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愛知県 犬山市

平成19年12月定例会(第5日12月13日)




平成19年12月定例会(第5日12月13日)





 
平成19年12月定例会





 平成19年12月





              定 例 犬 山 市 議 会 会 議 録





                             第5号 12月13日(木曜日)





──────────────────────────────────────────





〇議事日程 第5号 平成19年12月13日午前10時開議


 第1 第60号議案から第70号議案まで


    (議案質疑)


      ┌第1類 第60号議案から第66号議案まで


      └第2類 第67号議案から第70号議案まで


           ********************


〇本日の会議に付した案件


 日程第1 第60号議案 犬山市景観条例の制定について


      第61号議案 市道路線の廃止について


      第62号議案 市道路線の認定について


      第63号議案 犬山市教育委員会委員の任命について


      第64号議案 犬山市教育委員会委員の任命について


      第65号議案 犬山市土地開発公社定款の一部改正について


      第66号議案 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少


            及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について


      第67号議案 平成19年度犬山市一般会計補正予算(第3号)


      第68号議案 平成19年度犬山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


      第69号議案 平成19年度犬山市老人保健特別会計補正予算(第1号)


      第70号議案 平成19年度犬山市水道事業会計補正予算(第1号)


 追加日程 第71号議案 犬山市職員の給与に関する条例の一部改正について


      第72号議案 犬山市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定め


            る条例の一部改正について


      第73号議案 犬山市職員の退職手当支給条例の一部改正について


      第74号議案 犬山市国民健康保険税条例の一部改正について


      第75号議案 犬山市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につ


            いて


      第76号議案 平成19年度犬山市一般会計補正予算(第4号)


      第77号議案 平成19年度犬山市犬山城観光事業費特別会計補正予算(第2号)


      第78号議案 平成19年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第1号)


      第79号議案 平成19年度犬山市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)


      第80号議案 平成19年度犬山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)


      第81号議案 平成19年度犬山市水道事業会計補正予算(第2号)


      議員提出議案第3号 犬山市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及


                びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について


           ********************


〇出席議員(22名)


   1番  小 林 敏 彦 君       12番  高 間 信 雄 君


   2番  山 本   誠 君       13番  福 冨   勉 君


   3番  後 藤 幸 夫 君       14番  熊 澤 宏 信 君


   4番  宮 地 繁 誠 君       15番  岡     覚 君


   5番  柴 山 一 生 君       16番  水 野 正 光 君


   6番  中 村 貴 文 君       17番  上 村 良 一 君


   7番  山 田 拓 郎 君       18番  三 浦 知 里 君


   8番  吉 田 鋭 夫 君       19番  矢 幡 秀 則 君


   9番  大 沢 秀 教 君       20番  小 池 昭 夫 君


   10番  稲 垣 民 夫 君       21番  ビアンキ アンソニー 君


   11番  堀 江 正 栄 君       22番  久 世 高 裕 君


           ********************


〇欠席議員(なし)


           ********************


〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名


 事務局長    番 家 敏 夫 君      次長      高 木 秀 仁 君


 次長補佐    後 藤   裕 君      統括主査    宮 島 照 美 君


           ********************


〇説明のため出席した者の職・氏名


 市長      田 中 志 典 君      副市長     長谷川   勲 君


 教育長     瀬見井   久 君      市長公室長   山 澄 俊 明 君


 総務部長    服 部 良 弘 君      出納室長兼会計課長


                                岩 田 敏 己 君


 健康福祉部長  小 川 正 美 君      都市整備部長  河 村 敬 治 君


 経済環境部長  兼 松 幸 男 君      水道部長    牧 野 一 夫 君


 学校教育部長  長谷川 隆 司 君      生涯学習部長  鈴 木 勝 彦 君


 消防長     松 田 一 雄 君      秘書広報課長  宮 島 敏 明 君


 企画政策課長  酒 井 美 彦 君      総務課長    大 鹿 俊 雄 君


 市民課長    勝 野 輝 男 君      維持管理課長  余 語 延 孝 君


 建築課長    岡 田 和 明 君      学校教育庶務課長小 島 豊 光 君


 学校教育指導課長滝     誠 君


           ********************


                 午前10時00分 開議





○議長(宮地繁誠君) ただいまの出席議員は、22名全員であります。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 議事日程に従いまして、会議を進めます。


           ********************








△日程第1 第60号議案から第70号議案まで








○議長(宮地繁誠君) 第60号議案から第70号議案を一括議題といたします。


 第60号議案から第70号議案に対する質疑を行います。


 お諮りいたします。これより議案質疑に入りますが、審議の都合上、お手元に配付いたしました議事日程に記載のとおり、これを二つに分類し、質疑を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 続いて、お諮りいたします。本日の議案質疑は、議事の進行上、第1類といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 最初に、第1類、第60号議案から第66号議案までに対する質疑を行います。


 ご発言を求めます。


 1番 小林議員。








○1番(小林敏彦君) 1番 小林でございます。議長のお許しをいただきましたので、第60号議案 犬山市景観条例の制定についてご質疑をさせていただきます。


 このたびの景観条例の提案につきましては、景観にすぐれた美しい国づくり、まちづくりという、そういった国は観光立国を目指すという方針で、これを受けて犬山市も美しいまちづくりをこれから構築していこうという意思のあらわれだということで、非常に期待をするものでございます。


 以下、3点について質疑をさせていただきます。


 まず、1点目でありますが、このたびの景観条例の提案に当たりまして、これは密接な関係がある条例第7条に基づく景観計画についてであります。


 今回、条例の提案に至るまでの間、景観計画の案の策定につきましては、都市計画審議会の議論を経まして、市内各地区でまちづくり団体等での意見交換会とか、市広報とか、全戸へのチラシによる情報提供をなされてきておるわけであります。おおむね1年をかけてまとめられてきたということでございます。これは、非常に熟度も高くて、市内全域にわたって、高さ、それから形態意匠について設定がなされたということを聞いております。


 しかしながら、去る11月26日に南部公民館で開催されました都市景観シンポジウムがございました。その説明資料では、この計画案に一定の地区においては高さの設定が明記されていなかった、その意図するところについて伺いたいというふうに思います。


 それから、2点目でございますが、条例第9条についてであります。


 第9条では、眺望景観保全地区の指定をするとしておりますが、今回の景観計画案策定に関して前提となる視点場からの眺望景観についてどのようなものが想定されているか伺いたいと思います。


 それから3点目ですが、第17条で言う景観重要建造物及び景観重要樹木、これらはどのようなものを指定されて、今後どんなような動きになっていくのかお示しをいただけたらというふうに思います。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) ただいまの質疑に対し、答弁を求めます。


 河村都市整備部長。


  〔都市整備部長 河村君登壇〕








○都市整備部長(河村敬治君) 1番 小林議員の質疑についてお答えいたします。


 まず、1点目の景観計画案の中の、いわゆる一部地区に高さが明記されてないということについて答弁させていただきます。


 議員ご指摘のとおり、これまで地区別交換会やパブリックコメント、町内会への回覧などを実施し、いろいろな方のご意見をいただいているところでございます。


 美しい犬山を次世代に引き継ぐというための政策の必要性については、総論では皆様方が賛成をしていただいておりますところでございます。しかしながら、各論になりますと、少数ではございますが、市街化区域に高さを設定すると既成市街地の発展を抑制するというご意見もございました。


 こうした中で、特に犬山城下町地区は高さ13メートル、あるいは31メートルについて、おおむね理解は得られているという判断をしております。反面、市街化地域は、景観と高さに対する熟度が十分なレベルに達してはいないという現状から、慎重に計画案を作成しているところでございます。


 しかしながら、この計画につきましては、一度定めたらこれで終わりということではございませんので、今後とも住民意識の向上とともに、見直していくということが必要であると考えております。


 次に、視点場につきましてですが、今現在、計画案の中には、いわゆるどこを眺望景観の保全地区にするということは現在のところございませんが、例えば、景観計画の中では、いわゆる木曽川犬山緑地から、あるいは成田山から犬山城への眺望とか、あるいは犬山城から尾張富士とか小牧城などの眺望、また青塚古墳の周辺などの眺望、そういったものを計画の中には、例えばということで例に挙げてございます。


 次に、景観重要建造物、景観重要樹木でございますが、景観重要建造物及び景観樹木は計画景観に定められた指定の方針に則した良好な景観形成に重要な建造物あるいは樹木となっておりますが、現在、策定の計画案では登録有形文化財や、その他景観上シンボル的な建物あるいは樹木、そういったものを対象としており、所有者等の意向を伺いながら、順次指定をしていくことになると思います。


 また、指定をされますと、建造物の増築あるいは修繕、色彩などの変更について、事前に市長の許可が必要になるということでございます。そういった建造物につきましては、現在市が行っている助成制度の適用を受けられるような方向で考えていきたいというふうに考えております。








○議長(宮地繁誠君) 1番 小林議員。








○1番(小林敏彦君) 若干、再質疑をさせていただきます。


 今、一通りお答えをいただきました。まず、1点目ですが、景観シンポジウム、以前の景観計画案は、これは相当な時間をかけて、市民の熟度の高いものであるというように私は9月に一般質問いたしましたけれども、そういったお答えでありました。そういう状況の中でシンポジウムでの唐突な変更ということは、そういった経緯を踏まえた中で、非常に市民に対する行政の信頼性を極めて損なうものだというふうに私は判断する一人であります。


 特に、この条例の中で、第3条で市の責務に関する条項もるるわたって提案されておりますけれども、そういった問題についても抵触するんではないかなというような感じを持っています。こういった点について、市の姿勢についてちょっと伺いたいというふうに思います。


 それから、2点目でありますが、今、視点場という問題について、この眺望景観ということは、この計画案の中では極めて重要な要素であるというふうに私は判断しているわけですけれども、当然、今申し上げられた視点場以外にも、私は南部地区に参りますと、新郷瀬川とか半ノ木川、あるいは五条川、薬師川というような、いわゆる河川が非常に多くあるわけですね。そういった河川からの眺望景観、そしてそれを囲む田園地帯から南北に至る東部丘陵にかけての山すそ一帯、これは里山ゾーンというような位置づけも基本計画の中でもうたわれているわけですが、そういった眺望景観というのは、犬山市の非常にすぐれた景観の一つであるというふうに考えております。そういったまとまりのある景観区域について、計画案は田園集落ゾーン、東部丘陵のゾーンというふうに位置づけをされているわけでございます。これは非常に理解をしているわけでありますが、こういった非常にすぐれた景観の視界を遮る、あるいは連続性を阻害するような行為、これを抑制するというのは、これはやはり高さの問題ではないかなというふうに思っているわけでありますが、これこそ景観条例の意図するところではないかなというふうに思っています。そういったことでの見解と、また市街地ゾーンにおける高さの設定なくして、現在は青天井という位置づけになっているというふうに思います。これは、景観条例の目的とか、基本理念に沿うものかどうか、甚だ私は疑問を持っているものでございまして、その点についての考え方を伺いたいというふうに思います。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 長谷川副市長。


  〔副市長 長谷川君登壇〕








○副市長(長谷川勲君) 小林議員の再質疑の1点目について、私から答弁をさせていただきたいと思います。


 11月のシンポジウムで唐突に高さ制限、一定の区域について変更されたと、この件についていかがなものかというお話です。


 先ほど、都市整備部長がお答えしたとおりでございますが、少し補足をして説明をしたいと思います。


 もともと、この条例が制定された、その後、基本的な計画が市の案で審議会を通して策定されると。現在の案としては、市域全体を計画区域、これは変更がないわけなんですが、市域全体に高さ制限をすると、こういう案でございました。小林議員もお話しのように、地域あるいは団体、いろんな会合で説明をしてまいりました。このときは、高さ制限を、一定の制限を示して説明をした経緯がございます。


 ただ、各地域で説明会を開催しましたが、結果として、そんなに多くの皆さんがお集まりにならなかったと、こういう点が一つございます。その中で、出席していただいた方の多くは、この計画案に賛成をしていただいておるというふうに聞いております。ただ、全体の、市域全体に高さ制限をするというのは、それでいいかということになりますが、その後、ことしに入りまして、私の知る範囲では、4月以降ですが、いろんな検討を庁内でしてまいりました。そういった中に今の、現在の都市景観条例で定めておる城下町のエリア、ここは当然お城を中心とした城郭ということで、高さ制限はする必要があると。それから、名勝木曽川ということで、木曽川河畔、この一定の区域、あるいは栗栖の川沿いの部分は必要があると。そのほかの、例えば楽田・羽黒地区について、高さ制限を加える必要が本当にあるんだろうかと。今も、小林議員が、熟度は、随分市民の皆さんの認識が高いということなんですが、この計画というのは、決して1回計画をしたら、これから以後、ずっとそれでいくんではなくして、まさしく市民の認識あるいは熟度によっては、理解が得られれば全市的に高さ制限を加えるのが望ましいと思っております。


 今回は、一定の本来保存すべきところに限って変更させていただいた。計画案は、現在案としては、そのように考えております。これは、そういう議論の中で、多くの皆さんが市内全域に高さ制限を加えるというのはいかがなものかと、こういうご発言もありました。中には、都市景観というものは、自然景観あるいは歴史的な景観も含めて生活景観あるいは産業景観、いろんなとらえ方があり、一律に高さ制限をするのは本来間違ってるんじゃないかという、こういう実はご発言もありました。その辺を総合的に考えますと、当面は、今の城下町あるいは木曽川沿いを高さ制限をすると。他の地区につきましては、これは形態意匠につきましては、そのように全エリアを区域として定めます。ただ、高さ制限については、今後、もちろん皆さんのご理解あるいはぜひ全市にすべきだと、こういうご意見が多くなって、市民の皆さんのご理解が得られれば、変更をしていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。








○議長(宮地繁誠君) 続いて答弁を求めます。


 河村都市整備部長。


  〔都市整備部長 河村君登壇〕








○都市整備部長(河村敬治君) 私の方から再質疑についてお答えします。


 質疑の、いわゆる東部丘陵あるいは田園地帯の、いわゆる愛岐丘陵の非常にすぐれた、そういった山並とか田園地帯について、やはり眺望という点で高さ制限はある一定のことは必要じゃないかと、こういったご質疑と思っております。


 それにつきましては、議員のご意見のとおり、何らかの高さの基準を設けることは、非常にこれは、景観形成上は非常に有効な手段だと私の方も考えております。しかしながら、景観法では、いわゆる形態意匠については、是正命令は可能になっておるところでございますが、高さについては、勧告というものにとどまっております。したがって、法的な規制とか、そういった位置づけにつきましては、やはり都市計画法による、高度地区や、地区計画を定めた方がより実効性が高いというふうに考えております。


 また、景観法では、質疑の地区のような田園集落地区では、良好な営農条件の確保を可能とする、いわゆる景観農業振興地整備計画を定めるということができるというふうになっておりますので、そういった整備計画を今後計画するかどうか、今後考えていかなきゃいかんというふうに考えております。








○議長(宮地繁誠君) 1番 小林議員。








○1番(小林敏彦君) 再々質疑をさせていただきます。


 今、副市長からもこの条例の趣旨等について、高さの問題、特に今お話されました。私は、この景観法に基づく、いわゆる景観行政団体の指定を受けた、この趣旨というのは、十分ご理解されていないんではないか。これは、国も今まで取り組んできたまちづくりについて、極めて反省の念を持ってこれからのまちづくりをどう進めていこうか、いわゆるそのところのポイントがどうもおわかりになっていない。これは、景観を進めるということは、土地あるいは建物の資産価値を高めていく、そういうところも極めて大きなポイントとして、国の方もそれを言っているわけです。


 今、経済活動の中で、高さの問題は自由にしたらいいというような、そういうようなお話でしたけれども、これは経済活動が無造作に今まで自由に建物を建築してきた、このことも反省をしているわけですね。ですから、犬山市が青天井でこうしたことが経済活動で果たして本当に必要なのかどうか、例えば名古屋市とか、京都市でもそうですし、他の先進的な自治体でも、市街化であっても、特別な地域は除いて、ほとんど31メートルで高さの制限を加えている。これは、先ほど言いました、部長から勧告であるから、羅針盤というようなことでありますので、そうであればなおさら、そういうことをきちっと定めていく必要があるんではないか、特に犬山市のそういった規模、人口的な規模というものを含めて、あるいは今まで取り組んできた犬山市の先進的なまちづくりに対する動向を十分踏まえて、やっていただきたいというふうに思うんですが、その辺のところについてもう一度ご所見を伺いたいというふうに思います。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 河村都市整備部長。


  〔都市整備部長 河村君登壇〕








○都市整備部長(河村敬治君) それでは、再々質疑についてお答えいたします。


 今ご指摘のように、いわゆる犬山市のまちが誇れるような景観づくり、これについては私どもも全く異論はございません。そのためには、犬山市の市民が、いわゆる高さというものを含め、あるいは意匠形態も含め、犬山市全域の中で、やはりご理解をしていただけるよう、これが犬山市の責務だと、こういうふうに考えております。そのために、計画案の中では、現在はああいった計画案という、案の段階でございますが、今後、いわゆるそういった住民の熟度が達すれば、当然計画を変更し、より犬山市が日本の中でも誇れるようなまちづくりを計画案の中へグレードアップをすることについては、全く異論はございませんので、そ


ういった方向で検討していきたいというふうに考えております。








○議長(宮地繁誠君) 他に質疑はございませんか。


 15番 岡議員。








○15番(岡覚君) 私は、第63号議案と第64号議案について2点質疑をさせていただきたいと思います。関連がありますので、一括してお尋ねしたいと思います。


 人事案件ですので、踏み込んだ質疑、人物評価に立ち入るような質疑は避けたいというふうに思います。


 その上で、二つ市長にお伺いしたいと思いますけれども、今回の教育委員の人選に当たって、一つは、選考基準は何であるかということです。新聞報道では、全国一斉学力テストに参加容認派とか、そういう、そこのところにだけスポットが当たった報道がされました。私は非常に残念な思いで新聞記事を読みましたけれども、本来、教育全般についての教育の理念がどうであるか、また犬山の教育が人格の形成を目指しているわけですから、それに合致した形での選考基準というのが必要だったのではないかというふうに思いますけれども、新聞報道を読む限りでは、そうした基準が浮かび上がってきていない、非常に残念な思いで新聞記事を見ましたけれども、市長自身は、この選考の過程において基準をどのような形にされていたのかお伺いしておきたいと思います。


 もう1点は、こうした委員の任命については、人選の中では、当然関連の部局との協議・調整が私は必要だというふうに思っています。こうした点で、現在の教育委員会との事前の協議や打ち合わせ、これがあったのかどうか、この点についてお尋ねしておきたいと思います。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 田中市長。


  〔市長 田中君登壇〕








○市長(田中志典君) お答え申し上げたいと思います。


 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条にうたってありますように、人格・識見がすぐれ、その上で社会的に経験が豊富で、また社会的な信頼が厚いと、こういう判断のもとでこの2人を人選をさせていただきました。


 また、新聞報道に関しては、決してそういうつもりで人選をしておりません。今申し上げたとおりでございますのでご理解をいただきたいと思っております。


 2番目の質問につきましては副市長から答弁させますので、よろしくお願いします。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 長谷川副市長。


  〔副市長 長谷川君登壇〕








○副市長(長谷川勲君) 2点目の関係部局と協議・調整をしたかと、こういうお話ですが、この人事案件につきましては、制度上、意見を伺う、聞く、こういうことになっておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 15番 岡議員。








○15番(岡覚君) 1点目の基準についてはよくわかりました。私も新聞報道を残念な気持ちで読んだわけですが、そうした点では、基準がしっかりしていたということで確認できましたけれども、2点目の協議については、制度上そういうふうになっていないということで、やる必要がないという建前と、行政を進めていく上で、やった方がよりスムーズ、より的確だというふうに私は思っていますから、やってはいけないとう条項もないわけですので、私はやるべきだったなというふうに思っています。


 今回、こういう形で進んできましたけれども、今後、こうしたさまざまな人事案件に当たっての人選では、私は関係部局と事前の協議やすり合わせを進める必要があるというふうに、した方がいいというふうに思っておりますけども、今後についてはどのようにお考えかということと、それから教育委員会の方に、今回そういう形で事前にお話や協議がなかったということでありますけれども、人選された以上は、今までの教育委員会の取り組みについて、きちんと説明をし、そしてその上で一緒に民主的な協議を保障し得る、そうした運営をやっていく所存かどうか、この点もお伺いしておきたいと思います。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 田中市長。


  〔市長 田中君登壇〕








○市長(田中志典君) もちろん、議員ご指摘のとおりだと思っておりますので、当然、関係する部署といえば教育委員会でございますので、連携をとって人選に努めていきたいと思っております。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 長谷川学校教育部長。


  〔学校教育部長 長谷川君登壇〕








○学校教育部長(長谷川隆司君) お答えをさせていただきます。


 当然、新しい方を含めまして、犬山の教育改革について、今の犬山市の教育の進め方について、きちっとすべてを理解していただくように説明をし、進めてまいりたいと思っております。特に、人格の形成、学力の保障について、きちっと責任を持ってやっていくという犬山市教育委員会のスタンスを十分にわかっていただくとともに、現場を主体とした取り組みということ、このことについてもきちっと理解をして進めていくというふうに考えております。








○議長(宮地繁誠君) 他に質疑はございませんか。


 7番 山田議員。








○7番(山田拓郎君) 私の方からは、第63号議案、第64号議案についてお伺いをいたします。


 関連がありますので、一括してお伺いをいたします。


 今、岡議員の方から、選考基準についての質疑がありました。選考基準は法にのっとった部分でわかるんですけれども、問題は、この方々がどのような教育理念を持った方なのか、どういう教育観を持った方なのかということが我々にとってなかなか見えてこない部分なんです。実は、6月議会のときに、公平委員の人事案件のときに、質疑をさせていただきました。今後、こうした教育委員の人選があるということが予測されたもんですから、あのときに行政側にボールを投げたつもりだったんですけども、我々議会が同意するか否かを判断するのに必要な情報というのは、やっぱりできるだけ提供していただくべきだというふうに思ってます。


 この両議案には、名前と生年月日と住所、経歴のみなんです。今、教育の問題というのは、いろいろ今議会でも一般質問で議論があったように、犬山の教育改革をめぐる、本当にいろんな議論があるわけですね。それを担っていく教育委員さんですので、極めて重要な人事案件だと思うんです。そうした人事案件を判断していくのに、やっぱりこの方々がどういった教育観を持った方なのかというのがわかるものを、やはり資料として出していただかないと、判断が非常に困難だと思うんですね。判断する側の立場に立って考えていただくとありがたいんですけども。実は、6月議会のときにもそういった資料の添付はできないのかと、こういう質疑をさせていただきました。それについては、検討ということでありましたが、今回、そういった質疑をしたにもかかわらず、そういう資料が添付されてません。これについてはなぜ添付できなかったのか、これがまず1点目です。


 それからもう1点目は、結果的に添付されてないわけなんですけども、これだけの材料で同意するか否かを判断する材料として、本当に十分であるかどうか、その点について見解をお聞かせいただきたいと思います。


 それから、どういった教育観を持った方かわからないので、任命権者である市長にお伺いをいたしますが、まずどのような観点に立って、これは選考基準ではなくて、もちろんこれからの教育行政ということを踏まえてですが、どのような観点に立って人選をされたのか。これが3点目の質疑です。


 それから、4点目の質疑としまして、この方々の教育観について、市長は直接この方々からお話を聞かれて、当然任命ということになったと思うんですが、直接この方々のお話を伺われたのかどうか、その点、お伺いをしたいと思います。


 それから、もしそういった、この方たちの考え方をお聞きになったということであれば、以下の点についてお伺いをいたします。


 まず、この方々はどのような教育観を持っておられるのか。それから、この方々はこれまでの教育改革に対してどのような考え方を持っておられるのか。それからもう一つ、今いろいろと議論になってますが、全国学力テストの問題についてどのような考え方を持っておられるのか、いわゆる参加・不参加についての考え方、あるいは議論を保障していくという立場なのか、この方々のスタンスをお伺いをいたします。


 以上の点、お願いをいたします。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 服部総務部長。


  〔総務部長 服部君登壇〕








○総務部長(服部良弘君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。


 私の方から、まず1点目の、議案の添付資料についてお答えしたいと思います。


 6月のときに山田議員からありましたので、私ども県下の各市も調べました。添付資料としましては、今、私どもが添付させていただいているとおりのものがほとんどの市でありまして、唯一変わったところとなりますと日進市が顔写真を載せているということぐらいで、あとほとんど今私どもがやっていることと同じ項目でしておりますので、これでご理解いただきたいと、こんなふうに思います。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 長谷川副市長。


  〔副市長 長谷川君登壇〕








○副市長(長谷川勲君) 二つ目の、こういった資料で十分かどうかというお話なんですが、基本的に人事案件というものの性格ですね、これは市長が選任をするということになっております。


 先ほど市長が申し上げましたように、人格・識見ともにすぐれてみえると。それから、教育については、やっぱり幅広い、大局的なご判断ができる方であると、こういう方がふさわしいと思っております。


 今回の資料というのは、従来こういった形で提案をさせていただいておりますので、現時点では、十分でないかもしれませんが、これ以上のものはいかがなものかと思っております。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 田中市長。


  〔市長 田中君登壇〕








○市長(田中志典君) 私にも質疑がございましたので、答弁をさせていただきたいと思っております。


 まず、どんな観点から人選に及んだかということでございます。先ほど申し上げましたように、人格・識見にすぐれ、社会的経験が豊富で、しかも社会的人望が厚いということと、プラス私としましては、5人体制でありますから、5人体制の中で、幅広く市民の声を聞いて吸い上げていただける、こういう教育委員のあり方が必要だと、こういう観点から人選に努めさせていただきました。


 また、教育観について、この任命した2人に教育観を伺ったかどうかと、こういうご質疑に対しては、具体的には伺っておりません。ですから、犬山の教育にどう考え、また学力テスト等々についてどう考えているかということを確認したわけではございません。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 7番 山田議員。








○7番(山田拓郎君) 何点か再質疑をいたします。


 日進市は顔写真ということで、人相も大事な点かなという気もいたしますけれども、それは検討していただくとして、一つは、よそでやってないと、よそでやってないから、うちもやらなくてもいいんだと、これは違うと思うんですね。今、教育に対する議論というのは、本当にこの議会でもいろんな議論がされて、僕、この人事案件って、すごく重要だと思うんですね。だから、やっぱり我々も本当にこういう同意をする責任の重さというのも感じてまして、その責任を果たすための材料として、行政側がやっぱり少しでもいろんな情報を提供するということは、僕とても大事なことだと思うんですけど、人格や識見というのは、これ当たり前の部分でして、そうじゃない人がここに上がってくるなんてことは、まずあり得ないわけですから、大事なのは、やっぱり職務に対する理念であり、哲学だと思うんですよ。教育観ですね、この場合は、教育委員ですから。だから、その部分の、やっぱりこの方々の何らかの考え方を示したものがなければ、本当に適切かどうかの判断は責任持てないと思うんですね。惰性で、まあええわということはあるかもしれんですけど、責任を本当に果たそうと思ったら、それは本当に果たせないと思うんです。だから、そういう意味で、私も真剣な気持ちで申し上げとるわけなんで、そういった資料というのは、犬山市独自にでも検討すべきだと。というのは、やはり犬山市は教育改革ということで、非常にこれまで頑張ってきたわけですから、やはりこういった人事に関しても、しっかりと議論していくと、そういった観点で、教育理念という観点で議論していく、それを保障していくことが重要だと思うんで、その点についてぜひ前向きに検討すべきだと思いますが、お聞かせいただきたいというふうに思います。


 それから、市長の今の答弁の中で、教育観については、直接伺わなかったということです。そこのところが、やっぱり教育行政を担っていく方を任命するに当たって、その方々の教育観がわからない状況で任命していくという形がいいのかどうか、もちろん、先ほど言った人格とか識見というのは、これ、まずそれは当たり前の絶対条件の部分なんですけど、それ以上に教育行政に対する考え方を伺って、やっぱり人選を図っていくことも大事じゃないかと思うんです。だから、伺ってなかったということで、この方々の名前が上がってきたというのは、ちょっと僕びっくりしたんですけども、今後のこれ人選、何というか、人事でもありますから、僕はきっちりそこを確認した上で人選していくべきだと思いますし、そこで確認された事項については、やっぱり資料として、我々にもわかるような形にしていただきたいと思うんですが、その点、今後のことも含めてお願いをいたします。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 田中市長。


  〔市長 田中君登壇〕








○市長(田中志典君) 質疑に答えたいと思います。


 まず、1点目のことでありますけども、教育委員だけの問題でなく、人事案件すべてのことに関連をいたしますので、改善できるところは改善していきたいと思っております。


 また、2番目の質疑は、そのときには、いわゆる教育観についてお尋ねはいたしませんでしたが、ふだんお目にかかる機会の多い方でございますから、ふだんからその教育観というのは、いろんな場面で、私としては知り得る立場でございますから、そういうところから判断をさせていただいた。とりわけ、そこのところで教育観を伺ったというのでなく、日常的にうかがい知ることができる、そういう立場から判断をさせていただきましたので、ご理解をいただきたいと思っております。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 7番 山田議員。








○7番(山田拓郎君) ふだんから考え方を聞いているということですが、ふだんから聞いているこの方々の教育観というのは、どのような教育観なのかお聞かせをいただきたいと思います。


 それからもう一つ、ふだんから日常接している方だから、大丈夫なんだということではなくて、やっぱり一つの役をその方に担っていただくわけなんで、その役を担っていただくに当たって、担っていただくに当たって、その方のやっぱりきちっとした考え方を、その前提のもとで確認をしていくということは私は絶対必要だと思うんです、それは。だから、日常に接しているからいいんだということではなくて、役を担っていただくという状況の中で確認することが、やはりその方の責任にもつながっていくわけなんで、それはぜひ今後の人事の中で、改善すべき点は改善するということがありましたが、その後に、今日常的に接しているということがあったんで、そこは幾ら常日ごろ接している方でも、しっかりと確認はしなきゃいかんと思うんですが、今の2点につい再々質疑させていただきます。








○議長(宮地繁誠君) 答弁を求めます。


 田中市長。


  〔市長 田中君登壇〕








○市長(田中志典君) 教育観については、お二人とも公式な立場からいけば、体育協会の会長であり、あるいは保護司でもありますから、そういった意味で教育観なりをお伺いすることはできると、こういう意味でございます。


 もちろん、教育とは幅広いわけでありますから、学校教育の中で、いろんなこういう意見があるということも伺っております。いろんな意味で、ご指摘はそのとおりだとは思いますけれども、個々の個人の教育観について、ここで議論をすべきことではないと理解しております。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 7番 山田議員。








○7番(山田拓郎君) 3回だけど、ちょっと答弁に漏れがあるというふうに思いますけども、もう1回お願いできんですか。








○議長(宮地繁誠君) もうこれ以上繰り返しても同じと思いますので。


  〔「議事進行」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 14番 熊澤議員。








○14番(熊澤宏信君) 今、人事案件でいろいろやってますけども、市長がこの方が適切だということで出してきた。そしてそこの中でやってきた、基本線は、全国の学力テストの問題じゃなくして、犬山の子どもは犬山で育てるんだという理念が合えば、それでいいと思う。だから、そこら辺を市長がはっきり言えばいい。だから、いつまでやったってこんなものは結論が出るわけじゃない。人間なんて、10が10完璧な人間なんておらへん。そこの中で、どうとらえて犬山の子どもは犬山市がどう教育をして育てていくかという一本の筋の中で、市長はこの人事案件を出してきたと言えば、それで終わりだと私は思う。だから、そこら辺は市長、一遍最後に答えて、もうこれ以上人事案件ひねくるなら、もう委員会の中でひねくりゃあええから。そんなもんだれがやったってやれるか。








○議長(宮地繁誠君) 暫時休憩します。


                 午前10時47分 休憩











                  再     開


                 午前10時48分 開議








○議長(宮地繁誠君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。


 他に質疑はありませんか。


 8番 吉田議員。








○8番(吉田鋭夫君) 吉田鋭夫でございます。第63号議案と第64号議案についてお伺いします。


 市長は、今、幅広く市民の声を聞いてというのを大前提に考えられておるようですけども、きのうから事務局主導ではいけないという声がありましたが、構成の問題について質疑させていただきます。


 そもそも、教育委員会は行政から独立した部分がありますので、教育委員の方たちの教育理念に基づいて幅広く市民の声を吸い寄せた討議ができる委員会でなければいけないと思いますので、構成の問題で、保護者代表が新しく改選の折には入れるようにという話も出ておる昨今、教育現場の代表というか、意見を吸いやすい人たちの構成メンバーの中に入れていくという話は考えの中になかったかどうか、現在、事務局はほとんど教育長を除いて教育現場の方でございます。ですから、主導ではいけないという話がありましたので、その辺も含めて、今後の話も含めて、教育現場の代表のような意見を出せる構成についてお伺いしたいと思います。








○議長(宮地繁誠君) 今の吉田議員の質疑は、今後の構成についての発言でありましたので、今後の構成についてはどのように考えているかという点についてのみ答弁を求めたいと思います。


 田中市長。


  〔市長 田中君登壇〕








○市長(田中志典君) 質疑の意図に答えられるかどうかわかりませんが、当然、まず保護者代表を今後の人選には考慮すべきだと判断しておりますし、総合的に、人選に当たっては、今後も配慮していきたいと思っております。


 以上です。








○議長(宮地繁誠君) 他に質疑はございませんか。


  〔「なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 質疑なしと認めます。


 よって、第1類、第60号議案から第66号議案までに対する質疑を終わりました。


 議事の進行上、暫時休憩をいたします。


                 午前10時52分 休憩











                  再     開


                 午前11時19分 開議








○議長(宮地繁誠君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。


           ********************


 諸般の報告








○議長(宮地繁誠君) この際、諸般の報告をいたします。


 ただいま当局より追加議案が11件提出されましたので、これを各位の議席に配付をいたしました。


 次に、小池昭夫議員外3名から議員提出議案が1件提出されましたので、これを各位の議席に配付いたしました。


 以上で諸般の報告を終わります。


 お諮りいたします。ただいま追加提案されました第71号議案から第81号議案及び議員提出議案第3号を直ちに本日の日程に追加いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、よって第71号議案から第81号議案及び議員提出議案第3号を直ちに本日の日程に追加し、議題といたします。


           ********************








△追加日程 第71号議案から第81号議案








○議長(宮地繁誠君) 最初に、第71号議案から第81号議案を一括議題といたします。これにご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 議案の朗読を省略し、直ちに提案者から提案理由の説明を求めましてご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 提案理由の説明を求めます。


 長谷川副市長。


  〔副市長 長谷川君登壇〕








○副市長(長谷川勲君) 議長のお許しをいただきましたので、追加議案の提案理由につきましてご説明を申し上げます。


 第71号議案から第73号議案まで及び第75号議案の四つの議案は、本年8月の人事院勧告に基づき、11月30日に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が公布されましたことにより、これを受け、条例改正を行うものでございます。


 第71号議案 犬山市職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明いたします。


 この案を提出しますのは、国に準じて一般職員の給与を改正するため、条例の一部を改正するものでございます。


 改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明いたします。


 10ページをお開きください。


 第1条関係としまして、第2条第1項は、給与について定めたもので、国に準じた、新たに管理職員特別勤務手当を加えるものです。


 第11条第3項は、扶養手当の月額について定めたもので、配偶者以外の扶養手当を月額6,500円に改め、それに伴い、第12条第3項において関連字句の整理を行うものです。


 11ページをお開きください。


 第18条の2第1項は、管理職手当を受ける職員が臨時または緊急の必要等により、週休日、祝日、年末年始の休日等に勤務した場合における管理職員特別勤務手当を規定し、同条第2項では、勤務1回当たりの支給額を定めるものです。


 第20条第2項第1号は人事院勧告に基づき、12月期の勤勉手当の支給率を100分の72.5から100分の77.5に改正するものでございます。


 また、第27条では、管理職員特別勤務手当の新設に伴い字句の整理を行うものです。


 なお、別表の改正は、行政職給料表を国に準じた給料月額に改めるものです。


 14ページをお開きください。


 第2条関係としまして、第10条第2項は、管理職手当を職務の級別の定率制から国に準じた定額制に改めるものです。


 第12条の2第2項は、給与構造改革に基づき、地域手当の支給率を100分の10から国が示す基準である100分の3に引き下げるものでございます。


 第20条第2項第1号は、この条例の第1条において改正を行った勤勉手当の支給率を100分の77.5から100分の75に改めるものでございます。


 8ページにお戻りください。


 附則としまして、第1項はこの条例中、第1条の施行を公布日とし、第2条の施行を平成20年4月1日とするものです。


 第2項は人事院勧告に基づき、扶養手当及び行政職給料表に関する改正は平成19年4月1日から、勤勉手当の改正は、12月1日から適用するものでございます。


 第3項は、平成19年4月1日からこの条例第1条の施行日の前日までの間における異動者の号級を定め、第4項では、この条例第1条の施行日から平成20年3月31日までの間における異動者の号級の調整について規定を行うものです。


 第5項は、この条例第1条による改正後の条例の規定を適用する場合に、改正前の条例の規定に基づいて支給された給与を給与の内払いとしてみなすことを定めたものでございます。


 第6項は、地域手当の改正規定に関する経過措置を定めるもので、平成22年3月31日までは10%を支給するものです。


 附則第7項では、市長への委任を規定しております。


 第72号議案 犬山市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正についてご説明いたします。


 この案を提出しますのは、国に準じて単純な労務に雇用される職員の給与を改正するため、条例の一部を改正するものでございます。


 改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明します。


 8ページをお開きください。


 人事院勧告に基づき、別表の単純職給料表を国に準じた給料月額に改めるものです。


 7ページにお戻りください。


 附則としまして、第1項は、この条例の施行を公布日とするとともに、平成19年4月1日からの適用を定め、第2項では、給与の切りかえに関し必要な事項について、先ほどご説明しました犬山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の相当規定を準用することを定めるものでございます。


 第73号議案 犬山市職員の退職手当支給条例の一部改正についてご説明をいたします。


 この案を提出しますのは、雇用保険法等の一部を改正する法律の制定等に伴い、退職手当の受給資格要件となる勤続期間を改正するため、条例の一部を改正するものでございます。


 改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明します。


 4ページをお開きください。


 第1条関係としまして、第10条第1項及び第3項は、退職した職員が一定の期間内において失業し、雇用保険法の適用による退職手当を受けていない場合の差額に関して、その受給資格要件となる勤続期間を十二月以上に改めるものです。


 5ページをお開きください。


 第2条関係としまして、第10条第17項は、船員保険の失業部門が雇用保険制度に統合されることに伴い、船員保険法の規定による失業等給付の支給を受ける者に対する退職手当の給付を禁ずる規定を削除するものでございます。


 2ページにお戻りください。


 附則といたしまして、第1項は、この条例第1条の施行日を公布の日とし、平成19年10月1日からの適用を定めるとともに、第2条及び附則第3項の施行日を日本年金機構法の施行日と定めるものです。


 第2項は、この条例第1条の施行日前における退職手当についての経過措置を定め、第3項はこの条例第2条の施行日後に改正前の船員保険法の規定により、失業等給付の支給を受ける者に対して、退職手当の支給を禁止するものです。


 第74号議案 犬山市国民健康保険税条例の一部改正についてご説明をします。


 この案を提出しますのは、地方税法の改正に伴い、65歳以上の年金受給者からの国民健康保険税の特別徴収、いわゆる年金天引きを行うために必要な事項を定めるため、条例の一部を改正するものでございます。


 改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明をいたします。


 7ページをお開きください。


 第12条は、徴収の方法について定めたもので、特別徴収の新設に伴い、これまでの普通徴収との区別を行うものです。


 8ページをお開きください。


 第15条は、65歳以上の年金受給者である国民健康保険税の納税義務者に対して特別徴収を行うことを新たに定めたものでございます。


 第16条から第18条では、特別徴収を行う特別徴収義務者を年金保険者とすることや、特別徴収義務者に課せられる義務について定めるものでございます。


 第19条及び第20条は、国民健康保険税に固有の仮算定制度、すなわち年税額が確定する8月以前にも納期を設け、前年の課税状況に応じて年税額の一部を賦課するもので、この制度を特別徴収の場合にも仮徴収として実施することや、その金額の決定方法について定めるものでございます。


 第21条は、何らかの原因で特別徴収ができない場合は、普通徴収の方法によって徴収すること。また特別徴収によって収納した金額が過納となった場合には、他の市税と同様、未納金に充当できることを定めるものでございます。


 その他の改正につきましては、これまでご説明しました新たな条文を加えることに伴い、条例の整理を行うものでございます。


 5ページにお戻りください。


 附則第1項としまして、この条例は平成20年4月1日からの施行を定め、第4項及び第5項において施行日における仮徴収方法及び仮徴収額の算定に関する規定を公布日から施行とします。


 また、第2項では、改正後の条例は平成20年度分以降の国民健康保険税に適用し、過年度分は従前の例によることを、第3項は、新たに特別徴収の対象となる被保険者に対する仮徴収の取り扱い規定は、平成21年度分以降の国民健康保険税に適用することを定めるものでございます。


 第75号議案 犬山市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてご説明します。


 この案を提出しますのは、犬山市職員の給与に関する条例の一部改正にてご説明しました内容と同様に、企業職員の手当を改正するため、条例の一部を改正するものです。


 改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明を申し上げます。


 3ページをお開きください。


 第2条3項及び第12条の2は、管理職員特別勤務手当を加えるものです。


 第15条第4項は、雇用保険法等の一部を改正する法律の公布に伴い、雇用保険法の規定による退職手当の差額の受給資格要件となる勤続期間を十二月以上に改めるものです。


 2ページにお戻りください。


 附則としまして、この条例の施行日を公布日とし、退職手当の差額の受給資格要件に関する規定について、平成19年10月1日からの適用を定めるものでございます。


 第76号議案 平成19年度犬山市一般会計補正予算(第4号)についてご説明をします。


 この案を追加で提出しますのは、人事異動及び人事院勧告に基づく給与条例の改正に伴い、人件費及び特別会計への繰出金の補正をお願いするものでございます。


 第1条は、歳入歳出予算の総額から1億1,094万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を206億821万9,000円と定めるものでございます。


 2ページをお開きください。


 第1表 歳入歳出予算補正の歳入からご説明します。


 18款繰入金、2項基金繰入金では、財政調整基金繰入金で1億1,094万8,000円の減額補正を計上いたしました。


 続きまして、歳出をご説明します。


 1款議会費から9款教育費までの一般職員542名に係る給与、職員手当等、共済費及び他会計への繰出金を合わせた人件費の補正として1億1,094万8,000円の減額補正を計上しました。


 なお、詳細につきましては、5ページ以降の事項別明細書、37ページ以降の給与費明細書をご参照ください。


 第77号議案 平成19年度犬山市犬山城観光事業費特別会計補正予算(第2号)についてご説明します。


 この補正は、予算内での組み替えを行うもので、歳入歳出予算総額の変更はありません。


 2ページをお開きください。


 歳出において、1款犬山城観光事業費で、人件費の補正として17万6,000円の減額補正を、2款予備費で同額を増額補正するものでございます。


 なお、詳細につきましては、3ページ以降の事項別明細書をご参照ください。


 第78号議案 平成19年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第1号)についてご説明します。


 第1条は、歳入歳出予算の総額に61万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を4,921万9,000円と定めるものでございます。


 2ページをお開きください。


 歳入では、1款繰入金で61万1,000円の増額補正を計上しました。


 歳出では、1款鵜飼事業費で人件費として61万1,000円の増額補正を計上しました。


 なお、詳細につきましては、5ページ以降の事項別明細書をご参照ください。


 第79号議案 平成19年度犬山市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。


 第1条は、歳入歳出予算の総額から842万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を22億7,095万5,000円と定めるものでございます。


 2ページをお開きください。


 歳入では、5款繰入金で842万8,000円の減額補正を計上しました。


 歳出では、人件費として、1款総務費で153万5,000円を、2款下水道建設費で689万3,000円の減額補正を計上しました。


 なお、詳細につきましては、5ページ以降の事項別明細書をご参照ください。


 第80号議案 平成19年度犬山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明します。


 第1条は、歳入歳出予算の総額から9万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を7,171万3,000円と定めるものでございます。


 2ページをお開きください。


 歳入では、3款繰入金で9万5,000円の減額補正を計上しました。


 歳出では、1款総務費で人件費として9万5,000円の減額補正を計上しました。


 なお、詳細につきましては、5ページ以降の事項別明細書をご参照ください。


 第81号議案 平成19年度犬山市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明します。


 第2条は、収益的支出について補正を行うもので、第1款水道事業費用で441万1,000円を減額し、総額を12億3,450万7,000円と定めるものです。


 2ページをお開きください。


 第3条は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を3億520万8,000円とするとともに、補てん財源として過年度分損益勘定留保資金を2億7,871万7,000円と定め、第1款資本的支出を709万9,000円減額し、総額を3億9,843万円と定めるものでございます。


 第4条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費を1,151万円減額し、総額を1億1,358万7,000円と定めるものでございます。


 なお、説明しました補正は人事異動及び人事院勧告に基づく条例改正に伴う人件費に関するものでございます。


 なお、詳細につきましては、3ページ以降の実施計画、資金計画、給与費明細書及び実施計画明細書をご参照ください。


 以上で説明を終わります。








○議長(宮地繁誠君) 提案理由の説明は終わりました。


 議案に対する質疑につきましては、明日行うことといたします。


           ********************








△追加日程 議員提出議案第3号








○議長(宮地繁誠君) 続いて、議員提出議案第3号を議題といたします。


 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めましてご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 議員提出議案第3号について、提案者から提案理由の説明を求めます。


 20番 小池昭夫議員。


  〔20番 小池君登壇〕








○20番(小池昭夫君) 20番の小池昭夫でございます。議員提出議案第3号 犬山市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。


 賛成各議員のお許しをいただきまして、私から提案の説明を申し上げます。


           ********************


 議員提出議案第3号





  犬山市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に


  関する条例の一部改正について





 犬山市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例を別紙のように定めるものとする。





 平成19年12月13日提出





                       提出者 犬山市議会議員


                           清 風 会


                             代表  小 池 昭 夫





                       賛成者 犬山市議会議員


                           市 政 会


                             代表  熊 澤 宏 信


                           日本共産党犬山市議団


                             代表  岡     覚


                           公明クラブ


                             代表  上 村 良 一





(説 明)


 この案を提出するのは、選挙における自動車の使用及びポスターの作成に係る公費を改定するため必要があるからである。


           ********************


 改正の内容につきましては、新旧対照表によりご説明を申し上げますので、3ページをお開きください。


 第4条の改正は自動車の燃料費の公費負担を1日当たり7,350円から4,250円に改正するものであります。これにより、選挙期間中の燃料費の公費負担の上限が5万1,450円から2万9,750円に引き下げられることとなります。


 第5条の改正は、ポスターの作成に要する企画費の公費負担を30万1,875円から11万5,260円に改正するものです。これにより、ポスター作成費の公費負担の上限が38万6,780円から20万30円に引き下げることとなります。


 2ページにお戻りください。


 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものであります。


 以上であります。よろしくお願いをいたします。








○議長(宮地繁誠君) 以上で提案理由の説明は終わりました。


 お諮りいたします。議員提出議案第3号については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 これより議員提出議案第3号の採決を行います。


 議員提出議案第3号については、原案のとおりこれを決することにご異議ありませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕








○議長(宮地繁誠君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号については、原案のとおり可決されました。


           ********************








○議長(宮地繁誠君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。


 明日午前10時より本会議を再開いたしまして、残る議案に対する質疑を行います。


 本日は、これをもって散会いたします。


                 午前11時41分 散会