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愛知県 常滑市

平成22年 12月 定例会(第4回) 12月07日−03号




平成22年 12月 定例会(第4回) − 12月07日−03号







平成22年 12月 定例会(第4回)



        平成22年第4回常滑市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

 平成22年12月7日(火)午前9時30分 開議

第1 一般質問

   7「17番」 相羽助宣

    (1) 常滑市民病院について

   8「14番」 冨本 健

    (1) 行財政再生プランについて

   9「4番」 成田勝之

    (1) 市民アリーナについて

   10「16番」 稲葉民治

    (1) 市民病院改革プランについて

   11「1番」 滝田尚美

    (1) 事業仕分けについて

本日の会議に付議された事件

 議事日程(第3号)のとおり

出席議員(21名)

      1番  滝田尚美君

      2番  加藤代史子君

      3番  井上恭子君

      4番  成田勝之君

      5番  加藤久豊君

      6番  佐々木志津江君

      7番  盛田克己君

      8番  土田和男君

      9番  竹内良博君

      10番  川原和敏君

      11番  村上道明君

      12番  八木祥信君

      13番  片岡勝城君

      14番  冨本 健君

      15番  片山達師君

      16番  稲葉民治君

      17番  相羽助宣君

      18番  藤井友二君

      19番  中井保博君

      20番  古川善助君

      21番  伊藤史郎君

欠席議員

      なし

説明のため出席した者の職氏名

 市長            片岡憲彦君

 副市長           古川泰作君

 教育長           加藤宣和君

 病院長           鈴木勝一君

 参事            山田朝夫君

 総務部長          栗本儀則君

 企画部長          伊藤宣之君

 福祉部長          大岩久晃君

 環境経済部長        新美峰和君

 建設部長          鯉江浩二君

 水道部長          筒井正治君

 競艇事業部長        澤田健次郎君

 病院事務局長        梅原啓三君

 消防長           石川忠彦君

 教育部長          盛田昌樹君

 総務部次長兼総務課長    古川義邦君

 総務部次長兼税務課長    村川 茂君

 建設部次長兼計画建築課長  山本政明君

 消防次長          都築勇次君

 秘書広報課長        岩田久喜君

 財政課長          竹内洋一君

 企画課長          石井隆光君

 病院管理課長        皿井敬治君

 体育課長          山本三次君

議会事務局職員の出席者

 事務局長          籾山敏宏君

 議事課長          柿田義則君

 課長補佐          田中悦子君

 主査            浜崎博充君

          午前9時30分 開議



△開議の宣告



○議長(伊藤史郎君) 皆さんおはようございます。

 ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(伊藤史郎君) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

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△一般質問



○議長(伊藤史郎君) これより日程に入ります。

 日程第1、「一般質問」を行います。

 6日の一般質問に引き続き、発言通告順に行います。

 先日も申し上げましたが、質問は通告に従って簡明に、また答弁につきましても簡明に行っていただくよう、よろしくお願いいたします。

 それでは、これより順次質問を許します。

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△相羽助宣君



○議長(伊藤史郎君) まず、17番相羽助宣君の質問を許します。相羽助宣君。

         〔17番 相羽助宣君登壇〕



◆17番(相羽助宣君) おはようございます。

 17番翔の会相羽助宣です。議長のお許しをいただきましたので、さきに通告しました常滑市民病院について質問いたします。答弁のほどよろしくお願いいたします。

 市長は、平成20年10月に出された新市民病院あり方検討会の答申に沿った形で、平成21年3月の市議会定例会において、平成28年度の開院をめどに、常滑地区ニュータウン内に建設する意向を明らかにしました。しかし、新市民病院建設に当たり、国の改革プランをクリアしていかなければならないハードルがあります。

 そこで、改革プラン内の経営の効率化関連の質問2点と、新市民病院建設の1点についてお伺いいたします。

 1、平成22年10月17日に、常滑市民病院野中時代看護部長の講演会が開催されました。その中で、看護部長の強いリーダーシップのもとで推し進めている看護部の経営改善の増収実績が4月から8月までの5カ月間で8,038万6,877円だったことが報告されました。大変にすばらしい結果であると思いました。

 では、1年間では、どのくらいの増収予測をしているか。また、他の部局の経営改善の増収分はどのぐらいの予測をしているかお伺いいたします。

 2、文教厚生委員会の行政視察に、平成3年に全国一の赤字病院で自治省から病院廃止勧告を受けた病院を、その年に院長になった塩谷氏の強いリーダーシップをもとに改革に着手して、2年後より現在まで黒字病院として経営している坂出市立病院に視察に行きました。経営という観点から、病院も企業という考えをもとに、医療の最前線で奮闘しているのは医師、看護師であるのに、予算作成は事務局の仕事でほとんどかかわっていなかったのを、予算編成の段階よりかかわり、各自が同じ目標に向かって病院経営に当たっており、大変に成果を上げていた。本市の状況はどうなのかお伺いいたします。

 3、平成22年11月13日に、常滑市民病院シンポジウム「地域医療を考える」が開催されました。その中で、市長に対する要望や質問への答弁についてお伺いいたします。

 1点目、新市民病院建設に当たって、市長の決意、リーダーシップをという声が多く聞かされたが、市長としてどのように受けとめているか。

 2点目、市長は、基金がない中どうするか、市民の方が何ができるのかを考えながら、できるだけ早く建設したいという答弁があったが、市民の方に何を望んでいるのか。

 以上、壇上にての質問を終わります。

         〔降壇〕

         〔病院事務局長 梅原啓三君登壇〕



◎病院事務局長(梅原啓三君) おはようございます。

 相羽議員さんのご質問、常滑市民病院についてお答えをさせていただきます。

 1点目のご質問、経営改善の増収予測についてでございますが、市民病院では平成20年度に設定した市民病院改革プランの基本方針の1つ、経営の効率化の中で収入確保の取り組みとして入院外来患者数の増加、質の高い医療サービスを提供するための各種加算の取得、未収金対策などを上げております。また、費用削減の取り組みといたしまして、材料費の削減、人件費の抑制などを上げております。

 収入の確保のうち、各種加算による増収額としては、平成19年度は6,400万円、20年度は1億2,000万円、21年度は2億1,900万円となっております。平成22年度は、診療報酬改定により、新たに取得可能となる加算も含めて、積極的に取得に取り入れているところでございます。

 4月から9月までの上半期の各種加算の総額は、約1億5,400万円となり、そのうち看護部では1億円、薬局、検査、リハビリ、放射線、臨床工学室を合わせまして1,200万円、そのほか複数部署にまたがるものなどで4,200万円となっております。年間では3億円を見込み、21年度と比較して約9,000万円の増と見込んでおります。

 次に、2点目のご質問、坂出市立病院の取り組みに対する本市の状況についてでございますが、私も文教厚生委員会に同行させていただき、坂出市立病院を視察をしてまいりました。坂出市立病院は、昭和22年開設、一般病床216床、13診療科の病院ですが、平成26年4月には、200床の新病院が開院をするとのことでした。平成3年当時の経営状況は、累積不良債務約25億円の全国公立病院のワースト1位の赤字病院でした。

 しかしその後、変わらなきゃをキャッチフレーズに掲げ職員の意識改革に取り組むと同時に、経営の安定なくして良質な医療なし、良質な医療なくして経営の安定なしを病院経営の基本とし、基本理念の設定、医師をはじめとしたすべての職種による年度目標の設定、全員参加による予算編成などに取り組んだ結果、現在では国内トップレベルの経営状況となっております。建物の老朽化、そして新病院の建設と当市民病院とよく似た状況で大変参考になりました。

 さて、市民病院では、平成19年2月に市民病院経営改善推進委員会を組織いたしました。病院長を委員長とし、各診療科の部長以上の医師、看護部の師長以上、技師長、事務局の課長以上が委員となり、毎月1回開催しております。各部門の取り組みの発表、診療報酬関連の周知徹底、材料費削減の取り組み状況の報告、患者数の推移や経営成績などを議題として経営改善に取り組んでおります。

 経営改善は、経費の削減だけでは達成できるものではありません。入院及び外来患者の増加など収入の増加もあわせて行わなければなりません。今後は、現在、半田病院と進めております連携協議を進展させ、患者さんの受け入れを増やすとともに、地元の医師会との連携を密にして、患者さんを受け入れできるよう体制を整えていきたいと考えております。

 3つ目のご質問、常滑市民病院シンポジウムでの市長に対する要望や質問への答弁についてお答えをさせていただきます。

 初めに、新市民病院建設に当たって、市長の決意、リーダーシップをという声が多く聞かれたが、どのように受けとめているかについてでございますが、今回のシンポジウムは市民病院を考える上で大変有意義な機会であったと思っております。会場からは、多くの方々から、新市民病院建設を要望する声をいただいております。平成20年に市民病院のあり方検討委員会を開催し、その中で市民アンケートを行いましたが、やはり病院が欲しいという意見が6割以上を占めておりました。平成21年3月の市議会で市長は、平成28年度の開院を目途に、市民病院を建設する旨を表明しておりますが、市といたしましてはできるだけ早く新病院をつくっていきたいと考えております。

 次に、建設に当たって市民に何を望んでいるのかについてでございますが、市民の皆さんにぜひお願いしたいことは、まずは市民の病院として市民病院を利用していただきたいということであります。そのためには、良質な医療を提供することはもちろん、シンポジウムを開催したり、広報とこなめに医師や医療機械を紹介するなど、市民病院のことをよりよく知ってもらう必要があると考えております。そして、こうしたことを通して市民の皆さんが、本当に市民病院が欲しいという大きなうねりが起きることを期待をしております。

 以上、お答えをさせていただきます。

         〔降壇〕



◆17番(相羽助宣君) どうも答弁のほどありがとうございました。3点ほど質問事項、質問いたしたんですが、まず1点目、2点目、同じような経営改善ということで、経営の効率化ということで、ダブるところありますので一括してちょっと再度質問させていただきます。

 この前の野中看護部長の講演会、私も聞きに参りました。本当に看護部一丸となりまして、経営改善に取り組んでいるのが、本当にひしひしと感じられました。やらなきゃいかんという強い気持ちが私のほうにも伝わってまいりましたし、これからもしっかりやっていただきたいと思っております。

 あと、先ほど局長さんのほうから答弁あったんですが、ほかのやはり薬局、ほかの部ですか、そちらのほうのやはり目標値が余り上がっていない。またそして多分、オーバーラップ、医局と看護部でオーバーラップして経営改善しているところもあると思いますし、また薬局と医局とのオーバーラップしているところもあると思うんですが、ならば病院のほうで経営改善のほうの委員会はやられておるんですが、チーム制ですか、もし一つの問題で医局、看護部、薬局、チームを組んで一つずつ取り組んでいるのか、その辺お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。多分、縦の組織はしっかりしていると思うんですが、横のつながりがどうかということでお願いいたします。

 3点目、本当にシンポジウム、私も行ったんですが、そこの会場には市民病院の医師の方も見えまして、本当にすばらしい病院だということ、医師の方から発言もありましたし、本当に私のほうも強くその思いは受けとめます。

 あの会ほとんど、賛成の方もおったんですが、やはり市長さんに対する直接の質問も、きょうも上げてあったんですがありました。そのときの私も少し議事録とっておりまして、もう少し詳しく言いますと、一般の市民の人が市長さんに質問したんですが、病院が要るのか要らないのかではなく、市長が平成28年度に開院を目途にということであるが、100億か150億かということが言われているのがどのようになっているのか。また資金面はどうするのかという質問が一般の方からありまして、市長のほうより答弁は、現在10億円を本会計から支出している。競艇の繰り入れ5億と一般会計から5億円を支出している。8月の事業仕分けを行い、現在再生プランを作成中であるが、財政的には非常に厳しい。現在基金はゼロ円である。シンプルにして1床3,000万で80億ぐらいかかる。平成21年度の市議会にて、平成28年度を目途にしたいと断言した。時間がたって傷が深くなる前に、基金がないならどうするか、市民として何ができるのか、考えながらできるだけ早くつくっていきたいというお答えだったと思います。

 市長さんのほうより、再度このことについて答弁、もう少しわかりやすい答弁をよろしくお願いいたします。

 以上、1点目の質問とさせていただきます。



◎病院事務局長(梅原啓三君) 私のほうからは、最初に1点目のご質問を、病院内のいろいろな医師をはじめとした検査技師、あるいは薬局、放射線等々いろいろなセクションがございますが、それについてチーム制を組んで、経営改善に取り組んでいるかというご質問だったと思います。

 一番大きな病院の会議は、管理会議という会議がございまして、それは月に2回開催をしております。この管理会議が一番いわゆる経営のトップ会議ということで、そこで大きな方針を決めてまいります。

 それから、あと、それぞれの経費の節減の中に当たりますけれども、材料費の削減、それは別個に検討委員会を設けております。それから、あと医療機器の購入とか、そういう場合もそういう会議を設けておりまして、それぞれ医師をはじめ、それぞれの病院スタッフが入って、横の連携をするという意味で、そういった会議でいろいろな情報提供をしながら、それを基幹会議として決めております。

 それから、技師におきましては技師会というのを定例的に開催し、それぞれのセクションについての情報交換をして連携を深めてきているということでございます。

 先ほど各事実関係の目標がないのではないかということでございましたが、それはそれぞれの目標を持って、数字の目標を持って取り組んでおりますので、それを申し添えさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



◎市長(片岡憲彦君) 相羽議員さんからのご質問ありがとうございます。

 せんだって、11月13日に、シンポジウムを開催しまして、150名ほどの市民の方が来ていただいたということで本当にありがたく思っております。ただ第1回目ということで、市民病院が欲しいという、そういった声だけで終わってしまったような感じもするわけですけれども、私が最後に、市民として何ができるかということを投げかけたということで終わったと思います。

 今、せんだってのシンポジウムの開業医の方も、大変多く見えておりました。一次医療は開業医の方にかかわり、またそこから二次医療については常滑市民病院というのが普通の流れであると思います。やはり一次から二次に行ったとき、行くときに、常滑市民病院を指定していただく、指名していただくということが大切なことでありますし、やはり病診連携という中で、開業医さんからは常滑市民病院を紹介していただくということが大きな力になると思っております。

 また、シンポジウム、これは1回だけではなく、私としては2回目、3回目ということで開催をしていただきまして、本当に市民病院が欲しいという、欲しい場合には、自分たちは何ができるかということを、ぜひ市民の中で考えていただければというふうに思っております。

 ちょっとはっきりした答弁にはなっていないかもしれませんけれども、やはり先ほど事務局長が言ったように、市民のうねりというのを何とかつくっていただき、自分たちの病院だという意識を持った中で、私としては市民病院をつくっていきたいというふうに考えております。

 以上であります。



◆17番(相羽助宣君) 答弁のほどありがとうございました。2回目、最後の自席での質問をさせていただきます。

 事務局長さん今、返答がありまして、よくわかったんですが、最初の私の質問の、予算の段階から事務局長さんも一緒に坂出市立病院に行かれまして、重々お聞きになったと思いますし、またいろいろな資料もいただきまして、全職員一丸となって、予算の段階からかかわったと、そのようなことが大変プラスになって意識づけもできているというようなお話あったと思うんですが、当病院の場合、その辺まだ事務局サイドでそういう予算面はやっておるのか、その点だけお伺いいたします。予算編成の段階です、どのようにやっているか。

 そしてあと、市長さん答弁をありがとうございました。2回、3回、またシンポジウムを開催するということなんですが、検討委員会から21年の3月、市長さんが28年目途という発表されてから、もう1年と8カ月たっております。28年を逆算しますと、最低でも5年ぐらいは病院建設かかるのではないかと、シンポジウムやって、市民の方の合意ができてからというようなお話だったと私は受けとめたんですが、そうした場合やはり最終的にはどの時点で判断をするのか。そうしないと、28年目途、またそれがずれるのか、その辺をやはりあるところで線を引かないと、やはりこれは私の個人的な考えなんですが、今でもやはり病院の関係者の方で市民病院ができれば、それまで頑張ってやるぞというような気持ちの方はたくさんいると思うんですが、やはりその辺がはっきり決めていただかないと、もし3年たっても今の状態が続きますと、その3年間、その頑張ってきた人たちの3年間の間の期間が無駄になってしまうような気もします。ですから、大体どのぐらいの時期に最終的な決断をされるのか、その辺をお伺いしたいと思っております。

 知多市と東海市の市民病院も、先月の暮れに発表がありまして、平成27年開院ということで、もう23年度から基本設計、本設計、工事、またその時点で知多市役所の北側に建設候補地も絞りました、ということで、私の聞いた範囲ですと、約200億円の建設費でやると。機材を入れると300億円ぐらいでやるような、まだ予定ですが聞いております。もう現実的に東海、知多、1つの病院が動き出しております。その辺も踏まえましてお聞かせいただきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。



◎病院事務局長(梅原啓三君) 2回目のご質問をいただきました。ありがとうございます。

 予算編成についてということでご質問をいただいております。市民病院では、従来は、事務局が中心となって予算編成を行ってきたということは事実でございますが、来年度の予算編成に当たりましては、医局、看護部、コメディカル、そういったそれぞれのセクションから意見を聞きながら病院全体の目標を定めて全員参加の予算としていきたいというふうに考えております。

 また、平成22年度からですけれども、管理会議や経営改善委員会で予算と執行額との対比や各診療科別の入院患者数や外来患者数の推移を見ながら、当初予算で定めた入院患者数180名、外来患者数1日当たり650名を目標に全職員が一丸となって経営改善に今努めているところでございますのでご理解賜りたいと思います。

 以上、お答えとさせていただきます。



◎市長(片岡憲彦君) 病院建設の最終的な結論はいつかという話でありますけれども、財政的な話の中で、今回再生プランというのを、この12月の協議会にかけさせていただきます。

 それで、今、病院の建設、5年ほどという話が出たんですけれども、最短でやろうとすると、基本設計に1年、実施設計1年、そして建設に2年ということで、最短でも4年かかるということであります。

 そういうことも含めながら、来年1月の協議会には、何とか病院の基本構想的なものを出せれば。基本構想というのは、ちょっと大げさになりますけれども、大体の枠組みというか、そういったもののスケジュール的なものも含めて示していくような今努力はしておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



◎病院長(鈴木勝一君) まず予算のことですけれども、予算に関してはもうずっと以前から、各部署から要求を出していただいて、その要求に関して執行部の前で説明してもらうと。それで、その説明を吟味して決めるということをしてます。全く事務サイドでやるということ一切なしで、もう10年以上前からやっています。

 それから、その坂出病院に関しては、そのときはもう大分前で医師不足は全然なかったんです。だから大学をかえるということで医者を集めることはできた。だから、かなりいいことができたわけです。今は全然その状況ではないので。

 ただ、一生懸命やっているところはやはりやっていると思う、僕も見に行きましたけれども。その中で、経営の安定なくして良質の医療の話というのは、僕はここから盗んできたんですけれども、病院の基本、原則というような形でやろうということです。そういう意味ではすごく学ぶところはあると思うんですけれども、一番今重要な医師不足をどうするかという問題に関しては、あそこへ行っても何もわからないだろうと思います。

 あとシンポジウムなんですけれども、前回やはり総論だったと思うんです。やはり各論をやらなければいけない。具体的に繰入金がどのくらいあって、それをほかの、例えば東海や知多はどうなのか、常滑はどうなのか。やはりその辺の細かいところで討論するというか、絶対必要なのではないか、医師不足に関してもどこがどうなのかというようなこと。半田と一緒になればいいというんだけれども、例えば半田と一緒になって、半田に一つ病院ができたときに、半田の今の状況から言うと、常滑の救急を全部受け入れるのは当然無理なんです。すると患者のたらい回しが起こってくるので、そういうことをしっかり話をして、では一体何をしなきゃいけないのか。かなりもっと緻密なところで話し合いをして、うねりが出てくるかどうかだと思います。出てこなかったらやはり残念ながら新病院はできないということになると思いますので、やはり各論をちゃんとやるべきではないかというふうに僕は思っています。

 以上です。



○議長(伊藤史郎君) 相羽助宣君の質問は終わりました。

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△冨本健君



○議長(伊藤史郎君) 次に、14番冨本健君の質問を許します。冨本健君。

         〔14番 冨本 健君登壇〕



◆14番(冨本健君) 14番翔の会冨本健でございます。議長さんのお許しを得ましたので、通告に従い行財政再生プランについて質問をさせていただきます。

 現在、本市においては、大変厳しい財政状況の中、行財政再生プランを作成し、それを踏まえ予算を作成中であると思います。今後における本市の財政運営の核になるであろう、この行財政再生プラン、私どもにはまだはっきりとした説明等ございませんが、あえてこの苦境を乗り越える礎となる方策だと思っておりますので質問をさせていただきたいと思います。

 以下4点お聞きします。

 1、再生プランの作成プロセスにおいて、8月に行われた事業仕分けの結果との兼ね合いについて。

 2、再生プランの位置づけについて。

 3、再生プランの実施と検証について。

 4、中期財政計画との整合性について。

 以上、4点であります。答弁よろしくお願いいたします。

         〔降壇〕

         〔企画部長 伊藤宣之君登壇〕



◎企画部長(伊藤宣之君) 冨本議員さんのご質問、行財政再生プランにつきましてお答えをさせていただきます。

 行財政再生プランにつきましては、厳しい行財政運営が見込まれる今後5年間の財政計画と行政改革にかかる取り組みについて取りまとめるものでございます。現在、最終的な取りまとめ作業を行っているところでございますが、今月の市議会協議会におきましてプラン案をお示しする予定でございます。

 さて、ご質問の1点目、再生プランの作成プロセスと事業仕分け結果との兼ね合いについてでございますが、プランの作成に関しましては、外部の視点や市民の感覚を反映させることを目的といたしまして、常滑市で初めてとなります事業仕分けを実施したところでございます。

 この仕分け結果を受けまして、現在市内部の行政改革推進本部において、事業仕分けの判定結果や意見を尊重することを基本に、市民への影響、財政効果などさまざまな観点で調査検討を進めております。

 この仕分け対象事業に対する市としての方針につきましても、再生プランの中でお示ししてまいりたいと考えております。

 次に2点目のご質問、行財政再生プランの位置づけについてでございますが、常滑市の財政、また行政改革に関する現在の基本的な計画としましては、平成21年1月に策定いたしました常滑市中期財政計画や常滑市行政改革アクションプログラム推進手法及び重点取り組み項目、いわゆる50項目がございます。

 現在、策定作業を進めております行財政再生プランにつきましては、これまでの中期財政計画を見直した新たな財政計画と50の重点取り組み項目に新たな取り組み項目を加えて再整理した行政改革にかかる取り組みで構成するものでございまして、今後5年間の行政改革の基本となる計画と位置づけております。

 次に、3点目の行財政プランの実施と検証についてでございますが、まず実施につきましては、来年度の予算編成に当たり、事業仕分けの判定結果や考え方、また行財政再生プランの内容を十分に踏まえて作業を進めることにいたしております。こうして予算に反映することで、来年度以降確実にプランを実施、実行できるようにしてまいりたいと考えております。

 また、プランの検証についてでございますが、進行管理及び評価につきましては、これまでと同様に企画部において取りまとめを行うことを考えておりまして、前年度の取り組み結果につきましては、年度ごとに市議会へ報告するとともに、ホームページ等を通じまして市民にも公表していくことを考えております。

 4点目の中期財政計画の整合性についてでございますが、現在取りまとめ作業を進めております行財政再生プランにつきましては、今後5年間の新たな財政計画と行政改革の取り組みを一体とした計画でございます。検討作業の当初から、整合、連携を図りながら策定作業を進めたところでございます。

 以上、お答えさせていただきます。

         〔降壇〕



◆14番(冨本健君) 部長さんから答弁いただきました。自席での1回目の質問をさせていただきます。

 まず1点目の再生プランの作成プロセスにおいて、事業仕分けとの兼ね合いということでありますが、事業仕分け、まず事業仕分けについて、私はちょっと疑問を持っております。それはやはり市長から委嘱を受けた5名の市民の方、公募で選ばれた3名を含む行革委員の方が9名ということで、あと有識者の方が3名入って合計12名の仕分け人の方が、現在行われている事務事業等について現状維持、改善、また廃止等の結論づけたものと理解をしております。

 この事業仕分け、私が思うに、9名の市民の方、非常に重い決断を迫られたわけであります。一つの市民の意見を聞くという手法としては、私は悪いことではないと思いますが、さてこの9名プラス3名の有識者の方の意見、これがすべての民意だと言えるのでしょうか。私はその辺が疑問に思っております。

 その民意を、いかに吸い上げるかということで、パブリックコメント等をやりますよというようなことが、この22年の7月協議会で示された行財政改革に関する取り組み予定という、この表に書いてありますが、このパブリックコメントを、これも市民の一応意見を吸い上げれる場だと思いますが、現在このパブリックコメントの浸透状況というのが非常に市民の皆さんにはまだなじみが薄いものだというふうに思います。今までパブリックコメント何度か市の方策で募集をされたと思うんですが、非常に意見等が少ない、まだ市民に浸透していないなというところが非常に私の実感としてあります。

 これはちょっと厳しい言い方になるかもしれないんですけれども、この事業仕分け、市民を利用したサービスカットじゃないかなと、そんなふうにもとらえれないことはない。ここに市長の政治判断はあるのでしょうか、この辺をお聞きします。

 2つ目です。再生プランの位置づけについて。

 部長さんの答弁の中で、この2つ目と4つ目、中期財政計画、趣旨が同様でございますので、私の質問、これ2番と4番は同一にさせていただいて1つの質問ということで、自席から1つにさせていただきたいと思います。

 本市は、平成20年5月に、今後の財政の考え方ということで、今後4年間の約75億円の財政不足が発生するよという説明がございました。その後6月には、行財政アクションプログラム推進手法を策定し、さらなる行財政改革に取り組んできたと思います。しかしながら、リーマンショックに端を発した非常に厳しい不況、予想を上回る財源不足が発生し、この再生プラン策定ということに至ったと思います。

 そこでお聞きをいたしますが、本市にはこの第4次常滑市総合計画というのがございます。これを読んでいくと、片岡市政になってからの方向性とは矛盾をするところが多々あるなという気がするわけであります。この総合計画というのは、やはり市の方向性を決めていく非常に大事な計画だと思います。この総合計画を実施するために、実施計画というものもあります。実施計画、これは平成21年から23年度版でございます。今、まだ有効な実施計画だと思いますが、ここに書かれている1ページ目の基本的な考え方のところに、2の計画の期間、計画策定後の社会情勢の変化に対応するとともに財政状況を的確に反映させるために、ローリング方式により毎年度更新していきますとあります。ことし、これまだ出てないんですよね。

 これ、やはり総合計画を実施するための実施計画ということで、23年度は社会情勢に対応して出てなきゃいけないものだと。もう既に今の段階で出てないともうおかしいですよね。これはどうなったんでしょうか。その辺もお聞きをしたい。この再生プランの位置づけが、まずこの総合計画、実施計画あっての再生プランだと思います。やはりこの方向性を、現片岡市長になった方向性というのを示す。

 私は、以前にもビジョンを示してほしいと。厳しい財政状況の中、市民の方は大変我慢をしておる。でも我慢をして、良識ある市民の人はしっかり説明をすればわかってくれると思います。しかし、ビジョンを示すことも非常に大事だと思います。なのでこの総合計画を、僕は改定して片岡市長の考えを、ビジョンを乗せていってほしいなと思うわけであります。その点について、市長の考え方お聞きしたいと思います。

 3点目、再生プランの実施と検証です。

 この検証においても、実施は予算組み、予算編成においていろいろな方策をとるということだと思いますが、この検証という部分が非常に大事かなと。

 検証も、毎年改定をしていくというか実施計画のところでいろいろと社会情勢に検証した部分を反映して、これもしっかりとつくっていっていただきたいと思います。

 非常に大変な、今、財政状況で、職員の方も減って、非常に皆さん忙しいとは思いますが、この苦境をぜひ乗り越えるために、この辺のことはしっかりと礎になると思いますので、していっていただきたいと思いますので、これで自席の1回目の質問といたします。



◎企画部長(伊藤宣之君) ご質問ありがとうございました。まず1点目の事業仕分けそのものに対する考え方についてお答えをさせていただきます。

 まず議員ご承知だと思いますけれども、仕分け委員でございますが、先ほど紹介いただきましたように、例えば産業界、労働界、男女共同参画の団体、JC、あるいは子どもを守る会等々から推薦をいただいた方、それから公募の方加えて9人、それから学識経験者3名で合計12人で仕分けをお願いしたところでございます。

 それから、ある意味、仕分けの仕方についてご質問いただいたんですが、仕分けにつきましては事前に2回ほど行革推進委員会を開催させていただきました。その折に、私ども事務局から、事業についてのご説明をさせていただいたと。委員さんから質問もいただき、事業についての理解をしていただいていることをさせていただきました。また、委員さんによりましては、個別に今回事業仕分けになった施設を個人的に見学されたり、それからあるいは高浜市の仕分けを見学に行かれてよく勉強されて、もう相当知識も、いろいろな知識も持っていらっしゃる方もお見えになりました。

 仕分けにつきましては、私どもが一番ねらいとしておりましたのは、市民の目線あるいは市民の感覚で、私どもの気づかないようなところを仕分けをしていただきたい。加えて、学識経験者の方も3名いらっしゃいますので、その方たちのまたプロのご意見もいただいて、そこで議論をしていただけたらなと、深い議論があれば、それが一番いいなと、こういうねらいでさせていただきました。

 当日を迎えたんですが、先ほど私が申し上げましたように、いろいろな、確かに、ことはありましたが、市民目線で議論をいただけたり、あるいはプロのご意見いただけました。相当深い議論があったなと、私は思っております。そういう意味では、我々にとっては、一定の評価はできるのかなと思います。

 それから、ご質問をいただきました、それから市民にどう知らせていくのかという話でございますが、ご紹介いただきましたように、今月の16日に、皆さん方にご説明した後にパブリックコメントをさせていただきます。市民の皆さんの、またご意見もいただくつもりでおります。そういう予定をいたしております。

 それから後、先ほどちょっとご意見がありました、もうある意味市民にお任せというか、仕分け委員に、例えば行革を任せた形になっているのではないのかというご質問でございますが、決してそういうことではなくて、私壇上でもお答えをしましたが、事業仕分け結果を受けまして、私どもの行革の本部で、それについて長い間検討してまいりました。大変重い課題もいっぱいありましたが、それらについていろいろな検証をし、最終的には先ほどおっしゃられた市長の政治的な判断もあったり、そういうこともして最終結果として取りまとめをしてまいりました。そういう実情でございます。

 それから、2点目の位置づけのご質問でございました。

 議員おっしゃるとおり、私どもでは、総合計画が一番の基本的な計画、それは私もよく承知をしております。

 そうはいうものの、非常に厳しい財政状況でございます。今、我々がやらなきゃいけないことは行政改革であります。そういう意味で、今は行政改革を最優先に進めていると言っても過言ではないと思います。

 それから、実施計画のお話いただきました。実施計画も、本来であれば、年度ごとにローリング計画をつくって、それをできた、できなかったので、何年にどうしますというローリング計画で更新していく。それ今までやってまいりましたが、先ほど申し上げましたように、非常に厳しい財政状況でございます。もうそういうことよりは、この事業を行革としてどうとらえてどうするんだという観点で、今は我々は整理をいたしております。

 したがって、今は実施計画のローリングも出していない、こういう状況であります。

 それから、検証につきましては、先ほど壇上で申し上げたとおり、今回やるべきことを一定プランとして皆様方に説明しご理解いただくつもりでおりますが、その後どの計画が予定どおりできたのかできないのかということを検証し取りまとめて、また一定の時期に議会に報告をしてまいりたいと思います。

 それから、物すごく大きな情勢の変化があれば、当然それはまた更新というか変更していくことは考えられますが、今のところ私たちが考えているのは、そのことが計画どおりに進んでいるのかいないのかということをお見せをしていこうと、こんなふうに考えております。

 以上でございます。



◆14番(冨本健君) ご答弁いただきました。2回目の質問をさせていただきます。

 事業仕分けの件ですが、決して私は仕分け人の方たちを切り捨てるつもりもありませんし、事業仕分け行ったこと自体を、別に否定をするつもりもないです。

 我々知多半島の議員の中でも非常に関心が高くて、この事業仕分けについてはいろいろ勉強させてほしいということで、仲間のほかの自治体の議員ですが、そこの議員の仲間のところに勉強会という形で、我々講師で言ったようなこともございます、実は。それぐらい今、どこの自治体も苦しい中、常滑は先進的なこの事業仕分けということを行ったということは、私は決して悪いことではない。

 僕が言いたいのは、悪いことではないが、ではこれがすべてではないんじゃないかということです。すべての民意をこれで吸い上げたと、とらえるのは、ちょっとどうかなという疑問があるということであります。

 そして2点目、この今やらなければいけないことはこの行革だと、そのとおりだと思います。職員さんも減っていろいろ大変だと思いますが、この総合計画、やはりこの行政のシステム自体が、まずこの総合計画がありきなのではないかな。そこからスタートして、もちろん先ほど部長さんも言われましたけれどもローリングでやっていかなければいけないけれども今はできないと。それぐらい行革のほうで忙しいというふうに理解しましたが、もちろんそうだと思います。ですが、この実施計画というのは、この総合計画をやっていかなければいけない市の基本の計画をおろそかにするということにつながっていきますよね。それはどうかなと思います、僕は。

 なので、大変ですがこの再生プラン、一区切りついたら、この実施計画、また総合計画等々も含めて、もう一度実直しをしていただいて、これ平成18年から27年、約10年間の計画を示したものですよね。この10年、今時代の流れというのは非常に早いです。動きがすごい、いろいろなことが起きています。10年をこの計画、この1冊の本で、平成18年の時点から今、平成22年、この4年間で、ではいろいろありました。この1冊の本、10年使っていくのはどうかなと。そこも疑問に思います。だからどんどん改定していけばいいと思います。

 それをもとに、この常滑の将来像、ビジョンを示していただきたい。市長にはビジョンをここで示していただきたいと思うわけであります。

 最後ですが、やはり市長は政治家です。強いリーダーシップで、常滑市のこの将来構想、ぜひ示していただきたい。そして、先日我々翔の会が予算編成、23年度の予算編成に当たり、会派として要望書を出させていただきました。決して全部やっていただけるとは思っていません。しかし、民意というものはこうですよという部分で示させていただきました。

 この再生プランを、まだ私見させていただいておりません。今度16日の協議会で説明があるということでございますが、余りにもビジョンがないような再生プランが出てきたならば、厳正なる対応をしなければいけないなと私は考えております。

 きのうの市長さんの答弁で、守りの姿勢ではなく責めの姿勢でというお言葉が出ました。僕はすごいいいことだと思います。ぜひこの苦境を、市長を批判しているだけでは絶対乗り越えられない、議会も協力していきます。市民も協力しなければいけないと思います。

 この苦境を乗り越えるために、市長の将来構想、ビジョンをぜひ聞かせていただきたい。それをお願いして私の質問を終わります。



◎企画部長(伊藤宣之君) ご質問ありがとうございました。まず、最初の事業仕分けのやり方についての民意の反映についてご質問いただきました。

 まず、民意の定義というのは大変難しゅう感じます。難しいと思います。例えばどんな方法で何人でやれば民意が反映できたのか、それはもうだれが考えてもわからないことだと私は思っております。

 それで、今回はああいうやり方で仕分け委員の方にお願いをした。そして、我々でその結果を受けて、いろいろなことを検討して執行部としてプランという形で発表させていただいて、それを市民の皆さんにパブリックコメントという形でお聞きする、それが最大公約数的な民意の反映かなと我々は思っております。そういう方法でやっていきたいと考えております。

 それから、2点目の総合計画の話でございますが、議員おっしゃるとおりでございます。確かに常滑市にとって総合計画は基本になる計画、それは私も重々わかっております。けれども、先ほど申し上げましたように、そういうことができない状況であるということも理解いただきたいと思います。

 私からは以上とさせていただきます。



◎市長(片岡憲彦君) 冨本議員さんからのご質問ありがとうございます。

 市長としての将来ビジョンをということでありますけれども、総合計画は、やはり市長がだれがやろうと市の進むべく計画だというふうに思っております。

 ただ、右肩上がりの経済成長ということであれば、10年の長期的な計画は有効性を持って効力もあると思うんですけれども、最近のように経済情勢が1年先、2年先がわからない状況の中で、果たしてこの総合計画のもとで達成することは、達成率はどうかというと、今までのような達成率はほぼ不可能かというふうに思っております。

 ですから、実施計画も、先ほどの答弁のように今ローリングもしない状況でありますけれども、総合計画自体が、今後各市町、同様だと思いますけれども、見直すときには来ているのではないかなというふうに思っております。

 ですから、ある一定の方向性を示すべきですけれども、個別に上げていくかどうかについても、やはり検討しなければいけないのではないかなというふうに思っております。

 市長として、将来ビジョン云々という話がありましたけれども、やはりこういう時代でありますけれども、私としてはあくまでも私はこの町が好きですし、常滑市を日本一の町にしたいという、その思いでやっております。

 ただ、余りにも夢は大きいわけでありますが、一歩一歩、私はそれに向かって着実に進んでいきたい。きのうの答弁にも言いましたように、企業誘致もそうですし、やはりニュータウンの外からの転入者を拡大することも必要ですし、そういったことで市民の皆さんが本当に常滑市を好きになっていただく、好きになるような町にしたい、それが私の目指すところであります。

 以上であります。



○議長(伊藤史郎君) 冨本健君の質問は終わりました。

 ここで休憩といたします。再開は10時45分です。

          午前10時28分 休憩

          午前10時45分 再開



○議長(伊藤史郎君) 休憩を解き会議を再開いたします。

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△成田勝之君



○議長(伊藤史郎君) 次に、4番成田勝之君の質問を許します。成田勝之君。

         〔4番 成田勝之君登壇〕



◆4番(成田勝之君) 4番優民クラブの成田勝之でございます。議長さんのお許しをいただきましたので、さきに通告してあります市民アリーナについてを質問させていただきます。

 常滑市民アリーナは、平成21年3月末日をもって閉鎖となりました。閉鎖に際しましては、常滑市内には平成2年2月に竣工したサザンアリーナ、平成5年3月に竣工した市民体育館と、体育館が3つもある状況の中で、昭和41年10月に竣工した、この市民アリーナが老朽化をし、耐震性に不安があること、また当時年間約1,800万円ほどだったと思いますが維持費がかかっており、行財政改革の一環としての理由もございました。

 この市民アリーナの建設に際しては、当時建設地の地元の北条区から現金3,000万円と土地1,000坪が寄附された経緯があります。また、そのほかに現在北条区が所有する土地は、図書館の駐車場として使用されております。

 閉鎖当時に際しましては、地元北条区とすれば市民アリーナの存続を可能な限り長期にわたり望むものの、修理、維持することが市の財政状況から判断すれば困難であることを理解し閉鎖やむなしとのことでありました。そして、閉鎖をするのであれば、施設の安全性や付近の治安を考慮して、でき得る限り早期の建物取り壊しを求める声がありました。当時の北条区長から市民アリーナ閉鎖に関し要望書が提出をされ、市長からは平成25年度までを目途にアリーナの取り壊しを行う旨の内容を含む回答書が平成20年11月27日付で市長名で提出をされたところであります。

 さて、実際に取り壊しをするとなれば、相当多額の費用がかかることは想像にかたくありませんが、現在の大変厳しい財政状況を考えますと、その実行に関して不安を抱かざるを得ません。

 そこで、下記についてお伺いをいたします。

 1、回答書を提出した後、現在までに北条区とどんな話し合いがなされましたでしょうか。

 2、アリーナの取り壊しにかかる費用はどのくらいを見込んでいますでしょうか。また、平成25年度までに取り壊すとすれば、計画的に考えていかなければならないと思いますが、取り壊しのための資金の計画はありますでしょうか。

 以上、2点につきましてご答弁をよろしくお願いを申し上げまして壇上での質問を終わります。

         〔降壇〕

         〔教育部長 盛田昌樹君登壇〕



◎教育部長(盛田昌樹君) 成田議員さんのご質問、市民アリーナについてにお答えさせていただきます。

 ご承知のように、市民アリーナは、北条区から市民会館建設の要望があり、同区より建設用地3,300平方メートル余と3,000万円の寄附を受け常滑市民体育会館として昭和41年10月に竣工いたしました。

 そのような経緯から、市と北条区との覚書で会議室の使用について、北条区が優先的に使用できること、使用する場合は指定寄附の趣旨に基づき使用料を免除することとされております。

 よって、平成21年3月末の閉鎖につきましては、北条区の理解が欠かすことができないことから、北条区との間で協議を行ってきたところであります。

 さて、1点目のご質問、北条区に回答書を提出した後、現在までどのような話し合いがなされたのかについてでございますが、市民アリーナ閉鎖後、最初の打ち合わせ会が持たれたのが昨年の10月で、内容は、代替施設の利用について、建物取り壊し時期について、検討委員会の設置など、今後の進め方についてなどが話し合われております。

 また、ことしに入ってからは、7月に打ち合わせ会がございました。内容につきましては、取り壊し時期について及び北条区の当面の課題として、催事などで必要となる施設確保等の要望があり、市からは市の現在の財政状況等の説明をさせていただきました。

 次に、2点目のご質問、アリーナ取り壊しにかかる費用の見込みと資金計画についてでございますが、取り壊し費用は市民アリーナを設計した建築設計事務所の話として1億円余以上と聞いております。また、資金計画は持ってはおりますが、国の助成など資金手当のめどがつけば前倒しでの実施も検討してまいりたいと考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。

         〔降壇〕



◆4番(成田勝之君) ご答弁ありがとうございました。

 何回もお話をしますけれども、現在建物の周りにはフェンスを設置して立ち入り禁止の区域になっております。

 ただ、見た目が非常に野ざらしになっているような感じが強くありまして、そこは今、放置自転車の仮置き場というふうになっておりまして、手入れされていない建物の雰囲気がよくなくて、非常に言葉は悪いですけれども廃墟のような感じが漂っているようにさえ思えてしまいます。

 この場所というのが、常滑駅からもう歩いて数分の場所でありまして、常滑市の中心部のこの地域に、こういった手つかずの状態で放置しておくというのが非常に心苦しいといいますかいかがなものかなというふうに思っております。本来であれば、早急に対応すべしと思います。どのように考えておられるでしょうか。

 ここの横の道路は、また小学生の通学路にもなっております。非常に建物自体が今でも外壁、外部コンクリートが剥離をしたりして落下したりというような話も聞きます。そういった状況の中で、この場所にあるという、放置してあるというのは非常にいかがなものかと思いますので、このことに関しまして市の認識をお尋ねをさせていただきます。

 そして、今申し上げた外壁コンクリート、落ちてきているというふうであります。先ほど壇上でも申し上げましたけれども、閉鎖をする理由として、使用にたえないと、老朽化が激しくて使用にたえないというふうで理由に掲げられながら、そのまま放置してあるというのは非常に釈然といたしません。また、ここ地下がありまして、ずっと動いている間は、オープンしている間は地下水からポンプでくみ上げていた。今、それがとまっていて、地下に水がたまっている状況、これもかなりのところまでたまっていますけれども、こういったことについて、どういうふうに認識をされておるか。

 それから、当然ああいうクローズしたままで、ただ外部から入ろうと思えば入れてしまうような程度の囲いでしかありません。そういった中で、侵入者やホームレス等の心配があるわけですけれども、現在までにそういった事例の報告があったかどうか、ここをお尋ねをさせていただきます。

 それから、資金計画、取り壊しの資金計画を持っておられるということであります。今しがた費用については1億円以上ということで少しご答弁をいただきましたけれども、こういう多額の費用がかかることは想定をされるわけでありまして、そういう場合、普通幾つか複数見積もりをとられるということではないかなと思います。精度の高い数字を出して、そこで計画にのせていくということだと思うんですけれども、この1億以上という見積もりですが、1社なのか2社なのかはちょっとわかりませんが、複数の業者の見積もりをとっておられるかどうか、ちょっとそこを確認をさせていただきます。

 それから、たまたま新聞にも載っておりましたが、ちょっと時期忘れました、夏ごろだったかなというふうに思いますけれども、刈谷市で、旧市民ホールだと思いますけれどもアイリスホールとアイリスプラザという建物の取り壊しの事例がございます。直接私も2回ぐらい見に行ったんですけれども、これは建物自体は構造的には複雑な形ではないんですが、ホールとプラザ、2つの四角い建物が隣同士に建っていまして、2階通路でつながっているような感じなんですが、大きさで言うとかなり大きいものです。

 なので、高さも、ああいう大きな建物の3階建てぐらいなので、容積的にもかなり大きいなと。したがって、アリーナよりもひょっとしたら大きいような気がするんですけれども、実はこの取り壊し、この建物、刈谷の、取り壊し費用にかかることで新聞に載っておりまして、どういうことかというと、当初1億数千万円ほどの見積もりであったんだけれども、入札で数千万円ほどにぐっと下がったと。いろいろな理由があったと思います。業者側にとっても政策的なこともあったかもしれません。ただ、こういう事例もあります。

 したがって、今後多額の費用がかかる事柄でありますので、こういう先進事例といいますか実例があることもまずご承知かどうか、そしてこういった情報を集められておられるかどうか、このことについてもご質問させていただきたいというふうに思います。

 自席での1回目の質問は以上です。



◎教育部長(盛田昌樹君) ご質問ありがとうございます。たくさんいただきましたが、老朽化によりまして、外部コンクリートが剥離、落下という事実は承知しております。事故のないように、建物周りをフェンスでは囲ってあるんですが、議員おっしゃるとおり、景観的にも、また治安上からも、決して好ましいものではなくて、できるだけ早い時期に撤去したいと、撤去が望ましいと、そのように考えております。

 また、放置自転車の仮置き場にはなっておりますが、遅くとも2月末までには完全に1台残らず撤去されるというふうに担当部局から確認をいたしております。

 次に、地下水についてでございますが、当初からポンプアップをやめれば周辺の地下水の高さまでは水が来るであろうということを予想しておりました。ただ、水位のことですので、定期的な見回りを欠かさず行っておりまして、現在は安定しておるというふうに理解しておりまして、今後も見回りを続け注意を払ってまいります。

 また、侵入者についてですが、建物内部への侵入の形跡はございませんが、軒先といいますかフェンスを乗り越えて軒先で泊まった、食事をしたというような痕跡はございまして、過去2度ほどございました。そのたびに退去をするようにという注意書き、警告書を張りつけまして、そしたらもう翌日にはいないという状況が2件ございました。

 次に、見積もりを複数とったかということでございますが、先ほど壇上で答えましたように、建築設計事務所、あそこを設計したところに聞いたことの1億円余ということと、地元業者から見積もりを1件とっております。

 次に、刈谷市の例についてですが、現地に出向きまして、建築課の統括主幹の方から詳しい説明を受けておりまして、また市民会館の隣で刈谷市の旧庁舎も今、ちょうどやっておる、同時にやっておるんですが、その見積もり額と決定した額の説明も受けておりまして、また市民会館を落札した業者が、同じように4年前に半田市で、市民ホールですけれども、そこも随分当初の見積もりよりも安く落札したという情報がございましたので、半田市役所にも行って話を伺っております。

 以上でございます。



◆4番(成田勝之君) ありがとうございます。

 いろいろ事例は、情報は集めていただいておると。一番問題なのはお金をどう算段するかということなんですけれども、非常に厳しい財政状況でありますけれども、ただ放置しておいて本当に何かあると、これは責任問題になってしまって、お金の話ではありませんけれども、かえっていろいろ高くなったりとか早目にやっておけばよかったなという結果になる可能性も高いと思います。

 また、そういったことから、防犯上、治安上の不安があるということ、それから先ほども申し上げましたけれども、常滑市、景観条例もつくっているぐらい、やはり景観にも、景観を大事にしている自治体であるにもかかわらず、ああいうところ、中心部に何年もそのままというのは本当にいかがなものかなというふうに思っております。

 繰り返しになってしまいますけれども、本当に治安上、それから安全上、本当に心配でありますので、できる限り早く取り壊していただくということが現実的な対応だというふうに思っておりますので、ぜひそのようなほうで進めていただきたいと思っております。再度、このことに関しまして市の考え方を確認させていただきたいというふうに思います。



◎教育部長(盛田昌樹君) 議員おっしゃるとおりでございまして、駅中心部近くに、あのような、議員は廃墟とおっしゃいましたけれども、そのようなものが建っているということは、本当に常滑市として恥ずかしいことだというふうに認識しておりますので、先ほど壇上でも申しましたように、国等の助成等がありましたら早急に手をつけてもらいたいと、そのように思っております。



◎市長(片岡憲彦君) 成田議員さんからのご質問ありがとうございます。

 私も市民アリーナがあの状態であるということにつきましては、大変心配しているわけでありまして、21年の4月から閉鎖しておるということで、ちょうど21年の10月に台風が来たんですけれども、そのきに一番心配したのは、あのフェンスが飛ばされるのではないかということを一番心配しておりまして、あのときにはそれなりに補強したということがあります。

 そうはいっても、先ほど来からの質問の中にも、本当に駅に大変近いところ、また病院に行くにも、よく市民の方が目につきやすいところということであります。なおかつまたコンクリートの剥離もありますし、一応土地所有者というか建物の所有者としては、侵入者に、もしあったとしても事故があったら大変なことになりますし、そういうところも含めて、先ほど壇上でも部長が答弁したように、国の助成等で資金的な確保ができれば、25年という約束はしておりますけれども、それよりも早い段階で取り壊しにかかっていきたいと思っております。

 先ほどご紹介ありました刈谷市の例もありますが、今こういった経済情勢の中で、今の時期が一番取り壊すには安い費用でできるのではないかという話もありますので、そういったことも含めて検討していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊藤史郎君) 成田勝之君の質問は終わりました。

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△稲葉民治君



○議長(伊藤史郎君) 次に、16番稲葉民治君の質問を許します。稲葉民治君。

         〔16番 稲葉民治君登壇〕



◆16番(稲葉民治君) 16番翔の会の稲葉民治でございます。議長さんのお許しを得ましたので、さきに通告いたしましたとおり、市民病院改革プランについて質問をいたします。

 昭和34年に建設された常滑市民病院は老朽化が進み耐震化されていない。病院は建て替えが必要な状態であります。しかし、新市民病院の建設には、少なくとも100億円、しかも毎年10億円の赤字解消の具体的なプランが見えない中での新市民病院が必要かどうかだけの議論の中身には虚しさを感じます。新市民病院は必要だと思いますが、今常滑市の財政状況からすると、大変重い負担、それに耐えられるかどうか懸念されます。どの機能を削ればどれくらい負担が減るかの議論と市民のコンセンサスが必要であります。現実として、救急医療を維持する医師の数を確保するためには、250床程度の病院規模は必要となります。しかし、常滑市の人口規模では、一般病床の稼働率は70%ほどでありますし、現に病床利用率は70%を切っている状況の中では黒字の見込みが立たないことが容易に想像できます。

 平成19年に国において、経済財政改革の基本方針が閣議決定され、国は公立病院が今後とも地域において必要な医療を安定的かつ継続的に提供していくためには、多くの公立病院において抜本的な改革が必要であると判断し、各自治体に改革のためのガイドラインを示して、経営の効率化、再編、ネットワーク化、経営形態の見直しを基本方針とした改革プランを策定することを要請しました。当市としても、平成20年度に常滑市民病院改革プランを策定し21年度から鋭意取り組んでいるところであるということは承知しております。

 この改革プランの実施から、1年半が経過をいたしました。そこで以下についてお伺いいたします。

 経営の効率化の目標数値の推移は、どうなっているのでしょうか。

 経営の効率化の目標数値が、23年度までに達成できなかった場合、新市民病院の建設に影響はないのでしょうか。

 現在の病床数はどうなっているのでしょうか。また、改革プランでは、平成22年度から病床数を250床程度に減少することとしますとなっていますが、病床数の見直しは行ったのでしょうか。

 4、経営形態の見直しについて、地方公営企業法一部適用から地方公営企業法全部適用か、独立法人への移行等を平成22年3月までに取りまとめるとありますが、いまだに取りまとめた結果は出てきてないようだと思いますが、今どんな状況になるかを質問いたします。

         〔降壇〕

         〔病院事務局長 梅原啓三君登壇〕



◎病院事務局長(梅原啓三君) 稲葉議員さんのご質問、新病院改革プランについてお答えをさせていただきます。

 市民病院は、昭和34年に開院し、現在は許可病床300床、19診療科で地域の中核病院として地域医療を担ってまいりました。そして、入院患者の約8割を常滑市民が占め、地域にはなくてはならない病院であります。しかし、経営は多くの公立病院と同様、厳しい状況であり、平成20年度に市民病院改革プランを策定し経営改善に努めているところでございます。

 改革プランの計画年度につきましては、経営の効率化を平成21年度から23年度の3年間とし、経営形態の見直し及び再編ネットワーク化を平成21年度から25年度の5年間としております。当病院では、平成21年度の決算が出た時点で、第三者機関の点検評価を受け、その結果につきましては9月の市議会協議会でご報告をさせていただいております。

 1点目のご質問、経営の効率化の目標数値の推移についてでございますが、このプランの中の主な経営手法としては、経常収支比率、職員給与比率、病床利用率、資金不足比率の4つがございます。

 21年度での状況を見てみますと、経常収支比率、これは経常費用に対する経常収益の割合ですが、経費の削減以上に医業収益の減少が大きかったことから、目標数値99.2%に対して98.3%となりました。職員給与比率、これは医業収益に対する職員給与費の割合ですが、職員給与費は前年とほぼ同額でありましたが、これも医業収益の減少が大きかったことから、目標数値62.4%に対して68.8%、病床利用率、これは年間延べ病床数に対する年間延べ入院患者数の割合ですが、常勤医師の減少に伴う入院患者数の減少により、目標数値65.0%に対して54.4%、そして資金不足比率、これは医業収益に対する財政健全化法に基づく資金不足額の割合ですが、目標数値5.2%に対して5.8%になりました。この4つの指標は、21年度では、いずれも目標数値を達成することができませんでした。

 次に、2点目のご質問、経営の効率化の目標数値が、23年度までに達成できなかった場合の新病院の建設への影響についてでございますが、もともと改革プランには前提条件が3つありまして、1つ目は、21年度で単年度資金収支額を黒字化すること、2つ目は、先ほど資金不足比率でご説明いたしました資金不足額を平成22年度で解消すること、3つ目は、資金不足額と特例債残高を合計した地方財政法に基づく資金不足額を平成25年度までに解消することであります。

 なお、1つ目の平成21年度の単年度資金収支額の黒字化につきましては、ことしの3月市議会で2億円を追加補正したことによって達成することができました。あとの2つの条件を達成することが経営の効率化の目標数値を達成することになりまして、また新病院建設へ進めていくことになります。現在、資金不足額の解消ができるよう改革プランを進めているところでございます。

 3点目のご質問、現在の病床数及び病床数の見直しについてでございますが、現在の病床数は300床となっております。改革プランでは、病床利用率が70%を下回る場合は、病床数を見直すこととし、平成22年度から250床程度に減少することとしておりました。

 しかし、これには病棟の再編が必要となり、病棟間の診療科の調整、看護配置の調整、病室の改修の必要性などから結論に至らなかったのが現状でございます。

 また、市長が、平成21年3月市議会において、平成28年度を目途に新病院を建設する旨を表明したことを受けて、新病院の建設計画との整合性を図る必要があることから、新病院の規模にあわせて病床数を決定していきたいと考えております。

 最後に、4点目のご質問、経営形態の見直しについてでございますが、現在当病院の経営形態は地方公営企業法の一部適用でございます。改革プランでは、地方公営企業法の全部適用や地方独立行政法人への移行を検討し、平成22年3月を目途に結論を取りまとめることになっておりましたが、病床数の見直しと同様、新病院の建設計画にあわせて検討していきたいと考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。

         〔降壇〕



◆16番(稲葉民治君) それでは自席で質問をさせていただきます。

 どうも考えていると、やはり新しい市民病院を建設することが当然前提となってということで、改革プランというのはそれの前提条件ということで、切っても切り離せない話になっておるというのがよくわかります。

 それでお聞きしたいんですが、私はなぜこの質問をしようかと思ったら、先月の協議会で発表されました市民病院の9月分損益計算書の明細書をいただいたときからでございます。私もこれ計算してみました。改革プランとどう違っているのかな、どうなっているのかなということで、1つ目の質問の中でお聞きしたかったのは、もう半年過ぎておるわけですから、その数値をお聞きしたかった。この今お話しいただいた、お答えいただいたのは決算で出ておりますので、確かに当初計画と乖離があります。それはいろいろな要因があるでしょう。

 しかし、もう今現在、半年過ぎたわけでございますので、その数値とどのくらい乖離があるのかということであります。私入れてみました。

 確かに、9月の単月の経常収支は99.5%、医業収支比率は90.2%、職員給与比率は47.0%ということで単月ではすごいいい数字なんですよね。ああこれはいいなと。平成22年度のこの改革プランにも沿っていけるのではないかということを思いました。

 先ほど同僚の相羽議員の質問の中にも、看護のほうからの改善が9,000万円ほど年間で想定できるというお答えもありましたんですけれども、4月から9月、ちょうど半年ですよね。それをこの執行累計額を入れてみますと、経常収支比率で89.0%、医業収支比率89.9%、職員給与比率対医業収支52.8%、22年度終わる目標については、経常収支比率は100.3%、医業収支比率は96.7%、職員給与比率は58.2%という目標があります。この比率、計算間違いしておるかもしれませんがいいですよね。ですけれども、経営の主体となる、根幹をなす部分についての目標については、どうも半年たって離れていってしまっている。これで改革プランができるのでしょうか。それはひいては、新市民病院をつくることのもとになるのでしょうか。

 確かに、常滑市民病院の努力だけでは解消し切れない医師不足というのは、すごく大きいと思います。これは常滑市民病院が医者をつくるわけにはいきませんので。やはりそこの問題点は非常に大きいと思います。

 私も病院欲しいです。病院はあったほうがいい。むしろ常滑にとってあるべきだ、そうは思っております。私も患者の一人であります。

 そこで、お聞きしたいのは、私の計算が間違っておるかもしれませんが、医業収支比率、この目標からどのくらい離れているのか、この4指標について再度お聞きしたいと思います。

 また、2番目、3番目、4番目というのは、やはり新市民病院に影響ありますね。いや本当にそうだと思います。しかし、この総務省が言っておる改革プランを完遂できないことには、それは難しいのではないでしょうか。

 これは財政に聞くんですけれども、もし借り入れをしてとうとう100億円、それから病院の関係の分が出ておると思いますが、これから消防や何かも消防署をつくって12億6,000万円でしたか、それから将来負担比率に関係する部分、全部入れて、もしそれ入れたとすると、これ将来負担比率は最大どのくらいになりますかね。それがやはり国の言っておる、求めておることだと思います。それが解消できない限り、欲しい、つくりたいといっても実際無理じゃないですか。

 ですので、私はこの改革プランを取り上げてどうなっているかということをお聞きしたい。

 終わります。



◎病院事務局長(梅原啓三君) ただいま議員さんのほうから4つの経営手法について数値もご紹介いただきましたので、こちらのほうで数字を試算をしたものを改めて申し上げたいと思います。

 まずは、1つは、経常収支比率でございます。これは、改革プランの目標は、22年度の目標は103.5%ということが計画でございますが、上半期では96.0%という状況でございます。

 それから2つ目、給与費比率、22年度目標58.2%でございますが、上半期では63.0%ということでございます。

 それから病床利用率、年度目標値は78%、これは病床数を250床に減少したという前提で計算をされていると思いますが、そのときの数字が78%が目標値になっておりますが、現在は先ほど申し上げたように病床数は300床ですので、それでいきますと54.9%ということになります。

 それから資金不足比率、これにつきましては、まだ上半期ですので、最終的に、今の段階でその比率が計算できないわけですが、22年度の決算見込みから推計いたしますと、資金不足比率は6.2%という予測がされる。年度目標は、先ほど申し上げましたように22年度は不良債務不足額を解消するという目標でございましたので、今の見込みでいくと、それができていないと、できないということでございます。

 先ほど、改革プランの達成のためには、いろいろな条件があるというご指摘をいただきました。やはり私どもも、病院をやっていく上で、一番問題は医師不足なのかなと思います。

 ご承知のように、現在は、整形外科医、あるいは呼吸器・内科の先生の常勤がおりません。21年度でとか20年度にお見えになった先生方が、残念ながら今いない状況でございます。そのことが病院経営に一番大きく影響していることは事実でございますし、そのことを解決するために、病院長は大学の医局を、各医局を回ってお願いをしておりますし、市長も同じように大学へ行ってその現状を訴えて、できるだけ早く医師を派遣をしていただきたいというふうに考えております。

 なかなか厳しい状況が続いております。先ほど新病院建設に関して、この指標が特に、経営指標が達成できないとすると、なかなか難しいのではないかということでございます。私どもとしても、先ほど改革プランの前提条件を3つ申し上げました。まず、1つ目は解消したということで申し上げましたが、2つ目の資金不足額を22年度で解消する。それから3つ目の地方財政法に基づく資金不足額、これを25年度までに解消するんだということが新病院の建設につながるということを申し上げましたが、そういったことをするためには、常滑市の全体の財政の、いわゆる今議論になっております再生プランをしっかりそこでつくって、そのことを再生プランの中で解消のための資金の手当をしていくということをしていかなければ、新病院の建設の次のステップに進めないということでございますし、そうした観点で再生プランを今検討していると、そういうことでございますのでよろしくお願いをいたします。

 以上、お答えとさせていただきます。



◎総務部長(栗本儀則君) 突然ご指名いただきましてお答えさせていただきます。

 というよりも、現在のところ、その数字をお示しするわけにはまいらないわけですけれども、今、病院の事務局長言いましたように、再生プランの中に、当然病院のといいますか計画の条件がある程度数字として落とせるというものであれば、当然その数値を明らかにして示してご説明する必要があるだろうなというふうで思っておりますのでよろしくお願いいたします。



◆16番(稲葉民治君) わかりました。

 そうすると、病院の中の努力というのは、今、改革プランに基づいて、いろいろやっていただいておるということであります。

 例えば、今常滑は、常滑市民病院は、医療訴訟がないという結果をいただいていますね。これあったら、それは突然の費用が要る話ですね。そうするとその経営については、非常にまた苦しくなるということが起きるのではないかなと懸念をしております。ないというのはいいことです。それが病院の存在意義になると思います。

 ですが、経営の中でどういうことが行われているのか。これは、先ほどの相羽議員の質問の中に、経営改善委員会の中で、いろいろ行われておると、材料費について削減し基金についてもこう、管理会議を月に2回やるということであります。ですが、今お答えになった半年の中で指標としては、大分目標と離れていく、これは非常に心配をしております。

 提案というのでしょうか。こういう考え方はどうですかという話なんですけれども、TQM、横文字で申しわけないんですがTQM、トータルクオリティーマネジメント、これは役所では余り聞かれないですね。これは、もとはTQC、メーカー、いわゆる一般の一企業、それから工事、建設会社等々が品質管理手法というものをやっております。QCサークルだとか、今ではISO9000ということでありますけれども、これを常滑市民病院でも導入して、いわゆる経営戦略から顧客満足度向上、品質向上、ブレイクダウンしてというマネジメント手法があります。

 また、先ほど事故という話がありましたけれども、医療事故も可能性としてはあります。ハインリッヒの法則という話を聞いたことありませんか。これも余り役所ではないかもしれません。災害について、1件の重大な事故、災害の裏には、29件の軽微な事故、災害、またその背景には、30件のヒヤリ・ハット、冷やっとした、はっとした、これは大手企業に行けば常識的な話だろうと思います。こういうものを使いながら、この改善改革プランに、この指標に近づけていっていただきたい、そういうことを思います。

 また、数カ月前ですかね、常滑市民病院の損益分岐点という話を伺ったことがあります。これは新聞にも出たと思いますが。これは、今の経費からすれば、損益分岐点の患者数は、三条基準外を除くと、入院が200人、通院が731人というふうで損益分岐点が起こる。それ以上ないと経営としては難しい。これは会計学の部分から出てきたと思いますが。そういうものも含めながら、この改革に当たっていただきたいというふうに思います。

 私いつもそう思うんですけれども、これ市民病院は医業ということからすれば、今からの、ただ市民病院、市がやっておるという違いだけでサービス業なんですよね。業とすれば、ほかと同じことをやっておって業になるのか。私はいつもそう思うんですけれども、市民病院も業となれば差別化、売りが必要ではないのかなと、それが経営改善につながるのではないかなと思います。

 それは、新しい病院で、医療サービスが同じであれば、新しい病院、きれいな病院、そこへ行くでしょう。今の話で常滑市民が80%、いわゆる患者さんは80%が常滑市の人だということですけれども、本当にそうでしょうか。5万5,000人の市民が常滑市民病院の患者でしょうか。これも考えていただきたい。恐らく北のほうの方々は、市民病院とすると知多市民病院に行かれるのではないですか。それから南のほうの南陵の方々は、南のほうの病院に行かれる頻度のほうが多いのではないでしょうか。そうすると、5万5,000人ですけれども、もっと少ない部分。結局医療圏というのは、そういうことを考えなければいかんのではないでしょうか。

 そうすると、私はさっきの業の話に戻りますけれども、常滑市民病院が業としてあるとするならば、ほかの市民病院、ましてや医療サービスの診療所等、もちろん一次医療、二次医療という考え方はありますけれども、基本的にはそういう差別化、常滑市民病院へ行くとこれは治る、これが特異性があるというのが一つ必要ではないかなと思います。

 それで、私は思いつきなんですけれども、ほかの市民病院がやっていない、例えば土日に市民病院をあけるとか、営業時間を変えるとか、私はそういう業とすれば差別化をするというのであれば、朝の9時からやるのではなくて午後の3時からやって土日を市民病院でもやる。そうすれば、幾ら暗い汚い市民病院であっても、自分の仕事を終わってからでも市民病院へ行ける、時間外のということにもならないのではないですかね。そんなことを思いつきました。

 そういうものを含めて医療改善にいっていただきたい、改革プランに、目標数値にもっていっていただきたい。そうしないと市民病院って、新しい市民病院できないですね。そんなことを思います。

 そういうもっとフレキシブルな、いろいろなことを想定しながら変えていくことはできないのでしょうか。そういうことを質問させていただいて終わります。



◎病院事務局長(梅原啓三君) ただいま議員さんから多くの、また私どもとしては参考にさせていただくべきご提案をいただきました。トータルクオリティーマネジメントとかハインリッヒの法則とか、それからQC、品質管理とか、そういうご提案をいただいたと思っております。

 私どもとしても、いわゆる先ほどの議論でいきますと市民病院という一つの企業でいけば業であると、そういう面では、いかに公立病院の役割を果たしながら、先ほど壇上で申し上げましたが、経営の安定なくしていい医療なしと、そういうことであれば、そのことの両立をどうしていきながら市民の方に医療サービスを提供していくかというのが大きな課題でございます。

 先ほどの中で、QCサークルの話が出ました。坂出市立病院の視察をした折にも、やはりその取り組みとして各職場のQC活動が具体的な経営改善につながったということもございましたので、私もそういう意味でいくと、そういった取り組みが一つは各プランの実現に向けて大事なことかなと思っております。

 それから、医療事故の話も出ました。市民病院ではヒヤリ・ハットと、先ほどご紹介もありましたがヒヤリ・ハットということで医療安全衛生委員会を開いて、そういった医療事故にならないように事前に防止する、そういったことを一番、そういう意味では重要な取り組みとしております。

 それで、損益分岐点の話を紹介をされましたが、入院患者数200人、あるいは外来患者731人ということで、経営手法としては大きな目安だと思っております。やはりそのためには、現状の医師の不足の状態では、なかなかそこまでは達することができないことはご承知いただいておると思いますが、ただ私ども思っているのは、では今がどうなのかということも考えないと、医師が不足しているからしようがないんだということではなくて、今の医療スタッフでいかに経営改善、数字的な意味でプラスの数字を出すかということが今は求められていると思います。

 そういった面では、今年度の試みとして、先ほどご紹介いたしましたけれども、市の広報に市民病院だよりとして医師の紹介とか医療機器の紹介したりとか、それから院内には「とことこ広場」というコーナーを設けまして、いろいろな患者さんのご意見に対しても直接お答えできるように、そういった提案をすぐ改善できる、そういうこともしておりますし、それから市内の公共施設には患者さん向けにつくっておりました「市民病院だより」ですけれども、これも発行の都度、公共施設にも置かせていただいたりとか、それから現在市のホームページにあわせて市民病院のほうも、ホームページの今リニューアルの作業をしております。多くの方、特に若い世代の方がホームページを見ていただいているようですので、そういった面では市民病院の姿をよりよくしていくということも大事かなと思っています。

 それから、差別化を図っていったらどうかということでございます。私どもそのように思いますが、ただ差別化を図るためには、やはりもとに戻りますが、やはり医師、そういった医師を確保してそれをやっていく。ただ、医療連携のこともありますので、隣の半田病院と同じ診療科目、同士でということもありますが、ある面では医師の確保ということも考えると、常滑市民病院の特徴ある診療科目は何にするかということがまさに新病院のあり方の大きな中身かと思いますが、この議論は今、いろいろな意味で院内で建設委員会を設けてしております。その特徴を生かしながら、新病院の姿を煮詰めていきたいなと思っております。

 それから、最後のほうに、ご提案ということで土日もあけたらどうかというご提案をいただきました。確かにそういうこともあるかと思いますが、ただ市内の一次医療、開業医さんとの連携を図っていくということと、それから医師の救急医療をやっている医師、当直体制を持っている場合に、その医師の先生方がさらにそのことによって疲弊をしてしまう。そういうことがあれば、逆を言うと病院の成り立ちがかなわなくなっていくということがございます。決して、そういうことを否定するわけではありませんけれども、地域医療を支えていくために、市民病院の医療を支えるために、医師のそういう人材、資源を生かしていくためにどうあるべきかということは検討する必要があるかと思いますが、多くのご提案をいただきましたので、それを受けとめさせていただいて、改革プランの実行に少しでも私どもとしては進めていきたいと、このように思っておりますのでよろしくお願いをいたします。

 以上、お答えとさせていただきます。



◎市長(片岡憲彦君) 稲葉議員さんからの病院に関する質問をありがとうございました。

 改革プランの達成が、最も新市民病院建設に当たっては必要なことであります。私ども病院長と一緒になって大学回らせていただくと、先ほどの総合計画ではありませんけれども、今第4次総合計画の中では前期、ですから平成18年から平成22年の前期5年間の間に新市民病院建設というふうに書かれているわけであります。大学回ると、一体いつになったら建つんだと、前は平成22年と言っていたではないかということを言われるわけでありまして、そういったことで医師の確保にも影響があることは間違いない事実であると思います。また、病院内の医師、看護師、医療スタッフ等々も、やはりいつになったら病院ができるのかというのは疑心暗鬼でありまして、やはりそれがモチベーションにもつながってきていると思います。

 ですから、病院の開院時期を、はっきり打ち出しまして、それに向かって病院スタッフが一丸となって新市民病院建設に向けて頑張る、そして新市民病院建設する前の段階で改革プランに沿った黒字化を目指す、これが一番必要なことではないかなというふうに思っております。

 せんだっても、医局会議にも出させていただきましたし、看護師長会にも出ました。そういった中で、ハードは古いですけれどもハートのある病院ということで、ぜひ新市民病院前に、先ほどの話ではありませんけれども、坂出市民病院のように、財政的にもしっかりした病院をつくっていきたいというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊藤史郎君) 稲葉民治君の質問は終わりました。

 ここで休憩といたします。再開は午後1時です。

          午前11時45分 休憩

          午後1時00分 再開



○議長(伊藤史郎君) 休憩を解き会議を再開いたします。

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△滝田尚美君



○議長(伊藤史郎君) 次に1番滝田尚美君の質問を許します。滝田尚美君。

         〔1番 滝田尚美君登壇〕



◆1番(滝田尚美君) 1番新緑風クラブ滝田尚美でございます。通告に従いまして順次質問をさせていただきます。片岡市長をはじめ執行部の方々におかれましては、的確かつ真摯なるご答弁をよろしくお願いいたします。

 本年8月に、県下では高浜市に次ぎ2番目に実施された常滑市初の事業仕分けにより、19項目30事業のうち廃止とされたものが4事業、民営化とされたものが3事業、改善が23事業と報告されました。廃止とされたものの中には、市民にとってはかけがえのない市民文化会館が対象とされているなど、この結果に対しては市民の関心は非常に高いものがあります。もちろんこの結果が市の方針として決定されたものでなく、あくまでも事業仕分けの段階での結果、結論であります。

 事業仕分けにさきだって、7月に開催された市議会協議会において、企画課長がご説明されました。事業仕分けの結果の各項目の進め方や取り組み内容を行革推進本部が10月末までに決定し、行財政再生プランの取り組み項目として位置づけ、条件が整うものは今年度から実施し、本格的には来年度予算に反映すべきは反映し来年度取り組んでいくとし、また行革推進本部での仕分け作業が終了次第、結果を市議会議員にお知らせし、秋ごろ行財政再生プラン(案)と、中期財政計画(見直し案)がまとまり次第、市議会協議会で説明しパブリックコメントを実施していく予定であり、最終的には制度の改正が必要となれば、議会で審議してもらうことになると説明しています。

 そこで質問をいたします。

 事業仕分けの結果の取りまとめは、10月末となっていましたが、本定例会開催までに市長執行部からその報告を受けておりません。

 そこで、事業仕分けの結果の最終的な結論は、それぞれどのようなものとなったのか、その総括をお伺いいたします。

 さらに、来年度予算編成において、市民の視点、感覚を反映させるとした事業仕分けの結果を、どのように反映させていくのかお伺いいたします。

 最後に、来年度以降も、本年度実施したような事業仕分けを行っていくのかどうかお伺いいたします。

 以上、壇上での質問とさせていただきます。

         〔降壇〕

         〔企画部長 伊藤宣之君登壇〕



◎企画部長(伊藤宣之君) 滝田議員さんのご質問、事業仕分けについてお答えをさせていただきます。

 まず1点目のご質問、事業仕分けの結果の総括につきましては、多くの市民に来場していただいたこと、また仕分け人から市民の感覚で積極的に発言していただき活発な議論がなされたことによって、市政への情報公開が促進し、また市政に関する理解が広がるなどの一定の効果があったと認識をいたしております。

 また、ご指摘のプラン策定基準については、事業仕分けの結果を踏まえ、市長を本部長とする行政改革推進本部において検討を行い、当初はおおむね10月末までに各項目の方針を定めた上で、行財政再生プランを取りまとめて市議会にお示しする予定で進めてまいりました。しかし、一つ一つの項目が非常に重要なもので、かつ各方面への影響が大きいことから、慎重に検討を進めております。

 現在、プランを作成中でございまして、今月の市議会協議会においてご説明できるよう作業を進めております。

 次に、2点目のご質問、事業仕分け結果の予算編成への反映につきましては、事業仕分けをいただいたさまざまなご意見や判定結果を十分に考慮しながら、事業仕分け対象事業だけでなく、それ以外の項目、事業にも反映させて、現在プランの案として取りまとめているところでございます。

 来年度予算につきましては、この再生プランの内容を基本に編成をしてまいります。また、来年度以降の事業仕分けの実施につきましては、今年度と同様に行財政改革のためのプランの策定という目的で実施することは考えておりません。

 しかしながら、事業仕分けは、行財政改革のための手段ということだけではなく、職員の意識改革や市民の皆さんへの情報公開の場、また行政に関する理解促進の場といった役割が期待できるものでございます。

 こうした事情を考慮した上で、来年度以降の事業仕分けの実施につきましても判断してまいりたいと考えております。

 以上、お答えさせていただきます。

         〔降壇〕



◆1番(滝田尚美君) きのうもそうですが、きょうもやはり現在再生プランは策定中というご答弁です。協議会は16日に行われます。そのときまでにはその事業仕分けの結果で出た再生プランと、あとその行財政再生プランと中期財政計画案が16日の協議会に説明、今検討中ということなんですが、16日に協議会を行うということは、1週間前の9日には資料が配付されます。行革推進本部の検討会議というものは、いつ行うのでしょうか。9日に資料を配付するのであれば、あすにでも行うのでしょうかね、お聞きします。

 あと事業仕分けの結果が重要な案件なことばかりということなので、では行革推進本部は今まで何回行われたのかということもお聞きします。

 それから、協議会のとき、7月の協議会のときに説明したのは、だから市議会協議会で説明し、その後パブリックコメントを実施していくということなのですが、パブリックコメントを実施していって、その市民の皆様にも意見を聞いていく。来年度予算にも反映していくということであれば、今現在は来年度予算、通常なら編成中だと思うんですけれども、その事業は今ストップしているのでしょうか、そのこともお伺いします。

 あと事業仕分けの総括で、成果としては多くの市民に来ていただいた。あと市政の情報公開として一定の効果が得られたということなのですが、総括なので反省もあると思うんですが、そのこともお聞きします。お願いします。



◎企画部長(伊藤宣之君) まず1点目の質問、最終、いつ行革本部で決定するのかというご質問であったと思います。

 もう最終的には、ほぼ市としての方針は決めてございます。議員がおっしゃるように、もう送付の時期でございますので、もう大きなことがなければこのままいけるような状況でございます。それを検討中という言葉で表現をさせていただいたということでご理解いただきたいと思います。

 それから2点目、何回ぐらい行革本部開いたのかというところですが、今正確にちょっと記憶ございませんが、おおむね25回以上は開催をしたと記憶をいたしております。

 それから、3つ目のご質問、これからの手続きで市議会協議会にご報告しパブリックコメントをしていく、市民意見もお聞きをするという段階で、予算に反映することが作業としてできるのかというご質問でございますが、実は行革本部を、もうある程度、何回も何回も開いております。そのときに、その都度その都度、一定の結論を出してまいりました。それを各部長の本部員が、自分の担当課に指示を出しまして、そういう方針で予算編成をしてください。もし仮に、最終変われば、またそれはそれで要求を出し直すという作業を繰り返しやってまいりました。それが現実であります。

 それから、成果のところでございますが、先ほど私が壇上で申し上げたこと、それが成果として一定理解しておりますが、午前中のご質問にも、冨本議員からもご質問ありましたように、いろいろな反省点、私も持っております。例えば、取り上げた事業について、あれがすべて正しかったのかどうかだとか、それから少し乱暴に進め過ぎたのではないかとか、いろいろな意見がございました。私も、それはそれで認識をいたしておりますが、午前中に申し上げましたように、そうは言うものの、市民目線で仕分けをしていただいて、そして私たちが気づかないようなところ、あるいは新しい提案もいただきましたし、それから納税者の目線、それから直接、何ですかね、市民としてこういうことを感じていますよというようなことをいただけたと思っています。そういう意味では、逆に言うなら一定の成果というのはあった、こういうふうに理解をしております。

 以上でございます。



◎総務部長(栗本儀則君) もう1点、ご質問をいただきました、予算の編成作業はどうなっておるんだということでございます。それについて私のほうから答えさせていただきます。

 昨日も盛田議員さんの質問ございまして説明させていただきましたけれども、予算というものは予算の要求がそろった段階で、それを予算書にしていくというのが作業でございまして、その間に各課のヒアリングをさせていただくということでございます。

 ことしは、再生プランの関係ありまして、若干、2週間ほどスタートがおくれております。それで集計をした結果がきのうの結果だということでございまして、まだ歳出のほうがかなりオーバーしておるというのが現在の実態でございます。

 ただ、その間何もやらなかったかということでございますが、これも昨日質問ございまして、佐々木議員さんのほうからありましてお答えさせていただきましたけれども、補助金の見直し、あるいは投資的事業の見直しといいますか、計画期間の事業量などの精査というのは続けてまいりまして、それが手戻りにならないような状況で進めてきたというのが実態でございます。

 非常に時間的にはタイトな状況でございますけれども、何とか予算としてまとめ上げていきたい。しかも再生プランと整合性のある予算にしていきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。



◆1番(滝田尚美君) もう再生プランは、先ほどのご答弁で大まかにできているということです。一般質問は通告制です。私、2週間前に通告しました。

 議員が、本会議場で、どうなっているんですかと質問したことに対して、今検討中ですということだったんですけれども、でも先ほどだともう大まかにできている。ではなぜその再生プランを、今この本会議場定例会の場で説明することができないのか。その16日に、協議会で説明しますときのうもきょうもおっしゃっています。その協議会で説明するのときょう説明するのとの違いは何なんでしょうかね。

 議員が一般質問をして、私2週間前に通告して検討中です。だけどもう大まかにはできています。そうですよね。16日で1週間前の9日には資料送付するんです。もう今できているはずです。なぜそれをあえて言わないのか。そこのところご説明をお願いします。

 あと予算編成のことも、再生プランに沿った予算編成というのであれば、8月に事業仕分けを実施して、10月末には本来予定なら事業仕分けの結果が出て再生プランもできて、秋ごろには説明できるということで、もう1カ月も、1カ月というか、今もう12月なので秋ごろというと大体10月、11月です。1カ月もおくれていて、来年度、今現在13億円足りないというきのうの説明でしたけれども、そのあたりのことは1個1個の案件が重要なことはとてもわかります。

 あとその19項目30事業以外にもその他のことで、行財政改革アクションプログラム推進手法で、未実施、一部実施となった取り組み項目を再整理しというふうに、事業仕分けの実施についてにきちんと書いてあります。だから、やることはとても多くて大変だと思うんですけれども、その10月末に一応発表するという時点で、いやまだ発表できないんですということも議員、私たちには何もおっしゃってくれませんでした。

 今になって、ほかの議員の方たちも事業仕分けのことや予算のことを聞いています。まだ検討中です、説明できません、それで納得できるのでしょうか。16日、もう本当にくどいんですけれども16日ときょうの違いは、では何なのでしょうか。

 それできちんとお答えいただけれないと私、質問終わらないんですけれどもいいでしょうかね、ちょっとお願いします。



◎企画部長(伊藤宣之君) ご質問いただきました、まず1点目、何ゆえ16日なのかというご質問だと思います。

 今回、ご説明させていただきますと、再生プランというのが、非常に中身がたくさんございます。そういったこともあって、一定の時間をいただいて、一定ご説明を申し上げたいと、それが私どもの考えているところでございます。

 議員おっしゃるように、もう16日に説明するのであれば、もうこの時点でできていなければおかしいではないのかと、それはある程度というか、そのとおりでございます。

 しかし、定例会の中で、全部を網羅、きちっと説明申し上げる、これはなかなか難しいです。断片的にお話しする話になりますので、私どもの考えたことをきちんと一定の時間をいただいて、皆さん方に説明する場が大事、こういう理解をしていただければありがたいと思います。

 それから、スケジュールのお話いただきました。もともと10月に出す、こういう予定で話を聞いている。そのとおり私どもも予定をいたしておりましたが、先ほど申し上げた理由でおくれてまいりました。これについては申しわけないと思っております。

 議員おっしゃるように、予算編成との整合性でございますが、きちっとした姿であれば、最初に再生プランを出し、それがご承認いただいた後に予算編成に入っていく、これが一般的な正しい姿というかわかりやすい姿、これは私も理解をいたしておりますが、どうしてもいろいろなこと、確かに今回事業仕分けをした項目が、なかなか重たいこと、私ども執行部も相当悩みました。

 そういうこともあって、結論を出すのが、申しわけなかったんですがおくれてしまい、日程的には今月の16日にお示しすることになりました。

 そうはいうものの、先ほど第1回目の答弁でお答えしましたように、予算編成につきましては私どもの一定一定あるときの区切りのところを、本部員の部長が各課に指示をしまして、私ども考えている再生プランの内容とそごがないように、各担当課には指示をしてございます。

 さっきも言いましたように、仮にその考え方が少しシフトして変われば、また変わったようにシフトをし、それをまた予算要求をし直すと、こういう作業をしてまいりましたものですから、壇上でお答えしたように、再生プランの内容と予算編成はそごがないように今やっておると、こういう状況でございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤史郎君) 滝田尚美君の質問は終わりました。

 以上をもちまして通告者の質問は終わりました。

 これをもちまして一般質問を終結いたします。

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△散会の宣告



○議長(伊藤史郎君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしましたので、散会といたします。

 本日はご苦労さまでした。

          午後1時21分 散会