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愛知県 犬山市

平成17年 3月定例会(第1日 3月 3日)




平成17年 3月定例会(第1日 3月 3日)





 
 平成17年3月定例会





平成17年3月





            定 例 犬 山 市 議 会 会 議 録





                             第1号 3月3日(木曜日)


──────────────────────────────────────────


                  開 会 式


                午前10時00分 開式





○事務局長(長谷川 勲君) おはようございます。ただいまより、3月定例市議会の開会式を行います。ご起立願います。


  〔全員起立〕


○事務局長(長谷川 勲君) 議長あいさつ。


  〔議長 前田君登壇〕


○議長(前田幸雄君) おはようございます。3月定例市議会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 本日、3月定例市議会が招集されましたところ、議員各位には、定刻にご参集を賜り、まことにありがとうございました。


 本定例会に付議されました案件は、「犬山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について」を初め、「平成17年度犬山市一般会計予算」など全部で34議案でございます。


 どうか慎重にご審議の上、適切なるご決定をいただきますようよろしくお願いを申し上げ、開会のごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


○事務局長(長谷川 勲君) 市長あいさつ。


  〔市長 石田君登壇〕


○市長(石田芳弘君) 皆さん、おはようございます。


 本日ここに、3月定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、定刻、ご参集を賜り、まことにありがとうございました。


 今議会に提出いたします議案は、「犬山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について」を初め、「平成17年度当初予算」関連、「平成16年度補正予算」関連議案など、34件でございます。何とぞ慎重にご審議をいただき、議案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。


 平成17年度の当初予算編成につきましては、税収の伸びが見込めない状況のもと、三位一体改革の影響も影響し、地方交付税の不交付団体化、臨時財政対策債の大幅減額など余儀なくされましたが、この機会に予算編成の考え方をパラダイムシフトいたしまして、堅実・健全型予算として編成をいたしました。平成17年度予算の大要及び私の市政運営の所信は、後ほど施政方針で述べさせていただきますが、よろしくご審議の上、何とぞ原案にご賛同賜わりますようお願い申し上げ、開会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。


○事務局長(長谷川 勲君) 以上で開会式を終わります。ご着席ください。


  〔全員着席〕


                午前10時04分 閉式


           ********************








〇議事日程 第1号 平成17年3月3日午前10時開議


 第1 会議録署名議員の指名


 第2 会期の決定


 第3 諸般の報告


 第4 施政方針演説


 第5 第1号議案から第32号議案まで並びに諮問第1号及び諮問第2号


     (議案上程説明)


           ********************


〇本日の会議に付した案件


 日程第1 会議録署名議員の指名


 日程第2 会期の決定


 日程第3 諸般の報告


 日程第4 施政方針演説


 日程第5 第1号議案 犬山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について


      第2号議案 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定につ


            いて


      第3号議案 犬山市伊藤福祉事業基金の設置及び管理に関する条例の廃止につい


            て


      第4号議案 犬山市伊藤福祉事業特別会計設置に関する条例の廃止について


      第5号議案 犬山市情報公開条例の一部改正について


      第6号議案 犬山市個人情報保護条例の一部改正について


      第7号議案 犬山市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について


      第8号議案 犬山市税条例及び尾張北部都市計画事業犬山上坂土地区画整理事業


            施行条例の一部改正について


      第9号議案 犬山市保育の実施に係る保育料及び利用料の徴収に関する条例の一


            部改正について


      第10号議案 犬山市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正について


      第11号議案 市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正につい


            て


      第12号議案 犬山市公平委員会委員の選任について


      第13号議案 平成17年度犬山市一般会計予算


      第14号議案 平成17年度犬山市国民健康保険特別会計予算


      第15号議案 平成17年度犬山市犬山城観光事業費特別会計予算


      第16号議案 平成17年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計予算


      第17号議案 平成17年度犬山市岡部育英事業特別会計予算


      第18号議案 平成17年度犬山市相馬育英事業特別会計予算


      第19号議案 平成17年度犬山市土地取得特別会計予算


      第20号議案 平成17年度犬山市老人保健特別会計予算


      第21号議案 平成17年度犬山市公共下水道事業特別会計予算


      第22号議案 平成17年度犬山市教育振興事業特別会計予算.


      第23号議案 平成17年度犬山市農業集落排水事業特別会計予算


      第24号議案 平成17年度犬山市介護保険特別会計予算


      第25号議案 平成17年度犬山市水道事業会計予算


      第26号議案 平成16年度大山市一般会計補正予算(第5号)


      第27号議案 平成16年度犬山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


      第28号議案 平成16年度犬山市犬山城観光事業費特別会計補正予算(第2号)


      第29号議案 平成16年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第2号)


      第30号議案 平成16年度犬山市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)


      第31号議案 平成16年度犬山市伊藤福祉事業特別会計補正予算(第1号)


      第32号議案 平成16年度犬山市介護保険特別会計補正予算(第3号)


      諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて


      諮問第2号 人権擁護委員の推せんについて


           ********************


〇出席議員(25名)


   1番  宮 島   一 君       14番  大 島 金 次 君


   2番  高 間 信 雄 君       15番  原   欣 伸 君


   3番  山 本   誠 君       16番  ビアンキ アンソニー 君


   4番  住 野 龍之介 君       17番  小 池 昭 夫 君


   5番  水 野 正 光 君       18番  大 脇 伸 孔 君


   6番  東 海 孝 年 君       19番  岡     覚 君


   7番  上 村 良 一 君       20番  山 下 一 枝 君


   8番  三 浦 知 里 君       21番  前 田 幸 雄 君


   9番  稲 垣 民 夫 君       22番  福 冨   勉 君


   10番  宮 地 繁 誠 君       23番  熊 澤 宏 信 君


   11番  松 浦 英 幸 君       24番  本 多 克 郎 君


   12番  山 田 拓 郎 君       25番  堀 江 正 栄 君


   13番  川 村 佳代子 君


           ********************


〇欠席議員(なし)


           ********************


〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名


 事務局長    長谷川   勲 君      次長      勝 野 輝 男 君


 次長補佐    後 藤   裕 君      統括主査    中 田 妙 子 君


           ********************


〇説明のため出席した者の職・氏名


 市長      石 田 芳 弘 君      助役      渡 邊 昭 美 君


 収入役     加 藤 博 之 君      教育長     瀬見井   久 君


 市長公室長   大 澤 繁 昌 君      総務部長    山 澄 俊 明 君


 民生部長    小 川 正 美 君      環境部長    牧 野 一 夫 君


 都市整備部長  小 林 敏 彦 君      都市整備部次長 金 武 幹 男 君


 都市整備部次長 ? 木 金 彦 君      産業経済部長  番 家 敏 夫 君


 (地域再生担当)


 学校教育部長  加 地   健 君      生涯学習部長  鈴 木 勝 彦 君


 水道部長    陸 浦 公 延 君      消防長     伊 藤 征 夫 君


 秘書広報課長  宮 島 敏 明 君      企画調整課長  和 嶋 博 從 君


 総務課長    服 部 良 弘 君


           ********************


                午前10時05分 開議


○議長(前田幸雄君) ただいまの出席議員は、25名でございます。


 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 議事日程に従いまして、会議を進めます。


          ********************








△日程第1 会議録署名議員の指名








○議長(前田幸雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、1番 宮島 一議員、13番 川村佳代子議員を指名いたします。


          ********************








△日程第2 会期の決定








○議長(前田幸雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。3月定例市議会の会期は、お手元へ配付いたしました会期日程案のとおり、本日から22日までの20日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。





           平成17年3月定例市議会 会期日程(案)


 会期:20日間(3月3日(木)〜22日(火))


┌──────┬──────┬──────┬───────┬────────────────┐


│ 日  次 │月  日  │曜  日  │開議時刻   │摘       要       │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第1日  │3. 3  │木     │午前10時   │ 〇開 会            │


│      │      │      │       │ 〇会議録署名議員の指名     │


│      │      │      │       │ 〇会期の決定 〇諸般の報告   │


│      │      │      │       │ 〇施政方針演説〇議案上程説明  │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第2日  │   4  │金     │       │ 〇精  読           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第3日  │   5  │土     │       │ 〇休  会           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第4日  │   6  │日     │       │ 〇休  会           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第5日  │   7  │月     │       │ 〇精  読           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第6日  │   8  │火     │       │ 〇精  読           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第7日  │   9  │水     │午前10時   │ 〇再  開  〇一般質問    │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第8日  │  10  │木     │午前10時   │ 〇再  開  〇一般質問    │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第9日  │  11  │金     │午前10時   │ 〇再  開  〇一般質問    │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第10日  │  12  │土     │       │ 〇休  会           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第11日  │  13  │日     │       │ 〇休  会           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第12日  │  14  │月     │午前10時   │ 〇再  開  〇議案質疑    │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第13日  │  15  │火     │午前10時   │ 〇再  開  〇議案質疑    │


│      │      │      │       │ 〇委員会付託          │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第14日  │  16  │水     │       │ 〇部門委員会          │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第15日  │  17  │木     │       │ 〇部門委員会          │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第16日  │  18  │金     │       │ 〇部門委員会          │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第17日  │  19  │土     │       │ 〇休  会           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第18日  │  20  │日     │       │ 〇休  会           │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第19日  │  21  │月     │       │ 〇休  会           │


│      │      │      │       │                │


├──────┼──────┼──────┼───────┼────────────────┤


│  第20日  │  22  │火     │午後1時   │ 〇再  開  〇委員長報告   │


│      │      │      │       │ 〇同報告に対する質疑      │


│      │      │      │       │ 〇討  論  〇採  決    │


│      │      │      │       │ 〇閉  会           │


└──────┴──────┴──────┴───────┴────────────────┘





   〔「異議なし」の声起こる〕


○議長(前田幸雄君)  異議なしと認めます。よって、会期は20日間と決定いたしました。


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△日程第3 諸般の報告








○議長(前田幸雄君) 日程第3、この際、諸般の報告をいたします。


 市長から地方自治法第180条第1項の規定に基づき先決処分した旨の報告がありましたので、これを各位の議席へ配付いたしました。


 次に、第105回愛知県市議会議長会定期総会及び第3回愛知県市議会議長会理事会に正副議長及び事務局長が出席いたしましたので、そのてんまつを各位の議席へ配付いたしました。


 次に、議会閉会中に庁舎建設特別委員会が開催されましたので、そのてんまつを各位の議席へ配付いたしました。


 次に、監査委員より、監査結果報告がありましたので、これを各位の議席へ配付いたしました。


 なお、議案は各位のお手元へ配付いたしました。


 以上で、諸般の報告を終わります。


          ********************








△日程第4 施政方針演説








○議長(前田幸雄君) 日程第4、施政方針演説を求めます。


 石田市長。


  〔市長 石田君登壇〕


○市長(石田芳弘君) 平成17年3月定例市議会の開会に当たりまして、新年度における市政運営の所信と、予算の大綱について申し述べ、議員各位並びに市民皆さんのご理解とご協力をお願いしたいと存じます。


 初めに、市政運営に関する私の基本的な考え方を申し述べます。


 まず第1に、総合計画で市民に示したビジョンに沿った市政運営を心がけることです。


 「木曽の流れに 古城が映え ふれあい豊かなもりのまち」


 木曽川を母とするわが大地の山川草木を横糸に、国宝犬山城が象徴する幾多の歴史遺産を縦糸に織り上げた犬山市は、内外の人々の生き生きした交流を大切にする、豊かで美しい緑あふれるもりのまちであります。


 このビジョンに少しでも近づく具体的な施策を展開してまいります。


 第2に、まちは一つの生命体であり、年々歳々、好不調のリズムが生ずることはやむを得ませんが、調子の悪い時やその箇所についても悲観することなく、努力と工夫によって必ずそれは好転できるものと信じます。健康なまちとは明るい希望を持ち続けることであります。それは犬山市の持つ潜在力の大きさを信じ、オンリーワンのまちづくりに集中することであります。


 第3には時代の方向性を的確に見据えるということです。時代は「地方分権」の思想による「自立と再生」であります。国、県とはそれぞれ共生しながら、いたずらに他者をあてにしない自立の道を歩みたいものであります。


 ところで、我々は生きるために学び、学ぶために生きるという人生のテーマを持っています。この学ぶ喜びを知ることによっていつまでも成長をし続けるという生涯学習を実現する教室が実は「まち」であります。小学校・中学校の学校教育でもこの生涯学習の始まりとして位置づけられるべきであると考えます。犬山というまちは、そこに住む人、訪れる人の人生に生きる喜びを提供する、無限に平等な公的空間であらねばなりません。また、過去の犬山にかかわってきたすべての人の思いも生かされる四次元空間としてとらえねばなりません。市役所の行政サービスとはその哲学の上に立脚するものであります。


 以上、私の考えを実現すべく、17年度予算を編成いたしました。


 以下、ご説明を申し上げます。


 財政運営の核心は、目の前の現実と将来への責任に対して適切な財政措置を講ずることであります。三位一体の改革による影響を踏まえ、次の世代の市民に過大な負担を残さない財政構造の維持に全力を傾注するとともに、たゆまぬ行政改革により、効率的な行財政システムの構築を図ってまいります。


 さて、編成に当たっては、現場に最も近い部局での事業選択とした「部局別枠配分方式」をベースに、さらに事業種別のシーリングを行い、より目的志向・成果重視の予算としたものであります。


 このような取り組みに基づいて編成した、平成17年度当初予算の規模は、一般会計179億7,476万1,000円、対前年比2.5%の減、特別会計171億1,235万5,000円、対前年比7.9%の増、水道会計16億9,587万7,000円、対前年比3.9%の増、総額367億8,299万3,000円となり、全体としては、前年度に比して2.3%の増であります。


 次に、一般会計の歳入について申し上げます。


 歳入におきましては、国の三位一体の改革によりまして、補助金削減に伴う税源移譲はあるものの、地方交付税においては、普通交付税の不交付団体となる見込みであります。このため、財政調整基金を初めとする基金からの繰り入れ運用を図ることにより、17年度の自主財源を確保したものであります。


 自主財源の総額は124億4,936万4,000円で予算全体に占める構成比は69.3%、依存財源は55億2,539万7,000円で、構成比は30.7%であります。


 そのうち、歳入の根幹をなす市税では、企業収益の回復が予兆されるものの、前年度とほぼ同額の103億2,319万4,000円と見込みました。


 その他の主な財源としては、地方譲与税で税源移譲による所得譲与税の増収を見込み、対前年比31.8%の増で5億5,470万円を計上し、地方消費税交付税では、前年度に比べ10.2%の増で、7億1,600万円を見込みました。


 また、地方交付税では、国の地方交付税予算の動向や基準となる本市の財政収支を勘案し、特別交付税分のみの2億4,800万円を見込みました。


 国・県支出金につきましては、社会保障関連事業や一般公共事業などで所定の負担金・補助金を見込んだものです。


 市債では、主に制度債において、地方財政計画などを参考に大幅な減額となる12億4,730万円を見込みました。


 さらに、不足する財源につきましては、財政調整基金からの5億円を初め、福祉基金や学校施設整備基金など、四つの特目基金から合わせて6億1,607万円を繰り入れ、収支の均衡を図ったものであります。


 次に、歳出について、性質別に分析をしますと、義務的経費におきましては、人件費が前年度とほぼ同額の51億1,219万6,000円となり、扶助費では、児童扶養手当や生活保護費の増加などにより、前年度に比べて1.9%の増の22億1,752万円となり、公債費におきましては、3.5%増の14億8,882万5,000円となり、合わせて1.1%増の88億1,854万1,000円となっております。


 物件費は、全般にわたる経費節減などから前年度に比べ、7%減の44億3,381万7,000円となり、繰出金では老人保健特別会計への増額などから、5%増の22億4,152万3,000円となっております。


 投資的経費につきましては、単独事業は33.5%減の8億9,294万円としたものの、補助事業では71.5%増の4億8,340万1,000円となり、合わせて15.3%減の13億7,634万1,000円を確保したものであります。


 以下、各分野における主要事項を、総合計画の六つの柱立てに沿って、ご説明申し上げます。


 まず第1は、市民生活を支える魅力あるまちづくり「くらしのもり」の項目です。


 さきごろ制定された景観法は、まちづくりにおける「美しさ」への視点を強調したものであり、本市の取り組みに大きな弾みをつけるものであります。景観法に基づく計画や手続をみずから行うため、愛知県から県下初の「景観行政団体」としての同意を得ましたので、歴史的景観や里山の自然景観の保全など、犬山らしい景観づくりを進めます。


 中心市街地である城下町地区では、無電柱化や道路の美装化を進めるなどのハード事業とあわせて、住民によるまちづくり組織を支援し、伝統的建造物群保存地区等のまちづくり制度の導入に努めます。また、まちづくり組織がスタートした犬山南地区、内田地区、楽田地区などにおいても、その活動を支援し、それぞれの地域特性を生かしたまちづくりの推進を図ります。


 「新しいまちづくり事業」では、昨年、国より認定を受けました「犬山城下町再生計画」に基づく城下町地区外縁部における有効な複合商業機能の整備に向け、国・県等関係機関との協議を積極的に進めるとともに、土地利用等必要な調査・検討を行います。


 また、新調査建設事業につきましては、最少の投資で最大の市民サービスが提供できる庁舎を目指し、早期事業化に向けて具体的な検討を進めます。


 次に、道路の整備について申し上げます。


 幹線道路におきましては、「富岡荒井線」「大口桃花台線」を最重要の路線として、継続して整備を進めます。


 生活道路においては、市民要望をもとに整備を進めるとともに、梅坪高架橋及び前原台の星和橋の耐震補強工事、ライン大橋の補修事業なども引き続き推進します。また、市民との共同で、環境を美しく保ち、住みよいまちとする「アダプトプログラム事業」は大きな広がりを見せており、今後も一層の推進を図ります。


 水害対策では、雨水排水路や調整池等のハード整備と、洪水ハザードマップの作成や、民間による雨水貯留浸透施設の設置を推進するなどのソフト事業をあわせた、総合的な治水計画の策定に向け、主な河川や排水路の現況調査と課題の検討を行います。


 また、土砂災害対策としては、今井地区における急傾斜地崩壊対策事業を推進します。


 次に、消防・防災について申し上げます。


 地震、台風、集中豪雨など、市民生活の安全・安心を脅かす災害は先触れはないものとして、常に危機管理意識を持ち、行政と住民が一体となって地域の防災力を高めることが何よりも大切と考え、一層自主防災組織の育成と地域住民への防災意識や知識の普及啓発に努めます。また、木造住宅の耐震診断と改修費の補助も継続していきます。


 火災予防対策として、各種事業所の査察・指導はもとより、高齢者等の死傷事故防止のため、町内会などとも連携して、防火思想の普及に努めるとともに、消防設備として消防ポンプ自動車の更新と防火水槽等消防水利の整備を図ります。


 救急業務は、緊急時の市民の安全を守る大切な活動であり、年ごとに出場件数が増加しています。救命率の向上のため、救急救命士の育成等、救急業務のさらなる高度化に努めるとともに、だれもができる応急手当の普及啓発活動を推進してまいります。


 続いて、交通防犯について申し上げます。


 人身事故は依然として増加傾向にあり、とりわけ高齢者や子どもの視点にも着目した事故防止の啓蒙、啓発活動と、各種の交通安全施設の整備に努めます。また、犯罪から地域を守る、安全・安心のまちづくりは、既に15の町内会やコミュニティで防犯パトロール隊が結成され、地域の活動によるその成果は、警察行政の中でも高く評価されています。犬山のシンボルであるワン丸パトロールも「自分たちの町は自分たちで守る」取り組みとして、注目を集めているところであります。市行政としても、警察署幹部とは定期の会合で、最新の情報により十分な連携を図っており、地域活動には今後もできる限りの支援をしてまいります。


 次に、下水道事業について申し上げます。


 公共下水道事業の五条川左岸区域では、内久保つつじヶ丘準幹線、市民文化会館、東部中学校の接続工事を施工するとともに、橋爪五郎丸地区の面整備を推進してまいります。


 五条川右岸区域では、流域下水道事業の幹線工事の進捗にあわせ、上野新町汚水幹線の整備に着手します。


 また、農業集落排水事業における施設も含め、幹線・枝線等の諸施設を適正に維持管理するとともに、接続率の向上に努めてまいります。


 公営企業である水道事業について申し上げます。


 水道料金収入の伸びが期待できない中、市民サービスを向上しつつ経費節減を図るため、水道料金徴収業務を全面的に委託します。地震災害の教訓に習い、県営水道との連絡管の布設工事を施工するとともに、自己水源の有効利用を追求するための県水制御弁の設置工事や、水源井戸クリーニング工事、老朽配水管布設がえ工事などを実施してまいります。


 第2は、やさしさと生きがいのあるまちづくり、「いきがいのもり」の項目です。


 若者の結婚観や子育てに対する価値観が変化し、予想を超える速度で少子化が進行しています。


 こうした状況の中、子どものそだちの視点で、犬山の将来を担う子どもたちを支援する次世代育成支援行動計画に基づき、安心して楽しく子育てができるよう、諸施策を計画的に実施してまいります。


 幼児期は、人間形成の基礎を培う重要な時期であるという認識のもとに、保育園・幼稚園において遊びを通してみずから考え、行動する生きる力を身につけるよう、同一カリキュラムによる幼児教育を実践し、小学校教育につなげていきます。


 また、児童福祉法の改正により、4月から児童虐待に対する市の役割が一層重要となるため、福祉事務所、保健センター、学校、保育園、民生・児童委員等の機関や地域が連携し、虐待防止、早期発見に努めます。


 次に、高齢者・障害者福祉について申し上げます。


 高齢者福祉では、市民ニーズを反映した「第4次高齢者保健福祉計画」を策定し、高齢者が安心して暮らせるよう、生活の支援や生きがいづくり、介護予防などの事業を推進するなど、一層の充実を図ってまいります。


 介護保険事業については、急速な高齢化や、要介護者の増加に対応するため、平成18年度の介護保険制度改正を見据えた「第3次介護保険事業計画」を策定し、将来にわたって効果的かつ適正な介護保険サービスが提供できるよう、健全な運営に努めてまいります。


 障害者福祉では、3年目を迎える支援費制度の適切な運営に努め、在宅サービス、施設サービスの円滑な提供を行います。


 続いて、保健事業について申し上げます。


 子どもから高齢者まですべての市民が、それぞれの年代においてでき得る健康づくり活動を積極的に実践し、生涯にわたり自分らしい人生を送ることを目指す「みんなで進めるいぬやま健康プラン21」を、市民・地域・行政が、協働して推進してまいります。


 また、市民健康館「さら・さくら」と「さくら工房」を拠点に、市民の健康増進並びにものづくりを通した生きがいづくり支援や世代間交流事業を実施してまいります。


 第3は、歴史と文化を伝え豊かな心をはぐくむまちづくり「まなびのもり」の項目であります。


 犬山の教育の重要施策である「学びの学校づくり」の実現を目指し、学校の裁量による「教育課程の編成」と、学校の裁量を取り入れた学級編制によって「学校の自立」を図ります。また、少人数授業・ティームティーチング授業による、個に応ずる指導や積極的な授業改善をさらに推進することにより、子どもがみずからが学ぶ楽しさを味わい、ともに高め合い、確かな学力と豊かな心を培うことができる「学び」を実現してまいります。


 これまで進めてきました犬山の「教育改革」のシステム全体を評価するため、少人数授業や副教本の作成と活用・二学期制・教員研修などについて、教職員、児童・生徒、保護者を対象としてのアンケート調査を実施いたします。この結果を分析することにより、成果と課題を明らかにし、それぞれの学校が学校経営・教育活動に役立てるとともに、犬山市全体として今後の施策実施の方向性を明確にし、さらなる改革の前進を図ります。


 教育施設の整備では、児童・生徒の安全確保対策として、小・中学校の校舎の耐震診断と、耐震補強工事を施行いたします。また、二学期制の実施に伴い、長期休業中の子どもの学びの連続性を支援するため、空調機の設置等により「学びの環境」を整えます。


 さて、情報化が急激な速さで進む社会にあって、児童・生徒の情報機器活用能力をさらに高めることが求められています。そのため、すべての学級のあらゆる授業において、教員及び児童・生徒がコンピューター、インターネットを活用できる環境の整備を図ります。


 次に、生涯学習について申し上げます。


 「いつでも」・「どこでも」・「だれでも」みずから学ぶことのできる全市博物館構想による学習の場として、市民に広く定着してきている「市民総合大学敬道館」を、一般教養学部と、専門学部のスポーツ学部・歴史文化学部・環境学部・教育学部の計5学部で開催いたします。


 また、子どもたちの、学校教育外活動の充実を図るため実施している「子ども大学」、「中学校部活動吹奏楽部への指導者派遣」につきましても、地域の教育力を有効に活用し、「地域の子どもは地域で育てる」環境整備を、さらに推進していきます。


 文化面では、歴史愛好者やまちづくり推進者が一堂に会し、それぞれの地域の歴史を学び、地域づくりを考える「一豊公&千代様サミット」を犬山市・一宮市・岩倉市の3市で開催し、関係市町の広域による文化交流と地域の活性化を図ってまいります。


 文化財への取り組みについては、国の指定史跡である東之宮古墳を将来にわたり保護・保存し、広く活用できるよう整備します。17年度からは、国庫補助事業として墳丘測量と古墳の範囲確認調査を行い、その調査結果を情報発信してまいります。


 犬山祭の保護・保存につきましては、16年度までの国庫補助事業による犬山祭総合調査をもとに、国の重要無形文化財化を目指し、お囃子やしきたりなど、祭り全体を大きくとらえ、犬山祭そのものを国の貴重な財産として、正確に伝承できるように努めてまいります。


 文化史料館におきましては、財団法人犬山城白帝文庫との協力のもと、犬山城下町文化の公開や未公開史料の調査研究を進めます。


 また、建造物の登録有形文化財化を推進し、文化資源を生かしたまちづくりに努めるなど、市民がみずからの手で「犬山らしさ」を創出できるよう、全市博物館構想を推進してまいります。


 市民体育につきましては、「一人1スポーツ」を目標に、スポーツを、地域そのものを豊かに発展させる一つの要素としてとらえ、市民ニーズに応じた、スポーツ環境の整備に努めます。


 生涯スポーツの振興には、指導者の存在が不可欠です。そのため、市民総合大学スポーツ学部や養成講座を通じて、スポーツリーダーを養成し、中学校の部活動に派遣することなどにより、市民のスポーツ活動を支えます。また、体育指導委員と体育協会の支援により、各種のスポーツ教室、講習会、競技大会などを開催してまいります。


 施設整備では、体育センターの耐震補強工事を実施をいたします。


 第4は、自然や環境と調和するまちづくり、「やすらざのもり」の項目であります。


 すべての犬山市民が環境を軸に結び合い、ともに実行していくパートナーシップを築くことを宣言した「環境で輝くまち犬山」の実現に向けた取り組みの推進に努めます。


 その一つとして、市民ボランティアなどで構成する実行委員会により「ひとつばたごサミット」を開催し、地域交流と環境保全意識の高揚を図ります。


 また、「(仮称)犬山里山学センター」は、林野庁の交付金を受けて、17、18の両年度で建設し、里山の自然資源の保全と活用を図るとともに、環境保全に係る市民活動の拠点としてまいります。


 ごみ行政について申し上げます。


 「資源循環型社会」の構築に向け、ごみの排出抑制とリサイクルを進め、資源の有効活用と環境保全に努めます。


 犬山市のごみ行政の基本となる「一般廃棄物基本計画」において掲げる、将来のごみ減量目標、分別収集計画、ごみ堆肥化計画、ごみ処理有料化等の課題を改めて確認し、諸施策を進めてまいります。


 分別収集においては、多くの市民要望を受け、発泡スチロール製のトレイや緩衝材類についても、他のプラスチック製容器包装と同様に、町内の集積場で毎月4回の回収に拡大します。ごみ排出の利便性を高めることで、分別を徹底し、減量とリサイクルの推進を図ります。


 土地改良事業の農村自然環境整備事業・ビオトープ型は、17年度施工の塔野地新池・田口洞川周辺整備をもって終了します。こうした地域環境の再生が、市民・企業・行政のパートナーシップによる「グラウンドワーク」で取り組まれるよう、セミナーを開催するなどして、活動の定着を図ります。


 第5は、活力とにぎわいのある産業・観光のまちづくり「にぎわいのもり」の項目です。


 農業については、国の「食料・農業・農村基本計画」と、愛知県の「水田改革方針」を踏まえた、本市の「水田農業ビジョン」に基づき、地域の農業者等関係者と一丸となって、「米づくりの本来あるべき姿」の実現に取り組んでいくとともに、活力ある農業団体を、県・JAと共同して積極的に支援してまいります。


 一方、消費者が食の安全・安心を得ることができるよう、関係者と協力し、生産者の顔の見える「農産物直売」の推進と、地域の気候風土に根差した特産農産物づくりに努めてまいります。


 商工業の振興では、商工会議所に対する支援策として、小規模事業経営支援事業、発展会電灯料管理事業、商工業者活性化事業、愛・地球博来訪者犬山誘致事業に対し、補助をしてまいります。


 高根洞工業団地については、平成15年度の完成以後、愛知県企業庁と連携を図りつつ、企業誘致を積極的に進めており、7社の企業立地が決まり、既に4社が操業中であります。残る3社についても、17年中に操業できる見込みであります。


 今後も引き続いて企業立地の優遇措置をPRし、積極的な誘致活動を進めてまいります。


 中小規模の商工業者には、事業資金の融通を円滑にし、商工業振興資金融資制度の利用を促すために、その信用保証料の全部または一部を助成してまいります。


 中心市街地の活性化事業としては、空き店舗活用事業や、新たに事業を始めようとしている事業者を対象とした創業支援事業を、TMO及び商工会議所と協働して進めてまいります。


 労働対策としては、独自の退職金制度を有することが困難な中小企業に対し、従業員の福祉増進と雇用の安定を図るため、退職金制度が確立できるよう、共済掛金の一部を補助します。


 消費生活対策では、多様化するトラブルに対し、消費者保護の観点から、相談員や弁護士による相談事業の推進を図るとともに、高齢者の被害を未然に防ぐため「消費生活出前講座」を実施します。


 続いて、観光について申し上げます。


 本年は、中部国際空港の開港、そして愛知万博の開催と、この地域で世界じゅうが、国家・民族・地域の枠を越えて飛躍的に交流する年となります。こうした追い風を利用して、この地域を世界へ発信するよう、本市を含む日本ライン4市1町で構成する「日本ライン広域観光推進協議会」による「木曽川夢空間事業」を広域的に展開します。


 中でもフィルムコミッション活動は、市民が総合芸術である映像文化制作へかかわることにより、新たなまちの魅力の創出や、まちづくりにつながるものと考えます。


 さらには、この時期に、この地域の共有文化である、鵜飼の「全国サミット」を、本市で開催することは大変意義深いものがあると考えます。これらを契機に、木曽川うかいの開催を、5月11日から10月15日までの期間に拡大をいたします。


 第6は、交流と市民参画のまちづくり、「ふれあいのもり」の項目です。


 他都市との交流について申し上げます。


 愛知万博の開催を好機として、海外からは、姉妹都市やフレンドシップの相手国ともなるドイツを初めとして、米国、中国、韓国などの友好交流国、一方、国内にあっては、立山町を初め、日南市、篠山市などの友好自治体からの「訪れ」は、一層活発になると思われます。これらの交流のいずれもが、市民が主役となる双方向の交流となるよう、積極的に支援してまいります。


 また、本市の特色であります、大学や学術研究機関等との交流については、名古屋経済大学・京都大学霊長類研究所・東京大学愛知演習林との協力協定に続いて、16年度には名古屋工業大学と、産業・文化・教育・学術の分野での、相互有効協力協定を締結いたしました。今後は、これらの大学や学術研究機関等との交流・連携をより一層推進してまいります。


 続いて、市民活動・市民参画について申し上げます。


 魅力ある都市を創造し、保ち続けるため、多様なまちづくり事業が展開される中、その母体となる市民活動が果たす役割は極めて大きく、重要な位置づけにあります。さまざまな市民活動に対し、「市民活動の支援に関する条例」に基づき、市民と行政とのパートナーシップによる「協働のまちづくり」を推進します。


 市民活動支援センター「しみんてい」は、市民間の情報収集、発信のキーステーションとして活用されています。今後も市民活動の普及啓発、人材育成、交流、フォーラム等諸事業が展開され、より充実した市民活動が推進されると考えます。


 「人」が、社会のあらゆる場面において、性別にかかわりなく個人として尊重され、その個性と能力を十分発揮できる男女共同参画社会の実現は、国、地方を問わず、重要な課題となっています。


 このため、「男女共同参画推進懇談会」を組織して、女性の社会参加と地位向上を推進する施策を展開しており、これらの事業を継続する中で、「男女共同参画プラン」を策定してまいります。


 さて、今月25日には、「自然の叡知」をテーマに、愛知万博が開幕します。世界から120を超える国や国際機関が参加し、9月25日までの185日間にわたり、長久手、瀬戸の2会場で開催されます。犬山市ならではの事業を展開し、伝統文化や市民の心意気を世界に発信します。


 まず、一市町村一国フレンドシップ事業としては、ドイツ連邦共和国、エリトリア国の両国と、心の通う国際交流を図ってまいります。


 続いて、愛知県ウィーク最大のイベントである「山車百輌総揃え」は、4月23日から1週間開催され、犬山市の山車13輌も出展します。このほか、市民主役で「犬山市の日」「あいちお城・城下町フェスティバル」に参加し、愛知万博を盛り上げ、犬山市の伝統文化や特産、観光を国内外に広く発信してまいります。


 以上、平成17年度の施政に臨む私の考え方を述べさせていただきました。


 さて、平成16年度は、犬山市制50周年という犬山市の歴史の中で、一つの大きな節目を過ぎてまいりました。国と地方の関係も、三位一体改革がさらに激しい意識改革をもたらしつつあります。セントレア開港は、地域の人・物・情報の流れに激変を起こすでありましょう。加えて、時を待たず開幕する愛知万博の経験は、この地に新しい文明への興奮を生じさせる気配を感じます。


 「シンクグローバリー、アクトローカリー」


 17年度の犬山市も、未来史の潮流に乗って変化をしなければなりません。しかし反面、先人たちの残してくれた犬山らしさ、犬山のDNAを喪失することなく、愛情と誇りに満ちたオンリーワンの犬山づくりに全力を尽くしてまいります。


 議員各位を初め、市民皆さんのご理解とご支援を改めてお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。ありがとうございました。


○議長(前田幸雄君) 施政方針演説は終わりました。


          ********************








△日程第5 第1号議案から第32号議案まで並びに諮問第1号及び諮問第2号








○議長(前田幸雄君) 第1号議案から第32号議案まで並びに諮問第1号及び諮問第2号を議題といたします。


 お諮りいたします。第1号議案から第32号議案まで並びに諮問第1号及び諮問第2号を一括議題とすることにご異議ございませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕


○議長(前田幸雄君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 第1号議案から第32号議案まで並びに諮問第1号及び諮問第2号を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略し、直ちに提案者から提案理由の説明を求めましてご異議ございませんか。


  〔「異議なし」の声起こる〕


○議長(前田幸雄君) 異議なしと認め、さよう決しました。


 提案理由の説明を求めます。


 渡邊助役。


  〔助役 渡邊君登壇〕


○助役(渡邊昭美君) それでは、私からは平成17年3月議会に提出いたしました議案の説明をさせていただきます。


 今回提出いたしましたのは、条例案件11件、人事案件1件、平成17年度当初予算13件、平成16年度補正予算7件の32議案と諮問2件の合計34案件でございます。


 私からは、第1号議案から第12号議案までの条例及び人事案件と諮問2件について説明をさせていただきます。


 まず、第1号議案 犬山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、人事行政運営の公正性、透明性を高めることを目的に、地方公務員法の一部が改正され、人事行政運営に関する状況等を住民に公表することが義務づけられましたことに伴い、犬山市としてそれらの状況を公表する時期、方法等を定めるため条例を制定するものであります。


 内容につきまして、ご説明申し上げます。


 第1条は、条例の制定趣旨について、第2条は、任命権者が市長に対し、前年度における人事行政の運営の状況を報告する時期を定めたものであり、その時期を10月末までとするものであります。


 第3条は、第2条の規定により人事行政の運営の状況に監視、任命権者が報告しなければならない事項を定めるもので、その内容は職員の任命及び職員数、給与の状況、勤務時間その他勤務条件、分限及び懲戒処分の状況や服務、研修の状況、福祉及び利益の保護の状況等とするものであります。


 第4条は、公平委員会が前年度の業務の報告を10月末までに市長に対して行うことを定め、第5条では、その報告事項を「勤務条件に関する措置の要求の状況」、「不利益処分に関する不服申し立ての状況」とするものであります。


 第6条では、市長がそれぞれの任命権者や公平委員会から受けた報告を取りまとめ、毎年12月末までに公表することを定めるものであります。


 第7条では、その公表方法を定めるものであります。


 第8条は、委任について定めるものであります。


 なお、この条例は平成17年4月1日から施行するものでございます。


 次に、第2号議案 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、市においても、いわゆるリースなどの年度を超える契約が締結できるようにするため、条例を制定するものであります。


 これまで、単年度予算の原則の例外として、電気や水道・ガスの供給に関しては、長期継続契約ができるとされていました。


 今回の地方自治法施行令の改正では、さらにOA機器の借り入れなど、商慣習上複数年にわたり契約を締結することが一般的であるものにおいても、長期の契約ができるように規定されましたので、これにあわせて所要の整備を図るものであります。


 2ページをお開きください。


 第1条で、条例を制定する趣旨を規定し、第2条において、長期継続契約できる契約を定めるものであります。


 第1号で定める「物品の賃貸借に関する契約」は複写機やパソコンなどの電子機器の借り上げが該当し、第2号で定める「賃貸借契約を伴う物品の維持管理に関する業務委託契約」には、これらの保守が該当するものでございます。


 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものであります。


 なお、施行に当たり、前もって調査しましたところす、該当する契約案件が50件近くに上ります。長期契約することにより、経費の節減や品質管理の向上につながるよう努めてまいります。


 続きまして、第3号議案 犬山市伊藤福祉事業基金の設置及び管理に関する条例の廃止についてご説明申し上げます。


 この案は、昭和59年に寄附をいただきました1,000万円を原資として、その果実を運用するため設けました伊藤福祉基金を廃止するものであります。


 最近の金融情勢により、利子収入はほとんどなく、実質的な運用ができていませんので、ご家族と協議の上、その意向を尊重し、同じ目的の福祉基金へ全額を積み立てることとしたものであります。


 この条例は、平成17年4月1日から施行するものであります。


 第4号議案 犬山市伊藤福祉事業特別会計設置に関する条例の廃止についてご説明を申し上げます。


 この案は、第3号議案でご説明しましたように、伊藤福祉基金の全額を福祉基金へ積み立てることといたしましたので、特別会計の設置を規定する条例を廃止するものであります。


 この条例は平成17年4月1日から施行するものであります。


 続きまして、第5号議案 犬山市情報公開条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、名古屋弁護士会の名称が変更されることに伴い、条例中に用いている字句を改正するものであります。


 改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。


 3ページをお開きください。


 犬山市情報公開審査会について規定する第14条第3項中、「名古屋弁護士会」を「愛知県弁護士会」に改正するものであります。


 この条例は、平成17年4月1日から施行するものであります。


 第6号議案 犬山市個人情報保護条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、民間事業者も含めた個人情報の保護に関して、国の基本法となる、個人情報の保護に関する法律が改正されましたことに伴い、市条例を改正するものであります。


 本市は情報公開と個人情報保護に関する条例を他市に先駆け、平成11年に制定しており、今回の改正は、保護すべき情報を拡大するとともに、罰則規定を設けるなど、法律の趣旨に即し、さらに情報保護の充実を図るものであります。


 条例改正の内容につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。


 4ページをお開きください。


 条例中に用いる言葉の定義を定める第2条第1号の「個人情報」の定義では、法人やその他の団体の役員の氏名・住所等についても個人情報とするよう改めるものであります。


 第3号の「事業者」では、第1号の改正に伴う字句の整備で、第5号では、新たに「本人」の定義を規定するものであります。


 個人情報の収集を規定する第6条におきましては、第3項で字句を整理し、第7条の次に新たに2条を加えるものでございます。


 第7条の2は、委託に伴う措置を規定するもので、市長名などの実施機関が、個人情報を取り扱う業務を委託する場合における保護のための必要な措置と、受託者の側における個人情報の取り扱いについて規定するものでございます。


 また、第7条の3は、市職員など実施機関の職員及び委託業務に従事している者、もしくは従事していた者に対して、業務上知り得た個人情報の守秘等について規定するものでございます。


 5ページをお願いをいたします。


 犬山市個人情報保護審査会について規定する、第21条の「名古屋弁護士会」を「愛知弁護士会」に改正するものでございます。


 新たに、第24条として個人情報の取り扱いに関する苦情を適切かつ迅速な処理に努めることを規定するものであります。


 第25条及び第26条は、第24条の追加に伴い、条の繰り下げを行うものであり、第27条、第28条では、新たに罰則と過料を定めるものであります。


 第27条は実施機関の職員及び受託業務に従事している者等の個人情報の漏えいに関する罰則を法の規定に準じて設けるもので、第1項では、正当な理由なく、データベース等を第三者に提供したときは2年以下の懲役または100万円以下の罰金に処するとし、第2項で、個人情報を個人または第三者の不正な利益を図る目的で提供、盗用したとき、第3項では、職権を濫用して、個人情報を収集したとき、どちらも1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する旨を規定するものでございます。


 第28条は、不正な手段により、個人情報の開示を受けた者に対して5万円以下の過料を貸す旨を規定するものであります。


 なお、この条例は平成17年4月1日から施行するものであります。


 続きまして、第7号議案 犬山市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、社会情勢の変化、行政改革の一環として、特殊勤務手当の見直しを行うため、条例を改正するものであります。


 内容につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。


 4ページをお開きください。


 右側の旧条例、第2条第2項をごらんください。


 今回の改正により、手当の月額支給をすべて廃止し、業務に従事した回数や日数により子宮することとしたため、この項を削り、以下第1項ずつ繰り上げるものであります。


 第3条及び第4条につきましても、常時従事に伴う日割り計算や計算期間を定めたものであり、月額支給の廃止に伴い、これららを削り、第5条を第3条とするものであります。


 それでは、個々の手当についてご説明申し上げます。


 別表をごらんください。


 「防疫手当」につきましては、感染症病原体が付着した物件または付着の危険がある物件の処理作業に関し、1類、2類の感染症としていたものを、感染症全般に対象を拡大するものであります。


 また、家畜に関する防疫作業の対象物を明確にいたしました。


 5ページをお開きください。


 今まで月額支給しておりました「税務手当」を廃止し、庁外で行う市税及び税外収入の滞納整理、滞納処分に従事した日に支給する「徴収手当」を新設いたしました。


 「受益者負担金滞納徴収手当」につきましては、新設しました徴収手当に統合します。


 「福祉現業手当」につきましては、ケースワーカーに対し、月額支給していたものを日額支給に変更するとともに、支給対象業務をケースワークといたしました。行旅病人、行旅死亡人の収容に関する手当は、そのまま存続します。


 「消防手当」につきましては、予防警戒業務に係る月額支給を廃止し、消火業務、災害警戒等の現場業務に従事した都度支給します。


 また、消防業務に監視支給してきました夜間勤務手当につきましては、廃止をします。


 「衛生手当」のうち、し尿処理業務につきましては、委託化され、支給対象職員が不在となったため、廃止をし、ごみ処理業務及び野犬等の掃討業務従事に関する手当につきましては、継続といたします。


 「運転手当」につきましては、月額支給していたものを日額支給に改正するものであります。


 6ページをごらんください。


 「道路作業手当」につきましては、業務が委託化され、対象職員が不在になりましたことにより廃止をいたします。


 「用地交渉手当」につきましては、庁外で行うものに限定し、継続とします。


 以下、「派遣手当」「変則勤務手当」「年末年始手当」につきましては、今日の社会状況などから判断をし、廃止するものであります。


 なお、改正条例につきましては、平成17年4月1日から施行するものであります。


 続きまして、第8号議案 犬山市税条例及び尾張北部都市計画事業犬山上坂土地区画整理事業施行条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、不動産登記法の一部改正に伴い、市条例に規定する用語を改めるため関係する2つの条例を改正するものであります。


 条例改正の内容につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。


 3ページをお開きください。


 市税条例につきましては、固定資産税の納税義務者等を定める51条において、地登記簿と建物登記簿をあわせて「登記簿」と称する法律の改正に合わせて字句を整理し、4ページの不足税額及び延滞金徴収を定める第66条の2においても引用する条文の改正をあわせて整理するものであります。


 次に、5ページの上坂土地区画整理事業施行条例におきましては、基準地積の決定を定める第18条、所有権以外の権利の目的と宅地の地積を定める第20条においても同様に引用する条文と字句を整理するものであります。


 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。


 続きまして、第9号議案 犬山市保育の実施に係る保育料及び利用料の徴収に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。


 この案を提出しますのは、保育業務を電算化し、保護者の手続を簡素化するとともに、事務の効率化を図ることに伴い、保育料の納付期限等を改正するものであります。


 条例改正の内容につきましては、新旧対照表によりご説明させていただきます。


 3ページをお願いをいたします。


 第5条におきまして、保育料の納付期限を毎月10日(4月にあっては、20日)までとしておりましたものを、市税等に合わせまして、毎月月末(12月にあっては、25日)に変更するものであります。


 また、末日が休日、土曜日の場合の取り扱いについて、同項にただし書きを加えたものであります。


 次に、同条2項、別表1をごらんください。


 保育料の算定は、保護者から前年分の源泉徴収表等を提出していただき、手計算し、4月から3月までの1年間の保育料を決定しておりましたが、これを市税の税情報を取り込むことにより、保護者に負担をかけず、保育料を決定するものであります。


 なお、4月から6月までの保育料は、税の確定がされていないため、前々年分の所得税額で決定するものであります。


 なお、この条例は平成17年4月1日から施行するものであります。


 次に、第10号議案 犬山市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、農業委員会等に関する法律の改正の趣旨に則し、本市の委員定数を見直すものであります。


 2ページをお開きください。


 犬山市農業委員会の選挙による委員の定数を「15人」から「10人」に改めるものであります。


 なお、この条例は平成17年4月1日から施行するものであります。


 次に、第11号議案 市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 この案を提出しますのは、土地改良法規定に基づき、受益者の権益についての救済手続の整備を図るため、異議の申し立て期間を延長するものであります。


 条例改正の内容につきましては、新旧対照表によりご説明を申し上げます。


 3ページをお開きください。


 賦課に対する異議の申し立てを規定する第4条におきまして、その期間を「10日以内」から「30日以内」に改めるものであります。


 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。


 次に、第12号議案 犬山市公平委員会委員の選任についてご説明申し上げます。


 この案は、犬山市公平委員会委員 長谷川信彦氏の任期が平成17年5月13日に満了いたしますので、後任者を選任するに当たり、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。


 後任者としまして、引き続き、犬山市大字犬山字薮下5番地、長谷川信彦氏(昭和9年5月23日生まれ)を選任するものであります。


 なお、経歴書を添付しておりますのでご参照いただきたいと思います。


 次に、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについてご説明申し上げます。


 この案は、人権擁護委員 水谷欽一氏の任期が平成17年6月30日に満了いたしますので、後任者を推せんするに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。


 後任者としまして、引き続き、犬山市大字羽黒字吹上30番地2、水谷欽一氏(昭和17年1月2日生まれ)を推せんするものであります。


 なお、経歴書を添付しておりますのでご参照いただきたいと思います。


 次に、諮問第2号 人権擁護委員の推せんについてご説明申し上げます。


 この案は、人権擁護委員 安藤智惠子氏の任期が平成17年6月30日に満了いたしますので、諮問第1号と同様に議会の意見を求めるものであります。


 後任者といたしまして、引き続き、犬山市大字犬山字東古券86番地、安藤智惠子氏(昭和18年7月12日生まれ)を推せんするものであります。


 なお、経歴書を添付しておりますのでご参照いただきたいと思います。


 以降、当初予算、補正予算につきましては、担当部長からご説明をいたします。よろしくお願いいたします。


○議長(前田幸雄君) 続いて、山澄総務部長。


  〔総務部長 山澄君登壇〕


○総務部長(山澄俊明君) 私からは、当初予算のうち、第13号議案 平成17年度犬山市一般会計予算、そして第19号議案 平成17年度犬山市土地取得特別会計予算、そして補正予算のうち、第26号議案 平成16年度犬山市一般会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。


 予算書の6ページの方をお開きいただきたいと思います。


 6ページ、第13号議案 平成17年度犬山市一般会計予算について説明をいたします。


 議案は、お手元の予算書の6ページから15ページまでとなっております。16ページ以降が事項別明細書及び説明諸表となっております。


 それでは、6ページ、平成17年度犬山市一般会計予算について、第1条では、歳入歳出予算の総額を、それぞれ179億7,476万1,000円と定めるものであります。


 第2条継続費では、12ページの第2表のとおり、(仮称)犬山里山学センター建設事業として、総額1億200万円とするものであります。


 第3条債務負担行為では、13ページの第3表のとおり、土地開発公社、愛知用水2期事業に関して、期間及び限度額を定めるものであります。


 第4条地方債では、14ページ及び15ページの第4表のとおり、先ほどの(仮称)犬山里山学センター建設事業を初め、12億4,730万円とするものであります。


 第5条では、一時借入金の最高額を5億円と定め、第6条では預金債権と地方債債務とを相殺できることを定め、第7条では地方自治法の定めるところにより、流用できるものを給料、職員手当等及び共済費の款内流用に限ることを定めたものであります。


 なお、この平成17年度の予算総額179億7,476万1,000円は、平成16年度当初予算額のうち、借換債を除いた額に比べ4億6,758万4,000円の減額で、率にして2.5%の減となっております。


 それでは、歳入歳出予算の主な項目についてご説明をいたします。


 7ページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算のうち、まず、歳入でありますが、1款市税は、個人所得及び法人所得の伸び悩みが見られるものの、固定資産税の若干の伸びを考慮し、前年度ほぼ同額の103億2,319万4,000円を計上しました。歳入全体に占める割合は57.4%となっております。


 2款地方譲与税は、5億5,470万円を計上しました。このうち、三位一体の改革の根幹をなす所得譲与税は、16年度のほぼ倍額の2億5,500万円を見込み、自動車重量譲与税は前年度比1,170万円増の2億2,600万円を、そして地方道路譲与税では1,200万円の減である7,370万円を、3款利子割交付金は、前年度比34.3%減の4,600万円を計上しました。


 4款配当割交付金、そして5款株式等譲渡所得割交付金は、16年度より新設されました交付金で、それぞれ実績により計上したものであります。


 6款地方消費税交付金は、若干の消費の上向き及び実績を勘案し、当初対比10.2%増の7億1,600万円を、7款ゴルフ場利用税交付金では、前年と同額の3,000万円を、そして8款自動車取得税交付金は、車の買いかえ需要を見込み、当初対比9.1%増の3億1,100万円を、9款地方特例交付金では、当初対比13.2%増の3億6,900万円を計上しました。


 編成に当たって、最も予算立てに苦慮いたしました10款地方交付税は、交付税を取り巻く状況、三位一体の改革による税源移譲の影響等による収支バランス、さらには過去の推移等を勘案し、普通交付税は交付されず、特別交付税のみの交付になるとして、当初対比66.5%減の2億4,800万円を計上したものであります。


 11款交通安全対策特別交付金は1,400万円、12款分担金及び負担金は、3億1,650万8,000円、13款使用料及び手数料は4億2,250万5,000円を計上しました。これらにつきましては、地方財政計画を初め、事業の実施状況や収入見込み額等を考慮し、計上したものであります。


 14款国庫支出金は12億1,994万9,000円、15款県支出金は7億5,338万8,000円と、まちづくり交付金を初め、民生、衛生、土木、消防、教育などの分野においてできる限りの国県支出金の確保に努めたものであります。


 16款財産収入は661万8,000円、17款寄附金は1,382万6,000円を見込み、18款繰入金におきましては、当年度の収支バランスと基金の設置趣旨にかんがみ、財政調整基金から5億円、福祉基金から6,000万円、学校施設整備基金から5,200万円など、五つの基金からの繰り入れなどにより、6億1,607万円を計上しました。


 19款繰越金は2億円を、20款諸収入は、当初対比4.9%減の5億5,064万3,000円を計上しました。


 21款市債では、まちづくりのための事業債として、(仮称)犬山里山学センター建設事業、梅坪高架橋耐震改修事業、街なみ環境整備事業、臨時地方道路整備事業、小・中学校における校舎耐震改修事業など、そして制度債としましては、減税分を補てんする市民税等減税補てん債、地方交付税の減額と地方財政の経常収支不足を補てんするための臨時財政対策債などで、12億4,730万円を計上しました。


 以上、歳入を款別にご説明しました。


 続きまして、10ページからの歳出予算について説明を申し上げます。


 なお、参考として、事項別明細書の該当ページ数をあわせて申し上げます。


 まず、42ページからの1款議会費では2億9,289万7,000円を計上しました。


 続いて、44ページからの2款総務費では、20億74万5,000円を計上しました。そのうち、1項総務管理費では47ページ、2目財政管理費に土地取得特別会計で公共用地先行取得事業債を活用して取得しました元利償還金に対する繰出金、54ページ、9目企画費に犬山“愛知万博”実行委員会負担金など、愛知万博関連の事業費、56ページ、11目自然保護費に(仮称)犬山里山学センター建設工事請負費2,820万円、60ページ17目新しいまちづくり事業費に、城下町再生計画推進検討業務委託料などで、合わせて14億7,680万2,000円を計上しました。


 2項徴税費では、61ページ、2目賦課費に固定資産土地評価業務委託料、そして62ページ、3目徴収費には、納期前納付報奨金など、合わせて3億4,979万8,000円を計上しました。


 63ページからの3項戸籍住民基本台帳費では、7,516万5,000円、65ページからの4項選挙費では、3目農業委員会選挙に要する経費などで、2,119万4,000円を計上しました。


 68ページからの5項統計調査費では、6目国勢調査費などで、4,422万2,000円、69ページからの6項監査委員費では、3,356万4,000円を計上しました。


 71ページからの3款民生費では、58億1,688万5,000円を計上しました。


 そのうち、1項社会福祉費では、29億3,570万4,000円の計上であり、主なものといたしましては、72ページ、1目社会福祉総務費に国民健康保険特別会計繰出金、77ページ、3目老人福祉費に介護保険特別会計繰出金、82ページ、8目福祉医療助成費に老人保健特別会計繰出金などを計上いたしております。


 83ページからの2項児童福祉費は、24億9,636万3,000円、92ページからの3項生活保護費では3億8,113万8,000円、93ページ、4項災害救助費では368万円を計上しました。


 なお、民生費の総額は、一般会計の32.4%を占め、最も高い構成比となっております。


 同ページからの4款衛生費では、21億3,642万5,000円を計上しました。


 そのうち、1項保健衛生費では、96ページ、3目保健予防費に基本健康診査及びがん検診の委託料等、100ページからの9目市民健康館費に、施設管理に要する経費、102ページからの、10目さくら工房費に施設管理及び事業に要する経費など、合わせて8億1,186万3,000円を計上いたしました。


 103ページからの2項清掃費では、104ページ、1目清掃管理費に愛北広域事務組合への負担金、105ページからの2目塵芥処理費には、都市美化センター管理運営に要する経費などで、13億2,456万2,000円を計上しました。


 109ページからの5款農林業費では、2億691万2,000円を計上しました。


 1項農業費では、113ページからの6目土地改良費に農村自然環境整備事業負担金、農業集落排水事業特別会計繰出金などで、1億9,632万2,000円を計上しました。


 114ページからの2項林業費では、115ページの2目緑化振興費に花と緑のあるまちづくり事業などの経費を含め、1,059万円を計上しました。


 115ページからの6款商工費では、6億9,782万1,000円を計上しました。


 そのうち、1項商工費では116ページの2目商工費に中小企業の不況対策としての商工業振興資金保証料補助金や貸付預託金など、118ページのとおり、2億6,160万9,000円を計上しました。


 118ページからの2項観光費には、4億3,621万2,000円を計上しました。


 そのうち、主なものは119ページ、1目観光交流総務費の鵜飼事業特別会計繰出金、2目観光費の犬山市観光協会運営補助金、犬山お城まつり実行委員会助成金などであります。


 126ページからの7款土木費には、24億319万3,000円を計上しました。


 そのうち、1項土木管理費には7,908万6,000円を計上しました。


 また、129ページからの2項道路橋梁費では、130ページ、2目道路維持費に道路維持工事請負費、3目道路新設改良費に道路改良工事請負費及び用地購入費などの経費で、合わせて4億6,848万8,000円を計上しました。


 131ページからの、3項河川費では、1億1,393万1,000円、133ページからの4項都市計画費では、139ページ、3目街路事業費に富岡荒井線及び大口桃花台線道路改良工事請負費、都市計画道路用地購入費、140ページ、5目公共下水道費に公共下水道特別会計繰出金、141ページ、7目まちづくり推進費に道路美装化や犬山北小学校修景整備工事請負費などで、合わせて17億3,364万7,000円を計上しました。


 144ページの5項住宅費では、804万1,000円を計上しました。


 145ページからの8款消防費では、149ページ、3目施設費に防火水槽新設工事請負費、携帯119番直接受信方式改修工事請負費などで、8億595万9,000円を計上しました。


 150ページからの9款教育費では、21億2,009万5,000円を計上しました。


 そのうち、1項教育総務費では、2目事務局費に、学校間ネットワーク関係経費、私立幼稚園就園奨励費補助金などで、154ページにありますように、3億2,281万7,000円を計上しました。


 同ページからの2項小学校費では、1目学校管理費に少人数授業、TT方式授業の非常勤講師の配置に要する経費、小学校校舎耐震改修工事請負費及び営繕工事請負費などで、157ページのとおり、6億9,598万4,000円を計上しました。


 同ページからの3項中学校費では、1目学校管理費に、小学校と同じく少人数授業、TT方式授業の非常勤講師の配置に要する経費、中学校校舎耐震改修工事請負費及び営繕工事請負費、2目教育振興費に英語指導講師報酬などで、161ページのとおり、3億5,400万8,000円を計上しました。


 同ページからの4項幼稚園費では、8,579万5,000円を計上しました。


 163ページからの5項社会教育費では、165ページ、1目社会教育総務費に、一豊公&千代様サミット負担金、173ページ、7目市民文化会館費に自主事業委託料、177ページ、11目楽田ふれあいセンター費には、施設管理に要する経費などで、178ページのとおり、4億9,663万1,000円を計上しました。


 同ページからの6項保健体育費では、183ページ、8目体育センター費に、耐震改修工事請負費などで、1億6,486万円を計上しました。


 184ページの10款災害復旧費では2,000円、185ページからの11款公債費では14億8,882万6,000円、同ページの12款諸支出金では1,000円、186ページ、13款予備費では500万円をそれぞれ計上いたしました。


 以上が平成17年度一般会計当初予算179億7,476万1,000円の概要であります。


 なお、187ページ以降に給与費明細書、198ページに継続費に関する調書、199ページに債務負担行為に関する調書、200ページには地方債に関する調書を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと思います。


 続きまして、予算書の292ページをお開きください。


 第19号議案 平成17年度犬山市土地取得特別会計予算についてご説明します。


 第1条では、この特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ8,979万2,000円と定めるものであります。


 第2条地方債では、295ページの第2表のとおり、楽田駅東広場用地を先行取得するため、公共用地先行取得事業債として4,550万円の地方債をお願いするものであります。


 第3条では、預金債権と地方債債務を相殺できることを定めるものであります。


 293ページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算の歳入では、過去の公共用地先行取得事業債元利償還金に相当する額を一般会計から繰り入れる4,429万円と、楽田駅東広場用地の先行取得のために借り入れる市債4,550万円が主なものであります。


 294ページの歳出では、1款土地取得費で用地取得費として4,560万2,000円、2款公債費では、元利償還金として4,419万円を計上しました。


 なお、296ページから事項別明細書を、301ページに地方債に関する調書を添付いたしておりますのでご参照いただきたいと思います。


 続きまして、別とじとなっております第26号議案 平成16年度犬山市一般会計補正予算(第5号)についてご説明します。


 第1条は、歳入歳出予算の総額に5億1,305万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を211億6,355万3,000円と定めるものであります。


 第2条は、繰越明許費の補正を、第3条では地方債の補正をそれぞれお願いするものであります。


 2ページの方をお開きください。


 第1表歳入歳出予算補正の歳入では、10款地方交付税では、特別交付税の交付金額が減少する見込みでありますので、1,800万円を減額補正し、14款国庫支出金では、まちづくり交付金などで4,596万円の増額補正を、15款県支出金では、参議院議員通常選挙の執行経費の生産などで1,437万7,000円の減額補正を、16款財産収入では、上坂地区での不動産売り払い収入などで、6,689万4,000円を、17款寄附金では、学校施設整備基金などで、7,073万3,000円、18款繰入金では、伊藤福祉基金を廃止することによる特別会計からの繰入金として1,019万4,000円の増額補正を、19款繰越金では、平成15年度繰越金から12月補正までに充当したものを差し引いた残りのすべて3億6,117万2,000円の増額補正を、20款諸収入では、雑入で978万7,000円の増額補正を、21款市債では、各事業の起債対象事業が確定したことなどにより、1,860万円の減額補正を計上するものであります。


 続きまして、歳出をご説明します。


 3ページの方をお開きください。


 なお、説明に当たりましては、添付してあります事項別明細書のページ数を申し上げます。


 まず、14ページからの2款総務費では、4億9,334万2,000円の増額補正を計上しました。


 1項総務管理費において、財政調整基金、職員退職手当基金への積立金などで、5億243万5,000円の増額補正を、4項選挙費では、参議院議員通常選挙の執行経費の確定などにより、909万3,000円の減額補正とするものであります。


 16ページをお開きください。


 3款民生費では、724万8,000円の減額補正であります。


 1項社会福祉費では、伊藤福祉事業特別会計の廃止に伴って手、全額を受け入れる福祉基金への積立金などで849万5,000円の増額補正を、2項児童福祉費では、児童手当等受給者の確定などにより、1,574万3,000円の減額補正とするものであります。


 17ページの4款衛生費では、1,040万5,000円の減額補正を計上しました。


 1項保健衛生費で、104万6,000円の減額補正を、18ページの2項清掃費では、愛北広域事務組合負担金などで、935万9,000円の減額補正とするものであります。


 5款農林業費では、財源更正を行うものであり、6款商工費では、2項観光費で、観光事業振興基金への積立金などで525万1,000円の増額補正であります。


 19ページの7款土木費では、7,148万3,000円の減額補正を計上しました。


 2項道路橋梁費では、星和橋橋梁維持工事請負費の入札差金による600万円の減額、3項河川費では、県営老朽ため池等整備事業負担金などで、346万5,000円の増額補正、4項都市計画費では、身近なまちづくり支援街路事業調査委託料と、街路事業費などで、20ページにありますように、6,894万8,000円の減額補正となるものであります。


 8款消防費では、1項消防費において退職手当などで2,503万3,000円の増額補正を計上しました。


 21ページの9款教育費は、3,428万3,000円の増額補正を計上しました。


 1項教育総務費では、学校施設整備基金への積立金として6,926万9,000円の増額を、2項小学校費では、工事請負費などで3,263万6,000の減額、3項中学校費では、パート職員賃金などで309万5,000円の減額補正とするものであります。


 22ページの方をお開きください。


 11款公債費では、平成8年度の減税補てん債の借りかえに伴い、確定をしました償還学として4,428万3,000円の増額補正を計上したものであります。


 続きまして、4ページの第2表繰越明許費補正では、高齢者福祉計画・介護保険計画実態調査事業、犬山富士線「四日市交差点」改良事業、下水道(雨水)整備計画策定事業、町家まちづくり施設整備事業の4事業につきまして、16年度中に支出を終えることができないため、翌年度に繰り越すものでございます。


 次に、5ページの第3表地方債補正は、歳入で説明しましたとおり、各種事業の完了により、確定をしました起債額の補正と、臨時財政対策債の増額補正を計上するものであります。


 なお、23ページからは給与費明細書、25ページには地方債に関する調書等を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと思います。


○議長(前田幸雄君) 続いて、小川民生部長。


  〔民生部長 小川君登壇〕


○民生部長(小川正美君) 私からは、第14号議案、第20号議案、第24号議案及び別とじとなっております第27号議案、第31号議案、第32号議案についてご説明させていただきます。


 最初に、予算書の204ページをお開きください。


 第14号議案 平成17年度犬山市国民健康保険特別会計についてご説明を申し上げます。


 第1条で歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億5,614万4,000円と定め、第2条では一時借入金の最高額を1億円と定め、第3条では歳出予算の流用について定めるものでございます。


 続きまして、205ページでございますが、第1表で歳入の主なものについてご説明を申し上げます。


 1款の国民健康保険税では、医療給付費分と介護納付金分を合わせ、23億3,365万2,000円を計上いたしました。


 第3款の国庫支出金では、一般被保険者の保険給付費、老人保健拠出金及び介護納付金に対する国の負担相当分など17億1,618万4,000円を、4款の療養給付費等交付金では、退職被保険者の医療費等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金として15億2,868万6,000円を、8款の繰入金では、保険基盤安定繰入金、出産育児一時金繰入金などで2億8,432万8,000円、国民健康保険事業基金全額を取り崩して歳入に充てる基金繰入金では、1億6,896万9,000円、合計で4億5,329万7,000円を計上いたしました。


 続きまして、206ページの歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。


 第1款の総務費では、国民健康保険事務に係る事務費といたしまして3,958万9,000円を、2款の保険給付費では、一般被保険者、退職被保険者などの療養諸費、高額療養費、出産育児諸費、葬祭諸費といたしまして、42億5,998万5,000円を、3款の老人保健拠出金では、老人保健制度に伴う保険者負担分として14億4,920万7,000円を、4款の介護納付金では、介護保険に係る保険者負担分となる納付金3億7,448万2,000円を、5款の共同事業拠出金では、高額医療費発生に伴う保険者の財政運営の安定化を図るための共同事業への拠出金として1億657万5,000円を、6款の保健事業費では、医療費の抑制に対する諸施策やがん検診事業への助成など、健康保持・増進のための事業費として1,955万2,000円をそれぞれ計上いたしました。


 続きまして、304ページをお開きください。


 第20号議案 平成17年度犬山市老人保健特別会計予算についてご説明を申し上げます。


 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億2,477万4,000円とするものでございます。


 305ページの第1表の歳入の主なものについてご説明を申し上げます。


 1款の支払基金交付金33億3,660万2,000円、2款の国庫支出金15億1,047万4,000円、3款の県支出金3億7,762万円をそれぞれ計上いたしました。なお、4款の繰入金4億7万1,000円につきましては、一般会計から犬山市の法定負担分として繰り入れるものでございます。


 続きまして、306ページの歳出の主なものについてご説明を申し上げます。


 1款の医療諸費といたしまして56億2,476万4,000円を計上いたしました。


 続きまして、386ページをお開きください。


 第24号議案 平成17年度犬山市介護保険特別会計予算についてご説明を申し上げます。


 第1条で歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ28億2,321万7,000円と定め、第2条では一時借入金の最高額を1億円と定め、第3条では歳出予算の流用について定めるものでございます。


 続きまして、387ページの第1表で歳入の主なものについてご説明を申し上げます。


 第1款保険料では、第1号被保険者の保険料として5億63万1,000円を、3款国庫支出金では介護給付費に対する国の負担20%相当分及び調整交付金等といたしまして6億4,361万6,000円を、4款支払基金交付金では、第2号被保険者の保険料に相当する社会保険診療報酬支払基金からの交付金として8億8,507万4,000円を、5款県支出金では介護給付費に対する県の負担12.5%相当分として、3億4,573万4,000円を、7款繰入金では介護給付費に対する市の負担12.5%相当分及び介護保険事業給付費基金からの繰入金等として4億3,013万3,000円を計上いたしました。


 続きまして、388ページの歳出の主なものについてご説明申し上げます。


 第1款総務費では、介護保険事務に係る事務費、介護認定に係る費用等として5,314万6,000円を、2款保険給付費では、介護サービス、支援サービス等の費用として27億6,585万6,000円を、3款財政安定化基金拠出金では、介護給付費の0.1%相当分として257万円を計上いたしました。


 続きまして、別とじとなっております、第27号議案 平成16年度犬山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。


 今回お願いするものは、国民健康保険被保険者の療養給付費及び高額療養費支払いに対応するため、歳出予算内の組み替えをいたすものでございます。


 2ページをお開きください。


 第1表の歳出では、2款保険給付費中、1項療養諸費で6,000万円、2項高額療養費で2,000万円の増額補正をお願いし、10款予備費で8,000万円の減額補正をお願いするものでございます。


 なお、詳細につきましては、3ページからの事項別明細書をご参照いただきたいと思います。


 続きまして、第31号議案 平成16年度犬山市伊藤福祉事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。


 第1条で、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,022万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,038万8,000円と定めるものでございます。


 2ページをお開きください。


 第1表の歳入では、2款繰越金で15年度事業の繰越金として2万6,000円、3款繰入金、1項基金繰入金で、伊藤福祉事業基金の廃止に伴う繰入金として1,019万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。


 歳出では、1款福祉補助金で16万8,000円の減額補正し、2款基金積立金で伊藤福祉事業基金への積立金として19万4,000円、3款一般会計繰出金として1,019万4,000円の増額補正をお願いするものであります。


 なお、詳細につきましては、5ページからの事項別明細書をご参照いただきたいと思います。


 続きまして、第32号議案 平成16年度犬山市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。


 第1条では、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ267万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億412万2,000円と定めるものでございます。


 2ページをお開きください。


 第1表の歳入では、6款財産収入、2項基金運用収入で2万円を増額補正し、7款繰入金、1項一般会計繰入金で、総務費の歳出減に伴って、269万9,000円の減額補正をお願いするものでございます。


 3ページの歳出では、1款総務費で277万6,000円を減額補正し、2款保険給付費で、1項介護サービス費から2項支援サービス費及び3項高額介護サービス費等へ1,668万3,000円の組み替えをし、4款基金積立金、1項基金積立金で2万円の増額補正を行い、6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金で7万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。


 なお、詳細につきましては、5ページからの事項別明細書をご参照いただきたいと思います。


○議長(前田幸雄君) 続いて、番家産業経済部長。


  〔産業経済部長 番家君登壇〕


○産業経済部長(番家敏夫君) 私からは、4案件の議案をご説明申し上げます。


 まず最初に、第15号議案 平成17年度犬山市犬山城観光事業費特別会計予算についてご説明申し上げます。


 228ページをお開きください。


 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,818万円と定めるものであります。


 次のページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算の歳入からご説明を申し上げます。


 まず、1款の事業収入につきましては、8,555万円を計上しております。主なものは、入城登閣料であります。


 2款国庫支出金252万1,000円につきましては、まちづくり交付金により犬山城城門木造擬装化工事を施行するものであります。


 3款県支出金1,000円につきましては、補助金交付の内示後、犬山城天守閣維持補修工事を予定するものであります。


 4款財産収入10万6,000円につきましては、犬山城施設整備基金積立金の利子でございます。


 5款基金繰入金1,000円、6款繰越金1,000円とし、歳入合計についは、8,818万円の計上をお願いするものであります。


 次に、歳出につきましては、1款犬山城観光事業費としまして8,668万3,000円で、人件費及び犬山市観光協会への業務委託料が主なものでございます。


 2款予備費149万7,000円を計上しまして、歳出合計8,818万円をお願いするものであります。


 詳細につきましては、232ページ以降の事項別明細書をご参照ください。


 続きまして、第16号議案 平成17年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計予算についてご説明申し上げます。


 244ページをお開きください。


 第1条では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,976万5,000円と定めるものであります。


 次のページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算につきましては、歳入として、1款繰入金で一般会計からの繰入金4,668万8,000円、2款国庫支出金で、まちづくり交付金として80万円、3款寄附金59万5,000円、4款繰越金で1,000円、5款諸収入としまして、座敷鵜飼実演収入などで168万1,000円、歳出合計で4,976万5,000円を計上させていただくものであります。


 歳出としましては、1款鵜飼事業費で鵜匠4人の人件費、旅費、鵜管理事務所維持費、鵜の飼育費及び鵜飼開き費用としまして4,976万5,000円を計上しております。


 詳細につきましては、248ページ以降の事項別明細書をご参照ください。


 次に、補正予算案でございます。


 第28号議案 平成16年度犬山市犬山城観光事業費特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。


 第1条では歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ315万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,691万6,000円とするものであります。


 2ページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算補正の歳入については、4款財産収入で積立金利子としまして4万8,000円を増額、6款繰越金で310万2,000円を増額補正し、歳入予算の総額を8,691万6,000円と定めるものであります。


 歳出としまして、1款犬山城観光事業費で前年度繰越金及び基金利息を犬山城整備基金へ積み立てる積立金として315万円の増額補正をし、歳出合計を8,691万6,000と定めるものであります。


 詳細については、5ページからの事項別明細書をご参照ください。


 第29号議案 平成16年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。


 この補正は、歳入予算内における組み替えを行うもので、歳入歳出予算総額の変更はございません。


 2ページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算補正の歳入につきましては、1款繰入金で275万3,000円を減額補正し、2款繰越金で同額を増額補正するものでございます。


 詳細については、3ページからの事項別明細書をご参照ください。


○議長(前田幸雄君) 続いて、加地学校教育部長。


  〔学校教育部長 加地君登壇〕


○学校教育部長(加地 健君) それでは、第17号議案と第18号議案の2議案について説明させていただきます。


 予算書の268ページの第17号議案 平成17年度犬山市岡部育英事業特別会計予算についてお願いいたします。


 第1条で歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ12万1,000円と定めるものでございます。


 次ページの第1表の歳入といたしましては、1款教育基本財産収入2万5,000円を計上いたしております。これは基金500万円に対する利息でございます。


 2款繰越金につきましては、9万6,000円を計上し、歳入合計12万1,000円とするものでございます。


 次ページの、歳出といたしましては、1款交付金12万1,000円を計上しておりますが、これは高等学校へ進学する生徒のための奨学金を支給するものでございます。


 次に、280ページの第18号議案 平成17年度犬山市相馬育英事業特別会計予算についてお願いいたします。


 第1条で、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ25万3,000円と定めるものでございます。


 次ページの歳入といたしましては、1款教育基本財産収入9万円を計上しております。これは基金2,133万2,518円に対する利息でございます。


 2款の繰越金につきましては、16万3,000円を計上し、歳入合計25万3,000円とするものでございます。


 次ページの歳出といたしましては、1款交付金25万3,000円を計上しておりますが、これは岡部育英事業と同様、奨学金でございます。よろしくお願いいたします。


 以上でございます。


○議長(前田幸雄君) 続いて、鈴木生涯学習部長。


  〔生涯学習部長 鈴木君登壇〕


○生涯学習部長(鈴木勝彦君) それでは、第22号議案 平成17年度犬山市教育振興事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。


 348ページをお願いいたします。


 第1条で歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2,000円と定めるものでございます。


 次ページ、第1表の歳入としまして、1款教育基本財産収入1,000円を計上しております。これは基金404万円に対する利息ということでございます。


 2款繰越金も1,000円を計上いたしまして、歳入合計2,000円とするものでございます。


 歳出としましては、1款教育振興事業費2,000円を計上しておりますが、これは図書館の図書の購入に充てるものというものでございます。


 以上でございます。


○議長(前田幸雄君) 最後に、陸浦水道部長。


  〔水道部長 陸浦君登壇〕


○水道部長(陸浦公延君) 私からは、第21号議案、第23号議案、第25号議案、第30号議案についてご説明申し上げます。


 まず、318ページ、第21号議案 平成17年度犬山市公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。


 第1条では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億1,736万7,000円と定めました。


 第2条の地方債では、起債の目的、方法、借入限度額等を定めるものでございます。


 第3条では年度内での一時借入金の最高額を6億円と定めるものでございます。


 319ページをお開きください。


 まず、歳入でございますが、1款の分担金及び負担金では、受益者負担金等で6,531万1,000円を計上いたしました。


 2款使用料及び手数料では、下水道使用料等で4億3,753万1,000円を計上いたしました。


 3款国庫支出金では1億6,500万円を、4款の県支出金では100万円をそれぞれ計上いたしました。


 5款繰入金では、一般会計からの繰入金として、10億3,131万3,000円を計上いたしました。


 6款繰越金では5,000万円を、7款諸収入では消費税還付金等で212万2,000円を計上いたしました。


 8款の市債では3億6,500万円を計上いたしました。


 320ページの歳出の方をご説明申し上げます。


 1款の総務費で4億2,199万1,000円を計上いたしました。


 主なものといたしましては人件費、下水道使用料収納事務委託料及び五条川左岸流域下水道維持管理費負担金等でございます。


 2款下水道建設費では、7億3,266万1,000円を計上いたしました。


 主なものといたしましては、人件費、下水道建設工事請負費等でございます。


 3款の公債費では、9億6,271万4,000円を計上いたしました。これは流域下水道債、公共下水道債等の元利償還金等でございます。


 321ページをお願いいたします。


 第2表の地方債では、流域下水道事業債として4,180万円、公共下水道事業債として3億2,320万円、合計3億6,500万円を起債限度額とするものでございます。


 以上が平成17年度犬山市公共下水道事業特別会計予算の概要でございます。詳細につきましては、322ページ以降にそれぞれ、事項別明細書等がございますので、ご参照いただきたいと思います。


 続きまして、360ページ、第23号議案 平成17年度犬山市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。


 第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,274万円と定めました。


 361ページをお開きください。


 歳入でございますが、1款の分担金及び負担金では、JRからの施設維持管理負担金等で1,380万2,000円を計上いたしました。


 2款の使用料及び手数料では、農業集落排水施設使用料として823万6,000円を計上いたしました。


 3款の繰入金では一般会計からの繰入金として3,570万円を計上いたしました。


 4款の繰越金では、500万円を計上いたしました。


 5款の諸収入では預金利子等で2,000円を計上いたしました。


 続きまして、362ページをお願いいたします。


 歳出でございますが、1款総務費で3,948万9,000円を計上いたしました。


 主なものしましては、人件費、処理場運転管理業務委託等でございます。


 2款公債費では、2,325万円を計上いたしました。


 3款の予備費では1,000円を計上いたしました。


 以上が平成17年度犬山市農業集落排水事業特別会計予算の概要でございます。明細につきましては、364ページ以降に事項別明細書、地方債に関する調書を添付いたしておりますので、ご参照いただきますようお願いいたします。


 続きまして、別冊になっておりますけれども、406ページをお願いいたします。


 第25号議案 平成17年度犬山市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。


 第2条は、業務の予定量を定めるもので、給水戸数を2万6,100戸、年間総給水量を925万1,600m3、1日平均給水量を2万5,346m3とするものでございます。


 第3条では、収益的収支及び支出の予定額を定めるものでございます。収入といたしまして、第1款水道事業収益で12億61万1,000円と定めました。


 収入の主なものは、第1項の営業収益、12億48万5,000円で、これは水道料金の給水収益、下水道工事に伴う受益工事収益等でございます。


 407ページをお願いいたします。


 支出といたしましては、第1款水道事業費用で11億9,352万8,000円と定めました。


 支出の主なものは、第1項営業費用11億7,167万6,000円で、これは原水及び浄水費、配水及び給水費、受託工事費、総係費、減価償却費等でございます。


 次に、第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。収入といたしましては1億6,158万9,000円、支出といたしましては4億9,526万6,000円と定めました。この収入と支出の差額であります不足額3億3,367万7,000円は、減債積立金1,508万4,000円、過年度分損益勘定留保資金3億761万3,000円、当年度分消費税資本的収支調整額1,098万円をもって補てんをいたしております。


 収入は、分担金及び工事負担金でございます。


 支出の主なものといたしましては、工事負担金と企業債償還金等でございます。


 第5条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費1億1,538万1,000円と定めました。


 第6条は、たな卸資産の購入限度額につきまして、992万6,000円と定めました。


 以上がご説明申し上げましたが、次のページ、410ページ以降に予算に関する説明資料を添付してございますので、ご参照いただきたいと思います。


 次に、第30号議案 平成16年度犬山市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。


 第1条で歳入歳出の予算の総額に57万5,000円を追加し、予算の総額を22億6,376万7,000円とするものでございます。


 2ページをお開きください。


 第1表歳入歳出予算補正の歳入では、3款国庫支出金で2,192万5,000円の減額、6款繰越金で2,430万円の増額、8款市債で180万円の減額をお願いするものでございます。


 3ページの歳出では、1款総務費で五条川流域下水道維持管理費等負担金として382万3,000円の増額をお願いするものでございます。


 2款下水道建設費では、五条川左岸流域下水道建設事業負担金で324万8,000円の減額をお願いするものでございます。


 明細につきましては、5ページ以降に事項別明細書が添付してございますので、ご参照ください。


○議長(前田幸雄君) 提案理由の説明は終わりました。


          ********************


○議長(前田幸雄君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。


 明4日から8日までは議案精読のため休会とし、3月9日午前10時から本会議を再開いたしまして、一般質問を行います。


 本日は、これをもって散会いたします。どうもご苦労さまでございました。


               午前10時58分 散会