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愛知県 西尾市

平成18年6月定例会(第1号) 本文




                            午前10時00分 開会
◯議長(岡田隆司) ただいまの出席議員は全員であります。よって、平成18年西尾市議会6月定例会は成立しましたので開会します。
 今期定例会に提出されました案件は、人事案件を初め12件であります。諸議案につきましては、後刻、市長等からそれぞれ説明がありますが、十分な検討を加え、市民の負託にこたえるべく、努力したいと存ずるものであります。したがって、議員各位におかれては円滑に議事を進められ、適正、妥当な議決に到達しますようお願い申し上げ、開会のあいさつとします。
 市長からあいさつがあります。
      〔市長 中村晃毅 登壇〕

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◯市長(中村晃毅) 一言ごあいさつを申し上げます。
 本日、ここに平成18年西尾市議会6月定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては公私とも何かとご多用の中、ご参集をいただき、提出議案につきましてご審議を賜りますことに対し、衷心より厚くお礼を申し上げる次第であります。
 さて、本議会に提案いたします案件は12件で、その内訳は人事案件1件、単行議案9件、そして補正予算2件でございます。
 まず、人事案件につきましては、西尾市公平委員会委員鈴木昭夫氏の任期が平成18年6月20日に満了となりますので、同氏の再任について議会の同意をお願いするものでございます。
 次に、単行議案につきましては、西尾市立看護専門学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定を初め、条例関係5件、市道路線の認定1件、損害賠償の額の決定関係2件、財産の取得1件でございます。
 補正予算案につきましては、一般会計及び病院事業会計で、ともに賠償金などの計上に伴う補正をお願いするものでございます。
 以上、提出議案の概要を申し上げましたが、各議案につきましては、上程の都度、担当者が説明をいたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。よろしくお願い申し上げます。
      〔市長 中村晃毅 降壇〕

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◯議長(岡田隆司) あいさつは終わりました。
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                            午前10時03分 開議

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◯議長(岡田隆司) これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は議事日程第1号により行います。
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◯議長(岡田隆司) この際、諸般の報告をします。
 今期定例会に提出されました陳情につきましては陳情書概要として、さきに送付したとおりであります。
 次に、今期定例会に報告がありました専決処分につきましては、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
 次に、今期定例会に報告がありました平成17年度西尾市一般会計繰越明許費の繰越計算書につきましては、お手元に配付しておきましたからご了承願います。
 次に、監査委員から、定期監査及び例月出納検査の結果報告があり、掲示板に掲げておきましたので、ご了承願います。
 次に、西尾市土地開発公社に係る可決議案の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。
 以上で報告を終わります。
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日程第1

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◯議長(岡田隆司) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において黒柳和義君及び広中利臣君を指名いたします。
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日程第2

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◯議長(岡田隆司) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。今期定例会の会期は、本日から6月23日までの16日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者多数)

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◯議長(岡田隆司) ご異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定しました。
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日程第3

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◯議長(岡田隆司) 日程第3 一般質問を行います。
 質問の順序は、さきに送付しました一般質問議題の順序により行います。
 なお、質問に先立ち、質問者と答弁者にご注意を申し上げます。質問者は簡単明瞭に、しかも議題外にわたらないよう、答弁者にあっては、質問の趣旨に沿い答弁をしていただくようお願いいたします。
 また、質問の回数は会議規則第64条の規定により、登壇による質問と自席で行う再質問とを通じて3回に限定をします。なお、質問時間は答弁を含め60分を超えないように特にお願いします。ただし、質問に対する答弁が要領を得ず不十分であると認めるときは、さらに1回だけ特に許可をします。
 これより、順次質問を許します。
 質問第1、1. 名鉄鎌谷駅の廃止問題について、2. 名鉄三河線の跡地について、以上2件、安藤好実君の質問を許します。
      〔17番 安藤好実 登壇〕

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◯17番(安藤好実) 6月定例会に当たり、議長のお許しをいただきましたので質問させていただきます。
 今回は、中村市長には初めての質問でございますので、今朝から大変うきうきしておりまして、前向きな答弁をお願いし、質問に入ります。
 鎌谷の名の由来は、蒲の生えていた谷の意味とも言われ、歴史は1347年の文書にその名が見られ、鎌谷荘とも言われ、村開発が近隣の村々より、やや早かったと思われる地域でございます。
 また、鎌谷町にある蓮光寺の名の由来は、矢作古川の洪水であたり一面が池となり、白蓮が美しく咲き出たことがあったそうで、それにちなんで寺の名を宝池山蓮光寺と改めたということであります。その蓮光寺は、戦国時代には織田信長が仏法破却を企て、高山右近の手にかかって寺は焼失した歴史も背負っております。
 鎌谷付近は米津から上町、中畑を経て三河湾に注ぐ矢作川がまだなかった江戸時代には、今の矢作川の堤防が軟弱で、大雨による堤防の決壊により幾たびかの洪水を受け、寛政3年(1791年)の豪雨の洪水では、村中を通っていた二重堤防も決壊し、90%以上の年貢が免除されるなどの被害をこうむり、この地域は何百年もの間、水と汗と血のにじむ戦いの歴史でもあり、河川の氾濫のたびに川の位置も変わり、鎌谷駅あたりは鎌谷町榎島と言い、川の中の中州に榎木が生えていたので榎島のいわれではないかと伝えられています。
 陸の孤島であったこの地にも、大正3年1月14日に鎌谷まで鉄道用地の売買契約が成立し、大正4年3月14日、ついに待ちに待った鉄道が鎌谷駅まで開通しました。当初は、鎌谷駅を横須賀の手前に位置することから横須賀口とも呼ばれていました。
 その後、一時、鎌谷駅は鉄橋が開通し、吉田まで延びたのを機会に廃駅になるという危機に直面しましたが、このときの政治手腕で乗り越え現在に至ります。今回が、二度目の廃駅になるという危機に直面しており、現在の政治手腕に期待することが大といった状況であります。言いかえれば、中村市長の政治手腕の見せどころでもあります。
 名鉄から鎌谷駅の廃止の通告を受けて企画課の職員が1日、鎌谷駅の乗降客調査を始発から終電までしていただき、感謝申し上げます。
 また先々週は、鎌谷駅の存続の要望書と抗議に名鉄本社まで出かけていただき、市長を初め議長、市職員の協力に対し、改めて感謝申し上げる次第でございます。こちらからは市長であり、協議会長である中村市長が出向いているにもかかわらず、名鉄側から社長、あるいは副社長が対応しないのは誠意が感じられず、この問題を逃げているとしか思えません。市長も議長も強硬な態度の名鉄に対し、言いにくいことも言っていただき多少気が休まったと、随行した人から聞きましたが、議長も、ことしは交渉事にはうってつけの議長であり、これからも鎌谷駅問題は市長と体を張って交渉していただけると思います。
 名鉄も、以前のようによい関係であった名鉄首脳陣とは全く変わり果てています。犬飼さんのときには、松下幸之助のPHP運動にとても熱心で、相手の立場も考える人情味ある企業風土がありました。今まで西尾市と名鉄とは、地域発展とともに協力し合い、共存共栄を図り、西尾駅東整備や駅西開発では名鉄は恩恵を受け、さらに西尾駅のエレベーター設置には、西尾市が多額の費用負担をしていることは皆さんご案内のとおりであります。こうした援助を受けながら鎌谷駅を廃駅にするといった、恩をあだで返すやり方は常識のある人のやり方ではなく、名鉄には常識のある人は今はもはやいないのかと思われ、やってもらって当たり前、やらなければ撤退するやり方は、公共交通機関としての使命を放棄しているのではないでしょうか。廃止をして、まともに影響を受けるのは学生や車を運転できないお年寄りの方々であります。
 市長を初めとして担当職員には、それぞれの立場で努力をしていただいておりますが、名鉄三河線のように名鉄が強行してくることも予想されます。行政として、鎌谷駅を利用している地域の交通弱者への対応も、早急に並行して進めていくべきであります。鎌谷駅周辺の人々は、必ずやってくれると、必ず駅を残してくれると、西尾市長である中村市長を信じています。
 先日、東京の東武鉄道の歴史をテレビで放映していましたが、東武は鉄道沿いに新しい駅と新しいまちをつくり、鉄道の利用客をいかにふやすかを考えたまちづくりの工夫をしていますが、それに引きかえ名鉄は何もしない行政任せで、乗降客が減れば撤退するといった状況を踏まえた場合、ただ営利主義のみの鉄道会社であると申し上げても言い過ぎではないと思います。
 ここで質問ですが、要旨1、名鉄鎌谷駅の廃止理由は何ですか、お尋ねします。
 要旨2、公共交通機関の使命を放棄して、営利のみに走る名鉄をどのように思いますか、お尋ねします。
 要旨3、名鉄西尾駅周辺整備で恩恵を与えている名鉄に、負担を求めていくべきではありませんか、お尋ねします。
 要旨4、廃止駅である碧海堀内駅と三河荻原駅のある安城市、吉良町など、西三河南部地域活性化懇話会として、今後、どのように連携を図っていかれますか、お尋ねします。
 要旨5、地域の交通弱者への対応はどのように考えていますか、お尋ねします。
 次に、議題2の名鉄三河線の跡地について質問いたします。
 名鉄三河線が廃止となって、既に2年が過ぎております。この三河線に関しては不可解なことが非常に多く、三河線が廃止する直前に衣浦岡崎線をまたぐ高架橋や、北浜川の改修工事に伴う鉄橋を建設し、その建設総額は約30億円もの費用がかかっているということです。幾ら県の方針によるものであったとはいえ、建設が完了してから、その後、すぐに廃線を断行するなんてことは常識では考えられないことであり、この利益を最優先するという体質は、今、世間をにぎわしているライブドアの堀江社長や村上ファンドの村上代表のことが笑われないようなことであります。その両名も、法に触れなければ、どんなことをしてお金をもうけても勝手であるということも言っておりました。
 名鉄のやり方は、名鉄系列の建設会社への工事費だけがほしかったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。しかも2年がたっているのに、三河線をつくるときに道路や水路があるにもかかわらず、地域住民の協力と理解を得ていることを知りながら、そのまま放置し、同じ地域住民にご迷惑をかけていることも知っているはずであります。その後、迷惑に対する恩返しをしてでも当然のことであり、評価することではありませんが、それさえも名鉄は実行せず、だんまりを決め込んでいます。このように、普通の企業では到底やれないことを平気でやってしまっています。
 今回、議題1で取り上げた鎌谷駅の廃止について、私だけではなく多くの議員が名鉄に対し、批判的な姿勢で一般質問を申し込んでいます。過去には名鉄バスの路線廃止の問題でも、名鉄の公共の立場を捨てて営利主義で今日にきていることも、議員の皆さん方や理事者側の皆さん方もご案内のとおりであります。
 本来、企業というものは社会の役に立ってこそ、その存在が評価されるものであります。何とか名鉄に開業当初の初心に戻っていただき、私たちのこの思いと憤りを伝えなければなりません。とは言いながらも、恨みに報いるに徳をもってせよというありがたい言葉があります。幾ら相手に落ち度があっても、けんかをしてはらちが明きません。交渉するときにはなめられてはいけませんし、嫌われてもいけません。おかげさまで立派な市長のもとには、企画部や市民部には優秀な人材が集められ粒ぞろいであります。今まで協力してくれてきた、またご迷惑をおかけしてきた地域住民の要望をきちんと掌握すべきと思いますので、次のとおり質問をいたします。
 要旨1、廃線後に名鉄からは、この土地利用についてどのような要請がありましたか。
 要旨2、三河線沿線の地域からは、この土地利用についてどのような要請がありましたか。
 要旨3、名鉄に対して、どのような姿勢で臨んでいますか。また、碧南市、一色町、吉良町はどのような姿勢ですか。
 要旨4、昨年の12月議会で請願書が採択されていますが、その後、具体的にはどのような動きをされ、どのような成果をもたらしましたか。
 以上、理事者側におかれましては前向きな答弁をお願いし、質問を終わります。
      〔17番 安藤好実 降壇〕

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 安藤議員の質問に、お答えをしたいと思います。
 私からは議題1、質問要旨(4)にお答えをしてまいりたいと思います。
 西三河南部活性化懇話会は、安城、西尾、幡豆三町の二市三町で組織をいたしているところは議員ご案内のとおりでありますが、西三河南部地域の広域的、かつ一体的な活性化を図ることを目的に連携をしているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。
 今回は碧南堀内、鎌谷、三河荻原の3駅廃止問題につきましても、西三河南部地域の公共交通機関にかかわる重要な問題であることから、当懇話会として、去る5月31日に名鉄本社に、会長である私から要望書を提出いたしまして、3駅の存続を強く要望してまいったところであります。今後も安城、吉良町と、3駅の存続に向けた運動をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 昨日も、全国市長会で神谷市長と一緒に食事をしましたので、そのときにもいろいろと、このことについて協力をして存続に一生懸命頑張っていくという、お互いに約束をしているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。
 次に議題1、質問要旨(5)でありますが、議員おっしゃるとおり名鉄鎌谷駅が廃止されますと、周辺も含めたこの地域が公共交通の空白地域となってまいります。
 したがいまして、現在は廃止されることのように市長みずから名鉄本社に出向き、存続の要望を鋭意努力をしてまいりますので、ご理解いただきたいと思いますが、安藤議員は鎌谷駅に一番近いところに住んでみえますので、今、るるお話いただきましたお気持ちはよくわかりますので、西尾市の市長として存続に向けて吉良町、安城市とともに話し合いをしまして、なお一層強力に進めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 私からは、議題1の質問要旨(1)から(3)と、議題2につきまして答弁申し上げます。
 まず議題1、質問要旨(1)でございますが、鎌谷駅の廃止理由を名鉄にお尋ねをしたところ「路線維持のためには、機械化などによってサービス水準の底上げをし、利用者確保を図ることが不可欠ですが、その一方で、投資効果を考えますと、鎌谷駅のようにご利用が極めて少ない駅につきましては、廃止もやむを得ないと判断をしたものでございます」という回答でございました。
 次に議題1、質問要旨(2)でございますが、企業として、利益追求はやむを得ないこととは思いますが、交通弱者や環境面などからも、公共交通機関としての使命をもっと自覚をしていただきたいというふうに考えております。
 次に議題1、質問要旨(3)でございますが、西尾駅周辺整備は名鉄だけが恩恵を受けているものではないというふうに思っておりますので、名鉄のみに負担を求めていくのは難しいことと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 今後、名鉄だけが恩恵を受けるような事例が発生するようなことがありましたら、負担をしていただくようにお願いをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に議題2、質問要旨(1)でございますが、名鉄三河線の廃線当初は、廃線敷地のすべてを現状のまま一括で行政が購入してほしいという話がございました。沿線の二市二町(西尾、碧南、一色、吉良町)では一括購入はできないので、広域緑道やサイクリングロードなど広域利用を県に要望いたしましたが、残念ながら認めていただけませんでした。行政による一括購入が困難となったため、その後、名鉄は、各市町が必要とする部分的処分を提案をしてきているところでございます。
 次に議題2、質問要旨(2)でございますが、昨年の11月17日に名鉄三河線跡地問題の早期解決を求める陳情書が市長あてに、同様の請願書が11月22日に市議会議長あてに提出をされております。
 その内容は、名鉄三河線に遮断されていた道路及び水路などは優先して接続すること。駅舎跡地については、公共の用に供すべき可能性を見きわめて判断し、将来に禍根を残すことのないように配慮してほしいというものであります。
 このほかにも周辺地域の町内会から、名鉄三河線跡地に関係する道路拡幅などの工事要望書が提出をされております。また、これは個人的なものでございますが、旧軌道敷すべてを道路にしてほしいといった声も届いております。
 次に議題2、質問要旨(3)でございますが、先ほどお答えいたしましたように、名鉄は一括売却から部分売却に方針を変更されたわけでございますが、西尾市といたしましては関係部署で協議、検討を行っていますが、まだ具体的に議会にもご報告しておりませんので、名鉄には市の方針は伝えてありませんが、今後、行政側が有利になるように話し合いをしていきたいというふうに考えております。
 また、碧南市、一色町、吉良町の状況でございますが、一色町と吉良町につきましては部分的な取得箇所を名鉄に示されたと聞いておりますが、碧南市は西尾市と同様、まだ何も示してみえないとのことでございます。
 先般、碧南市から、今後も同一歩調をとってほしいとの連絡がございましたので、今後も二市二町連携をとりながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 最後、議題2、質問要旨(4)でございますが、請願書が採択された後の具体的な市の動きでございますが、関係市町同一歩調をとりながら進めていくということから、名鉄に対しまして西尾市独自で動いたということはございませんので、ご理解をいただきたいと存じます。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 安藤好実君。

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◯17番(安藤好実) 答弁をありがとうございます。
 それでは、再質問をさせていただきます。議題1の質問要旨(1)から、順番にやらせていただきます。
 名鉄の言い方では、どうも弱者切り捨てと受け取れるわけですけれども、地元の方の声を聞きますと、駅を廃止するなら線路も撤去してほしいという声も実はあるわけで、皆さんの多くは市が一部負担をしてでも鎌谷駅の存続はしてほしいという声が多くあります。
 また、名鉄が言う利用者をふやすに当たって、近くに市営住宅の鎌谷もあるわけですので、そういった建てかえ計画もぜひお願いしたいということですが、これも政治判断がありますので、1については市長の方からご答弁をいただきたいと思います。
 質問要旨(2)ですけれども、私以外にも大勢の議員がこの存続について心配をしてくださって、質問をいただくわけですけれども、日本人が失ってはいけないのが人の人情であると思います。名鉄のやり方は冷血で人情味がないわけで、今後、同じような、市もいろいろなところに委託を出しているわけですけれども、同じ業者のレベルで接すると、こういった問題が起きると市民の理解が得られないと思いますけれども、名鉄系の業者を市の委託先の入札から外していくことも考えていくべきではないかと思うんですが、その辺はどのようにお考えでありますか。
 質問要旨(3)ですけれども、名鉄の営業自体は資料をいただいた中では黒字になっているわけで、公共交通機関の使命を忘れているようにも思いますけれども、100%行政に頼る名鉄に、今後はっきり負担を強く求めていくのか、その辺、再度重ねてお尋ねします。
 質問要旨(4)ですけれども、市長が公務多忙中の合間にわざわざ名古屋まで出かけて行ってるのに、トップが対応せずに格下の役員で済ませるなど、西尾市民や西尾市長に対して大変無礼だと思います。そんな名鉄ですけれども、体を張って命がけのつもりで交渉してくれるのか、その辺の意気込みもお尋ねしたいと思います。
 質問要旨(5)ですけれども、5月に厚生委員会で富山県の方に視察に行きまして、その視察の後に立ち寄った加賀百万石の前田家の菩提寺の瑞龍寺は、寺のかわらがすべて鉛でできておりまして、江戸時代の太平の世であっても、有事になった際にはあたふたしないように、鉛のかわらを溶かして250万発の鉄砲の玉ができるようになっているというふうにお聞きしました。
 私も、先ほどの言葉どおり市長を信じているわけですけれども、常に危機管理を持っていなければならないと思います。なってから考えるでは、弱者、利用者等のつながりがうまくいかないと思うんですけれども、努力していただいておりますけれども、結果が悪い方にいった場合には責任を持ってすぐ対処できるのか、対処していただけるのか、その辺、お尋ねします。
 議題2の質問要旨(1)です。各市町が必要とする部分的処分を提案してきたということですが、西尾市としてはどのような部分的処分を考えているのか、お尋ねします。
 質問要旨(2)と(4)は一緒にお尋ねします。
 議会には11月22日に請願書が出され、満場一致で採択されております。ご答弁では、関係市町で同一歩調をとっていくということですけれども、西尾市独自で動いたことはないということですが、この件についてはどのように考えているのか、お尋ねします。
 そして、市長にお尋ねしますが、市長はこの名鉄三河線の跡地問題について、どのような方向性を担当部課に指示してみえるのか、お尋ねしたいと思います。
 公共の用に供する道路や水路ぐらいは関係市町と同一歩調をとっていかなくても、西尾市独自の判断で名鉄と交渉するぐらいはやってもいいのではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか、その辺のところをお尋ねします。
 質問要旨(3)についてですが、このことについては答弁の内容が非常にわかりにくいということですけれども、要するに何の進捗率もないということではないかなと思うんですけれども、本当に地域住民の気持ちを理解しているなら、もう少し具体的な説明があってもいいと思いますが、いかがでしょうか。
 名鉄にとっては三河線の跡地問題は、その敷地の草刈りの維持管理にかかる費用や固定資産税がかかってくるわけで、かなりそういった事情から名鉄側にとっては不利な状況にあると思います。このことを踏まえて、お互いが理解しながら歩み寄るといった道を探るのがベターかと思いますが、そうした話し合いも行っているのでしょうか、お尋ねします。

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 安藤議員の再質問に、お答えをしたいと思います。
 まず、私からは議題1、質問要旨(1)の再質問についてお答えをしたいと思います。
 先ほど、安藤議員の質問に対しまして、私の気持ちは先ほど申したとおりでありますが、安藤議員と同じでありますので、ご理解いただきたいと思いますが、地域住民の方々のお気持ちは私も本当によくわかります。行政としましても、鎌谷駅の存続は切に願っているところでありまして、ご案内のように先日も要望書を提出した折にも、名鉄に対して地域住民の皆さんの声を届け、強く存続を要望してきたところであります。議長も一緒でしたし、それから町内会代表、関係の方も一緒に私の話も聞いていただきましたので、私の熱意も伝わったと思いますが、ご理解いただきたいと思います。
 なお、市営住宅の建てかえについて、平成16年3月に決めました西尾市市営住宅ストック総合活用計画で、鎌谷住宅につきましてはバリアフリー化などの改善を図る計画となっておりまして、建てかえの計画は今のところありませんので、ご理解いただきたいと思いますが、私が名鉄の専務にこの間お会いしたときに、鎌谷駅に一番近い憩の農園がありますね。それから、一市三町の合併のことも話をしまして、今はこういう現実ですけれども、将来は、あの憩の農園周辺をもっとスケールの大きい公園化をして、そして一市三町ではなくて、大きく言うと西三河、愛知県、全国からあそこに人に来ていただいて活性化をしてまいりますと、そして合併の話もさせていただきました。それを話しましたら専務が、一番近いのは福地駅ですねと言われましたので、私が言ってるのはそういうことではありませんよと、鎌谷駅も存続をしていただいて憩の周辺、そして三町合併、その先は西尾市が責任を持って、あそこの乗降客がもっともっと将来はふえるように努力をしますから、今の目先だけではなくて存続について考えてくださいと、そんな話も交えまして強く要望をしてまいりましたので、私の気持ちとしては鎌谷住宅の改築も、そういう考えもありますが、もっと大きな視野で、西尾市の将来に向かってあそこを存続した場合にどうしていくか、そのことを議員の皆さん方と相談しながら、将来に向けて考えていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから議題1、質問要旨(4)の再質問でありますが、今、申し上げましたように地元の代表町内会長、議長と名鉄に要望書を届けましたときに社長や副社長にはお会いできませんでした。ただ言えますことは、安城市長が行ったときも川口専務であります。川口専務が代表取締役で鉄道事業の本部長でありまして、私の理解では、社長や副社長よりこの方が鉄道のことに関しては責任を持っていると。名鉄もいろいろありまして、百貨店とか、いろいろな事業をやってみえますので、ですから私は川口専務が鉄道事業本部の部長になりますので、一応この方が鉄道に関しては最高責任者と、こんな理解をしておりまして話をしてまいりました。
 今、言ったようなお話を専務以下、出席された名鉄の代表の方に強く要望をしてまいりましたので、これからもそのことを、今、安藤議員言われましたようなことを強く要望してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 続きまして議題1、質問要旨(5)の再質問でありますが、今、申し上げましたように今後も吉良町、安城市と連携をとりながら、もっともっと密にしながら、それぞれ吉良町の事情、安城市の事情もありますが、お互いに理解をし合ってスクラムを組んで、存続に向かって真剣に取り組んでまいりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、私の最後の答弁でありますが、議題2、質問要旨(2)と(4)につきまして答弁させていただきたいと思います。
 名鉄三河線の跡地問題につきましては、先ほど部長が答弁したとおりでありますが、私が市長に就任した直後に担当部から説明を受けております。その経緯などは、今、お話をしたとおりであります。
 測量問題など、関係市町と歩調をとらなければならない問題もありますので、きょうまで特に担当部署に特別な指示はしておりませんが、今、部長が答弁しましたように碧南市、そして一色町、吉良町ともども話をして、連携をとりながら進めていくように指示はいたしているところであります。そして、請願書も採択をされておりますので、いつまでもこのままということは考えておりません。6月13日、すぐ先でありますが、直接私が要望のあります箇所につきましては現地を見まして、そして6月19日に跡地問題について会議を開く予定をいたしております。そのときに大体西尾市の方針を出してまいりたいと思います。
 平坂駅、そして楠、寺津の駅、それから今部長が答弁しましたように、鉄道を挟みまして市民の方が大変不便をしているところがありますので、このことも含めて現地をきちんと見まして、19日に会議を開きまして西尾市の方針をきちんと決めて、碧南市とも特に連絡をとりながら、このことについて進めてまいりたいと思いますので、議員の皆さん方もそれぞれの地域でご要望がありましたら、率直な意見を聞かせていただきまして、皆さんと一緒になってこの跡地問題について努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 以上、再答弁です。お願いします。

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◯議長(岡田隆司) 総務部長。

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◯総務部長(小島統市) 議題1、質問要旨(2)の名鉄系の業者を入札から外す考えはないかとのご質問でございますが、入札参加申込書が提出されています業者におきましては、違法行為等、指名停止がなされない限り、入札参加を制限することはできませんので、よろしくお願いをいたします。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) それでは議題1、質問要旨(3)の再質問について答弁を申し上げたいと思います。
 赤字だからと言いまして、すぐに切り捨てる名鉄の考え方に、私も安藤議員と同様に憤りを覚えているところであります。名鉄の負担の件につきましては、先ほどもちょっとお答えいたしましたように、今後、名鉄だけが恩恵を受けるような事例がございましたら、負担をしていただくようにお願いをしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから議題2、質問要旨(1)でございますが、西尾市の部分的取得箇所のご質問でございますが、既に提出をされております陳情書や請願書の採択をされた箇所、このような箇所や、それから現在、道路や水路など軌道敷地との交差点部分、これらを取得していくことになるというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に議題2、質問要旨(2)と(4)の前段部分について答弁を申し上げたいと思います。
 昨年の11月に請願書が採択された以降、名鉄に対しまして西尾市独自で取得についての交渉に動いたということはございませんが、これは先ほど申しましたように関係市町と同一歩調をとっていくということと、もう1つ、これまでの名鉄との関係をいろいろ考えますと、余り急ぐのも得策ではないのではないかというような判断からでございます。ただ、請願書が採択をされたという重みは十分認識をしておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 ただ、名鉄との交渉などは独自に行っておりませんが、市独自、あるいは関係市町との会議、これらは16年3月末に廃線となった以降、数多くの会議を開いておりますので、名鉄三河線跡地の問題に対して、市として何も対応してこなかったということではございませんので、よろしくお願いをしたいと思います。
 先ほど市長が答弁をされたように、近く一定の方針が出されると思いますので、出されますと名鉄と具体的な交渉に入っていくことになると思いますが、その節は議会にも逐次、ご相談申し上げながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから最後、議題2、質問要旨(3)でございますが、先ほどの答弁がわかりにくいとのことでございまして、大変失礼をいたしました。もう少し具体的な説明をということでございますので、現在まで名鉄と話し合ってまいりました中で、名鉄の考え方などを若干、説明をさせていただきたいと思います。
 まず、測量につきましては、市としては軌道敷地内の赤道、青線はすべて名鉄で実施をしていただくようにお願いをしておりますが、名鉄は、西尾市が必要とする部分については、話し合いの内容によっては考えてもよいというふうに言っております。
 それから、軌道敷内のレールやまくら木などの処分といいますか、対応でございますが、これは撤去をする考えは持っておらず、撤去せず、そのまま売却をしていきたいというような考え方でございます。
 それから、軌道敷地と交差をする踏切部分などの道路などにつきましては、こういうところは優先して無償譲渡といいますか、寄附をしていただきたいということでお願いをしておりますが、名鉄は営利企業でありますので寄附は、無償譲渡は考えていないという、現段階ではそういうお答えでございます。
 それから、議員の先ほどご質問の中でございました固定資産税も、ご指摘のように3分の1から100%課税となっておりますので、名鉄側にとっては固定資産税を考えると不利な状況にありますので、互いに今後、歩み寄れるところは歩み寄って、よい方向に進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 安藤好実君。

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◯17番(安藤好実) ありがとうございました。
 先ほど市長の方から、名鉄側の憩の農園に一番近いのは福地駅だと言ったそうですけれども、これは鎌谷駅が近いですので、しっかりこのことを伝えてもらって、市長が進める環境の整備についても、仮に一色排水を暗渠化すれば遊歩道としても活用できますし、鎌谷駅から乗りおりも大変いいわけですので、これは余談ですけれども、また名鉄に行かれたらお願いしたいと思いますし、また鎌谷住宅も児童が来年度は1人しかいませんので、今、バリアフリーという話が出ましたけれども、足のない人にとっては市営住宅の中では唯一の市営住宅ですので、検討をお願いしたいと思います。これは要望しておきます。
 それと、再々質問の質問要旨(4)ですけれども、中村市長は今まで大変選挙などで苦労を重ねておられますので、人の痛みとか苦しみを大変わかる市長だと思います。そのことも踏まえて、例えば仮に隣接の市長が存続のために補助を出すということをした場合、西尾市としてはどういうふうにされるのかお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 市長。

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◯市長(中村晃毅) 安藤議員の今の質問にお答えをしたいと思いますが、細かいことについては部長が答弁したとおりでありますが、私もこのことについてまだ素人としかられますが、名鉄へ行きまして、いろいろ話を聞きまして理解したこともありますが、例えば今回、名鉄は約300の駅があるそうです。1億円としますと、約300億円を名鉄が投資をして、僕はああいう機械のことは弱いわけですが、今のプリペイドカードを1つ私が買って持っていると、例えば名古屋の地下鉄も名鉄も近鉄も、全国どこへ行っても乗れるというシステムに今なってきて、名鉄もそれをやらなければいけないと、300億円かかるということです。簡単に計算しますと、堀内、鎌谷、それから荻原3つ残すと3億円ですね、1つ1億円としますと。ですから、僕が言ったのは300億円に、僕はもっと安くできると思いますが、303億円かければ堀内も鎌谷も荻原も残るわけです。そのことを強く、大きな名鉄の中の3億円で地域の人が喜んでいただけるなら、ぜひそこに投資してくださいということを強く言ってまいりました。
 JRは、プリペイドカードの1つ先を年内にいくそうです。これは、今の自動車で言いますとETCと同じような制度になると思いますが、全国どこへ行ってもカード1枚で通用するわけです。JRは、それを年内にやると言ってるそうであります。その辺の事情もよくわかりましたけれども、原則的には名鉄のお金もうけに西尾市が助成する、私は個人的には気持ちはありません。ただ、例えば鎌谷駅周辺に利用される方の駐車場が足らないから市で配慮してもらいたいとか、自転車置き場がないから市で配慮してもらいたい、これは私は10万6,000市民の立場から、行政ができることはお手伝いをして協力していかなければいけないと思います。ただ、今のプリペイドカードをつくる名鉄の金もうけ、プリペイドカードに対して1億円かかるから、これに補助金を出せと言われても、私は個人的にはノーと言わざるを得ないと思います。金もうけの本体ですから。鎌谷駅をもっときれいにしてください、市のやれることはやってくださいというなら僕はやりたいと思います。
 これも安城市と吉良町が連携をとりながら行って、安城市や吉良町も応分の負担をしたいと言われるなら、私も理解をしたとしたら応分の協力はしたいと思いますが、本体について私は今すっと言われれば、それはできませんと。今、言いましたような鎌谷駅の環境のために皆さんがご利用しやすいように、便利なように市民サイドと言われれば、これは僕は行政の責任でやっていきたいと思います。そのことは強く安城市と吉良町と私と打ち合わせをしていきたいと思いますが、方向性としてはそういう方向でいきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 安藤好実君の質問は終わりました。
 関連質問を許します。牧野勝子さん。

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◯23番(牧野勝子) 1点、お尋ねをします。
 私も名鉄三河線のすぐ近所に住んでおりまして、この処理問題は地元の住民の方からも、いろいろ問い合わせもきているところですが、実は皆さんご案内のとおり、平坂中学校の東側のところは農住組合による開発が始まろうとしております。それから、一部オテックスが中畑の方の敷地を買うとか、買われるとかいうお話も聞いておりまして、具体的なことが動いているので、二市二町で歩調をそろえてというのは、何を歩調をそろえるのかというところがちょっと歴然としなくて、先ほどご報告ございました測量にかかる費用とか、軌道敷のものを片づけるというところは、それは単独の自治体が交渉するよりも全体でやった方がよろしいことなんですが、具体的な売り買いの問題は既に動いておりますので、どの点を全体で足並みをそろえ、どの点を個々で行っていくのか、そこを少しはっきりさせていただきたいと思います。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) いろいろなことが考えられると思いますが、例えば赤道とか赤線をそれぞれの市町の考え方が、もし仮に違うとした場合、これを一括して必要な部分、そうでない部分もございますので、こうしたものを必要な部分は、例えば取得をするのか、交換をするのか、売却をしていくのかということもありますし、それから例えば具体的に取得といいますか、名鉄と交渉に入れば、当然、単価の問題も大きな問題になってきますので、それをどうするのか。
 それから、もし取得をするというような場合、駅舎をあのままでいくのか、名鉄側にあれを全部更地にしてもらうとか、細かい問題はいろいろあると思いますが、そうした問題を一応協議をしながら同じ考え方で名鉄と臨みたいということであります。
 ただ、いつまでも、先ほど言いましたように、この問題をこのままにしておくということはできませんので、一定の方針をそれぞれの関係市町に出して、それに対して動き出すというような、私は時期にきているのではないかなと思いますけれども、今、市長が言われましたように、近々、市長の方で方針を示していただけると思いますので、それに沿って関係市町と具体的に協議に入って、さらに同一歩調でいければいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岡田隆司) 関連質問は終わりました。
 この際、暫時休憩いたします。
                            午前10時58分 休憩
                            ─────────
                            午前11時10分 再開

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◯議長(岡田隆司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を継続します。
 質問第2、1. 鎌谷駅廃止問題と名鉄西尾線の将来について、2. 錦城体育館の取り壊し延期と計画行政について、3. 企業誘致等の進捗状況について、以上3件、三ッ谷幸夫君の質問を許します。
      〔10番 三ッ谷幸夫 登壇〕

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◯10番(三ッ谷幸夫) 私は、平成18年西尾市議会6月定例会に当たり、当面する3議題について質問いたします。
 まず議題1、鎌谷駅廃止問題と名鉄西尾線の将来について、先ほど安藤議員も質問をされまして、若干、重複するところがあるかもしれませんが、極力、違った観点から質問をいたしたいと思います。
 名鉄が鎌谷駅を廃止する方針だと一般市民の皆さんが知ったのは、4月20日付の新聞報道でありました。それによりますと、自動改札機導入に伴い、乗降客1日300人以下の駅は、ことし12月で原則廃止することとし、既に2月、この方針を市に伝えたと報じられました。3月には市議会定例会が開催されたにもかかわらず、突然とも思えるこのような重要な問題を、私ども議員には一切報告はありませんでした。5月2日の総務部会で、初めて知らされたというのが実態であります。聞くところによりますと、吉良町では3月議会の冒頭、町長から報告があり、いち早く町を挙げて三河荻原駅存続に向けての取り組みがなされ、5,560人分の署名を持って名鉄に申し入れ、絶対反対の看板も駅に設置されているようであります。
 遅まきながら西尾市も、これに準じた取り組みがなされておりますが、まずお聞きしたいのは、名鉄鎌谷駅廃止の方針は事前協議があったのか。いつ、どのような形で市に知らされ、それに対して市はどのように対処してきたのか、お伺いいたします。
 2点目は、同じような問題を抱える吉良町や安城市とのタイアップ、同一行動は絶対必要だと思います。総務部会に出された資料によりますと、鎌谷駅の乗降客は平成16年度平均で1日当たり175人、ことし4月24日、市の独自調査によりますとさらに少ない162人で、しかも鎌谷駅に発着する1日合計71便のうち、1人も乗りおりのない便が31便、実に43%に上っており、条件としては一番不利な駅であります。存続するためには、三河荻原駅、碧海堀内駅を抱える吉良町、安城市との共同戦線を張ることが絶対必要だと思います。
 ただいま市長から建設的なご答弁がありましたので、私のこの件に対する質問のご答弁は結構でございますが、引き続き力強く協調をして進めていただきますように申し上げたいと思います。
 3点目は、地域唯一の鉄道事業者である名鉄は、公共交通機関としての使命や公害を発生させない、環境に負荷を与えないクリーンな鉄道の役割というものに対して、どのような認識を持っているのか、これまでの話し合いの中で感触をお聞かせいただきたいと思います。
 また、先ごろ発表されました名鉄の2006年3月期の連結決算は、経常利益は過去最高だと報じられておりますが、名鉄全体の経営状態や西尾線の営業成績は実際はどうなっているのか、わかっていたらお知らせいただきたいと思います。
 あわせて、今回、廃止の理由とされました無人駅等の駅集中管理と、SFカード導入に伴う巨額な投資と言われておりますが、その内容についてこの本会議の場で、先ほど市長から一定の答弁はございましたが、もう少し説明をいただきたいと思います。
 4点目は、名鉄鎌谷駅廃止の撤回の条件について伺います。
 現在、名鉄バス路線は、市が毎年赤字補てんする形で運行をされておりまして、平成18年度予算でも3,000万円を超すバス運行事業補助金が計上されているところであります。しかしながら今回の問題は、その性質上、あるいはその対象範囲、他への波及のおそれ等からしても、私は市の補助金はなじまないのではないかと。これは、先ほどの市長の答弁と同じ考えだと思いますが、名鉄は、ではどのような条件をクリアすれば鎌谷駅廃止の方針を撤回するのか、お尋ねいたします。
 5点目は、名鉄西尾線そのものの廃線の懸念について伺います。
 今回の鎌谷駅廃止問題は、西尾線合理化の序章にすぎない。矢作川鉄橋が老朽化したときには、西尾線は米津駅までで、矢作川より南は廃線になるのではないか。三河線は鉄道高架の、あの喜びの竣工式の直後に廃止の方針が打ち出されたという前提がありますから、あり得ないことではないと。ましてや、毎年行っている西尾線複線化の陳情など、認識が甘すぎると言われております。西尾線廃線の心配はないのか、杞憂にすぎないのか、お尋ねいたします。
 最後に、利用客の増加対策について伺います。
 このような駅廃止問題が起きてきたのも、もとをただせば乗降客の長期減少傾向に歯どめがかからないからであります。10年前に比べふえているのは、わずかに桜町前と西尾口だけで、あとは軒並み減少であります。もちろん、名鉄自身の企業努力が大前提ではありますが、市としても沿線自治体と力を合わせて、早急に増加対策を名鉄に提示する必要があると思います。鉄道利用の呼びかけキャンペーン、駅周辺の車置き場の整備によるパークアンドライドの推進、沿線の人口増と発展策、特に県の施設であります愛知こどもの国に対する県のてこ入れ要請、さらには三河湾国定公園の振興策等、具体的な利用客の増加対策について市はどのように考えているのか、お尋ねいたします。
 次に議題2、錦城体育館の取り壊し延期と計画行政について質問いたします。
 中村市長就任以来、8カ月が経過しましたが、矢継ぎ早に公約実現に向けた施策を次々と打ち出し、しかも素早く決断をされる。実に頼もしく、高く評価をするものであります。
 私は、3月議会の施政方針に対する代表質問でも、このことについて敬意を表し、今後ともこの姿勢を堅持し、筋を通して、筋を通してリーダーシップを発揮していただきたいとご期待申し上げたところであります。ところが、このたびの錦城体育館に関する一連の動きを見ておりますと、せっかくの決断力が独断専行になっているのではないか、筋が通っていないのではないかと懸念をいたしますので、あえて質問をするものであります。
 まず第1点は、西尾市基本構想や西尾市総合計画に沿った市政運営をされるお気持ちが本当にあるのか、お伺いしたいと思います。
 今さら申し上げるまでもなく、市町村は、その事務を処理するに当たっては議会の議決を経て、その地域における総合的、かつ計画的な行政を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならないと、地方自治法に明記をされております。西尾市の場合、昨年12月議会に中村市長が提案して基本構想が改定をされ、中村市長の手で平成18年度を初年度とし、平成27年度を目標年度とする総合計画が策定されたのであります。この総合計画を、現実の市政運営で遵守する意思があるかどうか、まず確認しておきたいと思います。
 第2点は、策定したばかりの第6次西尾市総合計画実施計画書には、西尾城再建が全く載っておりませんが、この矛盾をどう説明されるのか。施政方針では「市民の皆さんに夢と希望を与えるためにも、シンボルとなる西尾城を再建したい」と言っておられ、先ごろ、再建友の会が再発足いたしました。ここまでなら大変結構なことで、何ら問題はありません。
 問題は、計画に関係なく早期に事を進めようとするところにあります。断っておきますが、私は西尾城再建には大賛成でありますが、総合計画との矛盾をどう説明するのか、この点をお伺いいたします。
 3点目は、新市民体育館の建設についても同じことが起きております。向こう10カ年の総合計画・基本計画の主要プロジェクトに載っておりませんし、策定したばかりの3カ年実施計画にも全然載っておりません。施政方針演説でも触れておりません。錦城体育館の代替となる新市民体育館の早期建設は望まれるわけでありますが、これでは何のために計画はあるのかと、地方自治法で示す計画策定の意義はどこにあるのかと言われかねません。計画は後追いでいいと、来年度のローリングのときに盛り込んで、つじつま合わせをすればいいとでも言うのでしょうか。新市民体育館が、平成18年度から20年度までの3カ年実施計画に計上されていないのはなぜか、お尋ねいたします。
 4点目は、錦城体育館の取り壊しと予算計上について伺います。
 今さら申し上げるまでもなく当初予算は、その年度の一切の歳入歳出を見込んで議会の審議に付すべきものでありまして、錦城体育館についても10款6項2目体育施設費で、年間の維持管理費として1,632万6,000円が計上され、議会に提案されました。ところが、この当初予算を審議する直前に錦城体育館を年度内に取り壊し、その費用は補正予算で対応したいという話が出てまいりました。新市庁舎の建設についても同じような問題が起きましたが、さすがに直前になって、かつてないような大幅な当初予算の修正で対処したのは記憶に新しいところであります。
 補正予算は、当初予算成立後の情勢変化に対応すべきものでありまして、当初から、あらかじめ見込むべきものではありません。今後は、このような議会軽視とも受け取られかねない手法は改めるべきではないか、やめるべきではないかと思いますが、ご意見をお伺いしたいと思います。
 5点目は、錦城体育館の取り壊し時期についてお尋ねします。
 去る4月24日、議会会派である市民クラブと私ども市政クラブは連名で、錦城体育館の取り壊し延期と代替施設の早期建設を求める要望書を市長に提出いたしました。そのときに市長は、錦城体育館の取り壊しは、当分、延期すると答えられました。私どもは、この「当分の間」という市長の思いを理解いたしましたが、しかしこれでは理解できない市民の方も多数おられます。アスベストは飛散しているわけでもありませんし、耐震度の低い公共施設はこの市庁舎を初め、ほかにもあります。この際、はっきりしていただいた方がいいと思います。
 私は「当分の間」とは、錦城体育館の代替となる新市民体育館の建設までと理解しておりますが、これで間違いありませんか、改めてお尋ねいたします。
 続きまして議題3、企業誘致等の進捗状況について質問いたします。
 最近の我が国の景気は、企業業績の改善や設備投資の増加、さらには消費の拡大等、いずれの経済指標を見ても好調に推移し、戦後二番目に息の長い好景気だと言われております。地方紙の報ずるところによりますと、5月22日の西尾機械工業会の通常総会で小田井会長は「我々の業界は忙しい。今、我々にとって土地と人材の確保が課題である。アンケートによると40%が土地を求めており、人については100%がほしいという結果である」とあいさつをされたようであります。
 これまで西尾市は、市外からの進出はおろか、市内の優良企業が市内で適当な用地を確保できないために、みすみす市外へ流出するという苦い事例を何度も見てまいりました。これではいけないということで、遅まきながら昨年4月、企業進出を容易にするために企画課の中に専門知識を持った職員を配置し、企業からの相談の受け入れなどに当たってきたと承知をしております。中村市政になって、企業誘致に積極的に取り組むと施政方針でも表明され、この4月からは用地対策担当もこれまでの2名体制から、主幹、補佐、主査の3名体制に増員されております。
 そこで、まず第1点として、企業進出や工場拡張等を容易にするための協力体制はどのように充実強化され、これが実際に機能しているか、お尋ねをいたします。
 第2点は、用地対策担当のこれまでの実績について伺います。
 これまでに企業から受けた相談の件数とその内容、実際に協力した件数とその内容、中には協力しても実らなかったもの、途中のものもあるでしょうが、一度それをお聞かせいただきたいと思います。
 そして、実現した件数とその内容について、ご報告いただきたいと思います。もちろん、企業秘密等もあるでしょうから、具体的な固有名詞は結構でございますが、どうであったか一度お聞かせいただきたいと思います。
 3点目は、今から2年前、平成16年3月に制定されました企業立地促進条例の適用状況について、お尋ねいたします。
 これは西尾市港町、すなわち衣浦14号地に立地した工場等に対し、3年間、固定資産税を免除または相当額を奨励金として交付するもので、既に現在、第1号として市内の大手鋳物企業が全面移転するため工場を建設中でありまして、この秋にも操業開始予定と聞いております。
 そこでお尋ねしたいのは、企業立地促進条例の適用または適用見込みの企業は何社あるのか。あれば、その概要についてご説明願いたい。あわせて、転出する大手鋳物企業の跡地に大型ショッピングセンターが進出すると言われておりますが、その概要と時期についてもわかればご説明いただきたいと思います。
 4点目は、衣浦14号地への企業進出を容易にするため、規制緩和が必要ではないかお伺いします。
 県企業庁が衣浦14号地10.2ヘクタールの分譲を開始したのが平成13年12月ですから、5年近くかかってやっと1件、約1.7ヘクタール処分できたわけでありますが、このように分譲が進まない原因はいろいろあるでしょうが、私は対象業種を製造業と流通業に限定していることが大きいと思います。現に、その他の業種で進出を希望している企業もあるのですから、県企業庁に規制の緩和を要望すべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。
 最後に5点目として、市長が公約されました工場拡張等の企業立地の優遇策は、現在、どのように検討が進んでいるのか。市長公約の実現状況報告書では、18年度中の条例制定を目指して検討中とありますが、優遇措置の対象及び内容の基本的な考え方についてお聞かせいただければと思います。
 以上、私は3議題について質問いたしました。市長並びに関係部長の誠実な答弁を期待し、質問を終わります。ありがとうございました。
      〔10番 三ッ谷幸夫 降壇〕

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 三ッ谷議員の質問にお答えをしたいと思います。
 まず議題2、質問要旨(1)でありますが、私の政治理念であります決断と実行、責任の考えのもと、第6次西尾市総合計画を基本としまして、私が市長になりましてから、この基本計画に私の公約を若干つけ加えさせていただきまして、着実な市政運営に努めてまいりたいと考えておりますので、格別のご理解をいただきますように、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に議題2、質問要旨(2)でありますが、第6次西尾市総合計画には「西尾城跡の歴史公園に西尾城天守閣の再建を中心とした文化関連施設や景観を整備し、これをシンボルとした伝統文化を生かした環境を整え、歴史・文化を持つ城下町西尾のまちづくりを市民とともに進める」と掲載してありますが、実施計画には具体的な事業費を計上はいたしておりません。
 現在、民間組織の西尾城再建友の会が5月22日に再発足をさせていただきました。天守閣再建に向けての活動を開始したところであります。
 今後の再建計画につきましては、歴史民俗資料館建設基金の積み立てと再建友の会の活動状況を見ながら、計画をつくってまいりたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
 次に議題2、質問要旨(3)(4)及び(5)につきましては関連がありますので、一括して答弁をさせていただきたいと思います。
 3月議会の施政方針演説で申し上げましたように、10万6,000市民とともに夢と希望を与えるためと、六万石城下町としての市街地再開発のために西尾城の再建をお願いいたしているところであります。錦城体育館をこのまま使用していくには耐震改修、アスベストの撤去等、工事で多額の費用が必要となります。それならば老朽化している錦城体育館を取り壊し、総合型地域スポーツクラブの立ち上げに必要不可欠な新体育館の建設を、早急に整備した方がよいとの結論に達したところであります。
 なお、建設しようとする体育館は、3カ年実施計画には現在採択されておりませんが、第6次西尾市総合計画には掲載していますので、ご理解をお願いしたいと思うわけであります。
 管理費を18年度当初予算で年間計上しておりますのは、取り壊しを決定いたしましたのが当初予算編成後であったためでありますので、ご了承いただきたいと思います。
 また、取り壊しの時期につきましては、会議棟は、お約束どおり会議所にもご理解いただいておりますが、今年度中に解体し、体育館棟につきましては議員ご案内のように、それぞれのご要望もいただきまして、市民要望の強いことも承知をいたしておりますので、とりあえずそのことの結論をまだ私も出しておりませんが、市民要望がありますので、しばらくの間、ご要望にこたえてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
 次に議題3、質問要旨(5)でございますが、市外からの企業進出や他市町への流出防止と活性化を促進するため、工場の新設、増設の優遇策について、西尾市企業立地促進条例と同等程度のものを考え、優遇措置の具体的な内容を今、検討中であります。
 今後、条例案の上程を予定しておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
 大変、三ッ谷議員は行政のベテランでありますので、私は素人でありますので、貴重なご意見を拝聴いたしました。行政上の手続の問題について、若干、ご理解しにくいところがあったと思いますが、三ッ谷議員は行政のベテランで生き字引のような方でありますので、ぜひまたお知恵を貸していただきまして、私も頑張っていきたいと思いますので、手続上のことはご理解をいただきたいと思いますが、その都度、都度、議員各位にはお話を申し上げて、ご理解の上に、今、載っていない3カ年計画は早い時期にきちんとして、議員の皆さんにお示しをして対処してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
 私が思っておりますに、三ッ谷議員もその道の大先輩で心得てお話をしてみえると思いますが、私の言っておりますトヨタ生産方式というのは、政治も生きておりますので、私が前にも申し上げたかもわかりませんが、アイシン精機にお邪魔したときに「市長さん、2年、3年先のことはもうだめですよ。半年勝負ですよ」と言われたこともあります。企業誘致とか、いろいろなことにつきまして。ですから、行政の三ッ谷議員はベテランでありますので、十分そのことはご理解をいただいて、ご意見を言っていただいていると思いますが、私のそういうことの素人につきましては、またご相談申し上げて進んでいきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 10万6,000市民のために政治も生きておりますので、その都度、都度また、ちょっと私の方の説明が足りないことはご理解いただきまして、今後につきましては十分議員各位と、その辺のご理解を深めて行政を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 私からは、企画部関係分の議題1、質問要旨(1)から(6)について答弁申し上げます。
 まず議題1、質問要旨(1)でございますが、まず名鉄鎌谷駅の廃止の方針が、いつ、どのような形で市に知らされたかでございますが、これは名鉄の要請で平成17年12月20日に、名鉄西尾・蒲郡線対策協議会というものが設立をされました。この協議会は、西尾・蒲郡間の利用の促進と経費節減を図るのが目的で、蒲郡市、西尾市、吉良町、幡豆町の二市二町と名鉄で構成をされております。この協議会の第1回目の幹事会が、ことし1月31日に名鉄西尾駅で開かれました。この幹事は各市町の企画課長となっておりますが、この席で、関係する市町の鎌谷と三河荻原の2駅が廃止の方針であることが説明をされました。
 その後、翌月の2月17日、名鉄の企画管理部長初め、3名の方が市長にあいさつのために来庁をされました。このときは市長不在のため、助役、企画部長、企画課長の3名が対応をいたしましたが、この席では鎌谷、三河荻原の2駅のほか、碧海堀内も廃止の方針であることが説明をされました。
 次に、廃止の説明があった後の市の対応でございますが、2月17日に3駅廃止の方針を聞いた後、まず安城市と吉良町に名鉄が来庁し、3駅廃止の方針の説明があったことを伝え、今後は同一歩調をとっていただくようにお願いをいたしました。その後、正副議長、正副総務委員長並びに福地地区の地元議員にもご報告させていただいたところでございますが、総務部会にすぐ報告しなかったのは、この廃止の方針は、まだ正式に市に伝えられたものではないという判断から、名鉄の動向を見ていたためでございます。
 5月部会に報告した時点でも、名鉄から正式な話はあったわけではございませんが、事務レベルで連絡を取り合う中で、名鉄は、そうした意向はないということでございましたので、これ以上待っても意味がないといいますか、これ以上待てないということで、5月に報告をさせていただいたものでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 なお、今回の3駅廃止問題につきましては、安城市と吉良町に同一歩調をとっていただくようにお願いをしたわけでございますが、結果的に議会への報告などについて、一部足並みがそろわなかったということでございますので、よろしくご理解をいただきたいと存じます。
 次に議題1、質問要旨(2)については、答弁はよろしいということでしょうか。
 続きまして議題1、質問要旨(3)でございますが、ご質問の3点につきまして名鉄にお聞きをしましたので、その内容を申し上げます。
 まず、1点目の公共交通機関としての使命や環境問題についての名鉄の認識でございますが、「公共交通機関の第一の使命は、安全で安定した輸送を確保することであると考えております。当社では、これらに必要な投資につきましては積極的に実施したいと考えておりますが、輸送人員の基本基調が予断を許す状況にない中にあっては、投資に優先順位をつけ、選択と集中を図らなければならないと考えております。
 また、昨今では、鉄道は環境に優しい乗り物として見直されつつあることは承知をしておりますが、これは鉄道を、より多くのお客様にご利用していただくことが前提の考えであり、一定以上のご利用があって、初めて社会全体の環境負荷軽減につながるものであると考えております」とのことでございます。
 2点目の、名鉄全体の経営状況や西尾線の経営成績につきましては「名古屋鉄道の平成17年度決算は、空港線開業や万博開催などの特殊要因がございまして、営業利益は215億円、経常利益は173億円と、いずれも前年を上回っております。しかしながら、西尾蒲郡線につきましては、平成16年度で約6億円の経常損失であり、100円の収入を得るために約150円の費用がかかっております」とのことでありました。
 なお、ご質問は名鉄西尾線の状況でございますが、名鉄は、市議会のご質問であっても、西尾蒲郡線の全体の状況は公表していただいてもいいが、各線の状況については差し控えさせていただきたいということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、3点目のSFカード導入に伴います巨額な投資につきましては「SFカードシステム導入に際しては、駅への自動改札機や自動券売機などの機械類の設備だけでなく、そのために必要な駅舎整備や通信などの工事も発生するため、1駅当たり1億円から2億円程度の初期投資が必要となるほか、その後の維持管理にも相当の費用がかかることになる」とのことでございましたので、よろしくお願いをいたします。
 次に議題1、質問要旨(4)でございますが、名鉄に、例えば自動改札機の設置費を行政が負担したとした場合、駅の廃止は撤回されるのかと確認をいたしましたところ、名鉄側からは「協議の結果いかんでは廃止の撤回はあり得ると思います」との回答でございました。
 次に議題1、質問要旨(5)でございますが、これも名鉄に確認をいたしましたところ、橋梁などの設備につきましては適切な維持管理を行っておりまして、現段階で矢作橋のかけかえが必要との認識は持っておりませんし、現在のところ、西尾線の廃止は考えていないという回答でございましたので、その心配はないのではないかと思っておりますが、過去において、バス路線や三河線の廃線のこともございますので、議員のご指摘の事態とならないよう、今後も関係市町と連携を強めまして対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 最後、議題1、質問要旨(6)でございますが、名鉄西尾駅から蒲郡駅間の各駅の利用促進などを図ることを目的に設置をされました名鉄西尾・蒲郡線対策協議会におきまして、各駅の利用促進策を検討しているわけでございますが、その具体策の中にも議員ご指摘のパークアンドライドの推進など、沿線市町による発展策を含め、協議をしているところでございます。
 いろいろな案が出ておりますが、今後、その中で実施が可能なものが見つかれば、その実現に向けまして具体的な検討をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 企画部次長。

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◯企画部次長(小野田一男) 私からは議題3、質問要旨(1)(2)(4)につきましてご答弁申し上げます。
 議題3、質問要旨(1)でございますが、企画課用地対策グループが企業進出や工場拡張等の相談の総合窓口となりまして、企業からの進出内容や条件等を伺った上で、関係する各課担当者を招集しまして調整会議を開催し、関係部課の協力を要請しております。既に4月以降、14回の調整会議を開催しておりまして、組織の横の連携もとれるようになってまいりました。
 今後も引き続き、関係部課との協力体制を強化し、企業誘致推進を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。
 次に議題3、質問要旨(2)でございますが、企画課用地対策グループが窓口となり、取り扱いました企業立地相談件数は、前年度からの引継ぎ分を含めまして31件となっております。その内訳は、17年度からの引継ぎ分24件、18年度受付分7件でございまして、これらの相談にはすべて協力をいたしております。
 相談内容でございますが、西尾市への新規進出が18件、市内の移転が7件、拡張が6件で、業種で申し上げますと、製造業19件、流通業7件、商業店舗4件、その他1件でございます。
 実現の状況でございますが、相談件数31件のうち2件は既に建設に着工しており、4件が具体化に向けて進展中です。また、10件が調整中で、企業誘致等の期待ができる案件もあり、鋭意努力をしておりますので、ご理解をお願い申し上げます。
 続きまして議題3、質問要旨(4)でございますが、三ッ谷議員のご指摘のとおりであると考えております。
 愛知県企業庁は、衣浦14号地への進出企業の対象業種につきまして、製造業と流通業を希望業種としております。市としましては、少しでも事業者の進出を容易にするため、6月1日に開催されました愛知県企業庁企業誘致戦略会議におきまして規制の緩和を要望いたしましたが、今後も引き続き規制の緩和を企業庁に働きかけてまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 市民部長。

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◯市民部長(成瀬良一) 議題3、質問要旨(3)についてご答弁申し上げます。
 企業立地促進条例の適用は1社でございまして、業種は製造業、土地取得は平成18年1月5日、土地面積は1万6,528平方メートル、建築面積6,764平方メートル、延べ床面積は8,455平方メートル、構造は鉄骨3階建て、工期は平成18年1月18日から平成18年8月末までで、操業開始は平成18年9月1日の予定でございます。
 なお、奨励措置として、平成19年度から平成21年度の3年間の固定資産税の課税免除の適用を決定しております。
 また、現時点ではほかに進出企業のお話を伺っておりませんので、適用見込みの企業はございません。
 転出する跡地の大型ショッピングセンターの進出につきましては、現在、出店申請中でありますので、具体的な内容は控えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

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◯議長(岡田隆司) 三ッ谷幸夫君。

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◯10番(三ッ谷幸夫) 持ち時間も大分迫ってきておりますので、数点に絞って再質問をさせていただきます。
 まず議題1、質問要旨(4)の鎌谷駅存続の条件でありますが、市長から方針が示されました。私も、その方針でぜひいっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 それから議題1、質問要旨(6)の利用者の増加対策でありますが、先ほど企画部長の答弁では、対策協議会で今検討中だということでありましたが、私は、早く打ち出して名鉄に示す必要があると思うんです。陳情だけではなくて、すぐやること、少し時間をかけてやること、将来的に展望といいますか、先ほど市長はいい話をされましたが、そういったことを体系的に早く名鉄に示してやって、西尾線は魅力があるんだと、将来性に富んでいるんだということを、早く名鉄に認識させなければいけないと思うんです。対策協議会で検討されていることを早く提示されるかどうか、もう一遍お尋ねしたいと思います。
 それから、その協議会の中に県も入れるようにしたらどうでしょう。愛知こどもの国は県の施設ですね。見ていると、年々廃れていっていると。ぜひ、県にてこ入れをしていただきたいと、県の力で。あわせて三河湾国定公園だとか、あるいはこの沿線の発展策、こういったことも県の力がなくてはなかなかうまい仕事はできません。立派な県会議員もいらっしゃることですし、ぜひこんなときこそ地元のために働いてもらいたいと私は思うんです。考えをお尋ねしたいと思います。
 それから、議題2の錦城体育館の取り壊し延期と計画行政の件でありますが、今、市長は西尾城再建のこの3カ年実施計画に載っていないことにつきましては、今後、そのようなルールにのっとって進めていくということをおっしゃっていただきました。ぜひ、その方針でいっていただきたいなと思います。
 今さら私から申し上げるまでもないことですけれども、3カ年実施計画というのは、この西尾市総合計画で示された施策を、今後3年間のうちにどう実施するのか。言うなれば予算編成の指針となるものでありまして、現在でも5,000万円以上のものを載せるということになっておりますが、魅力的でユニークな新規事業、これは額は小さくても載せるということになっているんです。当然、西尾城の再建ですとか、調査費なども載せなければいけないし、それから新市民体育館の用地買収だとか、あるいは設計委託料なども載ってくるのではないかと思うんです。ぜひ、今さら過去のことを言ってもしょうがありませんから、次の機会にきちんと載せて進めていただきたいというふうに思います。
 それから、錦城体育館の取り壊しについてでありますが、今、市長はトヨタ系のアイシン精機は半年勝負ですよと、政治は生きていますよということをおっしゃいました。しかし、私が言ってるのは半年ではないんですよ。実施計画を決めて、実施計画は3月ということで出ていますよ。予算は3月議会、この不整合は一体どうしたことかということを申し上げたいんですが、これからきちんとやっていただければ、それでよろしいかと思います。
 それと、取り壊しは、ちょっと市長も勘違いしてみえるのではないかなと思うんですが、これは市長だけで取り壊しということは決めれないことですよね。壊すには、西尾市体育館の設置及び管理に関する条例、これを改正しなければいけないと。あるいは、壊すには予算も必要だと、そういったことは当然議会の議決が必要なんですね。市長単独で、額の小さいことなら結構ですが、そうではないんです。ですから、ルールにのっとってやっていただければ、こういう問題は私は起きなかったと思うんです。
 ですから、外へ発表する前に事前に議会と協議していただきたいと、そうすればこういう問題は起きなかったというふうに思います。
 それから壊す時期ですが、両会派で市長のところへ要望書を持っていったときには、当分の間、延期すると、要望を聞いていただきました。市長の立場になれば、今年度中に壊すと言っていたものを、当分の間ということで回答していただきまして、私たちはその表現で市長の思いを理解したつもりでおりました。ところが、多くの市民の皆さんたちはそれでは理解できないんです。現に、今度の議会でも陳情書も出ているわけであります。では代替施設ができるまで延期するとはっきりすれば陳情書も出ませんし、こういう問題も起きないわけであります。ことしは壊さないが、来年はまた壊したいというようなことですと、また同じことの繰り返しになるんじゃないかなというふうに思います。
 私は、急いで今、壊さなければならない緊急性も必要性もないと思います。もう一度、余りはっきり言えないかもしれませんが、お考えをお聞かせいただければと思います。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 一般質問の途中ですが、この際、暫時休憩をいたします。
                            午後0時00分 休憩
                            ─────────
                            午後1時00分 再開

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◯議長(岡田隆司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 三ッ谷議員の再質問に、お答えをしたいと思います。
 重複するかと思いますが、先ほども申し上げましたように錦城体育館の取り壊しと西尾城再建事業計画の策定等につきましても、いずれにしましても西尾城の再建につきましては、建設基金の積立額及び西尾城再建友の会との調整結果によって、3カ年実施計画にきちんと計上してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 議題2、質問要旨(3)の質問でありますが、同じような答弁になるかと思いますが、いずれにしましても3カ年実施計画に計上して、議員各位のご理解をいただいて進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 議題2、質問要旨(4)でありますが、これもまた同じような答弁になってしまいますが、議員言われますような手法でちゃんと3カ年実施計画に計上して、議員各位にご理解いただくような方法でやってまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、錦城体育館につきましては、ご理解いただきたいと思いますが、会議棟につきましては会議所との約束がありますので、年度内に壊すという方向で、そのような処置をとってまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思いますが、予定では、前にも申し上げたと思いますが、11月1日から勤労会館に移っていただきまして、向こうで会議所の仕事をしていただくことになりますが、ご案内のように会議所会館の建設予定地が市と正式契約しておりませんが、おおむね合意をいただいておりますので、近々正式文書を交わしますと、会頭の言われるには19年度に着工をしていきたいということであります。そうなりますと、会議所の内容を私よくわかりませんが、1年程度で開館はできると思いますので、そうなりますと勤労会館もそんなに長く会議所に貸さなくても、ご迷惑をかけなくてもいいと思いますので、予定より早く勤労会館が平常に戻ると思いますので、ご理解いただきたいと思いますが、そんなに早くして会議所を壊さなくてもいいのではないかという議論もありますが、そのことを会議所がご理解いただきまして、会議所も正規の手続を経て進んでおりますので、解体をさせていただきまして、今の会議所から城址公園の入り口等につきまして、若干、道路が一方通行で市民の皆さんが不便をされておりますので、解体をしましたら、とりあえず道路等々をもう少し市民に都合のいいように、便利のいいようにやってまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、最後になりますが幡豆のこどもの国、それから企業庁が買いました幡豆の山の跡地の利用の問題等々含めまして、幡豆郡選出の県会議員とも話をしておりまして、協力できることは西尾市としても協力しますということを言っておりますので、あの辺の全体を含めた開発計画を、三町の合併のことも含めまして幡豆の町長、吉良の町長、一色の町長の3町長ともその辺のところをもう少し煮詰めまして、あの地域は南が開発されることが今の名鉄の利用度も高まるわけでありますので、14号地を含めて少し先のことでありますが、もう少し目をそこに向けて合併もあわせて、そして5年、10年、大きくは私は半世紀かかると思います。しかし、ここで何もやらないと半世紀たったときに、また今の問題が起きてまいりますので、私が市長になりまして聞いておりますと、西尾港というお話も一時あったように聞いておりますが、最近、その話が消えておりますので、改めて西尾港ということも含めて、合併も含めて、この南がよくなれば名鉄も利用する方がふえるわけでありますので、ここにしばらく目を向けなかったこの結果が現状だと思いますので、そのことに目を向けて議員各位のご理解をいただき、そして皆さんのご意見も拝聴して進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 議題1、質問要旨(6)の利用促進の再質問にお答えをさせていただきます。
 協議会の中で出ました利用促進策の具体策を、参考までに申し上げます。
 先ほど、お答えいたしましたパークアンドライドのほかに、昼間割引カードの発行、それから名鉄を利用するためのイベントの開催、それから往復切符に食事券をつけるお年寄りへのサービスの充実、潮干狩りの割引切符の発売、それからイベント列車の運行、自転車を持ち込める方式の採用などの提案が関係市町から出されております。
 今、早く名鉄に提示をすべきだというご提案でございますが、この協議会には名鉄も同席をしておりまして、ここで協議されたものは名鉄はすべて承知をしておりますが、ここで出た意見、提案などは本部へも上げていくように、再度、名鉄側にはお願いをしていきたいと思います。
 それから、この協議会に県がメンバーに加わる件につきましては、次回の協議会の会議が開催されましたら、西尾市から提案をしていきたいというふうに思います。
 それから、こどもの国の関係ですけれども、幡豆町にちょっとお聞きしましたところ、町としても県と連携をしながら集客に対してあらゆる方策を、今、模索しながら検討しているところであるという回答でございましたけれども、今後、懇話会といたしましても集客に結びつくようなものがあれば、懇話会として県への要望も検討していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 三ッ谷幸夫君、あとわずかですのでお願いします。

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◯10番(三ッ谷幸夫) ありがとうございました。議題2について、再々質問をさせていただきます。
 6月1日、元西尾市長本多貫一さんの葬儀があり、私も参列をさせていただきました。弔辞が5本、奉読をされましたが、私が最も心を打たれたのは2番目にやられた市長、あなたの弔辞でありました。元市長とは、政治的な立場が私は違うのではないかなと思っておりましたが、政治一筋といいますか、ひたむきに生きる者同士のわかり合えるものがあるんだなということで、実に感銘深く拝聴をいたしました。その貫一さんのお宅へ、私は亡くなられる20日前の5月11日にお邪魔いたしましたところ、非常に体調がよくて、ご機嫌がよくて「晃毅君はどうだや」ということをおっしゃるものですから、非常にいいですよと、リーダーシップがあって決断力があると。毎日の忙しい公務も、水を得た魚のように実に生き生きとして活躍してみえると、はたから見ていても本当に気持ちがいいですよと私が申し上げましたら、「いや三ッ谷君、晃毅君も1人で勝手なことをやっちゃいかんよ。新庁舎にしろ、お城と体育館のことにしろ、議会がよう黙っておるな。昔だったら、あんなことは通らんぞ。あれを直さんと、晃毅君も次はないな」と言われました。今思うと、あれは何か貫一さんの遺言のような気がしてなりません。お城の再建は、先ほど私も申し上げましたが大賛成ですから、そんなに急がずに世論を味方にして、着実に一歩一歩進めたらいいと思います。必ずできると思います。
 錦城体育館を壊すのも、無理してそんなに急がずに、かわりの今川体育館ができてからでいいじゃないですか、その方が私は市長の評価は上がると思います。
 以上、再々質問にはなりませんが、激励を込めて申し上げました。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 三ッ谷幸夫君の質問は終わりました。
 関連質問を許します。鈴木規子さん。

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◯9番(鈴木規子) では、関連質問のお尋ねをいたします。
 議題2の錦城体育館についてでございます。今回、この件が非常に大きな市民も動く、また議会も動く大きな問題となったのは、利用者である市民の声が全く聞かれていなかったからではないか、市長の主導で事が運んでしまったからではないかというふうに思うわけであります。これを改善して、市民にとってよりよいものにしていくために、新体育館建設の計画があると伺います。10億円近い非常に大きなものであるというふうな計画も漏れ聞いておりますが、この建設に当たっては市民の声を、実際に使っておられる市民が参加して、その体育館の方を建設に加わっていただく、考えを聞かせていただくような機会を設けるべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。

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◯議長(岡田隆司) 教育部長。

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◯教育部長(中村眞一) 今のご質問ですが、いろいろな市民からのご意見等お聞きする機会は持っていきたいという考えはありますが、建設の方もなるべく急いでやっていきたいということもありますので、どの程度のことができるのか、まだちょっと工程的にも、今現在、錦城体育館の方の考え方で動いておりますので、それと地主との今話の中で、まだそこまでの発表ができませんので、大変申しわけありませんが、しばらくお時間をいただきたいと思います。
 ただ、そういった、当然、市民の方の声も聞かなければならないということはありますので、努力はしていきますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岡田隆司) 関連質問は終わりました。
 質問第3、1. 行財政改革について、2. 教育改革について、3. 八ツ面山公園構想について、4. 地震防災について、以上4件、田中 弘君の質問を許します。
      〔2番 田中 弘 登壇〕

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◯2番(田中 弘) 議長のお許しを得まして、平成18年6月定例会の一般質問をさせていただきます。
 西尾市の東の玄関口である八ツ面山の青葉若葉が、目に優しい色で迎えてくれています。時の過ぎるのは早いもので、中村市長が誕生し、既に8カ月が過ぎ、この4月には5人の新しい部長が就任し、庁舎内にも新しい風が吹き始めております。いよいよ中村市長の本番体制が敷かれ、私も市民も大いに期待をしているところであります。そうした中、6月の定例会に一般質問の機会をいただき、深く感謝を申し上げます。
 さて、市長は、平成18年3月定例会で「行財政改革と歴史・文化を生かした活力と感動のあるまちづくり元年」と題し、施政方針演説を述べられ、その冒頭では、行政改革で少子化対策、教育の充実、西尾の活性化を具体化し、8大マニフェストを着実に実行するために、決断・実行・責任の政治を進める決意を力強く語られました。市長が就任以来きょうまで、マニフェストに沿って目に見える行財政改革を進めていただいていることに対しましては、市民とともに感謝をするものであります。特に、市職員の意識改革にいち早く手をつけていただいたことに、大勢の市民から喝采を浴びていることと思います。我々市議会議員におきましても、みずからの力で市議会の改革の、さらなる進展を図らなければならないと決意を新たにしているところであります。
 私事で恐縮ですが、早いもので私も議員生活3年半が過ぎようとしています。今回で7回目の一般質問になりますが、常に市民の皆さんの声を市議会に届けたい、関心の高い問題だけではなく、声なき声も市政に届けたい、反映したいという思いで登壇をしてまいりました。市税の滞納問題、学校教育問題、老人福祉の問題、ごみの問題、市民病院の問題、地震防災問題など、また市民の要望の高い公園の問題など、あらゆる分野で市民の皆さんの困り事の多さや、行政に対する関心の高さにびっくりしているところであります。
 そこで私は、引き続き市民要望の高い行財政改革を初め、教育改革、地震防災や休日には家族で過ごせる大型な公園など、インフラの整備問題など4議題について、中村市長がどのような施策をお持ちなのか、そのご答弁に大きな期待を持ちながら質問をさせていただきます。
 まず議題1、行財政改革についてお尋ねをいたします。
 国の三位一体改革が進む中、自立した地方自治体として本市が存続するためには、簡素で効率的な行政を実現しなければなりません。そのためには、市民、NPOとの積極的な協働とともに、従来はタブーとされていた分野においても、民間の知恵と活力を生かした施策を展開していくことが必要不可欠であります。当市においても、各種の実験的な試みがなされていることは承知をしておりますが、さらなる取り組みをお願いするとともに、地域情報化計画の推進、電子自治体の推進などを図り、IT技術を活用した行政の効率化も早期に実現しなければなりません。
 いずれにいたしましても、市民の方々が今以上に行政に関心を持っていただくことが、10万6,000市民のための政治ではないでしょうか。
 そこで、私は西尾市の5S基本理念7カ条への挑戦を通し、市長が職員の意識改革を図り、市民に見える改革をどのような手立てで実行していかれるのか、5項目についてお尋ねをいたします。
 質問要旨(1)5S基本理念7カ条を実践し、効率的な業務遂行と市民サービスの向上を図るための具体策はどのようですか。
 質問要旨(2)ものの5S運動から、業務の5S運動までを実践するための手段はどのようか、お尋ねをいたします。
 次に、行財政改革は内部からの提案はなかなか難しいと思いますが、質問要旨(3)として、職員からの行財政改革の提案はあったのか。また、実行したことはいかほどか。
 次に、法人市民税は右肩上がりでありますが、今年度の新庁舎建設に始まり、来年度は中畑小学校、西尾中学校の改築、鶴城小学校の増築など、さらには錦城体育館の代替となる新体育館の建設と、大型事業がメジロ押しであります。
 そこで、質問要旨(4)今後の財政見通しはいかがですか、お尋ねをいたします。
 続いて、市民にはまだまだわかりづらい給料体系についてでございますが、私が3年半いろいろな角度から職員の方々を見てまいりましたが、市長が今回打ち出した基本理念7カ条はむちばかりで、あめがないような感じがします。この7カ条を進めるなら、給料を職員のやる気を引き出す運用に変えませんか。これがトヨタの伸びた原因ではありませんか。
 そこで、質問要旨(5)給与構造改革を実施したが、職員のやる気が出るような運用を考えませんか。
 続いて議題2、教育改革についてお尋ねをいたします。
 現在、国会では教育基本法の審議が行われています。西尾市でも教育改革の1つとして、2期制を導入し、子どもたちの学力向上を図っていてくれています。子どもたちに力がつく教育改革は、ぜひとも推進をしていただきたい。渡邊教育長も1月の定例の校長会の中で、校長先生、PTA会長、児童会長、生徒会長からアンケートを実態調査をし、18年度も市内全部の学校で試行していきたいと述べています。
 2学期制導入時の目的には、学力の保障や特色ある学校づくり等が挙げられました。
 そこで、質問要旨(1)学校2期制導入を目的に授業時間の確保がありましたが、17年度は導入前に比べどの程度時間が確保できましたか、小中学校別にお聞かせください。また、新たに生まれた時間はどのように使われましたか。
 次に、平成18年度がスタートし、各学校は新入生を迎え入れ、新しい仲間とともに新しい気持ちで順調な教育活動が展開されていると聞いています。渡邊教育長も新年度に当たり、西尾の教育アクションプランを示されました。
 愛知県では、愛知の教育を考える懇談会の最終報告が出され、善悪をわきまえ他人を思いやる心、社会で役に立つ意欲・力を子どもたちが身につけ、社会のために役立つことができるようにすることを、これからの教育の柱としていくと聞いております。これは、いじめ、不登校、非行をなくすことであり、基礎基本の学習を徹底し、地域とともに学校の活力を高める方向であると考えます。
 そこで、西尾の教育アクションプランの理念、中身についてお尋ねをいたします。
 質問要旨(2)西尾の教育アクションプランが示されましたが、教育長はどのような人づくり、学校づくりを目指していますか。
 質問要旨(3)その中で、今年度の重点教育施策は何か、お知らせください。
 質問要旨(4)学校の現場は、西尾の教育アクションプランをどのように受け取り、どのような取り組みをしていますか。
 教育改革については最後でありますが、最近の調査結果では、夜10時以後に就寝する就学前の児童の割合は29%に上り、朝食を食べないことがある小中学生の割合は、小学生では15%、中学生では22%に達しているとの結果があります。毎日、朝食を食べる子どもほど、ペーパーテストの得点が高い傾向にあるとも聞いております。
 そこで、質問要旨(5)子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切であると考えるが、最近は基本的な生活習慣が荒れている子どもが多いように思う。早寝、早起き、朝御飯を推進しませんか、お尋ねをいたします。
 続きまして議題3、八ツ面山公園構想についてお尋ねをいたします。
 市長は、いつも市民の皆さんの前に、歴史と文化を生かした活力と感動のあるまちづくりのお話をしておみえです。私は、八ツ面山公園を市民の要望が高い総合公園にすることが市民のためになり、歴史と文化を生かし、市民に感動を与えるまちづくりに大きく寄与するものと確信し、この提案をいたします。
 八ツ面山付近には、その昔、荒川城というお城があったこと、貴重な雲母がとれ、キララ山と呼ばれたことや国の指定文化財、久麻久神社があるほか、愛知県の天然記念物ヒメタイコウチの生息地としても知られ、市内でも有数な歴史と文化、自然の調和のとれた場所です。八ツ面山公園一帯を整備し、歴史ある荒川城を再建すれば当市のシンボルにもなり、西尾市の東の玄関口にふさわしいたたずまいとなることは間違いありません。
 そこで、質問要旨(1)八ツ面山公園を総合公園にしませんか。
 今、一番市民の要望の高いのが家族で1日楽しめる公園です。古川緑地公園、八ツ面山公園、歴史のある荒川城やなぞかけ松、ヒメタイコウチの生息地でもあり、立地としては最適です。新しく計画中の道の駅や小島の竜宮などの一帯をまとめることで、家族が1日楽しめる総合公園にしませんか。
 続きまして、質問要旨(2)八ツ面山に四季が楽しめる花、木の植樹をしませんか。
 現在、八ツ面山には松や杉の木はほとんどなくなり、私が子どものころの面影はありません。しかしながら、春には桜の花が満開となり、市内では最高の名所と私は自負しております。八ツ面山の四季折々の緑や花の楽しめることが私の夢でもあり、市民の願いではないでしょうか。桜の前は梅の花、次には山ツツジやサツキ、夏は緑の中を散策し、秋にはもみじ狩りをと、1年を通して楽しめる花や木を植えませんか。
 質問要旨(3)八ツ面山公園に続く古川緑地公園の整備を考えませんか。
 八ツ面山公園から古川緑地公園、そして小島の竜宮までの散策路の整備をしませんか。
 緑と水と太陽のある散策路は、なかなかあるものではありません。土曜日、日曜日、祭日には大勢の市民の方がジョギングやスポーツ、散策を楽しんでおみえです。やはり安心・安全が一番です。そのためにも、もう少し道路を広くし、危険な川べりにはさくをすることなど整備を考えませんか。
 続きまして議題4、地震防災についてお尋ねをいたします。
 先月27日に発生したインドネシア、ジャワ島の中部の地震は、日がたつにつれて犧牲者の数がふえているのが現状です。20万人とも言われている被害者の疲労の色は、濃くなる一方であるとの新聞報道がなされました。日本でも東海・東南海地震が、いつ起きても不思議ではないと言われています。そのために地震対策を最重点課題として位置づけ、積極的に地震対策事業を推進していくことは大いによいことだと思います。
 全国各地が地震の脅威にさらされている中で、伊豆地方では伊豆東方沖を震源とする地震活動が4月から活発化しております。また、5月には神奈川県東部や静岡県伊豆地方で、震度4の地震が相次いで発生している状況であります。現在は落ち着いた状況であると言われていますが、東海地震との関連が大変心配されるところであります。昨年の8月には宮城沖で震度6弱の地震が発生し、大地震が予想されている宮城県沖地震かと、多くの人が想起をしました。
 このように各地で頻繁に発生する大きな地震は、日本列島が地震活動期に入ったことを意味するのではと心配されるところであります。
 そうした中、西尾市の防災対策は地震対策事業5カ年計画をもとに、16年度から積極的に学校施設を初め、公共施設の耐震改修事業や同報無線システムの整備、さらには被災住宅に対する飲料水や生活用水の確保対策事業、非常食や防災用備品の備蓄を行っていることはよく承知しています。
 また、地震発生時には初期の消火活動や救助活動が非常に大切であることから、自主防災会の設置を積極的に働きかけるとともに、自主防災組織の支援にも力を入れているところもよくわかります。
 そこで、お尋ねをいたします。
 質問要旨(1)自主防災会設置後の運営活動について、どのような考えですか。
 現在、自主防災会の設置は95%を超えていると伺っております。組織をつくるだけでは機能は果しません。その活動について、どのように指導していくか、さらに自主防災活動に対する意識の向上を図っていくのか、お伺いいたします。
 質問要旨(2)防災行政無線の整備状況は、どのようになっていますか。
 災害発生時に避難情報や救助活動情報を伝達するシステムとして、同報無線の整備も本年度で3年になります。子局スピーカーも160カ所程度を設置されている中で、どうしても聞こえない地域があると思いますが、その地域の対応はどのように対処されるか、お伺いいたします。
 質問要旨(3)地震防災のときの第一避難所に看板を設置しませんか。
 いざ災害が発生しますと、地域の住民は身近なところに第一に避難をいたします。市が指定されている指定避難所26カ所に避難することは、すぐには難しい状況であると考えます。
 したがって、町内で指定してある第一避難所に看板を設置しないかお伺いいたします。
 次に、質問要旨(4)災害時用の備蓄は、現在どのような状況ですか。
 東海地震等が心配されている中で、被害者用に非常の食料等を備蓄していると思いますが、現在の備蓄状況はどのようになっているか、お伺いいたします。また、地域ごとにどのようか、わかればお答えいただきたいと思います。
 以上、4議題17項目についてご質問申し上げました。特に今回の質問は、行革、教育、地震防災、公園について私の意見や市民の皆さんの要望をまとめて、市長を初め、理事者各位の率直、かつ簡潔なご答弁をお願い申し上げまして、登壇による質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
      〔2番 田中 弘 降壇〕

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) それでは、私の方から議題2、質問要旨(1)から(5)につきましてお答えをさせていただきたいと思います。
 まず議題2、質問要旨(1)でございますが、2期制の導入によりまして、小学校では15時間から30時間、中学校では20時間から30時間、授業時間を確保することができました。そして小学校では、この確保できた時間を主に教科の授業に充てたり、補充学習として活用したり、担任との触れ合いの時間として活用しております。中学校では、小学校と同じように教科の授業や補充学習に充てたり、生徒との個人面談時間として活用しております。
 続きまして議題2、質問要旨(2)でありますが、西尾の教育アクションプランの人づくりについて、答弁させていただきたいと思います。
 人づくりにつきましては、将来に希望を持ち、社会で役立つ人づくりを目指したいと考えております。学校づくりにつきましては、保護者や地域住民の願いにこたえ、信頼される学校づくりを目指したいと考えております。そのために、学校を中心にして教育共同体を形成すること、そして学校と家庭と地域の三者が願いを共有して、共通の目的を掲げて、ともに活動する体制を整えていきたいと考えているところでございます。
 続きまして議題2、質問要旨(3)でありますが、今年度の重点施策は主に3つございます。
 1つ目は、教育者としての使命感を持ち、指導者としてのプロ意識を持った先生を育てるために、授業名人づくりを推進したいと考えております。
 2つ目は、軽度発達障害の児童生徒の理解と支援体制を整えていきたいと考えております。
 最後、3つ目は、安全で安心な学校施設、地域づくりを推進したいと考えております。
 続きまして議題2、質問要旨(4)でありますが、私が示した教育アクションプランを受けて、各学校現場では、その学校の特色、あるいは今年度の努力目標が一目でわかるようなリーフレットを作成して、各学校のアクションプラン、市の教育委員会のアクションプランの具体化を進めているところでございます。
 最後、議題2、質問要旨(5)でございますが、早寝、早起き、朝御飯の推進につきまして、これは休養、睡眠、運動を含めた基本的生活習慣の確立を目標として、既に各小中学校では積極的に取り組んでおります。例えば、西尾中学校区におきましては、3校が合同で研修会を開催したり、早寝、早起き、朝御飯の歌を作成するなどして運動を推進しているところでございます。
 こうした特色のある推進の仕方を、今後は他の校区にも広めていきたいと考えております。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 企画部関係分について答弁申し上げます。
 まず議題1、質問要旨(1)でございますが、5S基本理念7カ条は、5S運動の取り組みの方向性を明確にするとともに、改善運動の行動規範とするものでありますので、全職員に浸透させ、改善意識の高揚を図ることが重要と考えております。
 ご質問の、効率的な業務遂行と市民サービスの向上の具体策でございますが、今年度の5S運動は、QC活動を参考に各課を単位といたしまして、全職員が参加する5Sミーティングを基本に実施をしてまいります。その中でも、ものの5S運動から業務の5S運動まで、具体的な改善策が提案されることになっておりまして、7カ条の浸透により、よりよい改善案が出されることを期待しているところでございます。
 このような運動の継続によりまして、効率的な業務遂行と市民サービスの向上につながっていくものと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に議題1、質問要旨(2)でございますが、昨年度は書類などの整理整とんを初めとするものの5S運動を推進し、安全で美しく、わかりやすい職場となるよう執務環境の改善に取り組んでまいりました。18年度からは、業務のむだを徹底的に省くことを目標に、潜在化する問題を発見し、業務の改善運動を行う、いわゆる業務の5S運動へ拡大し、取り組んでまいります。
 実践に当たりましては、一、二週間に1回程度、各課で行う職員5Sミーティングで問題を掘り起こし、それに伴う改善策をみんなで考え、実践するといったサイクルて行ってまいります。また、2カ月に1回程度、全課のリーダーを集め、意見交換会を実施し、全庁的な共有化と取り組みの活動の見える化を推進してまいります。
 なお、今年度につきましても5S運動の成果発表会を計画しておりますので、よろしくお願いをいたします。
 次に議題1、質問要旨(3)でございますが、本市には事務事業の改善などについての職員提案制度がございまして、事務事業の効率や市民サービスの向上に役立つもの、経費の節減が期待できるものなど、行財政改革に関する提案を毎年募集をしております。この応募件数や採用状況でございますが、平成15年度は応募件数99件、うち採用は32件、16年度は応募件数60件、うち採用は18件、17年度は応募件数33件、うち採用は8件でありました。
 次に、実施状況でございますが、15年度は採用32件中、実施済みは28件、16年度は18件中16件、17年度は8件中6件となっております。
 主な提案内容でございますが、公用車の集中管理、それから事務服貸与の完全廃止、乳児担当保育士の手当の廃止などがございます。
 最後に議題1、質問要旨(5)でございますが、今回の給与構造改革の大きな特徴といたしまして、勤務成績に応じた査定昇給を導入したということでございます。
 単に給料を引き下げるだけではなく、的確に勤務成績を反映することによりまして、頑張れば報われるといった、職員にやる気を出させることが重要であるというふうに考えております。従来より勤務評定は実施をしておりますが、当面は、その運用で実施をしてまいりたいと考えておりますが、今年度中に職員だけではなくて、市民からも納得される新たな勤務評定制度を確立してまいりたいと考えております。
 具体的には、人材育成方針に基づきまして、成果、能力、姿勢についてバランスのとれたものにしたいと考えておりますが、人が人を評価することは非常に難しいことでありますので、民間などにも視察に出向きまして、よりよいものを策定し、公正に運用していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 総務部長。

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◯総務部長(小島統市) 議題1、質問要旨(4)でございますが、最近の経済情勢は、景気は回復していると言われ、改善傾向にあるとされていますが、原油価格の動向などにより先行きは不透明であり、今後の財政見通しは依然として厳しい状況が続くものと考えております。
 このような状況において、議員ご指摘のとおり19年度に大型事業が集中いたしますが、各事業につきましては3カ年実施計画にも採択されており、去る3月にお示しいたしました財政状況予測も、これらを見込んで作成していますので、財政運営において大変厳しい状況ではありますが、実施可能と考えています。
 なお、錦城体育館の代替となる新体育館につきましては、現時点でどのくらいの事業費が必要となるのか明らかではありませんが、今後の事業実施に向け、補助金や地方債の活用により財源を確保し、建設に向け努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 建設部次長。

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◯建設部次長(野口要二) それでは、私から議題3の八ツ面山公園構想について、(1)から(3)までをご答弁させていただきます。
 議題3、質問要旨(1)でございますが、八ツ面山公園は昭和55年に都市計画決定をされ、都市公園法に基づく特殊公園で、その中の風致公園として位置づけております。風致公園は、樹木の伐採等の行為を規制し、良好な自然的環境を維持することにより、住民に良好な都市環境を提供し、市民生活に快適性をもたらす機能を持つ公園であります。
 八ツ面山の樹林は良好な自然的景観を形成しており、今日まで市内のシンボル的な山として市民に愛着を持たれ、広く利用されてきております。
 したがいまして、自然を生かした風致公園として、引き続き維持管理してまいりたいと考えております。
 なお、議員ご指摘の八ツ面山総合公園化構想につきましては、本年度同様の趣旨で設置予定であります、仮称でございますが、親子で楽しめる公園検討委員会に提案をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして議題3、質問要旨(2)でございますが、ご存じのとおり八ツ面山には常緑樹や落葉樹の自然木、また見て楽しめる花木も多くございます。これらの木々を、引き続き適切に維持管理してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 続きまして議題3、質問要旨(3)でございますが、古川緑地は矢作古川右岸敷を利用し、八ツ面山公園、西尾市スポーツ公園に隣接をしておりまして、運動施設、また野立ての森、遊戯広場などもあり、幅広い年齢層に利用されております。中でもサイクリングロードは、八ツ面山から古川緑地と連続しており、約4.5キロメートルに及びます。
 ご質問の整備についてでありますが、これについては現地の状況を把握し、検討していきたいと思います。
 また、危険個所については対策を講じていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 総務部次長。

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◯総務部次長(渡辺信行) 地震防災について、ご答弁申し上げます。
 議題4、質問要旨(1)でございますが、自主防災会の設置状況につきましては、市民の皆さんに必要性をご理解いただき、5月末現在の組織率は97.4%で、168の自主防災会が設置されました。先ほど、議員からご指摘がありましたとおり、自主防災会を設置しただけでは本来の機能を果さないと思います。
 今後は、自主防災会単位での防災訓練を初め、小学校区単位での自主防災会連絡協議会を設置していただき、市職員との連携を深める防災訓練を実施して、より一層、地域住民の方々の防災意識の高揚を図ってまいりたいと考えています。
 また、地域防災力の強化の決め手となります自主防災会組織の活性化のためには、他の自主防災会組織との協調、交流や行政、企業、教育、その他の分野との連携が重要であると考えておりまして、市全体としての自主防災連絡協議会の設置をしたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題4、質問要旨(2)でございますが、16年度から整備をしまして、今年度までに親局、遠隔制御器、屋外拡声子局163カ所、それと防災関係機関に戸別受信機を約50基設置する予定であります。屋外拡声子局につきましては、市内のほぼ全域に整備が完了することとなります。しかし、これによりまして避難情報や救助活動情報が全市民の皆さんに届くかといいますと、自然条件等によりまして届かない場合がありますし、また現実的にカバーし切れないエリアもあります。このようなエリア等につきましては、自主防災会の情報班等の連絡網で対応していただきたいと考えております。
 なお、今後は届かないエリア等の調査を行いまして、そのエリアにつきましては自主防災会の代表者の協力をいただき、戸別受信機を設置したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題4、質問要旨(3)でございますが、いざ地震が発生しますと、まず最初は安全な身近なところに避難をし、地震が少し落ち着いたところで指定避難場所に避難していただくことになります。
 現在、各自主防災会の防災計画の中で、地震災害発生時に一時避難する場所として、町内の公民館や神社等の広場が決められています。自主防災会の皆さんには周知をされていると思いますが、再確認を含め、一時避難場所に看板を設置することは大変よいことだと思います。
 なお、看板の設置につきましては、各自主防災会の判断で設置をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題4、質問要旨(4)でございますが、災害時用の食料等の備蓄につきましては、西尾市地域防災計画では人口の1割程度を目安とし、約1万人の3食分、約3万食を目標数値としております。これに対して、現在までの備蓄状況は約4万4,500食でありまして、総合防災倉庫が約2万3,200食、三和防災倉庫が約5,000食、米津防災倉庫が約3,300食、平坂地区防災倉庫が約9,500食、室場防災倉庫が約3,500食であります。
 なお、東海地震、東南海地震が連動して発生した場合の愛知県による被害予測によりますと、避難所生活者は約2万2,000人と予測されています。
 したがいまして、西尾市におきましては、そうした場合にも対応できるように備蓄をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
 以上であります。

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◯議長(岡田隆司) 田中 弘君。

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◯2番(田中 弘) ありがとうございました。それでは、10項目ほど再質問をさせていただきます。
 議題1、質問要旨(1)でありますが、全庁的に5S運動を推進して1年余り経過したが、各課での取組み状況にばらつきがあると感じられるので、今後どのように対応していくかお伺いいたします。
 質問要旨(3)ですが、ただいまの答弁で提案や採用件数が年々と低下をしているわけですが、それについてどのように分析をしているのか。また、職員の提案制度は行政改革を継続的に進めるための一助となっていると思いますが、今後も、この制度を生かし、職員のやる気を起こさせる意味では職員への報奨制度が必要と考えますが、そこで報奨はどのような内容になっているか、お伺いいたします。
 質問要旨(5)でございますが、新たに勤務評定制度の策定は重要なことと考えるが、評価される職員の納得が得られなければ職員のやる気につながらないと思います。導入に向けて、どのような運用を考えているかお伺いいたします。
 議題2、質問要旨(1)でございますが、2期制は授業時間も確保でき、有効活用ができているようなので、ぜひ本格実施をしていただければよいかと思いますが、いかがでしょうか。
 質問要旨(2)(3)(4)については、西尾の教育アクションプランの理念や中身はよくわかりました。重点施策も確実に実施し、西尾市の教育水準を高めていただきたいと思っております。そして、各学校のリーフレット作成も新しい試みでありますので、保護者や市民が見ることができるように、ぜひお願いをしたいと思います。いかがですか。
 議題3、質問要旨(1)でございますが、設置予定の親子で楽しめる公園検討委員会(仮称)は、どのような構成メンバーをお考えですか。
 質問要旨(3)の整備について、検討するとのお答えですが、具体的にどのように検討されるか。また、危険場所は具体的にどのように対策を講じるのか、お答えいただきたいと思います。
 議題4、質問要旨(1)でございますが、ご答弁では小学校区単位の自主防災会連絡協議会の設置状況はどのようになっているか、お伺いいたします。
 また、市全体の連絡協議会はいつごろ立ち上げる予定なのか、これもお伺いしたいと思います。
 質問要旨(2)でございますが、戸別受信機を約50基設置の予定であるということでございますが、この戸別の受信機は新規に設置されるものであると思いますが、どのようなもので、約50基はどのようなところに設置されるか、お伺いしたいと思います。
 最後になりますが、質問要旨(4)でございますが、災害時用の全体の備蓄状況はわかりましたが、災害時に一番お困りの方は要援護者であると私は思っております。老人の方やお子様や、乳児や女性等に対する備蓄品の状況は現在どのようになっているか、お尋ねいたします。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。教育長。

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◯教育長(渡邊賢一) それでは、私の方からは議題2、質問要旨(1)の再質問について答弁をさせていただきたいと思います。
 2期制につきましては、2年間、市内一斉に試行してまいりましたので、昨年同様のアンケートを子ども、保護者、教員に対して行いたいと思います。
 そのアンケートの結果によりまして、ことしの12月末には結論を出していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 続きまして議題2、質問要旨(2)から(4)の再質問についてご答弁させていただきます。
 西尾の教育アクションプランをご理解いただきまして、ありがとうございます。ここにあるリーフレットでございますが、こうしたものをことしつくりました。これが1冊あれば市内のすべての学校の様子、それから校長先生の教育理念、これらが一目でわかるものでございますが、このリーフレットにつきましては、市議会議員の皆さんにはお一人1冊、また近いうちにお配りしたいと考えております。
 それから、保護者につきましては、もう既に学校によっては配布した学校もあります。
 これからにつきましては、公民館にもこうしたリーフレットを置きまして、市民にも閲覧ができるように、そして学校の様子がわかるようにしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 議題1の行財政改革についての再質問に、お答えをさせていただきます。
 まず議題1、質問要旨(1)でございますが、議員ご指摘のように全庁的に運動を推進していくためには、各課での取組み状況のばらつきは大きな支障となってまいります。
 現在、今年度の進め方について各課に出向きまして、事情を確認しているところでございますが、うまく進められない要因といたしまして、市民の応対が主たる業務の職場、それから時間外が多い職場、それから時差出勤のある職場、これらの職場では職員が一堂に会するミーティングを開催するのが難しいとのことでございました。このような職場につきましては、画一的な方法をとることなく知恵を出し合っていただきまして、実行できるように積極的にアドバイスをして、取組み状況のばらつきを解消していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に議題1、質問要旨(3)でございますが、まずご指摘の提案件数が年々減っているということでございますが、この減っている要因でございますが、平成15年度は課長補佐職は必ず1以上の提案をしてくださいということになっておりましたけれども、16年度以降はこういうことはなくしまして、職員の自発的な提案をしていただくというふうに変えましたので、これが減少の原因だというふうに考えております。
 当然、提案を伸ばすという努力はしてまいりたいと思います。
 次に、報奨の内容でございますが、最優秀賞は図書券1万円、奨励賞2,000円、参加賞500円となっております。
 次に議題1、質問要旨(5)でございますが、議員ご指摘のように評価されるものが公平性を理解することによりまして、職員のやる気につながるものというふうに私どもも考えております。制度につきましては、客観性が確保されるよう今後検討してまいりますのが、評定者の説明会の開催や、それから評定者ごとの誤差を調整する期間を確立してまいりたいというふうに思っております。
 それから、評定者と評定されるものとの面談も取り入れまして、職員育成の観点に立った制度として職員に理解を得てまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 建設部次長。

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◯建設部次長(野口要二) それでは議題3、質問要旨(1)の再質問についてご答弁いたします。
 この検討委員会の設置目的は、市民ニーズの高い親子で楽しめる公園づくりを進める上で、イメージづくりを行うものであります。構成メンバーにつきましては、近隣市町の設置状況も踏まえながら、幅広い市民の方の声を反映させるという観点から、子ども会、PTAの方々、町内会長、子育てグループの方々、老人会、身障者の協議会などの代表の方々で構成をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 それから議題3、質問要旨(3)の再質問でございますが、現在、利用頻度が極端に少ないものといたしまして、バレーボールコート2面、バトミントンコート2面、バウンドテニスコート2面がございます。これらについては他の施設とも総合的に見直しをして、再整備を検討していきたいと考えております。
 また、川べりの危険個所の対策でございますが、これについては立て看板を設置し、利用者の注意を喚起していきたいと思っておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 総務部次長。

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◯総務部次長(渡辺信行) 地震防災の再質問にご答弁いたします。
 議題4、質問要旨(1)の再質問につきましては、15校区に分類している中で、現在は3つの連絡協議会が設置されています。現在、各校区に連絡協議会の設置を働きかけているところでありまして、今後、全体の設置状況を見た上で、市全体の連絡協議会を設置したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題4、質問要旨(2)の再質問についてご答弁いたします。
 戸別受信機は屋内に設置いたします受信機でありまして、屋外拡声子局で放送した内容が同時に受信できるものであります。これによりまして、防災関係者に指示や情報が一括配信をすることができます。よって、災害情報等をより正確に把握でき、より適切に行動を促すことが可能となります。
 なお、約50の設置箇所でありますが、地震及び水害の指定避難場所と西尾警察署等の防災関係機関を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題4、質問要旨(4)の再質問についてご答弁いたします。
 災害時要援護者の備蓄用品としましては、使用人数が不透明な部分がありますが、粉ミルク、哺乳瓶、子ども用紙おむつ、大人用紙おむつ、生理用品を備蓄しています。また、植物アレルギーの方にも対応できるようにアルファ化米のワカメ御飯も備蓄していますので、よろしくお願いいたします。
 以上であります。

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◯議長(岡田隆司) 田中 弘君。

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◯2番(田中 弘) 1点だけ、再々質問をお願いします。
 先ほどの報奨の金額ですが、この金額ではなかなかアイデアは出ないと思うんですけれども、その辺は市長、どのようにお考えですか。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 実は、最優秀賞が図書券1万円でありますが、15年度、16年度、17年度で最優秀賞に該当する提案はゼロということでありまして、実際には2,000円と500円が提案した職員に渡っているということでありますが、2,000円がもう少し高い方が私も個人的にはいいかなとは思いますが、今まで報奨の額が上がったから提案が即、多くなるというふうにはちょっと考えにくい部分もありますので、こういう額で今までずっときておりますので、報奨の額で提案をするのではなくて、積極的にいい考えがあったら提案をしていただくように、今後もしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

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◯議長(岡田隆司) 田中 弘君の質問は終わりました。
 関連質問を許します。牧野勝子さん。

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◯23番(牧野勝子) 田中議員が再質問なさると思っておりましたらなされなかったので、議題4の地震防災のところの質問要旨(3)ですけれども、地震防災のときの第一避難場所に看板を設置しないかということについて、当局のお答えは、よいことなので地元でやってくださいということでした。多分、このご質問の趣旨は、市の指導や補助があるのではないかと踏んでお尋ねになったと思います。
 それで、例えば看板を立てる位置とか大きさとか質といったものは、それぞれの防災会ごとにいろいろお考えはあろうかと思いますが、しかし対象が多くなれば、例えばシルバー人材センターの方に一括発注してつくってもらったりするような合理的なこともできるかと思いますので、これを市が援助したり補助したりするお考えがあるかどうか、お尋ねをしたいと思います。

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◯議長(岡田隆司) 総務部次長。

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◯総務部次長(渡辺信行) 今の質問の件でございますけれども、第一避難場所につきましては、自主防災会があるところについては指定していただいているというような形でありまして、西尾市全体がまだ自主防災会がすべてある状態ではありませんので、第一避難場所の指定されていない町内もあるというのが今の現実でありますので、今のところの考えでありますけれども、自主防災会の中で設置していただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 関連質問は終わりました。
 この際、暫時休憩いたします。
                            午後2時07分 休憩
                            ─────────
                            午後2時20分 再開

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◯議長(岡田隆司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を継続します。
 質問第4、1. 少子化対策と子育て支援について、2. 安心・安全対策について、3. 国民保護計画について、以上3件、大竹 忍さんの質問を許します。
      〔8番 大竹 忍 登壇〕

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◯8番(大竹 忍) 議長のお許しをいただきましたので、3議題9項目についてお尋ねいたします。
 議題1、少子化対策と子育て支援について。
 内閣府がまとめました17年度版の少子化社会白書によりますと、我が国の平成16年の合計特殊出生率は1.29で、過去最低でありました。さらに、17年は0.04ポイント下がり1.25と落ち込みました。17年は、出生数と死亡数の差であります自然増減数は2万1,408人の減で、統計を始めました1899年以来、データのない戦後の混乱期を除いて、初めて人口が減少に転じました。
 政府は、不妊治療費助成制度や子育て世代の経済的な負担を応援しようと、児童手当の支給対象年齢を小学校6年生終了時までとし、所得制限も緩和され拡大するなど、次世代育成支援対策のさらなる展開など、予算対応をして取り組んでおります。これまでにも待機児童ゼロ作戦など、保育サービスの充実を図るなどのエンゼルプランや、さらに雇用、母子保健、母子相談、教育などを追加した新エンゼルプランを策定して、少子化対策を実施してまいりましたが、少子化に歯どめがかからない状況が続いております。
 私も、今までに少子化対策、子育て支援については、さまざまな角度から議会で取り上げ、提案してまいりました。子育て支援センター及びサブセンターの開設も、今年度さらに西野町と米津が新設され、7カ所で実施されるようになりました。また、ファミリーサポートセンターが併設されております家庭児童支援室の開設や、今年度からは育児支援家庭訪問事業も実施されるようになりました。
 ほかに、子育てマップの作成配布やゼロ歳児保育、延長・休日保育など、多様化する保育ニーズに対応していただき、保育園の民営化の中でさらに充実していただくなど、子育て支援・対策が実施されております。中村市長も、市長公約実現に積極的に取り組んでおられる中で、少子化対策、子育て支援につきましても不妊治療費の補助制度や保育料の引き下げ、乳幼児医療費無料化を小学1年生まで拡大されました。大変喜んでおります。
 せっかく妊娠をしても、妊娠初期はつわりがひどくて食べられず、体力も落ちます。また、胎盤も不安定で、ちょっとした無理が流産につながる危険性もある時期でありますが、人に気づいてもらえません。電車などに高齢者や病気やハンディを背負った人の優先席に、最近は妊婦マークもありますが、妊娠初期は外見からはわからず、自分から席を譲ってとは言えず、通勤電車やまちの中で我慢している妊婦さんが多いのが現状であります。
 こうした目立たないがつらいときの妊娠初期の人のためにと、1999年に横浜市の会社員の一女性が個人で、BABY in ME(ベイビー イン ミー)という、女性のお腹にハートを線で描いたバッジを作成いたしました。このバッジを、鈴鹿市などの自治体が母子手帳と一緒に配布しております。
 また、NPO法人CFFC(チャイルド&ファミリー・フレンドリー・コンソーシアム)は一昨年、I am Mon(アイ アム マン)のロゴ入りの妊婦マークのストラップをつくりました。こうした動きに厚生労働省もことしの3月、公募によりマークを選定いたしました。5月の1カ月間、鉄道各社の協力で、全国の駅や電車内でキャンペーンを実施しました。
 こうしたマークの利用者からは、気づいて席を譲ってもらい感激しましたとか、堂々と座っていられたと感謝の声がある一方で、つけても反応がないと、浸透度の引くさを指摘する声や、見て見ぬふりをされたと嘆く声も多いと言います。
 豊田市では本年度から、一目で妊婦とわかるようイメージキャラクター「まーむ」、これは母の夢と書きますが、まーむを採用し、まーむの入ったストラップを配布しています。また、多くの市民に存在を知ってもらおうと、まーむ入りのフラッグを作成し、名鉄豊田市駅の東口と西口のペデストリアンデッキに掲げています。
 一方で、せっかく生まれてきたのに子育てに自信がないなどの問題や、またさまざまな角度からの健全育成に対する警鐘も鳴らされております。テレビやビデオを長時間見るメディア漬けについて、子どもの健全な発達に悪影響をもたらすことが、小児科学会などの報告でわかってきました。映像メディアに長時間触れている子どもには、人と視線を合わせない、言葉が遅い、気に入らないとパニックを起こすなどの自閉症に似た症状が見られ、医師の指示でテレビを見ることをやめると症状が改善されたという報告であります。
 アメリカの小児科学会は、1999年にメディア漬けが子どもの脳の発達を妨げるおそれがあるとして、2歳未満の乳幼児にテレビを見せるべきではないと勧告をしております。
 これらのことから、次の4項目についてお尋ねいたします。
 質問要旨(1)不妊治療費の助成制度を、国と同じ5年間に延長しませんか。また、第2子で不妊に悩んでいる夫婦の方がおられます。不妊治療費助成制度が第2子以降にも適用すると思いますが、周知を図りませんか。
 質問要旨(2)妊娠初期は精神的、肉体的に負担がかかります。妊娠女性を社会全体で支えるための施策が必要です。
 そこで、ア.妊娠していることを周囲にさりげなく伝え、優しい心配りを求めるための妊娠ストラップを母子手帳交付時に無料配布しませんか。
 イ.妊婦マークの存在を市民に知ってもらうためにフラッグを作成し、駅や商店街、ショッピングセンターに掲示協力を要請し、啓発しませんか。
 質問要旨(3)第3子以降の保育料について、減免の実態はどのようですか。現在は、同時入園に限って無料の制度ですが、同時入園に限らず第3子以降の保育料を無料にしませんか。
 質問要旨(4)子どもの脳の発達を妨げるおそれが指摘されているメディア漬けから子どもを守るために、母子手帳や子育てマップに警鐘文を掲載し、1・2歳児のノーテレビ運動を推進しませんか。
 次に議題2、安心・安全対策についてお尋ねいたします。
 愛知県の市町村の女性議員で組織しております私ども公明党愛知県女性局は、毎年、知事要望を実施しておりますが、昨年の11月に愛知県知事に要望書を提出しました。神田知事はこのとき、愛知県は交通事故多発県として有名ですし、特にお子さんを犯罪者から守ることや、また県民の安心・安全を守る観点からも、警察組織のほかに県庁に安全課を設置して、防災・防犯及び交通安全に取り組んでいきたい。また、警察官の増員や警察官OBの活用や交番、派出所などの警察施設の増設も検討したいとのお話をいただきました。
 ことしの4月に、安全課が県庁に設置されました。警察施設の増設も西尾幡豆警察管内でも検討されておりますし、警察官も240人増員される予定であります。警察官OBも、交番相談員や安全なまちづくり活動推進員などで活用されます。当市におきましても、広報にしお6月1日号で特集されておりますように、子どもを犯罪被害から守る取り組みがされております。しかし、当市は交通安全、防犯については市民部の交通安全、防犯担当で行っておりますが、警察署や教育委員会、児童相談所など、県組織との対応も多くあると思います。
 これらのことを考え、安心・安全課を設置してトータル的な対応が必要と思います。
 もう1点、防災や歩行者、特に小さいお子さんの安全面から、歩行喫煙の自粛を呼びかける必要があると思います。歩行喫煙者の手の位置が、ちょうど子どもの目の高さと同じくらいになります。歩いていて、ひゃっとされた経験のある方もあると思います。
 これらのことから、次の2項目についてお尋ねいたします。
 質問要旨(1)市民の安心・安全対策の充実が求められております。現在の市民部の交通安全、防犯担当と総務部の防災担当を合わせて、総務部に安心・安全課を設置しませんか。
 質問要旨(2)防災や歩行者の安全から、たばこのポイ捨て禁止や路上喫煙の自粛を大型店や商店街に呼びかけ、ポイ捨て禁止・喫煙モラル地域を設定しませんか。
 最後に議題3、国民保護計画についてお尋ねいたします。
 武力攻撃事態等における国民保護法が平成16年6月18日に成立をし、9月17日に施行されました。国民保護法は、外部からの武力攻撃の脅威や、国内におけるサリン事件などのテロ事件に対して、余りにも危機管理に欠けていることなどから、どう対処するものかをあらかじめ計画し、避難マニュアル等を作成して国民の生命、財産を保護するための措置を実施できる体制を整備するものであります。
 国民保護法第32条の規定に基づき基本指針が定められ、市町村の国民保護に関する計画が第35条の第1項に、市町村長は、都道府県の国民の保護に関する計画に基づき、国民の保護に関する計画を作成しなければならないとあります。愛知県では平成17年度、1年かけてこの計画を策定し、平成18年2月1日に計画をつくりました。18年度は、避難マニュアル等の作成に900万円、国民保護計画の修正に際し、愛知県国民保護協議会を開催して意見を求めたり、国民保護措置の実態体制を定める実施要綱の作成などに520万7,000円、また講演会、説明会の開催や市町村や関係機関に対して情報提供を行うなどの普及啓発に112万3,000円の予算を、18年の当初予算で計上しております。
 3月議会で、西尾市国民保護計画を策定するに当たり、西尾市国民保護協議会条例が制定されました。今年度中に西尾市国民保護計画を作成し、19年には避難マニュアル等を作成することになっております。計画作成に当たって、先ほどの第35条に第1項から第8項までの規定がありますが、その第3項に、県や他の市町村の計画との整合性を図るよう努めなければならないと、また第4項に、当該市町村の長の意見を聞かなければならない。第5項では、あらかじめ県知事と協議しなければならない。そして第6項では、計画を作成したときは速やかにこれを議会に報告するとともに、公表しなければならないなど規定されております。
 これらのことから、次の3項目についてお尋ねいたします。
 質問要旨(1)国民保護計画を平成18年度に実施するようになっておりますが、計画策定はどのように実施されておりますか。
 質問要旨(2)国民保護策定推進に当たって、幡豆三町を初め、近隣市町との連携が必要と考えます。計画策定段階からの連携を考えていきませんか。
 質問要旨(3)市民への周知、普及啓発が必要ですが、国民保護計画策定後に講演会や説明会の開催を考えていきませんか。
 以上で、登壇による質問を終わります。
      〔8番 大竹 忍 降壇〕

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 大竹議員の質問にお答えをしたいと思います。
 議題1、質問要旨(1)でありますが、不妊治療費は年間の自己負担額の2分の1、5万円を限度として2回までの助成を今行っているところであります。今年1月より実施しておりますが、助成期間の延長につきましては、今、議員ご承知のとおり始めたところでありますので、もう少し様子を見て判断をさせていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 また、助成対象は第1子に限らず第2子以降も対象としておりますので、今後、周知を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思いますが、大竹議員は女性でありますので、いろいろこのことについては男性より詳しいわけでありますけれども、私が今、歴史と文化を大切にしてということを、かねがねくどいぐらい言ってるわけでありますけれども、戦後60年、還暦を迎えておりますけれども、今の日本の繁栄、日本がここまできたのは、私は明治、大正の方の努力、そして子どもが多いということで、恵まれた労働力と日本人の英知がここまでもってきたと思います。
 では子どもが、今、言われましたように1.2ぐらいになってしまって、少子化、少子化と言ってるわけでありますが、私は最近、新聞を見ておりまして、市町の行政がこのことに、今やっているようなことに取り組んで少しでも、一生懸命で頑張っても肉体的に子どもができない方には、行政が面倒を見るというと失礼ですが、協力をする。そしてある程度、学校までは医療も無料化する、これは市町のやることでありまして、最近、新聞を見ておりますと、国が最近になって市町のやるようなことを掲げて法律で決めると言ってるわけです。私が歴史と文化を大切にしたいというのは、日本がここまできたのはそういう明治、大正の人のおかげで子どもがたくさんあった、労働力があった、それに日本人の英知が結集してここまできたわけであります。どこかで、私は日本のいいものを国の偉い人が間違えていると思うわけです。このことを国の偉い方はもっと反省をしていただいて、そして法律ではなくて日本の歴史と文化があるわけですよ。例えば春、夏、秋、冬というような、そういう歴史と文化があって日本は米の国でありますよ。そういうものを国の偉い人は忘れて、国が今、市町でやるようなことを少子化対策にお金を出そうと、これは市町が一生懸命やることですよ。国はもっと高い次元でやってもらいたい、このことをあえてきょうお話をして、私は大竹議員の1番の質問にお答えをしたいと思います。
 それから議題1、質問要旨(3)でありますが、平成18年4月現在、同時入園の第3子以降児は14人であります。そして、無料化による減免影響額は年間約24万円と見込んでおります。
 そして、同時入園に限らない第3子以降の保育料無料化につきましては、少子化対策または受益者負担の観点から、もう少し検討をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから議題2、質問要旨(1)でありますが、議員ご指摘のとおり、最近は防災のみならず、交通安全や防犯のための対策強化が市民から求められていることは、私もよく承知をしているところであります。安心・安全対策、そして市民生活全般にわたるものもありますし、また非常時のみならず平常時においても対策を講じる必要があるため、今、議員おっしゃいましたような1課で担当するよりも、現体制の方が対応しやすいのではないかなと私は今考えているわけですが、現時点で安心・安全課の設置の考えは、今すぐということを私は考えておりませんが、議員ご指摘のように一度検討をさせていただきまして、10万6,000市民にこたえていきたいと思いますので、ご理解賜りますようにお願いしまして、私からの答弁を終わりたいと思います。よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 福祉部長。

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◯福祉部長(名倉武博) 私からは議題1、質問要旨(2)と(4)について答弁させていただきます。
 まず議題1、質問要旨 (2)ア.イ.でございますが、関係がございますので一括で答弁させていただきます。
 この少子化の時代、社会全体で妊婦を支えていくことは必要なことでありますが、妊婦ストラップ及び妊婦マークにつきましては、今後、検討していきたいと考えております。
 次に議題1、質問要旨(4)でございますが、テレビ、ビデオは子どもの脳の成長、発達に何らかの影響を及ぼすと言われております。メディア漬けから子どもを守るため、保健センターにおきましては健康指導、健康教育、健康診査時において指導を現在行っております。
 母子手帳に警鐘文を掲載することにつきましては、制約もあり、難しいところでありますので、子育てマップにおいて今後検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 市民部長。

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◯市民部長(成瀬良一) 議題2、質問要旨(2)についてご答弁申し上げます。
 西尾市では、あき缶等ごみ散乱防止条例を定め、空き缶のみならず、たばこの吸い殻などのポイ捨てを禁止しております。ポイ捨て防止につきましては、ポイ捨て禁止の看板等の掲示や、町内会ごとにごみ散乱防止推進委員を選任し、地域のごみ捨て禁止や美化について啓発、指導を行っています。
 歩きたばこ禁止区域を設けております東京都千代田区や新宿区などの地域とは、歩行者の通行量など大きく異なりますので、ご質問のポイ捨て禁止・喫煙モラルアップ地域の設定は、現在のところ考えておりませんので、よろしくご理解をお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 総務部次長。

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◯総務部次長(渡辺信行) 国民保護計画について、ご答弁申し上げます。
 議題3、質問要旨(1)でございますが、国民保護計画策定のスケジュールは、法令、政令で定められているものではありませんが、西尾市も国が示す国全体の国民の保護のための体制整備におくれることのないよう、18年度中に策定いたします。策定を進める中で、国民保護法第35条第4項には、他市との意見聴取を行うことや、同法第35条第7項には、関係機関に対し、資料または情報提供を求めて策定することとなっていますので、これらの調整を行い、さらに県と協議をして計画案を策定してまいります。
 そして、西尾市国民保護協議会に計画案を諮問し、審議をいただき、最終決定となります。その後、議会に報告するとともに公表をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題3、質問要旨(2)でございますが、市民が他の市町村の避難施設に避難していただくことがありますので、近隣市町と密接な連携を図ることは大切でありますし、また的確、かつ迅速に住民を避難させるためには、避難計画等について平素から共通の認識を持っておくことが重要であると考えています。
 したがいまして、国民保護計画を作成する段階で、関係いたします近隣市町との意見聴取をしながら進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題3、質問要旨(3)でございますが、国民の保護に関する計画は市全体として推進すべきものでありますので、議会に内容をお知らせするとともに、市民の皆さんに公表して理解と協力をしていただくよう考えています。
 なお、啓発活動として、パンフレットの作成や講演会等を開催してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上であります。

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◯議長(岡田隆司) 大竹 忍さん。

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◯8番(大竹 忍) 再質問をさせていただきます。
 まず議題1、質問要旨(1)ですけれども、今、市長もおっしゃられていましたように始まったばかりですので、様子を見てということですけれども、国が2年助成をして、それでもだめなら、あと5年間追加をすると。これは国が決めまして、実施は県が行っておりますように、この辺を見ていただいて、これはぜひ検討していただきたいと思います。これは要望しておきます。
 それから議題1、質問要旨(2)ですけれども、実はこれがNPOが作成をしましたストラップであります。これは1個200円です。これは、武蔵野市だとか東久留米市だとか泉大津市などが取り入れて、これを母子手帳と同時に配布をしております。
 それから豊田市は、市独自でキャラクターを決めまして、今、ちょうど啓発活動をしているわけですけれども、今年度、その啓発活動にかかった費用が全体で450万円の予算でやっていると言われました。旗の印刷代だとか、それからグッズを配布するとか、そういうことで450万円で予算化をして取り組んでいけれるということですので、これはぜひ当市も検討していただきたいと思いますけれども、先ほど市長も言われましたように、戦後の子どもの力が大きかったということは実感をしております。
 ですから、これ以上、少子化が進まないように、先ほども市長おっしゃいますようにこの少子化対策については、それぞれの市町が真剣に取り組むことだとおっしゃいましたので、これはぜひ当市においても予算対応して取り組んでいっていただきたいと思います。これは再度、お尋ねをいたします。取り組んでいっていただけるかどうか、お尋ねをいたします。
 それから、質問要旨(3)ですけれども、実は第3子以降、保育料を無料にするというのが中村市長の市長選での公約であったというふうに、3月に保育料が決まりまして、保護者の方に通知がいった時点から4月に入るまで、若い保護者の何人かから私もお電話をいただきまして、市長公約じゃないかと。第3子以降の同時入園というのは、先ほど市長言われましたように14名、市全体で14名なんですね。ですから、これは全体で考えると何人ぐらいになるのかなと思うわけです。もし、3子以降の子どもさんを全部無料化にすると、どれぐらいの予算が必要なのか、この辺が予算がわかりましたら、またそれが対応できる金額かどうか、この辺をお尋ねをしたいと思います。それによっては、せっかくの市長公約でありますので、ぜひこれは第3子以降を無料にしていただきたいなと思うわけですけれども、その点、再度お尋ねをいたします。
 質問要旨(4)ですけれども、実はこれは福岡県の福祉財団がつくっております「子育て1・2・3」という本であります。これを取り寄せまして、担当課の方には手元にお渡しをしてありますけれども、この46ページに、これを提案しました大学の先生の警鐘文が載っております。先ほど、子育てマップの中でとおっしゃっていただきましたが、大変子育てマップも好評と伺っております。手元に在庫もないということですので、再度、子育てマップを作成していただいて、その中にこの警鐘文をぜひ追加で載せていただくことができるかどうか、再度、お尋ねをしたいと思います。
 それから議題2、質問要旨(1)ですけれども、市長は今の方がいいというふうにおっしゃいましたけれども、私も近隣市町を調べてみました。そうしましたら、確かに今までは交通安全という面から、市民部に置いているところが多かったわけですけれども、最近は防災と関連をして総務課、また企画課、そういうところに安心・安全課とか、生活安全課というような形で課を設置している市町が近隣市町にもありますので、この辺をトータル的に考えていただいて、総務部または企画部の中に設置を望むものであります。
 市長は、ことしの4月の人事において各部に次長を配置されまして、やる気のある方には、それなりのきちんとした対応をしていただいているというふうに思いますので、ぜひこの辺の安心・安全に取り組む姿勢もお示しをいただきたいなと思いまして、再度、お尋ねをいたします。
 それから、質問要旨(2)ですけれども、確かに東京だとか名古屋のような人通りのことからいきますと、通常のにぎわいは比べるまでもありませんけれども、ポイ捨て禁止だとか、歩きたばこの禁止などは西尾まつりだとか、よくばり市だとか、極端に人の集まるところでは条例ではなくて、そういうことを再度警鐘看板等を掲げて、また皆さんにそういうことを啓発していかれないか、この辺を再度お尋ねをいたします。
 それから議題3についてでありますけれども、確かに今から計画をつくられるということでありますけれども、この3月にできました国民保護協議会ですね、この協議会については3月議会で組織的なこと、運営に関しての条例が制定されましたけれども、どのような審議をされていかれるのか。人数はたしか54人とか、その辺の人数も発表になっておりますが、ちょっと私もこの人数までは定かではありませんけれども、どのようなことを審議されるのかお尋ねをします。
 それから、国民保護計画に関する予算措置というのは、どのようになっているのか。18年度、また来年のマニュアルづくりの予算の予定というのは、どのように考えてみえるのか、この辺をお尋ねいたします。
 それから、国民保護法の第9条に、国民の保護のための措置を実施するに当たっては、高齢者、障害者、その他、特に配慮を要するものの保護について留意しなければならないと、こういう条文がありますように、当市の保護計画、また実施マニュアル作成の中に災害弱者といわれる方々に対するこの内容は、当然、入れられるべきものと思いますけれども、先ほど田中議員の質問にもありました防災についても同じでありますけれども、どのように入れられていかれるか、考えておられましたら、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
 以上で、再質問を終わります。

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 1点だけ私からお答えをし、あとは担当部長からお答えさせますので、よろしくお願いします。
 安心・安全課の件でありますが、議員言われることもよくわかりますが、先ほどの田中議員の質問にも関連がありますが、昨年、5S運動を進めてまいりまして、あいさつとか、いろいろなことをやってきたわけですが、ことしは実務の5Sということで、油井さんを先頭に今、新年度からやっているわけでありますけれども、それぞれの部によって仕事が違いますので、そのことをその部で責任を持って、今度は実務でどこを改善したら能率が上がるのか、このことをしたら市民サービスが今まで以上にできるのか、今、4月から真剣に取り組んでおりますので、そういうことも含めて安心・安全課についても検討をしていきたいと思っておりますが、私も新年度になりまして、部課長会議を一度市長室でやってくれとお願いしまして、ずっと続けてきておりますが、通常、各部でやっております部課長会議を市長室でやってくれと。市長から特別に注文があってやるわけではないと、どういうことをやっているのか部長の考え方、課長の考え方が課全体、部全体に伝わっているのか、そしてあしたは何と何をする、明後日は何と何をするというような、お互いに能力もありますけれども、10の能力は10で切るように、そして一生懸命その仕事に向かって努力することが第一でありますので、そういうことを今一生懸命やっておりますので、もう少し時間を貸していただきたいと思いますが、全体含めて検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、妊婦マーク、少子化の細かいことについては担当部長から答えさせますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 福祉部長。

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◯福祉部長(名倉武博) それでは、再質問にお答えさせていただきます。
 まず議題1、質問要旨(3)の第3子以降に何人ぐらいいるのかというお尋ねがあったと思います。平成17年10月時点で調査をいたしまして、第3子、要するにお兄さん等が小学校へ行ってて、一番下が保育園へ入っている、こういう3子でございます。該当者は380人ございまして、これを全部無料化いたしますと年額で約7,400万円ほどの保育料の減額となります。
 それから、次に質問要旨(2)の関係でございます。妊娠ストラップ作成に取り組むかというご質問でございますけれども、取り組む方向で今検討してまいります。
 それから、次に議題1、質問要旨(4)でございます。子育てマップに入れていくかというお話でございましたけれども、現在、この子育てマップは残部がありませんので、この中で作成に向けて検討していく予定をしておりますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 市民部長。

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◯市民部長(成瀬良一) 議題1、質問要旨(2)の再質問にご答弁いたします。
 議員ご提案のように、みどり川の桜まつり、西尾まつり、米津の川まつりなど、たくさんの人々が集まるお祭り、イベント等で、歩行禁煙の自粛や喫煙場所の指定及びポイ捨て禁止について取り組んでいただきますように、イベント等の主催者に指導してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岡田隆司) 総務部次長。

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◯総務部次長(渡辺信行) 国民保護計画の再質問についてご答弁申し上げます。
 議題3、質問要旨(1)の再質問でありますが、まず1点目の、国民保護協議会はどのようなことを審議するのかでありますが、国民保護計画に定める主なものを申し上げます。
 これは、市町村国民保護モデル計画によるものでありますが、1つ目に、総論として市の責務、計画の位置づけ、基本方針、国民保護計画が対象となる事態などであります。
 2つ目に、平素からの備えや予防として組織体制の整備、避難救援及び武力攻撃災害への対処に関する平素からの備え、物資及び資材の備蓄整備、国民保護に関する啓発であります。
 3つ目に、武力攻撃事態等への対処として、初動連絡体制の迅速な確立及び初動措置、対策本部の設置、警報及び避難の指示、武力攻撃災害への対処などであります。
 4つ目に、復旧等として、応急の復旧、武力攻撃災害の復旧などであります。
 5つ目に、緊急対処事態への対処であります。
 以上のような計画案につきまして、審議していただくこととなります。
 2点目の、国民保護計画に関する予算措置でありますが、18年度は国民保護計画策定委託料と国民保護協議会委員の謝礼合わせて375万5,000円を予算計上しております。19年度以降につきましては、避難マニュアルや避難マップの作成費を初め、啓発費用などを予算計上する予定であります。
 次に、3点目の実施マニュアルの中に災害弱者の内容を、どのように入れるかということですが、国民保護計画を作成していく中で、避難住民の誘導等の項目に避難実施要領を策定することになります。その中には、高齢者、障害者、その他特に配慮を要するものへの対応も入れていくことと考えております。
 以上、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岡田隆司) 大竹 忍さん。

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◯8番(大竹 忍) 再々質問を1点だけお尋ねをいたします。
 議題3の国民保護計画の中で予算対応ですけれども、先ほど県の今年度の予算を申し上げましたけれども、特に普及啓発に関して県は関係市町との調整といいますか、直接、市民の皆さんに啓発をしていくということではなくて、関係市町に連携をしていくということで、たった112万3,000円の予算を県は立てているということですね。市の方では、直接、市民の皆さんにこの保護計画、またマニュアル等をしっかりと普及啓発をして理解していただかなければ、国の方が危機管理の観点から立てた保護法というもの、そのものが理解をされないというふうに思いますので、19年度以降、この普及啓発にかける予算をしっかり予算化をしていかれるかどうか、この点だけ再々質問をさせていただきます。

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◯議長(岡田隆司) 総務部次長。

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◯総務部次長(渡辺信行) 再々質問についてお答え申し上げます。
 議員言われたとおり、市民の協力というのは大変重要なことであると考えておりますので、市民に十分ご理解いただけるような形で努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岡田隆司) 大竹 忍さんの質問は終わりました。
 関連質問を許します。牧野勝子さん。

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◯23番(牧野勝子) 今、再質問をなさっていらっしゃいました少子化対策と子育て支援の質問要旨(3)の問題でございますが、私の地元の矢田保育園では、満タンであるために3歳から5歳までしか入所ができません。乳児がおりません。そうしますと、例えば3つ違いの場合は5歳と3歳で重なる部分があるんですが、その間、中2歳離れておりますと、乳児をやっている園では重なる年次があるんですが、このように3から5歳までしかやっていないところでは重ならないんですね。そうすると、まずそういう不合理が1つあることと、それから市長がおっしゃるように3人を生んでくださった方にはありがたいということで、その子どもがいつ保育園に入るか、お兄さんやお姉さんがいるときに入るとか入らないとかとは別に、3人も生んでくださってありがたいというのは実際あるわけです。人数の問題もありますけれども。それで、ぜひこのことは事の公平性からいっても、今、申し上げましたように不合理がありますので、よくよく再考していただけないか、再度お尋ねをします。

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◯議長(岡田隆司) 市長。

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◯市長(中村晃毅) 少子化対策につきましては、毎議会ごとに私の考えを言っておりますので、ご理解いただいていると思いますが、今、牧野議員言われたことも拝聴しながら、今後の少子化対策を進めてまいりますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 関連質問は終わりました。
 質問第5、1. 名鉄鎌谷駅の存廃について、2. 障害者自立支援法施行に伴う市の対応について、以上2件、鈴木規子さんの質問を許します。
      〔9番 鈴木規子 登壇〕

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◯9番(鈴木規子) 私は、今6月議会に当たり、緊急性の高い名鉄鎌谷駅の存廃、そして障害者自立支援法施行に伴う市の対応の2議題13項目について質問します。いずれも、市民生活に直結した重要課題でありますので、市長の真摯、かつ具体的な答弁を求めます。
 ご承知のとおり、先般、名古屋鉄道株式会社(以下、名鉄と言いますが)から、同社が運営する名鉄西尾蒲郡線の鎌谷駅を廃止したいとの申し入れがありました。周辺住民の皆さんからは、存続の願いが届けられているところです。
 さきに2人の議員が質疑を行いましたので、若干ダブるところもあるかと思いますが、時系列に従って申し述べていきたいと思います。
 名鉄は、現在、鉄道各社が行っているプリペイドカード(ストアードフェアーカード)による運賃支払いシステムを、経営する全線に導入するべく整備を行っています。既に、名古屋本線初め重立った路線では、このシステムに対応した自動改札機など関連機器を入れ、利便性を増しているといいます。ついては、多額の投資が必要なため、西尾蒲郡線のうち、システム導入は名古屋から吉良吉田までとし、吉良吉田と蒲郡間は導入をせずに、区間均一料金制にして経費削減を図るようであります。確かに、西尾蒲郡線は必ずしも優良路線とは言えず、近年、低迷を続けていますが、私たち市民にとっては欠かせない公共交通機関であることは言うまでもありません。
 今般、名鉄は路線運行の見直しとシステム導入を行う中で、乗降客の少ない3つの駅、安城市の碧海堀内、吉良町の三河荻原、そして西尾市の鎌谷については、1日の乗降客が300人を切っていることを理由に廃止をしたいとのことです。確かに、採算性が低いであろうことはわかります。しかし、それだけで簡単に廃止されては困ります。
 鎌谷駅周辺の福地地区町内会の皆さんが、4月末から署名をお集めになりました。これを受けて市長は、皆さんが名鉄に要望に行くときは同席するとおっしゃり、ようやく5月31日に名鉄を訪れたとのことですが、何とも悠長な話ではありませんか。吉良町長、安城市長は早い時期に名鉄本社を訪問して存続を要望し、中日、朝日など各紙にも報道されています。西尾市長の対応は、大きくおくれをとっていると言っていいでしょう。
 市は、2月の廃止申し出を市民になかなか明らかにせず、乗降調査を実施したのは4月末の平日たった1日のみです。周辺住民への説明会も行われたのは4月末で、議会総務部会への報告も5月に入ってからでした。市は、最初から全く他人事だと考えていたのではありませんか。周辺町内会の皆さんは、わずか3週間で4,000人もの署名を集められたとのことで、駅存続への思いがいかに大きいかがよくわかります。市は、もっと積極的に手立てを講じるべきではありませんか。
 私は、乗降調査なども数だけではなく、もっと丁寧に時間をかけお客のニーズを調べるべきだと思いますし、また総務部会でも提案されていたようにもっと駐輪場を整備し、駐車場などの利便性を図るのも乗客増加への試みの1つだと思いますが、やはり廃止の最大の理由である改札機器の導入に、市として補助金を投入することも考えるべきではないでしょうか。ただ、お願いだけを繰り返すのみの受け身の体制では、さきの三河線廃止のときと何ら変わらず、1年、2年と無為に時間を過ごすだけで、結局、何の進展もなく廃止に至ったのは、つい先日のことであります。もちろん、公共交通機関としての責任を名鉄に感じてもらうことも重要ですが、今はもう頼み込んで何とかしてもらう時代ではないのではありませんか。市として、住民の生活の足を守る積極的な姿勢が必要です。どうしたら鎌谷駅を残せるのか、名鉄とどのように交渉しているのですか。学生やお年寄りなど、電車に頼るしかない市民の足が奪われれば、さらにお客が減り、電車の運行数も減るという悪循環が起こります。必然的に、西尾線自体の存続にもかかわる事態になりましょう。
 現在、市では岡崎、一色、中畑、平坂などと市中心部を結ぶバス路線、三河線の代替バスを市費で運行しています。この5年間で、およそ1億円を投入しているのですから、鎌谷駅を残すために市費を投じてもおかしくはありません。むしろ、一時的な投資によって市民の足が確保できるのであれば、十分検討に値するのではありませんか。これから団塊の世代が高齢者になり、75歳以上の後期高齢者も一気にふえます。だれでも、いつまでも車に乗れるわけではありません。環境政策の視点からも今のような、いつまでも個々人が車のみに頼る交通体系のあり方を見直す時期にきていることは明らかです。現に、豊橋市などのように路面電車を積極的に拡大する方針を打ち出すところも出てきています。
 私は、市のバス運行も5年目を迎える今、環境対策としても、今後の市民生活の足としての市の公共交通体系をきちんと構築すべきと考えますが、いかがですか。特に市長は、市内循環バス、くるくるバスの運行を公約としておられるのですから、当然ながら鎌谷駅周辺住民の要望にも手をこまねいていることはなかろうかと存じます。どのように具体策を講じられるのかを伺います。
 議題1、名鉄鎌谷駅の存廃について。
 質問要旨(1)鎌谷駅廃止について、名鉄からはどういう話があったのですか。
 2、自動改札機設置に費用がかかりすぎることが廃止の理由と聞きますが、そうですか。
 3、高齢社会に向け、市として、これから交通弱者、生活弱者のための足を確保するためにも、鎌谷駅を廃止させてはならないと思いますが、どうですか。
 4、鎌谷駅を廃止すれば、西尾線全体の衰退にさらに拍車がかかると思いますが、どうですか。
 5、鎌谷駅を存続させるために、市長はどんな施策を講じるのですか。
 6、自動改札機設置に補助金を出すことを考えるべきではないのですか。
 名鉄では、今回の西尾蒲郡線への見直しについては、12月を期限とみているとの報道もあります。対応は急務です。市長の積極、かつ論理的な答弁を求めます。
 さて、2議題目は、障害者自立支援法施行に伴う市の対応についてであります。
 さきの3月議会において、西尾市においても国の障害者自立支援法の施行に伴って、障害者自立支援条例が成立しました。このたびの国の自立支援法は、これまでの障害者に対するセーフティネットとしての措置制度、あるいは支援費制度とは全く異なり、各種生活支援をして障害者の生きる権利を擁護するあり方から一転させました。生活支援は利益である。したがって、利益を受けるからには応分の負担、一律に障害者に1割の自己負担を課すという情け容赦のない制度に変えたと言ってもよいでしょう。そして、サービスを受けるに当たっての障害程度判定区分は、市が設置する審査会が決定することになっているのが重要な点であります。
 自立支援法で提供される福祉サービスは、介護給付、訓練等給付、自立支援医療、補装具、そして自治体が行う地域生活支援事業の5つにくくられます。そのうち、介護給付を受けるためには障害程度区分判定を受け、その結果によってサービスが利用できるかどうかが判断されます。介護給付に分類されるほとんどのサービスが、障害程度区分で一定程度以上ないと受けることができないため、必要なサービスから排除される障害者が生まれることが心配されています。これまで施設に入所できていた人が、はじき出される可能性があるのは、この点です。
 また、訓練給付については、一定期間内に訓練効果が上がるかどうかで、利用できるかどうかが決められるという厳しい選別が行われます。居宅介護、在宅介護については、サービス提供の可否ではなく、障害程度ごとに国が市町村に支払う負担基準の上限額が制定されますが、上限を超えた支給決定を行うと、その分、市町村の持ち出しがふえるため、支給決定量がこれまでより少なくなることが心配です。
 また、居宅介護のホームヘルプでは、入浴、食事介助など、訪問介護は重度の方だけになりますし、これまで支援に含まれていた移動支援(外出支援)も、この10月からはここから外され、市が行う地域生活支援事業に移行することになっています。地域生活支援事業がどの程度充実されるのか、また費用負担がどうなるのか、国のサービスと同様に1割負担となるのか、何らかの補てん、あるいは減免措置がとられるのかは、障害者が積極的に社会参加できるかどうかのかぎにもなると言えましょう。
 自立支援医療でいいますと、これまでの育成医療、更正医療、精神障害通院公費負担の3つの公費負担医療制度が統合され、これまでの応能負担から1割負担に変わりました。育成医療は、身体に障害のある児童や、そのまま放置すると将来、障害を残すと認められる疾患がある児童のうち、比較的短期間の治療により障害の除去や、軽減が期待されるものに必要な医療を給付することを目的に実施されてきたものです。これまでは前年所得に応じた応能負担だったため、数百万円かかる高額な手術の場合なども安心して受けることができたのですが、1割負担となると負担が一気に膨らみます。
 更正医療は、更正のために医療が必要な身体障害者手帳所有者で、治療によって確実な医療効果が期待できる方に提供されてきましたが、これまでは応能負担でした。いずれも肢体不自由、視覚障害、音声言語そしゃく機能障害、心臓障害、腎臓機能障害、免疫障害など、私たちのごく身の回りに見られる障害が対象です。そして、精神障害通院公費負担制度では、統合失調症、今、さる方がこの病気で大変苦しんでおられるようでございますが、精神作用物質による急性中毒またはその依存症、知的障害、精神病質、その他精神疾患を有するもので、通院による精神医療を継続的に要する程度の病状のものに医療費の95%が公費でしたが、自己負担が1割に引き上げられます。幸い西尾市では、当面、この自己負担分は補助されるようではありますが、いずれにしろしかるべき時期に、しかるべき医療を受けられないことによって障害を持つ人がさらにふえ、程度も重くなってしまうこと、ひいては将来の医療費が抑制どころか、逆に大きく膨らむことは皆さんも容易におわかりのことと思います。
 人間、いつ障害を持つ身になるかわからない時代です。それは加齢によるものであったり、交通事故であったりもします。たまたま出産時の事故による場合もありましょう。先天的なものに至っては、本人にも家族にも何の落ち度もありません。自立支援とは名ばかりの国のこうした方針は、障害者だけではなく、今、たまたま障害を持たないだけの多くの私たち市民にとっても、重大な問題であると私は思います。
 障害者の、特に重い障害をお持ちの方々は、そのほとんどが障害者年金を唯一の収入としておられます。障害年金2級、これで月6万6,000円程度。これは多分、多い方に入るだろうと思うわけですが、この程度の収入での自立した生活は、施設入所の場合でも、また在宅でも到底成り立たず、家族が物理的にも精神的にも重い介護を負担することによって、ようやく現状が保たれている事実があることを、私たちは重く受けとめなければなりません。
 条例制定について、3月当時はまだその内容が定まっておらず、県や近隣他市の動向を見ながら整備を急ぐとのことでありました。私は、自立支援法によって自治体に任された部分を充実させ、少なくとも西尾市においては障害を持つ市民が路頭に迷ったり、あるいは診療抑制が起きることによって、逆に将来の医療費の増加を招くことにならないよう、自立支援事業の明文化と、さらなる充実を求めて賛成をしたものであります。
 北海道の伊達市では、20年前から障害者の自立支援にさまざまな施策を講じてきました。特に在宅の障害者については、市で地域生活支援センターを設け、生活支援、就労支援に力を注いできた結果、多くの知的障害の方々が地域での一般企業、商店などに就労し、グループホームでの自立生活を確立している、そうした先例もあるのです。
 条例制定から3カ月が過ぎました。新制度の10月からの本格的な施行に備えて市の動きは、障害者、そして家族にとって納得のいくものになっているでしょうか。障害程度区分判定、そしてケアプランの策定も、根幹に当たる多くは市の判断と裁量にゆだねられているのです。市長の責任はさらに重くなっている中、人にやさしい西尾市であることを期待して質問をまとめます。
 質問要旨(1)利用者負担は、どのようにするのですか。市でも1割負担を求めるのですか。減免措置は講じるのですか。
 2、これまで作業所などに通って1日を過ごし、わずかでも収入を得ていた障害者が、報酬以上の費用を支払わなければ通所できないという状況は生じませんか。今後、通所抑制は起きませんか。
 3、精神障害を持つ市民への支援は、どう行われるのですか。
 4、障害程度の認定調査は専門職が行い、また一定期間ごとにケアプランの見直し、チェックが必要と思いますが、どうですか。
 5、障害区分通知後のサービス利用意向調査の結果は、どのようですか。
 6、就労支援については、障害者雇用推進協議会をつくるとのことでしたが、進捗状況はどのようですか。企業へのあっせん、移動支援の方策など、具体的な内容はどのようですか。
 7、市と医師やリハビリなどにかかわる医療職、サービス提供機関、ケアマネージャーと障害者本人、家族などを交えた円卓会議の場を設けて支援の充実を図りませんか。
 以上、市長が建物づくりなどハード面ばかりではなく、人に目を向けた政策を大事にしておられることを期待して、登壇での質問といたします。
      〔9番 鈴木規子 降壇〕

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◯議長(岡田隆司) この際、暫時休憩をいたします。
                            午後3時21分 休憩
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                            午後3時30分 再開

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◯議長(岡田隆司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 鈴木規子さんにお答えをしたいと思います。
 さきの安藤議員、三ッ谷議員で鎌谷駅の問題については、ほぼお答えをしたつもりでありますけれども、議題1、質問要旨(5)についてお答えをしたいと思います。
 車社会の到来で電車離れが進んでおり、企業として鋭意努力をしていただいているところでありますが、環境問題や交通弱者のことを考えれば、公共交通機関は必要であると考えております。鈴木議員さんと全く同じ考えだと思いますけれども、何か規子議員の話を聞いていますと、僕が悪くて規子議員がいいというような錯覚を起こしてしまいますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
 特に、先ほども安藤議員、三ッ谷議員にお答えしましたように、西三河南部地域活性化懇話会の会長が西尾市長でありますので、今からも先頭に立って名鉄と存続について話をしていきたいと思いますが、5月31日に名鉄本社に要望書を提出し、3駅の要望をしてきましたが、今、安城、吉良が先で西尾は怠けているのではないかと。神谷市長から私に電話がありまして、行くときに「市長さん、大変勝手だけれども、本当は西尾市長さんと一緒に行くのがいいけれども、たまたま私がこれしか日程がないので先へ行きますが、勘弁してください」と、そういう了解のもとに神谷市長も行っておられます。そして川口専務、鉄道本部長ですが、この方に神谷市長もお会いをして要望されてきたわけでありますが、聞くところによりますと、この川口鉄道本部長は6月に副社長になられるということでありますので、なお一層権限があると思いますので、今後も吉良の山本町長、安城の神谷市長と連携をとりながら一生懸命頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 先ほど三ッ谷議員のときにもお答えしたと思いますが、この名鉄に要望したときに私なりに一市三町の合併も含めて、そして今から一市三町はこういう時代ですよと、こういうものをつくっていきたいと。ですから、今は乗降客は少ないけれども、何年か先には必ず残しておいてよかったなと、そう言える市にしますから、町にしますからご理解いただきたいということで強くお願いしておりますので、またご理解をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それから議題1、質問要旨(6)でありますが、先ほども言いましたが、今回の自動改札機の投資は全体で約300億円と聞いております。そして、約1駅が1億円ということでありますので、堀内と鎌谷と荻原3駅で3億円ということですので、300億円のうちの3億円で、実費は先ほど言いましたが、もうちょっと僕の勘では安くできると思いますが、300億円の予算の大きな中で3駅を残しても、1億円かかったとしても303億円ですので、このことを強く今からも言っていきたいと思います。
 それから、行政が補助金を出すか出さないかというご質問でございますが、三ッ谷議員にお答えしましたように、基本的にはこの機会に市が助成する気持ちはありません。ただ、何回も言いますが周辺の整備、駐車場、駐輪場等について市が協力できることがあれば、これは喜んで私は行政として責任を持って市民サイドに立ってやらなければいけないと思っていますので、そのことは名鉄にも話しておりますが、これからも言っていきたいと思います。そういうことで一生懸命で頑張りますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
 それから議題2、質問要旨(1)でありますが、障害者福祉サービス費である介護給付、施設への入所、通所につきましては9割が法定給付、それから1割が利用者負担となっていることはご案内のとおりであります。
 低所得者に対しましては各種の軽減措置がありますが、法制度に沿った事業実施をしておりますので、ご理解いただきたいと思いますが、地域生活支援事業につきましては、10月から実施する市町村事業であります。事業内容や利用者負担のあり方は、市の裁量によるとされておりますが、介護給付等のバランスから1割負担とすべきものと、相談支援など利用者負担がなじまないもの、現行事業において無料であるもの、現在、自己負担の取り扱い等について検討しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私に言わせますと、国が勝手に法律を決めてきまして、そして何割負担せよと言うわけですよ。例えば、今まで弁当代でも出さなくて済んでいたものが、弁当代を出さなければいけない。何か市が悪いことをしているみたいで、これは国が法律を決めてきて自然とそうなってしまうわけですけれども、福祉部長によく私、細かいことはよくわかりませんが、言ってるわけでありますが、国が勝手に法律を決めてきて、そして先ほど言いましたように実際に困って一生懸命努力しているのは市や町ですよ。この障害者自立支援法でも、そのとおりであります。
 ですから、また話がちょっと大きくなりますが、私、全国市長会に初めて出ました。東海市長会、愛知県市長会は何回か出ておりますが、その中でずっと聞いておりますと、私の感じでは、今までは市長会はしゃんしゃん大会で、国に対して協力することでごまをすって、簡単に言うときたと思います。今からはそんな時代ではないわけですの、市や町の首長が国にしっかりものを言って、国のやること、県のやること、市町でやることをきちんとしていただいて、そして少子化・高齢化社会に対応していかないと、何でもかんでも国からきまして、いいところは国がとる。悪い困ったことは、行政改革でもそうですよ。私、市長になりまして初めてわかりましたけれども、市の職員や市会議員や市町の人が真剣になって、身を削って行政改革をやっているんですよ。国の偉い人はやっていませんよ、何も。このことをしっかりとものを言って、市町がしっかりしなければいけない、そういう政治を改めていくことが、これからの課題だと思っておりますので、ご意見は拝聴しますのでぜひ聞かせていただきまして、頑張っていきますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 企画部関係分の議題1、質問要旨(1)から(4)について答弁申し上げます。
 まず議題1、質問要旨(1)でございますが、鎌谷駅廃止について名鉄が市側に説明した内容でございますが、西尾蒲郡線の各駅にSFカードの導入を、平成19年度までに整備完了したいというものでございました。
 SFカードとは、SFシステムを利用しまして運賃を支払うことのできる磁気カードのことでありまして、SFシステムとは、このカードをあらかじめ購入をいたしまして駅の自動改札機に直接通すことで、乗車した区間の運賃をカードから自動的に差し引くシステムでございます。
 西尾蒲郡線に、カード導入に伴う機器をすべの駅に設置すると巨額な投資が必要となるため、すべての駅に設置するのは難しいとのことで、西尾線は1日の乗降客が300人を下回る碧海堀内、鎌谷、三河荻原の3駅を、ことしの12月までに廃止をしたいというものでございました。
 次に議題1、質問要旨(2)でございますが、名鉄は、自動改札機の導入は巨額な投資が必要となるため、利用客が極めて少ない駅は、投資的効果を考えると廃止もやむを得ないと言っておりますので、ご指摘のように自動改札機設置に費用がかかりすぎることが廃止の理由だと考えております。
 次に議題1、質問要旨(3)でございますが、鎌谷駅を初め、3駅を廃止させてはならないという思いは、鈴木議員と全く同じでございます。
 最後、議題1、質問要旨(4)でございますが、名鉄は、現在の方針では、3駅以外については巨額の投資をして自動改札機を導入する計画でございますので、もし3駅が仮に廃止となった場合でも、投資しましたほかの駅を、またすぐに廃止をするということはないのではないかと思いますが、過去におきまして、バス路線や三河線の廃線のこともございますので、今後、名鉄の動きを十分見きわめていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 福祉部長。

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◯福祉部長(名倉武博) 私からは、議題2、質問要旨(2)から(7)について答弁させていただきます。
 まず議題2、質問要旨(2)でございますが、ご質問にあるとおり通所者の工賃のみでは、1割と食費からなる自己負担分を賄うことはできないと思われますが、通所施設は障害者の日常生活及び社会生活向上のため、作業訓練や生活訓練を行うところでありますので、市内の施設では負担増を理由とした退所者は現在ないとのことでございます。
 次に議題2、質問要旨(3)でございますが、自立支援給付の中で居宅介護、短期入所、共同生活援助及び就労支援を行っております。
 精神障害者通院医療費につきましては、自立支援法の施行に伴い公費負担医療から自立支援医療に変わり、通院医療費の自己負担の割合が5%から10%に変更されましたが、西尾市精神障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正し、従来どおり自己負担割合のすべてを助成させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に議題2、質問要旨(4)でございますが、認定調査は介護支援専門員の資格を持ち、認定調査員研修を受講した専門職が行います。
 介護給付は、ケアプランに基づいて行われますが、一定期間経過後にケアプランとサービスが適切かどうか、市と指定相談支援事業者でチェックと見直しを行ってまいります。
 次に議題2、質問要旨(5)でございますが、障害程度区分の認定につきましては、6月下旬に認定審査会の開催を予定しておりますので、サービス利用意向調査につきましても現在は行っておりませんが、認定調査時にあわせて行ってまいりますので、ご理解をお願いいたします。
 次に議題2、質問要旨(6)でございますが、障害者雇用推進協議会の設置につきましては、今後、ハローワーク等と調整し、就労支援の具体的内容を詰めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 最後に議題2、質問要旨(7)でございますが、現在、市や社会福祉協議会で実施している障害者サービス調整会議やケア会議の中で、相談支援事業として位置づけて、ケースについて検討、協議する場を設けていきたいと考えております。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 鈴木規子さん。

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◯9番(鈴木規子) 議題1について、再質問をいたします。
 私と非常に考えは同じだというふうにおっしゃったわけでございますので、であるならば6番目についても、前向きなお答えがいただけるのではないかと思ったわけでございます。
 鎌谷駅を存続させるために市長はどんな施策を講じるのか、話をしていくということであります。これだけでは足らないので聞いているわけです、何人もが聞いているわけです。先ほどのお答えでは、パークアンドライド、昼間割引カード、名鉄利用のイベント、それから往復切符に弁当をつける、あとはイベントの実施、それから自転車を持ち込めるようにするというようなことが出されているというふうにご説明がございました。この会議は、今まで吉良と安城と、それから名鉄の担当者も入っているということでございましたけれども、何回、何時間程度これまで行っていますか、まずこれをお尋ねいたします。
 それから、原則、名鉄の金もうけに金を出す気はないというふうにおっしゃったわけでございますが、この補助金を出すかどうかということは検討事項の中に入っているかどうか、これを確認いたします。前のお二方の答弁のところでは、補助金を考えるならば協議いかんでは廃止、撤回もあり得るという感触も得ておられるようでございますので、この点は大変重要なことだと思います。これを確認いたします。
 それと、市長は名鉄の金もうけに金を出す気はないとおっしゃいました。確かに、そうかもしれません。対経営者としては、そうかもしれません。しかし、私もほかの議員も申し上げておりますのは、公共交通機関が市の交通弱者、それから生活弱者の足として、これからきちんと構築されていかなければならないという視点からお尋ねをしているわけです。現実に三河線は廃止をされて、代替バスを走らせているわけです。これから、そういうふうに便がなくなったところについては、バスを走らせなくてはならなくなるということもあるわけです。そうしますと、かえってお金がかかるのではないかと。それならば、一時的な投資で今までの足が確保できるのであれば、考えるべきではないかという考え方でございますので、そこらあたりを少し転換される必要があるのではないかと思うわけでございます。この点については残念ながら違いますので、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 特に、撤回もあり得るということが出てきておりますし、なおかつ鎌谷駅については、ほかの2駅と比べまして乗降客が大分少ないわけです。ですから、その点どうかということをお尋ねをいたします。
 それから、同じところでパークアンドライド、駐車場の設置、駐輪場の設置については前向きだというお答えでございました。では、駐車場なら幾ら出せるのか。駐車場をつくるといったら結構かかりますよ、それは検討するけれども補助金は出さないと。これはどっちが効果的かと、すぐ間に合うかどうかということを考えて、ご答弁をいただきたいと思います。
 駐車場については、幾らまでなら出せると考えておられるのですか。何しろ期限が12月でございますので、9月には議会には何らかの方向性をお出しにならないといけないであろうと思います。三河線と違いまして尻尾が切られておりますので、この点についてお尋ねをいたします。
 それでは、議題2の方に移ります。
 3月の委員会で、私はほぼ同じようなことをお尋ねしたわけですけれども、まだほとんど決まっていないということでございました。これは、もちろん厚生省の方針を出すのが遅いということはありますが、しかし市に裁量権は大分大きくゆだねられているわけでございます。ところが、まだこの6月になってもほとんどまともな答弁が返ってこない。安城などではサービス利用意向調査は、もう既に障害者の方々に面談をして済んでおりますので、やはり市の取り組みが遅いと言わざるを得ないわけであります。ついては、平成10年3月に西尾市がつくりました、西尾市障害者福祉計画「共生のまち」をめざしてという冊子があります。10カ年計画です。500万円かかってつくられたものです。この中で、精神障害を持つ市民への支援はどう行われるのか。これは質問要旨(3)でございますが、社会適応訓練事業は平成14年の目標値で10カ所、精神障害では生活訓練施設を厚生省の障害者プランでは2カ所、地域生活支援事業はおおむね2カ所、また精神科のデイケア施設も3カ所つくる予定だというふうに書かれております。また、精神保健ボランティアの講座も行うということが盛り込まれております。
 これらの平成10年に立てられた計画のうち、どれだけが今まで実施されておりますでしょうか、これをお尋ねしたいと思います。
 それから、質問要旨(6)でございます。障害者の雇用推進協議会ということでございますけれども、これは平成11年に短期的目標として既に掲げられております。ところが、どうも全然できていないようであります。今回の法改正で、また新たにつくられるというようなことでございますけれども、これは実際問題、これまでどういうふうにしてこられたのだろうかということになるわけであります。もちろん、大変難しいことはわかりますけれども、援護つきの雇用促進プログラムの実施などというようなことも計画には盛り込まれていたわけでございますので、これについての取り組みはどうだったのか、何がネックだったのか。今度の法改正では義務規定になるかと思いますので、市がやらなくてはいけないことがはっきりしてまいります。また、市長の公約では、企業が障害者を雇ってもらいやすくするように働きかけをするということを公約に入れておられますので、財政の方にもそのように指示を出しておられると思います。幾らかのハードルはクリアされる要素がそろってきているのではないかと思いますが、これが今まで進んでいないことについて、見解を伺います。
 それと、あとここの部分で移送サービスについては、この雇用促進のところに盛り込むべきではないかと。要するに、障害者が通勤をする場合に、移送サービスを使えるようにするべきではないかと思いますが、この点についてお考えはいかがでしょうか。現在、通学には例外的に認められている部分があるようでございますけれども、いかがでしょうかお尋ねをいたします。
 以上です。

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◯議長(岡田隆司) 答弁を求めます。市長。

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◯市長(中村晃毅) 鈴木規子議員にお答えをしたいと思いますが、補助金の考え方につきましては、三ッ谷議員に申し上げたとおりでありますので、ご理解いただきたいと思いますが、今、言いました、例えば駐車場、駐輪場、駅の整備等々につきましては、今、幾らまでとかは言えませんが、そのことについては行政として、10万6,000市民の立場になって真剣に考えていきたいと思いますので、そのときは議員各位の協力をいただきましてやっていきたいと思いますが、プリペイドカードの機械の本体に対して、これは企業がきちんとやるべきことですよ。
 私が規子議員と同じ考えと言ったのは、市の行政のことなら私の発想で議員各位にお願いをして協力、賛成をしていただければできることでありますが、相手が名鉄でありますので、そのことを規子議員は考えてください。相手が名鉄ですよ。私がもし社長なら「市長さん、そうですか。300億円の303億円ですのでやってあげますよ」と、僕が社長なら言いますよ。そして10年、15年たったときに、あのときに西尾の市長の言うことを聞いてよかったなと、そういうまちに僕は今からしたいと言ってるわけです。そのことを規子議員、考えてくださいよ。そういう点では、僕と規子議員も考えは一緒ですよと言ったわけです。
 そして、西尾には優良企業がたくさんみえます。今、トヨタがしっかりもうけていただきまして、その代表するデンソー、アイシン、アイシン・エーアイ、アイシン・エィ・ダブリュ、いろいろあります。そしてその下請けが、今、頑張っていてくれます。下請けは、それぞれ西尾の全域にわたっておりますが、肝心のデンソー、アイシンはずっと西尾の境の北の方ですよ、それから東の方ですよ。ですからこの企業が、もし今、福地から向こうぐらいにありましたら、また考えは変わりますよ。
 ですから、僕は将来、合併も含めて、きょうあしたにはできませんが、そのことを今やっておいて、あのときに鎌谷駅を残しておいてよかったなということを三町とも話をして、そして14号地もありますが、西尾港もこれから視野に入れて、大きな仕事は私は半世紀かかると思います。半世紀かかりますが、今、衣浦港を見ましても40年、50年とかかってあそこまできたわけです。ですから、そういう目標に向かって鎌谷駅も残すように努力をしていきたいと、こういう考えで進んでおりますので、よろしくお願いします。
 それから、自立支援法のことにつきましては、本当にいろいろ難しいことがあります。ですから僕は部長から報告を聞きまして、最大限障害者や、そういう方たちに負担の少ないように一般財源で出せるものは少しでも出して、この辺だなということを部長と相談をして今やっておりますので、細かいことは私わかりませんが、そういう気持ちはご理解いただきまして福祉行政もやっていきますので、よろしくお願いして再質問にお答えします。よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 鎌谷駅廃止関連の再質問について、お答えをさせていただきます。
 名鉄西尾蒲郡線の対策協議を何回、何時間ほど開いたかというご質問でございますが、この協議会はできたのが平成17年12月20日でございまして、それ以降、会議は3回開いておりまして、会議の時間はおおむね6時間程度でございます。
 それから、補助金を出せば名鉄は存続を考えるのかというような趣旨のご質問だったと思いますが、これは先ほど三ッ谷議員にお答えした中で、例えば自動改札機の設置費を行政が負担したとした場合、駅の廃止は撤回されるのかということを名鉄に確認をいたしましたところ、名鉄側の回答は、協議結果いかんでは廃止の撤回はあり得ると思いますという回答でございましたが、補助金を出せば撤回しますというところまで具体的に回答がありませんので、この回答で想像する以外にはちょっと今の段階ではないわけですが、協議の結果いんかではということを考えれば、そういうことは予測がされるのではないかなというふうに思いますが、確実に名鉄からそのことを確認をしておりませんので、今の段階ではこれしかご答弁ができませんので、ご容赦いただきたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 福祉部長。

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◯福祉部長(名倉武博) それでは議題2、質問要旨(3)の再質問についてご答弁させていただきます。
 精神障害者に対する計画の取り組みは、どの程度実施されたかというご質問でございますけれども、精神障害者に関しましては非常におくれているというのが実情でございます。設置場所の問題がありまして、地元の同意が得られないということで、非常につくる場所といいますか、そこら辺で非常に難航したということで、そのまま現在に至っているということで、非常に進んでいないというのが現状でございます。
 それで、今現在、支援をやっている内容でございますけれども、医療関係につきましては、ほとんどが福祉医療の関係でバックアップさせていただいている。そのほかに、民間団体での小規模作業所をやってみえます。この方については2カ所やっておりますけれども、その支援、補助金の助成をやらせていただいているのが今の現状でございます。
 今後も、精神関係は西尾市だけでなく近隣もおくれております。この辺をどうしていくかということが、私どもの1つの課題になっているのではないかと思っておりますので、またいろいろいい知恵とかご協力をお願いしたいと思います。
 それから、次の議題2の質問要旨(6)でございます。雇用計画が進んでいないということで、経過と、どういうものがネックになったかということでございますけれども、障害者雇用推進会議は障害者計画に基づく事業として12年9月に設置しております。職業安定所を初めとする雇用関係機関、企業、障害者団体、社会福祉協議会等の代表者を委員として、障害者雇用の現状や求職、求人情報の交換、雇用対策の協議等を行っておりました。しかし、雇用情勢が非常に厳しい中で、実効性ある協議が望めなかったことから、平成13年の開催を最後に中断をしております。
 障害者福祉計画では、障害者の雇用について一般企業への就職が難しい場合には、働く場、訓練の場、生活を支える場としての授産所や作業所の整備、充実を目標としております。障害者団体の仕事づくりとしまして、市の駐車場管理業務を委託するなど、障害者への支援を行っているところが今の現状でございます。
 それから、次に通勤等の移動支援でございますけれども、通勤等の支援につきましても事業者による就労支援の中に、今後、包括されると思いますので、現在は特別の方策は考えておりませんが、今後、そこら辺も詰めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

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◯議長(岡田隆司) 鈴木規子さん。

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◯9番(鈴木規子) 名鉄に補助金を出すことが、この協議事項に入っているかどうかということについてご答弁がございませんので、お願いいたします。その後で、再々質問を行います。

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◯議長(岡田隆司) 企画部長。

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◯企画部長(福田利郎) 補助金の件が協議事項に入っているかどうかということは、この間、陳情に行ったときにということでしょうか。具体的に名鉄といろいろ接触をしたのは、名鉄から3駅の廃止を聞いたという、その場で、特にそれは名鉄側の説明を聞いただけでありまして、それに対して市側は反対という表明は当然しておりますが、そういうところで具体的に補助金の話というのはまだ全然しておりませんし、当然、そのものをその段階ですべきではないと思っておりますので、今までの名鉄との協議の間で補助金ということは、こちらの方から提示したということはございません。たまたま先ほど言いましたように、仮に自動改札機の設置を行政が負担した場合ということは名鉄に聞いたことはございますが、今までの名鉄とのお話の中ではそういうことは出しておりませんので、ご理解いただきたいと思います。

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◯議長(岡田隆司) 鈴木規子さん。

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◯9番(鈴木規子) わかりました。相手方が入っているところでできる話、できない話がありますので、この協議会において、この話は出していないということについては理解をいたしました。
 ただ市長は駐車場、それから駐輪場、その他、これは実際にお金がかかることではございますが、これはやる気があるということですね、幾らとは言えないけれども。質問要旨(5)ですが、しかしその補助金は最高で1億円になるわけですけれども、これについては考えないということでございます。これは、どちらが効果的かどうかということであろうかと思うわけでございますが、いずれにしろ期限は12月であります。いつまでに、この結論を市長としては出すお考えでしょうか、これをお尋ねいたします。

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◯議長(岡田隆司) 市長。

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◯市長(中村晃毅) 鈴木規子議員にお答えをしたいと思いますが、何回も言うようですが相手が名鉄でありますので、その名鉄と今から安城、西尾、吉良と3人で相談をしながら、名鉄と存続について強行に申し入れていくわけですから、その過程の中でどういう話が出てくるかわかりませんよ。それは10万6,000の代表であり、この西尾市長が責任を持って今から名鉄と交渉していくわけでありますから、何が起こるかわかりません。そういう中で。
 ですから、10万6,000市民の不便にならないように少しでも市民のサイドに立って、ああいう交渉で結果よかったなということは、相手が名鉄ですけれども、市の代表として頑張ります。その中でいろいろな話が出てくる、交渉事ですからいろいろ出てきますよ。それは、市長の責任においてきちんと頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。

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◯議長(岡田隆司) 鈴木規子さんの質問は終わりました。
 関連質問を許します。黒柳和義君。

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◯13番(黒柳和義) きょうは3人の方が西尾線について質問なさいまして、市長の方からおおむね結果のいいご答弁をいただいておりますけれども、西尾の場合、戦中から今日まで含めると、以前は平坂から岡崎まで当初の軽便鉄道、岩瀬弥助さんが自分の資金を使って鉄道を引いていただいて、戦争という悲劇のもとにあの鉄道がなくなってしまったと。その次が、この三河線の廃止ということで、我が市におきましては2本の鉄道がなくなってしまったと。市長の答弁も、その名鉄に対して補助をするのではなく、名鉄もよかった、利用者もよかったということは、西尾市の総合計画の中で、もう少し名鉄の沿線沿いの住宅地を開発しやすいような、企業も今、社員が足らないということで、市民がたくさん住んでいただけるような方策、あるいはこの三河線の跡地を市でいただいて、例えば福地の駅周辺にも若干、地権者の協力を仰げれば駐車場に転用可能なような場所もあるわけです。その土地を駐車場に、電車を使われる人の利便性を図って駐車場に使う。鎌谷駅のすぐ北側を私も見てきましたけれども、ここも地権者の同意が得られれば駐車場可能であると、そういうところをまた非常に安い値段で利用者に、名鉄ではなくて利用者に負担を少なくするように市の策として提供していただいて、名鉄との取り引きの中で三河線の軌道敷を市にいただく。市としては、そういうところも協力するがどうだという、そういう取り引きをやりながら実のある交渉をしていただいて、これは当然、先ほどもお話もありましたように県も中に入っていただき、あるいは特に軽便の後の会社が西尾電気ベストでしたか、あの廃線などは戦争の悲劇で廃止になったということでございますので、国交省の方にもそういう経緯も話ながら名鉄の方へ、逆に国交省の方から、もう少しどうだという政治的な圧力といいますか、話し合いもかけていただいて、今、車社会ではなく地球の温暖化を制御するがためにも公共鉄道は、今後、本当に見直すべきでありますので、西尾としてのスタンス、もう少し市の方針として、先ほどの市長の答弁プラス何かお答えがありましたら、名案を伺いたいと思います。

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◯議長(岡田隆司) 市長。

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◯市長(中村晃毅) 黒柳議員の大変貴重なご意見を拝聴しまして、感謝申し上げたいと思います。
 おおむね私と同じような考えだと思いますので、全体的なことを含めまして、今、言われた三河線の問題、今の鎌谷駅の問題、全体のことを考えながら名鉄と話し合いをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(岡田隆司) 関連質問は終わりました。
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◯議長(岡田隆司) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 次回は、明日9日、午前10時に再開することとし、本日はこれにて散会をします。
                            午後4時13分 散会