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愛知県 豊田市

平成20年 3月定例会(第1号 2月22日)




平成20年 3月定例会(第1号 2月22日)





      平成20年3月豊田市議会定例会会議録(第1号)





 平成20年2月22日午前10時、豊田市議会定例会が豊田市役所議場に招集された。





 平成20年2月22日(金) 午前10時開議


 日程第1  会議録署名者の指名


 日程第2  会期の決定


 日程第3  平成20年度施政方針について


 日程第4  平成20年度教育行政方針について


 日程第5  報告第1号について


 日程第6  議案第1号から議案第71号までについて





 出席議員(47名)


   1番 鈴木 規安


   2番 清水 郁夫


   3番 加藤 和男


   4番 牛田 朝見


   5番 田中 鋭司


   6番 樹神 義和


   7番 桜井 秀樹


   8番 安藤 康弘


   9番 吉野 博子


  10番 鎌田ひとみ


  11番 根本 美春


  12番 小島 政直


  13番 佐藤 惠子


  14番 山野辺秋夫


  15番 作元志津夫


  16番 太田 博康


  17番 鈴木  章


  18番 神谷 和利


  19番 日惠野雅俊


  20番 三江 弘海


  21番 杉浦  昇


  22番 清水 元久


  23番 近藤 光良


  24番 都築 繁雄


  25番 杉浦 弘?


  26番 山田 和之


  27番 梅村 憲夫


  28番 稲垣 幸保


  29番 加藤 昭孝


  30番 八木 哲也


  31番 庄司  章


  32番 内藤 貴充


  33番 湯本 芳平


  34番 岡田 耕一


  35番 大村 義則


  36番 外山 雅崇


  37番 山内 健二


  38番 清水 俊雅


  39番 松井 正衛


  40番 河合 芳弘


  41番 梅村  進


  42番 加茂みきお


  43番 岩月 幸雄


  44番 中根  大


  45番 高木キヨ子


  46番 光岡 保之


  47番 天野 弘治





 欠席議員(0名)





 説明のために出席した者の職・氏名


   市     長    鈴木 公平


   副  市  長    中村紀世実


   副  市  長    加藤恒太郎


   収  入  役    宇井 ?之


   総合企画部長     横地 清明


   総 務 部 長    柿島 喜重


   市 民 部 長    古井 鎭信


   社 会 部 長    村山 志郎


   子ども部長      中根 宏昭


   環 境 部 長    調  康雄


   福祉保健部長     鈴木 吉成


   保 健 所 長    鈴木 康元


   産 業 部 長    金子  宏


   都市整備部長     吉橋 寿博


   建 設 部 長    杉本 鉄美


   消  防  長    向井仲拓男


   教  育  長    吉田万佐敏


   教 育 次 長    笠井 保弘


   専  門  監    小野田賢治


   上下水道局事業管理者 鈴木 善實


   上下水道局次長    小川 健二





 職務のために出席した事務局職員の職・氏名


   事 務 局 長  倉地 正道


   主     幹  塚本 伸宏


   主     幹  杉山 基明


   主     幹  高橋 光弥


   係     長  島村  勲


   主     査  上田  研


   主     査  粕谷 忠弘





○議長(岩月幸雄) 平成20年3月豊田市議会定例会の開会にあたり、一言あいさつを申し上げます。


 議員各位のご出席を賜り、ここに3月豊田市議会定例会を開催できますことに厚くお礼申し上げます。


 執行部におかれましては、合併後3年を経過するにあたり、新市の一体化、地域間格差の是正を目指し、さまざまな事業に取り組んでおられると受けとめております。


 また、今定例会には、「都市内分権・共働の推進に向けた取組」によるまちづくりを進めるため、新規事業である「協働事業提案制度」を含む当初予算が提出されるなど、さまざまな取組が予定されております。


 一方、市議会としましても、本定例会から「わかりやすく、開かれた議会」を目指す取組の一環として代表質問のあり方を変更いたします。


 具体的には、施政方針と教育行政方針に対する質問を分け、それぞれに対して一括質問、一括答弁方式で行うものです。この改善により、さらにわかりやすく理解が深まることを期待するところであります。


 本定例会には、平成20年度当初予算を始め、多くの重要案件が提出されております。特に当初予算は、市の政策を財政的に裏付けるものであり、市政を監視する役割を担う議会にとって最重要議案であります。


 予算全体のバランスに配慮しつつも、事業費の一つ一つが市民サービスに直接影響することを念頭に置きながら、何とぞ慎重審議いただきますようお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。


 市長、あいさつをお願いします。


○市長(鈴木公平) 本日、平成20年3月市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様におかれましては、定刻までにご参集をいただき厚くお礼申し上げます。


 さて、去る2月19日から、私は3期目の豊田市長の要職をお預かりすることになりました。選挙の間には、多くの市民の皆さんに語りかけ、また、さまざまなご意見をいただくことができました。今後の市政の経営にあたりましては、一層市民の目線に立ち、社会経済環境の変化に柔軟に対応しながら、課題に対しては迅速に、かつ的確な判断に基づき対処することでまい進してまいりたいと存じます。


 議員の皆様を始め、市民の皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


 さて、本議会では、平成20年度当初予算を始め多くの議案を提案させていただいております。いずれも重要な案件でありますので、何とぞ慎重審議の上、全議案のご決定をいただきますようお願いを申し上げ、開会のあいさつといたします。





   ◎開議宣告





○議長(岩月幸雄) ただいまの出席議員は47名です。


 ただいまから平成20年3月豊田市議会定例会を開会します。


                      開会・開議 午前10時06分





   ◎議事日程決定





○議長(岩月幸雄) これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。





   ◎会議録署名者の指名





○議長(岩月幸雄) これより本日の日程に入ります。


 日程第1、会議録署名者の指名を行います。


 会議録署名者は、豊田市議会会議規則第95条の規定により、議長から5番田中鋭司議員、25番杉浦弘?議員を指名します。


 なお、地方自治法第121条の規定により、説明者として出席を求めました者は、お手元に配付しました表のとおりですので、ご了承願います。





   ◎会期の決定





○議長(岩月幸雄) 日程第2、会期の決定を議題とします。


 お諮りします。


 3月豊田市議会定例会の会期は、本日から3月21日までの29日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


          〔「異議なし」の声起こる〕


○議長(岩月幸雄) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は本日から3月21日までの29日間と決定しました。


 なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。





   ◎平成20年度施政方針について





○議長(岩月幸雄) 日程第3、平成20年度施政方針について、鈴木市長。


○市長(鈴木公平) このたび多くの市民の皆様のご支持を賜り、三たび市政を担当することになりました。「まことに日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」の姿勢で、誠心誠意、全力を挙げて市政に取り組んでまいります。


 8年前、私は、「地方分権が進んでいくことにより、地方自治体における自立と自治の確立がこれまで以上に求められるとの認識のもと、新たな道を探求していかなければならないと思っています」と申し上げ、自立した自治体を目指し、さまざまな取組を進めてまいりました。市議会との前向きな議論や市民の皆様のご理解、ご協力により、これまで一定の成果を得ることができたと思っております。


 しかし、道州制も視野に入れた中での地方分権はいまだ道半ばであり、今後とも自立した自治体に向けての継続的な改革が必要です。


 これからの4年間は、これまでの実績を踏まえつつ、豊田市のまちづくりの新たな発展形を求めて、その基礎固めをすることが私の責務であると考えております。


 議会や市民の皆様との共働により、昨年12月に議決いただいた豊田市基本構想を実現することで、「元気で幸せなまち・豊田」を築いてまいりたいと思います。


 平成20年3月市議会定例会にあたり、私はこれらのことを念頭に置いて平成20年度の当初予算及び取り組む施策について申し上げます。


 平成20年度当初予算について申し上げます。


 平成18年度以来の景気の回復・安定化に伴い、平成20年度の税収も引き続き国・地方とも全体としては微増を見込んでおりますが、米国経済、外国為替、原油価格の動向など景気に影響を与える懸念材料も多く、これらの動向を常に注視すべき不安定な状況にあります。


 また、税財政制度改革につきましては、混迷を極めた後、昨年末に法人事業税の一部を国税化して地方に再配分する仕組みとして「地方法人特別税及び地方法人特別譲与税の創設」という形の政府案が示されました。これは地方間の財政力の格差是正策の一つですが、この動きは、今後、市町村まで巻き込んだ本格的な地方税改革が間近に迫っていることを予感させるものであります。


 幸いにして本市においては、法人市民税を始めとした税収は好調さを持続しており、平成20年度も引き続き維持できるものと見込んでおりますが、地方間格差是正のための本格的な地方税改革がひとたび導入されれば、恒久的なものとなり、本市の財政にも大きな影響を及ぼすことは必至であります。


 こうした情勢を踏まえつつ、引き続いて健全財政の維持を堅持する方針のもと、慎重かつ十分な検討の上編成いたしました平成20年度の一般会計当初予算の総額は1,712億円、対前年40億円、2.4パーセントの増でございます。


 平成20年度予算における編成方針の要点は、財政の健全化、予算の重点化、効率化であります。内外の経済情勢の変化や税財政制度改革の動向への対応強化のため、市債の抑制や事務事業の見直し、効率化などの歳出削減による財政の健全化を図る一方、第7次豊田市総合計画の重点戦略プログラムに掲げた実践計画事業を中心とした、各分野の重点事業の取組を着実に進める予算といたしました。


 予算の内容につきましては、まず歳入は、市税が1,234億円余で対前年39億円余の増に対し、市債を30億円、対前年15億円の減といたしました。市税は景気の安定化を背景とした企業、家計の両部門の所得、資産の増加などを見込んだものであり、市債は市税の増に伴い財政の健全化を考慮して抑制したものでございます。


 歳出につきましては、義務的経費を含めた経常的経費が1,048億円余で対前年23億円余、2.2パーセントの増、普通建設事業費を中心とする投資的経費が479億円余で対前年27億円余、6.1パーセントの増、その他の経費は183億円余で対前年10億円余、5.5パーセントの減となります。


 なお、財政の健全化につきましては、今後の経済情勢や税財政制度改革の動向により状況が変化するおそれがありますが、予算の編成に際し、経常収支比率、実質公債費比率、自主財源比率、市債償還・借入差額の黒字化、基金残高比率、市債・基金残高比率という六つの目標指標を設定し、健全財政の維持が見込める予算といたしました。


 続いて、平成20年度の施策について申し上げます。


 最初に、子育ちを支える取組について申し上げます。


 これまで私は、3歳児就園の拡大、地域子育て支援センターや子どもつどいの広場の整備、子育てにかかる保護者の負担軽減など、子育て支援を最重要課題として取り組んでまいりました。


 一方で、少子化の傾向は依然として続いています。少子化は、将来に向けて子ども社会のみならず、地域コミュニティ、国レベルにおいてもさまざまな場面に影響を与えるものと予想されます。本市としては、少子化対策も視野に入れながら、子育ちを支える取組を着実に進め、充実していくことが責務であると考えております。


 このため、無料の妊婦健診の回数を最大14回に増やすほか、子ども医療費の助成についても無料化の対象を中学校卒業まで拡大するなど、子育てにおける保護者の経済的な負担や精神的な負担をさらに軽減してまいります。


 あわせて公立の保育園と幼稚園をこども園に統一し、保育料の負担の公平性の確保や均一な保育環境の提供など幼保の一体的な運営を進めるほか、本市の独自基準に基づく少人数学級の拡大や新たに幼保小中連携事業を展開するなど、子どもたちの個性に応じた健やかな成長を支援してまいります。


 また、豊田市子ども条例に基づき、子どもの権利の侵害に対して迅速かつ適切に対応して救済を図り、権利を回復するため、子どもの権利擁護の仕組みづくりに着手するほか、さまざまな機会をとらえて市民の皆さんへ子どもの権利についての啓発活動を実施してまいります。


 続いて、安全・安心なまちづくりについてであります。


 市民の皆さんが安全で安心して暮らせるまちにすることは、市民生活の根幹にかかわることであり、行政の最も基本的な役割だと認識しています。今後とも安全・安心なまちを実現するための取組を一層充実してまいります。


 交通事故の撲滅は、市民共通の願いです。そこで、地域の安全を地域ぐるみで取り組む交通安全運動への支援の拡充や、各年代に応じた交通安全啓発及び交通安全教育などを積極的に展開するため、交通安全1億円プロジェクトに取り組んでまいります。


 また、交通安全教育施設については、PFI事業契約の締結などを進め、民間活力の導入による事業推進に取り組んでまいります。


 平成17年4月の市町村合併により市域が広域になり、行政情報の伝達の重要性がより高まっています。とりわけ防災面での確実な情報伝達の仕組みを早急に整備するため、使いやすいデジタル方式による全市統一の防災行政無線のシステムを構築してまいります。


 耐震化対策につきましては、平成20年度が計画期間の最終年度となる新地震対策アクションプラン及び新たに作成する建築物耐震改修促進計画に基づき着実に対応してまいります。


 続いて、福祉と医療の充実についてであります。


 豊田厚生病院の移転・新築により、災害拠点病院機能や救命救急センターなど、西三河北部医療圏で課題とされた機能の充実を図ることができました。引き続き、地域で安心して暮らしていける安定的な地域医療の整備を進めるため、地域医療センターの基本構想を策定するほか、新たに中山間地域における拠点病院への運営支援を拡大し、医療の安定確保に取り組むとともに、防災ヘリコプターの夜間離着陸場の整備などを進めてまいります。


 医療制度改革に伴う後期高齢者医療制度への移行にも適切に対応していくとともに、高齢者の相談窓口及び介護予防支援事業所である地域包括支援センターを充実してまいります。また、市民の皆さんの福祉分野におけるさまざまな活動と情報受発信の拠点として、ユニバーサルデザインに対応し、だれもが利用しやすい(仮称)中央福祉センターの整備を進めるとともに、これらのサブセンターとして位置づける(仮称)地域保健福祉センターの構想を策定してまいります。


 次に、健康づくりへの支援でございます。


 平成19年度に策定する(仮称)食育推進計画に基づき食育啓発事業などに取り組むほか、ウオーキングや健康教育講座への参加回数などを健康ポイントとして集めることで健康的な生活習慣の定着を目指す健康マイレージ推進事業に取り組むとともに、コミュニティ単位などでの自主的な介護予防や健康づくりの取組をさらに支援してまいります。


 また、医療制度改革に伴い生活習慣病を早期に発見し、進行を予防するため、国民健康保険の被保険者を対象にした特定健診や保健指導を新たに実施するとともに,健康づくりの拠点である(仮称)中央保健センターの建設に着手します。


 続いて、新たな発展へについてでございます。


 第7次豊田市総合計画におきまして、将来都市像を「人が輝き 環境にやさしく 躍進するまち・とよた」といたしました。私たち一人ひとりが輝けば地域が輝き、地域が輝けばまちが輝く。まさに私たち一人ひとりが輝くことこそがまちの発展の源であり、その上で環境配慮型の都市経営をあわせて進めていくことにより本市の持続的な躍進が可能になります。


 子々孫々が誇りを持って住み続けることのできるまちにするために、第7次豊田市総合計画の初年度である平成20年度を新たな発展へ向けてのスタートの年にしたいと強く願っております。


 新豊田市の一体化についてでございます。


 全市において市民力や地域力が強化され、地域自治に根ざしたまちづくりを進めることは、新豊田市の一体化を進める上での基礎・基本です。


 このため、平成17年4月の市町村合併後、豊田市まちづくり基本条例や豊田市地域自治区条例の制定、地域自治区や地域会議の設置、わくわく事業等に取り組んでまいりました。平成20年度は新たに一定の予算枠を前提に地域の皆さんが行政へ提案された内容を最大限尊重させていただき、市民と行政が共働で実行していくための仕組みを構築してまいります。これらの地域自治の推進に係る一連の取組は、平成20年度において地域自治システムとして全体をわかりやすく総括し、平成21年度からの実施を目指します。


 観光交流基本計画を踏まえ、中山間地の観光交流拠点の整備や地域主体の観光交流を促進します。中山間地域における山里は、私たち日本人にとっての原風景であります。その山里の価値を現に住んでいる人たちが誇りに思い、都市の住民にその思いや魅力を強く情報発信することで都市と農山村との交流が促進されると思います。山里のすばらしさや価値は、地域を超え世代を超え必ず人々の琴線に触れる、そう確信して市民の皆さんとともに都市と農山村の共生や一体化に取り組んでまいります。


 また、新市の一体化にとって情報格差は大きな課題です。特に定住促進などの山村振興を進めていく上でも、ブロードバンド環境や地上デジタル放送の視聴環境等の格差是正は避けて通れない課題と認識しています。このため、山間地域での情報通信基盤の計画的な整備を支援してまいります。


 環境モデル都市について申し上げます。


 21世紀は環境の世紀と言われ、人類共通の課題として脱温暖化社会の実現に向けた取組が待ったなしの状況にあります。しかし、一方で、環境問題は、私たちのだれもが関係しながら、その原因や取組の効果がわかりづらく、行動につながりにくいという側面を否定できません。こうした中での行政の責務は、地域の特性や実情を踏まえ、市民の皆さんにとって身近でイメージしやすく、取り組みやすい環境施策を共働によりわかりやすく展開することであると考えています。


 特に本市は、交通まちづくりと森づくりにおいて、これまでも本市の都市特性を踏まえた独自の取組を推進してまいりました。いずれも環境施策としても重要な位置づけにあり、今後もこれらの取組を柱に環境モデル都市を目指してまいります。


 交通まちづくりについては、目指す成果の一つにCO2の排出抑制を位置づけ、ITS技術を活用して基幹バス等の公共交通の利便性を向上するなど公共交通利用者の増加を図ってまいります。基幹バスについては、これまで既に8路線の運行に取り組んでまいりましたが、新たに平成20年4月から5路線の運行を開始する予定です。


 また、エコドライブの推進や低公害車の普及に引き続き取り組むほか、自転車道の整備や運輸部門のCO2排出の削減などを目指してまいります。


 一方、森づくりについては、森づくり基本計画に基づき、森づくり基金を有効に活用しながら、路網整備や間伐を計画的に実施してまいります。また、地域において森林所有者が間伐を推進する組織として設立する、地域森づくり会議の育成を図ってまいります。


 続いて、定住促進についてでございます。


 我が国全体の人口が減少する中において、都市の人口を維持・拡大することは都市経営上重要な課題です。そのための都市の魅力向上に向けた取組は今後とも一層拡充していきますが、あわせて宅地供給に着目した定住促進策についても重点化して取り組んでまいります。


 鉄道駅周辺や都心につきましては、土地区画整理事業の促進や共同住宅の建設の支援など、住宅・宅地の供給促進による良好な市街地の形成や街なか居住を誘導し、定住を促進してまいります。


 また、市街化調整区域においては、市民のニーズにこたえるため、住宅開発規制の弾力的な運用により定住を促進してまいります。


 中山間地域においては、住み続けている皆さんの思いや、山里の価値を守り、次代に引き継いでいくため、さらには新たに山里での生活を希望する人々を受け入れやすくするため、住宅取得支援などにより定住を促進してまいります。


 続いて、経済力・産業力を強固にする問題についてであります。


 本市が将来にわたって活力ある都市として持続的に発展していくためには、市民力と地域力の強化により共働でまちづくりを推進するとともに、経済力や産業力を一層強固なものとすることが重要であります。そのため自動車産業の集積を最大限に生かし、ものづくりの基盤を一層充実してまいります。


 豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業を着実に推進することで、産業技術と研究開発機能の集積を促進してまいります。この事業により、本市が世界をリードする産業技術の中枢としてさらに発展することとなり、ひいては将来新たな成長産業が育つことも期待できるものと考えております。


 平成19年度に実施した企業進出意向調査によれば、企業30社が本市への進出を希望しています。豊田市産業立地奨励条例の改正により本市が企業の立地を支援する姿勢をより鮮明にし、第7次豊田市総合計画の土地利用構想における産業誘導拠点や産業技術高度化地区への企業集積を図ってまいります。


 一方、農林業の振興については、新規就農支援や直売所の設置支援、市民が集える複合ファーマーズマーケットの検討などにより、農業振興と安全で安心な市内の農産物の生産・流通の仕組みづくりに取り組んでまいります。


 鳥獣害対策につきましては、これまで有効性を指摘されてきた地域ぐるみによる鳥獣害対策を推進するほか、地域における捕獲の担い手を育成してまいります。


 また、商業の活性化については、中心市街地活性化基本計画やがんばる商店街応援プラン等に基づき、中心市街地や地域の商業、観光交流を支援する取組を支援し、まちづくりや商業の活性化を図ってまいります。


 なお、中心市街地活性化基本計画につきましては、豊田商工会議所などにより設立された豊田市中心市街地活性化協議会からの意見やパブリックコメントの結果を踏まえて取りまとめ、国の認定に向けて調整を進めております。


 都市基盤の再構築について申し上げます。


 我が国は、2004年をピークに人口減少時代に突入いたしました。本市におきましては、まだしばらくの間は人口が増加するものと見込んでいますが、将来的には全国同様の人口減少時代を迎えることは想像に難くありません。今後とも積極的なまちづくりを推進していくため、本市独自の多核ネットワーク型都市の骨格たる都市基盤の整備について、さまざまな角度から取り組み、再構築を進めていく必要があります。


 このため、第7次豊田市総合計画の土地利用構想において、都心や産業技術核、拠点地域核,地域核を位置づけました。これは拡大・拡散型から選択と集中による集約型のまちづくりへの転換であります。


 特に、都心においては、これまでも市街地再開発事業や図書館、コンサートホールなど中央公共施設の整備を進めてまいりましたが、今後は集約型の都市を代表する拠点として、緑化や景観など環境に十分配慮しながら、市街地の再整備や毘森公園、中央公園の整備などを進め、都心機能のさらなる集積と、あわせて新たな魅力の創出に取り組んでまいります。


 一方、中山間地域での拠点である地域核の整備については、地域住民の合意形成を前提に地域特性を踏まえたまちづくりを推進してまいります。


 また、多核ネットワーク型の都市においては、都市拠点や核などをネットワークし、快適に移動、活動できる交通環境の実現が不可欠です。


 このため、鉄道や基幹バスなど基幹交通の充実や地域バスの支援により、公共交通のネットワークづくりを進め、あわせて共働による公共交通の利用促進を図るなど、公共交通を生かしたまちづくりを一層強力に推進してまいります。


 市民の皆さんの生活や都市を支える道路整備については、豊田南・北バイパス、国道248号、国道301号など骨格的な幹線道路の早期整備に向けて積極的に国、県に働きかけるとともに、地域核間、鉄道駅や医療等の拠点施設へのアクセス道路の整備を推進し、利便性の高い道路ネットワークの構築を進めてまいります。


 以上、平成20年度の当初予算及び施策につきまして基本的な考えを申し上げました。


 取組にあたっては、「公正」「市民」「現場」の視点を大切にしながら、トータル人事システムに基づき、職員の人材育成や意識改革に引き続き取り組んでまいります。また、平成21年度までを計画期間とする第2次豊田市行政経営戦略プランについて、引き続き成果を検証しながら推進してまいります。


 時代の動向や本市の将来を見据え、市民ニーズを十分に踏まえ、市民、市議会、職員とのコミュニケーションを大切にして施策を推進してまいります。何とぞご理解、ご協力を賜りますように心からお願いを申し上げます。


○議長(岩月幸雄) 以上で平成20年度施政方針についてを終わります。





   ◎平成20年度教育行政方針について





○議長(岩月幸雄) 日程第4、平成20年度教育行政方針について、吉田教育長。


○教育長(吉田万佐敏) 平成20年3月市議会定例会の開催にあたり、平成20年度の教育行政方針を申し上げ、議会及び市民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。


 平成19年度は、豊田市の今後の教育行政のあり方を見据えつつ、数々の先進的な施策に取り組めることにやりがいを感じながら、プラン・ドゥ・チェック・アクションという流れを大切にする中で、特にチェック(評価・検証)とアクション(見直し・改善)に力を入れて事業を実施してきました。


 主なものといたしましては、まず、教育行政計画の改訂作業を進め、平成20年度から計画実施できるまでに準備を整えてきました。学校教育分野では、市独自の少人数学級、少人数指導を拡大し、子どもたち一人ひとりに寄り添い、支えるための環境整備が軌道に乗りました。また、市町村合併から3年を経過し、規模や学習環境、生活環境が大きく違う学校同士の相互の交流も盛んになりました。チャレンジ&ドリーム校事業等、学校力を高めるための条件整備も進み、互いによい刺激を受けながら、それぞれの特色を生かした学校づくりが進んでいます。加えて、常勤講師、学校図書館司書、体力向上補助指導員などの配置によって学校現場から子どもたちの読書量や運動量が増加した。一人ひとりの子どもを大切にした指導ができるといった多くの成果の報告が寄せられています。


 一方、文化・スポーツ分野においても、スカイホール豊田におけるオープニング事業や、棒の手県指定50周年記念事業、美術館作品ガイドボランティア設立10周年記念事業など、各分野における記念事業を中心に多くの充実した事業を展開することができました。


 平成20年度は、昨年6月に行われた学校教育法など教育関連三法の改正を受け、公教育に大きな改革が求められる年となっています。また、教育再生会議の報告によりますと、学校、家庭、地域、企業、団体、メディア、行政が一体となって社会総がかりで教育再生をしていくことの必要性が提言されています。加えて、全国的に子どもたちの学びの質の向上や学校内外における危機管理、各種施設における徹底した安全対策の実施など取り組むべき課題が多岐にわたる現状であります。


 そこで、豊田市教育行政計画が目指す「市民一人ひとりが自ら学び、共に高め合う共生共創社会」の実現に向けて、次代を生き抜くたくましい力の育成と教育環境の向上を目指し、平成20年度の取組について明示したいと思います。


 始めに、平成20年度に重点的に取り組む内容として、具体的に2点申し上げます。


 1点目は、新たな計画に基づく教育施策の推進と教育環境の再整備についてであります。


 平成18年度から改訂作業を進めてまいりました「教育行政計画改訂版」の実施に伴い、教育委員会活動の点検評価や適正な学校規模の実現に向けた取組を始めとする新たな計画に基づいた各種施策を推進していきます。


 また、ブックスタート事業や美術教育普及事業、民芸を生かした学習の場と機会の充実、子育て広場の拡大などといった各種サポート事業の実施や、学校施設の保全改修、施設整備や給食センターの改築、生涯学習拠点である交流館や民芸の森の整備、子どもつどいの広場の設置などの施設整備により、子どもから大人まであらゆる世代の市民の学びを支えるための環境を整備してまいります。


 2点目は、幼稚園・保育園・小学校・中学校の連携教育、地域・学校・家庭の連携強化についてです。


 これまでに引き続いて、幼稚園・保育園・小学校・中学校間の効果的な連携について研究し、情報交換や職員の交流などにより、小1プロブレムや中1ギャップが起こらないよう努めます。さらには、幼稚園・保育園と小学校における生活習慣や学習習慣などの定着を図る指導方法の連携や、小学校と中学校における連携・一貫カリキュラムのあり方などについても研究を進め、幼児期から学齢期まで子どもたちが伸び伸びと目標を持って成長していくことができるようにします。


 また、豊田市子ども条例に基づき、子どもの権利の周知を図るとともに、パルクとよたなどの教育関連施設による学校支援体制の充実や、地域における青少年の非行防止意識の向上、キャリア教育やものづくり事業などにおける地元企業や大学との教育連携の強化、放課後の子どもたちの居場所づくり、学校給食を通した食育の推進など、地域・学校・家庭が連携を強化し、同じ思いを持って子どもたちを支えていくことのできる体制づくりを進め、子どもにやさしいまちづくりを推進してまいります。


 続きまして、平成20年度の施策を三つの分野に分けて述べさせていただきます。


 第1の分野として、学校教育について5点申し上げます。


 1点目は、魅力ある学校づくりの推進についてです。


 既に小学校1年生、2年生、中学校1年生で実施している豊田市独自の少人数学級を小学校3年生にまで拡大し、一人ひとりに目が行き届いたきめ細かな指導ができるようにします。また、学校の裁量を拡大し、学校の特色に応じた補助員を配置する学校はつらつ支援事業やチャレンジ&ドリーム校事業の充実など、それぞれの学校が創意を持って教育活動に取り組めるよう支援します。さらに、情報通信機器を活用した新しい学びのスタイルの授業を確立し、子どもたちの学ぶ意欲の向上を図ります。


 ほかにも小学校の低・中学年を対象にしたものづくり教育の実施や、中学校における音楽の授業や吹奏楽部の活動の充実につながる音楽備品の更新など、子どもたちが学校に魅力を感じ、生き生きとした学校生活を送ることができるようにします。加えて、学校経営に生かすことのできる評価システムを確立させ、各校が独自性を発揮しながら具体的な目標や課題意識を持ってよりよい学校づくりに取り組めるようにします。


 2点目は、共に生きる心と健やかな体の育成についてです。


 すべての子どもたちが社会や集団とのかかわりを意識しながら、自らの個性と可能性を伸ばし、また、他者の気持ちを大切にしていくことができるよう心を育てる教育を推進します。


 中学校における職場体験学習を拡大するとともに、子どもたちが望ましい職業観、勤労観を身につけるためのキャリア教育を支援する協議会を運用し、活動を支えていきます。また、都市部と山間部の学校の交流を推進したり、学校図書館司書の配置による読書活動を推進したりすることによって子どもたちの視野を広げ、さまざまな角度から物事を見つめることのできる子どもを育成してまいります。


 パルクとよたによる心の相談員の配置や適応指導教室の充実、道徳教育の充実などによって、いじめの解消を100パーセントを目指し、悩みを抱えたり、不登校になったりした児童生徒や保護者の心のケアに努めます。また、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の、一人ひとりの特性にきめ細かく対応していくための個別の教育支援計画を立案及び実施していきます。加えて、周りの児童生徒に対する障がいの理解啓発活動についてもより一層の推進を図ります。


 たくましい体力と気力を持つ子どもたちの育成のため、小学校に体力向上補助指導員を配置して子どもたちの体力向上を支援します。また、地産地食の取組を生かした給食内容の工夫や、小中学校の全保護者を対象とした親子給食試食会の実施、「早寝・早起き・朝ごはん運動」の一層の推進や、学校栄養職員、調理員の学校訪問による健康教育など、学校給食を通した食育を推進してまいります。さらに、フッ化物洗口の効果分析の活用や血液検査、血圧測定の検査結果を踏まえた生活習慣指導の実施など、事後指導にも力を入れて児童生徒の健康管理や生活習慣病予防に努めます。


 3点目は、教職員の指導力向上についてです。


 子どもたちの主体的な学びを支援し、基礎的・基本的な知識、技能はもとより、将来において生かすことのできる力を身につけさせることができるよう教職員の指導力を高めるための取組を充実させます。研修については、経験年数や役割に応じた研修内容を工夫し、日々変化する教育課題への対応などについての情報提供に努めます。また、教育センターを中核とした教育ネットワークの構築や情報化の推進に加えて、地元企業や大学との教育連携を推進し、それぞれの学校が必要とする支援をより早く、適切に提供していけるような環境を整えます。


 また、全国学力・学習状況調査の分析結果を踏まえた授業改善プランの作成や、標準学力検査の結果分析による指導プランの作成、発展的・補充的な学習の研究、学習指導要領を踏まえた個々の児童生徒の学びを適切に評価する方法の研究などにも取り組み、各学校に情報提供していきます。


 4点目は、児童生徒の安全管理と学校施設等の充実についてです。


 さまざまな危険やトラブルから子どもたちを守るため、子どもたちに対する安全教育の充実はもとより、学校危機管理マニュアルの徹底、緊急情報メール配信システムの運用、防災・防犯訓練の実施、登下校時の安全確保モデル案の実践など、あらゆる角度から子どもたちの安全確保に努めます。


 学校施設の整備につきましても、バリアフリー化や緊急地震速報端末の設置、ガラス飛散防止対策など、安全対策をこれまで以上に充実させるとともに、緑のカーテン、ひさしの設置及び屋上断熱工事など夏場における教室の暑さを軽減するための整備や、暗い、汚い、臭いといったイメージの解消を目指したトイレの再整備、床や腰壁の木質化や、ロッカー、下足箱の大型化など、潤いとゆとりのある施設整備を推進していきます。また、第2藤岡中学校の建設や大沼小学校の改築、寺部小学校の移転新築、浄水小学校の増築及び東部・北部給食センターの改築など、施設の老朽化や児童生徒数の増加などに適切に対応できるよう計画的に整備を行ってまいります。


 5点目は、国際化・情報化への対応についてです。


 人数の増加に加えて多言語化も進む外国人児童生徒が日本語を習得し、学校で伸び伸びと生活できるよう日本語指導員、外国人適応指導員を継続して配置します。また、来日して間もない外国人児童生徒への日本語初期指導を行う言葉の教室を増設し、言語指導以外も含め指導内容を充実させていきます。


 また、外国人英語講師についても継続して配置する中で、特に小学校においては新しい学習指導要領の実施を見据えてのカリキュラム作成やティームティーチングの手引きの改訂など英語活動の充実を図ります。さらに、アメリカ、イギリスに加えてアジア諸国にも拡大した中学生の海外派遣事業の内容をさらに充実させ、海外からの短期留学生の受入事業の拡大も含めてさまざまな角度から子どもたちの国際理解教育を進めていきます。


 情報教育については、児童生徒がインターネットを利用したコミュニケーションにおけるマナーやルールなどを身につける情報モラルの授業を実施していきます。また、とよた子どもまなびネットを運用し、市内の児童生徒が交流学習や共同学習を進めることができるような環境を整えてまいります。


 次に、第2の分野として文化振興・文化財保護について4点申し上げます。


 1点目は、文化振興策の計画的な推進についてです。


 市民と行政の共働により、文化芸術及び地域の伝統文化等の新たな発展と振興を図るとともに、文化芸術の持つ力を活用した都市づくりに向けた積極的な取組を進めるための指針として策定する「豊田市文化芸術振興計画」に基づき、各種施策を展開します。


 具体的には、多様な交流の機会を提供し、人と人がふれあい集まることにより、活力あるまちづくりの推進を図る役割を担う(仮称)豊田市文化交流センター基本計画の策定など、市民による創造的な文化活動を支える事業を推進してまいります。また、計画的かつ効果的に施策の推進を図るために、学識経験者や各種団体代表、市民委員等で構成する(仮称)豊田市文化芸術振興委員会を設置し、運営してまいります。


 2点目は、文化芸術に触れる機会の充実についてです。


 文化芸術に対する市民の興味・関心を高め、それらを身近なものとして生活に取り入れていくことができるよう豊田市文化振興財団と共同して市民に親しまれ、支持される事業を実施します。


 コンサートホール・能楽堂は、ことしで開館10周年を迎え、「感動」と「交流」をテーマとした和と洋の舞台公演を開催します。コンサートホールにおいては、ロンドン交響楽団やNHK交響楽団を迎えての演奏会、能楽堂においても、国内トップクラスの能楽師・狂言師を迎えての特別能の上演など、市民に一流の芸術を鑑賞する機会を提供します。また、コンサートホール・能楽堂・市民文化会館で開催される市及び豊田市文化振興財団主催の公演事業において、チケット管理システムを導入し、市民の利便性の向上を図っていきます。


 美術館では、企画展覧会として、ドイツの近代ポスター展やブラジルの現代美術展、(仮称)ジュゼッペ・ペノーネ展、常設特別展では、この地域で活躍する若手女性作家や国内外で高く評価されている作家の作品を紹介するなど、魅力的な展覧会活動に力を入れていきます。また、美術をやさしく、深く、おもしろく体感していただくために、美術館と作品ガイドボランティアによる教育普及活動や、参加型・創作型の講座、作品解説機会を充実させます。加えて、美術館内外のバリアフリー化、経年劣化等への対応を図り、より快適な鑑賞空間を確保する美術館改修計画の策定に取り組んでまいります。


 3点目は、文化財や民芸の保存、活用についてです。


 市民が豊田市の歴史や伝統について正しく理解するとともに、それぞれの地域の伝統文化や文化財を大切にしようとする心をはぐくむために各種事業を展開してまいります。


 勘八峡一帯に点在する民芸と自然という資源を生かし、歴史・文化・自然を楽しむ憩いの場の創出を目指して、民芸館、平戸橋公園、前田公園などの整備を図る「民芸の渓−勘八峡整備」の基本計画の策定に取り組むとともに、民芸を活用した学習の場を提供する「民芸の森」整備事業を推進します。


 加えて、ふるさとの歴史を伝承、学習するための場としての(仮称)豊田市ふるさと歴史館基本構想の策定や、地域の歴史的資産の保存と活用を促進するため、指定文化財千巻舎の修復、足助町の歴史的町並み保存などに取り組みます。さらに、地域で伝統的郷土芸能大会を開催するなど、地域伝統文化の保存と継承のための各種施策の充実を図ります。


 4点目は、図書館の活用及び読書活動の推進についてです。


 中央図書館では、豊田市子ども読書活動推進計画に基づき、乳児と保護者に対して絵本を開く楽しい体験やふれあいのひとときを提供するブックスタート事業や、交流館を拠点とした子どもの読書推進に関するボランティア活動の展開、乳児の絵本講座の開催など、乳児期から親子で本に親しむことができるような支援を行います。


 また、中央図書館開館10周年を迎えるにあたり、本に親しむみんなのつどいや絵本作家・画家による講演会及び原画展、自動車資料特別展示など、既存事業も含めて記念事業として位置づけ、本や読書に対する市民の興味・関心を高める事業を幅広く展開し、利用者ニーズを踏まえた利便性の高い図書館運営に努めます。


 続きまして、第3の分野として、生涯スポーツ振興について、する、みる、支えるの視点から3点申し上げます。


 1点目は、生涯スポーツへの市民の多様な参加の促進についてです。


 市民がさまざまなスポーツに親しむことができるよう、スカイホール豊田や豊田スタジアムなど充実した施設を活用したさまざまなスポーツイベントを開催します。


 みるスポーツとしては、豊田国際体操競技大会、国際ユースサッカー大会、ワールドチャレンジテニスなどの国際大会や、プレミアムリーグ女子バレーボール豊田大会などの国内大会を開催し、レベルの高いスポーツ観戦の機会を提供します。


 また、するスポーツとしては、世界少年野球大会、豊田マラソン大会、キッズサッカー教室など、市民一人ひとりのレベルや目的、年齢に合わせて参加できる事業を幅広く実施していきます。


 2点目は、生涯スポーツ振興の環境整備についてです。


 より一層の市民スポーツの普及、振興を図るため、スポーツ施設の整備として(仮称)豊田市武道館サブホール建設を継続して進めます。また、地域型スポーツ施設の充実を目指した(仮称)若園、梅坪台地区運動広場整備事業や、広域型スポーツ施設の充実を目指した(仮称)総合テニス場・野球場整備事業を推進していきます。さらに、学校施設の有効活用を図るため、梅坪台中学校のテニスコートに夜間照明施設を設置するなど、市民スポーツを支える事業を展開します。


 3点目は、生涯スポーツ社会の基盤の整備についてです。


 これまでに引き続き地域住民の自主的なスポーツ活動の拠点となる地区総合型スポーツクラブの設立及び育成を支援していきます。平成20年度は逢妻地区にクラブを設立し、下山スポーツクラブにクラブハウスを設置します。さらに、推進地区1地区についてクラブハウスの設置を決定し、設計を行います。


 また、地区総合型スポーツクラブに対して、人的支援や組織支援を専門的に行うことのできる組織の設立を検討し、クラブの運営や指導者育成を支援していくことで各クラブのより一層の発展を目指していきます。


 終わりになりましたが、今後も関係部局との連携を強めながら、新しい施策にも積極的に取り組み、創意ある教育行政を推進してまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げ、平成20年度の教育行政方針といたします。


○議長(岩月幸雄) 以上で平成20年度教育行政方針についてを終わります。





   ◎報告第1号について





○議長(岩月幸雄) 日程第5、報告第1号専決処分の報告についてを行います。


 報告第1号について、説明者、中村副市長。


○副市長(中村紀世実) 資料1、提出議案の要旨で説明をさせていただきます。


 1ページをお願いいたします。報告第1号専決処分の報告についてでございますが、中身は2点ございます。


 1点目は、工事請負契約の変更で6件ございます。


 (1)は都市計画道路浄水駅中央通り線道路新設工事でございまして、廃棄物の運搬処分工の追加及び仮設道路用地の賃借料の追加による変更でございます。


 (2)は豊田市営仲道住宅改築工事でございまして、安全の確保のためにアルミ格子を追加させていただいたものでございます。


 (3)は豊田市立宮口幼稚園園舎改築工事でございまして、既設側溝の修繕工事を追加させていただいたものでございます。


 2ページをお願いいたします。(4)は西山橋橋梁下部工事及び市道四郷西山線ほか2路線道路改良工事でございまして、植栽を減少させていただいたというものでございます。


 (5)は市道浄水駅歩行者道線地下通路設備工事でございまして、出入口の屋根の変更、また地下通路の天井の材質を地域間伐材に変更させていただいたものでございます。


 (6)豊田産業文化センタープラネタリウム改修工事でございますが、塗装工を追加させていただいたというものでございます。


 いずれの変更におきましても、変更額、専決月日等は記載のとおりでございます。


 3ページをお願いいたします。2点目は、損害賠償額の決定で2件ございます。


 (1)は公用車による交通事故でございまして、昨年の10月24日、乙部ケ丘2丁目地内で公用車が進行していたところ、左方から進入してきた相手方車両と接触をしたものでございます。


 (2)は学校施設の管理瑕疵による物損事故でございまして、ことしの1月24日、朝日丘中学校におきまして、強風により校庭の樹木の枝が折れて隣家の屋根を損傷させたものでございます。


 いずれにおきましても、賠償額、相手方の損害の程度、過失割合、専決月日は記載のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。


 以上、報告第1号の説明とさせていただきます。


○議長(岩月幸雄) 以上で報告が終わりました。





   ◎議案第1号から議案第71号までについて





○議長(岩月幸雄) 日程第6、議案第1号豊田市職員の自己啓発等休業に関する条例から議案第71号市道の廃止についてまでを議題とします。


 議案第1号から議案第71号までについて、説明者、中村副市長。


○副市長(中村紀世実) それでは、再び資料1、提出議案の要旨で説明をさせていただきます。


 提出議案の要旨の4ページをお願いいたします。議案第1号豊田市職員の自己啓発等休業に関する条例は、地方公務員法の一部改正により、新たに創設されました職員の自己啓発等休業制度を導入するために必要な事項を定めるものでございます。


 5ページをお願いいたします。議案第2号豊田市後期高齢者医療条例は、市が行う後期高齢者医療の事務に関し必要な事務を定めるものでございます。


 議案第3号豊田市景観条例は、景観法の制定によりまして景観条例の全部改正を行うものでございます。


 7ページをお願いいたします。議案第4号豊田市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例は、指定管理者の指定における暴力団の排除等に関し、必要な事項を定めるものでございます。


 8ページをお願いいたします。議案第5号豊田市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例は、派遣することができる公益法人等にこの4月に設立されます西三河農業共済組合を加えるものでございます。


 議案第6号豊田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、職務復帰後の給与調整におけるみなし勤務期間を変更するものでございます。


 議案第7号豊田市職員の修学部分休業に関する条例等の一部を改正する条例は、学校教育法の一部改正に伴い、引用する条項を整理するものでございます。


 9ページをお願いいたします。議案第8号豊田市職員退職手当条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例は、雇用保険法の一部を改正する法律の一部改正に準じて変更を行うものでございます。


 議案第9号豊田市特別会計条例の一部を改正する条例は、豊田市後期高齢者医療特別会計を設置するものでございます。


 議案第10号豊田市基金条例の一部を改正する条例は、豊田三好事務組合の解散に伴い、豊田三好事務組合のふるさと振興基金を豊田市地域づくり振興基金として設置するものほかでございます。


 議案第11号豊田市行政財産目的外使用料条例の一部を改正する条例は、地方自治法の改正に伴いまして引用条項の整理でございます。


 10ページをお願いいたします。議案第12号豊田市手数料条例の一部を改正する条例は、建築基準法及び都市計画法の一部改正に伴いまして愛知県に準じて建築確認手数料等の引上げや設定をするものでございます。


 12ページをお願いいたします。議案第13号豊田市奨学金条例の一部を改正する条例は、貸付対象者の資格要件の拡大と返還期間の延長などを行うものでございます。


 議案第14号豊田市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例は、スポーツ振興法の一部改正に伴うものでございます。


 議案第15号豊田市印鑑条例の一部を改正する条例は、本人確認の手続などの追加を行うものでございます。


 13ページをお願いいたします。議案第16号豊田市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例は、議案第15号と同様の趣旨でございます。


 議案第17号豊田市百年草条例及び豊田市立乙ケ林診療所条例の一部を改正する条例は、老人保健法の一部改正に伴うものでございます。


 議案第18号豊田市産業廃棄物の適正な処理の促進等に関する条例の一部を改正する条例は、いわゆる廃掃法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部改正に伴いまして所要の改正を行うものでございます。


 議案第19号豊田市食肉センター条例の一部を改正する条例は、冷蔵庫の利用区分を実態にあわせて見直し、使用料の改定などを行うものでございます。


 14ページをお願いいたします。議案第20号豊田市地域広場条例の一部を改正する条例は、ふれあい広場、児童遊園、ちびっこ広場の新設、廃止、位置の変更に伴うものでございます。


 議案第21号豊田市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、国民健康保険法の一部改正に伴いまして葬祭費などの改正を行うものでございます。


 議案第22号豊田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正に伴いまして特別徴収に関し必要な事項を定めるものでございます。


 15ページをお願いいたします。議案第23号豊田市介護保険条例の一部を改正する条例は、介護保険法施行令の一部改正に伴い創設をされました平成18年、平成19年度の介護保険料の激変緩和措置につきまして、平成19年度と同様の措置を継続させるものでございます。


 議案第24号豊田市産業立地奨励条例の一部を改正する条例は、奨励措置に便宜の供与を加えさせていただくものでございます。


 議案第25号豊田市屋外広告物条例の一部を改正する条例は、議案第3号の景観条例に伴い所要の改正を行うものでございます。


 16ページをお願いいたします。議案第26号豊田市法定外道路整備工事分担金条例の一部を改正する条例は、拡幅工事の範囲を拡大するものでございます。


 議案第27号豊田市地区計画等の区域内における建築物制限条例の一部を改正する条例は、地区計画の決定に伴いまして、大島元の山地区始め3地区における建築物の用途、構造及び敷地に関する制限を設定するものでございます。


 議案第28号豊田市汚水処理施設条例の一部を改正する条例は、さなげ台団地汚水処理施設を廃止するものでございます。


 17ページをお願いいたします。議案第29号豊田市消防団条例の一部を改正する条例は、消防団員のサラリーマン化に伴い、昼間時における災害活動に支障の出るおそれがあるととともに、団員のなり手激減状態の中、市民生活の安心の確保のために消防操法訓練や出初式、観閲式などの行事への参加を免除された機能別消防団員を設置するものでございます。


 議案第30号豊田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例は、議案第1号と同様の趣旨でございます。


 18ページをお願いいたします。議案第31号豊田市家畜診療所条例を廃止する条例は、家畜診療所を廃止したいというものでございます。


 恐れ入りますが、資料2、予算関係議案の要旨のほうで説明をさせていただきます。


 1ページをお願いいたします。議案第32号から議案第47号につきましては、平成20年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の当初予算でございます。平成20年度の予算編成方針といたしましては、健全財政の維持を前提としながら、改定第2次行政経営戦略プランに掲げる行財政改革への取組を積極的に推進するとともに、新たな出発となる第7次豊田市総合計画実践計画事業への重点的な予算配分を行いました。


 1ページは、各会計別当初予算総括表でございます。一般会計は1,712億円、前年度比40億円、2.4パーセントの増でございます。特別会計は14会計全体で


 710億3,800万円余、前年度比117億8,300万円余、14.2パーセントの減でございます。これは平成20年4月からの医療制度改革により、75歳以上の方を対象にしておりました老人保健制度が廃止となり、新たに後期高齢者医療制度が創設されるためでございます。これに伴いまして老人保健特別会計が前年度比179億4,900万円余の減額、新設の特別会計としまして後期高齢者医療特別会計24億6,000万円余を計上させていただきました。これに水道事業会計の155億3,200万円余を合わせた総計では2,577億7,000万円余、前年度比81億1,200万円余、3.1パーセントの減となっております。


 2ページをお願いいたします。一般会計の歳入の内訳は、ごらんのとおりでございます。以下、歳入予算の主なものについて、3ページから6ページにかけて順次説明を申し上げます。


 3ページをお願いいたします。1款市税でございます。市税全体では1,234億9,400万円余、前年度比3.3パーセントの増でございます。主な内訳といたしましては、個人市民税328億200万円、法人市民税につきましては、引き続き好調な企業収益が見込めることにより442億500万円、固定資産税につきましては、家屋の新増築の増などにより333億7,500万円余を見込んでおります。


 10款地方交付税でございます。合併特例法に基づく特例措置によって引き続き普通交付税が見込めることとなっておりますが、特別交付税につきましては、算定対象の一つとなっておりました合併特別需要分が平成19年度で終了いたします。普通交付税、特別交付税を合わせて49億3,000万円余を計上させていただきました。


 4ページをお願いします。12款分担金及び負担金でございます。主な内訳としましては、こども園運営負担金の減でございますが、これは幼保一体化に伴う保護者負担の統一化による料金改定などによるものでございます。全体では前年度比3億900万円余、24.9パーセントの減を見込んでおります。


 14款国庫支出金でございます。道路橋りょう費補助金の道整備交付金、都市計画費補助金のまちづくり交付金などの補助対象事業の減などにより国庫支出金全体では前年度比3億100万円余、3.2パーセントの減を見込んでおります。


 5ページをお願いいたします。15款県支出金でございます。社会福祉費補助金の子ども医療助成費、河川費補助金の安永川改修費補助金の増などにより、県支出金全体では前年度比2億7,400万円、4.3パーセントの増を見込んでおります。


 16款財産収入でございます。出資金償還金の豊田加茂ふるさと振興基金からの償還金でございますが、これは平成20年3月末をもって解散する豊田三好事務組合からの償還金でございます。


 18款繰入金でございます。総合体育館建設基金繰入金でございますが、現在、建設が進められております武道館サブホール建設事業に対しまして総合体育館建設基金13億円の中から5億2,000万円を繰り入れるものでございます。


 6ページをお願いいたします。21款市債につきましては、過疎債や合併特例債を有効に活用するとともに、健全財政を維持するため、極力借り入れを抑制するという考え方に基づき、前年度比15億円の減、30億円を計上させていただいております。


 7ページをお願いいたします。一般会計の目的別歳出の内訳は、ごらんのとおりでございます。ここ数年の傾向といたしましては、年度により多少の増減はあるものの、ほぼ同様の構成比にて推移しております。


 4款衛生費につきましては33億8,700万円余の減となっておりますが、これは平成19年度当初予算において計上いたしました保健医療福祉基金への30億円の積立金が皆減となったものでございます。


 以下、歳出予算の主なものについて、8ページから11ページにかけて順次説明を申し上げます。


 8ページをお願いいたします。総務費でございます。主な内訳としましては、(仮)中央保健センター等整備費、新設の地域づくり振興基金への積立金の増、職員退職手当の減でございます。地域づくり振興基金積立金につきましては、豊田三好事務組合解散に伴います豊田加茂ふるさと振興基金償還金を財源にしております。全体では前年度比12億8,100万円余、6.6パーセントの増となっております。


 民生費につきましては、子ども医療助成費、後期高齢者医療費の増、老人保健特別会計繰出金の減でございます。子ども医療助成費につきましては、現在、医療費無料の対象である就学前の乳幼児を中学校卒業まで拡大するものでございます。後期高齢者医療費の増、老人保健特別会計繰出金の減につきましては、平成20年4月からの医療制度改革に伴い老人保健制度から後期高齢者医療制度へ移行することによる増減でございます。全体では前年度比15億7,100万円余、4.8パーセントの増となっております。


 9ページをお願いいたします。衛生費につきましては、保健医療福祉基金への30億円の積立金の皆減などにより前年度比33億8,700万円余、16パーセントの減となっております。


 農林水産事業費につきましては、土地改良区再編対策推進費の減などにより前年度比1億8,000万円余、5.0パーセントの減となっております。


 10ページをお願いいたします。商工費につきましては、大規模改修工事による産業文化センター費の増などにより前年度比5,000万円余、1.2パーセントの増となっております。


 土木費につきましては、新規事業で河川改良費の安永川第1期工区改修事業、交通安全施設費の名鉄三河線土橋駅の橋上自由通路、自然観察の森周辺地域整備費の新ネイチャーセンター整備事業など、また、既存の事業では、寺部・土橋土地区画整理事業の公共施設管理者負担金、公共下水道事業特別会計繰出金、公園等整備費、バス運行推進費などの増でございます。中でも公共下水道事業特別会計繰出金につきましては、豊田終末処理場の廃止に伴う起債の繰上償還などにより17億8,400万円余の増額となっております。全体では前年度比26億2,100万円余、6.8パーセントの増となっております。


 11ページをお願いいたします。消防費につきましては、防災設備費の防災行政無線整備費などの減などにより前年度比7億9,000万円余、8.7パーセントの減となっております。


 教育費につきましては、小中学校施設整備費、中学校校舎建設費、総合体育館費などの増がございます。内容としましては、小中学校施設整備費につきましては、大規模改造やトイレの再整備事業など、中学校校舎建設費につきましては、(仮)第2藤岡中学校など、総合体育館費につきましては、武道館サブホール建設事業となっております。全体では前年度比28億2,600万円余、11.8パーセントの増となりました。


 公債費につきましては、平成20年3月末をもって解散する豊田三好事務組合から約81億円の起債を引き継ぐものでございます。


 12ページをお願いいたします。継続費でございます。平成20年度で新たに設定いたします継続費は、猿投コミュニティセンター大規模改修事業始め8事業でございます。


 13ページをお願いします。債務負担行為でございます。平成20年度で新たに設定いたします債務負担行為は、庁舎仮設事務所借上始め8事業でございます。


 次は、地方債でございます。地域情報基盤整備事業始め11事業、限度額は30億円とさせていただいております。


 14ページをお願いいたします。一般会計の性質別歳出の内訳は、ごらんのとおりでございます。こちらも年度により多少の増減はあるものの、ほぼ同様の構成比にて推移しております。人件費の減につきましては、人員削減、退職手当などの減によるものでございます。扶助費の増につきましては、子ども医療助成費などの増によるものでございます。補助費の増につきましては、後期高齢者医療費の療養給付費負担金、バス運行推進費などの増などによるものでございます。普通建設事業費の増につきましては、柳川瀬公園整備、安永川改修、(仮)第2藤岡中学校建設事業などの継続費事業や(仮)中央保健センターなどの増によるものでございます。積立金の減につきましては、保健医療福祉基金への積立金の皆減によるものでございます。


 以上が一般会計の当初予算の概要でございます。


 15ページをお願いいたします。議案第33号から議案第46号までの特別会計につきましては、15ページから29ページに掲載しております。このうち増減額の大きなものについて簡潔に説明をさせていただきます。


 まず、15ページの議案第33号平成20年度豊田市国民健康保険特別会計予算でございます。


 前年度の当初予算額に比べ12億7,900万円余の増額となっております。内訳としましては、平成20年4月から実施される後期高齢者医療制度の創設、退職者医療制度の廃止といった医療制度改革に対応するための内容となっております。


 19ページをお願いいたします。議案第37号平成20年度豊田市公共下水道事業特別会計予算でございます。


 前年度の当初予算額に比べ19億5,300万円余の増額となっておりますが、これは先ほどもご説明いたしましたように、豊田終末処理場廃止に伴う起債の繰上償還などの増によるものでございます。継続費でございますが、こまどり公園調整池整備事業でございます。債務負担行為は、下水道施設資産調査、評価業務委託事業始め2事業でございます。


 22ページをお願いいたします。議案第39号平成20年度豊田老人保健特別会計予算でございます。


 前年度の当初予算額に比べ179億4,900万円余の大幅な減額となっておりますが、これは医療制度改革に伴い、75歳以上の方が老人保健制度から後期高齢者医療制度へ移行することによるものでございます。


 24ページをお願いいたします。議案第41号平成20年度豊田市水道水源保全事業特別会計予算でございます。


 債務負担行為でございますが、矢作ダム上流域の水道水源の森に係る用地を土地開発公社に取得を依頼するものでございます。これは水源かん養林として将来にわたり保全するとともに、市民にも親しまれる森として整備するために取得するものでございます。土地開発公社が取得した後は、水道水源保全基金を財源に買い戻しをさせていただく予定でございます。


 28ページをお願いいたします。議案第45号平成20年度豊田市簡易水道事業特別会計予算でございます。


 前年度の当初予算額に比べ4億4,400万円余の減額となっておりますが、これは下山地区の拡張事業の終了による減などによるものでございます。


 29ページをお願いいたします。議案第46号平成20年度豊田市後期高齢者医療特別会計予算でございます。


 医療制度改革に伴い新規に特別会計を設置させていただきます。主な内容としましては、対象者である75歳以上の方から納めていただいた保険料を保険者である愛知県後期高齢医療広域連合に納付する会計でございます。


 31ページをお願いいたします。議案第47号平成20年度豊田市水道事業会計予算でございます。


 平成20年度水道事業会計の当初予算は、収益的支出で91億9,800万円余、前年度比1.4パーセントの増でございます。


 32ページをお願いいたします。資本的支出は63億3,300万円余、前年度比6.7パーセントの減、水道事業会計全体では155億3,200万円余、前年度比3億2,000万円余、2.1パーセントの減でございます。


 以上が平成20年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の当初予算でございます。


 引き続きまして、33ページをお願いいたします。議案第48号から議案第61号につきましては、平成19年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の補正予算でございます。平成19年度3月補正予算は、一般会計で25億4,300万円余の増額、国民健康保険を始めとする12の特別会計全体で16億8,500万円余の減額、水道事業会計で3億7,400万円余の減額の補正となっております。


 34ページをお願いいたします。議案第48号平成19年度豊田市一般会計補正予算でございます。


 一般会計の歳入の内訳はごらんのとおりでございますが、歳入予算の主なものについて申し上げます。


 35ページをお願いいたします。市税につきましては4億8,200万円余の増額でございます。これは給与所得が予想を上回ったことによる個人市民税の増収などによるものでございます。


 県支出金につきましては、名鉄三河線高架事業負担金の増などにより10億4,300万円余の増額でございます。


 諸収入につきましては、医療助成費返納金の増加、公的病院施設等整備費補助金の返還金が発生したことなどにより12億1,100万円余の増額でございます。


 市債につきましては、健全財政を維持するため極力借り入れを抑制するという考え方に基づき精査した結果、14億5,000万円の減でございます。


 36ページをお願いいたします。一般会計の歳出予算でございます。一般会計の歳出の内訳はごらんのとおりでございますが、主なものについて説明を申し上げます。


 37ページをお願いいたします。総務費につきましては、財政調整基金に43億円の積立金を計上したことによる増などにより、38億3,200万円余の増額でございます。


 衛生費につきましては、予防接種費、渡刈クリーンセンター管理運営費などの減などにより10億2,800万円余の減額でございます。


 土木費につきましては、土地開発公社及び土地開発基金からの用地取得を中心とした市道新設改良費や河川改良費、幹線道路建設基金への20億円の積立金などの増、減額の主なものとしましては、特定道路建設費でございます。これは名鉄三河線高架化事業の進ちょく状況に伴う工事負担金の減でございます。全体では10億3,900万円余の増額でございます。


 38ページをお願いいたします。継続費補正の変更でございます。この中で橋りょう改良事業につきまして、数値の単純な間違いがございまして正誤表を配らせていただいておりますことをこの場でおわびを申し上げたいと思います。


 豊田地域医療センター増築事業始め13事業でございます。これらは事業費の確定内容に伴う変更でございますが、39ページの逢妻交流館建設事業につきましては、建築物の構造計算の第三者機関審査が義務づけられたことによる許可日数増加のため継続費の期間延長をさせていただいております。


 40ページをお願いいたします。繰越明許費補正でございまして、16事業でございます。理由といたしましては、関連事業、関係機関、地元との協議の遅延、国庫補助金の追加交付、建築物の構造計算の第三者機関審査の影響などにより繰越しをさせていただくものでございます。


 41ページをお願いいたします。債務負担行為でございます。花山小学校始め2事業でございます。


 地方債補正でございますが、老人福祉施設整備事業費始め10事業で14億5,000万円を減額させていただきます。


 43ページをお願いいたします。議案第49号から議案第60号までの特別会計のうち、主なものについて説明を申し上げます。


 まず、43ページの議案第49号平成19年度豊田市国民健康保険特別会計補正予算につきましては1億5,100万円余の増額でございます。これは平成18年度医療給付費負担金の精算に伴う返還金などによるものでございます。


 少し飛びますが、46ページをお願いいたします。議案第51号平成19年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計補正予算の継続費補正でございます。


 土橋土地区画整理事業につきましては、名鉄土橋駅橋上化工事の増に伴う継続費総額の10億8,000万円の増額と事業の進ちょく状況に合わせ年割額を変更させていただきます。


 寺部土地区画整理事業につきましては、事業の進ちょく状況に合わせた年割額の変更でございます。


 48ページをお願いいたします。議案第53号平成19年度豊田市公共下水道事業特別会計補正予算につきましては、事業費等の確定などに伴いまして全体で9億3,500万円余の減額でございます。繰越明許費につきましては2事業、地方債補正につきましては、事業費の確定に伴うものでございまして5億1,700万円余の減額でございます。


 50ページをお願いいたします。議案第55号平成19年度豊田市老人保健特別会計補正予算につきましては3億4,700万円余の増額でございます。これは医療給付費の実績の増、平成18年度の医療費の精算に伴う返還金などによるものでございます。


 53ページをお願いいたします。議案第58号平成19年度豊田市介護保険事業特別会計補正予算につきましては8億5,300万円余の減額でございます。これは介護サービス給付費の減などによるものでございます。


 55ページをお願いいたします。議案第60号平成19年度豊田市簡易水道事業特別会計補正予算でございますが、事業費の確定に伴い全体で3億1,100万円余の減額でございます。繰越明許費につきましては、関連事業の遅延に伴う繰越しで、地方債補正につきましては、事業費の確定に伴うものなどでございまして1億2,700万円余の減額でございます。


 57ページをお願いいたします。議案第61号平成19年度豊田市水道事業会計補正予算でございます。


 平成19年度水道事業会計の3月補正予算は、収益的支出で1,100万円余の増額でございます。58ページをお願いいたします。資本的支出は3億8,500万円余の減、全体では3億7,400万円余の減額でございます。補正後の額としましては、収益的支出及び資本的支出を合わせまして総額154億8,600万円余となりました。


 以上で平成19年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の補正予算についての説明とさせていただきます。


 もう一度恐れ入りますが、資料1のほうにお戻りをいただきたいと思います。


 資料1の19ページをお願いいたします。議案第62号工事請負契約の締結については、豊田市花山小学校校庭拡張工事でございまして、契約金額、相手方、工事概要は記載のとおりでございます。


 議案第63号から議案第66号までは財産の取得でございまして、議案第63号は豊田市自然観察の森周辺地域整備事業の用地、20ページの議案第64号は豊田市生涯学習センター逢妻交流館移転の用地、議案第65号は寺部城跡の用地、議案第66号は豊田市美術館収蔵用美術品でございまして、いずれも取得する財産の種別、面積、数量、取得価格、相手方は記載のとおりでございます。


 21ページをお願いいたします。議案第67号と議案第68号は、指定管理者の指定についてでございます。議案第67号は豊田市石畳ふれあい広場を藤岡石畳地区地域づくり協議会に、22ページの議案第68号、豊田市藤岡ふれあいの館は財団法人豊田市文化振興財団に指定管理者として指定するものでございます。事業内容等は記載のとおりでございます。


 続きまして、議案第69号包括外部監査契約の締結については、本年度に引き続き弁護士の伊藤倫文氏と包括外部監査契約を締結するものでございまして、契約金額等は記載のとおりでございます。


 23ページをお願いします。議案第70号は市道の認定について、議案第71号は市道の廃止についてで、29路線の認定と2路線の廃止をお願いするものでございます。


 以上で議案第1号から議案第71号までの説明とさせていただきます。


○議長(岩月幸雄) 以上で説明が終わりました。





   ◎散会宣告





○議長(岩月幸雄) 以上で本日の議事日程はすべて終了しました。


 本日はこれにて散会します。


 なお、25日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集ください。


                         散会 午前11時36分