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愛知県 常滑市

平成23年  3月 定例会(第1回) 03月04日−03号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 03月04日−03号







平成23年  3月 定例会(第1回)



        平成23年第1回常滑市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

 平成23年3月4日(金)午前9時30分 開議

第1 一般質問

    7「3番」 井上恭子

     (1) 住民で行政課題を話し合う委員会の設置を

     (2) 審議会等への議員報酬の二重払い廃止案とその改善を

     (3) 行財政再生プランの練り直しを求む

    8「4番」 成田勝之

     (1) 放置家屋の対策について

第2 議案第12号 平成22年度常滑市一般会計補正予算(第4号)

第3 議案第13号 平成22年度常滑市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

第4 議案第14号 平成22年度常滑市老人保健特別会計補正予算(第1号)

第5 議案第15号 平成22年度常滑市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)

第6 議案第16号 平成22年度常滑市陶業陶芸振興事業基金特別会計補正予算(第2号)

第7 議案第17号 平成22年度常滑市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

第8 議案第18号 平成22年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)

第9 議案第19号 平成22年度常滑市常滑市民病院事業会計補正予算(第1号)

本日の会議に付議された事件

 議事日程(第3号)のとおり

出席議員(20名)

      1番  滝田尚美君

      2番  加藤代史子君

      3番  井上恭子君

      4番  成田勝之君

      5番  加藤久豊君

      7番  盛田克己君

      8番  土田和男君

      9番  竹内良博君

      10番  川原和敏君

      11番  村上道明君

      12番  八木祥信君

      13番  片岡勝城君

      14番  冨本 健君

      15番  片山達師君

      16番  稲葉民治君

      17番  相羽助宣君

      18番  藤井友二君

      19番  中井保博君

      20番  古川善助君

      21番  伊藤史郎君

欠席議員(1名)

      6番  佐々木志津江君

説明のため出席した者の職氏名

 市長            片岡憲彦君

 副市長           古川泰作君

 教育長           加藤宣和君

 参事            山田朝夫君

 総務部長          栗本儀則君

 企画部長          伊藤宣之君

 福祉部長          大岩久晃君

 環境経済部長        新美峰和君

 水道部長          筒井正治君

 競艇事業部長        澤田健次郎君

 病院事務局長        梅原啓三君

 消防長           石川忠彦君

 教育部長          盛田昌樹君

 総務部次長兼総務課長    古川義邦君

 総務部次長兼税務課長    村川 茂君

 建設部次長兼計画建築課長  山本政明君

 消防次長          都築勇次君

 秘書広報課長        岩田久喜君

 財政課長          竹内洋一君

 市民協働課長        稲葉道子君

 商工観光課長        榊原 進君

 土木課長          藤井文彦君

 市街地整備課長       中野一成君

 病院管理課長        皿井敬治君

議会事務局職員の出席者

 事務局長          籾山敏宏君

 議事課長          柿田義則君

 課長補佐          田中悦子君

 主査            浜崎博充君

          午前9時30分 開議



△開議の宣告



○議長(伊藤史郎君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(伊藤史郎君) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

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△一般質問



○議長(伊藤史郎君) これより日程に入ります。

 日程第1、「一般質問」を行います。

 昨日の一般質問に引き続き発言通告順に行います。

 昨日も申し上げましたが、質問の方法につきましては、壇上で1回、自席での再質問は質問項目ごとに3回までとし、時間は答弁を含め60分でございますので、よろしくお願いいたします。

 また、質問は通告に従い、答弁は簡明に行っていただくようよろしくお願いいたします。

 それでは、これより順次質問を許します。

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△井上恭子君



○議長(伊藤史郎君) まず、3番井上恭子君の質問を許します。井上恭子君。

         〔3番 井上恭子君登壇〕



◆3番(井上恭子君) 皆様、おはようございます。

 3番新風クラブ井上恭子でございます。通告に従いまして、質問をさせていただきます。

 1問目、住民で行政課題を話し合う委員会の設置を。

 昨年、市民から議員定数削減の直接請求がありましたが、結局は議員定数21人から15人ではなく、議員からの修正案で議員定数18人と可決されました。それが議会のルールであるかもしれませんけれども、有権者の4分の1の署名が集まったということは、かなりの署名率を上回る数字であり、これこそが民意であると思います。税金を納めている自治体の主人公である市民の意見を吸い上げる場面が、今回不足していたのではないかと考えます。

 そこで、行政課題について市民が発言でき、提案できる委員会を立ち上げていただきたいと考えます。

 そこで、以下についてお伺いいたします。

 1、今回の市民による直接請求が取り上げられず、議員の修正案が優先されたことについて、市長はどう思われましたか。

 2、直接請求の署名活動が市民から起こった一番の理由は何だと推測されましたか。

 3、市民が意見を言えるのはパブリックコメントなどがありますが、その制度が市民の意見を反映していると思われますか。

 4、市長への手紙は市民の意見を反映していると思いますか。

 2問目にいきたいと思います。

 審議会等で議員への報酬の二重払い廃止案とその改善を。

 常滑市には、行政改革委員会、介護認定審査会、青少年問題連絡協議会等々、数々の審議会、委員会が50くらいあります。その中で議員が参加している審議会は12あり、その中で報酬が出るのは、審議会は2つ、また昨年の新聞にも掲載された一部事務組合などを含め、すべて参加できる議員には年間40万円以上の報酬が支給されております。常滑だけではできない事業を他市町村と行うのが一部事務組合で、市から多くの負担金を出しております。地方自治法には、市が設置した委員会等の委員には報酬を支払わなくてはならないと定めていますが、議員としての活動と委員会委員としての活動が重複する場合は、支給を調節する規定を設けておくべきとの見解が示されており、10年ほど前から審議会や一部事務組合からの議員への報酬は、二重払いではないかということで禁止の動きが全国で活発化してきております。私も、審議会等への議員の参加は、議員としての活動の一環と考えますので、その報酬はもらうべきでないと考えます。

 そこで、以下についてお伺いします。

 議員が審議会などに参加して支払われている費用は昨年度の合計額は幾らでしょうか、お伺いします。

 2、一部事務組合への市からの負担金はそれぞれ幾らでしょうか。

 3、総務省の担当者は組合議会の仕事を母体の自治体議会の一環と規定すれば組合が独自に報酬を支払わなくてもよいという見解でありますが、常滑市は組合議会の仕事は自治体議会の一環と考えるのでしょうか、お伺いします。

 3問目、行財政再生プランの練り直しを求めます。

 昨年、常滑市行革推進本部から、常滑市行財政再生プラン2011(案)と題した資料が作成され、公表されました。市のホームページにも情報提供がなされています。昨年8月7日、8日に実施した事業仕分けの内容も含まれて、とてもわかりやすく説明されております。しかし、その中には借金が返済より多い計画で、将来の子供たちにツケを残す改革に疑問を感じます。

 そこで、今回行財政再生プランの練り直しを求め、以下の質問をいたします。

 1、現在、常滑市の620億円の借金に対する返済利息の総額は幾らでしょうか。

 2、その借金に対する毎年の元金返済は幾らでしょうか。

 3、新市民病院建設に伴い、市民への負担は1人当たり幾らでしょうか。

 4、今市民病院で本当に必要な診療科は何でしょうか。複数のお答えで結構です。

 以上、壇上での質問を終わらせていただきます。

         〔降壇〕

         〔企画部長 伊藤宣之君登壇〕



◎企画部長(伊藤宣之君) 井上議員さんの1番目のご質問、委員会の設置についての1点目、直接請求についてお答えさせていただきます。

 直接請求が取り上げられず、議会の案が優先されたことについてどうかということでございますが、去る9月の市議会定例会の折、議案につけました意見書のとおり、直接請求による署名が法定署名数を大きく上回ったことについて、真摯に受けとめるとともに、議員定数の問題は住民から直接権能を負託された議会の組織そのものにかかわるものであり、議会による自己決定権が基本であると考えております。

 また、議会みずからも議会運営に関する検討委員会を設置し、慎重に議員定数について検討が進められてまいりました。法の定めによる手続を踏み、結果は修正案が議員動議で出され、賛成多数で可決されたことは既に周知のことでございます。この結果は議会にゆだねられた判断であり、議会みずからが決定されたものであり、尊重すべきものであると考えております。

 次に、2点目のご質問、直接請求の署名活動が市民から起こった理由は何だと推測されたかについて、お答えさせていただきます。

 昨年7月に提出された常滑市議会の議員の定数を定める条例改正請求書の用紙に、主な主張として、前回の定数削減は不十分であり、他市に比べ議員が多過ぎること、定数削減することによって税金の節約になること、常滑市のために常に資質を高め、少数精鋭で頑張ってもらえる議員を望むこと、そして、議員は地区の問題解決だけでなく、全市的視野での活動に傾注してもらいたいこと、議員定数は議員が決めるものではなく、第三者機関の判断にゆだねるべきなどと記載されておりました。これらの主張を踏まえ、署名活動がなされたものと考えております。

 3点目のご質問、パブリックコメントについてでございますが、パブリックコメントは市の基本的な計画等の策定または改廃に当たり、実施機関が案の段階で趣旨、内容等を公表し、市民から計画に対する意見を受け、意見に対する考え方を明らかにするとともに、意見を参考にして意思決定を行う一連の手続でございます。その目的は行政の透明性の向上を図るとともに、市民の市政への参画を推進するためものでございます。各種計画の策定に当たっては、特に市民生活に関係の深いものはアンケートなどの全調査で市民の方から意見聴取を行うなど、策定前から準備も進めております。また、懇話会や委員会などを組織し、関係の深い団体からや市民公募での参画をいただき、意見を伺いながら計画案をつくっております。

 したがいまして、パブリックコメントに入る前段階において、一定の市民の声は計画等に反映されていると考えております。そうした中、パブリックコメントによって再度、幅広い市民の意見をお聞きし、お寄せいただいた意見についても計画の中へ反映していくこととしております。今後も、市民の皆さんの意見を反映させた市政運営に努めてまいります。

 4点目のご質問、市長への手紙についてお答えさせていただきます。市内11カ所に投函箱を設置し、毎年多くのご意見、ご提案などをいただいております。ちなみに、平成21年度は221件の手紙をいただきました。中には電子メールでいただくものもございます。その中で記名のものについては、回答をできるだけ早く送付させていただいております。また、無記名のものについても担当課へ供覧し、必要な対応をいたしております。

 手紙の内容では、身近に起こった問題への対応を求めるものが多く、担当課は現状把握に努め、その対処方法や改善策、また今後の事業の方向性などに反映させながら、回答させていただいております。いただいたご提言で、より建設的なものにつきましては、今後の事業展開の参考にしてまいります。

 以上、お答えさせていただきます。

         〔降壇〕

         〔総務部長 栗本儀則君登壇〕



◎総務部長(栗本儀則君) 井上議員さんの2番目のご質問、審議会等への議員報酬の二重払い廃止案とその改善をについてお答えをさせていただきます。

 初めに、ご質問の中で1人当たり年間40万円とのご指摘がございましたが、21年度決算では最高額で20万円弱、正確には19万8,600円でございますので、よろしくお願いいたします。

 まず、1点目の、議員が委員となり、報酬が支払われている審議会などは都市計画審議会などでございます。報酬額は特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例のうち、別表中のその他委員会、審議会の委員等に該当し、日額で6,500円が支払われております。昨年度支払われた金額は、都市計画審議会では4人で5万2,000円、表彰審査委員会では5人で3万2,500円、民生委員推薦会では2人で1万3,000円でございました。また、一部事務組合の組合議員となり、報酬が支払われたのは、中部知多衛生組合では延べ8人で19万9,370円、常滑武豊衛生組合では延べ9人で24万8,007円、半田常滑看護専門学校管理組合では延べ7人で22万5,450円、知多地区農業共済事務組合では4人で8万4,500円でございました。

 次に、2点目の市から負担金として支払われている一部事務組合は、昨年度の決算額で申し上げますと、中部知多衛生組合には9,643万4,000円、常滑武豊衛生組合には4億9,839万円、半田常滑看護専門学校管理組合には5,945万1,000円、知多地区農業共済事務組合には1,095万6,000円、愛知県後期高齢者医療広域連合には3億8,844万3,000円でございました。

 次に、3点目の組合議会の仕事は自治体議会の一環と考えるかについてでございますが、一部事務組合はごみ処理など、共同処理をすることが効率的な事務について地方公共団体同士が設立する組合、別の言い方をいたしますと特別地方公共団体であり、そのための組合としての議会が必要という認識を持っております。

 3番目のご質問、行財政再生プランの練り直しを求むのうち、1点目、2点目についてお答えさせていただきます。

 本市では、危機的な財政状況にあっても、市民の安心・安全を確保するための施策、子育て支援のための施策など、今取り組まなければならない施策は確実に実行していきながら、将来に向けて財政が健全かつ安定したものとなるよう、その基礎づくりを目指して常滑市行財政再生プラン2011の策定を進めてきたところであり、同プランはパブリックコメントなどを経て、2月21日に成案といたしました。同プランの策定に当たっては、本市が厳しい財政状況を迎えている原因の一つが市債及び債務負担行為残高が多額であることは十分認識した中で、計画期間中においてこれ以上長期債務残高を増加させないとの目標を定め、検討を進めたものであり、消防庁舎及び市民病院の移転新築は市民生活の安心・安全を確保するため必要不可欠の施策であるとの考えのもと、事業を推進することといたしました。

 しかし、一方で公共下水道事業、駅周辺土地区画整理事業、多屋線道路改良事業、その他の投資的事業については、可能な限り事業の繰り延べを行うこととしたため、平成22年度末の長期債務残高見込み620億5,800万円に対し、計画最終年度の平成27年度末では4.4%、27億4,100万円減の593億1,700万円と見込み、計画期間中に長期債務残高を削減できる計画としております。

 ご質問の1点目、借金の返済利息の総額についてでございますが、一般会計、特別会計、企業会計を合計して、計画期間中の平成23年度から27年度の合計で約41億円、単年度では8億円から8億6,000万円と見込んでおります。

 ご質問の2点目、毎年の元金返済につきましては、一般会計、特別会計、企業会計を合計して、計画期間中の合計で約194億円、単年度では約30億円から39億円と見込んでおります。当然、行財政再生プラン2011ではこれらの元利償還金を見込んだ上で、歳入歳出収支見込みや実質公債費比率、将来負担比率の将来予測を行っておりますので、現時点で再生プランを練り直すことは考えておりません。

 以上、お答えとさせていただきます。

         〔降壇〕

         〔病院事務局長 梅原啓三君登壇〕



◎病院事務局長(梅原啓三君) 井上議員さんの3番目のご質問、行財政再生プランの練り直しのうち、3点目と4点目についてお答えさせていただきます。

 3点目のご質問、新市民病院建設に当たり、市民への負担についてでございますが、新病院建設にかかる事業費は概算80億円とし、そのうち建設工事費55億円、医療機器等整備費20億円の75億円を起債対象としております。建設工事費は据え置き期間5年、償還期間30年、利率年2%、医療機器等整備費は据え置き期間1年、償還期間5年、利率年1%で試算しますと、建設工事費の元利償還金は1年当たり約2億8,000万円、医療機器等整備費の元利償還金は1年当たり約5億1,000万円となります。したがいまして、人口を5万5,000人とした場合、市民1人当たりの負担は開院2年目から5年目までは1年につき約1万1,000円、6年目以降は1年につき約5,000円となります。

 4点目のご質問、本当に必要な診療科についてでございますが、1月議会協議会でお示しした新病院の概要のとおり、現在の標榜診療科を基本としておりますが、今後基本構想策定委員会での審議を経て、新病院にとって必要な診療科を決めていくことになると考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。

         〔降壇〕



◆3番(井上恭子君) まず、住民で行政課題を話し合う委員会の設置をという質問に対してお答えいただきました。議員が決断するもの、みずからが判断したものをというお答えでした。

 実は、昨年の9月、区長会である区長さんが言われたことをちょっとお話しさせていただきますと、直接請求の署名活動については、議員は定数の説明をするばかりで資質の説明がない、意見陳述者の柴田さんの意見陳述に議員の資質ということが強調されていましたが、資質と議員定数がすり替えられたという見方を私は持っているという意見がありました。

 私は昨年、議会内での議会運営に関する検討委員会、そこでも議員の資質を考えた議論をしてほしいと何度も提案いたしました。結局、議員間で議員の資質について議論をする場面は一度もなく、また現在でもございません。

 そこで、1問目、ちょっとお伺いいたしますけれども、市長は今回の問題で議会と市民の考えにずれがあると思われましたか、そうでもないと考えられましたか、簡単にお答えください。

 陳述の日、傍聴席にはいまだかつてないあふれんばかりの傍聴人が集まり、発言に何度も拍手が起こりました。市民の関心がこれほど高まったのは、裏返せば議会に対する潜在的な不信感のあらわれだと思いました。

 そこで、質問をいたします。今回、この質問をしたのは、自分たちの意見を言う場所が欲しいと、議会の中で議員さんは発言しているのに、それに対して反論することもできないじゃないか。今回、議員が決定する仕組みの直接請求の措置に対して、住民はかなり不満を感じております。議員報酬等を議題にした委員会とか、今のパブリックコメントや市長への手紙を参考にした意見を氏名を隠してインターネットで公表したりして、それを委員会で話し合う、そんな委員会を開催したらいかがでしょうか、お伺いいたします。お願いします。



◎企画部長(伊藤宣之君) 2点ご質問をいただきました。

 まず、1点目の議会と市民との考え方の差についてお答えをさせていただきます。まず、議員定数を考えるときにどの視点、どのポイントで考えるのかということが重要になるかと思います。そのときの考え方の視点、ポイントによって、今回それぞれのお立場で熟慮された結果が今回の結果だというふうに理解をいたしております。

 それから、2点目のご質問、ご提案ありがとうございます。まず、1つは議員報酬を議題にした委員会のご提案をいただきました。議員のご提案の趣旨とは若干異なると思いますが、現在、今私ども市のほうには特別職の報酬等を審議する委員会を持っております。その中で、いろいろご意見、それから議論をいただき、市長に答申をいただいております。そういうこともございますので、今そういった委員会を設ける考え方というのはございませんが、例えば行革推進委員会だとか、そういった会議の中で経費の削減とかいう、そういうような議題の中で出るというようなことはあるかとは存じます。

 それから、もう一つ、パブリックコメントあるいは市長への手紙のことについて、もう少し幅広な政策について、市民の皆さんが意見を言える委員会をつくったらどうだというご提案だと思います。そのこととぴったり当てはまるというわけではございませんが、例えばよその市を見てみますと、総合計画の策定時などに市民会議、名前はいろいろあると思うんですが、市民会議等を立ち上げまして、その委員会の中で行政課題について幅広な意見をいただいて、それを総合計画に反映していくというようなことをやっている自治体があります。そういったことを検証しながら、私どものところでやっていけるかどうか検証していきたいというふうに考えております。

 以上、お答えさせていただきます。



◆3番(井上恭子君) 検証していただけるということで楽しみにしております。

 私は、一般質問というのは市民の方々に聞いてもらうことを目的としておりまして、市民が市政に対して、より興味を持ってもらうために、市民が聞いて関心の持てる一般質問をしたいと常々心がけております。市長もそうだと思います。

 そこで、ちょっと一つ、市長さんにお答えいただきたいことがあります。以前、市長に、河村名古屋市長のように市民の代弁者として議員定数をはっきり削減と言ってほしいのですがと言ったとき、片岡市長は、河村市長は議会とうまくやっていないので、あのやり方はよくないよと言っていましたよね。今回、河村市長のやり方は、市民が支持したという結果が出ております。このような状態になった今、片岡市長のお考えは変わったのでしょうか。やはり河村市長のやり方はよくないと思っていらっしゃるのでしょうか、ちょっとお伺いします。



◎市長(片岡憲彦君) 井上議員さんからの質問で、河村名古屋市長のやり方についてという質問をいただいたわけでありますけれども、私、今、名古屋市議選も告示ということであるわけでありますけれども、市長の地域政党に属する議員が出てくるということは、議会と執行部側というのはやはりお互いが牽制し合う機関でなければいけないというふうに思っております。ですから、それこそ市議会議員が全部市長の意見をそのまま発言したりすること自体が、私はその牽制という面においては、これが市にとっていいことかどうかということを考えるべきだと思っております。

 ですから、議会は議会の役目、市長は市長の役目というのがありますので、そのあたりはきちっと、よく車の両輪ということを言われますけれども、お互いが牽制し合いながら、市民のために仕事をしていくことが本来の姿だというふうに思っております。

 以上です。



◆3番(井上恭子君) もっともなことだと思いますけれども、牽制しつつ、やはり言わなくてはいけないところは言うのが市長ではないかなというふうに私は思っております。ですから、今の質問ってすごく唐突だというふうにお考えだと思われたと思いますけれども、トップの考えというのはとても重要だというのはもちろんご存じだと思うんですけれども、悪く言えば独裁にもなります。でも、よく言えばリーダーシップなんですよね、いわゆる。

 ですから、よい意味ではリーダーシップで、現在の常滑市にとって、市長であろうとこれこそが大切だと思えば、立場を乗り越えて発言するべきだと私は考えておりますので、今回の委員会の立ち上げですか、できれば市長のリーダーシップを発揮して。そのような検討をしているということなんですけれども、早急に委員会というものを立ち上げていただきたいと思いますので、その件についてはいかがでしょうか。



◎市長(片岡憲彦君) 議会運営に関する検討委員会については、議会の議員さんみずからがその必要性等を勘案して決めることだというふうに思っております。北海道の栗山町でも、一番日本で最初に基本条例というのを制定しておりますけれども、先ほど一番最初の質問の中の直接請求の話もそうですけれども、やはり住民と議会のずれというのではなくて、溝があってはいけないと思っておりますし、議会の議員さんは住民から選ばれた方たちであります。それを住民にかわって代弁されるのが議員の仕事だと思っております。そして、その中で議員さんは議員の中でそういった検討委員会をみずから自主的に考えられることだというふうに思っておりますので、私のほうからつくりなさいとか、そういった話は、それこそ先ほどの牽制云々という中において、こちらから言うことではないというふうに理解しております。



◆3番(井上恭子君) では、次の質問にまいります。

 次は、審議会等で議員への報酬の二重払い廃止案とその改善をというところでございます。ただいまのお答えでは、年間40万円以上の報酬が支給されているのを、私はちょっと計算間違いしたかと思います、20万円、半分ですね、すみませんでした。

 でも、今伺いますと審議会などに参加しているという数字もかなり多い数字ですし、一部事務組合も、私が計算したところでいきますと負担金は全部で約2億円以上支払われているという計算になります。そこに、派遣されている方も合計で75万円ほど全部で支払われている計算になります。それは少ないと見るか多く見るかというのは、私は市民が考えることだと思います。

 というのは、先日新聞にも載りましたけれども、常滑市というのは貯金が4億円なんですよね。半田市というのは25億円ありまして、美浜町ですら14億円だというようなことが新聞に載っておりました。財政が安定している市町と同じようにというのはどうかと思いますので、私は検討の価値があるんではないかなというふうに思って、この案を出しました。もちろん、一部事務組合というのは別組織なので、行政が口出しできないというふうに言われておりますが、常武への分担金って、先ほど22年度4億6,000万円ぐらいですか、と言われましたよね。その中から報酬を支払っているわけですよね。そうですよね。その経営が悪ければ口出しをするのは当然であって、その証拠に、昨年事業仕分けをしましたね、家庭ごみについて常滑武豊衛生組合について仕分けをされました。結果はコスト意識を持つこと、危機意識、費用を見ること、検討の場を持つことなどとして改善というふうに判定が下されたと思います。これは検討の場を持つことと指摘されましたが、常武の事務組合というのは検討するところだったのではないんでしょうか。職員の方も、今回かなりの給与削減をされたと伺っております。私は、審議会や一部事務組合は自治体議会の一部だと思いますので、報酬はもらうべきではないし、これだけ市民のサービスを削るならば、議員も自分の身を削り、市民に納得してもらうのが筋だと思いますがいかがでしょうか。

 そこで、ちょっと質問を2ついたします。

 報酬について決めるのは報酬審議会、ありますよね、今回の審議会や一部事務組合は、その審議会にかけたのでしょうか。もしかけていないんだったら、そういう行為に対して検討しようとする余地はあるんでしょうか。

 それから、常滑市都市計画審議会というのは、1回出席すると6,500円だったですよね。今回の議会でちょっと変更するようですけれども、都市計画審議会というのは年2回程度の出席で1人1万3,000円って予算が計上されておりますよね。21年度だったと思うんですけれども、2人の方が住民の方ですよね、本来の給料をいただいているということで、報酬を辞退されておりますね。住民の方はこのように判断をしていますけれども、その辺を含めて報酬は自分たちで決めるお手盛りをすべきでないと私は考えておりますけれども、もし間違っていたらちょっと訂正をしていただきたいんですけれども、私はそういうふうに理解しておりますけれども、ですから検討していただきたい。

 そこで、一部事務組合の負担金も、先ほど報告されましたようにかなり出ていますので、それで常滑の財政というのは、緊迫している状態なので、行政の一環として報酬を支給しないかわりに、負担金を減らすということはできるのでしょうか。その辺をお伺いします。



◎総務部長(栗本儀則君) 2点のご質問をいただきました。

 まず、1点ですけれども、審議会の委員の報酬についてはどうかということでございます。これにつきましては、報酬審議会で議論をしていただく分ではございません。今年度の、先ほど私、壇上で1日当たり6,500円の該当でやらせていただいておりますよという説明をさせていただきました。これにつきましては、23年度から、ご承知のように見直しをさせていただいて6,500円を1日当たり5,000円というふうでお願いしたいと思っております。

 それから、議会の議員で出ておられる方に対する報酬を辞退ということはできません。これは、公職選挙法の寄附行為に当たるということで、できないということになっております。ただ、これについてはどういいますか、その委員会自体でもう報酬は支払いませんよということを決めるということであれば、そういうことは、今後支払わないということを決めれば、規定すれば可能かなというふうに思います。

 それから、一部事務組合の負担金の中に、確かに組合議員の方の報酬は含んでおると、これは事実でございまして、その中から払われておるということでございます。今、前提となりますのが、地方自治法という法律になるわけですけれども、組合議員に対する、組合というか議員に対する報酬というのは支払わなければいけないという規定になっております。その前提を、過日も総務省の方の見解というのが新聞に載っておりましたけれども、前提で組合議会は払いませんよということを国全体で決めればそれも可能かとは思いますけれども、現状の法律では支払わなければならないということになっております。ただ、その多い、少ないにつきまして、私ども組合の構成市町でございますので、それに対する意見、もう少し減らしましょうかという意見を述べることは構成員として、当然それは管理者に対して言っていくべきことでありますので、今後検討の上、提案していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆3番(井上恭子君) 今支払われている金額が二重払いかそうでないかは、話し合いでも何とかなるんではないかという、そういう見解で、じゃなくて変えられないということですか。

 ただ、今その法律、公職選挙法を変えるとか、そういうことも可能なんじゃないですか。それは国の問題だと言われるかもしれませんけれども、そういうのを上程することも私は可能だと思います。法律というのは人間が決めたものでありますので、それがもらい過ぎだと、いいですよ、皆さんもらい過ぎだと思わなければいいんですよ、今議員が決めるということで、議長さんにも言えることなんですけれども、これは議員全体で私は決めることではないかなという、あと市民の方たちがどう思うかということもすごく重要だと思いますので、これは検討の中に入れていただきたいのと、もう一つ、実はその審議会、一部事務組合に出席された、そういう会ですね、それのいわゆる報告だとか、報告は最近、昨年からしていただいていますけれども、議事録がないだとか、その報告書が出ていないとか、それは前の私の一般質問の中で質問したところなんですけれども、まだそういう報告書が出ていないとか、そういうものがあります。企業でいえばいわゆる報連相、報告、連絡、相談、これというのはあってしかりですよね。しかし、市民にとってこういう審議会だとか委員会、そういうものの報告というんですか、これをしなくていいと思っていらっしゃるのか、その辺のちょっとした違いなんですけれども、私は報連相というのはとても大切だと思いますので、こちらのほうがもっと私は重要だと思いますので、議事録とか報告書を必ず市民にわかる方法で伝えていただきたいという、こういうことを要望したいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



◎企画部長(伊藤宣之君) ちょっと正確にお答えできるかどうかわかりませんが、執行部側の話でいきますと、私どもは議員さんが参画しなくなった審議会とか委員会、数多くございます。そうした場合に、議員さん、会議に参加していないものですから、内容がわからないということもありまして、そういう会議につきましては、私ども会議録を簡明なものから詳しいものまでいろいろ強弱はありますが、それを議会へお届けをして見ていただいているということをいたしております。

 それから、ご質問の意味で、多分議会側のご報告がないというのは、ちょっと執行部側としてはお答えできませんので、ご理解いただきたいと思います。



◆3番(井上恭子君) 今の質問はこれで終わります。

 次の3問目の質問事項に移らせていただきます。行財政再生プランの練り直しを求めますということでお答えをいただいたんですけれども、今取り組まなければならないものを一生懸命やっていると、基礎づくりを目指してやっているという。私は、これは実は何回も聞いている話で、なぜ私がこの質問をしたかというのは、平成19年9月に常滑市の財政について、私が一般質問したときに借金は583億円でした。今のようなやはり答えをいただきました。次の年、私は20年度の予算案は5年間で75億円の財政不足ということで行革を強く要望して、その予算案に反対をいたしました。しかし、真剣なる行革をされないまま、平成21年にようやく、ようやくというのか中期財政計画が作成されました。しかし、その計画も平成22年度にまた財源不足ということで、再試算されました。そしてまた、今回行財政再生プラン2011ということで計画案が出されたわけなんですけれども、結局借金は減るどころか620億に膨れ上がったわけです。

 私は何度も財源の根拠を示してほしい、優先順位を決め、さらなる改革を要望しましたけれども、21年度予算案は第1段階として50項目の行革効果に取り組み、平成24、25年度の財政赤字に対応していくという計画をされていました。

 そこでお伺いします。今回の計画には新市民病院建設計画も入っていますので、より慎重に計画していると思います。本当にしっかり計画を立ててあるとは思いますけれども、前回のように段階的に下げていく方法をとるんでしょうか、来年、再来年ですよね。また、前回のように、また毎年見直す、はい、また見直しますというふうにするのか、お伺いします。

 それから、もう一つ質問なんですけれども、今回の再生プランというのは平成27年度まで5年間の計画であると聞いておりますけれども、平成27年度には借金は593億円になると。これは、私が平成19年9月に質問したときの数字と近い数字です。こんな数字なので、やはり危惧をするんですけれども、それ以後、借金返済というのはどのような財源を考えていらっしゃるのかお伺いします。

 それから、市長にお伺いします。昨日の市長の答弁の中に、新市民病院建設の意気込みが真剣なのがひしひしと伝わってきまして、リーダーシップを本当にすごく感じました。しかし、この財政プランで、ひょっとして来年また財源不足が出たとき、計画の変更があるかということを聞きたいんです。常滑も半田と組んで、新市民病院という意見が多いのですが、その可能性はあるのでしょうか。また、総合病院ではなくて、ある診療科だけ特化した小さい病院ということはあり得るのでしょうかという、この2点お伺いします。



◎総務部長(栗本儀則君) 再生プランについてのご質問をいただきましたので、私のほうから答弁させていただきます。

 今回の再生プランには、病院の関係を入れてある。だから、その段階的にというご質問がございましたけれども、この再生プランにつきましては、5年間の計画だと、その間の計画を立てておるということであります。これ、5年間、こういう見込みであればいけるだろうなということで計画をしたものであります。確かに、今回再生プランが必要になったというのは、リーマン・ショックの影響というのが非常に大きい、それが背景にありまして、それがなければ以前の計画で乗り切れるだろうなというふうに思っておったわけですけれども、いかんせん前提、背景がずれた、変わったということでございます。

 それから、5年間の起債の関係でどう償還していくんだと、その財源はどうだという話でございますけれども、起債の償還につきましては、一般財源で返していくということでございます。それは計画期間中であろうが、それ以降であろうがそういうことでございます。

 以上でございます。



◎病院事務局長(梅原啓三君) ご質問いただきましてありがとうございます。

 まず、1点目の半田病院の関係を申されました。半田病院は今築30年ということで、耐震工事もやっていると、それで当病院については築51年を経過して老朽化が激しいということと、もう一つは市長が申し上げた27年開院を目指すという方針に基づいてやっております。

 したがいまして、現段階というか、今の市の考え方でいきますと、半田病院と統合する、そういう計画を持っているかということですけれども、それは持っておりませんし、半田市側のほうもそういう半田病院の今の状況を考えるとそういうことができないということは聞いております。

 もう一つ、診療科につきましては、ご質問ではもう少しというか相当特化した、縮小したような診療科を考えているかということでございますが、先ほど壇上で申し上げましたが、新市民病院の観点でいきますと、まさに策定委員会の中でどうあるべきかということを議論していこうというふうに思っております。ただ、概要でも申し上げましたが、救急移動もやっていくと、そういう意味でいくと一定の医師が確保される、そういう病院をしていかないと救急医療をやっていけないので、そういった面では一定整理をする必要がありますが、非常に特化をしていくという問題もありますので、それは議論をさせていただいて、最終的には策定委員会の案をまちたいというふうに思います。

 以上、お答えとさせていただきます。



◆3番(井上恭子君) 今、再生プランはこの5年間でいきますよということの見解でよろしいですね。ただ、私は先ほど部長さんが言われたように、下水道のこともある、耐震工事、建て替えの問題もあり、いろいろな問題がまだまだ、これからまだ出てくると私は思いますので、今の現在の再生プランをもし見直してくださるというんでしたら、今まで違った手法がいいのではないかなというふうに思うんです。

 例えば、兵庫県の加西市なんですけれども、全国に誇れる魅力あるまち目指してというテーマで中川市長の4年間の取り組みがこういう紙にあるんですけれども、市長が言う職員の意識改革と資質の向上の項目の中には、社会人採用をして専門家を管理職に抜擢したり、企業に3カ月ほど職員を派遣したり、これは少しやっていると思うんですけれども、議員は市民に対して成果発表をしたり、採用試験制度の改革、特別職各種委員は原則公募であったりと、画期的な改革をしております。1年、1年の成果をわかりやすく説明書を出しております。そして、市長自身、政策会議指令事項といい、市長自身が週に1回、各部局に検討事項や研究課題などを職員に与えて、進捗状況を報告させて意識改革をしております。また、市長自身、賛否が分かれた議案の採決結果や、行政や議会についてなどを広報に書き、市民にわかりやすく報告しております。

 熊本県の長洲町では広報に財政状況を家計簿に例えて漫画をかいたりして、市民にすごくわかりやすく出しております。埼玉県の志木市、徳島県の上勝町など、ホームページに改革プランが書いてありますけれども、すごくわかりやすい箇条書きですので、もっとわかりやすく市民に知らせていただければというふうに思います。これについてはいかがでしょうか。



◎市長(片岡憲彦君) 今、兵庫県加西市、あるいは熊本、埼玉県志木市等々の首長さんのホームページから拾い上げられたそれぞれの取り組みについてご紹介いただきました。

 私の3本柱の中の職員の意識改革というのはあるわけでありまして、これについてはまだまだだというふうには認識しておりますし、情報公開についてもこの3年間、努力はしてきました。しかし、情報というのはなかなか相手の受けとめ方というのがすごく難しいわけでありまして、こちらが出していることについて興味のあるものは受けとめていただけるわけなんですけれども、流しているにもかかわらず聞いていないとか、興味がないことについては心の中にとまっていませんので、こちらの発信する側がいかに今、先ほどわかりやすいという言い方をされましたけれども、いかにわかりやすく、またそれぞれ市民の皆さんの目にとまるかということを今後も考えていきたいと思います。先ほどの先進地の事例を参考にしながら、私としても追いつきたいという気持ちはありますので、ぜひまた今後見ていただきたいというふうに思っております。

 以上であります。



◆3番(井上恭子君) すごくいいご答弁、ありがとうございます。

 実は先ほどの徳島県の上勝町とか埼玉県の志木市、加西市もそうなんですけれども、行革プランの中にかなり市民に、市民にということ、それから行革の中に職員の関係のところにも給与削減とか、定数削減が書いてありますけれども、2つ、それ以外のところで随分たくさん書かれ、意識改革の部分が大きいんですね。そういう部分をもうちょっと強調したものがいいのかなということと、もう一つ、意識改革というのは本当に難しい、私も実感しております。

 ただ、そんなことを言っておれませんので、議員の立場としても同じことが言えるんですけれども、いわゆる広報に出しました、パブリックコメントをいたしましたというのは、私は情報公開ではないと思っております。大きい問題、こんな財政プランのこと、それから病院のこと、病院のことは100人市民会議みたいなことをやられそうなので、これは期待しているところなんですけれども、直接説明をする、非常にこれは大変なことかもしれませんけれども、情報公開をすればすべてが解決できると言われるぐらい、これは三重県議会の三谷議長が言われたことです。だから、すべてを情報公開しなさいということです。

 ですから、報酬の検討を、また再生プランの見直しなど、情報公開をもっと市民にして、さらなる検討をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

 以上で質問は終わります。



◎企画部長(伊藤宣之君) いろいろご提案、ありがとうございました。

 今回の再生プランは、私ども組み立てとしましては、きっちりと収入、それから歳出を見込みました。足りないところをしっかり埋めようということで、具体的に金額の出るものを再生プランの中に盛り込んでおります。議員、ご提案いただきました職員の意識改革というようなものは、ちょっとそこまで書き込めなかったんですが、事務事業の見直しの中で当然それも含んでおりますので、そういったことも意識しながら、行革を進めてまいりたいと思います。

 それから、ご指摘いただきました情報公開、当然私ども一生懸命やっていきたいと思います。特に、再生プランにつきましては、いろいろな場面で皆さん方にご説明をし、理解をしていただくのが重要と考えておりますので、またどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。



◎総務部長(栗本儀則君) もう一点、ご質問があったかと思います。

 練り直しの想定はどうだということでございますので、それについての基本的な考え方を説明させていただきます。

 方針を再生プランの中でうたっております。その方針を変更するような場合には、やはりこれは見直しの想定の範囲内なのかなというふうに思います。それから、あと今回、再生プランの検証ということで皆さんにといいますか、当初予算の概要の中で再生プランでは、実は202億5,000万円だったと思いますけれども、それが実は当初予算では207億7,000万円だということでございますので、5億円余の乖離が出てきたということで、その原因は何かということを検証しておりますので、また一度、ご覧いただきたいと思いますが、そういったことで大きな乖離が出てくるような場合については、その練り直しの想定に入ってくるのかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(伊藤史郎君) 井上恭子君の質問は終わりました。

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△成田勝之君



○議長(伊藤史郎君) 次に、4番成田勝之君の質問を許します。成田勝之君。

         〔4番 成田勝之君登壇〕



◆4番(成田勝之君) 4番優民クラブ成田勝之でございます。議長さんのお許しをいただきましたので、さきに通告してあります放置家屋対策について質問をさせていただきます。

 やきもの散歩道地区をはじめ、市内各地には老朽化をした、もう人の住んでいない住宅が散見をされます。ほかの場所へ家を建てたとか、家族ごと遠方へ引っ越しをしたなど、その他諸事情があるかとは思いますけれども、老朽化の著しい建物につきましては、周辺に不安を与える場合もあります。特に、その中で本市の最大の観光エリアでありますやきもの散歩道のAコース内にも空き家が幾つかございます。このエリア内は築後相当の年数がたっている家が多いところでありますけれども、幅の狭い道が入り組んでおり、家を建て替えようとしても、法令上、また実際問題として車の出入りがしにくい、または家まで車がつけられないなどの理由から建て替えが容易にはいかないというところであります。そういったこともあり、エリア内に住んでいた人がほかの場所に移り住んで、今まで住んでいた家がそのまま空き家になってしまうということになっております。そして、一度家を取り壊してしまいますと、この魅力のある町並みが再生しにくい状況であるということであります。

 そこで、質問をさせていただきます。

 1、このやきもの散歩道のAコース内において、放置家屋と思われる物件については、どんな状況になっているか把握をしていますでしょうか。

 2、老朽化が激しいものがその中であるのか、もしあればどんなアクションを市としてはとっているかお尋ねをいたします。

 3、このエリア内で住んでみたい、商売をしてみたいと考える人と、その空き家の持ち主との間に立って、双方の情報を登録して、市のホームページなどで貸し手側と借り手側の橋渡しをする空き家バンク制度の創設を平成20年3月議会で提案をし、そのときの答弁では創設に向けて取り組んでいきたいという答弁でございました。空き家、空き工場の持ち主の意向調査を行いたいという旨の答弁であったように記憶をしておりますが、その後どうなったかをお尋ねいたします。

 以上、ご答弁をよろしくお願いをいたします。

         〔降壇〕

         〔環境経済部長 新美峰和君登壇〕



◎環境経済部長(新美峰和君) 成田議員さんのご質問、放置家屋の対策についてお答えをさせていただきます。

 1点目の放置家屋の物件把握及び2点目の危険家屋の対策についてでございます。市では、放置家屋についての把握はしておりません。散歩道地区につきましても同様でございます。老朽危険家屋につきましては把握しておりまして、21年6月全地区の区長さんに情報提供のご協力をお願いし、39件の情報をいただき、現地調査の上、早速老朽危険家屋台帳を作成いたしました。その後の情報提供とあわせて、現在では情報提供のあった老朽危険家屋47軒中、除却されたもの、倒壊されたものが9軒、これ以外の物件のうち経過観察が必要と思われるもの10件を除く物件について文書により注意喚起指導を行ったところでございます。引き続き、定期的に現地確認等を行い、所有者に対し建物の適切な管理を行うよう市で指導してまいる考えでございます。

 なお、先ほどご質問がございましたやきもの散歩道地区におきまして、老朽危険家屋につきましては、現在3件がございます。

 3点目の空き家バンク制度の創設についてでございますが、ご指摘のとおり平成20年度にやきもの散歩道における空き家、空き工場の調査を行った上、ホームページなどを活用して広く情報提供をしていく、いわゆる貸し手と借り手の橋渡しを行っていく旨、平成20年3月の議会でお答えをさせていただきました。しかしながら、その後の実態把握などで次のことがわかってまいりました。例えば、地区内に店舗が80店あり、その7割については地区外経営者によりかなり利用が進んでいること、老朽危険家屋は現在3軒あること、また地区内の建物全体の6割が老朽化により補修が必要であり、雨漏りや内外装の修繕に経費がかかること、貸し工場は水道、トイレがない場合が多いこと、その他耐震問題など、貸す側も借りる側にも経済的に大きな負担が伴うことなどでございます。こうしたことから、平成21年3月策定の常滑市観光振興計画で空き家、空き工場の情報を一元化し活用を図ることとしておりますが、当面は来年度景観基金を活用した助成制度の拡充や、助成の対象者、建築関係事業者などへの助成制度の周知などの取り組みを予定しており、そうした取り組みの中で空き家、空き工場の状況、所有者や入居希望者の考え方の把握などにより、空き家、空き工場の貸し手、借り手の橋渡しを進めてまいる考えでございます。

 以上、お答えとさせていただきます。

         〔降壇〕



◆4番(成田勝之君) ご答弁ありがとうございました。

 放置家屋ということでありますけれども、そちらのほうについては全体としてはある程度件数は把握をされておるということですかね、老朽化家屋ですかね。それで、こういう老朽化したものについては、処理としては持ち主の方にひたすらお願いをするということしかないのかなということで、その辺はわかります。一応、こちらについてはある程度の実態把握はされておるということだというふうに理解をしておきます。

 空き家バンク制度についてでありますが、今ご答弁いただきました、もともとの趣旨として私のほうもこの制度そのものの立ち上げということよりも、実際に特に散歩道エリアの中で、あそこの町並み保全をどのようにするかという方法論の一つとして、この制度を活用できるんではないかということで以前もご質問させていただいた。今もその気持ちは変わっておりません。

 そういうことでいきますと、今お話がありましたとおり、いろいろな調査をしていく中で、特に経済的な負担が大きいよと、これが一番問題だろうと、それは私も本当にそう思います。貸そうとするほうにとっても、やっぱりかなり老朽化している建物が多いので補修をしなきゃいけない。お金をかけてまで補修をして人に貸すという、そこまでのことはなかなかとりづらいよということが、本当に実態としてあると思います。前回もちょっとご紹介をいたしましたけれども、広島県のほうの呉市や尾道市、こちらのほうを視察をしに行ったときにも、お話として、意外と借りる側よりも貸し手側のほうが少ないと、件数が少ない。理由としては、引っ越しをしちゃったけれども、荷物がそのままで処理が面倒くさいだとか、それから特に困っていないということもあるんですが、やっぱりお金の問題ということが非常にあるなということを聞いてきた覚えがございます。修繕をしてまで貸したくないというか、お金をかけてまで修繕する必要がないなということだと思うんですけれども、ただ、何回も言います。この地区の魅力を保全していくには、やっぱりベースとなるのはあそこの散歩道の魅力というのは人が住んでいて、それで初めて本当に魅力があるんだろうということであると、あそこのエリアの定住人口をふやす、そういう施策が必要なんだろうと。そのためには、これが必要だというふうに思っております。

 そういう観点でお聞きをしたいんですけれども、先ほどご紹介がございました景観基金ですね、こちらのほう、今助成制度の中身を見ていきますと、使えるものとして戸建ての自己用住宅で、外観にかかる費用のうち3分の1以内で50万円を限度とするというふうになっておると思います。自己用住宅なんだけれども、これで人に貸す場合ですね、今の話でいくと、自己所有だけれども人に貸す場合について、これも修繕費用として該当するのかどうなのかということが1点。

 それから、先ほど壇上のご答弁でもございましたけれども、外観だけでじゃなくて、内装、水回りだとかそういったものを含めてですが、こちらの修繕も必要だと思うんです。こういったものについては、これも適用の範囲となるのかならないのか。

 この2点、ちょっとお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。



◎建設部次長兼計画建築課長(山本政明君) まず、成田議員さんのご質問の自己用住宅、これを他人の方にお貸しして、それを補修とした場合の助成はどうだと、そういったことだと思いますが、これに関しましては今現在助成制度を見直しております。まだ正式に決まっておるわけではございませんけれども、最終的には人に貸そうが、どうしようが基準に合ったものに補修していただければ、それは枠内で助成をしていくと、といったことでございます。

 それと、内装部分、これは外観じゃないところですね。これにつきましては、大変申しわけありませんけれども、こういった該当しないというふうに考えております。こうしたことも、以後、推進会議これからやって、助成制度についても再度検討してまいりますので、検討していきたい、このように思っております。

 以上でございます。



◆4番(成田勝之君) ありがとうございます。他人に貸す場合は該当するということでいいんですけれども、その内装、何回も言いますけれども、実際かなりウエートとしては高いと思うんです。町並み保全という観点からすると、本当に見た目だけじゃなくて、実際問題としてということでいくと、内装も本当は入れていただきたいなというふうに思っております。今後、検討していただけるということでございますので、きょうここでとどめておきたいというふうに思います。

 ただ、こういった制度、あるのはあるんですけれども、実際に使う方がどうやって知っていくかということであります。要は市民への周知方法ということなんですが、いわばその持ち主の方にこういうものがありますよというふうにお知らせするのも一つでしょうし、もしくは建築関係の業者さん等に制度をしっかり知っていただいて、もしご相談があった場合には、その業者さんのほうからご相談いただいた方へご紹介をしていただけるような、そんなことが必要かなというふうに思いますけれども、そういったことにつきまして、要は周知方法についてどのようにお考えか、スケジュールももしあれば、含めてお願いしたいと思います。



◎環境経済部長(新美峰和君) 空き家バンクというか、景観保全というか、ちょっとどっちが担当かあれなんですけれども、私のほうからお答えをさせていただきます。

 先般、協議会でMINTO機構の資金も入れまして景観基金を3,000万円にした。これを有効活用して制度拡充していくと、こういうふうなことで議員の皆様にもお伝えをしたところでございますし、先ほど建設部次長のほうからは推進会議等で検討してという話を答弁させていただきました。

 周知ですけれども、実はこんなことではないかなと。たくさんの人にいろいろ知っていただく必要があるのかなというふうに思っております。やっぱり、この基金を使って補修をし、景観保全をして、議員さんおっしゃられましたように、そこに住んでいただく、またはそこでお店を開いていただくなり借りて、そこに人のにおいといいますか、そういったことがあるのが一番必要なのかなというふうに思っております。そのために、議員さんも空き家バンク制度をご提案をされたというふうに思っております。

 対象が地区の住民の方、調べましたら170人くらい、店舗が80件くらい、地区の中には住んでおらないんですけれども、物件を所有してみえる方が130人ぐらいお見えになります。市内の建築業者さんが17事業者、今のところ把握しております。トータルしますと400人ぐらいの方に、これをどういうふうにいくかというのは、今からの議論かと思います。そういった方たちにいろいろな形で情報をお伝えして、やっぱり消費者の方はいろいろなことをお困りになる。ただ、建築事業者の方はこういった方法があるんだよということをきちっとご説明ができる。そういったことで、情報を流すことによってそういったことが進む、借りたい、貸したい、できればそういうお金があるなら貸したいと、こういうことで貸し手、借り手をつないでいくというようなことをさせていただきたいなと、そんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(伊藤史郎君) 成田勝之君の質問は終わりました。

 以上をもちまして通告者の質問は終わりました。

 これをもちまして一般質問を終結いたします。

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△議案第12号〜議案第19号の一括質疑、委員会付託



○議長(伊藤史郎君) 次に、日程第2、「議案第12号平成22年度常滑市一般会計補正予算(第4号)」から日程第9、「議案第19号平成22年度常滑市常滑市民病院事業会計補正予算(第1号)」までの8件を一括議題といたします。

 これより一括質疑に入ります。

 議案第12号平成22年度常滑市一般会計補正予算(第4号)から議案第19号平成22年度常滑市常滑市民病院事業会計補正予算(第1号)までの8件について、通告はありませんでした。

 以上で質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま一括議題となっております議案第12号から議案第19号までの8件は予算委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

         (「異議なし」の声あり)



○議長(伊藤史郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案8件については予算委員会に付託の上、審査することに決しました。

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△散会の宣告



○議長(伊藤史郎君) 以上をもちまして、本日の日程は終了しましたので散会といたします。

 なお、連絡事項を申し上げます。本日付託しました議案の予算委員会は3月7日月曜日9時半から開催いたしますので、関係の方は協議会室へお集まりください。

 本日は以上でございます。どうもご苦労さまでございました。

          午前10時49分 散会