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愛知県 常滑市

平成20年 12月 定例会(第4回) 12月09日−03号




平成20年 12月 定例会(第4回) − 12月09日−03号







平成20年 12月 定例会(第4回)



        平成20年第4回常滑市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

 平成20年12月9日(火)午前9時30分 開議

第1 一般質問

   11「7番」 中井保博

     (1) 今後の具体的な市政運営について

   12「4番」 滝田尚美

     (1) 施設の統廃合について

本日の会議に付議された事件

 議事日程(第3号)のとおり

出席議員(21名)

      1番  加藤代史子君

      2番  成田勝之君

      3番  佐々木志津江君

      4番  滝田尚美君

      5番  井上恭子君

      6番  藤井友二君

      7番  中井保博君

      8番  冨本 健君

      9番  片山達師君

      10番  稲葉民治君

      11番  相羽助宣君

      12番  伊藤史郎君

      13番  加藤久豊君

      14番  盛田克己君

      15番  土田和男君

      16番  古川善助君

      17番  竹内良博君

      18番  川原和敏君

      19番  村上道明君

      20番  片岡勝城君

      21番  八木祥信君

欠席議員

      なし

説明のため出席した者の職氏名

 市長              片岡憲彦君

 副市長             古川泰作君

 教育長             加藤宣和君

 病院長             鈴木勝一君

 参事              足立克彦君

 総務部長            村田 博君

 企画部長            西見寿雄君

 福祉部長            浜島久光君

 環境経済部長          新美峰和君

 建設部長            片岡 覚君

 水道部長            中村光明君

 競艇事業部長          澤田健次郎君

 病院事務局長          伊藤宣之君

 消防長             藤井義郎君

 教育部長            梅原啓三君

 総務部次長兼行政課長      古川義邦君

 総務部次長兼税務課長      村川 茂君

 福祉部次長兼健康福祉課長    山本政明君

 建設部次長兼土木課長      杉江常博君

 水道部次長兼水道課長      畑中芳治君

 会計管理者兼会計課長      山下正英君

 秘書広報課長          盛田昌樹君

 交通防災課長          中野敬一君

 企画課長            赤井義明君

 民生児童課長          鈴木美枝子君

 企業立地推進室長        岸田嘉成君

 計画建築課長          鯉江浩二君

 消防署長            渡辺敏己君

 体育課長            山本三次君

議会事務局職員の出席者

 事務局長            松下武義君

 議事課長            都築一雄君

 課長補佐            柿田義則君

 主査              吉川和彦君

             午前9時30分 開議



△開議の宣告



○議長(八木祥信君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議事日程の報告



○議長(八木祥信君) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。

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△一般質問



○議長(八木祥信君) これより日程に入ります。

 日程第1、「一般質問」を行います。

 8日の一般質問に引き続き、発言通告順に行います。改めて申し上げます。質問は通告に従い、簡明に、また答弁も簡明にしていただくようにお願いをいたします。

 それでは、これより順次質問を許します。

        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△中井保博君



○議長(八木祥信君) まず、7番中井保博君の質問を許します。中井保博君。

     〔7番 中井保博君登壇〕



◆7番(中井保博君) おはようございます。

 7番新政会の中井保博でございます。議長さんのお許しをいただきまして、さきに通告しました今後の具体的な市政運営につきまして質問をさせていただきます。

 ちょうど今から1年前、常滑市の市長選挙がございました。新人4人が立候補し、各陣営がそれぞれの公約を掲げ、激しい激しい選挙戦が行われたことは、まだ記憶に新しいところでございます。その中で片岡市長は、明るく元気な常滑をスローガンにされまして、市政を10の課題に整理され、それぞれきめ細かい政策を公約に掲げ、選挙戦を闘われました。そして、見事に当選されたわけでございます。あれからちょうど1年が経過したわけですが、市長はこの1年間、情報公開、行財政改革、職員の意識改革の3つの柱を重点に、市政を運営されてこられました。市長は、この1年間を振り返りまして、反省すべき点があれば反省し、そして見直すべき点があれば見直し、そして引き続き成果を伸ばす点があれば継続して今後のまちづくり、市政進展に努めなければなりません。市長ご自身もこの1年間のご自分の市政運営を検証し、きちんと整理されているものと思います。

 そこで、この1年間の経験をもとにされた今後の具体的な市政運営につきまして、以下質問をさせていただきたいと思います。

 まず、最初の質問ですが、ことしの3月から情報公開の一環として行われてきました市長と語る会についてですが、10月31日の瀬木区をもって市内28行政区すべて終了されたと伺っております。広く多くの住民から直接市政に関する意見や要望をお聞きしたり、あるいは直接市長が住民に対して市政について説明することは、これまでの歴代の何人かの市長さんもきっと頭の中では必要であると考えていたのでしょうが、しかし、ここまでしっかり実行された市長さんはこれまでになかったと聞いております。そういった中で、片岡市長は就任1年目から早速その実行力でもって実現されたわけですが、私は、市長と語る会の内容は別にしまして、今までの市長さんが余りやらなかったことを実際に企画し実行したことに対して、大きく評価されてしかるべきと、そのように思っております。

 そこで、最初の質問ですが、この市長と語る会を市内28区すべて終了した今、具体的にどのような成果があったと認識されてみえるのでしょうか。また、市長と語る会の今後の予定についてですが、次年度以降も引き続き行うつもりなのか、あるいは市長と語る会は一応市内をくまなく回ったということで一たん清算し、次のステップとして、これにかわることを何らか検討されてみえるのでしょうか。いかがでしょうか、質問とさせていただきます。

 続きまして、2番目の質問ですが、平成16年6月に策定されました第3次常滑市定員適正化計画では、平成16年4月1日時点で750人であった職員数を平成22年4月1日に683人に67人削減するとしていましたが、既にことしの4月1日に682人となり、2年前倒しの形で達成されております。しかしながら、今後の厳しい財政運営を考え、さらなる職員数の削減を図るため、第4次の定員適正化計画が先月の市議会協議会で発表されました。平成20年度から23年度までの4年間で一般会計でおおむね100人、全体で110人の削減を図るとのことでございました。そして、この職員の大幅削減で市民サービスの低下に対する対応策の一つとしまして、より簡素で効率的な組織体制にし、平成22年度からは組織の再編や職制の簡素化、業務分担の見直しに取り組みますとしております。

 そこで、質問ですが、こういった組織の再編とか業務分担の見直し、こういったことこそ市長の言われる、思い切ってやめたり、思い切って改めることがたくさん含まれているのではないかと思います。そして、これまでのこの1年間、市長ご自身が描いている理想的な組織体制とか組織のあり方とか、こういったことをきっと市長ご自身も思い描いてみえるものがあろうかと思っています。それは具体的にどんなことを考えてみえるのか、これを2つ目の質問とさせていただきます。

 続きまして、最後、3番目の質問ですが、地域担当職員制度という制度の導入について質問をさせていただきます。

 この制度は、その名のとおり、市の職員さんが28ある各字、各地域を担当し、その地域の集会や話し合いの場へ積極的に参加していただいて、その字の区長さんのアシスト役となったり、あるいはアドバイザーとして助言していただいたり、その地域の自治振興の助太刀となってもらう制度でございます。市の職員さんが住民の生の声を直接聞いて、その地域の問題を区長さんや町内長さんと一緒になって考えてもらう、一緒になって悩んでもらう、行政マンとしての資質を大いに高めていただくことも期待できる制度でもございます。いかがでしょうか。地域担当職員制度の導入につきまして、片岡市長はどのようなご所見をお持ちなのか質問とさせていただきます。

 以上、今後の具体的な市政運営について3点質問をさせていただきました。よろしくご答弁をお願いしまして壇上での質問を終わります。

     〔降壇〕

     〔企画部長 西見寿雄君登壇〕



◎企画部長(西見寿雄君) おはようございます。

 中井議員さんのご質問、今後の具体的な市政運営についての1点目、市長と語る会についてお答えさせていただきます。

 市長と語る会は、平成元年7月1日に開催要綱を制定し、昨年度までに計15回開催しております。本年3月から、坂井区を皮切りに、10月31日の瀬木区まで全28地区を対象に24地区の公民館等で開催をいたしました。各地区とも区長さんには大変ご協力をいただき、おかげをもちまして無事終了することができました。24地区の参加者総数は908人で、1会場平均38人でございました。

 今回実施しました市長と語る会の構成でございますが、まず市長から施政方針、常滑市の近況、常滑市の財政につきましてご説明申し上げ、その後、市長の説明に対する質疑応答を行いました。次に、区から事前にいただいておりました質問事項に対し、市から回答し、最後に参加者と自由な質疑応答を行いました。各地区ともたくさんのご質問、ご要望等をいただき、非常に活発な意見交換ができ、実りある会であったと思っております。質問の内容につきましては、市の財政に関すること、道路に関すること、市民病院に関すること、施設の統廃合、跡地利用に関することなど、やはり行財政改革に関するものが多くございました。また、出されましたご意見、ご要望に対しましては、すぐ対応できるものは対応をいたしました。今回の市長と語る会を開催いたしまして、各区の実情や市民の皆さんが考えていることなどが把握でき、現場に出向くことの必要性を改めて感じるとともに、参加されました市民の方々とさまざまな課題を共有できたことは大きな成果だと思っております。

 なお、内容につきましては公表していくこととし、出されました意見、要望につきましては、今後のまちづくりに生かしていきたいと考えております。来年以降につきましては、画一的に実施するのではなく、希望のある区、団体等に対しまして実施していくこととしていきたいと考えております。

 続きまして、2点目のご質問、具体的な組織体制につきましてお答えをさせていただきます。

 組織改正につきましては、行財政改革を目指した組織のスリム化、大規模プロジェクトに即応した組織への転換、新たな課題及び需要の変化などに対応するためといった理由で、これまでにもおおむね3カ年から5カ年ごとに一定規模の組織改正を実施してまいりました。今後は平成24年度までの4年間に110人規模の職員減を目指した第4次常滑市定員適正化計画に対応するため、平成22年4月に組織改正を予定しているところでございます。

 そこで、具体的な組織体制でございますが、第1に市民の皆さんにわかりやすい組織、第2に状況の変化や住民ニーズに即応できる柔軟性のある組織、第3に経営感覚や効率性を重視した組織、第4に職員の創造性を触発する組織をコンセプトとすることにより、各種手続や意思決定の迅速化、職員間による仕事の偏りの是正、新しい課題への積極的な取り組み、職員の潜在能力の触発、職員数の抑制など、効果を期待するものでございます。また、その効果を最大限発揮できるよう、職制の簡素化及び業務分担の見直しも同時に実施してまいりたいと考えております。

 続きまして、3点目のご質問、地域担当職員制度につきましてお答えをさせていただきます。

 この地域担当職員制度についてのご質問は、平成14年の9月議会と平成16年12月議会でもいただいております。地域担当職員制度は、市民と行政の協働のまちづくりを推進するために、地域住民と市の担当職員が一緒になって、先ほど中井議員さんがおっしゃられましたように、地域の問題解決や地域づくりについて一緒に考えていく制度だと認識しております。市民で組織されました常滑市市民参画推進懇話会でまとめました新市民参画推進計画の市民参画の拡充の項目の中で、コミュニティー活動に関する情報提供及び支援策を検討する、また、協働の体制づくりの項目の中で、ボランティア活動への職員の自主的な参加を促進するなど、地域活動と密着した取り組みがございますので、こうした中で対応させていただきたいと考えております。現在も職員には自治活動を含め、地域の行事には積極的に参加するよう求めておりますが、さらに指導してまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、地域と行政が一体となった協働のまちづくりを推進していくには、課題の共有と連携の強化が不可欠なものと考えております。今後ともよろしくお願いを申し上げます。

 以上、お答えとさせていただきます。

     〔降壇〕



◆7番(中井保博君) ありがとうございました。

 市長と語る会についてですが、恐らく多分各会場とも大変有意義なご意見もきっとたくさんあったでしょうし、また話に熱が入り過ぎまして時間を延長して行われたところも、きっとそういったところもあったものと思います。あるいは、大変手厳しい辛口のご意見もきっとあったんだろうと思います。いずれにいたしましても、せっかくこういった直接市民からいろんなご意見を伺うことができたんですから、やはりそれは今後どのように市政に反映していくのか、あるいはどのように活用していくのか、こういったところが、既に対応してくれた部分もたくさんあろうかと思いますけれども、今後についてもいろいろ誠意を持って、言われたことに対して対応していただきたいなと、こんなことを思います。

 そして、市長と語る会は次年度以降も引き続き行うのか、あるいはこれにかわることを検討されてみえるのかということなんですが、これまでは字単位といいますか、28区908人ですか、1カ所40人弱という、そういった成果であったわけですけれども、これからはご要望があればいろんな団体のところにも行かれると、そういった大変前向きなご答弁であったと思います。こういった市長と語る会のような会合でよくありがちなことかと思うんですけれども、こちらが相手を選んだり、あるいは相手によって行ったり行かなんだり、こういったことがよくありがちなことですが、そういうことじゃなくて、ご要望があれば行くと。非常に、そういった答弁であったということで安心をしました。片岡市長は、これからは相手がだれであろうと堂々とやっていくタイプであると思っております。どうかこれからもよろしくお願いします。

 市長自身が直接市民に働きかけて直接市民の声を聞く、情報公開を進めていく上で、これほど確かなことはないかと思いますが、そこで質問なんですが、この情報公開ということをさらに推し進めていくということで、その方法の一つとして1つ提案させてもらいたいことがございます。いかがお考えになるか、以前から片岡市長にぜひ質問してみたかったことでもあるわけですが、それは片岡市長にはぜひCATV、テレビタックですね、これに片岡市長ご自身がどんどん出演してほしいということでございます。

 市長ご自身がCATVに出演されて、市民に対して今回の行財政改革のこととか、あるいは常滑のまちづくりのこととか、テレビタックを使ってお茶の間の市民の皆様に直接語りかけてはどうかと、こういったことでございます。確かに、今回の市長と語る会は大変有意義な会合であったものと思います。ただ、今回のことを言えば、市内24会場を半年以上の月日をかけて市長さん自身が一生懸命財源不足を説明して、これからの行財政改革というものの必要性をしっかり訴えてこられたわけですが、しかし、その話を直接聞いたのは5万4,000人市民の中の1,000人にも満たない市民であったということでございます。しかも、その1,000人というのは、お聞きするところ、年配の方ばかりで、若い人は余りいなかった、あるいは女性の参加も余りなかったと、こういったことを聞いております。常滑テレビタックの放送は、現在、常滑市内において1万6,200世帯のご家庭で見ることができるそうでございます。そのテレビを見てくれるのか、見てくれないのかという問題はございますけれども、とにかく1万6,200世帯ということは、約80%の市民に対して直接語りかけることができるということでございます。使い方によっては、情報公開の道具として、これほど便利なものはほかにありません。

 市長がCATVを使っての語りかけ、このことにつきましては、私、10年ぐらい前ですけれども、前市長に対しても同じ質問をしたことがございます。実現できませんでしたが、私は今度の片岡市長ほど情報公開に力を入れてくれる市長さんは、これまでにはないのではなかろうかと、そのように思っております。いかがでしょうか、この点。それほど経費がかかる話でもございません。また、常滑市はCCNCの大株主でもございます。市長さんにその気さえあれば、私はいつでも可能な話であろうかと思っております。片岡市長は、このことをどのように考えられるか、ご所見をよろしくお願いいたします。

 2つ目の質問の平成22年度の組織の再編、職制の簡素化、業務分担の見直しへの取り組みについて、ご答弁としましては、わかりやすく柔軟な、そういったものにしていくと。とにかく4年間で職員を110人も減らそうという計画でございます。当然のことながら、今までと同じような組織で、同じような業務分担でやっていては、市民の皆さんに迷惑をかけるどころか、組織として成り立っていかないんじゃないでしょうか。

 ただ、大幅な人員減の対応策といたしまして、指定管理者制度とか民間活力の活用あるいは再任用職員、臨時職員の活用等々を対応策に掲げてみえます。つまり、110人の職員が減ってしまうので、そのかわりを再任用や臨時の職員を使って切り抜けようという考えがあるわけですが、例えばこれが民間の企業であれば、会社の経営が苦しくなれば、当然リストラあるいは人減らしというのは行われます。しかしながら、減らした人員のかわりを再任用の職員とか臨時職員によってかわりをさせようとは、こういうことはやりません、民間は。それどころか、トヨタ自動車の例を見るまでもなく、派遣社員とか期間社員と言われていますいわゆる非正規社員というのは、真っ先に解雇してしまう、解雇されてしまうのが民間のやり方でございます。今、それが大変な問題となっておりますが、それはちょっと別な問題といたしまして、とにかく残った社員で、少なくなった社員で人件費を切り詰めて、何とかこの苦しい状況を生き残ろうというのが民間のやり方でございます。私は民間の企業と、それからお役所とは、もちろん仕事の性格だとか、あるいは役割が違いますので、再任用職員とか臨時職員を活用したりすることに決して反対するわけではありません。ただ、これだけ財政が逼迫して苦しい状況であるなら、残った職員だけで何とかいろいろ工夫して頑張っていこうと、こういったところについてもう少し民間企業から見習うところがあるのではなかろうかということでございます。例えば、一人一人の仕事の範囲として、もう少しこの分野についても仕事を兼任してやっていこうとか、あるいは部課長さんの立場であれば、もう少し一人一人の働き手の能力を高めて、一人一人の業務分担を増やしてみようと。ほかの手だてに頼らずに何とか自分たちの力だけで、いろいろやり方を工夫して、このピンチをしのいでいこうと、これが本当の行政改革のあり方ではないんでしょうか。大変辛口な言い方かもしれませんが、第4次の定員適正化計画に書かれてあることは、職員が減った分は、その分は民間にやらせればいい、再任用や臨時職員を雇えばいい、自分たちの仕事の量が別に増えるわけじゃないと、私はそんなふうに思えてなりません。もう少し我慢しようとか、辛抱して頑張ろうとか、こういったことは余り感じられません。

 そこで、改めて質問しますが、平成22年度から組織の再編とか業務分担の見直しに取り組むとありますが、特に業務分担の見直しをすれば、当然、職員の一人一人の業務量の見直しとか一人一人の業務範囲についても考えていかなければならないと思います。そして、市の財政で20億もの財源不足で大ピンチであるなら、そこで働く職員さんたちはもっともっとそのことで深刻になるべき、一人一人に大きな覚悟みたいなものがなければならないのではなかろうかと思うわけでございます。そして、そういった気持ちを市の職員さんたちに持ってもらうよう指導しなければならないのは、私は片岡市長の仕事かと思います。片岡市長は、こういった職員の意識改革ということにつきまして、これからどのように職員の気持ちを引き締めていくのか、どのようにリードしていくのかということを2点目の質問とさせてもらいます。

 続きまして、地域担当職員制度についてですが、部長さんのご答弁どおり、私、平成14年と16年にこの質問をしたことがございます。過去2回やっております。同じ質問としまして、今回で3回目となってしまったわけでございます。

 3回も同じ質問をする動機となったことは、実は1年前の市長選挙のことですが、4人の市長候補者を紹介する新聞記事の中に、たしか中日新聞だったと思いますが、片岡市長のご自分のPRをするコメントで、こんなことを片岡市長は言ってみえました。私は、職員として市での異動希望はいつも1階で市民と接するところを希望していました。私は住民と接する時間を大切にしたいと、このような片岡市長の記事が載っておったことを私は覚えております。私はそういった市長さんなら、すぐにきちんとした制度として導入することは難しいかもしれませんが、いずれは何らかの形として取り組んでくれるのではなかろうかと期待をし、3回目の質問をさせていただいたわけでございます。

 いずれにいたしましても、この制度の基本的な考え方は、やはり行政とは最大のサービス産業であるということ、そして、サービス産業であるならば、主権者である住民の苦情や要望を庁舎の中で座って待っているのではなくて、サービス業の従業員として積極的にこちらから出向いていって問題点を酌み上げてくるという姿勢が本来の行政マンのあり方ではなかろうかということでございます。そういった意味で、地域担当職員制度と、こういった制度、片岡市長が目指すところの現場第一主義といいますか、住民といつも接していたいといった、こういった部分に非常にマッチしたところがあるんじゃないかと思っております。

 ただ、この制度は、逆に出張費とか、あるいは休日手当とか、きちんとした制度になってしまいますと、こういう経費がかかるようなことになってしまうおそれもございます。かえって難しい話になるのかもしれません。ですから、今は何とか各字の区長さん方に頑張ってもらうしかないのかなと、そんなことを思っています。この制度の導入につきまして、改めて再質問はしませんが、いつの日か財政的に余裕が出てきたときにいつでも導入できるよう、どうか今後におきましても調査研究は続けていただきたいなと思います。

 以上、自席での1回目の質問といたしましては、市長みずからがCATVに出演されて市民に直接語りかける、このことについて、そしてもう一つ、今回の行財政改革に対する市職員の気持ちの引き締めに関することについて2点質問させていただきました。よろしくご答弁をお願いしまして、自席での1回目の質問は終わります。よろしくお願いします。



◎企画部長(西見寿雄君) ただいま中井議員さんからの2つのご質問のうち、最初の市長が直接テレビで語りかける、呼びかけるという点につきましては、後ほど市長のほうからお答えをさせていただくことになるかと思います。私のほうは、組織の改正、組織体制の改正ということにつきましてお答えをさせていただきます。ただいま考えておりますことをお答えさせていただきます。

 中井議員さんおっしゃられましたように、職員の削減をしていき、残った職員で最大限切り抜けることを優先していくべきだというふうにおっしゃられます。私どももそのように考えておりまして、どうしても賄い切れない部分につきましては、指定管理者、再任用あるいは民間委託ということで考えていきたいというふうに思っております。

 それから、業務分担の見直し、配分の見直し等にもご質問をいただきましたが、これにつきましても、私どもが相当な覚悟を持って当たるということはおっしゃられたとおりであります。その一つとしまして、現在、各担当が担当制度をとっておりますが、例えば担当制からグループ制というふうな形にもう少し枠を広げまして、業務の内容を幅広くグループで受け持つという形も考えていくことになるのではないかというふうに思います。このことによりまして、横の連絡といいますか、横のつながりや連携、共同といったものがスムーズになるのではないかというふうに考えております。ただ、このことにつきましては、職員が相当勉強して、覚悟して、今までの因習を振り払っていく、取り払っていくということが大事になってくると思います。

 組織の再編につきましては、そのようなことを基本に考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

 以上、お答えとさせていただきます。



◎市長(片岡憲彦君) 中井議員さんからのCATVでの出演ということであります。

 新年のテレビ年賀ということでは毎年、毎年というか、まだ1年しかやっていませんので1回しか出ておりませんけれども、出させていただいております。あと、いろんな行事に参加しているところの風景が出ているかと思います。せんだっても市民の方から、市長の顔が見えないということも実際言われたことがあります。いろんな会議あるいはいろんな大会には私はあいさつ等で出ているわけでありますが、なかなか先ほどの市長と語る会でもありますが、900人そこそこの人しか接してないということで、市長の顔が見えないということも言われておりますので、CCNCさんとそういったことが可能かどうかも含めながら、今後検討していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆7番(中井保博君) ありがとうございました。

 市長と語る会の中で片岡市長が言われていたことは、あくまで市のオーナーは市民の皆様であるということ、このことを職員に徹底して意識づけたいと。その具体的な例として、これは市長と語る会でお話しされていたことです。その具体的な例としては、電話応対では「お電話ありがとうございます」の一言を言わせる、あるいは市民への対応には必ず自分の名前を名乗らせる、とにかく市民の皆様に絶対に不快感を感じさせないようにしたいと、市長はこのように言われておりました。

 先ほど職員の気持ちをどのように引き締めていくのかという質問をさせてもらいましたが、あくまで市のオーナーは市民の皆様であるということ……



○議長(八木祥信君) 中井君、ちょっと待ってください。

 暫時休憩をいたします。

             午前10時05分 休憩

             午前10時05分 再開



○議長(八木祥信君) 休憩を解き会議を再開いたします。



◆7番(中井保博君) 職員の気持ちをどのように引き締めていくのかというテーマで、やはり私は今のあくまで市のオーナーは市民の皆様であるということ、市の皆さんにとってこれほど当たり前なことはありませんし、これほど私、大切なことはないと考えております。このことをいつまでも、こういった感覚を市長さんに大切にしていただきたいと思うだけでございます。

 ちょっと話は変わりますけれども、今の世の中の情勢、とにかくアメリカの金融危機ということで株価の暴落なんかがありまして、大手企業あるいは中小企業を問わず、今後ますます工場の閉鎖だとか、あるいは企業の倒産だとか、これからどんどん出てくることが予想されております。大変元気であった愛知県だからこそ、不況の波の落差というものに大きなものがこれから出てくると思います。その結果、当然これから失業者がどんどん出てくる。そして、さらにその結果、悲惨な犯罪が増えたり、あるいは経済苦からの自殺者が増えたり、虐待が増えたり、そんな暗い悲しい世の中にどんどんなっていくことが本当に実際に心配されているところでございます。

 そういった中で、世の中は本当に厳しいことになっていく中で、申し上げていることは、市役所のお役人さんだけは身分はしっかり保障されて安定した給料がもらえる、あるいは退職金がもらえる。そして、そういったお金はおれたちからの税金からなんだという、こういった感情を市民に持って……



○議長(八木祥信君) 中井君、質問に入ってください。



◆7番(中井保博君) わかりました。こういった、そういうムードがあるときに私が申し上げたいのは、余り深刻さもないとか緊張感もないとかのんびりやっていると、こういったことだと本当にまずいと思います。こういった何十億も足らないときに余り前と変わらない、こんなところに、経済的に非常に苦しがっている、そういった市民に見られてしまうと一体どういうことを思われるかということでございます。

 これで質問を終わりますけれども、市長さんは情報公開あるいは行財政改革、職員の意識改革、これを3本柱にされてみえますが、このうちのどれがおろそかになっても、私は、市民は不満に思いまして市民の怒りの対象になってくると、これから思います。どうかひとつ、先ほどのあくまで市のオーナーは市民の皆様であるということをこれからもどうか肝に銘じて、今後の市政運営に取り組んでいただきたいと思います。

 これで質問を終わりますが、今回の質問はかつて質問させてもらったことを繰り返し同じ質問をさせてもらいましたけれども、いずれもいい感触であった、ご答弁であったと思っております。最後に、市長にこれからの市政運営に対するご決意をひとつ伺いまして、これで終わります。どうも失礼しました。



◎市長(片岡憲彦君) 中井議員さんからのご質問、ありがとうございました。

 これからの市政運営についてということでありますが、先ほど紹介いただきました私の気持ちというか、職員のときから1階を希望しておりましたのは事実であります。また、私、個人的なことで申しますと、26歳から消防団に入っておりまして、そしてまた消防団を終えて31歳から地域のお祭りのグループに入らせていただき、また33歳からは体育委員をやらさせていただき、36歳で地元での体育委員長もやらさせていただきました。その後、催事委員だとか、あるいは字議員だとかというのも経験させていただきました。

 市の職員であろうがなかろうが、特に市の職員は常滑市のことが好きだと思いますし、私も地域が大好きであります。地域が好きであれば常滑市もよくなると思っております。そういった意味で、先ほど地域担当職員制度という話もありましたけれども、上意下達で職員にそういった地域に入れということではなくて、みずから進んで地域のことを考え、地域を好きになるということは必要なことかとは思います。そういった意味で、どんどん職員が地域に入っていくことを願っておるわけであります。本当に職員、先ほどいろんな、これだけ不況になってくると批判があるということも、公務員バッシングがあるということも聞いておりますが、職員は本当に一生懸命仕事をやっていただいております。私は本当に感心することが多いです。

 そういった中で、一部、市民の皆さんに不快感を与える方もみえます。そういったことがあれば、その都度というか、私、12月1日、昨年の、1年前から職員にどうやって自分の気持ちを伝えたらいいのかということを考えました。そこで、なかなか全職員を前にしてしゃべること、先ほど市長の顔が見えないというのもそうでございますけれども、職員に対しても市長の顔が見えないということが言えているわけでありまして、そういったことで、今、本庁あるいは出先、すべてパソコンが設置されているところについては、インターネットで掲示板という形で私の意見を述べることができるということがわかりまして、それで昨年12月から毎週1回市長直伝という形で、市民からいただいた意見あるいは私が仕事上感じたこと、あるいは市長の手紙だとか、あるいは電話等のことについて、また語る会でいただいた意見、そういったことを職員に直接市長直伝という形で発信させていただいています。もう既にこれはもう50回を超えております。

 そういったことで、少しでも職員が市民のために自分たちは仕事をしているんだという意識を持っていただくように努力しているつもりであります。今後も続けていきたいと思いますし、先ほど言いましたように、市民あっての市役所でありますので、そういった気持ちを大切にしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(八木祥信君) 中井保博君の質問は終わりました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△滝田尚美君



○議長(八木祥信君) 次に、4番滝田尚美君の質問を許します。滝田尚美君。

     〔4番 滝田尚美君登壇〕



◆4番(滝田尚美君) 4番新風クラブの滝田尚美でございます。通告に従いまして順次質問をさせていただきます。

 常滑市の財政状況は、皆様ご承知のように財政危機に陥っております。この原因は、空港立地の波及効果により税収が増えたものの、従来本市にとって大きな収入源であった競艇事業収益の急激な落ち込みや空港対岸部の企業立地が計画どおり進んでいないことや地場産業の低迷等により、この先、自主財源の伸びは全く期待できない状況になっております。一方、歳出においても、人口増加や企業誘致などの将来の発展に不可欠な都市基盤整備等への先行投資や、私が再三指摘してきた、いわゆるニュータウン整備事業での高過ぎる公共用地取得費用の償還が始まってきたことなどをはじめ、他市に比べ人件費等の義務的経費の占める割合も大きく、今後の財政見通しは依然として極めて厳しい状況であることは、市長をはじめ、ここにいらっしゃる全員が認識されていると存じます。

 このような財政状況の中、先ほど常滑市は行財政改革推進の一環として、施設の統廃合計画を公表いたしました。そこで、長年市民に親しまれてきた、常滑市民にとって重要な公共施設である市民アリーナの閉鎖をはじめ、大曽公園屋外プール及びミニ牧場を平成21年度から閉鎖するとの内容です。

 特に、市民アリーナの閉鎖について、その理由は施設の老朽化が著しく、安全を確保できないためと説明されていますが、どのような施設でも耐用年数があらかじめ決められているはずです。したがって、耐用年数が過ぎて老朽化し、安全が確保できなくなる前に施設の更新が計画されていて当然のことではないでしょうか。市民アリーナについては、更新計画が全くなかったということになります。本来であれば、そのような行政運営は正しい運営ではなく、当該地区の市民に対してサービスの低下どころではなく、サービスの停止と言っても過言ではないと思います。市民は、市民サービスを享受するために税金を納めております。今回の計画を見ると、施設の廃止をはじめ、ことごとく市民サービスの低下や停止になることが公表されました。市民としては、このような行政運営に対して非常に不満であり、行政として、あってはならない姿だと思います。

 そこで、市民アリーナの閉鎖についてお伺いいたします。

 現在の利用者に対して、閉鎖後の代替案が明確に示されておらず、不安の声を多く耳にしております。早急に代替案を示す必要があると思いますが、常滑市として現在考えている代替案をお伺いするとともに、地理的にも近い旧常滑高校体育館の活用を提案いたします。市民アリーナ閉鎖の代替案としてのお考えがあるかどうかお伺いをいたします。

 次に、幼稚園並びに保育園の民営化・統廃合、認定こども園、施設の耐震補強工事などを視野に置き、幼稚園並びに保育園のあり方を検討する中で、それぞれ1園の規模が60人以上となるよう、平成22年度に統廃合を実施するとあります。そこで、現在対象となっている園児60人以下の園は、三和東幼稚園と三和南保育園、青海保育園、大野保育園、鬼崎中保育園、常滑北保育園、西浦中保育園、小鈴谷南保育園であり、合計8園となります。常滑市の統廃合の方針は6園と示されていますが、上記8園のうち、どの園が統廃合の対象となるのかお伺いいたします。

 執行部の方々におかれましては、真摯なるご答弁をお願いいたします。

 以上、壇上での質問を終わらせていただきます。

     〔降壇〕

     〔教育部長 梅原啓三君登壇〕



◎教育部長(梅原啓三君) 滝田議員さんのご質問、施設の統廃合についての1点目、市民アリーナの閉鎖後の代替案についてお答えさせていただきます。

 市民アリーナの閉鎖につきましては、行財政改革アクションプログラム推進手法(案)重点取り組み項目の中で、施設の老朽化が著しく安全を確保できないため、平成21年度から閉鎖することをお示しをしております。閉鎖後の代替案といたしましては、まずスポーツ関係では競技場を利用しているスポーツ大会等については、市体育館、サザンアリーナ及び小・中学校体育館での受け入れを考えております。また、一般開放スポーツについては、1日平均30人程度の利用ですので、市体育館、サザンアリーナで十分受け入れが可能だと考えております。トレーニングルームの利用者についても、1日平均20人程度ですので、市体育館での利用をお願いしたいと思いますが、民間施設もできておりますので、そちらの利用も考えられます。

 次に、スポーツ以外で競技場を利用しているイベント等については、市体育館、サザンアリーナを考えておりますが、場合によっては旧常滑高等学校体育館を利用することもあろうかと思います。また、会議室の利用については、公民館、市体育館、文化会館を利用することで十分対応できると考えております。

 なお、市民の皆様には来年1月以降、市のホームページ、CATV、広報とこなめで周知することとしております。また、団体利用者には文書でお知らせし、個人利用者には市民アリーナに閉鎖のお知らせを掲示するとともに、代替施設のご紹介もしていく予定でございます。

 以上、お答えとさせていただきます。

     〔降壇〕

     〔福祉部長 浜島久光君登壇〕



◎福祉部長(浜島久光君) 滝田議員さんの2点目のご質問、新聞報道では統廃合の方針は6園と示されているが、8園のうち、どの園が統廃合の対象となるかについてお答えさせていただきます。

 市内の公立の幼稚園・保育園では、少子化等に伴い、現在、同年齢児が10人未満の園が5園あり、顕著な例は3歳児が3人しかいない園も生じてきております。このような状況は、子供たちが初めて迎える集団生活の場として、また幼児教育を行う場として好ましくない状況となってきております。加えて、子供や子育て家庭を取り巻くさまざまな環境の変化もあり、運営方法等の見直しの必要に迫られておるところでございます。

 そのため、本年6月から職員による幼・保育園のあり方検討委員会を開催し、行財政改革重点取り組み項目の1項目とはなっておりますが、見直しに当たりましては、子供たちが健やかに成長できる環境づくりを基本的な視点として検討を重ねてまいりました。その結果、園の配置につきましては、南北に細長い地理的条件や地域性にも配慮しながら、幼稚園は北・中・南部にそれぞれ1園の配置に努め、保育園は通園距離に配慮して小学校区に最低1園は配置する、また園の規模につきましては子供たちが集団生活の中で健やかに成長していくため、幼・保育園とも1園の規模は60人以上とするという内容などを盛り込んだ基本方針を取りまとめたところでございます。

 ご指摘のとおり、現在園児数が60人未満の園は幼・保育園合わせ8園ありますが、この基本方針に基づきますと、幼稚園は北部の幼稚園が1園含まれておりますし、小学校区に1園しかない保育園も1園含まれておりますので、8園のうち2園を除きますと6園となり、一部の新聞記事で6園が廃園と報道されたものでございます。具体的に統廃合を考えていくに当たりましては、園児数の問題はもとより、地理的な問題、また借地している園とか、土地区画整理事業により園児が急増している地区への対応など、総合的に勘案し、今後検討していくことになりますので、現在6園が廃園と決まっているわけではございません。来年1月から関係者を交え、検討会を立ち上げ、基本方針を踏まえた具体案を策定し、市民の方々、関係者の皆様のご理解、ご協力をいただき、将来の常滑市を担う子供たちが健やかに成長できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。

     〔降壇〕



◆4番(滝田尚美君) 公の施設とは、住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設として、多数の住民が利用し、住民の福祉の向上に欠かせない公共サービスを提供する施設という定義がされておりますが、施設の閉鎖は最大の住民サービスの低下であり、施設の代替案を示さないままに閉鎖のみ決定し公表することは、非常に無責任であると思います。ただいまの教育部長の答弁によりますと、施設の代替案は市の体育館、サザンアリーナもしくはトレーニングルームだけを利用している人は市の体育館か民間の施設ということですが、閉鎖が公表されてから既に数カ月経過しており、年明けから利用者にはホームページ等で代替案を示すというのは、非常に無責任であると私は思いますが。

 あと、旧常滑高校の体育館を利用するということは、今まで愛知県との協議はされていなかったということになるんでしょうか。旧常地区内にある体育施設としては、旧常滑高校の体育館は最適だと思いますが、今までにそのようなお考えはなかったんでしょうか、もう一度お聞きをします。

 次に、ただいま福祉部長よりご答弁いただきましたが、統廃合されて、結果として廃止される幼稚園、保育園がいまだに決定されておらず、小学校区に1つ残すということで、必然的にどこの幼稚園、保育園が対象になるのかはわかってきますけれども、そのことは計画ができたときに決定されていなかったのか、その時点でまだ公表できなかったのか、私にはわかりませんけれども、先ほどの市民アリーナの件と同じことですが、統廃合計画を公表した時点で、当然統廃合されるべく幼稚園または保育園がどこであるのか決定されていていいはずだと思います。でなければ対象市民に不安を募らせるだけで、統廃合計画を発表するべきではないと思いました。しかしながら、さきの市議会全員協議会で福祉部長の説明の中で、先ほども壇上でもおっしゃっていましたが、統廃合となると地元との協議が必要で、地域住民に対しての説明会を開く必要があるとお答えになっております。要するに、地元住民との協議、理解を得なければ統廃合は決定できないことになりますが、このあたりはどのようにご説明していただけるんでしょうか、お願いいたします。



◎教育部長(梅原啓三君) ただいまのご質問、旧常滑高等学校体育館を体育施設として利用できないかというご質問かと思います。

 先ほど申し上げましたように、体育施設の代替としては、市体育館、サザンアリーナ、小・中学校体育館で十分受け入れが可能であると考えておりますが、今後の利用状況を見ないとわかりませんが、スポーツの需要が増大し、現在の体育施設では賄い切れないとなれば、所有者であります愛知県と協議した上で、旧常滑高校の体育館の活用も検討していく必要が出てくるかと、そのように考えております。ただし、この体育館は耐震未改修の建物でありますので、恒常的に利用していくということになれば、耐震補強の工事が必要になってくる、そういう課題もございます。来年4月以降の体育館の利用方法でございますが、ことし5月の常滑クラフトフェスタや10月の窯屋まつりのように、当面は各種イベントや展示会等のイベントホールとしてスポット的な活用を考えております。

 なお、12月の特集号で市民アリーナの閉鎖についてお示しをしているところでございますので、1月明け早々に市民にきちっと的確に代替を含めてPRをしていきたいと思っておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 以上、お答えとさせていただきます。



◎福祉部長(浜島久光君) 滝田議員さんからのご質問の中で、廃園の園が決まっておるではないかというようなお話でしたけれども、壇上でもお答えさせていただきましたとおり、今後市民を交えた検討会においてご協議いただき、決めていただきたいということでありますので、6園が現在決まっておるものではございません。

 それからまた、地元住民の協議がなければ廃園できないかというご質問でございますが、一応県のほうへは、法的には届け出ということになっております。廃園する1カ月前に届け出ということになっておりますが、事前協議という制度がございまして、県のほうにその前に事前に協議する必要があるということで、その中で地元の住民の意向といいますか、同意というようなことがありまして、そこで万が一同意がとれないというような状況ですと、廃園できないということがありますので、私どもといたしましては、住民の方々のご理解をいただき実施していきたいということになるわけでございますが、最終的にはそういうことで、万が一ご理解いただけなければ廃園できないということになると思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上、お答えとさせていただきます。



◆4番(滝田尚美君) 市民アリーナの件は、ぜひ県と協議していっていただきたいと私は思います。



○議長(八木祥信君) 滝田さん、できるだけ大きな声で元気よくやってください。



◆4番(滝田尚美君) はい。旧常滑高校の体育館が今までの市民アリーナの代替施設として有効活用できるように、できることなら市民アリーナ以上の体育施設として市民に親しまれ、利用されることを切にお願いいたします。できることなら閉鎖と同時に使用可能となるようになっていただきたいと私は思います。

 それから、今回の幼稚園並びに保育園の統廃合の計画ですが、常滑市の財政状況をかんがみれば、執行部として決断せねばならないことと存じます。前回統廃合できなかった経緯もあると思いますが、できるだけ早く関係住民との協議を進め、十分に理解、納得していただくことが必要だと考えますが、最後に片岡市長の決意をお聞きして、私の質問を終わりたいと思います。



◎市長(片岡憲彦君) 滝田議員さんのご質問ありがとうございました。

 体育館につきましては、5市の中で3つ持っているところは常滑市だけであります。現在、常滑市体育館、市民アリーナ、そして南陵のサザンアリーナということで、常滑市よりも倍の人口のあるところについても2つしか持っていないのが現状であります。そういったことで、常滑市については2つで充足されるのではないかというふうな判断のもとで、今回市民アリーナを閉鎖するということになったわけであります。

 また、旧常滑高校の体育館の利用につきましては、イベント等については今後利用していきたいというふうに考えておりますが、体育施設としての利用については、今のところ考えておりません。

 また、常滑市の幼稚園・保育園のあり方につきましては、早急にあり方検討委員会を設置いたしまして、地域の皆さんとともに今後の進め方について話していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(八木祥信君) 滝田尚美君の質問は終わりました。

 以上をもちまして、通告者の質問は終わりました。

 これをもちまして、一般質問を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会の宣告



○議長(八木祥信君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、散会といたします。

 ここで、私からお願いをいたします。

 市議会だより表紙に掲載いたします写真の件でございますが、次回の市議会だよりの発行が新年に当たりますので、議員全員の集合写真を掲載いたしたいと思います。つきましては、あさって11日の本会議終了後、議場において写真撮影の予定をいたしておりますので、よろしくお願いいたします。

 本日はご苦労さまでした。

             午前10時37分 散会