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愛知県 西尾市

平成20年6月定例会(第1号) 本文




                            午前10時00分 開会
◯議長(岩瀬政明) ただいまの出席議員は23名で、定足数に達しております。よって、平成20年西尾市議会6月定例会は成立しましたので開会します。
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◯議長(岩瀬政明) 今期定例会に提出されました案件は、人権擁護委員の推薦についての諮問を初め10件であります。諸議案につきましては、後刻、市長等からそれぞれ説明がありますが、十分な検討を加え、市民の負託にこたえるべく努力したいと存ずるものであります。
 したがって、議員各位におかれては円滑に議事を進められ、適正、妥当な議決に到達しますようお願い申し上げ、開会のあいさつとします。
 市長からあいさつがあります。
      〔市長 中村晃毅 登壇〕

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◯市長(中村晃毅) 一言ごあいさつを申し上げます。
 本日、ここに平成20年西尾市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私とも何かとご多用の中、ご参集をいただき、提出議案につきましてご審議を賜りますことに対し、衷心より厚くお礼を申し上げます。
 さて、今議会に提案をいたします案件は10件で、その内訳は、諮問1件、単行議案9件でございます。
 まず、諮問につきましては、人権擁護委員榊原節子氏が、去る2月20日に逝去されましたので、その後任の委員を推薦するに当たり、議会のご意見をお伺いしたいとするものであります。
 次に単行議案につきましては、西尾市地区計画の区域内における建築物制限条例の制定を初め、条例関係が5件、市道路線の廃止が1件、市道路線の認定が1件、工事請負契約締結が2件でございます。
 以上、提出議案の概要を申し上げましたが、各議案につきましては上程の都度、担当者が説明をいたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。よろしくお願い申し上げます。
      〔市長 中村晃毅 降壇〕

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◯議長(岩瀬政明) あいさつは終わりました。
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                            午前10時03分 開議

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◯議長(岩瀬政明) これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
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◯議長(岩瀬政明) この際、諸般の報告をします。
 今期定例会に提出されました請願につきましては請願文書表として、陳情につきましては陳情書概要としてさきに送付したとおりであります。
 次に、平成19年度西尾市一般会計繰越明許費計算書及び継続費繰越計算書につきましては、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
 次に、監査委員から、定期監査及び例月出納検査の結果報告があり、掲示板に掲げておきましたので、ご了承願います。
 次に、西尾市土地開発公社の決算書など、理事会議案目録の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
 以上で、報告を終わります。
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日程第1

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◯議長(岩瀬政明) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において杉崎愼一郎議員及び広中利臣議員を指名いたします。
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日程第2

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◯議長(岩瀬政明) 日程第2 会期の決定を議題とします。
 お諮りします。今期定例会の会期は、本日から6月23日までの19日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者多数)

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◯議長(岩瀬政明) 異議なしと認めます。よって、会期は19日間と決定しました。
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日程第3

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◯議長(岩瀬政明) 日程第3 一般質問を行います。
 質問の順序は、さきに送付しました一般質問議題の順序により行います。
 なお、質問に先立ち、質問者と答弁者にご注意を申し上げます。質問者は簡潔明瞭に、しかも議題外にわたらないよう、答弁者にあっては質問の趣旨に沿い、答弁をしていただくようお願いいたします。また、質問の回数は、会議規則第64条の規定により、登壇による質問と自席で行う再質問とを通じて3回に限定をします。
 なお、質問時間は答弁を含め60分を超えないよう特にお願いします。ただし、質問に対する答弁が要領を得ず不十分であると認めるときは、さらに1回だけ特に許可をします。
 これより、順次質問を許します。
 質問第1、1. 行財政改革について、2. 外国人の受入れ体制の整備について、以上2件、稲垣正明議員の質問を許します。
      〔2番 稲垣正明 登壇〕

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◯2番(稲垣正明) 議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。
 議員になりまして3回目の登壇による質問になります。勉強不足、それから失礼な発言があるかと思いますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、今年は市制施行55周年の節目の年に当たるとともに、岩瀬文庫の創立100周年という記念すべき年であります。また、現在、建設中の市役所本庁舎は順調に工事が進み、6月には完成し、7月末より供用開始であります。市職員、議員にとりまして新庁舎で業務ができ、また市民が新庁舎に訪れるということは大変嬉しいことでございます。と同時に、新しい環境を与えていただいたことに感謝したいものであります。これを機に、職員の方々も市民のために、よりきめの細かい、より質の高いサービスを提供できるように頑張っていただきますよう期待するものであります。
 それでは、本題に入ります。
 今回は、行財政改革及び外国人受入れ体制の整備の2議題17項目について質問をさせていただきます。
 まず議題1、行財政改革であります。
 行革の目標は、小さな市役所を目指すところにあります。
 さて、西尾市の行財政改革は、近隣都市に先駆けて平成7年にスタートし、第1次、第2次改革と推進してきました。その間、かなりの実績を上げ、他都市より評価をいただき、西尾市への行財政改革に関する行政視察が頻繁にあったと聞いております。市職員の方々のご努力、ご尽力に大変敬意を表します。
 現在、行財政改革は第3次改革を推進中でありますが、今後の改革のかじ取りは大変重要と考えます。
 行革の1つは、経費の削減であります。経費のうち、大きな割合を占めるのが人件費であります。市は、人件費の削減策として勧奨退職者制度や外部委託(アウトソーシング)などを実施し、かなりの成果を上げております。勧奨退職者制度は、経費の削減ばかりでなく後進の育成と人事の刷新を図るものであり、人事的な効果も大いにあります。しかし、ここにきて団塊の世代の多数の退職者を迎え、その退職により熟練者たちの不足が懸念されております。この勧奨退職者制度の修正が必要となってきております。
 次に、経費節減のもう1つの方策は、アウトソーシングであります。アウトソーシングは、市民サービスの維持・向上を図りつつ、民間にゆだねられるものでなければなりません。現在、アウトソーシングが行われております小・中学校の給食調理業務、ごみ収集運搬業務、保育園の民営化、定型的業務などを、できる限り早くアウトソーシングを完了していただきますよう期待をしております。
 また、施設管理についても、同時に指定管理者制度を一層推進していただき、早い時期に完了していただきたいと思います。
 それから、削減の余地があるものとして補助金があります。補助金の見直しは、見直し基準に基づいて実施していると聞きますが、今いち効果が上がっておりません。基準どおりに実施されていないのが現状ではありませんか。補助金の削減に、今まで以上に取り組んでいただきたい。削減目標を立て、要るものと要らないものを内部でしっかりチェックしていただきますよう期待をします。行革のために、市民のために、鬼になることも必要であります。
 17年度からスタートしました小集団活動の5S運動は、問題発掘件数、改善案件数、改善実施件数がいずれも毎年増加し、職員の方々の意識改革も進み、着実に成果を上げております。以前、19年度5S運動成果事例発表会を見学させていただきましたが、パワーポイントを駆使した発表会は非常にわかりやすく、職員の方々が5S運動に大変努力している姿がよくわかりました。
 それでは質問します。
 質問要旨(1)取り組んできた過去の実績(第1次、第2次、第3次実行計画)は、どのようですか。
 質問要旨(2)今後、市は行財政改革をどのように考え、どのように進めていきますか。
 質問要旨(3)勧奨退職者制度の効果はどのようですか。また、今後どのように推進していきますか。
 質問要旨(4)5S運動の成果はどのようですか。また、今後どのように推進していきますか。
 質問要旨(5)外部委託計画の進捗はいかがですか。
 質問要旨(6)職員定員適正化計画の進捗はいかがですか。
 質問要旨(7)補助金の見直しについて取り組んでいますが、補助金の総額はどのように推移していますか。
 質問要旨(8)最近、企業などでは派遣社員の活用が進んでいますが、市での活用はどうなっていますか。
 次に、最近の有料広告に対する市の取組み姿勢を、私は大変評価をしております。市がもうけるということは画期的なことであります。取り組みを始めました封筒、広報にしお、市のホームページへの有料広告は、市民も非常に歓迎しているものと思います。今後の有料広告の拡大に大いに期待をしております。
 最後に、市民サービスの向上であります。
 最近は、市民への積極的な情報提供や市民参加の推進が望まれております。市は、広報にしおや市のホームページを使い、きめ細かく市民に情報提供をしております。情報提供をする手段として、広報にしおの存在価値は非常に大きいものと考えます。今後も、広報にしおを使っての情報伝達が基本となるでしょう。
 続いて、行革について質問をいたします。
 質問要旨(9)封筒、広報にしお、市ホームページなどへの有料広告は、今後どこまで拡大していきますか。
 質問要旨(10)市民との協働でありますパブリックコメント制度に対する市民の反応はどうですか。
 次は議題2、外国人の受入れ体制の整備についてであります。
 我が国において、世界に例のないスピードで少子高齢化が進んでおり、2006年に人口はピークを迎え、2010年くらいから人口は減少していくものと予想されております。人口の減少は、出生率の低下によるものであります。出生率の低下が始まる前の1971年では、出生率は2.16でありましたが、順次、低下し続け、2006年では1.32となっております。長期的に人口を維持できる水準の2.07よりかなり低いため、我が国の総人口はまもなく減少を始めていくことになります。
 これに対して、経済のグローバル化が進み、国境を越えた人の移動が活発化しております。我が国に滞在する外国人は、近年、増加の一途をたどり、外国人登録者数は2005年末には200万人を突破しております。10年前と比べると約65万人の増加となり、総人口の1.57%に当たり、外国人登録者数は今後も増加していくものと予想されます。
 人口が減少することにより労働人口も減少し、ものづくりや看護・介護など、我が国の経済社会や国民生活にとって不可欠な産業分野において労働力が不足し、労働力不足を補う形で外国人は今後も一層増加していくものと考えられます。
 ところで、都道府県別の外国人登録者数を見ますと、東京、大阪に次いで愛知県は3位の位置でありますが、伸び率は全国1位であり、登録者数は2007年末では約22万人であります。また、西尾市は県下で8位の順位にあります。
 さて、大勢の外国人が住む西尾市では、今後、多文化共生を基本的な考えととらえ、外国人への市民サービスを提供していく必要があります。
 まず、外国人が西尾市に住もうとしますと、西尾市の住民となる申請、申し込みなどの手続が必要であります。そのサービスは、どうでしょうか。市役所の1階フロアーで多くの外国人を見かけます。市民課、税務課などの窓口で、外国人に対して職員がしっかり応対している姿を毎日よく見ますし、外国人職員もしっかり応対しているように見受けられます。全体的に適切に対応しているように見受けられます。
 次に、外国人が毎日の生活を送ろうとするためには、一番肝心なのは日本語能力であります。日本語が話せないと大変不自由をいたします。
 したがって、日本語教室の充実には特に力を入れるべきだと考えます。
 西尾市では外国人への日本語教室は、西尾市国際交流協会が行っております。国際交流協会は会員から会費を集めて、その運営をしております。また、市は国際交流活動に対して補助をいたしております。日本語教室に対する外国人の人気は、かなり高いと聞いておりますが、日本語教室の運営状況はどうでしょうか。
 日本語教室につきましては、市が支援するのはもちろん必要と考えますが、外国人が働いております企業や、その団体も支援していただいてもいいのではないかと思います。雇っている外国人の日本語能力が向上すれば、企業にとっては大変メリットがあるからです。見方を変えますと、日本語教育は企業の社員教育の1つととらえることができます。
 したがいまして、今後、企業や、その団体が外国人教室の運営などに支援していただけることを大いに期待するものであります。
 それから、議員となりまして小・中学校の卒業式や入学式に出席しますと、必ず外国人の子どもたちがいます。日本の教育システムでは、外国人の子どもたちが希望すれば義務教育を無償で受けることができます。しかし、日本語能力が十分でないため授業の内容を理解できない子や、日本語ができないために就学しない子が存在することが指摘されております。日本語能力が十分でない外国人の子どもたちには、通訳をする職員の配置が不可欠であります。しかし、現状を見ますと、残念ながらその職員は不足しております。小学校低学年を対象に通訳をする職員を、できる限り早く増員すべきものと考えます。市の積極的な取り組みを期待するものであります。
 また、外国人への情報伝達をしっかりやっていただきたいと思います。今後、ますます外国人が増加していきますが、そのために外国人のニーズを把握し、今後に備えておく必要があります。
 それでは質問します。
 質問要旨(1)市内の外国人の人口、国別人口及び世帯数はどのように推移していますか。
 質問要旨(2)外国人はどんな業種で働いていますか。
 質問要旨(3)外国人はどんな用事で市役所の窓口に訪れますか。また、その件数はどの程度ありますか。
 質問要旨(4)市の西尾市国際交流協会への補助金は幾らですか。また、その使途はどうなっておりますか。
 質問要旨(5)西尾市国際交流協会の日本語教室はどこで、どれくらい開催し、受講者はどの程度ありますか。
 質問要旨(6)小・中学校における外国人生徒数、国別生徒数はどれくらいですか。また、その生徒たちの日本語能力はどの程度ですか。その生徒たちに、どのように対応をしていますか。
 質問要旨(7)外国人への情報の周知はどのように行っていますか。また、外国人のニーズはどのように把握していますか。
 以上をもちまして、登壇による質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
      〔2番 稲垣正明 降壇〕

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 稲垣議員の質問にお答えをさせていただきますが、行財政改革につきまして幾つかの質問をいただきましたが、私からは議題1、質問要旨(2)についてまずお答えをしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 ご案内のように、市長に立候補した際に、市民の目線に立った改革が必要だと考えまして、私のマニフェストで「西尾市行財政改革市民会議」の設置を約束させていただきました。そして、斉藤会長を初めとする10名の委員の方々が毎月1回、合計13回の会合を重ねていただきまして、平成18年10月31日に第1回目のご提言をいただきました。貴重なご提言をいただきましたので、斉藤会長初め、委員の皆さんにこの場をかりまして敬意を表したいと思います。
 現在も、引き続きまして検討をしていただいておりますが、この提言を受け入れまして、今後も積極的に行財政改革を進めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
 また、行財政評価委員会で行政改革の外部評価作業をしていただいておりまして、第3次実行計画ともあわせ改革を推進しておりますので、ご理解いただきたいと思いますが、特に議員ご承知のように5S運動を初め、市民病院、看護学校、それから市役所はもちろんでありますけれども、今申し上げましたようにご提言をいただきまして、それを真摯に受けとめまして、そのことと今までやってきたことと両論相合わせまして、時代が進んでいますので、そこで今から何をしていくのか、この辺も真剣に考えて行財政改革に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思いますが、ただ改革と言いますと大変いい声で聞こえてきます。今、県も国も改革と言っておりますので、ただ改革だけを聞きますと非常にいいように聞こえますけれども、この問題は中身でありますので、そのことについて大変手前みそですけれども、私が市長になりまして前の議会でもお話ししたと思いますが、職員も本当に真剣に取り組んでくれているんだなと、このことを私、市長になりまして実感をしましたので、失礼かもわかりませんが、県議をしておりましたので、県はそのことを思うと生ぬるいなと、そんな印象を確かに持ったこともありますが、それに加えて、今、言っておりますように斉藤会長を初めとする委員の皆さんから貴重なご提言をいただいております。あわせて、評価委員会の皆さんも本当に真剣にいろいろなことをチェックしていただいて、ご提言をいただいておりますので、この2つのご意見を真剣に取り入れまして、そして現在やっておりますものと合わせて、これからも積極的に行財政改革に取り組んでいきたいと思います。
 こういう言い方はちょっと言葉は難しいと思いますけれども、行財政改革で見直しをしたり、つましくすることも確かに大事なことでありますが、そのことによって行政がもし停滞をしたとしたら、市民サービスが落ちたとしたら、これは考えものだと思いますので、その辺のところは議員の皆さんも積極的にご意見をいただきまして、そういうことのないように行財政改革を進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 そして最終的には、今やっておりますが、5S運動も実務の5Sに入っております。そして看護学校、病院も合わせて行財政改革を行っております。それから、最終的には私が言っておりますトヨタ生産方式、最終的にはいいものをつくって、そして皆さんに理解をしてもらう、いい行財政改革をして市民の皆さんが気持ちよくそれに協力をしていただいて、まちづくりができるということが一番いいことだと思いますので、これからも積極的に取り組んでまいりたいと思いますので、議員各位のご理解と協力もお願い申し上げまして、私の答弁とさせていただきます。

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◯議長(岩瀬政明) 教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) 私の方からは議題2、質問要旨(6)について答弁をさせていただきたいと思います。
 市内小・中学校に在籍する外国人児童生徒数は、議員ご指摘のように年々増加傾向にあります。平成20年5月1日現在で、227名の外国人児童生徒がおります。そのうち、日本語教育が必要な児童生徒数は182名、約80%います。母国語別の内訳は、ポルトガル語が136名、スペイン語が34名、フィリピン語が8名、その他4名という状況でございます。また、日本語で日常会話ができない子どもの数が83名、約36%います。
 そして、その対応の件でございますが、本年度は巡回アドバイザーを1名から2名に増員しました。そして、3名のポルトガル語通訳者がおりますので、合わせて5名の方々で在籍数の多い学校を中心に対応している状況でございます。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 私からは、議題1の市長が答弁をしましたものを除きまして、答弁をさせていただきます。
 議題1、質問要旨(1)でございますが、平成7年度に策定しました第1次実行計画では、西尾市行政改革大綱の基本理念に基づき、職員で組織する9つの検討委員会を設置して改革に取り組んだ結果、削減額は約6億1,000万円と試算しております。
 続きまして、平成11年度から12年度にかけまして策定しました第2次実行計画では、項目ごとに目標の年度と数値を掲げ、より具体的に取り組んだ結果、削減額は約18億8,000万円と試算しております。
 また、平成16年度に策定しました第3次実行計画では、持続可能な行財政システムの確立を目標に掲げ、現在取り組んでいるところでございますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(3)でございますが、平成17年度から19年度までの3年間で病院医療職員を除いて87人の勧奨退職者があり、昇格年齢の引き下げによる職員の士気高揚、新規採用職員による職員の若返りなど、一定の効果を得ることができたと考えております。
 今後は、経験豊富な人材が大量に退職して、急激な世代交代による支障が懸念されることにつきまして、3月議会でも提案をいただき、また定年を延長する社会情勢も加味しまして、勧奨退職制度の見直しを検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(4)でございますが、5S運動の平成19年度の成果につきまして、問題点等の掘り起こし件数は対前年度比1.2倍の2,204件、これに関する改善案件数は対前年度比1.6倍の3,267件、そのうち実施件数は対前年度比1.6倍の1,650件でございました。
 このように5S運動の広がりにより、見過ごしがちであった職場内の共通課題の議論が活発に行われるようになり、組織の活性化につながっていると認識しております。
 今後は、毎年度方針を立て、一層の推進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(5)でございますが、外部委託につきましては、第1次・第2次実行計画を通じて、電算処理業務やごみ収集運搬業務、小・中学校給食業務など、9つの業務について委託化を実施してまいりました。
 また、施設管理につきましては、平成18年度から指定管理者制度を導入しており、平成20年4月1日現在では18施設を指定管理者にいたしました。今後の外部委託につきましては、市がみずから行う必要性が低い事務事業について、最も効率的で効果的な実施主体はだれかという視点で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(6)でございますが、平成20年4月1日現在での進捗状況は、計画人数775人に対して実職員数は763人で、計画を12人上回る削減ができております。
 なお、市長公約の最終年である平成21年度には、計画どおり50人の職員削減を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(7)でございますが、補助金の見直しに取り組みました、第2次実行計画スタート時の平成11年度当初予算額における補助金額は13億215万円となっておりまして、第3次実行計画スタート時の平成17年度当初予算額におきましては12億2,655万円で、平成20年度当初予算額におきましては11億1,874万円となっておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(8)でございますが、現在、市で雇用しております臨時職員と、ご質問の派遣社員とのコスト面を考えますと、一般的には派遣社員は派遣元の諸経費が上乗せされることになり、コスト高になると考えられます。臨時職員には、正規職員のもっぱら補助的な業務に当たっていただくことが多いわけでありますので、この業務内容を考慮し、引き続き現行の臨時職員での対応を続行したいと考えております。
 したがいまして、派遣社員の活用につきましては、今のところ考えておりませんので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(9)でございますが、現在、市の資産を広告媒体として活用する広告掲載事業につきましては、市民課の窓口封筒を実施しておりまして、広報にしお、市ホームページなども今年度から実施することとなっております。
 今後は、広告媒体として活用できるもの、例えば職員の給与明細書、固定資産税課税明細書封筒、事務用封筒など、順次拡大してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(10)でございますが、パブリックコメント制度は市民の市政への参画の促進と、行政の透明性の向上をより推進することを目的に、平成17年度から実施してまいりました。制度スタートから平成19年度までに、第6次西尾市総合計画中間案や西尾市環境基本計画など、12案件のパブリックコメントを実施してまいりました。この12案件で市民の方からいただきましたご意見は37名、71件でございますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 市民部次長。

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◯市民部次長(内藤 滋) 議題2、質問要旨(1)でございますが、平成19年から平成20年への推移を申し上げます。
 平成19年4月1日現在、外国人登録された人口は5,322人で、国別人口を多い順に申し上げますと、ブラジルが3,156人、中国が387人、ペルーが369人、世帯数は3,498世帯でございます。平成20年4月1日現在の人口は5,871人で、国別人口はブラジルが3,475人、中国が538人、フィリピンが402人、世帯数は3,830世帯となっております。19年に比べますと人口は549人の増で、国別人口ではブラジルが319人増、中国が151人増、フィリピンが91人増、ペルーが24人増、世帯数は332世帯の増となっており、人口、世帯数とも増加しております。
 ちなみに、平成18年から19年の推移についても同様の傾向にあり、人口では約500人、世帯数では約300世帯の増加となっておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部次長。

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◯企画部次長(笹尾直美) 議題2、質問要旨(2)でございますが、西尾市の統計はございませんが、平成18年6月1日現在の愛知労働局の外国人雇用状況報告書により、県下の主な業種を申し上げますと、78.4%が製造業、10.8%がサービス業、3%が飲食・宿泊業となっておりまして、西尾市も同様の傾向にあるものと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 議題2、質問要旨(3)でございますが、市役所窓口に訪れる主な用事といたしまして、市民課での外国人登録、出生・死亡・婚姻の届出、保険年金課での国民健康保険の加入、納付相談、給付申請の手続、税務課での税金の申告、軽自動車の登録と廃車、市税の分納相談、建築課での市営住宅の申し込み、入居の相談、学校教育課での入学・転校、就学援助、区域外通学の手続、子ども課での保育園入園、児童手当の申請、福祉課での生活保護や障害者福祉の相談でございまして、平成19年度の受付延べ件数は2万9,760件でございましたので、よろしくお願いをいたします。
 議題2、質問要旨(4)でございますが、平成20年度の西尾市国際交流協会への補助金は500万円でございます。
 使途につきましては、300万円ほどを姉妹都市を初めとした諸外国訪問団の受け入れや外国人のための日本語教室、語学講座、国際交流フェスタなどにかかる事業費用に、200万円ほどを高校生、一般市民の姉妹都市訪問派遣費用に充てておりますので、よろしくお願いをいたします。
 議題2、質問要旨(5)でございますが、西尾市国際交流協会の日本語教室は、毎週日曜日と木曜日の午前中に総合福祉センターで開催されており、あわせて週に約200名ほどの外国人が日本語を学んでいますので、よろしくお願いをいたします。
 議題2、質問要旨(7)でございますが、外国人への情報の周知については、広報紙及びホームページを主体としておりますが、日本語力の不足する外国人が多いことから、西尾市に転入手続をした外国人には、外国人登録を初めとする行政手続や、ごみの出し方などの生活情報を掲載した外国語版の「西尾市生活ガイドブック」や「ごみカレンダー」を配布するとともに、その内容をホームページにも掲載し、情報の周知を行っております。
 また、外国人のニーズの把握につきましては、今年度、市内在住の外国人を対象としたアンケートを実施し、今後の外国人施策に役立てていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 稲垣正明議員。

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◯2番(稲垣正明) ご答弁ありがとうございます。それでは、再質問をさせていただきます。項目がちょっと多いので、よろしくお願いしたいと思います。
 質問要旨(2)についてですけれども、西尾市行財政改革市民会議の提言及び西尾市行政評価委員会の評価結果は、どのように生かされておりますか。
 質問要旨(3)について、勧奨退職者制度の見直しの方向性はどのようですか。
 質問要旨(4)について、5S運動の今年度の方針はどのように設定しておりますか。
 質問要旨(5)について、外部委託と指定管理者制度を今後どのように拡大していきますか。
 質問要旨(6)について、定員適正化計画の今後の予定はいかがですか。
 それから質問要旨(7)について、補助金のところでありますけれども、11年度は13億円、17年度は12億円、20年度が11億円となっておりますけれども、見直しに取り組んでいるとご答弁されてみえますが、今後どのように、どの程度削減していきますか。
 質問要旨(10)について、パブリックコメント制度の12案件でご意見が71件の数字を、どう見ていますか。また、案件はどのように公表をしておりますか。
 議題2、質問要旨(3)について、平成19年度の外国人に対する受付延べ件数が約3万件とご答弁されていますが、それに対してどのような体制を整えていますか。また、その体制は十分でございますか。
 それから質問要旨(5)について、国際交流協会の日本語教室の人気は高く、講師や教室の場所は十分ですか。
 質問要旨(6)について、外国人の多い小学校に1人ずつ通訳を早急に置く必要があると思いますが、いかがでしょうか。
 質問要旨(7)について、外国人を対象としたアンケートについて、内容や時期や人数はどのようになっていますか。
 以上、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 議題1、質問要旨(2)の再質問につきましてご答弁申し上げます。
 西尾市行財政改革市民会議につきましては、平成18年10月に提言をいたしました。そのうち市民病院改革につきましては、提言後に議会の市民病院改革特別委員会と市民会議の、それぞれの立場で意見交換が持たれ、改革の状況を現在も監視いただいているところでございます。
 また、みどり川の浄化及び環境対策につきましては、土木課にみどり川環境対策担当が設置され、事業実施に向け取り組んでおります。
 さらに、西尾市行政評価委員会につきましては、平成18年度、市に裁量のある265事業の評価を行っていただき、評価結果に対し、現在、実施済みが39%、実施予定が19%、検討中などが42%となっております。
 今後も引き続き実施に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) 私の方からは議題2、質問要旨(6)の再質問につきましてご答弁いたします。
 現在、ポルトガル語の通訳でありますが、先ほど申したように3名採用しております。その3名が1人につき2校ずつ担当しておりますので、現在、外国人児童生徒の多い6つの小学校を巡回しているところでございます。
 議員ご指摘の通訳の増員につきましては、よりよい対応に向けて積極的に考えていきたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 議題1、質問要旨(3)の再質問についてご答弁申し上げます。
 勧奨退職制度には一定のメリットがあると考えておりますので、制度自体は存続させてまいりたいと思います。
 見直しの具体策としましては、退職時59歳の勧奨退職者のみを対象としております就職支援制度を見直し、定年退職者も対象に加えることにより、経験豊富な人材について定年まで勤務することを奨励し、急激な世代交代を抑制してまいりたいと考えております。
 なお、施行期日及び運用につきましては、今後、関係団体と協議してまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
 続きまして議題1、質問要旨(4)5S運動の方針でございますけれども、1点目につきましては、ミーティングの効率化で、通常業務に負担をかけないよう全員そろってミーティングの時間短縮を図ろうとするものです。
 2つ目は、所属長の積極的関与で、所属長が職務命令として積極的に関与し、改善案の確実な実施と責任の明確化を図ろうとするものです。
 3つ目は、全体の底上げで、余り活発ではないグループの底上げをし、全体としての組織力を強化するものです。
 4つ目は、一層のおもてなしの心の涵養で、市民目線に立って各職場において具体的に何ができるかを考えていこうとするものです。
 5つ目は、新庁舎に負けない職員の育成で、新しい庁舎に見合った職員づくりを目指すものです。
 以上が、今年度の5Sの方針でございますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(5)の再質問についてご答弁申し上げます。
 内閣府の公共サービス改革推進室が本年1月に、民間事業者に取り扱わせることができる窓口業務の範囲として、住民票の写し等の交付を初め24事例を例示いたしました。
 今後は、近隣自治体の状況を見ながら、こうした窓口業務での外部委託を検討してまいりたいと考えております。
 また、指定管理者制度につきましては、新たに建設する公共施設には、原則的には指定管理者制度を導入することとしておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(6)の再質問についてご答弁申し上げます。
 現在の定員適正化計画は、平成27年度までを計画年度としており、最終的な職員数を今年度からさらに42人削減し、721人とするものです。市民サービスが低下することがないよう配慮しつつ、増員すべき部署または減員すべき部署を十分精査し、めり張りをつけながら、引き続き定員適正化計画に沿った適正な定員管理に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(7)の再質問についてご答弁申し上げます。
 補助金と一口に申し上げましても、法令で市の負担義務が規定されているもの、国や県と協調して実施するもの、臨時的に交付するものなどにつきましては、市の政策に基づく場合が多いため、一概にどれだけ削減するかということは申し上げらませんので、よろしくお願いいたします。
 しかし、団体運営費補助、事業費補助、施設等維持費補助などにつきましては既得権益化を防ぐとともに、社会情勢の変化によって補助事業自体の改廃に結びつくよう個別に精査をすることとしておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(10)の再質問についてご答弁申し上げます。
 パブリックコメントを実施しました案件は12案件で、意見71件の数字をどう見るかというご質問でございますが、1案件につきまして6件程度のご意見をいただいている状況でございまして、パブリックコメント制度が広く市民に理解されていないと感じております。今後、市民の市政への参加と行政の透明性の向上を図るため、制度のPRに力を入れてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 また、案件はどのように公表しているかというご質問でございますが、いただきましたご意見は、案に反映できるどうか検討し、検討結果を西尾市のホームページ上で公開しておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部次長。

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◯企画部次長(笹尾直美) 議題2、質問要旨(3)の再質問についてご答弁申し上げます。
 日本語力が不足する外国人への体制といたしましては、現在、ポルトガル語通訳を市民課に2名、税務課に1名、子ども課に2名配置しているほか、毎週金曜日午後0時半から3時半までポルトガル語、スペイン語、英語に対応した外国人相談を開催しています。
 なお、税務課の通訳は今年度から新たに配置をしたところでございまして、外国人への窓口体制の強化に努めておりますので、よろしくお願いをいたします。
 議題2、質問要旨(5)の再質問についてご答弁申し上げます。
 日本語教室につきましては、特に日曜日の講座の人気が高く、開催会場である総合福祉センターは満員状態になっているのが現状でございます。
 また、日本語の講師は全員ボランティアで定期的に募集し、常に新しい人材を確保しておりますが、増加傾向にあります外国人の推移を考えますと、今後は講師や教室の拡充を検討する必要があると考えますので、よろしくお願いをいたします。
 議題2、質問要旨(7)の再質問についてご答弁申し上げます。
 外国人を対象としたアンケートにつきましては、現在、検討中でありますが、内容につきましては外国人の生活実態や情報収集手段、市への要望事項などを考えておりまして、実施時期は9月を予定し、市内に外国人登録されている1,000人ほどを対象にして、郵送での調査を予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 稲垣正明議員。

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◯2番(稲垣正明) 再質問のご答弁ありがとうございました。外国人の日本語教室の拡充、それと小学校におきますポルトガル語通訳者の増員について、前向きなご答弁をいただきましてありがとうございます。ぜひ、その実施をよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、再々質問を2件させてだきます。
 5S運動に関してですけれども、5S運動を盛り上げていく方策はどのように考えていますか。
 それから、もう1点ですけれども、日本語教室についてですけれども、外国人の恩恵をこうむる企業から協力を得て日本語教室を拡充していきませんか。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 議題1、質問要旨(4)の再々質問にご答弁申し上げます。
 5S運動を盛り上げていく方策としましては、12月に成果事例発表会を開催し、優秀な発表に対し表彰を行っております。
 また、年度末には運動の総括として、改善案件数など上位グループに対し表彰を行っております。表彰の際には、図書券を副賞として与え、職員のモチベーションを高めておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部次長。

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◯企画部次長(笹尾直美) 議題2、質問要旨(5)の再々質問についてご答弁申し上げます。
 日本語教室の拡充につきましては、外国人を雇用する企業などの協力を得て、必要な教室が開催できますよう西尾市国際交流協会へ働きかけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 稲垣正明議員の質問は終わりました。
 関連質問を許します。工藤光雄議員。

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◯8番(工藤光雄) ただいまの稲垣議員の質問の中で、議題1の質問要旨(4)の5Sの関係で関連質問をさせていただきますけれども、今のご答弁にもありましたけれども、5S運動における今後の推進についてでありますが、平成20年度の方針で5つの項目が挙げられました。そして今、盛り上げ方策として発表会の開催だとか、いろいろご答弁がありましたけれども、まさに今年度の西尾市の事業計画もそうなんですが、かなりの部分で市長の思いやりの心が注入されているのではないかというふうに思っております。
 そういったことで5S運動も4年目になって、ものの5Sから実務の5Sというふうに変わってきまして、組織の活性化につながっていると思っております。
 そういうことで、このおもてなしの心にちなみまして作法のSをもって6S、この作法イコール行動だと私は思っておりますので、そのようなことで職員の行動にも目を向けていただいて、内部的には6Sで活動、運動をしたらどうかなというふうに思います。
 それと、5Sだとか6S運動のレベルアップを図るためにも、今、成果発表のことが答弁で言われましたけれども、庁舎内の発表にとどまらずに愛知県内、あるいは東海・中部圏内の発表会にも参画するとか、あるいは優良企業への発表留学だとか、そういったことも考えて、さらにレベルアップにつなげたらどうかなと思っておりますので、その辺の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 6S運動への変更でございますけれども、西尾市方式5S運動として定着を図っているところでありまして、名称を変更する段階ではないと考えております。
 なお、おもてなし運動は5S運動に溶け込ませ展開しておりますので、よろしくお願いいたします。
 また、外での発表の機会につきましては、工藤議員のおっしゃった方向で検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 関連質問は終わりました。
 この際、暫時休憩いたします。
                            午前11時02分 休憩
                            ─────────
                            午前11時15分 再開

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◯議長(岩瀬政明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質問第2、1. 地域コミュニティ団体と行政の連携について、2. 公立保育園の民営化について、以上2件、新家喜志男議員の質問を許します。
      〔5番 新家喜志男 登壇〕

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◯5番(新家喜志男) 議長のお許しをいただきましたので、2議題8項目にわたりまして一般質問をさせていただきます。
 まず議題1、地域コミュニティ団体と行政との連携についてをお尋ねいたします。
 私は、平成18年6月定例会におきまして、「職員の削減について」という議題で一般質問をいたしました。私の質問に市長みずからご答弁いただきまして、その内容は「団塊の世代の退職は職員数削減の大きなチャンスであるとは思いますが、安易に職員数を減らし、業務に支障を来してはいけないので、慎重に行わなければならないと考えております」ということでありました。現在、行財政改革の一環で職員削減計画が進行しているわけでありますが、中村市長当選以来、これまでに48人の職員の削減が達成できたと伺っております。50人削減という市長公約の実現は、目の前という状況にあります。しかしながら、職員を削減した結果が行政と市民との距離を、あるいは行政と地域との距離を離してしまうことになっては、これは一大事であります。第6次総合計画でも言っております市民との協働という施策の実現が、遠のいてしまうことになるわけであります。近年の社会環境の変化、住民意識の多様化などから、行政に対する要望はますます複雑多岐にわたってきております。
 その一方で、スリム化された行政がすべての要望を実現することは、とても難しいことであろうと思われます。
 私は、地域コミュニティとは、一定の地域に住む人がお互いに助け合って快適な生活環境をつくり、心の通う住みよい地域をつくる活動であると、こんなふうに理解しております。西尾市にあっては、その代表的な組織として町内会が挙げられるわけであります。今年度、西尾市には310を超える町内会が組織されておりまして、それぞれの町内会では地域、地域の特徴を生かして環境美化活動や交通安全活動、安全で安心して暮らせる防災・防犯活動、さらには各種レクリエーション活動など、地域に密着した幅広い活動を行っておられます。
 その一方で、近年の町内会加入率の低下傾向を心配するものであります。10年前の平成10年度では、西尾市全体で91%の世帯数がそれぞれの町内会に加入しておられましたが、平成19年度ではこの加入率は86%にまで落ち込んでいる実態がございます。さらには役員になった場合、過重な負担などから役員の選出に非常に難渋しておられる町内会があるとも伺っております。
 こうした現実を見たり聞いたりしますと、これは行政として何か抜本的な対策を打ち出さないと、このまま地域というものが衰退してしまうのではないかと大変心配しているものであります。団塊の世代の大量退職時代が始まりました。こうした方々が、これまでの働く場所としての職場から、これからは生活する場所としての地域へ帰ってこられる状況が生まれつつあります。このような機会をとらえ、自分たちができることは自分たちでやっていくという考え方のもと、地域コミュニティの重要性を見出すことが必要ではないかと思うわけでございます。
 行政が地域のコミュニティ団体とさらに連携を図っていくべきではないか、そのことについて、今、市はどのようにお考えをお持ちなのかお尋ねいたします。
 質問要旨(1)地域の結びつきが希薄になる一方、地域コミュニティの必要性は増大していると思いますが、地域コミュニティ活動に対する市のこれまでの取り組みはどのようですか。
 質問要旨(2)これまでの取り組みでは解決できない問題、不足する部分がありますか。あるとすれば、それをどのようにとらえていますか。
 質問要旨(3)地域コミュニティ活動といっても、その現状、環境、歴史はさまざまでありますから、行政との連携は画一的なものであってはならないと思いますが、その点をどのように考えますか。
 質問要旨(4)団塊の世代の退職等、時代の大きな流れを前向きにチャンスとして生かしていってはどうかと思いますが、市は地域コミュニティのあり方を、将来どのように描いてみえますか。
 議題1の質問は、以上であります。
 次に議題2、公立保育園の民営化についてお尋ねいたします。
 西尾市行財政改革第2次実行計画の行政組織の見直しについての中で、保育園の統廃合と多様化する保育ニーズに対応するため、民間保育所の新設・育成を図るとあります。この方針に沿い、平成15年3月に西尾市立保育所民営化等実行計画が作成されたのであります。実行計画の目的は、今後、ますます多様化する保育ニーズに対応していくため、また厳しい財政状況の中、効率的な保育所運営が求められることから、市立保育所の民営化または統廃合を進め、あわせて民間保育所の育成を図るとあります。
 基本方針として、市立保育所の民営化または民営保育所の新設により、市立保育所と民間保育所の定数の均衡を図り、市立保育所1,400人、民間保育所1,400人とする。民間保育所の移転計画として、平成17年度伊文、東部保育園、平成18年度平坂、中野郷保育園、平成19年度中畑、福地北部保育園となっており、民間保育園の新設として平成15年度くさの実保育園、平成21年度まで平坂小、矢田小校区、花ノ木小校区に従来の保育園を分割してとなっております。
 以上が、民営化計画並びに民間保育所の新設計画でありまして、現時点で実績を見ますと、民営化の移行は計画どおり実施されております。民間保育所の新設は、平成15年度にくさの実保育園が認可され、その後、平成19年度に花ノ木小校区の丁田町に移転して、通常保育を行う保育園として立派に新設開園されましたので実質計画どおり、残るは矢田保育園を分割しての新設のみとなりました。大きな成果が上がったものだと感心している次第であります。これは関係職員の多大な努力と、地域住民並びに保護者のご理解とご協力のたまものでありまして、深く感謝を申し上げたい、そんな心境でございます。
 また、過日、議会事務局の平成19年度の視察受入れ状況を見ましたところ、1位が13件で、寺津小学校小中一貫教育についてであり、2位が7件で、行政改革の推進についてであり、3位に6件で、公立保育園の民営化についてであり、他の自治体議員からも関心を寄せられていると思った次第であります。
 以上、述べさせていただきまして質問に入ります。
 質問要旨(1)平成17年度から19年度までの3年間で、公立保育園6園の民営化を実施しましたが、民営化後の評価はどのように行っていますか。
 質問要旨(2)民営化を実施して、効果はどのように上がっているか。また、課題はどのようなことが考えられるか。
 質問要旨(3)民営化を実施して、従来の保育園への影響はどのようなことが考えられるか。
 質問要旨(4)今後の民営化について、方針はどのようか。
 質問事項は、以上であります。理事者側におかれましては誠意あるご答弁をいただきますことを期待申し上げまして、登壇による質問を終わります。
      〔5番 新家喜志男 降壇〕

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 新家喜志男議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思いますが、保育園の民営化につきましては、お褒めの言葉をいただきましてありがとうございます。
 コミュニティと保育園と幾つかご質問をいただきましたが、私からは議題2、質問要旨(4)であります保育園の民営化について、今後の方針についてお答えをさせていただきたいと思います。
 ご案内のように、西尾市行政改革第2次実行計画に基づきまして、西尾市立保育所民営化等実行計画は平成17年度から平成21年度までとなっており、平成19年度までに6園の公立保育園の民営化を実施したところであります。
 今後の民営化計画につきましては、行政改革方針や、また人口動態といいますか、この辺のところをしっかりと見据えながら今年度中に計画の見直しを、さらに検討していく予定でございますので、よろしくお願いをしたいと思いますが、また議員各位のご意見も承りまして今後の計画を検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから、コミュニティにつきまして大変貴重なご意見をいただきました。私も、そのとおりだと思っておりまして、最近、特にいろいろな事件も起きておりますし、そういうものを見ておりますと地域コミュニティがしっかりしていればそういうことがなくなりますし、そのことが私の言っておりますおもてなしの心がずっと市民に一番先に浸透すれば、このコミュニティも成果が上がってくると思いますので、そういう流れの中でふれあい会館といいますか、公民館の名称を変えさせていただきましたが、そういう流れも一連のものでありますし、それから私も市長になりまして町内会、それからいろいろな団体の方にも、なるべく会合があったら都合のつく限り、そこへ出向いて地域の皆さんのご意見も聞きながら、そして話をさせていただくと非常に各団体の方も喜んでいただきますので、そういう方向で地域コミュニティを大切にしながら、行政と地域とのつながりを深めていきたいと思っておりますので、ぜひまた協力をしたいと思います。
 それから、団塊のことも少し触れていただきましたが、先ほど稲垣議員の質問に対しましても部長が答えていたと思いますけれども、この間私、ある送別会に出ましてこんな冗談じみたことも言ったわけですけれども、織田信長は人生50年と言って亡くなったそうだけれども、今、私の人生70年を振り返ると、人生の一番働き盛りといいますか、刺身で言いますと一番おいしいところは55から65の10年間ですよと、60でやめてもらうとまだ早いですねと、まだ5年頑張ってもらわないといけないよと、こういう話をさせていただきましたけれども、勧奨退職とかいろいろありますが、今から特にそういう時代が続きますので、65ぐらいまではまだまだ、個人差もありますけれども本当に元気で、何らかの形で働いてもらうことが一番社会のために私はいいと思っていますし、そういう経験を積んだ方が専門職はもちろんですけれども、自分の人生を振り返って若い子どもさんやお孫さんに伝えてもらうということも大事ですので、その辺も含めてこれから先を見据えて頑張っていきたいと思いますので、またいろいろご意見を拝聴したいと思いますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 議題1、質問要旨(1)でございますが、地域住民の皆様が組織される代表的なコミュニティ団体といえば、何といっても町内会がございます。町内会に対しての、これまでの市の取り組みといたしましては、まずソフト事業といたしまして、地域振興に充てていただくための地域振興活動事務委託料をお支払いしており、平成18年度決算では4,780万円でございました。
 また、ハード事業では、平成2年度から地域集会施設建設費補助金としまして、集会施設を建設する町内会に補助金を交付するなどの支援をしてまいりしたので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(2)でございますが、地域コミュニティ活動が活発な先進地では、防犯・防災、住環境の整備といった地域に共通した課題について、新家議員がおっしゃられたように、自分たちができることは自分たちでやっていくという考えを持った優秀なリーダーの存在が大きいと感じております。サラリーマンが地域コミュニティの長をやりますと、仕事との両立で大変だと理解をしておりますので、できれば団塊の世代の大量退職にあわせて、地域デビューができるような施策を検討したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(3)でございますが、地域によってさまざまな環境の違いがあることを考慮に入れまして、市のやり方を一方的に押しつけるというようなことは考えておりません。その地域、地域の特徴を踏まえ、自発的、自立的な地域コミュニティ団体が育っていくことが重要であると考えております。
 地域コミュニティ団体と行政との連携は、あくまでともに建設的な意見を交換して、共通な課題の解決を図っていくことであると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(4)でございますが、地域の問題を解決する手段として地域コミュニティ団体と行政との連携は、今後ますます重要性を増してくると考えております。問題解決に当たって、さまざまな方策を立てていくことと同様、重要なことは、それを担う人づくりであり、リーダー養成であるとも考えております。
 また、地域コミュニティ活動をするたには自由な時間のある人が適任で、それには退職者の方々、特に団塊の世代に期待をしております。市民との協働を進めるためにも、今後、市として人づくり、仕組みづくりがその一番の役割であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 教育部次長。

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◯教育部次長(石川勝己) 私からは議題2、質問要旨(1)から(3)についてご答弁申し上げます。
 議題2、質問要旨(1)でございますが、民営化した保育園の評価につきましては、覚書の中で3年に1回程度の第三者評価の受審を義務づけし、平成19年度には伊文保育園、東部保育園及び平坂保育園の3園が受審しており、平成20年度には中野郷保育園、中畑保育園、福地北部保育園が受審する予定でございます。
 この第三者評価で85項目にわたる評価を受審することによりまして、問題点を把握しながら、さらなる保育サービスの向上に結びつけることができると思っております。
 また、この評価結果を公表することによりまして、保護者の方々に対しましても信頼が得られることや、さらなる保育サービスの向上が期待できることから、今後も積極的に実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 議題2、質問要旨(2)でございますが、効果につきましては、コスト面で公立保育所の運営費が一般財源化されたことに伴いまして、民営化したことにより国や県からの運営費補助が受けられることにあります。
 また、運営面では、多様化する保護者の保育ニーズにこたえる保育サービスを、積極的に拡大していることが大きな効果であると考えております。
 課題といたしましては、民間法人にとっては初めてとも言える公立保育園のスタイルを継承しながら、民営化をスタートさせたことによりまして、当初は地域性などを理解することに多少時間がかかったということであります。しかし、今後は保育園の利用者であります保護者、そして地域住民の方との話し合いの中で、民間ならではの独創的な保育を展開していただけることを期待しているところでありますので、よろしくお願い申し上げます。
 議題2、質問要旨(3)でございますが、公立保育園への影響につきましては、民営化した保育園がさまざまな保育サービスを積極的に展開していくことによりまして、運営方法についての情報交換や意見交換において、お互いの長所を学び合うことにより、お互いのさらなる保育サービスの向上につながる大きな影響があるものと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 私からは、以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 新家喜志男議員。

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◯5番(新家喜志男) それでは、若干再質問をさせていただきます。
 議題1の関係でありますが、質問要旨(1)です。町内会には、地域振興活動事務委託料、地域集会施設費補助金を支払われているということですが、市行政への理解を深めていただく上で、町内会、町内会長とのかかわりの深い事業、あるいは依頼する事業とかについて説明したり、意見交換をしたりする機会を町内会長の就任当初といいますか、年度当初に設けたらいかがなものかなと、そういうふうに思うわけでございますけれども、その辺のことをお願いしたいと思います。
 それから、質問要旨(2)でありますが、地域コミュニティ活動が活発な先進地では優秀なリーダーの存在が大きいため、できれば団塊の世代の大量退職にあわせて、地域デビューができるような施策を検討したいとの考えを聞きましたが、現在、具体的に考えていることがありましたら、思ってみえることがありましたらお答えをいただきたいと思います。
 それから、議題1の質問要旨(4)でありますが、これは若干長くなりますけれども、人づくり、仕組みづくりにつきまして述べさせていただきたいと思います。
 私は、三和小校区の社会教育推進委員会の総会及び構成団体の主要事業に案内をいただきまして、出席してみまして、その行事内容はおおむね承知しておりますが、当然ながらそれぞれの所管分野での活動が中心であります。
 また、当校区は平成19年度から農水省の補助事業として県、市の支援も受けまして、町内会長が中心となり「三和の美しい環境を育む会」を発足させ、農地・水関係の施設と、農村環境の保全向上対策に取り組み、農業者の減少並びに高齢者に対応すべく集落、地域を挙げて事業に参加してまいりました。
 なお、この事業には社会教育関係の関連団体もほとんど参加して、地域環境の向上に寄与されております。この会は、三和小校区のコミュニティ推進協議会的な役割を果たしているかなと思っております。上部組織の指導もありますが、組織の立ち上げから事業実施に至り、二、三のリーダーの方の役割が大変大きかったわけでございます。リーダーの1人はサラリーマンで、退職後、町内会長をされておりまして、「今回は大変ご苦労さまでしたね」と、ねぎらいの言葉をかけたわけでございますが、町内会長は「町内会長の仕事は大変楽しくて、やりがいがありますね」と、予想もしなかった意外な言葉が返ってきまして恐縮いたしているところでございます。この事業が、私は成功していると思っているわけでございますが、これは資金が十分にあり、またその配分が適切であったとか、あるいは仕組み、人づくりが適切であったとか、またその双方が合体したのか判断は迷いますけれども、成功したことは間違いありません。従来、市にお願いすることが当然と思っていた事業を町内で行おうと、そうしたような意識が芽生えてきております。ぜひ、参考にしていただきたいと思っているところでございますけれども、この事業につきまして考えられることがありましたら、お答えをいただきたいなと思います。
 それから、議題2に移ります。質問要旨(1)3年に1回程度、第三者評価の受審を義務づけられているようですが、どこが審査し、費用はどれほどかかりますか。市の指導は、どのように実施されていますか、その2点でございます。
 質問要旨(2)は4点ほどありまして、1点目が、民営化のコスト面での効果として、運営費の補助は公立は一般財源化したが、民間は受けられるということですが、補助額は全体でどれほどですか。また、児童1人当たりおおよそどれほどになりますか。
 2点目、民営化の補助以外にコスト引き下げに寄与したことはありませんか。
 3点目、保育サービスについてでありますが、民営化に当たって乳児保育と延長保育は必須要件になっていましたが、障害児保育、一時・特定保育、休日保育及び子育て支援は積極的に取り組むとなっております。その状況はどのようでありますか。
 4点目、保育年齢の変化についてでありますが、核家族化の進展、夫婦共働きの増加という背景もありますが、民間委託が始まります前の平成16年度と20年度について、その辺の動きはどのようになっておりますか、お答えをいただきたいと思います。
 質問要旨(3)保育所民営化計画の際、市立保育所にも保育サービスの充実をと言っておられたと思います。延長保育では、巨海・室場・福地南部保育園、乳児保育では巨海・室場・福地南部・矢田保育園で実施されていないようでありますが、なぜでございますか。
 以上、お伺いをいたしたいと思います。

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。総務部長。

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◯総務部長(小島統市) 町内会のことに関しまして、私からご答弁を申し上げます。
 議題1、質問要旨(1)でございますが、行政の理解を深めていただくために、また町内会とのかかわりの深い事業、あるいは町内会長に依頼する事業のご説明を申し上げたり、意見交換を行うために毎年年度当初の4月、そして10月、3月に代表町内会長会議を開催させていただいているところでございます。
 なお、今後も代表町内会長会議を通じまして、事業の説明や意見交換をしてまいりたいというふうに考えております。
 そしてまた、補完制の原理の実践を通しまして、町内会と行政とのよりよい関係を築いていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 議題1、質問要旨(2)の再質問についてご答弁申し上げます。
 地域で実際に活動をされている方々の生の声を聞くほか、地域リーダーを養成するための講習会等の開催を、今後検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(4)の再質問についてご答弁申し上げます。
 地域コミュニティ活動がより充実していくためには、やはり地域をうまく引っ張っていただけるリーダーの存在が大きなウエートを占めると考えております。新家議員がおっしゃるとおり、市民との協働を進めるためにも、今後、市としましては地域住民の皆様と一緒に、リーダーたる人づくりや仕組みづくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 教育部次長。

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◯教育部次長(石川勝己) それでは議題2、質問要旨(1)の再質問についてご答弁申し上げます。
 まず1点目の、どこが審査し、費用は幾らかということでございますが、評価機関につきましては、愛知県が認証した機関の中から選択しておりまして、実績と費用面から、昨年度は社会福祉法人愛知県社会福祉協議会に審査を依頼しております。
 また、受審料につきましては、定員に応じて決められておりまして、昨年度実績では平坂保育園と伊文保育園が26万2,500円、東部保育園が21万円となっております。
 次に2点目の、市の指導ということでございますが、子ども課の保育指導担当が民営化後の各保育園を訪問いたしまして、保育全般について視察する中で指導を行っているところでございます。特に、保育士みずからが行う保育実践につきましては、自己点検・自己評価を行う機会を意図的に設けまして、問題点や課題の改善に向けた個別指導を行い、保育の質の向上に結びつく指導を心がけておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 次に議題2、質問要旨(2)の再質問についてご答弁申し上げます。
 第1点目の、全体の補助額と児童1人当たりの補助額でございますが、平成19年度の民間保育園9園に対する国、県からの運営費補助ですが、国からは1億3,546万8,000円、県からは6,773万4,000円の合計で2億320万2,000円でございます。そして、児童1人当たりに単純換算をいたしますと、約18万5,000円となります。
 次に2点目の、運営費補助以外のコスト引き下げにつきましては、民間園での保育士の年齢構成の違いによる人件費の差も挙げられております。
 また、委託料など限られた財源の中で施設の維持管理を行い、また延長保育を初めとする特別保育事業を、柔軟な職員配置によりまして効果的に運営されている点などが挙げられます。
 3点目の、障害児保育、一時・特定保育、休日保育及び子育て支援の取組み状況でございますが、障害児保育につきましては、民営化園を含めて全園で対応しているところでございます。
 また、一時・特定保育、休日保育及び子育て支援につきましては、保護者のニーズとともに地域性を考慮した上で、実施園を指定して行っているところでございます。
 最後の第4点目の、民間委託が始まる前の平成16年度と20年度の動きにつきましては、保育年齢の動きを入園児童数に対する3歳未満の児童数の割合でお示しいたしますと、民営化前の平成16年度につきましては、公立園が9.6%、私立園が17.8%、私立・公立全体で10.7%となっております。
 一方、民営化後の平成20年度につきましては、公立園が9.3%、私立園が21.2%、公立・私立全体で14%となっておりまして、民営化に伴いまして3歳未満の、いわゆる低年齢児童の受け入れの拡大が進んでいると言えますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に議題2、質問要旨(3)の再質問についてご答弁申し上げます。
 乳児保育につきましては、事業の実施に当たり乳児室及び調乳室の設置が必要となるため、各施設の改築時期にあわせて実施を検討しているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。
 また、延長保育につきましては、各保育園が立地する小学校区における児童クラブの設置に合わせまして実施を検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 新家喜志男議員。

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◯5番(新家喜志男) それでは、1点だけ再々質問をさせていただきます。
 議題1の質問要旨(1)に関連することでございますけれども、行政の方と町内会長の接点につきましては、代表町内会長と3回の説明会を持ってみえるということであったかと思いますけれども、私が言いたいことは、先ほど市長は、いろいろなコミュニティの方と時々会ってお話をしているということですけれども、私は代表町内会長というより、新しくなられた町内会長全員の方と、これは年度当初に市の上席の偉い人でなくてもいいと思うんです。普通の一般的な職員の方が、その校区の町内会へ出て行って心安く説明したり、あるいは要望を聞いたり、要は話し合うといったことが地域のコミュニティを育てる上では非常にいいのではないかと、そういった接点から実は答えを求めていたわけでございますので、そういったことに対しましてどのように考えられるか、再度ご答弁をいただきたいと思います。

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◯議長(岩瀬政明) 総務部長。

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◯総務部長(小島統市) 実は、平成11年までは全町内会長を対象にした全体町内会長会議というものを行っておりました。それは、合同竣工式と合わせまして文化会館で行っていたわけですけれども、行政改革の一環としまして合同竣工式が廃止になりました。それに伴いまして、全体町内会長会議も形を変えまして、平成12年度から今の代表町内会長会議へという姿になってきているわけでございます。そういう経過もございますので、今後もこういう形でお願いをしたいというふうに思っております。
 それから、今おっしゃった地域へということでございますけれども、担当者レベルで地域へということをおっしゃったんですけれども、担当者レベルで地域に行くということになりますと、課長レベルでも60人ほどおりますので、例えば小学校区ごとに課長が全員行くということは非常に難しいかと思います。
 したがいまして、先ほど市長も地域コミュニティについては、行政とのかかわりを強めていきたいということを言われたわけですけれども、確かにそれはそのとおりだと思います。できる限りのことは私どもしていきたいというふうに思っておりますので、先ほど言いました補完制の原理という言葉がございますが、個人でできることは個人でやる、個人でできないことは家族ができるわけで、家族ができないことは地域でやると、地域でどうしてもできないことは行政という形のものでやっていきたいと、なるべく地域でお願いをしたいというふうに思っておりまして、そのために行政が担当者レベルで全員地域にというわけにはちょっとまいりませので、その都度、必要な分について対応させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 新家喜志男議員の質問は終わりました。
 関連質問を許します。牧野勝子議員。

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◯17番(牧野勝子) 1点、お尋ねをいたします。
 議題2の公立保育園の民営化について、既に民営化をした保育園の評価を県の社協でされているということでございますが、もともと例えば伊文保育園が民営化されたときに、保育園の側は必死でよかれと思ってやっていることが、親の側からするといろいろ不満がありまして、父母の会の皆さんが市と直接折衝されて改善をされてきた経緯がございますので、この評価の中に父母の側から見た評価の項目があるかないか、ないとしたらこれからどう補てんなさっていくのか、お尋ねをします。

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◯議長(岩瀬政明) 教育部次長。

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◯教育部次長(石川勝己) 父母からの評価でございますが、今、全体的には3つの大きく項目に分かれております。
 まず、保育園側の理念や基本方針、それから計画の策定、長期ビジョンといったこと、それから管理者のリーダーシップという部分をいかにしているかということが対象になっておりまして、これらを今85項目で評価しているわけですが、父母からの内容的なものには反映されておりません。ホームページの方も見ていただきますと、あくまで保育園の高い点、それから改善を求められる点、こういった点がございますので、例えばそういった父母側からのご意見があれば、私どもの方から民間園の方にそういう話をし、改善していただきたいということはしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 関連質問は終わりました。
 この際、暫時休憩いたします。
                            午後0時00分 休憩
                            ─────────
                            午後1時00分 再開

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◯議長(岩瀬政明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質問第3、1. 名鉄西尾線・蒲郡線の存続のために、2. 中心市街地活性化について、以上2件、鈴木規子議員の質問を許します。
      〔10番 鈴木規子 登壇〕

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◯10番(鈴木規子) 平成20年6月議会に当たり、私は2議題を質問します。1議題目は、名鉄西尾線・蒲郡線の存続のために、そして2議題目は、中心市街地の活性化についてであります。いずれも、西尾市の今後の発展と大きくかかわる問題であり、市として真剣に取り組むべき課題ですが、まずは1番目の議題、名鉄西尾線・蒲郡線の存続のためにから市長の施策・政策をただします。
 この4月、中日新聞の「庶民の足存続切望」という記事に多くの市民が驚き、不安を覚えたことと思います。名鉄が西尾蒲郡線の西尾蒲郡間について、沿線自治体の二市二町に対して、今後の鉄道の必要性を示すよう申し入れてきている問題であります。
 名鉄の乗客数の減少は、かねて言われてきてことであり、この申し入れも実は平成17年からなされていたものです。この間に、ご存じのとおり一昨年末には1日の乗降客が300人に満たないという理由で、鎌谷駅、三河荻原駅が廃止されています。今こそ、名鉄西尾線・蒲郡線について、私たち市民の側も行政の側も双方が現状をきちんと把握し、存続のために何が必要かを考え、具体的な動きをつくり、具体的な提言をしていくべき、いわば正念場だと私は考えます。
 さて、この6月29日に名鉄の新しい運行ダイヤが実施されます。それによると、名古屋までの利便性は幾らか向上するようです。これまで、日中毎時1本であった名古屋直通の快速急行が毎時2本となり、乗車のチャンスがふえ、使いやすさが増します。また、現在西尾どまりになっている名古屋直通の急行が、ほとんどが吉良吉田まで延長されることで、福地駅からも乗りかえなしで名古屋まで行けることになりますし、桜町前駅でも急行が毎時1本から2本になって、通勤通学の便は格段に高くなると言えましょう。
 今回、南桜井新駅など停車駅がふえても、ほとんど所要時間が変わらないのは、西尾・西尾口間及び桜井駅周辺の複線化による効果であります。しかし、利用者にとってマイナスの面もあります。これまでの全席指定の座席特急がなくなって、座席指定車が上下各1本に限られますので、途中駅から乗っても確実に座れるという利便性は失われることになります。
 蒲郡線について言えば、吉良吉田駅ですべて乗りかえとなり、別路線運行の度合いがさらに強くなりました。また名鉄は、近い将来、料金体系も別にしたいとも発表していますから、いよいよ蒲郡線切り捨てに向けて布石が敷かれたことが伺えます。
 市役所や議会の中には、鎌谷駅の廃止、路線の変更を名鉄の一方的なやり方であるとして非難する意見もあります。しかし、そもそもは小泉政権が、届出さえすれば廃止ができることにしてしまった規制緩和という制度改革にこそ原因があります。ヨーロッパ各国と異なり、公共交通網整備に対して、国や県が責任を放棄してしまったことに私は大きな疑問を持ちますが、ここでそれを言ったところで現状は変わりません。これまでのように名鉄を非難するだけでは、事態は決してよくならないのでありませんか。市は名鉄各線について、利用者や沿線住民に対してもっともっと情報を公開し、交通弱者のために鉄道をいかに存続させるか、市民を巻き込んだ大きな議論に発展させなければならないと考えます。
 三河線廃線の折は、終始「やめないでくれコール」を続けるばかりの能のなさでした。廃止直前まで乗降調査をすることもなく、市としてどこまで沿線住民の意向をはかることができたのかとの悔いが残ります。鎌谷駅に至っては、廃止情報を得ていながら地元住民、特に利用者にはなかなかその現状を知らせず、名鉄への形ばかりの要請に終わり、廃止に至った経緯があります。市の幹部や議会の中には、行政が一私企業に対し利益誘導や支援はできないという意見がかなり強くありますが、しかし三河線のバス代替にも、岡崎や吉良町、一色町へのバス路線にしても、市から年間4,000万円以上の補助がなされています。くるりんバスも同様です。また、欧州各国では私鉄にも実に多くの援助をして住民の足を守っています。それだけでなく、ドイツなどでは道路上も、自動車よりも路面電車を優先させる施策をとっています。
 名鉄は確かに私企業ではありますが、少子高齢社会の今、住民の重要な足と考えるなら、市はこれまでのように手をこまねいていてよいはずがありません。名鉄三河線の廃止などからも明らかなように、鉄路の廃止は陸の孤島化を進めます。地価が下がります。産業が衰退します。住民の転出が始まり、若い世代はどんどん市外に出て行ってしまい、高齢化率がさらに上昇するという悪循環に陥ることは明らかです。先ごろの調査では、西三河八市の中で地価が下がっていたのは三河線が廃止になった西尾市だけだったことを、皆さんお気づきになったでしょう。実は、西尾市の衰退は既に始まっていると言っても過言ではないでしょう。市長は、まさかこのような衰退する西尾市を見たいと思ってはおられないと思います。
 私は今こそ、市は鉄道の必要性、有益性を市民とともに考える姿勢を示し、積極的な提言や援助を行うべきと考えます。折しも、国も環境政策として鉄道の価値を見直し始めてもいます。
 市長は選挙公約で、くるりんバスなど住民の足の確保を約束してこられましたし、常々三河湾時代とも言っておられます。この三河湾時代が、空念仏に終わらないような積極的な答弁を求めるものです。
 それでは、具体的に8項目について提言を含めた質問をいたします。
 1、西尾線の利用客増を図るためには複線区間の延伸が必要と思われますが、市としてどのように働きかけていくのですか。
 2、新安城駅の乗りかえ時の階段の昇り降りが、利用客増のネックになっていると思われますが、早期のエレベーター設置を働きかけるべきではありませんか。
 3、来る29日のダイヤ改正では、西尾駅からは確実に着席できる特別車がほとんど姿を消しますが、旅客増を図るためにも、その復活を働きかける必要があるのではないですか。
 4、議員はもちろんですが、市長、職員の出張や通勤には、できる限り西尾線・蒲郡線を利用することを考えるべきではありませんか。
 5、高齢者、障害者に対して市の負担で、西尾線・蒲郡線の無料乗車券もしくは割引乗車券を発行することを考えてはどうですか。
 6、蒲郡線や西尾線の西尾から南の廃止がささやかれておりますが、もし廃線となれば幡豆三町や蒲郡市との交流が少なくなり、一市三町合併も三河湾時代も実現が難しくなるだけでなく、西尾市の衰退につながると思いますがどうですか。
 7、西尾市の小・中学校から西尾線・蒲郡線を利用した遠足、社会見学、林間・臨海学校を積極的に進めることも考えるべきと思いますが、どうですか。
 8、近年中に引退が決まっている7000系パノラマカーや1000系パノラマスーパーなどを蒲郡線で動体保存し、将来的には名鉄の車両博物館にすることを提言してはどうですか。
 動体保存というのは皆さん存じだと思いますけれども、蒸気機関車なりパノラマカーなりを動く状態で保存をしていくという考え方です。スイスなどでは、こういう保存状態がありますし、この近くでは大井川鉄道で動体保存が行われております。
 この17日には、一市三町の首長による広域行政・合併懇談会が開かれ、合併協議再開が決定したと言います。市長の積極果敢な答弁を期待して、次の議題に移ります。
 2番目の議題は、中心市街地の活性化についてです。
 長い長い間の懸案であった中央通りの拡幅が完了し、双方通行となって2年になりましょうか。しかし、道路は立派にできたけど人はちっとも歩いていない、車はびゅんびゅんと通過するばかり、広く立派になったのに寂しいよねというのが大方の市民の率直な声であります。中町通りも拡幅されて立派な歩道もできた、見通しも格段によくなった、でも静かすぎる、空が高すぎるよねというのが、これまた多くの市民の実感ではないでしょうか。不思議でならないのは、これら新しくなった街路に緑の木陰が全くないことであります。どれほど歩道が広くなっても街路樹が植えられないのは市長、なぜですか。
 西尾市を緑のネットワークで結ぼうという、緑のマスタープランは平成7年策定されたものが昨年さらに更新され、18年3月には環境基本計画がつくられました。500万、600万とお金をかけた緑化の計画書は、こんなふうに次から次につくられるにもかかわらず、現実にまちの緑化が全く進まないのはなぜかを、まずもってお尋ねしたいと思います。
 一部の新聞からは、やり手だと言われている市長でございます。ご答弁をいただきたいと思います。
 井桁屋の跡の公園も完成しましたけれども、木陰はもちろん花もありません。プラスチックの竹垣に、これまたプラスチックの赤い傘で、潤い、あるいは茶の心とはほど遠いつくりであります。市長の唱える「おもてなし」は、このように薄っぺらい、まがいものの「おもてなし」なのでしょうか。人の姿を見るのはまれで、残念極まりません。
 中心市街地活性化とは、これまで耳にタコができるほど言われてきました。しかし、道路だけは広がり立派になりますが、人の動きが一向に見えない、生まれてこないのが現状であります。市民を散策してみようという気にさせるような道路、緑の木陰が暑い夏の日差しを遮り、そよ風に木の葉がそよぐような道路、散策の途中で腰をおろして休みたくなるような道路、そんなまちづくりをこそ市民は望んでいるのではないでしょうか。
 中村さんも、市長就任から既に3年が過ぎようとしています。昨年、私はみどり川の遊歩道沿いにつくられている遊水池を子どもたちに開放し、水を流して親水公園、水に親しむ公園とすることを提案しました。この遊水池は平成12年につくられて以来、ずっと水は流されずに放置されたままになっているものです。市長は早急に検討するとおっしゃいましたけれども、どのようになりましたか。
 これは昨日、全く同じ状況でございます。違っていることと言えば、雨水が少したまっているというようなことです。
 先月、みどり川環境対策事業基本計画構想報告書が議員に配付されました。私も喜んで拝見しましたが、この遊水池に関しては放置されている現状報告にとどまり、次の一手が見えません。報告書自体はとても立派なもので敬意を表しますが、やり手の市長には、できるところはすぐ取りかかる即断即決を示していただきたい。
 今年も、もうまたすぐ夏がやってきます。今のまま、水さえ漏れないようにして開放するだけでも子どもたちの遊び場になるのです。簡単なことです、やってみようとは思われませんか。平成13年に西尾市中心市街地活性化基本計画が策定がされていますが、再開発ビルが消えて以来、全くB地区にも何ら手がつかないまま今日に至っています。この計画の中でも、市民の要望として挙がっていたのは、やはり緑のある公園、緑のある道路、緑のあるまちでした。
 そこで私は、具体的に4項目にわたって市長の考えをただすものです。
 1、中心市街地活性化は、かけ声ばかりで実を結んでいるとは思えませんが、市長に今後の策はあるのですか。
 2、四九朝市は低迷の一途をたどっていますが、今後どのように進めるのですか。
 3、みどり川を親水公園にすれば子どもたちが集まり、これにつられて親たちが集まって市街地活性化が進むと思いますが、親水公園計画を推進する考えはありませんか。
 4、中心市街地の街路は、現市長になってから拡幅とともに電線の地中化も進み、すっきりはしましたが樹木が少なく潤いに欠けます。街路樹やポケット広場を設けて、散策が楽しめる道路にすべきと思いますがどうですか。
 具体的にお尋ねをいたしましたので、具体的にご答弁をいただきたいと思います。
 以上で、登壇による質問を終わります。
      〔10番 鈴木規子 降壇〕

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) 私からは議題1、質問要旨(7)についてご答弁いたします。
 小・中学校におきましては、社会見学、職場体験学習、自然教室などの交通手段として、幾つかの学校が利用しております。具体的に申し上げますと、平成19年度では市内20校中、12校が利用しておりました。
 それで、西尾線・蒲郡線の利用促進につきましては、今後、小・中学校だけではなく、幼稚園や保育園の活動においても、その可能性を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 私からは、議題1の教育長が答弁したものを除いて答弁をさせていただきます。
 議題1、質問要旨(1)でございますが、名鉄西尾線につきましては、平成20年6月14日に西尾駅から西尾口駅までの約600メートルが、また平成20年6月21日に碧海桜井駅から南桜井駅までの約2キロメートルが複線化される予定と聞いております。名鉄西尾線全体の複線化は、名鉄利用客の増加のみならず、地域の発展においても必要であると考えております。
 今後も、沿線自治体と協力して西尾線の複線化を名鉄に要望してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(2)でございますが、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律で、1日当たりの平均的な利用者数が約5,000人以上の駅のうち、高低差が5メートル以上の駅について、平成22年までにエレベーターまたはエスカレーターを設置することが基本方針とされています。新安城駅もこの方針に基づいて、平成22年までに整備をする予定と聞いておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(3)でございますが、今回のダイヤ改正により、これまで主に1時間に1本ありました全車特別車特急が快速急行になります。この変更により、乗車券のみで利用できる電車が、これまでの1時間に3本から4本に増加します。
 また、吉良吉田駅までのSFカード化に伴う整備が終了することにより、これまで西尾どまりだった快速急行が吉良吉田まで延びることになるため利便性は向上いたします。
 ご質問の特別車の増発要望につきましては、ダイヤ改正後の利用客の推移を見た上で検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(4)でございますが、まず出張につきましては、主に公用車と名鉄電車の利用となっておりまして、頻度の高い近隣市町への出張は、所要時間、経費の面から公用車利用が主流となっております。
 次に、職員の今年度の通勤につきましては、名鉄電車利用は16人で、そのうち西尾駅以南は2人であり、出張も通勤も電車利用が少ない状況となっております。今後、エコ対策の観点からも公共交通機関の利用を呼びかけたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(5)でございますが、高齢者、障害者に対して、西尾線・蒲郡線の無料乗車券もしくは割引乗車券を発行することにつきましては、事業の有効性も含めて沿線自治体と十分に協議した上で検討してまいります。
 なお、障害者の割引乗車券は名鉄で既に発行されておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(6)でございますが、西尾駅から蒲郡駅までの路線は、住民の通勤、通学、通院など生活の足として利用されており、沿線自治体にとって欠かせないものであると考えております。
 また、一市三町の合併や三河湾時代の実現という観点からも必要な路線であると認識しております。このため、今後も沿線自治体の蒲郡市、吉良町、幡豆町と協力をして路線の存続を名鉄に粘り強く訴えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 議題1、質問要旨(8)でございますが、現在、名鉄には車両博物館としての施設はなく、名鉄の研修所内の名鉄資料館で保存されていたり、中京競馬場内で展示されていたりなど、一部の場所で保存・展示がされているようでございます。引退した車両を有効に活用することによって、この地域の活性化が図れるのであれば、名鉄にも積極的に働きかけていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 私からは、以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 市民部長。

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◯市民部長(山下正文) 私からは議題2、質問要旨(1)と(2)についてご答弁申し上げます。
 議題2、質問要旨(1)でございますが、中心市街地の道路拡幅や電線の地中化等の道路整備も進み、人とまちに必要な基盤整備が整いつつあります。このような中、にぎわいあふれる魅力ある商店街の再生を目的とする、愛知県のがんばる商店街推進事業費補助金を活用して中心市街地の活性化を図っております。
 この制度を活用した事業といたしましては、平成18年度は「まちなか1万人西尾大茶会」やにしお観光案内所の開設、19年度はおもてなしの心推進事業、まちなか観光オブジェ設置事業を実施してまいりました。また、今年度は前年度に引き続き、オブジェの増設、観光案内板の設置など、中心市街地活性化事業に取り組んでまいります。
 今後も、西尾商工会議所、西尾市観光協会、西尾市商業協同組合等関係団体との連携を密にし、中心市街地の活性化を継続的に推進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 続きまして議題2、質問要旨(2)でございますが、みどり川四九朝市組合は、ご承知のとおり平成3年発足以来、17年間にわたり産地直送の鮮魚や野菜を初め、西尾市の特産のお茶、花きなど40店以上の店舗で、毎回街中のにぎわい創出の一翼を担っております。平成18年9月から、西尾駅西の高層マンション建設計画により、一部の場所が使用できなくなりましたが、朝市の低迷とは感じておりません。
 現在、みどり川周辺は、みどり川環境対策事業基本構想の基本方針で水の南北軸として位置づけられており、みどり川四九朝市組合には開催場所等の検討を課題として進めていくよう協議しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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◯議長(岩瀬政明) 建設部次長。

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◯建設部次長(鈴木 学) 議題2、質問要旨(3)でございますが、ご指摘のとおり市街地の活性化には人が集まる公共空間の確保も非常に重要であり、みどり川の環境整備が市民の憩いの場となるためには、川沿いでゆったり過ごせる親水性の高い施設整備は効果的と考えております。施設整備につきましては、三條橋から四條橋の右岸側を、既に修景施設も含めたコミュニティ道路の整備を終えておりますが、平成19年度に作成されたみどり川環境対策事業基本構想を参考に、今後、市民の意見を反映させながら、河川管理者等の関係機関との協議も重ねる中で、中心市街地の活性化の一助となるよう整備計画を作成してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 建設部長。

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◯建設部長(野口要二) 議題2、質問要旨(4)でございますが、議員ご質問のように植樹帯には街並み形成、景観の上でも必要な施設であると考えております。
 市の道路計画におきましても幹線道路の新設、拡幅において可能であれば植樹帯の設置を検討しております。しかしながら、道路隣接地の利用形態の間口が狭く、乗り入れ口が連続するなど植樹帯を設けるスペースがとれない箇所もあり、やむを得ず乗り入れなどの影響のない箇所に植樹枡を設け、低木を設置している路線もありますので、ご理解をいただきたいと思います。
 なお、ポケット広場につきましては、適切な用地がある箇所においては設置をしておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 鈴木規子議員。

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◯10番(鈴木規子) 議題1についてであります。
 まず、質問要旨の(1)についてですが、与党会派からも市長にはこの複線化についての要望が出ております。沿線市町と協議をしてというのではなく、これまで市として何回、どのように名鉄と交渉をしてきたのか、取り上げてこられたのかを伺います。具体的に質問項目を挙げましたので、具体的にお答えください。
 質問要旨(3)についてです。推移を見て検討するということでございますが、市として利用者の意向調査をするのかどうか。これまでのデータは、すべて名鉄から与えられたものでしかありません。市として独自の調査をして、名鉄に提言をしていくという姿勢が必要であると思いますが、これらについていかがお考えですか。
 そして質問要旨(4)についてですが、たった2人しか通勤には使っていない、そして市長は、また議会も議長の名鉄への交渉は公用車で行っている、そして名鉄から笑われているという、これまでの状況がございました。こうしたことでは、まともな交渉はできません。もっともっと、これは単に公用車が効率がいいからと、安いからということではなく、市として名鉄公共交通機関を使うという立場をとるか、とらないかということを私はお尋ねをしているわけでございますので、お願いをいたします。お答えをください。
 職員の通勤に使っているのは2人ということでした。聞きましたところ、本庁勤務の方で幡豆、蒲郡からの通勤者は23名、市全体では97名もいらっしゃる、この中のたった2人であるということであります。呼びかけるだけでは具体化しない、新庁舎ができまして職員の通勤の車のスペースはなくなります。それぞれが、それぞれで確保するということになるわけですから、これをいいチャンスととらえて、電車の通勤を積極的に進めるという市としての方針をお持ちにならないかどうか、これをお尋ねいたします。
 そして必要であるならば、これらの通勤者の方たちにも一定程度の支援金といいますか、電車通勤に対する支援をするということをお考えになるかどうか、これをお尋ねいたします。
 質問要旨(5)についてであります。沿線と協議するということですが、私は西尾市としてどうするのかということをお尋ねをしております。敬老事業では1人1,000円でしたか1,400円でしたか、行事は行わずに現金で敬老祝い金を配っているような町内会もあるわけです。こうした、お金を有効に動かすという工夫もできるのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。
 質問要旨(6)であります。粘り強く、強く訴えるだけではもうだめではないかと私は申し上げているわけです。粘り強く、強くどういう言い方で、どういう提案で訴えるかということでございますので、具体的にお答えをください。
 まず高校生ですが、県内の3校に聞きました。そうしましたら、幡豆からは東高校の61名を初めとして133名、蒲郡からは西尾高校の51名を初めとして65名、吉良からは255名ものたくさんの子どもたちが名鉄西尾線・蒲郡線を使って通ってきているわけです。こうした利用者、高校にも話を持ちかけて一緒に考えていくという協議をしていきながら、いい知恵を出していく、そうしたことをお考えにならないかお尋ねをいたします。
 また、アイシン、デンソー、その他トヨタ系への働きかけ、これはどのようにしておられるのか、お尋ねをいたします。これが、質問要旨(6)のうちの2つ目の問いです。
 それから福地駅は、これまでは福地駅からの乗降客は西尾で乗りかえが必要でしたけれども、これからは必要でなくなります。この福地駅に駐車場を少し大きくつくれば、さらに一色方面からも、それから吉良の方からも人が呼び込めるのではないかと思いますが、これをどのように考えておられるのかお尋ねをいたします。
 そして、質問要旨(7)保育園、幼稚園でも検討するというお答えでございましたが、単に使うというだけではなく、社会性をはぐくむ訓練というカリキュラム、こうした位置づけでお考えをいただきたいと思います。20校全部使えるような、それも複数の学年にわたって使うような施策を講じられるかどうか。
 質問要旨(8)ですが、図れるのであれば働きかけたいということでは、これはやらないということですか、やるということですか、判然といたしませんのでお尋ねをいたします。
 こういう形態を提言すれば、図れないと市自身が思ってしまったのでは全く名鉄も動きようがございませんので、お尋ねをいたします。
 そして議題2です。質問要旨(2)の四九朝市ですが、昨日も私見てまいりました。そうしましたら、何とかかろうじて40店舗ぐらいが稼働しておりましたけれども、生鮮品はここのところの流れから見てみますと半数以下になってしまいました。全くのがさがさの歯抜け状態であります。これをして、商工がそんなに低迷しているとは思わないということであるならば、全く事実を認識しておられないのではないかというふうに思います。一部の市民からは、前の市長の施策だから冷たいんじゃないかという声すら上がっているわけです。ましてや今、場所を動かすかのようなご答弁があったわけですけれども、どのように進めるのか重ねてお尋ねをいたします。
 この事業者について、積極的なアドバイスなり何なり、施策を講じるお考えがあるのかどうか。
 質問要旨(3)の親水公園でございますが、1年間私は待ったわけです。この間、市長は早急に検討するとおっしゃっておられましたので待ちましたが、まださらに整備計画をつくるとおっしゃる、これではいつになるかわかりません。今、考えておられるような何か大きなものをつくるのであるならば、それができるのはいつかお尋ねをいたします。
 それよりもむしろ、それまで計画だけではなくて、今ある現在の遊水池を有効活用するということをしないかどうか、これをお答えください。
 今、できている遊水池についているポンプは、実は県からの補助金を受けているものでありまして、平成12年から今20年ですから、8年間も補助金をもらったけれども事実上動いていないというような状況があるわけです。こういうことが県に通じますと、まずいでしょう。これまでの計画がまずかったのであるならば、早急に改善策を講じるべきと思いますがいかがか、子どもたちの遊び場を早急につくらないのか、ご答弁ください。
 それから、質問要旨(4)西尾市の環境基本計画には、目標数値が掲げられておりまして、再来年22年までに、現在の市域全体で13.2キロメートルある街路のある市道を800メートル増加させるというふうにございます。これは、どこにどのように街路樹のある道をふやしていくのか、お答えください。そして、この中に中心市街地はあるのかどうかお願いをいたします。
 スペースがとれないというご答弁がありましたけれども、スペースも含めたような道路整備計画をするべきではないかと思うわけです。県道でありますけれども、街路樹は植えられておりません。これは県道に街路樹の植栽は断っているのですか、お尋ねをいたします。
 私が県に確認しましたところ、県の方はこういう木を植えてほしいと市町が要請してこられれば、それにオーケーを出しますと、ご希望のとおりの木を植えていきますというふうに言ってもおられるわけです。もし断っておられるのであれば、非常に私はもったいないと思うわけですが、確認をいたします。
 以上、再質問です。

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) 私の方からは議題1、質問要旨(7)の再質問についてご答弁いたします。
 幼稚園とか保育園のような小さな園児たちに社会性をはぐくむ一助として、電車の乗り方、おり方、あるいは車内でのマナー等、訓練するということは大変いい発想であるというふうに私も思います。
 したがいまして、名鉄沿線に近い幼稚園、保育園の園長にこのことを一遍呼びかけてみたいと、こう考えております。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 議題1、質問要旨(1)の再質問についてご答弁申し上げます。
 まず、市長が名鉄とどのように何回話をしたかというご質問ですけれども、平成18年1月27日に名鉄の専務取締役で鉄道本部長であられた方に、市長の方から名鉄の存続についてお願いをしていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから議題1、質問要旨(4)の再質問についてでございますけれども、通勤者の支援金等のご提言をいただきました。現在、市の方でやっておりますのは、今年度になりまして全職員に、名鉄の利用促進の方策について何かアイデアがあったら出してほしいということで、実を言いますと職員から124件のアイデアが出てまいりました。現在、それを精査している段階で、やれるものについては早急に実施していきたいというふうに考えておりますけれども、その中にも今議員がおっしゃられたような西尾以南の職員の通勤に、名鉄をもっと使ってもらえるように働きかけてはどうだろうかという提言もいただいておりまして、ただいま詰めを行っているところでございますので、よろしくお願いいたします。
 それから議題1、質問要旨(6)粘り強くと言うだけではだめではないかというご指摘をいただきました。議員の方から、高校生の状況について教えていただいたわけですけれども、この問題が起きまして、今年度になりまして市内の大手企業、これは本社が刈谷のところもありますので、そちらの方にも出向きまして、何か各企業で名鉄を利用するように考えてほしいというお願いをして回りました。1社、非常に前向きに考えていただけるところも出てきましたので、現在期待をしているところでございます。
 それから、福地駅の駐車場のご提言をいただきました。言われるとおりでありまして、実は既に私どもの方も名鉄と相談をしておりまして、福地駅に名鉄の土地がございますので、何とかそこをパーク&ライドで、駐車場として開放してもらえないだろうかという調整をしております。今、その相談をしている段階でありまして、まだ正式な話が、結論は出ておりませんけれども、今そのようなことをやっておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、パノラマカーの展示など車両博物館のことについて、これについては名鉄に話をさせていただきます。ただ1つ心配しますのは、パノラマカーを展示した車両博物館に、果たしてお客様が、要するにリピーターが集まるかどうかということも、ちょっと心配をしております。これは名鉄の方が、観光客のことについてはよく知っているものですから、そのようなご提言をいただいたということで、名鉄の方で実現性のあることなのか、これによって名鉄を利用している方がふえるなら、こんないいことはございませんので、これについては強く、このような意見があったということを名鉄の方に申しますので、よろしくお願いいたします。
 それから、議題1の質問要旨(5)西尾市として、どうするのかというご質問をいただきました。先ほどもお話ししましたように、まず職員から出てきたものの中で市のやれること、それから企業にお願いをしたいこと、それから市民にお願いをしなければいけないこと、それを今精査しております。現在、7月1日号の広報でかなり大きく紙面をとらせていただいて、名鉄西尾線、それから蒲郡線の現状につきまして、市民の皆様に知っていただくための、まず情報公開をさせていただきたいということで今準備をしております。今、原稿をつくりまして名鉄の方とこのような内容、それから名鉄の方の企業情報も入ってきますので、どこら辺まで公開してもいいのか、私どもとしてはなるべく多くの情報を市民の皆様に知っていただいて、一緒に考えてほしいということをお願いする企画を今しているところです。
 あと、二市二町で企画担当が集まりまして、何とか名鉄西尾線・蒲郡線を活性化するための、例えばイベントとか、やれることについては何でもいいからやっていこうという、そのような話し合いをさせていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。
 私からは、以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 市民部長。

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◯市民部長(山下正文) 四九朝市の件でございますが、出店者数で見ますと平成15年度の常時出店者は平均45店舗、臨時出店者が平均10店舗、19年度で見ますと常時出店者数が15年と同じで45店舗、臨時出店者が7店舗でございます。
 四九朝市につきましては、歩いて買い物をされる方や、それから近くの方から大変喜ばれておりまして、また地元の西尾市商業協同組合からも、ぜひ続けてほしいということを伺っておりますので、現状、臨時につきましては不定期でございますので多少前後いたしますけれども、45店舗平均出ていただいておりますので、このまま引き続いて進めていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 建設部次長。

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◯建設部次長(鈴木 学) 議題2、質問要旨(3)の再質問についてご答弁申し上げます。
 昨年、設置されました担当により、みどり川環境対策事業基本構想が策定されました。この中には、先ほど質問がございました右岸の施設につきましては整備されているが、現在、通水されていない状況である。水の確保が問題となるとか、良好な水源を確保するという視点で、地下水や浄水による水源の確保や、現在、利用されていない親水水路を有効活用するためにも、みどり川からポンプアップを行い水質浄化して、みどり川に戻すことなどの手法も検討する必要があるなどを盛り込んでいますので、市民の意見を取り入れ、全体計画を検討していく中で、先ほどご質問の噴水・流水池等についても、個別に具体的な形が出てくるものと考えております。その結果を受け、修繕・改修が必要なら、全体計画の方針を反映させながら検討してまいりたいと思います。時期についても、同じように検討してまいりたいと思います。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 建設部長。

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◯建設部長(野口要二) 議題2、質問要旨(4)の再質問でございますが、環境基本計画の中では全体の中で800メートルと言っておりますので、全体の道路計画の中で考えておりますので、具体的な路線としましては現在計画中でありますとか、施工中の路線につきましては、当然植栽をしてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 また、県道部分でございますが、別に市の方が断っているわけではございません。地元と協議をし、要望してまいりますのでよろしくお願いを申し上げます。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 鈴木規子議員。

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◯10番(鈴木規子) 答弁漏れがございます。まず、答弁漏れをお答えいただいてから再々質問をしたいと思います。
 議題1の質問要旨(3)ダイヤ改正後、その座席指定の列車がなくなる、こうしたことを市として利用者の意向調査をしないかというふうにお尋ねをしておりますが、これについてご答弁がございませんのでお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 今、市として利用者の数を調査するというよりも、名鉄の方に聞けば私はわかるのではないかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 鈴木規子議員。

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◯10番(鈴木規子) 今の答弁に全く集約されております。市として、市民の意向調査をしませんかというふうにお尋ねをしたわけです。名鉄に聞けば数はわかるということでは、これは名鉄は動きませんね。こうした感覚である間は西尾線・蒲郡線、本当に市民の問題というふうには、住民の問題、市としての施策として取り上げる気がないのかというふうになってしまいます。それではだめじゃないですか。
 また、市長からは全く一言も答弁がありません。市長は、名鉄西尾線・蒲郡線はどうなってもいいというふうにお考えなのでしょうか。決してそうではないと思いますので、ぜひ市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 ただいま担当者の答弁の中では、みんなこれからこれからということでございました。ところが、名鉄からは今年の12月までに見解を出してくれというふうに言われているわけです。今6月です、あと6カ月しかありません。どのように市長は、名鉄西尾線・蒲郡線の存続をやっていかれるおつもりなのか。三河湾時代と常々言っておられ、かつ合併もこれから取り組もうという市長でございますので、まさに足元の問題であります。お考えをお聞かせください。市長として、どうするかということをお聞きしたいと思います。
 それと、議題1の質問要旨(6)についてですけれども、企業回りとかやっておられる、福地駅の駐車場も考えておられる、これはいいと思います。しかし、ここからさらに進めて関係団体、高校もそうですね含まれます。企業、それから利用者らを取り入れて対策を協議するという、関係者でみんなで同じテーブルに着くというような機会を設けるおつもりはありませんか。市だけで抱えているのでは、なかなか前へ進みません。やはり利用者全体にもっともっと話を広げる、情報公開をしていかれるということでしたので、この情報公開を受けて皆さんがどういうふうに感じ、また動こうというところへ持っていけるのか、これをしていくのが市としてのリーダーシップの出し方、出しどころでありますのでお尋ねをいたします。
 それから議題2であります。みどり川の親水公園について、1年間で検討するということを検討したことはよくわかりました。これでは、いつになるかわかりません。市長の任期はあと1年半、即断即決、責任と実行の市長として今あるこの遊水池を、ツルの一声でよしわかったと、子どもたちの遊び場をつくろうと、私から関係課に言って即動けるようにするというふうにお答えがいただけるかどうか、市長はその気はないよとおっしゃるのであれば、そのようにお答えをください。
 議題1、議題2についてそれぞれ再々質問をいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 市長。

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◯市長(中村晃毅) 鈴木規子議員の話を聞いておりますと、この前の議会でもちょっと私言いましたけれども、何となく暗いですね。名鉄の存続の問題、それから中心市街地の活性化の問題、真剣に取り組んでおります。名鉄につきましても、きちんと言うべきことは西尾市としてきちんと言っております。それから、中心市街地の活性化にしましても、今、着々と姿を変えようとしております。
 そういう中で西尾市の5年先、10年先、少なくとも30年先、そして西尾市を取り巻く一市三町、隣の碧南市、幸田町、安城等々とも連絡をとりましてきちんとやっております。そのことを、もう少しあなたは勉強してください。そして今、西三河は八市あります。特別な市を除きまして地の利が少し悪いところもありますけれども、西尾市は皆さんが頑張っていただいてきちんと西三河八市の中で、どういう表現がいいかよくわかりませんが、きちんとついていっております。決して西三河八市で負けておりません。
 もう1つ、私が言っております、西三河八市の中で自信を持って言えるのは六万石の城下町であります。そして歴史と文化を大切にして、その中の自然を大切にして、六万石の城下町にふさわしい市街地、そして産業と農業バランスのとれたまちづくりの総合計画推進本部を、今立ち上げまして真剣に取り組んでおります。名鉄のことに限らず、言うべきことはきちんと言っております。前の議会でも言ったと思いますが、あなたの会社は冷たい会社ですねと率直に言いました。そして、これとこれをやってくださいときちんと言っております。
 ですから、言うべきことは言って、私は名鉄の重役ではありませんからそれ以上のことは言いませんが、西尾市としてやるべきことは、この存続の問題についても市街地活性化についても、今着々と目に見えています。このことをご理解いただいて、意見は意見として拝聴しておきます。よろしくお願いします。

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◯議長(岩瀬政明) 企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 先ほど議題1、質問要旨(3)でダイヤ改正に伴って、お客様の調査をしたらどうかというご意見をいただいたわけですけれども、私がちょっと聞き間違えたのかもしれませんけれども、ダイヤ改正に伴って、お客様がどのようになったかというふうに理解したものですから、どのように動いたか、多くなったのか少なくなったのかというのは名鉄の方がすべて把握しているので、名鉄に聞けばわかるのではないでしょうかということを申し上げたんですけれども、どうも質問の内容を私が取り違えたようでして、お客様のアンケート調査をしたらどうかということなのでしょうか、意向調査といいますか何でしょうか、よくわからなかったんですけれども。
 質問要旨(3)のダイヤ改正に伴って、お客様がどういう意向を持っているかということですけれども、まず第1に、この改正によってお客様がふえるのか減るのか、その実数を見ることが一番大切ではないかなというふうに私は思っておりますので、先ほど言いましたように、まずお客様の数がこれでどうなるのか、座席指定がなくなることによってお客様はふえるのか、それによって減ってしまうのか、そういうことについては名鉄の方が全部把握しているのではないでしょうかということを申し上げたわけですけれども、質問要旨(3)のダイヤ改正に伴って、もう一度座席特急を復活させることを働きかけるというか、そういうことの賛否をお客様から聞くということについては、先ほども申しておりますように、まずお客様の数がどうなるかということを第一に見させていただきたいということで、市として座席特急が必要でしょうか、どうでしょうかということをアンケート調査する考えは今のところ持っておりませんので、よろしくお願いいたします。
 それからもう1点、議題1、質問要旨(6)でございますけれども、関係団体をつくりませんでしょうかというご提言をいただきました。これにつきましては、ちょっとお時間をいただきたいと思います。この場でつくるともつくらないとも、ちょっと考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 建設部次長。

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◯建設部次長(鈴木 学) 現在ある噴水・流水池等につきましては、検討委員会を設置いたしますので、その中で個別に検討していただくようにお願いしていきたいと思います。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 鈴木規子議員。

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◯10番(鈴木規子) 私は、市長にツルの一声で、子どもたちの遊び場をつくろうと、つくるよということを言っていただけませんかというふうに言ったわけです。それについて、市長の見解を示しておられませんのでお願いいたします。
 それと、暗い暗いとおっしゃいますけれども、私は、今、駅前でこんなにきれいな街路樹ができているわけです。これを中心市街地にもっと広げましょうというふうに言っておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。市長に答弁をお願いします。

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◯議長(岩瀬政明) もう市長は答弁しておりますので、これで鈴木規子議員の質問は終わりました。企画部長。

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◯企画部長(小野田一男) 先ほど一番最初の質問で、市長は何回名鉄と交渉したのかというご質問の中で、私は名鉄西尾線・蒲郡線の対策協議会の話で、18年に市長は役に立っているということを言ったんですけれども、それ以外に名鉄へは複線化などの要望、それから陳情を西三河南部活性化懇話会で、これは安城市、西尾市、幡豆郡三町の二市三町で組織されている懇話会でございますけれども、ここでほぼ毎年、名鉄本社に市長に行っていただきまして要望やら陳情をしていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 鈴木規子議員の質問は終わりました。
 関連質問を許します。大竹 忍議員。

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◯12番(大竹 忍) 議題2、質問要旨(3)のみどり川に関する件ですけれども、私も再三この件は取り上げてまいりまして、今までにも成人映画の看板の撤去だとか、それからみどり川に関する担当課が県水だとか土木だとか、都市計画だとか商工だとか、さまざまなことがありまして、縦割り行政の弊害を申し上げましたところ、窓口の一本化も確か昨年からだと思いますけれども進めていただいておりますし、それからみどり川にかかる廃屋の撤去の計画も進んでいるわけであります。昨年、私も三島市を視察させていただいて、それを担当課に申し上げましたところ、今回の基本計画の中に三島の親水公園等のことも載せていただいておりまして、そのときのご答弁で、一度県水ともご相談いただいて、みどり川に県水を流してみたいというご答弁を、昨年担当課がされていると思うんですけれども、そのことにつきまして検討されたことがあるのか、流されたことがあるのか、そのことをお尋ねしたいと思います。

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◯議長(岩瀬政明) 市長。

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◯市長(中村晃毅) 大竹議員にお答えしますが、個々のことも言いたいですけれども、今みどり川を中心に位置の話も出ました。それから、みどり川は今あそこが駐車場になっていますが、あの問題もあります。それから西へ向かって六万石城下町の市街地になるわけですけれども、みどり川のことも含めまして昨年担当を決めて、今、部長が言いましたように計画が出てまいりました。ですから、みどり川の歴史と文化を大切にしながら、せせらぎ、そしてもう1つ上の将監用水の問題も含めて、今きちんと精査をしておりますので、県とも交渉をいたしております。
 ですから、今日に明日これは全部できません。今、あそこに家がありまして、どいてもらう方にはどいてもらってきちんとするようにやっていますので、みどり川だけではなくて四九朝市も含めて、それから今の駐車場も含めて、みどり川から駅西から全体を含めて何年には何ができますと、そういうことを今きちんと計画をやっておりますので、それでご理解いただきたいと思います。

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◯議長(岩瀬政明) 関連質問は終わりました。
 この際、暫時休憩いたします。
                            午後2時04分 休憩
                            ─────────
                            午後2時20分 再開

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◯議長(岩瀬政明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質問第4、1. 高齢者及び要支援・要介護認定者が、安心して生活出来るサービスの向上について、2. 人を思いやる教育について、以上2件、大竹 忍議員の質問を許します。
      〔12番 大竹 忍 登壇〕

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◯12番(大竹 忍) ただいま議長のお許しをいただきましたので、2議題9項目について質問をさせていただきます。
 議題1、高齢者及び要支援・要介護認定者が、安心して生活出来るサービス向上についてお尋ねいたします。
 千葉県の浦安市が今年の4月から、要介護認定を受けた高齢者や障害者の病院内での移動を介助する通院ヘルプサービス事業を開始いたしました。この浦安市の介護サービスについて、医療行為との違いなどをお聞きしたくて、5月22日に視察をさせていただきました。
 自宅から病院、病院から自宅、また病院から病院、この移動を介助してもらう場合は介護保険の適用が受けられますが、病院内での介助につきましては、一部を除いては介護保険の適用外となっております。そのため、病院内の介助を受けようとする人は全額自己負担となっております。これに対して浦安市では、自力での歩行が困難であったり、診察券を取り出すことができないなど、病院内の介助を必要とする人で、独居世帯、高齢者世帯及び同居家族がいても、日中仕事などで外出する昼間独居世帯をも対象に、介護保険を利用した場合と同じ1割負担で病院内介助が受けられる制度を、市独自の事業として始められました。
 この病院内介助サービス事業を開始するに当たって浦安市の市長は、例え少人数の利用者であっても、必要としている人がおられるという現状を踏まえて実施すべきであると、このように言われたということであります。浦安市の病院内介助サービスについて、ここで少しご紹介いたします。
 利用するには、高齢者は要介護認定を受けている必要があり、障害者は18歳以上の人で身体、知的、精神の3障害者が対象となっております。障害程度区分の認定を受けている必要があります。利用時間は、午前8時から午後6時までとして、1人の利用者につき1日当たり4時間を限度といたしております。市が事業者に支払う委託料は実績払いで、障害者利用の場合、30分につき700円、高齢者と要介護被保護者の利用の場合、30分につき830円であります。利用料は1割負担でありますので、障害者は30分につき70円、高齢者は80円となっております。また要介護被保護者、いわゆる生活保護者の方は無料となっております。
 4月末の利用状況は、障害者2名、要介護者18名が利用されているということであります。利用者の負担が軽減されたことで、今後の利用増加が見込まれており、浦安市では平成20年度当初予算で、障害者支援課で15人分の94万5,000円を、また介護保険課では80人分の597万6,000円を当初予算で計上されております。
 そのほかに、西尾市は事業所が実施していただけることになっておりますが、浦安市では夜間ヘルパー派遣事業者がありませんということで、市が夜間ヘルパーの人件費を負担し、事業者を募集委託して夜間ヘルパー派遣事業を市が実施しております。また、介護認定を受けていても介護サービスを使わずに、家族で介護や病院への通院の介助をしている家庭には何の助成制度もありませんが、千葉県の習志野市では、低所得者に対してではありますが、家族で介護をしている家庭に年10万円の慰労金を支給しているとお聞きいたしました。
 また、東京都港区では、一人暮らしの高齢者などを対象に「救急医療情報キット」を配布いたしまして、緊急時に備えているということであります。
 救急医療情報キットというのは、筒状のもので冷蔵庫の中の扉の内側に入るぐらいの大きさで、中にかかりつけ医や飲んでいる薬、常備薬、また連絡先などの情報を記入し、情報は1年に1回更新していきます。玄関の内側と冷蔵庫の扉にステッカーを張って、救急医療情報キットがあることを知らせております。救急車を要請したときに、救急隊員の方にすぐ情報が伝わるというようになっております。
 このように各自治体独自での事業が現在実施されております。高齢者や障害者に対しての支援が拡大、向上しております。
 これらのことから、次の5項目についてお尋ねいたします。
 質問要旨(1)要支援・要介護認定者に対する閉じこもり予防の介護サービスは、どのようになっておりますか。外出の機会の増進を図りませんか。
 この外出の機会の増進についてつけ加えさせていただきますと、介護保険法の見直しによって要支援や要介護1に認定された人が、以前はヘルパーさんと一緒に買い物に出かけることができる、こういう利用時間であった方が、利用時間が短くなったことでできなくなってしまった方があります。以前は買い物に出かける機会があり、リハビリにもなっていた人が、だんだんと動けなくなってしまう、このようなことが起きております。市独自で、外出の機会の増進を図る政策を考えていかれないかをお尋ねしております。
 質問要旨(2)通院のための院外介助サービスの現状はどのようですか。
 質問要旨(3)要支援・要介護者に対して、病院内介助サービスを実施しませんか。
 質問要旨(4)要支援・要介護認定者の通院について、院外・院内介助を家族が行っている家庭への介護補助制度を創設しませんか。
 質問要旨(5)独居及び高齢者世帯に「救急医療情報キット」を配布し、緊急時に備えませんか。
 高齢化が進み、西尾市におきましても一人暮らしや高齢者世帯がふえております。緊急時の備えが必要であり、提案するものであります。
 次に議題2、人を思いやる教育についてお尋ねいたします。
 現在、有毒ガスを発生させて自殺を図る、このような事件が多発をいたしております。しかも自宅ではなくホテルなどで行って、ほかの宿泊客や従業員にも被害を及ぼす、回りの人に迷惑をかけるというようなことが毎日のように起きております。この騒ぎの発端も、インターネットでの書き込みから始まったことであります。
 現在、インターネットや携帯サイトのネット上には、麻薬類、わいせつ物、コピー商品販売や名誉棄損の書き込みなどがたくさん見られます。学校裏サイト、出会い系サイトなどの違法・有害サイトによって、子どもたちが事件に巻き込まれる事例や自殺を誘うなど、公序良俗に反する有害サイトが現在横行いたしております。青少年保護のため、その対策として法の規制も考えられておりますが、特定サイトの閲覧制限への国の関与は検閲に似た行為であり、表現の自由を脅かすおそれなどの指摘もあって、所管の総務省も現在消極的であります。しかし、青少年対策に直面している家庭や学校関係者の危機感から国が法規制に動き出した、このことによりまして民間側の対応を促すことになりました。
 今年4月に携帯サイト向けコンテンツ業界が、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構を設立いたしました。また5月末には、出版社や放送局なども含めたネット向けコンテンツ事業者が、インターネット・コンテンツ審査監視機構を設立して、青少年保護のため携帯サイトなどの違法・有害コンテンツの閲覧を制限するフィルタリングサービス機能を、客観的な判断で運用するとしております。しかし、子どもに携帯電話を持たせるかどうか、またネット利用などについては、これは各家庭でどう判断するかという問題が大きくあると思います。
 また、いじめが犯罪であることなど、子どもに命の大切さを教えるということが重要であります。自分が嫌なことはほかの人も嫌であるということ、また相手を尊重して行動できたらどんなに素晴らしいことか、このように思います。今、相手のことを思いやって行動する姿勢、江戸しぐさというものを取り入れた礼法が現在見直されております。
 江戸しぐさとは、礼儀の心について、装道・礼法の講師で、江戸しぐさ語りべの会の主宰者の越川禮子さんという方が、江戸しぐさの本を大人用、子供用、いろはかるたや漫画本などで出版をされております。本の出版だけではなく、江戸しぐさ語りべの会の会員による講演会、また講習やボランティア活動の中で、江戸しぐさを学んだりしておられます。新入社員教育に、この江戸しぐさを取り入れた企業もありますし、最近では、教科書や副読本にこの江戸しぐさに触れるものも出てきておりますし、また中学校の入試問題にも取り上げられております。
 この江戸しぐさというのはどういうものかと申しますと、代表的なものを紹介させていただきますと、江戸というのは江戸商人学校というのがありました。学校といっても建物があるわけではなく、学校に例えたにすぎませんが、江戸の下町では町方の8割が商人でありました。商人としての心得を、学校に例えて言い聞かせていたものであります。その学校の入学資格とも言うべき最小限のたしなみが要求され、人々の目がチェックしていました。
 その1つに、往来しぐさと言われる身のこなしがあります。雨の日や雪の日に道ですれ違うとき、お互いに傘を外に向けて相手に滴がかからないように配慮をする傘かしげや、乗合舟、今で言えば電車に乗ってということですけれども、後に乗ってきた客人に先客たちが、自分のこぶし分腰を浮かせて席を詰め合う、こぶし腰浮かせというようなものがあります。
 こうしたことは指示されなくても、自発的に行動ができなければいけない基本で、江戸商人の子弟ならば3歳から9歳までにマスターしたというふうに言われております稚児しぐさ、お初しぐさというものであります。知っていても瞬間的に表現できなければ、なきに等しいことと思われておりました。このようなことが磨き込まれた日本人のブランドとして、知的財産としてあったということであります。
 また、しぐさの「し」とは思いやりで、「草」とは行動ということであると言われております。江戸しぐさの1つに、心を肥やすと書きまして「お心肥」というのがありますけれども、これは体ばかりではなく、心にも栄養をとって自分を豊かにしていくこと、知識や技術を身につけることも含まれますが、人間関係の中で切磋琢磨をして自分を磨き、人間的に成長させていくことであります。
 江戸しぐさの本の中に「かつて日本は礼儀の国と言われ、日本人はマナーを身につけると尊敬されていました。ところが、高度成長期時代に人間教育が欠落してしまい、そのころ育った子どもたちは飽食で物に満たされ、左脳の偏差値だけで人間の質を問われる新人類と呼ばれて、やがて家庭を持ち、我が子に教えるすべ(手だて)を知らないままに、現在、親も子も危うい状況の中に置かれて悩むことになってしまったのです。注意をすると刃向かう子、子どもに注意をしたと反撃する親、学校にしつけを要求する父兄、自分の物差しでしかはかれない身勝手な言動が日常的になっているのを見ると、同じ日本人として情けなくも悲しくなってしまいます」このように越川さんは本の中で言われておりますけれども、私もそのとおりと共感いたしました。
 江戸しぐさは現在でも、このような不透明な現在だからこそ見直してみる価値のある貴重な財産であると思い、これらのことから次の4項目についてお尋ねいたします。
 質問要旨(1)小・中学校で、命の大切さを教える授業を実施しませんか。
 質問要旨(2)携帯電話やパソコン等での学校裏サイトなどの悪質なサイトを利用しないように、児童生徒に指導するとともに保護者会などを通じて徹底していきませんか。
 質問要旨(3)江戸しぐさを取り入れて、人を思いやる心を育てる教育を実施しませんか。
 質問要旨(4)NPO法人「江戸しぐさの語りべの会」を招いて、思いやりの行動の講習会を開催いたしませんか。
 以上で、登壇による質問を終わります。
      〔12番 大竹 忍 降壇〕

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) それでは、大竹議員の議題2につきまして、私の方からご答弁いたします。
 まず議題2、質問要旨(1)でございますが、小・中学校では現在、道徳の時間を活用いたしまして、命の大切さや人権の尊重などの内容を扱っているところでございます。
 今、西尾市が掲げておりますおもてなしの心は、他を思いやり大切にすることであると考えます。これからも授業や行事を通して、道徳教育の一層の推進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 議題2、質問要旨(2)でございますが、大竹議員ご指摘のようにインターネットへの接続に伴う有害情報によるトラブル、あるいは被害など、携帯電話やパソコンの利用について、西尾市では平成19年度に小学校では4校、中学校では3校、合計7校の学校が非行防止教室を開催しております。中でも中学校3校におきましては、全校生徒だけではなく保護者にも参加を呼びかけて実施をしておりました。
 今後も、こうした取り組みをさらに広げていきたいと考えているところでございます。
 議題2、質問要旨(3)でございますが、お話のありました傘かしげとか、あるいはこぶし腰浮かせといった江戸しぐさの根本となるものは、相手を尊重し、思いやって行動する心であるというふうに考えているところでございまして、これは今日の家庭や学校生活においてもはぐくんでいきたい大切な心であると、私も同様に考えているところでございます。
 ただ、子どもたちの発達段階を踏まえた指導のあり方については、検討の余地があるというふうに考えております。
 最後でありますけれども議題2、質問要旨(4)のご質問に答弁いたします。
 お話のありました「江戸しぐさの語りべの会」の代表である越川禮子氏の話を、実際に聞いた方に伺ってみましたところ、どちらかというと大人向けの話であったということでありますので、対象が中学生ならばよいかと思います。
 しがいまして、また校長会等を通しまして、越川禮子さんのことを紹介していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 福祉部次長。

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◯福祉部次長(井土哲幸) 議題1、質問要旨(1)でございますが、介護サービスが必要となった方に対する外出の機会につきましては、送り迎えつきのデイサービスをご利用いただくことにより、心身の機能改善やコミュニケーションを図ることができます。
 要介護の方につきましては、訪問介護を利用し、ヘルパーの介助を受けながら、買い物などの日常生活を営むのに必要な機能の向上を図ることができますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして議題1、質問要旨(2)でございますが、要介護者への通院のための院外介護サービスといたしましては、通院介助、通院等乗降介助があります。通院介助はバス、タクシー等の公共交通機関を利用して通院する場合に、ヘルパーが同行して乗車、降車の介助を行うものです。また、通院等乗降介助は、ヘルパーが運転する車への乗車、降車の介助を行い、あわせて乗車前、降車後の屋内外における移動の介助、通院先での受診等の手続を行う介助がありますので、よろしくお願いします。
 続きまして議題1、質問要旨(3)でございますが、病院内介助は、原則として病院のスタッフにより提供されるものですが、本人の心身状態や介護者の有無、医療機関における介助に対する対応範囲などを勘案した上で、必要性のある場合については、ヘルパーが病院内において介助を行った時間について介護保険サービスの対象となります。
 このように、すべての病院内介助がサービス対象外ではありませんので、現時点においては西尾市独自の病院内介助サービスは考えておりませんので、よろしくお願いします。
 最後でございますが議題1、質問要旨(4)でございますが、要介護認定者につきましては、介護保険の通院等のための乗車または降車の介助サービスが認められております。また、低所得者には居宅介護サービスの助成制度も実施しておりますので、通院や院内介助についての補助は考えておりませんので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 福祉部長。

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◯福祉部長(桑山一楽) 議題1、質問要旨(5)でございますが、独居及び高齢者世帯の安全・安心を確保するため、その方の救急医療情報キットがあれば万一の救急時の備えになると思いますが、情報キットを有効利用するには、情報キットの中身である服薬状況やかかりつけ医等の情報を、高齢者などがみずから常に最新の情報キットに更新しておかれることが重要となります。
 今後、先進地の状況を調査してまいりたいと考えますので、よろしくお願いします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 大竹 忍議員。

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◯12番(大竹 忍) では、再質問をさせていただきます。
 議題1の介護の件で、質問要旨(1)についてでありますけれども、先ほども申し上げましたように、確かに介護法の改正以前には、ヘルパーの介助を受けながら買い物に出かけられたけれども、この介護法の改正後、利用時間が短縮をされて、これができなくなったという現状があります。この変更に伴っての買い物だとか家事援助、このような短縮されてしまった利用時間を、例えば1時間短縮されてしまったら、その短縮された1時間分を市独自でサービスをして1割負担で受けれる、そういう制度をつくっていかれないかどうか、このことを再度お尋ねをいたします。
 質問要旨(3)ですけれども、現在、介護保険制度の中で院内介助サービスが受けられるということは承知をしておりますし、そういうものがあるので市単独のサービスは考えていないというご答弁でありますけれども、家族が付き添ってきますと診察券を出したり、それから医師との対話だとか、それから家庭での過ごし方だとか、いろいろな細かいことまで付き添いの方と一緒に聞いてくるという現状があるわけです。こういうことを診察が終わるまで付き添いをしていくと、こういうサービスについては自己負担というふうに伺っておりますけれども、こういう浦安市のように1人でも必要とする人がいたら、市独自でその分をやっていかれないかどうか、このことをお尋ねしているわけでありますので、市独自の院内介助を実施されないか、再度お尋ねをいたします。
 それから質問要旨(4)ですけれども、介護保険での通院サービスが認められているという、これは承知をしております。また、要支援・要介護の認定を受けている人で、これらのサービスを利用している方はいいわけでありますけれども、全く利用しないですべて家族で行っていると、こういう方に対しまして介護保険の適用範囲がないわけですね、現在。ところが、介護保険の適用範囲内で助成をされないかということをお聞きしておりますので、再度お尋ねをしたいと思います。
 また、居宅サービスの助成制度も制度利用者に対しての補助でありまして、それを利用されていない認定者がサービスを利用する、家族がやっているという方に対しまして、確か低所得者に対する慰労金等はあるかと思うんですけれども、所得制限を撤廃してこういう慰労金制度を実施されないかということをお尋ねしておりますので、再度このことをお願いいたします。
 それから、質問要旨(5)についてでありますけれども、確かに最新の情報を更新していかなければならないということはわかります。ですけれども、今回の医療制度の改正の中にかかりつけ医をつくっていくという制度もございます。
 それから、今、薬局へ行きますと「おくすり手帳をお持ちですか」ということを尋ねられます。こういうことで、高齢者の方、独居の方でありましてもかかりつけ医の先生、またそういうお薬手帳等を情報キットの中に入れておけばいいということも考えますので、医療情報に関して医療機関で記入していただけることもあるかなということも考えますので、ぜひ東京の港区がこの5月から医療情報キットを実施されておりますので、一度先進地を検索していただいて、どういう状況かということを早急に調査をしていただいて、この救急医療情報キットの配布を実行されないか、再度お尋ねをします。
 それから議題2の方です、質問要旨(2)についてですけれども、非行防止教室を7校で開催されたというご答弁でありました。全小・中学校での実施を検討していきたいということかと思いますけれども、ぜひ今年度中に、まず非行防止教室を早急に開催されないか。本当に学校裏サイトの問題というのは、そこに書き込まれたいじめ等で自殺に追いやられるという現状が起きておりますので、この非行防止教室を早急に実施されないか、再度お尋ねをいたします。
 国におきましても、児童生徒の携帯電話、パソコン利用に歯どめをかけようという動きがあるわけです。本当に国の法で整備をしていこうという動きもあるわけですので、早急に開催をしていただきたいと同時に、保護者に対して私は対応を早急に検討すべきだと思いますので、保護者に対しての対応を早急に考えていただけないか、このことをお尋ねいたします。
 それから質問要旨(3)ですけれども、江戸しぐさは子ども用に漫画だとか、絵本だとか、かるただとか、こういうものも出ております。感心をいたしましたけれども、他市の図書館を訪ねた同僚の議員がいるんですけれども、ほかの市の図書館では扱っていなくて、どういう本ですかと尋ねられたという市の図書館もあるんですけれども、西尾の図書館は既に入っておりまして、本当に何種類も入っておりまして感心をしたわけですけれども、これらを学校図書館に配本して、漫画だとかかるただとか、本当に身近なことから子どもが本を通してそういうしぐさを身をもって実践していけれるという、目で見ていけれるということもありますので、学校図書館に配本して子どもたちが楽しく学んでいけれる、こういう環境整備も1つの方法と考えますけれども、その点どうでしょうか、お尋ねをいたします。
 質問要旨(4)ですけれども、江戸しぐさは、確かに教育長がおっしゃいましたように大人が学ばなければならないということを、私も本を読んで痛感をいたしたわけでありますけれども、現在、教育講演会とか幼保小連携事業の中の講演会等、さまざま大人を対象にした教育委員会の関係の講演会、講習会等もありますので、そこで一度実践をしていかれないか、こういう江戸しぐさ語りべの会の人たちを招聘していかれないか、そういうことを考えられないか、再度お尋ねしたいと思います。
 以上、再質問といたします。

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◯議長(岩瀬政明) 教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) それでは議題2、質問要旨(2)の再質問についてご答弁いたします。
 大竹議員ご指摘のように、今携帯電話、あるいはパソコンが持つ危険性については、まさに社会問題になっているところでございます。児童生徒を守り、また保護者への周知徹底が非常に大切であるというふうに私も同様に考えておりますので、早いうちに生徒指導担当者を通じまして、各学校に保護者も対象にした非行防止教室の開催を呼びかけていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 議題2、質問要旨(3)の再質問についてご答弁いたします。
 この6月から西尾市図書館では、学校図書館支援準備室を本格稼働いたしまして、各学校の図書館運営についてさまざまなサポートをしていただいております。山本館長を中心に、今、本当に図書館のメンバーたちは頑張ってくださることが私は嬉しくてならないわけであります。
 現在、江戸しぐさに関する本は、西尾図書館には7種類あるというふうに調べて見ました。
 したがいまして、この書籍のリストを学校の司書教諭を通して紹介をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 最後でありますけれども議題2、質問要旨(4)の再質問についてご答弁いたします。
 江戸しぐさを教えるということ、これは心の教育に大きな意味でつながるというふうに考えております。実施に向けて前向きに検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 福祉部次長。

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◯福祉部次長(井土哲幸) 議題1、質問要旨(1)の再質問についてご答弁申し上げます。
 介護保険法の改正により、ヘルパーの利用時間が短縮されましたが、介護度が軽い方はヘルパーの介助に頼らず残存能力を十分に活用し、要介護状態にならないようにすることも重要であると考えております。介護予防の意味合いからも、独自のサービスは現在のところ考えておりませんので、よろしくお願いします。
 続きまして議題1、質問要旨(3)の再質問についてご答弁申し上げます。
 院内介助につきましては、本人の心身の状態等により介助サービスを利用できる方もあります。院内介助が必要な場合には、ケアマネージャーに相談していただいて、ケアプランに組み入れることも可能でございますので、現在のところ市独自の院内介助は考えておりませんので、よろしくお願いします。
 最後でございますが議題1、質問要旨(4)の再質問についてご答弁申し上げます。
 適法に介護保険が利用できる範囲はご利用していただき、範囲外のサービスにつきましては自己負担となってしまうことはご理解をいただきたいと存じます。
 また、寝たきりや認知症の高齢者を介護保険のサービスを使わずに介護している家族に、年額10万円の家族介護慰労金を支給しておりますので、よろしくお願いをします。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 福祉部長。

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◯福祉部長(桑山一楽) 議題1、質問要旨(5)の再質問についてご答弁申し上げます。
 西尾市では、救急医療情報キットに類似したものとして、一人暮らしの高齢者の緊急通報システムがございます。情報の中にかかりつけ医や持病を登録できるようになっておりますので、緊急時には消防職員は情報を確認することができますが、登録者が限定されています。
 今後、議員おっしゃいましたように東京港区の救急医療情報キットをも参考にしまして、一人暮らし高齢者、高齢者世帯を対象とした緊急時の備えの対応につきまして研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 大竹 忍議員。

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◯12番(大竹 忍) 2点、再々質問をさせていただきます。
 議題1の質問要旨(1)ですけれども、確かに介護保険法によってサービス時間が減りまして、実際に外出が困難になったという方がおられますので、今、西尾市は各地域で高齢者交流広場だとか、それからボランティアの方々がやっていただいている宅老所だとか、こういう既存の施設が設置をされたり、またそういう宅老所等はボランティアの方々のご活躍をいただいているわけでありますけれども、これは元気な高齢者が対象となっておりますけれども、要支援の方、要介護1ぐらいの方は、なかなか自力では外出ができないけれども、ちょっと手を貸していただくと外出ができるような方、こういう方々もこういう施設等、制度を利用して寝たきりにならないような施策をしていかれないかということを考えるわけですけれども、その辺の利用を図っていかれないかどうか、この点をお尋ねいたします。
 それから、議題1の質問要旨(4)ですけれども、この慰労金というのは所得制限があるわけです。千葉県の習志野市も、利用者ゼロということをお伺いいたしました。それで、年額10万円の家族慰労金を支給されているご家庭が西尾市でどれだけあるのか、また申請制度だと思いますので、その申請がなされているのかどうなのか。また、こういう制度がありますという広報活動はどのように行われているのか。また所得制限を撤廃するとか、また所得制限を撤廃まではいかないにしても、少し緩和をしていくようなことは考えられないかなというふうに思うんですけれども、これはそれこそ予算執行者の市長でないとご答弁が無理かなと思うんですけれども、その辺も踏まえて、西尾市はまだまだ家族で介護を頑張ってみえる方、ご家庭があるわけです。そういう方に少しでも慰労の思いで、こういう制度を起こしていかれないかという思いでお尋ねしておりますので、ご答弁をいただきたいと思います。

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◯議長(岩瀬政明) 福祉部次長。

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◯福祉部次長(井土哲幸) 議題1、質問要旨(1)の再々質問についてご答弁申し上げます。
 宅老所事業は、ボランティアの皆さんのご協力により、日常生活において援助が必要な高齢者の見守り及びその他、援助が必要な高齢者を対象に行っていますので、対象を広げることにつきましては研究してまいります。
 続きまして議題1、質問要旨(4)の再々質問についてご答弁申し上げます。
 西尾市が発行しております「手当のあらまし」、高齢者福祉サービスのパンフレット、ケアマネージャーの会議等で周知を図っておりますが、近年は介護保険の周知が進みまして、介護サービスを利用する方が多くなり、申請する方がない状況となっております。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 大竹 忍議員。

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◯12番(大竹 忍) 慰労金について、確かに所得制限が今ありますので、その辺の撤廃だとか緩和を考えていかれないかというところまで、ちょっと突っ込んでお尋ねをしておりますので、そのご答弁をお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 福祉部次長。

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◯福祉部次長(井土哲幸) 確かに基準としては厳しいものはありますけれども、今日のところは、今後、研究させていただくということでよろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岩瀬政明) 大竹 忍議員の質問は終わりました。
 関連質問を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)関連質問なしと認めます。
 この際、暫時休憩いたします。
                            午後3時02分 休憩
                            ─────────
                            午後3時20分 再開

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◯議長(岩瀬政明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質問第5、1. 学校経営の充実について、2. 子どもと共に学び合う教育の実現をめざして、3. 学校における健康・安全管理について、4. 生涯学習事業の充実について、以上4件、松碕嘉信議員の質問を許します。
      〔3番 松碕嘉信 登壇〕

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◯3番(松碕嘉信) それでは、議長のお許しを得ましたので、4議題12要旨について一般質問をさせていただきます。
 2008年3月28日、文部科学省が中央教育審議会の最終答申を受けて、新学習指導要領を告示しました。そして、2011年から完全実施の予定です。
 答申の骨子は、1つは、国語・算数・数学・理科などの授業実数の増加、小学校では6カ年で1コマ45分、278コマの増加、中学校では3カ年で1コマ50分で105コマの増加となっております。次に、総合的な学習の時間の削減、小学校5年からの英語学習の新設、そして道徳の教科化の見送りなどでありました。
 現行の学習指導要領は2002年から完全実施され、6年で改訂となりました。生きる力を培うためのかなめであった総合的な学習の時間は削減され、ゆとり教育が学力の低下を招いたとして方向転換がなされました。個性を生かすための選択教科等は、実質廃止となっています。ゆとり教育を見直し、授業時数を増加したのに学校週5日制はそのままです。
 この学校週5日制は、子どもを家庭に帰し、親子の触れ合いの時間をふやすということが主なねらいであったはずです。しかし、現実には土曜日に勤務がないのは大企業であって、中小企業やパートで働いている人たちの多くは休みではありません。かぎっ子がふえるという現象が起きてしまっているのです。
 西尾市では、サタデープランや児童クラブ等で子どもの居場所を確保していてくれます。現行の学習指導要領では、中学校の週の授業時数は28時間、新学習指導要領では29時間です。文部科学省では、授業にかかわる週として年間35週と定めています。そうすると、1学年35時間ふえるだけです。計算上ではそうです。しかし、現行の学習指導要領でも、この授業時数を確保するのに学校現場ではきゅうきゅうとしています。例えば、修学旅行を例にとっても、事前指導に多くの時間がかかります。そして当日、事後指導等で時間がとられていきます。学校行事、児童会・生徒会活動、健康診断等の時間も確保していかなければなりません。
 また、地域総ぐるみの開かれた学校づくりをしていくためには、ゆとりの時間が必要です。年度当初、よほど綿密な年間カリキュラムを作成しておかなければ学校はパンクしてしまいます。そして学校現場は、ますます多忙化していくことは目に見えています。教育再生を目指すならば、今こそ学校週5日制を抜本的に見直していくべきだと考えます。
 2008年5月23日の読売新聞のトップに「文部科学省は、2011年から始まる小学英語や少人数指導に充てるため、教職員を2万5,000人増員する」という記事が載っていました。2007年にも、2008年から3カ年で2万1,000人増員する定数計画を文部科学省は打ち出しましたが、財務省との折衝で立ち消えとなってしまいました。財務省は総人件費改革基本方針において、特に人員の多い教職員については、児童生徒の減少に伴う自然減、それを上回る大幅な削減を打ち出しております。ですから、今回出された増員計画も実現が困難だと思われます。国の財源確保が大事なのか、日本の将来を担う人材確保が大事なのか、二者択一の問題ではないと思うのです。
 愛知県では、少人数指導を2007年に小1、2008年に小1、小2で実施し、2009年には中1まで拡大する計画です。しかも、ありがたいことに県は講師ではなく正式教員を増員して配置してくれています。西尾市が少人数指導を中1まで先取りして実施したように、先見性、そして夢のある西尾市の教育を推進していってほしいものです。
 そこで議題1、学校経営の充実についてお尋ねします。
 2008年2月4日の日本教育新聞で、千葉大の天笠 茂教授は「学校評価は校長を中心に教職員と、さらには外部の学校関係者を含め、学校の教育活動及び組織運営を対象に、その成果や課題を明らかにすることを通して学校改善を図る営みである」と述べています。横浜市教育委員会は、2008年1月に教育フェスティバルを開催し、そこで学校運営協議会の設置や成果の報告がなされました。学校評議員制度では、名称は学校評議員会とか学校運営協議会とか、学校の実情に任されています。
 横浜市立東山田中学校斉藤校長は、報告の中で「学校運営協議会の委員は、批判的な友人と感じていてありがたい存在であり、協議会は学校の応援団になっている」と語っています。
 平成19年11月20日の読売新聞に、石川県加賀市立小・中学校の学校の通信簿が紹介されていました。課題や経営努力を親や地域の人々と共有することが、学校評価の第一歩だと述べています。これからの学校運営は、過去の閉ざされた塀の中の常識は通用しません。親や地域の人々、有識者等が積極的に学校経営の企画・運営に参画し、ともに成果と課題を共有していくことが大切です。
 そこで、次の2点についてお尋ねします。
 質問要旨(1)各学校では、学校評価をどのように実施していますか。
 質問要旨(2)学校評議員制度が提唱されてから数年がたちますが、現状の実施状況とその成果はどのようですか。
 次に議題2、子どもと共に学び合う教育の実現をめざしてについてお尋ねします。
 昭和63年度から、文部科学省は教員の資質の向上を図るため、初任者研修、6年目研修、11年目研修等、該当者全員の悉皆研修を導入しました。現在は、6年目・11年目研修は、5年目・10年目研修になっています。この研修の中で、初任者研修のあり方に大きな疑問を持ちました。愛知県総合教育センター、教育事務所、市教育委員会、各学校において年間研修計画がびっしり立てられています。臨時教育審議会では、1年で、できるだけ早く現場に役立つ企業戦士を育て上げるという発想で、初任者研修を立ち上げたと思っています。営利を目的とした企業戦士を育てるのと、人づくりのための教員養成とでは根本的に違いが出てきます。
 かつて私が新任の教員のとき、教頭先生が授業の指導に来てくださいました。授業中、あちこち動き回ってメモをとっているので、何をしてみえるのかなと思いました。授業後、ご指導を仰ぎに行くと、十数項目のチェックメモをいただきました。そこには、温度計の場所が悪い、机の中の整理整とんができていない、花瓶に花が挿していない、教師の立つ位置が悪い、教師の声にめり張りがない等々、そのときは何て細かいことをと思いましたが、それこそが学級経営の基本だったのです。
 また、学年主任の先生は「いつでも私の授業を見においで」と言われて見に行くと、子どもの目が生き生きとしていて、わかる授業が展開されているのです。見本を示して、授業とはこういうものだよと教えてくださったのです。これが、まさに教員としてのいろはを学ぶ、子どもに向き合った生きた研修だと思うのです。
 県総合教育センター、教育事務所、市教育委員会等の子どもと直接触れ合っていない座学の研修では、明日の授業、学級経営に役立つものは少ないのです。
 3月議会で教育長が、研修内容を検討する必要がある。子どもと向き合った研修にしたいと答弁されました。また、5月の第3回定例校長会でも、これからはできるだけ現場を離れた研修を減らすよう県教育委員会にお願いしていきたいと述べられています。都市教育長会議や小・中学校校長会等で、初任者研修の抜本的な見直しを要望され、教育長の願いが具現することを願っています。
 袖ヶ浦市の行政視察で、袖ヶ浦市総合教育センターでは2年目・3年目研修を実践的なものとし、柔軟性のある若いうちに教員としての資質の向上を徹底して行っているという所長の言葉に強く共感しました。信じられないような事件が相次ぐ中、今こそ子どもと共に学び合う教育を実現していくことが重要課題だと思います。
 そこで、次の4点についてお尋ねします。
 質問要旨(1)若手教員の資質の向上を図るため、市単独で2年目・3年目研修を実施しませんか。
 質問要旨(2)少人数指導、初任者研修、産休・育休等の常勤講師、非常勤講師の確保が、どの市町村教育委員会でも苦慮しているところであると思いますが、西尾市の現状はどのようですか。
 質問要旨(3)各学校の校務主任、教務主任、教頭の週の平均担当授業時数はどのようになっていますか。
 質問要旨(4)子ども図書館を中心とした、人づくり基盤となる子ども支援センターを設置する構想はありませんか。
 続いて議題3、学校における健康・安全管理についてお尋ねします。
 これも2007年の読売新聞に、「公立教員心の病 10年で3倍」という記事が載っていました。文部科学省のまとめで、2006年に心の病で休職した公立学校の教員は、前年度比497人増の4,675人に上り、過去最悪を記録したことがわかったと記されています。心の病で休職していく教職員は、今後年々ふえていくことが予測されます。教職員が健康で、安心して学校づくりに励めるような対策を講じていく必要があります。
 また、部活動などで突然子どもが倒れる、ときには死に至るといった事故も起こります。適切な時期に検査を実施し、親も教師も子どもの体をよく知っておくことが指導上、必要であると考えます。
 そこで、次の3点についてお尋ねします。
 質問要旨(1)過去5年間で、心の病で休職した教員は何名で、その要因をどのようにとらえてみえますか。
 質問要旨(2)部活動が始まる小学校4年生を対象に心電図検査を実施しませんか。
 質問要旨(3)学費、給食費の悪質な滞納者への対応は、今後どのように考えていますか。
 最後に議題4、生涯学習事業の充実についてお尋ねします。
 平成7年度、愛知県の生涯学習課事業計画書が出され、そこでの基本理念に、生涯学習は乳幼児期から高齢期まで、人生のどの段階においても、みずからの精神や能力の開発を目指し、繰り返し自己改革を成し遂げていく活動そのものであると記されています。この基本理念を踏まえ、1つには、生涯を通じて学び、みずからを磨く人づくり。2つ目が、学びを生かし、地域を高める仕組みづくり。3つ目が、学びをつなげ、創造をはぐくむネットワークづくりの3本の柱のもとに、さまざまな施策が推進されているところであります。
 平成16年の6月議会で、大竹議員が「元気な高齢者対策について、高齢者の知恵や経験、技術を活用しませんか」という質問に、当時の大竹教育部長が「高齢者の方々が、お互いに講師になったり聴講生になったりして、豊かな経験や知識、技能をさらに高め、その成果を社会に還元する。それによって生きがいのある人生、豊かな人間関係が構築される。このような学習の場、ふれあいの場を提供し、シニアフリーキャンパスへと発展させ、自主運営ができるような企画を今後考えてまいります」という答弁があり、年度途中でありましたが、シニアフリーキャンパスがスタートし、今日に至っています。退職した方や高齢者の方たちは、すぐれた才能を持っています。そうした方たちの才能を生かした生きがいの持てる、しかもシニアの方たちの自主運営によるシニアフリーキャンパスにしたいものであります。
 また、今ほど親学が必要なときはないと思っています。宇都宮市では、親学出前講座を開設し、子育てに悩む保護者に役立つ講座を目指しています。大阪府では、学校の授業で親について学ぶ取り組みを行っています。授業を受けた生徒の感想は、初めて親の立場でものを考えた、自分の親が少しずつ理解できるようになったというものでした。
 そこで、次の3点についてお尋ねします。
 質問要旨(1)シニアフリーキャンパスの実施状況と、その成果はどのようですか。
 質問要旨(2)子どもが親の心を実感し、親が子どもの可能性を実感する親学塾を開設しませんか。
 質問要旨(3)西尾市少年少女発明クラブの施設の充実と、子どもたちの活躍の場を設定する考えはありませんか。
 以上、登壇による質問を終わらせていただきます。
      〔3番 松碕嘉信 降壇〕

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◯議長(岩瀬政明) 答弁を求めます。教育委員会委員長。

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◯教育委員会委員長(天野 卓) 私の方から、まず議題4、質問要旨(2)についてお答えさせていただきます。
 現在、家庭教育学級として幼児期子育て応援ルームを、2つの保育園と3つの幼稚園の5カ所で実施しております。また、児童期子育て応援ルームを3つの小学校で実施をしております。これは、親子で命の大切さを学ぶ講演会や親の読み聞かせにより、読書の楽しみを味わうといった企画を通して、親子の触れ合いや親のあり方、子どもが親の心を知るなど、いわば親学塾とも言えるものでありますので、これらの事業を充実させることで家庭の教育力を高めてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) 私の方からは、議題1から議題3につきまして答弁させていただきたいと思います。
 まず議題1、質問要旨(1)でございますが、西尾市の小・中学校における学校評価につきまして、現在では町内会長、PTA会長、民生委員、地域の有識者などで構成される学校評議員会において、日ごろの教育活動を総括しているところでございます。
 また、学校によりましては、アンケートによりまして児童生徒や保護者の声を把握したり、あるいは教職員みずから自己評価を実施したりして、具体的かつ総合的な評価に努めているところでございます。
 それから、その評価結果につきましては、PTA総会、あるいは学年PTA等で説明をしたり、あるいは学校通信やホームページ等で公表もしているところでございます。
 議題1、質問要旨(2)でございますが、学校評議員制度につきましては、西尾市では平成14年度に導入いたしたところでございます。学校によっては評議員会の名前は異なりますけれども、どの学校においても1年に2回から3回程度、会議を実施しています。
 成果についてでありますけれども、地域や社会に開かれた学校づくりが推進できて、学校が家庭や地域と連携し合って、特色ある教育活動を展開することができていると考えております。
 議題2、質問要旨(1)でございますが、現在、若手教員の資質向上につきましては、5年経験者研修、10年経験者研修、あいち授業塾など、県の教育委員会が主催して研修が今実施されております。私の個人的な考えでありますけれども、松碕議員が申されたように、私は研修の必要性は認めますけれども、教員が子どもから離れる時間がふえていく、この不安も大変大きく思っているところでございます。
 したがいまして、できるだけ先生は現場から離れた研修をするのではなくて、各学校で研修の充実を図っていきたいと考えているところでございます。
 したがいまして、今のところ市単独の2年目研修、あるいは3年目研修の計画については考えていませんので、ご理解をいただきたいと思います。
 議題2、質問要旨(2)でございますが、平成20年度の5月23日現在の未補充は、講師でまだ補充が決まっていない学校がありまして、常勤講師としては4名、非常勤講師としては1名、まだ採用できていない非常に講師の採用について困っているところであります。現在の予定でいきますと、常勤講師につきましては6月から1名、7月からまた1名配置の予定ができております。非常に苦しい現状の中、講師の確保に努めているところでございます。
 議題2、質問要旨(3)でございますが、校務主任の授業時間数は平均16時間、その上の教務主任におきましては約10時間、教頭においては5時間という持ち時間が、今西尾市の現状であります。
 議題2、質問要旨(4)でございますが、図書館の問題であります。昭和58年に建築をしました市立図書館内の児童室、また今市内に点在している児童生徒を支援するいろいろな業務があります。例えば、教育相談とか、あゆみ学級とか、あるいはいじめ相談とか、そうした業務を行う場所が手狭になってきております。
 したがいまして、私も議員のご提案のありました、子ども図書館を中心とした人づくりは必要であると強く認識しておりますので、子ども図書館を核とした複合施設のあり方について、今後、検討をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 議題3、質問要旨(1)でございますが、休職者の問題でございますが、平成15年度から19年度の5年間にわたりまして休職をしている教員は西尾市では8名おります。8名の先生方の要因を調べてみますと、仕事の多様化と仕事量の増加、あるいは生徒指導や保護者への対応、あるいは増加する発達障害の児童生徒への対応など、いろいろな問題が湧いてきておりますので、そうした問題によって精神的疲労が強くなっていると、これが大きな要因であるというふうに考えております。
 議題3、質問要旨(2)でございますが、心電図のことにつきましては、現在小学校1年生、中学校1年生を対象に実施しております。学校保健法等を調べてみますと、第2学年以上の児童生徒について心電図はやらなくてもよいというふうには書いてありますけれども、松碕議員がおっしゃられたように小学校4年生がどういう学年かということを考えたときに、やはり小学校4年生というのは心も体も成長が著しいと、それから運動量も一気にふえる時期であるというふうにとらえておりますので、心臓の疾病とか、あるいは異常の有無の早期発見のためにも、小学校4年生で実施するということについては、一度関係機関と協議をして今後検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 最後でありますけれども議題3、質問要旨(3)でございます。滞納の問題でございますけれども、滞納者の対応につきましては、今担任の先生とか、あるいは学年主任の先生がチームを組んで、電話、あるいは文書で説明や督促をしておりますが、滞納が続く保護者に対しましては家庭訪問を実施して、今粘り強く対応しているところでございます。しかし、悪質な滞納につきましては、なかなか厳しい措置に踏み切れないという現実がありますので、今後につきましては学費等未納対策検討委員会を開催いたしまして、悪質な滞納者への対応について検討していかなければいけない時期にきていると認識しておりますので、そうした対応をしていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上で、私からの答弁を終わります。

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◯議長(岩瀬政明) 教育部長。

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◯教育部長(都築哲男) 議題4、質問要旨(1)でございますが、19年度には「入って楽しい男の厨房」と「俳句にチャレンジ」の2講座を各10回開催いたしましたが、どちらも定員を超える参加があり好評でありました。
 成果としては、俳句にチャレンジ講座では、講座受講者の20名ほどが、引き続き「青の会」という自主サークルをつくり活動をしております。また、今年度のシニアフリーキャンパス講座では、シニア男性向けの入門料理講座や文化講座の開催に向けて、現在計画中であります。
 このほかにも、シニアを含め一般市民を対象に、健康や人生論などをテーマにした市民大学や、身近な女性の生き方を聞く「女性のための講座」を、それぞれ4回程度、今後実施してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題4、質問要旨(3)でございますが、少年少女発明クラブは、子どもたちの科学的創意の芽を育て、豊かな情操の育成を図るために有意義であることからも、できる範囲の中で施設の充実を図るよう、引き続き支援してまいります。
 また、会員の活躍の場といたしましては、西尾市小中学生創意くふう展や、文部科学省主催のものづくり体験教室などで作品を発表する機会があり、優秀作品は県や全国大会への出品も可能であります。そして、実際に作品づくりを行う技能プラザなどの開催や、本年10月に開催されます、たくましい西尾っ子大会への参加も予定しているところでございます。
 今後も機会をとらえながら、クラブの紹介も兼ねた作品展示を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 松碕嘉信議員。

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◯3番(松碕嘉信) それでは、再質問をさせていただきます。
 まず、議題1の質問要旨(2)ですけれども、先ほどの答弁を聞くと年二、三回の会議であるということですけれども、この評議員制度が本当の意味で機能するならば、二、三回の会議では機能しないと思うんです。どうしても学校の報告を聞いて、それに対して意見を言うという程度のもので終わってしまうのではないかと思うのです。
 そこで、もっと地域と親と学校が一体となって、よりよい学校づくりをするために、今後、この制度をどのように活用していくのか、お尋ねします。
 次に、議題2の質問要旨(1)ですが、市の予算を計上し、義務づけた研修をすぐ行うというのは難しいと思いますが、教員の自主研修といいますか、会費制で自分たちで教師塾を開設していくような方向、自前の教師塾を教育委員会の方で企画して、教員による自主運営を支援していく考えはありませんか。
 質問要旨(2)ですけれども、5名の講師が配置できない状況、そうした中で指導力不足の講師を配置せざるを得ない状況も起きていると思いますが、その対応はどのようにしていますか。
 質問要旨(3)ですが、三役の授業時間数が多いと学校の管理運営に支障を来すと考えますが、多くなる要因はどのようなものがありますか。
 続いて、議題3の質問要旨(1)ですが、親の理不尽なクレーム、人間関係がうまくいかない等、今後ますます心の病で休職する教員はふえてくると予想されますが、その対応をどのようにしていかれますか。
 最後に、議題4の質問要旨(1)ですが、現役を退いた方や高齢者の方たちのすぐれた才能を持った方たちが教授会を組織し、いろいろな講座を開設していく。教授会によって企画運営がなされ、教育委員会はそれを支援していく、そういうシニアフリーキャンパスにしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。
 以上です。

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◯議長(岩瀬政明) 教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) 議題1、質問要旨(2)の再質問についてご答弁いたします。
 学校評議員制度につきまして、今後どうするかということでありますけれども、私は校長先生がリーダーシップをとって、学校が具体的なビジョンを示して家庭や地域に働きかけ、そして一緒になって次代を担う子どもたちを育てるという、協働による教育の推進に生かしてまいりたいと思っております。
 回数は2回か3回かにつきましては、これは一度各学校の先生方、校長先生方に一遍呼びかけて検討していただきたいというふうに考えております。
 議題2、質問要旨(1)の再質問について答弁いたします。
 先生個人が身銭を切って意欲的に教師塾に参加すると、こういう意義は大変大きいというふうに考えておりますけれども、先ほど申し上げましたように今年度におきましては、西尾市としては先生が学校で子どもたちと向き合う時間を拡充するためにも校内での教員研修を充実すること、ここに集中してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいというふうに考えております。
 議題2、質問要旨(2)の再質問でございますが、講師の指導力不足という問題でありますけれども、平成20年度、西尾市では121名の講師を採用しております。教員のパーセントに直しますと、約20%が講師であります。松碕議員がご指摘のように、講師の中には経験年数が浅いとか、あるいは指導力に欠ける講師も現実にはいるわけであります。
 したがいまして、各学校では役職者、あるいは学年主任等が中心となりまして指導、助言に当たっております。今後は、そうした臨時教員に対する市独自の研修会も実施していかないといけない現実かなというふうに考えておりますので、もう一工夫教育委員会としても考えていきたいと考えております。
 議題2、質問要旨(3)の再質問についてご答弁いたします。
 三役に授業時間数が多いと学校の管理運営に支障を来すという、その原因は何かということでありますが、いろいろ考えられますけれども、私なりに3つ考えております。
 1つは、少人数指導の加配が与えられてはいますけれども、その人数が少ないこと。それから2つ目は、先ほどから話題になっております臨時教員が年々増加していると、その指導、助言に三役が当たらなければならない、その時間と労力がかかること。最後3つ目は、教員の出張とか、あるいは欠勤のために三役が補欠に入らなければならないという現実があること、大きく要因と考えると、この3つではないかというふうに思っているところでございます。
 議題3、質問要旨(1)の再質問について、親の理不尽なクレームに対しましては、教員1人で抱え込まないようにしております。職場の人間関係づくりに努めて、学年や学校体制でこれは対応しましょうというふうに言っているところでございます。
 また、最近ではおやじの会とか、あるいは先ほどから話題になっております学校評議員会等もありますので、地域の方々の協力をいただきながら、この理不尽な親のクレームに対して対応していきたいというふうに思っております。
 また、今年から学校経営アドバイザーというものを1人配置しましたので、悪質なクレームにつきましては、このアドバイザーを中心として専門家との、弁護士等の連携を図って対応していかなければいけないと考えているところでございます。
 以上、再質問について私の答弁を終わらせていただきます。

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◯議長(岩瀬政明) 教育部長。

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◯教育部長(都築哲男) 議題4、質問要旨(1)の再質問についてご答弁いたします。
 講座講師につきましては、現在登録制をとっておりますが、その方たちの中で高齢者の方たちが自主的に講座を企画運営していくことは、議員ご指摘のとおり望ましいことだと考えていますので、講師の組織化などの課題も含め、今後の検討課題とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岩瀬政明) 松碕嘉信議員の質問は終わりました。
 関連質問を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)関連質問なしと認めます。
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◯議長(岩瀬政明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 次回は、明日6月6日金曜日、午前10時より再開することとし、本日はこれにて散会いたします。
                            午後4時00分 散会