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愛知県 安城市

平成20年 12月 定例会(第4回) 12月18日−05号




平成20年 12月 定例会(第4回) − 12月18日−05号







平成20年 12月 定例会(第4回)



             平成20年第4回

            安城市議会定例会会議録

             (12月18日)

◯平成20年12月18日午前10時00分開議

◯議事日程第22号

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 第80号議案から第85号議案まで(委員長報告〜採決)

   第80号議案 安城市税条例の一部を改正する条例の制定について

   第81号議案 安城市福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   第82号議案 安城市知的障害児通園施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   第83号議案 安城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

   第84号議案 安城市少人数学級編制の実施に係る市費負担教員の任用、給与等に関する条例の制定について

   第85号議案 安城市有料駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第3 第86号議案(委員長報告〜採決)

   第86号議案 衣浦東部都市計画事業安城南明治第二土地区画整理事業施行規程の制定について

 日程第4 第87号議案から第93号議案まで(委員長報告〜採決)

   第87号議案 平成20年度安城市一般会計補正予算(第3号)について

   第88号議案 平成20年度安城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について

   第89号議案 平成20年度安城市有料駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について

   第90号議案 平成20年度安城市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について

   第91号議案 平成20年度安城市安城北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について

   第92号議案 平成20年度安城市安城桜井駅周辺特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について

   第93号議案 平成20年度安城市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について

 日程第5 第95号議案から第97号議案まで(委員長報告〜採決)

   第95号議案 工事請負契約の締結について(安城市ごみ焼却施設1号系燃焼設備及び廃熱ボイラ整備工事)

   第96号議案 工事請負契約の変更について

   第97号議案 損害賠償の額の決定及び和解について

 日程第6 第98号議案(委員長報告〜採決)

   第98号議案 指定管理者の指定について(福祉センター等)

 日程第7 第99号議案及び第100号議案(委員長報告〜採決)

   第99号議案 指定管理者の指定について(高齢者生きがいセンター)

   第100号議案 指定管理者の指定について(安城産業文化公園及び道の駅デンパーク安城)

 日程第8 第101号議案(委員長報告〜採決)

   第101号議案 指定管理者の指定について(勤労福祉会館)

 日程第9 第102号議案(委員長報告〜採決)

   第102号議案 指定管理者の指定について(丈山苑)

 日程第10 第103号議案(委員長報告〜採決)

   第103号議案 指定管理者の指定について(安祥閣)

 日程第11 第104号議案(委員長報告〜採決)

   第104号議案 指定管理者の指定について(有料駐車場)

 日程第12 請願・陳情について(委員長報告〜採決)

   請願第3号 介護職員の人材確保の意見書採決を求める請願について

   請願第4号 中部地方整備局の事務所・出張所の存続と地方分権改革推進委員会の第2次勧告に向けて地方分権改革に係る慎重な審議を求める請願について

   請願第5号 介護保険制度の改善・充実に関する請願について

   陳情第3号 安城更生病院の歯科口腔外科開設に関する陳情について

   陳情第4号 私立幼稚園における園医報酬(内科検診)補助に関する陳情について

 日程第13 第106号議案(上程〜採決)

   第106号議案 平成20年度安城市一般会計補正予算(第4号)について

 日程第14 諮問第2号(上程〜採決)

   諮問第2号 人権擁護委員の推薦について

 日程第15 議員提出第10号議案(上程〜採決)

   議員提出第10号議案 議員の派遣について

 日程第16 特別委員会の中間報告について

◯会議に付した事件

 日程第1から日程第16まで

◯出席議員は、次のとおりである。

      1番  木村正範      2番  大屋明仁

      3番  今井隆喜      4番  野場慶徳

      5番  杉浦秀昭      6番  後藤勝義

      7番  深谷惠子      8番  畔柳秀久

      9番  早川建一     10番  石川 忍

     11番  竹本和彦     12番  武田文男

     13番  坂部隆志     14番  神谷昌宏

     15番  宮川金彦     16番  石川孝文

     17番  松浦満康     18番  都築國明

     19番  近藤正俊     20番  深津忠男

     21番  神谷清隆     22番  石上 誠

     23番  永田敦史     24番  土屋修美

     25番  山本 允     26番  稲垣茂行

     27番  桐生則江     28番  平林正光

     29番  細井敏彦     30番  和田米吉

◯欠席議員は、次のとおりである。

        なし

◯説明のため出席した者の職・氏名は次のとおりである。

  市長         神谷 学    副市長        神谷和也

  副市長        山田朝夫    企画部長       加藤 勝

  総務部長       永田 進    市民生活部長     本田裕次

  保健福祉部長     梅村正一    経済環境部長     石川光範

  建設部長       神谷美紀夫   都市整備部長     大見由紀雄

  上下水道部長     野村治泰    議会事務局長     柴田昭三

  企画部行革・政策監  安藤 広    総務部契約検査監   富田博治

  総務部次長(税政担当)        市民生活部次長(市民安全担当)

             天野好賀               加藤博久

  防災監        梅田光雄    保健福祉部次長    成瀬行夫

  保健推進監      磯村行宏    環境対策監      田中正美

  建設部次長      中村信清    都市整備監      宇井之朗

  上下水道部次長(下水道担当)     会計管理者      山口俊孝

             稲垣勝幸

  秘書課長       兵藤道夫    人事課長       太田直樹

  企画政策課長     浜田 実    経営管理課長     久津名伸也

  環境首都推進課長   岡本 勝    情報システム課長   杉浦二三男

  行政課長       都築豊彦    財政課長       渡邊清貴

  市民税課長      神谷敬信    資産税課長      岩月隆夫

  納税課長       平野之保    議事課長       吉澤栄子

  企画政策課主幹    神谷正彦    経営管理課主幹    岡田政彦

  契約検査課主幹    杉浦勝己    納税課主幹      天野昭宏

  市民活動課長     犬塚伊佐夫   防災課長       沓名雅昭

  市民課長       三浦一郎    市民安全課主幹    加藤貞治

  市民課主幹      本多三枝子   社会福祉課長     畔柳 仁

  障害福祉課長     中根守正    介護保険課長     杉山洋一

  子ども課長      石原一夫    国保年金課長     藤井和則

  健康推進課長     都築勝治    農務課長       岩瀬英行

  商工課長       沓名達夫    環境保全課長     石川朋幸

  ごみ減量推進室長   神谷秀直    土地改良課長     中村和己

  子ども課主幹     深津はるみ   国保年金課主幹(医療担当)

                                杉浦弘之

  維持管理課長     石川敏行    土木課長       大須賀順一

  建築課長       井上裕康    都市計画課長     三井浩二

  公園緑地課長     大見 功    南明治整備課長    鈴木 清

  区画整理課長     河原 弘    下水道建設課長    竹内直人

  水道業務課長     岡田 勉    水道工務課長     長坂辰美

  南明治整備課主幹(整備事務所担当)  南明治整備課主幹(事業調査担当)

             石原隆義               兒玉太郎

  水道工務課浄水管理事務所長

             清水正和

  教育委員会委員長   岩瀬せつ子   教育長        本田吉則

  教育振興部長     鈴木安司    生涯学習部長     太田英二

  教育振興部次長(総務担当)      生涯学習部次長    杉浦政司

             都築昭彦

  学校教育課長     大見健治    給食課長       岩瀬愼次

  生涯学習課長     杉浦冨士範   体育課長       岡田巳吉

  中央図書館長     山崎 誠    文化財課長      斎藤卓志

  生涯学習課主幹(文化振興担当)

             加藤喜久

  選挙管理委員会参与  永田 進    選挙管理委員会書記長 都築豊彦

  監査委員事務局長   村越英仁

  農業委員会事務局長  石川光範    農業委員会事務局課長 岩瀬英行

◯職務のため出席した事務局職員の職・氏名は次のとおりである。

  議会事務局長     柴田昭三    議事課長       吉澤栄子

  議事課長補佐     後藤 厚    議事係長       谷口 勉

  議事係主査      加藤 武    議事係主事      鳥居大祐

◯会議の次第は、次のとおりである。



○議長(木村正範) 

 おはようございます。ただいまの出席議員は定足数に達しています。

 ただいまから休会中の本会議を再開します。

          (再開 午前10時00分)



○議長(木村正範) 

 会議に先立ち教育委員長からの発言の申し出がありますので、これを許します。



◎教育委員長(岩瀬せつ子) 

 皆さん、おはようございます。

 ただいま御紹介賜りました岩瀬せつ子と申します。この10月より安城市の教育委員長の任を仰せつかっております。私は現在、学校法人さくら学園慈恵幼稚園、第二慈恵幼稚園、高等専修学校2つの専門学校の理事長を務めております。本来でしたならば、12月2日の開会の折にこちらでごあいさつをさせていただくのが筋ではございましたが、所属しております学校の海外研修が重なってしまいまして、この閉会の場をかりております。まことに申しわけございませんでした。今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、この10月あたりより世界的にも本当に生活面、経済面に急速な変化を及ぼしております。この年の暮れ迫った折に、非常な不安を持って年越しをせねばならないと、そんなことを考えますと憂慮に耐えません。恐らくこの影響は今後安城市の財政のほうにも多々出てくるのではないかと思われます。教育界にいたしましてもしかりでございます。実際に本校の学生におきましても、親のリストラによって勉学を余儀なく中断せざるを得ない、そんな学生が出ております。そのような時期に1人1人の成長期に関しては、やはり教育に関しまして機を逸して先に延ばすことができない、そんなものは多々ございます。米百俵という言葉がございます。この時期を逸して後に逃せない、そんなことを思いますと、やはりこれから安城市の礎を築いていくであろう、未来を背負っていくであろう子どもたちに皆様方の教育財政に、教育関係におきましてもぜひとも深い御理解をいただき、平等に安城市の子どもたちに手を差し伸べていただきたいと強く思っております。

 また、安城市の市民の皆様方の生涯教育に関しましても、微力ではございますが、市民の声を反映し、充実させることのお手伝いができましたら幸いと考えております。これからもますます皆様方の深い御支援、御協力をいただきまして、充実されることの私はまた微力ではございますが、お手伝いができたらと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本日はお時間をいただきましてまことにありがとうございました。

          (拍手)



○議長(木村正範) 

 本日の議事日程は第22号でお手元に配布のとおりです。

 なお、追加議案が上程されていますので、御了承願うとともに本日御審議、御決定を願います。

 これより本日の会議を開きます。

          (開議 午前10時04分)



○議長(木村正範) 

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、10番 石川 忍議員及び24番 土屋修美議員を指名します。

 次に、日程第2から日程第11までの24案件を一括議題とします。

 各委員長の審査報告を求めます。

 初めに、建設常任委員長の報告を求めます。11番 竹本和彦議員。



◆11番(竹本和彦) 

 建設常任委員会に審査を付託された9議案について、審査結果を報告します。

 12月10日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第85号議案外8議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。

 以上、報告を終わります。



○議長(木村正範) 

 次に、市民文教常任委員長の報告を求めます。24番 土屋修美議員。



◆24番(土屋修美) 

 市民文教常任委員会に審査を付託された4議案について、審査結果を報告します。

 12月11日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第84号議案及び第87号議案本委員会付託部分は全会一致で、第102号議案及び第103号議案は、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定しました。

 以上、報告を終わります。



○議長(木村正範) 

 次に、経済福祉常任委員長の報告を求めます。10番 石川 忍議員。



◆10番(石川忍) 

 経済福祉常任委員会に審査を付託された12議案について、審査結果を報告いたします。

 12月12日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第98号議案は賛成多数で、第81号議案外10議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(木村正範) 

 次に、総務企画常任委員長の報告を求めます。17番 松浦満康議員。



◆17番(松浦満康) 

 総務企画常任委員会に審査を付託されました2議案について、審査結果を報告します。

 12月15日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第80号議案及び第87号議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。

 以上、報告を終わります。



○議長(木村正範) 

 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。

 ただいまの報告に対し、質疑を許します。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 進行の声がありますので、質疑を終わります。

 討論の通告がありますので、御登壇の上、発言願います。30番 和田米吉議員。

          (登壇)



◆30番(和田米吉) 

 おはようございます。

 早速討論に入りたいと思います。本議会に上程されました議案の中で、第86号議案 衣浦東部都市計画事業安城南明治第二土地区画整理事業施行規程の制定、指定管理第98号議案、101号議案、102号議案、103号議案、104号議案に反対でありますので、反対の主な理由を述べ、私の所見も述べ、議員各位の御賛同をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。

 最初に、指定管理全般について述べます。管理運営を民間に委託する。その場合の公立との決定的な違いは低賃金と長時間労働、働かせ方による人員コストの差だと私は思っております。法律で規制されないサービスの提供ができることもあるでしょうが、民間は利益が優先であります。利益が生まれる範囲でのサービスの提供であります。利益がなければ撤退する、これは民間営業の鉄則であります。この利益の源泉が低賃金で長時間労働に道を大きく開きました派遣やパート等、非正規労働制度であります。これでは社会にひずみが生まれ低賃金や長時間労働、不安定な雇用が社会の発展や人間性豊かな社会につながるとは思えません。労働者のOBの1人として、このような働かされ方に波及をする民間への管理運営については、私は賛成できません。反対をいたします。

 事業を廃止し、社会福祉協議会に統一、福祉に働く人や資源を総合的に活用しようとする発想には反対ではありません。そのすべてを指定管理業者としての委託することには疑問が、そして不安があり賛成できません。第一に議会のチェックが難しくなると思っております。市民の要望が行政に届きにくくなるのではないかという疑問を持っておりますので、今後の運営を注視していきたいと考え、本議会に反対するところであります。

 安城南明治第二土地区画整理事業について述べます。

 一般質問でも述べたとおり進め方に問題があると考えておりましたが、進め方については執行部の反省の意思も表明されておりますので、その点は評価をいたします。今後に生かしていただけると思いますので、今回この点には触れません。

 次に、南明治の区画整理事業ですが、私は第二地区の図面と進め方について異論を持っております。まず、南明治地区全体のまちづくり像が見えません。その中で、第二地区を図面のとおり進めることが市民の要望、未来のまちづくりにかなっているのか大変疑問であります。市長の提示された市制60周年までに着工するということも、市長の思いとしては理解しますが、根拠がなく賛成できません。市長は委員会で目標としているのだと提示され、答弁されましたが、実際は着工が目的になり、ひとり歩きしているのが現状であります。かえって、まちづくりの弊害になっていると私は思っています。これでは地区の住民合意、拠点施設の合理性、合意形成の妨害になっているのではないかと考えたところであります。市民の意思を反映し、合意を得る必要時間も保障されません。私は時間がかかっても地元住民はもとより、市民全体の討論に付し、市民合意を得る努力を大切にしてほしいと願っております。その価値は大きいと思っております。街はそこに住む人たちのものであります。まちづくりの主人公はそこに住む住民のものであります。だから、住民の納得合意は絶対必要条件であります。同じように商店街の活性化もそこに住み営業する人たち、商店街の主体と責任でまちづくりを進めてほしいと願っております。他人に依存していては、いい街はできません。成功しても失敗しても自分たちが責任を持つ以外ないのであります。私はこのことを強く主張しておきたいと思います。だからこそ自分たちの納得できるまちづくりを進めていただきたいと思っております。人の集まる拠点施設ができても、その人たちが街に買い物に出かけたり、街を回遊してくれるとは限りません。その成否はそこにどれだけ魅力があるかということであります。外からお客さんを呼ぶことも大切でありますが、そこに住む人に魅力がない街、商店街であっては、人は来ません。まず、現状を見てください。JR駅の乗降、乗車人員、1日1万500人、年間380万人です。市民会館の利用者、年間16万7,000人、文化センターの利用者、年間21万9,000人、市役所の来庁者の実数はわかりませんが、市役所への来庁者も含めると年間150万人ぐらいになるのではないか、農協や安城学園、郵便局も含めますと200万人を超えるのではないかと思います。JRを含めますとざっと見積もっても1日2万人、年間600万人近い人が中心市街地を移動している計算になります。こんな恵まれたところは安城市内どこにもありません。まずこのことははっきりと意識すべきです。この人たちを街に回遊させきれていない現状について、率直に考えていくべきです。この人たちが何を期待しようとしているのか、動向調査をされ、どのようなまちづくりにしようというのか、そのことも不明であります。

 私は当時、更生病院新設意向についてアンケート調査を行いました。70%を超える人が移動に賛成でありました。その理由は駐車場がない、病院が古く、病院内移動にも大変苦労する。そのようなことが主な理由でありました。地域住民の多くの人も賛成をしておりました。あるときには気づかないものです。周辺の公共施設の存在も、あって当たり前で、その大切さに気がついていないのではないでしょうか。私が各地を視察して、まちづくりが成功しているかどうかは、その街の持つ文化や伝統、資源、人、これをどのように生かしているかということが、そのかぎだと思っております。物まねでは成功しません。この地区の資源は何でありましょうか。まずはここに住む人たち、住民です。またこの街の文化と伝統です。JR駅、市役所、農協、安城学園、郵便局、銀行等々の公共的施設は非常に大きな存在です。ここを利用して働いている人が、どれだけ街を回遊されているのか、ここを結ぶ動線が回遊を阻害はしていないのか。どのような動線がまちづくりに必要なのか検討されているのか大変疑問であります。私はこのことは、この動線は大変重要だと思っております。私は歩道で結ぶ動線を提案したいと思っています。これは環境首都安城市の目標にもかないます。電車や歩行で回遊し、楽しめるまちづくりであります。安城市は農業で発展した街であります。これは私たちの貴重な歴史・文化であります。農協があっても、そこにあるのは農協の金融機関としての農協であります。都市と農民の交流の場はありません。農民と都市の市民を結ぶ有効な手段として市場の創設、産直市もおもしろいのではないでしょうか。特にJRと拠点施設、市役所を結び高齢者が安心して歩き、遊び、潤いを感じるようなまちづくり、その動線を考えていくことは今の時代が求めていることではないでしょうか。私はこのように考えております。

 以上のことを考えましても、第二地区を独立した区画整理としたのでは人の創造力を狭め、市民の納得いくまちづくりの妨害になると考え、この議案に反対するところであります。

 最後に、今アメリカ発の金融危機が実体経済に反映し、自動車産業も大変な状況にあり、不況が深刻化している現状にあります。市民生活や安城市の財政に及ぼす影響も大きいと思います。したがって、この計画が、計画の進行に影響しましても、市民生活優勢の財政運営を強く求めまして、私の討論を終わります。

 以上、私の反対討論ですが、議員各位の御賛同をお願いし終わります。どうも御清聴ありがとうございました。

          (降壇)



○議長(木村正範) 

 次に、発言願います。15番 宮川金彦議員。

          (登壇)



◆15番(宮川金彦) 

 それでは、早速討論に入っていきたいと思っております。

 私は、ただいま上程されております議案の中で、第86号議案「衣浦東部都市計画事業安城南明治第二土地区画整理事業施行規程の制定について」、指定管理者の指定についての第101号議案(勤労福祉会館)、第102号議案(丈山苑)、第103号議案(安祥閣)、第104号議案(有料駐車場)の5つの議案に反対でありますので、その主な理由を申し上げ、議員各位の御賛同をお願いしたいと思います。

 まず、南明治第二土地区画整理事業については、進め方に問題があると考えております。区画整理は減歩せよ、移転せよと住民に大変な負担をかける事業です。住民の合意は欠かせません。特に御幸本町地区は多数の住民が反対の署名をしていることからも慎重な対応が必要だと考えております。ところが、御幸本町まちづくりを考える会の代表者柴田 勲さんから、審議に反するとして2回の公開質問状が市長に提出をされるという事態となっています。市は2006年6月市議会で御幸本町地区については、引き続き事業に対する御理解をお願いしていくと答弁していますが、その後誠実な対応が十分でなかったと言わざるを得ません。また、アンケート調査については、アンケートの結果は区画整理事業を行う判断材料とする重要なアンケートでした。私は一般質問で、権利者にアンケートをお願いするときに区画整理の判断材料にするという説明がされたのか質問いたしました。それに対して、市は説明したと答弁をされました。しかし、私が数人の権利者の方を訪問してお聞きしましたら、説明はなかったと全員の方がお答えしました。さらに区画整理について、市はきちんと説明してくれないというそういう声も出されました。私は御幸本町地区は反対の声が多数あることからも、住民の方々が市の対応に誠意を感じるような進め方が求められていると思います。

 次に、指定管理者の指定については、株式会社等の営利企業に指定するのは反対です。私は住民サービスの充実は住民の要求や請願、議会での要望や提案、住民利用者の直接的な運営参加などを通じて実現すると考えております。ところが、営利企業は市場的な競争を活性化させることにより、実現するということになっております。そのために議会の関与が制約され、事業の企画立案、実施に住民利用者の直接的な参画を求めることも制限されます。また、市場競争の原理のもとで追求される住民サービスは有償のサービスに限られ、健康で文化的な生活を保障するために、だれにも保障されるサービスはありません。社会的弱者のニーズを取り上げられにくくなります。さらに、指定期間ごとに公募等の方法によって管理団体が選考されるので、管理者には事業の継続性が保障されません。しかも、選考基準では企業努力が求められるために、人件費が削減され、専門性や経験豊かな職員の配置が困難になり、人的サービスの質の低下をもたらすおそれがあります。

 以上、主な反対の理由を申し上げましたが、議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして討論を終わります。

          (降壇)



○議長(木村正範) 

 これで討論を終わります。

 これより採決します。

 初めに、日程第2、第80号議案から第85号議案までの6案件を一括採決します。

 6案件は委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、6案件は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第3、第86号議案を採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第4、第87号議案から第93号議案までの7案件を一括採決します。

 7案件は委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、7案件は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第5、第95号議案から第97号議案までの3案件を一括採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、3案件は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第6、第98号議案を採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第7、第99号議案及び第100号議案の2案件を一括採決します。

 2案件は委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、2案件は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第8、第101号議案を採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第9、第102号議案を採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第10、第103号議案を採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第11、第104号議案を採決します。

 本案は委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第12、請願・陳情についてを議題とします。

 初めに、建設常任委員長の審査報告を求めます。11番 竹本和彦議員。



◆11番(竹本和彦) 

 建設常任委員会に審査を付託されました請願第4号「中部地方整備局の事務所・出張所の存続と地方分権改革推進委員会の第2次勧告に向けて地方分権改革に係る慎重な審議を求める請願について」審査結果を報告します。

 去る12月10日午前10時から常任委員会を開催し、審査を行いました。

 最初に、紹介議員から請願の趣旨について次のように説明されました。地方整備局、事務所などを統廃合するとしているが災害時の対応に影響があることは明らかである。分権により道路の維持管理は地方に移譲され、自治体ごとに管理水準が異なり、格差が生じることが懸念される。河川は日常的な管理を地方が実施し、災害の復旧工事等に限り国が実施するとなればかえって非効率になるなどの懸念がされる。

 8日に地方分権改革推進委員会が第2次勧告を出したが、何よりも安心・安全な生活のための社会資本整備が国の基本的な責務であると説明されました。それを受けて委員から不採択とすべき意見として、第2次勧告では権限を地方に移譲することなどの見直し、出先機関を統廃合することなどが明記されている。地方分権改革の中で、行政コストの削減、国と地方の二重行政と存続意義の薄くなった機関の解消の必要が出てきた。全国知事会からも効果的かつ住民ニーズにこたえる行政体制を構築するとともに、地方の自立を高めていく観点に立って、国の出先機関の統廃合を実施すべきであるとしている。

 以上のことを踏まえ、行政改革と国民の利便性という観点から権限移譲、人員、財源など検討すべき課題が多いが、地方分権の行政改革の流れから、この請願には賛成できないとの意見、さらに権限、財源、人員等の移譲は表裏一体の関係でなされなければならない。現在は委員会及び知事会が検討を重ねている段階であるとの意見が出された。また、次の意見として請願事項3の審議を慎重に行うことに関しては一定の理解をする。しかし、請願事項1の事務所等を存続させることに関しては、存続ありきで審議を進めるべきではないなどの意見が出されました。

 これらの意見をもとに、採決した結果、請願第4号は全会一致をもって不採択とすべきと決定しました。

 以上、報告を終わります。



○議長(木村正範) 

 次に、経済福祉常任委員長の審査報告を求めます。10番 石川 忍議員。



◆10番(石川忍) 

 経済福祉常任委員会に審査を付託されました請願第3号、請願第5号、陳情第3号及び陳情第4号について、審査結果を報告します。

 去る12月12日午前10時から常任委員会を開催し、審査を行いました。

 初めに、請願第3号「介護職員の人材確保の意見書採決を求める請願について」でありますが、初めに紹介議員から次のように説明がされました。

 介護保険法改正後、職員の退職、転職が相次ぎ、サービス低下につながるとして業界全体で制度改正を求めていくと新聞報道された。介護労働安定センターの調査では離職率は20.3%となっている。また、介護福祉専門学校では定員割れや募集停止、閉校になった学校もある。本市でも中部地域包括支援センターの開設を人材確保の問題などで、来年1月に延期となった。介護職員の平均給与は全労働者平均の6割程度にすぎない。介護報酬の切り下げが賃金低下の原因となっている。労働条件の改善はサービスの質にもかかわる国民的問題であると説明されました。それを受けて委員から、不採択とすべき主な意見として、国会で介護従事者の処遇改善に関する法律が成立し、その後、政府与党による介護従事者の処遇改善のための緊急特別対策として平成21年度から介護報酬3%引き上げが決定され、現在社会保障審議会介護給付費分科会においてその取り組みがされている。このことから国の動向と改善策の効果を見きわめることが必要である。

 次の意見として、介護福祉士などの資格取得のための就学資金貸付や介護従事者を約10万人増員するなどの方策もあるなどの意見が出されました。

 続きまして、採択とすべき主な意見として、介護報酬を3%引き上げても2003年、2006年の改正で計4.7%引き下げがされており、従前の介護報酬の水準には戻らない。また、報酬アップ分が賃金に充てられるかどうかは事業所の判断のため、処遇改善や人材確保に結びつくかは不透明である。

 次の意見として、この制度を維持するためにも診療報酬を引き上げて労働者に対する賃金を確保していかなければならない。また、医療や社会保障に投資することは公共事業より経済波及効果があるというデータもあるなどの意見が出されました。

 これらの意見をもとに、採決した結果、不採択者多数により請願第3号は不採択とすべきと決定しました。

 次に、請願第5号「介護保険制度の改善・充実に関する請願について」でありますが、初めに紹介議員から次のように説明がされました。

 日本共産党に寄せられたアンケートから、市の介護保険料基準額3,700円が市民にとって大きな負担であることが示された。基金と平成18、19年度の黒字を合わせて5億3,000万円余の積立金があると説明があった。これを活用すれば引き下げも可能である。利用しやすい介護保険制度の確立は緊急課題であると説明されました。それを受けて委員から不採択とすべき主な意見として、請願事項1については、本市の第4期保険料の算定基準額は月額4,124円と424円増額となるところを平成18年、19年の余剰金を含む準備基金を財源として現行のまま据え置く見込みである。

 以上のことから、一定の軽減策は図られている。全国平均から見ても引き続き低水準となっている。第5期の平成24年度における財源確保の観点からも繰越財源などは不透明であり、引き下げることは難しい。

 次の意見として、介護給付費の給付費は年々増えており、負担も当然増えていかなければならない。だれが負担していくのか。だれに負担を求めているのかが読めないとの意見が出されました。

 請願事項2については、第5次安城市高齢者保健福祉計画において、介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設を整備するなど、国の指導要綱の中で最大限の整備計画を推進する予定である。本市の整備状況を見守っていきたいなどの意見が出されました。

 続きまして、採択とすべき主な意見として、請願事項1については、年金控除や高齢者控除などの廃止により負担が増え、さらに介護保険料も増える対象になっている。現状維持は最低限としてほしいが、苦しい生活をしている人たちを見直さなければならない。

 請願事項2については、介護サービス従業者がいないので施設があっても全部利用できないというところがある。医療会は在院日数を減らし、退院しても行き先がなく不安になっている人がたくさんいる。本市は小規模多機能施設整備ができていない。在宅医療、在宅介護を希望する人への支援が不十分である。

 以上のことから、施設を整備していく必要があるなどの意見が出されました。

 これらの意見をもとに採決した結果、不採択者多数により、請願第5号は不採択とすべきと決定しました。

 次に、陳情第3号「安城更生病院の歯科口腔外科開設に関する陳情について」でありますが、採択とすべき主な意見として、県内の第3次救急医療を担う病院において、歯科口腔外科がないのは更生病院のみである。入院患者、高齢者、障害者が外出許可を得て市内の歯科医院に通うことは非常に不便で苦痛である。東南海地震が取りざたされている昨今、重篤な病気にも対応できるようにすることは安心な地域医療体制を築く上では必要と考える。

 次の意見として、歯科口腔外科は医療圏に2つ以上必要であるとの県からの指示は、現状満たしているが南部医療圏は非常に範囲が広い。民間の病院のため市はしっかりと誠意を持って対応していただきたい。

 次の意見として、場所がない、医師がいないなどの理由から困難なことは理解できるが、市民レベルから考えれば必要である。行政側へ支援を訴えていくことが大切である。病院、医師会、行政など全体で議論していただきたい。我々も責任を持たなければならないなどの意見が出されました。

 これらの意見をもとに採択した結果、陳情第3号は全会一致をもって採択とすべきと決定いたしました。

 次に、陳情第4号「私立幼稚園における園医報酬(内科検診)補助に関する陳情について」でありますが、初めに委員から不採択とすべき主な意見として、平成20年度安城市私立幼稚園園医等報酬補助金を創設し、補助対象経費の2分の1、上限20万円の補助を開始したところである。このことから、愛知県私立学校経営費補助金交付要領による検診料補助との兼ね合いを含め、総合的に考慮する必要がある。公私間の格差は少なくなっている。近隣市と比較しても安城市が劣っているとは考えにくいとの意見。

 また、以上のことに加えて、今後の課題として40%の子どもが私立幼稚園に通っている本市の現状に目を向けていかなければならないなどの意見が出されました。

 続きまして、採択とすべき主な意見として、精査する必要があると思うが、子どもの健康医療に投資することは大切である。市民福祉の立場から重要なことであるなどの意見が出されました。

 これらの意見をもとに採決した結果、不採択者多数により、陳情第4号は不採択とすべきと決定いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(木村正範) 

 以上で委員長の報告は終わりました。

 ただいまの報告に対し、質疑を許します。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 進行の声がありますので、質疑を終わります。

 討論の通告がありますので、御登壇の上、発言願います。15番 宮川金彦議員。

          (登壇)



◆15番(宮川金彦) 

 それでは、早速、討論に入っていきます。

 ただいま議題となっております請願・陳情に私はすべて賛成であります。ところが、今委員長報告にありましたように、請願第3号「介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願について」、請願第4号「中部地方整備局の事務所・出張所の存続と地方分権改革推進委員会の第2次勧告に向けて地方分権改革に係る慎重な審議を求める請願について」、請願第5号「介護保険制度の改善・充実に関する請願について」、陳情第4号「私立幼稚園における園医報酬(内科検診)補助に関する陳情について」は審査を付託された委員会において不採択となりました。しかし、私は4つの請願・陳情は賛成でありますので、本会議採択としていただきたく討論を行います。

 まず、請願3号でありますが、これは介護従事者の処遇改善と介護報酬の見直しを国に求める意見書採択の請願です。審査の中で、国は3%介護報酬引き上げを計画しており、効果を見きわめることが必要だなどの意見が出され不採択となりました。介護報酬3%引き上げで介護職員の給与が月2万円アップが見込まれるという報道もありますが、その一方で介護報酬アップ分を賃金に充てるかどうかは事業所の判断だという報道もあります。効果を見守っていてはどうなるかわからないと思います。介護職員の賃金引き上げにつながるよう、国に意見書を上げるべきと考えます。

 請願第4号は、国道1号や23号の管理、改築、矢作川の管理や改修など、地域住民の生命と財産を守るため、事業所、出張所の存続と地方分権改革にかかわる慎重審議を求める請願です。

 審査の中で、国と地方の二重行政の解消、地方分権の流れに逆行するものなどの意見が出され不採択となりました。地方分権改革推進委員会を中心に進められている今の地方分権改革は、地域住民の声から出発したものではありません。今年の骨太方針が道州制の前提となる地方分権改革と明記しているように、財界が求める道州制導入の前提づくりとして準備されているものです。道州制のねらいは国の仕事を外交や軍事、司法、全国規模の開発事業などに限定する一方、憲法に基づいて、本来国が責任を負うべき国民の福祉と暮らしを守る仕事を地方自治体に押しつけることにあります。国の責任を財政的に裏づけている福祉、教育の負担金補助金など、廃止、縮減にもつながりかねず、地方の一層疲弊と、地方自治体の形骸化をもたらすおそれもあります。地方分権に名をかりた国の責任を投げ捨てるものであり、住民福祉の切り捨てと言わざるを得ません。

 請願第5号は、第4次介護保険料の引き下げや特養ホームなどの早急な整備を求める請願です。

 不採択とすべしという意見の中で、第4次の介護保険料について全国平均4,270円と推計されている中で、本市は3,700円に据え置く見込みであり、低い水準となっている。第5次安城市高齢者保健福祉計画に定員100名の特養ホームなどの整備が計画されており、市は最大限の努力をしているなどの意見が出されました。第4次介護保険料は基金と2006、2007年度の黒字を合わせた5億3,000万円余の積立金を活用すれば引き下げは可能であります。施設整備については、入所を待ってみえる方は今、入所を求めているわけです。市には国や県への働きかけを強め、一日も早い整備を求めることが必要であると考えます。

 陳情第4号は、私立幼稚園に通う市内在住の2,178人に1人830円の補助の陳情です。審査の中で、園医報酬への補助が本年始まったばかりであり、県の補助制度もあるなどの意見が出され不採択となりました。県の補助制度については調査が必要ですが、公立、私立の格差を少しでも是正するために採択すべきと考えます。

 以上、それぞれの請願・陳情についての賛成の意見を申し上げました。議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして討論を終わります。

          (降壇)



○議長(木村正範) 

 これで討論を終わります。

 初めに、請願第3号を採決します。

 本件は委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。

 次に、請願第4号を採決します。

 本件は委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。

 次に、請願第5号を採決します。

 本件は委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。

 次に、陳情第3号を採決します。

 本件は委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定されました。

 ただいま採択されました陳情第3号は執行機関に送付し、その処理の結果報告を請求することとします。

 次に、陳情第4号を採決します。

 本件は委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(木村正範) 

 起立多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。

 これより、追加議案に入ります。

 日程第13、第106号議案を議題とします。

 提案理由の説明を求めます。神谷市長。

          (登壇)



◎市長(神谷学) 

 ただいま上程されました第106号議案「平成20年度一般会計補正予算(第4号)について」提案理由を御説明申し上げます。

 平成20年度当初予算で継続事業としてお願いをしておりました安城保育園の移転建設事業におきまして、条件つき一般競争入札に応札がありませんでした。引き続き、契約締結に向けて努力をしてまいりますが、設計図書の見直しによります総事業費の増額補正及び工事時期の変更に伴います継続費から債務負担行為への変更、並びにそれに伴います今年度事業費の減額の補正をお願いいたします。

 よろしく御審議の上、原案どおり御決定賜りますようお願いを申し上げます。

          (降壇)



○議長(木村正範) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 進行の声がありますので、質疑を終わります。

 お諮りします。ただいま議題となっております第106号議案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。

 これより、第106号議案を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第14、諮問第2号を議題とします。

 提案理由の説明を求めます。神谷市長。



◎市長(神谷学) 

 ただいま上程されました諮問第2号「人権擁護委員の推薦について」提案理由の御説明を申し上げます。

 現委員であります柴田哲子氏及び神谷幸子氏が平成21年3月31日をもちまして任期満了となりますので、柴田哲子氏につきましては、引き続き推薦いたしたく、また神谷幸子氏の後任といたしましては、篠田千代子氏を新たに推薦いたしたく御提案申し上げるものでございます。

 何とぞ、満場の御同意を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。



○議長(木村正範) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 進行の声がありますので、質疑を終わります。

 お諮りします。ただいま議題となっております諮問第2号は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定しました。

 これより、諮問第2号を採決します。

 本件は、異議ない旨答申することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本件は異議ない旨答申することに決定しました。

 なお、答申文につきましては、議長に一任願います。

 次に、日程第15、議員提出第10号議案を議題とします。

 提案理由の説明を求めます。21番 神谷清隆議員。



◆21番(神谷清隆) 

 おはようございます。

 ただいま上程されました議員提出第10号議案「議員の派遣について」提案理由の御説明を申し上げます。

 これは地方自治法第100条第13項及び安城市議会会議規則第157条の規定により議決をお願いするものでありまして、コリング市と姉妹都市として協定書の締結を行い、都市交流及び相互理解、国際親善の促進をより一層図るとともに海外の都市を調査研究するために平成21年1月19日から同月26日までの8日間、デンマーク王国コリング市を初め、コペンハーゲン市に木村正範議長を派遣するものであります。

 議員各位におかれましては、ぜひ御賛同を賜り、原案どおり御決定いただきますようお願い申し上げ提案理由の説明を終わります。



○議長(木村正範) 

 提案理由の説明は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 進行の声がありますので、質疑を終わります。

 お諮りします。ただいま議題となっております議員提出第10号議案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。

 これより、議員提出第10号議案を採決します。

 本案は、原案のとおりこれを決定することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、日程第16、「特別委員会の中間報告について」を議題とします。

 ここで、各特別委員長の報告を求めます。

 初めに、広域行政・行政改革特別委員長の報告を求めます。21番 神谷清隆議員。



◆21番(神谷清隆) 

 広域行政・行政改革特別委員会より平成20年5月から12月までの活動内容について御報告いたします。

 去る6月17日に勉強会を開催し、今年度のテーマを4つに決定いたしました。1点目は公共施設の維持・更新(施設白書)、2点目は広域的なごみ焼却施設、3点目は行財政改革、最後に4点目は広域的な地域医療の調査研究であります。

 9月18日に10月6日から8日にわたります行政調査の事前勉強会を開催し、同時に安城市の集中改革プランについての説明を経営管理課より受けました。

 9月26日には特別委員会を開催し、平成19年度の行政評価について説明を受け、意見交換を実施いたしました。

 10月6日から8日にかけて2泊3日で委員9名、随行経営管理課主幹1名合計10名で行政調査を実施させていただきました。初日1日目は人口13万4,000人の東京都武蔵野市を行政調査させていただき、調査目的は公共施設の維持・更新計画についてであります。

 武蔵野市は全国でも有名なインテリゲンチアの在住する町として有名であり、財政力指数は毎年5位以内に入るなど、極めて財政的に恵まれた市でありました。住民に必要な公共施設はすべて完成し、今後の課題については保全・整備とのことでありました。

 武蔵野市は保全・整備計画の検討導入を平成10年度から始められ、全国でもいち早く数値であらわすFCIの概念を取り入れ、平成17年度より事業化し、保全整備事業の先進地であることを改めて感じました。また大きな特色は、主管を平成14年度に建設部建築課から財務部施設課へ移転したことであります。これは予算的な裏づけをとるためであります。しかし、現実として30年平均、7億4,000万円かかる整備費が3億円前後しか確保されていないとのことでありました。

 安城市においては、約300施設の整備費は30年平均、毎年10億円以上かかると予想されますので、基金の新設等が必要であると提案をさせていただきます。

 2日目は人口11万人の筑西市を行政調査させていただきました。

 調査目的は、広域的なごみ焼却施設についてであります。設置主体は筑西広域市町村圏事務組合であり、人口規模は筑西市、結城市、桜川市の3市で21万人でありました。ごみ焼却施設としては、最先端であり、その主な理由は1カ所に可燃ごみ焼却施設、灰溶融施設、リサイクルプラザ及び発電を利用した筑西遊湯館が集約されているからであります。

 筑西遊湯館は、地元対策として設置された施設であります。トレーニングルーム、食堂つきのカラオケルーム、スイミングプール、浴室等が設置されていました。ごみの分別は各市ばらばらであり、余り進んでいないようでありました。

 安城市も今後、碧南、高浜との広域的なごみ焼却施設の建設に当たっては、この事務組合が参考になると感じました。

 最終日3日目は、人口19万9,000人の日立市を行政調査させていただきました。

 調査目的は行財政改革大綱の推進並びに市民課の総合窓口についてであります。日立市は日立製作所の本社のある街でありますが、近年、人口が減少しているとのことで、少し驚きました。しかし、住民サービスは最先端をいっているようであります。窓口業務及び市民会館等の公共施設は年末年始を除いて年中無休でありました。また、窓口業務は安城市より狭い面積で窓口が1カ所に16カ所確保されており、また混雑を避けるため、銀行のカウンターのように番号札発券機が設置されていました。窓口での判断が困難な場合は、専門職の総合窓口協力員が電話連絡によって総合窓口に出向するシステムになっています。

 安城市におきましては、総合窓口を実施しない方針を決定しているようでありますが、創意工夫によって実施可能であると強く感じました。

 最後に12月3日に行政調査の事後勉強会を開催いたしました。事後勉強会では今回の行政調査について、3つの主管にわたったわけでありますが、各主管が随行の岡田主幹の報告書を事前に目を通し、予習をしていただいたおかげでスムーズに進行し、活発な議論が展開されました。この議論を参考にしていただき、安城市民のためにしっかりした方向性を持って行政を進めていただくことを強く要望し、報告とさせていただきます。

 以上です。



○議長(木村正範) 

 次に、まちづくり推進特別委員長の報告を求めます。16番 石川孝文議員。



◆16番(石川孝文) 

 それでは、まちづくり推進特別委員会より平成20年5月からこれまでの活動について御報告をさせていただきます。

 まず、6月17日にまちづくり推進特別委員会の勉強会において、今年度の活動の方針とスケジュールの確認を行いました。

 次いで7月15日に当特別委員会の引き続きの課題である市街化区域と市街化調整区域の視察、全般的な区画整理事業を検証するため、三河安城駅周辺から新幹線、作野、横枕、北部の各地区区画整理事業を巡視し、JR安城駅前電線類地中化事業、南明治土地区画整理事業の勉強会を行いました。その中で、更生病院跡地の利用問題について、安城市は今年3月、中心市街地拠点整備基本構想を策定しました。計画では平成24年度の施設整備の工事着手を目標としていることから、非常にタイトなスケジュールであり、喫緊の重要課題であるという認識で一致し、当特別委員会としても調査研究し、市に対して意見を述べるとともに、何らかの提言を行うべきという結論に達しました。

 そこで、この拠点施設の内容と整備の手法に特化して、10月に予定している行政調査を実施することを確認し、健康づくり支援施設、もしくは図書館の機能を持ち、かつ想定される敷地面積約6,000?くらいの複合施設に絞って選定を行いました。

 その結果、両方の機能を持つ東京都調布市の「文化会館たづくり」、図書館的機能を持つ福島県いわき市の再開発ビル「ラトブ」、健康づくり支援施設機能を持つ千葉県千葉市の「きぼーる」に対して10月8日から10日までの3日間、行政調査を行うことを決定し、9月25日に行政調査事前勉強会を開催いたしました。

 10月8日に調査した調布市の「文化会館たづくり」は、公設公営で地下2階、地上13階建て、市立中央図書館と多目的ホールや研修室、会議室からなる東館と市保健センターと市電算センター等を中心とした西館で構成され、財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団により運営され、日に約5,000人から6,000人が訪れます。駅にも市役所にも近く利用しやすさを感じる施設でした。

 2日目に訪問したいわき市の再開発ビル「ラトブ」は、第一種市街地再開発事業で地下2階、地上8階建てで低層部分に商業施設が入り、総合図書館を中心に商工会議所、駅前市民サービスセンター、産業創造館等で構成され、株式会社ラトブコーポレーションが管理運営し、当初の集客の予定を大きく上回る日に約1万3,000人から1万4,000人が利用するとのことでした。駅からラトブに通じるデッキ工事を行っており、駅からの通行の便利さ、歩きやすさを感じました。

 最終日の千葉市の「きぼーる」は第一種市街地再開発事業特定業務代行方式で、地上15階建て、プラネタリウムが特徴的な複合施設で低層階に商業店舗、業務施設、医療施設が入り、公共・公益施設として市中央福祉センター、市子ども交流館、市子育て支援館、市科学館などで構成され財団法人千葉市産業振興財団が管理運営をしています。この施設は公共施設だけで日に約3,000人が訪れるとのことでした。子ども教育にも重点を置いたこの施設での科学館ではボランティアの方々が指導に当たり熱心に聞いている子どもたちの姿が印象的でした。

 また、当特別委員会としては、この中心市街地拠点整備の緊急性にかんがみ、さらに健康づくり支援施設と図書館の機能をあわせ持つ三重県桑名市の「くわなメディアライブ」と同じく桑名駅前の再々開発ビルで、TMOまちづくり会社が管理運営する「サンファーレ」を今回特に緊急的に行政調査をすることにしました。

 11月27日、午前中訪問した「くわなメディアライブ」は、市立中央図書館、市中央保健センターや生涯学習的機能を中心とした多目的ホールからなる複合公共施設で、地上4階建て、ICチップを張りつけた図書により、全自動で書庫からの取り出しや貸し出しが素早くできる最新鋭の図書館です。事業方式としては事業者が市から土地を借り、建物も所有し、維持管理運営業務を行い、30年後に市に所有権を譲渡するという民間活力の導入、いわゆるPFI方式を活用しています。市がみずから実施する場合の事業試算額は約166億円でしたが、PFI方式の導入により、入札価格の約116億円は事業者の負担となります。その費用の中には30年間にわたる図書更新購入費も入っており、市の負担は毎年の4億5,000万円のみという行政コストの削減を実現しています。

 同日午後視察した桑名駅前の「サンファーレ」は、以前高層型の商業ビルとして一世を風靡しましたが、バブル後破綻し、その後、国の優良建築物整備事業として認可を受け、商業施設だけでなく市サテライトオフィスなどの公共施設や商工会議所などの業務施設からなる大型分譲マンションつきの再々開発ビルとして生まれ変わり、TMOと認定されている株式会社「まちづくり桑名」が業務委託を受けて管理運営を行っています。

 今回のこれらの複合施設を行政調査させていただきましたが、敷地面積6,000?でもかなり大規模な施設が建設可能であると感じ、将来の行政コストの低減を図るべくPFI方式や定期借地権方式などの整備手法も検討すべきと思われました。特に図書館的機能を取り入れた施設は、確かに集客力があることがわかりましたが、各市とも拠点施設の分散化や歩きやすい通路や歩道などの整備を図り、回遊性の向上に努めているものの街ににぎわいを戻すことはかなり難しいようです。安城市としてもタウンマネージャーの導入を図りながら商店街との連携を強化し、拠点施設や商店街のネットワーク化が不可欠と感じました。

 そして、12月16日に行政調査事後報告会を開催し、冒頭南明治整備課と八千代エンジニアリング株式会社より、中心市街地活性化拠点整備のスケジュールと計画素案についての説明を受けました。後の質疑、応答の議論はかなり白熱いたしまして、予想の時間を大幅に超えましたが、各委員の所感と意見を交換し、提言に向けて来月再度勉強会を開催することを確認いたしました。

 以上、私どもまちづくり推進特別委員会の現時点までの御報告とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(木村正範) 

 次に、環境首都推進特別委員長の報告を求めます。20番 深津忠男議員。



◆20番(深津忠男) 

 それでは、さっそく報告をさせていただきます。

 環境首都推進特別委員会の平成20年5月から11月までの活動概要について報告をさせていただきます。

 本委員会は本市の環境基本計画のスローガン「地球にやさしい環境先進都市をめざして」を掲げられておりますこと、また総合計画の目指す都市像である「市民とともに育む環境首都・安城」に少しでも一助できることを活動目的として、昨年度より発足して2年目となります。私ども9名のメンバーが編成され、今後の進め方について討議している中、栃木県宇都宮市で「もったいない全国大会」が開催されるという情報を得ましたので、早速メンバーに諮り勉強会を兼ね研修会として出席することにいたしました。

 日程は6月2日から3日の2日間で、非常にハードスケジュールでありました。以下、概要を報告します。2日の午後1時から全体会が行われまして、2004年のノーベル平和賞受賞者であるケニア元環境副大臣を務められましたワンガリー・マータイさんによる基調講演があり、迫力のある講演をされました。マータイさんが来日したときに最も感銘を受けられた日本語が「もったいない」だったと言われ、その後、マータイさんの提唱により3つのR、リデュース、ごみの発生抑制、リユース、再使用、リサイクル、再利用の精神につながるこの日本語「もったいない」が世界環境保護に目を向けて、地球温暖化対策は森林を守ること、尊敬、敬意の心プラス3Rを忘れてはならない。またもったいないが地球を救うという観点で、人・物・地球を大切にする心について、心に響く熱い講演をされました。食べ物を残すと罰が当たる。御飯は最後の一粒までいただく。まだ十分使えるものを生かすなど日本人ならだれもが知っているもったいないの精神、心、この日本語「もったいない」が今環境保護の合言葉「MOTTAINAI」として世界でも注目を集めております。せっかく世界規模で注目されている「もったいない」、生活が豊かになり私たちの周りに物があふれるこの時代、忘れかけているこの言葉をもう一度見つめ直していかなければと痛感した次第であります。基調講演の後、パネルディスカッションが行われまして、司会は国連広報センター所長の幸田シャーミンさんで、パネリストはマータイさんのほかクールビズ導入の旗振り役となった小池百合子元環境大臣、話題の本「女性の品格」の著者である坂東真理子昭和女子大学長、佐藤栄一宇都宮市長を迎え、それぞれの思い、体験を発表されました。

 発表されました主な内容は、小池百合子元環境大臣は、環境問題、地球温暖化防止はレジ袋の有料化、クールビズなどのちょっと身の回りを振り返るとアイデアが出ます。それらを実現することが大切であり、まさしく「もったいない」が環境のキーワードである。

 また坂東真理子さんは昔の方の「もったいない」気持ちを十分理解すること。現代においては住宅でも建てては壊す、つくっては壊す。考えるべきである。これこそが「もったいない」の原点ではないか、こういうことを1人1人考えることが大切である。

 また、佐藤栄一市長は、将来宇都宮市はすべての郵便自動車を電気自動車に変換し、地球温暖化に貢献する。また「譲る・貸す」の情報交換をネット上に載せ、公共、特に学校備品の在庫の有効利用を現在実施し、経費削減を図っているなど、自信を持った発表をそれぞれなされました。

 3日は午前10時から事例発表会が行われ、京都府の島津製作所、山梨県のNPO法人スペースふう、岡山市、また茨城県立土浦湖北高校がそれぞれのエコ活動の取り組みを発表されました。

 4事例の主な概要を紹介しますと、京都府の島津製作所には、女性中心の「えーこクラブ」という女性の感性を生かした環境プロジェクトがあり、環境保全のノウハウを買い物袋の作成、新聞、古紙100%の封筒作成、屋上の緑化など、社内外の環境活動に女性の立場で始められ、平成18年度地球温暖化防止活動において環境大臣表彰を受賞されておられます。

 また山梨県のNPO法人スペースふうの事例は、イベントの際、排出される大量の使い捨て容器のごみ、このごみ問題を何とか解決したいとの思いから、2003年山梨県増穂町の女性たちがリユース食器のレンタル事業を起こされました。ゼロからスタートして5年、今全国に7カ所の拠点事業所を置き、それらを結ぶ「リユース食器ふうネット」を2006年に設立、今や「使い捨て食器NO!」のうねりは全国に広がり、循環型社会の実現に向けた着実な歩みが始まっているそうです。

 次に、岡山市の事例ですが、岡山地域では現在さまざまな組織が連携して持続可能な開発のための教育、ESDに取り組み、2005年から主に環境教育や国際理解教育に取り組んで各組織のネットワーク化、指導者育成等に取り組んでおられ、その結果、現在の参加組織は約100組織に拡大、「もったいない運動」などさまざまな活動との連携も深まっているそうです。

 次に、茨城県立土浦湖北高校は美化活動を通じて地球温暖化の原因になるごみの減量を行い、環境保全に努めたいと考え、校内や地域のごみ処理状況の実態、またアンケート調査などから、1人1人の意識を改革すればごみを10分の1に減らすことを目標に研究と実績を上げ、ごみリサイクルの普及活動に学校や地域の方たちの働きかけをされておられます。

 私どもはリデュース・リサイクル・リユースの3Rを唱えておりますが、いま一つシステムが明確でないこと、具体的にそれぞれの項目についてどうするかを、だれが、いつまで、何を、どうするなど5W1Hで、今後の重要課題としていかなければならないと思います。

 次に、その後、7月29日から31日までの行程で福岡県大牟田市、広島県広島市、岡山県備前市を訪問し、環境施策の調査をしてまいりました。初日は大牟田市でごみの有料化について苦労話をお聞きしました。

 大牟田市では自主再建を目指した「財政再建緊急3か年計画2004」を策定し、受益と負担の見直しの中で、ごみの有料指定袋制の導入を図られておられます。市民の意識改革をしていただくため、400回もの説明会を開催し、ごみの減量と資源化の促進、ごみ排出者としての意識向上など徹底した活動を図られ、平成18年2月より有料化を実現されたそうです。結果は、燃えるごみ量は18%減となったそうです。

 2日目、広島市の家庭系生ごみリサイクル研究会について、水素エネルギー利用の普及啓発について説明を受けました。広島市は昭和50年にごみ非常事態宣言を発し、全国に先駆け5種類分別を開始するなど市民の協力のもとに、ごみ減量化、資源化を努めてこられたそうです。しかしながら、ごみの発生量が年々増加するとともに市町村が適正に処理することが困難な複合素材化になる廃棄物や有害物質を含む廃棄物の増加など、ごみ質の多様化が進んだそうです。そのため、「ゼロエミッションシティ広島」の実現に向け、さらなる生ごみの減量、リサイクルを主眼に具体的に検討するために設置されたのがリサイクル研究会ということであります。

 本市としましても、家庭系ごみの減量、リサイクル手法システムのあり方をまとめるまでには、市民、町内会などの協力が不可欠であったと推測いたします。これからも20%ごみ減量に向け、これから進められる周知活動においては市民の協力が不可欠であり、そのためにはきめ細かな年間計画など団体、町内会、学校など多岐にわたる参画のもと、市民の意識、理解を大きく向上させることに期待するものであります。

 また、広島市は、新エネルギーの利用や地球温暖化防止対策の普及啓発を目的とし、平成18年4月に水素自動車を全国で初めて公用車として導入されました。マツダ車のロータリーエンジンを採用されております。御存じと思いますが、ロータリーエンジンは吸気、燃焼、排気などが個々のパターンで行われ、安全性も良好であります。燃料はガソリンと水素の併用となっております。

 本市も公用車を電気自動車などに変換するなどの検討を進めていただき、地球温暖化防止に貢献していただきたいと思います。ちなみに、環境を大切にするノルウェー、報道されておりますが、マツダと水素自動車を30台契約されたとお聞きしております。

 3日目は、備前市にお邪魔し、備前みどりのまほろば協議会について、備前グリーンエネルギー株式会社について勉強調査いたしました。

 備前みどりのまほろば協議会とは、参加地域、岡山市、備前市、赤磐市、瀬戸内市、和気町の自治体と住民、商林漁業団体、またNPOなどで構成された団体です。備前エネルギー株式会社は、まほろば協議会とお互いに得意分野で相互に連携しながら環境にやさしいまちづくりを事業としております。

 環境をよくすることが経済を発展させ、経済の活性化が環境を改善するという環境と経済の好循環を築くという視点に立って、本市も地域発の創意工夫を生かし、住民や事業者などの幅広い参加のもと進めていくことが大切であると思いました。

 以上御報告を申し上げましたが、この間、委員の皆様を初め、執行部ほか関係各位の御協力に深く感謝申し上げまして、環境首都推進特別委員会の中間報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(木村正範) 

 以上で、各特別委員会の報告は終わりました。

 質疑に入ります。発言を許します。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(木村正範) 

 進行の声がありますので、質疑を終わります。

 これで本日の議事日程はすべて終了しました。

 ここで、神谷市長から発言の申し出がありますので、これを許します。神谷市長。



◎市長(神谷学) 

 12月定例議会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。

 12月3日から約半月間にわたって定例議会開催をされました。この日程の中で、議案にかかわる御審査、あるいは一般質問を通じて貴重な御提案を幾つもいただくことができました。また、私どもが提出をさせていただきました議案につきましては、いろいろな御意見をいただきましたけれども、結論としましては、原案どおり採決をいただくことができました。これらにつきまして、あわせて皆様方に心より感謝を申し上げたいと思います。いろいろな御配慮、御協力まことにありがとうございました。

 今年1年の世相を漢字一文字であらわせば、「変」という文字に象徴されるということでございます。実際、1年間を振り返ってみますと、社会のいろいろな面で、単純な変化という言葉では言いあらわせない、激変に近いようないろいろなうねりが幾つも出てまいりました。そして、その激変の波というのは過去形でまだ語れるような状況ではなく、今なお現在進行形で続いている状況にあるわけでございまして、社会の先行き不透明感、一層また色濃くなってきてしまっているような気がいたします。

 こんな大変な状況の中で、今私ども平成21年度の当初予算の編成作業に入っております。現段階は財政担当の職員を中心とした事務レベルの作業でございますけれども、年が明けますと副市長が参加をし、そして最終的には私が参加をして取りまとめをするということになっておりますが、大変厳しい時代でございますので、いろいろ皆様方の御希望に沿えないような、そうした決断を幾つか下さざるを得ないのかなと、そんな覚悟を固めているところでございます。

 また、おわび方々お話をしておかなければならないことでございますけれども、私ども過日全員協議会において、平成21年度からの3カ年の実施計画を皆様方に報告をさせていただきました。しかしながら、先ほどお話し申し上げたとおりでございまして、激変の時代の中にあって実施計画を取りまとめた段階と、そして皆様方にお話を申し上げた段階と、それをスタートしていくのが来年の4月でございますが、その4月1日の状況というのは、わずか半年少々の時間の流れではありますけれども、大きな社会の変化が生じておりますので、実施計画3カ年計画につきましても、大幅に見直しをしていく必要があるのではないかと考えております。お示ししました事業につきましても、内容が変わったり、あるいは実施時期が先送りになるようなことも多々出てくるのではないかと思っております。まことに残念で恐縮な次第ではございますけれども、この社会情勢100年に一度あるかないかと言われる状況でございますので、そうした点、総合的に御賢察をいただければありがたいと願っております。ただいろいろな事業の見直しはしてまいりますけれども、私いろいろな場所でお話を申し上げてまいりましたように、市民生活に不可欠な行政サービスにつきましては、何とか現行の水準を保てるように、そこは踏ん張らなければいけないと思っております。またなお、地域の産業全般につきましては、早く元気を取り戻してもらわなければならないわけでございまして、そうした産業の振興策にかかわる枠につきましては、何とかこれを十分に確保してまいりたいと考えております。そんな覚悟で新年度予算編成を進めてまいります。大変厳しい状況ではございますけれども、全治3年という言葉がしばしば耳にされるわけでございまして、まだまだ厳しい時代の私たちはほんの入口に立ったにすぎないということでございます。市民生活も一層厳しさを増してくるものと思われます。

 市議会の皆様方におかれましては、より一層の御精励と御活躍をよろしくお願いを申し上げたいと思います。また、安城市の行財政運営につきましても、従来どおりのまた御理解と御協力を賜りますようによろしくお願いを申し上げまして閉会に当たってのごあいさつとさせていただきたいと思います。1年間いろいろとお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。



○議長(木村正範) 

 以上で、平成20年第4回安城市議会定例会を閉会します。

          (閉会 午前11時40分)

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

      平成20年12月18日

       安城市議会議長  木村正範

       安城市議会議員  石川 忍

       安城市議会議員  土屋修美

     平成20年第4回安城市議会定例会請願・陳情審査結果報告書

                        平成20年12月18日



番号
請願第3号


付託委員会
経済福祉常任委員会


件名
介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願


提出者
名古屋市熱田区沢下町9番3号労働会館403号
 愛知県医療介護福祉労働組合連合会
  執行委員長  鈴木弘之
名古屋市熱田区沢下町9番3号労働会館303号
 愛知県民主医療機関連合会
     会長  矢崎正一
名古屋市北区柳原3−7−8号
 日本自治体労働組合総連合愛知県本部
  執行委員長  梅野敏基


結果
不採択







番号
請願第4号


付託委員会
建設常任委員会


件名
中部地方整備局の事務所・出張所の存続と地方分権改革推進委員会の第2次勧告に向けて地方分権改革に係る慎重な審議を求める請願


提出者
名古屋市中区三の丸2−5−1
 国土交通省全建設労働組合本局支部
    支部長 辻 重美


結果
不採択







番号
請願第5号


付託委員会
経済福祉常任委員会


件名
介護保険制度の改善・充実に関する請願


提出者
安城市昭和町12番19号
  森下浩平


結果
不採択





番号
陳情第3号


付託委員会
経済福祉常任委員会


件名
安城更生病院の歯科口腔外科開設に関する陳情


提出者
安城市桜町16−1
 安城市歯科医師会
   会長  丹羽 修
安城市新田町小山106−23
 安城更生病院に歯科口腔外科の開設を要望する市民の会
   会長  浅井浩一


結果
採択







番号
陳情第4号


付託委員会
経済福祉常任委員会


件名
私立幼稚園における園医報酬(内科検診)補助に関する陳情


提出者
安城市百石町1丁目22番地12
 安城市私立幼稚園PTA連絡協議会会長
   多田尚美
安城市百石町1丁目22番地12
 愛知県私立幼稚園連盟安城支部長
   前嶋美喜朗


結果
不採択



     平成20年第4回安城市議会定例会会期日程

               11月25日(火)正午 一般質問通告締切

               11月26日(水)PM1:30 議会運営委員会



日次
月日
曜日
開議
日程


第1日
12月3日

A10:00
本会議 ・開会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・議案上程、説明
(第80号議案〜第86号議案、
第87号議案〜第93号議案)
・議案上程、説明、質疑、採決
(第94号議案)
・議案上程、説明
(第95号議案、第96号議案、
第97号議案、
第98号議案〜第104号議案)
・議案上程、説明、質疑、採決
(第105号議案)
・議案上程、報告、質疑
(報告第18号及び報告第19号)
・請願及び陳情委員会付託
(請願第3号〜請願第5号、
陳情第3号及び陳情第4号)


第2日
4日

A10:00
本会議  ・一般質問


第3日
5日

A10:00
本会議  ・一般質問


休会
6日
〜8日
(土)
〜(月)
 
・議案精読


第4日
9日

A10:00
本会議  ・議案質疑・議案委員会付託
(第80号議案〜第93号議案、
第95号議案〜第104号議案)


第5日
10日

A10:00
建設常任委員会


第6日
11日

A10:00
市民文教常任委員会


第7日
12日

A10:00
経済福祉常任委員会


休会
13日
〜14日
(土)
〜(日)
 
 


第8日
15日

A10:00P 1:30
総務企画常任委員会
議会運営委員会


休会
16日
〜17日
(火)
〜(水)
 
 


第9日
18日

A10:00
本会議  ・委員長報告(議案)
・委員長報告に対する質疑、(討論)、採決
(第80号議案〜第93号議案、
第95号議案〜第104号議案)
・委員長報告(請願及び陳情)
・委員長報告に対する質疑、(討論)、採決
(請願第3号〜請願第5号、
陳情第3号及び陳情第4号)
・議案上程、説明、質疑、採決
(諮問第2号)
・特別委員会の中間報告
・閉会



               議決結果一覧表

(平成20年第4回定例会)



議案番号
件名
付託委員会
議決日
議決結果等


第80号議案
安城市税条例の一部を改正する条例の制定について
総務企画
20.12.18
原案可決


第81号議案
安城市福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
経済福祉




第82号議案
安城市知的障害児通園施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について





第83号議案
安城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について





第84号議案
安城市少人数学級編制の実施に係る市費負担教員の任用、給与等に関する条例の制定について
市民文教




第85号議案
安城市有料駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
建設




第86号議案
衣浦東部都市計画事業安城南明治第二土地区画整理事業施行規程の制定について





第87号議案
平成20年度安城市一般会計補正予算(第3号)について
4委員会に付託




第88号議案
平成20年度安城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
経済福祉




第89号議案
平成20年度安城市有料駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について
建設




第90号議案
平成20年度安城市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について





第91号議案
平成20年度安城市安城北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について





第92号議案
平成20年度安城市安城桜井駅周辺特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について





第93号議案
平成20年度安城市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
経済福祉




第94号議案
工事請負契約の締結について((仮称)市民交流センター建設主体工事)
委員会付託を省略
20.12.3



第95号議案
工事請負契約の締結について(安城市ごみ焼却施設1号系燃焼設備及び廃熱ボイラ整備工事)
経済福祉
20.12.18



第96号議案
工事請負契約の変更について
建設




第97号議案
損害賠償の額の決定及び和解について
経済福祉




第98号議案
指定管理者の指定について(福祉センター等)





第99号議案
指定管理者の指定について(高齢者生きがいセンター)
経済福祉
20.12.18
原案可決


第100号議案
指定管理者の指定について(安城産業文化公園及び道の駅デンパーク安城)





第101号議案
指定管理者の指定について(勤労福祉会館)





第102号議案
指定管理者の指定について(丈山苑)
市民文教




第103号議案
指定管理者の指定について(安祥閣)





第104号議案
指定管理者の指定について(有料駐車場)
建設




第105号議案
姉妹都市提携について
委員会付託を省略
20.12.3



第106号議案
平成20年度安城市一般会計補正予算(第4号)について

20.12.18



報告第18号
専決処分について(交通事故による損害賠償の額の決定及び和解)
−−
20.12.3
報告


報告第19号
専決処分について(都市公園管理瑕疵による事故の損害賠償の額の決定及び和解)
−−




諮問第2号
人権擁護委員の推薦について
委員会付託を省略
20.12.18
異議ない旨答申


請願第3号
介護職員の人材確保の意見書採択を求める請願
経済福祉

不採択


請願第4号
中部地方整備局の事務所・出張所の存続と地方分権改革推進委員会の第2次勧告に向けて地方分権改革に係る慎重な審議を求める請願
建設




請願第5号
介護保険制度の改善・充実に関する請願
経済福祉




陳情第3号
安城更生病院の歯科口腔外科開設に関する陳情


採択


陳情第4号
私立幼稚園における園医報酬(内科検診)補助に関する陳情


不採択


議員提出
第10号議案
議員の派遣について
委員会付託を省略

原案可決