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愛知県 常滑市

平成20年 12月 定例会(第4回) 12月18日−05号




平成20年 12月 定例会(第4回) − 12月18日−05号







平成20年 12月 定例会(第4回)



        平成20年第4回常滑市議会定例会会議録

議事日程(第5号)

 平成20年12月18日(木)午前9時30分 開議

第1 議案第80号 やきもの散歩道地区景観保全基金条例の制定について

第2 議案第81号 常滑市ふるさとづくり事業基金条例の一部改正について

第3 議案第82号 常滑市国民健康保険条例の一部改正について

第4 議案第83号 常滑市民病院の使用料及び手数料条例の一部改正について

第5 議案第84号 常滑市交通災害共済条例の廃止について

第6 議案第85号 常滑市交通災害共済事業特別会計設置に関する条例の廃止について

第7 議案第86号 常滑市土地開発公社定款の一部改正について

第8 議案第87号 公の施設の指定管理者の指定について

第9 議案第88号 公の施設の指定管理者の指定について

第10 議案第89号 公の施設の指定管理者の指定について

第11 議案第90号 公の施設の指定管理者の指定について

第12 議案第91号 公の施設の指定管理者の指定について

第13 議案第92号 公の施設の指定管理者の指定について

第14 議案第93号 公の施設の指定管理者の指定について

第15 議案第94号 公の施設の指定管理者の指定について

第16 議案第95号 公の施設の指定管理者の指定について

第17 議案第96号 公の施設の指定管理者の指定について

第18 議案第97号 公の施設の指定管理者の指定について

第19 議案第98号 公の施設の指定管理者の指定について

第20 議案第99号 公の施設の指定管理者の指定について

第21 議案第100号 公の施設の指定管理者の指定について

第22 請願第1号 介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願

第23 請願第2号 市内巡回バスの早期実現を求める請願

第24 議員派遣について

本日の会議に付議された事件

 議事日程(第5号)のとおり

出席議員(20名)

      1番  加藤代史子君

      2番  成田勝之君

      3番  佐々木志津江君

      4番  滝田尚美君

      5番  井上恭子君

      6番  藤井友二君

      7番  中井保博君

      8番  冨本 健君

      10番  稲葉民治君

      11番  相羽助宣君

      12番  伊藤史郎君

      13番  加藤久豊君

      14番  盛田克己君

      15番  土田和男君

      16番  古川善助君

      17番  竹内良博君

      18番  川原和敏君

      19番  村上道明君

      20番  片岡勝城君

      21番  八木祥信君

欠席議員(1名)

      9番  片山達師君

説明のため出席した者の職氏名

 市長              片岡憲彦君

 副市長             古川泰作君

 教育長             加藤宣和君

 参事              足立克彦君

 総務部長            村田 博君

 企画部長            西見寿雄君

 福祉部長            浜島久光君

 環境経済部長          新美峰和君

 建設部長            片岡 覚君

 水道部長            中村光明君

 競艇事業部長          澤田健次郎君

 病院事務局長          伊藤宣之君

 消防長             藤井義郎君

 教育部長            梅原啓三君

 総務部次長兼行政課長      古川義邦君

 総務部次長兼税務課長      村川 茂君

 福祉部次長兼健康福祉課長    山本政明君

 水道部次長兼水道課長      畑中芳治君

 会計管理者兼会計課長      山下正英君

 秘書広報課長          盛田昌樹君

 財政課長            栗本儀則君

 交通防災課長          中野敬一君

 企画課長            赤井義明君

 保険年金課長          大岩久晃君

 商工観光課長          籾山敏宏君

 市街地整備課長         中野博行君

 下水道課長           藤井文彦君

 競艇管理課長          家田達良君

議会事務局職員の出席者

 事務局長            松下武義君

 議事課長            都築一雄君

 課長補佐            柿田義則君

 主査              吉川和彦君

             午前9時30分 開議



△開議の宣告



○議長(八木祥信君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議事日程の報告



○議長(八木祥信君) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第80号〜議案第100号、請願第1号及び請願第2号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(八木祥信君) これより日程に入ります。

 日程第1、「議案第80号やきもの散歩道地区景観保全基金条例の制定について」から日程第23、「請願第2号市内巡回バスの早期実現を求める請願」までの計23件を一括議題といたします。

 各常任委員会の審査結果の報告を求めます。

 まず、経済建設委員会の審査結果の報告を求めます。委員長相羽助宣君。

     〔経済建設委員会委員長 相羽助宣君登壇〕



◆経済建設委員会委員長(相羽助宣君) 皆さん、おはようございます。

 ただいま一括議題となりました議案のうち、当経済建設委員会に付託となりました議案第80号及び議案第86号並びに議案第90号から議案第96号までの計9件について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る12日、委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査いたしました。

 以下、審査の過程におきまして、主な質疑、答弁を申し上げます。

 まず、議案第80号やきもの散歩道地区景観保全基金条例の制定について出された質疑、答弁としては、やきもの散歩道地区の景観保全を図る事業については処分できるということだが、作成中の景観計画に基づいた事業ならば、この基金の取り崩しができるのかとの質疑に対し、景観重要建造物について行っていく、また基金の取り崩しについては市民を交えた組織をつくって、どの事業に充てていくかを検討していく旨の答弁が、また「やきもの散歩道地区の景観を保全し」とあるが、やきもの散歩道地区とはどこか、また景観とはどこまでの範囲かとの質疑に対し、やきもの散歩道のAコースをメーンにしている、また景観については、やきもの散歩道の区域内を優先して保全していきたい旨の答弁がなされました。

 質疑後、やきもの散歩道の景観は限られた部分だけではなく、眺めた景観があるので、そのことも考慮しながら景観の定義を再検討願いたい旨の要望が、また財源が目の前にあると、どうしてもやきもの散歩道地区の事業に充当しがちになるが、寄附者の意向に沿うよう、どこかで機関決定をしてから基金の取り崩しをしてほしい旨の要望が出された後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第86号常滑市土地開発公社定款の一部改正については、質疑等はなく、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第90号から議案第96号までの公の施設の指定管理者の指定についての7件であります。

 審査の過程におきまして、まず議案第90号については、募集要項で指定管理料を129万6,000円以内としているが、業務の範囲内容を納得し、この金額でできるのかとの質疑に対し、提出された収支予算書によれば指定管理料が129万6,000円、その他収入が387万5,000円で、収入合計517万1,000円、支出が人件費、保険料、光熱水費等で合計517万1,000円であり、収入支出同額である。また大きな建物の修繕については市が行う旨の答弁があった後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第91号及び議案第92号については、質疑等はなく、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第93号については、指定管理料は水道代、電気料、施設修繕料などに人件費を含めて全部で1年間450万円であるが、人件費は幾らかとの質疑に対し、提出された収支予算書によれば、収入が指定管理料450万円と、その他事業収入の物品販売や陶芸教室等の360万円で、合計810万円の予算であり、支出の人件費は400万円が計上されている旨の答弁、また人件費の400万円は何人分かとの質疑に対し、午前午後と1日2人体制であり、6人から8人の人件費になる旨の答弁がなされました。

 質疑後、人件費の源泉徴収については法にのっとって正しく納めるよう指導してほしい旨の要望が出された後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第95号については、質疑等なく、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第96号については、今後、大曽公園の事務所に常駐の人はいるのか、いるのであればその勤務体制はどうかとの質疑に対し、事務所の開所時間は今までどおりで常駐は2人を予定している、公園の樹木管理が主な業務のため、夏場は多くの人が業務し、冬場は人数が少なくなる旨の答弁があった後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 以上、経済建設委員会に付託されました9議案についての審査結果の報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(八木祥信君) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(八木祥信君) 質疑を終結いたします。

 次に、文教厚生委員会の審査結果の報告を求めます。委員長伊藤史郎君。

     〔文教厚生委員会委員長 伊藤史郎君登壇〕



◆文教厚生委員会委員長(伊藤史郎君) おはようございます。

 ただいま一括議題となっております議案のうち、当文教厚生委員会に付託となりました議案第82号及び第83号、第87号から第89号、第97号から第100号及び請願第1号の計10件について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る15日、委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。

 まず、議案第82号常滑市国民健康保険条例の一部改正について出された主な質疑、答弁としては、掛金3万円はどこから支出されるかとの質疑に対し、市の負担が3分の2で3分の1は国保税等の負担となる、あと3カ月あるが、予算の範囲内で納まる旨の答弁がなされた後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第83号常滑市民病院の使用料及び手数料条例の一部改正については、質疑等はなく、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第87号から第89号まで及び議案第97号から第100号までの計7件の公の施設の指定管理者の指定についてであります。

 まず議案第87号から89号までの3件については、質疑等はなく、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第97号で出された主な質疑、答弁としては、施設の使用料は従来どおりかとの質疑に対し、見直しの検討をしており、その中で基本的に使用料の半額について、それぞれの利用団体から負担してもらうことで進めている、市が主催する事業については引き続き100%の減免という対応で考えている旨の答弁が、運営の指導、監視等はどう考えているかとの質疑に対して、公民館運営審議会、利用者懇談会、図書館協議会などの組織を通じて対応していきたい旨の答弁が、採点表の配点の考え方はとの質疑に対し、サービスの向上の項目では、民間と行政ではノウハウに違いがあること、また管理経費の縮減の項目では民間人の配置によって若干の経費が削減できるということで、この2項目を重要なポイントとした旨の答弁が、指定管理者側の不都合あるいは不測の事態が起きた場合の解約等はどうなっているかとの質疑に対して、市で方針を示して議会に報告することとなる、その後、改めて指定管理を公募し、議決を得る手続となる旨の答弁などがなされました。

 質疑の後、全庁的に採点基準の考え方、指定管理者に対する要請、不測の事態による解約の対応などについては精査すべきである。もう少しいろいろな角度から検討する必要があるので、それをきちんとやってもらいたい旨の要望が、また指定管理者への引き継ぎは確実にスムーズに行ってもらいたい旨の要望がなされた後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案第98号から100号までの公の施設の指定管理の指定についての3件は、質疑等はなく、指定管理者制度は市民サービスの向上と経費の節減という相反することをやっている気がする、市民からサービスがよくなったと言われる施設にしてもらいたい。また経費の面で節減できるところはもっと努力してもらいたい旨の要望がなされた後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、請願第1号介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願については、介護従事員等の人材確保のための介護従事者等の処遇改善に関する法律が成立し、国においてすでに取り組まれている状況であり、その後の状況を見ながら検討すべき旨の意見があったため、挙手による採決の結果、不採択とするに決しました。

 以上、文教厚生委員会に付託されました議案第82号及び第83号、第87号から第89号、第97号から第100号及び請願第1号の計10件についての審査結果の報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(八木祥信君) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(八木祥信君) 質疑を終結いたします。

 次に、総務委員会の審査結果の報告を求めます。委員長稲葉民治君。

     〔総務委員会委員長 稲葉民治君登壇〕



◆総務委員会委員長(稲葉民治君) おはようございます。

 ただいま一括議題となっております議案のうち、当総務委員会に付託となりました議案第81号、議案第84号、議案第85号及び請願第2号の計4件について、審査結果をご報告申し上げます。

 去る16日、委員1人欠席ではございましたが、委員6名出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査いたしました。

 議案第81号常滑市ふるさとづくり事業基金条例の一部改正については、審査の過程において出されました主な質疑、答弁を申し上げますと、基金のメニューはふるさと納税導入時に寄附者の意向を幅広く受けるため、使途が幅広いものになっている旨の質疑、答弁。

 その他の収入金とは、ほかの基金からの繰り入れ等を想定したものである旨の質疑、答弁。

 基金の具体的使途は、積立額を見ながらこれから決めていくこととなり、予算に計上して議会の議決を得て執行することとなる旨の質疑、答弁。

 市長にお任せのメニューは、5つのメニュー以外への使途に対する意向にも配慮し、市政全般に支出できるようにしたものとの質疑、答弁。

 基金は来年3月に解散予定の伊勢湾産業文化振興会からの繰入金の検討も含め6つのメニューごとに分けて積立て管理し、具体的使途が決まれば支出することとなる旨の質疑、答弁がなされました。

 質疑後、市長にお任せのメニューは寄附者の意向を尊重しつつ執行してほしい。また基金の使途は住民の声をよく聞いて執行してほしい旨の要望が出された後、採決の結果、全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、議案84号常滑市交通災害共済条例の廃止について及び議案第85号常滑市交通災害共済事業特別会計設置に関する条例の廃止についての2件であります。

 審査の過程におきまして、これまでご苦労をかけた区長、町内長に対し、区長会を通じて廃止のPRとともに、お礼状の形で対応していきたい旨の質疑、答弁がなされた後、2件を一括して採決の結果、2件とも全員異議なく原案を可とするに決しました。

 次に、請願第2号市内巡回バスの早期実現を求める請願についてであります。

 請願に対する意見として、バス路線の現状を見ると、利用者も少数であり、赤字になることは目に見えている、請願項目1の協議会設置については賛成だが、請願項目2の運行の早期実現については反対であるので、一部採択とすべきである旨の意見。

 近隣市町の状況を見ても、多大な赤字を出して運営していること、また庁内で公共交通機関のあり方について検討会が設置されること等から、今の段階では不採択とすべきである旨の意見。

 行財政改革を推し進めている市の財政状況を考えたとき、新規事業として実施する余裕があるのか、空港やニュータウン事業により、人の動線も変わってくることから、公共交通機関の見直しも含め検討すべきであり、不採択としたい旨の意見。

 中期財政計画が示され、優先順位を考えたとき、現状での実施は難しく、庁内に設置される公共交通機関のあり方検討会を見守るべく不採択としたい旨の意見。

 赤字が想定される事業は、市単独で行うほかにバス運行で利益を受ける民間事業者等との連携も含め、公共交通体系のあり方を模索すべきであることから、不採択としたい旨の意見がそれぞれ出されました。

 採決に当たっては、一部採択と不採択の意見があったため、挙手により採決を行った結果、一部採択については挙手少数により否決、不採択については原案を採決の結果、挙手もなく、不採択とすることに決しました。

 以上、総務委員会に付託されました4議案についての審査結果の報告といたします。

     〔降壇〕



○議長(八木祥信君) 報告は終わりました。

 報告に対する質疑を許します。

     (「ありません」の声あり)



○議長(八木祥信君) 質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。3番佐々木志津江君。

     〔3番 佐々木志津江君登壇〕



◆3番(佐々木志津江君) ただいま議題となりました議案第97号及び議案第98号の公の施設の指定管理者の指定について、反対の立場から討論いたします。

 議案第97号は、公の施設として常滑市青海市民センター、南陵市民センター、鬼崎公民館及び常滑市立図書館であります。また、第98号は常滑市中央公民館及び常滑市民文化会館、これらについての指定をするというものであります。

 そもそも公の施設は、住民の福祉を増進するため、その管理は設置主体である地方公共団体が直接これに当たるのが原則であります。公民館も図書館も、市民の文化、福祉、環境などを推進する生涯学習地域の拠点であり、その意味からも行政としての役割は重要であります。こうした役割を担う公民館、図書館を民間に委託することは、自治体の役割を投げ捨てるものであると言わざるを得ません。

 さきの第169回国会で、図書館など社会教育施設への指定管理者導入による弊害を認めた附帯決議が両院の委員会で採択されました。その内容は、指定管理期間が短期であるため、長期的視野に立った運営になじまないと指摘されました。このときに国会に参考人として招かれた千葉大学の長澤教授が、指定管理者制度の制度設計が3年ないし5年という期間が指定されている、長い継続性が教育の営み、社会教育の営みに求められているところでは、社会教育施設に指定管理者制度はなじまない、それが導入されることは、住民の学びへの影響が大変大きいと述べ、こうした議論を経た中で、さきの指摘とあわせて附帯決議ではさらに有資格者の雇用の確保、労働環境の整備、研修機会の提供などの検討が必要、こうしたことも指摘されました。要するに、社会教育施設は有資格者を自治体みずから雇用して直営で行うべきであるとするものであります。図書館や公民館は収益を生む公共サービスではなく、他の公共施設と同じ視点で論ずることのできない施設であると考えます。

 以上のことから、公民館、図書館は民間に任せることなく行政の責任で運営すべきであることから、これらこの2件についての議案に反対をいたします。



○議長(八木祥信君) 暫時休憩をいたします。

             午前9時55分 休憩

             午前9時56分 再開



○議長(八木祥信君) 休憩を解き会議を再開いたします。



◆3番(佐々木志津江君) 失礼いたしました。

 次に、請願第1号介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願と請願第2号市内巡回バスの早期実現を求める請願の2件について、一括して賛成の立場から討論をいたします。

 まず最初に、請願第1号介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願についてでありますが、厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会で、政府の追加経済対策として打ち出した介護報酬3%の引き上げが了承されました。しかし、この介護報酬改定の最大の眼目である介護職員の処遇改善については、分科会が賃金が一律に引き上げられるものではないと明記したように、3%の引き上げだけでは介護職員の処遇改善には不十分であることが明白です。今回の対策の多くは、経済困難な地域や職員の負担が大きいサービス、有資格者や常勤を多く配置する事業所などへの報酬を加算するというもので、全体の底上げにならないどころか、加算された事業所の利用料が高くなる仕組みとなっています。

 私が本請願の趣旨説明で申し上げましたように、多くの介護職員が生きがい、やりがいを持ちながらも、低賃金で「これでは生活できない」「将来に希望が持てない」などで、やむなく退職に追い込まれるケースが続出していることを考えたとき、介護職員の給与水準の是正など処遇改善は急務と言わざるを得ません。このことが介護職員が安心して介護を提供し、離職を防ぐことができるとともに、市民にとっては必要な介護サービスが受けられる保障になると思います。

 こうしたことから、市民、介護職員の立場に立って、政府においてさらなる抜本的な対策を講ずるよう意見書を提出すべきであると考えます。

 次に、市内巡回バスの早期実現を求める請願についてであります。

 市内巡回バスの運行を市民は強く望んでおります。請願文書にあるように、高齢社会の中にあって、「いろいろな催し物に参加したくても行けない」「病院に行くのに困っている」「やむなくタクシーを利用するが、経済的に大変」など、社会参加や日常生活の面で大変困難な状況に置かれております。また、こうした高齢者だけでなく、公共交通機関の空白地域でも同じ現象が生じております。

 この間、開かれた市長と語る会においても、公共交通機関の空白地域では巡回バスをぜひ通してほしい、こういう意見があったと聞いております。請願が審議された総務委員会では、「常滑市の財政状況から巡回バスを走らせる余裕はあるのか」「これ以上やると赤字が増える」「人の流れが変わってきた」「交通体系の見直しは必要」「市が検討会を設置すると言っているので、その推移を見守っていきたい」、こうした意見がありました。

 私は、この間4回にわたって巡回バスのための検討会議設置と巡回バス運行を求める質問をしてまいりました。その内容は、人の流れが変わってからではなく、現在の状況においても市民は巡回バスの運行を求めている、そのためにどうした運行方法があるのか、検討会を設けるべきではないか。また政府は地域公共交通の活性化及び再生に関する法律を制定し、市町村を中心に公共交通事業者や利用者も参加して地域公共交通総合連携計画を作成した際に、国が支援する仕組みができたことを紹介して、これらを利用しながら庁内でチームをつくって巡回バスの検討に入るべきではないか、このようなことを申し上げてまいりました。しかし、その都度、市当局は人の流れに変化が生まれたときに検討する、こういうお答えに終始してまいりました。今回やっと検討会を立ち上げていきたいという答弁がありましたが、議会がただそれを見守るだけでなく、市当局の動きをバックアップするためにも、議会としての意思を示すべきであると思います。

 また、審議された総務委員会で、市の財政が苦しいときにそんな余裕があるのか、こういう意見があったことについて申し上げたいと思います。私は、巡回バスなどのコミュニティーバスを運行している自治体を訪問してまいりました。自治体の持ち出しは多いのですが、住民の要求をしっかり受けとめ、住民の利便性と社会参加の促進、子供や高齢者など移動困難な方の安全性に配慮し、さらに市街地の活性化と市民参加によるまちづくり、こうしたことを目的に実施されております。そして、これらの自治体で共通していることは、住民の皆さんから喜ばれる仕事をしている、こういう職員の方が誇りを持って語られたことでした。つまり、巡回バスなどのコミュニティーバス運行はこうしたことを目的として、自治体の財政負担はあるけれども、これらの財政負担を少しでも少なくするために経路の改善などを行いながら、住民がより利用しやすいようにする努力のもとに運行されております。財政困難と言いながら、空港対岸部に進出する企業に破格な税金還付を行っております。私は市政運営への目線をどこに置くかが問われていると考えます。

 以上2件の請願について、地方自治法に定められている自治体の責務、住民の福祉、生活向上の観点から、全議員のご賛同により採択していただきますよう切にお願いいたしまして、賛成討論といたします。

     〔降壇〕



○議長(八木祥信君) 2番成田勝之君。

     〔2番 成田勝之君登壇〕



◆2番(成田勝之君) 2番、優民クラブの成田勝之でございます。ただいま議題となりました請願第2号市内巡回バスの早期実現を求める請願につきまして、反対の立場から討論をさせていただきます。

 ご承知のとおり、常滑市は南北に細長い地形をしております。しかし、鉄道線は市内を縦断するわけでなく、市内中心部から大きく西へカーブし、空港へとつながってしまいます。残された市中心部より南側及び東西方向へは、市中心部を横断して東は半田、西は南部線とともに空港までを定期バス路線が走っております。ほかには北部バスが三和地区から市民病院、保健センター、市役所、福祉会館等へつないでおります。しかしながら、こういったバス路線は市内の人口集中地域を網羅しているわけではなく、本数的にも非常に少ない。すなわち常滑市内の公共交通網は脆弱であると認識をいたしております。

 また、空港が開港した今はあちこちで区画整理が進み、まちの様子が大きく変貌しております。しかしながら、公共交通網は新しいまちの姿があらわれてきても従前のとおりであります。したがいまして、交通弱者と言われる人たちをはじめとして市民の生活の足をいかに確保するかは大きなテーマであり、そのことについて検討することの必要性は十分高いと考えております。

 ただ、公共交通、生活交通は巡回バスのみにとどまらず、その費用対効果や利便性などを勘案しますと、デマンドバス、福祉タクシー、乗り合いタクシーといったもののほかにも、民間との連携を含めさまざまな方法があり、広い範囲で総合的に検討する必要があると考えます。今、申し上げましたことは、さきの私の一般質問で申し上げたとおりであります。なおかつ、市当局からご答弁いただきました庁内での検討機関の設置目的についても同様と考えております。

 したがいまして、今回請願項目に書かれております1項目目の市内巡回バス運行検討のための協議会を設置することにつきましては、その協議会の検討対象が巡回バス運行に限定されていることから、また2項目目の市内巡回バス運行を早期に実施することにつきましても、ほかの方法を検討しないままに巡回バスの早期運行を求めることは性急であるとの判断から、本請願を採択することにつきまして反対とするものであります。

     〔降壇〕



○議長(八木祥信君) 5番井上恭子君。

     〔5番 井上恭子君登壇〕



◆5番(井上恭子君) おはようございます。

 新風クラブを代表いたしまして、ただいま議題になりました請願第2号市内巡回バスの早期実現を求める請願書について、一部採択をするという討論をいたします。

 現在運行されているバスの平均乗車密度は、南部線では1日2.9人、常滑線では5人以上ですけれども、経費的には、例えば市がバスを運行する場合には運転手つきで1日20万円、1年間で2路線で7,000万円かかります。しかし、現在、常滑線に関しましては1日5人以上乗車がありますので、補助金が出ますので、現在2,000万円ほどで維持しております。

 しかし、現在の巡回バスは、住民にとっては便利とは言いがたいものになっているため、乗車率も低く、このままの現状で早期に実現するということは今後無理を生じてくると思います。他市町村ではバス停と自宅を結ぶ福祉タクシーやデマンドという必要なときに呼び出せるマイクロのようなタクシーなどが利用されているところもあります。現在常滑では、とことこバスや空港関係バスなどが市内を走っております。経費や合理化を含めた考えの中、巡回バスを当市だけで考えるのではなく、他の市町村を含めた交通手段を考える協議会は、早急に今から考える必要性を感じております。私は市長と語る会に北や南のほうに参加させていただきました。その中で数人の方たちが切に切に、やはりご自分たちの足の確保ということで願っておりました。行政の仕事というものは、市民のために赤字になる事業もやむを得ないではないでしょうか。

 そこで今回の請願項目に、1番、市内巡回バス運行検討のための協議会を設置すること、2番、市内巡回バス運行を早期に実施すること、この2つがございました。その中で1番、市内巡回バス運行検討のための協議会は、この内容といたしましては別に市内巡回バスと名前はついておりますけれども、広域に考えた場合には、これはぜひどこの部署でも考えなくてはいけないものではないでしょうか。

 そこで、新風クラブといたしましては、1番、市内巡回バス運行検討のための協議会を設置することに対しての一部採択を、ここにご列席の議員の皆様にご賛同をお願い申し上げたいと思っております。

 以上です。

     〔降壇〕



○議長(八木祥信君) 以上で通告による討論は終わりましたので、討論を終結いたします。

 これより順次採決を行います。

 まず、議案第80号から議案第96号までの17件について一括して採決を行います。

 本件17件について各常任委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(八木祥信君) 起立全員と認めます。よって、議案第80号から議案第96号までの17件については、原案のとおり可決されました。

 次に、議案第97号について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(八木祥信君) 起立多数と認めます。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第98号について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(八木祥信君) 起立多数と認めます。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第99号及び議案第100号の2件について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(八木祥信君) 起立全員と認めます。よって、議案第99号及び議案第100号の2件は原案のとおり可決されました。

 次に、請願第1号について、委員長の報告は不採択であります。よって、原案について採決を行います。請願第1号は採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(八木祥信君) 起立少数と認めます。よって、請願第1号は不採択とするに決しました。

 次に、請願第2号について、委員長の報告は不採択であります。よって、原案について採決を行います。請願第2号は採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(八木祥信君) 起立少数と認めます。よって、請願第2号は不採択とするに決しました。

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△議員派遣について



○議長(八木祥信君) 日程第24、議員派遣についてを議題といたします。

 本件につきましては、お手元に配付のとおり地方自治法第100条第13項及び会議規則第119条第1項の規定により議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(八木祥信君) ご異議なしと認めます。よって、本件については議員を派遣することに決しました。

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△市長あいさつ



○議長(八木祥信君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、会議を閉じることにいたしたいと思います。

 閉会に当たりまして、市長からあいさつの申し出がございますので、これを許します。市長。

     〔市長 片岡憲彦君登壇〕



◎市長(片岡憲彦君) 議長さんからのお許しをいただき、閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 去る12月5日から本日までの14日間の長きにわたりまして、市議会定例会を開催いただき、また市長からご提案申し上げました案件につきまして慎重なご審議の上、原案どおりご可決を賜り、まことにありがとうございました。

 執行に当たりましては、議員の皆さんからいただきましたご意見等を十分尊重させていただき、適正な行政運営に努めてまいる所存でございます。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。

     〔降壇〕

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△閉会の宣告



○議長(八木祥信君) これをもちまして、平成20年第4回常滑市議会定例会を閉会いたします。

             午前10時16分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成20年  月  日

                    議長  八木祥信

                    議員  成田勝之

                    議員  井上恭子

                    議員  竹内良博