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愛知県 常滑市

平成25年  9月 定例会(第3回) 09月04日−03号




平成25年  9月 定例会(第3回) − 09月04日−03号







平成25年  9月 定例会(第3回)



        平成25年第3回常滑市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

 平成25年9月4日(水)午前9時30分 開議

第1 一般質問

   7「4番」 井上恭子

    (1)危険な公共施設の修理・更新の実施を早急に

    (2)審議会などに女性の積極的な登用を

    (3)市長のリーダーシップの強化を

   8「11番」 伊奈利信

    (1)常滑市国際化推進計画について

本日の会議に付議された事件

 議事日程(第3号)のとおり

出席議員(18名)

      1番  西本真樹

      2番  森下 宏

      3番  加藤代史子

      4番  井上恭子

      5番  竹内嘉彦

      6番  川原和敏

      7番  伊藤辰矢

      8番  杉江繁樹

      9番  冨本 健

      10番  成田勝之

      11番  伊奈利信

      12番  稲葉民治

      13番  相羽助宣

      14番  伊藤史郎

      15番  加藤久豊

      16番  中井保博

      17番  村上道明

      18番  盛田克己

欠席議員

      なし

説明のため出席した者の職氏名

 市長          片岡憲彦

 副市長         栗本儀則

 副市長         山田朝夫

 教育長         加藤宣和

 総務部長        山口 学

 企画部長        石井隆光

 福祉部長        岩田久喜

 環境経済部長      竹内洋一

 建設部長        中野一成

 競艇事業部長      平岡雅至

 病院事業副管理者    山本秀明

 病院事務局長      皿井敬治

 消防長         石川忠彦

 教育部長        榊原直樹

 消防次長兼消防課長   都築勇次

 秘書広報課長      岸田耕平

 総務課長        澤田忠明

 安全協働課長      瀧田宜輝

 職員課長        古川章江

 企画課長        加藤福敏

議会事務局職員の出席者

 事務局長        山下金男

 議事課長        田中悦子

 課長補佐        芦田順子

 主事          鯉江 徹

     午前9時30分 開議



△開議の宣告



○議長(盛田克己) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(盛田克己) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

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△一般質問



○議長(盛田克己) これより日程に入ります。

 日程第1、「一般質問」を行います。

 昨日の一般質問に引き続き、発言通告順に行います。

 質問の方法については、壇上での総括質問を1回、自席での再質問は一問一答方式により、時間は答弁を含めて60分でございますので、よろしくお願いいたします。

 また、質問は通告内容に従い、答弁は簡明に行っていただくよう、よろしくお願いいたします。

 発言通告順に順次質問を許します。

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△井上恭子



○議長(盛田克己) まず、4番井上恭子議員の質問を許します。井上恭子議員。

     〔4番 井上恭子登壇〕



◆4番(井上恭子) 皆様、おはようございます。

 4番、新風クラブ井上恭子でございます。

 通告に従いまして質問をいたします。

 1問目、危険な公共施設の修理、更新の実施を早急にでございます。

 常滑市は、公共施設更新問題が重要だと認識し、老朽化した公共施設の更新、修理、耐震など毎年行ってはおりますが、財政難ということで、全庁的で一元的な施設管理情報、いわゆる公共施設白書がつくられておりません。しかし、常滑市は競艇収入という潤沢な財源がいつまでもあると思い、他市町村より多くの施設が建設されておりますので、この問題を積極的に進める必要があります。

 特に、常滑市は昭和30年から昭和40年代に建設された公共施設が100施設以上あり、危険が叫ばれている施設が少なくありません。そこで、早急に全庁挙げて公共施設の危険箇所の調査をし、改修工事を早急にすべきではないかと思っております。

 そこで、以下質問をさせていただきます。

 ことし3月議会での一般質問で、老朽化により存続が困難な施設は現状では特にないものと認識をしておりますと答弁がありましたが、私、今回、比較的新しい西浦北小学校を除いて全ての小中学校の見学に行ってまいりました。しかし、正直に言って余りのひどさに少しびっくりいたしました。

 そこでお伺いします。現在行政として新たに危険と思われる箇所はどれくらいあると認識していらっしゃいますか。

 2問目、審議会などに女性の積極的な登用をでございます。

 安倍政権下になり、女性の活躍の向上を訴えておりますが、常滑市においてはどうでしょうか。常滑市の審議会、委員会は現在51あり、女性の登用率は平成25年度、21.5%であり、10年前の25.2%から3.7ポイント減少しております。また条例、規則、要綱に基づく人選、いわゆる充て職も多いため、形骸化も叫ばれております。審議会とは、市民の参加により広く民意を反映するという効果が期待され、行政の機能を補完するものとして大きな役割を持っています。その機能を十分発揮させるためには、女性の能力や発想をもっと活用すべきであると存じます。

 そこで、以下の質問をします。

 私の平成20年12月議会の一般質問で、常滑市男女共同参画プランでの各種審議会委員への女性登用率の目標を、平成22年度までに30%以上としておりますという回答をいただいたのですけれども、それができなかった理由をお聞かせください。

 次、3問目、市長のリーダーシップの強化を。

 財政再建、防災対策、企業誘致、雇用確保、教育並びに青少年問題、市民生活などなど、どれをとっても、とてつもなく難問題ばかりで、常滑市の前に立ちはだかっております。しかしながら、前に進むためには乗り越えていかなければならず、市役所だけではなく市民も一緒になって総動員で取り組まなければ、解決の糸口すら見つけられないと存じます。そのためには、皆様の力を集結させ進むべき方向を指し示す総司令官は、市長でしかできないと思っております。

 まずは、より一層のリーダーシップ力の発揮を可能とさせる組織やシステムを構築させるために、以下の3点をお伺いします。

 1、現在市長が考えている方向性と解決策は、どのようなものであるのでしょうか。

 2、市長としての適切、的確なリーダーシップ力を発揮させるために、現在どのような方法で正確な情報が漏れなく上げられているのか、また市長自身による現状把握はどのように行っているのでしょうか。

 3、上がってきた情報については情報を共有化し、可能な限り情報公開を早急に実施し、多くの英知を集めて対策を検討すべきではないでしょうか。

 以上、壇上での質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

     〔降壇〕

     〔総務部長 山口 学登壇〕



◎総務部長(山口学) 井上議員の1番目と2番目のご質問についてお答えさせていただきます。

 初めに、公共施設の修理、更新の実施についてでございますが、本市におきましては昭和30年代から昭和40年代にかけて、小中学校や幼保育園など、数多くの公共施設を整備してまいりました。これらの公共施設につきましては、その多くが築30年以上経過しており、今後修繕や改修、改築に多額の費用が必要となると考えられ、市の財政運営にとって大きな課題であると認識しております。

 今後は、公共施設の修繕や改修、改築のあり方に関し、施設の情報を集約し、現況を把握した上で計画的に対応していくことが重要となることから、市では今年度庁内に研究チームを設置し、公共施設情報の調査及び現況と課題の把握等を行う予定でございます。

 さて、ご質問の、施設において現在危険と思われる箇所はどれくらいあると認識しているかでございますが、老朽化に伴い危険度が高まっている箇所については、適宜応急対応を実施しているとの認識でございます。しかしながら、平成25年度当初予算を編成するに当たり、各所管課から公共施設状況調査票と年度別修繕計画の提出を求めておりまして、引き続き厳しい財政状況が続く中ではございますが、平成25年度当初予算におきまして緊急度、重要度が高い事業を厳選し、6,300万円余を予算化するとともに国の補正予算を活用し、平成24年度3月補正予算で常滑西小学校の大規模改造事業を、平成25年度6月補正予算で小中学校のトイレ改修事業を予算化したところでございます。

 修繕計画につきましては、平成25年度から29年度までの5カ年の計画について提出を求めておりまして、5年間で約24億円の要望がございましたので、厳しい財政状況が続く中、平成25年2月にお示しした一般会計歳入歳出収支見込みの中で、平成26年度以降、各年2億円の修繕費増額を見込んでおります。

 なお、過日行われました文教厚生委員会による小中学校の視察におきまして、修繕計画に計上されていない老朽箇所を多数ご指摘いただいたと聞いておりますので、冒頭に申し上げました庁内研究チームによる調査の中で再度精査していきたいと考えております。

 以上、1番目のお答えとさせていただきます。

 続きまして、2番目のご質問、審議会などに女性の積極的な登用をについてお答えします。

 常滑市では平成12年3月に、計画年度を平成22年度までとした常滑市男女共同参画プランを策定し、平成17年には社会情勢に応じ改訂版を策定しました。そして平成23年3月に現在の第2次常滑市男女共同参画プランを策定しました。審議会等委員への女性登用の促進につきましては、本プランの重点目標「? 誰もが参画するまちづくり」の主要課題「1 政策・方針決定の場への女性の参画の拡大」に位置づけ、推進を図っております。

 ご質問の、平成20年12月議会の一般質問で常滑市男女共同参画プランでの各種審議会委員への女性登用率の目標を平成22年度までに30%以上としておりますということでございますが、できなかった理由は何かでございます。平成25年4月1日現在の登用率は21.5%と、現在目標に届いておりません。30%の目標が達成できていない主な理由としましては、まず特定の役職にある人を委員に登用していることが挙げられます。この場合、各団体の代表者や管理職の女性登用が進めば、目標を達成することになります。また、地区等において立候補者による選挙で委員が選出される場合については、女性の立候補者が増えることによって目標達成に近づくことができます。その他、専門的分野に女性が少ないことで目標を達成できていない場合もあり、女性の専門分野への進出が増えると目標達成に近づいていきます。

 登用率アップの対応としましては、各課室における女性登用の取組や方向性を毎年度報告してもらい、実績報告書に掲載しております。また平成21年度から、毎年度の実績報告時に文書にて女性委員の登用についての目標値や留意点を明記し、各課室に取組を依頼しております。

 女性委員の登用に向けた主な留意点は次のとおりでございます。1つ目は、特定の役職にある人を委員に登用していることに対する柔軟な対応として、「団体の長」から「団体の長またはその指名する者」への緩和や、全体に占める割合の縮小、2つ目は、慣例等の見直し、3つ目は、人材の掘り起こしとして、公募の活用や肩書、経験年数にとらわれない幅広い人材登用、専門的な知識、技術を有する女性の登用、最後に4つ目として、市の職員が構成員になっている場合の女性職員の登用としております。

 しかし、結果として目標に届いていない現状からしますと、これまで同様の取組では目標達成が困難であることが伺えます。今後はこれまでの経過を踏まえ、新たな取組をする必要があると思われますので、例えば審議会ごとに目標達成までの計画書の提出を求めて推進していくなど、効果的な取組をしてまいりたいと考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。

     〔降壇〕

     〔企画部長 石井隆光登壇〕



◎企画部長(石井隆光) 井上議員の3番目のご質問、市長のリーダーシップにつきましてお答えをさせていただきます。

 現在本市では、市民の皆様にお示しした市長マニフェストに沿いまして、「常滑再生。」「削減から成長」を目指し、各種施策を実施しております。また、危機的な財政状況を踏まえて策定した再生プランに基づき、行財政改革を推進しているところでもございます。

 市長マニフェストの推進につきましては、位置づけられております各種取組項目について、本年5月に公表しております資料「常滑再生。の実現に向けて」でお示ししておりますとおり、人と暮らしが明るく元気なまちの実現、活力に満ちた明るく元気なまちの実現、行財政改革による明るく元気なまちの実現について、順次取り組みを進めているところでございます。

 また、再生プランにつきましては、市民の皆様のご理解、ご協力をいただきながら、全職員が一丸となって取り組んだ結果、昨年度の取組結果につきましては、7月の市議会協議会でご報告したとおり、目標とした効果額約15億円に対して、実績として約17億円、達成率約114%という結果でございました。引き続き目標といたします安定した財政運営の基礎づくりに向けて、市長以下全庁一丸となって取り組んでまいります。

 さて、ご質問の1点目、市長が考える方向性と解決策につきましては、先ほど申し上げましたとおり再生プランに基づく行財政改革、またマニフェストで示された明るく元気なまちの実現に向けて、市民の皆様、関係者の皆様のご協力をいただきながら確実な取組を進めることが、現状における常滑市長としての責務であると考えております。

 2点目の、庁内における正確な情報の把握につきましては、情報と申しましても重要度、緊急度等さまざまございますが、重要な案件については市長以下、幹部職員で構成する幹部会議を毎月3回ないし4回定期的に開催し、情報の共有を図るとともに、必要に応じて市長として判断、意思決定をしているところでございます。また、緊急的な案件については職員から適宜報告を上げ、必要な指示を仰ぐ等、市長の方針を確認しつつ、適切な対応に努めているところでございます。

 なお、業務上の伝達以外にも、市長の考え方や思い等については職員が閲覧可能な庁内のネットワーク上において、市長直伝という形で示されております。市長就任以来ほぼ週1回の頻度で掲載されておりまして、全職員に浸透しているものと考えております。

 3点目の、市民との情報共有につきましては、現在広報とこなめ、市ホームページ、CATVのデータ放送、その他毎月の記者会見等を通じまして、市民の皆様への情報提供に努めているところでございます。こうした中、さらなる情報発信の強化を目指し、フェイスブックなどソーシャルメディアの活用について検討を進めておりまして、市民と行政が必要な情報をリアルタイムに共有できるような仕組みについて環境が整い次第、導入、活用してまいりたいと考えております。

 また、市の基本的な施策に係る計画の策定等を行う際には、市民の皆様からご意見をいただく手続といたしましてパブリックコメントを実施するとともに、必要に応じて関係団体や公募市民の皆様にご参加いただく各種委員会等を設置しているところでございます。

 いずれにいたしましても、庁内での情報共有はもちろんのこと、市民の皆様あるいは市外部への情報提供、情報発信を進めつつ、関係者の皆様からいただいたご意見を十分に踏まえながら、市長の方針のもとで市政の運営、施策の推進に努めてまいりたいと考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。

     〔降壇〕



◆4番(井上恭子) 自席での1回目の質問をさせていただきます。

 危険な公共施設の修理、更新の実施を早急にということで、危険と思われる箇所はどれぐらいあると認識しているのかということへのお答えですけれども、昨日も冨本議員の公共施設更新のためのプロジェクトづくりチームをつくったりとか、今も言われたように研究チームを入れて把握したりとか、かなり行政の方たちは本当に真剣になってやっていてくださるなということは感じております。

 ただ、最近の事例で言いますと、鬼崎公民館を社会福祉協議会にしたりとか、各地域の老人の家などを移譲したりして、本当によくやっていると思います。しかし、行政側はそうやってプロジェクトチームをつくり自分たちで一生懸命やっているのですけれども、私たちに全体像が見えてこないのですよね。全体像が見えてこないということは、どこが危険でそれをどう見きわめて優先順位としているかというところ、それが見えてこないんです、実は。

 それと、昨日の冨本議員の公共施設更新のときのお答えの中でちょっと気になったことをお伺いしますけれども、この更新問題を第5次総合計画に入れていきたいと言われましたけれども、それこそ危険な箇所というのは本当に早急にやらなければいけないので、それまでの間、この1年の間はどんな計画を持っていらっしゃるのでしょうか、お伺いします。



◎総務部長(山口学) 総合計画にうたっていくということについては、その修繕のことについて今後計画的にということでございますが、喫緊の危険であると思われる箇所については早急な対応をしていくという答弁をさせていただいたつもりでおりますので、現在の予算の中、その範囲内でやれるところは早くやっていくということでございます。

 以上でございます。



◎企画部長(石井隆光) 昨日の答弁のご紹介をいただきました。きのうお答え申し上げましたのは、次の市の総合計画なり中長期計画をつくる中においては、公共施設の更新問題、あり方の検討というのは重要なテーマになりますという趣旨でお答えをさせていただきました。次の中長期の計画のあり方は、今まだ検討中でありますので、そこに明確に記入するとか、そういうことはまだ定めておりませんのでよろしくお願いします。

 それから、庁内の公共施設の在り方研究チームにおいて検討するのは、緊急の当座解決しなくてはならない問題もそこの中にはテーマとしてありますが、どちらかというと長期の公共施設のあり方をどうしていくのだ、老朽度、危険度、そういったこともその検討の考慮の中には入ってまいりますが、利用者の状況、人口の状況、いろいろなところを資料として収集して、全体を見て将来的に施設をどう整理していくかというところでありますので、緊急的な対応と公共施設の長期の検討と、ちょっと着眼点が異なりますのでその辺はよろしくお願いいたします。



◆4番(井上恭子) この3月議会でも私言ったと思うのですけれども、千葉県の佐倉市、そこではコンクリート片、これぐらいであるそうですけれども、コンクリート片が落ちてきた、これではもう危険だということで、公共施設の老朽化問題をするという、そういうきっかけになったということなのです。

 それと常滑市においても実際、市民病院の病棟のひさしから落下したコンクリート片で、車のフロントガラスがクモの巣状に割れたというのは、フェイスブックを見られた方はご存じであると思うのですけれども、これが人間だったらどうかなというのを感じたわけです。今ここ、実際にコンクリート片が三和小学校の北側の校舎の下にこういうのがいっぱい落ちているのですね。もちろんそこは通らないようにという指示はあることはあるのですけれども、でもそれがいつ何どき落ちてくるかというのは、それは誰にもわからないわけですよね。確かに学校が毎年書類を出して、これだけのことをやっていただきたいと出すのですけれども、教育委員会としては直ちにすぐ来ていただいて修理はしてくださると、しかしそれが本当に果たして危険を回避することになるんだろうか。というのは、お金がないからこの部分はまだ後回しというふうになっているというのが現状だということを先生たちは言っておられました。

 これは昨年、業者に支払う小学校のパソコンの借り上げ料、これは6年間で6億円支払っていたということとか、それから私が毎回言っているのですけれども、2市3町で建設する予定のごみ焼却場建設に莫大なお金をかけていた、無駄なお金をかけていたと私は思っております。行政側ではそれは当然であると思っているかもしれないけれども、私個人的にはもっと調査研究していればこんなことにならなかったなと。そういう業者へ委託したお金というのは、私は無駄だという部分がまだまだ、そうたくさんあるわけではないかもしれないですけれども、あると思うんですよ。だから本当に緊急性のある、子どもたちの安心・安全のほうにそちらのお金を持っていくという、これがまず優先順位ではないかなと思いますけれども、ほかから持ってきてという、先ほどお答えしていただいて、2億円ずつの増額を考えているということなので、それがそういう意味であると思うのですけれども、再度お答えください。



◎総務部長(山口学) 病院でのコンクリートの剥離の事故であります。それは承知をしておりまして、実はかなり以前なのですが、市民アリーナがございましたときにも同じようにコンクリートの剥離がございまして、車を少しかすめて損害賠償したというような事例もございます。そういったころからコンクリートの剥離については少しずつ問題になっているという認識はしております。

 壇上での答弁とまた同じになってしまいますが、本当に緊急度の高いものについてはいち早く取り組んで、修繕させていただきたいと思っております。今回議会の皆様いろいろ調査をしていただきまして、私ども新たに把握をさせていただいた箇所がかなりございます。またそちらも先ほどからお話があります研究チームで再度精査をさせていただいて、もちろん現場も把握させていただいて対応をしてまいりたいなと思っております。

 以上です。



◆4番(井上恭子) 今のお言葉でやってくださるということが伝わってはきておりますが、しかし私は本当にすぐやってもらいたいなという意味合いで、ちょっと提案なのですけれども、実は地方公会計の新しい展開と資産管理ということで、公認会計士の中神さんという方が提言しているのですけれども、固定資産台帳と複式簿記を併用すれば公共施設問題も解決すると、公共施設白書をつくるよりももっと簡単にできるのではないかという提案があるのですけれども、そういう方法はどうでしょうか。この前固定資産台帳がないと伺ったのですけれども、どうでしょうか。



◎総務部長(山口学) 固定資産台帳がないといいますか、公共的なものについては基本課税としては非課税ということでございますので、幾分か評価がしてあるものもあるかもしれませんが、一般的には評価をしてございませんので、価格についてはこちらのほうはわからないということでの台帳がないという話であると認識しております。

 以上でございます。



◆4番(井上恭子) 早急に小中学校、ただ小中学校の子たちも公民館とか図書館などにも行きますので、やはり全容を見回せるようなものが早急にできたらということで思いますので、よろしくお願いいたします。

 では、次の質問にまいります。

 次に、審議会などに女性の積極的な登用をということで、それができなかった理由を今お伺いしたのですけれども、確かに特定の役職のために女性が出にくい、立候補制で選挙で出ているから無理であるとか、専門的な分野に女性がいないからという、その意味もわかるのですけれども、私がこの質問をしようとしたきっかけというのは、私もうこれで4回目ぐらいかな、審議会について質問しているのは。そのときに審議会の議事録の提出をお願いしているにもかかわらず、その後も毎年事務局に伝えていても議事録が出てこないというのが、私は一番不思議なことでした。

 それからもう一つ、最近常滑市の防災会議に傍聴に行きますと、男性が49人で女性が1人、これは日赤の方だけでした。それから、地元の防犯の会合に行っても女性は私1人だけです。皆さんご存じのように、3.11以後、女性の指導者をと言われているにもかかわらず、審議会の女性登用率も実は実際下がっているわけですね。今いろいろ理由を言われたのですけれども、簡単に言ってほしいのですけれども、これは職員の声がけが足りないと解釈してもよろしいのでしょうか。それは違うのなら違うと言ってください。



◎総務部長(山口学) 簡単に申し上げますと、職員の声かけが足りないということではないと私は認識しております。先ほど審議会の、例えばこの公募がどうかという話の中で、条例等々で定められている審議会の公募の状況に関してお話をさせていただきますと、公募の審議会というのがかなり少ないというところがございまして、ほとんどは、例えば先ほどの俗っぽい言い方をしますが、充て職でありますとか学識経験者でありますとか、そういった方が審議会のメンバーに入っているというケースが多うございます。

 それから、議事録の話も少し出ましたので参考までにお話しさせていただきますが、こちらのほうで調査をしました結果、議事録が全くないというところが42審議会中4審議会、ただこの4の審議会の中には実際監査委員なども入っておりますので、監査委員につきましてはそれぞれ監査報告をしていただいておりますので、それでかえさせていただいていると認識をしております。つまり議事録が実際に整っているというところは37ございますので、もうほとんどが議事録については整備がされているという状況でございます。

 以上です。



◆4番(井上恭子) では、私の間違いなのですかね。議員の図書室のところに出ている審議会の報告なのですけれども、この37出ているというのはどこに出ているのでしょうか。



◎総務部長(山口学) 担当内で決裁の上、担当課で保管をしていると認識しております。



◆4番(井上恭子) ということは、市民にも私たちにも目に触れていないということでしょうか。私たちが見に行けば見られるということですね。



◎総務部長(山口学) 内容にもよると思います。内容によりますというのは、個人情報でありますとかそういった情報が入っている場合ですと、そこの部分はご覧になれないという場合もございますが、一般的には開示をさせていただいていると認識しております。



◆4番(井上恭子) ちょっとこれはもう一回、戻ってからこの件については確認したいと思うのですけれども、先ほど審議会の登用率が上がらないのは女性職員の問題ではないと言われましたけれども、国の方針であると思うのですけれども、それこそ平成12年、平成17年、平成23年、このような立派な「Shall we…ともに参画しませんか」という書類は出ていて、すごくきちっと書いてございます。それからこういう報告書も、平成22年度、平成23年度も載っていますけれども、実はこの中で、もちろん登用率の部分ですよ、女性の登用率は下がってはいませんと書いてあるところがあるのですよ。これちょっと確認してもらいたいのですけれども、そういう認識がちょっと違うなということと、それとこれ平成12年からやっているということは、もう13年の間に下がらなかったということが、私、職員の方どうかなと思ったんです。というのは、実はこれをつくった年が、それから施策をやった年が、登用率が上がっていたかというと、そうではないですよね。全然そんな何かをやったから上がったということではないのですよ。ただ単にそのままになっていたのではないかなという形跡が見られるので、それは見解の相違かもしれないのですけれども、私は職員がやはり意識を持つことによってこれは随分変わるなと思いますので、女性を審議会に登用するメリットをいま一度お伺いします。



◎総務部長(山口学) 女性が審議会の中に入るメリットというお話でございます。女性が入ることによりまして多様な意見が出るでありますとか、その内容にある分優しさ等々が入るというようなこと、また内容については市民に対してわかりやすい表現がされるとか、そういったことはあると個人的には認識をしております。

 以上です。



◆4番(井上恭子) 私なりのメリットというのをちょっと発言させていただきますと、昨日西本議員の介護の問題で、介護時間が1時間から45分になりお年寄りが本当に嘆いているということを言われました。私も昨年まで母の介護をしておりましたので、これすごくよくわかるのですよ。このことは、実際介護をしている人の声が上がっていないなと。もちろんこれは国の問題ですけれども、介護する人の声が上がっていない、要するに決定の場所に女性がいないからではないかなと。ただ効率性だけを求めて、実際介護をしたときに本当に45分でやれるのかと、布団を干しても今度それを片づけることができないとか、ゆっくり外に歩いていって買い物をしたいというのは、本当にお年寄りの考えなのです。だからそういうことも加味したときに、決して女性が介護されるばかりではないのです、男性も介護されるわけだから。男性は皆さん、うちの奥さんがやるからいいみたいな、これからはそういうわけにいかないので、男性の問題でもありますので。

 特にそれと、また最初に冒頭で言いましたように防災の関係です。瀬木町でもいろいろな講演会をされて、そこでやはり女性でしかできないことというのがたくさんありましたよというお話も聞いております。ですから、女性が自発的に動ける体制にするには、やはり女性が決定権のある場所につくこと、つまり審議会への女性の登用だと私は考えております。現実に公募がされている審議会が少ないと言っておりますけれども、それを公募を多くするとか、また職員は、男女共同参画基本法の第5条と第9条の女性参画の責務が求められていますよね。ですから、こういうものをつくっていくためには税金も投与するわけですので、本当に実質ここに書いてあることが遂行されるような政策をやっていただきたい。だから必ずや平成26年には、女性登用率30%以上ということを実行していただきたいと思うのですけれども、それにはやはりそのまま置いておいては上がらないと思うので、クオーター制なんかを入れたらどうかなと思うのですけれども、クオーター制というのは割り当てです。ここには女性が必要なのでここには何割とかということを、そういうのを入れるというのはいかがでしょうか。



◎総務部長(山口学) いろいろご意見ありがとうございます。

 この審議会でございますが、審議会の委員に関して申しますと、要綱で定められているというものでございます。その中で公募の部分があれば公募ということでございますので、要綱の改正から必要になってくるということでございます。ただ、女性の意見は大事でございますし、必要であると思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、先ほどの防犯の関係でたまたま具体的にお話をさせていただきますと、大野地区が今年度防犯のモデル地区ということで委嘱状をお渡しさせていただいたときに、井上議員がお見えになりましてそういうお話はされたということでございます。ただ市内には、ある地区ではもう何年も前から区議会議員に女性が入って区の運営、それから事業の運営をしていただいているところもございますので、その地区地区の女性にひとつ頑張っていただいて、地区でのリーダーシップを発揮していただけるような常滑市になれば、もっといいまちになるのではないかという認識をしております。

 以上です。



◆4番(井上恭子) 地区地区の違いがあるので、一つにくくるわけにはいかないかもしれませんけれども、そのようなところをリーダーシップをとるのは行政であると思いますので、今後お願いしたいと思います。

 では、次の質問に移ります。

 市長のリーダーシップの強化をということでお伺いいたしました。今のお答えでまいりますと、行政側はプロジェクトチームを編成して月に三、四回とか、職員からの報告を仰いだりとか、庁内のネットワークを週に1回市長は伝えているとか、それから市民に対しては広報、ホームページ、また市民の声を聞くにはパブリックコメント、各種委員会の設置で聞くということなのですけれども、これだと市民からの声というのが、パブリックコメントでは絶対に入ってこない、絶対にと言うと変なのですけれども、ほとんど入ってこないということを私はいろいろな勉強会に行きますとそれはよく聞きます。

 市民の声を吸い上げるというのをもうちょっとしていただきたいなということと、ちょっと最近それとは違った感触を持った事例がありましたので、言わせていただきますと、先日、日進市で勉強会があるということで、決算カードの資料の提出をいたしました。そうしたら9月議会の書類配布日が決まっていると、それからほかの議員にも配っていないと。でも決算カードというのは配りませんけれどもね、実際には。これは公平性を保つためには差し上げられないと言われて、その日だったので勉強会に行きましたら、15人いた中ほかの14人は全て決算カードを持っていたのです。こんな事例があったのですけれども、市長、この事例についてどう思われますか。見せてはならないという地方自治法があるのでしょうか。お伺いします。



◎企画部長(石井隆光) 前半でお尋ねをいただきました、市民の声をもっと吸い上げるべきというご指摘です。市長は、恐らくご存じであると思いますが、夜もなく休日もなくいろいろな会合に出られたり、地区地区の行事に積極的に出られたり、その場面場面でテーブルについた、かた苦しい話だけではなく、素直な市民の考え方、意見を広く聞いていただいていると思っております。よろしくお願いします。



◎総務部長(山口学) 決算カードのお話でございます。決算カードを研修の場でほかの14自治体の方たち、議員の方たちはお持ちだったというお話でございます。

 なぜお渡ししなかったかということについては、今理由をお話ししていただきましたので全くそのとおりでございますが、決算カードには決算のいろいろな数値が載っております。決算のいろいろな数値が載っているということであると、決算書をまだ皆さんにお渡ししていない段階でそれをお渡しするというのは、これは公平性に欠けるのではないかという私の判断のもと、決算カードについてはお渡しをしなかったということでございます。ただ、14自治体のある自治体については、一応こちらも財政担当にお話を伺いましたところ、数値はある程度は載っているということだったのですが、部分部分では数字が除いてあるというようなお話も伺っております。ということで、大変失礼なことをしたやに思われておりますが、私としましては公平性を重視させていただいたということでございまして、もう数日後でございましたら決算カードについてもお渡しができたと思っております。

 以上です。



◆4番(井上恭子) 実は、その日進市であった勉強会は決算についての勉強会でした。そこでこういう、2012年決算14予算自治体財政という、ここに1ページ目に書かれていたのは、豊橋市ではもう既に8月の初旬に市のホームページで2012年度の決算カードが公表されておりますと書かれております。確かにこういうところは少ないかもしれません。しかしそこで講義を受けたことをちらっとお伝えしますと、決算統計調査検収調書というもの、これは分厚い何ページもあるもの、これは実は6月初めに愛知県に提出していますよね、決算カードのもとになるものというのを提出していますよね。それからその後に監査委員にももちろん、7月か8月ぐらいに提出していますよね。それと市役所も知っていますよね、市の職員も知っていますね。何で議員はその以前には、一議員ではだめなのですかということなのです。これはまさに「もんだ族」、これは3月議会で私言いました。役所というのはこういうもんだ、公民館はこういうもんだ、こういうもんだ、もんだと言っている間は公共施設更新問題は絶対できませんよと。これは秦野市の志村さんが言った言葉なのですけれども、これ3月議会にも言いましたよね。まさにこれがずっと綿々と続いているなと。

 それと隠蔽体質と言うとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、私は平成20年の会議のときに、その前の12月に実は75億円の財源不足があるということを入手しまして、それを言って、3月議会には予算を通すのではなくて、もう一度やり直してほしいと言いました。その後、実はその書類が1月にはもう既に役所内にあったということ、それを議員には知らせてもらっていないのですよ。だからもうそのまま予算は通ってしまったという。私、財政のことに対していろいろずっと、平成20年から言い続けてきましたけれども、その辺が何かいつも隠されているなというのはすごく感じます。何でこんな隠す必要があるのかな、私たちが勉強に行くのだったら、その書類をいただいて、その書類はもう外に出さないでくれ、そのかわりきちんと勉強してきて私たちに伝えることは伝えてほしいと、それが市長の言ういわゆる情報の共有ではないのでしょうか。市長のマニフェストには情報共有というのがありますよね。私はこれはもっと柔軟に出していかなければいけないなと思いますけれども、市長、いかがでしょうか。



◎総務部長(山口学) 決算カードに関してお話をさせていただければ、現在はお持ちであると認識をしております。

 議会の、議案の送付に関してお話をさせていただきますと、初日1週間前に皆様方のお手元に配付して、1週間の間に皆様、議案の勉強といいますか内容を精査していただきまして議会に臨んでいただくという、そういうルールのもとに行われております。したがいまして、例えばある自治体での研修会の日にちがもう少し遅ければ、どうぞどうぞというような形でお渡しができたと私も思っておりますし、その後でも決算カードをお渡ししておりますので、決して隠蔽体質ということではなく、議会のルールに基づいて書類をお渡ししたというようなことでございます。

 以上です。



◆4番(井上恭子) 議会のルールは誰がつくったんでしょうか。



◎総務部長(山口学) 議会のルールは議員の皆様、それから私どもの議会事務局のところで皆さんのご意見を伺いながらルールを決めてきたというような経緯ではないかと推測をしております。



◆4番(井上恭子) でしたら、議会はその件について話し合えば変わることであると私は思っております。こんなやりとりをしていても、今ちょっと平行線の感がいたしますので。

 私がなぜ決算カードのことを言ったか、実はこの決算カードというのはA4の表裏だったりとかA4の1枚だったりとかといって、これを見れば歳入歳出、それから経常収支比率から全てわかるわけですよね。これを私、20年以上全部持っておりまして、そして経年的にこういうふうに財政を見ていく。そうすると、もちろん役所の人に説明しているわけではないですけれども、市民に説明しているのですけれども、これを見た場合に全体像がわかるなと思いまして、それこそ提案なのですけれども、市長に。この決算カード、実は私今回数人の職員にも聞いたんですけれども、知らない方があるということで、やはり今回の公共施設更新問題にしても、どこを優先順位にするか、みんな自分の部がこれだけ去年あったので予算立てとしてこういうふうにとりたいとなっているのではないか。やはり全体の財政をきちっと把握した上で、そして本当にこれは必要ではないかということを真剣にやることではないかと思いますので、この決算カードをぜひ勉強会に取り入れてもらいたいなというのが一つと。

 それと、最近市民の皆様が市役所に来ますと、必ずお金がないんで申しわけないですねということで、なかなかいろいろな要望が聞き入れてもらえない。それは確かに事実なのですけれども、ある部分でやはりやれることはお金もそんなに使わなくてもやれること、これは市長のリーダーシップだと思います。先ほど最初の公共施設の問題、それから女性の審議会の問題、これも実は、私は常滑市の職員は優秀だと思っております、だから市長が投げかけてやってくれと言えば必ずやれます。ですからそんなところに、私はリーダーシップをとっていただきたいなと思っております。

 また、行政というのはイコール市民でもあるんですよね、実は。行政だけで、もうこれからは今後はやり切れない部分があります。ですから市民にもっともっと意見を、市民からの意見をもっと吸い上げてやっていくということ、そういう常滑市民のリーダーシップをとっていただきたいと思いますけれども、市長はいかがでしょうか。



◎市長(片岡憲彦) 井上議員からの幾つかの質問、ありがとうございます。

 市長のリーダーシップをということであります。

 先ほどの女性の審議会、委員会等への女性の登用ということについての質問がありました。その中で、市役所の管理職の登用についてお褒めの言葉がなかったのが大変残念なことでありまして、私としては自治権の及ぶところについては相当、今年度についても女性を登用したということは理解していただきたいと思っております。

 また、市民の意見等々を聞くことについても、私が市長就任して翌年の平成20年のときには、各区、28行政区を回らせていただきまして、市長と語る会ということでやらせていただきました。今年度についてはまだ1区だけでありまして、各区から要請があればすぐ出向くわけでありますけれども、そればかりではなくて、私は、いろいろな区の行事にも参加させていただいています。そういったときに、きのうの杉江議員ではありませんけれども、私は、話しやすいタイプだということでありまして、いろいろなことを市民から私に耳打ちがあります。これは直訴というのか、先ほどの公共施設の危険箇所ではありませんけれども、ある区に行ったときもちょうどりんくうビーチの手すりが危なくなっている、ボルトが外れているから何とかしてほしいということを聞きました。担当課に言ったところ、そういったことの確認がされていなくて、すぐ現場を見て確認したところ、相当の箇所が手すりのボルトが波に洗われて緩んでいたということもありまして、すぐ対処したこともあります。今そういった公共施設とかいろいろな修繕等で年間4億5,000万円使っているわけでありますけれども、先ほども部長が答弁しましたように、平成26年度から2億円上乗せして6億5,000万円前後の修繕にお金を使っていきたいと考えております。

 市長のリーダーシップ、行財政再生プラン2011で、目標値も当初の目標よりも超えて市民の皆様のご理解によって達成をしているわけでありまして、今後もそういった旗振りが弱いではないかと叱咤激励をしていただきまして、もっともっと常滑市再生に向けて頑張っていきたいと考えております。

 先ほどの決算カードにつきましては、隠蔽しているわけではなくて、時期的な問題であったということはご理解いただきたいと思います。私どもとしては、決算カードもこの決算特別委員会、この市議会に提出した以降はいつでも見られる状態にしておりますし、そういったことは情報の共有という形で示させていただいているということでご理解いただければと思っております。

 よろしくお願いしたいと思います。



○議長(盛田克己) 井上恭子議員の質問は終わりました。

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△伊奈利信



○議長(盛田克己) 次に、11番伊奈利信議員の質問を許します。伊奈利信議員。

     〔11番 伊奈利信登壇〕



◆11番(伊奈利信) 11番翔の会伊奈利信でございます。

 議長のお許しをいただきましたので、さきの通告に従い、常滑市国際化推進計画について質問をいたします。

 常滑市国際化推進計画は平成19年3月に策定され、平成28年度までの10年間を期間とし、世界に開かれたまち常滑の実現を将来目標に掲げ、実施されています。平成24年3月には、常滑市国際化推進計画中間評価委員会によりまして実施事業の検証や実施方法の検討などが行われ、中間評価報告書が作成されました。この報告書を踏まえ、片岡市長は今後の国際化推進について、常滑市の国際化をさらに効果的、効率的に推進していくと述べられています。

 そこで、以下3点について質問をいたします。

 1、現在の進捗状況はどうか。また課題はあるか。

 2、姉妹都市や友好都市の締結についてどう考えているか。

 3、将来目標の達成には関係団体や市民の協力が必要不可欠と考えるが、今後の取り組みの中でどのようなかかわりを望んでいるか。

 以上、壇上での質問といたします。よろしくお願いいたします。

     〔降壇〕

     〔総務部長 山口 学登壇〕



◎総務部長(山口学) 伊奈議員のご質問、常滑市国際化推進計画についてお答えします。

 常滑市では、中部国際空港の立地に伴う国際化の進展に対応するため、平成19年3月に常滑市国際化推進計画を策定し、各事業に取り組んでおります。本計画の前期最終年度に当たる平成23年度に中間評価委員会を設置して中間評価を行い、平成24年3月に報告書が市長へ提出されました。中間評価では前期事業36事業の取組状況を把握し、実施または着手している事業が多いものの、将来目標である世界に開かれたまち常滑の実現に大きく前進したと感じるまでには至っていないため、より明確な重点目標について検討し、事業の推進を図ることとしました。

 重点目標は、外国人居住者も暮らしやすいまち常滑とし、外国人居住者も暮らしやすいまちは市民と外国人が共生しており、外国人が来訪したくなるまちにもつながるとして定められたものです。

 また、重点目標を踏まえ、より効果的、効率的に推進できるよう、事業の優先順位を決めました。必須事業Aと選択事業Bに分け、特に優先的に実施すべき事業をAプラスとしました。Aプラスの事業としたのは、生活相談体制の整備、外国人居住者の相談に対応できる人材の育成、外国人居住者の活用の3事業で、これらの事業推進の役割分担について議論した結果、本市に長く暮らす外国人居住者にボランティアスタッフとしての活躍を期待することとなり、今後市と常滑国際交流協会を中心に、活動場所も含め、今回の中間評価委員会の意見を踏まえて体制整備を図ることが望まれるとしております。

 1点目のご質問、現在の進捗状況はどうか、また課題はあるかでございますが、中間評価報告書でAプラスの事業とした生活相談体制の整備、外国人居住者の相談に対応できる人材の育成、外国人居住者の活用の3事業につきましては、今年度からポルトガル語の対応を始めております。本市における外国人登録者国別人口のうち、最も多いのはブラジルで平成25年7月末現在245人、外国人登録者全体の約3分の1を占めています。そこで、ブラジルの母国語であるポルトガル語と日本語の2言語が堪能な方に依頼し、ブラジル人が生活しやすい環境整備を行っております。主な事業内容は、ポルトガル語を話す外国人居住者の生活相談、行政情報のポルトガル語翻訳や校正となっており、月1回、安全協働課内にて行っていただいております。

 その他の各事業の進捗状況といたしましては、例えば観光パンフレット等の多言語化や国際交流団体への補助金交付、国際交流団体による講座や交流事業、陶芸家による国際交流など、毎年度さまざまな取組がなされております。

 課題といたしましては、中間評価にもあったとおり、前期事業の多くは実施または着手しているものの、計画の将来目標である世界に開かれたまち常滑の実現に大きく前進したと感じるまでには至っていないことが挙げられます。原因はさまざまあると思われますが、一つには外国人登録者数に要因があることが考えられます。中部国際空港の開港に伴い、外国人登録者数の増加が予想されましたが、開港1年後の平成18年4月の登録者数714人に対し、平成25年7月は758人とほぼ同数になっていること、また県内市町村と比較しても外国人の数では54市町村中39番目、市の中では下から3番目、人口割合で見ると54市町村中45番目、割合は1.33%となっており、外国人居住者が多く対応を余儀なくされている市町村と比べ、優先順位が低くなることが考えられます。また1985年、昭和60年から始まりましたIWCAT、とこなめ国際焼き物ホームステイが平成23年、2011年で幕を閉じたことも要因の一つと言えます。

 2点目のご質問、姉妹都市や友好都市の締結についてどう考えているかでございますが、一般的に姉妹都市や友好都市の意義としては相互理解や国際親善の推進、地域の振興・活性化、さらには国際社会の平和と繁栄への貢献といったことが期待されており、全国における姉妹提携件数はことし7月末現在で1,646件、姉妹提携自治体数は856となっており、増加傾向にあります。一方、課題としては姉妹都市交流の形骸化が懸念されます。当初は盛り上がるものの、一定年数が過ぎると交流活動が停止状態に陥ってしまう例もあるようです。その原因としては、姉妹都市交流の目的の不明確さ、財政難、距離と言語の問題、民間交流の不成立などがあり、明確に目的や方向性を持って継続可能な交流事業を構築する必要があります。

 常滑市では、これまで姉妹都市や友好都市の締結はしてきませんでしたが、民間交流は非常に活発に行われてきたと言えます。さきに述べたIWCATでは、27年にわたり42カ国384人の参加者がありました。毎年のように過去の参加者が再び常滑を訪れ、ホストファミリーとの交流を行っています。またTSIE、常滑市児童生徒国際交流推進協議会の活動は1995年から始まり、常滑市内の小中学校の児童生徒に国際交流の機会や体験を与えることにより、児童生徒及びその活動関係者が国際経験の重要性を理解、認識できるよう努めておられます。毎年度複数の小中学校が派遣受け入れを行っており、マレーシア、インド、オーストラリア、アメリカ、中国、メキシコ、タイなど多くの国と交流を深めています。そのほかにもスマイルコンテナという市民活動団体が2009年、平成21年に設立され、タイの恵まれない人たちへ衣類や学用品、絵本、スポーツ用品などの援助をされております。

 このように、民間団体を中心に国際交流活動が活発に行われておりますので、姉妹都市や友好都市の締結については今のところ考えておりません。

 3点目のご質問、将来目標の達成には関係団体や市民の協力が必要不可欠と考えるが、今後の取り組みの中でどのようなかかわりを望んでいるかでございますが、本市ではこれまでにも民間団体を中心とした国際交流活動が活発に進められてきております。取組を継続し、さらに国際交流活動の輪を広げていくことが必要です。また、外国人居住者に対しては地域が手を差し伸べ、誰もが暮らしやすい優しいまちづくりを進める必要があります。計画の各事業には市の関係各課室、国際交流協会、商工会議所、企業、市民といった事業主体が明記されております。各事業主体のさらなる積極的な取組を期待するとともに、国際空港を有する、世界の玄関口に住む常滑市民として、一人一人が国際交流の主役であることを意識し、将来目標の世界に開かれたまち常滑の実現に向け、市民全員が自身でできることに取り組んでいただくことを望んでおります。

 以上、お答えとさせていただきます。

     〔降壇〕



○議長(盛田克己) ここで休憩といたします。再開は11時といたします。

     午前10時45分 休憩

     午前11時00分 再開



○議長(盛田克己) 休憩を解き会議を再開いたします。



◆11番(伊奈利信) それでは、自席で質問をさせていただきます。

 先ほど部長の答弁にもあったのですけれども、この中間報告書という評価の報告書ですけれども、その中の評価総括の中に、先ほど答弁にもありましたけれども、着手はしているというものの前進しているという手応えを感じるまでには至っていないというふうに、受けとめ方としては大変厳しいお言葉をいただいたと総括されております。

 これを振り返ってみますと、5年間で節目に当たってこういう評価を得るということは、この計画自体が本当に大丈夫かと受けとめられたのですけれども、手応えを感じないという部分の原因といいますか、どんな要因があってこの評価を得たのかというところを、感じるところをお聞かせください。



◎総務部長(山口学) 国際化推進計画、国際化というのはなかなか字で書くのは簡単なのですが難しいと私も認識しております。各事業52事業、いろいろございます。前期と後期で分かれてやっているものもございますし、前期後期続けて行っている事業もございます。ただ、事業を行えばそれでよいかというところが一番の問題ではないかなと思っております。前期を終わりまして、かなりピンポイントの形をとったものが、今回出されている重点取組項目ではないかなと。外国人の住環境をよくすることによって外国の方も来やすいまちになるということであるかと思いますが、そういったピンポイントをこれから続けていったその結果、全体的に国際化の状況が上がってくるというものであると思っておりますので、事業は漠然とは続けてはきておりますが、全体としてどうかと言われますと、先ほどの答弁のとおり、まだいまいち実感がないというところがございますので、それぞれピンポイントでこれから事業を取り組んでいったその結果として、皆さん個人個人が国際化というのを認識をしていただいたということであれば、事業達成ではないかなと考えております。

 以上です。



◆11番(伊奈利信) この中間報告書の中の事業一覧の、実施取組状況を確認しますと、本当にいろいろな取組がなされている、実施をされていると書かれています。大きく分類をしますと、行政がやるべきことと市民団体が主でやること、その2つに分けていろいろ広く眺めてみますと、市民団体の取組というのは大変意義があって、そして継続的にやられている、取組をなさっていると捉えることができたのですが、行政がすべきことに対しては非常に評価が低いのではないかなと捉えることができます。この行政がすべきことに対してこの中間報告書の評価については、すべきことに対してはどのような受けとめ方をしているのかをお聞きします。



◎総務部長(山口学) 行政がすべきこと、多々事業が書いてございます。事業の内容によってはただそれをつくっただけ、というものもございますし、続けてやっていくというものもございます。ただ、印象として行政の取り組んでいる事業がいま一つ表に出てきていないという部分があることについては否めない部分がございますので、この後期の部分を使って何とか全庁的に盛り上げをしていきたいと考えております。

 以上です。



◆11番(伊奈利信) 行政がすべきことという部分では、きちっとこの計画書に基づいて実施、そして効果的な、最終的な形を残していただきたいなと思っております。

 そしてこの中間評価報告書の中の外国人居住者の皆様へのアンケートというのがあります。その中に質問、アンケート内容の中で常滑市に住むようになった理由とか、その答えとしては人やまちに魅力を感じたとか、焼き物の勉強、そういったものもありました。常滑市のどこが気に入ったかという設問では、本当に人が親切であると、安全であるとお答えをいただいています。逆に、常滑市での生活でどこが困っているかというところで、まちの案内表示がわかりづらい、仕事がないという意見がありました。

 日常生活に必要な情報というのをどこで得るかというものに関しては、インターネットという方が多くあります。このインターネットというところで一つお聞きしたいのが、常滑市のホームページ、今現在4カ国語の変換機能がついて表示できるのですが、ちょっと英語ができる日本人が見ても、そして実際に英語を話す外国人の知り合いに1回見てもらったことがあるのですけれども、大筋わかるのだけど意味がわからないところがところどころにあるよということを指摘されたことがあります。これはイングリッシュ、英語に関してなんですけれども、ほかの中国語、韓国語とかポルトガル語もそうなのですけれども、これのチェック機能体制というのはどのようになさっているのか、お聞きします。



◎総務部長(山口学) ホームページの外国語版の表現でございます。自動翻訳を使って行っている言語もございまして、その中には、議員がおっしゃるとおり何が書いてあるのかわかりにくいという部分もございます。それで、英語ということではございませんが、ポルトガル語の今取り組みをしておりますのでそのお話をさせていただきますと、今年度に入りましてポルトガル語対応の生活支援という形で、壇上でもお話をさせていただきましたが、ボランティアをしていただく方に、自動翻訳のホームページ版について修正を今していただいている最中でございます。ただ、お1人が一月1日数時間出てきていただいているということでございますので、まずホームページ上の生活支援の内容から先に、直接生活に役立つ部分の内容から、翻訳を再度お願いをしている状況でございますので、他言語につきましてもわかりにくい部分につきましては、そういった形でこれからきちっとしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(伊奈利信) ポルトガル語に関しても充実させていただきたいところなのですが、やはりイングリッシュ、英語、こちらの精度だけは十分に高めていただきたいなと思います。翻訳機能を使いますと、例えば小島さんというのはスモールアイランドというふうに変換されるところもあるのですけれども、やはり小島さんとちゃんと出てくるように、ミスターコジマというふうに出てくるようにしていただきたいなと思います。

 同じくこのアンケートの中で、市の行政情報、知りたい行政情報は何かというところで、災害、緊急時の対応という意見がありました。外国人居住者に対しての対応策、今どんな対応をしているのかをお聞きします。



◎総務部長(山口学) 外国人居住者に対する防災上の、こちらのほうからセーフティーネットみたいな形ですが、大変申しわけないです、はっきりしたというか、形にあるもので今いろいろお示しをしているものはございません。ということで、今回をきっかけに防災関係に関してはいろいろな情報が必要であるということは十分認識しております。例えばマップに関しても、今年度県の情報が遅くなければ、何とか年度内には防災マップができると思っておりますが、そういったこと、それから避難所、避難場所、一時避難場所でありますとかそういった災害時のいろいろな情報についても、外国の住民にもわかりやすいものをおつくりをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(伊奈利信) 防災、災害とか緊急時の対応に関しては、各区でも防災訓練等々実施されているということで、そういうところに外国人の方たちも率先して参加、そして参画までできるように区へ依頼をするというのも一つの手かなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 同じくアンケートの中の最後のほうに、国際化を進めるために市役所など公共機関に望むことは何かということで、外国語のわかる職員をふやしてほしい、外国語の表示の印刷物等をふやしてほしい、あとは相談窓口の充実とあります。実際、今職員の中で外国語がわかる、話せる方がどれぐらい実際いて、どういう対応をしているのか、そういったことがわかればお願いいたします。



◎総務部長(山口学) まず外国語、特に英語に関して言いますと、最近の若手の職員に関しまして言いますと、ある程度といいますか数人、私が知っている範囲内では十数人、英語が堪能でございまして、窓口での受付はできるやに聞いております。またポルトガル語においても、個人的に勉強されてできる職員もおります。中には中国語でありますとか、人によってはフランス語もというようなのを聞いたことがございますが、人数については申しわけございません、ちょっと把握しておりません。ただ冒頭でお話ししましたが、英語につきましては各窓口、ある程度窓口対応ができるという状況になっておりますので、英語圏の方についてはご安心いただけるかなと思っております。

 以上です。



◆11番(伊奈利信) 最低必要の窓口等にはやはり外国語がしゃべられる、対応ができる方を配置願いたいなと思っております。

 次に、姉妹提携、姉妹都市、友好都市のことでお聞きしたいと思います。今現在、常滑市では姉妹提携等を結んでいる都市、市町はないと聞いておりますが、広く浅くというような接し方ではないかなと捉えています。愛知万博が平成17年にありましたけれども、そこでフレンドシップ事業の中で、マレーシアを相手国として交流を深めたと調べがあります。先日、マレーシアの大学生5名が常滑市で陶芸陶業を学んだという記事も、新聞にも載っておりました。大変この締結等に関しましてはメリット、そしてデメリットも多くあると思うのですけれども、60周年、来年ですけれども、周年を迎えるこの常滑市にとって、この機に締結ということも一つ考える余地は個人的にはあると思うのです。といいますのは各市町、特に東海市は市制の5周年、そしてゼロ周年というところで、いろいろな多くの市町と締結を結んだという、一つの節目の記念というところで結んでおります。特にこのマレーシアに関しましては、先ほどもありましたけれどもIWCAT、そしてTSIEも深くかかわりを持って、これこそ継続的に交流がなされているという都市だと思っております。それを踏まえて、再度締結に関してお考えをお聞きしたいと思います。



◎総務部長(山口学) 姉妹都市、友好都市の提携につきましては、壇上でお答えしたそのものでございます。60周年にという、記念の時期にどうかというお話もございました。60周年につきましては、特別記念事業がもう決定をしておりまして、今からということではございませんが、友好都市、姉妹都市につきましては、花火的にその都市その都市でPRができるというものではあるものの、それが継続をしていくことになった場合にどうかということもいろいろ考えられるわけでございまして、壇上でもお話ししましたとおり、形骸化ということで廃れてしまったというようなところもございます。そういうことで、常滑市としましては民間の団体の方々が国際交流については盛んに活動をしていただいているということで、市として友好都市、姉妹都市についての提携は現在のところ考えてはおりません。

 以上です。



◆11番(伊奈利信) 考えていないということをお聞きしたのですけれども、形にこだわるわけではないのですが、国際空港があるまち常滑という、常滑市の特性として大きな材料であると思っています、この空港があるまちというのは。それで、そこのまちがどことも締結を結んでいないよということが本当に残念に思えることがあるのですけれども、前向きに締結等に関して国際化の一環として取り組んでいっていただけたらなと要望するところであります。

 第4次総合計画の中の、誇りとふれあいのあるまちづくり、そのところの主要事業としてこの国際化推進計画というのが記してあるわけですが、その中で大きく環境づくりと人材育成というふうに分かれております。人材育成の中に、職員の国際感覚の醸成を図るとあります。今現在、常滑市の職員の皆さんが国際化についてどのようにお考えなのか、そういう全体的な意識調査というものも必要ではないかと思います。なぜこのことをお聞きするのかというと、いわゆる持ち場の方たちだけが一生懸命やっている、そして周りの方たちはやっていないとは言い切れませんが、非常にこの意識の格差もあると思うのです。職員が国際化についても意識統一して、絶対にこの計画を意味のあるものにするという気概を持って取り組んでいっていただきたいことであると思っていますので、この職員の国際感覚の醸成という部分でご意見いただきたいと思います。



◎総務部長(山口学) 職員個々の国際化に関する思い、そういったものになるかと思います。今までは、私の知る範囲内では個々に国際化について考え、また行動し、行ってきていただいていると思っております。ただ、職員全体の中でそういった機運が生まれるかといいますと、なかなかそういうことはできないかなと思っております。

 先ほど、外国語のできる職員云々という話がございました。研修会も行っておりまして、興味といいますか、外国語を皆話せるにこしたことはございませんので、そういった研修会にも若手職員については参加をしていただける数が少しずつ増えてきているということもございます。今後といいますか、今でもやっている職員もいるかと思いますが、全庁的に国際化に向けては考えていく必要がありますので、これはどこがリーダーシップを発揮して行うかというのはいろいろありますが、伊奈議員のご質問の中のことについては、我々も真摯に受けとめて、職員にいろいろ情報を提供しながら、国際化に向けて勉強していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(伊奈利信) 職員一丸となって、この国際化について一歩一歩進んでいっていただきたいと思います。

 質問を変えます。先ほど部長の答弁の中に、補助金というお話がありました。国際交流協会におかれましては私自身が総会等も出席させていただいているわけですけれども、市からの助成金が72万円あったものが40万円に減額をされておりました。この減額理由と国際交流協会に求めるものは何か、お聞きします。



◎総務部長(山口学) まず、補助金の減額の理由でございますが、国際交流協会に、常滑市内にお住まいの外国人の生活支援等々をお願いしようということでございました。ただ、協会の方々といいますか協会のご意見として、常滑市にお住まいの外国人に対応するのは、これは市でやるべきではないかというようなお話もございました。そういったことから、それにかかわる予算分について、平成25年度は減らさせていただいて、72万円から40万円に変更ということでございます。

 それから、国際交流協会に望むことでございます。現在実際に行っていただいております国際化、国際交流に関する啓発でありますとか人材育成、それから情報収集及び情報の提供、異文化交流の機会の提供事業、こういった事業は、かなり幅広くいろいろやっていただいておりますので、こういった事業を行っていただくということで、私どもは今やっていただいている事業を別に否定するものでもなく、反対に今やっている事業をそのまま続けていっていただきたい、それが常滑市の国際化につながるものであると信じておりますので、現在行っていただいている事業を引き続き続けていっていただきたいと、そういうふうに考えております。



◆11番(伊奈利信) 72万円から40万円に減額したという理由は、市が求めている生活支援等々を、言葉は悪いですけれども、それはできませんということの理由であると捉えられるのですけれども、外国人の生活支援という部分は、幾ら外国人といえども居住者ということであれば常滑市民なわけなのですね。そう考えていくと、生活支援というのは当然市が行うべきことではないかなと私も思っています。それでこの減額が40万円ということであって、確かに会員数も減少しつつある、そして事業展開も中身のあるものを展開されているというところで、実際お金でどうこうではないかもしれないですけれども、とにかくやりたいことができていないのかな、本来の協会の持っているそういう力というものが発揮できていないのではないかなと捉えられるのですけれども、この補助金に関しても財政厳しい中というところも背景にあるかもしれませんが、国際化を推進していく上ではやっぱり要るところには要るというところを、予算等々のまた見直しする機会に増をする予定はあるのか、この国際化推進計画の10年間、残り3年余りですけれども、その間に増額するような考えが少しでもあるのかをこの場でお聞きしたいと思います。



◎総務部長(山口学) 外国人居住者の方の支援に関してお話をさせていただきますと、まず中間評価報告書の中の重点項目がございまして、その重点項目、委員の皆様方がお決めいただいております重点項目について市としてどう取り組んでいくかということの中で、生活相談体制の整備でありますとか、外国人居住者の相談に対応できる人材の育成でありますとか、外国人居住者の活用という、こういう事業を行っている、その行っている先が先ほどの、ちょっとご紹介させていただきましたポルトガル語の対応をしているというものでございまして、これも計画の中にあるものでございます。

 それから、今後の協会との補助金の額のことでございますが、今年度もいろいろお話をさせていただいた結果、この40万円ということになりましたので、毎年度協会とお話をさせていただきながら、協会としての言い分もございますし、やりたい事業もございます。私どもも、先ほどから何回も言っていますけれども、限りある予算の中で行わなければいけないということもございます。ですから、もちろん内容によるというところもございますが、そういったことでの調整は毎年度毎年度できるからと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



◆11番(伊奈利信) 最後になりますが、この将来目標、世界に開かれたまち常滑の実現、これを計画最終年度、必ず達成するんだという気持ちで今後取り組んでいくために、この計画自体の実施事業をどのような展開をしていくべきか。そして市長にもお聞きしたいことがあります。やるんだという精神が消防のほうであるのですが、そんな精神を持って、この国際空港があるまち常滑、この特性を最大限に生かした国際化、これをぜひとも実現をしていただきたく思います。その意気込みもあわせてお聞きしたいと思います。



◎総務部長(山口学) 世界に開かれたまち常滑の実現というような、これは個人個人での思いが多少違うとは思っております。この計画年度終了に、各個人個人がそういったことが思えるように事業に取り組んでまいりたいと思っております。今回いろいろご質問いただきましてありがとうございました。

 以上です。



◎市長(片岡憲彦) 伊奈利信議員からのご質問ありがとうございます。

 世界に開かれたまち常滑の実現、平成28年目指してやるんだという思いはどうかという話でありますけれども、常滑市、居住者は愛知県下の中でも低いランクに入るわけでありますが、ただ来訪者というか行き交う人たちは、県下の中でも相当な方が常滑市内にいろいろ来ていただいているとは理解しております。私は姉妹都市、県下でも27市が姉妹提携をしているわけで、38市中27市というのは大変大きな数字で、常滑市はどうなんだということはよく私も言われております。

 しかしながら、私は民間団体等が行っておりますTSIEとか、今はなくなりましたけれどもIWCATだとかスマイルコンテナというのは、本当にすばらしい活動であると思っております。こういった民間の方が、本当に個人対個人という形の中で交流を深めていただくことは本当にありがたいことでありますし、先ほども話しましたけれども、私はIWCATでは、27年間にわたって全世界42カ国に384人の常滑の応援団がいると思っております。以前、私も仕事で常滑の急須がどのように思われているかということで、商工会議所と一緒になってそういった方たちにメールで発信させていただいて、その国でどういうふうに思われているかということの聞き取りもやったこともありますが、そういった常滑の応援団が全世界にいるということ、またTSIEにおいてもこれだけの国と児童が交流をしている市はないと思っております。そういったことで、本当にTSIEで伺ったところで年が大きくなってもまた伺っている子もいますし、なおかつTSIEで派遣された方が今回、海外青年協力隊としてほかの国に出向いたということも聞いております。そういったことが、私は常滑市の国際交流であると理解しております。

 姉妹都市が国際交流になるかどうかは考え方もありますが、私は姉妹都市を結ぶことが国際交流であるとは思っておりません。国際交流協会の予算が削減されたということでありますけれども、先ほど伊奈議員からいろいろとこの中間評価報告書の紹介がありました。その中でも、意識調査の中で、常滑市を暮らしやすいまちにするためにどのようなことが必要だと思うかという中で、国際交流の機会をふやすと常滑のためにもなるし、外国人のためにも自分の国のよさや問題点などを紹介したり、日本人とより深く理解できるようになると書いてある方もみえます。外国の方で常滑に住まわれている方も、お祭りに参加したりいろいろ地域の活動に参加してみえる方もいると、私も現場を見ておりますけれども、そういった方もいます。地域に根差した国際交流が、今後行政としても進めていくことであると思っております。

 そういったことで、平成28年に向けて世界に開かれたまち常滑の実現、コストコもできたことですし、またコストコに勤めている外国人の従業員の方もみえます。そんなことで以前よりももっともっと多くの外国人がこの常滑に訪れているわけでありますが、そういった中で民間の活動を主体とした国際交流を今後も進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(盛田克己) 伊奈利信議員の質問は終わりました。

 以上をもちまして、通告者の質問は全て終わりました。

 これをもちまして、一般質問を終結いたします。

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△散会の宣告



○議長(盛田克己) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、散会といたします。

 本日はご苦労さまでした。

     午前11時35分 散会