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愛知県 安城市

平成 5年 12月 定例会(第4回) 12月02日−01号




平成 5年 12月 定例会(第4回) − 12月02日−01号







平成 5年 12月 定例会(第4回)



          平成5年第4回

           安城市議会定例会会議録

               (12月2日)

◯平成5年12月2日午前10時第4回安城市議会定例会は安城市議会議場に招集された。

◯平成5年12月2日午前10時02分開議

◯議事日程第18号

 日程第1  会議録署名議員の指名

 日程第2  会期の決定

 日程第3  第86号議案(市長提出)

       安城市職員退職年金、退職一時金等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第4  第87号議案(市長提出)

       安城市職員退職年金等の特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第5  第88号議案(市長提出)

       安城市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第6  第89号議案(市長提出)

       安城市における建築物に附置する駐車施設に関する条例の制定について

 日程第7  第90号議案(市長提出)

       安城市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第8  第91号議案(市長提出)

       安城市身体障害者小規模授産施設の設置及び管理に関する条例の制定について

 日程第9  第92号議案(市長提出)

       安城市法定外公共用物の管理に関する条例の制定について

 日程第10  第93号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市一般会計補正予算(第5号)について

 日程第11  第94号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について

 日程第12  第95号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について

 日程第13  第96号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について 日程第14  第97号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市安城北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について

 日程第15  第98号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市安城作野土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について

 日程第16  第99号議案(市長提出)

       平成5年度愛知県安城市水道事業会計補正予算(第2号)について

 日程第17  第100号議案(市長提出)

       市の境界変更について

 日程第18  第101号議案(市長提出)

       市の境界変更に伴う財産処分の協議について

 日程第19  議員提出第5号議案(採決)

       道路整備の促進に関する意見書について

 日程第20  議員提出第6号議案(採決)

       農業農村整備事業の促進に関する意見書について

 日程第21  議員提出第7号議案(採決)

       農畜産物の市場開放阻止に関する意見書について

 日程第22  議員提出第8号議案(採決)

       学校給食の国庫補助堅持と充実を求める意見書について

 日程第23  請願・陳情について

◯会議に付した事件

 日程第1から日程第23まで

◯出席議員は、次のとおりである。

      1番  神谷 守      2番  杉浦弘明

      3番  近藤 彰      4番  和田米吉

      5番  成田正規      6番  青木浜吉

      7番  近藤義宣      8番  岩月照明

      9番  伊吹澄郎     10番  野畑 亘

     11番  加藤勝美     12番  神谷 学

     13番  野村長俊     14番  石川喜市

     15番  石川政次     16番  神谷剋良

     17番  伊東良洋     18番  杉浦元治

     19番  菊地時夫     20番  都築光哉

     21番  太田正留     22番  岩瀬雅之

     23番  神谷新一     24番  都築久男

     25番  石川 修     26番  白木末夫

     27番  木村 巌     28番  神谷金衛

     29番  竹内由満子    30番  横山喜八

     31番  今村素広     32番  大見兼行

◯欠席議員は、次のとおりである。

  なし

◯説明のため出席した者の職・氏名は次のとおりである。

  市長         杉浦正行     助役         内藤利雄

  収入役        阿部 健     企画部長       鈴木勘一

  総務部長       三浦隆敏     市民部長       鈴木邦英

  福祉部長       長谷部良行    経済環境部長     渥美茂夫

  建設部長       岩井昭二     都市開発部長     都築万喜夫

  都市開発部対策監   鶴田不二哉    水道部長       神谷成彦

  消防長        早川秀雄     秘書課長       増田清勝

  人事課長       久保田 悟    企画課長       神本 整

  電子計算課長     鈴木 守     庶務課長       山内釟雄

  財務課長       中川銑之介    契約検査課長     榊原舒夫

  市民税課長      加藤裕孝     資産税課長      細井征一

  収税課長       倉田 力     市民課長       日下貞夫

  保険年金課長     深津文男     健康課長       岩瀬 武

  市民会館長      笠原壽郎     福祉課長       稲垣 勝

  総合福祉センター館長   後藤喜久男    老人ホーム館長    野村 明

  児童課長       黒柳一明     農務課長       杉山 弘

  商工課長       河部金彦     清掃課長       大参 斌

  環境交通課長     川澄裕功     管理課長       岩瀬清孝

  建築課長       鳥居敏夫     土地改良課長     神谷以和夫

  都市計画課長     鳥居公夫     下水道管理課長    近藤忠夫

  下水道建設課長    加藤義久     都市整備推進室長   竹本和彦

  区画整理1課長    加藤逸男     区画整理2課長    塚本清一

  出納室長       大見敏昭     業務課長       杉浦明彦

  工務課長       中村林治     消防庶務課長     杉浦宗夫

  消防署長       杉浦 衞     教育委員長      神谷四郎

  教育長        岡田 仁     教育部長       大屋順彦

  国体事務局長     井上 積     教育委員会庶務課長  杉浦重雄

  学校教育課長     神谷輝幸     社会教育課長     近藤敦文

  中央公民館長     稲垣七則     給食課長       築山 勇

  中央図書館長     山本厚生     文化財課長      石原博之

  体育課長       横山信之     国体室長       木谷泰信

  監査委員       岡田 求     監査委員事務局長   稲垣光男

  選挙管理委員会委員長 稲垣昭一     選挙管理委員会参与  三浦隆敏

  選挙管理委員会書記長 山内釟雄     農業委員会事務局長  渥美茂夫

  農業委員会事務局課長 杉山 弘

◯職務のため出席した事務局職員の職・氏名は次のとおりである。

  事務局長       稲垣 修     議事課長       杉浦 勲

  庶務係長       岡田 勉     議事係長       兵藤道夫

  主査         稲垣浩二

◯会議の次第は、次のとおりである。



○議長(神谷守君) 

 ただいまの出席議員は定足数に達しております。

 これより平成5年第4回安城市議会定例会を開会いたします。

             (開会 午前10時)



○議長(神谷守君) 

 会議に先立ち事務局長をして諸般の報告をさせます。事務局長 稲垣 修君。



◎事務局長(稲垣修君) 

 去る9月29日に開催された第3回定例会において可決されました「国民の祝日『海の日』制定を求める意見書について」は、内閣総理大臣、運輸大臣、総務庁長官あてに。「義務教育費、国庫負担制度の堅持に関する意見書」については、内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣あてに。「児童福祉法に基づく保育制度の拡充を求める意見書」については、内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣、自治大臣あてに。「景気回復、国民の暮らし安定のため抜本的対策の早期実施を求める意見書」については、内閣総理大臣、大蔵大臣、通産大臣、自治大臣、経済企画庁長官あてに、9月29日付けをもちまして、それぞれ送付いたしましたので報告いたします。以上です。



○議長(神谷守君) 

 諸般の報告は終わりました。

 本日の議事日程は第18号でお手元に配付のとおりであります。

 本日の議事日程中、日程第3から日程第18までの諸案件につきましては、本日は提案理由の説明のみにとどめたいと思いますので御了承願います。

 なお、日程第19から日程第22の4案件につきましては本日御審議、御決定願います。

 これより本日の会議を開きます。

             (開議 午前10時02分)



○議長(神谷守君) 

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、15番 石川政次君及び31番 今村素広君を指名いたします。

 次いで、日程第2「会期の決定」を議題といたします。

 本定例会の会期は、去る11月25日、議会運営委員会が開催され御了承を得ましたが、本日から21日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 御異議なしと認めます。よって会期は20日間と決定いたしました。

 なお、会期日程につきましては通知しました案のとおりでありますので御了承願います。

 次いで、日程第3、第86号議案「安城市職員退職年金、退職一時金等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第9、第92号議案「安城市法定外公共用物の管理に関する条例の制定について」までの7案件を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。市長 杉浦正行君。

             (登壇)



◎市長(杉浦正行君) 

 ただいま上程されました第86号議案「安城市職員退職年金、退職一時金等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」から、第92号議案「安城市法定外公共用物の管理に関する条例の制定について」までの7議案につきまして、一括提案理由の御説明を申し上げます。

 第86号議案及び第87号議案につきましては、いずれも恩給法の一部改正に伴い、昭和37年11月30日以前の退職者に適用し、年金額の改善を図るものであります。

 まず、第86号議案でございますが、これは退職年金の最低保障額を65歳以上の者にあっては102万7,500円であったものから、65歳以上75歳未満の者にあっては105万4,800円に、75歳以上の者にあっては106万円に。遺族年金の最低保障額を71万8,500円から、75歳未満の者にあっては73万7,600円に、75歳以上の者にあっては74万1,200円に、それぞれ年齢区分を新たに設けるとともに引き上げ、また、遺族年金に係る寡婦加算につきましては、扶養遺族である子を2人以上有する妻にあっては、4,000円増額した24万8,200円に、扶養遺族である子を1人有する妻及び扶養遺族である子を有しない60歳以上の妻にあっては2,300円増額した14万1,800円にそれぞれ引き上げるものでございます。

 次に、第87号議案につきましては、退職年金及び遺族年金の年額計算の基礎となる仮定給料年額を2.66%引き上げるものであります。

 なお、両議案とも平成5年4月1日から適用いたしたく御提案申し上げるものでございます。

 続きまして、第88号議案でございますが、これは平成6年4月から、1・2歳児の通院を助成の対象とし、0歳児と同じように1・2歳児約3,600人に乳幼児医療費受給者証を発行して、病院等の窓口に提示する現物給付方式に改め、子育てに対する経済的支援の充実を図るものであります。

 続いて、第89号議案につきましては、駐車場法及び駐車場法施行令の一部改正に伴い、一定規模以上の建築物に駐車場の設置義務を定めるものでございます。

 次に、第90号議案でございますが、これは公営住宅建設事業により、池浦町地内に建設中の第1種住宅、鉄筋コンクリート造3階建18戸、第2種住宅、鉄筋コンクリート造3階建18戸が、平成6年3月に完成すること及び公営住宅用途廃止承認により、前山住宅木造2種20戸、山田住宅木造2種2戸を用途廃止する必要がありますので、条例の一部改正をお願いするものであります。

 続いて、第91号議案につきましては、身体障害者の社会参加及び自活を促すため、身体障害者小規模授産施設を設置して必要な指導や訓練を行い、福祉の増進を図るものでございます。

 最後に、第92号議案でございますが、これは道路法又は河川法の適用を受けない道路、水路等のいわゆる法定外公共用物の機能管理について、地域の実情に合った合理的な処理を図るために条例の制定をお願いするものであります。

 以上、7議案につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上原案どおり御決定賜りますようお願い申し上げます。

             (降壇)



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 次いで、日程第10、第93号議案「平成5年度愛知県安城市一般会計補正予算について」から、日程第16、第99号議案「平成5年度愛知県安城市水道事業会計補正予算について」までの7案件を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。市長 杉浦正行君。

             (登壇)



◎市長(杉浦正行君) 

 ただいま上程されました第93号議案「平成5年度愛知県安城市一般会計補正予算(第5号)について」から、第99号議案「平成5年度愛知県安城市水道事業会計補正予算(第2号)について」までの各議案につきまして、一括提案理由の御説明を申し上げます。

 まず、一般会計補正予算でございますが、農林水産業費を中心といたしまして総額5億9,600万円余の追加補正をお願いいたしております。

 この補正予算の歳入といたしましては、収入状況から見込まれてまいりました個人市民税、固定資産税を主な財源としたほか、事業費の追加に伴う市債及び国・県補助金などを計上させていただきました。

 次に、歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。

 始めに、人件費の補正でございますが、これは人事異動に伴います職員の配置替えなどによりまして、人件費に過不足が生じてまいりましたので、それぞれの予算科目において調整させていただくものでございます。

 民生費では、精神薄弱者施設への入所措置費におきまして、入所者の増加やぬくもりワークスなどの通所施設における措置単価の増額等により、扶助費の増額補正として2,100万円を、また、ねたきり老人への援護事業として実施しております特殊寝台等の貸与事業につきましては、当初見込みより利用者が相当増加してまいりましたので、不足見込み分の補正をお願いいたしております。

 このほか、乳幼児に対する医療費助成を、これまで0歳児につき実施してまいりましたが、平成6年度から助成の対象範囲を3歳未満児まで拡大することとしてまいりますので、これにかかる事前準備に必要となります経費について追加補正を計上させていただきました。

 衛生費では、河川の水質汚濁防止のために実施しております合併処理浄化槽設置補助事業並びにごみの減量化対策の一つとして実施しております堆肥化促進器具コンポストの設置補助事業の両事業におきまして、ともに設置者が増加してまいりましたので、それぞれの事業につきまして補助金の補正増額をお願いいたすものでございます。

 次に、農林水産業費では農業公園建設用地を土地開発公社において先行取得を行っているところでございますが、この公園用地の一部については半場川の拡幅計画により、今後、河川区域とする必要がございます。そこで今回計上させていただきました用地購入費6億5,300万円余は、この河川区域に編入を予定しております半場川沿いの用地を中心に土地開発公社から取得をしてまいるものでございます。

 土木費では、小川町地内で現在施工しております山中橋の建設におきまして、建設事業の早期完了を図るために、今年度工事であります下部工の工事に引き続きまして、平成6年度の工事となります上部工について早期発注をしてまいりたいと考えております。

 つきましては、上部工の工事費相当として5,000万円の債務負担行為の追加補正をお願いするものでございます。

 次に、教育費におきましては、市内で9番目の地区公民館として、平成6年度から建設を予定しております(仮称)市街地北地区公民館の実施設計委託料を継続費として、総額1,900万円のうち今年度分950万円のほか、測量調査委託料についても併せて追加補正させていただいております。

 以上で、一般会計を終わりまして、続いて、特別会計の概要について御説明申し上げます。

 なお、各特別会計及び水道事業会計につきましても、人件費の調整をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

 まず、国民健康保険事業では、前年度繰越金を主な財源といたしまして、国保税の過年度過誤納還付金等についての補正増額をお願いいたしております。

 次に、下水道事業でございますが、歳入におきましては公共下水道事業債の確定に伴いまして、一般会計繰入金との財源調整をさせていただいております。

 歳出では、南明治工区・南部区画工区の面整備工事について、早期発注による工事の平準化と早期供用開始を図るため、1億5,000万円の債務負担行為をお願いしており、この工事に先行して実施することとなります支障物件の移設補償費として4,000万円の増額補正のほか、下水道事業債の償還利子の確定に伴います減額についても補正させていただいております。

 安城北部及び安城作野土地区画整理事業では、国の緊急経済対策に伴いまして、補助事業の追加がありましたので、安城北部地区で6,000万円、安城作野地区で4,000万円を、ともに物件移転補償費として増額をお願いいたしております。

 最後に、水道事業会計でございますが、資本的収支におきまして工事負担金・一般会計出資金及び減債積立金の取り崩しなどを財源といたしまして、県道の築造に伴う配水管布設替えなど他事業に関連しての工事費として4,500万円の追加補正を計上させていただきました。

 以上、簡単でございますが、補正予算関係議案の概要について一括御説明申し上げましたが、適切な御審議をいただき原案どおり御決定賜りますようお願い申し上げます。

             (降壇)



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 次いで、日程第17、第100号議案「市の境界変更について」及び日程第18、第101号議案「市の境界変更に伴う財産処分の協議について」の2案件を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。助役 内藤利雄君。



◎助役(内藤利雄君) 

 ただいま上程されました第100号議案「市の境界変更について」及び第101号議案「市の境界変更に伴う財産処分の協議について」一括提案理由の御説明を申し上げます。

 これは県営ほ場整備事業安城里志貴地区(里工区)の施行により、本市と豊田市との従来の境界を、ほ場整備後の新しい区画に合わせた市の境界に変更するものでございます。また、それに伴い本市から豊田市に編入する本市所有の土地が、境界変更後においても本市の所有である旨の協議が必要であり、地方自治法第7条第5項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

 以上、2議案につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上原案どおり御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 次いで、日程第19、議員提出第5号議案「道路整備の促進に関する意見書について」を議題といたします。

 この際、事務局職員をして議案を朗読させます。議事課長 杉浦 勲君。



◎議事課長(杉浦勲君) 

 朗読します。

 議員提出第5号議案

   道路整備の促進に関する意見書について

 上記の意見書を政府に提出する。

   平成5年12月2日

                   安城市議会議員 横山喜八

                      〃    加藤勝美

                      〃    石川喜市

                      〃    神谷剋良

                      〃    杉浦元治

                      〃    都築光哉

                      〃    石川 修

                      〃    大見兼行

 (提案理由)

 この案を提出したのは、道路整備の促進と財源の確保を政府に要望するため。

   道路整備の促進に関する意見書

 道路は、ゆとりと活力ある地域づくりを支える最も根幹的な社会基盤である。生活大国を目指し、ゆとり社会を実現するためには、生活者の視点に立った道路整備の計画的・効率的な実施が是非とも必要である。

 愛知県の三河地方は、自動車関連企業等が集積している日本屈指の地域である。このため、自動車への依存度は、他県と比べると極めて高い水準にあるといえる。しかし、その需要に対し道路整備が立ち遅れているため、交通渋滞はもとより、交通事故が依然として多発しており、交通環境の悪化が続いているのが現状である。

 安城市は、「光と緑あふれる産業文化都市」を目指し、西三河地域の中心的都市として、活力とうるおいのある力強い地方圏の形成に寄与すべく、第11次道路整備五箇年計画や中部新国際空港等のビッグプロジェクトの推進に協力支援をしているところである。特に、本市に関連する第二東名高速道路、名古屋三河道路、名浜道路、西三河南北道路等の道路整備に対しては、地域住民と産業界こぞって期待を寄せており、高規格幹線道路から市町村道に至る道路ネットワークの構築を図り、道路の渋滞対策や緑化対策をはじめ、地方圏(三河圏)の形成と活性化のための道路整備が是非とも必要であり、その実現には長期的に安定した財源措置が不可欠である。

 よって、政府におかれては、平成6年度予算編成に当たり所要の道路整備財源を確保し概算要求の満額措置がなされるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

   平成5年12月2日

                           安城市議会

 以上です。



○議長(神谷守君) 

 朗読は終わりました。

 提案理由の説明を求めます。30番 横山喜八君。



◆30番(横山喜八君) 

 ただいま上程されました議員提出第5号議案「道路整備の促進に関する意見書について」提案理由の説明を申し上げます。

 本市議会としては、昨年の9月定例会で、第11次道路整備五箇年計画の推進を求める意見書を、さらに12月定例会では、同財源確保を求める意見書を決議し、それぞれの関係の行政庁に送付したところであります。

 その後、本年8月に自民党政権から、8党・会派連立の細川政権に交替いたしましたが、道路整備は意見書案にあるように、生活大国を目指したゆとり社会を実現するためにも、また、景気浮揚を図るためにも不可欠であり、引き続いて、積極的な推進を図っていただくよう政府に要望するものであります。

 議員各位におかれましては趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。19番 菊地時夫君。



◆19番(菊地時夫君) 

 ただいま道路整備の促進に関する意見書案文の読み上げと、提案者からの提案理由の説明があったわけでございます。

 それで提案者に1点ほど質問したいことがございますので、その理由などを述べたいというふうに思うんですが、まず、意見書案文を見ますと、冒頭で生活者の視点に立った道路整備の計画ということをうたいつつ、後段の方では第二東名高速道路や、あるいは名古屋三河道路、こうした高規格道路と市町村道とのネットワークを構築すべきだということを主張しておるわけでございますけれども、こうした道路中心の進め方、生活環境のつくり方というのは、いわゆる従来までの日本経済の中に非常に大きく幹線道路等が位置付けられて今日の車社会をつくってきたというふうに思うわけでありますけれども、私は現時点に立っては、こうした道路中心の経済社会というのは見直す時期にあるのではないかと、こういうふうに思っておるわけであります。そしてまたこれから先も、ずっとこういうことが続くのであれば、この中にもうたってあります道路環境の悪化だとか、こういったものの目的というのは、決して達成し得ないのではないかと、こういうふうに思っております。したがいまして、今後のこうした道路や、あるいは道路等の問題、こうしたことから生じる交通安全の問題とか、こうしたものを達成するためには、やはり鉄道など、他の公共交通機関との整合性を持った道路整備というのが不可欠なのではなかろうかと、このように思うわけであります。したがいまして、提案者に質問したいと思いますのは、他の鉄道等との整合性を持った今後の道路や、あるいは鉄道網とのネットワーク構想とか、そういうものが必要だというふうに思うわけでありますけれども、そこら辺の視点をどのようにお考えになっておるか、提案者に答えていただきたいと思うわけであります。



○議長(神谷守君) 30番 横山喜八君。



◆30番(横山喜八君) 

 ただいまの菊地議員の質問に対してお答えいたします。

 この意見書につきましても、各派代表者会議、また先の議会運営委員会におきましても、問題としてはわれわれ23号線のやはり渋滞問題、それから来年の愛知国体ということで、非常に安城の道路に対する安城高浜線、そうした問題も環境整備を図っていかないかんということ、そういったことで各議員の中でもそういった意見があって、安城としてはぜひ推進して、やはりそれと前の政府自民党とアメリカの430兆円という、そうした公共投資、約束した面から言っても、やはり円高によって値引きにもなっておるし、そういう状況でぜひともこういう事業を進めて、来年の愛知国体に合わせて整備促進をお願いしていきたいと、そのように考えております。以上です。



○議長(神谷守君) 19番 菊地時夫君。



◆19番(菊地時夫君) 

 ただいまお答えをいただいたわけでありますけれども、これまで各派代表者会議でいろんなことが話し合われたことの説明はいただいたわけでありますけれども、今後のそういう各種交通状況の問題を解決するとともに、この地域の経済的発展を図っていく上で、私が思いますのは、やはり鉄道等々の公共交通機関、こうしたものとの整合性をもった道路づくりという視点が必要ではないかというふうな質問をしておるわけでございまして、その観点からのお答えをいただきたいというふうに思います。



○議長(神谷守君) 30番 横山喜八君。



◆30番(横山喜八君) 

 再度の菊地議員の質問でありますけれども、先ほど申し上げたように議会運営委員会でも、そうした問題の意見は別段出ておりません。以上です。

             (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 進行の声がありますので質疑を終結し採決いたします。

 御異議がありますので起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             (賛成者起立)



○議長(神谷守君) 

 起立多数であります。よって議員提出第5号議案は原案のとおり可決されました。

 次いで、日程第20、議員提出第6号議案「農業農村整備事業の促進に関する意見書について」を議題といたします。

 この際、事務局職員をして議案を朗読させます。議事課長 杉浦 勲君。



◎議事課長(杉浦勲君) 

 朗読します。

 議員提出第6号議案

   農業農村整備事業の促進に関する意見書について

 上記の意見書を政府に提出する。

   平成5年12月2日

                   安城市議会議員 竹内由満子

                      〃    加藤勝美

                      〃    石川喜市

                      〃    神谷剋良

                      〃    杉浦元治

                      〃    都築光哉

                      〃    石川 修

                      〃    横山喜八

                      〃    大見兼行

 (提案理由)

 この案を提出したのは、農業農村整備事業を一層促進し、農業の確立及び魅力のある農村の形成が図られるよう政府に要望するため。

   農業農村整備事業の促進に関する意見書

 土地改良事業を中心とする農業農村整備事業は、生産性向上と低コスト化を目指して力強い農業を実現するための生産基盤整備はもとより、うるおいと活力ある住みよい農村を建設するための生活環境整備や、安全でやすらぎのある国土の整備を実施し、地域社会の発展と自然環境の保全に多大の役割を果たしている。

 本市においても、現在、県営による基盤整備事業及び農業集落排水事業を新規事業として取り組んでいるところである。しかしながら、農業農村を取り巻く情勢は、高齢化や農業の担い手不足とともに輸入農作物の増大、農産物価格の低迷など非常に厳しく、農業が21世紀に向かって魅力ある産業として飛躍する上で、重要な転機を迎えている。

 よって、政府におかれては、生産基盤とともに生活環境、景観等を総合的に整備する農業農村整備事業を一層促進し、次の世代を担う若い人たちが誇りと生きがいを持って取り組める農業の確立及び魅力のある農村の形成を図られるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

   平成5年12月2日

                           安城市議会

 以上です。



○議長(神谷守君) 

 朗読は終わりました。

 提案理由の説明を求めます。29番 竹内由満子君。



◆29番(竹内由満子君) 

 ただいま上程されました議員提出第6号議案「農業農村整備事業の促進に関する意見書について」提案理由の御説明を申し上げます。

 農業農村整備事業は、農業生産に必要な土地や水資源を確保し、その整備水準を高めることによって農業の生産性を向上させ、農業の体質強化を図るとともに、農村に居住する住民が災害の心配をすることなく、快適な生活ができるよう各種の社会資本を整備するための事業であります。具体的には農業の生産性を向上させるための農業生産基盤の整備、農村居住者の生活環境を整備するための農村の生活環境整備及び災害に強い農村をつくるための農村の保全と管理という三つを柱に進められている事業であります。

 本市におきましても現在、かんがい排水事業やほ場整備事業などを推進するとともに、農業集落排水事業を新規事業として取り組み始めているところであります。しかし、輸入農産物の増大や、農産物価格の低迷、さらにこれにも起因して農業の担い手不足や、高齢化など、農業農村を取り巻く情勢は非常に厳しい状況にあります。

 今後農業が魅力ある産業として、また国の基幹産業として発展する上で重要な局面を迎えております。このような状況下にあって、次代を担う若人が誇りと生きがいをもって取り組める農業の確立と、魅力ある農村の形成ができるよう、農業農村整備事業の促進を政府に要望するものであります。

 議員各位におかれましては趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

             (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 進行の声がありますので質疑を終結し採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 御異議なしと認めます。よって議員提出第6号議案は原案のとおり可決されました。

 次いで、日程第21、議員提出第7号議案「農畜産物の市場開放阻止に関する意見書について」を議題といたします。

 この際、事務局職員をして議案を朗読させます。議事課長 杉浦 勲君。



◎議事課長(杉浦勲君) 

 朗読します。

 議員提出第7号議案

   農畜産物の市場開放阻止に関する意見書について

 上記の意見書を政府に提出する。

   平成5年12月2日

                   安城市議会議員 大見兼行

                      〃    加藤勝美

                      〃    石川喜市

                      〃    神谷剋良

                      〃    杉浦元治

                      〃    都築光哉

                      〃    石川 修

                      〃    竹内由満子

                      〃    横山喜八

 (提案理由)

 この案を提出したのは、農畜産物の市場開放阻止を政府に要望するため。

   農畜産物の市場開放阻止に関する意見書

 ガット新ラウンドの合意期限を目前にひかえ、最近の新聞報道に見られる米や乳製品等の関税化容認は、農家の先行きに対し強い不安と動揺を与えており、このことが後継者の芽を摘むばかりでなく、稲作農家や酪農家の離農促進につながり、ひいては、日本農業が崩壊しかねないことを強く懸念している。

 よって、政府におかれては、我が国農業を守り抜くため3度にわたる米の自給方針堅持に関する国会決議、現政権の例外なき関税化反対・国会決議尊重の国会答弁を踏まえ、いかなる困難があっても、この基本姿勢を譲ることなく、あくまでも現行国境措置を堅持されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

   平成5年12月2日

                           安城市議会

 以上です。



○議長(神谷守君) 

 朗読は終わりました。

 提案理由の説明を求めます。32番 大見兼行君。



◆32番(大見兼行君) 

 ただいま上程されました議員提出第7号議案「農畜産物の市場開放阻止に関する意見書について」、提案理由の説明を申し上げます。

 ガット・ウルグアイ・ラウンド見直し案の交渉期限を2週間後にひかえて、今最終合意に向けて詰めの交渉が行われているところでありますが、最近の新聞報道の中では、米、乳製品等の関税化容認の記事も見られ、農家に大きな不安を抱かせております。

 本市は市域の52%が農地で、そのうち84%が水田であり、取りわけ米の自由化は安城市農業にとって死活問題といわざるを得ないところであります。

 したがいまして、国内自給を原則に国会決議の基本姿勢を貫き、現行の国境措置を堅持されるよう政府に要望するものであります。

 議員各位におかれましては趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

             (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 進行の声がありますので質疑を終結し採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 御異議なしと認めます。よって議員提出第7号議案は原案のとおり可決されました。

 次いで、日程第22、議員提出第8号議案「学校給食の国庫補助堅持と充実を求める意見書について」を議題といたします。

 この際、事務局職員をして議案を朗読させます。議事課長 杉浦 勲君。



◎議事課長(杉浦勲君) 

 朗読します。

 議員提出第8号議案

   学校給食の国庫補助堅持と充実を求める意見書について

 上記の意見書を政府に提出する。

   平成5年12月2日

                   安城市議会議員 加藤勝美

                      〃    石川喜市

                      〃    神谷剋良

                      〃    杉浦元治

                      〃    都築光哉

                      〃    石川 修

                      〃    竹内由満子

                      〃    横山喜八

                      〃    大見兼行

 (提案理由)

 この案を提出したのは、学校給食の国庫補助継続と一層の充実を政府に要望するため。

   学校給食の国庫補助堅持と充実を求める意見書

 大蔵省は国の財政事情を理由に学校給食用の米、牛乳、ジュースに対する補助金を平成6年度から廃止し、全額受益者、すなわち父母の負担に切り替える方針を固めたと言われる。廃止された場合、児童・生徒一人当たり毎月約180円の新たな負担となる。学校給食は児童・生徒の健全な発育に資し、国民の食生活の改善に寄与するものであり、これらに対する国の補助の廃止は絶対に容認できない。

 よって、政府におかれては、児童・生徒の健全育成、父母負担の軽減、更に米の消費拡大、農業振興、生産者保護の見地から学校給食に対する国庫補助廃止の方針を撤回し、継続はもちろん、国庫補助の増額による学校給食の一層の充実を強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

   平成5年12月2日

                           安城市議会

 以上です。



○議長(神谷守君) 

 朗読は終わりました。

 提案理由の説明を求めます。11番 加藤勝美君。



◆11番(加藤勝美君) 

 ただいま上程されました議員提出第8号議案「学校給食の国庫補助堅持と充実を求める意見書について」提案理由の説明を申し上げます。

 大蔵省は国の台所事情が苦しくなっているため、来年度から学校給食用の米、牛乳、ジュースに対する補助金を廃止し、全額受益者負担に切り替えることを検討中であると聞きます。学校給食は21世紀を担う大切な児童・生徒の健全な発育に大きく貢献し、少ない補助金できわめて大きな効果のある制度として父兄からも高く評価されています。したがいまして、児童・生徒の健全育成、父兄負担の軽減、さらには米の消費拡大や、生産者保護の立場から、来年度予算編成に当たり補助制度の堅持はもとより、この際、本制度を逆に強化されるよう政府に要望するものであります。

 議員各位におかれましては趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(神谷守君) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

             (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 進行の声がありますので質疑を終結し採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神谷守君) 

 御異議なしと認めます。よって議員提出第8号議案は原案のとおり可決されました。

 なお、ただいま可決されました意見書の提出につきましては、議長に一任願います。

 次いで、日程第23「請願・陳情について」は、会議規則第132条第1項の規定により、お手元に配付いたしました文書表のとおり関係常任委員会に付託いたします。

 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 この際、ハンチントンビーチ市姉妹都市友好親善の帰朝報告について、神谷剋良君並びに神谷新一君から発言の申し出がありますので、これを許します。



◆16番(神谷剋良君) 

 貴重な時間をいただきましてお許しを賜りましたので、去る10月5日から13日におきますアメリカ・ハンチントンビーチ市の視察報告をさせていただきます。

 訪問団は、私と神谷新一議員の議員2名、なおまた産業後継者4名、市民派遣者4名、町内会代表者1名、市職員2名の合計13名で5日から13日にわたります視察をしてまいったわけであります。

 まず、小牧からポートランドへ飛びまして、ポートランドからロサンゼルスに入ったわけであります。ロサンゼルスは2日間の視察でございましたが、この間にありましては市街地の形成やら、なおまた、バーマスト・マーケットと、商業におけるこの販売方式やら、なおまた、市街地にございますそのマーケットのあり方等について視察をしてまいったわけであります。ロサンゼルスは2日間の視察でございましたが、主たる目的のハンチントンビーチ市には10月8日に入りまして、市役所を訪問させていただきました。案内嬢の誘導により、市役所内部を細かく視察させていただきました。特に今回はハンチントンビーチ市警察も十分に見学をさせていただいたところでございます。そして私ども安城市議会からも大いに、あるいは安城市役所からも大いにこの桟橋の修復について協力をいただいた、現地に赴きまして、橋の完成を喜ぶとともに、なおまた、ここではセキュリティーの責任者の方に、この橋の現況と、なおまた、このセーフティーな取り扱いについて説明を受けたところでございます。そして市のライブラリーに赴きまして図書館を見学させていただいたわけでありますが、ちょうどハンチントンビーチ市は、児童図書館を建設中でございました。安城市には建設を内容的に併設をされておりますが、ハンチントンビーチ市は新たに今までございました図書館の横に児童を重きにした、この図書館を建設中であったわけであります。これは12月に完成を予定されるようでありますから、また、執行部におかれましては、これらのお祝いのごあいさつもいただきたいものだと、このように願うわけでございます。なお、この際、この図書館には市内の書道家並びに日本人の剣道の面々の写真のアルバムを御贈呈申し上げてきたところでございます。夜はそれぞれ友好協会の方たちの、本当に温いおもてなしで3軒のお宅を伺いながら、親善の実を挙げたわけでございます。

 翌日9日でございますが、ハンチントンビーチ市高校に赴きまして、3班に分かれてそれぞれ授業内容を見学させていただき、こと細かに説明を受けました。子供たちは、私どもも本当に「ハロー」という言葉の中で本当に温く子供たちも私どもと接触をしたわけでございます。それからここを出ましてハンチントンビーチ市の主なる産業でございますが、マクドネル・ダグラス社に赴きまして宇宙ロケットの実物の模型でありますが、これについて説明を受け、なお、その際に説明の中でクリントン政権になりましての、この軍事産業、あるいは航空宇宙産業、これらに対します予算組みがなかなか厳しいものがあって、この中にありますハンチントンビーチ市の市民の皆さんも、いわゆる日本と同じように失業対策が大変なことだと、このような状況で説明を受けてまいったわけであります。なお、ハンチントンビーチ市の横にございます州立の湿地帯でございますが、ボルサ・チカの自然公園を見学させていただきました。これは広大な湿地帯でございまして、ここには寒流とともに野鳥が飛来し、なおまた、小魚等がこの水面に生息しているために、大変な野鳥の生息地、大変見事に保護をされているわけであります。それからハンチントンビーチ市は御案内のように7人の議員、あるいはその中で市長、あるいは副市長というような形で議会が構成をされておるわけでありますが、議場にも案内をされまして、この中で議会のやり取り等につきましての細かな説明を、いただいたわけであります。午後は来年度市長予定者のリンダ・モール氏の招きにより、弁護士のハットンさんのお宅に昼食を招待されました。ここでは図書館長のロナルド氏、あるいは市会議員のビクター氏とともに多くのハンチントンビーチ市の友好協会の皆さんも御出席いただきまして、その歓待を受け、なおまた、その中で歓談もさせていただきまして、これが一番メインの友好の実を挙げたのではなかろうかなあと、このように考えております。ランド氏へは、そのピアーのアルバムを市長あてにいただきながら、市長からも向こうの市長あてにメッセージをお送りしまして友好の実を挙げたわけでございます。

 なお、行程の中でロスを終わり、ハンチントンビーチ市を回りまして、そしてサンフランシスコに向かいまして、特に農業の形の中で田牧農場を見させていただきました。田牧農場は関東の出身の方でございますが、5年ほど前にアメリカに渡られ、今も先ほど議決をいただいたような日本の将来における農業の難しい位置付けの中で自主流通米、いろんな形の中で生産者として、あるいは流通業者として向うに先駆者として、今研究段階としてお渡りになったわけで、既に80haほどの農場をお借りになりまして、米づくりをされておるわけでありますが、この米はほとんどが九州の焼酎の白波という製造会社があるわけでありますが、向うに酒造会社として清酒白波の工場があるわけでございますが、そこへ40%程度米をお売りになっていると、こういうことであります。米づくりでは、聞いてみますと収入が1,300万円ほど、しかし、支出は1,500万円で、200万円ばかり赤字になるというようなお話でございました。なぜ赤字でおやりになっているんですかという形の中でありますが、たまたまカントリーエレベーターを出ました米を自分が精米会社を法人化、株式会社化されておりまして、この精米会社でもって法人化されております役員として給料をお受け取りになり、ここで少しその赤字を実は補填しているんだと。80haですから、まあ向うで言えば小さな農場でありますが、ほとんど田打ちから肥料の散布、消毒、あるいは刈り取り、これについては全部外注で行われておるわけであります。そしてカントリーは、カントリー会社でもって使用料を払いながら、やってくるということでありまして、自分の手でほとんどやるというのは、なかなか至らないようであります。まあこの地域は大変な米づくりの地域でございまして、はるか向うまで本当に日本と大体同じく時期が一緒でありますが、はるか向うは何kmぐらいあるんですかとお聞きしたら、やはり黄色い穂が垂れ下がっておる距離が、16k?ぐらいあるというようなことでございまして、大変広大な土地で行われておりましたことを非常に驚いたわけであります。こういう中にありまして日本における農業の難しさ、アメリカにおきます農業の難しさというものが、つくづく私どもに考えさせられるところがあったわけでありますが、なお、サンフランシスコにおきましても市街地の整備、あるいはカーメルの街、いろんな形の中で市街地の整備状況やら、なおまた、商業者におきます商業販売の実態等も細かく見学をさせていただいてきたところでございます。

 留守中、大変皆さんには御迷惑やら、いろんな御配慮を賜りましたことを厚く御礼申し上げまして帰朝報告とさせていただきます。大変ありがとうございました。



○議長(神谷守君) 

 帰朝報告は終わりました。次回は7日午前10時から本会議を再開し一般質問を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

             (散会 午前10時59分)

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

      平成5年12月2日

       安城市議会議長   神谷 守

       安城市議会議員   石川政次

       安城市議会議員   今村素広









       平成5年第4回安城市議会定例会請願文書表

                              平成5年12月2日



番号
請願第5号
受理年月日
平成5年11月16日


件名
空缶・空ビン等の投げ捨て防止を目的とする環境保全条例の制定を求めることについて


提出者
安城市御幸本町9番6号
 安城市農業協同組合
  代表理事組合長 都築 賢 外1,533名


紹介議員
野村長俊 神谷 学 都築久男 神谷新一 杉浦元治 近藤義宣


付託委員会
経済厚生常任委員会


要旨
  請願の趣旨
 昨今、道路・河川・農地等への空缶・空ビン、その他の廃棄物の投げ捨ては目に余るものがあります。
 これらの問題は、本来公衆のモラルに期待するところのものでありますが、現実には一向に改善される方向が見受けられません。県内各地で啓発活動を中心にした取り組みをしてみえ、当農協におきましても組合員を中心とした活動に取り組んでいますが、依然として農業者等からの苦情は絶えない状況であります。
 愛知県のように交通網の発達した地域では、一市町村のみが条例化しても十分な機能は期待できません。
 本県は平成6年に国民体育大会、17年には万国博覧会の開催が予定され、全国はもちろん外国からもたくさんの人々の来県が予想されます。このためにも清潔な環境で歓迎したいものであります。
 よって、廃棄物の処理及び清掃に関する法律を補完する観点から、環境保全条例の制定について、県に対して強く働き掛けていただきますよう要望します。
  請願事項
 清潔な環境を保全するため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律を補完する観点から条例の制定をしてください。



平成5年第4回安城市議会定例会請願文書表

                    平成5年12月2日



番号
請願第6号
受理年月日
平成5年11月22日


件名
健康保険で良い入れ歯が作れるよう抜本的な改善を求めることについて


提出者
安城市大岡町宮東52番地
 大岡皮膚科堀尾医院
  堀尾 豊


紹介議員
和田米吉 竹内由満子 菊地時夫


付託委員会
経済厚生常任委員会


要旨
  請願の趣旨
 わが国では、約1千万人の人々が総義歯か局部義歯を使っていると言われており、その約半数以上の人々が義歯に不満を持っているというデータがあります。
 義歯に対する不満が生まれる原因として現行の歯科保険医療制度の問題を指摘せざるを得ません。
 現行の歯科保険医療制度は、技術料が極端に低く抑えられているため、少しでも良い義歯を作ろうとすればするほど赤字になるとか、歯科医師が手間暇かけ、技術を生かした義歯を作れないというのが実情です。また、義歯を作る技工士は低い技工料金を余儀なくされ、長時間労働や転職の状況にあります。
 現行の保険制度では良い義歯を作ることは難しく、「自費」診療との差が極端に広がる結果となります。そうならないためには、健康保険で良い義歯が作れるよう、診療報酬を2倍以上に引き上げるなど、歯科保険医療制度の抜本的な改善が必要となっています。
 つきましては、健康保険で良い義歯が作れるよう義歯作成の技術や労働を正当に評価し、診療報酬の引き上げなどの改善をするため、下記事項について請願するものです。
  請願事項
 健康保険で良い義歯が作れるよう、義歯作成の技術や労働を正当に評価し、診療報酬を2倍以上にするなど、抜本的な改善を行うよう政府に対し意見書を提出すること。



平成5年第4回安城市議会定例会請願文書表

                    平成5年12月2日



番号
請願第7号
受理年月日
平成5年11月22日


件名
診療報酬の引き上げ及び改善について


提出者
安城市大岡町宮東52番地
 大岡皮膚科堀尾医院
  堀尾 豊


紹介議員
和田米吉 竹内由満子 菊地時夫


付託委員会
経済厚生常任委員会


要旨
  請願の趣旨
 1980年代の10年間に物価は22.5%上昇しましたが、診療報酬は2.65%しか引き上げられませんでした。昨年4月の診療報酬改定も実質2.5%にとどまり、医薬品の建値制の導入でこれまで低診療報酬を補完する役割をもってきた薬価差益が極端に縮小したため、医療機関の経営は著しく困難になっています。
 公私病院連盟の調査では病院の73%は赤字経営ですし、私ども全国保険医団体連合会の調べでもこの1年間に78病院が廃業し、142病院が診療所化しました。あわせて診療所のやりくりも限界にきています。来年の診療報酬の改定ではどうしても大幅な引き上げが必要です。そうでなければ病院の閉鎖は増えつづけ、診療所も地域の要求に応える診療内容を保つことができなくなり、地域医療は混乱します。
 ところが、1994年には社会保障の大改革が予定されています。その方向は社会保障の内容を縮小し、受益者負担を増し、民間活力の導入により国の責任を逃れようとするものです。
 その一環として医療についても医療保険審議会が公的医療保険の給付内容の見直しを進めていますが、厚生省は給食費を自己負担するだけでなく、入院の部屋代についても患者の選択にまかせて差額徴収を大幅に増やそうとしています。また、診療報酬に直接関係ある中央社会保険医療協議会で検討している中身も診療報酬の抑制をめざす項目が目立っており、私どもの願いとは全く逆の方向になる可能性が強いといえます。
 つきましては、医療機関の先行きに非常な危機感を抱く私どもとしては、社会保険で必要かつ最善の医療・看護が行えるようにするため、下記事項について請願するものです。
  請願事項
 保険の充実で良い医療・看護が受けられるようにするため、診療報酬の引き上げ及び改善について、政府に対し意見書を提出すること。



平成5年第4回安城市議会定例会請願文書表

                    平成5年12月2日



番号
請願第8号
受理年月日
平成5年11月22日


件名
民間病院・診療所の固定資産税を非課税または大幅に軽減するよう求めることについて


提出者
安城市大岡町宮東52番地
 大岡皮膚科堀尾医院
  堀尾 豊


紹介議員
和田米吉 竹内由満子 菊地時夫


付託委員会
総務常任委員会


要旨
  請願の趣旨
 病院、診療所の経営環境は悪化の一途をたどっており、昨年4月の診療報酬・薬価基準の改定以降はますます拍車がかかり社会問題にもなるという、かつてない深刻な局面を迎えています。
 しかも病院・診療所は、医療法施行規則によって構造設備基準や人員配置基準等、公的、民間を問わず同一ものを適用し、同じように低く据え置かれた診療報酬のもとで運営しているにもかかわらず、税制における官民格差は大きく広がっています。税制上の特例、助成、補助金を受けている公的病院・診療所でさえも、この間の収支状況は連続して大幅赤字が続いていることからも、民間病院・診療所の経営悪化がいかに深刻であるかをご理解いただきたいと存じます。
 つきましては、医療の公共性・公益性はもとより、社会的公平の立場から民間病院・診療所の固定資産税を非課税にすること、もしくは大幅な軽減措置を実施することを要望します。
 加えて、「公的土地評価の一元化」を口実にして、公的評価の最高値である公示価格に固定資産税評価額をスライドさせる「土地の時価評価替え」を停止していただき、病院・診療所が不安なく地域医療に専念できるための施策を充実されるよう下記事項について請願するものです。
  請願事項
1.地域医療を担っている病院・診療所の役割を税制面でも評価し、公共性・公益性の立場で医療を提供し経営の安定に資するため、公的医療機関と同様に民間病院・診療所の土地・建物・償却資産に対する固定資産税を非課税もしくは大幅に軽減すること。
1.固定資産税評価額の評価替えを停止し、評価方法、税率の見直しを行うこと。



平成5年第4回安城市議会定例会請願文書表

                    平成5年12月2日



番号
請願第9号
受理年月日
平成5年11月22日


件名
「年金制度の改悪に反対し、充実を求める意見書」の採択を求めることについて  外1件


提出者
安城市新田町小山117番地
 愛知県医療労働組合連合会 堀尾安城病院労働組合
   杉浦静子 外1名


紹介議員
竹内由満子 菊地時夫


付託委員会
経済厚生常任委員会


要旨
  請願の趣旨
 政府は公的年金制度の一元化など、1994年財政再計算期にむけて着々と準備をすすめています。10月に厚生大臣の諮問機関である年金審議会が意見書を提出しました。政府はこの意見書にもとづき次期通常国会に厚生年金・国民年金法案を提出する予定です。
 その意見書の内容は、年金支給開始年齢を現行の60歳から65歳へ繰り延べ、ボーナスからの保険料徴収など保険料の大幅引き上げ、算出基準を名目賃金から可処分所得に変更するなど重大な制度改悪を盛り込んでいます。
 高齢化社会の到来で年金制度の財源が破劭するから給付の切り下げも、保険料の増額もやむを得ないとしていますが、ここには憲法で保障している社会保障の理念はまったくなく、ひたすら国庫負担の削減でのりきろうとしています。また、国民年金受給者の半数以上が月額3万円程度であるうえ、無年金者は100万人と推定され、国民年金保険料の未納・滞納者など将来の未年金予備軍も500万人に達しています。
 憲法の精神にのっとり、すべての国民が健康で文化的な生活ができるよう、年金支給開始年齢の繰り延べをはじめとする年金改悪に反対し、豊かな老後生活を保障する年金制度の拡充・改善を要望します。
  請願事項
 下記の内容で国に対して意見書を採択されること。
1.すべての国民に「最低保障年金」を創設し、無年金者を解消すること。
2.年金支給開始年齢を65歳に繰り延べしないこと。
3.保険料・掛金の労使負担割合を現行の折半から使用者負担の割合を増やすこと。
4.保険料の引き上げと年金額の引き下げを行わないこと。
5.雇用保険の併給を禁止しないこと。



平成5年第4回安城市議会定例会請願文書表

                    平成5年12月2日



番号
請願第10号
受理年月日
平成5年11月22日


件名
米軍依佐美送信所の全面撤去、全面返還を求めることについて


提出者
安城市箕輪町鳥屋金125番地1
 安城市平和委員会
  太田康宏


紹介議員
菊池時夫 竹内由満子


付託委員会
総務常任委員会付託


要旨
  請願の趣旨
 米海軍依佐美送信所は、横須賀の在日米軍司令部に属し、超長波(VLF)によって核攻撃指令を含む通信を原子力潜水艦へ送信する戦略的基地です。
 私たちの調査によると、防衛施設庁に対し在日米軍当局が、『8月1日から依佐美基地の送信を停止』したと通報していたことが明らかになり、同基地が事実上通信基地としての機能を終えていることが判明しました。私たちは、ただちに関係省庁へ申し入れを行いましたが防衛施設庁では、地元からの要求があればアメリカ政府には働きかけざるを得ないと述べています。「送信停止」を機に、西三河の地域住民の要望・意見を十分尊重し、軍事利用を認めず、「全面撤去・全面返還」されるべきと考えます。また、返還後についても地域住民の総意をもって、平和で豊かな西三河づくりを望みます。
 日米安保条約に基づく地位協定第2条第3項では、「合衆国軍隊が使用する施設及び区域は‥‥必要でなくなった時は、いつでも日本国に返還しなければならない」とあり、米国はこの協定にしたがい、ただちに依佐美基地を返還しなければなりません。
 羽田外務大臣も「必要がなくなれば返還は当然」と述べています。                      (10月6日発言)
 私たちは依佐美基地について、「人類の存亡をもたらす核戦争の引き金と、核兵器による脅迫を迫る危険な基地」であり、同時に攻撃目標にさらされることを絶えず指摘してきました。
 また、この送信所では電波障害はもとより、感電死事故も発生し、最近の専門家の調査では、電磁場における人体や環境への悪影響が指摘されています。
 住民の生命と、暮らし生活環境を守り、西三河地域が平和で豊かに発展するためには依佐美基地の全面撤去・返還しかありません。
 最近、地元住民や地方自治体などのはたらきかけによって、日本政府が米国に要請し「米軍基地」が撤去・返還された例が、兵庫県の六甲山や神奈川県の大観山などの通信基地で生まれています。また、東京「横田基地」では、関係自治体のみならず、近隣の23の区町村で返還を要求する決議を行っています。
 こうした事から、次の事を請願します。
  請願事項
1.日本政府が、アメリカ政府に対して「日米安保条約に基づく地位協定 第2条第3項」によって、米海軍依佐美送信所を全面撤去・全面返還するよう申し入れる意見書を採択してください。



平成5年第4回安城市議会定例会陳情文書表

                    平成5年12月2日



番号
陳情第3号
受理年月日
平成5年10月22日


件名
本證寺本堂平成大修理の助成お願いについて


提出者
安城市野寺町野寺26番地
 本證寺
  住職 小山闡正


付託委員会
文教常任委員会


要旨
  陳情の趣旨
 当寺は、今を去ること700年前に開創された三河きっての真宗巨刹ですが、430年前の一向一揆で、徳川家康により寺が破却追放されるという法難に遇っております。しかし、門信徒の懇念によって復興が許され、江戸時代初期には今みる本堂も再建されました。
 本堂は、このような当寺の歴史と伝統にふさわしい大規模かつ重厚なもので、寺院としては代表的建造物として愛知県の文化財にも指定されております。しかしながら、建立以来既に350年になんなんとするため傷みが激しく、現在では一部危険な箇所さえ生じており、早急に修理をいたさなければならない状態となっております。
 つきましては、このたび県市文化財関係の方々のご指導をいただき、四箇年計画で本堂の平成大修理を実施することとなりました。
 当寺250戸の門信徒は、この貴重な文化財を永く後世に伝えるべきであると意を決し、ただいま、その資金の確保に必死の努力いたしていますが、こと本堂のことにて大工事であり多額な財源を必要としますので、何分のご助成を賜りたく、陳情申し上げる次第であります。



平成5年第4回安城市議会定例会陳情文書表

                    平成5年12月2日



番号
陳情第4号
受理年月日
平成5年11月17日


件名
在日朝鮮人高齢者と障害者に国民年金適用の救済措置を求めることについて


提出者
安城市昭和町16番3号
 在日本朝鮮人總聯合会 西三支部 安城分会
  分会長 林 碩均


付託委員会
経済厚生常任委員会


要旨
  陳情の趣旨
 朝・日政府間交渉も3年目に入り、今年は朝・日両国の国交正常化の実現で大きな進展が展望されています。
 歴史的にも深い関係を有し、最も近い隣国同士である朝・日間に国交が樹立されることは、アジアと世界の平和と繁栄のために大きな意義を持っています。
 不幸な過去が清算され真の善隣、友好に基づく朝・日国交樹立を目前にした今日、在日朝鮮人に対するいわれのない民族差別は当然是正されるべき時期にきていると考えます。
 特に社会保障面で在日朝鮮人高齢者と一定の年齢以上の障害者が未だに国民年金制度の適用から除外されている状況にかんがみ、その救済は、急務の課題となっております。
 日本政府は1982年1月1日から国民年金法から国籍条項を撤廃し、在日朝鮮人にも国民年金加入の道を開きました。しかし、当時60才以上の高齢者や20才以上の障害者、また以前からの母子、準母子家庭に対する救済措置が講じられなかったため、これらの人々は現在も無年金のままとなっています。
 そもそも、1961年に年金法が成立させた際、在日朝鮮人を排除したこと自体が不当でありました。朝鮮植民地支配による渡日という特殊な事情と、納税の義務を負わせていることを考えれば、少なくとも国籍条項を撤廃した際に、年金法が制定された時や沖縄が本土復帰したときに日本人に講じたような経過措置による救済が在日朝鮮人にもとられるべきでした。
 しかしながら日本当局は、それ以降今日にいたるまで私たちの度重なる要求にもかかわらず、救済措置をとらないでいます。そのため、上記の人たちは日常の生活や将来に大きな不安と負担をしいられています。
「人権の国際化」が叫ばれ、やがて21世紀を迎えようとする今日、他の一般外国人とは異なる歴史的特殊事情を有し、数世代にわたり日本に住み生活の基盤を築いている在日朝鮮人、わけても社会的弱者である高齢者、障害者について救済措置をとることは国際法の理念と内容に照らしても、日本政府の負った当然の法的、道義的責務であると考えます。
 ちなみに在日朝鮮人障害者に対しては高槻市、高知市、神戸市、東京・葛飾区、大阪市などが独自の制度を設ける救済措置をとっています。高齢者についても清水市、静岡市、浜松市などで同様の措置をとっています。
 私達は、朝・日両国間の関係改善と両国民の友好と親善を願う立場から、在日朝鮮人高齢者、障害者に対する差別の是正のために以下の事項が実現するように当該措置をとられるよう強く要望するものであります。
  陳情事項
1.国民年金法の改正が実現するまでの間、暫定的措置として貴自治体独自の給付制度を検討、実施されること。
 ? 老齢福祉年金等の年金支給対象から除外されている在日朝鮮人老齢者に対しては、一部自治体で実施している「高齢者福祉手当」等の給付制度の適用を検討、実施されること。
 ? 国民年金法障害基礎年金等の年金支給対象から除外されている在日朝鮮人障害者に対しては、「障害者福祉年金」または「障害福祉金」などの給付制度を検討、実施されること。



平成5年第4回安城市議会定例会陳情文書表

                    平成5年12月2日



番号
陳情第5号
受理年月日
平成5年11月22日


件名
学童保育の充実を求めることについて


提出者
安城市昭和町3番26号
 安城市学童保育連絡協議会
  稲生光良 外4,938名


付託委員会
経済厚生常任委員会


要旨
  陳情の趣旨
 昨今、子供の出生率低下が大きな社会問題として憂慮されています。この問題の原因はさまざま指摘されています。子供を持つ夫婦が安心して働ける社会環境が整備されていないことも、その原因としてあげることができます。就学前の児童には保育園で長時間保育も実施され、母親が働くことに心配のないよう公的な保障がなされています。同じように小学校低学年児童にも放課後において保育が必要であり、その意義が理解され、学童保育制度化の国会決議もなされ、放課後児童対策事業が実施されているところです。
 このような中、全国の少なくない自治体が公設の学童保育を実施したり、独自の補助制度を設けています。当市を始め近隣でもすでに公設の学童保育を開設しているところです。また、名古屋市、豊橋市、日進町等では独自の補助制度を実施しており、本年からは岡崎市においても始められています。
 しかし、その学童保育の運営内容等にはまだ多くの改善すべき点があります。学童保育は、専用施設と専任の指導員が必要であり、また、親の勤務時間等にあった開設時間が求められています。
 安城市におかれましても、このような状況をご理解いただき、より一層の学童保育の充実にご尽力いただけますようお願い致します。
  陳情事項
1.学童保育にたいする市独自の補助制度を確立し、早期に実施してください。
2.放課後児童対策事業実施要綱に基づき、事業の充実を図ってください。