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愛知県 常滑市

平成27年 12月 定例会(第4回) 12月22日−05号




平成27年 12月 定例会(第4回) − 12月22日−05号







平成27年 12月 定例会(第4回)



          平成27年第4回常滑市議会定例会会議録

議事日程(第5号)

 平成27年12月22日(火)午前9時30分 開議

第1 議案第61号 平成27年度常滑市一般会計補正予算(第2号)

第2 議案第62号 平成27年度常滑市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

第3 議案第63号 平成27年度常滑市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

第4 議案第64号 平成27年度常滑市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

第5 議案第65号 平成27年度常滑市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)

第6 議案第66号 常滑市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について

第7 議案第67号 常滑市工場立地法地域準則条例の制定について

第8 議案第68号 常滑市モーターボート競走事業の設置等に関する条例の制定について

第9 議案第69号 常滑市職員の再任用に関する条例の一部改正について

第10 議案第70号 常滑市職員の退職手当に関する条例の一部改正について

第11 議案第71号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

第12 議案第72号 常滑市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

第13 議案第73号 市長等及び職員の給与の特例に関する条例の一部改正について

第14 議案第74号 常滑市税条例等の一部改正について

第15 議案第75号 常滑市保育の必要性の認定に関する条例の一部改正について

第16 議案第77号 第5次常滑市総合計画基本構想の策定について

第17 議案第78号 第2次常滑市情報システム最適化事業業務委託契約について

第18 議案第79号 公の施設の指定管理者の指定について

第19 議案第80号 常滑市、東海市及び知多市と愛知県との汚泥処理施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する協議について

第20 議案第81号 南陵中学校大規模改造工事請負契約の一部を変更する契約について

第21 議員提出議案第3号 常滑市議会会議規則の一部改正について

第22 議員の派遣について

本日の会議に付議された事件

 議事日程(第5号)のとおり

出席議員(18名)

      1番  西本真樹

      2番  加藤代史子

      3番  井上恭子

      4番  都築周典

      5番  杉江繁樹

      6番  冨本 健

      7番  伊藤史郎

      8番  成田勝之

      9番  盛田克己

      10番  川原和敏

      11番  齋田大五朗

      12番  中村崇春

      13番  岸田嘉成

      14番  伊奈利信

      15番  森下 宏

      16番  稲葉民治

      17番  相羽助宣

      18番  加藤久豊

欠席議員

      なし

説明のため出席した者の職氏名

 市長          片岡憲彦

 副市長         栗本儀則

 教育長         加藤宣和

 病院事業管理者     中山 隆

 総務部長        石井隆光

 企画部長        榊原 進

 福祉部長        岩田久喜

 環境経済部長      竹内洋一

 建設部長        谷川 治

 競艇事業部長      山口 学

 病院事務局長      山本秀明

 消防長         諏訪富泰

 教育部長        榊原直樹

 消防次長兼消防署長   渡邉啓介

 秘書広報課長      中野直樹

 総務課長        庄子 健

 税務課長        水野真弓

 職員課長        小嶋正義

 企画課長        水野善文

 商工観光課長      赤井英明

 都市計画課長      太田 弘

 土木課長        城ケ崎兼美

 下水道課長       加藤福敏

 市民病院管理課長    伊藤 学

 市民病院業務課長    小羽正昭

 消防総務課長      山本和彦

 学校教育課長      山崎巌生

議会事務局職員の出席者

 事務局長        澤田忠明

 課長          田中悦子

 課長補佐        吉川和彦

 書記          井上理咲子

     午前9時30分 開議



△開議の宣告



○議長(加藤久豊) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(加藤久豊) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

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△議案第61号〜議案第75号及び議案第77号〜議案第81号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(加藤久豊) これより日程に入ります。

 日程第1、「議案第61号平成27年度常滑市一般会計補正予算(第2号)」から日程第20、「議案第81号南陵中学校大規模改造工事請負契約の一部を変更する契約について」までの計20件を一括議題といたします。

 特別委員会及び各常任委員会の審査結果の報告を求めます。

 まず、第5次常滑市総合計画基本構想審査特別委員会の審査結果の報告を求めます。委員長冨本健議員。

     〔第5次常滑市総合計画基本構想審査特別委員会委員長 冨本 健登壇〕



◆第5次常滑市総合計画基本構想審査特別委員会委員長(冨本健) おはようございます。

 ただいま一括議題となりました議案のうち、当特別委員会に付託となりました議案第77号第5次常滑市総合計画基本構想の策定について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る15日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしました。

 本案については、質疑、答弁の後、この基本構想は、多くの市民を巻き込んで、将来の都市像を固めたものである。示された都市像になるよう基本計画及び実行計画を綿密な計画にしていただきたい。9年の総合計画の中で、2025年問題と言われる団塊の世代が後期高齢者となる年に向け、この準備が重要となる。しっかりと取り組まれたい。一部の地域だけではなく、常滑市全体が発展するような施策をお願いしたいなどの意見、要望がありました。

 また、反対意見もあったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。

 以上、当特別委員会に付託されました議案についての審査結果のご報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。

 次に、予算委員会の審査結果の報告を求めます。委員長加藤代史子議員。

     〔予算委員会委員長 加藤代史子登壇〕



◆予算委員会委員長(加藤代史子) ただいま一括議題となっております議案のうち、当予算委員会に付託となりました議案第61号から議案第65号までの平成27年度各補正予算、計5件について、審査結果をご報告いたします。

 去る15日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。

 まず、議案第61号平成27年度常滑市一般会計補正予算(第2号)については、質疑、答弁の後、反対討論として、マイナンバー制度にかかわるシステムの導入に反対する。また、賛成討論として、マイナンバー制度の実施ではリスクを減らすことが大事であり、システムの導入に賛成するとの討論があったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第62号平成27年度常滑市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑、討論等もなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第63号平成27年度常滑市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑、答弁の後、討論等はなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第64号平成27年度常滑市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑、答弁の後、西之口雨水幹線放流口改良工事が延期となるが、樋門に砂がたまり、動かなくなることがあるので、対応をしっかりしてほしい、また、今後も常滑浄化センター等包括委託事業について、情報提供に努められたい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第65号平成27年度常滑市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑、討論等もなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 以上、予算委員会に付託されました5議案についての審査結果の報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。

 次に、経済建設委員会の審査結果の報告を求めます。委員長伊奈利信議員。

     〔経済建設委員会委員長 伊奈利信登壇〕



◆経済建設委員会委員長(伊奈利信) ただいま一括議題となっております議案のうち、当経済建設委員会に付託となりました議案第67号、議案第68号、議案第79号及び議案第80号の計4件について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る16日、委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査いたしました。

 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。

 まず、議案第67号常滑市工場立地法地域準則条例の制定についてでは、緑地及び環境施設の緩和後の面積率の根拠については、関係省庁の通達に基づいて、土地利用ごとに割合を算出した。また、対象となる市内16社22工場への緩和のPRについては、条例の制定を通知し、企業が設備投資をする上での弾みにしてもらえるよう説明したい旨の質疑、答弁等がなされました。質疑後、討論等はなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第68号常滑市モーターボート競走事業の設置等に関する条例の制定についてでは、地方公営企業法の全部適用に向けてのスケジュールについては順調に進んでいる。プロパー職員の採用については、専門的な知識を持つ者を採用することにより、安定的で効率的な経営につながるため、事業管理者が選任された折に経営方針に沿って進めていきたい。とこなめ焼まつり等の施設利用については、ボートレース業界自体でも地域貢献の方針が示されており、引き続き会場として使用できる。今後大きな経営方針の転換が行われる場合は、節目節目で議会にも相談する旨の質疑、答弁等がなされました。質疑後、議会とボートレース事業局がともに売上向上を目指せるよう、友好的な関係を保ってもらいたい。地方公営企業法を全部適用することで、動きやすい管理体制や職員体制で利益を追求されたい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第79号公の施設の指定管理者の指定についてでは、りんくうビーチで発生したごみについては、利用料金の中に処理費用が含まれているため、持ち帰りではなく、指定管理者が処分する。砂浜の安全対策については、愛知県が危険箇所を把握しているため、今後協議して、指定管理を進めていきたい。今回の指定管理者を選定した要因については、構成団体の中で指定管理を経験した実績が一番の理由である旨の質疑、答弁等がなされました。質疑後、北部と南部の観光振興にも目を向けてほしい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第80号常滑市、東海市及び知多市と愛知県との汚泥処理施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する協議についてでは、施行日が平成28年5月1日である理由については、各関係市は12月議会で、愛知県は2月の議会でそれぞれ議決、その後に規約を締結し、総務大臣への届け出や告示をする必要があり、その手続の期間を勘案したためである旨の質疑、答弁がなされました。質疑後、討論等はなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 以上、経済建設委員会に付託されました4議案についての審査結果のご報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。

 次に、文教厚生委員会の審査結果の報告を求めます。委員長杉江繁樹議員。

     〔文教厚生委員会委員長 杉江繁樹登壇〕



◆文教厚生委員会委員長(杉江繁樹) ただいま一括議題となっております議案のうち、当文教厚生委員会に付託となりました議案第75号及び議案第81号の2件について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る17日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしました。

 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。

 議案第75号常滑市保育の必要性の認定に関する条例の一部改正についてでは、条例の一部を改正する理由については、引用する職業能力開発促進法において、職務経歴等記録書の普及に関する条項が追加されたためである旨の質疑、答弁がなされました。質疑後、討論等はなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第81号南陵中学校大規模改造工事請負契約の一部を変更する契約についてでは、工事は冬休みなど学校の休みの日が中心となるが、生徒への安全性は確保して進めていく。照明器具の取り替えについては、LED照明を予定している。変更契約による追加工事分については、当初予算の事業費内で実施できている。工事を実施するに当たり、現場の声の反映については設計の前段階から学校と調整しており、予算の範囲内で優先順位の高いものから実施している。大規模改造工事以外で改修する方法については、修繕費を確保しているが、各学校からたくさんの要望があるため、優先順位をつけて進めていく。市民病院建設のように設計業者と施工業者を一緒に契約することについては、今後、研究していく旨の質疑、答弁がなされました。質疑後、工期が短いので、生徒の安全体制には十分に注意されたい。国、県としっかり連携をとって予算確保に努められたい。現場の声をしっかり反映できるような体制を継続して、よりよい学校をつくってもらいたい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 以上、文教厚生委員会に付託されました議案についての審査結果の報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。

 次に、総務委員会の審査結果の報告を求めます。委員長成田勝之議員。

     〔総務委員会委員長 成田勝之登壇〕



◆総務委員会委員長(成田勝之) ただいま一括議題となっております議案のうち、当総務委員会に付託となりました議案第66号、議案第69号から議案第74号までの6件及び議案第78号の計8件について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る18日、委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査いたしました。

 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。

 まず、議案第66号常滑市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてでは、学校の災害給付制度など外部事務との連携については29年7月に向けて検討していく、28年1月1日施行のため、準備作業については滞りなく進んでいる、免許証やパスポートを持っていない人については、健康保険証、年金手帳、個人通知カードの3点がそろった段階で本人確認となる旨の質疑、答弁がなされた後、討論等はなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第69号常滑市職員の再任用に関する条例の一部改正についてから議案第73号市長等及び職員の給与の特例に関する条例の一部改正についてまでの5件については、質疑、討論等もなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第74号常滑市税条例等の一部改正についてでは、総務省からの事務連絡において、納付書等に法人番号を記載しないこととなった旨の質疑、答弁がなされた後、討論等もなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 次に、議案第78号第2次常滑市情報システム最適化事業業務委託契約についてです。

 まず、コンサルティング業務については、包括委託を総括的に調整する業務であり、必要である。次に、他市との費用比較については、個別システムを整備、調整している人口約9万人の自治体で、介護保険を広域的に行っているため、そのシステムが入っていない状態で、単年度で約4億円かかっている。包括委託をしている約8万人の自治体では、介護保険を広域処理していても契約期間7年弱で16億8,600万円かかっている。次に、システムの精査については、第1次最適化事業は基幹系業務を中心に整備してきた。第2次は内部事務系業務の更新、充実が必要とし進めてきた。次に、セキュリティについては、高度化する不正侵入などの外部からの攻撃に対し、新たに導入する指紋認証や24時間の不正侵入検知装置は重要である。次に、価格交渉については、募集から仮契約までの段階では行っていないが、本契約に移行した際には具体的に事業者と価格も含め協議調整を行う。第1次最適化事業のときも同様で、2回変更契約を行った。

 次に、事業の監督については、包括的アウトソーシングの場合は、専門的な分野なので職員も勉強し、業者の言いなりにならないような形で進めることが大切であり、毎月連絡会を開き、協議調整をしている。また、情報管理チームの上席職員を監督職員としている。

 次に、提案限度額については、業者から見積もりを取り担当者で設定している。今回提示の仕様書は現時点で担当者が最適とする部分で構成し、これをもとに提案してもらった。今後、変更契約もあるので、その都度丁寧な説明をしていきたい。

 次に、ヘルプデスクの業務内容については、データセンターと連携をとりながら、ふぐあいの対応を行う。また、本庁、消防、病院などのシステムの稼働状況の常時監視、職員からの問い合わせ対応などである。職員での対応については、情報管理は専門性の高い分野だが、市の職員は人事異動もあり、そこも含めての包括委託である旨の質疑、答弁がなされ、要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。

 また、委員会の総意として、丁寧な説明資料の配付と、システム構築期間中に相手方と価格を含め内容について協議調整及び交渉することを、執行部に対し、強く要望をいたしました。

 以上、総務委員会に付託されました8議案についての審査結果の報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。

 以上で、特別委員会及び各常任委員会の報告及び報告に対する質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 通告がありますので、発言を許します。1番西本真樹議員。

     〔1番 西本真樹登壇〕



◆1番(西本真樹) 1番日本共産党議員団の西本真樹です。

 議案第61号、議案第66号から第72号までの7議案及び議案第77号の計9議案について、一括して反対討論を行います。

 議案第61号平成27年度常滑市一般会計補正予算(第2号)の反対理由は、2款3項1目戸籍住民基本台帳に記載されている顔認証システム本人確認書類等印字システムの導入費についてです。マイナンバー制度に伴うセキュリティー対策のために、新たなシステムの導入になりますが、マイナンバー制度の導入により、多くの業務が発生することがわかりました。そして、セキュリティーを機械任せにすることは、情報漏えいの可能性が高まることであり、予算の執行を認めるわけにはまいりません。

 議案第66号常滑市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定については、常滑市が19の事業を指定し、マイナンバー制度を実際に利用するために具体化するものであります。既に各家庭にマイナンバー通知書が届いているとは思います。一つの番号で、一人一人の個人情報を結びつけて活用する番号制度は、個人情報が容易に集積されることになります。一たび流出したり悪用されたりすれば、甚大なプライバシーの侵害、成り済ましなどの犯罪の危険性を飛躍的に高めることになります。

 日本年金機構から125万件の情報流出が発覚するなど、情報流出事件が相次いでおります。対策をとっているとしていますが、人間がつくり、運用する以上、100%安全はあり得ません。さらに、不正取得やカードの偽造、成り済まし犯罪などの危険は避けられません。その上、公的機関による人権侵害の個人情報収集や国民監視が繰り返されております。マイナンバー制度は、その危険性をさらに高めかねません。この条例がなくとも、これまで社会保障給付等に関する事務は行われてきました。実施を中止しても、市民生活に何ら支障はありません。徴税強化や社会保障給付の抑制につながる可能性があるためにも、反対をいたします。

 次に、議案第67号常滑市工場立地法地域準則条例の制定についてであります。

 市内への新たな企業の誘致を進めるためだけでなく、市内の企業の流出を防止するために、設備投資をしやすい環境を整備するために、この条例制定をしていくことになっております。工場敷地内における緑地帯は、企業の社会的責任を果たすために、工場内の騒音防止効果、CO2など温室効果ガスを取り除く効果や、炭酸同化作用による大気の清浄化、火災や爆発などの事故発生時の緩衝地帯の役割、無機質な工業地域における近隣住民へのリラクゼーション効果など、環境保全や防災上の大きな役割を果たしております。

 また、大気汚染や、土壌汚染、水質汚濁といった高度成長期に起きた深刻な公害の反省の上に立ち、現在の環境基準をつくり上げてきました。この条例の対象となる特定工場は、敷地面積9,000平方メートル以上、また、建設面積3,000平方メートル以上の一定の規模にある工場、企業が対象であり、企業の社会的責任を果たすことは、資本的にも十分可能であると考えます。

 また、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議で採択された地球温暖化対策の枠組パリ協定は、全ての国が2020年以降の温室効果ガスの削減目標をつくり、5年ごとに見直すことを義務づけられました。企業に対して、社会責任を果たすためにも、特定工場に対する規制を守らせる必要があるのではないでしょうか。

 以上の理由で反対をいたします。

 次に、議案第68号常滑市モーターボート競走事業の設置等に関する条例の制定についてです。

 競艇事業を特別会計から企業会計へ移行することになっています。今まで契約の締結、財産の取得、処分など、議会の議決が必要でありましたが、議案要件が予算、決算のみになり、それ以外は報告でも可能になります。モーターボート競走事業に対して議会のチェックが弱まるため、反対をいたします。

 議案第69号常滑市職員の再任用に関する条例の一部改正についてから議案第72号常滑市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての4議案については、2012年に公布された被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律を根拠に、文言等の変更をされております。しかしながら、成立された法律といえど、市民の利益を損なう可能性があるため、賛同することはできません。

 この法律は、年金受給の条件となる加入期間を25年から10年間に短縮したこと、男性にも遺族年金を支払うことなど、幾つかの改善点はありました。しかし、共済年金制度と厚生年金制度の一元化をさせるに当たり、保険料を引き上げ、年金給付水準は一方的に引き下げる内容でありました。無年金・低年金問題の根本的な解決として、最低保障年金を確立して、年金額の底上げや、特例水準の解消や、マクロ経済スライドをやめ、減らさない年金にするべきであること、消費税を財源にしていることなどを考えても、認めることはできません。

 最後に、議案第77号第5次常滑市総合計画基本構想の策定についてであります。

 今回の第5次総合計画は、2016年から2024年までの9年間にわたる計画ですが、根底にあるのは空港に依存した計画であることであります。第1章の将来の都市像と基本理念において、将来の都市像を感動を次世代につなぎ、世界に開くまちとこなめ、焼き物・海・空を生かしてとありますが、私たちが実際に暮らしている土地については目を向けていないのではないでしょうか。基本理念に将来をつなぐまちとあります。つないでいくためには、1,000年の歴史を誇る焼き物産業や、自然の恵みである農漁業の活性化を図るなど、常滑市全体の産業を生かしていかなければならないと考えます。選択と集中を図るだけでは、市全体の活性化が図れないと思われます。

 ただいま申したことをよりあらわしているのは、施策の大綱の第4節、活力とにぎわいあるまちづくりです。農漁業、商工業の振興を最初に記してはいますが、企業誘致と観光振興、それとともに空港の機能強化や、西知多道路などの要望等に比重を占めております。焼き物、海等の地域資源を生かした観光振興とありますが、常滑らしさを出すためにも、農漁業や焼き物産業の振興を推し進めるべきではないでしょうか。農漁業では、自給率の低下や食料、安心安全を守るため、また、観光面において、飲食店がなければ人が集まりにくいということが、今回、12月議会の一般質問でも当局の答弁がありました。常滑市には優良な農地がありますので、それを生かした農漁業の振興にも力を入れていくべきだと考えます。農漁業、商工業の振興という言葉でなく、自給率を上げ、地産地消の農漁業、1,000年の歴史を受け継ぐ窯業の振興などの常滑の経済を支えてきた産業を押し出すことが必要ではないかと思います。

 以上、反対討論を終わります。



○議長(加藤久豊) 以上で通告による討論は終わりましたので、討論を終結いたします。

 これより順次採決を行います。

 なお、採決に当たっては、反対討論の通告のあった議案を除き、一括採決をいたします。

 まず、議案第61号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第62号から議案第65号までの4件について、一括採決を行います。

 本案4件について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第62号から議案第65号までの4件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第66号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第67号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第68号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第69号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第70号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第71号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第72号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第73号から議案第75号までの3件について、一括採決を行います。

 本案3件について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第73号から議案第75号までの3件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第77号について採決を行います。

 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第78号から議案第81号までの4件について、一括採決を行います。

 本案4件について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第78号から議案第81号までの4件は原案のとおり可決されました。

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△議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決



○議長(加藤久豊) 次に、日程第21、「議員提出議案第3号常滑市議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。9番盛田克己議員。

     〔9番 盛田克己登壇〕



◆9番(盛田克己) ただいま議題となりました議員提出議案第3号常滑市議会会議規則の一部改正について、提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、近年の男女共同参画の状況に鑑み、地方議会においても、男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、会議の欠席の理由に出産の場合を追記するものでございます。

 また、議会改革推進委員会から答申もあり、本会議における議案質疑の回数を2回から3回に改めるものでございます。

 なお、附則におきまして、この規則は、公布の日から施行することとしております。

 以上、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(加藤久豊) 提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(加藤久豊) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

     (「ありません」の声あり)



○議長(加藤久豊) 討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。

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△議員の派遣について



○議長(加藤久豊) 日程第22、「議員の派遣について」を議題といたします。

 本件につきましては、お手元の配付のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定により議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(加藤久豊) ご異議なしと認めます。よって、本件については、議員を派遣することに決しました。

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△市長挨拶



○議長(加藤久豊) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、会議を閉じることにいたしたいと思います。

 閉会に当たりまして、市長から挨拶の申し出がございますので、これを許します。市長。

     〔市長 片岡憲彦登壇〕



◎市長(片岡憲彦) 議長のお許しをいただき、平成27年第4回市議会定例会の閉会に当たりましてご挨拶を申し上げます。

 去る12月9日から本日までの14日間にわたりまして本定例会を開催いただき、また、ご提案申し上げました案件につきまして、慎重なご審議をいただき、原案どおりご決定を賜り、まことにありがとうございました。

 執行に当たりましては、議員の皆様方からいただきましたご意見等を十分尊重させていただき、適正な行政運営に努めてまいる所存でございます。

 今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

     〔降壇〕

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△閉会の宣告



○議長(加藤久豊) これをもちまして、平成27年第4回常滑市議会定例会を閉会いたします。

     午前10時11分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成27年  月  日

                    議長  加藤久豊

                    議員  都築周典

                    議員  岸田嘉成