1,900億円が閣議了解をされたというようなことでございまして、特にそれ以後特に皆さん方にご報告申し上げるというような最新情報というものは現在のところ取り立ててないというのが実態でございます。以上、お答えとさしていただきます。



◆1番(杉江秀一君) 

 ただいま企画管理部長さんの方からお答えいただきました。まあ一般論的な答えでございましたが、まず産文振の方から再質問させていただきますんですが、素直に申しますか、産文振が実は活動をこの1〜2年停滞をしておるんだと、私もどうもそうではなかろうかというふうに感じておったわけなんですけれども、非常に聞きづらいというか、1つの任意団体でございますので直接的にものを言うことはできない。又、理事の力もおろうかと思います。理事の方からもいろんなご意見など伺っておったんですけども、どうもちょっと最初の意気込みとは別にですね、どうも活動が停滞しておった。恐らく市長さんもですね、いろいろといろんな諸問題を抱えておりながら理事長ということで非常にやりにくい立場でもあったと思うんですけれども、私はそのことについて責任を云々する今回の質問ではございませんでして、正に私が3年前に質問いたしました青年の海外派遣制度についてはその調査研究も含めましてですね、どのような実際検討させていただいたのか。それをですね、私もここで質問した手前、責任もございますので市長さんからその点につきましては今度はですね、お答えいただきたいと思います。以上ですが、答弁漏れのようなことになりますけれども、それをまず市長さんからお聞きしたいと。

 それから、空港のことにつきましては、ただいまやはり部長からお答えがありましたように、私の言ったとおりだと、あるいは新聞に書かれたとおりだということであればですね、これは私は非常に安心をしておるわけなんです。というのは、新聞に書かれたとおりであれば市長はまあやってよかったとこの一言に尽きるわけなんですけれども、実は私の耳にですね、いろんなことが実は今回の懇談会が終わった時点で、あるいは途中で入ってきたわけですね。私はたまたま中央公民館だけ出席させていただいた。そして、一番最後に1点質問をさせていただいたわけなんですけれども、どういうことかと申しますと、もうあんな懇談会やるべきじゃないと、こういう声を随分聞いたわけなんです。まあどうしてなんだろう。それを伺ったところ、あれはもう完全にですね、市長さんがいじめられちゃっているだとかですね、あるいは反対の人がたくさんこぞってやって来てもうその反対の意見をもうどんどん言って市長さん困っちゃって、市長さんいじめられちゃって大変だと、あんなその市長をいじめる会はやっちゃいかん。しかも、杉江議員は最後に質問だとか、要望だと言ってもっとやれと言ったということで、私はえらいお叱りを受けてしまったわけなんですけれども、恐らくそういったことは市長さんの耳にも当然これは入っておることだと思いますし、しかし、新聞報道にあったようにそのとおりだと、やってよかったんだということであれば私は非常に安心をするわけですし、そういった非常に民主的な、何と言いますか民主主義の原点である直接市民から市長が意見を聞く、あるいはこういった議会制、代表制民主主義ではなくて、やはり直接民主主義に非常に近付けるような行為をですね、そういった気持ちを市長が持っていなければならない、あるいはそういったことをこれから、特にこの空港問題に関しましても継続をして市長はやっていかなければならない。私はそのように思いますので、どうか市長さんにおかれましては、こうした懇談会を新聞報道のように、今後はいろんな形でできるだけ市民みんなの率直な意見が引き出せるように展開をしていただきたいと思いますし、又、そのことについての市長ご自身の答弁を今度はいただきたいとこう思うわけです。それから、最後になりますんですが、その空港の最新情報につきまして、実は私もこれは当然、議員でございますのでいろんな角度から調査を、あるいは情報収集しておりましたところ、いろんな最近報道された新聞の1つをここで申し上げますけれども、まず2月27日、中日新聞におきまして愛知県の知多事務所、これは県の方のサイドですが、知多事務所内にいわゆる新空港の専門職員を2名、専任職員を2名配置をするんである。こういう報道がなされました。これは県の1つの姿勢が進行したという表れだと思います。それから、続きまして3月1日のこれは各紙に出ておったわけなんですけれども、昨年5月の地元正式案これ基本構想が出ましてですね、第一期計画としては4,000メートル級の滑走路1本、そして空港は約600ヘクタールの敷地であるとこういうふうに基本構想昨年出したわけなんですが、2月28日の県議会本議会の鈴木知事の答弁におきまして、どうも本年の夏ごろまでにですね、鈴木知事が地元案というものをまとめになるようでございますが、そのことにつきまして、という報道がありました。後で質問しますけれども、そして、3月6日の中日新聞の夕刊にはですね、これは非常に関係が深いんですけれども、愛知県が地元の住民の空港に対する視察これを計画しておるという報道がございました。それは常滑市を始め知多5市5町の住民に対しまして、県がですね、いろんな空港を視察をさせていただけるということなんだそうなんですけれども、このことにつきまして県の空港対策室からの発表だと思うんですけれども、こういうものがございました。それから、これが一番重要なんですが、これ最後なんですけれども、3月5日のこれは日本経済新聞、日経新聞なんですけども、まあここにですねちょっと物騒なと申しますか、私としては非常に意外な報道がなされておったわけですね。と申しますのは、中部新空港調査会の関係者の発言ということなんですが、先ほど申し上げましたように、今、基本構想では空港は約600ヘクタールという非常に小さな空港であるが、しかしながらその関係者の発言によるとこれは3,000ヘクタールまでこの空港は建設をしたいのだと、あるいは建設ができるんだという発言をしておるということです。又、加えてこれも裏付けるような証言をですね、実は運輸省の航空局の担当者ということで新聞に截っておるわけなんですけども、これからの国際空港は3,000ヘクタールくらいの面積がなければ駄目なんだと。いわゆる商売にもならんし利用もしていただけないんだとこういうことをその運輸省の担当者がですね愛知県の調査会の人や、あるいはそういった関係者の方に漏らしておるんだという報道が、3月5日の日経新聞になされておったんですが、もちろん執行部担当者あるいは市長さんも承知をしておると思いますが、このことがですね、新聞に載るということは私はこれは非常に事実に近い、あるいは公の発言・見解であると思うわけですし、まあこういうことであるとするならば、今、我々が正に本当に構想の段階であれこれを意見を申し上げなければならない。来るか来んか分からんような空港に対しまして、しかも調査会という一団体と申しますか、法人の単なる構想に対して2キロが遠いとか近いとか、あるいは3キロでいかんとかそんなことを言っておるわけなんですけども、ここへきて空港の規模はですね3,000ヘクタールといったようなものが、もしもですね、想像されておるということになってくるとするならば、私はこれ一つ常滑市としてもですね、即座にこのことにつきまして対応しなければならない、あるいは対応を迫られる問題ではないかと思うわけでございます。このことにつきまして市長さんのご見解を、今この時点でお聞きしたいものでございます。以上、よろしくご答弁をお頴いいたします。



◎市長(中村克巳君) 

 杉江議員さんの質問にお答えを申し上げます。最初に伊勢湾産業文化振興会のことでございますが、ご指摘のように3年前発足いたさせました時は、市長の意気や正に天を突くものがございましたが、最近、尻すぼみの状況であるということはご指摘のとおりであり、又、今、関係部長が申し上げたとおりでございまして誠に面目なく思っております。ただ経過につきまして若干違っておりますので、訂正をさせていただきますが、名誉市民にご推戴申し上げましたお三方からご寄附の申し出があり、それに相当する市費を予算にお認めいただきまして、当初2,000万を基金としたわけです。その後、常滑市農協から設立40周年ということで1,000万円のご寄附を頂きまして、それを産文振の方へ充てさせていただきまして、現在、原資としましては3,000万円あり、その利息で運用されておるとこういうことでございます。常滑市農協のご寄附がございますので申し上げさせていただきます。なぜこういうふうになったかと言いますと、いろいろ反省すべき点はあるわけでございますが、まず私の、市長のトップダウンというまあ方式になってしまいまして、市長の考えだけというのがまだ十分十分当初の段階で理事になっていただきました優れた方々によく理解をしていただく暇がないままにスタートいたしまして、市長の考えだけで突っ走ってしまったと、したがいまして、例えば、競艇のレースで参りますと1周目までは市長の考え方あったもんですから1周回り終えてしまって、後がなかなか続かなかったということ。それから、任意団体の会でございますので専任の職員を置くことができなかったということと、市の職員にこの仕事をやらせるということもいろいろ公務員法上の問題もございましてできなかったということがあるわけでございます。ちょうど任期が、市長の任期も節目を迎えました今日、もう一遍白紙になって所期の目的に向かってやれるような体制づくりも考えていかなければならないとこのように思っています。青年の海外研修のことにつきましては、この会の規約の第4条に第3項で、国際交流に対する援助とこういう事業目的もあるわけでございまして、このことにつきましては、例えば、常滑の青年会議所が行おうといたしました常滑市の英文パンフレットの発行につきまして、この産文振としましても積極的に協力をしようということで役員であります理事の方にその作成メンバーになっていただきまして、大勢の有識者を動員しましてこの英文パンフをやりまして国際交流ということにつきましての理解を深めさせていただいた。それから、常滑市内の高校生の国際化教育協会と組織がございますけれども、ここに本当にわずかではございますが補助をさせていただきまして、高校生の海外研修にいささかの微々たるもんでございますけれども協力をさせていただいて、これはこれからも続けて参りたい。又、利息等がたまるようになりましたなら会独自でこういったことも考えて参りたいとこのように考えております。一度反省すべきは十分反省し、そして、新たな企画の下に所期の目的に向かって努力をして参りたい。このように思っております。

 それから、空港に対しまする懇談会の市長としての印象でございますが、やって良かったと思っておりますし、これからもやるべきだと思っておりますし、いつやるかということにつきましては何が節目かと言われますと、まだにわかに困りますけれども、節目ごとにはやるべきである、やりたいとこのように思っております。ただ、印象といたしまして市井に住む1市民と言いますか、普段その大勢の前で改まった発言をしたことがない、そういう訓練に恵まれたことがないという人たちがですね、意見を出したくても、あるいは質問したくてもなかなか言い出せなくてというそういった意見も聞いておりますもんですから、できるだけこれからもリラックスしてですね、それぞれの意見や要望や質問が素直に出せるようなそうした雰囲気を作ってくことが大事だということと同時に、市民の皆さん方もそういう場におきましては積極的に発言していただくということをお願いする必要があるのではないかと腹の中、胸の内に思っておってもなかなかそれが言葉には出なかったという意見も耳にしておりますもんですから、そういうことも踏まえてこれから又、考えて参りたいと思っております。最新情報ということでございますが、例えば、知多事務所に専任の担当者を2人置く、あるいは新年度で地元の5市5町のもちろん常滑市を含めまして住民に対しまして特に騒音を対象としました体験視察をやるということは新聞でも承知しておりますし、新年度の予算に計上されておると県の、ということは承知をいたしております。しかし、新年度でございまして、現在、県会で審議中の予算及び事業計画でございますので、それをこうだということで公の市の立場で発表することはやはりいかがなものかなというような感じを持つものでございます。夏ごろに全体構想が発表されるということも今の県議会の代表質問の知事答弁で初めて知ったということで、事務方におきましては事務的な接触を持っておるか私も承知をいたしておりませんので、後ほど補足の説明を事務方が申し上げることになるかと思います。日経新聞の調査会の例のニュースにつきましても、そのニュースソース等につきましても、まだ私としては定かな承知をいたしているものではございません。これも含めまして事務方から補足説明をいたさせます。なお、空港懇談会の、前に戻りますけれども、どのような質問意見が出て、どのように市長答えたかということにつきましては、本議会の最終日終了後、協議会を開催しご報告申し上げることになっておりまして、15日付をもちまして各議員様方に事前に資料を送らさせていただく手はずをいたしておりますので、よろしくご了解いただぎたいと思います。以上です。



◎企画管理部次長(鯉江勇二君) 

 県議会の代表質問におきまして、夏に全体措想を発表したいと知事答弁がございました。これは基本構想が出て以来、運輸省の方からもう少し具体的に全体構想をば早急に詰める必要ありとこういうような指摘を受けまして、鋭意調査会が作業を進めておるとこういうことで、それを受けまして夏に全体構想が出ると承知をいたしております。それから、日経新聞の3,000ヘクタールの件につきまして、調査会の担当が発表し、それを運輸省の係官が追認をしたのではないかというようなご質問でございます。これ正に我が市にとって重大な事でございますので、早速、調査会に非公式ではございますけれども照会をいたしました。これは世界的に言いましてアメリカなど広大な国土を有する国あるいはフランスのシャルルドゴール空港等ご承知のように非常に大きな規模の空港でございます。こういうような世界的に見ると大きな規模のものがあるよと、これを引用して申し上げたということで、これをマスコミが若干の主観を混じえたと言うとちょっと語弊があるかも知れませんけれども、要は調査会といたしましては中部新国際空港について3,000ヘクタールのものを、今、想定してものを言ったんではないと、これは絶対にそんなことを言った憶えはないということは私どもしっかりと聞いておりますので、よろしくお願いいたします。



◆1番(杉江秀一君) 

 最初の伊勢湾産業文化振興会の件につきましては、市長ご白身より縷々その反省の弁と申しますか、答弁いただきましたが、しかし、その中でですね私も承知をしておりましたんですが、北高の生徒だと思いますが、高校生の海外研修につきましては非常に便宜を図ったと申しますか、補助をさしていただいたということもお聞きしておりましたし、ひいては青年の海外研修制度あるいは派遣制度につきましても、市長さんは頭の中では積極的に推進をしていくとこのように思いますので、その事につきましてはまあ重ねてお願いを申し上げまして質問は終わりたいと思うわけです。

 さて、国際空港の件でございますけれども、地元懇談会につきましてはまあやって良かったと、とやって良かったということは又、やりたいということに尽きるわけでして、又、是非やっていただきたいと思うわけです。私が先ほど心配いたしましたもうあんな会は二度とやっちゃいかんという市民の方につきましては、市長さんの方から一つご理解活動をよろしくお願いしたいと思うわけでございます。そして、私が新聞を例に出しましてですね、ちょっとご質問した中で、最後の調査会関係者の発言、実は3,000ヘクタールの空港という云々なんですけれども、今、ただいま企画次長さんからご答弁ございまして、どうも即座に問い合わせをした結果、そのような新聞報道とはちょっと遠いような、その新聞報道が間違いであるかのようなまあそのような中部空港調査会の見解だったということなんですけれども、とすると、この私は新聞というものはやはり非常に公に対して責任があるものでございまして、業界各紙あるいはその一般紙含めましてですね、そういった立場である新聞がですね、根も葉もないようなこと、絶対これは歴史上も書かないことになっておるということでございまして、たまには間違いもあるわけなんですけども、正にこの今話題になっておる、しかも最大の課題でございますこの空港のことに関して、こんな軽はずみな、じゃ記事を書くようなですね、しかも何ですかこれは日経新聞という非常にその由緒ある歴史もある新聞でございますけれども、この新聞の記事私はここで読み上げてもいいんですけど、これ10分ぐらい掛かりますからね、ちょっとやめますけれども、新聞の記事にはっきりと中部空港調査会の担当者がと、こうに3,000ヘクタールだ云々と書いてあるわけですし、常滑の沖は岩盤がしっかりしておるから幾らでもできるんだと。したがって、将来はもう3,000ヘクタールの、その将来が近いのか遠いのかという議論がありますけれども、3,000ヘクタールということをまず標榜しておって、実は今の600ヘクタールというのは表向きであるんだと。表向きとは別にというこの小さな見出しも出ておるわけなんですね。ですから、そこのところ、例えば、その調査会に聞きに行った。相手がいやそれは違いますと答弁した。あそうでございますかと言って帰って来たんでは、これはね私はちょっと何といいますか、情熱というか熱意というか、やる気がまだまだ不十分であってですね、もう少しこのじゃ新聞にはこう書いてあるじゃないかと、じゃその新聞が違うんだというようなじゃそういった根拠を示せとか、あるいはその相手を追及する方法はまあこれいろいろあると思うんですけれども、これは個人的利害じゃありません。これは常滑市全体の利害あるいはそういったことで、是非市の執行部あるいは担当次長さん始めですね方々はですね、このことにつきましては一つ今後とも十分しっかりした根拠を得られるまで調査をしていただきたいなと、私は今、思っております。このことにつきまして1点だけですね、市長さん一つこの1点だけ一つ市長さんお答えいただきたいと思うわけでございます。よろしくお願いします。



◎市長(中村克巳君) 

 お答えをさせていただきます。空港の面積ですけども、昨年5月に発表されました中部空港調査会の基本構想の中で、第1期工事としまして4,000メーターの滑走路1本、それからターミナル1本、そして約600ヘクタールとこのように記述をされております。第1期工事として600ヘクタール、じゃ全体計画はどれだけを構想として描いておるのかということは触れられておりません。これは市民の方々を招いての懇談会でも質問がございました。私どもとしても一番知りたいところです。しかし、示されておらない。国の方も仄聞するところによりますると、空港調査会あるいは3県1市の連絡推進協議会にじゃ第1期計画では600ヘクタール、全体計画はどれだけ何だということの問い合わせがあって、今、その策定を急いでいるということまでしか分かっておらない。で、日本経済新聞の記事の質問と答弁につきましては、ただいまの次長の答弁の域を出ません。しかし、それでは困るというご質問者の質問の趣旨も分かるわけでございまして、早速にその記事の云々を調査をさせまして、最終日の議会協議会を含みますできるだけ近い機会にご報告をさせていただきたいとこのように存じておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○議長(伊藤渉君) 

 杉江秀一君の質問は終わりました。

 ここでお諮りいたします。本日の会議はここでとどめ、以降の一般質問については、明日12日に行うこととし延会にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(伊藤渉君) 

 ご異議なしと認めます。よって、さよう決しましたので、本日はこれにて延会といたします。

                            (午後2時21分 延会)